(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-18
(54)【発明の名称】照明機能および合図機能の備わった発光モジュール
(51)【国際特許分類】
F21S 43/237 20180101AFI20241010BHJP
F21S 41/32 20180101ALI20241010BHJP
F21S 41/25 20180101ALI20241010BHJP
F21S 43/27 20180101ALI20241010BHJP
F21S 43/31 20180101ALI20241010BHJP
F21S 43/20 20180101ALI20241010BHJP
F21S 43/14 20180101ALI20241010BHJP
F21S 41/148 20180101ALI20241010BHJP
F21W 102/13 20180101ALN20241010BHJP
F21W 103/20 20180101ALN20241010BHJP
F21W 103/55 20180101ALN20241010BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20241010BHJP
【FI】
F21S43/237
F21S41/32
F21S41/25
F21S43/27
F21S43/31
F21S43/20
F21S43/14
F21S41/148
F21W102:13
F21W103:20
F21W103:55
F21Y115:10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024529442
(86)(22)【出願日】2022-11-14
(85)【翻訳文提出日】2024-06-04
(86)【国際出願番号】 EP2022081731
(87)【国際公開番号】W WO2023088826
(87)【国際公開日】2023-05-25
(32)【優先日】2021-11-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】FR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】391011607
【氏名又は名称】ヴァレオ ビジョン
【氏名又は名称原語表記】VALEO VISION
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100106655
【氏名又は名称】森 秀行
(72)【発明者】
【氏名】シルバイン、ジロー
(72)【発明者】
【氏名】ミシェル、エルミット
(72)【発明者】
【氏名】ジェローム、シロン
(57)【要約】
本発明は、照明機能を遂行するように構成されると共に複数の第1構成要素を備えた第1組立体(310)と、合図機能を遂行するように構成されると共に複数の第2構成要素を備えた第2組立体(220)とを具備した、自動車両の発光モジュール(300)に関するものである。複数の第2構成要素と、複数の第1構成要素とが、少なくとも1つの共通の構成要素を有することで、発光モジュールのコンパクト性を高めることが可能となっている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車両の発光モジュール(200;300)であって、
- 照明機能を遂行するように構成されると共に、複数の第1構成要素を備えた第1組立体(210;310)であって、前記第1構成要素が、少なくとも、
第1光ビームを放出することのできる第1光源(211)と、
前記第1光ビームを反射することのできる反射器(214;314)と、
反射された前記第1光ビームを当該発光モジュールの外部へ投射することのできる光学系(216;316)と、
を含んでいる、第1組立体(210;310)と、
- 合図機能を遂行するように構成されると共に、複数の第2構成要素を備えた第2組立体(220)であって、前記複数の第2構成要素が、少なくとも、
第2光ビームを放出することのできる第2光源(101)と、
前記第2光ビームを導くように構成されたライトガイド(110.1,110.2)と、
を含んでいる第2組立体(220)と、
を具備した発光モジュール(200;300)において、
前記複数の第2構成要素と前記複数の第1構成要素とが、少なくとも1つの共通の構成要素を有している、ことを特徴とする発光モジュール(200;300)。
【請求項2】
前記反射器(314)は、前記第1光ビームを反射することのできる反射性の第1表面(318)を備え、前記光学系は、前記第1光ビームが当該発光モジュールの外部へ投射されたときに前記反射性の第1表面の像を形成するように構成された投射レンズ(316)を備えている、請求項1記載の発光モジュール。
【請求項3】
前記ライトガイド(110.1;110.2)は、当該モジュールの外部の方を向いた出光面(113)と、前記第2光ビームの一部を前記出光面に向かって反射することのできる反射面(112)とを備え、前記共通の構成要素は、前記ライトガイドの前記反射面と向かい合って配置された拡散性ないし反射性の表面(221.1;221.2;321.1)を含んでいる、請求項1または2記載の発光モジュール。
【請求項4】
前記共通の構成要素は、前記ライトガイド(110.1;110.2)を受け入れるように形作られた空所を含んでいる、前記請求項のうちいずれか一項に記載の発光モジュール。
【請求項5】
前記拡散性ないし反射性の表面(221.1;221.2;321.1)は、前記空所内にある、請求項3および4記載の発光モジュール。
【請求項6】
前記複数の第2構成要素は、2つの第2光源(101)と、2つのライトガイド(110.1;110.2)とを含み、各ライトガイドがそれぞれ1つの第2光源と関連付けられており、前記複数の第2構成要素と前記複数の第1構成要素とが、少なくとも2つの共通の構成要素を有している、前記請求項のうちいずれか一項に記載の発光モジュール。
【請求項7】
前記複数の第1構成要素は、前記第1光源(211)用の支持体(212;213)を更に含み、前記共通の構成要素は、前記反射器および/または前記第1光源用の支持体を含んでいる、前記請求項のうちいずれか一項に記載の発光モジュール。
【請求項8】
前記反射器(214;314)は、前記第1光ビームを反射することのできる反射性の第1表面(221.1;321.1)と、前記第2組立体の一方の前記ライトガイド(110.1)と向かい合って配置された反射性ないし拡散性の第2表面(221.1:321.1)とを備え、前記第1光源(211)用の支持体(212;213)は、前記第2組立体の他方の前記ライトガイド(110.2)と向かい合った反射性ないし拡散性の第3表面(221.2)を備えている、請求項6および7記載の発光モジュール。
【請求項9】
前記2つのライトガイド(110.1;110.2)が、前記第1組立体の前記光学系(216;316)の両側に配置されている、請求項6または8記載の発光モジュール。
【請求項10】
前記反射器(214,314)および/または前記第1光源用の支持体(213)は、前記第2光ビームの一部が前記光学系(216;316)を照らすよう、その第2光ビームの一部が前記第1組立体(210;310)へ到達することを可能とするように構成されている、請求項7から9のいずれか一項に記載の発光モジュール。
【請求項11】
前記第2組立体は、前記ライトガイド(110.1;110.2)によって導かれる前記光ビームの少なくとも一部を当該発光モジュール(200;300)の外部へ向かって拡散させることのできる少なくとも1つの拡散スクリーン(222.1;222.2)を更に備えている、前記請求項のうちいずれか一項に記載の発光モジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に自動車両用の、照明および光の合図の分野に関する。より精確には、本発明は、自動車両における照明および合図のための発光モジュールの統合に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車両の照明システムは一般的に、照明機能および合図機能を含む幾つかの発光機能を遂行することができる。
【0003】
この目的のため、それぞれの発光機能に別々のモジュールが専用化されている。そして自動車両における照明および合図のための発光機能の増大は、発光モジュールの数の増加に繋がる。これらの機能の遂行に関連して必要とされる空間は相当なものである。
【0004】
同じモジュール内で幾つかの照明機能、特にロービーム(LB)およびハイビーム(HB)機能を遂行することは可能である。しかしながら、そのようなモジュールへ合図用の機能性を統合する備えはなされていない。その上、一般的に照明用の光源と合図用の光源とは、かなり異なる技術および/または出力を有していて、そのような機能同士を合同させるのを困難なものとしている。
【0005】
特に、一部の合図機能はライトガイドを用いて実行することができる。そのような例の1つが、特許文献1(EP 1 775 511 B)で提示されている。光源がライトガイド内へと光ビームを投入し、その光ビームをライトガイドが自らの縦方向へ連続的に投射する。そのようなライトガイドによって、単一の光源で複雑な合図の諸機能を遂行することを可能としている。
【0006】
しかしながら、特に別々の光源を用いての照明および合図用の発光機能が要求される場合には、自動車両用の発光装置に必要とされる空間を減らすことは依然として困難なのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、照明と合図の両方の機能を遂行することを可能とするコンパクトで経済的な発光モジュールを提案することが望まれるのである。
【0009】
本発明は、当該状況を改善するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的のため、本発明の第1の態様は、自動車両の発光モジュールであって、
- 照明機能を遂行するように構成されると共に、複数の第1構成要素を備えた第1組立体であって、第1構成要素が、少なくとも、
第1光ビームを放出することのできる第1光源と、
第1光ビームを反射することのできる反射器(リフレクター)
と、
反射された第1光ビームを当該発光モジュールの外部へ投射することのできる光学系と、
を含んでいる、第1組立体と、
- 合図機能を遂行するように構成されると共に、複数の第2構成要素を備えた第2組立体であって、複数の第2構成要素が、少なくとも、
第2光ビームを放出することのできる第2光源と、
第2光ビームを導くように構成されたライトガイド(導光体)と、
を含んでいる第2組立体と、
を具備した発光モジュールに関するものである。
複数の第2構成要素と複数の第1構成要素とは、少なくとも1つの共通の構成要素を有している。
照明機能と合図機能との間における構成要素同士の合同によって、発光モジュール内の構成要素の総数を減少させるのが可能となることで、発光モジュールに関連した空間の必要性およびコストの低減に繋がるという有利性がある。
【0011】
一実施形態によれば、反射器は、第1光ビームを反射することのできる反射性の第1表面を備えていてよく、光学系は、第1光ビームが当該発光モジュールの外部へ投射されたときに反射性の第1表面の像を形成するように構成された投射レンズを備えていてよい。
【0012】
そのような実施形態により、第1光ビームの厚さを減少させることが可能となって、光学系の寸法を小さくすることが可能となり、かくして発光モジュールのコンパクト性が更に向上する。
【0013】
一実施形態によれば、ライトガイドは、当該モジュールの外部の方を向いた出光面と、第2光ビームの一部を出光面に向かって反射することのできる反射面とを備えていてよく、共通の構成要素は、ライトガイドの反射面と向かい合って配置された拡散性ないし反射性の表面を含んでいてよい。
【0014】
かくして、共通の構成要素は、一方では照明機能に貢献し、他方では合図機能に関連した光出力を向上させる。
【0015】
一実施形態によれば、共通の構成要素は、ライトガイドを受け入れるように形作られた空所を含んでいてよい。
【0016】
かくして、共通の構成要素は、一方では照明機能に貢献し、他方では合図機能に関連した構成要素の組立てを容易にする。
【0017】
それに加えて、或いは代替案として、拡散性ないし反射性の表面は、空所内にあってもよい。
【0018】
かくして、共通の構成要素は、一方では照明機能に貢献し、他方では合図機能に関連した構成要素の組立てを容易にすると共に、この機能の光出力を向上させる。
【0019】
一実施形態によれば、複数の第2構成要素は、2つの第2光源と、2つのライトガイドとを含んでいてよく、各ライトガイドがそれぞれ1つの第2光源と関連付けられており、複数の第2構成要素と複数の第1構成要素とが、少なくとも2つの共通の構成要素を有していてよい。
【0020】
これにより、発光モジュールに関連して必要とされる空間を減少させながら、複雑な合図の諸機能を遂行することが可能となる。
【0021】
一実施形態によれば、複数の第1構成要素は、第1光源用の支持体を更に含み、共通の構成要素は、反射器および/または第1光源用の支持体を含んでいてよい。
【0022】
かくして、共通の構成要素が照明機能を果たすのに極めて一般的に必要とされる構成要素であることから、この実施形態は発光モジュールの構成要素の数を制限するのである。
【0023】
共通の構成要素は反射器であってよく、反射器は、第1光ビームを反射することのできる反射性の第1表面と、第2組立体のライトガイドと向かい合って配置された反射性ないし拡散性の第2表面とを備えていてよい。
【0024】
この実施形態は、反射器が幾つかの表面を備え、そのうち内側の表面は照明機能のために一般的に用いられるものであるという事実を利用しているのである。かくして外側の表面が、合図機能の光出力を向上させるのに用いられ得るのである。
【0025】
或いは、共通の構成要素は第1光源用の支持体であってもよく、支持体は、第2組立体のライトガイドと向かい合った反射性ないし拡散性の第3表面を備えていてよい。
【0026】
かくして、共通の構成要素は、照明機能においての支持機能を果たすと同時に、合図機能における光出力を向上させる。支持体は放熱器を備えていてもよく、その場合には、その支持体が第1光源を冷却することも可能とする。
【0027】
代替案として、或いはそれに加えて、反射器は、第1光ビームを反射することのできる反射性の第1表面と、第2組立体の一方のライトガイドと向かい合って配置された反射性ないし拡散性の第2表面とを備えていてよく、第1光源用の支持体は、第2組立体の他方のライトガイドと向かい合った反射性ないし拡散性の第3表面を備えていてよい。
【0028】
これにより、優れた光出力で、また発光モジュールの優れたコンパクト性で、複雑な合図の諸機能を遂行することが可能となる。
【0029】
代替案として、或いはそれに加えて、2つのライトガイドが、第1組立体の光学系の両側に配置されていてもよい。
【0030】
かくして、発光モジュールのコンパクト性が向上する。
【0031】
一実施形態によれば、反射器および/または第1光源用の支持体は、第2光ビームの一部が光学系を照らすよう、その第2光ビームの一部が第1組立体へ到達することを可能とするように構成されている。
【0032】
例えば、第2光ビームの当該一部が直接、ないしは第2ライトガイドを通過することによって第1組立体へ到達できるように、第2光源およびライトガイドが構成される。
【0033】
反射器および/または支持体は、第2光ビームが第1組立体へ到達するのを可能とする少なくとも1つの貫通孔を含んでいてもよい。
【0034】
一実施形態によれば、第2組立体は、ライトガイドによって導かれる光ビームの少なくとも一部を発光モジュールの外部へ向かって拡散させることのできる少なくとも1つの拡散スクリーンを更に備えていてよい。
【0035】
そのような拡散スクリーンによって、第1組立体から到来する合図用ビームの均質性が向上する。
【0036】
本発明のその他の特徴および利点は、以下の詳細な説明および添付図面を検討することによって明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【
図1】本発明による、合図機能を遂行するように構成された構成要素の組立体を示す図。
【
図2】本発明の第1実施形態による発光モジュールの断面図。
【
図3】本発明の第2実施形態による発光モジュールの断面図。
【
図4】本発明の第2実施形態による発光モジュールの三次元的な図。
【発明を実施するための形態】
【0038】
本明細書は、先行技術で知られたものから方法やシステムを差別化する諸特徴に関するものである。発光ダイオードが如何にして作動したり製造されたりするかは、それ自体が先行技術で知られていることから、詳細に説明することとはしない。
【0039】
図1は、本発明の実施形態による、合図機能を遂行するように構成された組立体100の構成要素を示している。
【0040】
組立体100は、光源101によって放出された光ビームを伝達する(或いは、導く)ことのできる導光体110(ないしはライトガイド)を備えている。
図1に例においては、導光体110が直線状になっている。導光体110は、もちろん他の形状を有していてよく、特に1つないし複数の円弧部分などの曲線類を含んでいてもよい。
【0041】
図示の実施形態において、導光体110は円形の断面を有している。但し本発明は、導光体110が、楕円形、卵形、もしくは正方形の断面、または任意の他の幾何学的ないし非幾何学的な形状を有している場合にも及ぶものである。
【0042】
ライトガイド110のために使用される材料に限定が課されるものではない。例えば、その材料は、透明ポリマー、ポリカーボネート、またはポリメチルメタクリレート(PMMA)であってよい。
【0043】
ライトガイド110は、入光面111を有し、その入光面111と向かい合って光源101が配置されている。光源のために用いられる技術に制限が課されるものではなく、光源は、例えば発光ダイオード(LED)であってよい。ライトガイド110は、入光面111とは反対側の端部を構成する端面114をも含んでいてよく、その端面114は光源を伴っていなくてもよい。
【0044】
随意に、ライトガイド110の各端部の所に光源を設けることが可能である。
【0045】
ライトガイド110は更に、縦方向を向いた2つの主面を備えている:
- ライトガイド110によって導かれる光ビームの一部を出光させるための出光面113。出光面113は、滑らかに連続していてもよく、或いは突条を有していてもよい。出光面113は、ライトガイド110の取り付けられるべき発光モジュールの外部の方へ向けられるように適合されている;
- 光源101から到来する光ビームの一部を出光面113の方へ差し向けることのできる、反射性ないしは拡散性の反射面112。反射面は、プリズム(群)などの反射性要素を含んでいてもよい。プリズム同士が横並びに配置されて、導光体の縦軸線とゼロでない入射角を有している光線の反射を保証し得る。そのようなプリズム(群)(
図1には示さない)の形状に制限が課されるものではない。反射面112における種々のプリズムの形状や寸法もまた変化し得る。別の代替案によれば、反射面112の反射性要素は、反射性スパイク、例えば(特に、ライトガイド110を構成する部分を成型する間に)反射面112内へ規則的に分散配置される空所(群)などであってもよい。反射性要素の例は、欧州特許出願公開第1605201号明細書(EP 1 605 201)や欧州特許第1434000号明細書(EP 1 434 000)に示されている。
【0046】
図2は、本発明の第1実施形態による発光モジュール200の断面図である。
【0047】
断面図は、X-Z平面内での図である(Xは、発光モジュールから到来する光線の伝播の軸線、即ち光軸に実質的に対応し、Zは、鉛直方向に実質的に対応している)。
【0048】
発光モジュール200は、照明機能を遂行することのできる第1組立体210と、合図機能を遂行することのできる第2組立体220とを備えている。これらの機能に制限が課されるものではない。照明機能は、特にロービーム(LB)やハイビーム(HB)の機能であってよい。合図機能は、ポジションランプ(車幅灯)と称されるポジションライト機能、または点滅光機能、即ち(方向指示器を表す)TI、またはデイタイムライト機能、即ち(デイタイムランニングライト(昼間走行灯)を表す)DRLを含み得る。
【0049】
第1組立体210は、複数の第1構成要素を備えている。例えば:
- 第1光ビーム(その一部の光線が
図2に示されている)を生成することのできる第1光源211。第1光源211は、当該光源211の主平面によって画定される半分の空間内で、当該光源211の当該平面に垂直な主方向へ第1光ビームの光線を放出し得る。放出(発光)の主方向は、例えば下記で説明する光学系216の光軸に対して-40°から+40°の間であり得る。第1光源211に関連した技術に制限が課されるものではないが、特に、コンパクトでありながら優れた光出力でエネルギー消費が低いという利点を有したLED型の光源であってよい。第1光源211は、プリント回路基板212即ちPCB上に配置されていてよい。この場合、プリント回路基板212は、第1構成要素のうちの1つである;
- 第1光源211によって発生する熱の一部を放散させることのできる放熱器213であって、特に第1光源211が当該放熱器213上に直接、ないしはプリント回路基板212を介して定置されている;
- 反射性の第1表面218を備えた反射器214。反射性の第1表面218は特に、水平面X-Yによって画定される半分の空間内でキャップの形状をした楕円状プロファイルの回転面であってよい。光源211は、第1表面218の第1光学焦点に近接して定置されている。そのような近接した定置は、光源が、第1表面218の第1焦点から多くとも数ミリメートル、特に第1表面218の第1焦点から多くとも1ミリメートルにあることを意味する。第1光源211から到来する光線は、かくして第1表面218の第2焦点に向かって収束するように反射されるのである;
- 第1表面218の第2焦点に近接して配置されるカットオフ縁部のある平坦なものであり得る、屈曲器215と称される反射性の表面。屈曲器215は、第1表面218の第2焦点を精確には通過しない光線の上方への反射を確保するものである;
- 屈曲器215または反射器214によって反射された光線を、発光モジュール200の外部へ投射することのできる光学系216。光学系216は、特に投射レンズ、例えば厚レンズなどを備えていてよい。その投射レンズは、自らの焦点217が、屈曲器215の縁部に近接して、換言すれば反射器214の第2焦点に近接して位置するように定置される。光学系216は、投射レンズ以外の光学素子、特に1つないし複数の反射鏡などを含んでいてもよい。
【0050】
屈曲器215は、さもなければ照明ビームの上方部分を形成してしまうであろう光線を投射レンズの頂点の方へ屈曲させることから、そう名付けられている。
【0051】
第1実施形態による第1組立体は、照明機能を遂行することを可能とする(
図2には示さない)他の第1構成要素を更に備えていてもよい。
【0052】
本発明による発光モジュールは、合図機能を遂行することのできる第2組立体220を更に備えている。第2組立体220は、複数の第2構成要素を備えている。例えば特に:
-
図1を参照して説明した光源101などの、少なくとも1つの第2光源。第2光源は、第2光ビームを放出することができる;
- 第2光源から到来する第2光ビームを導くことのできる、少なくとも1つのライトガイド110。
【0053】
2つのライトガイド110.1および110.2が
図2に示されているが、それは単に例示としてである。本発明は、合図機能を遂行するのに単一のライトガイド110.1または110.2が設けられている場合にも及ぶものである。そして、ライトガイド110.1および110.2のそれぞれが、各自の第2光源と関連付けられる。
【0054】
随意に、第2組立体220は、ライトガイド110.1ないし110.2の出光面113と向かい合って配置されて合図用ビームをモジュール220の外部へ向かって拡散することのできる拡散スクリーン222.1ないし222.2を備えていてよい。拡散スクリーン222.1ないし222.2には制限が課されるものではなく、光を拡散させるためのパターン、粗面化加工、または乳白色材を伴ったプラスチックで作られていてもよい。
【0055】
本発明によれば、第1組立体210と第2組立体220とが、少なくとも1つの共通の構成要素を有している。換言すれば、複数の第1構成要素と複数の第2構成要素とが、少なくとも1つの共通の構成要素を有しているのである。本発明はかくして、照明機能と合図機能との間で構成要素同士を合同させることを可能とするものである。それにより、発光モジュール200のコストだけでなく、そのモジュールに関連して必要とされる空間をも減らすことが可能となる有利性がある。
【0056】
例えば、(1つないし複数の)共通の構成要素は、次のものを含み得る:
- 反射器214のみ。反射器214は、発光モジュール200内へのライトガイド110.1の挿入および/または取付けの便宜を図って容易にするように形作られていてよい。この目的のため、反射器214は
図2に示すように、ライトガイド110.1の収容され得る空所を備えていてよい。空所は、
図2のように角度を成す2つの部分を有していてもよく、丸められていてもよく、或いはライトガイド110.1の挿入/取付けを容易にする任意の他の形状を有していてもよい。補充的に、或いは代替案として、反射器214が反射性の第2表面221.1を備えていてもよい。反射器214はかくして、第1組立体210における照明機能への貢献に加えて、第2組立体220における機械的および/または光学的な機能を果たすことを可能とし、かくして発光モジュール200の合図機能にも貢献している;
- 第1光源211用の支持体のみであるが、当該支持体はプリント回路基板212および/または放熱器213を備えている。
図2に示すように、放熱器213は、発光モジュール200内へのライトガイド110.2の挿入および/または取付けの便宜を図って容易にするように形作られていてよい。この目的のため、放熱器213は
図2に示すように、ライトガイド110.2の収容され得る空所を備えていてよい。空所は、
図2のように角度を成す2つの部分を有していてもよく、丸められていてもよく、或いはライトガイド110.2の挿入/取付けを容易にする任意の他の形状を有していてもよい。補充的に、或いは代替案として、放熱器213が反射性の第3表面221.2を備えていてもよい。放熱器213はかくして、第1組立体210における照明機能への貢献に加えて、第2組立体220における機械的および/または光学的な機能を果たすことで、発光モジュール200の合図機能にも貢献することを可能としている;
- 反射器214、および第1光源211用の支持体。これが
図2に示す実施形態であって、第1組立体210と第2組立体220との間に2つの共通の構成要素が存在しているのである。
【0057】
本発明は、別な共通の構成要素、および3つ以上の数の共通の構成要素に当て嵌まるということに留意されたい。
【0058】
かくして本発明は、照明機能と合図機能との間における構成要素同士の合同によって、構成要素の総数を減らすことを可能とし、かくして発光モジュール200における空間の必要性およびコストの低減を可能とするものである。
【0059】
更には、第1組立体210と第2組立体220との間で光が漏れるようにしておくことが可能である。具体的には、第2光ビームの一部、特に第2光源によって放出されてライトガイド110.1,110.2によって伝達される光が、第1組立体210へ到達して光学系216を照らすことが有利であり得る。この場合、第2組立体220が合図機能を遂行する際には、拡散スクリーン222.1,222.2が照らされるし、光学系216もそうである。従って光学系216が、第1組立体210によって発せられる照明機能の発動とは無関係に照らされるのである。
【0060】
第2組立体220から第1組立体210へ光が漏れるのを可能とするため、反射器214および/または放熱器213に、ライトガイド110.1,110.2に近接して貫通孔が設けられていてもよい。
【0061】
この構成は、第2組立体220によって遂行される合図機能が、昼間(特に、デイタイムライト機能を遂行するため)と夜間(特に、ポジションライト機能を遂行するため)の両方で発動される場合に特に有利である。これにより、昼間(合図機能のみが発動されるとき)と、夜間(照明機能および合図機能が発動されるとき)との両方で同一の発光モジュール200の光シグネチャー(光による固有の印)を得ることが可能となる。
【0062】
図2に示すように、第2組立体220が2つのライトガイド110.1および110.2を備えている場合には、光学系216の両側にライトガイドが配置されていてよい。かくして、発光モジュール200のコンパクト性が向上する。
【0063】
図3は、本発明の第2実施形態による発光モジュール300の断面図である。
【0064】
図3の断面は、
図2のものと同一である。
図2と
図3との間で同一の要素同士は、同じ参照符号によって特定されている。
【0065】
第2実施形態による第1組立体310は:
- 下記で説明する反射器314;
- 下記で説明する光学系316;
- 上記で説明したような、第1光源211、プリント回路基板212、および放熱器213、
を含んでいてよい。
【0066】
第2実施形態による反射器314は、殻体ないしキャップの形状であってよく、当該反射器314の内面上に反射性の第1表面318を備えている。反射性の第1表面318は、楕円型ないしは放物線型のプロファイルを有しているのが有利である。その表面は、光軸に平行な軸線周りの回転面であることが有利である。或いは、その表面は自由曲面やスイープ面や非対称面であってもよい。その表面は、複数の扇形部分を有していてもよい。表現「放物線型」は一般的には、第1表面が単一の焦点を有している反射器、即ち、光線同士が集束する1つの部位(この集束の部位に配置された第1光源211によって放出された光線が、反射性の第1表面218から反射された後に長大な距離まで投射されるような部位)を有している反射器に当てはまる。「長大な距離まで投射される」とは、これらの光線が、反射器314の寸法の少なくとも10倍の所に位置した部位へ向かっては集束しないことを意味する。換言すれば、反射された光線同士が、ある1つの集束の部位に向かって集束しないか、或いは集束するとしても、この集束の部位が反射器314の寸法の10倍以上の距離に位置しているのである。従って放物線型の第1表面318は、放物線状の部分を有しているか、或いは有していないことが可能である。そのような第1表面318を有する反射器314は、単独で第1光ビームを作り出すのに一般的に用いられる。
【0067】
かくして第1組立体310は、第1実施形態のように屈曲器215を含んではいない。
【0068】
第1光源211は、第1光ビームの光線が集められて光軸に沿って反射されるよう、第1表面318の焦点の所に配置されている。これらの反射光線の少なくとも一部は、鉛直面内で光軸に対して25°以下、出来れば10°以下の傾斜角を有している。それは、ガウス条件と称されるものの下にあって、無非点収差、即ち光学系316によって投射される像の鮮明性を得ることを可能とするためである。それらの光線は、第1表面318の(
図3では左側の)後方部分によって反射された光線であることが有利である。
【0069】
第2実施形態による光学系316は、投射レンズ、例えば平凸レンズ(即ち、平坦な入光面と凸形の出光面とを有したもの)などを備えていてよい。この例においては、レンズ316の焦点距離が長大であり、例えば60mmを超えている。また、レンズ316の高さは低く、例えば30mm未満、或いは15mm未満でさえある。これは、偏向されるべき光線の僅かな傾きのおかげである。かくして、レンズ316は薄い言われるものであり、例えば、その厚さが6mm未満である。レンズ316は、光軸に沿って第1光源211の所に、或いは第1光源211の後方に位置した焦点317を有している。この場合、焦点317は第1表面318の所に位置している。焦点317は、第1表面318に近接している(そこから、出来れば少なくとも10mm未満で、5mm未満であることが優先される所にある)のであれば、この第1表面318の後方や前方に位置することも可能である、ということに留意されたい。かくして光学系316は、反射性の第1表面318の像を形成することができるのである。
【0070】
第1表面318が楕円型である場合、その表面は、レンズ316の前方で光軸に近接して位置した第2焦点を有している。この焦点は、レンズ316の入光面上でのビームの幅を減少させるようにレンズ316に近接しているのであれば、レンズ316の後方に位置することも可能である、ということに留意されたい。
【0071】
かくして第2実施形態は、第1実施形態に比べて優れた(特に鉛直方向での)コンパクト性という利点を有している。具体的には、レンズ316へ到達する第1光ビームの厚さが小さいおかげで、そのレンズの鉛直方向の寸法を減らすことが可能となるのである。かくして、その寸法は5から30mmの間、好適には15mm未満であり得る。
【0072】
第2組立体220は、
図2を参照して説明したものと同一であってよく、少なくとも1つの第2光源101と、少なくとも1つのライトガイド110とを備えていてよい。
図3に示す例では、第2組立体220が、2つの第2光源101、2つのライトガイド110.1および110.2、並びに2つの拡散スクリーン222.1および222.2を備えている。
【0073】
発光モジュール300のコンパクト性を更に向上させるために、第1組立体310と第2組立体220とは、少なくとも1つの共通の構成要素を備えている。
【0074】
例えば、共通の構成要素は、次のものを含み得る:
- 反射器314のみ。反射器314は、発光モジュール300内へのライトガイド110.1の挿入および/または取付けの便宜を図って容易にするように形作られていてよい。この目的のため、反射器314は
図3に示すように、ライトガイド110.1の収容され得る空所を備えていてよい。空所は、
図3のように角度を成す2つの部分を有していてもよく、丸められていてもよく、或いはライトガイド110.1の挿入/取付けを容易にする任意の他の形状を有していてもよい。補充的に、或いは代替案として、反射器314が反射性の第2表面321.1を備えていてもよい。反射器314はかくして、第1組立体310における照明機能への貢献に加えて、第2組立体220における機械的および/または光学的な機能を果たすことを可能とし、かくして発光モジュール300の合図機能にも貢献している;
- 第1光源211用の支持体のみであるが、当該支持体はプリント回路基板212および/または放熱器213を備え、残りは第1実施形態と比べて変わっていない;
- 反射器314、および第1光源211用の支持体。これが
図3に示す実施形態であって、第1組立体310と第2組立体220との間に2つの共通の構成要素が存在しているのである。
【0075】
第1実施形態のように、第1組立体310と第2組立体220との間で光が漏れることが可能となっていてよい。特に、反射器314および/または放熱器213は、第2光ビームの一部、とりわけ第2光源によって放出されてライトガイド110.1,110.2によって伝達される光が、第1組立体310へ到達して光学系316を通じて発光モジュール300から出て行けるように構成されていてよい。
【0076】
本発明による集光器214および314は、優れた耐熱性を呈する材料、例えばガラス、またはポリカーボネート(PC)やポリエーテルイミド(PEI)などの合成ポリマーから作られ得ることが有利である。
【0077】
反射性の第2表面221.1,221.2,および321.1は、反射鏡、粗面化加工および/若しくはパターン化された表面、または白色被覆によって形成されていてよい。
【0078】
図4は、本発明の第2実施形態による発光モジュール300の三次元的な図である。
【0079】
図示の視界は、外側からの上方から発光モジュールの方を向いている。図示の発光モジュール300は、第2ライトガイド110.2と向かい合う拡散スクリーン222.2を備えている。そのライトガイド110.2は、拡散スクリーン222.2によって覆い隠されている。第1ライトガイド110.1が見えるようにするために、拡散スクリーン222.1は示されていない。
【0080】
図4に示すように、光学系316は、発光モジュール300の幾つかの反射器314同士の間で共用されている。反射器314の数や、それらの反射器の発光モジュール内での配置には制限が課されるものではない。
図4に示す光学系316は非常に小さな鉛直方向の寸法を有しており、発光モジュール300は幾つかの照明および合図機能を確保しながらコンパクトなものとなっている。
【0081】
本発明は、上記で例として説明された諸実施形態に限定されるものではなく、その他の変形例にも及ぶものである。
【手続補正書】
【提出日】2024-06-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車両の発光モジュール(200;300)であって、
- 照明機能を遂行するように構成されると共に、複数の第1構成要素を備えた第1組立体(210;310)であって、前記第1構成要素が、少なくとも、
第1光ビームを放出することのできる第1光源(211)と、
前記第1光ビームを反射することのできる反射器(214;314)と、
反射された前記第1光ビームを当該発光モジュールの外部へ投射することのできる光学系(216;316)と、
を含んでいる、第1組立体(210;310)と、
- 合図機能を遂行するように構成されると共に、複数の第2構成要素を備えた第2組立体(220)であって、前記複数の第2構成要素が、少なくとも、
第2光ビームを放出することのできる第2光源(101)と、
前記第2光ビームを導くように構成されたライトガイド(110.1,110.2)と、
を含んでいる第2組立体(220)と、
を具備した発光モジュール(200;300)において、
前記複数の第2構成要素と前記複数の第1構成要素とが、少なくとも1つの共通の構成要素を有していることを特徴とする発光モジュール(200;300)。
【請求項2】
前記反射器(314)は、前記第1光ビームを反射することのできる反射性の第1表面(318)を備え、前記光学系は、前記第1光ビームが当該発光モジュールの外部へ投射されたときに前記反射性の第1表面の像を形成するように構成された投射レンズ(316)を備えている、請求項1記載の発光モジュール。
【請求項3】
前記ライトガイド(110.1;110.2)は、当該
発光モジュールの外部の方を向いた出光面(113)と、前記第2光ビームの一部を前記出光面に向かって反射することのできる反射面(112)とを備え、前記共通の構成要素は、前記ライトガイドの前記反射面と向かい合って配置された拡散性ないし反射性の表面(221.1;221.2;321.1)を含んでいる、
請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項4】
前記共通の構成要素は、前記ライトガイド(110.1;110.2)を受け入れるように形作られた空所を含んでいる、
請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項5】
前記共通の構成要素は、前記ライトガイド(110.1;110.2)を受け入れるように形作られた空所を含み、前記拡散性ないし反射性の表面(221.1;221.2;321.1)は、前記空所内にある、
請求項3に記載の発光モジュール。
【請求項6】
前記複数の第2構成要素は、2つの第2光源(101)と、2つのライトガイド(110.1;110.2)とを含み、各ライトガイドがそれぞれ1つの第2光源と関連付けられており、前記複数の第2構成要素と前記複数の第1構成要素とが、少なくとも2つの共通の構成要素を有している、
請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項7】
前記複数の第1構成要素は、前記第1光源(211)用の支持体(212;213)を更に含み、前記共通の構成要素は、前記反射器および/または前記第1光源用の支持体を含んでいる、
請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項8】
前記複数の第1構成要素は、前記第1光源(211)用の支持体(212;213)を更に含み、前記共通の構成要素は、前記反射器および/または前記第1光源用の支持体を含み、前記反射器(214;314)は、前記第1光ビームを反射することのできる反射性の第1表面(221.1;321.1)と、前記第2組立体の一方の前記ライトガイド(110.1)と向かい合って配置された反射性ないし拡散性の第2表面(221.1:321.1)とを備え、前記第1光源(211)用の支持体(212;213)は、前記第2組立体の他方の前記ライトガイド(110.2)と向かい合った反射性ないし拡散性の第3表面(221.2)を備えている、
請求項6に記載の発光モジュール。
【請求項9】
前記2つのライトガイド(110.1;110.2)が、前記第1組立体の前記光学系(216;316)の両側に配置されている、
請求項6に記載の発光モジュール。
【請求項10】
前記反射器(214,314)および/または前記第1光源用の支持体(213)は、前記第2光ビームの一部が前記光学系(216;316)を照らすよう、その第2光ビームの一部が前記第1組立体(210;310)へ到達することを可能とするように構成されている、
請求項7に記載の発光モジュール。
【請求項11】
前記第2組立体は、前記ライトガイド(110.1;110.2)によって導かれる前記
第2光ビームの少なくとも一部を当該発光モジュール(200;300)の外部へ向かって拡散させることのできる少なくとも1つの拡散スクリーン(222.1;222.2)を更に備えている、
請求項1に記載の発光モジュール。
【国際調査報告】