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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-15
(54)【発明の名称】無線通信方法及び機器
(51)【国際特許分類】
   H04W 48/08 20090101AFI20241108BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20241108BHJP
   H04W 28/16 20090101ALI20241108BHJP
【FI】
H04W48/08
H04W84/12
H04W28/16
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024531328
(86)(22)【出願日】2021-11-26
(85)【翻訳文提出日】2024-06-19
(86)【国際出願番号】 CN2021133669
(87)【国際公開番号】W WO2023092492
(87)【国際公開日】2023-06-01
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100203105
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 能弘
(72)【発明者】
【氏名】チョウ ペイ
(72)【発明者】
【氏名】ファン レイ
(72)【発明者】
【氏名】ルオ チャオミン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
本願の実施例は、無線通信方法及び機器を提供し、有線と無線の異なるマルチAP協調アーキテクチャに基づいて、マルチAP協調能力発見方法及びマルチAP能力ユニットを設計し、マルチAP候補セットの確立方法及び使用されるフレーム構造を設計し、STAのマルチAP候補セットの発見方法及びSTAをマルチAP候補セットに関連付ける方法も設計する。
【選択図】図11
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信方法であって、
ステーション(STA)が、アクセスポイント(AP)によって送信された第1情報を受信するステップを含み、
前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、
前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなサービスセット識別子(SSID)、前記APが属している少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のSSID、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、無線通信方法。
【請求項2】
前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、
前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個のSSIDフィールド、VBSSのSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記W個のSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VBSSのSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用され、Wは正の整数である、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項3】
前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、
前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個の仮想サービスセット識別子(VSSID)フィールド、VSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記W個のVSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用され、Wは正の整数である、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項4】
前記マルチAP候補セット情報フィールドは、少なくとも1つの候補セット情報フィールドと候補セット数量フィールドとを含み、
前記候補セット数量フィールドは、前記APが所在するマルチAP候補セットの数を指示するために使用され、かつ前記候補セット数量フィールドは、Wの値を指示するために使用され、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記APが所在するn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である、
請求項2又は3に記載の無線通信方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAPサウンディング方法サポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAP共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用され、前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用され、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用され、前記AP数量フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用され、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、前記マルチAP共同サウンディングサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用され、mは正の整数である、
請求項4に記載の無線通信方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドがマルチAP共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする、
請求項5に記載の無線通信方法。
【請求項7】
前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、シーケンシャルサウンディングフィールド、共同サウンディングフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、共同サウンディングフィールドのみを含み、
前記シーケンシャルサウンディングフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをサポートするか否かを指示するために使用され、前記共同サウンディングフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項5に記載の無線通信方法。
【請求項8】
前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドがシーケンシャルサウンディングフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする、
請求項7に記載の無線通信方法。
【請求項9】
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、アップリンク協調直交周波数分割多元接続(C-OFDMA)フィールド、ダウンリンクC-OFDMAフィールド、協調空間再利用(C-SR)とC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRと協調ビームフォーミング(C-BF)との共同フィールド、C-SRと共同伝送(J-TX)との共同フィールド、C-SRと協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)との共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記アップリンクC-OFDMAフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-BFとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとJ-TXとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記シングルユーザJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記マルチユーザJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダイバーシティJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記多重化J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記全帯域幅J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記部分帯域幅J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記検出及び廃棄フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートするか否かを指示するために使用され、前記干渉軽減フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項5に記載の無線通信方法。
【請求項10】
前記マルチAPスキームサポートフィールドがアップリンクC-OFDMAフィールド及びダウンリンクC-OFDMAフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする、
請求項9に記載の無線通信方法。
【請求項11】
前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記マルチユーザJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記マルチユーザJ-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記ダイバーシティJ-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記多重化J-TXフィールドを含まなく、又は、前記多重化J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記全帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記全帯域幅J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記部分帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記部分帯域幅J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する、
請求項9に記載の無線通信方法。
【請求項12】
前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールド及び前記全帯域幅J-TXフィールドを含まない、
請求項9に記載の無線通信方法。
【請求項13】
現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでダイバーシティタイプの共同伝送をサポートし、及び/又は、
現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトで全帯域幅の共同伝送をサポートする、
請求項12に記載の無線通信方法。
【請求項14】
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-OFDMAサポートフィールド、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記C-OFDMAサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項5に記載の無線通信方法。
【請求項15】
前記マルチAPスキームサポートフィールドがC-OFDMAサポートフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする、
請求項14に記載の無線通信方法。
【請求項16】
前記複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールドは、基本サービスセット(BSS)識別子フィールド、AP識別子フィールド、及びAP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用され、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用され、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される、
請求項5に記載の無線通信方法。
【請求項17】
前記AP識別子フィールドは、前記MAP又は協調者によって直接設定され、又は、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのマルチAP候補セットにおける順序によって決定される、
請求項16に記載の無線通信方法。
【請求項18】
前記AP役割フィールドは、協調AP役割フィールド、被協調AP役割フィールド、共有AP役割フィールド、及び被共有AP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
チャネルサウンディング段階では、前記協調AP役割フィールドによって指示される協調APがサウンディングを開始し、前記被協調AP役割フィールドによって指示されるAPがサウンディングに関与し、準備段階及び/又は伝送段階では、前記共有AP役割フィールドによって指示されるAPが、その伝送機会(TXOP)リソースを前記被共有AP役割フィールドによって指示されるAPに共有して協調伝送を行う、
請求項16又は17に記載の無線通信方法。
【請求項19】
前記第1フレームはプローブ応答フレームであり、又は、前記第1フレームはビーコンフレームである、
請求項2~18のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項20】
前記STAが前記第1情報を受信する前に、前記無線通信方法は、
前記STAが、前記APに第2情報を送信するステップをさらに含み、前記第2情報は、マルチAP候補セット情報を要求するために使用される、
請求項1~19のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項21】
前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、
前記プローブ要求フレームは、
SSIDフィールド、SSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、複数のSSIDを要求するために第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
前記SSIDリストフィールドは、少なくとも1つのSSIDを要求するために使用され、前記少なくとも1つのSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含む、
請求項20に記載の無線通信方法。
【請求項22】
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値が非ゼロである場合、前記STAは、前記第1SSIDを要求し、又は、
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値がゼロである場合、前記STAは、すべてのSSIDを要求する、
請求項21に記載の無線通信方法。
【請求項23】
前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含まず、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドが第2値を取る場合、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDである、
請求項21又は22に記載の無線通信方法。
【請求項24】
前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、追加のSSID指示フィールドを含み、
前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される、
請求項21又は22に記載の無線通信方法。
【請求項25】
前記追加のSSID指示フィールドの値が0であることは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示し、及び/又は、
前記追加のSSID指示フィールドの値が1であることは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ前記APがレガシーなSSIDを前記STAにフィードバックしないことを指示する、
請求項24に記載の無線通信方法。
【請求項26】
前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含まない場合、前記SSIDフィールドは前記第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、又は、
前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含み、且つ前記マルチAP候補セット情報要求フィールドが追加のSSID指示フィールドを含まない場合、前記SSIDフィールドは前記第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される、
請求項24又は25に記載の無線通信方法。
【請求項27】
前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、
前記プローブ要求フレームは、
SSIDフィールド、SSIDリストフィールド、VSSIDフィールド、VSSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、P個のSSIDを要求するために第2値を取り、前記P個のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記P個のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
前記SSIDリストフィールドは、K個のSSIDを要求するために使用され、前記K個のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、
前記VSSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第2SSIDを要求するために第1値を取り、前記第2SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第2SSIDはVBSSのSSIDであり、前記VSSIDフィールドに対応する長さフィールドは、Q個のSSIDを要求するために第2値を取り、前記Q個のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記Q個のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
前記VSSIDリストフィールドは、T個のSSIDを要求するために使用され、前記T個のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、
P、Q、K、Tは、いずれも正の整数である、
請求項20に記載の無線通信方法。
【請求項28】
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値が0である場合、前記STAは、すべてのSSIDを要求し、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、前記第2値を取る、
請求項27に記載の無線通信方法。
【請求項29】
前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、VSSID指示フィールドを含み、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求しないことを指示するために使用され、前記プローブ要求フレームは、VSSIDフィールド及びVSSIDリストフィールドを含まなく、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記SSIDフィールド又は前記SSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求し、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求し、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSID及び/又はレガシーなSSIDを要求する、
請求項27又は28に記載の無線通信方法。
【請求項30】
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第1値は非ゼロ値であり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第2値はゼロである、
請求項21~29のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項31】
無線通信方法であって、
アクセスポイント(AP)が、ステーション(STA)に第1情報を送信するステップを含み、
前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、
前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなサービスセット識別子(SSID)、前記APが属している少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のSSID、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、無線通信方法。
【請求項32】
前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、
前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個のSSIDフィールド、VBSSのSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記W個のSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VBSSのSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用され、Wは正の整数である、
請求項31に記載の無線通信方法。
【請求項33】
前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、
前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個の仮想サービスセット識別子(VSSID)フィールド、VSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記W個のVSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用され、Wは正の整数である、
請求項31に記載の無線通信方法。
【請求項34】
前記マルチAP候補セット情報フィールドは、少なくとも1つの候補セット情報フィールドと候補セット数量フィールドとを含み、
前記候補セット数量フィールドは、前記APが所在するマルチAP候補セットの数を指示するために使用され、かつ前記候補セット数量フィールドは、Wの値を指示するために使用され、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記APが所在するn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である、
請求項32又は33に記載の無線通信方法。
【請求項35】
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAPサウンディング方法サポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAP共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用され、前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用され、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用され、前記AP数量フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用され、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、前記マルチAP共同サウンディングサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用され、mは正の整数である、
請求項34に記載の無線通信方法。
【請求項36】
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドがマルチAP共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする、
請求項35に記載の無線通信方法。
【請求項37】
前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、シーケンシャルサウンディングフィールド、共同サウンディングフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、共同サウンディングフィールドのみを含み、
前記シーケンシャルサウンディングフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをサポートするか否かを指示するために使用され、前記共同サウンディングフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項35に記載の無線通信方法。
【請求項38】
前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドがシーケンシャルサウンディングフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする、
請求項37に記載の無線通信方法。
【請求項39】
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、アップリンク協調直交周波数分割多元接続(C-OFDMA)フィールド、ダウンリンクC-OFDMAフィールド、協調空間再利用(C-SR)とC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRと協調ビームフォーミング(C-BF)との共同フィールド、C-SRと共同伝送(J-TX)との共同フィールド、C-SRと協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)との共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記アップリンクC-OFDMAフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-BFとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとJ-TXとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記シングルユーザJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記マルチユーザJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダイバーシティJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記多重化J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記全帯域幅J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記部分帯域幅J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記検出及び廃棄フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートするか否かを指示するために使用され、前記干渉軽減フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項35に記載の無線通信方法。
【請求項40】
前記マルチAPスキームサポートフィールドがアップリンクC-OFDMAフィールド及びダウンリンクC-OFDMAフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする、
請求項39に記載の無線通信方法。
【請求項41】
前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記マルチユーザJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記マルチユーザJ-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記ダイバーシティJ-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記多重化J-TXフィールドを含まなく、又は、前記多重化J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記全帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記全帯域幅J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記部分帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記部分帯域幅J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する、
請求項39に記載の無線通信方法。
【請求項42】
前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールド及び前記全帯域幅J-TXフィールドを含まない、
請求項39に記載の無線通信方法。
【請求項43】
現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでダイバーシティタイプの共同伝送をサポートし、及び/又は、
現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトで全帯域幅の共同伝送をサポートする、
請求項42に記載の無線通信方法。
【請求項44】
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-OFDMAサポートフィールド、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記C-OFDMAサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項35に記載の無線通信方法。
【請求項45】
前記マルチAPスキームサポートフィールドがC-OFDMAサポートフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする、
請求項44に記載の無線通信方法。
【請求項46】
前記複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールドは、基本サービスセット(BSS)識別子フィールド、AP識別子フィールド、及びAP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用され、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用され、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される、
請求項35に記載の無線通信方法。
【請求項47】
前記AP識別子フィールドは、前記MAP又は協調者によって直接設定され、又は、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのマルチAP候補セットにおける順序によって決定される、
請求項46に記載の無線通信方法。
【請求項48】
前記AP役割フィールドは、協調AP役割フィールド、被協調AP役割フィールド、共有AP役割フィールド、及び被共有AP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
チャネルサウンディング段階では、前記協調AP役割フィールドによって指示される協調APがサウンディングを開始し、前記被協調AP役割フィールドによって指示されるAPがサウンディングに関与し、準備段階及び/又は伝送段階では、前記共有AP役割フィールドによって指示されるAPが、その伝送機会(TXOP)リソースを前記被共有AP役割フィールドによって指示されるAPに共有して協調伝送を行う、
請求項46又は47に記載の無線通信方法。
【請求項49】
前記第1フレームはプローブ応答フレームであり、又は、前記第1フレームはビーコンフレームである、
請求項32~48のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項50】
前記APが前記第1情報を送信する前に、前記無線通信方法は、
前記APが、前記STAによって送信された第2情報を受信するステップをさらに含み、前記第2情報は、マルチAP候補セット情報を要求するために使用される、
請求項31~49のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項51】
前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、
前記プローブ要求フレームは、
SSIDフィールド、SSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、複数のSSIDを要求するために第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
前記SSIDリストフィールドは、少なくとも1つのSSIDを要求するために使用され、前記少なくとも1つのSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含む、
請求項50に記載の無線通信方法。
【請求項52】
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値が非ゼロである場合、前記STAは、前記第1SSIDを要求し、又は、
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値がゼロである場合、前記STAは、すべてのSSIDを要求する、
請求項51に記載の無線通信方法。
【請求項53】
前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含まず、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドが第2値を取る場合、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDである、
請求項51又は52に記載の無線通信方法。
【請求項54】
前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、追加のSSID指示フィールドを含み、
前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される、
請求項51又は52に記載の無線通信方法。
【請求項55】
前記追加のSSID指示フィールドの値が0であることは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示し、及び/又は、
前記追加のSSID指示フィールドの値が1であることは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ前記APがレガシーなSSIDを前記STAにフィードバックしないことを指示する、
請求項54に記載の無線通信方法。
【請求項56】
前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含まない場合、前記SSIDフィールドは前記第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、又は、
前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含み、且つ前記マルチAP候補セット情報要求フィールドが追加のSSID指示フィールドを含まない場合、前記SSIDフィールドは前記第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される、
請求項54又は55に記載の無線通信方法。
【請求項57】
前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、
前記プローブ要求フレームは、
SSIDフィールド、SSIDリストフィールド、VSSIDフィールド、VSSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、P個のSSIDを要求するために第2値を取り、前記P個のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記P個のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
前記SSIDリストフィールドは、K個のSSIDを要求するために使用され、前記K個のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、
前記VSSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第2SSIDを要求するために第1値を取り、前記第2SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第2SSIDはVBSSのSSIDであり、前記VSSIDフィールドに対応する長さフィールドは、Q個のSSIDを要求するために第2値を取り、前記Q個のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記Q個のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
前記VSSIDリストフィールドは、T個のSSIDを要求するために使用され、前記T個のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、
P、Q、K、Tは、いずれも正の整数である、
請求項50に記載の無線通信方法。
【請求項58】
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値が0である場合、前記STAは、すべてのSSIDを要求し、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、前記第2値を取る、
請求項57に記載の無線通信方法。
【請求項59】
前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、VSSID指示フィールドを含み、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求しないことを指示するために使用され、前記プローブ要求フレームは、VSSIDフィールド及びVSSIDリストフィールドを含まなく、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記SSIDフィールド又は前記SSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求し、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求し、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSID及び/又はレガシーなSSIDを要求する、
請求項57又は58に記載の無線通信方法。
【請求項60】
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第1値は非ゼロ値であり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第2値はゼロである、
請求項51~59のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項61】
無線通信方法であって、
第1アクセスポイント(AP)が、ステーション(STA)によって送信された関連付け要求フレームを受信するステップであって、前記関連付け要求フレームは、前記第1APとの関連付けを要求するために使用され、前記関連付け要求フレームは、少なくとも1つの指示情報を含み、前記少なくとも1つの指示情報は、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のサービスセット識別子(SSID)、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのレガシーなSSIDのうちの少なくとも1つを指示するために使用され、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、ステップと、
前記第1APが、前記STAに関連付け応答フレームを送信するステップであって、前記関連付け応答フレームは、前記STAによって関連付けを要求されるレガシーなSSIDに対応する関連付け識別子(AID)情報及び/又は前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDに対応する仮想関連付け識別子(VAID)情報を少なくとも含む、ステップと、を含む、無線通信方法。
【請求項62】
前記関連付け要求フレームは、前記STAのマルチAP協調能力情報をさらに含む、
請求項61に記載の無線通信方法。
【請求項63】
前記関連付け要求フレームは、
第1SSIDフィールド、第2SSIDフィールド、SSIDリストフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記第1SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記第2SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのVBSSのSSIDを指示するために使用され、前記SSIDリストフィールドは、複数のSSIDを要求するために使用され、前記複数のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用される、
請求項62に記載の無線通信方法。
【請求項64】
前記関連付け要求フレームは、
SSIDフィールド、選択されたマルチAP候補セットフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、
前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、
前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用される、
請求項62に記載の無線通信方法。
【請求項65】
前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、候補セット数量フィールド及び少なくとも1つの候補セット情報フィールドを含み、
前記候補セット数量フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの数を指示するために使用され、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である、
請求項64に記載の無線通信方法。
【請求項66】
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、候補セット識別子フィールド又は仮想基本サービスセット(VBSS)識別子フィールドを含み、
前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用される、
請求項65に記載の無線通信方法。
【請求項67】
前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、候補セットとの関連付け要求フィールドをさらに含み、
前記候補セットとの関連付け要求フィールドは、前記STAが、関わるマルチAP候補セットに関連付けることを要求することを指示するために使用され、又は、前記候補セットとの関連付け要求フィールドは、関わるマルチAP候補セットに関連付けないことを要求することを指示するために使用される、
請求項65又は66に記載の無線通信方法。
【請求項68】
前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、STA優先度フィールド及びマルチAPスキームサポートフィールドを含み、
前記STA優先度フィールドは、前記STAがマルチAPの伝送又は受信メカニズムに関与する際の優先度情報を指示するために使用され、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、前記STAがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用される、
請求項63~67のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項69】
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、協調空間再利用(C-SR)フィールド、協調ビームフォーミング(C-BF)フィールド、協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)フィールド、共同伝送(J-TX)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRフィールド、C-UL MU MIMOフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記C-SRフィールドは、前記STAがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、前記STAがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOフィールドは、前記STAがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXフィールドは、前記STAがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項68に記載の無線通信方法。
【請求項70】
前記マルチAPスキームサポートフィールドがC-BFフィールドを含まない場合、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAがC-BFをサポートすることを暗黙的に指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドがJ-TXフィールドを含まない場合、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAがJ-TXフィールドをサポートすることを暗黙的に指示する、
請求項69に記載の無線通信方法。
【請求項71】
前記STAのマルチAP協調能力フィールド自体は、前記STAがアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートすることを暗黙的に指示する、
請求項68~70のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項72】
前記関連付け応答フレームは、協調者鍵保持識別情報及び鍵生成方法情報をさらに含み、前記協調者鍵保持識別情報は、前記STAと前記協調者との間のマスター鍵対及び一時鍵対を生成するために使用される、
請求項61~71のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項73】
前記関連付け応答フレームは、
状態コードフィールド、AIDフィールド、VAIDフィールド、鍵生成方法フィールド、高速基本サービスセット切り替えエレメント(FTE)フィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、ロバストセキュリティネットワークエレメント(RSNE)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記AIDフィールドは、基本サービスセット(BSS)においてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、マスター鍵対(PMK)及び/又はグループマスター鍵(GMK)と、一時鍵対(PTK)及び/又はグループ一時鍵(GTK)とを直接確立することを指示するために使用される、
請求項72に記載の無線通信方法。
【請求項74】
前記関連付け応答フレームは、
状態コードフィールド、AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記AIDフィールドはさらに、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される、
請求項72に記載の無線通信方法。
【請求項75】
前記関連付け応答フレームは、
状態コードフィールド、第1AIDフィールド、第2AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記第1AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記第2AIDフィールドは、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される、
請求項72に記載の無線通信方法。
【請求項76】
前記状態コードフィールドが成功したことを指示する場合、前記STAがレガシーなSSID及びVBSSのSSIDとの関連付けに成功したことを表し、及び/又は、
前記状態コードフィールドがVBSS失敗であることを指示する場合、前記STAのVBSSのSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを表し、及び/又は、
前記状態コードフィールドが失敗したことを指示する場合、前記STAのレガシーなSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを表す、
請求項73~75のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項77】
前記状態コードフィールドが、前記STAのレガシーなSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを指示する場合、前記STAは、対応するレガシーなSSID及びVBSSのSSIDに関連付けるための関連付け要求を再度開始する必要があり、及び/又は、
前記状態コードフィールドが、前記STAのVBSSのSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを指示する場合、前記STAは、対応するVBSSのSSIDに関連付けるための関連付け要求を再度開始する必要がある、
請求項73~76のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項78】
前記マルチAP候補セット情報フィールドは、候補セット情報フィールドを含み、
前記候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、サウンディング方法フィールド、マルチAPスキームフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記VBSS識別子フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用され、前記候補セット識別子フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記サウンディング方法フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用され、前記マルチAPスキームフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用され、前記AP数量フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用され、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、前記共同サウンディングサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項73~77のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項79】
前記候補セット情報フィールドが共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする、
請求項78に記載の無線通信方法。
【請求項80】
前記サウンディング方法フィールドは、シーケンシャルサウンディングフィールド、共同サウンディングフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記サウンディング方法フィールドは、共同サウンディングフィールドのみを含み、
前記シーケンシャルサウンディングフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをサポートするか否かを指示するために使用され、前記共同サウンディングフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項78に記載の無線通信方法。
【請求項81】
前記サウンディング方法フィールドがシーケンシャルサウンディングフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする、
請求項80に記載の無線通信方法。
【請求項82】
前記マルチAPスキームフィールドは、アップリンク協調直交周波数分割多元接続(C-OFDMA)フィールド、ダウンリンクC-OFDMAフィールド、協調空間再利用(C-SR)とC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRと協調ビームフォーミング(C-BF)との共同フィールド、C-SRと共同伝送(J-TX)との共同フィールド、C-SRと協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)との共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記アップリンクC-OFDMAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-BFとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとJ-TXとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記シングルユーザJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記マルチユーザJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダイバーシティJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記多重化J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記全帯域幅J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記部分帯域幅J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記検出及び廃棄フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートするか否かを指示するために使用され、前記干渉軽減フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項78に記載の無線通信方法。
【請求項83】
前記マルチAPスキームフィールドがアップリンクC-OFDMAフィールド及びダウンリンクC-OFDMAフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする、
請求項82に記載の無線通信方法。
【請求項84】
前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記マルチユーザJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記マルチユーザJ-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記ダイバーシティJ-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記多重化J-TXフィールドを含まなく、又は、前記多重化J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記全帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記全帯域幅J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記部分帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記部分帯域幅J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する、
請求項82に記載の無線通信方法。
【請求項85】
前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールド及び前記全帯域幅J-TXフィールドを含まない、
請求項82に記載の無線通信方法。
【請求項86】
前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでダイバーシティタイプの共同伝送をサポートし、及び/又は、
前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトで全帯域幅の共同伝送をサポートする、
請求項85に記載の無線通信方法。
【請求項87】
前記マルチAPスキームフィールドは、C-OFDMAサポートフィールド、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記C-OFDMAサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項78に記載の無線通信方法。
【請求項88】
前記マルチAPスキームフィールドがC-OFDMAサポートフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする、
請求項87に記載の無線通信方法。
【請求項89】
前記複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールドは、BSS識別子フィールド、AP識別子フィールド、及びAP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用され、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用され、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される、
請求項78に記載の無線通信方法。
【請求項90】
前記AP識別子フィールドは、マスターアクセスポイント(MAP)又は協調者によって直接設定され、又は、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのマルチAP候補セットにおける順序によって決定される、
請求項89に記載の無線通信方法。
【請求項91】
前記AP役割フィールドは、協調AP役割フィールド、被協調AP役割フィールド、共有AP役割フィールド、及び被共有AP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
チャネルサウンディング段階では、前記協調AP役割フィールドによって指示される協調APがサウンディングを開始し、前記被協調AP役割フィールドによって指示されるAPがサウンディングに関与し、準備段階及び/又は伝送段階では、前記共有AP役割フィールドによって指示されるAPが、その伝送機会(TXOP)リソースを前記被共有AP役割フィールドによって指示されるAPに共有して協調伝送を行う、
請求項89又は90に記載の無線通信方法。
【請求項92】
前記無線通信方法は、
前記第1APが、第2APに共有情報を送信するステップであって、前記第2APと前記第1APは、同じレガシーなSSIDに属され、又は、前記第2APと前記第1APは、同じVBSSのSSIDに属され、前記共有情報は、前記STAのメディアアクセス制御(MAC)アドレス及び/又は前記STAのマルチAP協調能力情報を含む、ステップと、
前記第1APが、前記第2APによって送信された確認情報を受信するステップであって、前記確認情報は、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用される、ステップと、をさらに含む、
請求項61~91のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項93】
前記第1APは非協調者であり、前記第2APは協調者であり、又は、
前記第1APは協調者であり、前記第2APは非協調者である、
請求項92に記載の無線通信方法。
【請求項94】
前記第1APが協調者である場合、前記共有情報は、前記協調者と、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPとの間で、前記STAの関係情報を共有するために使用される、
請求項92又は93に記載の無線通信方法。
【請求項95】
前記第1APが協調者であり、かつ前記STAと、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPとの間のPTK及び/又はGTKが対応するAPによって生成される場合、前記共有情報は、協調者鍵保持識別情報をさらに含み、前記協調者鍵保持識別情報は、前記第2APが協調者のPMK及び/又はGMKを取得するために使用され、前記協調者のPMK及び/又はGTKは、前記第2APがそれ自体のPMK及び/又はGMKを生成するために使用され、前記第2APと前記STAとの間で、前記第2APのPMK及び/又はGMKによって生成されたPTK及び/又はGTKに基づいて通信が行われる、
請求項92~94のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項96】
前記共有情報は、関連付け情報共有フレームを介して送信され、前記関連付け情報共有フレームは、関連付け情報共有フィールドを含み、
前記関連付け情報共有フィールドは、STA MACアドレスフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールド、SSIDフィールド、VAIDフィールド、協調者鍵保持識別子フィールド、FTEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記STA MACアドレスフィールドは、前記STAのMACアドレスを指示するために使用され、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用され、前記SSIDフィールドは、複数のVBSSのSSIDのうち、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSにおいて、協調者が前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記協調者鍵保持識別子フィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、
前記複数のVBSSのSSIDは、前記第2APと協調者との間で確立されたVBSSである、
請求項92~95のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項97】
前記確認情報は、関連付け情報確認フレームを介して送信され、前記関連付け情報確認フレームは、関連付け確認フィールドを含み、
前記関連付け確認フィールドは、関連付け確認コードフィールド、VAIDフィールド、協調者鍵保持識別子フィールド、FTEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記関連付け確認コードフィールドは、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSにおいて、協調者が前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記協調者鍵保持識別子フィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用される、
請求項92~95のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項98】
前記第1APが非協調者であり、前記第2APが協調者である場合、前記協調者鍵保持識別情報は、前記第1APが協調者のPMK及び/又はGMKを取得するために使用され、前記協調者のPMK及び/又はGTKは、前記第1APがそれ自体のPMK及び/又はGMKを生成するために使用され、前記第1APと前記STAとの間で、前記第1APのPMK及び/又はGMKによって生成されたPTK及び/又はGTKに基づいて通信が行われる、
請求項97に記載の無線通信方法。
【請求項99】
前記第1APが非協調者であり、前記第2APが協調者である場合、前記共有情報で搬送される前記STAの関係情報は、前記第2APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される、
請求項92~98のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項100】
前記確認情報は、確認(ACK)フレームを介して送信され、前記ACKフレームは、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れることを指示するために使用される、
請求項92~95のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項101】
前記第1APが第2APに共有情報を送信するステップは、
前記第1APが前記STAによって送信された前記関連付け要求フレームを受信するステップと、前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信するステップとの間に、前記第1APが前記第2APに前記共有情報を送信するステップ、又は、
前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信した後、前記第1APが前記第2APに前記共有情報を送信するステップを含む、
請求項92~100のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項102】
前記共有情報は、有線伝送方式で送信され、及び/又は、前記確認情報は、有線伝送方式で送信される、
請求項92~95のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項103】
前記第1APが協調者であり、MAC層におけるフレーミングが協調者によって実行される場合、前記第1APは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに、前記STAの関係情報を共有する必要がない、
請求項61~102のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項104】
前記無線通信方法は、
前記第1APが、前記STAとの間のPMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立するステップをさらに含む、
請求項103に記載の無線通信方法。
【請求項105】
前記無線通信方法は、
前記第1APが、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに、トリガフレームを送信するステップをさらに含み、
前記トリガフレームで指定されたリソース及び伝送モードは、対応するAPが前記STAに、前記第1APによって共有されたデータを送信するために使用される、
請求項103又は104に記載の無線通信方法。
【請求項106】
前記STAが前記第1APに関連付けられた後、前記STAは、前記第1APにマルチAP候補セットとの関連付けを要求し、又は、前記STAが前記第1APとの関連付けを要求すると同時に、前記STAは、前記第1APにマルチAP候補セットとの関連付けを要求する、
請求項61~105のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項107】
前記関連付け要求フレームのRAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるAPの基本サービスセット識別子(BSSID)を指示するために使用され、又は、前記関連付け要求フレームのRAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるAPのMACアドレスを指示するために使用される、
請求項61~106のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項108】
前記無線通信方法は、
前記第1APが協調者である場合、前記第1APが、前記STAの関連付け情報を前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに直接共有するステップ、又は、
前記第1APが非協調者である場合、前記第1APが、前記STAの関連付け情報を前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者に共有するステップであって、前記STAの関連付け情報は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者によって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される、ステップをさらに含む、
請求項61~107のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項109】
無線通信方法であって、
ステーション(STA)が、第1アクセスポイント(AP)に関連付け要求フレームを送信するステップであって、前記関連付け要求フレームは、前記第1APとの関連付けを要求するために使用され、前記関連付け要求フレームは、少なくとも1つの指示情報を含み、前記少なくとも1つの指示情報は、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のサービスセット識別子(SSID)、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのレガシーなSSIDのうちの少なくとも1つを指示するために使用され、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、ステップと、
前記STAが、前記第1APによって送信された関連付け応答フレームを受信するステップであって、前記関連付け応答フレームは、前記STAによって関連付けを要求されるレガシーなSSIDに対応する関連付け識別子(AID)情報及び/又は前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDに対応する仮想関連付け識別子(VAID)情報を少なくとも含む、ステップと、を含む、無線通信方法。
【請求項110】
前記関連付け要求フレームは、前記STAのマルチAP協調能力情報をさらに含む、
請求項109に記載の無線通信方法。
【請求項111】
前記関連付け要求フレームは、
第1SSIDフィールド、第2SSIDフィールド、SSIDリストフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記第1SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記第2SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのVBSSのSSIDを指示するために使用され、前記SSIDリストフィールドは、複数のSSIDを要求するために使用され、前記複数のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用される、
請求項110に記載の無線通信方法。
【請求項112】
前記関連付け要求フレームは、
SSIDフィールド、選択されたマルチAP候補セットフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、
前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、
前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用される、
請求項110に記載の無線通信方法。
【請求項113】
前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、候補セット数量フィールド及び少なくとも1つの候補セット情報フィールドを含み、
前記候補セット数量フィールドは前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの数を指示するために使用され、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である、
請求項112に記載の無線通信方法。
【請求項114】
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、候補セット識別子フィールド又は仮想基本サービスセット(VBSS)識別子フィールドを含み、
前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用される、
請求項113に記載の無線通信方法。
【請求項115】
前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、候補セットとの関連付け要求フィールドをさらに含み、
前記候補セットとの関連付け要求フィールドは、前記STAが、関わるマルチAP候補セットに関連付けることを要求することを指示するために使用され、又は、前記候補セットとの関連付け要求フィールドは、関わるマルチAP候補セットに関連付けないことを要求することを指示するために使用される、
請求項113又は114に記載の無線通信方法。
【請求項116】
前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、STA優先度フィールド及びマルチAPスキームサポートフィールドを含み、
前記STA優先度フィールドは、前記STAがマルチAPの伝送又は受信メカニズムに関与する際の優先度情報を指示するために使用され、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、前記STAがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用される、
請求項111~115のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項117】
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、協調空間再利用(C-SR)フィールド、協調ビームフォーミング(C-BF)フィールド、協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)フィールド、共同伝送(J-TX)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRフィールド、C-UL MU MIMOフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記C-SRフィールドは、前記STAがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、前記STAがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOフィールドは、前記STAがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXフィールドは、前記STAがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項116に記載の無線通信方法。
【請求項118】
前記マルチAPスキームサポートフィールドがC-BFフィールドを含まない場合、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAがC-BFをサポートすることを暗黙的に指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドがJ-TXフィールドを含まない場合、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAがJ-TXフィールドをサポートすることを暗黙的に指示する、
請求項117に記載の無線通信方法。
【請求項119】
前記STAのマルチAP協調能力フィールド自体は、前記STAがアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートすることを暗黙的に指示する、
請求項116~118のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項120】
前記関連付け応答フレームは、協調者鍵保持識別情報及び鍵生成方法情報をさらに含み、前記協調者鍵保持識別情報は、前記STAと前記協調者との間のマスター鍵対及び一時鍵対を生成するために使用される、
請求項109~119のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項121】
前記関連付け応答フレームは、
状態コードフィールド、AIDフィールド、VAIDフィールド、鍵生成方法フィールド、高速基本サービスセット切り替えエレメント(FTE)フィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、ロバストセキュリティネットワークエレメント(RSNE)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記AIDフィールドは、基本サービスセット(BSS)においてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、マスター鍵対(PMK)及び/又はグループマスター鍵(GMK)と、一時鍵対(PTK)及び/又はグループ一時鍵(GTK)とを直接確立することを指示するために使用される、
請求項120に記載の無線通信方法。
【請求項122】
前記関連付け応答フレームは、
状態コードフィールド、AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記AIDフィールドはさらに、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される、
請求項120に記載の無線通信方法。
【請求項123】
前記関連付け応答フレームは、
状態コードフィールド、第1AIDフィールド、第2AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記第1AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記第2AIDフィールドは、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される、
請求項120に記載の無線通信方法。
【請求項124】
前記状態コードフィールドが成功したことを指示する場合、前記STAがレガシーなSSID及びVBSSのSSIDとの関連付けに成功したことを表し、及び/又は、
前記状態コードフィールドがVBSS失敗であることを指示する場合、前記STAのVBSSのSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを表し、及び/又は、
前記状態コードフィールドが失敗したことを指示する場合、前記STAのレガシーなSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを表す、
請求項121~123のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項125】
前記状態コードフィールドが、前記STAのレガシーなSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを指示する場合、前記STAは、対応するレガシーなSSID及びVBSSのSSIDに関連付けるための関連付け要求を再度開始する必要があり、及び/又は、
前記状態コードフィールドが、前記STAのVBSSのSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを指示する場合、前記STAは、対応するVBSSのSSIDに関連付けるための関連付け要求を再度開始する必要がある、
請求項121~124のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項126】
前記マルチAP候補セット情報フィールドは、候補セット情報フィールドを含み、
前記候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、サウンディング方法フィールド、マルチAPスキームフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記VBSS識別子フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用され、前記候補セット識別子フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記サウンディング方法フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用され、前記マルチAPスキームフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用され、前記AP数量フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用され、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、前記共同サウンディングサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項121~125のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項127】
前記候補セット情報フィールドが共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする、
請求項126に記載の無線通信方法。
【請求項128】
前記サウンディング方法フィールドは、シーケンシャルサウンディングフィールド、共同サウンディングフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記サウンディング方法フィールドは、共同サウンディングフィールドのみを含み、
前記シーケンシャルサウンディングフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをサポートするか否かを指示するために使用され、前記共同サウンディングフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項126に記載の無線通信方法。
【請求項129】
前記サウンディング方法フィールドがシーケンシャルサウンディングフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする、
請求項128に記載の無線通信方法。
【請求項130】
前記マルチAPスキームフィールドは、アップリンク協調直交周波数分割多元接続(C-OFDMA)フィールド、ダウンリンクC-OFDMAフィールド、協調空間再利用(C-SR)とC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRと協調ビームフォーミング(C-BF)との共同フィールド、C-SRと共同伝送(J-TX)との共同フィールド、C-SRと協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)との共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記アップリンクC-OFDMAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-BFとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとJ-TXとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記シングルユーザJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記マルチユーザJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダイバーシティJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記多重化J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記全帯域幅J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記部分帯域幅J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記検出及び廃棄フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートするか否かを指示するために使用され、前記干渉軽減フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項126に記載の無線通信方法。
【請求項131】
前記マルチAPスキームフィールドがアップリンクC-OFDMAフィールド及びダウンリンクC-OFDMAフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする、
請求項130に記載の無線通信方法。
【請求項132】
前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記マルチユーザJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記マルチユーザJ-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記ダイバーシティJ-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記多重化J-TXフィールドを含まなく、又は、前記多重化J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記全帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記全帯域幅J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記部分帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記部分帯域幅J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する、
請求項130に記載の無線通信方法。
【請求項133】
前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールド及び前記全帯域幅J-TXフィールドを含まない、
請求項130に記載の無線通信方法。
【請求項134】
前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでダイバーシティタイプの共同伝送をサポートし、及び/又は、
前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトで全帯域幅の共同伝送をサポートする、
請求項133に記載の無線通信方法。
【請求項135】
前記マルチAPスキームフィールドは、C-OFDMAサポートフィールド、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記C-OFDMAサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される、
請求項126に記載の無線通信方法。
【請求項136】
前記マルチAPスキームフィールドがC-OFDMAサポートフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする、
請求項135に記載の無線通信方法。
【請求項137】
前記複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールドは、BSS識別子フィールド、AP識別子フィールド、及びAP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用され、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用され、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される、
請求項126に記載の無線通信方法。
【請求項138】
前記AP識別子フィールドは、マスターアクセスポイント(MAP)又は協調者によって直接設定され、又は、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのマルチAP候補セットにおける順序によって決定される、
請求項137に記載の無線通信方法。
【請求項139】
前記AP役割フィールドは、協調AP役割フィールド、被協調AP役割フィールド、共有AP役割フィールド、及び被共有AP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
チャネルサウンディング段階では、前記協調AP役割フィールドによって指示される協調APがサウンディングを開始し、前記被協調AP役割フィールドによって指示されるAPがサウンディングに関与し、準備段階及び/又は伝送段階では、前記共有AP役割フィールドによって指示されるAPが、その伝送機会(TXOP)リソースを前記被共有AP役割フィールドによって指示されるAPに共有して協調伝送を行う、
請求項137又は138に記載の無線通信方法。
【請求項140】
前記第1APが協調者であり、且つメディアアクセス制御(MAC)層におけるフレーミングが協調者によって実行される場合、前記第1APは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに、前記STAの関係情報を共有する必要がない、
請求項109~139のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項141】
前記第1APと前記STAとの間のPMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとは、前記第1APによって直接確立される、
請求項140に記載の無線通信方法。
【請求項142】
前記STAが前記第1APに関連付けられた後、前記STAは、前記第1APにマルチAP候補セットとの関連付けを要求し、又は、前記STAが前記第1APとの関連付けを要求すると同時に、前記STAは、前記第1APにマルチAP候補セットとの関連付けを要求する、
請求項109~141のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項143】
前記関連付け要求フレームのRAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるAPの基本サービスセット識別子(BSSID)を指示するために使用され、又は、前記関連付け要求フレームのRAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるAPのMACアドレスを指示するために使用される、
請求項109~142のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項144】
前記第1APが協調者である場合、前記STAの関連付け情報は、前記第1APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに直接共有され、又は、
前記第1APが非協調者である場合、前記STAの関連付け情報は、前記第1APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者に共有され、そうしてから、前記STAの関連付け情報は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者によって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される、
請求項109~143のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項145】
無線通信方法であって、
第2アクセスポイント(AP)が、第1APによって送信された共有情報を受信するステップであって、前記第2APと前記第1APは、同じレガシーなサービスセット識別子(SSID)に属され、又は、前記第2APと前記第1APは、同じ仮想基本サービスセット(VBSS)のSSIDに属され、前記共有情報は、前記ステーション(STA)のメディアアクセス制御(MAC)アドレス及び/又は前記STAのマルチAP協調能力情報を含み、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、ステップと、
前記第2APが、前記第1APに確認情報を送信するステップであって、前記確認情報は、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用される、ステップと、を含む、無線通信方法。
【請求項146】
前記第1APは非協調者であり、前記第2APは協調者であり、又は、
前記第1APは協調者であり、前記第2APは非協調者である、
請求項145に記載の無線通信方法。
【請求項147】
前記第1APが協調者である場合、前記共有情報は、前記協調者と、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPとの間で、前記STAの関係情報を共有するために使用される、
請求項145又は146に記載の無線通信方法。
【請求項148】
前記第1APが協調者であり、かつ前記STAと、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPとの間のPTK及び/又はGTKが対応するAPによって生成される場合、前記共有情報は、協調者鍵保持識別情報をさらに含み、
前記協調者鍵保持識別情報は、前記第2APが協調者のPMK及び/又はGMKを取得するために使用され、前記協調者のPMK及び/又はGTKは、前記第2APがそれ自体のPMK及び/又はGMKを生成するために使用され、前記第2APと前記STAとの間で、前記第2APのPMK及び/又はGMKによって生成されたPTK及び/又はGTKに基づいて通信が行われる、
請求項145~47のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項149】
前記共有情報は、関連付け情報共有フレームを介して送信され、前記関連付け情報共有フレームは、関連付け情報共有フィールドを含み、
前記関連付け情報共有フィールドは、STA MACアドレスフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールド、SSIDフィールド、仮想関連付け識別子(VAID)フィールド、協調者鍵保持識別子フィールド、高速基本サービスセット切り替えエレメント(FTE)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記STA MACアドレスフィールドは、前記STAのMACアドレスを指示するために使用され、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用され、前記SSIDフィールドは、複数のVBSSのSSIDのうち、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSにおいて、協調者が前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記協調者鍵保持識別子フィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、
前記複数のVBSSのSSIDは、前記第2APと協調者との間で確立されたVBSSである、
請求項145~148のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項150】
前記確認情報は、関連付け情報確認フレームを介して送信され、前記関連付け情報確認フレームは、関連付け確認フィールドを含み、
前記関連付け確認フィールドは、関連付け確認コードフィールド、VAIDフィールド、協調者鍵保持識別子フィールド、FTEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記関連付け確認コードフィールドは、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSにおいて、協調者が前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記協調者鍵保持識別子フィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用される、
請求項145~148のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項151】
前記第1APが非協調者であり、前記第2APが協調者である場合、前記協調者鍵保持識別情報は、前記第1APが協調者のPMK及び/又はGMKを取得するために使用され、前記協調者のPMK及び/又はGTKは、前記第1APがそれ自体のPMK及び/又はGMKを生成するために使用され、前記第1APと前記STAとの間で、前記第1APのPMK及び/又はGMKによって生成されたPTK及び/又はGTKに基づいて通信が行われる、
請求項150に記載の無線通信方法。
【請求項152】
前記第1APが非協調者であり、前記第2APが協調者である場合、前記共有情報で搬送される前記STAの関係情報は、前記第2APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される、
請求項145~151のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項153】
前記確認情報は、確認(ACK)フレームを介して送信され、前記ACKフレームは、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れることを指示するために使用される、
請求項145~148のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項154】
前記共有情報は、前記第1APが前記STAによって送信された前記関連付け要求フレームを受信することと、前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信することとの間に送信され、又は、
前記共有情報は、前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信した後に送信される、
請求項145~153のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項155】
前記共有情報は、有線伝送方式で送信され、及び/又は、前記確認情報は、有線伝送方式で送信される、
請求項145~148のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項156】
前記無線通信方法は、
前記第2APが、前記第1APによって送信されたトリガフレームを受信するステップであって、前記第2APは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応するAPである、ステップと、
前記第2APが、前記トリガフレームで指定されたリソース及び伝送モードに基づいて、前記STAに、前記第1APによって共有されたデータを送信するステップと、をさらに含む、
請求項145~155のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項157】
前記第1APが協調者である場合、前記STAの関連付け情報は、前記第1APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに直接共有され、又は、
前記第1APが非協調者である場合、前記STAの関連付け情報は、前記第1APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者に共有され、そうしてから、前記STAの関連付け情報は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者によって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される、
請求項145~456のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項158】
ステーション(STA)であって、第1通信ユニットを備え、
前記第1通信ユニットは、アクセスポイント(AP)によって送信された第1情報を受信するように構成され、
前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、
前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなサービスセット識別子(SSID)、前記APが属している少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のSSID、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、ステーション。
【請求項159】
アクセスポイント(AP)であって、第1通信ユニットを備え、
前記第1通信ユニットは、ステーション(STA)に第1情報を送信するように構成され、
前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、
前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなサービスセット識別子(SSID)、前記APが属している少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のSSID、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、アクセスポイント。
【請求項160】
アクセスポイント(AP)であって、前記アクセスポイントは第1APであり、前記APは、第1通信ユニットと、第2通信ユニットと、を備え、
前記第1通信ユニットは、ステーション(STA)によって送信された関連付け要求フレームを受信するように構成され、前記関連付け要求フレームは、前記第1APとの関連付けを要求するために使用され、前記関連付け要求フレームは、少なくとも1つの指示情報を含み、前記少なくとも1つの指示情報は、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のサービスセット識別子(SSID)、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのレガシーなSSIDのうちの少なくとも1つを指示するために使用され、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、
前記第2通信ユニットは、前記STAに関連付け応答フレームを送信するように構成され、前記関連付け応答フレームは、前記STAによって関連付けを要求されるレガシーなSSIDに対応する関連付け識別子(AID)情報及び/又は前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDに対応する仮想関連付け識別子(VAID)情報を少なくとも含む、アクセスポイント。
【請求項161】
ステーション(STA)であって、第1通信ユニットと、第2通信ユニットと、を備え、
前記第1通信ユニットは、第1アクセスポイント(AP)に関連付け要求フレームを送信するように構成され、前記関連付け要求フレームは、前記第1APとの関連付けを要求するために使用され、前記関連付け要求フレームは、少なくとも1つの指示情報を含み、前記少なくとも1つの指示情報は、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のサービスセット識別子(SSID)、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのレガシーなSSIDのうちの少なくとも1つを指示するために使用され、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、
前記第2通信ユニットは、前記第1APによって送信された関連付け応答フレームを受信するように構成され、前記関連付け応答フレームは、前記STAによって関連付けを要求されるレガシーなSSIDに対応する関連付け識別子(AID)情報及び/又は前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDに対応する仮想関連付け識別子(VAID)情報を少なくとも含む、ステーション。
【請求項162】
アクセスポイント(AP)であって、前記APは第2APであり、前記APは、第1通信ユニットと、第2通信ユニットと、を備え、
前記第1通信ユニットは、第1APによって送信された共有情報を受信するように構成され、前記第2APと前記第1APは、同じレガシーなサービスセット識別子(SSID)に属され、又は、前記第2APと前記第1APは、同じ仮想基本サービスセット(VBSS)のSSIDに属され、前記共有情報は、前記ステーション(STA)のメディアアクセス制御(MAC)アドレス及び/又は前記STAのマルチAP協調能力情報を含み、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、
前記第2通信ユニットは、前記第1AP確認情報を送信するように構成され、前記確認情報は、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用される、アクセスポイント。
【請求項163】
ステーション(STA)であって、プロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、請求項1~30のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、ステーション。
【請求項164】
アクセスポイント(AP)であって、プロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、請求項31~60のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、アクセスポイント。
【請求項165】
アクセスポイント(AP)であって、プロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、請求項61~108のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、アクセスポイント。
【請求項166】
ステーション(STA)であって、プロセッサとメモリとを備え、
プロセッサと、メモリとを備え、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、請求項109~144のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、ステーション。
【請求項167】
アクセスポイント(AP)であって、プロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、請求項145~157のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、アクセスポイント。
【請求項168】
チップであって、
メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、前記チップが搭載された機器に、請求項1~30のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項31~60のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項61~108のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項109~144のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項145~157のいずれか一項に記載の方法を実行させるプロセッサを備える、チップ。
【請求項169】
コンピュータに、請求項1~30のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項31~60のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項61~108のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項109~144のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項145~157のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項170】
コンピュータに、請求項1~30のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項31~60のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項61~108のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項109~144のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項145~157のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項171】
コンピュータに、請求項1~30のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項31~60のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項61~108のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項109~144のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項145~157のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、通信領域に関し、より具体的には、無線通信方法及び機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
アクセスポイント(AP:Access Point)の能力を向上させるために、マルチAP協調を導入することで伝送能力を向上させる。マルチAP協調では、マルチAP候補セット(Multi-AP Candidate Set)を確立する必要があるが、ステーション(STA:Station)がマルチAP候補セットをどのように発見するか、STAがマルチAP候補セットにどのように関連付けられるかは、早急に解決すべき課題となっている。
【発明の概要】
【0003】
本願の実施例は、無線通信方法及び機器を提供し、STAのマルチAP候補セットの発見方法及びSTAをマルチAP候補セットに関連付ける方法を設計することにより、マルチAP協調伝送を実現することができる。
【0004】
第1態様では、無線通信方法を提供し、前記方法は、
STAが、APによって送信された第1情報を受信するステップを含み、
前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、
前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなサービスセット識別子(SSID)、前記APが属している少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のSSID、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される。
【0005】
第2態様では、無線通信方法を提供し、前記方法は、
APが、STAに第1情報を送信するステップを含み、
前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、
前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSID、前記APが属している少なくとも1つのVBSSのSSID、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、ESSを含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される。
【0006】
第3態様では、無線通信方法を提供し、前記方法は、
第1APが、STAによって送信された関連付け要求フレームを受信するステップであって、前記関連付け要求フレームは、前記第1APとの関連付けを要求するために使用され、前記関連付け要求フレームは、少なくとも1つの指示情報を含み、前記少なくとも1つの指示情報は、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのVBSSのSSID、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのレガシーなSSIDのうちの少なくとも1つを指示するために使用され、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、ESSを含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、ステップと、
前記第1APが、前記STAに関連付け応答フレームを送信するステップであって、前記関連付け応答フレームは、前記STAによって関連付けを要求されるレガシーなSSIDに対応するAID情報及び/又は前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDに対応するVAID情報を少なくとも含む、ステップと、を含む。
【0007】
第4態様では、無線通信方法を提供し、前記方法は、
STAが、第1APに関連付け要求フレームを送信するステップであって、前記関連付け要求フレームは、前記第1APとの関連付けを要求するために使用され、前記関連付け要求フレームは、少なくとも1つの指示情報を含み、前記少なくとも1つの指示情報は、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのVBSSのSSID、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのレガシーなSSIDのうちの少なくとも1つを指示するために使用され、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、ESSを含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、ステップと、
前記STAが、前記第1APによって送信された関連付け応答フレームを受信するステップであって、前記関連付け応答フレームは、前記STAによって関連付けを要求されるレガシーなSSIDに対応するAID情報及び/又は前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDに対応するVAID情報を少なくとも含む、ステップと、を含む。
【0008】
第5態様では、無線通信方法を提供し、前記方法は、
第2APが、第1APによって送信された共有情報を受信するステップであって、前記第2APと前記第1APは、同じレガシーなSSIDに属され、又は、前記第2APと前記第1APは、同じVBSSのSSIDに属され、前記共有情報は、STAのMACアドレス及び/又は前記STAのマルチAP協調能力情報を含み、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、ESSを含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、ステップと、
前記第2APが、前記第1APに確認情報を送信するステップであって、前記確認情報は、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用される、ステップと、を含む。
【0009】
第6態様では、上記の第1態様における方法を実行するためのSTAを提供する。
【0010】
具体的には、前記STAは、上記の第1態様における方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0011】
第7態様では、上記の第2態様における方法を実行するためのAPを提供する。
【0012】
具体的には、前記APは、上記の第2態様における方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0013】
第8態様では、上記の第1態様において第1APによって実行される方法を実行するためのAPを提供する。
【0014】
具体的には、前記APは、上記の第3態様において第1APによって実行される方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0015】
第9態様では、上記の第4態様における方法を実行するためのSTAを提供する。
【0016】
具体的には、前記STAは、上記の第4態様における方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0017】
第10態様では、上記の第5態様において第2APによって実行される方法を実行するためのAPを提供する。
【0018】
具体的には、前記APは、上記の第5態様において第2APによって実行される方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0019】
第11態様では、プロセッサとメモリとを備えるSTAを提供する。前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶し、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、上記の第1態様における方法を実行する。
【0020】
第12態様では、プロセッサとメモリとを備えるAPを提供する。前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶し、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、上記の第2態様における方法を実行する。
【0021】
第13態様では、プロセッサとメモリとを備えるAPを提供する。前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶し、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、上記の第3態様において第1APによって実行される方法を実行する。
【0022】
第14態様では、プロセッサとメモリとを備えるSTAを提供する。前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶し、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、上記の第4態様における方法を実行する。
【0023】
第15態様では、プロセッサとメモリとを備えるAPを提供する。前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶し、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、上記の第5態様において第2APによって実行される方法を実行する。
【0024】
第16態様では、上記の第1態様~第5態様のいずれかにおける方法を実現するための装置を提供する。
【0025】
具体的には、前記装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、前記装置が取り付けられたデバイスに、上記の第1態様~第5態様のいずれかにおける方法を実行させる。
【0026】
第17態様では、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに、上記の第1態様~第5態様のいずれかにおける方法を実行させる。
【0027】
第18態様では、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、上記の第1態様~第5態様のいずれかにおける方法を実行させる。
【0028】
第19態様では、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムは実行されるときに、コンピュータに、上記の第1態様~第5態様のいずれかにおける方法を実行させる。
【0029】
上記の第1態様及び第2態様の技術的解決策により、STAのマルチAP候補セットの発見プロセス及びフレーム構造を設計し、それにより、マルチAP協調伝送を実現することができる。
【0030】
上記の第3態様~第5態様の技術的解決策により、STAをマルチAP候補セットに関連付けるプロセス及びフレーム構造を設計し、それにより、マルチAP協調伝送を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1】本願の実施例が適用される通信システムアーキテクチャの概略図である。
図2】本願で提供されるAPが近傍APをスキャニングするためのマルチAP協調能力の概略図である。
図3】本願で提供されるマルチAP候補セットの確立の概略図である。
図4】本願で提供されるSTAがBSSをアクティブにスキャニングする模式図である。
図5】本願で提供されるSSID要素の概略図である。
図6】本願で提供されるSSIDリスト要素の概略図である。
図7】本願で提供されるSTAがBSSをパッシブにスキャニングする模式図である。
図8】本願で提供されるSTAがBSSとの関連付けを要求する概略図である。
図9】本願の実施例で提供される有線マルチAP協調のアーキテクチャの概略図である。
図10】本願の実施例で提供される無線マルチAP協調のアーキテクチャの概略図である。
図11】本願の実施例で提供される無線通信方法の概略フローチャートである。
図12】本願の実施例で提供されるSTAのマルチAP候補セットのアクティブなスキャニングの概略フローチャートである。
図13】本願の実施例で提供されるSTAのマルチAP候補セットのパッシブなスキャニングの概略フローチャートである。
図14】本願の実施例で提供されるプローブ要求フレームの概略図である。
図15】本願の実施例で提供される別のプローブ要求フレームの概略図である。
図16】本願の実施例で提供されるビーコンフレーム又はプローブ応答フレームの概略図である。
図17】本願の実施例で提供される別のビーコンフレーム又はプローブ応答フレームの概略図である。
図18】本願の実施例で提供されるさらに別のビーコンフレーム又はプローブ応答フレームの概略図である。
図19】本願の実施例で提供される別の無線通信方法の概略フローチャートである。
図20】それぞれ、本願の実施例で提供されるSTAがマルチAP候補セットとの関連付けを要求する概略フローチャートである。
図21】それぞれ、本願の実施例で提供されるSTAがマルチAP候補セットとの関連付けを要求する概略フローチャートである。
図22】それぞれ、本願の実施例で提供されるSTAがマルチAP候補セットとの関連付けを要求する概略フローチャートである。
図23】それぞれ、本願の実施例で提供されるSTAがマルチAP候補セットとの関連付けを要求する概略フローチャートである。
図24】それぞれ、本願の実施例で提供されるSTAがマルチAP候補セットとの関連付けを要求する概略フローチャートである。
図25】それぞれ、本願の実施例で提供されるSTAがマルチAP候補セットとの関連付けを要求する概略フローチャートである。
図26】それぞれ、本願の実施例で提供されるSTAがマルチAP候補セットとの関連付けを要求する概略フローチャートである。
図27】それぞれ、本願の実施例で提供されるSTAがマルチAP候補セットとの関連付けを要求する概略フローチャートである。
図28】本願の実施例で提供される関連付け要求フレームの概略図である。
図29】本願の実施例で提供される別の関連付け要求フレームの概略図である。
図30】本願の実施例で提供されるさらに別の関連付け要求フレームの概略図である。
図31】本願の実施例で提供されるさらに別の関連付け要求フレームの概略図である。
図32】本願の実施例で提供される関連付け応答フレームの概略図である。
図33】本願の実施例で提供される別の関連付け応答フレームの概略図である。
図34】本願の実施例で提供されるさらに別の関連付け応答フレームの概略図である。
図35】本願の実施例で提供されるさらに別の関連付け応答フレームの概略図である。
図36】本願の実施例で提供される関連付け情報共有フレームの概略図である。
図37】本願の実施例で提供される関連付け確認フレームの概略図である。
図38】本願の実施例で提供されるSTAの概略ブロック図である。
図39】本願の実施例で提供されるAPの概略ブロック図である。
図40】本願の実施例で提供される別のAPの概略ブロック図である。
図41】本願の実施例で提供される別のSTAの概略ブロック図である。
図42】本願の実施例で提供されるさらに別のAPの概略ブロック図である。
図43】本願の実施例で提供される通信機器の概略ブロック図である。
図44】本願の実施例で提供される装置の概略ブロック図である。
図45】本願の実施例で提供される通信システムの概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
下記において、本願の実施例における図面を参照して、本願の実施例の技術的解決策について説明するが、明らかに、説明される実施例は、本願の実施例の一部であり、全部の実施例ではない。本願の実施例について、当業者が創造的な労力を払わずに得られる他のすべての実施例は、本願の保護範囲に含まれる。
【0033】
本願の実施例における技術的解決策は、様々な通信システム、例えば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Networks)、ワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi:Wireless Fidelity)、又は他の通信システムなどのシステムに適用され得る。
【0034】
例示的に、本願の実施例が適用される通信システム100を図1に示す。前記通信システムは、AP110と、AP110を介してネットワークにアクセスするSTA120とを含み得る。
【0035】
いくつかのシーンでは、APは、AP STAとも呼ばれ得、即ち、ある意味で、APはSTAでもある。いくつかのシーンでは、STAは、非AP STA(non-AP STA)とも呼ばれ得る。
【0036】
いくつかの実施例では、STAは、AP STA及びnon-AP STAを含み得る。
【0037】
通信システム100における通信は、APとSTAとの間の通信であってもよく、STAとSTAとの間の通信であってもよく、STAと別のペアSTA(peer STA)との間の通信であってもよい。ここで、peer STAは、STAと対向的に通信するデバイスを指し得、例えば、peer STAはAPであってもよく、non-AP STAであってもよい。
【0038】
APは、有線ネットワーク又は無線ネットワークに接続するブリッジに相当し、主な機能は、様々な無線ネットワークのクライアントを接続し、さらに無線ネットワークをイーサネット(登録商標)に接続することである。AP機器は、Wi-Fiチップを搭載した端末機器(携帯電話など)又はネットワーク機器(ルータなど)である。
【0039】
理解すべきこととして、通信システムにおけるSTAの役割は絶対的なものではなく、例えば、いくつかのシーンでは、携帯電話がルータに接続されている場合、携帯電話はSTAであり、携帯電話が他の携帯電話のホットスポットとして使用される場合、携帯電話はAPとして機能する。
【0040】
AP及びSTAは、車両インターネットに適用されるデバイス、モノのインターネット(IoT:internet of things)におけるIoTノード、センサなど、スマートホームにおけるスマートカメラ、スマートリモコン、スマート水道メータなど、スマートシティにおけるセンサなどであってもよい。
【0041】
いくつかの実施例では、STAは、802.11be規格をサポートすることができる。STAは、802.11ax、802.11ac、802.11n、802.11g、802.11b、及び802.11aなど、802.11ファミリーの複数の現在及び将来のWLAN規格をサポートすることもできる。
【0042】
いくつかの実施例では、APは、802.11be規格をサポートするデバイスであってもよい。APは、802.11ax、802.11ac、802.11n、802.11g、802.11b、及び802.11aなど、802.11ファミリーの複数の現在及び将来のWLAN規格をサポートするデバイスであってもよい。
【0043】
いくつかの実施例では、AP110及び/又はSTA120は、屋内又は屋外、ハンドヘルド、ウェアラブル、又は車両搭載を含む陸上に配備されてもよく、水上(船舶など)に配備されてもよく、空中(飛行機、気球、衛星など)に配備されてもよい。
【0044】
本願の実施例では、STA120は、WLAN/Wi-Fi技術をサポートする携帯電話(Mobile Phone)、タブレット(Pad)、無線トランシーバ機能を備えたPC、仮想現実(VR:Virtual Reality)機器、拡張現実(AR:Augmented Reality)機器、産業用制御(industrial control)における無線機器、セットトップボックス、自動運転(self driving)における無線機器、車載通信機器、遠隔医療(remote medical)における無線機器、スマートグリッド(smart grid)における無線機器、交通安全(transportation safety)における無線機器、スマートシティ(smart city)における無線機器、又はスマートホーム(smart home)における無線機器、車載通信機器、無線通信チップ/特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)/システムオンチップ(SoC:System on Chip)などであり得る。
【0045】
限定ではない例として、本願の実施例では、STA120は、ウェアラブル機器であってもよい。ウェアラブル機器は、ウェアラブルスマート機器とも呼ばれ得、メガネ、手袋、時計、衣類、靴など日常着を知能的に設計するためにウェアラブル技術を適用して開発したウェアラブル機器の総称である。ウェアラブル機器は、身体に直接装着したり、ユーザの服やアクセサリーに組み込んだりする携帯用デバイスである。ウェアラブル機器は、ハードウェア機器であるだけでなく、ソフトウェアサポート、データインタラクション、クラウドインタラクションなどによって強力な機能を実現する。広義のウェアラブルスマート機器は、スマートウォッチやスマートグラスなどのように、フル機能を備え、サイズが大きく、スマートフォンに依存せずに完全な機能又は部分的な機能を実現できるデバイス、及び体の調子をモニタリングするための各種スマートブレスレットやスマートジュエリーなどのように、ある種のアプリケーション機能だけに集中して、スマートフォンなど他のデバイスと協力して使用する必要があるデバイスを含む。
【0046】
WLAN技術によってサポートされるバンドは、ローバンド(2.4GHz、5GHz、6GHz)、ハイバンド(60GHz)を含み得るが、これらに限定されない。
【0047】
図1は、1つのAP及び2つのSTAを例示的に示す。いくつかの実施例では、前記通信システム100は、複数のAP及び他の数のSTAを含み得るが、本願の実施例はこれらを限定しない。
【0048】
理解すべきこととして、本願の実施例では、ネットワーク/システムにおける通信機能を備えたデバイスは、通信機器と呼ばれ得る。図1に示す通信システム100を例にとると、通信機器は、通信機能を備えたAP110及びSTA120を含み得、AP110及びSTA120は、上記の具体的なデバイスであってもよく、ここでは繰り返して説明しない。通信機器は、通信システム100における他のデバイス、例えば、ネットワークコントローラ、ゲートウェイなどの他のネットワークエンティティをさらに含んでもよく、本願の実施例ではこれらを限定しない。
【0049】
理解すべきこととして、本明細書における「システム」及び「ネットワーク」という用語は、本明細書で常に互換可能に使用される。本明細書における「及び/又は」という用語は、関連付け対象の関連付け関係についてのみ説明し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、Aが独立で存在する場合、AとBの両方が存在する場合、Bが独立で存在する場合の3つの場合を表すことができる。また、本明細書における記号「/」は、通常、前後の関連付け対象間の関係が、「又は」という関係にあることを表す。
【0050】
理解すべきこととして、本願の実施例の「指示する」という記載は、直接的に指示することであってもよいし、間接的に指示することであってもよいし、関連関係を有するものとして指示されるものであってもよい。例えば、AがBを指示することは、AがBを直接的に指示すること、例えば、BはAによって情報を取得することができることを表すことができ、また、AがBを間接的に指示すること、例えば、AはCを指示し、BはCを介して情報を取得することができることも表すこともでき、また、AとBが関連関係を有することを表すこともできる。
【0051】
本願の実施形態の部分で使用される用語は、本願の具体的な実施例を説明することのみを意図するものであり、本願を限定することを意図するものではない。本願の明細書、特許請求の範囲及び図面における用語「第1」、「第2」、「第3」、「第4」などは、異なる対象を区別するためのものであり、特定の順序を説明するためのものではない。さらに、用語「含む」、「有する」、及びそれらの変形は、非排他的な包含を意図している。
【0052】
本願の実施例の説明において、「対応する」という用語は、両者間に直接的又は間接的に対応する関係を有することを意味してもよく、両者間に関連関係を有することを意味してもよく、指示することと指示されること、構成することと構成されることなどの関係を意味してもよい。
【0053】
本願の実施例では、「事前定義」又は「事前構成」は、デバイス(例えば、STA及びネットワーク機器を含む)内に、対応するコード、テーブル、又は関連情報を指示するために使用可能な他の形態を事前に保存することによって実現され得、本願はその具体的な実現形態を限定しない。例えば、事前定義は、「プロトコルで定義された」ことを指すことができる。
【0054】
本願の実施例では、前記「プロトコル」は、通信分野における標準プロトコルを指すことができ、例えば、Wi-Fiプロトコル及び将来のWi-Fi通信システムに適用される関連プロトコルを含み得るが、本願はこれらを限定しない。
【0055】
本願の実施例における技術的解決策の理解を容易にするために、具体的な実施例により本願の技術的解決策を以下に詳細に説明する。以下の関連技術は、任意選択的な解決策として本願の実施例の技術的解決策と任意に組み合わせることができ、いずれも本願の実施例の保護範囲に含まれる。本願の実施例は、以下の内容の少なくとも一部を含む。
【0056】
無線機器は、マルチバンド通信をサポートし、例えば、2.4GHz、5GHz、6GHz、及び60GHzのバンドで同時に通信したり、同じバンド(又は異なるバンド)の異なるチャネルで同時に通信したりすることで、デバイス間の通信スループット及び/又は信頼性を向上させる。このようなデバイスは通常、マルチバンドデバイス、又はマルチリンクデバイス(MLD:Multi-Link Device)と呼ばれ、マルチリンクエンティティ又はマルチバンドエンティティとも呼ばれ得る。MLDは、アクセスポイント機器であってもよく、ステーション機器であってもよい。MLDがアクセスポイント機器である場合、MLDには、1つ又は複数のAPが含まれ、MLDがステーション機器である場合、MLDには、1つ又は複数のnon-AP STAが含まれる。
【0057】
1つ又は複数のAPを含むMLDはAP MLDとも呼ばれ、1つ又は複数のnon-AP STAを含むMLDはNon-AP MLDとも呼ばれ、本願の実施例では、Non-AP MLDはSTA MLDとも呼ばれ得る。
【0058】
本願の実施例では、AP MLDは複数のAPを含み得、Non-AP MLDは複数のSTAを含み、AP MLD内のAPとNon-AP MLD内のSTAとの間に複数のリンクが形成され得、AP MLD内のAPとNon-AP MLD内の対応するSTAとの間で、対応するリンクを介してデータ通信を行うことができる。
【0059】
本願の実施例における技術的解決策の理解を容易にするために、本願に係るマルチAP候補セットの確立について以下に説明する。
【0060】
マルチAP候補セットの確立は、以下の2つの段階、即ち、マルチAP協調能力発見段階及びマルチAP候補セット確立段階に分けられる。
【0061】
マルチAP協調能力発見段階では、図2に示すように、APは、近傍APによって送信されたビーコン(Beacon)フレーム又は他の管理フレームを受信することによって、相互のマルチAP協調能力を発見することができる。
【0062】
マルチAP候補セット確立段階では、図3に示すように、マルチAP協調を開始するAPは、マスターAP(MAP:Master AP)と呼ばれ、MAPは、周囲のスレーブAP(SAP:Slave AP)(1つ又は複数のSAP)を選択してマルチAP協調に参加する。このプロセスでは、MAPとSAPの間で、マルチAP候補セットを構成するためのいくつかの情報がインタラクションされ、具体的なステップとインタラクションされる情報は、以下の通りである。
【0063】
1)MAPはSAPsに要求(Request)フレームを送信し、要求フレームは主に以下の情報、即ち、マルチAP協調時のSAPの識別子(ID:identity)の割り当ての情報、マルチAPセットのIDの割り当ての情報を含む。
【0064】
2)SAPはMAPに応答(Response)フレームを返信し、主に以下の情報、即ち、SAPに関連付けられたSTAの情報(STAのID及びマルチAP協調に関与する能力情報を含む)、STAがマルチAP協調に関与する優先度を含む。
【0065】
本願の実施例における技術的解決策の理解を容易にするために、本願に係るSTAの基本サービスセット(BSS:Basic Service Set)のアクティブ/パッシブなスキャニング方法について以下に説明する。
【0066】
アクティブスキャニング(Active Scanning)について、図4に示すように、STAは、プローブ要求(Probe Request)フレームを送信し、サービスセット識別子(SSID:Service Set Identifier)要素(element)/SSIDリスト要素を追加して、関係するSSIDに対応するBSSをアクティブに発見/スキャニングし、ここで、SSID要素及びSSIDリスト要素のフォーマットは、それぞれ図5及び図6に示される通りである。
【0067】
SSIDリスト要素のSSIDリストフィールドに1つ又は複数のSSIDを追加できるため、Probe RequestフレームにSSIDリスト要素が追加された場合、STAは1つ又は複数のSSIDを要求することができる。
【0068】
なお、SSIDフィールドの長さが0でない(Length of SSID field=non-zero)場合、1つの特定のSSIDを要求していることを示し、SSIDフィールドの長さが0である(Length of SSID field=0)場合、STAがすべての(wildcard)SSIDを要求していること、即ち、STAは、サポートされているすべてのSSIDs(隠しSSIDsを含む)を返信することをAPに要求していることを示す。
【0069】
パッシブスキャニング(Passive Scanning)について、APは、それ自体が送信するBeaconフレーム又は他の管理フレームに1つ又は複数のSSID要素を追加し、それ自体がサポートするSSIDをアクティブにブロードキャストする。図7に示すように、STAは、Beaconフレームを受信し、SSID要素を介して関連SSIDに対応するBSSを発見することができる。
【0070】
本願の実施例における技術的解決策の理解を容易にするために、本願に係るSTAをBSSに関連付ける方法について以下に説明する。
【0071】
STAは、関連付け要求(Association Request)フレームをAPに送信し、ここで、STAが関連付けようとするSSIDは、SSID要素で搬送する。図8に示すように、APは、関連付け応答(Association Response)フレームを介してSTAの関連付け結果をSTAに送信し、Association Responseフレーム内の状態コード(Status Code)に成功(SUCCESS)が示される場合、STAの関連付けが成功したことを示し、APは、STAに1つの関連付け識別子(Association ID)(関連付け識別子(AID:Association Identifier)など)を割り当てる。
【0072】
本願の実施例における技術的解決策の理解を容易にするために、本願に係るSTAを仮想BSS(VBSS:Virtual BSS)に関連付ける方法について以下に説明する。
【0073】
STAをVBSSに関連付ける2つの方法は次の通りである。
【0074】
方法1:VBSS協調者に基づく一時鍵生成(Temporal key generation with VBSS Coordinator)。具体的には、STAと協調者(Coordinator)との間でマスター鍵対(PMK:Pairwise Master Key)(又はグループマスター鍵(GMK:Group Master Key))、及び一時鍵対(PTK:Pairwise Transient Key)(又はグループ一時鍵(GTK:Group Temporal Key))を生成する。Coordinatorは、フレームの暗号化と復号化を担当し、他のAPのフレームは、Coordinatorに中継されて処理される。
【0075】
方法2:個々のAPに基づく一時鍵生成(Temporal key generation with individual APs)。具体的には、STAとCoordinatorの間で、PMK(又はGMK)及びPTK(又はGTK)を生成し、他のAPは、CoordinatorのPMK(又はGMK)からAPのPMK(又はGMK)を導出し、最後に、STAと他のAPの間で、PTK(又はGTK)が生成され、この場合、STAは、各APと直接通信することができる。
【0076】
本願の実施例における技術的解決策の理解を容易にするために、本願が解決しようとする技術的課題について以下に説明する。
【0077】
1)上記のマルチAP候補セット確立の解決策では、マルチAP能力発見の基本的なプロセスとマルチAP候補セット確立に必要な関連パラメータが設計されているが、マルチAP能力情報は明確化されておらず、APが指示する必要のある多くのマルチAP能力情報が考慮されていない。また、マルチAP候補セットを確立するためにマルチAP候補セットに割り当てる必要のあるパラメータも十分に詳細ではない。
【0078】
2)上記のSTAのBSSのアクティブ/パッシブスキャニングの解決策では、STAがSSID element/SSID List elementを介してレガシーBSSを発見することのみに係わり、STAがマルチAP候補セット(VBSS)をどのように発見するかには係わっていない。しかも、STAは、wildcard SSIDを介してすべてのSSIDの取得を要求する場合、STAが必要に応じてすべてのレガシーなSSIDs、及びVBSSのSSIDsを要求することもサポートしない。
【0079】
3)上記のSTAをBSSに関連付ける解決策では、STAをレガシーBSSに関連付けることのみをサポートし、STAがマルチAPセットを発見した後にマルチAP候補セットとの関連付けを要求する動作には係わらない。
【0080】
4)上記のSTAをVBSSに関連付ける解決策では、STAをVBSS(マルチAP候補セット)に関連付ける2つの方法が設計されているが、異なるネットワークアーキテクチャに対して、STAをVBSSに関連付けるプロセス及びフレーム構造を詳細に設定されておらず、また、Coordinatorと他のAPとの間のインタラクション情報が具体的にどのようなものであるかも明確化されていない。
【0081】
上記に鑑みて、本願は、マルチAP協調の解決策を提案し、STAのマルチAP候補セットの発見方法、使用されるフレーム構造、及びSTAをマルチAP候補セットに関連付ける方法及び使用されるフレーム構造を設計し、それにより、マルチAP協調伝送を実現することができる。
【0082】
説明すべきこととして、本願の実施例では、マルチAP候補セット(Multi-AP Candidate Set)と仮想基本サービスセット(VBSS)は同じ概念であり、2つの用語が文脈で混在して使用されることもあるが、同じ概念を表す。
【0083】
いくつかの実施例では、本願は、図9に示す有線マルチAP協調アーキテクチャに適用されてもよく、図10に示す無線マルチAP協調アーキテクチャに適用されてもよい。
【0084】
具体的には、有線マルチAP協調アーキテクチャでは、図9の(a)に示すように、ネットワーク内の協調者(Coordinator)が何かしらのAPにあり、有線接続によって他のAPsを制御し、それに対して、図9の(b)に示すように、ネットワーク内に1つの独立している協調者(Coordinator)が存在し、有線接続によって他のAPsを制御する。有線マルチAP協調アーキテクチャの場合、マルチAP候補セット確立は、ネットワークオペレータがコントローラ(Controller)で直接設定する。例えば、コントローラ(Controller)は、有線接続によって各APのマルチAP協調能力情報を取得し、マルチAP候補セット(Multi-AP Candidate Set(s))を割り当てる。
【0085】
具体的には、無線マルチAP協調アーキテクチャでは、ネットワーク内の協調者(Coordinator)が何かしらのAP(MAPと呼ぶ)にあり、無線方式により他のAPs(SAPsと呼ぶ)を制御する。マルチAP候補セットを確立する前に、各APは、まず、他のAPのマルチAP協調能力情報などを知る必要があり、次に、MAPは、どのSAP(s)と、どのマルチAP協調モードをサポートするマルチAP候補セット(Multi-AP Candidate Set(s))を確立するかを決定する。
【0086】
下記において、具体的な実施例により、本願の技術的解決策を詳細に説明する。
【0087】
図11は、本願の実施例による無線通信方法200の概略フローチャートであり、図11に示すように、前記無線通信方法200は、以下の内容のうちの少なくとも一部を含み得る。
【0088】
ステップS210において、APは、STAに第1情報を送信し、前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、ここで、前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSID、前記APが属している少なくとも1つのVBSSのSSID、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、ここで、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、ESSを含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される。
【0089】
ステップS220において、前記STAは、前記APによって送信された前記第1情報を受信する。
【0090】
本願の実施例では、1つのAPは、1つ又は複数のマルチAP候補セットに属する可能性がある。
【0091】
本願の実施例では、各マルチAP候補セットは1つのMAPのみを有し、残りのAPはSAPであることとする。
【0092】
本願の実施例では、各マルチAP候補セットは、1つ又は複数のマルチAP協調モードをサポートする可能性がある。
【0093】
本願の実施例では、レガシーなSSID(Legacy SSID)は、1つの文字列(A string)であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS:extended service set)を含むインフラストラクチャ基本サービスセット(A string used to identify the infrastructure basic service sets(BSSs)that comprise an extended service set(ESS))を指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセット(A string used to identify a non-infrastructure BSS)を指示するために使用される。
【0094】
本願の実施例では、VBSSのSSIDは、複数のAP候補セット(又はVBSS)を示すために使用される文字列である(A string used to identify the Multi-AP Candidate Set(or VBSS))。
【0095】
いくつかの実施例では、前記第1情報は、第1フレームを介して送信され得、ここで、前記第1フレームは、プローブ応答(Probe Response)フレームであり、又は、前記第1フレームは、ビーコン(Beacon)フレーム又は他の管理フレームである。
【0096】
いくつかの実施例では、前記STAが前記第1情報を受信する前に、前記STAは、前記APに第2情報を送信し、前記第2情報は、マルチAP候補セット情報を要求するために使用される。
【0097】
いくつかの実施例では、前記第2情報は、プローブ要求(Probe Request)フレームを介して送信される。この場合、前記第1フレームは、プローブ応答(Probe Response)フレームである。
【0098】
本実施例では、STAがマルチAP候補セット(Multi-AP Candidate Set)を発見するには、アクティブな発見(Active Scanning)及びパッシブな発見(Passive Scanning)の2つの方式がある。
【0099】
具体的には、STAのマルチAP候補セットのアクティブな発見プロセスは、図12に示される通りである。STAは、「マルチAP候補セット情報要求フィールド(Multi-AP Candidate Set Info Request field)又はマルチAP候補セット情報要求要素(Multi-AP Candidate Set Info Request element)」、及び/又は「SSID要素(又はSSIDフィールド)又はSSIDリスト要素(又はSSIDリストフィールド)」を搬送するProbe Requestフレームを送信し、APにマルチAP候補セット情報をアクティブに要求する。次に、APは、Probe Responseフレームで「マルチAP候補セット情報要素(Multi-AP Candidate Set Info element)又はマルチAP候補セット情報フィールド(Multi-AP Candidate Set Info field)」及び/又は「SSID element又はSSID field」を搬送することにより、それ自体が属するマルチAP候補セットの情報をSTAに通知する。
【0100】
具体的には、STAのマルチAP候補セットのパッシブな発見プロセスは、図13に示される通りである。各AP(又はMAPのみ)は、Beaconフレーム(又は他の管理フレーム)で「マルチAP候補セット情報要素(Multi-AP Candidate Set Info element)又はマルチAP候補セット情報フィールド(Multi-AP Candidate Set Info field)」及び/又は「SSID element又はSSID field」を搬送することにより、それ自体が属するマルチAP候補セットの情報をアクティブにブロードキャストし、STAは、Beaconフレーム(又は他の管理フレーム)を受信し、マルチAP候補セットの情報を知ることができる。
【0101】
いくつかの実施例では、前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、ここで、前記プローブ要求フレームは、SSIDフィールド、SSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0102】
具体的には、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、複数のSSIDを要求するために第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDである。例えば、プローブ要求フレームは、図14に示される通りであってもよく、SSID要素は、プローブ要求フレーム内のオーダ1(Order 1)に位置し、SSID要素は、要素識別子フィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、SSIDフィールド(0~32バイト占有)を含み得る。
【0103】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第1値は非ゼロ値であり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第2値はゼロである。
【0104】
例えば、SSIDフィールドの長さ(Length of SSID field)が非ゼロ(non-zero)である場合、要求されたSSID(desired SSID)(即ち、STAが第1SSIDを要求する)を示し、SSIDフィールドの長さ(Length of SSID field)がゼロ(zero)である場合、wildcard SSID(即ち、STAがすべてのSSIDを要求する)を示す。
【0105】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値が非ゼロである場合、前記STAは、前記第1SSIDを要求し、及び/又は、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値がゼロである場合、前記STAは、すべてのSSID(wildcard SSID)を要求する。
【0106】
具体的には、前記SSIDリストフィールドは、少なくとも1つのSSIDを要求するために使用され、前記少なくとも1つのSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含む。例えば、図14に示すように、SSIDリスト要素は、プローブ要求フレーム内のオーダ10(Order 10)に位置し、SSIDリスト要素は、要素識別子フィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、SSIDリストフィールド(占有するバイト数は可変)を含み得る。
【0107】
いくつかの実施例では、プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含まず、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドが第2値を取る場合、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDである。ここで、マルチAP候補セット情報要求フィールドは、マルチAP候補セット情報を要求するために使用される。
【0108】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、追加のSSID指示フィールドを含み、ここで、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される。
【0109】
いくつかの実施例では、前記追加のSSID指示フィールドの値が0であることは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示し、及び/又は、前記追加のSSID指示フィールドの値が1であることは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ前記APがレガシーなSSIDを前記STAにフィードバックしないことを指示する。
【0110】
具体的には、例えば、図14に示すように、マルチAP候補セット情報要求要素は、プローブ要求フレーム内の他のオーダに位置し、マルチAP候補セット情報要求要素は、要素識別子フィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、拡張要素IDフィールド(0又は1バイト占有)、マルチAP候補セット情報要求フィールド(1バイト占有)を含み得る。マルチAP候補セット情報要求フィールドは、追加のSSID指示フィールド(1ビット占有)を含む。
【0111】
例えば、追加のSSID指示フィールドの値が0に等しい場合、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを表し、追加のSSID指示フィールドの値が1に等しい場合、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックし、かつ前記APがレガシーなSSIDを前記STAにフィードバックしないことを指示することを表す。
【0112】
別の例では、追加のSSID指示フィールドの値が1に等しい場合、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを表し、追加のSSID指示フィールドの値が0に等しい場合、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックし、かつ前記APがレガシーなSSIDを前記STAにフィードバックしないことを指示することを表す。
【0113】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含まない場合、前記プローブ要求フレーム内の前記SSIDフィールドは前記第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDである。
【0114】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含み、且つ前記マルチAP候補セット情報要求フィールドが追加のSSID指示フィールドを含まない場合、前記プローブ要求フレーム内の前記SSIDフィールドは前記第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDである。
【0115】
いくつかの実施例では、前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、ここで、前記プローブ要求フレームは、SSIDフィールド、SSIDリストフィールド、VSSIDフィールド、VSSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0116】
具体的には、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、P個のSSIDを要求するために第2値を取り、前記P個のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記P個のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、Pは正の整数である。例えば、図15に示すように、SSID要素は、プローブ要求フレーム内のオーダ1(Order 1)に位置し、SSID要素は、要素識別子フィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、SSIDフィールド(0~32バイト占有)を含み得る。
【0117】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第1値は非ゼロ値であり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第2値はゼロである。
【0118】
例えば、SSIDフィールドの長さ(Length of SSID field)が非ゼロ(non-zero)である場合、要求されたSSID(desired SSID)(即ち、STAが第1SSIDを要求する)を示し、SSIDフィールドの長さ(Length of SSID field)がゼロ(zero)である場合、wildcard SSID(即ち、STAがP個のSSIDを要求する)を示す。
【0119】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値が非ゼロである場合、前記STAは、前記第1SSIDを要求し、及び/又は、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値がゼロである場合、前記STAは、すべてのSSID(wildcard SSID)を要求する(即ち、STAがP個のSSIDを要求する)。
【0120】
具体的には、前記SSIDリストフィールドは、K個のSSIDを要求するために使用され、前記K個のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、Kは正の整数である。例えば、図15に示すように、SSIDリスト要素は、プローブ要求フレーム内のオーダ10(Order 10)に位置し、SSIDリスト要素は、要素識別子フィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、SSIDリストフィールド(占有するバイト数は可変)を含み得る。
【0121】
具体的には、前記VSSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第2SSIDを要求するために第1値を取り、前記第2SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第2SSIDはVBSSのSSIDであり、前記VSSIDフィールドに対応する長さフィールドは、Q個のSSIDを要求するために第2値を取り、前記Q個のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記Q個のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、Qは正の整数である。例えば、図15に示すように、プローブ要求フレーム内のVSSID要素は、要素識別子フィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、VSSIDフィールド(0~32バイト占有)を含み得る。
【0122】
具体的には、前記VSSIDリストフィールドは、T個のSSIDを要求するために使用され、前記T個のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、Tは正の整数である。例えば、図15に示すように、プローブ要求フレーム内のVSSIDリスト要素は、要素識別子フィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、VSSIDリストフィールド(占有するバイト数は可変)を含み得る。
【0123】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値がゼロである場合、前記STAは、すべてのSSIDを要求し、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、前記第2値を取る。
【0124】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、VSSID指示フィールドを含み、ここで、前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求しないことを指示するために使用され、前記プローブ要求フレームは、VSSIDフィールド及びVSSIDリストフィールドを含まなく、又は、前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記SSIDフィールド又は前記SSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求し、又は、前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求し、又は、前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSID及び/又はレガシーなSSIDを要求する。
【0125】
具体的には、例えば、図15に示すように、マルチAP候補セット情報要求要素は、プローブ要求フレーム内の他のオーダに位置し、マルチAP候補セット情報要求要素は、要素識別子フィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、拡張要素IDフィールド(0又は1バイト占有)、マルチAP候補セット情報要求フィールド(1バイト占有)を含み得る。マルチAP候補セット情報要求フィールドは、VSSID指示フィールド(2ビット占有)を含む。
【0126】
具体的には、例えば、VSSID指示フィールドの2つのビットが00として設定された場合、マルチAP候補セット情報の取得を要求しないこと、かつ前記プローブ要求フレームは、VSSIDフィールド及びVSSIDリストフィールドを含ないことを表し、この場合、APによって送信されたBeacon/Probe ResponseフレームはSSIDのみを返信する。VSSID指示フィールドの2つのビットが01として設定された場合、マルチAP候補セット情報の取得を要求すること、かつ前記STAは、前記SSIDフィールド又は前記SSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求することを表し、この場合、APによって送信されたBeacon/Probe ResponseフレームはVSSIDのみを返信する。VSSID指示フィールドの2つのビットが10として設定された場合、マルチAP候補セット情報の取得を要求すること、かつ前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求することを表し、この場合、APによって送信されたBeacon/Probe ResponseフレームはVSSIDのみを返信する。VSSID指示フィールドの2つのビットが11として設定された場合、マルチAP候補セット情報の取得を要求すること、かつ前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSID及び/又はレガシーなSSIDを要求することを表し、この場合、APによって送信されたBeacon/Probe ResponseフレームはSSID及びVSSIDを返信する。
【0127】
いくつかの実施例では、マルチAP候補セット情報要求フィールドは、Probe Requestフレームの予約ビットによって実現することもでき、本願はこれを限定しない。
【0128】
いくつかの実施例では、前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、ここで、前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個のSSIDフィールド、VBSSのSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0129】
具体的には、前記第1フレームでは、前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用される。例えば、前記第1フレームは、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレームである。図16及び図17に示すように、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレーム内のオーダ4は、第1SSID要素があり、第1SSID要素は、要素IDフィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、第1SSIDフィールド(0~32バイト占有)を含む。
【0130】
具体的には、前記W個のSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、Wは正の整数である。図16及び図17に示すように、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレームは、W個のSSID要素を含み、W個のSSID要素内の各SSID要素は、1つのSSIDフィールドを含む。説明すべきこととして、図16及び図17では、VBSSのSSIDを指示するSSID要素の数(即ち、Wの値)は、候補セット数量フィールドによって指示され、かつマルチAP候補セット情報フィールド内のn個の候補セット情報フィールドと1対1に対応する(即ち、W=n)。
【0131】
具体的には、前記VBSSのSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用される。図16及び図17に示すように、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレームは、VBSSのSSID間隔要素を含み、前記VBSSのSSID間隔要素は、VBSSのSSID間隔フィールド(2バイト占有)を含む。
【0132】
具体的には、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用される。図16及び図17に示すように、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレームは、マルチAP候補セット情報要素を含み、前記マルチAP候補セット情報要素は、要素IDフィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、拡張要素IDフィールド(0又は1バイト占有)、マルチAP候補セット情報フィールド(占有するバイト数は可変)を含む。
【0133】
いくつかの実施例では、前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、ここで、前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個のVSSIDフィールド、VSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0134】
具体的には、第1フレームでは、前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用される。例えば、前記第1フレームは、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレームである。図18に示すように、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレーム内のオーダ4には、第1SSID要素があり、第1SSID要素は、要素IDフィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、第1SSIDフィールド(0~32バイト占有)を含む。
【0135】
具体的には、前記W個のVSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、Wは正の整数である。図18に示すように、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレームは、W個のVSSID要素を含み、W個のVSSID要素内のVSSID要素は、要素IDフィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、VSSIDフィールド(0~32バイト占有)を含む。説明すべきこととして、図18では、VBSSのSSIDを指示するVSSID要素の数(即ち、Wの値)は、候補セット数量フィールドによって指示され、かつマルチAP候補セット情報フィールド内のn個の候補セット情報フィールドと1対1に対応する(即ち、W=n)。
【0136】
具体的には、前記VSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用される。図18に示すように、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレームは、VSSID間隔要素を含み、前記VSSID間隔要素は、VSSID間隔フィールド(2バイト占有)を含む。
【0137】
具体的には、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用される。図18に示すように、ビーコンフレーム又はプローブ応答フレームは、マルチAP候補セット情報要素を含み、前記マルチAP候補セット情報要素は、要素IDフィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、拡張要素IDフィールド(0又は1バイト占有)、マルチAP候補セット情報フィールド(占有するバイト数は可変)を含む。
【0138】
いくつかの実施例では、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、少なくとも1つの候補セット情報フィールドと候補セット数量フィールドとを含み、ここで、前記候補セット数量フィールドは、前記APが所在するマルチAP候補セットの数を指示するために使用され、かつ前記候補セット数量フィールドは、Wの値を指示するために使用され、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記APが所在するn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である。
【0139】
いくつかの実施例では、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAPサウンディング方法サポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0140】
いくつかの実施例では、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAP共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0141】
具体的には、第1フレームでは、前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用される。例えば、図16又は図17に示されるVBSS識別子フィールド(6バイト占有)が挙げられる。
【0142】
具体的には、第1フレームでは、前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用される。
【0143】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、候補セット識別子フィールドはVBSSカラーフィールドに置き換えることもでき、VBSSカラーフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットを指示するために使用され得る。
【0144】
例えば、図16又は図17に示される候補セット識別子フィールド又はVBSSカラーフィールド(0又は1バイト占有)が挙げられる。
【0145】
具体的には、第1フレームでは、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用される。例えば、図16又は図17に示されるマルチAPサウンディング方法サポートフィールド(1バイト占有)が挙げられる。
【0146】
具体的には、第1フレームでは、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用される。例えば、図16又は図17に示されるマルチAPスキームサポートフィールド(1バイト占有)が挙げられる。
【0147】
具体的には、第1フレームでは、前記AP数量フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用される。例えば、図16又は図17に示されるAP数量フィールド(1バイト占有)が挙げられる。
【0148】
具体的には、第1フレームでは、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、mは正の整数である。例えば、図16又は図17に示される複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールド(7又は8バイト占有)が挙げられる。
【0149】
具体的には、第1フレームでは、前記マルチAP共同サウンディングサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0150】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドがマルチAP共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0151】
具体的には、例えば、n個の候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドがマルチAP共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0152】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、シーケンシャルサウンディングフィールド、共同サウンディングフィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0153】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、共同サウンディングフィールドのみを含む。
【0154】
具体的には、第1フレームでは、前記シーケンシャルサウンディングフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0155】
具体的には、第1フレームでは、前記共同サウンディングフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0156】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドがシーケンシャルサウンディングフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0157】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、アップリンク協調直交周波数分割多元接続(C-OFDMA:Coordinated Orthogonal Frequency Division Multiple Access)フィールド、ダウンリンクC-OFDMAフィールド、協調空間再利用(C-SR:Coordinated Spatial Reuse)とC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRと協調ビームフォーミング(C-BF:Coordinated Beamforming)との共同フィールド、C-SRと共同伝送(J-TX:Joint Transmission)との共同フィールド、C-SRと協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO:Coordinated Uplink Multiple-User Multiple Input Multiple Output)との共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0158】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0159】
具体的には、第1フレームでは、前記アップリンクC-OFDMAフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、アップリンクC-OFDMAフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0160】
例えば、第1フレームでは、アップリンクC-OFDMAフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートすることを表し、アップリンクC-OFDMAフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0161】
別の例では、第1フレームでは、アップリンクC-OFDMAフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートすることを表し、アップリンクC-OFDMAフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0162】
具体的には、第1フレームでは、前記ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0163】
例えば、第1フレームでは、ダウンリンクC-OFDMAフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートすることを表し、ダウンリンクC-OFDMAフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0164】
別の例では、第1フレームでは、ダウンリンクC-OFDMAフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートすることを表し、ダウンリンクC-OFDMAフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0165】
具体的には、第1フレームでは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド(Joint C-SR and C-OFDMA)は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0166】
例えば、第1フレームでは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0167】
別の例では、第1フレームでは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0168】
具体的には、第1フレームでは、C-SRとC-BFとの共同フィールド(Joint C-SR and C-BF)は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、C-SRとC-BFとの共同フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0169】
例えば、第1フレームでは、C-SRとC-BFとの共同フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-BFとの共同フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0170】
別の例では、第1フレームでは、C-SRとC-BFとの共同フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-BFとの共同フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0171】
具体的には、第1フレームでは、C-SRとJ-TXとの共同フィールド(Joint C-SR and J-TX)は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、C-SRとJ-TXとの共同フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0172】
例えば、第1フレームでは、C-SRとJ-TXとの共同フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとJ-TXとの共同フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0173】
別の例では、第1フレームでは、C-SRとJ-TXとの共同フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとJ-TXとの共同フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0174】
具体的には、第1フレームでは、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド(Joint C-SR and C-UL MU MIMO)は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0175】
例えば、第1フレームでは、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0176】
別の例では、第1フレームでは、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0177】
具体的には、第1フレームでは、C-BFフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、C-BFフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0178】
例えば、第1フレームでは、C-BFフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートすることを表し、C-BFフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートしないことを表す。
【0179】
別の例では、第1フレームでは、C-BFフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートすることを表し、C-BFフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートしないことを表す。
【0180】
具体的には、第1フレームでは、シングルユーザJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、シングルユーザJ-TXフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0181】
例えば、第1フレームでは、シングルユーザJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを表し、シングルユーザJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを表す。
【0182】
別の例では、第1フレームでは、シングルユーザJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを表し、シングルユーザJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを表す。
【0183】
具体的には、第1フレームでは、マルチユーザJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、マルチユーザJ-TXフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0184】
例えば、第1フレームでは、マルチユーザJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートすることを表し、マルチユーザJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを表す。
【0185】
別の例では、第1フレームでは、マルチユーザJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートすることを表し、マルチユーザJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを表す。
【0186】
具体的には、第1フレームでは、ダイバーシティJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、ダイバーシティJ-TXフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0187】
例えば、第1フレームでは、ダイバーシティJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートすることを表し、ダイバーシティJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを表す。
【0188】
別の例では、第1フレームでは、ダイバーシティJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートすることを表し、ダイバーシティJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを表す。
【0189】
具体的には、第1フレームでは、多重化J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、多重化J-TXフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0190】
例えば、第1フレームでは、多重化J-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートすることを表し、多重化J-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを表す。
【0191】
別の例では、第1フレームでは、多重化J-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートすることを表し、多重化J-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを表す。
【0192】
具体的には、第1フレームでは、全帯域幅J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、全帯域幅J-TXフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0193】
例えば、第1フレームでは、全帯域幅J-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートすることを表し、全帯域幅J-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを表す。
【0194】
別の例では、第1フレームでは、全帯域幅J-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートすることを表し、全帯域幅J-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを表す。
【0195】
具体的には、第1フレームでは、部分帯域幅J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、部分帯域幅J-TXフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0196】
例えば、第1フレームでは、部分帯域幅J-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートすることを表し、部分帯域幅J-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを表す。
【0197】
別の例では、第1フレームでは、部分帯域幅J-TXフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートすることを表し、部分帯域幅J-TXフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを表す。
【0198】
具体的には、第1フレームでは、検出及び廃棄フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、検出及び廃棄フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0199】
例えば、第1フレームでは、検出及び廃棄フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートすることを表し、検出及び廃棄フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートしないことを表す。
【0200】
別の例では、第1フレームでは、検出及び廃棄フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートすることを表し、検出及び廃棄フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートしないことを表す。
【0201】
具体的には、第1フレームでは、干渉軽減フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図16に示すように、干渉軽減フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0202】
例えば、第1フレームでは、干渉軽減フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートすることを表し、干渉軽減フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートしないことを表す。
【0203】
別の例では、第1フレームでは、干渉軽減フィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートすることを表し、干渉軽減フィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートしないことを表す。
【0204】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記マルチAPスキームフィールドがアップリンクC-OFDMAフィールド及びダウンリンクC-OFDMAフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0205】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記マルチユーザJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記マルチユーザJ-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0206】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記ダイバーシティJ-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0207】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記多重化J-TXフィールドを含まなく、又は、前記多重化J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0208】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記全帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記全帯域幅J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セット全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0209】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記部分帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記部分帯域幅J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0210】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールド及び前記全帯域幅J-TXフィールドを含まない。
【0211】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、マルチAPスキームフィールドがダイバーシティJ-TXフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでダイバーシティタイプの共同伝送をサポートする。
【0212】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、マルチAPスキームフィールドが全帯域幅J-TXフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトで全帯域幅の共同伝送をサポートする。
【0213】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記マルチAPスキームフィールドは、C-OFDMAサポートフィールド、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0214】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0215】
具体的には、第1フレームでは、前記C-OFDMAサポートフィールド(C-OFDMA Support)は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図17に示すように、C-OFDMAサポートフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0216】
例えば、C-OFDMAサポートフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートすることを表し、C-OFDMAサポートフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0217】
別の例では、C-OFDMAサポートフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートすることを表し、C-OFDMAサポートフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0218】
具体的には、第1フレームでは、前記C-SRサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図17に示すように、C-SRサポートフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0219】
例えば、C-SRサポートフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SRをサポートすることを表し、C-SRサポートフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SRをサポートしないことを表す。
【0220】
別の例では、C-SRサポートフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SRをサポートすることを表し、C-SRサポートフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SRをサポートしないことを表す。
【0221】
具体的には、第1フレームでは、前記C-BFサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図17に示すように、C-BFサポートフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0222】
例えば、C-BFサポートフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートすることを表し、C-BFサポートフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートしないことを表す。
【0223】
別の例では、C-BFサポートフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートすることを表し、C-BFサポートフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートしないことを表す。
【0224】
具体的には、第1フレームでは、前記J-TXサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図17に示すように、J-TXサポートフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0225】
例えば、J-TXサポートフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがJ-TXをサポートすることを表し、J-TXサポートフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがJ-TXをサポートしないことを表す。
【0226】
別の例では、J-TXサポートフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがJ-TXをサポートすることを表し、J-TXサポートフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがJ-TXをサポートしないことを表す。
【0227】
具体的には、第1フレームでは、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図17に示すように、C-UL MU MIMOサポートフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0228】
例えば、C-UL MU MIMOサポートフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートすることを表し、C-UL MU MIMOサポートフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートしないことを表す。
【0229】
別の例では、C-UL MU MIMOサポートフィールドの値が0に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートすることを表し、C-UL MU MIMOサポートフィールドの値が1に等しい場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートしないことを表す。
【0230】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記マルチAPスキームサポートフィールドがC-OFDMAサポートフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0231】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールドは、基本サービスセット(BSS)識別子フィールド、AP識別子フィールド、及びAP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0232】
ここで、前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用され、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用され、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される。
【0233】
具体的には、第1フレームでは、前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用される。例えば、図16及び図17に示すように、BSS識別子フィールドは、6バイトを占有することができる。
【0234】
具体的には、第1フレームでは、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用される。例えば、図16及び図17に示すように、AP識別子フィールドは、1バイトを占有することができる。
【0235】
具体的には、第1フレームでは、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される。例えば、図16及び図17に示すように、AP役割フィールドは、1バイトを占有することができる。
【0236】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記AP識別子フィールドは、前記MAP又は協調者によって直接設定され、又は、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのマルチAP候補セットにおける順序によって決定される。
【0237】
いくつかの実施例では、第1フレームでは、前記AP役割フィールドは、協調AP役割フィールド、被協調AP役割フィールド、共有AP役割フィールド、及び被共有AP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0238】
具体的には、チャネルサウンディング段階では、前記協調AP役割フィールドによって指示される協調APがサウンディングを開始し、前記被協調AP役割フィールドによって指示されるAPがサウンディングに関与し、準備段階及び/又は伝送段階では、前記共有AP役割フィールドによって指示されるAPが、そのTXOPリソースを前記被共有AP役割フィールドによって指示されるAPに共有して協調伝送を行う。
【0239】
例えば、図16及び図17に示すように、協調AP役割(Coordinating AP Role)フィールドは、1ビットを占有することができ、被協調AP役割(Coordinated AP Role)フィールドは、1ビットを占有することができ、共有AP役割(Sharing AP Role)フィールドは、1ビットを占有することができ、共有AP役割(Shared AP Role)フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0240】
したがって、本願の実施例では、STAのマルチAP候補セットの発見プロセスを設計し、マルチAP候補セットを発見する時に行われるパラメータ設定を詳細に設計することで、マルチAP協調伝送に十分な情報を提供し、それにより、マルチAP協調伝送を実現することができる。
【0241】
図19は、本願の実施例による無線通信方法300の概略フローチャートであり、図19に示すように、前記無線通信方法300は、以下の内容のうちの少なくとも一部を含み得る。
【0242】
ステップS310において、STAは、第1APに関連付け要求フレームを送信し、前記関連付け要求フレームは、前記第1APとの関連付けを要求するために使用され、前記関連付け要求フレームは、少なくとも1つの指示情報を含み、前記少なくとも1つの指示情報は、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのVBSSのSSID、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのレガシーなSSIDのうちの少なくとも1つを指示するために使用され、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、ESSを含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される。
【0243】
ステップS320において、前記第1APは、前記STAに関連付け応答フレームを送信し、前記関連付け応答フレームは、前記STAによって関連付けを要求されるレガシーなSSIDに対応するAID情報及び/又は前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDに対応するVAID情報を少なくとも含む。
【0244】
ステップS330において、前記第1APは、第2APに共有情報を送信し、ここで、前記第2APと前記第1APは、同じレガシーなSSIDに属され、又は、前記第2APと前記第1APは、同じVBSSのSSIDに属され、前記共有情報は、前記STAのMACアドレス及び/又は前記STAのマルチAP協調能力情報を含む。
【0245】
ステップS340において、前記第1APは、前記第2APによって送信された確認情報を受信し、前記確認情報は、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用される。
【0246】
説明すべきこととして、上記のステップS330及びS340はオプションであり、場合によっては実行されないこともある。
【0247】
いくつかの実施例では、前記第1APが前記STAによって送信された前記関連付け要求フレームを受信するステップと、前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信するステップとの間に、前記第1APは、前記第2APに前記共有情報を送信する。即ち、上記のステップS330及びS340は、ステップS310とS320との間に発生してもよく、又は、少なくとも上記のステップS330は、ステップS310とS320との間に発生してもよい。
【0248】
いくつかの実施例では、前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信した後、前記第1APは、前記第2APに前記共有情報を送信する。即ち、上記のステップS330及びS340は、ステップS320の後に発生してもよい。
【0249】
本願の実施例では、1つのAPは、1つ又は複数のマルチAP候補セットに属される可能性がある。
【0250】
本願の実施例では、各マルチAP候補セットは1つのMAPのみを有し、残りのAPはSAPであるものとする。
【0251】
本願の実施例では、各マルチAP候補セットは、1つ又は複数のマルチAP協調モードをサポートする可能性がある。
【0252】
本願の実施例では、レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセットを含むインフラストラクチャ基本サービスセット(A string used to identify the infrastructure basic service sets(BSSs)that comprise an extended service set(ESS))を指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセット(A string used to identify a non-infrastructure BSS)を指示するために使用される。
【0253】
本願の実施例では、VBSSのSSIDは、複数のAP候補セット(又はVBSS)を指示するために使用される文字列である(A string used to identify the Multi-AP Candidate Set(or VBSS))。
【0254】
いくつかの実施例では、前記STAが前記第1APに関連付けられた後、前記STAは、前記第1APにマルチAP候補セットとの関連付けを要求する。即ち、STAは、まず周囲の1つのAP(例えば、アンカーAP(Anchor AP)又はMAP)に関連付け、次に、前記APに対応するマルチAP候補セットとの関連付けを要求することができる。即ち、本実施例では、前記第1APは、Anchor AP又はMAPであってもよい。
【0255】
いくつかの実施例では、前記STAが前記第1APとの関連付けを要求すると同時に、前記STAは、前記第1APにマルチAP候補セットとの関連付けを要求する。即ち、STAは、周囲の1つのAP(例えば、Anchor AP又はMAP)に、前記AP及び対応するマルチAP候補セットに同時に関連付けることを要求する。即ち、本実施例では、前記第1APは、Anchor AP又はMAPであってもよい。
【0256】
具体的には、例えば、STAがマルチAP候補セットとの関連付けを要求する基本的なプロセスは図20に示される通りである。図20は、STAが、協調者(Coordinator)を有するAP1に対して直接関連付けを要求する場合のみを例としている。具体的には、以下のステップを含み得、即ち、1)STAは、AP1に関連付け要求(Association Request)フレームを送信して、前記AP1との関連付けを要求し、Association Requestフレームに新たに追加されたSSID要素/SSIDリスト要素は、STAがAP1を介して対応するVBSSに関連付けることを指示し、2)STAによって関連付けを要求されるAP1は、STAの(関連付け)情報を、STAによって関連付けを要求されるVBSS内の他のAPsに共有し、3)APは、関連付け応答(Association Response)フレームを介してSTAに、関連付け識別子(AID:Association Identifier)及び仮想関連付け識別子(VAID:Virtual AID)を割り当て、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)及び鍵生成方法(Key generation method)の指示などの情報を通知する。ここで、協調者鍵保持識別子は、PMK(又はGMK)を生成するために使用される。
【0257】
説明すべきこととして、STAによって関連付けを要求されるAPが協調者(Coordinator)であり、メディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)層におけるフレーミングがCoordinatorによって実行される場合、上記の図20のステップ2)において、Coordinatorは、STAの(関連付け)情報をVBSS内の他のAPsに共有しなくてもよい。上記の図20のステップ2)を実行する必要がある場合、Coordinatorが他のAPsにSTAの(関連付け)情報を共有する動作は、関連付け要求(Association Request)フレームと関連付け応答(Association Response)フレームとの間のある時刻、又は、Association Response後のある時刻に行われてもよい。
【0258】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者(Coordinator)であり、且つMAC層におけるフレーミングが協調者によって実行される場合、前記第1APは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに、前記STAの関係情報を共有する必要がない。
【0259】
いくつかの実施例では、協調者鍵保持識別子は、STAと協調者との間のマスター鍵対(PMK:Pairwise Master Key)及び/又はグループマスター鍵(GMK:Group Master Key)、及び一時鍵対(PTK:Pairwise Transient Key)及び/又はグループ一時鍵(GTK:Group Temporal Key)を生成するために使用される。
【0260】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者(Coordinator)であり、且つMAC層におけるフレーミングが協調者によって実行される場合、前記第1APは、前記STAとの間のPMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立する。
【0261】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者(Coordinator)であり、且つMAC層におけるフレーミングが協調者によって実行される場合、前記第1APは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに、トリガフレームを送信し、前記トリガフレームで指定されたリソース及び伝送モードは、対応するAPが前記STAに、前記第1APによって共有されたデータを送信するために使用される。
【0262】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームの受信アドレス(RA:Receiving Address)フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるAPの基本サービスセット識別子(BSSID:Basic Service Set Identifier)を指示するために使用され、又は、前記関連付け要求フレームのRAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるAPのMACアドレスを指示するために使用される。
【0263】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者である場合、前記第1APは、前記STAの関連付け情報を前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに直接共有する。
【0264】
いくつかの実施例では、前記第1APが非協調者である場合、前記第1APは、前記STAの関連付け情報を前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者に共有し、次に、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者は、前記STAの関連付け情報を前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに直接共有する。
【0265】
いくつかの実施例では、図21に示すように、AP1(即ち、本願における第1AP)が非協調者である場合、即ち、Coordinatorは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに位置する。Coordinator(AP)と他のAPsとのインタラクションは、無線接続によって行われ、関連付け情報共有(Association Info.Share)フレーム及び関連付け情報確認(Association Info.Confirm(Ack))フレームを設計する必要がある。
【0266】
具体的には、例えば、図21では、一時鍵(Temporal key)は、VBSS Coordinator(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応するCoordinator)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、AP1は、関連付け情報共有(Association Info.Share)フレームでSTA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)をCoordinatorに共有し、Coordinatorは、AP1を介して協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)をSTA1に送信し、次に、STA1とCoordinatorとの間でPMK(又はGMK)及びPTK(又はGTK)を生成する。
【0267】
具体的な別の例では、図21では、一時鍵(Temporal key)は、individual APs(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAP)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、AP1に関連付け要求(Association Request)フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、VBSS内の各AP(Coordinatorを含む)との関連付けを要求し、AP1は、STA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)を、関連付け情報共有(Association Info.Share)フレームを介してCoordinatorに共有し、Coordinatorは、関連付け情報共有(Association Info.Share)フレームを介して、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)をVBSS内の他のAPに送信することができ、VBSS内の他のAPは、CoordinatorのPMK(又はGMK)からAPのPMK(又はGMK)を導出し、AP1は、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)などの情報を関連付け応答(Association Response)フレームを介してSTA1に送信し、次に、STA1は、Coordinator及びVBSS内の他のAPと、PTK(又はGTK)を生成することができ、STA1は、各APと直接通信することができる。
【0268】
いくつかの実施例では、Coordinatorは、STAが関連付けられるAP(即ち、本願における第1AP)に位置し、図22に示すように、Coordinatorは、STAが関連付けられるAPに位置し、Coordinator(AP)と他のAPとの間で無線インタラクションを行う必要がある。
【0269】
具体的には、例えば、図22では、一時鍵(Temporal key)は、VBSS Coordinator(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応するCoordinator)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、Coordinatorに関連付け要求フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、Coordinatorへの関連付けを要求し、Coordinatorは、関連付け情報共有フレームを介して、STA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)を他のAPに通知し、CoordinatorがSTA1に送信した関連付け応答フレームは、STA1とCoordinatorとの間のPMK(又はGMK)及びPTK(又はGTK)を生成するために協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)を少なくとも含み、STA1はCoordinatorと直接通信することができ、他のAPがSTA1に送信したフレーム又はSTA1が残りのAPに送信したフレームは、いずれもCoordinatorに中継されて処理される。
【0270】
具体的には、例えば、図22では、一時鍵(Temporal key)は、individual APs(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAP)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、Coordinatorに関連付け要求フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、VBSS内の各AP(Coordinatorを含む)との関連付けを要求し、Coordinatorは、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)及びSTA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)を、関連付け情報共有フレームを介して他のAPに共有し、他のAPは、CoordinatorのPMK(又はGMK)からAP各自のPMK(又はGMK)を導出し、次に、STA1との間のPTK(又はGTK)をそれぞれ生成し、CoordinatorがSTA1に送信した関連付け応答フレームは、STA1とCoordinatorとの間のPMK(又はGMK)及びPTK(又はGTK)を生成するために協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)を少なくとも含み、STA1は、各APと直接通信することができる。
【0271】
いくつかの実施例では、Coordinatorは、STAが関連付けられるAP(即ち、本願における第1AP)に位置し、図23に示すように、Coordinatorは、STAが関連付けられるAPに位置し、Coordinator(AP)と他のAPとの間でインタラクションを行う必要がない。
【0272】
具体的には、例えば、図23では、一時鍵(Temporal key)は、VBSS Coordinator(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応するCoordinator)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、Coordinatorに関連付け要求フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、Coordinatorへの関連付けを要求し、CoordinatorがSTA1に送信した関連付け応答フレームは、STA1とCoordinatorとの間のPMK及びPTK(GTK)を生成するためにCoordinator key holder IDを少なくとも含み、STA1はCoordinatorと直接通信することができ、他のAPがSTA1に送信したフレーム又はSTA1が残りのAPに送信したフレームは、いずれもCoordinatorに中継されて処理される。
【0273】
具体的には、例えば、図23では、一時鍵(Temporal key)は、individual APs(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAP)によって生成される。この場合、Coordinatorは、他のAPsとSTAの(関連付け)情報をインタラクションする必要がある。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、Coordinatorに関連付け要求フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、VBSS内の各AP(Coordinatorを含む)との関連付けを要求し、Coordinatorは、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)及びSTA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)を、関連付け情報共有フレームを介して他のAPに共有し、他のAPは、CoordinatorのPMK(又はGMK)からAP各自のPMK(又はGMK)を導出し、次に、STA1との間のPTK(又はGTK)をそれぞれ生成し、CoordinatorがSTA1に送信した関連付け応答フレームは、STA1とCoordinatorとの間のPMK及びPTK(又はGTK)を生成するための協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)を少なくとも含み、STA1は、各APと直接通信することができる。
【0274】
いくつかの実施例では、有線マルチAP協調アーキテクチャでは、図9の(a)に示すように、ネットワーク内の協調者(Coordinator)が何かしらのAPにあり、有線接続によって他のAPsを制御する。具体的には、Coordinatorは、STAが関連付けられるAP(即ち、本願における第1AP)に位置し、図24に示すように、Coordinatorは、STAが関連付けられるAPに位置し、Coordinator(AP)と他のAPとの間で有線インタラクションを行う必要がある。
【0275】
具体的には、例えば、図24では、一時鍵(Temporal key)は、VBSS Coordinator(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応するCoordinator)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、Coordinatorに関連付け要求フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、Coordinatorへの関連付けを要求し、Coordinatorは、共有された関連付け情報を介して、STA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)を他のAPに通知し、CoordinatorがSTA1に送信した関連付け応答フレームは、STA1とCoordinatorとの間のPMK及びPTK(GTK)を生成するための協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)を少なくとも含み、STA1はCoordinatorと直接通信することができ、他のAPがSTA1に送信したフレーム又はSTA1が残りのAPに送信したフレームは、いずれもCoordinatorに中継されて処理される。
【0276】
具体的には、例えば、図24では、一時鍵(Temporal key)は、individual APs(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAP)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、Coordinatorに関連付け要求フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、VBSS内の各AP(Coordinatorを含む)との関連付けを要求し、Coordinatorは、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)及びSTA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)を、共有された関連付け情報を介して他のAPに共有し、他のAPは、CoordinatorのPMK(又はGMK)からAP各自のPMK(又はGMK)を導出し、次に、STA1との間のPTK(又はGTK)をそれぞれ生成し、CoordinatorがSTA1に送信した関連付け応答フレームは、STA1とCoordinatorとの間のPMK及びPTK(又はGTK)を生成するための協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)を少なくとも含み、STA1は、各APと直接通信することができる。
【0277】
いくつかの実施例では、有線マルチAP協調アーキテクチャでは、図9の(a)に示すように、ネットワーク内の協調者(Coordinator)が何かしらのAPにあり、有線接続によって他のAPsを制御する。具体的には、Coordinatorは、STAが関連付けられるAP(即ち、本願における第1AP)に位置し、図25に示すように、Coordinatorは、STAが関連付けられるAPに位置し、Coordinator(AP)と他のAPとの間で有線インタラクションを行う必要がない。
【0278】
具体的には、例えば、図25では、一時鍵(Temporal key)は、VBSS Coordinator(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応するCoordinator)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、Coordinatorに関連付け要求フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、Coordinatorへの関連付けを要求し、CoordinatorがSTA1に送信した関連付け応答フレームは、STA1とCoordinatorとの間のPMK及びPTK(又はGTK)を生成するためにCoordinator key holder IDを少なくとも含み、STA1はCoordinatorと直接通信することができ、他のAPがSTA1に送信したフレーム又はSTA1が残りのAPに送信したフレームは、いずれもCoordinatorに中継されて処理される。
【0279】
具体的には、例えば、図25では、一時鍵(Temporal key)は、individual APs(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAP)によって生成される。この場合、Coordinatorは、他のAPsとSTAの(関連付け)情報をインタラクションする必要がある。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、Coordinatorに関連付け要求フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、VBSS内の各AP(Coordinatorを含む)との関連付けを要求し、Coordinatorは、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)及びSTA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)を、共有された関連付け情報を介して他のAPに共有し、他のAPは、CoordinatorのPMK(又はGMK)からAP各自のPMK(又はGMK)を導出し、次に、STA1との間のPTK(又はGTK)をそれぞれ生成し、CoordinatorがSTA1に送信した関連付け応答フレームは、STA1とCoordinatorとの間のPMK及びPTK(又はGTK)を生成するための協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)を少なくとも含み、STA1は、各APと直接通信することができる。
【0280】
いくつかの実施例では、有線マルチAP協調アーキテクチャでは、図9の(a)に示すように、ネットワーク内の協調者(Coordinator)が何かしらのAPにあり、有線接続によって他のAPsを制御する。具体的には、Coordinatorは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに位置する。図26に示すように、Coordinator(AP)と他のAPsとのインタラクションは、有線接続によって行われる。
【0281】
具体的には、例えば、図26では、一時鍵(Temporal key)は、VBSS Coordinator(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応するCoordinator)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、AP1は、共有された関連付け情報でSTA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)をCoordinatorに共有し、Coordinatorは、AP1を介して協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)をSTA1に送信し、次に、STA1とCoordinatorとの間でPMK(又はGMK)及びPTK(又はGTK)を生成する。
【0282】
具体的な別の例では、図26では、一時鍵(Temporal key)は、individual APs(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAP)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、AP1に関連付け要求(Association Request)フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、VBSS内の各AP(Coordinatorを含む)との関連付けを要求し、AP1は、STA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)を、共有された関連付け情報を介してCoordinatorに共有し、Coordinatorは、共有された関連付け情報を介して、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)をVBSS内の他のAPに送信することもでき、VBSS内の他のAPは、CoordinatorのPMK(又はGMK)からAPのPMK(又はGMK)を導出し、AP1は、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)などの情報を関連付け応答(Association Response)フレームを介してSTA1に送信し、次に、STA1は、Coordinator及びVBSS内の他のAPと、PTK(又はGTK)を生成することができ、STA1は、各APと直接通信することができる。
【0283】
いくつかの実施例では、有線マルチAP協調アーキテクチャでは、図9の(b)に示すように、ネットワーク内に1つの独立している協調者(Coordinator)が存在し、有線接続によって他のAPsを制御する。具体的には、図27に示すように、CoordinatorとAPsとのインタラクションは、有線接続によって行われる。
【0284】
具体的には、例えば、図27では、一時鍵(Temporal key)は、VBSS Coordinator(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応するCoordinator)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、AP1は、共有された関連付け情報でSTA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)をCoordinatorに共有し、Coordinatorは、AP1を介して協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)をSTA1に送信し、次に、STA1とCoordinatorとの間でPMK(又はGMK)及びPTK(又はGTK)を生成する。
【0285】
具体的な別の例では、図27では、一時鍵(Temporal key)は、individual APs(即ち、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAP)によって生成される。具体的には以下のステップを含み得る。即ち、STA1は、AP1に関連付け要求(Association Request)フレーム(STA1のマルチAP能力などの情報も搬送する)を送信して、VBSS内の各AP(Coordinatorを含む)との関連付けを要求し、AP1は、STA1のMACアドレス(及びマルチAP伝送能力などの情報)を、共有された関連付け情報を介してCoordinatorに共有し、Coordinatorは、共有された関連付け情報を介して、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)をVBSS内の他のAPに送信することもでき、VBSS内の他のAPは、CoordinatorのPMK(又はGMK)からAPのPMK(又はGMK)を導出し、AP1は、協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)などの情報を関連付け応答(Association Response)フレームを介してSTA1に送信し、次に、STA1は、Coordinator及びVBSS内の他のAPと、PTK(又はGTK)を生成することができ、STA1は、各APと直接通信することができる。
【0286】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームは、前記STAのマルチAP協調能力情報をさらに含む。
【0287】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームは、第1SSIDフィールド、第2SSIDフィールド、SSIDリストフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0288】
具体的には、前記第1SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのレガシーなSSIDを指示するために使用される。例えば、図28及び図29に示すように、関連付け要求フレームは、第1SSID要素を含み、第1SSID要素は、少なくとも第1SSIDフィールドを含む。
【0289】
具体的には、前記第2SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのVBSSのSSIDを指示するために使用される。例えば、図28及び図29に示すように、関連付け要求フレームは、第2SSID要素を含み、第2SSID要素は、少なくとも第2SSIDフィールドを含む。
【0290】
具体的には、前記SSIDリストフィールドは、複数のSSIDを要求するために使用され、ここで、前記複数のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含む。例えば、図28及び図29に示すように、関連付け要求フレームは、SSIDリスト要素を含み、SSIDリスト要素は、少なくともSSIDリストフィールドを含む。
【0291】
具体的には、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用される。例えば、図28及び図29に示すように、関連付け要求フレームは、STAのマルチAP協調能力要素を含み、及びSTAのマルチAP協調能力要素は、要素IDフィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、拡張要素IDフィールド(0又は1バイト占有)、STAのマルチAP協調能力フィールド(2バイト占有)を含む。
【0292】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームは、SSIDフィールド、選択されたマルチAP候補セットフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0293】
具体的には、前記SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのレガシーなSSIDを指示するために使用される。例えば、図30及び図31に示すように、関連付け要求フレームは、SSID要素を含み、SSID要素は、少なくともSSIDフィールドを含む。
【0294】
具体的には、前記選択されたマルチAP候補セット(Selected Multi-AP Candidate Set)フィールドは、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用される。例えば、図30及び図31に示すように、関連付け要求フレームは、選択されたマルチAP候補セット要素(Selected Multi-AP Candidate Set element)を含み、選択されたマルチAP候補セット要素は、要素IDフィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、拡張要素IDフィールド(0又は1バイト占有)、選択されたマルチAP候補セットフィールド(占有するバイト数は可変)を含む。
【0295】
具体的には、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用される。例えば、図30及び図31に示すように、関連付け要求フレームは、STAのマルチAP協調能力要素を含み、及びSTAのマルチAP協調能力要素は、要素IDフィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、拡張要素IDフィールド(0又は1バイト占有)、STAのマルチAP協調能力フィールド(2バイト占有)を含む。
【0296】
いくつかの実施例では、前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、候補セット数量フィールド及び少なくとも1つの候補セット情報フィールドを含む。
【0297】
具体的には、前記候補セット数量フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの数を指示するために使用される。例えば、図30及び図31に示すように、候補セット数量フィールドは、1バイトを占有する。
【0298】
具体的には、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である。例えば、図30及び図31に示すように、少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、1又は6バイトを占有する。
【0299】
いくつかの実施例では、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、候補セット識別子フィールド又はVBSS識別子フィールドを含む。
【0300】
具体的には、前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用される。例えば、図30及び図31に示すように、候補セット識別子フィールドは、1バイトを占有する。
【0301】
いくつかの実施例では、図30及び図31に示すように、前記候補セット識別子フィールドはVBSSカラーフィールドに置き換えられることもできる。
【0302】
具体的には、前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用される。例えば、図30及び図31に示すように、VBSS識別子フィールドは、6バイトを占有する。
【0303】
いくつかの実施例では、前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、候補セットとの関連付け要求フィールド(Request To Associate with Candidate Sets field)をさらに含み、ここで、前記候補セットとの関連付け要求フィールドは、前記STAが、関わるマルチAP候補セットに関連付けることを要求することを指示するために使用され、又は、前記候補セットとの関連付け要求フィールドは、関わるマルチAP候補セットに関連付けないことを要求することを指示するために使用される。例えば、図31に示すように、候補セットとの関連付け要求フィールドは、1バイトを占有する。
【0304】
例えば、Request To Associate with Candidate Setsの値が1に等しい場合、STAが、関わるMulti-AP Candidate Setとの関連付けを要求することを示し、現在のAPは、STAの関連付け情報を残りのメンバーAPに伝達することができ、Request To Associate with Candidate Setsの値が0に等しいである場合、STAが現在のAPにのみ関連付けられ、関わるMulti-AP Candidate Setには関連付けられないことを示す。
【0305】
別の例では、Request To Associate with Candidate Setsの値が0に等しいである場合、STAが、関わるMulti-AP Candidate Setとの関連付けを要求することを示し、現在のAPは、STAの関連付け情報を残りのメンバーAPに伝達することができ、Request To Associate with Candidate Setsの値が1に等しい場合、STAが現在のAPにのみ関連付けられ、関わるMulti-AP Candidate Setには関連付けられないことを示す。
【0306】
説明すべきこととして、Request To Associate with Candidate Sets fieldは、関連付け要求フレーム内の他の要素又はフィールド内の予約ビットによって実現することもできる。
【0307】
いくつかの実施例では、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、STA優先度フィールド及びマルチAPスキームサポートフィールドを含む。
【0308】
具体的には、前記STA優先度フィールドは、前記STAがマルチAPの伝送又は受信メカニズムに関与する際の優先度情報を指示するために使用される。例えば、図28図31に示すように、STA優先度フィールドは、1バイトを占有する。
【0309】
具体的には、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、前記STAがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用される。例えば、図28図31に示すように、マルチAPスキームサポートフィールドは、1バイトを占有する。
【0310】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRフィールド、C-BFフィールド、C-UL MU MIMOフィールド、J-TXフィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0311】
具体的には、図28に示すように、マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRフィールド(1ビット占有)、C-BFフィールド(1ビット占有)、C-UL MU MIMOフィールド(1ビット占有)、J-TXフィールド(1ビット占有)を含む。
【0312】
具体的には、図30及び図31に示すように、マルチAPスキームサポートフィールドは、C-BFフィールド(1ビット占有)、C-UL MU MIMOフィールド(1ビット占有)、J-TXフィールド(1ビット占有)を含む。
【0313】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRフィールド、C-UL MU MIMOフィールドのうちの少なくとも1つを含む。具体的には、図29に示すように、マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRフィールド(1ビット占有)、C-UL MU MIMOフィールド(1ビット占有)を含む。
【0314】
具体的には、前記C-SRフィールドは、前記STAがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0315】
例えば、C-SRフィールドの値が1に等しい場合、前記STAがC-SRをサポートすることを示し、C-SRフィールドの値が0に等しい場合、前記STAがC-SRをサポートしないことを示す。
【0316】
別の例では、C-SRフィールドの値が0に等しい場合、前記STAがC-SRをサポートすることを示し、C-SRフィールドの値が1に等しい場合、前記STAがC-SRをサポートしないことを示す。
【0317】
具体的には、前記C-BFフィールドは、前記STAがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0318】
例えば、C-BFフィールドの値が1に等しい場合、前記STAがC-BFをサポートすることを示し、C-BFフィールドの値が0に等しい場合、前記STAがC-BFをサポートしないことを示す。
【0319】
別の例では、C-BFフィールドの値が0に等しい場合、前記STAがC-BFをサポートすることを示し、C-BFフィールドの値が1に等しい場合、前記STAがC-BFをサポートしないことを示す。
【0320】
具体的には、前記C-UL MU MIMOフィールドは、前記STAがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0321】
例えば、C-UL MU MIMOフィールドの値が1に等しい場合、前記STAがC-UL MU MIMOをサポートすることを示し、C-UL MU MIMOフィールドの値が0に等しい場合、前記STAがC-UL MU MIMOをサポートしないことを示す。
【0322】
別の例では、C-UL MU MIMOフィールドの値が0に等しい場合、前記STAがC-UL MU MIMOをサポートすることを示し、C-UL MU MIMOフィールドの値が1に等しい場合、前記STAがC-UL MU MIMOをサポートしないことを示す。
【0323】
具体的には、前記J-TXフィールドは、前記STAがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0324】
例えば、J-TXフィールドの値が1に等しい場合、前記STAがJ-TXをサポートすることを示し、J-TXフィールドの値が0に等しい場合、前記STAがJ-TXをサポートしないことを示す。
【0325】
別の例では、J-TXフィールドの値が0に等しい場合、前記STAがJ-TXをサポートすることを示し、J-TXフィールドの値が1に等しい場合、前記STAがJ-TXをサポートしないことを示す。
【0326】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドがC-BFフィールドを含まない場合、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAがC-BFをサポートすることを暗黙的に指示し、及び/又は、前記マルチAPスキームサポートフィールドがJ-TXフィールドを含まない場合、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAがJ-TXフィールドをサポートすることを暗黙的に指示する。
【0327】
いくつかの実施例では、前記STAのマルチAP協調能力フィールド自体は、前記STAがアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートすることを暗黙的に指示する。
【0328】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、協調者鍵保持識別情報及び鍵生成方法情報をさらに含み、ここで、前記協調者鍵保持識別情報は、前記STAと前記協調者との間のPMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを生成するために使用される。
【0329】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、AIDフィールド、VAIDフィールド、鍵生成方法フィールド、高速基本サービスセット切り替えエレメント(FTE:Fast BSS Transition Element)フィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、ロバストセキュリティネットワークエレメント(RSNE:Robust Security Network Element)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記AIDフィールドは、基本サービスセット(BSS:Basic Service Set)においてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用される。前記VAIDフィールドは、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される。
【0330】
具体的には、例えば、関連付け応答フレームは、図32及び図33に示す通りであってもよく、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、AIDフィールド、VAIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドを含む。
【0331】
具体的には、図32及び図33に示すように、FTEフィールドは、要素IDフィールド(1バイト占有)、長さフィールド(1バイト占有)、メッセージ整合性コード(MIC:message integrity code)制御フィールド(2バイト占有)、MICフィールド(占有するバイト数は可変)、認証者ノンス(ANonce:authenticator nonce)フィールド(32バイト占有)、サプリカントノンス(SNonce:supplicant nonce)フィールド(32バイト占有)、パラメータフィールド(占有するバイト数は可変)を含み得る。前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用される。
【0332】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記AIDフィールドはさらに、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される。
【0333】
具体的には、例えば、関連付け応答フレームは、図34に示す通りであってもよく、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドを含む。この場合、前記AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記AIDフィールド前記AIDフィールドはさらに、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用される。
【0334】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、第1AIDフィールド、第2AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記第1AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記第2AIDフィールドは、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される。
【0335】
例えば、FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用される。
【0336】
具体的には、例えば、関連付け応答フレームは、図35に示す通りであってもよく、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、第1AIDフィールド、第2AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドを含む。
【0337】
例えば、鍵生成方法フィールドの値が0に等しい場合、一時鍵が協調者によって生成されることを表し、鍵生成方法フィールドの値が1に等しい場合、一時鍵が各APによって生成されることを表す。
【0338】
いくつかの実施例では、前記状態コードフィールドが成功したこと(SUCCESS)を指示する場合、前記STAがレガシーなSSID及びVBSSのSSIDとの関連付けに成功したことを表し、及び/又は、前記状態コードフィールドがVBSS失敗であること(FAILURE_VBSS)を指示することは、前記STAがVBSSのSSIDとの関連付けに失敗したことを表し、及び/又は、前記状態コードフィールドが失敗したこと(FAILURE)を指示することは、前記STAがレガシーなSSIDとの関連付けに失敗したことを表す。
【0339】
いくつかの実施例では、前記状態コードフィールドが、前記STAのレガシーなSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを指示する場合、前記STAは、対応するレガシーなSSID及びVBSSのSSIDに関連付けるための関連付け要求を再度開始する必要がある。
【0340】
いくつかの実施例では、前記状態コードフィールドが、前記STAのVBSSのSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを指示する場合、前記STAは、対応するVBSSのSSIDに関連付けるための関連付け要求を再度開始する必要がある。
【0341】
いくつかの実施例では、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、候補セット情報フィールドを含む。例えば、図32図35に示すように、マルチAP候補セット情報フィールドは、候補セット数量フィールド(1バイト占有)及び候補セット情報フィールド(占有するバイト数は可変)を含む。
【0342】
説明すべきこととして、STAが同時に1つのマルチAP候補セットにしか関連付けることができないため、マルチAP候補セット情報フィールドは、1つの候補セット情報フィールドのみを含む。
【0343】
いくつかの実施例では、前記候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、サウンディング方法フィールド、マルチAPスキームフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0344】
いくつかの実施例では、前記候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0345】
具体的には、前記VBSS識別子フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用される。例えば、VBSS識別子フィールド(6バイト占有)は、図32図35に示す通りである。
【0346】
具体的には、前記候補セット識別子フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用される。
【0347】
いくつかの実施例では、候補セット識別子フィールドはVBSSカラーフィールドに置き換えることもでき、VBSSカラーフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットを指示するために使用され得る。
【0348】
例えば、候補セット識別子フィールド又はVBSSカラーフィールド(0又は1バイト占有)は、図32図35に示す通りである。
【0349】
具体的には、前記サウンディング方法フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用される。例えば、サウンディング方法フィールド(1バイト占有)は、図32図35に示す通りである。
【0350】
具体的には、前記マルチAPスキームフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用される。例えば、マルチAPスキームフィールド(1バイト占有)は、図32図35に示す通りである。
【0351】
具体的には、前記AP数量フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用される。例えば、AP数量フィールド(1バイト占有)は、図32図35に示す通りである。
【0352】
具体的には、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用される。例えば、複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールド(8バイト占有)は、図32図35に示す通りである。
【0353】
具体的には、前記共同サウンディングサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0354】
いくつかの実施例では、前記候補セット情報フィールドが共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0355】
いくつかの実施例では、前記サウンディング方法フィールドは、シーケンシャルサウンディングフィールド、共同サウンディングフィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0356】
いくつかの実施例では、前記サウンディング方法フィールドは、共同サウンディングフィールドのみを含む。
【0357】
具体的には、前記シーケンシャルサウンディングフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをサポートするか否かを指示するために使用される。図32図35に示すように、シーケンシャルサウンディングフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0358】
具体的には、前記共同サウンディングフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される。図32図35に示すように、共同サウンディングフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0359】
いくつかの実施例では、前記サウンディング方法フィールドがシーケンシャルサウンディングフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0360】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドは、アップリンクC-OFDMAフィールド、ダウンリンクC-OFDMAフィールド、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0361】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0362】
具体的には、前記アップリンクC-OFDMAフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、アップリンクC-OFDMAフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0363】
例えば、アップリンクC-OFDMAフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートすることを表し、アップリンクC-OFDMAフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0364】
別の例では、アップリンクC-OFDMAフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートすることを表し、アップリンクC-OFDMAフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0365】
具体的には、前記ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0366】
例えば、ダウンリンクC-OFDMAフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートすることを表し、ダウンリンクC-OFDMAフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0367】
別の例では、ダウンリンクC-OFDMAフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートすることを表し、ダウンリンクC-OFDMAフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0368】
具体的には、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド(Joint C-SR and C-OFDMA)は、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0369】
例えば、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0370】
別の例では、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0371】
具体的には、C-SRとC-BFとの共同フィールド(Joint C-SR and C-BF)は、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、C-SRとC-BFとの共同フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0372】
例えば、C-SRとC-BFとの共同フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-BFとの共同フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0373】
別の例では、C-SRとC-BFとの共同フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-BFとの共同フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0374】
具体的には、C-SRとJ-TXとの共同フィールド(Joint C-SR and J-TX)は、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、C-SRとJ-TXとの共同フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0375】
例えば、C-SRとJ-TXとの共同フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとJ-TXとの共同フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0376】
別の例では、C-SRとJ-TXとの共同フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとJ-TXとの共同フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0377】
具体的には、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド(Joint C-SR and C-UL MU MIMO)は、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0378】
例えば、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0379】
別の例では、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートすることを表し、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートしないことを表す。
【0380】
具体的には、C-BFフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、C-BFフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0381】
例えば、C-BFフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートすることを表し、C-BFフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートしないことを表す。
【0382】
別の例では、C-BFフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートすることを表し、C-BFフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートしないことを表す。
【0383】
具体的には、シングルユーザJ-TXフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、シングルユーザJ-TXフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0384】
例えば、シングルユーザJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを表し、シングルユーザJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを表す。
【0385】
別の例では、シングルユーザJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを表し、シングルユーザJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを表す。
【0386】
具体的には、マルチユーザJ-TXフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、マルチユーザJ-TXフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0387】
例えば、マルチユーザJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートすることを表し、マルチユーザJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを表す。
【0388】
別の例では、マルチユーザJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートすることを表し、マルチユーザJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを表す。
【0389】
具体的には、ダイバーシティJ-TXフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、ダイバーシティJ-TXフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0390】
例えば、ダイバーシティJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートすることを表し、ダイバーシティJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを表す。
【0391】
別の例では、ダイバーシティJ-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートすることを表し、ダイバーシティJ-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを表す。
【0392】
具体的には、多重化J-TXフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、多重化J-TXフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0393】
例えば、多重化J-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートすることを表し、多重化J-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを表す。
【0394】
別の例では、多重化J-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートすることを表し、多重化J-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを表す。
【0395】
具体的には、全帯域幅J-TXフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、全帯域幅J-TXフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0396】
例えば、全帯域幅J-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートすることを表し、全帯域幅J-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを表す。
【0397】
別の例では、全帯域幅J-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートすることを表し、全帯域幅J-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを表す。
【0398】
具体的には、部分帯域幅J-TXフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送を指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、部分帯域幅J-TXフィールドは、オプション的なフィールドであり、それが存在する場合、1ビットを占有することができる。
【0399】
例えば、部分帯域幅J-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートすることを表し、部分帯域幅J-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを表す。
【0400】
別の例では、部分帯域幅J-TXフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートすることを表し、部分帯域幅J-TXフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを表す。
【0401】
具体的には、検出及び廃棄フィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、検出及び廃棄フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0402】
例えば、検出及び廃棄フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートすることを表し、検出及び廃棄フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートしないことを表す。
【0403】
別の例では、検出及び廃棄フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートすることを表し、検出及び廃棄フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートしないことを表す。
【0404】
具体的には、干渉軽減フィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図32図34及び図35に示すように、干渉軽減フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0405】
例えば、干渉軽減フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートすることを表し、干渉軽減フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートしないことを表す。
【0406】
別の例では、干渉軽減フィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートすることを表し、干渉軽減フィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートしないことを表す。
【0407】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドがアップリンクC-OFDMAフィールド及びダウンリンクC-OFDMAフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0408】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記マルチユーザJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記マルチユーザJ-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0409】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記ダイバーシティJ-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0410】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記多重化J-TXフィールドを含まなく、又は、前記多重化J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0411】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記全帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記全帯域幅J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セット全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0412】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記部分帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記部分帯域幅J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0413】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールド及び前記全帯域幅J-TXフィールドを含まない。
【0414】
いくつかの実施例では、マルチAPスキームフィールドがダイバーシティJ-TXフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでダイバーシティタイプの共同伝送をサポートする。
【0415】
いくつかの実施例では、マルチAPスキームフィールドが全帯域幅J-TXフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトで全帯域幅の共同伝送をサポートする。
【0416】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドは、C-OFDMAサポートフィールド、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0417】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0418】
ここで、前記C-OFDMAサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0419】
具体的には、前記C-OFDMAサポートフィールド(C-OFDMA Support)は、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図33に示すように、C-OFDMAサポートフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0420】
例えば、C-OFDMAサポートフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートすることを表し、C-OFDMAサポートフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0421】
別の例では、C-OFDMAサポートフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートすることを表し、C-OFDMAサポートフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートしないことを表す。
【0422】
具体的には、前記C-SRサポートフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図33に示すように、C-SRサポートフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0423】
例えば、C-SRサポートフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-SRをサポートすることを表し、C-SRサポートフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-SRをサポートしないことを表す。
【0424】
別の例では、C-SRサポートフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-SRをサポートすることを表し、C-SRサポートフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-SRをサポートしないことを表す。
【0425】
具体的には、前記C-BFサポートフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図33に示すように、C-BFサポートフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0426】
例えば、C-BFサポートフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートすることを表し、C-BFサポートフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートしないことを表す。
【0427】
別の例では、C-BFサポートフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートすることを表し、C-BFサポートフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートしないことを表す。
【0428】
具体的には、前記J-TXサポートフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図33に示すように、J-TXサポートフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0429】
例えば、J-TXサポートフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがJ-TXをサポートすることを表し、J-TXサポートフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがJ-TXをサポートしないことを表す。
【0430】
別の例では、J-TXサポートフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがJ-TXをサポートすることを表し、J-TXサポートフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがJ-TXをサポートしないことを表す。
【0431】
具体的には、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される。例えば、図33に示すように、C-UL MU MIMOサポートフィールドは、1ビットを占有することができる。
【0432】
例えば、C-UL MU MIMOサポートフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートすることを表し、C-UL MU MIMOサポートフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートしないことを表す。
【0433】
別の例では、C-UL MU MIMOサポートフィールドの値が0に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートすることを表し、C-UL MU MIMOサポートフィールドの値が1に等しい場合、STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートしないことを表す。
【0434】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドがC-OFDMAサポートフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0435】
いくつかの実施例では、前記複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールドは、BSS識別子フィールド、AP識別子フィールド及びAP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0436】
ここで、前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用され、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用され、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される。
【0437】
具体的には、前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用される。例えば、図32図35に示すように、BSS識別子フィールドは、6ビットを占有することができる。
【0438】
具体的には、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用される。例えば、図32図35に示すように、AP識別子フィールドは、1バイトを占有することができる。
【0439】
具体的には、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される。例えば、図32図35に示すように、AP役割フィールドは、1バイトを占有することができる。
【0440】
いくつかの実施例では、前記AP識別子フィールドは、前記MAP又は協調者によって直接設定され、又は、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのマルチAP候補セットにおける順序によって決定される。
【0441】
いくつかの実施例では、前記AP役割フィールドは、協調AP役割フィールド、被協調AP役割フィールド、共有AP役割フィールド、及び被共有AP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0442】
具体的には、チャネルサウンディング段階では、前記協調AP役割フィールドによって指示される協調APがサウンディングを開始し、前記被協調AP役割フィールドによって指示されるAPがサウンディングに関与し、準備段階及び/又は伝送段階では、前記共有AP役割フィールドによって指示されるAPが、そのTXOPリソースを前記被共有AP役割フィールドによって指示されるAPに共有して協調伝送を行う。
【0443】
例えば、図32図35に示すように、協調AP役割(Coordinating AP Role)フィールドは、1ビットを占有することができ、被協調AP役割(Coordinated AP Role)フィールドは、1ビットを占有することができ、共有AP役割(Sharing AP Role)フィールドは、1ビットを占有することができ、共有AP役割(Shared AP Role)フィールドは、1ビットを占有することができる。
【0444】
いくつかの実施例では、前記第1APは非協調者であり、前記第2APは協調者であり、又は、前記第1APは協調者であり、前記第2APは非協調者である。
【0445】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者である場合、前記共有情報は、前記協調者と、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPとの間で、前記STAの関係情報を共有するために使用される。
【0446】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者であり、かつ前記STAと、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPとの間のPTK及び/又はGTKが対応するAPによって生成される場合、前記共有情報は、協調者鍵保持識別情報をさらに含み、ここで、前記協調者鍵保持識別情報は、前記第2APが協調者のPMK及び/又はGMKを取得するために使用され、前記協調者のPMK及び/又はGTKは、前記第2APがそれ自体のPMK及び/又はGMKを生成するために使用され、前記第2APと前記STAとの間で、前記第2APのPMK及び/又はGMKによって生成されたPTK及び/又はGTKに基づいて通信が行われる。
【0447】
いくつかの実施例では、前記共有情報は、関連付け情報共有フレームを介して送信され、前記関連付け情報共有フレームは、関連付け情報共有フィールドを含む。ここで、前記関連付け情報共有フィールドは、STA MACアドレスフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールド、SSIDフィールド、VAIDフィールド、協調者鍵保持識別子フィールド、FTEフィールドのうちの少なくとも1つを含む。
【0448】
いくつかの実施例では、前記STA MACアドレスフィールドは、前記STAのMACアドレスを指示するために使用され、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用され、前記SSIDフィールドは、複数のVBSSのSSIDのうち、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSにおいて、協調者が前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記協調者鍵保持識別子フィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記複数のVBSSのSSIDは、前記第2APと協調者との間で確立されたVBSSである。
【0449】
具体的には、例えば、図36に示すように、STA MACアドレスフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールド、SSIDフィールド、VAIDフィールド、協調者鍵保持識別子フィールドは、いずれもオプション的なフィールドである。
【0450】
説明すべきこととして、関連付け情報共有フレームは、Coordinator(AP)と他のAPとの間でSTAの情報を共有するために使用される。Coordinatoが他のAPに送信し、鍵が各APによって生成される(key generation with individual APs)場合、協調者鍵保持識別子フィールド(Coordinator key holder ID field)又はFTEフィールドを含める必要がある。
【0451】
具体的には、SSIDを共有する作用として、Coordinatorとあるmember APとの間に複数のVBSSが確立されている可能性があり、STAが要求する関連付けの対象がどのVBSSであるかとの情報を、SSID(VBSSのSSIDを搬送する)を介してmember APに通知し、区別を容易にすることができる。
【0452】
具体的には、VAIDを共有する作用として、STAのVAIDがCoordinatorによって割り当てられ、member APはSTAのVAIDを知らない可能性があるため、VAIDフィールドを介してmember APに通知することができる。
【0453】
いくつかの実施例では、前記確認情報は、関連付け情報確認フレームを介して送信され、前記関連付け情報確認フレームは、関連付け確認フィールドを含み、前記関連付け確認フィールドは、関連付け確認コードフィールド、VAIDフィールド、協調者鍵保持識別子フィールド、FTEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、ここで、前記関連付け確認コード(Association Confirm Code)フィールドは、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSにおいて、協調者が前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記協調者鍵保持識別子フィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用される。
【0454】
例えば、関連付け確認コードフィールドの値が1に等しい場合、第2APがSTAの関連付け要求を受け入れることを表し、関連付け確認コードフィールドの値が0に等しい場合、第2APがSTAの関連付け要求を受け入れないことを表す。
【0455】
別の例では、関連付け確認コードフィールドの値が0に等しい場合、第2APがSTAの関連付け要求を受け入れることを表し、関連付け確認コードフィールドの値が1に等しい場合、第2APがSTAの関連付け要求を受け入れないことを表す。
【0456】
具体的には、例えば、図37に示すように、VAIDフィールド及び協調者鍵保持識別子フィールドは、いずれもオプション的なフィールドである。
【0457】
説明すべきこととして、Coordinatoが他のAPに送信し、鍵が各APによって生成される(key generation with individual APs)場合、協調者鍵保持識別子フィールド(Coordinator key holder ID field)又はFTEフィールドを含める必要がある。
【0458】
具体的には、関連付け情報確認(Association Info Confirm)フレームでCoordinator key holder ID fieldを搬送する1つの理由は、member APが関連付け情報共有(Association Info Share)フレームを介して、STAの関連付け情報をCoordinatorに共有した後、CoordinatorがAssociation Info Confirmフレームを介して、member APに協調者鍵保持識別子(Coordinator key holder ID)を通知することにより、member APがCoordinatorのPMK(又はGMK)によってそれ自体のPMK(又はGMK)を計算して取得することを容易にすることである。
【0459】
具体的には、関連付け情報確認(Association Info Confirm)フレームは、ACKフレームであってもよく、この場合、他のAPは、Master APによって伝達されたSTAの関連付け要求をデフォルトで受け入れる。
【0460】
いくつかの実施例では、前記第1APが非協調者であり、前記第2APが協調者である場合、前記協調者鍵保持識別情報は、前記第1APが協調者のPMK及び/又はGMKを取得するために使用され、前記協調者のPMK及び/又はGTKは、前記第1APがそれ自体のPMK及び/又はGMKを生成するために使用され、前記第1APと前記STAとの間で、前記第1APのPMK及び/又はGMKによって生成されたPTK及び/又はGTKに基づいて通信が行われる。
【0461】
いくつかの実施例では、前記第1APが非協調者であり、前記第2APが協調者である場合、前記共有情報で搬送される前記STAの関係情報は、前記第2APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される。
【0462】
いくつかの実施例では、前記確認情報は、ACKフレームを介して送信され、前記ACKフレームは、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れることを指示するために使用される。
【0463】
いくつかの実施例では、前記第1APが前記STAによって送信された前記関連付け要求フレームを受信するステップと、前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信するステップとの間に、前記第1APは、前記第2APに前記共有情報を送信する。
【0464】
いくつかの実施例では、前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信した後、前記第1APは、前記第2APに前記共有情報を送信する。
【0465】
いくつかの実施例では、前記共有情報は、有線伝送方式で送信され、及び/又は、前記確認情報は、有線伝送方式で送信される。
【0466】
したがって、本願の実施例では、STAをマルチAP候補セットに関連付けるプロセスを設計し、マルチAP候補セットの関連付け時に行われるパラメータ設定を詳細に設計することで、マルチAP協調伝送に十分な情報を提供し、それにより、マルチAP協調伝送を実現することができる。
【0467】
以上により、図11図37を参照して、本願の実施例の方法の実施例について詳細に説明し、下記において、図38図42を参照して、本願の実施例の装置の実施例について詳細に説明する。理解すべきこととして、装置の実施例と方法の実施例は相互に対応し、同様の説明は方法の実施例を参照することができる。
【0468】
図38は、本願の実施例によるSTA400の概略ブロック図である。図38に示すように、前記STA400は、第1通信ユニット410を備え、
第1通信ユニット410は、アクセスポイント(AP)によって送信された第1情報を受信するように構成され、
前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、
前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなサービスセット識別子(SSID)、前記APが属している少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のSSID、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される。
【0469】
いくつかの実施例では、前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、
前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個のSSIDフィールド、VBSSのSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記W個のSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VBSSのSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用され、Wは正の整数である。
【0470】
いくつかの実施例では、前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、
前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個の仮想サービスセット識別子(VSSID)フィールド、VSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記W個のVSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用され、Wは正の整数である。
【0471】
いくつかの実施例では、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、少なくとも1つの候補セット情報フィールドと候補セット数量フィールドとを含み、
ここで、前記候補セット数量フィールドは、前記APが所在するマルチAP候補セットの数を指示するために使用され、かつ前記候補セット数量フィールドは、Wの値を指示するために使用され、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記APが所在するn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である。
【0472】
いくつかの実施例では、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAPサウンディング方法サポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAP共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用され、前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用され、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用され、前記AP数量フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用され、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、前記マルチAP共同サウンディングサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用され、mは正の整数である。
【0473】
いくつかの実施例では、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドがマルチAP共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0474】
いくつかの実施例では、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、シーケンシャルサウンディングフィールド、共同サウンディングフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、共同サウンディングフィールドのみを含み、
ここで、前記シーケンシャルサウンディングフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをサポートするか否かを指示するために使用され、前記共同サウンディングフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0475】
いくつかの実施例では、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドがシーケンシャルサウンディングフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0476】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、アップリンク協調直交周波数分割多元接続(C-OFDMA)フィールド、ダウンリンクC-OFDMAフィールド、協調空間再利用(C-SR)とC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRと協調ビームフォーミング(C-BF)との共同フィールド、C-SRと共同伝送(J-TX)との共同フィールド、C-SRと協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)との共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記アップリンクC-OFDMAフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-BFとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとJ-TXとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記シングルユーザJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記マルチユーザJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダイバーシティJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記多重化J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記全帯域幅J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記部分帯域幅J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記検出及び廃棄フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートするか否かを指示するために使用され、前記干渉軽減フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0477】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドがアップリンクC-OFDMAフィールド及びダウンリンクC-OFDMAフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0478】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記マルチユーザJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記マルチユーザJ-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記ダイバーシティJ-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記多重化J-TXフィールドを含まなく、又は、前記多重化J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記全帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記全帯域幅J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記部分帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記部分帯域幅J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0479】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールド及び前記全帯域幅J-TXフィールドを含まない。
【0480】
いくつかの実施例では、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでダイバーシティタイプの共同伝送をサポートし、及び/又は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトで全帯域幅の共同伝送をサポートする。
【0481】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-OFDMAサポートフィールド、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記C-OFDMAサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0482】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドがC-OFDMAサポートフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0483】
いくつかの実施例では、前記複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールドは、基本サービスセット(BSS)識別子フィールド、AP識別子フィールド、及びAP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用され、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用され、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される。
【0484】
いくつかの実施例では、前記AP識別子フィールドは、前記MAP又は協調者によって直接設定され、又は、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのマルチAP候補セットにおける順序によって決定される。
【0485】
いくつかの実施例では、前記AP役割フィールドは、協調AP役割フィールド、被協調AP役割フィールド、共有AP役割フィールド、及び被共有AP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、チャネルサウンディング段階では、前記協調AP役割フィールドによって指示される協調APがサウンディングを開始し、前記被協調AP役割フィールドによって指示されるAPがサウンディングに関与し、準備段階及び/又は伝送段階では、前記共有AP役割フィールドによって指示されるAPが、その伝送機会(TXOP)リソースを前記被共有AP役割フィールドによって指示されるAPに共有して協調伝送を行う。
【0486】
いくつかの実施例では、前記第1フレームはプローブ応答フレームであり、又は、前記第1フレームはビーコンフレームである。
【0487】
いくつかの実施例では、前記STAが前記第1情報を受信する前に、前記STA400は、第2通信ユニット420をさらに備え、
前記第2通信ユニット420は、前記APに第2情報を送信するように構成され、前記第2情報は、マルチAP候補セット情報を要求するために使用される。
【0488】
いくつかの実施例では、前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、
ここで、前記プローブ要求フレームは、SSIDフィールド、SSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、複数のSSIDを要求するために第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
ここで、前記SSIDリストフィールドは、少なくとも1つのSSIDを要求するために使用され、前記少なくとも1つのSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含む。
【0489】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値が非ゼロである場合、前記STAは、前記第1SSIDを要求し、又は、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値がゼロである場合、前記STAは、すべてのSSIDを要求する。
【0490】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含まず、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドが第2値を取る場合、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDである。
【0491】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、追加のSSID指示フィールドを含み、
ここで、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される。
【0492】
いくつかの実施例では、前記追加のSSID指示フィールドの値が0であることは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示し、及び/又は、
前記追加のSSID指示フィールドの値が1であることは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ前記APがレガシーなSSIDを前記STAにフィードバックしないことを指示する。
【0493】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含まない場合、前記SSIDフィールドは前記第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、又は、
前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含み、且つ前記マルチAP候補セット情報要求フィールドが追加のSSID指示フィールドを含まない場合、前記SSIDフィールドは前記第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
ここで、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される。
【0494】
いくつかの実施例では、前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、
ここで、前記プローブ要求フレームは、SSIDフィールド、SSIDリストフィールド、VSSIDフィールド、VSSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、P個のSSIDを要求するために第2値を取り、前記P個のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記P個のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
ここで、前記SSIDリストフィールドは、K個のSSIDを要求するために使用され、前記K個のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、
ここで、前記VSSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第2SSIDを要求するために第1値を取り、前記第2SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第2SSIDはVBSSのSSIDであり、前記VSSIDフィールドに対応する長さフィールドは、Q個のSSIDを要求するために第2値を取り、前記Q個のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記Q個のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
ここで、前記VSSIDリストフィールドは、T個のSSIDを要求するために使用され、前記T個のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、
ここで、P、Q、K、Tは、いずれも正の整数である。
【0495】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値がゼロである場合、前記STAは、すべてのSSIDを要求し、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、前記第2値を取る。
【0496】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、VSSID指示フィールドを含み、ここで、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求しないことを指示するために使用され、前記プローブ要求フレームは、VSSIDフィールド及びVSSIDリストフィールドを含まなく、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記SSIDフィールド又は前記SSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求し、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求し、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSID及び/又はレガシーなSSIDを要求する。
【0497】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第1値は非ゼロ値であり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第2値はゼロである。
【0498】
いくつかの実施例では、上記の通信ユニットは、通信インタフェース又はトランシーバであり、又は通信チップ又はシステムオンチップの入力/出力インタフェースであり得る。
【0499】
理解すべきこととして、本願の実施例によるSTA400は、本願の方法の実施例におけるSTAに対応することができ、STA400における各ユニットの上記の操作及び他の操作及び/又は機能は、それぞれ図11図18に示す方法200におけるSTAの対応するプロセスを実現するためであり、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0500】
図39は、本願の実施例によるAP500の概略ブロック図である。図39に示すように、前記AP500は、第1通信ユニット510を備え、
第1通信ユニット510は、アクセスポイント(AP)が、ステーション(STA)に第1情報を送信するように構成され、
前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、
前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなサービスセット識別子(SSID)、前記APが属している少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のSSID、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される。
【0501】
いくつかの実施例では、前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、
前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個のSSIDフィールド、VBSSのSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、ここで、前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記W個のSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VBSSのSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用され、Wは正の整数である。
【0502】
いくつかの実施例では、前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、
前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個の仮想サービスセット識別子(VSSID)フィールド、VSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記W個のVSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSのSSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用され、Wは正の整数である。
【0503】
いくつかの実施例では、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、少なくとも1つの候補セット情報フィールドと候補セット数量フィールドとを含み、ここで、前記候補セット数量フィールドは、前記APが所在するマルチAP候補セットの数を指示するために使用され、かつ前記候補セット数量フィールドは、Wの値を指示するために使用され、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記APが所在するn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である。
【0504】
いくつかの実施例では、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAPサウンディング方法サポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAP共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用され、前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用され、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用され、前記AP数量フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用され、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、前記マルチAP共同サウンディングサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用され、mは正の整数である。
【0505】
いくつかの実施例では、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドがマルチAP共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0506】
いくつかの実施例では、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、シーケンシャルサウンディングフィールド、共同サウンディングフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、共同サウンディングフィールドのみを含み、
ここで、前記シーケンシャルサウンディングフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをサポートするか否かを指示するために使用され、前記共同サウンディングフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0507】
いくつかの実施例では、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドがシーケンシャルサウンディングフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0508】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、アップリンク協調直交周波数分割多元接続(C-OFDMA)フィールド、ダウンリンクC-OFDMAフィールド、協調空間再利用(C-SR)とC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRと協調ビームフォーミング(C-BF)との共同フィールド、C-SRと共同伝送(J-TX)との共同フィールド、C-SRと協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)との共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記アップリンクC-OFDMAフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-BFとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとJ-TXとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記シングルユーザJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記マルチユーザJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダイバーシティJ-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記多重化J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記全帯域幅J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記部分帯域幅J-TXフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記検出及び廃棄フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートするか否かを指示するために使用され、前記干渉軽減フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0509】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドがアップリンクC-OFDMAフィールド及びダウンリンクC-OFDMAフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0510】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記マルチユーザJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記マルチユーザJ-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記ダイバーシティJ-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記多重化J-TXフィールドを含まなく、又は、前記多重化J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記全帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記全帯域幅J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記部分帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記部分帯域幅J-TXフィールドの値は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0511】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールド及び前記全帯域幅J-TXフィールドを含まない。
【0512】
いくつかの実施例では、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでダイバーシティタイプの共同伝送をサポートし、及び/又は、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトで全帯域幅の共同伝送をサポートする。
【0513】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-OFDMAサポートフィールド、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記C-OFDMAサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0514】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドがC-OFDMAサポートフィールドを含まない場合、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0515】
いくつかの実施例では、前記複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールドは、基本サービスセット(BSS)識別子フィールド、AP識別子フィールド、及びAP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用され、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用され、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される。
【0516】
いくつかの実施例では、前記AP識別子フィールドは、前記MAP又は協調者によって直接設定され、又は、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのマルチAP候補セットにおける順序によって決定される。
【0517】
いくつかの実施例では、前記AP役割フィールドは、協調AP役割フィールド、被協調AP役割フィールド、共有AP役割フィールド、及び被共有AP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、チャネルサウンディング段階では、前記協調AP役割フィールドによって指示される協調APがサウンディングを開始し、前記被協調AP役割フィールドによって指示されるAPがサウンディングに関与し、準備段階及び/又は伝送段階では、前記共有AP役割フィールドによって指示されるAPが、その伝送機会(TXOP)リソースを前記被共有AP役割フィールドによって指示されるAPに共有して協調伝送を行う。
【0518】
いくつかの実施例では、前記第1フレームはプローブ応答フレームであり、又は、前記第1フレームはビーコンフレームである。
【0519】
いくつかの実施例では、前記APが前記第1情報を送信する前に、前記AP500は、第2通信ユニット520をさらに備え、
前記第2通信ユニット520は、前記STAによって送信された第2情報を受信するように構成され、前記第2情報は、マルチAP候補セット情報を要求するために使用される。
【0520】
いくつかの実施例では、前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、
ここで、前記プローブ要求フレームは、SSIDフィールド、SSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、複数のSSIDを要求するために第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
ここで、前記SSIDリストフィールドは、少なくとも1つのSSIDを要求するために使用され、前記少なくとも1つのSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含む。
【0521】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値が非ゼロである場合、前記STAは、前記第1SSIDを要求し、又は、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値がゼロである場合、前記STAは、すべてのSSIDを要求する。
【0522】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含まず、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドが第2値を取る場合、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDである。
【0523】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、追加のSSID指示フィールドを含み、
ここで、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される。
【0524】
いくつかの実施例では、前記追加のSSID指示フィールドの値が0であることは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示し、及び/又は、
前記追加のSSID指示フィールドの値が1であることは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ前記APがレガシーなSSIDを前記STAにフィードバックしないことを指示する。
【0525】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含まない場合、前記SSIDフィールドは前記第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、又は、
前記プローブ要求フレームがマルチAP候補セット情報要求フィールドを含み、且つ前記マルチAP候補セット情報要求フィールドが追加のSSID指示フィールドを含まない場合、前記SSIDフィールドは前記第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
ここで、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される。
【0526】
いくつかの実施例では、前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、
ここで、前記プローブ要求フレームは、
SSIDフィールド、SSIDリストフィールド、VSSIDフィールド、VSSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、P個のSSIDを要求するために第2値を取り、前記P個のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記P個のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
ここで、前記SSIDリストフィールドは、K個のSSIDを要求するために使用され、前記K個のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、
ここで、前記VSSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第2SSIDを要求するために第1値を取り、前記第2SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第2SSIDはVBSSのSSIDであり、前記VSSIDフィールドに対応する長さフィールドは、Q個のSSIDを要求するために第2値を取り、前記Q個のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記Q個のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
ここで、前記VSSIDリストフィールドは、T個のSSIDを要求するために使用され、前記T個のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、
ここで、P、Q、K、Tは、いずれも正の整数である。
【0527】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドの値がゼロである場合、前記STAは、すべてのSSIDを要求し、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、前記第2値を取る。
【0528】
いくつかの実施例では、前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、VSSID指示フィールドを含み、ここで、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求しないことを指示するために使用され、前記プローブ要求フレームは、VSSIDフィールド及びVSSIDリストフィールドを含まなく、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記SSIDフィールド又は前記SSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求し、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSIDを要求し、又は、
前記VSSID指示フィールドは、マルチAP候補セット情報の取得を要求することを指示するために使用され、前記STAは、前記VSSIDフィールド又は前記VSSIDリストフィールドを介してVBSSのSSID及び/又はレガシーなSSIDを要求する。
【0529】
いくつかの実施例では、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第1値は非ゼロ値であり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドに対応する第2値はゼロである。
【0530】
いくつかの実施例では、上記の通信ユニットは、通信インタフェース又はトランシーバであり、又は通信チップ又はシステムオンチップの入力/出力インタフェースであり得る。
【0531】
理解すべきこととして、本願の実施例によるAP500は、本願の方法の実施例におけるAPに対応することができ、AP500における各ユニットの上記の操作及び他の操作及び/又は機能は、それぞれ図11図18に示す方法200におけるAPの対応するプロセスを実現するためであり、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0532】
図40は、本願の実施例によるAP600の概略ブロック図である。前記AP600は第1APであり、図40に示すように、前記AP600は、第1通信ユニット610と、第2通信ユニット620と、を備え、
第1通信ユニット610は、ステーション(STA)によって送信された関連付け要求フレームを受信するように構成され、前記関連付け要求フレームは、前記第1APとの関連付けを要求するために使用され、前記関連付け要求フレームは、少なくとも1つの指示情報を含み、前記少なくとも1つの指示情報は、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のサービスセット識別子(SSID)、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのレガシーなSSIDのうちの少なくとも1つを指示するために使用され、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、
第2通信ユニット620は、前記STAに関連付け応答フレームを送信するように構成され、前記関連付け応答フレームは、前記STAによって関連付けを要求されるレガシーなSSIDに対応する関連付け識別子(AID)情報及び/又は前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDに対応する仮想関連付け識別子(VAID)情報を少なくとも含む。
【0533】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームは、前記STAのマルチAP協調能力情報をさらに含む。
【0534】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームは、第1SSIDフィールド、第2SSIDフィールド、SSIDリストフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記第2SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのVBSSのSSIDを指示するために使用され、前記SSIDリストフィールドは、複数のSSIDを要求するために使用され、前記複数のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用される。
【0535】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームは、
SSIDフィールド、選択されたマルチAP候補セットフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、
前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、
ここで、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用される。
【0536】
いくつかの実施例では、前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、候補セット数量フィールド及び少なくとも1つの候補セット情報フィールドを含み、
前記候補セット数量フィールドは前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの数を指示するために使用され、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である。
【0537】
いくつかの実施例では、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、候補セット識別子フィールド又は仮想基本サービスセット(VBSS)識別子フィールドを含み、
ここで、前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用される。
【0538】
いくつかの実施例では、前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、候補セットとの関連付け要求フィールドをさらに含み、
ここで、前記候補セットとの関連付け要求フィールドは、前記STAが、関わるマルチAP候補セットに関連付けることを要求することを指示するために使用され、又は、前記候補セットとの関連付け要求フィールドは、関わるマルチAP候補セットに関連付けないことを要求することを指示するために使用される。
【0539】
いくつかの実施例では、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、STA優先度フィールド及びマルチAPスキームサポートフィールドを含み、
ここで、前記STA優先度フィールドは、前記STAがマルチAPの伝送又は受信メカニズムに関与する際の優先度情報を指示するために使用され、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、前記STAがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用される。
【0540】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、協調空間再利用(C-SR)フィールド、協調ビームフォーミング(C-BF)フィールド、協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)フィールド、共同伝送(J-TX)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRフィールド、C-UL MU MIMOフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記C-SRフィールドは、前記STAがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、前記STAがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOフィールドは、前記STAがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXフィールドは、前記STAがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0541】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドがC-BFフィールドを含まない場合、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAがC-BFをサポートすることを暗黙的に指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドがJ-TXフィールドを含まない場合、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAがJ-TXフィールドをサポートすることを暗黙的に指示する。
【0542】
いくつかの実施例では、前記STAのマルチAP協調能力フィールド自体は、前記STAがアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートすることを暗黙的に指示する。
【0543】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、協調者鍵保持識別情報及び鍵生成方法情報をさらに含み、ここで、前記協調者鍵保持識別情報は、前記STAと前記協調者との間のマスター鍵対及び一時鍵対を生成するために使用される。
【0544】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、AIDフィールド、VAIDフィールド、鍵生成方法フィールド、高速基本サービスセット切り替えエレメント(FTE)フィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、ロバストセキュリティネットワークエレメント(RSNE)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記AIDフィールドは、基本サービスセット(BSS)においてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、マスター鍵対(PMK)及び/又はグループマスター鍵(GMK)と、一時鍵対(PTK)及び/又はグループ一時鍵(GTK)とを直接確立することを指示するために使用される。
【0545】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記AIDフィールドはさらに、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される。
【0546】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、第1AIDフィールド、第2AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記第1AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記第2AIDフィールドは、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される。
【0547】
いくつかの実施例では、前記状態コードフィールドが成功したことを指示する場合、前記STAがレガシーなSSID及びVBSSのSSIDとの関連付けに成功したことを表し、及び/又は、前記状態コードフィールドがVBSS失敗であることを指示する場合、前記STAのVBSSのSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを表し、及び/又は、前記状態コードフィールドが失敗したことを指示する場合、前記STAのレガシーなSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを表す。
【0548】
いくつかの実施例では、前記状態コードフィールドが、前記STAのレガシーなSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを指示する場合、前記STAは、対応するレガシーなSSID及びVBSSのSSIDに関連付けるための関連付け要求を再度開始する必要があり、及び/又は、
前記状態コードフィールドが、前記STAのVBSSのSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを指示する場合、前記STAは、対応するVBSSのSSIDに関連付けるための関連付け要求を再度開始する必要がある。
【0549】
いくつかの実施例では、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、候補セット情報フィールドを含み、ここで、
前記候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、サウンディング方法フィールド、マルチAPスキームフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記VBSS識別子フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用され、前記候補セット識別子フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記サウンディング方法フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用され、前記マルチAPスキームフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用され、前記AP数量フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用され、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、前記共同サウンディングサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0550】
いくつかの実施例では、前記候補セット情報フィールドが共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0551】
いくつかの実施例では、前記サウンディング方法フィールドは、シーケンシャルサウンディングフィールド、共同サウンディングフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記サウンディング方法フィールドは、共同サウンディングフィールドのみを含み、
ここで、前記シーケンシャルサウンディングフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをサポートするか否かを指示するために使用され、前記共同サウンディングフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0552】
いくつかの実施例では、前記サウンディング方法フィールドがシーケンシャルサウンディングフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0553】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドは、アップリンク協調直交周波数分割多元接続(C-OFDMA)フィールド、ダウンリンクC-OFDMAフィールド、協調空間再利用(C-SR)とC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRと協調ビームフォーミング(C-BF)との共同フィールド、C-SRと共同伝送(J-TX)との共同フィールド、C-SRと協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)との共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記アップリンクC-OFDMAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-BFとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとJ-TXとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記シングルユーザJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記マルチユーザJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダイバーシティJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記多重化J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記全帯域幅J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記部分帯域幅J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記検出及び廃棄フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートするか否かを指示するために使用され、前記干渉軽減フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0554】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドがアップリンクC-OFDMAフィールド及びダウンリンクC-OFDMAフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0555】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記マルチユーザJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記マルチユーザJ-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記ダイバーシティJ-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記多重化J-TXフィールドを含まなく、又は、前記多重化J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記全帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記全帯域幅J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記部分帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記部分帯域幅J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0556】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールド及び前記全帯域幅J-TXフィールドを含まない。
【0557】
いくつかの実施例では、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでダイバーシティタイプの共同伝送をサポートし、及び/又は、
前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトで全帯域幅の共同伝送をサポートする。
【0558】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドは、C-OFDMAサポートフィールド、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記C-OFDMAサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0559】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドがC-OFDMAサポートフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0560】
いくつかの実施例では、前記複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールドは、BSS識別子フィールド、AP識別子フィールド、及びAP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用され、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用され、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される。
【0561】
いくつかの実施例では、前記AP識別子フィールドは、マスターアクセスポイント(MAP)又は協調者によって直接設定され、又は、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのマルチAP候補セットにおける順序によって決定される。
【0562】
いくつかの実施例では、前記AP役割フィールドは、協調AP役割フィールド、被協調AP役割フィールド、共有AP役割フィールド、及び被共有AP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、チャネルサウンディング段階では、前記協調AP役割フィールドによって指示される協調APがサウンディングを開始し、前記被協調AP役割フィールドによって指示されるAPがサウンディングに関与し、準備段階及び/又は伝送段階では、前記共有AP役割フィールドによって指示されるAPが、その伝送機会(TXOP)リソースを前記被共有AP役割フィールドによって指示されるAPに共有して協調伝送を行う。
【0563】
いくつかの実施例では、前記第2通信ユニット620はさらに、第2APに共有情報を送信するように構成され、ここで、前記第2APと前記第1APは、同じレガシーなSSIDに属され、又は、前記第2APと前記第1APは、同じVBSSのSSIDに属され、前記共有情報は、前記STAのメディアアクセス制御(MAC)アドレス及び/又は前記STAのマルチAP協調能力情報を含み、
いくつかの実施例では、前記第1通信ユニット610はさらに、前記第2APによって送信された確認情報を受信するように構成され、前記確認情報は、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用される。
【0564】
いくつかの実施例では、前記第1APは非協調者であり、前記第2APは協調者であり、又は、
前記第1APは協調者であり、前記第2APは非協調者である。
【0565】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者である場合、前記共有情報は、前記協調者と、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPとの間で、前記STAの関係情報を共有するために使用される。
【0566】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者であり、かつ前記STAと、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPとの間のPTK及び/又はGTKが対応するAPによって生成される場合、前記共有情報は、協調者鍵保持識別情報をさらに含み、ここで、前記協調者鍵保持識別情報は、前記第2APが協調者のPMK及び/又はGMKを取得するために使用され、前記協調者のPMK及び/又はGTKは、前記第2APがそれ自体のPMK及び/又はGMKを生成するために使用され、前記第2APと前記STAとの間で、前記第2APのPMK及び/又はGMKによって生成されたPTK及び/又はGTKに基づいて通信が行われる。
【0567】
いくつかの実施例では、前記共有情報は、関連付け情報共有フレームを介して送信され、前記関連付け情報共有フレームは、関連付け情報共有フィールドを含み、ここで、前記関連付け情報共有フィールドは、STA MACアドレスフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールド、SSIDフィールド、VAIDフィールド、協調者鍵保持識別子フィールド、FTEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記STA MACアドレスフィールドは、前記STAのMACアドレスを指示するために使用され、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用され、前記SSIDフィールドは、複数のVBSSのSSIDのうち、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSにおいて、協調者が前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記協調者鍵保持識別子フィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、
前記複数のVBSSのSSIDは、前記第2APと協調者との間で確立されたVBSSである。
【0568】
いくつかの実施例では、前記確認情報は、関連付け情報確認フレームを介して送信され、前記関連付け情報確認フレームは、関連付け確認フィールドを含み、
前記関連付け確認フィールドは、関連付け確認コードフィールド、VAIDフィールド、協調者鍵保持識別子フィールド、FTEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記関連付け確認コードフィールドは、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSにおいて、協調者が前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記協調者鍵保持識別子フィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用される。
【0569】
いくつかの実施例では、前記第1APが非協調者であり、前記第2APが協調者である場合、前記協調者鍵保持識別情報は、前記第1APが協調者のPMK及び/又はGMKを取得するために使用され、前記協調者のPMK及び/又はGTKは、前記第1APがそれ自体のPMK及び/又はGMKを生成するために使用され、前記第1APと前記STAとの間で、前記第1APのPMK及び/又はGMKによって生成されたPTK及び/又はGTKに基づいて通信が行われる。
【0570】
いくつかの実施例では、前記第1APが非協調者であり、前記第2APが協調者である場合、前記共有情報で搬送される前記STAの関係情報は、前記第2APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される。
【0571】
いくつかの実施例では、前記確認情報は、確認(ACK)フレームを介して送信され、前記ACKフレームは、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れることを指示するために使用される。
【0572】
いくつかの実施例では、前記第2通信ユニット620は、具体的には、
前記第1APが前記STAによって送信された前記関連付け要求フレームを受信するステップと、前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信するステップとの間に、前記第2APに前記共有情報を送信し、又は、
前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信した後、前記第2APに前記共有情報を送信するように構成される。
【0573】
いくつかの実施例では、前記共有情報は、有線伝送方式で送信され、及び/又は、前記確認情報は、有線伝送方式で送信される。
【0574】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者であり、MAC層におけるフレーミングが協調者によって実行される場合、前記第1APは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに、前記STAの関係情報を共有する必要がない。
【0575】
いくつかの実施例では、前記AP600は、処理ユニット630をさらに備え、
処理ユニット630は、前記STAとの間のPMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立するように構成される。
【0576】
いくつかの実施例では、前記第2通信ユニット620はさらに、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに、トリガフレームを送信するように構成され、
前記トリガフレームで指定されたリソース及び伝送モードは、対応するAPが前記STAに、前記第1APによって共有されたデータを送信するために使用される。
【0577】
いくつかの実施例では、前記STAが前記第1APに関連付けられた後、前記STAは、前記第1APにマルチAP候補セットとの関連付けを要求し、又は、前記STAが前記第1APとの関連付けを要求すると同時に、前記STAは、前記第1APにマルチAP候補セットとの関連付けを要求する。
【0578】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームのRAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるAPの基本サービスセット識別子(BSSID)を指示するために使用され、又は、前記関連付け要求フレームのRAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるAPのMACアドレスを指示するために使用される。
【0579】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者である場合、前記第1APが、前記STAの関連付け情報を前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに直接共有し、又は、
前記第1APが非協調者である場合、前記第1APが、前記STAの関連付け情報を前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者に共有し、前記STAの関連付け情報は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者によって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される。
【0580】
いくつかの実施例では、上記の通信ユニットは、通信インタフェース又はトランシーバであり、又は通信チップ又はシステムオンチップの入力/出力インタフェースであり得る。上記の処理ユニットは、1つ又は複数のプロセッサであってもよい。
【0581】
理解すべきこととして、本願の実施例によるAP600は、本願の方法の実施例における第1APに対応することができ、AP600における各ユニットの上記の操作及び他の操作及び/又は機能は、それぞれ図19図37に示す方法300における第1APの対応するプロセスを実現するためであり、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0582】
図41は、本願の実施例によるSTA700の概略ブロック図である。図41に示すように、前記STA700は、第1通信ユニット410と、第2通信ユニット720とを備え、
第1通信ユニット710は、第1アクセスポイント(AP)に関連付け要求フレームを送信するように構成され、前記関連付け要求フレームは、前記第1APとの関連付けを要求するために使用され、前記関連付け要求フレームは、少なくとも1つの指示情報を含み、前記少なくとも1つの指示情報は、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のサービスセット識別子(SSID)、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのレガシーなSSIDのうちの少なくとも1つを指示するために使用され、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、
第2通信ユニット720は、前記第1APによって送信された関連付け応答フレームを受信するように構成され、前記関連付け応答フレームは、前記STAによって関連付けを要求されるレガシーなSSIDに対応する関連付け識別子(AID)情報及び/又は前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDに対応する仮想関連付け識別子(VAID)情報を少なくとも含む。
【0583】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームは、前記STAのマルチAP協調能力情報をさらに含む。
【0584】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームは、第1SSIDフィールド、第2SSIDフィールド、SSIDリストフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記第1SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記第2SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのVBSSのSSIDを指示するために使用され、前記SSIDリストフィールドは、複数のSSIDを要求するために使用され、前記複数のSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含み、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用される。
【0585】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームは、SSIDフィールド、選択されたマルチAP候補セットフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記SSIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、
前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、
ここで、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用される。
【0586】
いくつかの実施例では、前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、候補セット数量フィールド及び少なくとも1つの候補セット情報フィールドを含み、
前記候補セット数量フィールドは前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの数を指示するために使用され、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である。
【0587】
いくつかの実施例では、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、候補セット識別子フィールド又は仮想基本サービスセット(VBSS)識別子フィールドを含み、
ここで、前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用される。
【0588】
いくつかの実施例では、前記選択されたマルチAP候補セットフィールドは、候補セットとの関連付け要求フィールドをさらに含み、
ここで、前記候補セットとの関連付け要求フィールドは、前記STAが、関わるマルチAP候補セットに関連付けることを要求することを指示するために使用され、又は、前記候補セットとの関連付け要求フィールドは、関わるマルチAP候補セットに関連付けないことを要求することを指示するために使用される。
【0589】
いくつかの実施例では、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、STA優先度フィールド及びマルチAPスキームサポートフィールドを含み、
ここで、前記STA優先度フィールドは、前記STAがマルチAPの伝送又は受信メカニズムに関与する際の優先度情報を指示するために使用され、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、前記STAがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用される。
【0590】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、協調空間再利用(C-SR)フィールド、協調ビームフォーミング(C-BF)フィールド、協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)フィールド、共同伝送(J-TX)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドは、C-SRフィールド、C-UL MU MIMOフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記C-SRフィールドは、前記STAがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、前記STAがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOフィールドは、前記STAがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXフィールドは、前記STAがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0591】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームサポートフィールドがC-BFフィールドを含まない場合、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAがC-BFをサポートすることを暗黙的に指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームサポートフィールドがJ-TXフィールドを含まない場合、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAがJ-TXフィールドをサポートすることを暗黙的に指示する。
【0592】
いくつかの実施例では、前記STAのマルチAP協調能力フィールド自体は、前記STAがアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートすることを暗黙的に指示する。
【0593】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、協調者鍵保持識別情報及び鍵生成方法情報をさらに含み、ここで、前記協調者鍵保持識別情報は、前記STAと前記協調者との間のマスター鍵対及び一時鍵対を生成するために使用される。
【0594】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、AIDフィールド、VAIDフィールド、鍵生成方法フィールド、高速基本サービスセット切り替えエレメント(FTE)フィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、ロバストセキュリティネットワークエレメント(RSNE)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記AIDフィールドは、基本サービスセット(BSS)においてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、マスター鍵対(PMK)及び/又はグループマスター鍵(GMK)と、一時鍵対(PTK)及び/又はグループ一時鍵(GTK)とを直接確立することを指示するために使用される。
【0595】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、状態コードフィールド、AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記AIDフィールドはさらに、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される。
【0596】
いくつかの実施例では、前記関連付け応答フレームは、
状態コードフィールド、第1AIDフィールド、第2AIDフィールド、鍵生成方法フィールド、FTEフィールド、マルチAP候補セット情報フィールド、RSNEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記状態コードフィールドは、前記STAが、要求されたレガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDとの関連付けに成功したか否かを指示するために使用され、前記第1AIDフィールドは、BSSにおいてAPが前記STAに割り当てたAIDを指示するために使用され、前記第2AIDフィールドは、VBSSにおいてAPが前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記鍵生成方法フィールドは、前記鍵生成方法情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、前記協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、前記RSNEフィールドは、前記STAが協調者との間で、PMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとを直接確立することを指示するために使用される。
【0597】
いくつかの実施例では、前記状態コードフィールドが成功したことを指示する場合、前記STAがレガシーなSSID及びVBSSのSSIDとの関連付けに成功したことを表し、及び/又は、前記状態コードフィールドがVBSS失敗であることを指示する場合、前記STAのVBSSのSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを表し、及び/又は、前記状態コードフィールドが失敗したことを指示する場合、前記STAのレガシーなSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを表す。
【0598】
いくつかの実施例では、前記状態コードフィールドが、前記STAのレガシーなSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを指示する場合、前記STAは、対応するレガシーなSSID及びVBSSのSSIDに関連付けるための関連付け要求を再度開始する必要があり、及び/又は、
前記状態コードフィールドが、前記STAのVBSSのSSIDとの関連付けの要求に失敗したことを指示する場合、前記STAは、対応するVBSSのSSIDに関連付けるための関連付け要求を再度開始する必要がある。
【0599】
いくつかの実施例では、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、候補セット情報フィールドを含み、ここで、
前記候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、サウンディング方法フィールド、マルチAPスキームフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記VBSS識別子フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用され、前記候補セット識別子フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記サウンディング方法フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用され、前記マルチAPスキームフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用され、前記AP数量フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用され、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、前記共同サウンディングサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0600】
いくつかの実施例では、前記候補セット情報フィールドが共同サウンディングサポートフィールドを含む場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0601】
いくつかの実施例では、前記サウンディング方法フィールドは、シーケンシャルサウンディングフィールド、共同サウンディングフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記サウンディング方法フィールドは、共同サウンディングフィールドのみを含み、
ここで、前記シーケンシャルサウンディングフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをサポートするか否かを指示するために使用され、前記共同サウンディングフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0602】
いくつかの実施例では、前記サウンディング方法フィールドがシーケンシャルサウンディングフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、複数のAPがチャネルサウンディングを順次行うことをデフォルトでサポートする。
【0603】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドは、アップリンク協調直交周波数分割多元接続(C-OFDMA)フィールド、ダウンリンクC-OFDMAフィールド、協調空間再利用(C-SR)とC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRと協調ビームフォーミング(C-BF)との共同フィールド、C-SRと共同伝送(J-TX)との共同フィールド、C-SRと協調アップリンクマルチユーザ多入力多出力(C-UL MU MIMO)との共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRとC-OFDMAとの共同フィールド、C-SRとC-BFとの共同フィールド、C-SRとJ-TXとの共同フィールド、C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールド、C-BFフィールド、シングルユーザJ-TXフィールド、マルチユーザJ-TXフィールド、ダイバーシティJ-TXフィールド、多重化J-TXフィールド、全帯域幅J-TXフィールド、部分帯域幅J-TXフィールド、検出及び廃棄フィールド、干渉軽減フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記アップリンクC-OFDMAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがアップリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダウンリンクC-OFDMAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダウンリンクC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-OFDMAとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-OFDMAの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-BFとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-BFの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとJ-TXとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びJ-TXの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRとC-UL MU MIMOとの共同フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-SR及びC-UL MU MIMOの同時かつ共同使用をサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記シングルユーザJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記マルチユーザJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記ダイバーシティJ-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記多重化J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記全帯域幅J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記部分帯域幅J-TXフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートするか否かを指示するために使用され、前記検出及び廃棄フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータ/フレームを受信及び復調した後に破棄し、有用なデータ/フレームを得ることをサポートするか否かを指示するために使用され、前記干渉軽減フィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが、C-UL-MU MIMOモードにおいて、他のユーザのデータを直接干渉として扱い、目標ユーザのデータ/フレームを直接受信及び復調することをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0604】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドがアップリンクC-OFDMAフィールド及びダウンリンクC-OFDMAフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0605】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示する場合、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記マルチユーザJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記マルチユーザJ-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが複数のユーザのための共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールドを含まなく、又は、前記ダイバーシティJ-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがダイバーシティタイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記多重化J-TXフィールドを含まなく、又は、前記多重化J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが多重化タイプの共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記全帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記全帯域幅J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが全帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示し、及び/又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、前記部分帯域幅J-TXフィールドを含まなく、又は、前記部分帯域幅J-TXフィールドの値は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが部分帯域幅の共同伝送をサポートしないことを指示する。
【0606】
いくつかの実施例では、前記シングルユーザJ-TXフィールドの値が、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットが同一ユーザのための共同伝送をサポートすることを指示する場合、前記マルチAPスキームフィールドは、前記ダイバーシティJ-TXフィールド及び前記全帯域幅J-TXフィールドを含まない。
【0607】
いくつかの実施例では、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでダイバーシティタイプの共同伝送をサポートし、及び/又は、
前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトで全帯域幅の共同伝送をサポートする。
【0608】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドは、C-OFDMAサポートフィールド、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記マルチAPスキームフィールドは、C-SRサポートフィールド、C-BFサポートフィールド、J-TXサポートフィールド、C-UL MU MIMOサポートフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記C-OFDMAサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-OFDMAをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-SRサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-SRをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-BFサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-BFをサポートするか否かを指示するために使用され、前記J-TXサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがJ-TXをサポートするか否かを指示するために使用され、前記C-UL MU MIMOサポートフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットがC-UL MU MIMOをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0609】
いくつかの実施例では、前記マルチAPスキームフィールドがC-OFDMAサポートフィールドを含まない場合、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットは、デフォルトでアップリンクC-OFDMA及びダウンリンクC-OFDMAをサポートする。
【0610】
いくつかの実施例では、前記複数のAP情報フィールド内のAP情報フィールドは、BSS識別子フィールド、AP識別子フィールド、及びAP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記BSS識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのBSS識別子を指示するために使用され、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPの識別子を指示するために使用され、前記AP役割フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPがサポートするマルチAP協調役割を指示するために使用される。
【0611】
いくつかの実施例では、前記AP識別子フィールドは、マスターアクセスポイント(MAP)又は協調者によって直接設定され、又は、前記AP識別子フィールドは、現在のAP情報フィールドによって指示されるAPのマルチAP候補セットにおける順序によって決定される。
【0612】
いくつかの実施例では、前記AP役割フィールドは、協調AP役割フィールド、被協調AP役割フィールド、共有AP役割フィールド、及び被共有AP役割フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、チャネルサウンディング段階では、前記協調AP役割フィールドによって指示される協調APがサウンディングを開始し、前記被協調AP役割フィールドによって指示されるAPがサウンディングに関与し、準備段階及び/又は伝送段階では、前記共有AP役割フィールドによって指示されるAPが、その伝送機会(TXOP)リソースを前記被共有AP役割フィールドによって指示されるAPに共有して協調伝送を行う。
【0613】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者であり、且つメディアアクセス制御(MAC)層におけるフレーミングが協調者によって実行される場合、前記第1APは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに、前記STAの関係情報を共有する必要がない。
【0614】
いくつかの実施例では、前記第1APと前記STAとの間のPMK及び/又はGMKと、PTK及び/又はGTKとは、前記第1APによって直接確立される。
【0615】
いくつかの実施例では、前記STAが前記第1APに関連付けられた後、前記STAは、前記第1APにマルチAP候補セットとの関連付けを要求し、又は、前記STAが前記第1APとの関連付けを要求すると同時に、前記STAは、前記第1APにマルチAP候補セットとの関連付けを要求する。
【0616】
いくつかの実施例では、前記関連付け要求フレームのRAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるAPの基本サービスセット識別子(BSSID)を指示するために使用され、又は、前記関連付け要求フレームのRAフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるAPのMACアドレスを指示するために使用される。
【0617】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者である場合、前記STAの関連付け情報は、前記第1APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに直接共有され、又は、
前記第1APが非協調者である場合、前記STAの関連付け情報は、前記第1APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者に共有され、そうしてから、前記STAの関連付け情報は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者によって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される。
【0618】
いくつかの実施例では、上記の通信ユニットは、通信インタフェース又はトランシーバであり、又は通信チップ又はシステムオンチップの入力/出力インタフェースであり得る。
【0619】
理解すべきこととして、本願の実施例によるSTA700は、本願の方法の実施例におけるSTAに対応することができ、STA700における各ユニットの上記の操作及び他の操作及び/又は機能は、それぞれ図19図37に示す方法300におけるSTAの対応するプロセスを実現するためであり、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0620】
図42は、本願の実施例によるAP800の概略ブロック図である。前記AP800は第2APであり、図42に示すように、前記AP800は、第1通信ユニット810と、第2通信ユニット820とを備え、
第1通信ユニット810は、第1APによって送信された共有情報を受信するように構成され、前記第2APと前記第1APは、同じレガシーなサービスセット識別子(SSID)に属され、又は、前記第2APと前記第1APは、同じ仮想基本サービスセット(VBSS)のSSIDに属され、前記共有情報は、前記ステーション(STA)のメディアアクセス制御(MAC)アドレス及び/又は前記STAのマルチAP協調能力情報を含み、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、
第2通信ユニット820は、前記第1APに確認情報を送信するように構成され、前記確認情報は、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用される。
【0621】
いくつかの実施例では、前記第1APは非協調者であり、前記第2APは協調者であり、又は、
前記第1APは協調者であり、前記第2APは非協調者である。
【0622】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者である場合、前記共有情報は、前記協調者と、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPとの間で、前記STAの関係情報を共有するために使用される。
【0623】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者であり、かつ前記STAと、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPとの間のPTK及び/又はGTKが対応するAPによって生成される場合、前記共有情報は、協調者鍵保持識別情報をさらに含み、
ここで、前記協調者鍵保持識別情報は、前記第2APが協調者のPMK及び/又はGMKを取得するために使用され、前記協調者のPMK及び/又はGTKは、前記第2APがそれ自体のPMK及び/又はGMKを生成するために使用され、前記第2APと前記STAとの間で、前記第2APのPMK及び/又はGMKによって生成されたPTK及び/又はGTKに基づいて通信が行われる。
【0624】
いくつかの実施例では、前記共有情報は、関連付け情報共有フレームを介して送信され、前記関連付け情報共有フレームは、関連付け情報共有フィールドを含み、前記関連付け情報共有フィールドは、STA MACアドレスフィールド、STAのマルチAP協調能力フィールド、SSIDフィールド、仮想関連付け識別子(VAID)フィールド、協調者鍵保持識別子フィールド、高速基本サービスセット切り替えエレメント(FTE)フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
ここで、前記STA MACアドレスフィールドは、前記STAのMACアドレスを指示するために使用され、前記STAのマルチAP協調能力フィールドは、前記STAのマルチAP協調能力情報を指示するために使用され、前記SSIDフィールドは、複数のVBSSのSSIDのうち、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSにおいて、協調者が前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記協調者鍵保持識別子フィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、
前記複数のVBSSのSSIDは、前記第2APと協調者との間で確立されたVBSSである。
【0625】
いくつかの実施例では、前記確認情報は、関連付け情報確認フレームを介して送信され、前記関連付け情報確認フレームは、関連付け確認フィールドを含み、
前記関連付け確認フィールドは、関連付け確認コードフィールド、VAIDフィールド、協調者鍵保持識別子フィールド、FTEフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記関連付け確認コードフィールドは、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用され、前記VAIDフィールドは、前記STAによって関連付けを要求されるVBSSにおいて、協調者が前記STAに割り当てたVAIDを指示するために使用され、前記協調者鍵保持識別子フィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用され、前記FTEフィールドに含まれるパラメータフィールドは、協調者鍵保持識別情報を指示するために使用される。
【0626】
いくつかの実施例では、前記第1APが非協調者であり、前記第2APが協調者である場合、前記協調者鍵保持識別情報は、前記第1APが協調者のPMK及び/又はGMKを取得するために使用され、前記協調者のPMK及び/又はGTKは、前記第1APがそれ自体のPMK及び/又はGMKを生成するために使用され、前記第1APと前記STAとの間で、前記第1APのPMK及び/又はGMKによって生成されたPTK及び/又はGTKに基づいて通信が行われる。
【0627】
いくつかの実施例では、前記第1APが非協調者であり、前記第2APが協調者である場合、前記共有情報で搬送される前記STAの関係情報は、前記第2APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される。
【0628】
いくつかの実施例では、前記確認情報は、確認(ACK)フレームを介して送信され、前記ACKフレームは、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れることを指示するために使用される。
【0629】
いくつかの実施例では、前記共有情報は、前記第1APが前記STAによって送信された前記関連付け要求フレームを受信することと、前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信することとの間に送信され、又は、
前記共有情報は、前記第1APが前記STAに前記関連付け応答フレームを送信した後に送信される。
【0630】
いくつかの実施例では、前記共有情報は、有線伝送方式で送信され、及び/又は、前記確認情報は、有線伝送方式で送信される。
【0631】
いくつかの実施例では、前記第1通信ユニット810はさらに、前記第1APによって送信されたトリガフレームを受信するように構成され、前記第2APは、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応するAPであり、
前記第2通信ユニット820はさらに、前記トリガフレームで指定されたリソース及び伝送モードに基づいて、前記STAに、前記第1APによって共有されたデータを送信するように構成される。
【0632】
いくつかの実施例では、前記第1APが協調者である場合、前記STAの関連付け情報は、前記第1APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに直接共有され、又は、
前記第1APが非協調者である場合、前記STAの関連付け情報は、前記第1APによって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者に共有され、そうしてから、前記STAの関連付け情報は、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する協調者によって、前記STAによって関連付けを要求されるマルチAP候補セットに対応する他のAPに共有される。
【0633】
いくつかの実施例では、上記の通信ユニットは、通信インタフェース又はトランシーバであり、又は通信チップ又はシステムオンチップの入力/出力インタフェースであり得る。
【0634】
理解すべきこととして、本願の実施例によるAP800は、本願の方法の実施例における第2APに対応することができ、AP800における各ユニットの上記の操作及び他の操作及び/又は機能は、それぞれ図19図37に示す方法300における第2APの対応するプロセスを実現するためであり、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0635】
図43は、本願の実施例で提供される通信機器900の概略ブロック図である。図43に示す通信機器900は、プロセッサ910を備え、プロセッサ910は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本願の実施例における方法を実現することができる。
【0636】
いくつかの実施例では、図43に示すように、通信機器900は、メモリ920をさらに備える。ここで、プロセッサ910は、メモリ920からコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本願の実施例における方法を実現することができる。
【0637】
ここで、メモリ920は、プロセッサ910から独立した別個のデバイスであってもよく、プロセッサ910に統合されてもよい。
【0638】
いくつかの実施例では、図43に示すように、通信機器900は、トランシーバ930をさらに備えることができ、プロセッサ910は、他のデバイスと通信するように前記トランシーバ930を制御することができ、具体的には、情報又はデータを他のデバイスに送信し、又は他のデバイスによって送信される情報又はデータを受信することができる。
【0639】
ここで、トランシーバ930は、送信機及び受信機を含み得る。トランシーバ930は、1つ又は複数のアンテナをさらに含み得る。
【0640】
いくつかの実施例では、前記通信機器900は、具体的には、本願の実施例におけるAPであってもよく、前記通信機器900は、本願の実施例の各方法においてAPによって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0641】
いくつかの実施例では、前記通信機器900は、具体的には、本願の実施例におけるSTAであってもよく、前記通信機器900は、本願の実施例の各方法においてSTAによって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0642】
図44は、本願の実施例の装置の概略ブロック図である。図44に示す装置1000は、プロセッサ1010を備え、プロセッサ1010は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本願の実施例における方法を実現することができる。
【0643】
いくつかの実施例では、図44に示すように、装置1000は、メモリ1020をさらに備えることができる。ここで、プロセッサ1010は、メモリ1020からコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本願の実施例における方法を実現することができる。
【0644】
ここで、メモリ1020は、プロセッサ1010から独立した別個のデバイスであってもよく、プロセッサ1010に統合されてもよい。
【0645】
いくつかの実施例では、前記装置1000は、入力インタフェース1030をさらに備えることができる。ここで、プロセッサ1010は、他のデバイス又はチップと通信するように前記入力インタフェース1030を制御することができ、具体的には、他のデバイス又はチップによって送信される情報又はデータを取得することができる。
【0646】
いくつかの実施例では、前記装置1000は、インタフェース1040をさらに備えることができる。ここで、プロセッサ1010は、他のデバイス又はチップと通信するように前記インタフェース1040を制御することができ、具体的には、他のデバイス又はチップによって送信される情報又はデータを取得することができる。
【0647】
いくつかの実施例では、前記装置は、本願の実施例におけるAPに適用され得、前記装置は、本願の実施例の各方法においてAPによって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0648】
いくつかの実施例では、前記装置は、本願の実施例におけるSTAに適用され得、前記装置は、本願の実施例の各方法においてSTAによって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0649】
いくつかの実施例では、本願の実施例で言及される装置は、チップであってもよい。例えば、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどであってもよい。
【0650】
図45は、本願の実施例で提供される通信システム1100の概略ブロック図である。図45に示すように、前記通信システム1100は、STA1110及びAP1120を含む。
【0651】
ここで、前記STA1110は、上記の方法において、STAによって実現される対応する機能を実現するように構成されてもよく、前記AP1120は、上記の方法において、APによって実現される対応する機能を実現するように構成されてもよく、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0652】
理解すべきこととして、本願の実施例のプロセッサは、信号処理機能を備えた集積回路チップであり得る。実現プロセスでは、上記の方法の実施例の各ステップは、プロセッサ内のハードウェア形態の統合論理回路又はソフトウェア形態の命令によって完了できる。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポ―ネットなどであってもよい。本願の実施例で開示される各方法、ステップ及び論理ブロックを実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は前記プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行されてもよく、復号化プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ、又は電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタなどの従来の記憶媒体に配置することができる。前記記憶媒体はメモリ内に配置され、プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完了する。
【0653】
理解可能なこととして、本願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであり得る。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であり得る。例示的であるが限定的ではない例示によれば、多くの形のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:Double Data Rate SDRAM)、拡張された同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)などが利用可能である。注意すべきこととして、本明細書で説明されるシステム及び方法におけるメモリは、これら及び他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図している。
【0654】
理解すべきこととして、上記メモリは、例示的なものであるが限定的なものではない。例えば、本願の実施例におけるメモリは、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:Double Data Rate SDRAM)、拡張された同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)などであってもよい。つまり、本願の実施例におけるメモリは、これら及び他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図している。
【0655】
本願の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0656】
いくつかの実施例では、前記コンピュータ可読記憶媒体は、本願の実施例におけるAPに適用され得、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに、本願の実施例の各方法においてAPによって実現される対応するプロセスを実行させることができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0657】
いくつかの実施例では、前記コンピュータ可読記憶媒体は、本願の実施例におけるSTAに適用され得、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに、本願の実施例の各方法においてSTAによって実現される対応するプロセスを実行させることができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0658】
本願の実施例は、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0659】
いくつかの実施例では、前記コンピュータプログラム製品は、本願の実施例におけるAPに適用され得、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、本願の実施例の各方法においてAPによって実現される対応するプロセスを実行させることができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0660】
いくつかの実施例では、前記コンピュータプログラム製品は、本願の実施例におけるSTAに適用され得、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、本願の実施例の各方法においてSTAによって実現される対応するプロセスを実行させることができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0661】
本願の実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供する。
【0662】
いくつかの実施例では、前記コンピュータプログラムは、本願の実施例におけるAPに適用され得、前記コンピュータプログラムがコンピュータで実行されるときに、コンピュータに、本願の実施例の各方法においてAPによって実現される対応するプロセスを実行させることができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0663】
いくつかの実施例では、前記コンピュータプログラムは、本願の実施例におけるSTAに適用され得、前記コンピュータプログラムがコンピュータで実行されるときに、コンピュータに、本願の実施例の各方法においてSTAによって実現される対応するプロセスを実行させることができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0664】
当業者なら、本明細書で開示される実施例を参照しながら説明された各例示のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現されてもよいことを理解することができる。これらの機能がハードウェアで実行されるかソフトウェアで実行されるかは、技術的解決策の特定の応用及び設計の制約条件に依存する。専門技術者は、各特定のアプリケーションに対して異なる方法を使用して、説明された機能を実現することができるが、このような実現は、本願の範囲を超えると見なされるべきではない。
【0665】
当業者なら、説明の便宜及び簡潔のために、上記のシステム、装置及びユニットの具体的な動作プロセスについては、前述の方法の実施例における対応するプロセスを参照できることを明確に理解することができ、ここでは繰り返して説明しない。
【0666】
本願で提供されるいくつかの実施例では、理解すべきこととして、開示されたシステム、装置及び方法は、他の方式で実現できる。例えば、以上で説明された装置の実施例は、例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際の実現では、他の分割方法があってもよく、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを組み合わせてもよく、別のシステムに統合してもよく、一部の特徴を無視してもよく、実行しなくてもよい。別の点では、表示又は議論されている相互間の結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを介した間接結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的、又は他の形態であってもよい。
【0667】
前記個別のパーツとして説明されたユニットは、物理的に分離されている場合とされていない場合があり、ユニットとして表示されるパーツは、物理ユニットである場合とそうでない場合があり、1箇所に配置される場合もあれば、複数のネットワークユニットに分散される場合もある。実際の需要に応じて、その中のユニットの一部又は全部を選択して本実施例における技術的解決策の目的を達成することができる。
【0668】
また、本願の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、又は各ユニットが物理的に別々に存在してもよく、2つ又は2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
【0669】
前記機能が、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づいて、本願の技術的解決策の本質的な部分、即ち、従来技術に貢献のある部分、又は前記技術的解決策の全部又は一部は、ソフトウェア製品の形で具現されることができ、前記コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、1台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器などであり得る)に、本願の実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む。前述した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
【0670】
上記の内容は、本願の特定の実施形態に過ぎず、本願の保護範囲はこれに限定されない。本願で開示された技術的範囲内で、当業者が容易に想到し得る変形又は置換はすべて、本願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の保護範囲に従うものとする。
図1
図2
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図42
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図44
図45
【手続補正書】
【提出日】2024-11-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信方法であって、
ステーション(STA)が、アクセスポイント(AP)によって送信された第1情報を受信するステップを含み、
前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、
前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなサービスセット識別子(SSID)、前記APが属している少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のSSID、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、無線通信方法。
【請求項2】
前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、
前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個のSSIDフィールド、VBSSのSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個の仮想サービスセット識別子(VSSID)フィールド、VSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記W個のSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VBSSのSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記W個のVSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用され、Wは正の整数であり、
前記マルチAP候補セット情報フィールドは、少なくとも1つの候補セット情報フィールドと候補セット数量フィールドとを含み、
前記候補セット数量フィールドは、前記APが所在するマルチAP候補セットの数を指示するために使用され、かつ前記候補セット数量フィールドは、Wの値を指示するために使用され、前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内のn番目の候補セット情報フィールドは、前記APが所在するn番目のマルチAP候補セットの関係情報を指示するために使用され、nは正の整数である、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAPサウンディング方法サポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAP共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用され、前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用され、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用され、前記AP数量フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用され、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、前記マルチAP共同サウンディングサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用され、mは正の整数である、
請求項に記載の無線通信方法。
【請求項4】
前記STAが前記第1情報を受信する前に、前記無線通信方法は、
前記STAが、前記APに第2情報を送信するステップをさらに含み、前記第2情報は、マルチAP候補セット情報を要求するために使用され
前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、
前記プローブ要求フレームは、
SSIDフィールド、SSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、複数のSSIDを要求するために第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
前記SSIDリストフィールドは、少なくとも1つのSSIDを要求するために使用され、前記少なくとも1つのSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含む
請求項1~のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項5】
前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、追加のSSID指示フィールドを含み、
前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される、
請求項に記載の無線通信方法。
【請求項6】
無線通信方法であって、
アクセスポイント(AP)が、ステーション(STA)に第1情報を送信するステップを含み、
前記第1情報は、前記APが属しているマルチAP候補セットの情報を含み、
前記マルチAP候補セットの情報は、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなサービスセット識別子(SSID)、前記APが属している少なくとも1つの仮想基本サービスセット(VBSS)のSSID、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期、前記APが所在するVBSSに対応する情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、無線通信方法。
【請求項7】
前記第1情報は、第1フレームを介して送信され、
前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個のSSIDフィールド、VBSSのSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、前記第1フレームは、第1SSIDフィールド、W個の仮想サービスセット識別子(VSSID)フィールド、VSSID間隔フィールド、マルチAP候補セット情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み
前記第1SSIDフィールドは、前記APが属している少なくとも1つのレガシーなSSIDを指示するために使用され、前記W個のSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VBSSのSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記W個のVSSIDフィールドは、前記APが属しているW個のVBSSのSSIDをそれぞれ指示するために使用され、前記VSSID間隔フィールドは、少なくとも1つのVBSSの前記SSIDに対応する情報の送信周期を指示するために使用され、前記マルチAP候補セット情報フィールドは、前記APが所在するVBSSに対応する情報を指示するために使用され、Wは正の整数である、
請求項に記載の無線通信方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAPサウンディング方法サポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、又は、
前記少なくとも1つの候補セット情報フィールド内の候補セット情報フィールドは、VBSS識別子フィールド、候補セット識別子フィールド、マルチAP共同サウンディングサポートフィールド、マルチAPスキームサポートフィールド、AP数量フィールド、及び複数のAP情報フィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記VBSS識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットのVBSS識別子を指示するために使用され、前記候補セット識別子フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットの識別子を指示するために使用され、前記マルチAPサウンディング方法サポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするチャネルサウンディング方法を指示するために使用され、前記マルチAPスキームサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットがサポートするマルチAP協調モードを指示するために使用され、前記AP数量フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるメンバーAPの数を指示するために使用され、前記複数のAP情報フィールド内のm番目のAP情報フィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットに含まれるm番目のメンバーAPの関係情報を指示するために使用され、前記マルチAP共同サウンディングサポートフィールドは、現在の候補セット情報フィールドに対応するマルチAP候補セットが、複数のAPの同時的かつ同期的なチャネルサウンディングをサポートするか否かを指示するために使用され、mは正の整数である、
請求項に記載の無線通信方法。
【請求項9】
前記APが前記第1情報を送信する前に、前記無線通信方法は、
前記APが、前記STAによって送信された第2情報を受信するステップをさらに含み、前記第2情報は、マルチAP候補セット情報を要求するために使用され
前記第2情報は、プローブ要求フレームを介して送信され、
前記プローブ要求フレームは、
SSIDフィールド、SSIDリストフィールドのうちの少なくとも1つを含み、
前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、第1SSIDを要求するために第1値を取り、前記第1SSIDはレガシーなSSIDであり、又は、前記第1SSIDはVBSSのSSIDであり、前記SSIDフィールドに対応する長さフィールドは、複数のSSIDを要求するために第2値を取り、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのレガシーなSSIDであり、又は、前記複数のSSIDは、前記APが所在するすべてのVBSSのSSIDであり、
前記SSIDリストフィールドは、少なくとも1つのSSIDを要求するために使用され、前記少なくとも1つのSSIDは、レガシーなSSID及び/又はVBSSのSSIDを含む
請求項6~8のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項10】
前記プローブ要求フレームは、マルチAP候補セット情報要求フィールドをさらに含み、前記マルチAP候補セット情報要求フィールドは、追加のSSID指示フィールドを含み、
前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのレガシーなSSID及びVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックするように指示するために使用され、又は、前記追加のSSID指示フィールドは、前記APが前記APの所在するすべてのVBSSのSSIDを前記STAにフィードバックすることを指示し、且つ、前記APがレガシーなSSIDDを前記STAにフィードバックしないことを指示するために使用される、
請求項に記載の無線通信方法。
【請求項11】
前記無線通信方法は、さらに
前記APが、前記STAによって送信された関連付け要求フレームを受信するステップであって、前記関連付け要求フレームは、前記APとの関連付けを要求するために使用され、前記関連付け要求フレームは、少なくとも1つの指示情報を含み、前記少なくとも1つの指示情報は、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのVBSSのSSID、前記STAによって関連付けを要求される少なくとも1つのレガシーなSSIDのうちの少なくとも1つを指示するために使用され、前記レガシーなSSIDは、1つの文字列であり、前記文字列は、拡張サービスセット(ESS)を含むインフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用され、又は、前記文字列は、非インフラストラクチャ基本サービスセットを指示するために使用される、ステップと、
記APが、前記STAに関連付け応答フレームを送信するステップであって、前記関連付け応答フレームは、前記STAによって関連付けを要求されるレガシーなSSIDに対応する関連付け識別子(AID)情報及び/又は前記STAによって関連付けを要求されるVBSSのSSIDに対応する仮想関連付け識別子(VAID)情報を少なくとも含む、ステップと、を含む、
請求項6に記載の無線通信方法。
【請求項12】
前記関連付け応答フレームは、協調者鍵保持識別情報及び鍵生成方法情報をさらに含み、前記協調者鍵保持識別情報は、前記STAと前記協調者との間のマスター鍵対及び一時鍵対を生成するために使用される、
請求項11に記載の無線通信方法。
【請求項13】
前記無線通信方法は、
記APが、第2APに共有情報を送信するステップであって、前記第2APと前記APは、同じレガシーなSSIDに属され、又は、前記第2APと前記APは、同じVBSSのSSIDに属され、前記共有情報は、前記STAのメディアアクセス制御(MAC)アドレス及び/又は前記STAのマルチAP協調能力情報を含む、ステップと、
記APが、前記第2APによって送信された確認情報を受信するステップであって、前記確認情報は、前記第2APが前記STAの関連付け要求を受け入れるか否かを指示するために使用される、ステップと、をさらに含む、
請求項11に記載の無線通信方法。
【請求項14】
ステーション(STA)であって、プロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、請求項1~のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、ステーション。
【請求項15】
アクセスポイント(AP)であって、プロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、請求項6~13のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、アクセスポイント。
【国際調査報告】