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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-13
(54)【発明の名称】洗浄ノズル付き振動モーター
(51)【国際特許分類】
   E03D 9/08 20060101AFI20241106BHJP
   B08B 3/02 20060101ALI20241106BHJP
   B05B 3/14 20060101ALI20241106BHJP
【FI】
E03D9/08 G
B08B3/02 E
E03D9/08 D
B05B3/14
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024520970
(86)(22)【出願日】2022-10-12
(85)【翻訳文提出日】2024-05-02
(86)【国際出願番号】 KR2022015322
(87)【国際公開番号】W WO2023075212
(87)【国際公開日】2023-05-04
(31)【優先権主張番号】10-2021-0142777
(32)【優先日】2021-10-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520366651
【氏名又は名称】リム ヨンキュン
(74)【代理人】
【識別番号】110003801
【氏名又は名称】KEY弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】リム ヨンキュン
【テーマコード(参考)】
2D038
3B201
4F033
【Fターム(参考)】
2D038JA02
2D038JA03
2D038JA07
2D038JF00
3B201BB22
3B201BB92
4F033PA01
4F033PB06
4F033PC07
4F033PD02
4F033PD03
4F033PD06
(57)【要約】
本発明は、モーターハウジングの内部の空き空間に洗浄ノズルを装着して内部構造を簡素化するので、振動時の騒音現象を改善するだけでなく、製造コストを減らして経済性を確保し、生産性を増大させるうえ、洗浄ノズルに水、オイル、粉末、空気などの多様な洗浄溶剤を供給して対象物を効率よく洗浄することができる洗浄ノズル付き振動モーターに関する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モーターハウジング(110)と、
前記モーターハウジング(110)の内部中央部に装着されて振動部(150)によって回転しながら入水部(123)側に洗浄溶剤がそれぞれ供給され、一定角度で拡散する前記洗浄溶剤によって対象物を洗浄する洗浄ノズル(120)と、
前記モーターハウジング(110)の前方、後方に結合される前方、後方カバー(140、140’)と、
前記モーターハウジング(110)の内部の前記洗浄ノズル(120)の両側部に結合され、前記洗浄ノズル(120)を正逆回転させながら振動を付与する前記振動部(150)と、から構成され、
前記モーターハウジング(110)は、
上部に前記洗浄溶剤が噴射されるように貫通孔(111a)が設けられる胴体部(111)と、
前記胴体部(111)の内側中央部に設けられ、前記洗浄ノズル(120)が装着される装着孔(112)と、
前記装着孔(112)を中心に前記胴体部(111)の両側内部に設けられ、前記振動部(150)が結合される結合空間(113)と、
前記胴体部(111)の後端部の両側に設けられ、前記後方カバー(140’)を固定するために固定孔(114a)が設けられた固定片(114)と、を備えることを特徴とする、洗浄ノズル付き振動モーター。
【請求項2】
前記洗浄ノズル(120)は、
ノズルボディ(121)と、前記ノズルボディ(121)の一側に設けられて前記洗浄溶剤が流入する入水部(122)と、前記ノズルボディ(121)に設けられる回転軸(123)とが、前記モーターハウジング(110)内に結合されて前記ノズルボディ(121)が回転し、
前記ノズルボディ(121)は、第1ボディ(121a)と第2ボディ(121b)との結合からなることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄ノズル付き振動モーター。
【請求項3】
前記モーターハウジング(110)は動かない状態であり、前記洗浄ノズル(120)は前記モーターハウジング(110)の前記装着孔(112)内で繰り返し正逆回転し、
前記入水部(122)は、前記ノズルボディ(121)の一側上部に設けられて前記洗浄溶剤が流入する第1入水部(122a)と、
前記ノズルボディ(121)の一側下部に設けられて前記洗浄溶剤が流入する第2入水部(122b)と、を備えることを特徴とする、請求項2に記載の洗浄ノズル付き振動モーター。
【請求項4】
前記入水部(122)に装着されるベアリング(124)をさらに含み、前記ベアリング(124)は前記後方カバー(140’)に固定されることを特徴とする、請求項2に記載の洗浄ノズル付き振動モーター。
【請求項5】
前記前方カバー(140)は、前記モーターハウジング(110)の先端部に超音波融着されるか或いはインサートモールド方式で固定され、前記後方カバー(140’)は、前記モーターハウジング(110)に設けられた前記固定片(114)に固定されるように両側面に固定突起(141)が突設されることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄ノズル付き振動モーター。
【請求項6】
前記振動部(150)は、
前記胴体部(111)の内部両側にそれぞれ装着されるステーター(151)と、
前記ステーター(151)を前記モーターハウジング(110)の内部に固定させるインシュレーター(152)と、
前記ステーター(151)に巻かれるコイル(153)と、
前記洗浄ノズル(120)の第1、第2ボディ(121a、121b)の両側面に装着されるマグネット(154)と、を備え、
前記振動部(150)の作動で前記洗浄ノズル(120)を繰り返し正逆回転しながら振動を発生させて、噴射孔から前記洗浄溶剤が左右方向に拡散しながら噴射されるようにすることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄ノズル付き振動モーター。
【請求項7】
前記ステーター(151)および前記インシュレーター(152)はインサート射出されて一体に形成されることを特徴とする、請求項6に記載の洗浄ノズル付き振動モーター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄ノズル付き振動モーターに係り、より詳細には、モーターハウジングの内部の空き空間に洗浄ノズルを装着して内部構造を簡素化するので、振動時の騒音現象を改善するだけでなく、製造コストを減らして経済性を確保し、生産性を増大させるうえ、洗浄ノズルに水、オイル、粉末、空気などの多様な洗浄溶剤を供給して対象物を効率よく洗浄することができる洗浄ノズル付き振動モーターに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、ビデは、人体の肛門と局部を洗浄するために便器に設置されて使用されるものであり、その洗浄機能には、用を足した後、ノズルを介して噴出する洗浄水でトイレペーパーなしに肛門を洗浄する肛門洗浄と、前記洗浄水で女性の局部を洗浄する局部洗浄と、洗浄水が噴出するノズルを連続的に繰り返し前後進させてマッサージ効果を得るようにするマッサージ洗浄などがある。
【0003】
しかし、上述のように洗浄を行えるように備えられるノズルは、ビデ内の洗浄水タンクを介して吐水される洗浄水が洗浄孔を介してストレートに噴出するので、洗浄部位を効果的に洗浄できないという問題点があった。
【0004】
かかる問題点を解決するために、韓国実用新案第20-0411530号公報には、ビデノズルの噴出チップ構造が登録されたことがある。
【0005】
しかし、上述の登録されたビデノズルの噴出チップの構造は、ビデタンクから供給される洗浄水によって回転部材が回転しながら、洗浄孔の開放および閉鎖動作を繰り返して洗浄水を噴出するので、消費される洗浄水の量を減らしながら洗浄効率を増大させることはできるが、洗浄水が一定量ずつ途切れ途切れ噴出するので、洗浄水の水圧による疼痛を感じさせるだけでなく、ユーザーに異質感を感じさせるという問題点があった。
【0006】
最近では、かかる問題点を解決するために、韓国実用新案第20-0422546号公報には、ビデノズルの振動装置が登録されたことがある。
【0007】
しかし、上述したようなビデノズルの振動装置は、流路が形成されたノズルに振動部が内蔵され、ビデボタン信号に応じて振動部材が回転しながらノズルを振動させて洗浄水を噴出するので、洗浄部位を広げて容易に洗浄するという利点はあるが、振動部がノズルの内側に一体型に装着されるので、ノズルの振動幅が小さくて洗浄力が劣るだけでなく、ノズルに振動を起こす振動部材がノズル管と直交するように装着されるか或いは垂直な方向に装着されるので、洗浄孔を介して噴出する水筋に活発なアクションを与えるには限界があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】韓国実用新案第20-0411530号公報
【特許文献2】韓国実用新案第20-0422546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明は、上述した従来の諸問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、モーターハウジングの内部の空き空間に洗浄ノズルを装着して内部構造を簡素化することから、振動時の騒音現象を改善するだけでなく、製造コストを減らして経済性を確保し、生産性を増大させる洗浄ノズル付き振動モーターを提供することにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、洗浄ノズルに水、オイル、粉末、空気などの多様な洗浄溶剤を供給して対象物を効率よく洗浄することができる洗浄ノズル付き振動モーターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の洗浄ノズル付き振動モーターは、モーターハウジングと、前記モーターハウジングの内部中央部に装着されて振動部によって回転しながら入水部側に洗浄溶剤がそれぞれ供給され、一定角度で拡散する前記洗浄溶剤によって対象物を洗浄する洗浄ノズルと、前記モーターハウジングの前方、後方に結合される前方、後方カバーと、前記モーターハウジングの内部の前記洗浄ノズルの両側部に結合され、前記洗浄ノズルを正逆回転させながら振動を付与する前記振動部と、から構成される。
【0012】
前記モーターハウジングは、上部に前記洗浄溶剤が噴射されるように貫通孔が設けられる胴体部と、前記胴体部の内側中央部に設けられ、前記洗浄ノズルが装着される装着孔と、前記装着孔を中心に前記胴体部の両側内部に設けられ、前記振動部が結合される結合空間と、前記胴体部の後端部の両側に設けられ、前記後方カバーを固定するために固定孔が設けられた固定片と、を備える。
【0013】
前記洗浄ノズルは、ノズルボディと、前記ノズルボディの一側に設けられて前記洗浄溶剤が流入する入水部と、前記ノズルボディに設けられる回転軸とが前記モーターハウジング内に結合されて前記ノズルボディが回転し、前記ノズルボディは、第1ボディと第2ボディとの結合からなる。
【0014】
前記モーターハウジングは動かない状態であり、前記洗浄ノズルは、前記モーターハウジングの前記装着孔内で繰り返し正逆回転し、前記入水部は、前記ノズルボディの一側上部に設けられて洗浄溶剤が流入する第1入水部と、前記ノズルボディの一側下部に設けられて前記洗浄溶剤が流入する第2入水部とを備える。
【0015】
前記入水部に装着されるベアリングをさらに含み、前記ベアリングは前記後方カバーに固定される。
【0016】
前記前方カバーは、前記モーターハウジングの先端部に超音波融着されるか或いはインサートモールド方式で固定され、前記後方カバーは、前記モーターハウジングに設けられた前記固定片に固定されるように両側面に固定突起が突設される。
【0017】
前記振動部は、前記胴体部の内部両側にそれぞれ装着されるステーターと、前記ステーターを前記モーターハウジングの内部に固定させるインシュレーターと、前記ステーターに巻かれるコイルと、前記洗浄ノズルの第1、第2ボディの両側面に装着されるマグネットとを備え、前記ステーターおよび前記インシュレーターは、インサート射出されて一体に形成され、前記振動部の作動で前記洗浄ノズルを繰り返し正逆回転しながら振動を発生させて噴射孔から前記洗浄溶剤が左右方向に拡散しながら噴射されるようにすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、モーターハウジングの内部の空き空間に洗浄ノズルを装着して内部構造を簡素化するので、振動時の騒音現象を改善するだけでなく、製造コストを減らして経済性を確保し、生産性を増大させるという効果がある。
【0019】
また、本発明によれば、洗浄ノズルに水、オイル、粉末、空気などの多様な洗浄溶剤を供給して対象物を効率よく洗浄することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の一実施形態による洗浄ノズル付き振動モーターの斜視図である。
図2】本発明の一実施形態による洗浄ノズル付き振動モーターの分離斜視図である。
図3】本発明の一実施形態による洗浄ノズル付き振動モーターの側断面図である。
図4】本発明の一実施形態による洗浄ノズル付き振動モーターの平断面図である。
図5】本発明の一実施形態による洗浄ノズル付き振動モーターの正断面図である。
図6】本発明の他の実施形態による洗浄ノズル付き振動モーターの斜視図である。
図7】本発明の他の実施形態による洗浄ノズル付き振動モーターの側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、添付図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による洗浄ノズル付き振動モーターの斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態による洗浄ノズル付き振動モーターの分離斜視図である。
【0022】
まず、本発明の一実施形態による洗浄ノズル付き振動モーター100は、モーターハウジング110と、前記モーターハウジング110の内部中央部に装着されて振動部150によって回転しながら入水部123側に洗浄溶剤がそれぞれ供給され、一定角度で拡散する洗浄溶剤によって対象物を洗浄する洗浄ノズル120と、前記モーターハウジング110の前方、後方に結合される前方、後方カバー140、140’と、前記モーターハウジング110の内部の洗浄ノズル120の両側部に結合され、洗浄ノズル120を正逆回転させながら振動を付与する振動部150と、を含んで構成される。
【0023】
図3図5に示すように、前記モーターハウジング110は、上部に洗浄溶剤が噴射されるように貫通孔111aが設けられる胴体部111を備え、前記胴体部111の内側中央部に設けられて洗浄ノズル120が装着される装着孔112を備える。
【0024】
前記装着孔112は、洗浄ノズル120が装着される空間であるとともに、洗浄ノズル120が正逆回転する空間でもある。
【0025】
前記胴体部111の両側内部に、振動部150が結合される結合空間113が備えられ、前記結合空間113が設けられるために胴体部111の先端部側が開放される。
【0026】
前記胴体部111の後端部の両側に回転空間114が設けられるが、一側は中心部を中心に下向きに設けられ、他側は中心部を中心に上向きに設けられて洗浄ノズル120が正逆回転するように構成される。
【0027】
前記胴体部111の後端部の両側に固定片114が形成されるが、前記固定片114に、後方カバー140’が結合されるように固定孔114aが穿設される。
【0028】
また、前記洗浄ノズル120は、モーターハウジング110の装着孔112に装着されるノズルボディ121が設けられるが、前記ノズルボディ121は、第1、第2ボディ121a、121bのように2つに分離形成され、これらの結合によってノズルボディ121が完成される。
【0029】
前記ノズルボディ121の一側に、洗浄溶剤が流入する入水部122が備えられ、前記ノズルボディ121に回転軸123が設けられることにより、洗浄ノズル120がモーターハウジング110内で回転するように構成される。
【0030】
前記入水部122は、ノズルボディ121の一側中央部に一つだけ設けられることができ、前記入水部122は、ノズルボディ121の一側上部に第1入水部122aが設けられて洗浄溶剤が流入し、前記ノズルボディ121の一側下部に第2入水部122bが設けられて洗浄溶剤が流入するように構成されることができる。
【0031】
したがって、前記第1入水部122aに形成される第1流路は強い洗浄用、第2入水部122bに形成される第2流路は柔らかい洗浄用にそれぞれ区分され、前記第1、第2流路の形状、直径、数量は、対象物に応じて適するように変更されることができる。
【0032】
図6および図7に示すように、前記ノズルボディ121の一側中央部に一つだけ設けられた入水部122にベアリング124が装着されることができ、前記ベアリング124の他側であるノズルボディ121に回転軸123が設けられ、前記ベアリング124はモーターハウジング110の後端部に固定される後方カバー140’の内側に装着されることにより、洗浄ノズル120の回転を安定的かつ静粛に案内する。
【0033】
また、前記前方カバー140は、モーターハウジング110の内部に装着された振動部150側に水分が浸透しないようにして腐食現象を防止するために閉鎖されるものであり、超音波融着またはインサートモールド方式で固定される。
【0034】
前記後方カバー140’は、両側面に固定突起141が突設され、モーターハウジング110の後端部に設けられた固定片114の固定孔114aに固定される。
【0035】
また、前記振動部150は、ステーター151、インシュレーター152、コイル153およびマグネット154から構成され、前記ステーター151は、胴体部111の内部両側に設けられた結合空間113にそれぞれ装着される。
【0036】
前記ステーター151の先端と後端部にインシュレーター152が結合されて、モーターハウジング110の内部に固定される。
【0037】
ここで、前記ステーター151およびインシュレーター152は、インサート射出されて一体に形成され、前記ステーター151にコイル153が巻かれる。
【0038】
前記洗浄ノズル120の第1、第2ボディ121a、121bの両側面にマグネット154がそれぞれ固定される。よって、上述のように構成される振動部150の作動によって洗浄ノズル120が回転軸123を中心に正逆回転しながら振動を発生させる。
【0039】
前記洗浄ノズル120に振動が発生することにより、入水部122を介して供給される洗浄溶剤が噴出孔に噴射されるとき、噴射範囲が拡散しながら噴射されるので、洗浄効率を高めることができる。
【0040】
前記振動部150を作動させると、洗浄ノズル120は、回転軸123を中心に正逆回転しながら振動を発生させる。このとき、モーターハウジング110は、回転せずに洗浄ノズル120のみ回転するので、既存の振動モーターのように金属回転軸の重量、永久磁石固定部の重量、軸と連結部材の重量の構造などをなくして振動時の騒音を大幅に改善し、振動モーターの構造を簡素化させるだけでなく、製造コストを減らして経済性の確保および生産性の向上を図ることができる。
【0041】
ここで、前記洗浄溶剤は、水、オイル、各種粉末をはじめとして、圧縮空気を含む。
【0042】
すなわち、 洗浄溶剤のうち、水の場合は、前記洗浄ノズル120の入水部122または第1、第2入水口122a、122b側に供給して振動噴射することにより、ビデのノズルや食器洗浄機のノズルなどに適用することもでき、オイルの場合は、アルコール、シンナー、揮発油などを振動噴射して油垢を効率よく除去することができ、粉末の場合は、ガラスや砂粉などを振動噴射して腐食鉄板の表面を洗浄することができ、圧縮空気の場合は、清浄または防塵区域の出入時に圧縮空気を噴射して、服装または皮膚に付着した異物または埃などを効率よく払い落とすことができる。
【0043】
以上のように、本発明は、限定された実施形態と図面によって説明されたが、本明細書および特許請求の範囲に使用された用語や単語は、通常的または辞典的な意味に限定解釈されてはならず、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されなければならない。
【0044】
したがって、本明細書に記載された実施形態と図面に示された構成は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないので、本発明の特許請求の範囲を逸脱することなく、多様な均等物と変形例があり得ることを理解すべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】