(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-01
(54)【発明の名称】剛体架線集電装置、パンタグラフ及び鉄道交通車両
(51)【国際特許分類】
B60L 5/20 20060101AFI20241025BHJP
B61C 3/00 20060101ALI20241025BHJP
【FI】
B60L5/20 Z
B61C3/00 Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024522659
(86)(22)【出願日】2022-10-09
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-10-24
(85)【翻訳文提出日】2024-04-16
(86)【国際出願番号】 CN2022124067
(87)【国際公開番号】W WO2023066043
(87)【国際公開日】2023-04-27
(31)【優先権主張番号】202111214294.4
(32)【優先日】2021-10-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516183897
【氏名又は名称】中▲車▼青▲島▼四方▲機車車▼輌股▲分▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】CRRC QINGDAO SIFANG CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.88 Jinhongdong Road, Chengyang District, Qingdao, Shandong, 266111, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100119013
【氏名又は名称】山崎 一夫
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100144451
【氏名又は名称】鈴木 博子
(74)【代理人】
【識別番号】100224672
【氏名又は名称】深田 孝徳
(72)【発明者】
【氏名】シュー ワンタオ
(72)【発明者】
【氏名】ウー コン
(72)【発明者】
【氏名】デン チャオユエ
(72)【発明者】
【氏名】ワン チャンチン
(72)【発明者】
【氏名】シエ リジュン
【テーマコード(参考)】
5H105
【Fターム(参考)】
5H105AA01
5H105BA02
5H105BB01
5H105CC12
5H105DD04
5H105DD28
5H105EE02
5H105EE13
(57)【要約】
【課題】受電の架線追従性能がよく、特に架空の剛体架線の運転に適し、市内鉄道列車の剛体架線の受電傾向を満すことができる剛体架線集電装置、パンタグラフ及び鉄道交通車両を提供することを目的としている。
【解決手段】剛体架線集電装置、パンタグラフ及び鉄道交通車両であって、メインスライドカーボンストリップ、補助スライド、バネ、底板、天板及びブラケットを含み、ブラケットの中間部は両端に対して凹部を有し、凹部内には天板、底板及びメインスライドカーボンストリップが下から上へ順に設けられ、天板とブラケットの中間部との間は複数のバネによって弾性接続され、ブラケットの両端の突出部分は、メインスライドカーボンストリップの対応する端部にスライド接続され、補助スライドとして受電し、カーボンストリップの底部にはパンタグラフ自動降下金属空気管路が設けられている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
剛体架線集電装置であって、メインスライドカーボンストリップ、補助スライド、バネ、底板、天板及びブラケットを含み、
前記ブラケットの中間部は両端に対して凹部を有し、前記凹部内には天板、底板及びメインスライドカーボンストリップが下から上へ順に設けられ、
前記天板とブラケットの中間部との間は複数のバネによって弾性接続され、
前記ブラケットの両端の突出部分は、前記メインスライドカーボンストリップの対応する端部にスライド接続され、補助スライドとして受電し、
前記カーボンストリップの底部にはパンタグラフ自動降下金属空気管路が設けられることを特徴とする剛体架線集電装置。
【請求項2】
前記底板は金属底板であることを特徴とする請求項1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項3】
前記底板と天板との間はボルトによって固定されることを特徴とする請求項1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項4】
前記天板、バネ及びブラケットの間は一体的に溶接されて接続されることを特徴とする請求項1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項5】
前記ブラケットは金属ブラケットであり、
又は、前記ブラケットの底部は翼型に形成されていることを特徴とする請求項1又は4に記載の剛体架線集電装置。
【請求項6】
前記メインスライドカーボンストリップの端部側面には、外部に突出するスライダが設けられており、前記スライダの底部は底板に接続され、前記ブラケットの端部内壁には、前記スライダと係合するスライド溝が設けられ、
又は、前記メインスライドカーボンストリップは浸漬金属材質であることを特徴とする請求項1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項7】
前記メインスライドカーボンストリップの中間位置からADD空気ホースが引き出され、前記ブラケットの相応的な位置には貫通孔が設けられ、前記ADD空気ホースは前記貫通孔を介して下に向かってブラケットを貫通することを特徴とする請求項1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項8】
パンタグラフであって、その角部には請求項1~7の何れか1項に記載の剛体架線集電装置が設けられることを特徴とするパンダグラフ。
【請求項9】
前記ブラケットの両端と角部との間はボルトによって固定されて接続されることを特徴とする請求項8に記載のパンタグラフ。
【請求項10】
鉄道交通車両であって、請求項8又は9に記載のパンタグラフ、或いは請求項1~7の何れか1項に記載の剛体架線集電装置を含むことを特徴とする鉄道交通車両。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は剛体架線集電の技術分野に属し、具体的に剛体架線集電装置、パンタグラフ及び鉄道交通車両に関している。
【0002】
本出願は2021年10月19日にて中国特許庁に提出され、出願番号が202111214294.4であり、発明名称が「剛体架線集電装置、パンタグラフ及び鉄道交通車両」である中国特許出願の優先権を主張して、その全ての内容は本出願に援用されている。
【背景技術】
【0003】
本部分の陳述は必ずしも先行技術を構成するわけではなく、単に本出願に関する背景技術情報を提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
鉄道車両業界の迅速な発展に連れて、交流剛体架線の受電は一般になって、高速鉄道の「フレキシブル架線+交流パンタグラフ」及び地下鉄の「剛体架線+直流パンタグラフ」の設計モードと異なって、交流市内鉄道車両は一般的に「剛体・フレキシブル組み合わせた架線+交流パンタグラフ」のパンタグラフ・架線協働方式を採用し、鉄道車両の運営特徴を同時に配慮する必要があり、ところが、従来の市内路線の実際運転データから分かるように、従来の架線で(特に新たな路線)のパンタグラフ・架線の火花がひどく、パンタグラフ・架線の振動が激しい。
【0005】
上記問題を解决するために、本出願は剛体架線集電装置、パンタグラフ及び鉄道交通車両を提出し、本出願の受電の架線追従性能がよく、特に架空の剛体架線の運転に適し、市内鉄道列車の剛体架線の受電傾向を満たしている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
いくつかの実施例によれば、本出願は以下の技術案を採用し、
剛体架線集電装置であって、メインスライドカーボンストリップ、補助スライド、バネ、底板、天板及びブラケットを含み、
ブラケットの中間部は両端に対して凹部を有し、凹部内には天板、底板及びメインスライドカーボンストリップが下から上へ順に設けられ、
天板とブラケットの中間部との間は複数のバネによって弾性接続され、
ブラケットの両端の突出部分はメインスライドカーボンストリップの対応する端部にスライド接続され、補助スライドとして受電し、
カーボンストリップの底部にはパンタグラフ自動降下金属空気管路が設けられる。
【0007】
好適な実施形態として、底板は金属底板である。
【0008】
好適な実施形態として、底板と天板との間はボルトによって固定される。
【0009】
好適な実施形態として、天板、バネ及びブラケットの間は一体的に溶接されて接続される。
【0010】
好適な実施形態として、ブラケットは金属ブラケットである。
【0011】
好適な実施形態として、メインスライドカーボンストリップの端部側面には、外部に突出するスライダが設けられ、スライダの底部は底板に接続され、ブラケットの端部内壁には、スライダと係合するスライド溝が設けられる。
【0012】
スライド溝とスライダとを接続するように、メインスライドカーボンストリップの縦方向ずれを制限する。
【0013】
好適な実施形態として、メインスライドカーボンストリップの中間位置からADD空気ホースが引き出され、ブラケットの相応的な位置には貫通孔が設けられ、ADD空気ホースは貫通孔を介して下に向かってブラケットを貫通する。
【0014】
好適な実施形態として、ブラケットの底部は翼型に形成されている。よい流線型を備え、空気抵抗が小さく、受電の架線追従性能がよい。
【0015】
好適な実施形態として、メインスライドカーボンストリップは浸漬金属材質である。その硬度は架線ワイヤの硬度より僅かに低い。
【0016】
パンタグラフであって、その角部には上記剛体架線集電装置が設けられる。
【0017】
好適な実施形態として、ブラケットの両端と角部との間はボルトによって固定されて接続される。
【0018】
鉄道交通車両であって、上記パンタグラフ又は上記剛体架線集電装置を含む。
【発明の効果】
【0019】
従来技術に比べると、本出願の有益な効果は以下の通り、
本出願が提供する新型剛体架線集電装置において、導電性バネを使用してカーボンストリップの取付構造の強度を保証して、パンタグラフ・架線の振動を緩和し、且つ優れた導電性能を備え、架線から電流を確実に引き出すことを確保する。
【0020】
本出願が提供する新型剛体架線集電装置において、メインスライドカーボンストリップと補助スライドとの間のスライド接続によって、架線には硬い箇所又は異物が存在することによるメインスライドカーボンストリップの前後ずれを抑制するとともに、両者の間の隙間が架線ワイヤの断面外径より遥かに大きいことを保証し、そして、架線ワイヤの圧力に連れて隙間が小さくなり、架線ワイヤの、メインスライドと補助スライドとの間での確実な摩擦接触を保証して、安全な受電を実現する。
【0021】
本出願が提供する新型剛体架線集電装置において、メインスライドカーボンストリップの硬度は架線ワイヤの硬度より僅かに低く、パンタグラフ・架線の磨耗要求を満たしている上で、パンタグラフ・架線の間の安定な受電を実現する。
【0022】
本出願が提供する新型剛体架線集電装置において、ADD金属空気管路が内蔵され、集電装置はADD自動トリガパンタグラフ降下機能を具備する。
【0023】
本出願の上記目的、特徴及び利点がより分かりやすくなるために、以下、好適な実施例を挙げて、図面を結合して、詳しく説明する。
【0024】
本出願の一部を構成する明細書の図面によって本出願をさらに理解し、本出願の模式的な実施例及びその説明は本出願に対する不当な限定ではなく、本出願を解釈するためのものである。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】本出願の少なくとも1つの実施例の剛体架線集電装置の前面図である。
【
図2】本出願の少なくとも1つの実施例の剛体架線集電装置の平面図である。
【
図3】本出願の少なくとも1つの実施例の剛体架線集電装置の側面図である。
【0026】
図面において、各部位の位置を表示するために、相互の間のピッチ又はサイズを誇張し、図面は単に模式的なものである。
【発明を実施するための形態】
【0027】
ここで、以下の詳しい説明は何れも例示的なものであり、本出願をさらに説明するように意図する。特に指定しない限り、本出願が使用する全ての技術及び科学用語は、当業者の一般的な理解と同様な意味を具備する。
【0028】
ここに使用される用語は、本出願による例示的な実施形態を限定していなく、単に具体的な実施形態を記載する。本出願が別に指定しない限り、ここで、単数形態は複数形態も含むように意図され、また、本明細書において「包含」及び/又は「含む」という用語を使用する場合、特徴、ステップ、操作、機器、ユニット及び/又はこれらの組み合わせが存在することを指す。
【0029】
記載を容易にするために、本出願において「上」、「下」、「左」、「右」のような文字は構造を限定していなく、単に図面自体の上、下、左、右の方向と一致することを示し、 指された機器又は素子が特定の方位を備え、特定の方位で構造されて操作されなければならないと指示又は暗示していなく、ただ本出願を便利に記載して記載を簡略化するためのものであるので、本出願を限定していない。
【0030】
本出願における「取付」、「連結」、「接続」、「固定」などの用語を広義で理解すべきであり、例えば、固定接続、取り外し可能な接続、又は一体接続であってもよいし、機械接続、電気接続、直接接続、中間媒体による間接接続であってもよいし、さらに、2つの素子の内部接続或いは2つの素子の相互作用関係であってもよく、当業者にとって、具体的な状況に応じて上記用語の本出願における具体的な意味を理解すればよい。
【0031】
背景技術において紹介するように、従来技術は、パンタグラフ・架線の火花がひどく、パンタグラフ・架線(Pantograph-Catenary)の振動が激しいという欠陥が存在し、上記の技術問題を解決するために、本出願は剛体架線集電装置、パンタグラフ及び鉄道交通車両を提出している。
【0032】
実施例1
本出願の典型な実施形態において、
図1に示すように、剛体架線集電装置であって、メインスライドカーボンストリップ1、補助スライド、バネ2、ブラケット8などの構成部分を含み、メインスライドカーボンストリップ1の底部には金属底板5が設けられ、金属底板5と天板4との間はボルト7によって固定される。天板4とブラケット8との間には複数のバネ2が設けられ、バネ2の一端は天板4に当接され、他端はブラケット8に当接される。
【0033】
ブラケット8の両端は上へ延在して突出し、メインスライドカーボンストリップ1の端部にスライド接続され、補助スライドを形成する。
【0034】
本実施例において、バネ2、天板4、及び底部ブラケット8は一体的に溶接されて接続され、全体的に交換可能である。
【0035】
本実施例において、バネ2はブラケット8の延在方向に沿って間隔を空けて均一に配置され、これによって、均一な受力を保証できる。
【0036】
本実施例において、カーボンスライド(即ち、メインスライドカーボンストリップ1であり、以下、カーボンストリップと略称される)は浸漬金属材質を採用し、電気及び機械的耐磨耗性能がよく、構造設計が簡単であり、重量が軽く、抵抗が小さく、受電の架線追従性能がよく、特に架空の剛体架線の運転に適し、市内鉄道列車の剛体架線の受電傾向を満たしている。
【0037】
ブラケット8自体は導電性金属であり、その両端の、カーボンストリップに近接する部分は補助スライド11として受電可能であるとともに、ボルト7によって角部9に固定されて接続され、その一部に対して研磨処理を行う。
【0038】
カーボンストリップの中間部のからADD空気管10が引き出され、下に向かってブラケット8の貫通孔を貫通して車両側に接続され、本実施例において、ADD空気管10はホースであり、ホースはポリ四フッ化エチレン材質を採用する。
【0039】
本実施例が提供する剛体架線集電装置全体は流線型設計を採用し、接触の高さが緩やかであり、受電抵抗が小さい。
【0040】
図2に示すように、カーボンストリップの両端側面には突出部分、即ち、スライダ3が設けられ、スライダ3は補助スライド内に設けられるスライド溝に嵌入され、垂直方向の位置制限構造を形成し、架線には硬い箇所又は異物が存在することによるスライドの前後ずれを抑制する。
【0041】
本実施例において、スライダ3は金属材質であり、カーボンストリップの底部の底板5に接続される。
【0042】
ブラケット8の底部は翼型設計を採用し、流線型がよく、空気抵抗が小さく、受電の架線追従性能がよい。
【0043】
図3に示すように、カーボンストリップの底部寄り位置にはADD金属空気管路6が内蔵され、集電装置はADD自動トリガパンタグラフ降下機能を具備する。
【0044】
無論、他の実施例において、上記素子の材質、形状及びサイズは何れも具体的な状況に応じて調整又は変更してもよい。
【0045】
実施例2
パンタグラフであって、その角部9には実施例1の剛体架線集電装置が設けられ、ブラケット8の両端と角部9との間はボルト7によって固定されて接続される。
【0046】
実施例3
鉄道交通車両であって、実施例2のパンタグラフ又は実施例1の剛体架線集電装置を含む。
【0047】
以上は本出願を限定していなく、本出願の好適な実施例に過ぎず、当業者にとって、本出願はいろんな変更及び改良を有してもよい。本出願の精神及び原則内で完成した任意の補正、等価置換、改良などは、何れも本出願の保護範囲内に該当すべきである。
【符号の説明】
【0048】
1 メインスライドカーボンストリップ
2 バネ
3 スライダ
4 天板
5 底板
6 ADD金属空気管
7 ボルト
8 ブラケット
9 角部
10 ADD空気管
11 補助スライド
【手続補正書】
【提出日】2024-04-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
剛体架線集電装置であって、メインスライドカーボンストリップ、補助スライド、バネ、底板、天板及びブラケットを含み、
前記ブラケットの中間部は両端に対して凹部を有し、前記凹部内には天板、底板及びメインスライドカーボンストリップが下から上へ順に設けられ、
前記天板とブラケットの中間部との間は複数のバネによって弾性接続され、
前記ブラケットの両端の突出部分は、前記メインスライドカーボンストリップの対応する端部にスライド接続され、補助スライドとして受電し、
前記カーボンストリップの底部にはパンタグラフ自動降下金属空気管路が設けられ
、
前記メインスライドカーボンストリップの端部側面には、外部に突出するスライダが設けられており、前記スライダの底部は底板に接続され、前記ブラケットの端部内壁には、前記スライダと係合するスライド溝が設けられ、スライダは補助スライド内に設けられるスライド溝に嵌入され、垂直方向の位置制限構造を形成し、架線には硬い箇所又は異物が存在することによるスライドの前後ずれを抑制することを特徴とする剛体架線集電装置。
【請求項2】
前記底板は金属底板であることを特徴とする請求項1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項3】
前記底板と天板との間はボルトによって固定されることを特徴とする請求項1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項4】
前記天板、バネ及びブラケットの間は一体的に溶接されて接続されることを特徴とする請求項1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項5】
前記ブラケットは金属ブラケットであり、
又は、前記ブラケットの底部は翼型に形成されていることを特徴とする請求項
1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項6】
前記メインスライドカーボンストリップは浸漬金属材質であることを特徴とする請求項1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項7】
前記メインスライドカーボンストリップの中間位置からADD空気ホースが引き出され、前記ブラケットの相応的な位置には貫通孔が設けられ、前記ADD空気ホースは前記貫通孔を介して下に向かってブラケットを貫通することを特徴とする請求項1に記載の剛体架線集電装置。
【請求項8】
パンタグラフであって、その角部には請求項1~7の何れか1項に記載の剛体架線集電装置が設けられることを特徴とするパンダグラフ。
【請求項9】
前記ブラケットの両端と角部との間はボルトによって固定されて接続されることを特徴とする請求項8に記載のパンタグラフ。
【請求項10】
鉄道交通車両であって、請求項8に記載のパンタグラフを含むことを特徴とする鉄道交通車両。
【請求項11】
鉄道交通車両であって、請求項1~7の何れか1項に記載の剛体架線集電装置を含むことを特徴とする鉄道交通車両。
【国際調査報告】