以下、本発明の実施例における添付図面を参照して、本発明の実施例における技術的解決
策を明確かつ完全に説明するが、明らかに、説明される実施例は本発明の一部の実施例に
過ぎず、すべての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者は創造的な労働を
することなく得られた他の実施例は、すべて本発明の保護範囲に含まれる。
なお、本発明の実施例におけるすべての方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後……
)は、特定姿勢(図面に示す)における各部材間の相対的な位置関係や移動状況などを説
明するためにのみ使用され、前記特定姿勢が変化すれば、それに応じて前記方向性指示も
変化することに留意されたい。
さらに、本発明における「第1」、「第2」などの用語は説明の目的でのみ使用され、そ
の相対的な重要性またはかかる技術的特徴の数を指示または暗示するものではない。その
結果、「第1」、「第2」と定義された特徴は、明示または暗示的に、少なくとも1つの
前記特徴を含む。加えて、各実施例間の技術的解決策は互いに組み合わせることができる
が、当業者によって達成できることを前提としてのみであり、技術的解決策の組み合わせ
てが互いに矛盾しているか、または達成不可能であるように見える場合、そのような技術
的解決策の組み合わせは存在せず、本発明の保護範囲内に含まないと考えるべきである。
図1、
図2および
図3に示すように、本発明の実施例は、電気機器吊り下げ・取り外し装
置を提供し、取付部材10、2つの挟持部材20および昇降アセンブリ30を備え、取付
部材10は対向する両端を有し、2つの挟持部材20はそれぞれ取付部材10の両端に回
転可能に設けられ、昇降アセンブリ30の一端は取付部材10に設けられ、昇降アセンブ
リ30の他端はそれぞれ2つの挟持部材20に回動可能に接続され、昇降アセンブリ30
は取付部材10に対して往復移動可能であり、2つの挟持部材20挟持したり緩めたりす
るように駆動される。
上記電気機器吊り下げ・取り外し装置は、取付部材10、2つの挟持部材20および昇降
アセンブリ30を備え、取付部材10は対向する両端を有し、2つの挟持部材20はそれ
ぞれ取付部材10の両端に回転可能に設けられ、昇降アセンブリ30の一端は取付部材1
0に設けられ、昇降アセンブリ30の他端はそれぞれ2つの挟持部材20に回動可能に接
続され、昇降アセンブリ30は取付部材10に対して往復移動可能であり、2つの挟持部
材20挟持したり緩めたりするように駆動される。上記電気機器吊り下げ・取り外し装置
では、昇降アセンブリ30が取付部材10に対して往復移動可能であり、2つの挟持部材
20挟持したり緩めたりするように駆動され、2つの挟持部材20が挟持するとデータ収
集装置を空中送電線に吊り下げることができ、2つの挟持部材20が緩めるとデータ収集
装置を空中送電線から取り外すことができ、時間と労力が節約される。
現状では、一般に、作業者が梯子を使って空中に登り、データ収集装置を空中送電線に掛
けたり、データ収集装置を空中送電線から降ろしたりするため、時間と労力が無駄になる
。本解決策の電気機器吊り下げ・取り外し装置では、昇降アセンブリが取付部材に対して
往復移動可能であり、2つの挟持部材が挟持したり緩めたりするように駆動され、2つの
挟持部材が挟持するとデータ収集装置を空中送電線に吊り下げることができ、2つの挟持
部材が緩めるとデータ収集装置を空中送電線から取り外すことができ、時間と労力が節約
される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、昇降アセンブリ30
は昇降ロッド31および連結部材33を含み、取付部材10に第1貫通孔111が設けら
れ、昇降ロッド31の一端が第1貫通孔111を貫通し、昇降ロッド31の他端が連結部
材33に接続され、連結部材33は接続本体331および接続本体331に設けられて対
向して設けられた2つの接続部333を含み、2つの接続部333はそれぞれ2つの挟持
部材20に回動可能に接続され、昇降ロッド31が第1貫通孔111内で往復移動可能で
あり、2つの挟持部材20が挟持したり緩めたりするように駆動される。
具体的には、昇降アセンブリ30は昇降ロッド31および連結部材33を含み、取付部材
10に第1貫通孔111が設けられ、昇降ロッド31の一端が第1貫通孔111を貫通し
、昇降ロッド31の他端が連結部材33に接続され、連結部材33は接続本体331およ
び接続本体331に設けられ対向して設けられた2つの接続部333を含み、2つの接続
部333はそれぞれ2つの挟持部材20に回動可能に接続され、昇降ロッド31が第1貫
通孔111内で往復移動可能であり、2つの挟持部材20挟持したり緩めたりするように
駆動され、このように、昇降ロッド31が第1貫通孔111内で往復移動可能であり、2
つの挟持部材20挟持したり緩めたりするように駆動される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、
図4に示すように、
接続部333は、一端が接続本体331に接続された第1接続部3331、および第1接
続部3331の他端に接続された第2接続部3333を含み、第2接続部3333は挟持
部材20に回動可能に接続され、第1接続部3331と第2接続部3333間の挟角は1
20°~140°である。
具体的には、接続部333は、一端が接続本体331に接続された第1接続部3331、
および第1接続部3331の他端に接続された第2接続部3333を含み、第2接続部3
333は挟持部材20に回動可能に接続され、第1接続部3331と第2接続部3333
間の挟角は、120°、121°、122°、123°、124°、125°、126°
、127°、128°、129°、130°、131°、132°、133°、134°
、135°、136°、137°、138°、139°または140°であってもよく、
第1接続部3331と第2接続部3333間に挟角があり、第2接続部3333は挟持部
材20に回動可能に接続される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、接続本体331は第
1接続部3331と共平面である。
具体的には、接続本体331は第1接続部3331と共平面であり、2つの挟持部材20
間の距離が大きくなり、製造が容易である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、連結部材33は、接
続本体331に設けられ対向して設けられた2つの制限部335をさらに含み、制限部3
35は接続部333と間隔を空けて設けられる。
具体的には、連結部材33は、接続本体331に設けられ対向して設けられた2つの制限
部335をさらに含み、制限部335は接続部333と間隔を空けて設けられ、制限部3
35を設けることにより、データ収集装置を制限することができる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、制限部335は、一
端が接続本体331に接続された第1制限部3351、および第1制限部3351の他端
に接続された第2制限部3353を含み、第1制限部3351は第2制限部3353に対
して垂直に設けられる。
具体的には、制限部335は、一端が接続本体331に接続された第1制限部3351、
および第1制限部3351の他端に接続された第2制限部3353を含み、第1制限部3
351は第2制限部3353に対して垂直に設けられ、第1制限部3351および第2制
限部3353を設けることにより、データ収集装置をより良好に制限することができる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、第1制限部3351
および第2制限部3353はすべて凹字形またはU字形である。
具体的には、第1制限部3351および第2制限部3353はいずれも凹字形またはU字
形であり、データ収集装置をよりよく制限する作用を果たす。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、接続部333、制限
部335、別の接続部333および別の制限部335は接続本体331の周方向に沿って
均一に設けられる。
具体的には、接続部333、制限部335、別の接続部333および別の制限部335は
、接続本体331の周方向に沿って均一に設けられ、データ収集装置をよりよく挟持する
ことができる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、電気機器吊り下げ・
取り外し装置は、取付部材10に回転可能に設けられた回転ロッド40をさらに備え、昇
降ロッド31の連結部材33から離れた一端が第1貫通孔111を貫通して回転ロッド4
0に接続され、回転ロッド40は取付部材10に対して回動すると昇降ロッド31を取付
部材10に対して往復移動させることが可能であり、2つの挟持部材20が挟持したり緩
めたりするように駆動される。
具体的には、電気機器吊り下げ・取り外し装置は、取付部材10に回転可能に設けられた
回転ロッド40をさらに備え、昇降ロッド31の連結部材33から離れた一端が第1貫通
孔111を貫通して回転ロッド40に接続され、回転ロッド40は取付部材10に対して
回動すると昇降ロッド31を取付部材10に対して往復移動させることが可能であり、2
つの挟持部材20が挟持したり緩めたりするように駆動され、回転ロッド40の回動によ
り、2つの挟持部材20が挟持したり緩めたりするように駆動され、使用に便利である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、回転ロッド40は絶
縁ロッドであるか、または回転ロッド40の挟持部材20から離れた一端が絶縁されてお
り、操作者が保持するのに便利である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、
図5および
図6に示
すように、取付部材10に、第1貫通孔111と連通する第2貫通孔113がさらに設け
られ、第1貫通孔111および第2貫通孔113は、昇降ロッド31の軸線方向に沿って
順次設けられ、第2貫通孔113の孔径は第1貫通孔111の孔径よりも大きく、回転ロ
ッド40の挟持部材20に近い一端が第2貫通孔113内に回転可能に設けられる。
具体的には、取付部材10に第1貫通孔111と連通する第2貫通孔113がさらに設け
られ、第1貫通孔111および第2貫通孔113は昇降ロッド31の軸線方向に沿って順
次設けられ、第2貫通孔113の孔径は第1貫通孔111の孔径よりも大きく、回転ロッ
ド40の挟持部材20に近い一端が第2貫通孔113内に回転可能に設けられ、第2貫通
孔113を設けることにより、回転ロッド40の挟持部材20に近い一端が第2貫通孔1
13内で容易に回動する。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、第1貫通孔111と
第2貫通孔113間に段差が形成され、回転ロッド40の挟持部材20に近い一端が段差
に当接される。
具体的には、第1貫通孔111と第2貫通孔113間に段差が形成され、回転ロッド40
の挟持部材20に近い一端が段差に当接され、段差を設けることにより、回転ロッド40
が段差に当接され、回転ロッド40は電気機器吊り下げ・取り外し装置を持ち上げること
ができる。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、回転ロッド40の挟
持部材20に近い一端に収容孔41が設けられ、収容孔41は昇降ロッド31の連結部材
33から離れた一端にねじ込まれる。
具体的には、回転ロッド40の挟持部材20に近い一端に収容孔41が設けられ、収容孔
41は昇降ロッド31の連結部材33から離れた一端にねじ込まれ、収容孔41が昇降ロ
ッド31の連結部材33から離れた一端にねじ込まれることにより、回転ロッド40が取
付部材10に対して回動すると昇降ロッド31を取付部材10に対して往復移動させるこ
とが可能である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、昇降ロッド31の直
径は4mm~8mmであり、昇降ロッド31はステンレス鋼ロッドであり、回転ロッド4
0の外径は14mm~22mmであり、回転ロッド40はエポキシ樹脂ロッドである。
具体的には、昇降ロッド31の直径は、4mm、4.5mm、5mm、5.5mm、6m
m、6.5mm、7mm、7.5mmまたは8mmであってもよく、昇降ロッド31はス
テンレス鋼ロッドであり、昇降ロッド31の使用寿命を延ばし、回転ロッド40の外径は
、14mm、14.5mm、15mm、15.5mm、16mm、16.5mm、17m
m、17.5mm、18mm、18.5mm、19mm、19.5mm、20mm、20
.5mm、21mm、21.5mmまたは22mmであってもよく、回転ロッド40はエ
ポキシ樹脂ロッドであり、良好な絶縁効果を有する。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、取付部材10は、取
付本体11および取付本体11に設けられて対向して設けられた2つの取付部13を含み
、第1貫通孔111および第2貫通孔113はいずれも取付本体11に設けられ、2つの
取付部13は2つの挟持部材20に回動可能に接続される。
具体的には、取付部材10は、取付本体11および取付本体11に設けられて対向して設
けられた2つの取付部13を含み、第1貫通孔111および第2貫通孔113はいずれも
取付本体11に設けられ、2つの取付部13は2つの挟持部材20に回動可能に接続され
、2つの取付部13を設けることにより、取付部材10は2つの挟持部材20に回動可能
に接続される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、取付部13は、一端
が取付本体11に接続された第1取付部131、および第1取付部131の他端に接続さ
れた第2取付部133を含み、第2取付部133は挟持部材20に回動可能に接続され、
第1取付部131と第2取付部133間の挟角は120°~140°である。
具体的には、取付部13は、一端が取付本体11に接続された第1取付部131、および
第1取付部131の他端に接続された第2取付部133を含み、第2取付部133は挟持
部材20に回動可能に接続され、第1取付部131と第2取付部133間の挟角は、12
0°、121°、122°、123°、124°、125°、126°、127°、12
8°、129°、130°、131°、132°、133°、134°、135°、13
6°、137°、138°、139°または140°であってもよく、第1取付部131
と第2取付部133間に挟角があり、第2取付部133は挟持部材20に容易に回動可能
に接続される。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、取付本体11は第1
取付部131と共平面である。
具体的には、取付本体11は第1取付部131と共平面であり、2つの第2取付部133
間の距離が大きくなり、製造が容易である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、挟持部材20は回動
接続部21および挟持部23を含み、挟持部23は円弧状であり、回動接続部21の一端
が挟持部23の中間領域に接続され、回動接続部21の他端に、間隔を空けて設けられる
の第1突起211と第2突起213が設けられ、第1突起211は第2取付部133に回
動可能に接続され、第2突起213は接続部333に回動可能に接続される。
具体的には、挟持部材20は回動接続部21および挟持部23を含み、挟持部23は円弧
状であり、回動接続部21の一端が挟持部23の中間領域に接続され、回動接続部21の
他端に、間隔を空けて設けられるの第1突起211および第2突起213が設けられ、第
1突起211は第2取付部133に回動可能に接続され、第2突起213は接続部333
に回動可能に接続され、第1突起211および第2突起213を設けることにより、第1
突起211は第2取付部133に回動可能に接続され、第2突起213は接続部333に
回動可能に接続されることが容易である。
電気機器吊り下げ・取り外し装置のいくつかの好ましい実施例では、
図7に示すように、
挟持部23の取付部材10から離れた一端に収容スロット231が設けられ、挟持部材2
0は、収容スロット231内に回転可能に設けられた回動部25をさらに含む。
具体的には、挟持部23の取付部材10から離れた一端に収容スロット231が設けられ
、挟持部材20は、収容スロット231内に回転可能に設けられた回動部25をさらに含
み、回動部25はデータ収集装置上のスイッチを押して、データ収集装置を空中送電線か
ら取り外しやすくすることができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明の範囲はここに限定されないため、
本発明の特許請求の範囲に従った等価変更は、依然として本発明の範囲に含まれる。