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特表2024-540043予測ユーザインテントに基づく自動化された意思決定
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-31
(54)【発明の名称】予測ユーザインテントに基づく自動化された意思決定
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20241024BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024525149
(86)(22)【出願日】2022-11-02
(85)【翻訳文提出日】2024-06-24
(86)【国際出願番号】 US2022048685
(87)【国際公開番号】W WO2023081195
(87)【国際公開日】2023-05-11
(31)【優先権主張番号】63/274,689
(32)【優先日】2021-11-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】511094772
【氏名又は名称】ライブパーソン, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】ダレッサンドロ、アンジェロ
(72)【発明者】
【氏名】ヘイリー、ブライアン
【テーマコード(参考)】
5L050
【Fターム(参考)】
5L050CC11
(57)【要約】
自動化されたアカウントインタラクションのためのシステムが、ユーザに対応するアカウントに関連付けられた履歴情報を受信する。履歴情報は、アカウントが関与するトランザクションを識別する。システムは、少なくとも部分的に、訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用する。システムは、少なくとも部分的に、訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、訓練された機械学習モデルを使用する。システムは、推奨されるトランザクションを出力し、推奨されるトランザクションに関する確認を受信する。
【選択図】図3C
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動化されたアカウントインタラクションの方法であって、前記方法は、
第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた履歴情報を受信すること、ここにおいて、前記履歴情報は、前記第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する、と、
1つ以上の訓練された機械学習モデルに前記履歴情報を入力することによって、前記トランザクションについてのインテントを識別するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、
前記1つ以上の訓練された機械学習モデルに前記トランザクションについての前記インテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、
前記推奨されるトランザクションを出力することと、
前記推奨されるトランザクションに関する確認を受信することと、
前記確認に基づいて、1つ以上の追加のインテント及び1つ以上の追加の推奨されるトランザクションを識別する際に使用するための前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新するために、前記インテント及び前記推奨されるトランザクションを使用することと、
を備える、方法。
【請求項2】
前記確認の受信に応答して、前記第1のユーザに代わって前記推奨されるトランザクションの実行を自動的に開始すること
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記推奨されるトランザクションの実行に応答して、トランザクション完了確認を自動的に出力すること
を更に備える、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
第2のアカウントに関連付けられた第2の履歴情報を受信することを更に備え、ここにおいて、前記トランザクションについての前記インテントを識別することは、前記第1のアカウントと前記第2のアカウントとの間のつながりを識別することを含み、前記トランザクションについての前記インテントを識別することはまた、前記第2の履歴情報に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記推奨されるトランザクションは、1つ以上の資産を前記第1のアカウントから前記第2のアカウントに移動することの推奨を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記推奨されるトランザクションは、1つ以上の資産を前記第2のアカウントから前記第1のアカウントに移動することの推奨を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のアカウントは、マーチャント又は第2のユーザのうちの少なくとも1つに関連付けられている、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記推奨されるトランザクションは、前記第2のアカウントに関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものである、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記トランザクションについての前記インテントを識別することは、前記第1のユーザが車両への操作アクセスを有することを識別することを含み、前記トランザクションは、前記車両に関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものであり、前記推奨されるトランザクションは、前記車両に関連付けられた第2の製品及び第2のサービスのうちの少なくとも1つに対するものである、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記トランザクションについての前記インテントを識別することは、前記第1のユーザが住居に住んでいることを識別することを含み、前記トランザクションは、前記住居に関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものであり、前記推奨されるトランザクションは、前記住居に関連付けられた第2の製品及び第2のサービスのうちの少なくとも1つに対するものである、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記トランザクションについての前記インテントを識別することは、前記第1のユーザが職業に就いていることを識別することを含み、前記トランザクションは、前記職業に関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものであり、前記推奨されるトランザクションは、前記職業に関連付けられた第2の製品及び第2のサービスのうちの少なくとも1つに対するものである、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記トランザクションについての前記インテントを識別することは、前記第1のユーザが第2のユーザと関係があることを識別することを含み、前記トランザクションは、前記第2のユーザに関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものであり、前記推奨されるトランザクションは、前記第2のユーザに関連付けられた第2の製品及び第2のサービスのうちの少なくとも1つに対するものである、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第1のアカウントに関連付けられた追加情報を受信することと、
前記追加情報に基づいて前記トランザクションについての前記インテントを更新するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記インテントを更新することに応答して、前記インテントに基づいて前記推奨されるトランザクションを更新するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することを更に備える、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1のアカウントに関連付けられた追加情報を受信することと、
前記追加情報に基づいて前記推奨されるトランザクションを更新するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記第1のユーザに関連付けられた質問を受信することと、
前記トランザクションについての前記インテント又は前記推奨されるトランザクションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記質問に対する回答を決定することと、
前記質問に対する前記回答を出力することと、
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記第1のユーザが前記トランザクションについての前記インテントに基づく特性によって特徴付けられることを識別することを更に備え、ここにおいて、前記推奨されるトランザクションを生成するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルに前記特性を入力することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記推奨されるトランザクションを出力することは、前記第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスに、前記推奨されるトランザクションを識別するメッセージを送ることを含み、前記推奨されるトランザクションに関する前記確認を受信することは、前記第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスから、前記推奨されるトランザクションを開始するための承認を受信することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記推奨されるトランザクションを出力することは、前記第1のユーザに代わって前記推奨されるトランザクションの実行を自動的に開始することを含み、前記推奨されるトランザクションに関する前記確認を受信することは、前記推奨されるトランザクションが処理されたことを示すトランザクション完了確認を受信することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスからフィードバックを受信すること、ここにおいて、前記フィードバックは、前記トランザクションについての前記インテント又は前記推奨されるトランザクションのうちの少なくとも1つに関連付けられている、と、
前記1つ以上の訓練された機械学習モデルのための訓練データとして前記フィードバックを使用することによって、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新することと、
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記推奨されるトランザクションを生成することは、与信枠についての前記第1のユーザの適格性を決定することを含み、前記推奨されるトランザクションは、前記適格性に基づいて、前記第1のユーザのために前記与信枠を開設することの推奨を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
前記推奨されるトランザクションは、サービスプロバイダとの約束又は予約のうちの少なくとも1つを行うことの推奨を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記1つ以上の訓練された機械学習モデルは、第1の訓練された機械学習モデルと、第2の訓練された機械学習モデルと、を含み、前記トランザクションについての前記インテントを識別するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、前記第1の訓練された機械学習モデルに前記履歴情報を入力することによって、前記トランザクションについての前記インテントを識別するために、前記第1の訓練された機械学習モデルを使用することを含み、前記推奨されるトランザクションを生成するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、前記第2の訓練された機械学習モデルに前記トランザクションについての前記インテントを入力することによって、前記推奨されるトランザクションを生成するために、前記第2の訓練された機械学習モデルを使用することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記1つ以上の訓練された機械学習モデルは、第1の訓練された機械学習モデルを含み、前記トランザクションについての前記インテントを識別するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、前記第1の訓練された機械学習モデルに前記履歴情報を入力することによって、前記トランザクションについての前記インテントを識別するために、前記第1の訓練された機械学習モデルを使用することを含み、前記推奨されるトランザクションを生成するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、前記第1の訓練された機械学習モデルに前記トランザクションについての前記インテントを入力することによって、前記推奨されるトランザクションを生成するために、前記第1の訓練された機械学習モデルを使用することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
前記推奨されるトランザクションを出力することは、ディスプレイを使用して、前記推奨されるトランザクションが表示されるようにすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項26】
前記推奨されるトランザクションを出力することは、通信トランシーバを介して、前記推奨されるトランザクションが、前記第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスに送信されるようにすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
前記第1のユーザに関連付けられたスケジュール情報を受信することと、
前記スケジュール情報に基づいて、スケジュールされたイベントを識別すること、ここにおいて、前記推奨されるトランザクションは、前記スケジュールされたイベントに関連付けられている、と、
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項28】
前記トランザクションについての前記インテントと、1つ以上の追加のトランザクションについて決定された1つ以上のインテントとに基づいて、前記ユーザに関連付けられた1つ以上のプロファイルを生成することを更に備え、ここにおいて、前記1つ以上のプロファイルの各々は、トランザクションの異なるカテゴリのセットのうちのトランザクションのカテゴリに関する前記ユーザの1つ以上の選好を識別し、
前記1つ以上の訓練された機械学習モデルに前記トランザクションについての前記インテントを入力することによって、前記推奨されるトランザクションを生成するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルに前記1つ以上のプロファイルのうちの少なくとも1つを入力することを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項29】
前記1つ以上の訓練された機械学習モデルに前記インテントを入力することによって、複数のコミュニティから推奨されるコミュニティを選択するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用すること、ここにおいて、前記推奨されるコミュニティは、前記インテントに関連付けられている、と、
前記推奨されるコミュニティを出力することと、
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項30】
自動化されたアカウントインタラクションのための装置であって、前記装置は、
メモリと、
前記メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、
を備え、前記1つ以上のプロセッサは、
第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた履歴情報を受信すること、ここにおいて、前記履歴情報は、前記第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する、と、
1つ以上の訓練された機械学習モデルに前記履歴情報を入力することによって、前記トランザクションについてのインテントを識別するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、
前記1つ以上の訓練された機械学習モデルに前記トランザクションについての前記インテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、
前記推奨されるトランザクションを出力することと、
前記推奨されるトランザクションに関する確認を受信することと、
前記確認に基づいて、1つ以上の追加のインテント及び1つ以上の追加の推奨されるトランザクションを識別する際に使用するための前記1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新するために、前記インテント及び前記推奨されるトランザクションを使用することと、
を行うように構成される、装置。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
[0001]本願は、2021年11月2日に出願された米国仮特許出願第63/274,689号の利益を主張し、これは、あらゆる目的のために、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
【背景技術】
【0002】
[0002]人々は、日々の生活を通して様々なエンティティとのトランザクションに従事する。例えば、人々は、製品を購入するためにマーチャント(merchants)と、サービスを受けるためにサービスプロバイダと、金融サービスのために銀行及び信用組合及び貸手等の金融機関と、並びに同様のものと関与する。従来、このようなトランザクションに関する情報は、人が関与する個々のエンティティにおいてサイロ化されたままであった。さらに、人は、時として、同じエンティティ又は同様のエンティティとの同じ又は同様のタイプのトランザクションに、あるパターンで定期的に従事し得る。トランザクションのこのようなパターンは、典型的に、人が維持するには非効率的かつ面倒であり、人がそのパターンでのトランザクションを忘れた場合には、人に問題をもたらし得る。
【発明の概要】
【0003】
[0003]自動化されたアカウントインタラクションのためのシステム、装置、方法、コンピュータ可読媒体、及び回路が開示される。いくつかの例では、自動化されたアカウントインタラクションのためのシステムが、ユーザに対応するアカウントに関連付けられた履歴情報を受信する。履歴情報は、このアカウントが関与する少なくとも1つのトランザクションを識別する。履歴情報は、例えば、人口統計学的データ、トランザクション履歴、信用履歴、アカウントのアカウント履歴、ユーザの特性、ユーザアカウントを使用して及び/又はユーザによって行われたアクション、並びに同様のものを含み得る。システムは、1つ以上の訓練された機械学習モデルに履歴情報を与える。システムは、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用する。システムは、1つ以上の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを与える。システムは、少なくとも部分的に、訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、訓練された機械学習モデルを使用する。いくつかの例では、システムは、トランザクションについてのインテントを識別するために、第1の訓練された機械学習エンジンを使用し、推奨されるトランザクションを生成するために、第2の訓練された機械学習エンジンを使用する。いくつかの例では、システムは、トランザクションについてのインテントを識別するためと、推奨されるトランザクションを生成するためとの両方に、第1の訓練された機械学習エンジンを使用する。システムは、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、システムは、ディスプレイを使用して推奨されるトランザクションを表示することによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、システムは、ユーザに関連付けられたユーザデバイスに推奨されるトランザクションを送ることによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、システムは、トランザクションを開始、処理、及び/又は完了することによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、システムは、第2のシステムがトランザクションを開始、処理、及び/又は完了することを要求するために、第2のシステムと通信することによって、推奨されるトランザクションを出力する。システムは、推奨されるトランザクションに関する確認を受信する。いくつかの例では、確認は、推奨されるトランザクションを開始するための、ユーザからの承認である。確認に応答して、システムは、トランザクションを開始、処理、及び/又は完了し得る。確認に応答して、システムは、第2のシステムがトランザクションを開始、処理、及び/又は完了することを要求するために、第2のシステムと通信し得る。いくつかの例では、確認は、トランザクションが開始された、処理された、及び/又は完了したことを確認する、第2のシステム(又はこのシステムの構成要素)から受信された確認である。システムは、例えば、ディスプレイを使用してメッセージを表示すること、及び/又は、ユーザに関連付けられたユーザデバイスにメッセージを送ることによって、確認に基づいてメッセージを出力し得る。
【0004】
[0004]一例では、自動化されたアカウントインタラクションのための方法が提供される。方法は、第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた履歴情報を受信すること、ここにおいて、履歴情報は、第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する、と、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、推奨されるトランザクションを出力することと、推奨されるトランザクションに関する確認を受信することと、確認に基づいて、1つ以上の追加のインテント及び1つ以上の追加の推奨されるトランザクションを識別する際に使用するための1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新するために、インテント及び推奨されるトランザクションを使用することと、を含む。
【0005】
[0005]別の例では、自動化されたアカウントインタラクションのためのシステムが提供される。システムは、記憶装置(例えば、仮想コンテンツデータ、1つ以上の画像、等のようなデータを記憶するように構成されたメモリ)と、メモリに結合され、命令を実行するように構成された1つ以上のプロセッサ(例えば、回路で実装される)と、を含む。1つ以上のプロセッサによる命令の実行は、1つ以上のプロセッサに、様々な構成要素(例えば、ネットワークインターフェース、ディスプレイ、出力デバイス、等)と連携して、第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた履歴情報を受信すること、ここにおいて、履歴情報は、第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する、と、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、推奨されるトランザクションを出力することと、推奨されるトランザクションに関する確認を受信することと、確認に基づいて、1つ以上の追加のインテント及び1つ以上の追加の推奨されるトランザクションを識別する際に使用するための1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新するために、インテント及び推奨されるトランザクションを使用することと、を行わせる。
【0006】
[0006]別の例では、プログラムを具現化した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体が提供される。プログラムは、自動化されたアカウントインタラクションの方法を行うために、プロセッサによって実行可能である。方法は、第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた履歴情報を受信すること、ここにおいて、履歴情報は、第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する、と、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、推奨されるトランザクションを出力することと、推奨されるトランザクションに関する確認を受信することと、確認に基づいて、1つ以上の追加のインテント及び1つ以上の追加の推奨されるトランザクションを識別する際に使用するための1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新するために、インテント及び推奨されるトランザクションを使用することと、を含む。
【0007】
[0007]別の例では、自動化されたアカウントインタラクションのためのシステムが提供される。システムは、第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた履歴情報を受信するための手段、ここにおいて、履歴情報は、第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する、と、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用するための手段と、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用するための手段と、推奨されるトランザクションを出力するための手段と、推奨されるトランザクションに関する確認を受信するための手段と、確認に基づいて、1つ以上の追加のインテント及び1つ以上の追加の推奨されるトランザクションを識別する際に使用するための1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新するために、インテント及び推奨されるトランザクションを使用するための手段と、を含む。
【0008】
[0008]本願の例示的な実施形態が、以下の図を参照して以下に詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】[0009]図1は、いくつかの例による、自動化されたアカウントインタラクションのためのシステムのシステムアーキテクチャを例示するブロック図である。
図2】[0010]図2は、いくつかの例による、インテントベースの推奨のためのシステムのシステムアーキテクチャを例示するブロック図である。
図3A】[0011]図3Aは、いくつかの例による、自動化されたアカウントインタラクションのためのプロセスを例示するフロー図である。
図3B】[0012]図3Bは、いくつかの例による、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用する自動化されたアカウントインタラクションのためのプロセスを例示するフロー図である。
図3C】[0013]図3Cは、いくつかの例による、複数の訓練された機械学習モデルを使用する自動化されたアカウントインタラクションのためのプロセスを例示するフロー図である。
図4】[0014]図4は、いくつかの例による、ユーザに関連付けられた履歴情報に基づいて、第1のトランザクションについての予測インテントを決定するために、機械学習エンジンの1つ以上の機械学習モデルを使用することを例示するブロック図である。
図5A】[0015]図5Aは、いくつかの例による、第1のトランザクションについてのインテントに基づいて、及び/又は、ユーザに関連付けられた履歴情報に基づいて、推奨されるトランザクションを生成するために、機械学習エンジンの1つ以上の機械学習モデルを使用することを例示するブロック図である。
図5B】[0016]図5Bは、いくつかの例による、第1のコミュニティについてのインテントに基づいて、及び/又は、ユーザに関連付けられた履歴情報に基づいて、推奨されるコミュニティを生成するために、機械学習エンジンの1つ以上の機械学習モデルを使用することを例示するブロック図である。
図6】[0017]図6は、いくつかの例による、インテントベースの推奨のためのシステムのシステムアーキテクチャを例示するブロック図である。
図7】[0018]図7は、いくつかの例による、ユーザからフィードバックを要求するためのプロセスを例示するブロック図である。
図8】[0019]図8は、いくつかの例による、ユーザに関する履歴データの例示的なデータカテゴリを例示するブロック図である。
図9】[0020]図9は、いくつかの例による、インタラクションに基づく、分析エンジンによるユーザのための推奨の生成を例示するブロック図である。
図10】[0021]図10は、いくつかの例による、1つ以上の分類器による、ユーザに関連付けられたプロファイルの生成を例示するブロック図である。
図11】[0022]図11は、いくつかの例による、ルールエンジンに関連付けられたルールタイプを例示するブロック図である。
図12】[0023]図12は、いくつかの例による、推奨を生成するための考慮事項を例示するブロック図である。
図13】[0024]図13は、いくつかの例による、インテントベースの推奨を提供するシステムのシステムアーキテクチャを例示するブロック図である。
図14】[0025]図14は、いくつかの例による、トランザクションについてのインテントを決定するために、及び/又は、推奨されるトランザクションを生成するために、機械学習エンジンによって使用され得るニューラルネットワークの一例を例示するブロック図である。
図15】[0026]図15は、主題技術のいくつかの態様を実装するために使用され得る例示的なコンピューティングデバイスのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[0027]人々は、日々の生活を通して様々なエンティティとのトランザクションに従事する。例えば、人々は、製品を購入するためにマーチャントと、サービスを受けるためにサービスプロバイダと、金融サービスのために銀行及び信用組合及び貸手等の金融機関と、並びに同様のものと関与する。従来、このようなトランザクションに関する情報は、人が関与する個々のエンティティにおいてサイロ化されたままであった。さらに、人は、時として、同じエンティティ又は同様のエンティティとの同じ又は同様のタイプのトランザクションに、あるパターンで定期的に従事し得る。トランザクションのこのようなパターンは、典型的に、人が維持するには非効率的かつ面倒であり、人がそのパターンでのトランザクションを忘れた場合には、人に問題をもたらし得る。
【0011】
[0028]自動化されたアカウントインタラクションのためのシステム、装置、方法、コンピュータ可読媒体、及び回路が開示される。いくつかの例では、自動化されたアカウントインタラクションのためのシステムが、ユーザに対応するアカウントに関連付けられた履歴情報を受信する。履歴情報は、このアカウントが関与する少なくとも1つのトランザクションを識別する。履歴情報は、異なるエンティティとのトランザクション(例えば、製品を購入するためのマーチャントとのトランザクション、サービスを受けるためのサービスプロバイダとのトランザクション、金融サービスのための銀行及び信用組合及び貸手等の金融機関とのトランザクション、並びに同様のものとのトランザクション)等の、ユーザ及び/又はアカウントが関与する様々なトランザクションを識別し得る。履歴情報は、例えば、人口統計学的データ、トランザクション履歴、信用履歴、アカウントのアカウント履歴、ユーザの特性、ユーザアカウントを使用して及び/又はユーザによって行われたアクション、並びに同様のものを含み得る。
【0012】
[0029]いくつかの例では、システムは、システムが訓練データを使用して訓練し得る1つ以上の機械学習(ML)モデルを有するMLエンジンを含む。システムは、1つ以上の訓練されたMLモデルのうちの少なくとも1つに履歴情報を与える。システムは、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練されたMLモデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練されたMLモデルを使用する。いくつかの例では、1つ以上のMLモデルのための訓練データは、履歴情報と、履歴情報において識別されたトランザクションについてのインテントと、を含み得る。訓練の検証段階(validation stage)中、システムは、履歴情報に基づいてトランザクションについての予測インテントを生成するために、1つ以上のMLモデルを使用し得、システムは、トランザクションについての予測インテントが、訓練データからのトランザクションについてのインテントに一致するか否かに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練し得る。いくつかの例では、システムは、トランザクションについてのインテントに関するユーザからのフィードバックを要求及び/又は受信し、フィードバックに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練する。
【0013】
[0030]システムは、1つ以上の訓練されたMLモデルにトランザクションについてのインテントを与える。システムは、少なくとも部分的に、訓練されたMLモデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、訓練されたMLモデルを使用する。いくつかの例では、1つ以上のMLモデルのための訓練データは、履歴情報、履歴情報において識別されたトランザクションについてのインテント、及び/又は、履歴情報において識別されたトランザクションの後にユーザによって行われる第2のトランザクションを含み得る。第2のトランザクションは、履歴情報において識別されたトランザクションに、及び/又はインテントに関連し得る。訓練の検証段階中、システムは、インテントに基づいて、及び/又は、履歴情報に基づいて、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデルを使用し得、システムは、推奨されるトランザクションが、訓練データからの第2のトランザクションに一致するか否かに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練し得る。いくつかの例では、システムは、トランザクションについてのインテントを識別するために、第1の訓練されたMLエンジンを使用し、推奨されるトランザクションを生成するために、第2の訓練されたMLエンジンを使用する。いくつかの例では、システムは、トランザクションについてのインテントを識別するためと、推奨されるトランザクションを生成するためとの両方に、第1の訓練されたMLエンジンを使用する。
【0014】
[0031]システムは、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、システムは、ディスプレイを使用して推奨されるトランザクションを表示することによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、システムは、ユーザに関連付けられたユーザデバイスに推奨されるトランザクションを送ることによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、システムは、トランザクションを開始、処理、及び/又は完了することによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、システムは、第2のシステムがトランザクションを開始、処理、及び/又は完了することを要求するために、第2のシステムと通信することによって、推奨されるトランザクションを出力する。
【0015】
[0032]システムは、推奨されるトランザクションに関する確認を受信する。いくつかの例では、確認は、推奨されるトランザクションを開始するための、ユーザからの承認である。確認に応答して、システムは、トランザクションを開始、処理、及び/又は完了し得る。確認に応答して、システムは、第2のシステムがトランザクションを開始、処理、及び/又は完了することを要求するために、第2のシステムと通信し得る。いくつかの例では、確認は、トランザクションが開始された、処理された、及び/又は完了したことを確認する、第2のシステム(又はこのシステムの構成要素)から受信された確認である。システムは、例えば、ディスプレイを使用してメッセージを表示すること、及び/又は、ユーザに関連付けられたユーザデバイスにメッセージを送ることによって、確認に基づいてメッセージを出力し得る。
【0016】
[0033]システムは、1つ以上の追加のインテント及び1つ以上の追加の推奨されるトランザクションを識別する際に使用するための1つ以上の機械学習モデルを更新するために、インテント及び/又は推奨されるトランザクションを使用する。いくつかの例では、システムは、インテント及び/又は推奨されるトランザクションに関するユーザからのフィードバックを要求及び/又は受信し、フィードバックに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練する。例えば、フィードバックがポジティブである場合には、MLモデルに対する更新は、トランザクションについてのインテントの決定に寄与した、及び/又は、推奨されるトランザクションの生成に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を強化し得る。フィードバックがネガティブである場合には、更新は、トランザクションについてのインテントの決定に寄与した、及び/又は、推奨されるトランザクションの生成に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を、弱める、除去する、及び/又は置き換え得る。
【0017】
[0034]本明細書に記載される自動化されたアカウントインタラクションのためのシステム、装置、方法、コンピュータ可読媒体、及び回路は、従来のアカウント管理技術に比べ、多くの利点を提供する。例えば、本明細書に記載される自動化されたアカウントインタラクションのシステム、装置、方法、コンピュータ可読媒体、及び回路は、ユーザの履歴、ユーザのアカウント情報、ユーザのトランザクション(複数可)の背後で決定されたインテント、又はこれらの組合せに基づいて、特にユーザ向けにカスタマイズされた及び/又は合わせられたカスタマイズされた推奨(例えば、推奨されるトランザクション)を提供する。これは、推奨を提供することができないか、又はこのようなカスタマイズなしに標準化された推奨を提供するシステムに対して改善する。本明細書に記載される自動化されたアカウントインタラクションシステム、装置、方法、コンピュータ可読媒体、及び回路は、例えば、システムが以前のトランザクション(複数可)に基づいて決定する、ユーザのインテントに沿ったトランザクションのインテリジェント予測、予想、及び/又は推定に基づいて、推奨されるトランザクションを自動的に開始、処理、及び/又は完了することによって、アカウント管理、販売時点情報管理(POS)、及び財務管理技術の効率を改善する。
【0018】
[0035]図1は、自動化されたアカウントインタラクションのためのシステムアーキテクチャを例示するブロック図である。システムアーキテクチャは、様々なタイプのユーザデバイス120を含む。ユーザデバイス120は、固定電話、セルラフォン、スマートフォン、スマートウォッチ、モバイルハンドセット、ウェアラブルデバイス、又はこれらの組合せ等の、テレフォニデバイス105を含む。ユーザデバイス120は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバ、端末、キオスク、セルラフォン、スマートフォン、スマートウォッチ、モバイルハンドセット、ウェアラブルデバイス、又は図15に関して説明されるその他任意のコンピューティングシステム1500等の、コンピューティングデバイス115を含む。ユーザデバイス120は、スマートフォン、セルラフォン、モバイルハンドセット、タブレットデバイス、ポータブルビデオゲーム機、ポータブルメディアプレーヤ、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、仮想現実(VR)デバイス、拡張現実(AR)デバイス、複合現実(MR)デバイス、エクステンデッドリアリティ(XR)デバイス、スマートウォッチ、スマートグラス、スマートリング、スマートブレスレット、ウェアラブルデバイス、健康モニタデバイス、健康トラッキングデバイス、フィットネストラッキングデバイス、別のタイプのコンピューティングシステム1500、又はこれらの組合せ等の、モバイルデバイス110を含む。いくつかの例では、ユーザデバイス120は、テレフォニデバイス105、モバイルデバイス110、及び/又はコンピューティングデバイス115の組合せであり得る。
【0019】
[0036]システムアーキテクチャは、1つ以上の音声インターフェースゲートウェイサーバ125と、1つ以上のアカウント自動化サーバ130と、1つ以上のアカウント管理サーバ140と、1つ以上のアカウント自動化データ構造135と、1つ以上のアカウント管理データ構造145と、を含む。場合によっては、ユーザデバイス120は、ユーザデバイス120のユーザから入力を受信し得る。例えば、ユーザデバイス120は、物理キー若しくはボタンを持つ物理キーボード若しくはキーパッド、タッチスクリーン上の仮想キー若しくはボタンを持つ仮想キーボード若しくはキーパッド、別のタッチスクリーンインターフェース、ユーザの音声を記録するマイクロホン、タッチパッド、マウス、図15に関して説明される任意の入力デバイス1545、又はこれらの何らかの組合せ等の、入力インターフェースを通じて入力を受信し得る。
【0020】
[0037]使用される入力デバイスがユーザデバイス120のマイクロホンである場合、マイクロホンは、ユーザの音声の音声記録を記録し得る。いくつかの例では、ユーザデバイス120は、音声インターフェースゲートウェイサーバ125に音声記録を送る。音声インターフェースゲートウェイサーバ125は、音声記録を受信すると、音声記録の構文解析、自動音声認識(ASR)、コンピュータ音声認識(CSR)、文字起こし(STT)、又はこれらの組合せで呼ばれ得る変換アルゴリズムを使用して、音声記録をテキスト文字列に変換し得る。音声インターフェースゲートウェイサーバ125は、音声インターフェースゲートウェイサーバ125がユーザの音声をより多く受信し続けるにつれて、動的に及び/又はリアルタイムで音声記録をテキスト文字列に変換し得る。変換アルゴリズムは、例えば、隠れマルコフモデル、動的時間伸縮法(DTW)ベースの音声認識、ディープニューラルネットワーク、ディープフィードフォワードニューラルネットワーク(DNN)、再帰型ニューラルネットワーク(RNN)、時間遅延ニューラルネットワーク(TDNN)、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、ノイズ除去オートエンコーダ、又はこれらの組合せを使用して、音声記録をテキスト文字列に変換し得る。
【0021】
[0038]いくつかの例では、ユーザデバイス120は、変換アルゴリズムを使用して、音声記録をテキスト文字列に変換する。いくつかの例では、音声記録は、ユーザデバイス120と音声インターフェースゲートウェイサーバ125との組合せによってテキスト文字列に変換され、例えば、異なるデバイスが変換アルゴリズムの様々な動作を行う。例えば、ユーザデバイス120が、音声インターフェースゲートウェイサーバ125上で及び/又はアカウント自動化サーバ130上で実行されている自動化されたアシスタントとの電話呼又はボイスオーバーIP呼に従事する場合、ユーザの音声は、電話、セルラネットワーク、又はインターネットネットワーク回線上で、ユーザデバイス120から音声インターフェースゲートウェイサーバ125に送られ得、電話呼中に記録され、音声記録がテキスト文字列に変換される間、音声インターフェースゲートウェイサーバ125によって一時的に記憶され得る。いくつかの例では、音声記録は、音声認識機能が少なくとも部分的にユーザデバイス120上で、及び/又は少なくとも部分的に音声インターフェースゲートウェイサーバ125上で実行される仮想パーソナルアシスタントへの要求又はステートメントであり得る。音声記録がユーザデバイス120及び/又は音声インターフェースゲートウェイサーバ125によってテキスト文字列に変換されると、テキスト文字列は、ユーザデバイス120及び/又は音声インターフェースゲートウェイサーバ125から、アカウント自動化サーバ130に送られる。次いで、アカウント自動化サーバ130は、受信された入力のインテントを決定するために、テキスト文字列を構文解析し得る。
【0022】
[0039]1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、1つ以上のアカウント管理データ構造145から、及び/又は1つ以上のアカウント自動化データ構造135から、ユーザのアカウントに関する履歴情報を取得し得る。履歴情報は、このアカウントが関与する少なくとも1つのトランザクションを識別する。履歴情報は、異なるエンティティとのトランザクション(例えば、製品を購入するためのマーチャントとのトランザクション、サービスを受けるためのサービスプロバイダとのトランザクション、金融サービスのための銀行及び信用組合及び貸手等の金融機関とのトランザクション、並びに同様のものとのトランザクション)等の、ユーザ及び/又はアカウントが関与する様々なトランザクションを識別し得る。履歴情報は、例えば、人口統計学的データ、トランザクション履歴、信用履歴、アカウントのアカウント履歴、ユーザの特性、ユーザアカウントを使用して及び/又はユーザによって行われたアクション、並びに同様のものを含み得る。いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、履歴情報をアカウント自動化データ構造135に記憶する。
【0023】
[0040]1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、1つ以上の訓練された機械学習(ML)モデルを有するMLエンジンを含み得る。1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、訓練データを使用して1つ以上のMLモデルを訓練するために、MLエンジンを使用し得る。1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、1つ以上の訓練されたMLモデルのうちの少なくとも1つに履歴情報を与える。1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練されたMLモデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練されたMLモデルを使用する。いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクションについてのインテントをアカウント自動化データ構造135に記憶する。
【0024】
[0041]いくつかの例では、1つ以上のMLモデルのための訓練データは、履歴情報と、履歴情報において識別されたトランザクションについてのインテントと、を含み得る。訓練の検証段階中、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、履歴情報に基づいてトランザクションについての予測インテントを生成するために、1つ以上のMLモデルを使用し得、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクションについての予測インテントが、訓練データからのトランザクションについてのインテントに一致するか否かに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練し得る。
【0025】
[0042]いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクションについてのインテントに関する、ユーザに関連付けられたユーザデバイス120からのフィードバックを要求及び/又は受信する。1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、ユーザに関連付けられたユーザデバイス120からのフィードバックに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練し得る。例えば、フィードバックがポジティブである(例えば、1つ以上のMLモデルによって決定されたトランザクションについてのインテントが正確であることを確認する、示す、及び/又は示唆する)場合には、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクションについてのインテントの決定に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を強化し得る。フィードバックがネガティブである(例えば、1つ以上のMLモデルによって決定されたトランザクションについてのインテントが不正確であることを示す及び/若しくは示唆する、並びに/又は、1つ以上のMLモデルによって決定されたトランザクションについてのインテントと矛盾する、トランザクションについての代替のインテントを示す及び/若しくは示唆する)場合には、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクションについてのインテントの決定に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を、弱める、除去する、及び/又は置き換え得る。
【0026】
[0043]1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、1つ以上の訓練されたMLモデルにトランザクションについてのインテントを与える。1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、少なくとも部分的に、訓練されたMLモデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、訓練されたMLモデルを使用する。いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、推奨されるトランザクションをアカウント自動化データ構造135に記憶する。
【0027】
[0044]いくつかの例では、1つ以上のMLモデルのための訓練データは、履歴情報、履歴情報において識別されたトランザクションについてのインテント、及び/又は履歴情報において識別されたトランザクションの後にユーザによって行われる第2のトランザクションを含み得る。第2のトランザクションは、履歴情報において識別されたトランザクションに、及び/又はインテントに関連し得る。訓練の検証段階中、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、インテントに基づいて、及び/又は、履歴情報に基づいて、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデルを使用し得、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、推奨されるトランザクションが、訓練データからの第2のトランザクションに一致するか否かに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練し得る。いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクションについてのインテントを識別するために、第1の訓練されたMLエンジンを使用し、推奨されるトランザクションを生成するために、第2の訓練されたMLエンジンを使用する。いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクションについてのインテントを識別するためと、推奨されるトランザクションを生成するためとの両方に、第1の訓練されたMLエンジンを使用する。
【0028】
[0045]1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、ディスプレイを使用して推奨されるトランザクションを表示することによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、通信トランシーバを使用してネットワーク上で、ユーザに関連付けられたユーザデバイス120に推奨されるトランザクションを送ることによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクションを開始、処理、及び/又は完了することによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクション処理システムがトランザクションを開始、処理、及び/又は完了することを要求するために、ネットワーク上でトランザクション処理システムと通信することによって、推奨されるトランザクションを出力する。
【0029】
[0046]1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、推奨されるトランザクションに関する確認を受信する。いくつかの例では、確認は、推奨されるトランザクションを開始するための、ユーザに関連付けられたユーザデバイス120からの承認である。確認に応答して、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクションを開始、処理、及び/又は完了し得る。確認に応答して、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、トランザクション処理システムがトランザクションを開始、処理、及び/又は完了することを要求するために、トランザクション処理システムと通信し得る。いくつかの例では、確認は、トランザクションが開始された、処理された、及び/又は完了したことを確認する、トランザクション処理システム(又は1つ以上のアカウント自動化サーバ130の構成要素)から受信された確認である。1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、例えば、ディスプレイを使用してメッセージを表示すること、及び/又は、ユーザに関連付けられたユーザデバイス120にメッセージを送ることによって、確認に基づいてメッセージを出力し得る。
【0030】
[0047]いくつかの例では、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、推奨されるトランザクションに関する、ユーザに関連付けられたユーザデバイス120からのフィードバックを要求及び/又は受信する。1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、ユーザに関連付けられたユーザデバイス120からのフィードバックに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練し得る。例えば、フィードバックがポジティブである(例えば、推奨されるトランザクションの承認及び/又は認可を確認する、示す、及び/又は示唆する)場合には、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、推奨されるトランザクションの生成に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を強化し得る。フィードバックがネガティブである(例えば、推奨されるトランザクションの不承認、及び/又は、承認/認可の欠如を示す及び/又は示唆する)場合には、1つ以上のアカウント自動化サーバ130は、推奨されるトランザクションの生成に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を、弱める、除去する、及び/又は置き換え得る。
【0031】
[0048]アカウント自動化サーバ130は、異なるユーザに関連付けられた異なるアカウント間のトランザクション及び/又はインタラクションを自動的に行うために、アカウント管理サーバ140及び/又はアカウント管理データ構造145を使用し得る。これらアカウントは、少なくとも、ユーザに関連付けられたアカウントと、第2のアカウントと、を含み得る。第2のアカウントは、例えば、第2のユーザ、マーチャント、サービスプロバイダ、金融機関、寄付者、寄付受取人、又は本明細書で説明される別のエンティティに関連付けられ得る。アカウント自動化サーバ130及び/又はアカウント管理サーバ140によって行われる異なるアカウント間のトランザクション及び/又はインタラクションは、推奨されるトランザクションに対応し得る。トランザクション及び/又はインタラクションは、自動的な資金の移動(transfer)、購入、又は寄付等の、1つ以上の資産の自動移動を含み得る。いくつかの例では、アカウント自動化サーバ130は、(例えば、履歴情報、トランザクションについてのインテント、及び/又は推奨されるトランザクション等の、アカウント管理サーバ140及び/又はアカウント管理データ構造145から受信された情報に基づいて)第1のユーザが第1のユーザ支払いアカウントを使用して第1の購入の一部として製品(商品又はサービス)を購入したことを識別する。アカウント自動化サーバ130は、第2のユーザ、マーチャント、サービスプロバイダ、金融機関、寄付者、寄付受取人、又は本明細書で説明される別のエンティティの第2のユーザ支払いアカウントを自動的に選択する。第2のユーザ支払いアカウントは、ユーザ支払いアカウント、マーチャントアカウント、寄付アカウント、及び同様のものであり得る。アカウント自動化サーバ130及び/又はアカウント管理サーバ140は、第2のユーザ支払いアカウントから第1のユーザ支払いアカウントへのある数量の1つ以上の資産(例えば、資金、株式、債券、ポイント、ストアクレジット(store credit)、ゲーム内クレジット、ギフトカードクレジット、暗号通貨、非代替性トークン(NFT)、他のデジタル資産、等)の移動を自動的にトリガ、開始、処理、及び/又は完了し得、移動が開始された、処理された、完了した、及び/又は行われたことを示すインジケータをユーザデバイス120に通信し得る。
【0032】
[0049]いくつかの例では、アカウント自動化サーバ130及び/又はアカウント管理サーバ140は、追加のトランザクションに関する追加の履歴データを受信しながら、追加のトランザクションについてのインテントを決定しながら、及び/又は、追加のトランザクションに基づいて追加の推奨されるトランザクションを決定しながら、動的に及び/又はリアルタイムでトランザクションを処理し得る。いくつかの例では、アカウント自動化サーバ130及び/又はアカウント管理サーバ140は、追加のトランザクションに関する追加の履歴データを受信しながら、及び/又は、追加のトランザクションについてのインテントを決定しながら、動的に及び/又はリアルタイムでトランザクションに基づいて推奨されるトランザクションを決定し得る。いくつかの例では、アカウント自動化サーバ130及び/又はアカウント管理サーバ140は、追加のトランザクションに関する追加の履歴データを受信しながら、動的に及び/又はリアルタイムでトランザクションについてのインテントを決定し得る。場合によっては、ある特定のユーザ、ユーザデバイス120、及び/又はアカウントは、銀行、クレジットカード機関、デビットカード機関、金融機関、又は他の会社、組織、若しくは機関に関連付けられ得る。例えば、金融機関又は会社は、音声インターフェースゲートウェイサーバ125、アカウント自動化サーバ130、及び/又はアカウント管理サーバ140とインタラクトする、1つ以上のアカウント及び/又はユーザデバイス120を有し得る。
【0033】
[0050]音声インターフェースゲートウェイサーバ125、アカウント自動化サーバ130、及びアカウント管理サーバ140は、本明細書ではサーバと呼ばれる一方で、これらは、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、モバイルデバイス、端末、キオスク、モバイルハンドセット、スマートフォン、本明細書で説明されるその他任意のタイプのコンピューティングシステム1500、又はこれらの組合せであり得ることを理解されたい。アカウント自動化データ構造135及びアカウント管理データ構造145は、データベース、テーブル、スプレッドシート、キー値ストア、辞書、リレーショナルモデル、アレイ、リスト、アレイリスト、ツリー、ハッシュグラフ(hashgraphs)、分散型台帳、ブロックチェーン台帳、分散型非巡回グラフ(GAD:distributed acyclic graph)台帳、本明細書で説明される他のタイプのデータ構造、又はこれらの何らかの組合せ等の、任意のタイプのデータ構造であり得る。場合によっては、アカウント自動化データ構造135は、有効な要求データベースと呼ばれ得るか、又は「有効な要求」という句の後に、他のタイプのデータ構造のいずれかを付けて呼ばれ得る。同様に、アカウント管理データ構造145は、アカウント管理データベースと呼ばれ得るか、又は「アカウント管理」という句の後に、他のタイプのデータ構造のいずれかを付けて呼ばれ得る。
【0034】
[0051]図2は、インテントベースの推奨のためのシステムのシステムアーキテクチャを例示するブロック図200である。システムは、ユーザフロントエンド202、エージェントバックエンド210、自動化エンジン216、履歴情報ソース228、クラウドコンピューティングエンジン244、ユーザ-エージェント通信エンジン250、ウェブサーバ(複数可)208、及び顧客関係管理(CRM)エンジン226を含む。
【0035】
[0052]ユーザフロントエンド202は、ユーザデバイス120に自動化エンジン216へのアクセスを提供する。ユーザフロントエンド202は、ユーザデバイス120上で実行されているソフトウェアアプリケーション、プログラム、又はアプリに接続するソフトウェアアプリケーションインターフェース204を含む。ソフトウェアアプリケーションインターフェース204は、ユーザデバイス120上で実行されているソフトウェアアプリケーション、プログラム、又はアプリが、自動化エンジン216においてある特定のアクション、又は自動化エンジン216とのインタラクションをトリガするために呼び出し得る1つ以上のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を含み得る。ユーザフロントエンド202は、ウェブサーバ(複数可)208によってホストされるウェブサイトにデータを提供し、及び/又はそこからデータを受信するウェブインターフェース206を含む。ユーザデバイス120は、例えば、ネットワークからデータを受信すること、及び、ユーザデバイス120においてページ又はインターフェースを提示すること、が可能なブラウザ又は別のソフトウェアアプリケーションを通じて、ウェブサイトにアクセスし得る。ウェブインターフェース206は、ユーザデバイス120及び/又はウェブサーバ(複数可)208が、自動化エンジン216においてある特定のアクション、又は自動化エンジン216とのインタラクションをトリガするために呼び出し得る1つ以上のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を含み得る。いくつかの例では、ユーザデバイス120は、ソフトウェアアプリケーションインターフェース204を介して、及び/又は、ウェブインターフェース206を介して(例えば、ウェブサーバ(複数可)208によってホストされるウェブサイトを介して)、自動化エンジン216から情報を要求し得る。いくつかの例では、ユーザデバイス120は、ソフトウェアアプリケーションインターフェース204を介して、及び/又は、ウェブインターフェース206を介して(例えば、ウェブサーバ(複数可)208によってホストされるウェブサイトを介して)、自動化エンジン216に情報を提供し得る。いくつかの例では、ユーザフロントエンド202は、音声インターフェースゲートウェイサーバ(複数可)125を含み得る。
【0036】
[0053]エージェントバックエンド210は、エージェントデバイス260に自動化エンジン216へのアクセスを提供する。エージェントバックエンド210は、エージェントインターフェース212を含む。いくつかの例では、エージェントインターフェース212は、エージェントデバイス260上で実行されているソフトウェアアプリケーション、プログラム、又はアプリに接続する。エージェントインターフェース212は、エージェントデバイス260上で実行されているソフトウェアアプリケーション、プログラム、又はアプリが、自動化エンジン216においてある特定のアクション、又は自動化エンジン216とのインタラクションをトリガするために呼び出し得る1つ以上のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を含み得る。エージェントバックエンド210は、ウェブサーバ(複数可)208によってホストされるウェブサイトにデータを提供し、及び/又はウェブサイトからデータを受信するウェブインターフェース(ウェブインターフェース206と同様)を含み得る。エージェントデバイス260は、例えば、ネットワークからデータを受信すること及びエージェントデバイス260においてページ又はインターフェースを提示することが可能なブラウザ又は別のソフトウェアアプリケーションを通じて、ウェブサイトにアクセスし得る。エージェントインターフェース212は、エージェントデバイス260及び/又はウェブサーバ(複数可)208が、自動化エンジン216においてある特定のアクション、又は自動化エンジン216とのインタラクションをトリガするために呼び出し得る1つ以上のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を含み得る。いくつかの例では、エージェントデバイス260は、エージェントインターフェース212を介して、自動化エンジン216から情報を要求し得る。いくつかの例では、エージェントデバイス260は、エージェントインターフェース212を介して、自動化エンジン216に情報を提供し得る。いくつかの例では、エージェントバックエンド210は、音声インターフェースゲートウェイサーバ(複数可)125を含み得る。
【0037】
[0054]いくつかの例では、エージェントデバイス260は、直接的にか、又はユーザフロントエンド202、エージェントバックエンド210、自動化エンジン216、ウェブサーバ(複数可)208、若しくはこれらの組合せを通じてかのいずれかで、ユーザデバイス120と通信し得る。例えば、エージェントデバイス260を使用するエージェントは、ユーザデバイス120を使用するユーザと通信し得る。エージェントは、人間のオペレータ又は人工知能(AI)アシスタントであり得る。いくつかの例では、人間のオペレータ及びAIアシスタントは、例えば、異なる時間に、又はユーザデバイス120におけるユーザとの会話の異なる部分について、両方がエージェントデバイス260におけるエージェントとして機能し得る。いくつかの例では、ユーザは、ユーザデバイス120を介して、質問し得るか、又は要求を行い得、これは、エージェントが回答又は応答するために、エージェントデバイス260に送られ得る。いくつかの例では、エージェントが閾値時間期間内に回答又は応答しなかった場合、エージェントデバイス260における及び/又はエージェントバックエンド210におけるAIアシスタントが、予備回答/応答を用いて、及び/又は、ユーザデバイス120におけるユーザにエージェントが応答するのを待ってくださいということを要求するメッセージを用いて、応答を自動的に準備し得る。いくつかの例では、AIアシスタントは、AIアシスタントがそれ自体で回答及び/又は応答を供給することが可能である場合、例えば、ユーザの質問又は要求が、よくある質問のデータ構造又は頻出要求のデータ構造における質問又は要求とそれぞれ一致する場合、回答及び/又は応答を供給し得る。このようなデータ構造は、ユーザの質問又は要求に応答して、AIアシスタントが行い得るか、若しくは(例えば、自動化エンジン216が行うために)開始し得るタスク、及び/又は、AIアシスタントがユーザに応答し得る応答(又は応答のタイプ)を識別し得る。
【0038】
[0055]エージェントバックエンド210は、CRMエンジン226に結合された分析エンジン214を含む。CRMエンジン226は、直接的に又は自動化エンジン216を通じてのいずれかで、履歴情報ソース228からの情報を受信し得る。CRMエンジン226は、履歴情報ソース228からの情報を受信及び編成し得る。分析エンジン214は、CRMエンジン226からの情報を構文解析及び/又は正規化し得、CRMエンジン226からの情報に基づいて分析を生成し得る。分析は、例えば、分析エンジン214がCRMエンジン226及び/又は履歴情報ソース228からの情報に基づいて識別するユーザの要求及び/又はトランザクションにおけるパターンに基づいて、いつユーザが要求を行い得るか又は製品若しくはサービスを購入し得るかについての傾向、プロジェクション(projection)、予測を含み得る。分析エンジン214は、例えば、エージェントインターフェース212を通じて、これらの分析をエージェントデバイス260に提供し得る。このようにして、そのエージェントデバイス260を通じてユーザデバイス120におけるユーザと通信するエージェントは、ユーザの質問に回答すること、ユーザの要求を満たすこと、ユーザのトランザクションを支援すること、推奨されるトランザクション及び/若しくはインテントの決定についてのユーザからのフィードバックを要求すること、又はこれらの組合せに役立てるためにエージェントにとって有用であり得る任意の情報を有し得る。
【0039】
[0056]自動化エンジン216は、ユーザデバイス120及び/又はユーザフロントエンド202を介してユーザによって要求された、エージェントデバイス260及び/又はエージェントバックエンド210を使用してエージェントによって要求された、又はこれらの組合せの、様々なタスクを自動化する。自動化エンジン216は、ユーザフロントエンド202を介して、ユーザデバイス120から情報を受信し、また、ユーザデバイス102に情報を提供する。自動化エンジン216は、エージェントバックエンド210を介して、エージェントデバイス260から情報を受信し、また、エージェントデバイス260に情報を提供する。自動化エンジン216は、ルールエンジン218、トランザクション分類器220、要求エンジン222、及びセキュリティエンジン224を含む。いくつかの例では、自動化エンジン216は、アカウント自動化サーバ(複数可)130、アカウント自動化データ構造(複数可)135、アカウント管理サーバ(複数可)140、アカウント管理データ構造(複数可)145、音声インターフェースゲートウェイサーバ(複数可)125、又はこれらの組合せを含み得る。
【0040】
[0057]自動化エンジン216は、履歴情報ソース228、CRMエンジン226、及び/又は分析エンジン214に結合される。自動化エンジン216は、履歴情報ソース228、CRMエンジン226、及び/又は分析エンジン214から情報を要求及び/又は受信し得る。履歴情報ソース228は、カード処理業者(card processors)230、カードプロデューサ238、アイデンティティ検証エンジン(identity verification engines)232、セキュリティ認証エンジン240、クレジット機関234、銀行業務機関242、投資機関236、金融機関、マーチャント、サービスプロバイダ、ギフトカードプロバイダ、オンライン市場、オンラインストア、実店舗、実店舗市場、本明細書で説明される他のデータソース、又はこれらの組合せを含む。履歴情報ソース228及び/又はCRMエンジン226から、自動化エンジン216は、1つ以上の資産(例えば、ある数量の資金)が、ユーザに関連付けられたアカウントから(例えば、第2のユーザに、マーチャントに、サービスプロバイダに、クレジット機関に、銀行業務機関に、投資機関に、及び/又は別の金融機関に関連付けられた)別のアカウントに移動された1つ以上のトランザクションの履歴等の、ユーザ(ユーザデバイス120に対応する)に関する情報を受信し得る。履歴情報ソース228及び/又はCRMエンジン226から、自動化エンジン216は、1つ以上の資産(例えば、ある数量の資金)が、(例えば、第2のユーザに、マーチャントに、サービスプロバイダに、クレジット機関に、銀行業務機関に、投資機関に、及び/又は別の金融機関に関連付けられた)別のアカウントからユーザに関連付けられたアカウントに移動された1つ以上のトランザクションの履歴等の、ユーザ(ユーザデバイス120に対応する)に関する情報を受信し得る。履歴情報ソース228及び/又はCRMエンジン226から、自動化エンジン216は、人口統計学的データ810、心理学的データ815、行動学的データ820、地理学的データ825、他のカテゴリのデータ、又はこれらの組合せ等の、ユーザ(ユーザデバイス120に対応する)に関する情報を受信し得る。いくつかの例では、履歴情報ソース228の少なくともサブセットが、アカウント自動化データ構造(複数可)135、アカウント管理データ構造(複数可)145、若しくはこれらの組合せに記憶され得、及び/又はそれらに記憶されたデータを含み得る。いくつかの例では、履歴情報ソース228の少なくともサブセットが、自動化エンジン216及び/又はCRMエンジン226に記憶され得る。
【0041】
[0058]自動化エンジン216は、クラウドコンピューティングエンジン244に結合される。クラウドコンピューティングエンジン244は、クラウドコンピューティングサーバ(複数可)246を含む。クラウドコンピューティングエンジン244は、自動化エンジン216のための計算集約的なタスクを行い得る。例えば、クラウドコンピューティングエンジン244は、機械学習(ML)エンジン248を含み得る。MLエンジン248は、1つ以上のMLモデルを生成、訓練、実行、及び/又は使用し得る。1つ以上のMLモデルの例は、図3Bの動作310及び動作312の1つ以上の訓練されたMLモデル、図3Cの動作322~328の第1の訓練されたMLモデル、図3Cの動作330~334の第2の訓練されたMLモデル、図4及び図5A図5BのMLモデル435、エンゲージメントAI/MLエンジン612の1つ以上のMLモデル、AI/MLエンジン660の1つ以上のMLモデル、図14のニューラルネットワーク1400、並びにこれらの組合せを含む。MLエンジン248の例は、図3Bの動作310及び動作312の1つ以上の訓練された機械学習モデルに関連付けられたMLエンジン、図3Cの動作322~328の第1の訓練されたMLモデルに関連付けられたMLエンジン、図3Cの動作330~334の訓練されたMLモデルに関連付けられたMLエンジン、図4及び図5A図5BのMLエンジン430、エンゲージメントAI/MLエンジン612、AI/MLエンジン660、AI/MLエンジン925、図14のニューラルネットワーク1400、並びにこれらの組合せを含む。いくつかの例では、クラウドコンピューティングエンジン244の少なくともサブセットが、自動化エンジン216の一部として実行され得る。例えば、自動化エンジン216は、クラウドコンピューティングサーバ246、MLエンジン248、及び/又は1つ以上のMLモデルの少なくともサブセットを含み得る。
【0042】
[0059]自動化エンジン216は、ユーザ-エージェント通信エンジン250に結合される。ユーザ-エージェント通信エンジン250は、ユーザデバイス120が、自動化エンジン216を通じて、及び/又はユーザ-エージェント通信エンジン250を通じて、及び/又はウェブサーバ(複数可)208を通じて、エージェントデバイス260と通信することを可能にする通信インフラストラクチャを含む。ユーザ-エージェント通信エンジン250は、音声ベースの通信エンジン252と、テキストベースの通信エンジン254と、を含む。音声ベースの通信エンジン252は、テレフォニ、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VOIP)、遠隔会議、ビデオ会議、クラウドフォン、ウェビナ、ビデオ遠隔会議、又はこれらの組合せ等の音声ベースの通信を介して、ユーザデバイス120とエージェントデバイス260とを互いに接続し得る。いくつかの例では、音声ベースの通信エンジン252は、Zoom(登録商標)、Skype(登録商標)、Microsoft(登録商標) Teams(登録商標)、Cisco(登録商標) WebEx(登録商標)、Google(登録商標) Hangout(登録商標)、Google(登録商標) Duo(登録商標)、Google(登録商標) Voice(登録商標)、Google(登録商標) Meet(登録商標)、Apple(登録商標) Facetime(登録商標)、Viber(登録商標)、及び同様のもの等のサービスのためのAPIを呼び出し得、そのためのプラグインを含み得、並びに/又はそのインスタンスを実行し得る。テキストベースの通信エンジン254は、テキストベースのメッセージングプラットフォームを介して、ユーザデバイス120とエージェントデバイス260とを互いに接続し得る。いくつかの例では、テキストベースの通信エンジン254は、ショートメッセージサービス(SMS)、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)、リッチコミュニケーションサービス(RCS)、Apple(登録商標) iMessage(登録商標)、Apple(登録商標) Business Chat(登録商標)、Google(登録商標) RCS for Business Messaging(登録商標)、Google(登録商標) Jibe(登録商標)、Google(登録商標) Hangout(登録商標)、Google(登録商標) Chat(登録商標)、Google(登録商標) Docs(登録商標) Chat(登録商標)、Google(登録商標) Talk(登録商標)、Facebook(登録商標) Messenger(登録商標)、Twitter(登録商標) Direct Messages、Instagram(登録商標) Direct Messages、WhatsApp(登録商標)、Slack(登録商標)、Slack(登録商標) Channels、Cisco(登録商標) Jabber(登録商標)、Microsoft(登録商標) Teams(登録商標) Chat、及び同様のもの等のサービスのためのAPIを呼び出し得、そのためのプラグインを含み得、並びに/又はそのインスタンスを実行し得る。いくつかの例では、ユーザ-エージェント通信エンジン250は、音声テキスト化インタープリタエンジン、テキスト音声化シンセサイザ、又はこれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、ユーザ-エージェント通信エンジン250は、音声インターフェースゲートウェイサーバ(複数可)125を含み得、及び/又はその一部であり得る。
【0043】
[0060]自動化エンジン216の要求エンジン222は、ユーザデバイス(複数可)120から及び/又はエージェントデバイス(複数可)260からの要求を受信、解釈、及び/又は処理する。いくつかの例では、要求は、例えば、推奨されるトランザクション又はインタラクションの要求を含み得る。要求を満たすために、自動化エンジン216は、履歴情報ソース(複数可)228及び/又はCRMエンジン226から、当該ユーザに関連付けられた情報を検索し得る。例えば、自動化エンジン216は、ユーザ、ユーザのアカウント、及び/又はユーザに対応するユーザデバイス120に関連付けられたトランザクション履歴から、1つ以上のトランザクションを識別する履歴情報を検索し得る。自動化エンジン216は、トランザクション分類器220を使用して、トランザクションをカテゴリ又は分類に分類し得る。いくつかの例では、自動化エンジン216は、インテントを出力するように訓練された、MLエンジン248の1つ以上のMLモデルに、履歴情報及び/又は分類(複数可)を入力することによって、トランザクションのうちの1つ以上についてのインテントを決定し得る。例示的な例では、自動化エンジン216は、ユーザが自動車製品又はサービス(例えば、モータオイル、ガソリン、フロントガラスワイパー、タイヤ、オイル交換、タイヤローテーション、洗車)を購入するトランザクションの背後にあるユーザのインテントが、このトランザクションが、ユーザが所有する、リースする、運転する、又は別様に操作するアクセス権を持つ車両のためのものであることであったと決定し得る。自動化エンジン216は、例えば、推奨されるトランザクションを出力するように訓練された、MLエンジン248の1つ以上のMLモデルに、インテント及び/又は履歴情報を入力することによって、このインテントに基づいて、推奨されるトランザクションを生成し得る。推奨されるトランザクションは、履歴情報におけるトランザクションに基づき得、例えば、履歴情報におけるトランザクションに対して相補的であり、履歴情報におけるトランザクションのインテントを共有している。例えば、履歴情報がオイル交換サービスについての最近のトランザクションを含む場合、推奨されるトランザクションは、タイヤローテーションサービスのためのものであり得る。履歴情報が洗車のための最近のトランザクションを含む場合、推奨されるトランザクションは、車のワックスがけのためのものであり得る。
【0044】
[0061]別の例では、自動化エンジン216は、ユーザが住宅関連製品又はサービス(例えば、埋め込み型照明、床板、キャビネット、椅子、カーペットクリーニングサービス)を購入するトランザクションの背後にあるユーザのインテントが、このトランザクションが、ユーザが所有する、賃貸する、リースする、住んでいる、又は別様にアクセス権を持つ家屋、住宅、アパート、マンション、又は他の住居(residence)に対するものであることであったと決定し得る。自動化エンジン216は、このインテントに基づいて、推奨されるトランザクションを生成し得る。例えば、履歴情報が木製の床板のための最近のトランザクションを含む場合、推奨されるトランザクションは、木製の床板を補完する(complements)カーペットのためのものであり得る。履歴情報が芝刈り機のための最近のトランザクションを含む場合、推奨されるトランザクションは、雑草抜き機のためのものであり得る。
【0045】
[0062]別の例では、自動化エンジン216は、ユーザが特定のチャリティに寄付したトランザクションの背後にあるユーザのインテントが、チャリティが推進する大義のためのものであったと決定し得る。自動化エンジン216は、例えば、同様の大義を推進する別のチャリティへの寄付のための推奨されるトランザクションを提供することによって、このインテントに基づいて推奨されるトランザクションを生成し得る。
【0046】
[0063]このようにして、自動化エンジン216は、決定を生成し得る。自動化エンジン216による決定は、本明細書で説明されるように、トランザクションについてのインテント及び/又は推奨されるトランザクションを含み得る。自動化エンジン216による決定はまた、ユーザが、車を持っているかどうか、家を持っているかどうか、交際中であるかどうか、特定のチャリティに関心があるかどうか、特定の政治的所属を持っているかどうか、及び同様のことに関する決定も含み得る。いくつかの例では、自動化エンジン216は、ユーザフロントエンド202を介して、ユーザデバイス120にその決定を提供し得、また、ユーザフロントエンド202を介して、ユーザデバイス120から(例えば、ユーザから)その決定に関するフィードバック(例えば、承認又は不承認)を要求し得る。同様に、いくつかの例では、自動化エンジン216は、エージェントバックエンド210を介して、エージェントデバイス260にその決定を提供し得、また、エージェントバックエンド210を介して、エージェントデバイス260を使用するエージェントが、自動化エンジン216の決定に関するユーザデバイス120からの(ユーザからの)フィードバック(例えば、承認又は不承認)を要求する及び伝えることを要求し得る。例えば、自動化エンジン216は、エージェントデバイス260を使用するエージェントが、(例えば、ユーザがモータオイルを購入し、洗車の代金を支払っているので)ユーザが車を持っている可能性が高いと決定したことを示すメッセージを、エージェントデバイス260を使用するエージェントに送り得、この決定を検証するために、ユーザに質問する(例えば、「車を持っていますか?」)ようにエージェントに要求し得る。
【0047】
[0064]ルールエンジン218は、ある特定の要求を満たすために自動化エンジン216によって使用され得るルールを含み得る。ルールは、一般的なルール、並びに、ある特定のユーザに固有の個人化されたルールを含み得る。一般的なルールは、レストラン又はマーチャントが閉店している間は、それらのレストラン又はマーチャントにおけるトランザクションについての推奨を阻止する等、ある特定の時間においてある特定のタイプのトランザクションについての推奨を阻止するルールを含み得る。個人化されたルールは、地域的にユーザに対して個人化され得る。例えば、個人化されたルールは、ある特定のタイプの天気において、いくつかのタイプのトランザクションが推奨されるトランザクションとして使用されることを奨励する一方で、同じタイプの天気の間、他のタイプのトランザクションが推奨されるトランザクションとして使用されることを阻止又は禁止する、天気ルール1110を含み得る。例えば、自動化エンジン216が、ユーザがいる地域において、現在天気が激しい雨であることを識別した場合、天気ルール1110は、推奨されるトランザクションについて傘のためのトランザクションを奨励し得、一方、険しいハイキングコースのためのトランザクションを阻止又は禁止し得る。個人化されたルールはまた、ユーザの関心、選好、習慣、パターン、アカウント、及び同様のものに関するルールも含み得る。ルールエンジン218のルールタイプの例は、図11のルールタイプ1105を含む。
【0048】
[0065]セキュリティエンジン224は、要求、トランザクション、ユーザアカウント、ユーザ識別子、クレジットカード情報、デビットカード情報、及び同様のものの真正性を検証し得る。場合によっては、セキュリティエンジン224は、ルールエンジン218におけるルールに基づいて真正性を検証し得る。例えば、ユーザアイデンティティが、信頼できる認証局に対してデジタル証明書を介して検証された場合、ユーザアイデンティティは、真正であることが検証され得る。同様に、セキュリティエンジン224は、真正でない又は不正な要求、トランザクション、ユーザアカウント、ユーザ識別子、クレジットカード情報、デビットカード情報、及び同様のものとしてフラグを立て得る。例えば、繰り返しの要求が、わずかに異なるカード情報、アドレス情報、パスワード、又は他の何らかの一片の情報を有して、同じデバイスから受信された場合、これは、総当たり攻撃(brute-force attack)が試みられたことを示唆し得、結果として生じる任意の要求又はトランザクションは、疑わしい、真正でない、及び/又は不正であるとして扱われ得る。
【0049】
[0066]図3A図3Cは、自動化されたアカウントインタラクションのためのプロセスを例示するフロー図300A~300Cである。図3A図3Cのプロセスの各々は、アカウント管理システムによって行われ得る。図3A図3Cのアカウント管理システム(複数可)は、例えば、1つ以上のアカウント自動化サーバ130、1つ以上のアカウント管理サーバ140、1つ以上のアカウント自動化データ構造135、1つ以上のアカウント管理データ構造145、1つ以上の音声インターフェースゲートウェイサーバ125、ユーザデバイス120、ユーザフロントエンド202、ウェブサーバ(複数可)208、エージェントバックエンド210、自動化エンジン216、CRMエンジン226、履歴情報ソース228、クラウドコンピューティングエンジン244、ユーザ-エージェント通信エンジン250、MLエンジン430、ユーザデバイス602、エージェントプラットフォーム606、履歴情報エンジン618、データ分析エンジン654、CRMエンジン614、インタラクションエンジン662、分析エンジン702、分類器704、質問サービス712、質問データ構造714、デバイス718、質問ゲートウェイAPI722、フィードバックデータ構造724、分析エンジン910、AI/MLエンジン925、分析エンジン1004、分類器1010、プロファイルデータ構造1024、ニューラルネットワーク1400、コンピューティングシステム1500、プロセッサ1510、又はこれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、図3A図3B、及び図3Cのうちの少なくとも2つは、互いに同じアカウント管理システム(複数可)を使用し得る。いくつかの例では、図3A図3B、及び図3Cのうちの少なくとも2つは、互いに異なるアカウント管理システムを使用し得る。
【0050】
[0067]図3Aは、自動化されたアカウントインタラクションのためのプロセスを例示するフロー図300Aである。図3Aのプロセスは、上述したように、アカウント管理システムによって行われ得る。
【0051】
[0068]動作302において、アカウント管理システムは、第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた第1の履歴情報を受信するように構成され、かつ、それを受信し得る。第1の履歴情報は、第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する。いくつかの例では、第1の履歴情報は、履歴情報ソース228、CRMエンジン226、履歴情報エンジン618、及び同様のものからの履歴情報を含み得る。第1の履歴情報の例は、履歴情報405、履歴情報ソース228からの履歴情報、CRMエンジン226からの履歴情報、履歴情報エンジン618からの履歴情報、又はこれらの組合せを含む。第1の履歴情報は、異なるエンティティとのトランザクション(例えば、製品を購入するためのマーチャントとのトランザクション、サービスを受けるためのサービスプロバイダとのトランザクション、金融サービスのための銀行及び信用組合及び貸手等の金融機関とのトランザクション、並びに同様のものとのトランザクション)等の、第1のユーザ及び/又は第1のアカウントが関与する様々なトランザクションを識別し得る。第1の履歴情報は、例えば、人口統計学的データ810、心理学的データ815、行動学的データ820、地理学的データ825、トランザクション履歴、信用履歴、アカウントのアカウント履歴、ユーザの特性、第1のユーザアカウントを使用して及び/若しくは第1のユーザによって行われたアクション、他のタイプの履歴情報、又はこれらの組合せを含み得る。
【0052】
[0069]動作304において、アカウント管理システムは、第1の履歴情報に基づいて、トランザクションについてのインテントを自動的に識別するように構成され、かつ、それを自動的に識別し得る。いくつかの例では、アカウント管理システムは、例えば、図3Bの動作310に関して説明されるように、図3Cの動作322~328のうちの少なくとも1つに関して説明されるように、図4に関して説明されるように、又はこれらの何らかの組合せで、1つ以上のMLモデルを使用して、第1の履歴情報に基づいて、トランザクションについてのインテントを識別する。
【0053】
[0070]動作306において、アカウント管理システムは、インテントに基づいて、推奨されるトランザクションを自動的に生成するように構成され、かつ、それを自動的に生成し得る。推奨されるトランザクションは、資金、株式、債券、ポイント、ストアクレジット、ゲーム内クレジット、ギフトカードクレジット、暗号通貨、非代替性トークン(NFT)、他のデジタル資産、又はこれらの組合せ等の、1つ以上の資産の購入、レンタル、及び/又は移動を伴い得る。
【0054】
[0071]いくつかの例では、アカウント管理システムは、例えば、図3Bの動作312に関して説明されるように、図3Cの動作330~334のうちの少なくとも1つに関して説明されるように、図5Aに関して説明されるように、又はこれらの何らかの組合せで、1つ以上のMLモデルを使用して、かつ、インテント及び/又は第1の履歴情報に基づいて、推奨されるトランザクションを生成する。
【0055】
[0072]動作308において、アカウント管理システムは、推奨されるトランザクションを自動的に行うように構成され、かつ、それを自動的に行い得る。動作308における推奨されるトランザクションの実行は、アカウント管理システムによるトランザクションの開始、処理、及び/又は完了を含み得る。動作308における推奨されるトランザクションの実行は、アカウント管理システムによって、トランザクション処理システムが推奨されるトランザクションを開始、処理、及び/又は完了することを要求するために、トランザクション処理システムに通信を送ることを含み得る。通信は、例えば、第1のユーザ、第1のアカウント、第1のアカウントからそこへと資金若しくは他の資産が移動される移動先アカウント(transferee account)、第1のアカウントへそこから資金若しくは他の資産が移動される移動元アカウント(transferor account)、購入若しくはレンタル若しくは別様にライセンス供与される商品若しくはサービス、又はこれらの組合せを識別する、トランザクションの詳細を含み得る。動作308における推奨されるトランザクションの実行は、例えば、図3Bのプロセスの動作314~318のうちの少なくとも1つ、図3Cのプロセスの動作336~338のうちの少なくとも1つ、又はこれらの組合せを含み得る。
【0056】
[0073]動作308のように、推奨されるトランザクションの実行は、自動的な資金の移動、購入、又は寄付等の、1つ以上の資産の自動移動を含み得る。推奨されるトランザクションに基づいて、アカウント管理システムは、第2のユーザ、マーチャント、サービスプロバイダ、金融機関、寄付者、寄付受取人、又は本明細書で説明される別のエンティティの第2のアカウントを自動的に選択する。アカウント管理システムは、第2のアカウントと第1のアカウントとの間で、ある数量の1つ以上の資産(例えば、資金、株式、債券、ポイント、ストアクレジット、ゲーム内クレジット、ギフトカードクレジット、暗号通貨、非代替性トークン(NFT)、他のデジタル資産、等)の移動を自動的にトリガし得、移動が行われたことを示すインジケータを通信し得る。
【0057】
[0074]いくつかの例では、図3Aのフロー図300Aに例示されるプロセスは、トランザクションを推奨する代わりに、又はそれに加えて、オファーを推奨するために使用され得る。オファーは、オファーされたトランザクションを指し得る。オファーはまた、割引、プロモーション、クーポン、及び/又はトランザクションに関連付けられたプロモーションを指し得る。いくつかの例では、図3Aのフロー図300Aに例示されるプロセスは、例えば、図5B及び図13に関して説明されるように、トランザクションを推奨する代わりに、又はそれに加えて、(例えば、ソーシャルメディアプラットフォーム、金融プラットフォーム、フォーラム、又は他のコミュニティプラットフォーム上の)オンラインコミュニティ等の、他の要素を推奨するために使用され得る。図3Aの図及び説明におけるトランザクション(推奨される又はその他)への言及は、オファー及び/又はコミュニティも指し得ることを理解されたい。例えば、システムは、指定されたトランザクション(複数可)及び/又はオファー(複数可)及び/又はコミュニティ(複数可)の背後にあるインテントを決定するために、(例えば、アカウントが関与するトランザクション、アカウントが関与するオファー、及び/又は、アカウントが加入したか、若しくは別様にインタラクトしたコミュニティに関する)履歴情報を使用し得、推奨されるトランザクション及び/又はオファー及び/又はコミュニティを生成及び実行し得る。
【0058】
[0075]図3Bは、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用する自動化されたアカウントインタラクションのためのプロセスを例示するフロー図300Bである。図3Bのプロセスは、上述したように、アカウント管理システムによって行われ得る。
【0059】
[0076]図3Aのプロセスに関して前述した動作302もまた、図3Bのプロセスの一部である。動作302において、アカウント管理システムは、第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた第1の履歴情報を受信するように構成され、かつ、それを受信し得る。第1の履歴情報は、第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する。第1の履歴情報は、図3Aのプロセス内の動作302に関して説明された履歴情報のタイプのいずれかを含み得る。
【0060】
[0077]動作310において、アカウント管理システムは、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用するように構成され、かつ、それを使用し得る。1つ以上のMLモデルの例は、図3Cの動作322~328のうちの少なくとも1つの第1の訓練されたMLモデル、図3Cの動作330~334のうちの少なくとも1つの第2の訓練されたMLモデル、図4及び図5A図5Bのうちの少なくとも1つのMLモデル435、エンゲージメントAI/MLエンジン612の1つ以上のMLモデル、AI/MLエンジン660の1つ以上のMLモデル、図14のニューラルネットワーク1400、及びこれらの組合せを含む。動作310のように、トランザクションについてのインテントを決定するための1つ以上の訓練されたMLモデルの使用の例示的な例が、図4に例示されており、ここで、1つ以上のMLモデル435は、履歴情報405に基づいて、第1のトランザクション415についての予測インテント460を決定する。
【0061】
[0078]いくつかの例では、1つ以上のMLモデルのための訓練データは、履歴情報と、履歴情報において識別されたトランザクションについてのインテントと、を含み得る。訓練の検証段階中、アカウント管理システムは、履歴情報に基づいてトランザクションについての予測インテントを生成するために、1つ以上のMLモデルを使用し得、アカウント管理システムシステムは、トランザクションについての予測インテントが、訓練データからのトランザクションについてのインテントに一致するか否かに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練し得る。
【0062】
[0079]いくつかの例では、アカウント管理システムは、トランザクションについてのインテントに関するユーザからのフィードバックを要求及び/又は受信し、フィードバックに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練する。
【0063】
[0080]動作312において、アカウント管理システムは、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用するように構成され、かつ、それを使用し得る。動作312のように、推奨されるトランザクションを生成するための1つ以上の訓練されたMLモデルの使用の例示的な例が、図5Aに例示されており、ここで、1つ以上のMLモデル435は、インテント505及び/又は履歴情報405に基づいて、推奨されるトランザクション525を生成する。
【0064】
[0081]いくつかの例では、1つ以上のMLモデルのための訓練データは、履歴情報、履歴情報において識別されたトランザクションについてのインテント、及び/又は履歴情報において識別されたトランザクションの後にユーザによって行われる第2のトランザクションを含み得る。第2のトランザクションは、履歴情報において識別されたトランザクションに、及び/又はインテントに関連し得る。訓練の検証段階中、アカウント管理システムは、インテントに基づいて、及び/又は、履歴情報に基づいて、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデルを使用し得、アカウント管理システムは、推奨されるトランザクションが、訓練データからの第2のトランザクションに一致するか否かに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練し得る。
【0065】
[0082]いくつかの例では、アカウント管理システムは、トランザクションについてのインテントを識別するために、第1の訓練されたMLエンジンを使用し、推奨されるトランザクションを生成するために、第2の訓練されたMLエンジンを使用する。いくつかの例では、アカウント管理システムは、トランザクションについてのインテントを識別するためと、推奨されるトランザクションを生成するためとの両方に、第1の訓練されたMLエンジンを使用する。
【0066】
[0083]例示的な例では、推奨されるトランザクションを出力することは、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスに、推奨されるトランザクションを識別するメッセージを送ることを含み、推奨されるトランザクションに関する確認を受信することは、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスから、推奨されるトランザクションを開始するための承認を受信することを含む。
【0067】
[0084]別の例示的な例では、推奨されるトランザクションを出力することは、第1のユーザに代わって推奨されるトランザクションの実行を自動的に開始することを含み、推奨されるトランザクションに関する確認を受信することは、推奨されるトランザクションが処理されたことを示すトランザクション完了確認を受信することを含む。
【0068】
[0085]いくつかの例では、推奨されるトランザクションを生成することは、与信枠についての第1のユーザの適格性を決定することを含む。いくつかの態様では、推奨されるトランザクションは、適格性に基づいて、第1のユーザのために与信枠を開設することの推奨を含む。
【0069】
[0086]いくつかの例では、推奨されるトランザクションは、サービスプロバイダとの約束又は予約のうちの少なくとも1つを行うことの推奨を含む。いくつかの例では、推奨されるトランザクションは、マーチャントからの(例えば、1つ以上の商品及び/又は1つ以上のサービスの)購入についての推奨を含む。
【0070】
[0087]いくつかの例では、アカウント管理システムは、第1のユーザに関連付けられたスケジュール情報を受信するように構成され、かつ、それを受信し得る。例えば、アカウント管理システムは、カレンダー、やることリスト、スケジュール、旅程、電子メール、テキストベースのメッセージ、電話呼、ビデオ通話、メモのセット、又はこれらの組合せから、スケジュール情報を受信し得る。アカウント管理システムがそこからスケジュール情報を受信し得るこれらのソースの各々は、ユーザに関連付けられたユーザデバイス上にローカルに記憶され得るか、(例えば、クラウドサービスに関連付けられた)サーバ上にリモートで記憶され得るか、又はこれらの組合せであり得る。いくつかの態様では、アカウント管理システムは、スケジュール情報に基づいて、スケジュールされたイベントを識別し、推奨されるトランザクションがスケジュールされたイベントに関連付けられるように、推奨されるトランザクションを生成する。例えば、スケジュールされたイベントは、第1のユーザの誕生日であり得、推奨されるトランザクションは、第1のユーザが定期的に自分自身へのご褒美を与えることを好む、ご褒美のためのものであり得る。スケジュールされたイベントは、第1のユーザが交際中である第2のユーザの誕生日であり得、推奨されるトランザクションは、第1のユーザと第2のユーザとの豪華なディナーのためのものであり得る。スケジュールされたイベントは、医者の約束であり得、推奨されるトランザクションは、医者からの処方箋のためのものであり得る。
【0071】
[0088]いくつかの例では、アカウント管理システムは、トランザクションについてのインテントに基づいて、及び/又は、追加のトランザクションについて決定された追加のインテントに基づいて、ユーザに関連付けられたプロファイルを生成するように構成され、かつ、それを生成し得る。プロファイルの各々は、トランザクションの異なるカテゴリのセットのうちのトランザクションのカテゴリに関するユーザの1つ以上の選好を識別する。プロファイルの例は、例えば、嗜好プロファイル706、スタイルプロファイル708、娯楽プロファイル710、場所プロファイル1018、趣味プロファイル1020、交通手段プロファイル1022、及び同様のものを含む。アカウント管理システムは、1つ以上の訓練された機械学習モデルにプロファイルのうちの少なくとも1つを入力することによって、動作312において、1つ以上の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力し得る。
【0072】
[0089]動作314において、アカウント管理システムは、推奨されるトランザクションを出力するように構成され、かつ、それを出力し得る。いくつかの例では、アカウント管理システムは、ディスプレイを使用して推奨されるトランザクションを表示することによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、アカウント管理システムは、アカウント管理システムの通信トランシーバを介して、ユーザに関連付けられたユーザデバイスに推奨されるトランザクションを送ることによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、アカウント管理システムは、トランザクションを開始、処理、及び/又は完了することによって、推奨されるトランザクションを出力する。いくつかの例では、アカウント管理システムは、第2のシステムがトランザクションを開始、処理、及び/又は完了することを要求するために、第2のシステムと通信することによって、推奨されるトランザクションを出力する。
【0073】
[0090]動作316において、アカウント管理システムは、推奨されるトランザクションに関する確認を受信するように構成され、かつ、それを受信し得る。いくつかの例では、確認は、推奨されるトランザクションを開始するための、ユーザからの承認である。確認に応答して、アカウント管理システムは、トランザクションを開始、処理、及び/又は完了し得る。確認に応答して、アカウント管理システムは、第2のシステムがトランザクションを開始、処理、及び/又は完了することを要求するために、第2のシステムと通信し得る。いくつかの例では、確認は、トランザクションが開始された、処理された、及び/又は完了したことを確認する、第2のシステム(又はアカウント管理システムの構成要素)から受信された確認である。アカウント管理システムは、例えば、ディスプレイを使用してメッセージを表示すること、及び/又は、ユーザに関連付けられたユーザデバイスにメッセージを送ることによって、確認に基づいてメッセージを出力し得る。
【0074】
[0091]動作318において、アカウント管理システムは、確認に基づいて、1つ以上の追加のインテント及び1つ以上の追加の推奨されるトランザクションを識別する際に使用するための1つ以上の機械学習モデルを更新するために、インテント及び推奨されるトランザクションを使用するように構成され、かつ、それらを使用し得る。いくつかの例では、アカウント管理システムは、インテント及び/又は推奨されるトランザクションに関するユーザからのフィードバックを要求及び/又は受信し、フィードバックに基づいて、1つ以上のMLモデルを更新及び/又は更に訓練する。例えば、フィードバックがポジティブである場合には、MLモデルに対する更新は、トランザクションについてのインテントの決定に寄与した、及び/又は、推奨されるトランザクションの生成に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を強化し得る。フィードバックがネガティブである場合には、更新は、トランザクションについてのインテントの決定に寄与した、及び/又は、推奨されるトランザクションの生成に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を、弱める、除去する、及び/又は置き換え得る。アカウント管理システムがフィードバックを要求することは、アカウント管理システムが、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスに、フィードバックを要求するクエリを送信することを含み得る。
【0075】
[0092]例示的な例では、アカウント管理システムは、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスからフィードバックを受信するように構成され、かつ、それを受信し得る。フィードバックは、トランザクションについての及び/又は推奨されるトランザクションについてのインテントに関連付けられ得る。アカウント管理システムは、少なくとも部分的に、1つ以上の訓練された機械学習モデルのための訓練データとしてフィードバックを使用することによって、1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新するように構成され、かつ、それを更新し得る。
【0076】
[0093]いくつかの例では、アカウント管理システムは、確認の受信に応答して、第1のユーザに代わって推奨されるトランザクションの実行を自動的に開始するように構成され、かつ、それを自動的に開始し得る。いくつかの例では、アカウント管理システムは、推奨されるトランザクションの実行に応答して、トランザクション完了確認を自動的に出力するように構成され、かつ、それを自動的に出力し得る。
【0077】
[0094]いくつかの例では、アカウント管理システムは、第2のアカウントに関連付けられた第2の履歴情報を受信するように構成され、かつ、それを受信し得る。トランザクションについてのインテントを識別することは、第1のアカウントと第2のアカウントとの間のつながりを識別することを含む。トランザクションについてのインテントを識別することはまた、第2の履歴情報に基づく。いくつかの例では、推奨されるトランザクションは、1つ以上の資産を第1のアカウントから第2のアカウントに移動することの推奨を含む。いくつかの例では、推奨されるトランザクションは、1つ以上の資産を第2のアカウントから第1のアカウントに移動することの推奨を含む。いくつかの例では、第2のアカウントは、マーチャントに関連付けられている。いくつかの例では、第2のアカウントは、第2のユーザに関連付けられている。いくつかの例では、推奨されるトランザクションは、第2のユーザに関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものである。いくつかの例では、推奨は、第2のユーザへの贈物に対するものである。いくつかの例では、第1のアカウントと第2のアカウントとの間のつながりは、第1のユーザと第2のユーザとの間の関係に対応する。
【0078】
[0095]いくつかの例では、トランザクションについてのインテントを識別することは、第1のユーザが車両への操作上のアクセス権を持つことを識別することを含む。例えば、トランザクションは、車両に関連付けられた製品及び/又はサービスに対するものであり得る。いくつかの態様では、推奨されるトランザクションは、車両に関連付けられた第2の製品及び/又は第2のサービスに対するものである。
【0079】
[0096]いくつかの例では、トランザクションについてのインテントを識別することは、第1のユーザが住居に住んでいることを識別することを含む。例えば、トランザクションは、住居に関連付けられた製品及び/又はサービスに対するものであり得る。いくつかの態様では、推奨されるトランザクションは、住居に関連付けられた第2の製品及び/又は第2のサービスに対するものである。
【0080】
[0097]いくつかの例では、トランザクションについてのインテントを識別することは、第1のユーザが職業に就いていることを識別することを含む。例えば、トランザクションは、職業に関連付けられた製品及び/又はサービスに対するものであり得る。いくつかの態様では、推奨されるトランザクションは、職業に関連付けられた第2の製品及び/又は第2のサービスに対するものである。
【0081】
[0098]いくつかの例では、トランザクションについてのインテントを識別することは、第1のユーザが第2のユーザと関係があることを識別することを含む。例えば、トランザクションは、第2のユーザに関連付けられた製品及び/又はサービスに対するものであり得る。いくつかの態様では、推奨されるトランザクションは、第2のユーザに関連付けられた第2の製品及び/又は第2のサービスに対するものである。
【0082】
[0099]いくつかの例では、アカウント管理システムは、第1のアカウントに関連付けられた追加情報を受信することと、追加情報に基づいてトランザクションについてのインテントを更新するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、を行うように構成され、かつ、それらを行い得る。いくつかの例では、インテントを更新することに応答して、アカウント管理システムは、インテントに基づいて推奨されるトランザクションを更新するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用するように構成され、かつ、それを使用し得る。いくつかの例では、アカウント管理システムは、第1のアカウントに関連付けられた追加情報を受信することと、追加情報に基づいて推奨されるトランザクションを更新するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、を行うように構成され、かつ、それらを行い得る。
【0083】
[00100]いくつかの例では、アカウント管理システムは、第1のユーザに関連付けられた質問を受信することと、トランザクションについてのインテントに基づいて、質問に対する回答を決定することと、質問に対する回答を出力することと、を行うように構成され、かつ、それらを行い得る。いくつかの例では、アカウント管理システムは、第1のユーザに関連付けられた質問を受信することと、推奨されるトランザクションに基づいて、質問に対する回答を決定することと、質問に対する回答を出力することと、を行うように構成され、かつ、それらを行い得る。
【0084】
[00101]いくつかの例では、アカウント管理システムは、第1のユーザがトランザクションについてのインテントに基づく特性によって特徴付けられることを識別するように構成され、かつ、そのことを識別し得る。動作312のように、推奨されるトランザクションを生成するための1つ以上の訓練された機械学習モデルの使用は、1つ以上の訓練された機械学習モデルに特性を入力することを含み得る。特性の例は、車等の車両に対する所有権、レンタル、又は操作上のアクセス権を含み得る。特性の例は、住宅又は家屋に対する所有権、賃貸、居住、又はアクセス権を含み得る。特性の例は、結婚又はパートナーシップ等の、ユーザと第2のユーザとの間の関係を含み得る。
【0085】
[00102]いくつかの例では、図3Bのフロー図300Bに例示されるプロセスは、トランザクションを推奨する代わりに、又はそれに加えて、オファーを推奨するために使用され得る。オファーは、オファーされたトランザクションを指し得る。オファーはまた、割引、プロモーション、クーポン、及び/又はトランザクションに関連付けられたプロモーションを指し得る。いくつかの例では、図3Bのフロー図300Bに例示されるプロセスは、例えば、図5B及び図13に関して説明されるように、トランザクションを推奨する代わりに、又はそれに加えて、(例えば、ソーシャルメディアプラットフォーム、金融プラットフォーム、フォーラム、又は他のコミュニティプラットフォーム上の)オンラインコミュニティ等の、他の要素を推奨するために使用され得る。図3Bの図及び説明におけるトランザクション(推奨される又はその他)への言及は、オファー及び/又はコミュニティも指し得ることを理解されたい。例えば、システムは、指定されたトランザクション(複数可)及び/又はオファー(複数可)及び/又はコミュニティ(複数可)の背後にあるインテントを(1つ以上の訓練されたMLモデル(複数可)を使用して)決定するために、(例えば、アカウントが関与するトランザクション、アカウントが関与するオファー、及び/又は、アカウントが加入したか、若しくは別様にインタラクトしたコミュニティに関する)履歴情報を使用し得、(1つ以上の訓練されたMLモデル(複数可)を使用して)推奨されるトランザクション及び/又はオファー及び/又はコミュニティを生成及び実行し得る。
【0086】
[00103]図3Cは、複数の訓練された機械学習モデルを使用する自動化されたアカウントインタラクションのためのプロセスを例示するフロー図300Cである。図3Cのプロセスは、上述したように、アカウント管理システムによって行われ得る。
【0087】
[00104]図3A図3Bのプロセスに関して前述した動作302もまた、図3Cのプロセスの一部である。動作302において、アカウント管理システムは、第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた第1の履歴情報を受信するように構成され、かつ、それを受信し得る。第1の履歴情報は、第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する。
【0088】
[00105]動作320において、アカウント管理システムは、訓練データ及び機械学習エンジンを使用して、1つ以上の機械学習モデルを訓練するように構成され、かつ、それを訓練し得る。1つ以上の機械学習モデルを訓練することは、(例えば、図4のように)動作322~328の第1の訓練されたMLモデルを訓練すること、及び/又は、(例えば、図5A図5Bのように)動作330~334の第2の訓練されたMLモデルを訓練することを含み得る。1つ以上の機械学習モデルを訓練することは、(例えば、訓練データ440及び/又は訓練データ540を使用する)訓練段階及び(例えば、検証445及び/又は検証545のように)検証段階を含み得る。
【0089】
[00106]動作322において、アカウント管理システムは、機械学習エンジンの第1の機械学習モデルに履歴情報を入力するように構成され、かつ、それを入力し得る。動作326において、アカウント管理システムは、第2のアカウントに関連付けられた(例えば、第2のユーザに、マーチャントに、等に関連付けられた)第2の履歴情報を受信することと、第1の機械学習モデルに第2の履歴情報を入力することと、を行うように構成され、かつ、それらを行い得る。動作324において、アカウント管理システムは、トランザクションについてのインテントを識別するために、第1の機械学習モデルを使用するように構成され、かつ、それを使用し得る。いくつかの例では、図3Bのプロセスの動作310は、動作322、動作326、及び/又は動作324を含み得る。
【0090】
[00107]動作328において、アカウント管理システムは、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスからインテントに関する第1のフィードバックを受信することと、第1のフィードバックに基づいて、第1の機械学習モデルを更に訓練することと、を行うように構成され、かつ、それらを行い得る。いくつかの例では、図3Bのプロセスの動作310は、動作328を含み得る。いくつかの例では、図3Bのプロセスの動作318は、動作328を含み得る。
【0091】
[00108]動作330において、アカウント管理システムは、機械学習エンジンの第2の機械学習モデルにインテント及び/又は履歴情報を入力するように構成され、かつ、それを入力し得る。動作326において、アカウント管理システムは、第2のアカウントに関連付けられた(例えば、第2のユーザに、マーチャントに、等に関連付けられた)第2の履歴情報を受信することと、第2の機械学習モデルに第2の履歴情報を入力することと、を行うように構成され、かつ、それらを行い得る。動作332において、アカウント管理システムは、インテントに対応する推奨されるトランザクションを自動的に生成するために、第2の機械学習モデルを使用するように構成され、かつ、それを使用し得る。いくつかの例では、図3Bのプロセスの動作312は、動作330、動作326、及び/又は動作332を含み得る。
【0092】
[00109]動作334において、アカウント管理システムは、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスから推奨されるトランザクションに関する第2のフィードバックを受信することと、第2のフィードバックに基づいて、第2の機械学習モデルを更に訓練することと、を行うように構成され、かつ、それらを行い得る。いくつかの例では、図3Bのプロセスの動作312は、動作334を含み得る。いくつかの例では、図3Bのプロセスの動作318は、動作334を含み得る。
【0093】
[00110]動作336において、アカウント管理システムは、推奨されるトランザクションを自動的に開始及び/又は処理するように構成され、かつ、それを自動的に開始及び/又は処理し得る。いくつかの例では、図3Bのプロセスの動作314の推奨されるトランザクションを出力することは、動作336を含む。
【0094】
[00111]動作338において、アカウント管理システムは、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスに、推奨されるトランザクションが開始された、処理された、及び/又は完了したことを確認する確認を自動的に送るように構成され、かつ、それを自動的に送り得る。
【0095】
[00112]いくつかの例では、図3Cのフロー図300Cに例示されるプロセスは、トランザクションを推奨する代わりに、又はそれに加えて、オファーを推奨するために使用され得る。オファーは、オファーされたトランザクションを指し得る。オファーはまた、割引、プロモーション、クーポン、及び/又はトランザクションに関連付けられたプロモーションを指し得る。いくつかの例では、図3Cのフロー図300Cに例示されるプロセスは、例えば、図5B及び図13に関して説明されるように、トランザクションを推奨する代わりに、又はそれに加えて、(例えば、ソーシャルメディアプラットフォーム、金融プラットフォーム、フォーラム、又は他のコミュニティプラットフォーム上の)オンラインコミュニティ等、他の要素を推奨するために使用され得る。図3Cの図及び説明におけるトランザクション(推奨される又はその他)への言及は、オファー及び/又はコミュニティも指し得ることを理解されたい。例えば、システムは、指定されたトランザクション(複数可)及び/又はオファー(複数可)及び/又はコミュニティ(複数可)の背後にあるインテントを(1つ以上の訓練されたMLモデル(複数可)を使用して)決定するために、(例えば、アカウントが関与するトランザクション、アカウントが関与するオファー、及び/又は、アカウントが加入したか、若しくは別様にインタラクトしたコミュニティに関する)履歴情報を使用し得、(1つ以上の訓練されたMLモデル(複数可)を使用して)推奨されるトランザクション及び/又はオファー及び/又はコミュニティを生成及び実行し得、1つ以上の訓練されたMLモデル(複数可)を更新及び/又は訓練し得る。
【0096】
[00113]図4は、ユーザ410に関連付けられた履歴情報405に基づいて、第1のトランザクション415についての予測インテント460を決定するために、機械学習エンジン430の1つ以上の機械学習モデル435を使用することを例示するブロック図400である。MLエンジン430の例は、MLエンジン248、図3Bの動作310及び/又は動作312の1つ以上の訓練された機械学習モデルに関連付けられたMLエンジン、図3Cの動作322~328のうちの少なくとも1つの第1の訓練されたMLモデルに関連付けられたMLエンジン、図3Cの動作330~334のうちの少なくとも1つの訓練されたMLモデルに関連付けられたMLエンジン、エンゲージメントAI/MLエンジン612、AI/MLエンジン660、AI/MLエンジン925、図14のニューラルネットワーク1400、並びにこれらの組合せを含む。
【0097】
[00114]MLエンジン430は、1つ以上のMLモデル435を生成、訓練、及び使用する。1つ以上のMLモデル435の例は、MLエンジン248の1つ以上のMLモデル、図3Bの動作310及び/又は動作312の1つ以上の訓練されたMLモデル、図3Cの動作322~328のうちの少なくとも1つの第1の訓練されたMLモデル、図3Cの動作330~334のうちの少なくとも1つの第2の訓練されたMLモデル、エンゲージメントAI/MLエンジン612の1つ以上のMLモデル、AI/MLエンジン660の1つ以上のMLモデル、図14のニューラルネットワーク1400、及びこれらの組合せを含む。
【0098】
[00115]初期訓練465を介して訓練されると、1つ以上のMLモデル435は、入力として、ユーザ410に関する履歴情報405を受信する。履歴情報405は、ユーザ410に関連付けられたアカウントが関与する第1のトランザクション415を識別する。入力として履歴情報405を受信することに応答して、1つ以上のMLモデル435は、第1のトランザクション415についての予測インテント460を決定する。履歴情報405の例は、人口統計学的データ810、心理学的データ815、行動学的データ820、地理学的データ825、トランザクション履歴、信用履歴、アカウントのアカウント履歴、ユーザの特性、第1のユーザアカウントを使用して及び/若しくは第1のユーザによって行われたアクション、他のタイプの履歴情報、又はこれらの組合せを含む。第1のトランザクション415についての予測インテント460の例は、車両所有権、住宅所有権、食品選好、娯楽選好、スタイル選好、金融選好、製品/マーチャント/ブランド選好、交際状況、及び同様のものを含む。予測インテント460は、インテントと呼ばれ得る。
【0099】
[00116]図4のような予測インテント460の決定は、少なくとも図3A図3B、及び図3Cの動作に対応し得る。例えば、予測インテント460の決定は、動作304におけるインテントを識別すること、動作310におけるインテントを識別すること、動作324におけるインテントを識別すること、又はこれらの組合せに対応し得る。
【0100】
[00117]1つ以上のMLモデル435が予測インテント460を決定すると、予測インテント460は、少なくとも図3A図3B図3C図5A、及び図5Bに関して例示及び/又は記載されるように、推奨されるトランザクションを決定するために使用され得る。例えば、予測インテント460は、動作306においてインテント基準として使用され得る。予測インテント460は、動作312において1つ以上の訓練された機械学習モデルに入力されるインテントとして使用され得る。予測インテント460及び履歴情報405は、動作330において、第2の訓練された機械学習モデルに入力されるインテント及び履歴情報として使用され得る。
【0101】
[00118]予測インテント460を決定するために1つ以上のMLモデル435を使用する前に、MLエンジン430は、訓練データ440を使用して、1つ以上のMLモデル435の初期訓練465を行う。訓練データ440は、ユーザ410に関する履歴情報405の例と、第1のトランザクション415についてのインテント420の対応する例と、を含む。初期訓練465の初期訓練段階中、1つ以上のMLモデル435は、訓練データ440に基づいて、接続及び重みを形成する。
【0102】
[00119]初期訓練465の検証段階中、例示的な履歴情報405は、上述のように、予測インテント460を生成するために、1つ以上のMLモデル435に入力される。MLエンジン430は、少なくとも部分的に、予測インテント460がインテント420に一致するかどうかを決定することによって、検証445を実行する。予測インテント460が検証445中にインテント420に一致した場合には、MLエンジン430は、予測インテント460の決定に寄与した1つ以上のMLモデル435内の重み及び/又は接続を強化するように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練455を行う。予測インテント460が検証445中にインテント420に一致しなかった場合には、MLエンジン430は、予測インテント460の決定に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を、弱める、除去する、及び/又は置き換えるように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練455を行う。
【0103】
[00120]1つ以上のMLモデル435の検証445及び更なる訓練455は、1つ以上のMLモデル435が、(例えば、ユーザ410に関連付けられたユーザデバイス120を介してユーザ410から)予測インテント460について受信されたフィードバック450に基づいて使用中になると、継続し得る。1つ以上のMLモデル435は、上述のように予測インテント460を生成する。フィードバック450がポジティブである(例えば、予測インテント460の承認を表明する、示す、及び/又は示唆する)場合には、MLエンジン430は、予測インテント460の決定に寄与した1つ以上のMLモデル435内の重み及び/又は接続を強化するように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練455を行う。フィードバック450がネガティブである(例えば、予測インテント460の不承認を表現する、示す、及び/又は示唆する)場合には、MLエンジン430は、予測インテント460の決定に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を、弱める、除去する、及び/又は置き換えるように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練455を行う。
【0104】
[00121]図5Aは、第1のトランザクション415についてのインテント505に基づいて、及び/又は、ユーザ410に関連付けられた履歴情報405に基づいて、推奨されるトランザクション525を生成するために、機械学習エンジン430の1つ以上の機械学習モデル435を使用することを例示するブロック図500Aである。初期訓練565を介して訓練されると、1つ以上のMLモデル435は、入力として、第1のトランザクション415についてのインテント505を受信する。いくつかの例では、インテント505は、予測インテント460等の予測インテントである。いくつかの例では、インテント505は、インテント420のように、(例えば、ユーザ410から)受信されるか、又は予め決定される。いくつかの例では、1つ以上のMLモデル435はまた、第2の入力として、ユーザ410に関する履歴情報405を受信する。履歴情報405は、ユーザ410に関連付けられたアカウントが関与する第1のトランザクション415を識別する。
【0105】
[00122]入力(複数可)として、第1のトランザクション415についてのインテント505及び/又は履歴情報405を受信することに応答して、1つ以上のMLモデル435は、推奨されるトランザクション525を生成する。推奨されるトランザクション525は、第1のトランザクション415についてのインテント505と整合(align)し得る。いくつかの例では、推奨されるトランザクション525は、完全に第1のトランザクション415に対応する別の商品又はサービスのための商品又はサービスに対するものであり得る。推奨されるトランザクション525の例は、製品(例えば、商品又はサービス)の購入、サービスプロバイダとの約束及び/又は予約の取得、(例えば、ある関係を介して)ユーザ410につながっている第2のユーザへの贈物の推奨、ユーザ410の与信枠の開設、ユーザ410に関連付けられたユーザアカウントへの1つ以上の資産の移動、ユーザ410に関連付けられたユーザアカウントからの1つ以上の資産の移動、本明細書で説明される他の推奨されるトランザクション、本明細書で説明される他のトランザクションタイプ、又はこれらの組合せを含む。
【0106】
[00123]図5Aのように推奨されるトランザクション525を生成することは、少なくとも図3A図3B、及び図3Cの動作に対応し得る。例えば、推奨されるトランザクション525を生成することは、動作306において推奨されるトランザクションを生成すること、動作312において推奨されるトランザクションを生成すること、動作332において推奨されるトランザクションを生成すること、又はこれらの組合せに対応し得る。
【0107】
[00124]1つ以上のMLモデル435が推奨されるトランザクション525を生成すると、動作314のように、推奨されるトランザクション525は出力され得る。1つ以上のMLモデル435が推奨されるトランザクション525を生成すると、推奨されるトランザクション525は、例えば、動作336及び/又は動作338のように、自動的に開始される、処理される、行われる、及び/又は完了し得る。
【0108】
[00125]推奨されるトランザクション525を生成するために1つ以上のMLモデル435を使用する前に、MLエンジン430は、訓練データ540を使用して、1つ以上のMLモデル435の初期訓練565を行う。訓練データ540は、ユーザ410に関する履歴情報405の例、第1のトランザクション415についてのインテント505の対応する例、及び/又は、インテント505に対応する第2のトランザクション520の例を含み得る。いくつかの例では、第2のトランザクション520は、第1のトランザクション415の後にユーザ410によって行われるトランザクションである。いくつかの例では、第2のトランザクション520は、第1のトランザクション415の前にユーザ410によって行われたトランザクションである。初期訓練465の初期訓練段階中、1つ以上のMLモデル435は、訓練データ540に基づいて、接続及び重みを形成する。
【0109】
[00126]初期訓練565の検証段階中、例示的なインテント505及び/又は履歴情報405は、上述のように推奨されるトランザクション525を生成するために、1つ以上のMLモデル435に入力される。MLエンジン430は、少なくとも部分的に、推奨されるトランザクション525が第2のトランザクション520に一致するかどうかを決定することによって、検証545を行う。推奨されるトランザクション525が検証445中に第2のトランザクション520に一致した場合には、MLエンジン430は、推奨されるトランザクション525の生成に寄与した1つ以上のMLモデル435内の重み及び/又は接続を強化するように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練555を行う。推奨されるトランザクション525が検証445中に第2のトランザクション520に一致しなかった場合には、MLエンジン430は、推奨されるトランザクション525の生成に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を、弱める、除去する、及び/又は置き換えるように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練455を行う。
【0110】
[00127]1つ以上のMLモデル435の検証545及び更なる訓練555は、1つ以上のMLモデル435が、(例えば、ユーザ410に関連付けられたユーザデバイス120を介してユーザ410から)推奨されるトランザクション525について受信されたフィードバック550に基づいて使用中になると、継続し得る。1つ以上のMLモデル435は、上述のように推奨されるトランザクション525を生成する。フィードバック550がポジティブである(例えば、推奨されるトランザクション525の承認を表明する、示す、及び/又は示唆する)場合には、MLエンジン430は、推奨されるトランザクション525の生成に寄与した1つ以上のMLモデル435内の重み及び/又は接続を強化するように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練555を行う。フィードバック550がネガティブである(例えば、推奨されるトランザクション525の不承認を表明する、示す、及び/又は示唆する)場合には、MLエンジン430は、推奨されるトランザクション525の生成に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を、弱める、除去する、及び/又は置き換えるように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練555を行う。
【0111】
[00128]図5Bは、第1のコミュニティ580についてのインテント575に基づいて、及び/又は、ユーザ410に関連付けられた履歴情報405に基づいて、推奨されるコミュニティ560を生成するために、機械学習エンジン430の1つ以上の機械学習モデル435を使用することを例示するブロック図500Bである。要するに、図5Aのような推奨されるトランザクション525の生成と同様に、図5BのMLモデル435はまた、特定の関心及び/又は人口統計学的グループに関連付けられたオンラインコミュニティ等、ユーザが加入するための推奨されるコミュニティ560を生成し得る。初期訓練565を介して訓練されると、1つ以上のMLモデル435は、入力として、(例えば、ユーザが既に加入している)第1のコミュニティ580についてのインテント575を受信する。いくつかの例では、インテント575は、予測インテント460等の予測インテントである。いくつかの例では、インテント575は、インテント420のように、(例えば、ユーザ410から)受信されるか、又は予め決定される。いくつかの例では、1つ以上のMLモデル435はまた、第2の入力として、ユーザ410に関する履歴情報405を受信する。履歴情報405は、ユーザ410に関連付けられたアカウントが加入したか、又は別様にその一部である第1のコミュニティ580を識別する。
【0112】
[00129]入力(複数可)として、第1のコミュニティ580についてのインテント575及び/又は履歴情報405を受信することに応答して、1つ以上のMLモデル435は、推奨されるコミュニティ560を生成する。推奨されるコミュニティ560は、第1のコミュニティ580についてのインテント575と整合し得る。いくつかの例では、推奨されるコミュニティ560は、特定の関心(例えば、スポーツ、音楽のジャンル、映画又はTV番組のジャンル、文学のジャンル、地理的コミュニティ又は近所、マーチャント又はビジネスのタイプ、チャリティ、大義、及び同様のもの)に関連付けられ得る。例示的な例では、推奨されるコミュニティ560は、特定の地理的地域におけるサッカーに関心のあるコミュニティ、クラシック音楽に関心のあるコミュニティ、及び同様のものであり得る。
【0113】
[00130]図5Bにおいて推奨されるコミュニティ560を生成することは、少なくとも図3A図3B、及び図3Cの動作に対応し得る。例えば、推奨されるコミュニティ560を生成することは、動作306において推奨されるトランザクションを生成すること、動作312において推奨されるトランザクションを生成すること、動作332において推奨されるトランザクションを生成すること、図5Bの推奨されるトランザクション525を生成すること、図13の推奨(複数可)1310を生成すること、又はこれらの組合せに対応し得る。
【0114】
[00131]1つ以上のMLモデル435が推奨されるコミュニティ560を生成すると、動作314のように、推奨されるコミュニティ560は出力され得る。1つ以上のMLモデル435が推奨されるコミュニティ560を生成すると、推奨されるコミュニティ560は、例えば、動作336及び/又は動作338のように、自動的に開始される、処理される、行われる、及び/又は完了し得る。
【0115】
[00132]推奨されるコミュニティ560を生成するために1つ以上のMLモデル435を使用する前に、MLエンジン430は、訓練データ540を使用して、1つ以上のMLモデル435の初期訓練565を行う。訓練データ540は、ユーザ410に関する履歴情報405の例、第1のコミュニティ580についてのインテント575の対応する例、及び/又はインテント575に対応する第2のコミュニティ570の例を含み得る。いくつかの例では、第2のコミュニティ570は、第1のコミュニティ580の後にユーザ410によって加入されたコミュニティである。いくつかの例では、第2のコミュニティ570は、第1のコミュニティ580の前にユーザ410によって加入されたコミュニティである。初期訓練465の初期訓練段階中、1つ以上のMLモデル435は、訓練データ540に基づいて、接続及び重みを形成する。
【0116】
[00133]初期訓練565の検証段階中、例示的なインテント575及び/又は履歴情報405は、上述のように、推奨されるコミュニティ560を生成するために、1つ以上のMLモデル435に入力される。MLエンジン430は、少なくとも部分的に、推奨されるコミュニティ560が第2のコミュニティ570に一致するかどうかを決定することによって、検証545を行う。推奨されるコミュニティ560が検証445中に第2のコミュニティ570に一致した場合には、MLエンジン430は、推奨されるコミュニティ560の生成に寄与した1つ以上のMLモデル435内の重み及び/又は接続を強化するように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練555を行う。推奨されるコミュニティ560が検証445中に第2のコミュニティ570に一致しなかった場合には、MLエンジン430は、推奨されるコミュニティ560の生成に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を、弱める、除去する、及び/又は置き換えるように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練455を行う。
【0117】
[00134]1つ以上のMLモデル435の検証545及び更なる訓練555は、1つ以上のMLモデル435が、(例えば、ユーザ410に関連付けられたユーザデバイス120を介してユーザ410から)推奨されるコミュニティ560について受信されたフィードバック550に基づいて使用中になると、継続し得る。1つ以上のMLモデル435は、上述のように推奨されるコミュニティ560を生成する。フィードバック550がポジティブである(例えば、推奨されるコミュニティ560の承認を表明する、示す、及び/又は示唆する)場合には、MLエンジン430は、推奨されるコミュニティ560の生成に寄与した1つ以上のMLモデル435内の重み及び/又は接続を強化するように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練555を行う。フィードバック550がネガティブである(例えば、推奨されるコミュニティ560の不承認を表明する、示す、及び/又は示唆する)場合には、MLエンジン430は、推奨されるコミュニティ560の生成に寄与した1つ以上のMLモデル内の重み及び/又は接続を、弱める、除去する、及び/又は置き換えるように、1つ以上のMLモデル435を更新することによって、1つ以上のMLモデル435の更なる訓練555を行う。
【0118】
[00135]図6は、インテントベースの推奨のためのシステムのシステムアーキテクチャを例示するブロック図600である。システムは、ユーザデバイス602、エージェントプラットフォーム606、履歴情報エンジン618、CRMエンジン614、データ分析エンジン654、及びインタラクションエンジン662を含む。
【0119】
[00136]ユーザデバイス602は、ユーザデバイス120の一例である。ユーザデバイス602は、オペレーティングシステム(OS)、全地球航法衛星システム(GNSS)受信機、ネットワーク接続、及びネットワーク上で使用するためのインターネットプロトコル(IP)アドレスを含む。ユーザデバイス602は、1つ以上のアプリ604を実行し、これは、エージェントプラットフォーム606、履歴情報エンジン618、CRMエンジン614、データ分析エンジン654、及びインタラクションエンジン662に関連付けられ、及び/又はそれらと通信するアプリを含み得る。いくつかの態様では、アプリ604のうちの少なくとも1つは、ユーザフロントエンド202の一例である。いくつかの態様では、ユーザフロントエンド202は、アプリ604のうちの少なくとも1つの一例である。
【0120】
[00137]いくつかの態様では、エージェントプラットフォーム606は、エージェントバックエンド210の一例である。いくつかの態様では、エージェントバックエンド210は、エージェントプラットフォーム606の一例である。エージェントプラットフォーム606は、エージェントデバイス608を含み、エージェントデバイス608は、エージェントデバイス260に対応し得る。エージェントプラットフォーム606は、コンシェルジュエンジン610を含み、コンシェルジュエンジン610は、ユーザデバイス602を使用しているユーザを、ユーザデバイス602のユーザがコンシェルジュエンジン610に対して表明したクエリ又は要求の主題にその専門分野及び/又は知識が一致するエージェントの特定のエージェントデバイス608に接続し得る。コンシェルジュエンジン610は、例えば、ユーザデバイス602を通じて、口頭で又はテキストを通じて、ユーザの通話、メッセージ、又はエージェントとの他の形態の通信の理由を述べるようにユーザに求め得る。コンシェルジュエンジン610は、この理由を構文解析し、ユーザデバイス602のユーザのクエリ又は要求の主題を決定し得る。
【0121】
[00138]エージェントプラットフォーム606は、エンゲージメントAI/MLエンジン612を含む。エンゲージメントAI/MLエンジン612は、エージェントデバイス608に(例えば、エージェントに)、例えば、質問の形態において、ユーザから要求すべき情報を提案し得る。データ分析エンジン654は、例えば、AI/MLエンジン660を使用して、ユーザデバイス602のユーザに関するある特定の決定を行い得る。エンゲージメントAI/MLエンジン612は、これらの決定についてのフィードバックを要求するために使用され得る。ユーザデバイス602は、エージェントプラットフォーム606に(例えば、エージェントデバイス608に)フィードバックを提供し得る。場合によっては、ユーザデバイス602からのフィードバックは、これらの決定を検証又は承認し得る。したがって、データ分析エンジン654は、例えば、図5A図5Bのように推奨されるトランザクション及び/又は推奨されるコミュニティを生成するために、更にこれらの決定を使用することを続け(proceed with)得る。場合によっては、ユーザデバイス602からのフィードバックは、これらの決定を否認し得るか、又は不承認にし得る。したがって、データ分析エンジン654は、これらの決定のいかなる更なる使用も停止し得る。決定の例は、動作304、動作310、動作324のように、トランザクションについてのインテントに関する決定、及び/又は、予測インテント460の決定を含む。決定の例は、動作306、動作312、動作332のように、推奨されるトランザクションの生成、及び/又は、推奨されるトランザクション525の生成を含む。決定の例は、ユーザが、車を持っているかどうか、家を持っているかどうか、交際中であるかどうか、特定のチャリティに関心があるかどうか、特定の政治的所属を持っているかどうか、及び同様のこと等の、ユーザの特性に関する決定を含む。
【0122】
[00139]いくつかの態様では、履歴情報エンジン618は、履歴情報ソース228の一例である。いくつかの態様では、履歴情報ソース228は、履歴情報エンジン618の一例である。履歴情報エンジン618は、ユーザデバイス602のユーザに関する履歴情報を含み、場合によっては、他のユーザに関する履歴情報も含む。履歴情報エンジン618は、ユーザが寄付したチャリティ622、寄付の頻度及び/若しくは寄付された資産(例えば、資金)の数量に関する寄付スコア624、並びに/又はユーザの寄付に関するユーザの及び/若しくはチャリティのレビュー626を含む、寄付620に関連付けられた履歴情報を含む。履歴情報エンジン618は、(例えば、ユーザのアカウントから移動先アカウントへの、移動元アカウントからユーザのアカウントへの)ピアツーピア(P2P)トランザクション628、(例えば、マーチャント、サービスプロバイダ、マーケットプレイス、店舗からの)購入632、レンタル、リース、及び同様のことを含む、ユーザが関与するトランザクション630に関連付けられた履歴情報を含む。履歴情報エンジン618は、当座預金アカウント636、普通預金アカウント638、他のアカウント640(例えば、マネーマーケット)、及び同様のものを含む、ユーザのアカウント634に関連付けられた履歴情報を含む。履歴情報エンジン618は、投資644(例えば、株式、債券、暗号通貨、NFT、他のデジタル資産)、予算編成646、及び同様のことを含む、ユーザによるバンキング642に関連付けられた履歴情報を含む。履歴情報エンジン618は、選好650(例えば、呼ばれたい名前、希望する代名詞、通話又はメッセージングのどちらを好むか、等)、ユーザプロファイル情報652(例えば、名前、住所、電話番号、電子メールアドレス、ユーザ名、等)、及び同様のものを含む、ユーザについてのユーザ識別648に関連付けられた履歴情報を含む。
【0123】
[00140]いくつかの態様では、CRMエンジン614は、CRMエンジン226の一例である。いくつかの態様では、CRMエンジン226は、CRMエンジン614の一例である。CRMエンジン614は、ユーザデバイス602とエージェントデバイス(複数可)608との間の会話(複数可)に関する会話データ616と、任意の関連データと、を含み得る。CRMエンジン614は、ユーザデバイス602、エージェントプラットフォーム606、履歴情報エンジン618、データ分析エンジン654、インタラクションエンジン662、又はこれらの組合せから、会話データ616に関する情報をプル(pull)し得る。CRMエンジン614は、会話データ616を生成するために、この情報を構文解析、再フォーマット、正規化、及び/又は編成し得る。
【0124】
[00141]いくつかの態様では、データ分析エンジン654は、自動化エンジン216の一例である。いくつかの態様では、自動化エンジン216は、データ分析エンジン654の一例である。データ分析エンジン654は、履歴情報エンジン618及びCRMエンジン614からの情報(例えば、会話データ616)を取り込むオペレーショナルデータベース656を含む。データ分析エンジン654は、膨大な量のデータを有するデータレイク658を含む。データ分析エンジン654は、オペレーショナルデータベース656からの情報を構文解析、再フォーマット、正規化、及び/又は編成し得、オペレーショナルデータベース656からの情報をデータレイク658にインポートし得る。データレイク658は、ユーザ以外の他のユーザに関する情報を含み得る。他のユーザに関する情報は、ユーザに関する情報と同じタイプの情報(例えば、履歴情報エンジン618、履歴データソース228、及び/又はCRMエンジン614における情報のタイプ)を含み得る。他のユーザに関する情報は、いくつかの例では、データレイク658に入れられる前に、データ分析エンジン654によって匿名化され得る。
【0125】
[00142]データ分析エンジン654は、入力(複数可)として、データレイク658及び/又はオペレーショナルデータベース656からデータを受信するAI/MLエンジン660を含む。AI/MLエンジン660は、入力(複数可)としてのデータレイク658及び/又はオペレーショナルデータベース656からのデータの受信に基づいて、決定を生成し得る。決定の例は、動作304、動作310、動作324のように、トランザクションについてのインテントに関する決定、及び/又は、予測インテント460の決定を含む。決定の例は、動作306、動作312、動作332のように、推奨されるトランザクションの生成、及び/又は、推奨されるトランザクション525の生成を含む。決定の例は、ユーザが、車を持っているかどうか、家を持っているかどうか、交際中であるかどうか、特定のチャリティに関心があるかどうか、特定の政治的所属を持っているかどうか、及び同様のこと等の、ユーザの特性に関する決定を含む。
【0126】
[00143]AI/MLエンジン660は、例えば、MLエンジン248、図3Bの動作310及び/又は動作312の1つ以上の訓練された機械学習モデルに関連付けられたMLエンジン、図3Cの動作322~328のうちの少なくとも1つの第1の訓練されたMLモデルに関連付けられたMLエンジン、図3Cの動作330~334のうちの少なくとも1つの訓練されたMLモデルに関連付けられたMLエンジン、MLエンジン430、図14のニューラルネットワーク1400、並びにこれらの組合せを含み得る。
【0127】
[00144]データレイク658及び/又はオペレーショナルデータベース656からのデータに基づいて、AI/MLエンジン660によって生成された決定は、インタラクションエンジン662によって受信され得、及び/又は、インタラクションエンジン662よって使用され得る。インタラクションエンジン662は、ユーザデバイス602のユーザ、エージェントデバイス608に関連付けられたエージェント、金融エンティティ、及び/又はエンティティに、サービスを提供し得る。例えば、インタラクションエンジン662は、ローンクレジットサービス664、緊急資金サービス666、ファイナンシャルプランニングサービス668、詐欺保護サービス670、オファーサービス672、金融自動化サービス674、及び拡張インタラクションサービス676を含む。
【0128】
[00145]インタラクションエンジン662は、クレジットカード、モーゲージ、又はローン等のクレジット商品を提供し得るローンクレジットサービス664を含む。ローンクレジットサービス664の場合、AI/MLエンジン660は、データレイク658及び/又はオペレーショナルデータベース656からのデータに基づいて、クレジット商品に対する信用力(creditworthiness)に関する決定を生成し得る。インタラクションエンジン662は、(例えば、自然災害又は重大事故により)緊急の必要性があるユーザに緊急資金を迅速に融資又は提供し得る緊急資金サービス666を含む。緊急資金サービス666の場合、AI/MLエンジン660は、データレイク658及び/又はオペレーショナルデータベース656からのデータに基づいて、ユーザが、緊急事態にあるかどうか、及び/又は緊急の必要性があるかどうか、並びに緊急資金サービス666から資金を受け取るべきかどうかに関する決定を生成し得る。インタラクションエンジン662は、ユーザのために資金計画を提供し得るファイナンシャルプランニングサービス668を含む。ファイナンシャルプランニングサービス668の場合、AI/MLエンジン660は、データレイク658及び/又はオペレーショナルデータベース656からのデータに基づいて、ユーザのための資金計画の少なくとも一部を生成し得る。
【0129】
[00146]インタラクションエンジン662は、詐欺を阻止し得る詐欺保護サービス670を含む。詐欺保護サービス670の場合、AI/MLエンジン660は、データレイク658及び/又はオペレーショナルデータベース656からのデータに基づいて、トランザクションの試み及び/又はログインの試みが不正であるか否か、又は許可されているか否かに関する決定を生成し得る。インタラクションエンジン662は、クーポン、割引、及びリベート等のオファーをユーザに提供し得るオファーサービス672を含む。オファーサービス672の場合、AI/MLエンジン660は、データレイク658及び/又はオペレーショナルデータベース656からのデータに基づいて、ユーザが任意のオファーを受ける資格があるか否かに関する決定を生成し得る。
【0130】
[00147]インタラクションエンジン662は、ユーザのためにある特定の定期的な金融タスクを自動化し得る金融自動化サービス674を含む。金融自動化サービス674の場合、AI/MLエンジン660は、データレイク658及び/又はオペレーショナルデータベース656からのデータに基づいて、ユーザが行い、かつ金融自動化サービス674を使用して自動化され得る、定期的な金融タスクを識別し得る。インタラクションエンジン662は、ユーザインテントに基づく推奨されるトランザクション等の、拡張インタラクションを提供し得る拡張インタラクションサービス676を含む。拡張インタラクションサービス676の場合、AI/MLエンジン660は、データレイク658及び/又はオペレーショナルデータベース656からのデータに基づいて、ユーザインテントを決定し得、及び/又は、推奨されるトランザクションを生成し得る。
【0131】
[00148]場合によっては、CRMエンジン614は、CRMエンジン614の会話データ616の一部として、インタラクションエンジン662の様々なサービス664~676についてAI/MLエンジン660によって行われた決定を受信及び記憶し得る。
【0132】
[00149]図7は、ユーザからフィードバックを要求するためのプロセスを例示するブロック図700である。分析エンジン702が、ユーザに関する決定を行い得る。分析エンジン702は、例えば、1つ以上のアカウント自動化サーバ130、1つ以上のアカウント管理サーバ140、1つ以上のアカウント自動化データ構造135、1つ以上のアカウント管理データ構造145、自動化エンジン216、クラウドコンピューティングエンジン244、図3A図3Cのアカウント管理システム(複数可)、MLエンジン430、データ分析エンジン654、CRMエンジン614、インタラクションエンジン662、分析エンジン910、AI/MLエンジン925、分析エンジン1004、分類器1010、プロファイルデータ構造1024、ニューラルネットワーク1400、コンピューティングシステム1500、プロセッサ1510、又はこれらの組合せを含み得る。決定の例は、動作304、動作310、動作324のように、トランザクションについてのインテントに関する決定、及び/又は、予測インテント460の決定を含む。決定の例は、動作306、動作312、動作332のように、推奨されるトランザクションの生成、及び/又は、推奨されるトランザクション525の生成を含む。決定の例は、ユーザが、車を持っているかどうか、家を持っているかどうか、交際中であるかどうか、特定のチャリティに関心があるかどうか、特定の政治的所属を持っているかどうか、及び同様のこと等の、ユーザの特性に関する決定を含む。
【0133】
[00150]分析エンジン702は、様々な決定に基づいて、ユーザのための様々なプロファイルを生成し得る。プロファイルは、図4の予測インテント460の決定のように、様々なトランザクションについて決定されたインテントに基づき得る。分析エンジン702は、インテント505に基づく代わりに、又はインテント505に基づくことに加えて、これらのプロファイルに基づいて、図5A図5Bのように、推奨されるトランザクション及び/又は推奨されるコミュニティを生成し得る。例えば、分析エンジン702は、推奨されるトランザクション525を生成するために、1つ以上のMLモデル435への1つ以上の入力として、インテント505の代わりに、これらのプロファイルのうちの1つ以上からの情報を提供し得る。分析エンジン702は、分類器(複数可)704を使用して、ユーザの異なる側面に関する決定を、適切なプロファイルに分類し得る。
【0134】
[00151]例えば、プロファイルは、分析エンジン702が、レストラン、料理、食品、食事、飲料、調理、食料品の買い物、及び同様のものに関連する推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデル435への入力(複数可)として使用するためのデータをプルし得る嗜好プロファイル706を含む。プロファイルは、分析エンジン702が、衣類、ファッション、スタイル、及び同様のものに関連する推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデル435への入力(複数可)として使用するためのデータをプルし得るスタイルプロファイル708を含む。プロファイルは、分析エンジン702が、映画、テレビ、ビデオゲーム、芸術、音楽、及び同様のものに関連する推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデル435への入力(複数可)として使用するためのデータをプルし得る娯楽プロファイル710を含む。いくつかの例では、嗜好プロファイル706、スタイルプロファイル708、娯楽プロファイル710、及び他の同様のプロファイルは、ユーザが関与するトランザクション、ユーザが購入したオファー、ユーザが加入したか若しくは別様に関与するコミュニティ(オンライン若しくはその他)、又はこれらの組合せに対応し得る。
【0135】
[00152]いくつかの例では、プロファイルのうちの1つ以上は、質問をトリガする条件を満たす情報を記憶する。質問サービス712は、質問を決定し得る。例えば、ユーザに関する決定が、低い信頼度又は確率で分析エンジン702によって決定された場合、質問サービス712は、ユーザに決定が正しいかどうかを尋ねるために質問サービス712が生成する質問を介して、決定の承認又は否認を求め得る。質問サービス712は、質問データ構造714に質問を記憶し得る。質問データ構造714から、質問は、質問キュー716へとソートされ得る。いくつかの例では、質問は、先入れ先出し(FIFO)順序で質問キュー716に入れられ得る。いくつかの例では、質問は、優先度又は重みによって質問キュー716においてソートされ得、いくつかの質問(例えば、より緊急又は重要な質問)は、他の質問よりも高い優先度であるか、又は高い重みを有する。例えば、「あなたはピーナッツアレルギーですか?」等の医学的な質問は、「あなたの好きな色は青ですか?」等のスタイル的な質問よりも高い優先度、高い重み、及び/又は高い緊急度としてランク付けされ得る。
【0136】
[00153]質問キュー716は、デバイス718上で実行されているアプリ720の機能の一部であり得る。いくつかの例では、デバイス718は、ユーザデバイス120及び/又はユーザデバイス602の一例である。いくつかの例では、デバイス718は、エージェントデバイス260及び/又はエージェントデバイス608の一例である。質問キュー716は、デバイス718がアプリ720を実行する過程で、デバイス718によってローカルに生成、ソート、及び/又は尋ねられ得る。質問キュー716は、デバイス718がアプリ720を実行する過程で、デバイス718からの要求によって、サーバ(例えば、分析エンジン702)によってリモートで生成、ソート、及び/又は尋ねられ得る。
【0137】
[00154]質問ゲートウェイAPI772が、ユーザデバイス(例えば、ユーザデバイス120及び/又はユーザデバイス602)を介して、ユーザに質問を送る及び/若しくは尋ねるために、並びに/又は、質問に応答してユーザからのフィードバックを受信及び/若しくは記録するために、使用され得る。フィードバックは、分析エンジン702によって、及び/又は、デバイス718によって、フィードバックデータ構造724に記憶され得る。フィードバックは、例えば、動作316~318の確認、動作328の第1のフィードバック、動作334の第2のフィードバック、フィードバック450、及び/又はフィードバック550を含み得る。
【0138】
[00155]図8は、ユーザに関する履歴データの例示的なデータカテゴリ805を例示するブロック図800である。データカテゴリ805は、人口統計学的データ810、心理学的データ815、行動学的データ820、及び地理学的データ825を含む。人口統計学的データ810は、例えば、年齢、性別、ジェンダー、所得、配偶者の有無、交際状況、民族的背景、及び/又は性的指向を含む。心理学的データ815は、例えば、活動、態度、性格、価値観、政治的見解、及び/又は宗教的見解を含む。行動学的データ820は、例えば、利益(benefits)、トランザクション履歴、利用率、パターン、及び/又は閲覧履歴を含む。地理学的データ825は、例えば、ローカルデータ、地域データ、国データ、及び/又は国際データを含む。データカテゴリ805は、ユーザが関与するトランザクション、ユーザが購入したオファー、ユーザが加入したか若しくは別様に関与するコミュニティ(オンライン若しくはその他)、又はこれらの組合せに対応し得る。
【0139】
[00156]図9は、インタラクション920に基づく、分析エンジン910によるユーザ905のための推奨915の生成を例示するブロック図900である。分析エンジン910は、AI/MLエンジン925を含む。
【0140】
[00157]AI/MLエンジン925の例は、MLエンジン248、図3Bの動作310及び/又は動作312の1つ以上の訓練された機械学習モデルに関連付けられたMLエンジン、図3Cの動作322~328のうちの少なくとも1つの第1の訓練されたMLモデルに関連付けられたMLエンジン、図3Cの動作330~334のうちの少なくとも1つの訓練されたMLモデルに関連付けられたMLエンジン、MLエンジン430、エンゲージメントAI/MLエンジン612、AI/MLエンジン660、図14のニューラルネットワーク1400、並びにこれらの組合せを含む。
【0141】
[00158]ユーザ905は、ユーザデバイス120のユーザである。ユーザ905は、他のユーザとの、並びに/又は、マーチャント、サービスプロバイダ、金融機関、及び同様のものとのインタラクション920を行う。インタラクション920は、トランザクションを含み得る。分析エンジン910は、ユーザデバイス120から、他のユーザのデバイスから、マーチャントのデバイスから、サービスプロバイダのデバイスから、金融機関のデバイスから、又はこれらの組合せから、インタラクション920のインジケーションを受信する。
【0142】
[00159]分析エンジン910は、例えば、1つ以上のアカウント自動化サーバ130、1つ以上のアカウント管理サーバ140、1つ以上のアカウント自動化データ構造135、1つ以上のアカウント管理データ構造145、自動化エンジン216、クラウドコンピューティングエンジン244、図3A図3Cのアカウント管理システム(複数可)、MLエンジン430、データ分析エンジン654、CRMエンジン614、インタラクションエンジン662、分析エンジン702、AI/MLエンジン925、分析エンジン1004、分類器1010、プロファイルデータ構造1024、ニューラルネットワーク1400、コンピューティングシステム1500、プロセッサ1510、又はこれらの組合せを含み得る。
【0143】
[00160]分析エンジン910は、インタラクション920からのインタラクションデータ935に基づいて、トランザクション、オファー、及び/又はコミュニティについての推奨915を生成する。分析エンジン910による推奨915の生成は、動作306、動作312、動作332のように、推奨されるトランザクションの生成、及び/又は、推奨されるトランザクション525の生成を含み得る。分析エンジン910による推奨915の生成は、推奨されるコミュニティ560の生成のように、推奨されるコミュニティの生成を含み得る。推奨915は、ユーザ905のために拡張インタラクション930を提供するために、分析エンジンによって使用され得る。拡張インタラクション930は、ローンクレジットサービス664、緊急資金サービス666、ファイナンシャルプランニングサービス668、詐欺保護サービス670、オファーサービス672、金融自動化サービス674、及び拡張インタラクションサービス676等の、インタラクションエンジン662に関して説明されたインタラクション及び/又はサービスを含み得る。
【0144】
[00161]図10は、1つ以上の分類器による、ユーザに関連付けられたプロファイルの生成を例示するブロック図1000である。分析エンジン1004は、例えば、地理学的データ1002、モバイル分析データ1006、及び/又はトランザクションデータ1008に基づいて、ユーザに関する決定を行い得る。分析エンジン1004は、例えば、1つ以上のアカウント自動化サーバ130、1つ以上のアカウント管理サーバ140、1つ以上のアカウント自動化データ構造135、1つ以上のアカウント管理データ構造145、自動化エンジン216、クラウドコンピューティングエンジン244、図3A図3Cのアカウント管理システム(複数可)、MLエンジン430、データ分析エンジン654、CRMエンジン614、インタラクションエンジン662、分析エンジン702、分類器704、分析エンジン910、AI/MLエンジン925、ニューラルネットワーク1400、コンピューティングシステム1500、プロセッサ1510、又はこれらの組合せを含み得る。決定の例は、動作304、動作310、動作324のように、トランザクションについてのインテントに関する決定、及び/又は、予測インテント460の決定を含む。決定の例は、動作306、動作312、動作332のように、推奨されるトランザクションの生成、及び/又は、推奨されるトランザクション525の生成を含む。決定の例は、ユーザが、車を持っているかどうか、家を持っているかどうか、交際中であるかどうか、特定のチャリティに関心があるかどうか、特定の政治的所属を持っているかどうか、及び同様のこと等の、ユーザの特性に関する決定を含む。
【0145】
[00162]分析エンジン1004は、様々な決定に基づいて、ユーザのための様々なプロファイルを生成し得る。分析エンジン1004は、これらのプロファイルに基づいて、図5A図5Bと同様に、推奨されるトランザクション及び/又は推奨されるコミュニティを生成し得る。例えば、分析エンジン1004は、推奨されるトランザクション525及び/又は推奨されるコミュニティ560を生成するために、1つ以上のMLモデル435への1つ以上の入力として、インテント505の代わりに、これらのプロファイルのうちの1つ以上からの情報を提供し得る。分析エンジン1004は、分類器(複数可)704を使用して、ユーザの異なる側面に関する決定を適切なプロファイルに分類し得る。
【0146】
[00163]図7と同様に、図10のプロファイルは、分析エンジン1004が、レストラン、料理、食品、食事、飲料、調理、食料品の買い物、及び同様のものに関連する推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデル435への入力(複数可)として使用するためのデータをプルし得る嗜好プロファイル706を含む。プロファイルは、分析エンジン1004が、衣類、ファッション、スタイル、及び同様のものに関連する推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデル435への入力(複数可)として使用するためのデータをプルし得るスタイルプロファイル708を含む。プロファイルは、分析エンジン1004が、映画、テレビ、ビデオゲーム、芸術、音楽、及び同様のものに関連する推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデル435への入力(複数可)として使用するためのデータをプルし得る娯楽プロファイル710を含む。
【0147】
[00164]図10のプロファイルはまた、分析エンジン1004が、旅行の場所、自宅の場所、休暇の目的地、及び同様のものに関連する推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデル435への入力(複数可)として使用するためのデータをプルし得る場所プロファイル1018を含む。プロファイルはまた、分析エンジン1004が、趣味に関連する推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデル435への入力(複数可)として使用するためのデータをプルし得る趣味プロファイル1020を含む。プロファイルはまた、分析エンジン1004が、交通手段選好(例えば、車、徒歩、自転車、電車、飛行機)、相乗りサービス、公共交通サービス、及び同様のものに関連する推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上のMLモデル435への入力(複数可)として使用するためのデータをプルし得る交通手段プロファイル1022を含む。分析エンジン1004は、プロファイルデータ構造1024にプロファイルを記憶し得る。
【0148】
[00165]いくつかの例では、嗜好プロファイル706、スタイルプロファイル708、娯楽プロファイル710、場所プロファイル1018、趣味プロファイル1020、交通手段プロファイル1022、及び他の同様のプロファイルは、ユーザが関与するトランザクション、ユーザが購入したオファー、ユーザが加入したか若しくは別様に関与するコミュニティ(オンライン若しくはその他)、又はこれらの組合せに対応し得る。
【0149】
[00166]図11は、ルールエンジン218に関連付けられたルールタイプを例示するブロック図1100である。ルールタイプは、天気ルール1110、スポーツルール1115、節約習慣ルール1120、フィットネス/健康ルール1125、及び同様のものを含む。
【0150】
[00167]天気ルール1110は、ある特定のタイプの天気において、いくつかのタイプのトランザクションが推奨されるトランザクションとして使用されることを奨励する一方で、同じタイプの天気の間、他のタイプのトランザクションが推奨されるトランザクションとして使用されることを阻止又は禁止し得る。例えば、自動化エンジン216が、ユーザがいる地域において、現在天気が激しい雨であることを識別した場合、天気ルール1110は、推奨されるトランザクションについて傘のためのトランザクションを奨励し得、一方、険しいハイキングコースのためのトランザクションを阻止又は禁止し得る。
【0151】
[00168]スポーツルール1115は、ユーザのスポーツ選好に基づいて、いくつかのタイプのトランザクションが推奨されるトランザクションとして使用されることを奨励する一方で、ユーザのスポーツ選好に基づいて、他のタイプのトランザクションが推奨されるトランザクションとして使用されることを阻止又は禁止し得る。例えば、自動化エンジン216が、ユーザが特定のスポーツチームのファンであることを識別した場合、スポーツルール1115は、そのスポーツチームに関連する推奨されるトランザクションを奨励し得、ライバルスポーツチームに関連する推奨されるトランザクションを阻止し得る。
【0152】
[00169]節約習慣ルール1120は、ユーザの節約習慣に基づいて、いくつかのタイプのトランザクションが推奨されるトランザクションとして使用されることを奨励する一方で、ユーザの節約習慣に基づいて、他のタイプのトランザクションが推奨されるトランザクションとして使用されることを阻止又は禁止し得る。例えば、自動化エンジン216が、ユーザが非常に倹約家(frugal)ことを識別した場合、節約習慣ルール1120は、より手頃な価格に関連する推奨されるトランザクションを奨励し得、贅沢な推奨されるトランザクションを阻止し得る。
【0153】
[00170]フィットネス/健康ルール1125は、ユーザのフィットネス/健康習慣に基づいて、いくつかのタイプのトランザクションが推奨されるトランザクションとして使用されることを奨励する一方で、ユーザのフィットネス/健康習慣に基づいて、他のタイプのトランザクションが推奨されるトランザクションとして使用されることを阻止又は禁止し得る。例えば、自動化エンジン216が、ユーザが非常に健康的であることを識別した場合、フィットネス/健康ルール1125は、フィットネス活動及び/又は健康的な食品に関連する推奨されるトランザクションを奨励し得、座って行う活動及び/又はジャンクフードに関連する推奨されるトランザクションを阻止し得る。
【0154】
[00171]いくつかの例では、天気ルール1110、スポーツルール1115、節約習慣ルール1120、フィットネス/健康ルール1125、及び他の同様のルールセットは、ユーザが関与するトランザクション、ユーザが購入したオファー、ユーザが加入したか若しくは別様に関与するコミュニティ(オンライン若しくはその他)、又はこれらの組合せに対応し得る。
【0155】
[00172]図12は、推奨1205を生成するための考慮事項1210を例示するブロック図1200である。いくつかの例では、推奨1205は、推奨されるトランザクション525、推奨されるコミュニティ560、推奨されるオファー、及び/又は他の推奨を含む。考慮事項1210は、トランザクションのカテゴリ1215、(例えば、節約習慣ルール1120のような)ユーザの金銭習慣1220、質問又は提案に対する応答1225(例えば、図7のようなフィードバック)、推奨に関連付けられたアクションを時間どおりに完了するユーザの能力1230、又はこれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、トランザクションのカテゴリ1215、(例えば、節約習慣ルール1120のような)ユーザの金銭習慣1220、質問又は提案に対する応答1225(例えば、図7のようなフィードバック)、推奨に関連付けられたアクションを時間どおりに完了するユーザの能力1230、及び他の考慮事項1210は、ユーザが関与するトランザクション、ユーザが購入したオファー、ユーザが加入したか若しくは別様に関与するコミュニティ(オンライン若しくはその他)、又はこれらの組合せに対応し得る。
【0156】
[00173]図13は、インテントベースの推奨を提供するシステムのシステムアーキテクチャを例示するブロック図1300である。システムは、例えば、図3A図3Cのプロセス300A~300Cに関して、及び/又は本明細書の他の箇所で説明されるように、1つ以上のインテントベースの推奨(複数可)1310を生成するように構成されたインテントベースの推奨サービス1305を含む。推奨(複数可)1310は、(例えば、ユーザによる以前のトランザクション(複数可)及び/又は他の活動に基づいて決定されるような)ユーザのインテントに基づいて、システムのユーザにコミュニティ、オファー、又はこれらの組合せを推奨し得る。
【0157】
[00174]システムは、コミュニティ及び/又はオファーの発見1320、(例えば、オファーを使用した、及び/又は、コミュニティメンバー間の)購入1325、コミュニティメンバーとのメッセージング1330等の、様々なユーザ体験1315をユーザに提供する。ユーザは、様々なコミュニティ、コミュニティ固有のオファリング(community-specific offerings)、及びシステムの他のユーザによる活動を(例えば、動的にリアルタイムで又はほぼリアルタイムで)見るために、システムの発見ユーザインターフェース(複数可)と(with)インターフェースし得る。ユーザは、コミュニティ又はオファーとのユーザのエンゲージメントを促進するために、例えば、推奨されるコミュニティ又はオファーについてもっとよく知るために、更なる発見1320を実施するために、メッセージング1330に従事するために、購入1325を行うために、及び同様のことのために、推奨(複数可)1310における任意のコミュニティ又はオファーを選択し得る。いくつかの例では、システムはまた、どのようなインテントをユーザが有しているとインテントベースの推奨サービス1305が決定したか、ユーザのインテントを決定するためにどのようなデータをインテントベースの推奨サービス1305が使用したか、及び同様のこと等の、ユーザが特定の推奨(複数可)1310の背後にあるインテントベースの推奨サービス1305の論理を見ることができるインターフェースをユーザに提供し得る。このようにして、システムは、ユーザに更なる透明性及び認識を提供し得る。いくつかの例では、ユーザのインテントを決定するためにインテントベースの推奨サービス1305によって使用されるユーザのデータは、ユーザプロファイルデータデータストア(DS)1340に記憶され得る。ユーザプロファイルデータDS1340はまた、インテントベースの推奨サービス1305によって提供される推奨(複数可)1310とのユーザのインタラクションを記憶するために、プロファイル強化サービス1335を使用して更新され得、これは順に、ユーザのインテントの将来の決定及びインテントベースの推奨サービス1305によるユーザのための将来の推奨(複数可)1310に影響を及ぼし得る。プロファイル強化サービス1335は、これらのインタラクションを追跡し、ユーザプロファイルデータDS1340を編集し得、訓練データとして、ユーザプロファイルデータDS1340における新しいデータを(場合によっては、ユーザがインタラクトしている推奨(複数可)1310と共に)使用して、インテントベースの推奨サービス1305の訓練されたMLモデル(複数可)435に対する更なる更新を開始し得る。訓練されたMLモデル(複数可)435に対するこれらの更新は、将来の推奨(複数可)1310を改良し得る。
【0158】
[00175]いくつかの例では、ユーザプロファイルデータDS1340は、様々なコミュニティ、購入、オファー、及び/又は推奨(複数可)1310とのインタラクション等の、ユーザが取る様々なアクションを記憶し得る。例えば、ユーザプロファイルデータDS1340は、ユーザ識別子、名前、電話番号、住所、電子メールアドレス、ユーザに関連付けられたデジタルウォレットのための(例えば、暗号通貨ウォレット又はweb3ウォレットのための)ウォレットハッシュ、ユーザ及び/若しくはウォレットハッシュに関連付けられた少なくとも1つの分散型台帳(例えば、ブロックチェーン台帳若しくはDAG台帳)からのデータ、ユーザの行動学的データ、ユーザが加入したコミュニティ、ユーザによって購入若しくは売却された資産、異なるコミュニティ内でのユーザの活動、ユーザに提供されたインテントベースの推奨(複数可)1310において何が推奨されたか、どのようにユーザがユーザに提供されたインテントベースの推奨(複数可)1310とインタラクトしたか(例えば、推奨(複数可)1310は見られた又は選択されたか、ユーザは推奨される購入をおこなったか又は推奨されるコミュニティに加入したか、ユーザは推奨されるコミュニティ内でメッセージを送ったか)、ユーザによって購入された及び/若しくは所有される資産のタイプ、ユーザによる投資の段階(例えば、初期段階又は後期段階)、ユーザ選好若しくは好み(例えば、スポーツ、ファインアート、ストリートアート、ファッション、等)、ユーザによって購入された資産の平均購入価格、購入後にユーザが資産(複数可)を保有している期間(例えば、ユーザは、長期サポータ又は短期資産フリッパーであるか)加入したコミュニティのタイプ、各コミュニティ内でユーザがどのくらい活動的であるか、異なる資産及び/若しくはサービスの使用頻度、本明細書で説明される他のユーザデータ、又はこれらの組合せを記憶し得る。
【0159】
[00176]プロファイル強化サービス1335は、ユーザ固有のデータをキャプチャし、それに応じてデータをルーティングするように構成される。いくつかの例では、プロファイル強化サービス1335は、(例えば、推奨(複数可)1310に対応するインターフェースからを含む)インテントベースの推奨サービス1305とユーザとの間のインターフェース(複数可)から、ユーザ行動データ(及び上述の他の形態のユーザデータ)をキャプチャし、ユーザプロファイルデータDS1340に記憶されるようにこのデータをルーティングし得る。いくつかの例では、プロファイル強化サービス1335は、ユーザプロファイルデータDS1340からユーザ行動データ(及び上述の他の形態のユーザデータ)をキャプチャし得る。いくつかの例では、プロファイル強化サービス1335は、分散型台帳1355、分散型台帳1360、及び分散型台帳1365等の、様々な分散型台帳からのデータに(例えば、分散型台帳データサービス1350及び/又は資産認証サービス1345を介して)アクセスし得る。プロファイル強化サービス1335は、分散型台帳(複数可)からのデータをユーザプロファイルデータDS1340に記憶し得、並びに/又は、訓練されたMLモデル(複数可)435を訓練及び/若しくは更新するためにそのデータを使用し得る。プロファイル強化サービス1335は、任意の生成された推奨(複数可)1310、及び/又はそれとの任意のユーザインタラクションに関する情報を、ユーザプロファイルデータDS1340に記憶し得、及び/又は、訓練されたMLモデル(複数可)435を訓練及び/又は更新するためにそのデータを使用し得る。いくつかの例では、ユーザによるシステムにおけるいくつかのユーザ体験1315(例えば、発見1320、購入1325、及び/又はメッセージング1330)が、ユーザのための新しい推奨(複数可)1310を生成するために、インテントベースの推奨サービス1305とインタラクトするように、プロファイル強化サービス1335をトリガし得る。
【0160】
[00177]プロファイル強化サービス1335は、例えば、分散型台帳1355、分散型台帳1360、及び/又は分散型台帳1365等の1つ以上の分散型台帳から、更新された分散型台帳データを受信するために、資産認証サービス1345及び/又は分散型台帳サービス1350とインタラクトし得る。これらの分散型台帳の各々は、ブロックチェーン台帳、DAG台帳、ハッシュグラフ台帳、プライベート台帳、パブリック台帳、許可型台帳、非許可型台帳、又はこれらの組合せであり得る。資産認証サービス1345は、ユーザに関連付けられたデジタルウォレット(例えば、暗号通貨ウォレット及び/又はweb3ウォレット)のデジタルウォレットハッシュ、及び/又はユーザ固有の認証トークンを受信する。資産認証サービス1345は、指定されたユーザがデジタルウォレットの真の所有者であることを保証するために、デジタルウォレットハッシュ及び/又は認証トークンを使用する。資産認証サービス1345がデジタルウォレットの所有権を認証すると、ウォレット内の資産及び/又はウォレットハッシュに関する情報が、資産認証サービス1345から分散型台帳サービス1350に送られる。
【0161】
[00178]分散型台帳サービス1350は、ユーザに関連付けられたデジタルウォレットに関連する1つ以上の分散型台帳(例えば、分散型台帳1355、分散型台帳1360、及び/又は分散型台帳1365)から現在のデータ及び/又は履歴データをプルする。分散型台帳の例は、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、ビットコイン(Bitcoin)、ソラナ(Solana)、及び/又は他の分散型台帳タイプを含む。分散型台帳サービス1350によってクエリ及び/又は検索された情報は、分散型台帳サービス1350から、資産認証サービス1345、プロファイル強化サービス1335、及び/又はユーザデータDS1340に送られ、将来の推奨(複数可)1310を向上させるように、訓練されたMLモデル(複数可)435の訓練を更新するために使用され得る。
【0162】
[00179]インテントベースの推奨サービス1305は、ユーザが加入するためのコミュニティ、ユーザが参加するためのトランザクション、及び/又はユーザが購入するためのオファーに関する、個人化された及びユーザ関連の推奨(複数可)1310を出力するために、(例えば、本明細書に記載されるような、ユーザプロファイルデータDS1340からの、及び/又は、様々な分散型台帳(複数可)からの)ユーザ固有のプロファイルデータを使用し得る。インテントベースの推奨サービス1305は、更なるユーザ固有のプロファイルデータが受信されるにつれて、例えば、ユーザが他の推奨とインタラクトするにつれて、ユーザがコミュニティとインタラクトするにつれて、ユーザがトランザクションに参加するにつれて、ユーザがオファーを購入するにつれて、及び同様のことにつれて、推奨(複数可)1310を動的にリアルタイムで(又はほぼリアルタイムで)生成し得る。インテントベースの推奨サービス1305は、インテントベースの推奨サービス1305が、インテント(例えば、予測インテント460)を決定するために、及び/又は推奨(複数可)1310を生成するために使用する訓練されたMLモデル(複数可)435を訓練及び/又は更新するために、(例えば、本明細書に記載されるような、ユーザプロファイルデータDS1340からの、及び/又は、様々な分散型台帳(複数可)からの)ユーザ固有のプロファイルデータを使用し得る。図3A図3Cの推奨されるトランザクション、推奨されるトランザクション535、及び推奨されるコミュニティ560は、推奨(複数可)1310の例である。いくつかの例では、ユーザは、例えば、推奨されるコミュニティに加入すること、推奨されるオファーを購入すること、又は推奨されるトランザクションに参加することによって、推奨(複数可)1310とインタラクトすることに対する報酬(例えば、資産)を自動的に受け取り得る。
【0163】
[00180]図14は、トランザクションについてのインテントを決定するために、並びに/又は、推奨されるトランザクション、推奨されるコミュニティ、及び/若しくは推奨されるオファーを生成するために、機械学習エンジンによって使用され得るニューラルネットワーク(NN)1400の一例を例示するブロック図である。機械学習エンジン及び/又はNN1400の例は、MLエンジン248、図3Bの動作310及び動作312の1つ以上の訓練された機械学習モデルに関連付けられたMLエンジン、図3Cの動作322~328の第1の訓練されたMLモデルに関連付けられたMLエンジン、図3Cの動作330~334の訓練されたMLモデルに関連付けられたMLエンジン、図4及び図5A図5BのMLエンジン430、エンゲージメントAI/MLエンジン612、AI/MLエンジン660、AI/MLエンジン925、並びにこれらの組合せを含む。ニューラルネットワーク1400は、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、オートエンコーダ、ディープビリーフネット(DBN)、再帰型ニューラルネットワーク(RNN)、敵対的生成ネットワーク(GAN:Generative Adversarial Networks)、及び/又は他のタイプのニューラルネットワーク等の、任意のタイプのディープネットワークを含み得る。
【0164】
[00181]NN1400を使用したトランザクションについてのインテントに関する決定の例は、動作304、動作310、動作324、及び/又は予測インテント460の決定を含む。NN1400を使用した推奨されるトランザクション、推奨されるコミュニティ、及び/又は推奨されるオファーの生成の例は、動作306、動作312、動作332、推奨されるトランザクション525の生成、推奨されるコミュニティ560の生成、推奨1205の生成、及び/又は推奨(複数可)1310の生成を含む。NN1400を使用して行われる他の決定の例は、ユーザが、車を持っているかどうか、家を持っているかどうか、交際中であるかどうか、特定のチャリティに関心があるかどうか、特定の政治的所属を持っているかどうか、及び同様のこと等の、ユーザの特性に関する決定を含む。
【0165】
[00182]ニューラルネットワーク1400の入力層1410が、入力データを含む。入力層1410の入力データは、例えば、第1のトランザクション415を識別するユーザ410に関する履歴情報405、第1のトランザクション415についてのインテント505、データレイク658からのデータ、オペレーショナルデータベース656からのデータ、又はこれらの組合せを表すデータを含み得る。例示的な例では、入力層1410の入力データは、第1のトランザクション415を識別するユーザ410に関する履歴情報405を表すデータを含み得る。別の例示的な例では、入力層1410の入力データは、第1のトランザクション415についてのインテント505を表すデータを含み得る。別の例示的な実施例では、入力層1410の入力データは、第1のコミュニティ580についてのインテント575を表すデータを含み得る。
【0166】
[00183]ニューラルネットワーク1400は、複数の隠れ層1412A、1412B、...1412Nを含む。隠れ層1412A、1412B、...1412Nは、「N」個の隠れ層を含み、ここで、Nは、1以上の整数である。隠れ層の数は、所与のアプリケーションに必要とされるのと同じ数の層を含むようにされ得る。ニューラルネットワーク1400は、隠れ層1412A、1412B、...1412Nによって行われる処理から生じる出力を提供する出力層1414を更に含む。いくつかの例では、出力層1414は、第1のトランザクション415についての予測インテント460、推奨されるトランザクション525、推奨されるコミュニティ506、ユーザの特性に関する決定、インタラクションエンジン662のサービスのうちの1つに関連付けられた決定、プロファイル706~710及び/若しくは1018~1022のうちの1つに関連付けられた決定、別の決定、又はこれらの組合せを提供し得る。
【0167】
[00184]ニューラルネットワーク1400は、相互接続されたフィルタの多層ニューラルネットワークである。各フィルタは、入力データを表す特徴を学習するように訓練され得る。フィルタに関連付けられた情報は、異なる層間で共有され、各層は、情報が処理されるにつれて、情報を保持する。場合によっては、ニューラルネットワーク1400は、フィードフォワードネットワークを含み得、この場合、ネットワークの出力がそれ自体にフィードバックされるフィードバック接続は存在しない。場合によっては、ネットワーク1400は、再帰型ニューラルネットワークを含み得、これは、入力を読み込みながら、ノードにわたって情報が伝達されることを可能にするループを有し得る。
【0168】
[00185]場合によっては、情報は、様々な層間のノード間相互接続を通じて、層間で交換され得る。場合によっては、ネットワークは、畳み込みニューラルネットワークを含み得、畳み込みニューラルネットワークは、ある層にある全てのノードを、次の層にある全ての他のノードにつなげるとは限らない。情報が層間で交換されるネットワークでは、入力層1410のノードは、第1の隠れ層1412Aにあるノードのセットを活性化し得る。例えば、図示されるように、入力層1410の入力ノードの各々は、第1の隠れ層1412Aのノードの各々に接続され得る。隠れ層のノードは、各入力ノードの情報を、この情報に活性化関数(例えば、フィルタ)を適用することによって変換し得る。次いで、変換から導出された情報は、次の隠れ層1412Bのノードに渡され得、ノードを活性化し得、ノードは、それら自体の指定された関数(functions)を行い得る。例となる関数は、畳み込み関数、ダウンスケーリング、アップスケーリング、データ変換、及び/又はその他任意の好適な関数を含む。次いで、隠れ層1412Bの出力は、次の隠れ層のノードを活性化し得、以下同様である。最後の隠れ層1412Nの出力は、出力層1414の1つ以上のノードを活性化し得、出力層1414は、処理された出力画像を提供する。場合によっては、ニューラルネットワーク1400におけるノード(例えば、ノード1416)が、複数の出力ラインを有するものとして示されているが、ノードは、単一の出力を有し、ノードから出力されるものとして示されている全てのラインは、同じ出力値を表す。
【0169】
[00186]場合によっては、各ノード、又はノード間の相互接続は、ニューラルネットワーク1400の訓練から導出されたパラメータのセットである重みを有し得る。例えば、ノード間の相互接続は、相互接続されたノードに関して学習された一片の情報を表し得る。相互接続は、(例えば、訓練データセットに基づいて)調整され得る調整可能な数値重みを有し得、ニューラルネットワーク1400が、入力に適応でき、ますます多くのデータが処理されるにつれて学習可能であることを可能にする。
【0170】
[00187]ニューラルネットワーク1400は、出力層1414を通じて出力を提供するために、異なる隠れ層1412A、1412B、...1412Nを使用して、入力層1410におけるデータからの特徴を処理するように事前訓練される。
【0171】
[00188]図15は、本技術のある特定の態様を実装するためのシステムの例を例示する図である。特に、図15は、コンピューティングシステム1500の例を例示し、これは、例えば、内部コンピューティングシステム、リモートコンピューティングシステム、カメラ、又は、システムの構成要素が接続1505を使用して互いに通信状態にあるそれらの任意の構成要素を構成する任意のコンピューティングデバイスであり得る。接続1505は、バスを使用した物理的な接続、又はチップセットアーキテクチャ等での、プロセッサ1510への直接接続であり得る。接続1505はまた、仮想接続、ネットワーク化された接続、又は論理接続であり得る。
【0172】
[00189]いくつかの実施形態では、コンピューティングシステム1500は、本開示で説明された機能がデータセンタ、複数のデータセンタ、ピアネットワーク、等の内に分散され得る分散システムである。いくつかの実施形態では、説明されたシステム構成要素のうちの1つ以上は、それに関して構成要素が説明される機能の一部又は全てをそれぞれ行う、多くのそのような構成要素を表す。いくつかの実施形態では、構成要素は、物理デバイス又は仮想デバイスであり得る。
【0173】
[00190]例となるシステム1500は、少なくとも1つの処理ユニット(CPU又はプロセッサ)1510と、読取専用メモリ(ROM)1520及びランダムアクセスメモリ(RAM)1525等のシステムメモリ1515を含む様々なシステム構成要素をプロセッサ1510に結合する接続1505と、を含む。コンピューティングシステム1500は、プロセッサ1510に直接接続されるか、それに近接しているか、又はその一部として一体化されている、高速メモリのキャッシュ1512を含み得る。
【0174】
[00191]プロセッサ1510は、任意の汎用プロセッサ、及び、記憶デバイス1530に記憶され、プロセッサ1510を制御するように構成されたサービス1532、1534、及び1536等の、ハードウェアサービス又はソフトウェアサービス、並びに、ソフトウェア命令が実際のプロセッサ設計に組み込まれている専用プロセッサを含み得る。プロセッサ1510は、本質的に、複数のコア又はプロセッサ、バス、メモリコントローラ、キャッシュ、等を含む、完全に自己完結型のコンピューティングシステムであり得る。マルチコアプロセッサは、対称型又は非対称型であり得る。
【0175】
[00192]ユーザインタラクションを可能にするために、コンピューティングシステム1500は、入力デバイス1545を含み、これは、音声用のマイクロホン、ジェスチャ又はグラフィカル入力用のタッチセンシティブスクリーン、キーボード、マウス、モーション入力、音声、等のような、任意の数の入力メカニズムを表し得る。コンピューティングシステム1500はまた、出力デバイス1535を含み得、これは、いくつかの出力メカニズムのうちの1つ以上であり得る。いくつかの事例では、マルチモーダルシステムが、ユーザがコンピューティングシステム1500と通信するために複数のタイプの入力/出力を提供することを可能にし得る。コンピューティングシステム1500は、通信インターフェース1540を含み得、これは、一般に、ユーザ入力及びシステム出力を統制(govern)及び管理し得る。通信インターフェースは、オーディオジャック/プラグ、マイクロホンジャック/プラグ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート/プラグ、Apple(登録商標) Lightning(登録商標)ポート/プラグ、イーサネット(登録商標)ポート/プラグ、光ファイバポート/プラグ、プロプライエタリワイヤードポート/プラグ、BLUETOOTH(登録商標)ワイヤレス信号転送、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギー(BLE)ワイヤレス信号転送、IBEACON(登録商標)ワイヤレス信号転送、無線周波数識別(RFID)ワイヤレス信号転送、近距離通信(NFC)ワイヤレス信号転送、専用短距離通信(DSRC)ワイヤレス信号転送、802.11Wi-Fiワイヤレス信号転送、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)信号転送、可視光通信(VLC)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、赤外線(IR)通信ワイヤレス信号転送、公衆交換電話網(PSTN)信号転送、統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)信号転送、3G/4G/5G/LTE(登録商標)セルラデータネットワークワイヤレス信号転送、アドホックネットワーク信号転送、電波信号転送、マイクロ波信号転送、赤外線信号転送、可視光信号転送、紫外線信号転送、電磁スペクトルに沿ったワイヤレス信号転送、又はこれらの何らかの組合せを利用するものを含めて、有線及び/又はワイヤレストランシーバを使用して、有線又はワイヤレス通信の受信及び/又は送信を行うか又は容易にし得る。通信インターフェース1540はまた、1つ以上の全地球的航法衛星システム(GNSS)システムに関連付けられた1つ以上の衛星からの1つ以上の信号の受信に基づいて、コンピューティングシステム1500の位置を決定するために使用される1つ以上のGNSS受信機又はトランシーバを含み得る。GNSSシステムは、限定はしないが、米国を拠点する全地球測位システム(GPS)、ロシアを拠点する全地球航法衛星システム(GLONASS)、中国を拠点とする北斗航法衛星システム(BDS)、及び欧州を拠点とするガリレオGNSSを含む。任意の特定のハードウェア構成(arrangement)上で動作することに制限はなく、したがって、ここでの基本的な機能は、改善されたハードウェア又はファームウェア構成が開発されるにつれて、それらで容易に置き換えられ得る。
【0176】
[00193]記憶デバイス1530は、不揮発性及び/又は非一時的及び/又はコンピュータ可読メモリデバイスであり得、磁気カセット、フラッシュメモリカード、ソリッドステートメモリデバイス、デジタル多用途ディスク、カートリッジ、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、磁気ストリップ/ストライプ、その他任意の磁気記憶媒体、フラッシュメモリ、メモリスタメモリ、その他任意のソリッドステートメモリ、コンパクトディスク読取専用メモリ(CD-ROM)光ディスク、再書き込み可能コンパクトディスク(CD)光ディスク、デジタルビデオディスク(DVD)光ディスク、ブルーレイディスク(BDD)光ディスク、ホログラフィック光ディスク、別の光媒体、セキュアデジタル(SD)カード、マイクロセキュアデジタル(microSD)カード、Memory Stick(登録商標)カード、スマートカードチップ、EMVチップ、加入者アイデンティティモジュール(SIM)カード、ミニ/マイクロ/ナノ/ピコSIMカード、別の集積回路(IC)チップ/カード、ランダムアクセスメモリ(RAM)、スタティックRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュEPROM(FLASHEPROM)、キャッシュメモリ(L1/L2/L3/L4/L5/L#)、抵抗ランダムアクセスメモリ(RRAM(登録商標)/ReRAM)、相変化メモリ(PCM)、スピントランスファートルクRAM(STT-RAM)、別のメモリチップ若しくはカートリッジ、及び/又はこれらの組合せ等の、コンピュータによってアクセス可能なデータを記憶し得るハードディスク又は他のタイプのコンピュータ可読媒体であり得る。
【0177】
[00194]記憶デバイス1530は、そのようなソフトウェアを定義するコードがプロセッサ1510によって実行されると、それがシステムに機能を行わせる、ソフトウェアサービス、サーバ、サービス、等を含み得る。いくつかの実施形態では、特定の機能を行うハードウェアサービスが、その機能を実施するために、プロセッサ1510、接続1505、出力デバイス1535、等のような、必要なハードウェア構成要素に関連してコンピュータ可読媒体に記憶されたソフトウェア構成要素を含み得る。
【0178】
[00195]本明細書で使用される場合、「コンピュータ可読媒体」という用語は、限定はしないが、ポータブル又は非ポータブル記憶デバイス、光記憶デバイス、並びに命令(複数可)及び/又はデータを記憶するか、含むか、又は搬送すること可能な様々な他の媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、データが記憶され得、かつ、ワイヤレスに又は有線接続を介して伝搬する一時的な電子信号及び/又は搬送波を含まない、非一時的な媒体を含み得る。非一時的な媒体の例は、限定はしないが、磁気ディスク又はテープ、コンパクトディスク(CD)若しくはデジタル多用途ディスク(DVD)等の光記憶媒体、フラッシュメモリ、メモリ又はメモリデバイスを含み得る。コンピュータ可読媒体は、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、又は、命令、データ構造、若しくはプログラムステートメントの任意の組合せを表し得る、コード及び/又は機械実行可能命令をその上に記憶し得る。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、又はメモリコンテンツを渡すこと及び/又は受け取ることによって、別のコードセグメント又はハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データ、等は、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信、又は同様のことを含む、任意の好適な手段を使用して渡され得るか、転送され得るか、又は送信され得る。
【0179】
[00196]いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶デバイス、媒体、及びメモリは、ビットストリーム及び同様のものを含むワイヤレス信号又はケーブルを含み得る。しかしながら、言及されている場合、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、エネルギー、搬送波信号、電磁波、及び信号自体等の媒体を明示的に除外する。
【0180】
[00197]本明細書で提供される実施形態及び例の完全な理解を提供するために、上記の説明において特定の詳細が提供された。しかしながら、当業者であれば、実施形態は、これらの特定の詳細なしに実施され得ることを理解されよう。説明を明確にするために、いくつかの事例では、本技術は、デバイス、デバイス構成要素、ソフトウェアで具現化される方法におけるステップ若しくはルーチン、又はハードウェアとソフトウェアとの組合せを備える機能ブロックを含む、個々の機能ブロックを含むものとして提示され得る。図示及び/又は本明細書に記載されたもの以外の追加の構成要素が使用され得る。例えば、回路、システム、ネットワーク、プロセス、及び他の構成要素は、不要な詳細で実施形態を不明瞭にしないために、ブロック図形式の構成要素として示され得る。他の事例では、周知の回路、プロセス、アルゴリズム、構造、及び技法が、これら実施形態を不明瞭することを回避するために、不要な詳細なしで示され得る。
【0181】
[00198]個々の実施形態は、フローチャート、フロー図、データフロー図、構造図、又はブロック図として図示されるプロセス又は方法として上述され得る。フローチャートは、順次プロセスとして動作を説明し得るが、動作の多くは、並行して又は同時並行に行われ得る。加えて、動作の順序は、並べ換えられ得る。プロセスは、その動作が完了したときに終了するが、図面に含まれていない追加のステップを有し得る。プロセスは、方法、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラム、等に対応し得る。プロセスが関数に対応するとき、その終了は、関数が呼出し関数又は主関数に戻ることに対応し得る。
【0182】
[00199]上記で説明された例によるプロセス及び方法は、コンピュータ可読媒体に記憶されるか、又はコンピュータ可読媒体から別様に利用可能なコンピュータ実行可能命令を使用して実装され得る。そのような命令は、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は処理デバイスに、ある特定の機能又は機能のグループを行わせるか、又はさもなければそれらを行うように構成する、命令及びデータを含み得る。使用されるコンピュータリソースの部分は、ネットワークを介してアクセス可能であり得る。コンピュータ実行可能命令は、例えば、バイナリ、アセンブリ言語等の中間フォーマット命令、ファームウェア、ソースコード、等であり得る。説明された例による方法の間に作成される情報、使用される情報、及び/又は命令を記憶するために使用され得るコンピュータ可読媒体の例は、磁気又は光ディスク、フラッシュメモリ、不揮発性メモリが設けられたUSBデバイス、ネットワーク化された記憶デバイス等を含む。
【0183】
[00200]これらの開示によるプロセス及び方法を実装するデバイスは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、又はこれらの任意の組合せを含み得、様々なフォームファクタのいずれかをとり得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア又はマイクロコードで実装されるとき、必要なタスクを実行するためのプログラムコード又はコードセグメント(例えば、コンピュータプログラム製品)は、コンピュータ可読媒体又は機械可読媒体に記憶され得る。プロセッサ(複数可)が、必要なタスクを行い得る。フォームファクタの典型的な例は、ラップトップ、スマートフォン、モバイルフォン、タブレットデバイス又は他の小型フォームファクタパーソナルコンピュータ、携帯情報端末、ラックマウントデバイス、スタンドアロンデバイス等を含む。本明細書に記載された機能はまた、周辺機器又はアドインカードにおいて具現化さ得る。このような機能はまた、更なる例として、回路基板上の異なるチップ間で、又は、単一のデバイスにおいて実行されている異なるプロセス間で、実装され得る。
【0184】
[00201]命令、そのような命令を伝達するための媒体、それらを実行するためのコンピューティングリソース、及びそのようなコンピューティングリソースをサポートするための他の構造は、本開示で説明された機能を提供するための例となる手段である。
【0185】
[00202]前述の説明では、本願の態様は、その特定の実施形態を参照して説明されたが、当業者であれば、本願はそれに限定されないことを認識されよう。したがって、本願の例示的な実施形態が本明細書で詳細に説明されてきたが、本発明の概念は、別様に様々に具現化及び用いられ得、添付の特許請求の範囲は、先行技術によって限定されている場合を除き、そのような変形を含むように解釈されるよう意図されていることを理解されたい。上記で説明された本願の様々な特徴及び態様は、個々に又は共同で使用され得る。さらに、実施形態は、本明細書のより広い趣旨及び範囲から逸脱することなく、本明細書に記載されるもの以外の、任意の数の環境及びアプリケーションにおいて利用され得る。したがって、本明細書及び図面は、限定的ではなく、例示的であると見なされる。例示を目的として、方法は、特定の順序で説明された。代替の実施形態では、方法は、説明された順序とは異なる順序で行われ得ることを理解されたい。
【0186】
[00203]当業者は、本明細書で使用される小なり(「<」)及び大なり(「>」)記号又は用語が、本説明の範囲から逸脱することなく、それぞれ、小なりイコール(「≦」)及び大なりイコール(「≧」)記号と置き換えられ得ることを理解されよう。
【0187】
[00204]構成要素が、ある特定の動作を実行する「ように構成される」ものとして説明されている場合、このような構成は、例えば、動作を実行するように電子回路又は他のハードウェアを設計することによって、動作を実行するようにプログラム可能な電子回路(例えば、マイクロプロセッサ、又は他の好適な電子回路)をプログラミングすることによって、又はこれらの任意の組合せで、達成され得る。
【0188】
[00205]「~に結合される」という句は、直接的若しくは間接的に別の構成要素に物理的に接続された任意の構成要素、並びに/又は、直接的若しくは間接的に別の構成要素と通信している(例えば有線若しくはワイヤレス接続、及び/又は他の好適な通信インターフェースを介して別の構成要素に接続された)任意の構成要素を指す。
【0189】
[00206]セット「のうちの少なくとも1つ」及び/又はセットの「うちの1つ以上」を記載する請求項の文言又は他の文言は、セットの1つのメンバ又は(任意の組合せでの)セットの複数のメンバが請求項を満たすことを示す。例えば、「A及びBのうちの少なくとも1つ」を記載する請求項の文言は、A、B、又は、A及びBを意味する。別の例では、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」を記載する請求項の文言は、A、B、C、又は、A及びB、又は、A及びC、又は、B及びC、又は、A及びB及びCを意味する。セット「のうちの少なくとも1つ」及び/又はセットの「うちの1つ以上」という文言は、セットを、セット中に列挙されたアイテムに限定しない。例えば、「A及びBのうちの少なくとも1つ」を記載する請求項の文言は、A、B、又は、A及びBを意味し得、加えて、A及びBのセット中に列挙されていないアイテムも含み得る。
【0190】
[00207]本明細書で開示された実施形態に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組合せとして実装され得る。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、概してそれらの機能の観点から上記で説明されてきた。このような機能が、ハードウェアとして実装されるか、又はソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーション及びシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、特定のアプリケーションごとに多様な方法において、説明された機能を実装し得るが、このような実装の決定は、本願の範囲から逸脱を引き起こしていると解釈されるべきでない。
【0191】
[00208]本明細書に記載された技法はまた、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組合せで実装され得る。このような技法は、汎用コンピュータ、ワイヤレス通信デバイスハンドセット、又はワイヤレス通信デバイスハンドセット及び他のデバイスにおけるアプリケーションを含む複数の用途を有する集積回路デバイス等の様々なデバイスのうちの任意のもので実装され得る。モジュール又は構成要素として説明された任意の特徴は、集積論理デバイスにおいて共に実装され得るか、又はディスクリートではあるが相互動作可能な論理デバイスとして別々に実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、本技法は、少なくとも部分的に、命令を含むプログラムコードを備えるコンピュータ可読データ記憶媒体によって実現され得、これら命令は、実行されると、上述した方法のうちの1つ以上を実行する。コンピュータ可読データ記憶媒体は、パッケージング材料を含み得る、コンピュータプログラム製品の一部を形成し得る。コンピュータ可読媒体は、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)等のランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、不揮発ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(EEPROM)、FLASH(登録商標)メモリ、磁気又は光データ記憶媒体、及び同様のもの等の、メモリ又はデータ記憶媒体を備え得る。本技法は、追加又は代替として、少なくとも部分的に、伝搬された信号又は波等の、コンピュータによってアクセス、読み取り、及び/又は実行され得、かつ、データ構造又は命令の形態でプログラムコードを搬送又は通信する、コンピュータ可読通信媒体によって実現され得る。
【0192】
[00209]プログラムコードは、プロセッサによって実行され得、これは、1つ以上のデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル論理アレイ(FPGA)、又は他の同等の集積された又はディスクリートな論理回路等の、1つ以上のプロセッサを含み得る。このようなプロセッサは、本開示において説明された技法のうちのいずれかを行うように構成され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、このプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシン(state machine)であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つ以上のマイクロプロセッサ、又はその他任意のこのような構成として実装され得る。したがって、本明細書で使用される場合、「プロセッサ」という用語は、前述の構造の任意のもの、前述の構造の任意の組合せ、又は本明細書に記載された技法の実装に好適なその他任意の構造又は装置を指し得る。加えて、いくつかの態様では、本明細書に記載された機能は、符号化及び復号のために構成された専用のソフトウェアモジュール又はハードウェアモジュール内に設けられ得、又は、複合ビデオエンコーダ-デコーダ(CODEC)に組み込まれ得る。
【0193】
[00210]本開示の例示的な態様は、以下を含む:
【0194】
[00211] 態様1.自動化されたアカウントインタラクションの方法であって、方法は、第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた履歴情報を受信すること、ここにおいて、履歴情報は、第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する、と、1つ以上の訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、1つ以上の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、推奨されるトランザクションを出力することと、推奨されるトランザクションに関する確認を受信することと、確認に基づいて、1つ以上の追加のインテント及び1つ以上の追加の推奨されるトランザクションを識別する際に使用するための1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新するために、インテント及び推奨されるトランザクションを使用することと、を備える、方法。
【0195】
[00212] 態様2.確認の受信に応答して、第1のユーザに代わって推奨されるトランザクションの実行を自動的に開始することを更に備える、態様1に記載の方法。
【0196】
[00213] 態様3.推奨されるトランザクションの実行に応答して、トランザクション完了確認を自動的に出力することを更に備える、態様2に記載の方法。
【0197】
[00214] 態様4.第2のアカウントに関連付けられた第2の履歴情報を受信することを更に備え、ここにおいて、トランザクションについてのインテントを識別することは、第1のアカウントと第2のアカウントとの間のつながりを識別することを含み、トランザクションについてのインテントを識別することはまた、第2の履歴情報に基づく、態様1~3のいずれかに記載の方法。
【0198】
[00215] 態様5.推奨されるトランザクションは、1つ以上の資産を第1のアカウントから第2のアカウントに移動することの推奨を含む、態様4に記載の方法。
【0199】
[00216] 態様6.推奨されるトランザクションは、1つ以上の資産を第2のアカウントから第1のアカウントに移動することの推奨を含む、態様4~5のいずれかに記載の方法。
【0200】
[00217] 態様7.第2のアカウントは、マーチャント又は第2のユーザのうちの少なくとも1つに関連付けられている、態様4~6のいずれかに記載の方法。
【0201】
[00218] 態様8.推奨されるトランザクションは、第2のアカウントに関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものである、態様4~7のいずれかに記載の方法。
【0202】
[00219] 態様9.トランザクションについてのインテントを識別することは、第1のユーザが車両への操作アクセスを有することを識別することを含み、トランザクションは、車両に関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものであり、推奨されるトランザクションは、車両に関連付けられた第2の製品及び第2のサービスのうちの少なくとも1つに対するものである、態様1~8のいずれかに記載の方法。
【0203】
[00220] 態様10.トランザクションについてのインテントを識別することは、第1のユーザが住居に住んでいることを識別することを含み、トランザクションは、住居に関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものであり、推奨されるトランザクションは、住居に関連付けられた第2の製品及び第2のサービスのうちの少なくとも1つに対するものである、態様1~9のいずれかに記載の方法。
【0204】
[00221] 態様11.トランザクションについてのインテントを識別することは、第1のユーザが職業に就いていることを識別することを含み、トランザクションは、職業に関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものであり、推奨されるトランザクションは、職業に関連付けられた第2の製品及び第2のサービスのうちの少なくとも1つに対するものである、態様1~10のいずれかに記載の方法。
【0205】
[00222] 態様12.トランザクションについてのインテントを識別することは、第1のユーザが第2のユーザと関係があることを識別することを含み、トランザクションは、第2のユーザに関連付けられた製品及びサービスのうちの少なくとも1つに対するものであり、推奨されるトランザクションは、第2のユーザに関連付けられた第2の製品及び第2のサービスのうちの少なくとも1つに対するものである、態様1~11のいずれかに記載の方法。
【0206】
[00223] 態様13.第1のアカウントに関連付けられた追加情報を受信することと、追加情報に基づいてトランザクションについてのインテントを更新するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、を更に備える、態様1~12のいずれかに記載の方法。
【0207】
[00224] 態様14.インテントを更新することに応答して、インテントに基づいて推奨されるトランザクションを更新するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することを更に備える、態様13に記載の方法。
【0208】
[00225] 態様15.第1のアカウントに関連付けられた追加情報を受信することと、追加情報に基づいて推奨されるトランザクションを更新するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、を更に備える、態様1~14のいずれかに記載の方法。
【0209】
[00226] 態様16.第1のユーザに関連付けられた質問を受信することと、トランザクションについてのインテント又は推奨されるトランザクションのうちの少なくとも1つに基づいて、質問に対する回答を決定することと、質問に対する回答を出力することと、を更に備える、態様1~15のいずれかに記載の方法。
【0210】
[00227] 態様17.第1のユーザがトランザクションについてのインテントに基づく特性によって特徴付けられることを識別することを更に備え、ここにおいて、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、1つ以上の訓練された機械学習モデルに特性を入力することを含む、態様1~16のいずれかに記載の方法。
【0211】
[00228] 態様18.推奨されるトランザクションを出力することは、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスに、推奨されるトランザクションを識別するメッセージを送ることを含み、推奨されるトランザクションに関する確認を受信することは、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスから、推奨されるトランザクションを開始するための承認を受信することを含む、態様1~17のいずれかに記載の方法。
【0212】
[00229] 態様19.推奨されるトランザクションを出力することは、第1のユーザに代わって推奨されるトランザクションの実行を自動的に開始することを含み、推奨されるトランザクションに関する確認を受信することは、推奨されるトランザクションが処理されたことを示すトランザクション完了確認を受信することを含む、態様1~18のいずれかに記載の方法。
【0213】
[00230] 態様20.第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスからフィードバックを受信すること、ここにおいて、フィードバックは、トランザクションについてのインテント又は推奨されるトランザクションのうちの少なくとも1つに関連付けられている、と、1つ以上の訓練された機械学習モデルのための訓練データとしてフィードバックを使用することによって、1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新することと、を更に備える、態様1~19のいずれかに記載の方法。
【0214】
[00231] 態様21.推奨されるトランザクションを生成することは、与信枠についての第1のユーザの適格性を決定することを含み、推奨されるトランザクションは、適格性に基づいて、第1のユーザのために与信枠を開設することの推奨を含む、態様1~20のいずれかに記載の方法。
【0215】
[00232] 態様22.推奨されるトランザクションは、サービスプロバイダとの約束又は予約のうちの少なくとも1つを行うことの推奨を含む、態様1~21のいずれかに記載の方法。
【0216】
[00233] 態様23.1つ以上の訓練された機械学習モデルは、第1の訓練された機械学習モデルと、第2の訓練された機械学習モデルと、を含み、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、第1の訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、第1の訓練された機械学習モデルを使用することを含み、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、第2の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、第2の訓練された機械学習モデルを使用することを含む、態様1~22のいずれかに記載の方法。
【0217】
[00234] 態様24.1つ以上の訓練された機械学習モデルは、第1の訓練された機械学習モデルを含み、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、第1の訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、第1の訓練された機械学習モデルを使用することを含み、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、第1の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、第1の訓練された機械学習モデルを使用することを含む、態様1~23のいずれかに記載の方法。
【0218】
[00235] 態様25.推奨されるトランザクションを出力することは、ディスプレイを使用して、推奨されるトランザクションが表示されるようにすることを含む、態様1~24のいずれかに記載の方法。
【0219】
[00236] 態様26.推奨されるトランザクションを出力することは、通信トランシーバを介して、推奨されるトランザクションが、第1のユーザに関連付けられたユーザデバイスに送信されるようにすることを含む、態様1~25のいずれかに記載の方法。
【0220】
[00237] 態様27.第1のユーザに関連付けられたスケジュール情報を受信することと、スケジュール情報に基づいて、スケジュールされたイベントを識別すること、ここにおいて、推奨されるトランザクションは、スケジュールされたイベントに関連付けられている、と、を更に備える、態様1~26のいずれかに記載の方法。
【0221】
[00238] 態様28.トランザクションについてのインテントと、1つ以上の追加のトランザクションについて決定された1つ以上のインテントとに基づいて、ユーザに関連付けられた1つ以上のプロファイルを生成することを更に備え、ここにおいて、1つ以上のプロファイルの各々は、トランザクションの異なるカテゴリのセットのうちのトランザクションのカテゴリに関するユーザの1つ以上の選好を識別し、1つ以上の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することは、1つ以上の訓練された機械学習モデルに1つ以上のプロファイルのうちの少なくとも1つを入力することを含む、態様1~27のいずれかに記載の方法。
【0222】
[00239] 態様29.1つ以上の訓練された機械学習モデルにインテントを入力することによって、複数のコミュニティから推奨されるコミュニティを選択するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用すること、ここにおいて、推奨されるコミュニティは、インテントに関連付けられている、と、推奨されるコミュニティを出力することと、を更に備える、態様1~28のいずれかに記載の方法。
【0223】
[00240] 態様30.自動化されたアカウントインタラクションのための装置であって、装置は、メモリと、メモリに結合された1つ以上のプロセッサと、を備え、1つ以上のプロセッサは、第1のユーザに対応する第1のアカウントに関連付けられた履歴情報を受信すること、ここにおいて、履歴情報は、第1のアカウントが関与するトランザクションを識別する、と、1つ以上の訓練された機械学習モデルに履歴情報を入力することによって、トランザクションについてのインテントを識別するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、1つ以上の訓練された機械学習モデルにトランザクションについてのインテントを入力することによって、推奨されるトランザクションを生成するために、1つ以上の訓練された機械学習モデルを使用することと、推奨されるトランザクションを出力することと、推奨されるトランザクションに関する確認を受信することと、確認に基づいて、1つ以上の追加のインテント及び1つ以上の追加の推奨されるトランザクションを識別する際に使用するための1つ以上の訓練された機械学習モデルを更新するために、インテント及び推奨されるトランザクションを使用することと、を行うように構成される、装置。
【0224】
[00241] 態様31.態様2~29のいずれかを更に備える、態様30に記載の装置。
【0225】
[00242] 態様32.命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、1つ以上のプロセッサに、態様1~29のいずれかに記載の動作を行わせる、非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0226】
[00243] 態様33.画像処理のための装置であって、態様1~29のいずれかに記載の動作を行うための1つ以上の手段を備える装置。
図1
図2
図3A
図3B
図3C
図4
図5A
図5B
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
【国際調査報告】