特表 2024-541161 一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2024-11-08

(54)【発明の名称】一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド

(51)【国際特許分類】

   A45F 3/24 20060101AFI20241031BHJP

   A47C 17/84 20060101ALI20241031BHJP

【ＦＩ】

A45F3/24

A47C17/84

【審査請求】有

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2023576066

(86)(22)【出願日】2022-11-07

(85)【翻訳文提出日】2023-12-07

(86)【国際出願番号】 CN2022130228

(87)【国際公開番号】W WO2024082351

(87)【国際公開日】2024-04-25

(31)【優先権主張番号】202211274645.5

(32)【優先日】2022-10-18

(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN

(31)【優先権主張番号】202222741060.1

(32)【優先日】2022-10-18

(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN

(81)【指定国・地域】

(71)【出願人】

【識別番号】523462686

【氏名又は名称】厦門喜鋭進出口有限公司

【氏名又は名称原語表記】ＸＩＡＭＥＮ ＸＩＲＵＩ ＩＭＰ＆ＥＸＰ ＣＯ．， ＬＴＤ．

【住所又は居所原語表記】Ｕｎｉｔ Ａ－２， Ｕｎｉｔ ０３， ８ｔｈ Ｆｌｏｏｒ， Ｂｕｉｌｄｉｎｇ Ｄ， Ｘｉａｍｅｎ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｓｈｉｐｐｉｎｇ Ｃｅｎｔｅｒ， Ｎｏ． ９７， Ｘｉａｎｇｙｕ Ｒｏａｄ， Ｘｉａｍｅｎ Ａｒｅａ， Ｃｈｉｎａ （Ｆｕｊｉａｎ） Ｐｉｌｏｔ Ｆｒｅｅ Ｔｒａｄｅ Ｚｏｎｅ， Ｘｉａｍｅｎ Ｃｉｔｙ， Ｆｕｊｉａｎ， Ｃｈｉｎａ

(74)【代理人】

【識別番号】100160691

【弁理士】

【氏名又は名称】田邊 淳也

(72)【発明者】

【氏名】柳 瑞乾

(57)【要約】

本発明は、保管および携帯が容易で、操作が簡単である、一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドを提供する。引掛接続用スタンドアセンブリ、複数の支持脚、および、複数の連動アセンブリを備える。引掛接続用スタンドアセンブリは、台座、二つの引掛接続用棒状部材、および、二つの引掛接続用筒状部材を含む。引掛接続用棒状部材は、下側の端部が台座の両側に回転可能に設けられている。引掛接続用筒状部材は、下側の端部が引掛接続用棒状部材の外側を覆うよう摺動可能に設けられている。支持脚は、引掛接続用棒状部材の下方の両側に設けられており、支持脚の上側の端部が台座にヒンジ接続されており、支持脚の下側の端部が地面まで延伸されている。連動アセンブリは、複数の方杖部材を含む。方杖部材は、上側の端部および下側の端部が、接続部材を介して、それぞれ、引掛接続用棒状部材および支持脚に回転可能に接続されている。引掛接続用筒状部材と引掛接続用棒状部材は、一つの締付部材を介して係止接続に接続されており、締付部材の係止または係止解除により、ハンモックスタンドの展開または収束を完成させる。

【特許請求の範囲】

【請求項1】

一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドであって、
引掛接続用スタンドアセンブリ、複数の支持脚、および、複数の連動アセンブリを備え、
前記引掛接続用スタンドアセンブリは、台座、二つの引掛接続用棒状部材、および、二つの引掛接続用筒状部材を含み、
前記引掛接続用棒状部材は、下側の端部が前記台座の両側に回転可能に設けられており、
前記引掛接続用筒状部材は、下側の端部が前記引掛接続用棒状部材の外側に摺動可能にスリーブ接続されており、
前記支持脚は、前記引掛接続用棒状部材の下方の両側に設けられており、上側の端部が前記台座にヒンジ接続されており、下側の端部が地面まで延伸されており、
前記連動アセンブリは、複数の方杖部材を含み、
前記方杖部材は、上側の端部および下側の端部が、接続部材を介して、それぞれ、前記引掛接続用棒状部材および前記支持脚に回転可能に接続されており、
前記引掛接続用筒状部材と前記引掛接続用棒状部材は、一つの締付部材を介して係止接続されており、前記締付部材による係止または係止解除により、ハンモックスタンドの展開または収束を完成させることを特徴とする一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド。

【請求項2】

請求項１に記載の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドであって、
前記引掛接続用棒状部材は、長手方向に沿って、所定間隔を有する複数の締付用穴が設けられており、
前記締付部材は、前記引掛接続用筒状部材を貫通し、下側の端部が前記締付用穴と螺接することで、前記引掛接続用筒状部材を前記引掛接続用棒状部材に締め付け、
二つの前記引掛接続用棒状部材の取付け角度を調整することで、臥位に対応するハンモックの状態、または、座位に対応するハンモックの状態を切り換えることを特徴とする一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド。

【請求項3】

請求項１に記載の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドであって、
前記引掛接続用筒状部材は、外部に取付けスリーブが設けられており、
前記引掛接続用筒状部材は、上から下まで所定間隔を有する複数の調節穴が設けられており、一つの取付けボルトが、前記取付けスリーブを貫通し、内側の端部が前記調節穴と螺接することで、前記取付けスリーブを前記引掛接続用筒状部材に締め付け、
前記取付けスリーブには、ハンモックをかけるのに用いられる掛穴が設けられていることを特徴とする一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド。

【請求項4】

請求項１に記載の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドであって、
前記接続部材は、Ｕ字留め金であり、
前記方杖部材の端部と、前記Ｕ字留め金の二つの翼端とが回転可能に接続されており、
上側の前記Ｕ字留め金の底部と、前記引掛接続用筒状部材の側壁とが回転可能に接続されており、
下側の前記Ｕ字留め金の底部と、前記支持脚の側壁とが回転可能に接続されていることを特徴とする一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド。

【請求項5】

請求項１に記載の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドであって、
前記引掛接続用筒状部材は、上側の端部にコネクタが設けられており、
前記コネクタは、筒状スリーブ、および、互いに対向するよう前記筒状スリーブの両側に設けられている固定部材を有し、
前記筒状スリーブは、前記引掛接続用筒状部材の上側の端部に、スリーブ接続されているとともに固定されており、
前記固定部材は、下側の端部が前記筒状スリーブに固接されており、二つの前記固定部材の間に位置制限用溝が形成れていることを特徴とする一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド。

【請求項6】

請求項５に記載の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドであって、
前記固定部材には、前記位置制限用溝と交差かつ連通する取付け穴が設けられていることを特徴とする一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド。

【請求項7】

請求項６に記載の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドであって、
前記固定部材は、外側にクランプ溝が設けられており、
前記固定部材には、上から下まで、所定間隔を有し前記クランプ溝と連通する複数の係止穴が設けられていることを特徴とする一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド。

【請求項8】

請求項１に記載の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドであって、
前記台座は、上側の端部に手提げ用穴が設けられていることを特徴とする一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド。

【請求項9】

請求項１に記載の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドであって、
前記支持脚および前記方杖部材は、いずれも四個であり、前記引掛接続用筒状部材毎が二つの前記支持脚および二つの前記方杖部材を介して支持を行うことを特徴とする一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンド。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明は、ハンモック設備の技術領域に関し、具体的には、一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドに関する。

【背景技術】

【0002】

ハンモックは、野外活動で軽くて携帯しやすい寝具であり、製造材料によって布ハンモックとロープハンモックなどに分けられる。通常、布ハンモックは薄い帆布やナイロン布で縫製されており、ロープハンモックは綿糸やナイロン糸で編まれている。しかしながら、ハンモックの取付けは木の幹等の支物に固定する必要があり、芝生、砂浜などのところでは、効果的な支物を見つけることが難しく、利用者に不便を与える。

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0003】

本発明の目的は、一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドを提供することにある。当該折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドは、締付部材により引掛接続用筒状部材と引掛接続用棒状部材が係止されたとき、ハンモックスタンドが展開され、ハンモックの両端が二つの引掛接続用筒状部材に取り付けられると、休憩可能な状態となり、締付部材により引掛接続用筒状部材と引掛接続用棒状部材が係止解除されたとき、引掛接続用筒状部材が引掛接続用棒状部材に沿ってスライド可能であり、引掛接続用筒状部材、引掛接続用棒状部材、および支持脚が下方向に押されることで、ハンモックスタンドが速やかに収束し、保管、携帯が容易で、操作が簡単である。

【課題を解決するための手段】

【0004】

上記目的を達成するために、本発明は、以下の技術手段を採用する。
一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドであって、引掛接続用スタンドアセンブリ、複数の支持脚、および、複数の連動アセンブリを備える。引掛接続用スタンドアセンブリは、台座、二つの引掛接続用棒状部材、および、二つの引掛接続用筒状部材を含む。引掛接続用棒状部材は、下側の端部が台座の両側に回転可能に設けられている。引掛接続用筒状部材は、下側の端部が引掛接続用棒状部材の外側に摺動可能にスリーブ接続されている。支持脚は、引掛接続用棒状部材の下方の両側に設けられており、上側の端部が台座にヒンジ接続されており、下側の端部が地面まで延伸されている。連動アセンブリは、複数の方杖部材を含む。方杖部材は、上側の端部および下側の端部が、接続部材を介して、それぞれ、引掛接続用棒状部材および支持脚に回転可能に接続されている。引掛接続用筒状部材と引掛接続用棒状部材は、一つの締付部材を介して係止接続に接続されており、締付部材の係止または係止解除により、ハンモックスタンドの展開または収束を完成させる。

【0005】

さらに、引掛接続用棒状部材は、長手方向に沿って、所定間隔を有する複数の締付用穴が設けられている。締付部材は、引掛接続用筒状部材を貫通し、下側の端部が締付用穴と螺接することで、引掛接続用筒状部材を引掛接続用棒状部材に締め付ける。二つの引掛接続用棒状部材の取付け角度を調整することで、臥位に対応するハンモックの状態、または、座位に対応するハンモックの状態を切り換える。

【0006】

さらに、引掛接続用筒状部材は、外部に取付けスリーブが設けられている。引掛接続用筒状部材は、上から下まで所定間隔を有する複数の調節穴が設けられており、一つの取付けボルトが、取付けスリーブを貫通し、内側の端部が調節穴と螺接することで、取付けスリーブを引掛接続用筒状部材に締め付ける。取付けスリーブには、ハンモックをかけるのに用いられる掛穴が設けられている。

【0007】

さらに、接続部材は、Ｕ字留め金であり、方杖部材の端部と、Ｕ字留め金の二つの翼端とが回転可能に接続されている。上側の端部のＵ字留め金の底部と、引掛接続用筒状部材の側壁とが回転可能に接続されている。下側の端部のＵ字留め金の底部と、支持脚の側壁とが回転可能に接続されている。

【0008】

さらに、引掛接続用筒状部材は、上側の端部にコネクタが設けられている。コネクタは、筒状スリーブ、および、互いに対向するよう筒状スリーブの両側に設けられている固定部材を有する。筒状スリーブは、引掛接続用筒状部材の上側の端部に、スリーブ接続されているとともに固定されている。固定部材は、下側の端部が筒状スリーブに固接されており、二つの固定部材の間に位置制限用溝が形成されている。

【0009】

さらに、固定部材には、位置制限用溝と交差かつ連通する取付け穴が設けられている。

【0010】

さらに、固定部材は、外側にクランプ溝が設けられている。固定部材には、上から下まで、所定間隔を有しクランプ溝と連通する複数の係止穴が設けられている。

【0011】

さらに、台座は、上側の端部に手提げ用穴が設けられている。

【0012】

さらに、支持脚および方杖部材は、いずれも四個であり、引掛接続用筒状部材毎が二つの支持脚および二つの方杖部材を介して支持を行う。

【0013】

上述の技術手段を採用することで、本発明は、以下の効果を有する。
１、本発明の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドにおいて、締付部材により引掛接続用筒状部材と引掛接続用棒状部材が係止されたとき、ハンモックスタンドが展開され、ハンモックの両端が二つの引掛接続用筒状部材に取り付けられると、休憩可能な状態となり、締付部材により引掛接続用筒状部材と引掛接続用棒状部材が係止解除されたとき、引掛接続用筒状部材が引掛接続用棒状部材に沿ってスライド可能であり、引掛接続用筒状部材、引掛接続用棒状部材、および支持脚が下方向に押されることで、ハンモックスタンドが速やかに収束し、保管、携帯が容易で、操作が簡単である。
２、本発明の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドにおいて、締付部材を介して、引掛接続用棒状部材に取り付けられている引掛接続用筒状部材の位置を調節することができ、ハンモックが必要とする取付け高さに基づいて、二つの引掛接続用棒状部材の開角を調節することで、引掛接続用棒状部材の頂端の高さを調節し、臥位に対応するハンモックの状態、または、座位に対応するハンモックの状態を切り換えることができ、動きが滑らかである。
３、本発明の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドにおいて、取付けボルトが取付けスリーブを貫通し内側の端部が調節穴と螺接されており、取付けスリーブが引掛接続用筒状部材に締め付けられている位置が調節可能であり、ハンモックの端部を掛穴に引っ掛けるのに容易である。
４、本発明の一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドにおいて、コネクタはハンモックをハンモックスタンドに安定的に取り付けることを容易にすることができ、ハンモックの取り付けまたは取り外しを速やかに行うことができ、手提げ用穴はハンモックスタンドの持ち運びを容易にすることができ、使い勝手が良い。

【図面の簡単な説明】

【0014】

【図1】本発明の収束時の立体構造を示す図である。

【図2】本発明の展開時において臥位に対応するハンモックの状態を示す図である。

【図3】本発明の展開時において座位に対応するハンモックの状態を示す図である。

【図4】図３のＡ部分の部分拡大図である。

【図5】図３のＢ部分の部分拡大図である。

【図6】本発明のコネクタの立体構造を示す図である。

【図7】本発明にハンモックが取り付けられた後の構造を示す図である。

【発明を実施するための形態】

【0015】

本発明の目的、技術手段および優れた点をより明確にするために、以下、図面および実施例を用いて本発明を具体的に説明する。具体的な実施例は、本発明を説明するためのものであり、本発明を限定するものではない。

【0016】

図１～図７を参照して説明する。一種の折り畳みおよび組み立てを速やかに実施可能なハンモックスタンドは、引掛接続用スタンドアセンブリ１、複数の支持脚２、および、複数の連動アセンブリ３を備える。引掛接続用スタンドアセンブリ１は、台座１０、二つの引掛接続用棒状部材１１、および、二つの引掛接続用筒状部材１２を含む。引掛接続用棒状部材１１は、下側の端部が台座１０の両側に回転可能に設けられている。引掛接続用筒状部材１２は、下側の端部が引掛接続用棒状部材１１の外側に摺動可能にスリーブ接続されており。支持脚２は、引掛接続用棒状部材１１の下方の両側に設けられている。支持脚２の上側の端部は台座１０にヒンジ接続されている。支持脚２の下側の端部は地面まで延伸されている。連動アセンブリ３は、複数の方杖部材３０を含む。方杖部材３０は、上側の端部および下側の端部が、接続部材３１を介して、それぞれ、引掛接続用棒状部材１１および支持脚２に回転可能に接続されている。引掛接続用筒状部材１２と引掛接続用棒状部材１１は、一つの締付部材１３を介して係止接続に接続されており、締付部材１３の係止または係止解除により、ハンモックスタンドの展開または収束を完成させる。

【0017】

図２および図３に示すように、引掛接続用棒状部材１１は、長手方向に沿って、所定間隔を有する複数の締付用穴１１０が設けられている。締付部材１３は、引掛接続用筒状部材１２を貫通し、下側の端部が締付用穴１１０と螺接することで、引掛接続用筒状部材１２を引掛接続用棒状部材１１に締め付ける。二つの引掛接続用棒状部材１１の取付け角度を調整することで、臥位に対応するハンモックの状態、または、座位に対応するハンモックの状態を切り換える。

【0018】

図１、図２、図３、図５、図６、および図７に示すように、引掛接続用筒状部材１２は、外部に取付けスリーブ１４が設けられている。引掛接続用筒状部材１２は、上から下まで所定間隔を有する複数の調節穴１２０が設けられている。一つの取付けボルト１４０は、取付けスリーブ１４を貫通し、内側の端部が調節穴１２０と螺接することで、取付けスリーブ１４を引掛接続用筒状部材１２に締め付ける。取付けスリーブ１４には、ハンモックをかけるのに用いられる掛穴１４１が設けられている。

【0019】

図１、図２、図３、および図５に示すように、接続部材３１は、Ｕ字留め金である。方杖部材３０の端部と、Ｕ字留め金の二つの翼端とが回転可能に接続されている。上側の端部のＵ字留め金の底部と、引掛接続用筒状部材１２の側壁とが回転可能に接続されている。下側の端部のＵ字留め金の底部と、支持脚２の側壁とが回転可能に接続されている。
図２、図３、および図６に示すように、引掛接続用筒状部材１２は、上側の端部にコネクタ１５が設けられている。コネクタ１５は、筒状スリーブ１５０、および、互いに対向するよう筒状スリーブ１５０の両側に設けられている固定部材１５１を有する。筒状スリーブ１５０は、引掛接続用筒状部材１２の上側の端部に、スリーブ接続されているとともに固定されている。固定部材１５１は、下側の端部が筒状スリーブ１５０に固接されており、二つの固定部材１５１の間に位置制限用溝１５１０が形成されている。

【0020】

図２、図３、および図６に示すように、固定部材１５１には、位置制限用溝１５１０と交差かつ連通する取付け穴１５１１が設けられている。

【0021】

図２、図３、および図６に示すように、固定部材１５１は、外側にクランプ溝１５１２が設けられている。固定部材１５１には、上から下まで、所定間隔を有しクランプ溝１５１２と連通する複数の係止穴１５１３が設けられている。

【0022】

図１、図２、図３、図４、および図７に示すように、台座１０は、上側の端部に手提げ用穴１００が設けられている。

【0023】

図１、図２、図３、図４、および図７に示すように、支持脚２および方杖部材３０は、いずれも四個であり、引掛接続用筒状部材１２毎が二つの支持脚２および二つの方杖部材３０を介して支持を行う。

【0024】

以上、本発明の好ましい具体的な実施形態について説明したが、本発明の保護範囲はこれに限定されるものではなく、当業者が本発明に開示した技術的範囲内で容易に考えられる変化又は置換は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に準じなければならない。

【符号の説明】

【0025】

１・・・引掛接続用スタンドアセンブリ
１０・・・台座
１００・・・手提げ用穴
１１・・・引掛接続用棒状部材
１１０・・・締付用穴
１２・・・引掛接続用筒状部材
１２０・・・調節穴
１３・・・締付部材
１４・・・取付けスリーブ
１４０・・・取付けボルト
１４１・・・掛穴
１５・・・コネクタ
１５０・・・筒状スリーブ
１５１・・・固定部材
１５１０・・・位置制限用溝
１５１１・・・取付け穴
１５１２・・・クランプ溝
１５１３・・・係止穴
２・・・支持脚
３・・・連動アセンブリ
３０・・・方杖部材
３１・・・接続部材

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【国際調査報告】