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特表2024-538891触感効果管理方法、装置、電子デバイス及び媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-28
(54)【発明の名称】触感効果管理方法、装置、電子デバイス及び媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/906 20190101AFI20241018BHJP
【FI】
G06F16/906
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022580865
(86)(22)【出願日】2022-10-20
(85)【翻訳文提出日】2022-12-27
(86)【国際出願番号】 CN2022126356
(87)【国際公開番号】W WO2024060343
(87)【国際公開日】2024-03-28
(31)【優先権主張番号】202211140387.1
(32)【優先日】2022-09-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522235216
【氏名又は名称】エーエーシー アコースティック テクノロジーズ (シャンハイ) カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(72)【発明者】
【氏名】曹 雪▲ニー▼
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175FA03
(57)【要約】
【課題】本発明は触感効果管理方法、装置、電子デバイス及び媒体を提供する。
【解決手段】当該方法は、触感効果スタイル情報を記憶ことと、触感効果スタイル情報に対する読み出し操作又は書き込み操作を実行することとを含み、触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第1基本スタイルカテゴリと、第1基本スタイルカテゴリにおける触感効果を提供するためのスタイル化基本要素とを含み、第1要素は、異なるカテゴリのスタイルの触感効果を生成するための影響要因である。本発明によれば、触感効果のスタイルを分類して管理することができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
触感効果管理方法であって、
触感効果スタイル情報を記憶することと、
前記触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行し、又は前記触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行することと、を含み、
前記触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第1基本スタイルカテゴリと、前記第1基本スタイルカテゴリにおける触感効果を提供するためのスタイル化基本要素とを含み、
前記第1要素は、異なるカテゴリのスタイルの触感効果を生成するための影響要因である、ことを特徴とする触感効果管理方法。
【請求項2】
前記触感効果スタイル情報は、前記第1要素に対応する他の基本スタイルカテゴリをさらに含み、
前記触感効果スタイル情報を記憶することは、
前記第1要素に対応する各種の基本スタイルカテゴリを、前記触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリ集合の一つのサブセットとして記憶することと、
前記第1要素に対応する各種の基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を、前記触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素集合の一つのサブセットとして記憶することと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の触感効果管理方法。
【請求項3】
前記触感効果スタイル情報は、前記第1要素に対応する第2基本スタイルカテゴリと、前記第1基本スタイルカテゴリ及び前記第2基本スタイルカテゴリに基づいて一種又は複数種の割合に応じて対応して組み合わせて得られた一種又は複数種の組合せスタイルカテゴリと、前記組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素とをさらに含み、
前記触感効果スタイル情報を記憶することは、
前記第1要素に対応する少なくとも2種類の基本スタイルカテゴリを組み合わせて得られた組合せスタイルカテゴリを、前記触感効果スタイル情報における組合せスタイルカテゴリ集合の一つのサブセットとして記憶することと、
前記第1要素に対応する少なくとも2種類の基本スタイルカテゴリを組み合わせて得られた組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を、前記触感効果スタイル情報における組合せ型スタイル化基本要素集合の一つのサブセットとして記憶することと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の触感効果管理方法。
【請求項4】
前記触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行することは、
第3基本スタイルカテゴリに対する構成情報に基づいて、前記構成情報に対応するスタイル化基本要素を生成し、前記第3基本スタイルカテゴリは、前記触感効果スタイル情報のうちのいずれかの基本スタイルカテゴリであることと、
前記構成情報に対応するスタイル化基本要素を前記第3基本スタイルカテゴリに記憶することと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の触感効果管理方法。
【請求項5】
前記触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行することは、
絞り込み条件に基づいて、前記触感効果スタイル情報における前記絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得することを含み、
前記絞り込み条件は、前記触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリの識別子、前記触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素の識別子、前記触感効果スタイル情報におけるサブセットの識別子、前記触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリに対応するシーン情報、及び前記触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素に対応するシーン情報のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の触感効果管理方法。
【請求項6】
前記絞り込み条件は、シーン情報を含み、
前記絞り込み条件に基づいて、前記触感効果スタイル情報における前記絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得することは、
前記絞り込み条件におけるシーン情報に基づいて、前記触感効果スタイル情報における第1スタイル化基本要素を取得することと、
前記第1スタイル化基本要素に対する調整情報に基づいて、前記第1スタイル化基本要素を調整して、第2スタイル化基本要素を得ることと、を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の触感効果管理方法。
【請求項7】
前記絞り込み条件は、シーン情報を含み、
前記絞り込み条件に基づいて、前記触感効果スタイル情報における前記絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得することは、
前記絞り込み条件におけるシーン情報に基づいて、前記触感効果スタイル情報における第1スタイル化基本要素を取得することと、
前記第1スタイル化基本要素に基づいて触感効果の表示を行うことと、を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の触感効果管理方法。
【請求項8】
触感効果管理装置であって、
記憶モジュール及び処理モジュールを含み、
前記記憶モジュールは、触感効果スタイル情報を記憶するために用いられ、前記触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第1基本スタイルカテゴリと、前記第1基本スタイルカテゴリにおける触感効果を提供するためのスタイル化基本要素とを含み、
前記第1要素は、異なるカテゴリのスタイルの触感効果を生成するための影響要因であり、
前記処理モジュールは、前記触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行し、又は前記触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行するために用いられる、ことを特徴とする触感効果管理装置。
【請求項9】
電子デバイスであって、コンピュータプログラム命令を記憶するためのメモリ、コンピュータプログラム命令を実行するためのプロセッサ及び通信装置を含み、
前記コンピュータプログラム命令が当該プロセッサによって実行されると、前記電子デバイスが請求項1~7のいずれか一項に記載の触感効果管理方法を実行するようにトリガされる、ことを特徴とする電子デバイス。
【請求項10】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、それがコンピュータ上で実行されると、コンピュータに請求項1~7のいずれか一項に記載の触感効果管理方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子デバイスの技術分野に関し、特に触感効果管理方法、装置、電子デバイス及び媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
異なる触感効果は、人に異なる感覚を与えることができる。触感効果の普及応用に伴い、触感効果管理方法を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、触感効果管理方法、装置、電子デバイス及び媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の要旨構成は以下のとおりである。
第1態様において、本発明の実施例は、触感効果管理方法を提供し、当該触感効果管理方法は、触感効果スタイル情報を記憶することと、触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行し、又は触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行することとを含み、触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第1基本スタイルカテゴリ、第1基本スタイルカテゴリにおける触感効果を提供するためのスタイル化基本要素を含み、第1要素は、異なるカテゴリのスタイルの触感効果を生成するための影響要因である。
【0005】
あるいは、触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する他の基本スタイルカテゴリをさらに含み、触感効果スタイル情報を記憶するステップは、第1要素に対応する各種の基本スタイルカテゴリを、触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリ集合の一つのサブセットとして記憶するステップと、第1要素に対応する各種の基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を、触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素集合の一つのサブセットとして記憶するステップとを含む。
【0006】
あるいは、触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第2基本スタイルカテゴリと、第1基本スタイルカテゴリ及び第2基本スタイルカテゴリに基づいて一種又は複数種の割合に応じて対応して組み合わせて得られた一種又は複数種の組合せスタイルカテゴリと、組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素とをさらに含み、触感効果スタイル情報を記憶するステップは、第1要素に対応する少なくとも2種類の基本スタイルカテゴリを組み合わせて得られた組合せスタイルカテゴリを、触感効果スタイル情報における組合せスタイルカテゴリ集合の一つのサブセットとして記憶するステップと、第1要素に対応する少なくとも2種類の基本スタイルカテゴリを組み合わせて得られた組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を、触感効果スタイル情報における組合せ型スタイル化基本要素集合の一つのサブセットとして記憶するステップとを含む。
【0007】
あるいは、触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行するステップは、第3基本スタイルカテゴリに対する構成情報に基づいて、構成情報に対応するスタイル化基本要素を生成し、第3基本スタイルカテゴリは、触感効果スタイル情報のうちのいずれかの基本スタイルカテゴリであるステップと、構成情報に対応するスタイル化基本要素を第3基本スタイルカテゴリに記憶するステップとを含み。
【0008】
あるいは、触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行するステップは、絞り込み条件に基づいて、触感効果スタイル情報における絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得することを含み、ここで、絞り込み条件は、触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリの識別子、触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素の識別子、触感効果スタイル情報におけるサブセットの識別子、触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリに対応するシーン情報、及び触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素に対応するシーン情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0009】
あるいは、絞り込み条件はシーン情報を含み、絞り込み条件に基づいて、触感効果スタイル情報における絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得するステップは、絞り込み条件におけるシーン情報に基づいて、触感効果スタイル情報における第1スタイル化基本要素を取得するステップと、第1スタイル化基本要素に対する調整情報に基づいて、第1スタイル化基本要素を調整し、第2スタイル化基本要素を取得するステップとを含む。
【0010】
あるいは、絞り込み条件はシーン情報を含み、ス絞り込み条件に基づいて、触感効果スタイル情報における絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得するステップは、絞り込み条件におけるシーン情報に基づいて、触感効果スタイル情報における第1スタイル化基本要素を取得するステップと、第1スタイル化基本要素に基づいて触感効果の表示を行うステップとを含む。
【0011】
第2態様において、本発明の実施例は、触感効果管理装置を提供し、当該触感効果管理装置は、記憶モジュール及び処理モジュールを含み、記憶モジュールは、触感効果スタイル情報を記憶するために用いられ、触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第1基本スタイルカテゴリと、第1基本スタイルカテゴリにおける触感効果を提供するためのスタイル化基本要素とを含み、ここで、第1要素は、異なるカテゴリのスタイルの触感効果を生成するための影響要因であり、処理モジュールは、触感効果スタイル情報に対する読み出し操作又は書き込み操作を実行するために用いられる。
【0012】
第3態様において、本発明の実施例は、電子デバイスを提供し、電子デバイスは、コンピュータプログラム命令を記憶するためのメモリ、コンピュータプログラム命令を実行するためのプロセッサ及び通信装置を含み、ここで、コンピュータプログラム命令が当該プロセッサにより実行されると、電子デバイスが第1態様のいずれか一項に記載の方法を実行するようにトリガされる。
【0013】
第4態様において、本発明の実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、それがコンピュータ上で実行されると、コンピュータに第1態様のいずれか一項に記載の方法を実行させる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の有益な効果は、触感効果のスタイルを分類して管理することである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の1つの実施例に係る触感効果管理方法を示すフローチャートである。
図2】本発明の1つの実施例に係る触感効果を区画するための基本スタイルカテゴリの模式図である。
図3】本発明の1つの実施例に係る触感効果管理装置のブロック原理図である
図4】本発明の1つの実施例に係るコンピュータ装置の構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面及び実施形態を参照しながら、本発明をさらに説明する。
【0017】
説明した実施形態は、すべての実施形態ではなく、本発明の実施形態の一部にすぎないことは明らかである。本発明の実施形態および添付の特許請求の範囲で使用される単数形の「1種」、「前記」及び「当該」は、文脈が他の意味を明確に示さない限り、複数形を含むことも意図される。
【0018】
本明細書で使用される用語“少なくとも1つ”とは、1つ又は複数を指し、“複数”は2つ又は2つ以上を指すことを理解すべきである。本明細書で使用される用語「及び/又は」は、関連オブジェクトの関連関係を説明するだけであり、3種類の関係が存在することができ、例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在し、AとBが同時に存在し、Bが単独で存在するという3種類の状況が存在することを表すことができる。なお、ここで符号「/」とは、一般に、前後関連オブジェクトが「または」の関係であることを意味する。「以下の少なくとも1つ」及びその類似する表現とは、これらの項の任意の組み合わせを指し、単数又は複数の任意の組み合わせを含む。例えば、a、b及びcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、a-b、a-c、b-c、又はa-b-cを表すことができ、ここでa、b、cは単一であってもよく、複数であってもよい。
【0019】
なお、本発明の実施例では、第1、第2等の用語を用いて所定の閾値を説明することがあるが、これらの所定の閾値はこれらの用語に限定されるものではない。これらの用語は、所定の閾値を互いに区別することだけに用いられる。例えば、本発明の実施例の範囲から逸脱しない場合、第1所定の閾値は第2所定の閾値と呼ばれてもよく、同様に、第2所定の閾値は第1所定の閾値と呼ばれてもよい。
【0020】
図1に示すように、本発明の実施例は、触感効果管理方法を提供し、当該方法は、以下のステップ101~ステップ102を含むことができる。図1に示す方法の実行主体は、電子デバイスであってもよい。
【0021】
ステップ101であって、触感効果スタイル情報を記憶し、触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第1基本スタイルカテゴリと、第1基本スタイルカテゴリにおける触感効果を提供するためのスタイル化基本要素とを含み、ここで、第1要素は、異なるカテゴリのスタイルの触感効果を生成するための影響要因である。
【0022】
異なる振動周波数(周波数と略称することがある)、単一の振動時間長(又は単回振動時間長と呼ばれ、時間長と略称することがある)、振動強度(強度と略称することがある)での振動及びその異なる組み合わせた形式を考慮して、異なるスタイルの振動触感を生成することができ、それにより人に異なる感覚を与えることができ、一実施例において、触感効果スタイル情報に含まれる第1要素は、周波数、時間長、強度のうちのいずれか1つ又は複数を有することができる。
【0023】
触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する一つ又は複数の基本スタイルカテゴリ、及び各基本スタイルカテゴリにおける一つ又は複数のスタイル化基本要素を含むことができる。
【0024】
一実施例において、第1要素の数値の大きさに基づいて、第1要素に対応する各基本スタイルカテゴリを区画して取得することができる。
【0025】
一実施例において、基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素は、触感効果の構成情報であってもよい。構成情報に基づいて触感効果の表示を行う場合、対応する触感効果を表示することができる。
【0026】
別の実施例において、基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素は、触感効果の信号であってもよい。触感効果の信号を出力することにより、対応する触感効果を表示することができる。
【0027】
図2は、触感効果を区画するための基本スタイルカテゴリの模式図であり、図2に示すように、第1要素を周波数とすることを例とし、一実施例において、周波数の大きさの違いに基づいて、周波数に対応する基本スタイルカテゴリは、3種類あり、例えば、それぞれ低周波(例えば周波数が130Hz以下である)の振動触感に対応するソフトスタイルカテゴリ、中間周波数(例えば周波数が130Hz~200Hzの間)の振動触感に対応する中性スタイルカテゴリ、高周波(例えば周波数が200Hz以上である)の振動触感に対応する脆性スタイルカテゴリである。
【0028】
一実施例において、第1要素を時間長とすることを例とし、時間長の違いに基づいて、時間長に対応する基本スタイルカテゴリは、2種類あってもよく、例えば、それぞれ短い時間長の振動触感に対応する簡潔スタイルカテゴリ、長い時間長の振動触感に対応する連続スタイルカテゴリである。
【0029】
実施例において、下記の表1を参照し、表1は、周波数に対応する3種類の基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を示す。
【0030】
【表1】
【0031】
表1において、ソフトスタイル要素は、ソフトスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素であり、ソフトスタイル要素は、3種類の異なるスタイル化基本要素を含むことができ、それぞれは、ソフト触感短効果、ソフト触感長効果、ソフト触感組合せ効果である。そのうち、ソフト触感組合せ効果は、ソフト触感短効果及びソフト触感長効果を含む。
【0032】
表1において、中性スタイル要素は、中性スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素であり、中性スタイル要素は、3種類の異なるスタイル化基本要素を含むことができ、それぞれは、中性触感短効果、中性触感長効果、中性触感組合せ効果である。ここで、中性触感組合せ効果は、中性触感短効果及び中性触感長効果を含む。
【0033】
表1において、脆性スタイル要素は、脆性スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素であり、脆性スタイル要素は、3種類の異なるスタイル化基本要素を含むことができ、それぞれは、脆性触感短効果、脆性触感長効果、脆性触感組合せ効果である。ここで、脆性触感組合せ効果は、脆性触感短効果及び脆性触感長効果を含む。
【0034】
一実施例において、表1における「短効果」に対応するスタイル化基本要素は、短信号であり、表1における「長効果」に対応するスタイル化基本要素は、長信号であり、短信号と長信号は、異なるカテゴリの信号であり、表1における「組合せ効果」に対応するスタイル化基本要素は、信号組合せであり、信号組合せは、同一の基本スタイルカテゴリにおける長信号と短信号を同時に含む。
【0035】
一実施例において、短信号は、モータ性能に応じて、アルゴリズムに基づいて予め生成された信号であってもよく、信号の時間長が一定であり、かつ周波数がいくつかの固定されたオプションのみを有する。これに基づいて、触感設計者又はユーザは、適切な周波数の信号を選択し、強度を調整することで、対応する短信号を取得することができる。短信号と異なり、長信号は、触感設計者又はユーザが時間長、周波数及び強度を自由に編集して得られた信号であってもよい。
【0036】
一実施例において、ステップ101を実行することにより、既に設計された触感効果スタイル情報を電子デバイスの記憶モジュールに記憶することができる。例えば、触感効果スタイル情報を電子デバイスの触感効果ライブラリに記憶してもよい。
【0037】
図1に示す実施例は、触感効果スタイルに対する定義を実現することができ、かつ要素、基本スタイルカテゴリ、スタイル化基本要素間の関連関係に基づく触感効果分類論理を提供し、触感効果分類論理に基づいて、触感効果スタイルに対する良好な分類管理を実現することができる。
【0038】
本発明の一実施例において、触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する他の基本スタイルカテゴリをさらに含む。これに対応して、触感効果スタイル情報を記憶するステップは、第1要素に対応する各種の基本スタイルカテゴリを、触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリ集合の一つのサブセットとして記憶するステップと、第1要素に対応する各種の基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を、触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素集合の一つのサブセットとして記憶するステップとを含む。
【0039】
一実施例において、触感効果にスタイル化定義を行うために、基本スタイルカテゴリ集合L及びスタイル化基本要素集合Pを定義することができ、ここで、Lは、全ての基本スタイルカテゴリで構成された集合であってもよく、Pは、全ての基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素で構成された集合であってもよい。
【0040】
例えば、Lは、少なくとも図2に示された「ソフトスタイルカテゴリ、中性スタイルカテゴリ、脆性スタイルカテゴリ」という3種類の基本スタイルカテゴリを含むことができ、この3種類の基本スタイルカテゴリは、いずれも周波数という要素に対応し、この3種類の基本スタイルカテゴリは、Lの一つのサブセットとすることができる。
【0041】
また、Lは、「簡潔スタイルカテゴリ、連続スタイルカテゴリ」という2種類の基本スタイルカテゴリをさらに含むことができ、この2種類の基本スタイルカテゴリは、いずれも時間長という要素に対応し、この2種類の基本スタイルカテゴリは、Lの一つのサブセットとすることができる。
【0042】
例えば、Pは、少なくとも表1に示された「ソフト触感短効果、ソフト触感長効果、ソフト触感組合せ効果、中性触感短効果、中性触感長効果、中性触感組合せ効果、脆性触感短効果、脆性触感長効果、脆性触感組合せ効果」という9種類のスタイル化基本要素を含むことができ、これらの9種類のスタイル化基本要素は、いずれも周波数に対応する基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素であり、この9種類のスタイル化基本要素は、Pの一つのサブセットとすることができる。
【0043】
触感効果分類論理に基づいて触感効果スタイル情報をサブセットに区画することにより、各サブセットをスタイル分類にすることができ、スタイルを分類した後、ユーザが触感効果スタイル情報に対して触感効果の管理、検索等を容易にすることができ、経験を欠いたユーザでもスタイル分類を介して、記憶された触感効果スタイル情報から迅速に絞り込み、自身意向に応じた触感効果を見つけることができる。
【0044】
第1要素に基づいて第1要素に対応する基本スタイルカテゴリを取得した後、一実施例において、さらに第1要素に対応する基本スタイルカテゴリに基づいて、基本スタイルカテゴリを拡張することにより、触感効果のスタイルを拡張することができる。
【0045】
本発明の一実施例において、触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第2基本スタイルカテゴリと、第1基本スタイルカテゴリ及び第2基本スタイルカテゴリに基づいて一種又は複数種の割合に応じて対応して組み合わせて得られた一種又は複数種の組合せスタイルカテゴリと、組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素とを含む。
【0046】
これに対応して、触感効果スタイル情報を記憶するステップは、第1要素に対応する少なくとも2種類の基本スタイルカテゴリを組み合わせて得られた組合せスタイルカテゴリを、触感効果スタイル情報における組合せスタイルカテゴリ集合の一つのサブセットとして記憶するステップと、第1要素に対応する少なくとも2種類の基本スタイルカテゴリを組み合わせて得られた組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を、触感効果スタイル情報における組合せ型スタイル化基本要素集合の一つのサブセットとして記憶するステップを含むことができる。
【0047】
第1要素に対応する複数種の基本スタイルカテゴリを組み合わせることにより、新たなスタイルカテゴリを得ることができる。得られた新たなスタイルカテゴリは、組合せスタイルカテゴリであり、それが第1要素に対応する複数種の基本スタイルカテゴリで組み合わせて得られることを示す。得られた組合せスタイルカテゴリに基づいて、組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を取得することができる。
【0048】
一実施例において、基本スタイルカテゴリの種類を変更することにより、組み合わせて異なる組合せスタイルカテゴリを得ることができる。
【0049】
例えば、ソフトスタイルカテゴリと中性スタイルカテゴリを一定の割合(例えば割合1)で組み合わせることにより、組合せ型のリラックススタイルカテゴリを取得することができ、脆性スタイルカテゴリと中性スタイルカテゴリを一定の割合(例えば割合1)で組み合わせて、組合せ型の歯切れスタイルカテゴリを取得することができる。
【0050】
別の実施例において、基本スタイルカテゴリの割合を変更することにより、組み合わせて異なる組合せスタイルカテゴリを得ることができる。
【0051】
割合は、基本スタイルカテゴリが組合せスタイルカテゴリに占める割合であってもよい。一実施例において、組合せスタイルカテゴリにおける各種の基本スタイルカテゴリの触感効果信号の時間長に基づいて、割合を計算することができる。別の実施例において、組合せスタイルカテゴリにおける各種の基本スタイルカテゴリの触感効果信号の数に基づいて、割合を計算することができる。
【0052】
例えば、脆性スタイルスタイルカテゴリ及び中性スタイルカテゴリをそれぞれ異なる割合(例えば割合1、割合2、割合3)で組み合わせることにより、対応して組合せ型の歯切れスタイルカテゴリ、愉快スタイルカテゴリ、明朗スタイルカテゴリを得ることができる。
【0053】
別の実施例において、基本スタイルカテゴリの種類と割合を変更することにより、組み合わせて異なる組合せスタイルカテゴリを得ることができる。
【0054】
例えば、ソフトスタイルカテゴリと中性スタイルカテゴリを一定の割合(例えば割合1)で組み合わせることにより、組合せ型のリラックススタイルカテゴリを得ることができ、脆性スタイルカテゴリと中性スタイルカテゴリを一定の割合(例えば割合2)で組み合わせて、組合せ型の愉快スタイルカテゴリを得ることができる。
【0055】
第1要素に対応する基本スタイルカテゴリを組み合わせた後、新たなスタイルカテゴリを生成したため、スタイルカテゴリ集合が変化し、一実施例において、触感効果にスタイル化定義を行うために、組合せスタイルカテゴリ集合L’と組合せ型スタイル化基本要素集合P’を定義することができ、ここで、L’は、全ての組合せスタイルカテゴリで構成された集合であってもよく、P’は、全ての組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素で構成された集合であってもよい。
【0056】
例えば、L’は、周波数に対応する「ソフトスタイルカテゴリ、中性スタイルカテゴリ、脆性スタイルカテゴリ」という3種類の基本スタイルカテゴリに基づいて得られた各組合せスタイルカテゴリを少なくとも含むことができ、当該各組合せスタイルカテゴリは、L’の一つのサブセットとすることができる。
【0057】
例えば、P’は、周波数に対応する“ソフトスタイルカテゴリ、中性スタイルカテゴリ、脆性スタイルカテゴリ”の3種類の基本スタイルカテゴリに基づいて得られた各組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を少なくとも含むことができ、当該各組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素は、P’の一つのサブセットとすることができる。
【0058】
ここで、L’のいずれかのサブセットの任意の2つの組合せスタイルカテゴリに対して、この2つの組合せスタイルカテゴリを構成するものが基づく基本スタイルカテゴリが異なり、及び/又は、この2つの組合せスタイルカテゴリを構成するものが基づく基本スタイルカテゴリの組み合わせにおける割合が異なることにより、この2つの組合せスタイルカテゴリに差異が存在する。
【0059】
触感効果スタイルに対する定義、及び、要素、スタイルカテゴリ、スタイル化基本要素の間の関連関係の触感効果分類論理に基づいて、触感効果分類及び管理の問題を効果的に解決することができるだけでなく、触感効果の応用及び普及を推進することができる。
【0060】
実施可能なこととして、触感効果にスタイル化分類を行った後、特定の触感効果をより容易に見つけることができ、かつ必要に応じて当該触感効果を更新し、削除することができる。
【0061】
実施可能なこととして、触感効果スタイルの定義及び触感効果分類論理をユーザに向けて開放することにより、より多くのユーザが触感設計に参加することができる。触感効果スタイルに対する定義及び触感効果分類論理に基づいて、触感の設計経験を欠いた、触感信号を独立して設計することが困難であるユーザでも、迅速に絞り込み、自分の意図した触感効果を選択することができ、このようにして、触感効果を異なる業界、分野の製品に応用することに寄与し、触感の普及を推進することができる。
【0062】
一実施例において、触感効果を絞り込むという目的を達成するために、触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行することができる。別の実施例において、触感効果を設計するという目的を達成するために、触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行することができる。
【0063】
ステップ102であって、触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行し、又は触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行する。
【0064】
記憶された触感効果スタイル情報に基づいて、触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行して、例えば、既存の任意のスタイル化基本要素などの既存の触感効果スタイル情報を読み取ることができ、および、触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行して、例えば、新たに設計されたスタイル化基本要素などの新たに設計された触感効果スタイル情報を書き込むことができる。ここで、触感効果分類論理に基づいて、触感効果スタイル情報に対する読み出し操作、書き込み操作を実行することができる。
【0065】
本発明の一実施例において、触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行するステップは、第3基本スタイルカテゴリに対する構成情報に基づいて、構成情報に対応するスタイル化基本要素を生成し、第3基本スタイルカテゴリが、触感効果スタイル情報のうちのいずれかの基本スタイルカテゴリであるステップと、構成情報に対応するスタイル化基本要素を第3基本スタイルカテゴリに記憶するステップとを含む。
【0066】
例えば、ユーザがソフトスタイルの触感効果を設計する必要がある場合、ソフトスタイルカテゴリに対する構成情報を入力し、構成情報に基づいて対応するスタイル化基本要素を生成し、かつ生成されたスタイル化基本要素をソフトスタイルカテゴリに記憶することができる。これにより、触感効果分類論理に基づいて、触感効果に対する設計及び分類アーカイブ管理を実現することができる。
【0067】
記憶された触感効果スタイル情報に基づいて、基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を設計することができるだけでなく、組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を設計することができる。
【0068】
別の実施例において、触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行するステップは、触感効果スタイル情報のうちのいずれかの組合せスタイルカテゴリの構成情報に基づいて、構成情報に対応するスタイル化基本要素を生成し、かつ構成情報に対応するスタイル化基本要素を当該組合せスタイルカテゴリに記憶することを含む。
【0069】
本発明の一実施例において、触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行するステップは、絞り込み条件に基づいて、触感効果スタイル情報における絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得することを含み、ここで、絞り込み条件は、触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリの識別子、触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素の識別子、触感効果スタイル情報におけるサブセットの識別子、触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリに対応するシーン情報、及び触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素に対応するシーン情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0070】
一実施例において、絞り込み条件は、基本スタイルカテゴリの識別子を含むことができる。このようにして、基本スタイルカテゴリの識別子に基づいて、対応する基本スタイルカテゴリにおける各スタイル化基本要素を迅速に絞り込むことができる。実施可能なこととして、絞り込まれたスタイル化基本要素に基づいて、対応する触感効果の表示を行うことができる。
【0071】
一実施例において、絞り込み条件は、スタイル化基本要素の識別子を含むことができる。このようにして、スタイル化基本要素の識別子に基づいて、対応するスタイル化基本要素を迅速に絞り込むことができる。
【0072】
一実施例において、絞り込み条件は、基本スタイルカテゴリの識別子及びスタイル化基本要素の識別子を含むことができる。このようにして、基本スタイルカテゴリの識別子に基づいて、まず一次絞り込みを行うことにより、対応する基本スタイルカテゴリにおける各スタイル化基本要素を初期絞り込み、さらにスタイル化基本要素の識別子に基づいて、二次絞り込みを行うことにより、絞り込まれたスタイル化基本要素から必要なスタイル化基本要素を迅速に絞り込むことができる。この触感効果ライブラリの分類絞り込みメカニズムに基づいて、触感効果に対する正確で、迅速な絞り込みを実現することができる。
【0073】
一実施例において、スタイル化基本要素の識別子は、要素種類を含むことができ、要素種類は、例えば長信号、短信号、組合せ信号であってもよい。
【0074】
一実施例において、絞り込み条件は、触感効果スタイル情報におけるサブセットの識別子を含むことができる。このようにして、サブセットの識別子に基づいて、サブセットのコンテンツを絞り込むことができる。
【0075】
一実施例において、当該サブセットは、基本スタイルカテゴリ集合Lのサブセット、組合せスタイルカテゴリ集合L’のサブセット、スタイル化基本要素集合Pのサブセット、又は組合せ型スタイル化基本要素集合P’のサブセットなどであってもよい。
【0076】
一実施例において、いずれかのサブセットは、対応する分類ラベルを有することができ、サブセットの識別子は、サブセットに対応する分類ラベルを含むことができる。触感効果ライブラリには、サブセット及びサブセットの分類ラベルが記憶されてもよく、この場合、分類ラベルに基づいて対応するサブセットを見つけることができ、サブセットのコンテンツを検索して再利用するという目的を達成することができる。
【0077】
一実施例において、絞り込み条件は、基本スタイルカテゴリに対応するシーン情報を含むことができる。このようにして、シーン情報に基づいて、対応する基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を絞り込むことができる。
【0078】
一実施例において、絞り込み条件は、スタイル化基本要素に対応するシーン情報を含むことができる。このようにして、シーン情報に基づいて、対応するスタイル化基本要素を絞り込むことができる。
【0079】
一実施例において、絞り込み条件は、触感効果スタイル情報における組合せスタイルカテゴリの識別子、触感効果スタイル情報における組合せスタイルカテゴリに対応するシーン情報のうちの少なくとも1つをさらに含むことができる。
【0080】
上記に示された絞り込み条件に加えて、他の実施例において、他の形式の絞り込み条件が存在してもよく、例えば、絞り込み条件は、基本スタイルカテゴリ集合における一つのサブセットの識別子及びスタイル化基本要素の識別子を含み、本実施例は、これについて限定されない。
【0081】
実施可能なこととして、スタイル化基本要素を絞り込んだ後、絞り込まれたスタイル化基本要素を調整して、新たなスタイル化基本要素を生成することができる。新たなスタイル化基本要素は。新たな触感効果を提供するために用いられる。このようにして、触感効果の検索及び再利用を実現することができる。
【0082】
実施可能なこととして、スタイル化基本要素を絞り込んだ後、絞り込まれたスタイル化基本要素に基づいて、触感効果の表示を行うことができる。このようにして、触感効果の検索及び効果体験を実現することができる。
【0083】
実施可能なこととして、スタイル化基本要素を絞り込んだ後、まず絞り込まれたスタイル化基本要素に基づいて、触感効果の表示を行い、次に絞り込まれたスタイル化基本要素を調整して新たなスタイル化基本要素を生成することができる。
【0084】
本発明の一実施例において、絞り込み条件は、シーン情報を含む。これに対応して、絞り込み条件に基づいて、触感効果スタイル情報における絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得するステップは、絞り込み条件におけるシーン情報に基づいて、触感効果スタイル情報における第1スタイル化基本要素を取得するステップと、第1スタイル化基本要素に対する調整情報に基づいて、第1スタイル化基本要素を調整し、第2スタイル化基本要素を得るステップとを含むことができる。
【0085】
実施可能なこととして、基本スタイルカテゴリ、組合せスタイルカテゴリ、スタイル化基本要素は、いずれも対応するシーン情報を有することができ、対応するシーン情報は、そのスタイルカテゴリのラベルとすることができ、それによりシーン情報に基づいて、シーンに適合するスタイル化基本要素を迅速で正確に絞り込むことができる。
【0086】
例えば、設計者が微風で吹くシーンに触感効果を添加する必要がある場合、このシーンのシーン情報に基づいて、総合的な分析により、当該シーンにソフトな感覚を作る必要がある分析結果を得る。
【0087】
当該シーン情報がソフトスタイルカテゴリに対応することを示す分析結果を例として、分析結果に基づいて、ソフトスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を取得することができる。当該シーン情報がソフトスタイルカテゴリにおけるいずれかのスタイル化基本要素に対応することを示す分析結果を例として、分析結果に基づいて、当該スタイル化基本要素を取得することができる。
【0088】
設計者は、さらに、取得されたいずれかのスタイル化基本要素に対して調整操作を実行することができる。調整操作を実行することにより、調整された新たなスタイル化基本要素、すなわち新たな触感効果を得ることができる。
【0089】
1つの実施形態において、設計者は、取得されたスタイル化基本要素に対して調整操作を直接的に実行することができる。別の実施形態において、まず取得されたスタイル化基本要素に基づいて触感効果表示を行うことができる。設計者は、触感効果を体験することで、必要に応じて表示された触感効果を調整するか否かを決定することができる。
【0090】
本発明の一実施例において、絞り込み条件は、シーン情報を含む。これに対応して、絞り込み条件に基づいて、触感効果スタイル情報における絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得するステップは、絞り込み条件におけるシーン情報に基づいて、触感効果スタイル情報における第1スタイル化基本要素を取得するステップと、第1スタイル化基本要素に基づいて触感効果の表示を行うステップとを含むことができる。
【0091】
スタイル化基本要素を絞り込んだ後、触感効果の表示を行うことができ、それにより、ユーザが表示された触感効果を直感的に体験することに寄与し、ユーザが既存の触感効果が必要に適合するか否か、及び既存の触感効果を調整して新たな触感効果を生成する必要があるか否かを特定することに寄与する。
【0092】
設計者が触感効果を設計した後、分類に応じて設計された触感効果を触感効果ライブラリに記憶し、かつ設計者が従来の作業で類似するシーン又は雰囲気を扱う必要がある場合、触感効果ライブラリ中の触感効果を分類して検索することができ、又はシーン情報に基づいて触感効果ライブラリから近似した触感効果を絞り込むことができ、その後に現在のシーンに基づいて検索し、絞り込まれた触感効果を体験することができ、及び触感効果を必要に応じて調整することにより、所望の触感効果を得ることができ、最初から新たな触感効果を作成する必要がなく、触感効果の設計効率を向上させる。
【0093】
スタイル化分類管理の触感効果ライブラリをユーザに向けて開放した後、触感効果ライブラリの分類絞り込みメカニズムに基づいて、既存の触感効果設計成果に対してアーカイブ管理を行うことができるだけでなく、設計および開発担当者が将来の設計作業に既存の設計成果を検索し、効果を体験し、再利用などを容易に行うことができ、このように設計コストを低減することができ、及びより多くの人はスタイルクラスラベルにより適切な触感効果を見つけることができ、かつ触感効果をより多くの業界、分野の製品に応用することができ、触感効果の普及に役立つ。
【0094】
図3に示すように、本発明の実施例は、触感効果管理装置300をさらに提供し、当該触感効果管理装置300は、記憶モジュール301及び処理モジュール302を含むことができる。ここで、記憶モジュール301は、触感効果スタイル情報を記憶するために用いられ、触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第1基本スタイルカテゴリと、第1基本スタイルカテゴリにおける触感効果を提供するためのスタイル化基本要素とを含み、ここで、第1要素は、異なるカテゴリのスタイルの触感効果を生成するための影響要因であり、処理モジュール302は、触感効果スタイル情報に対する読み出し操作又は書き込み操作を実行するために用いられる。
【0095】
図4は、本発明の実施例に係るコンピュータ装置の模式図である。図4に示すように、当該実施例のコンピュータ装置20は、プロセッサ21及びメモリ22を含み、メモリ22は、プロセッサ21に実行可能なコンピュータプログラム23を記憶するために用いられ、当該コンピュータプログラム23がプロセッサ21によって実行されると、本発明の方法の実施例におけるステップが実施され、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。又は、当該コンピュータプログラム23がプロセッサ21により実行されると、本発明の装置実施例における各モデル/ユニットの機能が実現され、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
【0096】
コンピュータ装置20は、プロセッサ21と、メモリ22とを含むがこれらに限定されない。当業者であれば理解できるように、図4は、コンピュータ装置20の例だけであり、コンピュータ装置20に対する制限を形成するものではなく、図示よりも多く又はよりも少ない部品、又はいくつかの部品を組み合わせ、又は異なる部品を含んでもよく、例えば、コンピュータ装置は、入力出力装置、ネットワークアクセス装置、バスなどを更に含んでもよい。
【0097】
プロセッサ21は、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)であってもよく、更に他の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアアセンブリ等であってもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく又は該プロセッサが任意の一般的なプロセッサ等であってもよい。
【0098】
メモリ22は、コンピュータ装置20の内部記憶ユニットであってもよく、例えば、コンピュータ装置20のハードディスク又はメモリである。メモリ22はコンピュータ装置20の外部記憶装置であってもよく、例えばコンピュータ装置20に備えられた挿着式ハードディスク、インテリジェントメモリカード(Smart Media、SM)、セキュアデジタル(Secure Digital、SD)カード、フラッシュメモリカード(FlashCard)等であってもよい。更に、メモリ22は、コンピュータ装置20の内部記憶ユニットを含むだけでなく外部記憶装置を含む。メモリ22は、コンピュータプログラム23及びコンピュータ装置に必要な他のプログラムやデータを記憶する。また、メモリ22は、出力または出力すべきデータを一時的に記憶してもよい。
【0099】
本発明の1つの実施例は、電子デバイスをさらに提供し、電子デバイスは、コンピュータプログラム命令を記憶するためのメモリ、コンピュータプログラム命令を実行するためのプロセッサ及び通信装置を含み、ここで、コンピュータプログラム命令が当該プロセッサにより実行される時、電子デバイスが本発明の実施例のいずれかの方法を実行するようにトリガする。
【0100】
本発明の1つの実施例はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶され、それがコンピュータ上で実行されると、コンピュータに本発明の実施例のいずれか一項の方法を実行させる。
【0101】
本発明に係るいくつかの実施例において、理解すべきことは、開示されたシステム、装置及び方法は、他の方式で実現することができる。例えば、前記説明した装置実施例は、模式的なものだけであり、例えば、前記ユニットの分割は、論理機能の分割のみであり、実際に実現する時に別の分割方式を有してもよく、例えば、複数のユニット又はアセンブリは、別のシステムに結合するか又は集積することができ、又はいくつかの特徴は無視するか、又は実行しない。また、表示されるか又は議論された相互間の結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを介して間接結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形式であってもよい。
【0102】
前記分離部材として説明されたユニットは、物理的に分離されていてもよいし、物理的に分離されなくてもよく、ユニットとして表示された部材は、物理ユニットであってもよいし、物理的な単位でなくてもよく、すなわち1つの場所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の必要に応じてその中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例の解決手段の目的を達成することができる。
【0103】
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されてもよく、各ユニットが単独で物理的に存在してもよく、2つ又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。前記集積されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェア機能ユニットとを組み合わせた形式で実現されてもよい。
【0104】
前記ソフトウェア機能ユニットの形式で実現された集積されたユニットは、1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶することができる。前記ソフトウェア機能ユニットは、1つの記憶媒体に記憶され、複数の命令を含み一台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置等であってもよい)又はプロセッサ(Processor)が本発明の各実施例に記載の方法の一部のステップを実行するために用いられている。前述の記憶媒体は、Uディスク、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどの各種プログラムコードを記憶することができる媒体を含む。
【0105】
本発明の実施例において、用語「含む」、「含み」又はその任意の他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図し、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、商品又はデバイスはそれらの要素を含むだけでなく、明確に列挙されない他の要素を含み、又はこのようなプロセス、方法、商品又はデバイスに固有の要素を含む。より多くの制限がない場合、「1つの~を含む」という語句によって限定された要素を含み、前記要素を含むプロセス、方法、商品又はデバイスにおいて他の同じ要素が存在することを排除しない。
【0106】
本発明は、コンピュータにより実行されるコンピュータ実行可能な命令の一般的なコンテキストで説明し、例えばプログラムモジュールである。一般的には、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか又は特定の抽象データカテゴリを実現するルーチン、プログラム、オブジェクト、アセンブリ、データ構造等を含む。分散コンピューティング環境において本発明を実施してもよく、これらの分散コンピューティング環境において、通信ネットワークを介して接続された遠隔処理デバイスによりタスクを実行する。分散コンピューティング環境において、プログラムモジュールは、記憶装置を含むローカル及び遠隔コンピュータ記憶媒体に位置することができる。
【0107】
本発明における各実施例は、いずれも段階的に説明され、各実施例の間の同一および類似の部分は互いに参照可能であり、各実施形態は他の実施形態との相違点に焦点を当てる。特に、装置実施例に対して、それは方法の実施例と基本的に類似するため、説明は比較的簡単であり、関連する部分については、方法の実施例の一部の説明を参照すればよい。
【0108】
当業者であれば、本発明の実施例に記載された各ユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現することができることを認識することができる。これらの機能がハードウェア又はソフトウェアの方式で実行されるかは、技術案の特定の応用及び設計制約条件に依存する。専門技術者は各特定の応用に対して異なる方法を使用して説明された機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えると考えられるべきではない。
【0109】
当業者であれば明確に分かるように、説明しやすく且つ簡潔にするために、上述したシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程が前述の方法実施例における対応するプロセスを参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0110】
本発明の実施形態の一部の使用する用語は、本発明の具体的な実施例を説明するだけに用いられ、本発明を限定するものではない。以上は本発明の実施形態に過ぎず、当業者であれば本発明の思想を逸脱することなく改良を加えることができるが、これらは全て本発明の保護範囲に含まれると理解すべきである。
【0111】
(付記1)
触感効果管理方法であって、
触感効果スタイル情報を記憶することと、
前記触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行し、又は前記触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行することと、を含み、
前記触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第1基本スタイルカテゴリと、前記第1基本スタイルカテゴリにおける触感効果を提供するためのスタイル化基本要素とを含み、
前記第1要素は、異なるカテゴリのスタイルの触感効果を生成するための影響要因である、ことを特徴とする触感効果管理方法。
【0112】
(付記2)
前記触感効果スタイル情報は、前記第1要素に対応する他の基本スタイルカテゴリをさらに含み、
前記触感効果スタイル情報を記憶することは、
前記第1要素に対応する各種の基本スタイルカテゴリを、前記触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリ集合の一つのサブセットとして記憶することと、
前記第1要素に対応する各種の基本スタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を、前記触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素集合の一つのサブセットとして記憶することと、を含む、ことを特徴とする付記1に記載の触感効果管理方法。
【0113】
(付記3)
前記触感効果スタイル情報は、前記第1要素に対応する第2基本スタイルカテゴリと、前記第1基本スタイルカテゴリ及び前記第2基本スタイルカテゴリに基づいて一種又は複数種の割合に応じて対応して組み合わせて得られた一種又は複数種の組合せスタイルカテゴリと、前記組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素とをさらに含み、
前記触感効果スタイル情報を記憶することは、
前記第1要素に対応する少なくとも2種類の基本スタイルカテゴリを組み合わせて得られた組合せスタイルカテゴリを、前記触感効果スタイル情報における組合せスタイルカテゴリ集合の一つのサブセットとして記憶することと、
前記第1要素に対応する少なくとも2種類の基本スタイルカテゴリを組み合わせて得られた組合せスタイルカテゴリにおけるスタイル化基本要素を、前記触感効果スタイル情報における組合せ型スタイル化基本要素集合の一つのサブセットとして記憶することと、を含む、ことを特徴とする付記1に記載の触感効果管理方法。
【0114】
(付記4)
前記触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行することは、
第3基本スタイルカテゴリに対する構成情報に基づいて、前記構成情報に対応するスタイル化基本要素を生成し、前記第3基本スタイルカテゴリは、前記触感効果スタイル情報のうちのいずれかの基本スタイルカテゴリであることと、
前記構成情報に対応するスタイル化基本要素を前記第3基本スタイルカテゴリに記憶することと、を含む、ことを特徴とする付記1に記載の触感効果管理方法。
【0115】
(付記5)
前記触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行することは、
絞り込み条件に基づいて、前記触感効果スタイル情報における前記絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得することを含み、
前記絞り込み条件は、前記触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリの識別子、前記触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素の識別子、前記触感効果スタイル情報におけるサブセットの識別子、前記触感効果スタイル情報における基本スタイルカテゴリに対応するシーン情報、及び前記触感効果スタイル情報におけるスタイル化基本要素に対応するシーン情報のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする付記1に記載の触感効果管理方法。
【0116】
(付記6)
前記絞り込み条件は、シーン情報を含み、
前記絞り込み条件に基づいて、前記触感効果スタイル情報における前記絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得することは、
前記絞り込み条件におけるシーン情報に基づいて、前記触感効果スタイル情報における第1スタイル化基本要素を取得することと、
前記第1スタイル化基本要素に対する調整情報に基づいて、前記第1スタイル化基本要素を調整して、第2スタイル化基本要素を得ることと、を含む、ことを特徴とする付記5に記載の触感効果管理方法。
【0117】
(付記7)
前記絞り込み条件は、シーン情報を含み、
前記絞り込み条件に基づいて、前記触感効果スタイル情報における前記絞り込み条件に適合するスタイル化基本要素を取得することは、
前記絞り込み条件におけるシーン情報に基づいて、前記触感効果スタイル情報における第1スタイル化基本要素を取得することと、
前記第1スタイル化基本要素に基づいて触感効果の表示を行うことと、を含む、ことを特徴とする付記5に記載の触感効果管理方法。
【0118】
(付記8)
触感効果管理装置であって、
記憶モジュール及び処理モジュールを含み、
前記記憶モジュールは、触感効果スタイル情報を記憶するために用いられ、前記触感効果スタイル情報は、第1要素に対応する第1基本スタイルカテゴリと、前記第1基本スタイルカテゴリにおける触感効果を提供するためのスタイル化基本要素とを含み、
前記第1要素は、異なるカテゴリのスタイルの触感効果を生成するための影響要因であり、
前記処理モジュールは、前記触感効果スタイル情報に対する読み出し操作を実行し、又は前記触感効果スタイル情報に対する書き込み操作を実行するために用いられる、ことを特徴とする触感効果管理装置。
【0119】
(付記9)
電子デバイスであって、コンピュータプログラム命令を記憶するためのメモリ、コンピュータプログラム命令を実行するためのプロセッサ及び通信装置を含み、
前記コンピュータプログラム命令が当該プロセッサによって実行されると、前記電子デバイスが付記1~7のいずれか一つに記載の触感効果管理方法を実行するようにトリガされる、ことを特徴とする電子デバイス。
【0120】
(付記10)
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、それがコンピュータ上で実行されると、コンピュータに付記1~7のいずれか一つに記載の触感効果管理方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
図1
図2
図3
図4
【国際調査報告】