(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-16
(54)【発明の名称】XDDに関連付けられた動的スロットフォーマット指示及びWTRU(Wireless Transmitter/Receiver Unit、無線送信/受信ユニット)挙動
(51)【国際特許分類】
H04L 27/26 20060101AFI20241008BHJP
【FI】
H04L27/26 113
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024514743
(86)(22)【出願日】2022-09-09
(85)【翻訳文提出日】2024-04-15
(86)【国際出願番号】 US2022043119
(87)【国際公開番号】W WO2023043683
(87)【国際公開日】2023-03-23
(32)【優先日】2021-09-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2022-08-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】510030995
【氏名又は名称】インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】110002848
【氏名又は名称】弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】パク、ジョンヒョン
(72)【発明者】
【氏名】イ、ムン イル
(72)【発明者】
【氏名】マリニエール、ポール
(72)【発明者】
【氏名】クァク、ヨン ウ
(72)【発明者】
【氏名】カーン ベイジ、ナズリ
(57)【要約】
「Mn」のスロットタイプ(複数可)(例えば、新しいスロットタイプ(複数可))を、「混合(Mixed)」DL(Down Link、ダウンリンク)/UL(Up Link、アップリンク)として含み得る、柔軟な(例えば、サブバンド単位の)スロットフォーマット指示をサポートすることに関連する、システム、方法、及び手段が、本明細書で開示される。XDD(Cross Division Duplex、交差分割双方向伝送方式)のためのサブバンド単位スロットタイプによる、周期的/半持続的構成のための送信(Tx)の規則/受信(Rx)の規則が、提供され得る。探索空間は、複数のCORESET(特定のサブフレームでデータを伝送する、制御チャネル)に関連付けられ得る。実施例では、WTRUは、スロットタイプ(例えば、XDDスロット又は非XDDスロット)に基づいて、探索空間を監視するためにどのCORESETを使用するかを、決定し得る。WTRUは、「Mn」タイプ及び/又はスロット内のアップリンクのために再割り当てされた探索空間リソースの数に基づいて、XDDスロット内の探索空間を監視することを、決定し得る。1つ以上の探索空間セットが構成され得るが、どの探索空間セットを監視するべきかが、スロットタイプに基づいて決定され得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線送信/受信ユニット(Wireless Transmitter/Receiver Unit、WTRU)で実装される方法であって、前記方法が、
1つ以上のシンボルのそれぞれが、ダウンリンク(downlink、DL)受信に関連付けられたリソースブロックの第1のサブセットと、アップリンク(uplink、UL)送信に関連付けられたリソースブロックの第2のサブセットと、の両方を含むという指示を、受信することと、
1つ以上の周期的DLリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのDL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットに含まれるという条件で、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の周期的DLリソースに関連付けられたDL送信を、受信することと、
1つ以上の周期的ULリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのUL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットに含まれるという条件で、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の周期的ULリソースに関連付けられた第1のUL送信を、送信することと、を含む、方法。
【請求項2】
無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージにおいて、構成情報を受信することを更に含み、前記構成情報が、前記1つ以上のシンボルについての複数のUL/DLリソースブロックパターンを指定する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記複数のUL/DLリソースブロックパターンが、ビットマップを使用して、前記RRCメッセージにおいて指定されている、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記指示が、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)又は媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)制御要素(Control Element、CE)を介して受信され、前記指示が、前記構成情報において指定される前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちのどれが前記1つ以上のシンボルに対して適用されるべきかを指定する、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記指示は、前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第1のUL/DLリソースブロックパターンが、前記1つ以上のシンボルのうちの第1のシンボルについて適用されるべきであることを指定し、前記指示は、前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第2のUL/DLリソースブロックパターンが、前記1つ以上のシンボルのうちの第2のシンボルについて適用されるべきであることを指定する、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
1つ以上の第2の周期的ULリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのDL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットに含まれるという条件で、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の第2の周期的ULリソースに関連付けられた第2のUL送信を、ドロップすること、
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記周期的ULリソースが、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)又は構成グラント-物理アップリンク共有チャネル(configured grant-physical uplink shared channel、CG-PUSCH)のうちの1つ以上のためのものである、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
WTRUであって、
通信回路と、
プロセッサであって、
前記通信回路を介して、1つ以上のシンボルのそれぞれが、ダウンリンク(DL)受信に関連付けられたリソースブロックの第1のサブセットと、アップリンク(UL)送信に関連付けられたリソースブロックの第2のサブセットと、の両方を含む、という指示を、受信し、
前記通信回路を介して、1つ以上の周期的DLリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのDL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットに含まれるという条件で、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の周期的DLリソースに関連付けられた第1のDL送信を、受信し、
前記通信回路を介して、1つ以上の周期的ULリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのUL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットに含まれるという条件で、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の周期的ULリソースに関連付けられたUL送信を、送信するように構成された、プロセッサと、を備える、WTRU。
【請求項9】
前記プロセッサが、前記通信回路を介して、前記1つ以上のシンボルについての複数のUL/DLリソースブロックパターンを指定する構成情報を受信するように、更に構成されている、請求項8に記載のWTRU。
【請求項10】
前記複数のUL/DLリソースブロックパターンが、ビットマップを使用して、指定されている、請求項9に記載のWTRU。
【請求項11】
前記指示が、ダウンリンク制御情報(DCI)又は媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を介して受信され、前記指示が、前記構成情報において指定される前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちのどれが前記1つ以上のシンボルに対して適用されるべきかを指定する、請求項9に記載のWTRU。
【請求項12】
前記指示は、前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第1のUL/DLリソースブロックパターンが、前記1つ以上のシンボルのうちの第1のシンボルについて適用されるべきであることを指定し、前記指示は、前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第2のUL/DLリソースブロックパターンが、前記1つ以上のシンボルのうちの第2のシンボルについて適用されるべきであることを指定する、請求項11に記載のWTRU。
【請求項13】
RRCメッセージが、前記構成情報を含む、請求項9に記載のWTRU。
【請求項14】
1つ以上の第2の周期的DLリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのUL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットに含まれるという条件で、前記プロセッサが、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の第2の周期的DLリソースに関連付けられた第2のDL送信を受信することを、操作停止するように、更に構成されている、請求項8に記載のWTRU。
【請求項15】
前記周期的DLリソースが、物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)又は構成グラント-物理ダウンリンク共有チャネル(configured grant-physical downlink shared channel、CG-PDSCH)のうちの1つ以上のためのものである、請求項8に記載のWTRU。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2021年9月15日に出願された米国仮特許出願第63/244,471号、及び2022年8月8日に出願された米国仮特許出願第63/395,969号に対する優先権を主張し、それら全体が、本明細書に参照として組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
無線通信を使用したモバイル通信は、進化し続けている。モバイル通信の無線アクセス技術(Radio Access Technology、RAT)の第5世代は、5Gの新無線(New Radio、NR)と称される場合がある。以前の(従来の)世代のモバイル通信RATは、例えば、第4世代(fourth generation、4G)ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)であり得る。無線通信デバイスは、例えば、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)などのアクセスネットワークを介して、その他のデバイス及びデータネットワークとの通信を確立し得る。
【発明の概要】
【0003】
「Mn」のスロットタイプ(複数可)(例えば、新しいスロットタイプ(複数可))を、「混合(Mixed)」DL(Down Link、ダウンリンク)/UL(Up Link、アップリンク)として含み得る、柔軟な(例えば、サブバンド単位の)スロットフォーマット指示をサポートすることに関連する、システム、方法、及び手段が、本明細書で開示される。WTRU(Wireless Transmitter/Receiver Unit、無線送信/受信ユニット)は、「Mn」タイプを含むスロット/シンボルフォーマット指示を、受信し得る。1つ以上の場合では、Mnタイプは、(例えば、ULのための)RBの第1のセット及び(例えば、DLのための)RBの第2のセットに、関連付けられ得る。
【0004】
XDD(Cross Division Duplex、交差分割双方向伝送方式)のためのサブバンド単位スロットタイプによる、周期的/半持続的構成のための送信(Tx)の規則/受信(Rx)の規則が、提供され得る。1つ以上の場合では、WTRUは、1つ以上のシンボル(複数可)(例えば、シンボル(複数可)の第1のグループ)上で、アップリンクチャネル/アップリンク信号を送信し得る。例えば、WTRUは、シンボル(複数可)の第1のグループが、「Mn」タイプ(例えば、n=1、又は2、...)によって指定され、「Mn」タイプのためのRBの第1のセットが、アップリンクチャネル/アップリンク信号のために割り当てられた1つ以上のRB(複数可)を含む場合に、シンボル(複数可)の第1のグループ上で、アップリンクチャネル/アップリンク信号を送信し得る。1つ以上の場合では、WTRUは、1つ以上のシンボル(複数可)(例えば、シンボル(複数可)の第2のグループ)上で、ダウンリンクチャネル/ダウンリンク信号を受信し得る。例えば、WTRUは、シンボル(複数可)の第2のグループが、「Mn」タイプ(n=1、又は2、...)によって指定され、「Mn」タイプのためのRBの第2のセットが、ダウンリンクチャネル/ダウンリンク信号のために割り当てられた1つ以上のRB(複数可)を含む場合に、シンボル(複数可)の第2のグループ上で、ダウンリンクチャネル/ダウンリンク信号を受信し得る。
【0005】
探索空間は、複数のCORESET(特定のサブフレームでデータを伝送する、制御チャネル)に関連付けられ得る。実施例では、WTRUは、スロットタイプ(例えば、XDDスロット又は非XDDスロット)に基づいて、探索空間を監視するためにどのCORESETを使用するかを、決定し得る。WTRUは、「Mn」タイプ及び/又はスロット内のアップリンクのために再割り当てされた探索空間リソースの数に基づいて、XDDスロット内の探索空間を監視することを、決定し得る。1つ以上の探索空間セットが構成され得るが、監視すべき探索空間セットは、スロットタイプに基づいて決定され得る。
【0006】
1つ以上の場合では、WTRUは、リソースにおいて、UL信号(例えば、PUSCH、PUCCH、PRACH、UL RSなど)を送信するように、より高いレイヤによって構成される、又は(例えば、動的に)スケジュールされ得る。WTRUは、少なくとも1つの非重複サブバンド全二重(Sub-Band non-overlapping Full Duplex、SBFD)(例えば、又はXDD)信号伝送方式によって指示される、少なくとも1つのUL SB(複数可)に基づいて(例えば、その中に含まれて)、リソースがUL送信に有効である場合に、UL信号を送信し得る。1つ以上の場合では、シンボル/スロットにおける少なくとも1つのUL SB(複数可)に基づいて、リソースがUL送信に対して有効であるとWTRUが決定するという条件で、WTRUは、制御チャネル(例えば、PDCCH、DCI(複数可))の監視/受信をスキップする(例えば、ドロップする、中止する、例外ケース/例外動作としてスキップする、処理しない、実行を停止する)場合がある。したがって、条件が満たされると、シンボル/スロットにおいて、CORESET(複数可)に基づいた制御チャネルを介して、制御チャネル(例えば、DCI(複数可))の監視をスキップすることは、WTRUの複雑さを低減し、SBFDとの通信における効率を改善し得る。
【0007】
1つ以上の場合では、WTRUは、非重複サブバンド全二重伝送方式(SBFD)に基づいて、NR二重伝送動作を実装するように、構成され得る。
【0008】
1つ以上の場合では、WTRUは、1つ以上のシンボルに関連付けられた複数のリソースブロック(Resource Blocks、RB)のうちの第1のサブセットがダウンリンク(DL)受信のためのRBであることを示す情報を(例えば、DCI又はMAC CEを介して)受信するように、構成され得る。追加及び/又は代替として、WTRUは、1つ以上のシンボルに関連付けられた複数のRBのうちのRBの第2のサブセットが、アップリンク(UL)送信のためのRBであることを示す情報を(例えば、DCI又はMAC CEを介して)受信するように、構成され得る。
【0009】
1つ以上の場合では、WTRUは、周期的DLリソースが、DL受信のためのRBであるように情報によって指定されるRBの第1のサブセットに含まれるという条件で、1つ以上のシンボルにおいて、周期的DLリソース(例えば、PDCCH/CG-PDSCH)に関連付けられたDL送信を受信するように、構成され得る。1つ以上の場合では、WTRUは、1つ以上のシンボルにおいて、周期的なULリソース(例えば、PUCCH/CG-PUSCH)に関連付けられたUL送信を送るように、構成され得る。例えば、場合によっては、WTRUは、周期的ULリソースが、UL受信のためのRBであるように情報によって指定されるRBの第2のサブセットに含まれるという条件で、1つ以上のシンボルにおいて、周期的ULリソース(例えば、PUCCH/CG-PUSCH)に関連付けられたUL送信を送るように、構成され得る。
【0010】
1つ以上の場合では、WTRUは、複数のUL/DL RB構成を示す構成情報を(例えば、RRCを介して)受信するように、構成され得る。1つ以上の場合では、(例えば、DCI及び/又はMAC-CEを介して受信された)情報は、複数のUL/DL RB構成のうちのどれを1つ以上のシンボルに対して適用すべきかを、示し得る。1つ以上の場合では、WTRUは、周期的ULリソース(例えば、PUCCH/CG-PUSCH)に関連付けられた少なくとも1つのその他のUL送信をドロップするように、構成され得る。1つ以上の場合では、WTRUは、周期的ULリソースが、DL受信のためのRBであるように情報によって指定されるRBの第1のセットに含まれるという条件で、1つ以上のシンボルにおいて、周期的ULリソース(例えば、PUCCH/CG-PUSCH)に関連付けられた少なくとも1つのその他のUL送信をドロップするように、構成され得る。
【0011】
WTRUは、1つ以上のシンボルのそれぞれが、ダウンリンク(DL)受信に関連付けられたリソースブロックの第1のサブセットと、アップリンク(UL)送信に関連付けられたリソースブロックの第2のサブセットと、の両方を含むという指示を、受信し得る。WTRUは、1つ以上の周期的DLリソースが、1つ以上のシンボルについてのDL受信に関連付けられたリソースブロックの第1のサブセットに含まれるという条件で、1つ以上のシンボルにおいて、1つ以上の周期的DLリソースに関連付けられたDL送信を、受信し得る。例えば、1つ以上の周期的DLリソースは、物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)又は構成グラント-物理ダウンリンク共有チャネル(configured grant-physical downlink shared channel、CG-PDSCH)のうちの、1つ以上のためのものであり得る。WTRUは、1つ以上の周期的ULリソースが、1つ以上のシンボルについてのUL送信に関連付けられたリソースブロックの第2のサブセットに含まれるという条件で、1つ以上のシンボルにおいて、1つ以上の周期的ULリソースに関連付けられた第1のUL送信を、送信し得る。例えば、周期的ULリソースは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は構成グラント-物理アップリンク共有チャネル(CG-PUSCH)のうちの1つ以上のためのものであり得る。
【0012】
WTRUは、(例えば、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージにおいて)構成情報を受信し得るが、構成情報は、1つ以上のシンボルについての複数のUL/DLリソースブロックパターンを指定する。複数のUL/DLリソースブロックパターンは、例えば、ビットマップを使用して指定され得る。指示は、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)又は媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)制御要素(Control Element、CE)を介して受信され得るが、これは、構成情報において指定される複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちのどれが1つ以上のシンボルについて適用されるべきかを、指定し得る。指示は、複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第1のUL/DLリソースブロックパターンが、1つ以上のシンボルのうちの第1のシンボルについて適用されるべきであること、及び複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第2のUL/DLリソースブロックパターンが、1つ以上のシンボルのうちの第2のシンボルについて適用されるべきであることを、指定し得る。
【0013】
WTRUは、1つ以上の第2の周期的ULリソースが、1つ以上のシンボルについてのDL受信に関連付けられたリソースブロックの第1のサブセットに含まれるという条件で、1つ以上のシンボルにおいて、1つ以上の第2の周期的ULリソースに関連付けられた第2のUL送信を、ドロップし得る。WTRUは、1つ以上の第2の周期的DLリソースが、1つ以上のシンボルについてのUL受信に関連付けられたリソースブロックの第2のサブセットに含まれるという条件で、1つ以上のシンボルにおいて、1つ以上の第2の周期的DLリソースに関連付けられた第2のDL送信を受信することを、操作停止させる場合がある。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1A】例示的な通信システムを図示する、システム図である。
【
図1B】
図1Aに図示される通信システム内で使用され得る例示的な無線送/受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit、WTRU)を図示する、システム図である。
【
図1C】
図1Aに図示される通信システム内で使用され得る例示的な無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)及び例示的なコアネットワーク(Core Network、CN)を図示する、システム図である。
【
図1D】
図1Aに図示される通信システム内で使用され得る更なる例示的なRAN及び更なる例示的なCNを図示する、システム図である。
【
図2】セル内のFD-gNB及びHD-WTRUの、一実施例を示す。
【
図5】例示的な非重複サブバンド全二重伝送方式(Sub-Band non-overlapping Full Duplex、SBFD)を示す。
【
図6】混合UL(Up Link、アップリンク)/DL(Down Link、ダウンリンク)タイプ(M
n)に基づくSBFD動作の、実施例を示す。
【
図7】XDD(Cross Division Duplex、交差分割双方向伝送方式)のためのサブバンドBWP単位動的ミューティングの、一実施例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1Aは、1つ以上の開示された実施形態が実施され得る、代表的な通信システム100を図示する図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージ伝達、ブロードキャストなどなどのコンテンツを、複数の無線ユーザに提供する、多重アクセスシステムであり得る。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、上記のようなコンテンツにアクセスすることを、可能にし得る。例えば、通信システム100は、符号分割多元アクセス(Code Division Multiple Access、CDMA)、時分割多元アクセス(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多元アクセス(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交FDMA(orthogonal FDMA、OFDMA)、単一キャリアFDMA(Single-Carrier FDMA、SC-FDMA)、ゼロテール・ユニークワードDFT(Discrete Fourier Transform、離散フーリエ変換)-Spread OFDM(orthogonal frequency division multiplex、直交周波数分割多重方式)(Zero-Tail Unique-Word DFT-Spread OFDM、ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(Unique Word OFDM、UW-OFDM)、リソースブロックフィルタ処理OFDM、フィルタバンク多重キャリア(Filter Bank Multi Carrier、FBMC)などの、1つ以上のチャネルアクセス方法を用い得る。
【0016】
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、RAN104/113と、CN106/115と、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network、PSTN)108と、インターネット110と、その他のネットワーク112と、を含み得るが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、及び/又はネットワーク要素を企図していることが、理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境において動作する、及び/又は通信するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、それらのいずれも「局(station)」及び/又は「STA(Station)」と称され得るWTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得、ユーザ機器(User Equipment、UE)、移動局、固定加入者ユニット又は移動加入者ユニット、加入ベースのユニット、無線呼出し、携帯電話、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポット又はMi-Fiデバイス、モノのインターネットデバイス、ウォッチ又はその他の着用式の、ヘッド・マウント・ディスプレイ(Head-Mounted Display、HMD)、車両、ドローン、医療デバイス及びアプリケーション(例えば、遠隔手術用)、工業用デバイス及びアプリケーション(例えば、工業用及び/又は自動処理チェーンコンテキストで動作するロボット及び/又はその他の無線デバイス)、家電デバイス、商業用無線ネットワーク及び/又は工業用無線ネットワークで動作するデバイスなどを、含んでもよい。WTRU102a、102b、102c、及び102dのいずれも、互換的にUEと称され得る。
【0017】
通信システム100はまた、基地局114a及び/又は基地局114bを含み得る。基地局114a、114bのそれぞれは、CN106/115、インターネット110、及び/又はその他のネットワーク112などの、1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、基地局114a、114bは、基地局トランシーバ(Base Transceiver Station、BTS)、NodeB、eNodeB、ホームNodeB、ホームeNodeB、gNB、NR NodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(Access Point、AP)、無線ルータなどであり得る。基地局114a、114bは、それぞれ、単一の要素として描示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局及び/又はネットワーク要素を含み得ることが、理解されよう。
【0018】
基地局114aは、基地局コントローラ(Base Station Controller、BSC)、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller、RNC)、リレーノードなどなどの、その他の基地局及び/又はネットワーク要素(図示せず)もまた含み得る、RAN104/113の一部であり得る。基地局114a及び/又は基地局114bは、セル(図示せず)と称され得る、1つ以上のキャリア周波数で無線信号を送信及び/又は受信するように、構成され得る。これらの周波数は、認可スペクトル、未認可スペクトル、又は認可スペクトルと未認可スペクトルとの組み合わせであり得る。セルは、相対的に固定され得るか、経時的に変化し得る、特定の地理的エリアに、無線サービスの通達範囲を提供し得る。セルは、セルセクタへと、更に分けられ得る。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタへと分けられ得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバを、すなわち、セルのセクタごとに1つのトランシーバを、含み得る。一実施形態では、基地局114aは、多重入力多重出力(Multiple-Input Multiple Output、MIMO)技術を用い得るが、セルのセクタごとに、複数のトランシーバを利用し得る。例えば、ビーム形成を使用して、所望の空間方向に、信号を送信及び/又は受信し得る。
【0019】
基地局114a、114bは、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上と通信し得るが、本エアインターフェース116は、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(Radio Frequency、RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(infrared、IR)、紫外線(ultraviolet、UV)、可視光など)であり得る。エアインターフェース116は、任意の好適な無線アクセス技術(Radio Access Technology、RAT)を使用して、確立されてもよい。
【0020】
より具体的には、上記のように、通信システム100は、多重アクセスシステムであり得、例えば、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなどの、1つ以上のチャネル・アクセス・スキームを用い得る。例えば、RAN104/113内の基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)地上無線アクセス(UMTS Terrestrial Radio Access、UTRA)などの無線技術を実装し得るが、これは、広帯域CDMA(Wideband CDMA、WCDMA)を使用して、エアインターフェース115/116/117を確立し得る。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access、HSPA)及び/又は進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを、含み得る。HSPAは、高速ダウンリンク(Downlink、DL)パケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access、HSDPA)及び/又は高速アップリンクパケットアクセス(High-Speed UL Packet Access、HSUPA)を含み得る。
【0021】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access、E-UTRA)などの無線技術を実装し得るが、これは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)及び/又はLTE-Advanced(LTE-A)及び/又はLTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)を使用して、エアインターフェース116を確立し得る。
【0022】
一実施形態では、基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、新無線(New Radio、NR)技術を使用して、エアインターフェース116を確立し得る、NR無線アクセスなどの無線技術を、実装し得る。
【0023】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実装し得る。例えば、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(Dual Connectivity、DC)原理を使用して、LTE無線アクセス及びNR無線アクセスを、一緒に実装し得る。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの無線アクセス技術、及び/又は複数のタイプの基地局(例えば、eNB及びgNB)に送られる/そこから送られる送信によって、特徴付けられ得る。
【0024】
その他の実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、無線フィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)、IEEE802.16(すなわち、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定規格2000(IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、汎欧州デジタル移動通信(電話)方式(Global System for Mobile communications、GSM)、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution、EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を、実装し得る。
【0025】
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームNode B、ホームeNode B又はアクセスポイントであり得、事業所、家庭、車両、キャンパス、工業施設、(例えば、ドローンによる使用のための)空中回廊、道路などの場所などの局所的エリアにおける無線接続を容易にするために、任意の好適なRATを利用し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)を確立し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(Wireless Personal Area Network、WPAN)を確立し得る。更に別の一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用して、ピコセル又はフェムトセルを確立し得る。
図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有し得る。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
【0026】
RAN104/113は、CN106/115と通信し得るが、これは、音声、データ、アプリケーション、及び/又はボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(Voice over Internet Protocol、VoIP)サービスを、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークであり得る。データは、例えば、異なるスループット要件、待ち時間要件、エラー許容要件、信頼性要件、データスループット要件、モビリティ要件などの、様々なサービス品質(Quality of Service、QoS)要件を、有し得る。CN106/115は、呼制御、支払い請求サービス、移動体位置ベースのサービス、プリペイド通話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供し得る、及び/又はユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実行し得る。
図1Aには示されていないが、RAN104/113及び/又はCN106/115は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを用いるその他のRANと、直接又は間接的に通信し得ることが、理解されよう。例えば、NR無線技術を利用し得るRAN104/113に接続されていることに加えて、CN106/115はまた、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、又はWiFi無線技術を用いて、別のRAN(図示せず)と通信し得る。
【0027】
CN106/115はまた、PSTN108、インターネット110、及び/又はその他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU102a、102b、102c、102dのためのゲートウェイとしての機能を、果たし得る。PSTN108は、従来型電話サービス(Plain Old Telephone Service、POTS)を提供する回線交換電話網を、含み得る。インターネット110は、相互接続されたコンピュータネットワーク及びデバイスのグローバルシステムを含み得るが、これらのネットワーク及びデバイスは、送信制御プロトコル(Transmission Control Protocol、TCP)、ユーザ・データグラム・プロトコル(User Datagram Protocol、UDP)、及び/又はTCP/IPインターネット・プロトコル群のインターネット・プロトコル(Internet Protocol、IP)などの、共通通信プロトコルを使用する。ネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運営される、有線通信ネットワーク及び/又は無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを用い得る、1つ以上のRANに接続された別のCNを含み得る。
【0028】
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのいくつか又は全ては、多重モード機能を含み得る(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための、複数のトランシーバを含み得る)。例えば、
図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を用い得る基地局114a、及びIEEE802無線技術を用い得る基地局114bと通信するように、構成され得る。
【0029】
図1Bは、代表的なWTRU102を図示する、システム図である。
図1Bに示されるように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)チップセット136、及び/又はその他の周辺機器138を、含み得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、前述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ることが、理解されよう。
【0030】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)回路、任意のその他のタイプの集積回路(Integrated Circuit、IC)、状態機械などであり得る。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、及び/又はWTRU102が無線環境で動作することを可能にする任意のその他の機能を、実行し得る。プロセッサ118は、送信/受信要素122に連結され得るトランシーバ120に、連結され得る。
図1Bは、プロセッサ118及びトランシーバ120を個別の構成部品として描示するが、プロセッサ118及びトランシーバ120は、電子パッケージ又はチップにおいて一緒に統合され得るということが、理解されよう。
【0031】
送信/受信要素122は、エアインターフェース116を介して、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するか、基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように、構成され得る。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を、送信及び/又は受信するように構成された、アンテナであり得る。一実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV又は可視光信号を送信及び/又は受信するように構成された、エミッタ/検出器であり得る。更に別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号及び光信号の両方を、送信及び/又は受信するように、構成され得る。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信及び/又は受信するように構成され得るということが、理解されよう。
【0032】
送信/受信要素122は、単一の要素として
図1Bに描示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含み得る。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を用い得る。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース116を介して無線信号を送受信するための、2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を、含み得る。
【0033】
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって送信される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように、構成され得る。上記のように、WTRU102は、多重モード能力を有し得る。したがって、トランシーバ120は、例えば、NR及びIEEE802.11などの複数のRATを介して、WTRU102が通信することを可能にするための、複数のトランシーバを含み得る。
【0034】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)表示ユニット若しくは有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)表示ユニット)に連結され得るが、これらから、ユーザが入力したデータを受信し得る。プロセッサ118はまた、ユーザデータを、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128に出力し得る。なお、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130及び/又はリムーバブルメモリ132などの任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、かつ当該メモリにデータを記憶し得る。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(Random-Access Memory、RAM)、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ハードディスク、又は任意のその他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module、SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(Secure Digital、SD)メモリカードなどを含み得る。その他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ又はホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリから情報にアクセスし、かつ当該メモリにデータを記憶し得る。
【0035】
プロセッサ118は、電源134から電力を受信し得るが、WTRU102におけるその他の構成部品に電力を分配する、及び/又は制御するように、構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための、任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(Nickel-Cadmium、NiCd)、ニッケル亜鉛(Nickel-Zinc、NiZn)、ニッケル金属水素化物(Nickel Metal Hydride、NiMH)、リチウムイオン(Lithium-ion、Li-ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含み得る。
【0036】
プロセッサ118はまた、GPSチップセット136に連結され得るが、これは、WTRU102の現在の場所に関する位置情報(例えば、経度及び緯度)を提供するように、構成され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて又はその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)から、エアインターフェース116を介して位置情報を受信する、及び/又は2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その場所を決定し得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の好適な位置判定方法によって、位置情報を取得し得るということが、理解されよう。
【0037】
プロセッサ118は、その他の周辺機器138に更に連結され得るが、その他の周辺機器138には、追加の特徴、機能、及び/又は有線接続若しくは無線接続を提供する1つ以上のソフトウェア及び/又はハードウェアモジュールが、含まれ得る。例えば、周辺機器138には、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、(写真及び/又はビデオのための)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)ポート、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(Frequency Modulated、FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実及び/又は拡張現実(Virtual Reality/Augmented Reality、VR/AR)デバイス、アクティビティトラッカなどが含まれ得る。周辺機器138は、1つ以上のセンサを含み得、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、生体認証センサ、及び/又は湿度センサのうちの1つ以上であり得る。
【0038】
WTRU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)及びダウンリンク(例えば、受信用)の両方のための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつか又は全ての送信及び受信が、並列及び/又は同時であり得る、全二重伝送方式無線機を含み得る。全二重伝送方式無線機は、ハードウェア(例えば、チョーク)又はプロセッサを介した信号処理(例えば、個別のプロセッサ(図示せず)又はプロセッサ118を介して)のいずれかを介して自己干渉を低減する、及び又は実質的に排除するための、干渉管理ユニットを含み得る。一実施形態では、WRTU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)又はダウンリンク(例えば、受信用)のいずれかのための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のうちのいくつか又は全てのうちのどれかの送信及び受信のための、半二重伝送無線機を含み得る。
【0039】
図1Cは、一実施形態によるRAN104及びCN106を図示する、システム図である。上記のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を用いて、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN104はまた、CN106と通信し得る。
【0040】
RAN104は、eNode-B160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、一実施形態との一貫性を有しながら、任意の数のeNode-Bを含み得るということが、理解されよう。eNode-B160a、160b、160cは、それぞれ、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを、含み得る。一実施形態では、eNode-B160a、160b、160cは、MIMO技術を実装し得る。したがって、eNode-B160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信する、及び/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。
【0041】
eNode-B160a、160b、160cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、UL及び/又はDLにおいて、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ユーザのスケジューリングなどを処理するように、構成され得る。
図1Cに示されるように、eNode-B160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信し得る。
【0042】
図1Cに示されるCN106は、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)162、サービングゲートウェイ(Serving Gateway、SGW)164、及びパケットデータネットワーク(Packet Data network、PDN)ゲートウェイ(又はPGW)166を含んでもよい。前述の要素のそれぞれは、CN106の一部として描示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが、理解されよう。
【0043】
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNode-B162a、162b、162cのそれぞれに接続され得、かつ制御ノードとして機能し得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどの役割を、果たし得る。MME162は、RAN104と、GSM及び/又はWCDMAなどのその他の無線技術を用いるその他のRAN(図示せず)と、の間で、交換するための、制御プレーン機能を提供し得る。
【0044】
SGW164は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNodeB160a、160b、160cのそれぞれに、接続され得る。SGW164は、一般に、ユーザデータパケットを、WTRU102a、102b、102cに/それらから経路指定し、かつ転送し得る。SGW164は、eNode B間ハンドオーバ中に、ユーザプレーンをアンカリングする機能、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能である場合に、ページングをトリガする機能、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理かつ記憶する機能などの、その他の機能を実行し得る。
【0045】
SGW164は、PGW166に接続され得、PGW166は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供し得る。
【0046】
CN106は、その他のネットワークとの通信を、容易にし得る。例えば、CN106は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回路交換ネットワークへのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供し得る。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとして機能する、IPゲートウェイ(例えば、IP多重メディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem、IMS)サーバ)を含み得るか、それと通信し得る。なお、CN106は、WTRU102a、102b、102cに、その他のネットワーク112へのアクセスを提供し得るが、その他のネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有される及び/又は動作される、その他の有線及び/又は無線ネットワークを、含み得る。
【0047】
WTRUは、無線端末として
図1A~
図1Dに記載されているが、特定の代表的実施形態では、このような端末は、(例えば、一時的に又は永久的に)通信ネットワークとの有線通信インターフェースを使用し得ることが、企図される。
【0048】
代表的実施形態では、その他のネットワーク112は、WLANであり得る。
【0049】
インフラストラクチャ・ベーシック・サービス・セット(Basic Service Set、BSS)モードのWLANは、BSSのアクセスポイント(Access Point、AP)及びAPと関連付けられた1つ以上のステーション(station、STA)を、有し得る。APは、配信システム(Distribution System、DS)若しくはBSSに入る、及び/又はBSSから出るトラフィックを搬送する、別のタイプの有線ネットワーク/無線ネットワークへのアクセス又はインターフェースを、有し得る。BSS外から生じる、STAへのトラフィックは、APを通って到達し得、STAに配信され得る。STAからBSS外の宛先へと生じるトラフィックは、APに送信されて、それぞれの宛先に配信され得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、例えば、APを介して送信され得、ソースSTAは、APにトラフィックを送信し得、APは、トラフィックを宛先STAに配信し得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、同位層間トラフィックとしてみなされ得る、及び/又は称され得る。同機種間トラフィックは、ソースSTAと宛先STAとの間で(例えば、それらの間で直接的に)、直接リンクセットアップ(Direct Link Setup、DLS)で送信され得る。特定の代表的実施形態では、DLSは、802.11e DLS又は802.11zトンネル化DLS(tunneled DLS、TDLS)を使用し得る。独立BSS(Independent BSS、IBSS)モードを使用するWLANは、APを有しない場合があり、IBSS内又はそれを使用するSTA(例えば、STAの全部)は、互いに直接通信し得る。通信のIBSSモードは、本明細書では、「アドホック」通信モードと称され得る。
【0050】
802.11acインフラストラクチャ動作モード又は同様の動作モードを使用する場合に、APは、プライマリチャネルなどの固定チャネル上に、ビーコンを送信し得る。プライマリチャネルは、固定幅(例えば、20MHz幅の帯域幅)又は信号伝送を介して動的に設定される幅であり得る。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであり得、APとの接続を確立するために、STAによって使用され得る。特定の代表的な実施形態では、例えば、802.11システムにおいて、衝突回避を備えたキャリア感知多重アクセス(Multiple Access with Collision Avoidance、CSMA/CA)が、実装され得る。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、全てのSTA)は、プライマリチャネルを感知し得る。プライマリチャネルが、特定のSTAによって動作中であると感知/検出及び/又は判定される場合、特定のSTAは、バックオフされ得る。1つのSTA(例えば、1つのステーションのみ)は、所与のBSSにおいて、任意の所与の時間に送信し得る。
【0051】
高スループット(High Throughput、HT)STAは、通信のための40MHz幅のチャネルを使用し得るが、この40MHz幅のチャネルは、例えば、20MHzのプライマリチャネルと、隣接又は非隣接の20MHzのチャネルとの組み合わせを介して、形成され得る。
【0052】
非常に高いスループット(Very High Throughput、VHT)のSTAは、20MHz、40MHz、80MHz、及び/又は160MHz幅のチャネルをサポートし得る。上記の40MHz及び/又は80MHz幅のチャネルは、連続する複数の20MHzチャネルを組み合わせることによって、形成され得る。160MHzのチャネルは、8つの連続する20MHzのチャネルを組み合わせることによって、又は80+80構成と称され得る2つの連続していない80MHzのチャネルを組み合わせることによって、形成され得る。80+80構成の場合、チャネル符号化後、データは、データを、2つのストリームに分割し得る、セグメントパーサを通過し得る。逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、IFFT)処理及び時間領域処理は、各ストリームで個別に行われ得る。ストリームは、2つの80MHzチャネルにマッピングされ得、データは、伝送STAによって伝送され得る。受信STAの受信機では、80+80構成に対する上記で記載される動作は逆にされ得、組み合わされたデータを、媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)に送信し得る。
【0053】
サブ1GHzの動作モードは、802.11af及び802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅及びキャリアは、802.11n及び802.11acで使用されるものと比較して、802.11af及び802.11ahでは低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TV White Space、TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz及び20MHzの帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、及び16MHzの帯域幅をサポートする。代表的実施形態によれば、802.11ahは、マクロ通達範囲エリア内のMTCデバイスなどの、メータタイプの制御/マシンタイプ通信をサポートし得る。MTCデバイスは、例えば、特定の、及び/又は限定された帯域幅のためのサポート(例えば、そのためのみのサポート)を含む、特定の機能を有し得る。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)閾値を超えるバッテリ寿命を有するバッテリを、含み得る。
【0054】
複数のチャネル、並びに802.11n、802.11ac、802.11af、及び802.11ahなどのチャネル帯域幅をサポートし得るWLANシステムは、プライマリチャネルとして指定され得るチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSSにおける全てのSTAによってサポートされる最大共通動作帯域幅に等しい帯域幅を、有し得る。プライマリチャネルの帯域幅は、最小帯域幅動作モードをサポートするBSSで動作する全てのSTAの中から、STAによって設定される、及び/又は制限され得る。802.11ahの実施例では、プライマリチャネルは、AP及びBSSにおけるその他のSTAが、2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、及び/又はその他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それのみをサポートする)STA(例えば、MTCタイプデバイス)に対して、1MHz幅であり得る。キャリア感知及び/又はネットワーク配分ベクトル(Network Allocation Vector、NAV)設定は、プライマリチャネルの状態に依存し得る。例えば、APに送信する(1MHz動作モードのみをサポートする)STAに起因して、プライマリチャネルが動作中である場合、周波数帯域の大部分が動作休止のままであり、利用可能であり得るとしても、利用可能な周波数帯域全体が動作中であるとみなされ得る。
【0055】
米国では、802.11ahにより使用され得る利用可能な周波数帯域は、902MHz~928MHzである。韓国では、利用可能な周波数帯域は、917.5MHz~923.5MHzである。日本では、利用可能な周波数帯域は、916.5MHz~927.5MHzである。802.11ahに利用可能な総帯域幅は、国のコードに応じて、6MHz~26MHzである。
【0056】
図1Dは、実施形態によるRAN113及びCN115を図示する、システム図である。上記のように、RAN113は、NR無線技術を使用して、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN113はまた、CN115と通信し得る。
【0057】
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含み得るが、RAN113は、実施形態との一貫性を維持しながら、任意の数のgNBを含み得ることが、理解されよう。gNB180a、180b、180cはそれぞれ、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するための、1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実装し得る。例えば、gNB180a、108bは、ビームフォーミングを利用して、gNB180a、180b、180cに信号を伝送及び/又は受信し得る。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し得る、及び/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation)技術を、実装し得る。例えば、gNB180aは、複数のコンポーネントキャリア(component carriers)を、WTRU102a(図示せず)に送信し得る。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、未認可スペクトル上にあり得、残りのコンポーネントキャリアは、認可スペクトル上にあり得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、協調多重ポイント(Coordinated Multi-Point、CoMP)技術を実装し得る。例えば、WTRU102aは、gNB180a及びgNB180b(及び/又はgNB180c)からの協調送信を、受信し得る。
【0058】
WTRU102a、102b、102cは、拡張可能なヌメロロジ(numerology)と関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。例えば、OFDMシンボル間隔及び/又はOFDMサブキャリア間隔は、無線送信スペクトルの異なる送信、異なるセル、及び/又は異なる部分に対して、変化し得る。WTRU102a、102b、102cは、(例えば、様々な数のOFDMシンボルを含む、及び/又は様々な長さの絶対時間が持続する)様々な又は拡張性のある長さのサブフレーム又は送信時間間隔(Transmission Time Interval、TTI)を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。
【0059】
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成及び/又は非スタンドアロン構成で、WTRU102a、102b、102cと通信するように、構成され得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、その他のRAN(例えば、eNode-B160a、160b、160cなど)にアクセスすることなく、gNB180a、180b、180cと通信し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、モビリティアンカポイントとして、gNB180a、180b、180cのうちの1つ以上を利用し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、未認可帯域における信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。非スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cと通信し、これらに接続する一方で、eNode-B160a、160b、160cなどの別のRANとも通信し、これらに接続し得る。例えば、WTRU102a、102b、102cは、1つ以上のgNB180a、180b、180c及び1つ以上のeNode-B160a、160b、160cと実質的に同時に通信するためのDC原理を実装し得る。非スタンドアロン構成では、eNode-B160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのモビリティアンカとして機能し得るが、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cをサービス提供するための追加の通達範囲及び/又はスループットを提供し得る。
【0060】
gNB180a、180b、180cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、無線リソース管理意思決定、ハンドオーバ意思決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)184a、184bへのユーザプレーンデータの経路指定、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)182a、182bへの制御プレーン情報の経路指定などを処理するように、構成され得る。
図1Dに示されるように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェースを介して、互いに通信し得る。
【0061】
図1Dに示されるCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182bと、少なくとも1つのUPF184a、184bと、少なくとも1つのセッション管理機能(Session Management Function、SMF)183a、183bと、場合によっては、データネットワーク(Data Network、DN)185a、185bと、を含み得る。前述の要素のそれぞれは、CN115の一部として描示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが、理解されよう。
【0062】
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介して、RAN113中のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ネットワークスライシングのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるPDUセッションの処理)、特定のSMF183a、183bの選択、登録エリアの管理、NAS信号伝送の終了、モビリティ管理などの役割を果たし得る。ネットワークスライスは、WTRU102a、102b、102cを利用しているサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cのCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用され得る。例えば、異なるネットワークスライスは、高信頼低遅延(Ultra-Reliable Low Latency、URLLC)アクセスに依存するサービス、高速大容量(enhanced Massive Mobile Broadband、eMBB)アクセスに依存するサービス、マシンタイプ通信(Machine Type Communication、MTC)アクセスのためのサービスなどの異なる使用事例のために、確立され得る。AMF162は、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro及び/又はWiFiなどの非3GPPアクセス技術などのその他の無線技術を用いるその他のRAN(図示せず)と、の間で交換するための、制御プレーン機能を、提供し得る。
【0063】
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN115中のAMF182a、182bに接続され得る。SMF183a、183bはまた、N4インターフェースを介して、CN115中のUPF184a、184bに接続され得る。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択及び制御し、UPF184a、184bを通るトラフィックの経路指定を、構成し得る。SMF183a、183bは、UE IPアドレスを管理して割り当てること、PDUセッションを管理すること、ポリシー執行及びQoSを制御すること、ダウンリンクデータ通知を提供することなどの、その他の機能を実行し得る。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベースなどであり得る。
【0064】
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介して、RAN113中のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得るが、これにより、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供し得る。UPF184、184bは、パケットを経路指定して転送すること、ユーザプレーンポリシーを執行すること、多重ホームPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファリングすること、モビリティアンカリングを提供することなどの、その他の機能を実行し得る。
【0065】
CN115は、その他のネットワークとの通信を、容易にし得る。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインターフェースとして機能する、IPゲートウェイ(例えば、IP多重メディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem、IMS)サーバ)を含み得るか、それと通信し得る。なお、CN115は、WTRU102a、102b、102cに、その他のネットワーク112へのアクセスを提供し得るが、その他のネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有される及び/又は動作される、その他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る。一実施形態では、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、及びUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通じて、ローカルデータネットワーク(DN)185a、185bに、接続され得る。
【0066】
図1A~
図1D、及び
図1A~
図1Dの対応する記載から見て、WTRU102a~d、基地局114a~b、eNode-B160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~b、UPF184a~b、SMF183a~b、DN185a~b、及び/又は本明細書に記載される任意のその他のデバイス(複数可)のうちの1つ以上に関する、本明細書に記載される機能のうちの1つ以上又は全ては、1つ以上のエミュレーションデバイス(図示せず)によって、実行され得る。エミュレーションデバイスは、本明細書に記載される機能の1つ以上又は全てをエミュレートするように構成された、1つ以上のデバイスであり得る。例えば、エミュレーションデバイスを使用して、その他のデバイスを試験し得る、並びに/又は、ネットワーク及び/若しくはWTRU機能をシミュレートし得る。
【0067】
エミュレーションデバイスは、ラボ環境及び/又はオペレータネットワーク環境における、その他のデバイスの1つ以上の試験を実装するように、設計され得る。例えば、1つ以上のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内のその他のデバイスを試験するために、有線通信ネットワーク並びに/又は無線通信ネットワークの一部として、完全にあるいは部分的に実装される、及び/又は展開されている間、1つ以上あるいは全ての機能を実行し得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線通信ネットワーク及び/又は無線通信ネットワークの一部として一時的に実装/展開されている間、1つ以上あるいは全ての機能を実行し得る。エミュレーションデバイスは、試験を目的として、別のデバイスに直接連結され得る、及び/又は地上波無線通信を使用して、試験を実行し得る。
【0068】
1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線通信ネットワーク及び/又は無線通信ネットワークの一部として実装/展開されていない間、全てを含む1つ以上の機能を実行し得る。例えば、エミュレーションデバイスは、1つ以上の構成部品の試験を実装するために、試験実験室での試験シナリオ、並びに/又は展開されていない(例えば、試験用の)有線通信ネットワーク及び/若しくは無線通信ネットワークにおいて、利用され得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、試験機器であり得る。RF回路(例えば、1つ以上のアンテナを含み得る)を介した直接RF連結及び/又は無線通信は、データを送信する、及び/又は受信するように、エミュレーションデバイスによって、使用され得る。
【0069】
本明細書では、とりわけ、以下の略語及び頭字語が使用される:構成グラント(構成通信事前許可、Configuration grant、CG)、動的グラント(動的通信事前許可、Dynamic grant、DG)、MAC制御要素(MAC control element、MAC CE)、肯定応答(Acknowledgement、ACK)、ブロック誤り率(Block Error Rate、BLER)、帯域幅部分(Bandwidth Part、BWP)、サイクリック・プレフィックス(Cyclic Prefix、CP)、(サイクリック・プレフィックスに依存する)従来のOFDM(Conventional OFDM(relying on cyclic prefix)、CP-OFDM)、チャネル品質インジケータ(Channel Quality Indicator、CQI)、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check、CRC)、チャネル状態情報(Channel State Information、CSI)、ダウンリンク割り当てインデックス(Downlink Assignment Index、DAI)、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)、ダウンリンク(Downlink、DL)、復調基準信号(Demodulation Reference Signal、DM-RS)、データ無線ベアラ(Data Radio Bearer、DRB)、ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat Request、HARQ)、3GPP LTE R8以降の、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)、否定ACK(Negative ACK、NACK)、変調及び符号化方式(Modulation and Coding Scheme、MCS)、多重入力多重出力(Multiple Input Multiple Output、MIMO)、新無線(New Radio、NR)、直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing、OFDM)、物理レイヤ(Physical Layer、PHY)、物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel、PRACH)、プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal、PSS)、ランダムアクセスチャネル(又は処理手順)(Random Access Channel、RACH)、ランダムアクセス応答(Random Access Response、RAR)、無線フロントエンド(Radio Front end、RF)、無線リンク障害(Radio Link Failure、RLF)、無線リンク監視(Radio Link Monitoring、RLM)、無線ネットワーク識別子(Radio Network Identifier、RNTI)、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)、無線リソース管理(Radio Resource Management、RRM)、基準信号(Reference Signal、RS)、基準信号受信電力(Reference Signal Received Power、RSRP)、受信信号強度インジケータ(Received Signal Strength Indicator、RSSI)、サービスデータユニット(Service Data Unit、SDU)、サウンディング基準信号(Sounding Reference Signal、SRS)、同期信号(Synchronization Signal、SS)、セカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal、SSS)、半持続的スケジューリング(SPS)、複数のパネルからの同時送信(Simultaneous Transmission from Multiple Panels、STxMP)、補助アップリンク(Supplemental Uplink、SUL)、トランスポートブロック(Transport Block、TB)、トランスポートブロックサイズ(Transport Block Size、TBS)、送受信ポイント(Transmission/Reception Point、TRP)、アップリンク(Uplink、UL)、超高信頼低遅延通信(Ultra-Reliable and Low Latency Communications、URLLC)、無線ローカル・エリア・ネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)及び関連技術(IEEE 802.xx領域)、時分割双方向伝送方式(TDD)、交差分割双方向伝送方式(XDD)、全二重伝送方式(Full Duplex、FD)、半二重伝送方式(Half Duplex、HD)、統合アクセスバックホール(Integrated Access and Backhaul、IAB)、自己干渉(Self-Interference、SI)、クロスリンク干渉(Cross-Link Interference、CLI)、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)、物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel、PUCCH)、制御リソースセット(Control Resource Set、CORESET)、サウンディング基準信号(Sounding Reference Signal、SRS)、ユーザ機器(User Equipment、UE)、電力制御(Power Control、PC)、リソースブロック(Resource Block、RB)、レイヤ1-RSRP(L1-RSRP)、CSI-RSリソースインジケータ-RSRP(cri-RSRP)同期信号ブロック(Synchronization Signal Block、SSB)、信号対干渉波雑音比(Signal-to-Interference-plus-Noise Ratio、SINR)、送信構成インジケータ(Transmission Configuration Indicator、TCI)、開ループ電力制御(Open Loop Power Control、OLPC)、閉ループ電力制御(Closed Loop Power Control、CLPC)、パス・ロス(経路損失、Pathloss、PL)、電力管理-最大電力低減(Power Management-Maximum Power Reduction、P-MPR)、電力ヘッドルーム(Power Headroom、PH)、電力ヘッドルームリポーティング(Power Headroom Reporting、PHR)、アップリンク制御情報(Uplink Control Information、UCI)、SRSリソースインジケータ(SRS Resource Indicator、SRI)、サイドリンク(Side Link、SL)、SL制御情報(SL Control Information、SCI)、大規模マシンタイプ通信(massive Machine Type Communications、mMTC)、及び非地上ネットワーク(Non-Terrestrial Network、NTN)。本明細書では、とりわけ、以下の略語及び頭字語が使用される:構成グラント(構成通信事前許可、Configuration grant、CG)、動的グラント(動的通信事前許可、Dynamic grant、DG)、MAC制御要素(MAC control element、MAC CE)、肯定応答(Acknowledgement、ACK)、ブロック誤り率(Block Error Rate、BLER)、帯域幅部分(Bandwidth Part、BWP)、サイクリック・プレフィックス(Cyclic Prefix、CP)、(サイクリック・プレフィックスに依存する)従来のOFDM(Conventional OFDM(relying on cyclic prefix)、CP-OFDM)、チャネル品質インジケータ(Channel Quality Indicator、CQI)、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check、CRC)、チャネル状態情報(Channel State Information、CSI)、ダウンリンク割り当てインデックス(Downlink Assignment Index、DAI)、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)、ダウンリンク(Downlink、DL)、復調基準信号(Demodulation Reference Signal、DM-RS)、データ無線ベアラ(Data Radio Bearer、DRB)、ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat Request、HARQ)、3GPP LTE R8以降の、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)、否定ACK(Negative ACK、NACK)、変調及び符号化方式(Modulation and Coding Scheme、MCS)、多重入力多重出力(Multiple Input Multiple Output、MIMO)、新無線(New Radio、NR)、直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing、OFDM)、物理レイヤ(Physical Layer、PHY)、物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel、PRACH)、プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal、PSS)、ランダムアクセスチャネル(又は処理手順)(Random Access Channel、RACH)、ランダムアクセス応答(Random Access Response、RAR)、無線フロントエンド(Radio Front end、RF)、無線リンク障害(Radio Link Failure、RLF)、無線リンク監視(Radio Link Monitoring、RLM)、無線ネットワーク識別子(Radio Network Identifier、RNTI)、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)、無線リソース管理(Radio Resource Management、RRM)、基準信号(Reference Signal、RS)、基準信号受信電力(Reference Signal Received Power、RSRP)、受信信号強度インジケータ(Received Signal Strength Indicator、RSSI)、サービスデータユニット(Service Data Unit、SDU)、サウンディング基準信号(Sounding Reference Signal、SRS)、同期信号(Synchronization Signal、SS)、セカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal、SSS)、半持続的スケジューリング(SPS)、複数のパネルからの同時送信(Simultaneous Transmission from Multiple Panels、STxMP)、補助アップリンク(Supplemental Uplink、SUL)、トランスポートブロック(Transport Block、TB)、トランスポートブロックサイズ(Transport Block Size、TBS)、送受信ポイント(Transmission/Reception Point、TRP)、アップリンク(Uplink、UL)、超高信頼低遅延通信(Ultra-Reliable and Low Latency Communications、URLLC)、無線ローカル・エリア・ネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)及び関連技術(IEEE 802.xx領域)、時分割双方向伝送方式(TDD)、交差分割双方向伝送方式(XDD)、全二重伝送方式(Full Duplex、FD)、半二重伝送方式(Half Duplex、HD)、統合アクセスバックホール(Integrated Access and Backhaul、IAB)、自己干渉(Self-Interference、SI)、クロスリンク干渉(Cross-Link Interference、CLI)、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)、物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel、PUCCH)、制御リソースセット(Control Resource Set、CORESET)、サウンディング基準信号(Sounding Reference Signal、SRS)、ユーザ機器(User Equipment、UE)、電力制御(Power Control、PC)、リソースブロック(Resource Block、RB)、レイヤ1-RSRP(L1-RSRP)、CSI-RSリソースインジケータ-RSRP(cri-RSRP)同期信号ブロック(Synchronization Signal Block、SSB)、信号対干渉波雑音比(Signal-to-Interference-plus-Noise Ratio、SINR)、送信構成インジケータ(Transmission Configuration Indicator、TCI)、開ループ電力制御(Open Loop Power Control、OLPC)、閉ループ電力制御(Closed Loop Power Control、CLPC)、パス・ロス(経路損失、Pathloss、PL)、電力管理-最大電力低減(Power Management-Maximum Power Reduction、P-MPR)、電力ヘッドルーム(Power Headroom、PH)、電力ヘッドルームリポーティング(Power Headroom Reporting、PHR)、アップリンク制御情報(Uplink Control Information、UCI)、SRSリソースインジケータ(SRS Resource Indicator、SRI)、サイドリンク(Side Link、SL)、SL制御情報(SL Control Information、SCI)、大規模マシンタイプ通信(massive Machine Type Communications、mMTC)、及び非地上ネットワーク(Non-Terrestrial Network、NTN)。
【0070】
新無線(NR)は、tdd-UL-DL-config-common(共通構成)/dedicated(専用構成)のスロットフォーマット及び/又は半静的構成を指定するグループ共通(Group-Common、GC)DCI(例えば、表1に示されるようなフォーマット2_0)によって、動的時分割双方向伝送方式(TDD)をサポートし得るが、ここで、(例えば、各)スロット/シンボルは、「DL」、「UL」、及び/又は「フレキシブル(Flexible)」構成のうちの1つ以上を、備え得る。例えば、tdd-UL-DL-config-common(共通構成)(例えば、TDD-UL-DL-ConfigCommon)は、セル固有のUL/DL TDD構成のためのRRCパラメータであり得、tdd-UL-DL-config-dedicated(専用構成)(例えば、TDD-UL-DL-ConfigDedicated)は、WTRU固有のUL/DL TDD構成のためのRRCパラメータであり得る。
【0071】
実施例では、二重伝送(送受切換え)は、gNB及びWTRUのための半二重伝送方式(HD)を含み得る。統合アクセスバックホール(IAB)デバイスを含むgNB及び/又はWTRUのための全二重伝送方式(FD)をサポートするための拡張が、提供され得る。交差分割双方向伝送方式(XDD)(例えば、
図2に示すサブバンドレベルFD)が使用され得るが、例えば、少なくとも送信機において(例えば、gNBにおいて)、自己干渉(SI)を消去し、クロスリンク干渉(CLI)を緩和することに関して、低減されたFD実装複雑さを提供し得る。
【0072】
【0073】
図2は、セル内のFD-gNB及びHD-WTRUの、一実施例を示す。リソースミューティングの観点から、NRは、DCI(例えば、フォーマット2_1)による中断された送信(interrupted transmission、INT)(例えば、ダウンリンク強制排除)をサポートして、WTRUへの送信が1つ以上のセルのそのアクティブであるDL BWP(複数可)に存在しないことを動的に示し得る、及び/又はその他の目的(例えば、URLLC)のためにリソースを使用し得る。NRは、1つ以上のセルにおける構成された時間周波数領域(timeFrequencyRegion)中のスケジュールされたPUSCH及び/又はSRSを、動的に消去するために、DCI(例えば、フォーマット2_4)による消去指示(C1)を、サポートし得る。NRは、(例えば、PDSCHのために)半静的リソース・ミューティング・パターン(例えば、RBレベルのための予約されたリソースなどの、レート・マッチ・パターン・グループ(rateMatchPatternGroup)1及び2)及び/又は(例えば、REレベルのために)ZP-CSI-RSによる半静的/動的レート・マッチング・コマンドを、サポートし得る。
【0074】
動的TDDを採用する展開では、コンポーネントキャリア(Component Carrier、CC)及び/又は帯域幅部分(Band Width Part、BWP)は、例えば、スロットフォーマット・インジケータ(SFI)及び/又はtdd-UL-DL-config-common/dedicatedの構成を備えるGC-DCI(例えば、フォーマット2_0)に応じて、シンボル/スロットにおいて、ダウンリンク(「D」)、アップリンク(「U」)、及びフレキシブル(「F」)のうちの1つのタイプを、含み得る。XDD動作の場合、WTRUに対する通信方向(例えば、「U」など)は、その他のWTRU(複数可)が異なる通信方向(例えば、「D」)を有する場合、不一致を有する場合がある。例えば、不一致がサブバンド上で発生する場合、サブバンドは、WTRU間クロスリンク干渉(CLI)に曝される場合がある。実施例では、WTRUは、様々なタイプの周期的/半永続的DL受信(例えば、SPS-PDSCH)及び/又はUL送信(例えば、設定されたグラント(CG)PUSCH)で、構成され得る。DL/ULの周期的/半永続的構成が、動的XDD動作に関する公開されたWTRU対WTRU CLI問題と共に、処理され得る。
【0075】
「サブバンド(subband)」という用語は、周波数領域リソースを指すために使用され得るが、リソースブロック(Resource Block、RB)のセット、RBセットのセット(例えば、キャリアがセル内ガードバンドを含む場合)、インターレースされたリソースブロックのセット、帯域幅部分(例えば、又はその一部分)、又はキャリア(例えば、又はその一部分)のうちの少なくとも1つによって、特徴付けられ得る。
【0076】
サブバンドは、開始RBと、帯域幅部分内の連続するRBのセットについてのRBの数と、によって、特徴付けられ得る。サブバンドは、周波数領域リソース割り当てフィールド及び/又は帯域幅部分インデックスの値によって、定義され得る。
【0077】
「XDD(Cross Division Duplex、交差分割双方向伝送方式)」という用語は、サブバンド単位二重伝送方式(例えば、UL又はDLが、サブバンドごとに使用される)を指すために使用され得る、及び/又は以下のうちの少なくとも1つによって、特徴付けられ得る:交差分割双方向伝送方式(例えば、TDD帯域内のサブバンド単位のFDD)、サブバンドベースの全二重伝送方式(例えば、シンボル/スロット上でUL及びDLが使用/混合され、シンボル/スロット上でサブバンドごとにUL又はDLが使用される全二重伝送方式)、TDDスペクトル内のDL/UL送信のFDM(Frequency-Domain Multiplexing、周波数領域多重方式)、非重複サブバンド全二重伝送方式(例えば、非重複サブバンド全二重伝送方式)、同周波全二重伝送方式以外の全二重伝送方式(例えば、スペクトル共用、サブバンド単位で重複する全二重伝送方式)、又は高度な二重伝送方法(例えば、純粋なTDD又はFDD以外)。
【0078】
用語「動的(Dynamic)(/柔軟(flexible))TDD」は、時間インスタンス(time instance)(例えば、スロット、シンボル、サブフレームなど)の間に、通信方向(例えば、ダウンリンク、アップリンク、又はサイドリンクなど)を動的に(例えば、及び/又は柔軟に)変更/調整/切り替えし得るTDDシステム/セルを指すために、使用され得る。例えば、動的/柔軟なTDDを適用するシステムでは、コンポーネントキャリア(Component Carrier、CC)又は帯域幅部分(Band Width Part、BWP)は、シンボル/スロット上で「D」、「U」、及び「F」のうちの単一のタイプを有し得る。場合によっては、CC又はBWPは、スロットフォーマット・インジケータ(Slot Format Indicator、SFI)を含むグループ共通(Group-Common、GC)-DCI(例えば、フォーマット2_0)による指示に基づいて、及びtdd-UL-DL-config-common/dedicatedに基づいて、シンボル/スロット上で、1つの単一のタイプを有し得る。場合によっては、CC又はBWPは、スロットフォーマット・インジケータ(SFI)を含むグループ共通(GC)-DCI(例えば、フォーマット2_0)による指示に基づいて、シンボル/スロット上で、単一のタイプを有し得る。場合によっては、CC又はBWPは、tdd-UL-DL-config-common/dedicatedの構成に基づいて、シンボル/スロット上で、単一のタイプを有し得る。所与の時間インスタンス/スロット/シンボルについて、動的/フレキシブルTDDを採用する第1のgNB(例えば、セル、TRP)は、第1のgNBによって構成/指定された第1のSFI及び/又はtdd-UL-DL-config(構成)に基づいて、第1のgNBと通信/関連付けられている第1のWTRUにダウンリンク信号を、送信し得る。所与の時間インスタンス/スロット/シンボルについて、動的/フレキシブルTDDを採用する第2のgNB(例えば、セル、TRP)は、第2のgNBによって構成/指定された第2のSFI及び/又はtdd-UL-DL-config(構成)に基づいて、第2のgNBと通信/関連付けられている第2のWTRUから送信されたアップリンク信号を、受信し得る。1つ以上の場合では、第1のWTRUは、アップリンク信号がダウンリンク信号の受信に干渉することを決定し得るが、アップリンク信号によって引き起こされる干渉は、WTRU対WTRUクロスレイヤ干渉(Cross-Layer Interference、CLI)と称され得る。
【0079】
1つ以上の場合では、WTRUは、少なくとも1つの空間領域フィルタに従って、物理チャネル又は基準信号を、送信又は受信し得る。「ビーム(beam)」という用語は、空間領域フィルタを指し得る。
【0080】
1つ以上の場合では、WTRUは、RS(例えば、CSI-RS)又はSSブロックを受信するために使用される空間領域フィルタと同じ空間領域フィルタを使用して、物理チャネル又は信号を、送信し得る。1つ以上の場合では、WTRU送信は、「ターゲット(target)」と称され得る。1つ以上の場合では、受信されたRS又はSSブロックは、「基準(reference)」又は「ソース(source)」と称され得る。このような場合、WTRUは、ターゲットの物理チャネル又は信号を送信するために、使用され得る。場合によっては、WTRUは、RS又はSSブロックに対する空間関係に従って、ターゲットの物理チャネル又は信号を送信するように、使用され得る。
【0081】
1つ以上の場合では、WTRUは、第2の物理チャネル又は信号を送信するために使用される空間領域フィルタと同じ空間領域フィルタに従って、第1の物理チャネル又は信号を、送信し得る。第1の送信及び第2の送信は、それぞれ、「ターゲット(target)」及び「基準(reference)」(又は「ソース(source)」)と称され得る。このような場合、WTRUは、第2の(基準)物理チャネル又は信号に対する空間関係に従って、第1の(ターゲット)物理チャネル又は信号を、送信し得る。
【0082】
1つ以上の場合では、空間関係は、暗黙的であり得る。1つ以上の場合では、空間関係は、RRCによって構成され得る。1つ以上の場合では、空間関係は、MAC CE又はDCIによって、信号伝送され得る。例えば、WTRUは、DCIにおいて指定される又はRRCによって構成されるSRIによって指定されるSRSと同じ空間領域フィルタに従って、PUSCH及びPUSCHのDM-RSを、暗黙的に送信し得る。別の実施例では、空間関係は、SRSリソースインジケータ(SRI)に対してRRCによって構成される、又はPUCCHに対してMAC CEによって信号伝送され得る。このような空間関係は、「ビーム指示(beam indication)」と称され得る。
【0083】
1つ以上の場合では、WTRUは、第2の(基準)ダウンリンクチャネル又は信号と同じ空間領域フィルタ又は空間受信パラメータに従って、第1の(ターゲット)ダウンリンクチャネル又は信号を、受信し得る。例えば、このような関連付けは、PDCCH又はPDSCHなどの物理チャネルと、そのそれぞれのDM-RSと、の間に、存在し得る。1つ以上の場合では、第1の信号及び第2の信号が基準信号である場合、このような関連付けは、WTRUが、対応するアンテナポート間の擬似コロケーション(quasi-colocation、QCL)仮定タイプDが構成される場合に、存在し得る。1つ以上の場合では、第1の信号及び第2の信号が基準信号である場合、このような関連付けは、TCI(送信構成インジケータ)状態として、構成され得る。WTRUは、RRCによって構成される、及び/又はMAC CEによって信号伝送される、TCI状態のセットへの、インデックスによって、CSI-RS又はSSブロックとDM-RSとの間の関連付けを、指定され得る。関連付けの指示は、「ビーム指示」と称され得る。
【0084】
1つ以上の場合では、「TRP(Transmission and Reception Point)」(例えば、送受信ポイント)という用語は、TP(Transmission Point、送信ポイント)、RP(Reception Point、受信ポイント)、RRH(Radio Remote Head、無線リモートヘッド)、DA(Distributed Antenna、分散アンテナ)、BS(Base Station、基地局)、(BSの)セクタ、及びセル(例えば、BSによってサービスされる地理的セルエリア)という用語のうちの1つ以上と、互換的に使用され得る。1つ以上の場合では、「マルチTRP(multi-TRP)」という用語は、MTRP、M-TRP、及び複数のTRPという用語のうちの1つ以上と、互換的に使用され得る。
【0085】
1つ以上の場合では、WTRUは、チャネル状態情報(CSI)コンポーネントのサブセットを、報告し得る。1つ以上の場合では、CSIコンポーネントは、1つ以上のCSI-RSリソースインジケータ(CSI-RS Resource Indicator、CRI)、SSBリソースインジケータ(SSB Resource Indicator、SSBRI)、WTRUでの受信に使用されるパネルの指定(例えば、パネル識別情報又はグループ識別情報など)、SSB又はCSI-RSから得られたL1-RSRP、L1-SINRなどの測定値(例えば、cri-RSRP、cri-SINR、ssb-Index-RSRP、ssb-Index-SINR)、及びランクインジケータ(Rank Indicator、RI)、チャネル品質インジケータ(Channel Quality Indicator、CQI)、プリコーディング行列インジケータ(Precoding Matrix Indicator、PMI)、レイヤインデックス(Layer Index、LI)などのその他のチャネル状態情報などに、対応し得る。
【0086】
1つ以上の場合では、WTRUは、チャネル測定値及び干渉測定値の一方又は両方を、受信及び/又は提供するように、構成され得る。1つ以上の場合では、同期信号ブロック(SSB)に関して、WTRUは、同期信号/物理ブロードキャストチャネル(SS/Physical Broadcast Channel、PBCH)ブロックを、受信し得る。SS/PBCHブロック(SSB)は、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(secondary synchronization signal、SSS)、及び/又は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を、含み得る。WTRUは、初期アクセス、初期同期、無線リンク監視(RLM)、セル探索、セル切り替えなどの間に、SSBを監視、受信、又は復号しようと、試み得る。
【0087】
CSI-RSに関して、WTRUは、チャネル状態情報(CSI)を測定し、報告し得る。1つ以上の場合では、(例えば、各)接続モードのためのCSIは、CSI報告構成、CSI-RSリソースセット、及び/又はNZP CSI-RSリソースのうちの1つ以上を含むか、それらで構成され得る。1つ以上の場合では、CSI報告構成は、以下のうちの1つ以上を含み得る:CSI報告量(例えば、チャネル品質インジケータ(CQI)、ランクインジケータ(RI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、CSI-RSリソースインジケータ(CSI-RS Resource Indicator、CRI)、レイヤインジケータ(Layer Indicator、LI)、及びその他の同様のインジケータ)と、CSI報告タイプ(例えば、非周期的、半永続的、周期的、及びその他の報告時間期間)と、CSI報告コードブック構成(例えば、タイプI、タイプII、タイプIIのポート選択など)、及び/又はCSI報告頻度。例えば、CSI報告量は、cri-RI-PMI-CQI、cri-RI-CQI、cri-RSRP、及び/又はssb-Index-RSRPのうちの1つ以上を示すために使用され得る、パラメータreportQuantity(報告量)であり得る。CSI報告量は、CSI報告の一部としてどの値を報告すべきかを、示し得る。例えば、パラメータreportQuantityがcri-RI-PMI-CQIに設定される場合、WTRUは、CSI報告手順として、CSI報告関連の構成に従って、CRI、RI、PMI、及び/又はCQIのうちの1つ以上を、報告し得る。1つ以上の場合では、CSI-RSリソースセットは、以下のCSIリソース設定のうちの1つ以上を含み得る:チャネル測定のためのNZP-CSI-RSリソース、干渉測定のためのNZP-CSI-RSリソース、及び/又は干渉測定のためのCSI-IMリソース。1つ以上の場合では、NZP CSI-RSリソースは、以下のうちの1つ以上を含み得る:NZP CSI-RSリソースID、周期性及びオフセット、QCL情報及びTCI状態、及び/又はリソースマッピング(例えば、ポートの数、密度、CDMタイプ、及びその他のリソースマッピング情報)。
【0088】
1つ以上の場合では、WTRUは、1つ以上の基準信号を示し得る、1つ以上の基準信号を決定し得る、及び/又は1つ以上の基準信号で構成され得る。WTRUは、それぞれの基準信号に基づいて、1つ以上のパラメータを監視、受信、及び/又は測定し得る。パラメータは、例えば、限定するものではないが、SS基準信号受信電力(SS Reference Signal Received Power、SS-RSRP)、CSI-RSRP、SS信号対雑音及び干渉比(SS signal-to-noise and interference ration、SS-SINR)、受信信号強度インジケータ(RSSI)、クロスレイヤ干渉受信信号強度インジケータ(Cross-Layer Interference Received Signal Strength Indicator、CLI-RSSI)、サウンディング基準信号RSRP(Sounding Reference Signals RSRP、SRS-RSRP)を、含み得る。1つ以上の場合では、パラメータのうちの1つ以上は、基準信号(複数可)測定値に含まれ得る。
【0089】
1つ以上の場合では、SS-RSRPは、同期信号(例えば、PBCH又はSSS中の復調基準信号(demodulation reference signa、DMRS))に基づいて、測定され得る。1つ以上の場合では、SS-RSRPは、それぞれの同期信号を搬送するリソース要素(Resource Elements、RE)の電力寄与にわたる、線形平均であり得る。RSRPを測定する際に、基準信号のための電力が、基準化され得る。SS-RSRPがL1-RSRPのために使用される場合、測定値は、(例えば、同期信号に加えて)CSI基準信号に基づいて、決定され得る。
【0090】
1つ以上の場合では、CSI-RSRPは、それぞれのCSI-RSを搬送するリソース要素(RE)の電力寄与にわたる線形平均に基づいて、測定され得る。CSI-RSRP測定は、構成されたCSI-RSオケージョンのための測定リソース内で、構成され得る。
【0091】
1つ以上の場合では、SS-SINRは、同期信号(例えば、PBCH又はSSS中のDMRS)に基づいて、測定され得る。1つ以上の場合では、SS-SINRは、雑音及び干渉電力寄与の線形平均によって除算された、それぞれの同期信号を搬送するリソース要素(RE)の電力寄与にわたる、線形平均であり得る。SS-SINRがL1-SINRのために使用される場合、雑音及び干渉電力測定値は、上位レイヤによって構成されたリソースに基づいて、決定され得る。
【0092】
1つ以上の場合では、CSI-SINRは、雑音及び干渉電力寄与の線形平均によって除算された、それぞれのCSI-RSを搬送するリソース要素(RE)の電力寄与にわたる線形平均に基づいて、測定され得る。CSI-SINRがL1-SINRのために使用される場合、雑音及び干渉電力測定値は、上位レイヤによって構成されたリソースに基づいて、決定され得る。1つ以上のその他の場合では、雑音及び干渉電力は、それぞれのCSI-RSを搬送するリソースに基づいて、測定され得る。
【0093】
1つ以上の場合では、RSSIは、構成されたOFDMシンボル及び帯域幅における総電力寄与の平均に基づいて、測定され得る。1つ以上の場合では、電力寄与は、異なるリソース(例えば、同一チャネルサービングセル及び非サービングセル、隣接チャネル干渉、熱雑音など)から、受信され得る。
【0094】
1つ以上の場合では、CLI-RSSIは、構成された時間及び周波数リソースの構成されたOFDMシンボルにおける総電力寄与の平均に基づいて、測定され得る。1つ以上の場合では、電力寄与は、異なるリソース(例えば、クロスレイヤ干渉、同一チャネルサービングセル及び非サービングセル、隣接チャネル干渉、熱雑音など)から、受信され得る。
【0095】
1つ以上の場合では、SRS-RSRPは、それぞれのSRSを搬送するリソース要素(RE)の電力寄与にわたる線形平均に基づいて、測定され得る。
【0096】
1つ以上の場合では、グラント(許可)又は割り当てのプロパティは、以下のうちの1つ以上を含み得る:周波数分配、継続時間などの時間配分の態様、優先順位、変調及び符号化方式、トランスポートブロックサイズ、空間レイヤの数、トランスポートブロックの数、TCI状態、例えば、CRI又はSRI、反復回数、反復方式が、タイプAであるかタイプBであるかどうか、の決定、グラント(許可)が、構成グラントタイプ1、構成グラントタイプ2、若しくは動的グラントであるかどうか、の決定、割り当てが、動的割り当てであるか、半永続的スケジューリング(例えば、構成された)割り当てであるかどうか、の決定、構成グラントインデックス若しくは半永続的割り当てインデックス、構成グラント若しくは割り当ての周期性、チャネルアクセス優先順位クラス(Channel Access Priority Class、CAPC)、及び/又は、グラント(許可)若しくは割り当てをスケジューリングするために、MACによって、若しくはRRCによって、DCIにおいて提供される任意のパラメータ。1つ以上の場合では、DCIによる指示は、以下のうちの1つ以上を含み得る:PDCCHのCRCをマスクするために使用されるDCIフィールド又はRNTIによる、明示的な指示、及び/又はDCIフォーマット、DCIサイズ、Coreset又は探索空間、アグリゲーションレベル、又は受信したDCIの第1のリソース要素(例えば、第1の制御チャネル要素のインデックス)であり、ここで、プロパティと値の間とのマッピングは、RRC又はMACによって、信号伝送され得る。本明細書に記載されるように、「RS(Reference Signal、基準信号)」という用語は、RSリソース、RSリソースセット、RSポート、及びRSポートグループという用語のうちの1つ以上と、互換的に使用され得ることに、留意されたい。更に、「RS」という用語は、SSB、CSI-RS、SRS、及びDM-RSという用語のうちの1つ以上と、互換的に使用され得ることに、留意されたい。
【0097】
柔軟な(例えば、サブバンド単位の)スロットフォーマット指示が、提供され得る。実施例では、WTRUは、1つ以上のサブバンド(複数可)について、そのサブバンドに対応する周波数リソースのセットの指示を、受信し得る。指示は、例えば、開始RB、終了RB、又はRBの数のうちの少なくとも1つから、なり得る。WTRUは、1つ以上の(例えば、全ての)タイムスロット又は時間シンボルに適用可能な各サブバンドについての指示を、受信し得る。実施例では、WTRUは、少なくとも1つのこのようなサブセットについて、タイムスロット又は時間シンボルのサブセットに適用可能な各サブバンドについての指示を、受信し得る。
【0098】
サブバンド固有のスロットフォーマット指示が、提供され得る。実施例では、WTRUは、複数のサブバンド(例えば、複数のサブバンドのそれぞれ)のためのスロットフォーマット指示を、受信し得る。サブバンド(例えば、各サブバンド)について、スロットフォーマットは、各シンボルがダウンリンクであるか、アップリンクであるか、フレキシブルであるかの指示を、備え得る。指示(複数可)は、DCI(例えば、DCIフォーマット2_0などのグループ共通DCI)を介して、例えば、(例えば、WTRUが読み取るための開始ビット位置として構成される)DCIの位置から、受信され得る。WTRUは、本明細書に記載される以下の特徴のうちの少なくとも1つを使用して、サブバンドについてのスロットフォーマット指示を、受信し得る。
【0099】
実施例では、WTRUは、1つ以上のサブバンド(複数可)(例えば、1つ以上のサブバンドのそれぞれ)について、サブバンドに適用可能なスロットフォーマットの組み合わせの上位レイヤ構成情報などの構成情報を、受信し得る。構成情報は、既存のシステムのslotformatcombinations(スロットフォーマットの組み合わせ)情報要素(Information Element、IE)と同じ情報を含み得るが、例えば、DCI(例えば、DCIフォーマット2_0などのグループ共通DCI)内の位置を、含む。WTRUは、例えば、それぞれ、第1のサブバンド及び第2のサブバンドのために構成されたDCI内の第1の位置及び第2の位置におけるDCIを復号することによって、それぞれ、第1のサブバンド及び第2のサブバンドに適用可能な第1のスロットフォーマットの組み合わせ及び第2のスロットフォーマットの組み合わせを決定し得るが、例えば、第1の位置及び第2の位置の両方が、(例えば、パラメータ又は値として)WTRUに対して構成され得る。
【0100】
実施例では、WTRUは、DCI内の開始位置を含む、1つ以上(例えば、全て)のサブバンドに適用可能なスロットフォーマットの組み合わせの上位レイヤ構成情報を、受信(例えば、最初に受信)し得る。WTRUは、例えば、スロットフォーマットの組み合わせ(例えば、各スロットフォーマットの組み合わせ)が、サブバンドに適用可能である開始位置から、順次、少なくとも1つのスロットフォーマットの組み合わせを、受信し得る。
【0101】
実施例では、WTRUは、1つ以上のマルチサブバンドスロットフォーマットの組み合わせ(複数可)についての構成情報を受信し得るが、マルチサブバンドスロットフォーマットの組み合わせ(例えば、各マルチサブバンドスロットフォーマットの組み合わせ)は、少なくとも1つのサブバンドについてのスロットフォーマットのセットを、含む。実施例では、第1のマルチサブバンドスロットフォーマットの組み合わせは、第1のサブバンドのための第1のスロットフォーマット及び第2のスロットフォーマットと、第2のサブバンドのための第1のスロットフォーマット及び第2のスロットフォーマットと、を含み得る。WTRUは、構成されたマルチサブバンドスロットフォーマットの組み合わせ(例えば、各構成されたマルチサブバンドスロットフォーマットの組み合わせ)に関するインデックスの構成情報を、受信し得る。WTRUは、構成されたサブバンド位置において、DCIからマルチサブバンドスロットフォーマットの組み合わせインデックスを受信し得るが、サブバンド(例えば、各サブバンド)に適用可能なスロットフォーマットを、決定し得る。
【0102】
サブバンド固有のUL-DL構成情報を、提供し得る。WTRUは、少なくとも1つのサブバンド(例えば、少なくとも1つのサブバンドのそれぞれ)のためのUL-DL構成情報を、上位レイヤから受信し得る。上位レイヤ構成情報は、例えば、スロットフォーマット指示がDCIから受信されない場合、又はスロットフォーマット指示が特別な値(例えば、255)を有する場合、サブバンドに適用可能であり得る。
【0103】
サブバンド固有のスロットフォーマット指示を有する送信又は受信規則の適用可能性が、提供され得る。WTRUは、リソースにおいて、及び/又はサブバンド固有のスロットフォーマット指示が受信されるスロットにおいて、信号又はチャネルを受信又は送信するように、上位レイヤによって、構成され得る。WTRUは、以下のうちの1つ以上に従って、受信されたサブバンド固有のスロットフォーマット指示に応じて、リソースにおいて受信すべきか、送信すべきどうかを、決定し得る。
【0104】
実施例では、リソースにおいてPUSCH送信を送るように上位レイヤによって構成されたWTRUは、PUSCHと重複する各サブバンドについて、スロットフォーマット指示がPUSCHのシンボルごとに(例えば、又はシンボル(複数可)のセットについて)「アップリンク」である場合(例えば、その場合のみ)、PUSCHを送信し得る。
【0105】
実施例では、リソースにおいてPUSCH送信を送るように上位レイヤによって構成されたWTRUは、PUSCHと重複するS個(例えば、S>1)を超えるサブバンド(複数可)について、スロットフォーマット指示がPUSCHのシンボルごとに(例えば、又はシンボル(複数可)のセットについて)「アップリンク」である場合(例えば、その場合のみ)、PUSCHを送信し得る。S(例えば、S>1)は、事前定義され得る、構成され得る、及び/又は指定され得る。
【0106】
PDCCH監視挙動の適用可能性が、提供され得る。1つ以上の場合では、WTRUは、リソースにおいて、UL信号(例えば、PUSCH、PUCCH、PRACH、UL RSなど)を送信するように、より高いレイヤによって構成され得る、又は(動的に)スケジュールされ得る。1つ以上の場合では、WTRUは、本明細書で論じられるように、少なくとも1つのSBFD(又はXDD)信号伝送によって指示される少なくとも1つのUL SB(複数可)に基づいて(例えば、その中に含まれて)、リソースがUL送信に有効である場合に、UL信号を送信し得る。シンボル/スロットにおける少なくとも1つのUL SB(複数可)に基づいて、リソースが、UL送信のために有効であると、WTRUが決定する、いくつかの場合では、WTRUは、シンボル/スロットにおいて、制御チャネル(PDCCH)を監視/受信すること(例えば、CORESET(複数可)に基づいて、制御チャネルを介して、DCI(複数可)を監視すること)をスキップする(例えば、ドロップする、中止する、例外ケース/動作としてスキップする、処理しない、実行を停止する)場合がある。したがって、制御チャネルの監視又は受信をスキップすることによって、WTRUの複雑さを低減し得、したがって、SBFDとの通信における効率を、改善し得る。
【0107】
1つ以上の場合では、リソースが、シンボル/スロットにおけるUL送信に対して有効ではない(例えば、UL SB(複数可)に含まれていないなど)と、WTRUが決定したことに応答して、WTRUは、シンボル/スロットにおいて、制御チャネル(PDCCH)を監視するように、構成され得る。例えば、リソースが、シンボル/スロットにおけるUL送信に対して有効ではないと、WTRUが決定した場合、WTRUは、シンボル/スロットにおいて、CORESET(複数可)に基づいて、制御チャネルを介してDCI(複数可)を監視するように、構成され得る。
【0108】
1つ以上の場合では、リソースが、シンボル/スロットにおけるUL送信に対して有効ではない(例えば、UL SB(複数可)に含まれていないなど)と、WTRUが決定したことに応答して、WTRUは、シンボル/スロットにおける制御チャネル(PDCCH)の監視/受信(例えば、CORESET(複数可)に基づいて、制御チャネルを介して、DCI(複数可)を監視する)をスキップする(例えば、ドロップする、中止する、例外ケース/動作としてスキップする、処理しない、実行を停止する)ように、構成され得る。したがって、制御チャネルの監視又は受信をスキップすることによって、WTRUの複雑さを低減し得、したがって、SBFDとの通信における効率を、改善し得る。
【0109】
実施例では、リソースにおいてPDSCHを受信するように上位レイヤによって構成されたWTRUは、PDSCHを受信し得るが、PDSCHと重複する各サブバンドについて、スロットフォーマット指示が、PDSCHのシンボルごとに(例えば、又はPDSCHのシンボル(複数可)のセットについて)「ダウンリンク」である場合に(例えば、その場合にのみ)、HARQ-ACKフィードバックを提供し得る。
【0110】
実施例では、リソースにおいてPDSCHを受信するように上位レイヤによって構成されたWTRUは、PDSCHを受信し得るが、PDSCHと重複するS個(例えば、S>1)を超えるサブバンド(複数可)について、スロットフォーマット指示が、PDSCHのシンボルごとに(例えば、又はPDSCHのシンボル(複数可)のセットについて)「ダウンリンク」である場合に(例えば、その場合にのみ)、HARQ-ACKフィードバックを提供し得る。S(例えば、S>1)は、事前定義され得る、構成され得る、及び/又は指定され得る。
【0111】
「混合」DL/ULのスロットタイプ(複数可)(例えば、「Mn」によって指定される)が、提供され得る。実施例では、「混合」DL/ULのスロットタイプ(複数可)(例えば、「Mn」によって指定され、ここで、n=1、又はn=1、2、...)が、(例えば、gNBから)WTRUに対して、定義又は構成され得る。(例えば、WTRUに対して、定義又は構成される)Mnタイプは、時間インスタンス(例えば、スロット及び/又はシンボル)が、以下のうちの少なくとも1つのために使用され得ることを示すために、使用され得る:RBの第1のセットを介したWTRUからの(UL)送信(複数可)、RBの第2のセットを介したWTRUにおける(DL)受信(複数可)、又はRBの第1のセットを介したWTRUからの(UL)送信(複数可)と、RBの第2のセットを介したWTRUにおける(DL)受信と、の両方。RBの第1のセット及び/又はRBの第2のセットは、例えば、Mnタイプに関連付けられるように構成され得るが、ここで、通信方向(例えば、DL又はUL)は、例えば、通信方向に事前に関連付けられたRBのセットに関連付けられていないスロットタイプ「F」と比較して、RBの第1のセット又はRBの第2のセットのいずれかに関連付けられるように、構成/決定され得る。
【0112】
Mnタイプは、例えば、1つ以上の時間インスタンスを含み得る、tdd-UL-DL-config(構成)のためのパラメータにおいて使用及び/又は含まれ得るが、(例えば、各)時間インスタンスは、「D」、「U」、「F」、又は「Mn」のうちの少なくとも1つを示す、及び/又はそれらを含む。tdd-UL-DL-configのためのパラメータは、セル固有の(例えば、又はセル共通の)パラメータ(例えば、tdd-UL-DL-ConfigurationCommon(共通構成))又はWTRU専用のパラメータ(例えば、tdd-UL-DL-ConfigurationDedicated(専用構成))であり得る。
【0113】
実施例では、(例えば、WTRUに対して、定義又は構成される)Mnタイプは、以下の周波数領域リソース単位の情報コンテンツのうちの少なくとも1つを(例えば、明示的に又は暗黙的に)示し得る(例えば、それらを含むか、それらに関連付けられる):UL使用(例えば、又はDL使用)のためのRBの第1のセット、DL使用(例えば、又はUL使用)のためのRBの第2のセット、又はDL/UL間の「フレキシブル」使用のためのRBの第3のセット。実施例では、UL使用(例えば、又はDL使用)のためのRBの第1のセットは、RB(複数可)レベルビットマップによって構成され得る、又は、例えば、どの領域(複数可)が、所与の使用に(例えば、DL又はULについて)適用可能であり得るか、を示すための、明示的インジケータを含み得る、BWP(例えば、現在アクティブであるBWP及び/又はCC)内の分割された領域(例えば、均等に分割された領域)の領域(複数可)によって、識別及び/又は構成され得る。WTRUは、1つ以上のシンボルに対する複数のUL/DLリソースブロックパターンを指定する、無線リソース制御(RRC)メッセージを介して、RB(複数可)レベルビットマップの指示を、受信し得る。WTRUは、ダウンリンク制御情報(DCI)又は媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を介して、構成情報において指定される、複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちのどれが1つ以上のシンボルに対して、適用されるべきかを指定し得る指示を、受信し得る。例えば、指示は、複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第1のUL/DLリソースブロックパターンが、1つ以上のシンボルのうちの第1のシンボルについて適用されるべきであること、及び複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第2のUL/DLリソースブロックパターンが、1つ以上のシンボルのうちの第2のシンボルについて適用されるべきであることを、指定し得る。
【0114】
実施例では、DL使用(例えば、又はUL使用)のためのRBの第2のセットは、RB(複数可)レベルビットマップによって構成され得る、又は、例えば、どの領域(複数可)が、所与の使用に(例えば、DL又はULについて)適用可能であり得るか、を示すための、明示的インジケータを含み得る、BWP(例えば、現在アクティブであるBWP及び/又はCC)内の分割された領域(例えば、均等に分割された領域)の領域(複数可)によって、識別及び/又は構成され得る。上述したように、WTRUは、1つ以上のシンボルに対する複数のUL/DLリソースブロックパターンを指定する、無線リソース制御(RRC)メッセージを介して、RB(複数可)レベルビットマップの指示を、受信し得る。WTRUは、ダウンリンク制御情報(DCI)又は媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を介して、構成情報において指定される、複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちのどれが1つ以上のシンボルに対して、適用されるべきかを指定し得る指示を、受信し得る。例えば、指示は、複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第1のUL/DLリソースブロックパターンが、1つ以上のシンボルのうちの第1のシンボルについて適用されるべきであること、及び複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第2のUL/DLリソースブロックパターンが、1つ以上のシンボルのうちの第2のシンボルについて適用されるべきであることを、指定し得る。
【0115】
DL使用(例えば、又はUL使用)のためのRBの第2のセットは、RBの第1のセット中に含まれないBWP(例えば、現在アクティブであるBWP及び/又はCC)内の残りのRB(複数可)によって、定義され得る。gNBは、(例えば、エッジ領域ではなくBWP内の中間のどこかであるが、gNB実装形態による、XDDのための事業者間干渉を効果的に回避することを、もたらし得る)UL使用のためのRBの第1のセットを、最初に構成し得るが、残りのRB(例えば、不連続RBを含む)は、DL使用のためのものであり得る。
【0116】
実施例では、DL/UL間の「フレキシブル」のためのRBの第3のセットは、RBの第1のセット及びRBの第2のセット中に含まれないBWP(例えば、現在アクティブであるBWP及び/又はCC)内の残りのRB(複数可)によって、定義され得る。gNBは、DL Rx又はUL Txが有効であり得る(例えば、両方が有効であり得る)DL/UL間の「フレキシブル」のために、RBの第3のセットを構成し得るが、これは、gNBのためのスケジューリング柔軟性を、提供し得る(及び、例えば、gNB実装の複雑さを、低減し得る)。
【0117】
図3は、(例えば、n=1などの「M
n」タイプの1つとしての)「M
1」タイプの実施例を、示す。実施例では、WTRUは、以下のタイプ、すなわち、「M
1」タイプ、「M
2」タイプ、「M
3」タイプ(例えば、gNB構成に依存する)、「M
4」タイプ(例えば、gNB構成に依存する)などのうちの1つ以上を用いて(例えば、gNBから)構成され得る。「M
1」タイプは、BWP 302の第2の領域312に対応する(例えば、ULのための)RBの第1のセット、並びに/又はBWP 302の第1の領域310及び第3の領域314に対応する(例えば、DLのための)RBの第2のセットを、含み得る。
図4は、(例えば、n=2などの「M
n」タイプの1つとしての)「M
2」タイプの実施例を、示す。「M
2」タイプは、BWPのための第1のRBレベルビットマップに対応する(例えば、ULのための)RBの第1のセット(例えば、0000011111100000000000)、BWPのための第2のRBレベルビットマップに対応する(例えば、DLのための)RBの第2のセット(例えば、1111100000000000111111)、並びに/又はRBの第1のセット及びRBの第2のセット以外のBWP中の残りのRBに対応する(例えば、「フレキシブル」のための)RBの第3のセット(例えば、0000000000011111000000)を、備え得る。実施例では、WTRUに構成可能な「M
n」タイプの数は、関連するWTRU能力(例えば、能力信号伝送(capability signaling))に基づき得る。
【0118】
実施例では、WTRUは、いくつの「Mn」タイプが構成可能である、及び/又はサポートされているかに関する、その能力を、報告し得る。gNBは、報告されたWTRU能力に基づいて、1つ以上の「Mn」タイプを構成し得る。
【0119】
「Mn」タイプを使用するtdd-UL-DL-config(構成)が、提供され得る。WTRUは、例えば、RRC信号伝送によって、第1のパラメータ(例えば、tdd-UL-DL-ConfigurationCommon(共通構成)XDD及び/又は第2のパラメータ(例えば、tdd-UL-DL-ConfigurationDedicated(専用構成)XDD)に関する構成情報を、受信し得る。実施例では、第2のパラメータは、1つ以上の「Mn」タイプ、「D」タイプ、「U」タイプ、又は「F」タイプのうちの少なくとも1つを示し得る(例えば、それらを含み得る、及び/又はそれらに関連付けられ得る)のに対して、第1のパラメータは、「D」タイプ、「U」タイプ、又は「F」タイプのうちの少なくとも1つを示し得る(例えば、それらを含み得る、及び/又はそれらに関連付けられ得る)。第1のパラメータは、tdd-UL-DL-ConfigurationCommon(共通構成)のレガシーパラメータと、同じであり得る。第1のパラメータと同じレガシーパラメータを有することは、(例えば、XDDを可能にするための)tdd-UL-DL-configuration(構成)に関して、レガシーWTRUとの共存における互換性を、提供し得る。tdd-UL-DL-ConfigurationCommon(共通構成)のパラメータをレガシーとして再使用することは、例えば、(例えば、RRC信号伝送プロセス上で)潜在的な曖昧期間を有するXDD関連の信号伝送の潜在的な曖昧さなしに、DLのための割り当てられた時間領域リソース(複数可)とULのための割り当てられた時間領域リソース(複数可)と、を保護し得る。
【0120】
実施例では、第1のパラメータは、1つ以上の「Mn」タイプ、「D」タイプ、「U」タイプ、又は「F」タイプのうちの少なくとも1つを(例えば、第1のパラメータのパターン1及び/又はパターン2などのサブパラメータ(複数可)において)示し得る(例えば、それらを含み得る、及び/又はそれらに関連付けられ得る)。実施例では、1つ以上の「Mn」タイプのうちの「Mn」タイプが構成される場合、「Mn」タイプを適用するための開始シンボル位置に関する情報が指定され得る(例えば、及び/又は構成され得る)が、これは、明示的に構成され得るか、事前定義/事前決定され得る(例えば、(例えば、ダウンリンク)シンボル/スロット(例えば、nrofDownlinkSymbols、nrofDownlinkSlots)の数について、第3のパラメータによって割り当てられた、最後のシンボル位置の次のシンボルによって、定義される)。
【0121】
実施例では、第2のパラメータ(例えば、tdd-UL-DL-ConfigurationDedicated(専用構成)XDDは、1つ以上の「Mn」タイプ、「D」タイプ、「U」タイプ、又は「F」タイプのうちの、少なくとも1つを示し得る(例えば、それらを備え得る、及び/又はそれらに関連付けられ得る)。実施例では、(例えば、第1のパラメータに従って、「F」又は「Mn」に対応する少なくとも1つのシンボルを有する)指定されたスロットについて、gNBは、指定されたスロット内で、選択的「Mn」タイプによってオーバーライドされる、「F」(例えば、又は「Mn」)に対応する残りのシンボル全体について、「allM1symbols」、「allM2symbols」などのインジケータ(複数可)によって、選択的「Mn」タイプ(例えば、gNBによって選択されたn=1、又はn=2、...)を割り当てるように、構成及び/又は指定され得る。
【0122】
実施例では、(例えば、第1のパラメータに従って「F」又は「Mn」に対応する少なくとも1つのシンボルを有する)指定されたスロットについて、gNBは、「nrofM1symbols」、「nrofM2symbols」などのインジケータ(複数可)によって、選択的「Mn」タイプ(例えば、gNBによって選択されたn=1、又はn=2、...)のための明示的なシンボル位置(複数可)を割り当てるように、構成及び/又は指定され得るが、ここで、選択的「Mn」タイプを適用するための開始シンボル位置は、(例えば、nrofDownlinkSymbolsの次のシンボルとして)明示的に構成され得る、又は事前定義/事前決定され得る。2つ以上の「Mn」タイプが構成される場合、「M2」タイプの第2の開始シンボル位置は、「M1」タイプについて割り当てられたシンボル位置の次のシンボル(例えば、すぐ次のシンボル)であり得、以下同様である。例えば、WTRUは、複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第1のUL/DLリソースブロックパターンが、1つ以上のシンボルのうちの第1のシンボルに対して適用されるべきであること、及び複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第2のUL/DLリソースブロックパターンが、1つ以上のシンボルのうちの第2のシンボルに対して適用されるべきであることを指定する指示を、受信し得る。
【0123】
「Mn」タイプを使用する、DCI-信号伝送ベースの、動的SFIが、提供され得る。実施例では、WTRUは、SFIを含むDCIを受信し得るが、ここで、SFIは、1つ以上の「Mn」タイプ、「D」タイプ、「U」タイプ、又は「F」タイプのうちの少なくとも1つに基づいて、事前決定され得る(例えば、事前定義され得る、又は事前構成され得る)。例えば、WTRUは、1つ以上のシンボルのそれぞれが、ダウンリンク(DL)受信に関連付けられたリソースブロックの第1のサブセットと、アップリンク(UL)送信に関連付けられたリソースブロックの第2のサブセットと、の両方を含むという指示を、受信し得る。実施例では、スロットフォーマットの組み合わせパラメータ(例えば、slotFormatCombination)は、DCIのSFIのコードポイントにマッピングされ得る、1つ以上の「Mn」タイプ、「D」タイプ、「U」タイプ、又は「F」タイプのうちの少なくとも1つに基づくスロット/シンボルレベルパターンを、含み得る。DCIは、(例えば、WTRU専用DCIとして)WTRUによって受信され得る(例えば、受信されるだけであり得る)。DCIは、セル内の2つ以上のWTRUによって(例えば、DCIフォーマット2_0などのグループ共通DCIとして)、受信され得る。
【0124】
実施例では、以下のうちの少なくとも1つが適用され得る(例えば、又は適用されるように構成され得る及び/若しくは指示され得る):スロットフォーマットの組み合わせパラメータ(例えば、slotFormatCombination)において「F」とマークされたシンボル(例えば、各シンボル)のための「Mn」タイプ(複数可)を通知するためのインジケータ(複数可)(例えば、新しいRRCパラメータ(複数可))を導入し、ここで、スロットフォーマットの組み合わせパラメータが、(例えば、DCIにおいて)SFIのコードポイントへのマッピングを含むこと、及び/又は少なくとも1つの「Mn」タイプを含み得る、新しいスロットフォーマットインデックス(SlotFormat index)(複数可)を導入すること(例えば、56~254などの予約スロットフォーマットインデックス(複数可)を使用すること、又は新しい候補を追加することなど)。例えば、新しいスロットフォーマットインデックス(複数可)を導入することは、D、D、D、F、F、F、M1、M1、M1、M2、M2、M2、U、及びUを含む、新しいインデックスを含み得る。例えば、新しいスロットフォーマットインデックス(複数可)を導入することは、D、M3、M3、M3、F、F、M1、M1、M1、M2、M2、M2、U、及びUを含む、新しいインデックスを含み得る。
【0125】
スロットフォーマットの組み合わせパラメータ(例えば、slotFormatCombination)において「F」とマークされたシンボル(例えば、各シンボル)のための「Mn」タイプ(複数可)を通知するためのインジケータ(複数可)(例えば、新しいRRCパラメータ(複数可))を導入し、ここで、スロットフォーマットの組み合わせパラメータが、(例えば、DCIにおいて)SFIのコードポイントへのマッピングを含むことを、実施し得る。スロットフォーマット組み合わせパラメータにおいて「F」でマークされたシンボル位置(複数可)全体は、例えば、「allM1forF」、「allM2forF」などのインジケータ(複数可)を導入することによって、選択的な「Mn」タイプ(例えば、gNBによって選択される、n=1、n=2、...)のWTRUを、通知し得る(一般に、通知し得る)。例えば、選択的「Mn」タイプは、スロットフォーマット組み合わせパラメータにおける「F」が、スロットごとにマークされ得るので、(例えば、14個のシンボルを含む)1つのスロット内に、制限され得る。実施例では、シンボル位置(複数可)上の「F」の「変更なし」を示すために、特別な(例えば、又はデフォルトの)値/パラメータが、導入され得る(例えば、「Mn」タイプ(複数可)を適用しない)。実施例では、パラメータ(複数可)は、スロットフォーマットの組み合わせパラメータにおいて「F」とマークされたシンボル位置(複数可)にわたる、シンボル単位「Mn」タイプパターン(複数可)のために、導入され得る。例えば、パターンは、シンボル位置(複数可)にわたって、「M1」、「M2」、...の交互パターンであり得る。例えば、パターンは、シンボルの第1の数(例えば、前半)が「M1」タイプに従い、シンボルの残りの数が「M2」タイプに従うなどのパターンであり得る。例えば、1つ以上のパターン/規則が、事前定義及び/又は事前構成され得、1つ以上のパターン/規則の中のセレクタが(例えば、スロットフォーマットの組み合わせパラメータについて)、指定され得る。
【0126】
NR全二重伝送動作の適用可能性が、提供され得る。1つ以上の場合では、新しい無線(NR)全二重伝送動作(例えば、NR全二重伝送方式、XDDなど)が、UL通達範囲を拡張すること、容量を改善すること、待ち時間を低減することなどによって、従来のTDD動作を改善するために、使用され得る。1つ以上の場合では、従来のTDD動作は、アップリンクとダウンリンクとの間で、時間領域を分割することに、基づき得る。全二重伝送方式、又はより具体的には、従来のTDD帯域内で(例えば、gNBにおいて)非重複サブバンド全二重伝送方式(SBFD)を可能にする実現可能性が、例えば、
図5に示されるように、調査のために考慮される。
図5は、「DL SB(複数可)」と「UL SB(複数可)」との組み合わせに基づく周波数リソース割り当てを含む、「SBFDスロット」を示す。場合によっては、
図5に示されている従来のTDDは、本明細書に記載される1つ以上の「M
n」タイプの、一実施例であり得る。1つ以上の場合では、gNBは、ULリソース及びDLリソースを、それぞれ、UL非重複サブバンド及びDL非重複サブバンド内のWTRUに、スケジュールし得る。
【0127】
1つ以上の場合では、「SBFDスロット」に基づく動作は、少なくともgNBにおいて、FDにおける実装の複雑さを、低減し得る。変化するトラフィック条件に適応するために、サブバンドの方向を動的に変化させる柔軟性を有することは、(例えば、少なくともgNBのスケジューリング柔軟性などに関して)、望ましくあり得る/有益であり得る。しかしながら、これは、WTRUへの(例えば、CSI-RS、PDCCH、CG PUSCHなどのための)構成された周期的/半永続的リソースが、反対方向に切り替えられたサブバンドと重複する場合に、クロスリンク干渉(CLI)をもたらし得る。本明細書で提供される実施形態は、構成されたリソースに対してCLIを引き起こすことなく、動的サブバンドDL/UL切り替えを、可能にする。
【0128】
図6は、混合UL(Up Link、アップリンク)/DL(Down Link、ダウンリンク)タイプ(M
n)に基づくSBFD動作の、実施例を示す。
図6に示されるように、例えば、WTRUは、例えば、RRC信号伝送を介して、1つ以上(N個)の混合UL/DLタイプ(M
n)を含む(又は、指定する)、1つ以上の構成を、受信し得る。1つ以上の場合では、1つ以上(N個)の混合UL/DLタイプ(M
n)は、(例えば、それぞれ)ULのためのRBの1つ以上のサブセット及びDLのためのRBの1つ以上のサブセットを、含み得る。例えば、WTRUは、1つ以上のシンボルのそれぞれが、ダウンリンク(DL)受信に関連付けられたリソースブロックの第1のサブセットと、アップリンク(UL)送信に関連付けられたリソースブロックの第2のサブセットと、の両方を含むという指示を、受信し得る。構成の実施例は、限定するものではないが(タイプM
1、タイプM
2、タイプM
3、タイプM
4が、実施例として示されている)、
図3、
図4、及び/又は
図6に基づく「領域ベース(region based)」又は「ビットマップベース(bitmap based)」などを、含み得る。
【0129】
1つ以上の場合では、WTRUは、(例えば、MAC-CE及び/又はDCIを介して)1つ以上のシンボル/スロットのための(N個のうちの)タイプを選択する指示を、受信するように、構成され得る。例えば、WTRUは、複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの、第1のUL/DLリソースブロックパターン(例えば、M
nタイプ)が、1つ以上のシンボルのうちの第1のシンボルに対して適用されるべきであることを指定する指示を、受信し得る。例えば、
図6に示すように、WTRUは、第1の周波数領域が、「UL」(SB)(例えば、
図6に示す周波数領域614、616、618)として設定され、第2の周波数領域(例えば、第1の周波数領域に隣接する)が、「DL」(SB)(例えば、
図6に示す周波数領域608、610、612)として設定され、第3の周波数領域(例えば、第2の周波数領域に隣接する)が、「DL」(SB)(例えば、
図6に示す周波数領域602、604、606)として設定されるタイプM
2を、選択する指示を、受信し得る。WTRUは、UL信号及び/又はULデータパケットが(周期的に)送信されるようにスケジュールされる(周期的な)ULリソース(例えば、PUCCH、又は構成グラント(CG)-PUSCHなど)で、構成され得る。
【0130】
タイプM
2を選択する指示を受信したことに応答して、WTRUは、(周期的な)ULリソース(例えば、
図8に示される、周期的なULリソース620、622、624)が、「UL」(SB)、例えば、第1の周波数領域(例えば、それぞれ、周波数領域614、616、618)に含まれるかどうかを、決定し得る。1つ以上の場合では、WTRUは、(周期的な)ULリソース620、622、及び/又は624が、それぞれ、タイプM
2によって指定される「UL」(SB)周波数領域614、616、及び/又は618に含まれないと、決定し得る。1つ以上の場合では、WTRUは、
図6に示されているように、(周期的)ULリソース620、622、及び/又は624の割り当てが、それぞれ、「DL」(SB又はRB)周波数領域608、610、及び/又は612に入ると、決定し得る。ULリソース620、622、及び/又は624の割り当てが、それぞれ、「DL」周波数領域608、610、及び/又は612に入ると決定したことに応答して、WTRUは、ULリソース620、622、及び/又は624を、送信し得ない(例えば、送信をスキップし得る、送信を中止し得る、送信をドロップし得る、送信の実行を停止し得る)。例えば、WTRUは、周期的ULリソース620、622、624が、1つ以上のシンボルについてのDL受信に関連付けられた周波数領域(複数可)602、604、606及び/又は周波数領域(複数可)608、612、612に含まれる場合、1つ以上のシンボルにおける周期的ULリソース620、622、624に関連付けられたUL送信を、ドロップし得る。場合によっては、ULリソースの割り当てが「DL」に入ると決定したことに応答して、WTRUは、送信のために有効であると更に決定されるまで、送信されない場合がある。
【0131】
1つ以上の場合では、WTRUは、(例えば、MAC-CE及び/又はDCIを介して)1つ以上のシンボル/スロットのための(N個のうちの)第2のタイプを選択する第2の指示を、受信し得る。例えば、WTRUは、複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第2のUL/DLリソースブロックパターンが、1つ以上のシンボルのうちの第2のシンボルに対して適用されるべきであるという指示を、受信し得る。例えば、WTRUは、前半領域(例えば、
図6に示される前半領域630及び/又は632)が、「UL」(SB)として設定され(例えば、前半領域630及び/又は632が、それぞれ、第1の周波数領域614、616、及び/又は618と比較して、より多くのRBを含む場合に対して(タイプM
2に基づいて))、後半領域(例えば、
図6に示される後半領域626及び/又は628)(例えば、第1の周波数領域に隣接する)が、「DL」(SB)として設定される、タイプM
3を選択する、第2の指示を、受信し得る。1つ以上の場合では、WTRUは、(例えば、ULリソース634及び/又は636の割り当てが、現在、「UL」(SB又はRB)前半領域630及び/又は632内にある場合に対して)タイプM
3によって指定される、(周期的な)ULリソース(例えば、
図6に示される、周期的なULリソース634及び/又は636)が、それぞれ、「UL」(SB)前半領域630及び/又は632内に含まれることを、決定し得る。1つ以上の場合では、WTRUは、
図6に示されるように、(周期的)ULリソース634及び/又は636の割り当てが、「DL」(SB又はRB)の後半領域626及び/又は628に入らないと、決定し得る。ULリソース634及び/若しくは636が、「UL」(SB)前半領域630及び/若しくは632に含まれるという決定、並びに/又はULリソースが、「DL」後半領域626及び/若しくは628に含まれないという決定に応答して、WTRUは、ULリソース634及び/若しくは636を、送信し得る(例えば、送信を継続し得る、送信を再開し得る、など)。例えば、WTRUは、周期的ULリソース634及び/又は636が、1つ以上のシンボルについてのUL送信に関連付けられた領域(例えば、前半領域630及び/又は632)に含まれる場合、1つ以上のシンボルにおいて、周期的ULリソース634及び/又は636に関連付けられたUL送信を、送信し得る。
【0132】
これらの実施例は、WTRUに構成/指定される(周期的)ULリソースに基づくことに留意されたいが、しかしながら、同様の実施例、例えば、WTRUに構成/指定される(周期的)DLリソースに基づく実施例もまた適用可能であることを、理解されたい。例えば、WTRUは、1つ以上の周期的DLリソースが、1つ以上のシンボルについてのDL受信に関連付けられた領域に含まれる場合、1つ以上のシンボルにおいて、1つ以上の周期的DLリソースに関連付けられたDL送信を、受信し得る。例えば、1つ以上の周期的DLリソースは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)又は構成グラント-物理ダウンリンク共有チャネル(CG-PDSCH)のうちの、1つ以上のためのものであり得る。WTRUは、1つ以上の第2の周期的DLリソースが、1つ以上のシンボルについてのUL受信に関連付けられたリソースブロックの領域に含まれる場合、1つ以上のシンボルにおいて、1つ以上の第2の周期的DLリソースに関連付けられた第2のDL送信を受信することを、操作停止させる場合がある。
【0133】
1つ以上の場合では、WTRUは、1つ以上のシンボルに関連付けられた複数のリソースブロック(RB)のうちの第1のサブセットがダウンリンク(DL)受信のためのRBであること、及び1つ以上のシンボルに関連付けられた複数のRBのRBの第2のサブセットがアップリンク(UL)送信のためのRBであることを示す情報を(例えば、DCI又はMAC CEを介して)、受信するように、構成され得る。1つ以上の場合では、WTRUは、周期的DLリソースが、DL受信のためのRBであるように情報によって指定されるRBの第1のサブセットに含まれるという条件で、1つ以上のシンボルにおいて、周期的DLリソース(例えば、PDCCH/CG-PDSCH)に関連付けられたDL送信を、受信し得る。1つ以上の場合では、WTRUは、周期的ULリソースが、UL受信のためのRBであるように情報によって指定されるRBの第2のサブセットに含まれるという条件で、1つ以上のシンボルにおいて、周期的ULリソース(例えば、PUCCH/CG-PUSCH)に関連付けられたUL送信を、送り得る。
【0134】
1つ以上の場合では、WTRUは、複数のUL/DL RB構成を示す構成情報を(例えば、RRCを介して)受信するように、更に構成され得る。1つ以上の場合では、(例えば、DCI及び/又はMAC-CEを介して受信された)情報は、複数のUL/DL RB構成のうちのどれを1つ以上のシンボルに対して適用すべきかを、示し得る。1つ以上の場合では、WTRUは、周期的ULリソースが、DL受信のためのRBであるように情報によって指定されるRBの第1のセットに含まれるという条件で、1つ以上のシンボルにおける周期的ULリソース(例えば、PUCCH/CG-PUSCH)に関連付けられた、少なくとも1つのその他のUL送信を、ドロップするように、構成され得る。
【0135】
図7は、XDDのためのサブバンド単位(例えば、BWP単位)動的ミューティングの実施例を示す。サブバンドレベル動的ミューティングを指示することが、提供され得る。XDDのためのサブバンドの粒度がBWPであり得る実施例では、BWPレベルのXDDは、XDDを可能にするための設計であると、みなされ得る。gNBは、CCについて、セル内の(例えば、XDDをサポートし得る)複数のWTRUのための1つ以上の計画された及び/又は整合されたBWPサイズを有する、1つ以上の構成可能なBWPを、考慮し得る。本明細書に記載される実施例に基づいて、gNBは、例えば、セル内のクロスリンク干渉(CLI)を管理するために(例えば、WTRU透過的に)、その現在アクティブであるBWP(例えば、
図7に示されるようなDLとしての、WTRU1のBWP0)として、比較的大きいRB上で動作するWTRUのためのサブバンド単位(例えば、BWP単位)ミューティングコマンドを、動的に指示することが、可能であり得る。本明細書に記載される実施例に基づいて、同様の特徴(例えば、gNBは、その現在アクティブであるUL BWPとして比較的大きいUL RB上で動作するWTRUのためのBWP単位などのサブバンド単位のミューティングコマンドを、動的に指示することができ得る、など)が、アップリンク実装に適用され得る。
【0136】
オン/オフのフラグとして「BWP-ミューティングインジケータ(BWP-Muting Indicator、BMI)」を導入することが、提供され得る。実施例では、(例えば、BWP切り替え/選択を、BI(BWPインジケータ(BWP-Indicator、BI))の元の目的として指定する代わりに)XDDのためにミュートされるべきRB(複数可)を指定するために「BWPインジケータ(BI)」を再解釈するためのインジケータが、DCIにおいて使用されるように、定義及び/又は構成され得る。インジケータ(例えば、「BWPミューティングインジケータ(BMI)」)は、BIのための再解釈を適用することのオン又はオフを、WTRUに通知するための、1ビットを含み得る。
【0137】
実施例では、(例えば、DL-DCIフォーマット1_1/1_2のための)データスケジューリングDCIを受信する場合のWTRU挙動は、以下のように定義及び/又は構成され得る。BMIフィールド値が、第1の値(例えば、「0」又はBWPミューティングがオフ)に設定されている場合、WTRUは、DL-DCIを、レガシー挙動と同じものとして解釈し得るが、これは、BIフィールドが、その元の目的に関して「BWP切り替えコマンド(BWP switching command)」として実行されることを、意味する。BMIフィールド値が、第2の値(例えば、「1」又はBWPミュートがオン)に設定されている場合、WTRUは、BIフィールドの値を、現在アクティブであるDL BWP内の値に対応するBWPに一致するミュートされたDL RBを指定するものとして、再解釈(例えば、新たに再解釈)され得る、及び/又は(例えば、値がトグルされている場合であっても)BWP切り替えが実行され得ない。BMIフィールド値が第2の値に設定される場合、同じDCI内の周波数領域リソース割り当て(Frequency Domain Resource Aassignment、FDRA)フィールドは、以下のうちの少なくとも1つと、解釈され得る:(例えば、レガシーと同じであり、DCIが、現在(例えば、変更されていない)アクティブであるDL-BWPに従って、PDSCHをスケジュールし得る)既存のPDSCH周波数領域リソース割り当て、及び/又は、更に低減されたミュートされたRB指示。例えば、WTRUは、FDRAフィールドを含むDCI(例えば、DCIフォーマット1_1であり得るDL-DCI)を、受信/検出し得る。DCIは、一般に、DLデータ(PDSCH)スケジューリングのためのものであり得るが、ここで、FDRAフィールドによって指定される値は、WTRUによる受信のために、スケジュールされたデータ(PDSCH)が送信される、周波数領域リソース割り当て(例えば、1つ以上のRB)を、示し得る。既存のPDSCH周波数領域リソース割り当てに関して、PDSCHのためにスケジュールされたRBが、ミュートされたDL RBに属する、及び/又はミュートされたDL RBと重複する場合、重複したRB(複数可)は、レートマッチされているとみなされ得る、又はWTRUは、重複を予期し得ない。更なる低減されたミュートされたRB指示の場合、WTRUは、(例えば、BIフィールドの値に対応する)ミュートされたBWPに一致する第1のRBと、FDRAフィールド値に対応する第2のRBと、を交差させることによって、ミュートされたDL RBを決定し得る。このような場合、PDSCHは、現在のDL DCIでスケジュールされない場合があり、DCIにおける未使用のDCIフィールドは、例えば、本明細書に記載されるように、ビット幅を再使用することに適用可能であり得る、その他の関連情報を配信するために、再使用され得る。
【0138】
実施例では、(例えば、DL-DCIフォーマット1_1/1_2のための)データスケジューリングDCIを受信する場合のWTRU挙動は、以下のように定義及び/又は構成され得る。BMIフィールド値が第2の値に設定される場合、同じDCI内の時間領域リソース割り当て(Time Domain Resource Assignment、TDRA)フィールドは、PDSCH受信時間間隔と、ミュートされたDL RBを適用する(例えば、PDSCH以外の、又はPDSCHを含むその他のDLに適用される)ための持続時間と、を示し得る。例えば、WTRUは、TDRAフィールドを含むDCI(例えば、DCIフォーマット1_1であり得るDL-DCI)を、受信/検出し得る。DCIは、一般に、DLデータ(PDSCH)スケジューリングのためのものであり得るが、ここで、TDRAフィールドによって指定される値は、WTRUによる受信のために、スケジュールされたデータ(PDSCH)が送信される、時間領域リソース割り当て(例えば、1つ以上のRB)を、示し得る。実施例では、ミュートされたDL RBを適用するための持続時間を示す、新しい及び/又は個別のフィールドが、存在し得る。このような場合、同じDCIにおける様な、同じPDSCH受信時間間隔を適用することを指示する、コードポイント(例えば、デフォルトコードポイント)が、あり得る。その他のコードポイントは、RRC及び/又はMAC-CEによって、明示的に記述され得る。実施例では、PDSCHが、DCIと共にスケジュールされない(例えば、FDRAフィールドが、更に低減されたミュートされたRB指示として、その他の情報コンテンツに再解釈されるなどの)場合、TDRAフィールドは、ミュートされたDL RBを適用するための持続時間を、示し得る。BMIフィールド値が第2の値に設定される場合、ミュートされたDL RB(複数可)が適用される時間及び長さは、以下のうちの少なくとも1つに従って、決定及び/又は構成され得る:ミュートされたDL RB(複数可)は、BWPミューティングを適用するために、指定されたTDRAフィールドの持続時間内に、又は事前定義された(例えば、現在のスロット全体の)持続時間内に、事前構成された持続時間内に、若しくは個別に指定された持続時間内に、適用され得る(例えば、BWPミューティングを適用する時間は、WTRU能力に基づいて、事前定義され得る、事前構成され得る、及び/又は個別に指定され得る)、並びに/あるいは、持続時間は、WTRUのACK送信タイミング(例えば、DCIの受信時)に、関連付けられ得る。
【0139】
実施例では、(例えば、UL-DCIフォーマット0_1/0_2のための)データスケジューリングDCIを受信する場合のWTRU挙動は、以下のように定義及び/又は構成され得る。BMIフィールド値が、第1の値(例えば、0又はBWPミューティングがオフ)に設定されている場合、WTRUは、UL-DCIを、レガシー挙動と同じものとして解釈し得るが、これは、BIフィールドが、その元の目的に関して「BWP切り替えコマンド」として実行されることを、意味する。BMIフィールド値が、第2の値(例えば、「1」又はBWPミュートがオン)に設定されている場合、WTRUは、BIフィールドの値を、現在アクティブであるUL BWP内の値に対応するBWPに一致するミュートされたUL RBを指定するものとして、再解釈(例えば、新たに再解釈)され得る、及び/又は(例えば、値がトグルされている場合であっても)BWP切り替えが実行され得ない。BMIフィールド値が第2の値に設定される場合、同じDCI内のFDRAフィールドは、以下のうちの少なくとも1つと、解釈され得る:(例えば、レガシーと同じであり)DCIが、現在(例えば、変更されていない)アクティブであるUL-BWPに従って、PUSCHをスケジュールし得る、既存のPUSCH周波数領域リソース割り当て、及び/又は、更に低減されたミュートされたRB指示。既存のPUSCH周波数領域リソース割り当てに関して、PUSCHのためにスケジュールされたRBが、ミュートされたUL RBに属する、及び/又はミュートされたUL RBと重複する場合、重複したRB(複数可)は、レートマッチされていると見なされ得る、又はWTRUは、重複を予期し得ない。更なる低減されたミュートされたRB指示の場合、WTRUは、(例えば、BIフィールドの値に対応する)ミュートされたBWPに一致する第1のRBと、FDRAフィールド値に対応する第2のRBと、を交差させることによって、ミュートされたUL RBを決定し得る。このような場合、PUSCHは、現在のUL DCIでスケジュールされない場合があり、DCIにおける未使用のDCIフィールドは、例えば、本明細書に記載されるように、ビット幅を再使用することに適用可能であり得る、その他の関連情報を配信するために、再使用され得る。
【0140】
実施例では、(例えば、UL-DCIフォーマット0_1/0_2のための)データスケジューリングDCIを受信する場合のWTRU挙動は、以下のように定義及び/又は構成され得る。BMIフィールド値が第2の値に設定される場合、同じDCIにおけるTDRAフィールドは、ミュートされたUL RBを適用する(例えば、PUSCH以外の(例えば、又はPUSCHを含む)(その他の)ULに適用される)ための、PUSCH送信時間間隔及び/又はPUSCH送信持続時間を、示し得る。実施例では、ミュートされたUL RBを適用するための持続時間を示す、新しい及び/又は個別のフィールドが、存在し得る。このような場合、同じDCIにおける様な、同じPUSCH送信時間間隔を適用することを指示する、コードポイント(例えば、デフォルトコードポイント)が、あり得る。その他のコードポイントは、RRC及び/又はMAC-CEによって、明示的に記述され得る。実施例では、PUSCHが、DCIと共にスケジュールされない(例えば、FDRAフィールドが、更に低減されたミュートされたRB指示として、その他の情報コンテンツに再解釈されるなどの)場合、TDRAフィールドは、ミュートされたUL RBを適用するための持続時間を、示し得る。BMIフィールド値が第2の値に設定される場合、ミュートされたUL RB(複数可)が適用される時間及び長さは、以下のうちの少なくとも1つに従って、決定及び/又は構成され得る:ミュートされたUL RB(複数可)は、BWPミューティングを適用するために、指定されたTDRAフィールドの持続時間内に、又は事前定義された(例えば、現在のスロット全体の)持続時間内に、事前構成された持続時間内に、若しくは個別に指定された持続時間内に、適用され得る(例えば、BWPミューティングを適用する時間は、WTRU能力に基づいて、事前定義され得る、事前構成され得る、及び/又は個別に指定され得る)、並びに/あるいは、持続時間は、WTRUのUL送信タイミング(例えば、DCIを受信する際)に、関連付けられ得、例えば、UL送信タイミングは、DCIを受信する際にACKを配信すると見なされ得る、PUSCH送信タイミングであり得る。
【0141】
暗黙的なBMI指示のサポートが、提供され得る。実施例では、XDDのためにミュートされるべきRB(複数可)を指定するために、既存のBIフィールドを再解釈するための、インジケータ(例えば、BMI)は、以下のうちの少なくとも1つに基づいて、WTRUに暗黙的に通知され得る:(例えば、DCIが、PDSCH及び/又はPUSCHなどのデータをスケジューリングしていないことを、WTRUに通知するための)「ハードコーディングされた(hard-coded)」ビットフィールド(複数可)の組み合わせによって、(例えば、「ハードコーディングされた」ビットフィールド(複数可)の組み合わせを適用することと組み合わされた)「BWPインジケータ」(BI)の指定された値が、トグルされるか否かに応じて、又はBWPミュート目的のための新しい事前定義されたRNTI/事前構成されたRNTIによって(例えば、DCIを検出するために、ミュートRNTI(M-RNTI)が使用され得る)。実施例では、「ハードコーディングされた」ビットフィールドは、全て第1の値(例えば、0)又は第2の値(例えば、1)’に設定された、FDRAフィールドであり得る。例えば、フィールドは、FDRAタイプ0の構成の場合は、全て「0」に、FDRAタイプ1の構成の場合は、全て「1」に、又はdynamicSwitch(ダイナミックスイッチ)の構成の場合は、全て「0」に、設定され得る。実施例では、冗長バージョン(Redundancy Version、RV)が、全て「1」に設定され得、変調及び符号化方式(MCS)が、全て「1」に設定され得る、及び/又は新しいデータインジケータ(New Data Indicator、NDI)が、0に設定され得る、などである。
【0142】
実施例では、XDDのためにミュートされるべきRB(複数可)を示すために、既存のBIフィールドを再解釈するための、インジケータ(例えば、BMI)は、「BWPインジケータ」(BI)の指定された値がトグルされるかどうかに基づいて、WTRUに、暗黙的に通知され得る(例えば、「ハードコーディングされた」ビットフィールド(複数可)の組み合わせを適用することと、組み合わされる)。BIの値がトグルされない(例えば、現在のBWPインデックスと同じ値で指定される)場合、WTRUは、DCIが、動的BWPミューティングコマンドのためのものではない(例えば、代わりに、DCIは、既存のSCell休止指示などのその他の目的のためのもの、又はDCI指示のその他の目的のためのものである)と、みなされ得る。BIの値がトグルされる(例えば、現在のBWPインデックスとは異なる値で指定される)場合、WTRUは、DCIが(例えば、XDD動作のための)動的BWPミューティングコマンドのためのものであるとみなし得るが、WTRUは、指定されたTDRAフィールドの持続時間内に、又はBWPミューティングを適用するために予め定義された、予め構成された、若しくは個別に指定された持続時間内に、「BIフィールドのトグルされた値(toggled value of the BI field)」に対応するRBに対して、BWPミューティングを適用し得る。BWPミューティングをいつ適用すべきかは、(例えば、WTRU能力に基づいて)事前定義され得る、事前構成され得る、又は個別に指定され得る。持続時間は、(例えば、DCIを受信することに基づいて)WTRUのACK送信タイミングに、関連付けられ得る。動的BWPミューティングコマンドによる動作は、現在アクティブであるBWPを維持し(例えば、切り替えない)、(例えば、
図7に示すように)XDD動作のためにミュートされる別のBWP周波数領域を示し得る(例えば、示すだけであり得る)。BIがトグルされる場合にのみ、動的BWPミューティングを適用することは、信号伝送オーバーヘッドを増加させることなく、効率的な制御信号伝送メカニズムを提供し得る。
【0143】
DCIにおけるその他のフィールド(複数可)を再解釈するサポートが、提供され得る。実施例では、本明細書に記載される少なくとも1つの条件が満たされたことに基づいて(例えば、再解釈に起因して、及び/又は「ハードコーディングされた」ビットフィールドに従って、DCIが、データをスケジューリングしていないと、決定された場合など)、DCIにおけるその他のフィールド(複数可)は、(例えば、XDD動作に関係する)その他の目的のために、より多くの情報コンテンツを配信するために、再解釈(例えば、再使用)され得る。以下のうちの少なくとも1つが、適用され得る。DL-DCIの場合、MCS、NDI、RV、HARQプロセス番号、アンテナポート(複数可)、DMRSシーケンス初期化、TCI、DCIフォーマットのための識別子、キャリアインジケータ、TDRA、DAI、TPC、PRBバンドリング、PRI、PDSCH-to-HARQ_feedback(フィードバック)タイミングインジケータ(例えば、存在する場合)のうちの少なくとも1つのビット幅を再利用することによって、(例えば、XDD動作に関連付けられた)より多くの情報コンテンツが、ミューティングコマンドの適用可能な時間インスタンス、ミューティングコマンドの適用可能な持続時間、ミューティングのための任意の特定の例外(複数可)、及び/又は任意の複数CC同時指定(multiple-CCs simultaneous indication)(例えば、同じ指定された及び/又はトグルされたBWPインデックス、又はCCごとにミュートされる、別々に列挙されたBWPインデックス(複数可))のうちの少なくとも1つと共に、提供され得る。ミューティングのための任意の特定の例外(複数可)は、gNBによって構成可能な、SSB(例えば、デフォルトで例外であり得る)、SS(例えば、CSSのみ、又はRRC及び/若しくはMAC-CEによるいくつかの列挙されたSS(複数可))、CORESET(例えば、CORESET#0のみ、又はRRC及び/若しくはMAC-CEによるいくつかの列挙されたSS(複数可))、CSI-RS(例えば、モビリティのみのためのCSI-RS、又はRRC及び/若しくはMAC-CEによるいくつかの列挙されたCSI-RS(複数可))、及び/又はいくつかの周期的/半永続的CSI-RS(複数可)、及び/又はUL電力制御調整のための指示、例えば、(XDD動作に起因する)UL PC調整挙動(複数可)を適用するかどうかに関する指示などを、含み得る。
【0144】
実施例では、本明細書に記載される少なくとも1つの条件が満たされたことに基づいて(例えば、再解釈に起因して、及び/又は「ハードコーディングされた」ビットフィールドに従って、DCIが、データをスケジューリングしていないと、決定された場合など)、DCIにおけるその他のフィールド(複数可)は、(例えば、XDD動作に関係する)その他の目的のために、より多くの情報コンテンツを配信するために、再解釈(例えば、再使用)され得る。以下のうちの少なくとも1つが、適用され得る。UL-DCIの場合、MCS、NDI、RV、HARQプロセス番号、アンテナポート(複数可)、DMRSシーケンス初期化、SRI、プリコーディング情報及びレイヤ数、PTRS-DMRS関連付け、DCIフォーマットのための識別子、キャリアインジケータ、TDRA、DAIのうちの少なくとも1つのビット幅を再利用することによって、(例えば、XDD動作に関係する)より多くの情報が、以下のうちの少なくとも1つで、提供され得る。情報は、ミューティングコマンドの適用可能な時間インスタンス、ミューティングコマンドの適用可能な持続時間、又はミューティングのための任意の特定の例外(複数可)で、あり得る。実施例では、ミューティングのための特定の例外(複数可)は、(例えば、gNBによって構成可能な)、RACH(例えば、デフォルトで例外であり得る)、PUCCH(例えば、RRC及び/又はMAC-CEによって列挙されたPUCCHリソース(複数可))、SRS(例えば、RRC及び/又はMAC-CEによって列挙されたSRS(複数可))、及び/又はいくつかの周期的/半永続的SRS(複数可)、例えば、UL電力制御調整のための指示、(例えば、XDD動作に起因する)UL PC調整挙動(複数可)を適用すべきかどうかに関する指示などを、含み得る。情報は、(例えば、同じ指定された/トグルされたBWPインデックス、又はCCごとにミュートされるべき個別に列挙されたBWPインデックスを伴う)任意の複数CC同時指定であり得る。実施例では、その他のフィールド(複数可)は、使用されないままであり得る(例えば、フィールド値が無視される)。
【0145】
INTを示すDCIに対する拡張が、提供され得る。
【0146】
DCIフォーマット2_1は、PRB(複数可)及びOFDMシンボル(複数可)を通知するために使用され得るが、例えば、WTRUは、送信がWTRUに向けられていないと、仮定し得る。以下の情報は、INT-RNTIによってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット2_1によって送信され得る:プリエンプション(強制中断)指示1、プリエンプション指示2、...、プリエンプション指示N。DCIフォーマット2_1のサイズは、上位レイヤ信号伝送によって、構成可能であり得る(例えば、126ビットまで)。プリエンプション指示(例えば、各プリエンプション指示)は、Cビット(例えば、C=14)であり得る。
【0147】
XDD動作のためにミュートされるべきRB(複数可)を配信するために、送信中断指示(Interrupted Transmission Indication、INT)指定DCI(例えば、フォーマット2_1)が、拡張され得る。以下のうちの1つ以上が、適用され得る。WTRUは、XDDを有効にするRRCパラメータで、構成され得る。DCI、例えば、既存のINT指定DCI(例えば、DCIフォーマット2_1)は、「ミュートされたBWP指示」(Muted BWP Indication、MBI)のフィールド(例えば、新しいフィールド)を、含み得る。(例えば、DCIフォーマット2_1によるレガシーINT動作に基づく)時間領域指定は、XDDのためのミュートされたDL RBが、いつ及び/又はどれだけ長く適用されるかに関して、提供/解釈され得る。
【0148】
DCI、例えば、MBIフィールドを含む既存のINT指定DCI(例えば、DCIフォーマット2_1)の場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。MBIフィールドは、BIフィールドと同じフィールド値(例えば、BWP0に対して値「00」、BWP1に対して値「01」、BWP2に対して値「10」、BWP3に対して値「11」)を有し得、切り替え/選択されないようにミュートされるべきBWPを、示し得る。MBIフィールド(例えば、2ビット)は、本明細書に記載されるような再解釈のためのオン/オフフラグとして、BMIフィールド(例えば、1ビット)から独立した機能を、有し得る。単一のMBIフィールドが、DCI 2_1に挿入され得る。複数のMBIフィールドは、例えば、「プリエンプション指示n(1、...、Nに関する)」の既存のパラメータとの1対1マッピングによって、DCI 2_1に挿入され得る。
【0149】
単一のMBIフィールドがDCIフィールド2_1に挿入され得る場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。BWPレベルの動的ミューティング指示は、DCI 2_1が受信される同じCCに対して、適用され得る(例えば、適用されるのみであり得る)。MBIフィールドの値は、同じCCの(例えば、現在アクティブであるDL BWPを変更することなく)値に対応するBWPに一致する(例えば、XDDのための)ミュートされたDL RBを、示し得る。これは、XDDのための動的ミューティング指示が、1つのCCのために適用可能である(例えば、適用可能のみである)という制限を、有し得る(例えば、1つのCCは、周波数領域に関して、同じレガシーINT指示を適用しない)。実施例では、MBIフィールドの単一の値は、CC(例えば、対応する「プリエンプション指示n(1、...、Nに関する)」によって指定され得る全てのCC)に、適用可能であり得る。動作モードは、(例えば、XDDのためのモード選択として)RRCによって、事前構成され得る。例えば、「プリエンプション指示n(1、...、Nに関する)」によって指定されるその他のCC(複数可)は、(例えば、各CCのためのアクティブであるDL BWPのRB全体を中断するために)同じレガシーINT指示として、実行され得る。
【0150】
例えば、「プリエンプション指示n(1、...、Nに関する)」の既存のパラメータとの1対1マッピングによって、複数のMBIフィールドがDCI 2_1に挿入され得る場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。実施例では、MBI 1、MBI 2、...、MBINが、提供され得る。MBI 1は、「プリエンプション指示1」に対応し得、MBI 2は、「プリエンプション指示2」に対応し得、...MBINは、「プリエンプション指示N」に対応し得る。BWPレベルの動的ミューティング指示(例えば、各BWPレベルの動的ミューティング指示)は、(例えば、対応する「プリエンプション指示n」によって指定される)各CCに、適用され得る。CCのためのMBIフィールドの値は、CCの(例えば、現在アクティブであるDL BWPを変更することなく)値に対応するBWPに一致する、(例えば、XDDのための)ミュートされたDL RBを示し得る。値がトグルされ得る(例えば、CCのための現在アクティブであるBWPとは異なる)という動作のための制限が、あり得る。XDDのための動的ミューティング指示は、複数のCCのために、同時に適用可能であり得る。例えば、「プリエンプション指示n(1、...、Nに関する)」によって指示される(例えば、MBInの値がトグルされない)その他のCC(複数可)は、(例えば、各CCについて、アクティブであるDL BWPのRB全体を中断するために)同じレガシーINT指示として、実行し得る。
【0151】
XDDのためのミュートされたDL RBが、いつ及び/又はどのくらいの長さにわたって適用されるかについての時間領域指定が適用される場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。XDDのためのミュートされたDL RBが適用されるCC(複数可)の場合、ミュートされたDL RBが有効である時間及び長さは、時間領域に関して、同じDCIフォーマット2_1内のレガシーINT指示に、従い得る。例えば、「プリエンプション指示n(1、...、Nに関する)」(例えば、XDDに対してミュートされたDL RBを適用しない)によって指定されるその他のCC(複数可)に対して、DLプリエンプションが、いつ、どのくらいの長さで有効であるかは、時間領域に関して、同じDCIフォーマット2_1におけるレガシーINT指示に、従い得る。
【0152】
既存のINT指定DCI(例えば、フォーマット2_1)から分離された機能(例えば、目的)を有するDCIフォーマット、例えば、新しいDCIフォーマット(例えば、フォーマット2_1A)が、例えば、XDD動作のために、ミュートされるべきRB(複数可)を配信するために、導入され得る。以下のうちの1つ以上が、適用され得る。WTRUは、XDDを有効にするRRCパラメータを用いて、構成され得る。WTRUは、RNTI、例えば、動作のための新しいRNTI(例えば、M-RNTI)を用いて、構成され得る。DCIフォーマット、例えば、新しいDCIフォーマット(例えば、2_1A)は、「ミュートされたBWP指示」(MBI)のフィールド(例えば、新しいフィールド)を、有し得る。XDDのためのミュートされたDL RBが、いつ、どのくらい長く適用され得るかについての(例えば、DCIフォーマット2_1によるレガシーINT動作に基づく)時間領域指定。
【0153】
DCIフォーマット、例えば、新しいDCIフォーマット(例えば、2_1A)が、「ミュートされたBWP指示」(MBI)のフィールドを有し得る場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。DCI 2_1Aに、単一のMBIフィールドが挿入され得る。複数のMBIフィールドが、例えば、「プリエンプション表示n(1、...、Nに関する)」のパラメータとの1対1マッピングによって、DCI 2_1Aに挿入され得る。
【0154】
単一のMBIフィールドがDCI 2_1Aに挿入される場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。BWPレベル動的ミューティング指示は、DCI 2_1Aが受信される同じCCに対して、適用され得る(例えば、適用されるのみであり得る)。MBIフィールドの値は、同じCCの(例えば、現在アクティブであるDL BWPを変更することなく)値に対応するBWPに一致する、(例えば、XDDのための)ミュートされたDL RBを示し得る。実施例では、BWPレベルの動的ミューティング指示は、対応する「プリエンプション指示n」によって指定されるCCに対して、適用され得る(例えば、適用されるのみであり得る)。MBIフィールドの値は、CCの現在アクティブであるDL BWP内の値に対応するBWPに一致する、(例えば、XDDのための)ミュートされたDL RBを示し得る。実施例では、MBIフィールドの単一の値は、CC(例えば、対応する「プリエンプション指示n(1、...、Nに関する)」によって指定される全てのCC)に、適用可能であり得る。動作モードは、(例えば、XDDのためのモード選択として)RRCによって、事前構成され得る。
【0155】
例えば、「プリエンプション指示n(1、...、Nに関する)」のパラメータとの1対1マッピングによって、複数のMBIフィールドがDCI 2_1Aに挿入される場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。MBI 1、MBI 2、...、MBINが、提供され得る。MBI 1は、「プリエンプション指示1」に対応し得、MBI 2は、「プリエンプション指示2」に対応し得、...MBINは、「プリエンプション指示N」に対応し得る。BWPレベルの動的ミューティング指示(例えば、各BWPレベルの動的ミューティング指示)は、(例えば、対応する「プリエンプション指示n」によって指定される)各CCに、適用され得る。CCのためのMBIフィールドの値は、CCの(例えば、現在アクティブであるDL BWPを変更することなく)値に対応するBWPに一致する、(例えば、XDDのための)ミュートされたDL RBを示し得る。値がトグルされ得る(例えば、CCのための現在アクティブであるBWPとは異なる)という動作のための制限が、あり得る。XDDのための動的ミューティング指示は、複数のCCのために、同時に適用可能であり得る。
【0156】
XDDのためのミュートされたDL RBが、いつ及び/又はどのくらいの長さにわたって適用されるかについての時間領域指定がある場合、以下のうちの1つ以上が適用され得る。XDDのためのミュートされたDL RBが適用されるCC(複数可)の場合、ミュートされたDL RBが有効である時間及び長さは、時間領域に関して、同じDCIフォーマット2_1A内のレガシーINT指示に、従い得る。
【0157】
XDDのためのミュートされたBWPの、(例えば、MAC-CE及び/又はDCIを介した)明示的な信号伝送/指示が、提供され得る。実施例では、XDDのためのミュートされたBWPの、(例えば、MAC-CE及び/又はDCIを介した)個別の明示的な信号伝送/指示(例えば、DL若しくはULに対して独立して、又は両方のDL/ULに対して同時に、又は同じMAC-CE内のDL/ULに対して異なるペアの情報など)が適用され得、かつWTRUに通知され得る。以下のうちの1つ以上が、適用され得る。1つ以上のミュートされたBWP指示(MBI)が、MAC-CE及び/又はDCIメッセージに、含まれ得る。時間領域指定は、XDDのためのミュートされたDL(例えば、又はUL)RBが、いつ、どのくらいの長さにわたって適用されるかについて、含まれ得る。WTRUのACKメッセージは、例えば、MAC-CEの復号に成功した後に、送信され得る。WTRUは、明示的な信号伝送のための特定の論理チャネルID(Logical Channel ID、LCID)を有する明示的な指示MAC CEを、受信し得る。WTRUは、明示的な信号伝送のための特定のRNTIによってスクランブルされた、明示的指示DCIを、受信し得る。
【0158】
1つ以上のミュートされたBWP指示(MBI)が、MAC-CE及び/又はDCIメッセージに含まれる場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。1つ以上の指示(例えば、1つ以上の指示のそれぞれ)は、(例えば、同じMAC-CE及び/又は同じDCIメッセージにおける)対応するCCインデックスと、関連付けられ得る/指定され得る。MBI(例えば、各MBI)は、(例えば、対応するCCインデックスによって指定される)各CCに、適用され得る。CCのためのMBIの値は、例えば、CCの現在アクティブであるDL(例えば、又はUL)BWPにおいて(例えば、変更することなく)、値に対応するBWPに一致する(例えば、XDDのための)ミュートされたDL RBを、示し得る。実施例では、値が、CCのための現在アクティブであるBWPとは異なる値であり得る、という動作についての制限が、あり得る。WTRUは、WTRU固有のDCIフォーマットを受信することによって、DCIメッセージを受信し得る。WTRUは、グループDCIフォーマットを受信することによって、DCIメッセージを受信し得る。例えば、WTRUは、DCIメッセージにおいて、1つ以上のMBIを受信し得る。WTRUは、WTRUのグループIDに基づいて、1つ以上のMBIのうちのMBIを、識別し得る。WTRUは、RRC、MAC CE、及びDCIのうちの1つ以上に基づいて、グループIDを受信し得る。
【0159】
WTRUのACKメッセージが、MAC-CEの復号(例えば、復号の成功)の後に送信される場合、「時間領域指定」は、例えば、ACK送信タイミングに応じて、解釈され得る。
【0160】
WTRUが、明示的な信号伝送のための特定の論理チャネルID(LCID)を有する明示的な指示MAC CEを受信する場合、WTRUは、受信のために事前定義されたLCIDを、使用し得る。実施例では、WTRUは、RRC及びMAC CEのうちの1つ以上に基づいて、特定のLCIDを受信し得る。
【0161】
WTRUが、明示的な信号伝送のための特定のRNTIによってスクランブルされた明示的指示DCIを受信する場合、WTRUは、受信のために事前定義されたRNTIを、使用し得る。実施例では、WTRUは、RRC及びMAC CEのうちの1つ以上に基づいて、特定のRNTIを受信し得る。
【0162】
動的RBレベルミューティング指示(RB-level Muting Indication、RBMI)が、提供され得る。実施例では、例えば、BWPにおける動的RBレベルミューティング指示(RBMI)が、例えば、XDD動作のために適用され、WTRUに通知され得る。以下のうちの1つ以上が、適用され得る。実施例では、gNBは、RBMIの値(例えば、RBMIの各値)にマッピングされている、異なる数のRBを、構成し得る。実施例では、RBMIによる指示は、(例えば、適用可能な場合)既存のFDRAフィールドを再利用することによって、解釈され得る。実施例では、RBMIフィールドの少なくとも1つのコードポイントは、既存の「予約済みリソース(reserved resources)」指示(例えば、rateMatchPatternGroup1及び/又はrateMatchPatternGroup2)に、リンクされ得る。実施例では、RBMIフィールドは、「レートマッチング・インジケータ(Rate matching indicator)」の同じ既存のフィールドを共有し得る(例えば、gNBは、「レートマッチング・インジケータ」がPDSCHに適用可能であり、その他のDL(例えば、SSBを除く)に適用されることを再解釈するように、(例えば、XDDのための)RRCイネーブラを、構成し得る)。実施例では、RBMIによる指示は、個別に/明示的に、所与され得る。
【0163】
RBMIフィールドが「レートマッチング・インジケータ」の同じ既存のフィールドを共有する場合(例えば、及びgNBが、「レートマッチング・インジケータ」がPDSCHに適用可能であり、その他のDL(例えば、SSBを除く)に適用されることを再解釈するように、(例えば、XDDのための)RRCイネーブラを構成し得る場合)、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。これは、UL-DCIが「レートマッチング・インジケータ」を含まない場合があるので、DL DCIに適用され得る。
【0164】
ミュートされたBWPとアクティブであるBWPとの間の衝突処理が、提供され得る。実施例では、WTRUは、1つ以上のミュートされたBWP及び1つ以上のアクティブであるBWPについての1つ以上の指示を、受信し得る。指示は、BI、BMI、MBI、及び/又はRBMIのうちの1つ以上に、基づき得る。指示に基づいて、1つ以上のミュートされたBWPの時間リソース及び/又は周波数リソースは、1つ以上のアクティブであるBWPの時間リソース及び/又は周波数リソースと、重複(例えば、衝突)し得る。重複に基づいて、WTRUは、以下のうちの1つ以上を実行し得る:重複した時間リソース/周波数リソースをミュートされたBWPと仮定すること、重複した時間リソース/周波数リソースをアクティブであるBWPと仮定すること、及び/又は1つ以上の条件に基づいて決定すること。
【0165】
WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWPと仮定し得る。例えば、1つ以上のミュートされたBWPが、1つ以上のアクティブであるBWPと完全に/部分的に重複する場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースがミュートされたBWPであると、仮定し得る。
【0166】
WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWPと仮定し得る。例えば、1つ以上のミュートされたBWPが、1つ以上のアクティブであるBWPと完全に/部分的に重複する場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、アクティブであるBWPとして、仮定し得る。
【0167】
WTRUは、1つ以上の条件に基づいて、重複した時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWP又はアクティブであるBWPとして、決定するかどうかを、決定し得る。例えば、1つ以上の条件が満たされる場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWPとして、決定し得る。1つ以上の条件が満たされない場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、アクティブであるBWPとして、決定し得る。1つ以上の条件は、以下の1つ以上であり得る:優先順位インジケータ、DCIフォーマット、時間リソース/周波数リソースのサイズ、サブバンドの数、及び/又はSMTCウィンドウ。
【0168】
WTRUは、優先順位インジケータに基づいて、重複した時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWP又はアクティブであるBWPとして、決定するかどうかを、決定し得る。例えば、WTRUが、(例えば、DCI内の優先順位インジケータに基づいて)より高い優先順位を有するミュートされたBWPを受信する場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWPであると、仮定し得る。WTRUが、(例えば、DCIにおける優先順位インジケータに基づいて)より高い優先順位を有するアクティブであるBWPを受信した場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、アクティブであるBWPであると、仮定し得る。例えば、WTRUが、重複した時間リソース/周波数リソースにおいて、より高い優先順位を有するPDSCH/PUSCHスケジューリングを受信した場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、アクティブであるBWPであると、仮定し得る。WTRUが、(例えば、DCIにおける優先順位インジケータに基づいて)より低い優先順位を有するPDSCH/PUSCHスケジューリングを受信した場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWPであると、仮定し得る。
【0169】
WTRUは、指定されたDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット0_1、0_2、1_1、若しくは1_2_などのWTRU固有のDCI、又はDCIフォーマット2_xなどのグループDCI)に基づいて、重複時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWP又はアクティブであるBWPとして、決定するかどうかを、決定し得る。例えば、WTRUが、第1のDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット2_x)を介して、ミュートされたBWPを受信した場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWPであると、仮定し得る。WTRUが、第2のDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット0_1、0_2、1_1、又は1_2)を介して、アクティブであるBWPを受信した場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、アクティブであるBWPであると、仮定し得る。
【0170】
WTRUは、1つ以上のSMTCウィンドウに基づいて、重複した時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWP又はアクティブであるBWPとして、決定するかどうかを、決定し得る。例えば、重複した時間リソース/周波数リソースが1つ以上のSMTCウィンドウを含む場合、WTRUは、重複した時間リソース/周波数リソースを、アクティブであるBWPであると、仮定し得る。そうでない場合、UEは、重複した時間リソース/周波数リソースを、ミュートされたBWPであると、仮定し得る。
【0171】
「Mn」タイプ(複数可)及び/又はミュートされたRB(複数可)に基づく挙動が、提供され得る。実施例では、(例えば、シンボル/スロットが「Mn」タイプに対応するか、それに属するか、それに関連付けられるか、又はそれによって構成/指定される場合など、シンボル/スロットについて)本明細書に記載される少なくとも1つの条件が、満たされることに基づいて、(例えば、全二重伝送方式(FD)サポートされるWTRUについて)以下のうちの1つ以上が、適用され得る。シンボル(例えば、スロット)が、ULのためのRBの第1のセット及びDLのためのRBの第2のセットを含む「Mn」タイプに対応すると、WTRUが決定する場合、(例えば、WTRUが、WTRUにおける全二重伝送方式(FD)動作をサポートするその能力を報告する、及び/又はUEが、WTRUにおけるFD動作を確認/構成するためのメッセージ/信号伝送/指示を(例えば、gNBから)受信する場合)、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。シンボル(例えば、スロット)が、ULのためのRBの第1のセット及びDLのためのRBの第2のセットを含む「Mn」タイプに対応すると、WTRUが決定した場合、WTRUは、RBの第1のセットが、スケジュールされた/構成されたUL送信(例えば、PUCCH、PUSCH、CG-PUSCH、UL-RSなど)のためのULとして有効であると、決定し得るが、WTRUは、RBの第1のセット上で、UL Txを実行し得る。シンボル(例えば、スロット)が、ULのためのRBの第1のセット及びDLのためのRBの第2のセットを含む「Mn」タイプに対応すると、WTRUが決定した場合、WTRUは、RBの第2のセットが、スケジュールされた/構成されたDL受信(例えば、PDSCH、PDCCH、RS測定)のためのDLとして有効であると、決定し得るが、WTRUは、RBの第2のセット上で、DL Rxを(例えば、WTRUにおけるFD動作など、同じシンボル上でのUL Txと同時に)実行し得る。
【0172】
RBの第1のセットが、スケジュールされた/構成されたUL送信(例えば、PUCCH、PUSCH、CG-PUSCH、UL-RSなど)のためのULとして有効であると、WTRUが決定し、WTRUが、RBの第1のセット上で、UL Txを実行し得る場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。(例えば、PUCCH、PUSCH、CG-PUSCH、UL-RSなどを送信するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなどの)ULリソースの送信(例えば、任意の送信)は、RBの第1のセット上で完全に割り当てられていない場合(例えば、X1未満のRB(複数可)が割り当てられている場合)、シンボル(例えば、ULリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。キャンセル条件/スキップ条件が、予備定義/予備構成/指定され得る。キャンセル条件/スキップ条件は、特定のチャネル(複数可)/信号(複数可)ごとに(例えば、PUCCH、PUSCH、SRS、及び/又はPRACHなどのうちの少なくとも1つごとに)、事前定義/事前構成/指定され得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、RBの第1のセットと完全に重複しているULリソースのためのRB(複数可)の第1の数と、RBの第1のセットと重複していないULリソースのためのRB(複数可)の第2の数と、の比R1を、決定することに、基づき得る。比R1が、しきい値(例えば、RUL)未満の場合、ULリソースの送信は、シンボル(例えば、及びULリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。
【0173】
実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、(例えば、スロット(複数可)/シンボル(複数可)のための)ULリソースの送信のための1つ以上の(例えば、全ての)シンボル(例えば、又はD1シンボル)が、本明細書に記載される少なくとも1つの条件(複数可)で満たされるかどうかを、チェックすることに、基づき得る。満たされる場合、ULリソースが、送信され得る。全てのシンボル(例えば、又はD1個のシンボル)が満たされるわけではない場合、ULの送信は、対応する送信機会について(例えば、スロット(複数可)/シンボル(複数可)について)、キャンセルされ得る/スキップされ得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、ULリソースが、DCIによってスケジュールされるか(例えば、動的スケジューリング及び/又はグラントの場合)、又は上位レイヤ信号伝送によってスケジュールされるか(例えば、半静的スケジューリングの場合、構成されたグラントの場合など)に基づいて、決定/定義/構成され(例えば、独立して決定/定義/構成され)得る。キャンセル/スキップは、ULリソースのその他の送信機会(複数可)において、(例えば、送信機会ごとの条件に応じて、及び/又はULリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)ULリソースの送信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。RBの第1のセットのうちの(例えば、少なくとも1つのRB又は)少なくともX2個のRBが、DLリソースと重複するものとして決定/識別された場合(例えば、PDCCH、PDSCH、SPS-PDSCH、DL-RSなどを測定/監視するように、スケジュールされ、構成され、又は指定される場合などの)DLリソースの受信は、少なくともシンボル(例えば、及びDLリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。キャンセル/スキップは、DLリソースのその他の受信機会(複数可)において、(例えば、受信機会ごとの条件に応じて、及び/又はDLリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)DLリソースの受信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。X1、RUL、D1、及び/又はX2は、構成され得る、事前定義され得る、又は指定され得る。
【0174】
RBの第2のセットが、スケジュールされた/構成されたDL受信(例えば、PDSCH、PDCCH、RS測定)のためのDLとして有効であると、WTRUが決定し、WTRUが、RBの第2のセット上で、DL Rxを(例えば、WTRUにおいて動作しているFDと同じシンボル上で、UL Txと同時に)実行し得る場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。(例えば、PDCCH、PDSCH、SPS-PDSCH、DL-RSなどを、測定/監視するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなどの)DLリソースの受信(例えば、任意の受信)は、RBの第2のセット上で完全に割り当てられない場合(例えば、Y1個未満のRB(複数可)が割り当てられる場合)に、シンボル(例えば、及びDLリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。キャンセル条件/スキップ条件は、事前定義/事前構成/指定され得る。キャンセル条件/スキップ条件は、特定のチャネル(複数可)/信号(複数可)ごとに(例えば、CORESET及び/又は探索空間などのPDCCHと、PDSCH、及び/又はCSI-RSなどのうちの少なくとも1つごとに)事前定義/事前構成/指定され得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、RBの第2のセットと完全に重複しているDLリソースのためのRB(複数可)の第1の数と、RBの第2のセットと重複していないDLリソースのためのRB(複数可)の第2の数と、の比R2を、決定することに、基づき得る。比R2が、しきい値RDL未満の場合、DLリソースの受信は、シンボル(例えば、及びDLリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、(例えば、スロット(複数可)/シンボル(複数可)のための)DLリソースの受信のための全てのシンボル(例えば、又はD2シンボル)が、本明細書に記載される少なくとも1つの条件(複数可)で満たされるかどうかを、チェックすることに、基づき得る。満たされる場合、DLリソースが、受信され得る。全てのシンボル(例えば、又はD2個のシンボル)が満たされるわけではない場合、DLの受信は、対応する受信機会に対して(例えば、スロット(複数可)/シンボル(複数可)に対して)キャンセルされ得る/スキップされ得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、DLリソースが、DCIによってスケジュールされるか(例えば、動的スケジューリング及び/又はグラントの場合)、又は上位レイヤ信号伝送によってスケジュールされるか(例えば、半静的スケジューリングの場合、構成されたグラントの場合など)に基づいて、決定/定義/構成され(例えば、独立して決定/定義/構成され)得る。キャンセル/スキップは、DLリソースのその他の受信機会(複数可)において、(例えば、受信機会ごとの条件に応じて、及び/又はDLリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)DLリソースの受信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。RBの第2のセットのうちの(例えば、少なくとも1つのRB又は)少なくともY2個のRBが、ULリソースと重複するものとして決定/識別された場合(例えば、送信するように、スケジュールされ、構成され、又は指定される場合)、ULリソースの送信は、少なくともシンボル(例えば、及びULリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。キャンセル/スキップは、ULリソースのその他の受信機会(複数可)において、(例えば、送信機会ごとの条件に応じて、及び/又はULリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)ULリソースの送信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。Y1、RDL、D2、及び/又はY2は、構成され得る、事前定義され得る、又は指定され得る。
【0175】
実施例では、(例えば、シンボル/スロットが「Mn」タイプに対応するか、それに属するか、それに関連付けられるか、及び/又はそれによって構成/指定される場合など、シンボル/スロットについて)本明細書に記載される少なくとも1つの条件が、満たされることに基づいて、(例えば、半二重伝送方式(HD)サポートされるWTRUについて)以下のうちの1つ以上が、適用され得る。シンボル(例えば、スロット)が、ULのためのRBの第1のセット及びDLのためのRBの第2のセットを含む「Mn」タイプに対応すると、WTRUが決定する場合、(例えば、WTRUが、WTRUにおける半二重伝送方式(HD)動作をサポートするその能力を報告する、及び/又はWTRUが、WTRUにおけるHD動作を確認/構成するためのメッセージ/信号伝送/指示を、gNBから受信する場合)、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。シンボル(例えば、スロット)が、ULのためのRBの第1のセット及びDLのためのRBの第2のセットを含む「Mn」タイプに対応すると、WTRUが決定した場合、WTRUは、RBの第1のセットが、スケジュールされた/構成されたUL送信(例えば、PUCCH、PUSCH、CG-PUSCH、UL-RSなど)のためのULとして有効であると、決定し得るが、例えば、WTRUが、シンボル(例えば、スロット)が「UL」のために(例えば、同じシンボル/スロットにおいてULとDLとを混合することなく、「DL」のためではなく)使用されることを識別/決定する場合、WTRUは、RBの第1のセット上で、UL Txを実行し得る。そうでない場合(例えば、シンボル/スロットが「DL」のために使用されることを、WTRUが識別/決定する場合)、UL送信(複数可)(例えば、ULリソースの送信)は、シンボル(例えば、スロット)上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。シンボル(例えば、スロット)が、ULのためのRBの第1のセット及びDLのためのRBの第2のセットを含む「Mn」タイプに対応すると、WTRUが決定した場合、WTRUは、RBの第2のセットが、スケジュールされた/構成されたDL受信(例えば、PDCCH、PDSCH、SPS-PDSCH、及び/又はRS測定)のためのDLとして有効であると、決定し得るが、例えば、UEが、シンボル(例えば、スロット)が「DL」のために(例えば、同じシンボル/スロットにおいてULとDLとを混合することなく、「UL」のためではなく)使用されることを、識別/決定する場合、WTRUは、RBの第1のセット上で、DL Rxを実行し得る。そうでない場合(例えば、シンボル/スロットが「UL」のために使用されることを、WTRUが識別/決定する場合)、DL受信(複数可)(例えば、DLリソースの受信)は、シンボル(例えば、スロット)上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。
【0176】
RBの第1のセットがスケジュールされた/構成されたUL送信(例えば、PUCCH、PUSCH、CG-PUSCH、UL-RSなど)のためのULとして有効であると、WTRUが決定し、WTRUが、RBの第1のセット上でUL Txを実行し得る場合、例えば、シンボル(例えば、スロット)が「UL」のために使用される(例えば、及び同じシンボル(/スロット)においてULとDLとを混合することなく、「DL」のために使用されない)ことを、WTRUが識別/決定する場合、及びそうでない場合(例えば、シンボル(例えば、スロット)が「DL」のために使用されることを、WTRUが識別/決定する場合)、UL送信(複数可)(例えば、ULリソースの送信)が、シンボル(/スロット)上でキャンセルされ得/スキップされ得、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。キャンセル/スキップは、ULリソースのその他の送信機会(複数可)において、(例えば、送信機会ごとの条件に応じて、及び/又はULリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)ULリソースの送信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。
【0177】
WTRUは、シンボル(例えば、スロット)が、「UL」のために使用されることを、識別/決定し得る。ULリソースの送信(例えば、PUCCH、PUSCH、CG-PUSCH、UL-RSなどを、送信するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなど)は、RBの第1のセット上で完全に割り当てられない場合(例えば、X1個未満のRB(複数可)が割り当てられる場合)に、シンボル(例えば、及びULリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。(例えば、PDCCH、PDSCH、SPS-PDSCH、DL-RSなどを、測定/監視するために、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなどの)DLリソースの受信(例えば、任意の受信)は、シンボル(例えば、及びHD-WTRU動作に起因するDLリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。キャンセル/スキップは、DLリソースのその他の受信機会(複数可)において、(例えば、受信機会ごとの条件に応じて、及び/又はDLリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)DLリソースの受信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。X1、RUL、及び/又はD1は、構成され得る、事前定義され得る、又は指定され得る。
【0178】
WTRUは、暗黙的な決定及び/又は明示的な指示に基づいて、シンボル(例えば、スロット)が「UL」のために使用されることを、識別/決定し得る。実施例では、暗黙的決定によって、WTRUは、RBの第1のセット中の少なくともU1 RB(複数可)上に、(例えば、スケジュール/構成/指定される)少なくとも1つのUL Txが存在する場合(例えば、及び/又は、RBの第1のセット中の少なくともU2 RB(複数可)上に、スケジュール/構成/指定されるDL Rxが存在しない場合)、シンボル(例えば、スロット)が「UL」のために使用されることを、識別/決定し得る。U1及び/又はU2は、構成され得る、事前定義され得る、又は指定され得る(例えば、それらは同一であり得る)。実施例では、WTRUは、シンボル(例えば、スロット)がレガシー構成(例えば、tdd-UL-DL-config-common/dedicated)に基づいて、例えば、「U」(例えば、及び/又は「F」)とマークされた指定されたシンボル(複数可)/スロット(複数可)に従って、「UL」のために使用されることを、識別/決定し得る。これは、(例えば、ULシンボル(複数可)/スロット(複数可)上のULとして、実際の通信方向であると指定されるような)ULシンボル(複数可)/スロット(複数可)が、(例えば、HD-WTRUをサポートするための)レガシー構成(複数可)、例えば、レガシーDCIフォーマット2_0によって指定されることを意味し得るが、1つ以上の「Mn」タイプ(複数可)を含む(例えば、XDDのための)新しいtdd-UL-DL-configは、個別に/独立してWTRUに通知され得、新しいtdd-UL-DL-configは、レガシー構成において「D」又は「U」でマークされるものと同じシンボル上の選択的「Mn」タイプの重複した指定を、有し得る。この重複を可能にすることは、(例えば、XDDのための)新しいtdd-UL-DL-configが、RB(複数可)レベルにおいて(例えば、HD-WTRUのためなどの、XDD動作に関して)、少なくとも1つのキャンセル条件/スキップ条件(複数可)を用いてリソース有効性をチェックする目的を有することを、もたらし得るが、UL又はDLのいずれかのための実際の通信方向/リンクは、例えば、DCIフォーマット2_0を介して、レガシー構成(複数可)によって、指定され得る。
【0179】
ULリソースの送信(例えば、任意の送信)の場合(例えば、PUCCH、PUSCH、CG-PUSCH、UL-RSなどを送信するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなど)、RBの第1のセット上で完全に割り当てられない場合(例えば、X1個未満のRB(複数可)が割り当てられる場合)に、シンボル(例えば、及びULリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得るが、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。キャンセル条件/スキップ条件は、事前定義/事前構成/指定され得る。キャンセル条件/スキップ条件は、特定のチャネル(複数可)/信号(複数可)ごとに(例えば、PUCCH、PUSCH、SRS、PRACHなどのうちの少なくとも1つごとに)、事前定義/事前構成/指定され得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、RBの第1のセットと完全に重複しているULリソースのためのRB(複数可)の第1の数と、RBの第1のセットと重複していないULリソースのためのRB(複数可)の第2の数と、の比R1を、決定することに、基づき得る。比R1が、しきい値RUL未満の場合、ULリソースの送信は、シンボル(例えば、及びULリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、(例えば、スロット(複数可)のための)ULリソースの送信のための全てのシンボル(例えば、又はD1シンボル)が、本明細書に記載される少なくとも1つの条件(複数可)で満たされるかどうかを、チェックすることに、基づき得る。満たされる場合、ULリソースが、送信され得る。全てのシンボル(例えば、又はD1個のシンボル)が満たされるわけではない場合、ULの送信は、対応する送信機会について(例えば、スロット(複数可)について)、キャンセルされ得る/スキップされ得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、ULリソースが、DCIによってスケジュールされるか(例えば、動的スケジューリング/グラントの場合)、又は上位レイヤ信号伝送によってスケジュールされるか(例えば、半静的スケジューリングの場合、構成されたグラントの場合など)に基づいて、決定/定義/構成され(例えば、独立して決定/定義/構成され)得る。キャンセル/スキップは、ULリソースのその他の送信機会(複数可)において、(例えば、送信機会ごとの条件に応じて、及び/又はULリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)ULリソースの送信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。
【0180】
WTRUが、RBの第2のセットがスケジュールされた/構成されたDL受信(例えば、PDCCH、PDSCH、SPS-PDSCH、及び/又はRS測定)のためのDLとして有効であると決定し得、WTRUが、RBの第2のセット上でDL Rxを実行し得る場合、例えば、シンボル(例えば、スロット)が「DL」のために使用される(例えば、同じシンボル/スロットにおいてULとDLとを混合することなく、「UL」のために使用されない)ことを、WTRUが識別/決定する場合、及びそうでない場合(例えば、シンボル/スロットが「UL」のために使用されることを、WTRUが識別/決定する場合)、DL受信(複数可)(例えば、DLリソースの受信)は、シンボル(/スロット)上で、キャンセルされ得/スキップされ得、以下の1つ以上が、適用され得る。キャンセル/スキップは、DLリソースのその他の受信機会(複数可)において、(例えば、受信機会ごとの条件に応じて、及び/又はDLリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)DLリソースの受信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。
【0181】
RBの第2のセットがスケジュールされた/構成されたDL受信(例えば、PDCCH、PDSCH、SPS-PDSCH、及び/又はRS測定)のためのDLとして有効であると、WTRUが決定し、WTRUが、RBの第1のセット上でDL Rxを実行し得る場合、例えば、シンボル(例えば、スロット)が「DL」のために使用される(例えば、同じシンボル(/スロット)においてULとDLとを混合することなく、「UL」のためではない)ことを、WTRUが識別/決定する場合、及びそうでない場合(例えば、シンボル/スロットが「UL」のために使用されることを、WTRUが識別/決定する場合)、DL受信(複数可)(例えば、DLリソースの受信)は、シンボル(例えば、スロット)上でキャンセルされ得/スキップされ得、以下の1つ以上を、適用し得る。WTRUは、シンボル(例えば、スロット)が「DL」のために使用されることを、識別/決定し得る。(例えば、PDCCH、PDSCH、SPS-PDSCH、DL-RSなどを、測定/監視するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなどの)DLリソースの受信(例えば、任意の受信)は、RBの第2のセット上で完全に割り当てられない場合(例えば、Y1個未満のRB(複数可)が割り当てられる場合)に、シンボル(例えば、及びDLリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。ULリソース(例えば、PUCCH、PUSCH、CG-PUSCH、UL-RSなどを送信するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなど)の送信(例えば、任意の送信)は、シンボル(例えば、及びHD-WTRU動作に起因するULリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る。キャンセル/スキップは、ULリソースのその他の受信機会(複数可)において、(例えば、送信機会ごとの条件に応じて、及び/又はULリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)ULリソースの送信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。Y1、RDL、及び/又はD2は、構成され得る、事前定義され得る、又は指定され得る。
【0182】
WTRUは、暗黙的な決定及び/又は明示的な指示に基づいて、シンボル(例えば、スロット)が「DL」のために使用されることを、識別/決定し得る。実施例では、暗黙的決定によって、WTRUは、RBの第2のセット中の少なくともD1 RB(複数可)上に、(例えば、スケジュール/構成/指定される)少なくとも1つのDL Rxが存在する場合(例えば、及び/又は、RBの第2のセット中の少なくともD2 RB(複数可)上に、スケジュール/構成/指定されるUL Txが存在しない場合)、シンボル(例えば、スロット)が「DL」のために使用されることを、識別/決定し得る。D1及び/又はD2は、構成され得る、事前定義され得る、又は指定され得る(例えば、それらは同一であり得る)。実施例では、WTRUは、シンボル(例えば、スロット)がレガシー構成(例えば、tdd-UL-DL-config-common/dedicated)に基づいて、例えば、「D」(例えば、及び/又は「F」)とマークされた指定されたシンボル(複数可)/スロット(複数可)に従って、「DL」のために使用されることを、識別/決定し得る。これは、(例えば、DLシンボル(複数可)/スロット(複数可)上のDLとして、実際の通信方向であると指定されるような)DLシンボル(複数可)/スロット(複数可)が、(例えば、HD-WTRUをサポートするための)レガシー構成(複数可)、例えば、レガシーDCIフォーマット2_0によって指定されることを意味し得るが、1つ以上の「Mn」タイプ(複数可)を含む(例えば、XDDのための)新しいtdd-UL-DL-configは、個別に/独立してWTRUに通知され得、新しいtdd-UL-DL-configは、レガシー構成において「D」又は「U」でマークされるものと同じシンボル上の選択的「Mn」タイプの重複した指定を、有し得る。この重複を可能にすることは、(例えば、XDDのための)新しいtdd-UL-DL-configが、RB(複数可)レベルにおいて(例えば、HD-WTRUのためなどの、XDD動作に関して)、少なくとも1つのキャンセル条件/スキップ条件(複数可)を用いてリソース有効性をチェックする目的を有することを、もたらし得るが、UL又はDLのいずれかのための実際の通信方向/リンクは、例えば、DCIフォーマット2_0を介して、レガシー構成(複数可)によって、指定され得る。
【0183】
DLリソースの受信(例えば、任意の受信)の場合(例えば、PDCCH、PDSCH、SPS-PDSCH、DL-RSなどを、測定/監視するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなど)、RBの第2のセット上で完全に割り当てられない場合(例えば、Y1個未満のRB(複数可)が割り当てられる場合)に、シンボル(例えば、及びDLリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされる/スキップされるが、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。キャンセル条件/スキップ条件は、事前定義/事前構成/指定され得る。キャンセル条件/スキップ条件は、特定のチャネル(複数可)/信号(複数可)ごとに(例えば、CORESET及び/又は探索空間などのPDCCHと、PDSCH、CSI-RSなどのうちの少なくとも1つごとに)事前定義/事前構成/指定され得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、RBの第2のセットと完全に重複しているDLリソースのためのRB(複数可)の第1の数と、RBの第2のセットと重複していないDLリソースのためのRB(複数可)の第2の数と、の比R2を、決定することに、基づき得る。比R2が、しきい値RDL未満の場合、DLリソースの受信は、シンボル(例えば、及びDLリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、(例えば、スロット(複数可)のための)DLリソースの受信のための全てのシンボル(例えば、又はD2シンボル)が、本明細書に記載される少なくとも1つの条件(複数可)で満たされるかどうかを、チェックすることに、基づき得る。満たされる場合、DLリソースが、受信され得る。全てのシンボル(例えば、又はD2個のシンボル)が満たされるわけではない場合、DLの受信は、対応する受信機会に対して(例えば、スロット(複数可))に対して)キャンセルされ得る/スキップされ得る。実施例では、キャンセル条件/スキップ条件は、DLリソースが、DCIによってスケジュールされるか(例えば、動的スケジューリング/グラントの場合)、又は上位レイヤ信号伝送によってスケジュールされるか(例えば、半静的スケジューリングの場合、構成されたグラントの場合など)に基づいて、決定/定義/構成され(例えば、独立して決定/定義/構成され)得る。キャンセル/スキップは、DLリソースのその他の受信機会(複数可)において、(例えば、受信機会ごとの条件に応じて、及び/又はDLリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)DLリソースの受信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。
【0184】
「Mn」タイプ(複数可)に基づくリソース有効性チェックのための優先順位規則(複数可)が、提供され得る。リソース有効性をチェックするために(例えば、RB(複数可)レベルにおける、HD-WTRU(複数可)などの、XDD動作に関して)本明細書に記載されるように、シンボルが「UL」(例えば、又は「DL」)に使用されることを、WTRUがどのように識別/決定するかに関する、少なくとも1つの条件について、「DL」及び「UL」の両方が、シンボル(複数可)/スロット(複数可)上で有効であると、識別/決定される場合(例えば、tdd-UL-DL-config-common/dedicatedのレガシー信号伝送、及び/又はDCIフォーマット2_0を介したDCIベースのSFI信号伝送が、シンボル(複数可)/スロット(複数可)上で、「F」を指定する場合)、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。優先順位規則は、以下に記載する複数の優先順位規則のうちの少なくとも1つの優先順位規則に従って、適用され得る。優先順位は、異なるDL/ULチャネル(複数可)/信号(複数可)ごとに異なって、設定され得る。
【0185】
優先順位規則が、複数の優先順位規則のうちの少なくとも1つの優先順位規則に従って適用される場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。「DL」は、「UL」よりも高い優先順位を有し得る。例えば、優先順位が「DL」に設定される場合、WTRUは、シンボル(複数可)/スロット(複数可)が「DL」のために使用されることを識別/決定し得るが、DLに対応する、本明細書に記載される少なくとも1つの挙動を、適用し得る。代替的に、「UL」は、「DL」よりも高い優先順位を有し得る。例えば、優先順位が「UL」に設定される場合、WTRUは、シンボル(複数可)/スロット(複数可)が「UL」のために使用されることを識別/決定し得るが、ULに対応する、本明細書に記載される少なくとも1つの挙動を、適用し得る。
【0186】
優先順位が、異なるDL/ULチャネル(複数可)/信号(複数可)ごとに異なって設定される場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。例えば、DL/UL制御チャネル(複数可)(例えば、PDCCH/PUCCH)は、DL/ULデータチャネル(複数可)(例えば、PDSCH/PUSCH)よりも高い優先順位を、有し得る。例えば、WTRUが、(例えば、DL制御チャネルとしての)PDCCH及び(例えば、ULデータ/共有チャネルとしての)PUSCHの両方が、シンボル(複数可)/スロット(複数可)上で有効であることを識別/決定する場合、優先順位に基づいて、WTRUは、シンボル(複数可)/スロット(複数可)が「DL」のために使用されることを識別/決定し得、DLに対応する、本明細書に記載される少なくとも1つの挙動を、適用し得る。例えば、WTRUが、(例えば、UL制御チャネルとしての)PUCCH及び(例えば、DLデータ/共有チャネルとしての)PDSCHの両方が、シンボル(複数可)/スロット(複数可)上で有効であることを識別/決定する場合、次に、優先順位に基づいて、WTRUは、シンボル(複数可)/スロット(複数可)が「UL」のために使用されることを識別/決定し得、ULに対応する、本明細書に記載される少なくとも1つの挙動を、適用し得る。制御/データチャネル(複数可)(例えば、PDCCH/PUCCH/PDSCH/PUSCHのうちの少なくとも1つ)は、RS(複数可)(例えば、CSI-RS、及び/又はSRSのうちの少なくとも1つ)よりも高い優先順位を、有し得る。例えば、WTRUが、シンボル(複数可)/スロット(複数可)上で(例えば、DLデータ/共有チャネルとしての)PDSCH及び(例えば、UL RSとしての)SRSの両方が有効であることを識別/決定する場合、次に、優先順位に基づいて、WTRUは、シンボル(複数可)/スロット(複数可)が「DL」のために使用されることを識別/決定し得、DLに対応する、本明細書に記載される少なくとも1つの挙動を、適用し得る。例えば、WTRUが、シンボル(複数可)/スロット(複数可)上で(例えば、ULデータ/共有チャネルとしての)PUSCH及び(例えば、DL RSとしての)CSI-RSの両方が有効であることを識別/決定する場合、次に、優先順位に基づいて、WTRUは、シンボル(複数可)/スロット(複数可)が「UL」のために使用されることを識別/決定し得、ULに対応する、本明細書に記載される少なくとも1つの挙動を、適用し得る。制御チャネル(複数可)の中で、少なくとも1つの共通探索空間に関連付けられている第1の制御チャネル(複数可)は、共通探索空間に関連付けられていない(例えば、WTRU固有探索空間(複数可)のみに関連付けられている)第2の制御チャネル(複数可)よりも高い優先順位を、有し得る。
【0187】
指示されたミュートされたRB(例えば、及び/又は「Mn」タイプ(複数可))に基づく挙動が、提供され得る。実施例では、本明細書に記載される少なくとも1つの条件が満たされることに基づいて(例えば、シンボル/スロットについて、シンボル/スロットが「Mn」タイプに対応する、属する、関連付けられる、及び/若しくはそれによって構成/指定される場合)、並びに/又はミュートされたRB(複数可)上で、本明細書に記載される少なくとも1つの指示(複数可)がWTRUに所与される場合、以下のうちの1つ以上(例えば、FD-WTRU及び/又はHD-WTRUなどの「Mn」タイプ(複数可)に基づく、WTRU挙動)が、適用され得る。(例えば、スロット/シンボル上でDLを受信するための)アクティブであるDL BWPに関して、WTRUが、本明細書に記載される少なくとも1つの実施例によるDL RB(複数可)上で、ミュートされたDL RB(複数可)が適用される対応するシンボル(複数可)上で、ミューティングコマンドを受信する場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。(例えば、スロット/シンボル上でULを送信するための)アクティブであるUL BWPに関して、WTRUが、本明細書に記載される少なくとも1つの実施例によるUL RB(複数可)上で、ミュートされたUL RB(複数可)が適用される対応するシンボル(複数可)上で、ミューティングコマンドを受信する場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。
【0188】
WTRUが、本明細書に記載される少なくとも1つの実施例によるDL RB(複数可)上で、ミュートされたDL RB(複数可)が適用される対応するシンボル(複数可)上で、ミューティングコマンドを受信する場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。ミュートされたDL RB(複数可)と完全に(又はX個以下のRBと)重複しない場合、及び/又は「Mn」タイプ(複数可)に基づくDLについてのリソース有効性チェックが成功/満たされた場合(例えば、DLについて、少なくとも有効であると決定された場合など)、(例えば、PDCCH、PDSCH、SPS-PDSCH、CSI-RSなどを、測定/監視するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなど)DLリソースの受信(例えば、任意の受信)は、シンボル(複数可)(例えば、及びDLリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、WTRUによって、実行され得る。DLリソースの受信を実行することは、DLリソースのために割り当てられた(例えば、測定/監視するように、スケジュールされ、構成され、又は指定される)第2のDL RB(複数可)内におけるミューティングコマンドに対応するDL RB(複数可)上で、ミューティング(例えば、又はレートマッチング若しくはRB(複数可)レベルの周波数リソーススキップ、あるいはRB(複数可)レベルのパンクチャリングなど)を適用することによって、適用可能であり得る(例えば、そのようにするように構成され得る)。DLリソースのための受信RB(複数可)は、第2のRB(複数可)の一部としての第3のRB(複数可)であり得るが、ここで、第3のRB(複数可)は、DL RB(複数可)上のミューティングコマンドに起因して、不連続RB割り当てを有し得る(例えば、不連続RB割り当てをもたらし得る)。ミュートされたDL RB(複数可)と(例えば、完全に、部分的に、又はX個を超えるRBと)重複する場合、及び/又は「Mn」タイプ(複数可)に基づくDLについてのリソース有効性チェックが失敗した場合(例えば、DLについて無効であると決定された場合など)、(例えば、PDCCH、PDSCH、SPS-PDSCH、CSI-RSなどを、測定/監視するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなどの)DLリソースの受信(例えば、任意の受信)は、シンボル(複数可)(例えば、及びDLリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。キャンセル/スキップは、DLリソースのその他の受信機会(複数可)において、(例えば、受信機会ごとの条件に応じて、及び/又はDLリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)DLリソースの受信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。Xは、事前定義され得る、事前構成され得る、又は指定され得る(例えば、個別に指定され得る)。DLリソースが、ミュートされたDL RB(複数可)と(例えば、完全に、部分的に、又はX個を超えるRBと)重複する場合、及び/又は「Mn」タイプ(複数可)に基づくDLについてのリソース有効性チェックが失敗した場合(例えば、DLについて無効であると決定された場合など)、DLリソース(例えば、CSI-RSリソース(複数可)及び/又はSSBインデックス(複数可))の測定に基づいてUL Txとして報告するCSI(例えば、関連付けられたCSI又はBM)は、CSI(例えば、関連付けられたCSI又はBM)報告がスケジュール/構成/指定される第2のシンボル(複数可)/スロット(複数可)上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。これは、少なくとも、CSI(例えば、又はBM)報告のための広帯域報告に、適用可能であり得る。WTRUが、DLリソース(例えば、CSI-RSリソース(複数可)及び/又はSSBインデックス(複数可))の測定に基づいて、(例えば、広帯域報告に加えて)UL Txとしてサブバンド報告を実行するように構成/指定される場合、WTRUは、ミュートされたDL RB(複数可)と重複する(例えば、及び/又はシンボル(複数可)上に指定された選択的「Mn」タイプに従って、「DL」として指定されていない、RB(複数可)部分と重複する)サブバンド(複数可)(例えば、サブバンドのみ)(例えば、完全に、部分的に、又はZ個を超えるRB)についての報告を、スキップし得る。Zは、事前定義され得る、事前構成され得る、又は指定され得る(例えば、個別に指定され得る)。例えば、WTRUが、(例えば、第1のサブバンド、第2のサブバンド、第3のサブバンド、及び第4のサブバンドを含む)4つのサブバンド上で、サブバンド報告を報告するように、構成/指定され、第1のサブバンド及び第3のサブバンドが、ミュートされたDL RB(複数可)内において、(例えば、及び/又はシンボル(複数可)上で指定された選択的「Mn」タイプに従って、「DL」として指定されていない、RB(複数可)部分内において)、Z個を超えるRBと重複する場合、WTRUは、(例えば、第2のサブバンド上で導出された)第2のサブバンド-CSI及び(例えば、第4のサブバンド上で導出された)第4のサブバンド-CSIから構成されているサブバンド報告を、報告し得るが、(例えば、第1のサブバンドに対応する)第1のサブバンド-CSI、並びに(例えば、第1のサブバンドに対応する)第1のサブバンド-CSI及び(例えば、第3のサブバンドに対応する)第3のサブバンド-CSIは、スキップされ得る(例えば、サブバンド報告の一部として報告されない)。パラメータZは、サブバンドごとに独立して/個別に所与され得る。例えば、Z1、Z2などは、予備構成される、又は指定される(例えば、個別に指定される)場合があるが、ここで、gNBからの構成(複数可)/指定(複数可)(例えば、サブバンドごとの、サブバンドのグループの、又はRB(複数可)のグループの、Zkパラメータなど)に応じて、Z1は、第1のサブバンドのための上記Zとして使用され、Z2は、第2のサブバンドのための上記Zとして、使用されるなどである。
【0189】
WTRUが、本明細書に記載される少なくとも1つの実施例によるUL RB(複数可)上で、ミュートされたUL RB(複数可)が適用される対応するシンボル(複数可)上で、ミューティングコマンドを受信する場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。ミュートされたUL RB(複数可)と完全に(例えば、又はY個以下のRBと)重複しない場合、及び/又は「Mn」タイプ(複数可)に基づくULについてのリソース有効性チェックが成功/満たされた場合(例えば、ULについて、少なくとも有効であると決定された場合など)、(例えば、PUCCH、PUSCH、CG-PUSCH、SRSなどを送信するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなどの)ULリソースの送信(例えば、任意の送信)は、シンボル(複数可)(例えば、及びULリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、WTRUによって、実行され得る。ULリソースの送信を実行することは、ULリソースのために割り当てられた(例えば、送信するように、スケジュールされ、構成され、又は指定される)第2のUL RB(複数可)内におけるミューティングコマンドに対応するUL RB(複数可)上で、ミューティング(例えば、又はレートマッチング若しくはRB(複数可)レベルの周波数リソーススキップなど)を適用することによって、適用可能であり得る(例えば、そのようにするように構成され得る)。これは、ULリソースのための送信RB(複数可)が、第2のRB(複数可)の一部としての第3のRB(複数可)であり得ることを意味し得るが、ここで、第3のRB(複数可)は、UL RB(複数可)上のミューティングコマンドに起因して、不連続RB割り当てを有し得る(例えば、不連続RB割り当てをもたらし得る)。ミュートされたUL RB(複数可)と(例えば、完全に、部分的に、又はY個を超えるRBと)重複する場合、及び/又は「Mn」タイプ(複数可)に基づくULについてのリソース有効性チェックが失敗した場合(例えば、ULについて無効であると決定された場合など)、(例えば、PUCCH、PUSCH、CG-PUSCH、SRSなどを送信するように、スケジュールされ、構成され、又は指定されるなどの)ULリソースの送信(例えば、任意の送信)は、シンボル(複数可)(例えば、及びULリソースのための、その他の関連付けられたシンボル(複数可))上で、キャンセルされ得る/スキップされ得る。キャンセル/スキップは、ULリソースのその他の送信機会(複数可)において、(例えば、送信機会ごとの条件に応じて、及び/又はULリソースが周期的若しくは半永続的である場合に)ULリソースの送信がWTRUによって実行され得ることを、意味し得る。Yは、事前定義され得る、事前構成され得る、又は指定され得る(例えば、個別に指定され得る)。
【0190】
「Mn」タイプ(複数可)及び/又はミュートされたRB(複数可)に基づくPDCCH監視挙動が、提供され得る。XDDモードは、以下のうちの1つ以上を指し得る:新しいタイプのスロットフォーマット・インジケータ(例えば、XDDスロットフォーマット・インジケータ)が使用され得る動作モードであって、新しいタイプのスロットフォーマット・インジケータが、第1の方向(例えば、ダウンリンク)に関連付けられ得るリソースの第1の部分と、第2の方向(例えば、アップリンク)に関連付けられ得るリソースの第2の部分と、第3の方向(例えば、サイドリンク)に関連付けられ得るリソースの第3の部分と、を指示し得る、動作モードと、gNBが、リソース(例えば、時間リソース/周波数リソース)の一部のための送信方向(例えば、アップリンク又はダウンリンク)を指示得る動作モードであって、送信方向指示が、半静的信号伝送(例えば、RRC又はMAC-CE)又は動的信号伝送(L1信号伝送、DCI、SCIなど)に基づき得る、動作モードと、スロット(例えば、又はシンボル)内における、リソースの第1の部分及びリソースの第2の部分が、異なる送信方向に関連付けられ得る(例えば、スロットにおけるリソースの第1の部分がダウンリンクに関連付けられ得、スロットにおけるリソースの第2の部分がアップリンクに関連付けられ得る)動作モード、及び/又は、リソースの第1の部分が一度に送信方向のために使用され得、リソースの第2の部分が同時に複数の送信方向(例えば、ダウンリンク及びアップリンク)のために使用され得る、動作モード。
【0191】
「XDD」という用語は、Subband Full Duplex(SFD、サブバンド全二重信号伝送方式)、Full duplex(FD、全二重信号伝送方式)、及び/又はCross Division Duplex(CDD、交差分割双方向伝送方式)と、互換的に使用され得る。非XDDモードは、以下のうちの1つ以上を指し得る:1つ以上のスロットフォーマット・インジケータが使用され得、1つ以上のスロットフォーマット・インジケータが、スロット又はシンボルの送信方向(例えば、ダウンリンク、アップリンク、又はサイドリンク)を決定し得る、動作モード、及び/又は、単一の送信方向が、スロット又はシンボルのために使用される、動作モード。
【0192】
XDDスロットは、以下のうちの1つ以上を指し得る:第1の送信方向(例えば、ダウンリンク)に関連付けられ得るリソースの第1の部分と、第2の送信方向(例えば、アップリンク)に関連付けられ得るリソースの第2の部分とを含み得る、スロットと、送信方向が、複数の送信方向(例えば、ダウンリンク及びアップリンク)を含み得る、リソースのセットを含み得る、スロット、及び/又は、新しいスロットフォーマット・インジケータ(例えば、Mn)に関連付けられ得る、スロット。例えば、XDDスロットフォーマットは、新しいスロットフォーマット・インジケータを用いて、指示され得る。XDDスロットフォーマット・インジケータは、XDDスロットフォーマットのうちの1つを指示し得る、スロットフォーマット・インジケータと称され得る。XDDスロットフォーマットは、DLリソース、ULリソース、又はフレキシブルリソースのうちの少なくとも1つを、含み得る。
【0193】
「XDDスロット(XDD slot)」という用語は、XDDシンボル、XDD帯域幅部分、XDD時間リソース/周波数リソース、XDD時間ウィンドウ、及び/又はXDD時間リソースと、互換的に使用され得る。「非XDDスロット/シンボル(Non-XDD slot/symbol)」という用語は、単一の送信方向(例えば、ダウンリンク、アップリンク、又はサイドリンク)のために使用される時間リソース/周波数リソースを含む、スロット/シンボルを、指し得る。
【0194】
XDDモード/スロットと探索空間/CORESETとの間の関連付けが、提供され得る。実施例では、WTRUは、1つ以上のCORESET及び/又は1つ以上の探索空間を用いて構成され得るが、CORESET及び/又は探索空間は、動作モード(例えば、XDDモード/スロット又は非XDDモード/スロット)に関連付けられ得る。WTRUは、CORESET及び/又は探索空間についての構成情報を受信し得るが、構成(例えば、構成情報)は、その関連付けられた動作モード(例えば、XDDモード又は非XDDモード)を含み得る。第1の動作モード(例えば、XDDモード)に関連付けられたCORESETが、提供され得る。第1の動作モード(例えば、XDDモード)に関連付けられた探索空間が、提供され得る。
【0195】
WTRUが、CORESET及び/又は探索空間についての構成情報を受信し、構成情報が、その関連付けられた動作モード(例えば、XDDモード又は非XDDモード)を含み得る場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。WTRUは、その関連付けられた動作モードに基づいて、探索空間における制御情報(例えば、DCIフォーマット、SFIタイプ、及び/又はビットフィールド解釈)の監視セットを、決定し得る。例えば、WTRUは、第1の動作モード(例えば、XDDモード)で構成された探索空間における新しいSFIタイプの指定(例えば、XDDスロットフォーマット指示)を、監視し得る。WTRUは、第2の動作モード(例えば、非XDDモード)で構成された探索空間における既存のSFIタイプの指定(例えば、非XDDスロットフォーマット指示)を、監視し得る。WTRUは、探索空間に関連付けられた動作モードに基づいて、探索空間を含むスロットのためのスロットタイプを、決定し得る。例えば、WTRUは、スロットにおいて監視される探索空間が、第1の動作モード(例えば、XDDモード)に関連付けられている場合、スロットを、第1のスロットタイプ(例えば、XDDスロット)として、決定し得る。WTRUは、スロットにおいて監視される探索空間が、第2の動作モード(例えば、非XDDモード)に関連付けられている場合、スロットを、第2のスロットタイプ(例えば、非XDDスロット)として、決定し得る。探索空間が、単一のCORESETに関連付けられる場合、探索空間に関連付けられた動作モードは、探索空間に関連付けられたCORESETのために構成された動作モードに基づいて、決定され得る。
【0196】
第1の動作モード(例えば、XDDモード)に関連付けられたCORESETが、提供され得る。BWP内におけるRBのサブセットは、CORESET構成のためには使用されない場合がある。例えば、BWPの中間におけるRBのセットは、CORESETのために利用可能なリソースではないと見なされ得るが、WTRUは、第1の動作モードに関連付けられたCORESETのために構成されたRBのセットが、RBのセットを含まないと、予想し得る。CORESETのために構成されたリソースのサブセットは、無効化された状態として指定され得るが、無効化された状態は、使用不能な状態、ドロップされた状態、アップリンクリソースにフリップされた状態、ミュートされた状態、又はパンクチャされた状態と、互換的に使用され得る。CORESETのためのリソースのサブセットが無効にされる場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。WTRUは、CORESETに関連付けられた1つ以上のPDCCH候補を監視することを、スキップし得る。WTRUは、PDCCH候補リソース内において、無効にされたリソース(例えば、CCE、REG、及び/又はREGバンドル)を有さない、PDCCH候補のサブセットを、監視し得る。WTRUは、PDCCH候補のための1つ以上のリソースが、無効にされるかどうかに基づいて、PDCCH候補の監視を、決定し得る。
【0197】
第1の動作モード(例えば、XDDモード)に関連付けられた探索空間が、提供され得る。探索空間のために構成された時間リソースのセットは、第1の動作モード(例えば、XDDモード)のために許可及び/又は構成され得るが、ここで、以下の時間リソースのうちの1つ以上は、第1の動作モードのためには許可又は使用されない場合がある:同期信号(例えば、SS/PBCHブロック)を含む、時間リソース(例えば、スロット又はシンボル)と、測定(例えば、RRM測定、隣接セル測定、測位測定など)のために使用され得る、時間リソースと、目的(例えば、URLLC、mMTC、サイドリンク動作、及び/又はNTN)のために構成され得る、時間リソースと、及び/又は、動作モードを指示するように構成され得る、時間リソース。例えば、時間リソース(例えば、スロット)のセットは、WTRUが、指示(例えば、SFI、XDDスロット構成)を監視するように構成され得、時間リソースのセットは、非XDDモードとして使用され得る。WTRUは、例えば、WTRUが、第1の動作モードを動作させるように指示される場合、第1の動作モード(例えば、XDDモード)に関連付けられた探索空間を、監視し得る。そうでない場合、WTRUは、第1の動作モードに関連付けられた探索空間を監視することを、スキップし得る。
【0198】
「探索空間(search space)」という用語は、PDCCH探索空間、監視探索空間、制御チャネル探索空間、及びPSCCH探索空間と、互換的に使用され得る。
【0199】
XDDモード及び非XDDモードのための探索空間構成が、提供され得る。実施例では、WTRUは、探索空間の1つ以上のセットを用いて構成され得るが、探索空間の第1のセットは、第1の動作モード(例えば、XDDモード)に関連付けられ得、探索空間の第2のセットは、第2の動作モード(例えば、非XDDモード)に関連付けられ得る。探索空間の第1のセットのための時間リソースは、探索空間の第2のセットのための時間リソースと、重複しない場合がある。XDDスロットフォーマット・インジケータは、探索空間の第1のセットに関連付けられたスロットのために、使用され得る。探索空間の第1のセット及び探索空間の第2のセットのために構成された時間リソース間には、重複(例えば、又は競合)があり得る。DCIフォーマットのコンテンツは、監視探索空間セットに基づいて、異なり得る。
【0200】
XDDスロットフォーマット・インジケータが、探索空間の第1のセットに関連付けられたスロットのために使用される場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。例えば、WTRUは、探索空間の第1のセットに関連付けられたスロットのためのXDDスロットフォーマットを決定し得るが、XDDスロットフォーマットは、上位レイヤ信号伝送(例えば、RRC若しくはMAC-CE)、及び/又はL1信号伝送(例えば、DCI)を介して、指示され得る。WTRUは、探索空間の第2のセットに関連付けられたスロットのための、(例えば、指定される、又は構成される)非XDDスロットフォーマットを、決定し得る。
【0201】
探索空間の第1のセット及び探索空間の第2のセットのために構成された時間リソース間に、重複(例えば、又は競合)がある場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。WTRUは、時間リソースが、探索空間の第1のセット(例えば、又は探索空間の第2のセット)のために使用されると、決定し得る。WTRUは、時間リソースの監視を、スキップし得る。WTRUは、例えば、周波数リソースが重複されない(例えば、探索空間の第2のセットのための周波数リソースが、依然として、XDDスロットフォーマット・インジケータにおいて、ダウンリンクリソースとして指定される)場合、探索空間の第1のセット及び探索空間の第2のセットの両方を、監視し得る。
【0202】
DCIフォーマットのコンテンツが、監視探索空間セットに基づいて異なる場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。実施例では、WTRUは、WTRUが、探索空間の第1のセットにおいてDCIフォーマットを監視する場合、DCIフォーマットのためのDCIコンテンツの第1のセットを決定し得、WTRUは、WTRUが、探索空間の第2のセットにおいてDCIフォーマットを監視する場合、DCIフォーマットのためのDCIコンテンツの第2のセットを決定し得る。第1のDCIコンテンツ(例えば、XDDスロットフォーマット・インジケータ)は、DCIコンテンツの第1のセットにおいて含まれ、DCIコンテンツの第2のセットには含まれない場合がある。第2のDCIコンテンツ(例えば、周波数リソース割り当てフィールド)は、DCIコンテンツの第1のセットにおいては第1のサイズと、DCIコンテンツの第2のセットにおいては第2のサイズと、を有し得る。例えば、第1のサイズは、非XDDスロットが、XDDスロットよりも多くの数のダウンリンク又はアップリンクのためのリソースを有し得る、という仮定に基づいて、第2のサイズ超であり得る。
【0203】
実施例では、第1の探索空間タイプ(例えば、共通探索空間)は、第1の動作モード(例えば、非XDDモード)に関連付けられ得、第2の探索空間タイプ(例えば、WTRU固有探索空間)は、動作モード(例えば、XDDモード又は非XDDモード)のうちの1つに関連付けられ得る。WTRUは、第1の探索空間タイプ(例えば、共通探索空間)を有する探索空間を含むスロットを、非XDDスロットとして、決定し得る。WTRUは、第1の探索空間タイプ(例えば、共通探索空間)を有する探索空間のために構成されたリソース(例えば、RB)のセットを、ダウンリンクリソースとして、決定し得る。WTRUは、XDDスロットフォーマット・インジケータが、第1の探索空間タイプ(例えば、共通探索空間)を有する探索空間を含むスロットのためには、適用又は使用されないと、仮定し得る。第1の探索空間タイプは、デフォルトCORESET(例えば、CORESET#0)に関連付けられた、探索空間であり得る。
【0204】
実施例では、WTRUは、アップリンクのために再割り当てされた探索空間のためのリソースの数に基づいて、スロットにおける探索空間を監視することを、決定し得る。実施例では、XDDスロットにおいて、探索空間のためのリソースのうちの少なくとも1つが、アップリンクのために再割り当てされる場合、WTRUは、探索空間を監視することを、スキップし得る。実施例では、アップリンクのために再割り当てされた探索空間のためのリソースの数が、しきい値よりも大きい場合、WTRUは、探索空間を監視することをスキップし得、しきい値は、gNBによって事前決定され、事前構成され、又は事前指定され得る。
【0205】
CORESETのためのリソースは、CORESET構成情報及びその関連付けられた探索空間構成情報に基づいて決定された、時間リソース/周波数リソースであり得る。例えば、CORESET構成情報は、周波数リソース及びスロットにおけるシンボルの数を決定し得るが、探索空間構成情報は、時間リソース(例えば、スロット及びスロットにおける開始シンボル)を決定し得る。
【0206】
探索空間のためのリソースは、CORESETのためのリソースと、互換的に使用され得る。
【0207】
WTRUは、複数のCORESETに関連付けられた探索空間を、監視し得る。実施例では、探索空間は、1つ以上のCORESET(例えば、CORESET識別情報及び/又はCORESET-id)に関連付けられ得、WTRUは、WTRUが探索空間を監視するスロットについて決定されたスロットタイプに基づいて、探索空間を監視するために、どのCORESET(例えば、CORESET-id)を使用すべきかを、決定し得る。実施例では、WTRUは、第1のCORESET(例えば、CORESET-id=1)及び第2のCORESET(例えば、CORESET-id=2)に関連付けられ得る探索空間を用いて、構成され得る。WTRUは、XDDスロットとして決定され得るスロットにおける第1のCORESETを有する探索空間を、監視し得る。WTRUは、非XDDスロットとして決定されたスロットにおいて、第2のCORESETを用いて、探索空間を監視し得るが、第1のCORESET及び第2のCORESETは、BWP内において、RBの異なるセットを有し得る。WTRUは、2つ以上のCORESETが、探索空間に関連付けられている場合、探索空間を監視するためのCORESET(例えば、探索空間に関連付けられたCORESET内におけるCORESET)を決定し得るが、探索空間に関連付けられた第1のCORESETは、デフォルトCORESETと称される場合があり、探索空間に関連付けられた第2のCORESETは、二次CORESETと称される場合がある。
【0208】
WTRUが、探索空間を監視するためのCORESET(例えば、探索空間に関連付けられたCORESET内におけるCORESET)を決定する場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。WTRUは、(例えば、指定されている)動作モードに基づいて、(例えば、探索空間に関連付けられたCORESET内における)CORESETを、決定し得る。例えば、WTRUは、上位レイヤ信号伝送又はL1(例えば、レイヤ1及び/又は物理レイヤ)信号伝送を介して、動作モード(例えば、XDDモード又は非XDDモード)を、指示され得る。WTRUは、(例えば、指定されている/提供されている)スロットフォーマット・インジケータ(SFI)値に基づいて、(例えば、探索空間に関連付けられたCORESET内における)CORESETを、決定し得る。例えば、WTRUは、WTRUが探索空間を監視するスロットについて、第1のSFI値が指定される場合、第1のCORESETを使用することを、決定し得る。WTRUは、例えば、WTRUが探索空間を監視するスロットについて、第2のSFI値が指定されている場合、第2のCORESETを使用することを、決定し得る。WTRUは、(例えば、提供されている/指定されている)スロットインデックス、サブキャリア間隔、帯域幅、及び/又は周波数帯域を含む、1つ以上のシステムパラメータに基づいて、(例えば、探索空間に関連付けられたCORESET内における)CORESETを、決定し得る。
【0209】
2つ以上のCORESETが、探索空間に関連付けられる場合、探索空間に関連付けられた第1のCORESETは、デフォルトCORESETと称される場合があり、探索空間に関連付けられた第2のCORESETは、二次CORESETと称される場合があり、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。WTRUは、例えば、デフォルトCORESETのための構成されたリソースが、例えば、指定された「Mn」タイプに基づいて、ダウンリンクリソースのままである場合、スロットタイプにかかわらず、関連付けられた探索空間を監視するために、デフォルトCORESETを使用することを、決定し得る。WTRUは、例えば、デフォルトCORESETのための1つ以上のリソースが、別の送信方向(例えば、アップリンク)のために使用するように指定される場合、関連付けられた探索空間を監視するために、二次CORESETを使用することを、決定し得る。別の送信方向のために使用するように指定されるCORESETのためのリソースは、フリップされたリソース、中断されたリソース、ドロップされたリソース、ミュートされたリソース、(例えば、アップリンクのための)再割り当てされたリソース、及び/又は切り替えられたリソースと、称される場合がある。二次CORESETは、フリップされたリソースの数が、しきい値よりも大きい場合に、使用され得る。2つ以上のセカンダリCORESETが構成される場合、1つ以上の以下の条件(複数可)を満たすセカンダリCORESETが、使用され得る:スロットにおいて、しきい値未満のフリップされたリソースの数を有するCORESET、スロットにおいて、フリップされたリソースを有さないCORESET、第1の動作モード(例えば、XDDモード)で構成されたCORESET、及び/又は、構成された二次CORESET内において最も低いCORESET-idを有するCORESET。WTRUは、非XDDスロットとして決定されたスロットにおいて関連付けられた探索空間を監視するために、デフォルトCORESETを使用することを、決定し得、そうでない場合、WTRUは、関連付けられた探索空間を監視するために、二次CORESETを使用することを、決定し得る。WTRUは、上位レイヤ信号伝送(例えば、RRC及び/又はMAC-CE)又はL1信号伝送(例えば、DCI)を介して、関連付けられた探索空間を監視するために、どのCORESETを使用すべきかを、指示され得る。WTRUは、スロット#n-Kにおいて、スロット#nに対して、どのCORESETを使用すべきか(例えば、CORESET-id)を指示され得、Kは、正の整数であり得る。
【0210】
実施例では、WTRUは、1つ以上の関連付けられたCORESETを有する探索空間で構成され得、WTRUは、1つ以上の(例えば、全ての)関連付けられたCORESETを有する探索空間を、監視し得る。WTRUは、PDCCH候補のためのいずれかのフリップされたリソースがある場合、PDCCH候補を監視することを、スキップし得る。PDCCH候補の総数が、しきい値よりも大きい場合、WTRUは、優先順位に基づいて1つ以上のPDCCH候補を監視することを、スキップし得る。WTRUは、第1のスロットタイプ(例えば、非XDDスロット)における全ての関連付けられたCORESETを有する探索空間を監視し得、WTRUは、第2のスロットタイプ(例えば、XDDスロット)における関連付けられたCORESETのサブセットを有する探索空間を、監視し得る。
【0211】
PDCCH候補の総数がしきい値よりも大きい場合、WTRUは、優先順位に基づいて、1つ以上のPDCCH候補を監視することを、スキップし得るが、優先順位は、以下のうちの1つ以上に基づいて、決定され得る。優先順位は、CORESET-idに基づいて決定され得る。例えば、より低いCORESET-idに関連付けられたPDCCH候補は、より高い優先順位(例えば、又はより低い優先順位)と見なされ得る。優先順位は、CCE集合レベルに基づいて、決定され得る。例えば、より低い集合レベルを有するPDCCH候補は、より高い優先順位(例えば、又はより低い優先順位)と見なされ得る。優先順位は、REGバンドルサイズに基づいて、決定され得る。例えば、より大きいREGバンドルサイズを有するPDCCH候補は、より高い優先順位(例えば、又はより低い優先順位)と見なされ得る。
【0212】
WTRUが、第1のスロットタイプ(例えば、非XDDスロット)において、1つ以上(例えば、全て)の関連付けられたCORESETを有する探索空間を監視し、WTRUが、第2のスロットタイプ(例えば、XDDスロット)において、関連付けられたCORESETのサブセットを有する探索空間を監視する場合、CORESETのサブセットは、CORESETのための任意のフリップされたリソースがあるかどうか、及び/又は、CORESETが、動作モード(例えば、XDDモード)のために構成されているかどうか、のうちの、少なくとも1つに基づいて、決定され得る。
【0213】
BWP構成情報が、提供され得る。WTRUは、1つ以上のBWPで構成され得、第1のBWP(例えば、デフォルトBWP又はBWP#0)は、第1の動作モード(例えば、非XDDモード)に関連付けられ得、第2のBWPは、第2の動作モード(例えば、XDDモード)に関連付けられ得る。BWP構成情報は、動作モード(例えば、XDDモード又は非XDDモード)を含み得る。第1のBWP(例えば、デフォルトBWP又はBWP#0)は、例えば、BWP非活動タイマの満了に基づいてアクティブ化され得る第3のBWP(例えば、「デフォルト」BWP)と、同一であり得る(例えば、共有され得る)。第1のBWP(例えば、デフォルトBWP又はBWP#0)は、例えば、(例えば、WTRUが、RRC接続などの専用構成パラメータを受信するまで)初期アクセスのために使用され得る第4のBWP(例えば、「初期」BWP)と、同一であり得る(例えば、共有され得る)。
【0214】
BWP構成情報に、動作モード(例えば、XDDモード又は非XDDモード)が含まれる場合、以下のうちの1つ以上が、適用され得る。WTRUが、BWP及び第1の動作モード(例えば、XDDモード)で構成される場合、WTRUは、XDDスロットフォーマット・インジケータを含み得るDCIを監視することを、予期し得る。WTRUは、非XDDモードのために構成されるBWPにおいて、XDDスロットフォーマット・インジケータを受信することを、予期しない場合がある。
【0215】
上述の特徴及び要素は、特定の組み合わせで記載されているが、各特徴又は要素は、好ましい実施形態のその他の特徴及び要素なしで単独で使用され得る、又はその他の特徴及び要素を用いて若しくはそれらを用いずに、様々な組み合わせで使用され得る。
【0216】
本明細書に記載される実装形態は、3GPP特有プロトコルを考慮し得るが、本明細書に記載される実装形態は、このシナリオに限定されず、その他の無線システムに適用可能であり得ることが、理解されよう。例えば、本明細書に記載される解決策は、LTE、LTE-A、新無線(NR)、又は5G特有プロトコルを考慮するが、本明細書に記載される解決策は、このシナリオに限定されず、その他の無線システムにも更に適用可能であることが、理解されよう。
【0217】
上述のプロセスは、コンピュータ及び/若しくはプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、並びに/又はファームウェアに、実装され得る。コンピュータ可読媒体の例としては、(有線接続及び/又は無線接続を介して送信される)電子信号及び/又はコンピュータ可読記憶媒体が挙げられるが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、読み取り専用メモリ(Read Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及びリムーバブルディスクなどであるがこれらに限定されない磁気媒体、磁気光学媒体、並びに/又はコンパクトディスク(Compact Disc、CD)-ROMディスク、及び/若しくはデジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disk、DVD)などの光学媒体が挙げられるが、これらに限定されない。ソフトウェアと関連付けられたプロセッサを使用して、WTRU、端末、基地局、RNC、及び/又は任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを、実装し得る。
【手続補正書】
【提出日】2024-05-09
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線送信/受信ユニット(Wireless Transmitter/Receiver Unit、WTRU)で実装される方法であって、前記方法が、
1つ以上のシンボルのそれぞれが、ダウンリンク(downlink、DL)受信に関連付けられたリソースブロックの第1のサブセットと、アップリンク(uplink、UL)送信に関連付けられたリソースブロックの第2のサブセットと、の両方を含むという指示を、受信することと、
1つ以上の周期的DLリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのDL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットに含まれるという条件で、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の周期的DLリソースに関連付けられたDL送信を、受信することと、
1つ以上の周期的ULリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのUL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットに含まれるという条件で、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の周期的ULリソースに関連付けられた第1のUL送信を、送信することと、を含む、方法。
【請求項2】
構成情報を受信することを更に含み、前記構成情報が、前記1つ以上のシンボルについての複数のUL/DLリソースブロックパターンを指定する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記複数のUL/DLリソースブロックパターンが、ビットマップを使用して、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージにおいて指定されている、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記指示が、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)又は媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)制御要素(Control Element、CE)を介して受信され、前記指示が、前記構成情報において指定される前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちのどれが前記1つ以上のシンボルに対して適用されるべきかを示す、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記指示は、前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第1のUL/DLリソースブロックパターンが、前記1つ以上のシンボルのうちの第1のシンボルのために適用されるべきであることを示し、前記指示は、前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第2のUL/DLリソースブロックパターンが、前記1つ以上のシンボルのうちの第2のシンボルのために適用されるべきであることを示す、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
RRCメッセージが、前記構成情報を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記1つ以上のシンボルにおいて、1つ以上の第2の周期的ULリソースのための、アップリンクグラント(uplink grant、アップリンク通信事前許可)を、受信することと、
前記1つ以上の第2の周期的ULリソースに関連付けられた第2のUL送信が、DL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットのうちの1つ以上において、送信されるべきであると、決定することと、
前記指示に基づいて、DL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットの前記1つ以上が、UL送信のために利用可能ではないと、決定することと、
前記1つ以上の第2の周期的ULリソースに関連付けられた前記第2のUL送信が、DL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットの前記1つ以上において送信されるべきであるという前記決定と、DL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットの前記1つ以上が、UL送信のために利用可能ではないという前記決定と、に基づいて、前記第2のUL送信をドロップすることと、
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記周期的ULリソースが、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)又は構成グラント-物理アップリンク共有チャネル(configured grant-physical uplink shared channel、CG-PUSCH)のうちの1つ以上のためのものである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
1つ以上の第2の周期的DLリソースに関連付けられた第2のDL送信が、UL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットのうちの1つ以上において、受信されるべきであると、決定することと、
前記指示に基づいて、UL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットの前記1つ以上が、DL受信のために利用可能ではないと、決定することと、
前記1つ以上の第2の周期的DLリソースに関連付けられた前記第2のDL送信が、UL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットの前記1つ以上において受信されるべきであるという前記決定と、UL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットの前記1つ以上が、DL受信のために利用可能ではないという前記決定と、に基づいて、制御チャネルを監視することを、操作停止させることと、
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
WTRUであって、
通信回路構成と、
プロセッサであって、
前記通信回路構成を介して、1つ以上のシンボルのそれぞれが、ダウンリンク(DL)受信に関連付けられたリソースブロックの第1のサブセットと、アップリンク(UL)送信に関連付けられたリソースブロックの第2のサブセットと、の両方を含む、という指示を、受信し、
前記通信回路構成を介して、1つ以上の周期的DLリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのDL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットに含まれるという条件で、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の周期的DLリソースに関連付けられた第1のDL送信を、受信し、
前記通信回路構成を介して、1つ以上の周期的ULリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのUL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットに含まれるという条件で、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の周期的ULリソースに関連付けられたUL送信を、送信するように構成された、プロセッサと、を備える、WTRU。
【請求項11】
前記プロセッサが、前記通信回路構成を介して、前記1つ以上のシンボルについての複数のUL/DLリソースブロックパターンを指定する構成情報を受信するように、更に構成されている、請求項10に記載のWTRU。
【請求項12】
前記複数のUL/DLリソースブロックパターンが、ビットマップを使用して、指定されている、請求項11に記載のWTRU。
【請求項13】
前記指示が、ダウンリンク制御情報(DCI)又は媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を介して受信され、前記指示が、前記構成情報において指定される前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちのどれが前記1つ以上のシンボルに対して適用されるべきかを指定する、請求項11に記載のWTRU。
【請求項14】
前記指示は、前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第1のUL/DLリソースブロックパターンが、前記1つ以上のシンボルのうちの第1のシンボルのために適用されるべきであることを指定し、前記指示は、前記複数のUL/DLリソースブロックパターンのうちの第2のUL/DLリソースブロックパターンが、前記1つ以上のシンボルのうちの第2のシンボルのために適用されるべきであることを指定する、請求項13に記載のWTRU。
【請求項15】
RRCメッセージが、前記構成情報を含む、請求項11に記載のWTRU。
【請求項16】
前記プロセッサが、
前記通信回路構成を介して、前記1つ以上のシンボルにおいて、1つ以上の第2の周期的ULリソースのためのアップリンクグラントを受信し、
前記1つ以上の第2の周期的ULリソースに関連付けられた第2のUL送信が、DL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットのうちの1つ以上において、送信されるべきであると、決定し、
前記指示に基づいて、DL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットの前記1つ以上が、UL送信のために利用可能ではないと、決定し、
前記1つ以上の第2の周期的ULリソースに関連付けられた前記第2のUL送信が、DL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットの前記1つ以上において送信されるべきであるという前記決定と、DL受信に関連付けられたリソースブロックの前記第1のサブセットの前記1つ以上が、UL送信のために利用可能ではないという前記決定と、に基づいて、前記第2のUL送信をドロップするように、更に構成されている、請求項10に記載のWTRU。
【請求項17】
前記周期的DLリソースが、物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)又は構成グラント-物理ダウンリンク共有チャネル(configured grant-physical downlink shared channel、CG-PDSCH)のうちの1つ以上のためのものである、請求項10に記載のWTRU。
【請求項18】
前記プロセッサが、
1つ以上の第2の周期的DLリソースに関連付けられた第2のDL送信が、UL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットのうちの1つ以上において、受信されるべきであると、決定し、
前記指示に基づいて、UL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットの前記1つ以上が、DL受信のために利用可能ではないと、決定し、
前記1つ以上の第2の周期的DLリソースに関連付けられた前記第2のDL送信が、UL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットの前記1つ以上において受信されるべきであるという前記決定と、UL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットの前記1つ以上が、DL受信のために利用可能ではないという前記決定と、に基づいて、制御チャネルを監視することを、操作停止させるように、更に構成されている、請求項10に記載のWTRU。
【請求項19】
基地局であって、
通信回路構成と、
プロセッサであって、
前記通信回路構成を介して、1つ以上のシンボルのそれぞれが、ダウンリンク(DL)受信に関連付けられたリソースブロックの第1のサブセットと、アップリンク(UL)送信に関連付けられたリソースブロックの第2のサブセットと、の両方を含む、という指示を、送信し、
前記通信回路構成を介して、前記1つ以上のシンボルにおいて、1つ以上の周期的DLリソースに関連付けられた第1のDL送信を、送信し、
前記通信回路構成を介して、1つ以上の周期的ULリソースが、前記1つ以上のシンボルについてのUL送信に関連付けられたリソースブロックの前記第2のサブセットに含まれるという条件で、前記1つ以上のシンボルにおいて、前記1つ以上の周期的ULリソースに関連付けられたUL送信を、受信するように構成された、プロセッサと、を備える、基地局。
【請求項20】
前記指示が、ダウンリンク制御情報(DCI)又は媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を介して送信される、請求項19に記載の基地局。
【国際調査報告】