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特表2024-543174ノード状態決定方法、ノード状態決定装置、電子機器及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-19
(54)【発明の名称】ノード状態決定方法、ノード状態決定装置、電子機器及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/04 20230101AFI20241112BHJP
【FI】
G06Q10/04
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024531552
(86)(22)【出願日】2022-11-03
(85)【翻訳文提出日】2024-06-17
(86)【国際出願番号】 CN2022129420
(87)【国際公開番号】W WO2023093488
(87)【国際公開日】2023-06-01
(31)【優先権主張番号】202111424211.4
(32)【優先日】2021-11-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ホォン,タオ
(72)【発明者】
【氏名】ション,ディエン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,チェン
(72)【発明者】
【氏名】シ,リンシュアン
【テーマコード(参考)】
5L010
【Fターム(参考)】
5L010AA04
(57)【要約】
本開示の実施例は、ノード状態決定方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供し、当該方法は、現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定することと、前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理することと、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新することと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定することと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理することと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新することと、を含むノード状態決定方法。
【請求項2】
前記の、現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定する前に、
プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定し、且つ前記連動標識に基づいて前記ノード属性情報を更新することで、前記ノード属性情報における連動標識に基づいて前記現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定することを更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記の、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定することは、
前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定することと、
前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、且つ前記第1の状態を前記連動標識とすることと、を含む請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定することは、
表示インタフェースにおけるチェックボックスコントロールに対するトリガ操作により、少なくとも1つのプロセスノードをボックス選択することと、
前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、前記第1の状態を前記連動標識とすることと、を含む請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの連動プロセスノードのノード属性情報の少なくとも1つの目標フィールドに目標内容を設定することを更に含む請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記目標フィールドは、ノード名フィールド、ノードフォームフィールド及びリンクフィールドを含み、前記の、少なくとも1つの連動プロセスノードのノード属性情報の少なくとも1つの目標フィールドに目標内容を設定することは、
前記ノード名フィールドにノード名情報を追加することと、
前記ノードフォームフィールドに連動結果設定項目を設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報に応じて前記結果設定項目の設定選択を決定することと、
前記リンクフィールドに少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクを設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクに基づいて対応する第三者プラットフォームにジャンプし、且つ前記第三者プラットフォームリンクにおけるロール情報に基づいて実行ユーザ情報を決定することと、を含む請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記の、現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定することは、
前記現在のプロセスノードに連動標識が存在すると決定したことに応答して、プロジェクトフローにおけるタスクフローノードである現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定することと、
前記現在のプロセスノードに関連付けられた少なくとも1つの第三者プラットフォームを含む前記連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出すことと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記の、前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理することは、
前記ノード属性情報に応じて前記連動プロセスノードに対応する少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定することと、
前記タスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信し、且つ前記ノード属性情報におけるロール情報に基づいて前記第三者プラットフォームにおける実行ユーザ情報を決定することで、前記実行ユーザ情報に基づいて前記タスク情報を処理することと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記目標状態は完成済み状態であり、前記の、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新することは、
受信された少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致することに応答して、前記ノード属性情報における連動結果設定項目のコンプライアンス項目をマークすることと、
前記コンプライアンス項目が既にマークされたことを検出したことに応答して、前記現在のプロセスノードのノード状態を完成済み状態に更新することと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項10】
現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定するように設定されているノード属性情報決定モジュールと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理するように設定されている第三者プラットフォーム決定モジュールと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新するように設定されているノード状態更新モジュールと、を含むノード状態決定装置。
【請求項11】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように設定されている記憶装置と、を含む電子機器であって、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが請求項1~9の何れか一項に記載のノード状態決定方法を実現する電子機器。
【請求項12】
コンピュータにより実行可能な命令を含む記憶媒体であって、前記コンピュータにより実行可能な命令は、コンピュータのプロセッサにより実行される時に、請求項1~9の何れか一項に記載のノード状態決定方法を実行するように設定されている記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年11月26日に中国特許局に提出され、出願番号が202111424211.4である中国特許出願の優先権を主張し、当該出願の全ての内容は援用により本願に組み込まれる。
【0002】
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、例えばノード状態決定方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、企業が市場又はユーザのニーズに応じて業務を展開する時に、業務の具体的な仕事内容を整理・企画するために、まずプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて当該業務に対応するプロジェクトフローを構築する必要があり、構築されたプロジェクトフローにより複数の段階の仕事内容を明確にする。
【0004】
関連技術では、業務の推進過程で、一部の段階の仕事は第三者プラットフォームで完成する必要がある可能性があるが、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて、これらの段階は第三者プラットフォームの処理結果により直接駆動することができず、第三者プラットフォームの関連責任者が仕事を処理し終わった後に、処理結果を元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームに重複記録する必要があり、過程が非常に繁雑であり、プロジェクトの推進効率が低下してしまう。
【発明の概要】
【0005】
本開示の実施例は、ノード状態決定方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供し、第三者プラットフォームに元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームの関連するノードを直接駆動する能力を付与し、複数のプラットフォームの間のシステム間連動が実現される。
【0006】
第1の態様では、本開示の実施例は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定することと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理することと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新することと、を含む。
【0007】
第2の態様では、本開示の実施例は、ノード状態決定装置を更に提供し、当該装置は、
現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定するように設定されているノード属性情報決定モジュールと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理するように設定されている第三者プラットフォーム決定モジュールと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新するように設定されているノード状態更新モジュールと、を含む。
【0008】
第3の態様では、本開示の実施例は、電子機器を更に提供し、前記電子機器は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように設定されている記憶装置と、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが本開示の実施例の何れか一項に記載のノード状態決定方法を実現する。
【0009】
第4の態様では、本開示の実施例は、コンピュータにより実行可能な命令を含む記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータにより実行可能な命令は、コンピュータのプロセッサにより実行される時に、本開示の実施例の何れか一項に記載のノード状態決定方法を実行するように設定されている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
全ての図面において、同じ又は類似する図面符号は、同じ又は類似する要素を表す。図面は概略的なものであり、素子及び要素は必ず縮尺通りに描かれているわけではないことを理解すべきである。
【0011】
図1】本開示の一実施例により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図である。
図2】本開示の別の実施例2により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図である。
図3】本開示の一実施例により提供されるノード連動標識を設定するための情報編集ページである。
図4】本開示の一実施例により提供されるチェックボックスコントロールによりスイッチをバッチ設定するページである。
図5】本開示の一実施例により提供される連動プロセスノードのノード属性情報編集ページである。
図6】本開示の別の実施例により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図である。
図7】本開示の一実施例により提供されるノード状態決定装置の構造ブロック図である。
図8】本開示の一実施例により提供される電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本開示の方法の実施形態に記載の複数のステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことを理解されたい。また、方法の実施形態には追加のステップが含まれてもよく、及び/又は示されたステップを省略して実行してもよい。本開示の範囲は、この面で制限されていない。
【0013】
本明細書に使用される「含む」という用語及びその変形は、非制限的な「含む」であり、即ち、「…を含むが、それ(ら)に限定されない」である。「に基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」である。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を表す。「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表す。「幾つかの実施例」という用語は、「少なくとも幾つかの実施例」を表す。他の用語の関連する定義は、下記の記載で与えられる。
【0014】
なお、本開示において言及される「第1」、「第2」などの概念は、ただ異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール又はユニットにより実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0015】
なお、本開示において言及される「1つ」、「複数」の修飾は、例示的なものであり、限定的なものではなく、当業者に理解されるように、文脈において別途明確に指摘しなければ、「1つ又は複数」であると理解すべきである。
【0016】
図1は、本開示の一実施例により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図であり、本実施例は、関連技術におけるプロジェクトプロセス管理プラットフォームに基づいて、プロジェクトフローにおける第三者プラットフォームと連動する必要のあるノードを処理する場合に適用可能であり、当該方法は、ノード状態決定装置により実行可能であり、当該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの形で実現可能であり、当該ハードウェアは、移動端末、PC又はサーバなどの電子機器であってもよい。
【0017】
本技術的解決手段を紹介する前に、まず適用シナリオを例示的に説明することができ、本技術的解決手段は、関連技術におけるプロジェクトプロセス管理プラットフォームに基づいて、プロジェクトフローにおける第三者プラットフォームと連動する必要のあるノードを処理する任意のシナリオに適用可能である。例えば、あるプロジェクトに対して作成されたプロジェクトフローにおいて、一部の段階の仕事について、関連ユーザが第三者プラットフォームによって処理してから、処理結果を元のプラットフォームに重複して記入する必要があり、この場合、本技術的解決手段に基づいてプロジェクトフローにおいて上記段階に対応するノードを自動的に決定し、且つそのノード属性情報を得て、更にノード属性情報に基づいて第三者プラットフォームに仕事タスクを送信し、最後に第三者プラットフォームのフィードバックによりプロジェクトフローノードの処理の自動的なシステム間連動を実現することができる。
【0018】
図1のように、本実施例の方法は、S110~S130を含む。
【0019】
S110において、現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、連動プロセスノードのノード属性情報を決定する。
【0020】
企業が特定の製品又は業務に対して確立したプロジェクトについて、関連スタッフは、プロジェクトの実際の仕事内容に対して対応するプロジェクトプロセスを構築することで、プロジェクトを実施した後にその中の複数の段階を把握する必要がある。例えば、企業は、インターネット製品に対して対応するプロジェクトプロセスを策定することができ、その中には、プロジェクトの起動、コンプライアンス評価、開発・テスト及び発行などの複数の段階が含まれ、その中の各段階のいずれにも、具体的な仕事内容が関連付けられている。
【0021】
本実施例において、プロジェクトプロセスのデジタルキャリアは、プロジェクトフローである。プロジェクトフローは、少なくともプロジェクトプロセスにおける複数の仕事段階、及び複数の仕事段階の間の関連関係を反映できることが理解される。実際の適用過程で、プロジェクトプロセス管理の需要に応じて、特定のプラットフォーム又はシステムでプロジェクトフローを生成することができる。例えば、プロジェクトフローを生成するためのプラットフォーム又はシステムによって、関連スタッフは、一定の分割ルールに従って、プロジェクト全体のスキームを複数の段階に分割することができ、それによりフローチャート形式のプロジェクトフローを生成し、生成されたプロジェクトフローを特定の記憶スペース内に記憶して、特定のページに展示する時又は当該プロジェクトフローを処理する時に呼び出す。
【0022】
例えば、プラットフォーム又はシステムで生成されたプロジェクトフローに複数のプロセスノードが含まれる。当業者に理解されるように、実際のプロジェクトの複数の段階のいずれにも、特定の実行者及びこの段階の実行内容に対応する主旨を関連付けることができ、プロジェクトフローでは、上記複数の段階に関連付けられた情報のキャリアは複数のプロセスノードである。同時に、1つのプロセスノードは、プロジェクトにおける1つの段階に対応してもよいし、プロジェクトの単一の段階における1つのステップに対応してもよい。例えば、あるプロジェクトのプロセスノードは、ニーズ提出ノード、審査ノード、コンプライアンス評価ノード、開発ノード、テストノード及びリリースノードを含む。そのうち、ニーズ提出ノード、審査ノード、コンプライアンス評価ノードは、プロジェクトの起動段階に対応し、開発ノード、テストノードは、プロジェクトの開発・テスト段階に対応し、リリースノードは、プロジェクトの発行段階に対応する。
【0023】
プロジェクト推進過程で、一部の段階の仕事に対して第三者プラットフォームを導入する必要がある可能性があり、例えば、プロジェクトプロセスはこの段階に回した場合、対応する仕事タスクは、関連責任者により第三者プラットフォームに基づいて完成し、且つ処理結果を第三者プラットフォームから元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムに溯る必要がある。これに基づき、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムで構築されたプロジェクトフローにとって、これらの段階に対応するプロセスノードは連動プロセスノードである。理解できるように、プロジェクトフローにおけるあるノードが連動プロセスノードである場合、当該ノードに対応する仕事タスクを処理するには特定の第三者プラットフォームに基づく必要があることを少なくとも表すことができる。なお、連動プロセスノードは1つであってもよく、複数であってもよく、プロセスノードが連動プロセスノードであるか否かは、当該ノードに対応する仕事タスクが第三者プラットフォームに基づいて完成する必要があるか否かによるものである。上記例をもって説明し続け、ニーズ提出ノード、審査ノード、開発ノード、テストノード及びリリースノードに対しても、各段階の責任者は、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムに基づいて関連する仕事タスクを処理することができる。しかしながら、コンプライアンス評価ノードにとって、当該ノードに対応するコンプライアンス評価タスクは、評価チームが第三者プラットフォームを利用して完成する必要があるため、当該ノードは連動プロセスノードである。
【0024】
本実施例において、手動で又は自動的に現在のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにおける複数のプロセスノードを探索することで、その中の連動プロセスノードを決定することができる。例えば、プラットフォーム又はシステムは、自動的に現在のプロジェクトフローにおける複数のノードが連動ラベルを持っているか否かを検出し、更に連動ラベルを持っているノードを連動プロセスノードとして決定することができる。当業者に理解されるように、連動プロセスノードを決定する手段は様々であり、本開示の実施例においてここで具体的に限定しない。
【0025】
本実施例において、プロジェクトフローを構築するための元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステム内に予めノード情報編集ページを開発して設定することができる。
【0026】
例えば、特定のページに、あるプロジェクトに対応するプロジェクトフローを展示した後、ユーザがプロジェクトフローにおける1つのプロセスノードを選定したことを検出した場合、対応するノード情報編集ページを表示することをトリガすることができる。ノード情報編集ページに当該プロセスノードのノード属性情報が表示されていると同時に、当該ページにはこれらのノード属性情報に対する編集機能が提供されていることが理解される。ノード属性情報は、プロジェクトの複数の段階のスタッフ及び仕事内容を反映する情報であってもよく、例えば、ノード属性情報には、ノード標識、ノード名、ノード連携ユーザ、ノード実行時間長、ノード操作タイプ、ノードイベント及び連動ラベルなどの多次元の情報を含むことができる。
【0027】
なお、現在のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムは、ノード属性情報に応じて、複数のノードが連動プロセスノードであるか否かを決定することができるだけでなく、当該ノードに関与する第三者プラットフォームの関連情報を決定することもできる。上記例をもって説明し続け、プラットフォーム又はシステムにおいてコンプライアンス評価ノードが連動プロセスノードであると決定した後、更にプロジェクトに対するコンプライアンス審査を担当するチーム、及び当該チームが使用する、プロジェクトが法令遵守であるか否かを審査するとともに関連するレポートを生成するための第三者プラットフォームを決定することができる。
【0028】
S120において、ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ連動プロセスノードに対応するタスク情報を少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームがタスク情報を処理する。
【0029】
本実施例において、プロジェクトフローにおける連動プロセスノード及びそれに対応するノード属性情報を決定した後、ノードの仕事タスクを処理する第三者プラットフォームを決定することができる。第三者プラットフォームは、現在のプロジェクトプロセス管理プラットフォームと通信・インタラクションするプラットフォームであってもよい。同時に、プロジェクト関連仕事タスクを処理するツールとして、第三者プラットフォームは、同様に開発、技術運用及び品質保証部門の間のコミュニケーション、連携と統合を促進する機能を有する。第三者プラットフォームは、それ自身のシステム内にデータ処理と命令伝達を実現することができるだけでなく、外部プラットフォーム又はシステムと通信・インタラクションすることもできると理解してよい。なお、単一の連動プロセスノードにとって、ノードに関与する第三者プラットフォームは1つであってもよく、複数であってもよく、その具体的な数は、当該ノードに対応する具体的な仕事内容によるものである。
【0030】
本実施例において、連動プロセスノードのために当該ノードに対応する1つ又は複数の第三者プラットフォームを決定した後、プロジェクトフローのシステム間連動を実現するために、当該ノードに対応するタスク情報を第三者プラットフォームに送信する必要がある。当業者に理解されるように、当該ノードのタスク情報は、ノード属性情報における内容(例えばノード実行時間長、ノードイベントなど)であってもよく、現在のプロジェクトフローに基づいて当該ノードに伝達されるドキュメントファイル又はマルチメディア情報であってもよく、具体的なタスク情報は、実際の状況に応じて選択すべきであり、本開示の実施例においてここで具体的に限定しない。例えば、少なくとも1つの第三者プラットフォームは連動プロセスノードのタスク情報を受信した後に、人為的又は自動的に当該ノードに対応する仕事タスクを処理することができる。
【0031】
上記例をもって説明し続け、プロジェクトフローにおけるコンプライアンス評価ノードが連動プロセスノードであると決定し、同時に当該ノードのノード属性情報を決定した場合、タスク情報及び評価対象ファイルを対応する第三者プラットフォームに送信することができ、評価チームが第三者プラットフォームにログインした後、当該プラットフォームに基づいて評価対象ファイルを評価して、更に対応する評価レポートを発行することができる。
【0032】
当業者に理解されるように、ユーザが第三者プラットフォームに基づいて連動プロセスノードに対応するタスク情報を処理する仕事は、プロジェクト管理の要求及び実際の仕事内容に応じて実行する必要があり、上記例における「ファイルを評価して評価レポートを発行する」という形に限定されるわけではない。
【0033】
S130において、少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つフィードバック情報に基づいて現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新する。
【0034】
本実施例において、少なくとも1つの第三者プラットフォームで連動プロセスノードのタスク情報に基づいて対応する処理操作を実行した後に、プロジェクトフローのシステム間連動を実現するために、更に処理結果をフィードバックする必要がある。例えば、第三者プラットフォーム内で生成された処理結果を統合して保存し、処理結果を元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにフィードバックすることができる。
【0035】
元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムは、プロジェクトフローにおける複数のプロセスノードのためにノード状態を設定することができる。プロジェクトフローにおける複数のノードの状態情報は、プロジェクトの進捗及びこの段階の仕事タスクの完成状況を反映するために用いられることが理解される。例えば、複数のノードのためにノード状態情報を特徴付ける標識を設定することができ、例えば、チェックマークの付いた丸標識は、当該ノードに対応するタスク又はイベントが既に実行済みであり、且つ関連する授権ユーザによりレビューされたことを表し、黒色の丸標識は、当該ノードに対応するタスク又はイベントがまだ完成しておらず、且つ当該タスク又はイベントに予め割り当てられた仕事期限が切れており、重視すべきであることを表し、斜線で充填された丸標識は、現在プロジェクトでは当該ノードに対応するタスク又はイベントを実行していることを表し、灰色の丸標識は、プロジェクトの実行フローがまだ当該ノードに流れておらず、即ち、当該ノードに関連付けられる前のノードのタスク又はイベントがまだ完成しておらず、当該ノードのタスク又はイベントをトリガできないことを表す。
【0036】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームは、第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信した後、フィードバック情報に基づいて連動プロセスノードのノード状態を更新することができる。フィードバック情報に基づいて更新された後のノード状態は、連動プロセスノードの目標状態であることが理解される。上記例をもって説明し続け、評価チームが第三者プラットフォームにおいてプロジェクトの評価対象ファイルに評価処理を行った後、評価レポートを発行し、且つ「評価済みで、プロジェクトが法令遵守である」又は「評価済みで、プロジェクトが法令遵守ではない」といった形式のキーフィールドを生成し、更に上記評価レポート及びキーフィールドをフィードバック情報として元のプロジェクトプロセス管理システムにフィードバックすることができる。元のプラットフォーム又はシステムは、受信したフィードバック情報に基づいてコンプライアンス評価ノードのノード状態を更新し、即ち、コンプライアンス評価ノードの「処理中」のノード状態を「処理済み」のノード状態に更新することができる。同時に、受信したフィードバック情報に「評価済みで、プロジェクトが法令遵守である」というキーフィールドが含まれる場合、当該キーフィールドに基づいてプロジェクトの仕事を駆動して、次のノード(即ち、開発ノード)の仕事タスクをトリガすることができる。受信したフィードバック情報に「評価済みで、プロジェクトが法令遵守ではない」というキーフィールドが含まれる場合、プロジェクトの仕事タスクの流れを直接終止させることができる。
【0037】
なお、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにおける連動プロセスノードにとって、フィードバック情報の受信タイミング及びトリガメカニズムは、実際の状況に応じて設定することができる。同様に、フィードバック情報に基づいて更新して得られたノードの目標状態は、プロジェクト管理のニーズに応じて設定されてもよく、本開示の実施例においてここで具体的に限定しない。
【0038】
本実施例の技術的解決手段によれば、現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、連動プロセスノードのノード属性情報を決定し、これによって業務のこの段階における関連仕事内容を明確にし、ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ連動プロセスノードに対応するタスク情報を少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームがタスク情報を処理し、少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つフィードバック情報に基づいて現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新し、自動的に仕事情報を複数のプラットフォームの間で伝達して同期することで、第三者プラットフォームに元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームの関連ノードを直接駆動する能力を付与し、複数のプラットフォームの間のシステム間連動を実現するだけでなく、更にユーザがタスクを処理する時に複数のプラットフォームの間で繰り返して切り替えるとともに情報を複数回記入するという繁雑な過程が回避され、プロジェクト推進効率が高められる。
【0039】
図2は、本開示の別の実施例により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図である。前述した実施例を基に、プロジェクトを正式に実施する前に、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにより提供されるコントロール及びフィールドに基づいて第三者プラットフォームが関与するプロセスノードを設定することで、元のプラットフォームがプロジェクト推進過程で第三者システムと連動することができ、設定過程で、複数のプロセスノードに評価スイッチをバッチ設定することで、複数のプロセスノードに対する設定機能の統合が実現され、プロジェクトフローの設定段階における処理効率が高められる。その例示的な実施形態は、本実施例の技術的解決手段を参照することができる。上記実施例と同じ又は対応する技術用語は、ここで繰り返して説明しない。
【0040】
図2に示すように、この方法は、以下のステップS210~ステップS250を含む。
【0041】
S210において、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定し、且つ連動標識に基づいてノード属性情報を更新することで、ノード属性情報における連動標識に基づいて現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定する。
【0042】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにおいてプロセスノードの仕事タスクのシステム間連動を実現するために、プロジェクトを正式に実施する(即ち、プロジェクトフローにおける複数のプロセスノードに対応する仕事タスクを実行する)前に、まず第三者プラットフォームが関与するプロセスノードを設定する必要があり、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにとって、ユーザに手動で又は自動的に関連ノードに連動標識を設定するルートを提供することができる。連動標識は、当該ノードに対応する仕事タスクが関連人物により第三者プラットフォームに基づいて処理されて完成する必要があることを特徴付けることが理解される。以下、図3における元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームでプロセスノードに連動標識を設定する情報編集ページに合わせて具体的に説明する。
【0043】
図3を参照し、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定する過程で、少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、且つ第1の状態を連動標識とすることができる。
【0044】
例えば、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて、ニーズ管理機能により図3に示される情報編集ページに入った後、ノードの名称、関連する説明及び当該ノードのニーズドキュメントを編集することができるだけでなく、プラットフォームにて提供される評価スイッチによりノードの連動標識のために設定することもできる。評価スイッチは、当該プロセスノードに対応する仕事タスクが第三者プラットフォームに基づいて処理される必要があるか否かを決定するコントロールであり、プロジェクトの実質的な仕事内容にとって、評価スイッチは、プロジェクト推進過程で企業のために関連するリスクを避け、企業の安全システムを強めるように、評価チームにより当該段階の仕事タスクに安全コンプライアンス評価処理を行う必要があるか否かを決定するために用いられる。当該コントロールは、データと方法のパッケージとして、少なくともノードに連動標識を設定するか又は取り消す機能を有する。評価スイッチがオンにされる場合、プラットフォームは当該プロセスノードに連動標識を付け、当該ノードの仕事タスクに評価処理を行うために第三者プラットフォームを導入する必要があることを特徴付け、評価スイッチがオフにされる場合、プラットフォームは当該プロセスノードに連動標識を付けず、又は、ノードが既に持っている連動標識を取り消し、当該ノードの仕事タスクに評価処理を行うために第三者プラットフォームを導入する必要がないことを特徴付けると理解してよい。
【0045】
実際の適用過程で、評価スイッチがオンにされる状態を第1の状態とすることができ、即ち、プロセスノードが第1の状態にある場合、当該ノードに対応する仕事タスクに安全コンプライアンス評価処理を行うために第三者プラットフォームを導入する必要がある。同時に、元のプロジェクトプロセス管理システムにおいて、評価スイッチがオンにされる状態のバックグラウンドにおける対応するプログラムコード(例えば、「ドッキング標識=legal」)は、当該プロセスノードの連動標識とすることができる。
【0046】
本実施例において、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定する過程で、更に情報編集ページにおいて複数のプロセスノードに評価スイッチを設定することができる。例えば、表示インタフェースにおけるチェックボックスコントロールに対するトリガ操作により、少なくとも1つのプロセスノードをボックス選択し、少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、第1の状態を連動標識とする。以下、図4におけるチェックボックスコントロールによりスイッチをバッチ設定するページに合わせて具体的に説明する。
【0047】
図4を参照し、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて、ニーズ管理機能により図4に示される情報編集ページに入った後、ユーザは、プラットフォームで開発されたチェックボックスコントロールにより複数のプロセスノードにボックス選択操作を行うことができる。図4に示すように、ユーザは、チェックボックスコントロール又はスイッチに基づいて、安全コンプライアンス評価ノード及び安全技術審査ノードを同時にボックス選択することができる。元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームがユーザのチェック選択トリガ操作を検出した後、対応する情報編集ページにおいて、ユーザにより選択された複数のプロセスノードを適応的に表示することができ、更に複数のプロセスノードに評価スイッチ(即ち、図中の安全コンプライアンス評価スイッチ及び安全技術審査スイッチ)を設定する。図3の説明から理解できるように、図4における安全コンプライアンス評価スイッチ及び安全技術審査スイッチが全てオンにされる場合、プロセスノードが第1の状態にあり、当該プロジェクトが後続の推進過程で少なくとも第三者プラットフォームに基づく安全コンプライアンス評価処理、及び同一又は他の第三者プラットフォームに基づく安全技術審査処理を必要とすることを表す。
【0048】
本実施例において、複数のプロセスノードに評価スイッチをバッチ設定することで、複数のプロセスノードに対する設定機能の統合を実現し、プロジェクトフローの設定段階における処理効率を高めることができる。
【0049】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて、評価スイッチに基づいて1つ又は複数のプロセスノードに連動標識を設定した後に、バックグラウンドで連動標識とされるプログラムフィールドに基づいてプロセスノードのノード属性情報を更新することができる。これを基に、後続のプロジェクト推進過程で、仕事タスクが当該プロセスノードに流れた場合、プラットフォームは更新後のノード属性情報に応じて当該ノードが連動プロセスノードであると判定することができる。
【0050】
S220において、少なくとも1つの連動プロセスノードのノード属性情報の少なくとも1つの目標フィールドに目標内容を設定する。
【0051】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて、第三者プラットフォームに基づいて評価処理を行う必要のあるプロセスノードに連動標識を付け、それを連動プロセスノードとした後、プラットフォーム間連動の過程で具体的なデータ及び情報の伝達を実現するために、更に元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームに基づいて連動プロセスノードのノード属性情報における目標フィールドを設定する必要がある。例えば、ノード属性情報における目標フィールドに含まれるノード名フィールド、ノードフォームフィールド及びリンクフィールドを編集することができる。以下、図5の連動プロセスノードのノード属性情報の設定ページに合わせて目標内容の編集過程を説明する。
【0052】
図5を参照し、連動プロセスノードのノード属性情報編集ページに基づき、ノード名フィールドにノード名情報を追加し、ノードフォームフィールドに連動結果設定項目を設定することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報に応じて結果設定項目の設定選択を決定し、リンクフィールドに少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクを設定することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクに基づいて対応する第三者プラットフォームにジャンプし、且つ第三者プラットフォームリンクにおけるロール情報に基づいて実行ユーザ情報を決定することができる。
【0053】
例えば、ノード名は、プロジェクトの当該ノードで完成する必要のあるイベントを反映し、キーフィールドであってもよい。図5に示される「安全技術審査」は、当該段階で当該プロジェクトの安全技術審査に関連する仕事を完成させる必要があることを表し、プロジェクトの段階を命名することで、ユーザに当該ノードに対応するプロジェクトタスクの段階を直感的に展示しやすく、同時にユーザとプロジェクトフローを生成するプラットフォーム又はシステムとのインタラクションにも寄与する。
【0054】
ノードフォームは、当該ノード連動結果に関連する内容を含み、ノードフォームの内容を設定することで、少なくとも当該ノードで第三者プラットフォームのフィードバック情報に基づいて仕事タスクの処理結果を決定することができる。図5に示すように、ノードフォームに安全技術審査仕事タスクの責任者を設定することができ、当該タスクがどのユーザにより処理されることを明確にする。本実施例において、当該タスクの責任者は実行ユーザであり、責任者フィールドに記入された情報は実行ユーザ情報であることが理解される。同時に、後続のプロジェクト推進過程で受信した審査結果を「安全技術審査結論」の設定項目に導入することができる(審査結論が導入されていない場合、関連ステータスバーに「処理中」を表示することができる)。
【0055】
例えば、連動プロセスノードの属性情報編集ページに基づいて、安全技術チケットリンクを設定してもよい。当該リンクが第三者プラットフォームの接続であり、当該タスクがどのプラットフォームに基づいて処理される必要があるか、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームがどの第三者プラットフォームと通信・インタラクションする必要があるかを表す(第三者プラットフォームが決定されていない場合、関連するステータスバーに「評価予定」を表示することができる)ことが理解される。例えば、安全技術審査タスクにリンクフィールドを設定した後、後続のプロジェクト推進過程で、プロジェクトニーズを決定し、複数の審査対象ファイルを生成し、且つ安全技術審査ノードに流れた場合、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームは、当該連動プロセスノードのリンクフィールドにより審査タスクを実行するための第三者プラットフォームを決定し、更に自動的に第三者プラットフォームにジャンプすることができる。同時に、上記複数の審査対象ファイルを第三者プラットフォームに伝達し、「安全技術審査責任者」の項目で指定されたユーザにより関連ファイルを審査する。
【0056】
S230において、現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、連動プロセスノードのノード属性情報を決定する。
【0057】
S240において、ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ連動プロセスノードに対応するタスク情報を少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームがタスク情報を処理する。
【0058】
S250において、少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つフィードバック情報に基づいて現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新する。
【0059】
本実施例の技術的解決手段によれば、プロジェクトを正式に実施する前に、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにより提供されるコントロール及びフィールドに基づいて第三者プラットフォームが関与するプロセスノードを設定することで、元のプラットフォームがプロジェクト推進過程で第三者システムと連動することができ、設定過程で、複数のプロセスノードに評価スイッチをバッチ設定することで、複数のプロセスノードに対する設定機能の統合が実現され、プロジェクトフローの設定段階における処理効率が高められる。
【0060】
図6は、本開示の別の実施例により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図である。前述した実施例を基に、プロジェクト推進段階で、連動プロセスノードを確認し、且つ対応するノード属性情報を呼び出し、例えば、ノードに関連する第三者プラットフォームを決定し、且つ第三者プラットフォームによってノードの仕事タスクを処理し、最後に第三者プラットフォームのフィードバックに基づいてコンプライアンス項目をマークし、関連するコンプライアンス評価仕事のシステム間連動を実現する。その例示的な実施形態は、本実施例の技術的解決手段を参照することができる。上記実施例と同じ又は対応する技術用語は、ここで繰り返して説明しない。
【0061】
図6に示すように、この方法は、以下のステップS310~ステップS330を含む。
【0062】
S310において、現在のプロセスノードに連動標識が存在する場合、現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定し、連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出す。
【0063】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムがプロジェクトのために対応するプロジェクトフローを構築し、且つ本開示の実施例2の技術案に基づいて複数の連動プロセスノードに対して設定した後、プロジェクトフローにおけるタスクフローノードに従ってプロジェクトを実施するとともに、プロジェクトの複数の段階の仕事を推進することができる。タスクがあるタスクフローノードに流れた場合、当該タスクフローノードは現在のノードとすることができる。同時に、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにとって、プロジェクトフローにおける現在のタスクフローノードは現在のプロセスノードである。
【0064】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムがプロジェクトの推進状況に基づいて現在のプロセスノードを決定した場合、設定段階における当該ノードの評価スイッチの設定状況に応じて当該ノードが連動プロセスノードであるか否かを判定することができる。例えば、当該プロセスノードの設定段階で安全コンプライアンス評価スイッチを起動した後、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームは、スイッチのバックグラウンドでのプログラムフィールドに基づいて当該プロセスノードが連動プロセスノードであると判定することができる。即ち、当該ノードに対応する仕事タスクは、関連人物により第三者プラットフォームに基づいて評価処理を実行する必要がある。
【0065】
例えば、現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると判定した後、当該ノードの仕事タスクの依存する第三者プラットフォームを明確にするために、当該連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出す必要もある。本開示の実施例2の技術案から分かるように、プロセスノードが連動プロセスノードである場合、そのノード属性情報には現在のプロセスノードに関連付けられた少なくとも1つの第三者プラットフォームが含まれる。
【0066】
S320において、ノード属性情報に応じて連動プロセスノードに対応する少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、タスク情報を少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信し、且つノード属性情報におけるロール情報に基づいて第三者プラットフォームにおける実行ユーザ情報を決定することで、実行ユーザ情報に基づいてタスク情報を処理する。
【0067】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームが連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出した後、その中のリンクフィールドに基づいて第三者プラットフォームのアドレスを決定することができ、更に当該ノードに対応するタスク情報を第三者プラットフォームに送信する。同時に、ノード属性情報におけるロール情報に基づき、設定段階で当該ノードに対応する仕事タスクに割り当てられた実行ユーザを決定し、即ち、どのユーザ又はどのチームが第三者プラットフォームでプロジェクトの当該段階の仕事タスクを処理するかを決定することができる。
【0068】
例示的に、プロジェクトの安全コンプライアンス評価タスクを処理する第三者プラットフォームを決定した後、プロジェクトに関連する評価対象ファイルを第三者プラットフォームに関連付けられたサーバに送信し、且つ元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームから第三者プラットフォームにジャンプすることができる。同時に、ノード属性情報におけるロール情報に基づき、企業評価チームの標識を決定することができ、更に当該評価チームを安全コンプライアンス評価タスクの実行者とし、即ち、評価チームにより第三者プラットフォームで関連ファイルに評価レビューを行う。
【0069】
S330において、受信された少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致する場合、ノード属性情報における連動結果設定項目のコンプライアンス項目をマークし、コンプライアンス項目が既にマークされたことを検出した場合、現在のプロセスノードのノード状態を完成済み状態に更新する。
【0070】
本実施例において、実行ユーザが第三者プラットフォームによって連動プロセスノードに関連するタスクを処理し終わり、処理結果を得た後、処理結果に基づいてフィードバック情報を生成し、且つ元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにフィードバックすることができる。同時に、元のプラットフォームにおいて1つ又は複数のフィードバック情報を予め設定することができ、これらの情報は、当該ノードの仕事タスクの1つ又は複数の可能な処理結果を反映するために用いられるだけでなく、実際に受信したフィードバック情報とマッチングするためにも用いられる。
【0071】
例えば、元のプラットフォームでフィードバック情報のマッチングにより受信したフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致すると判定した場合、連動結果設定項目におけるコンプライアンス項目をマークすることができる。連動結果におけるコンプライアンス項目は、評価結果が法令遵守であるか否かを特徴付ける項目であり、当該項目により当該ノードの仕事タスクが完成したか否かを決定することができ、更にノード状態を更新することができる。
【0072】
例えば、連動プロセスノードである安全コンプライアンス評価ノードにとって、その連動結果設定項目は、プラットフォームで予め開発されたコンプライアンス状態情報表示ボックスであってもよく、受信したフィードバック情報の「評価済みで、プロジェクトが法令遵守である」が所定のフィードバック情報の「評価済みで、プロジェクトが法令遵守である」と一致する場合、コンプライアンス状態情報表示ボックス内に「評価にパス」という情報を表示することができ、これにより、評価タスクに対するマークが実現される。例えば、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームは、コンプライアンス状態情報表示ボックス内のマークにより安全コンプライアンス評価ノードのノード状態を更新し、即ち、「処理中」状態から「完成済み」状態に更新することができる。
【0073】
それに対して、受信したフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致しない場合、ノード状態を更新せず、且つユーザに提示し、例えば、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームの関連ページに「安全コンプライアンス評価にパスしていない」などの提示情報を表示する。
【0074】
なお、連動プロセスノードにとって、そのノード流れ形態は、少なくとも自動完成、一人確認完成及び複数人確認完成の3つの形態に設定可能である。例えば、連動プロセスノードに対応する仕事タスクに1つの第三者プラットフォームが関連付けられる可能性があるだけでなく、複数の第三者プラットフォームが関連付けられる可能性もある場合、設定段階で当該ノードのために上記流れ形態のうちの1つを設定することができる。ノード流れ形態が自動完成に設定された場合、当該ノードで第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ当該情報が所定のフィードバック情報と一致すると判定した場合、プロジェクトの仕事が次のノードに流れるように自動的に駆動することを表し、一人確認完成に設定された場合、当該ノードの仕事タスクに関与する第三者プラットフォームが1つ又は複数であっても、そのうちの1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報のみを受信し、且つ当該情報が所定のフィードバック情報と一致すると判定した場合、プロジェクトの仕事が次のノードに流れるように駆動し、それに対して、複数人確認完成に設定され、且つノードの仕事タスクに複数の第三者プラットフォームが関与する場合、全てのプラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ全ての情報が所定のフィードバック情報と一致する場合に限って、プロジェクトの仕事が次のノードに流れるように駆動する。
【0075】
本実施例の技術的解決手段によれば、プロジェクト推進段階で、連動プロセスノードを確認し、且つ対応するノード属性情報を呼び出し、例えば、ノードに関連する第三者プラットフォームを決定し、且つ第三者プラットフォームによってノードの仕事タスクを処理し、最後に第三者プラットフォームのフィードバックに基づいてコンプライアンス項目をマークし、関連するコンプライアンス評価仕事のシステム間連動を実現する。
【0076】
図7は、本開示の実施例により提供されるノード状態決定装置の構造ブロック図であり、本開示の任意の実施例により提供されるノード状態決定方法を実行することができ、方法を実行するために対応する機能モジュール及び有益な効果を有する。図7に示すように、当該装置は、ノード属性情報決定モジュール410、第三者プラットフォーム決定モジュール420及びノード状態更新モジュール430を含む。
【0077】
ノード属性情報決定モジュール410は、現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定するように設定されている。
【0078】
第三者プラットフォーム決定モジュール420は、前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理するように設定されている。
【0079】
ノード状態更新モジュール430は、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新するように設定されている。
【0080】
上記複数の技術的解決手段を基に、ノード状態決定装置は、ノード属性情報更新モジュールを更に含む。
【0081】
ノード属性情報更新モジュールは、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定し、且つ前記連動標識に基づいて前記ノード属性情報を更新することで、前記ノード属性情報における連動標識に基づいて前記現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定するように設定されている。
【0082】
例えば、ノード属性情報更新モジュールは、更に、前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、且つ前記第1の状態を前記連動標識とするように設定されている。
【0083】
例えば、ノード属性情報更新モジュールは、更に、表示インタフェースにおけるチェックボックスコントロールに対するトリガ操作により、少なくとも1つのプロセスノードをボックス選択し、前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、前記第1の状態を前記連動標識とするように設定されている。
【0084】
上記複数の技術的解決手段を基に、ノード状態決定装置は、目標内容設定モジュールを更に含む。
【0085】
目標内容設定モジュールは、前記少なくとも1つの連動プロセスノードのノード属性情報の少なくとも1つの目標フィールドに目標内容を設定するように設定されている。
【0086】
上記複数の技術的解決手段を基に、前記目標フィールドは、ノード名フィールド、ノードフォームフィールド及びリンクフィールドを含む。
【0087】
例えば、目標内容設定モジュールは、更に、前記ノード名フィールドにノード名情報を追加し、前記ノードフォームフィールドに連動結果設定項目を設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報に応じて前記結果設定項目の設定選択を決定し、前記リンクフィールドに少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクを設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクに基づいて対応する第三者プラットフォームにジャンプし、且つ前記第三者プラットフォームリンクにおけるロール情報に基づいて実行ユーザ情報を決定するように設定されている。
【0088】
上記複数の技術的解決手段を基に、ノード属性情報決定モジュール410は、連動プロセスノード決定ユニット及びノード属性情報呼び出しユニットを含む。
【0089】
連動プロセスノード決定ユニットは、前記現在のプロセスノードに連動標識が存在する場合、現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定するように設定され、前記現在のプロセスノードは、プロジェクトフローにおけるタスクフローノードである。
【0090】
ノード属性情報呼び出しユニットは、前記現在のプロセスノードに関連付けられた少なくとも1つの第三者プラットフォームを含む前記連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出すように設定されている。
【0091】
上記複数の技術的解決手段を基に、第三者プラットフォーム決定モジュール420は、第三者プラットフォーム決定ユニット及び実行ユーザ情報決定ユニットを含む。
【0092】
第三者プラットフォーム決定ユニットは、前記ノード属性情報に応じて前記連動プロセスノードに対応する少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定するように設定されている。
【0093】
実行ユーザ情報決定ユニットは、前記タスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信し、且つ前記ノード属性情報におけるロール情報に基づいて前記第三者プラットフォームにおける実行ユーザ情報を決定することで、前記実行ユーザ情報に基づいて前記タスク情報を処理するように設定されている。
【0094】
上記複数の技術的解決手段を基に、前記目標状態は、完成済み状態である。
【0095】
上記複数の技術的解決手段を基に、ノード状態更新モジュール430は、マークユニット及びノード状態更新ユニットを含む。
【0096】
マークユニットは、受信された少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致する場合、前記ノード属性情報における連動結果設定項目のコンプライアンス項目をマークするように設定されている。
【0097】
ノード状態更新ユニットは、前記コンプライアンス項目が既にマークされたことを検出した場合、前記現在のプロセスノードのノード状態を完成済み状態に更新するように設定されている。
【0098】
本実施例により提供される技術的解決手段によれば、現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、連動プロセスノードのノード属性情報を決定し、これによって業務のこの段階における関連仕事内容を明確にし、ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ連動プロセスノードに対応するタスク情報を少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームがタスク情報を処理し、例えば、少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つフィードバック情報に基づいて現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新し、自動的に仕事情報を複数のプラットフォームの間で伝達して同期することで、第三者プラットフォームに元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームの関連ノードを直接駆動する能力を付与し、複数のプラットフォームの間のシステム間連動を実現するだけでなく、更にユーザがタスクを処理する時に複数のプラットフォームの間で繰り返して切り替えるとともに情報を複数回記入するという繁雑な過程が回避され、プロジェクト推進効率が高められる。
【0099】
本開示の実施例により提供されるノード状態決定装置は、本開示の任意の実施例により提供されるノード状態決定方法を実行することができ、方法を実行するために対応する機能モジュール及び有益な効果を有する。
【0100】
なお、上記装置に含まれる複数のユニット及びモジュールは、単に機能ロジックに従って分割されたものであるが、上記分割に限定されず、対応する機能を実現できればよい。また、複数の機能ユニットの具体的な名称は、単に互いに区別するためのものであり、本開示の実施例の保護範囲を制限するためのものではない。
【0101】
図8は、本開示の実施例により提供される電子機器の構造概略図である。以下、図8を参照し、それは本開示の実施例を実現するために適する電子機器(例えば図8における端末機器又はサーバ)500の構造概略図を示す。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(ポータブルメディアプレーヤ)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むことができるが、これらに限定されない。図8に示される電子機器は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能と使用範囲を制限するものではない。
【0102】
図8に示すように、電子機器400は、処理装置(例えば中央処理装置、画像処理装置など)501を含むことができ、リードオンリーメモリ(ROM)502に記憶されているプログラム又は記憶装置506からランダムアクセスメモリ(RAM)503にロードされたプログラムに応じて各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM503には、更に電子機器500を操作するために必要とされる様々なプログラム及びデータが記憶されている。処理装置501、ROM502及びRAM503は、バス504を介して互いに接続される。編集/出力(I/O)インタフェース505もバス504に接続される。
【0103】
通常、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどを含む編集装置506、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、振動器などを含む出力装置507、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置506、及び通信装置509といった装置は、I/Oインタフェース505に接続することができる。通信装置509は、電子機器500が他の機器と無線又は有線通信してデータを交換することを可能にすることができる。図8には様々な装置を有する電子機器500が示されているが、示されている装置の全てを実施又は具備することを要求しないことを理解すべきである。より多い又はより少ない装置を代替的に実施又は具備してもよい。
【0104】
特に、本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照して説明した過程はコンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてよい。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体に運ばれているコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置509によりネットワークからダウンロードされてインストールされ、又は記憶装置506からインストールされ、又はROM502からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムが処理装置501により実行されると、本開示の実施例の方法に限定された上記機能が実行される。
【0105】
本開示の実施形態における複数の装置の間でインタラクションするメッセージ又は情報の名称は、説明を目的とするものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するためのものではない。
【0106】
本開示の実施例により提供される電子機器は、上記実施例により提供されるノード状態決定方法と同一の構想に属し、本実施例において詳しく説明されていない技術的細部は、上記実施例を参照することができ、且つ、本実施例は、上記実施例と同じ有益な効果を有する。
【0107】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ記憶媒体を提供し、当該プログラムは、プロセッサにより実行されると、上記実施例により提供されるノード状態決定方法が実現される。
【0108】
なお、本開示に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば電気、磁気、光学、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶する如何なる有形媒体であってもよく、当該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用され、又はそれと組み合わせて使用されることができる。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードを運んでいる、ベースバンドにおいて又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含むことができる。このような伝播されるデータ信号は、様々な形を採用することができ、電磁信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用される又はそれと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体で伝送可能であり、上記媒体は、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0109】
幾つかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol,ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)のような現在既知の又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形又は媒体のデジタルデータと通信して(例えば、通信ネットワーク)相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び現在既知の又は将来研究開発されるネットワークを含む。
【0110】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよく、当該電子機器に組み込まれずに、独立して存在してもよい。
【0111】
上記コンピュータ可読媒体には1つ又は複数のプログラムが運ばれており、上記1つ又は複数のプログラムが当該電子機器により実行される場合、当該電子機器は、
現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定し、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理し、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新する。
【0112】
1つ又は複数のプログラミング言語又はその組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを編成することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語を含むが、これらに限定されず、更に「C」言語又は類似するプログラミング言語などの通常の手続き型プログラミング言語を含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータに実行され、部分的にユーザのコンピュータに実行され、独立するパッケージとして実行され、部分的にユーザのコンピュータに実行され且つ部分的にリモートコンピュータに実行され、又は完全にリモートコンピュータ或いはサーバに実行されることができる。リモートコンピュータに関する場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークによってユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、外部のコンピュータに接続されてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットによって接続される)。
【0113】
図面におけるフローチャート及びブロック図には、本開示の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作が図示されている。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含むモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部を表すことができる。なお、幾つかの代替としての実現形態において、ブロックに付けられる機能は、図面に付けられる順序と違う順序に従って実現されてもよい。例えば、2つの連続して示されるブロックは、実際には基本的に並列して実行されることもあれば、機能によっては逆の順序で実行されることもある。なお、ブロック図及び/又はフローチャート図における各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実現されてもよいし、又は専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現されてもよい。
【0114】
本開示の実施例に記載のユニットは、ソフトウェアの形で実現されてもよく、ハードウェアの形で実現されてもよい。ユニットの名称は、場合によって当該ユニット自体を限定するものではなく、例えば、第1の取得ユニットは、「少なくとも2つのインターネット・プロトコル・アドレスを取得するユニット」と述べられてもよい。
【0115】
本明細書において以上に記載の機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理部材により実行することができる。例えば、非限定的に、使用できる典型的なタイプのハードウェア論理部材は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、結合プログラマブル論理回路(CPLD)などを含む。
【0116】
本開示の文脈において、機械可読媒体は有形の媒体であってもよく、命令実行システム、装置又はデバイスに使用される又は命令実行システム、装置又はデバイスに結合されて使用されるプログラムを具備又は記憶してよい。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体システム、装置又はデバイス、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、一つ以上のリード線による電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶機器、磁気記憶機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0117】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例1]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定することと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理することと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新することと、を含む。
【0118】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例2]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定し、且つ前記連動標識に基づいて前記ノード属性情報を更新することで、前記ノード属性情報における連動標識に基づいて前記現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定することを更に含む。
【0119】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例3]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定することと、
前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、且つ前記第1の状態を前記連動標識とすることと、を更に含む。
【0120】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例4]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、表示インタフェースにおけるチェックボックスコントロールに対するトリガ操作により、少なくとも1つのプロセスノードをボックス選択することと、
前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、前記第1の状態を前記連動標識とすることと、を更に含む。
【0121】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例5]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、前記少なくとも1つの連動プロセスノードのノード属性情報の少なくとも1つの目標フィールドに目標内容を設定することを更に含む。
【0122】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例6]は、ノード状態決定方法を提供し、
例えば、前記目標フィールドは、ノード名フィールド、ノードフォームフィールド及びリンクフィールドを含み、当該方法は、前記ノード名フィールドにノード名情報を追加することと、
前記ノードフォームフィールドに連動結果設定項目を設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報に応じて前記結果設定項目の設定選択を決定することと、
前記リンクフィールドに少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクを設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクに基づいて対応する第三者プラットフォームにジャンプし、且つ前記第三者プラットフォームリンクにおけるロール情報に基づいて実行ユーザ情報を決定することと、を更に含む。
【0123】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例7]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、プロジェクトフローにおけるタスクフローノードである前記現在のプロセスノードに連動標識が存在する場合、現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定することと、
前記現在のプロセスノードに関連付けられた少なくとも1つの第三者プラットフォームを含む前記連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出すことと、を更に含む。
【0124】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例8]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、前記ノード属性情報に応じて前記連動プロセスノードに対応する少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定することと、
前記タスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信し、且つ前記ノード属性情報におけるロール情報に基づいて前記第三者プラットフォームにおける実行ユーザ情報を決定することで、前記実行ユーザ情報に基づいて前記タスク情報を処理することと、を更に含む。
【0125】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例9]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、受信された少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致する場合、前記ノード属性情報における連動結果設定項目のコンプライアンス項目をマークすることと、
前記コンプライアンス項目が既にマークされたことを検出した場合、前記現在のプロセスノードのノード状態を完成済み状態に更新することと、を更に含む。
【0126】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例10]は、ノード状態決定装置を提供し、当該装置は、
現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定するように設定されているノード属性情報決定モジュールと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理するように設定されている第三者プラットフォーム決定モジュールと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新するように設定されているノード状態更新モジュールと、を含む。
【0127】
また、特定の順序を採用して様々な操作を記載したが、これは、これらの操作が示されている特定の順序又はシーケンシャルな順序で実行されることを要求すると理解されるべきではない。一定の環境で、マルチタスク及び並行処理は有利となる場合がある。同様に、上記の検討には複数の具体的な実現の細部が含まれているが、これらは、本開示の範囲に対する制限であると解釈されるべきではない。個別の実施例の文脈において記載された幾つかの特徴は、更に組み合わせられて単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の文脈において記載された様々な特徴は、個別に又は任意の適切なサブコンビネーションの形で複数の実施例で実現されてもよい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2024-06-17
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年11月26日に中国特許局に提出され、出願番号が202111424211.4である中国特許出願の優先権を主張し、当該出願の全ての内容は援用により本願に組み込まれる。
【0002】
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、例えばノード状態決定方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、企業が市場又はユーザのニーズに応じて業務を展開する時に、業務の具体的な仕事内容を整理・企画するために、まずプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて当該業務に対応するプロジェクトフローを構築する必要があり、構築されたプロジェクトフローにより複数の段階の仕事内容を明確にする。
【0004】
関連技術では、業務の推進過程で、一部の段階の仕事は第三者プラットフォームで完成する必要がある可能性があるが、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて、これらの段階は第三者プラットフォームの処理結果により直接駆動することができず、第三者プラットフォームの関連責任者が仕事を処理し終わった後に、処理結果を元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームに重複記録する必要があり、過程が非常に繁雑であり、プロジェクトの推進効率が低下してしまう。
【発明の概要】
【0005】
本開示の実施例は、ノード状態決定方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供し、第三者プラットフォームに元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームの関連するノードを直接駆動する能力を付与し、複数のプラットフォームの間のシステム間連動が実現される。
【0006】
第1の態様では、本開示の実施例は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定することと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理することと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新することと、を含む。
【0007】
第2の態様では、本開示の実施例は、ノード状態決定装置を更に提供し、当該装置は、
現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定するように設定されているノード属性情報決定モジュールと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理するように設定されている第三者プラットフォーム決定モジュールと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新するように設定されているノード状態更新モジュールと、を含む。
【0008】
第3の態様では、本開示の実施例は、電子機器を更に提供し、前記電子機器は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように設定されている記憶装置と、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが本開示の実施例のいずれか一項に記載のノード状態決定方法を実現する。
【0009】
第4の態様では、本開示の実施例は、コンピュータにより実行可能な命令を含む記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータにより実行可能な命令は、コンピュータのプロセッサにより実行される時に、本開示の実施例のいずれか一項に記載のノード状態決定方法を実行するように設定されている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
全ての図面において、同じ又は類似する図面符号は、同じ又は類似する要素を表す。図面は概略的なものであり、素子及び要素は必ず縮尺通りに描かれているわけではないことを理解すべきである。
【0011】
図1】本開示の一実施例により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図である。
図2】本開示の別の実施例2により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図である。
図3】本開示の一実施例により提供されるノード連動標識を設定するための情報編集ページである。
図4】本開示の一実施例により提供されるチェックボックスコントロールによりスイッチをバッチ設定するページである。
図5】本開示の一実施例により提供される連動プロセスノードのノード属性情報編集ページである。
図6】本開示の別の実施例により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図である。
図7】本開示の一実施例により提供されるノード状態決定装置の構造ブロック図である。
図8】本開示の一実施例により提供される電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本開示の方法の実施形態に記載の複数のステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことを理解されたい。また、方法の実施形態には追加のステップが含まれてもよく、及び/又は示されたステップを省略して実行してもよい。本開示の範囲は、この面で制限されていない。
【0013】
本明細書に使用される「含む」という用語及びその変形は、非制限的な「含む」であり、即ち、「…を含むが、それ(ら)に限定されない」である。「に基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」である。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を表す。「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表す。「幾つかの実施例」という用語は、「少なくとも幾つかの実施例」を表す。他の用語の関連する定義は、下記の記載で与えられる。
【0014】
なお、本開示において言及される「第1」、「第2」などの概念は、ただ異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール又はユニットにより実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0015】
なお、本開示において言及される「1つ」、「複数」の修飾は、例示的なものであり、限定的なものではなく、当業者に理解されるように、文脈において別途明確に指摘しなければ、「1つ又は複数」であると理解すべきである。
【0016】
図1は、本開示の一実施例により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図であり、本実施例は、関連技術におけるプロジェクトプロセス管理プラットフォームに基づいて、プロジェクトフローにおける第三者プラットフォームと連動する必要のあるノードを処理する場合に適用可能であり、当該方法は、ノード状態決定装置により実行可能であり、当該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの形で実現可能であり、当該ハードウェアは、移動端末、PC又はサーバなどの電子機器であってもよい。
【0017】
本技術的解決手段を紹介する前に、まず適用シナリオを例示的に説明することができ、本技術的解決手段は、関連技術におけるプロジェクトプロセス管理プラットフォームに基づいて、プロジェクトフローにおける第三者プラットフォームと連動する必要のあるノードを処理する任意のシナリオに適用可能である。例えば、あるプロジェクトに対して作成されたプロジェクトフローにおいて、一部の段階の仕事について、関連ユーザが第三者プラットフォームによって処理してから、処理結果を元のプラットフォームに重複して記入する必要があり、この場合、本技術的解決手段に基づいてプロジェクトフローにおいて上記段階に対応するノードを自動的に決定し、且つそのノード属性情報を得て、更にノード属性情報に基づいて第三者プラットフォームに仕事タスクを送信し、最後に第三者プラットフォームのフィードバックによりプロジェクトフローノードの処理の自動的なシステム間連動を実現することができる。
【0018】
図1のように、本実施例の方法は、S110~S130を含む。
【0019】
S110において、現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、連動プロセスノードのノード属性情報を決定する。
【0020】
企業が特定の製品又は業務に対して確立したプロジェクトについて、関連スタッフは、プロジェクトの実際の仕事内容に対して対応するプロジェクトプロセスを構築することで、プロジェクトを実施した後にその中の複数の段階を把握する必要がある。例えば、企業は、インターネット製品に対して対応するプロジェクトプロセスを策定することができ、その中には、プロジェクトの起動、コンプライアンス評価、開発・テスト及び発行などの複数の段階が含まれ、その中の各段階のいずれにも、具体的な仕事内容が関連付けられている。
【0021】
本実施例において、プロジェクトプロセスのデジタルキャリアは、プロジェクトフローである。プロジェクトフローは、少なくともプロジェクトプロセスにおける複数の仕事段階、及び複数の仕事段階の間の関連関係を反映できることが理解される。実際の適用過程で、プロジェクトプロセス管理の需要に応じて、特定のプラットフォーム又はシステムでプロジェクトフローを生成することができる。例えば、プロジェクトフローを生成するためのプラットフォーム又はシステムによって、関連スタッフは、一定の分割ルールに従って、プロジェクト全体のスキームを複数の段階に分割することができ、それによりフローチャート形式のプロジェクトフローを生成し、生成されたプロジェクトフローを特定の記憶スペース内に記憶して、特定のページに展示する時又は当該プロジェクトフローを処理する時に呼び出す。
【0022】
例えば、プラットフォーム又はシステムで生成されたプロジェクトフローに複数のプロセスノードが含まれる。当業者に理解されるように、実際のプロジェクトの複数の段階のいずれにも、特定の実行者及びこの段階の実行内容に対応する主旨を関連付けることができ、プロジェクトフローでは、上記複数の段階に関連付けられた情報のキャリアは複数のプロセスノードである。同時に、1つのプロセスノードは、プロジェクトにおける1つの段階に対応してもよいし、プロジェクトの単一の段階における1つのステップに対応してもよい。例えば、あるプロジェクトのプロセスノードは、ニーズ提出ノード、審査ノード、コンプライアンス評価ノード、開発ノード、テストノード及びリリースノードを含む。そのうち、ニーズ提出ノード、審査ノード、コンプライアンス評価ノードは、プロジェクトの起動段階に対応し、開発ノード、テストノードは、プロジェクトの開発・テスト段階に対応し、リリースノードは、プロジェクトの発行段階に対応する。
【0023】
プロジェクト推進過程で、一部の段階の仕事に対して第三者プラットフォームを導入する必要がある可能性があり、例えば、プロジェクトプロセスはこの段階に回した場合、対応する仕事タスクは、関連責任者により第三者プラットフォームに基づいて完成し、且つ処理結果を第三者プラットフォームから元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムに溯る必要がある。これに基づき、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムで構築されたプロジェクトフローにとって、これらの段階に対応するプロセスノードは連動プロセスノードである。理解できるように、プロジェクトフローにおけるあるノードが連動プロセスノードである場合、当該ノードに対応する仕事タスクを処理するには特定の第三者プラットフォームに基づく必要があることを少なくとも表すことができる。なお、連動プロセスノードは1つであってもよく、複数であってもよく、プロセスノードが連動プロセスノードであるか否かは、当該ノードに対応する仕事タスクが第三者プラットフォームに基づいて完成する必要があるか否かによるものである。上記例をもって説明し続け、ニーズ提出ノード、審査ノード、開発ノード、テストノード及びリリースノードに対しても、各段階の責任者は、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムに基づいて関連する仕事タスクを処理することができる。しかしながら、コンプライアンス評価ノードにとって、当該ノードに対応するコンプライアンス評価タスクは、評価チームが第三者プラットフォームを利用して完成する必要があるため、当該ノードは連動プロセスノードである。
【0024】
本実施例において、手動で又は自動的に現在のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにおける複数のプロセスノードを探索することで、その中の連動プロセスノードを決定することができる。例えば、プラットフォーム又はシステムは、自動的に現在のプロジェクトフローにおける複数のノードが連動ラベルを持っているか否かを検出し、更に連動ラベルを持っているノードを連動プロセスノードとして決定することができる。当業者に理解されるように、連動プロセスノードを決定する手段は様々であり、本開示の実施例においてここで具体的に限定しない。
【0025】
本実施例において、プロジェクトフローを構築するための元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステム内に予めノード情報編集ページを開発して設定することができる。
【0026】
例えば、特定のページに、あるプロジェクトに対応するプロジェクトフローを展示した後、ユーザがプロジェクトフローにおける1つのプロセスノードを選定したことを検出した場合、対応するノード情報編集ページを表示することをトリガすることができる。ノード情報編集ページに当該プロセスノードのノード属性情報が表示されていると同時に、当該ページにはこれらのノード属性情報に対する編集機能が提供されていることが理解される。ノード属性情報は、プロジェクトの複数の段階のスタッフ及び仕事内容を反映する情報であってもよく、例えば、ノード属性情報には、ノード標識、ノード名、ノード連携ユーザ、ノード実行時間長、ノード操作タイプ、ノードイベント及び連動ラベルなどの多次元の情報を含むことができる。
【0027】
なお、現在のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムは、ノード属性情報に応じて、複数のノードが連動プロセスノードであるか否かを決定することができるだけでなく、当該ノードに関与する第三者プラットフォームの関連情報を決定することもできる。上記例をもって説明し続け、プラットフォーム又はシステムにおいてコンプライアンス評価ノードが連動プロセスノードであると決定した後、更にプロジェクトに対するコンプライアンス審査を担当するチーム、及び当該チームが使用する、プロジェクトが法令遵守であるか否かを審査するとともに関連するレポートを生成するための第三者プラットフォームを決定することができる。
【0028】
S120において、ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ連動プロセスノードに対応するタスク情報を少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームがタスク情報を処理する。
【0029】
本実施例において、プロジェクトフローにおける連動プロセスノード及びそれに対応するノード属性情報を決定した後、ノードの仕事タスクを処理する第三者プラットフォームを決定することができる。第三者プラットフォームは、現在のプロジェクトプロセス管理プラットフォームと通信・インタラクションするプラットフォームであってもよい。同時に、プロジェクト関連仕事タスクを処理するツールとして、第三者プラットフォームは、同様に開発、技術運用及び品質保証部門の間のコミュニケーション、連携と統合を促進する機能を有する。第三者プラットフォームは、それ自身のシステム内にデータ処理と命令伝達を実現することができるだけでなく、外部プラットフォーム又はシステムと通信・インタラクションすることもできると理解してよい。なお、単一の連動プロセスノードにとって、ノードに関与する第三者プラットフォームは1つであってもよく、複数であってもよく、その具体的な数は、当該ノードに対応する具体的な仕事内容によるものである。
【0030】
本実施例において、連動プロセスノードのために当該ノードに対応する1つ又は複数の第三者プラットフォームを決定した後、プロジェクトフローのシステム間連動を実現するために、当該ノードに対応するタスク情報を第三者プラットフォームに送信する必要がある。当業者に理解されるように、当該ノードのタスク情報は、ノード属性情報における内容(例えばノード実行時間長、ノードイベントなど)であってもよく、現在のプロジェクトフローに基づいて当該ノードに伝達されるドキュメントファイル又はマルチメディア情報であってもよく、具体的なタスク情報は、実際の状況に応じて選択すべきであり、本開示の実施例においてここで具体的に限定しない。例えば、少なくとも1つの第三者プラットフォームは連動プロセスノードのタスク情報を受信した後に、人為的又は自動的に当該ノードに対応する仕事タスクを処理することができる。
【0031】
上記例をもって説明し続け、プロジェクトフローにおけるコンプライアンス評価ノードが連動プロセスノードであると決定し、同時に当該ノードのノード属性情報を決定した場合、タスク情報及び評価対象ファイルを対応する第三者プラットフォームに送信することができ、評価チームが第三者プラットフォームにログインした後、当該プラットフォームに基づいて評価対象ファイルを評価して、更に対応する評価レポートを発行することができる。
【0032】
当業者に理解されるように、ユーザが第三者プラットフォームに基づいて連動プロセスノードに対応するタスク情報を処理する仕事は、プロジェクト管理の要求及び実際の仕事内容に応じて実行する必要があり、上記例における「ファイルを評価して評価レポートを発行する」という形に限定されるわけではない。
【0033】
S130において、少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つフィードバック情報に基づいて現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新する。
【0034】
本実施例において、少なくとも1つの第三者プラットフォームで連動プロセスノードのタスク情報に基づいて対応する処理操作を実行した後に、プロジェクトフローのシステム間連動を実現するために、更に処理結果をフィードバックする必要がある。例えば、第三者プラットフォーム内で生成された処理結果を統合して保存し、処理結果を元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにフィードバックすることができる。
【0035】
元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムは、プロジェクトフローにおける複数のプロセスノードのためにノード状態を設定することができる。プロジェクトフローにおける複数のノードの状態情報は、プロジェクトの進捗及びこの段階の仕事タスクの完成状況を反映するために用いられることが理解される。例えば、複数のノードのためにノード状態情報を特徴付ける標識を設定することができ、例えば、チェックマークの付いた丸標識は、当該ノードに対応するタスク又はイベントが既に実行済みであり、且つ関連する授権ユーザによりレビューされたことを表し、黒色の丸標識は、当該ノードに対応するタスク又はイベントがまだ完成しておらず、且つ当該タスク又はイベントに予め割り当てられた仕事期限が切れており、重視すべきであることを表し、斜線で充填された丸標識は、現在プロジェクトでは当該ノードに対応するタスク又はイベントを実行していることを表し、灰色の丸標識は、プロジェクトの実行フローがまだ当該ノードに流れておらず、即ち、当該ノードに関連付けられる前のノードのタスク又はイベントがまだ完成しておらず、当該ノードのタスク又はイベントをトリガできないことを表す。
【0036】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームは、第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信した後、フィードバック情報に基づいて連動プロセスノードのノード状態を更新することができる。フィードバック情報に基づいて更新された後のノード状態は、連動プロセスノードの目標状態であることが理解される。上記例をもって説明し続け、評価チームが第三者プラットフォームにおいてプロジェクトの評価対象ファイルに評価処理を行った後、評価レポートを発行し、且つ「評価済みで、プロジェクトが法令遵守である」又は「評価済みで、プロジェクトが法令遵守ではない」といった形式のキーフィールドを生成し、更に上記評価レポート及びキーフィールドをフィードバック情報として元のプロジェクトプロセス管理システムにフィードバックすることができる。元のプラットフォーム又はシステムは、受信したフィードバック情報に基づいてコンプライアンス評価ノードのノード状態を更新し、即ち、コンプライアンス評価ノードの「処理中」のノード状態を「処理済み」のノード状態に更新することができる。同時に、受信したフィードバック情報に「評価済みで、プロジェクトが法令遵守である」というキーフィールドが含まれる場合、当該キーフィールドに基づいてプロジェクトの仕事を駆動して、次のノード(即ち、開発ノード)の仕事タスクをトリガすることができる。受信したフィードバック情報に「評価済みで、プロジェクトが法令遵守ではない」というキーフィールドが含まれる場合、プロジェクトの仕事タスクの流れを直接終止させることができる。
【0037】
なお、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにおける連動プロセスノードにとって、フィードバック情報の受信タイミング及びトリガメカニズムは、実際の状況に応じて設定することができる。同様に、フィードバック情報に基づいて更新して得られたノードの目標状態は、プロジェクト管理のニーズに応じて設定されてもよく、本開示の実施例においてここで具体的に限定しない。
【0038】
本実施例の技術的解決手段によれば、現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、連動プロセスノードのノード属性情報を決定し、これによって業務のこの段階における関連仕事内容を明確にし、ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ連動プロセスノードに対応するタスク情報を少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームがタスク情報を処理し、少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つフィードバック情報に基づいて現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新し、自動的に仕事情報を複数のプラットフォームの間で伝達して同期することで、第三者プラットフォームに元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームの関連ノードを直接駆動する能力を付与し、複数のプラットフォームの間のシステム間連動を実現するだけでなく、更にユーザがタスクを処理する時に複数のプラットフォームの間で繰り返して切り替えるとともに情報を複数回記入するという繁雑な過程が回避され、プロジェクト推進効率が高められる。
【0039】
図2は、本開示の別の実施例により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図である。前述した実施例を基に、プロジェクトを正式に実施する前に、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにより提供されるコントロール及びフィールドに基づいて第三者プラットフォームが関与するプロセスノードを設定することで、元のプラットフォームがプロジェクト推進過程で第三者システムと連動することができ、設定過程で、複数のプロセスノードに評価スイッチをバッチ設定することで、複数のプロセスノードに対する設定機能の統合が実現され、プロジェクトフローの設定段階における処理効率が高められる。その例示的な実施形態は、本実施例の技術的解決手段を参照することができる。上記実施例と同じ又は対応する技術用語は、ここで繰り返して説明しない。
【0040】
図2に示すように、この方法は、以下のステップS210~ステップS250を含む。
【0041】
S210において、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定し、且つ連動標識に基づいてノード属性情報を更新することで、ノード属性情報における連動標識に基づいて現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定する。
【0042】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにおいてプロセスノードの仕事タスクのシステム間連動を実現するために、プロジェクトを正式に実施する(即ち、プロジェクトフローにおける複数のプロセスノードに対応する仕事タスクを実行する)前に、まず第三者プラットフォームが関与するプロセスノードを設定する必要があり、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにとって、ユーザに手動で又は自動的に関連ノードに連動標識を設定するルートを提供することができる。連動標識は、当該ノードに対応する仕事タスクが関連人物により第三者プラットフォームに基づいて処理されて完成する必要があることを特徴付けることが理解される。以下、図3における元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームでプロセスノードに連動標識を設定する情報編集ページに合わせて具体的に説明する。
【0043】
図3を参照し、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定する過程で、少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、且つ第1の状態を連動標識とすることができる。
【0044】
例えば、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて、ニーズ管理機能により図3に示される情報編集ページに入った後、ノードの名称、関連する説明及び当該ノードのニーズドキュメントを編集することができるだけでなく、プラットフォームにて提供される評価スイッチによりノードの連動標識のために設定することもできる。評価スイッチは、当該プロセスノードに対応する仕事タスクが第三者プラットフォームに基づいて処理される必要があるか否かを決定するコントロールであり、プロジェクトの実質的な仕事内容にとって、評価スイッチは、プロジェクト推進過程で企業のために関連するリスクを避け、企業の安全システムを強めるように、評価チームにより当該段階の仕事タスクに安全コンプライアンス評価処理を行う必要があるか否かを決定するために用いられる。当該コントロールは、データと方法のパッケージとして、少なくともノードに連動標識を設定するか又は取り消す機能を有する。評価スイッチがオンにされる場合、プラットフォームは当該プロセスノードに連動標識を付け、当該ノードの仕事タスクに評価処理を行うために第三者プラットフォームを導入する必要があることを特徴付け、評価スイッチがオフにされる場合、プラットフォームは当該プロセスノードに連動標識を付けず、又は、ノードが既に持っている連動標識を取り消し、当該ノードの仕事タスクに評価処理を行うために第三者プラットフォームを導入する必要がないことを特徴付けると理解してよい。
【0045】
実際の適用過程で、評価スイッチがオンにされる状態を第1の状態とすることができ、即ち、プロセスノードが第1の状態にある場合、当該ノードに対応する仕事タスクに安全コンプライアンス評価処理を行うために第三者プラットフォームを導入する必要がある。同時に、元のプロジェクトプロセス管理システムにおいて、評価スイッチがオンにされる状態のバックグラウンドにおける対応するプログラムコード(例えば、「ドッキング標識=legal」)は、当該プロセスノードの連動標識とすることができる。
【0046】
本実施例において、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定する過程で、更に情報編集ページにおいて複数のプロセスノードに評価スイッチを設定することができる。例えば、表示インタフェースにおけるチェックボックスコントロールに対するトリガ操作により、少なくとも1つのプロセスノードをボックス選択し、少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、第1の状態を連動標識とする。以下、図4におけるチェックボックスコントロールによりスイッチをバッチ設定するページに合わせて具体的に説明する。
【0047】
図4を参照し、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて、ニーズ管理機能により図4に示される情報編集ページに入った後、ユーザは、プラットフォームで開発されたチェックボックスコントロールにより複数のプロセスノードにボックス選択操作を行うことができる。図4に示すように、ユーザは、チェックボックスコントロール又はスイッチに基づいて、安全コンプライアンス評価ノード及び安全技術審査ノードを同時にボックス選択することができる。元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームがユーザのチェック選択トリガ操作を検出した後、対応する情報編集ページにおいて、ユーザにより選択された複数のプロセスノードを適応的に表示することができ、更に複数のプロセスノードに評価スイッチ(即ち、図中の安全コンプライアンス評価スイッチ及び安全技術審査スイッチ)を設定する。図3の説明から理解できるように、図4における安全コンプライアンス評価スイッチ及び安全技術審査スイッチが全てオンにされる場合、プロセスノードが第1の状態にあり、当該プロジェクトが後続の推進過程で少なくとも第三者プラットフォームに基づく安全コンプライアンス評価処理、及び同一又は他の第三者プラットフォームに基づく安全技術審査処理を必要とすることを表す。
【0048】
本実施例において、複数のプロセスノードに評価スイッチをバッチ設定することで、複数のプロセスノードに対する設定機能の統合を実現し、プロジェクトフローの設定段階における処理効率を高めることができる。
【0049】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて、評価スイッチに基づいて1つ又は複数のプロセスノードに連動標識を設定した後に、バックグラウンドで連動標識とされるプログラムフィールドに基づいてプロセスノードのノード属性情報を更新することができる。これを基に、後続のプロジェクト推進過程で、仕事タスクが当該プロセスノードに流れた場合、プラットフォームは更新後のノード属性情報に応じて当該ノードが連動プロセスノードであると判定することができる。
【0050】
S220において、少なくとも1つの連動プロセスノードのノード属性情報の少なくとも1つの目標フィールドに目標内容を設定する。
【0051】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにおいて、第三者プラットフォームに基づいて評価処理を行う必要のあるプロセスノードに連動標識を付け、それを連動プロセスノードとした後、プラットフォーム間連動の過程で具体的なデータ及び情報の伝達を実現するために、更に元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームに基づいて連動プロセスノードのノード属性情報における目標フィールドを設定する必要がある。例えば、ノード属性情報における目標フィールドに含まれるノード名フィールド、ノードフォームフィールド及びリンクフィールドを編集することができる。以下、図5の連動プロセスノードのノード属性情報の設定ページに合わせて目標内容の編集過程を説明する。
【0052】
図5を参照し、連動プロセスノードのノード属性情報編集ページに基づき、ノード名フィールドにノード名情報を追加し、ノードフォームフィールドに連動結果設定項目を設定することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報に応じて結果設定項目の設定選択を決定し、リンクフィールドに少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクを設定することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクに基づいて対応する第三者プラットフォームにジャンプし、且つ第三者プラットフォームリンクにおけるロール情報に基づいて実行ユーザ情報を決定することができる。
【0053】
例えば、ノード名は、プロジェクトの当該ノードで完成する必要のあるイベントを反映し、キーフィールドであってもよい。図5に示される「安全技術審査」は、当該段階で当該プロジェクトの安全技術審査に関連する仕事を完成させる必要があることを表し、プロジェクトの段階を命名することで、ユーザに当該ノードに対応するプロジェクトタスクの段階を直感的に展示しやすく、同時にユーザとプロジェクトフローを生成するプラットフォーム又はシステムとのインタラクションにも寄与する。
【0054】
ノードフォームは、当該ノード連動結果に関連する内容を含み、ノードフォームの内容を設定することで、少なくとも当該ノードで第三者プラットフォームのフィードバック情報に基づいて仕事タスクの処理結果を決定することができる。図5に示すように、ノードフォームに安全技術審査仕事タスクの責任者を設定することができ、当該タスクがどのユーザにより処理されることを明確にする。本実施例において、当該タスクの責任者は実行ユーザであり、責任者フィールドに記入された情報は実行ユーザ情報であることが理解される。同時に、後続のプロジェクト推進過程で受信した審査結果を「安全技術審査結論」の設定項目に導入することができる(審査結論が導入されていない場合、関連ステータスバーに「処理中」を表示することができる)。
【0055】
例えば、連動プロセスノードの属性情報編集ページに基づいて、安全技術チケットリンクを設定してもよい。当該リンクが第三者プラットフォームの接続であり、当該タスクがどのプラットフォームに基づいて処理される必要があるか、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームがどの第三者プラットフォームと通信・インタラクションする必要があるかを表す(第三者プラットフォームが決定されていない場合、関連するステータスバーに「評価予定」を表示することができる)ことが理解される。例えば、安全技術審査タスクにリンクフィールドを設定した後、後続のプロジェクト推進過程で、プロジェクトニーズを決定し、複数の審査対象ファイルを生成し、且つ安全技術審査ノードに流れた場合、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームは、当該連動プロセスノードのリンクフィールドにより審査タスクを実行するための第三者プラットフォームを決定し、更に自動的に第三者プラットフォームにジャンプすることができる。同時に、上記複数の審査対象ファイルを第三者プラットフォームに伝達し、「安全技術審査責任者」の項目で指定されたユーザにより関連ファイルを審査する。
【0056】
S230において、現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、連動プロセスノードのノード属性情報を決定する。
【0057】
S240において、ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ連動プロセスノードに対応するタスク情報を少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームがタスク情報を処理する。
【0058】
S250において、少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つフィードバック情報に基づいて現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新する。
【0059】
本実施例の技術的解決手段によれば、プロジェクトを正式に実施する前に、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームにより提供されるコントロール及びフィールドに基づいて第三者プラットフォームが関与するプロセスノードを設定することで、元のプラットフォームがプロジェクト推進過程で第三者システムと連動することができ、設定過程で、複数のプロセスノードに評価スイッチをバッチ設定することで、複数のプロセスノードに対する設定機能の統合が実現され、プロジェクトフローの設定段階における処理効率が高められる。
【0060】
図6は、本開示の別の実施例により提供されるノード状態決定方法のフロー概略図である。前述した実施例を基に、プロジェクト推進段階で、連動プロセスノードを確認し、且つ対応するノード属性情報を呼び出し、例えば、ノードに関連する第三者プラットフォームを決定し、且つ第三者プラットフォームによってノードの仕事タスクを処理し、最後に第三者プラットフォームのフィードバックに基づいてコンプライアンス項目をマークし、関連するコンプライアンス評価仕事のシステム間連動を実現する。その例示的な実施形態は、本実施例の技術的解決手段を参照することができる。上記実施例と同じ又は対応する技術用語は、ここで繰り返して説明しない。
【0061】
図6に示すように、この方法は、以下のステップS310~ステップS330を含む。
【0062】
S310において、現在のプロセスノードに連動標識が存在する場合、現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定し、連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出す。
【0063】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムがプロジェクトのために対応するプロジェクトフローを構築し、且つ本開示の実施例2の技術案に基づいて複数の連動プロセスノードに対して設定した後、プロジェクトフローにおけるタスクフローノードに従ってプロジェクトを実施するとともに、プロジェクトの複数の段階の仕事を推進することができる。タスクがあるタスクフローノードに流れた場合、当該タスクフローノードは現在のノードとすることができる。同時に、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにとって、プロジェクトフローにおける現在のタスクフローノードは現在のプロセスノードである。
【0064】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムがプロジェクトの推進状況に基づいて現在のプロセスノードを決定した場合、設定段階における当該ノードの評価スイッチの設定状況に応じて当該ノードが連動プロセスノードであるか否かを判定することができる。例えば、当該プロセスノードの設定段階で安全コンプライアンス評価スイッチを起動した後、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームは、スイッチのバックグラウンドでのプログラムフィールドに基づいて当該プロセスノードが連動プロセスノードであると判定することができる。即ち、当該ノードに対応する仕事タスクは、関連人物により第三者プラットフォームに基づいて評価処理を実行する必要がある。
【0065】
例えば、現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると判定した後、当該ノードの仕事タスクの依存する第三者プラットフォームを明確にするために、当該連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出す必要もある。本開示の実施例2の技術案から分かるように、プロセスノードが連動プロセスノードである場合、そのノード属性情報には現在のプロセスノードに関連付けられた少なくとも1つの第三者プラットフォームが含まれる。
【0066】
S320において、ノード属性情報に応じて連動プロセスノードに対応する少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、タスク情報を少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信し、且つノード属性情報におけるロール情報に基づいて第三者プラットフォームにおける実行ユーザ情報を決定することで、実行ユーザ情報に基づいてタスク情報を処理する。
【0067】
本実施例において、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームが連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出した後、その中のリンクフィールドに基づいて第三者プラットフォームのアドレスを決定することができ、更に当該ノードに対応するタスク情報を第三者プラットフォームに送信する。同時に、ノード属性情報におけるロール情報に基づき、設定段階で当該ノードに対応する仕事タスクに割り当てられた実行ユーザを決定し、即ち、どのユーザ又はどのチームが第三者プラットフォームでプロジェクトの当該段階の仕事タスクを処理するかを決定することができる。
【0068】
例示的に、プロジェクトの安全コンプライアンス評価タスクを処理する第三者プラットフォームを決定した後、プロジェクトに関連する評価対象ファイルを第三者プラットフォームに関連付けられたサーバに送信し、且つ元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームから第三者プラットフォームにジャンプすることができる。同時に、ノード属性情報におけるロール情報に基づき、企業評価チームの標識を決定することができ、更に当該評価チームを安全コンプライアンス評価タスクの実行者とし、即ち、評価チームにより第三者プラットフォームで関連ファイルに評価レビューを行う。
【0069】
S330において、受信された少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致する場合、ノード属性情報における連動結果設定項目のコンプライアンス項目をマークし、コンプライアンス項目が既にマークされたことを検出した場合、現在のプロセスノードのノード状態を完成済み状態に更新する。
【0070】
本実施例において、実行ユーザが第三者プラットフォームによって連動プロセスノードに関連するタスクを処理し終わり、処理結果を得た後、処理結果に基づいてフィードバック情報を生成し、且つ元のプロジェクトプロセス管理プラットフォーム又はシステムにフィードバックすることができる。同時に、元のプラットフォームにおいて1つ又は複数のフィードバック情報を予め設定することができ、これらの情報は、当該ノードの仕事タスクの1つ又は複数の可能な処理結果を反映するために用いられるだけでなく、実際に受信したフィードバック情報とマッチングするためにも用いられる。
【0071】
例えば、元のプラットフォームでフィードバック情報のマッチングにより受信したフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致すると判定した場合、連動結果設定項目におけるコンプライアンス項目をマークすることができる。連動結果におけるコンプライアンス項目は、評価結果が法令遵守であるか否かを特徴付ける項目であり、当該項目により当該ノードの仕事タスクが完成したか否かを決定することができ、更にノード状態を更新することができる。
【0072】
例えば、連動プロセスノードである安全コンプライアンス評価ノードにとって、その連動結果設定項目は、プラットフォームで予め開発されたコンプライアンス状態情報表示ボックスであってもよく、受信したフィードバック情報の「評価済みで、プロジェクトが法令遵守である」が所定のフィードバック情報の「評価済みで、プロジェクトが法令遵守である」と一致する場合、コンプライアンス状態情報表示ボックス内に「評価にパス」という情報を表示することができ、これにより、評価タスクに対するマークが実現される。例えば、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームは、コンプライアンス状態情報表示ボックス内のマークにより安全コンプライアンス評価ノードのノード状態を更新し、即ち、「処理中」状態から「完成済み」状態に更新することができる。
【0073】
それに対して、受信したフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致しない場合、ノード状態を更新せず、且つユーザに提示し、例えば、元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームの関連ページに「安全コンプライアンス評価にパスしていない」などの提示情報を表示する。
【0074】
なお、連動プロセスノードにとって、そのノード流れ形態は、少なくとも自動完成、一人確認完成及び複数人確認完成の3つの形態に設定可能である。例えば、連動プロセスノードに対応する仕事タスクに1つの第三者プラットフォームが関連付けられる可能性があるだけでなく、複数の第三者プラットフォームが関連付けられる可能性もある場合、設定段階で当該ノードのために上記流れ形態のうちの1つを設定することができる。ノード流れ形態が自動完成に設定された場合、当該ノードで第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ当該情報が所定のフィードバック情報と一致すると判定した場合、プロジェクトの仕事が次のノードに流れるように自動的に駆動することを表し、一人確認完成に設定された場合、当該ノードの仕事タスクに関与する第三者プラットフォームが1つ又は複数であっても、そのうちの1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報のみを受信し、且つ当該情報が所定のフィードバック情報と一致すると判定した場合、プロジェクトの仕事が次のノードに流れるように駆動し、それに対して、複数人確認完成に設定され、且つノードの仕事タスクに複数の第三者プラットフォームが関与する場合、全てのプラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ全ての情報が所定のフィードバック情報と一致する場合に限って、プロジェクトの仕事が次のノードに流れるように駆動する。
【0075】
本実施例の技術的解決手段によれば、プロジェクト推進段階で、連動プロセスノードを確認し、且つ対応するノード属性情報を呼び出し、例えば、ノードに関連する第三者プラットフォームを決定し、且つ第三者プラットフォームによってノードの仕事タスクを処理し、最後に第三者プラットフォームのフィードバックに基づいてコンプライアンス項目をマークし、関連するコンプライアンス評価仕事のシステム間連動を実現する。
【0076】
図7は、本開示の実施例により提供されるノード状態決定装置の構造ブロック図であり、本開示の任意の実施例により提供されるノード状態決定方法を実行することができ、方法を実行するために対応する機能モジュール及び有益な効果を有する。図7に示すように、当該装置は、ノード属性情報決定モジュール410、第三者プラットフォーム決定モジュール420及びノード状態更新モジュール430を含む。
【0077】
ノード属性情報決定モジュール410は、現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定するように設定されている。
【0078】
第三者プラットフォーム決定モジュール420は、前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理するように設定されている。
【0079】
ノード状態更新モジュール430は、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新するように設定されている。
【0080】
上記複数の技術的解決手段を基に、ノード状態決定装置は、ノード属性情報更新モジュールを更に含む。
【0081】
ノード属性情報更新モジュールは、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定し、且つ前記連動標識に基づいて前記ノード属性情報を更新することで、前記ノード属性情報における連動標識に基づいて前記現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定するように設定されている。
【0082】
例えば、ノード属性情報更新モジュールは、更に、前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、且つ前記第1の状態を前記連動標識とするように設定されている。
【0083】
例えば、ノード属性情報更新モジュールは、更に、表示インタフェースにおけるチェックボックスコントロールに対するトリガ操作により、少なくとも1つのプロセスノードをボックス選択し、前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、前記第1の状態を前記連動標識とするように設定されている。
【0084】
上記複数の技術的解決手段を基に、ノード状態決定装置は、目標内容設定モジュールを更に含む。
【0085】
目標内容設定モジュールは、前記少なくとも1つの連動プロセスノードのノード属性情報の少なくとも1つの目標フィールドに目標内容を設定するように設定されている。
【0086】
上記複数の技術的解決手段を基に、前記目標フィールドは、ノード名フィールド、ノードフォームフィールド及びリンクフィールドを含む。
【0087】
例えば、目標内容設定モジュールは、更に、前記ノード名フィールドにノード名情報を追加し、前記ノードフォームフィールドに連動結果設定項目を設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報に応じて前記結果設定項目の設定選択を決定し、前記リンクフィールドに少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクを設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクに基づいて対応する第三者プラットフォームにジャンプし、且つ前記第三者プラットフォームリンクにおけるロール情報に基づいて実行ユーザ情報を決定するように設定されている。
【0088】
上記複数の技術的解決手段を基に、ノード属性情報決定モジュール410は、連動プロセスノード決定ユニット及びノード属性情報呼び出しユニットを含む。
【0089】
連動プロセスノード決定ユニットは、前記現在のプロセスノードに連動標識が存在する場合、現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定するように設定され、前記現在のプロセスノードは、プロジェクトフローにおけるタスクフローノードである。
【0090】
ノード属性情報呼び出しユニットは、前記現在のプロセスノードに関連付けられた少なくとも1つの第三者プラットフォームを含む前記連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出すように設定されている。
【0091】
上記複数の技術的解決手段を基に、第三者プラットフォーム決定モジュール420は、第三者プラットフォーム決定ユニット及び実行ユーザ情報決定ユニットを含む。
【0092】
第三者プラットフォーム決定ユニットは、前記ノード属性情報に応じて前記連動プロセスノードに対応する少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定するように設定されている。
【0093】
実行ユーザ情報決定ユニットは、前記タスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信し、且つ前記ノード属性情報におけるロール情報に基づいて前記第三者プラットフォームにおける実行ユーザ情報を決定することで、前記実行ユーザ情報に基づいて前記タスク情報を処理するように設定されている。
【0094】
上記複数の技術的解決手段を基に、前記目標状態は、完成済み状態である。
【0095】
上記複数の技術的解決手段を基に、ノード状態更新モジュール430は、マークユニット及びノード状態更新ユニットを含む。
【0096】
マークユニットは、受信された少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致する場合、前記ノード属性情報における連動結果設定項目のコンプライアンス項目をマークするように設定されている。
【0097】
ノード状態更新ユニットは、前記コンプライアンス項目が既にマークされたことを検出した場合、前記現在のプロセスノードのノード状態を完成済み状態に更新するように設定されている。
【0098】
本実施例により提供される技術的解決手段によれば、現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、連動プロセスノードのノード属性情報を決定し、これによって業務のこの段階における関連仕事内容を明確にし、ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ連動プロセスノードに対応するタスク情報を少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、少なくとも1つの第三者プラットフォームがタスク情報を処理し、例えば、少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つフィードバック情報に基づいて現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新し、自動的に仕事情報を複数のプラットフォームの間で伝達して同期することで、第三者プラットフォームに元のプロジェクトプロセス管理プラットフォームの関連ノードを直接駆動する能力を付与し、複数のプラットフォームの間のシステム間連動を実現するだけでなく、更にユーザがタスクを処理する時に複数のプラットフォームの間で繰り返して切り替えるとともに情報を複数回記入するという繁雑な過程が回避され、プロジェクト推進効率が高められる。
【0099】
本開示の実施例により提供されるノード状態決定装置は、本開示の任意の実施例により提供されるノード状態決定方法を実行することができ、方法を実行するために対応する機能モジュール及び有益な効果を有する。
【0100】
なお、上記装置に含まれる複数のユニット及びモジュールは、単に機能ロジックに従って分割されたものであるが、上記分割に限定されず、対応する機能を実現できればよい。また、複数の機能ユニットの具体的な名称は、単に互いに区別するためのものであり、本開示の実施例の保護範囲を制限するためのものではない。
【0101】
図8は、本開示の実施例により提供される電子機器の構造概略図である。以下、図8を参照し、それは本開示の実施例を実現するために適する電子機器(例えば図8における端末機器又はサーバ)500の構造概略図を示す。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(ポータブルメディアプレーヤ)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むことができるが、これらに限定されない。図8に示される電子機器は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能と使用範囲を制限するものではない。
【0102】
図8に示すように、電子機器400は、処理装置(例えば中央処理装置、画像処理装置など)501を含むことができ、リードオンリーメモリ(ROM)502に記憶されているプログラム又は記憶装置506からランダムアクセスメモリ(RAM)503にロードされたプログラムに応じて各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM503には、更に電子機器500を操作するために必要とされる様々なプログラム及びデータが記憶されている。処理装置501、ROM502及びRAM503は、バス504を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インタフェース505もバス504に接続される。
【0103】
通常、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどを含む編集装置506、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、振動器などを含む出力装置507、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置506、及び通信装置509といった装置は、I/Oインタフェース505に接続することができる。通信装置509は、電子機器500が他の機器と無線又は有線通信してデータを交換することを可能にすることができる。図8には様々な装置を有する電子機器500が示されているが、示されている装置の全てを実施又は具備することを要求しないことを理解すべきである。より多い又はより少ない装置を代替的に実施又は具備してもよい。
【0104】
特に、本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照して説明した過程はコンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてよい。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体に運ばれているコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置509によりネットワークからダウンロードされてインストールされ、又は記憶装置506からインストールされ、又はROM502からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムが処理装置501により実行されると、本開示の実施例の方法に限定された上記機能が実行される。
【0105】
本開示の実施形態における複数の装置の間でインタラクションするメッセージ又は情報の名称は、説明を目的とするものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するためのものではない。
【0106】
本開示の実施例により提供される電子機器は、上記実施例により提供されるノード状態決定方法と同一の構想に属し、本実施例において詳しく説明されていない技術的細部は、上記実施例を参照することができ、且つ、本実施例は、上記実施例と同じ有益な効果を有する。
【0107】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ記憶媒体を提供し、当該プログラムは、プロセッサにより実行されると、上記実施例により提供されるノード状態決定方法が実現される。
【0108】
なお、本開示に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば電気、磁気、光学、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶する如何なる有形媒体であってもよく、当該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用され、又はそれと組み合わせて使用されることができる。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードを運んでいる、ベースバンドにおいて又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含むことができる。このような伝播されるデータ信号は、様々な形を採用することができ、電磁信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用される又はそれと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体で伝送可能であり、上記媒体は、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0109】
幾つかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol,ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)のような現在既知の又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形又は媒体のデジタルデータと通信して(例えば、通信ネットワーク)相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び現在既知の又は将来研究開発されるネットワークを含む。
【0110】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよく、当該電子機器に組み込まれずに、独立して存在してもよい。
【0111】
上記コンピュータ可読媒体には1つ又は複数のプログラムが運ばれており、上記1つ又は複数のプログラムが当該電子機器により実行される場合、当該電子機器は、
現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定し、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理し、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新する。
【0112】
1つ又は複数のプログラミング言語又はその組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを編成することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語を含むが、これらに限定されず、更に「C」言語又は類似するプログラミング言語などの通常の手続き型プログラミング言語を含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータに実行され、部分的にユーザのコンピュータに実行され、独立するパッケージとして実行され、部分的にユーザのコンピュータに実行され且つ部分的にリモートコンピュータに実行され、又は完全にリモートコンピュータ或いはサーバに実行されることができる。リモートコンピュータに関する場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークによってユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、外部のコンピュータに接続されてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットによって接続される)。
【0113】
図面におけるフローチャート及びブロック図には、本開示の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作が図示されている。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含むモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部を表すことができる。なお、幾つかの代替としての実現形態において、ブロックに付けられる機能は、図面に付けられる順序と違う順序に従って実現されてもよい。例えば、2つの連続して示されるブロックは、実際には基本的に並列して実行されることもあれば、機能によっては逆の順序で実行されることもある。なお、ブロック図及び/又はフローチャート図における各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実現されてもよいし、又は専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現されてもよい。
【0114】
本開示の実施例に記載のユニットは、ソフトウェアの形で実現されてもよく、ハードウェアの形で実現されてもよい。ユニットの名称は、場合によって当該ユニット自体を限定するものではなく、例えば、第1の取得ユニットは、「少なくとも2つのインターネット・プロトコル・アドレスを取得するユニット」と述べられてもよい。
【0115】
本明細書において以上に記載の機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理部材により実行することができる。例えば、非限定的に、使用できる典型的なタイプのハードウェア論理部材は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、結合プログラマブル論理回路(CPLD)などを含む。
【0116】
本開示の文脈において、機械可読媒体は有形の媒体であってもよく、命令実行システム、装置又はデバイスに使用される又は命令実行システム、装置又はデバイスに結合されて使用されるプログラムを具備又は記憶してよい。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体システム、装置又はデバイス、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、一つ以上のリード線による電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶機器、磁気記憶機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0117】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例1]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定することと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理することと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新することと、を含む。
【0118】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例2]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定し、且つ前記連動標識に基づいて前記ノード属性情報を更新することで、前記ノード属性情報における連動標識に基づいて前記現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定することを更に含む。
【0119】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例3]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定することと、
前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、且つ前記第1の状態を前記連動標識とすることと、を更に含む。
【0120】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例4]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、表示インタフェースにおけるチェックボックスコントロールに対するトリガ操作により、少なくとも1つのプロセスノードをボックス選択することと、
前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、前記第1の状態を前記連動標識とすることと、を更に含む。
【0121】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例5]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、前記少なくとも1つの連動プロセスノードのノード属性情報の少なくとも1つの目標フィールドに目標内容を設定することを更に含む。
【0122】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例6]は、ノード状態決定方法を提供し、
例えば、前記目標フィールドは、ノード名フィールド、ノードフォームフィールド及びリンクフィールドを含み、当該方法は、前記ノード名フィールドにノード名情報を追加することと、
前記ノードフォームフィールドに連動結果設定項目を設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報に応じて前記結果設定項目の設定選択を決定することと、
前記リンクフィールドに少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクを設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクに基づいて対応する第三者プラットフォームにジャンプし、且つ前記第三者プラットフォームリンクにおけるロール情報に基づいて実行ユーザ情報を決定することと、を更に含む。
【0123】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例7]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、プロジェクトフローにおけるタスクフローノードである前記現在のプロセスノードに連動標識が存在する場合、現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定することと、
前記現在のプロセスノードに関連付けられた少なくとも1つの第三者プラットフォームを含む前記連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出すことと、を更に含む。
【0124】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例8]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、前記ノード属性情報に応じて前記連動プロセスノードに対応する少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定することと、
前記タスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信し、且つ前記ノード属性情報におけるロール情報に基づいて前記第三者プラットフォームにおける実行ユーザ情報を決定することで、前記実行ユーザ情報に基づいて前記タスク情報を処理することと、を更に含む。
【0125】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例9]は、ノード状態決定方法を提供し、当該方法は、
例えば、受信された少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致する場合、前記ノード属性情報における連動結果設定項目のコンプライアンス項目をマークすることと、
前記コンプライアンス項目が既にマークされたことを検出した場合、前記現在のプロセスノードのノード状態を完成済み状態に更新することと、を更に含む。
【0126】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、[例10]は、ノード状態決定装置を提供し、当該装置は、
現在のプロセスノードが連動プロセスノードである場合、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定するように設定されているノード属性情報決定モジュールと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理するように設定されている第三者プラットフォーム決定モジュールと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新するように設定されているノード状態更新モジュールと、を含む。
【0127】
また、特定の順序を採用して様々な操作を記載したが、これは、これらの操作が示されている特定の順序又はシーケンシャルな順序で実行されることを要求すると理解されるべきではない。一定の環境で、マルチタスク及び並行処理は有利となる場合がある。同様に、上記の検討には複数の具体的な実現の細部が含まれているが、これらは、本開示の範囲に対する制限であると解釈されるべきではない。個別の実施例の文脈において記載された幾つかの特徴は、更に組み合わせられて単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の文脈において記載された様々な特徴は、個別に又は任意の適切なサブコンビネーションの形で複数の実施例で実現されてもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定することと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理することと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新することと、を含むノード状態決定方法。
【請求項2】
在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定する前に、
プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定し、且つ前記連動標識に基づいて前記ノード属性情報を更新することで、前記ノード属性情報における連動標識に基づいて前記現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定することを更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定することは、
前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定することと、
前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、且つ前記第1の状態を前記連動標識とすることと、を含む請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記プロジェクトフローにおける少なくとも1つのプロセスノードに連動標識を設定することは、
表示インタフェースにおけるチェックボックスコントロールに対するトリガ操作により、少なくとも1つのプロセスノードをボックス選択することと、
前記少なくとも1つのプロセスノードに評価スイッチを設定し、前記評価スイッチの状態を第1の状態に調整し、前記第1の状態を前記連動標識とすることと、を含む請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの連動プロセスノードのノード属性情報の少なくとも1つの目標フィールドに目標内容を設定することを更に含む請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記目標フィールドは、ノード名フィールド、ノードフォームフィールド及びリンクフィールドを含み、なくとも1つの連動プロセスノードのノード属性情報の少なくとも1つの目標フィールドに目標内容を設定することは、
前記ノード名フィールドにノード名情報を追加することと、
前記ノードフォームフィールドに連動結果設定項目を設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報に応じて前記結果設定項目の設定選択を決定することと、
前記リンクフィールドに少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクを設定することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームリンクに基づいて対応する第三者プラットフォームにジャンプし、且つ前記第三者プラットフォームリンクにおけるロール情報に基づいて実行ユーザ情報を決定することと、を含む請求項5に記載の方法。
【請求項7】
在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定することは、
前記現在のプロセスノードに連動標識が存在すると決定したことに応答して、プロジェクトフローにおけるタスクフローノードである現在のプロセスノードが前記連動プロセスノードであると決定することと、
前記現在のプロセスノードに関連付けられた少なくとも1つの第三者プラットフォームを含む前記連動プロセスノードのノード属性情報を呼び出すことと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項8】
記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理することは、
前記ノード属性情報に応じて前記連動プロセスノードに対応する少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定することと、
前記タスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信し、且つ前記ノード属性情報におけるロール情報に基づいて前記第三者プラットフォームにおける実行ユーザ情報を決定することで、前記実行ユーザ情報に基づいて前記タスク情報を処理することと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記目標状態は完成済み状態であり、記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新することは、
受信された少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報が所定のフィードバック情報と一致することに応答して、前記ノード属性情報における連動結果設定項目のコンプライアンス項目をマークすることと、
前記コンプライアンス項目が既にマークされたことを検出したことに応答して、前記現在のプロセスノードのノード状態を完成済み状態に更新することと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項10】
現在のプロセスノードが連動プロセスノードであると決定したことに応答して、前記連動プロセスノードのノード属性情報を決定するように設定されているノード属性情報決定モジュールと、
前記ノード属性情報に応じて少なくとも1つの第三者プラットフォームを決定し、且つ前記連動プロセスノードに対応するタスク情報を前記少なくとも1つの第三者プラットフォームに送信することで、前記少なくとも1つの第三者プラットフォームが前記タスク情報を処理するように設定されている第三者プラットフォーム決定モジュールと、
前記少なくとも1つの第三者プラットフォームのフィードバック情報を受信し、且つ前記フィードバック情報に基づいて前記現在のプロセスノードのノード状態を目標状態に更新するように設定されているノード状態更新モジュールと、を含むノード状態決定装置。
【請求項11】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように設定されている記憶装置と、を含む電子機器であって、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが請求項1~9のいずれか一項に記載のノード状態決定方法を実現する電子機器。
【請求項12】
コンピュータにより実行可能なプログラムであって、コンピュータのプロセッサにより実行される時に、請求項1~9のいずれか一項に記載のノード状態決定方法を実行するように設定されているプログラム
【国際調査報告】