(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-11-28
(54)【発明の名称】脱毛予防及び発毛促進頭皮マッサージ石鹸
(51)【国際特許分類】
A61K 8/9789 20170101AFI20241121BHJP
A61K 36/28 20060101ALI20241121BHJP
A61P 17/14 20060101ALI20241121BHJP
A61K 8/02 20060101ALI20241121BHJP
A61Q 7/00 20060101ALI20241121BHJP
A61H 7/00 20060101ALI20241121BHJP
【FI】
A61K8/9789
A61K36/28
A61P17/14
A61K8/02
A61Q7/00
A61H7/00 300A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024534682
(86)(22)【出願日】2022-12-13
(85)【翻訳文提出日】2024-06-10
(86)【国際出願番号】 KR2022020181
(87)【国際公開番号】W WO2023121106
(87)【国際公開日】2023-06-29
(31)【優先権主張番号】10-2021-0185285
(32)【優先日】2021-12-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524220458
【氏名又は名称】コ、トン ホン
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】コ、トン ホン
【テーマコード(参考)】
4C083
4C088
4C100
【Fターム(参考)】
4C083AA111
4C083AA112
4C083CC31
4C083CC37
4C083DD21
4C083DD47
4C083EE22
4C083FF06
4C088AB26
4C088BA07
4C088MA34
4C088MA63
4C088NA14
4C088NA20
4C088ZA92
4C088ZC80
4C100AA12
4C100AA15
4C100AA33
4C100AA34
4C100AA35
4C100AA36
4C100BB01
4C100CA01
4C100DA01
(57)【要約】
本発明に係る脱毛予防及び発毛促進頭皮マッサージ石鹸は、天然エスピノジリアなどの数種のハブを含有し、頭皮をマッサージできるように固形石鹸に突出構成されたボールが形成され、髪を洗う時にマッサージボールの頭皮マッサージによって頭皮を刺激することにより、血行を改善し、ハブ組成物の有効成分の吸収率を高め、脱毛予防と発毛を促進する頭皮マッサージ石鹸及びその製造方法に関する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボディー(101)と、
前記ボディー(101)の上部面に形成された半球状のボール挿入口(102)と、
前記ボール挿入口(102)に挿入される球状のマッサージボール(110)と、
前記ボール挿入口(102)に溝状に形成され、マッサージボール(110)とボール挿入口(102)との接触面積を減少させる空間溝(103)と、を含み、髪を洗う時に前記マッサージボール(110)が頭皮を刺激するように構成されたことを特徴とする、脱毛予防及び発毛促進頭皮マッサージ石鹸。
【請求項2】
前記ボディー(101)にはエスピノジリア粉末が混合されていることを特徴とする、請求項1に記載の脱毛予防及び発毛促進頭皮マッサージ石鹸。
【請求項3】
前記エスピノジリア粉末は、粒度が40nm~50nmであることを特徴とする、請求項2に記載の脱毛予防及び発毛促進頭皮マッサージ石鹸。
【請求項4】
前記空間溝(103)は、ボール挿入口102の底面中央に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の脱毛予防及び発毛促進頭皮マッサージ石鹸。
【請求項5】
前記空間溝(103)からボディー(101)の外面に至るようにボディー(101)を貫通するホール(104)をさらに含んで構成されたことを特徴とする、請求項4に記載の脱毛予防及び発毛促進頭皮マッサージ石鹸。
【請求項6】
前記マッサージボール(110)は交換可能に構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の脱毛予防及び発毛促進頭皮マッサージ石鹸。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、天然エスピノジリアなどの数種のハブを含有し、頭皮をマッサージするボールが構成されることにより、脱毛予防及び発毛促進ができる頭皮マッサージ石鹸及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
脱毛は、外貌を重視する現代人にとって非常に大きい悩み事であり、脱毛人口が増えることに伴って社会的に多い費用を消費している。
【0003】
毎年、脱毛治療医薬品及び脱毛防止を標榜するシャンプー製品が新しく発売されているが、大きい効果を得ずにいる。
【0004】
脱毛の原因として解明されている一部の事実は、遺伝的原因、環境的汚染、ストレス、血液循環障害、不規則な食生活、飲酒、喫煙などが知られている。
【0005】
しかしながら、発毛を促進する機序については未だ明確にされていない現状である。
【0006】
ただし、現在、客観的な臨床結果から検証された成分及び製品として、ミノキシジル(Minoxidile)とフィナステリド(finasteride)を含むいくつかのものが知られているが、代表的なミノキシジルとフィナステリドは、長期使用時に副作用が深刻である。
【0007】
人体の毛髪は約10~15万個程度で、各毛髪はそれぞれ異なる周期で成長期、退行期、休止期を経て成長及び脱落を繰り返す。正常人にとってこのような周期は平均して3~6年にわたって繰り返されるが、その結果、平均して1日に60~100本の毛髪が脱落する。
【0008】
脱毛症患者は、毛髪の成長及び脱落の周期において、成長期にある毛髪が減少し、退行期及び休止期にある毛髪が増加してしまい、毛髪の脱落が異常に増加する。
【0009】
上述した様々な脱毛の原因は複合的に作用しながら、脱毛の他にも、発毛効果の不振、生えた毛髪がよく育ち得る育毛効果の低下、細くて弱い毛髪を太くて丈夫にする養毛効果の不振、皮脂の過剰生成、フケ菌の繁殖、頭皮のかゆみ症誘発、頭皮及び毛髪の乾燥化、毛髪の柔軟性低下、毛先の広がり、及び毛髪の異常症状を誘発する。
【0010】
発毛効果の増進と脱毛防止のためのシャンプーやスプレーなどの様々な化学製品は、長期使用時に頭皮トラブルなどの副作用を引き起こし、天然素材で作った製品は、効果がないか僅かであるという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、上記のような問題点を解決するために案出したもので、脱毛防止及び発毛を誘導する天然物質を素材にして石鹸を作ることにより、長期使用時にも副作用を引き起こさず、頭皮マッサージ及びヘッドセラピーを併行できる頭皮マッサージ石鹸及びその製造方法を提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するために、本発明に係る頭皮マッサージ石鹸及びその製造方法は、ボディー(101)、前記ボディー(101)の上部面に形成された半球状のボール挿入口(102)、前記ボール挿入口(102)に挿入される球状のマッサージボール(110)、及び、前記ボール挿入口(102)に溝状に形成され、マッサージボール(110)とボール挿入口(102)との接触面積を減少させる空間溝(103)、を含み、髪を洗う時に前記マッサージボール(110)が頭皮を刺激するように構成される。
【0013】
このとき、前記ボディー(101)にはエスピノジリア粉末が混合されていることを特徴とする。
【0014】
また、前記エスピノジリア粉末は、粒度が40nm~50nmであることを特徴とする。
【0015】
また、前記空間溝(103)は、ボール挿入口(102)の底面中央に形成されていることを特徴とする。
【0016】
また、前記空間溝(103)からボディー(101)の外面にわたってボディー(101)を貫通するホール(104)をさらに含んで構成されたことを特徴とする。
【0017】
また、前記マッサージボール(110)は交換可能に構成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
上記のように構成された本発明は、脱毛予防と発毛促進に効果があるエスピノジリアなどの数種のハブを素材にして固形石鹸を製造し、石鹸にマッサージボールを構成することにより、髪を洗う時にマッサージボールが頭皮を刺激して血行を改善しながらハブ組成物の有効成分の吸収率を高め、脱毛予防、発毛促進及び頭皮改善の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の一実施例に係る頭皮マッサージ石鹸を示す斜視図である。
【
図2】本発明の一実施例に係る頭皮マッサージ石鹸を示す分解斜視図である。
【
図3】本発明の一実施例に係る頭皮マッサージ石鹸を示す断面図である。
【
図4】本発明の一実施例に係る頭皮マッサージ石鹸からマッサージボールを除去したボディーを示す平面図である。
【
図5】本発明の他の実施例に係る頭皮マッサージ石鹸を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下では、本発明の好ましい実施例及び添付の図面を参照して本発明を詳細に説明する。ただし、図中の同一の参照符号は同一の構成要素を示すとして説明する。
【0021】
発明の詳細な説明又は特許請求の範囲において、いずれか一つの構成要素が他の構成要素を「含む」としたとき、これは、特に断らない限り、当該構成要素のみからなると限定して解釈されず、他の構成要素をさらに含み得るものと理解されるべきである。
【0022】
本明細書で使われる「上部」、「下部」、「底部」、「前方」、「後方」、「下」などの用語は、単に説明を容易にするためのものであり、図面に示されているような構成要素の配向を示す。
【0023】
以下、本発明に係る頭皮マッサージ石鹸の製造方法について説明する。
【0024】
第1段階
【0025】
天然エスピノジリアの葉と実の部分を超臨界方式で抽出(supercritical extraction)し、これをさらに、-20℃~-50℃の温度で凍結乾燥後にナノ粉末化(nanoparticle powder)し、経皮吸収を高める段階を行う。
【0026】
このとき、エスピノジリア粉末は、皮膚細胞間隔である75nmよりも小さい40nm~50nmサイズの粒度で粉末化することが好ましい。
【0027】
超臨界方式抽出は、二酸化炭素などの超臨界流体を用いて食品の特定成分を抽出する方式である。二酸化炭素は臨界点が低く毒性がないため、有用物質の抽出に有利である。
【0028】
エスピノジリア(Espinosilla)は、南米、メキシコ、北アフリカの高山地帯に自生するハブ植物で、天然ビタミン、アミノ酸、有機酸、脂肪酸などの190種以上の栄養成分を含んでおり、特に、オメガ-3脂肪酸とビタミンC、E、Aを含有しているため、頭皮の活性、頭皮の膨脹などを助ける効果の他、主培養分と酸素を供給してフケをなくす効果もあることが知られている。
【0029】
第2段階
【0030】
ネトル、バーベイン、ローズマリー、カモマイル、アロエベラ粉末のいずれか1つ又は2つ以上が混合された粉末を、ホホバ、オリーブバージン、アルガンカーネルなどのキャリアオイルに浸出させ、第1キャリアオイルを準備する段階を行う。
【0031】
前記ネトル、バーベイン、ローズマリー、カモマイル、アロエベラを-40℃で凍結乾燥後に、気体流動式製粉機ジェットミルを用いて均質度を高めるように粉砕し、前記キャリアオイルと混合後に密閉型容器に入れ、23℃~30℃の温度で5週以上浸出させる。
【0032】
ネトル(Nettle leaf & Root)は刺草ともいわれるもので、根部にベータシトステロールと知られた植物系化合物を含有し、前立腺肥大症及び脱毛治療に使われる薬物であるフィナステリドほど効果があり、脱毛予防にも効果がある。
【0033】
バーベイン(Vervain)はクマツヅラとも知られた薬用ハブで、皮膚炎症及び消炎、止血、鎮静に効果があり、ローズマリー(Rosmary)は、フケ抑制と脱毛予防に効果があり、炎症緩和及び収斂作用をする。
【0034】
カモマイル(Chamomile)は、頭痛などの疼痛の緩和及び皮膚疾患の治療に効果があり、アロエベラ(Aloe Vera)は、皮膚の弾力を増加させ、コラーゲンとエラスチンの回復によって皮膚を軟らかくし、毛細血管の拡張によって血液循環を改善させる。
【0035】
ホホバ(Jojoba oil)は、果実の種から抽出され、非精製と精製があるが、非精製を使用することが好ましい。分子構造が人の皮脂に最も似ており、ナノメートルのサイズを有するので、真皮層まで吸収され、頭皮への吸収力と毛髪の潤いを高め、老廃物の排出に効果があるため、トラブルを予防して頭皮を活性化させ、脂漏性脱毛に効果的である。
【0036】
オリーブバージン(Olive virgin)オイルは、ビタミンE、ポリフェノール、植物ステロールなどの主要抗酸化剤を含有している。ビタミンEは、毛髪を潤い良く回復させ、紫外線から頭皮を保護する。
【0037】
アルガンカーネル(Argan Kernel)オイルは、多量の脂肪酸とトコフェロールを含有しており、頭皮に障壁を形成して水分の蒸発を防ぎ、保湿効果がある。
【0038】
第3段階
【0039】
ローズマリー、レモン、カモマイル、ライムエッセンシャルオイルをキャリアオイルにブレンディングした後に安定化させ、第2キャリアオイルを準備する段階を行う。
【0040】
水蒸気抽出法(steam distillation)で抽出された精油(aroma)タイプのローズマリー、レモン、カモマイル、ライムは均衡比に合わせて混合し、24時間以上安定化段階を経た後、キャリアオイルであるホホバオイル、オリーブバージンオイル、アルガンカーネルオイルに混合し、密閉型の褐色ガラス瓶に入れて18℃~22℃で保管し、安定性を維持させながら、アロマオイルの有効成分の活性を低下させることを防止する。
【0041】
ローズマリーオイル(Rosemary oil)は、フケ抑制、脱毛予防、炎症緩和、及び収斂作用の効果がある。レモンオイル(Citrus Limon oil)は、角質を剥がせ、ヘアーの外観改善及びフケ除去に効果的である。
【0042】
カモマイルロマンオイル(Roman Chamomile oil)は、頭皮を弛緩して鎮静させ、抗真菌、消炎、ホルモン及び細胞再生の効果がある。ライムオイル(Lime oil)は、皮脂生産の抑制、脂性頭皮、炎症性トラブルの管理などの収斂効果がある。
【0043】
第4段階
【0044】
通常の石鹸ベースを溶解させた後、上記の第1キャリアオイル、第2キャリアオイル、及びエスピノジリアオイルを添加して撹拌した後、モールドに注いで石鹸のボディーを成形する段階を行う。
【0045】
このとき、石鹸ベース溶解温度は60℃~80℃に設定することが好ましい。前記温度範囲の以下ではベース成分が完全に溶解せず、前記温度範囲を超えると、ベースを構成する成分の物性が変質又は揮発することがあるため、前記温度の範囲で石鹸ベースを溶解させる。
【0046】
第5段階
【0047】
図2に示すように、上記の第4段階で成形された石鹸ボディー101には半球(sphere)状にボール挿入口102が形成されるが、このボール挿入口102に、球状に成形されたマッサージボール110を挿入する段階を行う。
【0048】
上記のような製造方法で製造された本発明の脱毛予防及び発毛促進頭皮マッサージ石鹸100は、
図1に示すように、ボディー101の上部にマッサージボール110が突出している形態となる。
【0049】
本発明のボディー101は、上述した石鹸の製造方法によって製造されるが、
図2に示すように、ボディー101の上部に半球状の溝であるボール挿入口102が形成され、このボール挿入口102に球状のマッサージボール110が挿入される。
【0050】
前記マッサージボール110は、石英、ガラス、クリスタル、天然玉、自然石、金、銀、銅などを素材にし、直径20~60mmの球の形態で成形されたものである。
【0051】
そして、ボディー101の両側面には、ユーザが把持し、石鹸が滑り落ちないようにするための把持溝105が形成される。
【0052】
上記のように構成された本発明は、
図1に示すように、ボディー101のボール挿入口102にマッサージボール110を挿入されたものであり、本発明を使用する際には、把持溝105でボディー101を把持し、マッサージボール110を頭皮に向かわせて頭に石鹸をつけるとマッサージボール110が頭皮を刺激する。
【0053】
マッサージボール110が頭皮を刺激することにより、ボディー101に含まれているハブ組成物の有効成分が頭皮に速く吸収され、脱毛予防と発毛を促進させる。
【0054】
上記のように髪を洗う時にマッサージボール110が頭皮を刺激するが、マッサージボール110が回転しながら頭皮を刺激することが好ましい。
【0055】
そのため、
図3及び
図4に示すように、ボール挿入口102の表面(外面)に空間溝103を形成することによってボール挿入口102の表面とマッサージボール110との接触面積を減らし、髪を洗う際にマッサージボール110が回転しながら疼痛を減らし且つ頭皮を刺激するように構成する。
【0056】
前記空間溝103は、
図4に示すように、ボール挿入口102の底部中央部に形成することにより、マッサージボール110とボール挿入口102との接触面がマッサージボール110の中心から放射状に形成されるようにする。
【0057】
そして、
図3に示すように、前記空間溝103からボディー101の外面に至るまでの垂直のホール104を穿孔することが好ましい。
【0058】
本発明の石鹸100を使用するうちに前記空間溝103に水が溜まることがあり、空間溝103に溜まった水によって石鹸ボディー101がもろくなることがある。
【0059】
これを防止するために、
図3に示すように、空間溝103からボディー101の外面に至って穿孔された孔状のホール104を構成することにより、空間溝103に溜まる水が前記ホール104から容易に排出されるようにし、石鹸100のボディー101がもろくなることを防止する。
【0060】
そして、箸のような棒状のツールを前記ホール104に挿入してマッサージボール110を押し、ボディー101からマッサージボール110を容易に分離することもできる。
【0061】
使用中に石鹸100を落としてマッサージボール110が破損するか、他の色のマッサージボール110に交換しようとするとき、ボディー101のボール挿入口102に挿入されているマッサージボール110を取り出すことが容易でない。
【0062】
このとき、前記ホール104に長いツールを挿入してマッサージボール110を押すと、マッサージボール110が容易に分離され、交換しやすい。
【0063】
そして、マッサージボール110は再使用できるので、石鹸100のボディー101のみを別途購入し、上記のような方法でマッサージボール110を再使用できる。
【0064】
上述した実施例は、ボディー101に1個のマッサージボール110が結合しているとして説明したが、
図5に示すように、石鹸100のボディー101に複数個のマッサージボール110を結合させて構成することもできる。
【0065】
上記のように構成された本発明は、脱毛予防及び発毛促進に効果があるエスピノジリアなどの数種のハブを素材にして固形石鹸を製造し、石鹸にマッサージボールを構成することによって、髪を洗う時にマッサージボールが頭皮を刺激して血行を改善させながらハブ組成物の有効成分の吸収率を高め、脱毛予防、発毛促進及び頭皮改善を可能にする。
【0066】
以上、具体的な実施例を用いて本発明の技術的思想を説明した。
【0067】
本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が、本発明の記載事項から、上述した実施例を様々に変形又は変更できることは明らかである。
【0068】
また、たとえ明示的に図示又は説明されていなくとも、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、本発明の記載事項から、本発明に係る技術的思想を含む様々な形態の変形が可能であることは明らかであり、それらも本発明の権利範囲に属する。
【0069】
添付の図面を参照して説明された上記の実施例は、本発明を説明するための目的で記述されたものであり、本発明の権利範囲はそのような実施例に限定されない。
【符号の説明】
【0070】
100:石鹸
101:ボディー
102:ボール挿入口
103:空間溝
104:ホール
105:把持溝
【国際調査報告】