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  • 特表-自動ムース歯磨き粉絞り装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-18
(54)【発明の名称】自動ムース歯磨き粉絞り装置
(51)【国際特許分類】
   A46B 15/00 20060101AFI20241010BHJP
   A46B 13/04 20060101ALI20241010BHJP
   A46B 11/02 20060101ALN20241010BHJP
【FI】
A46B15/00 K
A46B13/04
A46B11/02
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023566967
(86)(22)【出願日】2023-02-27
(85)【翻訳文提出日】2023-10-30
(86)【国際出願番号】 CN2023078330
(87)【国際公開番号】W WO2023221593
(87)【国際公開日】2023-11-23
(31)【優先権主張番号】202210526621.8
(32)【優先日】2022-05-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523237947
【氏名又は名称】克瑞科技(東莞)有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100088063
【弁理士】
【氏名又は名称】坪内 康治
(72)【発明者】
【氏名】戚一統
(72)【発明者】
【氏名】袁永智
(72)【発明者】
【氏名】唐達
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA06
3B202AB15
3B202BD01
3B202BE09
3B202CA08
3B202FA01
3B202GA21
(57)【要約】
本発明は、自動ムース歯磨き粉絞り装置を開示し、それは、歯ブラシ本体を含み、歯ブラシ本体内に上から下へ伸縮モータ、泡ポンプ、連結軸及び駆動モータが垂直に設けられ、伸縮モータは、歯ブラシ本体内の底部に垂直に固定され、泡ポンプの底部は、伸縮モータの頂部に接続され、連結軸の底部は、泡ポンプの頂部に接続され、駆動モータ内に第1貫通孔が垂直に設けられ、第1貫通孔は、駆動モータの頂部及び底部を貫通し、駆動モータは、第1貫通孔を介して連結軸に嵌着され、泡ポンプの頂部の左側に給気口が設けられ、泡ポンプの頂部の右側に液体供給口が設けられ、給気口及び液体供給口はいずれも泡ポンプ内を貫通する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動ムース歯磨き粉絞り装置であって、それは、歯ブラシ本体を含み、歯ブラシ本体内に上から下へ伸縮モータ、泡ポンプ、連結軸及び駆動モータが垂直に設けられ、
伸縮モータは、歯ブラシ本体内の底部に垂直に固定され、泡ポンプの底部は、伸縮モータの頂部に接続され、連結軸の底部は、泡ポンプの頂部に接続され、駆動モータ内に第1貫通孔が垂直に設けられ、第1貫通孔は、駆動モータの頂部及び底部を貫通し、駆動モータは、第1貫通孔を介して連結軸に嵌着され、
泡ポンプの頂部の左側に給気口が設けられ、泡ポンプの頂部の右側に液体供給口が設けられ、給気口及び液体供給口はいずれも泡ポンプ内を貫通することを特徴とする、自動ムース歯磨き粉絞り装置。
【請求項2】
泡ポンプ内の底部にピストンが設けられ、伸縮モータの頂部は、ピストンに固定して接続されることを特徴とする、請求項1に記載の自動ムース歯磨き粉絞り装置。
【請求項3】
泡ポンプの頂部は、液体排出口であり、液体排出口箇所にスリーブが垂直に設けられ、連結軸の底部は、スリーブ内に設けられ、連結軸の外側壁は、スリーブの内側壁に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の自動ムース歯磨き粉絞り装置。
【請求項4】
泡ポンプの頂部の左側及び右側にそれぞれ位置決めロッドが垂直に設けられ、位置決めロッドの頂部は、駆動モータの底部に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の自動ムース歯磨き粉絞り装置。
【請求項5】
連結軸内に第2貫通孔が垂直に成形され、第2貫通孔は、連結軸の頂部及び底部を貫通することを特徴とする、請求項1に記載の自動ムース歯磨き粉絞り装置。
【請求項6】
連結軸の頂部に歯ブラシヘッドが嵌着され、歯ブラシヘッド内に第3貫通孔が垂直に設けられ、第3貫通孔の底部は、歯ブラシヘッドの底部を貫通し、第3貫通孔の頂部は、歯ブラシヘッドのブラシを貫通することを特徴とする、請求項1に記載の自動ムース歯磨き粉絞り装置。
【請求項7】
伸縮モータは、ブラシレス伸縮モータであり、泡ポンプは、注入プラグ型泡ポンプであることを特徴とする、請求項1に記載の自動ムース歯磨き粉絞り装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動ムース歯磨き粉絞り装置に関する。
【背景技術】
【0002】
健康問題は誰もが、さらには家族全員に関わる問題であり、口腔の健康問題に起因する一連のトラブルは、社会的にも重要なテーマの一つとなり、社会の継続的な発展、人々の生活水準の継続的な向上、電動歯ブラシの漸次的な普及に伴い、電動歯ブラシに対する人々の機能要求は増加し続けており、自動歯磨き粉絞り装置は電動歯ブラシに不可欠な機能となり、
【0003】
現在市販されている電動歯ブラシには、自動的にムース歯磨き粉を絞り出す機能が搭載される製品もあり、しかし、多くはブラシ付き回転式電動ベルトポンプを使用するため、寿命が短く、騒音が大きく、量が多く、泡立ちが不十分であるなどの欠点がある。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、上記の不足を克服するために、上記の問題を解決できる技術的解決手段を提供する。
【0005】
自動ムース歯磨き粉絞り装置であって、それは、歯ブラシ本体を含み、歯ブラシ本体内に上から下へ伸縮モータ、泡ポンプ、連結軸及び駆動モータが垂直に設けられ、
【0006】
伸縮モータは、歯ブラシ本体内の底部に垂直に固定され、泡ポンプの底部は、伸縮モータの頂部に接続され、連結軸の底部は、泡ポンプの頂部に接続され、駆動モータ内に第1貫通孔が垂直に設けられ、第1貫通孔は、駆動モータの頂部及び底部を貫通し、駆動モータは、第1貫通孔を介して連結軸に嵌着され、
【0007】
泡ポンプの頂部の左側に給気口が設けられ、泡ポンプの頂部の右側に液体供給口が設けられ、給気口及び液体供給口はいずれも泡ポンプ内を貫通する。
【0008】
好ましくは、泡ポンプ内の底部にピストンが設けられ、伸縮モータの頂部は、ピストンに固定して接続される。
【0009】
好ましくは、泡ポンプの頂部は、液体排出口であり、液体排出口箇所にスリーブが垂直に設けられ、連結軸の底部は、スリーブ内に設けられ、連結軸の外側壁は、スリーブの内側壁に接続される。
【0010】
好ましくは、泡ポンプの頂部の左側及び右側にそれぞれ位置決めロッドが垂直に設けられ、位置決めロッドの頂部は、駆動モータの底部に接続される。
【0011】
好ましくは、連結軸内に第2貫通孔が垂直に成形され、第2貫通孔は、連結軸の頂部及び底部を貫通する。
【0012】
好ましくは、連結軸の頂部に歯ブラシヘッドが嵌着され、歯ブラシヘッド内に第3貫通孔が垂直に設けられ、第3貫通孔の底部は、歯ブラシヘッドの底部を貫通し、第3貫通孔の頂部は、歯ブラシヘッドのブラシを貫通する。
【0013】
好ましくは、伸縮モータは、ブラシレス伸縮モータであり、泡ポンプは、注入プラグ型泡ポンプである。
【発明の効果】
【0014】
従来技術に比べて、本発明の有益な効果は、以下のとおりである。本発明の自動ムース歯磨き粉絞り装置では、歯磨き粉及び液体は、泡ポンプの液体供給口から泡ポンプ内に入り、伸縮モータは、ピストンが泡ポンプ内の歯磨き粉及び液体を十分に混合するように駆動し、混合後の液体は、連結軸の第2貫通孔内から歯ブラシヘッドに流れると使用でき、
【0015】
また、泡ポンプの駆動にはブラシレス伸縮モータが使用されており、従来のブラシ付き回転式電動ベルトポンプに比べて、本発明のブラシレス伸縮モータは騒音が低く、小型であり、均一で繊細な泡立ちを実現する。
【0016】
本発明の追加の態様及び利点は、一部が以下の内容に説明され、他の一部が以下の説明に明らかになるか、本発明の実践によって学習され得る。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本発明の実施例又は従来技術の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の説明における図面は本発明のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労働なしで、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
図1】本発明の構造概略図である。
図2】本発明の内部構造概略図である。
図3】本発明の泡ポンプ構造概略図である。
図4】本発明の内部分解図である。
図5】本発明の歯ブラシヘッドの構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下では、本発明の実施例における技術的解決手段を明確、完全に説明し、明らかに、説明された実施例は、本発明の全てではないが一部の実施例に過ぎない。本発明における実施例に基づき、創造的な作業なしに当業者によって得られる他の全ての実施例は、本発明の保護範囲に属する。
【0019】
図1図5に示すように、本発明の実施例では、自動ムース歯磨き粉絞り装置であって、それは、歯ブラシ本体1を含み、歯ブラシ本体1内に上から下へ伸縮モータ2、泡ポンプ3、連結軸4及び駆動モータ5が垂直に設けられ、
【0020】
伸縮モータ2は、歯ブラシ本体1内の底部に垂直に固定され、泡ポンプ3の底部は、伸縮モータ2の頂部に接続され、連結軸4の底部は、泡ポンプ3の頂部に接続され、駆動モータ5内に第1貫通孔6が垂直に設けられ、第1貫通孔6は、駆動モータ5の頂部及び底部を貫通し、駆動モータ5は、第1貫通孔6を介して連結軸4に嵌着され、
【0021】
泡ポンプ3の頂部の左側に給気口7が設けられ、泡ポンプ3の頂部の右側に液体供給口8が設けられ、給気口7及び液体供給口8はいずれも泡ポンプ3内を貫通する。
【0022】
好ましくは、泡ポンプ3内の底部にピストン9が設けられ、伸縮モータ2の頂部は、ピストン9に固定して接続される。
【0023】
好ましくは、泡ポンプ3の頂部は、液体排出口10であり、液体排出口10箇所にスリーブ11が垂直に設けられ、連結軸4の底部は、スリーブ11内に設けられ、連結軸4の外側壁は、スリーブ11の内側壁に接続される。
【0024】
好ましくは、泡ポンプ3の頂部の左側及び右側にそれぞれ位置決めロッド12が垂直に設けられ、位置決めロッド12の頂部は、駆動モータ5の底部に接続される。
【0025】
好ましくは、連結軸4内に第2貫通孔13が垂直に成形され、第2貫通孔13は、連結軸4の頂部及び底部を貫通する。
【0026】
好ましくは、連結軸4の頂部に歯ブラシヘッド14が嵌着され、歯ブラシヘッド14内に第3貫通孔15が垂直に設けられ、第3貫通孔15の底部は、歯ブラシヘッド14の底部を貫通し、第3貫通孔15の頂部は、歯ブラシヘッド14のブラシを貫通する。
【0027】
好ましくは、伸縮モータ2は、ブラシレス伸縮モータ2であり、泡ポンプ3は、注入プラグ型泡ポンプ3である。
【0028】
当業者にとって、明らかに、本発明は、上記の例示的な実施例の詳細に限定されず、本発明の精神又は基本的な特徴から逸脱することなく、他の具体的な形態で本発明を実現することができる。従って、どちらの面でも、実施例は例示的かつ非制限的であると見なされるべきであり、本発明の範囲は、上記の説明ではなく、添付の請求の範囲によって限定され、従って、請求の範囲の同等要件の意味及び同等の範囲内にある全ての変更は、本発明に含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0029】
歯ブラシ本体 1
伸縮モータ 2
泡ポンプ 3
連結軸 4
駆動モータ 5
第1貫通孔 6
給気口 7
液体供給口 8
ピストン 9
液体排出口 10
スリーブ 11
位置決めロッド 12
第2貫通孔 13
歯ブラシヘッド 14
第3貫通孔 15
図1
図2
図3
図4
図5
【国際調査報告】