(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-18
(54)【発明の名称】ホワイトリストの管理方法、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 15/78 20060101AFI20241010BHJP
G06F 8/70 20180101ALI20241010BHJP
G06F 1/3203 20190101ALI20241010BHJP
G06F 1/3246 20190101ALI20241010BHJP
【FI】
G06F15/78 517
G06F8/70
G06F1/3203
G06F1/3246
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024521361
(86)(22)【出願日】2022-08-02
(85)【翻訳文提出日】2024-04-09
(86)【国際出願番号】 CN2022109787
(87)【国際公開番号】W WO2023071363
(87)【国際公開日】2023-05-04
(31)【優先権主張番号】202111238364.X
(32)【優先日】2021-10-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100112656
【氏名又は名称】宮田 英毅
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】時宏亮
【テーマコード(参考)】
5B011
5B062
5B376
【Fターム(参考)】
5B011DA06
5B011EA05
5B011LL11
5B062AA05
5B062HH06
5B376DA14
(57)【要約】
【課題】本願は、ホワイトリストの管理方法、機器及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】本願のホワイトリストの管理方法は、第1のユーザからの、メインアプリに対応するクローンアプリの作成を要求するクローンアプリ作成要求を受信するステップ(S100)と、前記第1のユーザに対応する第1のホワイトリストを取得するステップであって、前記第1のホワイトリストは、スタンバイスリープモードへの移行が許可されるアプリリストであるステップ(S200)と、前記メインアプリが前記第1のホワイトリスト内にある場合、前記クローンアプリを前記第1のホワイトリストに追加するステップ(S300)と、を含む。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホワイトリストの管理方法であって、
第1のユーザからの、メインアプリに対応するクローンアプリの作成を要求するクローンアプリ作成要求を受信するステップと、
前記第1のユーザに対応する第1のホワイトリストを取得するステップであって、前記第1のホワイトリストは、スタンバイスリープモードへの移行が許可されるアプリリストであるステップと、
前記メインアプリが前記第1のホワイトリスト内にある場合、前記クローンアプリを前記第1のホワイトリストに追加するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
前記スタンバイスリープモードは、低電力消費モードとアプリスタンバイモードとのうちの少なくとも1つを含み、
これに対応して、前記第1のホワイトリストは、低電力消費モードへの移行が許可されるアプリリストである低電力消費ホワイトリストと、前記アプリスタンバイモードへの移行が許可されるアプリリストであるアプリスタンバイホワイトリストとのうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記メインアプリが前記第1のホワイトリスト内にある場合、前記クローンアプリを前記第1のホワイトリストに追加する前記ステップは、
前記第1のホワイトリストに対応するアプリ名セットを取得するステップと、
前記アプリ名セットに前記メインアプリのアプリ名と一致するアプリが存在する場合に、前記クローンアプリを前記第1のホワイトリストに追加するステップと、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記クローンアプリを前記第1のホワイトリストに追加する前記ステップは、
前記クローンアプリのアプリ識別子を前記第1のホワイトリストに追加するステップを含む請求項3に記載の方法。
【請求項5】
受信したユーザ切替要求に応じて、端末の現在のユーザを前記第1のユーザから第2のユーザに切り替えるステップと、
前記第2のユーザに対応する第1のアプリセットを取得するステップであって、前記第1のアプリセットは、前記スタンバイスリープモードへの移行が許可される前記第2のユーザのアプリリストであるステップと、
前記第1のアプリセットに従って、前記第1のホワイトリストに対して調整処理を行い、前記第2のユーザの第2のホワイトリストを得るステップと、
をさらに含み、
前記調整処理は、
前記第1のホワイトリストから、前記第1のアプリセットに存在しないアプリを削除するステップと、
前記第1のアプリセットに存在し、前記第1のホワイトリストに存在しないアプリを、前記第1のホワイトリストに追加するステップと、
のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
第2のユーザのユーザ作成要求に応じて、前記第2のユーザに対応する第1のアプリセットを取得するステップと、
前記第1のアプリセットに存在し且つアプリ名が前記第1のホワイトリストのアプリと一致する第1のアプリを前記第1のホワイトリストに追加するステップと、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のアプリセットに存在し且つアプリ名が前記第1のホワイトリストのアプリと一致する第1のアプリを前記第1のホワイトリストに追加する前記ステップは、
前記第1のホワイトリストに対応するアプリ名セットを取得するステップと、
前記アプリ名セット内の全てのアプリをトラバースして前記第1のホワイトリストのアプリとアプリ名のマッチングを行い、いくつかの第1のアプリを得るステップと、
前記第1のアプリに対応するクローンアプリのアプリ識別子をそれぞれ前記第1のホワイトリストに追加するステップと、
を含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
第1のユーザからの、メインアプリに対応するクローンアプリの作成を要求するクローンアプリ作成要求を受信する受信処理モジュールと、
前記第1のユーザに対応する第1のホワイトリストを取得する取得モジュールであって、前記第1のホワイトリストは、スタンバイスリープモードへの移行が許可されるアプリリストである取得モジュールと、
前記メインアプリが前記第1のホワイトリスト内にある場合、前記クローンアプリを前記第1のホワイトリストに追加するリスト処理モジュールと、
を備える電子機器。
【請求項9】
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されて且つプロセッサ上で実行できるコンピュータプログラムとを備える電子機器であって、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行した場合、請求項1~7の何れか一項に記載のホワイトリストの管理方法を実現する
電子機器。
【請求項10】
コンピュータ実行可能な命令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータ実行可能な命令は、少なくとも請求項1~7の何れか一項に記載のホワイトリストの管理方法を実行するように構成された
コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は出願番号が202111238364.Xで、出願日が2021年10月25日である中国特許出願に基づいて提出され、その中国特許出願の優先権を主張し、その中国特許出願の全ての内容を参考として本願に援用する。
【0002】
本願の実施例は、通信の技術分野に関するが、これに限定されるものではなく、例えば、ホワイトリストの管理方法、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
スタンバイスリープモードは、端末に導入される省電力機能であり、端末が電源に接続されていないときのアプリの行動を管理することにより、ユーザが端末の電池寿命を延ばすことを支援する端末のアプリモード、例えば低電力消費(Doze)モード、アプリスタンバイ(App Standby)モードである。しかしながら、実際の使用中では、通常、あるアプリについてクローンアプリを作成することにより、同じ端末が異なるアカウントのアプリを同時に使用できるようにする。端末がスタンバイスリープモードに入った後、クローンアプリに対応するメインアプリは正常に動作するが、クローンアプリは通常、省電力のために管理される。この場合、ユーザはこのクローンアプリを正常に使用することができず、現在の端末の管理用電力消費が増大する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以下は、本文で詳細に説明される主題の概要である。本概要は、請求の範囲を制限するためのものではない。
【0005】
本願の実施例は、管理用の消費電力を低減させることができる、ホワイトリストの管理方法、機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様において、本願の実施例はホワイトリストの管理方法を提供し、前記方法は、第1のユーザからの、メインアプリに対応するクローンアプリの作成を要求するクローンアプリ作成要求を受信するステップと、前記第1のユーザに対応する第1のホワイトリストを取得するステップであって、前記第1のホワイトリストは、スタンバイスリープモードへの移行が許可されるアプリリストであるステップと、前記メインアプリが前記第1のホワイトリスト内にある場合、前記クローンアプリを前記第1のホワイトリストに追加するステップと、を含む。
【0007】
第2の態様において、本願の実施例は電子機器をさらに提供し、前記機器は、第1のユーザからの、メインアプリに対応するクローンアプリの作成を要求するクローンアプリ作成要求を受信する受信処理モジュールと、前記第1のユーザに対応する第1のホワイトリストを取得する取得モジュールであって、前記第1のホワイトリストは、スタンバイスリープモードへの移行が許可されるアプリリストである取得モジュールと、前記メインアプリが前記第1のホワイトリスト内にある場合、前記クローンアプリを前記第1のホワイトリストに追加するリスト処理モジュールと、を備える。
【0008】
第3の態様において、本願の実施例は電子機器をさらに提供し、前記電子機器は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されて且つプロセッサ上で実行できるコンピュータプログラムとを備え、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行した場合、第1の態様の何れか一項に記載のホワイトリストの管理方法を実現する。
【0009】
第4の態様において、本願の実施例はコンピュータ実行可能な命令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ実行可能な命令は、第1の態様の何れか一項に記載のホワイトリストの管理方法を実行するように構成されている。
【0010】
本願の他の特徴及び利点は、後の明細書において説明され、明細書から部分的に明らかになるか、又は本願を実施することによって理解される。本願の目的及び他の利点は、明細書、特許請求の範囲及び図面において特別に指摘される構成によって達成し、得ることができる。
【0011】
添付図面は、本願の技術案の更なる理解を提供するものであり、明細書の一部を構成し、本願の実施例と共に本願の技術案を解釈するために使用され、本願の技術案に対する制限を構成するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本願の実施例にかかる電子機器のモジュールブロック図の模式図である。
【
図2】本願の実施例にかかる、ホワイトリストの管理方法の模式フローチャートである。
【
図3】本願の実施例にかかる、ホワイトリストの管理方法におけるユーザ切替の模式フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本願の目的、技術案及び利点をより明らかにするために、以下では、添付図面及び実施例を組み合わせて本願をさらに詳しく説明する。なお、ここで説明する具体的な実施例は本願を解釈するためだけに使われるものであって、本願を限定するために使われるものではない。
【0014】
なお、装置の模式図には機能モジュール分割が示され、フローチャートには論理的順序が示されているが、場合によっては、装置内のモジュール分割とは異なってもよく、又は示されたもくしは説明されたステップは、フローチャート内の順序とは異なるもので実行してもよい。明細書、特許請求の範囲及び上記図面における用語「第1」、「第2」等は類似の対象を区別するためのものであり、必ずしも特定の順序又は前後の順番を記述するためのものではない。
【0015】
関連技術において、スタンバイスリープモードは、端末に導入される省電力機能であり、端末が電源に接続されていないときのアプリの行動を管理することにより、ユーザが端末の電池寿命を延ばすことを支援する端末のアプリモード、例えば低電力消費(Doze)モード、アプリスタンバイ(App Standby)モードである。同時に、実際の使用中では、通常、あるアプリについてクローンアプリを作成する。端末がスタンバイスリープモードに入った後、クローンアプリに対応するメインアプリが動作しているが、クローンアプリは通常、省電力のために管理され、ひいてはクローンアプリのメッセージが遅延し、さらには受信できなくなる。例えば、ソーシャル系アプリのクローンが作成され、スタンバイスリープモードに入った後、そのクローンアプリのメッセージが遅延し、さらには受信できなくなることがある。このため、ユーザは、クローンアプリのメッセージを正常に受信できるように、スタンバイスリープモードと正常モードとの間で頻繁に切り替える必要があり、この場合、端末の管理用電力消費が増加する。これに基づいて、本願の実施例は、不要な管理を減少させ、ひいては管理用電力消費を低減させることができるホワイトリストの管理方法、機器及び記憶媒体を提案する。
【0016】
まず、本願の実施例に係る関連名詞用語を以下のように説明する。
【0017】
低電力消費(Doze)モードとは、機器が長時間アイドル状態にあるときに、アプリのバックグラウンドCPUとネットワーク活動を遅らせることで、バッテリ消費を減少させることを指す。
【0018】
アプリスタンバイ(App Standby)モードは、ユーザが一定期間アプリをタップしていないと、アプリによるネットワークアクセス及び処理待ちのタスクや同期の実行が禁止される。機器が長時間アイドル状態にある場合、システムはアイドル状態のアプリに1日1回程度の頻度でのネットワークアクセスを許可する。
【0019】
以下に、
図1に示す実施例を参照するが、本願の実施例は電子機器を提案し、前記電子機器は、
第1のユーザからの、メインアプリに対応するクローンアプリの作成を要求するクローンアプリ作成要求を受信する受信処理モジュール100と、
第1のユーザに対応する第1のホワイトリストを取得する取得モジュール200であって、第1のホワイトリストは、スタンバイスリープモードへの移行が許可されるアプリリストである取得モジュール200と、
メインアプリが第1のホワイトリスト内にある場合、クローンアプリを第1のホワイトリストに追加するリスト処理モジュール300と、を備える。
【0020】
なお、スタンバイスリープモードは、低電力消費モードとアプリスタンバイモードとのうちの少なくとも1つを含み、電子機器は、例えば携帯電話、タブレットなどの端末である。携帯電話の場合、携帯電話が第1のユーザのアプリAのクローンアプリ作成要求を受信すると、クローンアプリBが得られる。アプリAが第1のホワイトリストにあるとは、すなわち、スタンバイスリープモードにおいて、アプリAはバックグラウンドで正常に動作し続けることができることを意味し、このとき、取得モジュール200及びリスト処理モジュール300により、クローンアプリBが第1のホワイトリストに自動的に追加される。このとき、いくつかの実施例において、アプリA、クローンアプリBが動作した後に、端末が正常モードからスタンバイスリープモードに切り替えられた場合、アプリA、クローンアプリBは正常に動作し続ける。別のいくつかの実施例において、クローンアプリBが正常に動作した後に、端末が正常モードからスタンバイスリープモードに切り替えられた場合、クローンアプリBは依然として正常に動作する。したがって、本願の実施例によれば、クローンアプリBに対する不要な管理を減少させることができ、ひいては機器全体の管理用電力消費を低減させることができる。
【0021】
なお、
図1の実施例を参照し、機器は、クローンアプリリスニングモジュール400と、マルチユーザリスニングモジュール500とをさらに備える。マルチユーザリスニングモジュール500は、ユーザ作成及びユーザ切替の動作の実行状態をリスニングし、現在のユーザのアプリリストを収集し、アプリリストをリスト処理モジュール300に送信し、リスト処理モジュール300は、アプリリスト及び第1のホワイトリストに基づいて、現在のユーザのホワイトリストを調整する。単一のユーザ又はマルチユーザシステム内のいずれかのユーザについて、クローンアプリリスニングモジュール400は、受信処理モジュール100によるクローンアプリ作成が成功したことをリスニングした後に、クローンアプリBの情報を取得して、リスト処理モジュール300に送信して第1のホワイトリストの調整を行う。マルチユーザの場合、ユーザ切替が成功した後に、現在のユーザのホワイトリストの調整をもう一度行う。例えば、第1のユーザが現在のユーザであり、第2のユーザが切り替えられる対象のユーザである場合を例として、受信処理モジュール100は、ユーザ切替要求を処理し、第2のユーザに切り替える。マルチユーザリスニングモジュール500は、切替が成功したことをリスニングし、第2のユーザのアプリリスト情報をリスト処理モジュール300に送信し、リスト処理モジュール300は、このアプリリストに基づいてリスト調整を行う。例えば、第2のユーザを新たに作成する場合を例として、マルチユーザリスニングモジュール500は、第2のユーザの作成が成功したことをリスニングした場合、第2のユーザのユーザ情報をリスト処理モジュール300に送信し、リスト処理モジュール300は、第2のユーザのユーザ情報に対応するアプリリストを取得することができる。このとき、このアプリリストをトラバースすることにより、第1のホワイトリスト内のアプリのアプリ名と一致するアプリが存在するか否かを判断し、存在する場合、該アプリ名に対応するクローンアプリのアプリ識別子を第1のホワイトリストに追加する。
【0022】
なお、マルチユーザリスニングモジュール500及びクローンアプリリスニングモジュール400について、リスニング用に異なるスレッドをそれぞれ作成し、さらに、リアルタイムで効率的なリスト調整を実現することができる。
【0023】
したがって、上述した実施例に基づいて、メインアプリに対応するクローンアプリを第1のホワイトリストに自動的に追加することにより、端末がスタンバイスリープモードに入った後、メインアプリと対応するクローンアプリとがいずれも正常に動作でき、クローンアプリに対して不要な管理を行う必要がないため、スタンバイスリープモードに入った後にクローンアプリを管理する必要がある従来の方式に比べて、本願の実施例は管理用電力消費を低減させることができる。
【0024】
当業者であれば理解できるように、
図1に示すトポロジー構成は本願の実施例に対する限定を構成せず、図示より多い又は少ないモジュールを含んでもよく、又は一部のモジュールを組み合わせたり、異なるモジュール配置としたりしてもよい。
【0025】
一方、本願の実施例は、ホワイトリストの管理方法をさらに提案する。以下に、添付図面に関連して、本願の様々な実施例についてさらに説明する。
【0026】
図2に示す実施例を参照し、ホワイトリストの管理方法は、以下のステップを含む。
【0027】
ステップS100において、第1のユーザからの、メインアプリに対応するクローンアプリの作成を要求するクローンアプリ作成要求を受信する。
【0028】
なお、メインアプリは端末のシステムにプリインストール、又はアプリストアからダウンロードされたものであり、クローンアプリの処理要求の作成が成功すると、メインアプリのアプリ機能、アプリ名と一致するクローンアプリが生成され、メインアプリ、クローンアプリは同一システムのユーザの下で同時に実行することができる。例えば、第1のユーザは、2つの異なるログインアカウントを用いてメインアプリとクローンアプリにそれぞれログインすることができる。
【0029】
なお、クローンアプリとメインアプリのアプリ名は一致する。いくつかの実施例において、クローンアプリについては、作成成功後にアプリ識別子が割り当てられ、このアプリ識別子は一意であり、メインアプリについても一意のアプリ識別子が設定される。いくつかの実施例において、アプリ識別子は一連の数字である。
【0030】
例として、メインアプリAを例にとると、第1のユーザがメインアプリAについてクローンアプリの作成要求を発行し、端末は、メインアプリAに対応するクローンアプリBを生成し、いくつかの実施例において、該クローンアプリBのアプリ識別子が生成される。
【0031】
ステップS200において、第1のユーザに対応する第1のホワイトリストであって、スタンバイスリープモードへの移行が許可されるアプリリストである第1のホワイトリストを取得する。
【0032】
なお、第1のホワイトリストは、端末で動作しているホワイトリストであり、第1のホワイトリストを設定し、さらに、スタンバイスリープモードに入った後に、端末が第1のホワイトリスト以外のアプリを管理することにより、第1のホワイトリスト内のアプリのみが正常に動作するようにして、省電力の目的を達成する。
【0033】
ステップS300において、メインアプリが第1のホワイトリスト内にある場合、クローンアプリを第1のホワイトリストに追加する。
【0034】
なお、メインアプリとクローンアプリのアプリ機能が同じであり、同じシステムユーザについて、ウィチャットを例にとると、第1のユーザが2つのウィチャットアカウントを持っているとして、この場合、ウィチャットAでウィチャットアカウント1でログインし、ウィチャットAのクローンアプリでウィチャットアカウント2でログインすることができ、さらに同じ端末で2つのウィチャットを使い、異なる事務をそれぞれ処理することができる。一方、第1のユーザにとっては、ウィチャットA及び対応するクローンアプリに対するニーズは似ているか又は同じであり、いずれもウィチャット上の情報を適時に取得して処理する必要があるため、メインアプリが第1のホワイトリスト内にあるか否かを判断し、さらにクローンアプリを自動的に追加することにより、スタンバイスリープモードにおけるクローンアプリに対する不要な管理を減らすことができるとともに、クローンアプリに対するユーザの操作を減らすことができ、ユーザ体験をより向上させることができる。
【0035】
なお、いくつかの実施例において、
図1の実施例を参照し、ステップS100の後に、クローンアプリリスニングモジュール400によりクローンアプリBの情報をリスニングにより取得して、リスト処理モジュール300に送信して処理ステップS300を行うことができ、これにより、リスト処理がユーザ要求処理と同期して実行されるとともに、モジュール化された処理の効率がより高くなる。
【0036】
したがって、メインアプリに対応するクローンアプリを第1のホワイトリストに自動的に追加することにより、端末がスタンバイスリープモードに入った後、メインアプリと対応するクローンアプリとがいずれも正常に動作でき、クローンアプリに対して管理を行う必要がないため、スタンバイスリープモードに入った後にクローンアプリを管理する必要がある従来の方式に比べて、本願の実施例は管理用電力消費を低減させることができる。
【0037】
なお、スタンバイスリープモードは、低電力消費モードとアプリスタンバイモードとのうちの少なくとも1つを含み、これに対応して、第1のホワイトリストは、低電力消費モードへの移行が許可されるアプリリストである低電力消費ホワイトリストと、アプリスタンバイモードへの移行が許可されるアプリリストであるアプリスタンバイホワイトリストとのうちの少なくとも1つを含む。
【0038】
なお、いくつかの実施例において、端末は、低電力消費モードとアプリスタンバイモードとの両方をサポートし、この場合、低電力消費モードについて低電力消費ホワイトリストが設定され、アプリスタンバイモードについてアプリスタンバイホワイトリストが設定される。ステップS200により、低電力消費ホワイトリスト、アプリスタンバイホワイトリストをそれぞれ取得し、低電力消費ホワイトリスト、アプリスタンバイホワイトリストに対してステップS300をそれぞれ実行して、第1のユーザの低電力消費ホワイトリスト、アプリスタンバイホワイトリストをそれぞれ更新する。別のいくつかの実施例において、端末は低電力消費モードのみをサポートし、この場合、ステップS200において低電力消費ホワイトリストを取得した後に、ステップS300により、更新後の低電力消費ホワイトリストを取得する。別のいくつかの実施例において、端末はアプリスタンバイモードのみをサポートするため、ステップS200においてアプリスタンバイホワイトリストを取得した後に、ステップS300により、更新後のアプリスタンバイホワイトリストを取得する。対応するホワイトリストが更新された後に、端末システムは、更新後のホワイトリストを適用する。
【0039】
なお、ステップS300における、クローンアプリに対応するメインアプリが第1のホワイトリスト内にある場合、クローンアプリを第1のホワイトリストに追加するステップは、第1のホワイトリストに対応するアプリ名セットを取得するステップと、アプリ名セットにメインアプリのアプリ名と一致するアプリが存在する場合に、クローンアプリを第1のホワイトリストに追加するステップと、を含む。
【0040】
なお、第1のホワイトリスト内の全てのアプリにアプリ名が対応して存在し、第1のホワイトリスト内の全てのアプリのアプリ名のセットがアプリ名セットである。
【0041】
例として、例えば、第1のホワイトリストにアプリC、アプリD、アプリE、アプリF、アプリGに対応するアプリ情報があると仮定すると、アプリDのアプリ名がメインアプリと同じである場合(つまり、現在はアプリDのクローンアプリ作成要求である場合)、メインアプリに対応するクローンアプリBを第1のホワイトリストに自動的に追加する。アプリC、アプリD、アプリE、アプリF、アプリGのいずれもメインアプリのアプリ名と異なる場合、クローンアプリBに対する操作は不要である。
【0042】
なお、クローンアプリを第1のホワイトリストに追加するステップは、クローンアプリのアプリ識別子を第1のホワイトリストに追加するステップを含む。
【0043】
なお、各アプリ(メインアプリ、クローンアプリを含む)は、端末において一意の識別子(アプリ識別子)により区別される。アプリ識別子を第1のホワイトリストに追加し、端末が現在動作している第1のホワイトリストを管理及び保守する際に、アプリ識別子のみを保守すればよく、より簡単且つ効率的になる。
【0044】
例として、第1のホワイトリストがアプリC、アプリD、アプリE、アプリF、アプリGに対応するアプリ識別子{1,2,3,4,5}を有し、クローンアプリのアプリ識別子が6であると仮定すると、クローンアプリが追加されると、第1のホワイトリストは{1,2,3,4,5,6}となる。
【0045】
なお、新しいユーザアカウントでログインした後、他のユーザのアプリが第1のホワイトリストに存在するため、他のユーザのアプリは依然として端末のシステムにより許可され、さらに他のユーザのアプリによるデータサービス実行で消費電力の増加を招くことがある。このことに基づいて、
図3に示す実施例を参照し、マルチユーザシステムにおいて、現在のユーザが第1のユーザである場合を例として、本願の実施例の方法は、さらに、以下のステップを含む。
【0046】
ステップS400において、受信したユーザ切替要求に応じて、端末の現在のユーザを第1のユーザから第2のユーザに切り替える。
【0047】
ステップS500において、第2のユーザに対応する第1のアプリセットであって、スタンバイスリープモードへの移行が許可される第2のユーザのアプリリストである第1のアプリセットを取得する。
【0048】
なお、第1のアプリセットは、第2のユーザに構成されるアプリリストである。端末上の各アプリについても、異なるユーザのアプリ構成情報が含まれる。
【0049】
ステップS600において、第1のアプリセットに従って、第1のホワイトリストに対して調整処理を行い、第2のユーザの第2のホワイトリストを得る。ここで、調整処理は、
第1のホワイトリストから、第1のアプリセットに存在しないアプリを削除するステップと、
第1のアプリセットに存在し、第1のホワイトリストに存在しないアプリを、第1のホワイトリストに追加するステップと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0050】
なお、マルチユーザシステムにおいて、ユーザ切替が行われた後、第1のホワイトリストには切替前のユーザのアプリ情報が存在し、第2のユーザのシステムにそのアプリが存在する場合、そのアプリが起動された後、システムがスタンバイスリープモードに入った後もそのアプリはシステムにより許可され、データサービスなどの電力を消費する行動が行われる。したがって、第1のホワイトリストにおいて第1のアプリセットに存在しないアプリのアプリ識別子を削除することにより、実行できるのが必ず第2のユーザに設定されたアプリであることを保証することができる。
【0051】
なお、第1のユーザと第2のユーザによりホワイトリストへの追加が許可されるアプリリストには異なる状況が存在する。例えば、第2のユーザに設定された一部のアプリ、例えばお絵かきソフトなどが、第1のユーザの実行時の第1のホワイトリストに含まれていないため、第2のユーザの第1のホワイトリストに含まれていないアプリを追加する必要がある場合である。
【0052】
なお、上述した2つの調整方法は、いくつかの実施例においては1つだけ存在するが、2つ存在する場合もあり、2つの調整方法に矛盾はない。
【0053】
例として、第1のホワイトリストが{1,2,3,4,5}であり、1、2、3、4、5がアプリC、アプリD、アプリE、アプリF、アプリGにそれぞれ対応すると仮定する。いくつかの実施例において、第1のアプリセットが{アプリC、アプリD、アプリE、アプリF}である場合、第1のホワイトリスト内のアプリ識別子が5であるアプリを削除して、{1,2,3,4}である第2のホワイトリストを得る必要がある。別のいくつかの実施例において、第1のアプリセットに対応するアプリ識別子が{1,2,3,4,7}であり、アプリC、アプリD、アプリE、アプリF、アプリG、アプリHにそれぞれ対応するとすると、第1のホワイトリスト内のアプリ識別子が5であるアプリを削除し、第1のホワイトリストにアプリ識別子が7であるアプリを追加して、{1,2,3,4,7}である第2のホワイトリストを得る必要があり、この場合、アプリC、アプリD、アプリE、アプリF、アプリHはスタンバイスリープモードにおいて実行することができる。
【0054】
なお、第2のホワイトリストは、ステップS600の実行後に端末で実行されるホワイトリストである。
【0055】
なお、マルチユーザについて、新規ユーザの作成が許可され、第2のユーザが作成されるべきユーザである場合を例として、本願の実施例は、第2のユーザのユーザ作成要求に応じて、第2のユーザに対応する第1のアプリセットを取得するステップと、第1のアプリセットに存在し且つアプリ名が第1のホワイトリストのアプリと一致する第1のアプリを第1のホワイトリストに追加するステップと、をさらに含む。
【0056】
なお、アプリの一致は、アプリ名の一致を意味し、第1のアプリの場合、第1のアプリがメインアプリ又はクローンアプリである。
【0057】
なお、第2のユーザの、第1のホワイトリスト内のアプリと一致するクローンアプリをホワイトリストに追加し、第1のユーザから第2のユーザに切り替える際に、メインアプリが第1のホワイトリストにないアプリ及びそれに対応するクローンアプリを追加すればよく、第2のホワイトリストのアプリ調整が減少するので、第2のユーザへの切替を行う際に、切替効率を向上させることができる。
【0058】
第1のアプリセットに存在し且つアプリ名が第1のホワイトリストのアプリと一致する第1のアプリを第1のホワイトリストに追加するステップは、第1のホワイトリストに対応するアプリ名セットを取得するステップと、アプリ名セット内の全てのアプリをトラバースして第1のホワイトリストのアプリとアプリ名のマッチングを行い、いくつかの第1のアプリを得るステップと、第1のアプリに対応するクローンアプリのアプリ識別子をそれぞれ第1のホワイトリストに追加するステップと、を含む。
【0059】
なお、第1のホワイトリストはアプリ識別子を用いて管理を行い、マルチユーザシステムの場合、いくつかの実施例において、各メインアプリは、異なるユーザの下でアプリ識別子を共有するため、第1のホワイトリストにアプリのクローンアプリを追加するだけでよく、切替後に、クローンアプリを迅速に有効にすることができる。
【0060】
例えば、第2のユーザを作成するときに、メインアプリAについてクローンアプリBが作成され、第1のホワイトリストが{1,2,3,4,5}であり、メインアプリAのアプリ名がアプリ識別子1に対応するアプリのアプリ名と一致するとすると、クローンアプリBのアプリ識別子6を第1のホワイトリストに追加し、すなわち、第1のホワイトリストが{1,2,3,4,5,6}になる。
【0061】
なお、
図2、
図3に示す実施例を参照し、いくつかの実施例において、端末は、ステップS100~ステップS300のクローンアプリの追加のみをサポートする。別のいくつかの実施例において、端末は、ステップS100~ステップS300、及びマルチユーザ切替時の現在のユーザ以外のアプリの識別及び削除をサポートし、さらに、単一のユーザのクローンアプリのホワイトリスト自動動作、及びマルチユーザにおいてスタンバイスリープモードに入るアプリが全て現在のユーザの実行が許可されているアプリであることを保証し、非正常なアプリの電力消費動作を減少させる。別のいくつかの実施例において、端末は、ステップS100~ステップS300及び新規ユーザについて作成されたクローンアプリの追加をサポートする。別のいくつかの実施例において、端末は、ステップS100~ステップS300、新規ユーザ作成時のクローンアプリの追加、及びマルチユーザ切替時の現在ユーザ以外のアプリの識別と削除をサポートする。
【0062】
なお、マルチユーザシステムでは、新規ユーザ作成及びユーザの切替の実行には順序がない。
【0063】
なお、本願の実施例は電子機器をさらに提案し、前記電子機器は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されて且つプロセッサ上で実行できるコンピュータプログラムとを備え、プロセッサは、コンピュータプログラムを実行した場合、上述したホワイトリストの管理方法を実現する。
【0064】
メモリは、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体として、非一時的なソフトウェアプログラムと、非一時的なコンピュータ実行可能なプログラムとを記憶するために使用することができる。さらに、メモリは、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、又は非一時的なメモリ、例えば少なくとも1つの磁気ディスクメモリ装置、フラッシュメモリ装置、又は他の非一時的なソリッドステートメモリ装置を含んでもよい。いくつかの実施形態において、メモリは、プロセッサに対して遠隔地に配置されたメモリを含んでもよく、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介してこのプロセッサに接続することができる。上記のネットワークの実例は、インターネット、社内イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動通信ネットワーク、及びこれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0065】
なお、本実施例のネットワーク機器は、
図1に示す実施例のネットワークアーキテクチャの電子機器として適用されてもよく、本実施例における電子機器は、
図1に示す実施例の電子機器、
図2に示すホワイトリストの管理方法と同じ発明構想を有するため、これらの実施例は同じ実現原理及び技術的効果を有し、ここでは詳しい説明を省略する。
【0066】
上述した実施例のホワイトリストの管理方法を実現するために必要な非一時的なソフトウェアプログラム及び命令はメモリに記憶されており、プロセッサにより実行された場合、上述した実施例におけるホワイトリストの管理方法、例えば、上述した
図2における方法ステップS100~ステップS300、又は
図2、
図3に示す方法ステップS100~ステップS300、ステップS400~ステップS600及びサブステップに対応する方法ステップを実行する。例として、
図2に示す実施例を参照し、プロセッサは、第1のユーザからのメインアプリ処理要求をリスニングし、クローンアプリのアプリ情報を取得し、第1のホワイトリストを取得し、第1のホワイトリスト内の各アプリのアプリ名をメインアプリのアプリ名とそれぞれ照合し、第1のホワイトリスト内に1つのアプリと一致するアプリ名が存在する場合、クローンアプリのアプリ識別子を第1のホワイトリストに追加する。
【0067】
なお、本願はコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体には、上述した第1のホワイトリストの管理方法を実行するのに用いられるコンピュータ実行可能な命令が記憶されている。例えば、上述した
図2における方法ステップS100~ステップS300、又は
図2、
図3に示す方法ステップS100~ステップS300、ステップS400~ステップS600及びサブステップに対応する方法ステップを実行する。
【0068】
上記で開示された方法におけるステップの全部又は一部、システムは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、及びそれらの適切な組み合わせとして実施できる。一部又は全部の物理的組立体は、中央処理装置、デジタルシグナルプロセッサ又はマイクロプロセッサのようなプロセッサにより実行されるソフトウェアとして、あるいはハードウェアとして、あるいは特定用途向け集積回路のような集積回路として実施することができる。そういったソフトウェアは、コンピュータ可読媒体上に分散することができ、コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体(又は非一時的な媒体)及び通信媒体(又は一時的な媒体)を含んでもよい。コンピュータ記憶媒体という用語は、情報(コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータ)を記憶するための任意の方法又は技術において実現される、揮発性及び不揮発性、取り外し可能及び取り外し不可能な媒体を含むことは、当業者にとって周知のことである。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくは他の光ディスク記憶装置、磁気カートリッジ、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶装置、又は所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含むが、これらに限定されない。さらに、通信媒体は通常、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又は搬送波又は他の伝送メカニズムのような変調データ信号中の他のデータを含み、任意の情報伝送媒体を含むことができることは、当業者にとって周知のことである。
【0069】
以上では、本願のいくつかの実施例について具体的に説明したが、本願は上記実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、本願の本質に反することなく、本願の特許請求の範囲に限定された範囲内に含まれる様々な均等的変形又は置換を行うこともできる。
【符号の説明】
【0070】
100 受信処理モジュール
200 取得モジュール
300 リスト処理モジュール
400 クローンアプリリスニングモジュール
500 マルチユーザリスニングモジュール
【国際調査報告】