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特表2024-540685ガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー及びその使用方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-10-31
(54)【発明の名称】ガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー及びその使用方法
(51)【国際特許分類】
   B01F 23/236 20220101AFI20241024BHJP
   B01F 21/00 20220101ALI20241024BHJP
   B01F 35/60 20220101ALI20241024BHJP
   B01F 35/213 20220101ALI20241024BHJP
   B01F 35/21 20220101ALI20241024BHJP
   B01F 35/221 20220101ALI20241024BHJP
   B01F 35/71 20220101ALI20241024BHJP
   B01F 23/231 20220101ALI20241024BHJP
   B01F 101/14 20220101ALN20241024BHJP
【FI】
B01F23/236
B01F21/00
B01F35/60
B01F35/213
B01F35/21
B01F35/221
B01F35/71
B01F23/231
B01F101:14
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024546351
(86)(22)【出願日】2022-09-09
(85)【翻訳文提出日】2024-04-15
(86)【国際出願番号】 CN2022118173
(87)【国際公開番号】W WO2023087870
(87)【国際公開日】2023-05-25
(31)【優先権主張番号】202111364763.0
(32)【優先日】2021-11-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524144408
【氏名又は名称】江門市伊科邁特電子科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】Jiangmen Yikemaite Electronic Technology Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】First Floor, Block 2, West District, No. 1, Xihu Second Road, Cuishanhu New District, Kaiping City,Jiangmen, Guangdong 529300 CN
(74)【代理人】
【識別番号】100194526
【弁理士】
【氏名又は名称】叶野 徹
(72)【発明者】
【氏名】宋飛
【テーマコード(参考)】
4G035
4G037
【Fターム(参考)】
4G035AA06
4G035AB05
4G035AE02
4G035AE09
4G035AE13
4G037AA01
4G037EA01
(57)【要約】
本発明はガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー及びその使用方法を開示し、従来技術に比べて、操作がより安全であり、炭酸水メーカーの操作が規定通りではない場合、ガスを自動充填することができず、ユーザーは意図的に手動でガスを充填するしかなく、安全性がより高く、同時に炭酸ガスシリンダーの重量に基づいて炭酸ガスの残量をリアルタイムに検出することができ、ユーザーが予備の炭酸ガスシリンダーを直ちに用意することに役立ち、より便利になる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に本体ブラケット(20)が設置され、リマインド装置が設置されるメイン装置(10)と、
本体ブラケット(20)に設置されて本体ブラケット(20)に対して上下移動が可能であり、内部に導気孔と導気孔内に位置する吸気ロッド(31)が設置される吸気本体(30)と、
吸気本体(30)を受けるために吸気本体(30)の下方に設置される重量センサ(44)と、
メイン装置(10)内に枢着される支持部材(40)と、
メイン装置(10)に枢着されてメイン装置(10)に対して搖動でき、底部に接続ポートが設置され、従動端(42)と可動接続される駆動端(111)が設置され、内部に気路通路(71)が設置される気路本体(70)が設置され、下端に気路通路(71)に連通するエアノズル(72)が設置される装置ヘッド(11)と、
末端がメイン装置(10)内に枢着され、吸気ロッド(31)の上方に位置して吸気ロッド(31)を下へ押し付けるために用いられ、底部にバックル孔(55)又はバックル(611)が設置される吸気プレスロッド(50)と、
メイン装置(10)内に設置されて吸気プレスロッド(50)の下方に位置し、出力端にガス充填バックルロッド(61)が設置される電気制御ドライブ(60)と、
吸気プレスロッド(50)の下端に設置される感応スイッチ(58)と、
サブ装置(81)とボトル本体(82)とを含み、装置ヘッド(11)の底部に着脱可能に取付けられる圧力ボトルアセンブリ(80)と、
メイン装置(10)内又は装置ヘッド(11)内に設置される傾斜ボールスイッチ(92)と、
装置ヘッド(11)の底部に設置されて圧力ボトルアセンブリ(80)に当接して検出するために用いられるボトル検出スイッチと、を含み、
前記取付孔の下端には炭酸ガスシリンダー(14)に接続するためのシリンダー継ぎ手が設置され、前記支持部材(40)には重量センサ(44)から吸気本体(30)を押し上げるための押上げ端及び支持部材(40)を動かして揺動させるための従動端(42)が設置され、前記メイン装置(10)又は装置ヘッド(11)内には装置ヘッド検出スイッチが設置され、前記気路通路(71)は導気管(36)を介して導気孔に連通し、前記気路本体(70)には気路通路(71)に連通する圧力センサ(73)が設置され、前記メイン装置(10)の表面には上下移動が可能な吸気キー(57)が設置され、前記吸気キー(57)は吸気プレスロッド(50)の上方に位置して吸気プレスロッド(50)を下へ押し付けるために用いられ、前記ガス充填バックルロッド(61)の中央部はメイン装置(10)内に枢着され、前記ガス充填バックルロッド(61)の先端には、バックル孔(55)又はバックル(611)にマッチングされたバックル(611)又はバックル孔(55)が設置され、前記バックル(611)はバックル孔(55)内に揺動可能に係合し、前記バックル(611)及び/又はバックル孔(55)の外側壁の間には案内面が設置され、前記吸気プレスロッド(50)が吸気ロッド(31)を押圧する時、前記感応スイッチ(58)をトリガーすることを特徴とする、ガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー。
【請求項2】
前記本体ブラケット(20)の中央部にはシリンダー継ぎ手を収容する接続孔(21)が設置され、前記本体ブラケット(20)には接続孔(21)の両側に位置する位置制限孔(22)が設置され、前記吸気本体(30)の下端には位置制限孔(22)の中に位置するプレス台(32)が設置され、前記重量センサ(44)は2つあり、それぞれ2つの位置制限孔(22)の下に位置し、前記本体ブラケット(20)の下端には上向きの嵌込み溝(23)が設置され、前記嵌込み溝(23)の先端部は本体ブラケット(20)の上端面に連通し、前記支持部材(40)は枢着軸を介して嵌込み溝(23)内に枢着され、前記押上げ端は嵌込み溝(23)の先端部を介して本体ブラケット(20)の上端まで延在し、吸気本体(30)の底部に位置することにより吸気本体(30)を押し上げることを特徴とする、請求項1に記載のガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー。
【請求項3】
前記駆動端(111)には柱ピン(112)が設置され、前記従動端(42)には細長い溝(43)が設置され、前記柱ピン(112)は細長い溝(43)内に挿設されて細長い溝(43)内で移動することを特徴とする、請求項1に記載のガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー。
【請求項4】
前記吸気本体(30)には、上面に対向する2つの枢着軸孔(351)が設置され、中央部に吸気ロッド(31)を収容する貫通孔が設置される吸気プレスキャップ(35)が設置され、前記吸気プレスロッド(50)の末端には2つの枢着軸孔(351)内にそれぞれ可動的に挿設される枢着柱(51)が2つ設置され、前記吸気ロッド(31)は吸気プレスロッド(50)の中央部の下端に位置することを特徴とする、請求項1に記載のガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー。
【請求項5】
前記吸気プレスキャップ(35)の表面には吸気プレスロッド(50)の底部に当接する第1復帰スプリング(56)が設置され、前記電気制御ドライブ(60)にはガス充填バックルロッド(61)を駆動して復帰させる第2復帰スプリング(62)が設置されることを特徴とする、請求項4に記載のガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー。
【請求項6】
前記吸気プレスロッド(50)の前端は対称に設置されて下へ拡張された2つの支持脚(52)であり、2つの支持脚(52)の端部は1本の接続ロッド(53)を介して接続され、そのうちの1つの支持脚(52)の底部には柱台(54)が設置され、前記バックル孔(55)は前記柱台(54)の側面に設置され、前記吸気キー(57)は接続ロッド(53)の上方に位置することを特徴とする、請求項1に記載のガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー。
【請求項7】
前記装置ヘッド検出スイッチ、感応スイッチ(58)及びボトル検出スイッチは何れもインチングスイッチであることを特徴とする、請求項1に記載のガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー。
【請求項8】
前記リマインド装置はメイン装置(10)又は装置ヘッド(11)の表面に設置されたディスプレイ(90)であることを特徴とする、請求項1に記載のガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー。
【請求項9】
請求項1~8の何れか一項に記載のガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカーの使用方法であって、取付方法、判定方法及び炭酸ガスの残量算出を含み、
前記取付方法とは、炭酸ガスシリンダー(14)をシリンダー継ぎ手に取付け、装置ヘッド(11)を上へ搖動し、炭酸水ボトルを装置ヘッド(11)の接続ポートに入れ、装置ヘッド(11)を下へ復帰させ、吸気キー(57)を押してガス自動充填モードに入って炭酸水ボトルに炭酸ガスを注入して炭酸水の調製を行い、ガス自動充填モードに入らない場合、ガス手動充填モードに切り替え、
ガス自動充填モードは、電気制御ドライブ(60)はガス充填バックルロッド(61)を動かして作動位置に移動させ、吸気キー(57)をクリックすることにより吸気プレスロッド(50)を押し下げ、電気制御ドライブはガス充填バックルロッド(61)を動かして、バックル孔(55)とバックル(611)を介して吸気プレスロッド(50)に固定し、それによって自動的に吸気ロッド(31)を持続的に押し下げ、押し下げ時間が所定時間に達し又は圧力ボトルアセンブリ(80)内が圧力値に達した場合、電気制御ドライブ(60)はガス充填バックルロッド(61)を動かして揺動して復帰させ、吸気プレスロッド(50)を緩め、吸気プレスロッド(50)を復帰させるものであり、
ガス手動充填モードは、ガス充填バックルロッド(61)を初期位置にして、吸気キー(57)を持続的に押し付け、吸気プレスロッド(50)は手動による作用によって吸気ロッド(31)を持続的に押し下げるものであり、
前記判定方法とは、
炭酸水メーカーの電源が入っているか否かを判定し、炭酸水メーカーの電源が入っていない場合、電気制御ドライブ(60)の電源が入らず、ガス自動充填モードに入ることができなく、
傾斜ボールスイッチ(92)を介して炭酸水メーカーの傾斜角度を判定し、炭酸水メーカーの傾斜が所定値を超えた場合、ガス自動充填モードに入ることができず、又はガス自動充填モードを停止し、
圧力ボトルアセンブリ(80)が取付けられているか否かを判定し、圧力ボトルアセンブリ(80)が装置ヘッド(11)に取付けられていない場合、ボトル検出スイッチは圧力ボトルアセンブリ(80)を検出できず、炭酸水メーカーはガス自動充填モードに入ることができなく、
装置ヘッド(11)が復帰したか否かを判定し、装置ヘッド(11)が下へ揺動して所定位置に復帰していない場合、装置ヘッド検出スイッチは装置ヘッド(11)を検出せず、炭酸水メーカーはガス自動充填モードに入ることができなく、
ガス自動充填モードにおいて、圧力センサ(73)が圧力の上昇を検出できない場合、圧力ボトルアセンブリ(80)のボトル本体(82)が取付けられていないと判定し、ガス自動充填モードを停止し、
ガス自動充填モードにおいて、圧力センサ(73)により圧力の上昇が遅いと検出した場合、炭酸ガスシリンダー(14)のガス量が不足していると判定し、リマインド装置によって提示し、
ガス自動充填モードにおいて、圧力センサ(73)は、圧力が一定の値に上昇したことを検出したが、常に所定の圧力に達していないことができない場合、ガス漏れ故障があると判定し、リマインド装置によって提示するものであり、
炭酸ガスの残量算出とは、装置ヘッド(11)を上へ揺動する過程中に支持部材(40)を動かして揺動し、押上げ端に吸気本体(30)をプッシュさせ、吸気本体(30)は炭酸ガスシリンダー(14)を動かして重量センサ(44)に押し付け、それによって炭酸ガスシリンダー(14)の重量を計量し、炭酸ガスシリンダー(14)の自重と吸気アセンブリの重量を減算し、それによって炭酸ガスの残量を計算し、リマインド装置によって提示するものであることを特徴とする、使用方法。
【請求項10】
ガス自動充填モードにおいて、ガス充填の最大時間は12秒であることを特徴とする、請求項9に記載のガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカーの使用方法。
【請求項11】
炭酸ガスの残量算出の算出過程において、計量した炭酸ガスシリンダー(14)の重量が1635グラムより大きい場合、大シリンダーであると判定し、炭酸ガスの総重量は880グラムであり、計量した炭酸ガスシリンダー(14)の重量が780グラムと1635グラムとの間にある場合、小シリンダーであると判定し、炭酸ガスの総重量は380グラムであり、炭酸ガスシリンダー(14)の残留ガス量が設定されたパーセンテージより低い場合、リマインド装置によりはっきり提示することを特徴とする、請求項9に記載のガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカーの使用方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は炭酸水飲み物の調製分野に関し、特にガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカー及びその使用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の炭酸水メーカーは、安全性が低く、様々な状態でガス自動充填することができるため、危険であり、誤って触れると炭酸ガスが空気中に大量にあふれ、室内の炭酸ガス濃度が高過ぎ、又は人が高濃度の炭酸ガスに直接噴射されることが発生しやすく、また、炭酸ガスの残量の検出には、一般的に圧力検出を採用するが、圧力検出には炭酸ガスシリンダー内の炭酸ガスの残量が少ない場合に大きな気圧変動が発生し、ユーザーは新しい炭酸ガスシリンダーの準備を開始する必要がある否かをタイムリーに判断することが難しい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記問題を解決するために、本発明の目的は、より安全であり、同時に炭酸ガスの残量を検出できる炭酸水メーカーを提供することである。
【0004】
問題を解決するために、本発明が採用する技術的解決手段は以下の通りであり、ガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカーであって、
内部に本体ブラケットが設置され、リマインド装置が設置されるメイン装置と、
本体ブラケットに設置されて本体ブラケットに対して上下移動が可能であり、内部に導気孔と導気孔内に位置する吸気ロッドが設置される吸気本体と、
吸気本体を受けるために吸気本体の下方に設置される重量センサと、
メイン装置内に枢着される支持部材と、
メイン装置に枢着されてメイン装置に対して搖動でき、底部に接続ポートが設置され、従動端と可動接続される駆動端が設置され、内部に気路通路が設置される気路本体が設置され、下端に気路通路に連通するエアノズルが設置される装置ヘッドと、
末端がメイン装置内に枢着され、吸気ロッドの上方に位置して吸気ロッドを下へ押し付けるために用いられ、底部にバックル孔又はバックルが設置される吸気プレスロッドと、
メイン装置内に設置されて吸気プレスロッドの下方に位置し、出力端にガス充填バックルロッドが設置される電気制御ドライブと、
吸気プレスロッドの下端に設置される感応スイッチと、
サブ装置とボトル本体とを含み、装置ヘッドの底部に着脱可能に取付けられる圧力ボトルアセンブリと、
メイン装置内又は装置ヘッド内に設置される傾斜ボールスイッチと、
装置ヘッドの底部に設置されて圧力ボトルアセンブリに当接して検出するために用いられるボトル検出スイッチと、を含み、
前記取付孔の下端には炭酸ガスシリンダーに接続するためのシリンダー継ぎ手が設置され、前記支持部材には重量センサから吸気本体を押し上げるための押上げ端及び支持部材を動かして揺動させるための従動端が設置され、前記メイン装置又は装置ヘッド内には装置ヘッド検出スイッチが設置され、前記気路通路は導気管を介して導気孔に連通し、前記気路本体には気路通路に連通する圧力センサが設置され、前記メイン装置の表面には上下移動が可能な吸気キーが設置され、前記吸気キーは吸気プレスロッドの上方に位置して吸気プレスロッドを下へ押し付けるために用いられ、前記ガス充填バックルロッドの中央部はメイン装置内に枢着され、前記ガス充填バックルロッドの先端には、バックル孔又はバックルにマッチングされたバックル又はバックル孔が設置され、前記バックルはバックル孔内に揺動可能に係合し、前記バックル及び/又はバックル孔の外側壁の間には案内面が設置され、前記吸気プレスロッドが吸気ロッドを押圧する時、前記感応スイッチをトリガーする。
【0005】
上記技術的解決手段の更なる改良として、前記本体ブラケットの中央部にはシリンダー継ぎ手を収容する接続孔が設置され、前記本体ブラケットには接続孔の両側に位置する位置制限孔が設置され、前記吸気本体の下端には位置制限孔の中に位置するプレス台が設置され、前記重量センサは2つあり、それぞれ2つの位置制限孔の下に位置し、前記本体ブラケットの下端には上向きの嵌込み溝が設置され、前記嵌込み溝の先端部は本体ブラケットの上端面に連通し、前記支持部材は枢着軸を介して嵌込み溝内に枢着され、前記押上げ端は嵌込み溝の先端部を介して本体ブラケットの上端まで延在し、吸気本体の底部に位置することにより吸気本体を押し上げる。
【0006】
上記技術的解決手段の更なる改良として、前記駆動端には柱ピンが設置され、前記従動端には細長い溝が設置され、前記柱ピンは細長い溝内に挿設されて細長い溝内で移動する。
【0007】
上記技術的解決手段の更なる改良として、前記吸気本体には、上面に対向する2つの枢着軸孔が設置され、中央部に吸気ロッドを収容する貫通孔が設置される吸気プレスキャップが設置され、前記吸気プレスロッドの末端には2つの枢着軸孔内にそれぞれ可動的に挿設される枢着柱が2つ設置され、前記吸気ロッドは吸気プレスロッドの中央部の下端に位置する。
【0008】
上記技術的解決手段の更なる改良として、前記吸気プレスキャップの表面には吸気プレスロッドの底部に当接する第1復帰スプリングが設置され、前記電気制御ドライブにはガス充填バックルロッドを駆動して復帰させる第2復帰スプリングが設置される。
【0009】
上記技術的解決手段の更なる改良として、前記吸気プレスロッドの前端は対称に設置されて下へ拡張された2つの支持脚であり、2つの支持脚の端部は1本の接続ロッドを介して接続され、そのうちの1つの支持脚の底部には柱台が設置され、前記バックル孔は前記柱台の側面に設置され、前記吸気キーは接続ロッドの上方に位置する。
【0010】
上記技術的解決手段の更なる改良として、前記装置ヘッド検出スイッチ、感応スイッチ及びボトル検出スイッチは何れもインチングスイッチである。
【0011】
上記技術的解決手段の更なる改良として、前記リマインド装置はメイン装置又は装置ヘッドの表面に設置されたディスプレイである。
【0012】
上記炭酸水メーカーの使用方法は、取付方法、判定方法及び炭酸ガスの残量算出を含み、
前記取付方法とは、炭酸ガスシリンダーをシリンダー継ぎ手に取付け、装置ヘッドを上へ搖動し、炭酸水ボトルを装置ヘッドの接続ポートに入れ、装置ヘッドを下へ復帰させ、吸気キーを押してガス自動充填モードに入って炭酸水ボトルに炭酸ガスを注入して炭酸水の調製を行い、ガス自動充填モードに入らない場合、ガス手動充填モードに切り替え、
ガス自動充填モードは、電気制御ドライブはガス充填バックルロッドを動かして作動位置に移動させ、吸気キーをクリックすることにより吸気プレスロッドを動かして押し下げ、電気制御ドライブはガス充填バックルロッドを動かして、バックル孔とバックルを介して吸気プレスロッドに固定し、それによって自動的に吸気ロッドを持続的に押し下げ、押し下げ時間が所定時間に達し又は圧力ボトルアセンブリ内が圧力値に達した場合、電気制御ドライブはガス充填バックルロッドを動かして揺動して復帰させ、吸気プレスロッドを緩め、吸気プレスロッドを復帰させるものであり、ガス手動充填モードは、ガス充填バックルロッドを初期位置にして、吸気キーを持続的に押し付け、吸気プレスロッドは手動による作用によって吸気ロッドを持続的に押し下げるものであり、
前記判定方法とは、
炭酸水メーカーの電源が入っているか否かを判定し、炭酸水メーカーの電源が入っていない場合、電気制御ドライブの電源が入らず、ガス自動充填モードに入ることができなく、
傾斜ボールスイッチを介して炭酸水メーカーの傾斜角度を判定し、炭酸水メーカーの傾斜が所定値を超えた場合、ガス自動充填モードに入ることができず、又はガス自動充填モードを停止し、
圧力ボトルアセンブリが取付けられているか否かを判定し、圧力ボトルアセンブリが装置ヘッドに取付けられていない場合、ボトル検出スイッチは圧力ボトルアセンブリを検出できず、炭酸水メーカーはガス自動充填モードに入ることができなく、
装置ヘッドが復帰したか否かを判定し、装置ヘッドが下へ揺動して所定位置に復帰していない場合、装置ヘッド検出スイッチは装置ヘッドを検出せず、炭酸水メーカーはガス自動充填モードに入ることができなく、
ガス自動充填モードにおいて、圧力センサが圧力の上昇を検出できない場合、圧力ボトルアセンブリのボトル本体が取付けられていないと判定し、ガス自動充填モードを停止し、
ガス自動充填モードにおいて、圧力センサが圧力の上昇が遅いと検出した場合、炭酸ガスシリンダーのガス量が不足していると判定し、リマインド装置によって提示し、
ガス自動充填モードにおいて、圧力センサにより、圧力が一定の値に上昇したことを検出したが、常に所定の圧力に達していない場合、ガス漏れ故障があると判定し、リマインド装置によって提示するものであり、
炭酸ガスの残量算出とは、装置ヘッドを上へ揺動する過程中に支持部材を動かして揺動し、押上げ端に吸気本体をプッシュさせ、吸気本体は炭酸ガスシリンダーを動かして重量センサに押し付け、それによって炭酸ガスシリンダーの重量を計量し、炭酸ガスシリンダーの自重と吸気アセンブリの重量を減算し、それによって炭酸ガスの残量を計算し、リマインド装置によって提示するものである。
【0013】
上記技術的解決手段の更なる改良として、ガス自動充填モードでは、ガス充填の最大時間は12秒である。
【0014】
上記技術的解決手段の更なる改良として、炭酸ガスの残量算出の算出過程において、計量した炭酸ガスシリンダーの重量が1635グラムより大きい場合、大シリンダーであると判定し、炭酸ガスの総重量は880グラムであり、計量した炭酸ガスシリンダーの重量が780グラムと1635グラムとの間にある場合、小シリンダーであると判定し、炭酸ガスの総重量は380グラムであり、炭酸ガスシリンダーの残留ガス量が設定されたパーセンテージより低い場合、リマインド装置によりはっきり提示する。
【0015】
本発明の有益な効果は以下の通りであり、本案の操作はより安全であり、炭酸水メーカーの操作が規定通りではない場合、ガスを自動充填することができず、ユーザーは意図的に手動でガスを充填するしかなく、安全性はより高く、同時に炭酸ガスシリンダーの重量に基づいて炭酸ガスの残量をリアルタイムに検出することができ、ユーザーが予備の炭酸ガスシリンダーを直ちに用意することに役立ち、より便利になる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
以下は図面の説明と具体的な実施形態に合わせて、本発明に対してさらに記述する。
【0017】
図1】本発明の好ましい実施形態における構造図である。
【0018】
図2図1におけるAーA方向の断面構造図である。
【0019】
図3図2におけるB箇所の局部拡大構造図である。
【0020】
図4図1におけるCーC方向の断面構造図である。
【0021】
図5図4におけるD箇所の局部拡大構造図である。
【0022】
図6図4におけるE箇所の局部拡大構造図である。
【0023】
図7図1におけるFーF方向の断面構造図である。
【0024】
図8図1におけるGーG方向の断面構造図である。
【0025】
図9】本発明の好ましい実施形態における立体分解図である。
【0026】
図10】本発明の好ましい実施形態における吸気プレスロッドの構造図である。
【0027】
図11】本発明の好ましい実施形態における本体ブラケットの構造図である。
【0028】
図12】本発明の好ましい実施形態における電気制御ドライブとガス充填バックルロッドの構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本部分は本発明の具体的な実施例を詳細に説明し、本発明の好ましい実施例は図面に示し、図面の役割は明細書の文字部分の記述を図形で補足することであり、本発明の各技術特徴と全体の技術的解決手段を視覚的、イメージ的に理解できるようにすることであるが、本発明の保護範囲に対する制限と理解することができない。
【0030】
本発明の説明において、理解すべきことは、方位の説明、例えば上、下、前、後、左、右などの指示に係る方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づくものであり、単に本発明及び簡略化された説明を容易に説明するためであり、指した装置又は要素は、特定の方位、特定の方位で構造及び動作することを有する必要があることを指示又は暗示しなく、従って、本発明に対する制限と理解することができない。
【0031】
本発明の説明において、いくつかの意味は1つ又は複数であり、複数の意味は2つ以上であり、より大きい、より小さい、超えるなどは数自身を含まないと理解し、以上、以下、以内などは数自身を含むと理解する。説明された第1、第2は単に技術的特徴を区別することを目的とし、相対的な重要性が指示も示唆もされ、又は指示された技術的特徴の数が暗黙的に示され、又は指示された技術的特徴の前後関係が暗黙的に示されるものと理解することはできない。
本発明の説明において、特に明確な限定がない限り、設置、取付、接続などの用語を広義に理解すべきであり、当業者は技術的解決手段の具体的な内容に合わせて本発明における上記用語の具体的な意味を合理的に決定することができる。
【0032】
図1図12を参照し、ガス自動充填及び残量検出の機能を有する炭酸水メーカーであって、
【0033】
内部に本体ブラケット20が設置され、リマインド装置が設置されるメイン装置10と、
本体ブラケット20に設置されて本体ブラケット20に対して上下移動が可能であり、内部に導気孔と導気孔内に位置する吸気ロッド31が設置される吸気本体30と、
吸気本体30を受けるために吸気本体30の下方に設置される重量センサ44と、
メイン装置10内に枢着される支持部材40と、
メイン装置10に枢着されてメイン装置10に対して搖動でき、底部に接続ポートが設置され、従動端42と可動接続される駆動端111が設置され、内部に気路通路71が設置される気路本体70が設置され、下端に気路通路71に連通するエアノズル72が設置される装置ヘッド11と、
末端がメイン装置10内に枢着され、吸気ロッド31の上方に位置して吸気ロッド31を下へ押し付けるために用いられ、底部にバックル孔55又はバックル611が設置される吸気プレスロッド50と、
メイン装置10内に設置されて吸気プレスロッド50の下方に位置し、出力端にガス充填バックルロッド61が設置される電気制御ドライブ60と、
吸気プレスロッド50の下端に設置される感応スイッチ58と、
サブ装置81とボトル本体82とを含み、装置ヘッド11の底部に着脱可能に取付けられる圧力ボトルアセンブリ80と、
メイン装置10内又は装置ヘッド11内に設置される傾斜ボールスイッチ92と、
装置ヘッド11の底部に設置されて圧力ボトルアセンブリ80に当接して検出するために用いられるボトル検出スイッチと、を含み、
前記取付孔の下端には炭酸ガスシリンダー14に接続するためのシリンダー継ぎ手が設置され、前記支持部材40には重量センサ44から吸気本体30を押し上げるための押上げ端及び支持部材40を動かして揺動させるための従動端42が設置され、前記メイン装置10又は装置ヘッド11内には装置ヘッド検出スイッチが設置され、前記気路通路71は導気管36を介して導気孔に連通し、前記気路本体70には気路通路71に連通する圧力センサ73が設置され、前記メイン装置10の表面には上下移動が可能な吸気キー57が設置され、前記吸気キー57は吸気プレスロッド50の上方に位置して吸気プレスロッド50を下へ押し付けるために用いられ、前記ガス充填バックルロッド61の中央部はメイン装置10内に枢着され、前記ガス充填バックルロッド61の先端には、バックル孔55又はバックル611にマッチングされたバックル611又はバックル孔55が設置され、前記バックル611はバックル孔55内に揺動可能に係合し、前記バックル611及び/又はバックル孔55の外側壁の間には案内面が設置され、前記吸気プレスロッド50が吸気ロッド31を押圧する時、前記感応スイッチ58をトリガーする。
【0034】
同時に、本案は本製品の使用方法をさらに開示し、取付方法、判定方法及び炭酸ガスの残量算出を含み、
前記取付方法とは、炭酸ガスシリンダー14をシリンダー継ぎ手に取付け、装置ヘッド11を上へ搖動し、炭酸水ボトルを装置ヘッド11の接続ポートに入れ、装置ヘッド11を下へ復帰させ、吸気キー57を押してガス自動充填モードに入って炭酸水ボトルに炭酸ガスを注入して炭酸水の調製を行い、ガス自動充填モードに入らない場合、ガス手動充填モードに切り替え、装置ヘッド11を上へ揺動する過程中に支持部材40を動かして揺動し、押上げ端に吸気本体30をプッシュさせ、吸気本体30は炭酸ガスシリンダー14を動かして重量センサ44に押し付け、それによって炭酸ガスシリンダー14の重量を計量し、炭酸ガスシリンダー14の自重と吸気アセンブリの重量を減算し、それによって炭酸ガスの残量を計算し、リマインド装置によって提示し、
ガス自動充填モードは、電気制御ドライブ60はガス充填バックルロッド61を動かして作動位置に移動させ、この時、バックル孔55とバックル611とは水平方向に一定の重なりが生じ、吸気キー57をクリックすることにより吸気プレスロッド50を動かして押し下げ、ガス充填バックルロッド61が吸気プレスロッド50の作用下で電気制御ドライブ60による力に抗することによって揺動を生じさせ、ガス充填バックルロッド61をバックル611とバックル孔55の位置が重なるまで継続的に押し下げ、ガス充填バックルロッド61は電気制御ドライブ60の作用下で揺動し続けることによりバックル611をバックル孔55内に係止させて吸気プレスロッド50を固定し、それによって自動的に吸気ロッド31を持続的に押し下げ、押し下げ時間が所定時間に達し又は圧力ボトルアセンブリ80内が圧力値に達した場合、電気制御ドライブ60はガス充填バックルロッド61を動かして揺動して復帰させ、吸気プレスロッド50を緩め、吸気プレスロッド50を復帰させ、圧力値は人によって調整することができ、それによって異なる濃度の炭酸水メーカーを調製することができ、同時に加圧時間を規定することによりガス充填の過剰による爆発を防止することができ、好ましくは、ガス自動充填モードにおいて、最大のガス充填時間は12秒であり、
ガス手動充填モードは、ガス充填バックルロッド61を初期位置にして、吸気キー57を持続的に押し付け、吸気プレスロッド50は手動による作用によって吸気ロッド31を持続的に押し下げるものであり、
ガス自動充填モードに入り又はガス自動充填モード中に以下の判定を行い、
1、炭酸水メーカーの電源が入っているか否かを判定し、炭酸水メーカーの電源が入っていない場合、電気制御ドライブ60の電源が入らず、ガス自動充填モードに入ることができなく、
2、傾斜ボールスイッチ92を介して炭酸水メーカーの傾斜角度を判定し、炭酸水メーカーの傾斜が所定値を超えた場合、ガス自動充填モードに入ることができず、又はガス自動充填モードを停止し、通常の使用では一般的に炭酸水メーカーの傾斜角度が15度を超えると転倒の危険性があると定義され、
3、圧力ボトルアセンブリ80が取付けられているか否かを判定し、圧力ボトルアセンブリ80が装置ヘッド11に取付けられていない場合、ボトル検出スイッチは圧力ボトルアセンブリ80を検出できず、炭酸水メーカーはガス自動充填モードに入ることができなく、
4、装置ヘッド11が復帰したか否かを判定し、装置ヘッド11が下へ揺動して所定位置に復帰していない場合、装置ヘッド検出スイッチが装置ヘッド11を検出せず、炭酸水メーカーはガス自動充填モードに入ることができなく、
5、ガス自動充填モードにおいて、圧力センサ73が圧力の上昇を検出できない場合、圧力ボトルアセンブリ80のボトル本体82が取付けられていないと判定し、ガス自動充填モードを停止し、
6、ガス自動充填モードにおいて、圧力センサ73が圧力の上昇が遅いと検出した場合、炭酸ガスシリンダー14のガス量が不足していると判定し、リマインド装置によって提示し、
7、ガス自動充填モードにおいて、圧力センサ73により、圧力が一定の値に上昇したことを検出したが、常に所定の圧力に達していない場合、ガス漏れ故障があると判定し、リマインド装置によって提示するものであり、
従来技術に言えば、本案の操作はより安全であり、炭酸水メーカーの操作が規定通りではない場合、ガス自動充填モードに入ることができず、ガス手動充填モードしかできなく、ガス手動充填モードはユーザーが意図的に行う必要があるため、この時ユーザーは炭酸水メーカーの使用に集中して危険が発生しにくく、安全性はより高く、同時に炭酸ガスシリンダー14の重量に基づいて炭酸ガスの残量をリアルタイムに検出することができ、ユーザーが予備の炭酸ガスシリンダー14を直ちに用意することに役立ち、より便利になる。
【0035】
炭酸ガスシリンダー14は複数の規格があるため、計量中、ユーザーは手動でシリンダー規格を入力することができ、操作プロセスを最適化するために、炭酸ガスシリンダー14を計量する時、炭酸水メーカーは計量された重量に基づいてシリンダーの大小を自動的に識別することができ、例えば0.6Lの炭酸ガスシリンダー14の空き缶の重量は780グラムであり、ガス重量は380グラムであり、総重量は合計1160グラムであり、1.34Lの炭酸ガスシリンダー14の空き缶の重量は1635グラムであり、ガス重量は880グラムであり、総重量は合計2515グラムであり、総重量が1.34Lの炭酸ガスシリンダー14の空き缶の重量を超えると、システムは大シリンダーであると判断し、逆の場合に小シリンダーであると判断し、シリンダーの大小を識別した後、システムは炭酸ガスシリンダー14の自重と吸気本体の重量を減算し、残りの重量は炭酸ガスの重量である。好ましくは、炭酸ガスシリンダー14のガス残量が設定されたパーセンテージより低い場合、リマインダ装置をはっきり提示する。
【0036】
本案において、好ましくは、前記本体ブラケット20の中央部にはシリンダー継ぎ手を収容する接続孔21が設置され、前記本体ブラケット20には接続孔21の両側に位置する位置制限孔22が設置され、前記吸気本体30の下端には位置制限孔22の中に位置するプレス台32が設置され、前記重量センサ44は2つあり、それぞれ2つの位置制限孔22の下に位置し、前記本体ブラケット20の下端には上向きの嵌込み溝23が設置され、前記嵌込み溝23の先端部は本体ブラケット20の上端面に連通し、前記支持部材40は枢着軸を介して嵌込み溝23内に枢着され、前記押上げ端は嵌込み溝23の先端部を介して本体ブラケット20の上端まで延在し、吸気本体30の底部に位置することにより吸気本体30を押し上げ、接続孔21と位置制限孔22を介して吸気本体30の変位を制限し、それを上下移動のみ可能にさせ、支持部材40を介してそれに対して上下位置調節を行い、押上げ端が最低点に位置する時、押上げ端が吸気本体30の底部に接触せず、同時にプレス台32が重量センサ44に完全に押し付けられる。
【0037】
前記重量センサ44は3つ以上であってもよく、前記重量センサ44は吸気本体30の底部に直接受けてもよく、又は吸気本体30の両側に翼が設置されてもよく、重量センサ44は翼の下端に位置し、重量センサ44の具体的な数と配置レイアウトは実際の必要に応じて機能的に変化することができる。
【0038】
好ましくは、前記支持部材40はシート状であり、押上げ端は支持部材40に設置された押上げ突起41である。前記押上げ端は、支持部材40の枢着点を中心とし且つ支持部材40の端面に偏心して設置されたプッシュロッドであってもよく、それにより支持部材40が揺動する過程中にプッシュロッドの高さを変化させる。
【0039】
好ましくは、前記吸気本体30の底部には、当接面33と、当接面33側に位置して内向きに凹んだ空き回避位置34とが設置され、前記空き回避位置34と当接面33とが滑らかに遷移することにより、押上げ端が揺動中に当接面33に当接して吸気本体30を支え、又は当接面33に沿って空き回避位置34に移動することができる。
【0040】
駆動端111と従動端42との接続方式は様々であり、好ましくは、前記駆動端111には柱ピン112が設置され、前記従動端42には細長い溝43が設置され、前記柱ピン112は細長い溝43内に挿設されて細長い溝43内で移動する。それにより、装置ヘッド11が駆動端111を揺動させる過程中に、柱ピン112は細長い溝43内に移動し、さらに従動端42を揺動させることができる。
【0041】
一実施形態において、前記駆動端111と従動端42との可動接続される形態は、駆動端111に伸縮ロッドを枢着し、伸縮ロッドの他端を従動端42に枢着し、それによりクランク接続ロッド53の構造を形成して連動することを示す。
【0042】
さらに最適化して、吸気プレスロッド50をよりよく取付けるために、好ましくは、前記吸気本体30には、上面に対向する2つの枢着軸孔351が設置され、中央部に吸気ロッド31を収容する貫通孔が設置される吸気プレスキャップ35が設置され、前記吸気プレスロッド50の末端には2つの枢着軸孔351内にそれぞれ可動的に挿設される枢着柱51が2つ設置され、前記吸気ロッド31は吸気プレスロッド50の中央部の下端に位置する。
【0043】
一実施形態において、吸気プレスロッド50の端部はメイン装置10の内側壁に直接枢着することができる。
【0044】
前記吸気プレスロッド50は、炭酸ガスシリンダー14上の突出しピンの反発作用により自動的に反発することができ、吸気プレスロッド50を吸気ロッド31に長期間押し付けることがないように復帰弾力を加えることを考慮し、好ましくは、前記吸気プレスキャップ35の表面には吸気プレスロッド50の底部に当接する第1復帰スプリング56が設置される。
【0045】
前記電気制御ドライブ60は、電源オフ即ち自動復帰の種類を選択することができるが、応答速度を強化することを考慮し、好ましくは、電気制御ドライブ60にはガス充填バックルロッド61を駆動して復帰させる第2復帰スプリング62が設置され、それによって、電源オフ時に第2復帰スプリング62は速やかにガス充填バックルロッド61を動かして復帰することができる。前記電気制御ドライブ60が電磁弁であることは好ましく、前記電気制御ドライブ60はリニアモータ等の実施形態を選択することもできる。
【0046】
上記案において、好ましくは、前記吸気プレスロッド50の前端は対称に設置されて下へ拡張された2つの支持脚52であり、2つの支持脚52の端部は1本の接続ロッド53を介して接続され、そのうちの1つの支持脚52の底部には柱台54が設置され、前記バックル孔55は前記柱台54の側面に設置され、前記吸気キー57は接続ロッド53の上方に位置し、好ましくは、吸気キー57には吸気キーブラケットが外嵌され、前記吸気キーブラケットは2つの支持脚52の外側に枢着される。
【0047】
本案において、前記装置ヘッド検出スイッチ、感応スイッチ58及びボトル検出スイッチは何れもインチングスイッチである。前記装置ヘッド検出スイッチ、感応スイッチ58及びボトル検出スイッチは、電気接続ロッド及び電気接続ロッドに合わせるブレークポイント回路をさらに選択することができ、電気接続ロッドとブレークポイント回路を接触する以外に、回路を導通することができない。
【0048】
前記装置ヘッド検出スイッチ、感応スイッチ58及びボトル検出スイッチはタッチスイッチ等の実施形態を選択することもできる。
【0049】
さらに最適化して、好ましくは、前記リマインド装置はメイン装置10又は装置ヘッド11の表面に設置されたディスプレイ90であり、それによって炭酸ガスの残量と故障原因をより直感的に表示させる。前記リマインド装置は、状態表示灯形態又は音声ホーン形態であることができる。
【0050】
好ましくは、前記メイン装置10には、装置ヘッド11内に延在する回転止めプレスロッド91がさらに設置され、それによって、装置ヘッド11が所定の状態に復帰した場合、回転止めプレスロッド91が装置ヘッド11の内部に当接されることにより装置ヘッド11のさらなる揺動を制限する。
【0051】
好ましくは、前記メイン装置10内には吸気本体30の下方に位置するシリンダーキャビティ12が設置され、前記シリンダーキャビティ12の一端には開け口が設置され、前記開け口にはリアカバー13が可動的に設置され、それによって炭酸ガスシリンダー14を収容することが便利になる。
【0052】
好ましくは、前記メイン装置10内には予備電池が設置され、それによって停電した場合には炭酸ガスシリンダー14の重量を計量することもできる。
【0053】
以上は本発明の好適な実施例に過ぎず、これによって本発明の特許範囲を制限するものではなく、本発明の発明構想下において、本発明の明細書及び図面の内容を利用して行った等価構造変換、或いは他の関連する技術分野に直接的又は間接的に適用されるものは何れも本発明の特許保護範囲に含まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】