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特表2024-537403ページンググルーピング方法、装置、端末デバイス、基地局及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-10
(54)【発明の名称】ページンググルーピング方法、装置、端末デバイス、基地局及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 68/02 20090101AFI20241003BHJP
【FI】
H04W68/02
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024522556
(86)(22)【出願日】2021-10-15
(85)【翻訳文提出日】2024-04-15
(86)【国際出願番号】 CN2021124231
(87)【国際公開番号】W WO2023060603
(87)【国際公開日】2023-04-20
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】リ,イェンファ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
【課題】
【解決手段】本開示は、ページンググルーピング方法、装置、端末デバイス、基地局及び記憶媒体を提供し、通信技術の分野に属する。ここで、当該方法は、端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を前記端末デバイスに送信するステップを含む。本開示によって提供されるページンググルーピング方法は、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局に適用されるページンググルーピング方法であって、
端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を前記端末デバイスに送信するステップを含む、
ことを特徴とするページンググルーピング方法。
【請求項2】
前記指示情報は少なくとも、
ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、
端末デバイス番号(UE-ID)に基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ページング事前指示(PEI)物理リソース設定の存在に基づいて、前記指示情報を設定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記指示情報は第1の指示フィールドを含み、前記第1の指示フィールドは、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするか、又は前記ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートするかを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記指示情報には第1の指示数値が含まれ、前記第1の指示数値は、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する、
ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記指示情報には第2の指示数値が含まれ、前記第2の指示数値は、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記指示情報には前記第1の指示フィールドが含まれていなく、前記指示情報は、前記UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項8】
端末デバイスに適用されるページンググルーピング方法であって、
基地局から送信された、前記端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信するステップを含む、
ことを特徴とするページンググルーピング方法。
【請求項9】
前記指示情報は少なくとも、
ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、
端末デバイス番号(UE-ID)に基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記指示情報は第1の指示フィールドを含み、前記第1の指示フィールドは、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするか、又は前記ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートするかを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記指示情報には第1の指示数値が含まれ、前記第1の指示数値は、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する、
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記指示情報には第2の指示数値が含まれ、前記第2の指示数値は、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記指示情報には前記第1の指示フィールドが含まれていなく、前記指示情報は、前記UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項14】
ページンググルーピング装置であって、
端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を前記端末デバイスに送信する送信モジュールを含む、
ことを特徴とするページンググルーピング装置。
【請求項15】
ページンググルーピング装置であって、
基地局から送信された、端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信する受信モジュールを含む、
ことを特徴とするページンググルーピング装置。
【請求項16】
通信装置であって、
前記装置はプロセッサとメモリとを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサは、請求項1~7のいずれかに記載の方法を前記装置に実行させるために、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項17】
通信装置であって、
前記装置はプロセッサとメモリとを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサは、前記装置に請求項8~13のいずれかに記載の方法を実行するために、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項18】
通信装置であって、
前記通信装置は、プロセッサとインターフェース回路とを含み、前記インターフェース回路は、コード命令を受信して前記プロセッサに伝送し、
前記プロセッサは、前記コード命令を実行して請求項1~7のいずれかに記載の方法を実行する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項19】
通信装置であって、
前記通信装置は、プロセッサとインターフェース回路とを含み、前記インターフェース回路は、コード命令を受信して前記プロセッサに伝送し、
前記プロセッサは、前記コード命令を実行して請求項8~13のいずれかに記載の方法を実行する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項20】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記命令が実行されると、請求項1~7のいずれかに記載の方法が実現される、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項21】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記命令が実行されると、請求項8~13のいずれかに記載の方法が実現される、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信技術の分野に関し、特にページンググルーピング方法、装置、端末デバイス、基地局及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
通信システムでは、端末デバイスの消費電力を節約するために、ページンググルーピング方式を用いて端末デバイスをページンググルーピング化するが、現在、2つのページンググルーピング方式が存在し、基地局と端末デバイスがページンググルーピング方式を選択した時に一貫性が得られるように、基地局は通常、そのサポートするページンググルーピング方式を端末デバイスに通知する必要が存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示によって提供されるページンググルーピング方法、装置、端末デバイス、基地局及び記憶媒体を提供して、基地局がそのサポートするページンググルーピング方式を通知する方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の一態様の実施例によって提供される基地局に適用されるページンググルーピング方法は、前記端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信するステップ含む。
【0005】
本開示の別の態様の実施例によって提供される基地局に適用されるページンググルーピング方法は、基地局から送信された、前記端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信するステップ含む。
【0006】
本開示のさらに別の態様の実施例によって提供されるページンググルーピング装置は、前記端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信する送信モジュールを含む。
【0007】
本開示のさらに別の態様の実施例によって提供されるページンググルーピング装置は、基地局から送信された、前記端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信する受信モジュールを含む。
【0008】
本開示のさらに別の態様の実施例によって提供される通信装置は、前記装置はプロセッサとメモリとを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶されており、前記プロセッサは、上記の一態様に記載の方法を前記装置に実行させるために、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行する。
【0009】
本開示のさらに別の態様の実施例によって提供される通信装置は、前記装置はプロセッサとメモリとを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶されており、前記プロセッサは、上記の別の態様に記載の方法を実行するために、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行する。
【0010】
本開示のさらに別の態様の実施例によって提供される通信装置は、プロセッサとインターフェース回路とを含み、前記インターフェース回路は、コード命令を受信して前記プロセッサに伝送し、前記プロセッサは、上記の一態様に記載の方法を実行するために、前記コード命令を実行する。
【0011】
本開示のさらに別の態様の実施例によって提供される通信装置は、プロセッサとインターフェース回路とを含み、前記インターフェース回路は、コード命令を受信して前記プロセッサに伝送し、前記プロセッサは、上記の別の態様に記載の方法を実行するために、前記コード命令を実行する。
【0012】
本開示のさらに別の態様の実施例によって提供されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、命令が記憶されているために使用され、前記命令が実行されると、上記の一態様に記載の方法が実現される。
【0013】
本開示のさらに別の態様の実施例によって提供されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、命令が記憶されているために使用され、前記命令が実行されると、上記の別の態様に記載の方法が実現される。
【0014】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法、装置、端末デバイス、基地局及び記憶媒体では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができるため、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0015】
本開示の追加の態様及び利点は、以下の説明において一部が述べられ、一部が以下の説明においてさらに明瞭になり、又は本発明の実践を介して把握できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本開示の上記及び/又は付加的な態様と利点は、添付図面に関連する実施例の説明から明らかになり、理解しやすく、ここで、
図1】は本開示の一実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図2】は本開示の別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図3】は本開示のさらに別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図4】は本開示のさらに別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図5】は本開示のさらに別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図6】は本開示のさらに別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図7】は本開示のさらに別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図8】は本開示のさらに別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図9】は本開示のさらに別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図10】は本開示のさらに別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図11】は本開示のさらに別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図12】は本開示のさらに別の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートである。
図13】は本開示の一実施例によって提供されるページンググルーピング装置の概略構成図である。
図14】は本開示の別の実施例によって提供されるページンググルーピング装置の概略構成図である。
図15】は本開示の一実施例によって提供される端末デバイスのブロック図である。
図16】は本開示の一実施例によって提供される基地局のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
ここで例示的な実施例について詳細に説明し、その一例を図面に示す。以下の説明が図面に関連する場合、特に示されない限り、異なる図面中の同じ数字は同じ要素または類似する要素を表す。以下の実施例で説明する実施例は、本開示の実施例と一致するすべての実施例を意味するものではない。逆に、これらは、添付の特許請求の範囲に詳細に記載された、本開示の実施例のいくつかの態様と一致する装置および方法の例にすぎない。
【0018】
本開示の実施例で使用される用語は、特定の実施例を説明することのみを目的としており、本開示の実施例を制限することを意図するものではない。本開示の実施例および添付の特許請求の範囲で使用される単数形の「1つの」および「当該」も、文脈が明確に他の意味を示さない限り、多数の形を含むことを意図している。本明細書で使用される「および/または」という用語は、1つまたは複数の関連付けられたリストアイテムの任意のまたはすべての可能な組み合わせを意味し、含まれることも理解されるべきである。
【0019】
なお、本開示の実施例では、第1、第2、第3の用語を用いて様々な情報を記述することができるが、これらの情報はこれらの用語に限定されるものではない。これらの用語は、同じタイプの情報を区別するためにのみ使用される。例えば、本開示の実施例の範囲を逸脱することなく、第1の情報を第2の情報と呼ぶことができ、同様に、第2の情報を第1の情報と呼ぶこともできる。文脈によっては、ここで使われているような「もし」や「すれば」は、「…の時に」や「…の際に」や「決定に応答して」と解釈できる。
【0020】
以下に本開示の実施例を詳細に説明し、その実施例の例を図面に示し、ここで、最初から最後まで同一または類似の符号は同一または類似の要素を示す。以下に添付の図面を参照して説明する実施例は例示的なものであり、本開示を説明するためのものであり、本開示を制限するものと理解することはできない。
【0021】
以下、本出願によって提供されるページンググルーピング方法及び装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、基地局に適用され、図1に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0023】
ステップ101、端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信する。
【0024】
本開示の一実施例において、基地局は、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングを介して、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信することができる。
【0025】
実施例として、当該指示情報はDCIシグナリングで運ばれてもよいし、RRCシグナリングを使用してもよい。
【0026】
実施例として、当該指示情報はダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)フォーマットに、PEIページング事前指示(Paging Early Indication、PEI)DCIに運ばれてもよい。
【0027】
実施例として、当該指示情報は、RRCに運ばれてもよいし、システムメッセージに運ばれてもよい。
【0028】
端末デバイスは、ユーザに音声および/またはデータ接続性を提供するデバイスであってもよい。 端末デバイスは、RAN(Radio Access Network、無線アクセスネットワーク)を介して、1つまたは複数のコアネットワークと通信することができ、センサーデバイス、携帯電話(または「セルラー」電話と呼ばれる)などのモノのインターネット端末、または、固定式、携帯型、ポケット型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵、または車載用の装置などのモノのインターネット端末を有するコンピュータであってもよい。 例えば、局(Station,STA)、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、移動局(mobile station)、モバイル(mobile)、遠隔局(remote station)、アクセスポイント、遠隔端末(remoteterminal)、アクセス端末(access terminal)、ユーザイクイップメント(user terminal)又はユーザーエージェント(useragent)である。あるいは、端末デバイスは無人機のデバイスであってもよい。 あるいは、端末デバイスは車載デバイスであってもよく、例えば、無線通信機能を有するドライブコンピュータであってもよいし、ドライブコンピュータを外付け無線端末であってもよい。あるいは、端末デバイスは路側デバイスであってもよく、例えば、無線通信機能を有する道路灯、信号機、その他の路側デバイスなどであってもよい。
【0029】
また、本開示の一実施例において、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-ID(端末デバイス番号、User Equipment-Identity)に基づくページンググルーピング方式のいずれかを指示することができる。
【0030】
ここで、本開示の一実施例において、上記のネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式は具体的に、ネットワーク(例えばコアネットワーク)によって実現(例えば端末デバイスの属性又は統計される端末デバイスのページング確率など)に基づいてページンググルーピング方式を割り当てることができる。
【0031】
また、本開示の一実施例において、上記したUE-IDに基づくページンググルーピング方式は、UE-IDのモジュロに基づいてグルーピングを決定するランダムな方式であり、端末デバイス、基地局、コアネットワークの3つの網要素間でグルーピング認識の整合性を達成するように、基地局がブロードキャストするページング事前指示(Paging Early Indication、PEI)物理リソース設定(configuration)においてランダムな選択またはランダムな割り当て(randomization)方式であるUE-IDのモジュロに基づいてページンググルーピングを決定する。選択的に、UE-IDに基づくページンググルーピング方式は式1により実現することができ、
【0032】
【数1】
【0033】
ここで、wgは選択されたPEI物理リソースに対応するページンググルーピング番号IDであり、NとNは時間域のページング密度を指示するために使用され、具体的には、Nはページングフレームの密度であり、Nはページングフレーム内のページングサブフレームの密度であり、Nは周波数領域ページングの密度であり、例えば、Nはページング狭帯域を指示することができ、Nはページンググルーピングの総数であり、floor関数は、下向きに整列(rounding)関数であり、mod関数はモジュロ関数である。
【0034】
選択的に、本開示の一実施例において、前述の指示情報は選択可能な設定であり、基地局は、PEI物理リソース設定が存在する場合に、当該指示情報を設定することができる。ここで、本開示の一実施例において、基地局が当該指示情報を設定する場合、当該指示情報をフィールド値として指示することができ、ここで、異なるフィールド値は、異なるページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。
【0035】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0036】
図2は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、基地局に適用され、図2に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0037】
ステップ201、端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は、基地局がPEI物理リソース設定の存在に基づいて設定される。ここで、PEI物理リソース設定は、グルーピングPEI物理リソース設定である。そのPEI物理リソース設定には、時間周波数領域位置(例えば検索スペースなど)、PEIのDCIフォーマット設定(例えば、ページンググルーピングに使用される総bit数を指示するなど)を含むことができる。
【0038】
ここで、本開示の一実施例において、PEI物理リソース設定の存在に基づいて指示情報を設定することは、PEI物理リソース設定が存在する(例えば基地局がPEI物理リソース設定をブロードキャストした)場合、基地局は、当該指示情報を設定できることを意味し、当該指示情報が存在する場合、当該指示情報に基づいて端末デバイスのページンググルーピング方式を指示することができる。
【0039】
また、本開示の一実施例において、PEI物理リソース設定の存在に基づいて、指示情報が異なるページンググルーピング方式を指示するように、指示情報に第1の指示フィールドを含めるか含まないかを設定することができる。
【0040】
本開示の一実施例において、指示情報には第1の指示フィールドが含まれていてもよく、当該第1の指示フィールドは、当該指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするか、又はネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示するために使用できる。本開示の別の実施例において、指示情報に第1の指示フィールドが含まれていない場合、当該指示情報は、UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示することができる。選択的に、基地局によって設定される第1の指示フィールドは、Flag-supportCNassignedフィールドであってもよい。第1の指示フィールドは、optionalの形で指示情報に運ぶことができ、その存在は、少なくともネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを意味する。ネットワーク割り当てのためのページンググルーピングがUE-IDのページンググルーピング方式としても使用できる場合、両者がサポートされていることを意味する。第1の指示フィールドは、optionalの形で指示情報に運ぶことができ、存在しない場合は、すべてのネットワーク設定のPEIグルーピングリソースがすべてUE-IDに基づくページンググルーピング方式に使用されていることを意味する。
【0041】
なお、本開示の一実施例において、PEI物理リソース設定が存在しない場合、指示情報が設定されていないことを意味し、即ち、当該指示情報が存在せず、当該場合、基地局は、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートしないとと見なすことができる。当該場合、端末デバイスにとって、グルーピングPEIページングメッセージモニタは使用できなくなり、2つのページンググルーピング方式がサポートされていないことを意味し、当該場合、端末デバイスは、PEIをモニタしないページング方式に戻るか、非グルーピングPEIのモニタ方式を行うことを意味する(即ち当該PEIはページンググルーピング機能を有しないPEIである)。
【0042】
ここで、上記の説明に基づいて、表1は本開示の実施例によって提供される指示情報とその指示されたページンググルーピング方式との対応関係表である。
【0043】
【表1】
【0044】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0045】
また、本開示の実施例において、指示情報に第1の指示フィールドが含まれているか含まれていないかによって、基地局がサポートする異なるページンググルーピング方式を区別することもでき、これによって、ページンググルーピング方式の指示方法の多様性を豊かにする新しい指示方法が提供される。
【0046】
図3は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、基地局に適用され、図3に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0047】
ステップ301、端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は、基地局がPEI物理リソース設定の存在に基づいて設定され、当該指示情報には第1の指示フィールドが含まれ、当該指示情報には第1の指示数値又は第2の指示数値がさらに含まれる。
【0048】
ここで、第1の指示フィールドは、実質的に、当該指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするか、又はネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式ををサポートするという2つのサポート状況を指示するため、本開示の一実施例において、指示情報は、第1の指示フィールドを含む上に、当該指示情報が指示する具体的なサポート状況を指示するように、第1の指示数値又は第2の指示数値をさらに含むこともできる。ここで、第1の指示数値は、当該指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示するために使用され、第2の指示数値は、当該指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示するために使用されてもよい。
【0049】
さらに、本開示の一実施例において、第1の指示数値と第2の指示数値については、その値が異なる場合、指示されるページンググルーピング方式も異なる。選択的に、第1の指示数値と第2の指示数値とは、真偽値を付与することにより、それぞれ異なるページンググルーピング方式を指示することもできる。例えば、前記第1の指示数値は真の値1であり、又は前記第2の指示数値は偽の値0である。又は、第1の指示数値と第2の指示数値とに整数値を付与することにより、それぞれ異なるページンググルーピング方式を指示する。また、第1の指示数値と第2の指示数値とに真偽値を付与する方式、および第1の指示数値と第2の指示数値とに整数値を付与する方式の詳細については、後述の実施例で説明する。
【0050】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0051】
また、本開示の実施例において、指示情報の第1の指示数値又は第2の指示数値に異なるタイプの値を付与することで、異なる方式でページンググルーピング方式を指示することもでき、これによってページンググルーピング方式の指示方法の多様性がより豊かになり、ページンググルーピング方式の指示プロセスの柔軟性が向上させる。
【0052】
図4は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、基地局に適用され、図4に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0053】
ステップ401、端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は、基地局がPEI物理リソース設定の存在に基づいて設定され、当該指示情報には第1の指示フィールドが含まれ、当該指示情報には第1の指示数値又は第2の指示数値がさらに含まれる。前記第1の指示数値は真の値1であり、又は前記第2の指示数値は偽の値0である。
【0054】
選択的に、当該第1の指示数値は、当該指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示するために使用される真の値1であってもよい。当該第2の指示数値は、当該指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示するために使用される偽の値0であってもよい。当該指示フィールドは、存在しない場合、すべてのネットワーク設定のPEIグルーピングリソースがUE-IDに基づくページンググルーピング方式に使用されることを意味する。
【0055】
例えば、表2は本開示の実施例によって提供される第1の指示数値又は第2の指示数値の値を示す概略表である。
【0056】
【表2】
【0057】
また、本開示の一実施例において、上記の「指示情報は、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。」とは、指示情報が、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式のみをサポートすることを指示し、これに基づいて、PEI物理リソース設定に基づいて決定されたページンググルーピングの総数(例えばページンググルーピングの総数が8グルーピングである)のすべてのページンググルーピングが、ネットワーク割り当てのページンググルーピング方式によるグルーピング使用に使用できることを意味する。
【0058】
本開示の別の実施例において、上記の「指示情報は、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。」とは、指示情報は、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示しており(即ちネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートする場合、UE-IDに基づくページンググルーピング方式をデフォルトでサポートする)、これに基づいて、ページンググルーピングの総数のうち、一部のページンググルーピングは、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式によりグルーピング化し、他の一部分のページンググルーピングは、UE-IDに基づくページンググルーピング方式によりグルーピング化することができることも意味する。ここで、本開示の一実施例において、プロトコル規則に基づいて、UE-IDに基づくページンググルーピング方式によるグルーピングのページンググルーピングの数を決定することができ、例えば、プロトコル規則に基づいて、UE-IDに基づくページンググルーピング方式で最後のページンググルーピングをグルーピング化することができる。
【0059】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0060】
また、本開示の実施例において、指示情報の第1の指示数値又は第2の指示数値に真偽値を付与することで、異なるページンググルーピング方式を指示することによって、別の新しい指示方法を提供することもでき、これによって、ページンググルーピング方式の指示方法の多様性をさらに豊かにする別の新しい指示方法が提供される。
【0061】
図5は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、基地局に適用され、図5に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0062】
ステップ501、端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は、基地局がPEI物理リソース設定の存在に基づいて設定され、当該指示情報には第1の指示フィールドが含まれ、当該指示情報には第1の指示数値又は第2の指示数値がさらに含まれ、当該第1の指示数値と第2の指示数値は、UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートするページンググルーピングの数を指示するために使用され、ここで、第1の指示数値はN(非0)、又は、第2の指示数値は0である。実施例として、第1の指示フィールドの物理的意味は、UE-IDグルーピング方式に使用されるグルーピングの数を示すことである。
【0063】
ここで、なお、本開示の一実施例において、当該第1の指示数値Nは0より大きく、かつPEI物理リソース設定に基づいて決定されたページンググルーピングの総数より小さく、第1の指示数値は、当該指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。また、第2の指示数値は0(即ちUE-IDに基づくページンググルーピング方式のページンググルーピング数は0)であってもよく、第2の指示数値は、当該指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式のみをサポートすることを指示する。例えば、表3は本開示の実施例によって提供される第1の指示数値又は第2の指示数値の値を示す概略表である。
【0064】
【表3】
【0065】
例示的に、本開示の一実施例において、PEI物理リソース設定に基づいて決定されたページンググルーピングの総数は8グループであると仮定し、第1の指示フィールドに第1の指示数値Nが含まれ、第1の指示数値N=2である場合、8グループのページンググルーピングのうちの2つのページンググルーピングがUE-IDに基づくグルーピング方式をサポートし、残りの6つのページンググルーピングがネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを意味する。また、第1の指示フィールドには第2の指示数値が含まれ、第2の指示数値は0である場合、UE-IDに基づくグルーピング方式をサポートするページンググルーピングがないことを意味し、即ち、8つのページンググルーピングはいずれもネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートし、当該場合、8グループのページンググルーピングはいずれもネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式を使用してグルーピングすることができる。
【0066】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0067】
また、本開示の実施例において、指示情報の第1の指示数値又は第2の指示数値に整数値を付与することで、UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートするページンググルーピングの数を指示することもでき、これによって、ページンググルーピング方式の指示方法の多様性をさらに豊かにするさらに別の新しい指示方法が提供される。
【0068】
図6は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、基地局に適用され、図6に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0069】
ステップ601、端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は、基地局がPEI物理リソース設定の存在に基づいて設定され、当該指示情報には第1の指示フィールドが含まれ、当該指示情報には第1の指示数値又は第2の指示数値がさらに含まれ、当該第1の指示数値と第2の指示数値は、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするページンググルーピングの数を指示するために使用され、ここで、第1の指示数値はN(非0)、又は、第2の指示数値はページンググルーピングの総数である。実施例として、第1の指示フィールドの物理的意味は、ネットワーク割り当てのページンググルーピング方式に使用されるグルーピングの数を示すことである。
【0070】
ここで、なお、本開示の一実施例において、当該第1の指示数値Nは0より大きく、かつPEI物理リソース設定に基づいて決定されたページンググルーピングの総数より小さく、第1の指示数値は、当該指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。また、第2の指示数値はページンググルーピングの総数(即ち、ページンググルーピングはいずれもネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートする。)であってもよく、第2の指示数値は、当該指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式のみをサポートすることを指示する。例えば、表4は本開示の実施例によって提供される第1の指示数値又は第2の指示数値の値を示す概略表である。
【0071】
【表4】
【0072】
例示的に、本開示の一実施例において、PEI物理リソース設定に基づいて決定されたページンググルーピングの総数は8グループであると仮定し、第1の指示フィールドに第1の指示数値Nが含まれ、第1の指示数値N=2である場合、8グループのページンググルーピングのうちの2つのページンググルーピングがネットワーク割り当てに基づくグルーピング方式をサポートし、残りの6つのページンググルーピングがUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを意味する。また、第1の指示フィールドには第2の指示数値が含まれ、第2の指示数値はページンググルーピングの総数である場合、すべてのページンググルーピングはネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを意味し、即ち、8つのページンググルーピングはいずれもネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートし、当該場合、8グループのページンググルーピングはいずれもネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式を使用してグルーピングすることができる。
【0073】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0074】
また、本開示の実施例において、指示情報の第1の指示数値又は第2の指示数値に整数値を付与することで、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするページンググルーピングの数を指示することもでき、これによって、ページンググルーピング方式の指示方法の多様性をさらに豊かにするさらに別の新しい指示方法が提供される。
【0075】
本開示の一実施例において、PEI物理リソース設定にはページンググルーピングに使用する総数が設定されていない場合、PEI物理リソース設定がページンググルーピングに使用する総数は指示情報によって提供されてもよい。ここで、指示情報には、ネットワーク割り当てのページンググルーピング方式のグルーピングの数のための第1の指示数値が含まれている場合、当該指示情報は、当該グルーピングの数に対応するページンググルーピング方式を指示するための第1の指示識別子を運ぶことができる。
【0076】
例示的に、表5に示すように、本開示の一実施例において、第1の指示フィールドには第1の指示数値Nが含まれ、第1の指示数値N=2である場合、2つのページンググルーピングがネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートし、又は、UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることが考えられる。さらに、第1の指示識別子によって、具体的にいずれのグルーピング方式をサポートするかを指示する。選択的に、当該第1の指示識別子に真偽値を付与することで、グルーピング方式を区別することができる。例えば、第1の指示識別子が真に設定されている場合、2つのページンググルーピングはネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートし、偽に設定されている場合、2つのページンググルーピングはUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることが考えられる。なお、第1の指示識別子に偽の値に付与することで、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートし、そうでなければ、UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることもできる。それに応じて、PEI物理リソース設定がページンググルーピングに使用するビット数は、指示情報の第1の指示識別子によって指示されてもよく、例えば2bitである。
【0077】
【表5】
【0078】
本開示の一実施例において、PEI物理リソース設定にはページンググルーピングに使用する総数が設定されていない場合、PEI物理リソース設定がページンググルーピングに使用する総数は指示情報によって提供されてもよい。ここで、指示情報には、ネットワーク割り当てのページンググルーピング方式のグルーピングの数のための第1の指示数値が含まれている場合、当該指示情報は、2つの指示識別子を使用して2つのグルーピング方式のサポート状況をそれぞれ指示するために、当該グルーピングの数に対応するページンググルーピング方式を指示するための第1の指示識別子および第2の指示識別子を運ぶことができる。表5の第1の指示識別子と同様に、第2の指示情報に対する指示情報の携帯方法は、第1の指示情報と同じである。選択的に、第1の指示識別子と第2の指示識別子は同時に提供してもよいし、両者の1つだけを提供してもよい。
【0079】
例示的に、表6に示すように、本開示の一実施例において、指示情報には第1の指示識別子Nおよび第2の指示識別子Nが含まれ、第1の指示識別子Nが2、第2の指示識別子Nが4である場合、2つのページンググルーピングがネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートし、4つのページンググルーピングがUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることが考えられる。当該場合、PEI物理リソース設定がページンググルーピングに使用するビット数は、2+4bitなど、第1の指示識別子+第2の指示識別子によって指示されてもよい。なお、第1の指示識別子は、UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示するために使用され、第2の指示識別子は、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示するために使用されてもよい。
【0080】
例示的に、本開示の一実施例において、提供される指示情報には第1の指示識別子Nが含まれ、第1の指示識別子N=2である場合、2つのページンググルーピングがネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを意味する。それに応じて、PEI物理リソース設定がページンググルーピングに使用するビット数は、指示情報の第1の指示識別子によって指示されてもよく、例えば2bitである。
【0081】
本開示の一実施例において、提供される指示情報には第2の指示識別子Nが含まれ、第2の指示識別子N=2である場合、2つのページンググルーピングがUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを意味する。それに応じて、PEI物理リソース設定がページンググルーピングに使用するビット数は指示情報の第2の指示識別子によって指示されてもよく、例えば2bitである。
【0082】
【表6】
【0083】
図7は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、端末デバイスに適用され、図7に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0084】
ステップ701、基地局から送信された端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信する。
【0085】
本開示の一実施例において、端末デバイスは、基地局がDCIシグナリング又はRRCシグナリングを介して端末デバイスに送信した、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信することができる。
【0086】
当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-ID(端末デバイス番号、User Equipment-Identity)に基づくページンググルーピング方式のいずれかを指示することができる。
【0087】
ここで、本開示の一実施例において、上記のネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式方式は具体的に、ネットワーク(例えばコアネットワーク)によって実現(例えば端末デバイスの属性又は統計される端末デバイスのページング確率など)に基づいてページンググルーピング方式を割り当てることができる。
【0088】
また、本開示の一実施例において、上記したUE-IDに基づくページンググルーピング方式は、UE-IDのモジュロに基づいてグルーピングを決定するランダムな方式であり、端末デバイス、基地局、コアネットワークの3つの網要素間でグルーピング認識の整合性を達成するように、基地局がブロードキャストするページング事前指示(Paging Early Indication、PEI)物理リソース設定(configuration)においてランダムな選択またはランダムな割り当て(randomization)方式であるUE-IDのモジュロに基づいてページンググルーピングを決定する。選択的に、UE-IDに基づくページンググルーピング方式は式1により実現することができ、
【0089】
【数2】
ここで、wgは選択されたPEI物理リソースに対応するページンググルーピング番号IDであり、NとNは時間域のページング密度を指示するために使用され、具体的には、Nはページングフレームの密度であり、Nはページングフレーム内のページングサブフレームの密度であり、Nは周波数領域ページングの密度であり、例えば、Nはページング狭帯域を指示することができ、Nはページンググルーピングの総数であり、floor関数は、下向きに整列(rounding)関数であり、mod関数はモジュロ関数である。
【0090】
選択的に、本開示の一実施例において、前述の指示情報は選択可能な設定であり、基地局は、PEI物理リソース設定が存在する場合に、当該指示情報を設定することができる。ここで、本開示の一実施例において、基地局が当該指示情報を設定する場合、当該指示情報をフィールド値として指示することができ、ここで、異なるフィールド値は、異なるページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。
【0091】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0092】
図8は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、端末デバイスに適用され、図8に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0093】
ステップ801、基地局から送信された端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信し、ここで、当該指示情報は、基地局がPEI物理リソース設定の存在に基づいて設定される。
【0094】
ここで、ステップ801に関する関連説明は、上記の実施例を参照して説明することができ、本開示の実施例はここでは説明しない。
【0095】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0096】
また、本開示の実施例において、指示情報に第1の指示フィールドが含まれているか含まれていないかによって、基地局がサポートする異なるページンググルーピング方式を区別することもでき、これによって、ページンググルーピング方式の指示方法の多様性を豊かにする新しい指示方法が提供される。
【0097】
図9は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、端末デバイスに適用され、図9に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0098】
ステップ901、基地局から送信された端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信し、ここで、当該指示情報は、基地局がPEI物理リソース設定の存在に基づいて設定され、当該指示情報には第1の指示フィールドが含まれ、当該指示情報には第1の指示数値又は第2の指示数値がさらに含まれる。
【0099】
ここで、ステップ901に関する関連説明は、上記の実施例を参照して説明することができ、本開示の実施例はここでは説明しない。
【0100】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0101】
また、本開示の実施例において、指示情報の第1の指示数値又は第2の指示数値に異なるタイプの値を付与することで、異なる方式でページンググルーピング方式を指示することもでき、これによってページンググルーピング方式の指示方法の多様性がより豊かになり、ページンググルーピング方式の指示プロセスの柔軟性が向上させる。
【0102】
図10は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、端末デバイスに適用され、図10に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0103】
ステップ1001、基地局から送信された端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信し、ここで、当該指示情報は、基地局がPEI物理リソース設定の存在に基づいて設定され、当該指示情報には第1の指示フィールドが含まれ、当該指示情報には第1の指示数値又は第2の指示数値がさらに含まれ、前記第1の指示数値が1、又は前記第2の指示数値は0である。
【0104】
ここで、ステップ1001に関する関連説明は、上記の実施例を参照して説明することができ、本開示の実施例はここでは説明しない。
【0105】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0106】
また、本開示の実施例において、指示情報の第1の指示数値又は第2の指示数値に真偽値を付与することで、異なるページンググルーピング方式を指示することもでき、これによって、ページンググルーピング方式の指示方法の多様性をさらに豊かにする別の新しい指示方法が提供される。
【0107】
図11は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、端末デバイスに適用され、図11に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0108】
ステップ1101、基地局から送信された端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信し、ここで、当該指示情報は、基地局がPEI物理リソース設定の存在に基づいて設定され、当該指示情報には第1の指示フィールドが含まれ、当該指示情報には第1の指示数値又は第2の指示数値がさらに含まれ、当該第1の指示数値と第2の指示数値は、UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートするページンググルーピングの数を指示するために使用され、ここで、第1の指示数値はNであり、又は、第2の指示数値は0である。
【0109】
ここで、ステップ1101に関する関連説明は、上記の実施例を参照して説明することができ、本開示の実施例はここでは説明しない。
【0110】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0111】
また、本開示の実施例において、指示情報の第1の指示数値又は第2の指示数値に整数値を付与することで、UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートするページンググルーピングの数を指示することもでき、これによって、ページンググルーピング方式の指示方法の多様性をさらに豊かにするさらに別の新しい指示方法が提供される。
【0112】
図12は本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング方法の概略フローチャートであり、端末デバイスに適用され、図12に示すように、当該ページンググルーピング方法は以下のステップを含む。
【0113】
ステップ1201、基地局から送信された端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信し、ここで、当該指示情報は、基地局がPEI物理リソース設定の存在に基づいて設定され、当該指示情報には第1の指示フィールドが含まれ、当該指示情報には第1の指示数値又は第2の指示数値がさらに含まれ、当該第1の指示数値と第2の指示数値は、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするページンググルーピングの数を指示するために使用され、ここで、第1の指示数値はNであり、又は、第2の指示数値は0である。
【0114】
ここで、ステップ1201に関する関連説明は、上記の実施例を参照して説明することができ、本開示の実施例はここでは説明しない。
【0115】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング装置において、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0116】
また、本開示の実施例において、指示情報の第1の指示数値又は第2の指示数値に整数値を付与することで、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするページンググルーピングの数を指示することもでき、これによって、ページンググルーピング方式の指示方法の多様性をさらに豊かにするさらに別の新しい指示方法が提供される。
【0117】
図13は本開示の一実施例によって提供されるページンググルーピング装置の概略構成図であり、図11に示すように、装置1300は以下のモジュールを含むことができる。
【0118】
送信モジュール1301は、端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信する。
【0119】
以上のように、在本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング装置では、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0120】
本開示の一実施例において、前記指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、基于UE-ID(端末デバイス番号)のページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。
【0121】
さらに、本開示の一実施例において、前記装置はさらに、PEI(ページング事前指示)物理リソース設定の存在に基づいて、前記指示情報を設定する。
【0122】
さらに、本開示の一実施例において、前記指示情報は第1の指示フィールドを含み、前記第1の指示フィールドは、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするか、又は前記ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートするかを指示するために使用される。
【0123】
さらに、本開示の一実施例において、前記指示情報には第1の指示数値が含まれ、前記第1の指示数値は、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。
【0124】
さらに、本開示の一実施例において、前記指示情報には第2の指示数値が含まれ、前記第2の指示数値は、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。
【0125】
さらに、本開示の一実施例において、前記指示情報には前記第1の指示フィールドが含まれていなく、前記指示情報は、前記UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。
【0126】
図14は本開示の別の実施例によって提供されるページンググルーピング装置の概略構成図であり、図14に示すように、装置1400は、基地局から送信された、前記端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を受信する受信モジュール1401を含む。
【0127】
以上のように、本開示の実施例によって提供されるページンググルーピング装置において、基地局は、当該端末デバイスのページンググルーピング方式を指示するための指示情報を端末デバイスに送信し、ここで、当該指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。これから分かるように、本開示の実施例において、端末デバイスは、当該基地局から送信された指示情報に基づいて、そのサポートするページンググルーピング方式を決定することができ、これによって、基地局と端末デバイスが後から具体的なページンググルーピング方式を選択する際に、基地局と端末デバイスが一貫したページンググルーピング方式を選択することができ、さらにページングプロセスの正常な進行を確保することができる。
【0128】
本開示の一実施例において、前記指示情報は少なくとも、ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式、および、UE-IDに基づくページンググルーピング方式のいずれかをサポートすることを指示する。
【0129】
さらに、本開示の一実施例において、前記指示情報は第1の指示フィールドを含み、前記第1の指示フィールドは、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするか、又は前記ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートするかを指示するために使用される。
【0130】
さらに、本開示の一実施例において、前記指示情報には第1の指示数値が含まれ、前記第1の指示数値は、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。
【0131】
さらに、本開示の一実施例において、前記指示情報には第2の指示数値が含まれ、前記第2の指示数値は、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。
【0132】
さらに、本開示の一実施例において、前記指示情報には前記第1の指示フィールドが含まれていなく、前記指示情報は、前記UE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートすることを指示する。
【0133】
本開示の実施例によって提供されるコンピュータ記憶媒体には、実行可能なプログラムが記憶され、前記実行可能なプログラムがプロセッサによって実行される場合、図1図6又は図7図12のいずれかに示す方法を実現することができる。
【0134】
なお、上記実施例を実現するために、本開示は、コンピュータプログラムが含まれるコンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、図1図6又は図7図12のいずれかに示す方法を実現する。
【0135】
なお、上記実施例を実現するために、本開示は、コンピュータプログラムをさらに提供し、当該プログラムがプロセッサによって実行される場合、図1図6又は図7図12のいずれかに示す方法を実現する。
【0136】
図15は本開示の一実施例によって提供される端末デバイスUE1500のブロック図である。例えば、UE1500は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末デバイス、メッセージング装置、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療デバイス、フィットネスデバイス、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。
【0137】
図15を参照し、UE1500は、処理コンポーネント1502、メモリ1504、電源コンポーネント1506、マルチメディアコンポーネント1508、オーディオコンポーネント1510、入力 /出力(I/O)のインターフェース1515、センサコンポーネント1512、および通信コンポーネント1516のうちの少なくとも1つのコンポーネントを含むことができる。
【0138】
処理コンポーネント1502は、一般に、ディスプレイ、電話通話、データ通信、カメラ操作、および記録操作に関連する動作などの、UE1500の全体的な動作を制御する。処理コンポーネント1502は、上述の方法のステップの全部または一部を完了するために命令を実行する少なくとも1つのプロセッサ1520を含むことができる。さらに、処理コンポーネント1502は、コンポーネント1502と他のコンポーネントとの間の相互作用を容易にするために、少なくとも1つのモジュールを含むことができる。例えば、処理コンポーネント1502は、マルチメディアコンポーネント1508と処理コンポーネント1502との間の対話を容易にするために、マルチメディアモジュールを含むことができる。
【0139】
メモリ1504は、UE1500での動作をサポートするために様々なタイプのデータを記憶するように構成されている。これらのデータには、例えば、UE1500上で動作する任意のアプリケーションまたは方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオなどが含まれる。 メモリ1504は、スタティック型ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクなど、任意のタイプの揮発性または不揮発性の記憶デバイス、またはそれらの組合せによって実装できる。
【0140】
電源コンポーネント1506はUE1500の各種のコンポーネントに電力を提供する。電源コンポーネント1506は、電源管理システム、少なくとも1つの電源、及びUE1500の電力を生成、管理、および分配することに関連する他のコンポーネントを含むことができる。
【0141】
マルチメディアコンポーネント1508は、前記UE1500とユーザとの間に出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの実施形態では、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンにタッチパネルが含まれている場合、スクリーンはタッチスクリーンとして実装され、ユーザーからの入力信号を受け取ることができる。タッチパネルには、タッチ、スライド、タッチパネル上のジェスチャーを感知するタッチセンサーが少なくとも1つ含まれている。タッチセンサは、タッチまたはスライド動作の境界だけでなく、タッチまたはスライド操作に関連するウェイクアップ時間とストレスも検出することができる。いくつかの実施形態では、マルチメディアコンポーネント1508はフロントカメラおよび/または背面カメラを含む。 UE1500が撮影モードやビデオモードなどの動作モードにあるとき、フロントカメラおよび/または背面カメラは外部のマルチメディアデータを受信することができる。 各フロントカメラと背面カメラは固定の光学レンズ系であってもよく、焦点距離と光学ズーム能力を持っていてもよい。
【0142】
オーディオコンポーネント1510は、オーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。 例えば、オーディオコンポーネント1510は1つのマイク(MIC)を含み、当該マイクは、UE1500が通話モード、録音モード、および音声認識モードなどの動作モードにあるとき、外部オーディオ信号を受信するように構成される。 受信したオーディオ信号はさらに、メモリ1504に格納されてもよいし、通信コンポーネント1516を介して送信されてもよい。 いくつかの実施形態では、オーディオコンポーネント1510は、オーディオ信号を出力するためのスピーカも含む。
【0143】
I/Oインターフェース1515は、処理コンポーネント1502と、キーボード、ジョグダイヤル、ボタンなどであってもよい周辺インターフェースモジュールとの間のインターフェースを提供する。 これらのボタンには、ホームボタン、ボリュームボタン、スタートボタン、ロックボタンなどがあるが、これらに限定されない。
【0144】
センサコンポーネント1512は、UE1500に様々な態様の状態評価を提供するための少なくとも1つのセンサを含む。 例えば、センサコンポーネント1512は、デバイス1500のオン/オフ状態、UE1500のディスプレイやキーパッドなどのコンポーネントの相対的な配置を検出することができ、センサアセンブリ1512はまた、UE1500またはUE1500のコンポーネントの位置の変化、ユーザがUE1500に接触しているかどうか、UE1500の方向または加減速とUE1500の温度の変化を検出することができる。センサコンポーネント1512は、何の物理的接触もないとき、近くの物体の存在を検出するように構成された近接センサを含んでもよい。センサコンポーネント1512はまた、画像形成アプリケーションでの使用のためのCMOSまたはCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。 いくつかの実施形態では、センサコンポーネント1512は、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ、または温度センサを含んでもよい。
【0145】
通信コンポーネント1516は、UE1500と他の装置との間の有線または無線方式の通信を容易にするように構成される。 UE1500は、WiFi、2G、3Gなどの通信規格に基づく無線ネットワーク、またはそれらの組み合わせにアクセスしてもよい。一例示的な実施例では、通信コンポーネント1516は、ブロードキャストチャネルを介して外部ブロードキャスト管理システムからブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報を受信する。 一例示的な実施例では、前記通信コンポーネント1516は、短距離通信を容易にするために、近距離通信(NFC)モジュールも含む。例えば、NFCモジュールでは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT:登録商標)技術、およびその他の技術に基づいて実現することができる。
【0146】
例示的な実施例では、UE1500は、上記の方法を実行するために、少なくとも1つのアプリケーション特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子要素によって実装できる。
【0147】
図16は本出願の実施例によって提供される基地局1600のブロック図である。例えば、基地局1600は基地局として提供することができる。図16を参照し、基地局1600は、少なくとも1つのプロセッサと、処理コンポーネント1622によって実行可能なアプリケーションなどの命令が記憶されているためのメモリ1632によって表されるメモリリソースとをさらに含む処理コンポーネント1611を含む。
メモリ1632に記憶されたアプリケーションは、命令のセットに対応する1つまたは複数のモジュールを含むことができる。
さらに、処理コンポーネント1615は、上記の方法の上記の基地局に適用される任意の方法、例えば、図1に示す方法を実行するための命令を実行するように構成されている。
【0148】
基地局1600はまた、基地局1600の電源管理を行うように構成された電源コンポーネント1626と、基地局1600をネットワークに接続するように構成された有線または無線のネットワークインターフェース1650と、入出力(I/O)インターフェース16516とを含むことができる。 基地局1600は、Windows Server TM,Mac OS XTM(登録商標),Unix TM,Linux TM(登録商標),Free BSDTMなど、メモリ1632に格納されているオペレーティングシステムに基づいて動作することができる。
【0149】
上記の本開示が提供する実施形態では、本開示の実施形態が提供する方法を、基地局、端末デバイスのそれぞれの観点から紹介した。上記の本開示の実施形態で提供する方法における各機能を実現するために、基地局と端末デバイスは、ハードウェア構成、ソフトウェアモジュールを含むことができ、ハードウェア構成、ソフトウェアモジュール、またはハードウェア構成とソフトウェアモジュールの形で上記の各機能を実現することができる。 上記の各機能のうちのいずれかの機能は、ハードウェア構成、ソフトウェアモジュール、またはハードウェア構成にソフトウェアモジュールを加えた形で実行することができる。
【0150】
本開示の実施形態によって提供される通信装置である。通信装置は、送受信モジュールと処理モジュールとを含むことができる。送受信モジュールは、送信機能を実現するための送信モジュールおよび/または受信モジュールを含むことができ、受信機能を実現するための受信モジュールは、送信機能および/または受信機能を実現することができる。
【0151】
通信装置は、端末デバイス(上記方法の実施形態における端末デバイス)であってもよいし、端末デバイス内の装置であってもよいし、端末デバイスに適合する使用できる装置であってもよい。あるいは、通信装置は、ネットワークデバイスであってもよいし、ネットワークデバイスにおける装置であってもよいし、ネットワークデバイスに合わせて使用できる装置であってもよい。
【0152】
本開示の実施形態によって提供される別の通信装置である。通信装置は、ネットワークデバイスであってもよいし、端末デバイス(前述の方法の実施形態における端末機器)であってもよいし、ネットワークデバイスが前述の方法を実現することを支援するチップ、チップシステム、またはプロセッサなどであってもよいし、端末デバイスが前述の方法を実現することを支援するチップ、チップシステム、またはプロセッサなどであってもよい。当該装置は、前述の方法の実施形態で説明した方法を実現するために使用できる。具体的には、前述の方法の実施形態で説明した説明を参照する。
【0153】
通信装置は、1つまたは複数のプロセッサを含むことができる。 プロセッサは、汎用プロセッサまたは専用プロセッサなどであってもよい。 例えば、ベースバンドプロセッサや中央プロセッサであってもよい。 ベースバンドプロセッサは、通信プロトコルと通信データを処理するために使用することができ、中央プロセッサは、通信装置(例えば、ネットワーク側デバイス、ベースバンドチップ、端末デバイスチップ、DUまたはCUなど)を制御し、コンピュータプログラムを実行し、コンピュータプログラムのデータを処理するために使用することができる。
【0154】
選択的に、通信装置には、1つまたは複数のメモリも含まれていてもよく、その上にコンピュータプログラムが記憶され、プロセッサは、上記の方法の実施形態において説明した方法を通信装置に実行させるために、上記のコンピュータプログラムを実行することができる。選択的に、前記メモリにはデータも記憶されていてもよい。通信装置とメモリは個別に設置することも、統合することもできる。
【0155】
選択的に、通信装置は送受信機、アンテナを含むこともできる。 送受信機は、送受信機能を実現するために、送受信ユニット、送受信機、または送受信回路などと呼ぶことができる。送受信機は、受信機能を実現するために受信機または受信回路などと呼ばれる受信機と送信機を含むことができ、送信機は送信機や送信回路などと呼ぶことができ、送信機能を実現するために用いられる。
【0156】
選択的に、通信装置には、1つまたは複数のインターフェース回路が含まれていてもよい。インターフェイス回路は、コード命令を受信してプロセッサに伝送するために使用される。プロセッサは、上述の方法の実施形態において説明した方法を通信装置に実行させるためにコード命令を実行する。
【0157】
通信装置は、端末デバイス(前述の方法の実施形態における端末デバイス)である。プロセッサは、図1図4のいずれかに示した方法を実行するために使用される。
【0158】
通信装置は、ネットワークデバイスであり、送受信機は、図5図7のいずれかに示す方法を実行するために使用される。
【0159】
一実施形態では、受信機能および送信機能を実装するための受信機がプロセッサに含まれてもよい。 例えば、送受信機は、送受信回路であってもよいし、インターフェースであってもよいし、インターフェース回路であるもよい。
送受信機能を実現するための送受信回路、インターフェイス、またはインターフェイス回路は、別々であっても、統合されていてもよい。 上記送受信回路、インターフェースまたはインターフェース回路は、コード/データの読み書きに用いられてもよく、あるいは、上記送受信回路、インターフェースまたはインターフェース回路は、信号の伝送または伝達に用いられてもよい。
【0160】
一実施形態では、プロセッサは、上記の方法の実施形態において説明した方法を通信装置に実行させるためのコンピュータプログラムを格納してもよく、そのコンピュータプログラムはプロセッサ上で実行される。 コンピュータプログラムはプロセッサに固化する可能性があり、当該場合、プロセッサはハードウェアによって実現される可能性が存在する。
【0161】
一実施形態では、通信装置は、前述の方法の実施形態における送信または受信または通信の機能を実現することができる回路を含むことができる。本開示で説明されるプロセッサおよび送受信機は、集積回路(integrated circuit、IC)、アナログIC、無線周波数集積回路RFIC、ハイブリッド信号IC、専用集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、プリント基板(printed circuit board、PCB)、電子デバイスなどに実装されてもよい。当該プロセッサおよび送受信機は、相補型金属酸化物半導体(CMOS)、N型金属酸化物半導体(nMetal?oxide?semiconductor、NMOS)、P型金属酸化物半導体(positive channel metal oxide semiconductor、PMOS)、バイポーラ接合型トランジスタ(bipolar junction transitor、BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ヒ化ガリウム7(GaAs)などが挙げられる。
【0162】
上記実施形態で説明した通信装置は、ネットワークデバイスまたは端末デバイス(前述の方法の実施形態における端末デバイス)であってもよいが、本開示で説明した通信装置の範囲はこれに限定されるものではなく、通信装置の構成は限定されないものであってもよい。通信デバイスは、独立したデバイスであってもよいし、大きなデバイスの一部であってもよい。例えば、通信装置は、
(1)独立した集積回路IC、またはチップ、またはチップシステムまたはサブシステム、
(2)選択的にデータ、コンピュータプログラムを記憶するための記憶手段を含むことができる1つまたは複数のICを有するセット、
(3)モデム(Modem)などのASIC、
(4)他のデバイスに組み込むことができるモジュール、
(5)受信機、端末デバイス、スマート端末デバイス、携帯電話、無線装置、ハンドセット、モバイルユニット、車載デバイス、ネットワークデバイス、クラウドデバイス、人工知能デバイスなど、
(6)その他であってもよい。
【0163】
通信デバイスがチップまたはチップシステムであってもよい場合、チップはプロセッサおよびインターフェースを含む。ここで、プロセッサの数は1つまたは複数であってもよく、インタフェースの数は複数であってもよい。
【0164】
選択的に、チップはまた、必要なコンピュータプログラム及びデータを記憶するためのメモリを含む。
【0165】
本開示の実施形態に記載されたさまざまな例示的な論理ブロック(illustrative logical block)およびステップ(step)は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両者の組み合わせによって実装できることを当業者は理解することもできる。当該ような機能がハードウェアによって実現されるかソフトウェアによって実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体の設計要件に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションに対して、様々な方法を用いてそのような機能を実装することができるが、当該実装は、本開示の実施形態の保護の範囲を超えていると理解されるべきではない。
【0166】
本開示の実施形態は、さらに、前記実施形態における端末デバイス(例えば、前記方法の実施形態における第1の端末デバイス)としての通信装置と、ネットワークデバイスとしての通信装置とを含むサイドリンク時間を決定するシステム、または、前記実施形態における端末デバイス(例えば、前記方法の実施形態における第1の端末デバイス)としての通信装置と、ネットワークデバイスとしての通信装置とを含むシステムを提供する。
【0167】
本開示はまた、コンピュータによって実行されるときに上述のいずれかの方法の実施形態の機能を実現する命令を記憶する格納読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0168】
本開示はまた、コンピュータによって実行されるときに上述のいずれかの方法の実施形態の機能を実現するコンピュータプログラム製品を提供する。
【0169】
上述の実施形態では、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにより、すべてまたは部分的に実装することができる。ソフトウェアを使用して実装される場合、コンピュータプログラム製品の形ですべてまたは部分的に実装することができる。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータプログラムを含む。コンピュータ上でコンピュータプログラムをロードして実行すると、本開示の実施形態に従って説明されたフローまたは機能がすべてまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラマブルデバイスであってもよい。コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよく、あるいは、あるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に送信されてもよく、例えば、コンピュータプログラムは、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、デジタル加入者線(DSL))、または無線(例えば、赤外線、無線、マイクロ波など)を介して別のウェブサイトサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターに送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータがアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよいし、1つ以上の利用可能な媒体が統合されたサーバ、データセンターなどのデータ記憶装置を含んでいてもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光媒体(例えば、高密度デジタルビデオディスク(digital video disc、DVD))、または半導体媒体(例えば、ソリッドステートハードディスク(SSD))などであり得る。
【0170】
当業者であれば、本開示に係る第1、第2等の各種の数字番号は、説明の便宜的な区別のみであり、本開示の実施形態の範囲を限定するために使用されるものではなく、優先順位を示すものであることを理解することができる。
【0171】
本開示のうちの少なくとも1つは、1つまたは複数として記述することもでき、複数は2つ、3つ、4つまたは複数であってもよく、本開示は限定されない。本開示の実施形態では、1つの技術的特徴について、「第1」、「第2」、「第3」、「A」、「B」、「C」、および「D」などによって、「第1」、「第2」、「第3」、「A」、「B」、「C」、および「D」に記載された技術的特徴間に優先順位または大きさの順序がないことを区別する。
【0172】
当業者は、明細書を考慮し、本明細書に開示された発明を実践した後、本発明の他の実施形態を容易に思いつくであろう。本開示は、本発明の一般的な原理に従い、本開示に開示されていない本技術分野における公知の常識または慣用技術手段を含む、本発明の任意の変形、用途または適応変化をカバーすることを目的とする。明細書及び実施形態は例示的なものとしてのみ扱われ、本開示の真の範囲及び精神は以下の請求項によって指摘される。
【0173】
本開示は、上述し図面に示した正確な構造に限定されるものではなく、その範囲を逸脱しない範囲で種々の修正および変更が可能であることを理解すべきである。本開示の範囲は、添付の請求項のみによって制限される。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
【手続補正書】
【提出日】2024-04-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項10】
前記指示情報は第1の指示フィールドを含み、前記第1の指示フィールドは、前記指示情報がネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式をサポートするか、又は前記ネットワーク割り当てに基づくページンググルーピング方式およびUE-IDに基づくページンググルーピング方式をサポートするかを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項に記載の方法。
【国際調査報告】