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特表2024-541239インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法、装置、機器及び媒体
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-08
(54)【発明の名称】インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法、装置、機器及び媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 51/04 20220101AFI20241031BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALI20241031BHJP
【FI】
H04L51/04
G06F3/0484
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024525027
(86)(22)【出願日】2022-11-08
(85)【翻訳文提出日】2024-04-25
(86)【国際出願番号】 CN2022130637
(87)【国際公開番号】W WO2023083181
(87)【国際公開日】2023-05-19
(31)【優先権主張番号】202111341329.0
(32)【優先日】2021-11-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ユイ,ジエ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,チャオ
(72)【発明者】
【氏名】ジアン,チョン
(72)【発明者】
【氏名】リ,ルオビン
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA03
5E555BA01
5E555BA04
5E555BA78
5E555BA82
5E555BB01
5E555BB04
5E555BC09
5E555BC19
5E555BD07
5E555CA02
5E555CA12
5E555CA18
5E555CB05
5E555CB14
5E555CB33
5E555CB46
5E555CC19
5E555CC22
5E555DA01
5E555DB03
5E555DB41
5E555DC28
5E555DC76
5E555DD02
5E555EA11
5E555EA14
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法、装置、機器及び媒体に関する。前記インスタントメッセージングソフトウェアは、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとを含み、前記第一の入力ボックスと前記第二の入力ボックスとは、切り替えコントロールによって切り替えられ、前記第一の入力ボックスのサイズと前記第二の入力ボックスのサイズとは異なり、前記第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示し、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法であって、
第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示することであって、前記インスタントメッセージングソフトウェアは、前記第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとを含み、前記第一の入力ボックスと前記第二の入力ボックスとは、切り替えコントロールによって切り替えられ、前記第一の入力ボックスのサイズと前記第二の入力ボックスのサイズとは異なることと、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示することとを含む、内容入力方法。
【請求項2】
ターゲット編集コントロールに対するトリガーに応答して、前記ターゲット編集コントロールに対応するターゲット編集方式に基づいて、前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内のターゲット入力内容を処理することをさらに含む、請求項1に記載の内容入力方法。
【請求項3】
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第一の入力ボックスのサイズを変更して前記第二の入力ボックスを得ることをさらに含む、請求項1に記載の内容入力方法。
【請求項4】
前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内に表示される第一のボタンに対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示することをさらに含み、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる、請求項2に記載の内容入力方法。
【請求項5】
前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内に表示されるターゲット入力内容に対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示することをさらに含み、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる、請求項2に記載の内容入力方法。
【請求項6】
前記第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとは、一つの下書きボックスを共用し、
前記の、前記第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示することは、
前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示し、且つ前記ターゲット入力内容を前記下書きボックスに保存することを含み、
前記の、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示することは、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記ターゲット入力内容を取得し、且つ前記第二の入力ボックス内に表示することを含む、請求項1に記載の内容入力方法。
【請求項7】
前記少なくとも一つの内容編集コントロールの表示位置と前記ターゲット入力内容の位置とは、関連する、請求項4に記載の内容入力方法。
【請求項8】
前記第一の入力ボックスのサイズは、前記第二の入力ボックスのサイズよりも大きく、前記第一の入力ボックスは、第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含み、
前記の、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記ターゲット入力内容を取得し、且つ前記第二の入力ボックス内に表示することは、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから、前記第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容および前記第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得することを含む、請求項6に記載の内容入力方法。
【請求項9】
前記の、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記ターゲット入力内容を取得し、且つ前記第二の入力ボックス内に表示することは、
前記第一のターゲット入力内容が空である場合に、本文領域のみを含む第二の入力ボックス内の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示することと、
前記第一のターゲット入力内容が空でない場合に、第二のタイトル領域と第二の本文領域とを含む第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に前記第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示することとを含む、請求項8に記載の内容入力方法。
【請求項10】
前記第一の入力ボックスのサイズは、前記第二の入力ボックスのサイズよりも小さく、
前記第一の入力ボックスは、本文領域を含み、又は前記第一の入力ボックスは、第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含み、前記第二の入力ボックスは、第二のタイトル領域と第二の本文領域とを含み、
前記の、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記ターゲット入力内容を取得し、且つ前記第二の入力ボックス内に表示することは、
前記第一の入力ボックスが第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含む場合に、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから、前記第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容および前記第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得し、且つ第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に前記第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示することと、
前記第一の入力ボックスが本文領域を含む場合に、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記本文領域の前記ターゲット入力内容を取得し、第二の入力ボックスの第二の本文領域に前記ターゲット入力内容を表示することとを含む、請求項6に記載の内容入力方法。
【請求項11】
前記少なくとも一つの内容編集コントロールは、
太字、下線、削除線、斜体、ハイパーリンク、順序付きリスト、無順序リスト又は引用のうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の内容入力方法。
【請求項12】
インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力装置であって、
第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示するための第一の表示モジュールであって、前記インスタントメッセージングソフトウェアは、前記第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとを含み、前記第一の入力ボックスと前記第二の入力ボックスとは、切り替えコントロールによって切り替えられ、前記第一の入力ボックスのサイズと前記第二の入力ボックスのサイズとは異なる第一の表示モジュールと、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示するための第二の表示モジュールとを含む、内容入力装置。
【請求項13】
プロセッサを含み、前記プロセッサは、メモリに記憶されるコンピュータプログラムを実行するために用いられ、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するときに請求項1から11のいずれか1項に記載の内容入力方法を実現する、電子機器。
【請求項14】
コンピュータプログラムが記憶される非揮発性コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、請求項1から11のいずれか1項に記載の内容入力方法を実現する、非揮発性コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項15】
コンピュータ上で実行されるとき、請求項1から11のいずれか1項に記載の内容入力方法を前記コンピュータに実行させる、コンピュータプログラム製品。
【請求項16】
命令を含み、前記命令がプロセッサにより実行されるとき、請求項1から11のいずれか1項に記載の内容入力方法を前記プロセッサに実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2021年11月12日に出願された中国特許出願第202111341329.0号を基礎とし、その優先権を主張するものである。なお、前述の中国特許出願の開示内容は、その全体を参照により本出願に組み込まれている。
【0002】
[技術分野]
本開示は、インターネットの技術分野に関し、特にインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法、装置、機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
コンピュータ通信技術が急速に発展するとともに、インスタントメッセージング(Instant Messaging、IM)ソフトウェアの応用もますます広がっている。インスタントメッセージングソフトウェアによって文字、ピクチャー、ファイル又は表情などを伝送することにより、ユーザの生活と仕事には大きな利便性がもたらされている。
【0004】
関連技術では、ユーザは、入力ボックスによって内容を入力し、且つ入力完了後に入力ボックスにおける入力内容を指定される受信者に送信し、メッセージの送信を完了することができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一の態様によれば、本開示は、インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法を提供し、前記インスタントメッセージングソフトウェアは、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとを含み、前記第一の入力ボックスと前記第二の入力ボックスとは、切り替えコントロールによって切り替えられ、前記第一の入力ボックスのサイズと前記第二の入力ボックスのサイズとは異なり、
前記第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示し、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示する。
【0006】
第二の態様によれば、本開示は、インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力装置を提供し、前記インスタントメッセージングソフトウェアは、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとを含み、前記第一の入力ボックスと前記第二の入力ボックスとは、切り替えコントロールによって切り替えられ、前記第一の入力ボックスのサイズと前記第二の入力ボックスのサイズとは異なり、
前記装置は、
前記第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示するための第一の表示モジュールと、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示するための第二の表示モジュールとを含む。
【0007】
第三の態様によれば、本開示は、電子機器を提供し、この電子機器は、プロセッサを含み、前記プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行するために用いられ、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するときに第一の態様によるいずれか一つの方法を実現する。
【0008】
第四の態様によれば、本開示は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を提供し、このコンピュータ可読記憶媒体は、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、第一の態様によるいずれか一つの方法を実現することを特徴とする。
【0009】
第五の態様によれば、本開示は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、第一の態様によるいずれか一つの方法を前記コンピュータに実行させる。
【0010】
第六の態様によれば、本開示は、コンピュータプログラムを提供し、このコンピュータプログラムは、命令を含み、命令がプロセッサにより実行されるとき、いずれか一つの実施例による内容入力方法をプロセッサに実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示し、明細書とともに本開示の原理を解釈するために使用される。
【0012】
本開示の実施例又は従来の技術における技術案をより明瞭に説明するために、以下は、実施例又は従来の技術の説明において使用される必要のある図面を簡単に紹介し、自明なことに、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
図1A】本開示による入力ボックスのいくつかの実施例の概略図である。
図1B】本開示による別の入力ボックスの概略図である。
図2】本開示によるインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートである。
図3】本開示による別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートである。
図4A】本開示によるインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図4B】本開示による別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図5A】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図5B】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図6】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートである。
図7A】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図7B】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図8】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートである。
図9A】本開示による別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図9B】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図10】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートである。
図11】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートである。
図12A】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図12B】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図12C】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図12D】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図である。
図13】本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートである。
図14】本開示によるインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力装置のいくつかの実施例の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本開示の上記目的、特徴および利点をより明確に理解することができるように、以下は、本開示の方案についてさらに記載する。説明すべきこととして、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせられてもよい。
【0014】
以下の記載において本開示を十分に理解するために多くの具体的な詳細を説明するが、本開示は、ここに記載されていない方式で実施することもできる。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではない。
【0015】
本開示の技術案は、端末機器に適用することができ、ここで、端末機器は、コンピュータ、タブレット、携帯電話又は他のスマート電子機器などであってもよい。端末機器は、表示スクリーンを有し、ここで、表示スクリーンは、タッチスクリーンであってもよく、非タッチスクリーンであってもよく、タッチスクリーンを有する端末機器に対して、ユーザは、ジェスチャー、指又はタッチツール(例えば、タッチペン)により端末機器とのインタラクション操作を実現することができる。非タッチスクリーンの端末機器に対して、ユーザは、外部機器(例えば、マウス又はキーボードなど)によって端末機器とのインタラクション操作を実現することができる。
【0016】
前述したように、IMソフトウェアにおける入力ボックスに提示できる内容は少なく、ユーザが入力する内容を編集するのに不便である。
【0017】
上記技術課題に対して、本開示は、ユーザが入力する内容を編集するのに便利であるように、インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法、装置、機器及び媒体を提供する。
【0018】
図1Aは、本開示による入力ボックスのいくつかの実施例の概略図であり、図1Bは、本開示による別の入力ボックスのいくつかの実施例の概略図であり、ユーザは、IMクライアントにおいてメッセージの受信者を選択し、受信者とのセッションを確立することができ、図1Aに示すように、IMソフトウェアのセッション表示インタフェースには入力ボックスが表示されており、ユーザは、セッションインタフェースの入力ボックスに内容を入力し、且つ内容の入力を完了した後にメッセージ送信をトリガーする操作により、セッションインタフェースの入力ボックスにおける入力内容を受信者に送信し、それによってメッセージの送信を実現することができる。図1Aに示すように、受信されたメッセージの内容に対する遮蔽を回避するために、セッション表示インタフェースの入力ボックスを小さく設定することができるが、ユーザが大量の内容を入力する場合に、セッションインタフェースの入力ボックスで入力内容のチェックおよび編集を行うには不便である。
【0019】
この問題を解決するために、セッションインタフェースの入力ボックス内に一つの切り替えコントロールを設定することができ、切り替えコントロールをトリガーすることにより、リッチテキスト入力ボックスに切り替えることができ、セッション表示インタフェースを覆うことができるように、リッチテキスト入力ボックスを大きく設定し、図1Bに示すように、このように、ユーザが大量の内容を入力する場合に、リッチテキスト入力ボックスでは入力内容をチェックしたり編集したりするのに便利である。図1Bに示すように、リッチテキスト入力ボックス内には一つの切り替えコントロールも設置されてもよく、切り替えコントロールをトリガーすることにより、図1Aに示すセッションインタフェースの入力ボックスに切り替えて戻ることができる。
【0020】
以上をまとめると、切り替えコントロールのトリガーにより、セッションインタフェースの入力ボックスをリッチテキスト入力ボックスに切り替えることができ、リッチテキスト入力ボックスをセッションインタフェースの入力ボックスに切り替えることもできる。リッチテキスト入力ボックスのサイズとセッションインタフェースの入力ボックスのサイズとは異なり、例えばリッチテキスト入力ボックスのサイズは比較的大きく、セッションインタフェースの入力ボックスのサイズは比較的小さく、大きい入力ボックスと小さい入力ボックスとの切り替えを実現することができる。このように、異なるシナリオでの異なるサイズの入力ボックスに対するユーザの需要を満たすことができる。
【0021】
本開示の技術案では、第一の入力ボックスは、セッションインタフェースの入力ボックスであり、対応する第二の入力ボックスは、リッチテキスト入力ボックスであり、又は、第一の入力ボックスは、リッチテキスト入力ボックスであり、対応する第二の入力ボックスは、セッションインタフェースの入力ボックスである。
【0022】
本開示における図1図4図5図7図9および図12は、インタフェースにおける入力ボックスのいくつかの実施例の概略にすぎず、入力ボックスのインタフェースにおける位置やインタフェース全体に占める割合を限定するものではない。
【0023】
本開示の技術案では、インスタントメッセージングソフトウェアが第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとを含み、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとが切り替えコントロールによって切り替えられ、第一の入力ボックスのサイズと第二の入力ボックスのサイズとが異なることにより、大きい入力ボックスと小さい入力ボックスとの切り替えを実現することができ、第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信することにより、第一の入力ボックス内にターゲット入力内容を表示し、切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、第二の入力ボックスに切り替え、第二の入力ボックス内にターゲット入力内容を表示することで、大きい入力ボックスに表示される入力内容と小さい入力ボックスに表示される入力内容とを同期することで、大きいサイズの入力ボックスに小さいサイズの入力ボックスに入力する内容を表示することができ、ユーザが入力する内容を編集するのに便利である。
【0024】
以下、実施例で本開示の技術案について記載する。
【0025】
図2は、本開示によるインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートであり、図2に示すように、具体的には、以下のことを含む。
【0026】
S101、前記第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示する。
【0027】
IMソフトウェアは、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとを含み、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとは、切り替えコントロールによって切り替えられ、第一の入力ボックスのサイズと第二の入力ボックスのサイズとは異なる。
【0028】
例示的には、第一の入力ボックスは、図1Aに示すセッションインタフェースの入力ボックスであり、対応する第二の入力ボックスは、図1Bに示すリッチテキスト入力ボックスであり、又は、第一の入力ボックスは、図1Bに示すリッチテキスト入力ボックスであり、対応する第二の入力ボックスは、図1Aに示すセッションインタフェースの入力ボックスである。第一の入力ボックスが図1Aに示すセッションインタフェースの入力ボックスである場合に、第一の入力ボックス内の切り替えコントロールをトリガーすることにより、第一の入力ボックスを図1Bに示すリッチテキスト入力ボックス、即ち第二の入力ボックスに切り替えることができ、小さい入力ボックスを大きい入力ボックスに切り替えることができる。第一の入力ボックスが図1Bに示すリッチテキスト入力ボックスである場合に、第一の入力ボックス内の切り替えコントロールをトリガーすることにより、第一の入力ボックスを図1Aに示すセッションインタフェースの入力ボックス、即ち第二の入力ボックスに切り替えることができ、大きい入力ボックスを小さい入力ボックスに切り替えることができる。
【0029】
例えば、図1Aに示すように、第一の入力ボックスがセッションインタフェースの入力ボックスであり、ユーザが第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容が「私は中国人です」である場合に、図1Aに示すように、第一の入力ボックスに「私は中国人です」を表示する。また例えば、図1Bに示すように、第一の入力ボックスがリッチテキスト入力ボックスであり、ユーザが第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容が「私は中国人です」である場合に、第一の入力ボックスに「私は中国人です」を表示する。
【0030】
S103、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示する。
【0031】
例示的には、第一の入力ボックスが図1Aに示すセッションインタフェースの入力ボックスであり、図1Aに示すように、第一の入力ボックスには「私は中国人です」が表示されており、第二の入力ボックスに切り替える必要がある場合に、第一の入力ボックス内の切り替えコントロールをトリガーすることを選択し、切り替えコントロールのトリガーに応答して、第二の入力ボックスに切り替え、図1Bに示すように、第二の入力ボックスにも「私は中国人です」のターゲット入力内容が表示されることになり、小さい入力ボックスにおけるターゲット入力内容を大きい入力ボックスに同期に表示することができる。
【0032】
例示的には、第一の入力ボックスが図1Bに示すリッチテキスト入力ボックスであり、図1Bに示すように、第一の入力ボックスには「私は中国人です」が表示されており、第二の入力ボックスに切り替える必要がある場合に、第一の入力ボックス内の切り替えコントロールをトリガーすることを選択し、切り替えコントロールのトリガーに応答して、第二の入力ボックスに切り替え、図1Aに示すように、第二の入力ボックスにも「私は中国人です」のターゲット入力内容が表示されることなり、大きい入力ボックスにおけるターゲット入力内容を小さい入力ボックスに同期に表示することができる。
【0033】
本実施例では、インスタントメッセージングソフトウェアが第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとを含み、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとが切り替えコントロールによって切り替えられ、第一の入力ボックスのサイズと第二の入力ボックスのサイズとが異なることにより、大きい入力ボックスと小さい入力ボックスとの切り替えを実現することができ、第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信することにより、第一の入力ボックス内にターゲット入力内容を表示し、切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、第二の入力ボックスに切り替え、第二の入力ボックス内にターゲット入力内容を表示することで、大きい入力ボックスに表示される入力内容と小さい入力ボックスに表示される入力内容とを同期させることができ、大きいサイズの入力ボックスに小さいサイズの入力ボックスに入力する内容を表示させ、ユーザが入力する内容を編集するのに便利である。
【0034】
図3は、本開示による別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートであり、図3は、図2に示す実施例を基礎として、以下のことをさらに含む。
【0035】
S105、ターゲット編集コントロールに対するトリガーに応答して、前記ターゲット編集コントロールに対応するターゲット編集方式に基づいて前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内のターゲット入力内容を処理する。
【0036】
ターゲット編集コントロールは、太字編集コントロール、下線編集コントロール、削除線編集コントロール、斜体編集コントロール、ハイパーリンク編集コントロール、順序付きリスト編集コントロール、無順序リスト編集コントロール及び引用編集コントロールのうちの一つであってもよく、これに応じて、ターゲット編集方式は、太字、下線追加、削除線追加、斜体、ハイパーリンク追加、順序付きリストの方式での並び、無順序リストの方式での並び、及び引用のうちの一つであってもよい。他の実施の形態では、ターゲット編集コントロールは、フォント色編集コントロールやフォントタイプ編集コントロールなどの他の編集コントロールであってもよく、本実施例は、これに対して具体的に限定しない。
【0037】
実際の応用において、ユーザは、それ自体の実際の需要に応じて、IMクライアントに提示される複数の内容編集コントロールから一つを選択することができ、ユーザが選択した内容編集コントロールは、ターゲット編集コントロールであり、例えば、図4Aに示すように、ユーザが下線の提示スタイルでターゲット入力内容を提示する必要がある場合に、下線編集コントロールをターゲット編集コントロールとして選択し且つトリガーすることができる。
【0038】
ユーザがターゲット編集コントロールに対するトリガーを受信した後、トリガー操作に応答し、例えば、図4Bに示すように、ターゲット編集コントロールは、下線編集コントロールであり、下線編集コントロールに対するトリガーに応答して、ターゲット入力ボックス内のターゲット入力内容に下線を追加することで、ターゲット入力内容を下線の提示スタイルで提示することができる。
【0039】
他の実施の形態では、ターゲット編集コントロールが太字編集コントロールである場合に、ターゲット編集方式は、太字であり、ターゲット入力内容に対して太字処理を行うことで、ターゲット入力内容を太字の提示スタイルで提示し、又は、ターゲット編集コントロールが削除線編集コントロールである場合に、ターゲット編集方式は、削除線追加であり、ターゲット入力内容に対して削除線追加を行うことで、ターゲット入力内容を削除線の提示スタイルで提示し、又は、ターゲット編集コントロールが斜体編集コントロールである場合に、ターゲット編集方式は、傾斜であり、ターゲット入力内容に対して傾斜処理を行うことで、ターゲット入力内容を傾斜した提示スタイルで提示し、又は、ターゲット編集コントロールがハイパーリンク編集コントロールである場合に、ターゲット編集方式は、リンク設定であり、ターゲット入力内容に対して関連するリンクを設定することで、ターゲット入力内容をハイパーリンクの提示スタイルで提示し、又は、ターゲット編集コントロールが順序付きリスト編集コントロールである場合に、ターゲット編集方式は、番号順に並べることであり、ターゲット入力内容を順序付けて並べることにより、ターゲット入力内容を順序付きリストの提示スタイルで提示し、又は、ターゲット編集コントロールが無順序リスト編集コントロールである場合に、ターゲット編集方式は、順不同配置であり、ターゲット入力内容を順序番号なしで並べることで、ターゲット入力内容を無順序リストの提示スタイルで提示する。
【0040】
説明すべきこととして、図4は、セッションインタフェースの入力ボックスのみを例として例示的に説明し、他の実施の形態では、リッチテキスト入力ボックス内のターゲット入力内容を処理してもよい。
【0041】
いくつかの実施例では、ターゲット入力内容は、第一の入力ボックスにおけるすべての入力内容である。例えば、図4Aに示すように、ユーザは、第一の入力ボックスに内容を入力する前、下線編集コントロールをトリガーし、図4Bに示すように、下線編集コントロールをトリガーした後、ユーザは、第一の入力ボックスに内容を入力し、入力する内容をいずれも下線の提示スタイルで提示し、明らかに、第一の入力ボックスにおけるすべての入力内容は、ターゲット入力内容である。
【0042】
いくつかの実施例では、ターゲット入力内容は、第一の入力ボックスにおける一部の入力内容である。例えば、図5Aに示すように、ユーザは、第一の入力ボックスに内容を入力し、一部の入力内容を選択した後に下線編集コントロールをトリガーし、図5Bに示すように、下線編集コントロールをトリガーした後、選択した入力内容を下線の提示スタイルで提示し、明らかに、第一の入力ボックスにおける一部の入力内容は、ターゲット入力内容である。
【0043】
本実施例では、ターゲット編集コントロールに対するトリガーに応答して、ターゲット編集コントロールに対応するターゲット編集方式に基づいて第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内のターゲット入力内容を処理してターゲット入力内容の提示スタイルを変えることができ、ターゲット入力内容を異なる提示スタイルでユーザに提示することができ、内容編集能力の多様性を高めることができ、それによってユーザによる内容編集能力の多様性に対する需要を満たすことができる。
【0044】
上記実施例に基づいて、第二の入力ボックスは、第一の入力ボックスのサイズを変化させることに基づいて得られるものであってもよい。
【0045】
例示的には、第一の入力ボックスが図1Aに示すセッションインタフェースの入力ボックスである場合に、切り替えコントロールのトリガーに応答して、第一の入力ボックスのサイズを拡大して第二の入力ボックスを得る。第一の入力ボックスが図1Bに示すリッチテキスト入力ボックスである場合に、切り替えコントロールのトリガーに応答して、第一の入力ボックスのサイズを縮小して第二の入力ボックスを得る。
【0046】
図6は、本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートであり、図6は、図3に示す実施例を基礎として、S105を実行する前、少なくとも一つの内容編集コントロールの表示をトリガーする一実現方式の具体的な説明として、以下のとおりである。
【0047】
S104、前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内に表示される第一のボタンに対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示する。
【0048】
前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる。
【0049】
図7Aは、本開示によるインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図であり、例示的には、図7Aに示すように、セッションインタフェースの入力ボックス内には第一のボタンが表示されており、ユーザは、第一のボタンをクリックすることで第一のボタンをトリガーすることができ、例えば第一のボタンは、「Aa」スタイルのボタンであってもよい。図7Bに示すように、第一のボタンのトリガー操作に応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示する。
【0050】
いくつかの実施例では、これらの内容編集コントロールは、太字編集コントロール、下線編集コントロール、削除線編集コントロール、斜体編集コントロール、ハイパーリンク編集コントロール、順序付きリスト編集コントロール、無順序リスト編集コントロール及び引用編集コントロールのうちの少なくとも一つを含んでもよく、フォント色編集コントロールやフォントタイプ編集コントロールなどの他の内容編集コントロールのうちの少なくとも一つを含んでもよく、本実施例は、内容編集コントロールに対して具体的に限定しない。
【0051】
表示される少なくとも一つの内容編集コントロールに基づいて、ユーザは、それ自体の需要に応じてこれらの内容編集コントロールから一つを選択してトリガーし、ユーザにより選択される内容編集コントロールは、ターゲット編集コントロールである。
【0052】
説明すべきこととして、図7は、セッションインタフェースの入力ボックスのみを例として例示的に説明し、他の実施の形態では、リッチテキスト入力ボックスであってもよい。
【0053】
本実施例では、第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内に表示される第一のボタンに対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示し、少なくとも一つの内容編集コントロールにはターゲット編集コントロールが含まれ、入力内容を編集する必要がない場合には、内容編集コントロールを隠すことで、IMソフトウェアの表示画面を比較的に簡潔にし、ユーザの体験を向上させることができ、なお、第一のボタンを第一の入力ボックス内に表示し、ユーザが操作するのに便利である。
【0054】
図8は、開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートであり、図8は、図3に示す実施例を基礎として、S103を実行する前、少なくとも一つの内容編集コントロールの表示をトリガーする別の実現方式の具体的な説明として、以下のとおりである。
【0055】
S104’、前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内に表示される前記ターゲット入力内容に対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示する。
【0056】
前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる。
【0057】
図9Aは、本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの表示画面のいくつかの実施例の概略図であり、例示的には、図9Aに示すセッションインタフェースの入力ボックスから編集する必要がある入力内容を選択し、即ちターゲット入力内容を選択し、ターゲット入力内容の選択操作に応答して、ターゲット入力内容がある位置の近くに一つのフローティングツールバーを表示することができ、フローティングツールバーには少なくとも一つの内容編集コントロールが表示されている。
【0058】
いくつかの実施例では、これらの内容編集コントロールは、太字編集コントロール、下線編集コントロール、削除線編集コントロール、斜体編集コントロール、ハイパーリンク編集コントロール、順序付きリスト編集コントロール、無順序リスト編集コントロール、及び引用編集コントロールのうちの少なくとも一つを含んでもよく、フォント色編集コントロールやフォントタイプ編集コントロールなどの他の内容編集コントロールのうちの少なくとも一つを含んでもよく、本実施例は、内容編集コントロールに対して具体的に限定しない。
【0059】
フローティングツールバーに表示される少なくとも一つの内容編集コントロールに基づいて、ユーザは、それ自体の需要に応じてこれらの内容編集コントロールから一つを選択してトリガーし、ユーザにより選択される内容編集コントロールは、ターゲット編集コントロールである。
【0060】
本実施例では、第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内に表示されるターゲット入力内容に対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示し、少なくとも一つの内容編集コントロールにはターゲット編集コントロールが含まれ、入力内容を編集する必要がない場合には、内容編集コントロールを隠すことで、表示画面を比較的に簡潔にし、ユーザの体験を向上させることができ、また、単独のボタンを設定して内容編集コントロールの表示をトリガーし、さらに表示画面の簡潔性を向上させる。
【0061】
いくつかの実施例では、上記実施例に基づいて、少なくとも一つの内容編集コントロールの表示位置と前記ターゲット入力内容の位置とは、関連する。
【0062】
例示的には、図9Aに示すように、フローティングツールバーは、ターゲット入力内容がある領域の近くに位置し、ユーザは、内容編集コントロールに対してトリガー操作を行うのに便利であり、例えばフローティングツールバーは、ターゲット入力内容がある領域の上方8ptの位置に位置してもよい。いくつかの実施例では、ターゲット入力内容が入力ボックスにおけるエッジに近い位置に位置する場合に、図9Aに示すように、対応するフローティングツールバーは、表示ボックス内に位置し且つ表示ボックスエッジの領域に近接し、すべての内容編集コントロールを完全に表示することを確保し、例えばフローティングツールバーは、表示ボックス内であって表示ボックスエッジから8ptの位置に位置する。いくつかの実施例では、ターゲット入力内容が入力ボックスにおける中間に近接する位置に位置する場合に、図9Bに示すように、対応するフローティングツールバーは、ターゲット入力内容の両側に対称的に分布してもよく、それによって表示画面の美観性を保持することができる。
【0063】
本実施例では、少なくとも一つの内容編集コントロールの表示位置とターゲット入力内容の位置とが関連することにより、ユーザが操作するのに便利であるとともに、表示画面の美観性及び内容編集コントロールの完全性を確保することができる。
【0064】
図10は、開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートであり、図10は、図2に示す実施例を基礎として、S101を実行するときの一つの可能な実現方式の具体的な説明であり、以下のとおりである。
【0065】
S101’、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示し、且つ前記ターゲット入力内容を下書きボックスに保存する。
【0066】
ユーザは、第一の入力ボックス内にターゲット入力内容を入力し、ユーザの入力するターゲット入力内容を受信した後、ターゲット入力内容を下書きボックスに保存するとともに、第一の入力ボックス内にこのターゲット入力内容を表示する。
【0067】
S103を実行するときの一つの可能な実現方式の具体的な説明として、図10に示すように、
S103’、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記ターゲット入力内容を取得し、且つ前記第二の入力ボックス内に表示する。
【0068】
第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとは、一つの下書きボックスを共用し、切り替えコントロールのトリガーに応答して、第二の入力ボックスは、この前に保存された第一の入力ボックス内に表示されていたターゲット入力内容を下書きボックスから取得し、且つ第二の入力ボックス内にこのターゲット入力内容を表示することができる。
【0069】
本実施例では、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとが一つの下書きボックスを共用し、第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示し、且つターゲット入力内容を下書きボックスに保存し、切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、下書きボックスからターゲット入力内容を取得し、且つ第二の入力ボックス内に表示することにより、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとの間にはデータ伝送が存在せず、ターゲット入力内容の同期効率を向上させることができる。
【0070】
図11は、開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートであり、図11は、図10に示す実施例を基礎として、S103’を実行するときの一つの可能な実現方式の具体的な説明であり、以下のとおりである。
【0071】
S201、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから、前記第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容および前記第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得する。
【0072】
第一の入力ボックスのサイズは、第二の入力ボックスのサイズよりも大きく、例えば第一の入力ボックスは、図1Bに示すリッチテキスト入力ボックスであり、第二の入力ボックスは、図1Aに示すセッションインタフェースの入力ボックスである。
【0073】
第一の入力ボックスは、第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含み、第一のタイトル領域は、第一のターゲット入力内容を表示することができ、第一の本文領域は、第二のターゲット入力内容を表示することができる。ここで、第一のターゲット入力内容は、空ではなくてもよく、例えば図12Aに示すように、第一のタイトル領域内に表示される第一のターゲット入力内容は、「中国」であり、第一の本文領域内に表示される第二のターゲット入力内容は、「私は中国人です」である。第一のターゲット入力内容は、空であってもよく、図12Cに示すように、第一のタイトル領域内は、内容を表示せず、第一の本文領域内に表示される第二のターゲット入力内容は、「私は中国人です」である。
【0074】
上記実施例に基づいて、下書きボックス内には、第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容、及び第一の本文領域の第二のターゲット入力内容が記憶されており、ユーザが第一の入力ボックス内の切り替えコントロールをトリガーし、切り替えコントロールのトリガーに応答して、下書きボックスから、第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容、及び第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得する。
【0075】
S202、前記第一のターゲット入力内容が空であるかどうかを決定する。
【0076】
そうである場合に、S203を実行し、そうでない場合に、S204を実行する。
【0077】
S203、本文領域のみを含む第二の入力ボックス内の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示する。
【0078】
第一のターゲット入力内容が空である場合に、下書きボックスに記憶された第二のターゲット入力内容を取得し、且つ第二の入力ボックス内の本文領域に第二のターゲット入力内容を表示し、表示される第二の入力ボックスは、本文領域のみを含み、第一のターゲット入力内容に対してタイトル領域を残す必要がなく、第二の入力ボックスに表示される画面は相対的に美観を増す。例えば、図12Cに示すように、第一のタイトル領域内に内容を表示せず、第一の本文領域に表示される第二のターゲット入力内容は、「私は中国人です」であり、図12Dに示すように、切り替えコントロールのトリガーに応答して、第二の入力ボックスに本文領域の上にタイトル領域を設定する必要がなく、本文領域をトップに設置し、且つ本文領域内に第二のターゲット入力内容「私は中国人です」を表示する。
【0079】
S204、第二のタイトル領域と第二の本文領域とを含む第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に前記第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示する。
【0080】
第一のターゲット入力内容が空でない場合に、下書きボックスに記憶されている第一のターゲット入力内容および第二のターゲット入力内容を取得し、且つ第二の入力ボックス内の第二のタイトル領域に第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に第二のターゲット入力内容を表示し、第一のターゲット入力内容および第二のターゲット入力内容の提示スタイルに影響を与えることはない。例えば、図12Aに示すように、第一のタイトル領域内に第一のターゲット入力内容「中国」を表示し、第一の本文領域に第二のターゲット入力内容「私は中国人です」を表示し、切り替えコントロールのトリガーに応答して、第二の入力ボックスには第二のタイトル領域および第二の本文領域が表示されており、ここで、図12Bに示すように、第二のタイトル領域内に第一のターゲット入力内容「中国」を表示し、第二の本文領域内に第二のターゲット入力内容「私は中国人です」を表示する。
【0081】
図13は、本開示によるまた別のインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法のいくつかの実施例のフローチャートであり、図13は、図10に示す実施例を基礎として、S103’を実行するときの別の可能な実現方式の具体的な説明であり、以下のとおりである。
【0082】
S301、前記第一の入力ボックスが第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含む場合に、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから、前記第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容および前記第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得し、且つ第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に前記第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示する。
【0083】
第一の入力ボックスのサイズは、第二の入力ボックスのサイズよりも小さく、例えば第一の入力ボックスは、図1Aに示すセッションインタフェースの入力ボックスであり、第二の入力ボックスは、図1Bに示すリッチテキスト入力ボックスである。
【0084】
例示的には、図12Bに示すように、第一の入力ボックスは、第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含み、第一のタイトル領域には第一のターゲット入力内容が表示されており、第一の本文領域内には第二のターゲット入力内容が表示されており、このとき、下書きボックス内には第一のターゲット入力内容および第二のターゲット入力内容が記憶されている。ユーザの切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、下書きボックスから、第一のターゲット入力内容および第二のターゲット入力内容を取得し、且つ第一のターゲット入力内容を第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に表示し、第二のターゲット入力内容を第二の入力ボックスの第二の本文領域に表示する。
【0085】
例えば、図12Bに示すように、第一の入力ボックスには第一のタイトル領域および第一の本文領域が表示されており、ここで、第一のタイトル領域内に第一のターゲット入力内容「中国」を表示し、第一の本文領域内に第二のターゲット入力内容「私は中国人です」を表示する。切り替えコントロールのトリガーに応答して、第二の入力ボックスには第二のタイトル領域および第二の本文領域が表示されており、ここで、図12Aに示すように、第二のタイトル領域内に第一のターゲット入力内容「中国」を表示し、第二の本文領域内に第二のターゲット入力内容「私は中国人です」を表示する。
【0086】
S301’、前記第一の入力ボックスが本文領域を含む場合に、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記本文領域のターゲット入力内容を取得し、第二の入力ボックスの第二の本文領域に前記ターゲット入力内容を表示する。
【0087】
第一の入力ボックスのサイズは、第二の入力ボックスのサイズよりも小さく、例えば第一の入力ボックスは、図1Aに示すセッションインタフェースの入力ボックスであり、第二の入力ボックスは、図1Bに示すリッチテキスト入力ボックスである。
【0088】
例示的には、第一の入力ボックスは、本文領域のみを含み、図12Dに示すように、本文領域内にはターゲット入力内容が表示されており、このとき、下書きボックス内にはターゲット入力内容のみが記憶されている。ユーザの切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、下書きボックスからターゲット入力内容を取得し、且つターゲット入力内容を第二の入力ボックスの第二の本文領域に表示する。
【0089】
例えば、図12Dに示すように、第一の入力ボックスには本文領域のみが表示されており、本文領域内にターゲット入力内容「私は中国人です」を表示する。切り替えコントロールのトリガーに応答して、第二の入力ボックスには第二のタイトル領域および第二の本文領域が表示されており、ここで、図12Cに示すように、第二の本文領域内にターゲット入力内容「中国」を表示し、第二のタイトル領域内に表示しない。
【0090】
本開示は、インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力装置をさらに提供し、図14は、本開示によるインスタントメッセージングソフトウェアの内容入力装置のいくつかの実施例の構造概略図であり、図14に示すように、インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力装置は、
前記第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示するための第一の表示モジュール110と、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示するための第二の表示モジュール120とを含む。
【0091】
いくつかの実施例では、
ターゲット編集コントロールに対するトリガーに応答して、前記ターゲット編集コントロールに対応するターゲット編集方式に基づいて前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内のターゲット入力内容を処理するための処理モジュールをさらに含む。
【0092】
いくつかの実施例では、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第一の入力ボックスのサイズを変更して前記第二の入力ボックスを得るための変化モジュールをさらに含む。
【0093】
いくつかの実施例では、第一の表示モジュール110は、さらに、前記第一の入力ボックス内に表示される第一のボタンに対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示するために用いられ、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる。
【0094】
第二の表示モジュール120は、さらに、前記第二の入力ボックス内に表示される第一のボタンに対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示するために用いられ、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる。
【0095】
いくつかの実施例では、第一の表示モジュール110は、さらに、前記第一の入力ボックス内に表示されるターゲット入力内容に対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示するために用いられ、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる。
【0096】
第二の表示モジュール120は、さらに、前記第二の入力ボックス内に表示されるターゲット入力内容に対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示するために用いられ、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる。
【0097】
いくつかの実施例では、前記第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとは、一つの下書きボックスを共用する。
【0098】
第一の表示モジュール110は、さらに前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示し、且つ前記ターゲット入力内容を下書きボックスに保存するために用いられる。
【0099】
第二の表示モジュール120は、さらに前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記ターゲット入力内容を取得し、且つ前記第二の入力ボックス内に表示するために用いられる。
【0100】
いくつかの実施例では、前記少なくとも一つの内容編集コントロールの表示位置と前記ターゲット入力内容の位置とは、関連する。
【0101】
いくつかの実施例では、前記第一の入力ボックスのサイズは、前記第二の入力ボックスのサイズよりも大きく、前記第一の入力ボックスは、第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含む。
【0102】
第二の表示モジュール120は、さらに前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから、前記第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容および前記第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得し、前記第一のターゲット入力内容が空である場合に、本文領域のみを含む第二の入力ボックス内の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示し、前記第一のターゲット入力内容が空でない場合に、第二のタイトル領域と第二の本文領域とを含む第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に前記第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示するために用いられる。
【0103】
いくつかの実施例では、前記第一の入力ボックスのサイズは、前記第二の入力ボックスのサイズよりも小さく、前記第一の入力ボックスは、本文領域を含み、又は、前記第一の入力ボックスは、第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含み、前記第二の入力ボックスは、第二のタイトル領域と第二の本文領域とを含む。
【0104】
第二の表示モジュール120は、さらに前記第一の入力ボックスが第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含む場合に、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから、前記第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容および前記第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得し、且つ第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に前記第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示し、前記第一の入力ボックスが本文領域を含む場合に、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記本文領域の前記ターゲット入力内容を取得し、第二の入力ボックスの第二の本文領域に前記ターゲット入力内容を表示するために用いられる。
【0105】
いくつかの実施例では、前記少なくとも一つの内容編集コントロールは、
太字、下線、削除線、斜体、ハイパーリンク、順序付きリスト、無順序リスト及び引用のうちの少なくとも一つを含む。
【0106】
本開示の実施例による装置は、上記各方法の実施例の技術案を実行するために用いられてもよく、その実現原理と技術的効果が類似し、ここでこれ以上説明しない。
【0107】
本開示の実施例は、電子機器をさらに提供し、この電子機器は、プロセッサを含み、前記プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行するために用いられ、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するときに上記方法の実施例のステップを実現する。
【0108】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、このコンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、上記方法の実施例のステップを実現する。
【0109】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、本開示上記方法の実施例のステップをコンピュータに実行させる。
【0110】
第一の態様によれば、本開示は、インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力方法を提供し、前記インスタントメッセージングソフトウェアは、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとを含み、前記第一の入力ボックスと前記第二の入力ボックスとは、切り替えコントロールによって切り替えられ、前記第一の入力ボックスのサイズと前記第二の入力ボックスのサイズとは異なり、
前記第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示し、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示する。
【0111】
いくつかの実施例では、前記方法は、
ターゲット編集コントロールに対するトリガーに応答して、前記ターゲット編集コントロールに対応するターゲット編集方式に基づいて前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内のターゲット入力内容を処理することをさらに含む。
【0112】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第一の入力ボックスのサイズを変更して前記第二の入力ボックスを得ることをさらに含む。
【0113】
いくつかの実施例では、前記方法は、
前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内に表示される第一のボタンに対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示することであって、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれること、
又は、
前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内に表示されるターゲット入力内容に対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示することであって、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれることをさらに含む。
【0114】
いくつかの実施例では、前記第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとは、一つの下書きボックスを共用し、
前記の、前記第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示することは、
前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示し、且つ前記ターゲット入力内容を下書きボックスに保存することを含み、
前記の、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示することは、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記ターゲット入力内容を取得し、且つ前記第二の入力ボックス内に表示することを含む。
【0115】
いくつかの実施例では、前記少なくとも一つの内容編集コントロールの表示位置と前記ターゲット入力内容の位置とは、関連する。
【0116】
いくつかの実施例では、前記第一の入力ボックスのサイズは、前記第二の入力ボックスのサイズよりも大きく、前記第一の入力ボックスは、第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含み、
前記の、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記ターゲット入力内容を取得し、且つ前記第二の入力ボックス内に表示することは、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから、前記第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容および前記第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得することと、
前記第一のターゲット入力内容が空である場合に、本文領域のみを含む第二の入力ボックス内の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示することと、
前記第一のターゲット入力内容が空でない場合に、第二のタイトル領域と第二の本文領域とを含む第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に前記第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示することとを含む。
【0117】
いくつかの実施例では、前記第一の入力ボックスのサイズは、前記第二の入力ボックスのサイズよりも小さく、前記第一の入力ボックスは、本文領域を含み、又は、前記第一の入力ボックスは、第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含み、前記第二の入力ボックスは、第二のタイトル領域と第二の本文領域とを含み、
前記の、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記ターゲット入力内容を取得し、且つ前記第二の入力ボックス内に表示することは、
前記第一の入力ボックスが第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含む場合に、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから、前記第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容および前記第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得し、且つ第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に前記第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示することと、
前記第一の入力ボックスが本文領域を含む場合に、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記本文領域の前記ターゲット入力内容を取得し、第二の入力ボックスの第二の本文領域に前記ターゲット入力内容を表示することとを含む。
【0118】
いくつかの実施例では、前記少なくとも一つの内容編集コントロールは、
太字、下線、削除線、斜体、ハイパーリンク、順序付きリスト、無順序リスト及び引用のうちの少なくとも一つを含む。
【0119】
第二の態様によれば、本開示は、インスタントメッセージングソフトウェアの内容入力装置を提供し、前記インスタントメッセージングソフトウェアは、第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとを含み、前記第一の入力ボックスと前記第二の入力ボックスとは、切り替えコントロールによって切り替えられ、前記第一の入力ボックスのサイズと前記第二の入力ボックスのサイズとは異なり、
前記装置は、
前記第一の入力ボックスに入力するターゲット入力内容を受信し、前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示するための第一の表示モジュールと、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第二の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示するための第二の表示モジュールとを含む。
【0120】
いくつかの実施例では、
ターゲット編集コントロールに対するトリガーに応答して、前記ターゲット編集コントロールに対応するターゲット編集方式に基づいて前記第一の入力ボックス又は第二の入力ボックス内のターゲット入力内容を処理するための処理モジュールをさらに含む。
【0121】
いくつかの実施例では、
前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記第一の入力ボックスのサイズを変更して前記第二の入力ボックスを得るための変化モジュールをさらに含む。
【0122】
いくつかの実施例では、第一の表示モジュールは、さらに、前記第一の入力ボックス内に表示される第一のボタンに対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示するために用いられ、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる。
【0123】
第二の表示モジュールは、さらに、前記第二の入力ボックス内に表示される第一のボタンに対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示するために用いられ、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる。
【0124】
いくつかの実施例では、第一の表示モジュールは、さらに、前記第一の入力ボックス内に表示されるターゲット入力内容に対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示するために用いられ、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる。
【0125】
第二の表示モジュールは、さらに、前記第二の入力ボックス内に表示されるターゲット入力内容に対するトリガーに応答して、少なくとも一つの内容編集コントロールを表示するために用いられ、前記少なくとも一つの内容編集コントロールには前記ターゲット編集コントロールが含まれる。
【0126】
いくつかの実施例では、前記第一の入力ボックスと第二の入力ボックスとは、一つの下書きボックスを共用する。
【0127】
第一の表示モジュールは、さらに前記第一の入力ボックス内に前記ターゲット入力内容を表示し、且つ前記ターゲット入力内容を下書きボックスに保存するために用いられる。
【0128】
第二の表示モジュールは、さらに前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記ターゲット入力内容を取得し、且つ前記第二の入力ボックス内に表示するために用いられる。
【0129】
いくつかの実施例では、前記少なくとも一つの内容編集コントロールの表示位置と前記ターゲット入力内容の位置とは、関連する。
【0130】
いくつかの実施例では、前記第一の入力ボックスのサイズは、前記第二の入力ボックスのサイズよりも大きく、前記第一の入力ボックスは、第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含む。
【0131】
第二の表示モジュールは、さらに前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから、前記第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容および前記第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得し、前記第一のターゲット入力内容が空である場合に、本文領域のみを含む第二の入力ボックス内の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示し、前記第一のターゲット入力内容が空でない場合に、第二のタイトル領域と第二の本文領域とを含む第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に前記第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示するために用いられる。
【0132】
いくつかの実施例では、前記第一の入力ボックスのサイズは、前記第二の入力ボックスのサイズよりも小さく、前記第一の入力ボックスは、本文領域を含み、又は、前記第一の入力ボックスは、第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含み、前記第二の入力ボックスは、第二のタイトル領域と第二の本文領域とを含む。
【0133】
第二の表示モジュールは、さらに前記第一の入力ボックスが第一のタイトル領域と第一の本文領域とを含む場合に、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから、前記第一のタイトル領域の第一のターゲット入力内容および前記第一の本文領域の第二のターゲット入力内容を取得し、且つ第二の入力ボックスの第二のタイトル領域に前記第一のターゲット入力内容を表示し、第二の本文領域に前記第二のターゲット入力内容を表示し、前記第一の入力ボックスが本文領域を含む場合に、前記切り替えコントロールに対するトリガーに応答して、前記下書きボックスから前記本文領域の前記ターゲット入力内容を取得し、第二の入力ボックスの第二の本文領域に前記ターゲット入力内容を表示するために用いられる。
【0134】
いくつかの実施例では、前記少なくとも一つの内容編集コントロールは、
太字、下線、削除線、斜体、ハイパーリンク、順序付きリスト、無順序リスト、及び引用のうちの少なくとも一つを含む。
【0135】
第三の態様によれば、本開示は、電子機器を提供し、この電子機器は、プロセッサを含み、前記プロセッサは、メモリに記憶されるコンピュータプログラムを実行するために用いられ、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するときに第一の態様によるいずれか一つの方法を実現する。
【0136】
第四の態様によれば、本開示は、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体を提供し、このコンピュータ可読記憶媒体は、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、第一の態様によるいずれか一つの方法を実現することを特徴とする。
【0137】
第五の態様によれば、本開示は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、第一の態様によるいずれか一つの方法を前記コンピュータに実行させる。
【0138】
第六の態様によれば、本開示は、コンピュータプログラムを提供し、命令を含み、命令がプロセッサにより実行されるとき、いずれか一つの実施例による内容入力方法をプロセッサに実行させる。
【0139】
説明すべきこととして、本明細書では、例えば、「第一」と「第二」などのような関係用語は、一つのエンティティ又は操作と別のエンティティ又は操作とを区別するためにのみ使用され、必ずしもこれらのエンティティ又は操作の間に任意のこのような実際の関係又は順序が存在することを要求または暗示することはない。そして、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は機器は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又は、このようなプロセス、方法、物品又は機器に固有の要素をさらに含む。それ以上の制限がない場合に、文章「一つの……を含み」で限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品又は機器に別の同じ要素が存在することを除外するものではない。
【0140】
以上述べたのは、本開示の具体的な実施の形態にすぎず、当業者が本開示を理解または実現できるようにする。これらの実施例の様々な修正は、当業者にとっては明らかであり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の精神又は範囲を逸脱することなく、他の実施例で実現することができる。そのため、本開示は、本明細書に記載のこれらの実施例に限定されるものではなく、本明細書に開示された原理と新規な特徴と一致する最も広い範囲に適合するものである。
図1A
図1B
図2
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図6
図7A
図7B
図8
図9A
図9B
図10
図11
図12A
図12B
図12C
図12D
図13
図14
【国際調査報告】