(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-31
(54)【発明の名称】直流電動機および直流発電機として同時に作動する装置
(51)【国際特許分類】
H02K 53/00 20060101AFI20241024BHJP
【FI】
H02K53/00
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024526014
(86)(22)【出願日】2022-06-27
(85)【翻訳文提出日】2024-04-26
(86)【国際出願番号】 KR2022009089
(87)【国際公開番号】W WO2023075073
(87)【国際公開日】2023-05-04
(31)【優先権主張番号】10-2021-0144053
(32)【優先日】2021-10-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521291415
【氏名又は名称】グ,ジェ ヒョン
【氏名又は名称原語表記】GOO, Jei Hyun
【住所又は居所原語表記】#402, 3-5 Samjeonro8gil Songpagu, Seoul, 05606, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】グ、ジェヒョン
(57)【要約】
【要約】直流電動機および直流発電機として同時に作動する装置が掲示される。4つの永久磁石が軸とともに回転可能に設置され、2つのコイルがこの永久磁石の周辺の外側に置かれ、1つの二次電池がこのコイルに電流を供給するために使用される。このコイルに電流を交互に流す1つの装置が設置される。この二次電池によって第1コイルに電流を流すと、軸が回転し、この回転する永久磁石が第2コイルで電力を生成する。電流は第2コイルから第1コイルに流れる。軸が一方向に回転するとき、電流は常にコイル内を一方向に流れる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
直流電動機および直流発電機として同時に作動する装置であって、
4つの永久磁石が軸とともに回転可能に設置され、前記第1永久磁石、前記第2永久磁石、前記第3永久磁石、前記第4永久磁石が90°の間隔で順番に設置され、前記永久磁石は交互の極性で設置され、
2つのコイルは、前記永久磁石の周囲の外側に設置され、前記第1コイルの1つの側が前記第1永久磁石を対面し、前記第1コイルの別の側が前記第2久磁石を対面し、前記第2コイルの1つの側が前記第3永久磁石を対面し、前記第2コイルの別の側が前記第4永久磁石を対面し、前記コイルは同じように巻かれ、同じように設置され、前記第1コイルの第1端子と前記第2コイルの第1端子が接続され、前記第2コイルの第2端子と前記第1コイルの第2端子が接続され、
1つの二次電池が前記コイルに電流を供給するために使用され、
1つの回転部品が前記軸に設置され、フォトインタラプタの光を繰り返し通過させて遮断させるように構成され、
前記コイルに電流が流れるようにする1つの装置が設置され、前記二次電池の正極と前記第1コイルの前記第1端子とが、第1PチャネルFETによって接続され、前記第1コイルの前記第2端子と前記二次電池の負極とが、第1NチャネルFETによって接続され、前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第2端子とが、第2PチャネルFETによって接続され、前記第2コイルの前記第1端子と前記二次電池の負極とが、第2NチャネルFETによって接続され、
前記フォトインタラプタの光が通過されるときに、前記FETがONになるように構成され、前記フォトインタラプタの光が遮断されるときに、前記FETがOFFになるように構成され、
前記第1永久磁石と前記第2永久磁石が前記第1コイルに対面し始める位置で、また、前記第3永久磁石と前記第4永久磁石が前記第1コイルに対面し始める位置で、前記第1コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第2永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2コイルに対面し始める位置で、また、前記第4永久磁石と前記第1永久磁石が前記第2コイルに対面し始める位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記回転部品が回転しながら下記の過程A及びBが実行され、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第1コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第2コイルで電力を生成し、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで電子が前記第2コイルの前記第2端子から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、前記コイル内を循環し、
前記第1永久磁石と前記第2永久磁石が前記第1コイルに対面している間、また、前記第3永久磁石と前記第4永久磁石が前記第1コイルに対面している間、前記過程Aが繰り返され、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第2コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第1コイルで電力を生成し、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで電子が前記第1コイルの前記第1端子から前記第2コイルの前記第1端子に流れ、前記コイル内を循環し、
前記第2永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2コイルに対面している間、また、前記第4永久磁石と前記第1永久磁石が前記第2コイルに対面している間、前記過程Bが繰り返される、装置。
【請求項2】
前記第1コイルの前記第1端子が前記第2コイルの前記第1端子に接続されず、前記第2コイルの前記第2端子が前記第1コイルの前記第2端子に接続されず、
第1ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第1ダイオードのアノードが前記第1コイルの前記第2端子に接続され、第2ダイオードのカソードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、前記第2ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、第3ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第3ダイオードのアノードが前記第2コイルの前記第1端子に接続され、第4ダイオードのカソードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、前記第4ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第1コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第2コイルで電力を生成し、電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第1端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第2端子から前記二次電池の負極に流れ、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記第1コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第2コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第1コイルで電力を生成し、電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記第2コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第1端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第2端子から前記二次電池の負極に流れる、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
8つの永久磁石が前記軸とともに回転可能に設置され、前記第1永久磁石、前記第2永久磁石、前記第3永久磁石、前記第4永久磁石、第5永久磁石、第6永久磁石、第7永久磁石、第8永久磁石が45°の間隔で順番に設置され、前記永久磁石は交互の極性で設置され、
4つのコイルは、前記永久磁石の周囲の外側に設置され、第1コイルAの1つの側が前記第1永久磁石を対面し、第1コイルAの別の側が前記第2久磁石を対面し、第2コイルAの1つの側が前記第3永久磁石を対面し、第2コイルAの別の側が前記第4永久磁石を対面し、第1コイルBの1つの側が前記第5永久磁石を対面し、第1コイルBの別の側が前記第6久磁石を対面し、第2コイルBの1つの側が前記第7永久磁石を対面し、第2コイルBの別の側が前記第8永久磁石を対面し、前記第1コイルAと前記第1コイルBは直列に接続されて接続された電線は前記第1コイルとみなされ、前記第2コイルAと前記第2コイルBは直列に接続されて接続された電線は前記第2コイルとみなされ、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記第2永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2コイルに対面し始める位置で、また、前記第4永久磁石と前記第5永久磁石が前記第2コイルに対面し始める位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第2永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2コイルに対面している間、また、前記第4永久磁石と前記第5永久磁石が前記第2コイルに対面している間、前記過程Bが繰り返される、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記第1コイルの前記第1端子が前記第2コイルの前記第1端子に接続されず、前記第2コイルの前記第2端子が前記第1コイルの前記第2端子に接続されず、前記第1コイルの前記第2端子と前記第2コイルの前記第1端子が接続され、
第1ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第1ダイオードのアノードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、第2ダイオードのカソードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、前記第2ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、第3ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第3ダイオードのアノードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、第4ダイオードのカソードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、前記第4ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記二次電池の正極と前記第1コイルの前記第1端子とが、前記第1PチャネルFETによって接続され、前記第2コイルの第2端子と前記二次電池の負極とが、前記第1NチャネルFETによって接続され、前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第2端子とが、前記第2PチャネルFETによって接続され、前記第1コイルの第1端子と前記二次電池の負極とが、前記第2NチャネルFETによって接続され、
前記第1永久磁石と前記第2永久磁石が前記コイルに対面し始める位置で、また、前記第3永久磁石と前記第4永久磁石が前記コイルに対面し始める位置で、前記コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第2永久磁石と前記第3永久磁石が前記コイルに対面し始める位置で、また、前記第4永久磁石と前記第1永久磁石が前記コイルに対面し始める位置で、前記コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記コイルが作動され、前記軸が回転し、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記コイルが作動され、前記軸が回転し、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第1端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第2端子から前記二次電池の負極に流れる、請求項1に記載の装置において。
【請求項5】
前記第1コイルの前記第1端子が前記第2コイルの前記第1端子に接続されず、前記第2コイルの前記第2端子が前記第1コイルの前記第2端子に接続されず、前記第1コイルの前記第2端子と前記第2コイルの前記第1端子が接続され、
第1ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第1ダイオードのアノードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、第2ダイオードのカソードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、前記第2ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、第3ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第3ダイオードのアノードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、第4ダイオードのカソードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、前記第4ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、
前記回転部品が前記軸に設置されず、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置が設置されず、
前記軸が90°回転すると、回転する前記永久磁石によって前記コイルに電力が発生され、電子が前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第2端子に流れ、したがって前記二次電池が充電され、
前記軸が90°連続して回転すると、回転する前記永久磁石によって前記コイルに電力が発生され、電子が前記第2コイルの前記第2端子から前記二次電池の負極に流れ、前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第1端子に流れ、したがって前記二次電池が充電される、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記永久磁石は前記軸を一方向に回転させるために斜めに傾けられ、
前記2つのコイルの代わりに、4つの電磁石が前記永久磁石の周囲の外側に設置され、第1電磁石Aが前記第1永久磁石を対面し、第2電磁石Aが前記第2久磁石を対面し、第1電磁石Bが前記第3永久磁石を対面し、第2電磁石Bが前記第4永久磁石を対面し、前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bは直列に接続されて接続された電線は前記第1コイルとみなされ、前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bは直列に接続されて接続された電線は前記第2コイルとみなされ、
前記第1コイルの前記第1端子と前記第2コイルの前記第2端子が接続され、前記第2コイルの前記第1端子と前記第1コイルの前記第2端子が接続され、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第1端子とが、前記第2PチャネルFETによって接続され、前記第2コイルの前記第2端子と前記二次電池の負極とが、前記第2NチャネルFETによって接続され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面する位置で、前記第1コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面する位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第1コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第2コイルで電力を生成し、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで電子が前記第2コイルの前記第1端子から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、前記コイル内を循環し、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面している間、前記過程Aが繰り返され、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第2コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第1コイルで電力を生成し、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで電子が前記第1コイルの前記第1端子から前記第2コイルの前記第12端子に流れ、前記コイル内を循環し、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面している間、前記過程Bが繰り返される、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記永久磁石は前記軸を一方向に回転させるために斜めに傾けられ、
前記2つのコイルの代わりに、4つの電磁石が前記永久磁石の周囲の外側に設置され、第1電磁石Aが前記第1永久磁石を対面し、第2電磁石Aが前記第2久磁石を対面し、第1電磁石Bが前記第3永久磁石を対面し、第2電磁石Bが前記第4永久磁石を対面し、前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bは直列に接続されて接続された電線は前記第1コイルとみなされ、前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bは直列に接続されて接続された電線は前記第2コイルとみなされ、
前記第1コイルの前記第1端子が前記第2コイルの前記第1端子に接続されず、前記第2コイルの前記第2端子が前記第1コイルの前記第2端子に接続されず、
第1ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第1ダイオードのアノードが前記第1コイルの前記第2端子に接続され、第2ダイオードのカソードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、前記第2ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、第3ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第3ダイオードのアノードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、第4ダイオードのカソードが前記第2コイルの前記第1端子に接続され、前記第4ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第1端子とが、前記第2PチャネルFETによって接続され、前記第2コイルの前記第2端子と前記二次電池の負極とが、前記第2NチャネルFETによって接続され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面する位置で、前記第1コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面する位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第1コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第2コイルで電力を生成し、電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記第1コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面している間、前記過程Aが繰り返され、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第2コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第1コイルで電力を生成し、電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記第2コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面している間、前記過程Bが繰り返される、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記永久磁石は前記軸を一方向に回転させるために斜めに傾けられ、
前記2つのコイルの代わりに、4つの電磁石が前記永久磁石の周囲の外側に設置され、第1電磁石Aが前記第1永久磁石を対面し、第2電磁石Aが前記第2久磁石を対面し、第1電磁石Bが前記第3永久磁石を対面し、第2電磁石Bが前記第4永久磁石を対面し、前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bは直列に接続されて接続された電線は前記第1コイルとみなされ、前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bは直列に接続されて接続された電線は前記第2コイルとみなされ、
前記第1コイルの前記第1端子が前記第2コイルの前記第1端子に接続されず、
第1ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第1ダイオードのアノードが前記第2コイルの前記第1端子に接続され、第2ダイオードのカソードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、前記第2ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、第3ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第3ダイオードのアノードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、第4ダイオードのカソードが前記第2コイルの前記第1端子に接続され、前記第4ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記二次電池の正極と前記第1コイルの前記第1端子とが、前記第1PチャネルFETによって接続され、前記第2コイルの第1端子と前記二次電池の負極とが、前記第1NチャネルFETによって接続され、前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第1端子とが、前記第2PチャネルFETによって接続され、前記第1コイルの第1端子と前記二次電池の負極とが、前記第2NチャネルFETによって接続され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面する位置で、前記第1コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面する位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記コイルが作動され、前記軸が回転し、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第1端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面している間、前記過程Aが繰り返され、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記コイルが作動され、前記軸が回転し、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第1端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面している間、前記過程Bが繰り返される、請求項1に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、直流電動機および直流発電機として同時に作動する装置に関する。4つの永久磁石が軸とともに回転可能に設置され、2つのコイルがこの永久磁石の周辺の外側に置かれ、1つの二次電池がこのコイルに電流を供給するために使用される。このコイルに電流を交互に流す1つの装置が設置される。この二次電池によって第1コイルに電流を流すと、軸が回転し、この回転する永久磁石が第2コイルで電力を生成する。電流は第2コイルから 第1コイルに流れる。軸が一方向に回転するとき、電流は常にコイル内を一方向に流れる。
【背景技術】
【0002】
1つのリレーを用いる電子回路で、スイッチとして使われる1つのトランジスタが、このリレーの1つの端子に接続され、このトランジスタが1つの電池の負極側に接続される。このリレーに電池が接続され、遮断されると、この電池の電圧より、さらに高い電圧が瞬間的にこのリレーで発生する。ここで発生した高い電圧が、スイッチとして使われるこのトランジスタを損なう。この問題を解決するために、1つのダイオードが利用されるが、このダイオードのアノードがこの電池の負極側に接続されたこのリレーの1つの端子に連結され、このダイオードのカソードがこの電池の正極側に接続されたこのリレーの他の端子に連結される。このように、リレーで発生する電気がこのダイオードのアノードからカソ-ドに流れる。換言すれば、この電池の負極側で遮断されたリレーの端子において、瞬間的に高い電圧が発生して、この電池の正極側に接続されたこのリレーの端子で電子がこのダイオードのカソード側からアノード側に流れて、このリレーに流れる。このリレーに発生した高い電圧は、リレーにこの電池が連結され遮断されるときに発生する逆起電力(back-emf)である。
【0003】
1つの電池が1つのコイルに接続されるとき、電子がこの電池の負極から正極に流れる。このコイルが電池の負極で遮断されるとき、電子は、この電池の負極からそれ以上コイルには流れずに、電子はこの電池の正極に流れ続けて、コイルの磁力によってコイル中の電子は前方に移動し続ける。このコイル中で、電子がこの電池の負極で遮断された端子側から消え始める。したがって、この電池の正極に接続された方にある電子の数と、負極で遮断された方にある電子の数は異なり、その差が変わる。両側の電子数の差は、段々大き くなって、また小さくなる。このコイルの中で発生する電子数の差が、逆起電力である。この逆起電力はますます大きくなり、両側の電子数の差が最も大きい時(即ち、電子がこのコイルの半分にだけあるとき)、ピ-クに達する。それから徐々に小さくなって消える。
【0004】
1つの二次電池が1つのコイルで遮断されるとき、このコイルに発生する逆起電力によって、このコイルの電圧が瞬間的にこの二次電池の電圧より高くなる。この二次電池の正極と負極が両方ともこのコイルの2つの端子で遮断されると、瞬間的にこのコイルが1つの電源になり、この二次電池の負極で遮断されたこのコイルの端子(端子1b)が正極になって、この二次電池の正極で遮断されたこのコイルの端子(端子1a)が負極になる。このコイルの端子1aが他(第2)のコイルの1つの端子(端子2a)に接続されて、第2コイルの他の端子(端子2b)がこのコイルの端子1bに接続されるが、電子がこのコイルの端子1aから第2コイルの端子2aに流れて、第2コイルの端子2bからこのコイルの端子1bに流れる。
【0005】
その結果、このコイルに発生する逆起電力によって電子がこのコイル内を循環し、このコイルが作動して、この二次電池の消費電力が減る。
【0006】
特許文献1は、既存の永久磁石モーターの出力を増加させる方法を掲示する。運転中にモーターの永久磁石の磁場をより完全に利用することにより、出力の増加が達成される。 この装置はモーターの外部にあるため、モーター自体を変更する必要がない。フォトイン タラプタ、ホール効果センサー、FET、および2組の電池が逆起電力を利用するために用いられる。1つの電磁石に逆起電力が発生するとき、電子が1組の電池の正極からこの 電磁石の1つの端子に流れて、そしてこの電磁石の別の端子から別の組の電池の正極に流れる。
【0007】
特許文献2では、1つの二次電池の負極が1つの電磁石の端子で遮断される。この二次 電池の負極が電磁石で遮断されるとき、この電磁石に流れた電子は二次電池の正極に流れ続ける。電磁石に発生する逆起電力によって1つのコンデンサにある電子がこの電磁石に 流れて、二次電池の正極から電子がこのコンデンサとこの電磁石に流れる。この電磁石に 流れた電子は二次電池の正極に流れ続ける。
【0008】
特許文献3では、1つの電磁石を用いて軸を回転させる装置が掲示される。永久磁石が軸の周りに軸とともに回転可能に設置され、1つの電磁石が永久磁石の周辺の外側に置かれ、1つの電磁石の作動装置が設置される。2つの二次電池が使われてこの電磁石を作動させ、この電磁石がこの永久磁石を回転させる。この電磁石に発生する逆起電力を用いてこの二次電池が充電される。この永久磁石の周りにコイルが設置され、回転する永久磁石がコイルに電気を発生させる。
【0009】
特許文献4では、直流発電機および直流電動機として作動する装置が掲示される。2つの永久磁石が軸とともに回転可能に設置され、1つのコイルがこの永久磁石の周辺の外側に置かれ、2つの二次電池がこのコイルに接続される。この二次電池を使用せずに軸が回転すると、回転するこの永久磁石によってこの二次電池が充電される。このコイルに電流を流す1つの装置が設置され、この二次電池がこのコイルに電流を供給するために使用される。このコイルに発生する逆起電力を用いてこの二次電池が充電される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】米国特許第6777838号明細書
【特許文献2】国際公開第2015/142084号
【特許文献3】国際公開第2018/236072号
【特許文献4】国際公開第2020/145518号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明の目的は、4つの永久磁石と2つのコイルと1つの二次電池を用いて、軸を第1コイルで回転させ、同時に第2コイルで電力を生成することである。また、第2コイルから第1コイルに電流を流し、この二次電池の消費電力を減らすことである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の一態様によれば、直流電動機および直流発電機として同時に作動する装置が提供される。この装置では、4つの永久磁石が軸とともに回転可能に設置され、前記第1永久磁石、前記第2永久磁石、前記第3永久磁石、前記第4永久磁石が90°の間隔で順番に設置され、前記永久磁石は交互の極性で設置される。2つのコイルは、前記永久磁石の周囲の外側に設置され、前記第1コイルの1つの側が前記第1永久磁石を対面し、前記第1コイルの別の側が前記第2久磁石を対面し、前記第2コイルの1つの側が前記第3永久磁石を対面し、前記第2コイルの別の側が前記第4永久磁石を対面し、前記コイルは同じように巻かれ、同じように設置され、前記第1コイルの第1端子と前記第2コイルの第1端子が接続され、前記第2コイルの第2端子と前記第1コイルの第2端子が接続される。1つの二次電池が前記コイルに電流を供給するために使用される。1つの回転部品が前記軸に設置され、フォトインタラプタの光を繰り返し通過させて遮断させるように構成される。前記コイルに電流が流れるようにする1つの装置が設置され、前記二次電池の正極と前記第1コイルの前記第1端子とが、第1PチャネルFETによって接続され、前記第1コイ ルの第2端子と前記二次電池の負極とが、第1NチャネルFETによって接続され、前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第2端子とが、第2PチャネルFETによって接続され、前記第2コイ ルの第1端子と前記二次電池の負極とが、第2NチャネルFETによって接続され、前記フォトインタラプタの光が通過されるときに、前記FETがONになるように構成され、前記フォトインタラプタの光が遮断されるときに、前記FETがOFFになるように構成され、前記第1永久磁石と前記第2永久磁石が前記第1コイルに対面し始める位置で、また、前記第3永久磁石と前記第4永久磁石が前記第1コイルに対面し始める位置で、前記第1コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、前記第2永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2コイルに対面し始める位置で、また、前記第4永久磁石と前記第1永久磁石が前記第2コイルに対面し始める位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、前記回転部品が回転しながら下記の過程A及びBが実行され、前記過程Aでは、(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第1コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第2コイルで電力を生成し、(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで電子が前記第2コイルの前記第2端子から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、前記コイル内を循環し、前記第1永久磁石と前記第2永久磁石が前記第1コイルに対面している間、また、前記第3永久磁石と前記第4永久磁石が前記第1コイルに対面している間、前記過程Aが繰り返され、前記過程Bでは、(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第2コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第1コイルで電力を生成し、(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで電子が前記第1コイルの前記第1端子から前記第2コイルの前記第1端子に流れ、前記コイル内を循環し、前記第2永久磁石と前記第3永久磁石が前記第2コイルに対面している間、また、前記第4永久磁石と前記第1永久磁石が前記第2コイルに対面している間、前記過程Bが繰り返される、もの。
【0013】
もちろん、この限りではない。
【発明の効果】
【0014】
本発明では、4つの永久磁石と2つのコイルと1つの二次電池を用いて、軸を第1コイルで回転させ、同時に第2コイルで電力を生成することができる。また、第2コイルから第1コイルに電流を流し、この二次電池の消費電力を減らすことができる。本発明は、電気自動車、電気飛行機、電気ボート、電気自転車、ドローン等の様々な分野で利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】
図1は本発明の実施例による直流電動機および直流発電機として同時に作動する装置を示す斜視図である。
【
図2】
図2はフォトインタラプタの光を通過および遮断させるために使われる1つの回転部品を示す図面である。
【
図3】
図3はコイルに電流を流す装置の電子回路図である。2つのコイルが接続される。
【
図4】
図4はコイルに電流を流す別の装置の電子回路図である。2つのコイルは接続されない。
【
図5】
図5はコイルに電流を流す別の装置の電子回路図である。2つのコイルが接続され、二次電池から同時にこれらのコイルに電流が流れる。
【
図6】
図6はコイルに電力を生成するための装置の電子回路図である。
【
図7】
図7は本発明の実施例による直流電動機および直流発電機として同時に作動する別の装置を示す斜視図である。コイルの代わりに電磁石が使用される。
【
図8】
図8はコイルに電流を流す別の装置の電子回路図である。4つの電磁石が使用され、これらのうちの2つの電磁石が接続されて1つのコイルとみなされ、残りの電磁石が接続されて別のコイルとみなされる。これらのコイルは接続される。
【
図9】
図9はコイルに電流を流す別の装置の電子回路図である。4つの電磁石が使用され、これらのうちの2つの電磁石が接続されて1つのコイルとみなされ、残りの電磁石が接続されて別のコイルとみなされる。これらのコイルは接続されない。
【
図10】
図10はコイルに電流を流す別の装置の電子回路図である。4つの電磁石が使用され、これらのうちの2つの電磁石が接続されて1つのコイルとみなされ、残りの電磁石が接続されて別のコイルとみなされる。これらのコイルが接続され、二次電池から同時にこれらのコイルに電流が流れる。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の望ましい実施例を添付した図面を参照して説明する。
【0017】
図1は本発明の実施例による直流電動機および直流発電機として同時に作動する装置を示す斜視図である。
【0018】
図1に示すように、4つの永久磁石が軸と一緒に回転できるように置かれ、軸は図示されていないベアリングで回転できるように置かれる。第1永久磁石、第2永久磁石、第3永久磁石、第4永久磁石(101、102、103、104)が90°の間隔で置かれるが、第1永久磁石と第3永久磁石(101、103)のS極が軸を対面し、第2永久磁石と第4永久磁石(102、104)のN極が軸を対面する。
【0019】
2つのコイルがこの永久磁石の周辺の外側に置かれ、このコイルは図示されていない固定手段で固定される。第1コイル(201)の1つの側が第1永久磁石(101)を対面し、第1コイルの別の側が第2永久磁石(102)を対面し、第2コイル(202)の1つの側が第3永久磁石(103)を対面して、第2コイルの別の側が第4永久磁石(104)を対面する。
図3に示すように、第1コイルの第1端子(1a)と第2コイルの第1端子(2a)が接続される。第2コイルの第2端子(2b)と第1コイルの第2端子(1b)が接続される。
【0020】
1つの二次電池(301)がこのコイルに電流を供給するために使用される。
【0021】
図1に示すように、1つの回転部品(401)が軸に置かれて、図示されていない固定 手段で固定される。このコイルに電流を流すためにフォトインタラプタと他の電子部品を使う1つの装置(501)が使われる。
【0022】
この回転部品は光を5°の間隔で通過させ、10°の間隔で遮断させる過程を6回繰り返し、その後、光を90°の間隔で遮断させる。この場合も、この回転部品は光を5°の間隔で通過させ、10°の間隔で遮断させる過程を6回繰り返し、その後、光を90°の間隔で遮断させる。
【0023】
この回転部品はこの二次電池の正極を第1コイルの第1端子に接続して遮断するために使われ、この二次電池の負極を第1コイルの第2端子に接続して遮断するために使われ、この二次電池の正極を第2コイルの第2端子に接続して遮断するために使われ、この二次電池の負極を第2コイルの第1端子に接続して遮断するために使われる。
【0024】
第1永久磁石と第2永久磁石が第1コイルに対面し始めるときに、また、第3永久磁石と第4永久磁石が第1コイルに対面し始めるときに、この回転部品によって第1フォトインタラプタ(11)の光が通過されるように第1フォトインタラプタが設定される。
【0025】
第2永久磁石と第3永久磁石が第2コイルに対面し始めるときに、また、第4永久磁石と第1永久磁石が第2コイルに対面し始めるときに、この回転部品によって第2フォトインタラプタ(21)の光が通過されるように第2フォトインタラプタが設定される。
【0026】
1つの装置(501)は第1コイルと第2コイルに交互に電流を流す。
図1に示すように、第1永久磁石と第2永久磁石が第1コイルを対面すると、第1フォトインタラプタ(11)の光が通過されて、第1PチャネルFET(12)と第1NチャネルFET(13)がONになって、電子がこの二次電池の負極からこの二次電池の正極に流れ、第1コイルが作動して、軸が回転する。この回転する永久磁石が第2コイルで電力を生成する。しばらくして第1フォトインタラプタの光が遮断されると、第1PチャネルFETと第1NチャネルFETがOFFになって電子がこの二次電池の負極からこの二次電池の正極に流れない。このとき、電子は第2コイルの第2端子から第1コイルの第2端子に流れ、第1コイルの第1端子から第2コイルの第1端子に流れる。第1永久磁石と第2永久磁石が第1コイルを 対面する間に上記の過程が6回繰り返される。
【0027】
第2永久磁石と第3永久磁石が第2コイルを対面すると、第2フォトインタラプタ(21)の光が通過されて、第2PチャネルFET(22)と第2NチャネルFET(23)がONになって、電子がこの二次電池の負極からこの二次電池の正極に流れ、第2コイルが作動して、軸が回転する。この回転する永久磁石が第1コイルで電力を生成する。しばらくして第2フォトインタラプタの光が遮断されると、第2PチャネルFETと第2NチャネルFETがOFFになって電子がこの二次電池の負極からこの二次電池の正極に流れない。このとき、電子は第1コイルの第1端子から第2コイルの第1端子に流れ、第2コイルの第2端子から第1コイルの第2端子に流れる。第2永久磁石と第3永久磁石が第2コイルを対面する間に上記の過程が6回繰り返される。
【0028】
第1永久磁石と第2永久磁石が第1コイルを対面するときに軸が90°回転し、第2永久磁石と第3永久磁石が第2コイルを対面するときに軸が90°回転し、第3永久磁石と第4永久磁石が第1コイルを対面するときに軸が90°回転し、第4永久磁石と第1永久磁石が第2コイルを対面するときに軸が90°回転する。
【0029】
このように、1つの二次電池を用いてこれらのコイルに交互に電流を流すことにより、永久磁石が回転し続けて、この回転する永久磁石がこれらのコイルで電力を生成する。発生した電流は1つのコイルから別のコイルに流れる。軸が一方向に回転するとき、電流は常にコイル内を一方向に流れる。コイル内の電流の方向が変更されると、軸の回転方向が変更される。
【0030】
図7は本発明の実施例による直流電動機および直流発電機として同時に作動する別の装置を示す斜視図である。コイルの代わりに電磁石が使用される。第1電磁石A(E201-A)と第1電磁石B(E201-B)は直列に接続されて接続された電線は第1コイルとみなされ、第2電磁石A(E202-A)と第2電磁石B(E202-B)は直列に接続されて接続された電線は第2コイルとみなされる。
図8に示すように、第1コイルの第1端子(1a)と第2コイルの第2端子(2b)が接続される。第2コイルの第1端子(2a)と第1コイルの第2端子(1b)が接続される。
【0031】
本発明はここで説明した実施例に限らず、本発明の技術思想を脱しない範囲内で様々な変形が可能であるということは本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に自明なことである。
【符号の説明】
【0032】
101:第1永久磁石
102:第2永久磁石
103:第3永久磁石
104:第4永久磁石
201: 第1コイル
202: 第2コイル
E201-A: 第1電磁石A
E201-B: 第1電磁石B
E202-A: 第2電磁石A
E202-B: 第2電磁石B
301:二次電池
401:回転部品
501:装置
11:第1フォトインタラプタ
12:第1PチャネルFET
13:第1NチャネルFET
21:第2フォトインタラプタ
22:第2PチャネルFET
23:第2NチャネルFET
31:第1ダイオード
32:第2ダイオード
33:第3ダイオード
34:第4ダイオード
【手続補正書】
【提出日】2024-05-09
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
直流電動機および直流発電機として同時に作動する装置であって、
4つの永久磁石が軸とともに回転可能に設置され、
第1永久磁石、
第2永久磁石、
第3永久磁石、
第4永久磁石が90°の間隔で順番に設置され、前記永久磁石は交互の極性で設置され、
2つのコイルは、前記永久磁石の周囲の外側に設置され、
第1コイルの1つの側が前記第1永久磁石を対面し、前記第1コイルの別の側が前記第2久磁石を対面し、
第2コイルの1つの側が前記第3永久磁石を対面し、前記第2コイルの別の側が前記第4永久磁石を対面し、前記コイルは同じように巻かれ、同じように設置され、前記第1コイルの第1端子と前記第2コイルの第1端子とが接続され、前記第2コイルの第2端子と前記第1コイルの第2端子とが接続され、
1つの二次電池が前記コイルに電流を供給するために使用され、
1つの回転部品が前記軸に設置され、フォトインタラプタの光を繰り返し通過させて遮断させるように構成され、
前記コイルに電流が流れるようにする1つの装置が設置され、前記二次電池の正極と前記第1コイルの前記第1端子とが、第1PチャネルFETによって接続され、前記第1コイルの前記第2端子と前記二次電池の負極とが、第1NチャネルFETによって接続され、前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第2端子とが、第2PチャネルFETによって接続され、前記第2コイルの前記第1端子と前記二次電池の負極とが、第2NチャネルFETによって接続され、
前記フォトインタラプタの光が通過されるときに、前記FETがONになるように構成され、前記フォトインタラプタの光が遮断されるときに、前記FETがOFFになるように構成され、
前記第1永久磁石と前記第2永久磁石とが前記第1コイルの側に対面し始める位置で、また、前記第3永久磁石と前記第4永久磁石とが前記第1コイルの側に対面し始める位置で、前記第1コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第2永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2コイルの側に対面し始める位置で、また、前記第4永久磁石と前記第1永久磁石とが前記第2コイルの側に対面し始める位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記回転部品が回転しながら下記の過程A及びBが実行され、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第1コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第2コイルで電力を生成し、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで電子が前記第2コイルの前記第2端子から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、前記コイル内を循環し、
前記第1永久磁石と前記第2永久磁石とが前記第1コイルの側に対面している間、また、前記第3永久磁石と前記第4永久磁石とが前記第1コイルの側に対面している間、前記過程Aが繰り返され、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第2コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第1コイルで電力を生成し、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで電子が前記第1コイルの前記第1端子から前記第2コイルの前記第1端子に流れ、前記コイル内を循環し、
前記第2永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2コイルの側に対面している間、また、前記第4永久磁石と前記第1永久磁石とが前記第2コイルの側に対面している間、前記過程Bが繰り返される、装置。
【請求項2】
前記第1コイルの前記第1端子が前記第2コイルの前記第1端子に接続されず、前記第2コイルの前記第2端子が前記第1コイルの前記第2端子に接続されず、
第1ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第1ダイオードのアノードが前記第1コイルの前記第2端子に接続され、第2ダイオードのカソードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、前記第2ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、第3ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第3ダイオードのアノードが前記第2コイルの前記第1端子に接続され、第4ダイオードのカソードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、前記第4ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第1コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第2コイルで電力を生成し、電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第1端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第2端子から前記二次電池の負極に流れ、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記第1コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第2コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第1コイルで電力を生成し、電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記第2コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第1端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第2端子から前記二次電池の負極に流れる、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
8つの永久磁石が前記軸とともに回転可能に設置され、前記第1永久磁石、前記第2永久磁石、前記第3永久磁石、前記第4永久磁石、第5永久磁石、第6永久磁石、第7永久磁石、第8永久磁石が45°の間隔で順番に設置され、前記永久磁石は交互の極性で設置され、
4つのコイルは、前記永久磁石の周囲の外側に設置され、第1コイルAの1つの側が前記第1永久磁石を対面し、第1コイルAの別の側が前記第2久磁石を対面し、第2コイルAの1つの側が前記第3永久磁石を対面し、第2コイルAの別の側が前記第4永久磁石を対面し、第1コイルBの1つの側が前記第5永久磁石を対面し、第1コイルBの別の側が前記第6久磁石を対面し、第2コイルBの1つの側が前記第7永久磁石を対面し、第2コイルBの別の側が前記第8永久磁石を対面し、前記第1コイルAと前記第1コイルBは直列に接続されて接続された電線は前記第1コイルとみなされ、前記第2コイルAと前記第2コイルBは直列に接続されて接続された電線は前記第2コイルとみなされ、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記第2永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2コイルの側に対面し始める位置で、また、前記第4永久磁石と前記第5永久磁石とが前記第2コイルの側に対面し始める位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第2永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2コイルの側に対面している間、また、前記第4永久磁石と前記第5永久磁石とが前記第2コイルの側に対面している間、前記過程Bが繰り返される、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記第1コイルの前記第1端子が前記第2コイルの前記第1端子に接続されず、前記第2コイルの前記第2端子が前記第1コイルの前記第2端子に接続されず、前記第1コイルの前記第2端子と前記第2コイルの前記第1端子が接続され、
第1ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第1ダイオードのアノードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、第2ダイオードのカソードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、前記第2ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、第3ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第3ダイオードのアノードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、第4ダイオードのカソードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、前記第4ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記二次電池の正極と前記第1コイルの前記第1端子とが、前記第1PチャネルFETによって接続され、前記第2コイルの第2端子と前記二次電池の負極とが、前記第1NチャネルFETによって接続され、前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第2端子とが、前記第2PチャネルFETによって接続され、前記第1コイルの第1端子と前記二次電池の負極とが、前記第2NチャネルFETによって接続され、
前記第1永久磁石と前記第2永久磁石とが前記第1コイルの側に対面し始める位置で、また、前記第3永久磁石と前記第4永久磁石とが前記第1コイルの側に対面し始める位置で、前記コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第2永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2コイルの側に対面し始める位置で、また、前記第4永久磁石と前記第1永久磁石とが前記第2コイルの側に対面し始める位置で、前記コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記コイルが作動され、前記軸が回転し、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記コイルが作動され、前記軸が回転し、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第1端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第2端子から前記二次電池の負極に流れる、請求項1に記載の装置において。
【請求項5】
前記第1コイルの前記第1端子が前記第2コイルの前記第1端子に接続されず、前記第2コイルの前記第2端子が前記第1コイルの前記第2端子に接続されず、前記第1コイルの前記第2端子と前記第2コイルの前記第1端子とが接続され、
第1ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第1ダイオードのアノードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、第2ダイオードのカソードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、前記第2ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、第3ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第3ダイオードのアノードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、第4ダイオードのカソードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、前記第4ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、
前記回転部品が前記軸に設置されず、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置が設置されず、
前記軸が90°回転すると、回転する前記永久磁石によって前記コイルに電力が発生され、電子が前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第2端子に流れ、したがって前記二次電池が充電され、
前記軸が90°連続して回転すると、回転する前記永久磁石によって前記コイルに電力が発生され、電子が前記第2コイルの前記第2端子から前記二次電池の負極に流れ、前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第1端子に流れ、したがって前記二次電池が充電される、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記2つのコイルの代わりに、4つの電磁石が前記永久磁石の周囲の外側に設置され、第1電磁石Aが前記第1永久磁石を対面し、第2電磁石Aが前記第2久磁石を対面し、第1電磁石Bが前記第3永久磁石を対面し、第2電磁石Bが前記第4永久磁石を対面し、前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bとが直列に接続されて接続された電線は前記第1コイルとみなされ、前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bとが直列に接続されて接続された電線は前記第2コイルとみなされ、前記第1コイルの前記第1端子と前記第2コイルの前記第2端子とが接続され、前記第2コイルの前記第1端子と前記第1コイルの前記第2端子とが接続され、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第1端子とが、前記第2PチャネルFETによって接続され、前記第2コイルの前記第2端子と前記二次電池の負極とが、前記第2NチャネルFETによって接続され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面する位置で、前記第1コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面する位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第1コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第2コイルで電力を生成し、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで電子が前記第2コイルの前記第1端子から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、前記コイル内を循環し、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面している間、前記過程Aが繰り返され、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第2コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第1コイルで電力を生成し、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで電子が前記第1コイルの前記第1端子から前記第2コイルの前記第12端子に流れ、前記コイル内を循環し、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面している間、前記過程Bが繰り返される、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記2つのコイルの代わりに、4つの電磁石が前記永久磁石の周囲の外側に設置され、第1電磁石Aが前記第1永久磁石を対面し、第2電磁石Aが前記第2久磁石を対面し、第1電磁石Bが前記第3永久磁石を対面し、第2電磁石Bが前記第4永久磁石を対面し、前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bとが直列に接続されて接続された電線は前記第1コイルとみなされ、前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bとが直列に接続されて接続された電線は前記第2コイルとみなされ、前記第1コイルの前記第1端子が前記第2コイルの前記第1端子に接続されず、前記第2コイルの前記第2端子が前記第1コイルの前記第2端子に接続されず、
第1ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第1ダイオードのアノードが前記第1コイルの前記第2端子に接続され、第2ダイオードのカソードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、前記第2ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、第3ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第3ダイオードのアノードが前記第2コイルの前記第2端子に接続され、第4ダイオードのカソードが前記第2コイルの前記第1端子に接続され、前記第4ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第1端子とが、前記第2PチャネルFETによって接続され、前記第2コイルの前記第2端子と前記二次電池の負極とが、前記第2NチャネルFETによって接続され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面する位置で、前記第1コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面する位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第1コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第2コイルで電力を生成し、電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記第1コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面している間、前記過程Aが繰り返され、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記第2コイルが作動され、前記軸が回転し、回転する前記永久磁石が前記第1コイルで電力を生成し、電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記第2コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第2端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面している間、前記過程Bが繰り返される、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記2つのコイルの代わりに、4つの電磁石が前記永久磁石の周囲の外側に設置され、第1電磁石Aが前記第1永久磁石を対面し、第2電磁石Aが前記第2久磁石を対面し、第1電磁石Bが前記第3永久磁石を対面し、第2電磁石Bが前記第4永久磁石を対面し、前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bとが直列に接続されて接続された電線は前記第1コイルとみなされ、前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bとが直列に接続されて接続された電線は前記第2コイルとみなされ、前記第1コイルの前記第1端子が前記第2コイルの前記第1端子に接続されず、
第1ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第1ダイオードのアノードが前記第2コイルの前記第1端子に接続され、第2ダイオードのカソードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、前記第2ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、第3ダイオードのカソードが前記二次電池の前記正極に接続され、前記第3ダイオードのアノードが前記第1コイルの前記第1端子に接続され、第4ダイオードのカソードが前記第2コイルの前記第1端子に接続され、前記第4ダイオードのアノードが前記二次電池の前記負極に接続され、
前記コイルに電流が流れるようにする前記装置において、
前記二次電池の正極と前記第1コイルの前記第1端子とが、前記第1PチャネルFETによって接続され、前記第2コイルの第1端子と前記二次電池の負極とが、前記第1NチャネルFETによって接続され、前記二次電池の正極と前記第2コイルの前記第1端子とが、前記第2PチャネルFETによって接続され、前記第1コイルの第1端子と前記二次電池の負極とが、前記第2NチャネルFETによって接続され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面する位置で、前記第1コイルに電流を流すように前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面する位置で、前記第2コイルに電流を流すように前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとがONになるように構成され、
前記過程Aでは、
(1)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記コイルが作動され、前記軸が回転し、
(2)前記第1PチャネルFETと前記第1NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第2コイルの前記第1端子に流れ、また、前記第1コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第1電磁石Aと前記第1電磁石Bに対面している間、前記過程Aが繰り返され、
前記過程Bでは、
(1)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともONになって、それで前記二次電池によって前記コイルが作動され、前記軸が回転し、
(2)前記第2PチャネルFETと前記第2NチャネルFETとが両方ともOFFになって、それで前記コイルに発生する逆起電力によって電子が前記二次電池の前記正極から前記第1コイルの前記第1端子に流れ、また、前記第2コイルの前記第1端子から前記二次電池の負極に流れ、
前記第1永久磁石と前記第3永久磁石とが前記第2電磁石Aと前記第2電磁石Bに対面している間、前記過程Bが繰り返される、請求項1に記載の装置。
【国際調査報告】