(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-28
(54)【発明の名称】情報伝送方法、装置、及び通信機器
(51)【国際特許分類】
H04W 28/088 20230101AFI20241018BHJP
H04W 92/24 20090101ALI20241018BHJP
【FI】
H04W28/088
H04W92/24
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024526966
(86)(22)【出願日】2022-11-08
(85)【翻訳文提出日】2024-05-20
(86)【国際出願番号】 CN2022130552
(87)【国際公開番号】W WO2023078455
(87)【国際公開日】2023-05-11
(31)【優先権主張番号】202111316207.6
(32)【優先日】2021-11-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute
【住所又は居所原語表記】32 Xuanwumen West Street, Xicheng District, Beijing 100053, China
(71)【出願人】
【識別番号】518301095
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100118256
【氏名又は名称】小野寺 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100166338
【氏名又は名称】関口 正夫
(72)【発明者】
【氏名】王 丹
(72)【発明者】
【氏名】劉 棠青
(72)【発明者】
【氏名】孫 滔
(72)【発明者】
【氏名】ル ル
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE16
(57)【要約】
本開示において、情報伝送方法、装置、及び通信機器が提供されており、該方法は、第一機器は、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、第一機器は、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信すること、を含み、前記第一情報は、外部グループ識別子である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報伝送方法において、
第一機器は、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
第一機器は、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信すること、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子である、情報伝送方法。
【請求項2】
前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、データネットワーク名称DNN、単一ネットワークスライス選択支援情報S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
情報伝送方法において、
第二機器は、第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第二機器は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信すること、及び、
第二機器は、前記第一情報に基づいて、第二情報を取得すること、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子であり、前記第二情報は、内部グループ識別子である、情報伝送方法。
【請求項4】
第二機器は、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信するか、又は、
第二機器は、前記第二情報及び前記エッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信すること、を更に含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
第二情報が含まれる前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、DNN、S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
第二機器は、第四機器から送信された、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を受信すること、及び、
前記第二機器は、前記第一サブスクリプション要求に基づいて、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を、第四機器に送信すること、を更に含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
第二機器は、前記第一サブスクリプション要求を受信した後に、第三機器に対し、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報の返信を要求するか、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方の返信を要求すること、を更に含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
情報伝送方法において、
第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得すること、を含み、
前記第二情報は、内部グループ識別子である、情報伝送方法。
【請求項9】
前記方法は、
前記第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方に基づいて、情報識別子及び/又はDNS情報が含まれる第三情報を生成すること、及び、
前記第四機器は、前記第三情報を、第五機器に送信すること、を更に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得することは、
前記第四機器は、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を、第二機器に送信すること、及び、
前記第四機器は、前記第二機器から返信された、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を受信すること、を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
情報伝送装置において、
第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信することに用いられる第一送信モジュール、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子である、情報伝送装置。
【請求項12】
通信機器であって、
前記通信機器が、プロセッサと送受信機を含む第一機器であり、前記送受信機は、プロセッサの制御下で、データを送受信し、前記プロセッサは、
第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信する操作を実行することに用いられ、
前記第一情報は、外部グループ識別子である、通信機器。
【請求項13】
前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、データネットワーク名称DNN、単一ネットワークスライス選択支援情報S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる、請求項12に記載の通信機器。
【請求項14】
情報伝送装置において、
第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信することに用いられる第一受信モジュール、及び、
前記第一情報に基づいて、第二情報を取得することに用いられる第一決定モジュール、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子であり、前記第二情報は、内部グループ識別子である、情報伝送装置。
【請求項15】
通信機器であって、
前記通信機器が、プロセッサと送受信機を含む第二機器であり、前記送受信機は、プロセッサの制御下で、データを送受信し、前記プロセッサは、
第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信する操作、及び、
前記第一情報に基づいて、第二情報を取得する操作、を実行することに用いられ、
前記第一情報は、外部グループ識別子であり、前記第二情報は、内部グループ識別子である、通信機器。
【請求項16】
前記プロセッサは、
前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信するか、又は、
前記第二情報及び前記エッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信する操作を実行することに更に用いられる、請求項15に記載の通信機器。
【請求項17】
第二情報が含まれる前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、DNN、S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる、請求項16に記載の通信機器。
【請求項18】
前記プロセッサは、
第四機器から送信された、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を受信する操作、及び、
前記第一サブスクリプション要求に基づいて、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を、第四機器に送信する操作、を実行することに更に用いられる、請求項17に記載の通信機器。
【請求項19】
前記プロセッサは、
前記第一サブスクリプション要求を受信した後に、第三機器に対し、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報の返信を要求するか、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方の返信を要求する操作、を実行することに更に用いられる、請求項18に記載の通信機器。
【請求項20】
情報伝送装置において、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得することに用いられる第一取得モジュール、を含み、
前記第二情報は、内部グループ識別子である、情報伝送装置。
【請求項21】
通信機器であって、
前記通信機器が、プロセッサと送受信機を含む第四機器であり、前記送受信機は、プロセッサの制御下で、データを送受信し、前記プロセッサは、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得する操作を実行することに用いられ、
前記第二情報は、内部グループ識別子である、通信機器。
【請求項22】
前記プロセッサは、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方に基づいて、情報識別子及び/又はDNS情報が含まれる第三情報を生成すること、及び、
前記第三情報を、第五機器に送信すること、に更に用いられる、請求項21に記載の通信機器。
【請求項23】
前記プロセッサは、
DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を、第二機器に送信する操作、及び、
前記第二機器から返信された、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を受信する操作、を実行することに更に用いられる、請求項21に記載の通信機器。
【請求項24】
メモリ、プロセッサ、及び前記メモリに記憶されており、前記プロセッサで実行可能なプログラムを含む端末であって、
前記プロセッサは、前記プログラムを実行すると、請求項1又は2に記載の情報伝送方法を実現するか、請求項3~7のいずれか一項に記載の情報伝送方法を実行するか、又は請求項8~10のいずれか一項に記載の情報伝送方法を実行する、端末。
【請求項25】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1又は2に記載の情報伝送方法のステップを実現するか、請求項3~7のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実行するか、又は請求項8~10のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実行する、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年11月08日に中国で出願された中国特許出願第202111316207.6号の優先権を主張し、その内容の全ては、援用により本願に組み込まれる。
本出願は、通信の技術的領域、特に、情報伝送方法、装置、及び通信機器に関する。
【背景技術】
【0002】
現在の技術では、ノード(Node)の粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報(Edge Application Server Deployment Information、EDI)を設定しており、EDI情報とは、エッジデータネットワーク(Data Network、DN)のドメイン名称システム(Domain Name System、DNS)アドレス情報や、アドレス解析可能なアプリケーションの完全修飾ドメイン名称(Fully Qualified Domain Name、FQDN)情報等を示す。該ノードレベルEDI(Node level EDI)は、スライスとデータネットワーク名称(Data Network Name、DNN)の粒度に基づいて設定可能である。
【0003】
しかし、スライスとDNNの粒度に基づく設定は、大規模ネットワークのユーザーによる柔軟なアプリケーションサーバー選択にとって不利である。多くのシナリオで、例えばクラウドゲームサービスでは、VIP(Very Important Person)クライエントが存在し、VIPには、サービスが提供されるために、グラフィックス処理ユニット(Graphics Processing Unit、GPU)や中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)がアップグレードされたサーバーの使用が必要となる場合がある。そのため、同じFQDNでも検索されたアプリケーションサーバーが異なる可能性があり、その結果、ノードレベルのEDIの粒度は、上述のサービス要件を満たさないことになってしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の実施例の目的は、情報伝送方法、装置、及び通信機器を提供して、関連技術における、ノードレベルのEDIの粒度は、上述のサービス要件を満たさないという問題を解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の問題を解決するために、本開示の実施例において、情報伝送方法であって、
第一機器は、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
第一機器は、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信すること、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子である、情報伝送方法を提供している。
【0006】
ここで、前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、データネットワーク名称DNN、単一ネットワークスライス選択支援情報S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる。
【0007】
本開示の実施例において、情報伝送方法であって、
第二機器は、第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第二機器は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信すること、及び、
第二機器は、前記第一情報に基づいて、第二情報を取得すること、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子であり、前記第二情報は、内部グループ識別子である、情報伝送方法を更に提供している。
【0008】
ここで、前記方法は、
第二機器は、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信するか、又は、
第二機器は、前記第二情報及び前記エッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信すること、を更に含む。
【0009】
ここで、第二情報が含まれる前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、DNN、S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる。
【0010】
ここで、前記方法は、
第二機器は、第四機器から送信された、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を受信すること、及び、
前記第二機器は、前記第一サブスクリプション要求に基づいて、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を、第四機器に送信すること、を更に含む。
【0011】
ここで、前記方法は、
第二機器は、前記第一サブスクリプション要求を受信した後に、第三機器に対し、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報の返信を要求するか、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方の返信を要求すること、を更に含む。
【0012】
本開示の実施例において、情報伝送方法であって、
第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得すること、を含み、
前記第二情報は、内部グループ識別子である、情報伝送方法を更に提供している。
【0013】
ここで、前記方法は、
前記第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方に基づいて、情報識別子及び/又はDNS情報が含まれる第三情報を生成すること、及び、
前記第四機器は、前記第三情報を、第五機器に送信すること、を更に含む。
【0014】
ここで、前記第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得することは、
前記第四機器は、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を、第二機器に送信すること、及び、
前記第四機器は、前記第二機器から返信された、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を受信すること、を含む。
【0015】
本開示の実施例において、情報伝送装置であって、
第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信することに用いられる第一送信モジュール、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子である、情報伝送装置を更に提供している。
【0016】
本開示の実施例において、通信機器であって、
前記通信機器が、プロセッサと送受信機を含む第一機器であり、前記送受信機は、プロセッサの制御下で、データを送受信し、前記プロセッサは、
第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信する操作を実行することに用いられ、
前記第一情報は、外部グループ識別子である、通信機器を更に提供している。
【0017】
ここで、前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、データネットワーク名称DNN、単一ネットワークスライス選択支援情報S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる。
【0018】
本開示の実施例において、情報伝送装置であって、
第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信することに用いられる第一受信モジュール、及び、
前記第一情報に基づいて、第二情報を取得することに用いられる第一決定モジュール、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子であり、前記第二情報は、内部グループ識別子である、情報伝送装置を更に提供している。
【0019】
本開示の実施例において、通信機器であって、
前記通信機器が、プロセッサと送受信機を含む第二機器であり、前記送受信機は、プロセッサの制御下で、データを送受信し、前記プロセッサは、
第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信する操作、及び、
前記第一情報に基づいて、第二情報を取得する操作、を実行することに用いられる、
前記第一情報は、外部グループ識別子であり、前記第二情報は、内部グループ識別子である、通信機器を更に提供している。
【0020】
ここで、前記プロセッサは、
前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信するか、又は、
前記第二情報及び前記エッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信する操作を実行することに更に用いられる。
【0021】
ここで、第二情報が含まれる前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、DNN、S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる。
【0022】
ここで、前記プロセッサは、
第四機器から送信された、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を受信する操作、及び、
前記第一サブスクリプション要求に基づいて、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を、第四機器に送信する操作、を実行することに更に用いられる。
【0023】
ここで、前記プロセッサは、
前記第一サブスクリプション要求を受信した後に、第三機器に対し、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報の返信を要求するか、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方の返信を要求する操作、を実行することに更に用いられる。
【0024】
本開示の実施例において、情報伝送装置であって、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得することに用いられる第一取得モジュール、を含み、前記第二情報は、内部グループ識別子である、情報伝送装置を更に提供している。
【0025】
ここで、前記装置は、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方に基づいて、情報識別子及び/又はDNS情報が含まれる第三情報を生成することに用いられる生成モジュール、及び、
前記第三情報を、第五機器に送信することに用いられる第二送信モジュール、を更に含む。
【0026】
本開示の実施例において、通信機器であって、
前記通信機器が、プロセッサと送受信機を含む第四機器であり、前記送受信機は、プロセッサの制御下で、データを送受信し、前記プロセッサは、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得する操作を実行することに用いられ、
前記第二情報は、内部グループ識別子である、通信機器を更に提供している。
【0027】
ここで、前記プロセッサは、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方に基づいて、情報識別子及び/又はDNS情報が含まれる第三情報を生成すること、及び、
前記第三情報を、第五機器に送信すること、に更に用いられる。
【0028】
ここで、前記プロセッサは、
DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を、第二機器に送信する操作、及び、
前記第二機器から返信された、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を受信する操作、を実行することに更に用いられる。
【0029】
本開示の実施例において、メモリ、プロセッサ、及び前記メモリに記憶されており、前記プロセッサで実行可能なプログラムを含む端末であって、前記プロセッサは、前記プログラムを実行すると、上述の情報伝送方法を実行する、端末を更に提供している。
【0030】
本開示の実施例において、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムがプロセッサにより実行されると、上述の情報伝送方法のステップを実行する、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供している。
【発明の効果】
【0031】
本開示の上述の技術案は、少なくとも、以下の効果を奏する。
【0032】
本開示の実施例に係る情報伝送方法、装置、及び通信装置において、第一機器は、外部グループ識別子が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を第二機器に送信するか、又は、第一機器はエッジアプリケーションサーバー展開情報と外部グループ識別子を第二機器に送信することで、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報の設定を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【
図1】本開示の実施例に係る情報伝送方法のステップのフローチャートその1である。
【
図2】本開示の実施例に係る情報伝送方法のステップのフローチャートその2である。
【
図3】本開示の実施例に係る例一のインタラクションの模式図である。
【
図4】本開示の実施例に係る情報伝送方法のステップのフローチャートその3である。
【
図5】本開示の実施例に係る例二のインタラクションの模式図である。
【
図6】本開示の実施例に係る情報伝送装置の構造の模式図その1である。
【
図7】本開示の実施例に係る通信機器の構造の模式図その1である。
【
図8】本開示の実施例に係る情報伝送装置の構造の模式図その2である。
【
図9】本開示の実施例に係る通信機器の構造の模式図その2である。
【
図10】本開示の実施例に係る情報伝送装置の構造の模式図その3である。
【
図11】本開示の実施例に係る通信機器の構造の模式図その3である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
本開示の解決しようとする技術的問題、技術的方案、及びその利点をより明確にするために、以下では図面及び具体的な実施例を組み合わせて詳細に説明する。
【0035】
図1に示すように、本開示の実施例において、情報伝送方法が提供されており、該方法は、ステップ101を含む。
【0036】
ステップ101、第一機器は、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、第一機器は、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信する。
【0037】
ここで、前記第一情報は、外部グループ識別子である。
【0038】
なお、本開示の実施例における外部グループ識別子と内部グループ識別子は、いずれも、一グループのユーザー機器(User Equipment、UE)を識別するための識別子である。アプリケーション機能(Application Function、AF)(すなわち第一機器)は第五世代移動通信(5th-Generation、5G)システムの外部の機能であるため、外部グループ識別子を採用している。5Gシステム内部では内部グループ識別子を使用して一グループのUEを識別する。
【0039】
選択的に、同じ要求、同じ処理要件を持つ一群又は複数のUEは、一つのグループを形成することができる。
【0040】
選択可能な一実施例として、前記第一機器はアプリケーション機能(AF)に対応するネットワークエレメント又は機器であり、その一方、第二機器はネットワーク公開機能(Network Exposure Function、NEF)に対応するネットワークエレメント又は機器であるが、これには具体的な限定はない。
【0041】
選択的に、前記第一情報は、グループ識別子(group Identifier、group ID)、又は一グループのUE識別子、又はUEグループ識別子、又は群識別子であってもよい。
【0042】
本開示の実施例は、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報を設定することができ、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たし、ユーザー体験を更に向上させることができる。
【0043】
本開示の少なくとも一実施例において、前記エッジアプリケーションサーバー展開情報(EDI情報とも略称され得る)には、データネットワーク名称DNN、単一ネットワークスライス選択支援情報(Single Network Slice Selection Assistance Information、S-NSSAI)(ネットワークスライスを識別するために使用される)、アプリケーション情報、DNSサーバー情報の少なくとも一つが含まれる。
【0044】
なお、本開示の実施例は「エッジアプリケーションサーバー展開情報」の名称に限定はなく、エッジアプリケーションサーバーを展開するために使用される他の情報の名称も、同様、本開示に適用される。
【0045】
例えば、上述のDNSサーバー情報はDNSサーバーのインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)アドレス情報である。
【0046】
選択的に、上述のEDI情報は、スライス、DNN、又は、第一情報などによって区分され、保存され、及び照会され得る。
【0047】
選択可能な一実施例において、エッジアプリケーションサーバー展開情報のデータ構造は表1のように示され、該エッジアプリケーションサーバー展開情報には、スライス情報、DNN情報、第一情報が含まれる。
【0048】
【0049】
選択可能な別の一実施例において、エッジアプリケーションサーバー展開情報のデータ構造は表2のように示され、該エッジアプリケーションサーバー展開情報には、スライス情報、DNN情報、第一情報が含まれない。
【0050】
【0051】
選択可能な一実施例として、該第一情報は選択可能な情報であり、エッジアプリケーションサーバー展開情報には第一情報が含まれていない場合、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報のみを受信したが、第一情報を受信しなかった場合、該エッジアプリケーションサーバー展開情報は、スライス+DNN内の全てのグループに適用されることになる。
【0052】
まとめると、本開示の実施例において、第一機器は、グループ識別子が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
第一機器は、エッジアプリケーションサーバー展開情報及びグループ識別子を、第二機器に送信することで、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報の設定を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【0053】
図2に示すように、本開示の実施例において、情報伝送方法が更に提供されており、該方法は、ステップ201及びステップ202を含む。
【0054】
ステップ201、第二機器は、第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第二機器は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信し、前記第一情報は、外部グループ識別子である。
【0055】
ステップ202、第二機器は、前記第一情報に基づいて、第二情報を取得し、前記第二情報は、内部グループ識別子である。
【0056】
なお、本開示の実施例における外部グループ識別子と内部グループ識別子は、いずれも、一グループのUEを識別するための識別子である。AF(すなわち第一機器)は5Gシステムの外部の機能であるため、外部グループ識別子を採用している。5Gシステム内部では内部グループ識別子を使用して一グループのUEを識別する。
【0057】
選択可能な一実施例として、前記第一機器はアプリケーション機能AFに対応するネットワークエレメント又は機器であり、その一方、第二機器はネットワーク公開機能NEFに対応するネットワークエレメント又は機器であるが、これには具体的な限定はない。
【0058】
選択的に、前記第一情報は、グループ識別子(group ID)、又は一グループのUE識別子、又はUEグループ識別子、又は群識別子であってもよい。
【0059】
本開示の実施例は、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報を設定することができ、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たし、ユーザー体験を更に向上させることができる。
【0060】
本開示の少なくとも一実施例において、前記方法は、
第二機器は、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信するか、又は、
第二機器は、前記第二情報及び前記エッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信すること、を更に含む。
【0061】
選択的に、該第三機器は、統合データリポジトリ機能(Unified Data Repository、UDR)に対応するネットワークエレメント又は機器、又は統合データ管理機能(Unified Data Management、UDM)に対応するネットワークエレメント又は機器であり、これには具体的な限定はない。言い換えれば、本開示の実施例においてNEFはエッジアプリケーションサーバー展開情報をUDRに保存する。
【0062】
本開示の少なくとも一実施例において、前記エッジアプリケーションサーバー展開情報(EDI情報とも略称され得る)には、データネットワーク名称DNN、単一ネットワークスライス選択支援情報S-NSSAI(ネットワークスライスを識別するために使用される)、アプリケーション情報、DNSサーバー情報の少なくとも一つが含まれる。例えば、上述のDNSサーバー情報は、DNSサーバーのIPアドレスを含む。
【0063】
選択的に、上述のEDI情報は、スライス、DNN、又は、第一情報などによって区分され、保存され、及び照会され得る。
【0064】
本開示の少なくとも一実施例において、前記方法は、
第二機器は、第四機器から送信された、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を受信すること、及び、
前記第二機器は、前記第一サブスクリプション要求に基づいて、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を、第四機器に送信すること、を更に含む。
【0065】
選択的に、該第四機器はセッション管理機能(Session Management Function、SMF)に対応するネットワークエレメント又は機器である。
【0066】
言い換えれば、本開示の実施例において、SMFは、第一サブスクリプション要求を通じてNEFからエッジアプリケーションサーバー展開情報を取得し、同期的に、該エッジアプリケーションサーバー展開情報に対応するスライス情報、DNN情報及び第二情報を取得し、該スライス情報、DNN情報及び第二情報は、エッジアプリケーションサーバー展開情報に含まれてもよければ、エッジアプリケーションサーバー展開情報と関連付けられてもよい。
【0067】
選択可能な一実施例において、前記方法は、
第二機器は、前記第一サブスクリプション要求を受信した後に、第三機器に対し、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報の返信を要求するか、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方の返信を要求すること、を更に含む。
【0068】
本開示の実施例において、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方が、第三機器に保存されているため、第二機器は第四機器からのサブスクリプション要求に応答して、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を第四機器に送信する前に、第三機器から、対応する第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得する必要が更にあり、これにより第四機器への情報フィードバックを実現する。
【0069】
本開示の実施例において、各機器間で、グループ識別子が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報とグループ識別子の両方が交換されることで、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報の設定を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【0070】
例一、各機器間の情報交換フローは、
図3に示されるものである。
【0071】
ステップ31、AFはEDI情報をNEFに提供する(このEDI情報は、スライス、DNN、第一情報などによって区分され、保存され、及び照会される)。
【0072】
ステップ32、NEFはEDI情報をUDM又はUDRに保存する。
【0073】
ステップ33、SMFはNEFからEDI情報を取得し、同期的に、該EDI情報に対応するスライス、DNN、及び第二情報を取得する。
【0074】
選択的に、NEFはUDM又はUDRから保存されたEDI情報及びEDI情報に対応するスライス、DNN、及び第二情報を取得する。
【0075】
図4に示すように、本開示の実施例において、情報伝送方法は更に提供されており、該方法は、ステップ401を含む。
【0076】
ステップ401、第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得し、前記第二情報は、内部グループ識別子である。
【0077】
なお、本開示の実施例における外部グループ識別子と内部グループ識別子は、いずれも、一グループのUEを識別するための識別子である。AF(すなわち第一機器)は5Gシステムの外部の機能であるため、外部グループ識別子を採用している。5Gシステム内部では内部グループ識別子を使用して一グループのUEを識別する。
【0078】
選択的に、該第四機器はセッション管理機能(Session Management Function、SMF)に対応するネットワークエレメント又は機器である。
【0079】
本開示の少なくとも一実施例において、ステップ401の後に、もし第四機器SMFは、セッション確立要求を受信したら、該方法は、
前記第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方に基づいて、情報識別子及び/又はDNS情報が含まれる第三情報を生成すること、及び、
前記第四機器は、前記第三情報を、第五機器に送信すること、を更に含む。
【0080】
本開示の実施例において、第四機器は、セッションに対応するDNS処理ルール(DNS handling rule、すなわち上述の第三情報)を決定する際、スライス情報、DNN情報、ローカル設定情報だけでなく、内部グループ識別子(group ID)も考慮する必要があり、これらを総合的に考慮して適切なDNS処理ルールを生成して、グループとした粒度という方式でEDI情報のDNS要求処理を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【0081】
選択的に、該第五機器はエッジアプリケーションサーバー発見機能(Edge Application Server Discovery Function、EASDF)に対応するネットワークエレメント又は機器である。
【0082】
選択的に、該第三情報はDNS処理情報(BASELINE DNS handling information)であり、上述の第三情報に含まれる情報識別子はテンプレート識別子(templete ID)である。
【0083】
選択可能な一実施例として、DNS情報は、DNS要求メッセージ、DNSフィードバックメッセージ、アプリケーションのFQDN情報、アプリケーションのIPアドレス情報の少なくとも一つを含む。
【0084】
本開示の実施例における一つの好ましい実施例において、第四機器は少なくともセッションに対応する第二情報に基づいて、対応する第三情報の情報識別子(templete ID)を決定する。
【0085】
それに応じて、第四機器は、対応する第三情報の情報識別子(templete ID)を第五機器EASDFに送信する。
【0086】
言い換えれば、本開示の実施例において、第四機器は、セッションに対応するDNS処理ルール(DNS handling rule、すなわち上述の第三情報)を決定する際、スライス情報、DNN情報、ローカル設定情報だけでなく、内部グループ識別子(group ID)も考慮する必要があるが、その操作は第五機器にとっては感知されない。つまり、本開示の実施例においては、第五機器の処理フローを変更することなく、より細かい粒度でのアプリケーションサーバーの選択を実現することができる。
【0087】
本開示の少なくとも一実施例において、ステップ401は、
前記第四機器は、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を、第二機器に送信すること、及び、
前記第四機器は、前記第二機器から返信された、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を受信すること、を含む。
【0088】
言い換えれば、本開示の実施例において、SMFは、第一サブスクリプション要求を通じてNEFからエッジアプリケーションサーバー展開情報を取得し、同期的に、該エッジアプリケーションサーバー展開情報に対応するスライス情報、DNN情報及び第二情報を取得し、該スライス情報、DNN情報及び第二情報は、エッジアプリケーションサーバー展開情報に含まれてもよければ、エッジアプリケーションサーバー展開情報と関連付けられてもよい。
【0089】
例二、セッション確立フローは、
図5に示されるものである。
【0090】
ステップ51、UEはセッションの確立を要求する。
【0091】
ステップ52、SMFはUEの要求したセッションに基づいて、UDMから該UEの該当する第二情報を取得する。
【0092】
ステップ53、SMFは第二情報、及びスライス情報、DNN情報、又はローカル設定情報に基づいて、該セッションに対応するDNS処理ルール(DNS handling rule)を決定する。
【0093】
ステップ54、SMFはDNS処理ルールをEASDFに送信する。具体的には、DNS処理ルールには、適切なEDI情報を指示する(第二情報が付帯されるEDI情報を選択する)ためのいくつかの識別子又は指示が含まれる。
【0094】
ステップ55、セッションが確立された後、UEはDNS要求を開始し、EASDFに送信して、EASDFは該DNS処理ルールに基づいて、該セッションのDNS情報処理に適切なEDI情報を選択する。
【0095】
まとめると、本開示の実施例において、各機器間で、グループ識別子が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報とグループ識別子の両方が交換されることで、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報の設定を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【0096】
図6に示すように、本開示の実施例において、情報伝送装置が更に提供されており、該装置は、
第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信することに用いられる第一送信モジュール601、を含み、
ここで、前記第一情報は、外部グループ識別子である。
【0097】
選択可能な一実施例として、前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、データネットワーク名称DNN、単一ネットワークスライス選択支援情報S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる。
【0098】
本開示の実施例において、各機器間で、グループ識別子が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報とグループ識別子の両方が交換されることで、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報の設定を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【0099】
なお、本開示の実施例により提供されている情報伝送装置は、上述の情報伝送方法を実行することができる装置であり、したがって上述の情報伝送方法のすべての実施例がいずれも該装置に適用され、同じ又は類似の有益な効果を達成することができる。
【0100】
図7に示すように、本開示の実施例において、通信機器が更に提供されており、該通信機器が、プロセッサ700と送受信機710を含む第一機器であり、前記送受信機710は、プロセッサ700の制御下で、データを送受信し、前記プロセッサ700は、
第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信する操作を実行することに用いられ、
ここで、前記第一情報は、外部グループ識別子である。
【0101】
選択可能な一実施例として、前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、データネットワーク名称DNN、単一ネットワークスライス選択支援情報S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる。
【0102】
本開示の実施例において、各機器間で、グループ識別子が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報とグループ識別子の両方が交換されることで、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報の設定を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【0103】
なお、本開示の実施例により提供されている通信機器は、上述の情報伝送方法を実行することができる通信機器であり、したがって上述の情報伝送方法のすべての実施例がいずれも該通信機器に適用され、同じ又は類似の有益な効果を達成することができる。
【0104】
図8に示すように、本開示の実施例において、情報伝送装置が更に提供されており、該装置は、
第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信することに用いられる第一受信モジュール801、及び、
前記第一情報に基づいて、第二情報を取得することに用いられる第一決定モジュール802、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子であり、前記第二情報は、内部グループ識別子である。
【0105】
選択可能な一実施例として、前記装置は、
前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信するか、又は、前記第二情報及び前記エッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信することに用いられる、第三送信モジュールを更に含む。
【0106】
選択可能な一実施例として、第二情報が含まれる前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、DNN、S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる。
【0107】
選択可能な一実施例として、前記装置は、
第四機器から送信された、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を受信することに用いられる第二受信モジュール、及び、
前記第一サブスクリプション要求に基づいて、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を、第四機器に送信することに用いられる第四送信モジュール、を更に含む。
【0108】
選択可能な一実施例として、前記装置は、
前記第一サブスクリプション要求を受信した後に、第三機器に対し、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報の返信を要求するか、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方の返信を要求することに用いられる要求モジュール、を更に含む。
【0109】
選択可能な一実施例として、前記第二情報は、前記端末の内部グループ識別子である。
【0110】
本開示の実施例において、各機器間で、グループ識別子が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報とグループ識別子の両方が交換されることで、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報の設定を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【0111】
なお、本開示の実施例により提供されている情報伝送装置は、上述の情報伝送方法を実行することができる装置であり、したがって上述の情報伝送方法のすべての実施例がいずれも該装置に適用され、同じ又は類似の有益な効果を達成することができる。
【0112】
図9に示すように、本開示の実施例において、通信機器が更に提供されており、該通信機器が、プロセッサ900と送受信機910を含む第二機器であり、前記送受信機910は、プロセッサ900の制御下で、データを送受信し、前記プロセッサ900は、
第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信する操作、及び、
前記第一情報に基づいて、第二情報を取得する操作、を実行することに用いられる、
前記第一情報は、外部グループ識別子であり、前記第二情報は、内部グループ識別子である。
【0113】
選択可能な一実施例として、前記プロセッサは、
前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信するか、又は、
前記第二情報及び前記エッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信する操作を実行することに更に用いられる。
【0114】
選択可能な一実施例として、第二情報が含まれる前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、DNN、S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる。
【0115】
選択可能な一実施例として、前記プロセッサは、
第四機器から送信された、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を受信する操作、及び、
前記第一サブスクリプション要求に基づいて、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を、第四機器に送信する操作、を実行することに更に用いられる。
【0116】
選択可能な一実施例として、前記プロセッサは、
前記第一サブスクリプション要求を受信した後に、第三機器に対し、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報の返信を要求するか、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方の返信を要求する操作、を実行することに更に用いられる。
【0117】
本開示の実施例において、各機器間で、グループ識別子が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報とグループ識別子の両方が交換されることで、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報の設定を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【0118】
なお、本開示の実施例により提供されている通信機器は、上述の情報伝送方法を実行することができる通信機器であり、したがって上述の情報伝送方法のすべての実施例がいずれも該通信機器に適用され、同じ又は類似の有益な効果を達成することができる。
【0119】
図10に示すように、本開示の実施例において、情報伝送装置が更に提供されており、該装置は、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得することに用いられる第一取得モジュール1001、を含み、前記第二情報は、内部グループ識別子である。
【0120】
選択可能な一実施例として、前記装置は、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方に基づいて、情報識別子及び/又はDNS情報が含まれる第三情報を生成することに用いられる生成モジュール、及び、
前記第三情報を、第五機器に送信することに用いられる第二送信モジュール、を更に含む。
【0121】
選択可能な一実施例として、前記第一取得モジュールは、
DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を、第二機器に送信することに用いられる第一送信サブモジュール、及び、
前記第二機器から返信された、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を受信することに用いられる第一受信サブモジュール、を含む。
【0122】
本開示の実施例において、各機器間で、グループ識別子が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報とグループ識別子の両方が交換されることで、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報の設定を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【0123】
なお、本開示の実施例により提供されている情報伝送装置は、上述の情報伝送方法を実行することができる装置であり、したがって上述の情報伝送方法のすべての実施例がいずれも該装置に適用され、同じ又は類似の有益な効果を達成することができる。
【0124】
図11に示すように、本開示の実施例において、通信機器が更に提供されており、該通信機器は、プロセッサ1100と送受信機1110を含む第四機器であり、前記送受信機1110は、プロセッサ1100の制御下で、データを送受信し、前記プロセッサ1100は、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得する操作を実行することに用いられ、前記第二情報は、内部グループ識別子である。
【0125】
選択可能な一実施例として、前記プロセッサは、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方に基づいて、情報識別子及び/又はDNS情報が含まれる第三情報を生成すること、及び、
前記第三情報を、第五機器に送信すること、に更に用いられる。
【0126】
選択可能な一実施例として、前記プロセッサは、
DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を、第二機器に送信する操作、及び、
前記第二機器から返信された、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を受信する操作、を実行することに更に用いられる。
【0127】
本開示の実施例において、各機器間で、グループ識別子が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又はエッジアプリケーションサーバー展開情報とグループ識別子の両方が交換されることで、グループとした粒度という方式でエッジアプリケーションサーバー展開情報の設定を実現し、特定のユーザーの柔軟なアプリケーションサーバー選択をより良く満たす。
【0128】
なお、本開示の実施例により提供されている通信機器は、上述の情報伝送方法を実行することができる通信機器であり、したがって上述の情報伝送方法のすべての実施例がいずれも該通信機器に適用され、同じ又は類似の有益な効果を達成することができる。
【0129】
本開示の実施例において、通信機器が更に提供されており、該通信機器は第一機器、第二機器、又は第三機器であり、該通信機器には、メモリ、プロセッサ、及び前記メモリに記憶されており、前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサは、前記プログラムを実行すると、上述した情報伝送方法の実施例における各プロセスを実現し、且つ、同じ技術効果を達成することができる。重複を避けるため、ここでは繰り返して述べない。
【0130】
本開示の実施例において、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体が更に提供されており、該プログラムがプロセッサにより実行されると、上述した情報伝送方法の実施例における各プロセスを実現し、且つ、同じ技術効果を達成することができる。重複を避けるため、ここでは繰り返して述べない。なお、前記コンピュータ可読記憶媒体には、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略称RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどが含まれる。
【0131】
当業者であれば、本開示の実施例が、方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供されるものでると理解するべきである。したがって、本開示は完全なハードウェア実施例、完全なソフトウェア実施例、又はソフトウェアとハードウェアの両方を組み合わせた実施例の形式を採用することができる。それに、本開示は、一つ以上のコンピュータ利用可能なプログラムコードが含まれるコンピュータ可読記憶媒体(磁気ディスクメモリ、光学メモリなどを含むがこれに限定されない)上で実施されるコンピュータプログラム製品の形式を採用することができる。
【0132】
本開示は、本開示の実施例に係る方法、機器(システム)、及びコンピュータプログラム製品に関するフローチャート及び/又はブロック図に基づいて説明されたものである。フローチャート及び/又はブロック図の各フロー及び/又はブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図のフロー及び/又はブロックの組み合わせは、コンピュータプログラムの指令によって実現可能であることが理解されるであろう。これらのコンピュータプログラムの指令は、一般的なコンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、又はその他のプログラマブルなデータ処理機器のプロセッサに提供されてマシンを生成することができ、このようにして、コンピュータ又はその他のプログラマブルなデータ処理機器のプロセッサによって実行される指示によって、フローチャートの一つ又は複数のフロー、及び/又は一つ又は複数のブロックで指定された機能を実現する装置が生成される。
【0133】
これらのコンピュータプログラムの指令は、コンピュータ又はその他のプログラマブルなデータ処理機器が特定の方法で動作するように導くことができるコンピュータ可読記憶媒体にも記憶され得る。その結果、該コンピュータ可読記憶媒体に記憶された指令は、フローチャートの一つ又は複数のフロー及び/又はブロック図の一つ又は複数のブロックで指定された機能を実現する指令装置を含む紙製品を生成することができる。
【0134】
これらのコンピュータプログラムの指令は、コンピュータ又はその他のプログラマブルなデータ処理機器にロードされ得、コンピュータ又はその他のプログラマブルな機器で、一連の操作ステップを実行させてコンピュータによる処理を生成し、その結果、コンピュータ又はその他のプログラマブルな機器上で実行される指令は、フローチャートの一つ又は複数のフロー、及び/又は、ブロック図の一つ又は複数のブロックで指定された機能を実現するためのステップを提供する。
【0135】
以上に述べた内容は、本開示の好ましい実施形態である。なお、当業者が、本開示の原理を逸脱することなく、さまざまな改良や潤色を行うことができる。これらの改良や潤色も、本開示の保護範囲と見なされるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2024-05-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報伝送方法において、
第一機器は、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
第一機器は、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信すること、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子である、情報伝送方法。
【請求項2】
前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、データネットワーク名称DNN、単一ネットワークスライス選択支援情報S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
情報伝送方法において、
第二機器は、第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第二機器は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信すること、及び、
第二機器は、前記第一情報に基づいて、第二情報を取得すること、を含み、
前記第一情報は、外部グループ識別子であり、前記第二情報は、内部グループ識別子である、情報伝送方法。
【請求項4】
第二機器は、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信するか、又は、
第二機器は、前記第二情報及び前記エッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信すること、を更に含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
第二情報が含まれる前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、DNN、S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれ
、
前記方法は、
第二機器は、第四機器から送信された、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を受信すること、及び、
前記第二機器は、前記第一サブスクリプション要求に基づいて、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を、第四機器に送信すること、を更に含み、
前記方法は、
第二機器は、前記第一サブスクリプション要求を受信した後に、第三機器に対し、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報の返信を要求するか、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方の返信を要求すること、を更に含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
情報伝送方法において、
第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得すること、を含み、
前記第二情報は、内部グループ識別子である、情報伝送方法。
【請求項7】
前記方法は、
前記第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方に基づいて、情報識別子及び/又はDNS情報が含まれる第三情報を生成すること、及び、
前記第四機器は、前記第三情報を、第五機器に送信すること、を更に含む、請求項
6に記載の方法。
【請求項8】
前記第四機器は、第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得することは、
前記第四機器は、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を、第二機器に送信すること、及び、
前記第四機器は、前記第二機器から返信された、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を受信すること、を含む、請求項
6に記載の方法。
【請求項9】
通信機器であって、
前記通信機器が、プロセッサと送受信機を含む第一機器であり、前記送受信機は、プロセッサの制御下で、データを送受信し、前記プロセッサは、
第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第二機器に送信するか、又は、
エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を、第二機器に送信する操作を実行することに用いられ、
前記第一情報は、外部グループ識別子である、通信機器。
【請求項10】
前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、データネットワーク名称DNN、単一ネットワークスライス選択支援情報S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれる、請求項
9に記載の通信機器。
【請求項11】
通信機器であって、
前記通信機器が、プロセッサと送受信機を含む第二機器であり、前記送受信機は、プロセッサの制御下で、データを送受信し、前記プロセッサは、
第一機器から送信された、第一情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を受信するか、又は、第一機器から送信された、エッジアプリケーションサーバー展開情報及び第一情報を受信する操作、及び、
前記第一情報に基づいて、第二情報を取得する操作、を実行することに用いられ、
前記第一情報は、外部グループ識別子であり、前記第二情報は、内部グループ識別子である、通信機器。
【請求項12】
前記プロセッサは、
前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信するか、又は、
前記第二情報及び前記エッジアプリケーションサーバー展開情報を、第三機器に送信する操作を実行することに更に用いられ
、
第二情報が含まれる前記エッジアプリケーションサーバー展開情報には、DNN、S-NSSAI、アプリケーション情報、及び、DNSサーバー情報の少なくとも一つが更に含まれ、
前記プロセッサは、
第四機器から送信された、DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を受信する操作、及び、
前記第一サブスクリプション要求に基づいて、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を、第四機器に送信する操作、を実行することに更に用いられ、
前記プロセッサは、
前記第一サブスクリプション要求を受信した後に、第三機器に対し、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報の返信を要求するか、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方の返信を要求する操作、を実行することに更に用いられる、請求項
11に記載の通信機器。
【請求項13】
通信機器であって、
前記通信機器が、プロセッサと送受信機を含む第四機器であり、前記送受信機は、プロセッサの制御下で、データを送受信し、前記プロセッサは、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を取得する操作を実行することに用いられ、
前記第二情報は、内部グループ識別子である、通信機器。
【請求項14】
前記プロセッサは、
第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方に基づいて、情報識別子及び/又はDNS情報が含まれる第三情報を生成すること、及び、
前記第三情報を、第五機器に送信すること、に更に用いられる、請求項
13に記載の通信機器。
【請求項15】
前記プロセッサは、
DNN及び/又はS-NSSAIが付帯される第一サブスクリプション要求を、第二機器に送信する操作、及び、
前記第二機器から返信された、前記第二情報が含まれるエッジアプリケーションサーバー展開情報、又は、エッジアプリケーションサーバー展開情報と第二情報の両方を受信する操作、を実行することに更に用いられる、請求項
13に記載の通信機器。
【国際調査報告】