(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-28
(54)【発明の名称】改良されたハイパースペクトル光源
(51)【国際特許分類】
G01J 3/10 20060101AFI20241121BHJP
G01J 3/26 20060101ALI20241121BHJP
F21S 2/00 20160101ALI20241121BHJP
F21V 13/12 20060101ALI20241121BHJP
G02B 26/00 20060101ALI20241121BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20241121BHJP
【FI】
G01J3/10
G01J3/26
F21S2/00 600
F21V13/12 100
G02B26/00
F21Y115:10
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024529289
(86)(22)【出願日】2022-11-15
(85)【翻訳文提出日】2024-07-04
(86)【国際出願番号】 FI2022050749
(87)【国際公開番号】W WO2023089236
(87)【国際公開日】2023-05-25
(32)【優先日】2021-11-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】FI
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】512068592
【氏名又は名称】テクノロギアン トゥトキムスケスクス ヴェーテーテー オイ
【氏名又は名称原語表記】TEKNOLOGIAN TUTKIMUSKESKUS VTT OY
(74)【代理人】
【識別番号】100107364
【氏名又は名称】斉藤 達也
(72)【発明者】
【氏名】サアリ,ヘイッキ
(72)【発明者】
【氏名】ホルムランド,クリスター
(72)【発明者】
【氏名】スツンス,イングマル
【テーマコード(参考)】
2G020
2H141
【Fターム(参考)】
2G020AA03
2G020AA04
2G020CC23
2G020CC26
2G020CC31
2G020CC47
2G020CC55
2G020CC63
2G020CD06
2G020CD24
2G020CD37
2H141MA22
2H141MB15
2H141MB28
2H141MC01
2H141MC09
2H141ME04
2H141ME23
2H141ME25
2H141MZ16
(57)【要約】
本発明の一例示的態様によれば、ハイパースペクトル光源システムが提供され、これは、広帯域光信号を発生させて放射するように構成された広帯域光源と、広帯域光信号のうちの、ハイパースペクトル光源システムの複数の通過帯域のうちの1つにある一部分を通過させるように構成された回転マルチバンドパスフィルタであって、広帯域光信号のうちの、回転マルチバンドパスフィルタを通過するその部分は、回転マルチバンドパスフィルタの回転角度によって決定される、回転マルチバンドパスフィルタと、ハイパースペクトル光源システムの前記1つの通過帯域にある、広帯域光信号のうちの、回転マルチバンドパスフィルタから来るその部分を通過させるように調節されたチューナブルフィルタと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハイパースペクトル光源システムであって、
広帯域光信号を発生させて放射するように構成された広帯域光源と、
前記広帯域光信号のうちの、前記ハイパースペクトル光源システムの複数の通過帯域のうちの1つにある一部分を通過させるように構成された回転マルチバンドパスフィルタであって、前記広帯域光信号のうちの、前記回転マルチバンドパスフィルタを通過する前記部分は、前記回転マルチバンドパスフィルタの回転角度によって決定される、前記回転マルチバンドパスフィルタと、
前記ハイパースペクトル光源システムの前記1つの通過帯域にある、前記広帯域光信号のうちの、前記回転マルチバンドパスフィルタから来る前記部分を通過させるように調節されたチューナブルフィルタと、
を含むハイパースペクトル光源システム。
【請求項2】
前記回転マルチバンドパスフィルタは連続的に回転するように構成されている、請求項1に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項3】
前記回転マルチバンドパスフィルタは段階的に回転するように構成されている、請求項1に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項4】
前記広帯域光源は、前記広帯域光信号のうちの、前記ハイパースペクトル光源システムの前記1つの通過帯域にある前記部分が前記回転マルチバンドパスフィルタを通過する時間間隔の間に前記広帯域光信号を放射するように構成されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項5】
前記広帯域光源は、第1の時間間隔の間に第1の広帯域光信号を放射することによって、前記ハイパースペクトル光源システムの前記1つの通過帯域の第1の部分にある前記第1の広帯域光信号が前記回転マルチバンドパスフィルタを通過することを引き起こすように、且つ、第2の時間間隔の間に第2の広帯域光信号を放射することによって、前記ハイパースペクトル光源システムの前記1つの通過帯域の第2の部分にある前記第2の広帯域光信号が前記回転マルチバンドパスフィルタを通過することを引き起こすように構成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項6】
前記回転マルチバンドパスフィルタの回転角度によって、特定の時点における前記回転マルチバンドパスフィルタの通過帯域が決定され、前記回転マルチバンドパスフィルタの前記通過帯域は、前記ハイパースペクトル光源システムの前記1つの通過帯域の一部分である、請求項1~5のいずれか一項に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項7】
前記回転マルチバンドパスフィルタは、0Hz超から最大で250Hzまでの周波数で回転するように構成されている、請求項1~6のいずれか一項に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項8】
前記チューナブルフィルタのミラーギャップを調節することによって、前記チューナブルフィルタは、前記広帯域光信号のうちの、前記ハイパースペクトル光源システムの前記1つの通過帯域にある前記部分を通過させるように調節されている、請求項1~7のいずれか一項に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項9】
前記チューナブルフィルタは、チューナブルファブリペロー干渉計、リオフィルタ、音響光学フィルタ、又は液晶変調器である、請求項1~8のいずれか一項に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項10】
前記チューナブルファブリペロー干渉計は、ピエゾアクチュエータ式ファブリペロー干渉計又は微小電気機械システムファブリペロー干渉計である、請求項9に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項11】
前記回転マルチバンドパスフィルタの回転角度を監視し、前記監視された回転角度をコントローラに送信するように構成されたセンサと、
前記監視された回転角度に基づいて前記広帯域光源のタイミングを制御するように構成された前記コントローラと、
を更に含む、請求項1~10のいずれか一項に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項12】
前記チューナブルフィルタから来る光信号を集束レンズに向けて反射するように構成されたプレートビームスプリッタと、
前記光信号を出力光強度監視モジュールに向けて方向付けるように構成された前記集束レンズと、
前記光信号の強度を測定してコントローラに送信するように構成された前記出力光強度監視モジュールと、
前記監視された光強度に基づいて、前記広帯域光源及び/又は前記チューナブルフィルタのタイミングを制御するように構成された前記コントローラと、
を更に含む、請求項1~11のいずれか一項に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項13】
追加光信号を発生させて放射するように構成された別の広帯域光源であって、前記別の広帯域光源の周波数帯は、前記広帯域光源の周波数帯と少なくとも部分的に異なる、前記別の広帯域光源
を更に含む、請求項1~12のいずれか一項に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項14】
前記追加広帯域光信号が前記広帯域光信号からの前記広帯域光信号と平行になるように、前記追加広帯域光信号を前記回転マルチバンドパスフィルタに向けて反射するように構成されたダイクロイックビームスプリッタ
を更に含む、請求項13に記載のハイパースペクトル光源システム。
【請求項15】
複数の追加広帯域光源を更に含み、前記複数の追加広帯域光源のそれぞれは、別々のダイクロイックビームスプリッタと関連付けられており、前記ダイクロイックビームスプリッタは、前記複数の追加広帯域光源からの追加広帯域光信号が、前記広帯域光源からの前記広帯域光信号と平行になるように構成されている、請求項1~14のいずれか一項に記載のハイパースペクトル光源システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、全般的には、ハイパースペクトル光源に関する。
【背景技術】
【0002】
ハイパースペクトルイメージングは、単に点ごとに原色のスペクトルを解析するのではなく、光の広域スペクトルを解析することを意味する。即ち、ハイパースペクトルイメージングの場合は、点ごとのスペクトルを得るために、広域の電磁スペクトルにわたって情報が収集されて解析される。ハイパースペクトルイメージングは、例えば、物体を発見したり、様々な物質を検出したりすることに用いられうる。ハイパースペクトルイメージングの多くの適用例では、チューナブル光源がかさばる高価なものであっては困る。そこで、ハイパースペクトルイメージング用として(例えば、口腔や眼球のハイパースペクトルイメージング用として、並びにハイパースペクトル顕微鏡検査やハイパースペクトル内視鏡検査において)小型で低コストのチューナブル光源を提供することが必要とされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記従来の技術における課題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
幾つかの態様によれば、独立請求項の対象が提供される。幾つかの実施形態は、従属請求項において定義されている。
【0005】
本発明の一態様によれば、ハイパースペクトル光源システムが提供され、これは、広帯域光信号を発生させて放射するように構成された広帯域光源と、広帯域光信号のうちの、ハイパースペクトル光源システムの複数の通過帯域のうちの1つにある一部分を通過させるように構成された回転マルチバンドパスフィルタであって、広帯域光信号のうちの、回転マルチバンドパスフィルタを通過するその部分は、回転マルチバンドパスフィルタの回転角度によって決定される、回転マルチバンドパスフィルタと、ハイパースペクトル光源システムの前記1つの通過帯域にある、広帯域光信号のうちの、回転マルチバンドパスフィルタから来るその部分を通過させるように調節されたチューナブルフィルタと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】本発明の少なくとも幾つかの実施形態によるハイパースペクトル光源システムの第1の例を示す。
【
図2】本発明の少なくとも幾つかの実施形態によるハイパースペクトル光源システムの第2の例を示す。
【
図3a】本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、回転角度が0度の回転マルチバンドパスフィルタの上面図を示す。
【
図3b】本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、回転角度が35度の回転マルチバンドパスフィルタの上面図を示す。
【
図3c】本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、回転角度が0度の回転マルチバンドパスフィルタの側面図を示す。
【
図3d】本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、回転角度が35度の回転マルチバンドパスフィルタの側面図を示す。
【
図4】本発明の少なくとも幾つかの実施形態によるハイパースペクトル光源システムの第3の例を示す。
【
図5】本発明の少なくとも幾つかの実施形態による第1の適用例を示す。
【
図6】本発明の少なくとも幾つかの実施形態による第2の適用例を示す。
【
図7】本発明の少なくとも幾つかの実施形態による第3の適用例を示す。
【
図8】本発明の少なくとも幾つかの実施形態による第4の適用例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の実施形態は、全般的には、ハイパースペクトルイメージングに関する。より具体的には、本発明の実施形態は、ハイパースペクトルイメージング用の改良されたハイパースペクトル光源システムを提供し、ハイパースペクトル光源システムは、少なくとも回転マルチバンドパスフィルタと、少なくとも1つの広帯域光源と、チューナブルフィルタ(例えば、ファブリペロー干渉計(FPI)、リオフィルタ、音響光学フィルタ、又は液晶変調器)と、を含む。回転マルチバンドパスフィルタは、広帯域光信号のうちの、回転マルチバンドパスフィルタの現在の角度に応じた一部分を通過させるように構成されてよく、一方、チューナブルフィルタは、ハイパースペクトル光源システムの複数の通過帯域のうちの1つにある、広帯域光信号のうちのその部分を通過させるように調節されてよい。そのようなハイパースペクトル光源システムであれば、小型で低コストで波長のチューニングが可能なハイパースペクトル光源の構築が可能になる。光源システムの寸法は、10mm×10mm×20mmと小さくてよい。
【0008】
広帯域光源システムの選択された通過帯域にある光信号を通過させるために、回転マルチバンドパスフィルタを回転させることによって調節してよく、チューナブルフィルタも同様に調節してよい。例えば、チューナブルフィルタがFPIであれば、干渉計は、干渉計のミラーギャップを調節することによって調節されてよい。例えば、FPIは、金属ミラー又は誘電体ミラーの微小電気機械システムFPI(MPFI)、又はピエゾアクチュエータ式FPIであってよい。金属ミラーMFPIについては、米国特許公開第10,732,041B2号に記載されている。与えられた光源システムのスペクトル分解能は、使用される干渉計に依存する。より強いスペクトル強度が必要であれば、ピエゾアクチュエータ式FPIが使用されてよい。ミラーギャップを調節したFPIを使用すれば、広帯域光源システムの複数の通過帯域のうちの1つを選択することが可能である。
【0009】
本発明の幾つかの実施形態では、チューナブルフィルタの一例としてチューナブルFPIを使用しているが、他の任意の適切なチューナブルフィルタ(例えば、リオフィルタ、音響光学フィルタ、又は液晶変調器)もチューナブルFPIの代わりに同様に使用されてよい。
【0010】
回転マルチバンドパスフィルタの回転角度は更に、選択された通過帯域を決定してよく、選択された通過帯域は、広帯域光源システムの1つの通過帯域の一部分であり、回転マルチバンドパスフィルタの選択された回転角度に対応する。回転マルチバンドパスフィルタは、連続的又は段階的に回転してよく、例えば、モータにより、0~250Hzの周波数範囲(0<f≦250Hz)で回転してよい。
【0011】
例えば、広帯域光源は、波長が400~1000nmである広帯域光信号を放射するように構成されてよい。ハイパースペクトル光源システムの通過帯域は、波長が420~650nmである光信号のための第1の通過帯域と、波長が625~870nmである光信号のための第2の通過帯域と、を含んでよい。干渉計は、ハイパースペクトル光源システムの第1の通過帯域にある光信号を通過させるように調節されてよい。更に、回転マルチバンドパスフィルタは、光信号のうちの、ハイパースペクトル光源システムの第1の通過帯域にある一部分を(例えば、3nmの分解能で)通過させるように構成されてよい。
【0012】
回転マルチバンドパスフィルタは、広帯域信号のうちの、ハイパースペクトル光源システムの第1の通過帯域にある一部分(例えば、波長が420~423nmである光信号)を通過させることが可能であり、このときは、回転マルチバンドパスフィルタの回転角度が、広帯域光信号のうちの、ハイパースペクトル光源システムの第1の通過帯域にあるこの部分を通過させるようになっている。即ち、広帯域光源は、回転マルチバンドパスフィルタの回転角度が、広帯域光信号のうちのこの部分を通過させるようになっているときに広帯域光信号を放射することが可能である。別の時点では、回転マルチバンドパスフィルタの回転角度は異なってよく、回転マルチバンドパスフィルタは、広帯域信号のうちの、ハイパースペクトル光源システムの第1の通過帯域にある別の部分(例えば、波長が424~427nmである光信号、その他)を通過させることが可能である。
【0013】
幾つかの実施形態では、ハイパースペクトル光源システムの上記の1つの通過帯域は、その選択された通過帯域に対応するようにFPIミラーギャップを設定することによって選択されてよい。広帯域光源は適切なタイミングでオンにされてよく、それによって、回転マルチバンドパスフィルタの回転角度は、広帯域光信号のうちの所望の部分が回転マルチバンドパスフィルタ及び干渉計を通過するように、選択された通過帯域、又は選択された通過帯域の一部分に対応する。広帯域光源は、回転マルチバンドパスフィルタが十分回転したら、しばらくオフにされてよい。
【0014】
広帯域光源は、例えば、回転マルチバンドパスフィルタの一回転(360度の回転)の間に2~4回オンにされてよい。選択された通過帯域にある光信号が通過できるのは、FPIの光軸に対する回転マルチバンドパスフィルタの回転角度が、FPIと同じ選択された通過帯域にある光信号を回転マルチバンドパスフィルタが通過させる回転角度と一致するときである。回転マルチバンドパスフィルタの常態が光軸に沿うように回転角度が選択されていれば、一回転当たり2つの角度で同じスペクトル伝送が実施される。即ち、回転マルチバンドパスフィルタの角度が常態から角度Θだけずれていれば、角度が-Θ、180+Θ、及び180-Θときに同じスペクトル伝送が実施される。
【0015】
幾つかの実施形態では、マルチバンドパスフィルタの回転角度は、センサ(例えば、標準的な反射型センサ、又はエンコーダ)で監視されてよく、それに応じて広帯域光源のタイミングがチューニングされてよい。広帯域光源は電気的に制御可能である。広帯域光源は、白色発光ダイオード(LED)、広帯域赤外線LED等であってよい。
【0016】
図1は、本発明の少なくとも幾つかの実施形態によるハイパースペクトル光源システムの第1の例を示す。
図1のハイパースペクトル光源システム10は、広帯域光源12、コリメートレンズ14、及び回転マルチバンドパスフィルタ16を含む。回転モータ18が回転マルチバンドパスフィルタ16を回転させてよい。例えば、回転マルチバンドパスフィルタ16は、0~250Hzの周波数で回転する回転モータ18のアダプタ上に取り付けられてよい。回転マルチバンドパスフィルタ16は、
図1に示すように、連続的又は段階的に回転するように構成されてよい。
【0017】
即ち、回転マルチバンドパスフィルタ16は、一時停止も中断も全くなく、ノンストップで回転してよい。従って、選択された通過帯域にある光信号が回転マルチバンドパスフィルタ16を通過するように、広帯域光源12のタイミングを、回転マルチバンドパスフィルタ16の選択された回転角度と適合するように制御してよい。
図1に示すように、回転マルチバンドパスフィルタ16は段階的に回転してよい。但し、幾つかの実施形態では、回転マルチバンドパスフィルタ16は、離散的な段階(即ち、中断)が全く無いように、滑らかに連続的に回転してよい。但し、段階的回転はより安価なソリューションを提供する。これは、回転モータ18の回転が滑らかでなくてもよいためである。
【0018】
幾つかの実施形態では、ハイパースペクトル光源システム10は、追加フィルタ20及び22を含んでよい。例えば、追加フィルタ20がショートパスフィルタであってよく、追加フィルタ22がロングパスフィルタであってよく、これらの逆でもよい。ハイパースペクトル光源システム10は、チューナブルフィルタを含んでもよい。チューナブルフィルタは、チューナブルFPIであってよい。チューナブルFPIは、(例えば、米国特許第9,835,847B2号で説明されているように)干渉計のミラーギャップを調節することによって、ハイパースペクトル光源システムの選択された通過帯域にある光信号を通過させるように調節されてよい。干渉計のミラーギャップは、干渉計のミラー間のエアギャップと呼ばれることもある。
図1に示した第1の例では、干渉計は、プリント回路基板(PCB)パッケージ内のMFPI24aである。
【0019】
広帯域光源12は、広帯域光信号を発生させて、コリメートレンズ14に向けて放射するように構成されてよく、コリメートレンズ14は、広帯域光信号をコリメートし、コリメートされた広帯域光信号を回転マルチバンドパスフィルタ16に向けて方向付けるように構成されてよい。幾つかの実施形態では、コリメートレンズ14が無くてよいが、コリメートレンズ14を使用すればよりよい性能が得られる。例えば、広帯域光源12(例えば、LED)の開口数が小さい場合(例えば、±5~±10度の場合)には、コリメートレンズ14は無くてよい。
【0020】
回転マルチバンドパスフィルタ16の回転角度によって回転マルチバンドパスフィルタ16の通過帯域が決定されてよく、回転マルチバンドパスフィルタ16の通過帯域は、広帯域光信号の周波数帯域の一部分である。即ち、回転マルチバンドパスフィルタ16は、広帯域光信号のうちの、ハイパースペクトル光源システム10の複数の通過帯域のうちの1つにある一部分を通過させるように構成されてよく、広帯域光信号のうちの、回転マルチバンドパスフィルタ16を通過する部分は、回転マルチバンドパスフィルタ16の回転角度によって決定される。
【0021】
一例として、第1の回転状態16a、即ち、第1の時間間隔の間の回転段階では、回転マルチバンドパスフィルタ16は、広帯域光源システム10の選択された通過帯域のうちの第1の部分にある広帯域光信号を通過させてよく、第2の回転状態16b、即ち、第2の時間間隔の間の回転段階では、回転マルチバンドパスフィルタ16は、広帯域光源システム10のその選択された通過帯域のうちの第2の部分にある広帯域光信号を通過させてよい。第1の部分が選択されていれば、広帯域光源12は、回転マルチバンドパスフィルタ16が第1の回転状態16a、即ち、第1の時間間隔にある間に広帯域光信号を放射してよい。第2の部分が選択されていれば、広帯域光源12は、回転マルチバンドパスフィルタ16が第2の回転状態16b、即ち、第2の時間間隔にある間に広帯域光信号を放射してよい。従って、狭帯域光信号だけが回転マルチバンドパスフィルタ16を通過することが可能であり、前記狭帯域光信号の通過帯域は、広帯域光源12がオンになるタイミング制御することによって制御されてよい。
【0022】
従って、広帯域光源12は、ハイパースペクトル光源システム10の複数の通過帯域のうちの1つにある光信号が回転マルチバンドパスフィルタ16を通過する時間間隔の間に広帯域光信号をコリメートレンズ14に放射するように構成されてよい。従って、通過する光信号の周波数は、例えば、その時間間隔の間にハイパースペクトル光源システム10の前記1つの通過帯域の開始点から前記1つの通過帯域の終了点までをスイープしてよい。更に、広帯域光源12は、第1の時間間隔の間に第1の広帯域光信号をコリメートレンズ14に放射することによって、ハイパースペクトル光源システム10の前記1つの通過帯域の第1の部分にある第1の広帯域光信号が回転マルチバンドパスフィルタ16を通過することを引き起こすように、且つ、第2の時間間隔の間に第2の広帯域光信号をコリメートレンズ14に放射することによって、ハイパースペクトル光源システム10の前記1つの通過帯域の第2の部分にある第2の広帯域光信号が回転マルチバンドパスフィルタ16を通過することを引き起こすように構成されてよい。回転マルチバンドパスフィルタ16の回転角度によって、特定の時点における回転マルチバンドパスフィルタ16の通過帯域が決定されてよく、回転マルチバンドパスフィルタ16の通過帯域は、ハイパースペクトル光源システム10の1つの通過帯域の一部分である。
【0023】
例えば、広帯域光源12は、回転マルチバンドパスフィルタ16の回転角度がΘ-dΘ度、-Θ-dΘ度、180+Θ-dΘ度、又は180-Θ-dΘ度のときにオンにされてよく、Θ+dΘ度、-Θ+dΘ度、180+Θ+dΘ度、又は180-Θ+dΘ度等のときにオフにされてよい。幾つかの実施形態では、dΘは、例えば、Θに応じて1~5度であってよい。
【0024】
又、MFPI24aは、ハイパースペクトル光源システム10のその選択された1つの通過帯域にある光信号を通過させるように調節されてよく、この調節は、例えば、MFPI24aのミラーギャップを調節することによって行われてよい。従って、ハイパースペクトル光源10の通過帯域(即ち、波長帯域)は、MFPI24aのミラーギャップと回転マルチバンドパスフィルタ16の回転角度とを調節することによって選択されてよい。
【0025】
幾つかの実施形態では、ハイパースペクトル光源システム10は、ビームスプリッタプレート26、集束レンズ28、及び出力光強度監視モジュール30を含んでよい。例えば、出力光強度監視モジュール30はフォトダイオードモジュールであってよい。プレートビームスプリッタ26、集束レンズ28、及び出力光強度監視モジュール30を、MFPI24aから来る出力ビームの中に置くことにより、選択された周波数帯での光のスペクトル強度を測定することが可能である。プレートビームスプリッタ26は、MFPI24aから来る光信号を集束レンズ28に向けて反射するように構成されてよく、集束レンズ28は、その光信号を出力光強度監視モジュール30に向けて方向付けるように構成されてよい。出力光強度監視モジュール30は、光信号の強度を測定するように構成されてよい。
【0026】
幾つかの実施形態では、ハイパースペクトル光源システム10は、(例えば、コンピュータのような)汎用コントローラ32を含んでよい。代替又は追加として、ハイパースペクトル光源システム10は、PCB上に干渉計コントローラ34を含んでよく、且つ/又は、PCB上に広帯域光源コントローラ36を含んでよい。コントローラ32、34、及び36は、例えば、少なくとも処理ユニット、メモリ、送信器、及び受信器を含んでよい。処理ユニットは、制御ステップを実施するように構成されてよく、制御情報は送信器により送信されてよい。
【0027】
出力光強度監視モジュール30は、光信号の強度をコントローラ(例えば、コントローラ32、34、及び36)に送信するように構成されてよい。コントローラは、広帯域光源12のタイミング及び強度を制御するように、且つ/又は、監視された光強度に基づいてMFPI24aを調節するように構成されてよい。例えば、監視された光強度及び基準フォトダイオード信号を使用して、選択された周波数帯(例えば、ハイパースペクトル光源システム10の選択された通過帯域)における光出力が最大になるように広帯域光源12のパルスタイミングをファインチューニングすることが可能である。出力光強度監視モジュール30の信号は、保存されて、後で(例えば、スペクトル反射率測定において)光強度を正規化するデータ処理に使用されてよい。
【0028】
幾つかの実施形態では、ハイパースペクトル光源システム10は、センサ38(例えば、反射型光センサ又はロータリエンコーダ)を含んでよい。センサ38は、回転マルチバンドパスフィルタ16の回転角度及び/又は回転周波数を監視するように構成されてよい。センサ38は、監視された回転角度を測定して、コントローラ(例えば、コントローラ32、34、及び36)に送信するように構成されてよい。コントローラは、監視された回転角度に基づいて広帯域光源12のタイミングを制御するように構成されてよい。
【0029】
例えば、センサ38は、回転マルチバンドパスフィルタ16から周期的に光センサトリガパルスを受け取ってよい。回転マルチバンドパスフィルタ16の回転角度は、パルスカウンタを使用して、一回転当たり一回受け取られる反射型光センサトリガパルスから決定されてよく、又は、ロータリエンコーダ信号を使用して決定されてよい。回転マルチバンドパスフィルタ16の回転角度のファインチューニングは、(例えば、フォトダイオード信号の監視されたパルスに基づいて)出力強度が最大になるように行われてよい。
【0030】
図2は、本発明の少なくとも幾つかの実施形態によるハイパースペクトル光源システムの第2の例を示す。
図2に示すハイパースペクトル光源システム10の第2の例は、
図1に示したハイパースペクトル光源システム10の第1の例とほぼ同じであり、異なるのは、チューナブルフィルタとしてMFPI24aの代わりにピエゾアクチュエータ式FPI24bが使用されている点である。その利点は、ピエゾアクチュエータ式FPI24bのミラーギャップが、MFPI24aのミラーギャップより格段に広い範囲で制御可能であることである。更に、ピエゾアクチュエータ式FPI24bのクリアアパーチャも又、MFPI24aのアパーチャより大きい。従って、ハイパースペクトル光源10の出力強度は、ピエゾアクチュエータ式FPI24bを有する場合のほうが、MFPI24aを有する場合より大きい。ピエゾアクチュエータ式FPI24bは、MFPI24aと同様に構成及び制御されてよく、MFPI24aと同等に動作することが可能である。一般に、任意の適切なチューナブルフィルタが、MFPI24aと同様に構成及び制御されてよく、MFPI24aと同等に動作することが可能である。
【0031】
図3aは、本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、回転角度が0度の回転マルチバンドパスフィルタの上面図を示す。
図3bは、本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、回転角度が35度の回転マルチバンドパスフィルタの上面図を示す。
【0032】
図3cは、本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、回転角度が0度の回転マルチバンドパスフィルタの側面図を示す。
図3dは、本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、回転角度が35度の回転マルチバンドパスフィルタの側面図を示す。
【0033】
図4は、本発明の少なくとも幾つかの実施形態によるハイパースペクトル光源システムの第3の例を示す。
図4に示されたハイパースペクトル光源システム10の第3の例では、ハイパースペクトル光源システム10は、複数の広帯域光信号源12、42a、及び42bを含む。ハイパースペクトル光源システム10は、光信号を発生させて放射するように構成された少なくとも1つの別の追加広帯域光源42a、42bを含んでよく、少なくとも1つの別の広帯域光源42a、42bの周波数帯は、広帯域光源12の周波数帯と少なくとも部分的に異なる。
【0034】
幾つかの実施形態では、ハイパースペクトル光源システム10は、少なくとも1つのダイクロイックビームスプリッタ46a、46b、及び少なくとも1つの別の任意選択のコリメートレンズ44a、44bを含む。例えば、別の広帯域光源42aは、追加広帯域光信号を発生させて別のコリメートレンズ44aに放射するように構成されてよい。別のコリメートレンズ44aは、追加広帯域光信号をコリメートして、ダイクロイックビームスプリッタ46aに向けて方向付けるように構成されており、ダイクロイックビームスプリッタ46aは、追加広帯域光信号が広帯域光信号12からの広帯域光信号と平行になるように、追加広帯域光信号を回転マルチバンドパスフィルタ16に向けて反射するように構成されている。一般に、ハイパースペクトル光源システム10は、複数の追加広帯域光源42a、42bを含んでよく、複数の追加広帯域光源42a、42bのそれぞれは、別々の追加コリメートレンズ44a、44bと関連付けられてよく、別々のダイクロイックビームスプリッタ46a、46bは、複数の追加広帯域光源42a、42bからの追加広帯域光信号が、広帯域光源12からの広帯域光信号と平行になるように構成されている。
【0035】
従って、ダイクロイックビームスプリッタ46a及び46bを使用して平行にすることが可能な光ビームを有する複数の広帯域光信号源12、42a、及び42bを使用することにより、ハイパースペクトル光源システム10の周波数帯を広げることが可能である。例えば、広帯域光源12のスペクトル範囲は380~730nmであってよく、追加広帯域光源42aのスペクトル範囲は430~730nmであってよく、追加広帯域光源42bのスペクトル範囲は400~1000nmであってよい。
【0036】
幾つかの実施形態では、複数の広帯域光信号源12、42a、及び42bはLEDであってよい。複数のLEDを使用することの一利点は、LEDのデューティサイクルを下げることが可能になり、それによって、LEDの動作電流が増えて放射出力が増えることが可能になることである。
【0037】
図5は、本発明の少なくとも幾つかの実施形態による第1の適用例を示す。
図5に示した第1の適用例は、口腔内ハイパースペクトルイメージングのためのチューナブル光源システムに関するものである。
図5に示したハイパースペクトル光源システム10は、広帯域光源12と、コリメートレンズ14と、回転マルチバンドパスフィルタ16と、ピエゾアクチュエータ式FPI24bとを含む。
図5は更に、口腔内カメラヘッド52を含む口腔内イメージング装置50を示している。広帯域光信号源12は、例えば、波長が500~1000nmである光信号を発生させてよい。
【0038】
図6は、本発明の少なくとも幾つかの実施形態による第2の適用例を示す。
図6に示した第2の適用例は、網膜ハイパースペクトルイメージングのためのチューナブル光源システムに関するものである。
図6に示したハイパースペクトル光源システム10は、広帯域光源12と、コリメートレンズ14と、回転マルチバンドパスフィルタ16と、ピエゾアクチュエータ式FPI24bとを含む。
図6は更に、ターゲット/眼球60、半反射鏡62、接眼レンズ光学系64、イメージング対物レンズ66、及びイメージセンサ68を示している。
【0039】
網膜カメラ内でハイパースペクトル光源システム10のパルス状動作が行われてよい。網膜カメラは、400(440)~650nmの波長と、625~870nmの近赤外(NIR)波長とを焦点合わせに使用してよい。例えば、1つのピエゾアクチュエータ式FPI24bと、角度をチューニングされた1つの回転マルチバンドパスフィルタ16とで、420~650nmの波長範囲を3~8nmの分解能でカバーすることが可能である。回転マルチバンドパスフィルタ16は、焦点合わせを可能にするために、必要に応じて、625~870nmのNIR光を通過させるように構成されてよい。
【0040】
図7は、本発明の少なくとも幾つかの実施形態による第3の適用例を示す。
図7に示した第3の適用例は、顕微鏡ハイパースペクトルイメージングのためのチューナブル光源システムに関するものである。
図7に示したハイパースペクトル光源システム10は、広帯域光源12と、コリメートレンズ14と、回転マルチバンドパスフィルタ16と、ピエゾアクチュエータ式FPI24bとを含む。
図7は更に、ミラー70及び顕微鏡対物レンズ72を示している。
【0041】
広帯域光源12は、波長範囲が450~850nmであるLEDであってよい。例えば、1つのピエゾアクチュエータ式FPI24bと、角度をチューニングされた1つの回転マルチバンドパスフィルタ16とで、450~850nmの波長範囲を3~8nmの分解能でカバーすることが可能である。
【0042】
図8は、本発明の少なくとも幾つかの実施形態による第4の適用例を示す。
図8に示した第4の適用例は、光パイプビームホモジナイザのためのチューナブル光源システムに関するものである。
図8に示したハイパースペクトル光源システム10は、広帯域光源12と、コリメートレンズ14と、回転マルチバンドパスフィルタ16と、ピエゾアクチュエータ式FPI24bとを含む。
図8は更に、六角形光パイプ80を示している。
【0043】
当然のことながら、開示された本発明の実施形態は、本明細書で開示された特定の構造、処理手順、又は材料に限定されず、当業者であれば理解されるであろう、その等価物まで拡張される。更に、当然のことながら、本明細書で使用された術語は、特定の実施形態の説明のためにのみ使用されており、限定するものであることを意図されていない。
【0044】
本明細書を通しての一実施形態(one embodiment)又は一実施形態(an embodiment)への参照は、その実施形態に関連して説明された特定の特徴、構造、又は特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。従って、本明細書全体の様々な場所での「一実施形態では(in one embodiment)」又は「一実施形態では(in an embodiment)」という語句の出現は、必ずしも全てが同じ実施形態を参照しているわけではない。例えば、約(about)又はほぼ(substantially)等の語句を使用して数値が参照された場合は、厳密な数値も開示されている。
【0045】
本明細書で使用されている複数のアイテム、構造要素、組成要素、及び/又は材料は、便宜上、一般的なリストに存在してよい。しかしながら、これらのリストは、リストの各要素が別個且つ固有の要素として個別に識別されるかのように解釈されるべきである。従って、そのようなリストの個々の要素は、反対の意味で示されているのでない限り、それらが一般的なグループに存在することにのみ基づいて、同じリストの他の任意の要素の事実上の等価物として解釈されるべきである。更に、本明細書では、本発明の様々な実施形態及び実施例は、それらの様々な構成要素に関しては代替形態と併せて参照されてよい。当然のことながら、そのような実施形態、実施例、及び代替形態は、互いの事実上の等価物として解釈されるべきではなく、本発明の別個且つ独立の表現と見なされるべきである。
【0046】
更に、記載の特徴、構造、又は特性は、1つ以上の実施形態において任意の適切な様式で組み合わされてよい。ここまでの説明では、本発明の実施形態の十分な理解が得られるように、長さ、幅、形状等の例のような様々な具体的詳細が示されている。しかしながら、当業者であれば理解されるように、本発明は、これらの具体的詳細のうちの1つ以上がなくても、或いは、他の方法、構成要素、材料等でも実施可能である。他の例では、よく知られている構造、材料、又は動作が詳しく図示又は説明されてはいないが、これは、本発明の態様が曖昧にならないようにするためである。
【0047】
上述の各実施例は、本発明の原理を1つ以上の特定用途において例示したものであるが、当業者であれば明らかなように、発明的能力を行使することなく、且つ、本発明の原理及び概念から逸脱しない限り、実施態様の形式、用法、及び細部の様々な変更が行われてよい。従って、本発明は、後述の特許請求項によって限定される場合を除いて限定されないものとする。
【0048】
本文書では「含む(to comprise)」及び「含む(to include)」という動詞は、記載されていない特徴の存在を排除することも必要とすることもない開放的限定(open limitations)として使用されている。従属請求項に記載された特徴は、特に別段に明記されない限りは、相互に自由に組み合わされてよい。更に、当然のことながら、「a」又は「an」、即ち、単数形の使用は、本文書全体を通して複数性を排除しない。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明の少なくとも幾つかの実施形態は、ハイパースペクトルイメージングに産業用途がある。
頭字語リスト
FPI ファブリペロー干渉計
LED 発光ダイオード
MFPI 微小電気機械システムFPI
NIR 近赤外
PCB プリント回路基板
【符号の説明】
【0050】
10 光源システム
12、42a、44b 広帯域光源
14、44a、44b コリメートレンズ
16 回転モータ
16a、16b 一時間間隔の間の回転段階
18 回転マルチバンドパスフィルタ
20、22 追加フィルタ
24a MFPI
24b ピエゾアクチュエータ式FPI
26 ビームスプリッタプレート
28 集束レンズ
30 出力光強度監視モジュール
32、34、36 コントローラ
38 センサ
46a、46b ダイクロイックビームスプリッタ
50 口腔内イメージング装置
52 口腔内カメラヘッド
60 ターゲット/眼球
62 半反射鏡
64 接眼レンズ光学系
66 イメージング対物レンズ
68 イメージセンサ
70 ミラー
72 顕微鏡対物レンズ
80 六角形光パイプ
【国際調査報告】