(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-28
(54)【発明の名称】触覚フィードバック方法および装置
(51)【国際特許分類】
G06F 3/01 20060101AFI20241018BHJP
【FI】
G06F3/01 560
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023532308
(86)(22)【出願日】2023-03-01
(85)【翻訳文提出日】2023-05-26
(86)【国際出願番号】 CN2023078971
(87)【国際公開番号】W WO2024087433
(87)【国際公開日】2024-05-02
(31)【優先権主張番号】202211320727.9
(32)【優先日】2022-10-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523182360
【氏名又は名称】エーエーシー アコースティック テクノロジーズ (シャンハイ) カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100199819
【氏名又は名称】大行 尚哉
(74)【代理人】
【識別番号】100087859
【氏名又は名称】渡辺 秀治
(72)【発明者】
【氏名】張暁宇
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA08
5E555AA13
5E555BA04
5E555BB04
5E555BC10
5E555CA12
5E555CB44
5E555DA24
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】本発明は、触覚フィードバック方法、装置、および記憶媒体を提供する。
【解決手段】この方法は、第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して、モールス暗号文情報を含むセッション情報を生成することと、第2電子機器がデータプラットフォームからセッション情報を取得し、セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成するように、第1ユーザにより入力された送信操作に応答してセッション情報をデータプラットフォームに送信することとを含む。本発明の実施例によって提供される技術案では、モールス暗号の特性を利用して、モールス暗号を通じて情報を伝達することにより、情報伝達過程が簡略化され、情報伝達過程における興趣性が向上し、ユーザ体験感が向上する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して、モールス暗号文字情報を含むセッション情報を生成することと、
第2電子機器がデータプラットフォームから前記セッション情報を取得し、前記セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成するように、第1ユーザにより入力された送信操作に応答して前記セッション情報をデータプラットフォームに送信することと、
を含む、
ことを特徴とする触覚フィードバック方法。
【請求項2】
前記セッション情報編集操作は、文字情報編集操作を含み、
前記セッション情報は、文字情報を含み、
前記文字情報は、モールス暗号文字情報である、
ことを特徴とする請求項1に記載の触覚フィードバック方法。
【請求項3】
前記セッション情報編集操作は、情緒状態編集操作をさらに含み、
前記セッション情報は、文字情報と同期して送信される情緒状態情報をさらに含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の触覚フィードバック方法。
【請求項4】
前記情緒状態情報は、情緒状態と、前記情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータとを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の触覚フィードバック方法。
【請求項5】
前記触覚フィードバックパラメータは、触覚フィードバック強度、触覚フィードバック周波数、触覚フィードバック時間のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の触覚フィードバック方法。
【請求項6】
データプラットフォームから送信されたセッション情報を受信することと、
前記セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成することと、を含み、
ここで、前記セッション情報は、第1電子機器が第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して生成し、第1ユーザにより入力された送信操作に応答してデータプラットフォームに送信するものであり、前記セッション情報は、モールス暗号文字情報を含む、
ことを特徴とする触覚フィードバック方法。
【請求項7】
前記セッション情報は、文字情報を含み、
前記文字情報は、モールス暗号文字情報であり、
前記触覚フィードバックは、前記文字情報に基づいて生成された第1触覚フィードバックを含む、
ことを特徴とする請求項6に記載の触覚フィードバック方法。
【請求項8】
前記セッション情報は、前記文字情報と同期して送信される情緒状態情報をさらに含み、
前記触覚フィードバックは、前記情緒状態情報に基づいて生成された第2触覚フィードバックをさらに含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の触覚フィードバック方法。
【請求項9】
第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して、モールス暗号文字情報を含むセッション情報を生成する第1生成モジュールと、
第2電子機器がデータプラットフォームから前記セッション情報を取得し、前記セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成するように、第1ユーザにより入力された送信操作に応答して前記セッション情報をデータプラットフォームに送信する送信モジュールと、
を備える、
ことを特徴とする触覚フィードバック装置。
【請求項10】
データプラットフォームから送信されたセッション情報を受信する受信モジュールと、
前記セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成する第2生成モジュールと、を備え、
ここで、前記セッション情報は、第1電子機器が第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して生成し、第1ユーザにより入力された送信操作に応答してデータプラットフォームに送信するものであり、前記セッション情報は、モールス暗号文字情報を含む、
ことを特徴とする触覚フィードバック装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子通信の技術分野に関し、特に、触覚フィードバック方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
社交は、人類社会が最も重要な社会活動の一つであり、社交方式においては、人々は早期に主に言語と肢体に依存して対面コミュニケーションを行っていた。人類文明の発展に伴い、言語文字という媒体が現れ、言語文字の記録可能性から、社交方式は対面コミュニケーションに限らず、手紙などのコミュニケーション媒体と言語文字が融合したコミュニケーション方式が現れた。第2次産業革命は人類社会に電話をもたらし、ラジオ技術の進化と生産力レベルの大幅な向上は携帯電話を多くの家々に進出させ、後産業革命時代(第3次産業革命とも呼ばれる)に誕生したインターネットはさらに人々のコミュニケーションと表現モデルを大きく変え、モバイルインターネットの普及は、さらに人類社会のコミュニケーションの便利さと知恵の程度を今までにない高さに高めた。しかしながら、従来技術では、様々なソーシャルプラットフォームが提供する情報伝達方式は依然として複雑で、情報伝達過程は退屈で、ユーザー体験感は低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに鑑みて、本発明は、従来技術における情報伝達方式が複雑で、情報伝達過程が退屈で、ユーザの体験感が低いという問題を解決するための触覚フィードバック方法、装置および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明実施例の第1態様では、触覚フィードバック方法を提供し、第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して、モールス暗号文字情報を含むセッション情報を生成することと、第2電子機器がデータプラットフォームから前記セッション情報を取得し、前記セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成するように、第1ユーザにより入力された送信操作に応答して前記セッション情報をデータプラットフォームに送信することと、を含む。
【0005】
一つの可能な実施形態では、前記セッション情報編集操作は、文字情報編集操作を含み、前記セッション情報は、文字情報を含み、前記文字情報は、モールス暗号文字情報である。
【0006】
一つの可能な実施形態では、前記セッション情報編集操作は、情緒状態編集操作をさらに含み、前記セッション情報は、文字情報と同期して送信される情緒状態情報をさらに含む。一つの可能な実施形態では、前記情緒状態情報は、情緒状態と、前記情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータとを含む。
【0007】
一つの可能な実施形態では、前記触覚フィードバックパラメータは、触覚フィードバック強度、触覚フィードバック周波数、触覚フィードバック時間のうちの少なくとも1つを含む。
【0008】
本発明実施例の第2態様では、触覚フィードバック方法を提供し、データプラットフォームから送信されたセッション情報を受信することと、前記セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成することと、を含み、ここで、前記セッション情報は、第1電子機器が第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して生成し、第1ユーザにより入力された送信操作に応答してデータプラットフォームに送信するものであり、前記セッション情報は、モールス暗号文字情報を含む。
【0009】
一つの可能な実施形態では、前記セッション情報は、文字情報を含み、前記文字情報は、モールス暗号文字情報であり、前記触覚フィードバックは、前記文字情報に基づいて生成された第1触覚フィードバックを含む。
【0010】
一つの可能な実施形態では、前記セッション情報は、前記文字情報と同期して送信される情緒状態情報をさらに含み、前記触覚フィードバックは、前記情緒状態情報に基づいて生成された第2触覚フィードバックをさらに含む。
【0011】
本発明実施例の第3態様では、触覚フィードバック装置を提供し、第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して、モールス暗号文字情報を含むセッション情報を生成する第1生成モジュールと、第2電子機器がデータプラットフォームから前記セッション情報を取得し、前記セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成するように、第1ユーザにより入力された送信操作に応答して前記セッション情報をデータプラットフォームに送信する送信モジュールと、を備える。
【0012】
本発明実施例の第4態様では、触覚フィードバック装置を提供し、データプラットフォームから送信されたセッション情報を受信する受信モジュールと、前記セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成する第2生成モジュールとを備え、ここで、前記セッション情報は、第1電子機器が第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して生成し、第1ユーザにより入力された送信操作に応答してデータプラットフォームに送信するものであり、前記セッション情報は、モールス暗号文字情報を含む。
【発明の効果】
【0013】
本発明実施例によって提供される技術案では、第1電子機器は、第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答してセッション情報を生成し、第2電子機器がデータプラットフォームから前記セッション情報を取得し、前記セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成するように、第1ユーザにより入力された送信操作に応答して前記セッション情報をデータプラットフォームに送信する。本発明実施例によって提供される技術案では、モールス暗号の特性を利用して、モールス暗号を通じて情報を伝達することにより、情報伝達過程が簡略化され、情報伝達過程における興趣性が向上し、ユーザ体験感が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本発明実施例における技術案をより明確に説明するために、実施例において使用する必要がある図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における図面は、本発明のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとっては、創造的な労働を行うことなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【
図1】
図1は、本発明実施例による触覚フィードバック方法のフローチャートである。
【
図2】
図2は、本発明実施例による第1電子機器の送信インタフェースの概略図である。
【
図3】
図3は、本発明実施例による別の触覚フィードバック方法のフローチャートである。
【
図4】
図4は、本発明実施例による情緒状態設定インタフェースの概略図である。
【
図5】
図5は、本発明実施例による別の触覚フィードバック方法のフローチャートである。
【
図6】
図6は、本発明実施例による第2電子機器の受信インターフェースの概略図である。
【
図7】
図7は、本発明実施例による別の触覚フィードバック方法のフローチャートである。
【
図8】
図8は、本発明実施例による触覚フィードバック装置の構成を示す図である。
【
図9】
図9は、本発明実施例による別の触覚フィードバック装置の構成を示す図である。
【
図10】
図10は、本発明実施例による第1電子機器の概略図である。
【
図11】
図11は、本発明実施例による第2電子機器の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明実施例の目的、技術案および利点をより明確にするために、本発明実施例における図面を参照して、本発明実施例における技術案を明確かつ完全に説明する。明らかに、説明された実施例は本発明の一部の実施例に過ぎず、すべての実施例ではない。本発明における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行うことなく取得した他のすべての実施例は、本発明の保護範囲に属する。
【0016】
本発明実施例において用いられる用語は、特定の実施例を説明するためだけのものであり、本発明を限定するものではない。本発明の実施例および特許請求の範囲において使用される単数形の「一種」、「前記」及び「当該」は、文脈が他の意味を明確に示さない限り、多くの形を含むことも意図しており、他の意味を明確に示すものではない。
【0017】
なお、本明細書において使用される「および/または」は、関連オブジェクトを記述する関連関係のみであり、3つの関係があることを意味し、例えば、甲および/または乙は、甲が単独で存在し、甲と乙が同時に存在し、乙が単独で存在することを意味することができる。また、本明細書中の文字「/」は、一般に、前後の関連オブジェクトが「または」の関係であることを示す。
【0018】
文脈によっては、ここで使用されている「もし」という言葉は、「・・・とき」、「・・・と」、「決定に応答する」または「検出に応答する」と解釈されることができる。同様に、文脈に応じて、語句「決定した場合」または「検出した場合(記述された条件またはイベント)」というフレーズは、「決定した場合」、「決定に応答した場合」、「検出(記述された条件またはイベント)した場合」または「検出に応答した(記述された条件またはイベント)」と解釈されることができる。
【0019】
図1は、本発明の実施例による触覚フィードバック方法のフローチャートであり、
図1に示すように、この方法は以下のステップを含む。
【0020】
ステップ101:第1電子機器は、第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答してセッション情報を生成する。
【0021】
本発明の実施例において、第1電子機器は、携帯電話、タブレット、携帯PC、ウェアラブルデバイスなどを含むが、これらに限定されない。
【0022】
このステップでは、セッション情報は文字情報を含み、文字情報はモールス暗号文字情報であり、モールス暗号文字情報は、第1文字情報および/または第2文字情報を含む。
【0023】
オプションとして、文字情報編集操作は、第1ユーザが第1電子機器の送信インタフェースで少なくとも1回の文字編集ボタンをクリックする操作を含む。
【0024】
図2は、本発明の実施例による第1電子機器の送信インタフェースを示す図であり、
図2に示すように、第1電子機器の送信インタフェースは、文字編集ボタン、戻るボタン、モールス暗号入力エリア、通常文字表示エリアを有する。文字編集ボタンは、第1文字ボタン、第2文字ボタン、スペースボタン、削除ボタン、および完了ボタンを含む。第1ユーザが戻るボタンをクリックすると、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された戻るボタンのクリック操作に応答して、前段の操作インタフェースに戻り、第1ユーザが第1文字ボタンをクリックすると、第1電子機器は、ユーザにより入力された第1文字ボタンのクリック操作に応答して、第1文字情報を生成し、第1ユーザが第2文字ボタンをクリックすると、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された第2文字ボタンのクリック操作に応答して、第2文字情報を生成し、第1ユーザがスペースボタンをクリックすると、第1電子機器は、第1ユーザにより入力されたスペースボタンのクリック操作に応答して、異なるグループの通常文字に対応するモールス暗号文字を区切るためのスペース区切り文字を生成する。第1ユーザが削除ボタンをクリックすると、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された削除ボタンのクリック操作に応答して、モールス暗号入力エリアの最後のモールス暗号文字を削除し、第1ユーザが完了ボタンをクリックすると、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された完了ボタンのクリック操作に応答して、異なるグループのモールス暗号文字を区切るための完了区切り文字を生成する。このうち、第1文字ボタンは「・」ボタンを含み、第2文字ボタンは「-」ボタンを含み、第1文字情報は「・」文字情報を含み、第2文字情報は「-」文字情報である。
【0025】
第1ユーザは、第1電子機器の送信インタフェースにおける文字編集ボタンを少なくとも1回クリックし、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された少なくとも1つの文字編集ボタンのクリック操作に応答して文字情報を生成する。例えば、第1ユーザは、第1文字ボタンを3回クリックし、完了ボタンを1回クリックすると、「・・・」文字情報と1つの完了区切り文字が生成される。第1ユーザは、第1文字ボタン、第2文字ボタンおよび完了ボタンを1回クリックすると、「・-」文字情報と1つの完了区切り文字が生成される。第1ユーザは、第1文字ボタンを3回クリックし、第2文字ボタンを1回クリックし、完了ボタンを1回クリックすると、「・・・-」文字情報と1つの完了区切り文字が生成される。第1ユーザは、第1文字ボタンと完了ボタンを1回クリックすると、「・」文字情報が生成される。第1ユーザは、スペースボタンを1回クリックすると、1つのスペース区切り文字が生成される。第1ユーザは、1回の第2文字ボタン、1回の第1文字ボタン、2回の第2文字ボタン、及び1回の完了ボタンをクリックすると、「-・--」文字情報および1つの完了区切り文字が生成される。第1電子機器は、第1ユーザにより入力された複数の文字編集ボタンのクリック操作に応答して、「・・・ ・- ・・・- ・ -・--」の文字情報を生成する。
【0026】
第1電子機器は、第1ユーザにより入力された文字編集操作に応答してモールス暗号文字情報を生成し、モールス暗号入力エリアによりモールス暗号文字情報を表示する。第1電子機器は、あらかじめ設定された通常文字とモールス暗号文字との対応関係に従って、モールス暗号文字情報を文字変換して、モールス暗号文字情報に対応する通常文字情報を生成し、通常文字表示エリアにより、モールス暗号文字情報に対応する通常文字情報を表示する。
【0027】
以下の表1に示すように、通常文字とモールス暗号文字との対応関係を表1に示す。
【0028】
【0029】
上記の表1に示すように、通常文字Sに対応するモールス暗号文字は「・・・」、通常文字Aに対応するモールス暗号文字は「・-」、通常文字「V」に対応するモールス暗号文字は「・・・-」、アルファベット「E」に対応するモールス暗号文字は「・」、通常文字「Y」に対応するモールス暗号文字は「-・--」である。例えば、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された文字情報編集操作に応答して生成されたモールス暗号文字情報が「・・・ ・- ・・・- ・ -・--」となり、第1電子機器は、モールス暗号入力エリアにより「・・・ ・- ・・・- ・ -・--」モールス暗号文字情報を表示する。第1電子機器は、あらかじめ設定された通常文字とモールス暗号文字との対応関係に従って、モールス暗号文字情報を文字変換して「Save Y」の通常文字情報を生成し、「Save Y」の通常文字情報を通常文字表示エリアにより表示する。
【0030】
別のオプションとして、文字情報編集操作は、第1ユーザが第1電子機器の裏蓋を叩く操作を含む。第1ユーザにより第1タップ操作が入力され、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された第1タップ操作に応答して第1文字情報を生成し、第1ユーザにより第2タップ操作が入力され、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された第2タップ操作に応答して第2文字情報を生成し、第1ユーザにより第3タップ操作が入力され、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された第3タップ操作に応答してスペース区切り文字を生成する。
図2に示すように、第1ユーザが少なくとも1回文字編集ボタンをクリックすると、第1電子機器は、第1ユーザーにより入力された少なくとも1つの文字ボタンクリック操作に応答して、文字情報および/または図形情報を含む入力中の状態情報を生成する。例えば、入力中の状態情報は、第1ユーザ側の3つの円形を含む。
【0031】
ステップ102:第1電子機器は、第1ユーザにより入力された送信操作に応答して、データプラットフォームにセッション情報を送信する。
【0032】
一種のオプションとして、送信操作には、送信ボタンクリック操作が含まれる。
【0033】
図2に示すように、第1電子機器の送信インタフェースは、送信ボタンをさらに含む。第1ユーザは、モールス暗号入力エリアに表示されたモールス暗号文字情報に誤りがないことを確認した後、送信ボタンをクリックし、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された送信ボタンクリック操作に応答して、モールス暗号文字情報とモールス暗号文字情報に対応する通常文字情報をデータプラットフォームに送信し、データプラットフォームは、モールス暗号文字情報とモールス暗号文字情報に対応する通常文字情報を第2電子機器に送信する。
【0034】
別のオプションとして、送信操作には、予め設定された時間間隔内で裏蓋を叩かない動作が含まれる。予め設定された時間間隔内に、第2ユーザが第1電子機器の裏蓋に第1タップ操作または第2タップ操作を入力しなければ、第2電子機器は、生成された文字情報をデータプラットフォームに送信し、データプラットフォームは文字情報を、第1ユーザがプリセットした情報伝達対象の所持する電子機器に送信する。例えば、第1ユーザがプリセットした情報伝達対象が第2ユーザであり、第2ユーザが所持する電子機器は第2電子機器であれば、データプラットフォームは、文字情報を第2電子機器に送信する。
【0035】
ステップ103:第2電子機器は、データプラットフォームからセッション情報を取得し、セッション情報に基づいて第1触覚フィードバックを生成する。
【0036】
このステップにおいて、第1触覚フィードバックは、第1文字触覚フィードバック、第2文字触覚フィードバック、第3文字触覚フィードバック、第4文字触覚フィードバックのうちの少なくとも1つを含む。このうち、第1文字情報が第1文字触覚フィードバックに対応し、第2文字情報が第2文字触覚フィードバックに対応し、第3文字情報が第3文字触覚フィードバックに対応し、第4文字情報が第4文字触覚フィードバックに対応する。例えば、第1文字情報は「・」であり、第1文字触覚フィードバックは短振動1回であり、第2文字情報は「-」であり、第2文字触覚フィードバックは長振動1回であり、第3文字情報は完了区切り文字であり、第3文字触覚フィードバックは高速短振動2回であり、第4文字情報はスペース区切り文字であり、第4文字触覚フィードバックは高速長振動2回である。例えば、完了区切り文字が「」文字であり、第2電子機器が受信した文字情報が「・- ・・・」モールス暗号文字情報と「AS」通常文字情報であり、そのうち、「・-」文字と「・・・」文字との間に完了区切り文字が存在する場合、第2電子機器が生成する第1触覚フィードバックには、短振動1回、長振動1回、高速短振動2回、短振動1回、短振動1回、短振動1回が含まれる。
【0037】
本発明実施例によって提供される技術案では、第1電子機器は、第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答してセッション情報を生成し、第2電子機器がデータプラットフォームからセッション情報を取得し、セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成するように、第1ユーザにより入力された送信操作に応答してセッション情報をデータプラットフォームに送信する。本発明実施例によって提供される技術案では、モールス暗号の特性を利用して、モールス暗号を通じて情報を伝達することにより、情報伝達過程が簡略化され、情報伝達過程における興趣性が向上し、ユーザ体験感が向上する。
【0038】
本発明実施例によって提供される技術案では、第1ユーザは、第1電子機器の裏蓋を叩くことで文字情報を生成することができ、第1電子機器を持ち出すことなく情報の伝達を完了させることができ、情報伝達の利便性が向上する。
【0039】
図3は、本発明実施例による別の触覚フィードバック方法のフローチャートであり、
図3に示すように、この方法は以下のステップを含む。
【0040】
ステップ201:第1電子機器は、第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答してセッション情報を生成する。
【0041】
本発明実施例において、第1電子機器は、携帯電話、タブレット、携帯PC、ウェアラブルデバイスなどを含むが、これらに限定されない。
【0042】
このステップにおいて、セッション情報は、文字情報と情緒状態情報を含む。文字情報の説明については、ステップ101に対する説明を参照可能であるため、ここでは説明を繰り返さない。
【0043】
第1電子機器は、第1ユーザにより入力された情緒状態編集操作に応じて情緒状態情報を生成する。情緒状態情報は、情緒状態と、情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータとを含む。
【0044】
図2に示すように、第1電子機器の送信インタフェースは、メニューボタンをさらに含む。第1ユーザがメニューボタンをクリックすると、第1電子機器は、第1ユーザにより入力されたメニューボタンのクリック操作に応答して、情緒状態情報設定インタフェースをポップアップする。
【0045】
図4は、本発明実施例による情緒状態設定インタフェースの概略図であり、
図4に示すように、情緒状態設定インタフェースは、3つの情緒状態、触覚フィードバック強度スライドバー、触覚フィードバック周波数スライドバー、触覚フィードバック時間スライドバー、および戻るボタンを含む。3つの情緒状態は、それぞれ「楽しい」、「普通」、「楽しくない」である。第1ユーザは情緒状態を選択した後、触覚フィードバック強度スライドバー上のある位置点をクリックするか、または触覚フィードバック強度スライドバーをある位置点までスライドさせて、この情緒状態に対応する触覚フィードバック強度を設定する。第1ユーザは情緒状態を選択した後、触覚フィードバック周波数スライドバー上のある位置点をクリックするか、または触覚フィードバック周波数スライドバーをある位置点までスライドさせて、この情緒状態に対応する触覚フィードバック周波数を設定する。第1ユーザは情緒状態を選択した後、触覚フィードバック時間スライドバー上のある位置点をクリックするか、または触覚フィードバック時間スライドバーをある位置点までスライドさせて、この情緒状態に対応する触覚フィードバック時間を設定する。第1ユーザの情緒が高くない場合、情緒状態を「楽しくない」という情緒状態に選択し、「楽しくない」という情緒状態に対応する触覚フィードバック強度を低い強度に設定し、触覚フィードバック周波数を低い周波数に設定し、触覚フィードバック時間を長時間に設定することができる。第1ユーザの情緒が高い場合、情緒状態を「楽しい」という情緒状態に選択し、「楽しい」という情緒状態に対応する触覚フィードバック強度を高い強度に設定し、触覚フィードバック周波数を高い周波数に設定し、触覚フィードバック時間を短時間に設定することができる。例えば、第1ユーザの情緒が温かみ、親密、信頼などのポジティブな情緒である場合には、情緒状態を「楽しい」という情緒状態に選択し、第1ユーザの情緒が痛み、不快、侵襲性などのネガティブな情緒である場合には、情緒状態を「楽しくない」という情緒状態に選択することができる。
【0046】
一種のオプションとして、情緒状態設定インタフェースが、触覚フィードバック強度数値ボックス、触覚フィードバック周波数数値ボックスおよび触覚フィードバック時間数値ボックスをさらに含んでもよく、第1ユーザは、対応する数値ボックス内において情緒状態に対して具体的な触覚フィードバックパラメータ数値を設定することができる。例えば、第1ユーザは、「楽しい」という情緒状態に対応する触覚フィードバック周波数を2回/sとし、触覚フィードバック時間を2sとする。
【0047】
図4に示すように、情緒状態設定インタフェースは、保存ボタンをさらに含む。第1ユーザが情緒状態情報を編集した後、保存ボタンをクリックすると、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された保存ボタンクリック操作に応答して、設定された情緒状態情報を第1電子機器に保存する。
【0048】
ステップ202:第1電子機器は、第1ユーザにより入力された送信操作に応答して、データプラットフォームにセッション情報を送信する。
【0049】
このステップにおいて、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された送信操作に応答して、文字情報と情緒状態情報を同期してデータプラットフォームに送信する。
【0050】
ステップ203:第2電子機器は、データプラットフォームからセッション情報を取得し、セッション情報に基づいて第2触覚フィードバックを生成する。
【0051】
このステップにおいて、触覚フィードバックパラメータは、触覚フィードバック強度、触覚フィードバック周波数、触覚フィードバック時間のうちの少なくとも1つを含む。例えば、情緒状態は、「楽しい」情緒状態を含み、「楽しい」情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータは、触覚フィードバック周波数が2回/sであることを含み、第2電子機器は、2回/sの触覚フィードバック周波数に基づいてセッション情報に対応する第2触覚フィードバックを生成する。例えば、第2電子機器が受信したセッション情報には「・-」文字情報と「楽しい」情緒状態とが含まれていると、第2電子機器は、2回/sの触覚フィードバック周波数に応じて「・-」文字情報に対応する第2触覚フィードバックを実行する。
【0052】
本発明実施例によって提供される技術案では、第1電子機器は、第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答してセッション情報を生成し、第1ユーザにより入力された送信操作に応答して、データプラットフォームにセッション情報を送信し、第2電子機器がデータプラットフォームからセッション情報を取得し、セッション情報に基づいて第2触覚フィードバックを生成する。本発明実施例によって提供される技術案では、モールス暗号の特性を利用して、モールス暗号を通じて情報を伝達することにより、情報伝達過程が簡略化され、情報伝達過程における興趣性が向上し、ユーザ体験感が向上する。
【0053】
本発明実施例によって提供される技術案では、第2電子機器は、データプラットフォームからセッション情報を取得し、セッション情報に基づいて第2触覚フィードバックを生成する。本発明実施例によって提供される技術案では、セッション情報により情報伝達過程において失われるニュアンス要素を表現し、情緒の全体的な基調を真実に表現することで、より触覚フィードバックを豊かなものとし、ユーザー間の距離を縮め、誤解と衝突を減らし、信頼と協力を促進し、ユーザー体験を向上させることに有利である。
【0054】
図5は、本発明実施例による別の触覚フィードバック方法のフローチャートであり、
図5に示すように、この方法は以下のステップを含む。
【0055】
ステップ301:第2電子機器は、データプラットフォームから送信されたセッション情報を受信する。
【0056】
本発明実施例において、第2電子機器は、携帯電話、タブレット、携帯PC、ウェアラブルデバイスなどを含むが、これらに限定されない。
【0057】
このステップでは、セッション情報は、文字情報を含む。第1電子機器は、第1ユーザにより入力された文字情報編集操作に応答して文字情報を生成し、第1ユーザにより入力された第1送信操作に応答して文字情報をデータプラットフォームに送信し、データプラットフォームは、文字情報を第2電子機器に送信する。
【0058】
ステップ302:第2電子機器は、セッション情報に基づいて第1触覚フィードバックを生成する。
【0059】
本発明実施例において、ステップ302についての説明は、ステップ103における説明を参照可能であるため、ここでは説明を繰り返さない。
【0060】
本発明実施例によって提供される技術案では、第2電子機器は、データプラットフォームから送信されたセッション情報を取得し、セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成する。本発明実施例によって提供される技術案では、モールス暗号の特性を利用して、モールス暗号を通じて情報を伝達することにより、情報伝達過程が簡略化され、情報伝達過程における興趣性が向上し、ユーザ体験感が向上する。
【0061】
図7は、本発明実施例による別の触覚フィードバック方法のフローチャートであり、
図7に示すように、この方法は以下のステップを含む。
【0062】
ステップ401:第2電子機器は、データプラットフォームから送信されたセッション情報を受信する。
【0063】
本発明実施例において、第2電子機器は、携帯電話、タブレット、携帯PC、ウェアラブルデバイスなどを含むが、これらに限定されない。
【0064】
このステップにおいて、セッション情報は、文字情報と情緒状態情報を含む。具体的には、第1電子機器は、第1ユーザにより入力された情緒状態編集操作に応答して情緒状態情報を生成し、第1ユーザにより入力された送信操作に応答して、情緒状態と情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータとを含む情緒状態情報をデータプラットフォームに送信する。第2電子機器は、第2ユーザにより入力された情緒状態クリック操作に応答して、第1ユーザの情緒状態に応じて、第1ユーザにより設定された情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータの取得要求を含むデータ要求をデータプラットフォームに送信し、データプラットフォームは、受信したデータ要求に応答して、情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータを第2電子機器に送信する。例えば、第1ユーザは、情緒状態を「楽しい」という情緒状態に設定し、「楽しい」という情緒状態に対応する触覚フィードバック強度を高い強度に設定し、触覚フィードバック周波数を高周波に設定し、触覚フィードバック時間を短時間に設定する。
【0065】
図6は、本発明実施例による第2電子機器の受信インターフェースの概略図であり、
図6に示すように、第2電子機器の受信インターフェースには、文字編集ボタン、戻るボタン、モールス暗号入力エリア、通常文字表示エリア、および第1ユーザの情緒状態ボタンが含まれる。ここで、文字編集ボタン、戻るボタン、モールス暗号入力エリア、および通常文字表示エリアについての説明は、ステップ101における説明を参照可能であるため、ここでは説明を繰り返さない。第2ユーザは、第1ユーザの情緒状態ボタンをクリックし、第2電子機器は、第2ユーザにより入力された情緒状態クリック操作に応答して、第1ユーザにより設定された「楽しい」情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータをデータプラットフォームから取得する。例えば、第2ユーザは、第1ユーザの「楽しい」情緒状態ボタンをクリックし、第2電子機器は、第2ユーザにより入力された情緒状態ボタンクリック操作に応答して、第1ユーザにより設定された「楽しい」情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータの取得要求を含むデータ要求をデータプラットフォームに送信し、データプラットフォームは、受信したデータ要求に応じて、「楽しい」情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータを第2電子機器に送信する。「楽しい」情緒状態に対応する触覚フィードバックパラメータは、触覚フィードバック周波数が2回/s、触覚フィードバック時間が2sであることを含む。
【0066】
ステップ402:第2電子機器は、セッション情報に基づいて第2触覚フィードバックを生成する。
【0067】
本発明実施例において、ステップ402についての説明は、ステップ203に対する説明を参照可能であるため、ここでは説明を繰り返さない。
【0068】
本発明実施例によって提供される技術案では、第2電子機器は、データプラットフォームからセッション情報を取得し、セッション情報に基づいて第2触覚フィードバックを生成する。本発明実施例によって提供される技術案では、モールス暗号の特性を利用して、モールス暗号を通じて情報を伝達することにより、情報伝達過程が簡略化され、情報伝達過程における興趣性が向上し、ユーザ体験感が向上する。
【0069】
本発明実施例によって提供される技術案では、情緒状態情報により情報伝達過程において失われるニュアンス要素を表現し、情緒の全体的な基調を真実に表現することで、より触覚フィードバックを豊かなものとし、ユーザー間の距離を縮め、誤解と衝突を減らし、信頼と協力を促進し、ユーザー体験感を向上させることに有利である。
【0070】
本発明実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、コンピュータ可読記憶媒体は記憶されたプログラムを含み、プログラムの実行時に、コンピュータ可読記憶媒体が存在する装置を制御して上述の触覚フィードバック方法の実施例を実行させる。
【0071】
本発明実施例は、第1電子機器に適用される触覚フィードバック装置を提供する。
【0072】
図8は、本発明実施例による触覚フィードバック装置の構成を示す図であり、
図8に示すように、この装置は、第1生成モジュール11と送信モジュール12とを備え、第1生成モジュール11と送信モジュール12とが接続されている。第1生成モジュール11は、第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して、モールス暗号文字情報を含むセッション情報を生成することに用いられ、送信モジュール12は、第2電子機器がデータプラットフォームからセッション情報を取得し、セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成するように、第1ユーザにより入力された送信操作に応答してセッション情報をデータプラットフォームに送信することに用いられる。
【0073】
本発明実施例によって提供される技術案では、触覚フィードバック装置は、第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答してセッション情報を生成し、第2電子機器がデータプラットフォームからセッション情報を取得し、セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成するように、第1ユーザにより入力された送信操作に応答してセッション情報をデータプラットフォームに送信する。本発明実施例によって提供される技術案では、モールス暗号の特性を利用して、モールス暗号を通じて情報を伝達することにより、情報伝達過程が簡略化され、情報伝達過程における興趣性が向上し、ユーザ体験感が向上する。
【0074】
本発明実施例は、第2電子機器に適用される触覚フィードバック装置を提供する。
【0075】
図9は、本発明実施例による別の触覚フィードバック装置の構成を示す図であり、
図9に示すように、この装置は、受信モジュール21と第2生成モジュール22とを備え、受信モジュール21と第2生成モジュール22とが接続されている。受信モジュール21は、データプラットフォームから送信されたセッション情報を受信することに用いられ、ここで、セッション情報は、第1電子機器が第1ユーザにより入力されたセッション情報編集操作に応答して生成し、第1ユーザにより入力された送信操作に応答してデータプラットフォームに送信するものであり、第2生成モジュール22は、セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成することに用いられる。
【0076】
本発明実施例によって提供される技術案では、触覚フィードバック装置は、データプラットフォームから送信されたセッション情報を受信し、セッション情報に基づいて触覚フィードバックを生成する。本発明実施例によって提供される技術案では、モールス暗号の特性を利用して、モールス暗号を通じて情報を伝達することにより、情報伝達過程が簡略化され、情報伝達過程における興趣性が向上し、ユーザ体験感が向上する。
【0077】
図10は、本発明実施例による第1電子機器の概略図である。この実施例における第1電子機器3は、プロセッサ31、メモリ32、及びメモリ32に格納され、プロセッサ31において実行可能なコンピュータプログラム33を備え、コンピュータプログラム33がプロセッサ31によって実行されるときに、実施例における触覚フィードバック方法を実現したものである。重複を避けるために、ここでは再び贅言しない。
【0078】
第1電子機器3は、プロセッサ31、メモリ32を含むが、これらに限定されない。当業者であれば理解できるように、
図10は単に第1電子機器3の例示であり、第1電子機器3を限定するものではなく、図示よりも多くまたは少ない部品を含むものであってもよく、あるいは、いくつかの部品を組み合わせたもの、あるいは異なる部品を含むものであってもよく、例えば、ネットワーク機器は入出力装置、ネットワークアクセス装置、バスなどを含んでもよい。
【0079】
プロセッサ31は、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)であってもよく、他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、専用集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、または、他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアデバイスなどであってもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、あるいは任意の通常のプロセッサなどであってもよい。
【0080】
メモリ32は、第1電子機器3の内部記憶ユニット、例えば、第1電子機器3のハードディスクまたはメモリであってもよい。メモリ32は、第1電子機器3の外部記憶デバイスであってもよく、例えば第1電子機器3に備えられたプラグイン式のハードディスク、スマートメモリカード(Smart Media(登録商標) Card、 SMC)、セキュアデジタル(Secure Digital、 SD)カード、フラッシュメモリカード(Flash Card)等であってもよい。さらに、メモリ32は、第1電子機器3の内部記憶ユニットと外部記憶デバイスの両方を含んでもよい。メモリ32は、コンピュータプログラム及びネットワーク機器に必要なその他のプログラムやデータを記憶する。メモリ32は、出力されたデータまたは出力されるべきデータを一時的に記憶するためにも使用することができる。
【0081】
図11は、本発明実施例による第2電子機器の概略図である。この実施例における第2電子機器4は、プロセッサ41、メモリ42、及びメモリ42に格納され、プロセッサ41において実行可能なコンピュータプログラム43を備え、コンピュータプログラム43がプロセッサ41によって実行されるときに、実施例における触覚フィードバック方法を実現したものである。重複を避けるために、ここでは再び贅言しない。
【0082】
第2電子機器4は、プロセッサ41、メモリ42を含むが、これらに限定されない。当業者であれば理解できるように、
図11は単に第2電子機器4の例示であり、第2電子機器4を限定するものではなく、図示よりも多くまたは少ない部品を含むものであってもよく、あるいは、いくつかの部品を組み合わせたもの、あるいは異なる部品を含むものであってもよく、例えば、ネットワーク機器は入出力装置、ネットワークアクセス装置、バスなどを含んでもよい
【0083】
プロセッサ41は、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)であってもよく、他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、専用集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、または、他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアデバイスなどであってもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、あるいは任意の通常のプロセッサなどであってもよい。
【0084】
メモリ42は、第2電子機器4の内部記憶ユニット、例えば、第2電子機器4のハードディスクまたはメモリであってもよい。メモリ42は、第2電子機器4の外部記憶デバイスであってもよく、例えば第2電子機器4に備えられたプラグイン式のハードディスク、スマートメモリカード(Smart Media(登録商標) Card、 SMC)、セキュアデジタル(Secure Digital、 SD)カード、フラッシュメモリカード(Flash Card)等であってもよい。さらに、メモリ42は、第2電子機器4の内部記憶ユニットと外部記憶デバイスの両方を含んでもよい。メモリ42は、コンピュータプログラム及びネットワーク機器に必要なその他のプログラムやデータを記憶する。メモリ42は、出力されたデータまたは出力されるべきデータを一時的に記憶するためにも使用することができる。
【0085】
当業者であれば明らかに分かるように、上述したシステム、装置、ユニットの具体的な動作手順は、説明の容易さと簡潔さのために、前述した方法の実施例における対応する過程を参照できるため、ここではこれ以上説明しない。
【0086】
本明細書の記載において、「一実施例」、「いくつかの実施例」、「例示」、「具体例」、または「いくつかの例」などの記載は、その実施例または例示に関連して説明された具体的な特徴、構造、材料、または特徴点が本発明の少なくとも1つの実施例または例示に含まれることを意味する。本明細書において、上述の用語の概略的な表現は、必ずしも同じ実施形態または例を対象とする必要はない。また、記載された具体的な特徴、構造、材料、または特徴点は、いずれか1つまたは複数の実施例または例示において適切な方法で結合することができる。また、当業者は、本明細書に記載された異なる実施例または例示及び異なる実施例または例示の特徴を、相互に矛盾しない範囲で結合して組み合わせることができる。
【0087】
フローチャート中またはここで他の方法で説明される如何なる手順または方法の説明は、カスタム論理機能またはプロセスのステップを実現するための実行可能な命令の1つまたは複数のコードを含むモジュール、フラグメントまたは一部を表すと理解することができ、本発明の好ましい実施形態の範囲は、さらに他の実装形態を含み、図示または説明された順序ではなくてもよく、係る機能に応じて、ほぼ同時に又は逆の順序で機能を実行することを含み、このことは、本発明の実施例が属する技術分野の当業者によって理解されるべきである。
【0088】
文脈によっては、ここで使用されている「もし」という言葉は、「・・・とき」、「・・・と」、「決定に応答する」または「検出に応答する」と解釈されることができる。同様に、文脈に応じて、語句「決定した場合」または「検出した場合(記述された条件またはイベント)」というフレーズは、「決定した場合」、「決定に応答した場合」、「検出(記述された条件またはイベント)した場合」または「検出に応答した(記述された条件またはイベント)」と解釈されることができる。
【0089】
本発明が提供するいくつかの実施例において、開示されたシステム及び方法は、他の方式で実現されてもよいことは理解されるべきである。例えば、上述したシステム構成例は単なる例示的なものであり、例えば、前記ユニットの分割は、論理的な機能分割のみであり、実際の実装において他の分割の態様であってもよく、例えば、複数のユニットまたはコンポーネントが結合してもよく、または別のシステムに統合してもよく、またはいくつかの特徴が無視されてもよく、実行されなくてもよい。また、表示または検討されている相互間の結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェース、装置またはユニットを介した間接結合または通信接続であってもよく、電気的、機械的、その他の形態であってもよい。
【0090】
以上は本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、本発明の精神と原則の範囲内で行ったいかなる修正、等価置換、改良などは、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【図】
【図】
【国際調査報告】