(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-15
(54)【発明の名称】オンライン会議インターフェースの表示方法、装置及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20241108BHJP
H04N 7/15 20060101ALI20241108BHJP
H04N 21/431 20110101ALI20241108BHJP
【FI】
G06F3/0481
H04N7/15
H04N21/431
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024531475
(86)(22)【出願日】2022-11-28
(85)【翻訳文提出日】2024-05-27
(86)【国際出願番号】 CN2022134693
(87)【国際公開番号】W WO2023165182
(87)【国際公開日】2023-09-07
(31)【優先権主張番号】202210194408.1
(32)【優先日】2022-03-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY (SHENZHEN) COMPANY LIMITED
【住所又は居所原語表記】35/F,Tencent Building,Kejizhongyi Road,Midwest District of Hi-tech Park,Nanshan District, Shenzhen,Guangdong 518057,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】楊磊新
(72)【発明者】
【氏名】楊恒
(72)【発明者】
【氏名】朱秀峰
(72)【発明者】
【氏名】羅万鵬
(72)【発明者】
【氏名】叶剣峰
(72)【発明者】
【氏名】王自昊
(72)【発明者】
【氏名】曾維億
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164FA10
5C164UB83P
5C164UB88S
5C164UB89S
5C164VA07P
5E555AA26
5E555BA13
5E555BB13
5E555BC08
5E555BD01
5E555CB47
5E555CC22
5E555DB02
5E555DB57
5E555DC09
5E555DC18
5E555FA00
(57)【要約】
オンライン会議インターフェースの表示方法、装置、媒体及びコンピュータプログラム製品は、オンライン会議技術分野に関する。該方法は、オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、オンライン会議のフレーム背景図を取得する(201)ことと、フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて同一フレーム画面を生成する(202)ことと、会議参加オブジェクトに対応するクライアントに同一フレーム画面をプッシュする(203)ことと、を含む。該方法は、オンライン会議シーンにおいて特定の位置にビデオ画面を表示するニーズを満たすことができる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバによって実行されるオンライン会議インターフェースの表示方法であって、
オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、前記オンライン会議のフレーム背景図を取得することと、
前記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて、同一フレーム画面を生成することであって、異なる会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面は、前記フレーム背景図の異なる位置に表示される、同一フレーム画面を生成することと、
前記会議参加オブジェクトのクライアントがオンライン会議インターフェースに前記同一フレーム画面を表示するように、前記クライアントに前記同一フレーム画面をプッシュすることと、を含む、方法。
【請求項2】
前記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて、同一フレーム画面を生成することは、
各前記会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における画面位置を決定することと、
前記画面位置と前記ビデオ画面に基づいて、前記同一フレーム画面を生成することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
各前記会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における画面位置を決定することは、
各前記会議参加オブジェクトのビデオアクセス順序であって、各前記会議参加オブジェクトが前記オンライン会議でビデオアクセスをオンにした順序であるビデオアクセス順序を取得することと、
前記ビデオアクセス順序に基づいて、各前記会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における前記画面位置を決定することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
各前記会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における画面位置を決定することは、
各前記会議参加オブジェクトの会議参加識別子であって、前記会議参加オブジェクトの前記オンライン会議における会議の役割を特徴付けるために用いられる会議参加識別子を取得することと、
前記会議参加識別子に基づいて、各前記会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における前記画面位置を決定することと、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、前記オンライン会議のフレーム背景図を取得することは、
前記オンライン会議が前記同一フレームモードをオンにする場合、司会者クライアントが送信したフレーム背景図の選択要求であって、前記オンライン会議で使用される前記フレーム背景図を含むフレーム背景図の選択要求を受信することと、
前記フレーム背景図の選択要求に基づいて、前記オンライン会議の前記フレーム背景図を取得することと、を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、更に、
前記司会者クライアントが前記同一フレーム画面における前記ビデオ画面に対する位置調整命令を受信することと、
前記位置調整命令に基づいて、前記同一フレーム画面を更新し、前記会議参加オブジェクトのクライアントに更新後の同一フレーム画面をプッシュすることと、を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、前記オンライン会議のフレーム背景図を取得すること、の前に、前記方法は、更に、
前記フレーム背景図に対する設定要求であって、前記フレーム背景図のレイアウトパラメータを含む設定要求を受信することと、
前記レイアウトパラメータに基づいて前記フレーム背景図を用いた前記同一フレーム画面をレンダリングするように、前記レイアウトパラメータを前記同一フレームモードに関連付けて保存することと、を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて、同一フレーム画面を生成することは、
各前記会議参加オブジェクトの会議参加識別子であって、前記会議参加オブジェクトの前記オンライン会議における会議の役割を特徴付けるために用いられる会議参加識別子を取得することと、
前記会議参加識別子に基づいて、各前記会議参加オブジェクトを第1オブジェクト集合と第2オブジェクト集合に分割することと、
前記第1オブジェクト集合における会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を前記フレーム背景図に表示し、前記第2オブジェクト集合における会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を前記フレーム背景図の周囲に表示し、前記同一フレーム画面を生成することと、を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、前記オンライン会議のフレーム背景図を取得することは、
前記オンライン会議が前記同一フレームモードをオンにする場合、会議バーチャルオブジェクトを生成することと、
前記会議バーチャルオブジェクトを前記オンライン会議に追加することと、
前記会議バーチャルオブジェクトのオブジェクトサービスによって前記オンライン会議の前記フレーム背景図を取得することと、を含み、
前記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて、同一フレーム画面を生成することは、
前記オブジェクトサービスによって各前記会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を引き出すことと、
前記オブジェクトサービスにより、前記フレーム背景図及び前記ビデオ画面に基づいて、前記同一フレーム画面を生成することと、を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
端末によって実行されるオンライン会議インターフェースの表示方法であって、
オンライン会議への参加をトリガするために用いられる会議参加操作を受信することと、
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、同一フレーム画面をオンライン会議インターフェースに表示することであって、前記同一フレーム画面における異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面は、同一のフレーム背景図の異なる位置に表示される、同一フレーム画面をオンライン会議インターフェースに表示することと、
ビデオアクセスをオンにする場合、前記同一フレーム画面内の前記フレーム背景図の画面位置に、現在の会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を表示することと、を含む、方法。
【請求項11】
前記画面位置は、前記フレーム背景図においてビデオアクセス順序が指示する位置であり、前記ビデオアクセス順序は前記現在の会議参加オブジェクトが前記オンライン会議においてビデオアクセスをオンにした順序であり、
又は、
前記画面位置は、前記フレーム背景図において会議の役割が指示する位置であり、前記会議の役割は前記現在の会議参加オブジェクトの前記オンライン会議における会議の役割であり、
又は、
前記画面位置は、前記オンライン会議において会議司会者オブジェクトが設定した位置である、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記方法は、更に、
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、会議の役割の設定操作を受信し、前記現在の会議参加オブジェクトの前記会議の役割を決定することと、
サーバが前記会議の役割に基づいて前記現在の会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における前記画面位置を決定するように、前記サーバに前記会議の役割を送信することと、を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記会議参加操作を受信した後、前記方法は、更に、
前記同一フレームモードをオンにするか否かを提示するために用いられる提示情報を表示することを含み、
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、同一フレーム画面をオンライン会議インターフェースに表示することは、
前記提示情報に対する確認操作に応答して、サーバに、前記同一フレーム画面のレイアウトパラメータを要求するために用いられるレイアウトパラメータ要求を送信することと、
前記サーバがプッシュした前記レイアウトパラメータを受信し、前記レイアウトパラメータに基づいて、前記オンライン会議インターフェースに前記同一フレーム画面を表示することと、を含む、請求項10~12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記ビデオアクセスをオンにする場合、前記同一フレーム画面内の前記フレーム背景図の画面位置に、現在の会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を表示することは、
前記ビデオアクセスをオンにする場合、サーバに、前記現在の会議参加オブジェクトのビデオストリーミングであって、前記現在の会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を含むビデオストリーミングをアップロードすることと、
前記サーバがプッシュした、前記ビデオ画面と前記フレーム背景図とに基づいて生成された前記同一フレーム画面を受信し、前記フレーム背景図の前記画面位置に前記現在の会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を表示することと、を含む、請求項10~12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
オンライン会議インターフェースの表示装置であって、
オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、前記オンライン会議のフレーム背景図を取得するための取得モジュールと、
前記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて同一フレーム画面を生成する生成モジュールであって、異なる会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面は前記フレーム背景図の異なる位置に表示される、生成モジュールと、
前記会議参加オブジェクトのクライアントがオンライン会議インターフェースに前記同一フレーム画面を表示するように、前記クライアントに前記同一フレーム画面をプッシュするプッシュモジュールと、を含む、装置。
【請求項16】
オンライン会議インターフェースの表示装置であって、
オンライン会議への参加をトリガするために用いられる会議参加操作を受信するための受信モジュールと、
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、オンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示するための表示モジュールであって、前記同一フレーム画面内の異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面は、同一のフレーム背景図の異なる位置に表示される、表示モジュールと、を含み、
前記表示モジュールはまた、ビデオアクセスをオンにする場合、前記同一フレーム画面内の前記フレーム背景図の画面位置に現在の会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を表示する、装置。
【請求項17】
プロセッサと、少なくとも1つの命令が記憶されるメモリと、を含むサーバであって、前記少なくとも1つの命令は、請求項1~9のいずれか一項に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実現するように、前記プロセッサによってロードされ実行される、サーバ。
【請求項18】
プロセッサと、少なくとも1つの命令が記憶されるメモリと、を含む端末であって、前記少なくとも1つの命令は、請求項10~14のいずれか一項に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実現するように、前記プロセッサによってロードされ実行される、端末。
【請求項19】
少なくとも1つの命令が記憶されるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記少なくとも1つの命令は、請求項1~9のいずれか一項に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実現し、又は、請求項10~14のいずれか一項に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実現するように、プロセッサによってロードされ実行される、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたコンピュータ命令を含むコンピュータプログラム製品であって、コンピュータ機器のプロセッサは前記コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータ命令を読み取り、前記プロセッサが前記コンピュータ命令を実行することにより、前記コンピュータ機器に、請求項1~9のいずれか一項に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実行させ、又は、請求項10~14のいずれか一項に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実行させる、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2022年03月01日に出願された、発明の名称が「オンライン会議インターフェースの表示方法、装置、媒体及びコンピュータプログラム製品」である、出願番号202210194408.1の中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の内容の全ては引用により本願に援用される。
本願の実施形態はオンライン会議の技術分野に関し、特に、オンライン会議インターフェースの表示方法、装置、媒体及びコンピュータプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークとストリーミングメディア技術の継続的な発展に伴い、オンライン会議が誕生した。従来の会議に比べて、会議参加者は、指定された会議場所に事前に到着する必要がなく、端末によって任意の場所でオンライン会議に参加することができる。
会議参加者は、会議番号を入力することにより、オンライン会議への参加を要求し、ビデオアクセスをオンにした後、ビデオアクセスをオンにした様々な会議参加オブジェクトを、何れもオンライン会議インターフェースにグリッドモードで表示することができる。
【0003】
明らかに、現在のオンライン会議インターフェースの表示方法では、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面が独立して表示され、会議作成者又は会議司会者は、必要に応じて各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面の表示位置を手動で調整する必要があり、手動調整の効率は低い。
【発明の概要】
【0004】
本願の実施例は、オンライン会議インターフェースの表示方法、装置、媒体及びコンピュータプログラム製品を提供する。上記技術案は以下の通りである。
【0005】
一態様において、本願の実施例は、オンライン会議インターフェースの表示方法を提供し、上記方法は、サーバによって実行され、上記方法は、
オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、上記オンライン会議のフレーム背景図を取得することと、
上記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて、同一フレーム画面を生成することであって、異なる会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面は、上記フレーム背景図の異なる位置に表示される、同一フレーム画面を生成することと、
上記会議参加オブジェクトのクライアントがオンライン会議インターフェースに上記同一フレーム画面を表示するように、上記クライアントに上記同一フレーム画面をプッシュすることと、を含む。
【0006】
別の態様において、本願の実施例は、オンライン会議インターフェースの表示方法を提供し、上記方法は端末によって実行され、上記方法は、
オンライン会議への参加をトリガするために用いられる会議参加操作を受信することと、
上記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、同一フレーム画面をオンライン会議インターフェースに表示することであって、上記同一フレーム画面における異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面は、同一のフレーム背景図の異なる位置に表示される、同一フレーム画面をオンライン会議インターフェースに表示することと、
ビデオアクセスをオンにする場合、上記同一フレーム画面内の上記フレーム背景図の画面位置に、現在の会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面を表示することと、を含む。
【0007】
別の態様において、本願の実施例はオンライン会議インターフェースの表示装置を提供し、上記装置は、
オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、上記オンライン会議のフレーム背景図を取得するための取得モジュールと、
上記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて同一フレーム画面を生成する生成モジュールであって、異なる会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面は上記フレーム背景図の異なる位置に表示される、生成モジュールと、
上記会議参加オブジェクトのクライアントがオンライン会議インターフェースに上記同一フレーム画面を表示するように、上記クライアントに上記同一フレーム画面をプッシュするプッシュモジュールと、を含む。
【0008】
別の態様において、本願の実施例はオンライン会議インターフェースの表示装置を提供し、上記装置は、
オンライン会議への参加をトリガするために用いられる会議参加操作を受信するための受信モジュールと、
上記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、オンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示するための表示モジュールであって、上記同一フレーム画面内の異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面は、同一のフレーム背景図の異なる位置に表示される、表示モジュールと、を含み、
上記表示モジュールはまた、ビデオアクセスをオンにする場合、上記同一フレーム画面内の上記フレーム背景図の画面位置に現在の会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面を表示する。
【0009】
別の態様において、本願の実施例はプロセッサとメモリとを含むサーバを提供し、上記メモリには、上記の態様に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実現するために、上記プロセッサによってロードされ実行される少なくとも1つの命令が記憶される。
【0010】
別の態様において、本願の実施例はプロセッサとメモリとを含む端末を提供し、上記メモリには、上記の態様に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実現するために、上記プロセッサによってロードされ実行される少なくとも1つの命令が記憶される。
【0011】
別の態様において、本願の実施例はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、上記コンピュータ可読記憶媒体には、上記の態様に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実現するために、プロセッサによってロードされ実行される少なくとも1つの記憶が保存される。
【0012】
別の態様において、本願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラム製品はコンピュータ可読記憶媒体内に記憶されたコンピュータ命令を含む。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から当該コンピュータ命令を読み取り、プロセッサは、当該コンピュータ機器に上記の態様により提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法を実行させるように、当該コンピュータ命令を実行する。
【0013】
本願の実施例によって提供される技術案によってもたらされる有益な効果は、少なくとも以下を含む。
本願の実施例において、オンライン会議シーンにおける同一フレームモードを提供し、クライアントが同一フレームモードをオンにした後、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を同一のフレーム背景図における異なる位置に表示させることができ、且つフレーム背景図は現在のオンライン会議に対応し、異なるオンライン会議シーンにおける特定の位置のニーズを満たすことができ、且つ会議参加オブジェクトが各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のオンライン会議インターフェースにおける表示位置を自発的に調整する必要がなく、オンライン会議シーンにおけるビデオ画面の特定位置の表示ニーズの調整効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本願の例示的な一実施例によって提供されるオンライン会議システムのシステムアーキテクチャを示す。
【
図2】本願の例示的な一実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法のフローチャートを示す。
【
図3】本願の例示的な一実施例によって示されるオンライン会議インターフェースのインターフェース模式図を示す。
【
図4】本願の別の例示的な実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法のフローチャートを示す。
【
図5】本願の例示的な一実施例によって示されるフレーム背景図の設定使用プロセスを示す。
【
図6】本願の例示的な一実施例によって示されるターゲット位置の決定プロセスを示す。
【
図7】本願の別の例示的な実施例によって示されるターゲット位置の決定プロセスを示す。
【
図8】本願の別の例示的な実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法のフローチャートを示す。
【
図9】本願の例示的な一実施例によって示される同一フレームモードシステムの業務フローチャートを示す。
【
図10】本願の例示的な一実施例によって示されるオンライン会議インターフェースの模式図を示す。
【
図11】本願の例示的な一実施例によって示される同一フレームモードでの相互作用シーケンス図を示す。
【
図12】本願の例示的な一実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法のフローチャートを示す。
【
図13】本願の例示的な一実施例によって示される同一フレーム画面を表示するプロセスの模式図を示す。
【
図14】本願の別の例示的な実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法のフローチャートを示す。
【
図15】本願の例示的な一実施例によって示されるレイアウト情報のプッシュ相互作用図を示す。
【
図16】本願の例示的な一実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示装置の構造ブロック図である。
【
図17】本願の別の例示的実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示装置の構造ブロック図である。
【
図18】本願の例示的な一実施例によって提供されるコンピュータ機器の構造構成図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1は本願の例示的な一実施例によって提供されるオンライン会議システムのシステムアーキテクチャを示す。当該オンライン会議システムには、端末110とサーバ120とが含まれる。ここで、端末110とサーバ120との間は通信ネットワークを介してデータ通信を行い、選択的に、通信ネットワークは有線ネットワーク又は無線ネットワークであってもよく、且つ当該通信ネットワークはローカルエリアネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク及びワイドエリアネットワークの少なくとも1つであってもよい。
【0016】
端末110は、会議クライアントが動作する電子機器である。ここで、当該会議クライアントは、デスクトップクライアント又はウェブクライアントであってもよく、当該電子機器はスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ、ウェアラブル機器又は車載端末などであってもよく、
図1では、端末110がスマートフォン、タブレット及びパーソナルコンピュータを含むことを例として説明したが、これに限定されるものではない。
【0017】
サーバ120は、独立した物理サーバであってもよく、複数の物理サーバからなるサーバクラスタ又は分散システムであってもよく、また、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウドストレージ、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメインネームサービス、セキュリティサービス、コンテンツ配信ネットワーク(Content Delivery Network、CDN)及びビッグデータや人工知能プラットフォームなどの基礎的なクラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバであってもよい。本願の実施例において、サーバ120は会議アプリケーションのバックグラウンドサーバであってもよい。
【0018】
いくつかの実施例において、サーバ120には異なる機能を実装するサービスが配置され、且つ異なるサービスが同じサーバ又は異なるサーバに配置されてもよい。ある可能な実施形態において、ウォーミングアップ機能を実現するため、サーバ120には、会議レイアウトサービス、同一フレームモードサービス、会議制御サービスなどが配置される。
【0019】
会議レイアウトサービスの主な機能は、会議におけるレイアウト、背景図及び会議レイアウトテンプレートなどを管理することであり、ユーザが会議に参加した後、問い合わせ、同一フレームのレイアウト設定などは何れも会議レイアウトサービスで管理され、且つ、会議制御サービス、同一フレームモードサービス及びクライアントへの通知の役割を果たす。
【0020】
同一フレームモードサービスは、同一フレームモードをオンにした後、同一フレームモードロボットの会議への参加を制御するために使用され、複数のビデオユーザ画面をカットして新しい画面に合成する役割を果たし、ユーザビデオストリーミングデータを検出して処理することができる。
【0021】
会議制御サービスの主な機能は、ユーザの会議への参加及び退席、ユーザの状態及びレイアウト関連データ変更通知などを管理することであり、会議中に同一フレームのレイアウトをオンにする場合、会議レイアウトサービスにより会議制御サービスが当該情報を会議参加オブジェクトのクライアントに通知する。
【0022】
本実施例において、端末110が同一フレームモードをオンにした後、同一フレームモードをオンにする要求がサーバ120に送信され、対応するサーバ120は、生成された同一フレーム画面を各端末110にプッシュ(「送る」、「プッシュ配信」)する。
【0023】
以下の各実施例において、オンライン会議インターフェースの表示を
図1に示すオンライン会議システムに適用したことを例として説明する。
【0024】
図2は本願の例示的な一実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法のフローチャートを示す。本実施例において、当該方法が
図1に示すオンライン会議システムにおけるサーバに適用したことを例として説明し、当該方法は以下のステップを含む。
【0025】
ステップ201において、オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、オンライン会議のフレーム背景図を取得する。
ここで、フレーム背景図は、異なる会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を統合するための画面レイアウトであり、且つ異なるオンライン会議シーンは、異なるフレーム背景図に対応でき、即ち、フレーム背景図を用いて会議参加オブジェクトのビデオ画面を同一の会議シーンに統合することができ、且つフレーム背景図が異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面に配置されることを可能にするために、フレーム背景図に少なくとも複数の座席が配置され、異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面が異なる座席でレンダリングされ、例えば、フレーム背景図が教室シーンである場合のフレーム背景図を例として、フレーム背景図にはいくつかの教室席が含まれ、オンライン会議中に、異なる会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を異なる教室の座席にレンダリングすることができるため、異なる会議参加オブジェクトが何れも同一の教室シーンに共存することができ、教室シーンでのリアルな会議を行う効果を実現する。
【0026】
オンライン会議シーンにおいて、各会議参加オブジェクトは、同一フレームモードをオンにするか否かを選択することができ、会議参加オブジェクトが同一フレームモードをオンにすることを決定した後、対応するサーバはオンライン会議で同一フレームモードをオンにする要求を受信し、フレームモードをオンにして、後続の同一フレーム画面を生成するステップを実行し、会議参加オブジェクトが同一フレームモードをオンにしなければ、対応するサーバは、後続の同一フレーム画面を生成するステップを実行しない。
【0027】
選択的に、オンライン会議において、同一フレームモードをオンにするある会議参加オブジェクトが存在する場合、当該会議参加オブジェクトのオンライン会議インターフェースに対応する同一フレーム画面を表示し、逆に、ある会議参加オブジェクトが同一フレームモードをオンにしなければ、当該会議参加オブジェクトのオンライン会議画面には同一フレーム画面が表示されない。
【0028】
選択的に、異なる会議参加オブジェクトが異なるフレーム背景図を選択し、サーバが異なるフレーム背景図の同一フレーム画面を生成する必要が生じた場合、サーバの処理リソースを浪費することを回避するために、特定の会議参加の役割のみがフレーム背景図の選択要求を提出することができるように設定することができる。当該特定の会議参加の役割は、司会者がいるクライアントであってもよい。これに対応して、司会者が同一フレームモードをオンにし、且つ、フレーム背景図を選択した後、司会者のクライアントは、フレーム背景図の選択要求をサーバに送信することができ、当該フレーム背景図の選択要求に、当該司会者のクライアントに対応するユーザの会議参加識別子(会議参加識別子は、参加キャラクタを特徴付けるために用いられる)を含むことができ、サーバは会議参加の役割が司会者であることを確定した場合、受信したフレーム背景図の選択要求に含まれるフレーム背景図に基づいて、オンライン会議のフレーム背景図として取得する。
【0029】
ある可能な実施形態において、会議参加オブジェクトがオンライン会議に参加した後、同一フレームモードをオンにするか否かを選択することができ、会議参加オブジェクトが同一フレームモードをオンにすることを選択した後、対応するサーバはオンライン会議に同一フレームモードをオンにする要求を受信した後、更に、当該オンライン会議に対応するフレーム背景図を取得する。
【0030】
フレーム背景図の取得プロセスに対して、オンライン会議に参加した後、会議参加オブジェクトによって複数の候補フレーム背景図から選択し、対応するサーバが会議参加オブジェクトによって選択されたフレーム背景図を取得してもよく、会議司会者オブジェクト(会議作成オブジェクト)は、目標オンライン会議を作成する際に、複数の候補フレーム背景図から選択し、対応するオンライン会議の作成後、サーバはオンライン会議に対応するフレーム背景図も取得してもよく、選択的に、フレーム背景図は、会議参加オブジェクト(会議司会者オブジェクト又は会議作成オブジェクト)がオンライン会議に対してカスタマイズされたフレーム背景図であってもよく、対応するサーバがオンライン会議に対応するフレーム背景図を取得し、選択的に、フレーム背景図は、サーバがオンライン会議に基づいた会議シーンであってもよく、オンライン会議のために適切なフレーム背景図を自動的に選択し、会議シーンは、会議作成オブジェクトがオンライン会議を作成する際に記入されたものであってもよく、且つサーバは、異なる会議シーンに対して対応するフレーム背景図を予め保存しており、オンライン会議を作成した後、オンライン会議に対応する会議シーンに従って、オンライン会議に適切なフレーム背景図を選択することができるが、本願の実施例は、フレーム背景図を取得するプロセスを限定するものではない。
【0031】
オンライン会議の会議シーンに従ってオンライン会議のフレーム背景図を取得することを例として、会議作成オブジェクトが会議作成時に設定した会議シーンがディベートシーンである場合、サーバは、オンライン会議作成要求を受信した後、オンライン会議作成要求におけるディベートシーンに従って、当該会議シーンに適したフレーム背景図を取得することができる。
【0032】
選択的に、サーバには複数の候補フレーム背景図が予め保存され、当該フレーム背景図は開発者が異なる会議シーンに対して予め開発して設定するものであってもよく、使用プロセスにおいて、ユーザが実際のオンライン会議シーンのニーズに従って、後続の使用のために新たに候補のフレーム背景図をカスタマイズすることも許容される。
【0033】
フレーム背景図は、異なる会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を統合表示するためのものであるため、従って、異なる表示位置に異なるビデオ画面を表示することができるように、フレーム背景図には、少なくとも複数の表示位置が含まれる。
【0034】
選択的に、フレーム背景図は、jsonの形式で保存され得るレイアウトパラメータの形態でサーバに保存され、例示的な一例では、フレーム背景図に対応するレイアウトパラメータは、表1に示す通りであってもよい。
【0035】
【0036】
本実施例において、表1における全体のレイアウト幅は、即ち、フレーム背景図に対応する画像幅であり、全体のレイアウト高さは、即ち、フレーム背景図に対応する画像高さである。
図3に示すように、全体のレイアウト幅と全体のレイアウト高さは、何れも同一フレーム画面302をレンダリングするための高さと幅である。
【0037】
フレーム背景図は複数の会議参加オブジェクトを統合するためのものであり、対応するフレーム背景図により異なる会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面が配置される表示位置又は座席を提供するため、従って、フレーム背景図に対応するレイアウトパラメータには、また、座席に関連する情報、例えば、各座席に対応する座席情報、座席番号、座席順序、座席タイプ、座席位置、座席の矩形の大きさ、座席の矩形の距離などが含まれるべきである。ここで、座席番号は、各座席に対応する座席idであってもよく、例えば、1番目の座席に対応する座席idは1であってもよく、座席順序は、現在の座席が全体のフレーム背景図に含まれる全ての座席に位置した順序であってもよく、例えば、座席番号が4であれば、当該座席がフレーム背景図における4番目の座席であることを示し、座席タイプは、当該座席が表示する画像タイプを指示するものであり、二種類に分類することができ、一つは会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面をレンダリングするための座席であり、もう一つはオンライン会議シーンの他の画像画面をレンダリングするための座席であり、即ち、当該種類の座席は会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を表示するためのものではなく、例えば、教室シーンの教室背景画面などであり、座席位置は、フレーム背景図全体における座席の位置を表示するための表示位置であり、例えば、座席位置は、フレーム背景図における座席の左上隅の位置であってもよく、座席の矩形の大きさは、即ち、座席がフレーム背景図に占める矩形フレームの大きさであり、座席の矩形の距離は、即ち、座席のフレーム背景図の上下左右の枠からの位置でもある。
図3に示すように、同一フレーム画面302には、異なる座席303が含まれる。
【0038】
選択的に、フレーム背景図にはまた、オンライン会議におけるいくつかの動的表示画像のために提供される画像表示位置が含まれ、当該動的表示画像は会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面と異なり、これに対応して、フレーム背景図におけるレイアウトパラメータは、また、画像情報、画像アドレス、画像のmd5情報及び画面が占める座席番号などの情報を含むことができ、ここで、画像が占める座席番号は、動的表示画像をフレーム背景図における特定の座席番号に表示するためのものであり、例えば、画像が占める座席番号が4である場合、当該画像をフレーム背景図における4番目の座席に表示する。
【0039】
ステップ202において、フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて同一フレーム画面を生成し、ここで、異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面はフレーム背景図の異なる位置に表示される。
【0040】
関連技術におけるオンライン会議インターフェースにビデオ画面を表示する際、異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面がランダムで且つ独立してオンライン会議インターフェースに表示されることと異なり、本願の実施例では、フレーム背景図が提供され、且つフレーム背景図には異なる表示位置が含まれ、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面をフレーム背景図における異なる位置に表示することができ、これにより、異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面が同一のフレーム背景図に順序付けられて表示され、更に、特定のオンライン会議に対応する会議シーンの表示ニーズを満たすように、異なる会議参加オブジェクトに対応する同一フレーム画面が生成される。
【0041】
フレーム背景図における異なる位置に会議参加オブジェクトを順序付けて表示する方法に対して、異なる会議参加オブジェクトをビデオアクセス順序に応じて表示することもでき、異なる会議参加オブジェクトを会議参加の役割に応じて表示することもでき、異なる会議参加オブジェクトをオブジェクトタイプに応じて表示することもできるが、本願の実施例はこれらに限定されない。
同一フレーム画面を生成する際、各会議参加オブジェクトのビデオ画面が必要であるため、対応する各会議参加オブジェクトのビデオアクセス後に、会議参加オブジェクトのクライアントは、サーバがアップロードしたビデオ画面に従って同一フレーム画面を生成できるように、取得したビデオ画面をサーバにアップロードする必要がある。
【0042】
選択的に、同一のオンライン会議において、一部の会議参加オブジェクトは同一フレームモードをオンにしておらず、一部の会議参加オブジェクトは同一フレームモードをオンにしている可能性があるが、同一フレームモードをしているか否かに関わらず、フレーム背景図に全ての会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を表示するように、何れもビデオ画面をアップロードする必要がある。
【0043】
ステップ203において、クライアントがオンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示できるように、会議参加オブジェクトのクライアントに同一フレーム画面をプッシュする。
【0044】
ある可能な実施形態において、サーバが各会議参加オブジェクトに対応する同一フレーム画面を生成した後、各会議参加オブジェクトに対応するクライアントに当該同一フレーム画面をプッシュすることができ、対応するクライアントは当該同一フレーム画面を受信した後、オンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示し、同一フレームモードでのオンライン会議インターフェースの明示プロセスを実現することができる。
【0045】
選択的に、サーバがクライアントに同一フレーム画面をプッシュする際、オンライン会議で同一フレームモードをオンにしていない会議参加オブジェクトに対して、同一フレーム画面をプッシュする必要がなく、当該会議参加オブジェクト以外の他の会議参加オブジェクトのビデオ画面のみをプッシュすればよい。
【0046】
図3に示すように、それは本願の例示的一実施例によって示されるオンライン会議インターフェースのインターフェース模式図を示す。オンライン会議インターフェース301には同一フレーム画面302が表示され、且つ同一フレーム画面内の異なる会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面がフレーム背景図(教室というフレーム背景図)における異なる位置に表示され、選択的に、教室というフレーム背景図には複数の座席位置303が含まれ、サーバは予め設定された規則に応じて、異なる会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を異なる座席位置303に表示することができ、例示的に、会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面(オブジェクト画面)304は、1列目の左から5番目の位置に表示される。
【0047】
以上をまとめると、本願の実施例において、オンライン会議シーンにおける同一フレームモードを提供し、クライアントが同一フレームモードをオンにした後、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を同一のフレーム背景図における異なる位置に表示させることができ、且つフレーム背景図は現在のオンライン会議に対応し、異なるオンライン会議シーンにおける特定の位置のニーズを満たすことができ、且つ会議参加オブジェクトが各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のオンライン会議インターフェースにおける表示位置を自発的に調整する必要がなく、オンライン会議シーンにおけるビデオ画面の特定した位置の表示ニーズの調整効率を向上させる。
【0048】
フレーム背景図における表示位置が固定されるため、異なる会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を正確に指定位置に表示させ、且つ各会議参加オブジェクトのニーズを満たすことは、更に会議参加オブジェクトがビデオ画面を調整することを避けるための鍵であり、これに対応して、本実施例において、ユーザの会議参加ニーズをある程度満たすことができるいくつかの表示位置決定方式を提供する。
【0049】
図4は、本願の別の例示的な実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法のフローチャートを示す。本実施例において、当該方法が
図1に示すオンライン会議システムにおけるサーバに適用したことを例として説明し、当該方法は以下のステップを含む。
【0050】
ステップ401において、オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、オンライン会議のフレーム背景図を取得する。
【0051】
ある可能な実施形態において、オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、会議司会者オブジェクト又は会議作成オブジェクトによってオンライン会議に対応するフレーム背景図をオンライン選択することができ、フレーム背景図の選択要求をサーバに送信し、対応するサーバは受信したフレーム背景図の選択要求に従ってオンライン会議に対応するフレーム背景図を取得することができる。
【0052】
選択的に、複数の会議参加オブジェクトが異なるフレーム背景図を選択することを回避するために、司会者クライアントによりフレーム背景図の選択要求を提出するように設定される。対応する例示的な一例において、ステップ401はステップ401Aとステップ401Bを含むことができる。
【0053】
ステップ401Aにおいて、オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、司会者クライアントが送信したフレーム背景図の選択要求を受信し、フレーム背景図の選択要求にはオンライン会議で使用するフレーム背景図が含まれる。
オンライン会議に対応するフレーム背景図を会議参加オブジェクトのニーズに適合させるために、ある可能な実施形態において、オンライン会議に対応するフレーム背景図は、会議司会者オブジェクトによって選択されてもよく、又は会議作成オブジェクトによって選択されてもよく、又は任意の会議参加オブジェクトによって選択されてもよく、例示的には、会議司会者オブジェクトが選択したフレーム背景図を例として、オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、フレーム背景図の選択インターフェースが会議司会者オブジェクトのクライアントインターフェースに表示されてもよく、当該フレーム背景図の選択インターフェースには、複数の候補フレーム背景図が表示され、会議司会者オブジェクトがターゲットのフレーム背景図に対する選択操作を受信した場合、会議司会者オブジェクトに対応する司会者クライアントは、フレーム背景図の選択要求をサーバに送信することができ、当該フレーム背景図の選択要求には、少なくとも会議司会者オブジェクトが選択されたフレーム背景図に対応する識別子が含まれ、これに対応して、サーバは、司会者クライアントから送信されたフレーム背景図の選択要求を受信し、更に、当該フレーム背景図の選択要求における識別子に従って、オンライン会議で使用されるフレーム背景図(ターゲットのフレーム背景図)を決定することができる。
なお、会議司会者オブジェクト又は会議作成オブジェクトがフレーム背景図を選択するタイミングは、オンライン会議を作成した後、同一フレームモードを選択し、フレーム背景図の選択インターフェースを提供した後に選択を行ってもよく、会議作成オブジェクトがオンライン会議を作成する時、対応するオンライン会議情報を記入する際に選択してもよいが、本願の実施例はこれらに限定されない。
【0054】
ステップ401Bにおいて、フレーム背景図の選択要求に基づいて、オンライン会議のフレーム背景図を取得する。
【0055】
ある可能な実施形態において、司会者クライアントから送信されたフレーム背景図の選択要求がサーバによって受信された後、即ち、フレーム背景図の選択要求に含まれた(ターゲット)フレーム背景図に対応する識別子に従って、フレーム背景図ライブラリから識別子に基づいてオンライン会議で使用する必要があるフレーム背景図を検索して取得することができる。
【0056】
ユーザに選択可能なフレーム背景図を提供するために、サーバには、予め同一フレームモードで対応する複数の選択可能なフレーム背景図が保存される必要があり、更に、ユーザが同一フレームモード機能を使用する時、候補フレーム背景図をユーザが存在するクライアントにプッシュし、対応するクライアントは、ユーザが候補フレーム背景図を選択するために、受信した候補フレーム背景図を明示することができる。
【0057】
選択的に、異なる会議シーンに対して異なる候補フレーム背景図を設定することができ、候補フレーム背景図をユーザに明示する際、ユーザが適切なフレーム背景図を探す時間を減らすために、現在のオンライン会議の会議シーンに基づいて、当該会議シーンに合致する候補フレーム背景図をユーザに明示することができる。
【0058】
選択的に、サーバがクライアントに候補フレーム背景図をプッシュすることを可能にするために、フレーム背景図の開発者は、様々なフレーム背景図のレイアウトパラメータを予めサーバに設定することができる。対応する例示的な一例において、サーバ内にフレーム背景図を設定するプロセスは、以下のステップを含むことができる。
【0059】
1、フレーム背景図に対する設定要求を受信し、設定要求にはフレーム背景図のレイアウトパラメータが含まれる。
選択的に、サーバは、実際の使用中にユーザが当該インターフェースを呼び出してフレーム背景図の設定目的を実現できるように、フレーム背景図の設定、追加、変更を可能にするインターフェース又は機能を外部に提供する。
ある可能な実施形態において、ユーザは、オンライン会議に対応する設定インターフェースを介して、フレーム背景図を設定することができ、例えば、フレーム背景図を新規追加し、既存のフレーム背景図を変更することなど、設定完了後にレイアウトパラメータを保存した後、クライアントは、サーバにフレーム背景図の設定要求を送信することができ、当該設定要求には、設定されたフレーム背景図のレイアウトパラメータが含まれ、対応するサーバは、クライアントから送信されたフレーム背景図に対する設定要求を受信することができる。
選択的に、ユーザがフレーム背景図に対応するレイアウトパラメータを設定する時、特定の設定ページを介して行ってもよく、オンライン会議APPを介して行ってもよいが、本願の実施例はこれらに限定されない。
選択的に、サーバは、オンライン会議の開発者がフレーム背景図のレイアウトパラメータを設定することを許可し、選択的に、オンライン会議APPを利用するユーザが、フレーム背景図をカスタマイズしたり、又は既存のフレーム背景図に変更を加えたりして、カスタマイズされたフレーム背景図のレイアウトパラメータをサーバに提出することを更に許可する。
【0060】
2、レイアウトパラメータを同一フレームモードに関連付けて保存し、レイアウトパラメータに基づいてフレーム背景図を用いた同一フレーム画面をレンダリングする。
選択的に、サーバは、クライアントが送信したフレーム背景図の設定要求を受信した後、即ち、設定要求からフレーム背景図に対応するレイアウトパラメータを取得し、更に、レイアウトパラメータを同一フレームモードの特定の記憶領域に保存することができ、同一フレームモード機能をその後に利用する時、レイアウトパラメータに基づいて対応するフレーム背景図をレンダリングすることができる。
【0061】
図5に示すように、それは本願の例示的な一実施例によって示されるフレーム背景図の設定利用プロセスを示す。会議レイアウトサービス505は、ユーザがAPP501とウェブページ502を介して、ウェブインターフェース503を呼び出して設定レイアウトを問い合わせることができるように、外部にhttpインターフェースを提供し、会議制御サービス504は、会議レイアウトサービス505からレイアウトを問い合わせた後、xmppプロトコルによりAPP501にプッシュすることができ、会議インターフェース表示中、会議制御サービス504と会議レイアウトサービス505は、同一フレーム画面の生成とプッシュを実現するように、何れも同一フレームモードサービス506と相互作用することができる。
【0062】
ステップ402において、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を決定する。
フレーム背景図には複数の(表示)位置が提供されているため、異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面を対応する位置に表示することは、ユーザがビデオ画面を調整することを回避するための鍵となる。対応するある可能な実施形態において、サーバがオンライン会議に対応するフレーム背景図を決定した後、且つ各会議参加オブジェクトがアップロードされたビデオ画面を受信した場合、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を決定し、更に同一フレーム画面をレンダリングする必要がある。
【0063】
いくつかの会議シーンにおいて、会議参加オブジェクトのビデオアクセス順序は、例えば、特定のオンライン会議プロセス従って決定されるか、又は会議参加オブジェクトの重要性に基づいて決定されるといった特定の規則性を有し、これに対応して、同一フレーム画面においてもこの規則性を示すことができるように、ビデオアクセス順序に従って、フレーム背景図において各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面が位置する画面位置(又は表示位置)を決定し、例示的な一例において、ステップ402はステップ402Aとステップ402Bを含むことができる。
【0064】
ステップ402Aにおいて、各会議参加オブジェクトのビデオアクセス順序を取得し、ビデオアクセス順序は、各会議参加オブジェクトがオンライン会議でビデオアクセスをオンにする順序である。
【0065】
ある可能な実施形態において、会議参加オブジェクトがビデオアクセスをオンにした後、会議参加オブジェクトのクライアントは、取得したビデオ画面をサーバにアップロードし、これに対応して、サーバは、各会議参加オブジェクトのビデオ画面のアップロードを受信した開始時間に従って、各会議参加オブジェクトがオンライン会議でビデオアクセスをオンにするための対応するビデオアクセス順序を決定し、更に、ビデオアクセス順序に従って、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における表示位置を決定することができる。
【0066】
ステップ402Bにおいて、ビデオアクセス順序に基づいて、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における目標位置を決定する。
【0067】
選択的に、フレーム背景図に対応するレイアウトパラメータには、ビデオ画面を表示可能な位置を指示する各位置の位置順序識別子が含まれてもよい。対応するある可能な実施形態において、サーバは、各会議参加オブジェクトに対応するビデオアクセス順序を取得した後、ビデオアクセス順序と位置順序識別子との間の対応関係に従って、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を決定することができる。
【0068】
例示的な一例において、フレーム背景図にk個の表示座席が含まれ、会議参加オブジェクトに対応するビデオアクセス順序がn番目であり、n番目の位置に対応する場合、n番目の表示座席を会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面の画面位置として決定することができ、nはk以下の正の整数である。
【0069】
図6に示すように、それは本願の例示的な一実施例によって示される画面位置決定プロセスを示す。オンライン会議インターフェース601には同一フレーム画面602が表示され、会議参加オブジェクトに対応するビデオアクセス順序が2番目である場合、会議参加オブジェクトに対応するオブジェクト画面(ビデオ画面)603を左から2番目の位置に表示し、会議参加オブジェクトに対応するビデオアクセス順序が3番目である場合、会議参加オブジェクトに対応するオブジェクト画面(ビデオ画面)604を左から3番目に表示する。
【0070】
別の可能な用途シナリオにおいて、例えば、双方のオンラインディベート、双方のオンライン会見などにおいて、オンライン会議インターフェースに双方又は多者の役割関係を表示する必要がある場合、オンライン会議インターフェースにおいて各会議参加オブジェクトを同一フレームに表示することを保証すると共に、各会議参加オブジェクト間の役割関係をそれぞれ示すことを可能にするために、ある可能な実施形態において、サーバは、各会議参加オブジェクトが目標オンライン会議における会議の役割に従って、それの対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を決定することができる。対応する別の例示的な一例において、ステップ402はステップ402Cとステップ402Dを更に含むことができる。
【0071】
ステップ402Cにおいて、各会議参加オブジェクトの会議参加識別子を取得し、会議参加識別子は、会議参加オブジェクトがオンライン会議における会議の役割を特徴付けるために用いられる。
ある可能な実施形態において、各会議参加オブジェクトに対応するクライアントは、ビデオ画面をサーバにアップロードすると共に、各会議参加オブジェクトがオンライン会議における会議の役割に対応する会議参加識別子を更に保持することができ、これにより、サーバは、各会議参加オブジェクトに対応する会議参加識別子を取得し、更に、会議参加識別子に従って、ビデオ画面のフレーム背景図に表示される画面位置を決定することができる。
【0072】
例示的には、オンラインディベートを例として、会議参加オブジェクトの会議参加識別子は、否定側の立論担当者、肯定側の立論担当者、司会者などであってもよい。
【0073】
ステップ402Dにおいて、会議参加識別子に基づいて、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を決定する。
【0074】
選択的に、フレーム背景図のレイアウトパラメータは、各表示位置に対応する会議の役割を更に指示することができ、ある可能な実施形態において、サーバが各会議参加オブジェクトに対応する会議参加識別子を取得した後、即ち、会議参加オブジェクトがオンライン会議における会議の役割を明確にし、会議の役割に従って、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を更に配置することができ、例えば、同一側に属する会議参加オブジェクトをフレーム背景図の片側に配置する。
【0075】
例示的な一例において、オンラインディベートを例として、肯定側ディベーターに属する会議参加オブジェクトをフレーム背景図の左側領域位置に表示し、否定側ディベーターに属する会議参加オブジェクトをフレーム背景図の右側領域位置に表示することができ、且つ同一側のディベーターに属する会議参加オブジェクトに対して、立論担当者、質疑担当者、第一反駁担当者などの順序に応じて表示することができる。
図7に示すように、それは本願の別の例示的な実施例によって示される画面位置の決定プロセスを示す。オンライン会議インターフェース701には、同一フレーム画面702が表示され、会議参加オブジェクトが評議員である場合、評議員に対応する会議参加オブジェクトがオンライン会議にアクセスした後、評議員に対応するビデオ画面703を評議員の位置に表示し、会議参加オブジェクトが肯定側の第二反駁担当者であり、且つ肯定側の第二反駁担当者に対応する会議参加オブジェクトがオンライン会議にアクセスしたと確定された場合、肯定側の第二反駁担当者に対応するビデオ画面704を肯定側の第二反駁担当者の位置に表示する。
選択的に、ユーザが画面位置の対応の決定方式を自主的に選択する機能が提供される。オンライン会議作成オブジェクトがオンライン会議を作成する時、オンライン会議作成オブジェクトが同一フレームモードをオンにするように選択された場合、ユーザが選択するための複数の決定方法が提供されてもよく、例えば、候補決定方法は、方法1(ビデオアクセス順序に従って決定される)、方法2(会議参加の役割に従って決定される)、方法3(カスタム設定)などを含み、会議作成オブジェクトは任意の決定方法を選択することができ、更に、サーバは、オンライン会議中、提出した決定方法に従って、各ビデオ画面のフレーム背景図における対応する画面位置を自動的に決定することができる。選択的に、決定方法が方法2である場合、他の会議参加オブジェクトがオンライン会議に参加した後、サーバは、各会議参加オブジェクトがオンライン会議における会議の役割を取得するように、各会議参加オブジェクトのクライアントにその会議の役割の取得要求を送信することができる。会議作成オブジェクトが方法1を選択した場合、他の各会議参加オブジェクトは、オンライン会議に参加する時に会議の役割を設定する必要がない。
【0076】
ステップ403において、画面位置とビデオ画面とに基づいて、同一フレーム画面を生成する。
ある可能な実施形態において、サーバが、新たにアクセスした会議参加オブジェクトに対応するビデオ画像のフレーム背景図における画面位置が決定された後、画面位置における表示ビデオ画面のレンダリングに基づいて、レンダリングされた同一フレーム画面を生成することができる。
【0077】
ステップ404において、クライアントがオンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示するように、会議参加オブジェクトに対応するクライアントに同一フレーム画面をプッシュする。
【0078】
ステップ404の実施形態は、上記実施例を参照することができ、本実施例ではその説明を省略する。
選択的に、会議参加オブジェクトは、同一フレーム画面における各ビデオ画面に対して位置調整を行うこともできる。
【0079】
サーバが上記位置決定規則に応じて生成した同一フレーム画面が、会議参加オブジェクトのニーズに適合しない場合、ある可能な実施形態において、会議参加オブジェクトが同一フレーム画面における各ビデオ画面の表示位置を自ら調整する機能も提供する。
【0080】
ここで、同一フレーム画面における各表示位置を調整するプロセスは、以下のステップ3とステップ4を含むことができる。
【0081】
ステップ3において、司会者クライアントが同一フレーム画面におけるビデオ画面に対する位置調整命令を受信する。
各会議参加オブジェクトが何れも同一フレーム画面を調整することができ、同一フレーム画面が比較的混雑することを回避するために、ある可能な実施形態において、会議司会者オブジェクト、又は会議作成オブジェクトが同一フレーム画面における各ビデオ画面の位置調整権限を有することを許可するように設定し、これに対応して、会議司会者オブジェクトが同一フレーム画面におけるあるビデオ画面の表示位置に対して調整ニーズを有する場合、当該ビデオ画面をドラッグし、調整が必要な位置に移動することができ、司会者クライアントはビデオ画面に対する位置調整操作を受信し、位置調整命令をサーバに送信し、対応するサーバは司会者クライアントから同一フレーム画面におけるビデオ画面に対する位置調整命令を受信し、当該位置調整命令は、調整が必要なビデオ画面に対応する会議参加オブジェクトのオブジェクト識別子と、調整後の画面位置識別子とを含む。
【0082】
ステップ4において、位置調整命令に基づいて、同一フレーム画面を更新し、更新した同一フレーム画面を会議参加オブジェクトのクライアントにプッシュする。
選択的に、サーバが位置調整命令を受信した後、位置調整命令に含まれるオブジェクト識別子と画面位置識別子に従って、当該オブジェクト識別子が指示するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を更新し、更新後の同一フレーム画面を生成し、更新後の同一フレーム画面を他の会議参加オブジェクトに対応するクライアントにプッシュすることができる。
本実施例において、会議参加オブジェクトに対応するビデオアクセス順序、又は会議参加オブジェクトに対応する会議の役割によって、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を決定することができ、各会議参加オブジェクトを同一のフレーム背景図に表示させることができる場合、オンライン会議に対応する会議シーンのニーズを両立させ、それによってビデオ画面の表示位置に対する会議参加オブジェクトの調整操作を減らすことができる。また、
【0083】
ある可能な用途シナリオにおいて、同一フレームモードをオンにする場合、サーバはバーチャルロボットを生成することができ、バーチャルロボットをオンライン会議に参加させ、更に、同一フレーム画面を生成するように、バーチャルロボットが受信した会議参加オブジェクトのビデオストリーミングを処理する。
【0084】
図8を参照し、それは本願の別の例示的な実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法のフローチャートを示す。本実施例において、当該方法が
図1に示すオンライン会議システムにおけるサーバに適用されたことを例として説明し、当該方法は以下のステップを含む。
【0085】
ステップ801において、オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、会議バーチャルオブジェクトを生成する。
同一フレームモードでは、会議ロボット(会議バーチャルオブジェクト)機能が導入され、当該会議バーチャルオブジェクトはオンライン会議に対応する同一フレーム画面を生成するために用いられる。
ある可能な実施形態において、オンライン会議が同一フレームモードをオンにした後、サーバは、オンライン会議に対応する会議バーチャルオブジェクトを作成する。
【0086】
ステップ802において、会議バーチャルオブジェクトをオンライン会議に追加する。
会議バーチャルオブジェクトは、同一フレーム画面の生成プロセスにサービスを提供する。会議バーチャルオブジェクトが各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を取得することを可能にするためには、会議バーチャルオブジェクトをオンライン会議に追加する必要があり、ある可能な実施形態では、サーバが会議バーチャルオブジェクトを作成した後、会議への追加要求を開始し、当該会議への追加要求に応答して、会議バーチャルオブジェクトをオンライン会議に追加する。
図9に示すように、それは本願の例示的な一実施例によって示される同一フレームモードシステムの業務フローチャートを示す。ユーザが同一フレームモードをオンにした後、同一フレームモードの業務サービス(サーバ)は同一フレームモードをオンにする要求を受信すると、同一フレームモードをオンにするタスクをタスク記憶キューに入れ、会議ロボットによりタスクを占有し、会議ロボットが同一フレームモードタスクを占有した後、同一フレームモードのロボットサービスはタスクにおける要求パラメータに従って、会議ロボットがオンライン会議に対応する会議メディアルームに入ることを制御し、後続の同一フレーム画面のレンダリング生成プロセスを行う。上記から分かるように、異なる会議ロボットは、異なるターゲットのオンライン会議に対応し、即ち、同じオンライン会議に対応する同一フレームモードのタスクは、1つの会議ロボットサービスのみを取得することができる。選択的に、後で同一フレーム画面を生成するように、ユーザのカメラオンオフキューも同一フレームモードの業務サービスに送信することができる。
【0087】
ステップ803において、会議バーチャルオブジェクトのオブジェクトサービスによってオンライン会議のフレーム背景図を取得する。
ある可能な実施形態において、会議バーチャルオブジェクト(会議ロボット)がオンライン会議に参加した後、会議バーチャルオブジェクトに対応するオブジェクトサービスによって後続の同一フレーム画面の生成プロセスを実行することができ、これに対応して、オブジェクトサービスによってオンライン会議に対応するフレーム背景図を取得する。
【0088】
ステップ804において、オブジェクトサービスによって各会議参加オブジェクトのビデオ画面を引き出す。
選択的に、サーバが、各会議参加オブジェクトによってアップロードされたビデオストリーミングを受信した後、対応するオブジェクトサービスも、サーバから各会議参加オブジェクトのビデオ画面を引き出す。
【0089】
ステップ805において、オブジェクトサービスにより、フレーム背景図及びビデオ画面に基づいて、同一フレーム画面を生成する。
選択的に、オブジェクトサービスが各会議参加オブジェクトのビデオ画面及びオンライン会議のフレーム背景図を取得した後、フレーム背景図及びビデオ画面に従って、同一フレーム画面を生成することができる。
ここで、フレーム背景図とビデオ画面とに基づいて同一フレーム画面を生成するプロセスは、上記実施例を参照することができ、本願の実施例ではその説明を省略する。
選択的に、上記実施例では、何れも各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面をフレーム背景図に表示することを例として説明し、他の可能な実施形態において、会議参加オブジェクトが多い場合に対して、各会議参加オブジェクトの会議の役割に従って、一部の会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を同一のフレーム背景図に表示し、他の会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面をフレーム背景図の周側(周囲)に独立して表示することを選択することができる。
例示的な一実施例において、フレームの背景と各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面とに基づいて同一フレーム画面を生成するプロセスは、更に、以下のステップ5~7を含むことができる。
ステップ5において、会議参加オブジェクトがオンライン会議における会議の役割を特徴付けるために用いられる、各会議参加オブジェクトの会議参加識別子を取得する。
会議の役割は会議参加オブジェクトの重要性と必要性を特徴付け、例えば、オンラインディベートに対して、評議員の重要度は各ディベーターの重要度よりも明らかに低く、各ディベーターのビデオ画面を優先的にフレーム背景図に表示してもよい。それで、ある可能な実施形態において、各会議参加オブジェクトのオンライン会議における会議の役割に従って、それに対応するビデオ画面をフレーム背景図に表示するか否かを決定することができ、対応するサーバは、各会議参加オブジェクトに対応する会議参加識別子を取得する必要がある。
【0090】
ステップ6において、会議参加識別子に基づいて、各会議参加オブジェクトを第1オブジェクト集合と第2オブジェクト集合に分割する。
ある可能な実施形態において、会議参加識別子が指示された各会議参加オブジェクトの会議の役割に基づいて、会議の役割がフレーム背景図に表示される必要があるか否かに基づいて、各会議参加オブジェクトを第1オブジェクト集合と第2オブジェクト集合に分割し、ここで、第1オブジェクト集合に含まれる会議参加オブジェクトは同一のフレーム背景図に表示される必要があるオブジェクトであり、第2オブジェクト集合に含まれる会議参加オブジェクトはフレーム背景図に表示される必要がないオブジェクトである。
オンラインディベートを例として、司会者と評議員は第2オブジェクト集合に属し、各ディベーターは第1オブジェクト集合に属することができる。
【0091】
ステップ7において、第1オブジェクト集合における会議参加オブジェクトのビデオ画面をフレーム背景図に表示し、及び第2オブジェクト集合における会議参加オブジェクトのビデオ画面をフレーム背景図の周囲に表示し、同一フレーム画面を生成する。
第1オブジェクト集合に含まれる会議参加オブジェクトの重要度は第2オブジェクト集合に含まれる会議参加オブジェクトの重要度より高いので、ある可能な実施形態において、第1オブジェクト集合に対応するビデオ画面を優先的に同一のフレーム背景図に表示し、オブジェクト集合に対応するビデオ画面をフレーム背景図の周側(周囲)に独立して表示し、それによって同一フレーム画面を生成する。
選択的に、第1オブジェクト集合と第2オブジェクト集合に対する分割基準も、会議作成オブジェクト又は会議司会者オブジェクトによってカスタマイズして分割してもよい。
図10に示すように、それは本願の例示的な実施例によって示されるオンライン会議インターフェースの模式図を示す。オンラインディベートを例として、オンライン会議インターフェース1001には各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面が表示され、ここで、会議の役割がディベーターである会議参加オブジェクトのビデオ画面1004は同一フレーム画面1002に表示され、会議の役割が評議員である会議参加オブジェクトのビデオ画面1003は同一フレーム画面1002の周囲に表示され、且つ評議員1、評議員2及び司会者のビデオ画面は独立して表示される。
【0092】
ステップ806において、クライアントがオンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示するように、会議参加オブジェクトに対応するクライアントに同一フレーム画面をプッシュする。
【0093】
ステップ806の実施形態は、上記実施例を参照することができ、本実施例ではその説明を省略する。
図11に示すように、それは本願の例示的な一実施例によって示される同一フレームモードにおける相互作用シーケンス図を示す。クライアント1101が同一フレームモードをオンにした後、会議レイアウトシステム1102に同一フレームモードのオンにする要求を送信し、会議レイアウトシステム1102は同一フレームモードをオンにする要求を受信した後、同一フレームモードシステム1103に会議ロボットを起動するように通知し、同一フレームモードシステム1103が会議ロボットの起動に成功した後、会議レイアウトシステム1102によって呼び出した結果をクライアント1101にフィードバックし、且つ処理に成功した後、レイアウトサービスをコールバックし、これに対応して、会議レイアウトシステム1102は会議制御システム1104によってクライアントに通知メッセージ(通知メッセージは会議参加オブジェクトの出入り、会議参加オブジェクトの状態及びレイアウト変更メッセージを含むことができる)をプッシュすることができ、且つ会議の会議制御システム1104はxmpp伝送プロトコル1105を介してメッセージをプッシュすることができ、クライアント1101は会議レイアウトシステム1102からレイアウトパラメータ情報を引き出すことができる。
本実施例において、同一フレーム画面生成プロセスに会議バーチャルオブジェクトを導入することにより、異なるオンライン会議が同一フレーム画面生成プロセスの干渉に対応することを保証し、それによって同一フレームタスクの正常な実行を保証することができ、一部の会議参加オブジェクトを同一のフレーム背景図に表示することにより、会議参加オブジェクトが多すぎるために適切なフレーム背景図にマッチングできないことを回避することができる。
【0094】
上記実施例において、主にサーバ側の観点から、同一フレーム画面の生成方法について説明したが、本実施例では、会議参加オブジェクトに対応するクライアントの観点から、オンライン会議インターフェースの表示方法について説明する。
【0095】
図12を参照し、それは本願の例示的な一実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法のフローチャートを示す。本実施例では、当該方法が
図1に示すオンライン会議システムにおける端末に用いられることを例として説明し、当該方法は以下のステップを含む。
【0096】
ステップ1201において、オンライン会議への参加をトリガするために用いられる会議参加操作を受信する。
いくつかの実施例において、当該会議参加操作は、オンライン会議に参加するためにクライアントに会議番号を入力する操作を指し、ここで、当該会議番号はオンライン会議の唯一の標識として用いられる。
選択的に、端末は会議へのアクセス操作を受信した後、サーバに会議への参加要求を送信し、オンライン会議への参加を要求する。ここで、当該会議アクセス要求には、少なくともオンライン会議の会議番号とクライアントアカウント(会議参加オブジェクトの身元を決定するために用いられる)が含まれる。
例示的に、
図13に示すように、それは本願の例示的な一実施例によって示される同一フレーム画面を表示するプロセスの模式図を示す。ユーザは、クライアントの会議参加インターフェース1301に会議番号を入力し、名前を記入した後、会議参加コントロール1302をクリックすることにより、オンライン会議への参加をトリガすることができる。
【0097】
ステップ1202において、オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、オンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示し、同一フレーム画面における異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面を同一のフレーム背景図の異なる位置に表示する。
【0098】
ある可能な実施形態において、ユーザがオンライン会議に参加した後、同一フレームモードをオンにするか否かを選択することができ、同一フレームモードをオンにすることを選択した後、オンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示し、逆に、ユーザが同一フレームモードをオンにしないことを選択する場合、オンライン会議インターフェースに、同一フレーム画面を表示させず、各独立して表示したビデオ画面を表示する。
【0099】
図13に示すように、ユーザが会議参加コントロール1302をトリガした後、オンライン会議インターフェース1303を表示することができ、オンライン会議インターフェース1303には提示情報1304が表示され、同一フレームモードをオンにするか否かを提示するために用いられ、確認コントロール1305をクリックすることにより、同一フレームモードをオンにすることをトリガすることができ、これに対応して、オンライン会議インターフェース1303に同一フレーム画面1306が表示される。
【0100】
ステップ1203において、ビデオアクセスをオンにする場合、同一フレーム画面におけるフレーム背景図の画面位置に現在の会議参加オブジェクトのビデオ画面を表示する。
ある可能な実施形態において、ユーザは、オンライン会議に参加した後、ビデオアクセスをオンにするか否かを選択することもでき、ユーザがビデオアクセスをオンにした後、且つ同一フレームモードをオンにする前提で、同一フレーム画面におけるフレーム背景図の画面位置に現在の会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を表示する。
選択的に、現在の会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置は、現在の会議参加オブジェクトのビデオアクセス順序によって決定されてもよく、現在の会議参加オブジェクトの会議参加識別子(会議の役割を特徴付ける)によって決定されてもよく、会議作成オブジェクト又は会議司会者オブジェクトの設定操作によって決定されてもよい。
図13に示すように、ユーザがビデオアクセスを必要とする場合、オンライン会議インターフェース1303におけるビデオアクセスコントロール1307によってビデオアクセスをトリガすることができ、「ユーザA」に対応する会議の役割が肯定側の第二反駁担当者であれば、同一フレーム画面1306における肯定側の第二反駁担当者の位置に「ユーザA」に対応するビデオ画面1308が表示される。
ここで、具体的に同一フレーム画面を生成するプロセスは、上記実施例を参照することができ、本実施例ではその説明を省略する。
以上をまとめると、本願の実施例において、オンライン会議シーンにおける同一フレームモードを提供し、クライアントが同一フレームモードをオンにした後、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を同一のフレーム背景図における異なる位置に表示させることができ、且つフレーム背景図は現在のオンライン会議に対応し、異なるオンライン会議シーンにおける特定の位置のニーズを満たすことができ、且つ会議参加オブジェクトが各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のオンライン会議インターフェースにおける表示位置を自発的に調整する必要がなく、オンライン会議シーンにおけるビデオ画面の特定した位置の表示ニーズの調整効率を向上させる。
【0101】
現在の会議参加オブジェクトのビデオ画面のフレーム背景図における画面位置をユーザの希望と一致させるために、例えば、ユーザの会議の役割に合致させる。ある可能な実施形態において、現在の会議参加オブジェクトは、それ自体がオンライン会議における会議の役割を予め設定してサーバに提出することができ、対応するサーバは、現在の参加オブジェクトの会議の役割に基づいて、それに対応するビデオ画面を、当該会議の役割にマッチングする画面位置に表示させることができる。
図14を参照し、それは本願の別の例示的な実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法のフローチャートを示す。本実施例では、当該方法が
図1に示すオンライン会議システムにおける端末に用いることを例として説明し、当該方法は以下のステップを含む。
【0102】
ステップ1401において、オンライン会議への参加をトリガするために用いられる会議参加操作を受信する。
ステップ1401の実施形態は、上記実施例を参照することができ、本実施例ではその説明を省略する。
ステップ1402において、同一フレームモードをオンにするか否かを提示するための提示情報を表示する。
【0103】
ある可能な実施形態において、ユーザがオンライン会議に参加した後、提示情報を自動的に表示することができ、ユーザが同一フレームモードをオンにするか否かを提示するのに用いられ、ユーザは、提示情報に対する確認操作又は拒否操作により、同一フレームモードをオンにするか否かを決定することができる。
選択的に、オンライン会議インターフェースに同一フレームモードコントロールを提供してもよく、ユーザは、同一フレームモードコントロールをオンにする操作により、同一フレームモードをオンにすることを決定し、又は同一フレームモードコントロールをオフにする操作により、同一フレームモードをオフにすることを決定することができる。
【0104】
ステップ1403において、提示情報に対する確認操作に応答して、サーバに、同一フレーム画面のレイアウトパラメータを要求するために用いられるレイアウトパラメータ取得要求を送信する。
ある可能な実施形態において、ユーザが同一フレームモードをオンにすることを決定した場合、提示情報に対応する確認コントロールをクリックすることができ、対応する端末が提示情報に対する確認操作を受信し、同一フレームモードをオンにすることを決定し、レイアウトパラメータを取得するように、サーバに、同一フレームモードに対応する同一フレーム画面のレイアウトパラメータ取得要求を送信し、それによってレイアウトパラメータに基づいて同一フレーム画面を表示する。
【0105】
ステップ1404において、サーバがプッシュしたレイアウトパラメータを受信し、レイアウトパラメータに基づいて、オンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示する。
選択的に、サーバがクライアントから送信されたレイアウトパラメータ取得要求を受信した後、暫くの間、会議参加オブジェクトがビデオアクセスをオンしない場合、サーバはオンライン会議に対応するフレーム背景図のレイアウトパラメータのみを端末にフィードバックすることができ、会議参加オブジェクトがビデオアクセスをオンにした場合、端末がレイアウトパラメータを受信した後、レイアウトパラメータに従ってオンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示することができるように、サーバは生成した同一フレーム画面のレイアウトパラメータを端末にフィードバックすることができる。
【0106】
図15に示すように、それは本願の例示的な一実施例によって示されるレイアウト情報のプッシュ相互作用図を示す。ここで、会議制御システム1502と会議レイアウトシステム1501は何れもサーバであり、会議レイアウトシステム1501が同一フレームモードをオンにする要求を受信した場合、会議制御システム1502は、クライアント1503に会議レイアウト変更をプッシュすることにより、対応するクライアント1503が会議レイアウト変更を受信し、更に、会議制御システム1502に変更後の会議レイアウトの詳細情報を問い合わせ、同時に会議レイアウトシステム1501は、問い合わせた会議レイアウトを会議制御システム1502にフィードバックし、それによってクライアント1503にフィードバックし、対応するクライアント1503は問い合わせた会議レイアウトの詳細情報に従ってオンライン会議インターフェースに同一フレームレイアウトを表示する。
選択的に、会議レイアウトシステム1501はオンライン会議全体のレイアウト機能を管理するために用いられ、各オンライン会議を開始する時、会議のレイアウト情報を取得するように、会議レイアウトシステム1501に問い合わせる。本実施例における同一フレームモードは、オンライン会議の特殊な会議レイアウトに属する。選択的に、会議レイアウトシステム1501は、変更、問い合わせ及びレイアウトの再設定機能も外部に提供する。ユーザが同一フレームモードをオンにする場合、まず、レイアウトインターフェースClientQueryStoreLayoutV2を問い合わせることによって全てのレイアウト情報を取得する。ある同一フレームモードが選択された場合、クライアントからレイアウトシステムの変更レイアウトClientSelectStoreLayoutV2インターフェースが呼び出され、あるレイアウト情報を同一フレームモードに適用するために用いられる。あるレイアウト情報をキャンセルする場合、ResetLayoutV2インターフェースを呼び出してあるレイアウト情報をキャンセルする。
選択的に、会議制御システム1502は、主に会議管理システムである。主に会議管理、メッセージプッシュなどの機能を含む。本実施例に関連する機能は、オンライン会議のレイアウト情報プッシュ機能と、会議レイアウトロボットという2つの機能である。ここで、レイアウト情報プッシュは、会議レイアウトモジュールがレイアウトを設定した後、レイアウトモジュールにより会議レイアウト変更メッセージをトリガし、会議制御システム1502がメッセージをクライアントにプッシュし、その後、クライアントの問い合わせ詳細レイアウト機能を処理することを指示する。会議ロボット機能では、同一フレームモードをオンにした後、ロボットは会議参加要求を開始し、会議制御のバックグラウンドがロボットの会議参加要求を受信し、ロボットメンバーキャッシュを更新し、ロボットがメディアルームへの参加に成功した場合、ロボット側は、会議制御のバックグラウンドにnotify要求を開始し、会議制御のバックグラウンドにそれがメディアルームへの参加に成功したことを通知し、会議制御側は、notify要求を受信した後、会議に既に存在するユーザをロボット側にプッシュするとともに、ロボットを会議中の他のユーザにプッシュすることにより、ロボットの会議参加の全体流れが終了する。ロボットは会議への参加に成功し、複数のビデオユーザ画面をビデオストリーミングカットして新しい画面に合成する役割を果たし、ユーザのデータを検出して処理することができる。
【0107】
ステップ1405において、ビデオアクセスをオンにする場合、サーバに現在の会議参加オブジェクトの、現在の会議参加オブジェクトのビデオ画面が含まれるビデオストリーミングをアップロードする。
ある可能な実施形態において、ユーザがビデオアクセスをオンにする場合、クライアントは、カメラによって現在の会議参加オブジェクトのビデオ画面を収集し、現在の会議参加オブジェクトのビデオストリーミングをサーバにアップロードするように、収集したビデオ画面をビデオストリーミングにカプセル化する。
【0108】
ステップ1406において、サーバがプッシュした同一フレーム画面を受信し、フレーム背景図の画面位置に現在の会議参加オブジェクトのビデオ画面を表示し、同一フレーム画面はビデオ画面とフレーム背景図に基づいて生成される。
選択的に、サーバが現在の会議参加オブジェクトのビデオストリーミングを受信した後、ビデオストリーミングを解析し、現在の会議参加オブジェクトのビデオ画面を取得し、更に、当該会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における表示位置(画面位置)を決定し、当該ビデオ画面を画面位置に表示させ、更新後の同一フレーム画面を生成し、更新後の同一フレーム画面を各会議参加オブジェクトに対応するクライアントにプッシュし、端末(クライアント)が、サーバからプッシュされた同一フレーム画面に従って、フレーム背景図の画面位置に現在の会議参加オブジェクトのビデオ画面を表示することができる。
選択的に、上記実施例における会議参加オブジェクトに対応するフレーム背景図における画面位置に対応することを決定し、現在の会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置は、現在の会議参加オブジェクトに対応するビデオアクセス順序のフレーム背景図における対応する位置であってもよく、画面位置は、現在の会議参加オブジェクトのオンライン会議における会議の役割がフレーム背景図に対応する位置であってもよく、画面位置は、オンライン会議において会議司会者オブジェクトが設定した位置であってもよい。
画面位置が現在の会議参加オブジェクトに対応する会議の役割に従って設定される場合に対して、ある可能な実施形態において、オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、会議参加オブジェクトは、自身がオンライン会議における会議の役割を設定する必要があり、対応する端末は、会議の役割の設定操作を受信し、現在の会議参加オブジェクトに対応する会議の役割を決定し、更に、当該会議の役割に対応する会議参加識別子をサーバにアップロードし、サーバは、会議の役割に従って、現在の会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を決定する。
【0109】
本実施例において、端末とサーバとの間のインタラクションにより、同一フレーム画面に対応するレイアウトパラメータの取得プロセスを実現し、更に、クライアントにおけるオンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を展示することができ、また、端末側に会議の役割の設定操作を提供することにより、サーバが設定された会議の役割に従って、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における目標位置を決定することができ、生成された同一フレーム画面をユーザがオンライン会議シーンに対するニーズにより合致することに有利である。
【0110】
図16は、本願の例示的な一実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示装置の構造ブロック図であり、当該装置は、
オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、上記オンライン会議のフレーム背景図を取得する取得モジュール1601と、
上記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて同一フレーム画面を生成する生成モジュール1602であって、ここで、異なる会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面は上記フレーム背景図の異なる位置に表示される生成モジュールと、
上記クライアントがオンライン会議インターフェースに上記同一フレーム画面を表示するように、上記会議参加オブジェクトのクライアントに上記同一フレーム画面をプッシュするプッシュモジュール1603と、を含む。
選択的に、上記生成モジュール1602は、更に、
各上記会議参加オブジェクトに対応する上記ビデオ画面の上記フレーム背景図における画面位置を決定することと、
上記画面位置と上記ビデオ画面に基づいて、上記同一フレーム画面を生成することと、に用いられる。
【0111】
選択的に、上記生成モジュール1602は、更に、
各上記会議参加オブジェクトの、各上記会議参加オブジェクトが上記オンライン会議でビデオアクセスをオンにした順序であるビデオアクセス順序を取得することと、
上記ビデオアクセス順序に基づいて、各上記会議参加オブジェクトに対応する上記ビデオ画面の上記フレーム背景図における上記画面位置を決定することと、に用いられる。
【0112】
選択的に、上記生成モジュール1602は、更に、
各上記会議参加オブジェクトの、上記会議参加オブジェクトの上記オンライン会議における会議の役割を特徴付けるために用いられる会議参加識別子を取得することと、
上記会議参加識別子に基づいて、各上記会議参加オブジェクトに対応する上記ビデオ画面の上記フレーム背景図における画面位置を決定することと、に用いられる。
選択的に、上記取得モジュール1601は、更に、
上記オンライン会議が上記同一フレームモードをオンにする場合、司会者クライアントが送信した、上記オンライン会議で使用する上記フレーム背景図が含まれるフレーム背景図の選択要求を受信することと、
上記フレーム背景図の選択要求に基づいて、上記オンライン会議の上記フレーム背景図を取得することと、に用いられる。
【0113】
選択的に、上記装置は、更に、
上記司会者クライアントが上記同一フレーム画面における上記ビデオ画面に対する位置調整命令を受信する受信モジュールと、
上記位置調整命令に基づいて、上記同一フレーム画面を更新し、且つ上記会議参加オブジェクトのクライアントに更新後の同一フレーム画面をプッシュする更新モジュールと、を含む。
選択的に、上記装置は、更に、
上記フレーム背景図に対する、上記フレーム背景図のレイアウトパラメータが含まれる設定要求を受信する受信モジュールと、
上記レイアウトパラメータに基づいて上記フレーム背景図を用いた上記同一フレーム画面をレンダリングするように、上記レイアウトパラメータを上記同一フレームモードに関連付けて保存する記憶モジュールと、を含む。
【0114】
選択的に、上記生成モジュール1602は、更に、
各上記会議参加オブジェクトの、上記会議参加オブジェクトの上記オンライン会議における会議の役割を特徴付けるために用いられる会議参加識別子を取得することと、
上記会議参加識別子に基づいて、各上記会議参加オブジェクトを第1オブジェクト集合と第2オブジェクト集合に分割することと、
上記第1オブジェクト集合における会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面を上記フレーム背景図に表示し、上記第2オブジェクト集合における会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面を上記フレーム背景図の周囲に表示し、上記同一フレーム画面を生成することと、に用いられる。
【0115】
選択的に、上記取得モジュール1601は、更に、
上記オンライン会議が上記同一フレームモードをオンにする場合、会議バーチャルオブジェクトを生成することと、
上記会議バーチャルオブジェクトを上記オンライン会議に追加することと、
上記会議バーチャルオブジェクトのオブジェクトサービスによって上記オンライン会議の上記フレーム背景図を取得することと、に用いられる。
上記生成モジュール1602は、更に、
上記オブジェクトサービスによって各上記会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面を引き出すことと、
上記オブジェクトサービスにより、上記フレーム背景図及び上記ビデオ画面に基づいて、上記同一フレーム画面を生成することと、に用いられる。
【0116】
以上をまとめると、本願の実施例において、オンライン会議シーンにおける同一フレームモードを提供し、クライアントが同一フレームモードをオンにした後、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を同一のフレーム背景図における異なる位置に表示させることができ、且つフレーム背景図は現在のオンライン会議に対応し、異なるオンライン会議シーンにおける特定の位置のニーズを満たすことができ、且つ会議参加オブジェクトが各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のオンライン会議インターフェースにおける表示位置を自発的に調整する必要がなく、オンライン会議シーンにおけるビデオ画面の特定した位置の表示ニーズの調整効率を向上させる。
【0117】
図17は、本願の別の例示的な実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示装置の構造ブロック図であり、当該装置は、
オンライン会議への参加をトリガするために用いられる会議参加操作を受信するための受信モジュール1701と、
上記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、オンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示するための表示モジュール1702と、を含み、上記同一フレーム画面における異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面は、同一のフレーム背景図の異なる位置に表示され、
上記表示モジュール1702は、更に、ビデオアクセスをオンにする場合、上記同一フレーム画面における上記フレーム背景図の画面位置に現在の会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面を表示するために用いられる。
選択的に、上記画面位置は、上記フレーム背景図において、上記現在の会議参加オブジェクトが上記オンライン会議においてビデオアクセスをオンにした順序であるビデオアクセス順序が指示する位置であり、
又は、
上記画面位置は、上記フレーム背景図において、上記現在の会議参加オブジェクトが上記オンライン会議における会議の役割が指示する位置であり、
又は、
上記画面位置は、上記オンライン会議において会議司会者オブジェクトが設定された位置である。
選択的に、上記装置は、更に、
上記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、会議の役割の設定操作を受信し、上記現在の会議参加オブジェクトの上記会議の役割を決定するために更に用いられる上記受信モジュール1701と、
上記サーバは、上記会議の役割に従って、上記現在の会議参加オブジェクトに対応する上記ビデオ画面の上記フレーム背景図における上記画面位置を決定するように、サーバに上記会議の役割を送信する送信モジュールと、を含む。
【0118】
選択的に、上記装置は、更に、
上記同一フレームモードをオンにするか否かを提示するために用いられる提示情報を表示するために更に用いられる上記表示モジュール1702を含み、
上記表示モジュール1702は、更に、
上記提示情報に対する確認操作に応答して、サーバに、上記同一フレーム画面の上記レイアウトパラメータを要求するために用いられるレイアウトパラメータ要求を送信することと、
上記サーバがプッシュした上記レイアウトパラメータを受信し、上記レイアウトパラメータに基づいて、上記オンライン会議インターフェースに上記同一フレーム画面を表示することと、に用いられる。
選択的に、上記表示モジュール1702は、更に、
ビデオアクセスをオンにする場合、サーバに、上記現在の会議参加オブジェクトの、上記現在の会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面を含むビデオストリーミングをアップロードすることと、
上記サーバがプッシュした、上記ビデオ画面と上記フレーム背景図に基づいて生成される上記同一フレーム画面を受信し、上記フレーム背景図の上記画面位置に現在の会議参加オブジェクトの上記ビデオ画面を表示することと、に用いられる。
【0119】
以上をまとめると、本願の実施例において、オンライン会議シーンにおける同一フレームモードを提供し、クライアントが同一フレームモードをオンにした後、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面を同一のフレーム背景図における異なる位置に表示させることができ、且つフレーム背景図は現在のオンライン会議に対応し、異なるオンライン会議シーンにおける特定の位置のニーズを満たすことができ、且つ会議参加オブジェクトが各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のオンライン会議インターフェースにおける表示位置を自発的に調整する必要がなく、オンライン会議シーンにおけるビデオ画面の特定した位置の表示ニーズの調整効率を向上させる。
【0120】
なお、上記実施例により提供される装置は、単に上記各機能モジュールの分割を例として説明したが、実際の応用では、必要に応じて上記機能の割り当てを異なる機能モジュールによって達成してもよく、即ち、装置の内部構造を異なる機能モジュールに分割し、以上に説明された全部又は一部の機能を達成することができる。また、上記実施例が提供する装置と方法の実施例は同じ構想に属し、その実現過程は方法の実施例に詳細に参照し、ここではその説明を省略する。
【0121】
図18を参照し、それは本願の例示的な一実施例によって提供されるコンピュータ機器の構造構成図を示し、当該コンピュータ機器は、上記実施例におけるサーバ又は端末であってもよい。具体的には、上記コンピュータ機器1800は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)1801と、ランダムアクセスメモリ1802とリードオンリメモリ1803を含むシステムメモリ1804と、システムメモリ1804と中央処理装置1801とを接続するシステムバス1805と、を含む。上記コンピュータ機器1800は、更に、コンピュータ内の各デバイスの間の情報転送を容易にさせる基本入力/出力システム(Input/Output、I/Oシステム)1806と、オペレーティングシステム1813、アプリケーションプログラム1814及び他のプログラムモジュール1815を保存するための大容量記憶デバイス1807と、を含む。
上記基本入力/出力システム1806は、情報を表示するためのディスプレイ1808と、ユーザが情報を入力するためのマウスやキーボードなどの入力装置1809と、を含む。ここで、上記ディスプレイ1808と入力装置1809は、何れもシステムバス1805に接続された入出力コントローラ1810を介して中央処理装置1801に接続される。上記基本入力/出力システム1806は、更に、キーボード、マウス又は電子スタイラスなどの複数の他のデバイスからの入力を受信して処理するために用いられる入出力コントローラ1810を含むことができる。類似的に、入出力コントローラ1810は、更に、表示スクリーン、プリンタ又は他のタイプの出力デバイスへの出力を提供する。
上記大容量記憶デバイス1807は、システムバス1805に接続された大容量記憶制御装置(図示しない)を介して中央処理装置1801に接続される。上記大容量記憶デバイス1807及びそれに関連付けられたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ機器1800に不揮発性メモリを提供する。つまり、上記大容量記憶デバイス1807は、ハードディスク又はドライブなどのコンピュータ可読媒体(図示しない)を含むことができる。
上記システムメモリ1804と大容量記憶デバイス1807を総称してメモリと呼ぶことができる。
メモリは1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは1つ以上の中央処理装置1801によって実行されるように構成され、1つ以上のプログラムは上記方法を実施するための命令を含み、中央処理装置1801は当該1つ以上のプログラムを実行し、上記各方法の実施例によって提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法を実現する。
本願の各実施例によれば、上記コンピュータ機器1800は、更に、インターネットなどのネットワークを介してネットワークに接続されるリモートコンピュータによって動作することができる。即ち、コンピュータ機器1800は、上記システムバス1805に接続されたネットワークインターフェースユニット1811を介してネットワーク1812に接続されてもよく、又は、ネットワークインターフェースユニット1811を用いて他のタイプのネットワーク又は遠隔コンピュータシステム(図示しない)に接続されてもよい。
【0122】
本願の実施例は、さらに、コンピュータ可読媒体を提供し、当該可読媒体には少なくとも1つの命令が記憶され、少なくとも1つの命令はプロセッサによってロードされ実行され、それにより、上記実施例に記載のサーバ側のオンライン会議インターフェースの表示方法、又は、端末側のオンライン会議インターフェースの表示方法を実現する。
【0123】
本願の実施例は、コンピュータ可読媒体に記憶されたコンピュータ命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ可読媒体からコンピュータ命令を読み取り、プロセッサがコンピュータ命令を実行し、それにより、コンピュータ機器に、上記実施例に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実行させる。
【手続補正書】
【提出日】2024-05-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバによって実行されるオンライン会議インターフェースの表示方法であって、
オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、前記オンライン会議のフレーム背景図を取得することと、
前記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて、同一フレーム画面を生成することであって、異なる会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面は、前記フレーム背景図の異なる位置に表示される、同一フレーム画面を生成することと、
前記会議参加オブジェクトのクライアントがオンライン会議インターフェースに前記同一フレーム画面を表示するように、前記クライアントに前記同一フレーム画面をプッシュすることと、を含む、方法。
【請求項2】
前記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて、同一フレーム画面を生成することは、
各前記会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における画面位置を決定することと、
前記画面位置と前記ビデオ画面に基づいて、前記同一フレーム画面を生成することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
各前記会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における画面位置を決定することは、
各前記会議参加オブジェクトのビデオアクセス順序であって、各前記会議参加オブジェクトが前記オンライン会議でビデオアクセスをオンにした順序であるビデオアクセス順序を取得することと、
前記ビデオアクセス順序に基づいて、各前記会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における前記画面位置を決定することと、を含む、請求項
2に記載の方法。
【請求項4】
各前記会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における画面位置を決定することは、
各前記会議参加オブジェクトの会議参加識別子であって、前記会議参加オブジェクトの前記オンライン会議における会議の役割を特徴付けるために用いられる会議参加識別子を取得することと、
前記会議参加識別子に基づいて、各前記会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における前記画面位置を決定することと、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、前記オンライン会議のフレーム背景図を取得することは、
前記オンライン会議が前記同一フレームモードをオンにする場合、司会者クライアントが送信したフレーム背景図の選択要求であって、前記オンライン会議で使用される前記フレーム背景図を含むフレーム背景図の選択要求を受信することと、
前記フレーム背景図の選択要求に基づいて、前記オンライン会議の前記フレーム背景図を取得することと、を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、更に、
前記司会者クライアントが前記同一フレーム画面における前記ビデオ画面に対する位置調整命令を受信することと、
前記位置調整命令に基づいて、前記同一フレーム画面を更新し、前記会議参加オブジェクトのクライアントに更新後の同一フレーム画面をプッシュすることと、を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、前記オンライン会議のフレーム背景図を取得すること、の前に、前記方法は、更に、
前記フレーム背景図に対する設定要求であって、前記フレーム背景図のレイアウトパラメータを含む設定要求を受信することと、
前記レイアウトパラメータに基づいて前記フレーム背景図を用いた前記同一フレーム画面をレンダリングするように、前記レイアウトパラメータを前記同一フレームモードに関連付けて保存することと、を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項8】
前記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて、同一フレーム画面を生成することは、
各前記会議参加オブジェクトの会議参加識別子であって、前記会議参加オブジェクトの前記オンライン会議における会議の役割を特徴付けるために用いられる会議参加識別子を取得することと、
前記会議参加識別子に基づいて、各前記会議参加オブジェクトを第1オブジェクト集合と第2オブジェクト集合に分割することと、
前記第1オブジェクト集合における会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を前記フレーム背景図に表示し、前記第2オブジェクト集合における会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を前記フレーム背景図の周囲に表示し、前記同一フレーム画面を生成することと、を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項9】
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、前記オンライン会議のフレーム背景図を取得することは、
前記オンライン会議が前記同一フレームモードをオンにする場合、会議バーチャルオブジェクトを生成することと、
前記会議バーチャルオブジェクトを前記オンライン会議に追加することと、
前記会議バーチャルオブジェクトのオブジェクトサービスによって前記オンライン会議の前記フレーム背景図を取得することと、を含み、
前記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて、同一フレーム画面を生成することは、
前記オブジェクトサービスによって各前記会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を引き出すことと、
前記オブジェクトサービスにより、前記フレーム背景図及び前記ビデオ画面に基づいて、前記同一フレーム画面を生成することと、を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項10】
端末によって実行されるオンライン会議インターフェースの表示方法であって、
オンライン会議への参加をトリガするために用いられる会議参加操作を受信することと、
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、同一フレーム画面をオンライン会議インターフェースに表示することであって、前記同一フレーム画面における異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面は、同一のフレーム背景図の異なる位置に表示される、同一フレーム画面をオンライン会議インターフェースに表示することと、
ビデオアクセスをオンにする場合、前記同一フレーム画面内の前記フレーム背景図の画面位置に、現在の会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を表示することと、を含む、方法。
【請求項11】
前記画面位置は、前記フレーム背景図においてビデオアクセス順序が指示する位置であり、前記ビデオアクセス順序は前記現在の会議参加オブジェクトが前記オンライン会議においてビデオアクセスをオンにした順序であり、
又は、
前記画面位置は、前記フレーム背景図において会議の役割が指示する位置であり、前記会議の役割は前記現在の会議参加オブジェクトの前記オンライン会議における会議の役割であり、
又は、
前記画面位置は、前記オンライン会議において会議司会者オブジェクトが設定した位置である、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記方法は、更に、
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、会議の役割の設定操作を受信し、前記現在の会議参加オブジェクトの前記会議の役割を決定することと、
サーバが前記会議の役割に基づいて前記現在の会議参加オブジェクトに対応する前記ビデオ画面の前記フレーム背景図における前記画面位置を決定するように、前記サーバに前記会議の役割を送信することと、を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
会議参加操作を受信した後、前記方法は、更に、
前記同一フレームモードをオンにするか否かを提示するために用いられる提示情報を表示することを含み、
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、同一フレーム画面をオンライン会議インターフェースに表示することは、
前記提示情報に対する確認操作に応答して、サーバに、前記同一フレーム画面のレイアウトパラメータを要求するために用いられるレイアウトパラメータ要求を送信することと、
前記サーバがプッシュした前記レイアウトパラメータを受信し、前記レイアウトパラメータに基づいて、前記オンライン会議インターフェースに前記同一フレーム画面を表示することと、を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項14】
ビデオアクセスをオンにする場合、前記同一フレーム画面内の前記フレーム背景図の画面位置に、現在の会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を表示することは、
前記ビデオアクセスをオンにする場合、サーバに、前記現在の会議参加オブジェクトのビデオストリーミングであって、前記現在の会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を含むビデオストリーミングをアップロードすることと、
前記サーバがプッシュした、前記ビデオ画面と前記フレーム背景図とに基づいて生成された前記同一フレーム画面を受信し、前記フレーム背景図の前記画面位置に前記現在の会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を表示することと、を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項15】
オンライン会議インターフェースの表示装置であって、
オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、前記オンライン会議のフレーム背景図を取得するための取得モジュールと、
前記フレーム背景図及び各会議参加オブジェクトのビデオ画面に基づいて同一フレーム画面を生成する生成モジュールであって、異なる会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面は前記フレーム背景図の異なる位置に表示される、生成モジュールと、
前記会議参加オブジェクトのクライアントがオンライン会議インターフェースに前記同一フレーム画面を表示するように、前記クライアントに前記同一フレーム画面をプッシュするプッシュモジュールと、を含む、装置。
【請求項16】
オンライン会議インターフェースの表示装置であって、
オンライン会議への参加をトリガするために用いられる会議参加操作を受信するための受信モジュールと、
前記オンライン会議が同一フレームモードをオンにする場合、オンライン会議インターフェースに同一フレーム画面を表示するための表示モジュールであって、前記同一フレーム画面内の異なる会議参加オブジェクトのビデオ画面は、同一のフレーム背景図の異なる位置に表示される、表示モジュールと、を含み、
前記表示モジュールはまた、ビデオアクセスをオンにする場合、前記同一フレーム画面内の前記フレーム背景図の画面位置に現在の会議参加オブジェクトの前記ビデオ画面を表示する、装置。
【請求項17】
プロセッサと、少なくとも1つの命令が記憶されるメモリと、を含むサーバであって、前記少なくとも1つの命令は、請求項1~9のいずれか一項に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実現するように、前記プロセッサによってロードされ実行される、サーバ。
【請求項18】
プロセッサと、少なくとも1つの命令が記憶されるメモリと、を含む端末であって、前記少なくとも1つの命令は、請求項10~14のいずれか一項に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実現するように、前記プロセッサによってロードされ実行される、端末。
【請求項19】
コンピュータプログラ
ムであって
、コンピュータ機器に、請求項1~9のいずれか一項に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実行させ、又は、請求項10~14のいずれか一項に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実行させる、コンピュータプログラ
ム。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】
本願は、2022年03月01日に出願された、発明の名称が「オンライン会議インターフェースの表示方法、装置、媒体及びコンピュータプログラム製品」である、出願番号202210194408.1の中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の内容の全ては引用により本願に援用される。
本願の実施形態はオンライン会議の技術分野に関し、特に、オンライン会議インターフェースの表示方法、装置及びコンピュータプログラムに関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】
本願の実施例は、オンライン会議インターフェースの表示方法、装置及びコンピュータプログラムを提供する。上記技術案は以下の通りである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
別の態様において、本願の実施例は、コンピュータプログラムを提供し、コンピュータ機器に上記の態様により提供されるオンライン会議インターフェースの表示方法を実行させる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0082】
ステップ4において、位置調整命令に基づいて、同一フレーム画面を更新し、更新した同一フレーム画面を会議参加オブジェクトのクライアントにプッシュする。
選択的に、サーバが位置調整命令を受信した後、位置調整命令に含まれるオブジェクト識別子と画面位置識別子に従って、当該オブジェクト識別子が指示するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を更新し、更新後の同一フレーム画面を生成し、更新後の同一フレーム画面を他の会議参加オブジェクトに対応するクライアントにプッシュすることができる。
本実施例において、会議参加オブジェクトに対応するビデオアクセス順序、又は会議参加オブジェクトに対応する会議の役割によって、各会議参加オブジェクトに対応するビデオ画面のフレーム背景図における画面位置を決定することができ、各会議参加オブジェクトを同一のフレーム背景図に表示させることができる場合、オンライン会議に対応する会議シーンのニーズを両立させ、それによってビデオ画面の表示位置に対する会議参加オブジェクトの調整操作を減らすことができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0123
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0123】
本願の実施例は、コンピュータプログラムを提供する。コンピュータ機器に、上記実施例に記載のオンライン会議インターフェースの表示方法を実行させる。
【国際調査報告】