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特表2024-539133プライベートチャネルからパブリックチャネルへの変換
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-28
(54)【発明の名称】プライベートチャネルからパブリックチャネルへの変換
(51)【国際特許分類】
   G06F 21/62 20130101AFI20241018BHJP
   H04L 67/51 20220101ALI20241018BHJP
【FI】
G06F21/62
H04L67/51
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024523606
(86)(22)【出願日】2022-10-21
(85)【翻訳文提出日】2024-06-18
(86)【国際出願番号】 US2022047374
(87)【国際公開番号】W WO2023069678
(87)【国際公開日】2023-04-27
(31)【優先権主張番号】17/452,016
(32)【優先日】2021-10-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】506332063
【氏名又は名称】セールスフォース インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】モンロー,セカンド,ブラッドフォード パーカー
(72)【発明者】
【氏名】バルジレイ,イッタイ ショーン
(72)【発明者】
【氏名】デマー,マイケル
(72)【発明者】
【氏名】クレメンソン,エリザベス
(72)【発明者】
【氏名】サリヴァン,クリストファー
(72)【発明者】
【氏名】グリンバーグ,ライアン
(72)【発明者】
【氏名】シヴァクマラン,シヴァプリヤン
(72)【発明者】
【氏名】モリソン,アンドリュー エス.
(57)【要約】
本開示は、通信プラットフォームのチャネルなどの仮想的空間に関連する。場合によっては、チャネルは、プライベートチャネルとして指定され、このプライベートチャネルは、そのチャネルに加入しているユーザのみによってプライベートチャネルにアクセスすることを許可し、他の全てのユーザによるアクセスを制限/防止し得る。本開示は、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変更するための解決策に関連し、これは、プライベートチャネルに関連付けられていなかった追加のユーザアカウントが、変換されたチャネルを発見及び/又はアクセスすることを可能にし得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信プラットフォームの1つ以上のコンピューティングデバイスによって少なくとも部分的に実装される方法であって、
前記通信プラットフォームの2人以上のユーザに関連付けられたプライベートチャネルに関連して、前記プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することであって、前記プライベートチャネルが前記プライベートチャネルに関連付けられた前記2人以上のユーザ以外のワークスペースのユーザによって発見されないように、前記プライベートチャネルは、第1の発見可能性設定に関連付けられている、ことと、
前記プライベートチャネルを前記パブリックチャネルに変換する前記要求を受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記プライベートチャネルに関連付けられた前記第1の発見可能性設定を修正することであって、前記修正することに少なくとも部分的に基づいて、前記パブリックチャネルが前記ワークスペースに関連付けられた任意のユーザによって発見可能となるように、第2の発見可能性設定に関連付けられる、ことと、を含む、方法。
【請求項2】
特定のユーザから前記プライベートチャネルを前記パブリックチャネルに変換する前記要求を受信することと、
前記特定のユーザが前記第1の発見可能性設定を修正することを可能にする権限又は役割に、前記特定のユーザが関連付けられているかどうかを判定することと、
前記特定のユーザが前記第1の発見可能性設定を修正することを可能にする前記権限又は役割に、前記特定のユーザが関連付けられているという判定に少なくとも部分的に基づいて、前記第1の発見可能性設定を修正することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記プライベートチャネルは、前記第1の発見可能性設定に少なくとも部分的に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリを介して発見可能ではない、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記パブリックチャネルは、前記第2の発見可能性設定に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリのうちの少なくとも1つを介して発見可能である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記プライベートチャネルは、前記パブリックチャネルが関連付けられた第2の権限セットとは異なる第1の権限セットに関連付けられ、前記第1の権限セットは、前記第2の権限セットよりも制限的である、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分を前記パブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに含み、前記プライベートチャネルに関連付けられた前記データの部分は、前記パブリックチャネルから除外される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分を前記パブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに含み、
前記データの部分は、前記プライベートチャネルに関連付けられた前記2人以上のユーザによって閲覧されるときに、前記パブリックチャネルに含まれ、
前記データの部分は、前記パブリックチャネルに関連付けられた他のユーザによって閲覧されるときに、前記パブリックチャネルから除外される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
通信プラットフォームの少なくとも部分を実装するためのシステムであって、
1つ以上のプロセッサと、
命令を記憶する1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体と、を含み、前記命令は、実行されるときに、前記システムに、
前記通信プラットフォームの2人以上のユーザに関連付けられたプライベートチャネルに関連して、前記プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することであって、前記プライベートチャネルが前記プライベートチャネルに関連付けられた前記2人以上のユーザ以外のワークスペースのユーザによって発見されないように、前記プライベートチャネルは、第1の発見可能性設定に関連付けられている、ことと、
前記プライベートチャネルを前記パブリックチャネルに変換する前記要求を受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記プライベートチャネルに関連付けられた前記第1の発見可能性設定を修正することであって、前記修正することに少なくとも部分的に基づいて、前記パブリックチャネルが前記ワークスペースに関連付けられた任意のユーザによって発見可能となるように、第2の発見可能性設定に関連付けられる、ことと、を行わせる、システム。
【請求項9】
前記命令は、実行されるときに、前記システムに、
特定のユーザから前記プライベートチャネルを前記パブリックチャネルに変換する前記要求を受信することと、
前記特定のユーザが前記第1の発見可能性設定を修正することを可能にする権限又は役割に、前記特定のユーザが関連付けられているかどうかを判定することと、
前記特定のユーザが前記第1の発見可能性設定を修正することを可能にする前記権限又は役割に、前記特定のユーザが関連付けられているという判定に少なくとも部分的に基づいて、前記第1の発見可能性設定を修正することと、をさらに行わせる、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記プライベートチャネルは、前記第1の発見可能性設定に少なくとも部分的に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリを介して発見可能ではなく、
前記パブリックチャネルは、前記第2の発見可能性設定に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリのうちの少なくとも1つを介して発見可能である、請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
前記プライベートチャネルは、前記パブリックチャネルが関連付けられた第2の権限セットとは異なる第1の権限セットに関連付けられ、
前記第1の権限セットは、前記第2の権限セットよりも制限的である、請求項8に記載のシステム。
【請求項12】
前記命令は、実行されるときに、前記システムに、前記プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分を前記パブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに行わせ、前記プライベートチャネルに関連付けられた前記データの部分は、前記パブリックチャネルから除外される、請求項8に記載のシステム。
【請求項13】
前記命令は、実行されるときに、前記システムに、前記プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分を前記パブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに行わせ、
前記データの部分は、前記プライベートチャネルに関連付けられた前記2人以上のユーザによって閲覧されるときに、前記パブリックチャネルに含まれ、
前記データの部分は、前記パブリックチャネルに関連付けられた他のユーザによって閲覧されるときに、前記パブリックチャネルから除外される、請求項8に記載のシステム。
【請求項14】
命令を記憶する1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行されるときに、1つ以上のプロセッサに、
通信プラットフォームの2人以上のユーザに関連付けられたプライベートチャネルに関連して、前記プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することであって、前記プライベートチャネルが前記プライベートチャネルに関連付けられた前記2人以上のユーザ以外のワークスペースのユーザによって発見されないように、前記プライベートチャネルは、第1の発見可能性設定に関連付けられている、ことと、
前記プライベートチャネルを前記パブリックチャネルに変換する前記要求を受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記プライベートチャネルに関連付けられた前記第1の発見可能性設定を修正することであって、前記修正することに少なくとも部分的に基づいて、前記パブリックチャネルが前記ワークスペースに関連付けられた任意のユーザによって発見可能となるように、第2の発見可能性設定に関連付けられる、ことと、を行わせる、1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項15】
前記命令は、実行されると、前記1つ以上のプロセッサに
特定のユーザから前記プライベートチャネルを前記パブリックチャネルに変換する前記要求を受信することと、
前記特定のユーザが前記第1の発見可能性設定を修正することを可能にする権限又は役割に、前記特定のユーザが関連付けられているかどうかを判定することと、
前記特定のユーザが前記第1の発見可能性設定を修正することを可能にする前記権限又は役割に、前記特定のユーザが関連付けられているという判定に少なくとも部分的に基づいて、前記第1の発見可能性設定を修正することと、をさらに行わせる、請求項14に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項16】
前記プライベートチャネルは、前記第1の発見可能性設定に少なくとも部分的に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリを介して発見可能ではない、請求項14に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項17】
前記パブリックチャネルは、前記第2の発見可能性設定に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリのうちの少なくとも1つを介して発見可能である、請求項14に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項18】
前記プライベートチャネルは、前記パブリックチャネルが関連付けられた第2の権限セットとは異なる第1の権限セットに関連付けられ、
前記第1の権限セットは、前記第2の権限セットよりも制限的である、請求項14に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項19】
前記命令は、実行されるときに、前記1つ以上のプロセッサに、前記プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分を前記パブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに行わせ、前記プライベートチャネルに関連付けられた前記データの部分は、前記パブリックチャネルから除外される、請求項14に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項20】
前記命令は、実行されるときに、前記1つ以上のプロセッサに、前記プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分を前記パブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに行わせ、
前記データの部分は、前記プライベートチャネルに関連付けられた前記2人以上のユーザによって閲覧されるときに、前記パブリックチャネルに含まれ、
前記データの部分は、前記パブリックチャネルに関連付けられた他のユーザによって閲覧されるときに、前記パブリックチャネルから除外される、請求項14に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本特許出願は、2021年10月22日に出願された米国特許出願第17/452,016号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
通信プラットフォーム又はサービスに関連して、ユーザのグループは、ドメイン(例えば、「ワークスペース」と呼ばれることもある)の下に編成されてもよく、このドメインは、多くの場合、会社、組織、企業、学校、又は他の個別のエンティティに関連付けられる。ドメインの構成ユーザ(例えば、「メンバ」と呼ばれることもある)は、共通の目標、テーマ、目的、又は労作に関連する通信を交換することが多い。ドメイン又はワークスペースは、グループ専用の仮想的空間を表してもよく、メンバが様々な機能を実行するためのツールを含んでもよい。例えば、ワークスペースは、メッセージング、会議、データの共有、タスクのスケジューリング/割り当て、投稿への応答、投稿内のメンバへのメンションなどのためのツールを含んでもよい。
【背景技術】
【0003】
いくつかのインスタンスでは、グループ全体の特定のプロジェクト又はサブトピックに関する労作を編成するために、ワークスペース内にチャネルを作成してもよく、チャネルが、ワークスペースのメンバのサブセットを含むか、又はワークスペースのメンバのサブセットがワークスペースに加入してもよい。一部のチャネルは、パブリックチャネルとして指定されてもよく、このパブリックチャネルは、ワークスペースのメンバがサブセットに含まれていない場合でも、ワークスペースの全てメンバによって発見可能であってもよい。つまり、ワークスペースのメンバがワークスペースのパブリックチャネルに加入していない場合でも、依然として、ワークスペースのメンバはパブリックチャネルのコンテンツを検索、発見、及び閲覧することができる。他のインスタンスでは、ワークスペースのチャネルは、(例えば、設定を使用して)プライベートチャネルとして指定されてもよく、このプライベートチャネルは、プライベートチャネルに加入していないワークスペースのメンバによって発見可能又は閲覧可能ではないことがある。すなわち、プライベートチャネルがワークスペースの一部であっても、プライベートチャネルに加入していないワークスペースのメンバは、(例えば、検索するときに)プライベートチャネルを発見すること、又はコンテンツ(例えば、メッセージ、共有データなど)を閲覧ことができないことがある。しかしながら、プライベートチャネルの存続中又は保留中に、メンバがチャネルの内容をワークスペースの他のメンバと共有したいことがある。これを行うために、既存のシステムでは、プライベートチャネルのメンバは、新しいパブリックチャネルを生成し、プライベートチャネルから新しいパブリックチャネルにデータを手動でコピーすることが要求されることがある。このプロセスは、チャネルデータを転送するために過剰な量の時間及びコンピューティング能力を必要とすることがあり、悪いユーザ体験につながることがある。
【図面の簡単な説明】
【0004】
以下の詳細な説明が添付の図面を参照して記載される。図において、参照番号の左端の桁は、その参照番号が最初に現れる図を識別する。異なる図における同じ参照番号の使用は、類似又は同一のコンポーネント又は特徴を示す。
【0005】
図1】明細書に記載される例示的な技術を実装するために使用可能なコンピューティングデバイスの例示的なシステムを描写するブロック図を示す。
【0006】
図2A】本明細書に記載されるように、例示的なユーザインターフェースを示す。
【0007】
図2B】本明細書に記載するように、ネットワークに接続されたユーザコンピューティングデバイス上に提示されてもよく、かつ各ユーザインターフェースにおける異なるチャネル発見可能性を描写する例示的なユーザインターフェースを示す。
【0008】
図3】本明細書に記載されるように、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変更するためのユーザインターフェースを示す。
【0009】
図4】本明細書に記載されるように、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換するための例示的なプロセスを示すフロー図を含む。
【0010】
図5】本明細書に記載されるように、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換するための例示的なプロセスを示すフロー図を含む。
【発明を実施するための形態】
【0011】
上述したように、通信プラットフォームでは、ユーザのグループをワークスペースに編成することができ、ワークスペース内では、グループ全体の特定のプロジェクト又はサブトピックに関する労作を編成するために、様々なチャネルを作成してもよい。いくつかの例では、チャネルは「プライベート」として指定され、その場合、プライベートチャネル(及びそのコンテンツ)は、チャネルがワークスペースに関連付けられている場合であっても、プライベートチャネルに加入していないワークスペースのメンバによって発見可能又は閲覧可能ではない。本開示は、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変更するための解決策に関連し、これにより、以前にチャネルに関連付けられていなかったワークスペースの他のメンバが、(例えば、検索するときに)チャネルを発見し、チャネルのコンテンツを閲覧し、及び/又は(例えば、招待を必要とせずに)チャネルに加入することが可能になる。とりわけ、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換することを可能にする本開示の例は、メンバがアクセスすべき情報の発見可能性を改善することによって効率を改善するのに役立つ。追加的に、本開示の例は、他の者がコンテンツにアクセスすることを可能にするために、プライベートチャネルから別のチャネルにコンテンツをコピーしようとする際に使用される可能性のある時間及びリソースを大幅に削減してもよい。
【0012】
いくつかの例を一般的に記載したが、より具体的な詳細を以下に提供する。通信プラットフォームのいくつかの例では、ワークスペースが作成され、ユーザのグループ(「メンバ」と呼ばれることもある)を関連付ける共通又は一般的なドメインを表す。例えば、(例えば、企業又は組織に関連付けられた)所与のワークスペースは、多くのメンバ(例えば、数十人、数百人、数千人など)を含んでもよい。追加的に、ワークスペース内で、メンバは、ワークスペースに関連付けられた特定の労作、プロジェクト、トピックなどに関するコミュニケーション及びコンテンツを編成するために、仮想的空間(「チャネル」と呼ばれることもある)を作成することができる。いくつかの例では、所与のチャネルについて、メンバはチャネルに加入してもよく、その結果、チャネルを更新するように警告を受けるか、又は加入していないメンバによって潜在的に許可されていない方式でチャネルと対話することが可能にされてもよい。
【0013】
典型的には、任意のメンバは、他のメンバと対話してもよく、及び/又はクライアント上の通信アプリケーションを使用することによって、通信プラットフォームのサービスを要求してもよい(例えば、コンテンツをチャネルに投稿するために)。追加的に、メンバは、通信アプリケーションを介して、ワークスペースに関連付けられたチャネルを発見することが多い。例えば、メンバは、そのメンバが他のチャネルに加入しているかどうかにかかわらず、ワークスペースに関連付けられた他のチャネルを発見することを望むことがある。いくつかの例では、メンバは、(通信アプリケーションを介して)ワークスペースに関連付けられたチャネルをブラウズ又は検索することができることがある。
【0014】
いくつかの例では、同じワークスペースに関連付けられたメンバが、ワークスペースのチャネルに関連付けられた異なる権限を有してもよい。例えば、いくつかのインスタンスでは、チャネルは、プライベートチャネルとして指定されてもよく、このプライベートチャネルは、プライベートチャネルに加入していない任意のメンバに関連付けられた権限に影響を与えてもよい。いくつかの例では、プライベートチャネルに加入していないメンバは、検索又はブラウズするときにプライベートチャネルを発見することができない。追加的に、プライベートチャネルに加入していないメンバは、プライベートチャネルに関連付けられたコンテンツを閲覧又は投稿できないことがある。
【0015】
いくつかのインスタンスでは、チャネルが誤ってプライベートチャネルとして指定された場合、プライベートチャネルのコンテンツへのアクセスを制限する必要がなくなった場合など、プライベートチャネルからパブリックチャネルにチャネルを変更することが望ましいことがある。従来、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変更することは困難であり、場合によっては、不可能であった。とりわけ、プライベートチャネルからパブリックチャネルに変更できないことは、そうでなければ発見可能であったであろう重要な情報にユーザがアクセスできることをブロックすることがある。追加的に、この潜在的な制限は、発見/アクセスからブロックされた情報を検索するために使用されるリソース(例えば、時間、コンピューティングリソースなど)の非効率的な使用に寄与することがある。さらに、権限を変更する際のこの制限は、プライベートチャネルからよりパブリックにアクセス可能な空間にコンテンツがコピーされることに起因する重複した労作及びリソース消費を増加させる可能性がある。従来の解決策とは対照的に、本開示の例は、チャネルをプライベート設定/指定からパブリック設定/指定に変更するための技術を含む。
【0016】
いくつかの例では、チャネル設定インターフェースが提供され、これにより、メンバ(例えば、プライベート指定を変更する権限を有するメンバ)は、プライベートチャネルがパブリックチャネルに変更されることを要求してもよい。プライベートチャネルをパブリックチャネルに変更する権限が与えられたメンバは、ワークスペースプリファレンスによって異なってもよい。例えば、いくつかのインスタンスでは、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変更する権限は、チャネルクリエータ、チャネル所有者、チャネルメンバ、及び/又はチャネル管理者のうちの1人以上に与えられてもよい。
【0017】
いくつかの例では、チャネル設定インターフェースは、要求ユーザが、プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分を選択してプライベートのままにする一方で、チャネルの他の選択されていない部分をパブリックにすることを可能にしてもよい。すなわち、要求ユーザは、プライベートチャネルから変換されたパブリックチャネルの全てのメンバに公開する第1のデータと、元のプライベートチャネルのメンバに公開する第2のデータとを指定してもよい。データの部分は、データ、コンテンツタイプ、ユーザなどの様々な基準に基づいて識別されてもよい。例として、本開示の技術は、1つ以上の様々な技術を適用することによって、データの部分のプライベートな性質を維持してもよい。例えば、いくつかのインスタンスでは、プライベートのままであるように指定されたデータの部分は、依然としてパブリックチャネルに関連付けられ、承認されたユーザアカウントのみがアクセス可能である(例えば、データの部分に関連付けられ、かつアクセスを選択的に制限するために使用可能なフラグ又は他のメタデータに起因して)。他の例では、プライベートのままであるように指定されたデータの部分は、パブリックデータから分岐されてもよい。その場合に、分岐されたプライベートデータはアーカイブされてもよく、及び/又は分岐されたプライベートデータ及びパブリックデータは両方とも、別々のチャネルとして前進して存在してもよい。
【0018】
少なくともいくつかの例では、プライベートからパブリックに指定を変更することは、通信プラットフォームにおいて様々な意味合いを持つことがある。例えば、一例では、プライベートからパブリックへの変更は、プライベートチャネルのメンバがパブリックチャネルへの変換を承認するか、又は反対する機会を有することがある承認ワークフローを開始してもよい。いくつかの例では、承認ワークフローは、メンバが、そのメンバに関連付けられた任意のコンテンツをプライベートのままにしておきたいかどうかを特定することを可能にしてもよい(例えば、メンバは、そのメンバに関連付けられた(例えば、そのメンバによって投稿された)コンテンツがプライベートのままにされるという条件で、チャネルをパブリックに変換することを承認してもよい)。
【0019】
いくつかの例では、プライベートからパブリックへのチャネル変換は、データが記憶される方式に影響を与えてもよい。例えば、データ(例えば、チャネル又はチャネルに関連するデータ)がプライベートであるかパブリックであるかを示すフラグ又は他のメタデータは、パブリックな性質を反映するように更新されてもよい。追加的に、チャネルに関連付けられた検索インデックスを更新して、チャネルがパブリックであることを示してもよく、更新された検索インデックスを使用して、(例えば、ユーザアカウントが検索及び/又はブラウズしているときに、)チャネルがユーザアカウントによって発見可能であると判定してもよい。
【0020】
次に図1を参照すると、図1は、本明細書に記載される技術を実行するための例示的なシステム100を示す。少なくとも1つの例では、例示的な環境100は、ネットワークベースのコンピューティングシステムを活用して、通信プラットフォームのユーザがデータを交換することを可能にし得る通信プラットフォームに関連付けられてもよい。少なくとも1つの例では、通信プラットフォームは、プラットフォーム、及び関連するシステム、通信チャネル、メッセージ、及び/又は仮想的空間が、定義されたユーザグループへのアクセスを制限するためのセキュリティ(例えば、権限によって定義されてもよい)を有するように、「グループベース」であってもよい。いくつかの例では、このようなユーザグループは、共通のアクセスクレデンシャル、ドメインなどに関連付けられ得るグループ識別子によって定義されてもよい。いくつかの例では、通信プラットフォームは、ユーザがチャット、会合、電話、共同作業、ファイル若しくは他のデータの転送、又は他の方法で互いに通信することを可能にするための安全でプライベートな仮想的空間を提供するハブであってもよい。上述のように、各グループは、ワークスペースに関連付けられ、グループに関連付けられたユーザが、チャット、会合、電話、共同作業、ファイル若しくは他のデータの転送、又は他の方法で安全なプライベート仮想的空間内で互いに通信することを可能にしてもよい。いくつかの例では、グループメンバ、つまりワークスペースが同じ組織に関連付けられてもよい。いくつかの例では、グループメンバ、したがってワークスペースは、異なる組織(例えば、異なる組織識別子を有するエンティティ)に関連付けられてもよい。
【0021】
少なくとも1つの例では、例示的なシステム100は、1つ以上のサーバコンピューティングデバイス(又は「サーバ」)102を含んでもよい。少なくとも1つの例では、サーバ102は、1つ以上のサーバ、又は任意の数の方法で具現化され得る他のタイプのコンピューティングデバイスを含んでもよい。例えば、サーバの例では、機能コンポーネント及びデータは、単一のサーバ、サーバのクラスタ、サーバファーム又はデータセンタ、クラウドホストコンピューティングサービス、クラウドホストストレージサービスなどで実装されてもよいが、他のコンピュータアーキテクチャが追加的又は代替的に使用されてもよい。
【0022】
少なくとも1つの例では、サーバ102は、1つ以上のネットワーク106を介して、1つ以上のユーザコンピューティングデバイス104a、104b及び/又は104c(ユーザコンピューティングデバイス104とも呼ばれることがある)と通信してもよい。すなわち、サーバ102及びユーザコンピューティングデバイス104は、本明細書に記載されるように、ネットワーク106を使用して、データ(例えば、コンテンツ、情報など)を送信、受信、及び/又は記憶してもよい。ユーザコンピューティングデバイス104は、任意の好適なタイプのコンピューティングデバイス、例えば、ポータブル、セミポータブル、セミステーショナリ、又はステーショナリであってもよい。ユーザコンピューティングデバイス104のいくつかの例は、タブレットコンピューティングデバイス、スマートフォン、モバイル通信デバイス、ラップトップ、ネットブック、デスクトップコンピューティングデバイス、端末コンピューティングデバイス、ウェアラブルコンピューティングデバイス、拡張現実デバイス、モノのインターネット(IOT)デバイス、又は本明細書に記載される技術により通信を送信し、機能を実行することができる任意の他のコンピューティングデバイスを含んでもよい。図1は、ユーザコンピューティングデバイス104a、104b及び104cを示しているが、実際には、例示的なシステム100は、追加(例えば、数十、数百、数千、数百万)のユーザコンピューティングデバイスを含んでもよい。
【0023】
少なくとも1つの例では、ユーザコンピューティングデバイス104などのユーザコンピューティングデバイスは、とりわけ、通信プラットフォームを介して通信サービスにアクセスするために、ユーザによって動作可能であってもよい。ユーザは、個人、個人グループ、雇用者、企業、組織などであってもよい。いくつかの例では、ユーザ(例えば、同じユーザ)は、複数のコンピューティングデバイスを使用して、通信プラットフォームを介して通信サービスにアクセスしてもよい。例えば、ユーザは、通信サービスにアクセスするときに、異なるユーザコンピューティングデバイス104間で切り替えるか、又は交互に切り替えてもよい。
【0024】
ネットワーク106は、限定されるものではないが、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワーク、インターネット、無線ネットワーク、セルラネットワーク、ローカル無線ネットワーク、Wi-Fi及び/又は近距離無線通信、Bluetooth(登録商標)、BLE(Bluetooth Low Energy)、NFC(Near Field Communication)、有線ネットワーク、若しくは任意の他のそのようなネットワーク、又はそれらの任意の組み合わせなど、当技術分野で知られている任意のタイプのネットワークを含んでもよい。このような通信に使用されるコンポーネントは、少なくとも部分的には、ネットワークのタイプ、選択された環境、又はその両方に依存してもよい。このようなネットワーク106を介して通信するためのプロトコルは周知であり、ここでは詳細には論じられない。
【0025】
少なくとも1つの例では、サーバ102は、1つ以上のプロセッサ108、コンピュータ可読媒体110、1つ以上の通信インターフェース112、及び入出力デバイス114を含んでもよい。
【0026】
少なくとも1つの例では、プロセッサ108の各プロセッサは、単一の処理ユニット又は複数の処理ユニットであってもよく、単一又は複数のコンピューティングユニット又は複数の処理コアを含んでもよい。プロセッサ108は、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、中央処理装置(CPU)、グラフィック処理装置(GPU)、状態マシン、論理回路構成、及び/又は動作命令に基づいて信号を操作する任意のデバイスとして実装されてもよい。例えば、プロセッサ108は、本明細書に記載されるアルゴリズム及びプロセスを実行するように特別にプログラムされたか又は構成された任意の好適なタイプの1つ以上のハードウェアプロセッサ及び/又は論理回路であってもよい。プロセッサ108は、コンピュータ可読媒体に記憶されたコンピュータ可読命令をフェッチして実行するように構成されてもよく、これらの命令は、本明細書に記載される機能を実行するようにプロセッサをプログラムしてもよい。
【0027】
コンピュータ可読媒体110は、揮発性及び不揮発性メモリ、及び/又はコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータなどのデータを記憶するための任意のタイプの技術で実装されたリムーバブル及び非リムーバブル媒体を含んでもよい。このようなコンピュータ可読媒体110は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、光ストレージ、ソリッドステートストレージ、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、RAID記憶システム、記憶アレイ、ネットワーク接続ストレージ、記憶域ネットワーク、クラウドストレージ、又は所望のデータを記憶するために使用され、かつコンピューティングデバイスによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含んでもよいが、これらに限定されない。サーバ102の構成に応じて、コンピュータ可読媒体110は、コンピュータ可読記憶媒体の1つのタイプであってもよく、及び/又は、言及される場合、非一時的なコンピュータ可読媒体が、エネルギー、キャリア信号、電磁波、及び信号自体などの媒体を除外する範囲で、有形の非一時的な媒体であってもよい。
【0028】
コンピュータ可読媒体110は、プロセッサ108によって実行可能な任意の数の機能コンポーネントを記憶するために使用されてもよい。多くの実装では、これらの機能コンポーネントは、プロセッサ108によって実行可能であり、実行されるときに、サーバ102に対して上述した動作を実行するようにプロセッサ108を具体的に構成する命令又はプログラムを含む。コンピュータ可読媒体に記憶された機能コンポーネントは、任意選択で、ワークスペース管理コンポーネント116、チャネル管理コンポーネント118、オペレーティングシステム121、及びデータストア122を含んでもよい。
【0029】
少なくとも1つの例では、ワークスペース管理コンポーネント116は、ワークスペースを管理してもよい。すなわち、少なくとも1つの例では、通信プラットフォームは、上述のように、異なるユーザグループに関連付けられ得る異なるワークスペースにパーティショニングされてもよい。上述のように、各ワークスペースは、グループ識別子に関連付けられ、1つ以上のユーザアカウントが、グループ識別子にマッピングされるか、又は他の方法で関連付けられてもよい。このようなユーザアカウントに対応するユーザは、グループの「メンバ」であってもよい。
【0030】
いくつかの例では、ワークスペース管理コンポーネント116が、ワークスペースのメンバシップを管理してもよい。すなわち、ワークスペース管理コンポーネント116は、ユーザを個々のワークスペースに関連付ける要求を受信してもよく、ワークスペース管理コンポーネント116は、そのようなユーザに関連付けられたユーザアカウントを、個々のワークスペースに関連付けられたグループ識別子に関連付けてもよい。例えば、ワークスペース管理コンポーネント116は、ワークスペースにユーザを追加する要求を受信することに応答して、ユーザのユーザアカウントをワークスペースのグループ識別子に関連付けてもよい。ワークスペース管理コンポーネント116は、例えば、ユーザがワークスペースから削除されたときに、ユーザアカウントとグループ識別子との関連付けを解除してもよい。
【0031】
少なくとも1つの例では、チャネル管理コンポーネント118は、通信チャネルを管理してもよい。上述のように、少なくとも1つの例では、通信プラットフォームは、チャネルベースのメッセージングプラットフォームであってもよく、いくつかの例では、ユーザグループによって使用可能であってもよい。通信プラットフォームのユーザは、通信チャネルを介して他のユーザと通信してもよい。通信チャネル、又は仮想的空間は、通信プラットフォームに関連付けられたシステム及び装置の間でデータを交換するために使用されるデータ経路であってもよい。少なくとも1つの例では、チャネル管理コンポーネント118は、様々なユーザコンピューティングデバイス間の通信チャネルを確立し、ユーザコンピューティングデバイスが互いに通信し、データを共有することを可能にする。少なくとも1つの例では、チャネル管理コンポーネント118は、そのような通信及び/又はデータの共有を管理してもよい。
【0032】
いくつかの例では、チャネルは、チャネルに加入した1人以上のメンバを含んでもよく、いくつかのインスタンスでは、ワークスペースの全てのメンバよりも少ないメンバがチャネルに加入してもよい。そのため、チャネル管理コンポーネント118は、チャネルに関連付けられたメンバの追跡、権限、招待、加入などに関連付けられた動作を実行してもよい。
追加的に、いくつかの例では、チャネルは「パブリック」チャネルとして指定されてもよく、その場合、ワークスペースのチャネルに加入していないワークスペースのメンバは、依然としてチャネルと対話することができる(例えば、検索するときにチャネルを発見する、チャネルのコンテンツを閲覧する、招待なしでチャネルに加入するなど)。いくつかの例では、チャネルは「プライベート」チャネルとして指定されてもよく、その場合、ワークスペースのチャネルに加入していないワークスペースのメンバは、チャネルと対話することが可能とされなくてもよい(例えば、チャネルは、検索/ブラウジングのときに発見されないか、閲覧されないか、又は招待なしで加入することができない。)そのため、いくつかの例では、チャネル管理コンポーネント118は、パブリック又はプライベートであるチャネルに関連する動作を実行してもよい。いくつかの例では、通信チャネルに関連付けられたデータ、例えばチャネルと共有されるか、又はチャネルに関連付けられたコンテンツ、チャネルに加入したメンバの識別子、チャネルのプライベート又はパブリックの性質は、ユーザインターフェースを介して提示されてもよい。少なくとも1つの例では、チャネル管理コンポーネント118は、ワークスペース管理コンポーネント116と対話して、ユーザインターフェースの生成、提示、及び/又は更新を管理してもよい。
【0033】
少なくとも1つの例では、オペレーティングシステム121は、プロセッサ108、コンピュータ可読媒体110、ハードウェア、ソフトウェアなどを管理してもよい。
【0034】
少なくとも1つの例では、データストア122は、アクセス可能、管理可能、及び更新可能なデータを記憶するように構成されてもよい。いくつかの例では、データストア122は、図1に示すように、サーバ102と統合されてもよい。他の例では、データストア122は、サーバ102から遠隔に位置してもよく、サーバ102及び/又はユーザコンピューティングデバイス104などのユーザデバイスにアクセス可能であってもよい。データストア122は、ユーザデータ124、権限データ126、ワークスペースデータ128、及びチャネルデータ130を含んでもよい複数のデータベースを含んでもよい。追加のデータ又は代替のデータが、データストア及び/又は1つ以上の他のデータストアに記憶されてもよい。
【0035】
少なくとも1つの例では、ユーザデータ124は、通信プラットフォームのユーザに関連付けられたデータを記憶してもよい。少なくとも1つの例では、ユーザデータ124は、ユーザプロファイル(「ユーザアカウント」とも呼ばれる)にデータを記憶してもよく、ユーザプロファイルは、ユーザに関連付けられたデータを記憶することができ、このユーザに関連付けられたデータは、ユーザが関連付けられた複数の異なる組織又はエンティティに関連付けられた1つ以上のユーザ識別子、ユーザにアクセスが与えられた通信チャネルに関連付けられた1つ以上の通信チャネル識別子、ユーザが関連付けられたグループ(又は、組織、チーム、エンティティなど)の1つ以上のグループ識別子、ユーザが任意の通信チャネルの所有者又は管理者であるかどうかの指標、ユーザが任意の通信チャネル制限を有するかどうかの指標、複数のメッセージ、複数の絵文字、複数の会話、複数の会話トピック、アバター、電子メールアドレス、実名(例えば、John Doe)、ユーザ名(例えば、j doe)、パスワード、タイムゾーン、ステータス(例えば、アクティブ、不在、非アクティブなどのユーザステータス)、トークンなどを含むが、これらに限定されない。
【0036】
少なくとも1つの例では、権限データ126は、通信プラットフォームの個々のユーザの権限に関連付けられたデータを記憶してもよい。いくつかの例では、権限は、自動的に、又は、通信プラットフォームの管理者、通信プラットフォームを利用する雇用者、企業、組織、若しくは他のエンティティ、チームリーダ、グループリーダ、若しくはチームメンバ、グループメンバなどと通信するために通信プラットフォームを利用する他のエンティティ、個々のユーザなどによって設定されてもよい。いくつかの例では、個々のユーザに関連付けられた権限は、ユーザデータ124に関連付けられたアカウント又はプロファイルにマッピングされるか、又は他の方法で関連付けられてもよい。いくつかの例では、権限は、どのユーザが他のユーザと直接通信することができるか、どのチャネルにユーザがアクセスすることを許可されているか、個々のチャネルに対する制限、どのワークスペースにユーザがアクセスすることを許可されているか、個々のワークスペースに対する制限などを示してもよい。少なくとも1つの例では、権限は、定義されたユーザグループへのアクセスを制限するためのセキュリティを維持することによって、通信プラットフォームをサポートしてもよい。いくつかの例では、そのようなユーザは、上述のように、共通アクセスクレデンシャル、グループ識別子などによって定義されてもよい。いくつかの例では、権限データ126は、チャネルがプライベートであるかパブリックであるかに関連付けられた指定又は設定をユーザが制御又は変更することを許可されているかどうかを示してもよい。
【0037】
少なくとも1つの例では、ワークスペースデータ128は、個々のワークスペースに関連付けられたデータを記憶してもよい。上述のように、通信プラットフォームは、ユーザグループに関連付けられたワークスペースにパーティショニングされてもよい。少なくとも1つの例では、グループ識別子は、ワークスペースに関連付けられてもよい。少なくとも1つの例では、グループ識別子は、対応するワークスペースに関するデータが記憶されているワークスペースデータ128内の物理アドレスを示してもよい。少なくとも1つの例では、ワークスペース権限に関連付けられたデータは、グループ識別子に関連して記憶されてもよく、ワークスペースに関連付けられたユーザを識別するデータは、グループ識別子に関連して記憶されてもよく、ワークスペースに関連付けられたメッセージ及び/又は他のコンテンツに関連付けられたデータは、グループ識別子に関連して記憶されてもよく、ワークスペースに関連付けられた通信チャネルに関連付けられたデータは、グループ識別子に関連して記憶されてもよい、などである。いくつかの例では、ワークスペースは、1つ以上の組織識別子に関連付けられてもよく、この組織識別子は、組織、又は通信プラットフォームに関連付けられた他のエンティティに関連付けられてもよい。いくつかの例では、そのようなデータは、データストア122内の他のタイプのデータ(例えば、ユーザデータ124、権限データ126、チャネルデータ130など)にマッピングされ、又は他の方法で関連付けられてもよい。
【0038】
少なくとも1つの例では、チャネルデータ130は、個々の通信チャネルに関連するデータを記憶してもよい。少なくとも1つの例では、チャネル管理コンポーネント118は、様々なユーザコンピューティングデバイス間の通信チャネルを確立し、ユーザコンピューティングデバイスが互いに通信し、データを共有することを可能にする。少なくとも1つの例では、通信チャネルに関するデータが記憶されているチャネルデータ130内の物理アドレスを示す通信チャネル識別を、通信チャネルに割り当ててもよい。上記に示したように、通信チャネルは、組織内の任意のユーザ(例えば、組織識別子に関連付けられた)が、通信チャネルを介してデータ共有に加入し、加入することを可能にし得る「パブリック」であってもよいし、通信チャネルは、通信チャネル内のデータ通信を、一定のユーザ又は特定の役割(例えば、マネージャ、管理者など)を有するユーザに制限し得る「プライベート」であってもよい。そのため、チャネルデータ130は、パブリック又はプライベート指定に関連するデータを記憶してもよい。例えば、いくつかのインスタンスでは、チャネルデータ130は、チャネル及び/又はチャネルのコンテンツに関連付けられたタグ又は他のメタデータを含んでもよく、タグは、ユーザ又はメンバがチャネル又はコンテンツと対話することを許可されているかどうかを判定するのに役立つように様々なコンテキストで参照可能であってもよい。少なくともいくつかの例では、チャネルデータ120は、チャネルがプライベートであるかパブリックであるかを示すデータを含むチャネル検索インデックスを含むか、又はそれに関連付けられてもよい。いくつかの例では、通信チャネルは「共有」され、これにより、異なる組織に関連付けられたユーザ(例えば、異なる組織識別子に関連付けられたエンティティ)が、通信チャネルを介してデータ共有に加入し、加入することが可能になってもよい。共有チャネルは、いずれかの組織の任意のユーザがアクセスできるようにパブリックにされてもよいし、両方の組織からの一定のユーザ又は特定の役割を有するユーザによるアクセスに制限されているようにプライベートにされてもよい。
【0039】
いくつかの例では、データストア122は、個別にアクセス及び管理され得るデータの個別のアイテム(例えば、データシャード)にパーティショニングされてもよい。データシャードは、データ保持、アンファール(例えば、メッセージコンテンツがリンクを含むことの検出、リンクのメタデータのクローリング、及びメタデータの統一された要約の判定)、及び統合設定など、多くの技術的タスクを単純化してもよい。いくつかの例では、データシャードは、組織、グループ(例えば、ワークスペース)、通信チャネル、ユーザなどに関連付けられてもよい。
【0040】
いくつかの例では、個々の組織は、特定の組織識別に関するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けられてもよい。例えば、データベースシャードは、特定の組織のメンバに関連付けられた電子通信データを記憶してもよく、これにより、その特定の組織のメンバは、リアルタイム又はほぼリアルタイムで、同じ組織の他のメンバと通信し、データを交換することが可能となる。この例では、組織自体がデータベースシャードの所有者であってもよく、関連するデータがどこにどのように記憶されるかについての制御を有する。いくつかの例では、データベースシャードは、2つ以上の組織に関するデータを記憶してもよい(例えば、共有チャネル内のように)。
【0041】
いくつかの例では、個々のグループは、特定のグループ識別(例えば、ワークスペース)に関するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けられてもよい。例えば、データベースシャードは、特定のグループのメンバに関連付けられた電子通信データを記憶してもよく、これにより、その特定のグループのメンバは、リアルタイム又はほぼリアルタイムで、同じグループの他のメンバと通信し、データを交換することが可能となる。この例では、グループ自体がデータベースシャードの所有者であってもよく、関連するデータがどこにどのように記憶されるかについての制御を有する。
【0042】
いくつかの例では、通信チャネルは、特定のチャネル識別に関するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けられてもよい。例えば、データベースシャードは、通信チャネルに関連付けられた電子通信データを記憶してもよく、これにより、その特定の通信チャネルのメンバは、同じ通信チャネルの他のメンバと、リアルタイム又はほぼリアルタイムで通信し、データを交換することが可能となる。この例では、グループ又は組織がデータベースシャードの所有者であってもよく、関連するデータがどこにどのように記憶されるかについての制御を有してもよい。
【0043】
いくつかの例では、個々のユーザは、特定のユーザアカウントに関連するデータを記憶するデータストア122内のデータベースシャードに関連付けられてもよい。例えば、データベースシャードは、個々のユーザに関連付けられた電子通信データを記憶してもよく、これにより、ユーザは、リアルタイム又はほぼリアルタイムで、通信プラットフォームの他のユーザと通信し、データを交換することが可能となる。いくつかの例では、ユーザ自身がデータベースシャードの所有者であってもよく、関連するデータがどこにどのように保存されるかについての制御を有する。
【0044】
通信インターフェース112は、ネットワーク106を介して、又は直接的に、様々な他のデバイス(例えば、ユーザコンピューティングデバイス104)との通信を可能にするための1つ以上のインターフェース及びハードウェアコンポーネントを含んでもよい。いくつかの例では、通信インターフェース112は、Websocket、API( Application Programming Interface)(例えば、API呼び出しを使用する)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)などを介した通信を容易にしてもよい。
【0045】
サーバ102は、さらに、様々な入出力デバイス114(例えば、I/Oデバイス)を備えてもよい。このようなI/Oデバイス114は、ディスプレイ、様々なユーザインターフェースコントロール(例えば、ボタン、ジョイスティック、キーボード、マウス、タッチスクリーンなど)、オーディオスピーカ、接続ポートなどを含んでもよい。
【0046】
少なくとも1つの例では、ユーザコンピューティングデバイス104は、1つ以上のプロセッサ132、コンピュータ可読媒体134、1つ以上の通信インターフェース136、及び入出力デバイス138(I/Oデバイス)を含んでもよい。
【0047】
少なくとも1つの例では、プロセッサ132の各プロセッサは、単一の処理ユニット又は複数の処理ユニットであってもよく、単一又は複数のコンピューティングユニット又は複数の処理コアを含んでもよい。プロセッサ132は、プロセッサ108に関して上述した任意のタイプのプロセッサを含んでもよく、プロセッサ108と同じか、又は異なっていてもよい。
【0048】
コンピュータ可読媒体134は、コンピュータ可読媒体110に関して上述した任意のタイプのコンピュータ可読媒体134を含んでもよく、コンピュータ可読媒体110と同じか、又は異なっていてもよい。コンピュータ可読媒体に記憶された機能コンポーネントは、任意選択で、(例えば、サーバ102と対話するための)通信アプリケーション140と、オペレーティングシステム142と、を含んでもよい。
【0049】
少なくとも1つの例では、オペレーティングシステム142は、サーバ102のプロセッサ132、コンピュータ可読媒体134、ハードウェア、ソフトウェアなどを管理してもよい。
【0050】
通信インターフェース136は、ネットワーク106を介して、又は直接的に、様々な他のデバイス(例えば、ユーザコンピューティングデバイス104)との通信を可能にするための1つ以上のインターフェース及びハードウェアコンポーネントを含んでもよい。いくつかの例では、通信インターフェース136は、Websocket、API(例えば、API呼び出しを使用する)、HTTPなどを介した通信を容易にしてもよい。
【0051】
ユーザコンピューティングデバイス104は、さらに、様々な入出力デバイス138(例えば、I/Oデバイス)を備えてもよい。このようなI/Oデバイス138は、ディスプレイ、様々なユーザインターフェースコントロール(例えば、ボタン、ジョイスティック、キーボード、マウス、タッチスクリーンなど)、オーディオスピーカ、接続ポートなどを含んでもよい。
【0052】
少なくとも1つの例では、通信アプリケーション140は、モバイルアプリケーション、ウェブアプリケーション、又はデスクトップアプリケーションであってもよく、これらは、通信プラットフォームによって提供されてもよいし、専用アプリケーションであってもよい。いくつかの例では、システム100に関連付けられた個々のユーザコンピューティングデバイスは、通信アプリケーション140のインスタンス又はバージョン化されたインスタンスを有してもよく、このインスタンスは、アプリケーションストアからダウンロードされ、インターネットを介してアクセス可能であり、又は、本明細書に記載される動作を実行するためにプロセッサ132によって実行可能であってもよい。すなわち、通信アプリケーション140は、ユーザコンピューティングデバイス104がサーバ102と対話して、通信プラットフォームを介して利用可能な通信サービスにアクセスし、及び/又は、それを使用することを可能にするアクセスポイントであってもよい。少なくとも1つの例では、通信アプリケーション140は、例えばサーバ102を介して、様々な他のユーザコンピューティングデバイス間でのデータの交換を容易にしてもよい。少なくとも1つの例では、通信アプリケーション140は、本明細書に記載されるように、ユーザインターフェースを提示してもよい。少なくとも1つの例では、ユーザは、タッチ入力、キーボード入力、マウス入力、音声入力、又は任意の他のタイプの入力(例えば、I/Oデバイス138を使用する)を介してユーザインターフェースと対話してもよい。
【0053】
通信アプリケーション140は、様々な機能コンポーネントを含んでもよく、少なくとも1つの例では、アプリケーション140は、チャネルマネージャ143を含む。いくつかの例では、チャネルマネージャ143は、チャネルリストの閲覧又はソート、ワークスペースに関連付けられたチャネルのブラウズ、メンバ指定の特性(例えば、名前、目的、加入メンバ、パブリック又はプライベートなど)を有する新しいチャネルの作成など、メンバが様々なチャネル関連機能を実行することを可能にする1つ以上の動作を実行してもよい。
【0054】
ユーザインターフェース144の非限定的な例が図1に示されている。ユーザインターフェース144は、ユーザアカウント(例えば、ユーザプロファイルインジケータ145によって示されるUserAB)に関連付けられた情報を提示してもよい。図1に示すように、ユーザインターフェース144は、1つ以上のチャネル、及びいくつかの例では、1つ以上のワークスペースに関連付けられたデータを提示することができる。すなわち、いくつかの例では、ユーザインターフェース144は、ユーザが複数のワークスペースにアクセスすることを可能にすることができる。いくつかの例では、ユーザインターフェース144は、ユーザ(例えば、ユーザのアカウント)が関連付けられているワークスペースに関連付けられたユーザインターフェース要素を含む第1のセクション146(例えば、ユーザインターフェース144の部分、ペイン、又は他のパーティションニングされた単位であり得る)を含むことができる。図1には、第1のワークスペースを表す第1のユーザインターフェース要素147aと、第2のワークスペースを表す第2のユーザインターフェース要素147bの2つのユーザインターフェース要素が示されている。上述のように、このようなワークスペースは、異なるドメインに関連付けられ得る。いくつかの例では、ユーザは、第1のユーザインターフェース要素147a又は第2のユーザインターフェース要素147bと対話して、対応するワークスペースにアクセスすることができる。いくつかの例では、ユーザは、対応するワークスペースで認証するためのクレデンシャルを提供するように求められ得る。2つのユーザインターフェース要素147a及び147bが示されているが、任意の数のユーザインターフェース要素が、1つ以上のドメインに関連付けられ得る第1のセクション146を介して提示され得る。
【0055】
いくつかの例では、ユーザインターフェース144は、ユーザ(例えば、ユーザのアカウント)が関連付けられているワークスペースに関連付けられたデータを表すユーザインターフェース要素を含む第2のセクション148(例えば、ユーザインターフェース144の一部分、ペイン、又は他のパーティションニングされた単位であり得る)を含んでもよい。いくつかの例では、第2のセクション148を介して提示されるユーザインターフェース要素は、ユーザが特定のワークスペース又は複数のワークスペースを介してアクセスすることができる仮想的空間を表すことができる。いくつかの例では、第2のセクション148は、ユーザが仮想的空間に関して追加のアクションを取ることを可能にするユーザインターフェース要素を含んでもよい。例えば、セクション148内のチャネル識別子のうちの1つを選択することによって、ユーザは、選択されたチャネルに関連付けられたコンテンツを(ユーザインターフェース144を介して)閲覧してもよい。いくつかの例では、第2のセクション148は、選択されたときにチャネルメニュー154を提示させるメニュー拡張インジケータ152を含んでもよい。追加的に、チャネルメニュー154は、ユーザによって選択されたときに、第2のセクション148におけるチャネルのリストを制御する、新しいチャネルを作成する、又は選択されたワークスペースに関連付けられたチャネルをブラウズする(例えば、ユーザがアクセス可能な全てのチャネルを提示する)などの対応する機能を容易にする選択可能なリンクを提示してもよい。第2の領域148及びインジケータに関連付けられた追加の詳細は、図2Aを参照して以下に記載される。
【0056】
少なくとも1つの例において、ユーザインターフェース144は、本明細書に記載されるように、通信を容易にするための1つ以上のチャネル及び/又は他の仮想的空間(例えば、ダイレクトメッセージ通信に関連付けられた仮想的空間、イベント及び/又はアクションに関連付けられた仮想的空間など)に投稿されたメッセージ及び/又はそれに対して取られたアクションを示すデータフィード(又は「フィード」)に関連付けられ得る第3のセクション150(例えば、ユーザインターフェース144の部分、ペイン、又は他のパーティションニングされたユニットであり得る)を含むことができる。少なくとも1つの例では、第3のセクション150に関連付けられたデータは、(例えば、メニュー154において「ブラウズ」が選択されたときに)ユーザがアクセスすることができるチャネルのリストを含むことができる。少なくとも1つの例では、第3のセクション150に関連付けられたデータが、同じ又は異なるワークスペースに関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、第3のセクション150は、統合フィードを介して、同じ又は異なるワークスペースに関連付けられたデータを提示することができる。いくつかの例では、データは、ワークスペース、時間(例えば、関連するデータが投稿されるか、又は関連する動作が他の方法で実行されるとき)、アクションのタイプ、チャネル、ユーザなどによって編成及び/又はソート可能であり得る。いくつかの例では、そのようなデータは、どのユーザ(例えば、チャネルのメンバ)がメッセージを投稿したか、及び/又はアクションを実行したかの指標に関連付けられ得る。第3のセクション150が複数のワークスペースに関連付けられたデータを提示する例では、少なくともいくつかのデータは、そのデータがどのワークスペースに関連付けられているかの指標に関連付けられてもよい。ユーザインターフェース144及び第3の領域150に関連付けられた追加の詳細は、図2Aを参照して以下に記載される。
【0057】
本明細書に記載される技術は、ワークスペース管理コンポーネント116、チャネル管理コンポーネント118、通信アプリケーション140によって実行されるものとして記載されているが、本明細書に記載される技術は、サーバ102、ユーザコンピューティングデバイス104、又はそれらの組み合わせに関連付けられ得る、任意の他のコンポーネント、又はコンポーネントの組み合わせによって実行されてもよい。
【0058】
図2Aを参照すると、図2Aは、図1を参照して上述したように、複数のワークスペースに関連付けられたデータを提示するユーザインターフェース144に関連付けられた追加の詳細を示す。上述のように、少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース144は、ユーザ(例えば、ユーザのアカウント)が関連付けられているワークスペースのインジケータ(例えば、ユーザインターフェース要素又はオブジェクト)を含む第1の領域146、又はペインを含むことができる。図2Aに示すように、ユーザ(例えば、UserAB)は、3つの異なるワークスペースに関連付けられ得る。いくつかの例では、ワークスペースは、同じ組織に関連付けられ得る(例えば、同じ組織識別子に関連付けられる)。いくつかの例では、ワークスペースのうちの1つ以上が、異なる組織に関連付けられ得る(例えば、異なる組織識別子に関連付けられる)。いくつかの例では、ワークスペースのうちの1つが、単一の組織からのユーザに関連付けられ得(例えば、同じ組織識別子に関連付けられる)、ワークスペースのうちの別ものが、2つ以上の異なる組織からのユーザに関連付けられ得る(例えば、異なる組織識別子に関連付けられる)。
【0059】
少なくとも1つの例では、各ワークスペースは、第1の領域146を介して提示される異なるインジケータ200、202、及び204に関連付けられ得る。少なくとも1つの例では、ユーザ(例えば、UserAB)のユーザアカウントは、(例えば、ユーザデータ124及び/又はワークスペースデータ128によって判定される)ワークスペースの各々に対応するグループ識別子に関連付けられ得る。そのため、ユーザのユーザアカウントは、ワークスペースの各々に関連付けられ得る。第1のインジケータ200は、第1のワークスペースを表すことができ、第2のインジケータ202は、第2のワークスペースを表すことができ、第3のインジケータ204は、第3のワークスペースを表すことができる。
【0060】
いくつかの例では、ユーザは、1つのワークスペースからログアウトして他の各ワークスペースにログインする必要なく、インジケータ200、202、及び204の各々に関連付けられたコントロールを作動させることによって、ワークスペース間をナビゲートすることができる。このようなインジケータ、又は本明細書に記載される任意のインジケータの非限定的な例としては、アイコン、シンボル、リンク、タブ、又は他のユーザインターフェース要素若しくはオブジェクトを含むことができる。いくつかの例では、このようなインジケータは、ユーザがインジケータを選択し、別のワークスペースに移行することを可能にする作動メカニズムに関連付けられ得る。いくつかの例では、視覚的インジケータは、ユーザがどのワークススペースと現在対話しているか、及び/又は直近でどのワークスペースと対話したかを示すことができる。例えば、第2のインジケータ202は、第1のインジケータ200及び第3のインジケータ204よりも太い線で囲まれ、それによって、ユーザがどのワークススペースと現在対話しているか、及び/又は直近でどのワークスペースと対話したかを示すことができる。いくつかの例では、インジケータ200、202、及び204は、対応するワークスペースが更新されたことを示す別のインジケータに関連付けられ得る。第3のインジケータ204に関して例が示されている。
【0061】
図2Aには、3つのインジケータ200、202、及び204が示されているが、ユーザは、任意の数のワークスペースに関連付けられ得る。いくつかの例では、ユーザが関連付けられている全てのワークスペースに関連付けられたインジケータが、第1の領域146を介して提示され得る。いくつかの例では、ユーザが関連付けられている全てのワークスペースに関連付けられたインジケータのうちのいくつかが、第1の領域146を介して提示され得、ユーザが、追加又は代替のインジケータを閲覧するために、ユーザインターフェース144と対話することができる。全てよりも少ないワークスペースがユーザインターフェース144を介して表される例では、インジケータは、アルファベット順、最新の対話の順、最も頻繁な対話に基づく順、又は他の何らかの順で配列され得る。
【0062】
いくつかの例では、第1の領域146は、ユーザインターフェース144に含まれなくてもよく、そのような情報は、追加の又は代替のメカニズムを介してユーザインターフェース144に統合され得る。
【0063】
いくつかの例では、ユーザインターフェース144は、ユーザ(例えば、ユーザのアカウント)が関連付けられているワークスペースに関連付けられた仮想的空間を表すインジケータ(例えば、ユーザインターフェース要素又はオブジェクト)を含む第2の領域148、又はペインを含むことができる。少なくとも1つの例では、第2の領域148は、異なる仮想的空間を表すことができる1つ以上のサブセクション又はサブペインを含むことができる。例えば、第1のサブセクション206は、複数の通信チャネル及び/又はワークスペースに関連付けられたデータを集約することができる仮想的空間を表すインジケータを含むことができる。少なくとも1つの例では、各仮想的空間は、第1のサブセクション206内のインジケータに関連付けられ得る。いくつかの例では、インジケータは、作動されたときに、アプリケーション140に、第3の領域150を介して、対応する仮想的空間に関連付けられたデータを提示させることができるように、作動メカニズムに関連付けられ得る。少なくとも1つの例では、仮想的空間は、ユーザが関連付けられているワークスペースの各々に関連付けられた全ての未読データに関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、ユーザが「未読」に関連付けられた仮想的空間へのアクセスを要求する場合、ユーザによって読まれていない(例えば、閲覧されていない)全てのデータを、例えばフィード内の第3の領域150に提示することができる。このような例では、異なる通信チャネル及び/又は仮想的空間に関連付けられ得る異なるタイプのイベント及び/又はアクションを、同じフィードを介して提示することができる。いくつかの例では、そのようなデータは、ワークスペース、時間、動作のタイプ、通信チャネル、ユーザなどによって編成され、及び/又はソート可能であり得る。いくつかの例では、そのようなデータは、どのユーザ(例えば、通信チャネルのメンバ)がメッセージを投稿したか、及び/又はアクションを実行したかの指標に関連付けられ得る。
【0064】
いくつかの例では、各仮想的空間は、同じタイプのイベント及び/又はアクションに関連付けられ得る。例えば、「スレッド」は、通信チャネルに投稿されたメッセージに対するスレッド内で投稿されたメッセージ、ファイルなどに関連付けられ得、「メンション及びリアクション」(例えば、「M&R」)は、ユーザ(例えばUserAB)がメンションされた(例えばタグを介して)か、又は他のユーザがユーザによって投稿されたメッセージ若しくはスレッドに対してリアクションした(例えば、絵文字、リアクションなどを介して)メッセージ又はスレッドに関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、異なる通信チャネル及び/又は仮想的空間に関連付けられ得る同じタイプのイベント及び/又はアクションを、同じフィードを介して提示することができる。「未読」仮想的空間に関して、そのような仮想的空間に関連付けられたデータは、ワークスペース、時間、動作のタイプ、通信チャネル、ユーザなどによって編成され、及び/又はソート可能であり得る。
【0065】
少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース144の第2の領域148は、通信チャネルを表すインジケータを含む第2のサブセクション208、又はサブペインを含むことができる。いくつかの例では、通信チャネルは、パブリックチャネル、プライベートチャネル、共有チャネル(例えば、グループ間又は組織間)、単一のワークスペースチャネル、クロスワークスペースチャネル、前述のものの組み合わせなどを含むことができる。いくつかの例では、表される通信チャネルは、単一のワークスペースに関連付けられ得る。いくつかの例では、表される通信チャネルは、異なるワークスペース(例えば、クロスワークスペース)に関連付けられ得る。少なくとも1つの例では、通信チャネルがクロスワークスペースである(例えば、異なるワークスペースに関連付けられている)場合、ユーザは、両方のワークスペースに関連付けられてもよいし、一方のワークスペースにのみ関連付けられてもよい。いくつかの例では、表される通信チャネルは、単一のワークスペースに関連付けられた通信チャネルと、異なるワークスペースに関連付けられた通信チャネルとの組み合わせに関連付けられ得る。
【0066】
いくつかの例では、第2のサブセクション208は、ユーザがアクセスする権限を有する(例えば、権限データ126によって判定される)全ての通信チャネル、又は全ての通信チャネルのサブセットを描写することができる。このような例では、通信チャネルが、最新の対話に基づいて、対話の頻度に基づいて、通信チャネルのタイプ(例えば、パブリック、プライベート、共有、クロスワークスペースなど)に基づいて、ワークスペースに基づいて、ユーザ指定のセクションにおけるものなどでアルファベット順に配列され得る。いくつかの例では、第2のサブセクション208が、ユーザがメンバである全ての通信チャネル、又は全ての通信チャネルのサブセットを描写することができ、ユーザが、ユーザインターフェース144と対話して、ユーザがメンバではないが第2のサブセクション208に現在表示されていない他の通信チャネルをブラウズ又は閲覧することができる。いくつかの例では、異なるタイプの通信チャネル(例えば、パブリック、プライベート、共有、クロスワークスペースなど)が、第2のサブセクション208の異なるセクション内にあり得るか、又はユーザインターフェース144内に独自のサブ領域若しくはサブペインを有することができる。いくつかの例では、異なるワークスペースに関連付けられた通信チャネルは、第2のサブセクション208の異なるセクション内にあり得るか、又はユーザインターフェース144内に独自の領域又はペインを有することができる。
【0067】
いくつかの例では、インジケータは、通信チャネルのタイプを視覚的に区別するグラフィカル要素に関連付けられ得る。例えば、Channel Bは、円の視覚的要素ではなく、正方形の視覚的要素に関連付けられている。非限定的な例として、かつこの議論の目的のために、正方形の視覚的要素は、ユーザがチャネルBの現在のメンバではないことを示すことができる一方、円の視覚的要素は、ユーザがChannel A、D及びNの現在のメンバであることを示すことができる。いくつかの例では、追加の又は代替のグラフィカル要素を使用して、パブリック通信チャネル、プライベート通信チャネル、共用通信チャネル、異なるワークスペースに関連付けられた通信チャネルなどを区別することができる。他の例では、ユーザが現在のメンバではない通信チャネルが、ユーザインターフェース144の第2のサブセクション208に表示されなくてもよい。そのような例では、ユーザは、異なるインターフェース(図2Aには示されておらず、その例が図2Bに示されている)にナビゲートして、ユーザがアクセス可能であるが、ユーザが現在メンバではない追加のチャネルをブラウズしてもよい。
【0068】
第2のサブセクション208に加えて、第2の領域148は、個々のユーザ又は複数の指定されたユーザ(例えば、組織のメンバの全て又は一部の代わりに)との通信を表すインジケータを含むことができる第3のサブセクション210又はサブペインを含むことができる。そのような通信は、「ダイレクトメッセージ」と呼ばれ得る。すなわち、第3のサブセクション210、すなわちサブペインは、1人以上のユーザ間のプライベートメッセージに関連付けられた仮想的空間を表すインジケータを含むことができる。
【0069】
上述のように、少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース144は、通信を容易にするために、通信チャネル及び/又は他の仮想的空間(例えば、ダイレクトメッセージ通信に関連付けられた仮想的空間、イベント及び/又はアクションに関連付けられた仮想的空間など)に投稿されたメッセージ及び/又はそれに対して取られたアクションを示すフィードに関連付けられた第3の領域150又はペインを含むことができる。上述のように、少なくとも1つの例では、第3の領域150に関連付けられたデータは、同じ又は異なるワークスペースに関連付けられ得る。すなわち、いくつかの例では、第3の領域150は、統合フィードを介して、同じ又は異なるワークスペースに関連付けられたデータを提示することができる。いくつかの例では、データは、ワークスペース、時間、動作のタイプ、通信チャネル、ユーザなどによって編成され、及び/又はソート可能であり得る。いくつかの例では、そのようなデータは、どのユーザがメッセージを投稿したか、及び/又はアクションを実行したかの指標に関連付けられ得る。第3の領域150が複数のワークスペースに関連付けられたデータを提示する例では、少なくともいくつかのデータは、そのデータがどのワークスペースに関連付けられているかの指標に関連付けられてもよい。
【0070】
例えば、図2Aでは、ユーザ(例えば、UserAB)は、ユーザインターフェース144と対話して、「メンション及びリアクション」に対応する仮想的空間に関連付けられたデータを閲覧することができる。図2Aでは、仮想的空間に関連付けられたデータは、異なる通信チャネル及び異なるワークスペースに関連付けられ得る。図示のように、データは、通信チャネル(例えば、#ChannelD及び#ChannelK)によって編成される。しかしながら、上述のように、データは、ワークスペース、時間、動作のタイプ、ユーザなどによって編成され、及び/又はソート可能であり得る。図示のように、別のユーザ(例えば、User M)ga、通信チャネル(例えば、#ChannelD)に関連付けられたインジケータ212(例えば、ユーザインターフェース要素、オブジェクトなど)によって表されるメッセージ内でユーザ(例えば、UserAB)についてメンションしている。ユーザ(例えば、UserAB)はまた、同じ通信チャネルにおいてインジケータ214(例えば、ユーザインターフェース要素、オブジェクトなど)によって表されるメッセージを投稿している。1人以上の他のユーザが、インジケータ214によって表されるメッセージに絵文字でリアクションしている。そのため、両方のメッセージに関連付けられたインジケータが、第3の領域150に提示され得る。データは通信チャネルによって編成されるため、両方のメッセージに関連付けられたインジケータが一緒に提示される。少なくとも1つの例では、通信チャネル(例えば、#ChannelD)が、(例えば、第2のインジケータ202に関連付けられた)第2のワークスペースに関連付けられ得る。いくつかの例では、ユーザは、現在第2のワークスペースと対話している(又は、直近で対話した)ため、インジケータ212又は214のいずれも、ワークスペースインジケータ(例えば、第2のインジケータ202)に関連付けられない。
【0071】
図示のように、別のユーザ(例えば、User L)は、通信チャネル(例えば、#ChannelK)に関連付けられたインジケータ216(例えば、ユーザインターフェース要素又はオブジェクト)によって表されるメッセージ内で、ユーザ(例えば、UserAB)についてメンションしている。そのため、インジケータ216が、第3の領域150に提示され得る。データは通信チャネルによって編成されるので、インジケータ216は、フィード内で他のインジケータ212及び214とは異なる位置に提示され得る。少なくとも1つの例では、通信チャネル(例えば、#ChannelK)は、(例えば、第3のインジケータ204に関連付けられた)第3のワークスペースに関連付けられ得る。いくつかの例では、ユーザは、現在第2のワークスペースと対話している(又は、直近で対話した)ため、インジケータ216は、第3のワークスペースに関連付けられていることを示すインジケータ(例えば、第3のインジケータ204)を含んでもよい。
【0072】
この説明の目的のために、「メッセージ」は、ユーザコンピューティングデバイス104を使用するユーザによって提供され、かつ本明細書に記載されるように、通信チャネル及び/又は通信を容易にするための他の仮想的空間(例えば、直接メッセージ通信に関連付けられた仮想的空間など)内で表示するように構成される、任意の電子的に生成されたデジタルオブジェクトを指すことができる。メッセージは、ユーザによって(ユーザコンピューティングデバイスを使用して)提供される任意のテキスト、画像、ビデオ、オーディオ、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。例えば、ユーザは、画像及びビデオと共にテキストを含むメッセージをメッセージコンテンツとしてメッセージ内に提供してもよい。そのような例では、テキスト、画像、及びビデオがメッセージを構成する。通信プラットフォームの通信チャネルに送信又は投稿される各メッセージは、送信ユーザ識別子、メッセージ識別子、メッセージコンテンツ、グループ識別子、通信チャネル識別子などを含むメタデータを含むことができる。少なくとも1つの例では、前述の識別子の各々は、ASCII(American Standard Code for Information Interchange)テキスト、ポインタ、メモリアドレスなどを含んでもよい。
【0073】
いくつかの例では、ユーザは、「スレッド」内でメッセージに対してコメントすることができる。スレッドは、通信チャネルに投稿されないが、元のメッセージに関連付けられたオブジェクト内で維持される別のメッセージに関連付けられたメッセージであり得る。メッセージ及び/又はスレッドは、ファイル、絵文字、アプリなどに関連付けられ得る。
【0074】
通信チャネル又は他の仮想的空間は、メッセージ以外のデータ及び/又はコンテンツ、又はメッセージに関連付けられたデータ及び/又はコンテンツに関連付けられ得る。例えば、ユーザインターフェース144の第3の領域150を介して提示され得る追加のデータの非限定的な例は、通信チャネルに追加された及び/又はその通信チャネルから除去されたメンバ、通信チャネルにアップロードされた及び/又はその通信チャネルから除去されたファイル(例えば、添付ファイル)、通信チャネルに追加された及び/又はその通信チャネルから除去されたアプリケーション、通信チャネルに追加された及び/又はその通信チャネルから除去された投稿(通信チャネルの1人又はメンバによってほぼリアルタイムで共同編集され得るデータ)、通信チャネルに追加された、修正された、及び/又はその通信チャネルから除去された記述、通信チャネルの特性の修正などを含む。
【0075】
いくつかの例では、第3の領域150は、単一の通信チャネルに関連付けられたフィードを含むことができる。そのような例では、通信チャネルに関連するデータが、フィードを介して提示され得る。少なくとも1つの例では、通信チャネルに関連付けられたデータは、同じグループ識別子に関連付けられたユーザのグループのユーザのうちの少なくとも一部のユーザに対して閲覧可能であり得る。いくつかの例では、通信チャネルのメンバについて、通信チャネルのコンテント(例えば、メッセージング通信)を、通信チャネルの各メンバに表示することができる。例えば、グループベースのメッセージング通信の共通セットは、通信チャネルのコンテンツ(例えば、メッセージング通信)が通信チャネルのメンバ毎に変化しないように、通信チャネルの各メンバに表示され得る。いくつかの例では、通信チャネルに関連付けられたデータは、異なるユーザに対して(例えば、個人設定、グループのメンバシップなどに基づいて)異なって現れることができる。
【0076】
少なくとも1つの例では、個々の通信チャネル又は仮想的空間のフォーマットは、異なるユーザに対して異なって現れることがある。いくつかの例では、個々の通信チャネル又は仮想的空間のフォーマットは、ユーザが現在対話しているか、又は直近で対話したワークスペースに基づいて、異なって現れることがある。いくつかの例では、個々の通信チャネル又は仮想的空間のフォーマットは、異なるユーザに対して(例えば、個人設定、グループのメンバシップなどに基づいて)異なって現れることがある。
【0077】
少なくとも1つの例では、ユーザインターフェース144は、検索メカニズム218を含むことができ、ユーザは、検索語を入力することができ、サーバ102は、通信プラットフォームに関連付けられた検索を実行することができる。いくつかの例では、ユーザが関連付けられている各ワークスペースにわたって検索が実行され得るか、又は、ユーザ仕様に基づいて、特定のワークスペースに検索が制限され得る。
【0078】
ユーザインターフェース144は、ユーザコンピューティングデバイス104を介して(例えば、アプリケーション140によって)提示され得るユーザインターフェースの非限定的な実施例である。いくつかの例では、アプリケーション140は、ワークスペース管理コンポーネント116及び/又はチャネル管理コンポーネント118からデータを受信することができ、アプリケーション140は、データに基づいてユーザインターフェース144を生成し、提示することができる。他の例では、アプリケーション140は、チャネル管理コンポーネント118からデータを受信し、ワークスペース管理コンポーネント116及び/又はチャネル管理コンポーネント118からユーザインターフェース144を生成するための命令を受信することができる。そのような例では、アプリケーション140は、命令に基づいてユーザインターフェース144を提示することができる。追加又は代替のデータが、ユーザインターフェースを介して提示され得、追加又は代替の構成が想像され得る。
【0079】
ユーザインターフェース144及び通信プラットフォームに関連付けられた追加の詳細は、いくつかの非限定的な例では、ネットワーク106によって接続された(例えば、図1に関して記載される)ユーザコンピューティングデバイス104a、104b、及び104cを含むシステム200を描写する図2Bを参照して記載される。追加的に、ユーザコンピューティングデバイス104a、104b、及び104cは、それぞれのユーザアカウントに関連するそれぞれのユーザインターフェース222a、222b、及び222cに関連付けられる。例えば、ユーザコンピューティングデバイス104aは、(ユーザアカウント表示224aによって示されるように)「UserAB」に関連付けられ、ユーザコンピューティングデバイス104bは、(ユーザアカウント表示224bによって示されるように)「UserCD」に関連付けられ、ユーザコンピューティングデバイス104cは、(ユーザアカウント表示224cによって示されるように)「UserAdmin」に関連付けられる。一例では、UserAB、UserCD、及びUserAdminは全て同じ「Workspace A」のメンバである。追加的に、ユーザインターフェース222a、222b、及び222cは全て、ユーザがアクセスできるチャネルをブラウズするためのユーザからの要求に応答するなどして、セクション226a、226b、及び226c(それぞれ)においてチャネルブラウザインターフェースを提示している。例えば、チャネルブラウザインターフェースは、チャネルブラウザインジケータ228a、228b、又は228cの選択に応答して(又は図1のメニュー154で「ブラウズ」が選択されることに応答して)提示されてもよい。
【0080】
本開示の例では、チャネルブラウザインターフェースは、様々な機能を実行するように構成された様々なツールを含んでもよい。例えば、セクション226a内のチャネルブラウザインターフェースは、ユーザアカウントが閲覧するためにアクセスできるチャネル230のリストを提示し、(例えば、招待なしで)加入することができ、及び/又はコンテンツを投稿することができる。追加的に、チャネルブラウザインターフェースは、ユーザがチャネルリストに含まれるチャネルを検索することを可能にする検索機能232を含んでもよい。追加的に、チャネルブラウザインターフェースは、チャネルリストを(例えば、最新のもの順、アルファベット順などによって)ソートするためのソートインターフェースツール234、及び/又はチャネルリストを(例えば、パブリックチャネルタイプ、プライベートチャネルタイプ、共有ステータスなどで)フィルタリングするためのフィルタインターフェースツール236を含んでもよい。セクション226b及び226c内のチャネルブラウザインターフェースは、同様の特徴を含んでもよい。
【0081】
本開示の態様によれば、同じワークスペース(例えば、図2BのWorkspace A)に関連付けられたメンバは、与えられた/拒否された権限及び/又はチャネルに関連付けられたプライベート又はパブリック指定に基づくことなどにより、異なるチャネルに異なるレベルでアクセスすることができてもよい。例えば、いくつかのインスタンスでは、チャネル(例えば、パブリックチャネル又はプライベートチャネル)に加入したユーザアカウントは、チャネルに関連付けられたコンテンツを閲覧し、コンテンツをチャネルに投稿する権限を有してもよい。追加的に、いくつかの例では、(プライベートチャネルに加入した)プライベートチャネルのメンバは、プライベートチャネルに関連付けられた設定を変更する(例えば、プライベートチャネルからパブリックチャネルにチャネルを変更する)権限を有することができる。いくつかの例では、プライベートチャネルのメンバは、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変更する権限を持たなくてもよい。
【0082】
いくつかの例では、管理者として指定されたユーザアカウントは、ワークスペースに関連付けられた、及び/又はワークスペース所有者若しくはワークスペースに関連付けられた組織によって指定された権限設定に基づくなどして、異なる権限を有してもよい。例えば、いくつかのインスタンスでは、管理者がプライベートチャネルへのアクセスを制限されていることがある。いくつかの例では、管理者は、プライベートチャネルに関連付けられた限定された情報(例えば、メンバリスト、チャネル記述など)にアクセスするための権限を有してもよいが、プライベートチャネルに投稿されたコンテンツを閲覧するための権限を有しないことがある。いくつかの例では、管理者がプライベートチャネルのコンテンツを閲覧することができるかどうかにかかわらず、管理者は、プライベートチャネルに関連付けられた設定を変更する(例えば、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変更する)権限を有してもよい。いくつかの例では、管理者が、チャネルブラウザインターフェースを介して検索又はブラウズするときなどに、プライベートチャネルを発見できないことがある。いくつかの例では、検索又は閲覧を介して、管理者は、プライベートチャネルに関連付けられた限定された情報(例えば、プライベートチャネルに関連付けられた名前であって、プライベートチャネルに関連する他の詳細ではない)を発見することができてもよい。いくつかの例では、管理者は、チャネル(例えば、ワークスペースに関連付けられた全てのチャネル)に対して管理上の変更を行うことができてもよいが、プライベートチャネルは、管理者ユーザアカウントがプライベートチャネルに加入していない限り、管理者ユーザアカウントには発見可能でなくてもよい。他の例では、管理者ユーザアカウントは、プライベートチャネルに関連付けられたコンテンツの少なくとも部分にアクセスし、プライベートチャネルに関連付けられた管理上の変更を行うための権限を有してもよい。
【0083】
図示の例として、図2Bを参照すると、ユーザインターフェース222cに表されるユーザアカウント「UserAdmin」は、UserAB及び/又はUserCDによって発見可能ではないプライベートチャネルであっても(ただし、プライベートチャネルのコンテンツを必ずしも発見又は閲覧する必要はない)、全てのチャネルに関して変更を行う権限を有してもよい。例えば、UserABは、ユーザインターフェース222a内のチャネルインジケータ238によって表される「Channel-D」にアクセスする権限(例えば、検索又はブラウズするときに発見する、投稿するなど)を有してもよい。追加的に、Channel-Dは、プライベートチャネルインジケータ240によって表されるように、プライベートチャネルであってもよい。Channel-Dに関連し、ユーザインターフェース222aに描写される情報は、UserABがChannel Dに加入しており、Channel Dにアクセスできることを示す加入済インジケータ242を含む。Channel DにアクセスできるUserABに基づいて、Channel Dに関連付けられた情報は、セクション226aにおいてチャネルブラウザによって提示され、いくつかの例では、Channel Dは、検索機能232を使用することなどによって、UserABによって発見可能であろう。いくつかの例では、UserABは、Channel-Dに対して管理上の変更(例えば、Channel-Dをプライベートチャネルからパブリックチャネルに変更する)を行う権限を有してもよい。しかしながら、いくつかの例では、UserABは、Channel-Dに対していくつかの管理上の変更を行う権限を有していなくてもよい。
【0084】
図2Bの例で続けると、例では、Workspace Aに関連付けられた他のユーザアカウントは、プライベートであるChannel Dにアクセスできないことがある。例えば、UserCDに関連付けられた(ユーザインターフェース222b内)リスト244は、Channel Dに関連付けられた情報を含まない(例えば、AからZ順のリストは、Channel-CからChannel-Eにスキップする)。追加的に、UserCDは、Channel Dに関連付けられた情報を(例えば、検索又は他の方法によって)発見することができず、上述のように、アクセス制限は、ユーザアカウント、チャネルメタデータタグ、チャネルインデックスなどに関連付けられた権限に基づいて実施されてもよい。他の例では、UserAdminは、ユーザインターフェース222cに関連付けられたチャネルブラウザにリストされているChannel Dに対して管理上の変更を行う権限を有してもよいが、場合によっては、Channel Dに関してコンテンツを閲覧するか、又は他のアクティビティに従事するための(UserAdminに対する)権限が制限されてもよい。別の例では、UserCDがプライベートな「Channel-C」にアクセスできてもよく、UserAdminがChannel-Cに対して管理上の変更を行ってもよい。しかしながら、Channel-Cは、UserABによってアクセス可能でないか、又は発見可能でなくてもよい。いくつかの例では、管理ユーザアカウントは、プライベートチャネルからパブリックチャネルにチャネルを変更する権限を有し、プライベートチャネルを発見する権限を(例えば、検索又は閲覧を介して)欠いていてもよい。そのため、通信プラットフォームは、管理ユーザアカウントに、そのような変更を行うためのセキュアなダッシュボードを提供してもよく、及び/又は管理ユーザアカウントは、そのような変更を実行するための他のデータベースアクセスを有してもよい。
【0085】
いくつかの例では、プライベート指定からパブリック指定にチャネルを変更することが望ましいことがある。例えば、チャネルが誤ってプライベートチャネルとして指定された可能性がある。代替的には、場合によっては、状況の変化(例えば、時間、何をプライベートにすべきか、何を共有すべきかについての組織的な視点など)が、プライベートからパブリックへの変更を促すことがある。本開示の例がない場合、プライベートからパブリックにチャネル指定を変更することは困難であることがあり、場合によっては不可能である。とりわけ、プライベートチャネルからパブリックチャネルに変更できないことは、そうでなければ発見可能であったであろう重要な情報にユーザがアクセスできることをブロックすることがある。追加的に、この潜在的な制限は、発見/アクセスからブロックされた情報を検索するために使用されるリソース(例えば、時間、コンピューティングリソースなど)の非効率的な使用に寄与することがある。さらに、指定を変更する際のこの制限は、プライベートチャネルからよりパブリックにアクセス可能な空間にコンテンツがコピーされることに起因する重複した労作及びリソース消費を増加させる可能性がある。従来の解決策とは対照的に、本開示の例は、チャネルをプライベート設定/指定からパブリック設定/指定に変更するための技術を含む。
【0086】
図3を参照すると、いくつかの例では、ユーザインターフェースに関連付けられたリンクと対話する(例えば、図3の手のアイコンによって表される対話)ユーザによってナビゲートされ得るユーザインターフェースのフロー300が描写されている。例えば、ユーザインターフェース302は、チャネル(例えば、Channel-C)に関連付けられた情報を提示するセクション304を含む。チャネルに関連付けられたコンテンツは、チャネルインジケータ306の選択(又は図2のチャネルインジケータ246の選択)などによって、ユーザがチャネルリストからチャネルを選択ことに応答して提示されてもよい。追加的に、ユーザインターフェース302は、選択されたときに、設定インターフェース310a及び/又は310bにナビゲートする設定インターフェースリンク308を含む。すなわち、いくつかの例では、「Channel-C」テキスト及び/又はドロップダウン「V」インジケータを選択することは、設定インターフェース310a/310b(集合的に設定インターフェース310)などのチャネル設定ユーザインターフェースにナビゲートしてもよい。設定インターフェース310は、ポップアップ形式のインターフェース(例えば、ユーザインターフェース302の前にオーバーレイとして提示され得る)を含んでもよいし、いくつかの例では、設定インターフェース310は、チャネルに関連して提示される部分304のコンテンツを置き換えてもよい。
【0087】
本開示の例では、設定インターフェース310は、チャネルに関連付けられた様々な情報を閲覧するための様々なタブ又はペインを含んでもよい。例えば、設定インターフェース310は、選択されたときに、チャネルに関連付けられた(例えば、加入した)メンバの検索可能なリストを提示するメンバタブ311を含んでもよい。例えば、図3では、設定インターフェース310aは、Channel-Cに加入した3人のメンバを含むメンバタブ311に関連付けられた情報を提示し、この情報はまた、ユーザインターフェース302の加入済メンバインジケータ312に反映される。追加的に、設定インターフェース310は、選択されたときに、ユーザアカウントによって編集され得る(ユーザインターフェース310bによって描写されるような)様々なフィールド又はチャネル詳細を含む設定タブ313を含んでもよい。
【0088】
いくつかの例では、編集可能な設定は、ユーザアカウントに関連付けられたアクセス権限に依存してもよい。例えば、場合によっては、非管理者及び/又は非所有者によって編集され得る設定は、管理者及び/又は所有者によって編集可能な設定と比較して、限定又は制限されてもよい。設定インターフェース310bを参照すると、管理者は(例えば、インジケータ204cによって示されるように)、チャネル名、ユーザ権限、及び/又はチャネルに関連付けられたプライベート/パブリック指定を編集することができてもよい。追加的に、チャネルに加入した非管理者メンバ(例えば、加入済メンバインジケータ312によって示され、設定インターフェース310aにリストされたユーザCD、EF、及びGH)は、異なる設定(例えば、チャネル名であるが、プライベート指定ではない)を編集するためのより制限された権限を有してもよい。いくつかの例では、管理者と加入済非管理者の両方がプライベート設定を編集することができてもよい。
【0089】
編集権限の実施は、様々な方式で実行されてもよい。いくつかの例では、ユーザは、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変更する要求を提出してもよい。そのため、要求を提出するユーザが、チャネルをプライベートからパブリックに変更する権限を有するかどうかについて、判定が行われてもよい。いくつかの例では、設定インターフェース310bは、ユーザに関連付けられた権限に基づいて調整されてもよい。例えば、ユーザがプライベートチャネルをパブリックチャネルに変更する権限を有していない場合、設定インターフェース310bは、そのような変更要求を提出するためのインターフェース要素を含まないように調整されてもよく、及び/又は、そのようなインターフェース要素は、ユーザ対話に対してロックされてもよい。一方、ユーザがプライベートチャネルをパブリックチャネルに変更する権限を有している場合、設定インターフェース310bは、そのような変更が可能であることを示すために、適切なユーザインターフェース要素を用いてそのような修正オプションを反映してもよい。
【0090】
いくつかの例では、設定インターフェース310bは、プライベート指定に関連付けられ、選択されたときに、プライベートチャネルからパブリックチャネルにチャネルを変更することができる選択可能アフォーダンス314を含んでもよい。追加的に、アフォーダンス314の選択(例えば、それによってアフォーダンスを「オン」から「オフ」に変更する)は、ユーザインターフェース316に関連付けられるような追加のユーザインターフェース要素をレンダリングしてもよい。いくつかの例では、ユーザインターフェース316は、選択されたときに、プライベートからパブリックへの変更を確認することができる確認インジケータ318を含んでもよい。追加的に、いくつかの例では、ユーザインターフェース316は、選択されたときに、プライベート/パブリック指定に関連付けられた追加設定を構成するためにユーザインターフェース322を呼び出すプライバシー設定ボタン320を含んでもよい。例えば、プライベートからパブリックにチャネルを変更するとき、チャネルに関連付けられた情報をプライベートのままにするように指定することが望ましいことがある。いくつかの例では、情報は日付に基づいて分類されてもよく、そのため、指定された日付よりも前のチャネルに関連付けられた情報はプライベートのままであり、指定された日付より後のチャネルに関連付けられた情報がパブリックとなる。いくつかの例では、情報は、コンテンツタイプ(例えば、添付物、ビデオ、オーディオ、画像など)に基づいて分類されてもよく、そのため、特定のタイプとして分類された情報がプライベートのままであり、特定のタイプとして分類されなかった情報がパブリックとなる。いくつかの例では、情報は、その情報に関連付けられたユーザアカウント(例えば、コンテンツを投稿したユーザアカウント)に基づいて分類されてもよく、そのため、1つ以上の指定されたユーザアカウントに関連付けられた情報は、プライベートのままであり、1つ以上の指定されたユーザアカウントに関連付けられていない情報がパブリックとなる。
【0091】
いくつかの例では、例えば、ユーザインターフェース322に提示されるオプションを介して、プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分がパブリックチャネルから除外されてもよい。本開示の技術は、1つ以上の様々な技術を適用することによって、データの部分のプライベートな性質を維持してもよい。例えば、いくつかのインスタンスでは、プライベートのままであるように指定されたデータの部分は、依然としてパブリックチャネルに関連付けられ、承認されたユーザアカウントのみがアクセス可能である(例えば、データの部分に関連付けられ、かつアクセスを選択的に制限するために使用可能なフラグ又は他のメタデータに起因して)。他の例では、プライベートのままであるように指定されたデータの部分は、パブリックデータから分岐されてもよい。その場合に、分岐したプライベートデータはアーカイブされてもよい。及び/又は、いくつかの例では、分岐したプライベートデータとパブリックデータの両方が、別々のチャネルとして前進して存在してもよい。
【0092】
少なくともいくつかの例では、プライベートからパブリックに指定を変更することは、通信プラットフォームにおいて様々な意味合いを持つことがある。例えば、一例では、プライベートからパブリックへの変更は、承認ワークフローを開始することができ、その承認ワークフローでは、プライベートであったときにチャネルに加入していたメンバが、パブリックチャネルへの変更に影響を与える機会を有してもよい。一例では、承認ワークフローは、加入した各メンバに対して、公開への変更を承認するか、又は公開への変更に反対するかのいずれかを求める承認要求を含んでもよい。いくつかの例では、承認ワークフローは、メンバが、そのメンバに関連付けられた任意のコンテンツをプライベートのままにしておきたいかどうかを特定することを可能にしてもよい(例えば、メンバは、そのメンバに関連付けられた(例えば、そのメンバによって投稿された)コンテンツがプライベートのままにされるという条件で、チャネルをパブリックに変換することを承認してもよい)。
【0093】
少なくともいくつかの例では、プライベートからパブリックにチャネルを変更する要求は、要求を提出するメンバが変更を行う権限を有するかどうかを検証することを含んでもよい。例えば、ユーザアカウント及び/又はチャネルに関連付けられた権限を参照して、ユーザアカウントが変更を行うことが許可されているかどうかを判定してもよい。いくつかの例では、権限は、ユーザアカウント及びチャネルに関連付けられた役割に基づいてもよい。例えば、各チャネルに対して、1つ以上の役割が、チャネルに関連して割り当てられてもよい。役割の例としては、チャネルクリエータ、チャネル所有者、チャネル又はワークスペース管理者、ワークスペース所有者などを含んでもよい。いくつかの例では、プライベートチャネルからパブリックチャネルへの変更の権限は、プライベートからパブリックへの変更を行うかどうかを判定するために適切な必要な組織的知識を有すると推定されるユーザによって制御されるユーザアカウントのために予約される。
【0094】
少なくともいくつかの例では、プライベートからパブリックにチャネルを変更すると、そのチャネルに関連付けられた権限に影響を与えることがある。すなわち、いくつかのインスタンスでは、プライベートチャネルは、ユーザアカウントの指定によって許可可能なアクションを指定する第1の権限セットを含んでもよく、パブリックチャネルに変更されたときに、パブリックチャネルは、第1の権限セットよりも制限の少ない第2の権限セットを含んでもよい(例えば、第2の権限セットは、より多くのユーザアカウントがチャネルに関してより多くのアクションをとることを可能にする)。
【0095】
いくつかの例では、プライベートからパブリックへの変更は、サーバ102などによってバックエンドでデータが処理される方式に影響を与える可能性がある。例えば、データ(例えば、チャネル又はチャネルに関連するデータ)がプライベートであるかパブリックであるかを示すフラグ又は他のメタデータは、パブリックな性質を反映するように更新されてもよい。とりわけ、フラグは、発見可能性、アクセス可能性、加入可能性などを評価するために使用されてもよい。いくつかの例では、チャネルに関連付けられた検索インデックスを更新して、チャネルがパブリックであることを示してもよく、更新された検索インデックスを使用して、(例えば、ユーザアカウントが検索及び/又はブラウズしているときに、)チャネルがユーザアカウントによって発見可能であると判定してもよい。
【0096】
説明したように、チャネルは、異なるワークスペース又は他のユーザグループ間で共有されてもよい。本開示の例では、チャネルは、一方のワークスペースに関してはプライベートからパブリックに変更されてもよいが、他方のワークスペースに関してはプライベートのままであってもよい。そのため、第1の組織は、プライベートであった情報を第1の組織のユーザと、第2の組織のユーザもアクセスできるという懸念を低くして(例えば、チャネルをパブリックに変更する第1の組織の一方的な動作に基づいて)共有することができてもよい。
【0097】
図4図5を参照すると、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変更するための例示的なプロセス400及び500が示されている。いくつかのインスタンスでは、プロセス400及び500の一部又は全部は、システム100内の1つ以上のコンポーネント、又は図1図2A図2B、及び/又は図3に関して説明した1つ以上のコンポーネントによって実行されてもよい。
しかしながら、プロセス400及び500は、システム100内のコンポーネントによって実行されることに限定されず、システム100内のコンポーネントは、プロセス400及び500を実行することに限定されない。追加的に、例示的なユーザインターフェースがまた、図4及び図5に提供されて、要素を例示するのに役立ち、プロセス400及び500は、ユーザインターフェースに示される態様に限定されない。
【0098】
図4を参照すると、少なくともいくつかの例では、動作402において、プロセス400は、通信プラットフォームの2人以上のユーザに関連付けられたプライベートチャネルに関連して、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することを含む。追加的に、プライベートチャネルは、第1の発見可能性設定に関連付けられており、そのため、プライベートチャネルに関連付けられた2人以上のユーザ、又はワークスペースに関連付けられたプライベートチャネルにアクセスすることが許可された別のユーザ以外のユーザによってプライベートチャネルが発見不可能である。例えば、図4は、プライベートChannel-Cに関連付けられ、かつ動作402の要素に類似する情報を表してもよいユーザインターフェース404、410、及び416を含む。例えば、ユーザインターフェース404は、プライベートChannel-Cに関連付けられた情報を含み、プライベートな性質又は指定は、プライベートチャネルアイコン406によって示される。追加的に、ユーザインターフェース404のメンバタブ408は、プライベートChannel-Cに加入しており(例えば、同じワークスペース内の他の加入していないメンバを除外して)、かつプライベートChannel-Cを発見し、コンテンツを閲覧/投稿することができる3人のユーザを識別する。例示的な例では、ユーザインターフェース410は、設定タブ412の下に提示される設定を含む。例では、設定は、発見可能性設定を提供するか、又はこれに影響を与えることができるプライベート設定414(例えば、選択可能なアフォーダンス)を含むことができる。すなわち、プライバシー設定414の指定は、(例えば、ワークスペースに関連付けられたチャネルを検索又はブラウズするときに)どのユーザアカウントがChannel-Cを発見できるかを判定することができる。上述のように、プライバシー設定414がオンにされるときに、プライベートChannel-Cは、チャネルのメンバ(例えば、チャネルに加入しているUserCD、UserEF、及びUserGH)のみによって発見可能であってもよい。例えば、UserABがUserCD、UserEF、及びユーザGHと同じワークスペースのメンバであっても、UserABは、(例えば、ワークスペースに関連付けられたチャネルを検索又はブラウズするときに、)プライベートChannel-Cを発見することができないことがある。さらなる例では、ユーザインターフェース416は、プライベート設定414が切り替えられ(例えば、選択され)「オン」から「オフ」に変更されるときに提示され得る追加情報を含む。例えば、ユーザインターフェース416は、確認インターフェース要素418を提示する。例では、プライベート設定414を「オン」から「オフ」に変更すること、及び/又は確認インターフェース要素418の選択は、Channel-Cをプライベートからパブリックに変換する要求を表してもよい。
【0099】
少なくともいくつかの例では、動作420において、プロセス400は、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することに少なくとも部分的に基づいて、プライベートチャネルに関連付けられた第1の発見可能性設定を修正することであって、修正することに少なくとも部分的に基づいて、パブリックチャネルがワークスペースに関連付けられた任意のユーザによって発見可能となるように、第2の発見可能性設定に関連付けられる、ことを含む。例えば、ユーザインターフェース416は、「オフ」指定を含むように示されているプライベート設定422を含む(例えば、プライベート設定414及び/又は確認インターフェース要素418の選択に基づく)。上述のように、プライベート設定414を「オン」から「オフ」に変更すること、及び/又は確認インターフェース要素418の選択は、Channel-Cをプライベートからパブリックに変換する要求を表してもよい。追加的に、「オフ」指定又は状態は、修正された発見可能性設定(例えば、「オン」状態から修正された)を表してもよい。追加的に、図4は、UserABによって発見可能なチャネルのリストを描写するチャネルブラウザを含むユーザインターフェース424を含む。発見可能なチャネルのリストは、Channel-C(チャネル識別子426によって識別される)を含み、これは今や、UserABがChannel-Cに加入していなくても、UserABによって発見可能である(例えば、チャネルAに関連付けられた「加入済」指標428とは対照的に、Channel-Cチャネル識別子426に関連して「加入済」指標がない)。UserABに関連したChannel-Cの発見可能性は、Channel-Cがプライベートからパブリックに変換されるときに実装される様々な技術、例えば、Channel-C及び/又はチャネル検索インデックスに関連付けられた更新されたタグなどによって制御されてもよい。
【0100】
図5を参照すると、少なくともいくつかの例では、プロセス500は、動作502において、ユーザアカウントに関連付けられた権限設定に基づいて、チャネルをプライベートチャネルからパブリックチャネルに変更するように構成された、構成可能なチャネル設定(例えば、アフォーダンス)のレンダリングを行うことを含む。例えば、図5では、ユーザインターフェース504は、管理者ユーザアカウント及び/又はChannel-Cの3人のメンバ(例えば、Channel-Cに加入している)のうちの1人のユーザアカウントなどのユーザアカウントに関連して提示されてもよい。加えて、ユーザアカウントが、プライベートチャネルからパブリックチャネルにChannel-Cを変更する権限に関連付けられているという判定に基づいて、構成可能なチャネル設定506(例えば、アフォーダンス)が提示されてもよく、構成可能なチャネル設定506は、プライベートチャネルからパブリックチャネルにChannel-Cを変更するように構成されてもよい。
【0101】
いくつかの例では、動作508において、プロセス500は、構成可能なチャネル設定との対話(例えば、アフォーダンスとの対話)に基づいて、パブリックチャネルにチャネルを変更する要求を受信することを含む。例えば、手アイコン510は、構成可能なチャネル設定506の選択を示し、これは、ユーザインターフェース504を、要求に関連付けられた追加情報を提供する別のユーザインターフェース514に移行512させてもよい。例えば、ユーザインターフェース514は、修正された構成可能なチャネル設定516を介して、構成可能なチャネル設定506が選択されたことを示してもよく、これは、プライベートチャネルからパブリックチャネルにChannel-Cを変更する要求を表してもよい。追加的に、ユーザインターフェース514は、選択されたときに、プライベートチャネルからパブリックチャネルにChannel-Cを変更する要求を提出する確認インターフェース要素518を含んでもよい。
【0102】
例では、動作520において、プロセス500は、第1のデータから第2のデータへ、かつ要求に基づいて、チャネルに関連付けられたデータを更新することを含み、第1のデータは、チャネルがプライベートチャネルを含むことを示し、第2のデータは、チャネルがパブリックチャネルを含むことを示す。例えば、Channel-Cに関連付けられた(例えば、サーバ102によって維持されるような)タグ及び/又はチャネル検索インデックスは、Channel-Cがプライベートであることを示す第1のデータから、Channel-Cがパブリックチャネルであることを示す第2のデータに変更されてもよい。
【0103】
プロセス500は、動作522において、いくつかの例では、チャネルに加入していないユーザアカウントから、チャネルを含む範囲を有するクエリを受信することを含んでもよい。例えば、図5は、Channel-Cに加入していないユーザアカウントを含むユーザアカウントUserABに関連付けられたユーザインターフェース524を描写する。ユーザインターフェース524を介して、Workspace A(例えば、UserABがWorkspace A内でアクセスすることができる任意のチャネル)を含む範囲で、クエリが(例えば、検索及び/又はブラウズを介して)提出されてもよい。
【0104】
プロセス500は、動作526において、第2のデータに基づき、かつクエリに応答して、チャネルのユーザアカウントへの指標を提示する(又は表面化させる)ことを含む。例えば、チャネルブラウザインターフェースを含むセクション528では、検索に応答して、ユーザアカウントUserABに返される情報に基づいて、Channel-Cの指標530が提示される。
【0105】
例示的な条項
A:通信プラットフォームの1つ以上のコンピューティングデバイスによって少なくとも部分的に実装される方法であって、通信プラットフォームの2人以上のユーザに関連付けられたプライベートチャネルに関連して、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することであって、プライベートチャネルがプライベートチャネルに関連付けられた2人以上のユーザ以外のワークスペースのユーザによって発見されないように、プライベートチャネルは、第1の発見可能性設定に関連付けられている、ことと、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することに少なくとも部分的に基づいて、プライベートチャネルに関連付けられた第1の発見可能性設定を修正することであって、修正することに少なくとも部分的に基づいて、パブリックチャネルがワークスペースに関連付けられた任意のユーザによって発見可能となるように、第2の発見可能性設定に関連付けられる、ことと、を含む、方法。
【0106】
B:特定のユーザからプライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することと、特定のユーザが第1の発見可能性設定を修正することを可能にする権限又は役割に、特定のユーザが関連付けられているかどうかを判定することと、特定のユーザが第1の発見可能性設定を修正することを可能にする権限又は役割に、特定のユーザが関連付けられているという判定に少なくとも部分的に基づいて、第1の発見可能性設定を修正することと、をさらに含む、段落Aに記載の方法。
【0107】
C:プライベートチャネルは、第1の発見可能性設定に少なくとも部分的に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリを介して発見可能ではない、段落A又はBのいずれかに記載の方法。
【0108】
D:パブリックチャネルは、第2の発見可能性設定に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリのうちの少なくとも1つを介して発見可能である、段落A~Cのいずれかに記載の方法。
【0109】
E:プライベートチャネルは、パブリックチャネルが関連付けられた第2の権限セットとは異なる第1の権限セットに関連付けられ、第1の権限セットは、第2の権限セットよりも制限的である、段落A~Dのいずれかに記載の方法。
【0110】
F:プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分をパブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに含み、プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分は、パブリックチャネルから除外される、段落A~Eのいずれかに記載の方法。
【0111】
G:プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分をパブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに含み、データの部分は、プライベートチャネルに関連付けられた2人以上のユーザによって閲覧されるときに、パブリックチャネルに含まれ、データの部分は、パブリックチャネルに関連付けられた他のユーザによって閲覧されるときに、パブリックチャネルから除外される、段落A~Fのいずれかに記載の方法。
【0112】
H:通信プラットフォームの少なくとも部分を実装するためのシステムであって、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶する1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体と、を含み、命令は、実行されるときに、システムに、通信プラットフォームの2人以上のユーザに関連付けられたプライベートチャネルに関連して、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することであって、プライベートチャネルがプライベートチャネルに関連付けられた2人以上のユーザ以外のワークスペースのユーザによって発見されないように、プライベートチャネルは、第1の発見可能性設定に関連付けられている、ことと、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することに少なくとも部分的に基づいて、プライベートチャネルに関連付けられた第1の発見可能性設定を修正することであって、修正することに少なくとも部分的に基づいて、パブリックチャネルがワークスペースに関連付けられた任意のユーザによって発見可能となるように、第2の発見可能性設定に関連付けられる、ことと、を行わせる、システム。
【0113】
I:命令は、実行されるときに、システムに、特定のユーザからプライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することと、特定のユーザが第1の発見可能性設定を修正することを可能にする権限又は役割に、特定のユーザが関連付けられているかどうかを判定することと、特定のユーザが第1の発見可能性設定を修正することを可能にする権限又は役割に、特定のユーザが関連付けられているという判定に少なくとも部分的に基づいて、第1の発見可能性設定を修正することと、をさらに行わせる、段落Hに記載のシステム。
【0114】
J:プライベートチャネルは、第1の発見可能性設定に少なくとも部分的に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリを介して発見可能ではなく、パブリックチャネルは、第2の発見可能性設定に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリのうちの少なくとも1つを介して発見可能である、段落H又はIのいずれかに記載のシステム。
【0115】
K:プライベートチャネルは、パブリックチャネルが関連付けられた第2の権限セットとは異なる第1の権限セットに関連付けられ、第1の権限セットは、第2の権限セットよりも制限的である、段落H~Jのいずれかに記載のシステム。
【0116】
L:命令は、実行されるときに、システムに、プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分をパブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに行わせ、プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分は、パブリックチャネルから除外される、段落H~Kのいずれかに記載のシステム。
【0117】
M:令は、実行されるときに、システムに、プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分をパブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに行わせ、データの部分は、プライベートチャネルに関連付けられた2人以上のユーザによって閲覧されるときに、パブリックチャネルに含まれ、データの部分は、パブリックチャネルに関連付けられた他のユーザによって閲覧されるときに、パブリックチャネルから除外される、段落H~Lのいずれかに記載のシステム。
【0118】
N:令を記憶する1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されるときに、1つ以上のプロセッサに、通信プラットフォームの2人以上のユーザに関連付けられたプライベートチャネルに関連して、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することであって、プライベートチャネルがプライベートチャネルに関連付けられた2人以上のユーザ以外のワークスペースのユーザによって発見されないように、プライベートチャネルは、第1の発見可能性設定に関連付けられている、ことと、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することに少なくとも部分的に基づいて、プライベートチャネルに関連付けられた第1の発見可能性設定を修正することであって、修正することに少なくとも部分的に基づいて、パブリックチャネルがワークスペースに関連付けられた任意のユーザによって発見可能となるように、第2の発見可能性設定に関連付けられる、ことと、を行わせる、1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0119】
O:令は、実行されると、1つ以上のプロセッサに、特定のユーザからプライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求を受信することと、特定のユーザが第1の発見可能性設定を修正することを可能にする権限又は役割に、特定のユーザが関連付けられているかどうかを判定することと、特定のユーザが第1の発見可能性設定を修正することを可能にする権限又は役割に、特定のユーザが関連付けられているという判定に少なくとも部分的に基づいて、第1の発見可能性設定を修正することと、をさらに行わせる、段落Nに記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0120】
P:プライベートチャネルは、第1の発見可能性設定に少なくとも部分的に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリを介して発見可能ではない、段落N又はOのいずれかに記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0121】
Q:パブリックチャネルは、第2の発見可能性設定に基づいて、検索クエリ又はチャネルブラウズクエリのうちの少なくとも1つを介して発見可能である、段落N~Pのいずれかに記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0122】
R:プライベートチャネルは、パブリックチャネルが関連付けられた第2の権限セットとは異なる第1の権限セットに関連付けられ、第1の権限セットは、第2の権限セットよりも制限的である、段落N~Qのいずれかに記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0123】
S:命令は、実行されるときに、1つ以上のプロセッサに、プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分をパブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに行わせ、プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分は、パブリックチャネルから除外される、段落N~Rのいずれかに記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0124】
T:命令は、実行されるときに、1つ以上のプロセッサに、プライベートチャネルに関連付けられたデータの部分をパブリックチャネルから除外する指標を受信することをさらに行わせ、データの部分は、プライベートチャネルに関連付けられた2人以上のユーザによって閲覧されるときに、パブリックチャネルに含まれ、データの部分は、パブリックチャネルに関連付けられた他のユーザによって閲覧されるときに、パブリックチャネルから除外される、段落N~Sのいずれかに記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0125】
U:命令は、実行されるときに、1つ以上のプロセッサに、ユーザがプライベートチャネルに関連付けられていることに少なくとも部分的に基づいて、プライベートチャネルに関連付けられたユーザインターフェース上にアフォーダンスのレンダリングをさらに行わせ、プライベートチャネルをパブリックチャネルに変換する要求は、アフォーダンスとのユーザによる対話に基づいて受信される、段落N~Tのいずれかに記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0126】
上述の例示的な条項は、1つの特定の実装に関して記載されているが、本文書の文脈において、例示的な箇条のコンテンツは、方法、デバイス、システム、コンピュータ可読媒体、及び/又は別の実装を介して実装されてもよいと理解されたい。追加的に、例A~Uのいずれかは、単独で実装されてもよいし、例A~Uの任意の他の1つ以上と組み合わせて実装されてもよい。
【0127】
まとめ
本明細書に記載される技術の1つ以上の例が記載されているが、その様々な改変、追加、置換及び同等物は、本明細書に記載される技術の範囲内に含まれる。
【0128】
例の説明において、明細書の一部を形成する添付の図面を参照し、この添付の図面は、図示により、特許請求の範囲に記載された主題の特定の例を示す。他の例が使用されてもよく、構造の変更などの変更又は修正がなされてもよいと理解されたい。このような例、変更又は改変は、意図された特許請求の範囲に記載された主題に関する範囲から必ずしも逸脱するものではない。本明細書におけるステップは、特定の順序で提示されてもよいが、いくつかの場合に、順序は、記載されるシステム及び方法の機能を変更することなく、特定の入力が異なる時間に又は異なる順序で提供されるように変更されてもよい。開示された手順は、異なる順序で実行され得る。追加的に、本明細書における様々なコンピューティングは、開示された順序で実行される必要はなく、コンピューティングの代替順序を使用する他の例が、容易に実装され得る。順序を変更することに加えて、コンピューティングは、同じ結果を有するサブコンピューティングに分解され得る。
図1
図2A
図2B
図3
図4
図5
【国際調査報告】