(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-08
(54)【発明の名称】アルンド(Arundo)植物バイオマス生産のための組成物及び方法
(51)【国際特許分類】
A01G 22/22 20180101AFI20241031BHJP
A01G 7/00 20060101ALI20241031BHJP
A01G 31/00 20180101ALI20241031BHJP
B27N 3/02 20060101ALI20241031BHJP
B27N 3/04 20060101ALI20241031BHJP
A23K 10/30 20160101ALI20241031BHJP
【FI】
A01G22/22 Z
A01G7/00 601C
A01G31/00 612
B27N3/02 A
B27N3/04 A
A23K10/30
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024531598
(86)(22)【出願日】2022-11-29
(85)【翻訳文提出日】2024-07-04
(86)【国際出願番号】 US2022051286
(87)【国際公開番号】W WO2023101986
(87)【国際公開日】2023-06-08
(32)【優先日】2021-11-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524199888
【氏名又は名称】ヘクサス バイオマス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】オーウェンス,ウェンディー
【テーマコード(参考)】
2B022
2B150
2B260
2B314
【Fターム(参考)】
2B022DA08
2B150CJ01
2B150DD42
2B260AA20
2B260BA07
2B260BA11
2B260BA18
2B260BA19
2B260BA20
2B260CB01
2B260CD03
2B314MA38
2B314MA39
2B314MA67
(57)【要約】
アルンド(Arundo)草植物の組成物及び製品並びにそれを製造する方法が本明細書で開示される。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルンド(Arundo)草植え付けユニットを水耕栽培する方法であって、
複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを液体と接触させることと、
前記複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを提供するのに十分な水耕栽培条件に供することであって、前記水耕栽培条件は、約1,000フートキャンドル以下の照度での栽培光の使用を含む、供することと
を含む方法。
【請求項2】
前記栽培光は、太陽光を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記栽培光は、約700フートキャンドル以下の照度によって特徴付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記栽培光は、約600フートキャンドル以下の照度によって特徴付けられる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記栽培光は、約300フートキャンドル~約600フートキャンドルの照度によって特徴付けられる、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記接触させることは、前記複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを、前記液体を含む容器内に配置することを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記液体は、水を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記液体は、1種以上の栄養素を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記液体は、静止している、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記液体は、循環される、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記液体は、ポンプ及び濾過システムを使用して循環される、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記水耕栽培条件は、前記複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを華氏約55度(°F)~約85°Fの温度に供することを含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
前記水耕栽培条件は、前記複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを根の定着期間にわたって前記栽培光に供することを含む、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記根の定着期間は、約7~約21日である、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記水耕栽培条件は、前記複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを華氏約68度(°F)以上の温度に供することを含む、請求項1~13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
前記アルンド(Arundo)は、アルンド・コリナ(Arundo collina)、アルンド・ドナシフォルミス(Arundo donaciformis)、ダンチク(Arundo donax)、ヒナヨシ(Arundo formosana)、アルンド・ミクランサ(Arundo micrantha)及びアルンド・プリニイ(Arundo plinii)から選択される、請求項1~15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
前記複数の植え付けユニットの各々は、アルンド(Arundo)草植物、アルンド(Arundo)草小植物若しくはアルンド(Arundo)草栽培品種又は前述のいずれか1つの一部、茎、根茎若しくは断片である、請求項1~16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも1つの植え付けユニットは、根構造を含む、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも1つの植え付けユニットは、芽構造を含む、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも1つの植え付けユニットは、根構造及び芽構造を含む、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%又は90%の植え付けユニットは、根構造を含む、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも1つの植え付けユニットは、複数の芽構造を含む、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%又は90%の植え付けユニットは、根構造及び芽構造を含む、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項24】
前記複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%又は90%の植え付けユニットは、滅菌されている、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項25】
前記複数の植え付けユニットは、それぞれ独立して、高さが約4センチメートル(cm)~約30cmである、請求項1~24のいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
その前記複数の植え付けユニットは、それぞれ独立して、約1個の節~約10個の節を有する、請求項1~25のいずれか一項に記載の方法。
【請求項27】
前記複数の植え付けユニットは、それぞれ独立して、約2週齢~約16週齢である、請求項1~26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
アルンド(Arundo)草を栽培する方法であって、
(a)土壌に複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを提供することと、
(b)前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを、前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを栽培するのに十分な条件に供して、前記土壌の表面1平方メートルあたり少なくとも約1ユニット(U/m
2)の密度を有する複数のアルンド(Arundo)草植物を提供することと
を含む方法。
【請求項29】
(a)において、前記提供することは、前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを前記土壌に植え付けることを含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
(a)において、前記提供することは、第1の植え付けユニット及び第2の植え付けユニットを、別々に及び互いに約2メートル以下の距離をあけて提供することを含む、請求項28に記載の方法。
【請求項31】
(a)において、前記提供することは、第1の植え付けユニット及び第2の植え付けユニットを、別々に及び互いに約1メートル以下の距離をあけて提供することを含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
(a)において、前記提供することは、第1の植え付けユニット及び第2の植え付けユニットを、別々に及び互いに約0.5~約2メートルの距離をあけて提供することを含む、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
(a)において、前記提供することは、前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを少なくとも約50ミリメートル(mm)の深さで植え付けることを含む、請求項28~32のいずれか一項に記載の方法。
【請求項34】
(b)において、前記供することは、最大で約300日の期間にわたって前記複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを栽培することを含む、請求項28~33のいずれか一項に記載の方法。
【請求項35】
前記複数のアルンド(Arundo)草植物は、それぞれ独立して、高さが約4.5メートル(m)~約12mである、請求項28~34のいずれか一項に記載の方法。
【請求項36】
(a)において、前記土壌は、培養土である、請求項28~35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項37】
前記土壌は、泥炭を本質的に含まない、請求項28~36のいずれか一項に記載の方法。
【請求項38】
前記土壌は、泥炭を含む、請求項28~36のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
前記土壌は、例えば、土壌水分計によって決定される、体積で約10%~約80%の土壌水分レベルを有する、請求項28~37のいずれか一項に記載の方法。
【請求項40】
前記アルンド(Arundo)は、アルンド・コリナ(Arundo collina)、アルンド・ドナシフォルミス(Arundo donaciformis)、ダンチク(Arundo donax)、ヒナヨシ(Arundo formosana)、アルンド・ミクランサ(Arundo micrantha)及びアルンド・プリニイ(Arundo plinii)から選択される、請求項28~38のいずれか一項に記載の方法。
【請求項41】
前記複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%の植え付けユニットは、アルンド(Arundo)草の高収量表現型に由来する、請求項28~40のいずれか一項に記載の方法。
【請求項42】
前記複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%の植え付けユニットは、アルンド(Arundo)草の耐乾性表現型に由来する、請求項28~41のいずれか一項に記載の方法。
【請求項43】
前記複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%の植え付けユニットは、アルンド(Arundo)草の耐寒性表現型に由来する、請求項28~41のいずれか一項に記載の方法。
【請求項44】
アルンド(Arundo)草の前記耐寒性表現型は、氷点下で生存する根茎を含む、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%の植え付けユニットは、アルンド(Arundo)草の耐塩性表現型に由来する、請求項28~42のいずれか一項に記載の方法。
【請求項46】
前記複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%の植え付けユニットは、アルンド(Arundo)草の低栄養要求性表現型に由来する、請求項28~43のいずれか一項に記載の方法。
【請求項47】
(b)の後、(c)前記複数のアルンド(Arundo)草植物を収穫して、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草を提供することをさらに含む、請求項28~46のいずれか一項に記載の方法。
【請求項48】
前記複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、茎を含む、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、葉を含む、請求項47に記載の方法。
【請求項50】
前記複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、茎及び葉を含む、請求項47に記載の方法。
【請求項51】
前記複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、それぞれ独立して高さが約0.5~約12mである茎を含む、請求項28~50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項52】
前記複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、少なくとも約21%の水分含有量を有する、請求項28~51のいずれか一項に記載の方法。
【請求項53】
前記複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、重量で約1.5%~約45%の糖含有量を含む、請求項28~52のいずれか一項に記載の方法。
【請求項54】
前記複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、重量で約25%~約33%のセルロース含有量を含む、請求項28~53のいずれか一項に記載の方法。
【請求項55】
前記複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、重量で約25%~約38%のヘミセルロース含有量を含む、請求項28~54のいずれか一項に記載の方法。
【請求項56】
前記複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、重量で約17%~約20%のリグニン含有量を含む、請求項28~55のいずれか一項に記載の方法。
【請求項57】
前記複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、新月中に収穫することなどにより、前記植物が休眠/休止に入る前に収穫される、請求項28~55のいずれか一項に記載の方法。
【請求項58】
アルンド(Arundo)草の茎の年間収穫量は、1ヘクタールあたり少なくとも約10絶乾メトリックトン(例えば、1ヘクタールあたり少なくとも10、20、30又は40メトリックトン)である、請求項28~57のいずれか一項に記載の方法。
【請求項59】
土壌のバイオレメディエーションに使用される、請求項28~58のいずれか一項に記載の方法。
【請求項60】
前記バイオレメディエーションは、前記土壌中の1種以上の元素の含有量を、前記アルンド(Arundo)の茎から生産された繊維において測定される、栽培されたアルンド(Arundo)1グラムあたり少なくとも0.1μgの元素だけ低減するために使用される、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記1種以上の元素は、アルミニウム、アンチモン、ヒ素、バリウム、ベリリウム、ホウ素、カドミウム、クロム、コバルト、銅、鉄、鉛、リチウム、マグネシウム、水銀、モリブデン、ニッケル、リン、カリウム、セレン、ケイ素、銀、ストロンチウム、硫黄、タリウム、スズ、チタン、バナジウム及び亜鉛の群から選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記土壌中の少なくとも5種以上の元素の含有量は、低減される、請求項59~61のいずれか一項に記載の方法。
【請求項63】
前記土壌は、1種以上の毒素で汚染されており、及び1回以上のアルンド(Arundo)植え付け後、食品に使用するのに安全な状態になる、請求項59~62のいずれか一項に記載の方法。
【請求項64】
前記土壌は、前記複数のアルンド(Arundo)草植物の前記栽培前に、食用作物の持続的な成長に適していない、請求項59~63のいずれか一項に記載の方法。
【請求項65】
所定の目標土壌組成が得られるまで、アルンド(Arundo)草植物を前記土壌に繰り返し植え付け、及び収穫することをさらに含む、請求項59~64のいずれか一項に記載の方法。
【請求項66】
アルンド(Arundo)草を処理する方法であって、
(a)重量で最大30%、20%、10%又は5%の葉を含む複数のアルンド(Arundo)草を提供すること(任意選択により、前記複数のアルンド(Arundo)草は、実質的に葉を有しない)と、
(b)前記複数のアルンド(Arundo)草を処理して、複数のチップを提供することであって、前記複数のチップのうちのチップは、重量で約8%以下の灰分含有量を有する、提供することと
を含む方法。
【請求項67】
アルンド(Arundo)ベース材料を調製する方法であって、
(a)重量で最大30%、20%、10%又は5%の葉を含む複数のアルンド(Arundo)草を提供すること(任意選択により、前記複数のアルンド(Arundo)草は、実質的に葉を有しない)と、
(b)前記複数のアルンド(Arundo)草を処理して、複数のアルンド(Arundo)草チップを提供することと、
(c)前記複数のアルンド(Arundo)草チップを処理して、ペレット、雑草防除マット、吸収性ペレット、燃焼ペレット、床材、構造梁、繊維板、複合材中の繊維強化材、パーティクルボード、バイオプラスチック、難燃剤、動物飼料、バイオ炭、骨材、パルプ、紙製品(例えば、包装材、トイレットペーパー、ペーパータオル、ティッシュ又はそれらの組み合わせ)、布地、織物、バイオ燃料材料、生化学材料、木材代替材料、竹代替材料、トウモロコシ代替材料、配向性ストランドボード(OSB)、バイオプラスチック、絶縁材料及び強化材料からなる群から選択される材料を提供することと
を含む方法。
【請求項68】
前記複数のアルンド(Arundo)草は、約500、400、300、200、150、100、50、40、30、20又は10ミリメートル(mm)以下の長さを有する茎を含む、請求項66又は67に記載の方法。
【請求項69】
前記複数のアルンド(Arundo)草は、約150ミリメートル(mm)~約10mmの長さを有する茎を含む、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記複数のアルンド(Arundo)草は、約50ミリメートル(mm)~約10mmの長さを有する茎を含む、請求項68に記載の方法。
【請求項71】
前記複数のアルンド(Arundo)草チップは、約150、100、50、40、30、20又は10ミリメートル(mm)以下の長さをそれぞれ有する、請求項66~70のいずれか一項に記載の方法。
【請求項72】
前記複数のアルンド(Arundo)草チップは、約150ミリメートル(mm)~約10mmの長さをそれぞれ有する、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記複数のアルンド(Arundo)草チップは、約50ミリメートル(mm)~約10mmの長さをそれぞれ有する、請求項71に記載の方法。
【請求項74】
前記複数のアルンド(Arundo)草は、バイオマス水分計によって決定される、体積又は重量で約5%~約65%の水分レベルによって特徴付けられる茎を含む、請求項66~73のいずれか一項に記載の方法。
【請求項75】
前記複数のアルンド(Arundo)草チップを例えば塩酸塩(HCl)などの酸で洗浄することをさらに含む、請求項66~74のいずれか一項に記載の方法。
【請求項76】
前記アルンド(Arundo)草の茎は、エテホンなどの枯葉剤を使用して、サトウキビ収穫機などを使用して機械的に又は手作業で実質的に葉を除去されている、請求項66~75のいずれか一項に記載の方法。
【請求項77】
切断前に前記アルンド(Arundo)草の茎を配向させることをさらに含む、請求項66~76のいずれか一項に記載の方法。
【請求項78】
前記アルンド(Arundo)草の茎を直径によって選別することをさらに含む、請求項66~77のいずれか一項に記載の方法。
【請求項79】
前記アルンド(Arundo)草の茎は、直径によって選別されている、請求項66~78のいずれか一項に記載の方法。
【請求項80】
前記アルンド(Arundo)草チップを乾燥させることをさらに含む、請求項66~79のいずれか一項に記載の方法。
【請求項81】
重量で少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%又は90%のアルンド(Arundo)繊維を含む組成物であって、
(i)前記アルンド(Arundo)繊維は、重量で約0.05~0.15%以下の1つ以上の塩素含有量を含むこと、
(ii)前記アルンド(Arundo)繊維は、重量で約5%~約32%の糖含有量を含むこと、
(iii)前記アルンド(Arundo)繊維は、重量で約25%~約44%のセルロース含有量を含むこと、
(iv)前記アルンド(Arundo)繊維は、重量で約25%~約28%のヘミセルロース含有量を含むこと、及び
(v)前記アルンド(Arundo)繊維は、重量で約15%~約20%のリグニン含有量を含むこと、
(vi)前記アルンド(Arundo)繊維は、米国材料試験協会(ASTM)標準方法によって決定される約5ギガパスカル(GPa)~約30GPaのヤング率を有すること、並びに
(vii)前記アルンド(Arundo)繊維は、米国材料試験協会(ASTM)標準方法によって決定される約0.8メガパスカル(MPa)~約12MPaのせん断弾性率を有すること
の少なくとも1つによって特徴付けられる組成物。
【請求項82】
前記アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)の少なくとも2つによって特徴付けられる、請求項81に記載の組成物。
【請求項83】
前記アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)の少なくとも3つによって特徴付けられる、請求項81に記載の組成物。
【請求項84】
前記アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)の少なくとも4つによって特徴付けられる、請求項81に記載の組成物。
【請求項85】
前記アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)の少なくとも5つによって特徴付けられる、請求項81に記載の組成物。
【請求項86】
前記アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)の少なくとも6つによって特徴付けられる、請求項81に記載の組成物。
【請求項87】
前記アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)によって特徴付けられる、請求項81に記載の組成物。
【請求項88】
前記アルンド(Arundo)繊維は、(例えば、乾燥又は湿潤)重量で約8%以下の灰分含有量を含む、請求項81~87のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項89】
前記アルンド(Arundo)繊維は、重量で約300mg/kg以下のナトリウム含有量を含む、請求項81~88のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項90】
前記アルンド(Arundo)繊維は、重量で約15,500mg/kg以下のカリウム含有量を含む、請求項81~89のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項91】
雑草防除マットである、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項92】
吸収性ペレットである、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項93】
燃焼ペレットである、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項94】
床材である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項95】
構造梁である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項96】
繊維板である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項97】
複合材中の繊維強化材である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項98】
配向性ストランドボード(OSB)である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項99】
バイオプラスチックである、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項100】
絶縁材料である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項101】
パーティクルボードである、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項102】
バイオプラスチックである、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項103】
難燃剤である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項104】
動物飼料である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項105】
バイオ炭である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項106】
骨材である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項107】
パルプである、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項108】
紙製品である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項109】
布地である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項110】
織物である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項111】
バイオ燃料材料である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項112】
生化学材料である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項113】
木材代替材料である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項114】
竹代替材料である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項115】
トウモロコシ代替材料である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項116】
強化材料である、請求項81~90のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項117】
配向性ストランドボードであって、
ランダム配向、直交配向又は実質的に平行に配向されたアルンド(Arundo)草植物のストランドと、
結合剤であって、前記配向性ストランドは、前記結合剤によって一緒に結合される、結合剤と
を含み、前記アルンド(Arundo)草植物ストランドは、前記配向性ストランドボードの全組成の少なくとも10%であり、及び前記結合剤は、前記配向性ストランドボードの前記全組成の約10%以下である、配向性ストランドボード。
【請求項118】
前記ストランドは、ランダム配向されている、請求項117に記載の配向性ストランドボード。
【請求項119】
前記ストランドは、直交配向されている、請求項117に記載の配向性ストランドボード。
【請求項120】
前記ストランドは、平行配向されている、請求項117に記載の配向性ストランドボード。
【請求項121】
パーティクルボードであって、
複数の粒子であって、少なくとも10%のアルンド(Arundo)草植物粒子を含む複数の粒子と、
結合剤であって、前記複数の粒子のうちの隣接する粒子を一緒に結合する結合剤と
を含み、前記パーティクルボードの平均内部結合強度は、ASTM D1037-2012によってコア破損について試験される場合、少なくとも50psiである、パーティクルボード。
【請求項122】
前記パーティクルボードの水分含有量は、ASTM D1037-2012によって試験される場合、24時間後に約50%未満の水分吸着である、請求項121に記載のパーティクルボード。
【請求項123】
約200,000~400,000psiの平均弾性係数を有する、請求項121又は122に記載のパーティクルボード。
【請求項124】
少なくとも約1000psiの平均破壊係数を有する、請求項121~123のいずれか一項に記載のパーティクルボード。
【請求項125】
約1000~2000psiの平均破壊係数を有する、請求項121~124のいずれか一項に記載のパーティクルボード。
【請求項126】
少なくとも約0.001%の、破断点における平均ひずみを有する、請求項121~125のいずれか一項に記載のパーティクルボード。
【請求項127】
約0.001~0.01%の、破断点における平均ひずみを有する、請求項121~126のいずれか一項に記載のパーティクルボード。
【請求項128】
少なくとも60psiの平均内部結合強度を有する、請求項121~127のいずれか一項に記載のパーティクルボード。
【請求項129】
少なくとも約20lb/ft
2の平均密度を有する、請求項121~127のいずれか一項に記載のパーティクルボード。
【請求項130】
約20~100lb/ft
2の平均密度を有する、請求項121~127のいずれか一項に記載のパーティクルボード。
【請求項131】
約45lb/ft
2の平均密度を有する、請求項121~127のいずれか一項に記載のパーティクルボード。
【請求項132】
前記結合剤は、ポリマー4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート(pMDI)である、請求項113~131のいずれか一項に記載のパーティクルボード又は配向性ストランドボード。
【請求項133】
請求項81~116のいずれか一項に記載の組成物をさらに含む、請求項113~132のいずれか一項に記載のパーティクルボード又は配向性ストランドボード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
相互参照
[0001] 本出願は、2021年11月30日に提出された米国仮特許出願第63/284,311号の利益を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
背景
[0002] バイオマス生産は、燃料から建設資材まで様々な用途の原料を生成するうえで重要である。標準以下の土壌は、バイオマスの生産のための魅力的な新たな農地源となり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
概要
[0003] 本明細書において、標準以下の土壌において高密度で栽培することができる改良された方法及び作物の必要性が認識される。
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0004] 一態様では、本明細書に記載される方法は、アルンド(Arundo)草植え付けユニットを水耕栽培する方法であり、この方法は、複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを液体と接触させることと、複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを提供するのに十分な水耕栽培条件に供することとを含み、水耕栽培条件は、約1,000フートキャンドル以下の照度の栽培光を含む。いくつかの実施形態では、栽培光は、太陽光を含む。いくつかの実施形態では、栽培光は、植物の成長を維持するのに十分な広帯域(例えば、可視光、紫外線及び/又は赤外線を含む)の任意の光源であり得る。いくつかの実施形態では、栽培光は、約700又は600フートキャンドル以下(例えば、約300~約600フートキャンドル)の照度によって特徴付けられる。いくつかの実施形態では、接触させることは、複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを、液体を含む容器内に配置することを含む。いくつかの実施形態では、液体は、水を含む。いくつかの実施形態では、液体は、1種以上の栄養素を含む。
【0005】
[0005] いくつかの実施形態では、液体は、静止している。いくつかの実施形態では、液体は、循環される(例えば、ポンプ及び濾過システムを使用して)。いくつかの実施形態では、水耕栽培条件は、複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを華氏約55度(°F)~約85°Fの温度に供することを含む。いくつかの実施形態では、水耕栽培条件は、複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを根の定着期間(例えば、約7~約21日)にわたって栽培光に供することを含む。いくつかの実施形態では、水耕栽培条件は、複数のアルンド(Arundo)草クローンユニットを華氏約68度(°F)以上の温度に供することを含む。
【0006】
[0006] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)は、アルンド・コリナ(Arundo collina)、アルンド・ドナシフォルミス(Arundo donaciformis)、ダンチク(Arundo donax)、ヒナヨシ(Arundo formosana)、アルンド・ミクランサ(Arundo micrantha)(例えば、アルンド・ミクランサ・ラム(Arundo micrantha Lam))及びアルンド・プリニイ(Arundo plinii)から選択される。いくつかの実施形態では、複数の植え付けユニットの各々は、アルンド(Arundo)草植物、アルンド(Arundo)草小植物若しくはアルンド(Arundo)草栽培品種又は前述のいずれか1つの一部、茎、根茎若しくは断片である。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも1つの植え付けユニットは、根構造を含む。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも1つの植え付けユニットは、芽構造を含む。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも1つの植え付けユニットは、根構造及び芽構造を含む。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%又は90%の植え付けユニットは、根構造を含む。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも1つの植え付けユニットは、複数の芽構造を含む。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%又は90%の植え付けユニットは、芽構造及び根構造を含む。いくつかの実施形態では、複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%又は90%の植え付けユニットは、滅菌されている。いくつかの実施形態では、複数の植え付けユニットは、それぞれ独立して、高さが約4センチメートル(cm)~約30cmである。いくつかの実施形態では、その複数の植え付けユニットは、それぞれ独立して、約1個の節~約10個の節を有する。いくつかの実施形態では、複数の植え付けユニットは、それぞれ独立して、約2週齢~約16週齢である。
【0007】
[0007] 別の態様では、アルンド(Arundo)草を栽培する方法が本明細書に記載され、この方法は、(a)土壌に複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを提供する(例えば、植え付ける)ことと、(b)複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを栽培するのに十分な条件に供して、土壌の表面1平方メートルあたり少なくとも約1ユニット(U/m2)の密度を有する複数のアルンド(Arundo)草植物を提供することとを含む。いくつかの実施形態では、(a)において、提供することは、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを土壌に植え付けることを含む。いくつかの実施形態では、(a)において、提供することは、第1の植え付けユニット及び第2の植え付けユニットを、別々に及び互いに約2メートル以下の距離をあけて提供する(例えば、植え付ける)ことを含む。いくつかの実施形態では、(a)において、提供することは、第1の植え付けユニット及び第2の植え付けユニットを、別々に及び互いに約1メートル以下の距離をあけて提供する(例えば、植え付ける)ことを含む。いくつかの実施形態では、(a)において、提供することは、第1の植え付けユニット及び第2の植え付けユニットを、別々に及び互いに約0.5~約2メートルの距離をあけて提供する(例えば、植え付ける)ことを含む。いくつかの実施形態では、(a)において、提供することは、複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを少なくとも約50ミリメートル(mm)の深さで植え付けることを含む。いくつかの実施形態では、(b)において、供することは、最大で約300日の期間にわたって複数のアルンド(Arundo)草植え付けユニットを栽培することを含む。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植物は、それぞれ独立して、高さが約4.5メートル(m)~約12mである。
【0008】
[0008] いくつかの実施形態では、(a)において、土壌は、培養土である。いくつかの実施形態では、土壌は、泥炭を本質的に含まない。いくつかの実施形態では、土壌は、泥炭を含む。いくつかの実施形態では、土壌は、例えば、土壌水分計によって決定される、体積で約10%~約80%の土壌水分レベルを有する。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)は、アルンド・コリナ(Arundo collina)、アルンド・ドナシフォルミス(Arundo donaciformis)、ダンチク(Arundo donax)、ヒナヨシ(Arundo formosana)、アルンド・ミクランサ(Arundo micrantha)(例えば、アルンド・ミクランサ・ラム(Arundo micrantha Lam))及びアルンド・プリニイ(Arundo plinii)から選択される。いくつかの実施形態では、複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%の植え付けユニットは、アルンド(Arundo)草の高収量表現型に由来する。いくつかの実施形態では、複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%の植え付けユニットは、アルンド(Arundo)草の耐乾性表現型に由来する。いくつかの実施形態では、複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%の植え付けユニットは、アルンド(Arundo)草の耐寒性表現型に由来する。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草の耐寒性表現型は、氷点下で生存する根茎を含む。いくつかの実施形態では、複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%の植え付けユニットは、アルンド(Arundo)草の耐塩性表現型に由来する。いくつかの実施形態では、複数の植え付けユニットの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%又は95%の植え付けユニットは、アルンド(Arundo)草の低栄養要求性表現型に由来する。
【0009】
[0009] いくつかの実施形態では、方法は、(b)の後、(c)複数のアルンド(Arundo)草植物を収穫して、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草を提供することをさらに含む。いくつかの実施形態では、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、茎を含む。いくつかの実施形態では、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、葉を含む。いくつかの実施形態では、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、茎及び葉を含む。いくつかの実施形態では、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、それぞれ独立して高さが約0.5~約12mである茎を含む。いくつかの実施形態では、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、少なくとも約21%の水分含有量を有する。いくつかの実施形態では、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、重量で約1.5%~約45%の糖含有量を含む。いくつかの実施形態では、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、重量で約25%~約33%のセルロース含有量を含む。いくつかの実施形態では、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、重量で約25%~約38%のヘミセルロース含有量を含む。いくつかの実施形態では、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、重量で約17%~約20%のリグニン含有量を含む。いくつかの実施形態では、複数の収穫されたアルンド(Arundo)草は、新月中に収穫することなどにより、植物が休眠/休止に入る前に収穫される。
【0010】
[0010] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草の茎の年間収穫量は、1ヘクタールあたり少なくとも約10絶乾メトリックトン(例えば、1ヘクタールあたり少なくとも10、20、30又は40メトリックトン)である。
【0011】
[0011] いくつかの実施形態では、方法は、土壌のバイオレメディエーションに使用される。いくつかの実施形態では、バイオレメディエーションは、土壌中の1種以上の元素の含有量を、アルンド(Arundo)の茎から生産された繊維において測定される、栽培されたアルンド(Arundo)1グラムあたり少なくとも0.1(例えば、少なくとも0.1、0.5、1、100、1000又は10,000)μgの元素だけ低減するために使用される。いくつかの実施形態では、1種以上の元素は、アルミニウム、アンチモン、ヒ素、バリウム、ベリリウム、ホウ素、カドミウム、クロム、コバルト、銅、鉄、鉛、リチウム、マグネシウム、水銀、モリブデン、ニッケル、リン、カリウム、セレン、ケイ素、銀、ストロンチウム、硫黄、タリウム、スズ、チタン、バナジウム及び亜鉛の群から選択される。いくつかの実施形態では、土壌中の少なくとも5種以上の元素の含有量は、低減される。いくつかの実施形態では、土壌は、1種以上の毒素で汚染されており、及び1回以上のアルンド(Arundo)植え付け後、食品に使用するのに安全な状態になる。いくつかの実施形態では、土壌は、複数のアルンド(Arundo)草植物の栽培前に、食用作物の持続的な成長に適していない。いくつかの実施形態では、方法は、所定の目標土壌組成が得られるまで、アルンド(Arundo)草植物を土壌に繰り返し植え付け、及び収穫することをさらに含む。
【0012】
[0012] 別の態様では、アルンド(Arundo)草を処理する方法が本明細書に記載され、この方法は、(a)重量で最大30%、20%、10%又は5%の葉を含む複数のアルンド(Arundo)草を提供すること(任意選択により、複数のアルンド(Arundo)草は、実質的に葉を有しない)と、(b)複数のアルンド(Arundo)草を処理して、複数のチップを提供することであって、複数のチップのうちのチップは、重量で約8%以下の灰分含有量を有する、提供することとを含む。
【0013】
[0013] 別の態様では、アルンド(Arundo)ベース材料を調製する方法が本明細書に記載され、この方法は、(a)重量で最大30%、20%、10%又は5%の葉を含む複数のアルンド(Arundo)草を提供すること(任意選択により、複数のアルンド(Arundo)草は、実質的に葉を有しない)と、(b)複数のアルンド(Arundo)草を処理して、複数のアルンド(Arundo)草チップを提供することと、(c)複数のアルンド(Arundo)草チップを処理して、ペレット、雑草防除マット、吸収性ペレット、燃焼ペレット、床材、構造梁、繊維板、複合材中の繊維強化材、パーティクルボード、バイオプラスチック、難燃剤、動物飼料、バイオ炭、骨材、パルプ、紙製品(例えば、包装材、トイレットペーパー、ペーパータオル、ティッシュ又はそれらの組み合わせ)、布地、織物、バイオ燃料材料、生化学材料、木材代替材料、竹代替材料、トウモロコシ代替材料、配向性ストランドボード(OSB)、バイオプラスチック、絶縁材料及び強化材料からなる群から選択される材料を提供することとを含む。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草は、約500、400、300、200、150、100、50、40、30、20又は10ミリメートル(mm)以下の長さを有する茎を含む。
【0014】
[0014] いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草は、約150ミリメートル(mm)~約10mmの長さを有する茎を含む。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草は、約50ミリメートル(mm)~約10mmの長さを有する茎を含む。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草チップは、約150、100、50、40、30、20又は10ミリメートル(mm)以下の長さをそれぞれ有する。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草チップは、約150ミリメートル(mm)~約10mmの長さをそれぞれ有する。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草チップは、約50ミリメートル(mm)~約10mmの長さをそれぞれ有する。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草は、バイオマス水分計によって決定される、体積又は重量で約5%~約65%の水分レベルによって特徴付けられる茎を含む。いくつかの実施形態では、方法は、複数のアルンド(Arundo)草チップを例えば塩酸(HCl)などの酸で洗浄することをさらに含む。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草の茎は、エテホンなどの枯葉剤を使用して、サトウキビ収穫機などを使用して機械的に又は手作業で実質的に葉を除去されている。いくつかの実施形態では、方法は、切断前にアルンド(Arundo)草の茎を配向させることをさらに含む。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草の茎を直径によって選別することをさらに含む。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草の茎は、直径によって選別されている。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草チップを乾燥させることをさらに含む。
【0015】
[0015] 本明細書に記載の別の態様は、重量で少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%又は90%のアルンド(Arundo)繊維を含む組成物であって、(i)アルンド(Arundo)繊維は、重量で約0.05~0.15%以下の1つ以上の塩素含有量を含むこと、(ii)アルンド(Arundo)繊維は、重量で約5%~約32%の糖含有量を含むこと、(iii)アルンド(Arundo)繊維は、重量で約25%~約49%のセルロース含有量を含むこと、(iv)アルンド(Arundo)繊維は、重量で約9%~約28%のヘミセルロース含有量を含むこと、及び(v)アルンド(Arundo)繊維は、重量で約15%~約22%のリグニン含有量を含むこと、(vi)アルンド(Arundo)繊維は、米国材料試験協会(ASTM)標準方法によって決定される約5ギガパスカル(GPa)~約30GPaのヤング率を有すること、(vii)アルンド(Arundo)繊維は、米国材料試験協会(ASTM)標準方法によって決定される約0.8メガパスカル(MPa)~約12MPaのせん断弾性率を有することの少なくとも1つによって特徴付けられる組成物である。
【0016】
[0016] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)の少なくとも2つによって特徴付けられる。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)の少なくとも3つによって特徴付けられる。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)の少なくとも4つによって特徴付けられる。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)の少なくとも5つによって特徴付けられる。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)の少なくとも6つによって特徴付けられる。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)繊維は、(i)~(vii)によって特徴付けられる。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)繊維は、(例えば、乾燥又は湿潤)重量で約8%以下の灰分含有量を含む。
【0017】
[0017] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)繊維は、重量で約300mg/kg以下のナトリウム含有量を含む。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)繊維が重量で約15,500mg/kg以下のカリウム含有量を含む、請求項81~89のいずれか一項に記載の組成物である。いくつかの実施形態では、組成物は、雑草防除マットである。いくつかの実施形態では、組成物は、吸収性ペレットである。いくつかの実施形態では、組成物は、燃焼ペレットである。いくつかの実施形態では、組成物は、床材である。いくつかの実施形態では、組成物は、構造梁である。いくつかの実施形態では、組成物は、繊維板である。いくつかの実施形態では、組成物は、複合材中の繊維強化材である。いくつかの実施形態では、組成物は、配向性ストランドボード(OSB)である。いくつかの実施形態では、組成物は、バイオプラスチックである。いくつかの実施形態では、組成物は、絶縁材料である。いくつかの実施形態では、組成物は、パーティクルボードである。いくつかの実施形態では、組成物は、バイオプラスチックである。いくつかの実施形態では、組成物は、難燃剤である。いくつかの実施形態では、組成物は、動物飼料である。いくつかの実施形態では、組成物は、バイオ炭である。いくつかの実施形態では、組成物は、骨材である。いくつかの実施形態では、組成物は、パルプである。いくつかの実施形態では、組成物は、紙製品(例えば、包装材、トイレットペーパー、ペーパータオル、ティッシュ又はそれらの組み合わせ)である。いくつかの実施形態では、組成物は、布地である。
【0018】
[0018] いくつかの実施形態では、組成物は、織物である。いくつかの実施形態では、組成物は、バイオ燃料材料である。いくつかの実施形態では、組成物は、生化学材料である。いくつかの実施形態では、組成物は、木材代替材料である。いくつかの実施形態では、組成物は、竹代替材料である。いくつかの実施形態では、組成物は、トウモロコシ代替材料である。いくつかの実施形態では、組成物は、強化材料である。
【0019】
[0019] 本明細書に記載の別の態様は、アルンド(Arundo)草植物から得られた材料を含む配向性ストランドボードである。いくつかの実施形態では、配向性ストランドボードは、ランダム配向、直交配向又は平行配向されたアルンド(Arundo)草植物のストランドを含む。いくつかの実施形態では、配向性ストランドボードは、結合剤を含み、配向性ストランドは、結合剤によって一緒に結合される。
【0020】
[0020] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物ストランドは、配向性ストランドボードの全組成の少なくとも10%である。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物ストランドは、配向性ストランドボードの全組成の少なくとも30%である。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物ストランドは、配向性ストランドボードの全組成の少なくとも50%である。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物ストランドは、配向性ストランドボードの全組成の少なくとも80%である。いくつかの実施形態では、結合剤は、配向性ストランドボードの全組成の約10%以下である。
【0021】
[0021] いくつかの実施形態では、ストランドは、ランダム配向されている。いくつかの実施形態では、ストランドは、直交配向されている。いくつかの実施形態では、ストランドは、平行配向されている。いくつかの実施形態では、ストランドは、隣接するストランドの互いに対する所定の周期的な回転に従って配向される。いくつかの実施形態では、結合剤は、ポリマー4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートである。
【0022】
[0022] 本明細書に記載の別の態様は、アルンド(Arundo)草植物からの材料を含むパーティクルボードである。いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、複数の粒子を含む。いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、結合剤を含み、結合剤は、複数の粒子のうちの隣接する粒子を一緒に結合してパーティクルボードを形成する。いくつかの実施形態では、粒子は、少なくとも10%のアルンド(Arundo)草植物粒子を含む。
【0023】
[0023] いくつかの実施形態では、パーティクルボードの平均内部結合強度は、ASTM D1037-2012によってコア破損について試験される場合、少なくとも50psiである。いくつかの実施形態では、パーティクルボードの平均内部結合強度は、ASTM D1037-2012によってコア破損について試験される場合、少なくとも80psiである。いくつかの実施形態では、パーティクルボードの平均内部結合強度は、ASTM D1037-2012によってコア破損について試験される場合、少なくとも100psiである。いくつかの実施形態では、パーティクルボードの水分含有量は、ASTM D1037-2012によって試験される場合、24時間後に約50%未満の水分吸着である。
【0024】
[0024] いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、約200,000~400,000psiの平均弾性係数を有する。いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、少なくとも約1000psiの平均破壊係数を有する。いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、約1000~2000psiの平均破壊係数を有する。いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、少なくとも約0.001%の、破断点における平均ひずみを有する。いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、約0.001~0.01%の、破断点における平均ひずみを有する。
【0025】
[0025] いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、少なくとも60psiの平均内部結合強度を有する。いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、少なくとも20lb/ft2の平均密度を有する。いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、約20~100lb/ft2の平均密度を有する。いくつかの実施形態では、パーティクルボードは、約45lb/ft2の平均密度を有する。いくつかの実施形態では、結合剤は、ポリマー4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートである。
【0026】
[0026] 本開示のさらなる態様及び利点は、本開示の例示的な実施形態のみが示され、記載される以下の詳細な説明から当業者に容易に明らかになるであろう。理解されるように、本開示は、他の異なる実施形態が可能であり、そのいくつかの詳細は、全て本開示から逸脱することなく、様々な明らかな点で修正可能である。したがって、図面及び記載は、本質的に例示的なものであり、限定的なものではないとみなされる。
【0027】
参照による組み込み
[0027] 本明細書で言及される全ての刊行物、特許及び特許出願は、個々の刊行物、特許又は特許出願が参照により組み込まれることが具体的及び個別に示されているのと同じ程度に、参照により本明細書に組み込まれる。参照により組み込まれた刊行物及び特許又は特許出願が、本明細書に包含される開示と矛盾する場合、本明細書は、そのような矛盾する資料に取って代わり、及び/又は優先するものとする。
【0028】
図面の簡単な説明
[0028] 本発明の新規な特徴は、添付の特許請求の範囲に詳細に記載される。本発明の特徴及び利点のよりよい理解は、本発明の原理が利用される例示的な実施形態を示す以下の詳細な説明及び添付の図面(本明細書では「図(Figure)」及び「図(FIG.)」ともいう)を参照することによって得られる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【
図1】[0029]本明細書に記載の方法を使用して生産された例示的なダンチク(Arundo donax)の芽構造を示す。
【
図2】[0030]本明細書に記載の方法に従って生産された、複数の芽構造を有する例示的なダンチク(Arundo donax)植え付けユニットを示す。
【
図3】[0031]本明細書に記載の方法に従って生産された様々なサイズの例示的なダンチク(Arundo donax)植え付けユニットを示す。
【
図4】[0032]本明細書に記載の方法に従って生産されたダンチク(Arundo donax)の耐寒性表現型の例を示す。例に見られるように、この表現型は、雪に覆われても生存する。
【
図5】[0033]ダンチク(Arundo donax)で作製され、本明細書に記載の方法に従って生産されたペレットの例を示す。
【
図6a】[0034]本明細書に記載の方法によってダンチク(Arundo donax)で作製された中密度繊維板の例を示す。
【
図6b】[0034]本明細書に記載の方法によってダンチク(Arundo donax)で作製されたパーティクルボードの例を示す。
【
図7】[0035]本明細書に記載の方法によってダンチク(Arundo donax)から作製された紙生産用パルプの例を示す。
【
図8】[0036]本明細書に記載の方法によってダンチク(Arundo donax)から作製された紙サンプルの例を示す。
【
図9】[0037]ダンチク(Arundo donax)から作製された配向性ストランドボードの例を示す。
【
図10a】[0038]様々な組成の木材及び麻及び農業廃棄物の配向性ストランドボード(OSB)と比較した、例示的なダンチク(Arundo donax)(図では「Xano繊維」として識別)OSBの曲げ強度を示す。
【
図10b】[0038]ダンチク(Arundo donax)で作製されたOSBの曲げ試験結果を示す。
【
図11a】[0039]チップ化されたダンチク(Arundo donax)を示す。
【
図11b】[0039]ダンチク(Arundo donax)チップの長さのバリエーションを示す。
【
図12】[0040]本明細書に記載の方法によって生産された、葉を有しないダンチク(Arundo donax)の茎の例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0030】
詳細な説明
[0041] 本発明の様々な実施形態が本明細書に示され、記載されるが、そのような実施形態が例としてのみ提供されることは、当業者に明らかであろう。当業者であれば、本発明から逸脱することなく、多くの変形形態、変更形態及び代替形態を想到し得る。本明細書に記載した本発明の実施形態の様々な代替形態が採用され得ることを理解されたい。
【0031】
[0042] 2つ以上の一連の数値の最初の数値の前(又は最後の数値の後)に「少なくとも」、「より大きい」又は「以上」という用語が付いている場合には常に、その数値の系列の各数値に「少なくとも」、「より大きい」又は「以上」という用語が適用される。例えば、1、2又は3以上は、1以上、2以上又は3以上と均等である。
【0032】
[0043] 2つ以上の一連の数値の最初の数値の前(又は最後の数値の後)に「~を超えない」、「未満」又は「以下」という用語が付いている場合、その数値の系列の各数値に「以下」、「未満」又は「以下」という用語が適用される。例えば、3、2又は1以下は、3以下、2以下又は1以下と均等である。
【0033】
[0044] 本明細書の特定の発明実施形態は、数値範囲を企図したものである。範囲が存在する場合、範囲は、範囲の端点を含む。さらに、範囲内の全ての部分範囲及び値は、明示的に記述されたかのように存在する。「約」又は「およそ」という用語は、特定の値について許容される誤差範囲内であることを意味し得、これは、例えば、測定システムの制限など、値が測定又は決定される方法に部分的に依存する。例えば、「約」は、当技術分野における慣例に従って1標準偏差以内又は1標準偏差超を意味し得る。代わりに、「約」は、所与の値の最大20%、最大10%、最大5%又は最大1%の範囲を意味し得る。本出願及び請求項に特定の値が記載される場合、別段の記載がない限り、「約」という用語は、特定の値に対して許容される誤差範囲内を意味するものと想定される。
【0034】
[0045] 本明細書で使用される「刊行物」には、ASTM番号(ASTM E1876-22、ASTM D570又はASTM D1037-2012)で識別される米国材料試験協会(ASTM)による刊行物が含まれるものとし、これらは、それぞれ参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0035】
[0046] 本明細書で使用される「植物ホルモン」という用語は、天然又は合成ホルモンを含むことを意図し、一般的に植物の成長及び発育を促進、阻害又は改変する天然(内因性)物質を指す。「植物ホルモン」及び「フィトホルモン」という用語は、本明細書で互換的に使用される。
【0036】
[0047] 本明細書で使用される「植物成長調整剤」という用語は、一般に、植物の成長及び発育を促進、阻害又は改変する合成物質を指す。
【0037】
[0048] 本明細書で使用される「オーキシン」という用語は、一般に、植物の成長及び発育、特に植物細胞の伸長を促進、阻害又は改変する天然又は合成物質を指す。当業者であれば、本明細書で使用される「植物ホルモン及び(植物)成長調節剤」又は「植物ホルモン又は(植物)成長調節剤」という用語は、オーキシンを包含するのに十分に広義であることを理解するであろう。
【0038】
[0049] 本明細書で使用される「溶液」という用語は、一般に、懸濁物質を伴う又は伴わない液体を指す。懸濁物質を伴う「溶液」の非限定的な例は、懸濁液(コロイド懸濁液、細胞懸濁液など)、エマルジョンなどを含み得る。
【0039】
[0050] 本明細書で使用される「チップ」という用語は、限定されないが、切断、細断、粉砕、製粉、破砕又は微粉化などの処理ステップにより、最初に収穫された植物よりも小さくされた、収穫されたアルンド(Arundo)植物の任意の部分を指し得る。チップの例は、粉末、ダスト、ストランド、ペレット、フレーク、微粉などを含み得るが、これらに限定されない。チップは、サイズ、体積、アスペクト比の分布を有し得、均一なサイズ、体積、アスペクト比であり得る。
【0040】
アルンド(Arundo)植物の外植片
本明細書に記載のいくつかの実施形態は、例えば、
図1に見られるように、アルンド(Arundo)植物の外植片に関する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載のアルンド(Arundo)植物の外植片は、頂端分裂組織、子葉、若葉、胚軸、胚珠、茎、成熟葉、花、花柄、根、球根、発芽種子、根茎及び形成層分裂組織細胞(CMC)からなる群から選択される1つ以上のメンバーを含み得る。いくつかの実施形態では、本明細書に記載のアルンド(Arundo)植物の外植片は、CMCを含み得る。いくつかの実施形態では、本明細書に記載のアルンド(Arundo)植物の外植片は、形成層分裂組織細胞(CMC)と、頂端分裂組織、子葉、若葉、胚軸、胚珠、茎、成熟葉、花、花柄、根、球根、根茎及び発芽種子から選択される1つ以上のメンバーとを含み得る。アルンド(Arundo)植物の外植片は、生アルンド(Arundo)植物から採取されたサンプルなど、生アルンド(Arundo)植物のサンプルであり得る。アルンド(Arundo)植物の外植片が生植物から採取されたサンプルであるいくつかの場合、サンプルを採取する前にアルンド(Arundo)植物の表面を殺菌することができる。場合により、切除後に外植片を滅菌することができる。アルンド(Arundo)植物の外植片は、アルンド(Arundo)外植片を保存、維持又は培養するための培地中に置くことができる。場合により、培地は、滅菌培地であり得る。いくつかの実施形態では、培地は、固形培地、半固形培地、ゲル培地又は液体培地であり得る。
【0041】
方法
[0051] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物の成長又は生産の方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、水耕栽培によって生産され得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、種子から生産され得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、茎の繁殖によって生産され得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、節の繁殖によって生産され得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、栄養繁殖によって生産され得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、根茎の繁殖によって生産され得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、稈節の繁殖によって生産され得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、クローン化によって生産され得る。
【0042】
[0052] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、アルンド・コリナ(Arundo collina)であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、ダンチク(Arundo donax)であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、ヒナヨシ(Arundo formosana)であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、アルンド・メディテラネア(Arundo mediterranea)であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、アルンド・ミクランサ(Arundo micrantha)であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、アルンド・ミクランサ・ラム(Arundo micrantha Lam)であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、アルンド・プリニイ(Arundo plinii)であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、アルンド・コリナ(Arundo collina)であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、ヨシ(Arundo phragmites)であり得る。
【0043】
水耕栽培
[0053] 本明細書で提供される一態様では、水耕栽培物は、アルンド(Arundo)草植物の根茎、節又は茎を含み得る水耕クローンユニットの増殖によって生産され得る。例えば、
図2は、複数の芽構造を有するダンチク(Arundo donax)植え付けユニットを示し、
図3は、様々なサイズのダンチク(Arundo donax)植え付けユニットを示す。水耕クローンユニットは、1つ以上の栽培光、1つ以上の周囲温度及び根茎、節又は茎に液体源を提供する1つ以上の灌漑システムを含む栽培条件に供され得る。栽培光、灌漑システム及び周囲温度は、一定又は可変の成長条件を維持するために、それぞれ独立して制御され得る。成長条件は、栽培光、温度制御又は灌漑システムを動作させるための成長パラメーターの1つ以上の個別の組み合わせを含み得る。
【0044】
[0054] 液体源は、水を含み得る。液体源は、1種以上の栄養素源を含み得る。1種以上の栄養素は、窒素、リン、カリウム、カルシウム源、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、ホウ素、モリブデン及び/又はマンガンの1種以上の元素の供給源を含み得る。1種以上の栄養素は、炭素源(例えば、炭水化物、元素状炭素又は炭素塩)を含み得る。1種以上の栄養素は、植物及び/又は細胞の成長培地を含み得る。1種以上の栄養素は、水耕クローンユニットの増殖を促進し得る。栽培光は、太陽光を含み得る。栽培光は、市販の広帯域光源又は紫外線光源を含み得る。灌漑システムは、1つ以上の再循環ポンプを含み得る。灌漑システムは、水耕植え付けユニットと同じ容器に静止液体を入れることを含み得る。灌漑システムは、水耕植え付けユニットを液体に浸漬するか又は部分的に浸漬することを含み得る。灌漑システムは、液体の温度をほぼ周囲温度に維持する温度制御を含み得る。
【0045】
[0055] 水耕クローンユニットは、根の定着期間に関する成長条件に供され得る。水耕クローンユニットは、成長条件に供された後、アルンド(Arundo)草植え付けユニットを生じ得る。植え付けユニットは、根構造又は芽構造を含み得る。植え付けユニットは、根構造及び芽構造の両方を含み得る。植え付けユニットは、将来の使用のために保管され得る。植え付けユニットは、約20年の寿命を有し得る。
【0046】
[0056] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、約30日間~約1,500日間の期間にわたって栽培される。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、約30日間~約60日間、約30日間~約90日間、約30日間~約180日間、約30日間~約300日間、約30日間~約400日間、約30日間~約500日間、約30日間~約600日間、約30日間~約700日間、約30日間~約1,000日間、約30日間~約1,200日間、約30日間~約1,500日間、約60日間~約90日間、約60日間~約180日間、約60日間~約300日間、約60日間~約400日間、約60日間~約500日間、約60日間~約600日間、約60日間~約700日間、約60日間~約1,000日間、約60日間~約1,200日間、約60日間~約1,500日間、約90日間~約180日間、約90日間~約300日間、約90日間~約400日間、約90日間~約500日間、約90日間~約600日間、約90日間~約700日間、約90日間~約1,000日間、約90日間~約1,200日間、約90日間~約1,500日間、約180日間~約300日間、約180日間~約400日間、約180日間~約500日間、約180日間~約600日間、約180日間~約700日間、約180日間~約1,000日間、約180日間~約1,200日間、約180日間~約1,500日間、約300日間~約400日間、約300日間~約500日間、約300日間~約600日間、約300日間~約700日間、約300日間~約1,000日間、約300日間~約1,200日間、約300日間~約1,500日間、約400日間~約500日間、約400日間~約600日間、約400日間~約700日間、約400日間~約1,000日間、約400日間~約1,200日間、約400日間~約1,500日間、約500日間~約600日間、約500日間~約700日間、約500日間~約1,000日間、約500日間~約1,200日間、約500日間~約1,500日間、約600日間~約700日間、約600日間~約1,000日間、約600日間~約1,200日間、約600日間~約1,500日間、約700日間~約1,000日間、約700日間~約1,200日間、約700日間~約1,500日間、約1,000日間~約1,200日間、約1,000日間~約1,500日間又は約1,200日間~約1,500日間の期間にわたって栽培される。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、約30日間、約60日間、約90日間、約180日間、約300日間、約400日間、約500日間、約600日間、約700日間、約1,000日間、約1,200日間又は約1,500日間の期間にわたって栽培される。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、少なくとも約30日間、約60日間、約90日間、約180日間、約300日間、約400日間、約500日間、約600日間、約700日間、約1,000日間又は約1,200日間の期間にわたって栽培される。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、最長約60日間、約90日間、約180日間、約300日間、約400日間、約500日間、約600日間、約700日間、約1,000日間、約1,200日間又は約1,500日間の期間にわたって栽培される。
【0047】
[0057] 水耕クローンユニットは、特に有利な表現型について選択することができる。いくつかの実施形態では、表現型は、高収量表現型であり得る。いくつかの実施形態では、表現型は、耐乾性表現型であり得る。いくつかの実施形態では、表現型は、耐塩性表現型であり得る。いくつかの実施形態では、表現型は、低栄養要求性表現型であり得る。いくつかの実施形態では、表現型は、耐寒性表現型であり得る。例えば、表現型は、
図4に示される耐寒性表現型であり得る。耐寒性表現型は、氷点下で生存し得る根茎を含み得る。
【0048】
[0058] いくつかの実施形態では、栽培光は、約50フートキャンドル~約2,000フートキャンドル以下の照度を有し得る。いくつかの実施形態では、栽培光は、約50フートキャンドル~約100フートキャンドル、約50フートキャンドル~約200フートキャンドル、約50フートキャンドル~約300フートキャンドル、約50フートキャンドル~約400フートキャンドル、約50フートキャンドル~約500フートキャンドル、約50フートキャンドル~約600フートキャンドル、約50フートキャンドル~約700フートキャンドル、約50フートキャンドル~約800フートキャンドル、約50フートキャンドル~約900フートキャンドル、約50フートキャンドル~約1,000フートキャンドル、約50フートキャンドル~約2,000フートキャンドル、約100フートキャンドル~約200フートキャンドル、約100フートキャンドル~約300フートキャンドル、約100フートキャンドル~約400フートキャンドル、約100フートキャンドル~約500フートキャンドル、約100フートキャンドル~約600フートキャンドル、約100フートキャンドル~約700フートキャンドル、約100フートキャンドル~約800フートキャンドル、約100フートキャンドル~約900フートキャンドル、約100フートキャンドル~約1,000フートキャンドル、約100フートキャンドル~約2,000フートキャンドル、約200フートキャンドル~約300フートキャンドル、約200フートキャンドル~約400フートキャンドル、約200フートキャンドル~約500フートキャンドル、約200フートキャンドル~約600フートキャンドル、約200フートキャンドル~約700フートキャンドル、約200フートキャンドル~約800フートキャンドル、約200フートキャンドル~約900フートキャンドル、約200フートキャンドル~約1,000フートキャンドル、約200フートキャンドル~約2,000フートキャンドル、約300フートキャンドル~約400フートキャンドル、約300フートキャンドル~約500フートキャンドル、約300フートキャンドル~約600フートキャンドル、約300フートキャンドル~約700フートキャンドル、約300フートキャンドル~約800フートキャンドル、約300フートキャンドル~約900フートキャンドル、約300フートキャンドル~約1,000フートキャンドル、約300フートキャンドル~約2,000フートキャンドル、約400フートキャンドル~約500フートキャンドル、約400フートキャンドル~約600フートキャンドル、約400フートキャンドル~約700フートキャンドル、約400フートキャンドル~約800フートキャンドル、約400フートキャンドル~約900フートキャンドル、約400フートキャンドル~約1,000フートキャンドル、約400フートキャンドル~約2,000フートキャンドル、約500フートキャンドル~約600フートキャンドル、約500フートキャンドル~約700フートキャンドル、約500フートキャンドル~約800フートキャンドル、約500フートキャンドル~約900フートキャンドル、約500フートキャンドル~約1,000フートキャンドル、約500フートキャンドル~約2,000フートキャンドル、約600フートキャンドル~約700フートキャンドル、約600フートキャンドル~約800フートキャンドル、約600フートキャンドル~約900フートキャンドル、約600フートキャンドル~約1,000フートキャンドル、約600フートキャンドル~約2,000フートキャンドル、約700フートキャンドル~約800フートキャンドル、約700フートキャンドル~約900フートキャンドル、約700フートキャンドル~約1,000フートキャンドル、約700フートキャンドル~約2,000フートキャンドル、約800フートキャンドル~約900フートキャンドル、約800フートキャンドル~約1,000フートキャンドル、約800フートキャンドル~約2,000フートキャンドル、約900フートキャンドル~約1,000フートキャンドル、約900フートキャンドル~約2,000フートキャンドル又は約1,000フートキャンドル~約2,000フートキャンドル以下の照度を有し得る。いくつかの実施形態では、栽培光は、約50フートキャンドル、約100フートキャンドル、約200フートキャンドル、約300フートキャンドル、約400フートキャンドル、約500フートキャンドル、約600フートキャンドル、約700フートキャンドル、約800フートキャンドル、約900フートキャンドル、約1,000フートキャンドル又は約2,000フートキャンドル以下の照度を有し得る。いくつかの実施形態では、栽培光は、少なくとも約50フートキャンドル、約100フートキャンドル、約200フートキャンドル、約300フートキャンドル、約400フートキャンドル、約500フートキャンドル、約600フートキャンドル、約700フートキャンドル、約800フートキャンドル、約900フートキャンドル又は約1,000フートキャンドル以下の照度を有し得る。いくつかの実施形態では、栽培光は、最大で約100フートキャンドル、約200フートキャンドル、約300フートキャンドル、約400フートキャンドル、約500フートキャンドル、約600フートキャンドル、約700フートキャンドル、約800フートキャンドル、約900フートキャンドル、約1,000フートキャンドル又は約2,000フートキャンドル以下の照度を有し得る。
【0049】
[0059] いくつかの実施形態では、水耕栽培条件は、アルンド(Arundo)草クローンユニットを約45°F~約95°Fの温度に供することを含み得る。いくつかの実施形態では、水耕栽培条件は、アルンド(Arundo)草クローンユニットを約45°F~約50°F、約45°F~約55°F、約45°F~約60°F、約45°F~約65°F、約45°F~約68°F、約45°F~約70°F、約45°F~約75°F、約45°F~約80°F、約45°F~約85°F、約45°F~約90°F、約45°F~約95°F、約50°F~約55°F、約50°F~約60°F、約50°F~約65°F、約50°F~約68°F、約50°F~約70°F、約50°F~約75°F、約50°F~約80°F、約50°F~約85°F、約50°F~約90°F、約50°F~約95°F、約55°F~約60°F、約55°F~約65°F、約55°F~約68°F、約55°F~約70°F、約55°F~約75°F、約55°F~約80°F、約55°F~約85°F、約55°F~約90°F、約55°F~約95°F、約60°F~約65°F、約60°F~約68°F、約60°F~約70°F、約60°F~約75°F、約60°F~約80°F、約60°F~約85°F、約60°F~約90°F、約60°F~約95°F、約65°F~約68°F、約65°F~約70°F、約65°F~約75°F、約65°F~約80°F、約65°F~約85°F、約65°F~約90°F、約65°F~約95°F、約68°F~約70°F、約68°F~約75°F、約68°F~約80°F、約68°F~約85°F、約68°F~約90°F、約68°F~約95°F、約70°F~約75°F、約70°F~約80°F、約70°F~約85°F、約70°F~約90°F、約70°F~約95°F、約75°F~約80°F、約75°F~約85°F、約75°F~約90°F、約75°F~約95°F、約80°F~約85°F、約80°F~約90°F、約80°F~約95°F、約85°F~約90°F、約85°F~約95°F又は約90°F~約95°Fの温度に供することを含み得る。いくつかの実施形態では、水耕栽培条件は、アルンド(Arundo)草クローンユニットを約45°F、約50°F、約55°F、約60°F、約65°F、約68°F、約70°F、約75°F、約80°F、約85°F、約90°F又は約95°Fの温度に供することを含み得る。いくつかの実施形態では、水耕栽培条件は、アルンド(Arundo)草クローンユニットを少なくとも約45°F、約50°F、約55°F、約60°F、約65°F、約68°F、約70°F、約75°F、約80°F、約85°F又は約90°Fの温度に供することを含み得る。いくつかの実施形態では、水耕栽培条件は、アルンド(Arundo)草クローンユニットを最大で約50°F、約55°F、約60°F、約65°F、約68°F、約70°F、約75°F、約80°F、約85°F、約90°F又は約95°Fの温度に供することを含み得る。
【0050】
[0060] いくつかの実施形態では、根の定着期間は、約1日~約30日であり得る。いくつかの実施形態では、根の定着期間は、約1日~約2日、約1日~約3日、約1日~約4日、約1日~約5日、約1日~約6日、約1日~約7日、約1日~約10日、約1日~約14日、約1日~約19日、約1日~約21日、約1日~約30日、約2日~約3日、約2日~約4日、約2日~約5日、約2日~約6日、約2日~約7日、約2日~約10日、約2日~約14日、約2日~約19日、約2日~約21日、約2日~約30日、約3日~約4日、約3日~約5日、約3日~約6日、約3日~約7日、約3日~約10日、約3日~約14日、約3日~約19日、約3日~約21日、約3日~約30日、約4日~約5日、約4日~約6日、約4日~約7日、約4日~約10日、約4日~約14日、約4日~約19日、約4日~約21日、約4日~約30日、約5日~約6日、約5日~約7日、約5日~約10日、約5日~約14日、約5日~約19日、約5日~約21日、約5日~約30日、約6日~約7日、約6日~約10日、約6日~約14日、約6日~約19日、約6日~約21日、約6日~約30日、約7日~約10日、約7日~約14日、約7日~約19日、約7日~約21日、約7日~約30日、約10日~約14日、約10日~約19日、約10日~約21日、約10日~約30日、約14日~約19日、約14日~約21日、約14日~約30日、約19日~約21日、約19日~約30日又は約21日~約30日であり得る。いくつかの実施形態では、根の定着期間は、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約10日、約14日、約19日、約21日又は約30日であり得る。いくつかの実施形態では、根の定着期間は、少なくとも約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約10日、約14日、約19日又は約21日であり得る。いくつかの実施形態では、根の定着期間は、最大で約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約10日、約14日、約19日、約21日又は約30日であり得る。
【0051】
[0061] いくつかの実施形態では、植え付けユニットの少なくとも約5%~約99%が滅菌され得る。いくつかの実施形態では、少なくとも約5%~約10%の植え付けユニットが滅菌され得、約5%~約20%の植え付けユニットが滅菌され得、約5%~約30%の植え付けユニットが滅菌され得、約5%~約40%の植え付けユニットが滅菌され得、約5%~約50%の植え付けユニットが滅菌され得、約5%~約60%の植え付けユニットが滅菌され得、約5%~約70%の植え付けユニットが滅菌され得、約5%~約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約5%~約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約5%~約95%の植え付けユニットが滅菌され得、約5%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%~約20%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%~約30%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%~約40%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%~約50%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%~約60%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%~約70%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%~約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%~約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%~約95%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%~約30%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%~約40%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%~約50%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%~約60%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%~約70%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%~約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%~約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%~約95%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%~約40%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%~約50%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%~約60%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%~約70%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%~約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%~約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%~約95%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得、約40%~約50%の植え付けユニットが滅菌され得、約40%~約60%の植え付けユニットが滅菌され得、約40%~約70%の植え付けユニットが滅菌され得、約40%~約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約40%~約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約40%~約95%の植え付けユニットが滅菌され得、約40%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得、約50%~約60%の植え付けユニットが滅菌され得、約50%~約70%の植え付けユニットが滅菌され得、約50%~約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約50%~約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約50%~約95%の植え付けユニットが滅菌され得、約50%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得、約60%~約70%の植え付けユニットが滅菌され得、約60%~約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約60%~約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約60%~約95%の植え付けユニットが滅菌され得、約60%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得、約70%~約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約70%~約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約70%~約95%の植え付けユニットが滅菌され得、約70%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得、約80%~約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約80%~約95%の植え付けユニットが滅菌され得、約80%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得、約90%~約95%の植え付けユニットが滅菌され得、約90%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得、又は約95%~約99%の植え付けユニットが滅菌され得る。いくつかの実施形態では、少なくとも約5%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%の植え付けユニットが滅菌され得、約40%の植え付けユニットが滅菌され得、約50%の植え付けユニットが滅菌され得、約60%の植え付けユニットが滅菌され得、約70%の植え付けユニットが滅菌され得、約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約95%の植え付けユニットが滅菌され得、又は約99%の植え付けユニットが滅菌され得る。いくつかの実施形態では、少なくとも少なくとも約5%の植え付けユニットが滅菌され得、約10%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%の植え付けユニットが滅菌され得、約40%の植え付けユニットが滅菌され得、約50%の植え付けユニットが滅菌され得、約60%の植え付けユニットが滅菌され得、約70%の植え付けユニットが滅菌され得、約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約90%の植え付けユニットが滅菌され得、又は約95%の植え付けユニットが滅菌され得る。いくつかの実施形態では、少なくとも最大で約10%の植え付けユニットが滅菌され得、約20%の植え付けユニットが滅菌され得、約30%の植え付けユニットが滅菌され得、約40%の植え付けユニットが滅菌され得、約50%の植え付けユニットが滅菌され得、約60%の植え付けユニットが滅菌され得、約70%の植え付けユニットが滅菌され得、約80%の植え付けユニットが滅菌され得、約90%の植え付けユニットが滅菌され得、約95%の植え付けユニットが滅菌され得、又は約99%の植え付けユニットが滅菌され得る。
【0052】
[0062] いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%~約100%の耐乾性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%~約20%の耐乾性表現型、少なくとも約10%~約30%の耐乾性表現型、少なくとも約10%~約40%の耐乾性表現型、少なくとも約10%~約50%の耐乾性表現型、少なくとも約10%~約60%の耐乾性表現型、少なくとも約10%~約70%の耐乾性表現型、少なくとも約10%~約80%の耐乾性表現型、少なくとも約10%~約90%の耐乾性表現型、少なくとも約10%~約95%の耐乾性表現型、少なくとも約10%~約100%の耐乾性表現型、少なくとも約20%~約30%の耐乾性表現型、少なくとも約20%~約40%の耐乾性表現型、少なくとも約20%~約50%の耐乾性表現型、少なくとも約20%~約60%の耐乾性表現型、少なくとも約20%~約70%の耐乾性表現型、少なくとも約20%~約80%の耐乾性表現型、少なくとも約20%~約90%の耐乾性表現型、少なくとも約20%~約95%の耐乾性表現型、少なくとも約20%~約100%の耐乾性表現型、少なくとも約30%~約40%の耐乾性表現型、少なくとも約30%~約50%の耐乾性表現型、少なくとも約30%~約60%の耐乾性表現型、少なくとも約30%~約70%の耐乾性表現型、少なくとも約30%~約80%の耐乾性表現型、少なくとも約30%~約90%の耐乾性表現型、少なくとも約30%~約95%の耐乾性表現型、少なくとも約30%~約100%の耐乾性表現型、少なくとも約40%~約50%の耐乾性表現型、少なくとも約40%~約60%の耐乾性表現型、少なくとも約40%~約70%の耐乾性表現型、少なくとも約40%~約80%の耐乾性表現型、少なくとも約40%~約90%の耐乾性表現型、少なくとも約40%~約95%の耐乾性表現型、少なくとも約40%~約100%の耐乾性表現型、少なくとも約50%~約60%の耐乾性表現型、少なくとも約50%~約70%の耐乾性表現型、少なくとも約50%~約80%の耐乾性表現型、少なくとも約50%~約90%の耐乾性表現型、少なくとも約50%~約95%の耐乾性表現型、少なくとも約50%~約100%の耐乾性表現型、少なくとも約60%~約70%の耐乾性表現型、少なくとも約60%~約80%の耐乾性表現型、少なくとも約60%~約90%の耐乾性表現型、少なくとも約60%~約95%の耐乾性表現型、少なくとも約60%~約100%の耐乾性表現型、少なくとも約70%~約80%の耐乾性表現型、少なくとも約70%~約90%の耐乾性表現型、少なくとも約70%~約95%の耐乾性表現型、少なくとも約70%~約100%の耐乾性表現型、少なくとも約80%~約90%の耐乾性表現型、少なくとも約80%~約95%の耐乾性表現型、少なくとも約80%~約100%の耐乾性表現型、少なくとも約90%~約95%の耐乾性表現型、少なくとも約90%~約100%の耐乾性表現型又は少なくとも約95%~約100%の耐乾性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%の耐乾性表現型、約20%の耐乾性表現型、約30%の耐乾性表現型、約40%の耐乾性表現型、約50%の耐乾性表現型、約60%の耐乾性表現型、約70%の耐乾性表現型、約80%の耐乾性表現型、約90%の耐乾性表現型、約95%の耐乾性表現型又は約100%の耐乾性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも少なくとも約10%の耐乾性表現型、約20%の耐乾性表現型、約30%の耐乾性表現型、約40%の耐乾性表現型、約50%の耐乾性表現型、約60%の耐乾性表現型、約70%の耐乾性表現型、約80%の耐乾性表現型、約90%の耐乾性表現型又は約95%の耐乾性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも最大で約20%の耐乾性表現型、約30%の耐乾性表現型、約40%の耐乾性表現型、約50%の耐乾性表現型、約60%の耐乾性表現型、約70%の耐乾性表現型、約80%の耐乾性表現型、約90%の耐乾性表現型、約95%の耐乾性表現型又は約100%の耐乾性表現型を含み得る。
【0053】
[0063] いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%~約100%の高収量表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%~約20%の高収量表現型、少なくとも約10%~約30%の高収量表現型、少なくとも約10%~約40%の高収量表現型、少なくとも約10%~約50%の高収量表現型、少なくとも約10%~約60%の高収量表現型、少なくとも約10%~約70%の高収量表現型、少なくとも約10%~約80%の高収量表現型、少なくとも約10%~約90%の高収量表現型、少なくとも約10%~約95%の高収量表現型、少なくとも約10%~約100%の高収量表現型、少なくとも約20%~約30%の高収量表現型、少なくとも約20%~約40%の高収量表現型、少なくとも約20%~約50%の高収量表現型、少なくとも約20%~約60%の高収量表現型、少なくとも約20%~約70%の高収量表現型、少なくとも約20%~約80%の高収量表現型、少なくとも約20%~約90%の高収量表現型、少なくとも約20%~約95%の高収量表現型、少なくとも約20%~約100%の高収量表現型、少なくとも約30%~約40%の高収量表現型、少なくとも約30%~約50%の高収量表現型、少なくとも約30%~約60%の高収量表現型、少なくとも約30%~約70%の高収量表現型、少なくとも約30%~約80%の高収量表現型、少なくとも約30%~約90%の高収量表現型、少なくとも約30%~約95%の高収量表現型、少なくとも約30%~約100%の高収量表現型、少なくとも約40%~約50%の高収量表現型、少なくとも約40%~約60%の高収量表現型、少なくとも約40%~約70%の高収量表現型、少なくとも約40%~約80%の高収量表現型、少なくとも約40%~約90%の高収量表現型、少なくとも約40%~約95%の高収量表現型、少なくとも約40%~約100%の高収量表現型、少なくとも約50%~約60%の高収量表現型、少なくとも約50%~約70%の高収量表現型、少なくとも約50%~約80%の高収量表現型、少なくとも約50%~約90%の高収量表現型、少なくとも約50%~約95%の高収量表現型、少なくとも約50%~約100%の高収量表現型、少なくとも約60%~約70%の高収量表現型、少なくとも約60%~約80%の高収量表現型、少なくとも約60%~約90%の高収量表現型、少なくとも約60%~約95%の高収量表現型、少なくとも約60%~約100%の高収量表現型、少なくとも約70%~約80%の高収量表現型、少なくとも約70%~約90%の高収量表現型、少なくとも約70%~約95%の高収量表現型、少なくとも約70%~約100%の高収量表現型、少なくとも約80%~約90%の高収量表現型、少なくとも約80%~約95%の高収量表現型、少なくとも約80%~約100%の高収量表現型、少なくとも約90%~約95%の高収量表現型、少なくとも約90%~約100%の高収量表現型又は少なくとも約95%~約100%の高収量表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%の高収量表現型、約20%の高収量表現型、約30%の高収量表現型、約40%の高収量表現型、約50%の高収量表現型、約60%の高収量表現型、約70%の高収量表現型、約80%の高収量表現型、約90%の高収量表現型、約95%の高収量表現型又は約100%の高収量表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも少なくとも約10%の高収量表現型、約20%の高収量表現型、約30%の高収量表現型、約40%の高収量表現型、約50%の高収量表現型、約60%の高収量表現型、約70%の高収量表現型、約80%の高収量表現型、約90%の高収量表現型又は約95%の高収量表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも最大で約20%の高収量表現型、約30%の高収量表現型、約40%の高収量表現型、約50%の高収量表現型、約60%の高収量表現型、約70%の高収量表現型、約80%の高収量表現型、約90%の高収量表現型、約95%の高収量表現型又は約100%の高収量表現型を含み得る。
【0054】
[0064] いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%~約100%の耐塩性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%~約20%の耐塩性表現型、少なくとも約10%~約30%の耐塩性表現型、少なくとも約10%~約40%の耐塩性表現型、少なくとも約10%~約50%の耐塩性表現型、少なくとも約10%~約60%の耐塩性表現型、少なくとも約10%~約70%の耐塩性表現型、少なくとも約10%~約80%の耐塩性表現型、少なくとも約10%~約90%の耐塩性表現型、少なくとも約10%~約95%の耐塩性表現型、少なくとも約10%~約100%の耐塩性表現型、少なくとも約20%~約30%の耐塩性表現型、少なくとも約20%~約40%の耐塩性表現型、少なくとも約20%~約50%の耐塩性表現型、少なくとも約20%~約60%の耐塩性表現型、少なくとも約20%~約70%の耐塩性表現型、少なくとも約20%~約80%の耐塩性表現型、少なくとも約20%~約90%の耐塩性表現型、少なくとも約20%~約95%の耐塩性表現型、少なくとも約20%~約100%の耐塩性表現型、少なくとも約30%~約40%の耐塩性表現型、少なくとも約30%~約50%の耐塩性表現型、少なくとも約30%~約60%の耐塩性表現型、少なくとも約30%~約70%の耐塩性表現型、少なくとも約30%~約80%の耐塩性表現型、少なくとも約30%~約90%の耐塩性表現型、少なくとも約30%~約95%の耐塩性表現型、少なくとも約30%~約100%の耐塩性表現型、少なくとも約40%~約50%の耐塩性表現型、少なくとも約40%~約60%の耐塩性表現型、少なくとも約40%~約70%の耐塩性表現型、少なくとも約40%~約80%の耐塩性表現型、少なくとも約40%~約90%の耐塩性表現型、少なくとも約40%~約95%の耐塩性表現型、少なくとも約40%~約100%の耐塩性表現型、少なくとも約50%~約60%の耐塩性表現型、少なくとも約50%~約70%の耐塩性表現型、少なくとも約50%~約80%の耐塩性表現型、少なくとも約50%~約90%の耐塩性表現型、少なくとも約50%~約95%の耐塩性表現型、少なくとも約50%~約100%の耐塩性表現型、少なくとも約60%~約70%の耐塩性表現型、少なくとも約60%~約80%の耐塩性表現型、少なくとも約60%~約90%の耐塩性表現型、少なくとも約60%~約95%の耐塩性表現型、少なくとも約60%~約100%の耐塩性表現型、少なくとも約70%~約80%の耐塩性表現型、少なくとも約70%~約90%の耐塩性表現型、少なくとも約70%~約95%の耐塩性表現型、少なくとも約70%~約100%の耐塩性表現型、少なくとも約80%~約90%の耐塩性表現型、少なくとも約80%~約95%の耐塩性表現型、少なくとも約80%~約100%の耐塩性表現型、少なくとも約90%~約95%の耐塩性表現型、少なくとも約90%~約100%の耐塩性表現型又は少なくとも約95%~約100%の耐塩性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%の耐塩性表現型、約20%の耐塩性表現型、約30%の耐塩性表現型、約40%の耐塩性表現型、約50%の耐塩性表現型、約60%の耐塩性表現型、約70%の耐塩性表現型、約80%の耐塩性表現型、約90%の耐塩性表現型、約95%の耐塩性表現型又は約100%の耐塩性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも少なくとも約10%の耐塩性表現型、約20%の耐塩性表現型、約30%の耐塩性表現型、約40%の耐塩性表現型、約50%の耐塩性表現型、約60%の耐塩性表現型、約70%の耐塩性表現型、約80%の耐塩性表現型、約90%の耐塩性表現型又は約95%の耐塩性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも最大で約20%の耐塩性表現型、約30%の耐塩性表現型、約40%の耐塩性表現型、約50%の耐塩性表現型、約60%の耐塩性表現型、約70%の耐塩性表現型、約80%の耐塩性表現型、約90%の耐塩性表現型、約95%の耐塩性表現型又は約100%の耐塩性表現型を含み得る。
【0055】
[0065] いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%~約100%の低栄養要求性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%~約20%の低栄養要求性表現型、少なくとも約10%~約30%の低栄養要求性表現型、少なくとも約10%~約40%の低栄養要求性表現型、少なくとも約10%~約50%の低栄養要求性表現型、少なくとも約10%~約60%の低栄養要求性表現型、少なくとも約10%~約70%の低栄養要求性表現型、少なくとも約10%~約80%の低栄養要求性表現型、少なくとも約10%~約90%の低栄養要求性表現型、少なくとも約10%~約95%の低栄養要求性表現型、少なくとも約10%~約100%の低栄養要求性表現型、少なくとも約20%~約30%の低栄養要求性表現型、少なくとも約20%~約40%の低栄養要求性表現型、少なくとも約20%~約50%の低栄養要求性表現型、少なくとも約20%~約60%の低栄養要求性表現型、少なくとも約20%~約70%の低栄養要求性表現型、少なくとも約20%~約80%の低栄養要求性表現型、少なくとも約20%~約90%の低栄養要求性表現型、少なくとも約20%~約95%の低栄養要求性表現型、少なくとも約20%~約100%の低栄養要求性表現型、少なくとも約30%~約40%の低栄養要求性表現型、少なくとも約30%~約50%の低栄養要求性表現型、少なくとも約30%~約60%の低栄養要求性表現型、少なくとも約30%~約70%の低栄養要求性表現型、少なくとも約30%~約80%の低栄養要求性表現型、少なくとも約30%~約90%の低栄養要求性表現型、少なくとも約30%~約95%の低栄養要求性表現型、少なくとも約30%~約100%の低栄養要求性表現型、少なくとも約40%~約50%の低栄養要求性表現型、少なくとも約40%~約60%の低栄養要求性表現型、少なくとも約40%~約70%の低栄養要求性表現型、少なくとも約40%~約80%の低栄養要求性表現型、少なくとも約40%~約90%の低栄養要求性表現型、少なくとも約40%~約95%の低栄養要求性表現型、少なくとも約40%~約100%の低栄養要求性表現型、少なくとも約50%~約60%の低栄養要求性表現型、少なくとも約50%~約70%の低栄養要求性表現型、少なくとも約50%~約80%の低栄養要求性表現型、少なくとも約50%~約90%の低栄養要求性表現型、少なくとも約50%~約95%の低栄養要求性表現型、少なくとも約50%~約100%の低栄養要求性表現型、少なくとも約60%~約70%の低栄養要求性表現型、少なくとも約60%~約80%の低栄養要求性表現型、少なくとも約60%~約90%の低栄養要求性表現型、少なくとも約60%~約95%の低栄養要求性表現型、少なくとも約60%~約100%の低栄養要求性表現型、少なくとも約70%~約80%の低栄養要求性表現型、少なくとも約70%~約90%の低栄養要求性表現型、少なくとも約70%~約95%の低栄養要求性表現型、少なくとも約70%~約100%の低栄養要求性表現型、少なくとも約80%~約90%の低栄養要求性表現型、少なくとも約80%~約95%の低栄養要求性表現型、少なくとも約80%~約100%の低栄養要求性表現型、少なくとも約90%~約95%の低栄養要求性表現型、少なくとも約90%~約100%の低栄養要求性表現型又は少なくとも約95%~約100%の低栄養要求性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約10%の低栄養要求性表現型、約20%の低栄養要求性表現型、約30%の低栄養要求性表現型、約40%の低栄養要求性表現型、約50%の低栄養要求性表現型、約60%の低栄養要求性表現型、約70%の低栄養要求性表現型、約80%の低栄養要求性表現型、約90%の低栄養要求性表現型、約95%の低栄養要求性表現型又は約100%の低栄養要求性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも少なくとも約10%の低栄養要求性表現型、約20%の低栄養要求性表現型、約30%の低栄養要求性表現型、約40%の低栄養要求性表現型、約50%の低栄養要求性表現型、約60%の低栄養要求性表現型、約70%の低栄養要求性表現型、約80%の低栄養要求性表現型、約90%の低栄養要求性表現型又は約95%の低栄養要求性表現型を含み得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも最大で約20%の低栄養要求性表現型、約30%の低栄養要求性表現型、約40%の低栄養要求性表現型、約50%の低栄養要求性表現型、約60%の低栄養要求性表現型、約70%の低栄養要求性表現型、約80%の低栄養要求性表現型、約90%の低栄養要求性表現型、約95%の低栄養要求性表現型又は約100%の低栄養要求性表現型を含み得る。
【0056】
[0066] いくつかの実施形態では、少なくとも約5%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得る。いくつかの実施形態では、少なくとも約5%~約10%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約5%~約20%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約5%~約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約5%~約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約5%~約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約5%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約5%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約5%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約5%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約5%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約5%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%~約20%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%~約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%~約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%~約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%~約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%~約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%~約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%~約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%~約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約40%~約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約40%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約40%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約40%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約40%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約40%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約40%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約50%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約50%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約50%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約50%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約50%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約50%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約60%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約60%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約60%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約60%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約60%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約70%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約70%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約70%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約70%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約80%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約80%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約80%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約90%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約90%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、又は約95%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得る。いくつかの実施形態では、少なくとも約5%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、又は約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得る。いくつかの実施形態では、少なくとも少なくとも約5%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約10%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、又は約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得る。いくつかの実施形態では、少なくとも最大で約10%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約20%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得、又は約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが根構造を含み得る。
【0057】
[0067] いくつかの実施形態では、少なくとも約5%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得る。いくつかの実施形態では、少なくとも約5%~約10%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約5%~約20%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約5%~約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約5%~約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約5%~約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約5%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約5%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約5%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約5%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約5%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約5%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%~約20%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%~約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%~約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%~約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%~約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%~約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%~約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%~約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%~約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約40%~約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約40%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約40%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約40%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約40%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約40%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約40%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約50%~約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約50%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約50%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約50%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約50%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約50%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約60%~約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約60%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約60%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約60%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約60%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約70%~約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約70%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約70%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約70%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約80%~約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約80%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約80%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約90%~約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約90%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、又は約95%~約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得る。いくつかの実施形態では、少なくとも約5%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、又は約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得る。いくつかの実施形態では、少なくとも少なくとも約5%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約10%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、又は約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得る。いくつかの実施形態では、少なくとも最大で約10%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約20%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約30%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約40%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約50%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約60%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約70%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約80%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約90%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、約95%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得、又は約99%のアルンド(Arundo)草植え付けユニットが芽構造を含み得る。
【0058】
[0068] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、それぞれ独立して、高さが約1cm~約50cmである。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、それぞれ独立して、高さが約1cm~約2cm、高さが約1cm~約3cm、高さが約1cm~約4cm、高さが約1cm~約5cm、高さが約1cm~約6cm、高さが約1cm~約7cm、高さが約1cm~約8cm、高さが約1cm~約9cm、高さが約1cm~約10cm、高さが約1cm~約30cm、高さが約1cm~約50cm、高さが約2cm~約3cm、高さが約2cm~約4cm、高さが約2cm~約5cm、高さが約2cm~約6cm、高さが約2cm~約7cm、高さが約2cm~約8cm、高さが約2cm~約9cm、高さが約2cm~約10cm、高さが約2cm~約30cm、高さが約2cm~約50cm、高さが約3cm~約4cm、高さが約3cm~約5cm、高さが約3cm~約6cm、高さが約3cm~約7cm、高さが約3cm~約8cm、高さが約3cm~約9cm、高さが約3cm~約10cm、高さが約3cm~約30cm、高さが約3cm~約50cm、高さが約4cm~約5cm、高さが約4cm~約6cm、高さが約4cm~約7cm、高さが約4cm~約8cm、高さが約4cm~約9cm、高さが約4cm~約10cm、高さが約4cm~約30cm、高さが約4cm~約50cm、高さが約5cm~約6cm、高さが約5cm~約7cm、高さが約5cm~約8cm、高さが約5cm~約9cm、高さが約5cm~約10cm、高さが約5cm~約30cm、高さが約5cm~約50cm、高さが約6cm~約7cm、高さが約6cm~約8cm、高さが約6cm~約9cm、高さが約6cm~約10cm、高さが約6cm~約30cm、高さが約6cm~約50cm、高さが約7cm~約8cm、高さが約7cm~約9cm、高さが約7cm~約10cm、高さが約7cm~約30cm、高さが約7cm~約50cm、高さが約8cm~約9cm、高さが約8cm~約10cm、高さが約8cm~約30cm、高さが約8cm~約50cm、高さが約9cm~約10cm、高さが約9cm~約30cm、高さが約9cm~約50cm、高さが約10cm~約30cm、高さが約10cm~約50cm又は高さが約30cm~約50cmである。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、それぞれ独立して、高さが約1cm、高さが約2cm、高さが約3cm、高さが約4cm、高さが約5cm、高さが約6cm、高さが約7cm、高さが約8cm、高さが約9cm、高さが約10cm、高さが約30cm又は高さが約50cmである。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、それぞれ独立して、少なくとも高さが約1cm、高さが約2cm、高さが約3cm、高さが約4cm、高さが約5cm、高さが約6cm、高さが約7cm、高さが約8cm、高さが約9cm、高さが約10cm又は高さが約30cmである。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、それぞれ独立して、最高で高さが約2cm、高さが約3cm、高さが約4cm、高さが約5cm、高さが約6cm、高さが約7cm、高さが約8cm、高さが約9cm、高さが約10cm、高さが約30cm又は高さが約50cmである。
【0059】
[0069] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、独立して、約1個~約30個の節を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、独立して、約1個~約2個の節、約1個~約3個の節、約1個~約4個の節、約1個~約5個の節、約1個~約6個の節、約1個~約7個の節、約1個~約8個の節、約1個~約9個の節、約1個~約10個の節、約1個~約15個の節、約1個~約30個の節、約2個~約3個の節、約2個~約4個の節、約2個~約5個の節、約2個~約6個の節、約2個~約7個の節、約2個~約8個の節、約2個~約9個の節、約2個~約10個の節、約2個~約15個の節、約2個~約30個の節、約3個~約4個の節、約3個~約5個の節、約3個~約6個の節、約3個~約7個の節、約3個~約8個の節、約3個~約9個の節、約3個~約10個の節、約3個~約15個の節、約3個~約30個の節、約4個~約5個の節、約4個~約6個の節、約4個~約7個の節、約4個~約8個の節、約4個~約9個の節、約4個~約10個の節、約4個~約15個の節、約4個~約30個の節、約5個~約6個の節、約5個~約7個の節、約5個~約8個の節、約5個~約9個の節、約5個~約10個の節、約5個~約15個の節、約5個~約30個の節、約6個~約7個の節、約6個~約8個の節、約6個~約9個の節、約6個~約10個の節、約6個~約15個の節、約6個~約30個の節、約7個~約8個の節、約7個~約9個の節、約7個~約10個の節、約7個~約15個の節、約7個~約30個の節、約8個~約9個の節、約8個~約10個の節、約8個~約15個の節、約8個~約30個の節、約9個~約10個の節、約9個~約15個の節、約9個~約30個の節、約10個~約15個の節、約10個~約30個の節又は約15個~約30個の節を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、独立して、約1個の節、約2個の節、約3個の節、約4個の節、約5個の節、約6個の節、約7個の節、約8個の節、約9個の節、約10個の節、約15個の節又は約30個の節を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、独立して、少なくとも約1個の節、約2個の節、約3個の節、約4個の節、約5個の節、約6個の節、約7個の節、約8個の節、約9個の節、約10個の節又は約15個の節を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、独立して、最大で約2個の節、約3個の節、約4個の節、約5個の節、約6個の節、約7個の節、約8個の節、約9個の節、約10個の節、約15個の節又は約30個の節を有し得る。
【0060】
[0070] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、それぞれ独立して、約1週齢~約32週齢であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、それぞれ独立して、約1週齢~約2週齢、約1週齢~約3週齢、約1週齢~約4週齢、約1週齢~約5週齢、約1週齢~約6週齢、約1週齢~約7週齢、約1週齢~約8週齢、約1週齢~約9週齢、約1週齢~約10週齢、約1週齢~約16週齢、約1週齢~約32週齢、約2週齢~約3週齢、約2週齢~約4週齢、約2週齢~約5週齢、約2週齢~約6週齢、約2週齢~約7週齢、約2週齢~約8週齢、約2週齢~約9週齢、約2週齢~約10週齢、約2週齢~約16週齢、約2週齢~約32週齢、約3週齢~約4週齢、約3週齢~約5週齢、約3週齢~約6週齢、約3週齢~約7週齢、約3週齢~約8週齢、約3週齢~約9週齢、約3週齢~約10週齢、約3週齢~約16週齢、約3週齢~約32週齢、約4週齢~約5週齢、約4週齢~約6週齢、約4週齢~約7週齢、約4週齢~約8週齢、約4週齢~約9週齢、約4週齢~約10週齢、約4週齢~約16週齢、約4週齢~約32週齢、約5週齢~約6週齢、約5週齢~約7週齢、約5週齢~約8週齢、約5週齢~約9週齢、約5週齢~約10週齢、約5週齢~約16週齢、約5週齢~約32週齢、約6週齢~約7週齢、約6週齢~約8週齢、約6週齢~約9週齢、約6週齢~約10週齢、約6週齢~約16週齢、約6週齢~約32週齢、約7週齢~約8週齢、約7週齢~約9週齢、約7週齢~約10週齢、約7週齢~約16週齢、約7週齢~約32週齢、約8週齢~約9週齢、約8週齢~約10週齢、約8週齢~約16週齢、約8週齢~約32週齢、約9週齢~約10週齢、約9週齢~約16週齢、約9週齢~約32週齢、約10週齢~約16週齢、約10週齢~約32週齢又は約16週齢~約32週齢であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、それぞれ独立して、約1週齢、約2週齢、約3週齢、約4週齢、約5週齢、約6週齢、約7週齢、約8週齢、約9週齢、約10週齢、約16週齢又は約32週齢であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、それぞれ独立して、少なくとも約1週齢、約2週齢、約3週齢、約4週齢、約5週齢、約6週齢、約7週齢、約8週齢、約9週齢、約10週齢又は約16週齢であり得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植え付けユニットは、それぞれ独立して、最大で約2週齢、約3週齢、約4週齢、約5週齢、約6週齢、約7週齢、約8週齢、約9週齢、約10週齢、約16週齢又は約32週齢であり得る。
【0061】
圃場生産
[0071] 特定の態様では、植え付けユニットからアルンド(Arundo)草バイオマスを生産する方法が本明細書に記載される。バイオマスの生産は、植え付けユニットを土壌と接触させることを含み得る。いくつかの実施形態では、接触させることは、手作業での植え付けであり得る。いくつかの実施形態では、接触させることは、機械的な植え付け方式によって達成され得る。
【0062】
[0072] いくつかの実施形態では、植え付けユニット間の距離は、約0.01m~約5m未満であり得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニット間の距離は、約0.01m~約0.05m、約0.01m~約0.1m、約0.01m~約0.5m、約0.01m~約1m、約0.01m~約1.5m、約0.01m~約2m、約0.01m~約2.5m、約0.01m~約3m、約0.01m~約3.5m、約0.01m~約4m、約0.01m~約5m、約0.05m~約0.1m、約0.05m~約0.5m、約0.05m~約1m、約0.05m~約1.5m、約0.05m~約2m、約0.05m~約2.5m、約0.05m~約3m、約0.05m~約3.5m、約0.05m~約4m、約0.05m~約5m、約0.1m~約0.5m、約0.1m~約1m、約0.1m~約1.5m、約0.1m~約2m、約0.1m~約2.5m、約0.1m~約3m、約0.1m~約3.5m、約0.1m~約4m、約0.1m~約5m、約0.5m~約1m、約0.5m~約1.5m、約0.5m~約2m、約0.5m~約2.5m、約0.5m~約3m、約0.5m~約3.5m、約0.5m~約4m、約0.5m~約5m、約1m~約1.5m、約1m~約2m、約1m~約2.5m、約1m~約3m、約1m~約3.5m、約1m~約4m、約1m~約5m、約1.5m~約2m、約1.5m~約2.5m、約1.5m~約3m、約1.5m~約3.5m、約1.5m~約4m、約1.5m~約5m、約2m~約2.5m、約2m~約3m、約2m~約3.5m、約2m~約4m、約2m~約5m、約2.5m~約3m、約2.5m~約3.5m、約2.5m~約4m、約2.5m~約5m、約3m~約3.5m、約3m~約4m、約3m~約5m、約3.5m~約4m、約3.5m~約5m又は約4m~約5m未満であり得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニット間の距離は、約0.01m、約0.05m、約0.1m、約0.5m、約1m、約1.5m、約2m、約2.5m、約3m、約3.5m、約4m又は約5m未満であり得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニット間の距離は、少なくとも約0.01m、約0.05m、約0.1m、約0.5m、約1m、約1.5m、約2m、約2.5m、約3m、約3.5m又は約4m未満であり得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニット間の距離は、最大で約0.05m、約0.1m、約0.5m、約1m、約1.5m、約2m、約2.5m、約3m、約3.5m、約4m又は約5m未満であり得る。
【0063】
[0073] いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約5mm~約300mmの深さで植え付けられ得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約5mm~約10mm、約5mm~約15mm、約5mm~約20mm、約5mm~約25mm、約5mm~約30mm、約5mm~約35mm、約5mm~約40mm、約5mm~約45mm、約5mm~約50mm、約5mm~約100mm、約5mm~約300mm、約10mm~約15mm、約10mm~約20mm、約10mm~約25mm、約10mm~約30mm、約10mm~約35mm、約10mm~約40mm、約10mm~約45mm、約10mm~約50mm、約10mm~約100mm、約10mm~約300mm、約15mm~約20mm、約15mm~約25mm、約15mm~約30mm、約15mm~約35mm、約15mm~約40mm、約15mm~約45mm、約15mm~約50mm、約15mm~約100mm、約15mm~約300mm、約20mm~約25mm、約20mm~約30mm、約20mm~約35mm、約20mm~約40mm、約20mm~約45mm、約20mm~約50mm、約20mm~約100mm、約20mm~約300mm、約25mm~約30mm、約25mm~約35mm、約25mm~約40mm、約25mm~約45mm、約25mm~約50mm、約25mm~約100mm、約25mm~約300mm、約30mm~約35mm、約30mm~約40mm、約30mm~約45mm、約30mm~約50mm、約30mm~約100mm、約30mm~約300mm、約35mm~約40mm、約35mm~約45mm、約35mm~約50mm、約35mm~約100mm、約35mm~約300mm、約40mm~約45mm、約40mm~約50mm、約40mm~約100mm、約40mm~約300mm、約45mm~約50mm、約45mm~約100mm、約45mm~約300mm、約50mm~約100mm、約50mm~約300mm又は約100mm~約300mmの深さで植え付けられ得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも約5mm、約10mm、約15mm、約20mm、約25mm、約30mm、約35mm、約40mm、約45mm、約50mm、約100mm又は約300mmの深さで植え付けられ得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも少なくとも約5mm、約10mm、約15mm、約20mm、約25mm、約30mm、約35mm、約40mm、約45mm、約50mm又は約100mmの深さで植え付けられ得る。いくつかの実施形態では、植え付けユニットは、少なくとも最大で約10mm、約15mm、約20mm、約25mm、約30mm、約35mm、約40mm、約45mm、約50mm、約100mm又は約300mmの深さで植え付けられ得る。
【0064】
[0074] いくつかの実施形態では、土壌は、約1%~約90%の水分レベルを有し得る。いくつかの実施形態では、土壌は、約1%~約5%、約1%~約10%、約1%~約20%、約1%~約30%、約1%~約40%、約1%~約50%、約1%~約60%、約1%~約70%、約1%~約80%、約1%~約85%、約1%~約90%、約5%~約10%、約5%~約20%、約5%~約30%、約5%~約40%、約5%~約50%、約5%~約60%、約5%~約70%、約5%~約80%、約5%~約85%、約5%~約90%、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約10%~約80%、約10%~約85%、約10%~約90%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約80%、約20%~約85%、約20%~約90%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約80%、約30%~約85%、約30%~約90%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約80%、約40%~約85%、約40%~約90%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約80%、約50%~約85%、約50%~約90%、約60%~約70%、約60%~約80%、約60%~約85%、約60%~約90%、約70%~約80%、約70%~約85%、約70%~約90%、約80%~約85%、約80%~約90%又は約85%~約90%の水分レベルを有し得る。いくつかの実施形態では、土壌は、約1%、約5%、約10%、約20%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約80%、約85%又は約90%の水分レベルを有し得る。いくつかの実施形態では、土壌は、少なくとも約1%、約5%、約10%、約20%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約80%又は約85%の水分レベルを有し得る。いくつかの実施形態では、土壌は、最大で約5%、約10%、約20%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約80%、約85%又は約90%の水分レベルを有し得る。
【0065】
[0075] いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植物は、表土中の密度が少なくとも約1U/m2~約20,000U/m2である。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植物は、表土中の密度が少なくとも約1U/m2~約300U/m2、約1U/m2~約500U/m2、約1U/m2~約700U/m2、約1U/m2~約900U/m2、約1U/m2~約1,000U/m2、約1U/m2~約3,000U/m2、約1U/m2~約5,000U/m2、約1U/m2~約7,000U/m2、約1U/m2~約9,000U/m2、約1U/m2~約10,000U/m2、約1U/m2~約20,000U/m2、約300U/m2~約500U/m2、約300U/m2~約700U/m2、約300U/m2~約900U/m2、約300U/m2~約1,000U/m2、約300U/m2~約3,000U/m2、約300U/m2~約5,000U/m2、約300U/m2~約7,000U/m2、約300U/m2~約9,000U/m2、約300U/m2~約10,000U/m2、約300U/m2~約20,000U/m2、約500U/m2~約700U/m2、約500U/m2~約900U/m2、約500U/m2~約1,000U/m2、約500U/m2~約3,000U/m2、約500U/m2~約5,000U/m2、約500U/m2~約7,000U/m2、約500U/m2~約9,000U/m2、約500U/m2~約10,000U/m2、約500U/m2~約20,000U/m2、約700U/m2~約900U/m2、約700U/m2~約1,000U/m2、約700U/m2~約3,000U/m2、約700U/m2~約5,000U/m2、約700U/m2~約7,000U/m2、約700U/m2~約9,000U/m2、約700U/m2~約10,000U/m2、約700U/m2~約20,000U/m2、約900U/m2~約1,000U/m2、約900U/m2~約3,000U/m2、約900U/m2~約5,000U/m2、約900U/m2~約7,000U/m2、約900U/m2~約9,000U/m2、約900U/m2~約10,000U/m2、約900U/m2~約20,000U/m2、約1,000U/m2~約3,000U/m2、約1,000U/m2~約5,000U/m2、約1,000U/m2~約7,000U/m2、約1,000U/m2~約9,000U/m2、約1,000U/m2~約10,000U/m2、約1,000U/m2~約20,000U/m2、約3,000U/m2~約5,000U/m2、約3,000U/m2~約7,000U/m2、約3,000U/m2~約9,000U/m2、約3,000U/m2~約10,000U/m2、約3,000U/m2~約20,000U/m2、約5,000U/m2~約7,000U/m2、約5,000U/m2~約9,000U/m2、約5,000U/m2~約10,000U/m2、約5,000U/m2~約20,000U/m2、約7,000U/m2~約9,000U/m2、約7,000U/m2~約10,000U/m2、約7,000U/m2~約20,000U/m2、約9,000U/m2~約10,000U/m2、約9,000U/m2~約20,000U/m2又は約10,000U/m2~約20,000U/m2である。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植物は、表土中の密度が少なくとも約1U/m2、約300U/m2、約500U/m2、約700U/m2、約900U/m2、約1,000U/m2、約3,000U/m2、約5,000U/m2、約7,000U/m2、約9,000U/m2、約10,000U/m2又は約20,000U/m2である。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植物は、表土中の密度が少なくとも少なくとも約1U/m2、約300U/m2、約500U/m2、約700U/m2、約900U/m2、約1,000U/m2、約3,000U/m2、約5,000U/m2、約7,000U/m2、約9,000U/m2又は約10,000U/m2である。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草植物は、表土中の密度が少なくとも最大で約300U/m2、約500U/m2、約700U/m2、約900U/m2、約1,000U/m2、約3,000U/m2、約5,000U/m2、約7,000U/m2、約9,000U/m2、約10,000U/m2又は約20,000U/m2である。
【0066】
収穫
[0076] 別の態様では、アルンド(Arundo)草植物を収穫する方法が本明細書で開示される。草植物は、手作業で収穫され得る。草植物は、機械的に収穫され得る。いくつかの実施形態では、収穫は、飼料収穫によって達成され得る。いくつかの実施形態では、機械的な収穫は、サトウキビ収穫機を使用して達成され得る。いくつかの実施形態では、機械的な収穫は、ディスク刈り、フェルバンチャーの使用、ブーム収穫又はそれらの組み合わせの使用によって達成され得る。アルンド(Arundo)草の茎は、手作業で又は機械的に葉から分離され得る。草の茎は、特定の長さに切断され得る。
【0067】
[0077] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、それぞれ独立して、約3m~約12mの高さまで成長することが許容される。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、それぞれ独立して、約3m~約3.5m、約3m~約4m、約3m~約4.5m、約3m~約5m、約3m~約6m、約3m~約7m、約3m~約8m、約3m~約9m、約3m~約10m、約3m~約11m、約3m~約12m、約3.5m~約4m、約3.5m~約4.5m、約3.5m~約5m、約3.5m~約6m、約3.5m~約7m、約3.5m~約8m、約3.5m~約9m、約3.5m~約10m、約3.5m~約11m、約3.5m~約12m、約4m~約4.5m、約4m~約5m、約4m~約6m、約4m~約7m、約4m~約8m、約4m~約9m、約4m~約10m、約4m~約11m、約4m~約12m、約4.5m~約5m、約4.5m~約6m、約4.5m~約7m、約4.5m~約8m、約4.5m~約9m、約4.5m~約10m、約4.5m~約11m、約4.5m~約12m、約5m~約6m、約5m~約7m、約5m~約8m、約5m~約9m、約5m~約10m、約5m~約11m、約5m~約12m、約6m~約7m、約6m~約8m、約6m~約9m、約6m~約10m、約6m~約11m、約6m~約12m、約7m~約8m、約7m~約9m、約7m~約10m、約7m~約11m、約7m~約12m、約8m~約9m、約8m~約10m、約8m~約11m、約8m~約12m、約9m~約10m、約9m~約11m、約9m~約12m、約10m~約11m、約10m~約12m又は約11m~約12mの高さまで成長することが許容される。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、それぞれ独立して、約3m、約3.5m、約4m、約4.5m、約5m、約6m、約7m、約8m、約9m、約10m、約11m又は約12mの高さまで成長することが許容される。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、それぞれ独立して、少なくとも約3m、約3.5m、約4m、約4.5m、約5m、約6m、約7m、約8m、約9m、約10m又は約11mの高さまで成長することが許容される。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)草植物は、それぞれ独立して、最高で約3.5m、約4m、約4.5m、約5m、約6m、約7m、約8m、約9m、約10m、約11m又は約12mの高さまで成長することが許容される。
【0068】
[0078] いくつかの実施形態では、収穫されたアルンド(Arundo)草は、約1%~約90%の水分含有量を有し得る。いくつかの実施形態では、収穫されたアルンド(Arundo)草は、約1%~約5%、約1%~約10%、約1%~約20%、約1%~約30%、約1%~約40%、約1%~約50%、約1%~約60%、約1%~約70%、約1%~約80%、約1%~約85%、約1%~約90%、約5%~約10%、約5%~約20%、約5%~約30%、約5%~約40%、約5%~約50%、約5%~約60%、約5%~約70%、約5%~約80%、約5%~約85%、約5%~約90%、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約10%~約80%、約10%~約85%、約10%~約90%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約80%、約20%~約85%、約20%~約90%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約80%、約30%~約85%、約30%~約90%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約80%、約40%~約85%、約40%~約90%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約80%、約50%~約85%、約50%~約90%、約60%~約70%、約60%~約80%、約60%~約85%、約60%~約90%、約70%~約80%、約70%~約85%、約70%~約90%、約80%~約85%、約80%~約90%又は約85%~約90%の水分含有量を有し得る。いくつかの実施形態では、収穫されたアルンド(Arundo)草は、約1%、約5%、約10%、約20%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約80%、約85%又は約90%の水分含有量を有し得る。いくつかの実施形態では、収穫されたアルンド(Arundo)草は、少なくとも約1%、約5%、約10%、約20%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約80%又は約85%の水分含有量を有し得る。いくつかの実施形態では、収穫されたアルンド(Arundo)草は、最大で約5%、約10%、約20%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約80%、約85%又は約90%の水分含有量を有し得る。
【0069】
[0079] いくつかの実施形態では、収穫されたアルンド(Arundo)草の茎は、約10mm~約1,500mm以下の長さに切断され得る。いくつかの実施形態では、収穫されたアルンド(Arundo)草の茎は、約10mm~約20mm、約10mm~約30mm、約10mm~約40mm、約10mm~約50mm、約10mm~約100mm、約10mm~約150mm、約10mm~約200mm、約10mm~約300mm、約10mm~約400mm、約10mm~約500mm、約10mm~約1,500mm、約20mm~約30mm、約20mm~約40mm、約20mm~約50mm、約20mm~約100mm、約20mm~約150mm、約20mm~約200mm、約20mm~約300mm、約20mm~約400mm、約20mm~約500mm、約20mm~約1,500mm、約30mm~約40mm、約30mm~約50mm、約30mm~約100mm、約30mm~約150mm、約30mm~約200mm、約30mm~約300mm、約30mm~約400mm、約30mm~約500mm、約30mm~約1,500mm、約40mm~約50mm、約40mm~約100mm、約40mm~約150mm、約40mm~約200mm、約40mm~約300mm、約40mm~約400mm、約40mm~約500mm、約40mm~約1,500mm、約50mm~約100mm、約50mm~約150mm、約50mm~約200mm、約50mm~約300mm、約50mm~約400mm、約50mm~約500mm、約50mm~約1,500mm、約100mm~約150mm、約100mm~約200mm、約100mm~約300mm、約100mm~約400mm、約100mm~約500mm、約100mm~約1,500mm、約150mm~約200mm、約150mm~約300mm、約150mm~約400mm、約150mm~約500mm、約150mm~約1,500mm、約200mm~約300mm、約200mm~約400mm、約200mm~約500mm、約200mm~約1,500mm、約300mm~約400mm、約300mm~約500mm、約300mm~約1,500mm、約400mm~約500mm、約400mm~約1,500mm又は約500mm~約1,500mm以下の長さに切断され得る。いくつかの実施形態では、収穫されたアルンド(Arundo)草の茎は、約10mm、約20mm、約30mm、約40mm、約50mm、約100mm、約150mm、約200mm、約300mm、約400mm、約500mm又は約1,500mm以下の長さに切断され得る。いくつかの実施形態では、収穫されたアルンド(Arundo)草の茎は、少なくとも約10mm、約20mm、約30mm、約40mm、約50mm、約100mm、約150mm、約200mm、約300mm、約400mm又は約500mm以下の長さに切断され得る。いくつかの実施形態では、収穫されたアルンド(Arundo)草の茎は、最大で約20mm、約30mm、約40mm、約50mm、約100mm、約150mm、約200mm、約300mm、約400mm、約500mm又は約1,500mm以下の長さに切断され得る。
【0070】
繊維、ペレット、チップ又はストリップの生産
[0080] いくつかの態様では、アルンド(Arundo)草植物から繊維、ペレット又はチップを生産する方法が本明細書で開示される。収穫されたアルンド(Arundo)の茎は、切断、粉砕、細断、機械処理、圧縮又はそれらの組み合わせにより、アルンド(Arundo)草の繊維、ペレット、チップ又は全長ストリップ(例えば、床材に使用)を生じる。アルンド(Arundo)草の繊維、ペレット、チップ又は全長ストリップは、フレーク、ストランド、微粉、ダスト、粉末及びそれらの組み合わせなど、様々な形状及びサイズを有する粒子を含み得る。収穫されたアルンド(Arundo)の茎は、葉を除去するためにエテホンなどの枯葉剤で処理され得るか、又は葉は、手作業で若しくは機械的に除去され得る。収穫されたアルンド(Arundo)の茎は、無機物含有量を低減するために水又はHClで洗浄され得る。
【0071】
[0081] いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草チップは、それぞれ独立して、約1mm~約150mmの長さを有し得る。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草チップは、それぞれ独立して、約1mm~約5mm、約1mm~約10mm、約1mm~約15mm、約1mm~約20mm、約1mm~約25mm、約1mm~約30mm、約1mm~約35mm、約1mm~約40mm、約1mm~約50mm、約1mm~約100mm、約1mm~約150mm、約5mm~約10mm、約5mm~約15mm、約5mm~約20mm、約5mm~約25mm、約5mm~約30mm、約5mm~約35mm、約5mm~約40mm、約5mm~約50mm、約5mm~約100mm、約5mm~約150mm、約10mm~約15mm、約10mm~約20mm、約10mm~約25mm、約10mm~約30mm、約10mm~約35mm、約10mm~約40mm、約10mm~約50mm、約10mm~約100mm、約10mm~約150mm、約15mm~約20mm、約15mm~約25mm、約15mm~約30mm、約15mm~約35mm、約15mm~約40mm、約15mm~約50mm、約15mm~約100mm、約15mm~約150mm、約20mm~約25mm、約20mm~約30mm、約20mm~約35mm、約20mm~約40mm、約20mm~約50mm、約20mm~約100mm、約20mm~約150mm、約25mm~約30mm、約25mm~約35mm、約25mm~約40mm、約25mm~約50mm、約25mm~約100mm、約25mm~約150mm、約30mm~約35mm、約30mm~約40mm、約30mm~約50mm、約30mm~約100mm、約30mm~約150mm、約35mm~約40mm、約35mm~約50mm、約35mm~約100mm、約35mm~約150mm、約40mm~約50mm、約40mm~約100mm、約40mm~約150mm、約50mm~約100mm、約50mm~約150mm又は約100mm~約150mmの長さを有し得る。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草チップは、それぞれ独立して、約1mm、約5mm、約10mm、約15mm、約20mm、約25mm、約30mm、約35mm、約40mm、約50mm、約100mm又は約150mmの長さを有し得る。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草チップは、それぞれ独立して、少なくとも約1mm、約5mm、約10mm、約15mm、約20mm、約25mm、約30mm、約35mm、約40mm、約50mm又は約100mmの長さを有し得る。いくつかの実施形態では、複数のアルンド(Arundo)草チップは、それぞれ独立して、最大で約5mm、約10mm、約15mm、約20mm、約25mm、約30mm、約35mm、約40mm、約50mm、約100mm又は約150mmの長さを有し得る。
【0072】
バイオマス製品
[0082] いくつかの態様では、加工されたアルンド(Arundo)草材料組成物及びそれを含む製品が本明細書に記載される。製品は、再生可能天然ガス、バイオガス、生化学物質、バイオプラスチック、パルプ、紙製品(例えば、包装材、トイレットペーパー、ペーパータオル、ティッシュ又はそれらの組み合わせ)、バイオレメディエーションキット、バイオ複合材強化材、動物用寝床、包装材、テキスタイル、繊維板、吸収性ペレット、燃料組成物、エネルギーペレット、バイオ燃料(バイオディーゼル、ジェット燃料、暖房用オイル又はエタノールなど)、布地、織物、バイオ炭、竹代替品、トウモロコシ代替品、木材代替品、骨材、難燃剤、雑草防除マット、吸収性ペレット、燃焼ペレット、床材、構造梁、繊維強化複合材、パーティクルボード、動物飼料、配向性ストランドボード(OSB)、バイオプラスチック、断熱材料及び強化材料又はそれらの2つ以上の組み合わせであり得る。
【0073】
[0083] いくつかの実施形態では、組成物は、重量で少なくとも約5%~約99%のアルンド(Arundo)繊維を含み得る。いくつかの実施形態では、組成物は、重量で少なくとも約5%~約10%のアルンド(Arundo)繊維、約5%~約20%のアルンド(Arundo)繊維、約5%~約30%のアルンド(Arundo)繊維、約5%~約40%のアルンド(Arundo)繊維、約5%~約50%のアルンド(Arundo)繊維、約5%~約60%のアルンド(Arundo)繊維、約5%~約70%のアルンド(Arundo)繊維、約5%~約80%のアルンド(Arundo)繊維、約5%~約90%のアルンド(Arundo)繊維、約5%~約95%のアルンド(Arundo)繊維、約5%~約99%のアルンド(Arundo)繊維、約10%~約20%のアルンド(Arundo)繊維、約10%~約30%のアルンド(Arundo)繊維、約10%~約40%のアルンド(Arundo)繊維、約10%~約50%のアルンド(Arundo)繊維、約10%~約60%のアルンド(Arundo)繊維、約10%~約70%のアルンド(Arundo)繊維、約10%~約80%のアルンド(Arundo)繊維、約10%~約90%のアルンド(Arundo)繊維、約10%~約95%のアルンド(Arundo)繊維、約10%~約99%のアルンド(Arundo)繊維、約20%~約30%のアルンド(Arundo)繊維、約20%~約40%のアルンド(Arundo)繊維、約20%~約50%のアルンド(Arundo)繊維、約20%~約60%のアルンド(Arundo)繊維、約20%~約70%のアルンド(Arundo)繊維、約20%~約80%のアルンド(Arundo)繊維、約20%~約90%のアルンド(Arundo)繊維、約20%~約95%のアルンド(Arundo)繊維、約20%~約99%のアルンド(Arundo)繊維、約30%~約40%のアルンド(Arundo)繊維、約30%~約50%のアルンド(Arundo)繊維、約30%~約60%のアルンド(Arundo)繊維、約30%~約70%のアルンド(Arundo)繊維、約30%~約80%のアルンド(Arundo)繊維、約30%~約90%のアルンド(Arundo)繊維、約30%~約95%のアルンド(Arundo)繊維、約30%~約99%のアルンド(Arundo)繊維、約40%~約50%のアルンド(Arundo)繊維、約40%~約60%のアルンド(Arundo)繊維、約40%~約70%のアルンド(Arundo)繊維、約40%~約80%のアルンド(Arundo)繊維、約40%~約90%のアルンド(Arundo)繊維、約40%~約95%のアルンド(Arundo)繊維、約40%~約99%のアルンド(Arundo)繊維、約50%~約60%のアルンド(Arundo)繊維、約50%~約70%のアルンド(Arundo)繊維、約50%~約80%のアルンド(Arundo)繊維、約50%~約90%のアルンド(Arundo)繊維、約50%~約95%のアルンド(Arundo)繊維、約50%~約99%のアルンド(Arundo)繊維、約60%~約70%のアルンド(Arundo)繊維、約60%~約80%のアルンド(Arundo)繊維、約60%~約90%のアルンド(Arundo)繊維、約60%~約95%のアルンド(Arundo)繊維、約60%~約99%のアルンド(Arundo)繊維、約70%~約80%のアルンド(Arundo)繊維、約70%~約90%のアルンド(Arundo)繊維、約70%~約95%のアルンド(Arundo)繊維、約70%~約99%のアルンド(Arundo)繊維、約80%~約90%のアルンド(Arundo)繊維、約80%~約95%のアルンド(Arundo)繊維、約80%~約99%のアルンド(Arundo)繊維、約90%~約95%のアルンド(Arundo)繊維、約90%~約99%のアルンド(Arundo)繊維又は約95%~約99%のアルンド(Arundo)繊維を含み得る。いくつかの実施形態では、組成物は、重量で少なくとも約5%のアルンド(Arundo)繊維、約10%のアルンド(Arundo)繊維、約20%のアルンド(Arundo)繊維、約30%のアルンド(Arundo)繊維、約40%のアルンド(Arundo)繊維、約50%のアルンド(Arundo)繊維、約60%のアルンド(Arundo)繊維、約70%のアルンド(Arundo)繊維、約80%のアルンド(Arundo)繊維、約90%のアルンド(Arundo)繊維、約95%のアルンド(Arundo)繊維又は約99%のアルンド(Arundo)繊維を含み得る。いくつかの実施形態では、組成物は、重量で少なくとも少なくとも約5%のアルンド(Arundo)繊維、約10%のアルンド(Arundo)繊維、約20%のアルンド(Arundo)繊維、約30%のアルンド(Arundo)繊維、約40%のアルンド(Arundo)繊維、約50%のアルンド(Arundo)繊維、約60%のアルンド(Arundo)繊維、約70%のアルンド(Arundo)繊維、約80%のアルンド(Arundo)繊維、約90%のアルンド(Arundo)繊維又は約95%のアルンド(Arundo)繊維を含み得る。いくつかの実施形態では、組成物は、重量で最大で約10%のアルンド(Arundo)繊維、約20%のアルンド(Arundo)繊維、約30%のアルンド(Arundo)繊維、約40%のアルンド(Arundo)繊維、約50%のアルンド(Arundo)繊維、約60%のアルンド(Arundo)繊維、約70%のアルンド(Arundo)繊維、約80%のアルンド(Arundo)繊維、約90%のアルンド(Arundo)繊維、約95%のアルンド(Arundo)繊維又は約99%のアルンド(Arundo)繊維を含み得る。
【0074】
[0084] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約1%~約45%の糖含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約1%~約3%、約1%~約5%、約1%~約10%、約1%~約15%、約1%~約20%、約1%~約25%、約1%~約30%、約1%~約32%、約1%~約35%、約1%~約40%、約1%~約45%、約3%~約5%、約3%~約10%、約3%~約15%、約3%~約20%、約3%~約25%、約3%~約30%、約3%~約32%、約3%~約35%、約3%~約40%、約3%~約45%、約5%~約10%、約5%~約15%、約5%~約20%、約5%~約25%、約5%~約30%、約5%~約32%、約5%~約35%、約5%~約40%、約5%~約45%、約10%~約15%、約10%~約20%、約10%~約25%、約10%~約30%、約10%~約32%、約10%~約35%、約10%~約40%、約10%~約45%、約15%~約20%、約15%~約25%、約15%~約30%、約15%~約32%、約15%~約35%、約15%~約40%、約15%~約45%、約20%~約25%、約20%~約30%、約20%~約32%、約20%~約35%、約20%~約40%、約20%~約45%、約25%~約30%、約25%~約32%、約25%~約35%、約25%~約40%、約25%~約45%、約30%~約32%、約30%~約35%、約30%~約40%、約30%~約45%、約32%~約35%、約32%~約40%、約32%~約45%、約35%~約40%、約35%~約45%又は約40%~約45%の糖含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約1%、約3%、約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約32%、約35%、約40%又は約45%の糖含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で少なくとも約1%、約3%、約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約32%、約35%又は約40%の糖含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、最大で、重量で約3%、約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約32%、約35%、約40%又は約45%の糖含有量を含み得る。
【0075】
[0085] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約20%~約40%のヘミセルロース含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約20%~約23%、約20%~約24%、約20%~約25%、約20%~約26%、約20%~約27%、約20%~約28%、約20%~約29%、約20%~約30%、約20%~約32%、約20%~約35%、約20%~約40%、約23%~約24%、約23%~約25%、約23%~約26%、約23%~約27%、約23%~約28%、約23%~約29%、約23%~約30%、約23%~約32%、約23%~約35%、約23%~約40%、約24%~約25%、約24%~約26%、約24%~約27%、約24%~約28%、約24%~約29%、約24%~約30%、約24%~約32%、約24%~約35%、約24%~約40%、約25%~約26%、約25%~約27%、約25%~約28%、約25%~約29%、約25%~約30%、約25%~約32%、約25%~約35%、約25%~約40%、約26%~約27%、約26%~約28%、約26%~約29%、約26%~約30%、約26%~約32%、約26%~約35%、約26%~約40%、約27%~約28%、約27%~約29%、約27%~約30%、約27%~約32%、約27%~約35%、約27%~約40%、約28%~約29%、約28%~約30%、約28%~約32%、約28%~約35%、約28%~約40%、約29%~約30%、約29%~約32%、約29%~約35%、約29%~約40%、約30%~約32%、約30%~約35%、約30%~約40%、約32%~約35%、約32%~約40%又は約35%~約40%のヘミセルロース含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約20%、約23%、約24%、約25%、約26%、約27%、約28%、約29%、約30%、約32%、約35%又は約40%のヘミセルロース含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で少なくとも約20%、約23%、約24%、約25%、約26%、約27%、約28%、約29%、約30%、約32%又は約35%のヘミセルロース含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で最大で約23%、約24%、約25%、約26%、約27%、約28%、約29%、約30%、約32%、約35%又は約40%のヘミセルロース含有量を含み得る。
【0076】
[0086] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約20%~約50%のセルロース含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約20%~約25%、約20%~約27%、約20%~約30%、約20%~約32%、約20%~約35%、約20%~約37%、約20%~約40%、約20%~約42%、約20%~約44%、約20%~約45%、約20%~約50%、約25%~約27%、約25%~約30%、約25%~約32%、約25%~約35%、約25%~約37%、約25%~約40%、約25%~約42%、約25%~約44%、約25%~約45%、約25%~約50%、約27%~約30%、約27%~約32%、約27%~約35%、約27%~約37%、約27%~約40%、約27%~約42%、約27%~約44%、約27%~約45%、約27%~約50%、約30%~約32%、約30%~約35%、約30%~約37%、約30%~約40%、約30%~約42%、約30%~約44%、約30%~約45%、約30%~約50%、約32%~約35%、約32%~約37%、約32%~約40%、約32%~約42%、約32%~約44%、約32%~約45%、約32%~約50%、約35%~約37%、約35%~約40%、約35%~約42%、約35%~約44%、約35%~約45%、約35%~約50%、約37%~約40%、約37%~約42%、約37%~約44%、約37%~約45%、約37%~約50%、約40%~約42%、約40%~約44%、約40%~約45%、約40%~約50%、約42%~約44%、約42%~約45%、約42%~約50%、約44%~約45%、約44%~約50%又は約45%~約50%のセルロース含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約20%、約25%、約27%、約30%、約32%、約35%、約37%、約40%、約42%、約44%、約45%又は約50%のセルロース含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で少なくとも約20%、約25%、約27%、約30%、約32%、約35%、約37%、約40%、約42%、約44%又は約45%のセルロース含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で最大で約25%、約27%、約30%、約32%、約35%、約37%、約40%、約42%、約44%、約45%又は約50%のセルロース含有量を含み得る。
【0077】
[0087] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約10%~約29%のリグニン含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約10%~約12%、約10%~約14%、約10%~約15%、約10%~約16%、約10%~約17%、約10%~約18%、約10%~約19%、約10%~約29%、約10%~約22%、約10%~約24%、約10%~約25%、約12%~約14%、約12%~約15%、約12%~約16%、約12%~約17%、約12%~約18%、約12%~約19%、約12%~約29%、約12%~約22%、約12%~約24%、約12%~約25%、約14%~約15%、約14%~約16%、約14%~約17%、約14%~約18%、約14%~約19%、約14%~約29%、約14%~約22%、約14%~約24%、約14%~約25%、約15%~約16%、約15%~約17%、約15%~約18%、約15%~約19%、約15%~約29%、約15%~約22%、約15%~約24%、約15%~約25%、約16%~約17%、約16%~約18%、約16%~約19%、約16%~約29%、約16%~約22%、約16%~約24%、約16%~約25%、約17%~約18%、約17%~約19%、約17%~約29%、約17%~約22%、約17%~約24%、約17%~約25%、約18%~約19%、約18%~約29%、約18%~約22%、約18%~約24%、約18%~約25%、約19%~約29%、約19%~約22%、約19%~約24%、約19%~約25%、約29%~約22%、約29%~約24%、約29%~約25%、約22%~約24%、約22%~約25%又は約24%~約25%のリグニン含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約10%、約12%、約14%、約15%、約16%、約17%、約18%、約19%、約29%、約22%、約24%又は約25%のリグニン含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で少なくとも約10%、約12%、約14%、約15%、約16%、約17%、約18%、約19%、約29%、約22%又は約24%のリグニン含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で最大で約12%、約14%、約15%、約16%、約17%、約18%、約19%、約29%、約22%、約24%又は約25%のリグニン含有量を含み得る。
【0078】
[0088] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%~約1%以下の塩素含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%~約0.06%、約0.05%~約0.07%、約0.05%~約0.08%、約0.05%~約0.09%、約0.05%~約0.1%、約0.05%~約0.11%、約0.05%~約0.12%、約0.05%~約0.13%、約0.05%~約0.14%、約0.05%~約0.15%、約0.05%~約1%、約0.06%~約0.07%、約0.06%~約0.08%、約0.06%~約0.09%、約0.06%~約0.1%、約0.06%~約0.11%、約0.06%~約0.12%、約0.06%~約0.13%、約0.06%~約0.14%、約0.06%~約0.15%、約0.06%~約1%、約0.07%~約0.08%、約0.07%~約0.09%、約0.07%~約0.1%、約0.07%~約0.11%、約0.07%~約0.12%、約0.07%~約0.13%、約0.07%~約0.14%、約0.07%~約0.15%、約0.07%~約1%、約0.08%~約0.09%、約0.08%~約0.1%、約0.08%~約0.11%、約0.08%~約0.12%、約0.08%~約0.13%、約0.08%~約0.14%、約0.08%~約0.15%、約0.08%~約1%、約0.09%~約0.1%、約0.09%~約0.11%、約0.09%~約0.12%、約0.09%~約0.13%、約0.09%~約0.14%、約0.09%~約0.15%、約0.09%~約1%、約0.1%~約0.11%、約0.1%~約0.12%、約0.1%~約0.13%、約0.1%~約0.14%、約0.1%~約0.15%、約0.1%~約1%、約0.11%~約0.12%、約0.11%~約0.13%、約0.11%~約0.14%、約0.11%~約0.15%、約0.11%~約1%、約0.12%~約0.13%、約0.12%~約0.14%、約0.12%~約0.15%、約0.12%~約1%、約0.13%~約0.14%、約0.13%~約0.15%、約0.13%~約1%、約0.14%~約0.15%、約0.14%~約1%又は約0.15%~約1%以下の塩素含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%、約0.06%、約0.07%、約0.08%、約0.09%、約0.1%、約0.11%、約0.12%、約0.13%、約0.14%、約0.15%又は約1%以下の塩素含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で少なくとも約0.05%、約0.06%、約0.07%、約0.08%、約0.09%、約0.1%、約0.11%、約0.12%、約0.13%、約0.14%又は約0.15%以下の塩素含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で最大で約0.06%、約0.07%、約0.08%、約0.09%、約0.1%、約0.11%、約0.12%、約0.13%、約0.14%、約0.15%又は約1%以下の塩素含有量を含み得る。
【0079】
[0089] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約1GPa~約35GPaのヤング率を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約1GPa~約5GPa、約1GPa~約7GPa、約1GPa~約10GPa、約1GPa~約12GPa、約1GPa~約15GPa、約1GPa~約17GPa、約1GPa~約20GPa、約1GPa~約22GPa、約1GPa~約25GPa、約1GPa~約30GPa、約1GPa~約35GPa、約5GPa~約7GPa、約5GPa~約10GPa、約5GPa~約12GPa、約5GPa~約15GPa、約5GPa~約17GPa、約5GPa~約20GPa、約5GPa~約22GPa、約5GPa~約25GPa、約5GPa~約30GPa、約5GPa~約35GPa、約7GPa~約10GPa、約7GPa~約12GPa、約7GPa~約15GPa、約7GPa~約17GPa、約7GPa~約20GPa、約7GPa~約22GPa、約7GPa~約25GPa、約7GPa~約30GPa、約7GPa~約35GPa、約10GPa~約12GPa、約10GPa~約15GPa、約10GPa~約17GPa、約10GPa~約20GPa、約10GPa~約22GPa、約10GPa~約25GPa、約10GPa~約30GPa、約10GPa~約35GPa、約12GPa~約15GPa、約12GPa~約17GPa、約12GPa~約20GPa、約12GPa~約22GPa、約12GPa~約25GPa、約12GPa~約30GPa、約12GPa~約35GPa、約15GPa~約17GPa、約15GPa~約20GPa、約15GPa~約22GPa、約15GPa~約25GPa、約15GPa~約30GPa、約15GPa~約35GPa、約17GPa~約20GPa、約17GPa~約22GPa、約17GPa~約25GPa、約17GPa~約30GPa、約17GPa~約35GPa、約20GPa~約22GPa、約20GPa~約25GPa、約20GPa~約30GPa、約20GPa~約35GPa、約22GPa~約25GPa、約22GPa~約30GPa、約22GPa~約35GPa、約25GPa~約30GPa、約25GPa~約35GPa又は約30GPa~約35GPaのヤング率を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約1GPa、約5GPa、約7GPa、約10GPa、約12GPa、約15GPa、約17GPa、約20GPa、約22GPa、約25GPa、約30GPa又は約35GPaのヤング率を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、少なくとも約1GPa、約5GPa、約7GPa、約10GPa、約12GPa、約15GPa、約17GPa、約20GPa、約22GPa、約25GPa又は約30GPaのヤング率を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、最大で約5GPa、約7GPa、約10GPa、約12GPa、約15GPa、約17GPa、約20GPa、約22GPa、約25GPa、約30GPa又は約35GPaのヤング率を有し得る。
【0080】
[0090] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約0.1GPa~約12GPaのせん断弾性率を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約0.1GPa~約0.8GPa、約0.1GPa~約1GPa、約0.1GPa~約2GPa、約0.1GPa~約3GPa、約0.1GPa~約4GPa、約0.1GPa~約5GPa、約0.1GPa~約7GPa、約0.1GPa~約9GPa、約0.1GPa~約10GPa、約0.1GPa~約11GPa、約0.1GPa~約12GPa、約0.8GPa~約1GPa、約0.8GPa~約2GPa、約0.8GPa~約3GPa、約0.8GPa~約4GPa、約0.8GPa~約5GPa、約0.8GPa~約7GPa、約0.8GPa~約9GPa、約0.8GPa~約10GPa、約0.8GPa~約11GPa、約0.8GPa~約12GPa、約1GPa~約2GPa、約1GPa~約3GPa、約1GPa~約4GPa、約1GPa~約5GPa、約1GPa~約7GPa、約1GPa~約9GPa、約1GPa~約10GPa、約1GPa~約11GPa、約1GPa~約12GPa、約2GPa~約3GPa、約2GPa~約4GPa、約2GPa~約5GPa、約2GPa~約7GPa、約2GPa~約9GPa、約2GPa~約10GPa、約2GPa~約11GPa、約2GPa~約12GPa、約3GPa~約4GPa、約3GPa~約5GPa、約3GPa~約7GPa、約3GPa~約9GPa、約3GPa~約10GPa、約3GPa~約11GPa、約3GPa~約12GPa、約4GPa~約5GPa、約4GPa~約7GPa、約4GPa~約9GPa、約4GPa~約10GPa、約4GPa~約11GPa、約4GPa~約12GPa、約5GPa~約7GPa、約5GPa~約9GPa、約5GPa~約10GPa、約5GPa~約11GPa、約5GPa~約12GPa、約7GPa~約9GPa、約7GPa~約10GPa、約7GPa~約11GPa、約7GPa~約12GPa、約9GPa~約10GPa、約9GPa~約11GPa、約9GPa~約12GPa、約10GPa~約11GPa、約10GPa~約12GPa又は約11GPa~約12GPaのせん断弾性率を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約0.1GPa、約0.8GPa、約1GPa、約2GPa、約3GPa、約4GPa、約5GPa、約7GPa、約9GPa、約10GPa、約11GPa又は約12GPaのせん断弾性率を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、少なくとも約0.1GPa、約0.8GPa、約1GPa、約2GPa、約3GPa、約4GPa、約5GPa、約7GPa、約9GPa、約10GPa又は約11GPaのせん断弾性率を有し得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、最高で約0.8GPa、約1GPa、約2GPa、約3GPa、約4GPa、約5GPa、約7GPa、約9GPa、約10GPa、約11GPa又は約12GPaのせん断弾性率を有し得る。
【0081】
[0091] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%~約3%以下のナトリウム含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%~約0.1%、約0.05%~約0.2%、約0.05%~約0.5%、約0.05%~約0.7%、約0.05%~約0.9%、約0.05%~約1%、約0.05%~約1.5%、約0.05%~約2%、約0.05%~約2.5%、約0.05%~約3%、約0.1%~約0.2%、約0.1%~約0.5%、約0.1%~約0.7%、約0.1%~約0.9%、約0.1%~約1%、約0.1%~約1.5%、約0.1%~約2%、約0.1%~約2.5%、約0.1%~約3%、約0.2%~約0.5%、約0.2%~約0.7%、約0.2%~約0.9%、約0.2%~約1%、約0.2%~約1.5%、約0.2%~約2%、約0.2%~約2.5%、約0.2%~約3%、約0.5%~約0.7%、約0.5%~約0.9%、約0.5%~約1%、約0.5%~約1.5%、約0.5%~約2%、約0.5%~約2.5%、約0.5%~約3%、約0.7%~約0.9%、約0.7%~約1%、約0.7%~約1.5%、約0.7%~約2%、約0.7%~約2.5%、約0.7%~約3%、約0.9%~約1%、約0.9%~約1.5%、約0.9%~約2%、約0.9%~約2.5%、約0.9%~約3%、約1%~約1.5%、約1%~約2%、約1%~約2.5%、約1%~約3%、約1.5%~約2%、約1.5%~約2.5%、約1.5%~約3%、約2%~約2.5%、約2%~約3%又は約2.5%~約3%以下のナトリウム含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%、約0.1%、約0.2%、約0.5%、約0.7%、約0.9%、約1%、約1.5%、約2%、約2.5%又は約3%以下のナトリウム含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で少なくとも約0.05%、約0.1%、約0.2%、約0.5%、約0.7%、約0.9%、約1%、約1.5%、約2%又は約2.5%以下のナトリウム含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で最大で約0.1%、約0.2%、約0.5%、約0.7%、約0.9%、約1%、約1.5%、約2%、約2.5%又は約3%以下のナトリウム含有量を含み得る。
【0082】
[0092] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%~約3%以下のカリウム含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%~約0.1%、約0.05%~約0.2%、約0.05%~約0.5%、約0.05%~約0.7%、約0.05%~約0.9%、約0.05%~約1%、約0.05%~約1.5%、約0.05%~約2%、約0.05%~約2.5%、約0.05%~約3%、約0.1%~約0.2%、約0.1%~約0.5%、約0.1%~約0.7%、約0.1%~約0.9%、約0.1%~約1%、約0.1%~約1.5%、約0.1%~約2%、約0.1%~約2.5%、約0.1%~約3%、約0.2%~約0.5%、約0.2%~約0.7%、約0.2%~約0.9%、約0.2%~約1%、約0.2%~約1.5%、約0.2%~約2%、約0.2%~約2.5%、約0.2%~約3%、約0.5%~約0.7%、約0.5%~約0.9%、約0.5%~約1%、約0.5%~約1.5%、約0.5%~約2%、約0.5%~約2.5%、約0.5%~約3%、約0.7%~約0.9%、約0.7%~約1%、約0.7%~約1.5%、約0.7%~約2%、約0.7%~約2.5%、約0.7%~約3%、約0.9%~約1%、約0.9%~約1.5%、約0.9%~約2%、約0.9%~約2.5%、約0.9%~約3%、約1%~約1.5%、約1%~約2%、約1%~約2.5%、約1%~約3%、約1.5%~約2%、約1.5%~約2.5%、約1.5%~約3%、約2%~約2.5%、約2%~約3%又は約2.5%~約3%以下のカリウム含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%、約0.1%、約0.2%、約0.5%、約0.7%、約0.9%、約1%、約1.5%、約2%、約2.5%又は約3%以下のカリウム含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で少なくとも約0.05%、約0.1%、約0.2%、約0.5%、約0.7%、約0.9%、約1%、約1.5%、約2%又は約2.5%以下のカリウム含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で最大で約0.1%、約0.2%、約0.5%、約0.7%、約0.9%、約1%、約1.5%、約2%、約2.5%又は約3%以下のカリウム含有量を含み得る。
【0083】
[0093] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%~約8%以下の灰分含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%~約0.1%、約0.05%~約0.2%、約0.05%~約0.5%、約0.05%~約0.7%、約0.05%~約0.9%、約0.05%~約1%、約0.05%~約1.5%、約0.05%~約2%、約0.05%~約2.5%、約0.05%~約3%、約0.05%~約6%、約0.1%~約0.2%、約0.1%~約0.5%、約0.1%~約0.7%、約0.1%~約0.9%、約0.1%~約1%、約0.1%~約1.5%、約0.1%~約2%、約0.1%~約2.5%、約0.1%~約3%、約0.1%~約6%、約0.2%~約0.5%、約0.2%~約0.7%、約0.2%~約0.9%、約0.2%~約1%、約0.2%~約1.5%、約0.2%~約2%、約0.2%~約2.5%、約0.2%~約3%、約0.2%~約6%、約0.5%~約0.7%、約0.5%~約0.9%、約0.5%~約1%、約0.5%~約1.5%、約0.5%~約2%、約0.5%~約2.5%、約0.5%~約3%、約0.5%~約6%、約0.7%~約0.9%、約0.7%~約1%、約0.7%~約1.5%、約0.7%~約2%、約0.7%~約2.5%、約0.7%~約3%、約0.7%~約6%、約0.9%~約1%、約0.9%~約1.5%、約0.9%~約2%、約0.9%~約2.5%、約0.9%~約3%、約0.9%~約6%、約1%~約1.5%、約1%~約2%、約1%~約2.5%、約1%~約3%、約1%~約6%、約1.5%~約2%、約1.5%~約2.5%、約1.5%~約3%、約1.5%~約6%、約2%~約2.5%、約2%~約3%、約2%~約6%、約2.5%~約3%、約2.5%~約6%又は約3%~約6%以下の灰分含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約0.05%、約0.1%、約0.2%、約0.5%、約0.7%、約0.9%、約1%、約1.5%、約2%、約2.5%、約3%又は約6%以下の灰分含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で少なくとも約0.05%、約0.1%、約0.2%、約0.5%、約0.7%、約0.9%、約1%、約1.5%、約2%、約2.5%又は約3%以下の灰分含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で最大で約0.1%、約0.2%、約0.5%、約0.7%、約0.9%、約1%、約1.5%、約2%、約2.5%、約3%又は約8%以下の灰分含有量を含み得る。
【0084】
[0094] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約1mg/kg~約30,000mg/kg以下のカリウムを含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約1mg/kg~約100mg/kg、約1mg/kg~約500mg/kg、約1mg/kg~約1,000mg/kg、約1mg/kg~約2,000mg/kg、約1mg/kg~約3,000mg/kg、約1mg/kg~約4,000mg/kg、約1mg/kg~約5,000mg/kg、約1mg/kg~約7,500mg/kg、約1mg/kg~約10,000mg/kg、約1mg/kg~約15,500mg/kg、約1mg/kg~約30,000mg/kg、約100mg/kg~約500mg/kg、約100mg/kg~約1,000mg/kg、約100mg/kg~約2,000mg/kg、約100mg/kg~約3,000mg/kg、約100mg/kg~約4,000mg/kg、約100mg/kg~約5,000mg/kg、約100mg/kg~約7,500mg/kg、約100mg/kg~約10,000mg/kg、約100mg/kg~約15,500mg/kg、約100mg/kg~約30,000mg/kg、約500mg/kg~約1,000mg/kg、約500mg/kg~約2,000mg/kg、約500mg/kg~約3,000mg/kg、約500mg/kg~約4,000mg/kg、約500mg/kg~約5,000mg/kg、約500mg/kg~約7,500mg/kg、約500mg/kg~約10,000mg/kg、約500mg/kg~約15,500mg/kg、約500mg/kg~約30,000mg/kg、約1,000mg/kg~約2,000mg/kg、約1,000mg/kg~約3,000mg/kg、約1,000mg/kg~約4,000mg/kg、約1,000mg/kg~約5,000mg/kg、約1,000mg/kg~約7,500mg/kg、約1,000mg/kg~約10,000mg/kg、約1,000mg/kg~約15,500mg/kg、約1,000mg/kg~約30,000mg/kg、約2,000mg/kg~約3,000mg/kg、約2,000mg/kg~約4,000mg/kg、約2,000mg/kg~約5,000mg/kg、約2,000mg/kg~約7,500mg/kg、約2,000mg/kg~約10,000mg/kg、約2,000mg/kg~約15,500mg/kg、約2,000mg/kg~約30,000mg/kg、約3,000mg/kg~約4,000mg/kg、約3,000mg/kg~約5,000mg/kg、約3,000mg/kg~約7,500mg/kg、約3,000mg/kg~約10,000mg/kg、約3,000mg/kg~約15,500mg/kg、約3,000mg/kg~約30,000mg/kg、約4,000mg/kg~約5,000mg/kg、約4,000mg/kg~約7,500mg/kg、約4,000mg/kg~約10,000mg/kg、約4,000mg/kg~約15,500mg/kg、約4,000mg/kg~約30,000mg/kg、約5,000mg/kg~約7,500mg/kg、約5,000mg/kg~約10,000mg/kg、約5,000mg/kg~約15,500mg/kg、約5,000mg/kg~約30,000mg/kg、約7,500mg/kg~約10,000mg/kg、約7,500mg/kg~約15,500mg/kg、約7,500mg/kg~約30,000mg/kg、約10,000mg/kg~約15,500mg/kg、約10,000mg/kg~約30,000mg/kg又は約15,500mg/kg~約30,000mg/kg以下のカリウムを含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約1mg/kg、約100mg/kg、約500mg/kg、約1,000mg/kg、約2,000mg/kg、約3,000mg/kg、約4,000mg/kg、約5,000mg/kg、約7,500mg/kg、約10,000mg/kg、約15,500mg/kg又は約30,000mg/kg以下のカリウムを含み得る。
【0085】
[0095] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約1mg/kg以下~約1,000mg/kgのナトリウムを含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約1mg/kg~約50mg/kg、約1mg/kg~約100mg/kg、約1mg/kg~約200mg/kg、約1mg/kg~約300mg/kg、約1mg/kg~約400mg/kg、約1mg/kg~約500mg/kg、約1mg/kg~約600mg/kg、約1mg/kg~約700mg/kg、約1mg/kg~約800mg/kg、約1mg/kg~約900mg/kg、約1mg/kg~約1,000mg/kg、約50mg/kg~約100mg/kg、約50mg/kg~約200mg/kg、約50mg/kg~約300mg/kg、約50mg/kg~約400mg/kg、約50mg/kg~約500mg/kg、約50mg/kg~約600mg/kg、約50mg/kg~約700mg/kg、約50mg/kg~約800mg/kg、約50mg/kg~約900mg/kg、約50mg/kg~約1,000mg/kg、約100mg/kg~約200mg/kg、約100mg/kg~約300mg/kg、約100mg/kg~約400mg/kg、約100mg/kg~約500mg/kg、約100mg/kg~約600mg/kg、約100mg/kg~約700mg/kg、約100mg/kg~約800mg/kg、約100mg/kg~約900mg/kg、約100mg/kg~約1,000mg/kg、約200mg/kg~約300mg/kg、約200mg/kg~約400mg/kg、約200mg/kg~約500mg/kg、約200mg/kg~約600mg/kg、約200mg/kg~約700mg/kg、約200mg/kg~約800mg/kg、約200mg/kg~約900mg/kg、約200mg/kg~約1,000mg/kg、約300mg/kg~約400mg/kg、約300mg/kg~約500mg/kg、約300mg/kg~約600mg/kg、約300mg/kg~約700mg/kg、約300mg/kg~約800mg/kg、約300mg/kg~約900mg/kg、約300mg/kg~約1,000mg/kg、約400mg/kg~約500mg/kg、約400mg/kg~約600mg/kg、約400mg/kg~約700mg/kg、約400mg/kg~約800mg/kg、約400mg/kg~約900mg/kg、約400mg/kg~約1,000mg/kg、約500mg/kg~約600mg/kg、約500mg/kg~約700mg/kg、約500mg/kg~約800mg/kg、約500mg/kg~約900mg/kg、約500mg/kg~約1,000mg/kg、約600mg/kg~約700mg/kg、約600mg/kg~約800mg/kg、約600mg/kg~約900mg/kg、約600mg/kg~約1,000mg/kg、約700mg/kg~約800mg/kg、約700mg/kg~約900mg/kg、約700mg/kg~約1,000mg/kg、約800mg/kg~約900mg/kg、約800mg/kg~約1,000mg/kg又は約900mg/kg~約1,000mg/kg以下のナトリウムを含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、約1mg/kg、約50mg/kg、約100mg/kg、約200mg/kg、約300mg/kg、約400mg/kg、約500mg/kg、約600mg/kg、約700mg/kg、約800mg/kg、約900mg/kg又は約1,000mg/kg以下のナトリウムを含み得る。
【0086】
[0096] いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約1%~約12%以下の灰分含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約1%~約2%、約1%~約3%、約1%~約4%、約1%~約5%、約1%~約6%、約1%~約7%、約1%~約8%、約1%~約9%、約1%~約10%、約1%~約11%、約1%~約12%、約2%~約3%、約2%~約4%、約2%~約5%、約2%~約6%、約2%~約7%、約2%~約8%、約2%~約9%、約2%~約10%、約2%~約11%、約2%~約12%、約3%~約4%、約3%~約5%、約3%~約6%、約3%~約7%、約3%~約8%、約3%~約9%、約3%~約10%、約3%~約11%、約3%~約12%、約4%~約5%、約4%~約6%、約4%~約7%、約4%~約8%、約4%~約9%、約4%~約10%、約4%~約11%、約4%~約12%、約5%~約6%、約5%~約7%、約5%~約8%、約5%~約9%、約5%~約10%、約5%~約11%、約5%~約12%、約6%~約7%、約6%~約8%、約6%~約9%、約6%~約10%、約6%~約11%、約6%~約12%、約7%~約8%、約7%~約9%、約7%~約10%、約7%~約11%、約7%~約12%、約8%~約9%、約8%~約10%、約8%~約11%、約8%~約12%、約9%~約10%、約9%~約11%、約9%~約12%、約10%~約11%、約10%~約12%又は約11%~約12%以下の灰分を含み得る。いくつかの実施形態では、アルンド(Arundo)の茎、繊維、葉又はチップは、重量で約1%、約2%、約3%、約4%、約5%、約6%、約7%、約8%、約9%、約10%、約11%又は約12%以下の灰分を含み得る。
【0087】
[0097] いくつかの実施形態では、燃料組成物は、約7,000BTU/lb~約11,000BTU/lbのエネルギー含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、燃料組成物は、約7,000BTU/lb~約8,000BTU/lb、約7,000BTU/lb~約9,000BTU/lb、約7,000BTU/lb~約10,000BTU/lb、約7,000BTU/lb~約11,000BTU/lb、約8,000BTU/lb~約9,000BTU/lb、約8,000BTU/lb~約10,000BTU/lb、約8,000BTU/lb~約11,000BTU/lb、約9,000BTU/lb~約10,000BTU/lb、約9,000BTU/lb~約11,000BTU/lb又は約10,000BTU/lb~約11,000BTU/lbのエネルギー含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、燃料組成物は、約7,000BTU/lb、約8,000BTU/lb、約9,000BTU/lb、約10,000BTU/lb又は約11,000BTU/lbのエネルギー含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、燃料組成物は、少なくとも約7,000BTU/lb、約8,000BTU/lb、約9,000BTU/lb又は約10,000BTU/lbのエネルギー含有量を含み得る。いくつかの実施形態では、燃料組成物は、最大で約8,000BTU/lb、約9,000BTU/lb、約10,000BTU/lb又は約11,000BTU/lbのエネルギー含有量を含み得る。
【0088】
[0098] いくつかの実施形態では、吸収性ペレットは、その重量の少なくとも約90%~約350%の液体を吸収し得る。いくつかの実施形態では、吸収性ペレットは、その重量の少なくとも約90%~約100%、約90%~約150%、約90%~約200%、約90%~約225%、約90%~約250%、約90%~約275%、約90%~約285%、約90%~約300%、約90%~約350%、約100%~約150%、約100%~約200%、約100%~約225%、約100%~約250%、約100%~約275%、約100%~約285%、約100%~約300%、約100%~約350%、約150%~約200%、約150%~約225%、約150%~約250%、約150%~約275%、約150%~約285%、約150%~約300%、約150%~約350%、約200%~約225%、約200%~約250%、約200%~約275%、約200%~約285%、約200%~約300%、約200%~約350%、約225%~約250%、約225%~約275%、約225%~約285%、約225%~約300%、約225%~約350%、約250%~約275%、約250%~約285%、約250%~約300%、約250%~約350%、約275%~約285%、約275%~約300%、約275%~約350%、約285%~約300%、約285%~約350%又は約300%~約350%の液体を吸収し得る。いくつかの実施形態では、吸収性ペレットは、その重量の少なくとも約90%、約100%、約150%、約200%、約225%、約250%、約275%、約285%、約300%又は約350%の液体を吸収し得る。いくつかの実施形態では、吸収性ペレットは、その重量の少なくとも少なくとも約90%、約100%、約150%、約200%、約225%、約250%、約275%、約285%又は約300%の液体を吸収し得る。いくつかの実施形態では、吸収性ペレットは、その重量の、最大で約100%、約150%、約200%、約225%、約250%、約275%、約285%、約300%又は約350%の液体を吸収し得る。
【実施例】
【0089】
実施例
組織クローン化されたアルンド(Arundo)草植物の温室順化
[0099] クローンユニットは、遮光容器に入って温室に到着する。クローンユニットを寒天ゲル中で輸送する場合、植え付け前にゲルを除去する。クローンユニットは、直射日光にさらされず、植物への損傷を防ぐために手袋及び湾曲したピンセットを用いて取り扱われる。各クローンユニットは、滅菌培養土などの植え付け培地を含有する1インチの円形プラグトレイのセル内に配置される。プラグトレイに灌水して、土壌を湿らせる。葉の腐敗を低減するために、植え付けユニットへのミスティングを避ける。クローンユニットは、根の定着の7~14日間、300~600フートキャンドルの光の下で遮光される(直射日光が当たる場所に置かない)。温室の温度は、急速な根の定着及び新芽の成長を促進するために少なくとも68°Fに保たれる。新しい小植物の根は、21日目までに定着する。
【0090】
植え付けユニットの保管
[0100] 植え付けユニットは、成長を停止させるために、200~300フートキャンドルの光の下、45~50°Fで保管される。植え付けユニットの土壌は、湿っていなければならないが、カビ及び土壌の過飽和を防ぐため、保管中に植え付けユニットに水を与えない。
【0091】
芽の分離
[0101] 追加の植え付けユニットを作るための芽の分離は、複数の芽の生産を促進するために、3~4インチの鉢中の滅菌培養土にクローンユニットを植え付けることによって実施される。4~6週間後、元の植え付けユニットからの新しい芽を、スライスした芽の切片に根材料を含めるように慎重にスライスして、生存能を確保する。新しい芽を1インチの円形プラグトレイに植え付け、圃場に植え付ける前に植物及び根の成熟のために6~8週間温室に戻す。
【0092】
チップ生産
[0102] 特定の最終用途では、アルンド(Arundo)草は、サトウキビ収穫機などを使用して収穫される。得られた収穫後の原料は、葉が付いていない190~460mmのアルンド(Arundo)草の茎片である。これらの茎は、10~40mmのチップに処理される。好ましくは、茎の水分含有量は、切断を容易にし、例えばおがくずの形態での材料損失を最小限に抑えるために40%以上である。アルンド(Arundo)草の茎は、メッシュビンに収穫される。190~460mmのアルンド(Arundo)草の茎片がコンベア上に投下され、砂及び葉の分離装置に送られ、装置の下で廃棄物が収集される。処理された茎をドラム洗浄機ですすいで、処理装置のさらなる摩耗を引き起こし得る無機物質を除去し、材料中の灰分、Cl、K、Naのレベルを低減する。ローラーグレーダーは、茎のサイズを分別し、最も小さい直径の茎を選別する。使用する直径は、用途に基づいて決定される。残りの茎は、切断の準備で茎を一方向に配向させる波形配向振動コンベアに運ばれる。配向された茎は、配向性を維持するためにシーリングローラーでスライサーへ運ばれる。茎をメッシュ格子に押し込んで均等に切断し、次いで回転スライサーを使用して茎を所定の長さに切る。得られたチップは、より低い灰分、Na、Cl及び/又はKレベルを必要とするチップ(例えば、燃料組成物に使用するため)の生産に使用される場合、任意選択によりドラム洗浄機に運ばれる。他の場合、チップは、乾燥又は出荷のために直接メッシュビンに運ばれる。
【0093】
土壌のバイオレメディエーション
[0103] 本明細書に記載の方法で生産されたアルンド(Arundo)植物チップは、いくつかの元素の含有量について試験され、以下の値:カルシウム800mg/kg、マグネシウム~1200mg/kg、リン~1000mg/kg、塩素~5000mg/kgが得られた。さらなる元素について試験され、その結果が以下の表1Aに示される。
【0094】
【0095】
巨大な多年生草のサンプルからの繊維を分析前に粉砕した。乾燥減量は、粉砕サンプルを使用して、空気中、105℃で一晩かけて測定した。全ての結果は、乾燥した粉砕サンプルの重量に基づいて決定され、得られたサンプルベースで計算され、報告された。58-灰分含有率は、空気中で750℃まで段階的に灰化し、その温度で8時間保持した後に決定された。61-差による酸素量は、(100-C-H-N-S-灰分)%として計算され、灰化中の無機成分の酸化、灰中に残存する硫黄などの成分の二重減算又は測定若しくは減算されていない他の種(ハロゲンなど)の揮発により誤差が生じ得る。
【0096】
[0104] これらの同じ試験は、植物中に自然に存在しない以下の元素:アルミニウム、アンチモン、ヒ素、バリウム、ベリリウム、ホウ素、カドミウム、クロム、コバルト、銅、鉄、マグネシウム、マンガン、ニッケル、リンを植物が取り込むことができることを実証した。
【0097】
[0105] 土壌のバイオレメディエーションは、本明細書に記載の方法を使用して、例えばカドミウムで汚染された土壌にアルンド(Arundo)草植物を植え付けることによって実行される。植物は、収穫され、燃料用途に使用される。数回の植え付け及び収穫のサイクルを経て、土壌は、カドミウムを実質的に含まず、食品生産に安全な状態になる。
【0098】
[0106] 土壌のバイオレメディエーションは、本明細書に記載の方法を使用して、例えば水銀(Hg)で汚染された土壌にアルンド(Arundo)草植物を植え付けることによって実行される。植物は、収穫され、燃料用途に使用される。数回の植え付け及び収穫のサイクルを経て、土壌は、水銀(Hg)を実質的に含まず、食品生産に安全な状態になる。
【0099】
糖用途の収穫
[0107] 本明細書に記載の方法によって生産されるアルンド(Arundo)植物は、新月中に収穫することなどにより、植物が休眠/休止に入る前に収穫される。この段階で植物を収穫すると、他の時期に植物を収穫した場合に比べて茎及び葉の糖含有量が増加する。
【0100】
植物間隔の年間収穫量への影響
[0108] 単一の表現型を、各植物間の間隔を0.25、0.5、1.0及び2.0メートルにして試験区に列植えすることによって試験した。全ての試験区には、同じ灌漑及び外部窒素(N)投与量(硝酸塩肥料として添加)が与えられた。報告された年間収穫量は、茎材料のみについて測定された(即ち、葉及び葉茎は、重量に含まれなかった)。結果を表1bに示す。
【0101】
【0102】
ダンチク(Arundo Donax)の例示的な表現型の茎収量
[0109] 本明細書に記載の方法を使用して、選択された8つの例示的なダンチク(Arundo donax)の表現型を栽培した。結果を表2に示す。
【0103】
【0104】
外部窒素(硝酸塩肥料として添加)の年間茎収穫量への影響
[0110] 選択された例示的なダンチク(Arundo donax)の表現型のサンプル各3つを、本明細書に記載の方法及び異なる量で添加したN(硝酸塩肥料として)を使用して栽培した。結果を表3に示す。
【0105】
【0106】
本明細書に記載の方法で栽培及び収穫されたダンチク(Arundo Donax)のサンプルの組成
[0111] NREL実験分析手順NREL/TP-2800-76724及びNREL/TP-510-42618を使用して、選択的に繁殖された1つのダンチク(Arundo donax)の表現型の4つのサンプルをセルロース、ヘミセルロース及びリグニン含有量について測定した。結果を表4に示す。
【0107】
【0108】
本明細書に記載の方法で作製されたアルンド(Arundo)ペレットの吸水
[0112] 10個の複製ペレットを60℃で一晩乾燥させ、重量を測定した。乾燥したサンプルをおよそ400mLの脱イオン水で覆った。サンプルは、ASTM D570に基づいて、脱イオン水中に24時間放置した。プラスチック容器内の乾燥ペレットに、それ以上水を吸収しなくなるまでゆっくりと水を加えることにより測定を行った。ペレットを24時間放置し、ペレットが完全に飽和するように追加の水を滴下した。ペレットに吸収されなかった水は、容器から除去され、次いで湿サンプルの重量が測定され、水分吸着が計算された。結果を以下の表5に示す。
【0109】
【0110】
本明細書に記載の方法によって生産された配向性ストランドボード
[0113] 本明細書に記載の方法で生産されたアルンド(Arundo)ストランドから作製された5つの配向性ストランドボードサンプルで試験を行った。試験は、ASTM D1037-12 (2020) -“Standard Test Methods for Evaluating Properties of Wood-Base Fiber and Particle Panel Materials”を使用して実施された。結果を表6に示す。
図10に示すように、実施例のダンチク(Arundo donax)配向性ストランドボードの曲げ強度を測定し、他の材料を使用した配向性ストランドボードと比較した。
【0111】
【0112】
本明細書に記載の方法によって生産されたパーティクルボード
[0114] アルンド(Arundo)パーティクルを含有する、本明細書に記載の方法を使用して製造されたパーティクルボードのサンプルを物理的及び機械的特性について試験した。物理的(密度及び水分吸着)及び機械的(表面又は内部結合に対する垂直方向の張力及び曲げ)試験は、ASTM D1037-2012に基づいて実施された。これらの計算式は、ASTM D1037-2012で見ることができる。試験前に、試験片を50%RH、70°Fの環境で最低48時間慣らした。結果を以下の表7(a)~7(e)に示す。
【0113】
【0114】
【0115】
【0116】
【0117】
【0118】
本明細書に記載の方法によって生産されたダンチク(Arundo donax)から作製された製品例
[0115] 製品例は、本明細書に記載の方法によって生産されたダンチク(Arundo donax)から調製した。選択された製品例を
図5~9及び11~12に示す。
図5は、本明細書に記載の方法によって作製されたペレット化されたダンチク(Arundo donax)を示す。
図6Aは、4つの中密度繊維板サンプル:比較のために100%木質繊維を使用した参照(左上、「REF」)、25%ダンチク(Arundo donax)繊維と木質繊維のブレンド(右上、「B-25」)、50%ダンチク(Arundo donax)繊維と木質繊維のブレンド(左下、「B-50」)及び100%ダンチク(Arundo donax)繊維の中密度繊維板(右下、「B-100」)を示す。
図6Bは、100%ダンチク(Arundo donax)パーティクルで作製されたパーティクルボードの例を示す。
図7は、
図8に示すダンチク(Arundo donax)紙を作製するための出発材料として使用されるダンチク(Arundo donax)パルプを示す。
図9は、本明細書に記載の方法によって生産されたダンチク(Arundo donax)のストランドを使用して作製された配向性ストランドボードを示す。
図11Aは、
図11Bに示すように、様々なチップの長さで生産されたダンチク(Arundo donax)チップを示す。
図12は、ダンチク(Arundo donax)の茎(葉を剥がしたもの)を示す。
【0119】
アメリカ材料試験協会(ASTM)法によるアルンド(Arundo)ベース組成物のせん断弾性率及び/又はヤング率の試験
[0116] 本明細書に記載のアルンド(Arundo)組成物の均質サンプルは、矩形のバー、円筒形の棒又は平らなディスクで提供され、ヤング率及び/又はせん断弾性率を決定するためにASTM E1876-22を使用して試験する。
【0120】
[0117] 本発明の好ましい実施形態が本明細書に示され、記載されているが、そのような実施形態が例としてのみ提供されていることは、当業者に明らかであろう。本発明は、本明細書内に提供された特定の例によって限定されることを意図しない。本発明は、前述の本明細書を参照して説明されているが、本明細書の実施形態の記載及び図示は、限定的な意味で解釈されるべきではない。当業者であれば、本発明から逸脱することなく、多くの変形形態、変更形態及び代替形態を想到するであろう。さらに、本発明の全ての態様は、様々な条件及び変数に依存する、本明細書に記載された特定の描写、構成又は相対的な割合に限定されないことを理解されたい。本発明を実施する際、本明細書に記載した本発明の実施形態の様々な代替形態が採用され得ることを理解されたい。したがって、本発明は、そのような代替形態、修正形態、変形形態又は均等物も包含すべきことが企図される。以下の請求項は、本発明の範囲を定義し、これらの請求項の範囲内の方法及び構造並びにそれらの均等物が包含されることが意図される。
【国際調査報告】