(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-15
(54)【発明の名称】プロジェクトストリームの確定方法、装置、電子機器、および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/0633 20230101AFI20241108BHJP
【FI】
G06Q10/0633
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024531280
(86)(22)【出願日】2022-11-03
(85)【翻訳文提出日】2024-07-23
(86)【国際出願番号】 CN2022129419
(87)【国際公開番号】W WO2023093487
(87)【国際公開日】2023-06-01
(31)【優先権主張番号】202111424198.2
(32)【優先日】2021-11-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】洪涛
(72)【発明者】
【氏名】熊典
(72)【発明者】
【氏名】王▲ちん▼
(72)【発明者】
【氏名】史琳▲せん▼
【テーマコード(参考)】
5L010
【Fターム(参考)】
5L010AA07
(57)【要約】
本開示の実施例は、プロジェクトストリームの確定方法、装置、電子機器、および記憶媒体を提供する。該方法は、複数の使用待ちプロセスノードを含む使用待ち実行プロジェクトストリームを取得することと、前記少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることの検出に応答して、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新することと、目標コントロールをトリガしたことの検出に応答して、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとすることと、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロジェクトストリームの確定方法であって、
複数の使用待ちプロセスノードを含む使用待ち実行プロジェクトストリームを取得することと、
少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることの検出に応答して、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新することと、
目標コントロールをトリガしたことの検出に応答して、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとすることと、
を含む、
方法。
【請求項2】
前記使用待ち実行プロジェクトストリームを取得することは、
予め設定された配置フィールドに基づき、複数の選択待ち実行プロジェクトストリームから前記使用待ち実行プロジェクトストリームを確定すること、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることの検出に応答して、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新することは、
現在の使用待ちプロセスノードに対するトリガ操作が削除操作であることの検出に応答して、前記現在の使用待ちプロセスノードを削除し、かつ、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新すること、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることの検出に応答して、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新することは、
現在の使用待ちプロセスノードをトリガしたことの検出に応答して、前記現在の使用待ちプロセスノードに対応する予め設定されたノード属性情報を表示することと、
前記ノード属性情報における関連キャスティング情報または可視ノード情報が修正されたことの検出に応答して、前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定することと、
前記削除待ちプロセスノードに基づき、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新することと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ノード属性情報における関連キャスティング情報または可視ノード情報が修正されたことの検出に応答して、前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定することは、
前記ノード属性情報における関連キャスティング情報が削除されたことの検出に応答して、前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定すること、または、
前記ノード属性情報における可視ノード情報に対応する内容が削除されたことの検出に応答して、前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定すること、
を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定することは、
前記現在の使用待ちプロセスノードをマスタノードとして、前記マスタノードに依存する使用待ちプロセスノードを下りリンクで検索し、前記使用待ちノードを前記削除待ちプロセスノードとすること、
を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
プロジェクトストリームの確定装置であって、
複数の使用待ちプロセスノードを含む使用待ち実行プロジェクトストリームを取得するように構成される使用待ち実行プロジェクトストリーム取得モジュールと、
少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることの検出に応答して、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新するように構成される使用待ち実行プロジェクトストリーム更新モジュールと、
目標コントロールをトリガしたことの検出に応答して、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとするように構成される目標実行プロジェクトストリーム確定モジュールと、
を備える、装置。
【請求項8】
前記使用待ち実行プロジェクトストリーム取得モジュールは、
予め設定された配置フィールドに基づき、複数の選択待ち実行プロジェクトストリームから前記使用待ち実行プロジェクトストリームを確定するように構成される、
請求項7に記載の装置。
【請求項9】
電子機器であって、
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数の命令を含むコンピュータプログラムを保管するように構成される記憶装置と、を備え、
前記1つまたは複数の命令を含むコンピュータプログラムが、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサは、請求項1から6のいずれかの1項に記載の方法を実施する、
電子機器。
【請求項10】
コンピュータプロセッサによって実行されると、請求項1から6のいずれかの1項に記載の方法を実行するように構成されている、コンピュータ実行可能命令を含む、
記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、例えば、プロジェクトストリームの確定方法、装置、電子機器、および記憶媒体に関する。
【0002】
本願は、2021年11月26日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202111424198.2である中国特許出願に対して優先権を主張するものであり、該出願の全ての内容を引用により本願に援用する。
【背景技術】
【0003】
企業が、市場およびユーザのニーズに応じて、製品を開発し、または、業務を展開する場合には、まず、今回の仕事内容に基づいて、対応するプロジェクトを立案し、プロジェクトの起動後に、複数の段階の仕事を推進するように、プロジェクト内の具体的なプロセスを整理して計画する。
【0004】
しかし、実際のプロジェクトは、通常、比較的複雑であり、従来の方式で得られるデジタル化されたプロジェクトストリームは、実際のプロジェクトに合致できない可能性があり、関連ユーザも、また、プロジェクトストリームに対して個性化カスタマイズを行いにくいため、既存のプロジェクトストリームは、再利用性を具備せず、実際のプロジェクトの管理訴求を満たすことができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例は、プロジェクトストリームの個性化カスタマイズを実現し、最終的に確定されたプロジェクトストリームと、実際のプロジェクトとの合致度を向上させるプロジェクトストリームの確定方法、装置、電子機器、および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
態様1において、本開示の実施例は、
複数の使用待ちプロセスノードを含む使用待ち実行プロジェクトストリームを取得することと、
前記少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることの検出に応答して、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新することと、
目標コントロールをトリガしたことの検出に応答して、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとすることと、を含む、
プロジェクトストリームの確定方法を提供する。
【0007】
態様2において、本開示の実施例は、
複数の使用待ちプロセスノードを含む使用待ち実行プロジェクトストリームを取得するように構成される使用待ち実行プロジェクトストリーム取得モジュールと、
前記少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることの検出に応答して、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新するように構成される使用待ち実行プロジェクトストリーム更新モジュールと、
目標コントロールをトリガしたことの検出に応答して、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとするように構成される目標実行プロジェクトストリーム確定モジュールと、を備える、
プロジェクトストリームの確定装置を更に提供する。
【0008】
態様3において、本開示の実施例は、
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成される記憶装置と、を備え、
前記1つまたは複数のプログラムが前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサは、本開示の実施例に記載のいずれかのプロジェクトストリームの確定方法を実施する、
電子機器を、更に提供する。
【0009】
態様4において、本開示の実施例は、
コンピュータプロセッサによって実行されると、本開示の実施例に記載のいずれかのプロジェクトストリームの確定方法を実行するように構成されている、コンピュータ実行可能命令を含む、
記憶媒体を更に提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図面全体を通して、同一または類似する参照番号は、同一または類似する要素を表す。図面は模式的なものであり、原本および要素は、必ずしも縮尺どおりに製作するわけではないことが理解されるべきである。
【
図1】本開示の一実施例に係る、プロジェクトストリームの確定方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の別の実施例に係る、プロジェクトストリームの確定方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の一実施例に係る、1つの使用待ち実行プロジェクトストリームである。
【
図4】本開示の一実施例に係る、ノード関連キャスティング編集ページである。
【
図5】本開示の一実施例に係る、可視ノード情報編集ページである。
【
図6】本開示の一実施例に係る、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームである。
【
図7】本開示の一実施例に係る、プロジェクトストリームの確定装置の構造ブロック図である。
【
図8】本開示の一実施例に係る、電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本開示の方法の実施形態に記載される複数のステップは、異なる順序で実行されてもよいし、かつ/あるいは、並行に実行されてもよいことが理解されるべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップおよび/または実行が省略されて示されたステップを含んでもよい。本開示の範囲は、この点で限定されない。
【0012】
本発明で使用される「含む」という用語、および、その変形は、開放的な包含であり、即ち、「含むが、これらに限定されない」。「基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」という意味である。「1つの実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を表す。「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表す。「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述で与えられる。
【0013】
なお、本開示に言及される「第1」、「第2」、等の概念は、異なる装置、モジュール、またはユニットを区分するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール、またはユニットが実行する機能の順序または相互依存関係を限定するためのものでもない。
【0014】
なお、本開示に言及される「1つ」、「複数」という修飾は、模式的なものであるが、限定的なものではなく、当業者であれば、文脈が明確に例外を示さない限り、「1つまたは複数」として理解されるべきであることを理解すべきである。
【0015】
図1は、本開示の一実施例に係る、プロジェクトストリームの確定方法のフローチャートである。本実施例は、関連技術におけるプロジェクトストリームを処理し、実際のプロジェクトに合致するプロジェクトストリームを取得する場合に適用され、該方法は、プロジェクトストリームの確定装置により実行でき、該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアの形式で実現でき、該ハードウェアは、モバイル端末、PC端、またはサーバ、等のような電子機器であってもよい。
【0016】
本技術案を紹介する前に、まず、適用シーンを例示的に説明することができる。本技術案は、関連技術におけるプロジェクトストリームに基づいて実際のプロジェクトのために合致度が高いプロジェクトストリームを確定する任意のシーンに適用できる。例えば、企業が市場およびユーザのニーズに応じて、1つのプロジェクトを作成し、且つ、関連技術におけるプロジェクトストリームに基づき、該プロジェクトのために高い合致度を有する1つのプロジェクトストリームを迅速に構築したい場合である。この場合、本技術案に基づいて関連技術における実行プロジェクトストリームを取得してから、予め設定された操作に基づいて関連技術におけるプロジェクトストリームを更新し、実際のプロジェクトとの合致度が高い目標実行プロジェクトストリームを取得することができる。
【0017】
図1のように、本実施例の方法は、以下のステップを含む。
【0018】
S110において、使用待ち実行プロジェクトストリームを取得する。
【0019】
企業が特定の製品または業務に対して立案したプロジェクトにとって、関係スタッフは、プロジェクトの実際の仕事内容について対応するプロジェクトプロセスを構築する必要があり、これにより、プロジェクトの展開後に、その中の複数の環節を把握して制御する。例えば、企業は、1つのインターネット製品について対応するプロジェクトプロセスを作成することができ、その中にプロジェクト起動、開発テスト、およびオンライン、等の複数の段階が含まれ、そのうちの段階毎には、いずれも具体的な仕事内容が関連付けられている。
【0020】
これに基づき、本実施例において、実行プロジェクトストリームは、プロジェクトプロセスの1つのデジタル化されたキャリアであり、少なくともプロジェクトプロセス内の複数の仕事段階、および、複数の仕事段階間の関連関係を反映することができる。それとともに、実行プロジェクトストリームは、ドキュメント、フローチャート、または他の特定の形式で記憶して示すことができ、プロジェクト関係者は、プロジェクトに対応する実行プロジェクトストリームに基づけば、プロジェクト全体および複数の段階の仕事を監視して管理することができる。
【0021】
実際の適用過程において、プロジェクトストリームを生成する方式は、複数ある。例えば、プロジェクト担当者は、目標プロジェクトを確定した後で、経験に基づいて、手動方式で編集して、テキスト形式の実行プロジェクトストリームを取得し、該プロジェクトストリームを命名して記憶するか、または、実際のプロジェクトのプロセス管理ニーズに応じて、特定のプラットフォームまたはシステムで、プロジェクトストリームを生成することができる。例えば、プロジェクトストリームを生成するためのプラットフォームまたはシステムを介して、関係スタッフは、一定の分割ルールに従い、プロジェクトの全体的なスキームを、複数の段階に分割し、フローチャート形式のプロジェクトストリームを生成することができる。例えば、生成されたプロジェクトストリームを、特定のページに該プロジェクトストリームを示す時に呼び出すために、特定のストレージスペース内に記憶することができる。
【0022】
本実施例において、生成されて記憶された実行プロジェクトストリームは、使用待ち実行プロジェクトストリームである。使用待ち実行プロジェクトストリームは、1つであってもよいし、複数であってもよいことが理解できる。それとともに、1つの使用待ち実行プロジェクトストリームは、少なくともあるタイプのプロジェクトに対応することができる。例えば、リポジトリに記憶された、識別子がAの使用待ち実行プロジェクトストリームは、ビッグデータ関連製品の開発プロジェクトに対応することができる。
【0023】
例えば、使用待ち実行プロジェクトストリームには、複数の使用待ちプロセスノードが、更に含まれる。当業者は、実際のプロジェクトの複数の段階が、いずれも特定の実行者および該段階の実行内容に対応する主題思想に関連付けることができる、ことを理解すべきである。使用待ち実行プロジェクトストリームにおいて、上記複数の段階の関連情報のキャリアは、使用待ちプロセスノードであり、各使用待ち実行プロジェクトストリームにおいて、プロセスノードは、複数であってもよく、具体的な数は、プロジェクトの実質的な仕事内容およびプロジェクト管理ニーズによって決定される。それとともに、1つのプロセスノードは、プロジェクト内のある段階に対応してもよいし、プロジェクトの単一の段階内のあるステップに対応してもよい。例えば、目標設定待ちプロジェクトのプロセスノードは、評価開始ノード、スコアノード、ニーズ分析ノード、開発ノード、テストノード、および発行ノードを含む。ここで、評価開始ノード、スコアノード、ニーズ分析ノードは、プロジェクトの起動段階に対応し、開発ノード、テストノードは、プロジェクトの開発テスト段階に対応し、発行ノードは、プロジェクトのオンライン段階に対応する。
【0024】
本実施例において、リポジトリに複数の実行プロジェクトストリームが記憶されている場合には、複数の方式により、使用待ち実行プロジェクトストリームを取得することができる。例えば、全てのプロジェクトストリームをプラットフォームまたはシステムの特定ページに示し、ユーザは、そのうちの1つまたは複数を、使用待ち実行プロジェクトストリームとして手動で選択することができる。更に、ユーザによって発信されたプロジェクトストリーム取得命令に応答して、命令に担持されたタグ情報を解析して抽出し、更に、タグ情報に基づいて、複数の実行プロジェクトストリームから該タグに関連するプロジェクトストリームを使用待ち実行プロジェクトストリームとして選択し、ユーザに提供することもできる。当業者であれば、使用待ち実行プロジェクトストリームを取得する具体的な方式は、実際の状況に応じて選択することができ、本開示の実施例は、これについて具体的に限定しないことが、理解されるべきである。なお、使用待ち実行プロジェクトストリームを取得するとともに、該プロジェクトストリームに含まれる複数の使用待ちプロセスノードを取得し、これは、あるプロジェクトに対応するプロジェクトフローチャートを確定するものと理解されてもよい。
【0025】
S120において、少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることを検出した場合、使用待ち実行プロジェクトストリームを更新する。
【0026】
本実施例において、使用待ち実行プロジェクトストリームを取得した後、該プロジェクトストリームに対する操作を検出し、更に少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する予め設定された操作を検出した場合には、使用待ちプロジェクトストリームを更新することもできる。
【0027】
例えば、プロジェクトストリームを確定するためのプラットフォームまたはシステムに、使用待ち実行プロジェクトストリームをロードした後で、ユーザは、クリック、ドラッグ、等の方式により、複数の使用待ちプロセスノードを操作することができる。それとともに、プラットフォームまたはシステムには、プロセスノードに対する様々な操作を反映する命令集合が予め記憶されている。例えば、プロセスノードに対するクリック操作命令およびドラッグ命令である。上記命令に対応する操作は、予め設定された操作であることが理解できる。それとともに、使用待ちプロセスノードにとって、異なる操作命令は、異なる処理方式に対応し、異なる効果をトリガする。例えば、ユーザがプロセスノードをクリックし、該プロセスノードに関連する設定ページにテキスト情報を入力した後で、該ノードの名称を修正することができる。ユーザがプロセスノードをダブルクリックすると、該ノードを削除することができ、現在のプロジェクトが、該プロセスノードに対応する仕事を実行する必要がないことを表し、ユーザがプロセスノードをドラッグすると、プロジェクトの複数の段階仕事の実行順序を変更することができる。なお、実際の適用過程において、予め設定された操作および操作命令は、プロジェクトストリームを確定するためのプラットフォームまたはシステムの要求に応じて設定することができ、本開示の実施例は、これについて具体的に限定しない。
【0028】
例えば、予め設定された操作を検出して、操作に従って、対応する使用待ちプロセスノードを処理すれば、使用待ち実行プロジェクトストリームの更新を実現する。元のプロジェクトストリームの基に1つの新しいプロジェクトストリームを確定し、更新後のプロジェクトストリームが実際のプロジェクトとの合致度がより高いと理解されてもよい。例示的には、プロジェクトストリームを確定するためのプラットフォームまたはシステムが、特定のページでユーザに1つの使用待ち実行プロジェクトストリームを示す場合には、プロジェクトストリームに、評価開始ノード、スコアノード、ニーズ分析ノード、開発ノード、テストノード、および発行ノードが含まれるが、今回の実施する必要があるプロジェクトにとって、ニーズ分析作業を行う必要がなく、この場合、プロジェクト担当者は、ニーズ分析ノードをダブルクリックする形式で該使用待ちプロセスノードを削除することができる。
【0029】
使用待ちプロセスノードに対する予め設定された操作を検出することにより、プロセスノードの修正を実現するだけでなく、予め設定された操作以外の操作による、関連技術における実行プロジェクトストリームへの破壊も回避する。
【0030】
S130において、目標コントロールをトリガしたことを検出した場合には、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを、目標実行プロジェクトストリームとする。
【0031】
本実施例において、検出した予め設定された操作に基づいて、使用待ちプロセスノードを処理した後で、元の使用待ち実行プロジェクトストリームの基に得られた新しいプロジェクトストリームは、目標実行プロジェクトストリームである。目標実行プロジェクトストリームと実際のプロジェクトとの合致度は、より高いことが理解できる。上記の例において、プロジェクト担当者は、プラットフォームまたはシステムでニーズ分析ノードを使用待ち実行プロジェクトストリームから削除した後で、得られた評価開始ノード、スコアノード、開発ノード、テストノード、および発行ノードのみを含む、新しい実行プロジェクトストリームは、実際のプロジェクトに対応する目標実行プロジェクトストリームである。
【0032】
本実施例において、目標実行プロジェクトストリームを確定する操作は、目標コントロールによってトリガできる。例えば、プロジェクトストリームを確定するためのプラットフォームまたはシステムにおいて、目標コントロールは、目標実行プロジェクトストリームを確定するために特別に開発された、可視化コントロールであってもよい。例えば、1つの「プロジェクトストリーム確定」のコントロールを開発し、該コントロールに対するクリック操作を検出することによれば、更新後の実行プロジェクトストリームを、目標実行プロジェクトストリームとすることができる。
【0033】
実際の適用過程において、目標コントロールは、データおよび方法のパッケージとして、特定の属性および方法を有してもよい。例えば、ノードに関連する複数のノード編集コントロールを目標コントロールとすることができる。ノード編集コントロールは、該ノードに対して予め設定された操作を検出して、応答するコントロールであり、ユーザが該コントロール中の操作内容を確認した後で、プラットフォームまたはシステムにとって、目標実行プロジェクトストリームの確定操作をトリガできることが理解できる。
【0034】
なお、本実施例において、使用待ち実行プロジェクトストリームに基づいて、目標実行プロジェクトストリームを確定した後で、新たに生成されたプロジェクトストリームをテンプレートとして、プラットフォームまたはシステムの特定のストレージスペース内に記憶してもよい。それとともに、該テンプレートに、プロジェクトタイプを表すタグを付ける。これに基づき、後続の他の同じタイプまたは類似するタイプのプロジェクトでプロジェクトストリームを確定する必要がある場合には、該タグに関連する目標実行プロジェクトストリームを、使用待ち実行プロジェクトストリームとし、他のプロジェクト担当者が直接使用したり、または、該プロジェクトストリームに対して本実施例の上記態様における個性化カスタマイズ操作を実行したり、することができる。
【0035】
本実施例の技術案は、まず、使用待ち実行プロジェクトストリームを取得し、即ち、関連技術におけるプロジェクト作業プログラムテンプレートを取得する。少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が、予め設定された操作であることを検出した場合には、使用待ち実行プロジェクトストリームを更新し、目標コントロールをトリガしたことを検出した場合には、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを、目標実行プロジェクトストリームとし、関連技術におけるプロジェクトストリームに再利用性を具備させ、実際のプロジェクト管理訴求に応じて、関連技術におけるプロジェクトストリームを更新するルートをユーザに提供し、プロジェクトストリームの個性化カスタマイズを実現するとともに、最終的に確定されたプロジェクトストリームと実際のプロジェクトとの合致度を向上させる。
【0036】
図2は、本開示の別の実施例に係る、プロジェクトストリームの確定方法のフローチャートである。前記実施例の基に、配置フィールドに基づいて、使用待ち実行プロジェクトストリームを確定する。即ち、実際のプロジェクトに最も近いプロジェクト作業プログラムテンプレートを確定し、例えば、使用待ちプロセスノードに対するトリガ操作に基づき、該プロセスノードおよび該ノードと関連関係があるノードを削除し、使用待ち実行プロジェクトストリームに対するトリミングを実現し、ユーザのプロジェクトストリームの個性化カスタマイズに対する訴求を満たす。その例示的な実施形態は、本実施例の技術案を参照することができる。ここで、上記実施例と同一または対応する技術用語は、ここで説明を省略する。
【0037】
図2に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
【0038】
S210において、予め設定された配置フィールドに基づき、複数の選択待ち実行プロジェクトストリームから使用待ち実行プロジェクトストリームを確定する。
【0039】
本実施例において、プロジェクトストリームを確定するためのプラットフォームまたはシステムのストレージスペース内には、複数の実行プロジェクトストリームが記憶されてもよい。これらのプロジェクトストリームは、複数タイプのプロジェクトに対応するプロジェクト作業プログラムテンプレートとして、少なくとも複数のプロジェクトのプロジェクトプロセスを反映できる、ことが理解できる。プロジェクト担当者にとって、実際のプロジェクト管理ニーズを満たすために、そのうちの1つのプロジェクトストリームを更新すれば、最終的な目標実行プロジェクトストリームを取得することができる。従って、プラットフォームまたはシステムに予め記憶された複数のプロジェクトストリームは、選択待ち実行プロジェクトストリームとすることができる。
【0040】
本実施例において、使用待ち実行プロジェクトストリームは、予め設定された配置フィールドに基づいて、複数の選択待ち実行プロジェクトストリームから選別されて、確定されたものである。ここで、配置フィールドは、予め設定されたプロジェクトタイプまたは重要なフィールドであってもよい。例示的には、選択待ち実行プロジェクトストリームに担持されたタグ情報は、「モバイル製品開発プロジェクトストリーム」、「ビッグデータ製品開発プロジェクトストリーム」、等のようなプロジェクトタイプを表すことができる。重要なフィールドは、iOS、Data、等のような、複数の選択待ち実行プロジェクトストリームの名称内のキーワードに一致するフィールドであってもよい。配置フィールドとすることができるプロジェクトタイプまたは重要なフィールドは、いずれもプロジェクトの実質的な仕事内容の要約および具現化であってもよいことが理解できる。
【0041】
実際の適用過程において、配置フィールドは、プラットフォームまたはシステムに送信される目標実行プロジェクトストリームを確定する命令に担持されてもよく、プラットフォームまたはシステムは、命令を解析して、抽出することによれば、命令に担持された配置フィールドを確定できる、ことが理解できる。
【0042】
例えば、確定された配置フィールドに基づき、フィールドに合致する方式で、複数の選択待ち実行プロジェクトストリームから、使用待ち実行プロジェクトストリームを選別することができる。例えば、プロジェクトタイプが、上記例における「モバイル製品開発プロジェクトストリーム」であることを確定した場合には、該フィールドと複数のプロジェクトストリームの名称とを合致させることによれば、使用待ち実行プロジェクトストリームを確定することができる。更に、フィールドに合致する方式により、各選択待ち実行プロジェクトストリーム内の複数の使用待ちプロセスノードをトラバースして、合致させ、合致結果に応じて、結果内のプロセスノードに対応するプロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとすることもできる。例えば、重要なフィールドがDataであることを確定した場合には、各選択待ち実行プロジェクトストリーム内の複数のプロセスノードをトラバースし、「Dataスコア期間」、「Data開発」、「Dataテスト」という3つの使用待ちプロセスノードを確定することができる。例えば、上記3つの使用待ちプロセスノードを含むプロジェクトストリームを、使用待ち実行プロジェクトストリームとする。
【0043】
S220において、少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることを検出した場合、使用待ち実行プロジェクトストリームを更新する。
【0044】
実際の適用過程において、検出された予め設定された操作に基づいて、使用待ち実行プロジェクトストリームを更新する場合は様々である。以下、様々な場合について、具体的に説明する。
【0045】
例えば、現在の使用待ちプロセスノードに対するトリガ操作が削除操作であることを検出した場合には、現在の使用待ちプロセスノードを削除し、使用待ち実行プロジェクトストリームを更新する。以下、
図3を参照しながら、該過程について具体的に説明する。
【0046】
図3を参照すると、プロジェクトストリームを確定するためのプラットフォームまたはシステムが、特定のページに、
図3に示す使用待ち実行プロジェクトストリームを示す場合、ユーザは、そのうちの使用待ちプロセスノードに対して、クリック、ドラッグ、等のトリガ操作を実行することができる。「Data開発」ノードをクリックすると、プラットフォームまたはシステムは、該使用待ちプロセスノードに対応するメニューを表示し、メニューには、「ノード追加」、「接続」、および「ノード削除」、など複数の選択肢が含まれる。複数の選択肢は実際の操作命令に関連することが理解できる。例えば、ユーザが「削除ノード」選択肢をクリックすると、該使用待ちプロセスノードに対する削除操作をトリガすることができ、この場合、プラットフォームまたはシステムは、「Data開発」ノードを使用待ち実行プロジェクトストリームから削除し、使用待ち実行プロジェクトストリームの更新を実現する。
【0047】
なお、実際の適用過程において、使用待ち実行プロジェクトストリームにおいて、ある使用待ちプロセスノードが、複数の他のプロセスノードに関連する可能性がある。即ち、実際のプロジェクトのニーズに応じて、ある段階のタスクを実行する必要がない場合、該段階タスクと依存関係がある複数のタスクも実行する必要がない。従って、これらのプロセスノードを削除する時、システムも、
図3における「Dataスコア期間」ノードおよび「Dataテスト」ノードのような、削除されたノードと依存関係がある他のプロセスノードを適応的に削除する。
【0048】
例えば、現在の使用待ちプロセスノードをトリガしたことを検出した場合、予め設定された現在の使用待ちプロセスノードに対応するノード属性情報を表示する。ノード属性情報における関連キャスティング情報または可視ノード情報が修正されたことを検出した場合、現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定し、削除待ちプロセスノードに基づき、使用待ち実行プロジェクトストリームを更新する。以下、
図4および
図5を参照しながら、該過程について具体的に説明する。
【0049】
図4を参照すると、プロジェクトストリームを確定するためのプラットフォームまたはシステムにおいて、ノード情報編集ページを予め配備することができる。例えば、特定のページに使用待ち実行プロジェクトストリームを示した後で、ユーザが、プロジェクトストリーム内のある使用待ちプロセスノードを選択したことを検出すれば、対応するノード情報編集ページの表示をトリガすることができる。ノード情報編集ページに該使用待ちノードのノード属性情報が表示され、且つ、これらのノード属性情報に対する編集機能が提供されることが理解できる。
【0050】
本実施例において、ノード属性情報は、プロジェクトの複数の段階のスタッフおよび仕事内容を反映する情報であってもよく、ノード識別子、ノード名称、ノード連携ユーザ、ノード権限情報、ノード実行時間、ノード操作タイプ、ノード循環タイプ、ノード制限タイプ、先行ノード識別子、およびノードイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。ここで、プロセスノードの削除に影響を及ぼすことができる情報は、関連キャスティング情報および可視ノード情報である。
【0051】
図4を参照すると、ノード情報編集ページにおいて、ユーザにより選択された使用待ちプロセスノードが「削除可能」という属性を持つ場合には、該ノードの「関連キャスティング」情報を修正することができる。本実施例において、「関連キャスティング」は、少なくとも関連ノードの削除操作を決定することができ、該ノードに対応するプロジェクトタスクの担当者または実行者と理解されてもよい。使用待ちプロセスノードの関連キャスティングが修正されると、修正されたキャスティングに対応する複数のプロセスノードニーズが削除される必要があることを確定できる。これらの削除される必要があるノードは、削除待ちノードであることが理解でき、実際のプロジェクトに対応して、修正された担当者または実行者に関連するタスク/イベントは、実行する必要がないと、理解されてもよい。
【0052】
図5を参照すると、ノード情報編集ページにおいて、ノードの可視条件を設定することもできる。該属性情報は、同様に、プロセスノードが現在のプロジェクトストリームで削除される必要があるか否かを決定できる、ことが理解できる。例示的には、ユーザが「可視条件を追加」に「Data開発」フィールドを、プロセスノードを削除するか否かの条件として追加して確定した後で、現在の使用待ち実行プロジェクトストリーム内のData開発に関連する全てのフィールドは、削除待ちプロセスノードである。
【0053】
本実施例において、上記の2種の方式によれば、使用待ちプロセスノードで削除待ちプロセスノードを確定し、更に、使用待ち実行プロジェクトストリームを更新することができる。
【0054】
例えば、ノード属性情報における関連キャスティング情報が削除されたことを検出した場合には、現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定し、または、ノード属性情報における可視ノード情報に対応する内容が削除されたことを検出した場合には、現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定する。
【0055】
図4を参照し続けると、ノード情報編集ページにおいて、プロジェクト担当者は、関連キャスティングの予め設定された集合によって提供された複数タイプのキャスティングから、「Dataエンジニア」を「Data開発」ノードの関連キャスティングとして選択することができる。例えば、プラットフォームまたはシステムが該キャスティングを削除した場合に、該キャスティングに対応する「Data開発」ノード(および後続のビッグデータタスクに関する複数のノード)は、削除待ちプロセスノードとして確定される。当業者であれば、プラットフォームまたはシステムは、関連キャスティングおよびその関連ノードの回復機能を更に提供することがでる。つまり、上記例における「Dataエンジニア」を回復した後で、該キャスティングに関連するノードも削除待ちプロセスノードの集合から除去されることが理解されるべきである。
【0056】
図5を参照し続けると、ノード情報編集ページにおいて、可視ノード情報が「Data開発」を含んでもよいことを確定できる。従って、プロジェクト内のビッグデータ開発に関連する内容が削除されたことを検出すれば、「Data開発」に関連するノードが削除待ちプロセスノードであることを確定できる。
【0057】
例えば、現在の使用待ちプロセスノードをマスタノードとし、マスタノードに依存する使用待ちプロセスノードを下りリンクで検索し、使用待ちノードを削除待ちプロセスノードとする。
【0058】
ここで、使用待ちプロセスノードは、マスタノードおよびスレーブノードに分割することができる。実行プロセスに対応する複数のプロセスノードにとって、マスタプロセスノードおよびスレーブプロセスノードは、1つの相対的な概念であり、プロセスノードにマスタ/スレーブの概念を設定することにより、少なくとも複数のノードの実行順序およびノード間の関連関係を反映することができる。
【0059】
本実施例において、ユーザが使用待ち実行プロジェクトストリームで削除待ちプロセスノードを確定した後で、これらのノードをマスタノードとし、該ノードに対応する実際のプロジェクトタスク/イベントを実行する必要がないことを表すことができる。それとともに、該プロジェクトタスク/イベントと関連関係がある他のタスク/イベントは、同様に、実行する必要がない。これに基づき、プロジェクトストリームを確定するためのプラットフォームまたはシステムは、該マスタノードに依存する使用待ちプロセスノードを自動的に下りリンクで検索することができ、該ノードと依存関係がある1つまたは複数のノードを自動的に確定すると理解されてもよい。例えば、プラットフォームまたはシステムによって確定されたノードを、同様に、削除待ちノードと確定する。
【0060】
図3を例として、「Dataスコア期間」ノードを削除待ちプロセスノードとして確定した場合、プロジェクト担当者は、該ノードの関連キャスティング情報を削除したか、または、該ノードの可視ノード情報に対応する内容を削除したことを表し、即ち、実際のプロジェクトは、ビッグデータに関連するタスク/イベントを実行する必要がない。この場合、プロジェクトストリームを確定するためのプラットフォームまたはシステムは、「Dataスコア期間」をマスタノードとし、該ノードに基づいて下りリンクで検索する操作を実行し、該ノードと依存関係がある「Data開発」ノードおよび「Dataテスト」ノードを確定し、更に、確定した2つのノードを、同様に削除待ちプロセスノードとする。
【0061】
例えば、
図3における「Dataスコア期間」ノード、「Data開発」ノード、および「Dataテスト」ノードが、削除待ちプロセスノードであることを確定した場合、プラットフォームまたはシステムは、これらのノードを削除し、使用待ち実行プロジェクトストリームの更新を実現して、
図6に示す更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを取得することができる。
【0062】
S230において、目標コントロールをトリガしたことを検出した場合、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとする。
【0063】
本実施例の技術案は、配置フィールドに基づいて、使用待ち実行プロジェクトストリームを確定し、即ち、実際のプロジェクトに最も近いプロジェクト作業プログラムテンプレートを確定する。例えば、使用待ちプロセスノードに対するトリガ操作に基づき、該プロセスノードおよび該ノードと関連関係があるノードを削除し、使用待ち実行プロジェクトストリームのトリミングを実現し、ユーザのプロジェクトストリームの個性化カスタマイズに対する訴求を満たす。
【0064】
図7は、本開示の実施例に係る、プロジェクトストリームの確定装置の構造ブロック図であり、本開示のいずれかの実施例に係るプロジェクトストリームの確定方法を実行でき、方法の実行に対応する機能モジュールおよび有益な効果を備えている。
図7に示すように、該装置は、使用待ち実行プロジェクトストリーム取得モジュール310、使用待ち実行プロジェクトストリーム更新モジュール320、および、目標実行プロジェクトストリーム確定モジュール330を備える。
【0065】
使用待ち実行プロジェクトストリーム取得モジュール310は、複数の使用待ちプロセスノードを含む、使用待ち実行プロジェクトストリームを取得するように構成されている。
【0066】
使用待ち実行プロジェクトストリーム更新モジュール320は、前記少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることを検出した場合に、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新するように構成されている。
【0067】
目標実行プロジェクトストリーム確定モジュール330は、目標コントロールをトリガしたことを検出した場合に、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを、目標実行プロジェクトストリームとするように構成されている。
【0068】
例えば、使用待ち実行プロジェクトストリーム取得モジュール310は、更に、予め設定された配置フィールドに基づき、複数の選択待ち実行プロジェクトストリームから、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを確定するように構成されている。
【0069】
例えば、使用待ち実行プロジェクトストリーム更新モジュール320は、更に、現在の使用待ちプロセスノードに対するトリガ操作が削除操作であることを検出した場合に、前記現在の使用待ちプロセスノードを削除し、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新するように構成されている。
【0070】
上記複数の技術案の基に、使用待ち実行プロジェクトストリーム更新モジュール320は、ノード属性情報表示ユニット、削除待ちプロセスノード確定ユニット、および使用待ち実行プロジェクトストリーム更新ユニット、を含む。
【0071】
ノード属性情報表示ユニットは、現在の使用待ちプロセスノードをトリガしたことを検出した場合に、前記現在の使用待ちプロセスノードに対応する予め設定されたノード属性情報を表示する、ように構成されている。
【0072】
削除待ちプロセスノード確定ユニットは、前記ノード属性情報における関連キャスティング情報または可視ノード情報が修正されたことを検出した場合に、前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定する、ように構成されている。
【0073】
使用待ち実行プロジェクトストリーム更新ユニットは、前記削除待ちプロセスノードに基づき、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新する、ように構成されている。
【0074】
例えば、削除待ちプロセスノード確定ユニットは、更に、前記ノード属性情報における関連キャスティング情報が削除されたことを検出した場合に、前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定し、または、前記ノード属性情報における可視ノード情報に対応する内容が削除されたことを検出した場合に、前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定する、ように構成されている。
【0075】
例えば、削除待ちプロセスノード確定ユニット、更に、前記現在の使用待ちプロセスノードを、マスタノードとし、前記マスタノードに依存する使用待ちプロセスノードを、下りリンクで検索し、前記使用待ちノードを、前記削除待ちプロセスノードとする、ように構成されている。
【0076】
本実施例に係る技術案は、まず、使用待ち実行プロジェクトストリームを取得し、即ち、関連技術におけるプロジェクト作業プログラムテンプレートを取得する。少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることを検出した場合、使用待ち実行プロジェクトストリームを更新し、目標コントロールをトリガしたことを検出した場合、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとし、関連技術におけるプロジェクトストリームに再利用性を具備させ、実際のプロジェクト管理訴求に応じて、関連技術におけるプロジェクトストリームを更新するルートをユーザに提供し、プロジェクトストリームの個性化カスタマイズを実現するとともに、最終的に確定されたプロジェクトストリームと実際のプロジェクトとの合致度を向上させる。
【0077】
本開示の実施例に係るプロジェクトストリームの確定装置は、本開示のいずれかの実施例に係るプロジェクトストリームの確定方法を実行することができ、方法の実行に対応する機能モジュールおよび有益な効果を備える。
【0078】
なお、上記装置が備える複数のユニットおよびモジュールは、機能ロジックに従って分割されたものに過ぎず、上記の分割に限定されるものではなく、対応する機能を実現できれば良い。また、複数の機能ユニットの具体的な名称も、互いに区別しやすいためのものに過ぎず、本開示の実施例の保護範囲を制限するものではない。
【0079】
図8は、本開示の実施例に係る電子機器の構造模式図である。以下、
図8を参照して、本開示の実施例を実現するために適した電子機器(例えば、
図8における端末機器またはサーバ)400の構造模式図を示す。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話機、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(ポータブルマルチメディアプレイヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等のようなモバイル端末、および、デジタルTV、デスクトップ型コンピュータ等のような、固定端末を含んでもよいが、これらに限定されない。
図8に示す電子機器は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能および使用範囲に何かの制限を与えるものではない。
【0080】
図8に示すように、電子機器400は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックプロセッサ、等)401を備えてもよく、電子機器は、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)402に記憶されたプログラム、または、記憶装置408からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)403にロードされたプログラムに基づいて、様々な適当な動作および処理を実行することができる。RAM 403には、電子機器400の操作に必要な、様々なプログラムおよびデータが、更に記憶されている。処理装置401、ROM 402、およびRAM 403は、バス404を介して、互いに接続されている。入力/出力(I/O)インタフェース405もバス404に接続されている。
【0081】
通常、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープ、等を含む入力装置406、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカ、バイブレータ、等を含む出力装置407、例えば、磁気テープ、ハードディスク、等を含む記憶装置408、および通信装置409は、I/Oインタフェース405に接続することができる。通信装置409は、電子機器400が、他の機器と無線または有線通信して、データを交換することを可能にする。
図8は、様々な装置を備える電子機器400を示したが、全ての示された装置を実施または具備することが必要ではないことが理解されるべきである。代わりに、より多く又はより少ない装置を、実施または具備してもよい。
【0082】
本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照して記述した過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現され得る。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に担持されたコンピュータプログラムを含む、コンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、該コンピュータプログラムは、通信装置409により、ネットワークからダウンロードされて、インストールされてもよいし、記憶装置408からインストールされてもよいし、ROM 402からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが、処理装置401により実行されると、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0083】
本開示の実施形態における複数の装置間でインタラクションされるメッセージまたは情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定するためのものではない。
【0084】
本開示の実施例に係る電子機器は、上記実施例に係るプロジェクトストリームの確定方法と同じ思想に属し、本実施例で詳しく説明されていない技術詳細は、上記実施例を参照することができ、且つ、本実施例は、上記実施例と同じ有益な効果を持つ。
【0085】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、該プログラムがプロセッサにより実行されると、上記実施例に係るプロジェクトストリームの確定方法を実現する、コンピュータ記憶媒体を提供する。
【0086】
なお、本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよいし、コンピュータ可読記憶媒体であってもよいし、上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、または、半導体のシステム、装置、またはデバイス、あるいは、以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の更なる具体的な例は、1つまたは複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスに使用され得る、もしくは、命令実行システム、装置、またはデバイスと合わせて使用され得るプログラムを、含有または記憶する任意の有形的な媒体であってもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、または、搬送波の一部として、伝搬されるデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は、様々な形式を採用することができ、電磁信号、光信号、または、上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスに使用される、もしくは、命令実行システム、装置、またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを、送信、伝搬、または伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で伝送でき、電線、光ケーブル、無線周波数(RF)等、または、上記内容の任意の適当な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0087】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキストトランスファープロトコル)のような、任意の現在知られている、または、将来研究開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ、任意の形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続できる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ネットワークオブネットワーク(例えば、インターネット)、および、ピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、並びに、任意の現在知られている、また、は将来研究開発されるネットワークを含む。
【0088】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、単独で存在して、該電子機器に取り付けられていないものであってもよい。
【0089】
上記コンピュータ可読媒体に1つまたは複数のプログラムが担持されており、上記1つまたは複数のプログラムが、該電子機器により実行されると、該電子機器は、
複数の使用待ちプロセスノードを含む、使用待ち実行プロジェクトストリームを取得し、
前記少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることを検出した場合に、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新し、
目標コントロールをトリガしたことを検出した場合に、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとする。
【0090】
1種または複数種のプログラミング言語またはその組み合わせで、本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上記プログラミング言語は、Java(登録商標)、Smalltalk(登録商標)、C++(登録商標)のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語のような通常の手続型プログラミング言語または類似するプログラミング言語を、更に含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータにおいて部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、完全にリモートコンピュータまたは業務サーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む、任意の種類のネットワークを介して、ユーザのコンピュータに接続することができ、または、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用して、インターネットを介して接続する)に接続することができる。
【0091】
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本開示の様々な実施例による方法およびコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能、および操作を示す。この点で、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラム、またはコードの一部を表すことができ、該モジュール、プログラム、またはコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための、1つまたは複数の実行可能命令を含む。なお、代替としてのいくつかの実現において、ブロックに記載された機能は、図面に記載された順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、接続されているように示された2つのブロックは、関連する機能によって、実際に、ほぼ並行して実行してもよいし、逆の順序で実行してもよい。なお、ブロック図および/またはフローチャートにおける各ブロック、および、ブロック図、および/または、フローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行する専用のハードウェアに基づくシステムで実現してもよいし、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現してもよい。本開示の実施例に係るモジュールまたはユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。
【0092】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、ある場合、該ユニット自体を限定するものではなく、例えば、第1取得ユニットは、「少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスを取得するユニット」と記述されてもよい。
【0093】
本発明に係る機能は、少なくとも部分的に、1つまたは複数のハードウェアロジックコンポーネントにより実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジックコンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準パーツ(ASSP)、システムオンチップのシステム(SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD)、等を含む。
【0094】
本発明の明細書において、機器可読媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスに使用される、または、命令実行システム、装置、またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを含有または記憶できる、有形的な媒体であってもよい。機器可読媒体は、機器可読信号媒体または機器可読記憶媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子、磁気、光、電磁気、赤外線、または半導体のシステム、装置、または、デバイス、もしくは、上記の内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機器可読記憶媒体の更なる具体的な例は、1つまたは複数の線による電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用ディスク(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、上記内容の任意の適当な組み合わせを含む。
【0095】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例1]は、
複数の使用待ちプロセスノードを含む使用待ち実行プロジェクトストリームを取得することと、
前記少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることを検出した場合、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新することと、
目標コントロールをトリガしたことを検出した場合、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとすることと、を含む、
プロジェクトストリームの確定方法を提供する。
【0096】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例2]は、
例えば、予め設定された配置フィールドに基づき、複数の選択待ち実行プロジェクトストリームから前記使用待ち実行プロジェクトストリームを確定すること、を更に含む、
プロジェクトストリームの確定方法を提供する。
【0097】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例3]は、
例えば、現在の使用待ちプロセスノードに対するトリガ操作が削除操作であることを検出した場合、前記現在の使用待ちプロセスノードを削除し、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新することと、
複数のマスタプロセスノードについて、現在のマスタプロセスノードをトリガしたことを検出した場合、前記現在のマスタプロセスノードに対応するスレーブプロセスノードを追加し、前記スレーブプロセスノードをトリガしたことを検出した場合、前記スレーブプロセスノードを現在のマスタプロセスノードとすることと、を更に含む、
プロジェクトストリームの確定方法を提供する。
【0098】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例4]は、
例えば、現在の使用待ちプロセスノードをトリガしたことを検出した場合、前記現在の使用待ちプロセスノードに対応する予め設定されたノード属性情報を表示することと、
前記ノード属性情報における関連キャスティング情報または可視ノード情報が修正されたことを検出した場合、前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定することと、
前記削除待ちプロセスノードに基づき、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新することと、を更に含む、
プロジェクトストリームの確定方法を提供する。
【0099】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例5]は、
例えば、前記ノード属性情報における関連キャスティング情報が削除されたことを検出した場合、前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定すること、または、
前記ノード属性情報における可視ノード情報に対応する内容が削除されたことを検出した場合、前記現在の使用待ちプロセスノードに関連する削除待ちプロセスノードを確定すること、を含む、
プロジェクトストリームの確定方法を提供する。
【0100】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例6]は、
例えば、前記現在の使用待ちプロセスノードをマスタノードとし、前記マスタノードに依存する使用待ちプロセスノードを下りリンクで検索し、前記使用待ちノードを前記削除待ちプロセスノードとすること、を更に含む、
プロジェクトストリームの確定方法を提供する。
【0101】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例7]は、
複数の使用待ちプロセスノードを含む使用待ち実行プロジェクトストリームを取得するように構成される使用待ち実行プロジェクトストリーム取得モジュールと、
前記少なくとも1つの使用待ちプロセスノードに対する操作が予め設定された操作であることを検出した場合、前記使用待ち実行プロジェクトストリームを更新するように構成される使用待ち実行プロジェクトストリーム更新モジュールと、
目標コントロールをトリガしたことを検出した場合、更新後の使用待ち実行プロジェクトストリームを目標実行プロジェクトストリームとするように構成される目標実行プロジェクトストリーム確定モジュールと、を備える、
プロジェクトストリームの確定装置を提供する。
【0102】
また、特定の順番で様々な操作を記述したが、これらの操作を、示された特定の順番または正方向順番で実行する必要があると理解されるべきではない。一定の環境において、マルチタスクおよび並行処理が有利である可能性がある。同様に、以上の検討には複数の具体的な実現詳細が含まれているが、これらは、本開示の範囲を限定するものと理解されるべきではない。単独な実施例の説明に記述された一部の特徴は、組み合わせて、単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の説明に記述された様々な特徴は、単独で、または、任意の適当なサブ組み合わせの方式で、複数の実施例で実現されてもよい。
【国際調査報告】