特表 2024-536511 コンテストポップアップウインドウの表示方法、装置、機器及びプログラム

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2024-10-04

(54)【発明の名称】コンテストポップアップウインドウの表示方法、装置、機器及びプログラム

(51)【国際特許分類】

   A63F 13/53 20140101AFI20240927BHJP

   A63F 13/79 20140101ALI20240927BHJP

   A63F 13/795 20140101ALI20240927BHJP

   A63F 13/86 20140101ALI20240927BHJP

【ＦＩ】

A63F13/53

A63F13/79

A63F13/795

A63F13/86

【審査請求】有

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2024522388

(86)(22)【出願日】2022-10-20

(85)【翻訳文提出日】2024-04-12

(86)【国際出願番号】 CN2022126422

(87)【国際公開番号】W WO2023093389

(87)【国際公開日】2023-06-01

(31)【優先権主張番号】202111405452.4

(32)【優先日】2021-11-24

(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN

(81)【指定国・地域】

(71)【出願人】

【識別番号】517392436

【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技（深▲セン▼）有限公司

【氏名又は名称原語表記】ＴＥＮＣＥＮＴ ＴＥＣＨＮＯＬＯＧＹ （ＳＨＥＮＺＨＥＮ） ＣＯＭＰＡＮＹ ＬＩＭＩＴＥＤ

【住所又は居所原語表記】３５／Ｆ，Ｔｅｎｃｅｎｔ Ｂｕｉｌｄｉｎｇ，Ｋｅｊｉｚｈｏｎｇｙｉ Ｒｏａｄ，Ｍｉｄｗｅｓｔ Ｄｉｓｔｒｉｃｔ ｏｆ Ｈｉ－ｔｅｃｈ Ｐａｒｋ，Ｎａｎｓｈａｎ Ｄｉｓｔｒｉｃｔ， Ｓｈｅｎｚｈｅｎ，Ｇｕａｎｇｄｏｎｇ ５１８０５７，ＣＨＩＮＡ

(74)【代理人】

【識別番号】100110364

【弁理士】

【氏名又は名称】実広 信哉

(74)【代理人】

【識別番号】100150197

【弁理士】

【氏名又は名称】松尾 直樹

(72)【発明者】

【氏名】唐 博文

(72)【発明者】

【氏名】甄 智椋

(72)【発明者】

【氏名】▲劉▼ ▲鵬▼

(72)【発明者】

【氏名】唐 ▲瑩▼

(72)【発明者】

【氏名】▲湯▼ ▲聞▼

(72)【発明者】

【氏名】▲呉▼ 明原

(72)【発明者】

【氏名】▲デン▼ 昌明

(57)【要約】

コンテストポップアップウインドウの表示方法、装置、機器、媒体及びプログラム製品であって、コンピュータ技術分野に関している。当該方法は、ターゲットアプリケーションプログラムにおけるアプリケーションインターフェースを表示するステップであって、ターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとは関連関係が存在するステップ（３０１）と、ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示するステップであって、ターゲットコンテストの参加選手にはターゲット参加選手が含まれるステップ（３０２）と、コンテストポップアップウインドウにターゲット参加選手の選手情報を表示するステップであって、ターゲット参加選手はターゲットアカウントと興味関連関係が存在する選手である（３０３）ステップと、を含む。

【特許請求の範囲】

【請求項1】

端末が実行するコンテストポップアップウインドウの表示方法であって、前記方法は、
ターゲットアプリケーションプログラムにおけるアプリケーションインターフェースを表示するステップであって、前記ターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとは関連関係が存在し、前記ターゲットアプリケーションプログラムにはターゲットアカウントがログインされるステップと、
前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、前記アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示するステップであって、前記ターゲットコンテストの参加選手にはターゲット参加選手が含まれるステップと、
前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示するステップであって、前記ターゲット参加選手は前記ターゲットアカウントと興味関連関係が存在する選手であるステップと、を含むコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項2】

前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示する前に、
前記ターゲットアカウントの履歴アカウントデータを取得するステップであって、前記履歴アカウントデータは前記ターゲットアカウントの履歴対局状況を指示するためのデータであるステップと、
前記履歴アカウントデータに基づいて前記ターゲットコンテストの参加選手から前記ターゲット参加選手を決定するステップと、をさらに含む請求項１に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項3】

前記履歴アカウントデータには、前記ターゲットアカウントの過去に参加した仮想対局におけるチーム役割データが含まれ、前記チーム役割データは、前記仮想対局において前記ターゲットアカウントが選択した役割を記録するためのものであり、前記ターゲットコンテストは少なくとも２つの参加チームを含み、
前記履歴アカウントデータに基づいて前記ターゲットコンテストの参加選手から前記ターゲット参加選手を決定するステップは、
前記履歴アカウントデータにおける前記チーム役割データに基づいて前記ターゲットアカウントのターゲット興味のある役割を決定するステップと、
少なくとも２つの参加チームから、前記ターゲット興味のある役割にマッチングする前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定するステップと、を含む請求項２に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項4】

前記履歴アカウントデータにおける前記チーム役割データに基づいて前記ターゲットアカウントのターゲット興味のある役割を決定するステップは、
前記チーム役割データが指示する、最も高い選択率を有する役割を、前記ターゲットアカウントの前記ターゲット興味のある役割とするステップ、
又は、
前記チーム役割データが指示する、前記ターゲットアカウントに設置された所望役割を前記ターゲットアカウントの前記ターゲット興味のある役割とするステップと、を含む請求項３に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項5】

前記履歴アカウントデータには、前記ターゲットアカウントの過去に参加した前記仮想対局におけるキャラクター選択データが含まれ、前記キャラクター選択データは、前記仮想対局において前記ターゲットアカウントが制御する仮想キャラクターを記録し、前記ターゲットコンテストは少なくとも２つの参加チームを含み、
前記履歴アカウントデータに基づいて前記ターゲットコンテストの参加選手から前記ターゲット参加選手を決定するステップは
前記少なくとも２つの参加チームにおける参加選手のキャラクター選択情報を取得するステップと、
前記キャラクター選択データ及び前記参加選手のキャラクター選択情報に基づいて、少なくとも２つの参加チームの参加選手から前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定するステップと、を含む請求項２に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項6】

前記キャラクター選択データ及び前記参加選手のキャラクター選択情報に基づいて、少なくとも２つの参加チームの参加選手から前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定するステップは、
前記キャラクター選択データにおけるキャラクター選択頻度に基づいて、前記少なくとも２つの参加チームにおける参加選手が選択した仮想キャラクターをそれぞれソートして、前記少なくとも２つの参加チームにそれぞれ対応するキャラクター順序を取得するステップと、
前記キャラクター順序に基づいて前記少なくとも２つの参加チームから、参加チームに対応する前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定するステップと、を含む請求項５に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項7】

前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、前記アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示するステップは、
前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることを検出したことに応答して、前記ターゲットコンテストに参加する少なくとも２つの参加チームのチーム情報、及び現在コンテスト対局に対応するコンテストデータを取得するステップと、
前記チーム情報及び前記コンテストデータに基づいて前記コンテストポップアップウインドウを生成するステップと、
前記アプリケーションインターフェースに前記コンテストポップアップウインドウを表示するステップと、を含む請求項１～６の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項8】

前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示するステップは、
前記コンテストデータが空であることに応答して、前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の第１の選手情報を表示するステップであって、前記第１の選手情報は前記ターゲット参加選手のイメージ識別子、及び前記ターゲット参加選手に対応する参加チームのチーム識別子を含むステップを含む請求項７に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項9】

前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示するステップは、
前記ターゲットコンテストにおいて前記少なくとも２つの参加チームが前記コンテストデータを生成することに応答して、前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の第２の選手情報を表示するステップであって、前記第２の選手情報は前記ターゲット参加選手のイメージ識別子、及び前記ターゲット参加選手に対応するコンテスト情報を含み、前記コンテスト情報は前記コンテストデータから生成されており、キャラクター選択情報、装備選択情報、及びキーイベント情報のうちの少なくとも１つを含むステップを含む請求項７に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項10】

前記方法は、
前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲットコンテストのプレビューライブ配信画面を表示するステップをさらに含む請求項１～６の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項11】

前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示した後、
コンテストポップアップウインドウにおけるライブルーム入室コントロールがトリガー操作を受信したことに応答して、コンテストライブルームインターフェースを表示するステップであって、前記コンテストライブルームインターフェースは前記ターゲットコンテストのライブ配信画面を表示するステップをさらに含む請求項１～６の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項12】

コンテストポップアップウインドウの表示装置であって、前記装置は、
ターゲットアプリケーションプログラムにおけるアプリケーションインターフェースを表示する表示モジュールであって、前記ターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとは関連関係が存在し、前記ターゲットアプリケーションプログラムにはターゲットアカウントがログインされる表示モジュールを含み、
前記表示モジュールはさらに、前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、前記アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示し、前記ターゲットコンテストの参加選手にはターゲット参加選手が含まれ、
前記表示モジュールはさらに、前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示し、前記ターゲット参加選手は前記ターゲットアカウントと興味関連関係が存在する選手である装置。

【請求項13】

コンピュータ機器であって、前記コンピュータ機器はプロセッサー及びメモリを含み、前記メモリには少なくとも１つの指令、少なくとも１つのプログラム、コードセット又は指令セットが記憶され、前記少なくとも１つの指令、前記少なくとも１つのプログラム、前記コードセット又は指令セットは前記プロセッサーによって読み込まれて実行されることで、請求項１～１１の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法を実現するコンピュータ機器。

【請求項14】

コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体には少なくとも１つのプログラムコードが記憶され、前記プログラムコードはプロセッサーによって読み込まれて実行されることで、請求項１～１１の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法を実現するコンピュータ可読記憶媒体。

【請求項15】

コンピュータプログラムであって、コンピュータプログラム又は指令を含み、前記コンピュータプログラム又は指令はプロセッサーによって実行されると、請求項１～１１の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法を実現するコンピュータプログラム。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本出願は２０２１年１１月２４日にて提出された、出願番号が２０２１１１４０５４５２.４であり、発明の名称が「コンテストポップアップウインドウの表示方法、装置、機器、媒体及びプログラム」である中国特許出願の優先権を主張して、その全ての内容は本出願に援用されている。

【0002】

本出願はコンピュータの技術分野に関して、特にコンテストポップアップウインドウの表示方法、装置、機器、媒体及びプログラムに関する。

【背景技術】

【0003】

競技コンテストのライブ配信を展開させるために、コンテストの関連アプリケーション又はウェブページにコンテストポップアップウインドウを表示することで、コンテストの視聴率を向上する。

【0004】

電子競技コンテストにおいて、コンテストポップアップウインドウは現在コンテストライブ配信のプレビューライブ配信画面を表示するために利用されており、コンテストポップアップウインドウに対応するポップアップウインドウインターフェースは、美術スタッフによって設計された仮想キャラクターのイメージポスターで装飾される。

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0005】

ところが、上記のコンテストポップアップウインドウに使用されるポスターは統一に設計され、現在、ライブ配信を行っているコンテストとの関連度が低く、且つコンテストに関連するコンテスト情報が少ないため、ポップアップウインドウの情報伝達効率が低い。

【0006】

本出願の実施例は伝達されるコンテスト情報の情報量を向上可能にするコンテストポップアップウインドウの表示方法、装置、機器、媒体及びプログラムを提供する。前記技術案は以下の通りである。

【課題を解決するための手段】

【0007】

１つの態様として、端末が実行するコンテストポップアップウインドウの表示方法を提供し、前記方法は、
ターゲットアプリケーションプログラムにおけるアプリケーションインターフェースを表示するステップであって、前記ターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとは関連関係が存在し、前記ターゲットアプリケーションプログラムにはターゲットアカウントがログインされるステップと、
前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、前記アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示するステップであって、前記ターゲットコンテストの参加選手にはターゲット参加選手が含まれるステップと、
前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示するステップであって、前記ターゲット参加選手は前記ターゲットアカウントと興味関連関係が存在する選手であるステップと、を含む。

【0008】

別の態様として、コンテストポップアップウインドウの表示装置を提供し、前記装置は、
ターゲットアプリケーションプログラムにおけるアプリケーションインターフェースを表示する表示モジュールであって、前記ターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとは関連関係が存在し、前記ターゲットアプリケーションプログラムにはターゲットアカウントがログインされる表示モジュールを含み、
前記表示モジュールはさらに、前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、前記アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示し、前記ターゲットコンテストの参加選手にはターゲット参加選手が含まれ、
前記表示モジュールはさらに、前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示し、前記ターゲット参加選手は前記ターゲットアカウントと興味関連関係が存在する選手である。

【0009】

別の態様として、コンピュータ機器を提供し、前記端末はプロセッサー及びメモリを含み、前記メモリには少なくとも１つの指令、少なくとも１つのプログラム、コードセット又は指令セットが記憶され、前記少なくとも１つの指令、前記少なくとも１つのプログラム、前記コードセット又は指令セットは前記プロセッサーによって読み込まれて実行されることで、本出願の実施例の何れか１つに記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法を実現する。

【0010】

別の態様として、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体には少なくとも１つのプログラムコードが記憶され、前記プログラムコードはプロセッサーによって読み込まれて実行されることで、本出願の実施例の何れか１つに記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法を実現する。

【0011】

別の態様として、コンピュータプログラム又はコンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラム又はコンピュータプログラムはコンピュータ指令を含み、当該コンピュータ指令はコンピュータ可読記憶媒体に記憶される。コンピュータ機器のプロセッサーはコンピュータ可読記憶媒体から当該コンピュータ指令を読み取って、当該コンピュータ指令を実行することで、当該コンピュータ機器に上記の実施例の何れか１つに記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法を実行させる。

【発明の効果】

【0012】

本出願が提供する技術案は少なくとも以下の有益な効果を含む：
ターゲットアカウントがターゲットアプリケーションプログラムにログインした後、ターゲットアプリケーションプログラムのアプリケーションインターフェースにターゲットコンテストのコンテストポップアップウインドウを表示し、コンテストポップアップウインドウには、ターゲットアカウントと興味関連を有する参加選手の選手情報が含まれ、即ち、ターゲットアカウントの興味に応じてコンテストポップアップウインドウにおける参加選手の展示ポスターを対応して表示し、コンテストポップアップウインドウにより伝達される情報量及び情報伝達効率を向上し、ユーザーのターゲットコンテストに対する興味度を高めて、ターゲットコンテストに対する訪問者引きつけ効果を強化させる。

【0013】

コンテストポップアップウインドウに、現在のターゲットコンテストにおける選手情報を表示することで、ターゲットアプリケーションプログラムにターゲットコンテストの関連内容を展示することができ、データ伝達効率を向上し、ユーザーがターゲットコンテストをある程度で理解するマンマシンインタラクション効率を高める。

【図面の簡単な説明】

【0014】

【図1】本出願の関連技術における電子競技コンテストポップアップウインドウの概略図である。

【図2】本出願の１つの例示的な実施例が提供する実施環境の概略図である。

【図3】本出願の１つの例示的な実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示方法のフローチャートである。

【図4】本出願の１つの例示的な実施例が提供するコンテストポップアップウインドウのインターフェース表示のフローチャートである。

【図5】本出願の別の例示的な実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示方法のフローチャートである。

【図6】本出願の１つの例示的な実施例が提供するコンテストデータが空である際のコンテストポップアップウインドウ表示の概略図である。

【図7】本出願の１つの例示的な実施例が提供するコンテストデータが非空である際のコンテストポップアップウインドウ表示の概略図である。

【図8】本出願の別の例示的な実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示方法のフローチャートである。

【図9】本出願の１つの例示的な実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示装置の構造ブロック図である。

【図10】本出願の別の例示的な実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示装置の構造ブロック図である。

【図11】本出願の１つの例示的な実施例が提供する端末の構造ブロック図である。

【発明を実施するための形態】

【0015】

まず、本出願の実施例が係る用語を簡単に紹介する。

【0016】

コンテストポップアップウインドウ：コンテストライブ配信を展開させるためのプッシュウィンドウであり、コンテストライブ配信に訪問者を引きつけ、コンテストライブ配信の注目度を向上する。任意選択で、上記のコンテストはスポーツコンテスト、音楽コンテスト、議論コンテスト、電子競技コンテストなどであってもよく、本出願の実施例において限定していない。いくつかの実施例において、コンテストライブ配信はライブ配信アプリケーションプログラムにより起動され、コンテストポップアップウインドウはターゲットアプリケーションプログラムのアプリケーションインターフェースに表示されるポップアップウインドウであり、ターゲットアプリケーションプログラムは当該ライブ配信アプリケーションプログラムであってもよいし、当該コンテストライブ配信に対応するターゲットコンテストに関連する他のプログラムであってもよい。任意選択で、ライブ配信アプリケーションプログラムはさらに、ターゲットアプリケーションプログラムをホストプログラムとするアプレットであってもよい。

【0017】

１つの例示において、電子競技コンテストを例として、ターゲットアプリケーションプログラムは、当該電子競技コンテストに対応するゲームアプリケーションとして実現される。コンテスト期間にユーザーがゲームアプリケーションにログインすると、ゲームアプリケーションのインターフェースにコンテストポップアップウインドウが表示され、ユーザーは当該コンテストポップアップウインドウを介してコンテストライブ配信のライブルームにジャンプして視聴する。別の例示において、サッカーコンテストを例として、コンテスト期間にユーザーがサッカーに関連するアプリケーション（例えば、サッカー情報アプリケーション）にログインすると、アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウが表示される。上記のコンテストライブ配信のライブルームは上記のゲームアプリケーション、情報アプリケーションに内蔵されるライブルームであってもよいし、上記のゲームアプリケーション、情報アプリケーションと異なるライブ配信プラットフォームアプリケーションにおけるライブルームであってもよい。１つの例示において、コンテストポップアップウインドウを表示するアプリケーションは、上記のライブルームが所在するライブ配信プラットフォームアプリケーション自体であってもよく、ユーザーがライブ配信プラットフォームアプリケーションにログインすると、ライブ配信トップページを表示して、ライブ配信トップページに上記のコンテストポップアップウインドウを表示し、ユーザーは上記のコンテストポップアップウインドウを介してコンテストライブ配信のライブルームに直通できる。

【0018】

一般的に、電子競技コンテストポップアップウインドウは図１に示すように、コンテストポップアップウインドウ１００のコンテスト画面領域１１０には現在ターゲットコンテストのプレビューライブ配信画面が表示され、コンテスト画面領域１１０の両側のポスター表示領域１２０には、美術スタッフが予め作成したゲーム内の仮想オブジェクトイメージがそれぞれ表示される。上記の仮想オブジェクトイメージは美術スタッフによって統一に設置され、コンテスト過程全体で何れも変更することない。

【0019】

上記の用語解釈を結合して、本出願の実施例の実施環境を模式的に説明する。図２は本出願の１つの例示的な実施例が提供するコンピュータシステムの構造ブロック図である。当該コンピュータシステムは端末機器２１０、サーバー２２０及び通信ネットワーク２３０を含む。

【0020】

端末機器２１０にはターゲットアプリケーションプログラムがインストールされて運転する。当該ターゲットアプリケーションプログラムはサードパーソンシューティング（Ｔｈｉｒｄ－Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｓｈｏｏｔｉｎｇ、ＴＰＳ）ゲーム、ファーストパーソン・シューティング（Ｆｉｒｓｔ－Ｐｅｒｓｏｎ Ｓｈｏｏｔｉｎｇ、ＦＰＳ）ゲーム、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナゲーム（Ｍｕｌｔｉｐｌａｙｅｒ Ｏｎｌｉｎｅ Ｂａｔｔｌｅ Ａｒｅｎａ Ｇａｍｅｓ、ＭＯＢＡ）、大規模多人数同時参加型オンラインＲＰＧ（Ｍａｓｓｉｖｅ Ｍｕｌｔｉｐｌａｙｅｒ Ｏｎｌｉｎｅ Ｒｏｌｅ－Ｐｌａｙｉｎｇ Ｇａｍｅ、ＭＭＯＲＰＧ）、マルチプレイヤー銃撃戦サバイバルゲーム、ゲーム補助プラットフォーム、ライブ配信プラットフォームのうちの何れか１つであってもよい。ユーザーは端末機器２１０によってターゲットアプリケーションプログラムを運転させる。いくつかの実施例において、当該端末機器２１０にはライブ配信アプリケーションプログラムがさらにインストールされ、ライブ配信アプリケーションプログラムはライブ配信番組、例えばコンテストライブ配信を視聴する。

【0021】

当該端末機器２１０はスマートフォン、タブレット、デスクトップパソコン、ノートパソコンなどの複数の形態の端末機器を含む。

【0022】

サーバー２２０はコンテストポップアップウインドウの生成にデータサポートを提供し、模式的に、サーバー２２０にはターゲットアプリケーションプログラムサービスモジュール及びコンテストライブ配信サービスモジュールが含まれる。ターゲットアプリケーションプログラムサービスモジュールはターゲットアプリケーションプログラムにバックグラウンドサポートを提供し、例えば、ターゲットアプリケーションプログラムがゲームアプリケーションである場合、ターゲットアプリケーションプログラムサービスモジュールは端末機器２１０で運転するターゲットアプリケーションプログラムにバックグラウンドゲームロジックサポートを提供し、コンテストライブ配信サービスモジュールはターゲットコンテストのライブ配信にバックグラウンドサポートを提供し、例えば、コンテストライブ配信サービスモジュールはターゲットコンテストの現場機器からコンテストライブ配信データストリームを取得して、ターゲットコンテストライブルームを開始する機器、又はターゲットアプリケーションプログラムを開始してコンテストポップアップウインドウを表示する端末機器２１０にプッシュする。

【0023】

任意選択で、サーバー２２０な主なコンピューティング動作を行って、端末機器２１０は副次的なコンピューティング動作を行って、又は、サーバー２２０は副次的なコンピューティング動作を行って、端末機器２１０は主なコンピューティング動作を行って、或いは、サーバー２２０、端末機器２１０という両者の間は分散型コンピューティングアーキテクチャを使用して協調コンピューティングを行う。

【0024】

ここで、上記のサーバー２２０は独立する物理サーバーであってもよいし、複数の物理サーバーからなるサーバークラスタ、又は分散型システムであってもよいし、さらに、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウド記憶、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメイン名サービス、セキュリティサービス、コンテンツデリバリーネットワーク（Ｃｏｎｔｅｎｔ Ｄｅｌｉｖｅｒｙ Ｎｅｔｗｏｒｋ、ＣＤＮ）、ビッグデータ及び人工知能プラットフォームなどの基礎クラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバーであってもよい。いくつかの実施例において、上記のサーバー２２０はさらに、ブロックチェーンシステムにおけるノードとして実現されてもよい。

【0025】

本出願の実施例において、ターゲットアカウントがターゲットアプリケーションプログラムにログインしたことを検出した場合、端末機器２１０はサーバー２２０からターゲットコンテストのライブ配信状況を取得し、サーバー２２０によって、ターゲットコンテストがライブ配信状態にあると決定した場合、サーバー２２０から対応するコンテストポップアップウインドウデータを取得し、当該コンテストポップアップウインドウデータはコンテストライブ配信データストリーム及びターゲットコンテストの試合状況を含み、上記のコンテストポップアップウインドウデータに基づいて端末機器２１０はコンテストポップアップウインドウを生成して表示する。

【0026】

模式的に、端末機器２１０とサーバー２２０とは通信ネットワーク２３０を介して接続される。

【0027】

ここで、本出願が係る情報（ユーザー機器情報、ユーザー個人情報などを含むが、これらに限定されていない）、データ（分析用データ、記憶用データ、展示用データなどを含むが、これらに限定されていない）及び信号は何れも、ユーザーによって個別に承認されたものであるか、各関係者によって十分に承認されたものであり、且つ関連データの収集、使用及び処理は関連国家、地区の関連法令及び標準に従わなければならない。例えば、本出願がアカウントデータ、ライブ配信データは何れも十分に承認された場合、取得されたものである。

【0028】

図３を参照し、本出願の１つの実施例のコンテストポップアップウインドウの表示方法を示し、本出願の実施例において、当該方法は図１の端末機器に適用され、当該方法は以下のステップを含む：
ステップ３０１：ターゲットアプリケーションプログラムにおけるアプリケーションインターフェースを表示し、ターゲットアプリケーションプログラムにターゲットアカウントがログインされる。

【0029】

任意選択で、ターゲットアプリケーションプログラムはゲームアプリケーション、ゲーム補助アプリケーション（例えば、ゲームアプリケーションに外付けされる戦績検索アプリケーションなど）、ライブ配信アプリケーション、ソーシャルアプリケーション、スポーツアプリケーションなどのアプリケーションのうちの少なくとも１つを含む。模式的に、上記のターゲットアカウントは、ターゲットアプリケーションプログラムにログインするユーザーアカウントである。

【0030】

模式的に、上記のターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとは関連関係が存在する。上記のターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとの関連関係は、ターゲットコンテストがターゲットアプリケーションプログラムによって完成される試合であることを含み、例えば、ターゲットアプリケーションプログラムはゲームアプリケーションであり、ターゲットコンテストは上記のゲームアプリケーションによって完成される電子競技コンテストであり、又は、上記のターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとの関連関係は、ターゲットコンテストのコンテスト項目がターゲットアプリケーションプログラムのテーマであることを含み、例えば、ターゲットアプリケーションプログラムはバスケットボール情報アプリケーションであり、ターゲットコンテストはバスケットボールコンテストであり、或いは、上記のターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとの関連関係は、ターゲットアプリケーションプログラムがライブ配信アプリケーションであり、且つターゲットアプリケーションプログラムにはターゲットコンテストのライブルームが含まれることを含む。

【0031】

任意選択で、上記のターゲットコンテストはスポーツコンテスト、音楽コンテスト、議論コンテスト、電子競技コンテストなどを含み、ここで限定していない。

【0032】

本出願の実施例において、ターゲットコンテストは電子競技コンテストであり、ターゲットアプリケーションプログラムは電子競技コンテストが使用するゲームアプリケーションであることを例として、模式的に説明する。ユーザーは端末機器を介してターゲットアプリケーションプログラムにログインして、端末機器でサーバーに要求することで、アカウントの認証・検証を完成した後、アプリケーションインターフェースを表示し、当該アプリケーションインターフェースは、ターゲットアカウントがログインするインターフェースである。

【0033】

いくつかの実施例において、アプリケーションインターフェースは当該ターゲットアプリケーションプログラムにおける任意のインターフェース、例えば、ターゲットアプリケーションプログラムにおいて活動モジュールに対応するインターフェースであってもよいし、又は、ターゲットアプリケーションプログラムにおいてライブ配信プラットフォームに対応するインターフェースであってもよく、これに対して本実施例は限定していない。

【0034】

ステップ３０２：ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示する。

【0035】

コンテストポップアップウインドウはターゲットコンテストのコンテスト関連情報を展示する。コンテスト関連情報は参加選手の関連情報、参加チームの関連情報、コンテスト過程で生成した階段データ、コンテスト結果情報、コンテストテーマの関連紹介情報などを含むが、これらに限定されず、これに対して本実施例は限定していない。コンテストポップアップウインドウは上記のコンテスト関連情報を展示し、本実施例において、コンテストポップアップウインドウ情報には参加選手の関連情報が含まれる。

【0036】

ターゲットコンテストの参加選手にはターゲット参加選手が含まれる。

【0037】

上記のターゲットコンテストには競技に参加する少なくとも２つの参加チームが含まれる。ターゲットコンテストにおいて上記の少なくとも２つの参加チームは少なくとも１回の試合対局を行って、ターゲットコンテストが電子競技コンテストであることを例として、ターゲットコンテストに対応するライブ配信内容は少なくとも２つの参加チームが参加する仮想対局である。

【0038】

各参加チームにはターゲットコンテストに参加する参加選手が含まれる。任意選択で、参加チームの間の参加選手の数は同様であってもよく、例えば５Ｖ５の対称競技であり、又は、参加チームの間の参加選手の数は異なってもよく、例えば１Ｖ３の非対称競技であり、ここで限定していない。

【0039】

模式的に、端末機器にターゲットアカウントがログインするアプリケーションインターフェースを表示した後、サーバーにコンテスト状態要求を送信し、当該コンテスト状態要求はターゲットコンテストのコンテスト状態を取得し、サーバーから戻されたターゲットコンテストのコンテスト状態に基づいて、ターゲットコンテストに対応するコンテストポップアップウインドウを表示する必要があるかどうかを決定する。

【0040】

模式的に、上記のコンテスト状態は非コンテスト状態、ライブ配信状態及び非ライブ配信状態を含む。上記の非コンテスト状態は、ターゲットコンテストが開始していなく、又は終了したことを指示し、ライブ配信状態は、ターゲットコンテストがライブ配信中にあることを指示するとともに、ターゲットコンテストが進行中にあることを示し、非ライブ配信状態は、ターゲットコンテストが既に開始したが、今、試合時間ではなく又はライブ配信過程中ではないことを指示する。

【0041】

いくつかの実施例において、ターゲットコンテストがライブ配信状態にある場合に限り、ターゲットコンテストに対応するコンテストポップアップウインドウを表示し、又は、ターゲットコンテストがライブ配信状態にあり、又は非ライブ配信状態にある場合、何れもターゲットコンテストに対応するコンテストポップアップウインドウを表示し、ターゲットコンテストが非ライブ配信状態にある場合、コンテストポップアップウインドウの表示内容は、終了したターゲットコンテストの再放送内容である。

【0042】

模式的に、コンテストポップアップウインドウの表示内容はターゲットコンテストのライブ配信内容を含み、いくつかの実施例において、コンテストポップアップウインドウにはコンテスト画面領域が含まれ、当該コンテスト画面領域はターゲットコンテストのプレビューライブ配信画面を表示する。模式的に、プレビューライブ配信画面と、コンテストライブルームにおけるコンテストライブ配信画面との表示内容は差違が存在してもよく、例えば、プレビューライブ配信画面には対局音声、解説音声、弾幕コメント情報、仮想リソース消費機能などのうちの少なくとも１つの内容が含まれず、試合対局画面のみが表示され、又は、プレビューライブ配信画面と、コンテストライブルームにおけるコンテストライブ配信画面との表示内容は差違が存在しなくてもよく、ここで限定していない。

【0043】

上記のライブ配信画面について、ターゲットコンテストの現場に独立の信号収集機器（オーディオ、ビデオのうちの少なくとも１つを含む）を架設し、放送端末（放送機器又はプラットフォーム）に導入して、ネットワークを介してサーバーにアップロードし、サーバーによって対応するライブ配信アプリケーション、又はライブ配信ウェブページに送信して、視聴に用いる。

【0044】

ステップ３０３：コンテストポップアップウインドウにターゲット参加選手の選手情報を表示し、ターゲット参加選手はターゲットアカウントと興味関連関係が存在する選手である。

【0045】

任意選択で、コンテストポップアップウインドウは、ターゲットアカウントがターゲットアプリケーションプログラムにログインした直後に表示されてもよいし、ターゲットアカウントがターゲットアプリケーションプログラムにログインした後、ターゲットアプリケーションプログラムがしばらく運転した後、表示されてもよいし、又は、ターゲットアカウントがターゲットアプリケーションプログラムにログインして、ターゲットアプリケーションプログラムで所定操作を実行した後、表示されてもよく、例えば、ターゲットアカウントがターゲットアプリケーションプログラムにログインしてから、ライブ配信プラットフォームを選択して表示し、そして、ライブ配信プラットフォームを起動させてから表示される。これに対して本出願の実施例は限定していない。

【0046】

任意選択で、コンテストポップアップウインドウにはポスター表示領域が含まれ、コンテストポップアップウインドウにおけるポスター表示領域には、ターゲット参加選手の選手情報が含まれる。

【0047】

模式的に、コンテストポップアップウインドウの表示内容は、ターゲットコンテストのポスター内容、即ち、上記のポスター表示領域内に表示される内容をさらに含み、上記のポスター表示領域はコンテスト画面領域の周辺側、又はアプリケーションインターフェースにおける他の位置に所在して、上記のコンテスト画面領域と共同でコンテストポップアップウインドウを構成し、上記のポスター内容は、コンテストポップアップウインドウのＵＩ（Ｕｓｅｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ、ユーザーインターフェース）の美観性を向上して、ユーザーの、ポップアップウインドウ内容に対する興味度を高める。

【0048】

模式的に、上記の少なくとも２つの参加チームの参加選手にはターゲット参加選手が含まれる。任意選択で、上記のターゲット参加選手の数は１つであってもよいし、複数であってもよい。ターゲット参加選手の数は複数である場合、異なるターゲット参加選手は同一の参加チームに由来してもよいし、異なる参加チームに由来してもよく、ここで限定していない。

【0049】

いくつかの実施例において、上記のポスター表示領域に表示される選手情報は選手イメージ情報、選手識別子情報、選手チーム情報、選手役割情報、キャラクター選択情報、キーイベント情報、装備選択情報などの情報のうちの少なくとも１つを含む。

【0050】

選手イメージ情報はターゲット参加選手の実際／仮想イメージ画像を含み、選手識別子情報はターゲット参加選手の本名又は仮想ニックネームを含み、選手チーム情報は、ターゲット参加選手が所属する参加チームのチーム識別子（チーム名称、チームロゴ（Ｌｏｇｏ）などを含む）を含み、選手役割情報は、ターゲットコンテストにおいてターゲット参加選手が担当する役割位置を含み、役割位置は、選手のチーム中の作用、例えば、サッカー試合中のフォワード、ミッドフィールダー、ディフェンダー、及びゴールキーパー、ＭＯＢＡ類電子競技中のコアレーン（Carry）、サポートレーン（Support）、ジャングルレーン（Jungle）、ソロレーン（Solo）、ミッドレーン（Mid）などによって決定され、キャラクター選択情報は、ターゲット参加選手の履歴コンテスト対局中の仮想キャラクターの選択状況、又は現在コンテスト対局中の仮想キャラクターの選択状況を含み、キーイベント情報は、ターゲット参加選手の履歴コンテスト対局中のキーイベント、又は現在コンテスト対局中のキーイベント（ハイライトイベント）を含み、例えば、上記のターゲットコンテストはサッカー試合である場合、キーイベントはキーゴールイン、キーインターセプトなどであってもよく、上記のターゲットコンテストは電子競技試合である場合、キーイベントはキー倒し、倒した敵の数、キルスティール数などであってもよく、キーイベントは、コンテスト対局で参加選手がトリガーした又は達成した素晴らしい操作であり、装備選択情報は、ターゲット参加選手の履歴コンテスト対局、又は現在コンテスト対局中の仮想装備配置状況を含む。

【0051】

任意選択で、上記のキーイベントは、ライブ配信放送者によって選択されて決定されたイベントであってもよいし、ライブ配信画面に対して画面認識を行うことで決定されたイベントであってもよい。

【0052】

模式的に、端末機器はターゲットアカウントの履歴アカウントデータを取得し、上記の履歴アカウントデータはターゲットアカウントの履歴対局状況、履歴設置状況のうちの少なくとも１つを含み、履歴アカウントデータに基づいてターゲットコンテストの参加選手から前記ターゲット参加選手を決定する。ここで、上記のターゲットアカウントの履歴アカウントデータについて、本出願の以上に記載の施例が具体的な製品又は技術に適用される場合、ユーザーの許可又は同意を取得すべきであり、且つ関連データの収集、使用及び処理は関連国家、地区の関連法令及び標準に従わなければならない。

【0053】

任意選択で、ターゲット参加選手とターゲットアカウントとに存在する興味関連関係は、以下の関係のうちの少なくとも１つを含む：
（一）ターゲット参加選手に対応するチーム役割は、ターゲットアカウントの興味のある役割を含む。
ターゲット参加選手に対応するチーム役割は、ターゲットコンテスト中のチーム役割を含み、ターゲットコンテストが開始する時、ターゲット参加選手に対応するチーム役割は既に決定され、ターゲットアカウントの興味のある役割は、履歴対局でターゲットアカウントの担当回数が最も多い役割、又はターゲットアカウントの履歴役割設置中、選択回数が最も多い所望役割を含み、上記の履歴役割は、ターゲットアカウントが履歴対局に参加する前に、設置されたプレイヤーの好適／所望役割として設置され、履歴対局中で実際に使用される役割と同様であってもよいし、異なってもよい。

【0054】

（二）ターゲットコンテストにおいてターゲット参加選手が選択した仮想キャラクターはターゲットアカウントの興味のあるキャラクターを含む。
任意選択で、ターゲットコンテストにおいて上記のターゲット参加選手が選択した仮想キャラクターは、ターゲットコンテストの履歴コンテスト対局においてターゲット参加選手が選択した仮想キャラクター、又はターゲットコンテストの現在コンテスト対局において選択した仮想キャラクターを含む。１つの例示において、現在コンテスト対局において対局データを生成していなく、即ち、参加選手が仮想キャラクターを選択していない時、上記のターゲット参加選手が選択した仮想キャラクターは、ターゲットコンテストの履歴コンテスト対局においてターゲット参加選手が選択した仮想キャラクターであってもよく、現在コンテスト対局において対局データを既に生成し、即ち、参加選手が仮想キャラクターを選択した時、上記のターゲット参加選手が選択した仮想キャラクターは、現在コンテスト対局において選択された仮想キャラクターであってもよい。

【0055】

ターゲットアカウントの興味のあるキャラクターは、履歴対局においてターゲットアカウントによる選択使用の回数が最も多い仮想キャラクター、又は、履歴キャラクター設置においてターゲットアカウントによる選択回数が最も多い所望キャラクターを含み、上記の履歴キャラクターは、ターゲットアカウントが履歴対局に参加する前に、設置されたプレイヤーの好適／所望キャラクターとして設置され、履歴対局において実際に使用される仮想キャラクターと同様であってもよいし、異なってもよい。

【0056】

（三）ターゲット参加選手はターゲットアカウントが予めフォローした参加選手である。
模式的に、端末機器はターゲットアプリケーションプログラム又はターゲットアプリケーションプログラムの関連アプリケーションから、ターゲットアカウントの、ターゲットコンテストにおける参加選手に対するフォロー又はインタラクションデータを取得し、同じように、上記のフォロー又はインタラクションデータを具体的な製品又は技術に適用する時、ユーザーの許可又は同意を取得する必要があり、且つ関連データの収集、使用及び処理は関連国家、地区の関連法令及び標準に従わなければならない。端末機器は上記のフォロー又はインタラクションデータに基づいて、ターゲットコンテストにおいてターゲットアカウントに対応する興味のある選手をターゲット参加選手として決定する。１つの例示において、ターゲットアプリケーションプログラムがゲームプログラムである場合、端末機器は、ターゲットアプリケーションプログラムに関連するソーシャルアプリケーションを取得し、上記のソーシャルアプリケーションからターゲットアカウントがフォローした選手を取得して、上記のフォローした選手に基づいてターゲットコンテストの参加選手から選別してターゲット参加選手を取得する。

【0057】

模式的に、コンテストポップアップウインドウにはライブルーム入室コントロールがさらに含まれ、コンテストポップアップウインドウにおけるライブルーム入室コントロールがトリガー操作を受信したことに応答して、コンテストライブルームインターフェースを表示し、上記のコンテストライブルームインターフェースはターゲットコンテストのライブ配信画面を表示する。任意選択で、上記のコンテストライブルームインターフェースは、ターゲットアプリケーションプログラムにおけるインターフェースであってもよいし、他のアプリケーション又はウェブページにおけるインターフェースであってもよく、ここで限定していない。

【0058】

１つの例示において、図４に示すように、本出願の１つの例示的な実施例が提供するコンテストポップアップウインドウのインターフェース表示のフローチャートを示す。ターゲットアプリケーションプログラムのログインインターフェース４１０でターゲットアカウント４０１にログインし、端末機器及びサーバーがアカウントの検証・認証を行った後、端末機器はターゲットアプリケーションプログラムのアプリケーションインターフェース４２０を表示して、アプリケーションインターフェース４２０にコンテストポップアップウインドウ４３０を表示し、コンテストポップアップウインドウ４３０にはコンテスト画面領域４３１、ポスター表示領域４３２及びライブルーム入室コントロール４３３が含まれ、ライブルーム入室コントロール４３３がトリガー操作を受信した場合、端末機器はジャンプするようにコンテストライブルームインターフェース４４０を表示する。

【0059】

以上のように、本出願の実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示方法によれば、ターゲットアカウントがターゲットアプリケーションプログラムにログインした後、ターゲットアプリケーションプログラムのアプリケーションインターフェースにターゲットコンテストのコンテストポップアップウインドウを表示し、コンテストポップアップウインドウには、ターゲットアカウントと興味関連を有する参加選手の選手情報が含まれ、即ち、ターゲットアカウントの興味に応じて対応するようにコンテストポップアップウインドウにおける参加選手の展示ポスターを表示し、コンテストポップアップウインドウにより伝達される情報量及び情報伝達効率を向上し、ユーザーのターゲットコンテストに対する興味度を高めて、ターゲットコンテストに対する訪問者引きつけ効果を強化させる。

【0060】

本出願の実施例が提供する方法によれば、履歴アカウントデータを取得してターゲットアカウントの対応する興味のあるターゲット参加選手を決定することで、コンテストポップアップウインドウにターゲット参加選手の選手情報を表示し、ターゲット参加選手に対する決定精度を向上して、ターゲットアカウントに対するライブ配信の魅力度を高める。

【0061】

本実施例が提供する方法によれば、ターゲットアカウントが履歴アカウントデータにおいて生成したチーム役割データに基づいて、ターゲットアカウントの興味のある役割を決定することで、複数の参加選手から、ターゲットアカウントの興味のある役割に対応するターゲット参加選手を決定し、ターゲット参加選手に対する決定精度を向上して、ターゲットアカウントに対するライブ配信の魅力度を高める。

【0062】

本実施例が提供する方法によれば、ターゲットアカウントが履歴アカウントデータにおいて生成したキャラクター選択情報に基づいて、ターゲットアカウントにとって了解して学習する必要があるキャラクタータイプを決定することで、ターゲットアカウントの興味のあるキャラクターに対応するターゲット参加選手を決定し、コンテストポップアップウインドウにターゲット参加選手の選手情報を表示し、マンマシンインタラクションの効率及びデータ伝達の有効性を向上する。

【0063】

図５を参照し、本出願の１つの実施例のコンテストポップアップウインドウの表示方法を示し、本出願の実施例において、ターゲットコンテストの現在コンテスト対局においてコンテストデータを生成していない状況、及びコンテストデータを生成した状況に対してそれぞれ説明し、当該方法は以下のステップを含む：
ステップ５０１：ターゲットアプリケーションプログラムにおけるアプリケーションインターフェースを表示し、ターゲットアプリケーションプログラムにはターゲットアカウントがログインされる。

【0064】

任意選択で、ターゲットアプリケーションプログラムはゲームアプリケーション、ゲーム補助アプリケーション（例えば、ゲームアプリケーションに外付けされる戦績検索アプリケーションなど）、ライブ配信アプリケーション、ソーシャルアプリケーション、スポーツアプリケーションなどのアプリケーションのうちの少なくとも１つを含む。ターゲットアプリケーションプログラムにはターゲットアカウントがログインされる。

【0065】

模式的に、上記のターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとは関連関係が存在する。任意選択で、上記のターゲットコンテストはスポーツコンテスト、音楽コンテスト、議論コンテスト、電子競技コンテストなどのコンテストを含み、ここで限定していない。

【0066】

ステップ５０２：ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示する。

【0067】

コンテストポップアップウインドウは、ターゲットコンテストのコンテスト関連情報を展示する。

【0068】

模式的に、ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることを検出したことに応答して、ターゲットコンテストに参加する少なくとも２つの参加チームのチーム情報、及び現在コンテスト対局に対応するコンテストデータを取得し、チーム情報及びコンテストデータに基づいてコンテストポップアップウインドウを生成して、アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示する。即ち、本出願の実施例において、ターゲットコンテストがライブ配信状態にある時、ターゲットコンテストの参加チームのチーム情報、及び参加チームの現在コンテスト対局中の対応するコンテストデータに基づいて、コンテストポップアップウインドウを生成する。

【0069】

任意選択で、上記のコンテストポップアップウインドウに対応するポップアップウインドウ内容は、取得されたデータに基づいて端末機器から生成されてもよいし、サーバーに要求した後、サーバーから生成されてもよく、端末機器は直接的に取得でき、ここで限定していない。

【0070】

ステップ５０３１：コンテストデータが空であることに応答して、コンテストポップアップウインドウにターゲット参加選手の第１の選手情報を表示する。

【0071】

上記の第１の選手情報はターゲット参加選手のイメージ識別子、及び対応する参加チームのチーム識別子を含む。上記のターゲット参加選手はターゲットアカウントと興味関連関係が存在する選手である。本出願の実施例において、コンテストデータが空である場合、上記のターゲット参加選手に対応するチーム役割は、ターゲットアカウントの興味のある役割を含む、即ち、ターゲットコンテストの現在コンテスト対局においてコンテストデータを生成していない時、参加選手のチーム役割及びターゲットアカウントの興味のある役割に基づいてターゲット参加選手を決定して、ターゲット参加選手に対応する第１の選手情報を表示する。

【0072】

上記の第１の選手情報は文字形態の情報であってもよいし、画像形態の情報であってもよいし、文字と画像とを結合した形態の情報であってもよく、ここで限定していない。

【0073】

模式的に、端末機器が取得した履歴アカウントデータには、過去に参加した仮想対局中のターゲットアカウントのチーム役割データが含まれ、上記のチーム役割データは、仮想対局においてターゲットアカウントが選択した役割を記録する。履歴アカウントデータにおけるチーム役割データに基づいてターゲットアカウントのターゲット興味のある役割を決定して、少なくとも２つの参加チームから、ターゲット興味のある役割にマッチングするターゲット参加選手をそれぞれ決定する。

【0074】

上記のチーム役割データに基づいてターゲットアカウントのターゲット興味のある役割を決定するステップは、チーム役割データが指示する、選択率が最も高い役割をターゲットアカウントの前記ターゲット興味のある役割とするステップ、又は、チーム役割データが指示するターゲットアカウントにより設置される所望役割をターゲットアカウントのターゲット興味のある役割とするステップを含む。

【0075】

本出願の実施例において、各参加チームは、コンテストポップアップウインドウに表示されるターゲット数のターゲット参加選手を決定し、ＭＯＢＡ類電子競技を例として、ターゲットコンテストに参加する参加チームの数は２つであり、ターゲット数は１つであれば、コンテストポップアップウインドウに表示される参加選手は合計で２つであり、それぞれ異なる参加チームを代表する。

【0076】

１つの例示において、図６に示すように、本出願の１つの例示的な実施例が提供するコンテストデータが空である際のコンテストポップアップウインドウ表示の概略図を示す。アプリケーションインターフェース６００にはコンテストポップアップウインドウ６１０が表示され、コンテストポップアップウインドウ６１０にはコンテスト画面領域６１１、ポスター表示領域６１２が表示され、現在コンテスト対局においてコンテストデータを生成していないため、コンテストポップアップウインドウ６１０におけるポスター表示領域６１２には、ターゲット参加選手のイメージ情報６１３、及びターゲット参加選手が所在する参加チームのチームＬｏｇｏ６１４が表示される。

【0077】

ステップ５０３２：ターゲットコンテストにおいて少なくとも２つの参加チームがコンテストデータを生成したことに応答して、コンテストポップアップウインドウにターゲット参加選手の第２の選手情報を表示する。

【0078】

上記の第２の選手情報はターゲット参加選手のイメージ識別子、及びターゲット参加選手に対応するコンテスト情報を含み、上記のコンテスト情報は現在コンテスト対局におけるコンテストデータから生成され、コンテスト情報はキャラクター選択情報、装備選択情報、及びキーイベント情報のうちの少なくとも１つを含む。

【0079】

本出願の実施例において、コンテストデータが非空である場合、ターゲット参加選手が上記のターゲットコンテストにおいて選択した仮想キャラクターはターゲットアカウントの興味のあるキャラクターを含み、即ち、ターゲットコンテストの現在コンテスト対局においてコンテストデータを既に生成した時、参加選手が現在コンテスト対局において選択した仮想キャラクター、及びターゲットアカウントの興味のあるキャラクターに基づいてターゲット参加選手を決定して、ターゲット参加選手の第２の選手情報を表示する。

【0080】

上記の第２の選手情報は文字形態の情報であってもよいし、画像形態の情報であってもよいし、文字と画像とを結合した形態の情報であってもよく、ここで限定していない。

【0081】

模式的に、端末機器が取得した履歴アカウントデータには、過去に参加した仮想対局中のターゲットアカウントのキャラクター選択データが含まれ、キャラクター選択データは、仮想対局においてターゲットアカウントが制御する仮想キャラクターを含む。端末機器は、少なくとも２つの参加チームにおける参加選手のキャラクター選択情報を取得して、キャラクター選択データ及び参加選手のキャラクター選択情報に基づいて、少なくとも２つの参加チームの参加選手からターゲット参加選手をそれぞれ決定し、各参加チームはターゲット数のターゲット参加選手に対応する。

【0082】

上記のキャラクター選択データ及び参加選手のキャラクター選択情報に基づいてターゲット参加選手を決定するステップは、キャラクター選択データにおけるキャラクター選択頻度に基づいて少なくとも２つの参加チームにおける参加選手が選択した仮想キャラクターをソートして、少なくとも２つの参加チームにそれぞれ対応するキャラクター順序を取得するステップと、キャラクター順序に基づいて少なくとも２つの参加チームから参加チームに対応するターゲット参加選手をそれぞれ決定するステップと、を含む。例えば、参加チームはチーム１及びチーム２を含み、チーム１における参加選手Ａは仮想キャラクターＡを選択し、参加選手Ｂは仮想キャラクターＢを選択し、参加選手Ｃは仮想キャラクターＣを選択し、参加選手Ｆは仮想キャラクターＦを選択し、上記の仮想キャラクターＡ~Ｃがターゲットアカウントの興味度に基づいて（例えば、ターゲットアカウントの履歴キャラクター選択データにおけるキャラクター選択頻度に基づいて）取得したチーム１のキャラクター順序は、仮想キャラクターＣ、仮想キャラクターＢ、仮想キャラクターＡであり、そうすれば、決定した、チーム１に対応するターゲット参加選手は参加選手Ｃであり、同じように、チーム２からターゲット参加選手を決定する。

【0083】

本出願の実施例において、各参加チームは、コンテストポップアップウインドウに表示されるターゲット数のターゲット参加選手を決定し、ＭＯＢＡ類電子競技を例として、ターゲットコンテストに参加する参加チームの数は２つであり、ターゲット数は１つであれな、コンテストポップアップウインドウに表示される参加選手は合計で２つであり、それぞれ異なる参加チームを代表する。

【0084】

１つの例示において、図７に示すように、本出願の１つの例示的な実施例が提供するコンテストデータが非空である際のコンテストポップアップウインドウ表示の概略図を示す。アプリケーションインターフェース７００にはコンテストポップアップウインドウ７１０が表示され、コンテストポップアップウインドウ７１０にはコンテスト画面領域７１１、ポスター表示領域７１２が含まれ、現在コンテスト対局においてコンテストデータを生成していないため、コンテストポップアップウインドウ７１０におけるポスター表示領域７１２には、ターゲット参加選手のイメージ情報７１３、ターゲット参加選手が選択した仮想キャラクターのキャラクター情報７１４、キーイベント情報７１５及び装備選択情報７１６が表示される。

【0085】

以上のように、本出願の実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示方法によれば、ターゲットアカウントがターゲットアプリケーションプログラムにログインした後、ターゲットアプリケーションプログラムのアプリケーションインターフェースにターゲットコンテストのコンテストポップアップウインドウを表示し、コンテストポップアップウインドウには、ターゲットアカウントと興味関連を有する参加選手の選手情報が含まれ、即ち、ターゲットアカウントの興味に応じて対応するようにコンテストポップアップウインドウにおける参加選手の展示ポスターを表示し、コンテストポップアップウインドウにより伝達される情報量及び情報伝達効率を向上し、ユーザーのターゲットコンテストに対する興味度を高めて、ターゲットコンテストに対する訪問者引きつけ効果を強化させる。

【0086】

本出願の実施例において、ターゲットコンテストにおけるコンテスト対局の進捗状況に基づいて異なる選手情報を表示して、コンテストデータが生成したかどうかについて、異なる解决策を与え、即ち、現在コンテスト対局においてコンテストデータを生成していない場合、参加選手の役割選択状況に基づいてターゲット参加選手の第１の選手情報を表示し、現在コンテスト対局においてコンテストデータを生成した時、参加選手の仮想キャラクター選択状況に基づいてターゲット参加選手の第２の選手情報を表示し、異なる場合で、何れもターゲットアカウントの興味に応じて対応する選手情報を表示し、よりリアルタイム且つ効果的なコンテストデータとユーザー情報との結合を、自動に組み立てられるポップアップウインドウによってユーザーに表示し、ユーザーの、コンテストライブ配信内容に対する興味及び観戦意思をより効果的に向上できる。

【0087】

本出願の実施例において、ターゲットコンテストにおける複数の参加チームのチーム情報、及びコンテストデータを取得することで、コンテストポップアップウインドウの表示として組み合わせて、コンテストポップアップウインドウの表示の柔軟性を向上する。

【0088】

本出願の実施例において、ターゲット参加選手の選択過程で、ターゲットアカウントのキャラクター選択データ中の各キャラクターの間の選択頻度比較状況に基づいて複数の参加チームから選択されたキャラクターをソートして、キャラクター順番に基づいてターゲット参加選手を選択して、ターゲット参加選手の興味度の命中精度を向上する。

【0089】

図８を参照し、本出願の１つの実施例のコンテストポップアップウインドウの表示方法を示し、本出願の実施例において、当該方法のデータストリームを模式的に説明し、当該方法は以下のステップを含む：
ステップ８０１：ターゲットアカウントがターゲットアプリケーションプログラムにログインするログイン操作を受信する。

【0090】

模式的に、端末機器の機器インターフェースには、ターゲットアプリケーションプログラムに対応する起動アイコンが含まれ、当該起動アイコンがトリガー操作を受信した場合、ターゲットアプリケーションプログラムのログインインターフェースを表示し、ログインインターフェースにおいて、ターゲットアカウントに対するログイン操作を受信する。

【0091】

ステップ８０２：サーバーに、ターゲットアカウントに対応するログイン要求を送信する。

【0092】

上記のログイン要求には、サーバーがアカウント識別子及び検証情報の対応状況に基づいて認証・検証を行うためのターゲットアカウントのアカウント識別子及び検証情報（アカウント・パスワード）が含まれる。

【0093】

ステップ８０３：サーバーから戻されたログイン確認情報を受信したことに応答して、ターゲットアプリケーションプログラムのアプリケーションインターフェースを表示する。

【0094】

サーバーはログイン要求を受信した後、ログイン要求におけるアカウント識別子及び検証情報と、サーバーに記憶されるアカウント識別子及び検証情報とを比較し、アカウント識別子及び検証情報が対応すると決定した場合、端末機器にログイン確認情報を戻す。

【0095】

上記のログイン確認情報を受信した後、端末機器はターゲットアプリケーションプログラムのアプリケーションインターフェースを表示し、当該アプリケーションインターフェースはターゲットアカウントに対応する。

【0096】

ステップ８０４：サーバーにターゲットコンテストの確認要求を送信する。

【0097】

当該確認要求は、サーバーによってターゲットコンテストのコンテスト状態を確認する。上記のコンテスト状態は非コンテスト状態、ライブ配信状態及び非ライブ配信状態を含む。上記の非コンテスト状態は、ターゲットコンテストが開始していなく、又は終了したことを指示し、ライブ配信状態は、ターゲットコンテストがライブ配信中にあることを指示するとともに、ターゲットコンテストが進行中にあることを示し、非ライブ配信状態は、ターゲットコンテストが開始したが、今、試合時間ではないことを指示する。

【0098】

模式的に、サーバーにはターゲットアプリケーションプログラムサービスモジュール、及びコンテストライブ配信サービスモジュールが含まれ、ターゲットアプリケーションプログラムサービスモジュールはターゲットアプリケーションプログラムにバックグラウンドサポートを提供し、例えば、ターゲットアプリケーションプログラムがゲームアプリケーションである場合、ターゲットアプリケーションプログラムサービスモジュールは、端末機器で運転するターゲットアプリケーションプログラムにバックグラウンドゲームロジックサポートを提供し、コンテストライブ配信サービスモジュールはターゲットコンテストのライブ配信にバックグラウンドサポートを提供し、例えば、コンテストライブ配信サービスモジュールはターゲットコンテストの現場機器からコンテストライブ配信データストリームを取得して、ターゲットコンテストライブルームを開始する機器、又はターゲットアプリケーションプログラムを開始してコンテストポップアップウインドウを表示する端末機器にプッシュする。

【0099】

ステップ８０５：サーバーから戻されたターゲットコンテストの確認情報は、ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることを指示することに応答して、サーバーにおけるターゲットアプリケーションプログラムサービスモジュールにアカウントデータ取得要求を送信する。

【0100】

上記のアカウントデータ取得要求は、端末機器がユーザー許可又は同意を取得した後、サーバーに送信される。

【0101】

模式的に、端末機器から送信されたアカウントデータ取得要求を受信した後、サーバーはデータベースからターゲットアカウントに対応する履歴アカウントデータを取得し、上記の履歴アカウントデータはターゲットアカウントの履歴対局状況、履歴設置状況のうちの少なくとも１つを含む。

【0102】

ステップ８０６：サーバーにおけるコンテストライブ配信サービスモジュールにコンテストデータ取得要求を送信する。

【0103】

模式的に、端末機器から送信されたコンテストデータ取得要求を受信した後、サーバーはコンテストライブ配信サービスモジュールを使用して処理し、コンテストライブ配信サービスモジュールはターゲットコンテストにおける参加チームのチーム情報、及び現在コンテスト対局のコンテストデータを取得し、現在コンテスト対局においてコンテストデータを生成していない場合、戻されるコンテストデータは空である。

【0104】

模式的に、上記のコンテストデータはコンテストサーバから取得されたターゲットコンテストのログデータを含み、上記のログデータにはターゲットコンテストの現在コンテスト対局の対局進捗、参加選手の仮想キャラクター選択データ、参加選手の役割配置データ、参加選手の装備選択データ、参加選手の対局データ、例えばキーイベントデータ、ＫＤＡ（Ｋｉｌｌ Ｄｅａｔｈ Ａｓｓｉｓｔ、キル率／デス率／アシスト率）データなどが含まれる。

【0105】

ステップ８０７１：サーバーから戻されたコンテストデータが空であることに応答して、アカウントデータ及びターゲットコンテストにおける参加チームに対応するチーム情報に基づいて第１のコンテストポップアップウインドウを生成する。

【0106】

模式的に、コンテストデータが空である場合、現在コンテスト対局はまだ対局階段に入っていなく、例えば、現在コンテスト対局は準備階段にあり、又は、現在コンテスト対局は開始していなく、前のコンテスト対局が終了した後のデータ集約階段にある。

【0107】

この場合、ターゲットアカウントの興味のある役割に基づいてターゲットコンテストの参加チームから、ターゲットアカウントと興味関連関係を有する参加選手をそれぞれ決定し、例えば、参加チーム中の、担当役割がターゲットアカウントの興味のある役割である参加選手をターゲット参加選手に決定し、ターゲット参加選手のイメージ情報及びターゲット参加選手に対応する参加チームのチームＬｏｇｏに基づいて第１のコンテストポップアップウインドウを生成する。

【0108】

ステップ８０７２：サーバーから戻されたコンテストデータが非空であることに応答して、アカウントデータ及びターゲットコンテストにおける現在コンテスト対局に対応するコンテストデータに基づいて、第２のコンテストポップアップウインドウを生成する。

【0109】

現在コンテスト対局が対局階段に入った後、コンテストデータを生成し、サーバーは、現在タイミングでターゲットコンテストにおける現在コンテスト対局に対応するコンテストデータを端末機器に戻す。

【0110】

この場合、ターゲットアカウントの興味のあるキャラクターに基づいてターゲットコンテストの参加チームから、ターゲットアカウントと興味関連関係を有する参加選手をそれぞれ決定し、例えば、ターゲットアカウントの興味度に従って参加チームにおける各参加選手が選択した仮想キャラクターをソートし、興味度が最も高い仮想キャラクターに対応する参加選手をターゲット参加選手に決定し、ターゲット参加選手のイメージ情報及びターゲット参加選手の現在コンテスト対局におけるコンテストデータに基づいて、第２のコンテストポップアップウインドウを生成する。

【0111】

ステップ８０８１：アプリケーションインターフェースに第１のコンテストポップアップウインドウを表示する。

【0112】

模式的に、第１のコンテストポップアップウインドウにはコンテスト画面領域がさらに含まれ、当該コンテスト画面領域にはターゲットコンテストのプレビューライブ配信画面が表示される。任意選択で、コンテストデータが空である場合、現在コンテスト対局は対局階段に入っていなく、コンテスト画面領域はさらに、終了したコンテスト対局に対応するスコア情報、又は次ぎのコンテスト対局に入るまでの待ち時間、或いは終了したコンテスト対局の対局再生画面を表示する。

【0113】

コンテスト画面領域の周辺側のポスター表示領域に、ターゲット参加選手のイメージ識別子及び対応する参加チームのチーム識別子から構成される第１の選手情報を表示する。

【0114】

ステップ８０８２：アプリケーションインターフェースに第２のコンテストポップアップウインドウを表示する。

【0115】

任意選択で、第２のコンテストポップアップウインドウにターゲットコンテストのプレビューライブ配信画面を表示する。

【0116】

模式的に、第２のコンテストポップアップウインドウにはコンテスト画面領域がさらに含まれ、当該コンテスト画面領域には、ターゲットコンテストのプレビューライブ配信画面が表示される。模式的に、プレビューライブ配信画面と、コンテストライブルームにおけるコンテストライブ配信画面との表示内容は差違が存在してもよく、例えば、プレビューライブ配信画面には、対局音声、解説音声、弾幕コメント情報、仮想リソース消費機能などのうちの少なくとも１つの内容が含まれず、試合対局画面のみが表示され、又は、プレビューライブ配信画面と、コンテストライブルームにおけるコンテストライブ配信画面との表示内容は差違が存在しなくてもよく、ここで限定していない。

【0117】

コンテスト画面領域の周辺側のポスター表示領域に、ターゲット参加選手のイメージ識別子及びターゲット参加選手に対応するコンテスト情報から構成される第２の選手情報を表示する。

【0118】

任意選択で、上記の第１のコンテストポップアップウインドウ又は第２のコンテストポップアップウインドウの生成過程は、サーバーで実現されてもよく、即ち、サーバーは第１のコンテストポップアップウインドウ、又は第２のコンテストポップアップウインドウを生成してから、第１のコンテストポップアップウインドウ又は第２のコンテストポップアップウインドウを端末機器に戻す。

【0119】

いくつかの実施例において、サーバーは端末にアカウントデータ及びコンテストデータを戻す上に、端末機器にターゲットコンテストのコンテストライブ配信のビデオストリームをプッシュし、端末機器は上記のビデオストリームを復号化して、第１のコンテストポップアップウインドウ又は第２のコンテストポップアップウインドウにおけるコンテスト画面領域に表示する。

【0120】

本出願の実施例において、ターゲットコンテストにおけるコンテスト対局の進捗状況に基づいて異なる選手情報を表示して、コンテストデータが生成したかどうかについて、異なる解决策を与え、即ち、現在コンテスト対局においてコンテストデータを生成していない場合、参加選手の役割選択状況に基づいてターゲット参加選手の第１の選手情報を表示し、現在コンテスト対局においてコンテストデータを生成した場合、参加選手の仮想キャラクター選択状況に基づいてターゲット参加選手の第２の選手情報を表示し、異なる場合で、何れもターゲットアカウントの興味に応じて対応する選手情報を表示し、ユーザーのターゲットコンテストに対する興味度をさらに向上できる。

【0121】

本出願の実施例において、端末機器とサーバーとが協働してコンテストポップアップウインドウの表示過程を実現し、分散型アーキテクチャはデータを処理して、データ処理効率を向上する。

【0122】

本出願の実施例において、コンテストポップアップウインドウにターゲットコンテストのプレビューライブ配信画面を表示することで、コンテストライブ配信の、ターゲットアカウントに対する魅力度を向上して、情報伝達効率を高める。

【0123】

図９を参照し、本出願の１つの例示的な実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示装置の構造ブロック図であり、当該装置は、
前記ターゲットアプリケーションプログラムにおけるアプリケーションインターフェースを表示する表示モジュール９１０であって、前記ターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとは関連関係が存在し、前記ターゲットアプリケーションプログラムにはターゲットアカウントがログインされる表示モジュール９１０を含み、
前記表示モジュール９１０はさらに、前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、前記アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示し、前記ターゲットコンテストにはターゲット参加選手が含まれ、
前記表示モジュール９１０はさらに、前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示し、前記ターゲット参加選手は前記ターゲットアカウントと興味関連関係が存在する選手である。

【0124】

いくつかの好適な実施例において、図１０に示すように、前記装置は、
前記ターゲットアカウントの履歴アカウントデータを取得する取得モジュール９２０であって、前記履歴アカウントデータは前記ターゲットアカウントの履歴対局状況を指示する取得モジュール９２０と、
前記履歴アカウントデータに基づいて前記ターゲットコンテストの参加選手から前記ターゲット参加選手を決定する決定モジュール９３０と、をさらに含む。

【0125】

いくつかの好適な実施例において、前記履歴アカウントデータには、前記ターゲットアカウントの過去に参加した仮想対局におけるチーム役割データが含まれ、前記チーム役割データは、前記仮想対局において前記ターゲットアカウントが選択した役割を記録し、前記ターゲットコンテストは少なくとも２つの参加チームを含み、
前記決定モジュール９３０はさらに、前記履歴アカウントデータにおける前記チーム役割データに基づいて前記ターゲットアカウントのターゲット興味のある役割を決定し、
前記決定モジュール９３０はさらに、少なくとも２つの参加チームから、前記ターゲット興味のある役割にマッチングする前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定する。

【0126】

いくつかの好適な実施例において、前記決定モジュール９３０はさらに、前記チーム役割データが指示する、最も高い選択率を有する役割を、前記ターゲットアカウントの前記ターゲット興味のある役割とし、又は、前記チーム役割データが指示する、前記ターゲットアカウントにより設置された所望役割を前記ターゲットアカウントの前記ターゲット興味のある役割とする。

【0127】

いくつかの好適な実施例において、前記履歴アカウントデータには、前記ターゲットアカウントの過去に参加した前記仮想対局におけるキャラクター選択データが含まれ、前記キャラクター選択データは、前記仮想対局において前記ターゲットアカウントが制御する仮想キャラクターを記録し、前記ターゲットコンテストは少なくとも２つの参加チームを含み、
前記取得モジュール９２０はさらに、前記少なくとも２つの参加チームにおける参加選手のキャラクター選択情報を取得し、
前記決定モジュール９３０はさらに、前記キャラクター選択データ及び前記参加選手のキャラクター選択情報に基づいて、少なくとも２つの参加チームの参加選手から前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定する。

【0128】

いくつかの好適な実施例において、前記決定モジュール９３０はさらに、前記キャラクター選択データにおけるキャラクター選択頻度に基づいて、前記少なくとも２つの参加チームにおける参加選手が選択した仮想キャラクターをそれぞれソートして、前記少なくとも２つの参加チームにそれぞれ対応するキャラクター順序を取得し、
前記決定モジュール９３０はさらに、前記キャラクター順序に基づいて前記少なくとも２つの参加チームから、参加チームに対応する前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定する。

【0129】

いくつかの好適な実施例において、前記取得モジュール９２０はさらに、前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることを検出したことに応答して、前記ターゲットコンテストに参加する少なくとも２つの参加チームのチーム情報、及び現在コンテスト対局に対応するコンテストデータを取得し、
前記装置は、
前記チーム情報及び前記コンテストデータに基づいて前記コンテストポップアップウインドウを生成する生成モジュール９４０をさらに含み、
前記表示モジュール９１０はさらに、前記アプリケーションインターフェースに前記コンテストポップアップウインドウを表示する。

【0130】

いくつかの好適な実施例において、前記表示モジュール９１０はさらに、前記コンテストデータが空であることに応答して、前記コンテストポップアップウインドウにおける前記ポスター表示領域に前記ターゲット参加選手の第１の選手情報を表示し、前記第１の選手情報は、前記ターゲット参加選手のイメージ識別子及び対応する参加チームのチーム識別子を含む。

【0131】

いくつかの好適な実施例において、前記表示モジュール９１０はさらに、前記ターゲットコンテストにおいて前記少なくとも２つの参加チームが前記コンテストデータを生成したことに応答して、前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の第２の選手情報を表示し、前記第２の選手情報は前記ターゲット参加選手のイメージ識別子、及び前記ターゲット参加選手に対応するコンテスト情報を含み、前記コンテスト情報は前記コンテストデータから生成されており、キャラクター選択情報、装備選択情報、及びキーイベント情報のうちの少なくとも１つを含む。

【0132】

いくつかの好適な実施例において、前記表示モジュール９１０はさらに、前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲットコンテストのプレビューライブ配信画面を表示する。

【0133】

いくつかの好適な実施例において、前記表示モジュール９１０はさらに、コンテストポップアップウインドウにおけるライブルーム入室コントロールがトリガー操作を受信したことに応答して、コンテストライブルームインターフェースを表示し、前記コンテストライブルームインターフェースは前記ターゲットコンテストのライブ配信画面を表示する。

【0134】

以上のように、本出願の実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示装置によれば、ターゲットアカウントがターゲットアプリケーションプログラムにログインした後、ターゲットアプリケーションプログラムのアプリケーションインターフェースにターゲットコンテストのコンテストポップアップウインドウを表示し、コンテストポップアップウインドウには、ターゲットアカウントと興味関連を有する参加選手の選手情報が含まれ、即ち、ターゲットアカウントの興味に応じて対応するようにコンテストポップアップウインドウにおける参加選手の展示ポスターを表示し、コンテストポップアップウインドウにより伝達される情報量及び情報伝達効率を向上し、ユーザーのターゲットコンテストに対する興味度を高めて、ターゲットコンテストに対する訪問者引きつけ効果を強化させる。

【0135】

ここで、上記の実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示装置について、上記の各機能モジュールの分割のみに対して例を挙げて説明し、実際適用において、ニーズに基づいて異なる機能モジュールによって完成されるように上記の機能を割り当て、即ち、機器の内部構造を異なる機能モジュールに分割することで、以上に記載の全て又は一部の機能を完成する。また、上記の実施例が提供するコンテストポップアップウインドウの表示装置は、コンテストポップアップウインドウの表示方法の実施例と同一構想に属し、その具体的な実現過程について、方法実施例を参照すればよく、ここで贅言していない。

【0136】

図１１は本出願の１つの例示的な実施例が提供する端末１１００の構成ブロック図である。当該端末１１００は、スマートフォン、タブレット、動画専門家集団オーディオレイヤー３再生装置（Ｍｏｖｉｎｇ Ｐｉｃｔｕｒｅ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ Ａｕｄｉｏ Ｌａｙｅｒ ＩＩＩ、ＭＰ３）、動画専門家集団オーディオレイヤー４再生装置（Ｍｏｖｉｎｇ Ｐｉｃｔｕｒｅ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ Ａｕｄｉｏ Ｌａｙｅｒ ＩＶ、ＭＰ４）、ノートパソコン又はデスクトップパソコンであってもよい。端末１１００はさらに、ユーザー機器、ポータブル端末、ラップトップ端末、デスクトップ端末などの他の名称と呼ばれてもよい。

【0137】

一般的に、端末１１００はプロセッサー１１０１及びメモリ１１０２を含む。

【0138】

プロセッサー１１０１は１つ又は複数の処理コア、例えば４コアプロセッサー、８コアプロセッサーなどを含む。プロセッサー１１０１に対してデジタル信号処理（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ、ＤＳＰ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（Ｆｉｅｌｄ－Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｇａｔｅ Ａｒｒａｙ、ＦＰＧＡ）、プログラマブルロジックアレイ（Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｌｏｇｉｃ Ａｒｒａｙ、ＰＬＡ）のうちの少なくとも１つのハードウェア形態で実現されてもよい。プロセッサー１１０１は、ウェイクアップ状態でのデータを処理するプロセッサー、中央演算処理装置（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ、ＣＰＵ）とも呼ばれるメインプロセッサーと、待機状態でのデータを処理する低電力消費プロセッサーであるコプロセッサーとをさらに含む。いくつかの実施例において、プロセッサー１１０１にはグラフィックプロセッサー（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ、ＧＰＵ）が集積され、ＧＰＵは、ディスプレイの表示対象となる内容のレンダリング及び描画を行う。いくつかの実施例において、プロセッサー１１０１は人工知能（Ａｒｔｉｆｉｃｉａｌ Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ、ＡＩ）プロセッサーをさらに含み、当該ＡＩプロセッサーは機械学習に関するコンピューティング操作を処理する。

【0139】

メモリ１１０２は１つ又は複数のコンピュータ可読記憶媒体を含み、当該コンピュータ可読記憶媒体は非一時的なものである。メモリ１１０２は高速ランダムアクセスメモリ、及び不揮発性メモリ、例えば１つ又は複数の磁気ディスク記憶機器、フラッシュ記憶機器をさらに含んでもよい。いくつかの実施例において、メモリ１１０２における非一時的コンピュータ可読記憶媒体は少なくとも１つの指令を記憶し、当該少なくとも１つの指令はプロセッサー１１０１によって実行されることで、本出願における方法実施例が提供する、仮想対局による制御方法を実現する。

【0140】

いくつかの実施例において、好ましくは、端末１１００は周辺機器インターフェース１１０３及び少なくとも１つの周辺機器をさらに含む。プロセッサー１１０１、メモリ１１０２及び周辺機器インターフェース１１０３の間はバス又は信号線によって接続される。各周辺機器はバス、信号線又は回路基板によって周辺機器インターフェース１１０３に接続される。具体的に、周辺機器は無線周波数回路１１０４、ディスプレイ１１０５、カメラコンポーネント１１０６、オーディオ回路１１０７及び電源１１０８のうちの少なくとも１つを含む。

【0141】

いくつかの実施例において、端末１１００は１つ又は複数のセンサー１１０９をさらに含む。当該１つ又は複数のセンサー１１０９は加速度センサー１１１１、ジャイロセンサー１１１２、圧力センサー１１１３、光センサー１１１４及び近接センサー１１１５を含むが、これらに限定されていない。

【0142】

当業者であれば理解できるように、図１１の構造は端末１１００を限定していなく、図示より多く又は少ないコンポーネントを含んでもよいし、又はいくつかのコンポーネントを組み合わせてもよいし、或いは異なるコンポーネント配置を採用してもよい。

【0143】

当業者であれば理解できるように、上記の実施例の各種方法における全て又は一部のステップは、プログラムを使用して関連ハードウェアに命令することで完成され、当該プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶され、当該コンピュータ可読記憶媒体は、上記の実施例のメモリに含まれるコンピュータ可読記憶媒体であってもよいし、個別に存在して、端末に搭載されていないコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。当該コンピュータ可読記憶媒体には少なくとも１つの指令、少なくとも１つのプログラム、コードセット又は指令セットが記憶され、前記少なくとも１つの指令、前記少なくとも１つのプログラム、前記コードセット又は指令セットは前記プロセッサーによって読み込まれて実行されることで、上記の実施例の何れか１つに記載の仮想対局による制御方法を実現する。

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】

【図11】

【手続補正書】

【提出日】2024-04-12

【手続補正2】

【補正対象書類名】特許請求の範囲

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

【請求項1】

端末が実行するコンテストポップアップウインドウの表示方法であって、前記方法は、
ターゲットアプリケーションプログラムにおけるアプリケーションインターフェースを表示するステップであって、前記ターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとは関連関係が存在し、前記ターゲットアプリケーションプログラムにはターゲットアカウントがログインされるステップと、
前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、前記アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示するステップであって、前記ターゲットコンテストの参加選手にはターゲット参加選手が含まれるステップと、
前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示するステップであって、前記ターゲット参加選手は前記ターゲットアカウントと興味関連関係が存在する選手であるステップと、を含むコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項2】

前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示する前に、
前記ターゲットアカウントの履歴アカウントデータを取得するステップであって、前記履歴アカウントデータは前記ターゲットアカウントの履歴対局状況を指示するためのデータであるステップと、
前記履歴アカウントデータに基づいて前記ターゲットコンテストの参加選手から前記ターゲット参加選手を決定するステップと、をさらに含む請求項１に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項3】

前記履歴アカウントデータには、前記ターゲットアカウントの過去に参加した仮想対局におけるチーム役割データが含まれ、前記チーム役割データは、前記仮想対局において前記ターゲットアカウントが選択した役割を記録するためのものであり、前記ターゲットコンテストは少なくとも２つの参加チームを含み、
前記履歴アカウントデータに基づいて前記ターゲットコンテストの参加選手から前記ターゲット参加選手を決定するステップは、
前記履歴アカウントデータにおける前記チーム役割データに基づいて前記ターゲットアカウントのターゲット興味のある役割を決定するステップと、
少なくとも２つの参加チームから、前記ターゲット興味のある役割にマッチングする前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定するステップと、を含む請求項２に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項4】

前記履歴アカウントデータにおける前記チーム役割データに基づいて前記ターゲットアカウントのターゲット興味のある役割を決定するステップは、
前記チーム役割データが指示する、最も高い選択率を有する役割を、前記ターゲットアカウントの前記ターゲット興味のある役割とするステップ、
又は、
前記チーム役割データが指示する、前記ターゲットアカウントに設置された所望役割を前記ターゲットアカウントの前記ターゲット興味のある役割とするステップと、を含む請求項３に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項5】

前記履歴アカウントデータには、前記ターゲットアカウントの過去に参加した前記仮想対局におけるキャラクター選択データが含まれ、前記キャラクター選択データは、前記仮想対局において前記ターゲットアカウントが制御する仮想キャラクターを記録し、前記ターゲットコンテストは少なくとも２つの参加チームを含み、
前記履歴アカウントデータに基づいて前記ターゲットコンテストの参加選手から前記ターゲット参加選手を決定するステップは
前記少なくとも２つの参加チームにおける参加選手のキャラクター選択情報を取得するステップと、
前記キャラクター選択データ及び前記参加選手のキャラクター選択情報に基づいて、少なくとも２つの参加チームの参加選手から前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定するステップと、を含む請求項２に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項6】

前記キャラクター選択データ及び前記参加選手のキャラクター選択情報に基づいて、少なくとも２つの参加チームの参加選手から前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定するステップは、
前記キャラクター選択データにおけるキャラクター選択頻度に基づいて、前記少なくとも２つの参加チームにおける参加選手が選択した仮想キャラクターをそれぞれソートして、前記少なくとも２つの参加チームにそれぞれ対応するキャラクター順序を取得するステップと、
前記キャラクター順序に基づいて前記少なくとも２つの参加チームから、参加チームに対応する前記ターゲット参加選手をそれぞれ決定するステップと、を含む請求項５に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項7】

前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、前記アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示するステップは、
前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることを検出したことに応答して、前記ターゲットコンテストに参加する少なくとも２つの参加チームのチーム情報、及び現在コンテスト対局に対応するコンテストデータを取得するステップと、
前記チーム情報及び前記コンテストデータに基づいて前記コンテストポップアップウインドウを生成するステップと、
前記アプリケーションインターフェースに前記コンテストポップアップウインドウを表示するステップと、を含む請求項１～６の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項8】

前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示するステップは、
前記コンテストデータが空であることに応答して、前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の第１の選手情報を表示するステップであって、前記第１の選手情報は前記ターゲット参加選手のイメージ識別子、及び前記ターゲット参加選手に対応する参加チームのチーム識別子を含むステップを含む請求項７に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項9】

前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示するステップは、
前記ターゲットコンテストにおいて前記少なくとも２つの参加チームが前記コンテストデータを生成することに応答して、前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の第２の選手情報を表示するステップであって、前記第２の選手情報は前記ターゲット参加選手のイメージ識別子、及び前記ターゲット参加選手に対応するコンテスト情報を含み、前記コンテスト情報は前記コンテストデータから生成されており、キャラクター選択情報、装備選択情報、及びキーイベント情報のうちの少なくとも１つを含むステップを含む請求項７に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項10】

前記方法は、
前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲットコンテストのプレビューライブ配信画面を表示するステップをさらに含む請求項１～６の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項11】

前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示した後、
コンテストポップアップウインドウにおけるライブルーム入室コントロールがトリガー操作を受信したことに応答して、コンテストライブルームインターフェースを表示するステップであって、前記コンテストライブルームインターフェースは前記ターゲットコンテストのライブ配信画面を表示するステップをさらに含む請求項１～６の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法。

【請求項12】

コンテストポップアップウインドウの表示装置であって、前記装置は、
ターゲットアプリケーションプログラムにおけるアプリケーションインターフェースを表示する表示モジュールであって、前記ターゲットアプリケーションプログラムとターゲットコンテストとは関連関係が存在し、前記ターゲットアプリケーションプログラムにはターゲットアカウントがログインされる表示モジュールを含み、
前記表示モジュールはさらに、前記ターゲットコンテストがライブ配信状態にあることに応答して、前記アプリケーションインターフェースにコンテストポップアップウインドウを表示し、前記ターゲットコンテストの参加選手にはターゲット参加選手が含まれ、
前記表示モジュールはさらに、前記コンテストポップアップウインドウに前記ターゲット参加選手の選手情報を表示し、前記ターゲット参加選手は前記ターゲットアカウントと興味関連関係が存在する選手である装置。

【請求項13】

コンピュータ機器であって、前記コンピュータ機器はプロセッサー及びメモリを含み、前記メモリには少なくとも１つの指令、少なくとも１つのプログラム、コードセット又は指令セットが記憶され、前記少なくとも１つの指令、前記少なくとも１つのプログラム、前記コードセット又は指令セットは前記プロセッサーによって読み込まれて実行されることで、請求項１～６の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法を実現するコンピュータ機器。

【請求項14】

コンピュータプログラムであって、コンピュータプログラム又は指令を含み、前記コンピュータプログラム又は指令はプロセッサーによって実行されると、請求項１～６の何れか１項に記載のコンテストポップアップウインドウの表示方法を実現するコンピュータプログラム。

【国際調査報告】