(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-15
(54)【発明の名称】流れ式全自動免疫検出システムおよびその検出方法
(51)【国際特許分類】
G01N 35/00 20060101AFI20241108BHJP
【FI】
G01N35/00 Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024533078
(86)(22)【出願日】2022-11-04
(85)【翻訳文提出日】2024-07-30
(86)【国際出願番号】 CN2022129718
(87)【国際公開番号】W WO2023098392
(87)【国際公開日】2023-06-08
(31)【優先権主張番号】202111473454.7
(32)【優先日】2021-12-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524207530
【氏名又は名称】中翰盛泰生物技術股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100121186
【氏名又は名称】山根 広昭
(72)【発明者】
【氏名】ワン グオフェン
(72)【発明者】
【氏名】モン ション
(72)【発明者】
【氏名】ホン ロンビン
(72)【発明者】
【氏名】パン ジァンチァン
(72)【発明者】
【氏名】ヂャン ユウ
(72)【発明者】
【氏名】スン チェンシァン
(72)【発明者】
【氏名】ヂョウ シュイー
【テーマコード(参考)】
2G058
【Fターム(参考)】
2G058AA09
2G058BB02
2G058BB07
2G058BB12
2G058EA04
2G058FA03
2G058FB05
2G058GC09
(57)【要約】
本発明は、未測定エリアと、バーコード認識エリアと、搬送エリアと、複数検出エリアと、保管エリアと、コントローラーと、電源とを含み、前記検出エリアは、サンプル供給/回収ユニットと、コンベアベルトユニットと、シェイクユニットと、プレートスタックユニットと、キュベット移転ユニットと、サンプルアームと、試薬アームと、試薬サイロユニットと、潜伏ユニットと、液体パイプラインユニットと、廃棄物回収ユニットと、検出ユニットとからなる流れ式全自動免疫検出システムとその検出方法を開示した。本発明の技術手段を使用すれば、多様なサンプルタイプや、多様な指標と多様なスレッド、流れ式非同期検出などに適用するため、検出の速度と融通性を大きく向上し、より多くのユーザーの活用の需要を満たすと同時に、検出待機時間を減らして、使用の便利性をより一層向上できる。
【選択図】
図11
【特許請求の範囲】
【請求項1】
未測定エリアと、バーコード認識エリアと、搬送エリアと、複数検出エリアと、保管エリアと、コントローラーと、電源とを含み、
前記検出エリアは、サンプル供給/回収ユニットと、コンベアベルトユニットと、シェイクユニットと、プレートスタックユニットと、キュベット移転ユニットと、サンプルアームと、試薬アームと、試薬サイロユニットと、潜伏ユニットと、液体パイプラインユニットと、廃棄物回収ユニットと、検出ユニットとを備え、
前記未測定エリアは、搬送エリアを介して、検出エリアおよび保管エリアに接続されており、
前記搬送エリアには、バーコード認識エリアが設けられ、
前記検出エリアには、サンプル供給/回収ユニットが設けられ、
前記サンプル供給/回収ユニットの一側は、搬送エリアと接続され、他の一側には、コンベアベルトユニットが設けられ、
前記コンベアベルトユニットは、シェイクユニットと隣接し、前記シェイクユニットの上方にはサンプルアームが設けられ、前記サンプルアームの一側には、プレートスタックユニットが設けられ、
前記プレートスタックユニットの上方には、キュベット移転ユニットが設けられ、
前記キュベット移転ユニットは、試薬アームと隣接し、前記キュベット移転ユニットの下方には、廃棄物回収ユニットが設けられ、
前記試薬アームの一側には、試薬サイロユニットが設けられ、前記試薬アームの他の一側には、潜伏ユニットが設けられ、
前記潜伏ユニットの一側には、検出ユニットが設けられ、前記プレートスタックユニットと、潜伏ユニットと、検出ユニットとの間には、プッシュプル機構が設けられ、
前記サンプルアームと試薬アームは、液体パイプラインユニットと接続される、
ことを特徴とする、流れ式全自動免疫検出システム。
【請求項2】
前記搬送エリアおよび保管エリアと、サンプル供給/回収ユニットとの間には、センサーと押し棒が設けられ、前記未測定エリアと、保管エリアと、サンプル供給/回収ユニット内の通路の両側にはプルシートが設けられ、前記プルシートは引き込み可能な可動プルシートである、
ことを特徴とする、請求項1に記載の流れ式全自動免疫検出システム。
【請求項3】
前記シェイクユニットは、試験管クランプと、外れ防止フレームと、シェイクモータと、Z軸モータと、Y軸モータとを含み、
前記試験管クランプの上方には、外れ防止フレームが設けられ、
前記シェイクモータは、試験管クランプと可動に接続され、
前記Z軸モータは、Z軸モータ支持台を通じてシェイクモータと可動に接続され、
前記Y軸モータは、Y軸モータ支持台を通じてZ軸モータと可動接続される、
ことを特徴とする、請求項1に記載の流れ式全自動免疫検出システム。
【請求項4】
前記プレートスタックユニットは、カードラックと、カード取りアームと、押し棒と、カードラックスキャナーと、カードラックスキャナー支持台とを含み、
前記カードラック内には、プレートが置かれ、カードラックの後ろ側には、カードラックスキャナーが設けられ、
前記カードラックスキャナーは、カードラックスキャナー支持台に設けられ、
前記カードスキャナー支持台の下方には、カード取りアーム支持台が設けられ、
前記カード取りアーム支持台には、押し棒とカード取りアームが設けられ、
前記カード取りアームには、カードシートが設けられ、
前記カードシートの下方には、カード取り伸縮棒が設けられ、
前記カード取り伸縮棒の一端には、カード取りフックが設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の流れ式全自動免疫検出システム。
【請求項5】
前記キュベット移転ユニットは、ひきだしと、キュベットラックと、ハンドルと、キュベットシートと、可動キュベットラックと、ハンドル移動ユニットと、キュベットシートレールとを含み、
前記一つおよび/または複数のキュベットラックは、ひきだし内に設けられ、前記キュベットの上方には前記ハンドルが設けられ、
前記ハンドルは、ハンドル支持台を通じてハンドル移動ユニットと接続され、
前記キュベットシートは、可動キュベットラックを通じてキュベットシートレールと接続され、
前記ハンドル移動ユニットは、ハンドル支持台と可動支持台を含み、
前記ハンドル支持台は、可動支持台に設けられて、X方向モータとベルトと可動に接続されて、前記ハンドル支持台には、Z方向モータが設けられ、
前記Z方向モータは、ハンドルと可動に接続され、
前記レールは、可動キュベットラックと可動に接続され、
前記可動キュベットラックには、キュベットシートが設けられ、
前記キュベットシートには、リセットスプリングが設けられ、
前記ハンドルには、電磁バルブとニッパーが設けられ、
前記キュベットレールは、レール支持台に設けられ、
前記レール支持台には、前記試薬アームが可動に接続されており、
前記試薬アームには、ダブルピン支持台が設けられ、
前記ダブルピン支持台には、試薬ピンと廃棄液ピンが設けられ、
前記試薬ピンと廃棄液ピンは、液体パイプラインユニットと接続される、
ことを特徴とする請求項1に記載の流れ式全自動免疫検出システム。
【請求項6】
前記サンプルアームは、サンプルピンと、攪拌装置と、可動ロッドと、モータ支持台と、アームセット回転モータと、アームセット昇降モータとを含み、
前記サンプルピンは、サンプルピンシートに設けられ、
前記サンプルピンシートには、可動ロッドが接続され、
前記可動ロッドには、攪拌装置が設けられ、
前記可動ロッドは、モータ支持台と接続され、
前記モータ支持台には、アームセット回転モータとアームセット昇降モータが設けられ、
前記サンプルピンシートには、衝突防止装置が設けられ、
前記攪拌装置には、直流モータが設けられ、
前記直流モータには、偏心チップが接続され、
前記偏心チップには、サンプルピン通過穴が設けられ、
前記サンプルピン通過穴の下方には、ピン洗いプールが設けられ、
前記モータ支持台のアームセット回転モータとアームセット昇降モータは、伝動輪とベルトを通じて可動ロッドと接続され、
前記可動ロッドとアームセット回転モータの間には、エンコーダが設けられ、
前記サンプルアームは、液体パイプラインと接続される、
ことを特徴とする請求項1に記載の流れ式全自動免疫検出システム。
【請求項7】
前記試薬サイロユニットは、放熱ファンと、ラジエータと、試薬ボトルと、サイロ本体と、保温層と、観察口と、データコレクターと、センサーと、冷却チップと、エアダクト装置とを含み、
前記試薬ボトルは、試薬盤内に扇形に分布され、
前記試薬盤底部には、ベアリングが接続され、
前記試薬盤の試薬ボトルには、バーコードと対応するノッチが設けられ、
前記サイロ本体には、このノッチと対応する監察口が設けられ、
前記観察口の一側には、データコレクターが設けられ、
前記試薬盤の中心には、ラジェーターが設けられ、
前記ラジェーターの上方には、放熱ファンが設けられ、
前記サイロ本体の下方には、冷却チップが設けられ、
前記冷却チップには、エアダクト装置が接続され、
前記試薬盤の下方には、ステッピングモータとステッピングセンサーが設けられ、
前記サイロ本体の外側には、保温層が設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の流れ式全自動免疫検出システム。
【請求項8】
前記液体パイプラインユニットは、試薬ピン内外洗浄液体パイプラインと、サンプルピン内側の浄水洗浄用の液体パイプラインと、サンプルピン外側の洗剤洗浄用の液体パイプラインと、廃棄液排出用の液体パイプラインとを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の流れ式全自動免疫検出システム。
【請求項9】
未測定エリアと、バーコード認識エリアと、搬送エリアと、複数の検出エリアと、保管エリアと、コントローラーと、電源とを含み、
前記検出エリアは、サンプル供給/回収ユニットと、コンベアベルトユニットと、シェイクユニットと、プレートスタックユニットと、キュベット移転ユニットと、サンプルアームと、試薬アームと、試薬サイロユニットと、潜伏ユニットと、液体パイプラインユニットと、廃棄物回収ユニットと、検出ユニットとからなるシステムにおいて、
未測定エリアのサンプルを搬送エリアを通じて搬送し、搬送する時に、バーコードをスキャニングして当面未測定サンプルの情報を獲得する、ステップ1と、
キュベット移転ユニットからブランクキュベットを獲得する、ステップ2と、
得られた未測定サンプル情報によって、当面未測定サンプルを対応する検出エリアに搬送し、プレートスタックユニットは対応するプレートを用意し、試薬サイロユニットは対応する試薬を用意する、ステップ3と、
未測定サンプルを検出エリアに入れて、シェイクユニットは未測定サンプルをシェイクする、ステップ4と、
試薬アームは試薬サイロユニットから事前に用意された試薬を吸い取ってキュベット中に供給し、供給完了後、試薬アーム本体に対する洗浄を行う、ステップ5と、
サンプルアームはサンプルピンを通じてシェイク済みの未測定サンプルを吸い取ってキュベットに供給して攪拌し、攪拌が終わると、測定済みサンプルを保管エリアまで送る、ステップ6と、
サンプルアームは攪拌済み混合溶液を吸い取って事前に用意されたプレートに添加し、その後、サンプルアームは自体に対する洗浄を行い、試薬アームはキュベット内の残余溶液を吸い取り、ブランクキュベットを廃棄物回収ユニットに押し送るとともに、自体に対する洗浄を行う、ステップ7と、
混合溶液が添加されたプレートを潜伏ユニットに送ると同時に、潜伏時間を設定する、ステップ8と、
潜伏時間を満たすプレートを検出ユニットに送って検出を行い、その後、プレートを廃棄処分する、ステップ9と、および
検出情報を獲得する、ステップ10によって、実現される、
ことを特徴とする流れ式全自動免疫検出方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は全自動免疫検出システムに関し、特に流れ式全自動免疫検出システムおよびその検出方法に関する。
【背景技術】
【0002】
本装置は器具に基づくPOCT全自動定量システムであって、ユニークな供給ユニットを通じて複数サンプルタイプの認識およびサンプルに必要とする事前処理を実現する同時に、供給ユニットと消耗材ユニット(キュベット転移ユニットと反応容器プレートスタックユニット)を通じてサンプルの添加および乾式蛍光反応の全過程を実行させて、検出を完了する。従って、POCTの自動化、情報化、集積化、個性化およびモジュール化の快速検出を実現でき、複数種のサンプルタイプに対する直接電算化検出ができ、病院の情報化発展の需要と臨床救急の多用途の需要と品質保証の需要を満たすことができる。本装置は以下特徴がある。
【0003】
複数種のサンプルの直接電算化検出をサポートでき、原始管を蓋を開けずに直接電算化検出ができ、生物安全リスクを避けるとともに、人工による煩雑な電算化前記処理が要らない。
【0004】
反応の全過程において、温度の制御が可能である。
【0005】
本装置は、複数指標に対する同時検出が可能である。アイテムは、心血管疾患、感染性疾患、婦人健康、伝染、塞栓など迅速に複数の指標を検出できる実証アプリケーションを実現している。
【0006】
本装置は、モジュール化設備であって、単独に使用することができ、オンライン使用も可能であり、それと同時に拡張性があって、同じ種類設備(相互接続の要件を満たす)を相互接続して使用することもできる。本装置は、業界内では少ない免疫検出のパイプラインであって、検出速度はシングルマシン120T/H以上である。この速度は、同業界の乾式免疫分析計よりも高速です。JS3000の複数種サンプルタイプや複数指標のオンライン検出への適用と、反応の全過程の温度制御などの長所を保証すると同時に、検出速度と活用の融通性を大きく向上し、もっと多くのお客様の活用の需要を満たすと同時に、お客様の待機時間を減らして、使用の便利性をより一層向上する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、既存技術に存在する欠点に対して、全自動の流れ式免疫検出システムおよびその検出方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決策を採用する。
ここで提案される流れ式全自動免疫検出システムは、
未測定エリアと、バーコード認識エリアと、搬送エリアと、複数検出エリアと、保管エリアと、コントローラーと、電源とを含む。
前記検出エリアは、サンプル供給/回収ユニットと、コンベアベルトユニットと、シェイクユニットと、プレートスタックユニットと、キュベット移転ユニットと、サンプルアームと、試薬アームと、試薬サイロユニットと、潜伏ユニットと、液体パイプラインユニットと、廃棄物回収ユニットと、検出ユニットとを備えている。
【0009】
前記未測定エリア中には、複数の未測定サンプルが置かれ、
前記未測定サンプルは、試験管支持台の試験管内に置かれ、
前記試験管には、当面未測定サンプル情報に対応するバーコードが設けられている。
前記未測定エリアは、搬送エリアを介して検出エリア、保管エリア、および検出エリアのサンプル供給/回収ユニットに接続され、
前記サンプル供給/回収ユニットの一側には、搬送エリアと接続されて、搬送エリアと検出エリア間の未測定サンプルと測定済みサンプルを搬送する用途に使われ、サンプル供給/回収ユニットの他の一側にはコンベアベルトユニットが設けられ、
未測定サンプルを一々とシェイクユニットに搬送する用途に使われ、
前記搬送エリアの通路にはバーコード認識エリアが設けられ、
前記コンベアベルトユニットはシェイクユニットと隣接し、
前記シェイクユニットの上方にはサンプルアームが設けられ、
前記サンプルアームの一側にはプレートスタックユニットが設けられ、
前記プレートスタックユニットにはプレート搬送機構が設けられ、
前記プレートスタックユニットの上方にはキュベット移転ユニットが設けられ、
前記キュベット移転ユニットにはキュベット搬送装置が設けられ、
前記キュベット搬送装置は、試薬アームと隣接し、前記キュベット移転ユニットの下方には廃棄物回収ユニットが設けられ、
前記試薬アームの一側には試薬サイロユニットが設けられ、
前記試薬アームは、液体パイプラインユニットと接続され、前記試薬アームの他の一側には、潜伏ユニットが設けられ、
前記潜伏ユニットの一側には検出ユニットが設けられ、
前記プレートスタックユニットと、潜伏ユニットと、検出ユニットとの間にはプッシュプル機構が設けられ、
前記プッシュプル機構は、押し棒であって、押し棒の移動によって、プレートをプレートスタックユニットから潜伏ユニットと検出エリアに押し送り、
前記サンプルアームと試薬アームは、液体パイプラインユニットと接続される。
【0010】
さらに、搬送エリアとサンプル供給/回収ユニットとの間、および、保管エリアとサンプル供給/回収ユニットとの間には、センサーと押し棒が設けられ、
センサーは、当面サンプルを支える支持台が指定の位置に達しているかどうかを感知して、指定位置に達すると押し棒を起動して、支持台をサンプル供給ユニットに押し送り、
前記未測定エリアと保管エリアと、サンプル供給/回収ユニットとを繋ぐ通路の両側には、それぞれプルシートが設けられ、
前記プルシートは、引き込み可能な可動プルシートであって、プルシートには電子スイッチが設けられ、スイッチを入れるとプルシートはサンプル支持台を押し引いてストロークでの移動中、両側内のレールを沿って完全に開かせる。サンプル支持台を押し引いて指定の位置まで送ると、プルシートは通路の両側に収まる。
【0011】
さらに、シェイクユニットは、試験管クランプと、外れ防止フレームと、シェイクモータと、Z軸モータと、Y軸モータとを含み、
前記試験管クランプの上方には、外れ防止フレームが設けられていて、
シェイク中試験管クランプ内の試験管が外れないようにし、前記シェイクモータは試験管クランプと可動接続され、試験管クランプがシェイクモータの回転によって揺れる時に、前記Z軸モータは、Z軸モータ支持台のベルトを通じて回転輪およびシェイクモータと可動接続され、前記Y軸モータは、Y軸モータ支持台のベルトを通じて回転輪およびZ軸モータと可動接続されて、試験管クランプを前後、上下方向に移動させて、試験管を支持台から上げたり、下げたりする動作を実現する。
【0012】
さらに、プレートスタックユニットは、カードラックと、カード取りアームと、押し棒と、カードラックスキャナーと、カードラックスキャナー支持台とを含み、
前記カードラック内には、プレート(カード)が置かれ、異なるカードラック内には、対応する検出アイテムのプレートが置かれており、
カードラックの後ろ側には、カードラック内のプレートテストアイテムおよびプレート数を区分する用途に使われるカードラックスキャナーが設けられている。
前記カードラックスキャナーは、カードラックスキャナー支持台に設けられ、
前記カードスキャナー支持台の下方には、カード取りアーム支持台が設けられ、
前記カード取りアーム支持台には、押し棒とカード取りアームが設けられ、
カード取りアームの下にはモータが設けられていて、カード取りアームを回転させることができ、
前記カード取りアームには、カードシートが設けられ、
前記カードシートの下方には、カード取り伸縮棒が設けられ、
前記カード取り伸縮棒の一端には、カード取りフックが設けられ、
カード取りフックは、プレート(カード)を取る時に引き込み可能な可動フックであって、
カード取り伸縮棒は、カードラックの底部レールを沿って前に伸ばされ、
カード取りフックは、カードラックの底部に当接されながら前に伸ばされ、
カードラックの底部には、カード取り溝が設けられ、カード取りフックがカードラック底部のカード取り溝に達すると、カードフックは、溝内にスムーズに滑り込まれ、カードラック最底部のプレート(カード)を引っ掛かり取るようになり、カードフックの高さはプレート(カード)の厚さとマッチングする。
【0013】
さらに、キュベット移転ユニットは、ひきだしと、キュベットラックと、ハンドルと、キュベットシートと、可動キュベットラックと、ハンドル移動ユニットと、キュベットシートレールとを含み、
前記一つおよび/または複数のキュベットラックは、ひきだし内に設けられ、
キュベットラック内には、ブランクキュベットが設けられ、
前記キュベットの上方には、前記ハンドルが設けられ、
前記ハンドルは、ハンドル支持台を通じてハンドル移動ユニットと接続され、
前記キュベットシートは、可動キュベットラックを通じてキュベットシートレールと接続され、
前記ハンドル移動ユニットは、ハンドル支持台と可動支持台を含み、
前記可動支持台は、モータを通じて可動支持台の前後移動を制御し、
前記ハンドル支持台は、可動支持台に設けられて、X方向モータとベルトを通じて伝動輪と可動接続されて、ハンドルの左右移動を制御し、
前記ハンドル支持台には、Z方向モータが設けられ、
前記Z方向モータとハンドルは、ベルトを通じて伝動輪と可動接続されていて、ハンドルの上下移動を制御し、
前記レールは、可動キュベットラックと可動接続され、
可動キュベットラックは、レールを沿って移動でき、前記可動キュベットラックにはキュベットシートが設けられ、
前記キュベットシートには、リセットスプリングが設けられ、
前記ハンドルには、電磁バルブとニッパーが設けられ、
前記キュベットレールは、レール支持台に設けられ、
前記レール支持台には、モータと、ベルトと、伝動輪とを通じて前記試薬アームが可動接続されており、
前記試薬アームには、ダブルピン支持台が設けられ、
前記ダブルピン支持台には、試薬ピンと廃棄液ピンが設けられ、
前記試薬ピンと廃棄液ピンは、液体パイプラインユニットと接続される。
【0014】
さらに、サンプルアームは、サンプルピンと、攪拌装置と、可動ロッドと、モータ支持台と、アームセット回転モータと、アームセット昇降モータとを含む。
前記サンプルピンは、サンプルピンシートに設けられ、
前記サンプルピンシートには、可動ロッドが接続され、前記可動ロッドには、攪拌装置が設けられ、
前記可動ロッドは、アームセットモータ支持台と接続され、
前記アームセットモータ支持台には、アームセット回転モータとアームセット昇降モータが設けられ、
前記サンプルピンシートには、衝突防止装置が設けられ、
前記衝突防止装置は、サンプルピンの先端に設けられて、人為的な緩衝空間となり、サンプルピンが昇降移動する時に、ピンの先端に触れて、損傷を受けないようにし、
前記攪拌装置には、直流モータが設けられ、
前記直流モータには、偏心チップが接続され、前記偏心チップには、サンプルピン通過穴が設けられ、
前記サンプルピン通過穴の下方には、ピン洗いプールが設けられる。
サンプルピンは、サンプルピン通過穴を通じて昇降移動をし、
通過穴は、偏心チップに設けられ、
直流モータが偏心チップを作動して、サンプルピンのサンプルピン通過穴を巡って回転させると同時に、サンプルピンの攪拌を作動させ、
サンプルピン下方のピン洗いプールは、洗浄液と接続されていて、サンプルピンの外壁を洗い流すことができ、
前記アームセットモータ支持台のアームセット回転モータとアームセット昇降モータは、伝動輪とベルトを通じて可動ロッドと接続され、モータの正回転と逆回転を通じて可動ロッドの昇降と回転を実現すると同時に、サンプルピンシートの昇降と回転を作動し、
前記可動ロッドとアームセット回転モータの間には、エンコーダが設けられ、エンコーダを通じてサンプルピン揺れアームの回転角度を校正する。
【0015】
さらに、試薬サイロユニットは、放熱ファンと、ラジエータと、試薬ボトルと、サイロ本体と、保温層と、観察口と、 データコレクターと、センサーと、冷却チップと、エアダクト装置とを含む。
前記試薬ボトルは、試薬盤内に扇形に分布され、前記試薬盤底部には、ベアリングが接続され、ベアリングには、ステッピングモータとステッピングセンサーが接続される。
モータに接続されたベアリングは、サイロ本体全体の回転を作動でき、前記試薬盤の試薬ボトルにはバーコードと対応するノッチが設けられている。前記サイロ本体には、このノッチと対応する監察口が設けられる。前記観察口の一側にはデータコレクターが設けられ、サイロ本体が回転する時に、データコレクターはサイロ本体の回転を通じて、個々の試薬ボトルの情報を読取ることができる。前記試薬盤の中心には、ラジェーターが設けられる。
前記ラジェーターの上方には、放熱ファンが設けられている。前記サイロ本体の下方には、冷却チップが設けられている。前記冷却チップには、エアダクト装置が接続される。
前記試薬盤の下方には、ステッピングモータとステッピングセンサーが設けられている。モータに接続されたベアリングは、サイロ本体全体の回転を作動させ、前記サイロ本体の外側には保温層が設けられる。前記保温層は断熱綿であり、サイロ本体底部は、冷却によって生じる凝結水の排出に使われる液体パイプラインユニットと接続されている。
【0016】
さらに、前記液体パイプラインユニットは、試薬ピン内外洗浄液体パイプラインと、サンプルピン内側の浄水洗浄用の液体パイプラインと、サンプルピン外側の洗剤洗浄用の液体パイプラインと、廃棄液排出用の液体パイプラインとを含む。
【0017】
前記試薬ピンの内外洗浄液体パイプラインは、順次に連通される浄水槽と、第一ポンプと、第一バルブと、第一ピン洗いプールとを含む。前記試薬ピンは、第一ピン洗いプール内に設けられる。前記第一バルブの一路は、第一ピストンポンプと試薬ピンインタフェースを通じて試薬ピン内部と接続されており、試薬ピンの内壁を洗浄する用途に使われている。第一バルブの他の一路は、第一ピン洗いプールに接続されて、試薬ピンの外壁を洗う用途に使われている。前記第一ピストンポンプは、試薬ピンを通じて、試薬溶液の吸い取りと排出を行うことができる。
【0018】
前記サンプルピン内側の浄水洗浄用の液体パイプラインは、順次に連通される浄水槽と、第二ポンプと、第二バルブと、第二ピストンポンプと、第四バルブとを含む。第二ピストンポンプは、サンプルピンのインタフェースを通じてサンプルピンの内部に接続され、第四バルブを開けると、サンプルピン内側の浄水洗浄用の液体パイプラインは、試薬ピンの内壁を洗浄する。前記第二ピストンポンプは、サンプルピンを通じてサンプル溶液の吸い取りと排出を行うことができる。
【0019】
前記サンプルピン外側の洗剤洗浄用液体パイプラインは、順次に連通される洗剤液槽と、第三ポンプと、第三バルブとを含む。前記サンプルピンは、第二ピン洗いプール内に設けられている。第三バルブは、第二ピン洗いプールの外壁と接続され、第三バルブを開けると、サンプルピン外側の洗剤洗浄用液体パイプラインは、サンプルピンの外壁を洗浄する。
【0020】
前記液体パイプラインシステムは、さらに凝結液、廃棄液排出用の液体パイプラインを含む。凝結液、廃棄液排出用の液体パイプラインは、順次に連通される廃棄液ピンと、第五ポンプと、第五バルブとを含む。前記第五バルブの一路は、試薬盤のインタフェースを通じて試薬盤と接続されている。他の一路は、廃棄液ピンのインタフェースを通じて廃棄液ピンと接続される。前記第五ポンプは、試薬盤内の凝結液および廃棄ピンが吸い取った廃棄液を廃棄液槽中に排出する用途に使われる。
【0021】
前記第一ピン洗いプールの底部は、第四ポンプと接続される。第四ポンプは、第一ピン洗いプールの廃棄液を廃棄液槽に排出する用途に使われる。
【0022】
前記第二ピン洗いプールの底部は、第六ポンプと接続される。第六ポンプは、第二ピン洗いプールの廃棄液を廃棄液槽に排出する用途に使われる。
【0023】
前記浄水槽と、第一ポンプと第二ポンプとの間にはさらにフィルターおよび接続ジョイントが設けられる。
【0024】
前記洗剤槽と第三ポンプの間には、さらにフィルターおよび接続ジョイントが設けられる。
【0025】
前記試薬盤と第五バルブの間には、フィルターが設けられる。
【0026】
さらに、潜伏ユニットは、潜伏ラックと、サーモスタットと、潜伏センサーとを含む。前記潜伏ラックには、複数のプレート(カード)を収容する空間が設けられている。前記サーモスタットは、潜伏ラックの温度を加熱する用途に使われる。潜伏センサーは、常に潜伏ラック内の環境温度を測定する。潜伏ユニットは、押し棒が送ってくるプレート(カード)の水平位置に対応するように、潜伏ラックモータと潜伏ラックレールを通じて潜伏ラックの移動を制御する。
【0027】
さらに、検出ユニットは、検出カードシートと、検出カードシート支持台と、検出カードシート上方に設けられる検出装置とを含む、前記検出カードシート支持台は、モータと、ベルトと、伝動輪とを通じてレールを沿って移動する。押し棒は、潜伏ユニット中の潜伏時間を満たすプレート(カード)を検出カードシート内に押し込む。検出カードシート支持台は、検出カードシートを作動させて検出装置の下に移動して、検出を行う。検出が終わると、押し棒は、プレート(カード)を廃棄物穴に押し込み、廃棄物穴は、廃棄物回収ユニットと連結される。
【0028】
未測定エリアと、バーコード認識エリアと、搬送エリアと、複数の検出エリアと、保管エリアと、コントローラーと、電源とを含み、
前記検出エリアは、サンプル供給/回収ユニットと、コンベアベルトユニットと、シェイクユニットと、プレートスタックユニットと、キュベット移転ユニットと、サンプルアームと、試薬アームと、試薬サイロユニットと、潜伏ユニットと、液体パイプラインユニットと、廃棄物回収ユニットと、検出ユニットとを備えたシステムにおいて、
【0029】
未測定エリアのサンプルを、搬送エリアを通じて搬送し、搬送する時にバーコードをスキャニングして当面未測定サンプルの情報を獲得し、サンプルが入っている試験管をサンプル支持台に置き、試験管壁に対応するバーコードラベルを貼り付ける、ステップ1と、
【0030】
キュベット移転ユニットからブランクキュベットを獲得するステップ2と、
【0031】
得られた未測定サンプル情報によって、当面未測定サンプルを対応する検出エリアのサンプル供給/回収ユニットに搬送し、プレートスタックユニットは対応するプレートを用意し、試薬サイロユニットは対応する試薬を用意する、ステップ3と、
【0032】
未測定サンプルを検出エリアに入れて、シェイクユニットは順次に支持台の未測定サンプルをシェイクし、シェイク済みのサンプルを順次に支持台に戻して置く、ステップ4と、
【0033】
試薬アームは、試薬ピンを通じて、試薬サイロユニットから事前に用意された試薬を吸い取ってキュベット中に供給し、供給完了後、試薬アームの試薬ピンは、液体パイプラインユニットを通じてピン内とピン本体に対する洗浄を行う、ステップ5と、
【0034】
サンプルアームは、サンプルピンを通じてシェイク済みの未測定サンプルを吸い取ってキュベットに供給して攪拌し、支持台の未測定サンプルの攪拌が全部終わると、サンプル供給/回収ユニットを通じて測定済みサンプルを保管エリアまで送る、ステップ6と、
【0035】
サンプルアームは、サンプルピンを通じて攪拌済み混合溶液を吸い取って事前に用意されたプレートに添加し、その後、サンプルピンは、液体パイプラインユニットを通じてピン内とピン本体に対する洗浄を行い、試薬アームは、廃棄液ピンを通じてキュベット中の残留溶液を吸い取り、その後、廃棄液ピン自体を通じてブランクキュベットを廃棄物回収ユニットに送り、その後、廃棄液ピンは、液体パイプラインユニットを通じて廃棄液ピン自体に対する洗浄を行う、ステップ7と、
【0036】
混合溶液が添加されたプレートを潜伏ユニットに送ると同時に、潜伏時間を設定する、ステップ8と、
【0037】
潜伏時間を満たすプレートを検出ユニットに送って検出を行い、その後、検出ユニットの廃棄物穴を通じてプレートを廃棄処分する、ステップ9と、
【0038】
最終検出情報を獲得する、ステップ10と
によって、実現される流れ式全自動免疫検出方法。
【発明の効果】
【0039】
多様なサンプルタイプ、多様な指標、多様スレッド、流れ式非同期検出などに適用するため、検出の速度と融通性を大きく向上し、より多くのユーザーの活用の需要を満たすと同時に、検出待機時間を減らして、使用の便利性をより一層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
図1は、本発明における流れ式全自動免疫検出システム中検出エリアを示した略図である。
【0041】
図2は、本発明におけるシェイクユニットの構造を示した略図である。
【0042】
図3は、本発明におけるキュベット移転ユニットの構造を示した略図である。
【0043】
図4は、本発明におけるサンプルアームの構造を示した略図である。
【0044】
図5は、本発明における試薬アームと一部のキュベット移転ユニットの構造を示した略図である。
【0045】
図6は、本発明における試薬サイロユニットの構造を示した略図である。
【0046】
図7は、本発明における検出エリアの液体パイプラインの構造を示した略図である。
【0047】
図8は、本発明におけるプレートスタックユニットの構造を示した略図である。
【0048】
図9は、本発明における潜伏ユニットの構造を示した略図である。
【0049】
図10は、本発明における検出エリアの構造を示した略図である。
【0050】
図11は、本発明における流れ式全自動免疫検出システムの構造を示した略図である。
【発明を実施するための形態】
【0051】
以下、図面と具体的な実施形態を参照しながら、本発明に対してさらに詳しく説明する。
【0052】
未測定エリア15と、バーコード認識エリア16と、搬送エリア17と、複数の検出エリア13と、保管エリア14と、コントローラーと、電源とが含まれており、
前記検出エリア13は、サンプル供給/回収ユニット11と、コンベアベルトユニット12と、シェイクユニット2と、プレートスタックユニット8と、キュベット移転ユニット3と、サンプルアーム4と、試薬アーム5と、試薬サイロユニット6と、潜伏ユニット9と、液体パイプラインユニット7と、廃棄物回収ユニットと、検出ユニット10とを備えている、
流れ式全自動免疫検出システムに関し、
【0053】
搬送エリア17を通じて未測定エリアのサンプルを搬送し、搬送する時に、バーコード認識エリア16を通じて当面未測定サンプルの情報を獲得し、サンプルが入っている試験管をサンプル支持台に置き、試験管壁に対応するバーコードラベルを貼り付ける、ステップ1と、
【0054】
キュベット移転ユニット3からブランクキュベットを獲得するステップ2と、
【0055】
得られた未測定サンプル情報によって、当面未測定サンプルを対応する検出エリア13のサンプル供給/回収ユニット11に搬送し、検出アイテムの種類が多いため、異なる検出エリア内に異なる検出に対応するブランクプレートを保存すると同時に、各検出エリアにおいて、検出プレートの残余数を調べ、残余アイテムの検出ブランクプレートが足りない場合には、システムは自動に当面の未測定サンプルを対応するブランクプレートがある検出エリア13に割り当てて、プレートスタックユニット8は対応するプレートを用意し、試薬サイロユニット6は対応する試薬を用意する、ステップ3と、
【0056】
未測定サンプルを検出エリア13に入れて、シェイクユニット2は、順次に支持台の未測定サンプルをシェイクし、シェイク済みのサンプルを順次に支持台に戻して置く、ステップ4と、
【0057】
試薬アーム5は試薬ピンを通じて、試薬サイロユニット6から事前に用意された試薬を吸い取ってキュベット中に供給し、供給完了後、試薬アーム5の試薬ピンは、液体パイプラインユニット7を通じてピン内とピン本体に対する洗浄を行う、ステップ5と、
【0058】
サンプルアーム4はサンプルピンを通じてシェイク済みの未測定サンプルを吸い取ってキュベットに供給して攪拌し、支持台の未測定サンプルの攪拌が全部終わると、サンプル供給/回収ユニット11を通じて測定済みサンプルを保管エリア14まで送る、ステップ6と、
【0059】
サンプルアーム4はサンプルピンを通じて攪拌済み混合溶液を吸い取って事前に用意されたプレートに添加し、その後、サンプルピンは液体パイプラインユニット7を通じてピン内とピン本体に対する洗浄を行い、試薬アーム5は廃棄液ピンを通じてキュベット中の残留溶液を吸い取り、その後、廃棄液ピン自体を通じてブランクキュベットを廃棄物回収ユニットに送り、その後、廃棄液ピンは液体パイプラインユニット7を通じて廃棄液ピン自体に対する洗浄を行う、ステップ7と、
【0060】
混合溶液が添加されたプレートを潜伏ユニット9に送ると同時に、潜伏時間を設定する、ステップ8と、
【0061】
潜伏時間を満たすプレートを検出ユニット10に送って検出を行い、その後、検出ユニットの廃棄物穴1004を通じてプレートを廃棄処分する、ステップ9と、
【0062】
最終検出情報を獲得する、ステップ10と
によって、実現される流れ式全自動免疫検出方法。
【0063】
流れ式全自動免疫検出システムは、未測定エリア15と、バーコード認識エリア16と、搬送エリア17と、複数検出エリア13と、保管エリア14と、コントローラーと、電源とを含む。前記検出エリア13は、サンプル供給/回収ユニット11と、コンベアベルトユニット12と、シェイクユニット2と、プレートスタックユニット8と、キュベット移転ユニット3と、サンプルアーム4と、試薬アーム5と、試薬サイロユニット6と、潜伏ユニット9と、液体パイプラインユニット7と、廃棄物回収ユニットと、検出ユニット10とを備えている。
【0064】
前記未測定エリア15には複数の未測定サンプルが置かれ、前記未測定サンプルは試験管支持台の試験管内に置かれ、前記試験管には当面未測定サンプル情報に対応するバーコードが設けられている。前記未測定エリア15は、搬送エリア17を介して検出エリア13、保管エリア14、および検出エリア13のサンプル供給/回収ユニット11に接続されている。前記サンプル供給/回収ユニット11の一側は、搬送エリア17に接続されて、搬送エリア17と検出エリア13間の未測定サンプルと測定済みサンプルを搬送する用途に使われる。サンプル供給/回収ユニット11の他の一側には、コンベアベルトユニット12が設けられており、未測定サンプルを一々とシェイクユニット2に搬送する用途に使われる。前記搬送エリア17の通路には、バーコード認識エリア16が設けられている。前記コンベアベルトユニット12は、シェイクユニット2と隣接している。前記シェイクユニット2の上方にはサンプルアーム4が設けられている。前記サンプルアーム4の一側には、プレートスタックユニット8が設けられている。前記プレートスタックユニット8には、プレート搬送機構が設けられている。前記プレートスタックユニット8の上方には、キュベット移転ユニット3が設けられている。前記キュベット移転ユニット3には、キュベット搬送装置が設けられている。前記キュベット搬送装置は、試薬アーム5と隣接している。前記キュベット移転ユニッ3トの下方には、廃棄物回収ユニットが設けられている。前記試薬アーム5の一側には、試薬サイロユニット6が設けられている。前記試薬アーム5は、液体パイプラインユニット7と接続されている。前記試薬アーム5の他の一側には、潜伏ユニット9が設けられている。前記潜伏ユニット9の一側には、検出ユニット10が設けられている。前記プレートスタックユニット8と、潜伏ユニット9と、検出ユニット10との間には、プッシュプル機構が設けられている。前記プッシュプル機構は、押し棒であって、押し棒の移動によって、プレートをプレートスタックユニット8から潜伏ユニット9と検出ユニット10に押し送る。前記サンプルアーム4と試薬アーム5は、液体パイプラインユニット7と接続される。
【0065】
搬送エリア17とサンプル供給/回収ユニット11との間、および、保管エリア14とサンプル供給/回収ユニット11との間には、センサーと押し棒が設けられている。センサーは、当面サンプルを支える支持台が指定の位置に達しているかどうかを感知する。指定位置に達すると押し棒が起動して、支持台をサンプル供給ユニットに押し送るように構成されている。前記未測定エリア15と、保管エリア14と、サンプル供給/回収ユニット11内の通路の両側には、それぞれプルシートが設けられている。前記プルシートは、引き込み可能なチップであって、プルシートには、電子スイッチが設けられている。スイッチを入れると、プルシートは、サンプル支持台を押したり引いたりするストロークでの移動中、両側のガイドレールを沿って完全に展開される。サンプル支持台が押し込まれて所定の位置まで送られると、プルシートは通路の両側に収まる。
【0066】
シェイクユニット2は、試験管クランプ201と、外れ防止フレーム202と、シェイクモータ203と、Z軸モータ204と、Y軸モータ205とを含む。前記試験管クランプ201の上方には、シェイク中試験管クランプ201内の試験管が外れないようにするための外れ防止フレーム202が設けられている。前記シェイクモータ203は、試験管クランプ201を動かすように接続されている。前記Z軸モータ204は、Z軸モータ支持台のベルトを通じて回転輪およびシェイクモータ203と可動接続されている。前記Y軸モータ205は、Y軸モータ支持台のベルトを通じて回転輪およびZ軸モータ204と可動接続されている。試験管クランプ201がシェイクモータ203の回転によって揺れる時に、試験管クランプ201を前後、上下方向に移動させて、試験管を支持台から上げるか、下げる動作が実現されている。
【0067】
プレートスタックユニット8は、カードラック801と、カード取りアーム802と、押し棒807と、カードラックスキャナー808と、カードラックスキャナー支持台809とを備えている。前記カードラック801内には、プレート(カード)が置かれる。異なるカードラック801内には、対応する検出アイテムのプレートが置かれている。カードラック801の後ろ側には、カードラックスキャナー808が設けられている。カードラックスキャナー808は、カードラック内のプレートテストアイテムおよびプレート数を区分する用途に使われる。前記カードラックスキャナー808は、カードラックスキャナー支持台809に設けられている。前記カードスキャナー支持台809の下方にはカード取りアーム支持台806が設けられている。前記カード取りアーム支持台806には、押し棒807とカード取りアーム802が設けられている。カード取りアーム802の下には、カード取りアーム802を回転させることができるモータが設けられている。前記カード取りアーム802には、カードシート805が設けられている。前記カードシート805の下方には、カード取り伸縮棒804が設けられている。前記カード取り伸縮棒804の一端には、カード取りフック803が設けられている。カード取りフック803は、プレート(カード)を取る時に、引き込み可能な可動フックである。カード取り伸縮棒804は、カードラックの底部レールを沿って前に伸ばされる。カード取りフック803は、カードラックの底部に当接されながら前に伸ばされる。カードラック801の底部には、カード取り溝が設けられている。カード取りフック803がカードラック801底部のカード取り溝に達すると、カードフックは、溝内にスムーズに滑り込み、カードラック801最底部のプレート(カード)を引っ掛かり取るようになる。カードフックの高さは、プレート(カード)の厚さとマッチングする。
【0068】
キュベット移転ユニット3は、ひきだし309と、キュベットラック301と、ハンドル302と、キュベットシート303と、可動キュベットラック307と、ハンドル移動ユニットと、キュベットシートレール308とを備えている。前記一つおよび/または複数のキュベットラック301は、ひきだし309内に設けられている。キュベットラック301内には、ブランクキュベットが設けられている。前記キュベット301の上方には前記ハンドル302が設けられている。前記ハンドル302は、ハンドル支持台310を通じてハンドル移動ユニットと接続されている。前記キュベットシート303は、可動キュベットラック307を通じてキュベットシートレール308と接続されている。前記ハンドル移動ユニットは、ハンドル支持台310と可動支持台311とを備えている。前記可動支持台311は、モータを通じて可動支持台311の前後移動を制御する。前記ハンドル支持台310は、可動支持台311に設けられて、X方向モータ305とベルトを通じて伝動輪が可動に接続されており、ハンドル302の左右移動を制御する。前記ハンドル支持台310には、Z方向モータ306が設けられている。前記Z方向モータ306とハンドル302は、ベルトを通じて伝動輪と可動に接続されており、ハンドル302の上下移動を制御する。前記レールは、可動キュベットラック307と可動に接続されている。可動キュベットラック307は、レールを沿って移動できる。前記可動キュベットラック307には、キュベットシート303が設けられている。前記キュベットシート303には、リセットスプリング304が設けられている。前記ハンドル302には、電磁バルブとニッパーが設けられている。前記キュベットレール308は、レール支持台に設けられている。前記レール支持台には、モータと、ベルトと、伝動輪とを通じて、前記試薬アーム5が可動に接続されている。前記試薬アーム5には、ダブルピン支持台508が設けられている。前記ダブルピン支持台508には、試薬ピン501と廃棄液ピン502が設けられている。前記試薬ピン501と廃棄液ピン502は、液体パイプラインユニット7と接続される。
【0069】
サンプルアーム4は、サンプルピン401と、攪拌装置403と、可動ロッド410と、アームセット回転モータ409と、アームセット昇降モータ408とを備えている。前記サンプルピン401は、サンプルピンシート411に設けられている。前記サンプルピンシート411には、可動ロッド410が接続されている。前記可動ロッド410には、攪拌装置403が設けられている。前記可動ロッド410は、アームセットモータ支持台409と接続されている。前記アームセットモータ支持台409には、アームセット回転モータ407と、アームセット昇降モータ408が設けられている。前記サンプルピンシート411には、衝突防止装置402が設けられ、前記衝突防止装置402は、サンプルピン401の先端に設けられて、人為的な緩衝空間となり、サンプルピン401が昇降移動する時に、ピンの先端に触れて、損傷を受けないようにしている。前記攪拌装置403には、直流モータ404が設けられている。前記直流モータ404には、偏心チップが設けられている。前記偏心チップには、サンプルピン通過穴が設けられ、前記サンプルピン通過穴の下方には、ピン洗いプールが設けられている。サンプルピン401は、サンプルピン通過穴を通じて昇降移動する。通過穴は、偏心チップに設けられている。直流モータ404が偏心チップを作動して、サンプルピン401のサンプルピン通過穴を巡って回転させると同時に、サンプルピンの攪拌を作動させ、サンプルピン401下方のピン洗いプールは洗浄液と接続されていて、サンプルピンの外壁を洗い流すことができる。前記アームセットモータ支持台のアームセット回転モータ407とアームセット昇降モータ408は、伝動輪とベルトを通じて可動ロッドと接続されている。モータの正回転と逆回転を通じて可動ロッドの昇降と回転を実現すると同時に、サンプルピンシートの昇降と回転を作動させる。前記可動ロッド410とアームセット回転モータ407の間には、エンコーダ406が設けられている。エンコーダ406を通じてサンプルピン揺れアームの回転角度が校正される。
【0070】
試薬サイロユニット6は、放熱ファン601と、ラジエータ602と、試薬ボトル603と、サイロ本体606と、保温層と、観察口608と、データコレクター609と、センサー610と、冷却チップ611と、エアダクト装置612とを含んでいる。前記複数の試薬ボトル603は、試薬盤604に扇形に分布され、前記試薬盤604の底部には、ベアリングが接続されている。ベアリングには、ステッピングモータとステッピングセンサーが接続されている。モータに接続されたベアリングは、サイロ本体606全体の回転を作動できる。前記試薬盤604には、試薬ボトル603のバーコードと対応するノッチが設けられている。前記サイロ本体606には、このノッチと対応する監察口が設けられている。前記観察口の一側には、データコレクター609が設けられている。サイロ本体606が回転する時に、データコレクター609は、サイロ本体606の回転を通じて、個々の試薬ボトル603の情報を読取ることができる。前記試薬盤604の中心には、ラジェーター602が設けられている。前記ラジェーター602の上方には、放熱ファン601が設けられている。前記サイロ本体606の下方には、冷却チップ611が設けられている。前記冷却チップ611には、エアダクト装置612が接続されている。前記試薬盤604の下方には、ステッピングモータとステッピングセンサーが設けられている。モータに接続されたベアリングは、サイロ本体606全体の回転を作動させる。前記サイロ本体606の外側には、保温層が設けられている。前記保温層は、断熱綿607である。サイロ本体606の底部は、冷却によって生じる凝結水の排出に使われる液体パイプラインユニット7と接続されている。
【0071】
前記液体パイプラインユニット7は、試薬ピン内外洗浄液体パイプラインと、サンプルピン内側の浄水洗浄用の液体パイプラインと、サンプルピン外側の洗剤洗浄用の液体パイプラインと、廃棄液排出用の液体パイプラインとを含んでいる。
【0072】
前記試薬ピン501の内外洗浄液体パイプラインは、順次に連通される浄水槽720と、第一ポンプ701と、第一バルブ702と、第一ピン洗いプールとを含んでいる。前記試薬ピン501は、第一ピン洗いプール内に設けられている。前記第一バルブ702の一路は、第一ピストンポンプ703と試薬ピンインタフェース709を通じて試薬ピン502内部と接続されて、試薬ピンの内壁を洗浄する用途に使われている。第一バルブ702の他の一路は、第一ピン洗いプールに接続されて、試薬ピン501の外壁を洗う用途に使われている。前記第一ピストンポンプ703は、試薬ピン501を通じて、試薬溶液の吸い取りと排出を行うことができる。
【0073】
前記サンプルピン401内側の浄水洗浄用の液体パイプラインは、順次に連通される浄水槽720と、第二ポンプ704と、第二バルブ705と、第二ピストンポンプ706と、第四バルブ711とを含んでいる。第二ピストンポンプ706は、サンプルピンのインタフェース715を通じてサンプルピン401の内部に接続されている。第四バルブ711が開けられると、サンプルピン401内側の浄水洗浄用の液体パイプラインは、試薬ピン401の内壁を洗浄する。前記第二ピストンポンプ706は、サンプルピンを通じてサンプル溶液の吸い取りと排出を行うことができる。
【0074】
前記サンプルピン401外側の洗剤洗浄用液体パイプラインは、順次に連通される洗剤液槽721と、第三ポンプ707と、第三バルブ708とを備えている。前記サンプルピン401は、第二ピン洗いプール内に設けられている。第三バルブ708は第二ピン洗いプールの外壁と接続され、第三バルブ708を開けると、サンプルピン401外側の洗剤洗浄用液体パイプラインは、サンプルピン401の外壁を洗浄する。
【0075】
前記液体パイプラインシステムは、さらに凝結液と廃棄液排出用の液体パイプラインを含んでいる。凝結液と廃棄液排出用の液体パイプラインは、順次に連通される廃棄液ピン502と、第五ポンプ712と、第五バルブ713とを含んでいる。前記第五バルブ713の一路は、試薬盤のインタフェース716を通じて試薬盤と接続されている。他の一路は、廃棄液ピンのインタフェース717を通じて廃棄液ピン502と接続されている。前記第五ポンプ712は、試薬盤内の凝結液と、廃棄ピン502が吸い取った廃棄液とを廃棄液槽722中に排出する用途に使われる。
【0076】
前記第一ピン洗いプールの底部は、第四ポンプ710と接続される。第四ポンプ710は、第一ピン洗いプールの廃棄液を廃棄液槽722に排出する用途に使われる。
【0077】
前記第二ピン洗いプールの底部は、第六ポンプ715と接続される。第六ポンプ715は、第二ピン洗いプールの廃棄液を廃棄液槽722に排出する用途に使われる。
【0078】
前記浄水槽720と、第一ポンプ701および第二ポンプ704の間には、さらにフィルター719および接続ジョイント718が設けられている。
【0079】
前記洗剤槽721と第三ポンプ707との間には、さらにフィルターおよび接続ジョイントが設けられる。
【0080】
前記試薬盤と第五バルブ713の間には、フィルターが設けられる。
【0081】
潜伏ユニット9は、潜伏ラック901と、サーモスタット902と、潜伏センサー903とを含んでいる。前記潜伏ラック901には、複数のプレート(カード)を収容する空間が設けられている。前記サーモスタット902は、潜伏ラック901内の温度を加熱する用途に使われている。潜伏センサー903は、常に潜伏ラック901内の環境温度を測定している。潜伏ユニット9は、潜伏ラックモータ904と潜伏ラックレール905を通じて潜伏ラック901の移動を、押し棒807が送ってくるプレート(カード)の水平位置に対応するように制御している。
【0082】
検出ユニット10は、検出カードシート1001と、検出カードシート支持台1002と、検出カードシート1001の上方に設けられる検出装置1003とを含んでいる。前記検出カードシート支持台1002は、モータとベルトと伝動輪を通じてレールを沿って移動する。押し棒807は、潜伏ユニット9の潜伏時間を満たすプレート(カード)を検出カードシート1001内に押し込む。検出カードシート支持台1002は、検出カードシート1001を作動させて検出装置1003の下に移動して、検出を行う。検出が終わると、押し棒807は、プレート(カード)を廃棄物穴1004に押し込む。廃棄物穴1004は、廃棄物回収ユニットと連結される。
【0083】
本発明の流れ式全自動免疫検出システムおよびその検出方法は、利用されて、C反応性タンパク質測定、NGAL測定、βHCG測定、D-ダイマー測定、プロカルシトニン測定、ヘパリン結合タンパク質測定、全過程C反応性タンパク質測定、心臓トロポニンI測定、CK-MB測定、NT―proBNP測定、プロゲステロン測定、血清アミロイドA測定、心臓型脂肪酸結合蛋白測定、心筋トロポニンI測定、B型ナトリウム利尿ペプチド測定、ミオグロビン測定、可溶性成長刺激発現遺伝子2タンパク質測定、NGAL測定、リポタンパク質関連ホスホリパーゼA2測定、微量アルブミン尿測定、抗ミュラー管ホルモン測定、β2ミクログロブリン測定、インターロイキン測定、ペプシン1/2測定など数多くの検出アイテムの測定に使われる。具体的なアイテムによっては、シェイク振動速度や潜伏時間などのパラメータを調整することができ、いずれも本発明の技術手段によって実現できる。
【0084】
以上は、ただの本発明の最良の実施例および運用される技術手段だけであって、本分野の技術者なら、本発明はこちらで記載の特定の実施例に限らなく、本発明の保護範囲を離れずに、各種明らかな変化や、再調整および置換を行えるということを理解できるはずである。そのため、以上に実施例を参照しながら、本発明について詳しく説明したけど、本発明は以上に実施例だけに限定されず、本発明のアイディアを離れずに、もっと多くのその他の実施例を含むこともできる。本発明の保護範囲は、本書の特許請求の範囲によって決められる。
【符号の説明】
【0085】
1-設備支持台、2-シェイクユニット、3-キュベット移転ユニット、4-サンプルアーム、5-試薬アーム、6-試薬サイロユニット、7-液体パイプラインユニット、8-プレートスタックユニット、9-潜伏ユニット、10-検出ユニット、11-サンプル供給/回収ユニット、12-コンベアベルトユニット、13-検出エリア、14-保管エリア、15-未測定エリア、16-バーコード認識エリア、17-搬送エリア、
【0086】
201-試験管クランプ、202―外れ防止フレーム、203―シェイクモータ、204-Z軸モータ、205-Y軸モータ、
【0087】
301―キュベットラック、302-ハンドル、303-キュベットシート、304-スプリング、305-X方向モータ、306-Z方向モータ、307―可動キュベットラック、308-キュベットシートレール、309-ひきだし、310-ハンドル支持台、311-可動支持台、
【0088】
401-サンプルピン、402-衝突防止装置、403-攪拌装置、404-直流モータ、405-ピン洗いプール、406-エンコーダ、407-アームセット回転モータ、408-アームセット昇降モータ、409-セットアームモータ支持台、410-可動ロッド、411-サンプルピンシート、
【0089】
501-試薬ピン、502-廃棄液ピン、503-ダブルピンモータ、504-ダブルピンモータ支持台、505-レールモータ、506-試薬ピンポンプ、507-廃棄液ピンポンプ、508-ダブルピン支持台、509-レール支持台、
【0090】
601-放熱ファン、602-ラジエータ、603-試薬ボトル、604-試薬盤、605-ベアリング、606-サイロ本体、607-断熱綿、608-観察口、609- データコレクター、610-センサー、611-冷却チップ、612-エアダクト装置、
【0091】
701-第一ポンプ、702-第一バルブ、703-第一ピストンポンプ、704-第二ポンプ、705-第二バルブ、706-第二ピストンポンプ、707-第三ポンプ、708-第三バルブ、709-試薬ピンインタフェース、710-第四ポンプ、711-第四バルブ、712-第五ポンプ、713-第五バルブ、714-第六ポンプ、715-サンプルピンインタフェース、716-試薬盤インタフェース、717-廃棄液インタフェース、718-ジョイント、719-フィルター、720-浄水槽、721-洗剤槽、722-廃棄液槽、
【0092】
801-カードラック、802-カード取りアーム、803-カード取りフック、804-カード取り伸縮棒、805-カードシート、806-カード取りアーム支持台、807-押し棒、808-カードラックスキャナー、809-カードラックスキャナー支持台、
【0093】
901-潜伏ラック、902-サーモスタット、903-潜伏センサー、904-潜伏ラックモータ、905-潜伏ラックレール、
【0094】
1001-検出カードシート、1002-検出カードシート支持台、1003-検出装置、1004-廃棄物穴。
【国際調査報告】