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特表2024-540680インナーレッドドット照準器用のLED取付座
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  • 特表-インナーレッドドット照準器用のLED取付座 図1
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  • 特表-インナーレッドドット照準器用のLED取付座 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-31
(54)【発明の名称】インナーレッドドット照準器用のLED取付座
(51)【国際特許分類】
   F41G 1/38 20060101AFI20241024BHJP
【FI】
F41G1/38
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024532496
(86)(22)【出願日】2022-11-30
(85)【翻訳文提出日】2024-05-30
(86)【国際出願番号】 CN2022135708
(87)【国際公開番号】W WO2023098771
(87)【国際公開日】2023-06-08
(31)【優先権主張番号】202122991352.6
(32)【優先日】2021-12-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520421994
【氏名又は名称】西安華科光電有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUANIC CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】弁理士法人R&C
(72)【発明者】
【氏名】▲孫▼ 建▲華▼
(72)【発明者】
【氏名】▲趙▼ 耀峰
(57)【要約】
インナーレッドドット照準器用のLED取付座は、LED取付ブロック(1)を備え、LED取付ブロック(1)の後方左側には第1の取付座(13)が設けられ、第1の取付座(13)の左側は、第1の位置限定ブロック台座(14)であり、第1の位置限定ブロック台座(14)の上方には第1の傾斜面(16)が設けられ、第1の取付座(13)の右端には第2の傾斜面(15)が設けられ;第1の取付座(13)には第1の調節アセンブリ(19)が設けられ、第1の調節アセンブリ(19)の左側は第1のプッシュブロック(21)であり、第1のプッシュブロック(21)の下方には第3の傾斜面(17)が設けられ、前記第3の傾斜面(17)は第1の傾斜面(16)に当接し、第1の調節アセンブリ(19)の中央部の下方は第4の傾斜面(18)であり、第4の傾斜面(18)は第2の傾斜面(15)に当接し、第1の調節アセンブリ(19)の下方には弾性シート(10)がさらに設けられ;第1の調節アセンブリ(19)の右側は第2のプッシュブロック(11)であり、第2のプッシュブロック(11)の右側には第1の調整ノブ(9)が設けられ;前記インナーレッドドット照準器用のLED取付座は、構造が簡単で、取り付け部品が少なく、製造コストを削減でき、上下調整時の構造的安定性が高く、精度が高く、照準器の正確さの向上に役立つ。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
LED取付ブロック(1)を備えたインナーレッドドット照準器用のLED取付座であって、
前記LED取付ブロック(1)の後方左側には第1の取付座(13)が設けられ、前記第1の取付座(13)の左側は、第1の位置限定ブロック台座(14)であり、前記第1の位置限定ブロック台座(14)の上方には第1の傾斜面(16)が設けられ、前記第1の取付座(13)の右端には第2の傾斜面(15)が設けられ;前記第1の取付座(13)には第1の調節アセンブリ(19)が設けられ、前記第1の調節アセンブリ(19)の左側は第1のプッシュブロック(21)であり、前記第1のプッシュブロック(21)の下方には第3の傾斜面(17)が設けられ、前記第3の傾斜面(17)は前記第1の傾斜面(16)に当接し、前記第1の調節アセンブリ(19)の中央部の下方は第4の傾斜面(18)であり、前記第4の傾斜面(18)は前記第2の傾斜面(15)に当接し、前記第1の調節アセンブリ(19)の下方には弾性シート(10)がさらに設けられ;前記第1の調節アセンブリ(19)の右側は第2のプッシュブロック(11)であり、前記第2のプッシュブロック(11)の右側には第1の調整ノブ(9)が設けられている
ことを特徴とするインナーレッドドット照準器用のLED取付座。
【請求項2】
前記LED取付ブロック(1)の前方には第1の取付溝(12)が設けられ、前記第1の取付溝(12)の左端は取付ブロック(22)であり、前記取付ブロック(22)には第2の調整ノブ(8)が設けられ、前記第1の取付溝(12)内にLEDベース(2)が設けられ、前記LEDベース(2)の左端は前記第2の調整ノブ(8)に当接し、前記LEDベース(2)の右端にはスプリング台座(23)が設けられ、前記スプリング台座(23)には第1のスプリング(7)が設けられ、前記第1のスプリング(7)の一端は前記スプリング台座(23)に接触し、前記第1のスプリング(7)の他端は前記第1の取付溝(12)の右壁に接触し;前記LEDベース(2)の中央部の上方には第2の取付溝(24)が設けられ、前記第2の取付溝(24)内には光源(3)が設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のインナーレッドドット照準器用のLED取付座。
【請求項3】
前記LEDベース(2)の上方には2つの第1の取付孔(25)がさらに設けられ、前記2つの第1の取付孔(25)は、前記第2の取付溝(24)の左側と右側にそれぞれ位置し、前記2つの第1の取付孔(25)内にはそれぞれストッパ柱(4)が設けられ、前記ストッパ柱(4)には第2のスプリング(26)が設けられ;前記LEDベース(2)の前方には2つの第2の取付孔(27)がさらに設けられ、前記2つの第2の取付孔(27)は前記第2の取付溝(24)の左側と右側にそれぞれ位置し、前記2つの第2の取付孔(27)内にはそれぞれスライド柱(5)が設けられ、前記スライド柱(5)には第3のスプリング(6)が設けられる
ことを特徴とする請求項2に記載のインナーレッドドット照準器用のLED取付座。
【請求項4】
前記LEDベース(2)の前方の中央部にはパッドアセンブリ(20)がさらに設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載のインナーレッドドット照準器用のLED取付座。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照準器アセンブリの技術分野に属し、特にインナーレッドドット照準器用のLED取付座に関する。
【背景技術】
【0002】
射撃精度を向上させ、異なる射撃シーンやターゲットに適応するためには、インナーレッドドット照準器のLED光源の出射角度を調整する必要があり、一般的には調整ボトルとリターンスプリングをセットにしてLED光源の出射角度のピッチ角や左右角度の調整を完了する必要があり、特に上下調整機構は単独で独立して動作し、相互影響の欠陥が避けられなく、左右角度の調整する時にピッチ角度の調整に影響を与えるため、精度が低く、不安定であり、良好な使用体験を低下させる。例えば、特許番号2020110646364の特許出願では、調整機構及びそのインナーレッドドット照準器が開示され、上下調整機構は依然としてアセンブリが多く、製造コストが高く、体積が大きいため、小型化が難しいという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
既存のインナーレッドドット照準器用のLED取付座の下にある調整機構が依然としてアセンブリが多く、製造コストが高く、体積が大きいため、小型化が難しいという問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明によるインナーレッドドット照準器用のLED取付座は、LED取付ブロックを備え、前記LED取付ブロックの後方左側には第1の取付座が設けられ、前記第1の取付座の左側は、第1の位置限定ブロック台座であり、前記第1の位置限定ブロック台座の上方には第1の傾斜面が設けられ、前記第1の取付座の右端には第2の傾斜面が設けられ;前記第1の取付座には第1の調節アセンブリが設けられ、前記第1の調節アセンブリの左側は第1のプッシュブロックであり、前記第1のプッシュブロックの下方には第3の傾斜面が設けられ、前記第3の傾斜面は第1の傾斜面に当接し、前記第1の調節アセンブリの中央部の下方は第4の傾斜面であり、前記第4の傾斜面は前記第2の傾斜面に当接し、前記第1の調節アセンブリの下方には弾性シートがさらに設けられ;前記第1の調節アセンブリの右側は第2のプッシュブロックであり、前記第2のプッシュブロックの右側には第1の調整ノブが設けられている。
【0005】
さらに、前記LED取付ブロックの前方には第1の取付溝が設けられ、前記第1の取付溝の左端は取付ブロックであり、前記取付ブロックには第2の調整ノブが設けられ、前記第1の取付溝内にLEDベースが設けられ、前記LEDベースの左端は第2の調整ノブに当接し、前記LEDベースの右端にはスプリング台座が設けられ、前記スプリング台座には第1のスプリングが設けられ、前記第1のスプリングの一端は前記スプリング台座に接触し、前記第1のスプリングの他端は第1の取付溝の右壁に接触し;前記LEDベースの中央部の上方には第2の取付溝が設けられ、前記第2の取付溝内には光源が設けられる。
【0006】
さらに、前記LEDベースの上方には2つの第1の取付孔がさらに設けられ、前記2つの第1の取付孔は、第2の取付溝の左側と右側にそれぞれ位置し、前記2つの第1の取付孔内にはそれぞれストッパ柱が設けられ、前記ストッパ柱には第2のスプリングが設けられ;前記LEDベースの前方には2つの第2の取付孔がさらに設けられ、前記2つの第2の取付孔は第2の取付溝の左側と右側にそれぞれ位置し、前記2つの第2の取付孔内にはそれぞれスライド柱が設けられ、前記スライド柱には第3のスプリングが設けられる。
【0007】
さらに、前記LEDベースの前方の中央部にはパッドアセンブリがさらに設けられている。
【0008】
本発明の有益な効果:本発明が提供するインナーレッドドット照準器用のLED取付座は、LED取付ブロックの左側後方に設けられた第1の取付座、第1の調節アセンブリ、弾性シート、第1の調整ノブを介して、第1の調整ノブを回転させることで第1の調節アセンブリの位置を調整し、第1の取付座と弾性シートの協働によりLED取付座の上下調整を実現する。構造が簡単で、取り付け部品が少なく、製造コストを削減できるだけでなく、上下調整時の構造的安定性が高く、精度が高く、照準器の正確さの向上に役立つ。
【0009】
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】インナーレッドドット照準器用のLED取付座のアセンブリの構造模式図である。
図2】インナーレッドドット照準器用のLED取付座の組み立てられた後の構造模式図である。
図3】インナーレッドドット照準器用のLED取付座の組み立てられた後の正面側面図である。
図4】インナーレッドドット照準器用のLED取付座が照準器に設けられている構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明が所期の目的を達成するために採用する技術的手段及び効果をさらに詳しく説明するために、本発明の具体的な実施態様、構成の特徴及び効果について、図面及び実施例を参照して詳細に説明する。
【0012】
本発明の実施例における技術的解決策は、本発明の実施例の添付図面を参照して以下に明確かつ完全に説明される。明らかに、説明する実施例は本発明の実施例の一部にすぎず、すべての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、創造的な努力なしに当業者によって得られる他のすべての実施例は、本発明の保護の範囲内に含まれる。
【0013】
本発明の説明において、「中央」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「整列」、「重なり」、「底部」、「内」、「外」等の用語で示す向きや位置関係は、図面に示される向きや位置関係に基づくものであることを理解されたい。本発明の説明を容易にし、説明を簡略化するためにのみ使用されており、言及される装置又は要素が特定の向きを持たなければならず、特定の向きで構築され、動作しなければならないことを示したり暗示したりすることを意図したものではなく、従って、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
【0014】
「第1」及び「第2」という用語は、説明の目的でのみ使用されており、相対的な重要性を示したり暗示したり、示された技術的特徴の量を暗黙的に示したりするものとして理解されないものとする。従って、「第1」及び「第2」として定義される特徴は、明示的又は黙示的に1つ又は複数の当該特徴を含むことができ、本発明の説明において、特に明記しない限り、「複数」の意味は2つ以上である。
【0015】
実施例1
【0016】
既存のインナーレッドドット照準器用のLED取付座の下にある調整機構が依然としてアセンブリが多く、製造コストが高く、体積が大きいため、小型化が難しいという問題を解決するために、本実施例は図1図4に示すようなインナーレッドドット照準器用のLED取付座を提供し、LED取付座はLED取付ブロック1を備え、前記LED取付ブロック1の後方左側には、第1の取付座13が一体に設けられ、前記第1の取付座13の左側は第1の位置限定ブロック台座14であり、前記第1の位置限定ブロック台座14の上方には第1の傾斜面16が設けられ、前記第1の取付座13の右端には第2の傾斜面15が設けられ、第1の傾斜面16と第2の傾斜面15は両方とも左側が高く、右側が低い。前記第1の取付座13には第1の調節アセンブリ19が設けられ、前記第1の調節アセンブリ19の左側は第1のプッシュブロック21であり、前記第1のプッシュブロック21の下方には第3の傾斜面17が設けられ、前記第3の傾斜面17は第1の傾斜面16に当接し、第1の調節アセンブリ19の中央部の下方は第4の傾斜面18であり、前記第4の傾斜面18は第2の傾斜面15に当接する。前記第1の調節アセンブリ19の下方にはさらに弾性シート10が設けられ、弾性シート10は円弧の中心が下方に位置する円弧状であり、弾性シート10と第1の調節アセンブリ19との接続箇所は、第4の傾斜面18の左側に位置する(図2及び図3の視角では、弾性シート10と第1の調節アセンブリ19との接続箇所は第4の傾斜面18の右側に位置する)。前記第1の調節アセンブリ19の右側は第2のプッシュブロック11があり、前記第2のプッシュブロック11の右側には第1の調整ノブ9が設けられている。第1の調整ノブ9の接続ロッドは第2のプッシュブロック11にねじ接続され、第1の調整ノブ9を回転させると、第1の調節アセンブリ19が左右に移動し、第3の傾斜面17と第1の傾斜面16との間の抵抗力、及び第4の傾斜面18と第2の傾斜面15との間の抵抗力の作用により、第1の取付座13が上下に移動し、さらに第1の取付座13と一体となったLED取付ブロック1が上下に移動し、これに伴ってLEDベース2が上下に移動することにより、インナーレッドドット照準器用のLED取付座が上下に移動することができ、この設計構造は構造がシンプルで、上下調整時の構造安定性と精度が高い。
【0017】
また、前記LED取付ブロック1の前方には、第1の取付溝12が設けられ、第1の取付溝12の左端は取付ブロック22であり、第1の取付溝12の右端は溝壁である。前記取付ブロック22には、第2の調整ノブ8が設けられ(具体的には、第2の調整ノブ8は、取付ブロック22の左側に設けられている)、第2の調整ノブ8と取付ブロック22はねじ接続され、LEDベース2が第1の取付溝12内に設けられ、前記第2の調整ノブ8は取付ブロック22を貫通してLEDベース2に当接する。前記LEDベース2の右端にはスプリング台座23が設けられ、前記スプリング台座23には第1のスプリング7が設けられている。前記第1のスプリング7の一端はスプリング台座23に接触し、前記第1のスプリング7の他端は第1の取付溝12の右壁に接触するので、第2の調整ノブ8を回転させると、第2の調整ノブ8はLEDベース2を押して第1の取付溝12に沿って左右に移動する。前記LEDベース2の中央部の上方に第2の取付溝24が設けられ、前記第2の取付溝24内には光源3が設けられている。光源3から発せられた光が前方に伝播できるように、LED取付ブロック1の光源3に対応する箇所にはノッチが設けられている。
【0018】
さらに、前記LEDベース2の上方には、2つの第1の取付孔25が設けられ、前記2つの第1の取付孔25は、第2の取付溝24の左側と右側にそれぞれ位置している。前記2つの第1の取付孔25内には、それぞれストッパ柱4が設けられており、前記ストッパ柱4には第2のスプリング26が設けられている。ストッパ柱4は、LEDベース2と第1の取付溝12との間の抵抗を低減し、第1の取付溝12に沿って左右に移動するLEDベース2の滑らかさを増大させるのに役立ち、同時に部品誤差による嵌合隙間を解消することができる。また、前記LEDベース2の前方には2つの第2の取付孔27が設けられており、前記2つの第2の取付孔27内にはそれぞれスライド柱5が設けられ、前記スライド柱5上には第3のスプリング6が設けられている。ストッパ柱4とスライド柱5とを配置することにより、第1の取付溝12内でのLEDベース2の左右へのスライドがより安定になり、LEDベース2の左右移動の安定性を確保できる。
【0019】
さらに、前記LEDベース2の前方の中央部にはパッドアセンブリ20が設けられ、パッドアセンブリ20は、LEDベース2の安定性を高めることができ、パッドアセンブリ20の作用により、LEDベース2は第1の取付溝12内でよりよくスライドすることができる。
【0020】
図4に示すように、インナーレッドドット照準器用のLED取付座が照準器に設けられている構造模式図である。照準器ケース28にスクリュースリーブ29が設けられ、第1の調整ノブ9はスクリュースリーブ29により位置限定され、スクリュースリーブ29が照準器ケース28に締め付けられて、第1の調整ノブ9が位置決めされるため、第1の調整ノブ9を回転させると、スクリュースリーブ29の位置限定効果によって、第1の調整ノブ9が変位せず、第1の調整ノブ9にねじ接続された第2のプッシュブロック11が変位し、それによって第1の調節アセンブリ19が左右に移動する。第1の調整ノブ9を回転させると、第1の調整ノブ9が変位せず、第1の調整ノブ9にねじ接続された第1の調節アセンブリ19が左右に移動し、第3の傾斜面17と第1の傾斜面16との間の抵抗力、及び第4の傾斜面18と第2の傾斜面15との間の抵抗力の作用により、第1の取付座13が上下に移動し、さらに第1の取付座13と一体となったLED取付ブロック1が上下に移動し、これに伴ってLEDベース2が上下に移動することにより、インナーレッドドット照準器用のLED取付座が上下に移動することができ、この設計構造は構造がシンプルで、上下調整時の構造安定性と精度が高い。
【0021】
要約すると、前記インナーレッドドット照準器用のLED取付座は、LED取付ブロックの左側後方に設けられた第1の取付座、第1の調節アセンブリ、弾性シート、第1の調整ノブを介して、第1の調整ノブを回転させることで第1の調節アセンブリの位置を調整し、第1の取付座と弾性シートの協働によりLED取付座の上下調整を実現する。構造が簡単で、取り付け部品が少なく、製造コストを削減できるだけでなく、上下調整時の構造的安定性が高く、精度が高く、照準器の正確さの向上に役立つ。
【0022】
上記の内容は、特定の好ましい実施形態と組み合わせた本発明のさらに詳細な説明であるが、本発明の具体的な実施がこれらの説明に限定されると結論付けることはできない。本発明が属する技術分野の当業者であれば、本発明の概念から逸脱することなく、いくつかの簡単な演繹又は置き換えを行うことができ、それらは全てが本発明の保護範囲に属するものとみなすべきである。
【符号の説明】
【0023】
1 LED取付ブロック
2 LEDベース
3 光源
4 ストッパ柱
5 スライド柱
6 第3のスプリング
7 第1のスプリング
8 第2の調整ノブ
9 第1の調整ノブ
10 弾性シート
11 第2のプッシュブロック
12 第1の取付溝
13 第1の取付座
14 第1の位置限定ブロック台座
15 第2の傾斜面
16 第1の傾斜面
17 第3の傾斜面
18 第4の傾斜面
19 第1の調節アセンブリ
20 パッドアセンブリ
21 第1のプッシュブロック
22 取付ブロック
23 スプリング台座
24 第2の取付溝
25 第1の取付孔
26 第2のスプリング
27 第2の取付孔
28 照準器ケース
29 スクリュースリーブ
図1
図2
図3
図4
【国際調査報告】