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特表2024-537715ページ処理方法、装置、デバイスおよび記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-16
(54)【発明の名称】ページ処理方法、装置、デバイスおよび記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20220101AFI20241008BHJP
   G06F 3/0488 20220101ALI20241008BHJP
【FI】
G06F3/0481
G06F3/0488
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024518432
(86)(22)【出願日】2022-09-09
(85)【翻訳文提出日】2024-05-08
(86)【国際出願番号】 CN2022118070
(87)【国際公開番号】W WO2023045783
(87)【国際公開日】2023-03-30
(31)【優先権主張番号】202111106573.9
(32)【優先日】2021-09-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ANDROID
2.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ソォン,リツォン
(72)【発明者】
【氏名】ホア,イェンティン
(72)【発明者】
【氏名】ツァオ,イルォイ
(72)【発明者】
【氏名】ジィ,リユエ
(72)【発明者】
【氏名】シュイ,ハン
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA12
5E555BA01
5E555BA06
5E555BB01
5E555BB06
5E555BC04
5E555BC17
5E555BD01
5E555BE12
5E555CA12
5E555CB16
5E555CC01
5E555DA02
5E555DB03
5E555DB49
5E555DC05
5E555DD07
5E555EA07
5E555EA08
5E555EA14
5E555FA00
(57)【要約】
本明細書は、ページ処理方法、装置、デバイスおよび記憶媒体を開示する。該ページ処理方法は、プリセットアプリケーションの起動を検出するステップと、プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示するステップとを含み、ここで、起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするために使用され、プリセットスライド操作のスライド方向はプリセットページ境界から離れる方向である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリセットアプリケーションの起動を検出するステップと、
前記プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示するステップと、を含み、ここで、前記起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、前記プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後に前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするために使用され、前記プリセットスライド操作のスライド方向は前記プリセットページ境界から離れる方向である、ページ処理方法。
【請求項2】
前記プリセットコントロールの第1表示境界は前記プリセットページ境界と重なり合っている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1表示境界の表示長さは前記プリセットページ境界の表示長さと等しい、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記プリセットコントロールの第2表示境界の線形状は前記起動画面ページの中心点に向かって突出する円弧状である、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記プリセットコントロールは動的表示効果を有し、前記動的表示効果は、前記プリセットコントロールの第3表示境界と前記中心点の最小距離が第1プリセット距離閾値に達するまで、前記プリセットページ境界から前記起動画面ページの中心点に動的に延伸することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記起動画面ページの表示面積に対する前記プリセットコントロールの表示面積の割合はプリセット割合閾値未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記プリセットコントロールは前記プリセットスライド操作の操作提示情報を含み、前記操作提示情報はテキスト提示情報およびグラフィック提示情報の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記プリセットコントロールの透明度は0より大きく1より小さい、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示した後に、
前記プリセットコントロールの前記プリセットスライド操作に応答して、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプすることをさらに含む、請求項1~8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記の前記プリセットコントロールの前記プリセットスライド操作に応答して、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプすることは、
作用始点が前記プリセットコントロールの表示領域内に位置する前記プリセットスライド操作を受け取ること、
プリセットジャンプ条件を満たす場合、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプすること、を含み、
ここで、前記プリセットジャンプ条件は、前記プリセットスライド操作の作用距離が第2プリセット距離閾値よりも大きく、前記プリセットスライド操作の作用時間がプリセット時間長さよりも長く、前記プリセットスライド操作の作用過程が終了すること、の少なくとも1つを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記プリセットコントロールの透明度は0より大きく1より小さく、前記方法は、
前記プリセットスライド操作の作用過程中、前記プリセットコントロールの第4表示境界が前記プリセットスライド操作の作用位置の変更に追従して動的に移動することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
プリセットアプリケーションが起動されたかどうかを検出ように構成された起動検出モジュールと、
プリセットアプリケーションが起動されたと検出した後に、前記プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示するように構成されたプリセットコントロール表示モジュールとを備え、ここで、前記起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、前記プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後に前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするために使用され、前記プリセットスライド操作のスライド方向は前記プリセットページ境界から離れる方向である、ページ処理装置。
【請求項13】
メモリ、プロセッサおよび前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを備え、ここで、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると請求項1~11のいずれか1項に記載のページ処理方法を実現する、電子機器。
【請求項14】
コンピュータプログラムが記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムがプロセッサによって実行されると請求項1~11のいずれか1項に記載のページ処理方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。

【発明の詳細な説明】
【関連出願】
【0001】
本出願は、2021年09月22日に中国特許庁に出願され、出願番号202111106573.9の中国特許出願の優先権を主張し、そのすべての内容は参照により本明細書に組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、例えばページ処理方法、装置、デバイスおよび記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
端末技術の迅速な発展に伴い、端末にインストールされたアプリケーション(Application、APP)のページはますます豊富になり、様々な情報をユーザに提供することができる。
【0004】
起動画面ページとは、一般にアプリケーション起動後、アプリケーションのアプリケーションページの前に表示されたページを指す。起動画面ページにより、ユーザに、該アプリケーションに関連するまたは関連しない情報を含む、より多くのインターネット情報を表示することができる。起動画面ページには、広告などのマルチメディア表示情報が表示されることが多く、ユーザがマルチメディア表示情報に興味を持った場合、起動画面ページの中央のジャンプボタンコントロールをクリックして対応の詳細ページにジャンプすることができる。
【0005】
しかし、上記方法では、ジャンプボタンコントロールの存在は、起動画面ページの美観性に影響を与え、情報閲覧に多くの支障を引き起こし、インタラクションが単調すぎて退屈であり、改善が必要である。
【発明の概要】
【0006】
本開示は、起動画面ページに基づくページ処理ソリューションを最適化することができるページ処理方法、装置、記憶媒体およびデバイスを提供する。
【0007】
本開示が提供するページ処理方法は、
プリセットアプリケーションの起動を検出するステップと、
前記プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示するステップとを含み、ここで、前記起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、前記プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後に前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするために使用され、前記プリセットスライド操作のスライド方向は前記プリセットページ境界から離れる方向である。
【0008】
本開示が提供するページ処理装置は、
プリセットアプリケーションが起動されたかどうかを検出ように構成された起動検出モジュールと、
プリセットアプリケーションが起動されたと検出した後に、前記プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示するように構成されたプリセットコントロール表示モジュールとを備え、ここで、前記起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、前記プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後に前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするために使用され、前記プリセットスライド操作のスライド方向は前記プリセットページ境界から離れる方向である。
【0009】
本開示が提供する電子機器は、メモリ、プロセッサおよびメモリに記憶されてプロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを備え、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると上記ページ処理方法を実現する。
【0010】
本開示が提供するコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶しており、該プログラムがプロセッサによって実行されると上記ページ処理方法を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本開示の実施例が提供するページ処理方法の概略フローチャートである。
図2】関連技術におけるプリセットコントロールのページの概略図である。
図3】本開示の実施例が提供するプリセットコントロールのページの概略図である。
図4】本開示の実施例が提供する別のプリセットコントロールのページの概略図である。
図5】本開示の実施例が提供する別のプリセットコントロールのページの概略図である。
図6】本開示の実施例が提供する別のプリセットコントロールのページの概略図である。
図7】本開示の実施例が提供するプリセットコントロールの動的表示効果のページの概略図である。
図8】本開示の実施例が提供する別のページ処理方法の概略フローチャートである。
図9】本開示の実施例が提供するページ処理方法のインタラクション過程の概略図である。
図10】本開示の実施例が提供するページ処理装置の構造ブロック図である。
図11】本開示の実施例が提供する電子機器の構造ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面を参照しながら本開示の実施例を説明する。添付図面に本開示のいくつかの実施例が示されているが、本開示は様々な形態で実施され得、これらの実施例は本開示を理解する目的で使用される。本開示の添付図面および実施例は例示作用のみを目的とする。
【0013】
本開示の方法実施形態に記載の複数のステップは、異なる順序で、および/または並行して実行されてもよいことを理解されたい。さらに、方法実施形態は、ステップを追加するか、および/または示されるステップを省略することができる。本開示の範囲はこの点について特に限定されない。
【0014】
本明細書で使用される用語「含む」およびその変形は開放的であり、すなわち「含むが、これに限定されない」を意味する。用語「に基づく」は、「少なくとも一部に基づく」を意味する。用語「一実施例」は「少なくとも1つの実施例」を意味し、用語「別の実施例」は「少なくとも1つの他の実施例」を意味し、用語「いくつかの実施例」は「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連する定義は以下の説明において示される。
【0015】
本開示で言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区別するために使用され、これらの装置、モジュールまたはユニットによって実行される機能の順序または相互依存性を定義するために使用されない。
【0016】
なお、本開示で言及される「1つ」、「複数」の修飾は、限定的ではなく例示的なものであることに留意されたく、当業者は、文脈上の明示がないかぎり、「1つまたは複数」と理解されるべきであることを理解されたい。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置間でインタラクションするメッセージまたは情報の名称は、例示的な目的でのみ使用され、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定することを意図していない。
【0018】
下記実施例では、各実施例に選択可能な特徴および例示が同時に提供され、実施例に記載の複数の特徴を組み合わせて複数の選択可能な解決策を形成することが可能であり、各番号付きの実施例は1つの技術的解決策と見なされるべきではない。
【0019】
図1は、本開示の実施例が提供するページ処理方法の概略フローチャートであり、該方法はページ処理装置によって実行され得、該装置はソフトウェアおよび/またはハードウェアによって実装され得、一般に電子機器に統合され得る。前記電子機器は、携帯電話、スマートウォッチ、タブレットコンピュータおよびパーソナルデジタルアシスタントなどのモバイル装置であってもよく、デスクトップパソコンなどの他の装置であってもよい。図1に示すように、該方法は以下のステップを含む。
【0020】
101、プリセットアプリケーションの起動を検出する。
【0021】
本開示の実施例では、プリセットアプリケーションの種類は限定されなく、例えばショートビデオアプリケーションまたは生放送アプリケーションなどであってもよく、他の種類のアプリケーションであってもよい。説明の便宜上、以下、ショートビデオアプリケーションを例にして説明する。
【0022】
例示的に、プリセットアプリケーションの実行指令を聴取し、実行指令を受け取ると、プリセットアプリケーションの起動が検出されたと決定することができる。
【0023】
102、プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示し、ここで、起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプし、プリセットスライド操作のスライド方向はプリセットページ境界から離れる方向である。
【0024】
本開示の実施例では、起動画面ページは、プリセットアプリケーション起動後、プリセットアプリケーションのアプリケーションページの前に表示されたページであり、ショートビデオアプリケーションを例にすると、アプリケーションページは、例えばビデオ推奨ページなどのプリセットアプリケーションが有する機能または内容に関連するページであってもよい。
【0025】
本開示の実施例では、起動画面ページにマルチメディア表示情報を表示または再生してもよく、マルチメディア表示情報は写真表示情報またはビデオ表示情報などを含んでもよく、マルチメディア表示情報の存在形態に応じて表示態様を決定してもよい。例えば、起動画面ページにターゲットオブジェクトの写真表示情報を表示し、または起動画面ページにターゲットオブジェクトのビデオ表示情報などを再生してもよい。マルチメディア表示情報は、オンライン投稿情報を含んでもよく、オンライン投稿情報は、インターネットに投稿されて一定の宣伝効果を有する情報であってもよく、オンライン掲示板情報、オンライン募集情報およびオンライン広告などを含んでもよい。マルチメディア表示情報は一定の主体を中心に宣伝する情報であってもよく、ターゲットオブジェクトはマルチメディア表示情報中の主体であり、情報投稿者によって設定されてもよい。
【0026】
例示的に、マルチメディア表示情報がオンライン広告である場合を例にすると、ターゲットオブジェクトは広告主が宣伝する必要のある広告主体、例えば口紅、衣服、台所用品などであってもよい。マルチメディア表示情報は、広告主が広告主体を宣伝するために制作した宣伝ビデオであってもよく、例えば広告主があるブランドの口紅を宣伝するために、該ブランドの口紅に関連する広告ビデオを制作する。ユーザがショートビデオアプリケーションを開いた後、全画面表示のビデオページを見ることができ、このページはマルチメディア表示情報を含む起動画面ページであってもよい。
【0027】
ユーザは、マルチメディア表示情報が属するターゲットオブジェクトの詳細情報を理解するために、一般に、詳細ページにジャンプするためのコントロールが提供される。関連技術では、該コントロールは起動画面ページの中央のボタンである。図2は、関連技術におけるプリセットコントロールのページの概略図である。
【0028】
図2に示すように、プリセットアプリケーション起動後に表示された起動画面ページ201において、ボタンコントロール202は起動画面ページ201の中下方領域に表示され、ボタンコントロール202の表示領域内に対応するテキスト操作提示203があり、例えば、テキスト操作提示203は「クリックして第3方ページにジャンプします」であってもよく、ユーザはボタンコントロール202に対応するテキスト操作提示203に従って、ボタンコントロール202をクリックし、ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプする機能を実現する。しかし、ボタンコントロール202の位置が起動画面ページ201の中下方領域にあるため、マルチメディア表示情報が遮蔽され、マルチメディア表示情報の完全性が切断されし、ユーザが起動画面ページ201を視聴する過程中ボタンコントロールに過度に干渉される。また、ユーザがターゲットオブジェクトの詳細ページ201を閲覧したい場合、ボタンコントロール202をクリックしてターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプしなければならず、ボタンコントロールの表示寸法を小さくすると、ユーザの注意を引くことが難しく、クリックトリガ方法が単調すぎて退屈であり、インタラクション体験が悪い。
【0029】
本開示の実施例では、ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするためのプリセットコントロールは、起動画面ページのプリセットページ境界に設定され、スライド方向がプリセットページ境界から離れる方向であるプリセットスライド操作によってトリガされ、ボタンコントロールに比べて、マルチメディア表示情報の遮蔽を低減でき、マルチメディア表示情報の完全性の切断を回避し、ユーザの起動画面ページ視聴過程中の干渉を低減し、スライド方式のインタラクティブ感が強く、インタラクションの興味性を高める。
【0030】
例示的に、プリセットページ境界は起動画面ページ側の境界であってもよく、位置は起動画面ページの上側(または頂側)、下側(または底側)、左側および右側のいずれか1つであってもよい。プリセットコントロールは、一定形状を有する幾何学的図形で表示されたコントロール、例えば弓形、矩形、三角形または矢印形などであってもよく、起動画面ページからターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするための機能を実現するために使用される。プリセットコントロールは起動画面ページの側辺領域に配置され、ユーザの起動画面ページ視聴過程中の情報干渉を低減することができる一方、起動画面ページの美観性を向上させ、ユーザがプリセットコントロールに反発することを防止することができる。
【0031】
形状だけでなく、プリセットコントロールの他の属性、例えば透明度を予め設定することができる。プリセットコントロールの透明度は0(すなわち完全不透明)である。前記プリセットコントロールの透明度は0より大きく1より小さく、すなわち一定の透明度を有し、半透明の表示効果を達成することもできる。このように設定すれば以下の利点を有し、プリセットコントロールの起動画面ページ美観性に対する影響を低減し、マルチメディア表示情報が過度に遮蔽されるのを回避し、ユーザはプリセットコントロールにより完全なマルチメディア表示情報の内容を閲覧し、マルチメディア表示情報の内容に没入することができ、ユーザがマルチメディア表示情報を反発することを低減することもできる。プリセットコントロールの透明度は例えば0.3などの値とすることができる。以下、透明度が0より大きく1より小さい場合を例にして説明する。
【0032】
いくつかの実施例では、プリセットコントロールの表示面積も予め設定され得る。前記起動画面ページの表示面積に対する前記プリセットコントロールの表示面積の割合はプリセット割合閾値未満である。このように設定すれば以下の利点を有し、プリセットコントロールの表示面積をある程度制限し、プリセットコントロールによる起動画面ページの美観性に対する影響を低減し、マルチメディア表示情報が過度に影響されるのを回避できる。例えば、起動画面ページの表示面積をA、プリセットコントロールの表示面積をBとし、プリセット割合閾値kは実際の状況に応じて設定され得、例えば0.2の場合、B/A<kとする。
【0033】
例示的に、プリセットスライド操作は、ショートビデオアプリケーションを使用するユーザがショートビデオアプリケーションを開いて起動画面ページを見た後、装置表示インタフェースにプリセットコントロールに対して指によって行われたスライド操作であってもよい。プリセットスライド操作のスライド方向は、プリセットコントロールの位置に応じて決定され、プリセットコントロールが右側境界に位置する場合、右側から左側にスライドしてもよく、プリセットコントロールが左側境界に位置する場合、左側から右側にスライドしてもよい。
【0034】
図3は、本開示の実施例が提供するプリセットコントロールのページの概略図である。図3に示すように、起動画面ページ301の左側境界にプリセットコントロール302を表示し、プリセットコントロール302の形状は矢印形であり、透明度は0より大きく1より小さく、プリセットコントロール302のマルチメディア表示情報に対する遮蔽が少なく、マルチメディア表示情報の全体性の切断を回避し、ユーザの注意を引くことができ、ユーザがプリセットコントロール302をトリガしようとする場合、左側境界方向からはなれた左から右へのプリセットスライド操作を入力してもよい。
【0035】
例示的に、ターゲットオブジェクトの詳細ページは広告主App中のターゲットオブジェクトの詳細情報を含むページであってもよい。例えば、プリセットコントロールをトリガすることにより、ショートビデオアプリケーションの起動画面ページから対応するショッピングプラットフォームApp中のターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプすることができる。ターゲットオブジェクトの詳細ページは、プリセットアプリケーションに埋め込まれたターゲットオブジェクトの詳細情報を含むページであってもよい。例えば、プリセットコントロールをトリガすることにより、プリセットアプリケーションに起動画面ページからターゲットオブジェクトの詳細ページへのジャンプを実現することができる。
【0036】
例示的に、ユーザがショートビデオアプリケーションを開いた後、まずあるブランドの口紅の広告宣伝ビデオを再生する起動画面ページを視聴し、起動画面ページの右側にプリセットコントロールが表示される。ユーザが起動画面ページを視聴する場合、指でプリセットコントロールを押して右側境界から離れた方向にスライドさせることにより、プリセットコントロールをトリガし、起動画面ページからあるブランドの口紅ショッピングプラットフォームの該口紅の詳細ページにジャンプすることができる。
【0037】
本開示の実施例が提供するページ処理ソリューションは、プリセットアプリケーションの起動を検出するステップと、プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示することを含み、ここで、起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプし、プリセットスライド操作のスライド方向はプリセットページ境界から離れる方向である。上記技術的解決策によれば、ユーザの起動画面ページ視聴過程中、プリセットスライド操作によってページ境界のプリセットコントロールをトリガすることによりターゲットオブジェクトの詳細ページに入れ、起動画面ページから詳細ページにジャンプするインタラクション方式を改善し、起動画面ページのインタラクション方式のインタラクティブ感を高め、起動画面ページの情報閲覧に対する干渉を低減し、起動画面ページの美観性を向上させることができる。
【0038】
いくつかの実施例では、前記プリセットコントロールの第1表示境界は前記プリセットページ境界と重なり合っている。このように設定すれば以下の利点を有し、プリセットコントロールはプリセットページ境界にシームレスに接続でき、ユーザが起動画面ページを視聴する場合、情報干渉を低減でき、起動画面ページの美観性を向上させ、プリセットコントロールがマルチメディア表示情報の完全性を切断することを回避することができる。第1表示境界は、一辺の形式で起動画面ページの一側に表示されてもよく、例えば第1表示境界と起動画面ページの最右側境界が重なり合ってもよい。図4は、本開示の実施例が提供する別のプリセットコントロールのページの概略図であり、例えば、図4に示すように、起動画面ページ401の右側境界に、プリセットコントロール402の形状は矩形で、透明度が0より大きく1より小さく、プリセットコントロール402の最右側境界は、起動画面ページ401の最右側境界、すなわちプリセットページ境界404と重なり合っている第1表示境界403である。
【0039】
いくつかの実施例では、前記第1表示境界の表示長さは前記プリセットページ境界の表示長さと等しい。このように設定すれば以下の利点を有し、プリセットコントロールを起動画面ページにより良く適合させ、ページ美観性を向上させることができ、また、ユーザがプリセットコントロールに気づくことをより助長し、プリセットコントロールのユーザに対する魅力を高め、ユーザが詳細ページジャンプエントリを見つける難易度を低減し、詳細ページに入る効率を向上させることができる。ここで、第1表示境界の表示長さはピクセル単位で測定でき、例えば起動画面ページのビデオの高さが2056ピクセルである場合、第1表示境界の表示長さが2056ピクセルである。
【0040】
図5は、本開示の実施例が提供する別のプリセットコントロールのページの概略図であり、例えば、図5に示すように、起動画面ページ501の右側境界に、プリセットコントロール502の形状はやはり矩形で、透明度が0より大きく1より小さく、プリセットコントロール502の最右側境界は、プリセットページ境界504と重なり合っている第1表示境界503であり、第1表示境界503の表示長さはプリセットページ境界504の表示長さと等しい。図4と比較して分かるように、プリセットコントロール402よりも、プリセットコントロール502がユーザ注意を引く能力が高く、ユーザが詳細ページジャンプエントリを見つける難易度を低減し、詳細ページに入る効率を向上させることができる。
【0041】
いくつかの実施例では、前記第2表示境界の線形状は前記起動画面ページの中心点に向かって突出する円弧状である。このように設定すれば以下の利点を有し、ユーザが起動画面ページを視聴する場合、起動画面ページに出現した円弧状の線形状に気づくとき、快適性が向上し、プリセットコントロールの反発を軽減することができる。第2表示境界は、円弧状線の形式で表示され、第1表示境界に接続されて閉じた幾何学グラフィックを形成することで、プリセットスライド操作のスライド方向を明確にするようユーザに促す。
【0042】
図6は、本開示の実施例が提供する別のプリセットコントロールのページの概略図であり、例えば、図6に示すように、ユーザがショートビデオアプリケーションを開き、視聴した起動画面ページ601中のマルチメディア表示情報があるブランドの口紅の広告宣伝ビデオであり、起動画面ページの右側境界に表示されたプリセットコントロール602の形状は弓形であってもよい。弓形の右側が一辺であり、すなわち、起動画面ページの右側プリセットページ境界604と重なり合っている第1表示境界603である。そして、辺(第1表示境界603)の表示長さは起動画面ページの右側プリセットページ境界604の表示長さと等しくてもよい。半円弧状の左側境界は起動画面ページの中心点605に向かって突出する円弧状線分、すなわち、第2表示境界606であってもよい。図6に示すように、弓形の形状により、左側スライドの形式でプリセットコントロールをトリガするようにユーザによく促すことができる。
【0043】
いくつかの実施例では、前記プリセットコントロールは前記プリセットスライド操作の操作提示情報を含み、前記操作提示情報はテキスト提示情報および/またはグラフィック提示情報を含む。このように設定すれば以下の利点を有し、ユーザがプリセットスライド操作のスライド方向をより明確にすることができ、ユーザがプリセットスライド操作を入力する速度が向上する。テキスト提示情報は、左側スライドしてある商品のショッピングプラットフォームに入ってもよく、左側スライドしてある商品の店舗に入ってもよく、グラフィック提示情報は矢印パターンであってもよく、例えば起動画面ページ左側を指す線矢印または他の形式の矢印であってもよい。図6に示すように、プリセットコントロール602にテキスト提示情報607、例えば「左側スライドして詳細ページに入ります」を表示してもよく、線矢印608を表示してもよく、弓形のプリセットコントロールおよび様々な操作提示情報を組み合わせて、より効果的にプリセットスライド操作をユーザに提示することができる。
【0044】
いくつかの実施例では、前記プリセットコントロールは動的表示効果を有し、前記動的表示効果は、前記プリセットコントロールの第3表示境界と前記中心点の最小距離が第1プリセット距離閾値に達するまで、前記プリセットページ境界から前記起動画面ページの中心点に動的に延伸することを含む。このように設定すれば以下の利点を有し、プリセットコントロールの動的表示効果はユーザに一定のスライド提示作用をもたらし、プリセットスライド操作のスライド方向をより明確にすることができる。第3表示境界は、折れ線の線形状であってもよく、第1表示境界に接続されて閉じた幾何学グラフィックを形成してもよく、第2表示境界と同じであってもよく、すなわち線形状は前記起動画面ページの中心点に向かって突出する円弧状であってもよい。第1プリセット距離閾値は実際要求に応じて設定され、測定単位も限定されなく、例えばピクセル距離値で測定してもよい。
【0045】
図7は、本開示の実施例が提供するプリセットコントロールの動的表示効果のページの概略図であり、例えば、図7に示すように、ユーザがあるショートビデオアプリケーションを開いた後、起動画面ページ701にあるブランドの口紅の広告宣伝ビデオを再生し始め、プリセットコントロール702が起動画面ページ701の右側境界にゆっくりと出現し、起動画面ページの中心点703に動的に延伸し、このとき起動画面ページの中心点703とプリセットコントロール702中の第3表示境界704間の最小距離705は400ピクセルであり、このとき、最小距離705が300ピクセル距離値よりも大きい場合(第1プリセット距離閾値が300であると仮定する)、プリセットコントロール702が起動画面ページの中心点703に向かって動的に延伸し続け、第3表示境界704が境界始点および境界終点を変更しないまま、起動画面ページの中心点703に向かって動的に延伸し、プリセットコントロール702の表示領域が連続的に拡大される。第3表示境界704が動的に延伸して新しい第3表示境界707になると、プリセットコントロール702が動的に延伸して新しいプリセットコントロール708になり、このとき、第3表示境界707と起動画面ページ中心点703の最小距離も最小距離709まで小さくなり、このとき最小距離709が300ピクセルに達し、プリセットコントロール708の延伸が停止し、動的表示効果を実現し、左スライドをユーザに促す作用を果たす。また、プリセットコントロールの透明度が0より大きく1より小さい場合、上記動的表示効果と組み合わせて、モスリン感のあるプロローグ引き開きアニメーション効果提示を形成でき、ユーザがスライド操作を入力する興味を高めることができる。
【0046】
いくつかの実施例では、前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示した後に、前記プリセットコントロールのプリセットスライド操作に応答して、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプする。このように設定すれば以下の利点を有し、正しいプリセットスライド操作を受け取った後、ターゲットオブジェクトの詳細ページへのジャンプを実現することができる。
【0047】
いくつかの実施例では、前記の前記プリセットコントロールのプリセットスライド操作に応答して、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプすることは、作用始点が前記プリセットコントロールの表示領域内にあるプリセットスライド操作を受け取ること、プリセットジャンプ条件を満たす場合、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプすることを含み、ここで、前記プリセットジャンプ条件は、前記プリセットスライド操作の作用距離が第2プリセット距離閾値よりも大きく、前記プリセットスライド操作の作用時間がプリセット時間長さよりも長く、前記プリセットスライド操作の作用過程が終了すること、の少なくとも1つを含む。このように設定すれば以下の利点を有し、プリセットスライド操作の応答精度を高めることができる。
【0048】
例示的に、プリセットコントロールがトリガされる前に、プリセットコントロールの表示領域は通常プリセットページ境界と起動画面ページの中心点間に位置し、ユーザは指でプリセットスライド操作を入力し、指がスクリーンに接触する位置を作用始点とし、指が電子機器のスクリーン上でスライドした距離をプリセットスライド操作の作用距離とし、第2プリセット距離閾値の大きさは実際要求に応じて設定され、測定単位は限定されなく、例えばピクセル、例えば100ピクセルで測定してもよい。ユーザの指のスライド距離が第2プリセット距離閾値よりも大きい場合、ユーザが詳細ページを閲覧する意図があるとみなされ、ジャンプすることができる。プリセット時間長さは時間制限、例えば1秒であってもよく、ユーザの指が電子機器のスクリーン上でのスライド時間は、プリセットスライド操作の作用時間と見なされ、ユーザの指のスライドが遅いと、作用距離の条件に達するまでに長い時間がかかり、このとき、作用時間がプリセット時間長さよりも大きい場合、ジャンプも実行することができる。プリセットスライド操作の作用過程の終了は、ユーザの指がスクリーンから離れることであってもよく、このとき、ユーザが詳細ページを閲覧する意図があると見なされ、ジャンプすることができる。
【0049】
上記のいずれか1つのジャンプ条件を使用して判定してもよく、上記ジャンプ条件を組み合わせて判定してもよく、上記プリセットジャンプ条件中の少なくとも1つを満たす場合、プリセットジャンプ条件を満たすと見なされる。
【0050】
例示的に、ユーザの指がプリセットコントロールの表示領域に接触し、起動画面ページの中心点方向に向かってスライドし、ユーザのスライド操作の作用距離が第2プリセット距離閾値である100ピクセルよりも大きい場合、またはユーザの指が起動画面ページを表示する装置スクリーンに作用する時間が1秒を超える場合、またはユーザの指がスクリーンから離れた場合、いずれかの条件が先に満たされた場合、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプし、応答効率が向上する。
【0051】
いくつかの実施例では、前記プリセットコントロールの透明度は0より大きく1より小さく、前記方法は、前記プリセットスライド操作の作用過程中、前記プリセットコントロールの第4表示境界が前記プリセットスライド操作の作用位置の変更に追従して動的に移動することをさらに含む。このように設定すれば以下の利点を有し、プリセットスライド操作の方向が正しいかどうかがユーザにより明確になり、プリセットスライド操作のスライド方向の精度が向上し、また、第4表示境界の動的移動に伴い、プリセットコントロールの表示面積が増加し続け、マルチメディア表示情報を動的に覆うモスリンのような視覚的感受が形成され、詳細ページにジャンプするまでスライドし続けるようにユーザを引きつけることができる。ここで、第4表示境界は第2表示境界と同じであっても異なってもよい。ここで、第4表示境界が前記プリセットスライド操作の作用位置の変更に追従して動的に移動する方法としては、第4表示境界の移動距離が作用位置の変更距離と動的に等しく、第4表示境界の移動速度が作用位置の変更速度と動的に等しい。
【0052】
図8は、本開示の実施例が提供する別のページ処理方法の概略フローチャートであり、本開示の実施例は上記実施例の解決策に基づいて説明され、プリセットアプリケーションがショートビデオアプリケーションである場合を例にすると、該方法は、以下のステップを含む。
【0053】
801、ショートビデオアプリケーションの起動を検出する。
【0054】
802、ショートビデオアプリケーションに起動画面ページを表示し、起動画面ページにターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を再生する。
【0055】
803、起動画面ページのプリセットページ境界に動的表示効果を有するプリセットコントロールを表示する。
【0056】
プリセットコントロールの右側コントロール境界は起動画面ページの右側ページ境界と重なり合い、右側コントロール境界の表示長さは右側ページ境界の表示長さと等しく、プリセットコントロールの左側コントロール境界の線形状は起動画面ページの中心点に向かって突出する円弧状であり、プリセットコントロール透明度は0より大きく1より小さく(例えば0.3)、プリセットコントロールの表示面積の起動画面ページの表示面積に対する割合はプリセット割合閾値未満であり、プリセットコントロールはプリセットスライド操作の操作提示情報を含む。動的表示効果は、プリセットコントロールの左側コントロール境界と前記中心点の最小距離が第1プリセット距離閾値に達するまで、プリセットコントロールが右側ページ境界から起動画面ページの中心点に向かって動的に延伸する。ここで、動的表示効果の再生過程は、図7および上記の関連する内容を参照すればよく、ここで繰り返しの説明は省略する。
【0057】
804、作用始点がプリセットコントロールの表示領域内にあるプリセットスライド操作を受け取り、プリセットスライド操作の作用過程中、プリセットコントロールの左側コントロール境界はプリセットスライド操作の作用位置の変更に追従して動的に移動する。
【0058】
図9は、本開示の実施例が提供するページ処理方法のインタラクション過程概略図であり、例えば、図9に示すように、ユーザがあるブランドの口紅のマルチメディア表示情報の起動画面ページ901を視聴し、プリセットコントロール902の動的表示効果の表示が終了した後、ユーザはテキスト操作提示情報に従って、指でプリセットコントロール902の配置領域にタッチして左スライドし、スライド過程中、プリセットコントロール902の左側コントロールの境界がスライド操作の作用位置の変更に追従して動的に移動する同時に、プリセットコントロール902の表示領域も左側コントロール境界の動的移動に追従して拡大される。
【0059】
805、プリセットジャンプ条件が満たされたと検出された場合、ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプする。
【0060】
プリセットジャンプ条件は、プリセットスライド操作の作用距離が第2プリセット距離閾値より大きく、または、プリセットスライド操作の作用時間がプリセット時間長さよりも大きく、または、プリセットスライド操作の作用過程が終了したことを含む。
【0061】
例示的に、上記いずれかのプリセットジャンプ条件を満たす場合、ショートビデオアプリケーションは起動画面ページ901からターゲットオブジェクトの詳細ページ903にジャンプし、ユーザがターゲットオブジェクトを理解し、他の関連操作を実行するのにも便利である。
【0062】
例示的に、ユーザがプリセットスライド操作によってプリセットコントロールをトリガしない場合、マルチメディア表示情報の表示が完了した後にプリセットアプリケーションのアプリケーションページ、例えばショートビデオの推奨ビデオストリームページなどに自動的にジャンプする。または、ユーザがマルチメディア表示情報の表示をスキップすることを積極的に選択した場合、プリセットアプリケーションのアプリケーションページにジャンプすることもできる。
【0063】
本開示の実施例が提供するページ処理方法は、ショートビデオアプリケーションに適用され得、ショートビデオアプリケーションに起動画面ページを表示した後、ユーザにターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を表示する同時に、起動画面ページの右側に弓形の半透明のプリセットコントロールを表示し、プリセットコントロールの表示面積の起動画面ページの表示面積に対する割合はプリセット割合閾値未満であり、プリセットコントロールはプリセットページ境界から起動画面ページの中心点に向かって動的に延伸する動的効果を有し、プリセットコントロールの形状、プリセットコントロール内の操作提示情報および動的表示効果の組み合わせにより、プリセットスライド操作の有効提示をユーザに促し、該プリセットコントロールは起動画面ページの情報閲覧への干渉を低減し、マルチメディア表示情報の完全性の切断を回避し、起動画面ページの美観性が向上し、ユーザに対する魅力を高め、ユーザにより快適な起動画面ページ見栄えを提供し、プリセットコントロールがトリガされた後に、ユーザのジェスチャーに追従して動的に変更し、ジャンプ条件を満たす場合ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプし、ユーザが詳細ページに迅速に入る同時に、インタラクション方式の興味性を高めることができる。
【0064】
図10は、本開示の実施例が提供するページ処理装置の構造ブロック図であり、該装置はソフトウェアおよび/またはハードウェアによって実装され得、一般に電子機器に統合され得、ページ処理方法を実行することでページ処理を行う。図10に示すように、該装置は、
プリセットアプリケーションが起動されたかどうかを検出するように構成された起動検出モジュール1001と、プリセットアプリケーションが起動されたと検出した後に、プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示するように構成されたプリセットコントロール表示モジュール1002とを備え、ここで、起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプし、プリセットスライド操作のスライド方向はプリセットページ境界から離れる方向である。
【0065】
本開示の実施例が提供するページ処理装置は、ユーザの起動画面ページ視聴過程中、プリセットスライド操作でページ境界のプリセットコントロールをトリガすることによりターゲットオブジェクトの詳細ページに入り、起動画面ページからターゲット詳細ページにジャンプするインタラクション方式のインタラクティブ感がより強く、さらに、起動画面ページの情報閲覧時の干渉を低減し、起動画面ページの美観性を高めることができる。
【0066】
一実施例では、前記プリセットコントロールの第1表示境界は前記プリセットページ境界と重なり合っている。
【0067】
一実施例では、前記第1表示境界の表示長さは前記プリセットページ境界の表示長さと等しい。
【0068】
一実施例では、前記プリセットコントロールの第2表示境界の線形状は前記起動画面ページの中心点に向かって突出する円弧状である。
【0069】
一実施例では、前記プリセットコントロールは動的表示効果を有し、前記動的表示効果は、前記プリセットコントロールの第3表示境界と前記中心点の最小距離が第1プリセット距離閾値に達するまで、前記プリセットページ境界から前記起動画面ページの中心点に動的に延伸することを含む。
【0070】
一実施例では、前記起動画面ページの表示面積に対する前記プリセットコントロールの表示面積の割合はプリセット割合閾値未満である。
【0071】
一実施例では、前記プリセットコントロールは前記プリセットスライド操作の操作提示情報を含み、前記操作提示情報は、テキスト提示情報および/またはグラフィック提示情報を含む。
【0072】
一実施例では、前記プリセットコントロールの透明度は0より大きく1より小さい。
【0073】
該装置は、
前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示した後に、前記プリセットコントロールのプリセットスライド操作に応答して、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするように構成された詳細ページジャンプモジュールをさらに備える。
【0074】
一実施例では、詳細ページジャンプモジュールは、
作用始点が前記プリセットコントロールの表示領域内にあるプリセットスライド操作を受け取り、プリセットジャンプ条件を満たす場合、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするように構成され、ここで、前記プリセットジャンプ条件は、前記プリセットスライド操作の作用距離が第2プリセット距離閾値よりも大きく、前記プリセットスライド操作の作用時間がプリセット時間長さよりも長く、前記プリセットスライド操作の作用過程が終了すること、の少なくとも1つを含む。
【0075】
一実施例では、前記プリセットコントロール表示モジュールは、さらに、
前記プリセットスライド操作の作用過程中、前記プリセットコントロールの第4表示境界が前記プリセットスライド操作の作用位置の変更に追従して動的に移動するように構成される。
【0076】
以下、図11を参照すると、本開示の実施例の実施に適した電子機器1100の構造概略図である。本開示の実施例中の電子機器1100は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、タブレットコンピュータ(Portable Android Device、PAD)、ポータブルマルチメディアプレーヤ(Portable Media Player,PMP)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などのモバイル端末、デジタルTV(Television,TV)、デスクトップパソコンなどの固定端末を含むが、これらに限定されない。図11に示す電子機器1100は単なる一例であり、本開示の実施例の機能および使用範囲を何ら限定するものではない。
【0077】
図11に示すように、電子機器1100は、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)1102に記憶されたプログラムまたは記憶装置1108からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)1103にロードされたプログラムに従って様々な適切な動作および処理を実行し得る処理装置(例えば中央処理装置、グラフィックプロセッサなど)1101を備える。RAM1103には、電子機器1100の動作に必要な各種のプログラムやデータがさらに記憶される。処理装置1101、ROM1102およびRAM1103はバス1104を介して互いに接続される。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース1105もバス1104に接続される。
【0078】
通常、I/Oインターフェース1105には、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどの入力装置1106、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカ、バイブレータなどの出力装置1107、磁気テープ、ハードディスクなどの記憶装置1108、および通信装置1109が接続される。通信装置1109は、電子機器1100が他の装置と無線または有線通信してデータを交換できるようにすることができる。図11には様々な装置を備えた電子機器1100を図示しているが、図示されたすべての装置を実装または具備する必要はないことを理解されたい。代替的に、より多くのまたはより少ない装置を実装または具備してもよい。
【0079】
本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して上記したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実装されてもよい。例えば、本開示の実施例は、非一過性のコンピュータ可読媒体上に担持されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムはフローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、前記コンピュータプログラムは、通信装置1109を介してネットワークからダウンロードされ、インストールされてもよく、または記憶装置1108からインストールされてもよく、またはROM1102からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置1101によって実行されると、本開示の実施例の方法において定義された上記機能が実現される。
【0080】
本開示に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体または上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は例えば電気、磁気、光、電磁気、赤外線、または半導体のシステム、装置またはデバイス、または任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例は、1つまたは複数の導線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意適切な組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含むまたは記憶する任意の有形媒体であってもよく、このプログラムが命令実行システム、装置またはデバイスによって使用される、または組み合わせて使用されてもよい。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、またはキャリアの一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、コンピュータ可読プログラムコードが担持される。このような伝搬データ信号は、電磁信号、光信号または上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスによって使用される、または組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬または転送するコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、ワイヤ、光ファイバケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)など、または上記の任意の適切な組み合わせなどの任意の適切な媒体によって転送されてもよいが、これらに限定されない。
【0081】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれてもよく、または前記電子機器に組み込まれずに別体であってもよい。
【0082】
上記コンピュータ可読記憶媒体は、1つまたは複数のプログラムを格納しており、上記1つまたは複数のプログラムが電子機器によって実行されると、前記電子機器に、プリセットアプリケーションの起動を検出するステップと、プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示し、ここで、起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプし、プリセットスライド操作のスライド方向はプリセットページ境界から離れる方向である。
【0083】
1つまたは複数のプログラミング言語またはその組み合わせで、本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上記プログラミング言語は、オブジェクト指向プログラミング言語(Java、Smalltalk、C++など)、および従来の手続き型プログラミング言語(「C」言語または類似のプログラミング言語)を含むが、これらに限定されない。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で実行してもよく、部分的にユーザのコンピュータ上で実行してもよく、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行してもよく、部分的にユーザのコンピュータ上で実行し、部分的にリモートコンピュータ上で実行してもよく、または完全にリモートコンピュータまたはサーバー上で実行してもよい。リモートコンピュータの場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)などのあらゆる種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されてもよいし、または、外部コンピュータに接続されてもよい(例えばインターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して接続される)。
【0084】
添付図面のフローチャートおよびブロック図は、本開示の様々な実施例に従ったシステム、方法およびコンピュータプログラム製品の可能なアーキテクチャ、機能および動作を示す。この点で、フローチャートまたはブロック図の各ボックスは、1つのモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を表す場合があり、このモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部は指定された論理機能を実装するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。また、代替としてのいくつかの実装では、ボックス内に示された機能は、添付図面に示された順序と異なる順序で発生する可能性もあることに留意されたい。例えば、連続して表現された2つのボックスは実際には実質的に並行して実行されることがあり、関連する機能によって、逆の順序で実行されることもある。また、ブロック図および/またはフローチャート中の各ボックス、およびブロック図および/またはフローチャート中のボックスの組み合わせは、指定された機能または操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実装されてもよいし、または専用ハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実装されてもよいことに留意されたい。
【0085】
本開示の実施例において説明されるモジュールはソフトウェアによって実装されてもよく、ハードウェアによって実装されてもよい。ここで、モジュールの名称は、所与の状況におけるモジュール自身の限定を構成するものではなく、例えば、起動検出モジュールは、「プリセットアプリケーションが起動されたかどうかを検出するためのモジュール」とも記載され得る。
【0086】
本明細書において上記した機能は少なくとも部分的に、1つまたは複数のハードウェア論理構成要素によって実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用され得る例示的なハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準製品(Application Specific Standard Product、ASSP)、システムオンチップ(System On Chip、SOC)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex programmable logic device、CPLD)などを含む。
【0087】
本開示の文脈において、機器可読媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスによって使用される、または命令実行システム、装置またはデバイスと組み合わせて使用されるプログラムを含むまたは記憶する有形の媒体であってもよい。機器可読媒体は、機器可読信号媒体または機器可読媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、または半導体システム、装置またはデバイス、またはこれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。機器可読記憶媒体のより具体的な例は、1つまたは複数のワイヤに基づく電気的接続、ポータブル機器ディスク、ハードディスク、RAM、ROM、EPROMまたはフラッシュメモリ、光ファイバー、CD-ROM、光学記憶装置、磁気記憶装置、またはこれらの任意の適切な組み合わせが挙げられる。
【0088】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、ページ処理方法を提供し、
プリセットアプリケーションの起動を検出するステップと、
プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示するステップとを含み、ここで、起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプし、プリセットスライド操作のスライド方向はプリセットページ境界から離れる方向である。
【0089】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記プリセットコントロールの第1表示境界は前記プリセットページ境界と重なり合っている。
【0090】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1表示境界の表示長さは前記プリセットページ境界の表示長さと等しい。
【0091】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記プリセットコントロールの第2表示境界の線形状は前記起動画面ページの中心点に向かって突出する円弧状である。
【0092】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記プリセットコントロールは動的表示効果を有し、前記動的表示効果は、前記プリセットコントロールの第3表示境界と前記中心点の最小距離が第1プリセット距離閾値に達するまで、前記プリセットページ境界から前記起動画面ページの中心点に向かって動的に延伸することを含む。
【0093】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記起動画面ページの表示面積に対する前記プリセットコントロールの表示面積の割合はプリセット割合閾値未満である。
【0094】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記プリセットコントロールは前記プリセットスライド操作の操作提示情報を含み、前記操作提示情報は、テキスト提示情報および/またはグラフィック提示情報を含む。
【0095】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記プリセットコントロールの透明度は0より大きく1より小さい。
【0096】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示した後に、
前記プリセットコントロールのプリセットスライド操作に応答して、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするステップをさらに含む。
【0097】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記の前記プリセットコントロールのプリセットスライド操作に応答して、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするステップは、
作用始点が前記プリセットコントロールの表示領域内にあるプリセットスライド操作を受け取ること、
プリセットジャンプ条件を満たす場合、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプすることを含み、
ここで、前記プリセットジャンプ条件は、前記プリセットスライド操作の作用距離が第2プリセット距離閾値よりも大きく、前記プリセットスライド操作の作用時間がプリセット時間長さよりも長く、前記プリセットスライド操作の作用過程が終了すること、の少なくとも1つを含む。
【0098】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記プリセットコントロールの透明度は0より大きく1より小さく、前記方法は、
前記プリセットスライド操作の作用過程中、前記プリセットコントロールの第4表示境界が前記プリセットスライド操作の作用位置の変更に追従して動的に移動するステップをさらに含む。
【0099】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、ページ処理装置を提供し、
プリセットアプリケーションが起動されたかどうかを検出するように構成された起動検出モジュールと、
プリセットアプリケーションが起動されたと検出した後に、前記プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示するように構成されたプリセットコントロール表示モジュールとを備え、ここで、前記起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、前記プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後に前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするために使用され、前記プリセットスライド操作のスライド方向は前記プリセットページ境界から離れる方向である。
【0100】
さらに、複数の動作は特定の順序を用いて描かれているが、これは、動作が示された特定の順序または順次実行されることを要求するものとして解釈されるべきではない。特定の環境において、マルチタスクおよび並行処理は有利であり得る。同様に、複数の実装の詳細が上記の議論に含まれているが、これらは、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。単一実施例の文脈で説明した特定の特徴は、単一の実施例において組み合わせて実装することもできる。逆に、単一の実施例の文脈で説明した様々な特徴も、個別に、または任意の適切なサブコンビネーションで、複数の実施例で実施することができる。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2024-05-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリセットアプリケーションの起動を検出するステップと、
前記プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示するステップと、を含み、ここで、前記起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、前記プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後に前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするために使用され、前記プリセットスライド操作のスライド方向は前記プリセットページ境界から離れる方向である、ページ処理方法。
【請求項2】
前記プリセットコントロールの第1表示境界は前記プリセットページ境界と重なり合っている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1表示境界の表示長さは前記プリセットページ境界の表示長さと等しい、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記プリセットコントロールの第2表示境界の線形状は前記起動画面ページの中心点に向かって突出する円弧状である、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記プリセットコントロールは動的表示効果を有し、前記動的表示効果は、前記プリセットコントロールの第3表示境界と前記中心点の最小距離が第1プリセット距離閾値に達するまで、前記プリセットページ境界から前記起動画面ページの中心点に動的に延伸することを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記起動画面ページの表示面積に対する前記プリセットコントロールの表示面積の割合はプリセット割合閾値未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記プリセットコントロールは前記プリセットスライド操作の操作提示情報を含み、前記操作提示情報はテキスト提示情報およびグラフィック提示情報の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記プリセットコントロールの透明度は0より大きく1より小さい、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示した後に、
前記プリセットコントロールの前記プリセットスライド操作に応答して、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプすることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
記プリセットコントロールの前記プリセットスライド操作に応答して、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプすることは、
作用始点が前記プリセットコントロールの表示領域内に位置する前記プリセットスライド操作を受け取ること、
プリセットジャンプ条件を満たす場合、前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプすること、を含み、
ここで、前記プリセットジャンプ条件は、前記プリセットスライド操作の作用距離が第2プリセット距離閾値よりも大きく、前記プリセットスライド操作の作用時間がプリセット時間長さよりも長く、前記プリセットスライド操作の作用過程が終了すること、の少なくとも1つを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記プリセットコントロールの透明度は0より大きく1より小さく、前記方法は、
前記プリセットスライド操作の作用過程中、前記プリセットコントロールの第4表示境界が前記プリセットスライド操作の作用位置の変更に追従して動的に移動することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
プリセットアプリケーションが起動されたかどうかを検出ように構成された起動検出モジュールと、
プリセットアプリケーションが起動されたと検出した後に、前記プリセットアプリケーションに起動画面ページを表示し、前記起動画面ページのプリセットページ境界にプリセットコントロールを表示するように構成されたプリセットコントロール表示モジュールとを備え、ここで、前記起動画面ページはターゲットオブジェクトのマルチメディア表示情報を含み、前記プリセットコントロールは、プリセットスライド操作によってトリガされた後に前記ターゲットオブジェクトの詳細ページにジャンプするために使用され、前記プリセットスライド操作のスライド方向は前記プリセットページ境界から離れる方向である、ページ処理装置。
【請求項13】
メモリ、プロセッサおよび前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを備え、ここで、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると請求項1~11のいずれか1項に記載のページ処理方法を実現する、電子機器。
【請求項14】
コンピュータプログラムが記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムがプロセッサによって実行されると請求項1~11のいずれか1項に記載のページ処理方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
【国際調査報告】