(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-13
(54)【発明の名称】直接C2通信のセットアップ、変更、及び取り消し
(51)【国際特許分類】
H04W 76/14 20180101AFI20241106BHJP
H04W 84/06 20090101ALI20241106BHJP
H04W 92/18 20090101ALI20241106BHJP
H04W 12/037 20210101ALI20241106BHJP
H04W 12/0431 20210101ALI20241106BHJP
【FI】
H04W76/14
H04W84/06
H04W92/18
H04W12/037
H04W12/0431
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024525201
(86)(22)【出願日】2022-11-04
(85)【翻訳文提出日】2024-06-18
(86)【国際出願番号】 US2022048970
(87)【国際公開番号】W WO2023081364
(87)【国際公開日】2023-05-11
(32)【優先日】2021-11-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】510030995
【氏名又は名称】インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】110002848
【氏名又は名称】弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イジャズ、アニーカ
(72)【発明者】
【氏名】フェルディ、サミール
(72)【発明者】
【氏名】ワン、クアンチョウ
(72)【発明者】
【氏名】アッバス、テムーア
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE25
5K067HH36
(57)【要約】
コマンド及び制御(C2)通信のセットアップ、変更、及び/又は取り消しのためのシステム及び方法が本明細書に記載される。C2通信は、直接C2通信であってもよい。C2許可は、無線送受信ユニット(WTRU)(例えば、無人(乗組員なし)航空機(UAV))によって実施されてもよい。C2許可は、例えば、WTRUがC2通信要求を送信する場合に、WTRUによって実施されてもよい。C2通信要求は、パケットデータユニット(PDU)セッション確立及び/又は変更中に、例えば、UASネットワーク機能(NF)を介して、無人(乗組員なし)航空システム(UAS)サービス提供者(USS)に送信されてもよい。WTRUは、例えば、許可が成功した後に、ピアWTRUの発見を実施してもよい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の無線送信/受信ユニット(WTRU)であって、前記第1のWTRUは、
第1のメッセージをネットワークノードに送信することであって、前記第1のメッセージは、コマンド及び制御(C2)許可要求を示し、パケットデータユニット(PDU)セッションの要求を示す、送信することと、
前記ネットワークノードから第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージは、前記PDUセッションが確立されていることを示し、C2許可を示し、C2許可情報を示す、受信することと、
前記C2許可及び前記C2許可情報に基づいて、前記第1のWTRUが第2のWTRUと通信することを許可されていると判断することであって、前記C2許可情報は、セキュリティ資格情報及び前記第2のWTRUの識別情報を含む、判断することと、
前記第1のWTRUが前記第2のWTRUと通信することを許可されている場合、PC5を使用して前記第2のWTRUに第3のメッセージを送信することであって、前記第3のメッセージは、前記セキュリティ資格情報に基づいて保護され、前記第3のメッセージは、発見手順又はリンク確立手順のうちの少なくとも1つを実施するための要求を示す、送信することと、を行うように構成された、プロセッサを備える、第1の無線送信/受信ユニット(WTRU)。
【請求項2】
前記第3のメッセージは、前記セキュリティ資格情報に基づいて暗号化される、請求項1に記載の第1のWTRU。
【請求項3】
前記セキュリティ資格情報は、許可トークンである、請求項1に記載の第1のWTRU。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記セキュリティ資格情報に基づいて、セキュリティキー又はセキュリティトークンを決定するように更に構成されており、前記第3のメッセージは、決定された前記セキュリティキー又は決定された前記セキュリティトークンに基づく、請求項1に記載の第1のWTRU。
【請求項5】
第1のネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、
第1のメッセージを第2のネットワークノードに送信することであって、前記第1のメッセージは、許可を求める要求を示し、前記許可は、無線送信/受信ユニット(WTRU)と関連付けられている、送信することと、
前記第2のネットワークノードから第2のメッセージを受信することと、
前記第2のメッセージに基づいて、前記WTRUがPC5上でC2を確立することを許可されていると判断することと、
第2のメッセージを使用して発見許可パラメータを決定することと、
前記WTRUに第3のメッセージを送信することであって、前記第3のメッセージは、前記発見許可パラメータを示す、送信することと、を行うように構成された、プロセッサを備える、第1のネットワークノード。
【請求項6】
前記第2のメッセージは、前記要求への応答を示し、ポリシー設定情報を示し、前記WTRUと関連付けられたセキュリティ資格情報を示す、請求項5に記載の第1のネットワークノード。
【請求項7】
前記第2のメッセージに基づいて、前記WTRUがPC5上でC2を確立することを許可されているという前記判断は、前記要求への示された前記応答、及び示された前記ポリシー設定情報に基づいて実施される、請求項6に記載の第1のネットワークノード。
【請求項8】
前記発見許可パラメータは、示された前記ポリシー設定情報、及び示された前記セキュリティ資格情報に基づいて、前記第2のメッセージを使用して決定される、請求項6に記載の第1のネットワークノード。
【請求項9】
許可を求める前記要求は、PC5上でコマンド及び制御(C2)を確立するための承認を求める要求である、請求項5に記載の第1のネットワークノード。
【請求項10】
第1のネットワークと関連付けられた第1のネットワークノードであって、前記第1のネットワークノードは、
第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージは、発見と関連付けられた認証要求を示す、受信することと、
第1の無線送信/受信ユニット(WTRU)が、無人航空機(UAV)として動作することを許可されていると判断することと、
第2のメッセージを送信することであって、前記第2のメッセージは、前記第1のメッセージと関連付けられた許可応答を示し、前記第2のメッセージは、前記第1のWTRUがUAVとして動作することを許可されていることを示す、送信することと、を行うように構成された、プロセッサを備える、第1のネットワークノード。
【請求項12】
前記プロセッサは、
前記第1のWTRUが、コマンド及び制御(C2)通信を実施することを許可されていると判断するように更に構成されている、請求項10に記載の第1のネットワークノード。
【請求項13】
前記プロセッサは、
無人航空システムサービス提供者(USS)から表示を受信するように更に構成されており、前記第1のWTRUがC2通信を実施することを許可されているという前記判断は、受信した前記表示に基づく、請求項12に記載の第1のネットワークノード。
【請求項14】
発見と関連付けられた前記認証要求は、前記WTRUと関連付けられたサブスクリプション識別子、UAV識別子、要求タイプ、及びアプリケーションレベルコンテナを示し、前記要求タイプは、制限されていない発見又は制限された発見を示す、請求項10に記載の第1のネットワークノード。
【請求項15】
前記要求タイプが制限されていない発見を示す場合、前記第2のメッセージは、前記第1のWTRUが制限されていない発見を実施することを許可されていることを示し、
前記要求タイプが制限された発見を示す場合、前記第2のメッセージは、前記WTRUが制限された発見を実施することを許可されていることを示す、請求項14に記載の第1のネットワークノード。
【請求項16】
前記プロセッサは、
前記要求タイプに基づいて、パラメータのセットを決定するように更に構成されており、
前記要求タイプが、前記第1のWTRUが制限されていない発見を実施することを許可されていることを示す場合、パラメータの前記セットは、制限されていない発見を実施することと関連付けられたパラメータを含み、
前記要求タイプが、前記第1のWTRUが制限された発見を実施することを許可されていることを示す場合、パラメータの前記セットは、制限された発見を実施することと関連付けられたパラメータを含む、請求項15に記載の第1のネットワークノード。
【請求項17】
発見と関連付けられた前記認証要求は、監視するための発見要求である、請求項10に記載の第1のネットワークノード。
【請求項18】
監視するための前記発見要求は、前記第1のWTRUと関連付けられたサブスクリプション識別子、UAV識別子、prose発見ユーザ機器識別子(PDUID)、第2のWTRUと関連付けられたターゲットサブスクリプション識別子、ターゲットUAV識別子、及びターゲットPDUIDを示す、請求項17に記載の第1のネットワークノード。
【請求項19】
前記プロセッサは、
第3のメッセージを送信するように更に構成されており、前記第3のメッセージは、監視応答を示す、請求項18に記載の第1のネットワークノード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年11月5日に出願された米国仮出願第63/276,264号の利益を主張するものであり、その内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
無線通信を使用したモバイル通信は、進化し続けている。第5世代は、5Gと称される場合がある。以前の(従来の)世代のモバイル通信は、例えば、第4世代(fourth generation、4G)ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)であり得る。
【発明の概要】
【0003】
コマンド及び制御(Command and Control、C2)通信のセットアップ、変更、及び/又は取り消しのためのシステム及び方法が本明細書に記載される。C2通信は、直接C2通信であってもよい。C2許可は、無線送受信ユニット(wireless transmit and receive unit、WTRU)(例えば、無人(乗組員なし)航空機(unmanned aerial vehicle、UAV))によって実施されてもよい。C2許可は、例えば、WTRUがC2通信要求を送信する場合に、WTRUによって実施されてもよい。C2通信要求は、パケットデータユニット(packet data unit、PDU)セッション確立及び/又は変更中に、例えば、UASネットワーク機能(network function、NF)を介して、無人(乗組員なし)航空システム(unmanned aerial system、UAS)サービス提供者(unmanned service supplier、USS)に送信されてもよい。WTRUは、例えば、許可が成功した後に、ピアWTRUの発見を実施してもよい。
【0004】
例えば、WTRUは、C2通信(例えば、直接C2通信)のセットアップ、変更、及び/又は取り消しを実施してもよい。WTRU(例えば、UAV、UAV-Cなど)は、PDUセッション確立及び/又は変更中に、許可要求(例えば、PC5上でのC2許可要求)を送信してもよい。許可要求は、直接又は見通し内C2通信(line-of-sight C2 communication)などのC2通信に対応してもよい。WTRUは、例えば、USSから、PDUセッション変更又は別個のPDU確立応答メッセージを介して、直接C2に対する許可を(例えば、許可応答において)受信してもよい。許可は、許可情報を含んでもよい。WTRUは、例えば、(例えば、航空コンテナにおいて)C2許可パラメータを受信して、UAV-C(例えば、UASアプリユーザID、発見資格情報など)により発見手順を容易にして、直接発見(direct discovery)(例えば、制限されていない又は制限された直接発見)の一部として使用してもよい。WTRUは、発見を実施(例えば、開始)してもよい。実施例では、WTRUは、WTRUがUSSからC2許可情報を受信するという条件で、発見を実施してもよい。WTRUは、USSからのパラメータを使用して、UAV-Cにより発見を可能にし得る。
【0005】
一実施例では、ネットワーク機能(NF)は、C2通信(例えば、直接C2通信)のセットアップ、変更、及び/又は取り消しを実施してもよい。NF(例えば、UAS NF)は、例えば、PC5上のC2を可能にするために、セッション管理機能(session management function、SMF)から許可要求を受信してもよい。UAS NFは、許可要求をUSSに転送してもよい。UAS NFは、PC5上のC2が許可されることを示す許可応答をUSSから受信してもよい。UAS NFは、許可情報を保存してもよい。UAS NFは、許可応答をSMFに転送してもよい。
【0006】
例えば、管理機能(例えば、直接発見名管理機能(direct discovery name management function、DDNMF))は、UAV/UAV-Cのための直接発見手順を実施してもよい。DDNMFは、発見要求を受信してもよい。発見要求は、UAS ProSeアプリID(例えば、CAAレベルIDに設定されている)、WTRU IDなどを含んでもよい。DDNMFは、UAS ProSeアプリIDのための発見の許可について統合データ管理(unified data management、UDM)を用いてチェックしてもよい。DDNMFは、例えば、関連付けられたサブスクリプションデータ(例えば、UASアプリIDはUSS/UASアプリケーションと関連付けられている)に基づいて、UAS NFと対話してもよい。DDNMFは、発見許可のためにUAS NFに要求メッセージを送信してもよい。DDNMFは、UAS NFから応答メッセージを受信してもよい。応答メッセージは、許可フラグ又はUAS発見コードなど、発見のための許可情報を含んでもよい。DDNMFは、発見応答メッセージを(例えば、UAVに)送信してもよい。発見応答メッセージは、発見のためのUAS情報を含んでもよい。
【0007】
実施例では、第1のWTRUは、C2許可要求及びPDUセッションの要求を示す第1のメッセージをネットワークノードに送信してもよい。第1のWTRUは、PDUセッションが確立されたことを示す第2のメッセージをネットワークノードから受信してもよい。第2のメッセージは、C2許可及びC2許可情報を示してもよい。第1のWTRUは、第1のWTRUが、C2許可及びC2許可情報に基づいて、第2のWTRUと通信することを許可されていると判断してもよい。C2許可情報は、セキュリティ資格情報(例えば、許可トークン)及び第2のWTRUの識別情報を含んでもよい。第1のWTRUは、例えば、第1のWTRUが第2のWTRUと通信することを許可されている場合、PC5を使用して第2のWTRUに第3のメッセージを送信してもよい。第3のメッセージは、セキュリティ資格情報に基づいて保護されてもよい(例えば、セキュリティ資格情報を使用して認証及び/又は暗号化されてもよい)。第3のメッセージは、発見手順及び/又はリンク確立手順を実施するための要求を示してもよい。
【0008】
実施例では、ネットワークノード(例えば、UAS NF)は、WTRUと関連付けられた許可を求める要求を示す第1のメッセージを第2のネットワークノードに送信してもよい。ネットワークノードは、要求への応答を示す、ポリシー設定情報を示す、かつ/又はWTRUと関連付けられたセキュリティ資格情報を示す第2のメッセージを受信してもよい。ネットワークノードは、(例えば、第2のメッセージに基づいて)WTRUがPC5上でC2を確立することを許可されていると判断してもよい。ネットワークノードは、例えば、第2のメッセージに基づいて、発見許可パラメータ(複数可)を決定してもよい。ネットワークノードは、発見許可パラメータ(複数可)を示す第3のメッセージをWTRUに送信してもよい。
【0009】
実施例では、ネットワークノード(例えば、UAS NF)は、発見と関連付けられた許可要求を示す第1のメッセージを受信してもよい。許可要求は、第1のWTRUと関連付けられたサブスクリプション識別子、UAV識別子、要求タイプ、アプリケーションレベルコンテナなどを示してもよい。要求タイプは、発見が制限されていないか、又は制限されているかを示してもよい。ネットワークノードは、第1のWTRUがUAVとして動作することを許可されている、かつ/又はC2通信を実施することを許可されていると判断してもよい。ネットワークノードは、第1のWTRUが、例えば、(例えば、USSからの)受信された表示に基づいて許可されていると判断してもよい。ネットワークノードは、WTRUがUAVとして動作することを許可されていることを示す許可応答(例えば、第1のメッセージと関連付けられた)を示す第2のメッセージを送信してもよい。第2のメッセージは、第1のWTRUが制限されていない発見を実施することを許可されていることを示してもよい(例えば、要求タイプが制限されていない発見と関連付けられている場合)。第2のメッセージは、第1のWTRUが制限された発見を実施することを許可されていることを示してもよい(例えば、要求タイプが制限された発見と関連付けられている場合)。ネットワークノードは、例えば、要求タイプに基づいて、パラメータ(複数可)(例えば、制限された発見のための制限された発見パラメータ、制限されていない発見のための制限されていない発見パラメータ)を決定してもよい。
【0010】
発見要求は、監視するための発見要求であってもよい。監視するための発見要求は、第1のWTRUと関連付けられたサブスクリプション識別子、UAV識別子、Prose発見UE識別子(Prose Discovery UE identifier、PDUID)、第2のWTRUと関連付けられたターゲットサブスクリプション識別子、ターゲットUAV識別子、及び/又はターゲットPDUIDを示してもよい。ネットワークノードは、監視応答を示すメッセージを送信してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1A】1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システムを示すシステム図である。
【
図1B】一実施形態による、
図1Aに示す通信システム内で使用され得る、例示的な無線送信/受信ユニット(wireless transmit/receive unit、WTRU)を示すシステム図である。
【
図1C】一実施形態による、
図1Aに示す通信システム内で使用され得る、例示的な無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)及び例示的なコアネットワーク(Core Network、CN)を示すシステム図である。
【
図1D】一実施形態による、
図1Aに示す通信システム内で使用され得る、更なる例示的なRAN及び更なる例示的なCNを示すシステム図である。
【
図2】PC5上でのC2直接通信の例示的な概要を示す。
【
図3】1つ以上のPLMNを使用する例示的なUAV及びUAV-C通信ネットワークを示す。
【
図4】C2許可を有するPC5直接通信の一例を示し、発見が後続し得る。
【
図5】UASピア発見を伴う例示的なPC5直接通信を示し、C2許可が後続し得る。
【
図6】UAS NFを介したPCF及びUSSを伴う例示的なC2許可を示す。
【
図7】V/ローカルPLMNを介してUSSにコンタクトする例示的なアナウンス要求手順(ローミング/PLMN間送信)を示す。
【
図8】V/ローカルPLMNを介してUSSにコンタクトする例示的なアナウンス要求手順(ローミング/PLMN間送信)を示す。
【
図9】制限された発見(非ローミング)のための例示的なアナウンス要求手順を示す。
【
図10】制限された発見(非ローミング)のための例示的な監視要求手順を示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1Aは、1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージ伝達、ブロードキャストなどのコンテンツを、複数の無線ユーザに提供する、多重アクセスシステムであってもよい。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、このようなコンテンツにアクセスすることを可能にしてもよい。例えば、通信システム100は、コード分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)、時分割多重アクセス(time division multiple access、TDMA)、周波数分割多重アクセス(frequency division multiple access、FDMA)、直交FDMA(orthogonal FDMA、OFDMA)、シングルキャリアFDMA(single-carrier FDMA、SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT-Spread OFDM(zero-tail unique-word DFT-Spread OFDM、ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(unique word OFDM、UW-OFDM)、リソースブロックフィルタ処理OFDM、フィルタバンク多重キャリア(filter bank multicarrier、FBMC)などの、1つ以上のチャネルアクセス方法を用いてもよい。
【0013】
図1Aに示すように、通信システム100は、無線送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、RAN104/113と、CN106/115と、公衆交換電話ネットワーク(public switched telephone network、PSTN)108と、インターネット110と、その他のネットワーク112と、を含み得るが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、及び/又はネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作する、かつ/又は通信するように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、それらのうちのいずれかが「局(station)」及び/又は「STA」と称され得るWTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信及び/又は受信するように構成されてもよく、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局、固定加入者ユニット又は移動加入者ユニット、加入ベースのユニット、無線呼出し、携帯電話、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポット又はMi-Fiデバイス、モノのインターネット(Internet of Things、loT)デバイス、ウォッチ又はその他の着用式の、ヘッドマウントディスプレイ(head-mounted display、HMD)、車両、ドローン、医療デバイス及びアプリケーション(例えば、遠隔手術用)、工業用デバイス及びアプリケーション(例えば、工業用及び/又は自動処理チェーンコンテキストで動作するロボット及び/又はその他の無線デバイス)、家電デバイス、商業用無線ネットワーク及び/又は工業用無線ネットワークで動作するデバイスなどを含んでもよい。WTRU102a、102b、102c、及び102dのいずれも互換的にUEと称されてもよい。
【0014】
通信システム100はまた、基地局114a及び/又は基地局114bを含んでもよい。基地局114a、114bの各々は、CN106/115、インターネット110、及び/又はその他のネットワーク112などの、1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバ基地局(Base Transceiver Station、BTS)、Node-B、eNode B(eNB)、Home Node B、Home eNode B、gNode B(gNB)、NR NodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(Access Point、AP)、無線ルータなどであってもよい。基地局114a、114bは、各々、単一の要素として図示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局及び/又はネットワーク要素を含んでもよいことが理解されよう。
【0015】
基地局114aは、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、リレーノードなど、その他の基地局及び/又はネットワーク要素(図示せず)もまた含み得る、RAN104/113の一部であってもよい。基地局114a及び/又は基地局114bは、セル(図示せず)と称され得る、1つ以上のキャリア周波数で無線信号を送信及び/又は受信するように構成されてもよい。これらの周波数は、認可スペクトル、未認可スペクトル、又は認可スペクトルと未認可スペクトルとの組み合わせであってもよい。セルは、相対的に固定され得るか、又は経時的に変化し得る、特定の地理的エリアに、無線サービスの通信範囲を提供してもよい。セルは、セルセクタへと、更に分割されてもよい。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタへと分割されてもよい。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバを、すなわち、セルのセクタごとに1つのトランシーバを、含んでもよい。一実施形態では、基地局114aは、多重入力多重出力(multiple-input multiple output、MIMO)技術を用いてもよく、セルのセクタごとに、複数のトランシーバを利用してもよい。例えば、ビーム形成を使用して、所望の空間方向に、信号を送信及び/又は受信してもよい。
【0016】
基地局114a、114bは、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上と通信し得るが、このエアインターフェース116は、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(radio frequency、RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(infrared、IR)、紫外線(ultraviolet、UV)、可視光など)であってもよい。エアインターフェース116は、任意の好適な無線アクセス技術(Radio Access Technology、RAT)を使用して確立されてもよい。
【0017】
より具体的には、上記のように、通信システム100は、多重アクセスシステムであってもよく、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなどの、1つ以上のチャネルアクセススキームを用いてもよい。例えば、RAN104/113内の基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)地上無線アクセス(UMTS Terrestrial Radio Access、UTRA)などの無線技術を実装し得るが、これは、広帯域CDMA(wideband CDMA、WCDMA)を使用して、エアインターフェース115/116/117を確立してもよい。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access、HSPA)及び/又は進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含んでもよい。HSPAは、高速ダウンリンク(Downlink、DL)パケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access、HSDPA)及び/又は高速アップリンクパケットアクセス(High-Speed UL Packet Access、HSUPA)を含んでもよい。
【0018】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access、E-UTRA)などの無線技術を実装し得るが、これは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)及び/又はLTE-Advanced(LTE-A)及び/又はLTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)を使用して、エアインターフェース116を確立してもよい。
【0019】
一実施形態では、基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、新無線(New Radio、NR)技術を使用してエアインターフェース116を確立し得る、NR無線アクセスなどの無線技術を実装してもよい。
【0020】
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実装してもよい。例えば、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(dual connectivity、DC)原理を使用して、LTE無線アクセス及びNR無線アクセスを一緒に実装してもよい。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの基地局(例えば、eNB及びgNB)に/から送信される複数のタイプの無線アクセス技術及び/又は送信によって特徴付けられてもよい。
【0021】
他の実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、無線フィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)、IEEE802.16(すなわち、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定規格2000(Interim Standard、IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、汎欧州デジタル移動通信(電話)方式(Global System for Mobile communications、GSM)、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution、EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装してもよい。
【0022】
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、Home Node B、Home eNode B、又はアクセスポイントであってもよく、事業所、家庭、車両、キャンパス、工業施設、(例えば、ドローンによる使用のための)空中回廊、道路などの局所的エリアにおける無線接続を容易にするために、任意の好適なRATを利用してもよい。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)を確立してもよい。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(wireless personal area network、WPAN)を確立してもよい。更に別の実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用して、ピコセル又はフェムトセルを確立してもよい。
図1Aに示すように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有してもよい。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
【0023】
RAN104/113は、CN106/115と通信し得るが、これは、音声、データ、アプリケーション、及び/又はボイスオーバインターネットプロトコル(voice over internet protocol、VoIP)サービスを、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークであってもよい。データは、異なるスループット要件、待ち時間要件、エラー許容要件、信頼性要件、データスループット要件、モビリティ要件などの、様々なサービス品質(quality of service、QoS)要件を有してもよい。CN106/115は、呼制御、支払い請求サービス、移動体位置ベースのサービス、プリペイド通話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供してもよく、かつ/又はユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実施してもよい。
図1Aには示していないが、RAN104/113及び/又はCN106/115は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを用いるその他のRANと、直接又は間接的に通信し得ることが理解されよう。例えば、NR無線技術を利用し得るRAN104/113に接続されていることに加えて、CN106/115はまた、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、又はWiFi無線技術を用いて、別のRAN(図示せず)と通信してもよい。
【0024】
CN106/115はまた、PSTN108、インターネット110、及び/又はその他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU102a、102b、102c、102dのためのゲートウェイとしての機能を果たしてもよい。PSTN108は、従来型電話サービス(plain old telephone service、POTS)を提供する回線交換電話ネットワークを含んでもよい。インターネット110は、相互接続されたコンピュータネットワーク及びデバイスのグローバルシステムを含み得るが、これらのネットワーク及びデバイスは、送信制御プロトコル(transmission control protocol、TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol、UDP)、及び/又はTCP/IPインターネットプロトコル群のインターネットプロトコル(internet protocol、IP)などの、共通通信プロトコルを使用する。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運営される、有線通信ネットワーク及び/又は無線通信ネットワークを含んでもよい。例えば、ネットワーク112は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを用い得る、1つ以上のRANに接続された別のCNを含んでもよい。
【0025】
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのいくつか又は全ては、多重モード機能を含んでもよい(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための、複数のトランシーバを含んでもよい)。例えば、
図1Aに示すWTRU102cは、セルラベースの無線技術を用い得る基地局114a、及びIEEE802無線技術を用い得る基地局114bと通信するように、構成されてもよい。
【0026】
図1Bは、例示的なWTRU102を示すシステム図である。
図1Bに示すように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(global positioning system、GPS)チップセット136、及び/又は他の周辺機器138を含んでもよい。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、前述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ることが理解されよう。
【0027】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)回路、任意のその他のタイプの集積回路(integrated circuit、IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、及び/又はWTRU102が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能を実施してもよい。プロセッサ118は、送信/受信要素122に結合され得るトランシーバ120に結合されてもよい。
図1Bは、プロセッサ118及びトランシーバ120を別個の構成部品として図示するが、プロセッサ118及びトランシーバ120は、電子パッケージ又はチップにおいて一緒に統合され得るということが理解されよう。
【0028】
送信/受信要素122は、エアインターフェース116を介して、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するか、基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成されてもよい。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を、送信及び/又は受信するように構成されたアンテナであってもよい。一実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR信号、UV信号、又は可視光信号を送信及び/又は受信するように構成されたエミッタ/検出器であってもよい。更に別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号及び光信号の両方を、送信及び/又は受信するように構成されてもよい。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信及び/又は受信するように構成されてもよいことが理解されよう。
【0029】
送信/受信要素122は、単一の要素として
図1Bに図示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含んでもよい。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を用いてもよい。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース116を介して無線信号を送受信するための、2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含んでもよい。
【0030】
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって送信される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成されてもよい。上記のように、WTRU102は、多重モード機能を有してもよい。したがって、トランシーバ120は、例えば、NR及びIEEE802.11などの複数のRATを介して、WTRU102が通信することを可能にするための、複数のトランシーバを含んでもよい。
【0031】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)ディスプレイ装置若しくは有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)ディスプレイ装置)に結合され得るが、これらから、ユーザが入力したデータを受信してもよい。プロセッサ118はまた、ユーザデータを、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128に出力してもよい。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130及び/又はリムーバブルメモリ132などの任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、かつ当該メモリにデータを記憶してもよい。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(Random-Access Memory、RAM)、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ハードディスク、又は任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含んでもよい。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module、SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(Secure Digital、SD)メモリカードなどを含んでもよい。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ又はホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に位置されていないメモリから情報にアクセスし、かつ当該メモリにデータを記憶してもよい。
【0032】
プロセッサ118は、電源134から電力を受信してもよく、WTRU102における他の構成部品に電力を分配する、かつ/又は制御するように構成されてもよい。電源134は、WTRU102に電力を供給するための、任意の好適なデバイスであってもよい。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(nickel-cadmium、NiCd)、ニッケル亜鉛(nickel-zinc、NiZn)、ニッケル金属水素化物(nickel metal hydride、NiMH)、リチウムイオン(lithium-ion、Li-ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含んでもよい。
【0033】
プロセッサ118はまた、GPSチップセット136に結合されてもよく、GPSチップセット136は、WTRU102の現在の場所に関する位置情報(例えば、経度及び緯度)を提供するように構成されてもよい。GPSチップセット136からの情報に加えて又はその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)から、エアインターフェース116を介して位置情報を受信する、かつ/又は2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その場所を決定してもよい。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の好適な位置決定方法によって、位置情報を取得してもよいことが理解されよう。
【0034】
プロセッサ118は、他の周辺機器138に更に結合されてもよく、他の周辺機器138には、追加の特徴、機能、及び/又は有線接続若しくは無線接続を提供する1つ以上のソフトウェア及び/又はハードウェアモジュールが含まれてもよい。例えば、周辺機器138には、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、(写真及び/又はビデオのための)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)ポート、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(Frequency Modulated、FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実及び/又は拡張現実(Virtual Reality/Augmented Reality、VR/AR)デバイス、アクティビティトラッカなどが含まれてもよい。周辺機器138は、1つ以上のセンサを含んでもよく、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、生体認証センサ、及び/又は湿度センサのうちの1つ以上であってもよい。
【0035】
WTRU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)及びダウンリンク(例えば、受信用)の両方のための特定のサブフレームと関連付けられた信号のいくつか又は全ての送信及び受信が、並列及び/又は同時であり得る、全二重無線機を含んでもよい。全二重無線機は、ハードウェア(例えば、チョーク)又はプロセッサを介した信号処理(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)又はプロセッサ118を介して)のいずれかを介して自己干渉を低減する、かつ又は実質的に排除するための、干渉管理ユニットを含んでもよい。一実施形態では、WRTU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)又はダウンリンク(例えば、受信用)のいずれかのための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のうちのいくつか又は全てのうちのどれかの送信及び受信のための、半二重無線機を含んでもよい。
【0036】
図1Cは、一実施形態による、RAN104及びCN106を示すシステム図である。上記のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信してもよい。RAN104はまた、CN106と通信してもよい。
【0037】
RAN104は、eNode-B160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の数のeNode-Bを含み得るということが理解されよう。eNode-B160a、160b、160cは各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含んでもよい。一実施形態では、eNode-B160a、160b、160cは、MIMO技術を実装してもよい。したがって、eNode-B160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信してもよい。
【0038】
eNode-B160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられてもよく、UL及び/又はDLにおいて、無線リソース管理意思決定、ハンドオーバ意思決定、ユーザのスケジューリングなどを処理するように構成されてもよい。
図1Cに示すように、eNode-B160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信してもよい。
【0039】
図1Cに示すCN106は、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity、MME)162、サービングゲートウェイ(serving gateway、SGW)164、及びパケットデータネットワーク(packet data network、PDN)ゲートウェイ(又はPGW)166を含んでもよい。前述の要素の各々は、CN106の一部として図示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は運営され得ることが理解されよう。
【0040】
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNode-B162a、162b、162cの各々に接続されてもよく、かつ制御ノードとして機能してもよい。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどの役割を果たしてもよい。MME162は、RAN104と、GSM及び/又はWCDMAなどの他の無線技術を用いる他のRAN(図示せず)との間で交換するための、制御プレーン機能を提供してもよい。
【0041】
SGW164は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNodeB160a、160b、160cの各々に、接続されてもよい。SGW164は、一般に、ユーザデータパケットを、WTRU102a、102b、102cに/それらから経路指定し、かつ転送してもよい。SGW164は、eNode B間ハンドオーバ中に、ユーザプレーンをアンカリングする機能、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能であるときに、ページングをトリガする機能、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理かつ保存する機能などの、他の機能を実施してもよい。
【0042】
SGW164は、PGW166に接続されてもよく、PGW166は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供してもよい。
【0043】
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にしてもよい。例えば、CN106は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回路交換ネットワークへのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供してもよい。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem、IMS)サーバ)を含んでもよく、又はそれと通信してもよい。加えて、CN106は、WTRU102a、102b、102cに、他のネットワーク112へのアクセスを提供してもよく、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運営される、他の有線及び/又は無線ネットワークを含んでもよい。
【0044】
WTRUは、無線端末として
図1A~
図1Dに説明されているが、特定の代表的な実施形態では、このような端末は、(例えば、一時的に又は永久的に)通信ネットワークとの有線通信インターフェースを使用し得ることが企図される。
【0045】
代表的な実施形態では、他のネットワーク112は、WLANであってもよい。
【0046】
インフラストラクチャベーシックサービスセット(Basic Service Set、BSS)モードのWLANは、BSSのアクセスポイント(AP)及びAPと関連付けられた1つ以上の局(station、STA)を有してもよい。APは、配信システム(Distribution System、DS)若しくはBSSに入り、かつ/又はBSSから出るトラフィックを搬送する、別のタイプの有線ネットワーク/無線ネットワークへのアクセス又はインターフェースを有してもよい。BSS外から生じる、STAへのトラフィックは、APを通って到達してもよく、STAに配信されてもよい。STAからBSS外の宛先へと生じるトラフィックは、APに送信されて、それぞれの宛先に配信されてもよい。BSS内のSTA間のトラフィックは、例えば、APを通じて送信されてもよく、ソースSTAは、APにトラフィックを送信してもよく、APは、トラフィックを宛先STAに配信してもよい。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックとみなされてもよく、かつ/又はそのように称されてもよい。ピアツーピアトラフィックは、ソースSTAと宛先STAとの間で(例えば、それらの間で直接的に)、直接リンクセットアップ(Direct Link Setup、DLS)で送信されてもよい。特定の代表的な実施形態では、DLSは、802.11e DLS又は802.11zトンネル化DLS(tunneled DLS、TDLS)を使用してもよい。独立BSS(Independent BSS、IBSS)モードを使用するWLANは、APを有しない場合があり、IBSS内又はそれを使用するSTA(例えば、STAの全て)は、互いに直接通信してもよい。通信のIBSSモードは、本明細書では、「アドホック」通信モードと称されてもよい。
【0047】
802.11acインフラストラクチャ動作モード又は同様の動作モードを使用するときに、APは、プライマリチャネルなどの固定チャネル上に、ビーコンを送信してもよい。プライマリチャネルは、固定幅(例えば、20MHz幅の帯域幅)又はシグナリングを介して動的に設定される幅であってもよい。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであってもよく、APとの接続を確立するために、STAによって使用されてもよい。特定の代表的な実施形態では、例えば、802.11システムにおいて、衝突回避を備えたキャリア感知多重アクセス(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance、CSMA/CA)が実装されてもよい。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、全てのSTA)は、プライマリチャネルを感知してもよい。プライマリチャネルが、特定のSTAによって動作中であると感知/検出及び/又は決定される場合、特定のSTAは、バックオフされてもよい。1つのSTA(例えば、1つの局のみ)は、所与のBSSにおいて、任意の所与の時間に送信してもよい。
【0048】
高スループット(High Throughput、HT)STAは、通信のための40MHz幅のチャネルを使用してもよく、この40MHz幅のチャネルは、例えば、20MHzのプライマリチャネルと、隣接又は非隣接の20MHzのチャネルとの組み合わせを介して、形成されてもよい。
【0049】
非常に高いスループット(Very High Throughput、VHT)のSTAは、20MHz、40MHz、80MHz、及び/又は160MHz幅のチャネルをサポートしてもよい。40MHz及び/又は80MHzのチャネルは、連続する複数の20MHzチャネルを組み合わせることによって形成されてもよい。160MHzのチャネルは、8つの連続する20MHzのチャネルを組み合わせることによって、又は80+80構成と称され得る2つの連続していない80MHzのチャネルを組み合わせることによって、形成されてもよい。80+80構成の場合、チャネル符号化後、データは、データを、2つのストリームに分割し得る、セグメントパーサを通過してもよい。逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、IFFT)処理及び時間ドメイン処理は、各ストリームで別個に行われてもよい。ストリームは、2つの80MHzチャネルにマッピングされてもよく、データは、送信STAによって送信されてもよい。受信STAの受信機において、80+80構成に対する上述される動作は、逆にされてもよく、組み合わされたデータを、媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)に送信してもよい。
【0050】
サブ1GHzの動作モードは、802.11af及び802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅及びキャリアは、802.11n及び802.11acで使用されるものと比較して、802.11af及び802.11ahでは低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TV White Space、TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz、及び20MHzの帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、及び16MHzの帯域幅をサポートする。代表的な実施形態によれば、802.11ahは、マクロ通信範囲エリア内のMTCデバイスなど、メータタイプの制御/マシンタイプ通信をサポートしてもよい。MTCデバイスは、特定の機能、例えば、特定の、及び/又は限定された帯域幅のためのサポート(例えば、それらのためのみのサポート)を含む、限定された機能を有してもよい。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)閾値を超えるバッテリ寿命を有するバッテリを含んでもよい。
【0051】
複数のチャネル、並びに802.11n、802.11ac、802.11af、及び802.11ahなどのチャネル帯域幅をサポートし得るWLANシステムは、プライマリチャネルとして指定され得るチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSSにおける全てのSTAによってサポートされる最大共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有してもよい。プライマリチャネルの帯域幅は、最小帯域幅動作モードをサポートするBSSで動作する全てのSTAの中から、STAによって設定される、かつ/又は制限されてもよい。802.11ahの実施例では、プライマリチャネルは、AP及びBSSにおける他のSTAが2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、及び/又は他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それのみをサポートする)STA(例えば、MTCタイプデバイス)に対して、1MHz幅であってもよい。キャリア感知及び/又はネットワーク配分ベクトル(Network Allocation Vector、NAV)設定は、プライマリチャネルの状態に依存してもよい。例えば、APに送信する(1MHz動作モードのみをサポートする)STAに起因して、プライマリチャネルが動作中である場合、周波数帯域の大部分が動作休止のままであり、利用可能であり得るとしても、利用可能な周波数帯域全体が動作中であるとみなされ得る。
【0052】
米国では、802.11ahにより使用され得る利用可能な周波数帯域は、902MHz~928MHzである。韓国では、利用可能な周波数帯域は、917.5MHz~923.5MHzである。日本では、利用可能な周波数帯域は、916.5MHz~927.5MHzである。802.11ahに利用可能な総帯域幅は、国のコードに応じて、6MHz~26MHzである。
【0053】
図1Dは、一実施形態による、RAN113及びCN115を示すシステム図である。上記のように、RAN113は、NR無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信してもよい。RAN113はまた、CN115と通信してもよい。
【0054】
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含み得るが、RAN113は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の数のgNBを含み得ることが理解されよう。gNB180a、180b、180cは各々、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含んでもよい。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実装してもよい。例えば、gNB180a、108bは、ビームフォーミングを利用して、gNB180a、180b、180cに信号を送信してもよく、かつ/又はそれらから信号を受信してもよい。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信してもよく、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信してもよい。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実装してもよい。例えば、gNB180aは、複数の構成部品キャリアを、WTRU102a(図示せず)に送信してもよい。これらの構成部品キャリアのサブセットは、未認可スペクトル上にあってもよく、残りの構成部品キャリアは、認可スペクトル上にあってもよい。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、協調多重ポイント(Coordinated Multi-Point、CoMP)技術を実装してもよい。例えば、WTRU102aは、gNB180a及びgNB180b(及び/又はgNB180c)からの協調送信を受信してもよい。
【0055】
WTRU102a、102b、102cは、スケーラブルな数値設定と関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信してもよい。例えば、OFDMシンボル間隔及び/又はOFDMサブキャリア間隔は、無線送信スペクトルの異なる送信、異なるセル、及び/又は異なる部分に対して変化してもよい。WTRU102a、102b、102cは、(例えば、様々な数のOFDMシンボルを含む、かつ/又は様々な長さの絶対時間が持続する)様々な又はスケーラブルな長さのサブフレーム又は送信時間間隔(transmission time interval、TTI)を使用して、gNB180a、180b、180cと通信してもよい。
【0056】
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成及び/又は非スタンドアロン構成で、WTRU102a、102b、102cと通信するように構成されてもよい。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、他のRAN(例えば、eNode-B160a、160b、160cなど)にアクセスすることなく、gNB180a、180b、180cと通信してもよい。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、モビリティアンカポイントとして、gNB180a、180b、180cのうちの1つ以上を利用してもよい。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、未認可帯域における信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信してもよい。非スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cと通信し、これらに接続する一方で、eNode-B160a、160b、160cなどの別のRANとも通信し、これらに接続してもよい。例えば、WTRU102a、102b、102cは、1つ以上のgNB180a、180b、180c及び1つ以上のeNode-B160a、160b、160cと実質的に同時に通信するためのDC原理を実装してもよい。非スタンドアロン構成では、eNode-B160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのモビリティアンカとして機能してもよく、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cにサービスを提供するための追加の通信範囲及び/又はスループットを提供してもよい。
【0057】
gNB180a、180b、180cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられてもよく、無線リソース管理意思決定、ハンドオーバ意思決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)184a、184bへのユーザプレーンデータの経路指定、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)182a、182bへの制御プレーン情報の経路指定などを処理するように構成されてもよい。
図1Dに示すように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェースを介して互いに通信してもよい。
【0058】
図1Dに示すCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182bと、少なくとも1つのUPF184a、184bと、少なくとも1つのセッション管理機能(Session Management Function、SMF)183a、183bと、場合によっては、データネットワーク(Data Network、DN)185a、185bと、を含んでもよい。前述の要素の各々は、CN115の一部として図示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は運営され得ることが理解されよう。
【0059】
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続されてもよく、制御ノードとして機能してもよい。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ネットワークスライシングのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるPDUセッションの処理)、特定のSMF183a、183bの選択、登録エリアの管理、NASシグナリングの終了、モビリティ管理などの役割を果たしてもよい。ネットワークスライシングは、WTRU102a、102b、102cを利用しているサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cのCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用されてもよい。例えば、異なるネットワークスライスは、超高信頼低遅延(ultra-reliable low latency、URLLC)アクセスに依存するサービス、拡張大規模モバイルブロードバンド(enhanced massive mobile broadband、eMBB)アクセスに依存するサービス、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)アクセスのためのサービスなどの異なる使用事例のために確立されてもよい。AMF162は、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro及び/又はWiFiなどの非3GPPアクセス技術などのその他の無線技術を用いるその他のRAN(図示せず)との間で交換するための制御プレーン機能を提供してもよい。
【0060】
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN115内のAMF182a、182bに接続されてもよい。SMF183a、183bはまた、N4インターフェースを介して、CN115内のUPF184a、184bに接続されてもよい。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択及び制御し、UPF184a、184bを通るトラフィックの経路指定を構成してもよい。SMF183a、183bは、UE IPアドレスを管理し、配分すること、PDUセッションを管理すること、ポリシー執行及びQoSを制御すること、ダウンリンクデータ通知を提供することなどの、その他の機能を実施してもよい。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベースなどであってもよい。
【0061】
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続されてもよく、これにより、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供してもよい。UPF184、184bは、パケットを経路指定し、転送すること、ユーザプレーンポリシーを執行すること、多重ホームPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファリングすること、モビリティアンカリングを提供することなどの、その他の機能を実施してもよい。
【0062】
CN115は、その他のネットワークとの通信を容易にしてもよい。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含んでもよいか、又はそれと通信してもよい。加えて、CN115は、WTRU102a、102b、102cに、他のネットワーク112へのアクセスを提供してもよく、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運営される、他の有線ネットワーク及び/又は無線ネットワークを含んでもよい。一実施形態では、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、及びUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通じて、ローカルデータネットワーク(DN)185a、185bに接続されてもよい。
【0063】
図1A~
図1D、及び
図1A~
図1Dの対応する記載から見て、WTRU102a~d、基地局114a~b、eNode-B160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~b、UPF184a~b、SMF183a~b、DN185a~b、及び/又は本明細書に記載される任意のその他のデバイス(複数可)のうちの1つ以上に関する、本明細書に記載される機能のうちの1つ以上又は全ては、1つ以上のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実施されてもよい。エミュレーションデバイスは、本明細書に記載される機能の1つ以上又は全てをエミュレートするように構成された、1つ以上のデバイスであってもよい。例えば、エミュレーションデバイスを使用して、他のデバイスを試験する、かつ/又は、ネットワーク及び/若しくはWTRU機能をシミュレーションしてもよい。
【0064】
エミュレーションデバイスは、ラボ環境及び/又はオペレータネットワーク環境における、他のデバイスの1つ以上の試験を実装するように設計されてもよい。例えば、1つ以上のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスを試験するために、有線通信ネットワーク並びに/又は無線通信ネットワークの一部として、完全にあるいは部分的に実装されている、かつ/又は展開されている間、1つ以上あるいは全ての機能を実施してもよい。1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線通信ネットワーク及び/又は無線通信ネットワークの一部として一時的に実装/展開されている間、1つ以上あるいは全ての機能を実施してもよい。エミュレーションデバイスは、試験を目的として、別のデバイスに直接結合されてもよく、かつ/又は地上波無線通信を使用して、試験を実施してもよい。
【0065】
1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線通信ネットワーク及び/又は無線通信ネットワークの一部として実装/展開されていない間、全てを含む1つ以上の機能を実施してもよい。例えば、エミュレーションデバイスは、1つ以上の構成部品の試験を実装するために、試験実験室での試験シナリオ、並びに/又は展開されていない(例えば、試験用の)有線通信ネットワーク及び/若しくは無線通信ネットワークにおいて利用されてもよい。1つ以上のエミュレーションデバイスは、試験機器であってもよい。RF回路(例えば、1つ以上のアンテナを含み得る)を介した直接RF結合及び/又は無線通信は、データを送信する、かつ/又は受信するように、エミュレーションデバイスによって使用されてもよい。
【0066】
コマンド及び制御(C2)通信のセットアップ、変更、及び/又は取り消しのためのシステム及び方法が本明細書に記載される。C2通信は、直接C2通信であってもよい。C2許可は、無線送受信ユニット(WTRU)(例えば、無人(乗組員なし)航空機(UAV))によって実施されてもよい。C2許可は、例えば、WTRUがC2通信要求を送信する場合に、WTRUによって実施されてもよい。C2通信要求は、パケットデータユニット(PDU)セッション確立及び/又は変更中に、例えば、UASネットワーク機能(NF)を介して、無人(乗組員なし)航空システム(UAS)サービス提供者(USS)に送信されてもよい。WTRUは、例えば、許可が成功した後に、ピアWTRUの発見を実施してもよい。
【0067】
例えば、WTRUは、C2通信(例えば、直接C2通信)のセットアップ、変更、及び/又は取り消しを実施してもよい。WTRU(例えば、UAV、UAV-Cなど)は、PDUセッション確立及び/又は変更中に、許可要求(例えば、PC5上でのC2許可要求)を送信してもよい。許可要求は、直接又は見通し内C2通信などのC2通信に対応してもよい。WTRUは、例えば、USSから、PDUセッション変更又は別個のPDU確立応答メッセージを介して、直接C2に対する許可を(例えば、許可応答において)受信してもよい。許可は、許可情報を含んでもよい。WTRUは、例えば、(例えば、航空コンテナにおいて)C2許可パラメータを受信して、UAV-C(例えば、UASアプリユーザID、発見資格情報など)により発見手順を容易にして、直接発見(direct discovery)(例えば、制限されていない又は制限された直接発見)の一部として使用してもよい。WTRUは、発見を実施(例えば、開始)してもよい。実施例では、WTRUは、WTRUがUSSからC2許可情報を受信するという条件で、発見を実施してもよい。WTRUは、USSからのパラメータを使用して、UAV-Cにより発見を可能にし得る。
【0068】
一実施例では、ネットワーク機能(NF)は、C2通信(例えば、直接C2通信)のセットアップ、変更、及び/又は取り消しを実施してもよい。NF(例えば、UAS NF)は、例えば、PC5上のC2を可能にするために、セッション管理機能(session management function、SMF)から許可要求を受信してもよい。UAS NFは、許可要求をUSSに転送してもよい。UAS NFは、PC5上のC2が許可されることを示す許可応答をUSSから受信してもよい。UAS NFは、許可情報を保存してもよい。UAS NFは、許可応答をSMFに転送してもよい。
【0069】
例えば、管理機能(例えば、直接発見名管理機能(DDNMF))は、UAV/UAV-Cのための直接発見手順を実施してもよい。DDNMFは、発見要求を受信してもよい。発見要求は、UAS ProSeアプリID(例えば、CAAレベルIDに設定されている)、WTRU IDなどを含んでもよい。DDNMFは、関連付けられたサブスクリプション情報に基づいて、UAS ProSeアプリIDのための発見の許可について統合データ管理(UDM)を用いてチェックしてもよい。DDNMFは、例えば、関連付けられたサブスクリプションデータ(例えば、UASアプリIDがUSS/UASアプリケーションと関連付けられている)に基づいて、UAS NFと対話することを決定してもよい。DDNMFは、発見許可のためにUAS NFに要求メッセージを送信してもよい。DDNMFは、UAS NFから応答メッセージを受信してもよい。応答メッセージは、例えば、許可フラグ又はUAS発見コードなど、発見のための許可情報を含んでもよい。DDNMFは、発見応答メッセージを(例えば、UAVに)送信してもよい。発見応答メッセージは、発見のためのUAS情報を含んでもよい。
【0070】
実施例では、第1のWTRUは、C2許可要求及びPDUセッションの要求を示す第1のメッセージをネットワークノードに送信してもよい。第1のWTRUは、PDUセッションが確立されたことを示す第2のメッセージをネットワークノードから受信してもよい。第2のメッセージは、C2許可及びC2許可情報を示してもよい。第1のWTRUは、第1のWTRUが、C2許可及びC2許可情報に基づいて、第2のWTRUと通信することを許可されていると判断してもよい。C2許可情報は、セキュリティ資格情報(例えば、許可トークン)及び第2のWTRUの識別情報を含んでもよい。第1のWTRUは、例えば、第1のWTRUが第2のWTRUと通信することを許可されている場合、PC5を使用して第2のWTRUに第3のメッセージを送信してもよい。第3のメッセージは、セキュリティ資格情報に基づいて保護されてもよい(例えば、セキュリティ資格情報を使用して認証及び/又は暗号化されてもよい)。第3のメッセージは、発見手順及び/又はリンク確立手順を実施するための要求を示してもよい。
【0071】
実施例では、ネットワークノード(例えば、UAS NF)は、WTRUと関連付けられた許可を求める要求を示す第1のメッセージを第2のネットワークノードに送信してもよい。ネットワークノードは、要求への応答を示す、ポリシー設定情報を示す、かつ/又はWTRUと関連付けられたセキュリティ資格情報を示す第2のメッセージを受信してもよい。ネットワークノードは、(例えば、第2のメッセージに基づいて)WTRUがPC5上でC2を確立することを許可されていると判断してもよい。ネットワークノードは、例えば、第2のメッセージに基づいて、発見許可パラメータ(複数可)を決定してもよい。ネットワークノードは、発見許可パラメータ(複数可)を示す第3のメッセージをWTRUに送信してもよい。
【0072】
実施例では、ネットワークノード(例えば、UAS NF)は、発見と関連付けられた許可要求を示す第1のメッセージを受信してもよい。許可要求は、第1のWTRUと関連付けられたサブスクリプション識別子、UAV識別子、要求タイプ、アプリケーションレベルコンテナなどを示してもよい。要求タイプは、発見が制限されていない発見であるか、又は制限された発見であるかを示してもよい。ネットワークノードは、第1のWTRUがUAVとして動作することを許可されている、かつ/又はC2通信を実施することを許可されていると判断してもよい。ネットワークノードは、第1のWTRUが、例えば、(例えば、USSからの)受信された表示に基づいて許可されていると判断してもよい。ネットワークノードは、WTRUがUAVとして動作することを許可されていることを示す(例えば、第1のメッセージと関連付けられた)許可応答を示す第2のメッセージを送信してもよい。第2のメッセージは、(例えば、要求タイプが制限されていない発見と関連付けられている場合、)第1のWTRUが制限されていない発見を実施することを許可されていることを示してもよい。第2のメッセージは、(例えば、要求タイプが制限された発見と関連付けられている場合、)第1のWTRUが制限された発見を実施することを許可されていることを示してもよい。ネットワークノードは、例えば、要求タイプに基づいて、パラメータ(複数可)(例えば、制限された発見のための制限された発見パラメータ、制限されていない発見のための制限されていない発見パラメータ)を決定してもよい。
【0073】
発見要求は、監視するための発見要求であってもよい。監視するための発見要求は、第1のWTRUと関連付けられたサブスクリプション識別子、UAV識別子、PDUID、第2のWTRUと関連付けられたターゲットサブスクリプション識別子、ターゲットUAV識別子、及び/又はターゲットPDUIDを示してもよい。ネットワークノードは、監視応答を示すメッセージを送信してもよい。
【0074】
無人(例えば、乗組員なし)航空システム(UAS)がサポートされてもよい。UASサポートのために追加の拡張を提供してもよい。無人(例えば、乗組員なし)航空機(UAV)は、例えば、UAVコントローラ(UAV Controller、UAV-C)及び/又はUASサービス提供者(UAS service supplier、USS)/UASトラフィック管理者(UAS traffic manager、UTM)からのコマンド及び制御(C2)メッセージ及び/又は通信を使用して制御されてもよい。
【0075】
C2通信のタイプは、直接通信、ネットワーク支援型通信、又はUTMナビゲート型通信のうちの1つ以上を含んでもよい。直接C2通信は、通信するために直接C2通信リンク(例えば、D2D、PC5)を使用するUAV-C及び/又はUAVに対応してもよい。ネットワーク支援型C2通信は、通信するためにネットワークとのユニキャストC2通信リンク(例えば、Uuを介して)を使用するUAV-C及びUAVに対応してもよい。UAVの目視外飛行(beyond visible line of sight、BVLOS)は、例えば、(例えば、直接C2通信とは異なる)ネットワーク支援型C2通信を使用して可能になり得る/サポートされ得る。UTMナビゲート型C2通信は、UTMの監視下で予めスケジュールされた飛行計画に従って飛行することが可能であり得る自律飛行機能を有するUAVに対応してもよい。UAVとUTMとの間のC2通信リンクは、飛行監視、動的経路更新、及び/又は随時ナビゲーションのために使用されてもよい。
【0076】
ProSe(例えば、5G ProSe)は、WTRU(例えば、2つのWTRU)間のPC5直接通信をサポートしてもよく、例えば、直接発見名管理機能(DDNMF)を使用し、ProSeアプリケーションサーバを活用することによって、発見を可能にしてもよい。ProSe(例えば、5G ProSe)は、一般にWTRU(例えば、UAVではないWTRU)のための発見及び通信をサポートしてもよい。
【0077】
サポートは、間接的なC2通信のために(例えば、そのためだけに)提供されてもよく、例えば、USSは、(例えば、UASネットワーク機能(NF)を介して)C2通信を許可してもよい。C2通信は、PDUセッションを使用して(例えば、通じて)実施されてもよい。UAVは、例えば、ペアリング/C2許可手順中に、例えば、ネットワーク支援を用いてUSSからUAV-C IPアドレスを取得することによって、C2通信のためのUAV-C(例えば、インターネット接続を有する地上局などの非ネットワーク型デバイスであってもよい)を発見してもよい。
【0078】
コアネットワークとUSSとの間のウェブベースのAPIインターフェースが、提供及び/又は使用されてもよい。
【0079】
(例えば、PC5を介した)直接C2通信のための許可をサポートするための1つ以上の機構が有効にされてもよい。例えば、(例えば、PC5を介した)直接C2通信のための許可をサポートするための機構は、UAVが目視(line of sight、LOS)内のUAV-Cの近傍で飛行し得る(例えば、飛行する必要があり得る)場合に有効にされてもよい。例えば、(例えば、PC5を介した)直接C2通信のための許可をサポートするための機構は、オペレータ又はUSSが動作をLOS(例えば、LOSのみ)に制限する(例えば、制限する必要がある)場合に有効にされてもよい。
【0080】
5G ProSeなど、いくつかの通信技術では、直接1対1通信のための許可が、MNO許可に加えてC2許可のプロビジョニングのために第三者(例えば、USS)許可を使用し得る(例えば、必要とし得る)シナリオをサポートしていない場合がある。USSによる直接C2通信のための許可をサポートするための機構は、ネットワーク支援型C2通信許可のための既存の機構を補完するために使用されてもよい(例えば、必要とされてもよい)。
【0081】
直接C2通信許可などのC2通信許可は、例えば、ネットワーク露出機能(network exposure function、NEF)/UAS NFを活用して、このバーティカルからのウェブベースのAPIインターフェース要件に対応することによって有効にされてもよい。直接C2通信の場合、ピア(例えば、UAV及びUAV-C)が、例えば、既存の5G ProSe対応手順を活用しながら、発見及びリンク確立を実施することが所望され得る。
【0082】
UAV及びUAV-Cは、互いを発見し、通信リンクを確立し、通信リンクを変更し、かつ/又は直接(D2D、PC5)C2通信に使用される通信リンクを解放してもよい。UAV及びUAV-Cは、(例えば、USS UAV許可/認証(USS UAV authorization/authentication、UUAA)及び/又はC2許可を活用することによって)LOS/D2D C2について許可されてもよい。UAV及びUAV-Cは、LOS/D2D C2通信を発見し、接続してもよい。USS/UTMは、C2通信に使用される直接セキュリティアソシエーションを確立し、変更し、取り消すために使用することができる。UAV及びUAV-Cは、互いに認証し、C2通信のための安全なPC5リンクを確立することができる。
【0083】
図2は、PC5上でのC2直接通信の例示的な概要を示している。PC5上のC2は、例えば、LOS動作の許可のためのサポートを追加するために提供されてもよい。直接C2許可は、例えば、ProSe対応UAV(例えば、WTRU)が(例えば、直接)C2通信要求を(例えば、PDUセッション確立/変更中にUAS NFを介して)USSに送信した場合、実施することができる。UAV/UAV-Cは、例えば、許可が成功したことに基づいて(例えば、その後に)、ピアUAV-C/UAVの発見を実施してもよい。
【0084】
発見は、例えば、DDNMFを活用する(例えば、発見の制限されない/制限されたモードを使用する)ことによって、動的であってもよい。発見は、例えば、ポリシー制御機能(policy control function、PCF)、SMF、及び/又はUSSを伴うことによって、静的であってもよい。UAV(複数可)は、DDNMFから動的発見コード(複数可)を(例えば、直接)受信することができる。発見コード(複数可)は、USS開始ポリシー構成を使用して、PCFによってプロビジョニングすることができる。
【0085】
PC5リンク確立は、例えば、UASピア(複数可)の(例えば、安全な)発見の後に実施されてもよい。このD2Dリンクは、既存のセキュリティ機構を使用して保護することができる。
【0086】
例えば、システムは、UAVとUAV-Cとの間の通信機能を提供してもよく、この通信機能は、同じ又は異なる公衆陸上移動ネットワーク(public land mobile network、PLMN)を通じて通信してもよい。UAV及びUAV-Cは、例えば、デバイス間(device-to-device、D2D)通信(例えば、PC5)を可能にするために、WTRUを装備してもよい。WTRUは、本明細書ではUAV又はUAV-Cを指す場合がある。例えば、UAV及びUAV-Cの役割は、本明細書に記載される手順において置き換えることができる。例えば、直接発見手順中に、UAVは、発見者/監視者の役割に対応してもよく、UAV-Cは、被発見者/アナウンサーの役割に対応してもよく、又はその逆であってもよい。UAV又はUAV-Cは、直接リンク確立手順を開始してもよい。UAV及びUAV-Cの両方が、直接C2許可を実施してもよい。本明細書で言及される民間航空局レベルの識別情報(civil aviation administration-level identity、CAAレベルID)及びWTRU IDは、UAVのためのCAAレベルのUAV ID及びUAV ID(例えば、GPSI)、又はUAV-Cのための同等の識別子に対応してもよい。
【0087】
図3は、1つ以上のPLMNを使用する例示的なUAV及びUAV-C通信ネットワークを示している。
図3に示すように、UAV及びUAV-Cは、異なるPLMNに接続され、次いで、同じUSSに接続されてもよい。
【0088】
直接C2通信許可などのC2通信許可が、UAV/UAV-Cに提供されてもよい。C2許可は、Uu及び/又は直接(例えば、PC5)を介したC2を可能にするように拡張されてもよい。
【0089】
WTRU(例えば、UAV及び/又はUAV-C)は、例えば、PDUセッション確立/変更要求メッセージにおいて(例えば、NASメッセージにおいて、UASコンテナにおいて)C2許可を要求する場合、LOS及び/若しくはBVLOS又は直接及び/若しくはネットワーク支援型/間接C2通信を示すことができる。WTRUは、C2許可要求において、直接C2通信(例えば、PC5上のC2)のためのそのサポートを示すことができる。
【0090】
WTRUは、SMFからのメッセージ(例えば、PDUセッション確立受諾/コマンド)において、かつ/又はPCFから(例えば、WTRU構成更新(UCU)において)、直接C2通信のための許可情報(例えば、ピア(複数可)CAAレベルID/WTRU IDなどのピア発見のためのパラメータ、及び/又は、例えば、NASメッセージ/UASコンテナにおける直接リンクセキュリティのための資格情報)を取得してもよい。許可されたC2通信のタイプ(例えば、直接又は間接的)は、例えば、UASアプリケーションコンテナにおいて、(例えば、ネットワークによって)UAVに提供されてもよい。
【0091】
USSとのC2許可手順を開始するネットワーク機能(例えば、SMF)は、例えば、WTRUの機能情報に基づいて、WTRUが直接C2通信をサポートするかどうかを判断してもよく、WTRUが、ProSe通信などの通信をサポートする/通信のために許可されるかどうかを判断してもよい。ネットワーク機能は、USSへの許可要求において、直接C2サポートなどのC2サポート表示を含んでもよい。
【0092】
UAS NF/NEFは、LOS/直接及び/又はBVLOS/間接通信のためにUSSからC2許可情報を受信してもよい。C2許可情報は、ピア(複数可)CAAレベルID/WTRU ID、及び/又はC2通信のための安全な直接/間接リンクを確立するためのセキュリティ資格情報を含んでもよい。UAS NFは、直接リンク(例えば、PC5)又は間接リンク(例えば、Uu上の)上のC2に、航空ドメイン(例えば、LOS/BVLOS)許可情報パラメータをそれぞれマッピングしてもよい。UAS NFは、許可情報をSMF/PCFに送信してもよい。
【0093】
実施例では、USSは、例えば、UAVがLOS動作に制限されている場合、直接C2通信のための許可を(例えば、UAS NFを介して)提供しながら、C2通信のために確立されたPDUセッションに対応するポリシー設定情報を提供することを控える(例えば、提供しない)場合がある(例えば、UAS NFを介して許可されたピアUAV-C IPアドレスを提供することを控える(例えば、提供しない))。USSは、両方の通信モードを可能にしてもよく、それによって、UAV及びUAV-Cは、例えば、C2切り替え機構を使用して、直接/LOS通信モードと間接/BVLOS通信モードとの間でC2通信を切り替えてもよい。
【0094】
UAV/UAV-Cのピアの直接発見などのピア発見が有効にされてもよい。DDNMF/PCFは、UAVとUAV-Cとの間の動的発見/静的発見をサポートするように拡張されてもよい。DDNMFは、(例えば、コードシード、UASピア(複数可)識別子(複数可)、発見キー情報を取得するために)、UAV-UAV-C直接発見のUSS支援型許可のためにUAS NFとのインターフェースを使用してもよい。
【0095】
DDNMFは、(例えば、CAAレベルIDに設定された)UAS ProSeアプリID、WTRU ID、及び/又はUASアプリIDに対応するProSeアプリIDを含む発見要求を受信してもよい。DDNMFは、統合データ管理(UDM)を用いて、ProSe App ID/UAS ProSe App IDの発見のための許可が、例えば、関連付けられたサブスクリプションデータ(例えば、UASアプリIDがUSS/UASアプリケーションと関連付けられている)に基づいて、UAS NFと対話するように決定され得ることをチェックしてもよい。DDNMFは、発見許可のためにUAS NFに要求メッセージを送信してもよい。DDNMFは、UAS NFから応答メッセージを受信してもよい。応答メッセージは、発見のための許可情報(例えば、許可フラグ、UAS発見コード、UASピア識別子)を含んでもよい。DDNMFは、発見応答メッセージを(例えば、UAVに)送信してもよい。発見応答メッセージは、発見のためのUAS情報を含んでもよい。
【0096】
実施例では、USSは、例えば、(例えば、本明細書に記載されるように)C2許可手順中に開始されたポリシー制御手順の一部としてUAS NFを介して、発見許可情報(例えば、USSが割り当てられた発見コード/コードサフィックス、発見資格情報)を用いてPCFを構成してもよい。
【0097】
WTRUは、例えば、(例えば、PC5を介して)UASピアの直接発見を実施するために、DDNMF又はSMF/PCFから取得された発見コードを使用してもよい。実施例では、直接発見及び直接通信は、直接WLAN通信を用いて実施されてもよい。発見コードは、SSIDと関連付けられてもよく、又はSSIDに対応してもよい。
【0098】
直接C2通信は、UAVとUAV-Cとの間で確立されてもよい。UAV及びUAV-C IPは、USS支援を用いて安全なPC5通信を確立することができる。UAVは、(例えば、本明細書に記載されるように)直接C2許可の一部として受信された直接C2通信のための資格情報を使用してもよい。許可情報は、P5リンクセキュリティキー情報(例えば、UAVとUAV-Cとの間の共有キー)を含んでもよい。
【0099】
直接C2許可モデル及び発見モデルが提供されてもよい。第1のモデル(例えば、モデル#1)は、直接発見のための直接C2許可に対応してもよい。第1のモデル(例えば、モデル#1)では、UAV/UAV-Cは、例えば、USSによる認証及び許可が成功した後に、ピアUAV-C/UAVとのC2通信を許可されてもよい(例えば、それによって、ピア識別子が、UAV又はUSSにおいて予め設定されてもよい)。UAV/UAV-Cは、例えば、C2許可が成功した後に、C2通信のための直接発見及び直接リンク確立を実施してもよい。第1のモデルは、例えば、UAVとUAV-Cとのペアリングが(例えば、パイロット、USSによって)予め決定/予め設定されている場合に使用されてもよい。
【0100】
図4は、C2許可を有するPC5直接通信の一例を示し、その後に発見が続く。
図4に示すように、UUAA(例えば、従来のUUAA)は、例えば、UAV/UAV-C(例えば、WTRU)によって実施されてもよい。WTRUは、ProSe対応であってもよい。WTRUは、ネットワークに登録するときに関連する機能を提供することができる。
図4に示すように、WTRUは、例えば、WTRU内又はUSSにおける予め設定されたUASピアに基づいて、(例えば、本明細書に記載されるように)LOS/直接及び/又はBVLOS/間接C2通信のためのC2許可を実施してもよい。
図4に示すように、WTRUは、例えば、WTRUがC2通信に対して許可されると、(例えば、DDNMFからの動的発見コード/フィルタ、又はPCF若しくはSMFを介して取得された静的コードを使用して)動的直接発見を実施することができる。DDNMFは、例えば、WTRUが直接発見手順ProSeを実施する場合、UAS NFに連絡して、WTRU ID及び/又はWTRUのProSeアプリユーザIDを提供する発見許可情報(例えば、許可表示/フラグ、UASピア識別子(複数可)、リモート識別子)を取り出してもよい。UAS NFは、例えば、提供された識別子を使用して、C2許可中にUSSから対応する許可情報を取り出してもよい。UAS NFは、(例えば、UAS NFにおけるUASピア(複数可)識別子(複数可)の場合)発見のための許可(例えば、追加の許可)のためにUSSに連絡してもよい。
図4に示すように、ピア間の安全な直接リンク確立は、(例えば、C2許可手順中に受信された資格情報を使用して)実施されてもよい。
【0101】
直接C2許可のための直接発見が提供されてもよい。第2のモデル(例えば、モデル#2)は、直接C2許可のための直接発見に対応してもよい。第2のモデル(例えば、モデル#2)では、UAV/UAV-C(例えば、WTRU)は、例えば、USSによる認証及び許可が成功した後に、直接発見を実施して、C2通信を実施するためのピア識別子を取得してもよい。WTRUは、例えば、発見されたピア識別子を使用して、C2許可を実施してもよい。WTRUは、例えば、C2許可が成功した後に、C2通信のための直接リンク確立を実施してもよい。第2のモデルは、例えば、UAVとUAV-Cとのペアリングが予め決定されていない場合に使用されてもよい(例えば、アドホックペアリング、セルフサービスモデル)。
【0102】
実施例では、発見タイプ(例えば、制限されない/制限された)は、例えば、USSとUAV/UAV-Cとの間のエンドツーエンドの相互作用において(例えば、
図5~
図10に関して本明細書に記載されるように)、UASアプリケーション層において(例えば、UASアプリコンテナの一部として)通信/確立されてもよい。例えば、発見メッセージ内のパラメータ(複数可)(例えば、発見タイプ/要求タイプ)は、(例えば、UAVの場合に)任意であってもよい。WTRUが監視/アナウンスしているかどうかは、例えば、アプリケーション/USSによってUAV及びUAV-Cに割り当てられた役割に基づいて確立されてもよい(例えば、アプリケーション選好に基づいて、UAV-Cが監視していてもよく、UAVがアナウンスしていてもよく、又はその逆でもよい)。発見要求のタイプは、アプリケーションにおいて予め設定することができる(例えば、発見要求のタイプは、受信された構成情報によって示されてもよい)。パラメータは、要求のタイプに関する情報をUAS NFに提供してもよく、(例えば、それに応答して)UAS NFは、(例えば、制限された要求を監視するために)(例えば、要求された)情報をDDNMFに送信してもよい。UAS NFは、例えば、USSが直接関与しておらず、DDNMFがUAS NFと通信している場合、ターゲットUASピア識別子を提供してもよい。
【0103】
図5は、UASピア発見を有する例示的なPC5直接通信を示し、その後にC2許可が続く。
図5に示すように(例えば、
図5の501において)、UUAA(例えば、従来のUUAA)は、例えば、
図4に関して本明細書に記載されるように、UAV/UAV-C(例えば、WTRU)によって実施されてもよい。
図5に示すように(例えば、
図5の502において)、UASピアの動的発見は、例えば、(例えば、モデル#1に関して
図4において記載されるように)C2許可手順を実施する代わりに、(例えば、アドホック)ペアリングのために最初に実施されてもよい。実施例では、WTRU(例えば、UAV)は、ピア情報(例えば、ピアの識別子)が予め設定されてもよい(例えば、ピア情報を示す設定情報を受信してもよい)。WTRUは、発見手順中に(例えば、ProSeユーザ情報として)ピア情報を照合してもよい(例えば、照合することを試みてもよい)。実施例では、WTRUは、UASピア発見のために使用されるUASサービスコード(UAS service code、USC)に対応するProSeサービスコードが(例えば、PCFによって)予め設定されてもよい。WTRUは、USCを使用して、発見中にピアWTRU情報(例えば、CAAレベルIDに設定されている)を取得することができる。
図5に示すように(例えば、
図5の503において)、WTRUは、例えば、WTRUがDDNMF/PCFによってプロビジョニングされたコードを使用してそのピアを発見すると、発見されたピア情報(例えば、ピアの識別子(例えば、CAAレベルUAV ID又は汎用公共サブスクリプション識別子(generic public subscription identifier、GPSI))など)を、(例えば、予め設定されたピア識別子を使用する代わりに)C2許可要求において送信することができる。
図5に示すように(例えば、
図5の504において)、ピア間の安全な直接リンク確立は、例えば、成功したC2許可に基づいて、上述したように実施される。
【0104】
直接C2許可(例えば、非ローミング)などのC2許可が実施されてもよい。
図6は、UAS NFを介したPCF及びUSSを伴う例示的なC2許可を示している。
図6に示すように(例えば、
図6の601において)、WTRU(例えば、ProSe対応WTRU)は、(例えば、第2のWTRUとの)直接C2通信のためのPDUセッション確立/変更要求をSMFに送信することができる。メッセージは、PC5上でのC2許可要求(例えば、第1のメッセージ、ここで、第1のメッセージは、C2許可要求及びPDUセッションの要求を示す)を含んでもよい。SMFは、C2接続の許可を求める要求を(例えば、UAS NFを介して)USSに転送してもよい。
【0105】
図6に示すように(例えば、
図6の602において)、UAS NFは、USSからC2許可応答を受信することができる。USSは、C2許可応答をSMFに転送(例えば、WTRUと関連付けられた許可を求める要求を示す第1のメッセージを送信)してもよい。USSは、PCFのためのC2許可情報(例えば、表示/コード及びセキュリティ情報)をプロビジョニングしてもよく、かつC2許可情報をPCFに提供してもよい。USSは、ホームPLMN(home PLMN、HPLMN)のUAS NFに、例えば、WTRUがローミングしている間(例えば、本明細書に記載されるように)、UAS NFがUSSから発見許可を要求するために使用できる許可トークンを提供してもよい。UAS NFは、USSから第2のメッセージ(例えば、要求への応答を示す、WTRUと関連付けられたポリシー設定情報及びセキュリティ資格情報を示す)を受信してもよい。UAS NFは、例えば、USSからの許可が成功したことに基づいて、PCFからPDUIDを要求してもよい(例えば、UAS NFは、WTRUが、例えば、USSからの許可が成功したこと(例えば、要求に対する示された応答及び示されたポリシー設定情報)に基づいて、PC5上でC2を確立することを許可されていると判断してもよい)。
【0106】
図6に示すように(例えば、
図6の603において)、発見を開始するための許可は、後続のPDUセッション変更コマンド(例えば、発見許可パラメータを示す)によってWTRUに提供され得る。直接C2許可は、UCU内のPCFによって提供され得る。WTRUは、(例えば、C2許可及びC2許可情報に基づいて(C2許可情報は、セキュリティ資格情報及び第2のWTRUの識別情報を含む))WTRUが第2のWTRUと通信することを許可されていると判断してもよい。WTRUは、PC5を使用して(例えば、C2許可に基づいて)、例えば、セキュリティ資格情報(例えば、許可トークン)を使用して、第2のWTRUにメッセージを送信してもよい。メッセージは、発見手順及び/又はリンク確立手順を実施するための要求を示してもよい。メッセージは、例えば、セキュリティ資格情報を使用して、保護(例えば、認証及び/又は暗号化)されてもよい。
【0107】
UAV/UAV-Cは、例えば、UAV-C/UAVを発見し、リンク確立するために、C2許可中に受信するCAAレベルIDをブロードキャストしてもよい。
【0108】
ProSe発見が実施されてもよい。例えば、ProSe発見は、制限されていない発見(例えば、ローミング)に対応してもよい。
図7は、V/ローカルPLMNを介してUSSにコンタクトする例示的なアナウンス要求手順(ローミング/PLMN間送信)を示している。
図7に示すように、WTRUは、(例えば、HPLMNにおいて)アナウンスすることを許可され得る。WTRUは、(例えば、アプリケーション層によって)アナウンスするようにトリガされ得る。WTRUは、(例えば、
図7の701に示すように)発見要求(例えば、CAAレベルID、アプリID、UASコンテナ)メッセージをDDNMF1に送信することができる。
【0109】
図7に示すように(例えば、
図7の702において)、DDNMF1は、アプリケーションIDによって表されるアプリケーションの許可をチェックすることができる。UDMは、WTRUが登録されている場所のPLMN ID(例えば、訪問PLMN(VPLMN))を提供することができる。DDNMFは、例えば、(例えば、UASアプリIDに対応する)アプリIDと関連付けられたサブスクリプションデータに基づいて、UAS NFにコンタクトする必要があると判断してもよい。
【0110】
図7に示すように(例えば、
図7の703において)、DDNMF1は、許可要求(例えば、GPSI(例えば、WTRUと関連付けられたサブスクリプション識別子)、CAAレベルID(例えば、UAV識別子)、要求タイプ、アプリケーションID、UASコンテナ)をVPLMN内のDDNMF2に送信することができる(例えば、USSがVPLMNのUAS NF2を介して(例えば、UUAA手順において)WTRU/UAVを許可した場合)。DDNMF1は、発見許可が、(例えば、発見と関連付けられた許可要求を示す)UAS NFを介して取得され得ることを示してもよい。
【0111】
図7に示すように(例えば、
図7の704において)、DDNMF2は、(例えば、本明細書に記載されるようにDDNMF1から受信した)許可要求をUAS NF2に転送することができる。UAS NF2は、例えば、UAS NF2において、発見のための直接C2許可情報が利用不可能である(例えば、C2許可の前に発見が実施されるか、又は(例えば、要求する)USSが直接発見を明示的に許可する)場合、要求をUSSに転送することができる。UAS NF2は、(例えば、USSから受信した表示に基づいて)WTRUがUAVとして動作すること、及び/又はC2通信を実施することを許可されていると判断することができる。
【0112】
図7に示すように(例えば、
図7の705において)、UAS NF2は、許可応答(例えば、応答タイプ、アナウンスするための許可表示、発見コード材料)メッセージをDDNMF2に送信する(例えば、第1のWTRUがUAVとして動作することを許可されていることを示す第2のメッセージを送信する)ことができる。UAS NF2は、ローカルに保存された情報から(例えば、以前のC2許可情報から)、及び/又はUSSを要求した後に、応答を生成してもよい。
【0113】
図7に示すように(例えば、
図7の706において)、DDNMF2は、UASNF2/USSからのメッセージをHPLMN内の要求側DDNMF1に転送することができる。
【0114】
図7に示すように(例えば、
図7の707において)、HPLMN内のDDNMF1は、発見応答(例えば、GPSI、CAAレベルID、発見コード材料)を用いてWTRUに応答することができる。
【0115】
例えば、ProSe発見は、制限されていない発見(例えば、ローミング)に対応してもよい。
図8は、ローカルPLMNからUSSアドレスを取得することによってUSSにコンタクトする発見(非ローミング)のための例示的な監視要求手順を示している。
図8に示すように、WTRUは、HPLMNにおいてアナウンスすることを許可され得る。WTRUは、アナウンスするようにトリガされ得る。WTRUは、(例えば、
図8の801において)発見要求(例えば、CAAレベルID、GPSI、アプリID、UASコンテナ)メッセージをDDNMF1に送信することができる。
【0116】
図8に示すように(例えば、
図8の802において)、DDNMF1は、アプリケーションIDによって表されるアプリケーションの許可をチェックすることができる。UDMは、WTRUが登録されている場所のVPLMN IDを提供することができる。DDNMFは、例えば、アプリID(例えば、UASアプリid)と関連付けられたサブスクリプションデータに基づいて、UAS NFにコンタクトし得る(例えば、コンタクトする必要がある)と判断してもよい。
【0117】
図8に示すように(例えば、
図8の803において)、DDNMF1は、(例えば、USSがVPLMNのUAS NF2を介してWTRU/UAVを許可したVPLMNにおいて)PC5許可要求をDDNMF2に送信することができる。許可要求は、GPSI及び/又はCAAレベルIDを含んでもよい。DDNMF1は、発見許可情報が(例えば、UAS NFを介して)取得されることを示してもよい。DDNMF1は、HPLMNがUSSに直接コンタクトし得ることを示してもよい。UAS NF2は、有効なUAAA/C2許可が、WTRUにマッピングされたこのGPSIに対して保存されていることを検証してもよい。UAS NF2は、(例えば、HPLMNが、例えば、UAS NF1を介してUSSにコンタクトすることを可能にするために)許可トークンが利用可能であることを検証してもよい。
【0118】
図8に示すように(例えば、
図8の804において)、UAS NF2は、(例えば、保存された情報に基づいて)PC5許可応答(例えば、GPSI、CAAレベルID、許可情報(例えば、USSアドレス、HPLMNがUSSに直接コンタクトすることを可能にする許可トークン))をDDNMF1に送信することができる。
【0119】
図8に示すように(例えば、
図8の805において)、DDNMF1は、許可要求(例えば、CAAレベルID、要求タイプ(制限されない/制限された)、VPLMN/UAS NF2からの許可トークン、アプリレベルコンテナ)をUAS NF1に送信することができる。UAS NF1は、例えば、有効な許可情報がローカルに利用可能でない場合、要求をUSSに転送することができる。
【0120】
図8に示すように(例えば、
図8の806において)、UAS NF1は、許可応答(例えば、応答タイプ、発見コード材料)メッセージをHPLMNのDDNMF2に返すことができる。UAS NF1は、ローカルに保存された情報から(例えば、以前の発見/C2許可手順から)、及び/又はUSSを要求した後に、応答を生成してもよい。
【0121】
図8に示すように(例えば、
図8の807において)、DDMF1は、DDNM2に通知することができ、例えば、WTRUがそのProSeアプリケーションIDを使用することを許可されている場合、アナウンス許可(例えば、GPSI、CAAレベルID、アプリケーションID、発見コード材料)メッセージを送信することができる。
【0122】
図8に示すように(例えば、
図8の808において)、DDNMF2は、例えば、WTRUが直接発見監視を実施することを許可するために、DDNMF1にアナウンス許可のACKを送信することができる。
【0123】
図8に示すように(例えば、
図9の809において)、DDNMF1は、発見応答(例えば、CAAレベルUAV ID、発見コード材料/フィルタ)をWTRUに送信することができる。HPLMN内のDDNMFは、要求をローカル/VPLMN内のDDNMFに送信することができ、例えば、制限されていない発見でのアナウンスと比較して監視をアドレス指定する場合/ときに、2つのDDNMF間で監視するための応答フィルタを受信することができる。
【0124】
発見アナウンス要求は、例えば、制限された発見モデルA/モデルBに対応して送信されてもよい。
図9は、制限された発見(非ローミング)のための例示的なアナウンス要求手順を示している。
図9に示すように(例えば、
図9の900において)、USSは、例えば、以前のUUAA又はC2許可手順中に、WTRU(例えば、UAV/UAV-C)に対してCAAレベルID(例えば、変更された、かつ/又は新しいCAAレベルID)を配分することができ、ネットワークからWTRU IDを代わりに取得することができる。WTRU、ネットワーク(例えば、UAS NF)、及び/又はUSSは、バインディング/マッピング(例えば、CAAレベルIDに対応する)及びWTRU IDを保存することができる。
【0125】
図9に示すように、WTRUは、HPLMNにおいてアナウンスすることができる(例えば、アナウンスすることを許可され得る)。WTRUは、アナウンスするようにトリガされ得る。WTRUは、(例えば、
図9の901において)発見要求メッセージ(例えば、CAAレベルID、GPSI、アプリケーションID、UASコンテナ)をDDNMFに送信することができる。
【0126】
図9に示すように(例えば、
図9の902において)、DDNMFは、(例えば、UDMからのアプリケーションIDによって表される)アプリケーションの発見許可をチェックすることができる。DDNMFは、例えば、アプリID(例えば、UASアプリID)と関連付けられたサブスクリプションデータに基づいて、UAS NFにコンタクトし得る(例えば、コンタクトする必要がある)と判断してもよい。
【0127】
図9に示すように(例えば、
図9の903において)、DDNMFは、許可要求(例えば、CAAレベルID、アプリケーションコンテナ、及び発見要求タイプ(例えば、制限されない/制限された))をUAS NFに送信することができる。
【0128】
図9に示すように(例えば、
図9の904において)、UAS NFは、許可応答(例えば、CAAレベルID、WTRU ID、PDUID、応答タイプ、発見コード材料)をDDNMFに返すことができる。WTRU ID(複数可)は、UAS NFに保存されたCAAレベルID(複数可)と関連付けられ得る。UAS NFは、例えば、ローカルに保存された情報から(例えば、以前の発見/C2許可手順から)、及び/又はUSSを要求した後に、応答を生成してもよい。
【0129】
図9に示すように(例えば、
図9の905において)、HPLMN内のDDNMFは、発見応答(例えば、CAAレベルID、発見コード材料)を用いてWTRUに応答することができる。
【0130】
例えば、発見監視要求は、モデルA又はモデルBなどの制限された発見モデルに従って送信されてもよい。
図10は、制限された発見(非ローミング)のための例示的な監視要求手順を示している。
図10に示すように(例えば、
図10の1000において)、USSは、例えば、以前のUUAA又はC2許可手順中に、WTRU(例えば、UAV/UAV-C)に対してCAAレベルID(例えば、変更された、かつ/又は新しいCAAレベルID)を配分することができる。これに対して、WTRUは、WTRU IDを(例えば、ネットワークから)取得してもよい。WTRU、ネットワーク(例えば、UAS NF)、及びUSSは、CAAレベルIDとWTRU IDとの間のバインディング/マッピングを保存することができる。WTRUは、例えば、WTRUがUASピアを通信/発見することを意図している場合、それらのユーザのCAAレベルID(例えば、ターゲットCAAレベルID(複数可))を、ネットワークを介してUSSから取得することができる(例えば、C2許可手順中に)。WTRUは、例えば、それ自体のCAAレベルID、及び監視されるターゲットCAAレベルID(例えば、アプリケーションレベルコンテナにおいて渡され得る)を提供することによって、監視をトリガしてもよい。
【0131】
図10に示すように(例えば、
図10の1001において)、WTRUは、発見要求メッセージ(例えば、CAAレベルID、GPSI、発見タイプ、アプリID、アプリケーションレベルコンテナ)をDDNMF1に送信することができる。アプリケーションレベルコンテナは、WTRUが監視し得るUASピアのターゲットCAAレベルIDを含んでもよい。CAAレベルIDは、WTRUが、監視するための許可を取得するために使用する識別情報を示してもよい。
【0132】
図10に示すように(例えば、
図10の1002において)、DDNMF1は、UDMからのアプリケーションIDによって表されるアプリケーションの発見許可をチェックすることができる。DDNMF1は、例えば、アプリID(例えば、UASアプリID)と関連付けられたサブスクリプションデータに基づいて、UAS NF1にコンタクトし得る(例えば、コンタクトする必要がある)と判断してもよい。
【0133】
図10に示すように(例えば、
図10の1003において)、DDNMF1は、許可要求(例えば、ID、WTRU ID、CAAレベルID、PDUID、アプリケーションコンテナ、発見要求タイプ(例えば、制限されない/制限された))をUAS NFに送信することができる。
【0134】
図10に示すように(例えば、
図10の1004において)、UAS NF1は、許可応答メッセージ(例えば、WTRU ID、CAAレベルID、PDUID、ターゲットWTRU ID、ターゲットCAAレベルID、ターゲットPDUID、アプリケーションコンテナ、発見応答タイプ、発見コード材料)をDDNMF1に送信することができる。WTRUIDのセットからの(例えば、各)ターゲットWTRUIDは、CAA UAV IDが発見することができる(例えば、許可される)対応するターゲットCAA UAV ID(複数可)とともに返されてもよい。DDNMF1は、返されたWTRU ID/PDUIDが要求側WTRUに属することを検証してもよい。アプリケーションレベルコンテナは、成功裏に認証されたターゲットCAA UAV ID(複数可)を含んでもよい。UAS NF1は、ローカルに保存された情報から(例えば、以前の発見/C2許可手順から)、及び/又はUSSを要求した後に、応答を生成してもよい。
【0135】
図10に示すように(例えば、
図10の1005において)、HPLMN内のDDNMF1は、例えば、ターゲットWTRUID内のPLMN IDがHPLMNとは異なるPLMNを示す場合、(例えば、対応する制限されたコードを取り出すために)、監視要求メッセージ(例えば、WTRU ID、CAAレベルID、PDUID、ターゲットWTRU ID、ターゲットCAAレベルID、ターゲットPDUID、アプリID)を他のPLMN内のDDNMF2に送信することができる。
【0136】
図10に示すように(例えば、
図10の1006において)、他のPLMN内のDDNMF2は、許可要求(例えば、WTRU ID、PDUID、CAAレベルID、ターゲットWTRU ID、ターゲットPDUID、ターゲットCAAレベルID、要求タイプ)をUAS NF2に送信することができる。要求タイプは、制限された発見/承認に設定され得る。
【0137】
図10に示すように(例えば、
図10の1007において)、UAS NFは、例えば、CAAレベルIDが(例えば、承認設定に基づいて)ターゲットCAAレベルIDを発見することを許可される場合、許可メッセージ(例えば、ターゲットWTRU ID、ターゲットCAAレベルID、ターゲットPDUID、応答タイプ)を送信することができる。UAS NF2は、ローカルに保存された情報から、及び/又はUSSを要求した後に、応答を生成してもよい。UAS NFは、例えば、以前の発見又はC2許可手順中に、監視側WTRU及びターゲット/アナウンス側WTRU(複数可)の識別子を保存し、関連付けることができる。UAS NFは、DDNMF2が提供した識別子(例えば、監視WTRU及びターゲットWTRU)を、保存された識別子と照合することによって、監視するための許可を検証することができる。DDNMF2は、返されたターゲットWTRUID/PDUIDが、監視されるWTRUに対応することを検証してもよい。
【0138】
図10に示すように(例えば、
図10の1008において)、DDNMF2は、監視応答(例えば、制限されたコード材料)メッセージをDDNMF1に送信することができる。DDNMF2は、(例えば、アナウンス側WTRUのコンテキストにおいて)監視側WTRUのWTRUIDを保存することができる。
【0139】
図10に示すように(例えば、
図10の1009において)、DDNMF1は、例えば、DDNMF1が(例えば、有効な)ProSe制限されたコードを取り出した場合、(例えば、UAS NF/USSによって返されたターゲットWTRU IDとターゲットCAAレベルIDの各ペアについて)発見応答(例えば、発見フィルタ)メッセージをWTRUに送信することができる。
【0140】
上述の特徴及び要素は、特定の組み合わせで記載されているが、各特徴又は要素は、好ましい実施形態のその他の特徴及び要素なしで単独で使用されてもよく、又はその他の特徴及び要素を用いて若しくはそれらを用いずに、様々な組み合わせで使用されてもよい。
【0141】
本明細書に記載される実装形態は、3GPP特有プロトコルを考慮し得るが、本明細書に記載される実装形態は、このシナリオに限定されず、その他の無線システムに適用可能であり得ることが理解されよう。例えば、本明細書に記載される解決策は、LTE、LTE-A、新無線(NR)、又は5G特有プロトコルを考慮するが、本明細書に記載される解決策は、このシナリオに限定されず、その他の無線システムにも同様に適用可能であることが理解されよう。
【0142】
上述のプロセスは、コンピュータ及び/若しくはプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、並びに/又はファームウェアに実装されてもよい。コンピュータ可読媒体の例としては、(有線接続及び/又は無線接続を介して送信される)電子信号及び/又はコンピュータ可読記憶媒体が挙げられるが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及びリムーバブルディスクなどであるがこれらに限定されない磁気媒体、磁気光学媒体、並びに/又はコンパクトディスク(Compact Disc、CD)-ROMディスク、及び/若しくはデジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disk、DVD)などの光学媒体が挙げられるが、これらに限定されない。ソフトウェアと関連付けられたプロセッサを使用して、WTRU、端末、基地局、RNC、及び/又は任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実装してもよい。
【手続補正書】
【提出日】2024-06-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の無線送信/受信ユニット(WTRU)であって、前記第1のWTRUは、
第1のメッセージをネットワークノードに送信することであって、前記第1のメッセージは、コマンド及び制御(C2)許可要求を示し、パケットデータユニット(PDU)セッションの要求を示し、直接C2通信を使用するための要求を示す、送信することと、
前記ネットワークノードから第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージは、前記PDUセッションが確立されていることを示し、C2許可を示し、C2許可情報を示す、受信することと、
前記C2許可及び前記C2許可情報に基づいて、前記第1のWTRUが第2のWTRUと通信することを許可されていると判断することであって、前記C2許可情報は、前記第2のWTRUの識別情報を含む、判断することと、
前記第1のWTRUが前記第2のWTRUと通信することを許可されている場合、PC5を使用して前記第2のWTRUに第3のメッセージを送信することであって、前記第3のメッセージは、リンク確立手順を実施するための要求を示す、送信することと、を行うように構成された、プロセッサを備える、第1の無線送信/受信ユニット(WTRU)。
【請求項2】
前記C2許可情報は、セキュリティ資格情報を含み、前記第3のメッセージは、前記セキュリティ資格情報に基づいて暗号化される、請求項1に記載の第1のWTRU。
【請求項3】
前記C2許可情報は、セキュリティ資格情報を含み、前記セキュリティ資格情報は、許可トークンである、請求項1に記載の第1のWTRU。
【請求項4】
前記C2許可情報は、セキュリティ資格情報を含み、前記プロセッサは、
前記セキュリティ資格情報に基づいて、セキュリティキー又はセキュリティトークンを決定するように更に構成されており、前記第3のメッセージは、決定された前記セキュリティキー又は決定された前記セキュリティトークンに基づく、請求項1に記載の第1のWTRU。
【請求項5】
前記C2許可情報は、無人航空機コントローラ(UAV-C)アプリケーション識別子を更に含む、請求項1に記載の第1のWTRU。
【請求項6】
第1のネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、
第1のメッセージを第2のネットワークノードに送信することであって、前記第1のメッセージは、許可を求める要求を示し、前記許可は、無線送信/受信ユニット(WTRU)と関連付けられており、前記許可は、直接コマンド及び制御(C2)通信と関連付けられている、送信することと、
前記第2のネットワークノードから第2のメッセージを受信することと、
前記第2のメッセージに基づいて、前記WTRUがPC5上でC2を確立することを許可されていると判断することと、
前記第2のメッセージに基づいて、発見許可パラメータを決定することと、
前記WTRUに第3のメッセージを送信することであって、前記第3のメッセージは、前記発見許可パラメータを示す、送信することと、を行うように構成された、プロセッサを備える、第1のネットワークノード。
【請求項7】
前記第2のメッセージは、前記要求への応答を示し、ポリシー設定情報を示す、請求項6に記載の第1のネットワークノード。
【請求項8】
前記第2のメッセージに基づいて、前記WTRUがPC5上でC2を確立することを許可されているという前記判断は、前記要求への示された前記応答、及び示された前記ポリシー設定情報に基づいて実施される、請求項7に記載の第1のネットワークノード。
【請求項9】
前記第2のメッセージは、前記WTRUと関連付けられたセキュリティ資格情報を示し、前記発見許可パラメータは、示された前記ポリシー設定情報、及び示された前記セキュリティ資格情報に基づいて、前記第2のメッセージを使用して決定される、請求項7に記載の第1のネットワークノード。
【請求項10】
前記WTRUと関連付けられた前記セキュリティ資格情報は、許可トークンである、請求項9に記載の第1のネットワークノード。
【請求項11】
許可を求める前記要求は、PC5上でコマンド及び制御(C2)を確立するための承認を求める要求である、請求項6に記載の第1のネットワークノード。
【請求項12】
前記第3のメッセージは、無人航空機コントローラ(UAV-C)アプリケーション識別子を更に示す、請求項6に記載の第1のネットワークノード。
【請求項13】
方法であって、前記方法は、
第1のメッセージをネットワークノードに送信することであって、前記第1のメッセージは、コマンド及び制御(C2)許可要求を示し、パケットデータユニット(PDU)セッションの要求を示し、直接C2通信を使用するために示す、送信することと、
前記ネットワークノードから第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージは、前記PDUセッションが確立されていることを示し、C2許可を示し、C2許可情報を示す、受信することと、
前記C2許可及び前記C2許可情報に基づいて、第1の無線送信/受信ユニット(WTRU)が第2のWTRUと通信することを許可されていると判断することであって、前記C2許可情報は、前記第2のWTRUの識別情報を含む、判断することと、
前記第1のWTRUが前記第2のWTRUと通信することを許可されている場合、PC5を使用して前記第2のWTRUに第3のメッセージを送信することであって、前記第3のメッセージは、リンク確立手順を実施するための要求を示す、送信することと、を含む、方法。
【請求項14】
前記C2許可情報は、セキュリティ資格情報を含み、前記第3のメッセージは、前記セキュリティ資格情報に基づいて暗号化される、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記C2許可情報は、セキュリティ資格情報を含み、前記セキュリティ資格情報は、許可トークンである、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記C2許可情報は、セキュリティ資格情報を含み、前記方法は、
前記セキュリティ資格情報に基づいて、セキュリティキー又はセキュリティトークンを決定することを更に含み、前記第3のメッセージは、決定された前記セキュリティキー又は決定された前記セキュリティトークンに基づく、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記C2許可情報は、無人航空機コントローラ(UAV-C)アプリケーション識別子を更に含む、請求項13に記載の方法。
【国際調査報告】