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特表2024-537249ビデオ生成方法、装置、機器、及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-10
(54)【発明の名称】ビデオ生成方法、装置、機器、及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/854 20110101AFI20241003BHJP
   H04N 21/4402 20110101ALI20241003BHJP
   H04N 21/235 20110101ALI20241003BHJP
   H04N 23/60 20230101ALI20241003BHJP
   G06T 7/00 20170101ALI20241003BHJP
【FI】
H04N21/854
H04N21/4402
H04N21/235
H04N23/60 500
G06T7/00 300F
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024521252
(86)(22)【出願日】2022-09-21
(85)【翻訳文提出日】2024-04-09
(86)【国際出願番号】 CN2022120047
(87)【国際公開番号】W WO2023065934
(87)【国際公開日】2023-04-27
(31)【優先権主張番号】202111234267.3
(32)【優先日】2021-10-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,シュポン
【テーマコード(参考)】
5C122
5C164
5L096
【Fターム(参考)】
5C122DA42
5C122EA61
5C122FH11
5C122FH14
5C122FH22
5C122GA01
5C122GC14
5C122GC75
5C122HA13
5C122HA35
5C122HA88
5C122HB01
5C164MC04P
5C164PA31
5C164SB08P
5C164SB29S
5C164UA42S
5C164UB02P
5C164UB10S
5C164UB41S
5C164YA11
5L096AA02
5L096AA06
5L096JA11
(57)【要約】
本開示は、ビデオ生成方法、装置、機器、及び記憶媒体を提供する。前記方法は、クライアントが撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得し、サーバ側へ送信することを含み、サーバ側は、ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後で、ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するために用いられる。クライアントは、サーバ側からのターゲット効果リソースを受信し、撮影画面におけるターゲット対象に応用し、ターゲット効果リソースが応用されたターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得することと、
前記ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後に前記ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するためのサーバ側へ、前記ターゲット識別画像を送信することと、
前記サーバ側からの前記ターゲット効果リソースを受信し、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用することと、
前記ターゲット効果リソースが応用された前記ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成することと、を含む、クライアントに応用されるビデオ生成方法。
【請求項2】
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得することは、
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影画面に対応する現在画像を、解像度を識別すべき画像として取得することと、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定することと、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が前記プレセット解像度条件を満たすと判定すると、前記解像度を識別すべき画像をターゲット識別画像として決定することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定した後、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が前記プレセット解像度条件を満たさないと判定すると、プレセットフレーム抽出条件に基づいて、前記撮影ページにおける撮影画面から画像を取得し、前記画像を利用して前記解像度を識別すべき画像を更新することと、
プレセット解像度識別終了条件に達すると判定するまで、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定するステップの実行を継続することと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定することは、
所定のファジィフィルタモデルに基づいて前記解像度を識別すべき画像を処理し、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値を得ることと、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値がプレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値以上である場合、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が前記プレセット解像度条件を満たすと判定することと、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値がプレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値よりも小さい場合、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が前記プレセット解像度条件を満たさないと判定することと、を含む、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
プレセットフレーム抽出条件に基づいて、前記撮影ページにおける撮影画面から画像を取得することは、
プレセット時間おきに前記撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出すること、
又は、
プレセットフレーム数おきに前記撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
プレセット解像度識別終了条件に達すると判定することは、
前記撮影画面に対応する画像から抽出される画像フレーム数がプレセット画像抽出回数に達すると判定すると、画像解像度識別を終了させること、
又は、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値がプレセット最低点値よりも小さいと判定すると、画像解像度識別を終了させることを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用する前、
前記サーバ側からの前記撮影画面での前記ターゲット対象の位置情報を受信することをさらに含み、
それに応じて、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用することは、
前記位置情報に基づいて、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記クライアントの撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得された、クライアントからのターゲット識別画像を受信することと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定することと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定し、前記ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定することと、
前記クライアントでターゲットビデオを生成するための前記ターゲット効果リソースを前記クライアントに戻すことと、を含む、サーバ側に応用されるビデオ生成方法。
【請求項9】
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定することは、
前記ターゲット識別画像の画像特徴を抽出することと、
前記画像特徴とプレセット対象に対応する特徴情報とをマッチングすることと、を含み、
それに応じて、前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定することは、
前記ターゲット識別画像の画像特徴といずれか一つのプレセット対象に対応する特徴情報とのマッチングに成功した場合、前記プレセット対象をターゲット対象として決定することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記プレセット対象をターゲット対象として決定した後、前記方法は、
前記撮影画面での前記ターゲット対象の位置情報を前記クライアントに戻すことによって、前記クライアントが前記位置情報に基づいて、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
クライアントとサーバ側とを含むビデオ生成システムであって、
前記クライアントは、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得し、サーバ側ヘ前記ターゲット識別画像を送信するために用いられ、
前記サーバ側は、クライアントからのターゲット識別画像を受信し、前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定し、前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定し、前記ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定し、前記ターゲット効果リソースを前記クライアントに戻すために用いられ、
前記クライアントは、さらに、前記サーバ側からの前記ターゲット効果リソースを受信し、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用し、前記ターゲット効果リソースが応用された前記ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成するために用いられる、ビデオ生成システム。
【請求項12】
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得するための取得モジュールと、
前記ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後に前記ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するためのサーバ側へ前記ターゲット識別画像を送信するための送信モジュールと、
前記サーバ側からの前記ターゲット効果リソースを受信し、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用するための応用モジュールと、
前記ターゲット効果リソースが応用された前記ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成するための生成モジュールと、を含む、クライアントに応用されるビデオ生成装置。
【請求項13】
前記クライアントの撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得された、クライアントからのターゲット識別画像を受信するための第1受信モジュールと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定するための第1判定モジュールと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定し、前記ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定するための第2判定モジュールと、
前記クライアントでターゲットビデオを生成するための前記ターゲット効果リソースを前記クライアントに戻すための戻しモジュールと、を含む、サーバ側に応用されるビデオ生成装置。
【請求項14】
端末機器で実行されると、前記端末機器に請求項1から10のいずれか1項に記載の方法を実現させる命令が記憶される、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項15】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサで実行できるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項1から10のいずれか1項に記載の方法を実現させる、機器。
【請求項16】
プロセッサにより実行されると、請求項1から10のいずれか1項に記載の方法を実現させる、コンピュータプログラム/命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、データ処理分野に関し、特には、ビデオ生成方法、装置、機器、及び記憶媒体に関する。
【0002】
関連出願への相互参照
本開示は、2021年10月22日に提案され、出願名称が「ビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体」と称され、中国特許出願番号が「202111234267.3」である出願についての優先権を主張し、この中国特許出願のすべての内容は、引用により本開示に組み込まれている。
【背景技術】
【0003】
マルチメディアショットビデオの流行に伴い、人々は、画像又はビデオの撮影に興味が高まり、撮影ページの機能もますます多くなり、どのようにビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって人々のビデオ創作の体験を高めるかは、現在、早急に解決しなければならない技術課題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術課題を解決するために又は上記技術課題を少なくとも部分的に解決するために、本開示の実施例は、撮影画面におけるターゲット対象について、それに対応するターゲット効果リソースを自動的に応用し、ビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって、ユーザの創作体験を高めることができるビデオ生成方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1態様に従って、本開示は、クライアントに応用されるビデオ生成方法を提供する。前記方法は、
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得することと、
前記ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後に前記ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するためのサーバ側へ、前記ターゲット識別画像を送信することと、
前記サーバ側からの前記ターゲット効果リソースを受信し、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用することと、
前記ターゲット効果リソースが応用された前記ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成することと、を含む。
【0006】
第2態様に従って、本開示は、サーバ側に応用されるビデオ生成方法を提供する。前記方法は、
前記クライアントの撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得された、クライアントからのターゲット識別画像を受信することと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定することと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定し、前記ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定することと、
前記クライアントでターゲットビデオを生成するための前記ターゲット効果リソースを前記クライアントに戻すことと、を含む。
【0007】
第3態様に従って、本開示は、クライアントとサーバ側とを含むビデオ生成システムを、さらに、提供する。
前記クライアントは、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得し、サーバ側へ前記ターゲット識別画像を送信するために用いられ、
前記サーバ側は、クライアントからのターゲット識別画像を受信し、前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定し、前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定し、前記ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定し、及び、前記ターゲット効果リソースを前記クライアントに戻すために用いられ、
前記クライアントは、さらに、前記サーバ側からの前記ターゲット効果リソースを受信し、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用し、及び、前記ターゲット効果リソースが応用された前記ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成するために用いられる。
【0008】
第4態様に従って、本開示は、クライアントに応用されるビデオ生成装置を提供する。前記装置は、
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得するための取得モジュールと、
前記ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後に前記ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するためのサーバ側へ、前記ターゲット識別画像を送信するための送信モジュールと、
前記サーバ側からの前記ターゲット効果リソースを受信し、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用するための応用モジュールと、
前記ターゲット効果リソースが応用された前記ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成するための生成モジュールと、を含む。
【0009】
第5態様に従って、本開示は、読み物側に用いられるビデオ生成装置を提供する。前記装置は、
前記クライアントの撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得された、クライアントからのターゲット識別画像を受信するための第1受信モジュールと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定するための第1判定モジュールと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定し、前記ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定するための第2判定モジュールと、
前記クライアントでターゲットビデオを生成するための前記ターゲット効果リソースを前記クライアントに戻すための戻しモジュールと、を含む。
【0010】
第6態様に従って、本開示は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。前記コンピュータ可読記憶媒体には、命令が記憶されており、前記命令が端末機器で実行されると、前記端末機器に上記方法を実現させる。
【0011】
第7態様に従って、本開示は、機器を提供する。前記機器は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサで実行できるコンピュータプログラムと、を含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、上記方法を実現させる。
【0012】
第8態様に従って、本開示は、コンピュータプログラム製品を提供する。前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、前記コンピュータプログラム/命令がプロセッサにより実行されると、上記方法を実現させる。
【発明の効果】
【0013】
本開示の実施例による技術案は、従来の技術に比べて、以下のような利点を有する。
【0014】
本開示の実施例は、ビデオ生成方法を提供する。まず、クライアントは、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得し、ターゲット識別画像をサーバ側へ送信する。ここで、サーバ側は、ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後、ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するために用いられる。そして、クライアントは、サーバ側からのターゲット効果リソースを受信し、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用し、ターゲット効果リソースが応用されたターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成する。本開示の実施例では、ビデオ撮影のプロセスにおいて、撮影画面におけるターゲット対象について、それとマッチングするターゲット効果リソースを自動的に応用し、ターゲットビデオを生成することができる。これで分かるように、本開示の実施例は、ビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって、ユーザの創作体験を高める。
【図面の簡単な説明】
【0015】
ここにおいて、図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示し、明細書とともに本開示の原理を解釈するために使用されている。
【0016】
本開示の実施例又は従来の技術における技術案をより明瞭に説明するために、以下では、実施例又は従来の技術記述において使用される必要のある図面を簡単に紹介する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
図1】本開示の実施例によるビデオ生成方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例による別のビデオ生成方法のフローチャートである。
図3】本開示の実施例によるビデオ生成方法のデータインタラクションに係る概略図である。
図4】本開示の実施例によるビデオ生成システムの構造概略図である。
図5】本開示の実施例によるビデオ生成装置の構造概略図である。
図6】本開示の実施例による別のビデオ生成装置の構造概略図である。
図7】本開示の実施例によるビデオ生成機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本開示の上記目的、特徴、および利点をより明確に理解することができるように、以下では、本開示の方案を、さらに、記述する。説明すべきこととして、衝突しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせられる可能である。
【0018】
以下の記述において、本開示を十分に理解するために多くの具体的な詳細を説明するが、本開示は、ここで記述される方式と異なる方式で実施することもできる。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではない。
【0019】
ビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって、ユーザのビデオ創作の体験を高めるために、本開示の実施例は、ビデオ生成方法を提案する。まず、クライアントは、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得し、ターゲット識別画像をサーバ側へ送信する。ここで、サーバ側は、ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後、ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するために用いられる。そして、クライアントは、サーバ側からのターゲット効果リソースを受信し、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用し、ターゲット効果リソースが応用されたターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成する。本開示の実施例では、ビデオ撮影のプロセスにおいて、撮影画面におけるターゲット対象について、それとマッチングするターゲット効果リソースを自動的に応用し、ターゲットビデオを生成することができる。これで分かるように、本開示の実施例は、ビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって、ユーザの創作体験を高める。
【0020】
これに基づいて、本開示の実施例は、ビデオ生成方法を提供する。図1を参照すると、本開示の実施例によるビデオ生成方法のフローチャートであって、図1に示すように、前記方法は、クライアントに応用される。この方法は、以下のことを含む。
【0021】
S101:撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得する。
【0022】
本開示の実施例では、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作の方式は、複数であってよい。例えば、方式1では、撮影ページにおける撮影画面に対する長押しトリガー操作であり、ここで、撮影画面におけるいずれか一つの位置に対する長押しトリガー操作である。方式2では、撮影ページにおいて設定される識別コントロールに対するトリガー操作であり、ここで、識別コントロールは、撮影ページにおけるいずれかの位置(例えば、撮影ページの右側、下方などの位置)などに設定されてよい。
【0023】
本開示の実施例において、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得されるターゲット識別画像は、現在カメラが撮影した一フレームの画像であってもよく、連続的なマルチフレームの画像から抽出されるいずれか一フレームの画像であってもよい。ここで、連続的なマルチフレームの画像は、撮影画面に対応する現在画像を終了フレームとする、連続的なマルチフレームの画像を含む。例えば、現在カメラにより撮影した、撮影画面に対応する現在画像を終了フレームとする連続的な5フレームの画像から、2番目のフレームの画像をターゲット識別画像として抽出する。
【0024】
説明すべきこととして、上記連続的なマルチフレームの画像が含まれる、撮影画面に対応する現在画像を終了フレームとする連続的なマルチフレームの画像は、連続的な5フレームの画像、連続的な7フレームの画像、などであってもよく、及び、上記連続的なマルチフレームの画像から2番目のフレームの画像をターゲット識別画像として抽出してもよく、3番目のフレームの画像をターゲット識別画像などとして抽出してもよい。本開示の実施例は、上記連続的なマルチフレームの画像の具体的なフレーム数、及び、そのうちの何番目のフレームの画像をターゲット識別画像として抽出するか、に対して限定しない。
【0025】
上記実施例に基づいて取得されるターゲット識別画像には、ボケ、色が濃いなどの課題がある可能性があるため、後で、無効なターゲット識別画像をサーバ側へ送信して識別する場合がある可能性がある。そのため、撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得されるターゲット識別画像に対して、画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定することができ、無効な入力が発生することを減らすのに有利である。
【0026】
いくつかの実施の形態では、以下のようなステップA1-A3に基づいて、画像解像度がプレセット解像度条件を満たすターゲット識別画像を判定することができる。
【0027】
ステップA1:撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影画面に対応する現在画像を、解像度を識別すべき画像として取得する。
【0028】
本開示の実施例では、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影画面に対応する現在画像を取得し、撮影画面に対応する現在画像は、一フレームの画像、例えば、画像1であってもよく、撮影画面に対応する現在画像は、撮影画面に対応する現在画像を終了フレームとする連続的なマルチフレームの画像から抽出される、いずれか一フレームの画像などであってもよい。さらに、取得されるこの現在画像を、解像度を識別すべき画像とする。
【0029】
ステップA2:解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定する。
【0030】
いくつかの実施の形態では、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定することは、所定のファジィフィルタモデルに基づいて、解像度を識別すべき画像を処理し、解像度を識別すべき画像の画像解像度点値を得ることと、解像度を識別すべき画像の画像解像度点値が、プレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値以上である場合に、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすと判定することと、解像度を識別すべき画像の画像解像度点値が、プレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値よりも小さい場合に、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たさないと判定することと、を含む。
【0031】
本開示の実施例では、解像度を識別すべき画像の画像解像度が、プレセット解像度条件を満たすかどうかを判定する方式は、複数の方式を含む。例えば、方式1では、解像度を識別すべき画像の画像解像度と、クライアントに予め記憶される、プレセット解像度条件を満たす画像解像度とを比較し、それによって、この解像度を識別すべき画像の画像解像度が、プレセット解像度条件を満たすかどうかを判定する。方式2では、クライアントにファジィフィルタモデルを予め設定する。ここで、ファジィフィルタモデルは、異なる解像度の画像サンプルに基づいて、訓練して得られてもよく、解像度を識別すべき画像に対して、ファジィフィルタモデルの処理を行った後、この解像度を識別すべき画像の画像解像度点値を出力することができる。プレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値が80点であるように設定されるとすると、プレセット解像度条件を満たす画像は、この画像に対応する画像解像度点値が80点以上であると意味する、などがある。
【0032】
説明すべきこととして、上記設定される、プレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値は、画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定するために用いられてもよく、ニーズに応じて、この点値閾値を80点、82点、85点などに設定してもよい。本開示の実施例は、上記設定される、プレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値の具体的な値に対して限定されない。
【0033】
ステップA3:解像度を識別すべき画像の画像解像度が、プレセット解像度条件を満たすと判定すると、解像度を識別すべき画像を、ターゲット識別画像として決定する。
【0034】
本開示の実施例では、上記ステップA2に基づいて、この解像度を識別すべき画像(画像1)の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすと判定すると、この画像1をターゲット識別画像として決定する。
【0035】
例えば、上記ステップA2では、クライアントにファジィフィルタモデルを予め設定すること、例として、設定される、プレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値を、80点とする。撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影画面に対応する現在画像(画像1)を取得し、画像1をファジィフィルタモデルに入力し、ファジィフィルタモデルの処理に基づいて、この画像1の画像解像度点値(例えば、点値が90点である)を得て、プレセット閾値(例えば、80点)と比較し、比較に基づいて、画像1の画像解像度がプレセット解像度条件を満たす(例えば、90点が閾値80点よりも大きい)と判定し、画像1をターゲット識別画像として決定する。
【0036】
いくつかの実施の形態では、上記実施例のステップA2の後で、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たさないと判定すると、プレセットフレーム抽出条件に基づいて、撮影ページにおける撮影画面から画像を取得し、この画像を利用して、解像度を識別すべき画像を更新する。さらに、プレセット解像度識別終了条件に達すると判定するまで、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定するステップの実行を継続する。
【0037】
いくつかの実施例では、プレセットフレーム抽出条件に基づいて、撮影ページにおける撮影画面から画像を取得することは、プレセット時間おきに、撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出すること、又は、プレセットフレーム数おきに、撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出することを含む。
【0038】
本開示の実施例では、プレセットフレーム抽出条件は、プレセット時間おきに、撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出することを含んでもよく、プレセットフレーム数おきに、撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出すること、などを含んでもよい。ここで、上記の空けるプレセット時間は、20ミリ秒、30ミリ秒などであってもよく、空けるプレセットフレーム数は、20フレーム、30フレームなどであってもよく、本開示の実施例は、空けるプレセット時間及び空けるプレセットフレーム数の具体的な値に対して限定しない。
【0039】
いくつかの実施例では、プレセット解像度識別終了条件に達すると判定することは、撮影画面に対応する画像から抽出される画像フレーム数がプレセット画像抽出回数に達すると判定すると、画像解像度識別を終了させることと、解像度を識別すべき画像の画像解像度点値がプレセット最低点値よりも小さいと判定すると、画像解像度識別を終了させることと、を含む。
【0040】
本開示の実施例では、プレセット解像度識別終了条件は、抽出される画像フレーム数がプレセット画像抽出回数に達する場合に、画像解像度識別を終了させることを含んでもよく、解像度を識別すべき画像の画像解像度点値がプレセット最低点値よりも小さい場合に、画像解像度識別を終了させることなどを含んでもよい。ここで、上記プレセット画像抽出回数は、3回、5回、7回などであってもよく、本開示の実施例は、プレセット画像抽出回数の具体的な値に対して限定しない。
【0041】
例えば、クライアントにファジィフィルタモデルを予め設定するとともに、プレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値が80点であることを例として、プレセット解像度識別終了条件におけるプレセット画像抽出回数を5回とする。解像度を識別すべき画像(画像1)の画像解像度がプレセット解像度条件を満たさないと判定すると、プレセット時間(例えば、30ミリ秒)おきに、撮影画面に対応する画像から一フレームの画像(画像2)を抽出し、画像2を利用して解像度を識別すべき画像を更新し、即ち、画像2を新たな解像度を識別すべき画像とする。画像2の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定することを継続し、画像2をファジィフィルタモデルに入力し、画像2の画像解像度点値がプレセット閾値(例えば80点)よりも小さいことを得て、画像2の画像解像度ページがプレセット解像度条件を満たさないと判定する。さらに、取得される画像2がプレセット解像度識別終了条件に達するかどうかを判定し、達していない場合には、プレセットフレーム抽出条件に基づいて、撮影ページにおける撮影画面から画像(画像3)を取得することを継続し、これに基づいて、類推し、撮影ページにおける撮影画面から画像5を取得する時に、画像5の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定し、満たす場合には、画像5をターゲット識別画像として決定する。満たさず、取得される画像5がすでにプレセット解像度識別終了条件に達する(例えば、抽出される画像フレーム数が5回に達する)と判定すると、画像解像度識別を終了させ、今回の識別に失敗したことをユーザにプロンプトする。
【0042】
これで分かるように、本開示の実施例では、クライアントは、画像解像度がプレセット解像度条件を満たすターゲット識別画像を判定してから、サーバ側へ送信することができ、無効な入力が発生することを減らし、それによって、サーバ側の無効な識別回数を低減させるとともに、クライアントとサーバ側の間のネットワークリソースの浪費を減少させる。
【0043】
S102:ターゲット識別画像をサーバ側へ送信する。
【0044】
ここで、サーバ側は、ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後で、ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するために用いられる。
【0045】
本開示の実施例では、上記S101において取得されるターゲット識別画像をサーバ側へ送信し、サーバ側は、ターゲット識別画像に対して識別処理を行うことができ、ターゲット識別画像に対して対応するターゲット対象を識別した後で、ターゲット対象について対応するターゲット効果リソースを決定する。ここで、ターゲット対象は、対応する特徴情報を収集できる、いずれかカテゴリーの対象を含んでもよく、例えば、ピクチャー、三次元物体、ランドマーク建築物などのカテゴリーの対象、例えば、あるTシャツパターン、缶、高層建築物などを含んでもよい。サーバ側がターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後、ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定する具体的な実現方式について、後続の実施例で紹介し、ここでは、これ以上説明しない。
【0046】
S103:サーバ側からのターゲット効果リソースを受信し、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用する。
【0047】
本開示の実施例では、上記S102に基づいて、サーバ側が、ターゲット識別画像からターゲット対象を識別する場合には、ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定し、このターゲット効果リソースをクライアントに送信し、さらに、クライアントは、このターゲット効果リソースを受信し、このターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用することができる。具体的には、SDK(Software Development Kit、ソフトウェア開発ツールキット)は、ターゲット効果リソースを解析し、ターゲット効果リソースに含まれる道具、テンプレートなどの構成を取得し、SDKを初期化した後で、クライアントの撮影ページにおいてレンダリングが有効化になることによって、ユーザは、撮影ページの予覧画面において予覧することができる。
【0048】
さらに、クライアントは、ターゲット効果リソースを、撮影画面におけるターゲット対象に応用することができるため、クライアントは、サーバ側からのターゲット効果リソースを受信した場合には、後で、クライアントがターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用するために、サーバ側から通知される、撮影画面でのターゲット対象の位置情報を受信することができる。
【0049】
いくつかの実施の形態では、サーバ側からの撮影画面でのターゲット対象の位置情報を受信し、さらに、この位置情報に基づいて、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用する。
【0050】
本開示の実施例では、クライアントが、この位置情報に基づいて、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用するために、クライアントは、サーバ側からのターゲット効果リソースを受信することができるとともに、クライアントは、サーバ側からの撮影画面でのターゲット対象の位置情報を受信することができる。ここで、撮影画面でのターゲット対象の位置情報は、座標情報などで表されてもよい。
【0051】
S104:ターゲット効果リソースが応用されたターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成する。
【0052】
本開示の実施例では、ターゲット効果リソースは、対応するターゲット対象に基づいて推薦される道具、効果、テンプレート、などを含んでもよく、例えば、仮想重畳効果、遮蔽効果、拡大効果、及び特殊効果処理効果のうちの少なくとも一つを含んでもよい。ターゲット効果リソースが応用された、ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ビデオ録画操作をトリガーし、それによって、ターゲットビデオを生成することができる。ここで、ターゲットビデオは、ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースのうちのいずれか一つ又は様々な効果を含んでもよく、ビデオ効果を豊かにし、それによって、ユーザの創作体験を高める。
【0053】
例えば、ターゲット対象が缶であることを例とすると、上記実施例に基づいて、クライアントは、サーバ側により判定される缶に対応するターゲット効果リソースを受信する。ターゲット効果リソースが仮想重畳効果を含むとすると、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用した後で、撮影ページの予覧画面において仮想世界情報内容とターゲット対象を統合した効果を発生させることができ、ターゲット効果リソースが遮蔽効果を含むとすると、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用した後で、撮影ページの予覧画面において動画リソースがターゲット対象を部分的に遮蔽する効果を発生させることができ、ターゲット効果リソースが拡大効果を含むとすると、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用した後で、撮影ページの予覧画面においてターゲット対象をすべて又は部分的に拡大する効果を発生させることができ、ターゲット効果リソースが特殊効果処理効果を含むとすると、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用した後で、撮影ページの予覧画面において文字リソースがターゲット対象の周りを回転する効果などを発生させることができる。
【0054】
本開示の実施例は、ビデオ生成方法を提供する。まず、クライアントは、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得し、ターゲット識別画像をサーバ側へ送信する。ここで、サーバ側は、ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後で、ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するために用いられる。そして、クライアントは、サーバ側からのターゲット効果リソースを受信し、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用し、ターゲット効果リソースが応用されたターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成する。本開示の実施例では、ビデオ撮影のプロセスにおいて、撮影画面におけるターゲット対象について、それとマッチングするターゲット効果リソースを自動的に応用し、ターゲットビデオを生成することができる。これで分かるように、本開示の実施例は、ビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって、ユーザの創作体験を高める。
【0055】
上記ビデオ生成システムに基づいて、本開示の実施例は、別のビデオ生成方法を提供する。図4を参照すると、本開示の実施例による別のビデオ生成方法のフローチャートである。図4に示すように、前記方法は、サーバ側に応用される。この方法は、以下のことを含む。
【0056】
S201:クライアントからのターゲット識別画像を受信する。
【0057】
ここで、ターゲット識別画像は、クライアントの撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得される。
【0058】
本開示の実施例では、サーバ側は、クライアントからのターゲット識別画像を受信する。ここで、ターゲット識別画像は、クライアントが撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得される、一フレームの画像である。いくつかの実施例では、クライアントにより判定される画像解像度がプレセット解像度条件を満たすターゲット識別画像を、サーバ側により受信されるターゲット識別画像とすることができる。
【0059】
S202:ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定する。
【0060】
本開示の実施例において、プレセット対象は、対応する特徴情報を収集できるいずれかカテゴリーの対象を含んでもよく、例えば、ピクチャー、三次元物体、ランドマーク建築物などのカテゴリーの対象、例えば、あるTシャツパターン、缶、高層建築物など、を含んでもよい。上記S201で取得されるターゲット識別画像に基づいて、ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定する。例えば、撮影ページにおける撮影画面が一つのテーブルであり、それに一つの缶が置かれると、ターゲット識別画像に含まれるプレセット対象が缶である可能性があり、撮影ページにおける撮影画面が複数の立っている高層ビルであると、ターゲット識別画像に含まれるプレセット対象は、高層ビル建築物など、である可能性がある。
【0061】
いくつかの実施の形態では、ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定する時には、まず、ターゲット識別画像の画像特徴を抽出し、そして、画像特徴とプレセット対象に対応する特徴情報とをマッチングする。
【0062】
本開示の実施例では、サーバ側に、プレセット対象、および、プレセット対象に対応する特徴情報の対応関係を予め設定し、クライアントからのターゲット識別画像を受信した後で、このターゲット識別画像の特徴情報を抽出して、この特徴情報と所定のプレセット対象に対応する特徴情報とをマッチングする。
【0063】
例えば、サーバ側に情報比較モデルを構成する。ここで、情報比較モデルは、異なるプレセット対象とプレセット対象に対応する特徴情報の間の対応関係サンプルセルに基づいて、訓練して得られてもよい。サーバ側は、抽出されるターゲット識別画像の特徴情報を情報比較モデルに入力し、ターゲット識別画像の特徴情報に対応する、マッチング結果を得ることができる。
【0064】
本開示の実施例では、上記実施例におけるマッチング結果に基づいて、ターゲット識別画像の画像特徴といずれか一つのプレセット対象に対応する特徴情報とのマッチングに成功した場合には、このプレセット対象をターゲット対象として決定する。
【0065】
例えば、サーバ側に情報比較モデルを構成することを例とする。ここで、情報比較モデルのサンプルデータは、缶と缶の特徴情報(例えば、缶の長さ、幅、高さデータX)の対応関係を含み、抽出されるターゲット識別画像の特徴情報は、この長さ、幅、高さデータXを含み、このターゲット識別画像の特徴情報を情報比較モデルに入力し、この特徴情報(例えば、この長さ、幅、高さデータX)と、プレセット対象(例えば、缶)に対応する特徴情報とのマッチングに成功した結果を得ることができ、このプレセット対象(例えば、缶)をターゲット対象として決定し、このターゲット識別画像から識別されたターゲット対象が缶であることが説明される。
【0066】
S203:ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、プレセット対象をターゲット対象として決定し、ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定する。
【0067】
本開示の実施例では、上記S202に基づいて、ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定し、ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、このプレセット対象をターゲット対象として決定し、ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定する。ここで、ターゲット効果リソースは、対応するターゲット対象に基づいて推薦される道具、効果、テンプレート、などを含んでもよい。
【0068】
本開示の実施例では、ターゲット識別画像がいずれか一つのプレセット対象を含まないと判定すると、識別に失敗したことが説明され、サーバ側は、クライアントのために汎用効果リソースを決定することができる。
【0069】
S204:ターゲット効果リソースをクライアントに戻す。
【0070】
ここで、ターゲット効果リソースは、クライアントがターゲットビデオを生成するために用いられる。
【0071】
いくつかの実施例では、プレセット対象をターゲット対象として決定した後で、この方法は、撮影画面でのターゲット対象の位置情報をクライアントに戻すことによって、クライアントが、位置情報に基づいて、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用することを、さらに、含む。
【0072】
本開示の実施例では、上記S203において判定されるターゲット対象に対応するターゲット効果リソースに基づいて、サーバ側は、このターゲット効果リソースをクライアントに戻すとともに、サーバ側が、さらに、撮影画面でのこのターゲット対象の位置情報をクライアントに戻すことによって、クライアントは、ターゲット効果リソース及び撮影画面でのターゲット対象の位置情報に基づいて、ターゲットビデオを生成する。
【0073】
本開示の実施例によるビデオ生成方法において、まず、サーバ側は、クライアントからのターゲット識別画像を受信する。ここで、ターゲット識別画像は、クライアントの撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得され、そして、ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定し、ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、プレセット対象をターゲット対象として決定し、ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定する。さらに、クライアントがターゲットビデオを生成するためのターゲット効果リソースをクライアントに戻す。本開示の実施例では、ビデオ撮影のプロセスにおいて、撮影画面におけるターゲット対象について、それとマッチングするターゲット効果リソースを自動的に応用し、ターゲットビデオを生成することができる。これで分かるように、本開示の実施例は、ビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって、ユーザの創作体験を高める。
【0074】
上記ビデオ生成方法に基づいて、開示される実施例は、ビデオ生成方法を、さらに、提供する。図3を参照すると、本開示の実施例によるビデオ生成方法のデータインタラクション概略図である。図3に示すように、この方法は、以下のことを含む。
【0075】
S301において、クライアントは、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影画面に対応する現在画像を、解像度を識別すべき画像として取得する。
【0076】
本開示の実施例において、クライアントは、撮影ページにおいて設定される識別コントロールに対するトリガー操作を受け取ると、撮影画面に対応する一フレームの現在画像、例えば、画像1を取得して、画像1を、解像度を識別すべき画像とする。
【0077】
S302において、クライアントは、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定する。
【0078】
本開示の実施例では、画像1をクライアントにおけるプレセットファジィフィルタモデルに入力する。ここで、プレセットこのファジィフィルタモデルに対応するプレセット解像度条件を満たすことに対応する、点値閾値を80点とする。ファジィフィルタモデルの処理に基づいて、画像1の点値(例えば90点)を出力する。
【0079】
S303において、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすと判定すると、解像度を識別すべき画像をターゲット識別画像として決定する。
【0080】
本開示の実施例では、上記S302において出力される画像1の点値をプレセット閾値(例えば、80点)と比較し、画像1の画像解像度がプレセット解像度条件を満たす(例えば、90点が閾値80点よりも大きい)と判定し、画像1をターゲット識別画像として決定する。
【0081】
S304において、クライアントは、サーバ側へターゲット識別画像を送信する。
【0082】
本開示の実施例では、クライアントは、上記S303において判定されるターゲット識別画像(画像1)をサーバ側へ送信する。
【0083】
S305において、サーバ側は、ターゲット識別画像の画像特徴を抽出する。
【0084】
本開示の実施例では、サーバ側に情報比較モデルを予め設定し、ターゲット識別画像(画像1)を情報比較モデルに入力し、画像1の画像特徴を抽出する。
【0085】
S306において、サーバ側は、画像特徴とプレセット対象に対応する特徴情報とをマッチングし、画像特徴といずれか一つのプレセット対象に対応する特徴情報とのマッチングに成功したかどうかを判定し、成功する場合には、S307を実行し、成功していない場合には、S310を実行する。
【0086】
本開示の実施例では、サーバ側における情報比較モデルは、異なるプレセット対象、及び、プレセット対象に対応する特徴情報の間の対応関係サンプルセルに基づいて、訓練して、得られてもよい。画像1を情報比較モデルに入力し、画像1の画像特徴と、プレセット対象に対応する特徴情報とをマッチングし、画像1の特徴情報に対応するマッチング結果を得る。
【0087】
S307において、ターゲット識別画像の画像特徴と、いずれか一つのプレセット対象に対応する特徴情報とのマッチングに成功した場合、マッチングに成功したプレセット対象をターゲット対象として決定し、ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定する。
【0088】
本開示の実施例では、上記S306のマッチング結果に基づいて、画像1の画像特徴(例えば、長さ、幅、高さデータX)といずれか一つのプレセット対象に対応する特徴情報(例えば缶の長さ、幅、高さデータY)とのマッチングに成功した場合に、このプレセット対象(例えば缶)をターゲット対象として決定し、ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定する。ここで、ターゲット効果リソースは、対応するターゲット対象に基づいて推薦される道具、効果、テンプレートなどを含んでもよく、例えば、仮想重畳効果、遮蔽効果、拡大効果、特殊効果処理効果のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0089】
S308において、サーバ側は、クライアントにターゲット効果リソース及び撮影画面でのターゲット対象の位置情報を送信する。
【0090】
本開示の実施例では、サーバ側がプレセット対象をターゲット対象として決定すると、サーバ側は、ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定することができるだけではなく、撮影画面でのターゲット対象の位置情報を判定することができ、サーバ側は、クライアントにターゲット効果リソース及び撮影画面でのターゲット対象の位置情報を送信することによって、後で、クライアントは、この位置情報に基づいて、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用する。
【0091】
S309において、クライアントは、位置情報に基づいて、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用し、ターゲットビデオを生成する。
【0092】
本開示の実施例では、クライアントは、ターゲット効果リソース及び撮影画面でのターゲット対象の位置情報を受信した後で、ターゲット効果リソースを解析し、ターゲット効果リソースに含まれる道具、テンプレートなどの構成を取得し、SDKを初期化した後で、クライアントの撮影ページにおいてレンダリングが有効化になることによって、ユーザは、撮影ページの予覧画面において予覧することができる。
【0093】
本開示の実施例では、サーバ側が録画トリガー操作を受け取ると、ターゲット効果リソースが応用された予覧画面に基づいて録画し、さらに、ターゲットビデオを生成する。
【0094】
S310において、ターゲット識別画像の画像特徴といずれか一つのプレセット対象に対応する特徴情報とのマッチングにいずれも成功しない場合、サーバ側は、クライアントのために汎用効果リソースを決定する。
【0095】
本開示の実施例では、上記S306のマッチング結果に基づいて、画像1の画像特徴(例えば、長さ、幅、高さデータX)と、いずれか一つのプレセット対象に対応する特徴情報とのマッチングにいずれも成功しない場合に、識別ターゲット対象に失敗したことが説明され、サーバ側は、クライアントのために汎用効果リソースを決定することができる。
【0096】
S311において、サーバ側は、クライアントに汎用効果リソースを送信する。
【0097】
S312において、クライアントは、汎用効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用し、ターゲットビデオを生成する。
【0098】
本開示の実施例では、クライアントは、汎用効果リソースを受信した後、汎用効果リソースを解析し、汎用効果リソースに含まれる道具、テンプレートなどの構成を取得し、SDKを初期化した後で、クライアントの撮影ページにおいて、レンダリングが有効化になることによって、ユーザは、撮影ページの予覧画面において予覧することができる。サーバ側が、録画トリガー操作を受け取ると、汎用効果リソースが応用される予覧画面に基づいて、録画し、さらに、ターゲットビデオを生成する。
【0099】
本開示の実施例におけるサーバ側は、識別された撮影画面におけるターゲット対象に基づいて、ターゲット効果リソースを決定することができ、それによって、クライアントは、サーバ側により判定されるターゲット効果リソースを、撮影画面におけるターゲット対象に応用して、ビデオを生成することができ、ビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって、ユーザの創作体験を高める。
【0100】
上記ビデオ生成方法に基づいて、本開示の実施例は、ビデオ生成システムを提供する。図4を参照すると、本開示の実施例によるビデオ生成システムの構造概略図である。図4に示すように、このビデオ生成システムは、クライアント41とサーバ側42とを含んでもよい。クライアント41は、サーバ側42に通信接続される。
【0101】
クライアント41は、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得し、ターゲット識別画像をサーバ側42に送信するために用いられる。
【0102】
サーバ側42は、クライアントから41のターゲット識別画像を受信し、ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定し、ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、プレセット対象をターゲット対象として決定し、ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定し、かつ、ターゲット効果リソースがクライアント41に戻すために用いられる。
【0103】
クライアント41は、さらに、サーバ側42からのターゲット効果リソースを受信し、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用し、かつ、ターゲット効果リソースが応用されたターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成するために用いられる。
【0104】
いくつかの実施の形態では、クライアント41は、さらに、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影画面に対応する現在画像を、解像度を識別すべき画像として取得し、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定し、かつ、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすと判定すると、解像度を識別すべき画像をターゲット識別画像として決定するために用いられる。
【0105】
いくつかの実施の形態では、クライアント41は、さらに、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たさないと判定すると、プレセットフレーム抽出条件に基づいて、撮影ページにおける撮影画面から画像を取得し、画像を利用して解像度を識別すべき画像を更新し、かつ、プレセット解像度識別終了条件に達すると判定するまで、解像度を識別すべき画像の画像解像度が、プレセット解像度条件を満たすかどうかを判定するステップの実行を継続するために用いられる。
【0106】
いくつかの実施の形態では、クライアント41は、さらに、所定のファジィフィルタモデルに基づいて、解像度を識別すべき画像を処理し、解像度を識別すべき画像の画像解像度点値を得て、解像度を識別すべき画像の画像解像度点値が、プレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値以上である場合には、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすと判定し、かつ、解像度を識別すべき画像の画像解像度点値がプレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値よりも小さい場合に、解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たさないと判定するために用いられる。
【0107】
いくつかの実施の形態では、クライアント41は、さらに、プレセット時間おきに、撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出し、又は、プレセットフレーム数おきに撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出するために用いられる。
【0108】
いくつかの実施の形態では、クライアント41は、さらに、撮影画面に対応する画像から抽出される画像フレーム数が、プレセット画像抽出回数に達すると判定すると、画像解像度識別を終了させ、又は、解像度を識別すべき画像の画像解像度点値がプレセット最低点値よりも小さいと判定すると、画像解像度識別を終了させるために用いられる。
【0109】
いくつかの実施の形態では、クライアント41は、さらに、サーバ側42からの撮影画面でのターゲット対象の位置情報を受信し、かつ、位置情報に基づいて、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用するために用いられる。
【0110】
いくつかの実施の形態では、サーバ側42は、さらに、ターゲット識別画像の画像特徴を抽出し、画像特徴と、プレセット対象に対応する特徴情報とをマッチングし、かつ、ターゲット識別画像の画像特徴と、nいずれか一つのプレセット対象に対応する特徴情報とのマッチングに成功した場合に、プレセット対象をターゲット対象として決定するために用いられる。
【0111】
いくつかの実施の形態では、サーバ側42は、さらに、撮影画面でのターゲット対象の位置情報をクライアントに戻すことによって、クライアント位置情報に基づいて、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用するために用いられる。
【0112】
本開示の実施例によるビデオ生成システムにおいて、サーバ側42は、識別された撮影画面におけるターゲット対象に基づいて、ターゲット効果リソースを決定することができ、それによって、クライアント41は、サーバ側42により判定されるターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用し、ビデオを生成し、ビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって、ユーザの創作体験を高めることができる。
【0113】
上記方法の実施例に基づいて、本開示は、ビデオ生成装置を、さらに、提供する。図5を参照すると、本開示の実施例によるビデオ生成装置の構造概略図である。前記装置は、クライアントに応用され、前記ビデオ生成装置500は、
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得するための取得モジュール501と、
前記ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後に、前記ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するためにサーバ側へ前記ターゲット識別画像を送信する、ための送信モジュール502と、
前記サーバ側からの前記ターゲット効果リソースを受信し、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用する、ための応用モジュール503と、
前記ターゲット効果リソースが応用された前記ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成する、ための生成モジュール504と、を含む。
【0114】
いくつかの実施の形態において、前記取得モジュール501は、
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影画面に対応する現在画像を、解像度を識別すべき画像として取得するための取得サブモジュールと、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が、プレセット解像度条件を満たすかどうかを判定するための第1判定サブモジュールと、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が、前記プレセット解像度条件を満たすと判定すると、前記解像度を識別すべき画像を、ターゲット識別画像として決定するための第2判定サブモジュールと、を含む。
【0115】
いくつかの実施の形態において、前記装置は、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が、前記プレセット解像度条件を満たさないと判定すると、プレセットフレーム抽出条件に基づいて、前記撮影ページにおける撮影画面から画像を取得し、前記画像を利用して、前記解像度を識別すべき画像を更新するための更新モジュールと、
プレセット解像度識別終了条件に達すると判定するまで、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定するステップの実行を継続するための識別モジュールと、をさらに含む。
【0116】
いくつかの実施の形態において、前記第1判定サブモジュールは、具体的に、
所定のファジィフィルタモデルに基づいて、前記解像度を識別すべき画像を処理し、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値を得て、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値が、プレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値以上である場合に、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が、前記プレセット解像度条件を満たすと判定し、かつ、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値が、プレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値よりも小さい場合に、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が、前記プレセット解像度条件を満たさないと判定するために用いられる。
【0117】
いくつかの実施の形態において、前記更新モジュールは、具体的に、
プレセット時間おきに、前記撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出し、又は、プレセットフレーム数おきに、前記撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出するために用いられる。
【0118】
いくつかの実施の形態において、前記識別モジュールは、具体的に、
前記撮影画面に対応する画像から抽出される画像フレーム数が、プレセット画像抽出回数に達すると判定すると、画像解像度識別を終了させ、又は、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値が、プレセット最低点値よりも小さいと判定すると、画像解像度識別を終了させるために用いられる。
【0119】
いくつかの実施の形態において、前記装置は、
前記サーバ側からの前記撮影画面での前記ターゲット対象の位置情報を受信するための第2受信モジュールを、さらに、含み、
それに応じて、前記応用モジュール503は、
前記位置情報に基づいて、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用するための応用サブモジュールを含む。
【0120】
本開示の実施例によるビデオ生成装置において、まず、クライアントは、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得し、ターゲット識別画像をサーバ側へ送信する。ここで、サーバ側は、ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後で、ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定する。そして、クライアントは、サーバ側からのターゲット効果リソースを受信し、ターゲット効果リソースを撮影画面におけるターゲット対象に応用し、ターゲット効果リソースが応用されたターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成する。本開示の実施例では、ビデオ撮影のプロセスにおいて、撮影画面におけるターゲット対象について、それとマッチングするターゲット効果リソースを自動的に応用し、ターゲットビデオを生成することができる。これで分かるように、本開示の実施例は、ビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって、ユーザの創作体験を高める。
【0121】
上記方法の実施例に基づいて、本開示は、ビデオ生成装置を、さらに、提供する。図6を参照すると、本開示の実施例による別のビデオ生成装置の構造概略図である。前記装置は、サーバ側に応用され、前記ビデオ生成装置600は、
前記クライアントの撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得された、クライアントからのターゲット識別画像を受信するための第1受信モジュール601と、
前記ターゲット識別画像に、いずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定するための第1判定モジュール602と、
前記ターゲット識別画像に、いずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定し、前記ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定するための第2判定モジュール603と、
前記クライアントでターゲットビデオを生成するための前記ターゲット効果リソースを前記クライアントに戻すための戻しモジュール604と、を含む。
【0122】
いくつかの実施の形態において、前記第1判定モジュール602は、
前記ターゲット識別画像の画像特徴を抽出するための抽出サブモジュールと、
前記画像特徴とプレセット対象に対応する特徴情報とをマッチングするためのマッチングサブモジュールとを含み、
それに応じて、前記第2判定モジュール603は、
前記ターゲット識別画像の画像特徴と、いずれか一つのプレセット対象に対応する特徴情報とのマッチングに成功した場合に、前記プレセット対象をターゲット対象として決定するための第3判定サブモジュールを含む。
【0123】
いくつかの実施の形態では、前記戻しモジュール604は、さらに、
前記撮影画面での前記ターゲット対象の位置情報を前記クライアントに戻すことによって、前記クライアントが、前記位置情報に基づいて、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用するために用いられる。
【0124】
本開示の実施例によるビデオ生成装置において、まず、サーバ側は、クライアントからのターゲット識別画像を受信する。ここで、ターゲット識別画像は、クライアントの撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得され、そして、ターゲット識別画像に、いずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定し、ターゲット識別画像に、いずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、プレセット対象をターゲット対象として決定し、ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定する。さらに、クライアントがターゲットビデオを生成するためのターゲット効果リソースをクライアントに戻す。本開示の実施例では、ビデオ撮影のプロセスにおいて、撮影画面におけるターゲット対象について、それとマッチングするターゲット効果リソースを自動的に応用し、ターゲットビデオを生成することができる。
【0125】
これで分かるように、本開示の実施例は、ビデオ撮影の機能を豊かにし、それによって、ユーザの創作体験を高める。
【0126】
上記方法と装置以外に、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を、さらに、提供する。コンピュータ可読記憶媒体には、命令が記憶されており、前記命令が端末機器で実行されると、前記端末機器に、本開示の実施例に記載のビデオ生成方法を実現させる。
【0127】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品を、さらに、提供する。前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、前記コンピュータプログラム/命令がプロセッサにより実行されると、本開示の実施例に記載のビデオ生成方法を実現させる。
【0128】
また、本開示の実施例は、ビデオ生成機器700を、さらに、提供する。図7を参照すると、
プロセッサ701と、メモリ702と、入力装置703と、出力装置704とを含んでもよい。ビデオ生成機器におけるプロセッサ701の数は、一つ又は複数であってもよく、図7においては、一つのプロセッサを例とする。本開示のいくつかの実施例において、プロセッサ701、メモリ702、入力装置703、及び出力装置704は、バス又は他の方式で接続されてもよく、ここでは、図7において、バスで接続されることを例とする。
【0129】
メモリ702は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するために用いられてもよく、プロセッサ701は、メモリ702に記憶されるソフトウェアプログラム及びモジュールを実行し、それによって、ビデオ生成機器の様々な機能応用及びデータ処理を実行する。メモリ702は、主に、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含んでもよい。ここで、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラムなどを記憶することができる。なお、メモリ702は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又、は他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスを含んでもよい。入力装置703は、入力された数字又は文字情報の受信、及びビデオ生成機器のユーザ設定、及び機能制御に関する信号入力に用いられてもよい。
【0130】
具体的に、本実施例において、プロセッサ701は、以下のような命令に従って、一つ以上のアプリケーションプログラムのプログレスに対応する実行可能ファイルをメモリ702にロードし、プロセッサ701は、メモリ702に記憶されるアプリケーションプログラムを実行し、それによって、上記ビデオ生成機器の様々な機能を実現する。
【0131】
説明すべきこととして、本明細書では、たとえば「第1」と「第2」などのような関係用語は、必ずしも、これらのエンティティ又は操作の間に任意のこのような実際の関係又は順序があることを要求又は暗示するのではなく、一つのエンティティまたは操作を、別のエンティティまたは操作と区別するためにのみ使用される。そして、用語である「含む」、「包含」、又は、その他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって、一連の要素を含むプロセス、方法、物品、又は機器は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又は、このようなプロセス、方法、物品、又は機器に固有の要素を、さらに、含む。それ以上の制限がない場合に、文「一つの…を含む」によって限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品、又は機器に、別の同じ要素がさらに存在することを除外するものではない。
【0132】
以上、述べてきたのは本開示の具体的な実施の形態にすぎず、当業者であれば理解できるように、これらの実施例の様々な修正は、当業者にとって明らかである。本明細書において定義される一般的な原理は、本開示の精神又は範囲を逸脱することなく、他の実施例で実現することができる。そのため、本開示は、本明細書に記載のこれらの実施例に限定されるものではなく、本明細書に開示された原理および新規な特徴と一致する、最も広い範囲に適合するものである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2024-04-09
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クライアントに応用されるビデオ生成方法であって、
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得することと、
前記ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後に前記ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するためのサーバ側へ、前記ターゲット識別画像を送信することと、
前記サーバ側からの前記ターゲット効果リソースを受信し、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用することと、
前記ターゲット効果リソースが応用された前記ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成することと、を含む、
方法。
【請求項2】
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得することは、
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影画面に対応する現在画像を、解像度を識別すべき画像として取得することと、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定することと、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が前記プレセット解像度条件を満たすと判定すると、前記解像度を識別すべき画像をターゲット識別画像として決定することと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、さらに、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定した後
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が前記プレセット解像度条件を満たさないと判定すると、プレセットフレーム抽出条件に基づいて、前記撮影ページにおける撮影画面から画像を取得し、前記画像を利用して前記解像度を識別すべき画像を更新することと、
プレセット解像度識別終了条件に達すると判定するまで、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定するステップの実行を継続することと、
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度がプレセット解像度条件を満たすかどうかを判定することは、
所定のファジィフィルタモデルに基づいて前記解像度を識別すべき画像を処理し、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値を得ることと、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値がプレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値以上である場合、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が前記プレセット解像度条件を満たすと判定することと、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値がプレセット解像度条件を満たすことに対応する点値閾値よりも小さい場合、前記解像度を識別すべき画像の画像解像度が前記プレセット解像度条件を満たさないと判定することと、
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
プレセットフレーム抽出条件に基づいて、前記撮影ページにおける撮影画面から画像を取得することは、
プレセット時間おきに前記撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出すること、又は、
プレセットフレーム数おきに前記撮影画面に対応する画像から一フレームの画像を抽出すること
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
プレセット解像度識別終了条件に達すると判定することは、
前記撮影画面に対応する画像から抽出される画像フレーム数がプレセット画像抽出回数に達すると判定すると、画像解像度識別を終了させること、又は、
前記解像度を識別すべき画像の画像解像度点値がプレセット最低点値よりも小さいと判定すると、画像解像度識別を終了させること
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、さらに、
前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用する前、
前記サーバ側からの前記撮影画面での前記ターゲット対象の位置情報を受信することを含み、
それに応じて、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用することは、
前記位置情報に基づいて、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用すること
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
サーバ側に応用されるビデオ生成方法であって、
クライアントの撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得された、前記クライアントからのターゲット識別画像を受信することと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定することと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定し、前記ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定することと、
前記クライアントでターゲットビデオを生成するための前記ターゲット効果リソースを前記クライアントに戻すことと、
を含む、方法。
【請求項9】
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定することは、
前記ターゲット識別画像の画像特徴を抽出することと、
前記画像特徴とプレセット対象に対応する特徴情報とをマッチングすることと、
を含み、
それに応じて、前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定することは、
前記ターゲット識別画像の画像特徴といずれか一つのプレセット対象に対応する特徴情報とのマッチングに成功した場合、前記プレセット対象をターゲット対象として決定すること
を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、さらに、
前記プレセット対象をターゲット対象として決定した後、
前記撮影画面での前記ターゲット対象の位置情報を前記クライアントに戻すことによって、前記クライアントが前記位置情報に基づいて、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用すること
を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
クライアントとサーバ側とを含むビデオ生成システムであって、
前記クライアントは、撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得し、サーバ側ヘ前記ターゲット識別画像を送信するために用いられ、
前記サーバ側は、クライアントからのターゲット識別画像を受信し、前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定し、前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定し、前記ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定し、前記ターゲット効果リソースを前記クライアントに戻すために用いられ、
前記クライアントは、さらに、前記サーバ側からの前記ターゲット効果リソースを受信し、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用し、前記ターゲット効果リソースが応用された前記ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成するために用いられる、
ビデオ生成システム。
【請求項12】
撮影ページにおける撮影画面に対してトリガーされる識別操作を受け取ると、前記撮影ページにおける撮影画面に基づいて、ターゲット識別画像を取得するための取得モジュールと、
前記ターゲット識別画像からターゲット対象を識別した後に前記ターゲット対象についてターゲット効果リソースを決定するためのサーバ側へ前記ターゲット識別画像を送信するための送信モジュールと、
前記サーバ側からの前記ターゲット効果リソースを受信し、前記ターゲット効果リソースを前記撮影画面における前記ターゲット対象に応用するための応用モジュールと、
前記ターゲット効果リソースが応用された前記ターゲット対象に対応する撮影画面に基づいて、ターゲットビデオを生成するための生成モジュールと、
を含む、クライアントに応用されるビデオ生成装置。
【請求項13】
クライアントの撮影ページにおける撮影画面に基づいて取得された、前記クライアントからのターゲット識別画像を受信するための第一受信モジュールと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれるかどうかを判定するための第一判定モジュールと、
前記ターゲット識別画像にいずれか一つのプレセット対象が含まれると判定すると、前記プレセット対象をターゲット対象として決定し、前記ターゲット対象に対応するターゲット効果リソースを決定するための第二判定モジュールと、
前記クライアントでターゲットビデオを生成するための前記ターゲット効果リソースを前記クライアントに戻すための戻しモジュールと、
を含む、サーバ側に応用されるビデオ生成装置。
【請求項14】
端末機器で実行されると、前記端末機器に請求項1から10のいずれか1項に記載の方法を実現させる命令が記憶されている、
コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項15】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサで実行できるコンピュータプログラムとを含み、
前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項1から10のいずれか1項に記載の方法を実現させる、
機器。
【請求項16】
プロセッサにより実行されると、請求項1から10のいずれか1項に記載の方法を実現させる、コンピュータ命令を含む、
コンピュータプログラム。
【国際調査報告】