(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-31
(54)【発明の名称】物件資源場所および情報共有システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20241024BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024526911
(86)(22)【出願日】2022-08-18
(85)【翻訳文提出日】2024-06-26
(86)【国際出願番号】 US2022040699
(87)【国際公開番号】W WO2023075896
(87)【国際公開日】2023-05-04
(32)【優先日】2021-11-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524167429
【氏名又は名称】チェイシング ベーコン, エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】リース, アンドリュー
【テーマコード(参考)】
5L050
【Fターム(参考)】
5L050CC11
(57)【要約】
一般に、コンピュータ実装システムは、識別された物件と関連付けられる物件メタデータまたは識別された資源と関連付けられる資源メタデータを受信し、ユーザまたはユーザグループと読出可能に共有するように構成される。具体的には、ユーザインターフェースを描写するための1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイスによってアクセス可能なプログラムコードは、物件の物件識別子と関連付けられる物件メタデータの打込および物件と関連付けられる資源の資源識別子と関連付けられる資源メタデータの打込を可能にし、ユーザまたはユーザのグループのそれぞれが、水遮断弁、ガス遮断弁、および回路遮断器ボックスを含む物件と関連付けられる1つまたはそれを上回るデフォルト資源と関連付けられるメタデータを含む、物件と関連付けられる物件メタデータまたは資源メタデータを便宜的に読出することを可能にするように構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ実装システムであって、前記コンピュータ実装システムは、
非一過性コンピュータ可読媒体を含むサーバ
を備え、
前記非一過性コンピュータ可読媒体は、
コンピューティングデバイスの表示面上にグラフィカルユーザインターフェースを描写することと、
前記グラフィカルユーザインターフェースにおけるユーザインジケーションによって、物件の物件識別子を受信することと、
前記コンピューティングデバイスの前記表示面上に地理的表現を描写することと、
前記地理的表現におけるユーザインジケーションによって、前記物件の物件場所を受信することと、
前記物件場所を前記物件識別子と関連付けることと、
前記グラフィカルユーザインターフェースにおけるユーザインジケーションによって、前記物件と関連付けられる物件メタデータを受信することと、
前記物件メタデータを前記物件識別子と関連付けることと、
前記グラフィカルユーザインターフェースにおけるユーザインジケーションによって、前記物件場所において資源場所を有する資源の資源識別子を受信することと、
前記資源の前記資源識別子を前記物件識別子と関連付けることと、
前記グラフィカルユーザインターフェースにおけるユーザインジケーションによって、前記資源と関連付けられる資源メタデータを受信することと、
前記資源メタデータを前記資源識別子と関連付けることと
を行うように実行可能なプログラムを含有する、システム。
【請求項2】
前記物件は、住宅物件または商業物件を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記住宅物件または前記商業物件は、前記地理的表現において識別可能な地理的場所を有する固定または移動構造を備える、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記物件メタデータと関連付けられる前記物件識別子は、前記サーバ内に、または前記サーバによってアクセス可能なデータベース内に読出可能に記憶される、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記物件メタデータは、テキスト文書、静止画像または動画像、ビデオクリップ、オーディオクリップ、場所座標、全地球測位座標、およびそれらの組み合わせのうちの1つまたはそれを上回るものを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記資源メタデータと関連付けられる前記資源識別子は、前記サーバ内に、または前記サーバによってアクセス可能なデータベース内に読出可能に記憶される、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記資源メタデータは、資源説明、資源場所説明、資源地理的場所表現、前記資源場所へのルート、資源連絡先情報、前記資源地理的場所表現における資源場所アイコン、前記資源の画像、テキスト文書、静止画像または動画像、ビデオクリップ、オーディオクリップ、場所座標、全地球測位座標、およびそれらの組み合わせのうちの1つまたはそれを上回るものを含む、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記資源は、水遮断弁、ガス遮断弁、および回路遮断器ボックスのうちの1つまたはそれを上回るものを備える、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける第1のユーザのユーザインジケーションによって、1人またはそれを上回る第2のユーザと対応して関連付けられる1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子を受信するように実行可能であり、前記1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子は、前記サーバまたはデータベース内に読出可能に記憶される、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザの前記ユーザインジケーションによって、前記グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される物件識別子の物件識別子リストを描写するように実行可能である、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記プログラムはさらに、前記物件識別子のリスト内の前記物件識別子のうちの1つの前記第1のユーザの前記ユーザインジケーションによる選択を受信するように実行可能である、請求項10に記載のシステム。
【請求項12】
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される前記1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子の第2のユーザ識別子リストを描写するように実行可能である、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される前記1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子を選択するように実行可能である、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記プログラムはさらに、前記第1のユーザによって選択された前記物件識別子を、前記第2のユーザ識別子リストから前記第1のユーザによって選択された前記1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子と関連付けるように実行可能である、請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子と関連付けられる前記1人またはそれを上回る第2のユーザによる要求に応じて、前記第1のユーザによって選択された前記物件識別子と関連付けられる前記物件メタデータの読出を可能にするように実行可能である、請求項13に記載のシステム。
【請求項16】
前記物件メタデータの読出は、前記物件識別子と関連付けられる資源識別子と関連付けられる前記資源メタデータの読出を含む、請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザの前記ユーザインジケーションによって、前記グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される資源識別子の資源識別子リストを描写するように実行可能である、請求項11に記載のシステム。
【請求項18】
前記プログラムはさらに、前記資源識別子のリスト内の前記資源識別子のうちの1つの前記第1のユーザによる選択を受信するように実行可能である、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される第2のユーザの第2のユーザ識別子リストを描写するように実行可能である、請求項18に記載のシステム。
【請求項20】
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される前記1人またはそれを上回る第2のユーザを選択するように実行可能である、請求項19に記載のシステム。
【請求項21】
前記プログラムはさらに、前記第1のユーザによって選択された前記資源識別子を前記第1のユーザによって選択された前記第2のユーザ識別子と関連付けるように実行可能である、請求項13に記載のシステム。
【請求項22】
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記第2のユーザ識別子と関連付けられる第2のユーザ要求に応じて、前記第1のユーザによって選択された前記資源識別子と関連付けられる前記資源メタデータの読出を可能にするように実行可能である、請求項13に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本国際特許協力条約特許出願は、本明細書を参照することによって本明細書に組み込まれる、2021年11月1日に出願された、米国非仮特許出願第17/516,397号の継続出願である。
【0002】
一般に、コンピュータ実装システムは、識別された物件と関連付けられる物件メタデータまたは識別された資源と関連付けられる資源メタデータを受信し、ユーザまたはユーザグループと読出可能に共有するように構成される。具体的には、ユーザインターフェースを描写するための1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイスによってアクセス可能なプログラムコードは、物件の物件識別子と関連付けられる物件メタデータの打込および物件と関連付けられる資源の資源識別子と関連付けられる資源メタデータの打込を可能にし、ユーザまたはユーザのグループのそれぞれが、水遮断弁、ガス遮断弁、および回路遮断器ボックスを含む物件と関連付けられる1つまたはそれを上回るデフォルト資源と関連付けられるメタデータを含む、物件と関連付けられる物件メタデータまたは資源メタデータを便宜的に読出することを可能にするように構成される。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
故に、本発明の実施形態の広範な目的は、ユーザインジケーションによって、物件の物件識別子を受信し、物件場所が識別され、物件メタデータと関連付けられ得る地理的表現を描写し得、ユーザインジケーションによって、物件場所上またはそれを中心とする資源場所を有し、資源メタデータと関連付けられる資源の資源識別子を受信し得、それによって、物件メタデータおよび資源メタデータが、物件または物件と関連付けられる資源の後続場所および識別を迅速化するためにユーザまたはユーザグループによって共有され得る、コンピューティングデバイスの表示面上のユーザインターフェースを描写するように実行可能なプログラムコードを含有する、非一過性コンピュータ可読媒体を含む、コンピューティングデバイスのうちの1つまたはそれを上回るものを提供することであり得る。
【0004】
当然ながら、本発明のさらなる目的が、本明細書、図面、写真、および請求項の他の領域全体を通して開示される。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1】
図1は、例証的コンピュータ手段、ネットワーク手段、および物件および物件資源メタデータ共有システムの実施形態を実装するためのコンピュータ実行可能命令を含有する、コンピュータ可読媒体のブロック図である。
【0006】
【
図2】
図2は、プログラムアクセスメニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0007】
【
図3】
図3は、サインアップメニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0008】
【
図4】
図4は、ログインメニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0009】
【
図5】
図5は、サブスクリプションメニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0010】
【
図6】
図6は、物件打込メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0011】
【
図7】
図7は、物件追加成功メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0012】
【
図8】
図8は、水遮断弁に関連する資源メタデータを打ち込むためのデフォルト資源打込メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0013】
【
図9】
図9は、資源メタデータアップロードメニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0014】
【
図10】
図10は、物件識別子または資源識別子をプレイスマークするためのマッピングおよびナビゲーションメニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0015】
【
図11】
図11は、資源メタデータアップロードアラートメニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0016】
【
図12】
図12は、ガス遮断弁に関連する資源メタデータを打ち込むためのデフォルト物件資源打込メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0017】
【
図13】
図13は、回路遮断器ボックスに関連する資源メタデータを打ち込むためのデフォルト物件資源打込メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0018】
【
図14】
図14は、資源追加成功メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0019】
【
図15】
図15は、ホームページメニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0020】
【
図16】
図16は、サブスクリプション更新メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0021】
【
図17】
図17は、サブスクリプション支払メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0022】
【
図18】
図18は、物件共有メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0023】
【
図19】
図19は、ユーザを追加するメニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0024】
【
図20】
図20は、資源共有メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0025】
【
図21】
図21は、ユーザまたはグループ識別子選択メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0026】
【
図22】
図22は、共有された物件メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0027】
【
図23】
図23は、共有された資源メニューの実施形態を描写する、ユーザインターフェースを図示する。
【0028】
【
図24】
図24は、コンピューティングデバイス上またはシステム内で物件および物件資源情報共有ユーザインターフェースの実施形態を使用する方法を図示する、ブロックフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
システム。概して、
図1-25を参照すると、物件資源場所および情報共有システム(1)(「システム(1)」とも称される)が、1つまたはそれを上回るサーバ(2)上に分散されることができる。1つまたはそれを上回るサーバ(2)は、データ記憶およびコンピューティングパワーのオンデマンドの可用性を可能にする、クラウドコンピューティングを備えることができる。例証的実施例として、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)は、Amazon Web Services Cloudにおいてスケーラブルなコンピューティング能力を提供する。1つまたはそれを上回るサーバ(2)は、インターネット(4a)、セルラーベースの無線ネットワーク(4b)、またはローカルネットワーク(4c)等の公衆ネットワーク(4)(個々に、または集合的に「ネットワーク(4)」)によって1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイス(3)(3a、3b...3
n)に動作可能に結合されることができる。ネットワーク(4)は、ブラウザベースのオンライン処理によってアクセス可能な、または1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイス(3)によってダウンロード可能なプロセッサ可読コードを含む、物件資源場所および情報共有プログラム(5)(「プログラム(5)」とも称される)をサポートする。プログラム(5)は、システムコンテンツ(6)を利用および共有するために、オンラインまたはオフライン有線または無線接続を確立するために、1つまたはそれを上回るサーバ(2)と1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイス(3)との間の通信を協調させるように動作する。
【0030】
ここで主として
図1を参照すると、特定の実施形態では、システムコンテンツ(6)は、1つまたはそれを上回るコンピュータアプリケーション(7)(7a、7b、..7
n)のコンテンツを含むことができる。プログラム(5)の実装による1つまたはそれを上回るサーバ(2)は、一実施例として、GOOGLE MAPS、MAPQUEST、PANORAMIO等のマッピングおよびナビゲーションアプリケーション(7a)にアクセスし、そこからデータを読出し、地理的表現(8)を読出および表示することができる。地理的表現(8)は、1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイス(3)の表示面(9)上に描写され得る、地理平面マップ、地形マップ、道路マップ、衛星マップ、または地理的エリアの他の表現等のマップであり得る。特定の実施形態では、マッピングおよびナビゲーションアプリケーション(7a)は、地理的表現(8)内の場所(11)に物件場所アイコン(10)(プレイスマークまたはタグとも称される)を設置することができる。
【0031】
特定の実施形態では、システム(1)は、データ(13)と他のコンピュータアプリケーション(7)(7a、7b、..7n)との関連付けの有無を問わず、それから1つまたはそれを上回るサーバ(2)がシステムコンテンツ(7)の一部としてデータ(13)を読出し得る、1つまたはそれを上回るリレーショナルデータベース(12)を含むことができる。特定の実施形態では、1つまたはそれを上回るリレーショナルデータベース(12)は、ユーザ(14)、ユーザグループ(15)、物件(16)、または資源(17)、およびそれらの組み合わせに関連するデータおよびメタデータ(集合的にデータ(13))を含有することができる。
【0032】
データ。本発明の目的のための用語「データ(13)」は、1つまたはそれを上回るサーバ(2)、データベース(12)、またはコンピューティングデバイス(3)によって処理または記憶されるコンピュータデータを意味し、前述の範疇を犠牲にすることなく、データ(13)は、部分的に、デジタル化されたテキスト文書、静止画像または動画像、ビデオクリップ、オーディオクリップ、地球上の精密な地理的場所の一意の識別子を提供する場所座標、全地球測位座標、およびそれらの組み合わせを含む。
【0033】
コンピューティングデバイス。再び、主として
図1を参照すると、1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイス(3)は、システム(1)内のコンピューティングデバイス(3)の機能性を実装するために、全体的または部分的に、プログラム(5)または1つまたはそれを上回るコンピュータアプリケーション(7)を含む、コンピュータ実行可能命令を含有することが可能な非一過性コンピュータ可読媒体(3e)に通信可能に結合される、プロセッサ(3d)を含むことができる。1つまたはそれを上回るクライアントデバイス(3)はそれぞれ、「ハイパーテキストマークアップ言語」(HTML)においてフォーマットされたシステムコンテンツ(6)をダウンロードおよびレンダリングするように機能する、GOOGLE CHROME、MOZILLA FIREFOX、または同等物等のインターネットブラウザ(18)を含むことができる。本環境では、サーバ(2)は、ユーザインターフェース(19A)の最も有意な部分を実装するようにプログラムされ得る。これらの実施形態に関して、ユーザインターフェース(19A)を実装するプログラム(5)は、サーバ(2)内に常駐することができ、1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイス(3)は、ブラウザ(18)を使用し、ダウンロードされたコンテンツ(6)を表示し、サーバ(2)に戻るようにユーザ入力(22)を中継することができる。サーバ(2)は、付加的コンテンツ(6)をフォーマットし、コンテンツ(6)を1つまたはそれを上回るクライアントデバイス(3)にダウンロードすることによって応答するであろう。他の実施形態では、1つまたはそれを上回るサーバ(2)は、主として、1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイス(3)のそれぞれの上に設置されるユーザインターフェース(19A)を実装することに主として関与するデータ(13)のソースとして使用されることができる。これらの実施形態に関して、1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイス(3)はそれぞれ、ユーザインターフェース(19A)を実装するプログラム(5)または他のソフトウェアアプリケーション(7)を実行し、1つまたはそれを上回るサーバ(2)または1つまたはそれを上回るデータベース(12)からデータ(13)を読出することができる。本説明における例証的実施例は、明確化のために、あるタイプのデータ(13)をあるサーバ(2)またはデータベース(12)に帰属させ得るが、種々のタイプのデータ(13)が、1つのサーバ(2)またはデータベース(12)内に常駐し得、または1つのタイプのデータ(13)が、複数のサーバ(2)またはデータベース(12)間に分散され得、本発明の実施形態が、コンピューティングデバイス(3)によって利用されるプログラム(5)またはソフトウェアアプリケーション(7)に応じて、サーバ(2)またはデータベース(12)を多かれ少なかれ利用し得ることを理解されたい。コンピューティングデバイス(3)はそれぞれさらに、全地球測位システム(「GPS」)(21)に動作可能に結合される、全地球測位受信機(20)を含むことができる。用語「コンピューティングデバイス」は、ある実施形態と関連付けて利用されるが、これは、本発明の範囲をそれらの特定の実施形態に限定することを意図しておらず、むしろ、ある実施形態は、一般的に、上記に説明されるようにそれぞれ動作可能に結合される、第1のコンピューティングデバイス(3a)または第2のコンピューティングデバイス(3b)または複数のコンピューティングデバイス(3a、3b、3c)を含み得る。1つまたはそれを上回るコンピューティングデバイス(3)は、例証的実施例として、パーソナルコンピュータ、スレートコンピュータ、タブレットまたはパッドコンピュータ、セルラー電話、携帯情報端末、スマートフォン、プログラマブル消費者電子機器、またはそれらの組み合わせ等のデスクトップコンピュータデバイスまたはモバイルコンピュータデバイスであり得る。
【0034】
ユーザ。本発明の目的のための用語「ユーザ(14)」は、プログラム(5)またはシステム(1)の機能性にアクセスする、またはそれを利用するためにコンピューティングデバイス(3)を使用する任意の人または物を意味する。
【0035】
物件。本発明の目的のための用語「物件(16)」は、固定された、または移動する物理的場所を有する物理的構造を意味し、前述の範疇を犠牲にすることなく、住宅物件(16a)または商業物件(16b)を含む。住宅物件(16a)の例証的実施例は、家、アパート、コンドミニアム、レクリエーション車両、モーターホーム、キャンピングカー、コーチ、5輪トレーラ、およびボートを含む。商業物件(16b)の例証的実施例は、商業ビル、ホテル、モール、医療総合施設、ショッピングセンター、および小売店舗を含む。
【0036】
資源。本発明の目的のための用語「資源(17)」は、物件(16)と関連付けられる物理的要素を意味し、前述の範疇を犠牲にすることなく、物件(16)内の、またはそれと関連付けられる部分、コンポーネント、物品、アイテム、または物を含む。資源(17)の例証的実施例は、水遮断弁(17a)、ガス遮断弁(17b)、回路遮断器ボックス(17c)を含むが、しかしながら、これらの例証的実施例は、実施例として、下水管路アクセス点、暖房機、エアコン、洗濯機、乾燥機、火器、緊急医療キット、薬棚、金庫、ロックボックス、およびサーモスタットを含む、物件と関連付けられる他の物理的要素を除外することを意味しない。
【0037】
プログラム。ここで主として
図1を参照すると、特定の実施形態では、プログラム(5)は、ユーザ(14)が、グラフィカルユーザインターフェース(19)における、または他のユーザインターフェースとの組み合わせにおけるユーザインジケーション(22)によって、プログラム(5)の1つまたはそれを上回る機能を実行することを対応して可能にする、コンピューティングデバイス(3)の表示面(9)上のグラフィカルユーザインターフェース(19A)を実装および描写するための命令を含む、ユーザインターフェースモジュール(19)を含むことができる。グラフィカルユーザインターフェース(19)における、または他のユーザインターフェースとの組み合わせにおけるユーザインジケーション(22)は、プログラム(5)の1つまたはそれを上回る機能を実行することができる。例証的実施例として、ユーザインジケーション(22)は、1つまたはそれを上回る制御アイコンの選択、1つまたはそれを上回る記入可能なフィールドの中へのテキストの打込、音声コマンド、キーボードストローク、マウスボタンポイントおよびクリック、タッチスクリーン上でのタッチ、またはその他、またはそれらの組み合わせ(個々に、および集合的に「ユーザインジケーション」と称される)を含むことができる。本発明の目的のための用語「モジュール」は、1つまたはそれを上回るルーチンを含有するプログラム(5)のコンポーネントまたは一部を意味する。1つまたはそれを上回るモジュールは、プログラム(5)を構成する。
【0038】
メニューモジュール。ここで主として
図1を参照すると、プログラム(5)の実施形態は、コンピューティングデバイス(3)の表示面(9)上にオプションまたはコマンドのリストを描写するように機能する、メニューモジュール(23)を含むことができる。メニューは、グラフィカルユーザインターフェース(19)全体またはより複雑なグラフィカルユーザインターフェース(19)の一部のみのいずれかであってもよく、ユーザインジケーション(22)がプログラム(5)の1つまたはそれを上回る機能をアクティブ化し得る、1つのメニュー画像または複数の画像を含んでもよい。特定の実施形態では、メニューモジュール(23)は、システム(5)の機能性へのユーザアクセスの範疇および範囲を定める、グラフィカルユーザインターフェース(19)における事前のユーザインジケーション(22)に基づいて、ユーザ(14)へのリスト、オプション、またはコマンドを段階的に描写するために、プログラム(5)の他のモジュールと通信する。
【0039】
サインアップモジュール。ここで主として
図1-3を参照すると、プログラム(5)の実施形態は、必ずしも必要ではないが、実行に応じて、(
図2の実施例に示されるような)プログラムアクセスメニュー(25)および(
図3の実施例に示されるような)サインアップメニュー(28)を描写する、サインアップモジュール(24)を含むことができ、これは、ユーザインジケーション(22)によって、ユーザ(14)が、それに基づいてユーザ(14)がシステム(1)によって認証され、対応して、システム(1)によって提供される、またはそれに接続されるコンテンツ(6)にアクセスし、プログラム(5)または他のソフトウェアアプリケーション(7)にアクセスする、またはそれをロードするための許可を受け取り得る、ユーザアカウント(26)を作成することを可能にする。
図2の例証的実施例では、サインアップモジュール(24)は、メディアアクセスダイアログボックス(27)を含有するプログラムアクセスメニュー(25)を描写させ、これは、それを通してユーザ(14)がプログラム(5)を利用するために1つまたはそれを上回るサーバ(2)またはデータベース(12)にアクセスし得る、メディアアプリケーション(7b)の選択を可能にする。本発明の目的のために、用語「ダイアログボックス」は、コマンドを選択する、情報を打ち込む、アイコンを提供する、または別様にプログラム(5)の機能性を制御するようにユーザ(14)をプロンプトする、コンピューティングデバイス(3)の表示面(9)上のエリアの描写を意味する。例証的実施例では、メディアアプリケーション(7b)は、OUTLOOK、FACEBOOK(登録商標)、GOOGLE、APPLE等のアプリケーションを含むが、しかしながら、それを通してユーザがプログラム(5)へのアクセスを得て、それをダウンロードし得るメディアアプリケーション(7b)のこれらの例証的実施例は、実施形態をこれらのメディアアプリケーション(7b)に限定することを意図しておらず、当業者が本発明の実施形態を作製および使用することを可能にするための十分な数の実施例を提供することを意図している。ユーザ(14)は、グラフィカルユーザインターフェース(19A)におけるユーザインジケーション(22)によって、それを通してユーザ(14)がプログラム(5)へのアクセスを得るメディアアプリケーション(7b)を選択することができる。対応するメディアアクセスダイアログボックス(27)におけるユーザインジケーション(22)によるメディアアプリケーション(7b)の選択は、メニューモジュール(23)に、ユーザアカウント(26)と関連付けられるべきユーザ情報(30)で記入可能なサインアップダイアログボックス(29)を含むサインアップメニュー(28)を描写させる。ここで主として
図3を参照すると、例証的実施例では、サインアップダイアログボックス(29)は、ユーザアカウント(26)を作成するために、名、姓、電子メールアドレス、およびパスワードを記入するようにユーザ(14)に要求することができるが、しかしながら、本例証的実施例は、ユーザアカウント(26)を作成するために、付加的または異なるユーザ情報(30)を要求する実施形態を除外することを意図していない。ユーザ(14)が、新しいユーザアカウント(26)を作成する場合、サインアップモジュール(24)は、プログラム(5)のサブスクリプションモジュール(33)をアクティブ化することができる。ユーザ(14)が、システム(1)へのアクセスと関連付けられるユーザアカウント(26)をすでに有している場合、サインアップメニュー(28)はさらに、プログラム(5)のログインモジュール(32)をアクティブ化する、(
図2の実施例に示されるような)ログインリンク(31)を含むことができる。
【0040】
ログインモジュール。ここで主として
図1および4を参照すると、プログラム(5)の実施形態は、必ずしも必要ではないが、実行に応じて、ユーザインジケーション(22)によってユーザ(14)が既存のユーザアカウント(26)にログインすることを可能にする、ログインメニュー(32A)を描写する、ログインモジュール(32)を含むことができる。例証的実施例として、ユーザ(14)は、例証的実施例に示されるようなユーザ名(34)およびパスワード(35)で、または音声認識、指紋認識、または顔認識等の他の認証情報によって自身を認証することによって、アカウンティング、セキュリティ、および資源管理の目的のためにユーザアカウント(26)にログインすることができる。
【0041】
サブスクリプションモジュール。ここで主として
図1および5を参照すると、特定の実施形態では、プログラム(5)は、ユーザインジケーション(22)によって、ユーザ(14)が、設定価格(「サブスクリプション(34)」)で規定された時間周期にわたってシステム(1)の機能性を使用するために購入またはサブスクライブすることを可能にする、サブスクリプションメニュー(33A)を描写するように機能する、サブスクリプションモジュール(33)を含むことができる。例証的実施例として、サブスクリプションモジュール(33)は、グラフィカルユーザインターフェース(19)におけるユーザインジケーション(22)によって選択され得る、複数のサブスクリプション識別子(33C)(例えば、「無料」、「基本」、および「ビジネスプレミアム」)を含む、サブスクリプション識別子リスト(33B)を含んでユーザ(14)に提示することができる。複数のサブスクリプション識別子(33C)のうちの1つの選択は、サブスクリプション(34)に対するサブスクリプション識別子(33c)のうちの選択されたものの下でユーザアカウント(26)に利用可能な機能性の範囲および範疇を定めるようにサブスクリプションモジュール(33)をアクティブ化する。
【0042】
設定モジュール。ここで主として
図1および6-14を参照すると、プログラム(5)の実施形態は、ユーザ(14)がプログラム(5)またはコンピューティングデバイス(3)に割り当てられるべき設定または値を打ち込むことを可能にする、一連の明確に定義されたステップを通してユーザ(14)を導く情報を提供する、またはコマンドを選択するようにユーザ(14)をプロンプトする、設定ダイアログボックスのシーケンスをユーザ(14)に提示する、設定モジュール(35)を含むことができる。ある実施形態は、必ずしも必要ではないが、ユーザ介入を伴わずにプログラム(5)によって、またはそれに自動的に割り当てられる設定または値を提供する、デフォルトまたはプリセットを具備することができる。簡潔にするために、
図6-14に描写され、下記にさらに説明される特定の例証的実施例は、1つのみのコンピューティングデバイス(3)を含んでもよいが、しかしながら、これは、1つのコンピューティングデバイス(3)の動作が、システム(1)内のコンピュータクライアント-管理者関係において複数のコンピューティングデバイス(3)の動作を協調させる実施形態、または第1のコンピューティングデバイス(3a)および第2のコンピューティングデバイス(3b)が、システム(1)によって協調される個別の動作を有し、第1および第2のコンピューティングデバイス(3a、3b)が、プログラム(5)の機能が第1および第2のコンピューティングデバイス(3a、3b)の間で離散的に配分される関係を有し、特に、第1のコンピューティングデバイス(3a)が、機能性を協調させ、またはコンピューティングデバイス(3c)のグループとデータを共有し、顧客コンピューティングデバイス(3a)と1つまたはそれを上回るサービスプロバイダコンピューティングデバイス(3b)との間等のクライアント-サービスプロバイダ関係を提供する実施形態を除外することを意図していない。
【0043】
物件モジュール。ここで主として
図1、6、および25を参照すると、設定モジュール(35)は、(
図6に、および
図25に「S1」として示される)ユーザインジケーション(22)によって物件(16)の物件識別子(39)で記入可能な物件打込ダイアログボックス(38)を提供する、物件打込メニュー(36)を描写する、物件モジュール(37)をアクティブ化することができる。
図6の例証的実施例では、物件識別子(39)は、「家1」を示すが、しかしながら、物件識別子(39)は、任意の英字、数字、英数字、記号、アイコン、テキスト、地理的座標、または画像、またはユーザ(14)が物件(16)と関連付けることを所望する識別の他の様式であり得る。物件識別子(39)の打込に応じて、物件モジュール(37)は、次いで、設定命令における次のメニューに進むように(
図6の実施例に「次へ」として示される)次のステップダイアログボックス(40)でユーザ(14)をプロンプトすることができる。
【0044】
物件追加。ここで主として
図1および7を参照すると、特定の実施形態では、設定モジュール(35)は、物件追加成功メニュー(40)に描写される物件識別子(39)に関して、物件識別子(39)が正常にデータベース(12)に追加され、ユーザのアカウント(26)と関連付けられたことを示す、物件追加成功メニュー(40)を描写することができる。物件追加成功メニュー(40)はさらに、物件とデータベース(12)内のユーザのアカウントとの関連付けを肯定するための成功ダイアログボックス(40A)(
図7の例証的実施例に「Ok」として示される)を描写することができる。物件追加成功メニュー(40)におけるユーザインジケーション(22)に応じて、物件モジュール(37)は、次いで、設定命令における次のメニューに進むように(
図7の実施例に「次へ」として示される)次のステップダイアログボックス(40)でユーザ(14)をプロンプトすることができる。
【0045】
資源モジュール。ここで主として
図1および8-16および25を参照すると、設定モジュール(35)は、ユーザインジケーション(22)によって資源(17)の資源識別子(44)で記入可能な資源打込ダイアログボックス(43)を提供する、資源打込メニュー(42)を描写し得る、資源モジュール(41)をアクティブ化することができる。特定の実施形態では、設定モジュール(35)は、資源打込ダイアログボックス(43)内に1つまたはそれを上回るデフォルト資源識別子(44)を連続的に描写することができる。
図8の例証的実施例では、デフォルト資源識別子(44)は、(
図25に「S2」として示される)「水弁」であり得るが、しかしながら、特定の実施形態では、デフォルト資源打込メニュー(42)は、存在しなくてもよく、ユーザ(14)が、資源打込ダイアログボックス(43)におけるユーザインジケーション(22)によって資源識別子(44)を打ち込み得る、資源打込ダイアログボックス(43)が、描写されることができる。デフォルト資源識別子(44)として描写されないとき、資源識別子(44)は、任意の英字、数字または英数字、記号、アイコン、テキスト、地理的座標、または画像、またはユーザ(14)が資源(17)と関連付けることを所望する識別の他の様式(
図25に「S3」として示される)であり得る。資源(17)がデフォルト資源識別子(44)として、またはユーザインジケーション(22)による資源識別子(44)の打込によって描写されるかどうかにかかわらず、資源モジュール(41)は、次いで、(
図8の実施例に「説明を追加する」として示される)資源説明ダイアログボックス(45)でユーザ(14)をプロンプトすることができる。資源説明ダイアログボックス(45)におけるユーザインジケーション(22)によって、資源(17)は、資源(17)の物理的外観、(
図1の実施例に示されるような)資源場所(11’)への物件(16)内のルート、またはユーザ(14)が物件(16)内、その上、またはそれを中心とする資源場所(11’)に物理的に進むことを可能にするための他の説明によって説明されることができる。特定の実施形態では、資源モジュール(41)は、ユーザインジケーション(22)によって資源連絡先情報(47)で記入可能な資源連絡先ダイアログボックス(46)を描写することができる。例証的実施例では、資源連絡先ダイアログボックス(47)は、「連絡先電話番号」を打ち込むようにユーザ(14)をプロンプトすることができるが、しかしながら、資源連絡先ダイアログボックス(46)は、連絡先電子メールアドレス、連絡先ファクシミリアドレス、連絡先ソーシャルメディアアドレス、連絡先物理アドレス、またはそれらの組み合わせ等の他の連絡先情報の打込をプロンプトすることができる。
【0046】
ここで主として
図9を参照すると、特定の実施形態では、資源モジュール(41)は、ユーザインジケーション(22)によって、ユーザ(14)が資源(17)と関連付けられる資源リマインダ(49)を打ち込み得る、資源打込メニュー(42)内の資源リマインダダイアログボックス(48)を描写するように機能することができる。特定の実施形態では、資源リマインダダイアログボックス(48)は、リマインダアプリケーション(7c)へのアクセスを提供することができる。一例証的実施例として、リマインダアプリケーション(7c)は、MICROSOFT OUTLOOKのためのApptotoアポイントメントリマインダを備えることができる。再び、主として
図9を参照すると、特定の実施形態では、資源モジュール(41)は、資源画像アップロードダイアログボックス(50)を描写するように機能することができる。資源画像アップロードダイアログボックス(50)におけるユーザインジケーション(22)によって、資源モジュール(41)は、(
図1の実施例および
図25「S2」に示されるように)コンピューティングデバイス(3)が資源画像(51)を捕捉し、資源画像(51)を資源画像アップロード画像ダイアログボックス(50)にアップロードする、または資源(17)の既存の資源画像(51)をそれにアップロードすることを可能にすることができる。プロセスは、複数の資源画像アップロード画像ダイアログボックス(50)における連続的なユーザインジケーションによって繰り返されることができる。再び、主として
図9を参照すると、特定の実施形態では、資源モジュール(41)は、1つまたはそれを上回る資源ビデオアップロードダイアログボックス(52)を描写するように機能することができる。資源ビデオアップロードダイアログボックス(52)におけるユーザインジケーション(22)によって、資源モジュール(41)は、コンピューティングデバイス(3)が資源ビデオ(53)を捕捉し、資源アップロードビデオダイアログボックス(52)にアップロードする、または資源(17)の既存の資源ビデオ(53)をそれにアップロードすることを可能にすることができる。プロセスは、複数の資源ビデオアップロードダイアログボックス(52)における連続的なユーザインジケーション(22)によって繰り返されることができる。再び、主として
図9を参照すると、特定の実施形態では、資源モジュール(41)は、1つまたはそれを上回る資源地理的表現場所アップロードダイアログボックス(54)を描写するように機能することができる。1つまたはそれを上回る資源地理的表現場所アップロードダイアログボックス(54)におけるユーザインジケーション(22)によって、資源モジュール(41)は、マッピングおよびナビゲーションアプリケーション(7a)にアクセスし、(
図10の実施例に示されるように)ユーザ(14)が物件(16)内、その上、またはそれを中心とする資源場所(11’)にパンおよびズームし得る地理的表現(8)を描写することができる。ユーザ(14)は、地理的表現(8)におけるユーザインジケーションによって、資源(17)の資源場所(11’)において地理的表現(8)内に資源場所アイコン(10’)を作成することができる。ここで主として
図11を参照すると、特定の実施形態では、資源モジュール(41)は、システム(1)における資源(17)の打込を完了するために、ユーザ(14)が少なくとも1つの資源画像(51)をアップロードする、少なくとも1つの資源ビデオ(53)をアップロードする、または資源場所アイコン(11’)を含む地理的表現(8)をアップロードすることを必要とする、または資源画像(51)、資源ビデオ(53)、および資源場所アイコン(11”)を含む地理的表現(8)のそれぞれ、またはそれらの2つまたはそれを上回るものの組み合わせ、または他の資源メタデータ(13’)(個々に、または集合的に資源メタデータ(13’))をアップロードすることを必要とする、アラート資源ダイアログボックス(55)を描写することができる。ここで主として
図12および13を参照すると、特定の実施形態では、資源モジュール(41)は、付加的デフォルト資源識別子(44)を含むことができる。
図12の例証的実施例では、デフォルト資源(17)は、「ガス遮断弁」であり得る。再び、主として
図13を参照すると、デフォルト資源(17)は、「回路遮断器ボックス」であり得る。デフォルト資源打込メニュー(42)はそれぞれ、「水弁」資源打込メニュー(42)の例証的実施例と同様に描写され、機能することができる。
【0047】
資源追加。ここで主として
図14を参照すると、特定の実施形態では、設定モジュール(35)は、資源追加成功メニュー(56)に描写される資源識別子(44)に関して、資源識別子(44)が、資源画像(51)、資源ビデオ(53)、および資源場所アイコン(11”)を含む地理的表現(8)とともに、正常に1つまたはそれを上回るデータベース(12)に追加され、ユーザアカウント(26)と関連付けられたことを示す、資源追加成功メニュー(56)を描写することができる。資源追加成功メニュー(56)はさらに、ユーザ(14)が資源メタデータ(13’)と1つまたはそれを上回るデータベース(12)内のユーザアカウント(26)との関連付けを肯定することを必要とする、資源追加成功ダイアログボックス(57)(
図14の例証的実施例に「Ok」として示される)を描写することができる。資源追加成功メニュー(56)におけるユーザインジケーション(22)に応じて、資源モジュール(41)は、次いで、設定命令における次のメニューに進むように(
図14の実施例に「完了」として示される)資源追加ダイアログボックス(58)でユーザ(14)をプロンプトすることができる。
【0048】
ホームページ。ここで主として
図15を参照すると、特定の実施形態では、ユーザによる物件モジュール(37)によって描写されるデフォルト物件打込メニュー(36)または資源モジュール(41)によって描写されるデフォルト資源打込メニュー(42)の完了に応じて、設定モジュール(35)は、(
図25に「S4」として示される)ホームページメニュー(60)を描写するようにホームページモジュール(59)をアクティブ化することができる。ホームページメニュー(60)は、システム(1)内のプログラム(5)の機能の包括的概観を提供する、ホームページダッシュボード(61)を提供することができる。特定の実施形態では、ホームページメニュー(60)は、ユーザインジケーションによって、ユーザアカウント(26)と関連付けられる物件識別子(39)を含む、物件識別子リスト(62’)を描写し得る、物件識別子ダイアログボックス(62)を描写することができる。ホームページメニュー(60)の例証的実施例では、物件識別子リスト(62)は、複数の物件識別子(39)を含む、ドロップダウンリストを備える。ユーザ(14)は、物件識別子リスト(62)におけるユーザインジケーション(22)によって、(
図15の実施例に「123 Mason Street」として示され、
図25に「S6」として示されるように)物件(16)と関連付けられる物件識別子(39)を選択することができる。物件識別子(39)の選択は、ユーザアカウント(26)における物件(16)の選択された物件識別子(39)と関連付けられる資源識別子(44)の資源識別子リスト(63)を描写する(
図15の実施例では、資源識別子「水弁」、「ガス遮断」、および「回路遮断器ボックス」を描写し、
図25に「S7」として示されるように)資源モジュール(41)をアクティブ化することができる。特定の実施形態では、資源識別子(44)はそれぞれ、物件(16)と関連付けられる選択された資源識別子(44)に対応する資源メタデータ(13’)とともに(
図8-14の実施例に示されるような)資源メニュー(42)を描写するように資源モジュール(41)をアクティブ化するようにユーザインジケーション(22)によって選択されることができる。
【0049】
物件を追加する。再び、主として
図15を参照すると、特定の実施形態では、ホームページメニュー(60)は、ユーザインジケーション(22)によって、上記に説明されるものと同一または類似するプロセスにおいて(
図6の実施例および
図25「S5」に示されるように)物件(16)の物件識別子(39)および物件メタデータ(13’)でユーザインジケーション(22)によって記入可能な物件打込ダイアログボックス(38)を含む、物件メニュー(36)を描写するように物件モジュール(37)をアクティブ化する、物件を追加するダイアログボックス(64)を含むことができる。
【0050】
資源を追加する。再び、主として
図15を参照すると、特定の実施形態では、ホームページメニュー(60)は、ユーザインジケーション(22)によって、上記に説明されるものと同一または類似するプロセスにおいて(
図8-14の実施例に示されるように)資源(17)の資源識別子(44)および資源メタデータ(13”)でユーザインジケーション(22)によって記入可能な資源打込ダイアログボックス(43)を提供する、資源打込メニュー(42)を描写するように資源モジュール(41)をアクティブ化する、資源を追加するダイアログボックス(65)を含むことができる。
【0051】
サブスクリプションのアップグレード。再び、主として
図15および16を参照すると、特定の実施形態では、ホームページメニュー(60)において、ユーザが、ユーザのサブスクリプション(34)の範囲または範疇によって包含されないプログラム(5)またはシステム(1)の機能性を使用することを試みる場合、サブスクリプションモジュール(33)は、アクティブ化され、ユーザがユーザのサブスクリプション(34)によって包含されないプログラム(5)またはシステム(1)の機能性を使用することを試みたことを示す、サブスクリプション更新通知メニュー(66)を描写することができる(
図16の実施例では、通知は、「ビジネスアカウントのみ」を記載し、
図25「S8」に示される)。
図16の実施例では、基本サブスクリプション(34)を有するユーザ(14)が、ユーザ(14)による使用のためか、またはユーザグループ(15)と共有されるかどうかにかかわらず、1つを上回る物件(16)の物件メタデータ(13’)をユーザアカウント(26)に関連付けることを試みるとき、サブスクリプションモジュール(33)は、ユーザサブスクリプション(34)が付加的料金の支払によってアップグレードされることを要求してもよい。サブスクリプション更新通知メニュー(66)におけるユーザインジケーション(22)によって、サブスクリプションモジュール(33)は、上記に説明されるような(
図5の実施例に示されるような)サブスクリプションメニュー(33A)を描写するように機能することができる。ユーザ(14)は、サブスクリプションメニュー(33A)におけるユーザインジケーション(22)によって、ユーザアカウント(26)と関連付けられるサブスクリプション(34)をアップグレードし、プログラム(5)またはシステム(1)の所望の機能性の使用を可能にすることができる。ここで主として
図17を参照すると、サブスクリプションメニュー(33A)におけるユーザインジケーション(22)によるサブスクリプション識別子(33)の選択は、PAYPALまたはSQUARE PAYMENTS等の支払アプリケーション(7d)にアクセスし、ユーザインジケーション(22)によって、支払ダイアログボックス(69)に記入し、サブスクリプション(34)のアップグレードのための支払をもたらし得る支払メニュー(68)を描写するようにサブスクリプションモジュール(33)をアクティブ化することができる。
【0052】
共有モジュール。再び、主として
図15を参照すると、プログラム(5)の特定の実施形態は、第1のコンピューティングデバイス(3’)上で閲覧可能な第1のユーザ(14a)のユーザアカウント(26)と関連付けられる物件メタデータ(13’)または資源メタデータ(13”)またはそれらの組み合わせを第2のコンピューティングデバイス(3b)上で閲覧するために第2のユーザ(14b)またはコンピューティングデバイス(3c)のグループ上で閲覧するためにユーザグループ(15)に転送するように機能し得る、共有モジュール(70)を含むことができる。
【0053】
物件共有。
図1および15の例証的実施例では、上記に説明されるような第1のユーザ(14a)によるホームページメニュー(60)における物件識別子(39)の選択に応じて、共有モジュール(70)は、ホームメニュー(60)に描写される物件共有ダイアログボックス(71)(
図15の実施例では「物件を共有する」、
図25に「S9」として示される)において第1のユーザインジケーション(22’)によってアクティブ化されることができる。ここで主として
図18を参照すると、共有モジュール(70)は、物件共有メニュー(72)(
図25に「S10」として示される)を描写するように機能することができる。特定の実施形態では、物件共有メニュー(72)は、ユーザと共有するダイアログボックス(73)(
図18の実施例では「ユーザと共有する」、
図25に「S11」として示される)を描写する、またはグループと共有するダイアログボックス(74)(
図18の実施例では「グループと共有する」、
図25に「S12」として示される)を描写する、または両方を描写することができる。ユーザとの物件共有ダイアログボックス(73)におけるユーザインジケーション(22)によって、共有モジュール(70)は、(
図18に、および
図25に「S13」として示されるように)1つのユーザ識別子(76)をシステム(1)における選択された物件識別子(39)と関連付けられる物件メタデータ(13’)と関連付けるために、それぞれ、ユーザインジケーション(22)によって選択可能な複数のユーザ識別子(76)を含む、ユーザ識別子リスト(75)を描写するように機能することができる。同様に、グループとの物件共有ダイアログボックス(74)におけるユーザインジケーション(22)によって、共有モジュール(70)は、(
図18に、および
図25に「S14」として示されるように)ユーザ識別子グループ(77)をシステム(1)における選択された物件識別子(39)と関連付けられる物件メタデータ(13’)と関連付けるために、各ユーザ識別子(76)がユーザインジケーション(22)によって選択可能である、複数のユーザ識別子(76)を含む、ユーザ識別子リスト(75)を描写するように機能することができる。ユーザ(14)は、共有アイコン(78)におけるユーザインジケーション(22)によって、選択されたユーザ識別子(76)またはグループユーザ識別子(77)と関連付けられるユーザ(14)による、選択された物件識別子(39)と関連付けられる物件メタデータ(13’)の読出を許可することができる。
【0054】
ユーザを追加する。再び、主として
図18および19を参照すると、ユーザとの物件共有ダイアログボックス(73)(
図18の実施例では「ユーザと共有する」)の第1のユーザ(22’)選択に応じて、共有モジュール(70)は、ユーザを追加するダイアログボックス(79)を描写するように機能することができる。ここで主として
図19を参照すると、第1のユーザインジケーション(22’)によって、共有モジュール(70)は、(
図25に「S15」として示される)ユーザ(14)による物件メタデータ(13’)または資源メタデータ(13”)の読出および閲覧を可能にするために使用され得る、連絡先電子メールアドレス、連絡先ファクシミリアドレス、連絡先ソーシャルメディアアドレス、またはそれらの組み合わせ等のユーザ連絡先情報(47)である、またはそれと関連付けられるユーザ識別子(76)で記入可能なユーザ識別子を追加するダイアログボックス(80’)を描写する、ユーザを追加するメニュー(80)を描写するように機能することができる。
【0055】
グループを追加する。再び、主として
図18および19を参照すると、グループとの物件共有ダイアログボックス(74)(
図18の実施例では「グループと共有する」)の第1のユーザ選択に応じて、共有モジュール(70)は、(
図25に「S16」として示されるような)グループを追加するダイアログボックス(82)を描写するように機能することができる。ここで主として
図19を参照すると、ユーザインジケーション(22)によって、(
図25に「S18」として示される)ユーザグループ(15)による物件メタデータ(13’)または資源メタデータ(13”)の読出および閲覧を可能にするために使用され得る、連絡先電子メールアドレス、連絡先ファクシミリアドレス、連絡先ソーシャルメディアアドレス、またはそれらの組み合わせ等のユーザ連絡先情報(47)とそれぞれ関連付けられる、(
図25に「S17」として示されるような)複数の第2のユーザ識別子(76)で記入可能なグループ識別子を追加するダイアログボックス(83)を描写することができる。
【0056】
資源共有。ここで主として
図15を参照すると、特定の実施形態では、ホームページメニュー(60)におけるユーザインジケーション(22)による物件識別子(39)の選択は、上記に説明されるように、ユーザアカウント(26)における物件(16)の選択された物件識別子(39)と関連付けられる資源(17)の資源識別子(44)を含む、資源識別子リスト(63)を描写する(
図15の実施例は、資源識別子「水弁」、「ガス遮断」、および「回路遮断器ボックス」を描写する)ように資源モジュール(41)をアクティブ化することができる。ここで主として
図20を参照すると、ユーザインジケーション(22)によるホームページメニュー(60)における資源識別子(44)の選択は、共有ダイアログボックス(73)を含む、資源共有メニュー(84)を描写するように共有モジュール(70)をアクティブ化することができる。特定の実施形態では、資源共有メニュー(84)は、ユーザと共有するダイアログボックス(73)(
図20の実施例では「ユーザと共有する」)を描写する、またはグループと共有するダイアログボックス(74)(
図20の実施例では「グループと共有する」)を描写する、または両方を描写することができる。ここで主として
図20および21を参照すると、ユーザと共有するダイアログボックス(73)における第1のユーザインジケーション(22)によって、共有モジュール(60)は、(
図21の実施例に示されるような)ユーザ(14)のユーザインジケーション(22)によって選択可能な複数のユーザ識別子(76)を含む、ユーザ識別子リスト(75)を描写するように機能することができる。ユーザ(14)は、ユーザ識別子(76)の選択によって、共有アイコン(78)におけるユーザインジケーション(22)によって、選択された物件識別子(39)に対応する資源メタデータ(13”)をシステム(1)におけるユーザ識別子(76)と関連付けることができる。同様に、グループと共有するダイアログボックス(74)におけるユーザインジケーション(22)によって、共有モジュール(70)は、グループユーザ識別子(77)をシステム(1)における選択された物件識別子(39)と関連付けられる資源メタデータ(13’’)と関連付けるために、各ユーザ識別子(76)がユーザインジケーション(22)によって選択可能である、複数のユーザ識別子(76)を含む、ユーザ識別子リスト(75)を描写するように機能することができる。ユーザ(14)は、共有アイコン(78)におけるユーザインジケーション(22)によって、選択されたユーザ識別子(76)またはグループユーザ識別子(77)と関連付けられるユーザ(14)による、選択された物件識別子(39)と関連付けられる物件メタデータ(13’)の読出を許可することができる。
【0057】
共有された物件。ここで主として
図15および22を参照すると、ホームページメニュー(60)は、ユーザインジケーション(22)によって、共有された物件メニュー(86)を描写するように共有モジュール(70)をアクティブ化し得る、物件共有アイコン(85)を描写することができる。ここで主として
図22を参照すると、ユーザ(14)は、ユーザによって共有された物件ダイアログボックス(87)(
図22の実施例では「自分によって共有された」)におけるユーザインジケーション(22)によって、共有モジュール(70)に、ユーザ(14)によって共有された選択された物件識別子(39)の物件メタデータ(13’)と関連付けられるユーザ識別子(76)を含む、ユーザ識別子リスト(75)を描写させることができる。同様に、ユーザ(14)は、ユーザと共有された物件ダイアログボックス(89)(
図22の実施例では「自分と共有された」)におけるユーザインジケーション(22)によって、共有モジュール(70)に、ユーザ(14)と共有され、それによる閲覧のために読出可能な物件メタデータ(13’)と関連付けられるユーザ識別子(76)を含む、ユーザ識別子リスト(75)を描写する、ユーザと共有された物件メニュー(90)を描写させることができる。
【0058】
共有された資源。ここで主として
図15および23を参照すると、特定の実施形態では、ホームページメニュー(60)は、ユーザインジケーション(22)によって、共有された資源メニュー(92)を描写するように共有モジュール(70)をアクティブ化し得る、共有された資源ダイアログボックス(71)を描写することができる。ここで主として
図23を参照すると、ユーザ(14)は、ユーザによって共有された資源ダイアログボックス(93)(
図23の実施例では「自分によって共有された」)におけるユーザインジケーション(22)によって、共有モジュール(70)に、それとユーザ(14)が資源メタデータ(13”)を共有したユーザ連絡先情報(81)と関連付けられるユーザ識別子(76)のユーザ識別子リスト(75)を描写させることができる。同様に、ユーザ(14)は、共有された資源メニュー(92)におけるユーザと共有された資源ダイアログボックス(94)(
図22の実施例では「自分と共有された」)におけるユーザインジケーション(22)によって、共有モジュール(70)に、ユーザ(14)と資源メタデータ(13”)を共有したユーザ(14B)のユーザ連絡先情報(81)と関連付けられるユーザ識別子(76)のユーザ識別子リスト(75)を描写させることができる。
【0059】
前述から容易に理解されることができるように、本発明の基本的概念は、様々な方法で具現化されてもよい。本発明は、物件資源場所および情報共有システムおよび最良モードを含むそのような物件資源場所および情報共有システムを作製および使用するための方法の多数かつ様々な実施形態を伴う。
【0060】
したがって、説明によって開示される、または本願に付随する図または表に示される、本発明の特定の実施形態または要素は、限定であることを意図しておらず、むしろ、本発明によって一般的に包含される多数かつ様々な実施形態またはそれらの任意の特定の要素に関して包含される均等物の例示であることを意図している。加えて、本発明の単一の実施形態または要素の具体的説明は、可能性として考えられる全ての実施形態または要素を明示的に説明しない場合があり、多くの代替が、説明および図によって暗示的に開示される。
【0061】
装置の各要素または方法の各ステップが、装置用語または方法用語によって説明され得ることを理解されたい。そのような用語は、所望される場合、本発明が享受する暗示的に広範な範囲を明示的にするために代用されることができる。一実施例としてであるが、方法の全てのステップが、ある作用、その作用を行うための手段、またはその作用を引き起こす要素として開示され得ることを理解されたい。同様に、装置の各要素は、物理的要素またはその物理的要素が促進する作用として開示され得る。一実施例としてであるが、「サーバ」の開示は、明示的に議論されるかどうかにかかわらず、「サービス提供」の行為の開示を包含するように理解されるべきであり、逆に、「サービス提供」の行為の開示が存在する場合、そのような開示は、「サーバ」およびさらには「サービス提供のための手段」の開示を包含するように理解されるべきである。各要素またはステップに関するそのような代替用語は、説明に明示的に含まれるように理解されるものである。
【0062】
加えて、使用される各用語に関して、本願におけるその利用がそのような解釈と矛盾しない限り、一般的な辞書の定義が、Random House Webster’s Unabridged Dictionary, second edition(各定義は、参照することによって本明細書に組み込まれる)に収録されるような用語毎に説明に含まれるように理解されるべきであることを理解されたい。
【0063】
本明細書の全ての数値は、明示的に示されるかどうかにかかわらず、用語「約」によって修飾されると仮定される。本発明の目的のために、範囲は、「約」1つの特定の値~「約」別の特定の値として表され得る。そのような範囲が、表されるとき、別の実施形態は、1つの特定の値~他の特定の値を含む。端点による数値範囲の列挙は、その範囲内に包含される、全ての数値を含む。1~5の数値範囲は、例えば、数値1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、5等を含む。範囲のそれぞれの端点が、他の端点に関連して、および他の端点から独立しての両方において、有意であることをさらに理解されたい。値が、先行詞「約」の使用によって近似値として表されるとき、特定の値が、別の実施形態を形成することを理解されたい。用語「約」は、概して、当業者が、列挙される数値と同等である、または同一の機能または結果を有すると見なすであろう数値の範囲を指す。同様に、先行詞「実質的に」は、全体的にではないが、大まかに、同一の形態、様式、または程度を意味し、特定の要素は、当業者が同一の機能または結果を有すると見なすであろう構成の範囲を有するであろう。特定の要素が、先行詞「実質的に」の使用によって近似値として表されるとき、特定の要素が、別の実施形態を形成することを理解されたい。
【0064】
また、本発明の目的のために、用語「a」または「an」実体は、別様に限定されない限り、その実体のうちの1つまたはそれを上回るものを指す。したがって、用語「a」または「an」、「1つまたはそれを上回る」、および「少なくとも1つ」は、本明細書に同義的に使用されることができる。
【0065】
さらに、本発明の目的のために、用語「結合される」またはその派生語は、実施形態に応じて、間接的に結合される、結合される、直接結合される、接続される、直接接続される、または統合されることを意味し得る。
【0066】
加えて、本発明の目的のために、2つまたはそれを上回るコンポーネントに言及するときの用語「統合される」は、コンポーネントが、(i)一体構成物、モノリシック構成物、または統一された全体を提供するために一体化され得る、または(ii)一体構成物、モノリシック構成物、または統一された全体として形成され得ることを意味する。換言すると、コンポーネントは、一体的に形成されることができ、単一の完全な部品またはユニットを構成するように、または単一の完全な部品またはユニットとして協働するように、および部品またはユニットの完全性を破壊することなく、容易に分解されることができないように、ともに接続されることを意味する。
【0067】
したがって、本出願人は、少なくとも、i)本明細書に開示および説明される物件資源場所および情報システムのそれぞれ、ii)開示および説明される関連する方法、iii)これらのデバイスおよび方法のそれぞれの類似する、同等の、およびさらには暗示的変形例、iv)示される、開示される、または説明される機能のそれぞれを遂行するそれらの代替実施形態、v)開示および説明されるものを遂行することが暗示的であるような、示される機能のそれぞれを遂行するそれらの代替設計および方法、vi)別個かつ独立した発明として示される、各特徴、コンポーネント、およびステップ、vii)開示される種々のシステムまたはコンポーネントによって向上される用途、viii)そのようなシステムまたはコンポーネントによって生産される、結果として生じる製品、ix)実質的に、本明細書の上記に説明され、付随の実施例のうちのいずれかを参照して説明されるような方法および装置、x)開示される前述の要素のそれぞれの種々の組み合わせおよび並べ替えを請求するように理解されるべきである。
【0068】
本特許出願の背景の節は、該当する場合、本発明が関連する事業分野の文言を提供する。本節はまた、本発明が導かれる技術状況についての情報、問題、または懸念を関連付ける際に有用である、ある米国特許、特許出願、公開、または請求される発明の主題の言い換えを組み込む、または含有し得る。本明細書に引用される、または組み込まれる任意の米国特許、特許出願、公開、文言、または他の情報が、本発明に関する従来技術として認められるように読み取られる、解釈される、またはそのように見なされることを意図していない。
【0069】
本明細書に記載される請求項は、該当する場合、本発明の本説明の一部として、参照することによって本明細書に組み込まれ、本出願人は、そのような請求項のそのような組み込まれた内容の全てまたは一部を請求項またはその任意の要素またはコンポーネントのうちのいずれかまたは全てを裏付ける付加的説明として使用する権利を明確に留保し、本出願人はさらに、必要に応じて、そのような請求項またはその任意の要素またはコンポーネントの組み込まれた内容の任意の部分または全てを説明から請求項(または逆もまた同様である)に移動させ、本願によって、またはその任意の後続出願または継続、分割、または一部継続出願によって、保護が求められる事項を定義する権利、または任意の国または条約の特許法、規則、または規制の任意の利益、それらに準ずる料金の減額を得る権利、またはそれらに準拠する権利を明確に留保し、参照することによって組み込まれるそのような内容は、その任意の後続の継続、分割、または一部継続出願またはそれについての任意の再発行または延長を含め、本願の係属中全体を通して存続するものとする。「~を備える」等の非制限的移行句に続く要素は、代替では、本明細書の説明部分に明示的に示されるかどうかにかかわらず、「本質的に、~から成る」または「~から成る」等の制限的移行句を用いて請求され得る。
【0070】
加えて、本明細書に記載される請求項は、該当する場合、さらに、本発明の限定された数の好ましい実施形態の割当および境界を説明することを意図し、本発明の最も広範な実施形態または請求され得る本発明の実施形態の完全な列挙として解釈されるものではない。本出願人は、上記に記載される説明に基づいて、さらなる請求項を任意の継続、分割、または一部継続出願、または類似する出願の一部として展開するいずれの権利も放棄しない。
(項目1)
コンピュータ実装システムであって、前記コンピュータ実装システムは、
非一過性コンピュータ可読媒体を含むサーバ
を備え、
前記非一過性コンピュータ可読媒体は、
コンピューティングデバイスの表示面上にグラフィカルユーザインターフェースを描写することと、
前記グラフィカルユーザインターフェースにおけるユーザインジケーションによって、物件の物件識別子を受信することと、
前記コンピューティングデバイスの前記表示面上に地理的表現を描写することと、
前記地理的表現におけるユーザインジケーションによって、前記物件の物件場所を受信することと、
前記物件場所を前記物件識別子と関連付けることと、
前記グラフィカルユーザインターフェースにおけるユーザインジケーションによって、前記物件と関連付けられる物件メタデータを受信することと、
前記物件メタデータを前記物件識別子と関連付けることと、
前記グラフィカルユーザインターフェースにおけるユーザインジケーションによって、前記物件場所において資源場所を有する資源の資源識別子を受信することと、
前記資源の前記資源識別子を前記物件識別子と関連付けることと、
前記グラフィカルユーザインターフェースにおけるユーザインジケーションによって、前記資源と関連付けられる資源メタデータを受信することと、
前記資源メタデータを前記資源識別子と関連付けることと
を行うように実行可能なプログラムを含有する、システム。
(項目2)
前記物件は、住宅物件または商業物件を備える、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記住宅物件または前記商業物件は、前記地理的表現において識別可能な地理的場所を有する固定または移動構造を備える、項目2に記載のシステム。
(項目4)
前記物件メタデータと関連付けられる前記物件識別子は、前記サーバ内に、または前記サーバによってアクセス可能なデータベース内に読出可能に記憶される、項目1に記載のシステム。
(項目5)
前記物件メタデータは、テキスト文書、静止画像または動画像、ビデオクリップ、オーディオクリップ、場所座標、全地球測位座標、およびそれらの組み合わせのうちの1つまたはそれを上回るものを含む、項目1に記載のシステム。
(項目6)
前記資源メタデータと関連付けられる前記資源識別子は、前記サーバ内に、または前記サーバによってアクセス可能なデータベース内に読出可能に記憶される、項目1に記載のシステム。
(項目7)
前記資源メタデータは、テキスト文書、静止画像または動画像、ビデオクリップ、オーディオクリップ、場所座標、全地球測位座標、およびそれらの組み合わせのうちの1つまたはそれを上回るものを含む、項目6に記載のシステム。
(項目8)
前記資源は、水遮断弁、ガス遮断弁、および回路遮断器ボックスのうちの1つまたはそれを上回るものを備える、項目7に記載のシステム。
(項目9)
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける第1のユーザのユーザインジケーションによって、1人またはそれを上回る第2のユーザと対応して関連付けられる1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子を受信するように実行可能であり、前記1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子は、前記サーバまたはデータベース内に読出可能に記憶される、項目1に記載のシステム。
(項目10)
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザの前記ユーザインジケーションによって、前記グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される物件識別子の物件識別子リストを描写するように実行可能である、項目9に記載のシステム。
(項目11)
前記プログラムはさらに、前記物件識別子のリスト内の前記物件識別子のうちの1つの前記第1のユーザの前記ユーザインジケーションによる選択を受信するように実行可能である、項目10に記載のシステム。
(項目12)
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される前記1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子の第2のユーザ識別子リストを描写するように実行可能である、項目11に記載のシステム。
(項目13)
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される前記1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子を選択するように実行可能である、項目12に記載のシステム。
(項目14)
前記プログラムはさらに、前記第1のユーザによって選択された前記物件識別子を、前記第2のユーザ識別子リストから前記第1のユーザによって選択された前記1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子と関連付けるように実行可能である、項目13に記載のシステム。
(項目15)
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記1つまたはそれを上回る第2のユーザ識別子と関連付けられる前記1人またはそれを上回る第2のユーザによる要求に応じて、前記第1のユーザによって選択された前記物件識別子と関連付けられる前記物件メタデータの読出を可能にするように実行可能である、項目13に記載のシステム。
(項目16)
前記物件メタデータの読出は、前記物件識別子と関連付けられる資源識別子と関連付けられる前記資源メタデータの読出を含む、項目15に記載のシステム。
(項目17)
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザの前記ユーザインジケーションによって、前記グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される資源識別子の資源識別子リストを描写するように実行可能である、項目11に記載のシステム。
(項目18)
前記プログラムはさらに、前記資源識別子のリスト内の前記資源識別子のうちの1つの前記第1のユーザによる選択を受信するように実行可能である、項目17に記載のシステム。
(項目19)
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される第2のユーザの第2のユーザ識別子リストを描写するように実行可能である、項目18に記載のシステム。
(項目20)
前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記サーバまたは前記データベース内に記憶される前記1人またはそれを上回る第2のユーザを選択するように実行可能である、項目19に記載のシステム。
(項目21)前記プログラムはさらに、前記第1のユーザによって選択された前記資源識別子を前記第1のユーザによって選択された前記第2のユーザ識別子と関連付けるように実行可能である、項目13に記載のシステム。
(項目22)前記プログラムはさらに、前記グラフィカルユーザインターフェースにおける前記第1のユーザのユーザインジケーションによって、前記第2のユーザ識別子と関連付けられる第2のユーザ要求に応じて、前記第1のユーザによって選択された前記資源識別子と関連付けられる前記資源メタデータの読出を可能にするように実行可能である、項目13に記載のシステム。
【国際調査報告】