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特表2024-541789表示基板、その駆動方法及び表示装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-13
(54)【発明の名称】表示基板、その駆動方法及び表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09G 3/20 20060101AFI20241106BHJP
【FI】
G09G3/20 660X
G09G3/20 623V
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024503756
(86)(22)【出願日】2021-11-29
(85)【翻訳文提出日】2024-01-19
(86)【国際出願番号】 CN2021133903
(87)【国際公開番号】W WO2023092539
(87)【国際公開日】2023-06-01
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】510280589
【氏名又は名称】京東方科技集團股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BOE TECHNOLOGY GROUP CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.10 Jiuxianqiao Rd.,Chaoyang District,Beijing 100015,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】谷 朝芸
(72)【発明者】
【氏名】于 淑▲環▼
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ 蕊
(72)【発明者】
【氏名】段 欣
(72)【発明者】
【氏名】▲ハオ▼ 可▲シン▼
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 少如
(72)【発明者】
【氏名】王 斌
(72)【発明者】
【氏名】宗 少雷
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ 建涛
【テーマコード(参考)】
5C080
【Fターム(参考)】
5C080BB06
5C080CC03
5C080CC04
5C080DD08
5C080DD23
5C080FF13
5C080JJ02
5C080JJ03
5C080JJ05
5C080JJ07
5C080KK02
5C080KK07
5C080KK23
5C080KK43
5C080KK47
5C080KK49
(57)【要約】
本発明は、表示基板、その駆動方法及び表示装置を開示する。前記表示基板は、表示領域と、表示領域の少なくとも一方の側に位置する額縁領域とを含むベース基板と、前記表示領域においてアレイ状に配列される複数の画素島と、前記表示領域において列方向に沿って延在し、前記行方向に沿って配列される複数のデータ線と、前記額縁領域に位置する複数の演算増幅器と、前記額縁領域に位置する複数の多重化回路とを含み、各前記画素島は、アレイ状に配列されたサブ画素を有し、前記データ線は、前記サブ画素に電気的に接続され、各前記演算増幅器は、前記データ線を介して1列の前記サブ画素に電気的に接続され、各前記多重化回路は、少なくとも2つの前記演算増幅器に接続され、前記データ線を介して各前記多重化回路に電気的に接続されたサブ画素は少なくとも2列に配置される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示領域と、表示領域の少なくとも一方の側に位置する額縁領域とを含むベース基板と、
前記表示領域においてアレイ状に配列される複数の画素島と、
前記表示領域において列方向に沿って延在し、行方向に沿って配列される複数のデータ線と、
前記額縁領域に位置する複数の演算増幅器と、
前記額縁領域に位置する複数の多重化回路とを含み、
各前記画素島は、アレイ状に配列されたサブ画素を有し、
前記データ線は、前記サブ画素に電気的に接続され、
各前記演算増幅器は、前記データ線を介して1列の前記サブ画素に電気的に接続され、
各前記多重化回路は、少なくとも2つの前記演算増幅器に接続され、前記データ線を介して各前記多重化回路に電気的に接続されたサブ画素は少なくとも2列に配置される、表示基板。
【請求項2】
前記行方向において、前記画素島の少なくとも2つの隣接する列ごとに1つのパーティションを形成し、
前記多重化回路は、第1のサブ多重化回路を含み、前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、少なくとも2つの前記パーティションに位置する、請求項1に記載の表示基板。
【請求項3】
各前記第1のサブ多重化回路は、2つの前記演算増幅器と、2つの前記演算増幅器に電気的に接続された前記データ線との間に接続され、前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、2つの前記パーティションに位置する、請求項2に記載の表示基板。
【請求項4】
前記行方向に2n個の前記パーティションがあり、ここで、nは正の整数であり、
連続する1番目からn番目の前記パーティションは注視領域であり、連続する(n+1)番目から2n番目の前記パーティションは非注視領域であり、
前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、m番目および(m+n)番目の前記パーティションに位置し、ここで、mは1以上n以下の整数である、請求項3に記載の表示基板。
【請求項5】
各前記パーティションはi列の前記画素島を含み、ここで、iは2以上の整数であり、
前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、m番目の前記パーティションのj番目の列の前記画素島、および(m+n)番目の前記パーティションのj番目の列の前記画素島に位置し、ここで、jは1以上、i以下の整数である、請求項4に記載の表示基板。
【請求項6】
各前記画素島の単一の行にk個の前記サブ画素が配列され、ここで、kは偶数であり、
前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素の少なくとも一部、および(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素の少なくとも一部であり、ここで、hは1以上k以下の整数である、請求項5に記載の表示基板。
【請求項7】
1つの前記演算増幅器と1列の前記サブ画素との間に1つの前記データ線が接続される、請求項6に記載の表示基板。
【請求項8】
前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素、および(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素である、請求項7に記載の表示基板。
【請求項9】
前記多重化回路は第2のサブ多重化回路をさらに含み、
各前記第2のサブ多重化回路は、同じ列内の前記画素島内の2列の前記サブ画素と、2列の前記サブ画素に対応する2つの前記第1のサブ多重化回路との間に接続される、請求項8に記載の表示基板。
【請求項10】
kは4の倍数であり、hは1以上k/4以下の整数、および(1+k/4)以上(k-4)以下の整数であり、
各前記第2のサブ多重化回路は、同じ列内の前記画素島のh列目の前記サブ画素、および(h+k/4)列目の前記サブ画素にそれぞれ電気的に接続される、請求項9に記載の表示基板。
【請求項11】
m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素を接続する前記第1のサブ多重化回路は、第1のトランジスタ、第2のトランジスタおよび第3のトランジスタを含み、
m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素と(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する前記第1のサブ多重化回路は、第4のトランジスタ、第5のトランジスタおよび第6のトランジスタを含み、
m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する前記第2のサブ多重化回路は、第7のトランジスタ、第8のトランジスタおよび第9のトランジスタを含み、
(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する前記第2のサブ多重化回路は、第16のトランジスタ、第11のトランジスタおよび第12のトランジスタを含み、ここで、
前記第1のトランジスタのゲート電極は、第1の制御信号端子に電気的に接続され、前記第1のトランジスタの第1の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第1のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのゲート電極は、第2の制御信号端子に電気的に接続され、前記第2のトランジスタの第1の電極は、前記第1のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第2のトランジスタの第2の電極は、前記第7のトランジスタの第1の電極に電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのゲート電極は、第3の制御信号端子に電気的に接続され、前記第3のトランジスタの第1の電極は、前記第1のトランジスタの第1の電極に電気的に接続され、前記第3のトランジスタの第2の電極は、前記第16のトランジスタの第1の電極に電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのゲート電極は、第4の制御信号端子に電気的に接続され、前記第1のトランジスタの第1の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第1のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのゲート電極は第5の制御信号端子に電気的に接続され、前記第5のトランジスタの第1の電極は前記第4のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第5のトランジスタの第2の電極は、前記第8のトランジスタの第1の電極に電気的に接続され、
前記第6のトランジスタのゲート電極は第6の制御信号端子に電気的に接続され、前記第6のトランジスタの第1の電極は前記第11のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第6のトランジスタの第2の電極は前記第4のトランジスタの第1の電極に電気的に接続され、
前記第7のトランジスタのゲート電極は第7の制御信号端子に電気的に接続され、前記第7のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第8のトランジスタのゲート電極は第8の制御信号端子に電気的に接続され、前記第8のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第9のトランジスタのゲート電極は第9の制御信号端子に電気的に接続され、前記第9のトランジスタの第1の電極は前記第4のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、第9のトランジスタの第2の電極は前記第2のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、
前記第16のトランジスタのゲート電極は、第16の制御信号端子に電気的に接続され、前記第16のトランジスタの第2の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第11のトランジスタのゲート電極は第11の制御信号端子に電気的に接続され、前記第11のトランジスタの第2の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第12のトランジスタのゲート電極は第12の制御信号端子に電気的に接続され、前記第12のトランジスタの第1の電極は前記第6のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、第12のトランジスタの第2の電極は前記第3のトランジスタの第2の電極に電気的に接続される、請求項10に記載の表示基板。
【請求項12】
2本の前記データ線は、1つの前記演算増幅器と1列の前記サブ画素との間に接続され、2本の前記データ線のうちの1本が1列の奇数行の前記サブ画素に接続され、もう1つは1列の偶数行のサブ画素に接続される、請求項6に記載の表示基板。
【請求項13】
前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の偶数行の前記サブ画素、および(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の偶数行の前記サブ画素である、請求項12に記載の表示基板。
【請求項14】
前記第1のサブ多重化回路は、第13のトランジスタおよび第14のトランジスタを含み、ここで、
前記第13のトランジスタのゲート電極は第13の制御信号端子に電気的に接続され、前記第13のトランジスタの第1の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第13のトランジスタの第2の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の偶数行の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第14のトランジスタのゲート電極は、第14の制御信号端子に電気的に接続され、前記第14のトランジスタの第1の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第14のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の偶数行の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続される請求項13に記載の表示基板。
【請求項15】
前記額縁領域に位置する複数のゲート回路がさらに含まれ、
各前記ゲート回路は、1つの前記演算増幅器と前記演算増幅器に対応する2本の前記データ線との間に接続される、請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の表示基板。
【請求項16】
前記ゲート回路は、第15のトランジスタおよび第16のトランジスタを含み、ここで、
前記第15のトランジスタのゲート電極は第15の制御信号端子に電気的に接続され、前記第15のトランジスタの第1の電極は1つの前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第15のトランジスタの第2の電極は、2本の前記データ線のうちの1つに電気的に接続され、
前記第16のトランジスタのゲート電極は第16の制御信号端子に電気的に接続され、前記第16のトランジスタの第1の電極は1つの前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第16のトランジスタの第2の電極は、2本の前記データ線のうちの他方に電気的に接続される、請求項15に記載の表示基板。
【請求項17】
前記額縁領域に位置するソースドライバチップがさらに含まれ、前記ソースドライバチップは、前記複数のゲート回路、前記複数の多重化回路および前記複数の演算増幅器を含む、請求項15または請求項16に記載の表示基板。
【請求項18】
各前記画素島の単一の行にk個の前記サブ画素が配列され、kは4の倍数であり、
前記多重化回路は第3のサブ多重化回路を含み、前記第3のサブ多重化回路に電気的に接続される前記サブ画素は、同じ列内の前記画素島のh列目の前記サブ画素および(h+k/4)列目の前記サブ画素であり、hは1以上k/4以下の整数、および(1+k/4)以上(k-4)以下の整数である、請求項1に記載の表示基板。
【請求項19】
前記行方向に、隣接するi列の前記画素島ごとに1つのパーティションが形成され、前記行方向に2n個の前記パーティションがあり、iは2以上の整数であり、nは正の整数であり、
前記多重化回路は第4のサブ多重化回路をさらに含み、前記第4のサブ多重化回路は、m番目の前記パーティションおよび(m+n)番目の前記パーティション内の同じシーケンスの前記画素島の同じシーケンスの前記サブ画素を接続し、mは1以上n以下の整数である、請求項18に記載の表示基板。
【請求項20】
m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する第3のサブ多重化回路は、第17のトランジスタ、第18のトランジスタ、第19のトランジスタ、第20のトランジスタおよび第21のトランジスタを含み、jは1以上、i以下の整数であり、
(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する前記第3のサブ多重化回路は、第22のトランジスタ、第23のトランジスタ、第24のトランジスタ、第25のトランジスタおよび第26のトランジスタを含み、
m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素を接続する前記第4のサブ多重化回路は、第27のトランジスタを含み、
m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素と(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する前記第4のサブ多重化回路は、第28のトランジスタを含み、ここで、
前記第17のトランジスタのゲート電極は第17の制御信号端子に電気的に接続され、前記第17のトランジスタの第1の電極は前記第18のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第17のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第18のトランジスタのゲート電極は第18の制御信号端子に電気的に接続され、前記第18のトランジスタの第1の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第19のトランジスタのゲート電極は第19の制御信号端子に電気的に接続され、前記第19のトランジスタの第1の電極は、前記第20のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第19のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第20のトランジスタのゲート電極は20の制御信号端子に電気的に接続され、前記第20のトランジスタの第1の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第21のトランジスタのゲート電極は21の制御信号端子に電気的に接続され、前記第21のトランジスタの第1の電極は、前記第20のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、第21のトランジスタの第2の電極は前記第18のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、
前記第22のトランジスタのゲート電極は22の制御信号端子に電気的に接続され、前記第22のトランジスタの第1の電極は前記第23のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第22のトランジスタの第2の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第23のトランジスタのゲート電極は23の制御信号端子に電気的に接続され、前記第23のトランジスタの第1の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第24のトランジスタのゲート電極は24の制御信号端子に電気的に接続され、前記第24のトランジスタの第1の電極は前記第25のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第24のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第25のトランジスタのゲート電極は25の制御信号端子に電気的に接続され、前記第25のトランジスタの第1の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第26のトランジスタのゲート電極は26の制御信号端子に電気的に接続され、前記第26のトランジスタの第1の電極は前記第25のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、第26のトランジスタの第2の電極は前記第23のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、
前記第27のトランジスタのゲート電極は27の制御信号端子に電気的に接続され、前記第27のトランジスタの第1の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第27のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第28のトランジスタのゲート電極は28の制御信号端子に電気的に接続され、前記第28のトランジスタの第1の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第28のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続される、請求項19に記載の表示基板。
【請求項21】
請求項1から請求項20のいずれか1項の表示基板の駆動方法であって、
多重化モードで、導通された多重化回路及前記データ線を介して、少なくとも2つの演算増幅器から出力されたデータ信号を前記データ線に電気的に接続される同じ列内の前記サブ画素に提供するために、前記多重化回路が、電気的に接続される1本のデータ線の1つと導通し、電気的に接続される他のデータ線から切断するように制御するステップと、
非多重化モードで、各前記演算増幅器から出力されたデータ信号を各前記演算増幅器に一対一に対応する電気的に接続される各列の前記サブ画素に提供するために、多重化回路が、電気的に接続されるすべての前記データ線から切断するように制御するステップとを含む、表示基板の駆動方法。
【請求項22】
請求項1から請求項20のいずれか1項の表示基板を含む表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示技術の分野に関し、特に、表示基板、その駆動方法、及び表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
裸眼三次元(3D)技術とは、補助装置なしで得られる空間認識と奥行き認識を備えた3D表示技術を指す。ユーザーの視聴体験に対する要求がますます高くなるにつれて、裸眼3Dディスプレイ技術が徐々にディスプレイ画面に適用されている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明の実施例により提供される表示基板、その駆動方法及び表示装置の具体的な解決策は以下の通りである。
【0004】
一方では、本発明の実施例によって提供される表示基板は、
表示領域と、表示領域の少なくとも一方の側に位置する額縁領域とを含むベース基板と、
前記表示領域においてアレイ状に配列される複数の画素島と、
前記表示領域において列方向に沿って延在し、前記行方向に沿って配列される複数のデータ線と、
前記額縁領域に位置する複数の演算増幅器と、
前記額縁領域に位置する複数の多重化回路と、を含み、
各前記画素島は、アレイ状に配列されたサブ画素を有し、
前記データ線は、前記サブ画素に電気的に接続され、
各前記演算増幅器は、前記データ線を介して1列の前記サブ画素に電気的に接続され、
各前記多重化回路は、少なくとも2つの前記演算増幅器に接続され、前記データ線を介して各前記多重化回路に電気的に接続されたサブ画素は少なくとも2列に配置される。
【0005】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、前記行方向において、前記画素島の少なくとも2つの隣接する列ごとに1つのパーティションを形成し、
前記多重化回路は、第1のサブ多重化回路を含み、前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、少なくとも2つの前記パーティションに位置する。
【0006】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、各前記第1のサブ多重化回路は、2つの前記演算増幅器と、2つの前記演算増幅器に電気的に接続された前記データ線との間に接続され、前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、2つの前記パーティションに位置する。
【0007】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、前記行方向に2n個の前記パーティションがあり、ここで、nは正の整数であり、
連続する1番目からn番目の前記パーティションは注視領域であり、連続する(n+1)番目から2n番目の前記パーティションは非注視領域であり、
前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、m番目および(m+n)番目の前記パーティションに位置し、ここで、mは1以上n以下の整数である。
【0008】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、各前記パーティションはi列の前記画素島を含み、ここで、iは2以上の整数であり、
前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、m番目の前記パーティションのj番目の列の前記画素島、および(m+n)番目の前記パーティションのj番目の列の前記画素島に位置し、ここで、jは1以上、i以下の整数である。
【0009】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、各前記画素島の単一の行にk個の前記サブ画素が配列され、ここで、kは偶数であり、
前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素の少なくとも一部、および(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素の少なくとも一部であり、ここで、hは1以上k以下の整数である。
【0010】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、1つの前記演算増幅器と1列の前記サブ画素との間に1つの前記データ線が接続される。
【0011】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素、および(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素である。
【0012】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、前記多重化回路は第2のサブ多重化回路をさらに含み、
各前記第2のサブ多重化回路は、同じ列内の前記画素島内の2列の前記サブ画素と、2列の前記サブ画素に対応する2つの前記第1のサブ多重化回路との間に接続される。
【0013】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、kは4の倍数であり、hは1以上k/4以下の整数、および(1+k/4)以上(k-4)以下の整数であり、
各前記第2のサブ多重化回路は、同じ列内の前記画素島のh列目の前記サブ画素、および(h+k/4)列目の前記サブ画素にそれぞれ電気的に接続される。
【0014】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素を接続する前記第1のサブ多重化回路は、第1のトランジスタ、第2のトランジスタおよび第3のトランジスタを含み、
m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素と(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する前記第1のサブ多重化回路は、第4のトランジスタ、第5のトランジスタおよび第6のトランジスタを含み、
m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する前記第2のサブ多重化回路は、第7のトランジスタ、第8のトランジスタおよび第9のトランジスタを含み、
(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する前記第2のサブ多重化回路は、第16のトランジスタ、第11のトランジスタおよび第12のトランジスタを含み、ここで、
前記第1のトランジスタのゲート電極は、第1の制御信号端子に電気的に接続され、前記第1のトランジスタの第1の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第1のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのゲート電極は、第2の制御信号端子に電気的に接続され、前記第2のトランジスタの第1の電極は、前記第1のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第2のトランジスタの第2の電極は、前記第7のトランジスタの第1の電極に電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのゲート電極は、第3の制御信号端子に電気的に接続され、前記第3のトランジスタの第1の電極は、前記第1のトランジスタの第1の電極に電気的に接続され、前記第3のトランジスタの第2の電極は、前記第16のトランジスタの第1の電極に電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのゲート電極は、第4の制御信号端子に電気的に接続され、前記第1のトランジスタの第1の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第1のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのゲート電極は第5の制御信号端子に電気的に接続され、前記第5のトランジスタの第1の電極は前記第4のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第5のトランジスタの第2の電極は、前記第8のトランジスタの第1の電極に電気的に接続され、
前記第6のトランジスタのゲート電極は第6の制御信号端子に電気的に接続され、前記第6のトランジスタの第1の電極は前記第11のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第6のトランジスタの第2の電極は前記第4のトランジスタの第1の電極に電気的に接続され、
前記第7のトランジスタのゲート電極は第7の制御信号端子に電気的に接続され、前記第7のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第8のトランジスタのゲート電極は第8の制御信号端子に電気的に接続され、前記第8のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第9のトランジスタのゲート電極は第9の制御信号端子に電気的に接続され、前記第9のトランジスタの第1の電極は前記第4のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、第9のトランジスタの第2の電極は前記第2のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、
前記第16のトランジスタのゲート電極は、第16の制御信号端子に電気的に接続され、前記第16のトランジスタの第2の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第11のトランジスタのゲート電極は第11の制御信号端子に電気的に接続され、前記第11のトランジスタの第2の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第12のトランジスタのゲート電極は第12の制御信号端子に電気的に接続され、前記第12のトランジスタの第1の電極は前記第6のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、第12のトランジスタの第2の電極は前記第3のトランジスタの第2の電極に電気的に接続される。
【0015】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、2本の前記データ線は、1つの前記演算増幅器と1列の前記サブ画素との間に接続され、2本の前記データ線のうちの1本が1列の奇数行の前記サブ画素に接続され、もう1つは1列の偶数行のサブ画素に接続される。
【0016】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、前記第1のサブ多重化回路のそれぞれに電気的に接続された前記サブ画素は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の偶数行の前記サブ画素、および(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の偶数行の前記サブ画素である。
【0017】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、前記第1のサブ多重化回路は、第13のトランジスタおよび第14のトランジスタを含み、ここで、
前記第13のトランジスタのゲート電極は第13の制御信号端子に電気的に接続され、前記第13のトランジスタの第1の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第13のトランジスタの第2の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の偶数行の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第14のトランジスタのゲート電極は、第14の制御信号端子に電気的に接続され、前記第14のトランジスタの第1の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第14のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の偶数行の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続される。
【0018】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、前記額縁領域に位置する複数のゲート回路がさらに含まれ、
各前記ゲート回路は、1つの前記演算増幅器と前記演算増幅器に対応する2本の前記データ線との間に接続される。
【0019】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、前記ゲート回路は、第15のトランジスタおよび第16のトランジスタを含み、
前記第15のトランジスタのゲート電極は第15の制御信号端子に電気的に接続され、前記第15のトランジスタの第1の電極は1つの前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第15のトランジスタの第2の電極は、2本の前記データ線のうちの1つに電気的に接続され、
前記第16のトランジスタのゲート電極は第16の制御信号端子に電気的に接続され、前記第16のトランジスタの第1の電極は1つの前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第16のトランジスタの第2の電極は、2本の前記データ線のうちの他方に電気的に接続される。
【0020】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、前記額縁領域に位置するソースドライバチップがさらに含まれ、前記ソースドライバチップは、前記複数のゲート回路、前記複数の多重化回路および前記複数の演算増幅器を含む。
【0021】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、各前記画素島の単一の行にk個の前記サブ画素が配列され、kは4の倍数であり、
前記多重化回路は第3のサブ多重化回路を含み、前記第3のサブ多重化回路に電気的に接続される前記サブ画素は、同じ列内の前記画素島のh列目の前記サブ画素および(h+k/4)列目の前記サブ画素であり、hは1以上k/4以下の整数、および(1+k/4)以上(k-4)以下の整数である。
【0022】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、前記行方向に、隣接するi列の前記画素島ごとに1つのパーティションを形成し、前記行方向に2n個の前記パーティションがあり、iは2以上の整数であり、nは正の整数であり、
前記多重化回路は第4のサブ多重化回路をさらに含み、前記第4のサブ多重化回路は、m番目の前記パーティションおよび(m+n)番目の前記パーティション内の同じシーケンスの前記画素島の同じシーケンスの前記サブ画素を接続し、mは1以上n以下の整数である。
【0023】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する第3のサブ多重化回路は、第17のトランジスタ、第18のトランジスタ、第19のトランジスタ、第20のトランジスタおよび第21のトランジスタを含み、jは1以上、i以下の整数であり、
(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する前記第3のサブ多重化回路は、第22のトランジスタ、第23のトランジスタ、第24のトランジスタ、第25のトランジスタおよび第26のトランジスタを含み、
m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素と(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素を接続する前記第4のサブ多重化回路は、第27のトランジスタを含み、
m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素と(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素を接続する前記第4のサブ多重化回路は、第28のトランジスタを含み、ここで、
前記第17のトランジスタのゲート電極は第17の制御信号端子に電気的に接続され、前記第17のトランジスタの第1の電極は前記第18のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第17のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第18のトランジスタのゲート電極は第18の制御信号端子に電気的に接続され、前記第18のトランジスタの第1の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第19のトランジスタのゲート電極は第19の制御信号端子に電気的に接続され、前記第19のトランジスタの第1の電極は、前記第20のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第19のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第20のトランジスタのゲート電極は20の制御信号端子に電気的に接続され、前記第20のトランジスタの第1の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第21のトランジスタのゲート電極は21の制御信号端子に電気的に接続され、前記第21のトランジスタの第1の電極は、前記第20のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、第21のトランジスタの第2の電極は前記第18のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、
前記第22のトランジスタのゲート電極は22の制御信号端子に電気的に接続され、前記第22のトランジスタの第1の電極は前記第23のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第22のトランジスタの第2の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第23のトランジスタのゲート電極は23の制御信号端子に電気的に接続され、前記第23のトランジスタの第1の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第24のトランジスタのゲート電極は24の制御信号端子に電気的に接続され、前記第24のトランジスタの第1の電極は前記第25のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、前記第24のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記データ線に電気的に接続され、
前記第25のトランジスタのゲート電極は25の制御信号端子に電気的に接続され、前記第25のトランジスタの第1の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第26のトランジスタのゲート電極は26の制御信号端子に電気的に接続され、前記第26のトランジスタの第1の電極は前記第25のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、第26のトランジスタの第2の電極は前記第23のトランジスタの第2の電極に電気的に接続され、
前記第27のトランジスタのゲート電極は27の制御信号端子に電気的に接続され、前記第27のトランジスタの第1の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第27のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島のh列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、
前記第28のトランジスタのゲート電極は28の制御信号端子に電気的に接続され、前記第28のトランジスタの第1の電極は、(m+n)番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続され、前記第28のトランジスタの第2の電極は、m番目の前記パーティション内のj番目の列の前記画素島の(h+k/4)列目の前記サブ画素に対応する前記演算増幅器に電気的に接続される。
【0024】
他方、本発明の実施例によって提供される上記表示基板の駆動方法は、
多重化モードで、導通された多重化回路及前記データ線を介して、少なくとも2つの演算増幅器から出力されたデータ信号を前記データ線に電気的に接続される同じ列内の前記サブ画素に提供するために、前記多重化回路が、電気的に接続される1本のデータ線の1つと導通し、電気的に接続される他のデータ線から切断するように制御するステップと、
非多重化モードで、各前記演算増幅器から出力されたデータ信号を各前記演算増幅器に一対一に対応する電気的に接続される各列の前記サブ画素に提供するために、多重化回路が、電気的に接続されるすべての前記データ線から切断するように制御するステップとを、含む。
【0025】
一方、本発明の実施例は、本発明の一実施例によって提供される上記の表示基板を含む表示装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】従来技術における表示基板の概略構造図である。
図2】本発明の実施例によって提供される表示基板の概略構造図である。
図3】パーティションの概略構造図である。
図4】異なるパーティションに対応する演算増幅器の多重化の概略図である。
図5】異なるパーティションに対応する演算増幅器の多重化と、同じ画素島内の異なるサブ画素に対応する演算増幅器の多重化とを示す図である。
図6】同じ画素島内の異なるサブ画素に対応する演算増幅器の多重化の概略図である。
図7図4の第1のサブ多重化回路の概略構造図である。
図8図5の第1のサブ多重化回路および第2の多重化回路の概略構造図である。
図9】同じ列内のサブ画素にデータ信号を提供するために演算増幅器を使用する充電シミュレーション図である。
図10】同じ列内のサブ画素にデータ信号を提供するために2つの演算増幅器を使用する充電シミュレーション図である。
図11】異なるパーティションに対応する演算増幅器の別の多重化図である。
図12図11の第1のサブ多重化回路およびゲート回路の概略構成図である。
図13図6の一部のサブ画素に対応する演算増幅器の多重化図である。
図14】同じ画素島内の異なるサブ画素に対応する演算増幅器の多重化と、異なるパーティションに対応する演算増幅器の多重化とを示す概略図である。
図15図13の第3のサブ多重化回路の概略構造図である。
図16図14の第3のサブ多重化回路および第4の多重化回路の概略構造図である。
図17】本発明の実施例によって提供される表示基板の駆動方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本発明の実施例の目的、技術的解決策および利点をより明確にするために、本発明の実施例の技術的解決策を、本発明の実施例の図面と併せて以下に明確かつ完全に説明する。図面内の図のサイズおよび形状は実際の比率を反映しておらず、本発明を説明することのみを目的としていることに留意されたい。また、全体を通じて同一または類似の参照番号は、同一または類似の要素、または同一または類似の機能を有する要素を表す。
【0028】
他に定義されていない限り、本明細書で使用される技術用語または科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって理解される通常の意味を有するものとする。本発明および特許請求の範囲で使用される「第1」、「第2」および同様の用語は、順序、量、または重要性を示すものではなく、異なる構成要素を区別するためにのみ使用される。「含む」または「含有」などの言葉は、その言葉の前に現れる要素または物が、他の要素または物を排除することなく、その言葉の後に列挙される要素または物およびそれらの等価物を含むことを意味する。「内側」、「外側」、「上」、「下」などは相対的な位置関係を表現するために用いられているだけであり、記述された物体の絶対的な位置が変化すると、それに伴って相対的な位置関係も変化する場合がある。
【0029】
図1は、関連技術における表示基板の構造を示しており、各演算増幅器OPはサブ画素Pの列に電気的に接続されており、演算増幅器OPの数は1行のサブ画素Pの数と一致している。演算増幅器OPは、ソースドライバーチップ(Source IC)によって出力されたデータ信号を増幅し、対応する接続されたサブ画素Pに提供するために使用される。ただし、3D表示では人間の注視領域のリフレッシュレートが非注視領域のリフレッシュレートよりも速い、またはすべてのサブ画素Pが点灯しないため、非注視領域または点灯されていないサブ画素Pに対応する増幅器OPはアイドル状態であり、その結果、リソースの無駄が生じる。
【0030】
関連技術に存在する上記の技術的問題を解決するために、本発明の実施例は、図2~4に示すような、ベース基板101と、複数の画素島102と、複数のデータ線103と、複数の演算増幅器(OP)104と、複数の多重化回路105とを含む表示基板を提供する。
【0031】
前記ベース基板101は、表示領域AAと、表示領域AAの少なくとも一方の側に位置する額縁領域BBとを含む。
【0032】
表示領域AAには、複数のサブ画素Pがアレイ状に配列された前記複数の画素島102がアレイ状に配列されている。
【0033】
表示領域AAには、前記複数のデータ線103が列方向Yに沿って延在し、行方向Xに沿って配列されており、前記データ線103はサブ画素Pに電気的に接続されている。
【0034】
額縁領域BBには前記複数の演算増幅器(OP)104が配置されており、各演算増幅器104はデータ線103を介して1列のサブ画素Pに電気的に接続されている。
【0035】
前記複数の多重化回路105は額縁領域BBに位置し、各多重化回路105は少なくとも2つの演算増幅器104に接続され、データ線103を介して各多重化回路105に電気的に接続されるサブ画素Pは、少なくとも2つの列に位置する。
【0036】
本発明の実施例によって提供される上記の表示基板では、多重化回路105は、それに電気的に接続されているデータ線103のうちの1本を導通し、それに電気的に接続されている残りのデータ線103を切断するように制御される。これにより、導通された多重化回路105およびデータ線103を介して、少なくとも2つの演算増幅器OPから出力されたデータ信号をデータ線103に電気的に接続される同じ列のサブ画素Pに提供する。このように、関連技術におけるアイドル状態の演算増幅器OPを多重化回路105を介して動的にゲーティングすることにより、演算増幅器104のリソース利用率が向上する。
【0037】
さらに、本発明では、多重化回路105は、それに電気的に接続されるすべてのデータ線103から切断するように制御することもできる。これにより、各演算増幅器104から出力されたデータ信号を各演算増幅器104一対一に対応する電気的に接続される各列のサブ画素Pに提供する。このとき、各演算増幅器104は独立して動作し、多重化されることはない。
【0038】
いくつかの実施例では、各画素島102のすべてのサブ画素Pは、3行および少なくとも2列に位置し、各画素島102において、同じ行内のサブ画素Pの表示色は同じであり、異なる行のサブ画素Pの表示色は異なる。例えば、図3において、各画素島102は、赤色サブ画素r、緑色サブ画素g、及び青色サブ画素bを含むことができる。ここで、赤色サブ画素r、緑色サブ画素g、青色サブ画素bの数は同じである。赤色サブ画素rは行方向Xに沿って一行に配置され、緑色サブ画素gは行方向Xに沿って一行に配置されている。青色サブ画素bは行方向Xに沿って一行に配置される。赤色サブ画素行、緑色サブ画素行および青色サブ画素行は、列方向Yに沿って配列されることにより、画素島102、画素島102内のサブ画素Pがアレイ状に配列されるようになる。
【0039】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板では、図2から図4に示すように、行方向Xに隣接する画素島102の少なくとも2つの列ごとにパーティションZが形成される。多重化回路は、第1のサブ多重化回路1051を含み、第1のサブ多重化回路1051を介して異なるパーティションZ内のサブ画素Pに対応する演算増幅器104として再利用されるために、各第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続されたサブ画素Pは、少なくとも2つのパーティションZに位置する。
【0040】
本発明の技術的解決策をよりよく理解するために、説明のための例として、各第1のサブ多重化回路1051は、2つの演算増幅器104と、2つの演算増幅器104に電気的に接続されたデータ線103との間に接続される。各第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続されるサブ画素Pは、2つのパーティションZに位置する。
【0041】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図2図4に示すように、行方向Xに2n個(例えば、16個)のパーティションZが存在する。ここで、nは正の整数である。
【0042】
連続する1番目からn番目のパーティションは注視領域Wであり、連続する(n+1)番目から2n番目のパーティションは非注視領域NWである。注視領域Wは連続した範囲であるため、表示基板の1/2連続領域を支持することができる。
【0043】
各第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続されるサブ画素Pは、m番目および(m+n)番目のパーティションZに位置する。ここで、mは1以上n以下の整数である。
【0044】
m番目のパーティションZが注視領域Wに一し、(m+n)番目のパーティションZが非注視領域NWに位置するため、非注視領域NWがリフレッシュされず、注視領域Wがリフレッシュされると、第1のサブ多重化回路1051は、非注視領域NW内の(m+n)番目のパーティションZに対応する演算増幅器104を、注視領域Wのm番目のパーティションZに多重化する。これにより、(m+n)番目のパーティションZに対応する演算増幅器104は、m番目のパーティションZに対応する演算増幅器104と同時にデータ信号をm番目のパーティションZ内のサブ画素Pに供給する。これにより、充電時間が短縮され、注目領域Wの充電率が向上される。また、注視領域Wと非注目領域NWの両方をリフレッシュする場合には、それぞれが独自の演算増幅器104を使用する、すなわち、相互に再利用することはない。
【0045】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図2図4に示すように、各パーティションZはi列の画素島102を含み、iは2以上の整数である。各第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続されるサブ画素Pは、m番目のパーティションのj列目の画素島102、および(m+n)番目のパーティションのj列目の画素島102に位置する。ここで、jは1以上、i以下の整数である。この構成により、m番目のパーティションのj列目の画素島102に対応する演算増幅器104と、(m+n)番目のパーティションのj列目の画素島102に対応する演算増幅器104とを相互に多重化することができ、配線方法も簡素化できる。
【0046】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図2図4に示すように、各画素島102は、k個のサブ画素Pを備えた単一の行に配置されており、ここで、kは偶数である。各第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続されるサブ画素Pは、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島の第j列のh列目の少なくとも一部のサブ画素P、および(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島の第j列のh列目の少なくとも一部のサブ画素Pである。ここで、hは1以上k/4以下の整数、および(1+k/4)以上(k-4)以下の整数である。この構成により、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104と、(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104とを相互に多重化することができ、配線方法も簡素化できる。
【0047】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図2図4に示すように、1つの演算増幅器104と1列のサブ画素Pとの間に1本のデータ線103が接続される。このとき、各第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続されるサブ画素Pは、m番目のパーティション内のj列目の画素島のh列目のサブ画素P、および(m+n)番目のパーティション内のj列目の画素島のh列目のサブ画素Pである。
【0048】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図5に示すように、多重化回路105は、第2のサブ多重化回路1052を含むこともできる。各第2のサブ多重化回路1052は、同じ列の画素島102内の2列のサブ画素Pと、2列のサブ画素Pに対応する2つの第1のサブ多重化回路1051との間に位置する。
【0049】
第2のサブ多重化回路1052は、同じ列の画素島102内の2列のサブ画素Pにそれぞれ対応する演算増幅器104として再利用されるために使用することができる。そして、多重化回路105が第1のサブ多重化回路1051と第2のサブ多重化回路1052の両方を有する場合、第1のサブ多重化回路1051は、異なるパーティションZに対応する演算増幅器104の多重化を実現することができ、また、同じパーティションZ内の同じ列の画素島102内の2列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104の多重化を実現することもできる。
【0050】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図5および図6に示すように、kは4の倍数であり、hは1以上k/4以下の整数、および(1+k/4)以上(k-4)以下の整数である。第1のサブ画素Pから第k/2のサブ画素Pの出射光線を左目Lに収束させて左目の視点(View)を形成する。1+k/2番目のサブ画素Pからk番目のサブ画素Pの出射光線は、右目Rに収束させて右目の視点(View)を形成することにより、裸眼3D表示を実現する。任意選択で、各第2のサブ多重化回路1052は、同じ列の画素島102のh列目のサブ画素P、および(h+k/4)列目のサブ画素Pにそれぞれ電気的に接続される。同じ列の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104と、(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104とをそれぞれ多重化することができる。これは、配線設計を簡素化するのに役立つ。
【0051】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図7および図8に示すように、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pおよび(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pを接続する第1のサブ多重化回路1051は、第1のトランジスタM1、第2のトランジスタM2および第3のトランジスタM3を含む。
【0052】
m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pおよび(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pを接続する第1のサブ多重化回路1051は、第4のトランジスタM4、第5のトランジスタM5および第6のトランジスタM6を含む。
【0053】
m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pおよび(h+k/4)列目のサブ画素Pを接続する第2のサブ多重化回路1052は、第7のトランジスタM7、第8のトランジスタM8および第9のトランジスタM9を含む。
【0054】
(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pおよび(h+k/4)列目のサブ画素Pを接続する第2のサブ多重化回路1052は、第16のトランジスタM10、第11のトランジスタM11および第12のトランジスタM12を含む。
【0055】
ここで、第1のトランジスタM1のゲート電極は、第1の制御信号端子G1に電気的に接続され、第1のトランジスタM1の第1の電極は、(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、第1のトランジスタM2の第2の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、
第2のトランジスタM2のゲート電極は、第2の制御信号端子G2に電気的に接続され、第2のトランジスタM2の第1の電極は第1のトランジスタM1の第2の電極に電気的に接続され、第2のトランジスタM2の第2の電極は第7のトランジスタM7の第1の電極に電気的に接続され、
第3のトランジスタM3のゲート電極は第3の制御信号端子G3に電気的に接続され、第3のトランジスタM3の第1の電極は、第1のトランジスタM1の第1の電極に電気的に接続され、第3のトランジスタM3の第2の電極は第16のトランジスタM10の第1の電極に電気的に接続され、
第4のトランジスタM4のゲート電極は、第4の制御信号端子G4に電気的に接続され、第1のトランジスタM1の第1の電極は、(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、第1のトランジスタM1の第2の電極はm番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、
第5のトランジスタM5のゲート電極は第5の制御信号端子G5に電気的に接続され、第5のトランジスタM5の第1の電極は第4のトランジスタM4の第2の電極に電気的に接続され、第5のトランジスタM5の第2の電極は第8のトランジスタM8の第1の電極に電気的に接続され、
第6のトランジスタM6のゲート電極は第6の制御信号端子G6に電気的に接続され、第6のトランジスタM6の第1の電極は第11のトランジスタM11の第2の電極に電気的に接続され、第6のトランジスタM6の第2の電極は第4のトランジスタM4の第1の電極に電気的に接続され、
第7のトランジスタM7のゲート電極は第7の制御信号端子G7に接続され、第7のトランジスタM7の第2の電極はm番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応するデータ線103に電気的に接続され、
第8のトランジスタM8のゲート電極は第8の制御信号端子G8に電気的に接続され、第8のトランジスタM8の第2の電極はm番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応するデータ線103に電気的に接続され、
第9のトランジスタM9のゲート電極は第9の制御信号端子G9に電気的に接続され、第9のトランジスタM9の第1の電極は第4のトランジスタM4の第2の電極に電気的に接続され、第9のトランジスタM9の第2の電極は第2のトランジスタM2の第2の電極に電気的に接続され、
第16のトランジスタM10のゲート電極は第16の制御信号端子G10に電気的に接続され、第16のトランジスタM10の第2の電極は、(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応するデータ線103に電気的に接続され、
第11のトランジスタM11のゲート電極は第11の制御信号端子G11に電気的に接続され、第11のトランジスタM11の第2の電極は(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応するデータ線103に電気的に接続され、
第12のトランジスタM12のゲート電極は第12の制御信号端子G12に電気的に接続され、第12のトランジスタM12の第1の電極は第6のトランジスタM6の第2の電極に電気的に接続され、第12のトランジスタM12の第2の電極は第3のトランジスタM3の第2の電極に電気的に接続される。
【0056】
本発明によって提供される表示基板が合計16個のパーティションZを有するものとして取り上げると、一例として、各パーティションZは30列の画素島102を有し、各画素島102は16個のサブ画素Pを有する。図4および図7に示す表示基板のすべての第1のサブ多重化回路1051に含まれるトランジスタの総数は、「3(各第1のサブ多重化回路1051に含まれるトランジスタの数)×8(8グループのパーティション)×30(1つのパーティション内の30個画素島)×16(1つの画素島内の16個サブ画素)=11520”。各パーティションZ内のサブ画素Pの表示状態が同じである場合、「3(各第1のサブ多重化回路1051に含まれるトランジスタの数)×8(8グループのパーティション)×16(1つの画素島内の16個サブ画素)=384”個の制御信号端子を使用して、トランジスタのスイッチング状態を決定する。図5および図8に示す表示基板のすべての第1のサブ多重化回路1051および第2のサブ多重化回路1052に含まれるトランジスタの総数は、「12(2つの第1のサブ多重化回路1051および2つの第2のサブ多重化回路1052に含まれるトランジスタの数)×8((各画素島内の8グループ)×30(1つのパーティション内の30個画素島)×8(8グループのパーティション)=23040)である。各パーティションZ内のサブ画素Pの表示状態が同じである場合、「12(2つの第1のサブ多重化回路1051および2つの第2のサブ多重化回路1052に含まれるトランジスタの数)×8((各画素島内の8グループ)×8(8グループのパーティション)=768)個の制御信号端子を使用して、トランジスタのスイッチング状態を決定する。
【0057】
具体的には、図7および図8は、第1のパーティションZにおける第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pと、第9のパーティションZにおける第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pは、同じ第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続される。第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pおよび第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pは、他の第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続される。さらに、図8には、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pと第5列のサブ画素Pが同じ第2のサブ多重化回路1052に電気的に接続され、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pおよび第5列のサブ画素Pが他の第2のサブ多重化回路1052に電気的に接続されることが示されている。
【0058】
いくつかの実施例では、1はハイレベル信号を表し、0はローレベル信号を表し、各トランジスタは、ハイレベル信号の下でオンになり、ローレベル信号の下でオフになる。1および0は論理レベルであり、特定の実施中に各トランジスタのゲート電極に印加される電圧ではなく、本発明の実施例の特定の動作プロセスをより良く説明するためにのみ使用されることに留意されたい。
【0059】
表1は、図7の各トランジスタが異なる論理レベルを適用する場合の、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1’)の動作状態を示す。また、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5’)の動作状態を示す。
【0060】
表1および図7から分かるように、第1トランジスタM1および第3トランジスタM3がオンになり、第2のトランジスタM2、第4のトランジスタM4、第5のトランジスタM5および第6のトランジスタM6がオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1)として再利用される。第1のトランジスタM1および第2のトランジスタM2がオンになり、第3のトランジスタM3、第4のトランジスタM4、第5のトランジスタM5および第6のトランジスタM6がオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1’)として再利用される。
【0061】
第4のトランジスタM4および第6のトランジスタM6がオンになり、第1のトランジスタM1、第2のトランジスタM2、第3のトランジスタM3および第5のトランジスタM5がオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5)として再利用される。第4のトランジスタM4および第5のトランジスタM5がオンになり、第1のトランジスタM1、第2のトランジスタM2、第3のトランジスタM3および第6のトランジスタM6がオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5’)として再利用される。
【0062】
第1のトランジスタM1、第3のトランジスタM3、第4のトランジスタM4および第6のトランジスタM6がオンになり、第2のトランジスタM2および第5のトランジスタM5がオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1)として再利用される。また、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5)として再利用される。第1のトランジスタM1、第2のトランジスタM2、第4のトランジスタM4および第5のトランジスタM5がオンになり、第3のトランジスタM3および第6のトランジスタM6がオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1’)として再利用される。また、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5’)として再利用される。
【0063】
第2のトランジスタM2、第3のトランジスタM3、第5のトランジスタM5および第6のトランジスタM6がオンになり、第1のトランジスタM1および第4のトランジスタM4がオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP1)として再利用されない。また、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、表1におけるOP5)として再利用されない。
【0064】
【表1】
【0065】
表2-1および表2-2は、図8の各トランジスタが異なる論理レベルを適用する場合、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)の動作状態を示す。第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)の動作状態を示す。第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の1列目、第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1およびOP5)の動作状態および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の1列目、第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’およびOP5’)の動作状態を示す。
【0066】
表2-1と図8から分かるように、第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第2のトランジスタM2、第5のトランジスタM5、第7のトランジスタM7および第9のトランジスタM9がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)として再利用される。第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第2のトランジスタM2、第5のトランジスタM5、第8のトランジスタM8および第9のトランジスタM9がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)として再利用される。第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第2のトランジスタM2、第5のトランジスタM5、第7のトランジスタM7および第8のトランジスタM8がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)として再利用されない。
【0067】
第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第3のトランジスタM3、第6のトランジスタM6、第16のトランジスタM10および第12のトランジスタM12がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)として再利用される。第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第3のトランジスタM3、第6のトランジスタM6、第11のトランジスタM11および第12のトランジスタM12がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)として再利用される。第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第3のトランジスタM3、第6のトランジスタM6、第16のトランジスタM10および第11のトランジスタM11がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)として再利用されない。
【0068】
表2-2と図8から分かるように、第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第1のトランジスタM1、第2のトランジスタM2および第7のトランジスタM7がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)として再利用される。第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第1のトランジスタM1、第3のトランジスタM3および第16のトランジスタM10がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)として再利用される。
【0069】
第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第4のトランジスタM4、第5のトランジスタM5および第8のトランジスタM8がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)として再利用される。第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第4のトランジスタM4、第6のトランジスタM6および第11のトランジスタM11がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)として再利用される。
【0070】
第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第1のトランジスタM1、第2のトランジスタM2、第4のトランジスタM4、第5のトランジスタM5、第7のトランジスタM7および第8のトランジスタM8がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)として再利用され、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)として再利用される。第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第1のトランジスタM1、第3のトランジスタM3、第4のトランジスタM4、第6のトランジスタM6、第16のトランジスタM10および第11のトランジスタM11がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)として再利用され、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)として再利用される。
【0071】
第1のトランジスタM1ないし第12のトランジスタM12のうち、第2のトランジスタM2、第3のトランジスタM3、第5のトランジスタM5、第6のトランジスタM6、第7のトランジスタM7、第8のトランジスタM8、第16のトランジスタM10および第11のトランジスタM11がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)は、いずれも再利用しない。
【0072】
【表2-1】
【表2-2】
【0073】
図9は、サブ画素Pにデータ信号を提供するために1つの演算増幅器104を使用する充電シミュレーション図を示す。図10は、サブ画素Pにデータ信号を提供するために2つの演算増幅器104(すなわち、多重化の場合)を使用する充電シミュレーション図を示す。比較すると、1つの演算増幅器104が90%まで充電するのにかかる時間は243.846nsであり、2つの演算増幅器104が90%まで充電するのにかかる時間は136.755nsに短縮されることが分かる。したがって、本発明は充電時間を短縮し、それによって充電率を高めることができる。
【0074】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図11および図12に示すように、サブ画素Pの列間の2本のデータ線103に演算増幅器104を接続することができる。2本のデータ線103のうちの1本は、1列の奇数行のサブ画素Pを接続し、もう1つは1列の偶数行のサブ画素Pを接続する。この場合、各第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続されるサブ画素Pは、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の第j列のh列目の偶数行のサブ画素P、および(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の第j列のh列目の偶数行のサブ画素Pである。したがって、第1のサブ多重化回路1051を介して、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104によって提供されるデータ信号を(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の第j列のh列目の偶数行のサブ画素Pに書き込み、または、第1のサブ多重化回路1051を介して(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104によって提供されるデータ信号をm番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の第j列のh列目の偶数行のサブ画素Pに書き込むことができる。これにより、フレームの充電時間が短縮され、フレームレートが向上する。図11および図12において、P1はパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pを表し、P1’は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pを表す。
【0075】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図12に示すように、第1のサブ多重化回路1051は、第13のトランジスタM13および第14のトランジスタM14を含む。
【0076】
ここで、第13のトランジスタM13のゲート電極は、第13の制御信号端子G13に電気的に接続され、第13のトランジスタM13の第1の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、第13のトランジスタM13の第2の電極は、(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の第j列のh列目の偶数行のサブ画素Pに対応するデータ線103に電気的に接続され、
第14のトランジスタM14のゲート電極は第14の制御信号端子G14に電気的に接続され、第14のトランジスタM14の第1の電極は(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、第14のトランジスタM14の第2の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の第j列のh列目の偶数行のサブ画素Pに対応するデータ線103に電気的に接続される。
【0077】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図11または図12に示すように、額縁領域BBに位置する複数のゲート回路106がさらにふくまれる。各ゲート回路106は、1つの演算増幅器104と、当該演算増幅器104に対応する2本のデータ線103との間に接続される。当該ゲート回路106、第1のサブ多重化回路105と協働して、異なるパーティションZ内の演算増幅器104の異なる行多重化を実現することができる。
【0078】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図12に示すように、ゲート回路106は、第15のトランジスタM15および第16のトランジスタM16を含む。
【0079】
ここで、第15のトランジスタM15のゲート電極は第15の制御信号端子G15に電気的に接続され、第15のトランジスタM15の第1の電極は1つの演算増幅器104に電気的に接続され、第15のトランジスタM15の第2の電極は、2本のデータ線103のうちの1本に電気的に接続され、
第16のトランジスタM16のゲート電極は第16の制御信号端子G16に電気的に接続され、第16のトランジスタM16の第1の電極は1つの演算増幅器104に電気的に接続され、第16のトランジスタM16の第2の電極は、2本のデータ線106のうちの他の1本に電気的に接続される。
【0080】
本発明によって提供される表示基板が合計16個のパーティションZを有するものとして取り上げると、一例として、各パーティションZは30列の画素島102を有し、各画素島102は16個のサブ画素Pを有する。図11および図12において、表示基板のすべての第1のサブ多重化回路1051およびゲート回路106に含まれるトランジスタの総数は、「6(ブ画素2列ごとに対応するトランジスタの数)×16(16個パーティション)×30(1つのパーティション内の30個画素島)×8(1つの画素島8グループのサブ画素)=23040」である。各パーティションZ内のサブ画素Pの表示状態が同じである場合、「6(ブ画素2列ごとに対応するトランジスタの数)×16(16個パーティション)×8(1つの画素島8グループのサブ画素)=768」個の制御信号端子を使用して、トランジスタのスイッチング状態を決定する。
【0081】
具体的には、図12は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pは、2本のデータ線103およびゲート回路106を介して第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続され、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pは、2本のデータ線103および別のゲート回路106を介して同じ第1のサブ多重化回路1051に電気的に接続される。
【0082】
いくつかの実施例では、1はハイレベル信号を表し、0は、ローレベル信号を表し、各トランジスタは、ハイレベル信号の下でオンになり、ローレベル信号の下でオフになる。1および0は論理レベルであり、特定の実施中に各トランジスタのゲートに印加される電圧ではなく、本発明の実施例の特定の動作プロセスをより良く説明するためにのみ使用されることに留意されたい。
【0083】
表3は、図12の各トランジスタが異なる論理レベルを適用するときの、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)の動作状態を示す。
【0084】
表3および図12から分かるように、第14のトランジスタM14および第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応するゲート回路106の第15のトランジスタM15がオンになり、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応するゲート回路106の第16のトランジスタM16、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応するゲート回路106の第15のトランジスタM15(すなわち、表3のM15’)および第16のトランジスタM16(すなわち、表3のM16’)がオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列の偶数行のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)として再利用される。
【0085】
第13のトランジスタM13および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pにゲート回路106の第15のトランジスタM15(すなわち、M15’)がオンになり、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応するゲート回路106の第15のトランジスタM15および第16のトランジスタM16、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応するゲート回路106の第16のトランジスタM16(すなわち、M16’)がオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列の偶数行のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)として再利用される。
【0086】
再利用される場合、奇数行のサブ画素Pとそれに続く偶数行のサブ画素に同時にゲート走査信号(Gate)をロードする必要があり、1フレームの充電時間が短縮され、フレームレートが向上される。
【0087】
第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pにゲート回路106の第15のトランジスタM15および第16のトランジスタM16、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応するゲート回路106の第15のトランジスタM15(すなわち、M15’)および第16のトランジスタM16(すなわち、M16’)がオンになり、第13のトランジスタM13および第14のトランジスタM14がオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列の偶数行のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列の偶数行のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)は、再利用されない。また、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応するゲート回路106の第15のトランジスタM15、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応するゲート回路106の第15のトランジスタM15(すなわち、M15’)が同時にオンになり、これにより、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)のデータ信号は、奇数行のサブ画素Pに提供される。第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応するゲート回路106の第16のトランジスタM16、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応するゲート回路106の第16のトランジスタM16(すなわち、M16’)が同時にオンになり、これにより、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)のデータ信号は、偶数行のサブ画素Pに提供される。
【0088】
【表3】
【0089】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図13に示すように、各画素島102は、k個のサブ画素Pを備えた単一の行に配置されており、kは4の倍数である。多重化回路105は、第3のサブ多重化回路1053を含む。第3のサブ多重化回路1053に電気的に接続されるサブ画素Pは、同じ列の画素島102内のh列目のサブ画素P、および(h+k/4)列目ののサブ画素Pであり、hは1以上k/4以下の整数、および(1+k/4)以上(k-4)以下の整数である。同じ列の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104と(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104とをそれぞれ多重化することができる。これは、配線設計を簡素化するのに役立つ。
【0090】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図2図3、および図14に示すように、行方向に隣接するi列の画素島102ごとにごとに1つのパーティションZを形成し、行方向Xに2n個のパーティションZが存在する。iは2以上の整数であり、nは正の整数である。多重化回路105は、第4のサブ多重化回路1054をさらに含む。第4のサブ多重化回路1054は、m番目のパーティションZおよび(m+n)番目のパーティションZ内の同じシーケンスの(例えば、j列目の,jは1以上、i以下の整数である)画素島102の同じシーケンスの(例えば、h番目の列)サブ画素Pを接続し、mは1以上n以下の整数である。この構成により、m番目のパーティションZおよび(m+n)番目のパーティションZ内の同じシーケンスの画素島102の同じシーケンスのサブ画素Pそれぞれに対応する演算増幅器104の相互多重化が可能となるだけでなく、配線が簡単になる。
【0091】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板において、図15および図16に示すように、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pおよび(h+k/4)列目のサブ画素Pを接続する第3のサブ多重化回路1053は、第17のトランジスタM17、第18のトランジスタM18、第19のトランジスタM19、第20のトランジスタM20および第21のトランジスタM21を含む。jは1以上、i以下の整数である。
【0092】
(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pおよび(h+k/4)列目のサブ画素Pを接続する第3のサブ多重化回路1053は、第22のトランジスタM22、第23のトランジスタM23、第24のトランジスタM24、第25のトランジスタM25および第26のトランジスタM26を含む。
【0093】
m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pおよび(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pを接続する第4のサブ多重化回路1054は、第27のトランジスタM27を含む。
【0094】
m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pおよび(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pを接続する第4のサブ多重化回路1054は、第28のトランジスタM28を含む。
【0095】
ここで、第17のトランジスタM17のゲート電極は第17の制御信号端子G17に電気的に接続され、第17のトランジスタM17の第1の電極は第18のトランジスタM18の第2の電極に電気的に接続され、第17のトランジスタM17の第2の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応するデータ線103に電気的に接続され、
第18のトランジスタM18のゲート電極は第18の制御信号端子G18に電気的に接続され、第18のトランジスタM18の第1の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、
第19のトランジスタM19のゲート電極は第19の制御信号端子G19に電気的に接続され、第19のトランジスタM19の第1の電極は第20のトランジスタM20の第2の電極に電気的に接続され、第19のトランジスタM19の第2の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応するデータ線103に電気的に接続され、
第20のトランジスタM20のゲート電極は20の制御信号端子G20に電気的に接続され、第20のトランジスタM20の第1の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、
第21のトランジスタM21のゲート電極は21の制御信号端子G21に電気的に接続され、第21のトランジスタM21の第1の電極は、第20のトランジスタM20の第2の電極に電気的に接続され、第21のトランジスタM21の第2の電極は、第18のトランジスタM18の第2の電極に電気的に接続され、
第22のトランジスタM22のゲート電極は22の制御信号端子G22に電気的に接続され、第22のトランジスタM22の第1の電極は第23のトランジスタM23の第2の電極に電気的に接続され、第22のトランジスタM22の第2の電極は、(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応するデータ線103に電気的に接続され、
第23のトランジスタM23のゲート電極は23の制御信号端子G23に電気的に接続され、第23のトランジスタM23の第1の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、
第24のトランジスタM24のゲート電極は24の制御信号端子G24に電気的に接続され、第24のトランジスタM24の第1の電極は第25のトランジスタM25の第2の電極に電気的に接続され、第24のトランジスタM24の第2の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応するデータ線103に電気的に接続され、
第25のトランジスタM25のゲート電極は25の制御信号端子G25に電気的に接続され、第25のトランジスタM25の第1の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、
第26のトランジスタM26のゲート電極は26の制御信号端子G26に電気的に接続され、第26のトランジスタM26の第1の電極は第25のトランジスタM25の第2の電極に電気的に接続され、第26のトランジスタM26の第2の電極は、第23のトランジスタM23の第2の電極に電気的に接続され、
第27のトランジスタM27のゲート電極は27の制御信号端子G27に電気的に接続され、第27のトランジスタM27の第1の電極は、(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、第27のトランジスタM27の第2の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102のh列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、
第28のトランジスタM28のゲート電極は28の制御信号端子G28に電気的に接続され、第28のトランジスタM28の第1の電極は(m+n)番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続され、第28のトランジスタM28の第2の電極は、m番目のパーティションZ内のj列目の画素島102の(h+k/4)列目のサブ画素Pに対応する演算増幅器104に電気的に接続される。
【0096】
本発明により提供される表示基板が合計16個のパーティションZを有するものとすると、一例として各パーティションZは30列の画素島102を有し、各画素島102は16個のサブ画素Pを有する。図13および図15に示す表示基板のすべての第3のサブ多重化回路1053に含まれるトランジスタの総数は、「5(各第3のサブ多重化回路1051に含まれるトランジスタの数)×8(1つの画素島8グループのサブ画素列)×30(1つのパーティション内の30個画素島)×16(16個パーティション)=19200」である。各パーティションZ内のサブ画素Pの表示状態が同じである場合、「55(各第3のサブ多重化回路1051に含まれるトランジスタの数)×8(1つの画素島8グループのサブ画素列)×16(16個パーティション)=640」個の制御信号端子を使用して、トランジスタのスイッチング状態を決定する。図14および図16に示す表示基板のすべての第3のサブ多重化回路1054および第4のサブ多重化回路1054に含まれるトランジスタの総数は、「12(2つの第3のサブ多重化回路1053および2つの第4のサブ多重化回路1054に含まれるトランジスタの数)×8((各画素島内の8グループ)×30(1つのパーティション内の30個画素島)×8(8グループのパーティション)=23040)である。各パーティションZ内のサブ画素Pの表示状態が同じである場合、は、「12(2つの第1のサブ多重化回路1051および2つの第2のサブ多重化回路1052に含まれるトランジスタの数)×8((各画素島内の8グループ)×8(8グループのパーティション)=768)個の制御信号端子を使用して、トランジスタのスイッチング状態を決定する。
【0097】
具体的には、図15は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pおよび第5列のサブ画素Pが、同じ第3のサブ多重化回路1053に電気的に接続されることを示している。
【0098】
いくつかの実施例では、1はハイレベル信号を表し、0はローレベル信号を表し、各トランジスタは、ハイレベル信号の下でオンになり、ローレベル信号の下でオフになる。1および0は論理レベルであり、特定の実施中に各トランジスタのゲートに印加される電圧ではなく、本発明の実施例の特定の動作プロセスをより良く説明するためにのみ使用されることに留意されたい。
【0099】
表4は、図15の各トランジスタが異なる論理レベルを適用するときの第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、および第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)の動作状態を示す。
【0100】
表4及び図15から分かるように、第17のトランジスタM17、第18のトランジスタM18、第20のトランジスタM20および第21のトランジスタM21がオンになり、第19のトランジスタM19がオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)として再利用される。第18のトランジスタM18、第19のトランジスタM19、第20のトランジスタM20および第21のトランジスタM21がオンになり、第17のトランジスタM17がオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)として再利用される。第17のトランジスタM17、第18のトランジスタM18、第19のトランジスタM19および第20のトランジスタM20がオンになり、第21のトランジスタM21がオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、および第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)は、再利用されない。
【0101】
【表4】
【0102】
表5-1および表5-2は、図16の各トランジスタが異なる論理レベルを適用する場合の、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)の動作状態を示す。第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)の動作状態を示す。第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の1列目、第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1およびOP5)の動作状態を示し、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の1列目、第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’およびOP5’)の動作状態を示す。
【0103】
表5-1および図16から分かるように、第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第17のトランジスタM17、第18のトランジスタM18、第20のトランジスタM20および第21のトランジスタM21がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)として再利用される。第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第18のトランジスタM18、第19のトランジスタM19、第20のトランジスタM20および第21のトランジスタM21がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)として再利用される。第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第17のトランジスタM17、第18のトランジスタM18、第19のトランジスタM19および第20のトランジスタM20がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、および第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)は、再利用されない。
【0104】
第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第22のトランジスタM22、第23のトランジスタM23、第25のトランジスタM25および第26のトランジスタM26がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)として再利用される。第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第23のトランジスタM23、第24のトランジスタM24、第25のトランジスタM25および第26のトランジスタM26がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)として再利用される。第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第22のトランジスタM22、第23のトランジスタM23、第24のトランジスタM24および第25のトランジスタM25がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)は再利用されない。
【0105】
表5-2と図16から分かるように、第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第17のトランジスタM17、第18のトランジスタM18および第27のトランジスタM27がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)として再利用される。第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第22のトランジスタM22、第23のトランジスタM23および第27のトランジスタM27がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)として再利用される。
【0106】
第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第19のトランジスタM19、第20のトランジスタM20および第28のトランジスタM28がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)として再利用される。第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第24のトランジスタM24、第25のトランジスタM25および第28のトランジスタM28がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)として再利用される。
【0107】
第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第17のトランジスタM17、第18のトランジスタM18、第19のトランジスタM19、第20のトランジスタM20、第27のトランジスタM27および第28のトランジスタM28がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)として再利用され、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)は、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)として再利用される。第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第22のトランジスタM22、第23のトランジスタM23、第24のトランジスタM24、第25のトランジスタM25、第27のトランジスタM27および第28のトランジスタM28がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)として再利用され、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)は、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)として再利用される。
【0108】
第17のトランジスタM17ないし第28のトランジスタM28のうち、第17のトランジスタM17、第18のトランジスタM18、第19のトランジスタM19、第20のトランジスタM20、第22のトランジスタM22、第23のトランジスタM23、第24のトランジスタM24および第25のトランジスタM25がオンになり、残りのトランジスタがオフになると、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1)、第1のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5)、第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第1列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP1’)、および第9のパーティションZ内の第1列の画素島102の第5列のサブ画素Pに対応する演算増幅器104(すなわち、OP5’)は、いずれも再利用しない。
【0109】
【表5-1】
【0110】
【表5-2】
【0111】
本発明の実施例において、各トランジスタはトップゲートトランジスタであってもボトムゲートトランジスタであってもよいが、これに限定されないことに留意されたい。任意選択で、各トランジスタは、電界効果トランジスタ、低温ポリシリコントランジスタ、アモルファスシリコントランジスタ、酸化物トランジスタなどであってもよい。なお、各トランジスタの第1の電極および第2の電極はそれぞれドレイン電極、ソース電極であり、ここでは特に区別しない。
【0112】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上記の表示基板は、額縁領域BBに位置するソースドライバチップ(Source IC)を含んでもよく、複数のゲート回路106、複数の多重化回路105および複数の演算増幅器104をソースドライバチップに集積化することができ、ソースドライバチップからサブ画素Pまでの伝送路上のデータ信号の損失(RC loading)を低減する。演算増幅器104をパーティションZ間で再利用すると、画素島102内で演算増幅器104を再利用される場合に比べて、パーティションZ間の2つの演算増幅器104間の配線距離が長くなるので、ゲート回路106、多重化回路105および演算増幅器104をソースドライバチップに統合することは、好適である。演算増幅器104を画素島102内で再利用する場合、2つの演算増幅器104間の配線距離が比較的近いため、ゲート回路106、多重化回路105および演算増幅器104をソースドライバチップに集積化してもよく、ゲート回路106、多重化回路105および演算増幅器104を表示基板上に作製することができ、ここでは特に限定されない。
【0113】
同じ発明思想に基づいて、本発明の実施例は、上記表示基板の駆動方法を提供するが、この駆動方法の問題を解決する原理は、上述の表示基板の問題を解決する原理と類似しているため、本発明の実施例によって提供される当該駆動方法の実施に関しては、本発明の実施例によって提供される上述の表示基板の実施を参照することができ、その以上の説明は繰り返さない。
【0114】
具体的には、本発明の実施例は、図17に示すように、以下のステップを含む、上述の表示基板の駆動方法を提供する。
【0115】
S1701、多重化モードで、導通された多重化回路及データ線を介して、少なくとも2つの演算増幅器から出力されたデータ信号を前記データ線に電気的に接続される同じ列内のサブ画素に提供するために、前多重化回路が、それに電気的に接続される1本のデータ線の1つと導通し、電気的に接続される他のデータ線から切断するように制御する。
【0116】
S1702、非多重化モードで、各前記演算増幅器から出力されたデータ信号を各前記演算増幅器に一対一に対応する電気的に接続される各列の前記サブ画素に提供するために、多重化回路が、それに電気的に接続されるすべての前記データ線から切断するように制御する。
【0117】
同じ発明思想に基づいて、本発明の実施例は、本発明の実施例によって提供される上述の表示基板を含む表示装置を提供する。当該表示装置の問題を解決する原理は、上述の表示基板の問題を解決する原理と類似しているため、本発明の実施例によって提供される当該表示装置の実施は、本発明の実施例によって提供される上述の表示基板の実施の説明と同様の説明を行い、その以上の説明は繰り返さない。
【0118】
いくつかの実施例では、本発明の実施例によって提供される上述の表示装置は、携帯電話、タブレットコンピュータ、テレビ、モニタ、ノートブックコンピュータ、デジタルフォトフレーム、ナビゲータ、スマートウォッチ、フィットネスリストバンド、携帯情報端末、または表示機能を備えたその他の製品または部品であってもよい。当該表示装置には、無線周波数ユニット、ネットワークモジュール、音声出力および入力ユニット、センサー、表示ユニット、ユーザー入力ユニット、インターフェースユニット、メモリ、プロセッサ、電源などの部品が含まれるが、これらに限定されない。また、当業者であれば、上記の構造が本発明の実施例により提供される上記表示装置を限定するものではないことを理解することができる。言い換えれば、本発明の実施例によって提供される上記表示装置は、より多くのまたは少ない上記の部品、または特定の部品の組み合わせ、または部品の異なる配置を含む。
【0119】
当業者は、本発明の実施形態の精神および範囲を逸脱することなく、様々な変更および変形が可能であることは明らかである。このように、本発明の実施形態におけるこれらの変形および変形が、本発明の請求項およびそれと同等の技術的範囲内にある場合には、本発明もこれらの変形および変形を含むことを意図する。
【符号の説明】
【0120】
101 ベース基板
102 画素島
103 データ線
104 演算増幅器(OP)
105 多重化回路
106 ゲート回路
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【国際調査報告】