(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-08
(54)【発明の名称】コンピュータ化されたネットワークの変更管理ならびに通信システムおよび方法
(51)【国際特許分類】
H04L 65/403 20220101AFI20241031BHJP
H04L 41/22 20220101ALI20241031BHJP
H04L 41/0803 20220101ALI20241031BHJP
H04L 41/50 20220101ALI20241031BHJP
【FI】
H04L65/403
H04L41/22
H04L41/0803
H04L41/50
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024533318
(86)(22)【出願日】2022-04-21
(85)【翻訳文提出日】2024-06-04
(86)【国際出願番号】 US2022025709
(87)【国際公開番号】W WO2023204809
(87)【国際公開日】2023-10-26
(81)【指定国・地域】
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)令和2年度、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発/クラウド型ネットワーク統合管理・自動最適化技術の開発(OSS/MANOのソフトウェア)の研究」委託研究、産業技術力強化法第17条の適用を受ける特許出願
(71)【出願人】
【識別番号】319010088
【氏名又は名称】楽天モバイル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109380
【氏名又は名称】小西 恵
(74)【代理人】
【識別番号】100109036
【氏名又は名称】永岡 重幸
(74)【代理人】
【識別番号】100188879
【氏名又は名称】渡邉 未央子
(72)【発明者】
【氏名】ベヘラ,サティシュ クマール
(72)【発明者】
【氏名】マンスリ,ザファル
(57)【要約】
コンピュータ化されたネットワーク上での変更要求に関する電子通信を実施するシステムおよび方法が開示される。ある実施形態では、コンピュータ化されたネットワークに対する変更要求を記述する変更要求データ(RFC)構造が生成される。変更要求に関するグラフィカル項目およびグラフィカルなディスカッションルーム作成オプションを含むグラフィカルユーザインターフェース(GUI)が第1のユーザデバイス上に提示される。変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームが、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択に応答して生成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ化されたネットワーク上での変更要求に関する電子通信を実施する方法であって、
前記コンピュータ化されたネットワークに対する変更要求を記述する変更要求データ(RFC)構造を生成することと、
前記変更要求に関するグラフィカル項目およびグラフィカルなディスカッションルーム作成オプションを含むグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を第1のユーザデバイス上に提示することと、
前記グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択の受信に応答して、前記変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成することと
を含む、方法。
【請求項2】
前記変更要求に関するユーザに関連付けられた前記ユーザデバイスを電子的に接続する前記電子ディスカッションルームを生成することの前に、
前記グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションの前記ユーザ選択に応答して、前記変更要求に関連付けられたエンティティの視覚的リストを提示することと、
前記視覚的リストから選択されたエンティティのユーザ選択を受信することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記変更要求に関する前記ユーザに関連付けられた前記ユーザデバイスを電子的に接続する前記電子ディスカッションルームを生成することが、
グラフィカルなディスカッションルーム開始オプションの第2のユーザ選択を受信することと、
前記視覚的リストから前記選択されたエンティティに関する通信情報を取得することと、
前記通信情報に基づいて、前記ユーザの前記ユーザデバイスを電子的かつ通信可能に接続する前記電子ディスカッションルームを生成することと
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記通信情報に基づいて、前記ユーザの前記ユーザデバイスに前記電子ディスカッションルームへの電子招待を送信すること
をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記変更要求に関する前記ユーザが、変更要求者、変更実行者、変更承認者、変更管理者を含むグループのうちの2つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記電子ディスカッションルームの電子記録を生成することと、
前記電子記録をデータベースに格納することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記方法が、前記電子記録の電子テキスト転写物を生成することと、
前記電子テキスト転写物を前記データベースに格納することと
をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
コンピュータ化されたネットワーク上での変更要求に関する電子通信を実施するコンピュータデバイスであって、
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体と、
少なくとも1つのプロセッサとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが前記コンピュータ実行可能命令を実行すると、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記コンピュータ化されたネットワークの変更要求を記述する変更要求データ(RFC)構造を生成し、
前記変更要求に関するグラフィカル項目およびグラフィカルなディスカッションルーム作成オプションを含むグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を第1のユーザデバイス上に提示し、
前記グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択の受信に応答して、前記変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成する
ように設定される
コンピュータデバイス。
【請求項9】
前記変更要求に関するユーザに関連付けられた前記ユーザデバイスを電子的に接続する前記電子ディスカッションルームを生成する前に、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションの前記ユーザ選択に応答して、前記変更要求に関連付けられたエンティティの視覚的リストを提示し、
前記視覚的リストから選択されたエンティティのユーザ選択を受信するように、さらに設定される、請求項8に記載のコンピュータデバイス。
【請求項10】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
グラフィカルなディスカッションルーム開始オプションの第2のユーザ選択を受信することと、
前記視覚的リストから前記選択されたエンティティに関する通信情報を取得することと、
前記通信情報に基づいて、前記ユーザの前記ユーザデバイスを電子的かつ通信可能に接続する前記電子ディスカッションルームを生成することによって、
前記変更要求に関する前記ユーザに関連付けられた前記ユーザデバイスを電子的に接続する前記電子ディスカッションルームを生成するように設定される、請求項9に記載のコンピュータデバイス。
【請求項11】
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記通信情報に基づいて、前記ユーザの前記ユーザデバイスに前記電子ディスカッションルームへの電子招待を送信する
ようにさらに設定される、請求項10に記載のコンピュータデバイス。
【請求項12】
前記変更要求に関する前記ユーザが、変更要求者、変更実行者、変更承認者、変更管理者を含むグループのうちの2つを含む、請求項8に記載のコンピュータデバイス。
【請求項13】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記電子ディスカッションルームの電子記録を生成し、
前記電子記録をデータベースに格納する
ようにさらに設定される、請求項8に記載のコンピュータデバイス。
【請求項14】
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記電子記録の電子テキスト転写物を生成し、
前記電子テキスト転写物を前記データベースに格納する
ようにさらに設定される、請求項13に記載のコンピュータデバイス。
【請求項15】
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、少なくとも1つのプロセッサが前記コンピュータ実行可能命令を実行すると、前記少なくとも1つのプロセッサが、
コンピュータ化されたネットワークの変更要求を記述する変更要求データ(RFC)構造を生成し、
前記変更要求に関するグラフィカル項目およびグラフィカルなディスカッションルーム作成オプションを含むグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を第1のユーザデバイス上に提示し、
前記グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択の受信に応答して、前記変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成する
ように設定される、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項16】
前記変更要求に関するユーザに関連付けられた前記ユーザデバイスを電子的に接続する前記電子ディスカッションルームを生成する前に、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションの前記ユーザ選択に応答して、前記変更要求に関連付けられたエンティティの視覚的リストを提示し、
前記視覚的リストから選択されたエンティティのユーザ選択を受信する
ように、さらに設定される、請求項15に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項17】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
グラフィカルなディスカッションルーム開始オプションの第2のユーザ選択を受信することと、
前記視覚的リストから前記選択されたエンティティに関する通信情報を取得することと、
前記通信情報に基づいて、前記ユーザの前記ユーザデバイスを電子的かつ通信可能に接続する前記電子ディスカッションルームを生成することによって、
前記変更要求に関する前記ユーザに関連付けられた前記ユーザデバイスを電子的に接続する前記電子ディスカッションルームを生成するように設定される、請求項16に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項18】
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記通信情報に基づいて、前記ユーザの前記ユーザデバイスに前記電子ディスカッションルームへの電子招待を送信する
ようにさらに設定される、請求項17に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項19】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記電子ディスカッションルームの電子記録を生成し、
前記電子記録をデータベースに格納する
ようにさらに設定される、請求項15に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項20】
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記電子記録の電子テキスト転写物を生成し、
前記電子テキスト転写物を前記データベースに格納する
ようにさらに設定される、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
電気通信ネットワークシステムは、ネットワークデバイス(例えば、スイッチ、ルータなど)および他のタイプのハードウェアを含む。このハードウェアのいくつかは、ネットワーク機能を実行するためのソフトウェアを実装する。場合によっては、このハードウェアおよびソフトウェアは、専用であるか、または特定のベンダーまたは契約者によって管理される。したがって、ネットワークユーザがネットワークサービスの変更を行いたいとき、ユーザはネットワークオペレータに変更要求を行う。ネットワークオペレータは、要求をレビューし、責任当事者から承認を得なければならない。そして、ネットワークオペレータは、実際の変更を行う技術者およびエンジニアとネットワーク変更を実施することを調整する。ネットワークシステムの変更を管理することは、異なる当事者間で行われる調整および通信の量のために複雑で困難である。
【0002】
本開示の態様は、添付の図面とともに読まれるとき、以下の詳細な説明から最もよく理解される。業界の標準的慣行に従い、様々な特徴は縮尺通りに描かれていないことに留意されたい。実際には、種々の特徴の寸法は、説明を明確にするために、任意に増減され得る。
【図面の簡単な説明】
【0003】
【
図1】ある実施形態に係るコンピューティングシステムのブロック図である。
【0004】
【
図2A】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2B】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2C】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2D】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2E】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2F】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2G】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2H】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2I】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2J】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2K】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2L】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2M】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2N】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【
図2O】ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造を生成するために使用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のパネルを含む。
【0005】
【
図3】ある実施形態に係る、RFCデータ構造のGUIに提示された視覚的表現である。
【0006】
【
図4A】ある実施形態に係る、RFC構造のリストのGUIのパネルである。
【0007】
【
図4B】ある実施形態に係る、RFC構造の承認ステータスのリストのGUIのパネルである。
【0008】
【
図5】ある実施形態に係る、新たな電子ディスカッションルームを作成するために利用可能なエンティティのリストを示すとともに、既に作成された他の電子ディスカッションルームの視覚的表現も表示するGUIのパネルである。
【0009】
【
図6】ある実施形態に係る、
図5のグラフィカルなディスカッションルーム開始オプションの選択に応答して選択された、選択済みエンティティの通信情報の表である。
【0010】
【
図7】ある実施形態に係る、ユーザが電子ディスカッションルームリンク(すなわち、会議ID、パスコード)を手動で設定することを可能にするパネルである。
【0011】
【
図8】ある実施形態に係る、コンピュータ化されたネットワーク上での変更要求に関する電子通信を実施する方法の流れ図である。
【0012】
【
図9】ある実施形態に係る、電子ディスカッションルームを生成する方法の流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下の開示は、提供される主題の異なる特徴を実装するための多くの異なる実施形態または例を提供する。本開示を簡単にするために、構成要素、値、動作、材料、配置などの特定の例が以下で説明される。当然ながら、これらは単なる例であり、限定することを意図するものではない。他の構成要素、値、動作、材料、配置などが企図されている。例えば、以下の説明における第2の特徴の上または上方での第1の特徴の形成は、第1の特徴と第2の特徴とが直接接触して形成される実施形態を含むことができ、また、第1の特徴と第2の特徴とが直接接触し得ないように、第1の特徴と第2の特徴との間に追加の特徴が形成され得る実施形態も含むことができる。加えて、本開示は、様々な例において図示番号および/または文字を繰り返すことがある。この繰り返しは、簡潔さおよび明瞭さを目的としたものであり、説明される様々な実施形態間および/または構成間の関係をそれ自体が規定するものではない。
【0014】
(オプションであり、該当する場合に使用)さらに、「真下(beneath)」、「下(below)」、「より下(lower)」、「上(above)」、「より上(upper)」などの空間的に相対的な用語は、本明細書では、図に示すように、1つの要素または特徴と別の要素(複数可)または特徴(複数可)との関係を説明するための記述を容易にするために使用され得る。空間的に相対的な用語は、図に示す向きに加えて、使用中または動作中のデバイスの異なる向きを包含することを意図するものである。装置は他の方向に向けられる(90度または他の向きに回転される)ことができ、本明細書で使用される空間的相対記述子も同様にそれに応じて解釈されることができる。
【0015】
ある実施形態では、コンピュータ化されたネットワークの変更を実施することは、変更要求者、変更管理者、変更要求承認者、変更実行者、および第三者サービスプロバイダおよび/またはベンダーなどの複数の当事者を含む。変更要求のライフサイクル(例えば、変更要求の提出、変更要求の承認、変更要求の実行、および変更要求の閉鎖など)中に、複数の利害関係者が互いに連絡を取り、変更要求の詳細について議論する(例えば、手順の変更を議論する場合、誤解がある場合、またはいずれかの当事者が十分な情報を欠いている場合、変更要求の実行中に予期せぬ問題が発生した場合など)。本明細書では、電子ディスカッションルームを作成するシステムおよび方法の実施形態について説明する。ある実施形態では、電子ディスカッションルームは、変更要求に関与する様々な当事者が変更要求に関して通信することができるように、変更要求のライフサイクル全体にわたって維持される。ある実施形態では、電子ディスカッションルームは、変更要求に関与する当事者が効果的かつ組織的な方法でグループディスカッションを行うことを可能にする。ある実施形態では、他の当事者が変更要求に関する以前の通信に容易にアクセスできるように、ディスカッションの記録(例えば、テキストメッセージ、音声記録、ビデオ記録など)が生成される。ある実施形態では、過去の会議に参加したことがない人であっても変更要求に関する既にディスカッションされた問題を容易かつ明確にレビューできるように、電子ディスカッションルームでのディスカッションのログファイル(例えば、テキスト転写物など)が生成される。
【0016】
図1は、ある実施形態に係るコンピューティングシステム100のブロック図である。
【0017】
コンピューティングシステム100は、ネットワーク変更管理コンピュータデバイス102と、少なくとも1つのデータベース104と、コンピュータネットワーク105と、ユーザデバイス107、109、111、113とを含む。
図1では、コンピュータネットワーク105は、セルラーネットワーク106およびインターネットプロトコル(IP)ネットワーク108を含む。ある実施形態では、コンピュータネットワーク105は、IPネットワーク108のみを含む。ある実施形態では、コンピュータネットワーク105は、セルラーネットワーク106のみを含む。ある実施形態では、コンピュータネットワーク105は、IPネットワーク108のような複数のIPネットワークを含む。ある実施形態では、コンピュータネットワーク105は、セルラーネットワーク106のような複数のセルラーネットワークを含む。
【0018】
ある実施形態では、ネットワーク変更管理コンピュータデバイス102およびセルラーネットワーク106は、IPネットワーク108を介して互いに接続される。ある実施形態では、IPネットワーク108は、広域ネットワーク(WAN)(すなわち、インターネット)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ローカルエリアネットワーク(WLAN)などを含む。ある実施形態では、セルラーネットワーク106は、ワイヤレスWAN(WWAN)を含む。
【0019】
セルラーネットワーク106は無線アクセスネットワーク(RAN)160を含む。RAN160は、セルラーネットワーク106の無線要素である。RAN160は、1つまたは複数の無線送受信機を含む基地局等のネットワークエレメントを含む。基地局は、セルと呼ばれるランド領域をカバーする。携帯電話、スマートフォン、ラップトップなどのユーザ機器は、セルをカバーする基地局の各々に接続する。RAN160は、トランスポート180によって提供されるバックホールリンクを介してコア170に接続する。
【0020】
コア170は、セルラーネットワーク106全体の中央部分である。コア170は、モバイル加入者がサービス(例えば、国際通話、テキストメッセージング、ローカルセルラー通話)にアクセスすることを可能にする。ある実施形態では、コア170は、加入者プロファイル情報、加入者の位置、サービスの認証、音声セッションおよびデータセッションに必要な切り替え機能の維持などの重要な機能を担当する。コア170は、ネットワーク要素を含む。ある実施形態では、ネットワーク要素は、モビリティ管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)ゲートウェイ、ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス・センタ(BM-SC)、およびパケット・データ・ネットワーク(PDN)ゲートウェイを含む。ある実施形態では、MMEはホーム加入者サーバ(HSS)と通信している。MMEは、ユーザ機器とコア170との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MMEはベアラおよび接続管理を提供する。ある実施形態では、インターネットプロトコル(IP)パケットは、それ自体がIPネットワーク108に接続されているサービングゲートウェイを介して転送される。
【0021】
トランスポート180は、セルラーネットワーク106のコア170とRAN160とを接続するトランスポートネットワークを指す。トランスポート180は、バックホールリンク、コネクタ、リレー、ボイスオーバーIPデバイスなどのネットワーク要素182を含む。ある実施形態では、トランスポート180は、マクロセルをスモールセル、無線ユニット、デジタルユニットなどに接続するフロントホールを含む。
【0022】
ネットワーク変更管理コンピュータデバイス102(ある実施形態ではサーバ102)は、少なくとも1つのプロセッサ126と非一時的コンピュータ可読媒体128とを含むコンピュータデバイスである。非一時的コンピュータ可読媒体128は、コンピュータ実行可能命令124を記憶する。ある実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体128は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、他の磁気記憶装置、前述のタイプのコンピュータ可読媒体の組み合わせ、またはコンピュータデバイスによってアクセスされ得る命令もしくはデータ構造の形態でコンピュータ実行可能コードを格納するために使用され得るいずれかの他の媒体を含む。プロセッサ126がコンピュータ実行可能命令124を実行すると、プロセッサ126は変更管理コンピュータソフトウェア127を実行する。
【0023】
変更管理コンピュータソフトウェア127は、変更要求を自動化するように設定されている。ある実施形態では、変更要求は、コンピュータネットワーク105のハードウェアの要求された変更に関する。ある実施形態では、変更要求は、コンピュータネットワーク105のソフトウェアの要求された変更に関する。ある実施形態では、変更要求は、コンピュータネットワーク105のハードウェアおよびソフトウェアの両方における要求された変更に関する。ある実施形態では、ネットワーク105のハードウェアは、サーバ、基地局、無線ユニット、および/またはネットワークシステム内のいずれかの他の適切なハードウェアを含み、ネットワーク105のソフトウェアは、電気通信機能を実行し、電気通信性能を管理する複数のアプリケーション、および/またはネットワークシステム内のいずれかの他の適切なソフトウェアを含む。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ネットワーク105でこれらの変更を行うために使用される承認プロセスおよび/または実装プロセスを自動化するように設定されている。
【0024】
例えば、ある実施形態では、変更要求アクションは、変更要求者130によって提供される。変更要求者130は、コンピュータネットワーク105内のハードウェアおよび/またはソフトウェアの変更を要求しているユーザである。以下でさらに詳細に説明するように、変更管理コンピュータソフトウェア127は、RFC構造134を生成するために変更要求者130によって操作されるユーザデバイス107からユーザ入力を受信する。変更管理コンピュータソフトウェア127は、データベース104にRFC構造134を格納する。ある実施形態では、データベース104は、非一時的コンピュータ可読媒体136にRFC構造134を格納する。
【0025】
ユーザデバイス107は、非一時的コンピュータ可読媒体135および少なくとも1つのプロセッサ139を含む。非一時的コンピュータ可読媒体135は、コンピュータ実行可能命令137を記憶する。プロセッサ139がコンピュータ実行可能命令137を実行すると、ユーザデバイス107は、ユーザ入力を受信し、ユーザ入力を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信するように設定されている。変更管理コンピュータソフトウェア127は、ユーザ入力を処理し、(ある実施形態では、外部セキュリティシステムなどによって提供される)認可をユーザデバイス107に送信する。
【0026】
変更要求は、変更管理者144によってレビューされる。変更管理者144は、変更要求内の情報が正しいこと、および変更要求に関連付けられたタスクが要件に従ってスケジュール通りに実行されることを保証する役割を担うユーザである。以下でさらに詳細に説明するように、変更管理コンピュータソフトウェア127は、変更要求に対する承認および修正を受信するために、(変更管理者144によって操作される)ユーザデバイス111からユーザ入力を受信する。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、変更管理者114として資格がある複数の人員に変更要求の通知を(例えば、電子メール、SMS、プッシュ通知などを介して)送信して、複数の人員のうちの少なくとも一人に変更要求を受け取る/担当するように要求する。ある実施形態では、複数の人員のうちの一人が(例えば、変更管理コンピュータソフトウェア127の通知に対する応答を提出することによって)変更要求を受け取る/担当すると、変更管理コンピュータソフトウェア127はその人員を変更管理者114として割り当て、複数の人員のうちの他の人員は変更管理者114の許可なしに変更要求を受け取る/担当することができない。ある実施形態では、変更管理者144は、RFC構造134を修正することによって変更要求を修正(例えば、変更要求の緊急度レベル、実行スケジュール、およびいずれかの他の適切なフィールドを変更)する。ある実施形態では、変更管理者144は、変更なしで変更要求をレビューおよび承認する。変更管理者144のユーザデバイス111は、変更管理コンピュータソフトウェア127が承認者のロールに関連付けられたすべてのユーザのユーザデバイスにRFC構造134(もしあれば、変更管理者114によって行われた修正/更新を含む)を送信することを要求する。ある実施形態では、ロール承認者に関連付けられたすべてのユーザのユーザデバイスにRFC構造134を送信する前に、変更管理者144のユーザデバイス111は、変更管理コンピュータソフトウェア127が変更された変更要求を変更要求者に送信することを要求して、行われた変更に対する変更要求者の合意を求める。
【0027】
ユーザデバイス111は、非一時的コンピュータ可読媒体149および少なくとも1つのプロセッサ145を含む。非一時的コンピュータ可読媒体149は、コンピュータ実行可能命令146を記憶する。プロセッサ145がコンピュータ実行可能命令146を実行すると、ユーザデバイス111は、ユーザ入力を受信し、ユーザ入力を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信するように設定されている。
【0028】
変更承認者140は、変更要求を承認する。以下でさらに詳細に説明するように、変更管理コンピュータソフトウェア127は、変更要求の認可を受信するために、(変更承認者140によって操作される)ユーザデバイス109からユーザ入力を受信する。変更承認者140のユーザデバイス109は、RFC構造134に対する認可または拒否(もしあれば、スケジューリングおよび分類における更新を含む)を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信する。ある実施形態では、受信時に対応可能な承認者(変更承認者140など)は、RFC構造134によって記述された変更要求のレビューを承諾することができる。承認者が変更要求をレビューすることを承諾すると、承認者は変更要求の主承認者として割り当てられる(他の承認者は、主承認者に代わって変更要求をレビューすることができるが、変更管理コンピュータソフトウェア127は、主承認者が変更要求を認可/拒否するように要求する)。
【0029】
ユーザデバイス109は、非一時的コンピュータ可読媒体143および少なくとも1つのプロセッサ141を含む。非一時的コンピュータ可読媒体143は、コンピュータ実行可能命令142を記憶する。プロセッサ141がコンピュータ実行可能命令142を実行すると、ユーザデバイス109は、ユーザ入力を受信し、ユーザ入力を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信するように設定されている。
【0030】
ある実施形態では、変更実行者147が変更要求を実行する。以下でさらに詳細に説明するように、変更管理コンピュータソフトウェア127は、変更要求に関するタスク項目についての成功メッセージまたは失敗メッセージを受信するために、(変更実行者147によって操作される)ユーザデバイス113からユーザ入力を受信する。ある実施形態では、変更実行者147は、ユーザデバイス113からのユーザ入力を介してネットワーク変更(すなわち、ソフトウェアおよび/またはハードウェアの変更)を実施する。変更実行者147のユーザデバイス113は、RFC構造134に関連付けられたタスク項目についての成功メッセージおよび/または失敗メッセージを送信する。
【0031】
タスク項目の手動実行を実施する場合、変更実行者147は、タスク項目に記述された変更を実行する。ある実施形態では、ユーザデバイス113は、非一時的コンピュータ可読媒体149と、少なくとも1つのプロセッサ148とを含む。非一時的コンピュータ可読媒体149は、コンピュータ実行可能命令146を記憶する。プロセッサ145がコンピュータ実行可能命令146を実行すると、ユーザデバイス113は、ユーザ入力を受信し、ユーザ入力を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信するように設定されている。
【0032】
ある実施形態では、変更要求は変更実行プラットフォームによって自動的に実行される。変更実行プラットフォームは、変更管理コンピュータソフトウェア127の一部としてプロセッサ126によって実行される。ある実施形態では、変更実行プラットフォームは、変更管理コンピュータソフトウェア127とは別個のソフトウェアとしてプロセッサ126によって操作される。変更実行プラットフォームのプロセッサ126は、変更要求のRFC構造134を受信し、ネットワーク変更を実行し、変更要求に関するタスク項目についての成功メッセージまたは失敗メッセージを変更管理コンピュータソフトウェア127に送信する。
【0033】
変更管理コンピュータソフトウェア127は、コンピュータネットワーク105に対する変更要求の通信プロセスおよび管理を自動化および調整する。上述したように、変更要求は、RFC構造134によってコンピューティングシステム100に記述される。ある実施形態では、RFC構造134は、承認され、サポートされ、および/またはベースライン化されたハードウェア、ネットワークデバイス、ソフトウェアアプリケーション、環境変更、システムアーキテクチャ変更、デスクトップ構築の追加、修正および/または削除を、関連付けられた文書とともに記述する。
【0034】
変更管理コンピュータソフトウェア127は、コンピュータ化されたネットワーク105に対する変更要求を記述するRFC構造134を生成するように設定されている。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ユーザデバイス107を介して変更要求者130に提示されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を生成するように設定されている。ある実施形態では、GUIは、ユーザ入力として選択されると、変更のタイプ、緊急度レベル、リスクレベル、影響、実行スケジュール、推奨タスク実行者、およびいずれかの他の適切なパラメータを示すことによって変更要求を記述する選択可能なコンピュータオプションを提示する。ユーザ入力が変更管理コンピュータソフトウェア127によって受信されると、変更管理コンピュータソフトウェア127は、RFC構造134を生成するように設定されている。ある実施形態では、RFC構造134は、レビューのために変更要求者130に提示され、変更要求者130からRFC構造134内のデータに対するいずれかの変更を受信する。
【0035】
変更管理コンピュータソフトウェア127がRFC構造134を生成すると、変更管理コンピュータソフトウェア127は、RFC構造134に基づいて複数の自動変更要求ワークフロー152からターゲット自動変更要求ワークフロー152を選択するように設定されている。自動変更要求ワークフロー152は、変更要求または変更要求の一部を実施するためのワークフローを自動的に実施する実行可能ファイルである。異なる自動変更要求ワークフロー152は、RFC構造134のデータに応じて異なる手順を含む。ある実施形態では、自動変更要求ワークフロー152は、標準変更要求ワークフロー、非標準変更要求ワークフロー、および緊急変更要求ワークフローを含む。ある実施形態では、変更要求の実施に関与する、承認者140、変更管理者144、および/または実行者147は、自動変更要求ワークフロー152を介して変更管理コンピュータソフトウェア127によって選択される。異なるタイプの変更、緊急度レベル、リスクレベル、ネットワーク影響、スケジュール、および/または変更タイプは、変更要求におけるネットワーク変更を実施するための異なる手順とともに、異なる承認者140、変更管理者144、および実行者147を含むワークフローをもたらす。
【0036】
ある実施形態では、標準変更要求ワークフロー、非標準変更要求ワークフロー、および緊急変更要求ワークフローレベルは、変更要求の緊急度/重要度に基づいて変更管理コンピュータソフトウェア127によって選択される。ある実施形態では、変更要求者130は、緊急度/重要度のレベルを指定する。例えば、変更要求者130は、緊急度/重要度のレベルを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)の入力フィールドにユーザ入力を入力し、選択されたレベルに基づいて、変更管理コンピュータソフトウェア127は、標準変更要求ワークフロー、非標準変更要求ワークフロー、および緊急変更要求ワークフローのレベルの間で自動的に選択する。変更要求者130が緊急度/重要度のレベルを指定できるようにすることで、変更要求者130に柔軟性がもたらされる。例えば、変更要求の緊急度/重要度は、ある実施形態では、変更要求者130によって実行される機能に応じて、異なる変更要求者130間で異なる(例えば、ある実施形態では、ネットワーク容量を増加させるための変更要求は、障害監視チームにとってはそれほど緊急ではないが、ネットワークエンジニアリングチームにとっては非常に緊急である)。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、キーワード(1つまたは複数)の相関に基づいて、変更要求者130に関する情報に基づいて、および/または変更要求のブラスト半径/衝撃半径に基づいて、変更要求の緊急度/重要度を自動的に判定する。
【0037】
ターゲット自動変更要求ワークフロー152が選択されると、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ターゲット自動変更要求ワークフロー152を実施するように設定されている。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、選択された自動変更要求ワークフロー152に関連付けられた少なくとも一人の変更承認者140のユーザデバイス109にRFC構造134を送信するように設定されている。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ドメイン承認者である承認者140にRFC構造134を送信するように設定されている。ドメイン承認者は、セルラーネットワーク105内のドメインを担当するシステムエンジニア、システムプログラマ、およびシステムオペレータを含む。ドメイン承認者には、RFC構造134によって定義された変更要求をレビューするために、RFC構造134の視覚的表現が提示される。ドメイン承認者は、RFC構造134によって記述された変更要求を承認する場合、RFC構造134の承認を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信する。ドメイン承認者は、RFC構造134によって記述された変更要求を承認しない場合、RFC構造134の拒否を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信する。ある実施形態では、ドメイン承認者は、RFC構造134を承認するために、RFC構造134に変更を加えるか、または変更要求者130に変更を推奨してRFC構造134を修正/変更することができる。
【0038】
ある実施形態では、RFC構造134は、ドメイン承認者によるレビューの前に変更管理者144に最初に送信される。ある実施形態では、変更管理者144は、ユーザデバイス111上に提示されたGUIを介してRFC構造134の視覚的表現をレビューする。ある実施形態では、変更管理者144は、RFC構造134をレビューし、RFC構造134によって記述された変更要求の実行をスケジューリングする役割を担う。例えば、変更要求のスケジューリングが自動化されるのではなく手動で実行される場合、変更管理者144はベンダーと調整して、変更要求に関する異なるタスクの実行タイミングおよび/または優先度を調整する。変更管理者144は、ユーザデバイス111を介して提示されたGUIを介してユーザ入力を提供することによってこれらのタスクを実行する。ユーザデバイス111を介して提示されるGUIの一例が、
図2A~
図2Oおよび
図3に示すGUI200である。ある実施形態では、自動変更要求ワークフロー152は、ドメイン承認者によるレビューの前に変更管理者144に最初に送信される。変更管理者144は、最初にRFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152をレビューする。例えば、変更管理者144は、要求された緊急度レベル、要求タイプ、実行スケジュール、および承認者/実行者をレビューし、RFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152が適切であるかどうかを判定する。そうでない場合、変更管理者144は、RFC構造134に変更を加え、および/または別の自動変更要求ワークフロー152を選択する。ある実施形態では、変更管理者144は、RFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152を単に拒否する。変更管理者144がRFC構造134を承認する場合、変更管理者144は、RFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152の承認を示すユーザ入力をGUIに提供する。
【0039】
ある実施形態では、RFC構造134は、ドメイン承認者が変更を加えた後、および/またはRFC構造134によって具体化された変更要求を承認した後に、変更管理者144に送信される。変更管理者144は、RFC構造134をレビューする。変更管理者144がRFC構造134を承認する場合、変更管理者144は、RFC構造134の承認を示すユーザ入力をGUIに提供する。そうでない場合、変更管理者144はRFC構造134に変更を加える。ある実施形態では、変更管理者144は、RFC構造134を単に拒否する。
【0040】
ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、RFC構造134によって定義された変更要求をレビューするために、セキュリティ承認者である承認者140にRFC構造134を送信するように設定されている。セキュリティ承認者は、ネットワーク105におけるセキュリティを担当するセキュリティ人員を含む。セキュリティ承認者には、RFC構造134の視覚的表現が提示される。セキュリティ承認者は、RFC構造134によって記述された変更要求を承認する場合、RFC構造134の承認を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信する。セキュリティ承認者は、RFC構造134によって記述された変更要求を承認しない場合、RFC構造134の拒否を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信する。ある実施形態では、セキュリティ承認者は、RFC構造134を承認するために、RFC構造134に変更を加えるか、または変更要求者130に変更を推奨してRFC構造134を修正/変更することができる。
【0041】
ある実施形態では、RFC構造134は、セキュリティ承認者によるレビューの前に変更管理者144に最初に送信される。ある実施形態では、自動変更要求ワークフロー152は、セキュリティ承認者によるレビューの前に変更管理者144に最初に送信される。変更管理者144は、最初にRFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152をレビューする。例えば、変更管理者144は、要求された緊急度レベル、要求タイプ、実行スケジュール、および承認者/実行者をレビューし、RFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152が適切であるかどうかを判定する。そうでない場合、変更管理者144は、RFC構造134に変更を加え、および/または別の自動変更要求ワークフロー152を選択する。ある実施形態では、変更管理者144は、RFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152を単に拒否する。変更管理者144がRFC構造134を承認する場合、変更管理者144は、RFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152の承認を示すユーザ入力をGUIに提供する。
【0042】
ある実施形態では、RFC構造134は、セキュリティ承認者が変更を加えた後、および/またはRFC構造134によって具体化された変更要求を承認した後に、変更管理者144に送信される。変更管理者144は、RFC構造134をレビューする。変更管理者144がRFC構造134を承認する場合、変更管理者144は、RFC構造134の承認を示すユーザ入力をGUIに提供する。そうでない場合、変更管理者144はRFC構造134に変更を加える。ある実施形態では、変更管理者144は、RFC構造134を単に拒否する。
【0043】
ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、サービス体験センタ(SXC)承認者である承認者140にRFC構造134を送信するように設定されている。SXC承認者は、要求された変更がネットワーク105の動作に何らかの悪影響を及ぼすか、またはネットワーク105の動作のいずれかと競合するかどうかをチェックする役割を担う。SXC承認者には、RFC構造134によって定義された変更要求をレビューするために、RFC構造134の視覚的表現が提示される。SXC承認者は、RFC構造134によって記述された変更要求を承認する場合、RFC構造134の承認を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信する。SXC承認者は、RFC構造134によって記述された変更要求を承認しない場合、RFC構造134の拒否を変更管理コンピュータソフトウェア127に送信する。ある実施形態では、SXC承認者は、RFC構造134を承認するために、RFC構造134に変更を加えるか、または変更要求者130に変更を推奨してRFC構造134を修正/変更することができる。
【0044】
ある実施形態では、RFC構造134は、SXC承認者によるレビューの前に変更管理者144に最初に送信される。ある実施形態では、自動変更要求ワークフロー152は、SXC承認者によるレビューの前に変更管理者144に最初に送信される。変更管理者144は、最初にRFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152をレビューする。例えば、変更管理者144は、要求された緊急度レベル、要求タイプ、実行スケジュール、および承認者/実行者をレビューし、RFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152が適切であるかどうかを判定する。そうでない場合、変更管理者144は、RFC構造134に変更を加え、および/または別の自動変更要求ワークフロー152を選択する。ある実施形態では、変更管理者144は、RFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152を単に拒否する。変更管理者144がRFC構造134を承認する場合、変更管理者144は、RFC構造134および/または自動変更要求ワークフロー152の承認を示すユーザ入力をGUIに提供する。
【0045】
ある実施形態では、RFC構造134は、SXC承認者が変更を加えた後、および/またはRFC構造134によって具体化された変更要求を承認した後に、変更管理者144に送信される。変更管理者144は、RFC構造134をレビューする。変更管理者144がRFC構造134を承認する場合、変更管理者144は、RFC構造134の承認を示すユーザ入力をGUIに提供する。そうでない場合、変更管理者144はRFC構造134に変更を加える。ある実施形態では、変更管理者144は、RFC構造134を単に拒否する。
【0046】
適切な承認者140がRFC構造134によって記述された変更要求を承認すると、変更管理コンピュータソフトウェア127は、変更管理者144のユーザデバイス111にRFC構造134を送信するように設定されている。ある実施形態では、上述したように、RFC構造134は、承認者が変更要求を承認するたびに、またはその一部のタイミングで変更管理者144のユーザデバイス111に送信される。
【0047】
ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、変更要求タスクリスト154を生成する。変更要求タスクリスト154は、ネットワーク105上で変更要求を実施するために変更実行者147によって実行されるべき様々なタスクを記述する。したがって、自動変更管理タスクリスト154は、RFC構造134によって記述された変更要求を実施するためのタスク項目を1つまたは複数含む。ある実施形態では、変更管理者144は、タスクリストを変更、承認、または拒否するユーザ入力を提供するように設定されている。変更管理コンピュータソフトウェア127は、RFC構造134に記述されている変更要求に関する変更要求タスクリスト154のタスク項目をスケジュールするように設定されている。ある実施形態では、変更管理者は、手動ユーザ入力で入力して、タスク項目をスケジュールする。他の実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、RFC構造134に基づいてタスク項目を自動的にスケジュールする。次いで、変更管理者144は、RFC構造134によって記述される変更要求を認可するユーザ入力を提供するように設定されている。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、タスク項目(例えば、完了、未完了、成功、失敗)に関する変更実行者147のユーザデバイス113からのステータス更新に応答して、変更管理者144に通知を自動的に送信する。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、タスク項目がスケジュールに従って完了していないことに応答して、変更管理者144に通知を自動的に送信する。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、タスク項目がスケジュールに従って完了していないことに応答して、他の変更実行者147のユーザデバイス113に通知を自動的に送信する。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、タスク項目のスケジュールを自動的に更新し、タスク項目がスケジュールに従って完了していないことに応答して、他の変更実行者147のユーザデバイス113に通知を送信する。ある実施形態では、変更要求タスクリスト154内のタスク項目のスケジューリングは、変更実行プラットフォームを介して実行される。
【0048】
ある実施形態では、変更管理者144が変更要求を認可すると、変更管理コンピュータソフトウェア127は、スケジュールされたタスク項目の通知を変更実行者147のユーザデバイス113および/または変更実行プラットフォームに送信する。ある実施形態では、変更実行者147および/または変更実行プラットフォームは、変更管理コンピュータソフトウェア127を使用してタスク項目によって記述されたタスクを実施する。ある実施形態では、変更実行者147および/または変更実行プラットフォームは、変更管理コンピュータソフトウェア127とは独立して、タスク項目によって記述されたコンピュータネットワーク105へのネットワーク変更を実施する。ある実施形態では、変更実行者147および/または変更実行プラットフォームは、コンピュータネットワーク105へのソフトウェア変更を実施する。ある実施形態では、変更実行者147および/または変更実行プラットフォームは、コンピュータネットワーク105へのハードウェア変更および/またはソフトウェア変更を実施する。変更実行者147は、ユーザデバイス113、および/または変更実行プラットフォームを介して、変更管理コンピュータソフトウェア127に変更実施結果データ156を送信する。変更実施結果データ156は、変更要求タスクリスト154の1つまたは複数のタスク項目が完了した(例えば、首尾よく完全に実行された)か未完了(例えば、実行失敗または部分的に実行された)かを識別する。
【0049】
変更要求を実施するときに関与する重要な問題の1つは、要求者130、承認者140、変更管理者144、および変更実行者147など、変更要求に関与する異なるユーザ/利害関係者間の通信である。変更要求に関する動機、結果、技術的詳細、ロジスティクス、問題、および変更は、多くの場合、利害関係者(例えば、要求者130、承認者140、変更管理者144、および変更実行者147など)の間で議論される。異なるユーザ間のディスカッションを容易にするために、変更管理コンピュータソフトウェア127は、変更要求に関するグラフィカル項目およびグラフィカルなディスカッションルーム作成オプションを含むようにGUIを生成するように設定されている。グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択の受信に応答して、変更管理コンピュータソフトウェア127は、変更要求に関するユーザ(例えば、要求者130、承認者140、変更管理者144、および変更実行者147)に関連付けられたユーザデバイス107、109、111、113の少なくともいくつかを電子的に接続する電子ディスカッションルーム190を生成する。このようにして、変更要求に関与する異なる当事者は、ディスカッションを必要とする様々なトピックについて通信し、ディスカッションすることができる。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ディスカッションの電子記録(ER)191(例えば、テキストメッセージ、音声記録、ビデオ記録など)を処理するように設定されている。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、電子記録(ER)191の電子テキスト転写物(ETT)192またはいずれかの他の適切な種類のディスカッションのログを生成するように設定されている。ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、GUIを生成して、GUIにアクセスできるいずれかのユーザにER191、ETT192、および/またはログを提示する。このようにして、以前のディスカッションに参加しなかった人は誰でも、ER191またはETT192をレビューして変更要求に関する以前のディスカッションに追いつく。
【0050】
ある実施形態では、電子ディスカッションルーム190はビデオ会議室である。この場合、ユーザデバイス107、109、111、113は、GUIを介して提示される音声およびビデオを送信するために使用される。ある実施形態では、電子ディスカッションルーム190は音声会議室である。この場合、ユーザデバイス107、109、111、113は、GUIを介して提示される音声を送信するために使用される。ある実施形態では、電子ディスカッションルーム190はテキスト会議室である。この場合、ユーザデバイス107、109、111、113は、GUIを介して提示されるテキストメッセージを送信するために使用される。
【0051】
ある実施形態では、電子ディスカッションルーム190は常にライブであり、ユーザ/利害関係者(例えば、承認者140、要求者130、変更管理者144、および変更実行者147)は、それぞれのユーザデバイス107、109、111、113を介してGUIと単と対話するだけでディスカッションに参加できる。電子ディスカッションルーム190は、変更要求のライフサイクル全体にわたって維持され(例えば、ディスカッションルーム190は、各ディスカッションセッション後にユーザによってアクティブかつアクセス可能なままである)、変更要求が完了すると(例えば、実装変更要求が完了した後などに)閉じられる。他の実施形態では、ユーザのいずれか一人(例えば、承認者140、要求者130、変更管理者144、および変更実行者147)がユーザの別の一人(例えば、承認者140、要求者130、変更管理者144、および変更実行者147)との通信を必要とする場合、招待および/または通知が変更管理コンピュータソフトウェア127によって特定のユーザデバイス107、109、111、113に送信される。
【0052】
ある実施形態では、電子ディスカッションルーム190は、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択に応答して、変更要求に関連付けられたGUIを介してエンティティの視覚的リストを提示することにより、変更管理コンピュータソフトウェア127によって生成される。次いで、変更管理コンピュータソフトウェア127は、視覚的リストから選択されたエンティティ/ユーザに関するユーザ選択を受信する。ある実施形態では、エンティティは、承認者140、要求者130、変更管理者144、および/または変更実行者147を含む。ある実施形態では、エンティティは、承認者140、要求者130、変更管理者144、および/または変更実行者147に関する組織である。変更管理コンピュータソフトウェア127は、GUIを介してグラフィカルなディスカッションルーム作成開始オプションを提示するように設定されている。次いで、変更管理コンピュータソフトウェア127は、グラフィカルなディスカッションルーム作成開始オプションに関するユーザ選択を受信し、視覚的リストから選択されたエンティティに関する通信情報を取得する。次に、変更管理コンピュータソフトウェア127は、通信情報に基づいて、選択されたエンティティ/ユーザ(例えば、承認者140、要求者130、変更管理者144、および/または変更実行者147)のユーザデバイス(例えば、ユーザデバイス107、109、111、113)を電子的かつ通信可能に接続する電子ディスカッションルーム190を生成する。ある実施形態では、通信情報は、電子メール、電話番号、IPアドレス、メッセージングハンドル、アカウント識別子、ハイパーリンク、会議識別子、会議パスワードなどを含む。
【0053】
ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、電子ディスカッションルーム190を生成するために統一通信プラットフォームを実装する。ある実施形態によれば、変更管理コンピュータソフトウェア127を介して要求者130によって変更要求が提出されると、変更要求のいずれかの利害関係者(例えば、承認者140、要求者130、変更管理者144、および/または変更実行者147)は、電子ディスカッションルーム190を作成し、他の利害関係者を招待することができる。ある実施形態では、電子ディスカッションルーム190は、変更要求のライフサイクル全体にわたって維持される。ある実施形態では、統一通信プラットフォームはログ(例えば、ER191、ETT192など)を生成し、これによりユーザは以前のディスカッションをレビューすることができる。変更要求が実行/実行されて閉じられた後、集中型変更管理システムは、ディスカッションルームを(例えば、利害関係者へのメッセージスパミングを回避し、ネットワークリソースの浪費などを回避するために)閉じるように統合通信プラットフォームに自動的に命令する。それにもかかわらず、ログ(例えば、ディスカッションの議事録および履歴)は、利害関係者が必要に応じて将来もそれらを閲覧およびダウンロードすることができるように、集中データベースに(例えば、統一通信プラットフォームによって)格納される。
【0054】
図2Aは、ある実施形態に係る、RFC構造を生成するために使用されるパネル202を含むGUI200である。
【0055】
ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ユーザデバイス107(
図1参照)を介して変更要求者130に提示されるパネル202を含むGUI200を生成するように設定されている。
【0056】
ある実施形態では、パネル202は、変更要求に関するネットワーク変更の原因を説明する選択可能な項目を含む。
図2Aにおいて、選択可能な項目は、「容量拡張」、「ネットワーク保守」、「トラブルシューティング」、「サイト保守」、「最適化」、「ソフトウェアまたは設定変更」、または「他のネットワークキャリア作業」である。選択可能な項目「容量拡張」は、追加のハードウェアおよび/またはソフトウェアがネットワーク105に追加されているときに選択される(
図1参照)。「ネットワーク保守」は、ネットワーク105の保守を行う場合である。選択可能な項目「トラブルシューティング」は、ネットワーク要素の機能を検査および/または修正する必要がある場合に選択される。選択可能な項目「サイト保守」は、ネットワーク105の一部の保守を実行する場合に選択される。選択可能な項目「最適化」は、ネットワーク105の一部を最適化する場合に選択される。選択可能な項目「ソフトウェアまたは設定変更」は、ソフトウェアの変更(例えば、追加、低減、修正など)が行われる場合や、ネットワーク105においてハードウェアの再設定が行われている場合に選択される。選択可能な項目「他のネットワークキャリア作業」は、ネットワーク105の一部に様々なネットワーク変更が行われているときに選択される。少なくとも1つの例では、選択可能な項目「サイト保守」が選択されている。
【0057】
パネル202はまた、変更のタイプに関する選択可能な項目を含む。変更のタイプは、「標準」、「非標準」、および「緊急」の選択可能な項目を含む。ある実施形態では、パネル202は、(例えば、「レベル2緊急」などの事前定義されたタイプであってもよいし、「プロジェクトXの緊急変更」などの変更要求者によって定義されてもよい)より多くの変更のタイプ、または
図2Aに示すようなより少ない変更のタイプに関する選択可能な項目を含む。ある実施形態では、これらの選択可能な項目は、自動化されたワークフローの最も広いカテゴリを選択する。選択可能な項目「標準」が選択されると、標準的なネットワーク変更の自動実装のためにワークフローが選択される。選択可能な項目「非標準」が選択されると、非標準ネットワーク変更の自動実装のためにワークフローが選択される。選択可能な項目「緊急」が選択されると、緊急ネットワーク変更の自動実装のためにワークフローが選択される。
【0058】
図2Bは、ある実施形態に係る、RFC構造を生成するために使用されるパネル204を含むGUI200である。
【0059】
ある実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ユーザデバイス107を介して変更要求者130に提示されるパネル204を含むGUI200を生成するように設定されている。
【0060】
図2Bでは、パネル204は、「サービスが影響を受けるか?」かどうかに関する選択可能なオプションを含む。変更要求者130(
図1参照)は、はい、いいえ、または不明を選択する。
【0061】
パネル204は、ネットワーク変更の影響を受けるユーザの数に関する範囲推定値を変更要求者が入力する選択可能なオプションを含む。ある実施形態では、前述の選択可能なオプションは、(
図2Bに示すように)スライディングバーおよび入力ウィンドウである。ある実施形態では、前述の選択可能なオプションは、ドロップダウンリスト(図示せず)であるか、またはユーザ範囲を指定するためのユーザの入力を受信するためのいずれかの適切なオプションであり得る。
【0062】
パネル204は、変更要求の緊急度レベルを示す選択可能なオプションを含む。ある実施形態では、選択可能なオプションは、
図2Bに示されているように、「低」、「中」、「高」、「重大」などの選択可能なボタンを含む。ある実施形態では、前述の選択可能なオプションは、スライディングバーであるか、ドロップダウンリスト(図示せず)であるか、または緊急度レベルを指定するためのユーザの入力を受信するためのいずれかの適切なオプションであり得る。
【0063】
ある実施形態では、パネル204は、変更要求者130が、要求された変更によってネットワーク105内のどのサービス、デバイス、および/またはユーザが影響を受けるかを示すことを可能にする選択可能なオプションを含む。ある実施形態では、前述の選択可能なオプションは、ドロップダウンリストまたはプルダウンバー(例えば、
図2Bにおいて「どのサービスが影響を受けるか?」として示されている)を含む。ある実施形態では、前述の選択可能なオプションは、影響を受けるネットワーク105内の可能なサービス、デバイス、および/またはユーザを含むドロップダウンリスト(図示せず)であるか、または影響を受けるネットワーク105内のサービス、デバイス、および/またはユーザを指定するためのユーザの入力を受信するためのいずれかの適切なオプションであり得る。
【0064】
パネル204の概要セクションでは、パネル204は、変更要求者130によって行われた選択によって定義された変更要求の必須フィールドの要約を表示する。さらに、概要セクションは、変更要求者130が変更要求の優先レベルを選択する選択可能なオプションを有するプルダウンバー/ドロップダウンリストを含む。
図2Bにおいて、変更要求者130は、変更要求の優先度として「低」を選択している。
【0065】
図2Cは、ある実施形態に係る、RFC構造を生成するために使用されるパネル206を含むGUI200である。
【0066】
図2Cにおいて、パネル206は、要求された変更の実行タイムラインを変更要求者が指定することを可能にする選択可能なオプションを含む。ある実施形態では、前述の選択可能なオプションは、要求された変更の実行の開始および終了時間タイムライン(例えば、日付および時刻)を変更要求者130が選択することを可能にする仮想カレンダを含む。ある実施形態では、前述の選択可能なオプションは、入力ウィンドウ、ドロップダウンリストなど、要求された変更の実行開始および終了時間タイムラインを指定するためのユーザの入力を受信するための他の適切なオプションを含む。
【0067】
図2Dは、ある実施形態に係る、RFC構造を生成するために使用されるパネル208を含むGUI200である。
【0068】
図2Dでは、パネル208は、選択可能なオプションを有する様々なドロップダウンリスト/プルダウンメニューを含む。
【0069】
ドロップダウンリスト/プルダウンメニューの一方は、変更が顧客に影響を与えるかどうかを変更要求者130に選択させるためのオプション(
図2Dにおいて「この変更は顧客に影響を及ぼすか?」として示されている)を含む。ある実施形態では、オプションは、「はい」、「いいえ」、および「不明」を含む。ある実施形態では、オプションは、ユーザが顧客の影響をより具体的に指定することを可能にするために、「はい-レベル1の影響」、「はい-レベル2の影響」などのより詳細な選択可能オプションを含む。
【0070】
ドロップダウンリスト/プルダウンメニューの一方は、同じ変更を実施することに以前に問題があったかどうかを説明するオプション(
図2Dにおいて「この変更を以前に展開し、実装中に問題に遭遇したことがあるか?」として示されている)を含む。ある実施形態では、オプションは、「はい」、「いいえ」、「利用不可」、および「不明」を含む。ある実施形態では、オプションは、同じ変更が以前に展開された、および/または問題に以前に遭遇した時間範囲をユーザがより具体的に記述することを可能にするために、「はい-先月」、「はい-過去1年以内」などのより詳細な選択可能オプションを含む。
【0071】
ドロップダウンリスト/プルダウンメニューの一方は、標準変更ウィンドウの間に変更が実施されるかどうかを変更要求者130が選択するオプション(
図2Dにおいて「変更は標準変更保守ウィンドウの間に実施されるか?」として示されている)を含む。ある実施形態では、オプションは、「はい」、「いいえ」、「利用不可」、および「不明」を含む。
【0072】
ドロップダウンリスト/プルダウンメニューの一方は、変更要求が実施される前のセルラーネットワーク105の状態にセルラーネットワーク105を再設定するための時間量を変更要求者130が入力するオプション(
図2Dにおいて「ロールバックプランの実施にはどのくらいの時間がかかるか?」として示されている)を含む。ドロップダウンリスト/プルダウンメニューの一方は、ネットワーク変更が実施されている間にコンピュータネットワーク105を維持するために利用可能な冗長システムがあるかどうかを変更要求者130が選択するオプション(
図2Dにおいて「利用可能な冗長性はあるか?」として示されている)を含む。ある実施形態では、オプションは、「はい」、「いいえ」、「利用不可」、および「不明」を含む。ある実施形態では、オプションは、ユーザが冗長デバイスをより具体的に選択することを可能にするために、「はい-デバイスA」、「はい-デバイスB」などのより詳細な選択可能オプションを含む。
【0073】
図2Eは、ある実施形態に係る、変更要求のタスク項目を記述するために使用されるパネル210を含むGUI200である。
【0074】
パネル210は、変更要求のタイトル(すなわち、
図2Eの「タイトル」)、緊急度識別子(すなわち、
図2Eの「緊急度」)、ネットワークサービスが影響を受けるかどうかを示す識別子(すなわち、
図2Eの「サービスへの影響」)、変更要求によって影響を受けるネットワークユーザの数または範囲を識別するフィールド(すなわち、
図2Eの「影響を受けるユーザ」)、タスク項目が開始した日時を示すフィールド(すなわち、
図2Eの「実施開始日時」)、およびタスク項目が完了した日時を示すフィールド(すなわち、
図2Eの「実施終了日時」)を含むがこれらに限定されない様々なデータフィールドを視覚的に示す。パネル210は、サブパネル212を含む。サブパネル212は、変更要求に関する詳細(すなわち、
図2Eの「基本的な詳細」)を示し、変更要求内の異なるタスク項目間の関係(すなわち、
図2Eの「関係マッピング」)を示し、変更要求の異なるタスク項目(すなわち、
図2Eの「タスク」)を示すように設定されている。ユーザからのユーザ入力が受信され、その結果、サブパネル212に3つのオプションのいずれかが提示される。
【0075】
より具体的には、ある実施形態では、図示のテキスト「基本的な詳細」は、変更要求に関する基本情報がパネル212に提示されるように、ユーザによって選択可能である。ある実施形態では、図示のテキスト基本的な詳細」は、マウスによって制御されるポインタをクリックすることによって選択可能である。ある実施形態では、図示のテキスト「関係マッピング」は、異なる変更要求間の関係(例えば、現在の要求と以前の要求との間の関係、現在の要求と他の要求の要求IDとの間の関係など)がパネル212に示されるように、ユーザによって選択可能である。ある実施形態では、図示のテキスト「関係マッピング」は、マウスによって制御されるポインタをクリックすることによって選択可能である。ある実施形態では、図示のテキスト「タスク」は、異なる変更要求間の関係がパネル212に示されるように、ユーザによって選択可能である。ある実施形態では、図示のテキスト「タスク」は、マウスによって制御されるポインタをクリックすることによって選択可能である。
図2Eに示す例では、現在の変更要求に対する例示的なタスクが示されている。
【0076】
図2Eでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。新しいタスクを作成するために、「作成」という名前のボタンが提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0077】
図2Fは、タスク項目を作成するために使用されるパネル214を含むGUI200であり、ある実施形態によれば、テンプレートオプションが選択される。
【0078】
パネル214は、テンプレートオプション(すなわち、
図2Fの「テンプレート」)、定義オプション(すなわち、
図2Fの「定義」)、および設定オプション(すなわち、
図2Fの「設定」)を視覚的に示している。ある実施形態では、テンプレートオプション、定義オプション、および設定オプションは順次設定される。例えば、ユーザは、テンプレートオプションへのユーザ入力を最初に行う。ユーザがテンプレートオプションのユーザ入力を入力すると、ユーザには定義オプションが提示される。ユーザが定義オプションのユーザ入力を行うと、ユーザには設定オプションが提示される。次いで、ユーザは、設定オプションへのユーザ入力を行う。
【0079】
図2Fでは、パネル214のサブパネル216に様々なテンプレートオプションが提示されている。ユーザが手動タスクオプション間(すなわち、
図2Fの「手動」)または様々なテンプレートタスクオプション間(すなわち、
図2Fの「テンプレートタスク項目1」、「テンプレートタスク項目2」、および「テンプレートタスク項目3)で選択するように、ユーザ入力が受信される。ある実施形態では、様々なテンプレートタスクオプションは、自動タスクオプション、半自動タスクオプション、またはいずれかの適切なタイプのタスクオプションを含む。手動タスクオプションを選択するためにユーザ入力が受信された場合、ユーザは特定の変更要求に対するタスクを手動で作成することを許可される。様々なテンプレートタスクオプションはそれぞれ、1つまたは複数の所定のタスクを有する。選択されたテンプレートタスクオプションによって定義されたタスク項目は、テンプレートタスクオプションのうちの1つが選択されたことに応答してRFC構造134に自動的に割り当てられる。
【0080】
図2Fでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。選択されたテンプレートを使用して新しいタスクを作成するために、「作成」という名前のボタンが提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0081】
図2Gは、タスク項目を作成するために使用されるパネル214を含むGUI200であり、テンプレートオプションの提示後に定義オプションが提示され、ある実施形態によれば基本情報オプションが示されている。
【0082】
図2Gでは、サブパネル216は、タスク項目を手動で定義するための新しいタスクの基本情報に関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。
【0083】
タスク項目の名前についてのテキストをユーザが入力できる「タスク名」という名前のテキストバーが提供される。タスク項目の環境についてのテキストをユーザが入力できる「環境」という名前のテキストバーが提供される。「環境」という名前のテキストバーでは、データセンタの位置を記述するユーザテキストが受信される。タスク項目の説明についてのテキストをユーザが入力できる「説明」という名前のテキストバーが提供される。
【0084】
図2Gでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。新しいタスクを作成するために、「作成」という名前のボタンが提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0085】
図2Hは、タスク項目を作成するために使用されるパネル214を含むGUI200であり、ある実施形態によれば、定義オプションに関するユーザ入力が受信された後に定義オプションが提示され、スケジューリングオプションが示される。
【0086】
図2Hでは、サブパネル216は、タスクのスケジューリングに関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。
【0087】
スケジューリングメニューは、タスク項目の開始日(すなわち、
図2Hの「開始日」)に関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。スケジューリングメニューは、タスク項目の開始時間(すなわち、
図2Hの「開始時間」)に関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。スケジューリングメニューは、タスク項目の終了日(すなわち、
図2Hの「終了日」)に関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。スケジューリングメニューは、タスク項目の終了時間(すなわち、
図2Hの「終了時間」)に関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。
【0088】
ある実施形態では、タスク項目は、ネットワーク内の停止を含む。停止が生じない場合、関連するフィールドがN/Aで現れる。ある実施形態では、スケジューリングメニューは、タスク項目の停止開始日(すなわち、
図2Hの「停止開始日」)に関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。スケジューリングメニューは、タスク項目の停止開始時間(すなわち、
図2Hの「停止開始時間」)に関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。スケジューリングメニューは、タスク項目の停止終了日(すなわち、
図2Hの「停止終了日」)に関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。スケジューリングメニューは、タスク項目の停止終了時間(すなわち、
図2Hの「停止終了時間」)に関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。
【0089】
図2Hでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。新しいタスクをスケジュールするために、「作成」という名前のボタンが提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0090】
図2Iは、タスク項目を作成するために使用されるパネル214を含むGUI200であり、ある実施形態に従って示されるように、タスクに関するデバイスが選択可能である。
【0091】
図2Iでは、定義オプションに対するユーザ入力が受信された後に設定オプションが示されている。サブパネル216は、タスク項目に関するデバイスをユーザが入力できるように設定されている。
【0092】
図2Iでは、手動オプションおよびファイルのアップロードオプションは、タスク項目に関するデバイスを定義するように設定されている。ファイルのアップロードオプションが選択された場合、ユーザは、タスク項目の影響を受けるデバイスを定義するファイルをアップロードすることができる。(
図2Iに示すように)手動オプションが選択された場合、ユーザは検索バーにネットワーク要素IDを入力または選択する。さらに、ターゲットオプション(すなわち、
図2Iの「ターゲット」)および影響を受けるオプション(すなわち、
図2Iの「影響を受ける」)は、デバイスがタスク項目のターゲットであるかどうか、またはデバイスがタスク項目によって単純に影響を受けるかどうかをユーザが識別することを可能にする。ユーザが所望のネットワーク要素を選択し、選択されたネットワーク要素がタスク項目のターゲットであるか、または単にタスク項目の影響を受けるかを指定すると、ユーザはインタラクティブ要素(例えば、
図2Iに示すような「追加」ボタン)を選択して、ネットワーク要素をサブパネル216内に提示されるリストに追加する。ある実施形態では、(
図2Iに示すように)手動オプションが選択されると、ユーザは、所望のデバイスに関連付けられたキーワード(例えば、デバイスタイプ、デバイス位置、デバイスラベリングなどに関連付けられたキーワード)を検索バーに入力または選択し、システムは、サブパネル216内に提示されるリスト内のキーワードに関するネットワーク要素を提示する。その後、ユーザは、リストから1つまたは複数の所望のネットワーク要素を選択することができる。リストは、ネットワーク要素ID(すなわち、
図2Iの「ネットワーク要素ID」)、デバイスタイプを識別する識別子(すなわち、
図2Iの「タイプ」)、デバイスによる影響を受ける領域を識別する識別子(すなわち、
図2Iの「影響」)、およびデバイスの位置を識別する識別子(すなわち、
図2Iの「位置」)を提供する。ある実施形態では、ファイルのアップロードオプションが選択され、ユーザがシステムにファイルをアップロードする場合、システムはファイルを処理して関連情報を取得し、サブパネル216に示されるリストにそのような情報を提示する。
【0093】
図2Iでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。タスクに関する新しいデバイスを含めるために、「作成」という名前のボタンが提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0094】
図2Jは、定義オプションに対するユーザ入力が受信された後に示される設定オプションである。サブパネル216は、タスク項目に関するデバイスをユーザが選択できるように設定されている。
図2Jのサブパネル216は、
図2Iのサブパネル216の代替例である。
【0095】
図2Jでは、手動オプションおよびファイルのアップロードオプションは、タスク項目に関するデバイスを定義するように設定されている。ファイルのアップロードオプションが選択された場合、ユーザは、タスク項目の影響を受けるデバイスを定義するファイルをアップロードすることができる。(
図2Jに示すように)手動オプションが選択された場合、ユーザは検索バーにネットワーク要素IDを入力または選択する。さらに、ターゲットオプション(すなわち、
図2Jの「ターゲット」)および影響を受けるオプション(すなわち、
図2Jの「影響を受ける」)は、デバイスがタスク項目のターゲットであるかどうか、またはデバイスがタスク項目によって単純に影響を受けるかどうかをユーザが識別することを可能にする。ユーザが所望のネットワーク要素を選択し、選択されたネットワーク要素がタスク項目のターゲットであるか、または単にタスク項目の影響を受けるかを指定すると、ユーザはインタラクティブ要素(例えば、
図2Jに示すような「追加」ボタン)を選択して、ネットワーク要素をサブパネル216内に提示されるマップに追加する。ある実施形態では、(
図2Jに示すように)手動オプションが選択されると、ユーザは、所望のデバイスに関連付けられたキーワード(例えば、デバイスタイプ、デバイス位置、デバイスラベリングなどに関連付けられたキーワード)を検索バーに入力または選択し、システムは、サブパネル216内に提示されるマップ内のキーワードに関するネットワーク要素を提示する。その後、ユーザは、マップから1つまたは複数の所望のネットワーク要素を選択することができる。マップは、指定されたエリア内の各デバイスを特定し、デバイス名(例えば、「デバイス1」、「デバイス2」)でデバイスを識別する。ある実施形態では、ファイルのアップロードオプションが選択され、ユーザがシステムにファイルをアップロードする場合、システムはファイルを処理して関連情報を取得し、サブパネル216に示されるマップにそのような情報を提示する。
【0096】
図2Iでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。タスクに関する新しいデバイスを含めるために、「作成」という名前のボタンが提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0097】
図2Kは、ある実施形態に係る、タスク項目を定義するために使用されるパネル214を含むGUI200である。
【0098】
図2Kでは、
図2Fからのテンプレートタスク項目1が選択されている。サブパネル216は、タスク項目を定義するための新しいタスクの基本情報に関するユーザ入力をユーザが入力できるように設定されている。
【0099】
タスク項目の名前についてのテキストをユーザが入力できる「タスク名」という名前のテキストバーが提供される。タスク項目の説明についてのテキストをユーザが入力できる「説明」という名前のテキストバーが提供される。
【0100】
図2Kでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。新しいタスクを作成するために、「作成」という名前のボタンが提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0101】
図2Lは、ある実施形態に係る、タスク項目を定義するために使用されるパネル214を含むGUI200である。
【0102】
図2Lでは、
図2Fからのテンプレートタスク項目1が選択されている。サブパネル216は、
図2Iに関して上述したように、デバイスに関連するタスク項目をユーザが入力できるように設定されている。より具体的には、サブパネル216は、(
図2Iに関して上述したように、)テンプレートタスク項目1に関連付けられたデバイスを選択するためにユーザがユーザ入力を提供することを可能にする。
【0103】
図2Lでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。タスクに関する新しいデバイスを含めるために、「作成」という名前のボタンが提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0104】
図2Mは、ある実施形態に係る、同じテンプレートタスク項目にそれぞれ関連付けられた変更要求を示すために使用されるパネル214を含むGUI200である。
【0105】
図2Mでは、
図2Fからのテンプレートタスク項目1が選択されている。パネル214はまた、「テンプレートタスク項目1」という名前の選択オプションを示す。したがって、「テンプレートタスク項目1」に従った各変更要求は、カードビューのパネル216に示される。
【0106】
図2Mでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。「作成」という名前のボタンは、テンプレートタスク項目1の下に新しい変更要求を含めるために提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0107】
図2Nは、ある実施形態に係る、
図2Mでカードが選択されたことに応答してパラメータを定義するために使用されるパネル214を含むGUI200である。
【0108】
図2Nでは、タスク項目に関するパラメータを定義するために手動オプションおよびファイルのアップロードオプションがサブパネル216に含まれている。
図2Nでは、ファイルのアップロードオプションが選択され、ユーザは、タスク項目によって影響を受けるパラメータおよびパラメータ値を定義するファイルをアップロードすることができる。
図2Nでは、サブパネル216は、ユーザがタスク項目のパラメータ(例えば、値、キーワードなど)を定義するファイルをドロップするドラッグアンドドロップ領域217を含む。
【0109】
図2Nでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。パラメータを有する新しいファイルを含めるために、「作成」という名前のボタンが提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0110】
図2Oでは、(
図2Nに関連して説明される)手動オプションが選択された実施形態を示している。(
図2Oに示すように)手動オプションが選択されたことに応答して、ユーザはパラメータの中から選択し、パラメータ値に入力する。
図2Oでは、リストはパラメータのエントリを提供する。リストは、パラメータ名(すなわち、
図2Oの「パラメータ名」)によってパラメータを識別する。各エントリについて、リストは、関連するパラメータのパラメータ値が入力されるテキストボックスを含み、またタスク項目を定義するためにリスト内のどのパラメータを含めるべきかをユーザが(例えば、チェックボックスをクリックすることによって)選択することができる、各パラメータに関連付けられたチェックボックスを含む。
【0111】
図2Oでは、「次へ」という名前のボタンがユーザによって選択可能であり、GUI200の次のパネルに移動する。パラメータを有する新しいファイルを含めるために、「作成」という名前のボタンが提供される。ユーザが望ましくない選択をキャンセルできるように、「キャンセル」という名前のボタンが提供される。
【0112】
図3は、ある実施形態に係る、変更要求(RFC)構造300のGUI200に提示された視覚的表現である。
【0113】
RFC構造300は、
図1のRFC構造134に対応する。RFC構造300は、変更要求識別子(すなわち、
図3の「ID」)、変更要求タイトル(すなわち、
図3の「タイトル」)、チケット番号(すなわち、
図3の「試験室チケット番号」)、緊急度識別子(すなわち、
図3の「緊急度」)、優先度識別子(すなわち、
図3の「優先度」)、ネットワーク動作への影響インジケータ(すなわち、
図3の「ネットワーク動作が影響を受けるか?」)、影響を受けるサービスインジケータ(すなわち、
図3の「影響を受けるサービス」)、環境インジケータ(すなわち、
図3の「環境」)、停止期間インジケータ(すなわち、
図3の「停止期間」)、スカレーション担当者名インジケータ(すなわち、
図3の「エスカレーション担当者名」)、エスカレーション担当者番号インジケータ(すなわち、
図3の「エスカレーション担当者電話」)、変更要求者識別子(すなわち、
図3の「要求者ID」)、プロジェクトアクティビティまたは動作アクティビティインジケータ(すなわち、
図3の「プロジェクトアクティビティまたは動作アクティビティ」)、変更要求原因インジケータ(すなわち、
図3の「変更要求の原因」)、変更要求タイプインジケータ(すなわち、
図3の「タイプ」)、影響インジケータ(すなわち、
図3の「影響」)、停止要求インジケータ(すなわち、
図3の「停止の要求」)影響を受ける対象インジケータ(すなわち、
図3の「影響を受けるサービス」)、タスク実行モード識別子(すなわち、
図3の「タスク実行モード」)、変更要求の説明(すなわち、
図3の「変更要求説明」)、影響評価の説明(すなわち、
図3の「影響評価」)、予想される結果の説明(すなわち、
図3の「予想される結果」)を含むがこれらに限定されない様々なデータフィールドを含む。関連文書の識別子も、RFC構造300に含まれる。
【0114】
ある実施形態によれば、チケット番号は、ネットワーク105において要求された変更を実際に実施する前に、要求された変更に関する試験手順を識別するために使用される。ある実施形態では、変更を試験室で試験することができない場合、ネットワーク変更を試験することができない正確な理由が添付文書に示される。ある実施形態では、チケット番号は、試験手順の結果に従って様々な形式で提示される。例えば、要求された変更が試験手順中に承諾できない(例えば、要求された変更がセキュリティ問題を引き起こす、要求された変更がネットワークに承諾できない悪影響を及ぼす、など)と判定された場合、チケット番号は赤色で提示され、RFC構造300が試験手順に合格しなかったことを示す。要求された変更がまだ試験手順を受けている場合、チケット番号は琥珀色で提示され、RFC構造300がまだ試験中であることを示す。要求された変更が試験手順に合格した場合、チケット番号は緑色で提示され、RFC構造300が試験手順に合格したことを示す。
【0115】
ターゲットの自動変更要求ワークフローは、RFC構造300に基づいて複数の自動変更要求ワークフローから選択される。ある実施形態では、自動変更要求ワークフローの最も広いカテゴリは、標準ワークフロー、非標準ワークフロー、および緊急ワークフローである。ある実施形態によれば、これらのワークフローのいずれが選択されるかは、少なくとも変更要求タイプインジケータで提供される指定に依存する。これらの異なるカテゴリのワークフローのそれぞれは、変更要求を承認する異なる承認者140(
図1参照)などの異なる手順を有する。様々なワークフローは、RFC構造300のデータフィールドに提供されるデータに応じて異なるサブカテゴリに適合する。例えば、変更要求がネットワーク105のどの部分に向けられているか、および/または要求された変更が顧客に影響を与えるか否かなどに応じて、異なるワークフローが選択される。
【0116】
RFC構造300は、GUI200を介して提示され、変更承認者140、変更管理者144、および変更実行者147が、RFC構造300の情報をレビューする。RFC構造300は、変更要求を記述する。ある実施形態では、GUI200は、変更承認者140、変更管理者144、および変更実行者147がRFC構造300のデータを変更することを可能にするオプションを含む。ある実施形態では、GUI200は、変更要求の影響を受けるネットワーク要素、変更要求の影響を受ける隣接ネットワーク要素、ならびにネットワーク停止およびネットワーク変更の実行のスケジュールを定義するためのオプションを含む。これらのパラメータの各々は、選択されたワークフローのサブカテゴリを定義する。
【0117】
図4Aは、ある実施形態に係る、RFC構造のリストのGUI200のパネル400である。
【0118】
パネル400は、RFC構造の標準ワークフローのためのエントリ402と、RFC構造の非標準ワークフローのためのエントリ404と、RFC構造の緊急ワークフローのためのエントリ406とを含む。エントリ402、404、406のいずれかを選択することにより、変更管理コンピュータソフトウェア127は、RFC構造の視覚的表現を提示するように設定されている。特定の変更要求に関連する異なるRFC構造の中から選択するために、変更要求者、変更承認者、変更管理者、および変更実行者がパネル400に提示される。
【0119】
【0120】
【0121】
図4Bは、ある実施形態に係る、RFC構造のステータスのリストを提示するGUI200のパネル408である。
【0122】
パネルは、変更要求が作成されてから経過した時間量(すなわち、
図4Bの「経過時間」-十分な時間が経過すると、この機能は期限切れで示される)、承認プロセスが予定通りに進行しているかどうかに関するインジケータ(例えば、
図4Bの「オントラック」は、「適時性ステータス」フィールドのステータスである)、緊急度識別子(すなわち、
図4Bの「緊急度」)、ネットワーク上の停止が計画された時間量(すなわち、
図4Bの「計画された停止」)、承認が求められた開始日および開始時間(すなわち、
図4Bの「開始日時」)、ならびに承認が取得された終了日時(すなわち、
図4Bの「終了日時」)を含むがこれらに限定されない様々なデータフィールドを含む。
【0123】
さらに、変更要求に関する異なるタイプの承認のリストが提示される。リストは、エントリ410、412、414および416を含む。各エントリ410、412、414、416には、承認中のタスクのタイプ(すなわち、
図4Bの「承認タスク」)、承認が割り当てられる者(すなわち、
図4Bの「担当者」)、承認した者(すなわち、
図3の「承認者」)、承認日時(すなわち、
図4Bの「承認日時」)のフィールドが存在する。
【0124】
エントリ410はSXC承認に関連し、選択されている。この場合、認可されたSXC承認者に選択可能なオプションが提供され、変更要求のSXC承認を再スケジュールするか、変更要求のSXC承認を承認するか、または変更要求のSXC承認を拒否する。エントリ412はドメイン承認に関するが、選択されていない。エントリ414はセキュリティ承認に関するが、選択されていない。さらに、エントリ416はCAB承認に関するが、選択されていない。
【0125】
図4Bでは、パネル408はまた、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプション418(
図4Bの「会議室」ボタン)を含む。グラフィカルなディスカッションルーム作成オプション418のユーザ選択の受信に応答して、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ユーザ(例えば、変更要求者130、変更承認者140、変更管理者144、および/または変更実行者147)のユーザデバイス(例えば、ユーザデバイス107、ユーザデバイス109、ユーザデバイス111、および/またはユーザデバイス113)を電子的および通信可能に接続する電子ディスカッションルームを生成するように設定されている。
【0126】
ある実施形態では、電子ディスカッションルームは既に設定されており、電子ディスカッションルームは、ユーザによるGUI200でのさらなる操作なしに、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプション418の選択に応答して電子ディスカッションルームを自動的に開始する。しかしながら、ある実施形態では、ユーザがグラフィカルなディスカッションルーム作成オプション418を選択したときに、電子ディスカッションルームは設定されていない。この場合、以下でさらに詳細に説明するように、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプション418のユーザ選択の受信に応答して、変更管理コンピュータソフトウェア127は、電子ディスカッションルームを設定するための選択を指定する(例えば、どのエンティティ/ユーザが電子ディスカッションルームに含まれるべきかを指定する、視覚的ディスカッションルームのタイトルを指定するなど)パラメータをユーザが入力することを可能にするためのパネルを生成してGUI200に提示するように設定されている。次に、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ユーザの入力パラメータに基づいて、通信情報に基づいてユーザ(例えば、変更要求者130、変更承認者140、変更管理者144、および/または変更実行者147)のユーザデバイス(例えば、ユーザデバイス107、ユーザデバイス109、ユーザデバイス111、および/またはユーザデバイス113)を電子的かつ通信可能に接続する電子ディスカッションルームを生成する。
【0127】
図5は、ある実施形態に係る、新たな電子ディスカッションルームを作成するために利用可能なエンティティ(すなわち、CA1、CA2、CA3、CA4、CA5)のリストを示すとともに、既に作成された他の電子ディスカッションルームの視覚的表現も表示するGUI200のパネル500である。ある実施形態では、利用可能なエンティティのリストは、変更要求に関連付けられたエンティティ(例えば、変更要求者130または変更要求者130に関連付けられた組織、変更承認者140または変更承認者140に関連付けられた組織、変更管理者144または変更管理者144に関連付けられた組織、変更実行者147または変更実行者147に関連付けられた組織)を含む。
【0128】
ある実施形態では、パネル500は、
図4Bのグラフィカルなディスカッションルーム作成オプション418のユーザ選択の受信に応答して提示される。
【0129】
「利用可能なエンティティ」という名前のサブパネルは、新しい電子ディスカッションルームを作成するために選択可能なエンティティを表す選択可能なグラフィカル項目(すなわち、エンティティCA1、CA2、CA3、CA4、CA5の名前でラベル付けされた円)を含む。「利用可能なエンティティ」と名付けられたサブパネルはまた、グラフィカルなディスカッションルーム開始オプション502(
図5の「会議室の開始」という名前のオプション)を含む。ユーザは、エンティティを表すグラフィカル項目を選択する。グラフィカルなディスカッションルーム開始オプション502の選択に応答して、変更管理コンピュータソフトウェア127は、視覚的リストから選択されたエンティティの通信情報(例えば、ユーザID、可用性のステータス、電子メール、電話番号、IPアドレス、個人またはエンティティ識別子など)を取得するように設定されている。通信情報に基づいて、ユーザのユーザデバイスを電子的かつ通信可能に接続する電子ディスカッションルームが生成される。
【0130】
図5では、パネル500はまた、変更管理コンピュータソフトウェア127によって既に生成された電子ディスカッションルーム(すなわち、「会議室1」、「会議室2」)に関するデータを示す。パネル500は、既に作成された会議室の一部であるエンティティのグラフィカル項目(すなわち、会議室1についてはCA3およびCA4とラベル付けされた円、会議室2についてはCA3、CA4、CE1、CR1とラベル付けされた円)を示す。パネルはまた、各電子ディスカッションルームの会議室識別子(会議室1については「会議ID:0001」、会議室2については「会議ID:0002」)およびパスワード(会議室1については「パスワード:209842」、会議室2については「パスワード:219345」)を含む。ある実施形態では、パネル500は、電子ディスカッションルームをライブディスカッションを行っているものとして示すためのおよび/またはどのユーザがオンラインであり、ディスカッションに利用可能であるかを記述するための識別子(
図5には示されていない)を含む(例えば、「緑」または部屋がライブであることを示す「ライブ」などの状態インジケータなどである)。電子ディスカッションルームに含まれるユーザは、電子ディスカッションルームを選択するだけで会議を開始することができる。
【0131】
図6は、ある実施形態に係る、(例えば、会議室識別子などをクリックすることによって)
図5の会議室を選択することに応答して生成および提示された、選択されたエンティティの通信情報の表600である。
【0132】
この場合、
図6のCA1およびCA2として識別されたエンティティは、
図5のCA1、CA2、CA3、CA4、CA5を含む視覚的リストから選択された。テーブルは、ネットワーク可用性識別子(すなわち、
図6の「ステータス」)、名前識別子(すなわち、
図6の「名前」)、エンティティのタイプの識別子(すなわち、
図6の「エンティティタイプ」)、電子メール(すなわち、
図6の「電子メール」)、電話番号(すなわち、
図6の「電話番号」)、およびIPアドレス(すなわち、
図6の「IPアドレス」)を含む。テーブル600は、作成された各電子ディスカッションルームの詳細を提示する。テーブル600内の上記の情報は例示的な実施形態であり、テーブル600に含まれる情報は、エンティティに関連付けられたいずれかの適切な情報であり得ることが理解される。
【0133】
図7は、ある実施形態に係る、ユーザが電子ディスカッションルーム(すなわち、会議ID、パスコード)を手動で設定/再設定することを可能にするパネル700である。
【0134】
ある実施形態では、電子ディスカッションルームは、ソーシャルプラットフォーム、インスタントメッセージングアプリケーション、オーディオアプリケーション(例えば、ボイスオーバーIPアプリケーションなど)などのいずれかの適切なチャネルおよび技術によって提供される。他の実施形態では、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ディスカッションルームが作成されたときに電子ディスカッションルームを自動的に設定する。例えば、ユーザがディスカッションルーム作成オプション(例えば、「ディスカッションルームを作成」ボタンなど)を選択すると、変更管理コンピュータソフトウェア127は、ディスカッションルームに含まれるべき選択された各ユーザの情報(例えば、どのチャネル/技術がすべてのユーザに利用可能であるか、どのチャネル/技術が最も頻繁に使用されるものであるか、など)を自動的に収集し、収集された情報に基づいてディスカッションルームタイプ(例えば、ビデオ会議、インスタントメッセージングアプリケーション、電子メールなどである)を判定し、判定されたディスカッションルームタイプに基づいて適切な会議IDおよびパスコードを有するディスカッションルーム(例えば、ビデオ&オーディオ会議室、インスタントメッセージングアプリケーションにおけるグループチャット、電子メールリストなど)を作成する。
図7では、ユーザが電子ディスカッションルームの所望の名前を入力するテキストバー(
図7の「会議ID」)が提供される。また、
図7では、ユーザが電子ディスカッションルームのための所望のコードまたはパスワードを入力するテキストバー(
図7の「パスコード」)が提供される。電子ディスカッションルームが生成されると、電子ディスカッションに含まれるすべてのエンティティは、電子ディスカッションルームに関する情報をユーザに知らせる通知(例えば、電子メール、SMSなど)を受信する。
【0135】
図8は、ある実施形態に係る、コンピュータ化されたネットワーク上での変更要求に関する電子通信を実施する方法の流れ
図800である。
【0136】
ある実施形態では、流れ
図800は、
図1に示すネットワーク変更管理コンピュータデバイス102のプロセッサ126によって実行される変更管理コンピュータソフトウェア127によって実施される。コンピュータネットワークの例は、ある実施形態に係る、
図1のコンピュータネットワーク105を含む。流れ
図800はブロック802~814を含む。流れはブロック802において開始する。
【0137】
ブロック802において、コンピュータ化されたネットワークに対する変更要求を記述するRFC構造が生成される。RFC構造の例は、
図1のRFC構造134および
図3のRFC構造300を含む。その後、流れはブロック804に進む。
【0138】
ブロック804において、GUIが第1のユーザデバイス上に提示され、GUIは、変更要求に関するグラフィカル項目およびグラフィカルなディスカッションルーム作成オプションを含む。ある実施形態によれば、GUIの一例は、
図2~7のGUI200を含む。ある実施形態によれば、変更要求に関するグラフィカル項目の一例が
図5のパネル500に示されている。グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションの例は、
図4のグラフィカルなディスカッションルーム作成オプション418を含む。その後、流れはブロック806に進む。
【0139】
ブロック806において、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択の受信に応答して、変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームが生成される。ある実施形態によれば、電子ディスカッションルームの一例は電子ディスカッションルーム190である。ユーザデバイスの例は、ある実施形態に係る
図1のユーザデバイス107、ユーザデバイス109、ユーザデバイス111、および/またはユーザデバイス113である。ある実施形態によれば、ユーザの一例は、変更要求者130、変更承認者140、変更管理者144、変更実行者147、および/または変更要求に関連付けられたいずれかの利害関係者である。その後、流れはブロック808に進む。
【0140】
ブロック808において、電子ディスカッションルームの電子記録が生成される。ある実施形態によれば、電子記録の一例は、
図1のER191を含む。その後、流れはブロック810に進む。
【0141】
ブロック810において、電子記録がデータベースに格納される。データベースの一例は、
図1のデータベース104である。その後、流れはブロック812に進む。
【0142】
ブロック812において、電子記録の電子テキスト転写物(例えば、ログファイル)が生成される。電子テキスト転写物の一例は、
図1のETT192である。その後、流れはブロック814に進む。
【0143】
ブロック814において、電子テキスト転写物がデータベースに格納される。
【0144】
図9は、ある実施形態に係る、電子ディスカッションルームを生成する方法の流れ
図900である。
【0145】
流れ
図900はブロック902~910を含む。ある実施形態では、ブロック906~910は、
図8のブロック806の一例である。ある実施形態では、ブロック902~904はブロック806の前に行われる。流れはブロック902において開始する。
【0146】
ブロック902において、変更要求に関連付けられたエンティティの視覚的リストが、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択に応答して提示される。ある実施形態では、エンティティの視覚的リストの一例は、新しい電子ディスカッションルームを作成するために選択可能なエンティティを表すグラフィカル項目(例えば、
図5のエンティティCA1、CA2、CA3、CA4、CA5の名前でラベル付けされた円)を含む「利用可能なエンティティ」という名前のサブパネルである。その後、流れはブロック904に進む。
【0147】
ブロック904において、視覚的リストから選択されたエンティティのユーザ選択が受信される。ある実施形態では、
図6のCA1およびCA2として識別されるエンティティは、
図5のCA1、CA2、CA3、CA4、CA5を含む視覚的リストから選択された。その後、流れはブロック906に進む。
【0148】
ブロック906において、グラフィカルなディスカッションルーム作成開始オプションの第2のユーザ選択が受信される。グラフィカルなディスカッションルーム開始オプションの一例は、ある実施形態によれば、
図5のグラフィカルなディスカッションルーム開始オプション502である。その後、流れはブロック908に進む。
【0149】
ブロック908において、視覚的リストから選択されたエンティティに関する通信情報が取得される。ある実施形態では、通信情報の一例が
図6の表600に示されている。その後、流れはブロック910に進む。
【0150】
ブロック910において、通信情報に基づいて、ユーザのユーザデバイスを電子的かつ通信可能に接続する電子ディスカッションルームが生成される。
【0151】
ある実施形態では、コンピュータ化されたネットワーク上での変更要求に関する電子通信を実施する方法は、コンピュータ化されたネットワークに対する変更要求を記述する変更要求データ(RFC)構造を生成することと、変更要求に関するグラフィカル項目およびグラフィカルなディスカッションルーム作成オプションを含むグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を第1のユーザデバイス上に提示することと、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択の受信に応答して、変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成することを含む。ある実施形態では、変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成することの前に、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択に応答して、変更要求に関連付けられたエンティティの視覚的リストを提示することと、視覚的リストから選択されたエンティティのユーザ選択を受信することとをさらに含む。ある実施形態では、変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成することは、グラフィカルなディスカッションルーム開始オプションの第2のユーザ選択を受信することと、視覚的リストから選択されたエンティティに関する通信情報を取得することと、通信情報に基づいて、ユーザのユーザデバイスを電子的かつ通信可能に接続する電子ディスカッションルームを生成することとを含む。ある実施形態では、本方法は、通信情報に基づいて、ユーザのユーザデバイスに電子ディスカッションルームへの電子招待を送信することをさらに含む。ある実施形態では、変更要求に関するユーザは、変更要求者、変更実行者、変更承認者、変更管理者を含むグループのうちの2つを含む。ある実施形態では、本方法は、電子ディスカッションルームの電子記録を生成することと、電子記録をデータベースに格納することとをさらに含む。ある実施形態では、本方法は、電子記録の電子テキスト転写物を生成することと、電子テキスト転写物をデータベースに格納することとをさらに含む。
【0152】
ある実施形態では、コンピュータ化されたネットワーク上での変更要求に関する電子通信を実施するコンピュータデバイスは、コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体と、少なくとも1つのプロセッサを含む。当該少なくとも1つのプロセッサがコンピュータ実行可能命令を実行すると、当該少なくとも1つのプロセッサが、コンピュータ化されたネットワークの変更要求を記述する変更要求データ(RFC)構造を生成し、変更要求に関するグラフィカル項目およびグラフィカルなディスカッションルーム作成オプションを含むグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を第1のユーザデバイス上に提示し、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択の受信に応答して、変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成するように設定される。ある実施形態では、変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成する前に、少なくとも1つのプロセッサは、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択に応答して、変更要求に関連付けられたエンティティの視覚的リストを提示し、視覚的リストから選択されたエンティティのユーザ選択を受信するように、さらに設定される。ある実施形態では、少なくとも1つのプロセッサは、グラフィカルなディスカッションルーム開始オプションの第2のユーザ選択を受信することと、視覚的リストから選択されたエンティティに関する通信情報を取得することと、通信情報に基づいて、ユーザのユーザデバイスを電子的かつ通信可能に接続する電子ディスカッションルームを生成することによって、変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成するように設定される。ある実施形態では、少なくとも1つのプロセッサは、通信情報に基づいて、ユーザのユーザデバイスに電子ディスカッションルームへの電子招待を送信するように、さらに設定される。ある実施形態では、変更要求に関するユーザは、変更要求者、変更実行者、変更承認者、変更管理者を含むグループのうちの2つを含む。ある実施形態では、少なくとも1つのプロセッサは、電子ディスカッションルームの電子記録を生成し、電子記録をデータベースに格納するように、さらに設定される。ある実施形態では、少なくとも1つのプロセッサは、電子記録の電子テキスト転写物を生成し、電子テキスト転写物をデータベースに格納するように、さらに設定される。
【0153】
ある実施形態では、コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。少なくとも1つのプロセッサがコンピュータ実行可能命令を実行すると、当該少なくとも1つのプロセッサが、コンピュータ化されたネットワークの変更要求を記述する変更要求データ(RFC)構造を生成し、変更要求に関するグラフィカル項目およびグラフィカルなディスカッションルーム作成オプションを含むグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を第1のユーザデバイス上に提示し、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択の受信に応答して、変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成するように設定される。ある実施形態では、変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成する前に、少なくとも1つのプロセッサは、グラフィカルなディスカッションルーム作成オプションのユーザ選択に応答して、変更要求に関連付けられたエンティティの視覚的リストを提示し、視覚的リストから選択されたエンティティのユーザ選択を受信するように、さらに設定される。ある実施形態では、少なくとも1つのプロセッサは、グラフィカルなディスカッションルーム開始オプションの第2のユーザ選択を受信することと、視覚的リストから選択されたエンティティに関する通信情報を取得することと、通信情報に基づいて、ユーザのユーザデバイスを電子的かつ通信可能に接続する電子ディスカッションルームを生成することによって、変更要求に関するユーザに関連付けられたユーザデバイスを電子的に接続する電子ディスカッションルームを生成するように設定される。ある実施形態では、少なくとも1つのプロセッサは、通信情報に基づいて、ユーザのユーザデバイスに電子ディスカッションルームへの電子招待を送信するように、さらに設定される。ある実施形態では、少なくとも1つのプロセッサは、電子ディスカッションルームの電子記録を生成し、電子記録をデータベースに格納するように、さらに設定される。ある実施形態では、少なくとも1つのプロセッサは、電子記録の電子テキスト転写物を生成し、電子テキスト転写物をデータベースに格納するように、さらに設定される。
【0154】
上記は、当業者が本開示の態様をよりよく理解することができるように、いくつかの実施形態の特徴を概説している。当業者は、本明細書に紹介の実施形態の同じ目的を実行し、および/または同じ利点を達成するための他のプロセスおよび構造を設計または修正するための基礎として、本開示を容易に使用し得ることを理解すべきである。当業者はまた、かかる同等の構成が本開示の趣旨および範囲から逸脱しないこと、ならびに本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書において種々の変更、置換、および変更を行ってもよいことを理解すべきである。
【0155】
本開示の態様は、添付の図面とともに読まれるとき、以下の詳細な説明から最もよく理解される。業界の標準的慣行に従い、様々な特徴は縮尺通りに描かれていないことに留意されたい。実際には、種々の特徴の寸法は、ディスカッションを明確にするために、任意に増減され得る。
【国際調査報告】