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特表2024-537741ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガすること
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-16
(54)【発明の名称】ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガすること
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/04 20090101AFI20241008BHJP
   H04W 88/14 20090101ALI20241008BHJP
   H04W 88/18 20090101ALI20241008BHJP
【FI】
H04W24/04
H04W88/14
H04W88/18
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024518700
(86)(22)【出願日】2021-11-11
(85)【翻訳文提出日】2024-05-22
(86)【国際出願番号】 EP2021081434
(87)【国際公開番号】W WO2023051942
(87)【国際公開日】2023-04-06
(31)【優先権主張番号】20210100649
(32)【優先日】2021-09-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】GR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
2.PYTHON
3.ZIGBEE
4.SIGFOX
(71)【出願人】
【識別番号】505205731
【氏名又は名称】レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(72)【発明者】
【氏名】エマヌイル・パテロミケラキス
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD17
5K067EE02
5K067EE16
5K067LL01
(57)【要約】
UEに対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするための装置、方法及びシステムが開示される。方法は少なくとも1つのUEの挙動の適応に関係するイベント通知を検出エンティティから受信するステップを含む。方法は、イベント通知を受信したことに応答して、少なくとも1つのUEの少なくとも1つのアプリケーションのためのトリガアクションを決定するステップを含む。トリガアクションは、エッジサポートサービス修正、エッジサポートサービスキャンセル、エッジサポートサービス一時停止、代替アプリケーションサーバの選択、新しい候補ターゲットアプリケーションサーバの作成又はそれらの何らかの組合せを含む。方法は、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、更なるアプリケーションイネーブルメントエンティティ又はそれらの組合せに送信するステップを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークエンティティを備える装置であって、
検出エンティティから、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を受信する受信機と、
前記イベント通知を受信したことに応答して、前記少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのためのトリガアクションを決定するプロセッサであって、前記トリガアクションが、
エッジサポートサービス修正、
エッジサポートサービスキャンセル、
エッジサポートサービス一時停止、
代替アプリケーションサーバの選択、
新しい候補ターゲットアプリケーションサーバの作成、または
それらの何らかの組合せ
を含む、プロセッサと、
前記イベント通知に基づいて前記トリガアクションを実行するために、前記トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信する送信機と
をさらに備える、装置。
【請求項2】
前記イベント通知が、変化すると予想される少なくとも1つのパラメータを含み、前記少なくとも1つのパラメータが、
前記少なくとも1つのユーザ機器の予想されるモビリティ、
前記少なくとも1つのユーザ機器の予測されたモビリティ、
前記少なくとも1つのユーザ機器の予想されるロケーション、
前記少なくとも1つのユーザ機器の予測されたロケーション、
前記少なくとも1つのユーザ機器の予想される速度変化、
前記少なくとも1つのユーザ機器の予測された速度変化、
前記少なくとも1つのユーザ機器の予想される方向、
前記少なくとも1つのユーザ機器の予測された方向、
前記少なくとも1つのユーザ機器の前記少なくとも1つのアプリケーションのサービスプロファイルの変更、
前記少なくとも1つのユーザ機器の前記少なくとも1つのアプリケーションのサービスオペレーションの変更、
予測されたユーザ機器挙動の信頼レベル、
前記少なくとも1つのユーザ機器の予想されるサービス品質、
ネットワークデバイスの予想されるサービス品質、
前記少なくとも1つのユーザ機器の予測されたサービス品質、
前記ネットワークデバイスの予測されたサービス品質、
またはそれらの何らかの組合せ
を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記イベント通知が、ネットワーク障害、ネットワークインターフェース障害、アプリケーションインターフェース障害、エッジデータネットワーク不可用性指示、エッジデータネットワーク障害指示、またはそれらの何らかの組合せをさらに含む、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記エッジサポートサービス修正が、アプリケーションエンティティに対する要求を含み、前記要求が、
アプリケーション識別子、
ユーザ機器識別子、
エッジサポートサービス修正タイプフラグ、
エッジサポートサービスセッション識別子、
アプリケーションコンテキスト転送開始時間、
アプリケーションコンテキスト転送完了時間、
エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション開始時間、
エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション完了時間、
ターゲットエッジアプリケーションサーバ識別子、
ターゲットエッジアプリケーションサーバアドレス、
エッジイネーブラサーバ識別子、
エッジイネーブラサーバアドレス、
ターゲット単一ネットワークスライス選択支援情報、
ターゲットデータネットワーク名、
イベント通知ごとの予測タイマーの更新、
イベント通知ごとの時間範囲の更新、
またはそれらの何らかの組合せ
を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記エッジサポートサービス一時停止が、前記アプリケーションエンティティに対する要求を含み、前記要求が、
アプリケーション識別子、
ユーザ機器識別子、
エッジサポートサービスセッション識別子、
イベント通知一時停止開始時間、
イベント通知一時停止終了時間、
イベント通知一時停止時間持続時間、
イベント通知完了時間、
アプリケーションコンテキスト転送完了時間、
エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション一時停止開始時間、
エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション終了時間、
ターゲットエッジアプリケーションサーバ識別子、
ターゲットエッジアプリケーションサーバアドレス、
エッジイネーブラサーバ識別子、
エッジイネーブラサーバアドレス、
イベント通知ごとの予測タイマーの更新、
イベント通知ごとの時間範囲の更新、
またはそれらの何らかの組合せ
を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記送信機が、前記イベント通知が再開することを必要とされることを前記アプリケーションエンティティに通知するためのイベント通知再開トリガアクションを送信する、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記ネットワークエンティティが、アプリケーションイネーブルメントエンティティを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記アプリケーションイネーブルメントエンティティが、エッジイネーブラクライアントまたはエッジイネーブラサーバを備える、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記アプリケーションイネーブルメントエンティティが、前記少なくとも1つのアプリケーションのためのエッジアプリケーションサービス継続性を制御するように構成される、請求項7に記載の装置。
【請求項10】
前記送信機が、前記イベント通知に基づいて前記トリガアクションを実行するために、前記トリガアクションを前記アプリケーションエンティティ、前記さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、または前記それらの組合せに送信する、請求項1に記載の装置。
【請求項11】
前記プロセッサが、前記トリガアクションを前記少なくとも1つのユーザ機器の前記少なくとも1つのアプリケーションのアプリケーションサービスのための少なくとも1つのエッジサービスパラメータに変換する、請求項1に記載の装置。
【請求項12】
前記プロセッサが、前記トリガアクションに基づいて、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーションパラメータに対する更新、前記エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーションパラメータに対応するアプリケーションコンテキスト、またはそれらの組合せを決定する、請求項1に記載の装置。
【請求項13】
前記プロセッサが、前記トリガアクションに基づいて、動的なエッジアプリケーションサーバインスタンス化、プロアクティブなエッジアプリケーションサーバインスタンス化、またはそれらの組合せをトリガする、請求項1に記載の装置。
【請求項14】
ネットワークエンティティの方法であって、
検出エンティティから、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を受信するステップと、
前記イベント通知を受信したことに応答して、前記少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのためのトリガアクションを決定するステップであって、前記トリガアクションが、
エッジサポートサービス修正、
エッジサポートサービスキャンセル、
エッジサポートサービス一時停止、
代替アプリケーションサーバの選択、
新しい候補ターゲットアプリケーションサーバの作成、または
それらの何らかの組合せ
を含む、ステップと、
前記イベント通知に基づいて前記トリガアクションを実行するために、前記トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信するステップと
を含む、方法。
【請求項15】
第1のネットワークエンティティを備える装置であって、
アプリケーション、第2のネットワークエンティティ、またはそれらの組合せから、監視イベントを受信する受信機と、
前記監視イベントを受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を決定するプロセッサと、
前記イベント通知をさらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティに送信する送信機と
をさらに備える、装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される主題は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガすることに関する。
【背景技術】
【0002】
特定のワイヤレス通信ネットワークでは、計画されたUE挙動はエッジサポートサービスの開始後に変化することがある。そのようなネットワークでは、エッジサポートサービスは必要とされる機能を正確に実施しないことがある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするための方法が開示される。装置およびシステムはまた、方法の機能を実施する。方法の1つの実施形態は、ネットワークエンティティにおいて、検出エンティティから、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を受信するステップを含む。いくつかの実施形態では、方法は、イベント通知を受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのためのトリガアクションを決定するステップを含む。トリガアクションは、エッジサポートサービス修正、エッジサポートサービスキャンセル、エッジサポートサービス一時停止、代替アプリケーションサーバの選択、新しい候補ターゲットアプリケーションサーバの作成、またはそれらの何らかの組合せを含む。特定の実施形態では、方法は、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信するステップを含む。
【0004】
ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするための1つの装置は、ネットワークエンティティを含む。いくつかの実施形態では、装置は、検出エンティティから、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を受信する受信機を含む。様々な実施形態では、装置は、イベント通知を受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのためのトリガアクションを決定するプロセッサを含む。トリガアクションは、エッジサポートサービス修正、エッジサポートサービスキャンセル、エッジサポートサービス一時停止、代替アプリケーションサーバの選択、新しい候補ターゲットアプリケーションサーバの作成、またはそれらの何らかの組合せを含む。特定の実施形態では、装置は、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信する送信機を含む。
【0005】
ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするための方法の別の実施形態は、第1のネットワークエンティティにおいて、アプリケーション、第2のネットワークエンティティ、またはそれらの組合せから、監視イベントを受信するステップを含む。いくつかの実施形態では、方法は、監視イベントを受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を決定するステップを含む。特定の実施形態では、方法は、イベント通知をさらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティに送信するステップを含む。
【0006】
ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするための別の装置は、第1のネットワークエンティティを含む。いくつかの実施形態では、装置は、アプリケーション、第2のネットワークエンティティ、またはそれらの組合せから、監視イベントを受信する受信機を含む。様々な実施形態では、装置は、監視イベントを受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を決定するプロセッサを含む。特定の実施形態では、装置は、イベント通知をさらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティに送信する送信機を含む。
【0007】
上記で手短に説明された実施形態のより具体的な説明は、添付の図面に示される具体的な実施形態を参照することによって与えられる。これらの図面がいくつかの実施形態のみを図示しており、したがって、範囲を限定するものと見なされるべきではないと理解して、実施形態は添付の図面を使用することによって追加の特定性および詳細とともに記載され、説明される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするためのワイヤレス通信システムの1つの実施形態を示す概略ブロック図である。
図2】ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするために使用され得る装置の1つの実施形態を示す概略ブロック図である。
図3】ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするために使用され得る装置の1つの実施形態を示す概略ブロック図である。
図4】ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするためのシステムの1つの実施形態を示す概略ブロック図である。
図5】ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするためのシステムの第1の実施形態を示すタイミング図である。
図6】ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするためのシステムの第2の実施形態を示すタイミング図である。
図7】ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするための方法の1つの実施形態を示すフローチャート図である。
図8】ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするための方法の別の実施形態を示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
当業者によって諒解されるように、実施形態の態様は、システム、装置、方法、またはプログラム製品として具現化され得る。したがって、実施形態は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、またはソフトウェア態様とハードウェア態様を組み合わせる実施形態の形態を取ってもよく、これらはすべて、本明細書では「回路」、「モジュール」または「システム」と一般に呼ばれることがある。さらに、実施形態は、以下ではコードと呼ばれる機械可読コード、コンピュータ可読コード、および/またはプログラムコードを記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読記憶デバイスにおいて具現化されたプログラム製品の形態を取ってもよい。記憶デバイスは、有形、非一時的、および/または非送信であってもよい。記憶デバイスは、信号を具現化しなくてもよい。ある特定の実施形態では、記憶デバイスは、コードにアクセスするために信号を用いるにすぎない。
【0010】
本明細書で説明される機能ユニットのうちのいくつかは、それらの実装独立性をより詳細に強調するために、モジュールとして標識され得る。たとえば、モジュールは、カスタム超大規模集積(「VLSI」)回路もしくはゲートアレイ、論理チップ、トランジスタなどのオフザシェルフ半導体、または他の個別構成要素を備えるハードウェア回路として実装され得る。モジュールはまた、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイ論理、プログラマブル論理デバイスなどのプログラマブルハードウェアデバイスにおいて実装され得る。
【0011】
モジュールはまた、様々なタイプのプロセッサによって実行するためのコードおよび/またはソフトウェアにおいて実装され得る。たとえば、コードの識別されたモジュールは、たとえば、オブジェクト、プロシージャ、または関数として編成され得る実行可能コードの1つまたは複数の物理ブロックまたは論理ブロックを含み得る。それにもかかわらず、識別されたモジュールの実行ファイルは物理的に一緒に位置する必要はないが、論理的に結合されると、そのモジュールを含み、そのモジュールについて表明された目的を達成する、異なるロケーションに記憶された異なる命令を含み得る。
【0012】
実際には、コードのモジュールは、単一の命令または多数の命令であってもよく、異なるプログラムの間でいくつかの異なるコードセグメントにわたって、いくつかのメモリデバイスにわたって分散されることさえある。同様に、動作データは、本明細書ではモジュール内で識別され、示されることがあり、任意の適切な形態で具現化され、任意の適切なタイプのデータ構造内で編成されることがある。動作データは、単一のデータセットとして収集されてもよく、または、異なるコンピュータ可読記憶デバイスにわたってを含め、異なるロケーションにわたって分散されてもよい。モジュールまたはモジュールの部分がソフトウェアにおいて実装される場合、ソフトウェア部分は、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶デバイス上に記憶される。
【0013】
1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組合せが利用され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コードを記憶する記憶デバイスであり得る。記憶デバイスは、たとえば、電子、磁気、光、電磁、赤外線、ホログラフィック、微小機械、もしくは半導体のシステム、装置、もしくはデバイス、または上記の任意の適切な組合せであり得るが、それらに限定されない。
【0014】
記憶デバイスのより具体的な例(非網羅的リスト)は、以下、すなわち、1つもしくは複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、読取り専用メモリ(「ROM」)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(「EPROM」もしくはFlashメモリ)、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(「CD-ROM」)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適切な組合せを含む。本文書の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、もしくはデバイスによってまたはそれらに関して使用するためのプログラムを含むかまたは記憶することができる任意の有形の媒体であり得る。
【0015】
実施形態のための動作を実行するためのコードは、任意の数の行であってもよく、Python、Ruby、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む1つもしくは複数のプログラミング言語、ならびに/またはアセンブリ言語などの機械言語の任意の組合せで書かれてもよい。コードは、ユーザのコンピュータ上で全体的に、ユーザのコンピュータ上で部分的に、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、ユーザのコンピュータ上で部分的にかつリモートコンピュータ上で部分的に、またはリモートコンピュータもしくはサーバ上で全体的に実行され得る。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)もしくはワイドエリアネットワーク(「WAN」)を含む任意のタイプのネットワークを通じてユーザのコンピュータに接続されてもよく、または(たとえば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通じて)外部コンピュータへの接続が行われてもよい。
【0016】
本明細書全体にわたる「1つの実施形態」、「一実施形態」、または同様の言い回しへの言及は、実施形態に関して説明される特定の特徴、構造、または特性が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体にわたる「1つの実施形態では」、「一実施形態では」という句、および同様の言い回しの出現はすべて、必ずしもそうではないが、同じ実施形態を指すことがあるが、別段に明記されていない限り、「すべてではないが1つまたは複数の実施形態」を意味する。「含む」、「備える」、「有する」という語およびそれらの変形態は、別段に明記されていない限り、「限定はしないが、~を含む」を意味する。列挙された項目のリストは、別段に明記されていない限り、項目のいずれかまたはすべてが相互排他的であることを暗示しない。「a」、「an」、および「the」という用語も、別段に明記されていない限り、「1つまたは複数の」を指す。
【0017】
さらに、実施形態の説明された特徴、構造、または特性は、任意の適切な方法で組み合わされ得る。以下の説明では、実施形態の完全な理解を与えるために、プログラミング、ソフトウェアモジュール、ユーザ選択、ネットワークトランザクション、データベースクエリ、データベース構造、ハードウェアモジュール、ハードウェア回路、ハードウェアチップの例などの多数の具体的な詳細が提供される。しかしながら、具体的な詳細のうちの1つもしくは複数はなしで、または他の方法、構成要素、材料などを用いて実施形態が実践され得ることを当業者は認識されよう。他の事例では、一実施形態の態様を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造、材料、または動作は示されないかまたは詳細に説明されない。
【0018】
実施形態の態様は、実施形態による方法、装置、システム、およびプログラム製品の概略フローチャート図および/または概略ブロック図を参照しながら以下で説明される。概略フローチャート図および/または概略ブロック図の各ブロック、ならびに概略フローチャート図および/または概略ブロック図の中のブロックの組合せは、コードによって実装され得ることが理解されよう。コードは、機械を製作するために汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供されてもよく、その結果として、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令は、概略フローチャート図および/または概略ブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するための手段を作成する。
【0019】
コードはまた、特定の方法で機能するようにコンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスに命令することができる記憶デバイスに記憶されてもよく、その結果として、記憶デバイスに記憶された命令は、概略フローチャート図および/または概略ブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装する命令を含む製造品を製作する。
【0020】
コードはまた、コンピュータ、他のプログラマブル装置、または他のデバイス上で一連の動作ステップを実施させてコンピュータ実装プロセスを生成するために、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスにロードされてもよく、その結果として、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行されるコードは、フローチャートおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するためのプロセスを提供する。
【0021】
図の中の概略フローチャート図および/または概略ブロック図は、様々な実施形態による装置、システム、方法、およびプログラム製品の考えられる実装形態のアーキテクチャ、機能、および動作を示す。この点について、概略フローチャート図および/または概略ブロック図の中の各ブロックは、モジュール、セグメント、または、指定された論理機能を実装するためのコードの1つもしくは複数の実行可能命令を含むコードの部分を表し得る。
【0022】
いくつかの代替実装形態では、ブロックで言及される機能は図で言及される順序を外れて行われることがあることにも留意されたい。たとえば、連続して示される2つのブロックは、実際には実質的に同時に実行されてもよく、またはブロックは時として、関与する機能に応じて逆の順序で実行されてもよい。示されている図の1つもしくは複数のブロックまたはそれらの部分と、機能、論理、または効果において等価である他のステップおよび方法が企図され得る。
【0023】
フローチャート図および/またはブロック図において様々な矢印タイプおよび線タイプが用いられ得るが、これらは対応する実施形態の範囲を限定しないと理解される。実際には、いくつかの矢印または他のコネクタは、図示された実施形態の論理フローを示すためにのみ使用され得る。たとえば、矢印は、図示された実施形態の列挙されたステップ間の指定されていない持続時間の待機期間または監視期間を示し得る。ブロック図および/またはフローチャート図の各ブロック、ならびにブロック図および/またはフローチャート図の中のブロックの組合せは、指定された機能もしくは行為、または専用ハードウェアとコードの組合せを実施する専用ハードウェアベースのシステムによって実装され得ることにも留意されたい。
【0024】
各図における要素の説明は、先行する図の要素を指すことがある。同様の番号は、同様の要素の代替実施形態を含めて、すべての図において同様の要素を指す。
【0025】
図1は、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするためのワイヤレス通信システム100の一実施形態を図示する。1つの実施形態では、ワイヤレス通信システム100はリモートユニット102およびネットワークユニット104を含む。特定の数のリモートユニット102およびネットワークユニット104が図1に図示されていても、任意の数のリモートユニット102およびネットワークユニット104がワイヤレス通信システム100に含まれ得ることを当業者は認識されよう。
【0026】
1つの実施形態では、リモートユニット102は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(「PDA」)、タブレットコンピュータ、スマートフォン、スマートテレビジョン(たとえば、インターネットに接続されたテレビジョン)、セットトップボックス、ゲームコンソール、セキュリティシステム(セキュリティカメラを含む)、車両搭載コンピュータ、ネットワークデバイス(たとえば、ルータ、スイッチ、モデム)、航空機、ドローンなどのコンピューティングデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、リモートユニット102は、スマートウォッチ、フィットネスバンド、光学ヘッドマウントディスプレイなどのウェアラブルデバイスを含む。さらに、リモートユニット102は、加入者ユニット、モバイル、移動局、ユーザ、端末、モバイル端末、固定端末、加入者局、UE、ユーザ端末、デバイスと呼ばれるか、または当技術分野で使用される他の用語で呼ばれることがある。リモートユニット102は、UL通信信号を介してネットワークユニット104のうちの1つまたは複数と直接通信し得る。特定の実施形態では、リモートユニット102は、サイドリンク通信を介して他のリモートユニット102と直接通信し得る。
【0027】
ネットワークユニット104は、地理的領域にわたって分散され得る。特定の実施形態では、ネットワークユニット104は、アクセスポイント、アクセス端末、ベース、基地局、ロケーションサーバ、コアネットワーク(「CN」)、無線ネットワークエンティティ、ノードB、発展型ノードB(「eNB」)、5GノードB(「gNB」)、ホームノードB、中継ノード、デバイス、コアネットワーク、航空サーバ、無線アクセスノード、アクセスポイント(「AP」)、ニューラジオ(「NR」)、ネットワークエンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能(「AMF」)、統合データ管理(「UDM」)、統合データリポジトリ(「UDR」)、UDM/UDR、ポリシー制御機能(「PCF」)、無線アクセスネットワーク(「RAN」)、ネットワークスライス選択機能(「NSSF」)、オペレーション、アドミニストレーション、およびマネジメント(「OAM」)、セッション管理機能(「SMF」)、ユーザプレーン機能(「UPF」)、アプリケーション機能、認証サーバ機能(「AUSF」)、セキュリティアンカー機能(「SEAF」)、信頼できる非3GPP(登録商標)ゲートウェイ機能(「TNGF」)、アプリケーション機能、サービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(「SEAL」)機能、バーティカルアプリケーションイネーブラサーバ、エッジイネーブラサーバ、エッジ構成サーバ、モバイルエッジコンピューティングプラットフォーム機能、モバイルエッジコンピューティングアプリケーション、ミドルウェアエンティティと呼ばれるか、または当技術分野で使用される任意の他の用語で呼ばれることもある、かつ/あるいはそれらのうちの1つもしくは複数を含み得る。ネットワークユニット104は一般に、1つまたは複数の対応するネットワークユニット104に通信可能に結合された1つまたは複数のコントローラを含む無線アクセスネットワークの一部である。無線アクセスネットワークは一般に、1つまたは複数のコアネットワークに通信可能に結合され、1つまたは複数のコアネットワークは、ネットワークの中でも、インターネットおよび公衆交換電話網のような他のネットワークに結合され得る。無線アクセスネットワークおよびコアネットワークのこれらの要素および他の要素は示されていないが、当業者によって一般によく知られている。
【0028】
1つの実装形態では、ワイヤレス通信システム100は、第3世代パートナーシッププロジェクト(「3GPP」)において規格化されたNRプロトコルに準拠し、ここにおいて、ネットワークユニット104は、ダウンリンク(「DL」)上でOFDM変調方式を使用して送信し、リモートユニット102は、アップリンク(「UL」)上でシングルキャリア周波数分割多元接続(「SC-FDMA」)方式または直交周波数分割多重(「OFDM」)方式を使用して送信する。しかしながら、より一般には、ワイヤレス通信システム100は、何らかの他のオープンまたはプロプライエタリ通信プロトコル、たとえば、プロトコルの中でも、WiMAX、米国電気電子技術者協会(「IEEE」)802.11変形態、モバイル通信用グローバルシステム(「GSM」)、汎用パケット無線サービス(「GPRS」)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(「UMTS」)、ロングタームエボリューション(「LTE」)変形態、符号分割多元接続2000(「CDMA2000」)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、Sigfoxを実装し得る。本開示は、任意の特定のワイヤレス通信システムアーキテクチャまたはプロトコルの実装形態に限定されることは意図されていない。
【0029】
ネットワークユニット104は、ワイヤレス通信リンクを介して、サービングエリア、たとえば、セルまたはセルセクタ内のいくつかのリモートユニット102にサービスし得る。ネットワークユニット104は、時間領域、周波数領域、および/または空間領域においてリモートユニット102にサービスするためにDL通信信号を送信する。
【0030】
様々な実施形態では、ネットワークユニット104は、検出エンティティから、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を受信し得る。いくつかの実施形態では、ネットワークユニット104は、イベント通知を受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのためのトリガアクションを決定し得る。トリガアクションは、エッジサポートサービス修正、エッジサポートサービスキャンセル、エッジサポートサービス一時停止、代替アプリケーションサーバの選択、新しい候補ターゲットアプリケーションサーバの作成、またはそれらの何らかの組合せを含む。特定の実施形態では、ネットワークユニット104は、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信し得る。したがって、ネットワークユニット104は、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするために使用され得る。
【0031】
特定の実施形態では、ネットワークユニット104は、アプリケーション、第2のネットワークエンティティ、またはそれらの組合せから、監視イベントを受信し得る。いくつかの実施形態では、ネットワークユニット104は、監視イベントを受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を決定し得る。特定の実施形態では、ネットワークユニット104は、イベント通知をさらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティに送信し得る。したがって、ネットワークユニット104は、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするために使用され得る。
【0032】
図2は、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするために使用され得る装置200の1つの実施形態を図示する。装置200は、リモートユニット102の1つの実施形態を含む。さらに、リモートユニット102は、プロセッサ202、メモリ204、入力デバイス206、ディスプレイ208、送信機210、および受信機212を含み得る。いくつかの実施形態では、入力デバイス206およびディスプレイ208は、タッチスクリーンなどの単一のデバイスの中で組み合わされる。特定の実施形態では、リモートユニット102は、いかなる入力デバイス206および/またはディスプレイ208も含まなくてもよい。様々な実施形態では、リモートユニット102は、プロセッサ202、メモリ204、送信機210、および受信機212のうちの1つまたは複数を含んでもよく、入力デバイス206および/またはディスプレイ208を含まなくてもよい。
【0033】
プロセッサ202は、1つの実施形態では、コンピュータ可読命令を実行することが可能なおよび/または論理演算を実施することが可能な、任意の知られているコントローラを含み得る。たとえば、プロセッサ202は、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、中央処理ユニット(「CPU」)、グラフィックス処理ユニット(「GPU」)、補助処理ユニット、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、または同様のプログラマブルコントローラであり得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ202は、本明細書で説明される方法およびルーチンを実施するために、メモリ204に記憶された命令を実行する。プロセッサ202は、メモリ204、入力デバイス206、ディスプレイ208、送信機210、および受信機212に通信可能に結合される。
【0034】
メモリ204は、1つの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体である。いくつかの実施形態では、メモリ204は揮発性コンピュータ記憶媒体を含む。たとえば、メモリ204は、ダイナミックRAM(「DRAM」)、同期ダイナミックRAM(「SDRAM」)、および/またはスタティックRAM(「SRAM」)を含むRAMを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ204は不揮発性コンピュータ記憶媒体を含む。たとえば、メモリ204は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、または任意の他の適切な不揮発性コンピュータ記憶デバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ204は、揮発性コンピュータ記憶媒体と不揮発性コンピュータ記憶媒体の両方を含む。いくつかの実施形態では、メモリ204はまた、リモートユニット102上で動作するオペレーティングシステムまたは他のコントローラアルゴリズムなどの、プログラムコードおよび関連するデータを記憶する。
【0035】
入力デバイス206は、1つの実施形態では、タッチパネル、ボタン、キーボード、スタイラス、マイクロフォンなどを含む、任意の知られているコンピュータ入力デバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、入力デバイス206は、たとえば、タッチスクリーンまたは同様のタッチセンシティブディスプレイとして、ディスプレイ208と一体化され得る。いくつかの実施形態では、入力デバイス206は、テキストがタッチスクリーン上に表示された仮想キーボードを使用してかつ/またはタッチスクリーン上で手書きすることによって入力され得るようなタッチスクリーンを含む。いくつかの実施形態では、入力デバイス206は、キーボードおよびタッチパネルなどの、2つ以上の異なるデバイスを含む。
【0036】
ディスプレイ208は、1つの実施形態では、任意の知られている電子的に制御可能なディスプレイまたはディスプレイデバイスを含み得る。ディスプレイ208は、視覚信号、可聴信号、および/または触覚信号を出力するように設計され得る。いくつかの実施形態では、ディスプレイ208は、視覚データをユーザに出力することが可能な電子ディスプレイを含む。たとえば、ディスプレイ208は、液晶ディスプレイ(「LCD」)、発光ダイオード(「LED」)ディスプレイ、有機発光ダイオード(「OLED」)ディスプレイ、プロジェクタ、または画像、テキストなどをユーザに出力することが可能な同様のディスプレイデバイスを含み得るが、それらに限定されない。別の非限定的な例として、ディスプレイ208は、スマートウォッチ、スマートグラス、ヘッドアップディスプレイなどのウェアラブルディスプレイを含み得る。さらに、ディスプレイ208は、スマートフォン、携帯情報端末、テレビジョン、タブレットコンピュータ、ノートブック(ラップトップ)コンピュータ、パーソナルコンピュータ、車両ダッシュボードなどの構成要素であり得る。
【0037】
特定の実施形態では、ディスプレイ208は、音を発生させるための1つまたは複数のスピーカーを含む。たとえば、ディスプレイ208は、可聴警報または通知(たとえば、ビープまたはチャイム)を発生させ得る。いくつかの実施形態では、ディスプレイ208は、振動、動き、または他の触覚フィードバックを発生させるための1つまたは複数の触覚デバイスを含む。いくつかの実施形態では、ディスプレイ208のすべてまたは部分は、入力デバイス206と一体化され得る。たとえば、入力デバイス206およびディスプレイ208は、タッチスクリーンまたは同様のタッチセンシティブディスプレイを形成し得る。他の実施形態では、ディスプレイ208は、入力デバイス206の近くに配置され得る。
【0038】
1つの送信機210および1つの受信機212のみが示されているが、リモートユニット102は、任意の適切な数の送信機210および受信機212を有し得る。送信機210および受信機212は、任意の適切なタイプの送信機および受信機であり得る。1つの実施形態では、送信機210および受信機212は、トランシーバの一部であり得る。
【0039】
図3は、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするために使用され得る装置300の1つの実施形態を図示する。装置300は、ネットワークユニット104の1つの実施形態を含む。さらに、ネットワークユニット104は、プロセッサ302、メモリ304、入力デバイス306、ディスプレイ308、送信機310、および受信機312を含み得る。諒解され得るように、プロセッサ302、メモリ304、入力デバイス306、ディスプレイ308、送信機310、および受信機312は、それぞれ、リモートユニット102のプロセッサ202、メモリ204、入力デバイス206、ディスプレイ208、送信機210、および受信機212と実質的に同様であり得る。装置300はまた、ネットワークデバイスとの通信のためのネットワークインターフェース314、およびアプリケーションとの通信のためのアプリケーションインターフェース316を含む。
【0040】
特定の実施形態では、受信機312は、検出エンティティから、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を受信する。様々な実施形態では、プロセッサ302は、イベント通知を受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのためのトリガアクションを決定する。トリガアクションは、エッジサポートサービス修正、エッジサポートサービスキャンセル、エッジサポートサービス一時停止、代替アプリケーションサーバの選択、新しい候補ターゲットアプリケーションサーバの作成、またはそれらの何らかの組合せを含む。特定の実施形態では、送信機310は、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信する。本明細書で使用される場合、エッジサポートサービスはACRであり得る。
【0041】
いくつかの実施形態では、受信機312は、アプリケーション、第2のネットワークエンティティ、またはそれらの組合せから、監視イベントを受信する。様々な実施形態では、プロセッサ302は、監視イベントを受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を決定する。特定の実施形態では、送信機310は、イベント通知をさらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティに送信する。
【0042】
特定の実施形態では、計画されたユーザ機器(「UE」)挙動がエッジサポートサービスおよび/またはモバイルエッジコンピューティング(「MEC」)プラットフォームサービスの開始後に変化し、これらの変化に起因して(たとえば、UEモビリティの変化に起因して)サービスが変更される必要があり得る。本明細書で使用される場合、エッジサポートサービスは、基礎となるネットワークとのアプリケーションインテグレーションおよび/またはイネーブルメントに対するサポートを提供するエッジプラットフォーム能力(たとえば、プラットフォームアズアサービス(「PaaS」)および/またはソフトウェアアズアサービス(「SaaS」))を指すことがある。そのようなサポート機能は、UEが異なるエッジプラットフォームに移行するときのアプリケーションサービス継続性サポートおよび/もしくはアプリケーションコンテキストリロケーションサービス、または動的なアプリケーションサーバインスタンス化であり得る。
【0043】
モバイルエッジクラウド展開などにおけるいくつかの実施形態では、1つの態様は、エッジサービス継続性を維持しながらの、異なるエッジアプリケーションサーバ(「EAS」)へのエッジアプリケーションの移植性および/または移行であり得る。
【0044】
様々な実施形態では、アプリケーションクライアント-EAS再マッピングの理由は、1)あるEASによってカバーされるエリアから別のEASによってカバーされるターゲットエリアに送信される予測的なまたは予想されるUEモビリティを含むUEモビリティ、2)ソースEAS(「S-EAS」)またはエッジデータネットワーク(「EDN」)における過負荷状況、3)保守の側面(たとえば、EASのグレースフルシャットダウン)、4)ソースEASにおける予想される性能低下、5)UEアプリケーション(たとえば、ゲームアプリケーション)の体感品質の改善、ならびに6)異なるスライスおよび/またはデータネットワーク名(「DNN」)のアプリケーション選好に起因するものであり得る。
【0045】
いくつかの実施形態では、エッジアプリケーションサーバとクライアントとの間の通信のために第5世代(「5G」)が使用される場合、異なるEASへのそのような移行は、通信サービスの中断なしにかつユーザ体感品質(「QoE」)に影響を及ぼすことなしにアプリケーションコンテキスト転送(たとえば、ターゲットEASのための必要なアプリケーションクライアントコンテキストの転送(たとえば、アプリケーションクライアント(「AC」)プロファイル、サービスキーパフォーマンスインジケータ(「KPI」)))を可能にするためのネットワーク側において影響を及ぼすことがある。そのような実施形態では、ターゲットEASは、アプリケーション要件に基づく最良の候補であり得る。
【0046】
様々な実施形態では、アプリケーション移植性に対処するための2つのエッジサポートサービス、すなわち、アプリケーションコンテキスト分解(「ACR」)サービス、および動的なEASインスタンス化サービスがあり得る。
【0047】
特定の実施形態では、ACRサービスについては、UEが新しいロケーションに移動する場合、異なるEASはUEにサービスするためにより好適であり得る。そのような遷移は、サービスの継続性を維持するためにエッジイネーブラレイヤからのサポートを必要とする非モビリティイベントの結果として生じ得る。サービス継続性のサポートは、UEの中のACに接続されたS-EASをターゲットEAS(「T-EAS」)と置き換えることによってアプリケーションレイヤサービス中断を最小限に抑えるためのいくつかの機能を提供する。ACRサービスは、ネットワークとエッジアプリケーションとの間のミドルウェアレイヤであるエッジイネーブラレイヤ(「EEL」)において指定されていることがある。S-EASはアプリケーションコンテキストに関連付けられ得る。サービス継続性をサポートするために、S-EASからのアプリケーションコンテキストがT-EASに転送され得る。
【0048】
いくつかの実施形態では、動的なEASインスタンス化サービスについては、エッジイネーブラレイヤは、アプリケーションのニーズ(たとえば、UEモビリティ)ごとに好適なEASのインスタンス化をトリガするためにEAS管理システムと対話し得る。EAS発見またはACRのための手順の間にエッジイネーブラクライアント(「EEC」)またはソースエッジイネーブラサーバ(「EES」)(「S-EES」)からEAS発見フィルタを伴うEAS発見要求を受信すると、EESは、EASが利用可能ではないかまたはインスタンス化されていないことに起因して、UEロケーションおよび要求側アプリケーション特性と一致するEASを発見および選択するのに失敗することがある。EESは、EASが関連するEDNにおいて動的にインスタンス化され得る動的なEASインスタンス化情報に基づいて、EAS情報をEECまたはS-EESに返す前にEDNの中のACにサービスするEASをインスタンス化するようにEAS管理システムをトリガし得る。
【0049】
特定の実施形態では、アプリケーションモビリティサービスサポートが定義されてもよく、エッジサポートサービスの一部、特にサービス継続性サポートであってもよく、アプリケーションインスタンスがターゲットMECホストにおいて利用可能になり、必要であればユーザコンテキストがそこでアプリケーションインスタンスに転送される場合、ユーザへのサービスが再開し、継続することができる。そのようなサービスでは、アプリケーションモビリティイネーブルメントおよび/または登録が最初のステップであってもよく、ここで、この手順は、アプリケーションモビリティサービスを有効化し、アプリケーションインスタンスが必要とされるアプリケーションモビリティサービスに登録することを可能にするためのものである。この後に、アプリケーションおよび/またはユーザコンテキスト転送の開始、準備、実行、トラフィック経路更新、およびクリーンアップが続いてもよい。
【0050】
いくつかの実施形態では、予想されるおよび/または予測されたUEモビリティが正確ではないことがあり、UEが所与の時間インスタンスに予測されたロケーションにいないことがある。これは、1)UEを遅らせる可能性がある交通渋滞、2)不正確なおよび/もしくは失敗した予測(たとえば、信頼レベルがあり得るが、それが誤っている可能性がある)、3)UE挙動の変化、方向の変化、および/もしくは速度の変化、ならびに/または4)エッジサービスの修正を必要とするインシデント(たとえば、事故、プラットフォーム障害)などの様々な理由に起因するものであり得る。
【0051】
様々な実施形態では、異なるシナリオは以下の結果をもたらし得る。1)ターゲットUEが予測されたロケーションに行かない可能性があるので、T-EASおよび/もしくはターゲットEDNにおけるリソースを確保するのを避けるために、それぞれのEELサービス(たとえば、ACRおよび/もしくはT-EASインスタンス化)がキャンセルされる必要があり得る、2)ターゲットUEが予測よりも遅くロケーションに行く可能性があるので、UEが時間どおりに現れない場合でもACRおよび/もしくはT-EASインスタンス化が維持される必要があり得、さもなければ、コンテキストが使用されなければ(たとえば、しばらくの時間の後に)T-EASから削除され得る可能性がある、ならびに/または3)ターゲットUEが早くロケーションに行く可能性があるので、ACRおよび/もしくはT-EASインスタンス化が早く完了される必要があり得、さもなければ、サービス断絶があり得る。
【0052】
特定の実施形態は、予測されたUEロケーションに依拠するエッジイネーブリングサービスに影響を及ぼし得るUE挙動変化に関する場合があり、アプリケーション移植性および/または移行に関係する場合がある。
【0053】
いくつかの実施形態では、UEロケーションおよび/またはモビリティが(たとえば、予測失敗および/またはUE挙動の変化に起因して)予測されたUEロケーションおよび/またはモビリティから外れる場合、エッジアプリケーション移行がサポートされ得る。そのような実施形態は、以下を含み得る。1)予測されたUEロケーションからのUEロケーション逸脱および/または不一致を検出し(たとえば、これは5GCおよび/またはSEALからUEロケーションを監視することによって、あるいはUEのACを介して検出され得る)、ネットワークまたはアプリケーションサーバによってキャプチャされたイベント、管理がトリガしたイベント(たとえば、性能監視(「PM」)および/または故障監視(「FM」))、またはネットワークがトリガしたイベント(たとえば、UEが変更したネットワークスライス)を検出する、2)ACRおよび/または動的なEASインスタンス化に関係するエッジイネーブリングサービスを適応させる必要性を評価する - これはエッジイネーブリングサービスを維持するためのコスト分析(たとえば、ネットワークおよび/またはプラットフォームの負荷に及ぼす影響)を含み得る - 影響がない(たとえば、低負荷シナリオにおける)場合、適応させる必要性がない可能性がある、3)トリガアクションを決定する - アクションは以下のうちの1つまたは複数を含み得る:a)ACRおよび/またはEASインスタンス化に関係するエッジサービスのキャンセル、b)所与の時間ウィンドウおよび/または関心エリアでのACRおよび/またはEASインスタンス化に関係するエッジサービスの一時停止、c)ACRおよび/またはEASインスタンス化に関係するエッジサービスの修正および/または早い完了、d)ACRおよび/またはEASインスタンス化に関係するエッジサービスの修正および/または遅い完了、ならびに/あるいはe)ACが移行すると予想されるターゲットEDNおよび/またはEASの修正および/または変更、4)トリガアクションタイプに基づいて、(たとえば、提案されたおよび/または示唆されたアクションを含む)トリガイベント報告を決定エンティティおよび関与するエンティティ(たとえば、UE、ネットワークエンティティ、アプリケーションエンティティ)に送信して、トリガアクションを通知、提案、および/または推奨する - ここで、決定エンティティは、ソースもしくはターゲットエッジプラットフォームのEESおよび/もしくはEAS、またはターゲットUEのEECであり得る、ならびに/あるいは5)提案されたアクションを適用および/または実行するために決定エンティティをサポートする。
【0054】
図4は、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするためのシステム400の1つの実施形態を示す概略ブロック図である。システム400のエンティティは、AC-EAS再マッピングの必要性を検出する(402)(たとえば、これは、シナリオに基づいてACおよび/もしくはEECまたはEESおよび/もしくはEASであり得る)。
【0055】
検出に基づいて、エンティティは、AC-EAS再マッピングを決定する(404)(たとえば、このエンティティはEES、EAS、またはEECであり得る)。次に、EAS発見406が行われる(たとえば、EECは、ターゲットエリアにおける利用可能なEASを特定する - (たとえば、OAMを介した)動的なEASインスタンス化408)。特に、EECベースの(たとえば、UE中心の)シナリオでは、EECが提供された情報を使用することによってターゲット(「T」)EES(「T-EES」)を決定するかまたはサービスプロビジョニング手順を実施する。一方、EESおよび/またはEAS中心のシナリオでは、S-EESおよび/またはEASが最良のT-EESおよび/またはT-EASを発見する。
【0056】
ステップ408はEAS発見406とともに行われ得る。ACおよびEECは、アプリケーショントラフィックのために使用されるべきT-EASを選択する(410)(または、EESおよび/もしくはEAS中心のシナリオでは、T-EASの決定はソースおよびターゲットEASおよび/もしくはEESを介して行われる)。
【0057】
次いで、ACR開始412が行われ、これはEECからのACR要求を介して行われ得る(また、シナリオに基づいて、S-EESおよび/もしくはEAS、ECS、T-EESおよび/もしくはEAS、またはそれらのサブセットを伴う)。
【0058】
ACR開始412に応答して、(たとえば、ステップ402におけるような)UE挙動の変化に関係するイベントの検出414と、イベントに基づく状況および決定更新416の評価とがあり得る。この決定は、手順のキャンセル、修正、異なるEASを用いた修正、および/または一時停止のうちの1つを含み得る。
【0059】
決定更新416に基づいて、決定がキャンセルについてのものである場合、ACRキャンセル418メッセージが決定エンティティに送られるとともに、通知がすべての関与するエンティティに送られる。肯定応答(「ACK」)が受信された場合、ACRは停止する。
【0060】
決定が一時停止である場合、一時停止決定および一時停止に必要とされる時間、またはどの基準のもとでACRが再開するか(もしくは、ACRが継続し得ることを決定更新416エンティティが特定した場合、いくらかの時間期間の後にACR再開が続き得る)について通知するために、ACR一時停止420メッセージが決定404および実行エンティティならびに/または複数のエンティティ(たとえば、EES、EAS、EEC、ECS)に送られる。
【0061】
決定が修正である場合、時間オフセット(たとえば、ACRが遅延するかまたは早く完了するかに基づく正または負)を特定するために、ACR修正420要求が決定404および実行エンティティ(または複数のエンティティ)に送られる。応答の受信に成功すると、EECコンテキストリロケーション422が行われる。
【0062】
決定がEAS再マッピングを伴う修正である場合、T-EAS選択を決定するエンティティはそのマッピングを更新する必要があるので、ACR修正420要求は、T-EASの変更の要件または代替T-EASの提案を示すフラグを含む。
【0063】
代替T-EASがターゲットEDNエリアにおいて利用可能ではない場合、動的なEASインスタンス化が決定更新416エンティティによってOAM(たとえば、代替T-EASをインスタンス化するサービス)に対してトリガされる。
【0064】
ACR開始412および更新に続いて、S-EESからT-EESへのEECコンテキストリロケーション422が行われる。EECコンテキストリロケーション422の後、ただしACT424の前に、決定更新416も行われ得ることに留意されたい。ACT424はS-EASとT-EASとの間で行われる。次いで、ポストACRクリーンアップ426が行われる(たとえば、S-EESおよび/またはEASからのコンテキストの削除、および通知)。
【0065】
本明細書で説明される第1の実施形態は、EECベースのACR更新手順を含む。この実施形態は、UEおよび/またはEECがトリガしたACR更新のための機構を提供する。図5は、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするためのシステム500の第1の実施形態を示すタイミング図である。システム500は、AC502と、EEC504と、UE506と(AC502、EEC504、およびUE506は同じデバイスの一部であり得る)、第5世代コアネットワーク(「5GC」)508(および/またはサービスイネーブラアーキテクチャレイヤ(「SEAL」)ロケーション管理サーバ(「LMS」))と、S-EES510(および/またはS-EAS)と、T-EES512(および/またはT-EAS)と、ECS514と、グローバルAS516と、代替(「Alt」)T-EES518(および/またはT-EAS)とを含む。示される通信の各々は、1つまたは複数のメッセージを含み得ることに留意されたい。
【0066】
第1の通信520において、ACRが開始される。
【0067】
第2の通信522において、EEC504は、AC502から(たとえば、「EDGE-5」を介して)予想されるおよび/または予測されたUEロケーションおよび/またはモビリティが変化するという指示を受信する。そのようなメッセージは、現在の、新しい、予想される、および/もしくは予測されたロケーション(たとえば、座標、および/もしくはセル、アドレスなどを含み得るトポロジーロケーションにおける)、現在のおよび/もしくは新しい予想されるモビリティ、速度(speed)、方向、および/もしくは速度(velocity)、ならびに/またはUEルートおよび/もしくは軌道の予想される変更(たとえば、全地球測位システム(「GPS」)ルートの更新)を含み得る。
【0068】
第3の通信524および/または任意選択の第4の通信526において、AFとして振る舞うS-EES510は、(たとえば、ロケーションサービスのサブスクリプションに基づく)UEロケーション報告を5GC508から受信し得る。UEロケーション報告は、UE506が所与の時間に予測されたロケーションにいないであろうし、元のロケーションから外れると予想されることを示すのに役立ち得る。また、S-EES510は、再マッピング通知をスライスするためのアプリケーションも5GC508から受信し得る。これは、どのEASにアタッチするかに影響を及ぼし得る。そのような通知は、ターゲット単一(「S」)ネットワークスライス選択支援情報(「NSSAI」)(「S-NSSAI」)および/またはDNNの組合せを含み得る。
【0069】
第5の通信528および/または任意選択の第6の通信530において、グローバルAS516は、サービスオペレーションなどのアプリケーション挙動の予想される変化、プロファイル変更、および/またはACRに影響を及ぼし得るアプリケーション属性の適応(たとえば、ビークルツーエブリシング(「V2X」)における隊列の速度)を示す要件更新をS-EES510におよび任意選択でT-EES512に提供し得る。
【0070】
任意選択の第7の通信532において、S-EES510は、ステップ524、526、528、および/または530に基づいてUEおよび/またはアプリケーション(「アプリ」)関連のイベント報告をEEC504に送り、このイベント報告は、予想されるUEおよび/またはアプリ挙動の変化についての情報を提供し、これがどのようにACRに影響を及ぼすかを示し得る。1つの例は、所与の信頼レベルでUE506がターゲットロケーションに到着するのがX秒だけ遅れる可能性があるということである。
【0071】
EEC504は、ACRに関係するエッジイネーブリングサービスを適応させる必要性を評価する(534)。次いで、EEC504は、ステップ534の評価に基づいて、T-EASをキャンセル、一時停止、修正、および/または変更するアクションを決定する(536)。
【0072】
第1のオプション538は、ステップ540、542、544、および546を含み得る。第8の通信540および/または任意選択の第9の通信542において、EEC504はACR修正要求メッセージを送る。メッセージは、Table 1(表1)からのパラメータのうちの1つまたは複数を含み得る。ここで表において使用される場合、「M」は必須(mandatory)を示し、「O」は任意選択(optional)を示す。
【0073】
【表1】
【0074】
第10の通信544および/または任意選択の第11の通信546において、EEC504は、決定および/または実行エンティティ(たとえば、EES、EAS、エッジ構成サーバ(「ECS」)のうちの1つ)からACR修正要求に対する応答を受信する。このACR修正応答メッセージは、Table 2(表2)からの1つまたは複数の要素を含み得る。
【0075】
【表2】
【0076】
第2のオプション548は、ステップ550、552、554、556、558、および560を含み得る。第12の通信550および/または任意選択の第13の通信552において、EEC504はACR一時停止要求メッセージを送る。このメッセージは、Table 3(表3)からのパラメータのうちの1つまたは複数を含み得る。
【0077】
【表3】
【0078】
第14の通信554および/または任意選択の第15の通信556において、EEC504は、決定および/または実行エンティティ(たとえば、EES、EAS、ECS)からACR一時停止要求に対する応答を受信する。ACR一時停止応答メッセージは、Table 4(表4)からの1つまたは複数の要素を含み得る。
【0079】
【表4】
【0080】
第16の通信558において、EEC504はAC502とともに、ACR一時停止の後にACRが再開され得ることを示す。ACR再開要求メッセージは、Table 5(表5)からの1つまたは複数の要素を含み得る。
【0081】
【表5】
【0082】
第17の通信560において、EEC504は、決定および/または実行エンティティ(たとえば、EES、EAS、ECS)からACR再開要求に対する応答を受信する。ACR再開応答メッセージは、Table 6(表6)からの1つまたは複数の要素を含み得る。
【0083】
【表6】
【0084】
第3のオプション562は、ステップ564、566、568、および570を含み得る。第18の通信564および/または任意選択の第19の通信566において、EEC504はACRキャンセル要求メッセージを送る。このメッセージは、Table 7(表7)からのパラメータのうちの1つまたは複数を含み得る。
【0085】
【表7】
【0086】
第20の通信568および/または任意選択の第21の通信570において、EEC504は、決定および/または実行エンティティ(たとえば、EES、EAS、ECS)からACRキャンセル要求に対する応答を受信する。ACRキャンセル応答メッセージは、Table 8(表8)の要素のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0087】
【表8】
【0088】
第4のオプション572は、ステップ574、576、578、580、582、584、および586を含み得る。AC502およびEEC504は、アプリケーショントラフィックのために使用されるべき新しいT-EASを(たとえば、ターゲットEASを変更するためのACR適応トリガに基づいて)、および任意選択で新しいT-EASに対応する新しいT-EES(たとえば、Alt T-EES518)を選択する(574)。そのようなT-EES518は、同じまたは異なるEDNにあり得る。
【0089】
第22の通信576、任意選択の第23の通信578、および/または任意選択の第24の通信580において、EEC504は、EASおよび/またはEES修正要求メッセージを実行エンティティ(たとえば、EES、EAS、ECS)のうちの1つまたは複数に送る。このメッセージは、Table 9(表9)におけるパラメータのうちの1つまたは複数を含み得る。
【0090】
【表9A】
【0091】
【表9B】
【0092】
第25の通信582、任意選択の第26の通信584、および/または任意選択の第27の通信586において、EEC504は、決定および/または実行エンティティ(たとえば、EES、EAS、ECS)からEESおよび/またはEAS修正要求に対する応答を受信する。EESおよび/またはEAS修正応答メッセージは、Table 10(表10)からの1つまたは複数の要素を含み得る。
【0093】
【表10】
【0094】
いくつかの実施形態では、第28の通信588において、EEC504は、ACR修正、キャンセル、および/またはEES-EAS変更の結果についてAC502に通知する。
【0095】
第29の通信590において、S-EES510および/またはT-EES512は、ACR修正、キャンセル、および/またはEES-EAS変更の結果についてS-EASおよび/またはT-EASに通知する。
【0096】
本明細書で説明される第2の実施形態は、EESおよび/またはEASベースのACR更新手順を含む。この手順は、EASおよび/またはEESがトリガした変更の実装を含み得る。図6は、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするためのシステム600の第2の実施形態を示すタイミング図である。システム600は、AC602と、EEC604と、UE606と(AC602、EEC604、およびUE606は同じデバイスの一部であり得る)、5GC608(および/またはSEAL LMS)と、決定更新エンティティ610と、実行エンティティ612と、グローバルAS614と、代替(「Alt」)T-EES616(および/またはT-EAS)とを含む。示される通信の各々は、1つまたは複数のメッセージを含み得ることに留意されたい。
【0097】
第1の通信618において、ACRが開始される。
【0098】
第2の通信620において、EEC604は、AC602から(たとえば、EDGE-5を介して)予想されるおよび/または予測されたUEロケーションおよび/またはモビリティが変化するという指示を受信する。そのようなメッセージは、現在の、新しい、予想される、および/もしくは予測されたロケーション(たとえば、座標、および/もしくはセル、アドレスなどを含み得るトポロジーロケーションにおける)、現在のおよび/もしくは新しい予想されるモビリティ、速度(speed)、方向、および/もしくは速度(velocity)、ならびに/またはUEルートおよび/もしくは軌道の予想される変更(たとえば、GPSルートの更新)を含み得る。
【0099】
第3の通信622および/または任意選択の第4の通信624において、AFとして振る舞う決定更新エンティティ610(たとえば、シナリオに基づくS-EES、S-EAS、T-EES)は、(たとえば、ロケーションサービスのサブスクリプションに基づく)UEロケーション報告を5GC608から受信し得る。UEロケーション報告は、UE606が所与の時間に予測されたロケーションにいないであろうし、元のロケーションから外れると予想されることを示すのに役立ち得る。また、決定更新エンティティ610は、再マッピング通知をスライスするためのアプリケーションも5GC608から受信し得る。これは、どのEASにアタッチするかに影響を及ぼし得る。そのような通知は、ターゲットS-NSSAIおよび/またはDNNの組合せを含み得る。
【0100】
任意選択の第5の通信626および/または第6の通信628において、グローバルAS614は、サービスオペレーションなどのアプリケーション挙動の予想される変化、プロファイル変更、および/またはACRに影響を及ぼし得るアプリケーション属性の適応(たとえば、V2Xにおける隊列の速度)を示す要件更新を決定更新エンティティ610に提供し得る。
【0101】
第7の通信630において、決定更新エンティティ610は、ステップ620においてAC602によって導出された予測されたUEロケーション報告を受信する。
【0102】
決定更新エンティティ610は、ACRに関係するエッジイネーブリングサービスを適応させる必要性を評価する(632)。
【0103】
決定更新エンティティ610は、ステップ632の評価に基づいて、T-EASをキャンセル、一時停止、修正、および/または変更するアクションを決定する(634)。
【0104】
第8の通信636を含む第1のオプションにおいて、決定更新エンティティ610は、ACR修正要求および/または指示メッセージを(たとえば、決定更新エンティティ610と実行エンティティ612(または複数のエンティティ)との間で)送る。メッセージは、第1の実施形態の第1のオプション538と同様であり得るが、1つの違いは、要求者IDがEES識別子(「ID」)(「EESID」)またはEAS ID(「EASID」)であってもよく、メッセージがソースEASおよびターゲットEASの一方または両方についてのEASプロファイル情報を含んでもよいということであり得る。また、メッセージは、(たとえば、要求ではなく)一部の受信者に対する指示であってもよい。決定更新エンティティ610は、実行エンティティ612からACR修正要求に対する応答を受信する。このACR修正応答メッセージは、第1の実施形態の第1のオプション538に関するものと同じであってもよい。
【0105】
第9の通信638を含む第2のオプションにおいて、決定更新エンティティ610はACR一時停止要求および/または指示メッセージを送る。メッセージは、第1の実施形態の第2のオプション548と同様であり得るが、1つの違いは、要求者IDがEESIDまたはEASIDであってもよく、メッセージがソースEASおよびターゲットEASの一方または両方についてのEASプロファイル情報も含んでもよいということであり得る。また、メッセージは、(たとえば、要求ではなく)一部の受信者に対する指示であってもよい。決定更新エンティティ610は、実行エンティティ612(たとえば、EES、EAS、ECS)からACR一時停止要求に対する応答を受信する。ACR一時停止応答メッセージは、第1の実施形態の第2のオプション548のメッセージと同じであってもよい。決定更新エンティティ610は、ACR一時停止の後にACRが再開され得ることを示す。メッセージは、第1の実施形態の第2のオプション548と同様であり得るが、1つの違いは、要求者IDがEESIDまたはEASIDであってもよく、メッセージがソースEASおよびターゲットEASの一方または両方についてのEASプロファイル情報も含んでもよいということであり得る。また、メッセージは、(たとえば、要求ではなく)一部の受信者に対する指示を含んでもよい。決定更新エンティティ610は、実行エンティティ612(たとえば、EES、EAS、ECS)からACR再開要求に対する応答を受信する。このACR再開応答メッセージは、第1の実施形態の第2のオプション548のメッセージと同じであってもよい。
【0106】
第10の通信640を含む第3のオプションにおいて、決定更新エンティティ610は、ACRキャンセル要求メッセージを実行エンティティ612(たとえば、または複数の実行エンティティ)に送り、ACRキャンセル応答を受信する。メッセージは、第1の実施形態の第3のオプション562のメッセージと同様であり得る。また、メッセージは、(たとえば、要求ではなく)一部の受信者に対する指示を含んでもよい。
【0107】
第4のオプション641は、ステップ642、644、646、648、650、および652を含み得る。決定更新エンティティ610は、アプリケーショントラフィックのために使用されるべき新しいT-EASを(たとえば、ターゲットEASを変更するためのACR適応トリガに基づいて)、および任意選択で新しいT-EASに対応する代替T-EES616を選択し得る(642)。T-EES616は、同じまたは異なるEDNにあり得る。
【0108】
第11の通信644および/または第12の通信646において、決定更新エンティティ610は、EASおよび/またはEES修正要求メッセージを実行エンティティ612(たとえば、EES、EAS、およびECSのうちの1つまたは複数)に、ならびに任意選択でEECおよび/またはACに送る。これに続いて、第13の通信648および/または第14の通信650において、決定更新エンティティ610は、決定および/または実行エンティティ612からEESおよび/またはEAS修正要求に対する応答を受信する。これらのメッセージは、第1の実施形態の第4のオプション572のメッセージと同様であり得るが、EESIDまたはEASIDであってもよい要求者IDが追加される可能性があり、メッセージは、ソースEASおよびターゲットEASの一方または両方についてのEASプロファイル情報も含んでもよい。また、メッセージは、(たとえば、要求ではなく)一部の受信者に対する指示を含んでもよい。任意選択の第15の通信652において、1つまたは複数のT-EAS再選択完了メッセージが送られ得る。
【0109】
任意選択の第16の通信654において、決定更新エンティティ610は、ACR修正、キャンセル、および/またはEES-EAS変更に関する決定についての通知メッセージをAC602にEEC604を介して(または直接)送る。この通知メッセージは、ACR ID、セッションID、ACR更新のタイプ、一時停止である場合は一時停止が予想される時間、T-EASの変更である場合はT-EASのID、エンドポイント、および/もしくはアドレス、ならびに/または、新たにインスタンス化されたT-EASの場合は新しいEASの認可情報能力、IDおよび/もしくはアドレスを含み得る。
【0110】
任意選択の第17の通信656において、EEC604はまた、更新をAC602に通知し得る。第18の通信658において、決定更新エンティティ610は、ACR修正、キャンセル、および/またはEES-EAS変更の結果についてS-EASおよび/またはT-EASに通知する。
【0111】
図7は、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするための方法700の1つの実施形態を示すフローチャート図である。いくつかの実施形態では、方法700は、ネットワークユニット104などの装置によって実施される。特定の実施形態では、方法700は、プログラムコードを実行するプロセッサ、たとえば、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、CPU、GPU、補助処理ユニット、FPGAなどによって実施され得る。
【0112】
様々な実施形態では、方法700は、検出エンティティから、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を受信するステップ702を含む。いくつかの実施形態では、方法700は、イベント通知を受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのためのトリガアクションを決定するステップ704を含む。トリガアクションは、エッジサポートサービス修正、エッジサポートサービスキャンセル、エッジサポートサービス一時停止、代替アプリケーションサーバの選択、新しい候補ターゲットアプリケーションサーバの作成、またはそれらの何らかの組合せを含む。特定の実施形態では、方法700は、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信するステップ706を含む。
【0113】
特定の実施形態では、イベント通知は、変化すると予想される少なくとも1つのパラメータを含み、少なくとも1つのパラメータは、少なくとも1つのユーザ機器の予想されるモビリティ、少なくとも1つのユーザ機器の予測されたモビリティ、少なくとも1つのユーザ機器の予想されるロケーション、少なくとも1つのユーザ機器の予測されたロケーション、少なくとも1つのユーザ機器の予想される速度変化、少なくとも1つのユーザ機器の予測された速度変化、少なくとも1つのユーザ機器の予想される方向、少なくとも1つのユーザ機器の予測された方向、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのサービスプロファイルの変更、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのサービスオペレーションの変更、予測されたユーザ機器挙動の信頼レベル、少なくとも1つのユーザ機器の予想されるサービス品質、ネットワークデバイスの予想されるサービス品質、少なくとも1つのユーザ機器の予測されたサービス品質、ネットワークデバイスの予測されたサービス品質、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0114】
いくつかの実施形態では、イベント通知は、ネットワーク障害、ネットワークインターフェース障害、アプリケーションインターフェース障害、エッジデータネットワーク不可用性指示、エッジデータネットワーク障害指示、またはそれらの何らかの組合せをさらに含む。様々な実施形態では、エッジサポートサービス修正は、アプリケーションエンティティに対する要求を含み、要求は、アプリケーション識別子、ユーザ機器識別子、エッジサポートサービス修正タイプフラグ、エッジサポートサービスセッション識別子、アプリケーションコンテキスト転送開始時間、アプリケーションコンテキスト転送完了時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション開始時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション完了時間、ターゲットエッジアプリケーションサーバ識別子、ターゲットエッジアプリケーションサーバアドレス、エッジイネーブラサーバ識別子、エッジイネーブラサーバアドレス、ターゲット単一ネットワークスライス選択支援情報、ターゲットデータネットワーク名、イベント通知ごとの予測タイマーの更新、イベント通知ごとの時間範囲の更新、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0115】
1つの実施形態では、エッジサポートサービス一時停止は、アプリケーションエンティティに対する要求を含み、要求は、アプリケーション識別子、ユーザ機器識別子、エッジサポートサービスセッション識別子、イベント通知一時停止開始時間、イベント通知一時停止終了時間、イベント通知一時停止時間持続時間、イベント通知完了時間、アプリケーションコンテキスト転送完了時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション一時停止開始時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション終了時間、ターゲットエッジアプリケーションサーバ識別子、ターゲットエッジアプリケーションサーバアドレス、エッジイネーブラサーバ識別子、エッジイネーブラサーバアドレス、イベント通知ごとの予測タイマーの更新、イベント通知ごとの時間範囲の更新、またはそれらの何らかの組合せを含む。特定の実施形態では、方法700は、イベント通知が再開することを必要とされることをアプリケーションエンティティに通知するためのイベント通知再開トリガアクションを送信するステップをさらに含む。
【0116】
いくつかの実施形態では、ネットワークエンティティは、アプリケーションイネーブルメントエンティティを備える。様々な実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、エッジイネーブラクライアントまたはエッジイネーブラサーバを備える。1つの実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、少なくとも1つのアプリケーションのためのエッジアプリケーションサービス継続性を制御するように構成される。
【0117】
特定の実施形態では、方法700は、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信するステップをさらに含む。いくつかの実施形態では、方法700は、トリガアクションを少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのアプリケーションサービスのための少なくとも1つのエッジサービスパラメータに変換するステップをさらに含む。
【0118】
様々な実施形態では、方法700は、トリガアクションに基づいて、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーションパラメータに対する更新、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーションパラメータに対応するアプリケーションコンテキスト、またはそれらの組合せを決定するステップをさらに含む。1つの実施形態では、方法700は、トリガアクションに基づいて、動的なエッジアプリケーションサーバインスタンス化、プロアクティブなエッジアプリケーションサーバインスタンス化、またはそれらの組合せをトリガするステップをさらに含む。
【0119】
図8は、ユーザ機器に対応するイベント通知に応答してアクションをトリガするための方法800の別の実施形態を示すフローチャート図である。いくつかの実施形態では、方法800は、ネットワークユニット104などの装置によって実施される。特定の実施形態では、方法800は、プログラムコードを実行するプロセッサ、たとえば、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、CPU、GPU、補助処理ユニット、FPGAなどによって実施され得る。
【0120】
様々な実施形態では、方法800は、アプリケーション、第2のネットワークエンティティ、またはそれらの組合せから、監視イベントを受信するステップ802を含む。いくつかの実施形態では、方法800は、監視イベントを受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を決定するステップ804を含む。特定の実施形態では、方法800は、イベント通知をさらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティに送信するステップ806を含む。
【0121】
特定の実施形態では、ネットワークエンティティは、アプリケーションイネーブルメントエンティティを備える。いくつかの実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、アプリケーションクライアント、エッジイネーブラクライアント、エッジイネーブラサーバ、またはエッジ構成サーバを備える。
【0122】
様々な実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、ユーザ機器挙動の変化を検出するように構成される。1つの実施形態では、監視イベントは、ユーザ機器モビリティの変化、ユーザ機器ロケーションの変化、アプリケーション挙動の変化、ターゲットエッジサービスエリアにおけるネットワーク条件の変化、ターゲットエリアにおけるネットワーク障害、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0123】
1つの実施形態では、装置は、ネットワークエンティティを備える。装置は、検出エンティティから、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を受信する受信機と、イベント通知を受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのためのトリガアクションを決定するプロセッサであって、トリガアクションが、エッジサポートサービス修正、エッジサポートサービスキャンセル、エッジサポートサービス一時停止、代替アプリケーションサーバの選択、新しい候補ターゲットアプリケーションサーバの作成、またはそれらの何らかの組合せを含む、プロセッサと、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信する送信機とをさらに備える。
【0124】
特定の実施形態では、イベント通知は、変化すると予想される少なくとも1つのパラメータを含み、少なくとも1つのパラメータは、少なくとも1つのユーザ機器の予想されるモビリティ、少なくとも1つのユーザ機器の予測されたモビリティ、少なくとも1つのユーザ機器の予想されるロケーション、少なくとも1つのユーザ機器の予測されたロケーション、少なくとも1つのユーザ機器の予想される速度変化、少なくとも1つのユーザ機器の予測された速度変化、少なくとも1つのユーザ機器の予想される方向、少なくとも1つのユーザ機器の予測された方向、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのサービスプロファイルの変更、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのサービスオペレーションの変更、予測されたユーザ機器挙動の信頼レベル、少なくとも1つのユーザ機器の予想されるサービス品質、ネットワークデバイスの予想されるサービス品質、少なくとも1つのユーザ機器の予測されたサービス品質、ネットワークデバイスの予測されたサービス品質、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0125】
いくつかの実施形態では、イベント通知は、ネットワーク障害、ネットワークインターフェース障害、アプリケーションインターフェース障害、エッジデータネットワーク不可用性指示、エッジデータネットワーク障害指示、またはそれらの何らかの組合せをさらに含む。
【0126】
様々な実施形態では、エッジサポートサービス修正は、アプリケーションエンティティに対する要求を含み、要求は、アプリケーション識別子、ユーザ機器識別子、エッジサポートサービス修正タイプフラグ、エッジサポートサービスセッション識別子、アプリケーションコンテキスト転送開始時間、アプリケーションコンテキスト転送完了時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション開始時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション完了時間、ターゲットエッジアプリケーションサーバ識別子、ターゲットエッジアプリケーションサーバアドレス、エッジイネーブラサーバ識別子、エッジイネーブラサーバアドレス、ターゲット単一ネットワークスライス選択支援情報、ターゲットデータネットワーク名、イベント通知ごとの予測タイマーの更新、イベント通知ごとの時間範囲の更新、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0127】
1つの実施形態では、エッジサポートサービス一時停止は、アプリケーションエンティティに対する要求を含み、要求は、アプリケーション識別子、ユーザ機器識別子、エッジサポートサービスセッション識別子、イベント通知一時停止開始時間、イベント通知一時停止終了時間、イベント通知一時停止時間持続時間、イベント通知完了時間、アプリケーションコンテキスト転送完了時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション一時停止開始時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション終了時間、ターゲットエッジアプリケーションサーバ識別子、ターゲットエッジアプリケーションサーバアドレス、エッジイネーブラサーバ識別子、エッジイネーブラサーバアドレス、イベント通知ごとの予測タイマーの更新、イベント通知ごとの時間範囲の更新、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0128】
特定の実施形態では、送信機は、イベント通知が再開することを必要とされることをアプリケーションエンティティに通知するためのイベント通知再開トリガアクションを送信する。
【0129】
いくつかの実施形態では、ネットワークエンティティは、アプリケーションイネーブルメントエンティティを備える。
【0130】
様々な実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、エッジイネーブラクライアントまたはエッジイネーブラサーバを備える。
【0131】
1つの実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、少なくとも1つのアプリケーションのためのエッジアプリケーションサービス継続性を制御するように構成される。
【0132】
特定の実施形態では、送信機は、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信する。
【0133】
いくつかの実施形態では、プロセッサは、トリガアクションを少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのアプリケーションサービスのための少なくとも1つのエッジサービスパラメータに変換する。
【0134】
様々な実施形態では、プロセッサは、トリガアクションに基づいて、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーションパラメータに対する更新、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーションパラメータに対応するアプリケーションコンテキスト、またはそれらの組合せを決定する。
【0135】
1つの実施形態では、プロセッサは、トリガアクションに基づいて、動的なエッジアプリケーションサーバインスタンス化、プロアクティブなエッジアプリケーションサーバインスタンス化、またはそれらの組合せをトリガする。
【0136】
1つの実施形態では、ネットワークエンティティの方法は、検出エンティティから、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を受信するステップと、イベント通知を受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのためのトリガアクションを決定するステップであって、トリガアクションが、エッジサポートサービス修正、エッジサポートサービスキャンセル、エッジサポートサービス一時停止、代替アプリケーションサーバの選択、新しい候補ターゲットアプリケーションサーバの作成、またはそれらの何らかの組合せを含む、ステップと、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信するステップとを含む。
【0137】
特定の実施形態では、イベント通知は、変化すると予想される少なくとも1つのパラメータを含み、少なくとも1つのパラメータは、少なくとも1つのユーザ機器の予想されるモビリティ、少なくとも1つのユーザ機器の予測されたモビリティ、少なくとも1つのユーザ機器の予想されるロケーション、少なくとも1つのユーザ機器の予測されたロケーション、少なくとも1つのユーザ機器の予想される速度変化、少なくとも1つのユーザ機器の予測された速度変化、少なくとも1つのユーザ機器の予想される方向、少なくとも1つのユーザ機器の予測された方向、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのサービスプロファイルの変更、少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのサービスオペレーションの変更、予測されたユーザ機器挙動の信頼レベル、少なくとも1つのユーザ機器の予想されるサービス品質、ネットワークデバイスの予想されるサービス品質、少なくとも1つのユーザ機器の予測されたサービス品質、ネットワークデバイスの予測されたサービス品質、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0138】
いくつかの実施形態では、イベント通知は、ネットワーク障害、ネットワークインターフェース障害、アプリケーションインターフェース障害、エッジデータネットワーク不可用性指示、エッジデータネットワーク障害指示、またはそれらの何らかの組合せをさらに含む。
【0139】
様々な実施形態では、エッジサポートサービス修正は、アプリケーションエンティティに対する要求を含み、要求は、アプリケーション識別子、ユーザ機器識別子、エッジサポートサービス修正タイプフラグ、エッジサポートサービスセッション識別子、アプリケーションコンテキスト転送開始時間、アプリケーションコンテキスト転送完了時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション開始時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション完了時間、ターゲットエッジアプリケーションサーバ識別子、ターゲットエッジアプリケーションサーバアドレス、エッジイネーブラサーバ識別子、エッジイネーブラサーバアドレス、ターゲット単一ネットワークスライス選択支援情報、ターゲットデータネットワーク名、イベント通知ごとの予測タイマーの更新、イベント通知ごとの時間範囲の更新、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0140】
1つの実施形態では、エッジサポートサービス一時停止は、アプリケーションエンティティに対する要求を含み、要求は、アプリケーション識別子、ユーザ機器識別子、エッジサポートサービスセッション識別子、イベント通知一時停止開始時間、イベント通知一時停止終了時間、イベント通知一時停止時間持続時間、イベント通知完了時間、アプリケーションコンテキスト転送完了時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション一時停止開始時間、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーション終了時間、ターゲットエッジアプリケーションサーバ識別子、ターゲットエッジアプリケーションサーバアドレス、エッジイネーブラサーバ識別子、エッジイネーブラサーバアドレス、イベント通知ごとの予測タイマーの更新、イベント通知ごとの時間範囲の更新、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0141】
特定の実施形態では、方法は、イベント通知が再開することを必要とされることをアプリケーションエンティティに通知するためのイベント通知再開トリガアクションを送信するステップをさらに含む。
【0142】
いくつかの実施形態では、ネットワークエンティティは、アプリケーションイネーブルメントエンティティを備える。
【0143】
様々な実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、エッジイネーブラクライアントまたはエッジイネーブラサーバを備える。
【0144】
1つの実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、少なくとも1つのアプリケーションのためのエッジアプリケーションサービス継続性を制御するように構成される。
【0145】
特定の実施形態では、方法は、イベント通知に基づいてトリガアクションを実行するために、トリガアクションをアプリケーションエンティティ、さらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティ、またはそれらの組合せに送信するステップをさらに含む。
【0146】
いくつかの実施形態では、方法は、トリガアクションを少なくとも1つのユーザ機器の少なくとも1つのアプリケーションのアプリケーションサービスのための少なくとも1つのエッジサービスパラメータに変換するステップをさらに含む。
【0147】
様々な実施形態では、方法は、トリガアクションに基づいて、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーションパラメータに対する更新、エッジイネーブラクライアントコンテキストリロケーションパラメータに対応するアプリケーションコンテキスト、またはそれらの組合せを決定するステップをさらに含む。
【0148】
1つの実施形態では、方法は、トリガアクションに基づいて、動的なエッジアプリケーションサーバインスタンス化、プロアクティブなエッジアプリケーションサーバインスタンス化、またはそれらの組合せをトリガするステップをさらに含む。
【0149】
1つの実施形態では、装置は、第1のネットワークエンティティを備える。装置は、アプリケーション、第2のネットワークエンティティ、またはそれらの組合せから、監視イベントを受信する受信機と、監視イベントを受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を決定するプロセッサと、イベント通知をさらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティに送信する送信機とをさらに備える。
【0150】
特定の実施形態では、ネットワークエンティティは、アプリケーションイネーブルメントエンティティを備える。
【0151】
いくつかの実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、アプリケーションクライアント、エッジイネーブラクライアント、エッジイネーブラサーバ、またはエッジ構成サーバを備える。
【0152】
様々な実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、ユーザ機器挙動の変化を検出するように構成される。
【0153】
1つの実施形態では、監視イベントは、ユーザ機器モビリティの変化、ユーザ機器ロケーションの変化、アプリケーション挙動の変化、ターゲットエッジサービスエリアにおけるネットワーク条件の変化、ターゲットエリアにおけるネットワーク障害、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0154】
1つの実施形態では、第1のネットワークエンティティの方法は、アプリケーション、第2のネットワークエンティティ、またはそれらの組合せから、監視イベントを受信するステップと、監視イベントを受信したことに応答して、少なくとも1つのユーザ機器の挙動の適応に関係するイベント通知を決定するステップと、イベント通知をさらなるアプリケーションイネーブルメントエンティティに送信するステップとを含む。
【0155】
特定の実施形態では、ネットワークエンティティは、アプリケーションイネーブルメントエンティティを備える。
【0156】
いくつかの実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、アプリケーションクライアント、エッジイネーブラクライアント、エッジイネーブラサーバ、またはエッジ構成サーバを備える。
【0157】
様々な実施形態では、アプリケーションイネーブルメントエンティティは、ユーザ機器挙動の変化を検出するように構成される。
【0158】
1つの実施形態では、監視イベントは、ユーザ機器モビリティの変化、ユーザ機器ロケーションの変化、アプリケーション挙動の変化、ターゲットエッジサービスエリアにおけるネットワーク条件の変化、ターゲットエリアにおけるネットワーク障害、またはそれらの何らかの組合せを含む。
【0159】
実施形態は、他の特定の形態で実践され得る。説明された実施形態は、あらゆる点で、例示的なものにすぎず限定的ではないと見なされるべきである。したがって、本発明の範囲は、上記の説明によってではなく、添付の特許請求の範囲によって示される。特許請求の範囲と等価の意味および範囲に入るすべての変更は、特許請求の範囲内に包含されるものとする。
【符号の説明】
【0160】
100 ワイヤレス通信システム
102 リモートユニット
104 ネットワークユニット
200 装置
202 プロセッサ
204 メモリ
206 入力デバイス
208 ディスプレイ
210 送信機
212 受信機
300 装置
302 プロセッサ
304 メモリ
306 入力デバイス
308 ディスプレイ
310 送信機
312 受信機
314 ネットワークインターフェース
316 アプリケーションインターフェース
400 システム
402 検出
404 決定
406 EAS発見
408 動的なEASインスタンス化
410 T-EAS選択
412 ACR開始
414 検出
416 決定更新
418 ACRキャンセル
420 ACR一時停止、ACR修正
422 EECコンテキストリロケーション
424 ACT
426 ポストACRクリーンアップ
500 システム
502 AC
504 EEC
506 UE
508 第5世代コアネットワーク、5GC
510 S-EES
512 T-EES
514 ECS
516 グローバルAS
518 代替T-EES、Alt T-EES
520 第1の通信
522 第2の通信
524 第3の通信
526 第4の通信
528 第5の通信
530 第6の通信
532 第7の通信
538 第1のオプション
540 第8の通信
542 第9の通信
544 第10の通信
546 第11の通信
548 第2のオプション
550 第12の通信
552 第13の通信
554 第14の通信
556 第15の通信
558 第16の通信
560 第17の通信
562 第3のオプション
564 第18の通信
566 第19の通信
568 第20の通信
570 第21の通信
572 第4のオプション
576 第22の通信
578 第23の通信
580 第24の通信
582 第25の通信
584 第26の通信
586 第27の通信
588 第28の通信
590 第29の通信
600 システム
602 AC
604 EEC
606 UE
608 5GC
610 決定更新エンティティ
612 実行エンティティ
614 グローバルAS
616 代替T-EES
618 第1の通信
620 第2の通信
622 第3の通信
624 第4の通信
626 第5の通信
628 第6の通信
630 第7の通信
636 第8の通信
638 第9の通信
640 第10の通信
641 第4のオプション
644 第11の通信
646 第12の通信
648 第13の通信
650 第14の通信
652 第15の通信
654 第16の通信
656 第17の通信
658 第18の通信
700 方法
800 方法
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】