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特表2024-541555仮想キャラクターの処理方法、処理装置、端末機器、及びコンピュータプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-08
(54)【発明の名称】仮想キャラクターの処理方法、処理装置、端末機器、及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/79 20140101AFI20241031BHJP
   A63F 13/533 20140101ALI20241031BHJP
   A63F 13/795 20140101ALI20241031BHJP
   A63F 13/822 20140101ALI20241031BHJP
   A63F 13/42 20140101ALI20241031BHJP
   A63F 13/52 20140101ALI20241031BHJP
【FI】
A63F13/79
A63F13/533
A63F13/795
A63F13/822
A63F13/42
A63F13/52
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024531537
(86)(22)【出願日】2022-11-25
(85)【翻訳文提出日】2024-05-27
(86)【国際出願番号】 CN2022134217
(87)【国際公開番号】W WO2023160056
(87)【国際公開日】2023-08-31
(31)【優先権主張番号】202210179852.6
(32)【優先日】2022-02-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY (SHENZHEN) COMPANY LIMITED
【住所又は居所原語表記】35/F,Tencent Building,Kejizhongyi Road,Midwest District of Hi-tech Park,Nanshan District, Shenzhen,Guangdong 518057,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100150197
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 直樹
(72)【発明者】
【氏名】王 子奕
(57)【要約】
本願は、仮想キャラクターの処理方法、装置、機器、記憶媒体、及びプログラム製品を開示し、インターネットの技術分野に関する。前記方法は、マルチプレイヤーインタラクティブサービスの第1キャラクター選択インタフェースを表示するステップであって、前記第1キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示される、ステップと、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定し、前記第2アカウントに対応する第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信するステップであって、前記キャラクター推奨情報は、前記第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものである、ステップと、第2アカウントが選択コントロールをトリガーして第1推奨仮想キャラクターを選択した場合、第2アカウントが第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を第1キャラクター選択インタフェースに表示するステップと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1端末機器が実行する、仮想キャラクターの処理方法であって、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスの第1キャラクター選択インタフェースを表示するステップであって、前記第1キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する、ステップと、
前記第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定し、前記第2アカウントに対応する第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信するステップであって、前記キャラクター推奨情報は、前記第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものである、ステップであって、前記キャラクター推奨情報に応答して、前記第2端末機器は、前記第1推奨仮想キャラクターを選択するための選択コントロールを第2キャラクター選択インタフェースに表示し、前記選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが表示される、ステップと、
前記第2アカウントが前記選択コントロールをトリガーして前記第1推奨仮想キャラクターを選択した場合、前記第2アカウントが前記第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を前記第1キャラクター選択インタフェースに表示するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定する前記ステップは、
前記複数の候補仮想キャラクターのうちのいずれか1つの仮想キャラクターに対する選択操作に応答して、選択された仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記第1キャラクター選択インタフェースに表示されたアカウント選択コントロールをトリガー不可能状態からトリガー可能状態に切り替えるステップと、
前記アカウント選択コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記複数のアカウントのうちの少なくとも1つの候補アカウントを表示するステップと、
前記少なくとも1つの候補アカウントのうちのいずれか1つのアカウントに対する選択操作に応答して、選択されたアカウントを前記第2アカウントとして決定するステップと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つの候補アカウントは、前記複数のアカウントの中から選別された、第1条件を満たすアカウントであり、前記第1条件は、仮想キャラクターを選択していないことと、仮想キャラクターの使用が推奨されることを許可することとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定する前記ステップは、
いずれか1つの仮想キャラクターの表示領域からいずれか1つのアカウントの表示領域へのジェスチャースライド操作に応答して、前記ジェスチャースライド操作の開始位置に対応する仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記ジェスチャースライド操作の終了位置に対応するアカウントを前記第2アカウントとして決定するステップを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ジェスチャースライド操作の実行中、前記第1キャラクター選択インタフェースに前記複数のアカウントのうち選択可能なアカウントと選択不可能なアカウントとを区別して表示するステップと、
前記ジェスチャースライド操作の終了位置が前記第2アカウントの表示領域内にあることに応答して、前記第2アカウントと前記複数のアカウントのうちのその他のアカウントとを区別して表示するステップと、をさらに含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定する前記ステップは、
前記第1キャラクター選択インタフェースにおけるいずれか1つの仮想キャラクターに対する選択操作に応答して、前記選択された仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記選択操作の操作位置の周囲に前記複数のアカウントのうちの少なくとも1つの候補アカウントを表示するステップと、
前記選択操作の操作位置から前記周囲に表示された少なくとも1つの候補アカウントのうちのいずれか1つのアカウントの表示領域へのスライド操作に応答して、前記スライド操作の終了位置に対応するアカウントを前記第2アカウントとして決定するステップと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1アカウントが前記複数の候補仮想キャラクターの中から前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加するためのターゲット仮想キャラクターを選択することに応答して、キャラクター展示インタフェースを表示するステップであって、前記キャラクター展示インタフェースには、前記第1アカウントが選択した前記ターゲット仮想キャラクターが表示され、前記キャラクター展示インタフェースには、インタフェース切り替えコントロールがさらに表示される、ステップと、
前記インタフェース切り替えコントロールに対する操作に応答して、前記キャラクター展示インタフェースを前記第1キャラクター選択インタフェースに切り替えて表示するステップと、をさらに含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記複数の候補仮想キャラクターは、第2条件を満たす少なくとも1つの仮想キャラクターであり、
前記第2条件は、前記第1アカウントが選択した、前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加するためのターゲット仮想キャラクターにマッチすること、前記第2アカウントが選択したキャラクターカテゴリにマッチすること、又は、前記第2アカウントが予め選択した仮想キャラクター属性にマッチすることのうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第1推奨仮想キャラクターを決定した後、各候補アカウントの推奨優先度を示すステップをさらに含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記推奨優先度は、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの操作熟練度と、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの使用回数と、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの勝率と、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの好みとのうちの少なくとも1つの情報に基づいて決定される、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第2端末機器が実行する、仮想キャラクターの処理方法であって、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスのキャラクター選択インタフェースを表示するステップであって、前記キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する、ステップと、
第1端末機器からの第1キャラクター推奨情報を受信するステップであって、前記第1キャラクター推奨情報は、第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを、前記第2端末機器に対応する第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターは、第1端末機器に対応する第1アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである、ステップと、
前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するステップであって、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる、ステップと、
を含む方法。
【請求項12】
前記選択コントロールは、ロックコントロール又は事前選択コントロールを含み、前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するステップは、
前記第2アカウントがキャラクター選択状態にある場合、前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対するロックコントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するステップであって、前記ロックコントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへのロックに供するためのものである、ステップ、
あるいは、
前記第2アカウントがキャラクター選択状態にない場合、前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する事前選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するステップであって、前記事前選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへの事前選択に供するためのものである、ステップ、を含む、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
第3端末機器からの第2キャラクター推奨情報を受信するステップであって、前記第2キャラクター推奨情報は、第2推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第2推奨仮想キャラクターは、第3端末機器に対応する第3アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである、ステップと、
前記キャラクター選択インタフェースに表示された前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールを前記第2推奨仮想キャラクターの選択コントロールに切り替えて表示するステップであって、前記第2推奨仮想キャラクターの選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第2推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第2推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第3アカウントのアイコンと、前記第2推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる、ステップと、をさらに含む、
請求項11に記載の方法。
【請求項14】
第4端末機器からの第3キャラクター推奨情報を受信するステップであって、前記第3キャラクター推奨情報は、第3推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第3推奨仮想キャラクターは、前記第4端末機器に対応する第4アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである、ステップと、
前記第1キャラクター推奨情報及び前記第3キャラクター推奨情報の受信時間順に、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロール及び前記第3推奨仮想キャラクターの選択コントロールを順次に表示するステップであって、前記第3推奨仮想キャラクターの選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第3推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第3推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第4アカウントのアイコンと、前記第3推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる、ステップと、をさらに含む、
請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記第1推奨仮想キャラクターの数が複数である場合、複数の前記第1推奨仮想キャラクターの表示順序は、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの操作熟練度と、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの使用回数と、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの勝率と、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの好みと、前記第1アカウントが選択したターゲット仮想キャラクターに対する各前記第1推奨仮想キャラクターのマッチング度のうちの少なくとも1つの情報に基づいて決定される、
請求項11に記載の方法。
【請求項16】
仮想キャラクターの処理装置であって、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスの第1キャラクター選択インタフェースを表示するインタフェース表示モジュールであって、前記第1キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する、インタフェース表示モジュールと、
前記第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定し、前記第2アカウントに対応する第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信する情報送信モジュールであって、前記キャラクター推奨情報は、前記第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものである、情報送信モジュールであって、前記キャラクター推奨情報に応答して、前記第2端末機器は、前記第1推奨仮想キャラクターを選択するための選択コントロールを第2キャラクター選択インタフェースに表示し、前記選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが表示される、情報送信モジュールと、
前記第2アカウントが前記選択コントロールをトリガーして前記第1推奨仮想キャラクターを選択した場合、前記第2アカウントが前記第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を前記第1キャラクター選択インタフェースに表示する情報表示モジュールと、
を含む装置。
【請求項17】
仮想キャラクターの処理装置であって、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスのキャラクター選択インタフェースを表示するインタフェース表示モジュールであって、前記キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する、インタフェース表示モジュールと、
第1端末機器からのキャラクター推奨情報を受信する情報受信モジュールであって、前記キャラクター推奨情報は、第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを、第2端末機器に対応する第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターは、第1アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである、情報受信モジュールと、
前記キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するコントロール表示モジュールであって、前記選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる、コントロール表示モジュールと、
を含む装置。
【請求項18】
プロセッサとメモリとを備える端末機器であって、前記メモリには、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶されており、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットは、前記プロセッサによりロードされて実行されると、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法、又は、請求項11乃至15のいずれか1項に記載の方法を実現させる、端末機器。
【請求項19】
少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットを記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットは、プロセッサによりロードされて実行されると、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法、又は、請求項11乃至15のいずれか1項に記載の方法を実現させる、記憶媒体。
【請求項20】
コンピュータ命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されており、プロセッサは、前記コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータ命令を読み取って実行することで、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法、又は、請求項11乃至15のいずれか1項に記載の方法を実現するコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2022年2月25日に中国特許庁に提出された、出願番号が第202210179852.6であり、発明の名称が「仮想キャラクターの推奨方法、装置、機器、記憶媒体、及びプログラム製品」である中国特許出願に基づく優先権を主張し、その全ての内容は参照することにより本願に組み込まれている。
【0002】
本願の実施例は、インターネットの技術分野に関し、特に、仮想キャラクターの処理方法、装置、機器、記憶媒体、及びプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0003】
一部のマルチプレイヤーインタラクティブ仮想シーン、例えば、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA:Multiplayer Online Battle Arena)サービスでは、各ユーザが、選択した仮想キャラクターを介してインタラクションに参加する。仮想シーンにおける各仮想キャラクターに慣れたユーザは、仮想キャラクターを選択しようとするとき、チームメートが選択した仮想キャラクターに応じて、全仮想キャラクターリストの中から該当する仮想キャラクターを選択することができる。あるいは、仮想キャラクターを選択した後、タイピングや音声で他のユーザに仮想キャラクターを推奨して、陣容の補充を行う。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願の実施例は、仮想キャラクターの処理方法、装置、機器、記憶媒体、及びプログラム製品を提供する。その構成は、以下の通りである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願の実施例では、第1端末機器が実行する、仮想キャラクターの処理方法が提供されている。前記方法は、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスの第1キャラクター選択インタフェースを表示するステップであって、前記第1キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する、ステップと、
前記第1キャラクター選択インタフェースにおける、前記第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定し、前記第2アカウントに対応する第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信するステップであって、前記キャラクター推奨情報は、前記第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものである、ステップであって、前記キャラクター推奨情報に応答して、前記第2端末機器は、前記第1推奨仮想キャラクターを選択するための選択コントロールを第2キャラクター選択インタフェースに表示し、前記選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが表示される、ステップと、
前記第2アカウントが前記選択コントロールをトリガーして前記第1推奨仮想キャラクターを選択した場合、前記第2アカウントが前記第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を前記第1キャラクター選択インタフェースに表示するステップと、を含む。
【0006】
本願の実施例では、第2端末機器が実行する、仮想キャラクターの処理方法がさらに提供されている。前記方法は、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスのキャラクター選択インタフェースを表示するステップであって、前記キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する、ステップと、
第1端末機器からの第1キャラクター推奨情報を受信するステップであって、前記第1キャラクター推奨情報は、第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを、前記第2端末機器に対応する第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターは、第1端末機器に対応する第1アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである、ステップと、
前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するステップであって、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる、ステップと、を含む。
【0007】
本願の実施例では、仮想キャラクターの処理装置がさらに提供されている。前記装置は、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスの第1キャラクター選択インタフェースを表示するインタフェース表示モジュールであって、前記第1キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する、インタフェース表示モジュールと、
前記第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定し、前記第2アカウントに対応する第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信する情報送信モジュールであって、前記キャラクター推奨情報は、前記第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものである、情報送信モジュールであって、前記キャラクター推奨情報に応答して、前記第2端末機器は、前記第1推奨仮想キャラクターを選択するための選択コントロールを第2キャラクター選択インタフェースに表示し、前記選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが表示される、情報送信モジュールと、
前記第2アカウントが前記選択コントロールをトリガーして前記第1推奨仮想キャラクターを選択した場合、前記第2アカウントが前記第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を前記第1キャラクター選択インタフェースに表示する情報表示モジュールと、を含む。
【0008】
本願の実施例では、仮想キャラクターの処理装置がさらに提供されている。前記装置は、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスのキャラクター選択インタフェースを表示するインタフェース表示モジュールであって、前記キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する、インタフェース表示モジュールと、
第1端末機器からのキャラクター推奨情報を受信する情報受信モジュールであって、前記キャラクター推奨情報は、第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを、第2端末機器に対応する第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターは、第1アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである、情報受信モジュールと、
前記キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するコントロール表示モジュールであって、前記選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる、コントロール表示モジュールと、を含む。
【0009】
本願の実施例では、プロセッサとメモリとを備える端末機器がさらに提供されており、前記メモリには、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶されており、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットは、前記プロセッサによりロードされて実行されると、上記の仮想キャラクターの処理方法を実現させる。
【0010】
本願の実施例では、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットを記憶したコンピュータ可読記憶媒体がさらに提供されており、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットは、プロセッサによりロードされて実行されると、上記の仮想キャラクターの処理方法を実現させる。
【0011】
本願の実施例では、コンピュータ命令を含むコンピュータプログラム製品がさらに提供されており、前記コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されており、プロセッサは、前記コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータ命令を読み取って実行することで、上記の仮想キャラクターの処理方法を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本願のいくつかの実施例で提供される構成実施環境の模式図である。
図2】本願のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理方法のフローチャートである。
図3A】本願のいくつかの実施例で提供されるキャラクター選択インタフェースの模式図である。
図3B】本願のいくつかの実施例で提供されるキャラクター選択インタフェースの模式図である。
図4】本願のいくつかの実施例で提供されるキャラクター及びアカウントの選択の模式図である。
図5】本願の他のいくつかの実施例で提供されるキャラクター及びアカウントの選択の模式図である。
図6】本願の他のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理方法のフローチャートである。
図7A】本願のいくつかの実施例で提供されるインタフェース切り替えの模式図である。
図7B】本願のいくつかの実施例で提供されるインタフェース切り替えの模式図である。
図8】本願の他のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理方法のフローチャートである。
図9】本願のいくつかの実施例で提供されるショートカット選択コントロールの模式図である。
図10】本願のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理方法の模式図である。
図11】本願のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理装置のブロック図である。
図12】本願の他のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理装置のブロック図である。
図13】本願の他のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理装置のブロック図である。
図14】本願の他のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理装置のブロック図である。
図15】本願のいくつかの実施例で提供される端末機器の構成ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本願の目的、構成、及びメリットをより明確にするために、以下、図面を参照しながら、本願の実施形態をさらに詳しく説明する。
【0014】
本明細書において、アカウントが実行する全てのステップは、アカウントのユーザが端末機器を介して実行するステップと見なすことができる。
【0015】
マルチプレイヤーインタラクティブ仮想シーンにおいて、ユーザは、自分の仮想キャラクターを選択した後、タイピングや音声で他のユーザに仮想キャラクターを推奨して、陣容の補充を行うことができる。しかしながら、タイピングや音声で他のユーザに仮想キャラクターを推奨するには、ユーザが多くの時間をタイピングや音声に使う必要があり、推奨情報の提供効率が低い。また、被推奨ユーザは、多数の仮想キャラクターの中から、該当する推奨仮想キャラクターを手動で選択する必要があり、仮想キャラクターの選択効率も低い。
【0016】
このため、本願の実施例は、仮想キャラクターの処理方法を提供する。図1を参照する。図1には、本願のいくつかの実施例で提供される構成実施環境の模式図が示されている。この構成実施環境は、仮想キャラクターの処理システムとして実現されてもよく、他のユーザに仮想キャラクターを推奨することができる。この構成実施環境は、端末機器10と、サーバ20と、を含んでもよい。
【0017】
端末機器10は、例えば、携帯電話、タブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)、ウェアラブル機器、車載端末機器、仮想現実(VR:Virtual Reality)機器、及び拡張現実(AR:Augmented Reality)機器などの電子機器であってもよい。本願はこれを限定しない。端末機器10において、アプリケーションのクライアントがインストール・実行されてもよい。
【0018】
本願の実施例において、上記アプリケーションは、マルチプレイヤーインタラクティブサービスを行うことが可能な任意のアプリケーションを指す。例示的に、該アプリケーションは、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA:Multiplayer Online Battle Arena)ゲーム、三人称射撃ゲーム(TPS:Third-Personal Shooting Game)、一人称射撃ゲーム(FPS:First-Person Shooting Game)、仮想現実(VR:Virtual Reality)系射撃アプリケーション、拡張現実(AR:Augmented Reality)系アプリケーション、ソーシャル系アプリケーション、インタラクティブエンターテインメント系アプリケーションなどであってもよい。なお、異なるアプリケーションは、提供する仮想キャラクターの形態も異なり、それに応じた機能も異なる。これらは、実際の必要に応じて予め設定することができる。本願の実施例はこれを限定しない。もちろん、例示的な実施例において、同一のアプリケーションは、異なる機能を持つ複数種類の仮想キャラクターをユーザに提供することもできる。本願の実施例はこれを限定しない。
【0019】
上記仮想キャラクターは、ユーザアカウントがアプリケーションにおいて制御する仮想キャラクターを指す。アプリケーションがゲームアプリケーションである場合を例にすると、仮想キャラクターは、ユーザアカウントがゲームアプリケーションにおいて制御するゲームキャラクターを指す。仮想キャラクターは、人物の形態であってもよく、動物、アニメーション、又はその他の形態であってもよい。本願の実施例はこれを限定しない。仮想キャラクターは、3次元の形で展示してもよく、2次元の形で展示してもよい。本願の実施例はこれを限定しない。
【0020】
1つの可能な実施形態において、上記仮想キャラクターは、同じ陣営に位置する仮想キャラクターと、異なる陣営に位置する仮想キャラクターと、を含む。即ち、アプリケーションでは、仮想キャラクターが、異なる陣営(ユーザグループとも呼ばれる)に分かれる。例示的に、MOBAゲームを例にすると、10人のユーザが5人ずつ赤側と青側の2つのチームに分かれてゲームをする場合、赤側の5人の仮想キャラクターは、同じ陣営に位置し、互いにチームメートの関係にあり、青側の5人の仮想キャラクターは、同じ陣営に位置し、互いにチームメートの関係にあるが、赤側と青側の仮想キャラクターは、異なる陣営に位置し、互いに敵対関係にある。
【0021】
サーバ20は、独立した物理サーバであってもよく、複数の物理サーバからなるサーバクラスタ又は分散型システムであってもよく、クラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバであってもよい。サーバ20は、上記のアプリケーションのバックエンドサーバであってもよく、アプリケーションのクライアントにバックエンドサービスを提供し、例えば、クライアント間の推奨情報の送受信を実現し、各クライアントのデータ同期を実現する。
【0022】
いくつかの実施例において、上記のアプリケーションは、個別に開発された独立したアプリケーション(APP:Application)であってもよいし、アプレット又はウェブアプリケーションなどの他の形式のアプリケーションであってもよい。本願はこれを限定しない。
【0023】
端末機器10とサーバ20との間では、ネットワークを介して互いに通信することが可能である。
【0024】
いくつかの実施例において、推奨者は、キャラクター選択インタフェースにおける操作によって、被推奨者に仮想キャラクターを推奨する。ここで、推奨者が使用する端末機器は第1端末であり、被推奨者が使用する機器は第2端末である。第1端末にインストールされたアプリケーションのクライアントは、第1クライアントと呼ばれ、第1アカウントは、第1クライアントにログインするアカウントである。第2端末にインストールされたアプリケーションのクライアントは、第2クライアントと呼ばれ、第2アカウントは、第2クライアントにログインするアカウントである。第1アカウントは、仮想キャラクターの推奨を行うために、第1クライアントを介して、第2クライアントにキャラクター推奨情報を送信することができる。これにより、チームに適した仮想キャラクターを第2アカウントのユーザが選択するのを助けて、ヒューマンコンピュータインタラクションの効率を向上させ、第2端末が適切な仮想キャラクターを選択するために必要な操作を軽減する。いくつかの実施例において、第2アカウントも、仮想キャラクターの推奨を行うために、第2クライアントを介して、第1アカウントにキャラクター推奨情報を送信することができる。いくつかの実施例において、いかなるアカウントも、仮想キャラクターの推奨を行うために、クライアントを介して、他のアカウントにキャラクター推奨情報を送信することができる。本願はこれを限定しない。
【0025】
図2を参照する。図2には、本願のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理方法のフローチャートが示されている。該方法の実行主体は、図1に示された実施環境における端末機器10であってもよい。例えば、各ステップは第1端末機器によって実行されてもよく、第1端末機器には、アプリケーションの第1クライアントがインストールされている。該方法は、以下のいくつかのステップ(110~130)の少なくとも1つを含んでもよい。
【0026】
ステップ110では、マルチプレイヤーインタラクティブサービスの第1キャラクター選択インタフェースを表示し、第1キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する。
【0027】
マルチプレイヤーインタラクティブサービスは、複数のユーザが仮想キャラクターを介してインタラクションに参加することを指す。例えば、マルチプレイヤーインタラクティブサービスは、マルチプレイヤー競技試合であってもよい。競技試合は、異なる陣営に位置する仮想キャラクターが競争する対戦局面を指す。ここで、該競技試合には、少なくとも2つの陣営の仮想キャラクターが含まれ、異なる陣営内の仮想キャラクターの数が同じであっても異なってもよい。もちろん、例示的な実施例では、同一の競技試合の異なる陣営に含まれる仮想キャラクターの持つ機能が同じであっても異なってもよい。マルチプレイヤー競技試合は、複数のユーザがリアルタイムで競技する試合であり、複数のアカウントがそれぞれ選択した仮想キャラクターを使用して競技するモードである。
【0028】
いくつかの実施例では、インタラクティブサービスが開始する前に、このインタラクティブサービスに参加する各ユーザが実際の状況に応じて仮想キャラクターを選択する。この仮想キャラクターは、即ち、ユーザがインタラクティブサービスにおいて制御する仮想キャラクターである。ここで、1つのユーザは、インタラクティブサービスにおいて、1つ又は複数の仮想キャラクターを制御してもよい。本願の実施例はこれを限定しない。つまり、インタラクティブサービスが開始する前に、ユーザが1つ又は複数の仮想キャラクターを選択することができ、異なるユーザの選択した仮想キャラクターの数が同じであっても異なってもよい。本願の実施例はこれを限定しない。いくつかの実施例において、ユーザが複数の仮想キャラクターを選択する場合、ユーザは、1つのアカウントを使用して複数の仮想キャラクターを選択してもよい。あるいは、ユーザは、複数のアカウントを使用して複数の仮想キャラクターを選択してもよく、異なる仮想キャラクターは、異なるアカウントに対応する。
【0029】
キャラクター選択インタフェースは、ユーザが自分で使用する仮想キャラクターを選択するインタフェースである。キャラクター選択インタフェースには、マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する複数のアカウントのアイコン情報と、複数の選択対象の仮想キャラクターの情報とが表示される。アカウントのアイコン情報は、アバター、アカウントのニックネーム、及びアカウント識別子(ID:Identity document)のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。アカウントのニックネームは、ユーザが自分のアカウントに対して付けた名前であり、ユーザが自分で決めて後続に変更できる名前である。アカウントIDは、ユーザがアカウントを作成する際にサーバが生成するIDであり、該IDは、通常、数字及びアルファベットで構成される。アカウントIDはサーバが各アカウントを識別するために使用されるIDであり、アカウントのニックネームは他のユーザが各アカウントを識別するために使用されるIDである。仮想キャラクターは、複数のインタラクティブサービスにおいて各アカウントが使用する試合用の仮想キャラクターであり、アカウントは、キャラクター選択インタフェースで仮想キャラクターを選択してマルチプレイヤーインタラクティブサービスに入り、マルチプレイヤーインタラクティブサービスにおいて、選択した仮想キャラクターを使用して他のアカウントと競技する。
【0030】
いくつかの実施例において、図3Aに示すように、図3Aには、キャラクター選択インタフェースの模式図が例示的に示されている。キャラクター選択インタフェース20には、アカウントのアイコン情報21、仮想キャラクターの情報22、及びキャラクター推奨コントロール23が表示されている。
【0031】
ステップ120では、前記第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、複数のアカウントの中から第2アカウントを決定し、第2アカウントに対応する第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信し、キャラクター推奨情報は、第1推奨仮想キャラクターを使用してマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを第2アカウントに推奨するためのものであり、前記キャラクター推奨情報に応答して、前記第2端末機器は、前記第1推奨仮想キャラクターを選択するための選択コントロールを第2キャラクター選択インタフェースに表示し、前記選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが表示される。
【0032】
第2アカウントは、被推奨ユーザのアカウントであり、第2端末機器は、第2アカウントに対応する端末機器、例えば、第2アカウントがログインしている端末機器である。同様に、第1アカウントは、推奨ユーザのアカウントであり、第1アカウントに対応する端末機器は、第1端末機器であり、例えば、第1アカウントがログインしている端末機器である。第1推奨仮想キャラクターは、第1アカウントが第2アカウントに推奨する仮想キャラクターであり、該仮想キャラクターを選択することを第2アカウントに推奨するためのものである。第2アカウントは、自身の好みやニーズに応じて、この第1推奨仮想キャラクターを使用することも使用しないことも可能である。いくつかの実施例において、第1推奨仮想キャラクターの数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。本願はこれを限定しない。
【0033】
候補仮想キャラクターは、第1アカウントによる仮想キャラクターの推奨時に、第1アカウントによる選択に供する仮想キャラクターである。いくつかの実施例において、候補仮想キャラクターは、仮想キャラクターの全部であってもよいし、キャラクタータイプで分類された仮想キャラクターの一部であってもよい。例えば、図3Aに示すように、図3Aの候補仮想キャラクター領域24には、複数の候補仮想キャラクターが示されている。第1アカウントは、選択肢「全部」25で候補仮想キャラクターの選択を行ってもよい。この場合の候補仮想キャラクターは、仮想キャラクターの全部であり得る。第1アカウントは、選択肢「マークスマン」26を選択することにより候補仮想キャラクターの選択を行ってもよい。この場合の候補仮想キャラクターは、マークスマンタイプの仮想キャラクターである。
【0034】
キャラクター推奨情報は、第1仮想キャラクターを使用してマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを第1アカウントが第2アカウントに推奨することを示すためのものである。第1端末機器における第1アカウントのキャラクター推奨操作に応じて、第1端末機器は、対応するキャラクター推奨情報を生成し、このキャラクター推奨情報をサーバに送信し、サーバによって第2端末機器に送信する。ここで、キャラクター推奨情報には、少なくとも、第1アカウントのアカウントID(推奨者)、第2アカウントのアカウントID(被推奨者)、第1クライアントのID、第2クライアントのID、及び推奨される仮想キャラクターの情報が含まれる。
【0035】
いくつかの実施例において、第1アカウントは、陣営に応じて、第1仮想キャラクターを第2アカウントに推奨し、第1端末機器は、第1アカウントの推奨操作に応じて、キャラクター推奨情報を生成する。続いて、第1端末機器は、生成された上記キャラクター推奨情報をサーバに送信し、サーバは、キャラクター推奨情報における第2クライアントのIDに応じて、キャラクター推奨情報を第2端末機器に送信する。最後に、第2端末機器の第2キャラクター選択インタフェースに該キャラクター推奨情報を表示する。
【0036】
ステップ130では、第2アカウントが前記選択コントロールをトリガーして第1推奨仮想キャラクターを選択した場合、第2アカウントが第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を第1キャラクター選択インタフェースに表示する。
【0037】
第2アカウントが第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報は、第2アカウントが該第1推奨仮想キャラクターを選択したことを示すためのものである。また、第2アカウントが選択した該第1推奨仮想キャラクターを第1端末機器及び第2端末機器に表示する。いくつかの実施例では、第2アカウントのキャラクター表示領域において、第2アカウントが第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報に加えて、第1推奨仮想キャラクターのアバターを表示する。いくつかの実施例において、図3Aに示すように、図3Aにおけるプレイヤー1は、第2アカウントと見なすことができる。図3Aには、プレイヤー1の選択した仮想キャラクターのアバター27が表示されている。仮想キャラクター27のアバターが表示されていることで、プレイヤー1の選択した仮想キャラクターが仮想キャラクター27であることが決定される。
【0038】
本願の実施例では、推奨者がキャラクター選択インタフェースにおいて推奨仮想キャラクターを選択し、端末機器によってキャラクター推奨情報を送信して、被推奨者に該推奨仮想キャラクターを提供し、被推奨者の端末機器が該キャラクター推奨情報を受信すると、キャラクター選択インタフェースに推奨仮想キャラクターのショートカット選択コントロールを表示して、被推奨者による仮想キャラクターのショートカット選択に供する。推奨者は、キャラクター選択インタフェースにおいて推奨仮想キャラクターを選択することにより、該仮想キャラクターを被推奨者に推奨する。タイピングや音声によってしか、キャラクターの推奨を行えない関連技術と比較して、本願のキャラクター処理方法は、より効率的であり、推奨者がキャラクター推奨情報を提供する時間を節約し、被推奨者の端末機器が適切な仮想キャラクターを選択するために必要な操作を軽減し、ヒューマンコンピュータインタラクションの効率を向上させる。
【0039】
いくつかの実施例において、第1アカウントが第1推奨仮想キャラクター及び第2アカウントを選択する方法は、以下(A、B、Cの3つの実現形態)に示すような様々な実現形態があり得る。
【0040】
方法A:複数の候補仮想キャラクターのうちのいずれか1つの仮想キャラクターに対する選択操作に応答して、選択された仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、キャラクター選択インタフェースに表示されたアカウント選択コントロールをトリガー不可能状態からトリガー可能状態に切り替える。
【0041】
アカウント選択コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記複数のアカウントのうちの少なくとも1つの候補アカウントを表示する。いくつかの実施例において、少なくとも1つの候補アカウントは、複数のアカウントの中から選別された、第1条件を満たすアカウントであり、第1条件は、仮想キャラクターを選択していないことと、仮想キャラクターの使用が推奨されることを許可することとのうちの少なくとも1つを含む。
【0042】
少なくとも1つの候補アカウントのうちのいずれか1つのアカウントに対する選択操作に応答して、選択されたアカウントを前記第2アカウントとして決定し、第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信する。
【0043】
方法Aでは、ユーザが第1仮想キャラクターに対する選択操作によって選択された第1仮想キャラクターを決定した後、選択された推奨キャラクターが推奨キャラクター展示領域に表示される。例えば、図3Bに示すように、ユーザが第1仮想キャラクターを選択した後、アカウント選択コントロール23がトリガー不可能状態からトリガー可能状態に切り替えられる。トリガー可能状態のアカウント選択コントロール23に対するトリガー操作によって、第1条件を満たす候補アカウントリスト28が表示され、第1アカウントのユーザは、候補アカウントリスト28から第2アカウントを選定した後、上記第1仮想キャラクターに対応するキャラクター推奨情報を、サーバを介して第2端末機器に送信する。
【0044】
いくつかの実施例において、第1条件は、候補アカウントが仮想キャラクターを選択していないことであってもよい。ここで、仮想キャラクターを選択していないことは、候補アカウントがまだ仮想キャラクターをロックしていないことを指す。候補アカウントが仮想キャラクターを事前選択した場合にも、該仮想キャラクターは、仮想キャラクターをロックしていない状態である。ここで、ある仮想キャラクターの事前選択は、該仮想キャラクターを選択したいことを表し、ロックは、ある仮想キャラクターを最終的に選定することを表し、ユーザは、複数の仮想キャラクターを事前選択してから、事前選択した仮想キャラクターの中から1つの仮想キャラクターをロックしてもよい。いくつかの実施例において、第1条件は、仮想キャラクターの使用が推奨されることを候補アカウントが許可することであってもよい。ここで、アカウントがマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する前に、仮想キャラクターの使用が推奨されることを許可するか否かを設定することができる。仮想キャラクターの使用が推奨されることを許可しないようにアカウントが設定された場合、該アカウントは、候補アカウントとなることがない。いくつかの実施例において、第1条件は、上記の2つの条件を組み合わせたものであってもよく、仮想キャラクターを選択していないアカウントであって、仮想キャラクターの使用が推奨されることを許可するアカウントのみが候補アカウントとなる。
【0045】
いくつかの実施例では、図4に示すように、図4には、仮想キャラクターの処理方法の模式図が例示的に示されている。図4のキャラクター選択インタフェース20には、候補アカウント領域31及び候補仮想キャラクター領域32が表示されている。仮想キャラクター選択コントロール33をタップすることにより、候補仮想キャラクター領域32から第1仮想キャラクター34を選択する。この場合、第1仮想キャラクター34が選択されると、アカウント選択コントロール35は、トリガー不可能状態からトリガー可能状態に変換される。このとき、トリガー可能状態のアカウント選択コントロール35をタップすることにより、アカウント選択リストを表示させる。第1アカウントのユーザがアカウント選択リストにおける任意のアカウントを選択することにより、選択された該アカウントの端末機器にキャラクター推奨情報を送信する。いくつかの実施例において、仮想キャラクター選択コントロール33は、複数であってもよい。これにより、複数の第1仮想キャラクターを選択し、選択されたアカウントの端末機器にキャラクター推奨情報を送信する。該キャラクター推奨情報には、複数の第1仮想キャラクターの情報が含まれる。
【0046】
方法Aによれば、まず推奨仮想キャラクターを選択してから、被推奨アカウントを選択するように仮想キャラクターの推奨を行う。方法Aでは、複数の推奨仮想キャラクターを選択して推奨を行うことができる。方法B及び方法Cにおける単一キャラクターの推奨方式と比較して、方法Aは、複数の仮想キャラクターを同時に推奨する場合に必要な操作を軽減するとともに、ヒューマンコンピュータインタラクションの効率を向上させる。
【0047】
方法B:いずれか1つの仮想キャラクターの表示領域からいずれか1つのアカウントの表示領域へのジェスチャースライド操作に応答して、前記ジェスチャースライド操作に対応する開始位置及び終了位置に基づいて、前記開始位置に対応する仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記終了位置に対応するアカウントを前記第2アカウントとして決定し、第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信する。
【0048】
ジェスチャースライド操作の実行中、第1キャラクター選択インタフェースに複数のアカウントのうち選択可能なアカウントと選択不可能なアカウントとを区別して表示する。
【0049】
ジェスチャースライド操作の終了位置が第2アカウントの表示領域内にあることに応答して、第2アカウントと複数のアカウントのうちのその他のアカウントとを区別して表示する。
【0050】
方法Bでは、まずタップや長押しによって第1推奨仮想キャラクターの選択を行ってから、指のスライドによって被推奨アカウントを選択する。いくつかの実施例では、複数のアカウントのうち選択可能なアカウントと選択不可能なアカウントとを区別して表示する。いくつかの実施例において、選択可能なアカウントは、第1条件を満たすアカウントであり、灰色ボックスで表示され、選択不可能なアカウントは、第1条件を満たさないアカウントであり、いかなる方式も採用せずに表示される。また、指のスライドによって第1推奨仮想キャラクターが選択可能なアカウントに移動されると、この選択可能なアカウントを重点的に表示する。例えば、推奨される選択可能なアカウントは、黄色ボックスで表示される。
【0051】
いくつかの実施例では、図5に示すように、図5には、他の仮想キャラクターの処理方法の模式図が例示的に示されている。図5のキャラクター選択インタフェース20には、候補アカウント領域31及び候補仮想キャラクター領域32が表示されている。タップや長押しによって候補仮想キャラクター領域32内の第1仮想キャラクター40が選定される。この場合、候補アカウント領域31において、選択可能なアカウントと選択不可能なアカウントとを区別して表示する。ここで、選択可能なアカウント41は点線ボックスで強調表示され、選択不可能なアカウント42は強調表示されない。ユーザの指の移動によって第1仮想キャラクター40が選択可能なアカウント41に移動されると、選択可能なアカウント41の点線ボックスが実線ボックスに変更される。これは、この選択可能なアカウント41が被推奨アカウントであることを示す。ユーザが指を離すと、第1仮想キャラクター40を選択可能なアカウント41に推奨することが決定され、ユーザの端末機器は、サーバを介して、第1仮想キャラクター40に対応するキャラクター推奨情報を、選択可能なアカウント41に対応する端末機器に送信する。
【0052】
方法Bは、タップや長押しによって推奨仮想キャラクターを選定した後、指のスライドによって該推奨仮想キャラクターを被推奨アカウントに推奨し、方法A及び方法Cと比較して、1つのみの推奨仮想キャラクターを推奨する必要がある場合、操作が簡単になるとともに、仮想キャラクターの推奨に必要な操作を軽減し、ヒューマンコンピュータインタラクションの効率を向上させる。
【0053】
方法C:前記第1キャラクター選択インタフェースにおけるいずれか1つの仮想キャラクターに対する選択操作に応答して、選択された仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、選択操作の操作位置の周囲に前記複数のアカウントのうちの少なくとも1つの候補アカウントを表示する。
【0054】
前記選択操作の操作位置から周囲に表示された少なくとも1つの候補アカウントのうちのいずれか1つのアカウントの表示位置領域へのスライド操作に応答して、前記スライド操作の終了位置に対応するアカウントを前記第2アカウントとして決定し、第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信する。
【0055】
第1端末機器は、第1推奨仮想キャラクターに対するユーザの長押し操作に応答して、第1キャラクター選択インタフェースにルーレット又はリストを表示し、ユーザは、指をルーレット又はリストにおける第2アカウントの位置に移動することにより、第2アカウントに第1推奨仮想キャラクターを推奨し、サーバを介して、第1推奨仮想キャラクターに対応するキャラクター推奨情報を第2端末機器に送信する。いくつかの実施例において、上記のルーレット又はリストにおける候補アカウントの表示方式は、方法Bでの表示方式と同じである。本願は、ルーレット又はリストにおける候補アカウントの表示方式を限定しない。
【0056】
方法Cでは、推奨仮想キャラクターの長押しによって、ルーレット又はリストで各アカウントを表示させ、被推奨アカウントを選択することで、仮想キャラクターの推奨を行う。方法Cを方法Bと比較すると、被推奨アカウントを選択する精度において、方法Cの方が方法Bより高く、ヒューマンコンピュータインタラクションの効率の向上に加えて、さらに、候補アカウントへの誤タッチを回避し、推奨者が仮想キャラクター又は被推奨アカウントを選択する精度を高める。
【0057】
3つの異なる仮想キャラクター推奨の操作方法によって、仮想キャラクター推奨時の多様性を高めるとともに、ユーザによる自身の使用する仮想キャラクター推奨方法の選択及び設定に供し、キャラクター推奨の効率を向上させる。
【0058】
図6を参照する。図6には、本願の他のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理方法のフローチャートが示されている。該方法の実行主体は、図1に示された構成実施環境における端末機器10であってもよい。例えば、各ステップは第1端末機器によって実行されてもよく、前記第1端末機器には、ターゲットアプリケーションの第1クライアントがインストールされている。該方法は、以下のいくつかのステップ(210~260)の少なくとも1つを含んでもよい。
【0059】
ステップ210では、マルチプレイヤーインタラクティブサービスの第1キャラクター選択インタフェースを表示し、第1キャラクター選択インタフェースには、マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する複数のアカウントのアイコン情報が表示される。
【0060】
ステップ220では、第2条件を満たす少なくとも1つの仮想キャラクターを候補仮想キャラクターとして第1キャラクター選択インタフェースに表示し、第2条件は、第1アカウントが選択したターゲット仮想キャラクターにマッチすること、第2アカウントが選択したキャラクターカテゴリにマッチすること、第2アカウントが予め選択した仮想キャラクター属性にマッチすることのうちの少なくとも1つを含む。
【0061】
いくつかの実施例において、候補仮想キャラクターは、仮想キャラクターの全部に対して選別された仮想キャラクターの一部であってもよい。例えば、候補仮想キャラクターは、第1アカウントが選択したターゲット仮想キャラクターにマッチした仮想キャラクターであってもよい。例えば、第1アカウントが選択したターゲット仮想キャラクターは、マークスマンである。この場合、端末機器は、第1キャラクターが選択したマークスマン仮想キャラクターに応じて、他の外部情報媒体から又は内部データ分析で、それにマッチしたサポート仮想キャラクターを取得して端末機器に表示する。第1アカウントは、取得したサポート仮想キャラクターをサポート傾向のアカウントに推奨してもよい。
【0062】
いくつかの実施例において、候補仮想キャラクターは、第2アカウントが選択したキャラクタータイプにマッチした仮想キャラクターであってもよい。各アカウントは、仮想キャラクターを選択する前に、自分の仮想キャラクターの傾向、例えば、物理出力、魔法出力、フロントタンクなどのキャラクタータイプを予め選択することができる。第1アカウントは、第2アカウントが選択したキャラクタータイプに応じて、キャラクタータイプに対応する仮想キャラクターを第2アカウントに推奨する。第2アカウントが選択したキャラクタータイプに対応する仮想キャラクターをキャラクター選択インタフェースに表示する。
【0063】
いくつかの実施例において、候補仮想キャラクターは、第2アカウントが予め選択した仮想キャラクター属性にマッチした仮想キャラクターであってもよい。例えば、前記仮想キャラクター属性は、仮想シーンにおける仮想キャラクターのインタラクション位置であってもよい。各アカウントは、マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する前に、各自の仮想キャラクター属性を選択することができる。例えば、第2アカウントがマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する前に選択した仮想キャラクター属性が属性1である場合、第2アカウントが選択した属性1に対応する仮想キャラクターをキャラクター選択インタフェースに表示する。
【0064】
上記の複数の条件によって候補仮想キャラクターの選別を行うことにより、選別された仮想キャラクターが取得され、ユーザが候補キャラクターから推奨キャラクターを探すのにかかる時間が削減される。仮想キャラクターの選別によって、候補キャラクターの数を減少し、ユーザが候補キャラクターから推奨キャラクターを探すヒューマンコンピュータインタラクションの効率を向上させる。
【0065】
いくつかの実施例では、第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定する。
【0066】
ここで、キャラクター推奨操作は、キャラクター選択操作及びアカウント選択操作を含む。そのうち、キャラクター選択操作は、推奨仮想キャラクターを選択する操作であり、アカウント選択操作は、候補アカウントから被推奨者を選択する操作である。
【0067】
ステップ230では、キャラクター選択操作に応答して、複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定する。
【0068】
いくつかの実施例において、ステップ230の後に、第1推奨仮想キャラクターを決定した後、各候補アカウントの選択優先度を明示的又は暗黙的に示すステップ240をさらに含む。
【0069】
いくつかの実施例において、優先度は、第1推奨仮想キャラクターに対する各候補アカウントの操作熟練度と、第1推奨仮想キャラクターに対する各候補アカウントの使用回数と、第1推奨仮想キャラクターに対する各候補アカウントの勝率と、第1推奨仮想キャラクターに対する各候補アカウントの好みとのうちの少なくとも1つの情報に基づいて決定される。
【0070】
第1アカウントが第1推奨仮想キャラクターを選定した後、該第1推奨仮想キャラクターに対応する各候補アカウントの優先度が第1端末機器に表示される。候補アカウントは、第1アカウントが第1推奨仮想キャラクターを選定した後、推奨され得るアカウントを指す。候補アカウントは、まだ仮想キャラクターをロックしていないアカウントであり、アカウントが仮想キャラクターをロックすると、該アカウントは候補アカウントではなくなる。優先度は、明示的に表示してもよい。明示的とは、優先度を直接表示することにより優先度の表示を行うことを指す。例えば、候補アカウントの周りに優先度の文字「高」や「低」などを表示することにより各優先度を表示してもよいし、候補アカウントの周りに優先度のデータ「1」や「2」などを表示することにより各優先度を表示してもよいし、候補アカウントに対して異なる明るさの提示ボックスで各優先度を表示してもよい。本願はこれを限定しない。いくつかの実施例において、優先度は、暗黙的に表示してもよい。暗黙的とは、並べ替えて優先度の表示を行うことを指す。例えば、各アカウントを優先度の高い順又は低い順に並べ替えて優先度の表示を行ってもよい。
【0071】
いくつかの実施例では、第1推奨仮想キャラクターに対する候補アカウントの操作熟練度に基づいて、優先度の表示を行ってもよい。第1推奨仮想キャラクターの操作熟練度は、候補アカウントが該第1仮想キャラクターを使用した回数及び戦績に基づいて決定される。候補キャラクターが該第1仮想キャラクターを使用した回数が多いほど、戦績が良いほど、その操作熟練度が高くなり、その優先度が高くなる。いくつかの実施例では、第1推奨仮想キャラクターに対する候補アカウントの使用回数及び勝率に基づいて、優先度の表示を行ってもよい。同様に、候補キャラクターが該第1仮想キャラクターを使用した回数が多いほど、勝率が高いほど、その優先度が高くなる。いくつかの実施例では、第1推奨仮想キャラクターに対する候補アカウントの好みに基づいて、優先度の表示を行ってもよい。第1推奨仮想キャラクターに対する候補アカウントの好みは、第1推奨仮想キャラクターに対する候補アカウントの使用頻度に基づいて判断されてもよいし、候補アカウントが設定した好みの仮想キャラクターから取得されてもよい。いくつかの実施例において、優先度の判断根拠は、上記の複数の優先度指標を組み合わせたものであってもよい。本願はこれを限定しない。
【0072】
同様に、推奨仮想キャラクターが選択されると、各候補アカウントの優先度を表示することにより、該推奨仮想キャラクターに適した候補アカウントを推奨アカウントが選択することを助け、キャラクター推奨の効率を向上させる。
【0073】
ステップ250では、アカウント選択操作に応答して、各候補アカウントの中から第2アカウントを決定し、第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信し、キャラクター推奨情報は、第1推奨仮想キャラクターを使用してマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを第2アカウントに推奨するためのものであり、前記キャラクター推奨情報に応答して、前記第2端末機器は、前記第1推奨仮想キャラクターを選択するための選択コントロールを第2キャラクター選択インタフェースに表示し、前記選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが表示される。
【0074】
いくつかの実施例において、キャラクター選択操作及びアカウント選択操作は、シングルステップの操作であってもよい。例えば、方法Bでは、推奨仮想キャラクターを被推奨アカウント領域に移動するというステップである。いくつかの実施例において、キャラクター選択操作及びアカウント選択操作は、マルチステップの操作であってもよい。例えば、方法A及び方法Cでは、いずれも、まずキャラクター仮想キャラクターを選択してから(タップや長押し)、被推奨アカウントを選択する(タップや指の移動)ことにより、仮想キャラクターの推奨を行う。
【0075】
ステップ260では、第2アカウントが前記選択コントロールをトリガーして第1推奨仮想キャラクターを選択した場合、第2アカウントが第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を第1キャラクター選択インタフェースに表示する。
【0076】
ステップ210、ステップ230、ステップ250、及びステップ260は、上記の実施例で紹介されているが、ここではこれ以上の説明を省略する。
【0077】
いくつかの実施例では、第1キャラクター選択インタフェースには、インタフェース切り替えコントロールと、インタフェースの切り替えによって得られたキャラクター展示インタフェースとがさらに含まれる。具体的な実現形態は、以下の通りである。
【0078】
前記第1アカウントが複数の候補仮想キャラクターの中から前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加するためのターゲット仮想キャラクターを選択することに応答して、キャラクター展示インタフェースを表示し、キャラクター展示インタフェースには、前記第1アカウントが選択したターゲット仮想キャラクターのキャラクター情報が表示され、キャラクター展示インタフェースには、インタフェース切り替えコントロールがさらに表示される。
【0079】
インタフェース切り替えコントロールに対する操作に応答して、キャラクター展示インタフェースを第1キャラクター選択インタフェースに切り替えて表示する。
【0080】
ユーザがターゲット仮想キャラクターを選択すると、該ターゲット仮想キャラクターのキャラクター展示インタフェースが表示され、キャラクター展示インタフェースには、ターゲット仮想キャラクターのキャラクター情報と、インタフェース切り替えコントロールとが展示される。いくつかの実施例において、ターゲット仮想キャラクターは、ユーザが自分で選択した仮想キャラクターであってもよいし、他のアカウントが推奨した仮想キャラクターであってもよい。本願はこれを限定しない。
【0081】
インタフェース切り替えコントロールに対するユーザの操作に応答して、キャラクター展示インタフェースとキャラクター選択インタフェースの間で切り替える。
【0082】
いくつかの実施例では、図7A~7Bに示すように、キャラクター展示インタフェースの模式図が模式的に示されている。図7Aでは、キャラクター展示インタフェース50には、ターゲット仮想キャラクター51、ターゲット仮想キャラクターの情報(立ち絵)52、及びインタフェース切り替えコントロール53が表示されている。図7Bに示すように、ユーザは、インタフェース切り替えコントロール53をタップすることにより、キャラクター展示インタフェース50とキャラクター選択インタフェース20の切り替えを行うことができる。
【0083】
ここで、上記のキャラクター展示インタフェースの実現及びインタフェース切り替えの方法は、ステップ210の後に実行されてもよいし、ステップ250の後に実行されてもよい。本願はこれを限定しない。
【0084】
本願の実施例では、インタフェース切り替えコントロールによって、アカウントが仮想キャラクターの選択を完了した後、他のアカウントに仮想キャラクターを推奨することもでき、仮想キャラクターの推奨をいつでも行えることが保証され、構成の完全性が保証される。
【0085】
図8を参照する。図8には、本願の他のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理方法のフローチャートが示されている。該方法の実行主体は、図1に示された構成実施環境における端末機器10であってもよい。例えば、各ステップは第2端末機器によって実行されてもよく、第2端末機器には、アプリケーションの第2クライアントがインストールされている。該方法は、以下のいくつかのステップ(310~330)の少なくとも1つを含んでもよい。
【0086】
ステップ310では、マルチプレイヤーインタラクティブサービスのキャラクター選択インタフェースを表示し、キャラクター選択インタフェースには、マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する複数のアカウントのアイコン情報が表示され、キャラクター選択インタフェースには、複数の候補仮想キャラクターがさらに表示される。
【0087】
同様に、第2端末機器にもキャラクター選択インタフェースが表示され、キャラクター選択インタフェースには、マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する複数のアカウントのアイコン情報と、複数の選択対象の仮想キャラクターの情報とが表示される。
【0088】
ステップ320では、第1端末機器からのキャラクター推奨情報を受信し、キャラクター推奨情報は、第1推奨仮想キャラクターを使用してマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを第2アカウントに推奨するためのものであり、第1推奨仮想キャラクターは、第1アカウントによって複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである。
【0089】
第2端末機器は、第1端末機器がサーバを介して送信したキャラクター推奨情報を受信する。上記キャラクター推奨情報は、推奨仮想キャラクターを選択するよう第2アカウントに指示するためのものである。
【0090】
ステップ330では、キャラクター推奨情報に基づいて、第1推奨仮想キャラクターに対するショートカット選択コントロールをキャラクター選択インタフェースに表示し、ショートカット選択コントロールは、第2アカウントによる第1推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものである。
【0091】
第2端末機器は、受信したキャラクター推奨情報に基づいて、ショートカット選択コントロールを表示し、ショートカット選択コントロールには、推奨者のアカウントID(第1アカウント)と、その使用が推奨される仮想キャラクター(第1推奨仮想キャラクター)とが表示される。いくつかの実施例では、第1アカウントが1回で推奨した複数の推奨仮想キャラクターに基づいて、第2端末機器のキャラクター選択インタフェースに表示されるショートカット選択コントロールに、推奨者のアカウントID(第1アカウント)と、その使用が推奨される仮想キャラクター(複数の推奨仮想キャラクター)とを表示する。
【0092】
いくつかの実施例において、ステップ330は、第2アカウントがキャラクター選択状態にある場合、キャラクター推奨情報に基づいて、第1推奨仮想キャラクターに対するショートカットロックコントロールをキャラクター選択インタフェースに表示するステップであって、ショートカットロックコントロールは、第2アカウントによる第1推奨仮想キャラクターのロックに供するためのものである、ステップ、あるいは、第2アカウントがキャラクター選択状態にない場合、キャラクター推奨情報に基づいて、第1推奨仮想キャラクターに対するショートカット事前選択コントロールをキャラクター選択インタフェースに表示するステップであって、ショートカット事前選択コントロールは、第2アカウントによる第1推奨仮想キャラクターの事前選択に供するためのものである、ステップを含む。
【0093】
第2アカウントの仮想キャラクター選択状態に応じて、異なるショートカット選択コントロールを表示する。いくつかの実施例において、第2アカウントがキャラクター選択状態にある場合、上記ショートカット選択コントロールはショートカットロックコントロールであってもよく、ショートカットロックコントロールに対する第2アカウントの操作は、第1推奨仮想キャラクターを選択してロックするものであり、仮想キャラクターの再度変更ができない。いくつかの実施例において、第2アカウントがキャラクター選択状態にある場合、上記ショートカット選択コントロールはショートカット事前選択コントロールであってもよく、ショートカット事前選択コントロールに対する第2アカウントの操作は、第1推奨仮想キャラクターを選択して事前選択するものであり、第2キャラクターは、選択した仮想キャラクターを随時に変更することができる。
【0094】
いくつかの実施例では、図9に示すように、図9には、第2アカウントのキャラクター選択インタフェースの模式図が例示的に示されている。図9に示すように、キャラクター選択インタフェース60には、候補アカウント領域61、候補仮想キャラクター領域62、及びショートカット選択コントロールが表示されている。図9において、ショートカット選択コントロールは、ショートカットロックコントロール63である。第2アカウントのユーザは、ショートカットロックコントロール63に対する操作によって、第1推奨仮想キャラクター64の選択をロックする。いくつかの実施例において、第2アカウントのユーザは、ショートカットロックコントロール63を操作せずに、自身が使用したい仮想キャラクターを選択してもよい。いくつかの実施例において、ショートカット選択コントロールはショートカット事前選択コントロールであってもよく、第2アカウントのユーザは、ショートカット事前選択コントロールに対する操作によって、第1推奨仮想キャラクターを事前選択する。いくつかの実施例において、第2アカウントのユーザは、第1推奨仮想キャラクターを事前選択した後、選択した仮想キャラクターを変えることができる。いくつかの実施例において、第2アカウントのユーザは、ショートカットロックコントロール63を操作せずに、自身が使用したい仮想キャラクターを選択してもよい。本願はこれを限定しない。
【0095】
仮想キャラクター選択の異なる段階で異なるショートカット選択インタフェースを表示することにより、推奨仮想キャラクターの選択時の多様性を高める。また、推奨仮想キャラクターを事前選択した後、選択した仮想キャラクターを切り替えることができ、アカウントによるキャラクター選択時の柔軟性を向上させる。
【0096】
いくつかの実施例では、キャラクター選択インタフェースに第1推奨仮想キャラクターに対する第1ショートカット選択コントロールが表示されており、かつ、第2推奨仮想キャラクターに関する推奨キャラクター情報が受信された場合、キャラクター選択インタフェースに表示されている第1推奨仮想キャラクターの第1ショートカット選択コントロールを第2推奨仮想キャラクターの第2ショートカット選択コントロールに切り替えて表示する。
【0097】
第2アカウントが複数のアカウントから送信された推奨キャラクター情報を受信した場合、複数のアカウントから送信された推奨キャラクター情報に対応するショートカット選択コントロールを第2端末機器に順次に表示する。ここで、先に生成されたショートカット選択コントロールは、後に生成されたショートカット選択コントロールに置き換えられる。あるいは、いくつかの実施例では、第2端末機器において、推奨キャラクター情報の受信順にしたがって、複数のショートカット選択コントロールを順次に生成して表示してもよい。ユーザは、複数のショートカット選択コントロールで複数の推奨仮想キャラクターの選択を行うことができる。
【0098】
ショートカット選択コントロールのカバー又は同時表示によって、アカウントに様々な選択方式を提供し、推奨仮想キャラクターの選択の多様性を高める。
【0099】
いくつかの実施例では、表示時間が所定の時間を超えるまでショートカット選択コントロールがトリガーされていない場合、ショートカット選択コントロールの表示を取り消す。
【0100】
ショートカット選択コントロールが長時間でトリガーされていない場合、ショートカット選択コントロールの表示を取り消す。例えば、ユーザが5秒間でショートカット選択コントロールを操作していない場合、該ショートカット選択コントロールの表示が取り消される。あるいは、いくつかの実施例では、ショートカット選択コントロールの表示が時間の経過につれて取り消されることなく、ユーザが推奨仮想キャラクターを選択するか、又はショートカット選択コントロールを閉じる場合にのみ、該ショートカット選択コントロールの表示が取り消される。
【0101】
ショートカット選択コントロールの保留時間を設定することにより、アカウントが推奨仮想キャラクターを選択したくない場合のキャラクター選択インタフェースが簡潔になる。また、ユーザがショートカット選択コントロールを閉じるのに必要な操作及び時間を省く。
【0102】
いくつかの実施例において、第1推奨仮想キャラクターの数が複数である場合、複数の第1推奨仮想キャラクターの表示順序は、各第1推奨仮想キャラクターに対する第2アカウントの操作熟練度と、各第1推奨仮想キャラクターに対する第2アカウントの使用回数と、各第1推奨仮想キャラクターに対する第2アカウントの勝率と、各第1推奨仮想キャラクターに対する第2アカウントの好みと、第1アカウントが選択したターゲット仮想キャラクターに対する各第1推奨仮想キャラクターのマッチング度のうちの少なくとも1つの情報に基づいて決定される。
【0103】
本願の実施例では、被推奨者に仮想キャラクターを推奨することにより、被推奨者がショートカット選択コントロールによって推奨仮想キャラクターを直接選択することができ、被推奨者が自分で仮想キャラクターを探して選択することと比較して、被推奨者による仮想キャラクター選択の効率を向上させる。また、推奨された仮想キャラクターを被推奨者が直接選択することができ、仮想キャラクター選択に対する被推奨者の学習コストが削減される。
【0104】
また、複数の方式で複数の推奨仮想キャラクターを並べ替えることにより、ユーザによる推奨仮想キャラクターの選択を容易にし、ユーザによる推奨仮想キャラクターの選択に必要な時間を節約し、ヒューマンコンピュータインタラクションの効率を向上させる。
【0105】
いくつかの実施例において、第2端末機器は、第1端末機器から送信されたキャラクター推奨情報を受信することができるだけでなく、他のアカウントへの仮想キャラクターの推奨を行うために、他の端末機器(第3端末機器)にキャラクター推奨情報を送信することもできる。
【0106】
複数のアカウントのうちの第3アカウントに対するキャラクター推奨操作に応答して、複数の候補仮想キャラクターの中から第3推奨仮想キャラクターを決定し、第3端末機器に他のキャラクター推奨情報を送信する。他のキャラクター推奨情報は、第3推奨仮想キャラクターを使用してマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを第3アカウントに推奨するためのものである。第3アカウントが第3推奨仮想キャラクターを選択した場合、第3アカウントが第3推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報をキャラクター選択インタフェースに表示する。
【0107】
いくつかの実施例において、第2アカウントは、第3アカウントに仮想キャラクターを推奨し、サーバを介して第3アカウントの端末機器にキャラクター推奨情報を送信してもよい。具体的な処理方法は、上記第1アカウントが第2アカウントに仮想キャラクターを推奨する実施例で紹介されているが、ここではこれ以上の説明を省略する。同様に、第3アカウントは他のアカウントに仮想キャラクターを推奨してもよい。本願はこれを限定しない。
【0108】
いくつかの実施例では、図10に示すように、本願のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理方法の模式図が示されている。
【0109】
ターゲットアカウントのユーザが推奨仮想キャラクターを選択すると、キャラクター推奨コントロールは、プルアップボックスの灰色からプルアップボックスのハイライトに変換される。この場合、ユーザは、キャラクター推奨コントロールのプルアップボックスを開いて、プルアップボックスにおいて被推奨アカウントを選択することができる。ここで、被推奨アカウントは、仮想キャラクターを選択していないアカウントである。推奨ボタンをタップすることにより、被推奨アカウントに対応する端末機器にキャラクター推奨情報を送信する。いくつかの実施例では、仮想キャラクターのアイコンを、仮想キャラクターを選択していないアカウントのアイコンにドラッグすることにより、キャラクター推奨情報の送信を行ってもよい。続いて、被推奨アカウントがキャラクター推奨情報を受信し、対応するショートカット選択コントロールが生成される。この場合、被推奨アカウントの端末機器に他のショートカット選択コントロールが表示されている場合、それを置き換え、被推奨アカウントの端末機器に他のショートカット選択コントロールが表示されていない場合、該ショートカット選択コントロールを表示する。被推奨アカウントのユーザは、ロック又は事前選択のボタンをタップすることにより、推奨仮想キャラクターのロック及び事前選択を行うことができる。いくつかの実施例では、被推奨アカウントのユーザがショートカット選択コントロールを操作しない場合、5秒後、該ショートカット選択コントロールの表示が取り消される。
【0110】
以下は、本願の方法の実施例を実行するために使用可能な本願の装置の実施例である。本願の装置の実施例に披露されていない細部について、本願の方法の実施例を参照する。
【0111】
図11を参照する。図11には、本願のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理装置のブロック図が示されている。この装置は、上記の仮想キャラクターの処理方法を実現する機能を有する。前記機能は、ハードウェアによって実現されてもよいし、ハードウェアが相応のソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。該装置は、端末機器であってもよいし、端末機器に設けられてもよい。該装置1100は、インタフェース表示モジュール1110と、情報送信モジュール1120と、情報表示モジュール1130と、を含んでもよい。
【0112】
インタフェース表示モジュール1110は、マルチプレイヤーインタラクティブサービスの第1キャラクター選択インタフェースを表示し、前記第1キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する。
【0113】
情報送信モジュール1120は、前記第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定し、前記第2アカウントに対応する第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信し、前記キャラクター推奨情報は、前記第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものである。ここで、前記キャラクター推奨情報に応答して、前記第2端末機器は、前記第1推奨仮想キャラクターを選択するための選択コントロールを第2キャラクター選択インタフェースに表示し、前記選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが表示される。
【0114】
情報表示モジュール1130は、前記第2アカウントが前記選択コントロールをトリガーして前記第1推奨仮想キャラクターを選択した場合、前記第2アカウントが前記第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を前記第1キャラクター選択インタフェースに表示する。
【0115】
いくつかの実施例において、前記インタフェース表示モジュール1110は、さらに、前記複数の候補仮想キャラクターのうちのいずれか1つの仮想キャラクターに対する選択操作に応答して、選択された仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記第1キャラクター選択インタフェースに表示されたアカウント選択コントロールをトリガー不可能状態からトリガー可能状態に切り替え、前記アカウント選択コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記複数のアカウントのうちの少なくとも1つの候補アカウントを表示する。
【0116】
前記情報送信モジュール1120は、前記少なくとも1つの候補アカウントのうちのいずれか1つのアカウントに対する選択操作に応答して、選択されたアカウントを前記第2アカウントとして決定し、前記第2端末機器に前記キャラクター推奨情報を送信する。
【0117】
いくつかの実施例において、前記少なくとも1つの候補アカウントは、前記複数のアカウントの中から選別された、第1条件を満たすアカウントであり、前記第1条件は、仮想キャラクターを選択していないことと、仮想キャラクターの使用が推奨されることを許可することとのうちの少なくとも1つを含む。
【0118】
いくつかの実施例において、前記情報送信モジュール1120は、前記第1推奨仮想キャラクターの表示領域から前記第2アカウントの表示領域へのジェスチャースライド操作に応答して、前記ジェスチャースライド操作の開始位置に対応する仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記ジェスチャースライド操作の終了位置に対応するアカウントを前記第2アカウントとして決定し、前記第2端末機器に前記キャラクター推奨情報を送信する。
【0119】
いくつかの実施例において、前記インタフェース表示モジュール1110は、さらに、前記ジェスチャースライド操作の実行中、前記第1キャラクター選択インタフェースに前記複数のアカウントのうち選択可能なアカウントと選択不可能なアカウントとを区別して表示し、前記スライド操作の終了位置が前記第2アカウントの表示領域内にあることに応答して、前記第2アカウントと前記複数のアカウントのうちのその他のアカウントとを区別して表示する。
【0120】
いくつかの実施例において、前記インタフェース表示モジュール1110は、さらに、ジェスチャー第1キャラクター選択インタフェースにおけるいずれか1つの仮想キャラクターに対する選択操作に応答して、選択された仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記選択操作の操作位置の周囲に前記複数のアカウントのうちの少なくとも1つの候補アカウントを表示する。
【0121】
前記情報送信モジュール1120は、前記選択操作の操作位置から前記周囲に表示された少なくとも1つの候補アカウントのうちのいずれか1つのアカウントの表示領域へのスライド操作に応答して、前記スライド操作の終了位置に対応するアカウントを前記第2アカウントとして決定し、前記第2端末機器に前記キャラクター推奨情報を送信する。
【0122】
いくつかの実施例において、図12に示すように、前記装置1100は、キャラクター展示モジュール1140と、インタフェース切り替えモジュール1150と、をさらに含む。
【0123】
キャラクター展示モジュール1140は、前記第1アカウントが前記複数の候補仮想キャラクターの中から前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加するためのターゲット仮想キャラクターを選択することに応答して、キャラクター展示インタフェースを表示し、前記キャラクター展示インタフェースには、前記第1アカウントが選択した前記ターゲット仮想キャラクターが表示され、前記キャラクター展示インタフェースには、インタフェース切り替えコントロールがさらに表示される。
【0124】
インタフェース切り替えモジュール1150は、前記インタフェース切り替えコントロールに対する操作に応答して、前記キャラクター展示インタフェースを前記第1キャラクター選択インタフェースに切り替えて表示する。
【0125】
いくつかの実施例において、図12に示すように、前記装置1100は、キャラクター選別モジュール1160をさらに含む。
【0126】
キャラクター選別モジュール1160は、第2条件を満たす少なくとも1つの仮想キャラクターを前記候補仮想キャラクターとし、前記第2条件は、前記第1アカウントが選択した、前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加するためのターゲット仮想キャラクターにマッチすること、前記第2アカウントが選択したキャラクターカテゴリにマッチすること、又は、前記第2アカウントが予め選択した仮想キャラクター属性にマッチすることのうちの少なくとも1つを含む。
【0127】
いくつかの実施例において、前記インタフェース表示モジュール1110は、さらに、前記第1推奨仮想キャラクターを決定した後、各候補アカウントの選択優先度を明示的又は暗黙的に示す。
【0128】
いくつかの実施例において、前記優先度は、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの操作熟練度と、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの使用回数と、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの勝率と、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの好みとのうちの少なくとも1つの情報に基づいて決定される。
【0129】
本願の実施例では、推奨者がキャラクター選択インタフェースにおいて推奨仮想キャラクターを選択し、端末機器によってキャラクター推奨情報を送信して、被推奨者に該推奨仮想キャラクターを提供し、被推奨者の端末機器が該キャラクター推奨情報を受信すると、キャラクター選択インタフェースに推奨仮想キャラクターのショートカット選択コントロールを表示して、被推奨者による仮想キャラクターのショートカット選択に供する。推奨者は、キャラクター選択インタフェースにおいて推奨仮想キャラクターを選択することにより、該仮想キャラクターを被推奨者に推奨する。タイピングや音声によってしか、キャラクターの推奨を行えない関連技術と比較して、本願のキャラクター処理方法は、より効率的であり、推奨者がキャラクター推奨情報を提供する時間を節約する。
【0130】
図13を参照する。図13には、本願の他のいくつかの実施例で提供される仮想キャラクターの処理装置のブロック図が示されている。この装置は、上記の仮想キャラクターの処理方法を実現する機能を有する。前記機能は、ハードウェアによって実現されてもよいし、ハードウェアが相応のソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。該装置は、端末機器であってもよいし、端末機器に設けられてもよい。該装置1300は、インタフェース表示モジュール1310と、情報受信モジュール1320と、コントロール表示モジュール1330と、を含んでもよい。
【0131】
インタフェース表示モジュール1310は、マルチプレイヤーインタラクティブサービスのキャラクター選択インタフェースを表示し、前記キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示される。前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する。
【0132】
情報受信モジュール1320は、第1端末機器からの第1キャラクター推奨情報を受信し、前記第1キャラクター推奨情報は、第1推奨仮想キャラクターを使用してマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを、第2端末機器に対応する第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターは、第1端末機器に対応する第1アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである。
【0133】
コントロール表示モジュール1330は、前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示し、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる。
【0134】
いくつかの実施例において、前記選択コントロールは、ロックコントロール又は事前選択コントロールを含み、前記コントロール表示モジュール1330は、前記第2アカウントがキャラクター選択状態にある場合、前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対するロックコントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示し、あるいは、前記第2アカウントがキャラクター選択状態にない場合、前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する事前選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示し、前記ロックコントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターのロックに供するためのものであり、前記事前選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターの事前選択に供するためのものである。
【0135】
いくつかの実施例において、前記情報受信モジュール1320は、さらに、第3端末機器からの第2キャラクター推奨情報を受信し、前記第2キャラクター推奨情報は、第2推奨仮想キャラクターを使用してマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第2推奨仮想キャラクターは、第3端末機器に対応する第3アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである。
【0136】
前記コントロール表示モジュール1330は、さらに、前記キャラクター選択インタフェースに表示された前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールを前記第2推奨仮想キャラクターの選択コントロールに切り替えて表示し、前記第2推奨仮想キャラクターの選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第2推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第2推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第3アカウントのアイコンと、前記第2推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる。
【0137】
いくつかの実施例において、前記情報受信モジュール1320は、さらに、第4端末機器からの第3キャラクター推奨情報を受信し、前記第3キャラクター推奨情報は、第3推奨仮想キャラクターを使用してマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第3推奨仮想キャラクターは、前記第4端末機器に対応する第4アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである。
【0138】
前記コントロール表示モジュール1330は、さらに、前記第1キャラクター推奨情報及び前記第3キャラクター推奨情報の受信時間順に、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロール及び前記第3推奨仮想キャラクターの選択コントロールを順次に表示し、前記第3推奨仮想キャラクターの選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第3推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第3推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第4アカウントのアイコンと、前記第3推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる。
【0139】
いくつかの実施例において、図14に示すように、前記装置1300は、情報送信モジュール1340と、情報表示モジュール1350と、をさらに含む。
【0140】
情報送信モジュール1340は、前記複数のアカウントのうちの第5アカウントに対するキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第4推奨仮想キャラクターを決定し、第5アカウントに対応する第5端末機器に他のキャラクター推奨情報を送信し、前記他のキャラクター推奨情報は、前記第4推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第5アカウントに推奨するためのものである。
【0141】
情報表示モジュール1350は、前記第5アカウントが前記第4推奨仮想キャラクターを選択した場合、前記第5アカウントが前記第4推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を前記キャラクター選択インタフェースに表示する。
【0142】
いくつかの実施例において、前記第1推奨仮想キャラクターの数が複数である場合、複数の前記第1推奨仮想キャラクターの表示順序は、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの操作熟練度と、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの使用回数と、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの勝率と、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの好みと、前記第1アカウントが選択したターゲット仮想キャラクターに対する各前記第1推奨仮想キャラクターのマッチング度のうちの少なくとも1つの情報に基づいて決定される。
【0143】
本願の実施例では、被推奨者に仮想キャラクターを推奨することにより、被推奨者がショートカット選択コントロールによって推奨仮想キャラクターを直接選択することができ、被推奨者が自分で仮想キャラクターを探して選択することと比較して、被推奨者による仮想キャラクター選択の効率を向上させる。また、推奨された仮想キャラクターを被推奨者が直接選択することができ、仮想キャラクター選択に対する被推奨者の学習コストが削減される。
【0144】
図15を参照する。図15には、本願のいくつかの実施例で提供される端末機器1500の構成ブロック図が示されている。該端末機器1500は、例えば、携帯電話、タブレットコンピュータ、ゲームコンソール、電子書籍リーダー、マルチメディア再生機器、ウェアラブル機器、PCなどの電子機器であってもよい。該端末機器は、上記の実施例で提供される仮想キャラクターの処理方法を実施する。該端末機器は、図1に示されたゲーム実行環境における端末機器10であってもよい。具体的には、
通常、端末機器1500は、プロセッサ1501とメモリ1502とを備える。
【0145】
プロセッサ1501は、1つ又は複数の処理コアを含んでもよく、例えば、4コアプロセッサ、8コアプロセッサなどである。プロセッサ1501は、デジタル信号処理(DSP:Digital Signal Processing)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、プログラマブルロジックアレイ(PLA:Programmable Logic Array)のうちの少なくとも1つのハードウェアの形で実現されてもよい。プロセッサ1501は、メインプロセッサとコプロセッサとを含んでもよい。メインプロセッサは、ウェイク状態でデータを処理するためのプロセッサであり、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)とも呼ばれる。コプロセッサは、スタンバイ状態でデータを処理するための低消費電力プロセッサである。いくつかの実施例において、プロセッサ1501には、グラフィック処理ユニット(GPU:Graphics Processing Unit)が組み込まれてもよい。GPUは、ディスプレイに表示しようとするコンテンツのレンダリング及び描画を担当する。いくつかの実施例において、プロセッサ1501は、機械学習に関する演算操作を処理するための人工知能(AI:Artificial Intelligence)プロセッサを含んでもよい。
【0146】
メモリ1502は、1つ又は複数のコンピュータ可読記憶媒体を含んでもよい。該コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的なものとし得る。メモリ1502は、高速ランダムアクセスメモリ、及び不揮発性メモリ、例えば、1つ又は複数のディスク記憶装置、フラッシュメモリ記憶装置を含んでもよい。いくつかの実施例において、メモリ1502内の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットを記憶する。前記少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットは、1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、上記の仮想キャラクターの処理方法を実現させるように構成される。
【0147】
いくつかの実施例において、端末機器1500は、任意選択的に、周辺機器インタフェース1503及び少なくとも1つの周辺機器をさらに含む。プロセッサ1501、メモリ1502、及び周辺機器インタフェース1503の間には、バス又は信号線を介して接続されてもよい。各周辺機器は、バス、信号線、又は回路基板を介して、周辺機器インタフェース1503に接続されてもよい。具体的には、周辺機器は、無線周波数回路1504、ディスプレイ1505、オーディオ回路1507、及び電源1509のうちの少なくとも1種を含む。
【0148】
当業者であれば理解できるように、図15に示す構成が、端末機器1500を限定するものではなく、端末機器1500は、図示より多く又は少ないコンポーネントを含んでもよく、あるいはいくらかのコンポーネントを組み合わせたものであってもよく、あるいはコンポーネントの異なる配置を採用してもよい。
【0149】
例示的な実施例では、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットを記憶したコンピュータ可読記憶媒体がさらに提供されており、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットは、プロセッサにより実行されると、上記の仮想キャラクターの処理方法を実現させる。
【0150】
いくつかの実施例において、該コンピュータ可読記憶媒体は、読み出し専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drives)、又は光ディスクなどを含んでもよい。ここで、ランダムアクセスメモリは、抵抗変化型ランダムアクセスメモリ(ReRAM:Resistance Random Access Memory)やダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)を含んでもよい。
【0151】
例示的な実施例では、コンピュータ命令を含むコンピュータプログラム製品がさらに提供されており、前記コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されており、プロセッサは、前記コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータ命令を読み取って実行することで、上記の仮想キャラクターの処理方法を実現する。
【0152】
理解すべきものとして、本明細書で言及される「複数」は、2つ又は2つ以上を指す。「及び/又は」は、関連オブジェクトの関連関係を記述するものであり、3種類の関係があり得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在する場合、A及びBが同時に存在する場合、Bが単独で存在する場合という3つの場合を表すことができる。文字「/」は、一般的に、前後の関連オブジェクトが「又は」の関係にあることを表す。また、本明細書に記載のステップの番号は、ステップ間の可能な実行順序の一例を例示的に示すものに過ぎない。いくつかの他の実施例では、上記ステップがこの番号の順序で実行されなくてもよく、例えば、番号の異なる2つのステップが同時に実行されたり、番号の異なる2つのステップが図示と逆の順序で実行されたりしてもよい。本願の実施例はこれを限定しない。
【0153】
上記は、本願の例示的な実施例に過ぎず、本願を限定するものではない。本願の精神および原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本願の保護範囲内に含まれるべきである。
図1
図2
図3A
図3B
図4
図5
図6
図7A
図7B
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
【手続補正書】
【提出日】2024-05-27
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1端末機器が実行する、仮想キャラクターの処理方法であって、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスの第1キャラクター選択インタフェースを表示するステップであって、前記第1キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する、ステップと、
前記第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定し、前記第2アカウントに対応する第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信するステップであって、前記キャラクター推奨情報は、前記第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものである、ステップであって、前記キャラクター推奨情報に応答して、前記第2端末機器は、前記第1推奨仮想キャラクターを選択するための選択コントロールを第2キャラクター選択インタフェースに表示し、前記選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが表示される、ステップと、
前記第2アカウントが前記選択コントロールをトリガーして前記第1推奨仮想キャラクターを選択した場合、前記第2アカウントが前記第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を前記第1キャラクター選択インタフェースに表示するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定する前記ステップは、
前記複数の候補仮想キャラクターのうちのいずれか1つの仮想キャラクターに対する選択操作に応答して、選択された仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記第1キャラクター選択インタフェースに表示されたアカウント選択コントロールをトリガー不可能状態からトリガー可能状態に切り替えるステップと、
前記アカウント選択コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記複数のアカウントのうちの少なくとも1つの候補アカウントを表示するステップと、
前記少なくとも1つの候補アカウントのうちのいずれか1つのアカウントに対する選択操作に応答して、選択されたアカウントを前記第2アカウントとして決定するステップと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つの候補アカウントは、前記複数のアカウントの中から選別された、第1条件を満たすアカウントであり、前記第1条件は、仮想キャラクターを選択していないことと、仮想キャラクターの使用が推奨されることを許可することとのうちの少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定する前記ステップは、
いずれか1つの仮想キャラクターの表示領域からいずれか1つのアカウントの表示領域へのジェスチャースライド操作に応答して、前記ジェスチャースライド操作の開始位置に対応する仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記ジェスチャースライド操作の終了位置に対応するアカウントを前記第2アカウントとして決定するステップを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ジェスチャースライド操作の実行中、前記第1キャラクター選択インタフェースに前記複数のアカウントのうち選択可能なアカウントと選択不可能なアカウントとを区別して表示するステップと、
前記ジェスチャースライド操作の終了位置が前記第2アカウントの表示領域内にあることに応答して、前記第2アカウントと前記複数のアカウントのうちのその他のアカウントとを区別して表示するステップと、をさらに含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定する前記ステップは、
前記第1キャラクター選択インタフェースにおけるいずれか1つの仮想キャラクターに対する選択操作に応答して、前記選択された仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記選択操作の操作位置の周囲に前記複数のアカウントのうちの少なくとも1つの候補アカウントを表示するステップと、
前記選択操作の操作位置から前記周囲に表示された少なくとも1つの候補アカウントのうちのいずれか1つのアカウントの表示領域へのスライド操作に応答して、前記スライド操作の終了位置に対応するアカウントを前記第2アカウントとして決定するステップと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1アカウントが前記複数の候補仮想キャラクターの中から前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加するためのターゲット仮想キャラクターを選択することに応答して、キャラクター展示インタフェースを表示するステップであって、前記キャラクター展示インタフェースには、前記第1アカウントが選択した前記ターゲット仮想キャラクターが表示され、前記キャラクター展示インタフェースには、インタフェース切り替えコントロールがさらに表示される、ステップと、
前記インタフェース切り替えコントロールに対する操作に応答して、前記キャラクター展示インタフェースを前記第1キャラクター選択インタフェースに切り替えて表示するステップと、をさらに含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記複数の候補仮想キャラクターは、第2条件を満たす少なくとも1つの仮想キャラクターであり、
前記第2条件は、前記第1アカウントが選択した、前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加するためのターゲット仮想キャラクターにマッチすること、前記第2アカウントが選択したキャラクターカテゴリにマッチすること、又は、前記第2アカウントが予め選択した仮想キャラクター属性にマッチすることのうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第1推奨仮想キャラクターを決定した後、各候補アカウントの推奨優先度を示すステップをさらに含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記推奨優先度は、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの操作熟練度と、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの使用回数と、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの勝率と、前記第1推奨仮想キャラクターに対する各前記候補アカウントの好みとのうちの少なくとも1つの情報に基づいて決定される、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第2端末機器が実行する、仮想キャラクターの処理方法であって、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスのキャラクター選択インタフェースを表示するステップであって、前記キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する、ステップと、
第1端末機器からの第1キャラクター推奨情報を受信するステップであって、前記第1キャラクター推奨情報は、第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを、前記第2端末機器に対応する第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターは、第1端末機器に対応する第1アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである、ステップと、
前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するステップであって、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる、ステップと、
を含む方法。
【請求項12】
前記選択コントロールは、ロックコントロール又は事前選択コントロールを含み、前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するステップは、
前記第2アカウントがキャラクター選択状態にある場合、前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対するロックコントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するステップであって、前記ロックコントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへのロックに供するためのものである、ステップ、
あるいは、
前記第2アカウントがキャラクター選択状態にない場合、前記第1キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する事前選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するステップであって、前記事前選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへの事前選択に供するためのものである、ステップ、を含む、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
第3端末機器からの第2キャラクター推奨情報を受信するステップであって、前記第2キャラクター推奨情報は、第2推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第2推奨仮想キャラクターは、第3端末機器に対応する第3アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである、ステップと、
前記キャラクター選択インタフェースに表示された前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールを前記第2推奨仮想キャラクターの選択コントロールに切り替えて表示するステップであって、前記第2推奨仮想キャラクターの選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第2推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第2推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第3アカウントのアイコンと、前記第2推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる、ステップと、をさらに含む、
請求項11に記載の方法。
【請求項14】
第4端末機器からの第3キャラクター推奨情報を受信するステップであって、前記第3キャラクター推奨情報は、第3推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第3推奨仮想キャラクターは、前記第4端末機器に対応する第4アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである、ステップと、
前記第1キャラクター推奨情報及び前記第3キャラクター推奨情報の受信時間順に、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロール及び前記第3推奨仮想キャラクターの選択コントロールを順次に表示するステップであって、前記第3推奨仮想キャラクターの選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第3推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第3推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第4アカウントのアイコンと、前記第3推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる、ステップと、をさらに含む、
請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記第1推奨仮想キャラクターの数が複数である場合、複数の前記第1推奨仮想キャラクターの表示順序は、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの操作熟練度と、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの使用回数と、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの勝率と、各前記第1推奨仮想キャラクターに対する前記第2アカウントの好みと、前記第1アカウントが選択したターゲット仮想キャラクターに対する各前記第1推奨仮想キャラクターのマッチング度のうちの少なくとも1つの情報に基づいて決定される、
請求項11に記載の方法。
【請求項16】
仮想キャラクターの処理装置であって、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスの第1キャラクター選択インタフェースを表示するインタフェース表示モジュールであって、前記第1キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する、インタフェース表示モジュールと、
前記第1キャラクター選択インタフェースにおける、第1端末機器に対応する第1アカウントのキャラクター推奨操作に応答して、前記複数の候補仮想キャラクターの中から第1推奨仮想キャラクターを決定し、前記複数のアカウントの中から第2アカウントを決定し、前記第2アカウントに対応する第2端末機器にキャラクター推奨情報を送信する情報送信モジュールであって、前記キャラクター推奨情報は、前記第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを前記第2アカウントに推奨するためのものである、情報送信モジュールであって、前記キャラクター推奨情報に応答して、前記第2端末機器は、前記第1推奨仮想キャラクターを選択するための選択コントロールを第2キャラクター選択インタフェースに表示し、前記選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが表示される、情報送信モジュールと、
前記第2アカウントが前記選択コントロールをトリガーして前記第1推奨仮想キャラクターを選択した場合、前記第2アカウントが前記第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報を前記第1キャラクター選択インタフェースに表示する情報表示モジュールと、
を含む装置。
【請求項17】
仮想キャラクターの処理装置であって、
マルチプレイヤーインタラクティブサービスのキャラクター選択インタフェースを表示するインタフェース表示モジュールであって、前記キャラクター選択インタフェースには、複数のアカウントのアイコン情報と、複数の候補仮想キャラクターとが表示され、前記複数のアカウントは、各自の仮想キャラクターを介して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスにそれぞれ参加する、インタフェース表示モジュールと、
第1端末機器からのキャラクター推奨情報を受信する情報受信モジュールであって、前記キャラクター推奨情報は、第1推奨仮想キャラクターを使用して前記マルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加することを、第2端末機器に対応する第2アカウントに推奨するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターは、第1アカウントによって前記複数の候補仮想キャラクターの中から選択されたものである、情報受信モジュールと、
前記キャラクター推奨情報に基づいて、前記第1推奨仮想キャラクターに対する選択コントロールを前記キャラクター選択インタフェースに表示するコントロール表示モジュールであって、前記選択コントロールは、前記第2アカウントによる前記第1推奨仮想キャラクターへの選択に供するためのものであり、前記第1推奨仮想キャラクターの選択コントロールには、前記第1アカウントのアイコンと、前記第1推奨仮想キャラクターの情報とが含まれる、コントロール表示モジュールと、
を含む装置。
【請求項18】
プロセッサとメモリとを備える端末機器であって、前記メモリには、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶されており、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットは、前記プロセッサによりロードされて実行されると、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法、又は、請求項11乃至15のいずれか1項に記載の方法を実現させる、端末機器。
【請求項19】
コンピュータ、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法、又は、請求項11乃至15のいずれか1項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0037】
第2アカウントが第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報は、第2アカウントが該第1推奨仮想キャラクターを選択したことを示すためのものである。また、第2アカウントが選択した該第1推奨仮想キャラクターを第1端末機器及び第2端末機器に表示する。いくつかの実施例では、第2アカウントのキャラクター表示領域において、第2アカウントが第1推奨仮想キャラクターを選択した旨の指示情報に加えて、第1推奨仮想キャラクターのアバターを表示する。いくつかの実施例において、図3Aに示すように、図3Aにおけるプレイヤー1は、第2アカウントと見なすことができる。図3Aには、プレイヤー1の選択した仮想キャラクター27のアバターが表示されている。仮想キャラクター27のアバターが表示されていることで、プレイヤー1の選択した仮想キャラクターが仮想キャラクター27であることが決定される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0044】
いくつかの実施例において、第1条件は、候補アカウントが仮想キャラクターを選択していないことであってもよい。ここで、仮想キャラクターを選択していないことは、候補アカウントがまだ仮想キャラクターをロックしていないことを指す。候補アカウントが仮想キャラクターを事前選択した場合にも、該候補アカウントは、仮想キャラクターをロックしていない状態である。ここで、ある仮想キャラクターの事前選択は、該仮想キャラクターを選択したいことを表し、ロックは、ある仮想キャラクターを最終的に選定することを表し、ユーザは、複数の仮想キャラクターを事前選択してから、事前選択した仮想キャラクターの中から1つの仮想キャラクターをロックしてもよい。いくつかの実施例において、第1条件は、仮想キャラクターの使用が推奨されることを候補アカウントが許可することであってもよい。ここで、アカウントがマルチプレイヤーインタラクティブサービスに参加する前に、仮想キャラクターの使用が推奨されることを許可するか否かを設定することができる。仮想キャラクターの使用が推奨されることを許可しないようにアカウントが設定された場合、該アカウントは、候補アカウントとなることがない。いくつかの実施例において、第1条件は、上記の2つの条件を組み合わせたものであってもよく、仮想キャラクターを選択していないアカウントであって、仮想キャラクターの使用が推奨されることを許可するアカウントのみが候補アカウントとなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0061】
いくつかの実施例において、候補仮想キャラクターは、仮想キャラクターの全部に対して選別された仮想キャラクターの一部であってもよい。例えば、候補仮想キャラクターは、第1アカウントが選択したターゲット仮想キャラクターにマッチした仮想キャラクターであってもよい。例えば、第1アカウントが選択したターゲット仮想キャラクターは、マークスマンである。この場合、端末機器は、第1アカウントが選択したマークスマン仮想キャラクターに応じて、他の外部情報媒体から又は内部データ分析で、それにマッチしたサポート仮想キャラクターを取得して端末機器に表示する。第1アカウントは、取得したサポート仮想キャラクターをサポート傾向のアカウントに推奨してもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0068】
いくつかの実施例において、上記方法は、ステップ230の後に、第1推奨仮想キャラクターを決定した後、各候補アカウントの選択優先度を明示的又は暗黙的に示すステップ240をさらに含む。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0071】
いくつかの実施例では、第1推奨仮想キャラクターに対する候補アカウントの操作熟練度に基づいて、優先度の表示を行ってもよい。第1推奨仮想キャラクターの操作熟練度は、候補アカウントが該第1推奨仮想キャラクターを使用した回数及び戦績に基づいて決定される。候補アカウントが該第1推奨仮想キャラクターを使用した回数が多いほど、戦績が良いほど、その操作熟練度が高くなり、その優先度が高くなる。いくつかの実施例では、第1推奨仮想キャラクターに対する候補アカウントの使用回数及び勝率に基づいて、優先度の表示を行ってもよい。同様に、候補アカウントが該第1推奨仮想キャラクターを使用した回数が多いほど、勝率が高いほど、その優先度が高くなる。いくつかの実施例では、第1推奨仮想キャラクターに対する候補アカウントの好みに基づいて、優先度の表示を行ってもよい。第1推奨仮想キャラクターに対する候補アカウントの好みは、第1推奨仮想キャラクターに対する候補アカウントの使用頻度に基づいて判断されてもよいし、候補アカウントが設定した好みの仮想キャラクターから取得されてもよい。いくつかの実施例において、優先度の判断根拠は、上記の複数の優先度指標を組み合わせたものであってもよい。本願はこれを限定しない。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0074】
いくつかの実施例において、キャラクター選択操作及びアカウント選択操作は、シングルステップの操作であってもよい。例えば、方法Bでは、推奨仮想キャラクターを被推奨アカウント領域に移動するというステップである。いくつかの実施例において、キャラクター選択操作及びアカウント選択操作は、マルチステップの操作であってもよい。例えば、方法A及び方法Cでは、いずれも、まず推奨仮想キャラクターを選択してから(タップや長押し)、被推奨アカウントを選択する(タップや指の移動)ことにより、仮想キャラクターの推奨を行う。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0093】
第2アカウントの仮想キャラクター選択状態に応じて、異なるショートカット選択コントロールを表示する。いくつかの実施例において、第2アカウントがキャラクター選択状態にある場合、上記ショートカット選択コントロールはショートカットロックコントロールであってもよく、ショートカットロックコントロールに対する第2アカウントの操作は、第1推奨仮想キャラクターを選択してロックするものであり、仮想キャラクターの再度変更ができない。いくつかの実施例において、第2アカウントがキャラクター選択状態にある場合、上記ショートカット選択コントロールはショートカット事前選択コントロールであってもよく、ショートカット事前選択コントロールに対する第2アカウントの操作は、第1推奨仮想キャラクターを選択して事前選択するものであり、第2アカウントは、選択した仮想キャラクターを随時に変更することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0094】
いくつかの実施例では、図9に示すように、図9には、第2アカウントのキャラクター選択インタフェースの模式図が例示的に示されている。図9に示すように、キャラクター選択インタフェース60には、候補アカウント領域61、候補仮想キャラクター領域62、及びショートカット選択コントロールが表示されている。図9において、ショートカット選択コントロールは、ショートカットロックコントロール63である。第2アカウントのユーザは、ショートカットロックコントロール63に対する操作によって、第1推奨仮想キャラクター64の選択をロックする。いくつかの実施例において、第2アカウントのユーザは、ショートカットロックコントロール63を操作せずに、自身が使用したい仮想キャラクターを選択してもよい。いくつかの実施例において、ショートカット選択コントロールはショートカット事前選択コントロールであってもよく、第2アカウントのユーザは、ショートカット事前選択コントロールに対する操作によって、第1推奨仮想キャラクターを事前選択する。いくつかの実施例において、第2アカウントのユーザは、第1推奨仮想キャラクターを事前選択した後、選択した仮想キャラクターを変えることができる。いくつかの実施例において、第2アカウントのユーザは、ショートカット事前選択コントロールを操作せずに、自身が使用したい仮想キャラクターを選択してもよい。本願はこれを限定しない。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0119
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0119】
いくつかの実施例において、前記インタフェース表示モジュール1110は、さらに、前記ジェスチャースライド操作の実行中、前記第1キャラクター選択インタフェースに前記複数のアカウントのうち選択可能なアカウントと選択不可能なアカウントとを区別して表示し、前記ジェスチャースライド操作の終了位置が前記第2アカウントの表示領域内にあることに応答して、前記第2アカウントと前記複数のアカウントのうちのその他のアカウントとを区別して表示する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0120
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0120】
いくつかの実施例において、前記インタフェース表示モジュール1110は、さらに、第1キャラクター選択インタフェースにおけるいずれか1つの仮想キャラクターに対する選択操作に応答して、選択された仮想キャラクターを前記第1推奨仮想キャラクターとして決定し、前記選択操作の操作位置の周囲に前記複数のアカウントのうちの少なくとも1つの候補アカウントを表示する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0145
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0145】
プロセッサ1501は、1つ又は複数の処理コアを含んでもよく、例えば、4コアプロセッサ、8コアプロセッサなどである。プロセッサ1501は、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、プログラマブルロジックアレイ(PLA:Programmable Logic Array)のうちの少なくとも1つのハードウェアの形で実現されてもよい。プロセッサ1501は、メインプロセッサとコプロセッサとを含んでもよい。メインプロセッサは、ウェイク状態でデータを処理するためのプロセッサであり、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)とも呼ばれる。コプロセッサは、スタンバイ状態でデータを処理するための低消費電力プロセッサである。いくつかの実施例において、プロセッサ1501には、グラフィック処理ユニット(GPU:Graphics Processing Unit)が組み込まれてもよい。GPUは、ディスプレイに表示しようとするコンテンツのレンダリング及び描画を担当する。いくつかの実施例において、プロセッサ1501は、機械学習に関する演算操作を処理するための人工知能(AI:Artificial Intelligence)プロセッサを含んでもよい。
【国際調査報告】