(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-13
(54)【発明の名称】インタラクション方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20241106BHJP
【FI】
G06F3/0481
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024530438
(86)(22)【出願日】2022-11-18
(85)【翻訳文提出日】2024-07-19
(86)【国際出願番号】 CN2022132805
(87)【国際公開番号】W WO2023088414
(87)【国際公開日】2023-05-25
(31)【優先権主張番号】202111387785.9
(32)【優先日】2021-11-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ニエ,ガオシン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,チィ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ゴォ
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA59
5E555AA72
5E555AA76
5E555BA03
5E555BA04
5E555BA87
5E555BB03
5E555BB04
5E555BC04
5E555BC13
5E555DA02
5E555DB22
5E555DC14
5E555DD01
5E555DD08
5E555FA00
(57)【要約】
本開示の実施例は、インタラクション方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品を提供する。当該方法は、マルチメディア情報表示ページを表示し、前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することと、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズすることと、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチメディア情報表示ページを表示し、前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することと、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズすることと、
を含むインタラクション方法。
【請求項2】
前記の、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に前記休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記の、ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダーウィンドウを表示することと、
休憩リマインダーウィンドウ内に作用する第1のリマインダー設定操作を受信したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に前記休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することと、を含む請求項2に記載の方法。
【請求項4】
所定の時間長さ内に前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用するトリガ操作を受信していないことに応答して、前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズすることを更に含む請求項1~3の何れか一項に記載の方法。
【請求項5】
最近の所定の日数内に、クライアントの毎日の累積実行時間が所定の累積実行時間閾値を超えた日数が設定された日数閾値に達したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページに最近の所定の日数内におけるクライアントの毎日の累積実行時間を展示するための実行情報展示ウィンドウを表示することを更に含む請求項1~3の何れか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記の、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
前記実行情報展示ウィンドウ内に作用する第2のリマインダー設定操作を受信したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に前記休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することを含む請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記の、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
現在の時刻が第1の所定時間帯内にあることに応答して、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内にリマインダー間隔設定内容を表示することと、
現在の時刻が第2の所定時間帯内にあることに応答して、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に睡眠リマインダー設定内容を表示することと、を含む請求項1~3の何れか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に複数の時間コントロールが表示されており、前記目標リマインダー設定項目は、ユーザが選定した時間コントロールであり、又は、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に時間スライドバーが表示されており、前記時間スライドバーにスライダ及び複数の時間オプションが設定されており、前記目標リマインダー設定項目は、ユーザが前記スライダにより選定した時間オプションである請求項1~3の何れか一項に記載の方法。
【請求項9】
マルチメディア情報表示ページを表示し、前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示するように設定されている設定ウィンドウ表示モジュールと、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズするように設定されている第1のウィンドウクローズモジュールと、を含むインタラクション装置。
【請求項10】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように設定されているメモリと、を含む電子機器であって、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1~8の何れか一項に記載のインタラクション方法を実現させる電子機器。
【請求項11】
プロセッサにより実行されると、請求項1~8の何れか一項に記載のインタラクション方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項12】
コンピュータにより実行されると、前記コンピュータに請求項1~8の何れか一項に記載のインタラクション方法を実現させるコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年11月22日に中国国家知識産権局特許局に提出され、出願番号が202111387785.9である中国特許出願の優先権を主張し、当該出願の全ての内容は援用により本願に組み込まれる。
【0002】
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、例えばインタラクション方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0003】
関連技術において、ユーザは、時間管理ページで休憩リマインダーの設定を行い、例えば、クライアントが休憩リマインダーを実行する時点及び/又はリマインダー間隔を設定することができる。しかしながら、関連技術における休憩リマインダーの設定操作が繁雑であり、休憩リマインダーの迅速な設定を実現することができない。
【発明の概要】
【0004】
本開示の実施例は、休憩リマインダーの設定時に必要とされる操作を簡略化するように、インタラクション方法、装置、電子機器、記憶媒体及びコンピュータプログラム製品を提供する。
【0005】
第1の態様では、本開示の実施例は、
マルチメディア情報表示ページを表示し、前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することと、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズすることと、を含むインタラクション方法を提供する。
【0006】
第2の態様では、本開示の実施例は、
マルチメディア情報表示ページを表示し、前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示するように設定されている設定ウィンドウ表示モジュールと、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズするように設定されている第1のウィンドウクローズモジュールと、を含むインタラクション装置を更に提供する。
【0007】
第3の態様では、本開示の実施例は、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように設定されているメモリと、を含む電子機器であって、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに本開示の実施例に記載のインタラクション方法を実現させる電子機器を更に提供する。
【0008】
第4の態様では、本開示の実施例は、プロセッサにより実行されると、本開示の実施例に記載のインタラクション方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。
【0009】
第5の態様では、本開示の実施例は、コンピュータにより実行されると、前記コンピュータに本開示の実施例に記載のインタラクション方法を実現させるコンピュータプログラム製品を更に提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
全ての図面において、同じ又は類似する図面符号は、同じ又は類似する要素を表す。図面は概略的なものであり、素子及び要素は必ず縮尺通りに描かれているわけではないことを理解すべきである。
【0011】
【
図1】本開示の実施例により提供されるインタラクション方法のフロー概略図である。
【
図2】本開示の実施例により提供される休憩リマインダー設定ウィンドウの概略図である。
【
図3】本開示の実施例により提供される別の休憩リマインダー設定ウィンドウの概略図である。
【
図4】本開示の実施例により提供される更に別の休憩リマインダー設定ウィンドウの概略図である。
【
図5】本開示の実施例により提供される4種目の休憩リマインダー設定ウィンドウの概略図である。
【
図6】本開示の実施例により提供される別のインタラクション方法のフロー概略図である。
【
図7】本開示の実施例により提供される休憩リマインダーウィンドウの概略図である。
【
図8】本開示の実施例により提供される実行情報展示ウィンドウの概略図である。
【
図9】本開示の実施例により提供されるインタラクション装置の構造ブロック図である。
【
図10】本開示の実施例により提供される電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本開示の実施例を更に詳細に説明する。
【0013】
本開示の方法の実施形態に記載の各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことを理解されたい。また、方法の実施形態には追加のステップが含まれてもよく、及び/又は示されたステップを省略して実行してもよい。本開示の範囲は、この面で限定されていない。
【0014】
本明細書に使用される「含む」という用語及びその変形は、非限定的な「含む」であり、即ち、「…を含むが、それ(ら)に限定されない」である。「に基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」である。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を表す。「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表す。「幾つかの実施例」という用語は、「少なくとも幾つかの実施例」を表す。他の用語の関連する定義は、下記の記載で与えられる。
【0015】
なお、本開示において言及される「第1」、「第2」などの概念は、ただ異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール又はユニットにより実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0016】
なお、本開示において言及される「1つ」、「複数」の修飾は、例示的なものであり、限定的なものではなく、当業者に理解されるように、文脈において別途明確に指摘しなければ、「少なくとも1つ」であると理解すべきである。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置の間でやりとりをするメッセージ又は情報の名称は、説明を目的とするものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。
【0018】
図1は、本開示の実施例により提供されるインタラクション方法のフロー概略図である。当該方法は、インタラクション装置により実行可能であり、当該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアにより実現可能であり、電子機器内に配置されてよく、典型的には、携帯電話又はタブレットコンピュータ内に配置されてよい。本開示の実施例により提供されるインタラクション方法は、マルチメディア情報表示ページに表示されている内容を閲覧する時に休憩リマインダーの設定を行うシナリオに適用する。
図1に示すように、本実施例により提供されるインタラクション方法は、S101~S102を含む。
【0019】
S101において、マルチメディア情報表示ページを表示し、前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示する。
【0020】
マルチメディア情報表示ページは、ユーザが現在見ているマルチメディア情報を表示する現在のページであってよく、例えば、ビデオ再生ページ又はユーザが現在見ている他のマルチメディア情報を表示するページなどであり、以下、マルチメディア情報表示ページがビデオ再生ページであり、即ち、ユーザが現在ビデオを見ている例をもって説明する。休憩リマインダー設定ウィンドウは、ユーザが休憩リマインダーのリマインダー条件を設定するためのウィンドウであってよく、当該リマインダー設定ウィンドウにリマインダー設定項目が表示可能であり、例えば、複数の時間コントロールが表示されているか、又はスライダ及び複数の時間オプションが設定された時間スライドバーが表示されている。
【0021】
例示的に、マルチメディア情報表示ページを表示し、マルチメディア情報表示ページに対応するマルチメディア情報を表示し、且つマルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することができ、例えば、ビデオ再生ページを表示し、ビデオ再生ページでビデオを再生し、且つ当該ビデオ再生ページにリマインダー設定ウィンドウを表示し、リマインダー設定ウィンドウ内にリマインダー設定項目を表示することができる。
【0022】
本実施例において、ユーザが見ているマルチメディア情報を表示するマルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することができ、ユーザが時間管理コントロールをトリガしたことを検出した場合に限って、時間管理ページを表示し、且つ時間管理ページに休憩リマインダーの設定内容を表示するわけではない。それにより、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することで、ユーザがマルチメディア情報表示ページに表示されているマルチメディア情報を見ると同時に、休憩リマインダーのリマインダー条件の設定を完了させることができ、時間管理ページに切り替える必要がなく、一連のトリガ操作により時間管理コントロールの表示ページに入るとともに、時間管理コントロールをトリガすることにより時間管理ページに入って設定する必要もなく、休憩リマインダーの設定時に必要とされる操作を簡略化し、ユーザの体験を高めることができる。
【0023】
また、関連技術において時間管理機能の操作エントリが深く、時間管理ページに切り替えて入るための操作経路が長いことによって、多くのユーザがこの機能の存在を知っていないため、本実施例は、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することで、より多くのユーザが時間管理機能を知るとともに必要に応じて使用することができ、ユーザの時間管理機能に対する使用率を高め、ユーザの体験を高める。
【0024】
本実施例において、マルチメディア情報表示ページを表示する時に、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示してもよいし、現在の条件が所定の条件に合致する場合、例えば、ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つ現在の条件がデフォルトのリマインダー条件に合致する場合、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示してもよく、それにより、ユーザが休憩リマインダーの設定を行うと同時に、ユーザが休憩するようにリマインドすることを満たし、且つユーザがマルチメディア情報表示ページに表示されているマルチメディア情報を見ることに多くの干渉をもたらすことを回避する。
【0025】
ここで、デフォルトのリマインダー条件は、スタッフにより設定可能であり、例えば、デフォルトのリマインダー条件を、ユーザによるクライアントの使用時間(即ち、クライアントの実行時間)が実行時間閾値に達したことに設定することができ、この時、任意選択的に、前記の、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することを含む。
【0026】
目標実行時間は、累積実行時間及び/又は連続実行時間を含むことができる。それに応じて、目標実行時間閾値は、予め設定された累積実行時間閾値及び/又は連続実行時間閾値であってもよい。以下、目標実行時間が累積実行時間及び連続実行時間を含み、目標実行時間閾値が第1の所定の累積実行時間閾値及び所定の連続実行時間閾値を含む例をもって説明する。所定の表示領域は、休憩リマインダー設定ウィンドウの表示領域であってよく、必要に応じて設定することができ、例えば、所定の表示領域をマルチメディア情報表示ページの頂部又は底部に位置するように設定することができる。
【0027】
例示的に、クライアントは、起動後にユーザが既に休憩リマインダーの設定を行ったか否かを判断し、例えばユーザにより設定された目標リマインダー条件が既に存在しているか否かを判断することができ、ユーザにより設定された目標リマインダー条件が既に存在している場合、当該目標リマインダー条件に基づいてユーザに休憩リマインダーを実行し、ユーザにより設定された目標リマインダー条件が存在していない場合、それ自身の所定の累積周期(例えば、本日、今週又は今月など)内における累積実行時間及びそれ自身の今回の連続実行時間を記録し、即ち、ユーザの所定の累積周期内における累積使用時間及び今回の連続使用時間を記録するとともに、当該累積実行時間が第1の所定の累積実行時間閾値に達し、且つ今回の連続実行時間が所定の連続実行時間閾値に達した場合、
図2及び
図3に示すように、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウをポップアップすることができ、それによりユーザに休憩リマインダーのリマインダー条件を設定するようにリマインドする。
【0028】
なお、本実施例において言及されるユーザがまだリマインダー条件の設定を行っていないことは、ユーザがまだ何のリマインダー条件の設定も行っておらず、例えば、ユーザがリマインダーの時間間隔を設定していないだけでなく、睡眠リマインダー時間も設定していないことであってもよいし、ユーザがまだ現在位置する時間帯に対応するリマインダー条件の設定を行っていないことであってもよく、例えば、現在の時刻が第1の時間帯内にある場合、当該まだリマインダー条件の設定を行っていないことは、ユーザがまだリマインダーの時間間隔を設定していないことであってもよく、現在の時刻が第2の時間帯内にある場合、当該まだリマインダー条件の設定を行っていないことは、ユーザがまだ睡眠リマインダー時間を設定していないことであってもよい。マルチメディア情報表示ページがビデオ再生ページである場合、休憩リマインダー設定ウィンドウを表示する時、マルチメディア情報表示ページにおける再生されているビデオを再生し続けるか又はその再生を一時停止することができ、本実施例においてこれに対して限定しない。
【0029】
本実施例において、休憩リマインダー設定ウィンドウは、ユーザに強くリマインドするようにユーザの対応するトリガ操作(例えばウィンドウクローズ操作及び/又は設定確認操作)を受信した場合に限ってクローズされるように設定されてもよいし、ユーザに弱くリマインドするようにユーザの対応するトリガ操作を受信した場合又は長期間にわたってユーザのトリガ操作を受信していない場合にクローズされるように設定されてもよく、この場合、任意選択的に、本実施例により提供されるインタラクション方法は、所定の時間長さ内に前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用するトリガ操作を受信していない場合、前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズすることを更に含むことができる。所定の時間長さは、必要に応じて設定することができ、例えば3s又は5sなどの時間長さに設定することができ、当該ウィンドウクローズ操作は、クライアントが休憩リマインダー設定ウィンドウを直接クローズするように指示する操作、例えば、休憩リマインダー設定ウィンドウ内のクローズコントロール又はキャンセルコントロールをトリガする操作、又は、マルチメディア情報表示ページ内に所定の方向に沿ってスライドする(例えば、上へスライドするなど)操作などであってもよい。
【0030】
1つの例示的な実施形態において、マルチメディア情報表示ページの頂部に表示されている休憩リマインダー設定ウィンドウを、ユーザの対応するトリガ操作を受信した場合又は長期間にわたってユーザのトリガ操作を受信していない場合にクローズするように設定するとともに、マルチメディア情報表示ページの底部に表示されている休憩リマインダー設定ウィンドウをユーザの対応するトリガ操作を受信した場合に限ってクローズするように設定することができる。
【0031】
一例として、
図2及び
図3に示すように、マルチメディア情報表示ページの頂部に休憩リマインダー設定ウィンドウ20を表示し、且つユーザが当該休憩リマインダー設定ウィンドウ20内のクローズコントロール21をトリガしたことを検出した場合、マルチメディア情報表示ページ内に所定の方向に沿ってスライドするか又はある時間間隔コントロール22をトリガした場合、又は、所定の時間長さ内に当該休憩リマインダー設定ウィンドウ20内に作用するトリガ操作を受信していない場合、当該休憩リマインダー設定ウィンドウ20をクローズしてもよいし、マルチメディア情報表示ページの底部に休憩リマインダー設定ウィンドウ20を表示し、且つユーザが当該休憩リマインダー設定ウィンドウ内のクローズコントロール21、キャンセルコントロール23又はリマインダーコントロール24をトリガしたことを検出した場合、当該休憩リマインダー設定ウィンドウ20をクローズしてもよい。
【0032】
一実施形態において、前記の、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、現在の時刻が第1の所定時間帯内にある場合、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内にリマインダー間隔設定内容を表示することと、現在の時刻が第2の所定時間帯内にある場合、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に睡眠リマインダー設定内容を表示することと、を含む。
【0033】
上記実施形態において、ユーザが異なる注意内容を設定するように、現在の時刻の位置する時間帯の異なりによって、休憩リマインダー設定ウィンドウ内に異なる設定内容を表示することができる。
【0034】
例示的に、現在の時刻が第1の所定時間帯にある場合、リマインダー間隔設定内容を表示し、例えば異なる時間間隔コントロール22を表示することができ(
図2に示す)、それにより、ユーザは、ある時間間隔コントロール22をトリガすることによりリマインダー間隔を当該時間間隔コントロール22に対応する時間間隔に設定することができ、又は、スライダを有する時間間隔スライドバー25を表示し(
図3に示す)、それにより、ユーザは、スライダをスライドすることで、ある時間間隔をリマインダー間隔として選択することができる。
【0035】
現在の時刻が第2の所定時間帯内にある場合、睡眠リマインダー設定内容を表示し、例えば異なる睡眠リマインダー時間コントロール26を表示することができ(
図4に示す)、それにより、ユーザは、ある睡眠時間コントロール26をトリガすることで睡眠リマインダーの時間を当該睡眠リマインダー時間コントロール26に対応する時点に設定することができ、又は、スライダを有する睡眠リマインダー時間スライドバー27を表示し(
図5に示す)、それにより、ユーザは、スライダをスライドすることで、ある時点を、睡眠リマインダーを実行する時間として選択することができる。
【0036】
第1の所定時間帯及び第2の所定時間帯は、いずれも必要に応じて設定することができ、例えば、第1の所定時間帯を所定の昼間時間帯に設定し、第2の所定時間帯を所定の夜間時間帯に設定し、又は、第1の所定時間帯を所定の夜間時間帯に設定し、第2の時間帯を所定の昼間時間帯に設定することができる。この所定の昼間時間帯及び所定の夜間時間帯は、柔軟に設定することができ、例えば所定の昼間時間帯を6:00-21:00に設定し、且つ所定の昼間時間帯以外の時間帯を所定の夜間時間帯に設定することができる。ユーザがスライダをクリックしたことを検出した場合、ユーザにそのトリガ操作が既にスライダに作用していることを提示するように、スライダの表示サイズを適切に拡大することができ、ユーザによるスライダのスライドが終了した場合、ユーザに選択が完了したことを提示するように、スライダを自動的にその現在位置から最も近い時間間隔ノード又は時間ノードに移動させ、且つ電子機器が振動するように制御することができる。
【0037】
S102において、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズする。
【0038】
設定確認操作は、ユーザにより設定が完了したことを確認する操作、例えば、休憩リマインダー設定ウィンドウ内に表示されているある時間間隔コントロール22/睡眠リマインダー時間コントロール26をトリガする操作、又は、休憩リマインダー設定ウィンドウ内のリマインダーコントロール24をトリガする操作などであってもよい。目標リマインダー設定項目は、ユーザが休憩リマインダー設定ウィンドウにおいて選定したリマインダー設定項目であってもよい。目標リマインダー条件は、ユーザにより設定されたリマインダー条件、例えば、ユーザにより設定されたリマインダー間隔及び/又は睡眠リマインダー時間などであってもよい。
【0039】
例示的に、ユーザは、休憩リマインダー設定ウィンドウ内においてあるリマインダー設定項目を選択することができる。それに応じて、クライアントは、休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作を受信した場合、ユーザが当該休憩リマインダー設定ウィンドウにおいて選定したリマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー設定条件として取得し、且つ当該休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズすることができる。それにより、後で当該目標リマインダー条件を満たす場合、ユーザに休憩リマインダーを実行することができ、例えば、ユーザにより設定されたリマインダー間隔がa時間であり、及び/又は、ユーザにより設定された睡眠リマインダー時間がb時である場合、a時間連続実行する毎に、即ち、ユーザがa時間連続使用する毎に、ユーザに休憩リマインダーの設定を行うことができ、及び/又は、現在の時刻がb時に達した場合、ユーザに寝るようにリマインドする。ユーザにリマインドするリマインド手段は、必要に応じて設定することができ、例えば、マルチメディア情報表示ページの上位層にマスク層を表示し、且つ当該マスク層に予め設定された休憩リマインダー情報又は睡眠リマインダー情報を表示することができ、また、当該マスク層に設定された時間長さを表示した後に、当該マスク層の表示を停止することができる。
【0040】
本実施例において、クライアントは、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示し、ユーザに休憩リマインダーの設定を行うように注意し、且つユーザによる設定過程で又は設定が完了した後に、マルチメディア情報表示ページを表示し続けるとともに、マルチメディア情報表示ページにマルチメディア情報を表示する。それにより、ユーザがマルチメディア情報をブラウズする過程で休憩リマインダー設定に対するリマインダーを受信するとともに、休憩リマインダーの設定を完了させることができる。また、設定過程で又は設定が完了した後に、ユーザは、マルチメディア情報表示ページにマルチメディア情報をブラウズし続けることができ、例えば、ユーザは、マルチメディア情報を切り替えるトリガ操作を実行することでクライアントがマルチメディア情報表示ページに表示されているマルチメディア情報を切り替えるように指示することができ、それに応じて、クライアントは、ユーザのトリガ操作に基づいて、前のマルチメディア情報又は次のマルチメディア情報に切り替えて表示することができる。
【0041】
任意選択的に、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に複数の時間コントロールが表示されており、前記目標リマインダー設定項目は、ユーザが選定した時間コントロールであり、又は、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に時間スライドバーが表示されており、前記時間スライドバーにスライダ及び複数の時間オプションが設定されており、前記目標リマインダー設定項目は、ユーザが前記スライダにより選定した時間オプションである。
【0042】
前記時間コントロールは、時間間隔コントロール又は睡眠リマインダー時間コントロールなどの時間に関連するコントロールであってもよい。時間オプションは、時間間隔オプション又は時点オプションなどの時間に関連するオプションであってもよい。
【0043】
例示的に、
図2及び
図4に示すように、クライアントは、休憩リマインダー設定ウィンドウ20内に複数の時間間隔コントロール22又は睡眠リマインダー時間コントロール26を表示することができる。それにより、ユーザは、ある時間間隔コントロール22をトリガすることでリマインダー間隔を時間間隔コントロール22に対応する時間間隔に設定し、又は、ある睡眠リマインダー時間コントロール26をトリガすることで睡眠リマインダー時間を当該睡眠リマインダー時間コントロール26に対応するリマインダー時間に設定することができる。それに応じて、クライアントは、ユーザがある時間間隔コントロール22をトリガしたことを検出した場合、当該時間間隔コントロール22に対応する時間間隔をユーザにリマインドする時間間隔とし、又は、ユーザがある睡眠リマインダー時間コントロール26をトリガしたことを検出した場合、当該睡眠リマインダー時間コントロール26に対応する睡眠リマインダー時間をユーザに睡眠リマインダーを実行する時点とすることができ、それにより目標リマインダー条件が得られる。
【0044】
図3及び
図5に示すように、クライアントは、休憩リマインダー設定ウィンドウ20内に時間間隔スライドバー25又は睡眠リマインダー時間スライドバー27を表示することもできる。それにより、ユーザは、スライドバーにおけるスライダをスライドすることによりある時間間隔オプション又は時点オプションを選定し、且つ選択が完了した後、休憩リマインダー設定ウィンドウ20におけるリマインダーコントロール24をトリガすることができる。それに応じて、クライアントは、ユーザが当該リマインダーコントロール24をトリガしたことを検出した場合、スライダのスライドバーにおける対応する時間間隔又は時点を、ユーザにリマインドする時間間隔又はユーザに睡眠リマインダーを実行する時点として取得することができ、それにより目標リマインダー条件が得られる。
【0045】
また、休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズした後、ユーザに設定された目標リマインダー条件に従ってリマインドするように提示するために、マルチメディア情報表示ページに通知メッセージを表示することもできる。当該通知メッセージは、一定の時間長さだけ表示された後にその表示を停止することができる。
【0046】
本実施例により提供されるインタラクション方法では、マルチメディア情報表示ページを表示し、マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示し、当該休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが当該休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ当該休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズする。本実施例において、上記技術的解決手段を採用すれば、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することで、ユーザがマルチメディア情報表示ページにおいて休憩リマインダーのリマインダー条件の設定を完了させることができ、一連のトリガ操作により時間管理コントロールの表示ページに入るとともに、時間管理コントロールをトリガすることにより時間管理ページに入って設定する必要がなく、休憩リマインダーの設定時に必要とされる操作を簡略化し、ユーザの体験を高めることができる。
【0047】
図6は、本開示の実施例により提供される別のインタラクション方法のフロー概略図である。本実施例における技術案は、上記実施例における少なくとも1つの選択的な技術案と組み合わせることができる。任意選択的に、前記の、ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達した場合、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダーウィンドウを表示することと、休憩リマインダーウィンドウ内に作用する第1のリマインダー設定操作を受信した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することと、を含む。
【0048】
任意選択的に、本実施例により提供されるインタラクション方法は、最近の所定の日数内に、クライアントの毎日の累積実行時間が第2の所定の累積実行時間閾値を超えた日数が設定された日数閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページに最近の所定の日数内におけるクライアントの毎日の累積実行時間を展示するための実行情報展示ウィンドウを表示することを更に含むことができる。
【0049】
任意選択的に、前記の、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、前記実行情報展示ウィンドウ内に作用する第2のリマインダー設定操作を受信した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することを含む。
【0050】
それに応じて、
図6に示すように、本実施例により提供されるインタラクション方法は、S201~S206を含むことができる。
【0051】
S201において、ビデオ再生ページを含むマルチメディア情報表示ページを表示し、S202又はS204を実行する。
【0052】
S202において、ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達した場合、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダーウィンドウを表示する。
【0053】
本実施例において、休憩リマインダーウィンドウによりユーザに休憩するようにリマインドすることができ、且つユーザに休憩リマインダーの設定を行うようにリマインドすることができる。
【0054】
例示的に、クライアントは、起動後にユーザが既に休憩リマインダーの設定を行ったか否かを判断し、例えばユーザにより設定された目標リマインダー条件が既に存在しているか否かを判断することができ、ユーザにより設定された目標リマインダー条件が既に存在している場合、当該目標リマインダー条件に基づいてユーザに休憩リマインダーを実行し、ユーザにより設定された目標リマインダー条件が存在していない場合、それ自身の目標実行時間を統計し、例えばその自身の所定の累積周期(例えば、本日、今週又は今月など)内における累積実行時間及びそれ自身の今回の連続実行時間を統計するとともに、当該累積実行時間が第1の所定の累積実行時間閾値に達し、且つ今回の連続実行時間が所定の連続実行時間閾値に達した場合、
図7に示すように、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダーウィンドウ70を表示することができ、それによりユーザに休憩するようにリマインドする。
【0055】
S203において、休憩リマインダーウィンドウ内に作用する第1のリマインダー設定操作を受信した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示し、S206を実行する。
【0056】
第1のリマインダー設定操作は、休憩リマインダーウィンドウ内に作用するリマインダー設定操作、例えば、休憩リマインダーウィンドウ内に表示されている設定リマインダーコントロールをトリガするトリガ操作であってよく、クライアントに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示するように指示するために用いられることができる。
【0057】
例示的に、
図7に示すように、クライアントは、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダーウィンドウ70を表示し、且つ当該休憩リマインダーウィンドウ70内に設定リマインダーコントロール71を表示する。それにより、ユーザは、休憩リマインダーの設定を行おうとする場合、休憩リマインダーウィンドウ70内に表示されている設定リマインダーコントロール71をトリガすることができる。それに応じて、クライアントは、ユーザが休憩リマインダーウィンドウ70内に表示されている設定リマインダーコントロール71をトリガしたことを検出した場合、ユーザが休憩リマインダーの設定を行うために、マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウ20を表示し、当該休憩リマインダー設定ウィンドウ20内に現在の時刻の位置する時間帯に対応する設定内容を表示することができ、更に当該休憩リマインダーウィンドウ70をクローズすることができ、
図2~
図5に示す通りである。
【0058】
S204において、最近の所定の日数内に、クライアントの毎日の累積実行時間が第2の所定の累積実行時間閾値を超えた日数が設定された日数閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページに最近の所定の日数内におけるクライアントの毎日の累積実行時間を展示するための実行情報展示ウィンドウを表示する。
【0059】
本実施例において、ユーザによる使用時間が長い場合、例えば、クライアントの最近の所定の日数内の複数の日のいずれにおける累積実行時間が第2の所定の累積実行時間閾値を超えた場合、ユーザが時間を合理的に割り当てるように、ユーザにリマインドすることができる。
【0060】
所定の日数、第2の所定の累積実行時間閾値及び設定された日数閾値は、いずれも必要に応じて設定することができ、当該所定の日数が当該設定された日数閾値以上であり、当該所定の累積実行時間が24時間以下であることを保証すればよく、例えば、累積実行時間閾値を6時間、8時間又は10時間などに設定し、所定の日数を7日間に設定し、設定された日数閾値を3日間に設定するか、所定の日数を10日間に設定し、設定された日数閾値を4日間に設定するか、又は、所定の日数を30日間に設定し、設定された日数閾値を10日間などに設定することができる。
【0061】
例示的に、クライアントは、最近の所定の日数内におけるその毎日の累積実行時間が第2の所定の累積実行時間閾値を超えた日数を統計することができ、例えば、その自身の毎日の累積実行時間を統計し、即ち、ユーザの毎日の使用時間を統計することができ、ある日の累積実行時間が第2の所定の累積実行時間閾値を超えた場合、この日に時間超過マークを付け、且つ最近の所定の日数のうち時間超過マークが存在する日数を統計し、また、当該日数が設定された日数閾値に達した場合、
図8に示すように、マルチメディア情報表示ページに実行情報展示ウィンドウ80を表示し、当該実行情報展示ウィンドウ80によりユーザに最近の所定の日数内におけるクライアントの毎日の累積実行時間を展示し、即ち、ユーザに最近の所定の日数内における毎日の累積使用時間を展示することで、ユーザが時間を合理的に割り当てるように提示する。
【0062】
S205において、前記実行情報展示ウィンドウ内に作用する第2のリマインダー設定操作を受信した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示する。
【0063】
第2のリマインダー設定操作は、実行情報展示ウィンドウ内に作用するリマインダー設定操作、例えば、実行情報展示ウィンドウ内に表示されている設定リマインダーコントロールをトリガするトリガ操作であってよく、クライアントに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示するように指示するために用いられることができる。
【0064】
例示的に、
図8に示すように、クライアントは、マルチメディア情報表示ページに実行情報展示ウィンドウ80を表示し、且つ当該実行情報展示ウィンドウ80内に設定リマインダーコントロール71を表示する。それにより、ユーザは、休憩リマインダーの設定を行おうとする場合、実行情報展示ウィンドウ80内に表示されている設定リマインダーコントロール71をトリガすることができる。それに応じて、クライアントは、ユーザが実行情報展示ウィンドウ80内に表示されている設定リマインダーコントロール71をトリガしたことを検出した場合、ユーザが休憩リマインダーの設定を行うために、マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウ20を表示し、当該休憩リマインダー設定ウィンドウ20内に現在の時刻の位置する時間帯に対応する設定内容を表示することができ、更に当該休憩リマインダーウィンドウをクローズすることができ、
図2~
図5に示す通りである。
【0065】
S206において、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズする。
【0066】
本実施例により提供されるインタラクション方法は、現在の条件が異なる条件を満たす場合、異なる手段を採用してユーザにリマインドすることで、ユーザの休憩リマインダー設定ニーズを満たす前提で、ユーザがクライアントを合理的に使用するように注意し、ユーザの体験を高めることができる。
【0067】
図9は、本開示の実施例により提供されるインタラクション装置の構造ブロック図である。当該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアにより実現可能であり、電子機器内に配置されてよく、典型的には、携帯電話又はタブレットコンピュータ内に配置されてよく、インタラクション方法を実行することで休憩リマインダーを実行することができる。
図9に示すように、本実施例により提供されるインタラクション装置は、設定ウィンドウ表示モジュール901、第1のウィンドウクローズモジュール902及び休憩リマインダーモジュール903を含むことができ、
設定ウィンドウ表示モジュール901は、マルチメディア情報表示ページを表示し、且つ前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示するように設定されており、
第1のウィンドウクローズモジュール902は、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズするように設定されている。
【0068】
本実施例により提供されるインタラクション装置は、設定ウィンドウ表示モジュールによりマルチメディア情報表示ページを表示し、且つマルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示し、第1のウィンドウクローズモジュールにより当該休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが当該休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ当該休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズする。本実施例において、上記技術的解決手段を採用すれば、マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することで、ユーザがマルチメディア情報表示ページにおいて休憩リマインダーのリマインダー条件の設定を完了させることができ、一連のトリガ操作により時間管理コントロールの表示ページに入るとともに、時間管理コントロールをトリガすることにより時間管理ページに入って設定する必要がなく、休憩リマインダーの設定時に必要とされる操作を簡略化し、ユーザの体験を高めることができる。
【0069】
上記技術案において、前記設定ウィンドウ表示モジュール901は、ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示するように設定されている第1の表示ユニットを含むことができる。
【0070】
上記技術案において、前記第1の表示ユニットは、ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダーウィンドウを表示するように設定されているリマインダーウィンドウ表示サブユニットと、休憩リマインダーウィンドウ内に作用する第1のリマインダー設定操作を受信した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示するように設定されている設定ウィンドウ表示サブユニットと、を含むことができる。
【0071】
任意選択的に、本実施例により提供されるインタラクション装置は、所定の時間長さ内に前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用するトリガ操作を受信していない場合、前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズするように設定されている第2のウィンドウクローズモジュールを更に含むことができる。
【0072】
任意選択的に、本実施例により提供されるインタラクション装置は、最近の所定の日数内に、クライアントの毎日の累積実行時間が第2の所定の累積実行時間閾値を超えた日数が設定された日数閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページに最近の所定の日数内におけるクライアントの毎日の累積実行時間を展示するための実行情報展示ウィンドウを表示するように設定されている展示ウィンドウ表示モジュールを更に含むことができる。
【0073】
上記技術案において、前記設定ウィンドウ表示モジュール901は、前記実行情報展示ウィンドウ内に作用する第2のリマインダー設定操作を受信した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示するように設定されている第2の表示ユニットを含むことができる。
【0074】
上記技術案において、前記設定ウィンドウ表示モジュール901は、現在の時刻が第1の所定時間帯内にある場合、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内にリマインダー間隔設定内容を表示し、現在の時刻が第2の所定時間帯内にある場合、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に睡眠リマインダー設定内容を表示するように設定されていてもよい。
【0075】
上記技術案において、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に複数の時間コントロールが表示されていてもよく、前記目標リマインダー設定項目は、ユーザが選定した時間コントロールであってもよく、又は、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に時間スライドバーが表示されていてもよく、前記時間スライドバーにスライダ及び複数の時間オプションが設定されていてもよく、前記目標リマインダー設定項目は、ユーザが前記スライダにより選定した時間オプションであってもよい。
【0076】
本開示の実施例により提供されるインタラクション装置は、本開示の任意の実施例により提供されるインタラクション方法を実行可能であり、インタラクション方法を実行するために対応する機能モジュールを有する。本実施例において詳しく説明されていない技術的細部は、本開示の任意の実施例により提供されるインタラクション方法を参照することができる。
【0077】
以下、
図10を参照し、それは本開示の実施例を実現するために適する電子機器(例えば端末機器)1000の構造概略図を示す。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、PAD(タブレットコンピュータ)、ポータブルメディアプレーヤ(Portable Media Player,PMP)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルテレビ(Television,TV)、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含んでもよいが、これらに限定されない。
図10に示される電子機器は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能と使用範囲を限定するものではない。
【0078】
図10に示すように、電子機器1000は、処理装置(例えば中央処理装置、画像処理装置など)1001を含むことができ、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory,ROM)1002に記憶されているプログラム又は記憶装置1008からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)1003にロードされたプログラムに基づいて各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM1003において、更に電子機器1000を操作するために必要とされる様々なプログラムとデータが記憶されている。処理装置1001、ROM1002及びRAM1003は、バス1004を介して互いに接続される。入力/出力(Input/Output,I/O)インタフェース1005もバス1004に接続される。
【0079】
通常、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置1006、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)、スピーカ、振動器などを含む出力装置1007、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1008、及び通信装置1009といった装置は、I/Oインタフェース1005に接続されることができる。通信装置1009は、電子機器1000が他の機器と無線又は有線通信してデータを交換することを可能にすることができる。
図10には様々な装置を有する電子機器1000が示されているが、示されている装置の全てを実施又は具備することを要求しないことを理解すべきである。より多い又はより少ない装置を代替的に実施又は具備してもよい。
【0080】
特に、本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照して説明したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてよい。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体に運ばれているコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置1009によりネットワークからダウンロードされてインストールされ、又は記憶装置1008からインストールされ、又はROM1002からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムが処理装置1001により実行されると、本開示の実施例の方法に限定された上記機能が実行される。
【0081】
なお、本開示に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば電気、磁気、光学、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、少なくとも1つのワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ((Erasable Programmable Read-Only Memory,EPROM)又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(Compact Disc Read-Only Memory,CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶する如何なる有形媒体であってもよく、当該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用され、又はそれと組み合わせて使用されることができる。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードを運んでいる、ベースバンドにおいて又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含むことができる。このような伝播されるデータ信号は、様々な形を採用することができ、電磁信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用される又はそれと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体で伝送可能であり、上記媒体は、電線、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency,RF)など、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0082】
幾つかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol,ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)のような現在既知の又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形又は媒体のデジタルデータと通信して(例えば、通信ネットワーク)相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network,LAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network,WAN)、インターネットワーク(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び現在既知の又は将来研究開発されるネットワークを含む。
【0083】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよく、当該電子機器に組み込まれずに、独立して存在してもよい。
【0084】
上記コンピュータ可読媒体には少なくとも1つのプログラムが運ばれており、上記少なくとも1つのプログラムが当該電子機器により実行される場合、当該電子機器は、マルチメディア情報表示ページを表示し、且つ前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示し、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズする。
【0085】
1つ又は複数のプログラミング言語又はその組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを編成することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語を含むが、これらに限定されず、更に「C」言語又は類似するプログラミング言語などの通常の手続き型プログラミング言語を含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータに実行され、部分的にユーザのコンピュータに実行され、独立するパッケージとして実行され、部分的にユーザのコンピュータに実行され且つ部分的にリモートコンピュータに実行され、又は完全にリモートコンピュータ或いはサーバに実行されることができる。リモートコンピュータに関する場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークによってユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、外部のコンピュータに接続されてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットによって接続される)。
【0086】
図面におけるフローチャート及びブロック図には、本開示の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作が図示されている。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、所定の論理機能を実現するための少なくとも1つの実行可能命令を含むモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部を表すことができる。なお、幾つかの代替としての実現形態において、ブロックに付けられる機能は、図面に付けられる順序と違う順序に従って実現されてもよい。例えば、2つの連続して示されるブロックは、実際には基本的に並列して実行されることもあれば、機能によっては逆の順序で実行されることもある。なお、ブロック図及び/又はフローチャート図における各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実現されてもよいし、又は専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現されてもよい。
【0087】
本開示の実施例に記載のユニットは、ソフトウェアの形で実現されてもよく、ハードウェアの形で実現されてもよい。モジュールの名称は、場合によって当該ユニット自体を限定するものではない。
【0088】
本明細書において以上に記載の機能は、少なくとも部分的に少なくとも1つのハードウェア論理部材により実行することができる。例えば、非限定的に、使用できる典型的なタイプのハードウェア論理部材は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array,FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、特定用途向け標準製品(Application Specific Standard Parts,ASSP)、システムオンチップ(System on Chip,SOC)、複合プログラマブル論理装置(Complex Programmable Logic Device,CPLD)などを含む。
【0089】
本開示の文脈において、機械可読媒体は有形の媒体であってもよく、命令実行システム、装置又はデバイスに使用される又は命令実行システム、装置又はデバイスに結合されて使用されるプログラムを具備又は記憶してよい。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体システム、装置又はデバイス、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、少なくとも1つのワイヤによる電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶機器、磁気記憶機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0090】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例1は、
マルチメディア情報表示ページを表示し、前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することと、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズすることと、を含むインタラクション方法を提供する。
【0091】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例2において、例1に記載の方法に基づき、前記の、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することを含む。
【0092】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例3において、例2に記載の方法に基づき、
前記の、ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダーウィンドウを表示することと、
休憩リマインダーウィンドウ内に作用する第1のリマインダー設定操作を受信した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することと、を含む。
【0093】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例4において、例1~3の何れか一項に記載の方法に基づき、
所定の時間長さ内に前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用するトリガ操作を受信していない場合、前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズすることを更に含む。
【0094】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例5において、例1~3の何れか一項に記載の方法に基づき、
最近の所定の日数内に、クライアントの毎日の累積実行時間が第2の所定の累積実行時間閾値を超えた日数が設定された日数閾値に達した場合、前記マルチメディア情報表示ページに最近の所定の日数内におけるクライアントの毎日の累積実行時間を展示するための実行情報展示ウィンドウを表示することを更に含む。
【0095】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例6において、例5に記載の方法に基づき、前記の、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
前記実行情報展示ウィンドウ内に作用する第2のリマインダー設定操作を受信した場合、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することを含む。
【0096】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例7において、例1~3の何れか一項に記載の方法に基づき、前記の、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
現在の時刻が第1の所定時間帯内にある場合、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内にリマインダー間隔設定内容を表示することと、
現在の時刻が第2の所定時間帯内にある場合、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に睡眠リマインダー設定内容を表示することと、を含む。
【0097】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例8において、例1~3の何れか一項に記載の方法に基づき、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に複数の時間コントロールが表示されており、前記目標リマインダー設定項目は、ユーザが選定した時間コントロールであり、又は、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に時間スライドバーが表示されており、前記時間スライドバーにスライダ及び複数の時間オプションが設定されており、前記目標リマインダー設定項目は、ユーザが前記スライダにより選定した時間オプションである。
【0098】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例9は、
マルチメディア情報表示ページを表示し、前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示するように設定されている設定ウィンドウ表示モジュールと、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズするように設定されている第1のウィンドウクローズモジュールと、を含むインタラクション装置を提供する。
【0099】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例10は、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように設定されているメモリと、を含む電子機器であって、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに例1~8の何れか一項に記載のインタラクション方法を実現させる電子機器を提供する。
【0100】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例11は、プロセッサにより実行されると、例1~8の何れか一項に記載のインタラクション方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0101】
本開示の少なくとも1つの実施例によれば、例12は、コンピュータにより実行されると、前記コンピュータに例1~8の何れか一項に記載のインタラクション方法を実現させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0102】
また、特定の順序を採用して各操作を記載したが、これは、これらの操作が示されている特定の順序又はシーケンシャルな順序で実行されることを要求すると理解されるべきではない。一定の環境で、マルチタスク及び並行処理は有利となる場合がある。同様に、上記の検討には複数の具体的な実現の細部が含まれているが、これらは、本開示の範囲に対する限定であると解釈されるべきではない。個別の実施例の文脈において記載された幾つかの特徴は、更に組み合わせられて単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の文脈において記載された様々な特徴は、個別に又は任意の適切なサブコンビネーションの形で複数の実施例で実現されてもよい。
【手続補正書】
【提出日】2024-07-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチメディア情報表示ページを表示し、前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することと、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズすることと、
を含むインタラクション方法。
【請求項2】
前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に前記休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
ユーザがまだリマインダー条件の設定を行っておらず、且つクライアントの目標実行時間が目標実行時間閾値に達したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダーウィンドウを表示することと、
休憩リマインダーウィンドウ内に作用する第1のリマインダー設定操作を受信したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に前記休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することと、を含む請求項2に記載の方法。
【請求項4】
所定の時間長さ内に前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用するトリガ操作を受信していないことに応答して、前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズすることを更に含む請求項
1に記載の方法。
【請求項5】
最近の所定の日数内に、クライアントの毎日の累積実行時間が所定の累積実行時間閾値を超えた日数が設定された日数閾値に達したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページに最近の所定の日数内におけるクライアントの毎日の累積実行時間を展示するための実行情報展示ウィンドウを表示することを更に含む請求項
1に記載の方法。
【請求項6】
前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
前記実行情報展示ウィンドウ内に作用する第2のリマインダー設定操作を受信したことに応答して、前記マルチメディア情報表示ページの所定の表示領域に前記休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することを含む請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記マルチメディア情報表示ページに休憩リマインダー設定ウィンドウを表示することは、
現在の時刻が第1の所定時間帯内にあることに応答して、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内にリマインダー間隔設定内容を表示することと、
現在の時刻が第2の所定時間帯内にあることに応答して、前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に睡眠リマインダー設定内容を表示することと、を含む請求項
1に記載の方法。
【請求項8】
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に複数の時間コントロールが表示されており、前記目標リマインダー設定項目は、ユーザが選定した時間コントロールであり、又は、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に時間スライドバーが表示されており、前記時間スライドバーにスライダ及び複数の時間オプションが設定されており、前記目標リマインダー設定項目は、ユーザが前記スライダにより選定した時間オプションである請求項
1に記載の方法。
【請求項9】
マルチメディア情報表示ページを表示し、前記マルチメディア情報表示ページにリマインダー設定項目を表示するための休憩リマインダー設定ウィンドウを表示するように設定されている設定ウィンドウ表示モジュールと、
前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に作用する設定確認操作に応答して、ユーザが前記休憩リマインダー設定ウィンドウ内に選定した目標リマインダー設定項目に対応するリマインダー条件を目標リマインダー条件として取得し、且つ前記休憩リマインダー設定ウィンドウをクローズするように設定されている第1のウィンドウクローズモジュールと、を含むインタラクション装置。
【請求項10】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように設定されているメモリと、を含む電子機器であって、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1~8の何れか一項に記載のインタラクション方法を実現させる電子機器。
【請求項11】
プロセッサにより実行されると、請求項1~8の何れか一項に記載のインタラクション方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項12】
コンピュータにより実行されると、前記コンピュータに請求項1~8の何れか一項に記載のインタラクション方法を実現させるコンピュータプログラ
ム。
【国際調査報告】