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  • 特表-電磁弁 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-21
(54)【発明の名称】電磁弁
(51)【国際特許分類】
   F16K 31/06 20060101AFI20241114BHJP
【FI】
F16K31/06 305L
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024526846
(86)(22)【出願日】2022-08-11
(85)【翻訳文提出日】2024-07-04
(86)【国際出願番号】 CN2022111748
(87)【国際公開番号】W WO2023103436
(87)【国際公開日】2023-06-15
(31)【優先権主張番号】202123059788.8
(32)【優先日】2021-12-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515266108
【氏名又は名称】浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Zhejiang DunAn Artificial Environment Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】Diankou Industry Zone, Zhuji, Zhejiang, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】金 勇
(72)【発明者】
【氏名】田 鵬
(72)【発明者】
【氏名】張 錬
【テーマコード(参考)】
3H106
【Fターム(参考)】
3H106DA07
3H106DA13
3H106DA23
3H106DA35
3H106DB02
3H106DB12
3H106DB23
3H106DB32
3H106DC02
3H106DC17
3H106DD03
3H106EE33
3H106GB08
3H106GB09
3H106GB20
3H106GC07
3H106GC08
3H106JJ04
(57)【要約】
本開示は、ピストン、弁芯座アセンブリ及び弁芯を含み、ピストンは第1収容室を有し、弁芯座アセンブリは第1収容室に固定され、且つ下端に開口する第2収容室を有し、弁芯は第2収容室に軸方向に沿って可動的に設けられ、ここで、第2収容室は軸方向に沿って上向きの第1段差面を有し、第1段差面は、弁芯が第2収容室の下端に位置するときに弁芯の下端に当接されるように配置される、電磁弁を提供する。上述の構造設計によって、本開示で提案される電磁弁は、弁芯座アセンブリの第1段差面によって弁芯の位置を制限し、弁芯がピストンに直接当接されることを回避し、弁芯のピストンに対する衝撃を減少させ、この機構の使用寿命を延長させることができるとともに、弁芯がシステム中に落下してシステムの正常運転に影響を与えることを回避することができる。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ピストン、弁芯座アセンブリ及び弁芯を含み、前記ピストンは第1収容室を有し、前記弁芯座アセンブリは前記第1収容室に固定され、且つ下端に開口する第2収容室を有し、前記弁芯は前記第2収容室に軸方向に沿って可動的に設けられ、
前記第2収容室は軸方向に沿って上向きの第1段差面を有し、前記第1段差面は、前記弁芯が前記第2収容室の下端に位置するときに前記弁芯の下端に当接されるように配置される、電磁弁。
【請求項2】
前記弁芯座アセンブリの下端開口は内側に折り曲げられて屈曲部を形成し、前記屈曲部の軸方向に沿って上向きの上面により前記第1段差面が規定される、請求項1に記載の電磁弁。
【請求項3】
前記第2収容室の下端開口に近接した位置に座金が設けられており、前記座金の軸方向に沿って上向きの上面により前記第1段差面が規定される、請求項1に記載の電磁弁。
【請求項4】
前記弁芯座アセンブリの下端開口は内側に折り曲げられて屈曲部を形成し、前記座金は軸方向に沿って前記屈曲部の上方に隣接して設けられる、請求項3に記載の電磁弁。
【請求項5】
前記第1収容室は軸方向に沿って上向きの第2段差面を有し、前記弁芯座アセンブリは軸方向に沿って下向きの第3段差面を有し、前記第2段差面と前記第3段差面とは当接係合される、請求項1から4のいずれか一項に記載の電磁弁。
【請求項6】
前記ピストンは中心孔を有し、前記中心孔は前記第1収容室の下端に連通され、ここで、前記第1収容室の下端に前記第2段差面が形成されるように、前記中心孔の孔径が前記第1収容室の内径より小さく、ここで、前記弁芯座アセンブリの下端開口は内側に折り曲げられて屈曲部を形成し、前記屈曲部の軸方向に沿って下向きの下面により前記第3段差面が規定される、請求項5に記載の電磁弁。
【請求項7】
前記第1収容室は、軸方向に沿って上下に配置された第1チャンバ及び第2チャンバを有し、前記第1チャンバと前記第2チャンバとの接続部位に前記第2段差面が形成されるように、前記第2チャンバの内径が前記第1チャンバの内径より小さく、ここで、前記弁芯座アセンブリは、軸方向に沿って上下に配置された第1部及び第2部を有し、前記第1部と前記第2部との接続部位に前記第3段差面が形成されるように、前記第2部の外径が前記第1部の外径より小さい、請求項5に記載の電磁弁。
【請求項8】
前記弁芯座アセンブリは、軸方向に沿って上下に配置された第3部及び第1部を有し、前記第1部と前記第3部との接続部位に軸方向に沿って上向きの第4段差面が形成されるように、前記第3部の外径が前記第1部の外径より小さく、ここで、前記ピストンが位置する前記第1収容室の頂部開口の周縁の位置に伸び部が設けられており、前記伸び部は前記第4段差面にかしめられるように配置される、請求項1から4のいずれか一項に記載の電磁弁。
【請求項9】
前記弁芯座アセンブリの第3部は、前記第1収容室から突出している、請求項8に記載の電磁弁。
【請求項10】
前記弁芯座アセンブリは、上下に隣接して配置された座本体及びブッシュを含み、前記座本体及び前記ブッシュはともに前記第1収容室に固定され、且つともに前記第2収容室を規定し、前記座本体の上端が前記弁芯座アセンブリの上端であり、前記ブッシュの下端が前記弁芯座アセンブリの下端である、請求項1から4のいずれか一項に記載の電磁弁。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本開示は、2021年12月7日に出願番号が202123059788.8である中国出願「電磁弁」に基づく優先権を主張し、その全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、電磁弁に関する。
【背景技術】
【0003】
従来の電磁弁の弁芯の下端はピストン収容室の底面に直接押し当てられ、弁芯がピストンに長期間衝撃を与え、弁芯が容易に脱落する問題があり、これにより電磁弁の使用寿命が低下し、ひいては弁芯等の部品がシステム中に落下して故障を引き起こす。
【発明の概要】
【0004】
本開示の一態様によれば、ピストン、弁芯座アセンブリ及び弁芯を含み、ピストンは第1収容室を有し、弁芯座アセンブリは第1収容室に固定され、且つ下端に開口する第2収容室を有し、弁芯は第2収容室に軸方向に沿って可動的に設けられ、ここで、第2収容室は軸方向に沿って上向きの第1段差面を有し、第1段差面は、弁芯が第2収容室の下端に位置するときに弁芯の下端に当接されるように配置される、電磁弁を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1】例示的な実施形態による電磁弁の断面図である。
図2図1に示された電磁弁の部分構造の拡大模式図である。
図3】他の例示的な実施形態による電磁弁の部分構造の拡大模式図である。
図4】他の例示的な実施形態による電磁弁の部分構造の拡大模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
次に、図面を参照して、例示的な実施形態についてより全面的に説明する。しかしながら、例示的な実施形態は、様々な形態で実施でき、ここで述べる実施形態に限定されるものと解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態の提示により、本開示が全面的且つ完全なものとなり、例示的な実施形態の概念を当業者に全面的に伝えるものとなる。図面における同一の符号は、同一又は類似の構成を示すため、それらの詳細な説明を省略する。
【0007】
図1を参照すると、本開示で提案される電磁弁の断面図が代表的に示されている。例示的な実施形態において、本開示で提案される電磁弁は、例えば空調システムの冷却設備に適用することを例にして説明する。当業者であれば、本開示の関連する設計を他のタイプの設備又はシステムに適用するために、下記の具体的な実施形態に様々な変形、追加、置換、削除、又は他の変更を行ったとしても、これらの変更は依然として、本開示で提案される電磁弁の原理の範囲内であることが容易に理解される。
【0008】
図1に示すように、本開示の一実施形態において、本開示で提案される電磁弁は、弁体100、ピストン200、弁芯座アセンブリ300及び弁芯400を含む。図2を合わせて参照すると、図2には本開示の原理を表現できる電磁弁の部分構造の拡大模式図が代表的に示され、具体的には、電磁弁のピストン200、弁芯座アセンブリ300及び弁芯400の組み立て構造が示されている。以下、上述の図面を参照して、本開示で提案される電磁弁のそれぞれの主な構成部分の構造、接続形態、及び機能関係について詳細に説明する。
【0009】
図1及び図2に示すように、本開示の一実施形態において、ピストン200は第1収容室210を有する。弁芯座アセンブリ300は、第1収容室210に固定され、弁芯座アセンブリ300は自体の下端に開口する第2収容室330を有する。弁芯400は第2収容室330に設けられ、且つ弁芯400は第2収容室330において軸方向Xに沿って移動することが可能である。これに基づいて、第2収容室330は第1段差面S1を有し、第1段差面S1は軸方向Xに沿って上向きであり、第1段差面S1は、弁芯400が第2収容室330の下端に位置するときに弁芯400の下端に当接可能である。上述の構造設計によって、本開示で提案される電磁弁は、弁芯座アセンブリ300の第1段差面S1によって弁芯400の位置を制限し、弁芯400がピストン200に直接当接されることを回避し、弁芯400のピストン200に対する衝撃を減少させ、この機構の使用寿命を延長させることができるとともに、弁芯400がシステム中に落下してシステムの正常運転に影響を与えることを回避することができる。
【0010】
説明すべきこととして、図2に示すように、本開示の一実施形態において、弁芯座アセンブリ300は、上下に隣接して配置された座本体310及びブッシュ320を含んでもよい。具体的には、座本体310及びブッシュ320はともに第1収容室210に固定され、且つ座本体310及びブッシュ320はともに弁芯座アセンブリ300の第2収容室330を規定し、座本体310の上端が弁芯座アセンブリ300の上端であり、ブッシュ320の下端が弁芯座アセンブリ300の下端である。いくつかの実施形態において、弁芯座アセンブリ300は、座本体310及びブッシュ320を含む構造に限定されず、例えば、座本体310のみを含んでもよく、これに限定されない。
【0011】
図2に示すように、本開示の一実施形態において、ブッシュ320の下端(即ち、弁芯座アセンブリ300の下端)の開口が内側に折り曲げられて屈曲部340を形成し、屈曲部340の軸方向Xに沿って上向きの上面により弁芯座アセンブリ300の上述の第1段差面S1が規定される。これにより、本開示は、屈曲部340によって弁芯400の下端に当接されて、ピストン200に対する衝撃保護及び弁芯400に対する制限を実現することができる。
【0012】
図3を参照すると、図3に、本開示で提案される電磁弁の他の例示的な実施形態における部分構造の拡大模式図が代表的に示され、具体的には、電磁弁のピストン200、弁芯座アセンブリ300及び弁芯400の組み立て構造が示されている。
【0013】
図3に示すように、本開示の一実施形態において、第2収容室330の下端開口360に近接した位置に座金350が設けられていてもよく、座金350の軸方向Xに沿って上向きの上面により弁芯座アセンブリ300の上述の第1段差面S1が規定される。これにより、本開示は、座金350によって弁芯400の下端に当接されて、ピストン200に対する衝撃保護及び弁芯400に対する制限を実現することができる。
【0014】
図3に示すように、第2収容室330に座金350が設けられた構造設計に基づいて、本開示の一実施形態において、第2収容室330の下端開口360に近接した内壁に取り付け溝が設けられてもよく、座金350の部分が取り付け溝に係止される又はかしめられることにより、座金350と弁芯座アセンブリ300との取り付けを実現する。いくつかの実施形態において、座金350は、例えば溶接等の他の方法を採用して第2収容室330に取り付けられてもよい。更に、座金350は、屈曲部340と組み合わせて配置されることに限定されず、即ち、本開示の設計思想に従う様々な可能な実施形態において、屈曲部340を設けず、座金350のみを設けてもよく、これに限定されない。
【0015】
図3に示すように、第2収容室330に座金350が設けられた構造設計に基づいて、本開示の一実施形態では、弁芯座アセンブリ300が、座本体310のみを含み、ブッシュ320を含まないことを例に説明し、これに基づき、座本体310の上端が弁芯座アセンブリ300の上端であり、座本体310の下端が弁芯座アセンブリ300の下端である。このとき、屈曲部340は、座本体310の下端が折り曲げられて成るものであり、且つ座金350は、座本体310に固定され且つ第2収容室330に位置する。いくつかの実施形態において、弁芯座アセンブリ300がブッシュ320を更に含む場合、ブッシュ320の下端の開口(即ち、弁芯座アセンブリ300の下端開口360)が内側に折れ曲げられて屈曲部340を形成すると、座金350は、ブッシュ320に固定可能であり且つ第2収容室330に位置し、座金350は、軸方向Xに沿って屈曲部340の上方に隣接して設けられるが、これに限定されない。
【0016】
図2及び図3に示すように、本出願の一実施形態において、第1収容室210は軸方向Xに沿って上向きの第2段差面S2を有してもよく、且つ弁芯座アセンブリ300は軸方向Xに沿って下向きの第3段差面S3を有してもよい。これに基づいて、第2段差面S2と第3段差面S3とが当接係合されることにより、弁芯座アセンブリ300のピストン200の第1収容室210における位置が制限され、弁芯座アセンブリ300に対する固定及び制限を行って、弁芯座アセンブリ300が脱落することを回避し、弁芯座アセンブリ300の固定効果を最適化する。
【0017】
図2及び図3に示すように、第1収容室210及び弁芯座アセンブリ300が、当接係合された第2段差面S2及び第3段差面S3を有する構造設計に基づいて、本出願の一実施形態において、ピストン200は中心孔220を有し、中心孔220は第1収容室210の下端に連通される。これに基づいて、第1収容室210の下端に第2段差面S2が形成されるように、中心孔220の孔径が第1収容室210の内径より小さい。これに基づいて、弁芯座アセンブリ300の下端開口360は内側に折り曲げられて屈曲部340を形成し、屈曲部340の軸方向Xに沿って下向きの下面により第3段差面S3が規定される。
【0018】
図4を参照すると、図4には本開示で提案される電磁弁の他の例示的な実施形態における部分構造の拡大模式図が代表的に示され、具体的には、電磁弁のピストン200、弁芯座アセンブリ300及び弁芯400の組み立て構造が示されている。
【0019】
図4に示すように、第1収容室210及び弁芯座アセンブリ300が、当接係合された第2段差面S2及び第3段差面S3を有する構造設計に基づいて、本開示の一実施形態において、第1収容室210は、軸方向Xに沿って上下に配置された第1チャンバ2101及び第2チャンバ2102を有し、且つ第1チャンバ2101と第2チャンバ2102との接続部位に第2段差面S2が形成されるように、第2チャンバ2102の内径が第1チャンバ2101の内径より小さい。これに基づいて、弁芯座アセンブリ300は、軸方向Xに沿って上下に配置された第1部301及び第2部302を有してもよく、且つ第1部301と第2部302との接続部位に第3段差面S3が形成されるように、第2部302の外径が第1部301の外径より小さい。これによると、図2及び図3に示された実施形態で採用した、第3段差面S3が弁芯座アセンブリ300の下端に設けられた構造設計と異なって、図4に示される実施形態では、第3段差面S3が弁芯座アセンブリ300の中間部に設けられているが、中間部とは、弁芯座アセンブリ300の上端及び下端以外の部分を意味し、中間位置のみに限定されない。
【0020】
図2及び図3に示すように、本開示の一実施形態において、弁芯座アセンブリ300は、軸方向Xに沿って上下に配置された第3部303及び第1部301を有してもよく、且つ第1部301と第3部303との接続部位に軸方向Xに沿って上向きの第4段差面S4が形成されるように、第3部303の外径が第1部301の外径より小さい。これに基づいて、ピストン200が位置する第1収容室210の頂部開口の周縁の位置に伸び部230が設けられてもよく、伸び部230は第4段差面S4にかしめられて、弁芯座アセンブリ300を制限し、弁芯座アセンブリ300が上方に移動することを回避することができる。更に、図2及び図3に示される第1部301及び第3部303は、図4に示される実施形態において弁芯座アセンブリ300が第1部301及び第2部302を有することを定義した上で名づけを行って、本明細書において弁芯座アセンブリ300が異なる実施形態で有する各部分を区別するようにする。言い換えると、図2及び図3に示された実施形態において、弁芯座アセンブリ300は第1部301及び第3部303を有し、図4に示された実施形態において、弁芯座アセンブリ300は第1部301、第2部302及び第3部303を有することをここで説明する。
【0021】
図2及び図3に示すように、弁芯座アセンブリ300が第1部301及び第3部303を有する構造設計に基づいて、本開示の一実施形態において、弁芯座アセンブリ300の第3部303は、第1収容室210から突出していてもよい。
【0022】
上述のように、本開示で提案される電磁弁は、弁芯座アセンブリ300の第2収容室330に第1段差面S1を設けることで、第1段差面S1により、弁芯400が第2収容室330の下端に位置するときに弁芯400の下端に当接される。上述の構造設計によって、本開示で提案される電磁弁は、弁芯座アセンブリ300の第1段差面S1によって弁芯400の位置を制限し、弁芯400がピストン200に直接当接されることを回避し、弁芯400のピストン200に対する衝撃を減少させ、この機構の使用寿命を延長させることができるとともに、弁芯400がシステム中に落下してシステムの正常運転に影響を与えることを回避することができる。
【0023】
いくつかの典型的な実施形態を参照して本開示を説明したが、使用される用語は、説明及び例示のためのものであり、限定的なものではないことが理解されるべきである。本開示は、開示の精神又は本質から逸脱することなく、様々な形態で具体的に実施することができるため、上述の実施形態は、前述の詳細のいずれかに限定されず、添付された特許請求の範囲により限定される精神及び範囲内で広く解釈されるべきであり、したがって、特許請求の範囲又はそれと等価的な範囲内に入る全ての変更及び変形は、いずれも添付された特許請求の範囲によって網羅されるべきであることが理解されるべきである。
図1
図2
図3
図4
【国際調査報告】