(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-21
(54)【発明の名称】チューブ型液状内容物吐出容器
(51)【国際特許分類】
B65D 35/38 20060101AFI20241114BHJP
A45D 34/00 20060101ALI20241114BHJP
B65D 35/50 20060101ALI20241114BHJP
【FI】
B65D35/38 A
A45D34/00 510Z
B65D35/50
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024530555
(86)(22)【出願日】2022-11-11
(85)【翻訳文提出日】2024-05-22
(86)【国際出願番号】 KR2022017696
(87)【国際公開番号】W WO2023120979
(87)【国際公開日】2023-06-29
(31)【優先権主張番号】10-2021-0186818
(32)【優先日】2021-12-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517230666
【氏名又は名称】パムテク コリア カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】PUM-TECH KOREA CO., LTD
【住所又は居所原語表記】46, Bupyeong-daero 329beon-gil, Bupyeong-gu, Incheon 21315, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【氏名又は名称】山下 託嗣
(72)【発明者】
【氏名】イ,ド フン
【テーマコード(参考)】
3E065
3E084
【Fターム(参考)】
3E065AA02
3E065BA11
3E065DA03
3E065DE04
3E065FA12
3E084AA03
3E084AB06
3E084BA01
3E084CA01
3E084CC03
3E084DA01
3E084DC03
3E084FB02
3E084GA01
3E084GB01
(57)【要約】
本発明の実施例に係るチューブ型液状内容物吐出容器は、内部に内容物が貯蔵されて入口部が形成されたチューブ本体と、前記チューブ本体の前記入口部に結合されて吐出口が形成されたショルダーと、前記ショルダーの内側に形成され、一側に内容物流入孔が形成された内部ハウジングと、前記内部ハウジングに形成されて往復移動しながら前記吐出口を開閉する開閉棒と、前記開閉棒を弾力支持する弾性部材と、前記内部ハウジングの外側を覆いながら前記内部ハウジングに結合され、内容物出口が形成された外部ハウジングと、前記外部ハウジングの前記内容物出口に設けられ、前記内容物出口を開閉するバルブと、を備え、前記内部ハウジングと前記外部ハウジングは、互いに一定の間隔で離隔されて、その間に内容物の移動通路が形成されることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に内容物が貯蔵されて入口部が形成されたチューブ本体と、
前記チューブ本体の前記入口部に結合されて吐出口が形成されたショルダーと、
前記ショルダーの内側に形成され、一側に内容物流入孔が形成された内部ハウジングと、
前記内部ハウジングに形成されて往復移動しながら前記吐出口を開閉する開閉棒と、
前記開閉棒を弾力支持する弾性部材と、
前記内部ハウジングの外側を覆いながら前記内部ハウジングに結合され、内容物出口が形成された外部ハウジングと、
前記外部ハウジングの前記内容物出口に設けられ、前記内容物出口を開閉するバルブと、を備え、
前記内部ハウジングと前記外部ハウジングは、互いに一定の間隔で離隔されて、その間に内容物の移動通路が形成されることを特徴とする、チューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項2】
前記チューブ本体の内側には密封部材が形成されてチューブ本体内部の気密が維持され、前記外部ハウジングによって穿孔されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項3】
前記チューブ本体には第1一方向回転突起が形成され、前記ショルダーには第2一方向回転突起が形成されて前記チューブ本体に対する前記ショルダーの回転方向を制限することを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項4】
前記ショルダーには、前記ショルダーの少なくとも一部分を覆って外部から保護するショルダー蓋がさらに結合されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項5】
前記ショルダーの外側にはショルダーキャップがさらに結合され、前記ショルダーキャップは、金属材質で形成されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項6】
前記ショルダーには、前記ショルダーの下部移動を制限するストッパーが除去可能に結合されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項7】
前記内部ハウジングの外側に着座段部が突出形成されて前記外部ハウジングの上端に着座されることで、前記内部ハウジングの外周縁と前記外部ハウジングの内周縁が互いに離隔されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項8】
前記内部ハウジングと前記外部ハウジングは、前記チューブ本体と前記ショルダーの結合時に前記ショルダーの移動とともに一定の区間、前記チューブ本体の内側に挿入されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項9】
前記外部ハウジングの下部には断面が斜線形態からなる穿孔部が形成されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項10】
前記移動通路は、前記内部ハウジングの前記内容物流入孔、及び前記外部ハウジングの前記内容物出口と連結されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項11】
前記内部ハウジングと前記内部ハウジングを囲む前記外部ハウジングからなる二重ハウジング構造を通じて内容物の前記移動通路が確保されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【請求項12】
前記ショルダーの前記吐出口と前記外部ハウジングの前記内容物出口が前記開閉棒と前記バルブによってそれぞれ開閉され、これによって前記移動通路前後で二重開閉構造が形成されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ型液状内容物吐出容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、チューブ型液状内容物吐出容器に関し、さらに詳細には、二重ハウジング構造を通じて内容物の移動通路を確保し、チューブ本体とショルダーにそれぞれ開閉構造を形成することで、円滑な吐出作動と安定的な密閉及び衛生的な使用が可能なチューブ型液状内容物吐出容器に関する。
【背景技術】
【0002】
今日、現代社会は急速に多角化が進む時代の流れによって、老若男女にかかわらず必要に応じて化粧品を愛用している実情がある。特に、女性の場合は多様な種類の化粧品と多様な色彩を有する化粧用品及び道具などを使用しており、化粧品関連業者の研究開発によって多様な良質の化粧用品及び道具が日々市場で販売されている。
【0003】
上記化粧品を使用目的に応じて分類してみると、皮膚表面の皮脂、老廃物及び汚染物質を除去するために用いられる洗顔化粧品と、皮膚に水分と油分を適切に供給するために用いられる基礎化粧品と、美しい色感を表現するために用いられる色調化粧品と、毛髪または頭皮の異物を除去すると同時に、毛髪を保護して栄養を供給するために用いられる毛髪化粧品、及び香料をアルコールなどに溶かして他人に香りを漂わすために用いられる香水などに分類される。
【0004】
一方、上記化粧品は、生活水準の向上によって、化粧品の組成物に対する安定性及び皮膚美容に対する関心が高まるにつれ天然の原料から多く製造されている。このような化粧品は、皮膚に及ぼす刺激を最小化するために防腐剤などを添加しないことで化学原料から製造された化粧品に比べて相対的に変質の危険性が高い短所を有する。例えば、上記化粧品は、使用時に外部の空気との接触によって細菌が浸透したり、空気との接触で組成物が酸化することで汚染または変質することがある。
【0005】
また、上記化粧品のうち、ローション、クリーム、ジェル、シャンプー、リンスなどのように液状またはゲル状の形態を有している化粧料を保管して使用するために、単純開閉機能を有する容器が使用されてきたが、上記容器から化粧品をヘラまたは指で取り出して皮膚または毛髪に塗布して使わなければならない不便さがあった。
【0006】
よって、容器押圧による内部圧力変化を通じて化粧品を外部に吐出するチューブ型化粧品容器が使われている。
【0007】
前記チューブ容器は、使用者が軟質の容器を内側に押して前記容器の内部圧力を変化させることで、前記容器内部に収容された化粧品がノズルの吐出口を通じて外部に吐出される構造として、内部に粘性の高いゲル状物質を入れて保管し、軟質の材質からなるチューブ本体と、前記チューブ本体の上部に結合されて吐出口が形成されたショルダー、及び前記吐出口を開閉するチューブ蓋からなる。
【0008】
しかし、上記従来のチューブ容器は、チューブ蓋を開放した時に吐出口が開放されており、前記吐出口に外部空気または異物が流入され、これによりチューブ容器内部に収容された内容物が汚染または変質する問題点があった。また、前記チューブ容器が押されていた外力を除去してもチューブ容器の内部圧力作用により内容物が吐出し続け、吐出量の調節が難しく、これにより内容物が浪費され、非衛生的な問題点があった。
【0009】
このような問題点を解決するために、韓国登録実用新案第20-0400310号でチューブ型化粧品容器のバルブ装置が開示された。前記従来技術は、バルブ体内部中央に円周上に排出孔と排出間隙を形成するように支持体を結合設置し、その上部中央に挿入溝を形成して弾発スプリングと、前記弾発スプリングによって弾性が提供されるピストンを挿入することで、チューブ容器の本体を押す圧力とともにピストンが弾発押圧されてバルブ体のバルブ孔を開閉するものである。
【0010】
しかし、前記従来技術は、チューブ容器本体の押圧時に前記本体に貯蔵された内容物がハウジングを経ずに速い流速を維持しながら、直接ピストンとバルブ体との間を広げる構造なので、内容物が急にバルブ孔から飛び出して吐出作動が円滑にならず、使用が不便な問題点があった。
【0011】
また、前記従来技術は、チューブ容器本体を押圧して内容物をバルブ孔に吐出させた後、吐出された内容物を使用するため、本体から手を離す瞬間に吐出されていた内容物が前記吐出口を通じて本体内部に再び流入されながら、本体内の全体内容物が汚染または変質する問題点があった。
【0012】
したがって、円滑な吐出作動と安定的な密閉及び衛生的な使用が可能なチューブ型液状内容物吐出容器の開発が必要となった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】韓国登録実用新案第20-0400310号(2005.11.03.公告)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
上記のような問題点を解決するために、本発明は、内部ハウジングと前記内部ハウジングを囲む外部ハウジングからなる二重ハウジング構造を通じて内容物の移動通路を確保することで、吐出圧力によって内容物が内部ハウジングと外部ハウジングとの間の移動通路を経て吐出口を開閉しながら外部に円滑に吐出されるようにしたチューブ型液状内容物吐出容器を提供することに目的がある。
【0015】
また、本発明は、外部ハウジングに内容物出口を選択的に開閉するバルブを設け、内部ハウジングに弾力的に往復移動しながら吐出口を開閉する開閉棒を形成することで、このような二重開閉構造によってチューブ本体内部の密閉が安定的に維持されることはもちろん、衛生的に使用することができるチューブ型液状内容物吐出容器を提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記のような目的を達成するために、本発明は、内部に内容物が貯蔵されて入口部が形成されたチューブ本体と、前記チューブ本体の前記入口部に結合されて吐出口が形成されたショルダーと、前記ショルダーの内側に形成され、一側に内容物流入孔が形成された内部ハウジングと、前記内部ハウジングに形成されて往復移動しながら前記吐出口を開閉する開閉棒と、前記開閉棒を弾力支持する弾性部材と、前記内部ハウジングの外側を囲みながら前記内部ハウジングに結合され、内容物出口が形成された外部ハウジングと、前記外部ハウジングの前記内容物出口に設けられて前記内容物出口を開閉するバルブと、を備え、前記内部ハウジングと前記外部ハウジングは、互いに一定の間隔で離隔されて、その間に内容物の移動通路が形成されることを特徴とする、チューブ型液状内容物吐出容器を提供する。
【0017】
また、前記チューブ本体の内側には密封部材が形成されてチューブ本体内部の気密が維持され、前記外部ハウジングによって穿孔されることを特徴とする。
【0018】
また、前記チューブ本体には第1一方向回転突起が形成され、前記ショルダーには第2一方向回転突起が形成されて前記チューブ本体に対する前記ショルダーの回転方向を制限することを特徴とする。
【0019】
また、前記ショルダーには、前記ショルダーの少なくとも一部分を覆って外部から保護するショルダー蓋がさらに結合されることを特徴とする。
【0020】
また、前記ショルダーの外側にはショルダーキャップがさらに結合され、前記ショルダーキャップは、金属材質で形成されることを特徴とする。
【0021】
また、前記ショルダーには、前記ショルダーの下部移動を制限するストッパーが除去可能に結合されることを特徴とする。
【0022】
また、前記内部ハウジングの外側に着座段部が突出形成されて前記外部ハウジングの上端に着座されることで、前記内部ハウジングの外周縁と前記外部ハウジングの内周縁が互いに離隔されることを特徴とする。
【0023】
また、前記内部ハウジングと前記外部ハウジングは、前記チューブ本体と前記ショルダーの結合時に前記ショルダーの移動とともに一定の区間、前記チューブ本体の内側に挿入されることを特徴とする。
【0024】
また、前記外部ハウジングの下部には断面が斜線形態からなる穿孔部が形成されることを特徴とする。
【0025】
また、前記移動通路は、前記内部ハウジングの前記内容物流入孔、及び前記外部ハウジングの前記内容物出口と連結されることを特徴とする。
【0026】
また、前記内部ハウジングと前記内部ハウジングを囲む前記外部ハウジングからなる二重ハウジング構造を通じて内容物の前記移動通路が確保されることを特徴とする。
【0027】
また、前記ショルダーの前記吐出口と前記外部ハウジングの前記内容物出口が前記開閉棒と前記バルブによってそれぞれ開閉され、これによって前記移動通路前後で二重開閉構造が形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0028】
本発明の実施例によれば、内部ハウジングと前記内部ハウジングを囲む外部ハウジングからなる二重ハウジング構造を通じて内容物の移動通路を確保することで、吐出圧力によって内容物が内部ハウジングと外部ハウジングとの間の移動通路を経て吐出口を開閉しながら外部に円滑に吐出される効果がある。
【0029】
本発明の実施例によれば、外部ハウジングに内容物出口を選択的に開閉するバルブを設け、内部ハウジングに弾力的に往復移動しながら吐出口を開閉する開閉棒を形成することで、このような二重開閉構造によってチューブ本体内部の密閉が安定的に維持されることはもちろん、衛生的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の斜視図。
【
図2】本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の分解斜視図。
【
図3】本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の断面図。
【
図4】本発明の実施例に係るショルダーからストッパーを除去する態様を例示した断面図。
【
図5】本発明の実施例に係るショルダーを回転させてチューブ本体と結合する態様を例示した断面図。
【
図6】本発明の実施例に係る外部ハウジングが下側に移動しながら密封部材を穿孔する態様を例示した断面図。
【
図7】本発明の実施例に係るチューブ本体を押圧して内容物を吐出する態様を例示した断面図。
【
図8】本発明の実施例に係るチューブ本体の押圧を解除する態様を例示した断面図。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下の本発明に関する詳細な説明は、本発明が実施され得る実施例であり、当該実施例の例示として図示された添付の図面を参照する。これらの実施例は、当業者が本発明を十分に実施することができるように詳細に説明される。本発明の多様な実施例は、互いに異なるが、相互排他的である必要はないことを理解されたい。例えば、ここに記載されている特定の形状、構造及び特性は、一実施例に関連して本発明の思想及び範囲を逸脱せずに他の実施例で具現され得る。また、各々の記載された実施例内の個別の構成要素の位置または配置は、本発明の思想及び範囲を逸脱せずに変更され得ることを理解されたい。
【0032】
したがって、後述する詳細な説明は、限定的な意味で採用しようとするものではなく、本発明の範囲は、適切に説明されるならその請求項が主張することと均等なすべての範囲と、併せて添付の請求項によってのみ限定される。図面で類似する参照符号は、様々な側面において同一または類似する機能を示す。
【0033】
本発明で用いられる用語は、本発明での機能を考慮しながら可能な現在広く用いられる一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新たな技術の出現などによって変わる場合がある。また、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、この場合は該当する発明の説明部分において詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で用いられる用語は単なる用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本発明の全般にわたる内容を基に定義されなければならない。
【0034】
本発明において、ある部分がある構成要素を「含む」とする場合、これは特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
【0035】
以下、添付された図面を参考にして、本発明の実施例に係るチューブ型液状内容物吐出容器を詳細に説明する。
【0036】
図1は本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の斜視図であり、
図2は本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の分解斜視図であり、
図3は本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の断面図である。
【0037】
図示された通り、本発明の実施例に係るチューブ型液状内容物吐出容器は、チューブ本体10と、ショルダー20と、内部ハウジング30と、開閉棒40と、弾性部材50と、外部ハウジング60、及びバルブ70を含んで構成されてもよい。
【0038】
本発明の実施例に係るチューブ型液状内容物吐出容器を各構成別に分けて説明すると次の通りである。
【0039】
前記チューブ本体10の内部には一定の大きさの貯蔵空間が形成され、前記貯蔵空間には液状またはゲル状内容物が収容される。前記チューブ本体10は、使用者が押圧することで形態が変形されながら内部に収容された内容物を外部に吐出させるチューブタイプの貯蔵体として、使用者の押圧によってその形態が容易に変形されるように軟質の材質で形成される。厚さが薄い合成樹脂材質、特にPE(PolyethylEne)材質で形成されることができる。
図1に示すように、前記チューブ本体10は、上部から下に向かうほど幅が漸次細くなる流線形で、下部は密閉(sealing)され、上部は開放されることが好ましい。もちろん、前記チューブ本体10の形状及び材質が上記のように限定されるものではなく、内部に貯蔵される内容物の種類または使用性、またはデザイン的な要素などを鑑みて多様な形態または材質で形成されてもよい。
【0040】
図2に示すように、前記チューブ本体10の上部、すなわち、シーリングされた部分の反対側には入口部12が形成されてチューブ本体10内部に貯蔵された内容物を吐出させ、前記入口部12の外周縁にはネジ山が形成されてショルダー20とネジ結合されてもよい。ここで、前記入口部12とその他の残りの部分は、相対的な厚みの差を通じてその変形程度が異なるようにしてもよい。すなわち、前記入口部12を相対的に厚く形成して前記入口部12が外力によって容易に変形されないようにしつつ、その形態が維持されるようにし、残りの部分を相対的に薄く形成して使用者の外力によって容易に変形されるようにしてもよい。
【0041】
一方、前記チューブ本体10の入口部12の外周縁には第1一方向突起14が形成されてもよい。前記第1一方向突起14は、チューブ本体10に対するショルダー20の回転方向を制限するものとして、入口部12の外周縁でいずれか一方向に傾いて形成された第1傾斜面14aと、入口部12の外周縁から直角に突出された第1制限段部14bからなり、入口部12周囲に沿って連続的に形成されてもよい。
【0042】
図3に示すように、前記チューブ本体10の内側には密封部材16が形成されてもよい。前記密封部材16は、入口部12と隣接して形成されてチューブ本体10の内部に酸素または光が流入されることを遮断し、チューブ容器の使用時に外部ハウジング60によって穿孔されてもよい。前記密封部材16は、一側が閉鎖され、他側が開放されてチューブ本体10の入口部12内側を覆って塞がれるようになる。すなわち、前記密封部材16は、閉鎖された部分から開放された部分に向かうほど直径が漸次大きくなり、中央が上に突き出た円筒状の帽子(hat)形態で形成されて、前記密封部材16の閉鎖された部分がチューブ本体10の入口部12に向かって挿入されると同時に、その枠部分がチューブ本体10の内周縁に密着されながら前記チューブ本体10の内部気密を維持するようになる。この時、前記密封部材16は、アルミニウム(Aluminium)などの薄い金属材質で形成されることが好ましい。
【0043】
一方、前記密封部材16は、チューブ本体10の内側にインサート射出または二重射出方式で付着されてもよく、入口部12と隣接した内周縁を溶かして熱シーリング方式で付着されてもよい。すなわち、金属材質の密封部材16をチューブ本体10の金型の鋳型空間内に挿入した後、前記鋳型空間に溶融された合成樹脂を注入して前記チューブ本体10と密封部材16を付着する。また、前記密封部材16の表面に接着剤が塗布された接着層を形成してチューブ本体10の射出成形時に射出温度と反応するようにするか、前記密封部材16の表面にエッチング(etching、化学薬品を用いて金属、セラミックス、半導体などの表面を腐食させること)方式を適用して金属材質の密封部材16と合成樹脂材質のチューブ本体10が互いに容易に付着されるようにしてもよい。
【0044】
前記ショルダー20は、チューブ本体10の入口部12に結合され、一側に吐出口22が形成されて前記チューブ本体10内に貯蔵された内容物を外部に吐出させるようになる。前記ショルダー20は、使用性及びデザイン的要素を考慮して端部に向かうほど外径が漸次小さくなりながら先が尖っている形態で形成されることが好ましい。
【0045】
前記ショルダー20は、チューブ本体10の入口部12を囲みながら結合され、前記チューブ本体10に貯蔵された内容物を外部に吐出させる吐出キャップとして、その内側空間に内部ハウジング30と外部ハウジング60が形成されてもよい。前記ショルダー20の内側には結合延長突輪23が下側に延長形成されて内部ハウジング30の上部外周縁を囲みながら固定結合され、内周縁にはネジ山が形成されてチューブ本体10の入口部12の外周縁に形成されたネジ山とネジ結合されてもよい。
【0046】
図2に示すように、前記ショルダー20の内周縁には第2一方向突起24が内側に突出形成されてチューブ本体10に形成された第1一方向突起14とともにチューブ本体10に対するショルダー20の回転方向を制限することができる。前記第2一方向突起24は、上記に示された第1一方向突起14と同様に、ショルダー20の内周縁でいずれか一方向に傾いて形成された第2傾斜面24aと、外周縁から直角に突出された第2制限段部24bからなり、ショルダー20の内周縁周囲に沿って連続的に形成されてもよい。すなわち、前記ショルダー20をいずれか一方向に回転させると、前記第1一方向突起14の第1傾斜面14aが第2一方向突起24の第2傾斜面24aを乗り越えながらショルダー20が回転されるが、反対方向に回転させると、第1一方向突起14の第1制限段部14bが第2一方向突起24の第2制限段部24bに係止されてショルダー20が回転されなくなる。よって、前記ショルダー20がいずれか一方向に回転されながらチューブ本体10と一度ネジ結合されると、第1一方向突起14と第2一方向突起24によって反対方向に回転されず、前記チューブ本体10とショルダー20が再解除されなくなる。
【0047】
図3に示すように、前記ショルダー20の外周縁から一定の間隔で離隔されて下部延長突輪25が下側に延長形成されてもよい。ここで、前記下部延長突輪25は、ショルダー20の下端よりもさらに延長形成され、デザインの連続性のためにチューブ本体10と同一の直径で形成されることが好ましい。
【0048】
前記ショルダー20にはショルダー20の少なくとも一部分を覆いながら外部から保護するショルダー蓋80がさらに結合されてもよい。前記ショルダー蓋80の内周縁にはネジ山が形成されてショルダー20の外周縁に形成されたネジ山とネジ結合され、前記ショルダー蓋80の端部は、ショルダー20の下部延長突輪25上端に着座されてもよい。前記ショルダー蓋80の内側には気密リング82が形成される。前記気密リング82は、リング形態で突出形成されてショルダー20の吐出口22の外側端部に密着され、これによってショルダー20とショルダー蓋80の締結時に前記ショルダー20の吐出口22が気密リング82によってより安定的に気密を維持することができる。本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の図面では、前記ショルダー20とショルダー蓋80がネジ結合されるものとして図示したが、これに限定されず、アンダーカット結合または突起と溝の結合、または磁力による結合など多様な方式の結合構造を有することができる。
【0049】
一方、前記ショルダー20の外側下端にはショルダー20の下部移動を制限するストッパー90が除去可能に結合されてもよい。前記ストッパー90は、チューブ本体10の入口部12の外側を囲む帯状で、チューブ本体10とショルダー20との間に形成されて流通または保管中に前記ショルダー20が使用者の意図に反して下側に移動することを防ぐようになる。ここで、前記ストッパー90は、ショルダー20の下端に分離可能に付着され、軟質の材質で形成されて使用者がショルダー20から容易に取り外すようにすることができる。前記ストッパー90の一側には使用者がストッパー90を容易に引っ張って取り外すことができるようにつまみ92が外側に突出形成されることが好ましい。
【0050】
そして、前記ショルダー20の外側にはショルダーキャップ26がさらに結合されてもよい。この時、前記ショルダーキャップ26は、ショルダー20の少なくとも一部分を囲みながら結合されて、視覚的な効果または冷却感覚のためにアルミニウム(Aluminium)などの薄い金属材質で形成されることが好ましい。
【0051】
前記内部ハウジング30は、ショルダー20の内側空間に固定結合される。すなわち、前記内部ハウジング30の上部がショルダー20の結合延長突輪23の内側へ挟まれながらアンダーカットまたは強制嵌合されてもよい。
【0052】
前記内部ハウジング30は、内容物の臨時貯蔵空間となり、一側が開放され、他側が閉鎖された円筒形状として、その内側には一定の設置空間32が形成され、前記設置空間32には内容物の吐出方向に沿って弾性部材50、及び開閉棒40が設けられてもよい。すなわち、前記内部ハウジング30の開放された部分に弾性部材50が挿入され、開閉棒40の少なくとも一部分が挿入されて前記弾性部材50の端部に着座され、これによって前記開閉棒40が内部ハウジング30の長手方向に沿って一定の区間弾力的に往復移動することができる。
【0053】
図3の部分拡大図に示すように、前記内部ハウジング30の一側にはチューブ本体10に貯蔵された内容物を内部ハウジング30の内側空間に流入させる内容物流入孔34が形成されてもよい。この時、前記内容物流入孔34は、内容物の円滑な流入のために内部ハウジング30の外側に一対で形成されることが好ましい。
【0054】
一方、前記内部ハウジング30の外側に着座段部36が突出形成されてもよい。前記着座段部36は、外部ハウジング60の上端に着座されて前記外部ハウジング60に対する内部ハウジング30の挿入区間が制限される。言い換えれば、前記着座段部36によって前記内部ハウジング30が外部ハウジング60の内側に完全に挿入されず、前記外部ハウジング60と内部ハウジング30との間が一定の間隔で離隔されて、その隙間に内容物が移動してもよい。
【0055】
前記開閉棒40は、内部ハウジング30の設置空間32に設けられて、内容物の吐出圧力によって往復移動しながらショルダー20の吐出口22を一時的に開閉する。この時、前記開閉棒40は、長さが長く、幅(直径)が小さい円柱形態で形成されることが好ましい。
【0056】
前記開閉棒40は、一側端部が吐出口22に挿入あるいは外れながら前記吐出口22を開閉し、外周縁に開閉棒羽根42が形成されて内部ハウジング30の内周縁に密着され、前記開閉棒羽根42の内側に弾性部材50が挿入されてもよい。ここで、前記開閉棒羽根42は、内容物の吐出圧力によって押されながら移動する分だけ内部ハウジング30の底面と内容物流入孔34との間で往復移動することが好ましい。
【0057】
前記弾性部材50は、内部ハウジング30の設置空間32に設けられて開閉棒40を弾力支持するようになる。この時、前記弾性部材50は、SUS-304などの金属材質の圧縮スプリング(compression spring、圧縮しようとする力に抵抗するスプリング)であることが好ましい。
【0058】
前記弾性部材50は、一側端部が内部ハウジング30の内側底面に密着され、他側端部が開閉棒40の端部に密着され、前記開閉棒40に弾性を提供するようになる。
【0059】
前記外部ハウジング60は、内部ハウジング30の少なくとも一部分を外側で囲みながら固定結合される。本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の図面では、前記内部ハウジング30と外部ハウジング60とが互いにアンダーカット結合されるものとして図示したが、これに限定されず、前記外部ハウジング60が内部ハウジング30の外側に安定的に固定結合される範囲内で多様な結合構造を有することができる。
【0060】
前記外部ハウジング60は、内部ハウジング30とともに内容物の臨時貯蔵空間となり、前記外部ハウジング60の底面にはチューブ本体10に貯蔵された内容物が通過する内容物出口64が形成され、前記内容物出口64には内容物出口64を選択的に開閉するバルブ70が設けられてもよい。
【0061】
前記外部ハウジング60の内側には内部ハウジング30が挿入される挿入空間62が形成されてもよい。この時、前記外部ハウジング60の内周縁と内部ハウジング30の外周縁は、一定の間隔で離隔されて、その間に内容物の移動通路66が形成される。言い換えれば、
図3の部分拡大図に示すように、前記外部ハウジング60の内側に内部ハウジング30を挿入、結合すると前記内部ハウジング30の外側周囲と外部ハウジング60の内側周囲との間に一定の空間が形成され、このように形成された空間は、内容物を安定的に移動させる移動通路66となる。この時、前記移動通路66は、内部ハウジング30の内容物流入孔34、及び外部ハウジング60の内容物出口64と連結されてもよい。
【0062】
一方、前記外部ハウジング60の下部、すなわち、開放された部分の反対側には断面が斜線形態からなる穿孔部68が形成されてもよい。前記穿孔部68は、チューブ本体10に形成された密封部材16を開けるための部分であり、
図2に示すように、一対で形成されて互いに対称となるように配置されることが好ましい。すなわち、本発明の液状内容物吐出容器を使用するために、ショルダー20からストッパー90を除去し、前記ストッパー90が除去されたショルダー20をチューブ本体10と結合すると、前記内部ハウジング30と外部ハウジング60がショルダー20の移動とともに一定の区間、チューブ本体10の内側に挿入され、これによって前記外部ハウジング60の穿孔部68が密封部材16を貫通しながら開けて、チューブ本体10の入口部12を開放するようになる。
【0063】
ここで、前記内部ハウジング30と開閉棒40、及び外部ハウジング60は、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂から形成され、前記熱硬化性樹脂は、エポキシ(epoxy)樹脂、アミノ樹脂、フェノール(phenol)樹脂、ポリエステル(Polyester)樹脂のいずれか一つ以上の材質からなり、前記熱可塑性樹脂は、ポリエチレン(Polyethylene)、アクリル樹脂(Acrylic)、ポリプロピレン(Polypropylene)、ポリスチレン(Polystyrene)、ポリビニルクロライド(Polyvinyl chloride)、テフロン(登録商標)(Teflon)、ナイロン(Nylon)、ポリアセタール樹脂のいずれか一つ以上の材質で形成されることが好ましく、特にポリプロピレン(Polypropylene)材質で形成されることが最も好ましい。もちろん、前記内部ハウジング30と開閉棒40、及び外部ハウジング60は、上述した材質に限定されるものではなく、これ以外にも多様な材質で形成されてもよい。
【0064】
一方、前記外部ハウジング60とチューブ本体10との間にはガスケット65が形成されてチューブ本体10の内部を密閉するようになる。前記ガスケット65は、リング形態で形成されて外部ハウジング60の外側に挟まれてもよい。この時、前記ガスケット65は、外部ハウジング60とチューブ本体10との間の気密維持のために弾性の材質で形成され、ウレタンゴム(urethane rubber)、天然ゴム(natural rubber)、エラストマー(elastomer)、NBR(nitrile-butadiene rubber)、シリコーン(silicone)のいずれか一つ以上の材質、またはポリプロピレン(polypropylene)、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)材質で形成されることが好ましく、特に、弾性を有するポリエチレン(polyethylene)材質で形成されることが最も好ましい。
【0065】
前記バルブ70は、外部ハウジング60の内容物出口64に設けられて前記内容物出口64を開閉する。ここで、前記バルブ70は、円板形態で形成されてチューブ本体10の内部圧力によって上に持ち上げられて復元されながら内容物出口64を選択的に開閉するディスクバルブ(disc valve)であることが好ましい。
【0066】
上記で考察したように、本発明の実施例に係るチューブ型液状内容物吐出容器は、内部ハウジング30と前記内部ハウジング30を囲む外部ハウジング60からなる二重ハウジング構造を通じて内容物の移動通路66を確保し、前記外部ハウジング60と吐出口22の二重開閉構造を形成することで、吐出圧力によって内容物が移動通路66を経て吐出口22を開閉しながら外部に円滑に吐出されることはもちろん、チューブ本体10内に貯蔵された内容物の汚染防止及びチューブ容器の衛生的な使用が可能にさせる。
【0067】
図4ないし
図8は本発明の実施例に係るチューブ型液状内容物吐出容器の使用を例示した図面として、これを参照して本発明の実施例に係るチューブ型液状内容物吐出容器の使用方法を説明する。
【0068】
図4は本発明の実施例に係るショルダーからストッパーを除去する態様を例示した断面図であり、
図5は本発明の実施例に係るショルダーを回転させてチューブ本体と結合する態様を例示した断面図であり、
図6は本発明の実施例に係る外部ハウジングが下側に移動しながら密封部材を穿孔する態様を例示した断面図であり、
図7は本発明の実施例に係るチューブ本体を押圧して内容物を吐出する態様を例示した断面図であり、
図8は本発明の実施例に係るチューブ本体の押圧を解除する態様を例示した断面図である。
【0069】
まず、
図4に示すように前記ショルダー20からショルダー蓋80を分離し、前記ショルダー20の端部に付着されたストッパー90を引っ張ってショルダー20から取り外す。この時、前記ショルダー20とチューブ本体10は、除去されたストッパー90の高さの分だけ離隔されている。
【0070】
その後、
図5に示すように前記チューブ本体10からショルダー20をいずれか一方向に回転させると、チューブ本体10とショルダー20が結合されながら前記ショルダー20が漸次チューブ本体10方向に移動するようになり、これと同時に前記ショルダー20の内側に結合された内部ハウジング30と外部ハウジング60がチューブ本体10の入口部12に徐々に挿入される。
【0071】
図6に示すように、前記チューブ本体10からショルダー20を回転し続けると、前記外部ハウジング60の穿孔部68がチューブ本体10の内側に形成された密封部材16を貫通しながら開けて、前記チューブ本体10の入口部12を開放するようになる。この時、前記外部ハウジング60の内容物出口64は、バルブ70によって閉鎖された状態であり、前記ショルダー20の吐出口22は、開閉棒40によって閉鎖された状態であり、前記チューブ本体10と外部ハウジング60との間は、ガスケット65によって気密を維持するようになる。
【0072】
その後、
図7に示すように前記チューブ本体10の側面を押圧すると、チューブ本体10内部に圧力が発生し、前記チューブ本体10に収容された内容物が吐出圧力によってショルダー20の吐出口22に吐出される。さらに詳細には、内容物の吐出圧力によってバルブ70が押し上げられながら外部ハウジング60の内容物出口64が開放され、前記内容物出口64を通過した内容物が内部ハウジング30と外部ハウジング60との間の移動通路66を経て前記内部ハウジング30の内容物流入孔34を通じて内部ハウジング30の内側空間に流入される。連続的に、内容物の吐出圧力によって開閉棒40が後方に押されながら前記開閉棒40の端部とショルダー20の吐出口22が離隔されて前記吐出口22が開放されると同時に、内容物が吐出口22を通じて外部に吐出される。
【0073】
その後、
図8に示すように前記チューブ本体10の側面押圧を解除するようになると、吐出圧力が解消されながら前記開閉棒40が弾性部材50の弾性復元力によって元の形態に復元されてショルダー20の吐出口22を閉鎖するようになり、これと同時に前記バルブ70が元の形態に復元されて外部ハウジング60の内容物出口64を閉鎖するようになる。
【0074】
使用が終了した後は、前記ショルダー20にショルダー蓋80を被せて結合して保管または携帯する。
【0075】
以上のように、本説明では具体的な構成要素などのような特定事項と、限定された実施例及び図面によって説明されたが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものに過ぎず、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常の知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明の思想は、説明された実施例に局限して定められてはならず、後述する請求の範囲だけでなく、本請求の範囲と均等あるいは等価的な変形を伴うすべてのものは本発明の思想の範疇に属するといえる。
【符号の説明】
【0076】
10:チューブ本体
12:入口部
14:第1一方向突起
16:密封部材
20:ショルダー
22:吐出口
23:結合延長突輪
24:第2一方向突起
25:下部延長突輪
30:内部ハウジング
32:設置空間
34:内容物流入孔
40:開閉棒
50:弾性部材
60:外部ハウジング
62:挿入空間
64:内容物出口
66:移動通路
68:穿孔部
70:バルブ
80:ショルダー蓋
90:ストッパー
【国際調査報告】