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特表2024-543692抽出器及びこれを含むエアロゾル生成装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-21
(54)【発明の名称】抽出器及びこれを含むエアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/40 20200101AFI20241114BHJP
   A24F 40/20 20200101ALI20241114BHJP
   A24F 40/46 20200101ALI20241114BHJP
   A24F 40/85 20200101ALI20241114BHJP
   A24F 40/465 20200101ALI20241114BHJP
【FI】
A24F40/40
A24F40/20
A24F40/46
A24F40/85
A24F40/465
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024535571
(86)(22)【出願日】2022-12-23
(85)【翻訳文提出日】2024-06-13
(86)【国際出願番号】 KR2022021190
(87)【国際公開番号】W WO2023128487
(87)【国際公開日】2023-07-06
(31)【優先権主張番号】10-2021-0190269
(32)【優先日】2021-12-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2022-0089741
(32)【優先日】2022-07-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イ、チョンソプ
(72)【発明者】
【氏名】パク、サンキュ
(72)【発明者】
【氏名】アン、フィキョン
(72)【発明者】
【氏名】イ、チェミン
(72)【発明者】
【氏名】チョ、ピョンスン
(72)【発明者】
【氏名】ハン、テナム
【テーマコード(参考)】
4B162
【Fターム(参考)】
4B162AA03
4B162AA05
4B162AA22
4B162AB01
4B162AB12
4B162AC02
4B162AC04
4B162AC12
4B162AC22
4B162AD06
4B162AD32
4B162AF01
(57)【要約】
抽出器及びこれを含むエアロゾル生成装置が開示される。本開示の抽出器は、第1中空が形成され、上側が開口した第1抽出器と、前記第1抽出器の底から上方に突出したヒーターと、上側が開口した第2中空が形成され、前記ヒーターが通過することができるサイズの貫通ホールが形成された底を含む第2抽出器と、を含み、前記第2抽出器は前記第1中空に挿入され、前記第1抽出器に上下に移動可能に結合される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1中空が形成され、上側が開口した第1抽出器と、
前記第1抽出器の底から上方に突出したヒーターと、
上側が開口した第2中空が形成され、前記ヒーターが通過することができるサイズの貫通ホールが形成された底を含む第2抽出器と、を含み、
前記第2抽出器は前記第1中空に挿入され、前記第1抽出器に上下に移動可能に結合される、抽出器。
【請求項2】
前記第1抽出器の側壁に形成される第1結合部と、
前記第2抽出器の側壁に形成され、前記第1結合部とともに着脱可能に結合されるように構成される第2結合部と、
前記第2結合部の下側の前記第2抽出器の側壁に形成され、前記第1結合部とともに着脱可能に結合される第3結合部と、をさらに含む、請求項1に記載の抽出器。
【請求項3】
前記第1結合部は前記第1抽出器の側壁の内側面から内側に突出し、
前記第2結合部及び前記第3結合部はそれぞれ前記第2抽出器の側壁に陥没部及び開口として形成される、請求項2に記載の抽出器。
【請求項4】
前記第1結合部、前記第2結合部及び前記第3結合部のそれぞれはマグネットを含み、
前記第1結合部のマグネットは、前記第2結合部及び前記第3結合部のそれぞれのマグネットに対して引力を作用する、請求項2に記載の抽出器。
【請求項5】
前記第1結合部が前記第2結合部と結合された状態で前記第2抽出器を前記第1抽出器から上方に引くと、前記第1結合部は前記第2結合部から分離され、前記第2抽出器は前記第1結合部が前記第2結合部に結合されるまで前記第1抽出器から上方に移動し、
前記第1結合部が前記第3結合部と結合された状態で前記第2抽出器を前記第1抽出器側に下方に押すと、前記第1結合部は前記第3結合部から分離され、前記第2抽出器は前記第1結合部が前記第2結合部と結合されるまで前記第1抽出器に対して下方に移動する、請求項2に記載の抽出器。
【請求項6】
前記第1結合部と前記第3結合部との間の結合力は、前記第1結合部と前記第2結合部との間の結合力よりも大きい、請求項2に記載の抽出器。
【請求項7】
前記第1抽出器の側壁は、前記第1抽出器の底から上方に延び、前記第1中空に対して互いに反対側に位置する一対の側壁を含み、
前記第1結合部は一対の第1結合部を含み、前記一対の第1結合部のそれぞれは前記第1抽出器の一対の側壁のそれぞれに形成され、
前記第2結合部は一対の第2結合部を含み、前記一対の第2結合部は前記一対の第1結合部にそれぞれ対応する前記第2抽出器の側壁の反対位置に形成され、
前記第3結合部は一対の第3結合部を含み、前記一対の第3結合部は前記一対の第2結合部の下側の位置で前記第2抽出部の側壁の反対位置に形成され、前記一対の第1結合部にそれぞれ対応する、請求項6に記載の抽出器。
【請求項8】
前記第1抽出器の一対の側壁は互いに遠ざかるように外側にピボット動作するように形成され、
前記一対の第1結合部が前記一対の第3結合部に結合された状態で前記第1抽出器の一対の側壁が外側にピボット動作するとき、前記一対の第1結合部は前記一対の第3結合部から分離され、前記第2抽出器は前記第1抽出器に対して上側に位置して、前記第1抽出器が前記第2抽出器から分離されるようにする、請求項7に記載の抽出器。
【請求項9】
前記第2抽出器の側壁の外面は内側に陥没したリセス部が形成され、下方に開放して、前記第1抽出器と前記第2抽出器とが互いに容易に上下にスライド運動するようにし、
前記第2結合部及び前記第3結合部は前記リセス部に形成され、
前記第1抽出器の側壁は前記リセス部に挿入されて前記リセス部を覆うことができるサイズを有する、請求項7に記載の抽出器。
【請求項10】
前記第2抽出器の側壁に形成される第1結合部と、
前記第1抽出器の側壁に形成され、前記第1結合部が着脱可能に結合される第2結合部と、
前記第2結合部の下側の位置で前記第1抽出器の側壁に形成され、前記第1結合部が着脱可能に結合される第3結合部と、をさらに含む、請求項1に記載の抽出器。
【請求項11】
前記第2抽出器の内周面から内側に突出して円周方向に配列される複数の第1サポートをさらに含む、請求項1に記載の抽出器。
【請求項12】
前記第2抽出器又は第1抽出器の外周面から外側に突出して円周方向に配列される複数の第2サポートをさらに含み、
前記第1抽出器の底の外周面は、前記第1中空及び前記第2抽出器の貫通ホールと連通する流入ホールが形成される、請求項1に記載の抽出器。
【請求項13】
前記流入ホールの上側の位置で前記第1抽出器の側壁から内側に突出して、前記第2抽出器の底を支持し、前記流入ホールと前記第2抽出器の貫通ホールとを連通させる通路を形成するストッパーをさらに含む、請求項12に記載の抽出器。
【請求項14】
第1中空が形成され、上側が開口した第1抽出器と、
前記第1抽出器の底から上方に突出したヒーターと、
上側が開口した第2中空が形成され、前記ヒーターが通過することができるサイズの貫通ホールが形成された底を含み、前記第1抽出器の第1中空に収容されて前記第1抽出器に着脱可能に結合される第2抽出器と、
前記第1抽出器及び前記第2抽出器を収容するサイズの挿入空間が形成されたボディーと、
前記挿入空間の一部を取り囲み、前記ヒーターを発熱させる誘導コイルと、を含む、エアロゾル生成装置。
【請求項15】
前記第1抽出器及び前記第2抽出器と結合されて前記ボディーの挿入空間の周辺を覆うアッパーケースをさらに含み、
前記アッパーケースはキャップを含み、
前記アッパーケースは、前記第2中空の開口と連通する挿入口が形成され、前記キャップは前記挿入口を開閉するように構成される、請求項14に記載のエアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は抽出器及びこれを含むエアロゾル生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エアロゾル生成装置はエアロゾルを介して媒質又は物質から所定の成分を抽出するためのものである。媒質は多様な成分の物質を含むことができる。媒質に含まれる物質は多様な成分の香味物質であることができる。例えば、媒質に含まれる物質は、ニコチン成分、ハーブ成分及び/又はコーヒー成分などを含むことができる。近年、このようなエアロゾル生成装置に対する多くの研究が行われている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は前述した問題及び他の問題を解決することを目的とする。
【0004】
本開示の他の目的は、抽出器及びこれを含むエアロゾル生成装置の掃除を容易にすることである。
【0005】
本開示のさらに他の目的は、ヒーターに固着した異物を容易に除去することである。
【0006】
本開示のさらに他の目的は、空気が流動する流路がスティックに形成された新構造の抽出器を提供することである。
【0007】
本開示のさらに他の目的は、外部異物の流入を防止し、ボディーから抽出器を容易に分離することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した目的を達成するための本開示の一側面によれば、第1中空が形成され、上側が開口した第1抽出器と、前記第1抽出器の底から上方に突出したヒーターと、上側が開口した第2中空が形成され、前記ヒーターが貫通するサイズの貫通ホールが形成された底を含み、前記第1中空に挿入されて前記第1抽出器に上下に移動可能に結合される第2抽出器と、を含む抽出器を提供する。
【0009】
本開示の他の側面によれば、前記第1抽出器及び第2抽出器を収容するサイズを有する挿入空間が形成されたボディーと、前記挿入空間の一部を取り囲むように配置され、前記ヒーターを発熱させる誘導コイルと、を含むエアロゾル生成装置を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、抽出器及びこれを含むエアロゾル生成装置の掃除を容易にすることができる。
【0011】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、ヒーターに固着した異物を容易に除去することができる。
【0012】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、空気の流動する流路がスティックに形成された新構造の抽出器を提供することができる。
【0013】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、外部異物の流入を防止し、ボディーから抽出器を容易に分離することができる。
【0014】
本開示の適用可能な追加的な範囲は以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、本開示の思想及び範囲内で多様な変更及び修正は当業者に明らかに理解可能であるので、詳細な説明及び本開示の好適な実施例のような特定の実施例はただ例示として与えられたものと理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図2】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図3】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図4】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図5】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図6】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図7】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図8】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図9】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図10】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図11】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図12】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図13】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図14】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照してこの明細書に開示する実施例を詳細に説明する。図面を参照する説明の簡潔さのために、同一又は類似の構成要素は同じ参照番号を付与し、それについての重複説明は省略する。
【0017】
以下の説明で使われる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は明細書の説明の容易性のみのためのものであり、特別な意味又は役割を有するものではない。
【0018】
本開示において、当業者によく知られているものは簡潔さのために省略する。添付図面は多様な技術的特徴を容易に理解することができるようにするためのものであり、ここで開示する実施例は添付図面に限定されないことを理解しなければならない。したがって、本開示は、添付図面に具体的に開示したものに加えて、すべての変更、均等物及び代替物を含むものと解釈されなければならない。
【0019】
第1、第2などのような序数を含む用語は多様な構成要素を説明するのに使われることができるが、前記構成要素は前記用語によって限定されないことを理解しなければならない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素と区別する目的のみで使われる。
【0020】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在することもできると理解可能であろう。一方で、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在しないと理解可能であろう。
【0021】
単数の表現は、文脈上明白に他に指示しない限り、複数の表現を含む。
【0022】
図1及び図2を参照すると、エアロゾル生成装置100は、バッテリー11、制御部12、及びセンサー13のうちの少なくとも一つを含むことができる。バッテリー11、制御部12、及びセンサー13のうちの少なくとも一つはエアロゾル生成装置100のボディー10の内部に配置され得る。
【0023】
抽出器20はボディー10に形成された挿入空間に挿入され得る。スティック400は抽出器20の内部の中空224に挿入され得る。
【0024】
ヒーター30は抽出器20の内部に位置し得る。ヒーター30は抽出器20の底から突出して上方に長く延びることができる。ヒーター30は抵抗性ヒーターであり得る。ヒーター30は抽出器20の内部及び/又は抽出器20に挿入されたスティック400を加熱することができる。
【0025】
スティック400が抽出器20の内部に挿入されると、スティック400の一端は抽出器20及びボディー10の外部に露出され得る。スティック400が抽出器20の中空224に挿入されると、ヒーター30はスティック400の端部を貫通してスティック400の内部に挿入され得る。スティック400はヒーター30によって加熱されることができる。使用者は外部に露出されたスティック400の一端を口で咥えて空気を吸入することができる。
【0026】
バッテリー11は、エアロゾル生成装置100の構成要素が動作するように電力を供給することができる。バッテリー11は、制御部12、センサー13、誘導コイル14、及びヒーター30のうちの少なくとも一つに電力を供給することができる。バッテリー11はエアロゾル生成装置100に設けられたディスプレイ、モーターなどが動作するのに必要な電力を供給することができる。
【0027】
制御部12は、エアロゾル生成装置100全般の動作を制御することができる。制御部12は、バッテリー11、誘導コイル14、及びセンサー13のうちの少なくとも一つの動作を制御することができる。制御部12は、エアロゾル生成装置100に設けられたディスプレイ、モーターなどの動作を制御することができる。制御部12は、エアロゾル生成装置100の構成のそれぞれの状態を確認することにより、エアロゾル生成装置100が動作可能な状態であるかを判断することができる。
【0028】
センサー13はヒーター30の温度をセンシングすることができる。制御部12は、センサー13がセンシングしたヒーター30の温度に基づいて、ヒーター30の温度を制御することができる。制御部12は、センサー13がセンシングしたヒーター30の温度についての情報を使用者インターフェースを介して使用者に伝達することができる。
【0029】
図1を参照すると、ヒーター30はバッテリー11と電気的に連結され得る。ヒーター30は、誘導コイル35(図2参照)の必要なしに、バッテリー11から電流を受けて直接的に発熱することができる。
【0030】
図2を参照すると、エアロゾル生成装置100は、誘導コイル35を含むことができる。ボディー10の内部に抽出器20が挿入されると、誘導コイル35は抽出器20及びヒーター30を取り囲むことができる。誘導コイル35はヒーター30を発熱させることができる。ヒーター30はサセプタ(susceptor)であり、ヒーター30は誘導コイル35を介して流れるAC電流によって発生した磁場によって発熱することができる。磁場はヒーター30を通過し、ヒーター30内に渦電流を発生させることができる。電流はヒーター30にとって熱を発生させることができる。
【0031】
図3及び図4を参照すると、ボディー10は内部に形成された挿入空間14を有し得る。挿入空間14は上方に開口し得る。誘導コイル35は挿入空間14に巻かれ得る。抽出器20は、挿入空間14の開口を通して、挿入空間14の内部に分離可能に挿入されることができる。挿入空間14と抽出器20とは互いに対応する円筒形状を有し得る。抽出器20の内部は円筒形状を含むことができる。スティック400の一側は抽出器20に挿入され、他側は抽出器20及びボディー10の外部に露出され得る。
【0032】
抽出器20は、第1抽出器21及び第2抽出器22を含むことができる。第2抽出器22は第1抽出器21の内部に収容され得る。第2抽出器22は第1抽出器21に結合され得る。第2抽出器22は、上方に開口した中空224を内部に有することができる。スティック400は第2抽出器22の中空224に挿入されることができる。
【0033】
ヒーター30は第1抽出器21の底211に固定され得る。ヒーター30は第1抽出器21の底211から上方に長く延びるように突出することができる。ヒーター30の胴体は円筒形状に形成され得る。ヒーター30の上端は尖るように形成され得る。ヒーター30の上端は第2抽出器22の中空224に挿入されたスティック400の内部に挿入されることができる。挿入空間14を取り囲む誘導コイル35はヒーター30を発熱させることができる。ヒーター30は発熱してスティック400を加熱し、エアロゾルを生成することができる。
【0034】
他の例として、ヒーター30は誘導コイル35ではなく、電力供給源から直接電力を受けて発熱することもできる。ここで、ヒーター30は、第1抽出器21の底211の下側に形成された端子を介して、挿入空間14の底に形成された端子と接触することにより、電力供給源と電気的に連結されることができる。
【0035】
図5及び図6を参照すると、抽出器20は、第1抽出器21及び第2抽出器22を含むことができる。第2抽出器22は第1抽出器21の内部に結合されることができる。第1抽出器21及び第2抽出器22が結合された抽出器20は円筒形状を有し得る。第2抽出器22は第1抽出器21に上方に移動可能に結合されることができる。
【0036】
第1抽出器21は、上方に開口した第1中空214を内部に有することができる。第1中空214は第1抽出器21の底211及び側壁212によって定義され得る。第1抽出器21の底211は円板形状又は器形状を有し得る。ヒーター30は第1抽出器21の底211から上方に突出することができる。第1抽出器21の側壁212は第1抽出器21の底211の周囲から上方に延びることができる。一対の第1抽出器21の側壁212は第1中空214を基準に対向することができる。第1抽出器21の側壁212は長く延びることができる。他の例として、第1抽出器21の側壁212は、第1中空214を取り囲むように、円周方向に延びることができる。若しくは、第1抽出器21の側壁212は円周方向に複数が配列され得る。第1抽出器21の側壁212は第1側壁212と言える。
【0037】
第2抽出器22は円筒形状に形成され得る。第2抽出器22は、上方に開口した第2中空224を内部に有することができる。第2中空224は円筒形状であり得る。第2抽出器22の第2中空224は第2抽出器22の底221及び第2抽出器22の側壁222によって定義され得る。第2抽出器22の底221は円板形状又は器形状を有し得る。第2抽出器22の側壁222は第2抽出器22の底221から上方に延びることができる。第2抽出器22の側壁222は円周方向に延びて第2中空224を取り囲むことができる。第2抽出器22の側壁222は第2側壁222と言える。
【0038】
第2抽出器22の一部は第1抽出器21の第1中空214に挿入されることができる。第1抽出器21の底211は第2抽出器22の底221と向き合うことができる。第1抽出器21の側壁212は第2抽出器22の側壁222の一部を覆うことができる。
【0039】
第1結合部215は第2結合部225a及び第3結合部225bに着脱可能に結合されることができる。第1結合部215は第1抽出器21の側壁212及び第2抽出器22の側壁222のうちのいずれか一方に形成され得る。第2結合部225a及び第3結合部225bは第1抽出器21の側壁212及び第2抽出器22の側壁222のうちの他方に形成され得る。
【0040】
例えば、第1結合部215は第1抽出器21の側壁212から第1中空214に向かって内側に突出し、第2結合部225a及び第3結合部225bは第2抽出器22の側壁222が陥没するように形成され得る。他の例として、第1結合部215は第2抽出器22の側壁222から外側に突出し、第2結合部225a及び第3結合部225bは第1抽出器21の側壁212が陥没するように形成され得る。第1結合部215は第2結合部225a及び第3結合部225bのそれぞれに着脱可能に挿入されることができる。第1結合部215は結合突起215と言える。第2結合部225aは第1結合ホール225aと言える。第3結合部225bは第2結合ホール225bと言える。
【0041】
他の例として、第1結合部215は第1抽出器21の側壁212に配置されたマグネットであり得る。第2結合部225aは第2抽出器22の側壁222に配置され、第1結合部215に対して引力を作用するマグネットであり得る。第3結合部225bは、第2抽出器22の側壁222に配置されて第1結合部215に対して引力を作用するマグネットであり得る。他の例として、第1結合部215は第2抽出器22の側壁222に配置されたマグネットであり、第2結合部225a及び第3結合部225bは第1抽出器21の側壁212に配置されたマグネットであり得る。第1結合部215は第2結合部225a及び第3結合部225bのそれぞれに対して引力を作用して着脱可能に結合されることができる。第1結合部215は第1マグネット215と言える。第2結合部225aは第2マグネット225aと言える。第3結合部225bは第3マグネット225bと言える。
【0042】
第1結合部215は互いに対向する一対で形成され得る。第2結合部225aは互いに対向する一対で形成され得る。第3結合部225bは互いに対向する一対で形成され得る。第3結合部225bは第2結合部225aの下側に形成され得る。しかしながら、例示のものに限定されず、第3結合部225bの下側に少なくとも一つの結合部がさらに形成されることもできる。
【0043】
第1抽出器21の側壁212は第1中空214に対して互いに対向する一対で形成され得る。一対の第1抽出器21の側壁212は互いに平行に延びることができる。一対の第1結合部215のそれぞれは一対の第1抽出器21の側壁212のそれぞれに形成され得る。一対の第1抽出器21の側壁212は第1抽出器21の底211を軸として内外にピボット動作することができる。一対の第1結合部215のそれぞれは一対の第1抽出器21の側壁212のそれぞれの上部から内側に突出することができる。
【0044】
リセス部226は第2抽出器22の側壁222の外面が内側に陥没するように形成され得る。リセス部226は第1抽出器21の側壁212に対応する形状を有し得る。リセス部226は上下に長く延びることができる。リセス部226は、第2中空224に対して互いに対向する一対で形成され得る。一対のリセス部226のそれぞれは、一対の第1抽出器21の側壁212のそれぞれに対応する位置に形成され得る。リセス部226は下方に開放することができる。リセス部226は上方に閉鎖することができる。第1抽出器21の側壁212はリセス部226によって形成される溝に挿入されてリセス部226を覆うことができる。第1抽出器21の側壁212はリセス部226で上下にスライドすることができる。リセス部226は、第1抽出器21の側壁212の上下スライド移動をガイドすることができる。第1結合部215はリセス部226に形成され得る。若しくは、第2結合部225a及び第3結合部225bはリセス部226に形成され得る。
【0045】
第1ガイド部217は第1抽出器21の側壁212の上端部の縁端に形成され得る。第1ガイド部217は第1抽出器21の側壁212の縁端に屈曲形状に形成され得る。第2ガイド部227はリセス部226の開放側の縁端に屈曲形状に形成され得る。第1ガイド部217及び第2ガイド部227は互いに接触することにより、第1抽出器21の側壁212がリセス部226に挿入されるように案内することができる。
【0046】
図7図9を参照すると、貫通ホール223は第2抽出器22の底221を貫通して形成され得る。貫通ホール223はヒーター30に対応することができる。ヒーター30は貫通ホール223を貫通することができる。ヒーター30は貫通ホール223を貫通して第2中空224の内部に突出することができる。貫通ホール223及びヒーター30は円形の横断面を有し得る。貫通ホール223の直径はヒーター30の直径よりも大きくもよい。ヒーター30が貫通ホール223に挿入されると、貫通ホール223を形成する抽出器22の底221の内周面とヒーター30の外周面との間に隙間が形成され得る。
【0047】
第2抽出器22は第1抽出器21に上下に移動可能に結合されることができる。第2抽出器22は、第1抽出器21に対して上昇しなかった第1位置(図7参照)に位置し得る。第2抽出器22は第1抽出器22に対して上方に上昇した第2位置(図8参照)に位置し得る。第2抽出器22は、第1抽出器22に対して、第1位置から第2位置に移動するか、又は第2位置から第1位置に移動することができる。
【0048】
第2抽出器22は第1位置及び第2位置に固定されることができる。第2抽出器22は第1位置及び第2位置の間で移動することができる。第1位置で第1抽出器21の底211と第2抽出器22の底221とは互いに隣接するか又は接触することができる。第2位置で第1抽出器21の底211と第2抽出器22の底221とは相対的に遠く離隔することができる。
【0049】
例えば、第1結合部215は第1側壁212に形成され、第2結合部225a及び第3結合部225bは第2側壁222に形成され得る。第1位置で、第1結合部215は第2結合部225aに結合されることにより、第2抽出器22が第1抽出器21に固定されることができる。第1抽出器21に対して第2抽出器22を所定の力で上方に引くと、第2結合部225aに結合された第1結合部215は第2結合部225aから分離されることができる。第1結合部215が第2結合部225aから分離されると、第2抽出器22の固定が解除され、第1抽出器21に対して上方に移動可能な状態になることができる。第2抽出器22は第1位置から第2位置まで移動することができる。第2抽出器22が第2位置まで移動すると、第1結合部215は第3結合部225bに結合され、第2抽出器22が第1抽出器21に固定されることができる。反対に、第2位置に位置する第2抽出器22を第1抽出器21に対して下方に押すと、第1結合部215は第3結合部225bから分離され、第2抽出器22は第1位置に向かって移動することができる。第1位置で第1結合部215は第2結合部225aと結合され、第2抽出器22は第1抽出器21に固定されることができる。
【0050】
第1結合部215はヒーター30の上部に対応する高さに形成され得る。第3結合部225bは第2抽出器22の底221に隣接して形成され得る。第1結合部215と第3結合部225bとが結合された第2位置で、第2抽出器22の底221は貫通ホール223を貫通したヒーター30の上部に対応する位置に位置し得る。
【0051】
スティック400などから発生した異物は第2抽出器22の底221及びヒーター30の外面にくっついて固くなり得る。前述した構造によって、この異物を第2抽出器22の底221及びヒーター30の外面から容易に除去することができる。また、抽出器20の内部を容易に掃除することができる。
【0052】
第1結合部215と第3結合部225bとの間の結合力は、第1結合部215と第2結合部225aとの間の結合力よりも大きくもよい。よって、第2抽出器22を第1抽出器21から上方に引いて第1結合部215と第2結合部225aとを互いに分離した力によっては、第1結合部215と第3結合部225bとが互いに分離されない。
【0053】
第2位置(図8参照)に位置する第2抽出器22は第1抽出器21から上方に分離されることができる(図9参照)。第2位置で、一対の第1抽出器21は互いに遠ざかる方向にピボット動作して、第1結合部215を第3結合部225bから分離することができる。よって、第2抽出器22は第1抽出器21から上方に分離可能な状態になることができる。第2抽出器22は第1中空214から分離されることができる。ヒーター30は貫通ホール223から分離されることができる。
【0054】
したがって、第1抽出器21及び第2抽出器22のそれぞれを容易に掃除することができる。
【0055】
一方、抽出器20は、第1サポート228を含むことができる。第1サポート228は第2抽出器22の側壁222の内周面から第2中空224に向かって突出することができる。複数の第1サポート228は円周方向に配列され得る。第1サポート228の上端は下方に傾くように形成され得る。第1サポート228の下端は第2抽出器22の底221から上方に突出することができる。
【0056】
よって、複数の第1サポート228は第2中空224に挿入されたスティック400の外周面及びスティック400の底を支持し、スティック400の第2抽出器22の間に空気が流動可能な隙間を形成することができる。よって、使用者がスティック400を口で咥えて空気を吸入すると、空気はスティック400の外周面と第2抽出器22の側壁222の内周面との間を通してスティック400の下部に流入し、スティック400を通過して使用者に提供されることができる(図3参照)。
【0057】
図10図13を参照すると、第2サポート229は抽出器20の外周面から外側に突出することができる。第2サポート229は第1抽出器21の外周面又は第2抽出器22の外周面から外側に突出することができる。第2サポート229は第2抽出器22の上端に形成され得る。複数の第2サポート229は円周方向に離隔して配列され得る。よって、抽出器20がボディー10の内部の挿入空間24に挿入されると、抽出器20は第2サポート229によって支持されることができる。第2サポート229は抽出器20の外周面と挿入空間24の外周面を形成する側壁との間に空気が流動する隙間を形成することができる。
【0058】
流入ホール218は、第1抽出器21の中空214と連通するように第1抽出器21の底211の外周面に形成されることができる。流入ホール218は横方向に開口することができる。流入ホール218は複数で形成され得る。複数の流入ホール218は円周方向に配列され得る。
【0059】
第2抽出器22が第1位置に位置するとき、第2抽出器22の底221は第1抽出器21の底211及び/又は流入ホール218から上方に離隔することができる。ストッパー219は第2抽出器22の底221を支持することができる。ストッパー219は流入ホール218の上側に形成され得る。ストッパー219は流入ホール218の上側で、第1抽出器21の側壁212から突出するように形成され得る。よって、流入ホール218から貫通ホール223までつながる通路が形成され得る。
【0060】
したがって、使用者がスティック400を口で咥えて空気を吸入すると、空気は抽出器20の外周面と挿入空間24を形成する側壁との間を通して流入ホール218に流入することができる。流入ホール218に流入した空気は貫通ホール223を通してスティック400の下部に流入し、スティック400を通過して使用者に提供されることができる。
【0061】
図13及び図14を参照すると、アッパーケース40は抽出器20と結合され得る。アッパーケース40は第2抽出器22の上端と結合され得る。抽出器20はアッパーケース40に分離可能に結合されることができる。アッパーケース40は第2中空224の開口と連通する挿入口44を備えることができる。
【0062】
アッパーケース40はボディー10に分離可能に結合されることができる。アッパーケース40はボディー10の上部を覆うことができる。アッパーケース40は挿入空間24及び挿入空間24の周辺を覆うことができる。
【0063】
抽出器20はアッパーケース40から下方に突出することができる。アッパーケース40がボディー10に結合されると、抽出器20は挿入空間24に挿入されることができる。アッパーケース40がボディー10から分離されると、抽出器20は挿入空間24から分離されることができる。抽出器20がアッパーケース40に結合された状態でも、第2抽出器22は第1位置及び第2位置に位置することができる。第2抽出器22がアッパーケース40に結合された状態で、第1抽出器21を第2抽出器22から分離することができる。
【0064】
アッパーケース40は、挿入口44を開閉するキャップ45を備えることができる。キャップ45は挿入口44の上側に形成され得る。キャップ45は挿入口44の周辺に移動可能に設置されることができる。キャップ45が挿入口44を開放すると、第2中空224が開放してスティック400が挿入されることができる。キャップ45は挿入口44を閉鎖することにより、第2中空224及び挿入空間24内に異物が流入することを防止することができる。
【0065】
したがって、ボディー10の一側を外部から保護することができる。また、外部異物が流入することを防止することができる。また、抽出器20をボディー10からより容易に分離することができる。また、スティック400などから発生して第2抽出器22の底221及びヒーター30の外面にくっついて固くなった異物を容易に除去することができる。また、第1抽出器21及び第2抽出器22のそれぞれを容易に掃除することができる。
【0066】
図1図14を参照すると、本開示の一側面による抽出器は、第1中空が形成され、上側が開口した第1抽出器と、前記第1抽出器の底から上方に突出したヒーターと、上側が開口した第2中空が形成され、前記ヒーターが通過することができるサイズの貫通ホールが形成された底を含む第2抽出器と、を含み、前記第2抽出器は前記前記第1中空に挿入され、前記第1抽出器に上下に移動可能に結合され得る。
【0067】
また、本開示の他の側面によれば、前記抽出器は、前記第1抽出器の側壁に形成される第1結合部と、前記第2抽出器の側壁に形成され、前記第1結合部とともに着脱可能に結合されるように構成される第2結合部と、前記第2結合部の下側の前記第2抽出器の側壁に形成され、前記第1結合部とともに着脱可能に結合される第3結合部と、をさらに含むことができる。
【0068】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1結合部は前記第1抽出器の側壁の内側面から内側に突出し、前記第2結合部及び前記第3結合部はそれぞれ前記第2抽出器の側壁に陥没部及び開口として形成され得る。
【0069】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1結合部、前記第2結合部及び前記第3結合部のそれぞれはマグネットを含み、前記第1結合部のマグネットは、前記第2結合部及び前記第3結合部のそれぞれのマグネットに対して引力を作用することができる。
【0070】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1結合部が前記第2結合部と結合された状態で前記第2抽出器を前記第1抽出器から上方に引くと、前記第1結合部は前記第2結合部から分離され、前記第2抽出器は前記第1結合部が前記第2結合部に結合されるまで前記第1抽出器から上方に移動することができる。前記第1結合部が前記第3結合部と結合された状態で前記第2抽出器を前記第1抽出器側に下方に押すと、前記第1結合部は前記第3結合部から分離され、前記第2抽出器は前記第1結合部が前記第2結合部と結合されるまで前記第1抽出器に対して下方に移動することができる。
【0071】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1結合部と前記第3結合部との間の結合力は、前記第1結合部と前記第2結合部との間の結合力よりも大きくもよい。
【0072】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1抽出器の側壁は、前記第1抽出器の底から上方に延び、前記第1中空に対して互いに反対側に位置する一対の側壁を含むことができる。前記第1結合部は一対の第1結合部を含み、前記一対の第1結合部のそれぞれは前記第1抽出器の一対の側壁のそれぞれに形成され得る。前記第2結合部は、一対の第2結合部を含み、前記一対の第2結合部は前記一対の第1結合部にそれぞれ対応する前記第2抽出器の側壁の反対位置に形成され得る。
【0073】
また、本開示の他の側面によれば、前記第3結合部は一対の第3結合部を含み、前記一対の第3結合部は前記一対の第2結合部の下側の位置で前記前記第2抽出部の側壁の反対位置に形成され、前記一対の第1結合部にそれぞれ対応することができる。
【0074】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1抽出器の一対の側壁は互いに遠ざかるように外側にピボット動作することができる。前記一対の第1結合部が前記一対の第3結合部に結合された状態で前記第1抽出器の一対の側壁が外側にピボット動作するとき、前記一対の第1結合部は前記第1抽出器に対して上側に位置して、前記第1抽出器が前記第2抽出器から分離されるようにすることができる。
【0075】
また、本開示の他の側面によれば、前記第2抽出器の側壁の外面は内側に陥没したリセス部が形成され、下方に開放して、前記第1抽出器と前記第2抽出器とが互いに容易に上下にスライド運動するようにすることができ、前記第2結合部及び前記第3結合部は前記リセス部に形成され、前記第1抽出器の側壁は前記リセス部に挿入されて前記リセス部を覆うことができるサイズを有し得る。
【0076】
また、本開示の他の側面によれば、前記抽出器は、前記第2抽出器の側壁に形成される第1結合部と、前記第1抽出器の側壁に形成され、前記第1結合部が着脱可能に結合される第2結合部と、前記第2結合部の下側の位置で前記第1抽出器の側壁に形成され、前記第1結合部が着脱可能に結合される第3結合部と、をさらに含むことができる。
【0077】
また、本開示の他の側面によれば、前記抽出器は、前記第2抽出器の内周面から内側に突出する複数の第1サポートをさらに含み、前記複数の第1サポートは円周方向に配列され得る。
【0078】
また、本開示の他の側面によれば、前記抽出器は、前記第2抽出器又は第1抽出器の外周面から外側に突出する複数の第2サポートをさらに含むことができる。前記複数の第2サポートは円周方向に配列され得る。前記第1抽出器の底の外周面は、前記第1中空及び前記第2抽出器の貫通ホールと連通する流入ホールが形成され得る。
【0079】
また、本開示の他の側面によれば、前記抽出器は、前記流入ホールの上側の位置で前記第1抽出器の側壁から内側に突出して、前記第2抽出器の底を支持し、前記流入ホールと前記第2抽出器の貫通ホールとを連通させる通路を形成するストッパーをさらに含むことができる。
【0080】
また、本開示の一側面によるエアロゾル生成装置は、前記第1抽出器及び第2抽出器を収容するサイズを有する挿入空間が形成されたボディーと、前記挿入空間の一部を取り囲むように配置され、前記ヒーターを発熱させる誘導コイルと、を含むことができる。
【0081】
また、本開示の他の側面によれば、前記エアロゾル生成装置は、前記第1抽出器及び前記第2抽出器と結合されて前記ボディーの挿入空間の周辺を覆うアッパーケースをさらに含むことができ、前記アッパーケースはキャップを含み、前記アッパーケースは、前記第2中空の開口と連通する挿入口が形成され、前記キャップは前記挿入口を開閉するように構成され得る。
【0082】
前述した本開示の特定の実施例又は他の実施例は互いに排他的であるか区別されるものではない。前述した本開示の実施例の特定の要素又は全ての要素は構成又は機能が他の要素と組み合わせられるか互いに組み合わせられることができる。
【0083】
例えば、本開示及び図面の一実施例で説明したA構成と本開示及び図面の他の実施例で説明したB構成は互いに組み合わせられることができる。すなわち、構成間の組合せについて直接的に説明しない場合であっても、前記組合せが不可であると説明した場合を除き、前記組合せは可能である。
【0084】
以上で実施例を多数の例示的実施例に応じて説明したが、本開示の原理の範囲に属する技術分野の当業者であれば多くの他の変形例及び実施例が可能であることを理解しなければならない。より具体的には、本開示、図面及び添付の特許請求の範囲の範囲内の対象組合せの構成部及び/又は配置において多様な修正例及び変形例が可能である。前記構成部及び/又は配置の修正例及び変形例に加えて、別の用途も当業者に明らかになるであろう。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【国際調査報告】