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特表2024-541044プロンプト情報の表示方法及び装置、並びに電子機器

書誌要約請求の範囲詳細な説明課題実施例実施するための形態図面の説明

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2024-11-06

(54)【発明の名称】プロンプト情報の表示方法及び装置、並びに電子機器

(51)【国際特許分類】

A63F 13/87 20140101AFI20241029BHJP

G06F 3/04842 20220101ALI20241029BHJP

A63F 13/53 20140101ALI20241029BHJP

【ＦＩ】

A63F13/87

G06F3/04842

A63F13/53

【審査請求】有

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2024525669

(86)(22)【出願日】2022-11-10

(85)【翻訳文提出日】2024-04-30

(86)【国際出願番号】 CN2022131120

(87)【国際公開番号】W WO2023138184

(87)【国際公開日】2023-07-27

(31)【優先権主張番号】202210080651.0

(32)【優先日】2022-01-24

(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN

(81)【指定国・地域】

【公序良俗違反の表示】

（特許庁注：以下のものは登録商標）

１．ＡＮＤＲＯＩＤ

２．ｉＯＳ

(71)【出願人】

【識別番号】517392436

【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技（深▲セン▼）有限公司

【氏名又は名称原語表記】ＴＥＮＣＥＮＴＴＥＣＨＮＯＬＯＧＹ（ＳＨＥＮＺＨＥＮ）ＣＯＭＰＡＮＹＬＩＭＩＴＥＤ

【住所又は居所原語表記】３５／Ｆ，ＴｅｎｃｅｎｔＢｕｉｌｄｉｎｇ，ＫｅｊｉｚｈｏｎｇｙｉＲｏａｄ，ＭｉｄｗｅｓｔＤｉｓｔｒｉｃｔｏｆＨｉ－ｔｅｃｈＰａｒｋ，ＮａｎｓｈａｎＤｉｓｔｒｉｃｔ，Ｓｈｅｎｚｈｅｎ，Ｇｕａｎｇｄｏｎｇ５１８０５７，ＣＨＩＮＡ

(74)【代理人】

【識別番号】100110364

【弁理士】

【氏名又は名称】実広信哉

(74)【代理人】

【識別番号】100150197

【弁理士】

【氏名又は名称】松尾直樹

(72)【発明者】

【氏名】叶博

(72)【発明者】

【氏名】▲劉▼ 沛城

(72)【発明者】

【氏名】▲鄒▼ ▲麗▼媛

(72)【発明者】

【氏名】唐 ▲凱▼

(72)【発明者】

【氏名】▲劉▼ ▲曉▼皓

(72)【発明者】

【氏名】王子健

【テーマコード（参考）】

5E555

【Ｆターム（参考）】

5E555AA12

5E555AA24

5E555AA25

5E555AA26

5E555BA02

5E555BA04

5E555BA20

5E555BB02

5E555BB04

5E555BC17

5E555CA02

5E555CA18

5E555CB07

5E555CB33

5E555CB57

5E555DB32

5E555DB53

5E555DB57

5E555DC11

5E555DC13

5E555DC19

5E555FA00

(57)【要約】

電子機器によって実行される、プロンプト情報の表示方法であって、前記方法は、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示するステップであって、セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含む、ステップ（Ｓ２０２）と、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標プロンプト情報を表示するステップであって、目標プロンプト情報は、目標セッションテンプレート情報の情報内容と、目標操作によって指示される目標位置とを表すために使用される、ステップ（Ｓ２０４）と、を含む。

【特許請求の範囲】

【請求項1】

電子機器が実行する、プロンプト情報の表示方法であって、
仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示するステップであって、前記セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含む、ステップと、
前記少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標プロンプト情報を表示するステップであって、前記目標プロンプト情報は、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容と、前記目標操作によって指示される目標位置とを表すために使用される、ステップと、を含む、プロンプト情報の表示方法。

【請求項2】

前記目標プロンプト情報を表示する前に、前記プロンプト情報の表示方法は、
前記少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる第１操作に応答して、前記仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示するステップと、
前記目標シーンマップ上の目標位置でトリガされる第２操作に応答して、前記目標セッションテンプレート情報及び前記目標位置に基づいて目標プロンプト情報を取得するステップと、を含む、
請求項１に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項3】

前記目標プロンプト情報を表示するステップは、
第１プロンプト情報を表示するステップを含み、前記第１プロンプト情報は、目標オブジェクトの識別情報及び前記目標セッションテンプレート情報の情報内容を含む、
請求項１に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項4】

前記プロンプト情報の表示方法は、
前記仮想インタラクションシーンにおいて、前記目標位置に対応する位置と前記仮想インタラクションシーンにおける前記目標オブジェクトが位置する位置との距離が目標閾値より小さいか等しい場合、前記第１プロンプト情報を取得するステップをさらに含む、
請求項３に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項5】

前記目標オブジェクトは、第１仮想キャラクタを含み、前記プロンプト情報の表示方法は、
第２プロンプト情報を取得するステップであって、前記第２プロンプト情報は、前記第１仮想キャラクタの識別情報、第２仮想キャラクタの識別情報、及び前記目標セッションテンプレート情報の情報内容を含み、前記第２仮想キャラクタは、第２クライアントによって制御される仮想キャラクタであり、前記第２クライアントは、前記目標操作をトリガするクライアントである、ステップと、
前記第２プロンプト情報を第１クライアントに送信して、前記第２プロンプト情報を前記第１クライアントに表示させるステップであって、前記第１クライアントは、前記第１仮想キャラクタを制御するクライアントである、ステップと、をさらに含む、
請求項３に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項6】

前記目標オブジェクトは、第３仮想キャラクタを含み、前記プロンプト情報の表示方法は、
前記第３仮想キャラクタと第２仮想キャラクタとの目標関連付け情報を取得するステップであって、前記第２仮想キャラクタは、第２クライアントによって制御される仮想キャラクタであり、前記第２クライアントは、前記目標操作をトリガするクライアントである、ステップと、前記目標関連付け情報に基づいて、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するステップと、をさらに含み、
前記目標プロンプト情報を表示するステップは、
第３プロンプト情報を表示するステップを含み、前記第３プロンプト情報は、前記第３仮想キャラクタの識別情報、前記第２仮想キャラクタの識別情報、及び調整後の前記目標セッションテンプレート情報の情報内容を含む、
請求項３に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項7】

前記目標関連付け情報に基づいて、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するステップは、
前記第３仮想キャラクタに対応するアカウントと前記第２仮想キャラクタに対応するアカウントとのアカウント関連付け情報に基づいて、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するステップ、
前記第３仮想キャラクタと前記第２仮想キャラクタとのキャラクタ関連付け情報に基づいて、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するステップ、
前記目標関連付け情報及び前記目標セッションテンプレート情報の情報内容の表現オブジェクト情報に基づいて、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するステップであって、前記表現オブジェクト情報は、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容が対象とする表現オブジェクトの属性情報を表すために使用される、ステップのうちの少なくとも１つを含む、
請求項６に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項8】

前記プロンプト情報の表示方法は、
前記セッションテンプレートインタフェースにセッション操作識別子を表示するステップをさらに含み、前記セッション操作識別子は、前記少なくとも１つのセッションテンプレート情報内のセッションテンプレート情報と１対１に対応し、
前記少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる第１操作に応答して、前記仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示するステップは、
前記目標セッションテンプレート情報に対応する目標操作識別子に対してトリガされる第１操作に応答して、前記仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示するステップを含む、
請求項２に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項9】

前記プロンプト情報の表示方法は、
前記少なくとも１つのセッションテンプレート情報に対してトリガされる情報切り替え要求に応答して、前記セッションテンプレートインタフェースに表示されるセッションテンプレート情報を更新するステップをさらに含む、
請求項１に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項10】

前記プロンプト情報の表示方法は、
前記目標操作識別子に対して実行される選択操作を取得するステップと、
前記選択操作の操作持続時間が目標閾値に達した場合、前記選択操作を前記目標操作識別子に対してトリガされる第１操作として決定するステップと、をさらに含む、
請求項８に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項11】

前記プロンプト情報の表示方法は、
前記選択操作が終了しておらず、且つ第１方向におけるドラッグ操作が取得された場合、前記ドラッグ操作の終了時における前記目標シーンマップ上の第１位置を取得するステップと、
前記第１方向における前記ドラッグ操作の実行が終了された場合、前記第１位置を前記目標位置として決定するステップと、をさらに含む、
請求項１０に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項12】

前記プロンプト情報の表示方法は、
前記選択操作が終了しておらず、且つ第２方向におけるドラッグ操作が取得された場合、前記セッションテンプレートインタフェースにおける前記目標セッションテンプレート情報の表示位置を移動するステップをさらに含む、
請求項１０に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項13】

前記仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示するステップは、
仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレート情報識別子を表示するステップと、
前記セッションテンプレート情報識別子に対して実行される展開操作に応答して、前記仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示するステップと、を含む、
請求項１～１２のいずれか一項に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項14】

前記目標プロンプト情報を表示するステップは、
前記仮想インタラクションシーンにおける前記目標位置に対応する位置に、目標プロンプト情報を表示するステップ、
前記仮想インタラクションシーンにおける前記目標位置に対応する位置に、前記目標セッションテンプレート情報と一致するプロンプト識別子を表示するステップのうちの少なくとも１つを含む、
請求項１～１２のいずれか一項に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項15】

前記プロンプト情報の表示方法は、
前記セッションテンプレート情報に対する情報構成インタフェースを表示するステップであって、前記情報構成インタフェースは、第１構成インタフェース及び第２構成インタフェースを含み、前記第１構成インタフェースは、前記セッションテンプレートインタフェースに既に存在するセッションテンプレート情報を含み、前記第２構成インタフェースは、前記セッションテンプレートインタフェースに存在しないセッションテンプレート情報を含む、ステップと、
目標構成インタフェースでトリガされる情報構成要求に応答して、前記目標構成インタフェースに含まれるセッションテンプレート情報に対して構成処理を行うステップであって、前記目標構成インタフェースは、前記第１構成インタフェース又は前記第２構成インタフェースの少なくとも１つを含む、ステップと、をさらに含む、
請求項１～１２のいずれか一項に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項16】

前記プロンプト情報の表示方法は、
前記仮想インタラクションシーンにおいて画像テンプレートインタフェースを表示するステップであって、前記画像テンプレートインタフェースは、少なくとも１つのテンプレート画像を含む、ステップと、
前記少なくとも１つのテンプレート画像内の目標テンプレート画像に対してトリガされる第３操作に応答して、前記仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示するステップと、
前記目標シーンマップ上の第２位置でトリガされる第４操作に応答して、前記目標テンプレート画像及び前記第２位置に基づいて目標プロンプト画像を取得するステップと、
前記目標プロンプト画像を表示するステップと、をさらに含む、
請求項１～１２のいずれか一項に記載のプロンプト情報の表示方法。

【請求項17】

プロンプト情報の表示装置であって、
仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示するように構成される第１表示ユニットであって、前記セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含む、第１表示ユニットと、
前記少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標プロンプト情報を表示するように構成される第２表示ユニットであって、
前記目標プロンプト情報は、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容と、前記目標操作によって指示される目標位置とを表すために使用される、第２表示ユニットと、を備える、プロンプト情報の表示装置。

【請求項18】

実行されるときに、請求項１～１６のいずれか一項に記載の方法を実行する、記憶されたコンピュータ可読命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体。

【請求項19】

プロセッサによって実行されるときに、請求項１～１６のいずれか一項に記載の方法のステップを実現するコンピュータ可読命令を含む、コンピュータプログラム製品。

【請求項20】

コンピュータ可読命令が記憶されたメモリと、
前記コンピュータ可読命令を介して請求項１～１６のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるプロセッサと、を備える、電子機器。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

（関連出願への相互参照）
本願は、２０２２年０１月２４日に中国特許局に提出された、出願番号第２０２２１００８０６５１０号であり、発明の名称が「プロンプト情報の表示方法及び装置、記憶媒体並びに電子機器」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容のすべてが引用により本願に組み込まれる。

【0002】

本願は、コンピュータの分野に関し、具体的には、プロンプト情報の表示方法、装置、記憶媒体、コンピュータプログラム製品及び電子機器に関するものである。

【背景技術】

【0003】

プレイヤがゲーム中に、ゲームの操作に影響を与えずに迅速なコミュニケーションを完了できるようにするために、関連技術では、通常、迅速にトリガできるセッションテンプレートがプレイヤに提供され、プレイヤは、セッションテンプレートをトリガする際にプロンプト情報を発信することができるが、このようなプロンプト情報の処理精度が低く、例えば、ゲームタスクに共同で参加している他のプレイヤは、そのプロンプト情報がどのプレイヤに対するものであるかを知らない。そのため、プロンプト情報の表示精度が低いという問題がある。

【発明の概要】

【課題を解決するための手段】

【0004】

本願で提供される様々な実施例によれば、プロンプト情報の表示方法、装置、記憶媒体、コンピュータプログラム製品及び電子機器を提供する。

【0005】

本願の実施例の一態様によれば、電子機器によって実行されるプロンプト情報の表示方法を提供し、前記方法は、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示するステップであって、前記セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含む、ステップと、前記少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標プロンプト情報を表示するステップであって、前記目標プロンプト情報は、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容と、前記目標操作によって指示される目標位置とを表すために使用される、ステップと、を含む。

【0006】

本願の実施例の別の態様によれば、プロンプト情報の表示装置をさらに提供し、前記装置は、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示するように構成される第１表示ユニットであって、前記セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含む、第１表示ユニットと、前記少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標プロンプト情報を表示するように構成される第２表示ユニットであって、前記目標プロンプト情報は、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容と、前記目標操作によって指示される目標位置とを表すために使用される、第２表示ユニットと、を備える。

【0007】

本願の実施例のさらに別の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体は、記憶されたコンピュータ可読命令を含み、前記コンピュータ可読命令は実行されるときに、上記のプロンプト情報の表示方法を実行する。

【0008】

本願の実施例のさらに別の態様によれば、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品はコンピュータ可読命令を含み、前記コンピュータ可読命令はコンピュータ可読記憶媒体に記憶される。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータ可読命令を読み取り、プロセッサは、前記コンピュータ可読命令を実行することにより、前記コンピュータ機器に上記のプロンプト情報の表示方法を実行させる。

【0009】

本願の実施例のさらに別の態様によれば、電子機器をさらに提供し、前記電子機器は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され、プロセッサで実行可能なコンピュータ可読命令と、を備え、前記プロセッサは、コンピュータ可読命令を介して上記のプロンプト情報の表示方法を実行する。

【0010】

本願の１つ又は複数の実施例の詳細は、以下の図面及び説明に記載されている。本願の他の特徴、目的及び利点は、明細書、図面及び特許請求の範囲からより明らかになる。

【図面の簡単な説明】

【0011】

【図1】本願の実施例による任意のプロンプト情報の表示方法の適用環境を示す模式図である。

【図2】本願の実施例による任意のプロンプト情報の表示方法のフローを示す模式図である。

【図3】本願の実施例による任意のプロンプト情報の表示方法の模式図である。

【図4】本願の実施例による別の任意のプロンプト情報の表示方法の模式図である。

【図5】本願の実施例による別の任意のプロンプト情報の表示方法の模式図である。

【図6】本願の実施例による別の任意のプロンプト情報の表示方法の模式図である。

【図7】本願の実施例による別の任意のプロンプト情報の表示方法の模式図である。

【図8】本願の実施例による別の任意のプロンプト情報の表示方法の模式図である。

【図9】本願の実施例による別の任意のプロンプト情報の表示方法の模式図である。

【図10】本願の実施例による別の任意のプロンプト情報の表示方法の模式図である。

【図11】本願の実施例による別の任意のプロンプト情報の表示方法の模式図である。

【図12】本願の実施例による別の任意のプロンプト情報の表示方法の模式図である。

【図13】本願の実施例による任意のプロンプト情報の表示装置の模式図である。

【図14】本願の実施例による任意の電子機器の構成を示す模式図である。

【発明を実施するための形態】

【0012】

本願の実施例又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、上記で、実施例又は従来技術の説明で使用される図面について簡単に紹介した。明らかに、上記の図面は、本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとっては、創造的な労力を払わなくても、これらの図面に基づいて他の関連図面を得ることもできる。ここで説明する図面は、本願に対する更なる理解を提供するために使用され、本願の一部として構成され、本願の例示的な実施例及びその説明は、本願を解釈するためのものであり、本願を限定することを意図するものではない。

【0013】

当業者に本願の解決策をよりよく理解させるために、以下では、本願の実施例の図面を参照して、本願の実施例の技術的解決策を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明される実施例は、本願の実施例の一部であり、全部の実施例ではない。本願の実施例に基づいて、当業者が創造的な労力を払わずに得られる他のすべての実施例は、本願の保護範囲に含まれる。

【0014】

なお、本願の明細書、特許請求の範囲及び上記の図面における「第１」、「第２」などの用語は、特定の順番又は前後順番を限定するものではなく、類似する対象を区別するものである。なお、このように使用されるデータは、適切な場合に交換できるため、本明細書で説明される本願の実施例は、本明細書で図示又は説明されるもの以外の順序で実施できる。さらに、「含む」、「有する」という用語、及びその変形は、非排他的な包含を意図している。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、又は機器は、明確に列挙されているステップ又はユニットに限定される必要はないが、明確に列挙されていない、又はそれらのプロセス、方法、製品、又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。

【0015】

本願の実施例の一態様によれば、プロンプト情報（「提示情報」とも呼ばれる。）の表示方法を提供する。任意選択的に、代替的な実施形態として、前記プロンプト情報の表示方法は、図１に示すような環境に適用することができるが、これに限定されない。ここで、ユーザ機器１０２、ネットワーク１１０、及びサーバ１１２を含み得るが、これらに限定されず、前記ユーザ機器１０２は、ディスプレイ１０８、プロセッサ１０６、及びメモリ１０４を含み得るが、これらに限定されない。

【0016】

具体的なプロセスは以下の通りである。

【0017】

ステップＳ１０２において、ユーザ機器１０２は、第１操作（セッションテンプレートインタフェース１００２でトリガされる、目標セッションテンプレート情報１００４に対する選択操作及びドラッグ操作）及び第２操作（目標シーンマップ１００６でトリガされる、目標位置１００８に対する選択操作）に応答して取得した目標セッションテンプレート情報１００４及び目標位置１００８を取得する。

【0018】

ステップＳ１０４～Ｓ１０６において、ユーザ機器１０２は、ネットワーク１１０を介して、目標セッションテンプレート情報１００４及び目標位置１００８をサーバ１１２に送信する。

【0019】

ステップＳ１０８において、サーバ１１２は、処理エンジン１１６を介して、目標セッションテンプレート情報１００４及び目標位置１００８を処理して、目標プロンプト情報を生成する。

【0020】

ステップＳ１１０～Ｓ１１２において、サーバ１１２は、ネットワーク１１０を介して、目標プロンプト情報をユーザ機器１０２に送信し、ユーザ機器１０２内のプロセッサ１０６は、目標プロンプト情報をディスプレイ１０８に表示し、目標プロンプト情報をメモリ１０４に格納する。

【0021】

図１に示す例に加えて、上記のステップは、ユーザ機器１０２によって独立して完了することができる。即ち、ユーザ機器１０２によって目標プロンプト情報の生成などのステップが実行され、それにより、サーバの処理圧力を低減する。前記ユーザ機器１０２は、ハンドヘルドデバイス（携帯電話など）、ノートブックコンピュータ、デスクトップコンピュータ、車載機器などを含むが、これらに限定されない。本願は、ユーザ機器１０２の具体的な実現態様を限定しない。

【0022】

任意選択的に、代替的な実施形態として、図２に示すように、プロンプト情報の表示方法は電子機器によって実行され、具体的には以下のステップを含む。

【0023】

ステップＳ２０２において、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示し、セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含む。

【0024】

ステップＳ２０４において、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標プロンプト情報を表示し、目標プロンプト情報は、目標セッションテンプレート情報の情報内容と、目標操作によって指示される目標位置とを表すために使用される。

【0025】

任意選択的に、本実施例では、上記のプロンプト情報の表示方法は、ゲームにおいてショートカットワード（セッションテンプレート情報）が正確に送信されるインタラクションシーンに適用することができるが、これに限定されない。この場合、仮想インタラクションシーンは仮想ゲームシーンであり、例えば、ユーザがショートカットワードインタフェース（セッションテンプレートインタフェース）をクリックしてから、ショートカットワードに対応する仮想ボタンを押し（第１操作）、ドラッグ操作を実行した後、電子機器は、ショートカットワードインタフェースを閉じ、ミニマップ（目標シーンマップ）を呼び出す。次に、前記ドラッグ操作に応答して、電子機器は、ミニマップ上でドラッグされる、前記ショートカットワードに対応するサインを表示し、前記ドラッグ操作を利用して仮想ゲームシーンにおけるミニマップ上の目標位置を選択する（第２操作）ことにより、前記ショートカットワードを送信する。送信後、電子機器は、前記ショートカットワードに対応する視覚的効果（目標プロンプト情報）を前記目標位置に表示して、プレイヤに適合的にプロンプトする。また、ユーザによってドラッグされたミニマップ上の目標位置がチームメイトのアバターの位置である場合、そのチームメイトに対する特別な注意喚起とみなすことができるが、これに限定されない。

【0026】

任意選択的に、本実施例では、仮想インタラクションシーンにおいて、具体的には、例えば、仮想ゲームシーンに少なくとも２つの陣営の仮想オブジェクトが含まれる場合、目標プロンプト情報は、同じ陣営の仮想オブジェクト向けのプロンプト情報であり得るが、これに限定されない。また、目標プロンプト情報は、音声、ビデオ、オーディオなどの形態で再生又は送信することもできるが、これらに限定されない。

【0027】

任意選択的に、本実施例では、目標プロンプト情報は、目標セッションテンプレート情報及び目標操作によって指示される目標位置に基づいて取得することができる。目標セッションテンプレート情報及び目標位置に基づいて目標プロンプト情報を取得することは、目標セッションテンプレート情報に対応する目標プロンプト情報と目標位置との関連付け関係を構築することとして理解できるが、これに限定されない。例えば、目標セッションテンプレート情報を利用して、目標プロンプト情報の情報内容を決定し、目標位置を利用して目標プロンプト情報の表示モードを決定する。ここで、表示モードは、表示位置、表示フォーマット、表示形態などを含むが、これらに限定されない。

【0028】

また、目標セッションテンプレート情報及び目標位置に基づいて目標プロンプト情報を取得することは、目標セッションテンプレート情報の情報内容と目標位置の位置情報とを統合して、目標位置に対して目標セッションテンプレート情報の内容プロンプトを行うための目標プロンプト情報を取得することとして理解できるが、これに限定されない。例えば、目標セッションテンプレート情報の内容情報が「敵に注意」であり、目標位置が味方防衛塔の位置である場合、目標セッションテンプレート情報の情報内容「敵に注意」と目標位置の位置情報（味方防衛塔）とを統合して、目標位置（味方防衛塔）に対して目標セッションテンプレート情報の内容プロンプトを行うための目標プロンプト情報「敵の塔破壊に注意」を取得する。

【0029】

なお、電子機器は、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示し、セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含む。電子機器は、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標プロンプト情報を表示し、目標プロンプト情報は、目標セッションテンプレート情報の情報内容と、目標操作によって指示される目標位置とを表すために使用される。

【0030】

ここで、仮想インタラクションシーンはユーザのインタラクションをサポートできる仮想シーン、例えば、仮想ゲームシーンであり得、プレイヤは、仮想ゲームシーンにおいてゲームインタラクションすることができる。仮想インタラクションシーンは、仮想的なソーシャルシーンでもあり得、ユーザは、仮想的なソーシャルシーンにおいてソーシャルインタラクション、例えば、対話やコミュニケーションを行うことができる。セッションテンプレート情報は、仮想インタラクションシーンにおいてセッションを行う際に予め設定された目標メッセージであり、ユーザは、セッションテンプレート情報を介してセッションの通信を行うことで、情報の再編集を回避し、セッションの通信効率を向上させるのに有利である。目標セッションテンプレート情報は、ユーザがセッションテンプレートインタフェースで選択したセッションテンプレート情報である。目標プロンプト情報は、目標セッションテンプレート情報の情報内容及び目標操作によって指示される目標位置に基づくことができる。ここで、情報内容は、セッションテンプレート情報内の具体的なセッション内容、例えば、具体的なテキスト内容であり得、目標位置は、目標操作で目標セッションテンプレート情報を選択した後、プロンプトを行うべき位置を含み得、具体的には、仮想インタラクションシーンにおける位置であり得る。それにより、仮想インタラクションシーンにおける特定の位置に対して的を射たプロンプトを行うことができる。

【0031】

本願で提供される実施例では、電子機器は、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示し、セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含み、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標セッションテンプレート情報の情報内容と、目標操作によって指示される目標位置とを表す目標プロンプト情報を表示し、目標セッションテンプレート情報に対応する目標プロンプト情報と目標位置との関連付け関係を確立することにより、プロンプト情報を正確に表示する目的を達成し、プロンプト情報の表示精度を向上させるという技術的効果を実現する。

【0032】

代替的な解決策として、目標プロンプト情報を表示する前に、前記プロンプト情報の表示方法は、以下のステップを含む。

【0033】

ステップＳ１において、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる第１操作に応答して、仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示する。

【0034】

ステップＳ２において、目標シーンマップ上の目標位置でトリガされる第２操作に応答して、目標セッションテンプレート情報及び目標位置に基づいて目標プロンプト情報を取得する。

【0035】

なお、セッションテンプレート情報によって表現される情報タイプは様々であるため、セッションテンプレート情報の数も複数であり、各セッションテンプレート情報をセッションテンプレートインタフェースに格納することで、セッションテンプレートインタフェースを介して各セッションテンプレート情報を統一的に管理することができる。ここで、セッションテンプレートインタフェース自体の表示面積が大きい場合、セッションテンプレートインタフェースを非表示にすることができ、セッションテンプレート情報を表示する必要がある場合、完全なセッションテンプレートインタフェースを展開することができ、非表示状態にあるセッションテンプレートインタフェースを展開及び表示した後、ユーザは、セッションテンプレートインタフェースから表示すべきセッションテンプレート情報を選択して、セッションテンプレート情報を介して効率的なコミュニケーションを行うことができる。

【0036】

本実施例では、電子機器は、ユーザがセッションテンプレートインタフェースから表示すべきセッションテンプレート情報を選択する際に、より多くの次元（例えば、セッションテンプレート情報の次元、目標シーンマップ上の位置の次元）における、最終的に表示される目標プロンプト情報の豊富さを向上させ、これにより、最終的に表示される目標プロンプト情報がより豊富になり、情報プロンプトの精度を向上させることができる。

【0037】

任意選択的に、仮想インタラクションシーンが仮想ゲームシーンである場合、仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップには、仮想ゲームシーン内の各位置に対応する概略画面が表示されてもよいが、これに限定されない。例えば、仮想ゲームシーンにおける位置Ａ１に仮想防衛塔が配置され、前記仮想防衛塔がキーオブジェクトである場合、目標シーンマップ内の位置Ａ１にマッピングされた位置Ａ２に、前記仮想防衛塔に対応する概略サインを表示する。仮想ゲームシーンにおける位置Ｂ１に仮想樹木が配置され、前記仮想樹木がキーオブジェクトである場合、目標シーンマップ内の位置Ｂ１にマッピングされた位置Ｂ２に概略汎用画面を表示する。

【0038】

任意選択的に、本実施例では、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる第１操作は、目標セッションテンプレート情報に対して実行される第１選択操作であり得るが、これに限定されず、目標シーンマップ上の目標位置でトリガされる第２操作は、目標シーンマップ上の目標位置に対して実行される第２選択操作であり得るが、これに限定されない。また、第１操作と第２操作との関連付けを向上させるために、第２操作は、第１操作が終了していない場合にその実行を許可するように設定されてもよいが、これに限定されない。例えば、第１操作が長押し操作である場合、長押し操作が終了していない場合に、中間操作（ドラッグ操作など）を介して目標シーンマップ上の目標位置に移行させ、さらに、ポップアップ操作（又は上記の長押し操作の終了操作として理解できる）を実行して目標位置を決定する。

【0039】

さらに例を挙げると、任意選択的に、図３に示すように、電子機器は、仮想ゲームシーン３０２及びセッションテンプレートインタフェース３０４を表示し、図３の（ａ）に示すように、仮想ゲームシーン３０２には、実景サブマップ３０８－２も表示され、セッションテンプレートインタフェース３０４は、少なくとも１つのセッションテンプレート情報、例えば、セッションテンプレート情報「ごめん、私のミス」、セッションテンプレート情報「一人でプッシュしないで、捕まれるぞ」、セッションテンプレート情報「敵復活、撤退」などを含む。さらに、図３の（ｂ）に示すように、電子機器は、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報３０６「一人でプッシュしないで、捕まれるぞ」に対してトリガされる第１操作に応答して、電子機器は、仮想ゲームシーンに対応する目標シーンマップ３０８を表示する。さらに、図３の（ｃ）に示すように、電子機器は、目標シーンマップ３０８上の目標位置３１０でトリガされる第２操作に応答して、電子機器は、目標セッションテンプレート情報３０６及び目標位置３１０に基づいて取得した目標プロンプト情報３１２を表示する。例えば、電子機器は、実景サブマップ３０８－２内の、目標位置３１０に対応する位置に関連付けられた目標セッションテンプレート情報３０６の情報内容を表示する。

【0040】

代替的な解決策として、目標プロンプト情報を表示するステップは、第１プロンプト情報を表示するステップを含み、第１プロンプト情報は、目標オブジェクトの識別情報及び目標セッションテンプレート情報の情報内容を含む。

【0041】

ここで、目標オブジェクトは、仮想インタラクションシーンにおいてプロンプトする価値のある仮想オブジェクトであり、具体的には、仮想建物、仮想キャラクタ、仮想小道具などであり得る。識別情報は、目標オブジェクトを識別するために使用され、異なる目標オブジェクトは、異なる識別情報によって識別され得る。情報内容は、セッションテンプレート情報内の具体的なメッセージ内容を指し、具体的には、セッションテンプレート情報内のテキスト内容であり得る。

【0042】

本実施例では、電子機器によって表示される第１プロンプト情報は、目標オブジェクトの識別情報及び目標セッションテンプレート情報の情報内容を含むため、第１プロンプト情報を表示することにより、目標オブジェクトに対して情報内容のプロンプトを行うことができ、情報プロンプトの適合性を向上させるのに有利である。

【0043】

代替的な解決策として、プロンプト情報の表示方法は、仮想インタラクションシーンにおいて、目標位置に対応する位置と仮想インタラクションシーンにおける目標オブジェクトが位置する位置との距離が目標閾値より小さいか等しい場合、第１プロンプト情報を取得するステップをさらに含む。

【0044】

任意選択的に、本実施例では、目標オブジェクトは、キーオブジェクトリスト内のオブジェクトであり得るが、これに限定されない。ここで、キーオブジェクトリスト内のオブジェクトは、仮想建物、仮想キャラクタ、仮想小道具などのプロンプトする価値のあるオブジェクトであり得るが、これらに限定されない。

【0045】

なお、仮想インタラクションシーンが仮想ゲームシーンである場合、仮想ゲームシーンにおける目標位置に対応する位置と仮想ゲームシーンにおける目標オブジェクトが位置する位置との距離が目標閾値より小さいか等しい場合、電子機器は、第１プロンプト情報を取得する。

【0046】

さらに例を挙げると、任意選択的に、図３に示すシーンに基づいて、引き続き図４を参照すると、電子機器は、仮想ゲームシーン３０２及びセッションテンプレートインタフェース３０４を表示し、図４の（ａ）に示すように、仮想ゲームシーン３０２には、実景サブマップ３０８－２も表示され、セッションテンプレートインタフェース３０４は、少なくとも１つのセッションテンプレート情報、例えば、セッションテンプレート情報「ごめん、私のミス」、セッションテンプレート情報「一人でプッシュしないで、捕まるぞ」、セッションテンプレート情報「敵復活、撤退」を含む。さらに、図４の（ｂ）に示すように、電子機器は、目標セッションテンプレート情報４０２「敵復活、撤退」に対してトリガされる第１操作に応答して、電子機器は、仮想ゲームシーンに対応する目標シーンマップ３０８を表示する。さらに、図４の（ｃ）に示すように、電子機器は、目標シーンマップ３０８上の目標位置４０４でトリガされる第２操作に応答して、電子機器は、仮想ゲームシーンにおける目標位置４０４に対応する位置と仮想ゲームシーンにおける目標オブジェクトが位置する位置との距離が目標閾値より小さいか等しい場合、電子機器は、目標セッションテンプレート情報４０２及び目標位置４０４に基づいて取得した目標プロンプト情報４０８（第１プロンプト情報）を表示する。ここで、目標プロンプト情報４０８は、目標オブジェクト４０６の識別情報及び目標セッションテンプレート情報４０２の情報内容を含む。

【0047】

本実施例では、電子機器は、目標位置と目標オブジェクトとの距離に基づいて、第１プロンプト情報の生成処理をトリガし、これにより、プロンプト情報の生成動作を簡略化することができ、情報プロンプトの操作効率を向上させるのに有利である。

【0048】

代替的な解決策として、目標オブジェクトは、第１仮想キャラクタを含み、プロンプト情報の表示方法は、第２プロンプト情報を取得するステップであって、第２プロンプト情報は、第１仮想キャラクタの識別情報、第２仮想キャラクタの識別情報、及び目標セッションテンプレート情報の情報内容を含み、第２仮想キャラクタは、第２クライアントによって制御される仮想キャラクタであり、第２クライアントは、目標操作をトリガするクライアントである、ステップと、第２プロンプト情報を第１クライアントに送信して、第２プロンプト情報を第１クライアントに表示させるステップであって、第１クライアントは、第１仮想キャラクタを制御するクライアントである、ステップと、をさらに含む。

【0049】

任意選択的に、本実施例では、第１仮想キャラクタと第２仮想キャラクタは、同じ陣営に存在できるが、これに限定されず、第２プロンプト情報は、同じ陣営の仮想キャラクタに個別に送信され、情報プロンプトの適合性を向上させる。また、本実施例では、第１仮想キャラクタと第２仮想キャラクタは、異なる陣営に存在できるが、これに限定されず、第２プロンプト情報は、任意の陣営の仮想キャラクタに個別に送信され、プライベートチャットと同様の情報インタラクション機能を実現することができる。

【0050】

本願で提供される実施例では、電子機器は、第２プロンプト情報を取得し、第２プロンプト情報は、第１仮想キャラクタの識別情報、第２仮想キャラクタの識別情報、及び目標セッションテンプレート情報の情報内容を含み、第２仮想キャラクタは、第２クライアントによって制御される仮想キャラクタであり、第２クライアントは、目標操作をトリガするクライアントであり、第２プロンプト情報を第１クライアントに送信して、第２プロンプト情報を第１クライアントに表示させ、第１クライアントは、第１仮想キャラクタを制御するクライアントである。これにより、情報表示の目的を達成し、情報表示の適合性を向上させるという効果を実現する。

【0051】

代替的な解決策として、目標オブジェクトは、第３仮想キャラクタを含み、プロンプト情報の表示方法は、第３仮想キャラクタと第２仮想キャラクタとの目標関連付け情報を取得するステップであって、第２仮想キャラクタは、第２クライアントによって制御される仮想キャラクタであり、第２クライアントは、目標操作をトリガするクライアントである、ステップと、目標関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するステップと、をさらに含み、目標プロンプト情報を表示するステップは、第３プロンプト情報を表示するステップを含み、第３プロンプト情報は、第３仮想キャラクタの識別情報、第２仮想キャラクタの識別情報、及び調整後の目標セッションテンプレート情報の情報内容を含む。

【0052】

なお、電子機器は、第３仮想キャラクタと第２仮想キャラクタとの目標関連付け情報を取得し、第２仮想キャラクタは、第２クライアントによって制御される仮想キャラクタであり、第２クライアントは、目標操作をトリガするクライアントであり、目標関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整し、第３プロンプト情報を表示し、第３プロンプト情報は、第３仮想キャラクタの識別情報、第２仮想キャラクタの識別情報、及び調整後の目標セッションテンプレート情報の情報内容を含む。目標関連付け情報とは、第３仮想キャラクタと第２仮想キャラクタとのインタラクション関係を指し、前記インタラクション関係に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容に対して対応的調整をすることにより、目標セッションテンプレート情報のプロンプトの適合性を向上させることができる。

【0053】

さらに例を挙げると、任意選択的に、図５に示すように、電子機器は、第３仮想キャラクタ５０４と第２仮想キャラクタ５０２との目標関連付け情報５０６を取得する。例えば、第３仮想キャラクタ５０４と第２仮想キャラクタ５０２とは互いに目標インタラクション関係にある。電子機器は、目標関連付け情報５０６に基づいて、目標セッションテンプレート情報５０８の情報内容を調整し、例えば、「敵に注意」などの目標セッションテンプレート情報５０８の情報内容を「ブロ、敵に注意」に調整し、次に、電子機器は、第３プロンプト情報５１０を表示し、第３プロンプト情報５１０は、第３仮想キャラクタ５０４の識別情報、第２仮想キャラクタ５０２の識別情報、及び「ブロ、敵に注意」などの調整後の目標セッションテンプレート情報５０８の情報内容を含む。

【0054】

任意選択的に、電子機器は、仮想インタラクションシーンが仮想ゲームシーンである場合、キャラクタ関連付け情報は、ゲーム背景で設定された目標インタラクション関係として理解されてもよいが、これに限定されない。例えば、仮想キャラクタＡと仮想キャラクタＢがゲーム背景においてカップル関係であり、第１アカウントが仮想キャラクタＡを制御し、第２アカウントが仮想キャラクタＢを制御して共同で仮想ゲームに参加する場合、ゲーム背景における仮想キャラクタＡと仮想キャラクタＢとのカップル関係に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整する。

【0055】

本実施例では、電子機器は、第３仮想キャラクタと第２仮想キャラクタとの目標関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整して、調整後の目標セッションテンプレート情報を介してプロンプトすることにより、目標セッションテンプレート情報の適合性を向上させることができる。

【0056】

代替的な解決策として、目標関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するステップは、以下のステップのうちの少なくとも１つを含む。

【0057】

ステップＳ１において、第３仮想キャラクタに対応するアカウントと第２仮想キャラクタに対応するアカウントとのアカウント関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整する。

【0058】

ステップＳ２において、第３仮想キャラクタと第２仮想キャラクタとのキャラクタ関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整する。

【0059】

ステップＳ３において、目標関連付け情報及び目標セッションテンプレート情報の情報内容の表現オブジェクト情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整し、表現オブジェクト情報は、目標セッションテンプレート情報の情報内容が対象とする表現オブジェクトの属性情報を表すために使用される。

【0060】

任意選択的に、本実施例では、アカウント関連付け情報は、アカウント間のインタラクション緊密さ、具体的には、ゲームアカウント間のインタラクション緊密さであり得るが、これに限定されない。ここで共同で仮想ゲームに参加したり、仮想小道具を与え合ったりすることによって、インタラクション緊密さを向上させることができるが、これらに限定されない。キャラクタ関連付け情報とは、第３仮想キャラクタと第２仮想キャラクタとの関連付け関係を指し、例えば、チームメイト、対戦相手などの様々な関連付け関係を指す。

【0061】

任意選択的に、本実施例では、表現オブジェクト情報は、目標セッションテンプレート情報の情報内容の表現オブジェクトの属性情報を表すために使用される。ここで、表現オブジェクトは、それ、彼、彼女、それら、彼ら、彼女ら、みんな、君、私などのうちの少なくとも１つを含む。さらに例を挙げると、任意選択的に、調整前の目標セッションテンプレート情報の情報内容が「みんな、気をつけて」であり、取得した表現オブジェクト情報内の表現オブジェクトが個別のオブジェクトであると仮定すると、表現オブジェクト「みんな」を再度使用すると、表意エラーが生じるため、前記目標セッションテンプレート情報の情報内容「みんな、気をつけて」を「君、気を付けて」に調整する。

【0062】

本願で提供される実施例では、電子機器は、第３仮想キャラクタに対応するアカウントと第２仮想キャラクタに対応するアカウントとのアカウント関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整し、第３仮想キャラクタと第２仮想キャラクタとのキャラクタ関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整し、目標関連付け情報及び目標セッションテンプレート情報の情報内容が対象とする表現オブジェクト情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整し、表現オブジェクト情報は、目標セッションテンプレート情報の情報内容の表現オブジェクトの属性情報を表すために使用される。これにより、情報内容を柔軟に調整する目的を達成し、情報内容の表示柔軟性を向上させるという効果を実現する。

【0063】

代替的な解決策として、プロンプト情報の表示方法は、セッションテンプレートインタフェースにセッション操作識別子を表示するステップをさらに含み、セッション操作識別子は、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内のセッションテンプレート情報と１対１に対応し、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる第１操作に応答して、仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示するステップは、目標セッションテンプレート情報に対応する目標操作識別子に対してトリガされる第１操作に応答して、仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示するステップを含む。

【0064】

なお、セッションテンプレートインタフェースに、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内のセッションテンプレート情報と１対１に対応するセッション操作識別子を表示し、目標セッションテンプレート情報に対応する目標操作識別子に対してトリガされる第１操作に応答して、目標シーンマップを表示する。

【0065】

さらに例を挙げると、任意選択的に、図６に示すように、電子機器は、セッションテンプレートインタフェース６０２に、目標セッションテンプレート情報６０４（例えば、「敵復活、撤退」）に対応する目標操作識別子６０６を表示し、セッションテンプレートインタフェース６０２には、少なくとも１つのセッション操作識別子が表示され、少なくとも１つのセッション操作識別子内のセッション操作識別子は、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内のセッションテンプレート情報と１対１に対応し、少なくとも１つのセッション操作識別子は、目標操作識別子６０６を含む。さらに、目標操作識別子６０６に対してトリガされる第１操作を取得する。

【0066】

本実施例では、電子機器は、セッションテンプレートインタフェースにセッション操作識別子を表示して、ユーザがセッション操作識別子に対してインタラクションをトリガするようにサポートし、情報プロンプトの操作効率を向上させるのに有利である。

【0067】

代替的な解決策として、プロンプト情報の表示方法は、少なくとも１つのセッションテンプレート情報に対してトリガされる情報切り替え要求に応答して、セッションテンプレートインタフェースに表示されるセッションテンプレート情報を更新するステップをさらに含む。

【0068】

任意選択的に、本実施例では、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の任意のセッションテンプレート情報に対してトリガされるインタフェース切り替え要求を取得し、ここで、インタフェース切り替え要求は、セッションテンプレートインタフェースの表示サブインタフェースの切り替えを要求するために使用され、少なくとも１つのセッションテンプレート情報は、セッションテンプレートインタフェースの第１表示サブインタフェースに配置され、セッションテンプレートインタフェースの第２表示サブインタフェース内のセッションテンプレート情報を表示し、ここで、第２表示サブインタフェースは、第１表示サブインタフェースとは異なる。

【0069】

任意選択的に、本実施例では、電子機器は、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の任意のセッションテンプレート情報に対してインタフェース切り替えを直接行い、インタフェース切り替えの効率を向上させることができるが、同時に誤タッチを引き起こしやすい。さらに、本実施例では、少なくとも１つのセッション操作識別子内のセッション操作識別子を、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内のセッションテンプレート情報と１対１に対応するように設定し、セッション操作識別子を介して第１操作をトリガすることで、第１操作と任意のセッションテンプレート情報との関係が切り離され、誤タッチの確率が低減される。

【0070】

さらに例を挙げると、図６に基づいて、引き続き図７を参照すると、図７の（ａ）に示すように、セッションテンプレートインタフェース６０２の第１表示サブインタフェース７０２内の任意のセッションテンプレート情報に対してトリガされるスライド操作を取得する。さらに、図７の（ｂ）に示すように、セッションテンプレートインタフェース６０２の第２表示サブインタフェース７０４内のセッションテンプレート情報を表示し、第２表示サブインタフェース７０４内のセッションテンプレート情報は、第１表示サブインタフェース７０２内のセッションテンプレート情報とは異なる。

【0071】

代替的な解決策として、プロンプト情報の表示方法は、以下のステップをさらに含む。

【0072】

ステップＳ１において、目標操作識別子に対して実行される選択操作を取得する。

【0073】

ステップＳ２において、選択操作の操作持続時間が目標閾値に達した場合、選択操作を目標操作識別子に対してトリガされる第１操作として決定する。

【0074】

ここで、第１操作は、セッションテンプレートインタフェースでトリガされる長押し操作であり得、第２操作は、上記の長押し操作が目標シーンマップ上の目標位置で終了するポップアップ操作であり得るが、これに限定されない。また、ドラッグ操作を利用して、第１操作と第２操作とを関連付けることができるが、これに限定されない。具体的には、ユーザは、目標操作識別子を長押しして、選択操作をトリガすることができ、電子機器は、選択操作の操作持続時間を検出することができ、持続時間が目標閾値に達した場合、電子機器は、選択操作を目標操作識別子に対してトリガされる第１操作として決定することができる。

【0075】

本実施例では、セッション操作識別子を連続的に選択操作して第１操作をトリガすることにより、第１操作と任意のセッションテンプレート情報との関係が切り離され、誤タッチの確率を低減することができる。

【0076】

代替的な解決策として、プロンプト情報の表示方法は、以下のステップをさらに含む。

【0077】

ステップＳ１において、選択操作が終了しておらず、且つ第１方向におけるドラッグ操作が取得された場合、ドラッグ操作の終了時における目標シーンマップ上の第１位置を取得する。

【0078】

ステップＳ２において、第１方向におけるドラッグ操作の実行が終了された場合、第１位置を目標位置として決定する。

【0079】

任意選択的に、本実施例では、第１操作は、セッションテンプレートインタフェースでトリガされる長押し操作であり得、第２操作は、上記の長押し操作が目標シーンマップ上の目標位置で終了するポップアップ操作であり得るが、これに限定されない。また、ドラッグ操作を利用して、第１操作と第２操作とを関連付けることができるが、これに限定されない。

【0080】

なお、選択操作の実行が終了しておらず、且つ第１方向におけるドラッグ操作が取得された場合、電子機器は、ドラッグ操作の停止時の目標シーンマップ上の第１位置を取得し、電子機器は、第１方向におけるドラッグ操作及び／又は選択操作が終了された場合、第１位置を目標位置として決定する。第１方向は、ユーザが選択した目標操作識別子をドラッグして移動する方向である。

【0081】

さらに例を挙げると、任意選択的に、図６に示すシーンに基づいて、引き継き図８を参照すると、図８の（ａ）に示すように、電子機器は、セッションテンプレートインタフェース６０２を表示し、目標セッションテンプレート情報６０４に対応する目標操作識別子６０６に対してトリガされる選択操作を取得し、図８の（ｂ）に示すように、第１方向におけるドラッグ操作を取得する。さらに、電子機器は、上記の選択操作及びドラッグ操作に応答して、電子機器は、目標シーンマップ８０２を表示し、上記のドラッグ操作の停止時の目標シーンマップ８０２上の第１位置を取得する。このとき、第１方向におけるドラッグ操作及び／又は選択操作が終了されたと仮定すると、電子機器は、第１位置を目標位置として決定する。

【0082】

本実施例では、選択操作が終了していないことが検出され、且つ第１方向におけるドラッグ操作が取得された場合、電子機器は、第１方向におけるドラッグ操作の終了時の目標シーンマップ上の第１位置を、目標位置として決定し、それにより、ユーザが目標シーンマップで柔軟に選択するようにサポートすることができ、情報プロンプトの処理効果を向上させるのに有利である。

【0083】

代替的な解決策として、プロンプト情報の表示方法は、選択操作が終了しておらず、且つ第２方向におけるドラッグ操作が取得された場合、セッションテンプレートインタフェースにおける目標セッションテンプレート情報の表示位置を移動するステップをさらに含む。

【0084】

任意選択的に、本実施例では、操作識別子は、複数のタイプの操作をトリガできる識別子として設定できるが、これに限定されない。例えば、選択操作及び第１方向におけるドラッグ操作が第１操作をトリガすることができ、選択操作及び第２方向におけるドラッグ操作が、セッションテンプレートインタフェースにおける目標セッションテンプレート情報及び／又は目標操作識別子の表示位置の移動操作をトリガすることができる。

【0085】

本実施例では、電子機器は、ユーザによってトリガされるドラッグ操作に基づいて、セッションテンプレートインタフェースにおける目標セッションテンプレート情報の表示位置を変更することができ、これにより、ユーザは、目標セッションテンプレート情報を迅速に選択することができ、情報プロンプトの処理効率を向上させるのに有利である。

【0086】

代替的な解決策として、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示するステップは、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレート情報識別子を表示するステップと、セッションテンプレート情報識別子に対して実行される展開操作に応答して、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示するステップと、を含む。

【0087】

ここで、セッションテンプレート情報識別子は、各セッションテンプレート情報の表示入り口として、前記セッションテンプレート情報識別子を介してインタラクションするために使用され、これにより、仮想インタラクションシーンにおいて各セッションテンプレート情報を表示することができる。具体的には、電子機器は、仮想インタラクションシーンを表示し、前記仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレート情報識別子を表示することができ、前記セッションテンプレート情報識別子は、前記セッションテンプレート情報識別子に対する操作をトリガするために使用され得る。例えば、ユーザは、前記セッションテンプレート情報識別子に対して展開操作をトリガし、電子機器は、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示し、これにより、ユーザは、セッションテンプレートインタフェース内の各セッションテンプレート情報を介してセッションインタラクションすることができる。

【0088】

さらに例を挙げると、任意選択的に、図３に示すシーンに基づいて、引き続き図９を参照すると、図９の（ａ）に示すように、電子機器は、仮想ゲームシーン３０２及びセッションテンプレート情報識別子９０２を表示し、さらに、図９の（ｂ）に示すように、電子機器は、セッションテンプレート情報識別子９０２でトリガされる展開操作に応答して、電子機器は、セッションテンプレートインタフェース３０４を表示する。

【0089】

本実施例では、電子機器は、セッションテンプレート情報識別子を各セッションテンプレート情報の表示入り口とすることにより、セッションテンプレートインタフェースを適切に非表示にして、仮想インタラクションシーンに対するセッションテンプレートインタフェースの遮蔽を回避し、これにより、仮想インタラクションシーンにおける様々なインタラクションの操作効率を確保することができる。

【0090】

代替的な解決策として、目標プロンプト情報を表示するステップは、仮想インタラクションシーンにおける目標位置に対応する位置に、目標プロンプト情報を表示するステップ、仮想インタラクションシーンにおける目標位置に対応する位置に、目標セッションテンプレート情報と一致するプロンプト識別子を表示するステップのうちの少なくとも１つを含む。

【0091】

任意選択的に、本実施例では、目標プロンプト情報の表示直感を向上させるために、電子機器は、目標プロンプト情報を仮想ゲームシーンにおける目標位置に対応する位置に直接表示することができるが、これに限定されない。また、目標プロンプト情報の情報表示面積が大きすぎると、ユーザの視線を遮りやすいことを考慮して、さらに、目標プロンプト情報の情報表示面積が表示閾値を超える可能性がある（これに限定されない）場合、仮想ゲームシーンにおける目標位置に対応する位置に、目標セッションテンプレート情報と一致するプロンプト識別子を表示して、目標プロンプト情報の情報表示を代えることにより、仮想インタラクションシーンにおける様々なインタラクションの操作効率を確保することができる。

【0092】

代替的な解決策として、プロンプト情報の表示方法は、以下のステップをさらに含む。

【0093】

ステップＳ１において、セッションテンプレート情報に対する情報構成インタフェースを表示し、情報構成インタフェースは、第１構成インタフェース及び第２構成インタフェースを含み、第１構成インタフェースは、セッションテンプレートインタフェースに既に存在するセッションテンプレート情報を含み、第２構成インタフェースは、セッションテンプレートインタフェースに存在しないセッションテンプレート情報を含む。

【0094】

ステップＳ２において、目標構成インタフェースでトリガされる情報構成要求に応答して、目標構成インタフェースに含まれるセッションテンプレート情報に対して構成処理を行い、目標構成インタフェースは、第１構成インタフェース又は第２構成インタフェースの少なくとも１つを含む。

【0095】

任意選択的に、本実施例では、セッションテンプレート情報は、ユーザによってカスタム入力された情報であってもよいし、システムによって第２構成インタフェースにおいてユーザに提供される、任意選択的なセッションテンプレート情報であってもよいが、これらに限定されない。目標構成インタフェースは、第１構成インタフェース又は第２構成インタフェースの少なくとも１つを含む。

【0096】

なお、電子機器は、セッションテンプレート情報の情報構成インタフェースを表示し、ここで、情報構成インタフェースは、第１構成インタフェース及び第２構成インタフェースを含み、第１構成インタフェースは、セッションテンプレートインタフェースに既に存在するセッションテンプレート情報を含み、第２構成インタフェースは、セッションテンプレートインタフェースに存在しないセッションテンプレート情報を含む。電子機器は、第１構成インタフェースでトリガされる第１情報構成要求に応答して、既存のセッションテンプレート情報に対して構成処理を行い、及び／又は、電子機器は、第２構成インタフェースでトリガされる第２情報構成要求に応答して、存在しないセッションテンプレート情報に対して構成処理を行う。

【0097】

さらに例を挙げると、任意選択的に、図１０を参照すると、図１０の（ａ）に示すように、電子機器は、第１構成インタフェース１００４及び第２構成インタフェース１００２を表示し、第１構成インタフェース１００４は、セッションテンプレートインタフェースに既に存在するセッションテンプレート情報を含み、第２構成インタフェース１００２は、セッションテンプレートインタフェースに存在しないセッションテンプレート情報を含む。さらに、図１０の（ｂ）に示すように、電子機器は、第２構成インタフェース１００２でトリガされる第２情報構成要求に応答して、第２構成インタフェース１００２内のセッションテンプレート情報「敵復活、撤退」を第１構成インタフェース１００４に転送する。

【0098】

本願で提供される実施例によれば、電子機器は、セッションテンプレート情報の情報構成インタフェースを表示し、情報構成インタフェースは、第１構成インタフェース及び第２構成インタフェースを含み、第１構成インタフェースは、セッションテンプレートインタフェースに既に存在するセッションテンプレート情報を含み、第２構成インタフェースは、セッションテンプレートインタフェースに存在しないセッションテンプレート情報を含む。電子機器は、第１構成インタフェースでトリガされる第１情報構成要求に応答して、既存のセッションテンプレート情報に対して構成処理を行い、及び／又は、第２構成インタフェースでトリガされる第２情報構成要求に応答して、存在しないセッションテンプレート情報に対して構成処理を行う。これにより、セッションテンプレート情報の処理効率を向上させるという効果を実現する。

【0099】

代替的な解決策として、プロンプト情報の表示方法は、以下のステップをさらに含む。

【0100】

ステップＳ１において、仮想インタラクションシーンにおいて画像テンプレートインタフェースを表示し、画像テンプレートインタフェースは、少なくとも１つのテンプレート画像を含む。

【0101】

ステップＳ２において、少なくとも１つのテンプレート画像内の目標テンプレート画像に対してトリガされる第３操作に応答して、仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示する。

【0102】

ステップＳ３において、目標シーンマップ上の第２位置でトリガされる第４操作に応答して、目標テンプレート画像及び第２位置に基づいて目標プロンプト画像を取得する。

【0103】

ステップＳ４において、目標プロンプト画像を表示する。

【0104】

任意選択的に、本実施例では、テンプレート画像は、静的画像又は動的画像であり得るが、これに限定されない。例えば、ゲーム内表情、グラフィティ識別子、ゲームアイコン、送信者識別子（例えば、目標プロンプト情報をトリガするアカウント識別子）などである。

【0105】

なお、セッションテンプレート情報に加えて、テンプレート画像は、上記のプロンプト情報の表示方法と同様のインタラクション手段によって、コミュニケーションをより正確で豊かなものにすることができるが、これに限定されない。例えば、画像テンプレートインタフェースを開いた後、目標テンプレート画像を押してドラッグして、画像テンプレートインタフェースを閉じ、次に、ミニマップを呼び出し、ミニマップ上の目標位置を選択して目標テンプレート画像を表示するか、目標テンプレート画像を目標位置が位置する目標オブジェクトに送信することにより、より正確な画像インタラクションを実現する。

【0106】

さらに例を挙げると、任意選択的に、図３に基づいて、引き続き図１１を参照すると、図１１の（ａ）に示すように、電子機器は、仮想ゲームシーン３０２及び画像テンプレートインタフェース１１０４を表示し、仮想ゲームシーン３０２には、実景サブマップ３０８－２も表示される。さらに、図１１の（ｂ）に示すように、電子機器は、目標テンプレート画像１１０４に対してトリガされる第３操作に応答して、電子機器は、目標シーンマップ３０８を表示し、さらに図１１の（ｃ）に示すように、電子機器は、目標シーンマップ３０８上の第２位置１１０６でトリガされる第４操作に応答して、電子機器は、目標テンプレート画像１１０４及び第２位置１１０６に基づいて取得した目標プロンプト画像１１０８を表示する。また、前記目標プロンプト画像１１０８は、実景サブマップ３０８－２にも表示され得るが、これに限定されない。

【0107】

本実施例では、電子機器は、仮想インタラクションシーンにおいて画像テンプレートインタフェースを表示し、画像テンプレートインタフェースは、少なくとも１つのテンプレート画像を含み、少なくとも１つのテンプレート画像内の目標テンプレート画像に対してトリガされる第３操作に応答して、目標プロンプト画像を表示し、目標プロンプト画像は、目標テンプレート画像及び第２位置に基づいて取得される。それにより、プロンプト画像を正確に表示する目的を達成し、プロンプト画像の表示精度を向上させるという技術的効果を実現する。

【0108】

代替的な解決策として、理解を容易にするために、上記のプロンプト情報の表示方法を、ゲームにおいてショートカットワード（セッションテンプレート情報）が正確に送信されるインタラクションシーンに適用する。例えば、ショートカットワードインタフェース（セッションテンプレートインタフェース）をクリックしてから、ショートカットワードに対応する仮想ボタンを押し（第１操作）、ドラッグ操作を実行した後、ショートカットワードインタフェースを閉じ、ミニマップ（目標シーンマップ）を呼び出す。次に、前記ドラッグ操作に応答して、ミニマップ上でドラッグされる、前記ショートカットワードに対応するサインを表示し、前記ドラッグ操作を利用して、仮想ゲームシーンにおけるミニマップ上の目標位置を選択する（第２操作）ことにより、前記ショートカットワードを送信する。送信後、前記ショートカットワードに対応する視覚的効果（目標プロンプト情報）を前記目標位置に表示して、プレイヤに適合的にプロンプトする。また、ドラッグされたミニマップ上の目標位置がチームメイトのアバターの位置である場合、そのチームメイトに対する特別な注意喚起とみなすことができるが、これに限定されない。

【0109】

任意選択的に、本実施例では、プレイヤが攻略パネルを開き、ショートカットワードが位置するライン上でボタンを押してドラッグすると、ショートカットワードインタフェースが閉じられ、ミニマップが開かれる。ショートカットワードインタフェースが上下にスライドするページ切り替え機能を持たない場合、ボタンを追加する必要はない。ショートカットワードを直接押してドラッグすることで、ショートカットワードインタフェースを閉じ、ミニマップを開くことができる。ミニマップを呼び出した後、プレイヤは、ショートカットワードを送信するように、ミニマップ上の目標位置又は目標オブジェクトを選択することができる。プレイヤが目標位置でショートカットワードを送信することを選択する場合、前記目標位置に特殊効果の視覚的プロンプトが表示され、プレイヤが目標チームメイトにショートカットワードを送信することを選択する場合、チームメイトのアバターにドラッグしてショートカットワードを送信する。このとき、中央のプロンプトバナーに目標チームメイトのアバターが追加表示される。

【0110】

さらに例を挙げると、図１２に示すように、具体的なステップは以下の通りである。

【0111】

ステップＳ１２０２において、ショートカットワードインタフェースの表示操作を取得する。

【0112】

ステップＳ１２０４において、ショートカットワードインタフェースを表示する。

【0113】

ステップＳ１２０６において、ショートカットワードボタンの押下操作及びスライド操作を取得する。

【0114】

ステップＳ１２０８において、ミニマップを表示する。

【0115】

ステップＳ１２１０において、ミニマップ上の目標位置でトリガされるリフト操作を取得する。

【0116】

ステップＳ１２１２において、シーン及びミニマップに特殊効果を表示し、画面上部にバナーを表示する。

【0117】

本願で提供される実施例によれば、まず、ショートカットワードと位置情報とを組み合わせることができ、例えば、「敵が消えた」、「観測範囲に注意」、「一人でプッシュしないで、捕まれるぞ」などのショートカットワードと位置情報とを組み合わせることで、チームメイトは、敵が消えた場所、ガードを配置する必要がある場所、チームメイトが一人でプッシュするときに捕まれやすい場所をより明確に知ることができる。次に、本実施例では、ショートカットワードとチームメイト情報とを組み合わせることができる。例えば、「グッドプレイ」、「ヘルプが必要」などのショートカットワードとチームメイト情報とを組み合わせることで、チームメイトは、どのチームメイトを褒め、どのチームメイトが自分と協力するために来る必要があるかをより具体的に表現することができる。上記の方法により、本実施例は、ゲームにおけるプレイヤのショートカットワードによるコミュニケーションの精度要求を高めることができる。プロンプトはより明確になり、コミュニケーションはより豊かになる。

【0118】

なお、本願の具体的な実施形態において、ユーザ情報などの関連データが関与し、本願の上記の実施例が特定の製品又は技術に適用される場合、ユーザの許可又は同意が必要であり、関連データの収集、使用及び処理は、関連する国及び地域の関連する法律、規制及び基準に準拠する必要がある。

【0119】

なお、前述の各方法の実施例は、説明を簡単にするために、すべて一連の動作の組み合わせとして表現されている。しかしながら、本願によれば、いくつかのステップが他の順序を採用してもよいし、又は同時に実行してもよいため、本願は記載された動作の順序に限定されないことを当業者は知るべきである。次に、当業者であれば、本明細書に記載された実施例はいずれも好ましい実施例であり、関連する動作やモジュールは本願に必ずしも必要ではないことも知るべきである。

【0120】

本願の実施例の別の態様によれば、上記のプロンプト情報の表示方法を実施できるプロンプト情報の表示装置をさらに提供する。図１３に示すように、前記装置は、
仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示するように構成される第１表示ユニット１３０２であって、セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含む、第１表示ユニット１３０２と、
少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標プロンプト情報を表示するように構成される第２表示ユニット１３０４であって、目標プロンプト情報は、目標セッションテンプレート情報の情報内容と、目標操作によって指示される目標位置とを表すために使用される、第２表示ユニット１３０４と、を備える。

【0121】

任意選択的に、本実施例では、上記のプロンプト情報の表示装置は、ゲームにおいてショートカットワード（セッションテンプレート情報）が正確に送信されるインタラクションシーンに適用することができるが、これに限定されない。例えば、ショートカットワードインタフェース（セッションテンプレートインタフェース）をクリックしてから、ショートカットワードに対応する仮想ボタンを押し（第１操作）、ドラッグ操作を実行した後、ショートカットワードインタフェースを閉じ、ミニマップ（目標シーンマップ）を呼び出す。次に、前記ドラッグ操作に応答して、ミニマップ上でドラッグされる、前記ショートカットワードに対応するサインを表示し、前記ドラッグ操作を利用して仮想ゲームシーンにおけるミニマップ上の目標位置を選択する（第２操作）ことにより、前記ショートカットワードを送信する。送信後、前記ショートカットワードに対応する視覚的効果（目標プロンプト情報）を前記目標位置に表示して、プレイヤに適合的にプロンプトする。また、ドラッグされたミニマップ上の目標位置がチームメイトのアバターの位置である場合、そのチームメイトに対する特別な注意喚起とみなすことができるが、これに限定されない。

【0122】

任意選択的に、本実施例では、仮想ゲームシーンに少なくとも２つの陣営の仮想オブジェクトが含まれる場合、目標プロンプト情報は、同じ陣営の仮想オブジェクト向けのプロンプト情報であり得るが、これに限定されない。また、目標プロンプト情報は、音声、ビデオ、オーディオなどの形態で再生又は送信することもできるが、これらに限定されない。

【0123】

任意選択的に、本実施例では、目標セッションテンプレート情報及び目標位置に基づいて目標プロンプト情報を取得することは、目標セッションテンプレート情報に対応する目標プロンプト情報と目標位置との関連付け関係を構築することとして理解できるが、これに限定されない。例えば、目標セッションテンプレート情報を利用して、目標プロンプト情報の情報内容を決定し、目標位置を利用して目標プロンプト情報の表示モードを決定する。ここで、表示モードは、表示位置、表示フォーマット、表示形態などを含むが、これらに限定されない。

【0124】

【0125】

なお、仮想ゲームシーン及びセッションテンプレートインタフェースを表示し、ここで、セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含み、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標セッションテンプレート情報及び目標操作によって指示される目標位置に基づいて目標プロンプト情報を取得し、目標プロンプト情報を表示する。

【0126】

具体的な実施例は、上記のプロンプト情報の表示方法に示した例を参照することができる。

【0127】

代替的な解決策として、前記プロンプト情報の表示装置は、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる第１操作に応答して、仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示するように構成される第３表示ユニットと、目標シーンマップ上の目標位置でトリガされる第２操作に応答して、目標セッションテンプレート情報及び目標位置に基づいて目標プロンプト情報を取得するように構成される第２取得ユニットと、を備える。

【0128】

代替的な解決策として、第２表示ユニット１３０４は、第１プロンプト情報を表示するように構成される第１表示モジュールを備え、第１プロンプト情報は、目標オブジェクトの識別情報及び目標セッションテンプレート情報の情報内容を含む。

【0129】

代替的な解決策として、第１取得ユニットをさらに備え、前記第１取得ユニットは、仮想インタラクションシーンにおいて、目標位置に対応する位置と仮想インタラクションシーンにおける目標オブジェクトが位置する位置との距離が目標閾値より小さいか等しい場合、第１プロンプト情報を取得するように構成される第１取得モジュールを備える。

【0130】

代替的な解決策として、目標オブジェクトは、第１仮想キャラクタを含み、第１取得ユニットは、第２取得モジュールを備え、前記第２取得モジュールは、第２プロンプト情報を取得するように構成され、第２プロンプト情報は、第１仮想キャラクタの識別情報、第２仮想キャラクタの識別情報、及び目標セッションテンプレート情報の情報内容を含み、第２仮想キャラクタは、第２クライアントによって制御される仮想キャラクタであり、第２クライアントは、目標操作をトリガするクライアントである。前記プロンプト情報の表示装置は、送信モジュールをさらに備え、前記送信モジュールは、第２プロンプト情報を第１クライアントに送信して、第２プロンプト情報を第１クライアントに表示させるように構成され、第１クライアントは、第１仮想キャラクタを制御するクライアントである。

【0131】

代替的な解決策として、目標オブジェクトは、第３仮想キャラクタを含み、第１取得ユニットは、第３取得モジュールと調整モジュールとを備え、前記第３取得モジュールは、第３仮想キャラクタと第２仮想キャラクタとの目標関連付け情報を取得するように構成され、第２仮想キャラクタは、第２クライアントによって制御される仮想キャラクタであり、第２クライアントは、目標操作をトリガするクライアントであり、前記調整モジュールは、目標関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するように構成される。第２表示ユニット１３０４は、第２表示モジュールを備え、前記第２表示モジュールは、第３プロンプト情報を表示するように構成され、第３プロンプト情報は、第３仮想キャラクタの識別情報、第２仮想キャラクタの識別情報、及び調整後の目標セッションテンプレート情報の情報内容を含む。

【0132】

代替的な解決策として、調整モジュールは、第１調整サブモジュール、第２調整サブモジュール、第３調整サブモジュールのうちの少なくとも１つを備え、前記第１調整サブモジュールは、第３仮想キャラクタに対応するアカウントと第２仮想キャラクタに対応するアカウントとのアカウント関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するように構成され、前記第２調整サブモジュールは、第３仮想キャラクタと第２仮想キャラクタとのキャラクタ関連付け情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するように構成され、前記第３調整サブモジュールは、目標関連付け情報及び目標セッションテンプレート情報の情報内容の表現オブジェクト情報に基づいて、目標セッションテンプレート情報の情報内容を調整するように構成され、表現オブジェクト情報は、目標セッションテンプレート情報の情報内容が対象とする表現オブジェクトの属性情報を表すために使用される。

【0133】

代替的な解決策として、前記プロンプト情報の表示装置は、第３表示モジュールを備え、前記第３表示モジュールは、セッションテンプレートインタフェースにセッション操作識別子を表示するように構成され、セッション操作識別子は、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内のセッションテンプレート情報と１対１に対応する。第３表示ユニットは、第４表示モジュールを備え、前記第４表示モジュールは、目標セッションテンプレート情報に対応する目標操作識別子に対してトリガされる第１操作に応答して、仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示するように構成される。

【0134】

代替的な解決策として、前記プロンプト情報の表示装置は、更新モジュールをさらに備え、前記更新モジュールは、少なくとも１つのセッションテンプレート情報に対してトリガされる情報切り替え要求に応答して、セッションテンプレートインタフェースに表示されるセッションテンプレート情報を更新するように構成される。

【0135】

代替的な解決策として、前記プロンプト情報の表示装置は、第４取得モジュールと第１決定モジュールとを備え、前記第４取得モジュールは、目標操作識別子に対して実行される選択操作を取得するように構成され、前記第１決定モジュールは、選択操作の操作持続時間が目標閾値に達した場合、選択操作を目標操作識別子に対してトリガされる第１操作として決定するように構成される。

【0136】

代替的な解決策として、前記プロンプト情報の表示装置は、第２決定モジュールと第３決定モジュールとを備え、前記第２決定モジュールは、選択操作が終了しておらず、且つ第１方向におけるドラッグ操作が取得された場合、ドラッグ操作の終了時における目標シーンマップ上の第１位置を取得するように構成され、前記第３決定モジュールは、第１方向におけるドラッグ操作の実行が終了された場合、第１位置を目標位置として決定するように構成される。

【0137】

代替的な解決策として、前記プロンプト情報の表示装置は、第４決定モジュールを備え、前記第４決定モジュールは、選択操作が終了しておらず、且つ第２方向におけるドラッグ操作が取得された場合、セッションテンプレートインタフェースにおける目標セッションテンプレート情報の表示位置を移動するように構成される。

【0138】

代替的な解決策として、前記プロンプト情報の表示装置は、第４表示ユニットを備え、前記第４表示ユニットは、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレート情報識別子を表示するように構成される。第２表示ユニット１３０４は、第５表示モジュールを備え、前記第５表示モジュールは、セッションテンプレート情報識別子に対して実行される展開操作に応答して、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示する。

【0139】

代替的な解決策として、第２表示ユニット１３０４は、第６表示モジュール、第７表示モジュールのうちの少なくとも１つを備え、前記第６表示モジュールは、仮想インタラクションシーンにおける目標位置に対応する位置に、目標プロンプト情報を表示するように構成され、前記第７表示モジュールは、仮想インタラクションシーンにおける目標位置に対応する位置に、目標セッションテンプレート情報と一致するプロンプト識別子を表示するように構成される。

【0140】

代替的な解決策として、前記プロンプト情報の表示装置は、第５表示ユニットと第１構成ユニットとを備え、前記第５表示ユニットは、セッションテンプレート情報に対する情報構成インタフェースを表示するように構成され、情報構成インタフェースは、第１構成インタフェース及び第２構成インタフェースを含み、第１構成インタフェースは、セッションテンプレートインタフェースに既に存在するセッションテンプレート情報を含み、第２構成インタフェースは、セッションテンプレートインタフェースに存在しないセッションテンプレート情報を含み、前記第１構成ユニットは、目標構成インタフェースでトリガされる情報構成要求に応答して、目標構成インタフェースに含まれるセッションテンプレート情報に対して構成処理を行うように構成される。

【0141】

代替的な解決策として、前記プロンプト情報の表示装置は、第５表示ユニットと、第６表示ユニットと、第３取得ユニットと、第７表示ユニットとを備え、前記第５表示ユニットは、仮想インタラクションシーンにおいて画像テンプレートインタフェースを表示するように構成され、画像テンプレートインタフェースは、少なくとも１つのテンプレート画像を含み、前記第６表示ユニットは、少なくとも１つのテンプレート画像内の目標テンプレート画像に対してトリガされる第３操作に応答して、仮想インタラクションシーンに対応する目標シーンマップを表示するように構成され、前記第３取得ユニットは、目標シーンマップ上の第２位置でトリガされる第４操作に応答して、目標テンプレート画像及び第２位置に基づいて目標プロンプト画像を取得するように構成され、前記第７表示ユニットは、目標プロンプト画像を表示するように構成される。

【0142】

本願の実施例のさらに別の態様によれば、上記のプロンプト情報の表示方法を実施できる電子機器をさらに提供し、図１４に示すように、前記電子機器は、メモリ１４０２とプロセッサ１４０４とを備え、前記メモリ１４０２にはコンピュータ可読命令が記憶され、前記プロセッサ１４０４は、コンピュータ可読命令を介して上記の方法の実施例のいずれかのステップを実行するように構成される。

【0143】

任意選択的に、本実施例では、上記の電子機器は、コンピュータネットワークの複数のネットワーク機器のうちの少なくとも１つのネットワーク機器に配置され得る。

【0144】

任意選択的に、本実施例では、上記のプロセッサは、コンピュータプログラムを介して以下のステップを実行するように設定され得る。

【0145】

ステップＳ１において、仮想インタラクションシーンにおいてセッションテンプレートインタフェースを表示し、セッションテンプレートインタフェースは少なくとも１つのセッションテンプレート情報を含む。

【0146】

ステップＳ２において、少なくとも１つのセッションテンプレート情報内の目標セッションテンプレート情報に対してトリガされる目標操作に応答して、目標プロンプト情報を表示し、目標プロンプト情報は、目標セッションテンプレート情報の情報内容と、目標操作によって指示される目標位置とを表すために使用される。

【0147】

任意選択的に、当業者であれば、図１４に示す構造は例示的なものに過ぎず、電子機器は、スマートフォン（例えば、Ａｎｄｒｏｉｄ携帯、ｉＯＳ携帯など）、タブレットコンピュータ、ＰＤＡ、及びモバイルインターネットデバイス（ＭＩＤ：ＭｏｂｉｌｅＩｎｔｅｒｎｅｔＤｅｖｉｃｅｓ）、ＰＡＤなどの端末機器であってもよいことを理解できる。図１４は、上記の電子機器の構造を限定するものではない。例えば、電子機器は、図１４に示す構成要素よりも多い又は少ない構成要素（ネットワークインタフェースなど）をさらに含んでもよいし、図１４に示す構成とは異なる構成を有してもよい。

【0148】

ここで、メモリ１４０２は、ソフトウェア可読命令及びモジュール、例えば、本願の実施例のプロンプト情報の表示方法及び装置に対応するプログラム命令／モジュールを記憶するために使用され得、プロセッサ１４０４は、メモリ１４０２に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、即ち、上記のプロンプト情報の表示方法を実現する。メモリ１４０２は、高速ランダムメモリを含んでもよいし、１つ又は複数の磁気記憶装置、フラッシュメモリ、又は他の不揮発性ソリッドステートメモリなどの不揮発性メモリを含んでもよい。いくつかの例では、メモリ１４０２は、プロセッサ１４０４に対して遠隔に配置されたメモリをさらに含んでもよいし、遠隔メモリは、ネットワークを介して端末に接続されてもよい。上記のネットワークの例としては、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、及びそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。ここで、メモリ１４０２は、仮想ゲームシーン、セッションテンプレートインタフェース及び目標プロンプト情報などの情報を記憶するために使用することができるが、これらに限定されない。一例として、図１４に示すように、上記のメモリ１４０２は、上記のプロンプト情報の表示装置内の第１表示ユニット１３０２及び第２表示ユニット１３０４を含み得るが、これらに限定されない。また、上記のプロンプト情報の表示装置内の他のモジュールユニットを含んでもよいが、これらに限定されず、本例では繰り返して説明しない。

【0149】

任意選択的に、上記の伝送装置１４０６は、１つのネットワークを使用してデータを受信又は送信するように構成される。上記のネットワークの具体例には、有線ネットワーク及び無線ネットワークが含まれる。一実施例では、伝送装置１４０６は、１つのネットワークインタフェースコントローラ（ＮＩＣ：ＮｅｔｗｏｒｋＩｎｔｅｒｆａｃｅＣｏｎｔｒｏｌｌｅｒ）を含む。ＮＩＣは、インターネット又はローカルエリアネットワークと通信するように、ネットワークケーブルを介して他のネットワーク装置及びルータに接続されてもよい。一実施例では、伝送装置１４０６は、無線周波数（ＲＦ：ＲａｄｉｏＦｒｅｑｕｅｎｃｙ）モジュールであり、無線方式でインターネットと通信するように構成される。

【0150】

また、上記の電子機器は、ディスプレイ１４０８と、接続バス１４１０とを備え、ディスプレイ１４０８は、上記の仮想インタラクションシーン、セッションテンプレートインタフェース及び目標プロンプト情報を表示するように構成され、接続バス１４１０は、上記の電子機器内の各モジュール構成要素を接続するように構成される。

【0151】

別の実施例では、上記の端末機器又はサーバは、１つの分散システム内の１つのノードであり得、ここで、前記分散システムはブロックチェーンシステムとすることができ、前記ブロックチェーンシステムは、ネットワーク通信を介して複数のノードを接続することによって形成される分散システムとすることができる。ここで、ノードはピアツーピア（Ｐ２Ｐ：ＰｅｅｒＴｏＰｅｅｒ）ネットワークを形成することができ、任意の形態のコンピューティングデバイス、例えば、サーバ、端末などの電子機器は、前記ピアツーピアネットワークに参加することで、前記ブロックチェーンシステムのノードになることができる。

【0152】

本願の一態様によれば、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読命令を含み、前記コンピュータ可読命令は、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、前記コンピュータ可読命令は、通信部を介してネットワークからダウンロード及びインストールされ、及び／又はリムーバブル媒体からインストールされ得る。前記コンピュータ可読命令は、中央処理装置によって実行されるときに、本願の実施例で提供される様々な機能を実行する。

【0153】

上記の本願の実施例の番号は、説明のためのものに過ぎず、実施例の優劣を表すものではない。

【0154】

なお、電子機器のコンピュータシステムは、単なる例示であり、本願の実施例の機能や使用範囲を限定するものではない。

【0155】

コンピュータシステムは、中央処理装置（ＣＰＵ：ＣｅｎｔｒａｌＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＵｎｉｔ）を含み、中央処理装置は、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ：Ｒｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）に記憶されたコンピュータ可読命令、又は記憶部からランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ：ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）にロードされたコンピュータ可読命令に基づいて、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。ランダムアクセスメモリには、システム動作に必要な様々なコンピュータ可読命令及びデータも記憶されている。中央処理装置、読み取り専用メモリ及びランダムアクセスメモリは、バスを介して互いに接続されている。入力／出力インタフェース（Ｉ／Ｏインタフェース：Ｉｎｐｕｔ／Ｏｕｔｐｕｔインタフェース）もバスに接続されている。

【0156】

入力／出力インタフェースには、キーボード、マウスなどを含む入力部と、ＣＲＴ（ＣａｔｈｏｄｅＲａｙＴｕｂｅ）、ＬＣＤ（ＬｉｑｕｉｄＣｒｙｓｔａｌＤｉｓｐｌａｙ）などやスピーカなどを含む出力部と、ハードディスクなどを含む記憶部と、ＬＡＮカード、モデムなどのネットワークインタフェースカードを含む通信部と、が接続されている。通信部は、インターネットなどのネットワークを利用して通信処理を行う。ドライバも、必要に応じて、入力／出力インタフェースに接続される。ドライブには、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル媒体が必要に応じて装着され、リムーバブル媒体から読み出されたコンピュータ可読命令が必要に応じて記憶部にインストールされる。

【0157】

特に、本願の実施例によれば、フローチャートに記載されたプロセスは、コンピュータ可読命令として実現され得る。例えば、本願の実施例は、コンピュータプログラム製品を含み、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読記憶媒体上に担持されたコンピュータ可読命令を含み、前記コンピュータ可読命令は、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、前記コンピュータ可読命令は、通信部を介してネットワークからダウンロード及びインストールされ、及び／又はリムーバブル媒体からインストールされ得る。前記コンピュータ可読命令は、中央処理装置によって実行されるときに、本願のシステムで定義された様々な機能を実行する。

【0158】

本願の一態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータ可読命令を読み取り、前記コンピュータ可読命令を実行することにより、前記コンピュータ機器に、上記の様々な代替形態で提供される方法を実行させる。

【0159】

任意選択的に、本実施例では、上記のコンピュータ可読記憶媒体は、以下のステップを実行するためのコンピュータ可読命令を記憶するように構成され得る。

【0160】

【0161】

【0162】

任意選択的に、本実施例では、当業者であれば、上記の実施例の各方法におけるステップのすべて又は一部は、端末機器に関連するハードウェアに指示するコンピュータ可読命令を介して完了でき、前記コンピュータ可読命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得、記憶媒体は、フラッシュディスク、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ：Ｒｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ：ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、磁気ディスク又は光ディスクなどを含み得ることを理解することができる。

【0163】

上記の本願の実施例の番号は、説明のためのものに過ぎず、実施例の優劣を表すものではない。

【0164】

上記の実施例における上記の統合されたユニットは、ソフトウェア機能モジュールの形で実現され且つ独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づき、本願の技術的解決策の本質的な部分、即ち、従来技術に貢献のある部分、又は前記技術的解決策の全部又は一部は、ソフトウェア製品の形で具体化されてもよい。前記コンピュータソフトウェア製品は、１つの記憶媒体に記憶され、１台のコンピュータ機器（パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器などであり得る）に、本願の実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む。

【0165】

本願の上記の実施例では、各実施例の説明は、それ自体が強調され、ある実施例で詳述されていない部分については、他の実施例の関連する説明を参照することができる。

【0166】

なお、本願で提供されるいくつかの実施例では、開示されるクライアントは、他の方式で実現され得る。ここで、以上で説明された装置の実施例は、例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際の実現では、他の分割方法があり得、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを組み合わせたり、別のシステムに統合したり、又は一部の特徴を省略したり、実行しないことができる。なお、表示又は議論された相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかの通信インタフェースを使用して実現することができ、装置又はユニット間の間接的な結合又は通信接続は、電気的、機械的又は他の形態であり得る。

【0167】

個別のパーツとして説明されたユニットは、物理的に分離されている場合とされていない場合があり、ユニットとして表示されるパーツは、物理ユニットである場合とそうでない場合があり、１箇所に配置される場合もあれば、複数のネットワークユニットに分散される場合もある。実際の需要に応じて、その中のユニットの一部又は全部を選択して本実施例における技術的解決策の目的を達成することができる。

【0168】

また、本願の各実施例における各機能ユニットは、１つの処理ユニットに統合されてもよいし、又は各ユニットが物理的に別々に存在してもよいし、２つ又は２つ以上のユニットが１つのユニットに統合されてもよい。上記統合されたユニットは、ハードウェアの形で実現されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形で実現されてもよい。

【0169】

上記の説明は、本願の好ましい実施形態のみであり、説明すべきこととして、当業者にとって、本願の原理から逸脱することなく、いくつかの改善及び修正を行うこともでき、これらの改善及び修正は、本願の保護範囲に含まれるべきである。

【符号の説明】

【0170】

１０２ユーザ機器
１０４メモリ
１０６プロセッサ
１０８ディスプレイ
１１０ネットワーク
１１２サーバ
１１６処理エンジン
３０２仮想ゲームシーン
３０４セッションテンプレートインタフェース
３０６目標セッションテンプレート情報
３０８目標シーンマップ
３０８－２実景サブマップ
３１０目標位置
３１２目標プロンプト情報
４０２目標セッションテンプレート情報
４０４目標位置
４０６目標オブジェクト
４０８目標プロンプト情報
５０２第２仮想キャラクタ
５０４第３仮想キャラクタ
５０６情報
５０８目標セッションテンプレート情報
５１０第３プロンプト情報
６０２セッションテンプレートインタフェース
６０４目標セッションテンプレート情報
６０６目標操作識別子
７０２第１表示サブインタフェース
７０４第２表示サブインタフェース
８０２目標シーンマップ
９０２セッションテンプレート情報識別子
１００２第２構成インタフェース
１００２セッションテンプレートインタフェース
１００４目標セッションテンプレート情報
１００４第１構成インタフェース
１００６目標シーンマップ
１００８目標位置
１１０４画像テンプレートインタフェース
１１０４目標テンプレート画像
１１０６第２位置
１１０８目標プロンプト画像
１３０２第１表示ユニット
１３０４第２表示ユニット
１４０２メモリ
１４０４プロセッサ
１４０６伝送装置
１４０８ディスプレイ
１４１０接続バス

【図1】