IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司の特許一覧

特表2024-536543情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム
<>
  • 特表-情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム 図1
  • 特表-情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム 図2
  • 特表-情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム 図3
  • 特表-情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム 図4
  • 特表-情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム 図5
  • 特表-情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム 図6
  • 特表-情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム 図7
  • 特表-情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム 図8
  • 特表-情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム 図9
  • 特表-情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム 図10
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-04
(54)【発明の名称】情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末およびコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/33 20190101AFI20240927BHJP
   G06K 7/10 20060101ALI20240927BHJP
【FI】
G06F16/33
G06K7/10 464
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024523107
(86)(22)【出願日】2022-10-27
(85)【翻訳文提出日】2024-04-17
(86)【国際出願番号】 CN2022127894
(87)【国際公開番号】W WO2023130813
(87)【国際公開日】2023-07-13
(31)【優先権主張番号】202210011351.7
(32)【優先日】2022-01-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY (SHENZHEN) COMPANY LIMITED
【住所又は居所原語表記】35/F,Tencent Building,Kejizhongyi Road,Midwest District of Hi-tech Park,Nanshan District, Shenzhen,Guangdong 518057,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】林 智源
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA01
(57)【要約】
本発明は、インターネットの技術分野に関し、情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末および媒体を提供する。情報取得方法は、コードスキャンインターフェースを表示するステップ(201,301,601)と、コードスキャンインターフェースに基づいて、第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行するステップであって、ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものであるステップ(202,302)と、第1の提供者に関連する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果をキーワードに対する検索結果ページに表示するステップ(203,306)と、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の端末が実行する情報取得方法であって、
コードスキャンインターフェースを表示するステップと、
前記コードスキャンインターフェースに基づいて、第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行するステップであって、前記ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものであるステップと、
前記第1の提供者に関連する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を前記キーワードに対する検索結果ページに表示するステップと、を含む、
ことを特徴とする情報取得方法。
【請求項2】
前記第1の提供者に関連する第1の検索結果を表示する前記ステップは、
前記第1の提供者に関連する第1の検索結果をトップ位置に固定して表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する前記ステップは、
前記少なくとも1つの第2の提供者の表示優先度に基づいて、前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する前記ステップは、
前記少なくとも1つの第2の提供者と前記第1の提供者との類似度に基づいて、前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する前記ステップは、
現在ログインしているアカウントのアカウント属性情報に基づいて、前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するステップであって、前記アカウント属性情報は、前記アカウントとマッチングする提供者が属するタイプを指示するためのものであるステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する前記ステップは、
現在ログインしているアカウントの履歴検索情報に基づいて、前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するステップであって、前記履歴検索情報は、前記アカウントの履歴時間帯内の検索行為に関連する提供者のタイプを指示するためのものであるステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
少なくとも1つの第3の提供者に関連する第3の検索結果を前記検索結果ページに表示するステップであって、前記第3の提供者は、前記第1の提供者とは異なるタイプに属するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記検索結果ページに表示される検索結果は、
公式アカウントのエントリおよび前記公式アカウントにおける前記キーワードに関連するオブジェクトのエントリ、
アプレットのエントリ、
マルチメディアリソースのリンク、および
ウェブページのリンクのうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲット図形コードは、1次元コード、2次元コード、またはアプレットコードのうちのいずれか1つである、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記第2の提供者は、前記キーワードに関連するオブジェクトを提供するためのものである、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
第2の端末が実行する図形コード生成方法であって、
第1のページを表示するステップであって、前記第1のページは、第1の提供者の情報を表示するためのものであるステップと、
前記第1のページにおける第1のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第2のページを表示するステップであって、前記第2のページは、図形コードを生成するためのものであるステップと、
前記第1の提供者のターゲット図形コードを表示するステップであって、前記ターゲット図形コードは、前記第2のページに入力されるキーワードに基づいて生成され、前記キーワードに基づく検索をトリガーするためのものであるステップと、を含む、
ことを特徴とする図形コード生成方法。
【請求項12】
コードスキャンインターフェースを表示するための表示モジュールと、
前記コードスキャンインターフェースに基づいて、第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行するためのコードスキャンモジュールであって、前記ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものである、コードスキャンモジュールと、を含み、
前記表示モジュールは、前記第1の提供者に関連する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を前記キーワードに対する検索結果ページに表示するためにも用いられる、
ことを特徴とする情報取得装置。
【請求項13】
第1のページを表示するための表示モジュールであって、前記第1のページは、第1の提供者の情報を表示するためのものである表示モジュールを含み、
前記表示モジュールは、さらに前記第1のページにおける第1のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第2のページを表示するためにも用いられ、前記第2のページは、図形コードを生成するためのものであり、
前記表示モジュールは、さらに前記第1の提供者のターゲット図形コードを表示するためにも用いられ、前記ターゲット図形コードは、前記第2のページに入力されるキーワードに基づいて生成され、前記キーワードに基づく検索をトリガーするためのものである、
ことを特徴とする図形コード生成装置。
【請求項14】
プロセッサとメモリとを含み、
前記メモリは、前記プロセッサがロードして実行することによって請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報取得方法、または請求項11に記載の図形コード生成方法を実現する少なくとも一つのコンピュータプログラムを記憶するためのものである、
ことを特徴とする端末。
【請求項15】
請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報取得方法、または請求項11に記載の図形コード生成方法を実現するための少なくとも一つのコンピュータプログラムを記憶するためのものである、
ことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
【請求項16】
プロセッサによって実行される場合に請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報取得方法、または請求項11に記載の図形コード生成方法を実現するコンピュータプログラムを含む、
ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【関連出願】
【0001】
本願は、2022年01月06日に提出された出願番号が202210011351.7であり、発明名称が「情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末および媒体」である中国特許出願に基づき優先権を要求し、その全ての内容は参照により本開示に組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
本願は、インターネットの技術分野に関し、特に情報取得方法、図形コード生成方法、装置、端末および媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の発展に伴い、人々の日常生活に対して様々な便利をもたらし、例えば、外出せずにショッピング、食べ物の発注、電気代の支払いおよび乗車券の発注などのサービスを楽しむことが可能となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願の実施例は、情報取得方法、図形コード生成方法、装置、機器および媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、コードスキャンインターフェースを表示するステップと、前記コードスキャンインターフェースに基づいて、第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行するステップであって、前記ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものであるステップと、前記第1の提供者に対応する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に対応する第2の検索結果を検索結果ページに表示するステップであって、前記第2の提供者は、前記キーワードに対応するオブジェクトを提供するためのものであるステップと、を含む情報取得方法を提供する。
【0006】
本発明の他の態様によれば、第1のページを表示するステップであって、前記第1のページは、第1の提供者の情報を表示するためのものであるステップと、前記第1のページにおける第1のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第2のページを表示するステップであって、前記第2のページは、図形コードを生成するためのものであるステップと、前記第2のページに入力されたキーワードに基づいて生成された前記第1の提供者のターゲット図形コードを表示するステップであって、前記ターゲット図形コードは、前記キーワードに基づく検索をトリガーするためのものであるステップと、を含む図形コード生成方法を提供する。
【0007】
本発明の他の態様によれば、コードスキャンインターフェースを表示するための表示モジュールと、前記コードスキャンインターフェースに基づいて、第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行するためのコードスキャンモジュールであって、前記ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものであるコードスキャンモジュールと、を含み、前記表示モジュールは、さらに前記第1の提供者に対応する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に対応する第2の検索結果を検索結果ページに表示するためにも用いられ、前記第2の提供者は、前記キーワードに対応するオブジェクトを提供するためのものである情報取得装置を提供する。
【0008】
本発明の他の態様によれば、
第1のページを表示するための表示モジュールであって、前記第1のページは、第1の提供者の情報を表示するためのものである表示モジュールを含み、前記表示モジュールは、さらに前記第1のページにおける第1のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第2のページを表示するためにも用いられ、前記第2のページは、図形コードを生成するためのものであり、前記表示モジュールは、さらに前記第2のページに入力されたキーワードに基づいて生成された前記第1の提供者のターゲット図形コードを表示するためにも用いられ、前記ターゲット図形コードは、前記キーワードに基づく検索をトリガーするためのものである図形コード生成装置を提供する。
【0009】
本発明の他の態様によれば、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリは、前記プロセッサがロードして実行することによって本願の実施例に記載の情報取得方法または図形コード生成方法を実現する少なくとも一つのコンピュータプログラムを記憶するためのものである端末を提供する。
【0010】
本発明の他の態様によれば、プロセッサがロードして実行することによって本願の実施例に記載の情報取得方法または図形コード生成方法を実現する少なくとも一つのコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供する。
【0011】
本発明の他の態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され、端末のプロセッサがコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み取って実行することによって、当該端末に上記の各種の好適な実現形式に係る情報取得方法または図形コード生成方法を実行させるコンピュータプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本願の実施例に係る1種の情報取得方法の実施環境を示す図である。
図2】本願の実施例に係る1種の情報取得方法のフローチャートである。
図3】本願の実施例に係る1種の情報取得方法のインタラクションのフローチャートである。
図4】本願の実施例に係る1種のターゲット図形コードを示す図である。
図5】本願の実施例に係る1種の検索結果ページを示す図である。
図6】本願の実施例に係る他の情報取得方法のフローチャートである。
図7】本願の実施例に係る1種の図形コード生成方法のフローチャートである。
図8】本願の実施例に係る1種の情報取得装置のブロック図である。
図9】本願の実施例に係る1種の図形コード生成装置のブロック図である。
図10】本願の実施例に係る1種の端末の構造を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本願の目的、技術案および利点をより明瞭にするために、本願の実施形態について図面を参照しながらさらに詳細に説明する。
【0014】
本願では、「第1」、「第2」などの用語は、作用および機能が基本的に同様である同一事項または類似事項を区別するためのものであり、「第1」、「第2」、「第n」の間に論理的または時系列的な依存関係がなく、数量および実行順序に対する限定もないと理解されたい。
【0015】
本願では、「少なくとも1つ」という用語は、1つまたは複数を意味し、「複数」とは、2つまたはそれ以上を意味する。
【0016】
本願の実施例では、提供者の情報、ユーザのアカウント、アカウント属性情報、履歴検索情報および検索結果などの関連データに関して、本願を製品または技術に適用する場合に許可または同意を得る必要があり、かつ、関連データの収集、使用および処理は、関係国家および地域の関係法規制および標準を遵守しなければならない。
【0017】
インターネット技術の発展に伴い、人々は、外出せずにショッピング、食べ物の発注、電気代の支払いおよび乗車券の発注などのサービスを楽しむことが可能となった。例えば、ショッピングを例として、まず、ショッピングサービスのプロバイダーを選択し、その後、プロバイダーのショッピングアプリにおいて検索ボックスを見つけて、検索ボックスにキーワードを入力しなければ、当該キーワードに関連する検索結果を得ることができない。上記の過程において、購入したい物品を検索するために煩雑なステップを必要とするので、情報の取得効率が低いことが明らかである。
【0018】
以下、本願に係る用語を説明する。
【0019】
提供者とは、サービス、物品、文章およびビデオなどのコンテンツを提供する情報キャリアであり、例えば、当該情報キャリアは、業者、公式アカウントまたはウェブサイトなどである。
【0020】
ID(Identity document)とは、識別番号、アカウント、ユニーク番号、固有番号などの識別情報を意味する。
【0021】
URL(Uniform Resource Locator、ユニフォームリソースロケータ)とは、ワールドワイドウェブのユニフォームリソースロケータを意味し、つまり、ネットワークアドレスを意味する。
【0022】
Logo(logotype、ロゴまたは商標)は、ロゴを所有する会社を識別するための役割を果たし、形象化したロゴによって、消費者に会社本体を覚えさせることができる。
【0023】
API(Application Programming Interface、アプリケーションプログラムインターフェース)は、幾つかの予め定義されたインターフェース(例えば、関数、HTTPインターフェース)、またはソフトウェアシステムの異なる構成部分が接続される約束を意味する。
【0024】
以下、本願の実施環境について説明する。
【0025】
本願の実施例に係る情報取得方法は、端末が実行するものである。以下、本願の実施例に係る情報取得方法の実施環境を説明し、図1は、本願の実施例に係る1種の情報取得方法の実施環境を示す図である。図1に示すように、当該実施環境は、端末101とサーバ102とを含む。端末101とサーバ102とは、有線通信または無線通信で直接的または間接的に接続されるが、本願ではこれを限定しない。
【0026】
幾つかの実施例では、端末101は、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、卓上型コンピュータ、スマート音声対話装置、スマート家電、車載端末などであるが、これらに限定されない。端末101は、コードスキャンを支持可能なアプリケーションをインストールして動作させる。当該アプリケーションは、ソーシャル系アプリケーション、ショッピング系アプリケーションおよび情報系アプリケーションのうちのいずれか1つである。端末101は、ユーザが使用する端末であり、端末101には、ユーザアカウントがログインされている。ユーザは、端末101におけるコードスキャンを支持可能なアプリケーションによってターゲット図形コードをスキャンすることによって、検索結果を得る。当業者は、上記端末の数量がより多くてもより少なくてもよいことを知っている。例えば、上記端末は、1つであってもよく、あるいは数十個、数百個またはそれ以上の数であってもよい。本願の実施例では、端末の数量およびタイプを限定しない。
【0027】
例えば、当該コードスキャンを支持可能なアプリケーションがソーシャル系アプリケーションであることを例として、端末101は、当該アプリケーションのコードスキャンインターフェースを表示した後、当該コードスキャンインターフェースに基づいて第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行して、キーワードに基づく検索をトリガーし、当該ターゲット図形コードは、電子機器に表示される図形コード、または印刷物に印刷される図形コードなどである。その後、端末101は、サーバ102から返信された検索結果を当該キーワードに対する検索結果ページに表示する。上記の過程において、ターゲット図形コードに対してコードスキャンを行うだけで検索結果の取得を完了することができるので、操作が簡単で便利であり、情報の取得効率を向上させた。
【0028】
幾つかの実施例では、サーバ102は、独立した物理サーバ、または複数の物理サーバからなるサーバクラスタまたは分散システム、またはクラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウドストレージ、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメイン名サービス、セキュリティサービス、CDN(Content Delivery Network、コンテンツ配信ネットワーク)、およびビッグデータと人工知能プラットフォームなどの基礎クラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバである。サーバ102は、コードスキャンを支持可能なアプリケーションに対してバックグラウンドサービスを提供するためのものである。幾つかの実施例では、サーバ102が主要な計算作業を担い、端末101が副次的な計算作業を担うようにしてもよく、あるいは、サーバ102が副次的な計算作業を担い、端末101が主要な計算作業を担うようにしてもよく、あるいは、サーバ102および端末101の双方が分散型コンピューティングアーキテクチャで協働して計算するようにしてもよい。
【0029】
図2は、本願の実施例に係る1種の情報取得方法のフローチャートである。図2に示すように、本願の実施例では、第1の端末が実行することを例として説明する。当該情報取得方法は、以下のステップを含む。
【0030】
ステップ201において、第1の端末は、コードスキャンインターフェースを表示する。
【0031】
本願の実施例では、当該第1の端末は、図1における端末101である。当該第1の端末には、コードスキャン機能を実現可能なアプリケーションがインストールされている。第1の端末は、コードスキャン機能に対するトリガー操作に応答して、当該アプリケーションのコードスキャンインターフェースを表示する。
【0032】
ステップ202において、第1の端末は、コードスキャンインターフェースに基づいて、第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行し、当該ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものである。
【0033】
本願の実施例では、当該第1の提供者は、当該キーワードに関連するオブジェクトを提供するためのものであって、公式アカウント、アプレット、ウェブページおよび仮想店舗のうちのいずれか1つであり、当該オブジェクトは、サービス、物品またはマルチメディアリソースのうちのいずれか1つである。当該ターゲット図形コードは、電子機器に表示される図形コード、または印刷物に印刷される図形コードであり、当該ターゲット図形コードは、1次元コード、2次元コードまたはアプレットコードなどの情報を含める図形コードであってもよいが、本願の実施例ではこれを限定しない。第1の端末は、カメラを呼び出して当該ターゲット図形コードを撮影して、当該カメラによって撮影したコンテンツをコードスキャンインターフェースに表示することによって、当該ターゲット図形コードに対するコードスキャン操作の実行を実現することができる。
【0034】
例えば、当該ターゲット図形コードは、ウェブサイトページに表示されるアプレットコード、またはチラシやポスターに印刷される2次元コードである。第1の端末のチャットアプリケーションにおけるコードスキャンコントロールをトリガーすることによって、コードスキャン機能を呼び出して、上記のアプレットコードまたは2次元コードに対してコードスキャン操作を実行することができる。
【0035】
ステップ203において、第1の端末は、第1の提供者に対応する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に対応する第2の検索結果を検索結果ページに表示し、当該第2の提供者は、当該キーワードに対応するオブジェクトを提供するためのものである。
【0036】
本願の実施例では、第1の端末は、コードスキャン操作を実行した後、キーワードに基づく検索をトリガーすることができ、すなわち、当該サーバが当該キーワードに基づいて検索し、当該サーバから返信された当該キーワードに対する検索結果を受信する。次に、第1の端末は、当該キーワードに対する検索結果ページを表示し、かつサーバから返信された検索結果のそれぞれを当該検索結果ページに表示する。ここで、当該検索結果は、第1の検索結果および少なくとも1つの第2の検索結果を含み、当該第1の検索結果は、第1の提供者に関連するものであり、当該少なくとも1つの第2の検索結果は、それぞれ少なくとも1つの第2の提供者に関連するものである。当該第2の提供者は、当該キーワードに関連するオブジェクトを提供するためのものである。当該第1の検索結果および少なくとも1つの第2の検索結果の情報タイプは、公式アカウントエントリ、アプレットエントリ、ウェブページのリンク、およびマルチメディアリソースのリンクなどであるが、本願の実施例ではこれを限定しない。
【0037】
本願が提供する技術案によれば、ターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行してキーワードに基づく検索をトリガーすることによって、キーワードに関連するオブジェクトを提供する少なくとも1つの第2の提供者の第2の検索結果を検索して得ることができ、さらに、第1の提供者の第1の検索結果を得ることもでき、ターゲット図形コードに対してコードスキャンを行うだけで検索結果の取得を完了することができるので、操作が簡単で便利であり、情報の取得効率を向上させた。
【0038】
図3は、本願の実施例に係る1種の情報取得方法のインタラクションのフローチャートであり、図3に示すように、本願の実施例では、第1の端末とサーバとの間のインタラクションを例として説明する。当該情報取得方法は、以下のステップを含む。
【0039】
ステップ301において、第1の端末は、コードスキャンインターフェースを表示する。
【0040】
本願の実施例では、第1の端末には、コードスキャンおよび検索を支持可能なチャットアプリケーションがインストールされ、第1の端末は、当該チャットアプリケーションにおけるコードスキャンコントロールに対するトリガー操作に応答してコードスキャンページを表示し、当該コードスキャンページは、ファインダボックスを含む。第1の端末は、スキャンするターゲット図形コードにコードスキャンページにおけるファインダボックスを位置合わせることによって、ファインダボックスにあるターゲット図形コードに対してスキャンおよび識別を行うことができ、ターゲット図形コードに対するコードスキャン操作を実現することができる。
【0041】
ステップ302において、第1の端末は、コードスキャンインターフェースに基づいて、第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行し、当該ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものである。
【0042】
本願の実施例では、当該第1の提供者は、当該キーワードに関連するオブジェクトを提供するためのものであって、公式アカウント、アプレット、ウェブページおよび仮想店舗のうちのいずれか1つであり、当該オブジェクトは、サービス、物品またはマルチメディアリソースのうちのいずれか1つである。当該ターゲット図形コードは、当該第1の提供者が作成したものであり、当該ターゲット図形コードは、1次元コード、2次元コードまたはアプレットコードのうちのいずれか1つを含み、すなわち、情報を含める図形コードはいずれも当該ターゲット図形コードに属する。図形コードで検索のための情報をキャリアすることによって、コードスキャン機能だけで検索機能の呼び出しを実現することが可能となり、検索の効率が向上した。
【0043】
例えば、当該ターゲット図形コードは、例えば紙などの物体に印刷される2次元コードであり、当該2次元コードの非認識領域には、例えば業者のロゴ、業者の名称、または2次元コードに含まれるキーワードなどの絵または文字が表示される。当該物体には、2次元コードに加えて、どのようなアプリケーションでコードをスキャンするかを指示するための指示画像または指示情報も含まれる。図4を参照して説明すると、図4は、本願の実施例に係る1種のターゲット図形コードを示す図である。図4は、2次元コードが印刷される物体の表面を例示的に示し、当該物体の表面には、2次元コード401と、アプリケーションの指示画像402とが含まれる。ここで、2次元コード401の非認識領域には、業者の名称であるAAAAが表示され、指示画像402には、アプリケーションの名称であるBBBBが表示されている。
【0044】
ステップ303において、第1の端末は、検索要求をサーバに送信し、当該検索要求は、コードスキャン操作によって得られるキーワードと、当該ターゲット図形コードの第1の提供者の識別子とを含む。
【0045】
本願の実施例では、第1の端末は、ターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行することによって、当該ターゲット図形コードに対してスキャンおよび識別を行って、当該ターゲット図形コードに含まれるキーワードおよび第1の提供者の識別子を得ることができる。当該識別子は、IDまたはURLなどであるが、本願の実施例では識別子を限定しない。第1の端末は、上記のキーワードおよび識別子を得た後、サーバがキーワードに基づいて検索を実行して検索結果を返信できるように検索要求をサーバに送信する。
【0046】
例えば、当該第1の提供者は、家事サービスを提供する公式アカウントであるXX家事である。当該ターゲット図形コードには、「家政婦を探す」というキーワードと当該XX家事の公式アカウントIDとが含まれる。第1の端末は、当該ターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行することによって、「家政婦を探す」というキーワードと第1の提供者の識別子である公式アカウントIDを得た後、「家政婦を探す」と公式アカウントIDとを含む検索要求を生成してサーバに送信する。
【0047】
幾つかの実施例では、ターゲット図形コードには、検索に関するサービスを呼び出して検索要求を生成するように第1の端末に指示するための検索識別子がさらに含まれる。例えば、当該検索識別子は、2進文字列である。なお、異なるサービスは、異なる2進文字列を有し、例えば、スキップサービス、支払いサービスおよびログインサービスなどはいずれも異なる2進文字列を有し、第1の端末は、ターゲット図形コードに含まれる2進文字列によって、当該ターゲット図形コードをスキャンした後に呼び出す必要があるサービスを確定して、当該サービスを提供するAPIを呼び出すことができる。
【0048】
ステップ304において、サーバは、検索要求に基づいて検索を行って検索結果を獲得し、当該検索結果は、第1の提供者に対応する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に対応する第2の検索結果を含む。
【0049】
本願の実施例では、サーバは、当該検索要求を受信した後、当該検索要求を解析して上記のキーワードおよび第1の提供者の識別子を得ることができる。その後、サーバは、当該キーワードおよび第1の提供者の識別子に基づいて検索して検索結果を得る。幾つかの実施例では、サーバは、キーワードに基づいて検索して、第1の検索結果および少なくとも1つの第2の検索結果を含む複数の検索結果を得る。他の幾つかの実施例では、サーバは、第1の提供者の識別子に基づいて検索して第1の検索結果を得、キーワードに基づいて検索して少なくとも1つの第2の検索結果を得る。他の幾つかの実施形態では、サーバは、第1の提供者の識別子に基づいて第1の提供者のタイプを確定した後、第2の提供者が第1の提供者と同一のタイプに属するように第1の提供者のタイプに対して検索を行うようになっており、この検索過程は、バーティカル検索と呼ばれ、バーティカル検索は、公式アカウント検索、サービス検索、アプレット検索、ウェブページ検索および他の検索などを含む。サーバが検索して得た検索結果は、公式アカウントのエントリおよび当該公式アカウントにおける当該キーワードに関連するオブジェクトのエントリ、アプレットのエントリ、マルチメディアリソースのリンク、およびウェブページのリンクのうちの少なくとも1つを含むが、本願の実施例では検索結果を制限しない。キーワードに基づいて検索を行うことによって、当該キーワードに関するコンテンツを検索することができ、検索範囲が広くなり、検索効率が高くなる。
【0050】
例えば、サーバは、「家政婦を探す」というキーワードに基づいて検索して、家政婦サービスを提供する複数の公式アカウントを得る。いずれかの公式アカウントに対して、サーバは、当該公式アカウントから当該家政婦サービスに直接的に関連するサービスページを確定し、その後、当該公式アカウントのエントリと当該サービスページのエントリとを1つの検索結果とする。
【0051】
幾つかの実施例では、サーバは、検索結果をランキングすることもできる。例えば、サーバは、第1の提供者の識別子に基づいて、検索結果から当該第1の提供者に関連する第1の検索結果を選別する。その後、残りの少なくとも1つの検索結果を、少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果と確定し、第2の提供者と第2の検索結果とは1対1で対応する。サーバは、第1の検索結果を検索結果の第1位に調整する。その後、検索結果をリストの形式で第1の端末に返信する。なお、サーバは、第1の検索結果を例えば第2位、第3位または第4位などの他の位置に調整して、第1の検索結果を比較的上位の位置に並べることを確保するようにしてもよいが、本願の実施例ではこれを限定しない。第1の検索結果を比較的上位の位置に並べることによって、提供者がコードスキャン検索機能にアクセスした後の検索結果ページにおける順番を向上させることができ、サービス提供者およびサービス使用者の両方に利益を与え、良性のサイクルを形成することができる。
【0052】
幾つかの実施例では、サーバは、表示優先度が高い第2の提供者に関連する第2の検索結果が表示優先度が低い第2の提供者に関連する第2の検索結果よりも上位の位置に並ぶように、第2の提供者の表示優先度に基づいて第2の検索結果をランキングするようにしてもよい。ここで、当該表示優先度は、第2の提供者の露出度、クリック率および好感度などのパラメータに基づいて確定されるが、本願の実施例ではこれを限定しない。
【0053】
幾つかの実施例では、サーバは、少なくとも1つの第2の提供者と第1の提供者との類似度をそれぞれ確定した後、類似度が高い第2の提供者に関連する第2の検索結果が類似度が低い第2の提供者に関連する第2の検索結果よりも上位の位置に並ぶように、類似度の高さに基づいて第2の検索結果をランキングするようにしてもよい。ここで、当該類似度は、サーバが第1の提供者および第2の提供者が提供するオブジェクトに基づいて確定し、または、サーバが第1の提供者および第2の提供者が属するタイプに基づいて確定するが、本願の実施例では、類似度の確定方式を限定しない。
【0054】
幾つかの実施例では、サーバは、第1の端末にログインしているアカウントのアカウント属性情報に基づいて、ターゲットタイプに属する第2の提供者の第2の検索結果がターゲットタイプに属さない第2の提供者の第2の検索結果よりも上位の位置に並ぶように第2の検索結果をランキングするようにしてもよく、ここで、ターゲットタイプは、当該アカウント属性情報に指示される、当該アカウントとマッチングする提供者が属するタイプであり、例えば、ターゲットタイプは、上記アカウントが好きなタイプである。サーバは、当該アカウントのアカウント属性情報を取得し、当該アカウント属性情報は、当該アカウントとマッチングする提供者が属するタイプを指示するためのものであり、1例では、当該アカウント属性情報は、当該アカウントが好きな提供者が属するタイプを指示するための使用好み情報である。ここで、当該アカウントは、第1の端末に現在ログインしているアカウントであり、検索要求は、当該アカウントのアカウント識別子を携帯している。幾つかの実施例では、当該使用好み情報は、サーバがアカウントによる各提供者が提供するサービスの使用行為に基づいて確定したものであるが、本願の実施例ではこれを限定しない。例えば、アカウントが公式アカウントにおけるサービスに複数回アクセスしたが、アプレットにおけるサービスへのアクセスが少ない場合、アカウントが好きな提供者が属するタイプが公式アカウントタイプであることを意味する。
【0055】
幾つかの実施例では、サーバは、第1の端末にログインしているアカウントの履歴検索情報に基づいて第2の検索結果をランキングしてもよく、ここで、履歴検索情報は、アカウントの履歴検索行為に合致する第2の提供者に関連する第2の検索結果が、アカウントの履歴検索行為に合致しない第2の提供者に関連する第2の検索結果よりも上位の位置に並ぶように、アカウントの履歴時間帯における検索行為に関連する提供者のタイプを指示するためのものである。ここで、当該履歴検索情報は、サーバがアカウントの履歴検索記録における各提供者に対する検索行為に基づいて確定するが、本願の実施例ではこれを限定しない。アカウントが公式アカウントを複数回検索したが、アプレットを検索する回数が少ないまたはない場合、アカウントの履歴時間帯における履歴検索行為に関連する提供者のタイプが公式アカウントタイプであることを意味する。
【0056】
幾つかの実施例では、上記の少なくとも1つの第2の提供者は、第1の提供者と同一のタイプに属し、ここで、タイプは、公式アカウントタイプ、アプレットタイプおよびウェブページタイプなどを含む。サーバは、第1の提供者の識別子に基づいて当該第1の提供者が属するタイプを確定し、その後、当該第1の提供者が属するタイプに従って、当該キーワードに基づいて検索して少なくとも1つの第3の提供者に関連する第3の検索結果を得るようにしてもよく、当該第3の提供者は、当該第1の提供者とは異なるタイプに属する。キーワードに基づいて第1の提供者と異なるタイプに属する第3の提供者を検索することによって、検索の範囲を拡大し、検索結果の多様性を向上させることができる。例えば、当該第1の提供者が属するタイプが公式アカウントタイプであると、第3の提供者が属するタイプは、アプレットタイプまたはウェブページタイプである。
【0057】
ステップ305において、サーバは、検索結果を第1の端末に返信する。
【0058】
本願の実施例では、サーバは、ステップ304において検索した検索結果を第1の端末に返信することができる。ここで、当該検索結果は、サーバによってランキングされた検索結果、またはサーバによってランキングされていない検索結果である。
【0059】
ステップ306において、第1の端末は、第1の提供者に対応する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に対応する第2の検索結果を検索結果ページに表示する。
【0060】
本願の実施例では、第1の端末は、当該キーワードに対する検索結果ページを表示し、かつサーバから返信された各検索結果を検索結果ページに表示する。ここで、検索結果は、公式アカウントのエントリおよび当該公式アカウントにおける当該キーワードに対応するオブジェクトのエントリ、アプレットのエントリ、マルチメディアリソースのリンク、およびウェブページのリンクのうちの少なくとも1つを含むが、本願の実施例では、検索結果を制限しない。検索結果を表示する場合、第1の端末は、検索結果を順不同に表示し、または一定の順序で検索結果を表示する。ここで、検索結果の表示順序は、サーバまたは第1の端末によって設定される。
【0061】
幾つかの実施例では、第1の端末は、検索結果ページにおいて、第1の提供者に関連する第1の検索結果をトップ位置に固定して表示する。当該第一提供者に関連する第一検索結果をトップ位置に固定して表示することによって、第一提供者の露出度やクリック率などを向上させることができる。
【0062】
幾つかの実施例では、第1の端末は、検索結果ページにおいて、少なくとも1つの第2の提供者の表示優先度に基づいて当該少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する。ここで、当該表示優先度は、第2の提供者の露出度、クリック率および好感度などのパラメータに基づいて確定されるが、本願の実施例ではこれを限定しない。表示優先度に基づいて第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示することによって、前にランキングされる第2の検索結果の品質が後にランキングされる第2の検索結果の品質よりも良くなり、検索結果の取得効率が向上された。
【0063】
幾つかの実施例では、第1の端末は、検索結果ページにおいて、少なくとも1つの第2の提供者と第1の提供者との類似度に基づいて少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する。第1の端末による第2の検索結果のランキング方式は、サーバと一致しており、上記のステップ303を参照できるので、ここではその説明を省略する。例えば、各々の第2の検索結果を、それと関連する第2の提供者と第1の提供者との類似度の高い順に降順で表示することによって、第1の提供者に関連する第1の検索結果と類似する第2の検索結果ほど上位にランキングされ、第1の提供者に関連する第1の検索結果と類似しない第2の検索結果ほど下位にランキングされることを保証できる。類似度に基づいて第2の検索結果を表示することによって、前に表示される第2の検索結果が第1の検索結果と比較的に類似するようになり、ユーザによる情報の取得効率を向上させることができる。
【0064】
幾つかの実施例では、第1の端末は、現在ログインしているアカウントのアカウント属性情報を取得し、当該アカウント属性情報は、当該アカウントとマッチングする提供者が属するタイプを指示するためのものであり、1例では、当該アカウント属性情報は、当該アカウントが好きな提供者が属するタイプを指示するための使用好み情報である。第1の端末は、アカウント属性情報に基づいて少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する。第1の端末による第2の検索結果のランキング方式は、サーバと一致しており、上記のステップ303を参照できるので、ここではその説明を省略する。例えば、当該アカウント属性情報が指示するタイプとマッチングする第2の検索結果の表示順序を前の位置に調整し、当該アカウント属性情報が指示するタイプとマッチングしない第2の検索結果の表示順序を後の位置に調整する。アカウント属性情報、例えば使用好み情報に従って第2の検索結果を表示することによって、前に表示される第2の検索結果がアカウントの好みに合致し、ユーザによる情報の取得効率を向上させた。
【0065】
幾つかの実施例では、第1の端末は、現在ログインしているアカウントの履歴検索情報を取得し、当該履歴検索情報は、アカウントの履歴時間帯における検索行為に関連する提供者のタイプを指示するためのものである。第1の端末は、履歴検索情報に基づいて少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する。第1の端末による第2の検索結果のランキング方式は、サーバと一致しており、上記のステップ303を参照できるので、ここではその説明を省略する。アカウントの履歴検索行為に基づいて第2の検索結果を表示することによって、前に表示される第2の検索結果が履歴検索行為に合致し、ユーザによる情報の取得効率を向上させることができる。
【0066】
幾つかの実施例では、第1の端末は、少なくとも1つの第3の提供者に関連する第3の検索結果を検索結果ページに表示することもでき、当該第3の提供者は、第1の提供者と異なるタイプに属する。当該第3の提供者は、サーバが第1の提供者が属するタイプおよびキーワードに基づいて検索して得たものであり、詳しくはステップ304を参照できるので、ここでその説明を省略する。異なるタイプに属する提供者に関連する検索結果を表示することによって、検索結果に多様性を持たせ、情報取得の多様性を向上させた。
【0067】
例えば、第1の提供者が属するタイプが公式アカウントタイプであり、キーワードが「家政婦を探す」である場合、少なくとも1つの第2の提供者は、「家政婦を探す」というサービスを提供する公式アカウントであり、少なくとも1つの第3の提供者は、「家政婦を探す」に関するウェブページまたはアプレットなどである。図5は、本願の実施例に係る1種の検索結果ページを示す図であり、図5に示すように、第1の提供者に関連する第1の検索結果が検索結果ページのトップ位置に表示され、当該第1の検索結果は、公式アカウントのエントリに加えて、「家政婦を探す」に関するサービスのエントリをさらに含み、すなわち、当該サービスのエントリをクリックすることによって、当該公式アカウントが提供する「家政婦を探す」というサービスを直接的に使用することができる。第2の提供者に関連する第2の検索結果は、第1の検索結果の後に表示され、当該第2の検索結果は、当該公式アカウントのエントリと「家政婦を探す」に関するサービスのエントリとを含む。第3の提供者に関連する第3の検索結果は、第2の検索結果の後に表示される。当該第3の検索結果は、ウェブページのリンクであり、当該ウェブページは、「家政婦を探す」に関するサービスを提供するウェブページである。幾つかの実施例では、第1の端末は、表示優先度に基づいて第2の検索結果および第3の検索結果をランキングすることもでき、ランキング方式についてはその説明を省略する。
【0068】
なお、上記のステップ301~ステップ306で説明した過程をより容易に理解できるために、図6に本願の実施例に係る他の情報取得方法のフローチャートを示し、図6に示すように、以下のステップを含む。ステップ601において、第1の端末は、コードスキャンインターフェースを表示する。ステップ602において、第1の端末は、コードスキャンインターフェースに基づいてキーワードを含む2次元コードをスキャンする。ステップ603において、第1の端末は、2次元コードにおけるキーワードおよび第1の提供者の識別子を取得する。ステップ604において、第1の端末は、検索サービスを呼び出す。ステップ605において、サーバは、キーワードに基づいて、公式アカウント検索、サービス検索、アプレット検索、ウェブページ検索および他の検索を含む検索を行う。ステップ606において、サーバは、第1の提供者の識別子に基づいて検索結果をランキングする。ステップ607において、サーバは、検索結果を返信する。ステップ608において、第1の端末は、検索結果を表示する。
【0069】
本願が提供する技術案によれば、ターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行してキーワードに基づく検索をトリガーすることによって、キーワードに関連するオブジェクトを提供する少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を検索して得ることができ、さらに第1の提供者に関連する第1の検索結果を得ることもでき、すなわち、ターゲット図形コードに対してコードスキャンを行うだけで検索結果の取得を完了することができるので、操作が簡単で便利であり、情報の取得効率を向上させた。また、コードスキャン検索の方式が簡単で便利であるので、検索習慣および検索経験のないユーザも便利で迅速に検索することができ、検索機能の使用群体を拡大することができる。そして、コードスキャン検索の結果は、良質なサービスをユーザに効率的に伝えることができる。この上に、サービス提供者およびサービス利用者のいずれも利益を受けることができ、良性のあるループを形成した。
【0070】
図7は、本願の実施例に係る1種の図形コード生成方法のフローチャートであり、図7に示すように、本願の実施例では、第2の端末が実行することを例として説明する。当該方法は、以下のステップを含む。
【0071】
ステップ701において、第2の端末は、第1のページを表示し、当該第1のページは、第1の提供者の情報を表示するためのである。
【0072】
本願の実施例では、当該第2の端末は、第1の提供者に関連する端末であり、当該第2の端末には、バックグラウンド管理機能を支持可能なアプリケーションがインストールされ、またはバックグラウンド管理システムにアクセス可能である。当該第1のページは、当該第1の提供者の情報を表示するためのバックグラウンド管理ページであり、例えば、第1のページは、公式アカウントのバックグラウンド管理ページ、またはアプレットのバックグラウンド管理ページなどであり、当該第1の提供者の情報は、第1の提供者のアカウント、第1の提供者がリリースしたコンテンツ、および第1の提供者が提供するサービスなどである。
【0073】
ステップ702において、第2の端末は、第1のページにおける第1のコントロールに対するトリガー操作に応答して第2のページを表示し、当該第2のページは、図形コードを生成するためのものである。
【0074】
本願の実施例では、当該第1のページには、第1のコントロールが表示され、当該第1のコントロールは、トリガされた後に第2のページを表示するためのものであり、当該第2のページは、図形コードを生成するためのものである。ここで、当該第2のページには、キーワードを入力するための入力ボックスが表示される。
【0075】
ステップ703において、第2の端末は、第2のページに入力されたキーワードに基づいて生成された第1の提供者のターゲット図形コードを表示し、当該ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものである。
【0076】
本願の実施例では、第2の端末は、第2のページに入力されたキーワードを取得した後に第1の提供者の識別子を取得することによって、当該キーワードおよび識別子を提供可能なターゲット図形コードを生成して表示することができ、言い換えれば、当該ターゲット図形コードは、第2のページに入力されたキーワードに基づいて生成される。当該ターゲット図形コードは、スキャン後にキーワードに関連にするオブジェクトの提供者である第1の提供者を検索することができ、上記のステップ301~ステップ304を参照できるので、ここではその説明を省略する。
【0077】
幾つかの実施例では、当該第1のページには、第2のコントロールがさらに表示され、第2の端末は、当該第2のコントロールに対するトリガー操作に応答して、ターゲット図形コードのスキャン回数、当該ターゲット図形コードに基づくクリック率などの情報を表示するための第3のページを表示するが、本願の実施例ではこれを限定しない。
【0078】
本願が提供する技術案によれば、キーワードおよび第1の提供者の識別子を含むターゲット図形コードを生成することによって、ターゲット図形コードをスキャンするだけで検索結果の取得を完了することができ、操作が簡単で便利であり、情報の取得効率を向上させた。
【0079】
図8は、本願の実施例に係る1種の情報取得装置のブロック図である。当該装置は、上記の情報取得方法におけるステップを実行するためのものであり、図8に示すように、当該装置は、表示モジュール801と、コードスキャンモジュール802とを含む。
【0080】
表示モジュール801は、コードスキャンインターフェースを表示するためのものである。
【0081】
コードスキャンモジュール802は、当該コードスキャンインターフェースに基づいて第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行するためのものであり、当該ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものである。
【0082】
表示モジュール801は、当該第1の提供者に関連する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を当該キーワードに対する検索結果ページに表示するためにも用いられ、当該第2の提供者は、当該キーワードに関連するオブジェクトを提供するためのものである。
【0083】
幾つかの実施例では、当該表示モジュール801は、当該第1の提供者に関連する第1の検索結果をトップ位置に固定して表示するために用いられる。
【0084】
幾つかの実施例では、当該表示モジュール801は、当該少なくとも1つの第2の提供者の表示優先度に基づいて、当該少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するために用いられる。
【0085】
幾つかの実施例では、当該表示モジュール801は、当該少なくとも1つの第2の提供者と当該第1の提供者との類似度に基づいて、当該少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するために用いられる。
【0086】
幾つかの実施例では、当該表示モジュール801は、現在ログインしているアカウントのアカウント属性情報を取得し、当該アカウント属性情報に基づいて少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するために用いられ、当該アカウント属性情報は、当該アカウントとマッチングする提供者が属するタイプを指示するためのものである。
【0087】
幾つかの実施例では、当該表示モジュール801は、現在ログインしているアカウントの履歴検索情報を取得し、当該履歴検索情報に基づいて当該少なくとも1つの第2の提供者に関連にする第2の検索結果を表示するために用いられ、当該履歴検索情報は、当該アカウントの履歴期間内の検索行為に関連にする提供者のタイプを指示するためのである。
【0088】
幾つかの実施例では、当該表示モジュール801は、少なくとも1つの第3の提供者に関連する第3の検索結果を表示するためにも用いられ、当該第3の提供者は、当該第1の提供者とは異なるタイプに属する。
【0089】
幾つかの実施例では、当該検索結果ページに表示される検索結果は、公式アカウントのエントリおよび当該公式アカウントにおける当該キーワードに関連するオブジェクトのエントリ、アプレットのエントリ、マルチメディアリソースのリンク、およびウェブページのリンクのうちの少なくとも1つを含む。
【0090】
幾つかの実施例では、当該ターゲット図形コードは、1次元コード、2次元コード、またはアプレットコードのうちのいずれか1つである。
【0091】
本願が提供する技術案によれば、ターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行してキーワードに基づく検索をトリガーすることによって、キーワードに関連するオブジェクトを提供する少なくとも1つの第2の提供者の第2の検索結果を検索して得ることができ、さらに、第1の提供者の第1の検索結果を得ることもでき、ターゲット図形コードに対してコードスキャンを行うだけで検索結果の取得を完了することができるため、操作が簡単で便利であり、情報の取得効率を向上させた。
【0092】
なお、上記実施例に係る情報取得装置は、検索結果を取得する際に、上記の各機能モジュールの分割のみを例として説明するが、実際の応用において、必要に応じて上記機能を異なる機能モジュールに割り当てて完成させ、すなわち、装置の内部構造を異なる機能モジュールに分割して、以上で説明した全部または一部の機能を完成させる。また、上記の実施例に係る情報取得装置は、情報取得方法の実施例と同一の構想に属し、その具体的な実現過程の詳細は方法の実施例を参照できるので、ここではその説明を省略する。
【0093】
図9は、本願の実施例に係る1種の図形コード生成装置のブロック図である。当該装置は、上記の図形コード生成方法におけるステップを実行するためのものであり、図9に示すように、当該装置は、表示モジュール901を含む。
【0094】
表示モジュール901は、第1のページを表示するためのものであり、当該第1のページは、第1の提供者の情報を表示するためのである。
【0095】
当該表示モジュール901は、当該第1のページにおける第1のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第2のページを表示するためにも用いられ、当該第2のページは、図形コードを生成するためのものである。
【0096】
当該表示モジュール901は、当該第1の提供者のターゲット図形コードを表示するためにも用いられ、当該ターゲット図形コードは、当該第2のページに入力されたキーワードに基づいて生成されたものであり、当該キーワードに基づく検索をトリガーするためのものである。
【0097】
本願が提供する技術案によれば、キーワードおよび第1の提供者の識別子を含むターゲット図形コードを生成することによって、ターゲット図形コードをスキャンするだけで検索結果の取得を完了することができ、操作が簡単で便利であり、情報の取得効率を向上させた。
【0098】
なお、上記の実施例に係る図形コード生成装置は、図形コードを生成する際に、上記の各機能モジュールの分割のみを例として説明するが、実際の応用において、必要に応じて上記機能を異なる機能モジュールに割り当てて完成させ、すなわち、装置の内部構造を異なる機能モジュールに分割して、以上で説明した全部または一部の機能を完成させる。また、上記の実施例に係る図形コード生成装置は、図形コード生成方法の実施例と同一の構想に属し、その具体的な実現過程については、方法の実施例を参照できるので、ここでは説明を省略する。
【0099】
図10は、本願の実施例に係る1種の端末の構造を示すブロック図である。当該端末1000は、例えばスマートフォン、タブレット、MP3(Moving Picture Experts Group Audio Layer III、動画専門家グループオーディオレイヤー3)プレーヤ、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV、動画専門家グループオーディオレイヤー4)プレーヤ、ノートパソコンまたは卓上型コンピュータなどの携帯型モバイル端末である。端末1000は、ユーザ機器、携帯端末、ラップトップ型端末、卓上型端末などの他の名称とも称され得る。
【0100】
通常、端末1000は、プロセッサ1001とメモリ1002とを含む。
【0101】
プロセッサ1001は、例えば4コアのプロセッサ、8コアのプロセッサなどのような1つまたは複数のプロセッシングコアを含む。プロセッサ1001は、DSP(Digital Signal Processing、デジタル信号処理)、FPGA(Field-Programmable Gate Array、フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLA(Programmable Logic Array、プログラマブルロジックアレイ)のうちの少なくとも1つのハードウェア形式で実現される。幾つかの実施例では、プロセッサ1001は、ウェイクアップ状態でのデータを処理するためのプロセッサであって、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)とも呼ばれるメインプロセッサと、待機状態でのデータを処理するための低消費電力プロセッサであるコプロセッサとを含む。幾つかの実施例では、プロセッサ1001には、GPU(Graphics Processing Unit、グラフィックスプロセッシングユニット)が集積され、GPUは、表示スクリーンに表示すべきコンテンツのレンダリングやプロットを担当するためのものである。
【0102】
メモリ1002は、1つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含む。メモリ1002は、高速ランダムアクセスメモリと、例えば1つまたは複数の磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ記憶装置などのような不揮発性メモリとをさらに含む。幾つかの実施例では、メモリ1002における非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、少なくとも1つのコンピュータプログラムを記憶するためのものであり、当該少なくとも1つのコンピュータプログラムは、プロセッサ1001によって実行されて本願の方法実施例に係る情報取得方法、または本願の方法実施例に係る図形コード生成方法を実現するためのものである。
【0103】
幾つかの実施例では、端末1000は、周辺機器インターフェース1003と少なくとも1つの周辺機器とをさらに含んでもよい。プロセッサ1001とメモリ1002と周辺機器インターフェース1003との間は、バスまたは信号線を介して接続される。各周辺機器は、バス、信号線または回路基板を介して周辺機器インタフェース1003に接続される。幾つかの実施例では、周辺機器は、表示スクリーン1005とカメラアセンブリ1006とを含む。
【0104】
周辺機器インタフェース1003は、I/O(Input/Output、入力/出力)に関する少なくとも1つの周辺機器をプロセッサ1001およびメモリ1002に接続するために用いられる。幾つかの実施例では、プロセッサ1001、メモリ1002および周辺機器インタフェース1003は、同一のチップまたは回路基板に集積される。幾つかの他の実施例では、プロセッサ1001、メモリ1002および周辺機器インタフェース1003のうちのいずれか1つまたは2つは、独立したチップまたは回路基板で実現されるが、本実施例ではこれを限定しない。
【0105】
表示スクリーン1005は、UI(User Interface、ユーザーインターフェイス)を表示するためのものである。当該UIは、図形、テキスト、アイコン、ビデオおよびそれらの任意の組み合わせを含む。表示スクリーン1005がタッチ表示スクリーンである場合、表示スクリーン1005は、表示スクリーン1005の表面または表面の上方におけるタッチ信号を収集する能力も有する。当該タッチ信号は、制御信号としてプロセッサ1001に入力されて処理される。この場合、表示スクリーン1005は、さらにソフトボタンおよび/またはソフトキーボードとも呼ばれる仮想ボタンおよび/または仮想キーボードを提供するために用いられる。幾つかの実施例では、表示スクリーン1005は、1つであり、端末1000のフロントパネルに設けられる。他の幾つかの実施例では、表示スクリーン1005は、少なくとも2つであり、端末1000の異なる表面にそれぞれ設けられるか、または折り畳んで設けられる。他の幾つかの実施例では、表示スクリーン1005は、フレキシブル表示スクリーンであり、端末1000における湾曲している表面、または折り畳み面に設けられる。ひいては、表示スクリーン1005は、非矩形の不規則な図形、すなわち異形スクリーンとなるように設けられてもよい。表示スクリーン1005は、LCD(Liquid Crystal Display、液晶表示スクリーン)、OLED(Organic Light-Emitting Diode、有機発光ダイオード)などの材質で製造される。
【0106】
カメラアセンブリ1006は、画像またはビデオを採集するためのものである。幾つかの実施例では、カメラアセンブリ1006は、フロントカメラとリアカメラとを含む。一般的に、フロントカメラは、端末のフロントパネルに設けられ、リアカメラは、端末の背面に設けられる。幾つかの実施例では、リアカメラは、それぞれがメインカメラ、被写界深度カメラ、広角カメラ、望遠カメラのうちのいずれかである少なくとも2つであり、メインカメラと被写界深度カメラとの融合による背景ぼかし機能、メインカメラと広角カメラとの融合によるパノラマ撮影およびVR(Virtual Reality、仮想現実)撮影機能、または他の融合による撮影機能を実現することができる。幾つかの実施例では、カメラアセンブリ1006は、フラッシュランプをさらに含む。フラッシュランプは、モノクロ温度フラッシュランプまたは2色温度フラッシュランプである。2色温度フラッシュランプは、暖光フラッシュランプと冷光フラッシュランプとの組み合わせであり、異なる色温度での光線補償に用いられる。
【0107】
当業者であれば、図10に示す構造は、端末1000を限定するものではなく、端末1000は、図示よりも多いまたは少ないアセンブリを含んでもよく、または幾つかのアセンブリを組み合わせてもよく、または異なるアセンブリ配置を採用してもよいと理解することができる。
【0108】
本願の実施例は、端末のプロセッサがロードして実行することによって上記の実施例に係る情報取得方法または図形コード生成方法において端末が実行する操作を実現する少なくとも一つのプログラムが記憶されているコンピュータ読取可能な記憶媒体をさらに提供する。例えば、前記コンピュータ読取可能な記憶媒体は、ROM(Read-Only Memory、リードオンリーメモリ)、RAM(Random-Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、CD-ROM(Compact Disc Read-Only Memory、リードオンリー光ディスク)、磁気テープ、フロッピーディスクおよび光データ記憶装置などである。
【0109】
本願の実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されるコンピュータプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムをさらに提供する。端末のプロセッサがコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から当該コンピュータプログラムコードを読み取って実行することによって、当該端末に上記の各種の好適な実現形態に係る情報取得方法または図形コード生成方法を実行させる。
【0110】
当業者であれば、上記の実施例の全部または一部のステップは、ハードウェアによって完成され、または関連するハードウェアによって完成するようにプログラムによって指令すると理解することができ、前記プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され、上記の記憶媒体は、ROM、磁気ディスクまたは光ディスクなどである。
【0111】
以上は、あくまでも本発明の好適な実施例に過ぎなく、本発明を制限するものではなく、本発明の精神と原則内で行われるいかなる修正、均等置換、改良などはいずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2024-04-17
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の端末が実行する情報取得方法であって、
コードスキャンインターフェースを表示するステップと、
前記コードスキャンインターフェースに基づいて、第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行するステップであって、前記ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものであるステップと、
前記第1の提供者に関連する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を前記キーワードに対する検索結果ページに表示するステップと、を含む、
ことを特徴とする情報取得方法。
【請求項2】
前記第1の提供者に関連する第1の検索結果を表示する前記ステップは、
前記第1の提供者に関連する第1の検索結果をトップ位置に固定して表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する前記ステップは、
前記少なくとも1つの第2の提供者の表示優先度に基づいて、前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する前記ステップは、
前記少なくとも1つの第2の提供者と前記第1の提供者との類似度に基づいて、前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する前記ステップは、
現在ログインしているアカウントのアカウント属性情報に基づいて、前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するステップであって、前記アカウント属性情報は、前記アカウントとマッチングする提供者が属するタイプを指示するためのものであるステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示する前記ステップは、
現在ログインしているアカウントの履歴検索情報に基づいて、前記少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を表示するステップであって、前記履歴検索情報は、前記アカウントの履歴時間帯内の検索行為に関連する提供者のタイプを指示するためのものであるステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
少なくとも1つの第3の提供者に関連する第3の検索結果を前記検索結果ページに表示するステップであって、前記第3の提供者は、前記第1の提供者とは異なるタイプに属するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記検索結果ページに表示される検索結果は、
公式アカウントのエントリおよび前記公式アカウントにおける前記キーワードに関連するオブジェクトのエントリ、
アプレットのエントリ、
マルチメディアリソースのリンク、および
ウェブページのリンクのうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲット図形コードは、1次元コード、2次元コード、またはアプレットコードのうちのいずれか1つである、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記第2の提供者は、前記キーワードに関連するオブジェクトを提供するためのものである、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
第2の端末が実行する図形コード生成方法であって、
第1のページを表示するステップであって、前記第1のページは、第1の提供者の情報を表示するためのものであるステップと、
前記第1のページにおける第1のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第2のページを表示するステップであって、前記第2のページは、図形コードを生成するためのものであるステップと、
前記第1の提供者のターゲット図形コードを表示するステップであって、前記ターゲット図形コードは、前記第2のページに入力されるキーワードに基づいて生成され、前記キーワードに基づく検索をトリガーするためのものであるステップと、を含む、
ことを特徴とする図形コード生成方法。
【請求項12】
コードスキャンインターフェースを表示するための表示モジュールと、
前記コードスキャンインターフェースに基づいて、第1の提供者のターゲット図形コードに対してコードスキャン操作を実行するためのコードスキャンモジュールであって、前記ターゲット図形コードは、キーワードに基づく検索をトリガーするためのものである、コードスキャンモジュールと、を含み、
前記表示モジュールは、前記第1の提供者に関連する第1の検索結果および少なくとも1つの第2の提供者に関連する第2の検索結果を前記キーワードに対する検索結果ページに表示するためにも用いられる、
ことを特徴とする情報取得装置。
【請求項13】
第1のページを表示するための表示モジュールであって、前記第1のページは、第1の提供者の情報を表示するためのものである表示モジュールを含み、
前記表示モジュールは、さらに前記第1のページにおける第1のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第2のページを表示するためにも用いられ、前記第2のページは、図形コードを生成するためのものであり、
前記表示モジュールは、さらに前記第1の提供者のターゲット図形コードを表示するためにも用いられ、前記ターゲット図形コードは、前記第2のページに入力されるキーワードに基づいて生成され、前記キーワードに基づく検索をトリガーするためのものである、
ことを特徴とする図形コード生成装置。
【請求項14】
プロセッサとメモリとを含み、
前記メモリは、前記プロセッサがロードして実行することによって請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報取得方法、または請求項11に記載の図形コード生成方法を実現する少なくとも一つのコンピュータプログラムを記憶するためのものである、
ことを特徴とする端末。
【請求項15】
プロセッサによって実行される場合に請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報取得方法、または請求項11に記載の図形コード生成方法を実現する、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【国際調査報告】