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特表2024-539074駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ及びクリーニング装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-28
(54)【発明の名称】駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ及びクリーニング装置
(51)【国際特許分類】
   A47L 9/04 20060101AFI20241018BHJP
【FI】
A47L9/04 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024523241
(86)(22)【出願日】2022-10-18
(85)【翻訳文提出日】2024-06-14
(86)【国際出願番号】 CN2022125920
(87)【国際公開番号】W WO2023066247
(87)【国際公開日】2023-04-27
(31)【優先権主張番号】202122508036.9
(32)【優先日】2021-10-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519456929
【氏名又は名称】寧波富佳実業股▲分▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】NINGBO FUJIA INDUSTRIAL CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 303, Chang’an Road, Yangming Street, Yuyao City, Ningbo City, Zhejiang Province 315400, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】方 剣強
(72)【発明者】
【氏名】鄭 建明
【テーマコード(参考)】
3B061
【Fターム(参考)】
3B061AA04
3B061AA06
3B061AA18
3B061AE02
(57)【要約】
駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシであって、ローラブラシホルダと、ブレード(1)と、回転シリンダ(2)とを備え、ブレード(1)はローラブラシの回転シリンダ(2)内に配置され、回転シリンダ(2)が回転すると共に、ブレード(1)は往復移動し毛髪を切断するように駆動構造により同期駆動される。ローラブラシホルダは、2つの側面、即ち第1の側面(25)と第2の側面(26)とをそれぞれ備える。第2の側面(26)には駆動構造の一部または全部が設けられ、回転シリンダ(2)の他端には第2の側面(26)に保持された駆動構造(26)の部分と軸方向にソケット取付けられるソケット孔が設けられる。軸方向のソケット取付けは、回転シリンダ(2)の他端を軸方向のソケット取付けにより第2の側面(26)に軸方向に取付けるためであり、同時に、回転シリンダ(2)の一端は、軸方向に且つ軸方向のソケッティング動作に伴って第1の側面(25)に取付けられる。回転シリンダ(2)が取外される場合、駆動構造の第2の側面(26)に保持された部分が第2の側面(26)に保持されるまま、回転シリンダ(2)は軸方向のソケッティング動作の逆方向に取外される。使用コストの低減に寄与する。更に、毛髪切断ローラブラシが取付けられたクリーニング装置も提案される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシであって、ローラブラシホルダと、ブレードと、回転シリンダとを備え、ブレードはローラブラシの回転シリンダ内に配置され、回転シリンダが回転すると共に、ブレードは往復移動し毛髪を切断するように駆動構造により同期駆動され、ローラブラシホルダは、2つの側面、即ち第1の側面と第2の側面とをそれぞれ備え、第2の側面には駆動構造の一部または全部が設けられ、回転シリンダの他端には駆動構造の第2の側面に保持された部分と軸方向にソケット取付けられるソケット孔が設けられ、当該軸方向のソケット取付けは、回転シリンダの他端を軸方向のソケット取付けにより第2の側面に軸方向に取付けるためであり、同時に、回転シリンダの一端は、軸方向に且つ軸方向のソケッティング動作に伴って第1の側面に取付けられ、回転シリンダが取外される場合、駆動構造の第2の側面に保持された部分が第2の側面に保持されるまま、回転シリンダは軸方向のソケッティング動作の逆方向に取外される、ことを特徴とする駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項2】
駆動構造は歯車伝動構造と往復移動構造とを備え、駆動構造の第2の側面に保持された部分は歯車伝動構造を指し、往復移動構造は回転シリンダ内に配置され、往復移動構造は回転シリンダと一緒に着脱されることができ、遊星歯車伝動機構と往復移動構造は着脱可能に連結され、当該歯車伝動構造は、往復移動構造の往復移動を駆動するためであり、往復移動構造は往復移動し、ブレードの往復移動を駆動するためである、ことを特徴とする請求項1に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項3】
第2の側面には入力側が設けられ、入力側は回転シリンダおよび/または歯車伝動構造と連結し、入力側が回転シリンダに連結している場合、入力側は回転シリンダを駆動し回転させるためであり、回転シリンダが回転し更に歯車伝動構造を駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転することであり、入力側が歯車伝動構造に連結している場合、入力側は歯車伝動構造を回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造が回転し更に回転シリンダを駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転することであり、入力側が回転シリンダと回転シリンダにともに連結している場合、入力側は回転シリンダと歯車伝動構造とを一緒に回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転することである、ことを特徴とする請求項2に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項4】
入力側に第1の駆動軸が設けられ、第1の駆動軸に固定部がソケット取付けられ、第1の駆動軸は固定部の周りを回転可能であり、固定部に歯車伝動構造が取付けられる、ことを特徴とする請求項3に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項5】
第1の駆動軸に回転連結部が設けられ、当該回転連結部は歯車伝動構造と連結し、当該回転連結部は歯車伝動構造を駆動し回転させるためであり、歯車伝動構造は更に回転シリンダを駆動し回転させる、ことを特徴とする請求項4に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項6】
歯車伝動構造は遊星歯車伝動機構を採用し、第2の側面に固定部が設けられ、当該遊星歯車伝動機構の太陽歯車は固定部に固定して連結し、当該遊星歯車伝動機構の歯車リングは回転シリンダに連結し、当該遊星歯車伝動機構の遊星キャリアは伝動出力として、往復移動構造を駆動して移動させる、ことを特徴とする請求項3または4または5に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項7】
歯車リングに右エンドカバーが設けられ、当該右エンドカバーは回転連結部に連結し、回転連結部は前記右エンドカバーによって歯車リングを駆動し回転させ、歯車リングは更に回転シリンダを駆動し回転させる、ことを特徴とする請求項6に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項8】
往復移動構造に近い歯車伝動構造の一端に軸方向コネクタが設けられ、歯車リングと回転シリンダとは軸方向コネクタによって軸方向に着脱可能であり、軸方向に連結後、軸方向コネクタは、回転シリンダが歯車リングを駆動して一緒に回転する周方向伝動コネクタとして同時に使用される、ことを特徴とする請求項6に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項9】
往復移動構造は、周方向に軌道が設けられた回転体を備え、軌道には駆動部材が組み合わせられ、駆動部材はブレードに連結する、ことを特徴とする請求項2または3に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項10】
回転体には第2の駆動軸が連結され、第2の駆動軸は、回転体と軸方向に往復移動可能にソケット取付けられ且つ周方向に伝動的に連結され、回転体の両端にそれぞれ弾性部材が設けられ、当該弾性部材が回転体を弾性支持するためである、ことを特徴とする請求項9に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項11】
軌道は回転体の周面且つ軸方向に旋回して配置されたガイド溝を採用し、駆動部材の両端にボールが設けられ、駆動部材とガイド溝とはボールでローリング可能にフィットされる、ことを特徴とする請求項10に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項12】
往復移動構造は独立したコンパートメントに配置されている、ことを特徴とする請求項2または3に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項13】
請求項1乃至12に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシを採用した、吸引口を備えるクリーニング装置であって、当該吸引口には、前記駆動構造が再利用可能な毛髪ローラブラシが設けられている、ことを特徴とするクリーニング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、クリーニング用ローラブラシの技術分野に関し、具体的には、駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ及びクリーニング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本出願人は、クリーニングの分野に深く研究している。本出願人の絶え間ない研究を通じて、本出願人は毛髪切断ローラブラシを創案した。当該毛髪ローラブラシのブレードはローラブラシの回転シリンダに配置され、回転シリンダが回転すると共に、ブレードは往復移動し毛髪を切断するように駆動構造により同期駆動されることで、毛髪やその他のゴミを効率的に切断する目的を達成している。詳細な技術案については、特許付与の公告番号のCN105982615Bの中国特許を参考する。
【0003】
製造、経営、研究の間で、本出願人は、上記の技術案が比較的巧妙で信頼性が高いだが、現在、毛髪切断ローラブラシの着脱を実現するために、駆動構造が一般的に毛髪切断ローラブラシに取付けられているため、毛髪切断ローラブラシを交換すると、駆動構造も一緒に廃棄されるため、使用コストが高くなることに気づいている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする技術的課題は、従来技術の欠点を克服するために、駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシが提案され、使用コストの低減に資することである。また、毛髪切断ローラブラシが取付けられたクリーニング装置も提案される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従来技術と比較して、本発明は、毛髪切断ローラブラシを提案し、当該毛髪切断ローラブラシは、ローラブラシホルダと、ブレードと、回転シリンダとを備え、ブレードはローラブラシの回転シリンダ内に配置され、回転シリンダが回転すると共に、ブレードは往復移動し毛髪を切断するように駆動構造により同期駆動される。ローラブラシホルダは、2つの側面、即ち第1の側面と第2の側面とをそれぞれ備える。第2の側面には駆動構造の一部または全部が設けられ、回転シリンダの他端には駆動構造の第2の側面に保持された部分と軸方向にソケット取付けられるソケット孔が設けられる。軸方向のソケット取付けは、回転シリンダの他端を軸方向のソケット取付けにより第2の側面に軸方向に取付けるためであり、同時に、回転シリンダの一端は、軸方向に且つ軸方向のソケッティング動作に伴って第1の側面に取付けられる。回転シリンダが取外される場合、駆動構造の第2の側面に保持された部分が第2の側面に保持されるまま、回転シリンダは軸方向のソケッティング動作の逆方向に取外される。
【0006】
改善として、駆動構造は歯車伝動構造と往復移動構造とを備え、駆動構造の第2の側面に保持された部分は歯車伝動構造を指し、往復移動構造は回転シリンダ内に配置され、往復移動構造は回転シリンダと一緒に着脱されることができ、遊星歯車伝動機構と往復移動構造は着脱可能に連結され、当該歯車伝動構造は、往復移動構造の往復移動を駆動するためであり、往復移動構造は往復移動し、ブレードの往復移動を駆動するためである。
【0007】
改善として、第2の側面には入力側が設けられ、入力側は回転シリンダおよび/または歯車伝動構造と連結し、入力側が回転シリンダに連結している場合、入力側は回転シリンダを駆動し回転させるためであり、回転シリンダが回転し更に歯車伝動構造を駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転する。入力側が歯車伝動構造に連結している場合、入力側は歯車伝動構造を回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造が回転し更に回転シリンダを駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転する。入力側が回転シリンダと回転シリンダにともに連結している場合、入力側は回転シリンダと歯車伝動構造とを一緒に回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転する。
【0008】
改善として、入力側に第1の駆動軸が設けられ、第1の駆動軸に固定部がソケット取付けられ、第1の駆動軸は固定部の周りを回転可能であり、固定部に前述の歯車伝動構造が取付けられる。
【0009】
改善として、第1の駆動軸に回転連結部が設けられ、当該回転連結部は歯車伝動構造と連結し、当該回転連結部は歯車伝動構造を駆動し回転させるためであり、歯車伝動構造は更に回転シリンダを駆動し回転させる。
【0010】
改善として、歯車伝動構造は遊星歯車伝動機構を採用し、第2の側面に固定部が設けられ、当該遊星歯車伝動機構の太陽歯車は固定部に固定して連結し、当該遊星歯車伝動機構の歯車リングは回転シリンダに連結し、当該遊星歯車伝動機構の遊星キャリアは伝動出力として、往復移動構造を駆動して移動させる。
【0011】
改善として、歯車リングに右エンドカバーが設けられ、当該右エンドカバーは回転連結部に連結し、回転連結部は前述の右エンドカバーによって歯車リングを駆動し回転させ、歯車リングは更に回転シリンダを駆動し回転させる。
【0012】
改善として、往復移動構造に近い歯車伝動構造の一端に軸方向コネクタが設けられ、歯車リングと回転シリンダとは軸方向コネクタによって軸方向に着脱可能に連結し、軸方向に連結してから、軸方向コネクタは、回転シリンダが歯車リングを駆動して一緒に回転する周方向の伝動コネクタとして同時に使用される。
【0013】
改善として、往復移動構造は、周方向に軌道が設けられた回転体を備え、軌道には駆動部材が組み合わせられ、駆動部材はブレードに連結する。
【0014】
改善として、回転体には第2の駆動軸が連結され、第2の駆動軸は、回転体と軸方向に往復移動可能にソケット取付けられ且つ周方向に伝動的に連結され、回転体の両端にそれぞれ弾性部材が設けられ、当該弾性部材が回転体を弾性支持するためである。
【0015】
改善として、軌道は回転体の周面且つ軸方向に旋回して配置されたガイド溝を採用し、駆動部材の両端にボールが設けられ、駆動部材とガイド溝とはボールでローリング可能にフィットされる。
【0016】
改善として、往復移動構造は独立したコンパートメントに配置されている。
【発明の効果】
【0017】
前述の構造を採用した後、従来技術と比較して、本発明は、以下の利点を有する:本発明は、駆動構造の一部または全部を第2の側面に配置することで、回転シリンダの他端に、駆動構造の第2の側面に保持される部分と軸方向にソケット取付けられたソケット孔が設けられ、当該軸方向のソケット取付けは、回転シリンダの他端を軸方向のソケット取付けにより第2の側面に軸方向に取付けるためであり、同時に、回転シリンダの一端は、軸方向に且つ軸方向のソケッティング動作に伴って第1の側面に取付けられる。回転シリンダが取外される場合、駆動構造の第2の側面に保持された部分が第2の側面に保持されるまま、回転シリンダは軸方向のソケッティング動作の逆方向に取外される。したがって、毛髪ローラブラシを交換するときは、回転シリンダーとその上に取付けられた構造を交換するだけでよく、駆動構造はある程度再利用できるため、使用コストの削減に役立つ。
【0018】
また、同じ端で速度差を生じさせることは非常に困難であり、構造も非常に複雑であるため、本発明の技術案を採用した後、速度差を生じさせる基本構造が変更され、新しい技術ルートが開かれたという、非常に独創的な工夫が凝らされている。
【0019】
従来技術と比較して、本発明は、クリーニング装置も提供し、当該クリーニング装置は吸引口を備え、当該吸引口には、前述の毛髪切断ローラブラシが設けられている。
上記構造を採用した後、本発明は、従来技術と比較して、前述のローラブラシに記載の切断ブラシを採用したクリーニング装置が、使用コストが低くなるという以下の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】クリーニング装置の斜め上方の視野方向の立体図である。
図2】クリーニング装置の斜め下方の視野方向の立体図である。
図3】軸方向に沿って取外された回転シリンダの立体図である。
図4】Aの拡大図である。
図5】第2の側面のサイドカバーの立体図である。
図6】主に駆動連結状態を示す立体図である。
図7】毛髪切断ローラブラシの軸方向に沿った半断面の模式図である。
図8】主に往復移動構造を示す立体図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下の説明は、当業者が発明を実施できるように本発明を開示するためである。以下の説明における実施形態は例に過ぎなく、当業者が他の明白な変形例を考えることができる。以下の説明で定義される本発明の基本原理は、他の実施形態、変形技術案、改良技術案、等価技術案及び本発明の趣旨及び範囲を逸脱しないその他の技術的解決策に適用され得る。
【0022】
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
なお、「毛髪切断」は略語であり、単に毛髪を切断するだけでなく、もちろん毛髪を切断することが主なことであるが、切断されることができる対象も「毛髪切断」の対象としている。
【0023】
本発明は、クリーニング装置を提供し、当該クリーニング装置は吸引口を備え、当該吸引口には、前述の毛髪切断ローラブラシが設けられている。
クリーニング装置、例えば掃除機の吸引ヘッド、スイーパー、床スクラバー等は、本願でいうクリーニング装置とは、一般的には家庭用、又は小型のクリーニング装置を指す。これも本発明による毛髪切断ブラシブラシの特徴であり、つまり、全体の構造サイズは適切にできており、小型のクリーニング装置に適用することができる。
【0024】
例えば、図1図2に示すクリーニング装置は、すなわち掃除機の吸引ヘッドである。この吸引ヘッドはローラブラシホルダを備える。ローラブラシホルダは、2つの側面を備え、それぞれ第1の側面25および第2の側面26である。本発明の毛髪切断ローラブラシを動作させるために、第2の側面26には、第1の駆動輪22と、駆動ベルト23と、第2の駆動輪24とが設けられている。第1の駆動輪22が電動モータアッセンブリ40によって駆動され、第1の駆動輪22は駆動ベルト23を介して第2の駆動輪24を駆動し回転させる。第2の駆動輪24は第1の駆動軸11に連結され、第1の駆動軸11と第2の側面26との間に第2の軸受17が配置される。第2の軸受17は第1の駆動軸11を回転可能に支持し、第1の駆動軸11は固定部4でソケットされる。固定部4の右端は第2の側面26のサイドカバー34内のプラグイン固定孔37でプラグインし固定されるが、固定部4の左端は歯車伝動構造が取付けられるように内側に延びている。
【0025】
本発明による毛髪切断ローラブラシを取付ける際に、回転シリンダ2を歯車伝動構造に向けて軸方向にソケット取付けて、回転シリンダ2の他端をこの軸方向のソケット取付けによって第2の側面26に取付ける同時に、回転シリンダ2の一端が軸方向に且つ軸方向のソケッティング動作に伴って第1の側面25に取付ける。回転シリンダ2を取外す際に、歯車伝動構造が第2の側26に保持されたまま、回転シリンダ2を軸方向のソケッティング動作の逆方向に取外す。取外された後、図3に示すようになる。確実に連結して便利に取り外すために、回転シリンダ2の一端には取外しハンドル39が設けられている。取外しハンドル39とローラブラシホルダとの間にロック構造が設けてられ、このロック構造は種々の形態とすることができ、この例では図2に示すように、スナップロック21を採用する。取外す時には、まずスナップロック21を解除し、取外しハンドル39に配置された挿込孔38からスナップロック21を分離し、その後、回転シリンダ2を軸方向に取外すことができるが、駆動構造の一部、すなわち、本例の歯車伝動構造は、第2の側面に保持されるままである。これに対して、回転シリンダ2を歯車伝動構造に軸方向にソケット取付ることができ、同時に回転シリンダ2を第1の側面25と第2の側面26との間に取付け、その後、スナップロック21をかけて、スナップロック21のデッドボルトを挿込孔38に挿入し、ロッキングを完了させる。
【0026】
上記の着脱構造はシンプルで信頼性が高く、ツールの助けを借りずに、着脱操作が便利である。
【0027】
図2、3、6、7に示すように、毛髪切断ローラブラシにおいて、ブレード1と、回転シリンダ2とを備える。ブレード1にはブレードヘッド3が設けられている。ブレード1はローラブラシの回転シリンダ2内に配置され、回転シリンダ2が回転すると共に、ブレード1は往復移動し毛髪を切断するように駆動構造により同期駆動される。第2の側面26には駆動構造の一部または全部が設けられ、回転シリンダ2の他端には第2の側面26に保持された駆動構造26の部分と軸方向にソケット取付けられるソケット孔が設けられる。軸方向のソケット取付けは、回転シリンダ2の他端を軸方向のソケット取付けにより第2の側面26に軸方向に取付けるためであり、同時に、回転シリンダ2の一端は、軸方向に且つ軸方向のソケッティング動作に伴って第1の側面25に取付けられる。回転シリンダ2が取外される場合、駆動構造の第2の側面26に保持された部分が第2の側面26に保持されるまま、回転シリンダ2は軸方向のソケッティング動作の逆方向に取外される。
【0028】
駆動構造の主な機能は、駆動構造が入力側の回転運動をブレード1の往復移動に変換することである。全ての好適な可動部分は、本発明に適用されてもよい。
【0029】
駆動構造は、歯車伝動構造と往復移動構造とを備え、この例では、駆動構造の第2の側26に保持されている部分を歯車伝動構造と指し、往復移動構造は、回転シリンダ2内に位置し、往復移動構造は回転シリンダ2と一緒に着脱されることができ、遊星歯車伝動機構と往復移動構造は着脱可能に連結される。当該歯車伝動構造は、往復移動構造の往復移動を駆動するために用いられる。このように、構造の簡素化を助長し、本発明の目的を実現しつつ、駆動構造設定の煩雑さや困難さを低減することができる。さらに、前述の設計は、主に歯車伝動構造によって往復移動速度の変化を負担させ、構造の簡素化を助長し、さらに、往復速度をより正確に制御できるため、より良い毛髪切断効果を得ることができる。
【0030】
第2の側面26には入力側が設けられ、入力側は回転シリンダ2および/または歯車伝動構造と連結する。入力側が回転シリンダ2に連結している場合、入力側は回転シリンダ2を駆動し回転させるためであり、回転シリンダ2が回転し更に歯車伝動構造を駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転する。入力側が歯車伝動構造に連結している場合、入力側は歯車伝動構造を回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造が回転し更に回転シリンダ2を駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転する。入力側が回転シリンダ2と回転シリンダ2にともに連結している場合、入力側は回転シリンダ2と歯車伝動構造とを一緒に回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動駆動するように駆動するために回転する。このような設計は、構造のコンパクト化を助長する。
【0031】
この例では、入力側を歯車伝動構造と連結し、入力側を歯車伝動構造を駆動して回転させるためであり、歯車伝動構造は更に、回転シリンダ2を駆動して回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を駆動して往復移動させるためである。このような設計は、構造のコンパクト化を助長し、構造のサイズを抑制できる。
【0032】
入力側に第1の駆動軸11が設けられ、第1の駆動軸11に固定部4がソケット取付けられ、第1の駆動軸11は固定部4の周りを回転可能であり、固定部に前述の歯車伝動構造が取付けられる。このような設計は、構造のコンパクト化を助長し、構造全体の体積を効果的に抑制できる。
【0033】
第1の駆動軸11に回転連結部30が設けられ、当該回転連結部30は歯車伝動構造と連結し、当該回転連結部30は歯車伝動構造を駆動し回転させるためであり、歯車伝動構造は更に回転シリンダ2を駆動し回転させる。このような設計は、構造のコンパクト化を助長し、構造全体の体積を効果的に抑制できる。
【0034】
歯車伝動構造は遊星歯車伝動機構を採用し、第2の側面26に固定部4が設けられ、当該遊星歯車伝動機構の太陽歯車5を固定部4に固定して連結し、当該遊星歯車伝動機構の歯車リング6は回転シリンダ2に連結し、当該遊星歯車伝動機構の遊星キャリア7は伝動出力として、往復移動構造を駆動して移動させる。このような設計は、構造のコンパクト化を助長し、構造全体の体積を効果的に抑制できる。
【0035】
なお、歯車リング6に右エンドカバーが設けられ、当該右エンドカバーは回転連結部30に連結し、回転連結部30は前述の右エンドカバーによって歯車リング6を駆動し回転させ、歯車リング6は更に回転シリンダを駆動し回転させる。このような設計は、構造のコンパクト化を助長し、構造全体の体積を効果的に抑制できる。
【0036】
図7に示すように、第1の側面25と第2の側面26との間に毛髪切断ローラブラシが配置された後、固定部4、歯車伝動構造、及び往復移動構造が回転シリンダ2に沿って軸方向に右から左に順次配置されている。このように、横方向の構造サイズの抑制が容易になる。
【0037】
この例では、固定部4は軸状に設計され、前述の歯車伝動構造は、並列に配置された3つの遊星キャリア7を備え、3つの太陽歯車5と3組の遊星歯車を有する。図7に示すように、当該固定部4は、歯車伝動構造の右端の太陽歯車5と連結し、歯車伝動構造の左端の遊星キャリア7を介して出力する。
【0038】
この例では、左端遊星キャリア7は出力軸に連結し、出力軸は継手の第1の部分35に連結する。当該継手の第1の部分35は、往復移動構造の第2の駆動軸12に連結される継手の第2の部分36に連結するためである。継手の第1の部分35は継手の第2の部分36と軸方向に着脱可能に連結し、連結してから、周方向に伝動的に連結し、歯車伝動構造および往復移動構造は、継手の第1の部分35および継手の第2の部分36を介して軸方向の着脱可能な連結を実現し、連結後に周方向に伝動的に連結する。このような設計では、構造がシンプルで信頼性が高く、連結が便利である。
【0039】
この例では、歯車リング6は、回転シリンダ2と軸方向に着脱可能にソケット取付けられ、且つソケット取付けられた後、周方向に伝動的に連結される。歯車リング6の左端には左エンドカバー31が固定され、歯車リング6の右端には右エンドカバー32が固定される。左エンドカバー31、歯車リング6、及び右エンドカバー32はキャビティを形成し、このキャビティ内に前述の遊星歯車、遊星キャリア7、及び太陽歯車5が配置される。このように、遊星歯車、遊星キャリア7、及び太陽歯車5の保護に有利し、加えて、構造のコンパクト可を助長し、また、後述するモジュラー構造の形成を助長する。
【0040】
この例では、左エンドカバー31及び右エンドカバー32に共に軸受が設けられており、右エンドカバー32の軸受が前述の固定部4に連結され、左エンドカバー31の軸受が前述の出力軸に連結され、固定部4の挿入部が太陽歯車5に連結されているため、回転シリンダ2が固定部4に対して回転可能、すなわち、回転シリンダ2の他端が第2の側面の26に対して回転可能となり、同時に太陽歯車5が固定され動かない。このような設計は、構造のコンパクト化を助長する。
【0041】
この例では、回転シリンダ2の一端が第1の側面25に対して回転する構造は、回転シリンダ2の一端に配置された第1の軸受16と、回転連結軸27とを備え、第1の軸受16がハンドル39に固定され、回転連結軸27が第1の軸受16に連結され、第1の軸受16が回転連結軸27を回転可能に支持し、回転連結軸27が回転シリンダ2にも固定されることで、回転シリンダ2の一端が回転連結軸27を介して第1の軸受16との回転可能な連結は、回転シリンダ2の一端が第1の側面25に対して回転する構造を実現できる。
【0042】
図7、8に示すように、往復移動構造は、周方向に軌道9が設けられた回転体8を備え、軌道9には駆動部材10が組み合わせられ、駆動部材10はブレード1に連結する。このような設計では、構造がシンプルで往復移動の信頼性が高い。
【0043】
軌道9は回転体の8周面且つ軸方向に旋回して配置されたガイド溝を採用し、駆動部材10の両端にボール15が設けられ、駆動部材10とガイド溝とはボール15でローリング可能にフィットされる。このような設計は、横方向のサイズの抑制を助長し、また、動きの摩擦を減らし、往復移動をより助長する。他の減摩構造も使用できるが、ここでは繰り返さない。
【0044】
加えて、回転体8には第2の駆動軸12が連結される。第2の駆動軸12は、回転体8と軸方向に往復移動可能にソケット取付けられ且つ周方向に伝動的に連結され、回転体8の両端にそれぞれ弾性部材13が設けられ、当該弾性部材13が回転体8を弾性支持するためである。この設計は、ブレード1のアンチジャミング設計であり、重要な役割を有する。前述の設計によれば、予期せぬ事態によりブレード1が動かない場合に、回転体8が第2の駆動軸12の軸方向に沿って移動し、同時に回転シリンダ2が依然として回転することができ、このように、一方では、ブレード1、回転体8、歯車伝動構造などの関わる構造が保護され、他方では、回転シリンダ2及び他の関連構造は、異なる弾性部13又は弾性力可変の弾性部13を選択することによりブレード1の切断力の調整を助長する。さらに、切断力の調整を比較的容易に行うことができる技術的手段を提供し、切断力の簡便な調整は大きな意義を有する。
【0045】
この例では、製造及び組立により便利にするために、軸方向に往復移動可能なソケット取付け及び周方向に伝動的連結の構造は、例えば、回転体8に軸方向溝を設け、その右部分に周方向に軸方向突起を設け、軸方向溝と軸方向突起とが軸方向ソケット取付けて、移動可能にフィットするものである。
【0046】
弾性部材13の取付けを容易にするために、当該弾性部材13は圧縮バネを採用し、前述の右部分の両端にはガスケット14が設けられており、それぞれ左側のガスケット14と右側のガスケット14である。左側のガスケット14と回転体8の左側との間に、右側のガスケット14と回転体8の右側との間には、圧縮バネがそれぞれ配置されている。このように設計した後、連結が確実である。さらに、もう一つの使用法があり、つまりガスケット14の位置を調整することで圧縮バネの圧縮程度を変えることができ、それによってブレード1の毛髪切断力を変えることができ、また、部品の汎用性も向上することができ、あまりにも多くの種類の圧縮バネを準備する必要がなくなる。
【0047】
前述の出力軸は、前述の左エンドカバー31を経由しキャビティ内に挿入され、出力軸は遊星キャリア7と連結する。
【0048】
上記のように設計した後、比較的独立したモジュールを得ることができ、当該モジュールは、出力軸、左エンドカバー31、遊星歯車伝動機構、右エンドカバー32、固定部4を備え、すなわち、前述のアセンブリを一つのモジュールに組立することができ、次に、モジュールを毛髪切断ブラシブラシの他の構造と連結することで、生産組立が大幅に容易になり、さらに生産品質が高くなり、安定した生産品質を助長する。
【0049】
この例では、往復移動構造は独立したコンパートメント20に配置されている。このような設計は、往復移動構造の保護に資するものであり、加えて、コンパートメント20の左右の仕切りを第3の軸受28及び第4の軸受29の取付け位置としても用いることができ、第3の軸受28及び第4の軸受29が第2の駆動軸12を回転的に支持するので、構造がコンパクトであり、また、左右の仕切りも一定の強度を提供するので、回転シリンダ2の構造がより安定する。
【0050】
より優れた毛髪のカールを防ぐ性能を図るために、第2の側面26と回転シリンダ2との間にシールリング19が配置される。具体的に、この例では、第2の側面26に回転マッチングスリーブ18を設けられ、前述の回転シリンダ2の他端(すなわち右端)の周壁と回転マッチングスリーブ18との間にシールリング19をスリーブし、当該シールリング19が回転シリンダ2とともに回転する。前述のシールリング19は例えばオイルシールである。
【0051】
歯車伝動構造と回転シリンダ2を軸方向に着脱可能に連結させ、且つ連結後に周方向に伝動的に連結させることをより容易にし、同時に横方向のサイズを効果的に抑制するために、図3、4に示すように、往復移動構造に近い歯車伝動構造の一端に軸方向コネクタ33が設けられ、歯車リング6と回転シリンダ2とは軸方向コネクタ33によって軸方向に着脱可能に連結し、軸方向に連結してから、軸方向コネクタ33は、回転シリンダ2が歯車リング6を駆動して一緒に回転する周方向伝動コネクタとして同時に使用される。軸方向コネクタ33は二つであり、歯車伝動構造の往復移動構造に近い一端に沿って周方向に均等に分布している。
【0052】
本発明を理解するに当たっては、必要に応じて、上記の構造を他の実施形態・図面を参照して理解することができ、ここでは繰り返さない。
なお、上記は本発明の例示のための実施形態に過ぎず、本発明特許の保護範囲に記載の構造、特徴及び原理に従ってなされた全ての同等の変更又は修正は、本発明特許の保護範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0053】
1 ブレード
2 回転シリンダ
3 ブレードヘッド
4 固定部
5 太陽歯車
6 歯車リング
7 遊星キャリア
8 回転体
9 軌道
10 駆動部材
11 第1の駆動軸
12 第2の駆動軸
13 弾性部材
14 ガスケット
15 ボール
16 第1の軸受
17 第2の軸受
18 回転マッチングスリーブ
19 シールリング
20 コンパートメント
21 スナップロック
22 第1の駆動輪
23 駆動ベルト
24 第2の駆動輪
25 第1の側面
26 第2の側面
27 回転連結軸
28 第3の軸受
29 第4の軸受
30 回転連結部
31 左エンドカバー
32 右エンドカバー
33 軸方向コネクタ
34 サイドカバー
35 継手の第1の部分
36 継手の第2の部分
37 プラグイン固定孔
38 挿込孔
39 ハンドル
40 電気モーターアセンブリ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2024-06-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシであって、ローラブラシホルダと、ブレードと、回転シリンダとを備え、ブレードはローラブラシの回転シリンダ内に配置され、回転シリンダが回転すると共に、ブレードは往復移動し毛髪を切断するように駆動構造により同期駆動され、ローラブラシホルダは、2つの側面、即ち第1の側面と第2の側面とをそれぞれ備え、第2の側面には駆動構造の一部または全部が設けられ、回転シリンダの他端には駆動構造の第2の側面に保持された部分と軸方向にソケット取付けられるソケット孔が設けられ、当該軸方向のソケット取付けは、回転シリンダの他端を軸方向のソケット取付けにより第2の側面に軸方向に取付けるためであり、同時に、回転シリンダの一端は、軸方向に且つ軸方向のソケッティング動作に伴って第1の側面に取付けられ、回転シリンダが取外される場合、駆動構造の第2の側面に保持された部分が第2の側面に保持されるまま、回転シリンダは軸方向のソケッティング動作の逆方向に取外される、ことを特徴とする駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項2】
駆動構造は歯車伝動構造と往復移動構造とを備え、駆動構造の第2の側面に保持された部分は歯車伝動構造を指し、往復移動構造は回転シリンダ内に配置され、往復移動構造は回転シリンダと一緒に着脱されることができ、遊星歯車伝動機構と往復移動構造は着脱可能に連結され、当該歯車伝動構造は、往復移動構造の往復移動を駆動するためであり、往復移動構造は往復移動し、ブレードの往復移動を駆動するためである、ことを特徴とする請求項1に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項3】
第2の側面には入力側が設けられ、入力側は回転シリンダおよび/または歯車伝動構造と連結し、入力側が回転シリンダに連結している場合、入力側は回転シリンダを駆動し回転させるためであり、回転シリンダが回転し更に歯車伝動構造を駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転することであり、入力側が歯車伝動構造に連結している場合、入力側は歯車伝動構造を回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造が回転し更に回転シリンダを駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転することであり、入力側が回転シリンダと歯車伝動構造にともに連結している場合、入力側は回転シリンダと歯車伝動構造とを一緒に回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転することである、ことを特徴とする請求項2に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項4】
入力側に第1の駆動軸が設けられ、第1の駆動軸に固定部がソケット取付けられ、第1の駆動軸は固定部の周りを回転可能であり、固定部に歯車伝動構造が取付けられる、ことを特徴とする請求項3に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項5】
第1の駆動軸に回転連結部が設けられ、当該回転連結部は歯車伝動構造と連結し、当該回転連結部は歯車伝動構造を駆動し回転させるためであり、歯車伝動構造は更に回転シリンダを駆動し回転させる、ことを特徴とする請求項4に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項6】
歯車伝動構造は遊星歯車伝動機構を採用し、第2の側面に固定部が設けられ、当該遊星歯車伝動機構の太陽歯車は固定部に固定して連結し、当該遊星歯車伝動機構の歯車リングは回転シリンダに連結し、当該遊星歯車伝動機構の遊星キャリアは伝動出力として、往復移動構造を駆動して移動させる、ことを特徴とする請求項3または4または5に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項7】
歯車リングに右エンドカバーが設けられ、当該右エンドカバーは回転連結部に連結し、回転連結部は前記右エンドカバーによって歯車リングを駆動し回転させ、歯車リングは更に回転シリンダを駆動し回転させる、ことを特徴とする請求項6に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項8】
往復移動構造に近い歯車伝動構造の一端に軸方向コネクタが設けられ、歯車リングと回転シリンダとは軸方向コネクタによって軸方向に着脱可能であり、軸方向に連結後、軸方向コネクタは、回転シリンダが歯車リングを駆動して一緒に回転する周方向伝動コネクタとして同時に使用される、ことを特徴とする請求項6に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項9】
往復移動構造は、周方向に軌道が設けられた回転体を備え、軌道には駆動部材が組み合わせられ、駆動部材はブレードに連結する、ことを特徴とする請求項2または3に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項10】
回転体には第2の駆動軸が連結され、第2の駆動軸は、回転体と軸方向に往復移動可能にソケット取付けられ且つ周方向に伝動的に連結され、回転体の両端にそれぞれ弾性部材が設けられ、当該弾性部材が回転体を弾性支持するためである、ことを特徴とする請求項9に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項11】
軌道は回転体の周面且つ軸方向に旋回して配置されたガイド溝を採用し、駆動部材の両端にボールが設けられ、駆動部材とガイド溝とはボールでローリング可能にフィットされる、ことを特徴とする請求項10に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項12】
往復移動構造は独立したコンパートメントに配置されている、ことを特徴とする請求項2または3に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシ。
【請求項13】
請求項に記載の駆動構造が再利用可能な毛髪切断ローラブラシを採用した、吸引口を備えるクリーニング装置であって、当該吸引口には、前記駆動構造が再利用可能な毛髪ローラブラシが設けられている、ことを特徴とするクリーニング装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
改善として、第2の側面には入力側が設けられ、入力側は回転シリンダおよび/または歯車伝動構造と連結し、入力側が回転シリンダに連結している場合、入力側は回転シリンダを駆動し回転させるためであり、回転シリンダが回転し更に歯車伝動構造を駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転する。入力側が歯車伝動構造に連結している場合、入力側は歯車伝動構造を回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造が回転し更に回転シリンダを駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転する。入力側が回転シリンダと歯車伝動構造にともに連結している場合、入力側は回転シリンダと歯車伝動構造とを一緒に回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
図1】クリーニング装置の斜め上方の視野方向の立体図である。
図2】クリーニング装置の斜め下方の視野方向の立体図である。
図3】軸方向に沿って取外された回転シリンダの立体図である。
図4大図である。
図5】第2の側面のサイドカバーの立体図である。
図6】主に駆動連結状態を示す立体図である。
図7】毛髪切断ローラブラシの軸方向に沿った半断面の模式図である。
図8】主に往復移動構造を示す立体図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0030】
第2の側面26には入力側が設けられ、入力側は回転シリンダ2および/または歯車伝動構造と連結する。入力側が回転シリンダ2に連結している場合、入力側は回転シリンダ2を駆動し回転させるためであり、回転シリンダ2が回転し更に歯車伝動構造を駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転する。入力側が歯車伝動構造に連結している場合、入力側は歯車伝動構造を回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造が回転し更に回転シリンダ2を駆動し回転させ、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動するように駆動するために回転する。入力側が回転シリンダ2と歯車伝動構造にともに連結している場合、入力側は回転シリンダ2と歯車伝動構造とを一緒に回転するように駆動するためであり、歯車伝動構造は往復移動構造を往復移動駆動するように駆動するために回転する。このような設計は、構造のコンパクト化を助長する。
【国際調査報告】