(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-19
(54)【発明の名称】ページ表示方法、装置、電子機器、記憶媒体及びプログラム
(51)【国際特許分類】
H04N 21/431 20110101AFI20241112BHJP
H04N 21/472 20110101ALI20241112BHJP
G06F 3/04883 20220101ALN20241112BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/472
G06F3/04883
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024532992
(86)(22)【出願日】2023-01-03
(85)【翻訳文提出日】2024-06-03
(86)【国際出願番号】 CN2023070042
(87)【国際公開番号】W WO2023134492
(87)【国際公開日】2023-07-20
(31)【優先権主張番号】202210028254.9
(32)【優先日】2022-01-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ウェンシュ
(72)【発明者】
【氏名】ミアオ,ホアユン
(72)【発明者】
【氏名】ルアン,ウェンタオ
(72)【発明者】
【氏名】リ,シンゴォ
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164GA05
5C164UA04S
5C164UB41S
5C164UB88P
5C164UB92P
5C164UD41P
5C164YA11
5C164YA21
5E555AA46
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5E555DB33
5E555DB57
5E555DC09
5E555DC11
5E555DC19
5E555DC26
5E555FA00
(57)【要約】
本開示の実施例はページ表示方法、装置、電子機器、記憶媒体及びプログラムを提供する。該方法は、ビデオ再生ページを表示するステップであって、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されている、ステップ(S101)と、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するステップ(S102)と、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ページ表示方法であって、
ビデオ再生ページを表示するステップであって、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されている、ステップと、
前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するステップと、を含む、ページ表示方法。
【請求項2】
前記ビデオ再生領域での前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップは、
前記ビデオ再生ページに表示されている全ての第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止するステップ、又は、
前記ビデオ再生領域内に位置する第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止するステップを含む、請求項1に記載のページ表示方法。
【請求項3】
前記ビデオ再生ページに表示されている前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップは、
前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を制御して対応する移動方向に沿って前記ビデオ再生ページの外に移動させるステップを含む、請求項2に記載のページ表示方法。
【請求項4】
前記ビデオ再生領域での前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップの後に、
第2多指操作ジェスチャ又は予め設定された方向に沿った一点スライドジェスチャを含むコントロール表示ジェスチャに応答して、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を前記ビデオ再生領域に再表示し、且つ前記予め設定された領域での前記第2インタラクションコントロールの表示を停止するステップを更に含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のページ表示方法。
【請求項5】
前記第2インタラクションコントロールは復元コントロールを含み、
前記ビデオ再生領域での前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップの後に、前記復元コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を前記ビデオ再生領域に再表示し、且つ前記予め設定された領域での前記第2インタラクションコントロールの表示を停止するステップを更に含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のページ表示方法。
【請求項6】
前記ビデオ再生領域での前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示する前記ステップは、
前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であると判定することに応答して、前記ビデオ再生領域での前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するステップを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のページ表示方法。
【請求項7】
前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が前記予め設定された時間以上であると判定することに応答して、前記元のビデオ画面を拡大処理し、目標ビデオ画面を得て、且つ前記目標ビデオ画面を前記ビデオ再生領域に表示するステップを更に含む、請求項6に記載のページ表示方法。
【請求項8】
前記第1多指操作ジェスチャは2本指操作ジェスチャであり、前記元のビデオ画面を拡大処理する前記ステップは、
拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理するステップを含む、請求項7に記載のページ表示方法。
【請求項9】
拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理する前記ステップは、
現在のトリガー時間と、トリガー時間に対する拡大率係数の変化曲線である予め設定された拡大率係数曲線とに基づいて、現在の拡大率係数を決定し、且つ前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の現在の距離の増加値に基づいて現在の拡大倍率を決定するステップと、
前記現在の拡大率係数及び前記現在の拡大倍率に基づいて現在の元のビデオ画面の現在の拡大倍数を決定するステップと、
前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理するステップと、を含む、請求項8に記載のページ表示方法。
【請求項10】
前記予め設定された拡大率係数曲線において、前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が前記予め設定された時間未満であると判定することに応じて、前記拡大率係数は1未満であり、前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が前記予め設定された時間以上であると判定することに応じて、前記拡大率係数は1以上である、請求項9に記載のページ表示方法。
【請求項11】
前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理する前記ステップは、
前記現在の拡大倍数が1より大きいと判定することに応じて、前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理するステップを含む、請求項10に記載のページ表示方法。
【請求項12】
前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示する前記ステップは、
前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャの実行中に、拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理し、目標ビデオ画面を得て、且つ前記目標ビデオ画面を前記ビデオ再生領域に表示するステップと、
前記第1多指操作ジェスチャの実行が終了し、且つ前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であると判定することに応答して、前記ビデオ再生領域での前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示し、且つ前記ビデオ再生領域に表示されている前記目標ビデオ画面を拡大処理前の元のビデオ画面に復元するステップと、を含む、請求項8に記載のページ表示方法。
【請求項13】
ページ表示装置であって、
ビデオ再生ページを表示するように構成されるページ表示モジュールであって、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されている、ページ表示モジュールと、
前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での前記第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するように構成される応答モジュールと、を含む、ページ表示装置。
【請求項14】
電子機器であって、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに請求項1~3のいずれか1項に記載のページ表示方法を実現させる電子機器。
【請求項15】
コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1~3のいずれか1項に記載のページ表示方法が実現されるコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
コンピュータにより実行されると、前記コンピュータに請求項1~3のいずれか1項に記載のページ表示方法を実現させるコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は2022年1月11日に中国特許庁に提出された、出願番号が202210028254.9である中国特許出願の優先権を主張しており、該出願の全内容は援用により本願に組み込まれている。
【0002】
本開示の実施例はコンピュータの技術分野に関し、例えば、ページ表示方法、装置、電子機器、記憶媒体及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0003】
現在、現在のビデオ再生ページでビデオを再生すると、一般的に、ユーザーがインタラクションを行うためのインタラクションコントロールをビデオ再生領域に表示する。
【0004】
関連技術では、ビデオ再生領域におけるインタラクションコントロールによってブロックされているビデオ画面を視聴するために、ユーザーは一連の操作を行う必要があり、操作が煩雑であるため、ユーザーの体験が良くない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例は、完全なビデオ画面を視聴するための必要な操作を簡略化するように、ページ表示方法、装置、電子機器、記憶媒体及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様では、本開示の実施例は、ビデオ再生ページを表示するステップであって、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されている、ステップと、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するステップと、を含む、ページ表示方法を提供する。
【0007】
第2態様では、本開示の実施例は、ビデオ再生ページを表示するように構成されるページ表示モジュールであって、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されている、ページ表示モジュールと、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するように構成される応答モジュールと、を含む、ページ表示装置を更に提供する。
【0008】
第3態様では、本開示の実施例は、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を含み、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに本開示の実施例に記載のページ表示方法を実現させる、電子機器を更に提供する。
【0009】
第4態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されており、該プログラムがプロセッサにより実行されると、本開示の実施例に記載のページ表示方法が実現される、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。
【0010】
第5態様では、本開示の実施例は、コンピュータにより実行されると、前記コンピュータに本開示の実施例に記載のページ表示方法を実現させる、コンピュータプログラムを更に提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図面全体を通じて、同じ又は類似の参照番号は同じ又は類似の要素を表す。図面は例示的なものであり、コンポーネントと要素は必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではないことを理解されたい。
【
図1】本開示の実施例に係るページ表示方法の模式的なフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例に係るビデオ再生ページの模式図である。
【
図3】本開示の実施例に係る別のビデオ再生ページの模式図である。
【
図4】本開示の実施例に係る更に別のビデオ再生ページの模式図である。
【
図5】本開示の実施例に係る別のページ表示方法の模式的なフローチャートである。
【
図6】本開示の実施例に係る予め設定された拡大率係数曲線の模式図である。
【
図7】本開示の実施例に係る別の予め設定された拡大率係数曲線の模式図である。
【
図8】本開示の実施例に係るページ表示装置の構造ブロック図である。
【
図9】本開示の実施例に係る電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
理解すべきなのは、本開示の方法の実施形態に記載の複数のステップは、様々な順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよい。また、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は示されるステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0013】
本明細書に使用される用語「含む」及びその変形は、非限定的な包含を指し、すなわち、「..を含むがこれらに限定されない」ことを意味する。用語「に基づき」は、「に少なくとも部分的に基づき」を意味する。用語「1つの実施例」は「少なくとも1つの実施例」を意味し、用語「別の実施例」は「少なくとも1つのその他の実施例」を意味し、用語「いくつかの実施例」は「少なくともいくつかの実施例」を意味する。その他の用語の関連する定義は以下で説明される。
【0014】
なお、本開示に言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互の依存関係を限定するものではない。
【0015】
なお、本開示に言及される「1つ」、「複数」の修飾は、限定的なものではなく、例示的なものであり、当業者であれば、文脈において、特に明記されていない限り、「1つ又は複数」として理解されるべきであることを理解されたい。
【0016】
本開示の実施形態における複数の装置の間でインタラクトされるメッセージ又は情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するためのものではない。
【0017】
図1は本開示の実施例に係るページ表示方法の模式的なフローチャートである。該方法はページ表示装置によって実行されてもよく、該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアによって実現されてもよく、携帯電話又はタブレットコンピュータ等の電子機器に配置されてもよい。本開示の実施例に係るページ表示方法は、ビデオ画面を完全に視聴するシーンに適用できる。
図1に示すように、本実施例に係るページ表示方法はステップS101とステップS102を含んでもよい。
【0018】
S101:ビデオ再生ページを表示し、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されている。
【0019】
ここで、現在再生されているビデオは、ビデオ再生ページに現在再生されているビデオであってもよい。元のビデオ画面は、現在再生されているビデオに含まれる、元のサイズのビデオ画面、すなわち拡大処理されていないビデオ画面であってもよい。第1インタラクションコントロールは、ユーザーがインタラクションを行うためにビデオ再生ページに表示されているコントロールであってもよく、例えば、現在のページをビデオ再生ページからその他のページに切り替えるためのページ切り替えコントロール、及び/又は、ユーザーが現在再生されているビデオに対していいね、コメント、シェア又はお気に入りを行うためのコントロール等であってもよい。ビデオ再生領域は、ビデオ再生ページにおけるビデオを再生するための領域、すなわちビデオ画面を表示するための領域であってもよい。
【0020】
図2に示すように、電子機器は、ユーザーのトリガー操作に基づいてビデオ再生ページを表示し、現在再生されているビデオをビデオ再生ページに再生し、すなわち、現在再生されているビデオの元のビデオ画面(図示せず)をビデオ再生ページのビデオ再生領域20に表示する。第1インタラクションコントロールの一部又は全てを元のビデオ画面の上層に表示し、例えば、投稿者の個人ホームページコントロール200、いいねコントロール201、コメントコントロール202及びシェアコントロール203等を元のビデオ画面の上層に表示する。そして、現在再生されているビデオの投稿者のユーザー名、投稿時刻、ビデオ名称及び/又はバックグラウンドミュージック情報等の現在再生されているビデオのビデオ情報を、ビデオ再生領域に表示する。
【0021】
また、第1インタラクションコントロールの一部をビデオ再生領域の外に表示してもよく、例えば、同じ都市コントロール210、フォローコントロール211、推薦コントロール212及び検索コントロール213をビデオ再生領域の上方に表示してもよく、及び/又は、ホームページコントロール220、友人コントロール221、撮影コントロール222、メッセージコントロール223及びユーザーの個人ホームページコントロール224等をビデオ再生領域の下方に表示してもよい。
【0022】
S102:前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示する。
【0023】
ここで、第1多指操作ジェスチャは多指拡大ジェスチャ又は多指縮小ジェスチャ等であってもよく、例えば、2本指拡大ジェスチャ/2本指縮小ジェスチャ又は3本指拡大ジェスチャ/3本指縮小ジェスチャ等であり、以下、第1ジェスチャが2本指拡大ジェスチャであるのを例に挙げて説明する。該2本指拡大ジェスチャは2つのタッチポイントの間の距離を徐々に大きくするタッチジェスチャであってもよい。第2インタラクションコントロールは、第1インタラクションコントロールと完全に異なるか、部分的に同じであるか、又は完全に同じであってもよく、例えば、第2インタラクションコントロールは、現在再生されているビデオのいいねコントロール、コメントコントロール及びシェアコントロール等の、ユーザーが現在再生されているビデオとインタラクションを行うためのコントロールを含んでもよく、倍速コントロール及び復元コントロールを更に含んでもよい。
【0024】
例えば、ユーザーは、ビデオ再生ページで現在再生されているビデオを視聴し、現在再生されているビデオのビデオ画面を完全に視聴したい場合に、ビデオ再生ページで第1多指操作ジェスチャを実行することができる。これに応じて、
図3に示すように、ユーザーと現在再生されているビデオとのインタラクティブを便利にするために、電子機器は、ユーザーがビデオ再生ページで第1多指操作ジェスチャを実行することを検出すると、ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロールの表示を停止し(例えば、ビデオ再生領域内の第1インタラクションコントロールの表示を停止し、又は、ビデオ再生ページに表示されている全ての第1インタラクションコントロールの表示を停止する)、及びビデオ再生ページに表示されているビデオ情報の表示を停止し、且つビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示することができる(例えば、現在再生されているビデオのいいねコントロール201、コメントコントロール202及びシェアコントロール203をビデオ再生領域の下方に表示する)。また、
図3に示すように、ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に倍速コントロール30及び復元コントロール31を更に表示してもよく、ユーザーは、該倍速コントロール30をトリガーすることで現在再生されているビデオの再生倍速を調節し、及び/又は、該復元コントロール31をトリガーすることで、複数のインタラクションコントロールの元の表示位置に複数のインタラクションコントロールを再表示するように電子機器に命令することができる。
【0025】
本実施例では、ユーザーは、簡単な多指拡大ジェスチャをビデオ再生ページで実行するだけで、ビデオ再生領域に表示されているインタラクションコントロール及びビデオ情報の表示をキャンセルするように電子機器に命令し、ビデオ再生領域に表示されているビデオ画面を完全に視聴することができ、ビデオ再生ページに画面クリアコントロールを永続的に表示する必要がなく、ビデオ再生ページで一連の操作を実行することにより画面クリアコントロールを表示するように電子機器に命令する必要もない。ビデオ再生ページに表示されているコントロールの数を減少するとともに、ビデオ画面を完全に視聴するために必要な操作を簡略化し、画面を迅速にクリアし、ユーザーのビデオ視聴体験を向上させることができる。
【0026】
1つの実施形態では、
図3に示すように、第1ジェスチャを受信した場合に、ビデオ再生ページにおける全ての第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止してもよく、すなわち、ビデオ再生領域内の第1インタラクションコントロール及びビデオ再生領域の外の第1インタラクションコントロールの表示を停止し、且つビデオ再生領域に表示されているビデオ情報の表示を停止する。この場合に、例えば、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップは、前記ビデオ再生ページに表示されている全ての第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止するステップを含む。
【0027】
上記の実施形態では、ビデオ再生ページに表示されている第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止する方法は自由に設定することができ、例えば、ビデオ再生領域に表示されている第1インタラクションコントロールの表示を直接キャンセルしてもよい。例えば、前記ビデオ再生ページに表示されている全ての第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップは、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を制御して対応する移動方向に沿って前記ビデオ再生ページの外に移動させるステップを含む。すなわち、ビデオ再生ページの異なる位置に位置する第1インタラクションコントロール及びビデオ情報を制御して異なる方向に沿ってビデオ再生ページの外に移動させることで、複数の第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止することができる。例えば、ビデオ再生領域の上方に位置する複数の第1インタラクションコントロールを制御して上向きにビデオ再生ページの外に移動させ、ビデオ再生領域の下方に位置する複数の第1インタラクションコントロールを制御して下向きにビデオ再生ページの外に移動させ、ビデオ再生領域の内部の右側に位置する複数の第1インタラクションコントロールを制御して右向きにビデオ再生ページの外に移動させ、現在再生されているビデオのビデオメッセージがビデオ再生領域の内部の左側に表示されている場合に、現在再生されているビデオのビデオ情報を制御して左向きにビデオ再生ページの外に移動させることができる。
【0028】
理解できるように、
図2及び
図3に示すように、第1インタラクションコントロール及び第2インタラクションコントロールに同じインタラクションコントロールが含まれ、例えば、ビデオ再生領域及び予め設定された領域の両方に特定のインタラクションコントロールを表示する場合に、該インタラクションコントロールを異なる表示状態に表示することができ、例えば、該インタラクションコントロールを異なる表示スタイル及び/又は表示サイズで表示する。また、本実施例では、第1多指操作ジェスチャを受信した場合に、第1インタラクションコントロールのみに含まれ、第2インタラクションコントロールに含まれないインタラクションコントロールの表示のみを停止してもよく、ビデオ再生ページに表示されている、第1インタラクションコントロール及び第2インタラクションコントロールの両方に含まれるインタラクションコントロールを、ビデオ再生領域内の元の表示位置からビデオ再生領域の外の予め設定された領域に移動して表示するように制御し、且つ移動の前、移動中及び/又は移動後に、複数のビデオインタラクションコントロールの表示状態を調整することができる。
【0029】
別の実施形態では、
図4に示すように、第1ジェスチャを受信した場合に、ビデオ再生領域に表示されている第1インタラクションコントロール及びビデオ情報のみの表示を停止してもよく、すなわちビデオ再生領域内に位置する第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示のみを停止し、ビデオ再生領域の外に位置する第1インタラクションコントロールの表示を維持する。この場合に、例えば、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップは、前記ビデオ再生領域内に位置する第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止するステップを含む。
【0030】
本実施例に係るページ表示方法は、ビデオ再生ページを表示し、該ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報及びインタラクションコントロールが表示されており、該元のビデオ画面はビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、該ビデオ情報及び少なくとも1つの第1インタラクションコントロールは元のビデオ画面の上層に表示されており、ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止し、且つ該ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示する。本実施例は、上記技術的解決手段を採用し、ユーザーの多指拡大ジェスチャに応じて、ビデオ再生領域に表示されているインタラクションコントロールの表示をキャンセルすることによって、ビデオ画面を完全に視聴するために必要な操作を簡略化し、ユーザーのビデオ視聴体験を向上させることができる。
【0031】
図5は本開示の実施例に係る別のページ表示方法の模式的なフローチャートである。本実施例における技術案と上記実施例における1つ又は複数の例示的な技術案とを組み合わせてもよい。例えば、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップの後に、第2多指操作ジェスチャ又は予め設定された方向に沿った一点スライドジェスチャを含むコントロール表示ジェスチャに応答して、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を前記ビデオ再生領域に再表示し、且つ前記予め設定された領域での前記第2インタラクションコントロールの表示を停止するステップを更に含む。
【0032】
例えば、前記第2インタラクションコントロールは復元コントロールを含み、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロールの表示を停止する前記ステップの後に、前記復元コントロールに対するトリガー操作に応答して、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を前記ビデオ再生領域に再表示し、且つ前記予め設定された領域での前記第2インタラクションコントロールの表示を停止するステップを更に含む。
【0033】
例えば、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するする前記ステップは、前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であると、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するステップを含む。
【0034】
例えば、本実施例に係るページ表示方法は、前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間以上であると、前記元のビデオ画面を拡大処理し、目標ビデオ画面を得て、且つ前記目標ビデオ画面を前記ビデオ再生領域に表示するステップを更に含む。
【0035】
これに応じて、
図5に示すように、本実施例に係るページ表示方法は、ステップS201~ステップS206を含んでもよい。
【0036】
S201:ビデオ再生ページを表示し、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されている。
【0037】
S202:前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャを受信して、S203又はS206を実行する。
【0038】
S203:前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であると、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に、復元コントロールを含む第2インタラクションコントロールを表示し、S204又はS205を実行する。
【0039】
本実施例では、ジェスチャのトリガー時間を考慮せずに、ユーザーが第1多指操作ジェスチャを実行する際に、ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止してもよい。又は、ユーザーの画面クリアニーズ及び画面拡大ニーズを同時に満たすように、第1多指操作ジェスチャのトリガー時間を考慮し、ユーザーが実行した第1多指操作ジェスチャのトリガージェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満である場合のみに、ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止し、該第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間以上である場合に、該第1多指操作ジェスチャに応じてビデオ画面を拡大処理してもよく、本実施例はこのケースを例に挙げて説明する。
【0040】
ここで、該予め設定された時間はニーズに応じて設定されてもよく、例えば、予め設定された時間を200msに設定してもよく、この場合に応じて、ユーザーが実行した第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が200ms未満である場合に、ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止し、且つビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示することができる。ユーザーが実行した拡大用の第2多指操作ジェスチャのトリガー時間が200ms以上である場合に、該第2多指操作ジェスチャに応じてビデオ画面を拡大処理することができる。
【0041】
本実施例では、第1多指拡大ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であり、トリガーが終了しない場合に、ビデオ画面を拡大処理する必要があるか否かが明確でないため、第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であり且つトリガーが終了していない場合に、ビデオ画面を初期に拡大処理し、トリガーが終了する場合に、該第1多指操作ジェスチャのトリガー時間に応じて異なる応答を行うことができる。この場合に、例えば、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示する前記ステップは、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャの実行中に、拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理し、目標ビデオ画面を得て、且つ前記目標ビデオ画面を前記ビデオ再生領域に表示するステップと、前記第1多指操作ジェスチャの実行が終了する場合に、前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であると、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示し、且つ前記ビデオ再生領域に表示されている前記目標ビデオ画面を拡大処理前の元のビデオ画面に復元するステップとを含む。
【0042】
ここで、拡大率係数は予め設定された拡大率係数曲線に基づいて決定でき、該予め設定された拡大率係数曲線はトリガー時間に対する拡大率係数の変化曲線であってもよい。画面クリアとビデオ画面の拡大をスムーズに組みわせるために、例えば、前記予め設定された拡大率係数曲線において、トリガー時間が前記予め設定された時間未満である場合に、拡大率係数を1未満にし、トリガー時間が前記予め設定された時間以上である場合に、拡大率係数を1以上にし、すなわち、トリガー時間が予め設定された時間未満である場合に、ビデオ画面の拡大効果を抑制することで、画面クリア中のビデオ画面拡大の干渉を減少する。トリガー時間が予め設定された時間以上である場合に、ビデオ画面を正常に拡大し、且つ予め設定された時間内で拡大効果を抑制することによって生じた通常の拡大との間の偏差を補うことで、ビデオ画面拡大中にビデオ画面が急に大幅に大きくなることを回避し、すなわちビデオ画面の拡大中に断層が出現することを回避する。ここで、該予め設定された拡大率係数曲線は、
図6に示されるような線形曲線であってもよく、
図7に示されるような非線形曲線であってもよい。
【0043】
第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値は、2つのタッチポイントの間の距離値の増加量として理解でき、現時点での2つのタッチポイントの間の距離及び2つのタッチポイントの間の初期距離に基づいて計算でき、すなわち、両者の間の差を計算することによって得ることができる。異なる距離の増加値は異なる拡大倍率に対応し、両者は正比例の関係を有することができ、すなわち距離の増加値が大きいほど、拡大倍率が大きくなり、距離の増加値と拡大倍率との間の対応関係は開発者によって予め設定されてもよい。目標ビデオ画面は、第1多指操作ジェスチャに応じて現在再生されているビデオの元のビデオ画面を拡大処理することによって得られるビデオ画面であってもよい。
【0044】
例えば、第1多指操作ジェスチャのトリガープロセスにおいて、予め設定された拡大率係数曲線に従って現時点での現在の拡大率係数を決定し、且つ第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて現時点での現在の拡大倍率を決定する。該現在の拡大率係数及び該現在の拡大倍率に基づいて現在の元のビデオ画面の現在の拡大倍数を決定する。該現在の拡大倍数が1より大きいか否かを判断し、そうである場合に、該現在の拡大倍数に基づいてビデオ再生領域に表示されている現在の元のビデオ画面を拡大処理し、そうでない場合に、現在再生されているビデオの元のビデオ画面をビデオ再生領域に表示し続け、すなわち、ビデオ再生領域に表示されている現在の元のビデオ画面を拡大処理しない。
【0045】
予め設定された時間内で第1多指操作ジェスチャのトリガーが終了すると、ビデオ再生領域でのインタラクションコントロールの表示を停止し、且つビデオ再生領域に表示されているのが現在再生されているビデオの拡大されていない元のビデオ画面であるか否かを判断する。そうである場合に、現在再生されているビデオの元のビデオ画面をビデオ再生領域に再生し続け、そうでない場合に、ビデオ再生領域に表示されている、拡大された目標ビデオ画面を拡大される前の元のビデオ画面に復元し、且つ現在再生されているビデオの元のビデオ画面をビデオ再生領域に再生し続ける。
【0046】
S204:第2多指操作ジェスチャ又は予め設定された方向に沿った一点スライドジェスチャを含むコントロール表示ジェスチャに応答して、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を前記ビデオ再生領域に再表示し、且つ前記予め設定された領域での前記第2インタラクションコントロールの表示を停止し、操作を終了する。
【0047】
ここで、コントロール表示ジェスチャは、ビデオ再生ページ内の複数のインタラクションコントロールを元の表示位置に表示するように電子機器に命令するジェスチャであってもよく、例えば、第2多指操作ジェスチャ又は予め設定された方向に沿った一点スライドジェスチャ等である。該第2多指操作ジェスチャは、第1多指操作ジェスチャと異なるジェスチャであってもよく、例えば、第1多指操作ジェスチャが多指拡大ジェスチャである場合に、該第2多指操作ジェスチャは多指縮小ジェスチャであってもよく、第1多指操作ジェスチャが多指縮小ジェスチャである場合に、該第2多指操作ジェスチャは多指拡大ジェスチャであってもよい。該予め設定された方向はニーズに応じて設定されてもよく、例えば、予め設定された方向を上向きに設定してもよい。
【0048】
例示的に、ユーザーは、第1インタラクションコントロール及びビデオ情報をビデオ再生領域に再表示するように電子機器に命令したい場合に、ビデオ再生ページで第2多指操作ジェスチャ又は予め設定された方向に沿った一点スライドジェスチャを実行してもよい。それにより、電子機器は、ユーザーの第2多指操作ジェスチャ又は予め設定された方向に沿った一点スライドジェスチャを検出した場合に、
図2に示されるように、第1インタラクションコントロール及びビデオ情報をビデオ再生領域に再表示し、且つ予め設定された領域での第2インタラクションコントロールの表示を停止することができる。
【0049】
S205:前記復元コントロールに対するトリガー操作に応答して、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を前記ビデオ再生領域に再表示し、且つ前記予め設定された領域での前記第2インタラクションコントロールの表示を停止し、操作が終了する。
【0050】
例示的に、
図3に示すように、電子機器は、ユーザーの第1多指操作ジェスチャに応じて、ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止した後に、復元コントロール31を含む第2インタラクションコントロールをビデオ再生領域の外の予め設定された領域に表示することができる。それにより、ユーザーは、第1インタラクションコントロール及びビデオ情報をビデオ再生領域に再表示するように電子機器に命令したい場合に、ビデオ再生ページに表示されている該復元コントロール31をトリガーしてもよい。それにより、電子機器は、ユーザーがビデオ再生ページに表示されている復元コントロール31をトリガーすることを検出した場合に、
図2に示されるように、第1インタラクションコントロール及びビデオ情報をビデオ再生領域に再表示し、且つ予め設定された領域での第2インタラクションコントロールの表示を停止することができる。
【0051】
また、ビデオ再生ページにおけるインタラクションコントロールによってブロックされているビデオ画面を視聴するために、ユーザーは、予め設定された方向に沿った一点スライド操作をビデオ再生ページで実行することによって、ビデオ再生ページに表示されている複数のインタラクションコントロールの透明度を高めるように電子機器に命令することもできる。この場合に応じて、電子機器は、ユーザーによる予め設定された方向に沿った一点スライド操作を検出した場合に、ビデオ再生領域にインタラクションコントロールが表示されているか否かを判断し、すなわちビデオ再生領域内のインタラクションコントロールが表示状態にあるか否かを判断し、そうである場合に、ビデオ再生領域に表示されている複数のインタラクションコントロール及び/又はビデオ情報の透明度を高め、例えば、ビデオ再生領域に表示されている複数のインタラクションコントロール及び/又はビデオ情報の透明度を元の透明度から予め設定された透明度に高め、そうでない場合に、複数のインタラクションコントロール及び/又はビデオ情報をビデオ再生領域に再表示し、例えば、複数のインタラクションコントロール及び/又はビデオ情報を元の透明度でビデオ再生領域に表示する。
【0052】
S206:前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間以上であると、前記元のビデオ画面を拡大処理し、目標ビデオ画面を得て、且つ前記目標ビデオ画面を前記ビデオ再生領域に表示する。
【0053】
例えば、ユーザーは、現在再生されているビデオをビデオ再生ページで視聴することができ、且つビデオ再生領域に表示されているビデオ画面を拡大したい場合に、トリガー時間が予め設定された時間以上である第1多指操作ジェスチャをビデオ再生ページで実行することができる。これに応じて、電子機器はユーザーの第1多指操作を受信した場合に、該第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間以上であると判定すると、該第1多指操作ジェスチャに応じてビデオ再生領域に表示されている元のビデオ画面を拡大処理し、目標ビデオ画面を得て、且つビデオ再生領域に該目標ビデオ画面を表示することができる。
【0054】
第1多指操作ジェスチャが2本指操作ジェスチャであることを例に挙げる。電子機器は、ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャを検出した場合に、ビデオ再生領域に表示されている元のビデオ画面を拡大処理し、且つ拡大処理された目標ビデオ画面をビデオ再生領域に表示することができる。該第1多指操作ジェスチャの実行が終了する場合に、該第1多指操作ジェスチャの実行時間が予め設定された時間未満であるか否かを判断し、そうである場合に、ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止し、ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示し、且つビデオ再生領域に表示されているビデオ画面を拡大処理されていない元のビデオ画面に切り替え、そうでない場合に、ビデオ再生領域での拡大処理されたビデオ画面の表示を維持し、且つビデオ再生領域での元々表示された第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を維持する。
【0055】
本実施例では、元のビデオ画面を拡大処理する方法は自由に設定することができ、例えば、拡大率係数、及び2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、元のビデオ画面を拡大処理してもよい。この場合に、前記第1多指操作ジェスチャは2本指操作ジェスチャであり、前記元のビデオ画面を拡大処理する前記ステップは、拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理するステップを含む。
【0056】
1つの実施形態では、拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理する前記ステップは、現在のトリガー時間と、トリガー時間に対する拡大率係数の変化曲線である予め設定された拡大率係数曲線とに基づいて、現在の拡大率係数を決定し、且つ前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の現在の距離の増加値に基づいて現在の拡大倍率を決定するステップと、前記現在の拡大率係数及び前記現在の拡大倍率に基づいて現在の元のビデオ画面の現在の拡大倍数を決定するステップと、前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理するステップと、を含む。
【0057】
例示的に、先ず、現時点での第1多指操作ジェスチャの現在のトリガー時間及び予め設定された拡大率係数曲線に基づいて、現在のトリガー時間に対応する現在の拡大率係数を決定し、第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の現時点での現在の距離を取得し、該現在の距離及び2つのタッチポイントの間の初期距離に基づいて、現在の距離の増加値を計算し、且つ該現在の距離の増加値に対応する拡大倍率を現在の拡大倍率とする。次に、該現在の拡大率係数及び該現在の拡大倍率に基づいて現在の元のビデオ画面の現在の拡大倍数を決定し、例えば、該現在の拡大率係数と該現在の拡大倍率との積を現在の拡大倍数とする。現在の拡大倍数を算出した後に、該現在の拡大倍数に基づいてビデオ再生領域に表示されている現在の元のビデオ画面を拡大処理し、例えば、現在の元のビデオ画面を該現在の拡大倍数で拡大し、目標ビデオ画面を得て、且つビデオ再生領域に該目標ビデオ画面を表示する。
【0058】
本実施例では、ビデオ画面を拡大するユーザーの意欲をより適切に適合させるために、例えば、現在の拡大倍数が1より大きい場合のみに、ビデオ再生領域に表示されている現在の元のビデオ画面を拡大処理し、現在の拡大倍数が1以下である場合に、ビデオ再生領域に現在の元のビデオ画面を直接表示することで、ユーザーが第1多指操作ジェスチャを実行する際のビデオ再生領域に表示されているビデオ画面の縮小を回避することができる。この場合に、例えば、前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理する前記ステップは、前記現在の拡大倍数が1より大きいと、前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理するステップを含む。
【0059】
本実施例に係るページ表示方法によれば、ユーザーは、一連の簡単な第1多指操作ジェスチャによって、ビデオ再生領域でのインタラクションコントロールの表示を停止したり、ビデオ画面を拡大処理したりするように電子機器に命令することができる。簡単な第2多指操作ジェスチャ、予め設定された方向に沿った一点スライドジェスチャ、又は復元コントロールに対するトリガージェスチャによって、インタラクションコントロールをビデオ再生領域に再表示するように電子機器に命令することができる。ユーザーの画面クリアのニーズ、ビデオ画面拡大ニーズ、及び復元のニーズを満たす前提で、ユーザーの所要の操作を簡略化させ、ユーザーのビデオ視聴体験を向上させることができる。
【0060】
図8は本開示の実施例に係るページ表示装置の構造ブロック図である。該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアによって実現されてもよく、携帯電話又はタブレットコンピュータ等の電子機器に配置されてもよく、ページ表示方法を実行することによりビデオ再生ページの表示を実現することができる。
図8に示すように、本実施例に係るページ表示装置は、ページ表示モジュール801及び応答モジュール802を含んでもよい。
【0061】
ページ表示モジュール801は、ビデオ再生ページを表示するように構成され、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されている。
【0062】
応答モジュール802は、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するように構成される。
【0063】
本実施例に係るページ表示装置は、ページ表示モジュールによってビデオ再生ページを表示し、該ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報及びインタラクションコントロールが表示されており、該元のビデオ画面はビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、該ビデオ情報及び少なくとも1つの第1インタラクションコントロールは元のビデオ画面の上層に表示されている。応答モジュールによってビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止し、且つ該ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示する。本実施例は、上記技術的解決手段を採用して、ユーザーの第1多指操作ジェスチャに応じて、ビデオ再生領域に表示されているインタラクションコントロールの表示をキャンセルすることによって、ビデオ画面を完全に視聴するために必要な操作を簡略化し、ユーザーのビデオ視聴体験を向上させることができる。
【0064】
上記の技術案では、前記応答モジュール802は、前記ビデオ再生ページに表示されている全ての第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、又は、前記ビデオ再生領域内に位置する第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止するように構成されてもよい。
【0065】
上記の技術案では、前記応答モジュール802は、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を制御して対応する移動方向に沿って前記ビデオ再生ページの外に移動させるように構成されてもよい。
【0066】
例えば、本実施例に係るページ表示装置は第1コントロール表示モジュールを更に含んでもよく、前記第1コントロール表示モジュールは、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップの後に、第2多指操作ジェスチャ又は予め設定された方向に沿った一点スライドジェスチャを含むコントロール表示ジェスチャに応答して、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を前記ビデオ再生領域に再表示し、且つ前記予め設定された領域での前記第2インタラクションコントロールの表示を停止するように構成される。
【0067】
上記の技術案では、前記第2インタラクションコントロールは復元コントロールを含んでもよい。本実施例に係るページ表示装置は第2コントロール表示モジュールを更に含んでもよく、前記第2コントロール表示モジュールは、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロールの表示を停止する前記ステップの後に、前記復元コントロールに対するトリガー操作に応答して、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を前記ビデオ再生領域に再表示し、且つ前記予め設定された領域での前記第2インタラクションコントロールの表示を停止するように構成される。
【0068】
上記の技術案では、前記応答モジュール802は、前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であると、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するように構成されてもよい。
【0069】
例えば、前記応答モジュール802は、更に、前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間以上であると、前記元のビデオ画面を拡大処理し、目標ビデオ画面を得て、且つ前記目標ビデオ画面を前記ビデオ再生領域に表示するように構成されてもよい。
【0070】
上記の技術案では、前記第1多指操作ジェスチャは2本指操作ジェスチャであってもよく、前記第1応答モジュール802は、拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理するように構成されてもよい。
【0071】
上記の技術案では、前記第1応答モジュール802は、現在のトリガー時間と、トリガー時間に対する拡大率係数の変化曲線である予め設定された拡大率係数曲線とに基づいて、現在の拡大率係数を決定し、且つ前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の現在の距離の増加値に基づいて現在の拡大倍率を決定するように構成される係数決定ユニットと、前記現在の拡大率係数及び前記現在の拡大倍率に基づいて現在の元のビデオ画面の現在の拡大倍数を決定するように構成される倍数決定ユニットと、前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理するように構成される拡大処理ユニットと、を含んでもよい。
【0072】
上記の技術案では、前記予め設定された拡大率係数曲線において、トリガー時間が前記予め設定された時間未満である場合に、拡大率係数は1未満であってもよく、トリガー時間が前記予め設定された時間以上である場合に、拡大率係数は1以上であってもよい。
【0073】
上記の技術案では、前記拡大処理ユニットは、前記現在の拡大倍数が1より大きい場合に、前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理するように構成されてもよい。
【0074】
上記の技術案では、前記応答モジュール802は、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャの実行中に、拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理し、目標ビデオ画面を得て、且つ前記目標ビデオ画面を前記ビデオ再生領域に表示し、前記第1多指操作ジェスチャの実行が終了する場合に、前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であると、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示し、且つ前記ビデオ再生領域に表示されている前記目標ビデオ画面を拡大処理前の元のビデオ画面に復元するように構成されてもよい。
【0075】
本開示の実施例に係るページ表示装置は本開示の任意の実施例に係るページ表示方法を実行でき、ページ表示方法を実行するための相応な機能モジュール及び有益な効果を有する。本実施例に詳しく説明されていない技術的詳細は、本開示の任意の実施例に係るページ表示方法を参照できる。
【0076】
以下では
図9を参照すると、
図9は本開示の実施例を実現するための電子機器(例えば端末機器)900の構造模式図を示している。本開示の実施例における端末機器は、例えば、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(携帯情報端末)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(ポータブルマルチメディアプレイヤー)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)等の移動端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータ等の固定端末を含んでもよいがこれらに限定されない。
図9に示される電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何かの制限を与えるものではない。
【0077】
図9に示すように、電子機器900は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックプロセッサ等)901を含んでもよく、読み取り専用メモリ(ROM)902に記憶されるプログラム、又は記憶装置908からランダムアクセスメモリ(RAM)903にロードされるプログラムに基づき、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM903には、端末機器900の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置901、ROM902及びRAM903は、バス904を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インタフェース905もバス904に接続される。
【0078】
通常、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置906、例えば、液晶表示(LCD)、スピーカ、発振器等を含む出力装置907、例えば、磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置908、及び通信装置909はI/Oインタフェース905に接続することができる。通信装置909は、電子機器900が他の機器と無線又は有線通信してデータを交換することを可能にすることができる。
図9は様々な装置を有する電子機器900を示しているが、全ての示される装置を実施又は備えることが必要ではないのを理解すべきである。代わりに、電子機器900は、より多く又はより少ない装置を実施又は備えてもよい。
【0079】
特に、本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照しながら説明されるプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現することができる。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶されるコンピュータプログラを含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置909を介してネットワークからダウンロード及びインストールされるか、記憶装置908からインストールされるか、又はROM902からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置901により実行されると、本開示の実施例により提供される方法における限定される上記機能を実現できる。
【0080】
なお、本開示の上記のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、コンピュータ可読記憶媒体、又は上記の両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせであってもよいがこれらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含んでもよいがこれらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含み又は記憶する任意の有形の媒体であってもよく、該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスに使用され、又はそれらと組み合わせて使用されてもよい。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドにおいて、又は搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードが記憶されている。このような伝搬されるデータ信号は様々な形態を用いることができ、電磁信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスに使用され、又はそれらと結合して使用されるためのプログラムを送信、伝搬又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体によって伝送でき、ワイヤー、光ケーブル、RF(無線周波数)等、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない。
【0081】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバは、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)等の、現在既知又は将来開発しようとする任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)に互いに接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ワールドワイドウェブ(例えば、インターネット)、エンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び現在既知又は将来開発しようとする任意のネットワークを含む。
【0082】
上記のコンピュータ可読媒体は、上記の電子機器に含まれるものであってもよいし、単独で存在して該電子機器内に組み立てられていないものであってもよい。
【0083】
上記コンピュータ可読媒体は1つ又は複数のプログラムを記憶しており、上記の1つ又は複数のプログラムが該電子機器により実行されると、該電子機器は、ビデオ再生ページを表示し、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されており、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示する。
【0084】
一種又は複数種のプログラミング言語又はその組み合わせで、本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含むがこれらに限定されず、「C」言語のような通常の手続き型プログラミング言語、又は類似するプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザーのコンピュータで実行されてもよく、部分的にユーザーのコンピュータで実行されてもよく、独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、一部がユーザーのコンピュータで、一部がリモートコンピュータで実行されてもよく、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザーコンピュータに接続することができ、又は、外部コンピュータに接続することができる(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)。
【0085】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラムの実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセクション、又はコードの一部を代表することができ、該モジュール、プログラムセクション、又はコードの一部は、所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。なお、いくつかの代替の実装形態では、ブロックに示される機能は、図に示される順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、連続的に示された2つのブロックは、関連する機能によって、実際にほぼ並行して実行されてもよく、逆の順序で実行されてもよい。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行するための、ハードウェアに基づいた専用のシステムで実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現されてもよい。
【0086】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアの形態で実現されてもよく、ハードウェアの形態で実現されてもよい。ある場合、ユニットの名称は該ユニット自体に対する限定を構成しない。
【0087】
本明細書において、上記の説明された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理部材により実行されてもよい。例えば、使用可能なハードウェア論理部材の例示的なタイプは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)等を含むが、これらに限定されない。
【0088】
本開示の文脈では、コンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置又は機器に使用され又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを含み又は記憶できる有形の媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、コンピュータ可読記憶媒体であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又はデバイス、あるいは上記の内容の任意の適切な組み合わせであってもよいがこれらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の内容の任意の適切な組み合わせを含んでもよいがこれらに限定されない。
【0089】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1は、ビデオ再生ページを表示するステップであって、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されている、ステップと、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するステップと、を含む、ページ表示方法を提供する。
【0090】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例2は例1に記載の方法であり、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップは、前記ビデオ再生ページに表示されている全ての第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止するステップ、又は、前記ビデオ再生領域内に位置する第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止するステップを含む。
【0091】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例3は例2に記載の方法であり、前記ビデオ再生ページに表示されている全ての第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップは、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を制御して対応する移動方向に沿って前記ビデオ再生ページの外に移動させるステップを含む。
【0092】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例4は例1~3のいずれか1項に記載の方法であり、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止する前記ステップの後に、第2多指操作ジェスチャ又は予め設定された方向に沿った一点スライドジェスチャを含むコントロール表示ジェスチャに応答して、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を前記ビデオ再生領域に再表示し、且つ前記予め設定された領域での前記第2インタラクションコントロールの表示を停止するステップを更に含む。
【0093】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例5は例1~3のいずれか1項に記載の方法であり、前記第2インタラクションコントロールは復元コントロールを含み、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及びビデオ情報の表示を停止する前記ステップの後に、前記復元コントロールに対するトリガー操作に応答して、第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報を前記ビデオ再生領域に再表示し、且つ前記予め設定された領域での前記第2インタラクションコントロールの表示を停止するステップを更に含む。
【0094】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例6は例1~3のいずれか1項に記載の方法であり、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するする前記ステップは、前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であると、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するステップを含む。
【0095】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例7は例6に記載の方法であり、
前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間以上であると、前記元のビデオ画面を拡大処理し、目標ビデオ画面を得て、且つ前記目標ビデオ画面を前記ビデオ再生領域に表示するステップを更に含む。
【0096】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例8は例6に記載の方法であり、前記第1多指操作ジェスチャは2本指操作ジェスチャであり、前記元のビデオ画面を拡大処理する前記ステップは、拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理するステップを含む。
【0097】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例9は例8に記載の方法であり、拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理する前記ステップは、現在のトリガー時間と、トリガー時間に対する拡大率係数の変化曲線である予め設定された拡大率係数曲線と、に基づいて、現在の拡大率係数を決定し、且つ前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の現在の距離の増加値に基づいて現在の拡大倍率を決定するステップと、前記現在の拡大率係数及び前記現在の拡大倍率に基づいて現在の元のビデオ画面の現在の拡大倍数を決定するステップと、前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理するステップと、を含む。
【0098】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例10は例9に記載の方法であり、前記予め設定された拡大率係数曲線において、トリガー時間が前記予め設定された時間未満である場合に、拡大率係数は1未満であり、トリガー時間が前記予め設定された時間以上である場合に、拡大率係数は1以上である。
【0099】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例11は例10に記載の方法であり、前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理する前記ステップは、前記現在の拡大倍数が1より大きいと、前記現在の拡大倍数に基づいて前記現在の元のビデオ画面を拡大処理するステップを含む。
【0100】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例12は例8に記載の方法であり、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示する前記ステップは、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャの実行中に、拡大率係数、及び前記第1多指操作ジェスチャの対応する2つのタッチポイントの間の距離の増加値に基づいて、前記元のビデオ画面を拡大処理し、目標ビデオ画面を得て、且つ前記目標ビデオ画面を前記ビデオ再生領域に表示するステップと、前記第1多指操作ジェスチャの実行が終了する場合に、前記第1多指操作ジェスチャのトリガー時間が予め設定された時間未満であると、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示し、且つ前記ビデオ再生領域に表示されている前記目標ビデオ画面を拡大処理前の元のビデオ画面に復元するステップと、を含む。
【0101】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例13は、ビデオ再生ページを表示するように構成されるページ表示モジュールであって、前記ビデオ再生ページには、現在再生されているビデオの元のビデオ画面、ビデオ情報、及び第1インタラクションコントロールが表示されており、前記元のビデオ画面は前記ビデオ再生ページのビデオ再生領域内に表示されており、前記ビデオ情報及び少なくとも1つの前記第1インタラクションコントロールは前記元のビデオ画面の上層に表示されている、ページ表示モジュールと、前記ビデオ再生ページに作用する第1多指操作ジェスチャに応答して、前記ビデオ再生領域での第1インタラクションコントロール及び前記ビデオ情報の表示を停止し、且つ前記ビデオ再生領域の外の予め設定された領域に第2インタラクションコントロールを表示するように構成される応答モジュールと、を含む、ページ表示装置を提供する。
【0102】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例14は、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を含み、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに例1~12のいずれか1項に記載のページ表示方法を実現させる電子機器を提供する。
【0103】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例15は、コンピュータプログラムが記憶されており、該プログラムがプロセッサにより実行されると、例1~12のいずれか1項に記載のページ表示方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0104】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例16は、コンピュータにより実行されると、前記コンピュータに例1~12のいずれか1項に記載のページ表示方法を実現させる、コンピュータプログラムを提供する。
【0105】
また、様々な操作が特定の順序で説明されているが、これらの操作が示されている特定の順序で実行され、又は連続した順序で実行されることを要求するものとして理解すべきではない。特定のケースでは、マルチタスク及び並列処理は有利である可能性がある。同様に、若干の具体的な実現の詳細が上記の説明に含まれるが、これらは本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきでない。別個の実施例の文脈に説明されるいくつかの特徴は、単一の実施例に組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一の実施例の文脈で説明される様々な特徴は、個別に又は任意の適切なサブ組み合わせの方式で複数の実施例に実現されてもよい。
【国際調査報告】