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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-08
(54)【発明の名称】電気機器吊り下げ・取り外し装置
(51)【国際特許分類】
   H02G 1/02 20060101AFI20241031BHJP
   H02G 7/00 20060101ALI20241031BHJP
   B25J 15/08 20060101ALI20241031BHJP
【FI】
H02G1/02
H02G7/00
B25J15/08 E
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023573033
(86)(22)【出願日】2023-08-30
(85)【翻訳文提出日】2023-11-26
(86)【国際出願番号】 CN2023115853
(87)【国際公開番号】W WO2024082832
(87)【国際公開日】2024-04-25
(31)【優先権主張番号】202211278851.3
(32)【優先日】2022-10-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522299159
【氏名又は名称】雲南電網有限責任公司電力科学研究院
(74)【代理人】
【識別番号】100216471
【弁理士】
【氏名又は名称】瀬戸 麻希
(72)【発明者】
【氏名】譚向宇
(72)【発明者】
【氏名】李文雲
(72)【発明者】
【氏名】徐肖偉
(72)【発明者】
【氏名】銭国超
(72)【発明者】
【氏名】周倣栄
(72)【発明者】
【氏名】馬儀
(72)【発明者】
【氏名】王達達
(72)【発明者】
【氏名】鄒徳旭
(72)【発明者】
【氏名】馬御棠
【テーマコード(参考)】
3C707
5G352
5G367
【Fターム(参考)】
3C707DS01
3C707ES03
3C707ET03
3C707EV04
3C707EV27
5G352AC02
5G352AE04
5G367AC03
5G367BB13
(57)【要約】
本発明の実施例は、電気機器吊り下げ・取り外し装置であって、取付部材は対向する両端
を有し、2つの挟持部材はそれぞれ取付部材の両端に回転可能に設けられ、昇降アセンブ
リの一端は取付部材に設けられ、昇降アセンブリの他端はそれぞれ2つの挟持部材に回動
可能に接続され、昇降アセンブリは取付部材に対して往復移動可能であり、2つの挟持部
材が挟持したり緩めたりするように駆動される、電気機器吊り下げ・取り外し装置を開示
する。現状では、一般に、作業者が梯子を使って空中に登り、データ収集装置を空中送電
線に掛けたり、データ収集装置を空中送電線から降ろしたりするため、時間と労力が無駄
になる。本解決策の電気機器吊り下げ・取り外し装置では、昇降アセンブリが取付部材に
対して往復移動可能であるため、2つの挟持部材が挟持したり緩めたりするように駆動さ
れ、2つの挟持部材が挟持するとデータ収集装置を空中送電線に吊り下げることができ、
2つの挟持部材が緩めると、データ収集装置を空中送電線から取り外すことができ、時間
と労力が節約される。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
取付部材、2つの挟持部材および昇降アセンブリを備え、前記取付部材は対向する両端を
有し、2つの前記挟持部材はそれぞれ前記取付部材の両端に回転可能に設けられ、前記昇
降アセンブリの一端は前記取付部材に設けられ、前記昇降アセンブリの他端はそれぞれ2
つの前記挟持部材に回動可能に接続され、前記昇降アセンブリは前記取付部材に対して往
復移動可能であり、2つの前記挟持部材が挟持したり緩めたりするように駆動される、こ
とを特徴とする電気機器吊り下げ・取り外し装置。
【請求項2】
前記昇降アセンブリは昇降ロッドと連結部材からなり、前記取付部材に第1貫通孔が設け
られ、前記昇降ロッドの一端は前記第1貫通孔を貫通し、前記昇降ロッドの他端は前記連
結部材に接続され、前記連結部材は、接続本体および前記接続本体に設けられて対向して
設けられた2つの接続部を含み、2つの前記接続部はそれぞれ2つの前記挟持部材に回動
可能に接続され、前記昇降ロッドが前記第1貫通孔内で往復移動可能であり、2つの前記
挟持部材が挟持したり緩めたりするように駆動される、ことを特徴とする請求項1に記載
の電気機器吊り下げ・取り外し装置。
【請求項3】
前記接続部は、一端が前記接続本体に接続された第1接続部および前記第1接続部の他端
に接続された第2接続部を含み、前記第2接続部は前記挟持部材に回動可能に接続され、
前記第1接続部と前記第2接続部間の挟角は120°~140°である、ことを特徴とす
る請求項2に記載の電気機器吊り下げ・取り外し装置。
【請求項4】
前記連結部材は、前記接続本体に設けられて対向して設けられた2つの制限部をさらに含
み、前記制限部は前記接続部と間隔を空けて設けられる、ことを特徴とする請求項3に記
載の電気機器吊り下げ・取り外し装置。
【請求項5】
前記制限部は、一端が前記接続本体に接続された第1制限部および前記第1制限部の他端
に接続された第2制限部を含み、前記第1制限部は前記第2制限部に対して垂直に設けら
れる、ことを特徴とする請求項4に記載の電気機器吊り下げ・取り外し装置。
【請求項6】
前記電気機器吊り下げ・取り外し装置は、前記取付部材に回転可能に設けられた回転ロッ
ドをさらに備え、前記昇降ロッドの前記連結部材から離れた一端が前記第1貫通孔に貫通
され、前記回転ロッドに接続され、前記回転ロッドが前記取付部材に対して回動すると、
前記昇降ロッドが前記取付部材に対して往復移動するように駆動され、2つの前記挟持部
材が挟持したり緩めたりするように駆動される、ことを特徴とする請求項2~5のいずれ
か1項に記載の電気機器吊り下げ・取り外し装置。
【請求項7】
前記取付部材に、前記第1貫通孔と連通する第2貫通孔がさらに設けられ、前記第1貫通
孔と前記第2貫通孔は前記昇降ロッドの軸線方向に沿って順次設けられ、前記第2貫通孔
の孔径は前記第1貫通孔の孔径よりも大きく、前記回転ロッドの前記挟持部材に近い一端
が前記第2貫通孔内に回転可能に設けられる、ことを特徴とする請求項6に記載の電気機
器吊り下げ・取り外し装置。
【請求項8】
前記回転ロッドの前記挟持部材に近い一端に収容孔が設けられ、前記収容孔は、前記昇降
ロッドの前記連結部材から離れた一端にねじ込まれる、ことを特徴とする請求項7に記載
の電気機器吊り下げ・取り外し装置。
【請求項9】
前記取付部材は、取付本体および前記取付本体に設けられ対向して設けられた2つの取付
部を含み、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔は前記取付本体に設けられ、2つの前記
取付部はそれぞれ2つの前記挟持部材に回動可能に接続される、ことを特徴とする請求項
8に記載の電気機器吊り下げ・取り外し装置。
【請求項10】
前記取付部は、一端が前記取付本体に接続された第1取付部、および前記第1取付部の他
端に接続された第2取付部を含み、前記第2取付部は前記挟持部材に回動可能に接続され
、前記第1取付部と前記第2取付部間の挟角は120°~140°であり、
前記挟持部材は、回動接続部および挟持部を含み、前記挟持部は円弧状であり、前記回動
接続部の一端が前記挟持部の中間領域に接続され、前記回動接続部の他端に、間隔を空け
て設けられた第1突起および第2突起が設けられ、前記第1突起は前記第2取付部に回動
可能に接続され、前記第2突起は前記接続部に回動可能に接続され、
前記挟持部の前記取付部材から離れた一端に収容スロットが設けられ、前記挟持部材は、
前記収容スロット内に回転可能に設けられた回動部をさらに含む、ことを特徴とする請求
項9に記載の電気機器吊り下げ・取り外し装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器吊り下げ・取り外しの技術分野に関し、特に、電気機器吊り下げ・取
り外し装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電力システムにおいては、空中送電線の電圧や電流などのパラメータを収集するために、
空中送電線にデータ収集装置を吊り下げる必要がある場合が多い。
現状では、一般に、作業者が梯子を使って空中に登り、データ収集装置を空中送電線に掛
けたり、データ収集装置を空中送電線から降ろしたりするため、時間と労力が無駄になる
【発明の概要】
【0003】
本発明の目的は、現状では、一般に、作業者が梯子を使って空中に登り、データ収集装置
を空中送電線に掛けたり、データ収集装置を空中送電線から降ろしたりするため、時間と
労力が無駄になるという問題を解決するための、電気機器吊り下げ・取り外し装置を提供
することである。
上記問題を解決するために、本発明は、電気機器吊り下げ・取り外し装置を提供し、取付
部材、2つの挟持部材および昇降アセンブリを備え、前記取付部材は対向する両端を有し
、2つの前記挟持部材はそれぞれ前記取付部材の両端に回転可能に設けられ、前記昇降ア
センブリの一端は前記取付部材に設けられ、前記昇降アセンブリの他端はそれぞれ2つの
前記挟持部材に回動可能に接続され、前記昇降アセンブリは前記取付部材に対して往復移
動可能であり、2つの前記挟持部材が挟持したり緩めたりするように駆動される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、前記昇降アセンブリ
は昇降ロッドおよび連結部材を含み、前記取付部材に第1貫通孔が設けられ、前記昇降ロ
ッドの一端が前記第1貫通孔を貫通し、前記昇降ロッドの他端が前記連結部材に接続され
、前記連結部材は、接続本体および前記接続本体に設けられて対向して設けられた2つの
接続部を含み、2つの前記接続部はそれぞれ2つの前記挟持部材に回動可能に接続され、
前記昇降ロッドが前記第1貫通孔内で往復移動可能であり、2つの前記挟持部材が挟持し
たり緩めたりするように駆動される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、前記接続部は、一端
が前記接続本体に接続された第1接続部、および前記第1接続部の他端に接続された第2
接続部を含み、前記第2接続部は前記挟持部材に回動可能に接続され、前記第1接続部と
前記第2接続部間の挟角は120°~140°である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、前記連結部材は、前
記接続本体に設けられて対向して設けられた2つの制限部をさらに含み、前記制限部と前
記接続部とは間隔を空けて設けられる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、前記制限部は、一端
が前記接続本体に接続された第1制限部、および前記第1制限部の他端に接続された第2
制限部を含み、前記第1制限部は前記第2制限部に対して垂直に設けられる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、前記電気機器吊り下
げ・取り外し装置は、前記取付部材に回転可能に設けられた回転ロッドをさらに備え、前
記昇降ロッドの前記連結部材から離れた一端が前記第1貫通孔に貫通されて前記回転ロッ
ドに接続され、前記回転ロッドは前記取付部材に対して回動すると、前記昇降ロッドが前
記取付部材に対して往復移動可能であり、2つの前記挟持部材が挟持したり緩めたりする
ように駆動される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、前記取付部材に、前
記第1貫通孔と連通する第2貫通孔がさらに設けられ、前記第1貫通孔および前記第2貫
通孔は、前記昇降ロッドの軸線方向に沿って順次設けられ、前記第2貫通孔の孔径は前記
第1貫通孔の孔径よりも大きく、前記回転ロッドの前記挟持部材に近い一端は前記第2貫
通孔内に回転可能に設けられる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、前記回転ロッドの前
記挟持部材に近い一端に収容孔が設けられ、前記収容孔は前記昇降ロッドの前記連結部材
から離れた一端にねじ込まれる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、前記取付部材は、取
付本体および前記取付本体に設けられ対向して設けられた2つの取付部を含み、前記第1
貫通孔および前記第2貫通孔は前記取付本体に設けられ、2つの前記取付部はそれぞれ2
つの前記挟持部材に回動可能に接続される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、前記取付部は、一端
が前記取付本体に接続された第1取付部、および前記第1取付部の他端に接続された第2
取付部を含み、前記第2取付部は前記挟持部材に回動可能に接続され、前記第1取付部と
前記第2取付部間の挟角は120°~140°であり、
前記挟持部材は回動接続部および挟持部を含み、前記挟持部は円弧状であり、前記回動接
続部の一端が前記挟持部の中間領域に接続され、前記回動接続部の他端に、間隔を空けて
設けられるの第1突起および第2突起が設けられ、前記第1突起は前記第2取付部に回動
可能に接続され、前記第2突起は前記接続部に回動可能に接続され、
前記挟持部の前記取付部材から離れた一端に収容スロットが設けられ、前記挟持部材は、
前記収容スロット内に回転可能に設けられた回動部をさらに含む。
【発明の効果】
【0004】
本発明を実施する実施例は以下の有益な効果を有する。
上記電気機器吊り下げ・取り外し装置は、取付部材、2つの挟持部材および昇降アセンブ
リを備え、取付部材は対向する両端を有し、2つの挟持部材はそれぞれ取付部材の両端に
回転可能に設けられ、昇降アセンブリの一端は取付部材に設けられ、昇降アセンブリの他
端はそれぞれ2つの挟持部材に回動可能に接続され、昇降アセンブリは取付部材に対して
往復移動可能であり、2つの挟持部材が挟持したり緩めたりするように駆動される。上記
電気機器吊り下げ・取り外し装置では、昇降アセンブリが取付部材に対して往復移動可能
であり、2つの挟持部材が挟持したり緩めたりするように駆動され、2つの挟持部材が挟
持するとデータ収集装置を空中送電線に吊り下げることができ、2つの挟持部材が緩める
とデータ収集装置を空中送電線から取り外すことができ、時間と労力が節約される。
現状では、一般に、作業者が梯子を使って空中に登り、データ収集装置を空中送電線に掛
けたり、データ収集装置を空中送電線から降ろしたりするため、時間と労力が無駄になる
。本発明の電気機器吊り下げ・取り外し装置では、昇降アセンブリが取付部材に対して往
復移動可能であり、2つの挟持部材が挟持したり緩めたりするように駆動され、2つの挟
持部材が挟持するとデータ収集装置を空中送電線に吊り下げることができ、2つの挟持部
材が緩めるとデータ収集装置を空中送電線から取り外すことができ、時間と労力が節約さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本発明の実施例または先行技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下
、実施例または先行技術の説明において使用される必要のある添付図面を簡単に説明する
が、明らかに、以下で説明される添付図面は本発明のいくつかの実施例に過ぎず、当業者
であれば、創造的な労働をすることなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることが
できる。
図1】本発明の実施例の電気機器吊り下げ・取り外し装置の第1状態の立体構造を示す概略図である。
図2】本発明の実施例の電気機器吊り下げ・取り外し装置の第2状態の立体構造を示す概略図である。
図3図1に示す電気機器吊り下げ・取り外し装置の分解図である。
図4図1に示す電気機器吊り下げ・取り外し装置の昇降アセンブリの連結部材の拡大図である。
図5図1に示す電気機器吊り下げ・取り外し装置の取付部材の第1視角の拡大図である。
図6図1に示す電気機器吊り下げ・取り外し装置の取付部材の第2視角の拡大図である。
図7図1に示す電気機器吊り下げ・取り外し装置の挟持部材の拡大図である。
【0006】
[符号の説明]
10 取付部材
11 取付本体
111 第1貫通孔
113 第2貫通孔
13 取付部
131 第1取付部
133 第2取付部
20 挟持部材
21 回動接続部
211 第1突起
213 第2突起
23 挟持部
231 収容スロット
25 回動部
30 昇降アセンブリ
31 昇降ロッド
33 連結部材
331 接続本体
333 接続部
3331 第1接続部
3333 第2接続部
335 制限部
3351 第1制限部
3353 第2制限部
40 回転ロッド
41 収容孔
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施例における添付図面を参照して、本発明の実施例における技術的解決
策を明確かつ完全に説明するが、明らかに、説明される実施例は本発明の一部の実施例に
過ぎず、すべての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者は創造的な労働を
することなく得られた他の実施例は、すべて本発明の保護範囲に含まれる。
なお、本発明の実施例におけるすべての方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後……
)は、特定姿勢(図面に示す)における各部材間の相対的な位置関係や移動状況などを説
明するためにのみ使用され、前記特定姿勢が変化すれば、それに応じて前記方向性指示も
変化することに留意されたい。
さらに、本発明における「第1」、「第2」などの用語は説明の目的でのみ使用され、そ
の相対的な重要性またはかかる技術的特徴の数を指示または暗示するものではない。その
結果、「第1」、「第2」と定義された特徴は、明示または暗示的に、少なくとも1つの
前記特徴を含む。加えて、各実施例間の技術的解決策は互いに組み合わせることができる
が、当業者によって達成できることを前提としてのみであり、技術的解決策の組み合わせ
てが互いに矛盾しているか、または達成不可能であるように見える場合、そのような技術
的解決策の組み合わせは存在せず、本発明の保護範囲内に含まないと考えるべきである。
図1図2および図3に示すように、本発明の実施例は、電気機器吊り下げ・取り外し装
置を提供し、取付部材10、2つの挟持部材20および昇降アセンブリ30を備え、取付
部材10は対向する両端を有し、2つの挟持部材20はそれぞれ取付部材10の両端に回
転可能に設けられ、昇降アセンブリ30の一端は取付部材10に設けられ、昇降アセンブ
リ30の他端はそれぞれ2つの挟持部材20に回動可能に接続され、昇降アセンブリ30
は取付部材10に対して往復移動可能であり、2つの挟持部材20挟持したり緩めたりす
るように駆動される。
上記電気機器吊り下げ・取り外し装置は、取付部材10、2つの挟持部材20および昇降
アセンブリ30を備え、取付部材10は対向する両端を有し、2つの挟持部材20はそれ
ぞれ取付部材10の両端に回転可能に設けられ、昇降アセンブリ30の一端は取付部材1
0に設けられ、昇降アセンブリ30の他端はそれぞれ2つの挟持部材20に回動可能に接
続され、昇降アセンブリ30は取付部材10に対して往復移動可能であり、2つの挟持部
材20挟持したり緩めたりするように駆動される。上記電気機器吊り下げ・取り外し装置
では、昇降アセンブリ30が取付部材10に対して往復移動可能であり、2つの挟持部材
20挟持したり緩めたりするように駆動され、2つの挟持部材20が挟持するとデータ収
集装置を空中送電線に吊り下げることができ、2つの挟持部材20が緩めるとデータ収集
装置を空中送電線から取り外すことができ、時間と労力が節約される。
現状では、一般に、作業者が梯子を使って空中に登り、データ収集装置を空中送電線に掛
けたり、データ収集装置を空中送電線から降ろしたりするため、時間と労力が無駄になる
。本解決策の電気機器吊り下げ・取り外し装置では、昇降アセンブリが取付部材に対して
往復移動可能であり、2つの挟持部材が挟持したり緩めたりするように駆動され、2つの
挟持部材が挟持するとデータ収集装置を空中送電線に吊り下げることができ、2つの挟持
部材が緩めるとデータ収集装置を空中送電線から取り外すことができ、時間と労力が節約
される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、昇降アセンブリ30
は昇降ロッド31および連結部材33を含み、取付部材10に第1貫通孔111が設けら
れ、昇降ロッド31の一端が第1貫通孔111を貫通し、昇降ロッド31の他端が連結部
材33に接続され、連結部材33は接続本体331および接続本体331に設けられて対
向して設けられた2つの接続部333を含み、2つの接続部333はそれぞれ2つの挟持
部材20に回動可能に接続され、昇降ロッド31が第1貫通孔111内で往復移動可能で
あり、2つの挟持部材20が挟持したり緩めたりするように駆動される。
具体的には、昇降アセンブリ30は昇降ロッド31および連結部材33を含み、取付部材
10に第1貫通孔111が設けられ、昇降ロッド31の一端が第1貫通孔111を貫通し
、昇降ロッド31の他端が連結部材33に接続され、連結部材33は接続本体331およ
び接続本体331に設けられ対向して設けられた2つの接続部333を含み、2つの接続
部333はそれぞれ2つの挟持部材20に回動可能に接続され、昇降ロッド31が第1貫
通孔111内で往復移動可能であり、2つの挟持部材20挟持したり緩めたりするように
駆動され、このように、昇降ロッド31が第1貫通孔111内で往復移動可能であり、2
つの挟持部材20挟持したり緩めたりするように駆動される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、図4に示すように、
接続部333は、一端が接続本体331に接続された第1接続部3331、および第1接
続部3331の他端に接続された第2接続部3333を含み、第2接続部3333は挟持
部材20に回動可能に接続され、第1接続部3331と第2接続部3333間の挟角は1
20°~140°である。
具体的には、接続部333は、一端が接続本体331に接続された第1接続部3331、
および第1接続部3331の他端に接続された第2接続部3333を含み、第2接続部3
333は挟持部材20に回動可能に接続され、第1接続部3331と第2接続部3333
間の挟角は、120°、121°、122°、123°、124°、125°、126°
、127°、128°、129°、130°、131°、132°、133°、134°
、135°、136°、137°、138°、139°または140°であってもよく、
第1接続部3331と第2接続部3333間に挟角があり、第2接続部3333は挟持部
材20に回動可能に接続される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、接続本体331は第
1接続部3331と共平面である。
具体的には、接続本体331は第1接続部3331と共平面であり、2つの挟持部材20
間の距離が大きくなり、製造が容易である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、連結部材33は、接
続本体331に設けられ対向して設けられた2つの制限部335をさらに含み、制限部3
35は接続部333と間隔を空けて設けられる。
具体的には、連結部材33は、接続本体331に設けられ対向して設けられた2つの制限
部335をさらに含み、制限部335は接続部333と間隔を空けて設けられ、制限部3
35を設けることにより、データ収集装置を制限することができる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、制限部335は、一
端が接続本体331に接続された第1制限部3351、および第1制限部3351の他端
に接続された第2制限部3353を含み、第1制限部3351は第2制限部3353に対
して垂直に設けられる。
具体的には、制限部335は、一端が接続本体331に接続された第1制限部3351、
および第1制限部3351の他端に接続された第2制限部3353を含み、第1制限部3
351は第2制限部3353に対して垂直に設けられ、第1制限部3351および第2制
限部3353を設けることにより、データ収集装置をより良好に制限することができる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、第1制限部3351
および第2制限部3353はすべて凹字形またはU字形である。
具体的には、第1制限部3351および第2制限部3353はいずれも凹字形またはU字
形であり、データ収集装置をよりよく制限する作用を果たす。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、接続部333、制限
部335、別の接続部333および別の制限部335は接続本体331の周方向に沿って
均一に設けられる。
具体的には、接続部333、制限部335、別の接続部333および別の制限部335は
、接続本体331の周方向に沿って均一に設けられ、データ収集装置をよりよく挟持する
ことができる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、電気機器吊り下げ・
取り外し装置は、取付部材10に回転可能に設けられた回転ロッド40をさらに備え、昇
降ロッド31の連結部材33から離れた一端が第1貫通孔111を貫通して回転ロッド4
0に接続され、回転ロッド40は取付部材10に対して回動すると昇降ロッド31を取付
部材10に対して往復移動させることが可能であり、2つの挟持部材20が挟持したり緩
めたりするように駆動される。
具体的には、電気機器吊り下げ・取り外し装置は、取付部材10に回転可能に設けられた
回転ロッド40をさらに備え、昇降ロッド31の連結部材33から離れた一端が第1貫通
孔111を貫通して回転ロッド40に接続され、回転ロッド40は取付部材10に対して
回動すると昇降ロッド31を取付部材10に対して往復移動させることが可能であり、2
つの挟持部材20が挟持したり緩めたりするように駆動され、回転ロッド40の回動によ
り、2つの挟持部材20が挟持したり緩めたりするように駆動され、使用に便利である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、回転ロッド40は絶
縁ロッドであるか、または回転ロッド40の挟持部材20から離れた一端が絶縁されてお
り、操作者が保持するのに便利である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、図5および図6に示
すように、取付部材10に、第1貫通孔111と連通する第2貫通孔113がさらに設け
られ、第1貫通孔111および第2貫通孔113は、昇降ロッド31の軸線方向に沿って
順次設けられ、第2貫通孔113の孔径は第1貫通孔111の孔径よりも大きく、回転ロ
ッド40の挟持部材20に近い一端が第2貫通孔113内に回転可能に設けられる。
具体的には、取付部材10に第1貫通孔111と連通する第2貫通孔113がさらに設け
られ、第1貫通孔111および第2貫通孔113は昇降ロッド31の軸線方向に沿って順
次設けられ、第2貫通孔113の孔径は第1貫通孔111の孔径よりも大きく、回転ロッ
ド40の挟持部材20に近い一端が第2貫通孔113内に回転可能に設けられ、第2貫通
孔113を設けることにより、回転ロッド40の挟持部材20に近い一端が第2貫通孔1
13内で容易に回動する。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、第1貫通孔111と
第2貫通孔113間に段差が形成され、回転ロッド40の挟持部材20に近い一端が段差
に当接される。
具体的には、第1貫通孔111と第2貫通孔113間に段差が形成され、回転ロッド40
の挟持部材20に近い一端が段差に当接され、段差を設けることにより、回転ロッド40
が段差に当接され、回転ロッド40は電気機器吊り下げ・取り外し装置を持ち上げること
ができる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、回転ロッド40の挟
持部材20に近い一端に収容孔41が設けられ、収容孔41は昇降ロッド31の連結部材
33から離れた一端にねじ込まれる。
具体的には、回転ロッド40の挟持部材20に近い一端に収容孔41が設けられ、収容孔
41は昇降ロッド31の連結部材33から離れた一端にねじ込まれ、収容孔41が昇降ロ
ッド31の連結部材33から離れた一端にねじ込まれることにより、回転ロッド40が取
付部材10に対して回動すると昇降ロッド31を取付部材10に対して往復移動させるこ
とが可能である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、昇降ロッド31の直
径は4mm~8mmであり、昇降ロッド31はステンレス鋼ロッドであり、回転ロッド4
0の外径は14mm~22mmであり、回転ロッド40はエポキシ樹脂ロッドである。
具体的には、昇降ロッド31の直径は、4mm、4.5mm、5mm、5.5mm、6m
m、6.5mm、7mm、7.5mmまたは8mmであってもよく、昇降ロッド31はス
テンレス鋼ロッドであり、昇降ロッド31の使用寿命を延ばし、回転ロッド40の外径は
、14mm、14.5mm、15mm、15.5mm、16mm、16.5mm、17m
m、17.5mm、18mm、18.5mm、19mm、19.5mm、20mm、20
.5mm、21mm、21.5mmまたは22mmであってもよく、回転ロッド40はエ
ポキシ樹脂ロッドであり、良好な絶縁効果を有する。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、取付部材10は、取
付本体11および取付本体11に設けられて対向して設けられた2つの取付部13を含み
、第1貫通孔111および第2貫通孔113はいずれも取付本体11に設けられ、2つの
取付部13は2つの挟持部材20に回動可能に接続される。
具体的には、取付部材10は、取付本体11および取付本体11に設けられて対向して設
けられた2つの取付部13を含み、第1貫通孔111および第2貫通孔113はいずれも
取付本体11に設けられ、2つの取付部13は2つの挟持部材20に回動可能に接続され
、2つの取付部13を設けることにより、取付部材10は2つの挟持部材20に回動可能
に接続される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、取付部13は、一端
が取付本体11に接続された第1取付部131、および第1取付部131の他端に接続さ
れた第2取付部133を含み、第2取付部133は挟持部材20に回動可能に接続され、
第1取付部131と第2取付部133間の挟角は120°~140°である。
具体的には、取付部13は、一端が取付本体11に接続された第1取付部131、および
第1取付部131の他端に接続された第2取付部133を含み、第2取付部133は挟持
部材20に回動可能に接続され、第1取付部131と第2取付部133間の挟角は、12
0°、121°、122°、123°、124°、125°、126°、127°、12
8°、129°、130°、131°、132°、133°、134°、135°、13
6°、137°、138°、139°または140°であってもよく、第1取付部131
と第2取付部133間に挟角があり、第2取付部133は挟持部材20に容易に回動可能
に接続される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、取付本体11は第1
取付部131と共平面である。
具体的には、取付本体11は第1取付部131と共平面であり、2つの第2取付部133
間の距離が大きくなり、製造が容易である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、挟持部材20は回動
接続部21および挟持部23を含み、挟持部23は円弧状であり、回動接続部21の一端
が挟持部23の中間領域に接続され、回動接続部21の他端に、間隔を空けて設けられる
の第1突起211と第2突起213が設けられ、第1突起211は第2取付部133に回
動可能に接続され、第2突起213は接続部333に回動可能に接続される。
具体的には、挟持部材20は回動接続部21および挟持部23を含み、挟持部23は円弧
状であり、回動接続部21の一端が挟持部23の中間領域に接続され、回動接続部21の
他端に、間隔を空けて設けられるの第1突起211および第2突起213が設けられ、第
1突起211は第2取付部133に回動可能に接続され、第2突起213は接続部333
に回動可能に接続され、第1突起211および第2突起213を設けることにより、第1
突起211は第2取付部133に回動可能に接続され、第2突起213は接続部333に
回動可能に接続されることが容易である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、図7に示すように、
挟持部23の取付部材10から離れた一端に収容スロット231が設けられ、挟持部材2
0は、収容スロット231内に回転可能に設けられた回動部25をさらに含む。
具体的には、挟持部23の取付部材10から離れた一端に収容スロット231が設けられ
、挟持部材20は、収容スロット231内に回転可能に設けられた回動部25をさらに含
み、回動部25はデータ収集装置上のスイッチを押して、データ収集装置を空中送電線か
ら取り外しやすくすることができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明の範囲はここに限定されないため、
本発明の特許請求の範囲に従った等価変更は、依然として本発明の範囲に含まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】