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特表2024-541182電子デバイス及び料理注文システムを制御するための方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-08
(54)【発明の名称】電子デバイス及び料理注文システムを制御するための方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/12 20120101AFI20241031BHJP
【FI】
G06Q50/12
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024519312
(86)(22)【出願日】2022-10-25
(85)【翻訳文提出日】2024-05-13
(86)【国際出願番号】 EP2022079740
(87)【国際公開番号】W WO2023099082
(87)【国際公開日】2023-06-08
(31)【優先権主張番号】2151457-5
(32)【優先日】2021-11-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】SE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニーグループ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ベルクヴィスト,ハネス
(72)【発明者】
【氏名】エクスナー,ピーター
【テーマコード(参考)】
5L050
【Fターム(参考)】
5L050CC23
(57)【要約】
電子デバイスが提供される。電子デバイスは、光学デバイスから、アイテムを示す検出データを取得するように構成される。電子デバイスは、検出データに基づいて、料理注文システムを制御するように構成される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子デバイス(300A、300B)であって、
メモリ回路(301A、301B)と、
プロセッサ回路(302A、302B)と、
インターフェース回路(303A、303B)とを備え、
前記電子デバイス(300A、300B)は、
光学デバイスから、アイテムを示す検出データを取得するように、及び
前記検出データに基づいて料理注文システムを制御するように構成されており、
前記電子デバイスはレコメンデーションエンジンを備え、前記料理注文システムを制御することは、前記検出データに基づいて、前記レコメンデーションエンジンを使用して、料理メニューを示すメニューデータを生成することを含む、電子デバイス。
【請求項2】
前記検出データは、対象者パラメータ、対象者グループパラメータ、オブジェクトパラメータ、顔パラメータ、料理パラメータ、料理追跡パラメータ及び無線検知パラメータのうちの1つ又は複数を含む、請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項3】
前記アイテムは、料理オブジェクト、1人又は複数人の対象者、ポーズ及び顔のうちの1つ又は複数を含む、請求項1又は2に記載の電子デバイス。
【請求項4】
前記レコメンデーションエンジンは、協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング、セッションベースレコメンダ、及びこれらのいずれか1つ又は複数を組合せたハイブリッドシステムのうちの1つ又は複数に基づいている、請求項1~3のいずれか1つに記載の電子デバイス。
【請求項5】
前記電子デバイスは、前記メニューデータに基づいて前記料理注文システムを制御するように構成されている、請求項1~4のいずれか1つに記載の電子デバイス。
【請求項6】
前記メニューデータは、対象者グループのためのシェアメニューを示すデータを含む、請求項1~5のいずれか1つに記載の電子デバイス。
【請求項7】
前記メニューデータは、前記料理追跡パラメータに基づいている、請求項2~6のいずれか1つに記載の電子デバイス。
【請求項8】
前記電子デバイスは、第1のユーザ入力を取得するように構成され、前記第1のユーザ入力は、料理嗜好パラメータ、アレルギーパラメータ、味パラメータ、価格パラメータ、期間パラメータ及び活動パラメータのうちの1つ又は複数を含む、請求項1~7のいずれか1つに記載の電子デバイス。
【請求項9】
前記メニューデータは、前記第1のユーザ入力に基づいている、請求項8に記載の電子デバイス。
【請求項10】
前記電子デバイスは、前記メニューデータを1人又は複数人の対象者に出力するように構成されている、請求項1~9のいずれか1つに記載の電子デバイス。
【請求項11】
前記電子デバイスは、前記料理メニューの承諾、前記料理メニューの拒否、及び前記料理メニューの変更のうちの1つ又は複数を示す第2のユーザ入力を取得するように構成されている、請求項10に記載の電子デバイス。
【請求項12】
前記電子デバイスは、前記メニューデータが更新及び/又は変更されるべきかどうかを前記第2のユーザ入力に基づいて決定するように構成されている、請求項11に記載の電子デバイス。
【請求項13】
前記電子デバイスはサーバデバイスである、請求項1~12のいずれか1つに記載の電子デバイス。
【請求項14】
前記電子デバイスは前記光学デバイスを備える、請求項1~13のいずれか1つに記載の電子デバイス。
【請求項15】
電子デバイスによって実行される方法であって、前記方法は、
光学デバイスから、アイテムを示す検出データを取得すること(S102)と、
前記検出データに基づいて、料理注文システムを制御すること(S110)とを含み、
前記電子デバイスはレコメンデーションエンジンを備え、前記料理注文システムを制御すること(S110)は、前記検出データに基づいて、前記レコメンデーションエンジンを使用して、料理メニューを示すメニューデータを生成すること(S110A)を含む、方法。
【請求項16】
前記検出データは、対象者パラメータ、対象者グループパラメータ、オブジェクトパラメータ、顔パラメータ、料理パラメータ、料理追跡パラメータ及び無線検知パラメータのうちの1つ又は複数を含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記アイテムは、料理オブジェクト、1人又は複数人の対象者、ポーズ及び顔のうちの1つ又は複数を含む、請求項15又は16に記載の方法。
【請求項18】
前記レコメンデーションエンジンは、協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング、セッションベースレコメンダ、及びこれらのいずれか1つ又は複数を組合せたハイブリッドシステムのうちの1つ又は複数に基づいている、請求項15~17のいずれか1つに記載の方法。
【請求項19】
前記方法は、前記メニューデータに基づいて前記料理注文システムを制御すること(S110B)を含む、請求項15~18のいずれか1つに記載の方法。
【請求項20】
前記メニューデータは、対象者グループのためのシェアメニューを示すデータを含む、請求項15~19のいずれか1つに記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、モノのインターネット(IoT)及び検出デバイスの分野に関し、また、電子デバイス、及び料理注文システムを制御するための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、シェアする種類の食品を提供するレストランにおいて地元の客ではない場合、何を注文し、どれくらいの量を注文するかを知り、決めることは極めて困難な作業となることがある。適切なディッシュ(dish:一皿分の料理)のセットを勧める責任は、施設の主であることがある。味見のメニューは、レストランによって提供され、特定のグループサイズに合わせて企画することができるが、グループの人数構成及び/又は個人の嗜好によって与えられる大きな変動を考慮することは困難であることがある。1つの課題は、例えば、グループ及びその中の個人の両方のカロリー摂取量及び/又は個人の嗜好を考慮しながら、調和した味の旅を供するディッシュのセットを推奨することにある。別の課題は、レストランが持続可能な消費及び食品廃棄に関する国内法を遵守することを支援することにある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、存在する問題点を軽減、緩和又は対処することができ、料理注文システムの制御を行うことができる、料理注文システムを制御するための電子デバイス及び方法が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
電子デバイスが提供される。電子デバイスは、メモリ回路、プロセッサ回路、及びインターフェース回路を備える。電子デバイスは、光学デバイスから、アイテムを示す検出データを取得するように構成される。電子デバイスは、検出データに基づいて、料理注文システムを制御するように構成される。
【0005】
さらに、電子デバイスによって実行される方法が開示される。本方法は、光学デバイスから、アイテムを示す検出データを取得することを含む。本方法は、検出データに基づいて、料理注文システムを制御することを含む。
【0006】
さらに、本明細書に開示されているような電子デバイスと、本明細書に開示されているような1つ又は複数の電子デバイスとを備えるシステムが、本明細書に開示される。
【0007】
開示された電子デバイス、関連する方法、及びシステムは、料理注文システムの改善された制御をもたらすことができる。
【0008】
開示された電子デバイス、関連する方法、及びシステムは、例えば、料理メニューを示すメニューデータを提供することによって、料理注文システムの改善された制御をもたらすことができる。メニューデータは、シェアメニューレコメンデーションを含んでもよい。換言するならば、シェアメニューレコメンデーションに基づいて、料理注文システムを制御することができる。シェアメニューレコメンデーションは、対象者グループのうちの1人又は複数人の対象者の個人的な嗜好を考慮するなど、1人又は複数人の対象者を含む特定のグループサイズのためのレコメンデーションを含んでもよい。個人的な嗜好は、個人的な嗜好を伴うカロリー摂取量を含んでもよい。本開示は、対象者グループに対するシェアメニューレコメンデーションなど、対象者グループに対するシェアメニューを示すメニューデータを提供することができる。メニューデータは、性別、年齢、活動レベルに関する追加情報、及び個人的な嗜好などの、検出データ及び/又はユーザ入力を考慮した対象者(客など)の個々の評価に基づくことができる。さらに、本開示は、対象者に対してディッシュを選択及び/又は調整することを容易にすることによって、料理注文システムの制御を向上させることができる。例えば、料理注文システムの制御は、カスタマイズされた味の旅を構成すること、及び/又は、対象者グループの構成に基づいて及び/又は個々の対象者に基づいて、栄養バランスのとれた食事のためのディッシュを選択することを含み得ることが理解されよう。さらに、本開示は、例えば、フィットネスバンド及び/又はアクティビティトラッカなどの1つ又は複数の電子デバイスからの情報を利用することによって、ユーザ入力を介して取得される、個々のレベルでの食品レコメンデーションを含むメニューデータを提供することができる。
【0009】
本開示は、例えば、摂取を連続的に監視し、栄養バランスのとれた食事をするために、特定のディッシュの消費を促進すべく検出データを取得する可能性をもたらし得ることが理解されよう。さらに、検出データを使用して、持続可能な消費を可能にし、食品廃棄を回避するために、対象者(客など)のカロリー摂取可能性を継続的に考慮することができる。本開示は、飲食店(レストランなど)が食品廃棄物防止法などの国の規制を遵守することを支援することができることが理解されよう。
【0010】
さらに、開示された電子デバイス、関連する方法、及びシステムは、(飲食店などの)料理注文システムのロジスティクスを向上させることができる。例えば、本開示は、飲食店の従業員の効率を向上させ及び/又は労力を低減することができ、対象者(客など)と飲食店との双方の時間及び金銭を節約することができる。
【0011】
本開示の上記及び他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して以下の例の詳細な説明によって当業者には容易に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、本開示による電子デバイスを備える例示的なシステムを示すブロック図である。
図2図2は、本開示による電子デバイスによって実行される例示的な方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、様々な例及び詳細を、関連する場合には図面を参照して説明する。図面は縮尺通りに描かれている場合もいない場合もあり、同様の構造又は機能の要素は図面全体を通して同様の参照番号で表されていることに留意されたい。また、図面は、例の説明を容易にすることのみを意図していることにも留意されたい。それらは、本開示の網羅的な説明として、又は本開示の範囲についての限定としては意図されていない。さらに、図示の例は、示されているすべての態様又は利点を有する必要はない。特定の例に関連して説明される態様又は利点は、必ずしもその例に限定されず、そのように図示されていなくても、又はそのように明示的に説明されていなくても、任意の他の例で実施され得る。
【0014】
図面は、明確にするために、概略的且つ簡略化されており、それらは単に本開示の理解を助ける詳細を示しているにすぎず、他の詳細は省略されている。全体を通して、同一又は対応する部分には同じ参照番号が使用される。
【0015】
図1は、サーバデバイスとして機能する本開示による電子デバイス300Bと、電子デバイス(光学デバイスなど)として機能する本開示による電子デバイス300Aとを備える例示的なシステム1を示している。システム1は、例えば、料理注文システムであってもよい。システム1は、電子デバイス300A及び/又は電子デバイス300Bを備える料理注文システムであってもよい。
【0016】
図1は、サーバデバイスとして機能する本開示による電子デバイス300Bを示すブロック図と、電子デバイス(光学デバイスなど)として機能する電子デバイス300Aを示すブロック図とを示し、任意選択的に、システム1(料理注文システムなど)は、料理注文デバイス306を備えてもよい。料理注文デバイス306は、対象者(対象者グループなど)がユーザ入力を提供することを可能にするために、飲食店などの料理消費プレイスのテーブル(レストランのテーブルなど)にある1つ又は複数のユーザ電子デバイスのような、1つ又は複数のユーザ電子デバイスを備えてもよい。料理注文デバイス306は、メニューデータ(例えば承諾された料理メニューのような料理メニューなど)が表示及び/又は発信され得る料理消費プレイス(飲食店など)のキッチンにおけるユーザデバイス及び/又は端末などの1つ又は複数のユーザデバイスを備えてもよい。換言するならば、料理注文デバイス306は、料理メニューの内容が調製及び/又は提供されるべきであることを従業員に知らせるために、料理メニューを表示するように構成されるなど、料理メニューデータを料理消費プレイス(飲食店など)の1人又は複数の従業員に表示するように構成されてもよい。換言するならば、料理注文デバイス306は、検出データに基づいて電子デバイス300A、300Bによって制御されてもよく、及び/又は電子デバイス300A、300Bは、料理注文デバイス306と通信するように構成されてもよい。任意選択的に、システム1(料理注文システムなど)は、料理配送装置(食料品配送装置など)と通信する料理注文デバイス306を備えてもよく、及び/又は料理配送装置を備える料理注文デバイス306を備えてもよい。料理配送装置は、メニューデータに基づいて料理品を調製及び/又は配送するように構成されてもよい。換言するならば、料理配送装置は、検出データに基づいて電子デバイス300A、300Bによって制御され得る。料理注文システムは、ある場所(レストラン、食堂、カフェ又は同様な所のような料理消費プレイスなど)で動作するシステムとみなしてもよく、その場所で、料理品(食べることができる品及び/又は飲むことができる品など)及び/又はアイテムが(キッチンなどで)調製及び/又は配送されてもよく、また料理品及び/又はアイテムが対象者によって注文されてもよく、対象者が料理品及び/又はアイテム(食料品及び/又は飲料品など)を消費してもよい。
【0017】
電子デバイスとして機能する電子デバイス300Aは、サーバデバイスとして機能する電子デバイス300Bとネットワーク310(例えば有線通信システム及び/又は無線通信システムのような外部ネットワークなど)を介して通信するように構成されてもよい。
【0018】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300Aは、料理注文デバイス306を備え得る電子デバイスである。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300Aは、光学デバイス(カメラなど)を備えてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、料理注文デバイス306は、メモリ回路、インターフェース回路(ディスプレイなど)及びプロセッサ回路を備えてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイス及び/又はシステムでは、光学デバイス(カメラなど)は、料理提供場所にあるアイテムが実質的に遮られずに見えるように、配置及び/又は位置決めされてもよい。換言するならば、光学デバイス(カメラなど)は、料理提供場所(料理提供場所のテーブルなど)における1つ又は複数の料理オブジェクト、1人又は複数人の対象者、1人又は複数人の対象者のポーズ(姿勢)、及び/又は、1人又は複数人の対象者の顔が実質的に遮られずに見得るように配置されてもよい。例えば、光学デバイス(カメラなど)は、料理提供場所(レストランにおける1つ又は複数のテーブルなど)のプレートが実質的に遮られずに見えるように、配置及び/又は位置決めされてもよい。視界が遮られない光学デバイスは、例えば、アイテムの連続的な分析を行ってもよい。例示的な設定では、料理提供場所にテーブルごとに1つの光学デバイスを備えてもよい。光学デバイスの位置決めは、料理提供場所における対象者(客など)の位置及び/又は席に基づいてもよい。光学デバイスは、光学デバイスが1つ又は複数の利用者認識などの1つ又は複数の利用者グループからの検出データを取得することができるような態様で位置決めされてもよい。
【0019】
1つ又は複数の例では、システム1は、食品注文システム及び/又は飲料注文システムなどの注文システムを備える。料理注文デバイスなどのシステム1は、電子スレート(slate)、タブレット、スマートフォン、タッチ対応型食品注文システム及び/又はラップトップのうちの1つ又は複数を備えてもよい。
【0020】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300Bは、サーバデバイスとして機能するなどのサーバデバイスである。
【0021】
電子デバイス300A、300Bは、メモリ回路301A、301Bと、インターフェース回路303A、303Bと、プロセッサ回路302A、302Bとを備える。任意選択的に、プロセッサ回路302Aは、第1の検出モデルなどの検出モデルに従って実行、遂行及び/又は動作するように構成された推論回路302AAを備える。任意選択的に、プロセッサ回路302Bは、検出モデルに従って実行、遂行及び/又は動作するように構成された推論回路302BAを備える。任意選択的に、推論回路302AA、302BAは、本明細書に開示されるレコメンデーションエンジンを備えてもよい。電子デバイス300Aは、検出デバイス(光学デバイス、マイクロフォン及び温度センサのうちの1つ又は複数など)、ポータブル電子デバイス、無線デバイス、有線デバイス及び/又はIoTデバイスを備えてもよい。
【0022】
電子デバイス300A、300Bは、図2に開示された方法のいずれかを実行するように構成されてもよい。換言するならば、電子デバイス300A、300Bは、例えばシェアメニューレコメンデーションを含むメニューデータを提供するなどのために、料理注文システムを制御するように構成されてもよい。
【0023】
本開示に説明された技術は、例えば、レストラン、食堂、カフェ、イートハウス、ダイニングルーム、ビストロ及び/又は同様な所などの料理消費プレイスのような場所の料理注文システムを制御(監視など)するという状況において適用されてもよい。
【0024】
電子デバイス300Aは、カメラ(マイクロカメラ及び/又は車載カメラセンサなど)のような第1の光学デバイスなどの光学デバイス304を備えてもよい。
【0025】
電子デバイス300A、300Bは、光学デバイスから、アイテム(ディッシュなどのオブジェクト、対象者及び顔のうちの1つ又は複数を含むアイテムなど)を示す検出データを(プロセッサ回路302A、302Bを使用して、及び/又はインターフェース回路303A、303Bを介して)取得するように構成される。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、アイテムは、レストランや食堂のような料理消費プレイスなどの場所における、レストランのアイテム、1人の人間及び/又は人間のグループとみなしてもよい。
【0026】
検出データの取得は、第1の検出データ及び/又は第2の検出データを取得することを含んでもよい。検出データの取得は、複数の光学デバイスから検出データを取得することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイスは、レストラン、食品テークアウトプレイス、食堂、フードトラック及び/又は同様な所のような料理消費プレイスなどの場所にある1つ又は複数の光学デバイスから検出データを取得するように構成される。
【0027】
本明細書に開示されている光学デバイス(光学デバイス304など)は、1つ又は複数の利用者認識に基づく視覚などの視覚センサを備えるカメラとみなしてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、光学デバイス(光学デバイス304など)は、検出モデルを実行及び/又は遂行するように構成された視覚センサ及び/又は処理回路を備えてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、光学デバイスは、内蔵カメラ、マイクロカメラ、アクションカメラ、監視カメラ、ミラーレスカメラ、360度ビューカメラ及び赤外線カメラのうちの1つ又は複数とみなしてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、光学デバイスは、検出モデルを実行及び/又は遂行するように構成されたメモリ回路、インターフェース回路及び処理回路を備えてもよい。1つ又は複数の例では、光学デバイスは、対象者の動き、対象者の動きパターン、対象者グループの動き、アイテム(テーブル、椅子、ボウル、プレート、ガラスなど)の位置及び/又は数量のうちの1つ又は複数を検出するように構成されてもよい。
【0028】
電子デバイス300Aは、ユーザ電子デバイスからユーザ活動情報を示す検出データを取得するように構成されてもよい。ユーザ電子デバイスは、アームバンド、リストバンド、アクティビティトラッカ、スマートグラス、スマートフォン及び/又はウェアラブル電子デバイス(スマートフィンガリングなど)のうちの1つ又は複数を含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、ユーザ活動情報は、ユーザ身体活動ルーチン情報(歩数、ジムでのトレーニングの種類など)、カロリー摂取量、食品摂取量、カフェイン摂取量などのうちの1つ又は複数を含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、ユーザ活動情報は、肥満度指数値、血圧、血糖値及び/又はストレスレベルなどの健康関連情報を含んでもよい。
【0029】
電子デバイスは、検出データに基づいて、食品注文システムなどの料理注文システム1のような料理注文システムを、(例えば、プロセッサ回路302A、302Bを使用して及び/又はインターフェース回路303A、303Bを介して)制御するように構成される。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、料理注文システムを制御することは、料理注文システムのユーザに、及び/又は料理注文デバイス306などの料理注文デバイスに、1つ又は複数の料理アイテム(食品アイテムなど)を示す情報を出力することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、料理注文システムを制御することは、料理注文システムのユーザに、及び/又は料理注文デバイス306などの料理注文デバイスに、1つ又は複数の料理アイテム(食品アイテムなど)を示す情報(メニューデータなど)を表示することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、料理注文システムを制御することは、提案及び/又はレコメンデーション(1つ又は複数の食品アイテム及び/又は飲料品アイテムなどの1つ又は複数の料理アイテムを含むメニューの提案及び/又はレコメンデーションなど)を示す情報(メニューデータなど)をユーザに表示することなど、出力することを含んでもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、料理注文システムを制御することは、料理消費プレイスの食品注文及び/又は飲料注文などの1つ又は複数の料理注文を制御することを含んでもよい。例えば、料理注文システムを制御することは、料理消費プレイスのキッチンなどの料理消費プレイスで料理品及び/又は料理アイテムを作ること(調製など)を制御することを含んでもよい。例えば、料理注文システムを制御することは、料理商品(生鮮食品及び/又は飲料品など)のような、料理品及び/又は料理アイテムを調製すべき生の料理品及び/又は料理アイテムの注文を制御することを含んでもよい。例えば、料理注文システムを制御することは、キッチンなどにおける料理品及び/又は料理アイテムの生産の優先順位付けを制御することを含んでもよい。換言するならば、実質的に同時に注文した料理品及び/又は料理アイテムが得られるように、同時に注文した対象者グループのための料理品及び/又は料理アイテムのセットの調製を優先することである。例えば、料理注文システムを制御することは、料理商品(生鮮食品及び/又は飲料品など)の在庫レベルのような、料理品及び/又は料理アイテムの在庫レベルに基づいて、料理消費プレイスにおいて料理品及び/又は料理アイテムを作ること(調製など)を制御することを含んでもよい。
【0030】
システム1は、任意選択的に、サーバデバイスとして機能する電子デバイス300B、電子デバイス300A及び/又は料理注文デバイス306が通信することができるネットワークノード(基地局(図示せず)など)を備えてもよい。ネットワークノードとは、基地局、進化型ノードB(evolved Node B:eNB)、New Radio(NR)における次世代ノードB(next generation Node B:gNB)などの無線アクセスネットワークで動作するアクセスポイント及び/又は無線アクセスネットワークノードをいう。1つ又は複数の例では、無線アクセスネットワーク(RANノード)は、いくつかの物理ユニットに分散され得る機能ユニットである。
【0031】
電子デバイス300A、300B及び料理注文デバイス306は、インターフェース回路303A、303Bを介してなど、セルラシステム、例えば3GPP(登録商標)無線通信システム及び/又はインターネット、及び/又はローカル通信システム(Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、IEEE802.11、IEEE802.15のような10近距離無線通信システムなど)を使用して通信してもよい。サーバデバイスとして機能する電子デバイス300Bは、クライアントデバイスと通信するサーバとして機能するように構成されたデバイスとみなしてもよく、電子デバイス300A、光学デバイス及び/又は料理注文デバイス306は、クライアントとして機能するように構成される。
【0032】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、検出データは、対象者パラメータ、対象者グループパラメータ、オブジェクトパラメータ、顔パラメータ、料理パラメータ、料理追跡パラメータ及び無線検知パラメータのうちの1つ又は複数を含む。
【0033】
対象者パラメータは、検出された対象者(光学デバイスによって検出されたものなど)のような対象者に関連するパラメータとみなしてもよい。例えば、対象者パラメータは、ユーザ、例えばある場所(レストラン、食堂、フードトラック及び/又は食品テークアウトプレイスなど)での対象者、及び/又は、ユーザ電子デバイスである料理注文デバイス306を操作するユーザのような対象者アイテムを示す情報を含んでもよい。対象者パラメータは、ユーザ人数構成など、また、対象者の年齢、対象者の性別及び/又は対象者の身体的パラメータ(ユーザの身長を示す身長パラメータ、ユーザの体重を示す体重パラメータなど)などのアイテムを示す情報を含むものとみなしてもよい。
【0034】
対象者グループパラメータは、検出された対象者グループ(光学デバイスによって検出されたものなど)のような対象者グループに関連付けられたパラメータとみなしてもよい。対象者グループパラメータは、対象者グループのうちの1人又は複数人の対象者を示す情報を含むとみなしてもよい。例えば、対象者グループパラメータは、ある場所(例えば、レストラン、食堂、フードトラック及び/又は食品テークアウトプレイスなど)にいる1人又は複数人のユーザを含むグループ、及び/又は、料理注文デバイス(ユーザ電子デバイスなど)を操作しているユーザグループなどのグループ内の1人又は複数人のユーザを含んでもよい。対象者グループパラメータは、料理提供場所におけるグループ内の対象者(ユーザなど)の数を示す情報を含むとみなしてもよい。換言するならば、電子デバイス300A、300Bは、光学デバイス及び/又は視覚センサを使用するなどして、料理提供場所にいる多数の対象者を識別するように構成されてもよい。対象者グループパラメータは、グループの対象者の年齢(グループの対象者の平均年齢など)、グループの対象者の性別、及び/又はグループの対象者の身体的パラメータ(グループの対象者の身長など)などの対象者人数構成の数を示す情報を含むものとみなしてもよい。
【0035】
オブジェクトパラメータは、検出されたオブジェクト(光学デバイスによって検出されたものなど)のようなオブジェクトに関連付けられたパラメータとみなしてもよい。オブジェクトパラメータは、料理提供場所(レストラン、食堂、フードトラック及び食品テークアウトプレイスなど)にある1つ又は複数のオブジェクトのようなオブジェクトアイテムを示す情報を含むものとみなしてもよい。オブジェクトパラメータは、刃物、プレート、ボウル、グラス、カップ、椅子及びテーブルのうちの1つ又は複数を示すものであってもよい。
【0036】
顔パラメータは、検出された顔(光学デバイスによって検出されたものなど)のような顔に関連付けられたパラメータとみなしてもよい。顔パラメータは、1人又は複数人の対象者の顔の特徴など、顔アイテムを示す情報を含むものとみなしてもよい。顔の特徴は、目、鼻、口、耳、顎、額及び皮膚のうちの1つ又は複数を示すものであってもよい。
【0037】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、検出データはポーズパラメータを含む。ポーズパラメータは、1人又は複数人の対象者のポーズ(光学デバイスによって検出されたものなど)と関連付けられたパラメータとみなしてもよい。ポーズパラメータは、料理提供場所(レストラン、食堂、フードトラック及び食品テークアウトプレイスなど)における1人又は複数人の対象者の1つ又は複数のポーズなど、ポーズアイテムを示す情報を含むものとみなしてもよい。ポーズパラメータは、1人又は複数人の対象者が食べている、飲んでいる、食べていない、注文している、及び/又は座っていることのうちの1つ又は複数を示すものであってもよい。料理注文システムの制御は、ポーズパラメータに基づいてもよい。例えば、ポーズパラメータが、対象者が食事をしていないことを示す場合、それは、対象者が提供された料理アイテムを終えていることを示す可能性があり、電子デバイス300A、300Bは、料理注文システムを制御して、対象者に対する次の料理アイテムを調製及び/又は提供するように構成されてもよい。別の例は、ポーズパラメータが食事をしていない対象者グループを示す場合があり、それは、対象者グループが提供された料理アイテムを終えていること(完了していることなど)、例えば対象者グループが注文したスタータ(コース最初の料理)を終えていることを示す可能性がある。対象者グループが料理アイテムを終えていることを示すポーズパラメータに応じて、電子デバイス300A、300Bは、メインコースを調製及び/又は提供するなど、対象者グループに対する次の料理アイテムを調製及び/又は提供するように、料理注文システムを制御するように構成されてもよい。
【0038】
料理パラメータは、検出された料理アイテム及び/又は料理オブジェクト(光学デバイスによって検出されたものなど)のような料理アイテム及び/又はオブジェクトに関連付けられたパラメータとみなしてもよい。料理パラメータは、食品アイテム(スタータ、メインコース、サイドディッシュ、料理、飲料、サラダ、スープ、スイーツなど)のような料理アイテムを示す情報を含むものとみなしてもよい。料理追跡パラメータは、料理アイテム及び/又は料理オブジェクト(光学デバイスによって検出されたものなど)の検出された消費のような、料理アイテム及び/又は料理オブジェクトの消費に関連付けられたパラメータとみなしてもよい。料理追跡パラメータは、料理アイテムの消費、料理アイテムの数量、料理アイテムの部分、消費の状態、及び料理アイテムの状態(固体、液体、高温及び/又は低温など)のうちの1つ又は複数を示す情報を含むとみなしてもよい。
【0039】
無線検知パラメータは、電波の検知に関連するパラメータとみなしてもよい。無線検知パラメータは、電話、スマートウォッチなどの複数の電子デバイスを検知するために及び/又は電子デバイスのタイプを検知するために、近距離通信、NFC、Wi-Fi、Bluetooth Low Energy(BLE)などの電子デバイス検知を示す情報を含むものとみなしてもよい。
【0040】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、アイテムは、料理オブジェクト、1人又は複数人の対象者、ポーズ及び顔のうちの1つ又は複数を含む。換言するならば、本明細書に開示されるようなアイテムは、対象者アイテム、対象者アイテムのグループ、オブジェクトアイテム、顔アイテム及び料理アイテムのうちの1つ又は複数を含んでもよい。換言するならば、検出データは、料理オブジェクト、1人又は複数人の対象者、ポーズ及び顔のうちの1つ又は複数を示すものである。
【0041】
対象者アイテムは、人間及び/又はユーザなどの対象者を示すアイテムとみなしてもよい。対象者は、本明細書に開示されているような電子デバイスによって制御されるべき料理消費プレイスにおける対象者、及び/又はユーザ電子デバイスとして機能する料理注文デバイス306を使用する対象者を含んでもよい。
【0042】
ポーズは、食べている、飲んでいる、食べていない、注文している、及び/又は座っているなどの対象者のポーズとみなしてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、ポーズを示すアイテム情報(ポーズ情報など)を光学デバイス(光学デバイス304など)から取得するように構成されてもよい。電子デバイス300A、300Bは、1人又は複数人の対象者のポーズの検出に基づいて、1人又は複数人の対象者の消費状況などの活動及び/又は状況を認識及び/又は識別するように構成されてもよい。例えば、電子デバイス300A、300Bは、ポーズの検出に基づいて、1人又は複数人の対象者が食べている、飲んでいる、食べていない、注文している、及び/又は座っていることを認識するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、ポーズパラメータを含む検出データなどの1つ又は複数のポーズの検出に基づいて、料理注文システムを制御するように構成されてもよい。
【0043】
対象者グループは、1人又は複数人の人間、及び/又は、1人又は複数人のユーザなどの1人又は複数人の対象者を含むグループを示すアイテムとみなしてもよい。対象者グループは、料理消費プレイスに存在する1人又は複数人の対象者を含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、対象者グループを示すアイテム情報(対象者グループ情報など)を1つ又は複数の光学デバイス(光学デバイス304など)から取得するように構成されてもよい。
【0044】
オブジェクトは、料理消費プレイスに存在する有形のアイテム(例えば、プレート、ガラス、テーブル、椅子、スプーン、フォーク、ナイフなど)を示すアイテムとみなしてもよい。オブジェクトは、1つ又は複数の料理アイテム(食品、飲料、スープなど)を保持するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、1つ又は複数の光学デバイス(光学デバイス304など)から、オブジェクトを示すアイテム情報(オブジェクト情報など)を取得するように構成されてもよい。
【0045】
顔は、料理消費プレイス(レストラン、食品テークアウトプレイス、フードトラック、食堂など)における対象者の顔(及び/又は対象者グループ内の対象者の1つ又は複数の顔)を示すアイテムとみなしてもよい。顔は、対象者の目、対象者の鼻、対象者の口、対象者の頬、対象者の髭、及び対象者の耳のうちの1つ又は複数を含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、1つ又は複数の光学デバイス(光学デバイス304など)から、顔を示すアイテム情報(顔情報など)を取得するように構成されてもよい。電子デバイス300A、300Bは、顔の検出に基づいて、1人又は複数人の対象者を認識及び/又は識別するように構成されてもよい。例えば、電子デバイス300A、300Bは、顔の検出に基づいて、1人又は複数人の対象者の性別、1人又は複数人の対象者の身元、1人又は複数人の対象者の年齢、及び/又は、1又は複数人の対象者の気分を、認識及び/又は識別するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、顔パラメータを含む検出データなどの1つ又は複数の顔の検出に基づいて料理注文システムを制御するように構成されてもよい。
【0046】
料理オブジェクトは、料理消費プレイスにおける食品アイテム(食べ物、飲料、スイーツ、スープ、食品アイテムの組合せなど)のような料理アイテムを示すアイテムとみなしてもよい。換言するならば、料理オブジェクトは、料理消費プレイスにおいて対象者によって消費されるアイテムとみなしてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、1つ又は複数の光学デバイス(光学デバイス304など)から料理オブジェクト情報を取得するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理注文デバイス306を介して料理オブジェクトを表すユーザインターフェースオブジェクトを表示するように構成されてもよい。
【0047】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bはレコメンデーションエンジンを備える。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、ディープニューラルネットワークを備えてもよく、及び/又はディープニューラルネットワークを実行するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、ディープニューラルネットワークは、オフライン学習されたニューラルネットワークであってもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、ディープニューラルネットワークは、料理提供プレイスにおいて動的に学習されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、ディープニューラルネットワークの出力に基づいてメニューデータを出力するように構成されてもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、学習されたニューラルネットワークを備えてもよく、及び/又は学習されたニューラルネットワークを実行するように構成されてもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、検出データ、メニューデータ(履歴メニューデータなど)、ユーザ入力及び/又はユーザ入力グループに基づいて動的に学習されてもよい。
【0048】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、1つ又は複数の入力層と、1つ又は複数の中間層と、1つ又は複数の出力層とを含むニューラルネットワークを備えてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンへの入力は、アイテムを示す検出データ、及び/又は、1つ又は複数のユーザ入力(第1のユーザ入力など)のうちの1つ又は複数を含んでもよい。換言するならば、レコメンデーションエンジンへの入力は、対象者パラメータ、対象者グループパラメータ、オブジェクトパラメータ、顔パラメータ(表情パラメータなど)、料理パラメータ、料理追跡パラメータ、無線検知パラメータ、料理嗜好パラメータ、アレルギーパラメータ、味パラメータ、価格パラメータ、期間(duration)パラメータ、及び活動パラメータのうちの1つ又は複数を含んでもよい。レコメンデーションエンジンへの入力は、ユーザ活動情報、ユーザのチョイス及び/又は選好(料理メニューから料理アイテムを選択、追加及び/又は取消しを行うことなど)を示す第1のユーザ入力などのユーザ入力を含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンへの入力は、検出モデルからの入力を含んでもよい。
【0049】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、入力として、時間を示す時間パラメータ(時刻など)、日付を示す日付パラメータ、及び/又はその場所における季節を示す季節パラメータ(その年の季節の天候のタイプ、例えば、夏、秋、冬又は春に関連付けられた天候のタイプを示す季節パラメータなど)、その場所における天気を示す天候パラメータ(例えば、雪、雨、日照、暑い、曇り、にわか雨など)、注意情報を示す注意パラメータ(その場所の水質、対応する機関からの警報、毎日のニュースなど)、並びに料理品及び/又は料理アイテムの在庫レベル、例えば料理商品(生鮮食品及び/又は飲料品など)の在庫レベルのうちの1つ又は複数を考慮してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、第1の料理メニューなどの料理メニューのレコメンデーションを示す第1のメニューデータ出力などメニューデータを含む第1の出力などの出力を出力してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、1つ又は複数のレコメンデーション(提案、アドバイス、申し出、注意喚起及び/又は警告など)を、料理消費プレイスにいる対象者グループなどの、料理消費プレイスにいる1人又は複数人の対象者に出力してもよい。第1の料理メニューは、1つ又は複数の料理アイテム(食品を示す食品アイテムなど)のレコメンデーションを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、第2のユーザ入力を入力として考慮するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、プロセッサ回路302A、302Bを使用して、及び/又はインターフェース回路303A、303Bを介して、レコメンデーションエンジンを実行及び/又は遂行するように構成されてもよい。
【0050】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、第2のユーザ入力に基づいて、第1の料理メニュー(メニューデータなど)を変更し、及び/又は第2の料理メニュー(更新された料理メニューレコメンデーションなど)を生成するように構成されてもよい。例えば、第2のユーザ入力は、ユーザのチョイス及び/又は選好(料理メニューから料理アイテムの承諾、拒否、変更、選択、追加及び/又は取消しを行うことなど)を示すものであってもよい。
【0051】
1つ又は複数の電子デバイスでは、サーバデバイスとして機能する電子デバイス300Bは、レコメンデーションエンジンを備えてもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンへの入力などの電子デバイス300Bへの入力は、電子デバイス300Aからのアイテムを示す検出データ、料理注文デバイス306を介して提供されるユーザ入力などのユーザからのユーザ入力のうちの1つ又は複数を含んでもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、電子デバイス300Bは、入力に基づいて、料理メニューを示すメニューデータを出力するなど、メニューデータを生成するように構成されてもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、電子デバイス300Bは、メニューデータに基づいて、料理注文システムを制御するように、及び/又はメニューデータを電子デバイス300Aに送信するように構成してもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、料理注文システムを制御することは、電子デバイス300Bによって生成された出力を表示することを含んでもよい。
【0052】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング、セッションベースレコメンダ、及びこれらのいずれか1つ又は複数を組合せたハイブリッドシステムのうちの1つ又は複数に基づく。換言するならば、本明細書で開示される電子デバイス(電子デバイス300A、300Bなど)は、協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング、セッションベースレコメンダ、及びこれらのいずれか1つ又は複数を組合せたハイブリッドシステムのうちの1つ又は複数に基づくレコメンデーションエンジンを備えてもよい。本明細書で開示されるレコメンデーションエンジンは、アイテムや、例えばユーザ電子デバイスからの入力のような第1のユーザ入力などのユーザ入力を示す検出データを考慮してもよい。本明細書で開示されるようなレコメンデーションエンジンは、料理メニューを示すメニューデータなどの出力をもたらしてもよい。
【0053】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、料理注文システムを制御することは、検出データに基づいて、レコメンデーションエンジン、及び任意選択的にユーザ入力(第1のユーザ入力など)を使用して、料理メニューを示すメニューデータを生成することを含む。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、レコメンデーションエンジンは、協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング、セッションベースレコメンダ、及びこれらのいずれか1つ又は複数を組合せたハイブリッドシステムのうちの1つ又は複数に基づいて、シェアメニューレコメンデーションを示す料理メニューなどのメニューデータを生成してもよい。
【0054】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、機械学習(machine learning:ML)モデルを備えるレコメンデーションエンジン(MLモデルを実行するように構成されているものなど)は、コンテンツベースフィルタリングアルゴリズムに基づいて、メニューデータ(シェアメニューレコメンデーションを示す料理メニューなど)を生成するように構成されてもよい。換言するならば、レコメンデーションエンジンは、コンテンツベースフィルタリングアルゴリズムを使用してメニューデータを生成してもよい。1又は複数の例示的な電子デバイスでは、コンテンツベースフィルタリングアルゴリズムを備えるレコメンデーションエンジンは、アイテムの1つ又は複数の特徴に基づいて(特徴抽出に基づくなど)、メニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0055】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、MLモデルを備えるレコメンデーションエンジン(MLモデルを実行するように構成されているものなど)は、協調フィルタリングに基づいて、メニューデータ(シェアメニューレコメンデーションを示す料理メニューなど)を生成するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、協調フィルタリングアルゴリズムを備えるレコメンデーションエンジンは、アイテムの1つ又は複数の特徴に関連付けられたユーザ入力に基づいて(特徴抽出に基づくなど)、メニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0056】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、MLモデルを備えるレコメンデーションエンジン(MLモデルを実行するように構成されているものなど)は、セッションベースレコメンダに基づいて、メニューデータ(シェアメニューレコメンデーションを示す料理メニューなど)を生成するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、セッションベースレコメンダを使用するレコメンデーションエンジンは、料理消費プレイスでの進行中の期間(セッション)中のユーザ入力(レストランでの夕食中のユーザ入力、又はバーにおけるパーティーでのユーザ入力など)に基づいてメニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0057】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、MLモデルを備えるレコメンデーションエンジン(MLモデルを実行するように構成されているものなど)は、ハイブリッドシステム(協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング及びセッションベースレコメンダのうちの1つ又は複数を含む)に基づいて、メニューデータ(シェアメニューレコメンデーションを示す料理メニューなど)を生成するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、ハイブリッドシステムを備えるレコメンデーションエンジンは、メニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0058】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理注文システムを制御するように構成される。料理注文システムを制御することは、料理メニューを示すメニューデータを生成することを含んでもよい。料理メニューは、食品アイテムなどの1つ又は複数の料理アイテムを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、レコメンデーションエンジンを使用して、料理メニューを示すメニューデータを生成してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、検出データを使用してメニューデータを生成してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、ユーザ入力(第1のユーザ入力など)を使用してメニューデータを生成してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、ユーザ活動情報を使用してメニューデータを生成してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、メニューデータを生成するために、対象者の関連付けられたインターネットサービスアカウント(健康ポータル、旅行ポータル、ブログ及び/又は食品ポータルなど)からの情報を含むユーザ入力を使用してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、ユーザ履歴データ(レストランへの以前の訪問、ユーザ又はユーザグループによって選好された以前のメニューなど)のような履歴メニューデータを使用してメニューデータを生成してもよい。
【0059】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、メニューデータに基づいて料理注文システムを(例えば、プロセッサ回路302A、302Bを使用して、及び/又はインターフェース回路303A、303Bを介して)制御するように構成される。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、メニューデータに基づいて料理注文システムを制御することは、ユーザ電子デバイス(タブレット、ディスプレイ及び/又はTVなど)のような電子デバイスにメニューデータを出力することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、メニューデータに基づいて料理注文システムを制御することは、メニューデータを料理注文デバイス306に出力することを含んでもよい。
【0060】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、メニューデータに基づいて料理注文システムを制御することは、ユーザが料理メニューを承諾するとき、例えばユーザ入力をすることによって料理メニューを示すメニューデータを承諾するとき(料理メニューの承諾を入力するなど)、料理消費プレイスのキッチンにあるユーザ電子デバイスなどの電子デバイスにメニューデータを送信及び/又は発信することを含んでもよい。例えば、電子デバイス300A、300Bは、料理メニューを表示するなど、メニューデータを表示するように構成された電子デバイスにメニューデータを送信及び/又は発信するように構成されてもよい。その場合、準備されたメニューデータの内容は、メニューデータの料理品が用意されたときに提供されてもよい。例えば、電子デバイス300A、300Bは、料理調製エリア(食品調製エリア、例えば、レストラン内のキッチンなど)において、端末及び/又はタブレットなどの電子デバイスにメニューデータを送信及び/又は発信するように構成されてもよい。
【0061】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、メニューデータは、対象者グループのためのシェアメニュー(協調的なメニューなど)を示すデータを含む。換言するならば、電子デバイス300A、300Bは、対象者グループのためのシェアメニューを生成するように構成されてもよい。電子デバイス300A、300Bは、対象者グループの中の対象者が好む共通の1つ又は複数の料理アイテム及び/又は料理品(材料、ディッシュ及び/又は飲料など)を識別するように構成されてもよい。
【0062】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成される。料理メニューは、食品アイテムなどの1つ又は複数の料理アイテムを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、アイテムを示す検出データを取得してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、レコメンデーションエンジンを使用して、検出データ、対象者入力(ユーザ入力など)、対象者グループ入力(ユーザグループ入力、例えばグループ内の1人又は複数人の個人からの入力など)、及び/又は検出モデルのうちの1つ又は複数に基づいてメニューデータを生成してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、メニューデータは、対象者グループのための料理メニューを含んでもよい。対象者グループのための料理メニューは、対象者グループの中の対象者の各々のための1つ又は複数の料理アイテム(食品アイテムなど)を含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、料理メニューは、対象者グループのための協調的メニューなどの、対象者グループのためのシェアメニューを含んでもよい。本明細書に開示されるシェアメニューは、対象者グループ間で消費するためにシェアされる1つ又は複数の料理アイテムを有する料理メニューとみなしてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、メニューデータは、対象者グループ内の1人又は複数人の個々の対象者に対応する1つ又は複数のシェアメニュー(料理メニューなど)を含んでもよい。
【0063】
1又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、対象者グループから(ユーザ電子デバイスからなどの)ユーザ活動情報を取得して、対象者グループのためのシェアメニュー(料理メニューなど)を示すメニューデータを生成してもよい。
【0064】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、メニューデータは料理追跡パラメータに基づく。換言するならば、本明細書で開示される電子デバイス(電子デバイス300A、300Bなど)は、料理追跡パラメータに基づいてメニューデータを生成するように構成されてもよい。換言するならば、電子デバイス300A、300Bは、検出データに基づいて(1つ又は複数の視覚センサに基づくなど)、料理消費プレイスにおける1人又は複数人の対象者が食事をしているときに、1人又は複数人の対象者による料理アイテム及び/又は料理品の消費を追跡するように構成されてもよい。料理追跡パラメータは、料理アイテム及び/又は料理オブジェクト(光学デバイスによって検出されたものなど)の検出された消費のような、料理アイテム及び/又は料理オブジェクトの消費に関連付けられたパラメータとみなしてもよい。料理追跡パラメータは、料理アイテムの消費、料理アイテムの数量、料理アイテムの部分、消費の状態、及び料理アイテムの状態(固体、液体、高温及び/又は低温など)のうちの1つ又は複数を示す情報を含むとみなしてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、光学デバイスは、1人又は複数人の対象者による料理アイテムの消費を動的に監視してもよい。メニューデータの生成は、追跡される対象者グループなどの、追跡される対象者の数に基づいてもよい。例えば、追跡パラメータが1人又は2人の対象者のみの食事の追跡に基づく場合、電子デバイス300A、300Bは、追跡パラメータが10人の対象者の追跡に基づく場合よりも長い時間待機してからメニューデータを推奨する(再注文を推奨する、及び/又はより多くの料理アイテムの注文を推奨するなど)ように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、検出データを動的に取得して、料理メニューを生成してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、1つ又は複数の料理アイテムの消費に基づいてメニューデータを動的に更新するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、消費のために料理アイテム(食品アイテムなど)を1人又は複数人の対象者に動的に提案(更新されたメニューデータなどのメニューデータを発信及び/又は表示することによるなど、料理アイテム代理注文システムを使用することによってなどして)するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、消費のために、料理追跡パラメータに基づいて、料理アイテム(食品アイテムなど)を1人又は複数人の対象者に動的に提案(更新されたメニューデータなどのメニューデータを発信及び/又は表示することによるなど、料理注文システムを使用することによってなどして)するように構成されてもよい。例えば、米、パン及び/又はソースなどの定番のディッシュ(定番料理)は、空になるとすぐに適時に再注文され得る。定番料理の再注文は、例えば、監視される対象者の人数に基づいてもよい。例えば、追跡パラメータが10人の対象者の追跡に基づく場合、適時の再注文のための時間間隔は、追跡パラメータが2人の対象者の追跡に基づく場合よりも長くてもよい。任意選択で、ユーザは、不必要な注文を防ぐために再注文の確認を必要としてもよい。この利点は、新しいタイプの価格設定を可能にすること、例えば、食品の無駄を示すために食残し食品にコストを割り当てることができることを可能にすることであり得る。例えば、料理追跡パラメータに基づくメニューデータを有することによって、ディッシュなどの前の料理アイテムの消費に基づいて、メインディッシュ、サイドディッシュ及び/又はデザートなどの料理アイテムが推奨されてもよい。これは、バランスのとれた食べ合わせ及び/又は客(対象者など)が楽しむ「味の旅」を含む料理メニューを提供することができる。
【0065】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイスは、第1のユーザ入力を(例えば、プロセッサ回路302A、302Bを使用して、及び/又はインターフェース回路303A、303Bを介して)取得するように構成される。第1のユーザ入力を取得することは、ユーザ電子デバイスを介してなど、料理注文デバイス306を介してのように料理注文システムを介してユーザ入力を取得することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、インターフェース回路303A、303Bは、ユーザインターフェースを表示し、ユーザ入力を受信するように構成されたディスプレイ回路を備える。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A(料理注文デバイス306など)は、ユーザインターフェースを介してユーザから第1の入力を受信するように構成される。
【0066】
電子デバイス300A(料理注文デバイス306など)のディスプレイ回路は、第1の入力(例えば、ディスプレイ回路がタッチセンサ式ディスプレイを備える場合、ユーザからのタッチ入力など)を検出するように構成されてもよく、第1の入力は、タッチセンサ式ディスプレイ上の接触を含んでもよい。タッチセンサ式ディスプレイは、ユーザインターフェース(入力インターフェースなど)、及び電子デバイス300A(料理注文デバイス306など)とユーザとの間の出力インターフェースを提供してもよい。電子デバイス300Aのプロセッサ回路302Aは、タッチセンサ式ディスプレイからの電気信号の受信及び/又はタッチセンサ式ディスプレイへの電気信号の送信を行うように構成されてもよい。タッチセンサ式ディスプレイは、ユーザに視覚的な出力を表示するように構成されてもよい。視覚的出力は、任意選択的に、グラフィック、テキスト、アイコン、ビデオ、及びこれらの任意の組合せ(総称して「グラフィック」という)を含む。例えば、視覚的出力の一部分、大部分又はすべては、視覚的出力の一部分、大部分又はすべてが視覚的出力に対応するとみなしてもよい。
【0067】
電子デバイス300A(料理注文デバイス306など)のプロセッサ回路302Aは、第1のユーザインターフェース及び/又は第2のユーザインターフェースを含むユーザインターフェーススクリーンなどの1つ又は複数のユーザインターフェースをディスプレイ回路上に表示するように構成されてもよい。ユーザインターフェースは、料理メニューを表す複数のユーザインターフェースオブジェクトなど、データメニューを表す複数のユーザインターフェースオブジェクトなどのうちの1つ又は複数を含んでもよい。例えば、第1のユーザインターフェースは、第1の一次ユーザインターフェースオブジェクト及び/又は第1の二次ユーザインターフェースオブジェクトを含んでもよい。第2のユーザインターフェースは、第2の一次ユーザインターフェースオブジェクト及び/又は第2の二次ユーザインターフェースオブジェクトを含んでもよい。第1の一次ユーザインターフェースオブジェクト及び/又は第2の一次ユーザインターフェースオブジェクトなどのユーザインターフェースオブジェクトは、料理アイテムを表してもよい。
【0068】
電子デバイス300A及び/又は料理注文デバイス306は、第1の入力を受信するためのユーザインターフェースを表示するように構成されたディスプレイ回路を備えてもよい。ユーザインターフェースは、1つ又は複数のユーザインターフェースオブジェクトを含んでもよい。ユーザインターフェースは、ユーザインターフェーススクリーンと称されてもよい。
【0069】
ユーザインターフェースオブジェクトは、本明細書では、料理注文デバイス306(ユーザ電子デバイスなど)のディスプレイ回路に表示されるオブジェクト(料理アイテムに関連付けられたオブジェクトなど)のグラフィカル表示をいう。ユーザインターフェースオブジェクトは、ユーザ対話型(ユーザ対話型料理メニューなど)であってもよく、また、第1の入力(ユーザ入力など)によって選択可能であってもよい。例えば、画像(例えば、アイコン)、ボタン及びテキスト(例えば、ハイパーリンク)は、それぞれ任意選択的に、ユーザインターフェースオブジェクトを構成する。ユーザインターフェースオブジェクトは、ウィジェットの一部を形成することができる。ウィジェットは、ユーザによって使用され、ユーザによって作成され得るミニアプリケーションとみなしてもよい。ユーザインターフェースオブジェクトは、プロンプト、アプリケーション起動アイコン及び/又はアクションメニューを含んでもよい。第1の入力及び/又は第2の入力などの入力は、タッチ(例えば、タップ、フォースタッチ、長押し)及び/又は接触の動き(例えばトグリングのためのスワイプジェスチャなど)を含んでもよい。接触時の動きは、例えば、電子デバイス300A及び/又は料理注文デバイス306のディスプレイ回路のタッチセンサ面によって検出されてもよい。したがって、ディスプレイ回路はタッチセンサ式ディスプレイであってもよい。第1の入力及び/又は第2の入力などの第1の入力(第1のユーザ入力など)は、リフトオフ(lift off)を含んでもよい。第1の入力及び/又は第2の入力などのユーザ入力は、タッチ、及びリフトオフが続く動作を含んでもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、メニューデータを、料理注文デバイス306などのデバイスに通信するように構成されてもよい。換言するならば、電子デバイス300A、300Bは、メニューデータを表すユーザインターフェースオブジェクトを料理注文デバイス306に表示させるように構成されてもよい。
【0070】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、インターフェース回路303A、303Bは、タッチ対応ユーザインターフェース及び/又は触知ボタンなどのユーザインターフェースを備えてもよい。対象者は、電子デバイス(電子デバイス300A、300Bなど)のユーザインターフェースを介してユーザ入力を提供してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、対象者は、料理注文システム(料理注文デバイス306など)を介してユーザ入力を提供してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、対象者は、料理アイテムに関連付けられたオブジェクトの選択を示すユーザ入力を提供するなど、ユーザ電子デバイス上のユーザインターフェースを介して(携帯電話及び/又はタブレットでアプリケーションを使用することによってなどして)、ユーザ入力を提供してもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、第1のユーザ入力に基づいて料理注文システムを制御するように構成されてもよい。
【0071】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、第1のユーザ入力は、料理嗜好パラメータ、アレルギーパラメータ、味パラメータ、価格パラメータ、期間パラメータ、及び活動パラメータのうちの1つ又は複数を含む。
【0072】
料理嗜好パラメータは、総カロリー摂取量、ポーションサイズ、味、食品、飲料のうちの1つ又は複数などの、料理アイテムの嗜好を示す情報を含むとみなしてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理アイテム(消費すべき食品アイテムなど)のユーザ選択を示す料理嗜好パラメータなどの第1のユーザ入力(料理注文デバイス306を介したものなど)のようなユーザ入力を取得するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理嗜好パラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0073】
アレルギーパラメータは、対象者がアレルギーである食品及び飲料などの食品アイテムを示す情報を含むものとみなしてもよい。1つの又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、ユーザがアレルギーを引き起こす料理アイテム(消費すべき食品アイテムなど)を示すアレルギーパラメータなどの第1のユーザ入力のようなユーザ入力を(料理注文デバイス306を介してなどで)取得するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、アレルギーパラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。換言するならば、電子デバイス300A、300Bは、アレルギーパラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、対象者及び/又はユーザ、又は対象者グループがアレルギーを引き起こす料理アイテムを含まない(省略したものなどの)料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0074】
味パラメータは、スパイシー、マイルドスパイシー、塩味、甘味、苦味などの対象者の味の嗜好を示す情報を含むものとみなしてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理アイテム(消費すべき食品アイテムなど)に関連付けられた味の嗜好を示す味パラメータなどの第1のユーザ入力のようなユーザ入力を(料理注文デバイス306を介してなどで)取得するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、味パラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。換言するならば、電子デバイス300A、300Bは、味パラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、ユーザ及び/又はユーザグループが消費したい1つ又は複数の料理アイテムを含む料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0075】
価格パラメータは、予算制限、料理メニューの価格及び/又は料理アイテムの価格などの価格を示す情報を含むとみなしてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、価格(消費すべき食品アイテムなどの料理アイテムの価格など)を示す価格パラメータなどの第1のユーザ入力のようなユーザ入力を(料理注文デバイス306を通して)取得するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、価格パラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、価格パラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、価格がユーザによって設定された価格よりも低い料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、価格パラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、価格がユーザによって設定された価格を上回る料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。換言するならば、電子デバイス300A、300Bは、価格パラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、ユーザによって設定された価格に等しい価格を含む料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0076】
期間パラメータは、特定の料理アイテムのための調理時間などの、料理アイテムを調製する時間などの時間を示す情報を含むとみなしてもよい。期間パラメータは、「再注文」から「提供」までにかかる時間を示す情報を含むものとみなしてもよい。換言するならば、期間パラメータはまた、調製時間に加えて、料理アイテムの配送時間を考慮したものであってもよい。例えば、期間パラメータは、合計時間、及び/又は、注文が発せられてから、注文された料理アイテムがテーブルに提供されるまでの期間を含んでもよい。
【0077】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、調製する時間(ユーザが待ちたいと思う最大時間、及び/又はユーザが食事時間などの料理消費プレイスで過ごしたいと思う時間など)のユーザ選択を示す期間パラメータなどの第1のユーザ入力のようなユーザ入力を(料理注文デバイス306を介してなどで)取得し、及び/又は料理アイテム(消費すべき食品アイテムなど)を消費するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、期間パラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、ユーザ選択の時間フレーム内に消費するためにユーザに配送されることができる料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、期間パラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、ユーザ選択の時間枠内で消費され得るメニュー選択を示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0078】
ユーザ活動パラメータなどの活動パラメータは、ユーザ活動を示すデータを含むとみなしてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、ユーザの代謝能力情報を提供することができる、アームバンド、リストバンド、スマートフォン、スマートヘッドホン及び眼鏡などのユーザ電子デバイスから活動パラメータを取得するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、ユーザ活動データ(ユーザの日常活動、ジムでのトレーニングなどの身体活動など)を示す活動パラメータなどの第1のユーザ入力のようなユーザ入力を(料理注文デバイス306を通して)取得するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、活動パラメータを含む第1のユーザ入力に基づいて、料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0079】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイスは、ユーザがあるプレイス(例えばレストラン、フードトラック、食堂、食品テークアウトプレイス、バーのような料理消費プレイスなど)に到着する前に、ユーザ入力(第1のユーザ入力など)を取得するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、ユーザ入力(第1のユーザ入力など)は、料理消費プレイスに到着した対象者の人数を示すものであってもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、ユーザ入力(第1のユーザ入力など)は、料理消費プレイスにおける対象者の人数を示すものであってもよい。
【0080】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、メニューデータは第1のユーザ入力に基づく。換言するならば、電子デバイス300A、300Bは、第1のユーザ入力に基づいて、料理メニューを示すメニューデータを生成するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、第1のユーザ入力は、料理嗜好パラメータ、アレルギーパラメータ、味パラメータ、価格パラメータ、期間パラメータ及び活動パラメータのうちの1つ又は複数を含む。
【0081】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイスは、メニューデータを1人又は複数人の対象者に(インターフェース回路303A、303Bを介して)出力するように構成される。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理注文デバイス306を操作する1人又は複数人の対象者にメニューデータを出力するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、ある場所(例えば、レストラン、食堂、食品テークアウトプレイス、フードトラックなど)にいる1人又は複数人の対象者にメニューデータを出力するように構成してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、1人又は複数人の対象者のユーザ電子デバイス(タブレット、携帯電話など)にメニューデータを出力するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、メニューデータを、料理注文デバイス306などのデバイスに通信するように構成されてもよい。換言するならば、電子デバイス300A、300Bは、メニューデータを表すユーザインターフェースオブジェクトを料理注文デバイス306に表示させるように構成されてもよい。
【0082】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、料理提供場所(レストラン内など)において、電子デバイス300Aなどの電子デバイスは、テーブルにいる対象者の人数などのアイテムを示す検出データを光学デバイス(カメラデバイスなど)から取得してもよい。さらに、電子デバイス300Aは、第1のユーザ入力(ユーザの嗜好など)及びユーザ活動情報(ユーザの代謝能力など)のようなユーザ入力などの追加情報を考慮することができる。電子デバイス300Aは、検出データ、レコメンデーションエンジン及び追加情報に基づいて、料理注文システムを制御して料理メニューを生成してもよい。さらに、電子デバイス300Aは、料理注文デバイス306を介してなど、料理メニューを1人又は複数人のユーザに出力してもよい。
【0083】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイスは、料理メニューの承諾、料理メニューの拒否、及び料理メニューの変更(料理メニュー上でのユーザの対話など)のうちの1つ又は複数を示す第2のユーザ入力を取得する(プロセッサ回路302A、302Bを使用して、及び/又はインターフェース回路303A、303Bを介してなどで)ように構成される。
【0084】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理メニューの承諾などの第2のユーザ入力などのユーザ入力を(料理注文デバイス306を通してなどで)取得するように構成されてもよい。料理メニューの承諾は、ユーザ(対象者など)が、料理メニューに含まれる1つ又は複数の料理アイテムを承諾するなど、料理メニューの内容を承諾することを示してもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理メニューのユーザ承諾を示す第2のユーザ入力に基づいて、料理メニューを生成するように構成されてもよい。
【0085】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理メニューの拒否などの第2のユーザ入力などのユーザ入力を(料理注文デバイス306を通してなどで)取得するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理メニューのユーザ拒否を示す第2のユーザ入力に基づいて、料理メニュー(更新された料理メニュー及び/又は新しい料理メニューなど)を生成するように構成されてもよい。
【0086】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理メニューの変更などの第2のユーザ入力などのユーザ入力を(料理注文デバイス306を介してなどで)取得するように構成されてもよい。1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理メニューのユーザ変更を示す第2のユーザ入力に基づいて、料理メニューを変更するように構成されてもよい。
【0087】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイスは、第2のユーザ入力に基づいてメニューデータが更新及び/又は変更されるべきかどうかを(プロセッサ回路302A、302Bを使用するなどして)決定するように構成される。換言するならば、料理メニューの拒否及び/又は変更を示すユーザ入力に応じて、電子デバイス300A、300Bは、メニューデータを更新するように構成されてもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、メニューデータの更新は、ユーザ入力(第1のユーザ入力、第2のユーザ入力など)に基づいて、及び/又は、更新された検出データに基づいて、更新されたメニューデータ及び/又は新しいメニューデータを生成することを含んでもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、メニューデータの変更は、ユーザ入力(第1のユーザ入力、第2のユーザ入力など)に基づいて、メニューデータを変更することを含んでもよい。
【0088】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイスはサーバデバイスである。
【0089】
1つ又は複数の例示的な電子デバイスでは、電子デバイスは光学デバイスを備える。
【0090】
1つ又は複数の電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理提供プレイス(夕食中のレストランなど)において1人又は複数人の対象者によって無視された1つ又は複数の料理アイテム(食品アイテム、飲料アイテムなど)を(光学デバイスを使用することによってなとで)識別するように構成されてもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理提供プレイス(昼食中のレストランなど)において1人又は複数人の対象者によって一部が消費された1つ又は複数の料理アイテム(食品アイテム、飲料アイテムなど)を識別するように構成されてもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、ユーザによって注文され、しかし消費されていない(及び/又は一部が消費された)1つ又は複数の料理アイテムの量及び/又は値を測定するように構成されてもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、料理消費プレイスが機関の規則(食品廃棄物管理局からの規制、政府からの規制など)に準拠しているかどうかを決定するように構成されてもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、対象者及び/又は対象者グループが料理消費プレイスを訪問したこと、対象者又は対象者グループの嗜好、並びに、対象者又は対象者グループが料理アイテムをチョイスしたことのうちの1つ又は複数を記憶するように構成されてもよい。1つ又は複数の電子デバイスでは、電子デバイス300A、300Bは、メニューデータに関連する情報(メニューデータに関連する1つ又は複数の料理アイテムを生成するのに必要な作業など)を記憶するように構成されてもよい。
【0091】
1つ又は複数の電子デバイスにおいて、電子デバイス300A、300Bは、メニューデータ(消費すべき食品アイテムのメニューのような料理メニューなど)に基づいて、1つ又は複数の料理アイテムを作るのに必要な作業を決定するように構成されてもよい。1つ又は複数の例では、電子デバイス300A、300Bは、レコメンデーションエンジンを使用して、ユーザの料理消費優先度(完全菜食主義、菜食主義及び/又は非菜食主義など)を示すユーザ入力に基づいて、メニューデータを生成するように構成されてもよい。
【0092】
電子デバイス300A、300Bは、任意選択的に、図2に開示されている動作のいずれか(S104、S106、S108、S109、S110A、S110B、S112のうちのいずれか1つ又は複数)を(プロセッサ回路302A、302Bを使用するなどして)実行するように構成される。電子デバイス300A、300Bの動作は、非一時的コンピュータ可読媒体(例えば、メモリ回路301A、301B)に記憶されプロセッサ回路302A、302Bによって実行される実行可能論理ルーチン(例えば、複数行のコード(lines of code)、ソフトウェアプログラムなど)の形態で具現化されてもよい。
【0093】
さらに、電子デバイス300A、300Bの動作は、電子デバイス300A、300Bが実行するように構成されている方法と考えてもよい。また、記載された機能及び動作はソフトウェアで実施されてもよいが、そのような機能は、専用のハードウェ又はファームウェア、あるいは、ハードウェア、ファームウェア及び/又はソフトウェアの何らかの組合せを介して実行されてもよい。
【0094】
メモリ回路301A、301Bは、バッファ、フラッシュメモリ、ハードドライブ、リムーバブルメディア、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、又はその他の適切なデバイスのうちの1つ又は複数であってもよい。典型的な構成では、メモリ回路301A、301Bは、長期データ記憶用の不揮発性メモリと、プロセッサ回路302A、302B用のシステムメモリとして機能する揮発性メモリとを含み得る。メモリ回路301A、301Bは、データバスを介してプロセッサ回路302A、302Bとデータ交換してもよい。メモリ回路301A、301Bとプロセッサ回路302A、302Bとの間の制御ライン及びアドレスバスも存在し得る(図1には示さず)。メモリ回路301A、301Bは、非一時的なコンピュータ可読媒体と考えられる。
【0095】
メモリ回路301A、301Bは、検出データ、検出モデル、レコメンデーションエンジン、第1のユーザ入力及び第2のユーザ入力をメモリの一部に記憶するように構成されてもよい。
【0096】
図2は、本開示による電子デバイスによって実行される例示的な方法100のフローチャートを示す。本方法は、シェアメニューを推奨するために実行されてもよい。方法100は、図1の電子デバイス300A、300Bなどの本明細書に開示されている電子デバイスによって実行され得る。
【0097】
方法100は、光学デバイスから、アイテムを示す検出データを取得することS102を含む。
【0098】
1つ又は複数の例示的な方法では、検出データの取得S102は、第1の検出データ及び/又は第2の検出データを取得することを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、検出データを取得することS102は、ある場所にある1つ又は複数の光学デバイス(図1の光学デバイス304など)から検出データを取得することを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、検出データの取得S102は、ユーザ電子デバイス(図1の電子デバイス300A、300B、306など)からユーザ活動情報を示すデータを取得することを含む。
【0099】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、料理通信システムと通信することを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、検出データの取得S102は、ユーザ活動情報を取得することを含む。
【0100】
方法100は、検出データに基づいて、料理注文システムを制御することS110を含む。1つ又は複数の例示的な方法では、料理注文システムの制御S110は、1つ又は複数の料理アイテム(食品アイテムなど)を示すメニューデータを表示することを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、料理注文システムを制御することは、メニューデータを表すユーザインターフェースオブジェクトを表示することを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、料理注文システムの制御S110は、1つ又は複数の料理注文を制御することを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、料理注文システムの制御S110は、対象者グループのための料理品及び/又は料理アイテムのセットの調製に優先順位を付けることを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、料理注文システムの制御S110は、メニューデータを出力することを含む。
【0101】
1つ又は複数の例示的な方法では、メニューデータの出力は、ユーザ電子デバイス(タブレット、ディスプレイ及び/又はTVなど)のような電子デバイスにメニューデータを出力することを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、メニューデータの出力は、メニューデータを料理注文システムに出力することを含む。
【0102】
1つ又は複数の例示的な方法では、検出データは、対象者パラメータ、対象者グループパラメータ、オブシェクトパラメータ、顔パラメータ、料理パラメータ、料理追跡パラメータ及び無線検知パラメータのうちの1つ又は複数を含む。
【0103】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、光学デバイスを使用して1つ又は複数のアイテムを検出することを含む。
【0104】
1つ又は複数の例示的な方法では、アイテムは、料理オブジェクト、1人又は複数人の対象者、ポーズ及び顔のうちの1つ又は複数を含む。
【0105】
1つ又は複数の例示的な方法では、電子デバイスはレコメンデーションエンジンを備える。
【0106】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、レコメンデーションエンジンを実行、遂行及び/又は動作させることを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、検出モデルを実行、遂行及び/又は動作させることを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、学習されたニューラルネットワークを実行、遂行及び/又は動作させることを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、検出モデルから入力を取得することを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、レコメンデーションエンジン及び/又は検出モデルは、学習されたディープニューラルネットワークである。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、レコメンデーションエンジンを使用することによるなどして、メニューデータを変更することを含む。
【0107】
1つ又は複数の例示的な方法では、レコメンデーションエンジンは、協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング、セッションベースレコメンダ、及びこれらのいずれかの1つ又は複数を組合せたハイブリッドシステムのうちの1つ又は複数に基づく。
【0108】
1つ又は複数の例示的な方法では、料理注文システムの制御S110は、検出データに基づいて、及びレコメンデーションエンジンを使用して、料理メニューを示すメニューデータを生成することS110Aを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、メニューデータの生成S110Aは、協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング、セッションベースレコメンダ、及びこれらのいずれかの1つ又は複数を組合せたハイブリッドシステムのうちの1つ又は複数に基づいて、シェアメニューレコメンデーションを示す料理メニューなどのメニューデータを生成することを含む。
【0109】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、メニューデータに基づいて料理注文システムを制御することS110Bを含む。1つ又は複数の例示的な方法では、メニューデータに基づく料理注文システムの制御S110Bは、ユーザ電子デバイス(タブレット、ディスプレイ及び/又はTVなど)のような電子デバイスにメニューデータを出力することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、メニューデータに基づいて料理注文システムを制御することは、メニューデータを料理注文デバイスに出力することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、メニューデータに基づく料理注文システムの制御S110Bは、ユーザが料理メニューを承諾するとき、例えばユーザがユーザ入力をすることによって(料理メニューの承諾を入力することによってなどして)料理メニューを示すメニューデータを承諾するとき、料理消費プレイスのキッチンにおけるユーザ電子デバイスなどの電子デバイスにメニューデータを送信及び/又は発信することを含んでもよい。例えば、方法100は、料理メニューを表示するなど、メニューデータを表示するように構成された電子デバイスに、メニューデータを送信及び/又は発信することを含んでもよい。その場合、準備されたメニューデータの内容は、メニューデータの料理品が用意されたときに提供されてもよい。例えば、方法100は、料理調製エリア(食品調製エリア、例えばレストラン内のキッチンなど)において、端末及び/又はタブレットなどの電子デバイスにメニューデータを送信及び/又は発信することを含んでもよい。
【0110】
1つ又は複数の例示的な方法では、メニューデータは、対象者グループのためのシェアメニューを示すデータを含む。
【0111】
1つ又は複数の例示的な方法では、メニューデータは、料理追跡パラメータに基づく。
【0112】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、第1のユーザ入力を取得することS104を含む。1つ又は複数の例示的な方法では、第1のユーザ入力を取得することS104は、ユーザ電子デバイスを介するなど、料理注文デバイスを介するなど、料理注文システムを介してユーザ入力を取得することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、ユーザインターフェースを表示し、ユーザ入力を受信することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、ユーザインターフェースを介してユーザから第1の入力を受信することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、ユーザ及び/又は対象者のグループから1つ又は複数の第1のユーザ入力を取得することを含む。
【0113】
1つ又は複数の例示的な方法では、第1のユーザ入力は、料理嗜好パラメータ、アレルギーパラメータ、味パラメータ、価格パラメータ、期間パラメータ及び活動パラメータのうちの1つ又は複数を含む。
【0114】
1つ又は複数の例示的な方法では、メニューデータは第1のユーザ入力に基づく。
【0115】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、アイテム(料理アイテムなど)を対象者に提案することを含む。
【0116】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、タッチセンサ式ディスプレイから電気信号を受信すること及び/又はタッチセンサ式ディスプレイに電気信号を送信することを含む。
【0117】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、メニューデータを1人又は複数人の対象者に出力することS112を含む。
【0118】
1つ又は複数の例示的な方法では、1人又は複数人の対象者にメニューデータを出力することS112は、料理注文デバイスを操作する1人又は複数人の対象者にメニューデータを出力することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、ある場所(レストラン、食堂、食品テークアウトプレイス、フードトラックなど)にいる1人又は複数人の対象者にメニューデータを出力することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、メニューデータを1人又は複数人の対象者のユーザ電子デバイス(タブレット、携帯電話など)に出力することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、メニューデータを料理注文デバイスなどのデバイスに通信することを含んでもよい。換言するならば、方法100は、メニューデータを表すユーザインターフェースオブジェクトを料理注文デバイスに表示させることを含んでもよい。
【0119】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、料理メニューの承諾、料理メニューの拒否及び料理メニューの変更のうちの1つ又は複数を示す第2のユーザ入力を取得することS106を含む。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、料理メニューの承諾などの第2のユーザ入力などのユーザ入力を(料理注文デバイスを介してなどして)取得することを含んでもよい。料理メニューの承諾は、ユーザ(対象者など)が、料理メニューに含まれる1つ又は複数の料理アイテムを承諾するなど、料理メニューの内容を承諾することを示してもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、ユーザが料理メニューを承諾することを示す第2のユーザ入力に基づいて、料理メニューを生成することを含んでもよい。1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、ユーザグループから第2のユーザ入力を取得することを含む。
【0120】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、第2のユーザ入力に基づいてメニューデータが更新及び/又は変更されるべきかどうかを決定することS108を含む。
【0121】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、メニューデータが更新及び/又は変更されるべきであるという決定に従って、第2のユーザ入力に基づいて、メニューデータ(料理メニューなど)を更新及び/又は変更することを含む。
【0122】
1つ又は複数の例示的な方法では、方法100は、メニューデータが更新及び/又は変更されるべきではないという決定に従って、第2のユーザ入力に基づいて、メニューデータ(料理メニューなど)を更新及び/又は変更することを止めることS109を含む。1つ又は複数の例示的な方法では、メニューデータの更新は、ユーザ入力(第2のユーザ入力など)に基づいて、更新されたメニューデータ及び/又は新しいメニューデータを生成することを含む。
【0123】
1つ又は複数の例示的な方法では、電子デバイスはサーバデバイスである。
【0124】
1つ又は複数の例示的な方法では、電子デバイスは光学デバイスを備える。
【0125】
本開示による方法及び製品(電子デバイス)の例は、以下の項目に記載される。
項目1.電子デバイス(300A、300B)であって、
メモリ回路(301A、301B)と、
プロセッサ回路(302A、302B)と、
インターフェース回路(303A、303B)とを備え、
電子デバイス(300A、300B)は、
光学デバイスから、アイテムを示す検出データを取得するように、及び
検出データに基づいて料理注文システムを制御するように構成されている、電子デバイス。
項目2.検出データは、対象者パラメータ、対象者グループパラメータ、オブシェクトパラメータ、顔パラメータ、料理パラメータ、料理追跡パラメータ及び無線検知パラメータのうちの1つ又は複数を含む、項目1に記載の電子デバイス。
項目3.アイテムは、料理オブジェクト、1人又は複数人の対象者、ポーズ及び顔のうちの1つ又は複数を含む、項目1又は2に記載の電子デバイス。
項目4.電子デバイスはレコメンデーションエンジンを備える、項目1~3のいずれか1つに記載の電子デバイス。
項目5.レコメンデーションエンジンは、協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング、セッションベースレコメンダ、及びこれらのいずれか1つ又は複数を組合せたハイブリッドシステムのうちの1つ又は複数に基づいている、項目4に記載の電子デバイス。
項目6.料理注文システムの制御は、検出データに基づいて、レコメンデーションエンジンを使用して、料理メニューを示すメニューデータを生成することを含む、項目4又は5に記載の電子デバイス。
項目7.電子デバイスは、メニューデータに基づいて料理注文システムを制御するように構成されている、項目6に記載の電子デバイス。
項目8.メニューデータは、対象者グループのためのシェアメニューを示すデータを含む、項目6又は7に記載の電子デバイス。
項目9.メニューデータは、料理追跡パラメータに基づいている、項目6~8のいずれか1つに記載の電子デバイス。
項目10.電子デバイスは、第1のユーザ入力を取得するように構成され、第1のユーザ入力は、料理嗜好パラメータ、アレルギーパラメータ、味パラメータ、価格パラメータ、期間パラメータ及び活動パラメータのうちの1つ又は複数を含む、項目1~9のいずれか1つに記載の電子デバイス。
項目11.メニューデータは、第1のユーザ入力に基づいている、項目10に記載の電子デバイス。
項目12.電子デバイスは、メニューデータを1人又は複数人の対象者に出力するように構成されている、項目6~11のいずれか1つに記載の電子デバイス。
項目13.電子デバイスは、料理メニューの承諾、料理メニューの拒否及び料理メニューの変更のうちの1つ又は複数を示す第2のユーザ入力を取得するように構成されている、項目12に記載の電子デバイス。
項目14.電子デバイスは、メニューデータが更新及び/又は変更されるべきかどうかを第2のユーザ入力に基づいて決定するように構成されている、項目13に記載の電子デバイス。
項目15.電子デバイスはサーバデバイスである、項目1~14のいずれか1つに記載の電子デバイス。
項目16.電子デバイスは光学デバイスを備える、項目1~15のいずれか1つに記載の電子デバイス。
項目17.電子デバイスによって実行される方法であって、
光学デバイスから、物品を示す検出データを取得すること(S102)、及び
検出データに基づいて、料理注文システムを制御すること(S110)を含む方法。
項目18.検出データは、対象者パラメータ、対象者グループパラメータ、オプジェクトパラメータ、顔パラメータ、料理パラメータ、料理追跡パラメータ及び無線検知パラメータのうちの1つ又は複数を含む、項目17に記載の方法。
項目19.アイテムは、料理オブジェクト、1人又は複数人の対象者、ポーズ、及び顔のうちの1つ又は複数を含む、項目17又は18に記載の方法。
項目20.電子デバイスはレコメンデーションエンジンを備える、項目17~19に記載の方法。
項目21.レコメンデーションエンジンは、協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング、セッションベースレコメンダ、及びこれらのいずれか1つ又は複数を組合せたハイブリッドシステムのうちの1つ又は複数に基づいている、項目20に記載の方法。
項目22.料理注文システムの制御(S110)は、検出データに基づいて、レコメンデーションエンジンを使用して、料理メニューを示すメニューデータを生成すること(S110A)を含む、項目21に記載の方法。
項目23.方法は、メニューデータに基づいて料理注文システムを制御すること(S110B)を含む、項目22に記載の方法。
項目24.メニューデータは、対象者グループのためのシェアメニューを示すデータを含む、項目22又は23に記載の方法。
項目25.メニューデータは、料理追跡パラメータに基づいている、項目19~24に記載の方法。
項目26.方法は、第1のユーザ入力を取得すること(S104)を含み、第1のユーザ入力は、料理嗜好パラメータ、アレルギーパラメータ、味パラメータ、価格パラメータ、期間パラメータ及び活動パラメータのうちの1つ又は複数を含む、項目17~25に記載の方法。
項目27.メニューデータは、第1のユーザ入力に基づいている、項目26に記載の方法。
項目28.方法は、メニューデータを1人又は複数人の対象者に出力すること(S112)を含む、項目22~27に記載の方法。
項目29.方法は、料理メニューの承諾、料理メニューの拒否及び料理メニューの変更のうちの1つ又は複数を示す第2のユーザ入力を取得すること(S106)を含む、項目28に記載の方法。
項目30.方法は、第2のユーザ入力に基づいてメニューデータが更新及び/又は変更されるべきかどうかを決定すること(S108)を含む、項目29に記載の方法。
項目31.電子デバイスはサーバデバイスである、項目17~30に記載の方法。
項目32.電子デバイスは光学デバイスを備える、項目17~31に記載の方法。
【0126】
「第1」、「第2」、「第3」及び「第4」、「一次」、「二次」、「三次」などの用語の使用は、特定の順序を意味するものではなく、個々の要素を識別するために含まれる。さらに、「第1」、「第2」、「第3」及び「第4」、「一次」、「二次」、「三次」などの用語の使用は、順序又は重要性を示すものではなく、むしろ「第1」、「第2」、「第3」及び「第4」、「一次」、「二次」、「三次」などの用語は、1つの要素を別の要素から区別するために使用される。「第1」、「第2」、「第3」及び「第4」、「一次」、「二次」、「三次」などの単語は、本明細書及び他の場所ではラベル付けの目的でのみ使用され、特定の空間的又は時間的な順序を示すことを意図しないことに留意されたい。さらに、第1の要素のラベル付けは、第2の要素の存在を意味するものではなく、逆もまた同様である。
【0127】
図は、実線で示されているいくつかの回路又は動作と、破線で示されているいくつかの回路、構成要素、特徴又は動作とを含むことが理解されよう。実線に含まれる回路又は動作は、最も広い例に含まれる回路、構成要素、特徴又は動作である。破線に含まれる回路、構成要素、特徴又は動作は、実線の例の回路、構成要素、特徴又は動作に加えて得られる回路、構成要素、特徴又は動作に含まれ得る、又はその一部であり得る、又はさらなる回路、構成要素、特徴又は動作である例である。これらの動作は、提示された順序で実行される必要はないことを理解されたい。さらに、すべての動作が実行される必要はないことも理解されたい。例示的な動作は、任意の順序及び任意の組合せで実行されてもよい。これらの動作は、提示された順序で実行される必要はないことを理解されたい。破線に含まれる回路、構成要素、特徴又は動作は、任意選択であると考えられてもよい。
【0128】
本明細書に記載されていない他の動作は、例示的な動作に組み込まれ得る。例えば、記載された動作のいずれかの前、後、同時に、又は間に、1つ又は複数の追加の動作が実行され得る。
【0129】
別個の実施形態として上述した特定の特徴は、単一の実施形態としての組合せで実施されることもできる。逆に、単一の実施形態として説明された特徴は、複数の実施形態において別々に、又は任意の適切な副次的な組合せで実施されることもできる。さらに、特徴は、特定の組合せで作用するものとして上述されているが、特許請求される組合せからの1つ又は複数の特徴は、場合によっては、その組合せから削除することができ、その組合せは、任意の副次的組合せ又は任意の副次的組合せの変形として特許請求されてもよい。
【0130】
「含む、備える」(comprising)という語は、列挙されたもの以外の要素又はステップの存在を必ずしも排除しないことに留意されたい。
【0131】
要素に先行する「1つ(a)」又は「1つ(an)」という語は、複数のそのような要素の存在を排除するものではないことに留意されたい。
【0132】
さらに、いかなる参照符号も特許請求の範囲を限定するものではなく、例は、少なくとも部分的にハードウェア及びソフトウェアの両方によって実施されてもよく、また、いくつかの「手段」、「ユニット」又は「デバイス」は、ハードウェアの同じアイテムによって表されてもよいことに留意されたい。
【0133】
本明細書で使用される「およそ(approximately)」、「約(about)」、「一般に(generally)」、及び「実質的に(substantially)」などの本明細書で使用される、程度の言語は、依然として所望の機能を実行するか、又は所望の結果を達成するという、記載された値、量又は特性に近い値、量又は特性を表している。例えば、「およそ(approximately)」、「約(about)」、「一般に(generally)」及び「実質的に(substantially)」という用語は、記載された量の10%以下、5%以下、1%以下、0.1%以下及び0.01%以下の量を指すものとしてもよい。記載された量が0(例えば、皆無、無し)である場合、上に列挙された範囲は特定の範囲であり、値の特定の%以内ではないとすることができる。例えば、記載された量の、10wt./vol.%以下以内、5wt./vol.%以下以内、1wt./vol.%以下以内、0.1wt./vol.%以下以内、及び0.01wt./vol.%以下以内である。
【0134】
本明細書で説明される様々な例示的な方法、デバイス、ノード及びシステムは、ネットワーク環境のコンピュータによって実行されるプログラムコードなどのコンピュータ実行可能命令を含む、コンピュータ可読媒体で具現化されるコンピュータプログラム製品によって1つの態様で実施され得る方法のステップ又はプロセスの一般的な文脈で説明される。コンピュータ可読媒体は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)などを含むがこれらに限定されないリムーバブル及び非リムーバブル記憶装置を含んでもよい。一般に、プログラム回路は、指定されたタスクを実行するか、又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含んでもよい。コンピュータ実行可能命令、関連するデータ構造及びプログラム回路は、本明細書で開示される方法のステップを実行するためのプログラムコードの例を表す。そのような実行可能命令又は関連するデータ構造の特定のシーケンスは、そのようなステップ又はプロセスに記載された機能を実施するための対応する動作の例を表す。
【0135】
特徴を示し説明したが、それらは特許請求される開示を限定することを意図するものではなく、特許請求される開示の範囲から逸脱することなく様々な変更及び修正を行うことができることが当業者には明らかであろう。したがって、本明細書及び図面は、限定的な意味ではなく例示的な意味でみなされるべきである。特許請求される開示は、すべての代替形態、修正形態、及び均等物を網羅することを意図している。
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2024-05-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子デバイス(300A、300B)であって、
メモリ回路(301A、301B)と、
プロセッサ回路(302A、302B)と、
インターフェース回路(303A、303B)とを備え、
前記電子デバイス(300A、300B)は、
光学デバイスから、アイテムを示す検出データを取得するように、及び
前記検出データに基づいて料理注文システムを制御するように構成されており、
前記電子デバイスはレコメンデーションエンジンを備え、前記料理注文システムを制御することは、前記検出データに基づいて、前記レコメンデーションエンジンを使用して、料理メニューを示すメニューデータを生成することを含み、前記電子デバイスは、前記メニューデータに基づいて前記料理注文システムを制御するように構成されている、電子デバイス。
【請求項2】
前記検出データは、対象者パラメータ、対象者グループパラメータ、オブジェクトパラメータ、顔パラメータ、料理パラメータ、料理追跡パラメータ及び無線検知パラメータのうちの1つ又は複数を含む、請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項3】
前記アイテムは、料理オブジェクト、1人又は複数人の対象者、ポーズ及び顔のうちの1つ又は複数を含む、請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項4】
前記レコメンデーションエンジンは、協調フィルタリング、コンテンツベースフィルタリング、セッションベースレコメンダ、及びこれらのいずれか1つ又は複数を組合せたハイブリッドシステムのうちの1つ又は複数に基づいている、請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項5】
前記メニューデータは、対象者グループのためのシェアメニューを示すデータを含む、請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項6】
前記メニューデータは、前記料理追跡パラメータに基づいている、請求項2に記載の電子デバイス。
【請求項7】
前記電子デバイスは、第1のユーザ入力を取得するように構成され、前記第1のユーザ入力は、料理嗜好パラメータ、アレルギーパラメータ、味パラメータ、価格パラメータ、期間パラメータ及び活動パラメータのうちの1つ又は複数を含む、請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項8】
前記メニューデータは、前記第1のユーザ入力に基づいている、請求項に記載の電子デバイス。
【請求項9】
前記電子デバイスは、前記メニューデータを1人又は複数人の対象者に出力するように構成されている、請求項1~のいずれか1つに記載の電子デバイス。
【請求項10】
前記電子デバイスは、前記料理メニューの承諾、前記料理メニューの拒否、及び前記料理メニューの変更のうちの1つ又は複数を示す第2のユーザ入力を取得するように構成されている、請求項に記載の電子デバイス。
【請求項11】
前記電子デバイスは、前記メニューデータが更新及び/又は変更されるべきかどうかを前記第2のユーザ入力に基づいて決定するように構成されている、請求項10に記載の電子デバイス。
【請求項12】
前記電子デバイスはサーバデバイスである、請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項13】
前記電子デバイスは前記光学デバイスを備える、請求項1に記載の電子デバイス。
【請求項14】
電子デバイスによって実行される方法であって、前記方法は、
光学デバイスから、アイテムを示す検出データを取得すること(S102)と、
前記検出データに基づいて、料理注文システムを制御すること(S110)とを含み、
前記電子デバイスはレコメンデーションエンジンを備え、前記料理注文システムを制御すること(S110)は、前記検出データに基づいて、前記レコメンデーションエンジンを使用して、料理メニューを示すメニューデータを生成すること(S110A)、及び前記メニューデータに基づいて前記料理注文システムを制御すること(S110B)を含む、方法。
【請求項15】
前記検出データは、対象者パラメータ、対象者グループパラメータ、オブジェクトパラメータ、顔パラメータ、料理パラメータ、料理追跡パラメータ及び無線検知パラメータのうちの1つ又は複数を含む、請求項14に記載の方法。
【国際調査報告】