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特表2024-541520仮想シーンにおける位置マーキング方法、装置、機器、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-08
(54)【発明の名称】仮想シーンにおける位置マーキング方法、装置、機器、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/5378 20140101AFI20241031BHJP
【FI】
A63F13/5378
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024531371
(86)(22)【出願日】2022-11-09
(85)【翻訳文提出日】2024-05-24
(86)【国際出願番号】 CN2022130823
(87)【国際公開番号】W WO2023160015
(87)【国際公開日】2023-08-31
(31)【優先権主張番号】202210179779.2
(32)【優先日】2022-02-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY (SHENZHEN) COMPANY LIMITED
【住所又は居所原語表記】35/F,Tencent Building,Kejizhongyi Road,Midwest District of Hi-tech Park,Nanshan District, Shenzhen,Guangdong 518057,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100150197
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 直樹
(72)【発明者】
【氏名】肖 ▲ジエ▼
(57)【要約】
本願は、仮想シーンにおける位置マーキング方法、装置、機器、記憶媒体、及びプログラム製品を提供し、方法は、仮想シーンの地図を表示するステップと、仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップと、少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、ターゲット仮想リソースアイコンがドラッグ操作の実行に付随して地図において移動するように制御するステップと、ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、地図におけるターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするステップと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器によって実行される、仮想シーンにおける位置マーキング方法であって、前記方法は、
前記仮想シーンの地図を表示するステップと、
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップと、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御するステップと、
前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするステップと、を含む、仮想シーンにおける位置マーキング方法。
【請求項2】
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップの前に、前記方法は、
前記仮想シーンのインタフェースにおいて、位置マーキング機能項目を表示するステップと、
前記位置マーキング機能項目に対する第1トリガー操作に応答して、前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップの前に、
前記仮想シーンのインタフェースに基づいてトリガーされたグラフィックス描画操作を受信するステップと、
前記グラフィックス描画操作によって描画されたグラフィックスが予め設定されたグラフィックスとマッチングするときに、前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記仮想リソースアイコンのアイコン表示長さ、及び前記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称の名称表示長さを取得するステップと、
前記アイコン表示長さと前記名称長さとの和が長さ閾値に達しないときに、前記仮想リソースアイコンを表示する過程において、前記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記アイコン表示長さと前記名称表示長さとの和が幅閾値に達するときに、前記仮想リソースアイコンを表示する過程において、相応な仮想リソースのリソース名称を非表示にし、かつ
前記仮想リソースアイコンが選択状態にあるときに、フローティングレイヤの形式を採用して前記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示するステップの後に、前記方法は、
前記仮想リソースアイコンに対するトリガー操作に応答して、前記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を編集可能状態にするように制御するステップと、
前記編集可能状態にあるリソース名称に対する編集操作に応答して、編集後のリソース名称を表示するステップと、をさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御する前記ステップは、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのフローティング状態にあるターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記フローティング状態にある前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御するステップを含み、
前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随するように制御する前に、前記方法は、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対する押圧操作に応答して、前記押圧操作の操作パラメータを取得するステップであって、前記操作パラメータは、操作時間、及び圧力大きさの少なくとも1つを含む、ステップと、
前記操作時間が時間閾値に達する、又は前記圧力大きさが圧力閾値に達するときに、前記ターゲット仮想リソースアイコンをフローティング状態にするように制御するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示する前記ステップは、
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、移動可能状態にある少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップを含み、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御する前記ステップは、
移動可能状態にある前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンに対応する移動可能状態にあるアイコンコピーを生成するステップと、
移動可能な状態にある前記アイコンコピーが、前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンにおいて使用禁止状態にある仮想リソースアイコンが存在するときに、
使用禁止状態にある前記仮想リソースアイコンに対するトリガー操作に応答して、提示情報を表示するステップをさらに含み、
前記提示情報は、使用禁止状態にある前記仮想リソースアイコンに対応する仮想リソースに対するマーキング数量が数量閾値に達したことを提示することに用いられる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、
前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御する過程において、前記ターゲット仮想リソースアイコンのリアルタイム位置を取得するステップと、
前記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示するステップは、
前記仮想シーンのインタフェースにおいて、ターゲット領域を表示するステップと、
前記ターゲット領域において、前記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示するステップと、を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示するステップは、
前記ターゲット仮想リソースアイコンに関連付けられた付随フローティングレイヤを同期して表示し、かつ前記付随フローティングレイヤ内に前記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースをディスプレイするステップを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示する前記ステップは、
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、前記インタフェースにおいて、アイコンフローティングレイヤを表示し、かつ前記アイコンフローティングレイヤにおいて、ターゲットディスプレイスタイルを採用して少なくとも1つの仮想リソースアイコンをディスプレイするステップを含み、
前記ターゲットディスプレイスタイルは、リストディスプレイスタイル、及びホイールスタイルのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップの後に、前記方法は、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対する第1トリガー操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードに入るように制御するステップをさらに含み、
前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置のところで、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするステップの後に、前記方法は、
前記マルチポイントマーキングモードにおいて、前記ターゲット仮想リソースアイコンをカーソル追従状態にするように制御するステップと、
前記地図における第1位置に対するタップ操作に応答して、前記地図における第1位置のところで前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングし、かつ
前記第1位置のところで前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングした後に、前記地図における第2位置に対するタップ操作を受信するときに、前記第2位置のところで前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記ターゲット仮想リソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードに入るように制御する前記ステップの後に、前記方法は、
前記ターゲット仮想リソースアイコンの表示スタイルを第1表示スタイルから第2表示スタイルに切り替えるステップをさらに含み、
前記第2位置のところで前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングする前記ステップの後に、前記方法は、
前記ターゲット仮想リソースアイコンに対する第2トリガー操作に応答して、前記マルチポイントマーキングモードを終了するように制御し、かつ
前記ターゲット仮想リソースアイコンの表示スタイルを第2表示スタイルから第1表示スタイルに切り替えるステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするステップの前に、前記方法は、
前記仮想シーンにおいて前記ドラッグ操作に対応するドラッグ軌跡を表示するステップと、
前記ドラッグ軌跡の前記地図上の対応するグラフィックスが閉じたグラフィックスであるときに、前記閉じたグラフィックスに対応する領域をマルチポイントマーキング領域とするステップと、をさらに含み、
前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置のところで、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングする前記ステップは、
前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記マルチポイントマーキング領域内に、非マーキング状態にある各マーキング可能なリソース位置のところで、前記ターゲット仮想リソースアイコンをそれぞれマーキングするステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
仮想シーンにおける位置マーキング装置であって、前記装置は、表示モジュールと、制御モジュールと、マーキングモジュールと、を含み、
前記表示モジュールは、前記仮想シーンの地図を表示するように構成され、
前記表示モジュールは、さらに、前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するように構成され、
前記制御モジュールは、前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御するように構成され、
前記マーキングモジュールは、前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするように構成される、仮想シーンにおける位置マーキング装置。
【請求項18】
電子機器であって、前記電子機器は、
実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、
前記メモリにおいて記憶された実行可能な命令を実行するときに、請求項1~16のいずれか1項に記載の仮想シーンにおける位置マーキング方法を実現するように構成されるプロセッサと、を含む、電子機器。
【請求項19】
コンピュータ可読記憶媒体であって、実行可能な命令が記憶され、前記実行可能な命令がプロセッサによって実行されるときに、請求項1~16のいずれか1項に記載の仮想シーンにおける位置マーキング方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム、又は命令を含み、前記コンピュータプログラム、又は命令がプロセッサによって実行されるときに、請求項1~16のいずれか1項に記載の仮想シーンにおける位置マーキング方法を実現する、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、仮想化、及びヒューマンコンピュータインタラクションの技術分野に関し、特に仮想シーンにおける位置マーキング方法、装置、機器、記憶媒体、及びプログラム製品に関する。
【0002】
本願は、出願番号が第202210179779.2号であり、出願日が2022年2月25日である中国特許出願に基づいて出願され、かつ該中国特許出願の優先権を主張し、該中国特許出願の全部の内容は、ここで参照として本願に組み込まれている。
【背景技術】
【0003】
オープンワールドをテーマにしたゲームがますます多くなっていることに伴い、プレイヤーは、通常、みな大きな世界(ワールド)においてシステムが推奨した様々なゲームタスクを行う。ゲームにおけるタスクの種類は多く、個々のタスクのインタラクションシーン、及び非プレイヤーキャラクターがそれぞれ異なることが多い。通常、プレイヤーがタスクのシーンを確認するには、ゲーム内の地図機能により地図を開き、かつ地図上の対応するタスクアイコンを見つけて、自動ナビゲーションを行うか、又はマーキングポイントを設定した後に、ゲーム内のガイダンスに追従してタスクポイントに進む必要がある。
【0004】
関連技術において、もし地図上のある位置をマーキングしようとすると、複数回タップ操作をする必要があり、もしマーキングを繰り返し行おうとすると、より多くのタップのステップを繰り返す必要があり、ヒューマンコンピュータインタラクションの回数が頻繁になり、マーキング効率が低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願の実施例は、仮想シーンにおける位置マーキング方法、装置、電子機器、コンピュータ可読記憶媒体、及びコンピュータプログラム製品を提供し、仮想リソースアイコンに対する迅速なマーキングを実現し、ヒューマンコンピュータインタラクションの回数を減少させ、仮想シーンの操作制御効率を高めることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の実施例の技術的解決手段は、以下のように実現される。
【0007】
本願の実施例は、仮想シーンにおける位置マーキング方法を提供し、
前記仮想シーンの地図を表示するステップと、
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップと、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御するステップと、
前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするステップと、を含む。
【0008】
本願の実施例は、仮想シーンにおける位置マーキング装置を提供し、表示モジュールと、制御モジュールと、マーキングモジュールと、を含み、
前記表示モジュールは、仮想シーンのインタフェースにおいて、前記仮想シーンの地図を表示するように構成され、
前記表示モジュールは、さらに、前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するように構成され、
前記制御モジュールは、前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御するように構成され、
前記マーキングモジュールは、前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするように構成される。
【0009】
本願の実施例は、電子機器を提供し、
実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、
前記メモリにおいて記憶された実行可能な命令を実行するときに、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法を実現するように構成されるプロセッサと、を含む。
【0010】
本願の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、実行可能な命令が記憶され、プロセッサによって実行されるときに、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法を実現することに用いられる。
【0011】
本願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム、又は命令を含み、コンピュータプログラム、又は命令がプロセッサによって実行されるときに、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法を実現する。
【発明の効果】
【0012】
本願の実施例は、以下の有益な効果を有する。
【0013】
本願の実施例を応用することにより、仮想シーンにおいて表示されるターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作によって、ターゲット仮想リソースアイコンを地図において移動させるように制御し、かつドラッグ操作に対する解放命令を受信した後に、ターゲット仮想リソースアイコンに対するマーキング過程を完了することができる。このように、地図の比例、及び位置を変更する必要がない状況で、ドラッグの方式により仮想リソースアイコンに対する迅速で、かつ正確なマーキングを実現することができるため、関連技術における地図上の位置をタップすることによりマーキングポップアップウィンドウをトリガーしてマーキングを行うという方式と比較して、ヒューマンコンピュータインタラクションの回数を減少させ、地図における仮想リソースアイコンのマーキング効率を向上させ、同時に誤タッチを回避し、仮想シーンの操作制御効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキングシステムのアーキテクチャ模式図である。
図2】本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法を実施する電子機器の構造模式図である。
図3】本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法のフローチャートである。
図4】本願の実施例が提供する仮想シーンの地図インタフェースの模式図である。
図5】本願の実施例が提供するグラフィックス描画の模式図である。
図6A】本願の実施例が提供する仮想リソースアイコンの表示模式図である。
図6B】本願の実施例が提供する仮想リソースアイコンの表示模式図である。
図7】本願の実施例が提供するターゲットディスプレイスタイルの模式図である。
図8】本願の実施例が提供するホイールディスプレイスタイルの模式図である。
図9】本願の実施例が提供する情報提示の模式図である。
図10】本願の実施例が提供するリソース名称の修正模式図である。
図11】本願の実施例が提供する局所拡大インタフェースの模式図である。
図12】本願の実施例が提供する固定式の局所拡大インタフェースの模式図である。
図13】本願の実施例が提供するマルチポイントマーキングモードの模式図である。
図14】本願の実施例が提供するマルチポイントマーキング領域の模式図である。
図15】関連技術が提供する地図マーキングの模式図である。
図16】本願の実施例が提供する仮想リソースに対する位置マーキング操作のフローチャートである。
図17】本願の実施例が提供するマーキング名称に対する編集操作のフローチャートである。
図18】本願の実施例が提供する位置マーキング方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本願の目的、技術的解決手段、及び利点をより明確にするために、以下、図面と併せて本願を詳細に記述する。記述される実施例は、本願を制限するものとみなされるべきではなく、当業者が創造的な労働を必要としない前提下で獲得した全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
【0016】
以下の記述において「いくつかの実施例」に言及するが、それらは全ての可能な実施例のサブセットを記述するものであるが、理解できるように、「いくつかの実施例」は、全ての可能な実施例の同じサブセット、又は異なるサブセットであってもよく、また、矛盾が生じない状況においては相互に組み合わせることができる。
【0017】
出願書類において「第1/第2」との類似する記述が現れる場合、それ以下の説明を追加するものであり、以下の記述において、言及される用語「第1\第2\第3」は、類似するオブジェクトを区別するものに過ぎず、オブジェクトに対する特定のランキングを表すものではない。理解できるように、「第1\第2\第3」は、許可される状況においては特定される順序、又は前後の順序を交換することができることにより、ここで記述される本願の実施例は、ここで図示、又は記述されるもの以外の順序でも実施することができる。
【0018】
特に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語、及び科学用語は、当業者が通常理解できる意味と同じである。本明細書において使用される用語は、本願の実施例を記述するためのものに過ぎず、本願を制限することを意図するものではない。
【0019】
本願の実施例を詳細に説明する前に、本願の実施例において言及される名詞、及び用語を説明する。本願の実施例において言及される名詞、及び用語は、以下の解釈のように適用される。
【0020】
1)クライアントは、端末において動作し、各種のサービスを提供することに用いられるアプリケーションプログラムであり、たとえば、インスタントメッセージクライアント、又はビデオ再生クライアントである。
【0021】
2)応答して、とは、実行される操作が依存する条件、又は状態を表すことに用いられる。依存する条件、又は状態を満たすときに実行される1つ又は複数の操作は、リアルタイムであってもよく、設定された遅延を有してもよく、特に説明されない状況においては、実行される複数の操作には実行の前後順序の制限がない。
【0022】
3)仮想シーンは、アプリケーションプログラムが端末において動作するときに表示(又は提供)される仮想シーンである。該仮想シーンは、現実世界に対してのシミュレーション環境であってもよく、半シミュレーション半架空の仮想環境であってもよく、純粋な架空の仮想環境であってもよい。仮想シーンは、2次元仮想シーン、2.5次元仮想シーン、又は3次元仮想シーンのうちの任意の一種であってもよいが、本願の実施例は、仮想シーンの次元を限定しない。たとえば、仮想シーンは、天空、陸地、及び海洋等を含んでもよく、該陸地は、砂漠、及び都市等の環境要素を含んでもよい。ユーザは、仮想オブジェクトが該仮想シーンにおいて動くように制御することができ、該動きは、身体の姿勢の調整、這い、歩き、走り、サイクリング、ジャンプ、運転、拾い、シューティング、攻撃、及び投擲のうちの少なくとも一種を含むが、これらに限定されない。仮想シーンは、一人称視点で仮想シーンを表示してもよく(たとえば、プレイヤー自分の視点でゲームにおける仮想オブジェクトを演じる)、三人称視点で仮想シーンを表示してもよく(たとえば、プレイヤーがゲームにおける仮想オブジェクトを追いかけてゲームを行う)、俯瞰的な視点で仮想シーンを表示してもよく、ここでは、上記視点の間を任意に切り替えることができる。
【0023】
一人称視点で仮想シーンを表示することを例とすると、ヒューマンコンピュータインタラクションインタフェースにおいて表示される仮想シーンは、仮想オブジェクトの完全な仮想シーンにおける視聴位置、及び視野角に従って、仮想オブジェクトの視野領域を確定し、完全な仮想シーンにおける視野領域に位置する一部の仮想シーンを呈示することを含んでもよく、すなわち表示される仮想シーンは、パノラマ仮想シーンに対しての一部の仮想シーンであってもよい。一人称視点は、ユーザにインパクトを最も与えることができる視聴視点であり、このように、ユーザが操作過程において没入感を実現することができる。俯瞰的な視点で仮想シーンを表示することを例とすると、ヒューマンコンピュータインタラクションインタフェースにおいて呈示される仮想シーンのインタフェースは、パノラマ仮想シーンに対するスケーリング操作に応答して、ヒューマンコンピュータインタラクションインタフェースにおいてスケーリング操作に対応する一部の仮想シーンを呈示することを含んでもよく、すなわち表示される仮想シーンは、パノラマ仮想シーンに対しての一部の仮想シーンであってもよい。このように、ユーザの操作過程における操作可能性を向上させることができ、それによりヒューマンコンピュータインタラクションの効率を向上させることができる。
【0024】
4)シーンデータは、仮想シーンにおけるオブジェクトがインタラクション過程において表現する各種の特徴を表し、たとえば、オブジェクトの仮想シーンにおける位置を含んでもよい。もちろん、仮想シーンのタイプに従って異なるタイプの特徴を含むことができ、たとえば、ゲームの仮想シーンにおいて、シーンデータは、仮想シーンにおいて各種の機能を構成するときに待つ必要がある時間(特定の時間内に同一機能を使用することができる回数により決まる)を含んでもよく、ゲームキャラクターの各種の状態の属性値を表してもよく、たとえば、ライフ値(ヒットポイントとも呼ばれる)、魔力値(マナポイントとも呼ばれる)、状態値、及びヘルスポイント等を含む。
【0025】
5)オープンワールドゲームは、フリーローミングゲーム(free roam)とも呼ばれ、ゲームステージ設計の一種であり、ここで、プレイヤーは、1つの仮想世界において自由にローミングすることができ、かつゲームタスクを完了する時点、及び方式を自由に選択することができる。
【0026】
本願の実施例において言及される名詞、及び用語に対しての上記解釈に基づいて、以下、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキングシステムを説明する。図1に参照されるように、図1は、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキングシステムのアーキテクチャ模式図であり、1つの例示的なアプリケーションのサポートを実現するために、端末(端末400-1、及び端末400-2を例示的に示している)は、ネットワーク300を介してサーバ200に接続されている。ネットワーク300は、ワイドエリアネットワーク、又はローカルエリアネットワーク、さらに又は両者の組み合わせであってもよく、無線、又は有線リンクを使用してデータの伝送を実現する。
【0027】
端末(例えば、端末400-1、及び端末400-2)は、ビューインタフェースに基づいて仮想シーンに入るトリガー操作を受信し、サーバ200に仮想シーンのシーンデータの取得要求を送信するように構成され、
サーバ200は、シーンデータの取得要求を受信し、該取得要求に応答して、仮想シーンのシーンデータを端末に返信するように構成され、
端末(例えば、端末400-1、及び端末400-2)は、仮想シーンのシーンデータを受信し、得られたシーンデータに基づいて仮想シーンの画面をレンダリングし、グラフィックスインタフェース(グラフィックスインタフェース410-1、及びグラフィックスインタフェース410-2を例示的に示している)に仮想シーンの画面を呈示するように構成され、ここで、仮想シーンの画面において、それ相応の地図情報が呈示され、仮想シーンの画面に呈示される内容は、いずれも返信された仮想シーンのシーンデータに基づいてレンダリングして得られ、
端末(例えば、端末400-1、及び端末400-2)は、さらに、仮想シーンの地図を表示することと、仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示することと、少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、ターゲット仮想リソースアイコンがドラッグ操作の実行に付随して地図において移動するように制御することと、ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、地図におけるターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングすることと、を行うように構成される。このように、ターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作のみにより、オープンワールド地図全体の任意の位置のマーキングを完了することができる。
【0028】
いくつかの実施例において、本願の実施例は、クラウド技術(Cloud Technology)によって実現される。クラウド技術とは、ワイドエリアネットワーク、又はローカルエリアネットワーク内でハードウェア、ソフトウェア、及びネットワーク等の一連のリソースを統合して、データのコンピューティング、記憶、処理、及び共有を実現する一種のホスティング技術を指す。クラウド技術は、クラウドコンピューティングのビジネスモード応用に基づくネットワーク技術、情報技術、統合技術、管理プラットフォーム技術、及びアプリケーション技術等の総称であり、リソースプールを形成することができ、必要に応じて使用され、柔軟で便利である。クラウドコンピューティング技術は、重要なサポートになっている。技術ネットワークシステムのバックグラウンドサービスは、多くのコンピューティング、及び記憶リソースを必要とする。例えば、仮想シーンがゲームシーンであるときに、それ相応のゲームは、クラウドゲームであり、端末に表示される仮想シーンの画面は、いずれもサーバによってレンダリングして得られる。
【0029】
実際の応用において、サーバ200は、独立した物理サーバであってもよく、複数の物理サーバで構成されるサーバクラスタ、又は分散システムであってもよく、さらに、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウド記憶、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメイン名サービス、セキュリティサービス、コンテンツ配信ネットワーク(CDN、Content Delivery Network)、及びビッグデータや人工知能プラットフォーム等の基礎的なクラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバであってもよい。端末(例えば、端末400-1、及び端末400-2)は、スマートフォン、タブレットパソコン、ノートパソコン、デスクトップコンピュータ、スマートスピーカー、スマートテレビ、及びスマートウォッチ等であってもよいが、これらに限定されない。端末(例えば、端末400-1、及び端末400-2)、及びサーバ200は、有線、又は無線通信方式によって直接、又は間接的に接続されてもよく、本願は、ここでは何ら制限しない。
【0030】
実際の応用において、端末(端末400-1、及び端末400-2を含む)には、仮想シーンをサポートするアプリケーションプログラムがインストールされ、動作している。該アプリケーションプログラムは、一人称シューティングゲーム(FPS、First-Person Shooting game)、三人称シューティングゲーム、ステアリング操作を主な行動とする運転系ゲーム、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナゲーム(MOBA、Multiplayer Online Battle Arena games)、2次元(Two Dimension、2Dと略称する)ゲームアプリケーション、3次元(Three Dimension、3Dと略称する)ゲームアプリケーション、仮想現実アプリケーションプログラム、3次元地図プログラム、又はマルチプレイヤーサバイバルゲームのうちの任意の一種であってもよい。該アプリケーションプログラムは、スタンドアロン版のアプリケーションプログラムであってもよく、例えば、スタンドアロン版の3Dゲームプログラムである。
【0031】
電子ゲームのシーンを例示的なシーンとして、ユーザは、該端末で予め操作することができ、該端末は、ユーザの操作を検出した後に、電子ゲームのゲームプロファイルをダウンロードすることができ、該ゲームプロファイルは、該電子ゲームのアプリケーションプログラム、インタフェース表示データ、又は仮想シーンデータ等を含んでもよく、それにより、該ユーザは、該端末で電子ゲームにログインするときに該ゲームプロファイルを呼び出し、電子ゲームインタフェースをレンダリングして表示することができる。ユーザは、端末でタッチ制御操作を行うことができ、該端末は、タッチ制御操作を検出した後に、該タッチ制御操作に対応するゲームデータを確定し、かつ該ゲームデータをレンダリングして表示することができ、該ゲームデータは、仮想シーンデータ、及び該仮想シーンにおける仮想オブジェクトの行動データ等を含んでもよい。
【0032】
図2に参照されるように、図2は、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法を実施する電子機器の構造模式図である。実際の応用において、電子機器500は、図1に示されているサーバ、又は端末であってもよい。電子機器500が図1に示されている端末であることを例として、本願の実施例の仮想シーンにおける位置マーキング方法を実施する電子機器を説明すると、本願の実施例が提供する電子機器500は、少なくとも1つのプロセッサ510と、メモリ550と、少なくとも1つのネットワークインターフェース520と、ユーザインターフェース530と、を含む。電子機器500における各々のコンポーネントは、バスシステム540を介して一体に連結される。理解できるように、バスシステム540は、これらのコンポーネントの間の接続通信を実現するように構成される。バスシステム540は、データバスを含む以外に、電源バス、制御バス、及び状態信号バスをさらに含む。しかし、明確に説明するために、図2において、各種のバスは、いずれもバスシステム540として表記される。
【0033】
プロセッサ510は、集積回路チップであってもよく、信号の処理能力を有し、たとえば、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートやトランジスタ論理デバイス、又は個別ハードウェアコンポーネント等であり、ここで、汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、又はいかなる一般的なプロセッサ等であってもよい。
【0034】
ユーザインターフェース530は、メディア内容を呈示することができる1つ又は複数の出力装置531を含み、1つ又は複数のスピーカ、及び/又は1つ又は複数の視覚表示スクリーンを含む。ユーザインターフェース530は、1つ又は複数の入力装置532をさらに含み、ユーザの入力に寄与するユーザインターフェース部材、例えば、キーボード、マウス、マイクロホン、タッチパネル表示スクリーン、カメラ、他の入力ボタン、及びコントロールを含む。
【0035】
メモリ550は、取り外し可能なもの、取り外し不可能なもの、又はそれらの組み合わせであってもよい。例示的なハードウェア機器は、ソリッドステートメモリ、ハードディスクドライバ、及び光ディスクドライバ等を含む。メモリ550は、物理的位置がプロセッサ510から離れる1つ又は複数の記憶機器を選択可能に含む。
【0036】
メモリ550は、揮発性メモリ、又は不揮発性メモリを含み、揮発性、及び不揮発性メモリの両者を含んでもよい。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM、Read Only Memory)であってもよく、揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)であってもよい。本願の実施例で記述されるメモリ550は、任意の適切なタイプのメモリを含むことを意図する。
【0037】
いくつかの実施例において、メモリ550は、データを記憶することで各種の操作をサポートすることができ、これらのデータの例は、プログラム、モジュール、及びデータ構造、又はそのサブセットやスーパーセットを含み、以下、例示的に説明する。
【0038】
オペレーティングシステム551は、各種の基本的なシステムサービスを処理し、ハードウェア関連タスクを実行するように構成されるシステムプログラムを含み、たとえば、それらはフレーム層、コアライブラリ層、及び駆動層等であり、各種の基礎サービスを実現し、ハードウェアに基づくタスクを処理することに用いられ、
ネットワーク通信モジュール552は、1つ又は複数の(有線、又は無線)ネットワークインターフェース520を経由して他のコンピューティング機器に到達するように構成され、例示的なネットワークインターフェース520は、ブルートゥース(登録商標)、ワイヤレスフィディリティ(WiFi)、及び汎用シリアルバス(USB、Universal Serial Bus)等を含み、
呈示モジュール553は、ユーザインターフェース530と関連付けられた1つ又は複数の出力装置531(たとえば、表示スクリーン、及びスピーカ等)を経由して情報を呈示することができるように構成され(たとえば、周辺機器を操作し、及び内容や情報を表示することに用いられるユーザインターフェース)、
入力処理モジュール554は、1つ又は複数の入力装置532の1つからの1つ又は複数のユーザ入力、又はインタラクティブを検出し、及び検出された入力、又はインタラクティブを翻訳するように構成される。
【0039】
いくつかの実施例において、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング装置は、ソフトウェア方式を採用して実現されてもよい。図2には、メモリ550に記憶された仮想シーンにおける位置マーキング装置555が示されており、それはプログラム、及びプラグイン部材等の形式のソフトウェアであってもよく、表示モジュール5551、制御モジュール5552、及びマーキングモジュール5553というソフトウェアモジュールを含む。これらのモジュールは、論理的なものであるため、実現される機能に従って任意の組み合わせ、又は分割を行うことができるため、下記において各々のモジュールの機能を説明する。
【0040】
別のいくつかの実施例において、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング装置は、ソフトウェアとハードウェアとを結合する方式を採用して実現されてもよい。一例として、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング装置は、ハードウェアデコードプロセッサ形式を採用するプロセッサであってもよく、それは、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法を実行するようにプログラミングされる。たとえば、ハードウェアデコードプロセッサ形式のプロセッサは、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、DSP、プログラマブル論理デバイス(PLD、Programmable Logic Device)、コンプレックスプログラマブル論理デバイス(CPLD、Complex Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field-Programmable Gate Array)、又は他の電子部品を採用することができる。
【0041】
本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキングシステム、及び電子機器についての上記説明に基づいて、以下、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法を説明する。いくつかの実施例において、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法は、サーバ、又は端末によって単独で実施されてもよく、又は、サーバ、及び端末によって共同で実施されてもよい。いくつかの実施例において、端末、又はサーバは、コンピュータプログラムを動作させることにより、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法を実現することができる。例を挙げると、コンピュータプログラムは、オペレーティングシステムにおけるネイティブプログラム、又はソフトウェアモジュールであってもよく、ローカル(Native)アプリケーションプログラム(APP、Application)、すなわち動作するためにオペレーティングシステムにインストールする必要があるプログラムであってもよい。例えば、ゲームAPPなどの仮想シーンをサポートするクライアントであり、アプレット、すなわちブラウザ環境においてダウンロードするだけで動作できるプログラムであってもよく、さらに、任意のAPPに組み込むことができるアプレットであってもよい。要するに、上記コンピュータプログラムは、任意の形式のアプリケーションプログラム、モジュール、又はプラグイン部材であってもよい。
【0042】
以下、端末が実施することを例として本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法を説明する。図3に参照されるように、図3は、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法のフローチャートであり、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法は、以下のステップ101~104を含む。
【0043】
ステップ101において、端末は、上記仮想シーンの地図を表示する。
【0044】
実際に実施するときに、端末には仮想シーンをサポートするアプリケーションクライアント(例えばゲームクライアント)がインストールされてもよく、仮想シーン機能が集積されたクライアント(例えばインスタントメッセージクライアント、ライブクライアント、及び教育クライアント等)であってもよい。ユーザが端末のアプリケーションクライアントを開き、且つ端末が該アプリケーションクライアントを動作するときに、ユーザは、該クライアントに表示される仮想シーンの画面に基づいて、仮想オブジェクト間のインタラクションを行うことができる。たとえば、クライアントがゲームクライアントであるときに、ユーザは、該ゲームクライアントに表示されるゲーム画面に基づいて、ゲームシーンにおけるゲームキャラクター(仮想オブジェクト)間のインタラクション(例えば、仮想対戦を行う)を実行することができる。いくつかの実施例において、端末は、仮想シーン(例えば、オープンワールドアドベンチャーゲーム)のインタフェースを呈示し、かつ仮想シーンのインタフェースにおいて、それ相応の地図(シーン地図)を呈示し、仮想シーンに対応する地図においてはプレイヤーが収集するための多くの仮想リソースが存在し、プレイヤーは、地図の位置のポイントに各種の仮想リソースをマーキングすることもできる。一般的な仮想リソースは、宝箱、及びエネルギー棒等を含んでもよい。
【0045】
例示的には、図4に参照されるように、図4は、本願の実施例が提供する仮想シーンの地図インタフェースの模式図であり、図における仮想シーンに対する地図において仮想リソースの位置のポイントをディスプレイすることができる。
【0046】
ステップ102において、仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示する。
【0047】
実際に実施するときに、端末は、仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信した後に、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示することができる。
【0048】
位置マーキング命令のトリガー方式について説明する。いくつかの実施例において、端末は、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示する前に、以下の方式により仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信することができる。端末は、仮想シーンのインタフェースにおいて、位置マーキング機能項目を表示し、位置マーキング機能項目に対する第1トリガー操作に応答して、仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信する。
【0049】
実際に実施するときに、仮想シーンのインタフェースにおいて位置マーキング機能項目をディスプレイする。ここで、位置マーキング機能項目は、すなわちコントロールであり、複数種の呈示形式を有してもよく、例えば、グラフィックスボタン、プログレスバー、メニュー、及びリスト等であり、本願の実施例はこれを制限しない。ユーザが位置マーキング機能項目をトリガーするときに、端末は、仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信することができる。
【0050】
例示的には、図4に参照されるように、図における符号1は、位置マーキングボタンを示し、ユーザが該位置マーキングボタンをタップするときに、端末は、位置マーキング命令を受信することができる。
【0051】
いくつかの実施例において、端末は、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示する前に、以下の方式により仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信することができる。端末は、仮想シーンのインタフェースに基づいてトリガーされたグラフィックス描画操作を受信し、グラフィックス描画操作によって描画されたグラフィックスが予め設定されたグラフィックス(所定のグラフィックス)とマッチングするときに、仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信する。
【0052】
実際に実施するときに、ユーザは、端末のスクリーンにおける任意の位置に、仮想シーンインタフェースに対するグラフィックス描画操作を実行することができる。端末は、ユーザが行ったグラフィックス描画操作に応答して、グラフィックス描画操作の各ポイントの位置情報を取得し、グラフィックス描画操作によって描画されたグラフィックスを生成し、かつ描画されたグラフィックスと、グラフィックスライブラリにおいて予め記憶された、位置マーキング命令をトリガーすることに用いられる予め設定されたグラフィックスとをマッチングする。もし少なくとも1つの予め設定されたグラフィックスと描画されたグラフィックスとのマッチングが成功するならば(すなわち、類似度は、類似度閾値に達し、該類似度閾値の大きさは、具体的に実際の必要に応じて設定することができ、例えば0.8である)、グラフィックス描画操作が終った後に、仮想リソースに対する位置マーキング命令をトリガーすることができることを意味する。又は、端末は、ユーザがグラフィックス描画操作を実行するときの描画軌跡を取得し、該描画軌跡によって形成されたパターンと予め記憶されたグラフィックスとをマッチングして、マッチングが成功するときに、仮想リソースに対する位置マーキング命令をトリガーする。また、端末は、さらに、端末に配備された、グラフィックスを分類する、人工知能に基づく多分類モデルにより、描画されたグラフィックスを予測することができる。多分類モデルの入力情報は、描画されたグラフィックスの位置情報であり、出力情報は、描画されたグラフィックスが予め設定されたグラフィックスライブラリにおいて属するグラフィックスカテゴリである。
【0053】
例示的には、図5に参照されるように、図5は、本願の実施例が提供するグラフィックス描画の模式図である。ユーザは、仮想シーンインタフェースについてグラフィックス描画操作を実行し、図における符号1に示されるグラフィックスを得る(グラフィックスのスタイルは、複数種あってもよく、例えば円形、及び三角形等である)。説明する必要がある点として、ユーザの視聴体験に影響を与えないために、グラフィックス描画操作によって得られたグラフィックスは、仮想シーンインタフェースにおいて表示されなくてもよく、すなわち図における符号1に示されるグラフィックスは、実際の仮想ライブルームインタフェースにおいて表示されなくてもよい。
【0054】
グラフィックス描画により位置マーキング命令をトリガーする上記方式は、仮想シーンインタフェースにおけるコントロールのスクリーン占有率を効果的に減少させ、スクリーン空間の占有率を節約することができる。
【0055】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式により仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示することができる。端末は、仮想リソースアイコンのアイコン表示長さ、及び仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称の名称表示長さを取得し、アイコン表示長さと名称長さとの和が長さ閾値に達しないときに、仮想リソースアイコンを表示する過程において、仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示する。
【0056】
実際に実施するときに、端末は、前述トリガー方式によりトリガーされた仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信し、端末スクリーンに表示される仮想シーンの実際の状況に従って、仮想シーンインタフェースにおいて少なくとも1つの仮想リソースアイコン、及び仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示する。説明する必要がある点として、仮想リソースアイコン、及び仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称は、同時に表示されてもよく、仮想リソースアイコンのみが表示されてもよい。端末は、仮想リソースアイコンのアイコン長さ、及びリソース名称の名称長さに従って、仮想リソースアイコン、及びそれ相応のリソース名称を同時に表示するか否かを確定することができる。端末は、仮想シーンにおける各要素(コントロール、及びヘッダー等)の分布状況に従って、仮想リソースアイコン、及びそれ相応のリソース名称を同期して表示する長さ閾値を確定し、アイコン長さとリソース名称長さとの和が閾値に達するときに、仮想リソースアイコン、及びそれ相応のリソース名称を同時に表示する。
【0057】
例示的には、図6A~6Bは、本願の実施例が提供する仮想リソースアイコンの表示模式図であり、図6Aに参照されるように、図6Aには仮想リソースアイコン、及びそれ相応のリソース名称が同時に表示されている。
【0058】
仮想リソースアイコン、及びそれ相応のリソース名称を同時に表示する上記方式は、仮想リソース名称を直感的に表示して、ヒューマンコンピュータインタラクション体験を向上させることができる。
【0059】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式により仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示することができる。アイコン表示長さと名称表示長さとの和が幅閾値に達するときに、端末は、仮想リソースアイコンを表示する過程において、それ相応の仮想リソースのリソース名称を非表示にし、かつ仮想リソースアイコンが選択状態にあるときに、フローティングレイヤの形式を採用して仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示する。このように、アイコン表示長さと名称表示長さとの和が幅閾値に達するときに、リソース名称を非表示にする方式により表示リソースの占有を減少させ、表示空間を解放し、仮想リソースアイコンが選択状態にあるときに、フローティングレイヤの方式を採用して該選ばれた仮想リソースアイコンのリソース名称を表示し、情報の表示方式を豊かにすることができ、これによりリソース名称の表示をより柔軟にして、表示リソースの利用率を向上させることができる。
【0060】
実際に実施するときには、端末は、アイコン表示長さと名称表示長さとの和が幅閾値に達すると判断したときに、仮想リソースアイコンのみを表示することができる。すなわち仮想リソースアイコンを表示するときに、それ相応の仮想リソースの名称を非表示にし、ユーザがカーソルを任意の1つの仮想リソースアイコンに移動するときに、フローティングレイヤの形式で、現在の仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称をディスプレイすることができる。説明する必要がある点として、端末は、仮想リソースアイコンの表示モードに対する設定インタフェースを提供し、設定されたターゲット表示モードを採用して仮想インタフェースにおいて仮想リソースアイコンを表示することもできる。
【0061】
例示的には、図6Bに参照されるように、図6Bにおける符号1は、仮想リソースアイコンのディスプレイ方式を示す。図においては仮想リソースアイコンのみがディスプレイされ、仮想リソースのリソース名称が非表示にされ、カーソルが任意の仮想リソースアイコンに移動するときに、図における符号2に示されているリソース名称のディスプレイ方式のようにフローティングレイヤの形式でリソース名称をディスプレイする。
【0062】
仮想リソースアイコンのみがディスプレイされる上記方式は、仮想インタフェースの空間利用率を減少させ、ヒューマンコンピュータインタラクション体験を向上させることができる。
【0063】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式により仮想リソースアイコンをディスプレイすることができる。端末は、仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、仮想シーンのインタフェースにおいて、アイコンフローティングレイヤを表示し、かつアイコンフローティングレイヤにおいて、ターゲットディスプレイスタイルを採用して少なくとも1つの仮想リソースアイコンをディスプレイする。ここで、ターゲットディスプレイスタイルは、リストディスプレイスタイル、及びホイールディスプレイスタイルのうちの少なくとも1つを含む。
【0064】
実際に実施するときに、端末は、少なくとも1つの仮想リソースアイコンをディスプレイするディスプレイスタイルを設定する設定インタフェースを提供する。設定インタフェースにおいては、リストディスプレイスタイルオプション、及びホイールディスプレイスタイルオプション等を含む、少なくとも1つのディスプレイスタイルオプションを呈示するが、これらには限定されない。端末は、少なくとも1つのディスプレイスタイルオプションのうちのターゲットディスプレイスタイルオプションに対する選択操作に応答して、ターゲットディスプレイスタイルオプションに対応するターゲットディスプレイスタイルを少なくとも1つの仮想リソースアイコンのディスプレイスタイルとして確定する。端末は、ターゲットディスプレイスタイルを確定した後に、フローティングレイヤの形式で、仮想シーンインタフェースにおいて、ターゲットディスプレイスタイルを採用して少なくとも1つの仮想リソースアイコンをディスプレイすることができる。
【0065】
例示的には、図7に参照されるように、図7は、本願の実施例が提供するターゲットディスプレイスタイルの模式図である。図においては、2つのターゲットディスプレイスタイルオプションがディスプレイされ、かつ各ターゲットディスプレイスタイルオプションに対応する例示図が示されている。ターゲットディスプレイスタイルがリストディスプレイスタイルであるときに、少なくとも1つの仮想リソースアイコンのディスプレイスタイルは、図6A~6Bに示されている。図8に参照されるように、図8は、本願の実施例が提供するホイールディスプレイスタイルの模式図である。図8において、端末は、少なくとも1つの仮想リソースアイコンに対するターゲットディスプレイスタイルがホイールディスプレイスタイルであると確定する。端末は、位置機能項目(図における符号1に示されている)に対する長押し操作に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンをディスプレイすることに用いられるホイール(図における符号2に示されている)を呼び出し、カーソルを位置機能項目からホイールにおけるいずれか1つの仮想リソースアイコンにスライドするときに、フローティングレイヤの形式を採用して仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称をディスプレイすることができる。説明する必要がある点として、ホイールディスプレイスタイルの少なくとも1つの仮想リソースアイコンは、仮想インタフェースにおける任意の位置にあってもよい。
【0066】
少なくとも1つの仮想リソースアイコンに対する上記複数種のディスプレイスタイルは、ユーザの個性化ニーズを満たし、ヒューマンコンピュータインタラクション体験を向上させることができる。
【0067】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式により仮想リソースアイコンを表示することができる。少なくとも1つの仮想リソースアイコンにおいて使用禁止状態にある仮想リソースアイコンが存在するときに、端末は、使用禁止状態にある仮想リソースアイコンに対するトリガー操作に応答して、提示情報を表示する。ここで、提示情報は、使用禁止状態にある仮想リソースアイコンに対応する仮想リソースに対するマーキング数量が数量閾値に達したことを提示することに用いられる。
【0068】
実際に実施するときには、任意の仮想リソースアイコンに対応する仮想リソースに対するマーキング数量には、いずれも数の要求がある。仮想シーンの地図においてある仮想リソースに対するマーキング数量が対応する数量閾値に達したときには、該仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースは、引き続きマーキングすることができない。したがって、該仮想リソースアイコンは、使用禁止状態にあってもよく、地図において現在の仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースが数量閾値に達したことをユーザに提示することに用いられてもよい。
【0069】
例示的には、図9に参照されるように、図9は、本願の実施例が提供する情報提示の模式図である。図において、リストディスプレイスタイルを採用して仮想リソースアイコン、及びリソース名称(図における符号1に示されている)を同時にディスプレイしている。ここで、「リソース名称1」、及び「リソース名称2」は、使用禁止状態にあり、他の仮想リソースアイコンは、使用可能状態にある。端末は、使用禁止状態にある「リソース名称1」に対するトリガー操作(タップ操作)に応答して、仮想シーンのインタフェースにおいて図における符号2に示されているフローティングレイヤを呈示し、フローティングレイヤにおいて「リソース名称1のマーキング数量が上限に達し、現在のアイコンが使用できない」という提示情報をディスプレイする。
【0070】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式により仮想リソースのリソース名称を編集することができる。端末は、仮想リソースアイコンに対するトリガー操作に応答して、仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を編集可能状態にするように制御し、編集可能状態にあるリソース名称に対する編集操作に応答して、編集後のリソース名称を表示する。
【0071】
実際に実施するときには、端末は、仮想リソースアイコンが指示するリソース名称に対する編集操作を提供することができる。端末は、リソース名称に対するトリガー操作(例えば、仮想リソース名称に対するダブルタップ操作)に応答して、リソース名称を編集可能状態にするように制御し、選ばれたリソース名称に対する編集操作(再入力)を受信し、修正後のリソース名称を確定する。
【0072】
例示的には、図10に参照されるように、図10は、本願の実施例が提供するリソース名称の修正模式図である。図において、端末は、「リソース名称4」に対するダブルタップ操作を受信し、「リソース名称4」を編集可能状態にするように制御する。このとき、カーソルは、「リソース名称4」がある入力ボックス内で点滅して新たなリソース名称を入力することをユーザに提示し、入力が完了した後に、新たなリソース名称をディスプレイする。
【0073】
ステップ103において、少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、ターゲット仮想リソースアイコンが上記ドラッグ操作の実行に付随して地図において移動するように制御される。
【0074】
実際に実施するときには、端末は、ターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、仮想リソースアイコンが、ドラッグ操作の実行に伴って地図においてドラッグ操作のドラッグ軌跡に沿って移動するように制御することができる。
【0075】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式により、ターゲット仮想リソースアイコンを地図において移動させるように制御することができる。端末は、少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのフローティング状態にあるターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、フローティング状態にあるターゲット仮想リソースアイコンがドラッグ操作の実行に付随して地図において移動するように制御する。
【0076】
実際に実施するときには、端末は、フローティング状態にあるターゲット仮想リソースアイコンに対してドラッグ操作を行うことができる。ここで、仮想リソースアイコンをフローティング状態にするように制御する方式は、複数種ある。いくつかの実施例において、端末は、仮想リソースアイコンがフローティング状態にあるか否かに対する設定を提供することができる。
【0077】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式により仮想リソースアイコンをフローティング状態にするように制御することができる。端末は、少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対する押圧操作に応答して、押圧操作の操作パラメータを取得する。ここで、操作パラメータは、操作時間、及び圧力大きさの少なくとも1つを含み、操作時間が時間閾値に達するとき、又は圧力大きさが圧力閾値に達するときに、ターゲット仮想リソースアイコンをフローティング状態にするように制御する。
【0078】
実際に実施するときには、端末は、仮想リソースアイコンに対する押圧操作に基づいて、押圧操作の操作時間、及び圧力大きさ等のパラメータを取得することができる。また操作時間と予め設定された時間閾値とを比較して、又は圧力大きさと予め設定された圧力大きさとを比較して、操作時間が予め設定された時間閾値よりも大きいときに、又は圧力大きさが圧力閾値よりも大きいときに、ターゲット仮想リソースアイコンをフローティング状態にするように制御することができる。
【0079】
仮想リソースアイコンに対する押圧操作を実行することにより、ターゲット仮想リソースアイコンをフローティング状態にするようにトリガーする上記方式について、実際の応用においては、ユーザがターゲット仮想リソースアイコンの地図におけるマーキングを実現しようとするときに、まず、それに対して押圧操作を実行することでそれをフローティング状態にし、さらにフローティング状態にあるターゲット仮想リソースアイコンをドラッグして地図において移動させることにより、ユーザがマーキングしようとする位置に移動させる。ターゲット仮想リソースアイコンがフローティングし、ドラッグされる過程をユーザが一気に行うことができ、操作が簡単であり、ユーザは、仮想リソースアイコンに対する迅速なアドレス選択、及びマーキングを実現しやすい。
【0080】
例示的には、図8に参照されるように、端末は、符号1に示されている位置マーキングボタンに対する長押し操作に応答して、仮想リソースアイコンをディスプレイするホイール(図における符号2に示されている)を呼び出す。このとき、長押し操作を位置マーキングボタンからスタートするスライド操作に直接切り替え、「リソース名称2」のアイコン(ターゲット仮想リソースアイコン)にスライドする。もし「リソース名称2」のアイコンがフローティング状態にあっているなら、スライド操作をターゲットリソースアイコンに対するドラッグ操作(図における符号3に示されている)に切り替え、「リソース名称2」のアイコンがドラッグ操作の実行に付随して地図上で移動するように制御する。もし「リソース名称2」のアイコンが非フローティング状態(固定状態)にあるならば、このとき、「リソース名称2」のアイコンにスライドし、かつ「リソース名称2」のアイコンがフローティング状態になるまで、「リソース名称2」のアイコンに対して押圧操作を実行する。その後、「リソース名称2」のアイコンに対する長押し操作を「リソース名称2」のアイコンに対するドラッグ操作に切り替え、それにより「リソース名称2」のアイコンがドラッグ操作の実行に付随して地図上で移動するように制御する。
【0081】
ターゲット仮想リソースアイコンを地図において移動させるように制御する上記方式は、中断しない連続動作により、ターゲット仮想リソースアイコンの地図における移動操作を迅速で簡便に実現することができ、ヒューマンコンピュータインタラクション体験を高めることができる。
【0082】
いくつかの実施例において、端末は、さらに以下の方式によりターゲット仮想リソースアイコンを地図において移動させるように制御することができる。端末は、仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、移動可能状態にある少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示する。これにしたがって、移動可能状態にある少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、ターゲット仮想リソースアイコンに対応する移動可能状態にあるアイコンコピーを生成し、移動可能状態にあるアイコンコピーがドラッグ操作の実行に付随して地図において移動するように制御する。
【0083】
実際に実施するときに、仮想リソースアイコンが移動可能状態にあるときに、さらに、仮想リソースアイコンのアイコンコピーを作成することにより、アイコンコピーに対するドラッグ操作に応答して、アイコンコピーを地図において移動させるように制御することができる。このように、元の仮想リソースアイコンの位置が空いていないことを確実にし、仮想リソースアイコンをディスプレイするときの美しさを確実にすることができる。
【0084】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式によりターゲットリソースアイコンがあるリアルタイム位置を表示することができる。端末は、ターゲット仮想リソースアイコンが上記ドラッグ操作の実行に付随して地図において移動するように制御する過程において、ターゲット仮想リソースアイコンのリアルタイム位置を取得し、リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示する。
【0085】
実際に実施するときに、端末がターゲット仮想リソースアイコンを地図において移動させるように制御するときには、地図の比例を変更する必要がない、又は地図を手動でドラッグアンドドロップして移動させる必要がない状況において、ターゲット仮想リソースアイコンが地図においてあるリアルタイム位置をリアルタイムでディスプレイすることができる。そのため、地図において、ターゲット仮想リソースのリアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示することができる。
【0086】
例示的には、図11に参照されるように、図11は、本願の実施例が提供する局所拡大インタフェースの模式図である。図において、端末は、ターゲットリソースアイコン(図における符号1に示されている)に対するドラッグ操作に応答して、ターゲットリソースアイコンを地図において移動させるように制御し、同時にターゲットリソースの地図におけるリアルタイム位置を確定する。そのため、仮想シーンのインタフェースにおいて、リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェース(図における符号2に示されている)をディスプレイし、符号2に示されている局所拡大インタフェースにおいて、現在のターゲットリソースアイコンがある位置、及びある位置の周辺の状況を明瞭にディスプレイすることができる。
【0087】
局所拡大インタフェースによりターゲットリソースアイコンがあるリアルタイム位置をディスプレイする上記方式は、地図を移動させず、且つ地図の縮尺を変更しない状況において、すなわち地図の比例が最も小さい状況において、仮想リソースアイコンがあるリアルタイム位置を正確に表示する。そのため、ユーザが自主的に地図の比例を変更したり、又は手動で地図をドラッグアンドドロップして移動させる必要がなく、ヒューマンコンピュータインタラクション体験を高めることができる。
【0088】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式により局所拡大インタフェースを表示することができる。端末は、仮想シーンのインタフェースにおいて、ターゲット領域を表示し、ターゲット領域において、リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示する。
【0089】
実際に実施するときには、端末は、固定式の方式を採用して、リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示することができる。端末は、局所拡大インタフェースに対するディスプレイ形式設定インタフェースを提供し、かつ例えば追従式、及び固定式の少なくとも二種のディスプレイ形式オプションを提供し、固定式オプションに対する選択操作に応答して、仮想シーンのインタフェースにおいて固定式の局所拡大インタフェースをディスプレイすることができる。すなわち仮想シーンインタフェースにおける適切な領域に、ターゲット仮想アイコンがあるリアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを表示する。説明する必要がある点として、ターゲット領域の形状は、四角形、及び円形等であってもよく、また、ターゲット領域は、移動可能なものであり、すなわちユーザの実際のニーズに従って、ターゲット領域の位置を移動させることができる。
【0090】
例示的に、図12に参照されるように、図12は、本願の実施例が提供する固定式の局所拡大インタフェースの模式図である。図において、端末は、符号1に示されているターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、符号2に示されるターゲット領域(円形領域)内に、ターゲット仮想アイコンがあるリアルタイム位置の局所拡大インタフェースを同期してディスプレイする。
【0091】
いくつかの実施例において、端末は、さらに以下の方式により局所拡大インタフェースを表示することができる。端末は、ターゲット仮想リソースアイコンに関連付けられた付随フローティングレイヤを同期して表示し、かつ付随フローティングレイヤ内にリアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースをディスプレイする。
【0092】
実際に実施するときには、端末は、追従式の方式を採用して、リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示することができる。端末は、局所拡大インタフェースに対するディスプレイ形式設定インタフェースを提供し、かつ例えば追従式、及び固定式の少なくとも二種のディスプレイ形式オプションを提供し、追従式オプションに対する選択操作に応答して、仮想シーンのインタフェースにおいて追従式の局所拡大インタフェースをディスプレイすることができる。
【0093】
例示的には、図11に参照されるように、図における符号2に示されている局所拡大インタフェースは、追従式のものである。すなわち端末は、「リソース名称2」に対応する仮想リソースアイコンを地図において移動させるように制御するときに、「リソース名称2」に対応する仮想リソースアイコンに関連付けられた付随フローティングレイヤを同期してディスプレイする。該付随フローティングレイヤは、「リソース名称2」に対応する仮想リソースアイコンの移動に伴って移動することができ、かつ該付随フローティングレイヤ内に「リソース名称2」に対応する仮想リソースアイコンがあるリアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースをリアルタイムでディスプレイする。
【0094】
ステップ104において、ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、地図におけるターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングする。
【0095】
実際に実施するときには、端末は、ターゲット仮想リソースアイコンを地図において移動させるように制御するときに、ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、すなわちターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングする。このとき、このようなマーキングモードは、シングルポイントマーキングモードとして理解することができる。すなわちターゲット仮想リソースアイコンに対するマーキング操作は、毎回1つの位置のみをマーキングする。
【0096】
いくつかの実施例において、複数種の方式により、端末がターゲット仮想リソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードに入るようにトリガーすることができる。たとえば、端末は、仮想シーンのインタフェースにおいてマルチポイントマーキングモードスイッチを表示する。該マルチポイントマーキングモードスイッチに対するトリガー操作に応答して、端末は、ターゲット仮想リソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードに入る。すなわち、マルチポイントマーキングモードスイッチが開かれるときに、端末は、マルチポイントマーキングモードに入り、マルチポイントマーキングモードスイッチが閉じられるときに、端末は、シングルポイントマーキングモードにある。さらに、端末は、少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対する第1トリガー操作に応答して、ターゲット仮想リソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードに入るように制御する。
【0097】
実際に実施するときには、端末は、さらにターゲット仮想リソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードをオンにすることができる。マルチポイントマーキングモードにおいて、ターゲットリソースアイコンに対するマーキング操作は、複数回連続して実行することができる。端末は、ターゲットリソースアイコンに対するトリガー操作(例えばダブルタップ等)に応答して、ターゲット仮想リソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードに入るように制御することができる。
【0098】
したがって、いくつかの実施例において、端末は、以下の方式により地図においてターゲット仮想リソースアイコンをマーキングすることができる。マルチポイントマーキングモードにおいて、端末は、ターゲット仮想リソースアイコンをカーソル追従状態にするように制御する。地図における第1位置に対するタップ操作に応答して、地図における第1位置のところでターゲット仮想リソースアイコンをマーキングし、かつ上記第1位置のところでターゲット仮想リソースアイコンをマーキングした後に、地図における第2位置に対するタップ操作を受信するときに、第2位置のところで上記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングする。
【0099】
実際に実施するときには、マルチポイントマーキングモードにおいて、端末は、ターゲット仮想リソースアイコンがカーソルに伴って移動するように制御する。また地図における位置Aに対するタップ操作に応答して、位置Aでターゲット仮想リソースアイコンをマーキングし、その後、ターゲット仮想リソースアイコンがカーソルに伴って引き続き移動し、かつ地図における位置Bに対するタップ操作に応答するときに、位置Bでターゲット仮想リソースアイコンをマーキングする。
【0100】
例示的には、図13に参照されるように、図13は、本願の実施例が提供するマルチポイントマーキングモードの模式図である。端末は、「リソース名称2」のリソースアイコンに対するダブルタップ操作に応答して、マルチポイントマーキングモードを行うように制御し、符号1に示されている位置のところで該リソースアイコンをマーキングする。その後、該リソースアイコンに対するドラッグ操作を引き続き実行し、符号2に示されている位置のところで該リソースアイコンを再びマーキングする。最後に、符号3に示されている位置のところで、該リソースアイコンを3回目にマーキングする。すなわちマルチポイントマーキングモードにおいて、「リソース名称2」のリソースアイコンについて3回連続してマーキングする。
【0101】
マルチポイントマーキングモードをオンにする上記方式により、ターゲット仮想リソースアイコンに対してマルチポイントマーキングを行う。すなわち、ユーザは、ターゲット仮想リソースアイコンに対する1回のトリガーにより、ターゲット仮想リソースアイコンに対する連続する複数回のマーキングを実現することができ、リソースアイコンに対するマーキング効率を効果的に向上させ、操作回数を減少させ、ヒューマンコンピュータインタラクション体験を高めることができる。
【0102】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式によりマルチポイントマーキングモードから退出するように制御することができる。端末は、ターゲット仮想リソースアイコンの表示スタイルを第1表示スタイルから第2表示スタイルに切り替える。したがって、端末は、第2位置のところでターゲット仮想リソースアイコンをマーキングした後に、ターゲット仮想リソースアイコンに対する第2トリガー操作に応答して、マルチポイントマーキングモードから退出するように制御し、かつターゲット仮想リソースアイコンの表示スタイルを第2表示スタイルから第1表示スタイルに切り替える。
【0103】
実際に実施するときには、端末は、ターゲット仮想リソースアイコンに対する他のトリガー操作に再び応答することにより、ターゲットリソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードから退出するように制御して、ターゲットリソースアイコンの表示スタイルを変えることができる。ここでは、第1表示スタイルは、マルチポイントマーキングモードに入る場合にターゲットリソースアイコンのスタイルであり、第2表示スタイルは、マルチポイントマーキングモード(通常のマーキングモード、又はシングルポイントマーキングモード)を終了する場合にターゲットリソースアイコンのスタイルである。
【0104】
例示的には、図13に参照されるように、図におけるターゲットリソースアイコン(図における符号4に示されている)に対するドラッグ操作過程においては、アイコンホイールにおけるターゲットリソースアイコンが、タップ操作を再び受信するときに、該ターゲットリソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードを終了して、該ターゲットリソースアイコンの表示スタイルを第1表示スタイルに戻す。
【0105】
マルチポイントマーキングモードを終了する上記方式は、マルチポイントマーキングモードのオン・オフを柔軟に制御し、マーキング効率を高めることができる。
【0106】
いくつかの実施例において、端末は、以下の方式によりターゲットリソースアイコンに対するマルチポイントマーキングを実現することができる。端末は、仮想シーンにおいてドラッグ操作に対応するドラッグ軌跡を表示する。ドラッグ軌跡の地図上での対応するグラフィックスが閉じたグラフィックスであるときに、閉じたグラフィックスに対応する領域をマルチポイントマーキング領域とする。したがって、端末は、ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、マルチポイントマーキング領域内で、非マーキング状態にある各マーキング可能なリソース位置のところに、ターゲット仮想リソースアイコンをそれぞれマーキングする。
【0107】
ここで、実際の応用においては、地図において複数のマーキング可能なリソース位置が存在する。端末は、各マーキング可能なリソース位置に対してマーキング可能指示を行うことができる。これにより、ユーザは、該位置がマーキング可能なリソース位置であることを知ることができる。もちろん、端末は、ユーザがマーキングしたマーキング不可能なリソース位置を指示することで、地図におけるマーキング可能なリソース位置、及びマーキング不可能なリソース位置の全体的な状況をユーザに把握させることができる。複数のマーキング可能なリソース位置に対しての迅速なマーキングを実現するため、閉じたグラフィックスを描画する方式によって、ユーザは、ターゲットリソースアイコンをドラッグすることにより、地図上でグラフィックスが閉じたグラフィックスであるドラッグ軌跡を描画することで、複数のマーキング可能なリソース位置に対しての選定を実現することができる。そのため、リソースアイコンの迅速なマーキングを実現し、リソースアイコンに対するマーキング効率を向上させることができる。
【0108】
実際に実施するときには、ターゲットリソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードにおいて、端末は、さらに、ターゲットリソースアイコンに対するドラッグ操作に従って、マルチポイントマーキング領域を選定して、ドラッグ操作に対する解放命令を受信した後に、マルチポイントマーキング領域で、少なくとも1つのターゲット仮想リソースアイコンを同時にマーキングすることができる。
【0109】
例示的には、図14に参照されるように、図14は、本願の実施例が提供するマルチポイントマーキング領域の模式図である。図において、端末は、符号1に示されているターゲットリソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、該ドラッグ操作に対応するドラッグ軌跡(図における符号2に示されている)を表示する。ここでドラッグ軌跡は、閉じたグラフィックスを構成することができ、該閉じたグラフィックス内で、地図上での非マーキング状態にある各リソース位置を取得する。端末は、ドラッグ操作に対する解放命令を受信して、図において示されている4つのターゲット仮想アイコンをマーキングする。
【0110】
マルチポイントマーキングモード下でマルチポイントマーキング領域を確定する上記方式は、マルチポイントマーキングときの操作ステップを大幅に減少させ、マーキング効率を向上させることができる。
【0111】
本願の実施例を応用することにより、ターゲット仮想リソースアイコンに対する異なる表示状態下にある異なるトリガー操作により、ターゲット仮想リソースアイコンを地図において移動させるように制御する。また移動過程において、ターゲット仮想リソースアイコンがあるリアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期してディスプレイし、ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、地図においてターゲット仮想リソースアイコンをマーキングする。このように、地図の比例、及び位置を変更する必要がない状況において、素早いドラッグアンドドロップと局所拡大とを組み合わせた方式により、地図上で迅速で正確なマーキングを行い、同時に誤タッチの状況を回避する。
【0112】
以下、1つの実際の応用シーンにおける本願の実施例の例示的な応用を説明する。
【0113】
関連技術において、図15に参照されるように、図15は、関連技術が提供する地図マーキングの模式図である。図において、オープンワールドに対応する仮想シーンにおいて、プレイヤーは、地図上の位置をタップしてマーキングポップアップウィンドウをトリガーしてマーキングするが、該位置マーキング方式には以下の問題が存在することが多い。
【0114】
タップ操作の回数が多すぎる。地図のある位置をマーキングしようとすると、複数回のタップ操作をする必要があり、マーキングを繰り返し行おうとすると、より多くのタップステップを繰り返す必要がある。同時にマーキングポイントが地図の異なる位置に散在し得る可能性があるため、プレイヤーは、地図の位置を絶えず調整して定点マーキングを行う必要がある。
【0115】
正確にマーキングすることができない。プレイヤーは、大きな世界地図の異なる位置でマーキングを行う必要があるときに、地図を縮小すると、正確なマーキングを必要とするプレイヤーに対しては、マーキングが正確な場所となるように制御しにくい。
【0116】
容易に他の場所を誤ってタッチすることを引き起こす。大多数のゲームにおいて転送ポイント、及びタスクポイントが比較的多いため、これらの場所に近い箇所をタップしてマーキングしようとするときに、プレイヤーの誤タッチを引き起こしやすく、プレイヤーの操作体験に影響を与え、地図を拡げた後に、地図の位置を頻繁に変更してマーキングする必要がある。
【0117】
プレイヤーが大きな世界地図の異なる位置でマーキングを行う必要があるときに、地図を縮小すると、正確な場所をマーキングしにくい。地図を拡大すると、地図を絶えずドラッグアンドドロップして位置を変更する必要があり、プレイヤーの操作を増加させる。
【0118】
これに基づいて、本願の実施例は、仮想シーンにおける位置マーキング方法を提供する。該方法は、まず、ドラッグアンドドロップの方式のみを使用してプレイヤーのタップ操作を減少させることを試み、同時にタップによる誤タッチの状況を回避することもでき、プレイヤーは、中断することなくマーキング過程を完了することができる。同時に、該方法において大きな地図における拡大鏡効果を増加させ、プレイヤーは、地図の比例が比較的小さい状況においても、地図を移動させない状態で1つの比較的大きい地図領域に正確にマーキングすることができることを確実にする。
【0119】
続いて、製品側から本願の実施例が提供する位置マーキング方法を説明する。いくつかの実施例において、図16に参照されるように、図16は、本願の実施例が提供する仮想リソースに対する位置マーキング操作のフローチャートである。プレイヤーは、地図上のマーキングボタン(図における符号1に示されている)を長押しし、又はタップし、位置マーキング命令をトリガーする。端末は、該位置マーキング命令に応答して、図における符号2に示されているマーキング分類リスト(リソースアイコンリストとも呼ばれてもよい)をディスプレイする。次に、プレイヤーは、マーキングボタンを呼び出されたマーキング分類リストにドラッグアンドドロップして、1つのマーキングを選ぶ、又は呼び出されたリストをタップした後にリストにおけるマーキング(図における符号3に示されているターゲットマーキング)をドラッグアンドドロップする。プレイヤーは、ターゲットマーキングを地図の具体的な場所に移動させ、拡大鏡(図における符号4に示されている)が追従する。最後に、プレイヤーは、ターゲットマーキングを地図におけるターゲット位置にドラッグアンドドロップし、指を放してターゲットマーキングに対するドラッグアンドドロップ操作を解放し、ターゲット位置のところでターゲットマーキングを表示して、リソースに対する1回のマーキング過程が完了する。
【0120】
本願の実施例に示されているマーキング操作プロセスは、一方では、操作が素早くて容易であり、ドラッグアンドドロップするだけで大きな世界地図全体の任意の位置のマーキングを完了することができる。他方では、地図上でマーキングすることによるタスクポイントの誤タッチの状況を回避させる。現状では大多数のゲームにおいて転送ポイント、及びタスクポイントが比較的多いため、これらの場所に近い箇所をタップしてマーキングしようとするときに、プレイヤーの誤タッチをもたらしやすく、プレイヤーの操作体験に影響を与える。また、地図を移動させず、すなわち大きな世界地図の比例が最も小さい状況下で正確にマーキングすることができる。プレイヤーは、使用するときに、完全な大きな地図上で直接、かつ正確にマーキングすることができ、地図の比例を自主的に変更したり、又は地図を手動でドラッグアンドドロップして移動させる必要がない。すなわち上記マーキングのステップにより、地図の比例、及び位置を変更する必要がない状況で、素早いドラッグアンドドロップと拡大鏡とを組み合わせた方式により、地図上で迅速で正確なマーキングを行い、同時に誤タッチの状況を回避する。
【0121】
続いて、本願の実施例が提供するマーキング名称に対する編集操作プロセスを説明する。図17に参照されるように、図17は、本願の実施例が提供するマーキング名称に対する編集操作のフローチャートである。プレイヤーは、大きな地図上のマーキングボタンを長押しし、マーキング名称に対する編集命令を生成する。端末は、該編集命令を受信した後に、地図があるインタフェースにおいてマーキング名称に対する編集インタフェース(図における符号1に示されている)を呈示する。プレイヤーは、編集インタフェースにおいて選ばれたマーキング名称をリネームし、確定ボタンをタップした後に、修正後のマーキング名称をマーキング分類リストにおいて表示する。
【0122】
続いて、技術側から本願の実施例が提供する位置マーキング方法を説明する。図18に参照されるように、図18は、本願の実施例が提供する位置マーキング方法のフローチャートである。過程は、以下のとおりである。端末は、プレイヤーによるマーキングボタンに対するトリガー操作を受信するステップ201を実行し、トリガー操作が長押し操作であるか否かを判断するステップ202を実行し、トリガー操作が長押し操作であるときに、マーキング分類選択リストを表示するステップ203aを実行する。このとき、該リストにおける各々のマーキング項目はタップすることができず、リネームすることができない。トリガー操作がタップ操作であるときに、マーキング分類リストを表示するステップ203bを実行し、このとき、リストにおける各マーキング項目はタップすることができ、リネームすることができる。端末は、プレイヤーによるマーキング分類選択リストにおけるターゲットマーキングに対するトリガー操作を受信するときに、トリガー操作が長押し操作であるか否かを判断するステップ204aを実行し、長押し操作であると判断したときに、プレイヤーは、ターゲットマーキングを地図のいずれか1つのポイントにドラッグするステップ205aを実行する。ドラッグ過程において、端末は、ユーザの指がスクリーンから離れるか否か、すなわちドラッグ操作に対する解放命令を受信するか否かを判断するステップ206aを実行する。端末は、解放命令を受信した後に、マーキングを完了するステップ207aを実行する。すなわち地図におけるターゲット位置のところでターゲットマーキングをマーキングし、端末が解放命令を受信していないときに、プレイヤーは、ステップ205aを引き続き実行する。また、プレイヤーは、さらに、マーキングリストをタップ、又は長押ししてターゲットマーキングを選択するステップ204bを実行することができる。端末は、プレイヤーによって実行されるのが長押し操作であるか、タップ操作であるかを判断し、もし長押し操作であるなら、ステップ205aを実行することができ、もしタップ操作であるならば、プレイヤーは、ターゲットマーキングをリネームするステップ205bを引き続き実行することができ、すなわち図16に示されている操作プロセスに応じて、ターゲットマーキングに対してリネーム操作を行う。
【0123】
本願の実施例を応用することは、以下の効果を有する。
【0124】
1.操作が簡単である。迅速にドラッグアンドドロップしてマーキングすることができ、繰り返しタップする必要がない。
【0125】
2.マーキングの誤タッチを回避し、プレイヤー体験を高めることができる。タップ位置が転送ポイントに近すぎることに起因する誤タッチの状況を完全に回避し、プレイヤーのマーキング体験を向上させることができる。同時に、地図をタップしてマーキングウィンドウをポップアップするため、再度閉じる必要がある余分な操作を回避することができる。
【0126】
3.最も大きな地図と正確なマーキングとを併せ持ち、プレイヤーの操作を減少させることができる。最も大きな面積の地図を表示する状況で最も正確なマーキングを行うことができ、プレイヤーが地図を移動させる、及び地図を収縮する操作を減少させる。
【0127】
4.理解コストが比較的低い。ドラッグアンドドロップの方式によって、プレイヤーは、迅速に開始し、且つ学習することができる。
【0128】
理解できるように、本願の実施例においては、ユーザ情報等の関連データに関しては、本願の実施例が製品、又は技術に運用されるときに、ユーザの許可、又は同意を獲得する必要があり、且つ関連データの収集、使用、及び処理は、関連国や地域の関連法律法規、及び標準に準拠する必要がある。
【0129】
以下、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング装置555のソフトウェアモジュールとして実施される例示的な構造を引き続き説明する。いくつかの実施例において、図2に示すように、メモリ550に記憶される仮想シーンにおける位置マーキング装置555におけるソフトウェアモジュールは、表示モジュール5551と、制御モジュール5552と、マーキングモジュール5553と、を含んでもよく、
表示モジュール5551は、上記仮想シーンの地図を表示するように構成され、
上記表示モジュール5551は、さらに、上記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するように構成され、
制御モジュール5552は、上記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、上記ターゲット仮想リソースアイコンが上記ドラッグ操作の実行に付随して上記地図において移動するように制御するように構成され、
マーキングモジュール5553は、上記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、上記地図における上記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、上記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするように構成される。
【0130】
いくつかの実施例において、上記表示モジュールは、さらに、上記仮想シーンのインタフェースにおいて、位置マーキング機能項目を表示することと、上記位置マーキング機能項目に対する第1トリガー操作に応答して、上記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信することと、を行うように構成される。
【0131】
いくつかの実施例において、上記表示モジュールは、さらに、上記仮想シーンのインタフェースに基づいてトリガーされたグラフィックス描画操作を受信することと、上記グラフィックス描画操作によって描画されたグラフィックスが予め設定されたグラフィックスとマッチングするときに、上記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信することと、を行うように構成される。
【0132】
いくつかの実施例において、上記表示モジュールは、さらに、上記仮想リソースアイコンのアイコン表示長さ、及び上記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称の名称表示長さを取得することと、上記アイコン表示長さと上記名称長さとの和が長さ閾値に達しないときに、上記仮想リソースアイコンを表示する過程において、上記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示することと、を行うように構成される。
【0133】
いくつかの実施例において、上記表示モジュールは、さらに、上記アイコン表示長さと上記名称表示長さとの和が幅閾値に達するときに、上記仮想リソースアイコンを表示する過程において、それ相応の仮想リソースのリソース名称を非表示にし、また上記仮想リソースアイコンが選択状態にあるときに、フローティングレイヤの形式を採用して上記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示するように構成される。
【0134】
いくつかの実施例において、上記表示モジュールは、さらに、上記仮想リソースアイコンに対するトリガー操作に応答して、上記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を編集可能状態にするように制御することと、上記編集可能状態にあるリソース名称に対する編集操作に応答して、編集後のリソース名称を表示することと、を行うように構成される。
【0135】
いくつかの実施例において、上記制御モジュールは、さらに、上記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちの上記フローティング状態にあるターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、上記フローティング状態にある上記ターゲット仮想リソースアイコンが上記ドラッグ操作の実行に付随して上記地図において移動するように制御するように構成される。これにしたがって、上記制御モジュールは、さらに、上記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対する押圧操作に応答して、上記押圧操作の操作パラメータを取得することであって、上記操作パラメータは、操作時間、及び圧力大きさの少なくとも1つを含む、ことと、上記操作時間が時間閾値に達する、又は上記圧力大きさが圧力閾値に達するときに、上記ターゲット仮想リソースアイコンをフローティング状態にするように制御することと、を行うように構成される。
【0136】
いくつかの実施例において、上記表示モジュールは、さらに、上記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、移動可能状態にある少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するように構成され、
これにしたがって、いくつかの実施例において、上記制御モジュールは、さらに、移動可能状態にある上記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、上記ターゲット仮想リソースアイコンに対応する移動可能状態にあるアイコンコピーを生成することと、移動可能状態にある上記アイコンコピーが、上記ドラッグ操作の実行に付随して上記地図において移動するように制御することと、を行うように構成される。
【0137】
いくつかの実施例において、上記表示モジュールは、さらに、上記少なくとも1つの仮想リソースアイコンにおいて使用禁止状態にある仮想リソースアイコンが存在するときに、使用禁止状態にある上記仮想リソースアイコンに対するトリガー操作に応答して、提示情報を表示するように構成され、ここで、上記提示情報は、使用禁止状態にある上記仮想リソースアイコンに対応する仮想リソースに対するマーキング数量が数量閾値に達したことを提示することに用いられる。
【0138】
いくつかの実施例において、上記表示モジュールは、さらに、上記ターゲット仮想リソースアイコンが上記ドラッグ操作の実行に付随して上記地図において移動するように制御する過程において、上記ターゲット仮想リソースアイコンのリアルタイム位置を取得することと、上記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示することと、を行うように構成される。
【0139】
いくつかの実施例において、上記マーキングモジュールは、さらに、上記仮想シーンのインタフェースにおいて、ターゲット領域を表示することと、上記ターゲット領域において、上記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示することと、を行うように構成される。
【0140】
いくつかの実施例において、上記マーキングモジュールは、さらに、上記ターゲット仮想リソースアイコンに関連付けられた付随フローティングレイヤを同期して表示し、かつ上記付随フローティングレイヤ内に上記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースをディスプレイするように構成される。
【0141】
いくつかの実施例において、上記表示モジュールは、さらに、上記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、上記インタフェースにおいて、アイコンフローティングレイヤを表示し、かつ上記アイコンフローティングレイヤにおいて、ターゲットディスプレイスタイルを採用して少なくとも1つの仮想リソースアイコンをディスプレイするように構成され、ここで、上記ターゲットディスプレイスタイルは、リストディスプレイスタイル、及びホイールスタイルのうちの少なくとも1つを含む。
【0142】
いくつかの実施例において、上記制御モジュールは、さらに、上記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対する第1トリガー操作に応答して、上記ターゲット仮想リソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードに入るように制御するように構成され、
これにしたがって、いくつかの実施例において、上記マーキングモジュールは、さらに、上記マルチポイントマーキングモードにおいて、上記ターゲット仮想リソースアイコンをカーソル追従状態にするように制御することと、上記地図における第1位置に対するタップ操作に応答して、上記地図における第1位置のところで上記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングし、かつ上記第1位置のところで上記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングした後に、上記地図における第2位置に対するタップ操作を受信するときに、上記第2位置のところで上記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングすることと、を行うように構成される。
【0143】
いくつかの実施例において、上記制御モジュールは、さらに、上記ターゲット仮想リソースアイコンの表示スタイルを第1表示スタイルから第2表示スタイルに切り替えるように構成される。これにしたがって、上記制御モジュールは、さらに、上記ターゲット仮想リソースアイコンに対する第2トリガー操作に応答して、上記マルチポイントマーキングモードを終了するように制御し、かつ上記ターゲット仮想リソースアイコンの表示スタイルを第2表示スタイルから第1表示スタイルに切り替えるように構成される。
【0144】
いくつかの実施例において、上記制御モジュールは、さらに、上記仮想シーンにおいて上記ドラッグ操作に対応するドラッグ軌跡を表示することと、上記ドラッグ軌跡の上記地図上の対応するグラフィックスが閉じたグラフィックスであるときに、上記閉じたグラフィックスに対応する領域をマルチポイントマーキング領域とすることと、を行うように構成される。これにしたがって、上記マーキングモジュールは、さらに、上記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、上記マルチポイントマーキング領域内に、非マーキング状態にある各マーキング可能なリソース位置のところで、上記ターゲット仮想リソースアイコンをそれぞれマーキングするように構成される。
【0145】
本願の実施例を応用することにより、仮想シーンにおいて表示されるターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作によって、ターゲット仮想リソースアイコンを地図において移動させるように制御して、ドラッグ操作に対する解放命令を受信した後に、ターゲット仮想リソースアイコンに対するマーキング過程を完了する。このように、地図の比例、及び位置を変更する必要がない状況において、ドラッグの方式により仮想リソースアイコンに対する迅速、及び正確なマーキングを実現することができるため、関連技術における地図上の位置をタップすることによりマーキングポップアップウィンドウをトリガーしてマーキングを行うという方式と比較して、ヒューマンコンピュータインタラクションの回数を減少させ、地図における仮想リソースアイコンのマーキング効率を向上させ、同時に誤タッチを回避し、仮想シーンの操作制御効率を高めることができる。
【0146】
本願の実施例は、コンピュータプログラム製品、又はコンピュータプログラムを提供し、該コンピュータプログラム製品、又はコンピュータプログラムは、コンピュータ命令を含み、該コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体において記憶される。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から該コンピュータ命令を読み取り、プロセッサは、該コンピュータ命令を実行し、これにより該コンピュータ機器は、本願の実施例の上記の仮想シーンにおける位置マーキング方法を実行する。
【0147】
本願の実施例は、実行可能な命令が記憶されるコンピュータ可読記憶媒体を提供し、それに実行可能な命令が記憶され、実行可能な命令がプロセッサによって実行されるときに、プロセッサは、本願の実施例が提供する仮想シーンにおける位置マーキング方法、たとえば、図3に示されている仮想シーンにおける位置マーキング方法を実行する。
【0148】
いくつかの実施例において、コンピュータ可読記憶媒体は、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory、EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気表面メモリ、光ディスク、又はCD-ROM等のメモリであってもよく、上記メモリの1つ、又は任意の組み合わせを含む各種の機器であってもよい。
【0149】
いくつかの実施例において、実行可能な命令は、プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、スクリプト、又はコードの形式を採用して、任意の形式のプログラミング言語(コンパイラやインタプリタ言語、又は宣言型や手続き型言語を含む)でプログラミングされてもよく、且つそれは、任意の形式で配備されてもよく、独立したプログラムとして配備され、又はモジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はコンピューティング環境において使用することに適する他のユニットとして配備されることを含む。
【0150】
一例として、実行可能な命令は、ファイルシステムにおけるファイルに対応してもよいが、必ずしもそれに対応するわけではなく、他のプログラム、又はデータを保存するファイルの一部に記憶されてもよい。たとえば、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML、Hyper Text Markup Language)ドキュメントにおける1つ又は複数のスクリプトにおいて記憶され、検討されたプログラム専用の単一のファイルにおいて記憶され、又は、複数の協調ファイル(たとえば、1つ又は複数のモジュール、サブプログラム、又はコード部分を記憶するファイル)において記憶されてもよい。
【0151】
一例として、実行可能な命令は、1つのコンピューティング機器において実行され、又は1つの場所に位置する複数のコンピューティング機器において実行され、さらに又は、複数の場所に分布し、且つ通信ネットワークを介して互いに接続された複数のコンピューティング機器において実行されるように配備され得る。
【0152】
以上のように、本願の実施例により、仮想シーンにおける地図の比例、及び位置を変更しない状況において、素早いドラッグアンドドロップと局所拡大とを組み合わせた方式により、地図上で迅速で正確なマーキングを行い、同時に誤タッチの状況を回避することができる。
【0153】
以上は、本願の実施例に過ぎず、本願の保護範囲を限定することに用いられるものではない。本願の精神、及び範囲内に行われたいかなる修正、同等の置換、及び改良等は、いずれも本願の保護範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0154】
200 サーバ
300 ネットワーク
400-1 端末
400-2 端末
410-1 グラフィックスインタフェース
410-2 グラフィックスインタフェース
500 電子機器
510 プロセッサ
520 ネットワークインターフェース
530 ユーザインターフェース
531 出力装置
532 入力装置
540 バスシステム
550 メモリ
551 オペレーティングシステム
552 ネットワーク通信モジュール
553 呈示モジュール
554 入力処理モジュール
555 位置マーキング装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6A
図6B
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
【手続補正書】
【提出日】2024-05-24
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器によって実行される、仮想シーンにおける位置マーキング方法であって、前記方法は、
前記仮想シーンの地図を表示するステップと、
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップと、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御するステップと、
前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするステップと、を含む、仮想シーンにおける位置マーキング方法。
【請求項2】
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップの前に、前記方法は、
前記仮想シーンのインタフェースにおいて、位置マーキング機能項目を表示するステップと、
前記位置マーキング機能項目に対する第1トリガー操作に応答して、前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップの前に、
前記仮想シーンのインタフェースに基づいてトリガーされたグラフィックス描画操作を受信するステップと、
前記グラフィックス描画操作によって描画されたグラフィックスが予め設定されたグラフィックスとマッチングするときに、前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令を受信するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記仮想リソースアイコンのアイコン表示長さ、及び前記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称の名称表示長さを取得するステップと、
前記アイコン表示長さと前記名称表示長さとの和が長さ閾値に達しないときに、前記仮想リソースアイコンを表示する過程において、前記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記アイコン表示長さと前記名称表示長さとの和が幅閾値に達するときに、前記仮想リソースアイコンを表示する過程において、相応な仮想リソースのリソース名称を非表示にし、かつ
前記仮想リソースアイコンが選択状態にあるときに、フローティングレイヤの形式を採用して前記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記アイコン表示長さと前記名称表示長さとの和が長さ閾値に達しないときに、前記仮想リソースアイコンを表示する過程において、前記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を表示するステップの後に、前記方法は、
前記仮想リソースアイコンに対するトリガー操作に応答して、前記仮想リソースアイコンが指示する仮想リソースのリソース名称を編集可能状態にするように制御するステップと、
前記編集可能状態にあるリソース名称に対する編集操作に応答して、編集後のリソース名称を表示するステップと、をさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御する前記ステップは、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのフローティング状態にあるターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記フローティング状態にある前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御するステップを含み、
前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随するように制御する前に、前記方法は、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対する押圧操作に応答して、前記押圧操作の操作パラメータを取得するステップであって、前記操作パラメータは、操作時間、及び圧力大きさの少なくとも1つを含む、ステップと、
前記操作時間が時間閾値に達する、又は前記圧力大きさが圧力閾値に達するときに、前記ターゲット仮想リソースアイコンをフローティング状態にするように制御するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示する前記ステップは、
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、移動可能状態にある少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップを含み、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御する前記ステップは、
移動可能状態にある前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンに対応する移動可能状態にあるアイコンコピーを生成するステップと、
移動可能な状態にある前記アイコンコピーが、前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンにおいて使用禁止状態にある仮想リソースアイコンが存在するときに、
使用禁止状態にある前記仮想リソースアイコンに対するトリガー操作に応答して、提示情報を表示するステップをさらに含み、
前記提示情報は、使用禁止状態にある前記仮想リソースアイコンに対応する仮想リソースに対するマーキング数量が数量閾値に達したことを提示することに用いられる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、
前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御する過程において、前記ターゲット仮想リソースアイコンのリアルタイム位置を取得するステップと、
前記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示するステップは、
前記仮想シーンのインタフェースにおいて、ターゲット領域を表示するステップと、
前記ターゲット領域において、前記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示するステップと、を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースを同期して表示するステップは、
前記ターゲット仮想リソースアイコンに関連付けられた付随フローティングレイヤを同期して表示し、かつ前記付随フローティングレイヤ内に前記リアルタイム位置を含む局所拡大インタフェースをディスプレイするステップを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示する前記ステップは、
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、前記仮想シーンのインタフェースにおいて、アイコンフローティングレイヤを表示し、かつ前記アイコンフローティングレイヤにおいて、ターゲットディスプレイスタイルを採用して少なくとも1つの仮想リソースアイコンをディスプレイするステップを含み、
前記ターゲットディスプレイスタイルは、リストディスプレイスタイル、及びホイールスタイルのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するステップの後に、前記方法は、
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対する第1トリガー操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードに入るように制御するステップをさらに含み、
前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置のところで、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするステップの後に、前記方法は、
前記マルチポイントマーキングモードにおいて、前記ターゲット仮想リソースアイコンをカーソル追従状態にするように制御するステップと、
前記地図における第1位置に対するタップ操作に応答して、前記地図における第1位置のところで前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングし、かつ
前記第1位置のところで前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングした後に、前記地図における第2位置に対するタップ操作を受信するときに、前記第2位置のところで前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対する第1トリガー操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンに対するマルチポイントマーキングモードに入るように制御する前記ステップの後に、前記方法は、
前記ターゲット仮想リソースアイコンの表示スタイルを第1表示スタイルから第2表示スタイルに切り替えるステップをさらに含み、
前記第1位置で前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングした後に、前記地図における第2位置に対するタップ操作を受信するときに、前記第2位置のところで前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングする前記ステップの後に、前記方法は、
前記ターゲット仮想リソースアイコンに対する第2トリガー操作に応答して、前記マルチポイントマーキングモードを終了するように制御し、かつ
前記ターゲット仮想リソースアイコンの表示スタイルを第2表示スタイルから第1表示スタイルに切り替えるステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするステップの前に、前記方法は、
前記仮想シーンにおいて前記ドラッグ操作に対応するドラッグ軌跡を表示するステップと、
前記ドラッグ軌跡の前記地図上の対応するグラフィックスが閉じたグラフィックスであるときに、前記閉じたグラフィックスに対応する領域をマルチポイントマーキング領域とするステップと、をさらに含み、
前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置のところで、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングする前記ステップは、
前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記マルチポイントマーキング領域内に、非マーキング状態にある各マーキング可能なリソース位置のところで、前記ターゲット仮想リソースアイコンをそれぞれマーキングするステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
仮想シーンにおける位置マーキング装置であって、前記装置は、表示モジュールと、制御モジュールと、マーキングモジュールと、を含み、
前記表示モジュールは、前記仮想シーンの地図を表示するように構成され、
前記表示モジュールは、さらに、前記仮想シーンにおける仮想リソースに対する位置マーキング命令に応答して、少なくとも1つの仮想リソースアイコンを表示するように構成され、
前記制御モジュールは、前記少なくとも1つの仮想リソースアイコンのうちのターゲット仮想リソースアイコンに対するドラッグ操作に応答して、前記ターゲット仮想リソースアイコンが前記ドラッグ操作の実行に付随して前記地図において移動するように制御するように構成され、
前記マーキングモジュールは、前記ドラッグ操作に対する解放命令に応答して、前記地図における前記ターゲット仮想リソースアイコンが現在ある位置で、前記ターゲット仮想リソースアイコンをマーキングするように構成される、仮想シーンにおける位置マーキング装置。
【請求項18】
電子機器であって、前記電子機器は、
実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、
前記メモリにおいて記憶された実行可能な命令を実行するときに、請求項1~16のいずれか1項に記載の仮想シーンにおける位置マーキング方法を実現するように構成されるプロセッサと、を含む、電子機器。
【請求項19】
コンピュータプログラムであって、プロセッサによって実行されるときに、請求項1~16のいずれか1項に記載の仮想シーンにおける位置マーキング方法を実現させる、コンピュータプログラム。
【国際調査報告】