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特表2024-537710ゲームコントローラシステムおよびそれに関連する方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-16
(54)【発明の名称】ゲームコントローラシステムおよびそれに関連する方法
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/24 20140101AFI20241008BHJP
   A63F 13/98 20140101ALI20241008BHJP
【FI】
A63F13/24
A63F13/98
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024518344
(86)(22)【出願日】2022-09-23
(85)【翻訳文提出日】2024-05-15
(86)【国際出願番号】 US2022044589
(87)【国際公開番号】W WO2023049385
(87)【国際公開日】2023-03-30
(31)【優先権主張番号】63/248,329
(32)【優先日】2021-09-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Blu-ray
2.ZIGBEE
3.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】504379349
【氏名又は名称】ベルキン・インターナショナル・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002310
【氏名又は名称】弁理士法人あい特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ノートン,ジョン
(72)【発明者】
【氏名】サンフィリッポ,ロザンヌ
(72)【発明者】
【氏名】モーリ,ケネス
(72)【発明者】
【氏名】レイン,スティーヴン
(72)【発明者】
【氏名】プーン,アーロン カ ホー
(72)【発明者】
【氏名】チェン,スタンレー
(72)【発明者】
【氏名】リム,スン ヒョン
(72)【発明者】
【氏名】リー,エリック
(72)【発明者】
【氏名】ナルワド,ヴィジェンドラ
(72)【発明者】
【氏名】アーキー,グレン
(57)【要約】
1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第1のコントローラを含むコントローラシステム。コントローラシステムはまた、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第2のコントローラを含み得る。コントローラシステムはさらにブリッジを備えてよく、ブリッジは、ブリッジの第1端に第1のコネクタと、ブリッジの第2端に第2のコネクタと、ブリッジの第1端と第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを備える。第1のコネクタ、第2のコネクタ、ならびに1つまたは複数のハブコネクタは、それぞれ、第1のコネクタタイプであってよい。第1のコントローラおよび第2のコントローラのコネクタのそれぞれは、第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプであってよい。
【選択図】図9-2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コントローラシステムであって、
1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第1のコントローラと、
1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第2のコントローラと、
ブリッジであって、前記ブリッジの第1端に第1のコネクタと、前記ブリッジの第2端に第2のコネクタと、前記ブリッジの前記第1端と前記第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを備え、
前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、ならびに前記1つまたは複数のハブコネクタは、それぞれ、第1のコネクタタイプであり、
前記第1のコントローラおよび前記第2のコントローラの前記コネクタのそれぞれは、前記第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプである、
前記コントローラシステム。
【請求項2】
前記第1のコントローラが、前記第1のコントローラの前記コネクタが前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、または前記1つまたは複数のハブコネクタのいずれか1つ、のうちのいずれか1つに直接的または間接的に固定されることによって、前記ブリッジに位置的に固定されるように構成され、かつ、
前記第2のコントローラが、前記第2のコントローラの前記コネクタが、前記ブリッジの前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、または前記1つまたは複数のハブコネクタのいずれか1つ、のうちのいずれか1つに直接的または間接的に固定されることによって、前記ブリッジに位置的に固定されるように構成される、
請求項1に記載のコントローラシステム。
【請求項3】
第1のエルボ部品であって、前記第1のエルボ部品の第1端に前記第1のコネクタタイプを有する第1のコネクタと、前記第1のエルボ部品の第2端に前記第2のコネクタタイプを有する第2のコネクタとを備える前記第1のエルボ部品をさらに備え、
前記第1のエルボ部品は、前記第1のエルボ部品の前記第1端と前記第2端との間に屈曲部を含む、
請求項1または2のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項4】
前記第1のコントローラが、(i)前記第1のコントローラの前記コネクタが前記第1のエルボ部品の前記第1のコネクタに固定されること、および(ii)前記第1のエルボ部品の前記第2のコネクタが前記ブリッジに直接的または間接的に固定されることによって、前記ブリッジに位置的に固定されるように構成される、請求項3に記載のコントローラシステム。
【請求項5】
前記第1のコントローラが、前記第1のエルボ部品の前記第2のコネクタが、前記ブリッジの前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、または前記1つまたは複数のハブコネクタのいずれか1つ、のうちのいずれか1つに直接的に固定されることによって、前記ブリッジに位置的に固定されるように構成される、請求項4に記載のコントローラシステム。
【請求項6】
第2のエルボ部品であって、前記第2のエルボ部品の第1端に前記第1のコネクタタイプを有する第1のコネクタと、前記第2のエルボ部品の第2端に前記第2のコネクタタイプを有する第2のコネクタとを備える前記第2のエルボ部品をさらに備え、
前記第2のエルボ部品は、前記第2のエルボ部品の前記第1端と前記第2端との間に屈曲部を含む、
請求項3に記載のコントローラシステム。
【請求項7】
前記第1のコントローラが、(i)前記第1のコントローラの前記コネクタが前記第1のエルボ部品の前記第1のコネクタに固定され、(ii)前記第1のエルボ部品の前記第2のコネクタが、前記第2のエルボ部品の前記第1のコネクタに直接、固定され、かつ、(iii)前記第2のエルボ部品の前記第2のコネクタが、前記ブリッジの前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、または前記1つまたは複数のハブコネクタのいずれか1つ、のうちのいずれか1つに直接、固定されることによって、前記ブリッジに位置的に固定されるように構成される、請求項6に記載のコントローラシステム。
【請求項8】
前記ブリッジが、(i)前記ブリッジの前記第1端と前記1つまたは複数のハブコネクタとの間の第1の屈曲部、および(ii)前記ブリッジの前記第2端と前記1つまたは複数のハブコネクタとの間の第2の屈曲部とを含む、請求項1、2、3、4、5、6、または7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項9】
前記ブリッジの前記第1コネクタと前記第2コネクタとは、互いに反対側を向いている、請求項1、2、3、4、5、6、または7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項10】
前記ブリッジの前記1つまたは複数のハブコネクタが、互いに反対側を向いている2つのハブコネクタを含む、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、または9のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項11】
前記ブリッジの前記1つまたは複数のハブコネクタが、前記2つのハブコネクタに直交する方を向いている第3のハブコネクタを含む、請求項10に記載のコントローラシステム。
【請求項12】
前記ブリッジの前記1つまたは複数のハブコネクタが、前記ブリッジの前記第2端よりも前記ブリッジの前記第1端の近くに配置される、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、または11のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項13】
前記第1のコネクタタイプおよび前記第2のコネクタタイプが、少なくとも8つの異なる位置に回転して互いにロックされるように動作可能である、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項14】
前記第1のコネクタタイプまたは前記第2のコネクタタイプのうちの第1のタイプが、回転ダイヤルを備え、
前記第1のコネクタタイプまたは前記第1のコネクタタイプとは異なる前記第2のコネクタタイプのうちの第2のタイプが、回転ベースを備え、かつ、
前記回転ベースが前記回転ダイヤルの内側に挿入されると、前記回転ダイヤルは、回転して前記第2のタイプを前記第1のタイプに固定し、前記第2のタイプが前記第1のタイプに対して回転するのを防ぐように動作可能である、
請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、または13のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項15】
前記回転ベースが、複数のタブを備え、かつ、
前記回転ダイヤルが、前記複数のタブを複数の異なる回転方向で受け入れるように構成された複数のスロットを備える、
請求項14に記載のコントローラシステム。
【請求項16】
前記第2のタイプが、回転カムおよび回転ロックをさらに備え、
前記回転ロックは、前記回転カムに向かってバネで付勢され、かつ、
前記回転ベースおよび前記回転ロックは、少なくとも8つの異なる位置に回転して前記回転カムにロックするように動作可能である、
請求項14または15のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項17】
前記コントローラシステムが、前記第1のコントローラまたは前記第2のコントローラのうちの少なくとも1つが前記コントローラシステムを見ることなく前記ブリッジに取り付けられ、前記ブリッジから取り外されるのを可能にするように構成される、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、または16のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項18】
前記第1のコネクタタイプが、第1の極性を有する第1の磁石アレイを備え、
前記第2のコネクタタイプが、前記第1の極性とは反対の第2の極性を有する第2の磁石アレイを備え、
前記第1のコネクタタイプまたは前記第2のコネクタタイプのうちの少なくとも1つは、前記第1のコネクタタイプと前記第2のコネクタタイプとの間の磁気結合を遅くするように構成された圧縮バネを備え、かつ、
前記第1のコネクタタイプおよび前記第2のコネクタタイプは、前記第2の磁石アレイが前記第1の磁石アレイに磁気的に結合されるときに、前記第1のコネクタタイプに対して前記第2のコネクタタイプを戻り止め内にねじ入れることによって、位置的に確実にロックされるように構成される、
請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、または17のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項19】
前記コントローラシステムが、前記コントローラシステムのモーションスケールを調整するために較正されるように構成される、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、または18のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項20】
前記コントローラシステムが、入力信号の機能へのマッピングを更新する更新された構成を受信するように構成される、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、または19のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項21】
コントローラシステムを提供する方法であって、
1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第1のコントローラを提供することと、
1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第2のコントローラを提供することと、
ブリッジであって、前記ブリッジの第1端に第1のコネクタと、前記ブリッジの第2端に第2のコネクタと、前記ブリッジの前記第1端と前記第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを備える前記ブリッジを提供することと
を含み、
前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、ならびに前記1つまたは複数のハブコネクタは、それぞれ、第1のコネクタタイプであり、
前記第1のコントローラおよび前記第2のコントローラの前記コネクタのそれぞれは、前記第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプである、
前記方法。
【請求項22】
コントローラシステムを使用する方法であって、
第1のコントローラをブリッジに接続することであって、前記第1のコントローラは、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備え、前記ブリッジは、前記ブリッジの第1端に第1のコネクタと、前記ブリッジの第2端に第2のコネクタと、前記ブリッジの前記第1端と前記第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを備える、前記第1のコントローラを前記ブリッジに接続することと、
第2のコントローラを前記ブリッジに接続することであって、前記第2のコントローラは、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備え、前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、ならびに前記1つまたは複数のハブコネクタのそれぞれは、第1のコネクタタイプであり、前記第1のコントローラおよび前記第2のコントローラの前記コネクタのそれぞれは、前記第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプである、前記第2のコントローラを前記ブリッジに接続することと
を含む、前記方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2021年9月24日出願の米国仮出願第63/248,329号の利益を主張する。米国仮出願第63/248,329号は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は一般に、ゲームコントローラと、それに関連するシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0003】
ビデオゲームは通常、ボタン、ジョイスティック、方向パッドなどの様々な異なる物理的コントロールを含み得るハンドヘルドコントローラを使用して、ユーザによって制御される。ビデオゲームの多くの異なるジャンル、および/またはビデオゲームで想定され得る多様な種類の役割にもかかわらず、ハンドヘルドコントローラの物理的コントロールは一般的に、固定された配置になっている。
【0004】
本発明の実施の形態のさらなる説明を容易にするために、以下の図面を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1図3に開示されたシステムの実施の形態を実装するのに適したコンピュータシステムの正面図を示す。
図2図1のコンピュータシステムのシャーシ内の回路基板に含まれる要素の例の代表的なブロック図を示す。
図3】実施の形態による、コントローラとともに使用するために採用できるシステムのブロック図を示す。
図4】実施の形態による例示的なコントローラを示す。
図5】実施の形態による例示的なブリッジを示す。
図6図6Aは、実施の形態によるステアリングホイールモードのコントローラシステムを示す。図6Bは、オートバイモードのコントローラシステムを示す。図6Cは、銃モードのコントローラシステムを示す。図6Dは、チェーンソーモードのコントローラシステムを示す。
図7図7Aは、実施の形態によるステアリングホイールモードのコントローラシステムを示す。図7Bは、ハンドルバーモードのコントローラシステムを示す。図7Cは、剣モードののコントローラシステムを示す。図7Dは、ライフルモードのコントローラシステムを示す。図7Eは、機関銃モードのコントローラシステムを示す。
図8図7Aのブリッジの分解図を示す。
図9-1】図7Aのエルボ部品の分解図を示す。
図9-2】図4のコントローラに関連する2つのコントローラと、図7Aのブリッジと、図7Aの2つのエルボ部品とを含む、コントローラシステムの要素を示す。
図9-3】別の構成のコントローラシステムをそれぞれ示す。
図9-4】挿入前、雄コネクタタイプが雌コネクタタイプから離れていることを示す、雌コネクタタイプの側断面図および雄コネクタタイプの断面図を示す。
図9-5】図9-5Gは、雄コネクタタイプが雌コネクタタイプに挿入されているが、まだロックされていないときの、図9-4の雌コネクタタイプと図9-4の雄コネクタタイプの回転ベースとの端面図を示す。図9-5Hは、雄コネクタタイプが雌コネクタタイプに挿入されているがまだロックされていないことを示す、雌コネクタタイプと雄コネクタタイプの(図9-5Gの線9H-9Hに沿った)側断面図を示す。図9-5Iは、雄コネクタタイプが雌コネクタタイプに挿入され、ロックされているときの、図9-4の雌コネクタタイプと図9-4の回転ベースとの端面図を示す。図9-5Jは、雄コネクタタイプが雌コネクタタイプに挿入され、ロックされているのを示す、雌コネクタタイプおよび雄コネクタタイプの(図9-5Iの線9J-9Jに沿った)側断面図を示す。
図9-6】図9-6Kは、回転ロックが回転カムに対して設定位置にある雄コネクタタイプの断面図である。図9-6Lは、回転ロックが回転カムに対して非設定位置にある図9-4の雄コネクタタイプの断面図である。図9-6Mは、回転ロックが回転カムに対して設定位置にあり、回転カムが上部シェル部品と下部シェル部品とに固定されているのを示す、図9-4の雄コネクタタイプの断面図である。図9-6Nは、図9-4の雄コネクタタイプの分解図である。図9-6Oは、回転ロックのタブおよび回転カムの戻り止めを示す、回転ロックおよび回転カムの図である。
図10図10Aは、別の実施の形態によるステアリング構成のコントローラシステムを示す。図10Bは、機関銃構成のコントローラシステムを示す。図10Cは、オートバイ構成のコントローラシステムを示す。図10Dは、チェーンソー構成のコントローラシステムを示す。
図11】実施の形態による、単一プロセッサトポロジの回路図を示す。
図12】別の実施の形態による、2つのプロセッサのトポロジの回路図を示す。
図13】別の実施の形態による、3つのプロセッサのトポロジの回路図を示す。
図14】別の実施の形態による、較正プロセスを実行するシステムを示す。
図15】減少した可動範囲に対する較正プロセスを実行するための図14のシステムを示す。
図16図16Aは、別の実施の形態によるコントローラシステムを示す。図16Bは、図16Aのブリッジのコネクタの斜視図を示す。図16Cは、図16Aのコントローラのうちの1つのコントローラのコネクタの斜視図を示す。
図17】別の実施の形態によるコントローラシステムを示す。
図18】別の実施の形態によるコントローラシステムを示す。
図19】別の実施の形態による、コントローラシステムを提供する方法の実施の形態のフローチャートを示す。
図20】別の実施の形態による、コントローラシステムを使用する方法の実施の形態のフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0006】
説明を簡単かつ明確にするために、図面は一般的な構成方法を示しており、周知の特徴および技術の説明および詳細は、本開示を不必要に不明瞭にすることを避けるために省略する場合がある。さらに、図面内の要素は必ずしも縮尺通りに描かれているわけではない。例えば、図中の一部の要素の寸法は、本開示の実施の形態の理解を助けるために、他の要素と比べて誇張している場合がある。異なる図面における同じ参照番号は同じ要素を示す。
【0007】
明細書および特許請求の範囲における「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」等の用語は、使用されている場合は、類似する要素を区別するために使用され、必ずしも特定の順次的または時系列的な順序を説明するために使用されるわけではない。当然ながら、そのように使用される用語は、本明細書に記載される実施の形態が、例えば、本明細書に図示または他の方法で説明される以外の順序で動作できるように、適切な状況下で交換可能である。さらに、用語「含む、備える(include)」および「有する」、ならびにこれらの任意の変形は、非排他的に含むことを意図し、よって、要素のリストを含むプロセス、方法、システム、品目、デバイス、または装置は、必ずしもこれらの要素に限らず、明示的に列挙されず、このようなプロセス、方法、システム、品目、デバイス、または装置に固有でもない他の要素を含み得る。
【0008】
明細書および特許請求の範囲において、「左」、「右」、「前」、「後」、「上部」、「下部」、「上」、「下」等の用語が、使用されている場合は、説明を目的としたものであり、必ずしも永続的な相対位置を説明するためのものではない。当然ながら、そのように使用される用語は、本明細書に記載の装置、方法、および/または製造物品の実施の形態が、例えば、図示のまたは他の方法で本明細書に記載の向き以外の向きで動作可能であるように、適切な状況下で交換可能である。
【0009】
「結合する(couple)」、「結合された(coupled)」、「結合する(couples)」、「結合(coupling)」等の用語は幅広く理解されるべきであり、2つ以上の要素を機械的におよび/または他の方法で接続することを指す。2つ以上の電気要素は電気的に結合され得るが、機械的またはその他の方法で結合されてはいない場合がある。結合は、任意の長さの期間、例えば、永久的、半永久的、または一瞬だけであってよい。「電気的結合」等は幅広く理解されるべきで、あらゆる種類の電気的結合を含む。「結合された」等の語の近くに「取り外し可能に」、「取り外し可能な」等の語が存在しないことは、当該結合などが取り外し可能または取り外し不可能であることを意味するものではない。「機械的結合」等は幅広く理解されるべきで、あらゆる種類の機械的結合を含む。
【0010】
「結合された」等の語の近くに「取り外し可能に」、「取り外し可能な」等の語が存在しないことは、当該結合などが取り外し可能または取り外し不可能であることを意味するものではない。
【0011】
本明細書で定義されるとき、2つ以上の要素が同じ材料で構成される場合、それらは「一体」である。本明細書で定義されるとき、2つ以上の要素が、それぞれ、異なる材料で構成されている場合、それらは「非一体」である。
【0012】
本明細書で定義されるとき、「リアルタイム」は、一部の実施の形態では、トリガイベントの発生時に可能な限り早く実行される動作に対して定義することができる。トリガイベントは、タスクの実行や、そうでなければ情報の処理に必要なデータの受信を含み得る。伝送および/または計算速度に固有の遅延のため、「リアルタイム」という用語は、「ほぼ」リアルタイムで発生する動作、またはトリガイベントから多少遅れて発生する動作を含む。いくつかの実施の形態において、「リアルタイム」は、データの処理(例えば、決定)および/または送信のための時間遅延を差し引いたリアルタイムを意味することができる。特定の時間遅延は、データの種類および/または量、ハードウェアの処理速度、通信ハードウェアの送信能力、送信距離などに応じて変わり得る。しかしながら、多くの実施の形態では、時間遅延は、約1秒、2秒、5秒、または10秒未満であり得る。
【0013】
本明細書で定義されるとき、「約」は、一部の実施の形態では、記載された値のプラスまたはマイナス10パーセント以内を意味し得る。他の実施の形態では、「約」は、記載された値のプラスまたはマイナス5パーセント以内を意味し得る。さらなる実施の形態では、「約」は、記載された値のプラスまたはマイナス3パーセント以内を意味し得る。さらに他の実施の形態では、「約」は、記載された値のプラスまたはマイナス1パーセント以内を意味し得る。
【0014】
様々な実施の形態は、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第1のコントローラを含むコントローラシステムを含む。コントローラシステムはまた、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第2のコントローラを含み得る。コントローラシステムはさらにブリッジを備えることができ、ブリッジは、ブリッジの第1端に第1のコネクタと、ブリッジの第2端に第2のコネクタと、ブリッジの第1端と第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを備える。第1のコネクタ、第2のコネクタ、ならびに1つまたは複数のハブコネクタは、それぞれ、第1のコネクタタイプであってよい。第1のコントローラおよび第2のコントローラのコネクタのそれぞれは、第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプであってよい。
【0015】
いくつかの実施の形態は、コントローラシステムを提供する方法を含む。この方法は、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第1のコントローラを提供することを含み得る。この方法はまた、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第2のコントローラを提供することを含み得る。方法はさらにブリッジを提供することを含むことができ、ブリッジは、ブリッジの第1端に第1のコネクタと、ブリッジの第2端に第2のコネクタと、ブリッジの第1端と第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを備える。第1のコネクタ、第2のコネクタ、ならびに1つまたは複数のハブコネクタは、それぞれ、第1のコネクタタイプであってよい。第1のコントローラおよび第2のコントローラのコネクタのそれぞれは、第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプであってよい。
【0016】
追加の実施の形態は、コントローラシステムを使用する方法を含む。この方法は、第1のコントローラをブリッジに接続することを含み得る。第1のコントローラは、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを含み得る。ブリッジは、ブリッジの第1端に第1のコネクタと、ブリッジの第2端に第2のコネクタと、ブリッジの第1端と第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを含み得る。この方法はまた、第2のコントローラをブリッジに接続することを含み得る。第2のコントローラは、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを含み得る。第1のコネクタ、第2のコネクタ、ならびに1つまたは複数のハブコネクタは、それぞれ、第1のコネクタタイプであってよい。第1のコントローラおよび第2のコントローラのコネクタのそれぞれは、第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプであってよい。
【0017】
図1を参照すると、図1は、コンピュータシステム100の例示的な実施の形態を示し、そのすべてまたは一部は、(i)本技術、方法、およびシステムの1つまたは複数の実施の形態の一部またはすべてを実装すること、(ii)本明細書に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体の1つまたは複数の実施の形態の一部またはすべてを実装および/または動作させること、および/または本明細書に記載の1つまたは複数の装置とインタフェースすることにとって適切であり得る。一例として、コンピュータシステム100(およびその内部コンポーネント、またはコンピュータシステム100の1つまたは複数の要素)のうちの異なるまたは別個のものは、本明細書に記載される技術の一部またはすべてを実装するのに適し得る。一部の実施の形態では、コンピュータシステム100は、1つまたは複数の回路基板(図示せず)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート112、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)および/またはデジタルビデオディスク(DVD)ドライブ116、ならびにハードドライブ114を備えるシャーシ102を含み得る。シャーシ102内の回路基板に含まれる要素の代表的なブロック図を図2に示す。図2の中央処理装置(CPU)210は、図2では、システムバス214に結合される。様々な実施の形態において、CPU210のアーキテクチャは、商業的に流通した様々なアーキテクチャファミリのいずれかに準拠し得る。
【0018】
図2を続けると、システムバス214はまた、読み出し専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含むメモリ記憶ユニット208に結合される。メモリ記憶ユニット208またはROMの不揮発性部分は、システムリセット後にコンピュータシステム100(図1)を機能状態に復元するのに適したブートコードシーケンスで符号化することができる。さらに、メモリ記憶ユニット208は、基本入出力システム(BIOS)などのマイクロコードを含み得る。一部の例では、本明細書に開示される様々な実施の形態の1つまたは複数のメモリ記憶ユニットは、メモリ記憶ユニット208、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート112(図1~2)に結合されたUSBを装備した電子デバイス(例えば、外部メモリ記憶ユニット(図示せず))、ハードドライブ114(図1~2)、および/または、CD-ROM、DVD、Blu-Ray、または、CD-ROMおよび/またはDVDドライブ116(図1~2)で使用されるように構成された媒体などの他の適切な媒体を含み得る。不揮発性または非一時的メモリ記憶ユニット(複数可)とは、不揮発性メモリであり一時的な信号ではないメモリ記憶ユニットの部分を指す。同じまたは異なる例において、本明細書に開示される様々な実施の形態の1つまたは複数のメモリ記憶ユニットは、オペレーティングシステムを備えてよく、オペレーティングシステムは、コンピュータおよび/またはコンピュータネットワークのハードウェアおよびソフトウェアリソースを管理するソフトウェアプログラムであってよい。オペレーティングシステムは、例えば、メモリの制御と割り当て、命令の処理の優先順位付け、入出力デバイスの制御、ネットワーキングの促進、ファイルの管理などの基本的なタスクを実行することができる。例示的なオペレーティングシステムは、(i)アメリカ合衆国ワシントン州レドモンドのMicrosoft社製Microsoft(登録商標)Windows(登録商標)オペレーティングシステム(OS)、(ii)アメリカ合衆国カリフォルニア州クパチーノのApple社製Mac(登録商標)OS X(登録商標)、(iii)UNIX(登録商標)OS、および(iv)Linux(登録商標)OSのうちの1つまたは複数を含み得る。さらに例示的なオペレーティングシステムは、(i)アメリカ合衆国カリフォルニア州クパチーノのApple社製IOS(登録商標)オペレーティングシステム、(ii)韓国、ソウルのLG Electronics製WebOSオペレーティングシステム、(iii)アメリカ合衆国カリフォルニア州マウンテンビューのGoogleによって開発されたAndroid(商標)オペレーティングシステム、または(iv)アメリカ合衆国ワシントン州レドモンドのMicrosoft社製Windows Mobile(商標)オペレーティングシステムのうちの1つを含み得る。
【0019】
本明細書で使用される場合、「プロセッサ」および/または「処理モジュール」とは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、コントローラ、複合命令セットコンピューティング(CISC)マイクロプロセッサ、縮小命令セットコンピューティング(RISC)マイクロプロセッサ、超長命令ワード(VLIW)マイクロプロセッサ、グラフィックスプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、または目的の機能を実行できる任意の他のタイプのプロセッサもしくは処理回路などの任意のタイプの計算回路を意味するが、これらに限定されない。一部の例では、本明細書に開示される様々な実施の形態の1つまたは複数のプロセッサは、CPU210を含み得る。
【0020】
図2に示される実施の形態では、ディスクコントローラ204、グラフィックスアダプタ224、ビデオコントローラ202、キーボードアダプタ226、マウスアダプタ206、ネットワークアダプタ220、および他のI/Oデバイス222などの様々なI/Oデバイスは、システムバス214に結合することができる。キーボードアダプタ226およびマウスアダプタ206は、コンピュータシステム100(図1)のキーボード104(図1~2)およびマウス110(図1~2)にそれぞれ結合される。グラフィックスアダプタ224およびビデオコントローラ202は、図2では別個のユニットとして示されているが、ビデオコントローラ202はグラフィックスアダプタ224に統合することができ、他の実施の形態ではその逆も可能である。ビデオコントローラ202は、コンピュータシステム100(図1)の画面108(図1)上に画像を表示するためにモニタ106(図1~2)をリフレッシュするのに適している。ディスクコントローラ204は、ハードドライブ114(図1~2)、USBポート112(図1~2)、ならびにCD-ROMおよび/またはDVDドライブ116(図1~2)を制御することができる。他の実施の形態では、これらのデバイスのそれぞれを個別に制御するために別個のユニットを使用することができる。
【0021】
一部の実施の形態では、ネットワークアダプタ220は、コンピュータシステム100(図1)の拡張ポート(図示せず)に差し込まれるまたは結合されるWNIC(無線ネットワークインタフェースコントローラ)カード(図示せず)を含み得る、および/またはWNICカードとして実装されてよい。他の実施の形態では、WNICカードは、コンピュータシステム100(図1)に組み込まれた無線ネットワークカードであってよい。無線ネットワークアダプタは、マザーボードチップセット(図示せず)に統合された無線通信機能を有することによってコンピュータシステム100(図1)に組み込むことができ、あるいは、コンピュータシステム100(図1)のPCI(周辺コンポーネントインターコネクタ)もしくはPCIエクスプレスバス、またはUSBポート112(図1)を通して接続された、1つまたは複数の専用無線通信チップ(図示せず)によって実装することができる。他の実施の形態では、ネットワークアダプタ220は、有線ネットワークインタフェースコントローラカード(図示せず)を含み得る、および/または有線ネットワークインタフェースコントローラカードとして実装されてよい。
【0022】
コンピュータシステム100(図1)の他の多くのコンポーネントは示されていないが、そのようなコンポーネントおよびそれらの相互接続は当業者にはよく知られている。したがって、コンピュータシステム100(図1)とシャーシ102(図1)内の回路基板との構造および構成に関するさらなる詳細については、本明細書では説明しない。
【0023】
図1のコンピュータシステム100が、実行中であるとき、USBポート112のUSBドライブに、CD-ROMおよび/またはDVDドライブ116のCD-ROMもしくはDVDに、ハードドライブ114に、またはメモリ記憶ユニット208(図2)に記憶されたプログラム命令は、CPU210(図2)によって実行される。これらのデバイスに記憶されたプログラム命令の一部は、本明細書に記載の技術のすべてまたは少なくとも一部を実行するのに適切であり得る。様々な実施の形態において、コンピュータシステム100は、本明細書に記載されるような1つまたは複数のモジュール、システム、アプリケーション、および/またはデータベースを用いて再プログラムされて、汎用コンピュータを専用コンピュータに変換することができる。説明の目的で、プログラムおよび他の実行可能なプログラムコンポーネントは、本明細書では個別のシステムとして示されているが、当然ながら、そのようなプログラムおよびコンポーネントは、様々な時点でコンピュータシステム100の異なる記憶コンポーネントに存在してよく、CPU210によって実行することができる。代替として、またはそれに加えて、本明細書に記載のシステムおよび手順は、ハードウェア、またはハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの組み合わせで実装することができる。例えば、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)は、本明細書に記載のシステムおよび手順のうちの1つまたは複数を実行するようにプログラムすることができる。例えば、本明細書に記載のプログラムおよび/または実行可能なプログラムコンポーネントのうちの1つまたは複数は、1つまたは複数のASICで実装することができる。
【0024】
コンピュータシステム100は図1ではデスクトップコンピュータとして示されているが、コンピュータシステム100が、コンピュータシステム100について記載したものと同様の機能要素を有しつつも、異なるフォームファクタを取り得る例があってよい。一部の実施の形態では、コンピュータシステム100は、単一のコンピュータ、単一のサーバ、またはコンピュータもしくはサーバのクラスタもしくは集合、またはコンピュータもしくはサーバのクラウドを含み得る。通常、コンピュータシステム100に対する要求が単一のサーバまたはコンピュータの妥当な能力を超えるとき、サーバのクラスタまたは集合を使用することができる。特定の実施の形態では、コンピュータシステム100は、ラップトップコンピュータなどのポータブルコンピュータを含み得る。他の特定の実施の形態では、コンピュータシステム100は、スマートフォンなどのモバイルデバイスを含み得る。特定の追加の実施の形態では、コンピュータシステム100は組み込みシステムを含み得る。
【0025】
図面を先に見ると、図3は、以下でより詳細に記載するように、コントローラとともに使用するために採用し得るシステム300のブロック図を示す。システム300は単なる例示であり、システムの実施の形態は本明細書に提示される実施の形態に限定されない。システム300は、本明細書に具体的に図示または記載されていない多くの異なる実施の形態または例で採用することができる。一部の実施の形態では、システム300のシステムの特定の要素、モジュールは、様々な手順、プロセス、および/またはアクティビティを実行することができる。これらの実施の形態または他の実施の形態では、手順、プロセス、および/またはアクティビティは、システム300の他の適切な要素、モジュール、またはシステムによって実行することができる。
【0026】
したがって、一般に、システム300は、本明細書に記載するように、ハードウェアおよび/またはソフトウェアを用いて実装することができる。一部の実施の形態では、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの一部またはすべては従来のものであってよく、これらの実施の形態または他の実施の形態では、本明細書に記載のシステム300の機能の一部またはすべてを実装するために、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの一部またはすべてをカスタマイズ(例えば、最適化)することができる。
【0027】
一部の実施の形態では、システム300は、オンラインサーバ310、1つまたは複数のユーザシステム330、331、および/または1つまたは複数のコントローラ340、341を含み得る。オンラインサーバ310、ユーザシステム330、331、および/またはコントローラ340、341はそれぞれ、上述したようなコンピュータシステム100(図1)などのコンピュータシステム、またはその一部であってよく、それぞれが単一のコンピュータ、単一のサーバ、コンピュータもしくはサーバのクラスタもしくは集合、またはコンピュータもしくはサーバのクラウドであってよい。別の実施の形態では、単一のコンピュータシステムが、オンラインサーバ310、ユーザシステム330、331、および/またはコントローラ340、341のうちの2つ以上のそれぞれをホストすることができる。多くの実施の形態では、ユーザシステム330、331は、ソニープレイステーション、マイクロソフトXbox、ニンテンドースイッチ、オキュラスリフト/クエストなどのビデオゲームコンソール、デスクトップおよび/またはラップトップコンピュータ、またはコントローラ340、341がインタフェースする他の適切なシステムであってよい。多くの実施の形態において、オンラインサーバ310は、ソニープレイステーションネットワークなどのオンラインゲーム/エンターテイメントサービス、グーグルスタディアなどのクラウドゲームサービス、または別の適切なオンラインサービスであってよい。オンラインサーバ310、ユーザシステム330、331、および/またはコントローラ340、341に関するさらなる詳細を本明細書に記載する。
【0028】
一部の実施の形態では、ユーザシステム330、331はシステム300の外部にあってよい。ユーザシステム330、331は、コンピュータシステム100(図1)に関して記載した要素のいずれかを含み得る。一部の実施の形態では、ユーザシステム330、331はモバイルデバイスであってよい。モバイルデバイスは、オーディオおよび/またはビジュアルデータ(例えば、テキスト、画像、ビデオ、音楽など)を提示する機能を備えたポータブル電子デバイス(例えば、平均的な体格の人が手で簡単に持ち運べる電子デバイス)を指すことができる。例えば、モバイルデバイスは、デジタルメディアプレーヤ、携帯電話(例えば、スマートフォン)、パーソナルデジタルアシスタント、ハンドヘルドデジタルコンピュータデバイス(例えば、タブレットパーソナルコンピュータデバイス)、ラップトップコンピュータデバイス(例えば、ノートブックコンピュータデバイス、ネットブックコンピュータデバイス)、ウェアラブルユーザコンピュータデバイス、またはオーディオおよび/またはビジュアルデータ(例えば、画像、ビデオ、音楽など)を提示する機能を備えた別のポータブルコンピュータデバイスのうちの少なくとも1つを含み得る。したがって、多くの例において、モバイルデバイスは、手で容易に持ち運ぶことができるほど十分に小さい体積および/または重量を有し得る。例えば、一部の実施の形態では、モバイルデバイスは、約1790立方センチメートル、2434立方センチメートル、2876立方センチメートル、4056立方センチメートル、および/または5752立方センチメートル以下の体積を占めることができる。さらに、これらの実施の形態では、モバイルデバイスの重量は、15.6ニュートン、17.8ニュートン、22.3ニュートン、31.2ニュートン、および/または44.5ニュートン以下であってよい。
【0029】
例示的なモバイルデバイスは、(i)アメリカ合衆国カリフォルニア州クパチーノのアップル社製iPod(登録商標)、iPhone(登録商標)、iTouch(登録商標)、iPad(登録商標)、Macbook(登録商標)または同様の製品、(ii)フィンランド、エスポー、ケイラニエミのNokia社製Lumia(登録商標)または同様の製品、および/または(iii)韓国ソウル、サムソンタウンのサムソングループ製のGalaxy(商標)または同様の製品を含み得る。さらに、同じまたは異なる実施の形態では、モバイルデバイスは、(i)アメリカ合衆国カリフォルニア州クパチーノのアップル社製iPhone(登録商標)オペレーティングシステム、(ii)Open Handset Allianceによって開発されたAndroid(商標)オペレーティングシステム、または(iii)アメリカ合衆国ワシントン州レドモンドのMicrosoft社製Windows Mobile(商標)オペレーティングシステムのうちの1つまたは複数を実装するように構成された電子デバイスであってよい。
【0030】
さらに、本明細書で使用される「ウェアラブルユーザコンピュータデバイス」という用語は、オーディオおよび/またはビジュアルデータ(例えば、テキスト、画像、ビデオ、音楽など)を提示する機能を備え、ユーザによって着用される、および/またはウェアラブルユーザコンピュータデバイスのユーザに装着可能(例えば、固定される)(例えば、時には衣服の下または上に、および/または、時には衣服および/または、例えば、帽子、眼鏡、腕時計、靴など別のアクセサリと一体化および/またはそれらとして一体化される)電子デバイスを指すことができる。多くの例では、ウェアラブルユーザコンピュータデバイスは、モバイルデバイスであってよく、その逆も可能である。ただし、ウェアラブルユーザコンピュータデバイスは必ずしもモバイルデバイスであるとは限らず、その逆も同様である。
【0031】
特定の例では、ウェアラブルユーザコンピュータデバイスは、頭部装着型ウェアラブルユーザコンピュータデバイス(例えば、1つまたは複数の頭部装着型ディスプレイ、1つまたは複数の眼鏡、1つまたは複数のコンタクトレンズ、1つまたは複数の網膜ディスプレイなど)または手足に装着可能なウェアラブルユーザコンピュータデバイス(スマートウォッチなど)を含み得る。これらの例では、頭部装着型ウェアラブルユーザコンピュータデバイスは、頭部装着型ウェアラブルユーザコンピュータデバイスのユーザの片目または両目に近接して装着可能であってよい、および/またはユーザの視野と位置合わせしてベクトル化することができる。
【0032】
より具体的な例では、頭部装着型ウェアラブルユーザコンピュータデバイスは、(i)アメリカ合衆国カリフォルニア州メンローパークのGoogle社製Google Glass(商標)製品または同様の製品、(ii)カナダ、オンタリオ州トロントのePI Lab製Eye Tap(商標)製品または同様の製品、および/または(iii)アメリカ合衆国ニューヨーク州ロチェスターのVuzix社製Raptyr(商標)製品、STAR 1200(商標)製品、Vuzix Smart Glasses M100(商標)製品または同様の製品を含み得る。他の特定の例では、頭部装着型ウェアラブルユーザコンピュータデバイスは、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルのワシントン大学によるVirtual Retinal Display(商標)製品または同様の製品を含み得る。一方、さらなる具体例では、手足に装着可能なウェアラブルユーザコンピュータデバイスは、アメリカ合衆国カリフォルニア州クパチーノのアップル社製アップルウォッチ(商標)製品または同様の製品、韓国ソウル市サムソンタウンのサムソングループ製ギャラクシーギアまたは同様の製品、アメリカ合衆国イリノイ州シャンバーグのMotorola製Moto360製品または同様の製品、および/またはアメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコのFitbit社製Zip(商標)製品、One(商標)製品、Flex(商標)製品、Charge(商標)製品、Surge(商標)製品または同様の製品を含み得る。様々な実施の形態において、頭部装着型ウェアラブルユーザコンピュータデバイスは、カリフォルニア州アーバインのFacebook Technologies、LLC製Oculus(登録商標)ビデオゲームシステム、日本国東京に本拠を置くSony(登録商標)製Sony PlayStation VR、台湾新台北市のHTC社製HTC Vive、または同様の仮想現実もしくは拡張現実装置を含み得る。
【0033】
多くの実施の形態では、ユーザシステム330~331およびオンラインサーバ310は、それぞれグラフィカルユーザインタフェース(「GUI」)350~352を含み得る。同じまたは異なる実施の形態では、GUI350~352は、システム300の一部であり得るユーザコンピュータ330~331の一部であってもよく、および/またはユーザコンピュータ330~331によって表示することができる。一部の実施の形態では、GUI350~352は、テキストおよび/またはグラフィックス(画像)ベースのユーザインタフェースを含み得る。同じまたは異なる実施の形態では、GUI350~352はヘッドアップディスプレイ(「HUD」)を含み得る。GUI350~352がHUDを含むとき、GUI350~352は、ガラスまたはプラスチック上に投影することができ、ホログラムとして空中に表示することができ、またはモニタ106(図1)上に表示することができる。様々な実施の形態において、GUI350~352はカラーまたは白黒であってよい。多くの実施の形態では、GUI350~352は、コンピュータシステム100、ユーザコンピュータ330~331、および/またはオンラインサーバ310などのコンピュータシステム上で実行されるアプリケーションを含み得る。同じまたは異なる実施の形態では、GUI350~352は、ネットワーク320(例えば、インターネット)を介してアクセスされるウェブサイトを含み得る。一部の実施の形態では、GUI350~352は、仮想現実(VR)および/または拡張現実(AR)システムもしくはディスプレイとして、またはその上に表示することができる。一部の実施の形態では、GUIとの対話は、クリック、ルック、選択、グラブ、ビュー、購入、入札、スワイプ、ピンチ、逆ピンチなどを含み得る。
【0034】
一部の実施の形態では、オンラインサーバ310は、ネットワーク320を介してユーザシステム330、331とデータ通信することができる。特定の実施の形態では、ユーザシステム330、331は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、タブレットデバイス、ビデオゲームデバイス、および/または他のエンドポイントデバイスであってよい。
【0035】
多くの実施の形態では、オンラインサーバ310、ユーザシステム330、331、および/またはコントローラ340、341はそれぞれ、1つまたは複数の入力デバイス(例えば、1つまたは複数のキーボード、1つまたは複数のキーパッド、コンピュータマウス(単数または複数)などの1つまたは複数のポインティングデバイス、1つまたは複数のタッチスクリーンディスプレイ、マイクロフォン、1つまたは複数のコントローラなど)を含み得る、および/または、それぞれ、1つまたは複数のディスプレイデバイス(例えば、1つまたは複数のモニタ、1つまたは複数のタッチスクリーンディスプレイ、プロジェクタなど)を含み得る。これらの実施の形態または他の実施の形態では、入力デバイスのうちの1つまたは複数は、キーボード104(図1)、マウス110(図1)、コントローラ400、および/またはブリッジ500と類似していてよい、または同一であってよい。さらに、ディスプレイデバイスのうちの1つまたは複数は、モニタ106(図1)および/または画面108(図1)と類似していてよい、または同一であってよい。入力デバイス(複数可)およびディスプレイデバイス(複数可)は、オンラインサーバ310、ユーザシステム330、331、および/またはコントローラ340、341のプロセッサ(複数可)および/またはメモリ記憶ユニット(複数可)に有線方式および/または無線方式で結合することができ、結合は直接的および/または間接的、ならびにローカルおよび/またはリモートであってよい。間接的な方法(リモート方式である場合とそうでない場合がある)の例として、キーボード-ビデオ-マウス(KVM)スイッチを使用して、入力デバイス(複数可)およびディスプレイデバイス(複数可)をプロセッサ(複数可)および/またはメモリ記憶ユニット(複数可)に結合することができる。一部の実施の形態では、KVMスイッチは、オンラインサーバ310、ユーザシステム330、331、および/またはコントローラ340、341の一部であってもよい。同様に、プロセッサ(複数可)とメモリ記憶ユニット(複数可)は、互いにローカルおよび/またはリモートであってよい。
【0036】
一部の実施の形態では、オンラインサーバ310、ユーザシステム330、331、および/またはコントローラ340、341は、ネットワーク320を介して互いに通信またはインタフェース(例えば、対話)することができる。ネットワーク320は、一般に公開されていないイントラネットであってよい。さらなる実施の形態では、ネットワーク320は、個々のシステムのメッシュネットワークであってよい。したがって、多くの実施の形態では、オンラインサーバ310、ユーザシステム330、331、および/またはコントローラ340、341(および/またはそのようなシステムによって使用されるソフトウェア)は、システム300のオペレータおよび/または管理者によって操作されるシステム300のバックエンドを指すことができ、ユーザシステム330、331(および/またはそのようなシステムによって使用されるソフトウェア)は、1人または複数のユーザによって使用されるシステム300のフロントエンドを指すことができる。一部の実施の形態では、ユーザは顧客と呼ばれることもあり、その場合、ユーザシステム330、331は顧客コンピュータと呼ぶこともできる。これらの実施の形態または他の実施の形態では、システム300のオペレータおよび/または管理者は、システム300の入力デバイス(複数可)および/またはディスプレイデバイス(複数可)を使用して、システム300、システム300のプロセッサ(複数可)、および/またはシステム300のメモリ記憶ユニット(複数可)を管理することができる。例えば、管理者は、本明細書で説明するように、1つまたは複数の所定の閾値を調整することができる。
【0037】
一方、多くの実施の形態では、オンラインサーバ310、ユーザシステム330、331、および/またはコントローラ340、341は、1つまたは複数のデータベースと通信するように構成することもできる。1つまたは複数のデータベースは、1つまたは複数のメモリ記憶ユニット(例えば、非一時的なメモリ記憶ユニット(複数可))に記憶することができ、これらのメモリ記憶ユニットは、コンピュータシステム100(図1)に関して上述した1つまたは複数のメモリ記憶ユニット(例えば、非一時的メモリ記憶媒体)と類似または同一であってよい。また、一部の実施の形態では、1つまたは複数のデータベースのうちの任意の特定のデータベースについて、その特定のデータベースは、メモリ記憶ユニット(複数可)のうちの単一のメモリ記憶ユニットに記憶することができ、および/または1つまたは複数のデータベースまたはその特定のデータベースのコンテンツを記憶する非一時的メモリ記憶ユニット(複数可)は、その特定のデータベースのサイズ、および/またはメモリ記憶ユニット(複数可)および/または非一時的メモリ記憶ユニット(複数可)の記憶容量に応じて、メモリ記憶ユニット(複数可)および/または1つまたは複数のデータベースを記憶する非一時的メモリ記憶ユニット(複数可)のうちの複数のものにわたって分散されてよい。
【0038】
1つまたは複数のデータベースはそれぞれ、データの構造化された(例えば、インデックス付けされた)集合を含むことができ、データベース(複数可)を定義、作成、クエリ、編成、更新、および管理するように構成された任意の適切なデータベース管理システムによって管理することができる。例示的なデータベース管理システムは、MySQL(登録商標)(構造化照会言語)データベース、PostgreSQLデータベース、Microsoft SQLサーバデータベース、Oracleデータベース、SAP(システム、アプリケーション、および製品)データベース、および/またはIBM DB2データベースを含み得る。
【0039】
一方、オンラインサーバ310、ユーザシステム330、331、コントローラ340、341、および/または1つまたは複数のデータベース間の通信は、有線および/または無線通信の任意の適切な方式を使用して実装することができる。したがって、システム300は、有線および/または無線通信を実装するように構成された任意のソフトウェアおよび/またはハードウェアコンポーネントを含み得る。さらに、有線および/または無線通信は、有線および/または無線通信ネットワークトポロジ(例えば、リング、ライン、ツリー、バス、メッシュ、スター、デイジーチェーン、ハイブリッドなど)のいずれか1つまたは任意の組み合わせ、および/またはプロトコル(例えば、パーソナルエリアネットワーク(PAN)プロトコル(複数可)、ローカルエリアネットワーク(LAN)プロトコル(複数可)、ワイドエリアネットワーク(WAN)プロトコル(複数可)、セルラネットワークプロトコル(複数可)、電力線ネットワークプロトコル(複数可)など)を使用して実装することができる。例示的なPANプロトコル(複数可)は、Bluetooth、Zigbee、ワイヤレスユニバーサルシリアルバス(USB)、Z-Waveなどを含むことができ、例示的なLANおよび/またはWANプロトコル(複数可)は、電気電子学会(IEEE)802.3(イーサネットとしても知られる)、IEEE802.11(WiFiとしても知られる)などを含むことができ、例示的な無線セルラネットワークプロトコル(複数可)は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、符号分割多重アクセス(CDMA)、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)、EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)、デジタルAMPS(IS-136/時分割多重アクセス(TDMA))、統合デジタル拡張ネットワーク(iDEN:Integrated Digital Enhanced Network)、進化型高速パケットアクセス(HSPA+:Evolved High-Speed Packet Access)、ロングタームエボリューション(LTE)、WiMAXなどを含み得る。実装される特定の通信ソフトウェアおよび/またはハードウェアは、実装されるネットワークトポロジおよび/またはプロトコルに応じてよく、逆も同様である。多くの実施の形態では、例示的な通信ハードウェアは、例えば、ユニバーサルシリアルバス(複数可)などの例えば、1つまたは複数のデータバス、例えば、同軸ケーブル(複数可)、光ファイバケーブル(複数可)、および/またはツイストペアケーブル(複数可)、任意の他の適切なデータケーブルなどの1つまたは複数のネットワークケーブルを含む有線通信ハードウェアを含み得る。さらなる例示の通信ハードウェアは、例えば、1つまたは複数の無線トランシーバ、1つまたは複数の赤外線トランシーバなどを含む、無線通信ハードウェアを含み得る。追加の例示的な通信ハードウェアは、1つまたは複数のネットワークコンポーネント(例えば、変調復調器コンポーネント、ゲートウェイコンポーネントなど)を含み得る。
【0040】
ここで図4を参照すると、例示的なコントローラ400が示されており、これはコントローラ340または341(図3)の少なくとも一部の実施の形態であり得る。コントローラ400は、本明細書に記載の実施の形態に限定されず、当業者であれば、コントローラ400の1つまたは複数の要素が、修正、変更、または本開示に記載の他の要素で置き換えられてよいことを理解するであろう。多くの実施の形態では、コントローラ400はハンドルコントローラと呼ばれてよい。一部の実施の形態では、コントローラ400は、約3インチ(7.62センチメートル(cm))から約6インチ(15.24cm)の間など、ユーザのハンドグリップ内に完全にまたは部分的に適合するように構成された長さを有することができる。様々な実施の形態において、コントローラ400は、二次元入力部401、一次元入力部402、および/またはロックコネクタ403を含み得る。一般的に言えば、コントローラ400は、1つまたは複数の丸い端部、1つまたは複数の平坦な端部、1つまたは複数の切り欠き、および/または1つまたは複数の隆起した表面もしくは縁部を有する管状の形状であってよい。様々な実施の形態において、1つまたは複数の切り欠きおよび/または1つまたは複数の隆起面もしくは縁部は、1つまたは複数の入力部(例えば、二次元入力部401および/または一次元入力部402)を収容するように構成することができる。これらの実施の形態または他の実施の形態では、1つまたは複数の切り欠きおよび/または1つまたは複数の隆起面もしくは縁部は、本質的に人間工学的であってよく、コントローラ400のグリップを助けることができる。
【0041】
一部の実施の形態では、二次元入力部401は、少なくとも2つの次元(例えば、X次元およびY次元)を有する入力部を含み得る。例えば、二次元入力部401がジョイスティック(図4に示すような)である場合、入力の2つの次元は、ジョイスティックの左/右および上/下を含み得る。多くの実施の形態では、二次元入力部401は、タッチパッド、タッチスクリーン、ジョイスティック、方向パッド、および/または2つの次元を可能にする配置の1つまたは複数の一次元入力部(例えば、ボックスまたはダイヤモンドパターンに配置された4つのボタン)を含み得る。一部の実施の形態では、1つまたは複数の二次元入力部は、追加の入力を実行するように構成することができる。例えば、ジョイスティックは押し下げたり上げたりすることができ、タッチパッドはタップ、スワイプ、ピンチなどを行うことができ、また、タッチスクリーンは、様々なタスク(例えば、コントローラ400のペアリングまたは較正)を通じてユーザをガイドするための様々なGUIまたはプロンプトを表示するように構成することができる。
【0042】
多くの実施の形態では、一次元入力部402は、少なくとも1つの次元(例えば、Z次元)を有する入力を含み得る。例えば、一次元入力部402は、1つまたは複数のボタン、トリガ、パドルなどを含み得る。さらなる実施の形態では、一次元入力部は、一次元で移動した量を示すように構成されたポテンショメータを含み得る。例えば、ポテンショメータは、トリガが半分まで押されたか完全に押されたかを示すことができる。
【0043】
様々な実施の形態において、二次元入力部401は、一次元入力部402からの様々な回転円弧および長さに沿って配置することができる(またはその逆)。例えば、図4に示すように、二次元入力部401は180度であってよく、一次元入力部402と同じ平面上にあってよい。他の実施の形態では、二次元入力部401および一次元入力部402の配置および存在は、特定のユーザの能力により良く適合するように変更することができる。例えば、二次元入力部401および一次元入力部402は、障害のあるユーザにより良く対応するために追加、移動、または取り外すことができる。これらの実施の形態または他の実施の形態では、二次元入力部401および/または一次元入力部402のうちの1つまたは複数は、コントローラ400のハウジング内で回転するように構成することができる。多くの実施の形態では、コントローラ400は、ロックコネクタ403を含み得る。一部の実施の形態では、ロックコネクタ403は、雄型または雌型のロックコネクタを含み得る。一般的に言えば、ロックコネクタ403は、ロックコネクタ501~505(図5、以下に記載)と相補的であってよく、それによってコントローラ400をブリッジ500(図5)に結合できるようにする。例えば、コントローラ400は雄型ロックコネクタ403を有するが、ブリッジ500(図5)は複数の雌型ロックコネクタ501~505を有し、あるいはその逆も同様である。ロックコネクタ403についてのさらなる詳細は、図8図10を参照して以下に記載する。
【0044】
ここで図5を参照すると、例示的なブリッジ500が示されており、これはコントローラ340または341(図3)の少なくとも一部の実施の形態であってよい。ブリッジ500は、本明細書に記載の実施の形態に限定されず、当業者であれば、ブリッジ500の1つまたは複数の要素が、修正、変更、または本開示に記載の他の要素で置き換えられてよいことを理解するであろう。多くの実施の形態では、ブリッジ500はブリッジと呼ぶことができる。一般的に言えば、ブリッジ500は、中央の直線領域513と1つまたは複数の屈曲部511~512とを備える管状本体を有することができる。一部の実施の形態では、図5に示すように、屈曲部511~512は約120度の内角を有することができ、または一部の実施の形態では、特定の構成に応じて、90度から180度の間の内角を有することができる。様々な実施の形態において、屈曲部の内角は、ヒンジ、ボールおよびソケット、または屈曲部に埋め込まれた他のジョイントを介して調整することができる。一部の実施の形態では、中央の直線領域513の長さは、約3インチ(7.62cm)から約24インチ(60.96cm)であってよい。例えば、図5に示すように、中央の直線領域513(屈曲部511と512との間)は、約6インチ(15.24cm)であってよい。
【0045】
さらなる実施の形態では、ブリッジ500は、1つまたは複数のロックコネクタ501~505を含み得る。例えば、図5に示すように、ブリッジ500は、屈曲部511に近接したブリッジ500の第1端にロックコネクタ501と、屈曲部512に近接したブリッジ500の第2端にロックコネクタ502と、ロックコネクタ503~505を含み得るロックコネクタハブ514とを含み得る。一部の実施の形態では、図5に示すように、ロックコネクタハブ514は、中央の直線領域513に沿って配置することができ、屈曲部512よりも屈曲部511の近くに配置することができる。他の実施の形態では、ロックコネクタハブ514は、屈曲部511と屈曲部512との間のほぼ中間点で中央の直線領域513の中央に配置することができる。図5に示すように、ロックコネクタ503および504は、中央の直線領域513の両側に、互いに約180度で外向きに配置することができ、ロックコネクタ505は、ロックコネクタ503~504の間であるが、下向きに配置することができる。他の実施の形態では、ロックコネクタハブ上のロックコネクタ503~505は他の適切な位置に配置することができ、および/またはロックコネクタハブはより多くのまたはより少ないロックコネクタを含み得る。一部の実施の形態では、ロックコネクタ501~505は、異なる構成を達成するために回転するように構成することができる。例えば、ブリッジ500に示されるロックコネクタハブ514は、少なくとも1つのロックコネクタが上を向くように回転することができる。以下でさらに詳細に記載するように、コントローラ400の1つまたは複数の実施の形態をブリッジ500の1つまたは複数の実施の形態と組み合わせると、異なる機能および/または使用可能な構成をもたらすことができる。
【0046】
多くの実施の形態では、コントローラ400(図4)および/または500は、図4~5では見えない多くの内部コンポーネントを含み得る。例えば、コントローラ400(図4)および/または500は、空間を通るコントローラの動きの追跡を支援するように構成された1つまたは複数の加速度計および/またはジャイロスコープを含み得る。多くの実施の形態では、1つまたは複数の入力機構は取り外し可能および/または交換可能であってよい。例えば、ジョイスティックを1つのモジュール全体として取り外すことができ、コントローラの外側シェルを分解してジャイロスコープを交換することができる。様々な実施の形態において、1つまたは複数の触覚フィードバック機構をコントローラの内部に配置することができる。例えば、モータやトランスデューサは、ビデオゲームで発生するイベントと同期した振動を生成することができる。コントローラがオートバイのシミュレーションで使用される場合、ユーザがスロットル設定を変更したり、凹凸のある仮想道路を走行したりすると、様々な振動を感じることができる。ユーザがオートバイシミュレーションでジャンプを着地すると、より大きなバンプタイプの触覚フィードバックを生じることができる。多くの実施の形態では、触覚ドライバは、コントローラの異なる部分に存在して、触覚イベントの方向性を提供する。例えば、コントローラのハンドル(例えば、400(図4))および/またはブリッジ(例えば、500)要素は、ビデオゲームシステムから受信した信号に応答して、イベントがユーザの右側または左側で起こっていることを示すことができる。
【0047】
ここで図6A~6Dを参照すると、別の実施の形態による例示的なコントローラシステム600が4つの異なる構成で示されている。コントローラシステム600は、コントローラ340または341(図3)の実施の形態であってよい。コントローラ600は、本明細書に記載の実施の形態に限定されず、当業者であれば、コントローラシステム600の1つまたは複数の要素が、修正、変更、または本開示に記載の他の要素で置き換えられてよいことを理解するであろう。例えば、コントローラシステム600は、2つのコントローラ400と1つのブリッジ500を使用して示されているが、コントローラ400および/またはブリッジ500の他の適切な置き換えも異なる構成で使用することができる。多くの実施の形態では、同じ2つのコントローラ400(ハンドルコントローラ)と1つのブリッジ500を、異なるゲーム機能で使用するために、図6A~6Dに示す様々な異なる構成に再配置することができる。一般に、コントローラシステム600を使用するとき、ユーザの左手をコントローラ400のうちの第1のコントローラ上に置き、ユーザの右手をコントローラ400のうちの第2のコントローラ400の上に置き、ブリッジ500は、様々な異なる構成で2つのコントローラ400をつなぐことができる。多くの実施の形態では、図6A~6Dに示す構成などの様々な異なる構成へのコントローラシステム600の再構成は、コントローラ400のうちの1つまたは複数のロックコネクタ403をブリッジ500の異なるロックコネクタ(例えば、501~505)に移動させることによって容易に行うことができる。
【0048】
例えば、図6Aに示すように、コントローラシステム600は、コントローラ400のうちの第1のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ500のロックコネクタ503に結合され、コントローラ400のうちの第2のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ500のロックコネクタ502に結合されるように構成することができる。このような構成では、図6Aに示すように、コントローラ400(ハンドルコントローラ)は、互いに対して約60度の角度をなすことができる、または、ブリッジ500の屈曲部(例えば、511~512(図5)に応じて、平行(両方とも下向き)と一直線(両方とも外向き)の間の他の適切な角度であってよい。図6Aに示すコントローラシステム600の構成は、例えば、ゲームパッドやステアリングホイールなどの様々な用途に使用することができる。この構成では、コントローラは、例えばステアリングホイールモードであると言うことができる。
【0049】
図6Bに示すように、コントローラシステム600は、コントローラ400のうちの第1のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ500のロックコネクタ503に結合され、コントローラ400のうちの第2のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ500のロックコネクタ504に結合されるように構成することができる。このような構成では、図6Bに示すように、コントローラ400(ハンドルコントローラ)は、互いに対して約180度の角度をなすことができる、または、ブリッジ500の屈曲部(例えば、511~512(図5)に応じて、平行(両方とも下向き)と一直線(両方とも外向き)の間の他の適切な角度であってよい。図6Bに示すコントローラシステム600の構成は、例えば、自転車、オートバイ、フォークリフトなどの様々な用途に使用することができる。この構成では、コントローラは、例えばオートバイモードであると言うことができる。
【0050】
図6Cに示すように、コントローラシステム600は、コントローラ400のうちの第1のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ500のロックコネクタ502に結合され、コントローラ400のうちの第2のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ500のロックコネクタ505に結合されるように構成することができる。このような構成では、図6Cに示すように、コントローラ400(ハンドルコントローラ)は、互いに対して約45度の角度をなすことができる、または、ブリッジ500の屈曲部(例えば、511~512(図5)に応じて、平行(両方とも下向き)と一直線(両方とも外向き)の間の他の適切な角度であってよい。図6Cに示すコントローラシステム600の構成は、例えば、銃やロケットランチャーなど、様々な用途に使用することができる。この構成では、コントローラは、例えば銃モードであると言うことができる。
【0051】
図6Dに示すように、コントローラシステム600は、コントローラ400のうちの第1のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ500のロックコネクタ502に結合され、コントローラ400のうちの第2のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ500のロックコネクタ504に結合されるように構成することができる。このような構成では、図6Dに示すように、コントローラ400(ハンドルコントローラ)は、互いに対して約45度の角度をなし、約90度回転することができる、または、ロックコネクタ504の回転に応じて、平行(両方とも下向き)と一直線(両方とも外向き)の間の他の適切な角度であってよい。図6Dに示すコントローラシステム600の構成は、例えば、チェーンソーやガトリング銃などの様々な用途に使用することができる。この構成では、コントローラは、例えばチェーンソーモードであると言うことができる。
【0052】
ここで図7A~7Eを参照すると、例示的なコントローラシステム700の5つの異なる構成が示されている。コントローラシステム700は、コントローラ340または341(図3)の実施の形態であってよい。コントローラシステム700は、本明細書に記載の実施の形態に限定されず、当業者であれば、コントローラシステム700の1つまたは複数の要素が、修正、変更、または本開示に記載の他の要素で置き換えられてよいことを理解するであろう。例えば、コントローラシステム700は、2つのコントローラ400、ブリッジ710、および/またはゼロ、1つ、または複数のエルボ部品720を含むことができ、コントローラ400、ブリッジ710、および/またはエルボ部品720の他の適切な置き換えも他の構成に使用することができる。多くの実施の形態では、コントローラシステム700は、2つのコントローラ400、ゼロ、1つ、2つ、または一部の実施の形態では3つ以上のエルボ部品720、ならびにブリッジ710を使用して作成することができる。様々な実施の形態において、エルボ部品720は、図5を参照して上述した屈曲部(例えば、511~512(図5))と類似または同一の形状および機能であってよいが、エルボ部品720は、ロックコネクタ721および722を含み得る。多くの実施の形態において、ブリッジ710およびブリッジ710の各側に取り付けられたエルボ部品720の寸法は、ブリッジ500(図5)と類似した構造要素を形成することができ、これらは、類似または同一の寸法を有することができる。ブリッジ500(図5)と比較して、ブリッジ710は、ブリッジ710の中心からオフセットされたハブ715内に2つのロックコネクタ713および714を含むことができ、ブリッジ710の端部にロックコネクタ711および712を含み得る。コントローラシステム700は、エルボ部品720を使用して追加の構成を可能にすることができる。これらの構成のいくつかを図7A~7Eに示す。多くの実施の形態では、図7A~7Eに示す構成などの様々な異なる構成へのコントローラシステム700の再構成は、エルボ部品720を使用してもしくは使用せずに、および/または1つまたは複数のコントローラ400のロックコネクタ403をブリッジ710の異なるロックコネクタ(例えば711~714)、またはエルボ部品720の異なるロックコネクタ(例えば721~722)に移動させることによって容易に行うことができる。
【0053】
例えば、図7Aに示すように、コントローラシステム700は、コントローラ400の第1のコントローラのロックコネクタ403がエルボ部品720の第1のエルボ部品のロックコネクタ722に結合され、コントローラ400の第2のコントローラのロックコネクタ403がエルボ部品720の第2のエルボ部品のロックコネクタ722に結合され、エルボ部品720の第1のエルボ部品のロックコネクタ721がブリッジ710のロックコネクタ713に結合され、エルボ部品720の第2のエルボ部品のロックコネクタ721がブリッジ710のロックコネクタ714に結合されるように、構成することができる。このような構成では、コントローラ400(ハンドルコントローラ)は、図7Aに示すように、互いに対して約60度、または別の適切な角度をなすことができる。図7Aに示すコントローラシステム700の構成は、例えば、ゲームパッドやステアリングホイールなどの様々な用途に使用することができる。この構成では、コントローラは、例えばステアリングホイールモードであると言うことができる。
【0054】
図7Bに示すように、コントローラシステム700は、エルボ部品720を使用せずに、コントローラ400がブリッジ710に直接結合されるように構成することができる。例えば、コントローラ400の第1のコントローラのロックコネクタ403は、ブリッジ710のロックコネクタ714に接続することができ、コントローラ400の第2のコントローラのロックコネクタ403は、ブリッジ710のロックコネクタ713に接続することができる。このような構成では、コントローラ400(ハンドルコントローラ)は、ブリッジ710の両側に一列に互いに対向して(例えば、互いに約180度で)配置することができる。図7Bに示すコントローラシステム700の構成は、例えばオートバイのハンドルバーなど、様々な用途に使用することができる。この構成では、コントローラは、例えばハンドルバーモードであると言うことができる。
【0055】
図7Cに示すように、コントローラシステム700は、エルボ部品720を使用せずに、コントローラ400がブリッジ710に直接結合されるように構成することができる。例えば、コントローラ400の第1のコントローラのロックコネクタ403は、ブリッジ710のロックコネクタ711に接続することができ、コントローラ400の第2のコントローラのロックコネクタ403は、ブリッジ710のロックコネクタ712に接続することができる。このような構成では、コントローラ400(ハンドルコントローラ)は、ブリッジ710の反対側に一列に互いに対向して(例えば、互いに約180度で)配置することができるが、図7Bに示す構成よりも互いにさらに離すことができる。図7Cに示すコントローラシステム700の構成は、例えば、槍や剣など様々な用途に使用することができる。この構成では、コントローラは、例えば剣モードであると言うことができる。
【0056】
図7Dに示すように、コントローラシステム700は、1つのエルボ部品720を備えてよく、コントローラ400の第1のコントローラのロックコネクタ403がエルボ部品720の第1のエルボ部品のロックコネクタ722に結合され、コントローラ400の第2のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ710のロックコネクタ711に結合され、エルボ部品720の第1のエルボ部品のロックコネクタ721がブリッジ710のロックコネクタ712に結合されるように、構成することができる。このような構成では、コントローラ400(ハンドルコントローラ)は、図7Dに示すように、互いに対して約150度、または別の適切な角度をなすことができる。図7Dに示すコントローラシステム700の構成は、例えば、ハンドガンやライフルなど様々な用途に使用することができる。この構成では、コントローラは、例えばライフルモードであると言うことができる。
【0057】
図7Eに示すように、コントローラシステム700は、2つのエルボ部品720を備えてよく、コントローラ400の第1のコントローラのロックコネクタ403がエルボ部品720の第1のエルボ部品のロックコネクタ722に結合され、エルボ部品720の第1のエルボ部品のロックコネクタ721がエルボ部品720の第2のエルボ部品のロックコネクタ722に結合され、コントローラ400の第2のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ710のロックコネクタ712に結合され、エルボ部品720の第2のエルボ部品のロックコネクタ721がブリッジ710のロックコネクタ711に結合されるように構成することができる。このような構成では、コントローラ400(ハンドルコントローラ)は、図7Eに示すように、互いに対して別個の平面上で約180度、または別の適切な角度をなすことができる。図7Eに示すコントローラシステム700の構成は、例えば、機関銃や槍など様々な用途に使用することができる。この構成では、コントローラは、例えば機関銃モードであると言うことができる。
【0058】
多くの実施の形態では、コントローラまたはコントローラシステムはハンドヘルドであってよい。同じ実施の形態または他の実施の形態では、コントローラまたはコントローラシステムは、ユーザの身体の様々な場所に取り付けることができる。例えば、コントローラは、頭部、足首、足、手首、手、腰、首などに取り付けることができる。取り付けられたコントローラは、通信方式(例えば、Bluetoothメッシュとして)ワイヤレスで互いにおよびビデオゲームシステムと通信することができる。
【0059】
ここで図8を参照すると、ブリッジ710の分解図が示されている。一部の実施の形態では、ブリッジ710は、下部シェル部品800および上部シェル部品801を含むことができ、ロックコネクタ711~714のそれぞれに回転ダイヤル802および受け入れベース803を備えてよく、電子システム804を含み得る。一部の実施の形態では、各受け入れベース803は、ブリッジ710に対して回転しないように、下部シェル部品800および/または上部シェル部品801に取り付けることができる。一部の実施の形態では、各受け入れベース803は、回転ダイヤル802上の1つまたは複数の取り付け要素812と結合することができる1つまたは複数の取り付け要素813(例えば、タブ、ねじ山、突起、凹部など)を含み得る。
【0060】
ここで図9-1を参照すると、エルボ部品720の分解図が示されている。一部の実施の形態では、エルボ部品720は、下部シェル部品900および上部シェル部品901を備えてよく、ロックコネクタ722に回転ダイヤル802および受け入れベース803を備えてよく、ならびに、ロックコネクタ721に、回転ベース902、回転ロック903、回転カム904、および回転取り付けリング905と、ネジ906(または他の適切な締結具)、および/またはバネ907を含み得る。
【0061】
回転ダイヤル802および受け入れベース803は、ロックコネクタ722およびロックコネクタ711~714(図7A~7E、図8)について示される雌コネクタタイプを形成することができる。回転ベース902、回転ロック903、回転カム904、および回転取り付けリング905は、ロックコネクタ721およびロックコネクタ403(図4図7A~E)について示される雄コネクタタイプを形成することができる。コントローラシステムの1つの要素(例えば、ハンドル要素/コントローラ)上の雄コネクタタイプは、コントローラシステムの別の要素(例えば、ブリッジ要素)上の雌コネクタタイプに結合することができ、2つの要素が相互に固定された位置にあるように位置的に確実な方法でロックすることができる。一部の実施の形態では、ロックコネクタは、要素が結合構成において互いに対して回転できるようにしながら、要素を互いに結合することができる。一部の実施の形態では、ロックコネクタの1つまたは複数は、ロック位置(回転できない)と回転可能な位置との間で調整することができる。
【0062】
図9-2は、2つのコントローラ400、ブリッジ710、および2つのエルボ部品720を含む、コントローラシステム700の要素を示す。図9-2に示すように、ブリッジ710のロックコネクタ711~714およびエルボ部品720のロックコネクタ722は雌コネクタタイプであり、コントローラ400のロックコネクタ403およびエルボ部品720のロックコネクタ721は雄コネクタタイプである。したがって、コントローラ400のロックコネクタ403とエルボ部品720のロックコネクタ721のそれぞれは、ブリッジ710のロックコネクタ711~714と(異なる要素上の)エルボ部品720のロックコネクタ722のそれぞれのいずれかに接続されて、他の適切な構成の中でとりわけ、図7A~7Eおよび図9-3C~D(以下に記載)に示す構成を作成することができる。
【0063】
図面を先に見ると、図9-3C~Eは、コントローラシステム700の3つの異なる構成を示す。図9-3CおよびDに示すように、コントローラシステム700は、コントローラ400の第1のコントローラのロックコネクタ403がエルボ部品720の第1のエルボ部品のロックコネクタ722に結合され、コントローラ400の第2のコントローラのロックコネクタ403がエルボ部品720の第2のエルボ部品のロックコネクタ722に結合され、エルボ部品720の第1のエルボ部品のロックコネクタ721がブリッジ710のロックコネクタ713に結合され、エルボ部品720の第2のエルボ部品のロックコネクタ721がブリッジ710のロックコネクタ714に結合されるように、構成することができる。これらの構成は、図7Aに示す構成と類似していてよい。
【0064】
図9-3CおよびDに示すように、ロックコネクタは、様々な異なる角度でロックすることができる。具体的には、図9-3Cでは、ロックコネクタ713および714がエルボ部品720のロックコネクタ721に図9-3Dとは異なる角度で結合される。図9-3Cにおいて、ロックコネクタ711は、コントローラ400のロックコネクタ403が向いている方向と比較して、約30度下を向いている。図9-3Dにおいて、ロックコネクタ711が面する方向は、コントローラ400のロックコネクタ403が面する方向とほぼ同一平面上にある。一部の実施の形態では、ロックコネクタは、180度(円周上の2点)ごと、120度(円周上の3点)ごと、90度(円周上の4点)ごと、72度(円周上の5点)ごと、60度(円周上の6点)ごと、45度(円周上の8点)ごと、40度(円周上の9点)ごと、36度(円周上の10点)ごと、30度(円周上の12点)ごと、または他の適切な角度など、円周上の複数の異なる角度で取り付けられるように構成することができる。これについては、図9-4~9-6Oに関連して以下でさらに記載する。
【0065】
図9-3Eでは、コントローラシステム700は、コントローラ400の第1のコントローラのロックコネクタ403がエルボ部品720の第1のエルボ部品のロックコネクタ722に結合され、コントローラ400の第2のコントローラのロックコネクタ403がエルボ部品720の第2のエルボ部品のロックコネクタ722に結合され、エルボ部品720の第1のエルボ部品のロックコネクタ721がブリッジ710のロックコネクタ712に結合され、エルボ部品720の第2のエルボ部品のロックコネクタ721がブリッジ710のロックコネクタ711に結合されるように、構成することができる。図9-3Eに示すこの構成では、ブリッジ710の向きにより、図9-3C~Dに示す構成と比較して、コントローラ400間の距離を延長することができる。
【0066】
図面を先に見ると、図9-4~図9-5Jは、雄コネクタタイプをどのように雌コネクタタイプに取り付けて固定できるかを示している。図9-4は、雌コネクタタイプ932の側断面図および雄コネクタタイプ931の断面図を示し、雄コネクタタイプが雌コネクタタイプに図9-4の矢印に示す方向に挿入される前の雌コネクタタイプから離れている雄コネクタタイプを示す。雌コネクタタイプは、ロックコネクタ711~714(図8)および/またはロックコネクタ722(図9-1)と類似または同一であってよい。雄コネクタタイプは、ロックコネクタ403(図4)および/またはロックコネクタ721(図9-1)と類似または同一であってよい。雌コネクタタイプ932は、回転ダイヤル802と受け入れベース803を含み得る。受け入れベース803は、下部シェル部品935および/または上部シェル部品936に取り付けることができる。下部シェル部品935は、下部シェル部品800(図8)および/または下部シェル部品900(図9-1)と類似または同一であってよい。上部シェル部品936は、上部シェル部品801(図8)および/または上部シェル部品901(図9-1)と類似または同一であってよい。雄コネクタタイプ931は、回転ベース902、回転ロック903、回転カム904、および回転取り付けリング905を含み得る。回転カム904は、下部シェル部品933および/または上部シェル部品934に取り付けることができる。下部シェル部品933は、下部シェル部品800(図8)および/または下部シェル部品900(図9-1)と類似または同一であってよい。上部シェル部品934は、上部シェル部品801(図8)および/または上部シェル部品901(図9-1)と類似または同一であってよい。
【0067】
図9-5Gは、雄コネクタタイプ931が雌コネクタタイプ932に挿入されているがまだロックされていないときの雌コネクタタイプ932および回転ベース902の端面図を示す(雄コネクタタイプ931の他の部分は示されていない)。図9-5Hは、雌コネクタタイプ932と雄コネクタタイプ931の(図9-5Gの線9H-9Hに沿った)側断面図を示し、雄コネクタタイプ931が雌コネクタタイプ932に挿入されているがまだロックされていないことを示す。図9-5Iは、雄コネクタタイプ931が雌コネクタタイプ932に挿入され、ロックされているときの雌コネクタタイプ932および回転ベース902の端面図を示す(雄コネクタタイプ931の他の部分は示されていない)。図9-5Jは、雌コネクタタイプ932と雄コネクタタイプ931の(図9-5Iの線9J-9Jに沿った)側断面図を示し、雄コネクタタイプ931が雌コネクタタイプ932に挿入され、ロックされていることを示す。
【0068】
図9-4~図9-5Hに示すように、回転ベース902のタブ942は、回転ダイヤル802がロックされていないとき、回転ダイヤル802のスロット943内に嵌合することができる。スロット943は、回転ダイヤル802のタブ944間に配置することができる。タブ942が120度ごとに間隔をあけられているため、雄コネクタタイプ931は120度回転増分で雌コネクタに挿入することができる。他の実施の形態では、他の回転間隔を使用することができる。ひとたび挿入されると、回転ダイヤルを、方向矢印940で示される方向などに回転させて(例えば、45度、60度、90度、または他の適切な回転)、雄コネクタタイプ931を図9-5I~Jに示すように雌コネクタタイプ932に結合構成でロックすることができ、回転ダイヤル802のタブ944が、回転ベース902のタブ942が外れるのを防止することができ、受け入れベース803が、タブ942が回転するのを防止することができる。
【0069】
図面を先に見ると、図9-6K~Oは、雄コネクタタイプ931が粒度の細かい回転ロックを可能にするようにどのように構成され得るかを示している。図9-6Kは、回転ロック903が回転カム904に対して設定位置にある雄コネクタタイプ931の断面図である。図9-6Lは、回転ロック903が回転カム904に対して未設定位置にある雄コネクタタイプ931の断面図である。図9-6Mは、回転ロック903が回転カム904に対して設定位置にある雄コネクタタイプ931の断面図であり、上部シェル部品934および下部シェル部品933に固定された回転カム904を示している。図9-6Nは、雄コネクタタイプ931の分解図である。図9-6Oは、回転ロック903および回転カム904の図であり、回転ロック903のタブ962および回転カム904の戻り止め963を示す。
【0070】
図9-6K~Nに示すように、回転ベース902、回転ロック903、および回転取り付けリング905は、回転取り付けリング905から回転ベース902まで延びるネジ906によって、および回転ロック903のタブ954が回転ベース902のスロット952内に嵌合することによって、互いに対して回転可能に固定することができる。回転ロック903は、図9-6K~Mに示すように回転ベース902に対して調整可能であるが、回転ロック903は、バネ907によって(回転ベース902から、図9-6K~Mにおいて右方向に)離れるようにバネ付勢され得る。雄コネクタタイプ931が雌コネクタタイプ932によってロックされていないとき(図9-4~図9-5J)、回転ベース902、回転ロック903、および回転取り付けリング905は、回転カム904に対して一緒に回転することができる。回転取り付けリング905は、回転カム904内で自由に回転することができるが、回転ロック903のタブ962が回転カム904の戻り止め963内に嵌合するように、回転ロック903はバネ付勢されてよい。回転カム904は、回転カム904が上部シェル部品934および/または下部シェル部品933に固定される(そしてそれに対して回転できない)スロット955を含み得る。回転ベース902、回転ロック903、および回転取り付けリング905は、回転ロック903が回転ベース902(図9-6K,Lの左側)に向かって移動することによって回転することができ、回転ロック903のタブ962が図9-6Lに示すように、回転カム904の戻り止め963から移動して、各タブ962を回転カム904の各戻り止め963の次のセットに移動させる。したがって、回転ベース902、回転ロック903、および回転取り付けリング905は、回転カム904、上部シェル部品934、および下部シェル部品933に対して、戻り止め963に対応する角度間隔で回転することができる。図9-6Oに示す実施の形態は、12個の戻り止めを有し、戻り止めは、30度ごとにロックできる粒度の細かい角度回転を可能にする。他の適切な数の戻り止めを使用して、粒度の細かい回転ロックを調整することができる。雄コネクタタイプ931が雌コネクタタイプ932によってロックされるとき、図9-5Jに示すように、回転ロック903のタブ953が回転ダイヤル802のタブ944によって回転ベース902に向かって移動するのを阻止することができる。
【0071】
図面を先に見ると、図10A~Dは、例示的なコントローラシステム1000の様々な構成を示す。図10Aは、コントローラシステム1000のステアリング構成を示す。図10Bは、コントローラシステム1000の機関銃構成を示す。図10Cは、コントローラシステム1000のオートバイ構成を示す。図10Dは、コントローラシステム1000のチェーンソー構成を示す。コントローラシステム1000は、本明細書に記載の実施の形態に限定されず、当業者であれば、コントローラシステム1000の1つまたは複数の要素が、修正、変更、または本開示に記載の他の要素で置き換えられてよいことを理解するであろう。多くの実施の形態では、コントローラシステム1000はコントローラシステム600(図6)と類似し得るが、そのロックコネクタに異なるロック機構を使用する。例えば、コントローラシステム1000は、コントローラ400(図4)と類似し得る2つのハンドルコントローラ1040と、ブリッジ500(図5)と類似し得るブリッジ1050とを含み得る。ハンドルコントローラ1040の様々な要素は、コントローラ400(図4)の様々な要素と類似または同一であってよく、ブリッジ1050の様々な要素は、ブリッジ500(図5)の様々な要素と類似または同一であってよい。これらの実施の形態または他の実施の形態では、コントローラシステム1000のロックコネクタは、ハンドルコントローラ1040の一部などのプラスチックおよび/または金属タブ1045を使用することができ、これは、ブリッジ1050の一部など、タブ受け入れ開口部1056を介して結合するように構成することができる。他の実施の形態では、タブ(例えば1045)は、ブリッジ(例えば1050)上で使用することができ、タブ受け入れ開口部(例えば1056)は、ハンドルコントローラ(例えば1040)上で使用することができる。一部の実施の形態では、ブリッジ(例えば、710(図7))および/またはエルボ部品(例えば、720(図7))は、図7に示すロックコネクタの代わりに、類似または同一のタブおよび/またはタブ受け入れ開口部を含み得る。
【0072】
ここで図11を参照すると、単一プロセッサトポロジを有する例示的な回路図1100が示されている。多くの実施の形態では、回路図1100は、単一プロセッサトポロジおよび/または単一プロセッサ実施の形態と呼ぶことができる。多くの実施の形態では、単一プロセッサトポロジにおいて、様々な入力部(例えば、二次元入力部401(図4)および/または一次元入力部402(図4))が1つまたは複数のハンドルコントローラに収容されている以外は、電子コンポーネントは、ブリッジ内に存在することができる。他の実施の形態では、その逆が当てはまり得る(例えば、単一プロセッサトポロジは、ハンドルコントローラのうちの別のハンドルコントローラまたはブリッジに含まれ得る様々な入力部を除いて、ハンドルコントローラ内に存在する電子コンポーネントを含み得る)。さらに別の実施の形態では、ブリッジは回路トポロジを持たず、空であるか、またはハンドルコントローラ間の単なるコンジットであってよい。様々な実施の形態において、コントローラ間の接続、またはユーザ定義の構成は、コントローラのどの物理的配置(例えば、図6A~D、7A~E、9-3C~E、10A~D)をユーザが選択したかをプロセッサに知らせることができる。これらの実施の形態では、プロセッサは、入力部(例えば、ボタン、ジョイスティック、加速度計、ジャイロスコープなど)からの信号をコマンド出力のデフォルトセットにマッピングすることができる。一部の実施の形態では、デフォルトのマッピングは、所与の体験について、またはユーザが異なるマッピング構成を望む場合、プリセットによってオーバーライドすることができる。一部の実施の形態では、単一のプロセッサトポロジは、様々なコンピュータシステムとのデータ交換のための複数のデータ接続ポイントおよび通信トポロジを有することができる。例えば、AR/VR/ゲームシステムへの接続は、有線および/または無線であってよい。別の例として、第2の無線トポロジは、ユーザが入力/ボタンのユーザ定義構成を構成できるようにするなど、コントローラがポータブル電子デバイス(例えば、スマートフォン、タブレット、または他のコンピューティングデバイス)に接続するのを可能にすることができる。いくつかのデフォルトのボタンマッピングが存在し得る。例えば、ジョイスティックは、ビデオゲーム環境での視点と動きの両方を調整することができる。別の例として、1つのジョイスティックで3D空間の動きを制御することができ、ジャイロスコープは、視点に影響を与えることができる。第3の例として、ジャイロスコープは3D空間でのユーザの動きを制御することができ、また、視点にも影響を与えることができる。この例では、ユーザが現実世界の環境を歩き回って、仮想環境にX、Y、Zオフセットを提供することにつながり得る。
【0073】
ここで図12を参照すると、2つのプロセッサトポロジを有する例示的な回路図1200が示されている。多くの実施の形態では、回路図1200は、2つのプロセッサトポロジおよび/または2つのプロセッサ実施の形態と呼ぶことができる。2つのプロセッサの実施の形態では、各ハンドルコントローラは、プロセッサ、触覚ドライバ(複数可)、1つまたは複数のワイヤレスラジオ、加速度計、ジャイロスコープ、および/または電池を各ハンドルコントローラ内に有することができる。多くの実施の形態では、ブリッジは、1つまたは複数の追加の電池および/または触覚ドライバを含み得る。多くの実施の形態では、AR/VR/ゲームシステムまたは他のコンピュータシステムと通信するために1つまたは複数のハンドルコントローラを選択することができ、一方、別のハンドルコントローラは、第1のハンドルコントローラを介して通信することができる。これらの実施の形態では、外部のゲームシステムおよび/またはコンピュータシステムと通信していないハンドルコントローラは、よりエネルギー集約的なコントローラが使用できるように電池を温存するために、無線通信ハードウェアの電源を切ることができる。他の実施の形態では、ハンドルコントローラのそれぞれはゲームシステムと通信することができる。単一プロセッサの実施の形態と同様に、プロセッサは、様々なコントローラ要素の存在および/または構成に基づいて、入力部(例えば、ボタン、ジョイスティック、加速度計、ジャイロスコープなど)からの信号をコマンド出力のデフォルトのセットにマッピングすることができる。一部の実施の形態では、デフォルトのマッピングは、所与の体験について、またはユーザが異なるマッピング構成を望む場合、プリセットによってオーバーライドすることができる。
【0074】
ここで図13を参照すると、3つのプロセッサトポロジを有する例示的な回路図1300が示されている。多くの実施の形態では、回路図1300は、3つのプロセッサトポロジおよび/または3つのプロセッサ実施の形態と呼ぶことができる。3つのプロセッサの実施の形態では、各ハンドルコントローラはまた、プロセッサ、1つまたは複数の触覚ドライバ、1つまたは複数の加速度計、1つまたは複数のジャイロスコープ、および/または1つまたは複数の電池を有し得る。これらの実施の形態または他の実施の形態では、1つまたは複数のハンドルコントローラは、ブリッジと通信することができ、ブリッジはコマンドをAR/VR/ゲームシステムに渡すことができる。様々な実施の形態において、ハンドルとブリッジとの間の通信は、物理的な配線を通じて、および/または短距離通信方式(例えば、Bluetooth LE)を通じて行うことができる。多くの実施の形態では、異なるコントローラ要素間の接続により、ユーザが所与のコントローラシステムに対してどの物理的配置を選択したかがプロセッサに通知される。一部の実施の形態では、ブリッジプロセッサは、様々なコントローラ入力からの信号をコマンド出力のデフォルトセットにマッピングすることができる。これらの実施の形態では、このマッピングは、所与の体験について、またはユーザが異なるマッピング構成を望む場合、プリセットによってオーバーライドすることができる。
【0075】
多くの実施の形態において、本明細書に記載される1つまたは複数のコントローラは、1つまたは複数の充電式電池および/または他の蓄電装置(例えば、スーパーキャパシタ)を含み得る。一部の実施の形態では、蓄電装置はコントローラの内部および/または外部にあってよい。一部の実施の形態では、コントローラ(および/またはコントローラシステム)は、有線構成でも機能することができる。多くの実施の形態では、様々な要素がコントローラシステムとして接続されるため、電荷は最も高く帯電した要素から最も低く帯電した要素に流れることができる。このようにして、電荷が要素全体に均等に分配され、電流消費量が最も多い要素に最適な電荷レベルが提供される。一部の実施の形態では、各要素に電池を備えることにより、各要素を個別に使用することができる。この例としては、ユーザがハンドルコントローラを両手で使用して、2本の剣の使用をシミュレートする独立した動きをしたい場合が挙げられる。多くの実施の形態において、本明細書に記載される1つまたは複数のコントローラは、他の電子デバイスとの接続および再充電のための1つまたは複数のデータ転送ポート(例えば、USB、PCI、サンダーボルトなど)を含み得る。
【0076】
一部の実施の形態では、本明細書に記載される1つまたは複数のコントローラは、1つまたは複数の外部チップおよび/またはカードを受け入れるように構成することができる。例えば、コントローラは、USBサムドライブ、SDカード、および/または他のタイプの外部不揮発性メモリ(例えば、外部カード)を受け入れるように構成することができる。一部の実施の形態では、外部カードは、外部および/または拡張ストレージ(例えば、ゲームファイルストレージ)、セキュリティ、追加のRAM、外部プロセッサ用などであってよい。多くの実施の形態では、外部カードは、デジタル著作権管理(DRM)システムを実装するために使用することができる。
【0077】
一部の実施の形態では、外部カードは、接続されたVR/ARまたはゲームシステムにコントローラが渡すことができる数値「キー」を使用することによってゲームおよび/またはゲームシステムへのアクセスを認証することができる。このようにして、各システムの外部カードを交換するだけで、コントローラを様々な独自のAR/VRおよび/またはゲームシステムで使用することができる。一部の実施の形態では、コントローラは、1つまたは複数の外部カードとともに購入することができる、あるいは、コントローラは、新しいAR/VRおよびゲームプラットフォームが導入されるときを含め、必要に応じて購入することができる。
【0078】
多くの実施の形態では、1つまたは複数のコントローラは、外部電子デバイスにインストールされた非ゲームソフトウェアアプリケーションとインタフェースおよび/または通信することができる。一部の実施の形態では、非ゲームソフトウェアアプリケーション(例えば、スマートフォンなどのユーザのモバイルデバイス上)は、様々な入力部(例えば、スイッチ、ポテンショメータ、加速度計、ジャイロスコープ)が、接続されたシステムに送信されるコマンドにどのようにマッピングされるかをユーザが選択可能にすることができる。他の実施の形態では、このマッピングは、接続されたビデオゲームシステムによって実行することができる。一部の実施の形態では、非ゲームソフトウェアアプリケーションは、特定のゲームシステムおよび/またはゲームソフトウェア用のユーザ指定のプリセットを記憶および/またはロードすることができる。さらなる実施の形態では、非ゲームソフトウェアアプリケーションは、ディスプレイサイズのスケーリングおよび/または較正、物理的動きの制限、音声コマンドの追加、および/または触覚設定を容易にすることができる。様々な実施の形態において、非ゲームソフトウェアアプリケーションは、AR/VR/ゲームシステムから独立した別個の無線リンク上のコントローラと通信することができる。これにより、コントローラは幅広いAR/VR/ゲームシステムで動作し、コントローラを入力部として使用せずにゲーム設定を変更することもできる。
【0079】
一部の実施の形態では、位置および制御情報をVR/ゲームシステムに送信することに加えて、またはその代わりに、コントローラはこの情報を相互に送信して、マルチユーザのコントローラ間通信を提供することができる。この情報は、ユーザ同士の物理的な接触を防止したり、VR/ゲーム体験に応用したりするために使用することができる。この情報通信をどのように使用できるかの例としては、2人以上のユーザが協力して、個人で行うよりも大きな力を体験できるようにすることが挙げられる。
【0080】
コントローラ間で位置情報を共有すると、隣接するコントローラに追加のセンサ(ジャイロスコープ/加速度計)を使用して各コントローラの位置精度を向上させることもできる。これらの共有されたコントローラ間通信は、別のユーザのコントローラが近づくと触覚強度が増加するなど、ローカル(コントローラ上)の応答を促進することもできる。一部の実施の形態では、これらの機能は、VR/ゲームシステムからのサポートなしで提供することができる。
【0081】
多くの実施の形態では、本明細書に記載される1つまたは複数のコントローラは、1つまたは複数のマイクロフォンを含み得る。これらの実施の形態では、ゲーム内通信および/または音声コマンドを使用することができる。様々な実施の形態では、音声コマンドを使用して、非ゲームソフトウェアを参照して上述した1つまたは複数の構成オプションを変更することができる。一部の実施の形態では、音声コマンドを使用して、1つまたは複数のゲーム内アクション(例えば、射撃、移動、一時停止、メニューなど)を開始することもできる。多くの実施の形態では、コントローラは、オーディオストリームを監視して、ユーザによって保存されたコマンドと一致するトリガフレーズを探すことができる。これらのトリガフレーズは、製造プロセス中にプレロードすることができる、および/またはユーザによって記録して保存することができる。このようにして、ユーザは自分の音声および/または言語でカスタマイズされたコマンドを使用することができる。さらなる実施の形態では、音声コマンドの処理は、キーワード検出アルゴリズムを使用してコントローラ上で実行することができる。これにより、トリガフレーズが検出されてから目的のコマンドが実行されるまでの待ち時間を短縮することができる。代替的にまたは組み合わせて、クラウドサービスを使用して、音声コマンドの範囲を拡張することができる。一部の実施の形態では、音声コマンドは、すべてのゲームに適用するように、または特定のゲームにのみ適用するように設定することができる。
【0082】
ここで図14を参照すると、較正プロセスを実行するためのシステム1400が示されている。図14に示すように、システム1400は、コントローラシステム1420(コントローラシステム600(図6)、700(図7)と類似または同一であってよい)、および従来の(例えば、2D)ディスプレイなどのディスプレイ1410を含み得る。これらの実施の形態では、ユーザは、2Dディスプレイ用のコントローラを較正することによって、2Dディスプレイのサイズに一致するように自分の動きをスケーリングすることができる。この較正を望む場合、ユーザは、ディスプレイ1410の一方の端1411(例えば、左端)に向かう方向1421にコントローラシステム1420を向け、(例えば、1つまたは複数のコントローラ入力を作動させることによって)その座標を設定することができる。次に、ユーザは、コントローラシステム1420をディスプレイ1410の反対側の端1412に向かう方向1422に向けることができ、その座標を設定する。このようにして、コントローラの物理的な動きをユーザが2Dディスプレイ上で見ているものと一致させることができるため、よりリアルなインタラクションを実現することができる。較正プロセスでは、2Dディスプレイからのユーザの距離も考慮することができる。
【0083】
ここで図15を参照すると、動作範囲の減少に対する較正プロセスを実行するシステム1400が示されている。一部の実施の形態では、身体障害および/または動作範囲または移動に対する他の障害を有するユーザに対して、較正プロセスを使用することができる。例えば、ユーザの動作範囲が限られている場合、および/または端1411および1412を指さずにディスプレイ1410の左右の距離全体をカバーしたい場合、ユーザはコントローラシステム1420を画面の端(1411または1412)の内側の部分の方に方向1523に向けることができる。図15に示すように、端1412に対して較正するとき、ユーザは、コントローラシステム1420を端1412から画面内の点1513に向かって(例えば、左方向に)向けることができる。同様に、左端で、ユーザは、コントローラシステム1420を端1411から右方向の点(図示せず)に向けることができる。これらの異なる較正点(例えば、1412の代わりに1513)は、ユーザがコントローラシステム1420を操作するときに使用されるスケーリングを調整することができる。例えば、ユーザがプレイ中に点1513を指しているとき、コントローラシステム1420および/またはゲームシステムは、あたかもユーザが点1513ではなく端1412を指しているかのように扱われるように動きをスケーリングすることができる。
【0084】
一部の実施の形態では、指の可動性が制限されている(例えば、ジョイスティックを効果的に操作できない)ユーザのための代替制御信号は、ジャイロスコープからの出力をジョイスティック入力として使用することによって実装することができる。多くの実施の形態では、動きの単一次元を較正することができる。例えば、ハンドルバー構成を使用すると、ユーザのヨー方向の動きが制限されている場合、ゲームの全範囲の動きを実現するために必要な物理的な移動が少なくなるように、ヨー信号を増幅することができる。
【0085】
図面を先に見ると、図16Aは、別の実施の形態によるコントローラシステム1600を示す。コントローラシステム1600は、2つのコントローラ1640およびブリッジ1650を含むことができ、これらは、上述のコントローラ要素およびブリッジ要素と類似し得るが、ハンドルコントローラ1640をブリッジ1650に容易に取り付けおよび/または取り外しできるように迅速な取り付け/取り外し機構を提供することができる。多くのAR/VR/ゲーム体験では、ユーザの手が互いに独立して動くときがある。言い換えれば、1つのコントローラを保持しても両手が継続的に一緒に「固定」されない状況が生じる。この柔軟性を可能にするために、コントローラシステム1600は、コントローラ1640が接続または切断された状態で動作することができる。AR/ゲーム体験の没入型の性質により、ユーザがゲームコントローラ要素を物理的に見ることなく、各ハンド要素を簡単に相互に取り付けたり取り外したりできるのは有益である。一部のシステムでは、コントローラの3Dモデルを入力できるため、コントローラの仮想表現を体験のコンピューターグラフィックスでレンダリングすることができる。この視覚化はユーザの取り付け/取り外しプロセスを物理レベルで支援するが、このプロセスがAR/ゲーム体験のユーザのアクティビティを妨げないように、取り付け/取り外しプロセスが可能な限り流動的であることが有利である。
【0086】
取り付け/取り外し結合は、2つのハンド要素(例えば、コントローラ1640)をブリッジ要素(例えば、ブリッジ1650)に十分にしっかりと接続することができるので、これらが不用意に外れないようにしながらも、ユーザが望むときには取り外し可能であるという利点がある。機械的結合は、磁石の有無にかかわらず、位置合わせと方向付けを支援するために使用することができる。ハンド要素を分離するための独自の動きがあると有利な場合があり、この移動アクションのオプションの1つは、2つのハンド要素を異なる方向にねじって分離を実現することである。例えば、左手のコントローラを反時計回りにねじると取り外すことができ、右手のコントローラを時計回りにねじると取り外すことができる。
【0087】
一部の実施の形態では、取り付けおよび/または配向を支援するために、取り付け/取り外し結合機構に磁石を含めることができる。磁石のペアのアレイの北/南の向きにより、ユーザがコントローラを直接見なくても、特定のコントローラの向きが可能である。磁石の向きの配置によって、ねじって取り外すプロセスも可能である。
【0088】
取り付け/取り外し結合には、2つのハンド要素間の電気接続を再確立できる電気接点が埋め込まれている。接触面を円形に配置することで、様々な角度の取り付けを可能にする。
【0089】
例えば、図16Aに示すように、コントローラ1640のコネクタ1641は、ブリッジ1650のコネクタ1651に容易に取り付けおよび/または取り外すことができる。いくつかの実施の形態において、コネクタ1641は、インジケータ1642(例えば、隆起し得る矢印)を含むことができ、インジケータ1642は、コネクタ1641をコネクタ1651に挿入するためにインジケータ1652(例えば、隆起し得るドット)と一致させることができる。コントローラ1640をブリッジ1650に向かって押し、コネクタ1641がコネクタ1651にはめ込まれるまで回転させることができる。コントローラ1640をブリッジ1650から切り離すには、逆のプロセスに従ってよい。
【0090】
図16Bは、コネクタ1651の斜視図を示す。図16Cは、コネクタ1641の斜視図を示す。コネクタ1651は、磁石ハウジング1653、磁石1654、圧縮バネ1655、および/またはキャッチ1656を含み得る。コネクタ1641は、磁石ハウジング1643、磁石1644、表面1645、およびスロット1646を含み得る。磁石1654と磁石1644は、互いに引き付けるために反対の極性であってよい。磁石がコントローラ1640をブリッジ1650に引き付けるとき、圧縮バネ1655は表面1645を押すことができ、コネクタ1641と1651を一緒に留めるときの取り付けを遅くし、過度に急速な取り付けを防止する。キャッチ1656は、スロット1646内に固定することができ、スロット1646は、コントローラ1640のコネクタ1641がブリッジ1650のコネクタ1651に対して回転される(例えば、ねじられる)ときに、スロット1646内にキャッチ1656を固定するための戻り止めを含み得る。
【0091】
図面を先に見ると、図17は、別の実施の形態によるコントローラシステム1700を示す。コントローラシステム1700は、3つのコントローラ1740およびブリッジ1750を備えてよく、これらは、上述のコントローラ要素およびブリッジ要素と類似していてよい。コントローラ1740は、1つまたは複数の入力コントロール1741およびシールド1742を含み得る。コントローラ1740は、上述したコネクタと類似または同一のコネクタを使用することなどにより、ブリッジ1750に取り付けることができる。コントローラ1740は、様々な異なる構成を有することができ、これらは、様々な異なるタイプの武器、ツールなどをシミュレートすることができる。
【0092】
図面を先に見ると、図18は、別の実施の形態によるコントローラシステム1800を示す。コントローラシステム1800は、2つのコントローラ1840およびブリッジ1850を備えてよく、これらは、上述のコントローラ要素およびブリッジ要素と類似していてよい。コントローラ1840は、様々なボタン1842および可動ループ1843を含み得る入力コントロール1841などの様々な異なる入力コントロールを含み得る。入力コントロール1841は、他の適切な構成の他の適切な入力コントロールを含み得る。
【0093】
図面を先に見ると、図19は、別の実施の形態による、コントローラシステムを提供する方法1900の実施の形態のフローチャートを示す。方法1900は単なる例示であり、本明細書に提示される実施の形態に限定されない。方法1900は、本明細書に具体的に図示または記載されていない多くの異なる実施の形態または例で採用することができる。一部の実施の形態では、方法1900の手順、プロセス、および/またはアクティビティは、提示された順序で実行することができる。他の実施の形態では、方法1900の手順、プロセス、および/またはアクティビティは、任意の他の適切な順序で実行することができる。さらに他の実施の形態では、方法1900の手順、プロセス、および/またはアクティビティのうちの1つまたは複数を組み合わせるか、スキップすることができる。コントローラシステムは、コントローラシステム600(図6A~6D)、コントローラシステム700(図7A~7E)、コントローラシステム1420(図14)、コントローラシステム1600(図16A)、コントローラシステム1700(図17)、および/またはコントローラシステム1800(図18)と類似または同一であってよい。
【0094】
図19を参照すると、方法1900は、1つまたは複数の入力コントロールおよびコネクタを備える第1のコントローラを提供するブロック1910を含み得る。第1のコントローラは、コントローラ400(図4)、コントローラ1040(図10A~10D)、コントローラシステム1420(図14)、コントローラ1640(図16A)、コントローラ1740(図17)および/またはコントローラ1840(図18)と類似または同一であってよい。入力コントロールは、二次元入力部401(図4)、一次元入力部402(図4)、入力コントロール1841(図18)、ボタン1842(図18)、および/または可動ループ1843(図18)と類似または同一であってよい。コネクタは、ロックコネクタ403(図4)、タブ1045(図10A~10D)、および/またはコネクタ1641(図16A、16C)と類似または同一であってよい。
【0095】
いくつかの実施の形態では、方法1900は、1つまたは複数の入力コントロールおよびコネクタを備える第2のコントローラを提供するブロック1920も含み得る。第2のコントローラは、コントローラ400(図4)、コントローラ1040(図10A~10D)、コントローラシステム1420(図14)、コントローラ1640(図16A)、コントローラ1740(図17)および/またはコントローラ1840(図18)と類似または同一であってよい。入力コントロールは、二次元入力部401(図4)、一次元入力部402(図4)、入力コントロール1841(図18)、ボタン1842(図18)、および/または可動ループ1843(図18)と類似または同一であってよい。コネクタは、ロックコネクタ403(図4)、タブ1045(図10A~10D)、および/またはコネクタ1641(図16A、16C)と類似または同一であってよい。
【0096】
いくつかの実施の形態では、方法1900はさらに、ブリッジを提供するブロック1930を含んでよく、ブリッジは、ブリッジの第1端に第1のコネクタと、ブリッジの第2端に第2のコネクタと、ブリッジの第1端と第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを備える。ブリッジは、ブリッジ500(図5)、ブリッジ1050(図10A~10D)、ブリッジ1650(図16A)、ブリッジ1750(図17)、および/またはブリッジ1850(図18)と類似または同一であってよい。第1のコネクタは、ロックコネクタ501(図5)、ロックコネクタ711(図7A~7E、8)、開口部1056(図10A~10D)、および/またはコネクタ1651(図16A~16B)と類似または同一であってよい。第2のコネクタは、ロックコネクタ502(図5)、ロックコネクタ712(図7A~7E、8)、開口部1056(図10A~10D)、および/またはコネクタ1651(図16A~16B)と類似または同一であってよい。1つまたは複数のハブコネクタは、ロックコネクタ503~505(図5)、ロックコネクタ713~714(図7A~7E、8)、および/または開口部1056(図10A~10D)と類似または同一であってよい。多くの実施の形態では、第1のコネクタ、第2のコネクタ、ならびに1つまたは複数のハブコネクタは、それぞれ、第1のコネクタタイプである。第1のコントローラおよび第2のコントローラのコネクタのそれぞれは、第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプである。第1のコネクタタイプは、雄コネクタタイプ931(図9-4)または雌コネクタタイプ932(図9-4)の一方と類似または同一であってよく、第2のコネクタタイプは、雄コネクタタイプ931(図9-4)または雌コネクタタイプ932(図9-4)の他方と類似または同一であってよい。
【0097】
いくつかの実施の形態において、方法1900は、任意選択で、1つまたは複数のエルボ部品を提供するブロック1940を含み得る。エルボ部品は、エルボ部品720(図7A、7D、7E、9A)と類似または同一であってよい。
【0098】
図面を先に見ると、図20は、別の実施の形態による、コントローラシステムを使用する方法2000の実施の形態のフローチャートを示す。方法2000は単なる例示であり、本明細書に提示される実施の形態に限定されない。方法2000は、本明細書に具体的に図示または記載されていない多くの異なる実施の形態または例で採用することができる。一部の実施の形態では、方法2000の手順、プロセス、および/またはアクティビティは、提示された順序で実行することができる。他の実施の形態では、方法2000の手順、プロセス、および/またはアクティビティは、任意の他の適切な順序で実行することができる。さらに他の実施の形態では、方法2000の手順、プロセス、および/またはアクティビティのうちの1つまたは複数を組み合わせるか、スキップすることができる。コントローラシステムは、コントローラシステム600(図6A~6D)、コントローラシステム700(図7A~7E)、コントローラシステム1420(図14)、コントローラシステム1600(図16A)、コントローラシステム1700(図17)、および/またはコントローラシステム1800(図18)と類似または同一であってよい。
【0099】
図20を参照すると、方法2000は、第1のコントローラをブリッジに接続するブロック2010を含み得る。第1のコントローラは、コントローラ400(図4)、コントローラ1040(図10A~10D)、コントローラシステム1420(図14)、コントローラ1640(図16A)、コントローラ1740(図17)および/またはコントローラ1840(図18)と類似または同一であってよい。ブリッジは、ブリッジ500(図5)、ブリッジ1050(図10A~10D)、ブリッジ1650(図16A)、ブリッジ1750(図17)、および/またはブリッジ1850(図18)と類似または同一であってよい。第1のコントローラは、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを含み得る。入力コントロールは、二次元入力部401(図4)、一次元入力部402(図4)、入力コントロール1841(図18)、ボタン1842(図18)、および/または可動ループ1843(図18)と類似または同一であってよい。コネクタは、ロックコネクタ403(図4)、タブ1045(図10A~10D)、および/またはコネクタ1641(図16A、16C)と類似または同一であってよい。ブリッジは、ブリッジの第1端に第1のコネクタと、ブリッジの第2端に第2のコネクタと、ブリッジの第1端と第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを含み得る。第1のコネクタは、ロックコネクタ501(図5)、ロックコネクタ711(図7A~7E、8)、開口部1056(図10A~10D)、および/またはコネクタ1651(図16A~16B)と類似または同一であってよい。第2のコネクタは、ロックコネクタ502(図5)、ロックコネクタ712(図7A~7E、8)、開口部1056(図10A~10D)、および/またはコネクタ1651(図16A~16B)と類似または同一であってよい。1つまたは複数のハブコネクタは、ロックコネクタ503~505(図5)、ロックコネクタ713~714(図7A~7E、8)、および/または開口部1056(図10A~10D)と類似または同一であってよい。
【0100】
いくつかの実施の形態では、方法2000は、第2のコントローラをブリッジに接続するブロック2020を含み得る。第2のコントローラは、コントローラ400(図4)、コントローラ1040(図10A~10D)、コントローラシステム1420(図14)、コントローラ1640(図16A)、コントローラ1740(図17)および/またはコントローラ1840(図18)と類似または同一であってよい。第2のコントローラは、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを含み得る。入力コントロールは、二次元入力部401(図4)、一次元入力部402(図4)、入力コントロール1841(図18)、ボタン1842(図18)、および/または可動ループ1843(図18)と類似または同一であってよい。コネクタは、ロックコネクタ403(図4)、タブ1045(図10A~10D)、および/またはコネクタ1641(図16A、16C)と類似または同一であってよい。多くの実施の形態では、第1のコネクタ、第2のコネクタ、ならびに1つまたは複数のハブコネクタは、それぞれ、第1のコネクタタイプである。第1のコントローラおよび第2のコントローラのコネクタのそれぞれは、第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプである。第1のコネクタタイプは、雄コネクタタイプ931(図9-4)または雌コネクタタイプ932(図9-4)の一方と類似または同一であってよく、第2のコネクタタイプは、雄コネクタタイプ931(図9-4)または雌コネクタタイプ932(図9-4)の他方と類似または同一であってよい。
【0101】
ゲームコントローラシステムおよび関連する方法を特定の実施の形態を参照して記載したが、本開示の精神または範囲から逸脱することなく様々な変更を加えてよいことは当業者には理解されよう。したがって、実施の形態の開示は、本開示の範囲を例示することを意図しており、限定を意図するものではない。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって要求される範囲にのみ限定されることが意図されている。例えば、図1図20のいずれの要素も修正されてよいこと、およびこれらの実施の形態のうちのいくつかについての前述の記載は、必ずしもすべての可能な実施の形態の完全な記載を表すものではないことは、当業者には明らかであろう。例えば、図4の要素の1つまたは複数は、本明細書に記載の他の実施の形態と交換、入れ替え、修正、または追加することができる。別の例として、図19~20の手順、プロセス、またはアクティビティのうちの1つまたは複数は、異なる手順、プロセス、および/またはアクティビティを含んでよく、多くの異なる順序で実行されてよい、および/または図19図20の手順、プロセス、またはアクティビティのうちの1つまたは複数は、図19図20の別の異なるものの手順、プロセス、またはアクティビティのうちの1つまたは複数を含み得る。
【0102】
特許を請求する要素の1つまたは複数の置き換えは、修復ではなく再構築を構成する。さらに、利益、他の利点、および問題に対する解決策を、具体的な実施の形態に関して記載した。しかしながら、利益、利点、および問題に対する解決策、ならびに任意の利益、利点、または解決策を生じさせ得る、またはより顕著にし得る、任意の要素(複数可)は、そのような利益、利点、解決策、または要素が明示的に請求項に記載されない限り、請求項のいずれかまたはすべての重大、必要、または不可欠な特徴または要素として解釈すべきではない。
【0103】
さらに、本明細書に開示される実施の形態および制限は、実施の形態および/または制限が、(1)請求項で明示的に請求されていない場合、および(2)均等論に基づく特許請求の範囲の明示的な要素および/または制限と同等であるか、または同等である可能性がある場合、献身の原則に基づいて公衆に献呈されるものではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9-1】
図9-2】
図9-3】
図9-4】
図9-5】
図9-6】
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
【手続補正書】
【提出日】2024-05-23
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コントローラシステムであって、
1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第1のコントローラと、
1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第2のコントローラと、
ブリッジであって、前記ブリッジの第1端に第1のコネクタと、前記ブリッジの第2端に第2のコネクタと、前記ブリッジの前記第1端と前記第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを備え、
前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、ならびに前記1つまたは複数のハブコネクタは、それぞれ、第1のコネクタタイプであり、
前記第1のコントローラおよび前記第2のコントローラの前記コネクタのそれぞれは、前記第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプである、コントローラシステム。
【請求項2】
前記第1のコントローラが、前記第1のコントローラの前記コネクタが前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、または前記1つまたは複数のハブコネクタのいずれか1つ、のうちのいずれか1つに直接的または間接的に固定されることによって、前記ブリッジに位置的に固定されるように構成され、かつ、
前記第2のコントローラが、前記第2のコントローラの前記コネクタが、前記ブリッジの前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、または前記1つまたは複数のハブコネクタのいずれか1つ、のうちのいずれか1つに直接的または間接的に固定されることによって、前記ブリッジに位置的に固定されるように構成される、
請求項1に記載のコントローラシステム。
【請求項3】
第1のエルボ部品であって、前記第1のエルボ部品の第1端に前記第1のコネクタタイプを有する第1のコネクタと、前記第1のエルボ部品の第2端に前記第2のコネクタタイプを有する第2のコネクタとを備える前記第1のエルボ部品をさらに備え、
前記第1のエルボ部品は、前記第1のエルボ部品の前記第1端と前記第2端との間に屈曲部を含む、
請求項1に記載のコントローラシステム。
【請求項4】
前記第1のコントローラが、(i)前記第1のコントローラの前記コネクタが前記第1
のエルボ部品の前記第1のコネクタに固定されること、および(ii)前記第1のエルボ部品の前記第2のコネクタが前記ブリッジに直接的または間接的に固定されることによって、前記ブリッジに位置的に固定されるように構成される、請求項3に記載のコントローラシステム。
【請求項5】
前記第1のコントローラが、前記第1のエルボ部品の前記第2のコネクタが、前記ブリッジの前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、または前記1つまたは複数のハブコネクタのいずれか1つ、のうちのいずれか1つに直接的に固定されることによって、前記ブリッジに位置的に固定されるように構成される、請求項4に記載のコントローラシステム。
【請求項6】
第2のエルボ部品であって、前記第2のエルボ部品の第1端に前記第1のコネクタタイプを有する第1のコネクタと、前記第2のエルボ部品の第2端に前記第2のコネクタタイプを有する第2のコネクタとを備える前記第2のエルボ部品をさらに備え、
前記第2のエルボ部品は、前記第2のエルボ部品の前記第1端と前記第2端との間に屈曲部を含む、請求項3に記載のコントローラシステム。
【請求項7】
前記第1のコントローラが、(i)前記第1のコントローラの前記コネクタが前記第1のエルボ部品の前記第1のコネクタに固定され、(ii)前記第1のエルボ部品の前記第2のコネクタが、前記第2のエルボ部品の前記第1のコネクタに直接、固定され、かつ、(iii)前記第2のエルボ部品の前記第2のコネクタが、前記ブリッジの前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、または前記1つまたは複数のハブコネクタのいずれか1つ、のうちのいずれか1つに直接、固定されることによって、前記ブリッジに位置的に固定されるように構成される、請求項6に記載のコントローラシステム。
【請求項8】
前記ブリッジが、(i)前記ブリッジの前記第1端と前記1つまたは複数のハブコネクタとの間の第1の屈曲部、および(ii)前記ブリッジの前記第2端と前記1つまたは複数のハブコネクタとの間の第2の屈曲部とを含む、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項9】
前記ブリッジの前記第1コネクタと前記第2コネクタとは、互いに反対側を向いている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項10】
前記ブリッジの前記1つまたは複数のハブコネクタが、互いに反対側を向いている2つのハブコネクタを含む、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項11】
前記ブリッジの前記1つまたは複数のハブコネクタが、前記2つのハブコネクタに直交する方を向いている第3のハブコネクタを含む、請求項10に記載のコントローラシステム。
【請求項12】
前記ブリッジの前記1つまたは複数のハブコネクタが、前記ブリッジの前記第2端よりも前記ブリッジの前記第1端の近くに配置される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項13】
前記第1のコネクタタイプおよび前記第2のコネクタタイプが、少なくとも8つの異なる位置に回転して互いにロックされるように動作可能である、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項14】
前記第1のコネクタタイプまたは前記第2のコネクタタイプのうちの第1のタイプが、
回転ダイヤルを備え、
前記第1のコネクタタイプまたは前記第1のコネクタタイプとは異なる前記第2のコネクタタイプのうちの第2のタイプが、回転ベースを備え、かつ、
前記回転ベースが前記回転ダイヤルの内側に挿入されると、前記回転ダイヤルは、回転して前記第2のタイプを前記第1のタイプに固定し、前記第2のタイプが前記第1のタイプに対して回転するのを防ぐように動作可能である、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項15】
前記回転ベースが、複数のタブを備え、かつ、
前記回転ダイヤルが、前記複数のタブを複数の異なる回転方向で受け入れるように構成された複数のスロットを備える、請求項14に記載のコントローラシステム。
【請求項16】
前記第2のタイプが、回転カムおよび回転ロックをさらに備え、
前記回転ロックは、前記回転カムに向かってバネで付勢され、かつ、
前記回転ベースおよび前記回転ロックは、少なくとも8つの異なる位置に回転して前記回転カムにロックするように動作可能である、請求項14に記載のコントローラシステム。
【請求項17】
前記コントローラシステムが、前記第1のコントローラまたは前記第2のコントローラのうちの少なくとも1つが前記コントローラシステムを見ることなく前記ブリッジに取り付けられ、前記ブリッジから取り外されるのを可能にするように構成される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項18】
前記第1のコネクタタイプが、第1の極性を有する第1の磁石アレイを備え、
前記第2のコネクタタイプが、前記第1の極性とは反対の第2の極性を有する第2の磁石アレイを備え、
前記第1のコネクタタイプまたは前記第2のコネクタタイプのうちの少なくとも1つは、前記第1のコネクタタイプと前記第2のコネクタタイプとの間の磁気結合を遅くするように構成された圧縮バネを備え、かつ、
前記第1のコネクタタイプおよび前記第2のコネクタタイプは、前記第2の磁石アレイが前記第1の磁石アレイに磁気的に結合されるときに、前記第1のコネクタタイプに対して前記第2のコネクタタイプを戻り止め内にねじ入れることによって、位置的に確実にロックされるように構成される、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項19】
前記コントローラシステムが、前記コントローラシステムのモーションスケールを調整するために較正されるように構成される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項20】
前記コントローラシステムが、入力信号の機能へのマッピングを更新する更新された構成を受信するように構成される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコントローラシステム。
【請求項21】
コントローラシステムを提供する方法であって、
1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第1のコントローラを提供することと、
1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備える第2のコントローラを提供することと、
ブリッジであって、前記ブリッジの第1端に第1のコネクタと、前記ブリッジの第2端に第2のコネクタと、前記ブリッジの前記第1端と前記第2端の間に1つまたは複数のハ
ブコネクタとを備える前記ブリッジを提供することと
を含み、
前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、ならびに前記1つまたは複数のハブコネクタは、それぞれ、第1のコネクタタイプであり、
前記第1のコントローラおよび前記第2のコントローラの前記コネクタのそれぞれは、前記第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプである、方法。
【請求項22】
コントローラシステムを使用する方法であって、
第1のコントローラをブリッジに接続することであって、前記第1のコントローラは、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備え、前記ブリッジは、前記ブリッジの第1端に第1のコネクタと、前記ブリッジの第2端に第2のコネクタと、前記ブリッジの前記第1端と前記第2端の間に1つまたは複数のハブコネクタとを備える、前記第1のコントローラを前記ブリッジに接続することと、
第2のコントローラを前記ブリッジに接続することであって、前記第2のコントローラは、1つまたは複数の入力コントロールとコネクタとを備え、前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、ならびに前記1つまたは複数のハブコネクタのそれぞれは、第1のコネクタタイプであり、前記第1のコントローラおよび前記第2のコントローラの前記コネクタのそれぞれは、前記第1のコネクタタイプと位置的に確実な方法で接続するように構成された第2のコネクタタイプである、前記第2のコントローラを前記ブリッジに接続することとを含む、方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】
図面を先に見ると、図3は、以下でより詳細に記載するように、コントローラとともに使用するために採用し得るシステム300のブロック図を示す。システム300は単なる例示であり、システムの実施の形態は本明細書に提示される実施の形態に限定されない。システム300は、本明細書に具体的に図示または記載されていない多くの異なる実施の形態または例で採用することができる。一部の実施の形態では、特定の要素、モジュールまたはシステム300のシステムは、様々な手順、プロセス、および/またはアクティビティを実行することができる。これらの実施の形態または他の実施の形態では、手順、プロセス、および/またはアクティビティは、システム300の他の適切な要素、モジュール、またはシステムによって実行することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0046】
多くの実施の形態では、コントローラ400(図4)および/または500は、図4~5では見えない多くの内部コンポーネントを含み得る。例えば、コントローラ400(図4)および/またはブリッジ500図5は、空間を通るコントローラの動きの追跡を支援するように構成された1つまたは複数の加速度計および/またはジャイロスコープを含み得る。多くの実施の形態では、1つまたは複数の入力機構は取り外し可能および/または交換可能であってよい。例えば、ジョイスティックを1つのモジュール全体として取
り外すことができ、コントローラの外側シェルを分解してジャイロスコープを交換することができる。様々な実施の形態において、1つまたは複数の触覚フィードバック機構をコントローラの内部に配置することができる。例えば、モータやトランスデューサは、ビデオゲームで発生するイベントと同期した振動を生成することができる。コントローラがオートバイのシミュレーションで使用される場合、ユーザがスロットル設定を変更したり、凹凸のある仮想道路を走行したりすると、様々な振動を感じることができる。ユーザがオートバイシミュレーションでジャンプを着地すると、より大きなバンプタイプの触覚フィードバックを生じることができる。多くの実施の形態では、触覚ドライバは、コントローラの異なる部分に存在して、触覚イベントの方向性を提供する。例えば、コントローラのハンドル(例えば、400(図4))および/またはブリッジ(例えば、500図5)要素は、ビデオゲームシステムから受信した信号に応答して、イベントがユーザの右側または左側で起こっていることを示すことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0048】
例えば、図6Aに示すように、コントローラシステム600は、コントローラ400のうちの第1のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ500のロックコネクタ501に結合され、コントローラ400のうちの第2のコントローラのロックコネクタ403がブリッジ500のロックコネクタ502に結合されるように構成することができる。このような構成では、図6Aに示すように、コントローラ400(ハンドルコントローラ)は、互いに対して約60度の角度をなすことができる、または、ブリッジ500の屈曲部(例えば、511~512(図5に応じて、平行(両方とも下向き)と一直線(両方とも外向き)の間の他の適切な角度であってよい。図6Aに示すコントローラシステム600の構成は、例えば、ゲームパッドやステアリングホイールなどの様々な用途に使用することができる。この構成では、コントローラは、例えばステアリングホイールモードであると言うことができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0068】
図9-4~図9-5Hに示すように、回転ベース902のタブ942は、回転ダイヤル802がロックされていないとき、回転ダイヤル802のスロット943内に嵌合することができる。スロット943は、回転ダイヤル802のタブ944間に配置することができる。タブ942が120度ごとに間隔をあけられているため、雄コネクタタイプ931は120度回転増分で雌コネクタタイプ932に挿入することができる。他の実施の形態では、他の回転間隔を使用することができる。ひとたび挿入されると、回転ダイヤルを、方向矢印940で示される方向などに回転させて(例えば、45度、60度、90度、または他の適切な回転)、雄コネクタタイプ931を図9-5I~Jに示すように雌コネクタタイプ932に結合構成でロックすることができ、回転ダイヤル802のタブ944が、回転ベース902のタブ942が外れるのを防止することができ、受け入れベース803が、タブ942が回転するのを防止することができる。
【国際調査報告】