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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-02
(54)【発明の名称】照明付きパーソナルケア装置
(51)【国際特許分類】
   A61C 17/22 20060101AFI20241125BHJP
【FI】
A61C17/22 A
A61C17/22 C
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024527591
(86)(22)【出願日】2022-12-14
(85)【翻訳文提出日】2024-05-10
(86)【国際出願番号】 EP2022085736
(87)【国際公開番号】W WO2023117599
(87)【国際公開日】2023-06-29
(31)【優先権主張番号】63/293,005
(32)【優先日】2021-12-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】22170098.2
(32)【優先日】2022-04-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】590000248
【氏名又は名称】コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ
【氏名又は名称原語表記】Koninklijke Philips N.V.
【住所又は居所原語表記】High Tech Campus 52, 5656 AG Eindhoven,Netherlands
(74)【代理人】
【識別番号】100122769
【弁理士】
【氏名又は名称】笛田 秀仙
(74)【代理人】
【識別番号】100163809
【弁理士】
【氏名又は名称】五十嵐 貴裕
(74)【代理人】
【識別番号】100145654
【弁理士】
【氏名又は名称】矢ヶ部 喜行
(72)【発明者】
【氏名】ヴグツ マリヌス アルノルドゥス マルティヌス
(72)【発明者】
【氏名】ハイララー サハール ビン
(72)【発明者】
【氏名】リップタック リチャード ウィリアム
(72)【発明者】
【氏名】ナイダム イェロエン クリスティアン
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA07
3B202AB01
3B202AB13
3B202BE09
3B202GA02
(57)【要約】
本体とアタッチメントとを備えるパーソナルケア装置が提案され、アタッチメントが、光入力領域で供給される光を受光し、3D幾何学的形状又は構造を規定する照明パターンをアタッチメントボディに生成するように光を処理又は誘導する光学配置又は光パターニング手段を有する。光パターニング手段又は光学配置は、複数の部分を持ち、これはそれぞれ、異なる個別の光入力領域への光の供給に際し、又は同じ光入力領域だが異なる光入力角度での光の供給に際し、光学的に活性化されるよう構成され、それぞれ、光学的に活性化されると、3D照明パターン全体の異なる部分を生成する。一組の複数の光源が、光学配置又は光パターニング手段の異なる部分にそれぞれ光を供給するために本体に設けられ、動的に変化する全体的な3D照明パターンを生成するよう、コントローラにより動的に制御される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パーソナルケア装置であって、
複数の光源と、前記光源を制御するコントローラとを含む装置本体と、
前記本体と解放可能に結合するアタッチメントとを有し、前記アタッチメントが、
アタッチメントボディと、
前記アタッチメントボディと一体の光パターニング手段であって、複数の光パターニング部を含む、光パターニング手段とを有し、各光パターニング部は、前記ボディの少なくとも1つの光入力領域から光を受け、個別の光入力領域が照らされるとき前記アタッチメントボディ内に個別の3D照明パターンを提供し、各光パターニング部が、異なる個別の光入力領域により光学的に供給され、
前記アタッチメントボディの少なくとも一部は、光透過性材料で形成され、各3D照明パターンが、前記アタッチメントボディの外面で観察者に見られることが可能にされ、
前記装置本体が、前記アタッチメントの各光入力領域用の個別の光源を有し、各光源は、前記アタッチメントが前記装置本体に結合されるとき、個別の光入力領域と光学的にインターフェースし、各光源が、前記コントローラにより個別に制御可能であり、
前記コントローラは、前記アタッチメントボディ内に動的に変化する全体的な3D照明パターンを生成するよう、前記光源を動的に制御することを含む照明方式を実現する、パーソナルケア装置。
【請求項2】
前記照明方式が、前記アタッチメントボディに動的に変化する全体的な3D照明パターンを生成するよう、照らされる前記光源の選択を動的に変化させることを有する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記アタッチメントが、少なくとも3つの光パターニング部を有し、前記光パターニング部により生成される個別の3D照明パターンは、照らされるとき、少なくとも第1の次元に沿って、前記アタッチメントボディ内で互いに間隔を置かれる、請求項1又は2に記載の装置。
【請求項4】
前記コントローラが、前記少なくとも第1の次元に沿って、順に、前記光パターニング部を順次照明するべく前記光源を制御し、前記アタッチメントボディにおいて順次進行する照明パターンを提供する、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
各個別の光パターニング部が、少なくとも第2の次元において互いに間隔を置かれる複数の離散的な照明ノードを有する個別の3D照明パターンを生成する、請求項3又は4に記載の装置。
【請求項6】
前記第1の次元が、前記第2の次元に対して垂直であり、隣接する照明パターンの照明ノードが、前記複数の照明パターンの照明ノードが一緒に、対角線列のセットを規定する態様で、前記第1の次元及び前記第2の次元の両方において互いに間隔をあけられており、前記対角線列は、前記第2の次元に沿って互いに間隔をあけられる、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記アタッチメントが、前記装置本体に結合するための近位端と、遠位端とを持ち、前記アタッチメントの第2の延長次元が、前記近位端から前記遠位端まで延び、前記第1の延長次元が、前記第2の次元に対して垂直に延びる、請求項3乃至6のいずれかに記載の装置。
【請求項8】
前記装置が、前記アタッチメントの少なくとも1つの光出力領域から処置光が放射される光処置機能を実行する、請求項1乃至7のいずれかに記載の装置。
【請求項9】
前記光パターニング手段が、3D形状を備える光学構造体を有し、前記構造体は、入射する光を散乱、偏向又は反射させる、請求項1乃至8のいずれかに記載の装置。
【請求項10】
前記光パターニング手段が、3D形状を持つ前記アタッチメントボディの表面下材料パターニングを有し、照らされるとき、前記3D形状にマッチする照明パターンを生み出す、請求項1乃至9のいずれかに記載の装置。
【請求項11】
前記光パターニング手段が、前記アタッチメントボディ内に形成される3Dレーザー彫刻パターンを有する、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記装置が、口腔ケア装置である、請求項1乃至11のいずれかに記載の装置。
【請求項13】
前記装置が、電動歯ブラシであり、前記アタッチメントは、ブラシヘッドである、請求項12に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パーソナルケア装置に関する。
【背景技術】
【0002】
パーソナルケア装置の分野では、多くの装置が、電子要素を収容する本体部分と、本体部分と解放可能に結合する1つ又は複数の取り付け部とを含む。アタッチメント部は使い捨てとすることができる。例えば、電動歯ブラシは、ハンドル部と、解放可能に結合されるブラシヘッド部とを含む。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
アタッチメント部内で、光学的なフィードバック又は出力をユーザに提供することができると有益であろう。
【0004】
一例として、いくつかのパーソナルケア装置では、例えば、歯又は歯茎に投与される光処置機能のため、光がパーソナルケア機能の一部として使用される。光処置プロセスを説明するために、アタッチメントを通る処置光の流れを動的に視覚化することができると有益であろう。
【0005】
アタッチメントに光源のセット、又は更にはデジタル表示要素を一体化することも可能だろう。しかしながら、これはパワー及び制御を複雑化する。それはまた非効率でもある。なぜなら、アタッチメントが使い捨てである場合があり、これは電気的要素がアタッチメントと一緒に捨てられる必要があることを意味するからである。
【0006】
光フィードバックを提供する代替手段も有利であろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、特許請求の範囲により規定される。
【0008】
本発明の一側面による例によれば、パーソナルケア装置が提供され、これは、
複数の光源と、上記光源を制御するコントローラとを含む装置本体と、
上記装置本体と解放可能に結合するよう構成されるアタッチメントとを有し、上記アタッチメントが、
アタッチメントボディと、
上記アタッチメントボディと一体に設けられ、複数の光パターニング部を含む光パターニング手段とを有し、各光パターニング部は、アタッチメントボディの少なくとも1つの光入力領域から光を受け、個別の光入力領域が照らされるときにアタッチメントボディ内に個別の3D照明パターンを提供するよう構成され、各光パターニング部が、異なる個別の光入力領域により光学的に供給され、
各3D照明パターンがアタッチメントボディの外面で観察者に見えるよう、アタッチメントボディの少なくとも一部が光透過性材料で形成され、
上記装置本体が、上記アタッチメントの各光入力領域用の個別の光源を有し、各光源は、上記アタッチメントが上記装置本体に結合されるとき、個別の光入力領域と光学的にインターフェースするよう構成され、各光源はコントローラにより個別に制御可能であり、
上記コントローラは、上記アタッチメントボディ内に動的に変化する全体的な3D照明パターンを生成するよう、上記光源を動的に制御することを含む照明方式を実現する。
【0009】
従って、本発明の実施形態は、特定の3D幾何学的パターン又は構造を規定する照明パターンをアタッチメントボディ内に生成するように、装置本体に受光される光を処理する効果を持つ、アタッチメントに一体化される受動光学配置(光パターニング手段)を提供することを提案する。アタッチメントボディに光が適用される位置に基づき、光学配置(光パターニング手段)の異なる部分が照明され、3D照明パターン全体の異なる部分が照明されることがもたらされる。同時に、アタッチメントボディの異なる光入力領域を光学的に結合するよう構成される照明要素の配列を本体装置に設けることにより、アタッチメントボディに一体化される能動的な電子光学要素を必要とすることなく、アタッチメントボディ内で異なる3D照明パターンの照明を動的に制御する手段が提供される。
【0010】
従って、異なる位置及び/又は角度からアタッチメントを動的に照明し、アタッチメントボディ容積内の異なる光学構造又はテクスチャを照明することにより、動的な光学的視覚化がアタッチメント内に作成されることができる。
【0011】
適用の1つの有利な領域は口腔ケアであり、本装置は口腔ケア装置であってもよい。しかしながら、本装置は代替的に、シェーバ又はヘアドライヤーといった他の任意の種類のパーソナルケア装置とすることができる。
【0012】
アタッチメントは、パーソナルケアアタッチメントとすることができる。それは、機能的なアタッチメントとすることができる。それは、パーソナルケア機能を実行するために使用するものであってもよい。それは、口腔ケア用のアタッチメントとすることができる。それは、口腔ケア機能を実行するために使用するものであってもよい。例えば、それは、歯ブラシ用のブラシヘッドとすることができる。それは、口腔洗浄器用の洗浄ヘッドとすることができる。それは、電動フロッシング装置用のフロッシングヘッドとすることができる。それは、光処置装置用の処置ヘッドとすることができる。それは、シェーバ装置用のヘッドとすることができる。これらの例示的なオプションは、もちろん網羅的なものではない。
【0013】
前述の照明方式は、動的に変化する全体的な3D照明パターンをアタッチメントボディにおいて生成するように、照明される光源の選択を動的に変化させることを有する場合がある。
【0014】
いくつかの実施形態では、アタッチメントは、少なくとも3つの光パターニング部を有することができ、照明されるとき、光パターニング部により生成される個別の3D照明パターンは、少なくとも第1の次元に沿って、アタッチメントボディ内で互いに間隔を置かれる。少なくとも3つの照明パターンは、2つのパターンだけでは不可能な動的な効果を作成することを可能にする。特に、これは、光源の順次作動を用いて動きのあるイリュージョンの作成を可能にする。
【0015】
この点に関して、いくつかの実施形態では、照明方式は、少なくとも第1の次元に沿って、順に、光パターニング部を順次照明するよう、コントローラが光源を制御することを含むことができる。これにより、アタッチメントボディにおいて順次進行する照明パターンが提供される。これは例えば、動きのあるイリュージョンを作成することができる。例えば、光学的処置を提供する装置の具体例において、これは、アタッチメントボディを通る光の流れに関する視覚的フィードバック又はガイダンスをユーザに提供するのに役立つ場合がある。
【0016】
光パターニング部は、順次パターンで1つずつ照明されることができる(即ち、次の照明パターンが活性化されるとき、前の照明パターンは非活性化される)。
【0017】
いくつかの実施形態では、各個別の光パターニング部は、少なくとも第2の次元において互いに間隔を置かれる複数の離散的な照明ノード又はスポットを有する個別の3D照明パターンを生成するよう構成され得る。第2の次元は、第1の次元に対して垂直であってもよい。
【0018】
例えば、照明ノードは、光パターニング部の任意の相互接続部分(もしあれば)の光出力よりも少なくとも明るい光出力を生成することができる。
【0019】
言い換えると、3D照明パターンはそれぞれ、装置本体内の複数の可視光スポットで構成され、これらのスポットは例えば、見かけ上の浮遊スポットである。
【0020】
いくつかの実施形態では、前述の第1の次元は、第2の次元に対して垂直であってもよい。隣接する照明パターンの照明ノードは、複数の照明パターンの照明ノードが一緒に、対角線列のセットを規定するように、第1及び第2の次元の両方において互いに間隔を空けられており、対角線列は、第2の次元に沿って互いに間隔を空けて配置される。
【0021】
この配置によれば、個別の照明パターンが第1の次元に沿って順番に照明され、これは、仮想的な渦巻きパターンの光学効果を生み出し、光がアタッチメントの長さ方向に進んでいることが動的に示される。
【0022】
アタッチメントは、装置本体に結合するための近位端と、遠位端とを持つことができる。上記の第2の次元は、近位端から遠位端まで延びることができる。上記の第1の次元は、第2の次元に対して垂直に延びていてもよい。第2の次元は、アタッチメントの長さ次元に対応し、第1の次元は幅次元に対応する。
【0023】
いくつかの実施形態では、装置は、アタッチメントの少なくとも1つの光出力領域から処置光が放出される光処置機能を実行するよう構成され得る。
【0024】
いくつかの実施形態では、光入力領域の少なくとも1つからアタッチメントの少なくとも1つの光出力領域へと処置光を結合するための導光手段が設けられることができる。
【0025】
いくつかの実施形態では、1つ又は複数の光源は、処置光を生成するよう構成され得る。代替的に、処置光を生成するために、1つ又は複数の光源の別個のセットが提供されることができる。例えば、処置光は、異なる周波数スペクトルを持つことができる。例えば、処置光は、非可視光スペクトルにあってもよい。
【0026】
光パターニング手段に関して、これは、アタッチメントボディ内に形成される光学的構成、構造又はフォーメーションにより形成されることができる。光パターニング手段は例えば、3D形状を備え、入射した光を散乱、偏向、又は反射するよう構成される光学構造体を有することができる。言い換えると、それは、光を偏向、散乱、反射させる構造である。
【0027】
いくつかの例では、光パターニング手段は例えば、3D形状を持つアタッチメントボディ内の表面下材料パターニングを有し、これは、照明されるとき、上記3D形状にマッチする照明パターンを生み出す。こうして、光学的構成は、アタッチメントボディ自体の材料変更により形成される。
【0028】
例えば、いくつかの実施形態では、光パターニング手段は、アタッチメントボディ内に形成される3Dレーザー彫刻又はエッチングパターンを有することができる。
【0029】
一組の実施形態では、パーソナルケア装置は口腔ケア装置である。
【0030】
一組の実施形態では、パーソナルケア装置は電動歯ブラシである。この場合アタッチメントは、ブラシヘッドとすることができる。
【0031】
本発明のこれら及び他の側面が、以下に記載される実施形態から明らかとなり、実施形態を参照して説明されることになる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】レーザーエッチングを使用して透明材料内に照明パターンを作成する例を示す図である。
図2】1つ又は複数の実施形態による例示的なパーソナルケア装置を示す図である。
図3】例示的なパーソナルケア装置の要素のブロック図を示す図である。
図4】1つ又は複数の実施形態による例示的なパーソナルケア装置のアタッチメンを示す図である。
図5】1つ又は複数の実施形態による例示的なアタッチメントの更なる表示を示す図である。
図6】1つ又は複数の実施形態に基づき実現される動的照明方式を示す図である。
図7】プロトタイプ装置から要素を示す図である。
図8】1つ又は複数の実施形態による例示的なパーソナルケア装置の部分の製造段階を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本発明の好適な理解のため、及びその実現方法をより明確に示すため、例示に過ぎない添付の図面が参照される。
【0034】
本発明が、図を参照して説明される。
【0035】
詳細な説明及び具体的な例は、装置、システム及び方法の例示的な実施形態を示すものの、説明のみを目的としており、本発明の範囲を限定するものとして意図されていない点を理解されたい。本発明の装置、システム及び方法のこれら及び他の特徴、側面及び利点が、以下の説明、添付の請求項及び添付の図面からより好適に理解されるであろう。図は単なる概略的なものであり、縮尺に合わせて描かれていないことを理解されたい。同一又は類似の部分を示すために図を通して同じ参照番号が使用される点も理解されたい。
【0036】
本発明は、本体とアタッチメントとを備えるパーソナルケア装置を提供し、アタッチメントが、光入力領域で供給される光を受光し、3D幾何学形状又は構造を規定する照明パターンをアタッチメントボディに生成するように光を処理又は誘導する光学配置又は光パターニング手段を有する。より詳細には、光パターニング手段又は光学配置は、複数の部分を持ち、これはそれぞれ、異なる個別の光入力領域への光の供給に際し、又は同じ光入力領域だが異なる光入力角度での光の供給に際し、光学的に活性化されるよう構成され、それぞれ、光学的に活性化されると、3D照明パターン全体の異なる部分を生成する。一組の複数の光源は、光学配置又は光パターニング手段の異なる部分にそれぞれ光を供給するために本体に設けられ、動的に変化する全体的な3D照明パターンを生成するよう、コントローラにより動的に制御される。
【0037】
一例として、有利な一組の実施形態は、アタッチメント(電動歯ブラシのブラシヘッドなど)を通る光の流れの動的挙動を示すために上記の光学的機能を使用する。
【0038】
3D照明パターンは、3D照明パターンが観察者により見られることを可能にするよう、少なくとも部分的に光学的に透過性である、例えば少なくとも部分的に透明であるアタッチメントボディにおける3D構造、形状及び/又はテクスチャを規定する。
【0039】
異なる技術分野では、材料体積におけるレーザーエッチング又は彫刻パターンを用いて、ガラス体積又はポリマーシート内に、光パターンを生成することが知られる。照らされるとき、これは、材料内に目に見える光の構造又はテクスチャを生み出す。例えば、環境光又は指向性光により照らされるとき、視覚的な構造の外観が作り出される。2つの例が、例えば図1に示される。
【0040】
特に、レーザーが材料の体積内のスポットの大きな配列に集光され、スポットは一緒に、体積内の特定の3D形状又は構造を規定する。各レーザー形成のスポットは、入射する光を偏向又は散乱させる小さな割れ目又は変形を規定する。こうして、スポットの全体的な形成は、他の態様で透明な材料の体積内に目に見えるパターンを生み出す効果を持つ。
【0041】
本発明の実施形態は、同様の光学原理を適用し、パーソナルケア装置のアタッチメント内に動的な光形状を作り出すことを提案する。
【0042】
目的は、アタッチメントボディに光の構造又はテクスチャを作り出すことであり、ここで、光構造又はテクスチャは、ボディ内の複数の異なる位置で、好ましくは、アタッチメントの長さ次元及び幅次元(遠位端から近位端まで延びる長さ)の両方に沿った複数の位置で部分を含み、即ち、垂直面及び水平面において部分を含む。これは例えば、アタッチメント体積における3Dレーザー彫刻により作成されることができる。アタッチメント体積の残りの一部又は全部は、光学的に透明又は半透明でありうる。装置本体に一体化されるLEDが、これらの光学構造を動的に照らし、構造上に動的な照明パターンを作り出す。例えば、これは、光処置装置の場合、ブラシヘッドを通る光子パッケージの動きを模倣することができる。
【0043】
本発明の概念は、本体部とアタッチメント部とを持つ任意のパーソナルケア装置に有利に適用されることができる。適用の1つの有利な領域は、口腔ケア装置である。本概念の実現を説明するために、電動歯ブラシ装置に関連する例が以下に説明される。同じ概念が、他の任意のタイプのパーソナルケア装置にも同様に適用されることができることを理解されたい。
【0044】
図2は、1つ又は複数の実施形態による例示的なパーソナルケア装置を示す。図3は、パーソナルケア装置に含まれる電子要素のブロック図を示す。この例におけるパーソナルケア装置は口腔ケア装置である。
【0045】
パーソナルケア装置10は、装置本体18と、装置本体に解放可能に結合するよう構成されたアタッチメント16とを有する。この特定の例では、パーソナルケア装置は、電動歯ブラシの形をとっている。アタッチメント16は、歯ブラシ用のブラシヘッド16である。本体は、装置のハンドルを形成する。本体は、電気要素を収容する。ブラシヘッドは、プラテン12を有し、プラテンから、口腔表面を清掃するための複数の清掃要素14、例えば毛が突出する。
【0046】
歯ブラシの形をしたパーソナルケア装置が示されるが、これは例示に過ぎず、例えばブラッシング用マウスピース装置、口腔洗浄器、又は電動フロス装置など、異なるタイプのパーソナルケア装置又は口腔ケア装置が使用されることができる。
【0047】
装置本体18は、照明モジュール30を有する。照明モジュールは、複数の光源32a、32b、32cを有する。装置本体は、光源を制御するためのコントローラ20を更に有する。
【0048】
アタッチメント16に関して、これは、アタッチメントボディ17を有する。アタッチメントボディは、近位端19a及び遠位端19bを持つ。アタッチメントボディは、第1の次元(X)、第2の次元(Z)、第3の次元(Y)に延びるものとして理解されることができる。ここで、第2の(Z)次元は、近位端と遠位端との間に延びる長さ次元であり、第1の(X)次元及び第3の(Y)次元は、幅次元であり、第1の(X)次元に直交し、アタッチメントの幅にまたがる平面を共に規定する。
【0049】
アタッチメント16は、アタッチメントボディ17と一体の光パターニング手段40を有する。これは例えば、レーザーエッチングされた光学構造を有する。
【0050】
図4により詳細に示すように、光パターニング手段40は、複数の光パターニング部42a、42b、42cを有し、各光パターニング部は、本体の少なくとも1つの光入力領域52a、52b、52cからの光を結合し、個別の光入力領域が照らされるとき、アタッチメントボディ内に個別の3D照明パターンを提供するよう構成される。各光パターニング部は、異なる個別の光入力領域により光学的に供給される。
【0051】
アタッチメントボディ17の少なくとも一部が、光透過性材料で形成され、各3D照明パターンがアタッチメントボディの外面で観察者に見えることが可能にされる。アタッチメントボディ17の残りの容積全体は、いくつかの場合では光透過性(例えば透明)材料で形成され得る。他の場合では、本体17の残りの部分の離散的な部分だけが、光透過性にされ、これにより、本体に離散的な窓部が形成され、窓部を通して3D光パターンが見える。
【0052】
図2~4を参照すると、装置本体18は、アタッチメントの光入力領域52a、52b、52cのそれぞれに対して、少なくとも1つの個別の光源32a、32b、32cを有し、各光源は、アタッチメントが装置本体に結合されるとき、個別の光入力領域と光学的にインターフェースするよう構成される。各光源は、コントローラ20により独立して制御可能である。
【0053】
コントローラは、アタッチメントボディ内に動的に変化する全体的な3D照明パターンを生成するよう、光源を動的に制御することを有する照明駆動方式を実現するよう構成される。
【0054】
言い換えると、複数の光源32の1つ又は複数の光源のどの選択が一度にアクティブになるかを動的に変化させることにより、その結果得られるアタッチメントボディ内の組み合わされた3D照明パターンが、動的に変化するよう制御されることができる。これは、アタッチメント内の受動的な光学要素のみで実現される。
【0055】
図3には3つの光源しか示されていないが、任意の数の光源が設けられることができる。光源はそれぞれ、1つ又は複数の照明要素、例えば1つ又は複数のLEDを有することができる。代わりに他の任意のタイプの照明要素が使用されることができる。
【0056】
図2及び図3には、照明モジュール30及びコントローラ20のみが示されるが、本装置は典型的には、口腔ケア機能に関連する複数の他の要素を収容することができ、これは、簡略化及び簡潔化のために図示されていない。例えば、これらは、バッテリー、作動手段、マイクロプロセッサ、慣性計測ユニットといった1つ又は複数のセンサー要素などを含むことができる。
【0057】
図4に示すように、この例におけるアタッチメント16は、3つの光パターニング部42a、42b、42cを有する。光パターニング部により生成される個別の3D照明パターンは、照明されるとき、第1の(X)次元に沿ってアタッチメントボディ17内で互いに間隔を置かれる。照明モジュール30は、この例では3つの光源32a、32b、32cの配置を有し、1つが、各光パターニング部42a、42b、42cに光を供給する。
【0058】
図示されるように、照明モジュール30内の光源32の配置は、アタッチメント16に含まれる光入力領域52a、52b、52cの配置と空間的に相補的である、その結果、アタッチメントが装置本体18にドッキングするとき、各光源32が、光入力領域の対応する1つと空間的及び光学的に一致する。従って、光源は、作動されるとき、それぞれ光入力領域52の個別の1つを照らす。
【0059】
照明モジュール30に関しては、これは例えば、各光源を形成する1つ又は複数の照明要素が取り付けられるPCBを有する。図4及び図5では、光源32及び対応する光入力領域52は一列に並んで、X次元に沿ってのみ間隔をあけているように示されるが、光源は、2D空間パターンで分布されることができ、ここで、光源は、X及びYの両次元において互いに間隔をあけて配置される。
【0060】
更に後述するように、いくつかの実施形態では、コントローラ20は、光パターニング部42a、42b、42cが間隔をあけて配置される次元(X)に沿って、順に、光パターニング部42a、42b、42cを順次照らすべく、光源32を制御するよう構成され得る。これにより、順次進行する照明パターンがアタッチメントボディ17において提供される。
【0061】
図5の例により明確に示されるように、各個別の光パターニング部42a、42b、42cは、少なくとも第2(Z)次元において互いに間隔を置いて配置される複数の離散的な照明ノード46(又は光スポット)を有する個別の3D照明パターンを生成するよう構成され得る。言い換えると、光スポットの線形アレイ又は列が、この例では各光パターニング部により形成される。「照明ノード」は、光スポット又は光ホットスポットを意味する。これらは、光パターニング部42の任意の相互接続部(もしあれば)の光出力よりも少なくとも明るい光出力を生成するスポット、又は(相互接続パターン部のない)浮動スポットとして理解されることができる。
【0062】
隣接する照明パターン42a、42b、42cの照明ノード46は、前述の第1(X)及び第2(Z)の両方の次元において互いに間隔をあけて配置される。言い換えると、各照明パターンは、少なくともZ方向に延びる光スポットのライン又は列を形成し、隣接する照明パターン部により形成される列は、X次元において、及び好ましくはZ次元において互いに間隔をあけて配置される。後者の場合、図5に示すように、その結果は、3つの照明パターンの照明ノードが一緒に、対角線の列のセットを規定するような配置であり、対角線の列は、第2(Z)次元に沿って互いに間隔をあけて配置される。それらは例えば、Z次元に対して対角線上にある。
【0063】
図示されるように、図6において、(上述のように)X次元に沿って順に光パターニング部42a、42b、42cを順次照明するべく光源を制御するようにコントローラ20が適合される場合、これにより順次進行する照明パターンがアタッチメントボディ17において生成される。
【0064】
これは、図6(a)~(c)に示され、これは、例示的な周期的照明駆動方式の順次段階を示す。図6(a)では、第1の3D照明パターンを生成するために、第1の光パターニング部42aが照らされる。図6(b)では、第2の3D照明パターンを生成するために、第2の光パターニング部42bが照らされる。図6(c)では、第3の3D照明パターンを生成するため、第3の光パターニング部42cが照らされる。方式はその後、(a)の段階に戻り、周期的に繰り返される。
【0065】
図5及び図6に示した特定の(だが本質的ではない)場合において、照明パターンは、上述したように、一連の対角線(第2次元、即ちZ次元に対して対角な)を一緒に形成する光スポットで構成されるが、この順次駆動方式は、渦巻状又はらせん状の動きの外観を持つ光学効果を生み出す。
【0066】
更なる説明のために、図7は、本発明の実施形態による例示的な装置のプロトタイプアタッチメントの写真を示す。図7は、本発明の1つ又は複数の実施形態に基づき利用され得る例示的な照明モジュール30も示す。この例では、図示されるアタッチメント16は、歯ブラシ用のブラシヘッドの形をしている。複数の光パターニング部はそれぞれ、上述したように、一連の光スポット又はノードを規定する。光パターニング配置40の各光パターニング部を光学的に供給するための個別の光入力領域52a、52b、52cが、図7において矢印で示される。
【0067】
図7に示す照明モジュール30は、複数の光源32a、32b、32cが取り付けられるPCBを有する。この例において各光源は、個別のLEDを有する。照明モジュールは、各LEDを独立して駆動するのに使用する照明回路要素を更に有する。
【0068】
上述したように、有利な一組の実施形態では、装置は、アタッチメント16の少なくとも1つの光出力領域から処置光が放出される光処置機能を実行するよう構成され得る。本書で提案される光学概念は、斯かる装置に特に有利な用途を見出す。特に、それは、アタッチメントを通る処置光の光流路をユーザに光学的に信号通知し、又は示すのに使用されることができ、更に、処置光が投与されるときを示すことができる(即ち、処置光が投与されるとき照明パターンがアクティブである)。
【0069】
いくつかの例では、光入力領域42a、42b、42cの少なくとも1つからアタッチメント16の少なくとも1つの光出力領域へと処置光を結合するための導光手段が設けられることができる。いくつかの例では、入力光用に別の光入力領域が設けられることができる。
【0070】
いくつかの例では、先に述べた光源32a、32b、32cの1つ又は複数が、処置光を生成するよう構成されるかもしれない。しかしながら、他の場合、この目的のために、別個の1つ又は複数の光源が装置に含められることができる。
【0071】
光パターニング手段に関しては、これは一般に、3D形状を備える光学配置又は構造を有し、入射する光を散乱、偏向又は反射するよう構成される。例えば、光パターニング手段は、アタッチメントボディ内に形成される3Dレーザー彫刻パターンを有することができる。
【0072】
他の場合では、光パターニング手段は、3D形状を持つアタッチメントボディの表面下材料パターニングを有し、これは、照明されるとき、上記3D形状にマッチする照明パターンを生み出す。他の場合、光パターニング手段は、装置本体に一体化される1つ又は複数の光学要素の配置により形成され得る。
【0073】
次に、少なくとも1つの実施形態による装置を製造する1つの例示的な方法が概説される。
【0074】
例示的な装置を製造するために、以下の方法ステップが実現されることができる。
【0075】
光学的に透明な材料で形成され、又は透明な部分を持つアタッチメントボディ17が提供される。材料は、透明ポリマーであってもよい。
【0076】
次に、光パターニング手段40のような光学的構成が、アタッチメントボディ17内に導入される。これは例えば、アタッチメントボディ容積内の材料構造に変更を加えることで達成されることができる。例えば、本体体積内に特定の3Dパターン、テクスチャ又は形状をレーザーエッチング又は彫刻することで、これは実現されることができる。導入された光学構成又は光パターニング手段は、アタッチメントボディの表面上の特定の1つ又は複数の領域に光が供給されると、アタッチメントボディの体積内に3D照明パターンが生成されるようにされる。導入された光学構成又は光パターニング手段は、複数の部分を持ち、それぞれが、本体の外面の異なる光入力領域に光を供給することにより照明可能である。照らされるとき、各部分は異なる個別の3D照明パターンを提供する。
【0077】
光学構成を形成するためアタッチメントボディの材料を変更する代わりに、1つ又は複数の光学要素のセットが本体容積に一体化されることができる。これは、アタッチメントボディの製作中に行われることができる。
【0078】
この方法は更に、アタッチメントと解放可能に結合するよう構成された装置本体18を提供することを有する。複数の光源が装置本体のハウジングに一体化され、アタッチメントが装置本体に結合されるとき、上記の光入力領域と光学的に結合するよう構成される。各光源は、光入力領域の個別の1つを活性化するため、光入力領域の個別の1つと光学的に結合するよう構成される。
【0079】
本方法はまた、複数の光源32と動作可能に結合されるコントローラ20を装置本体ハウジング内に設けることを有する。各光源は、コントローラ20により個別に制御可能である。コントローラは、アタッチメントボディ内に動的に変化する全体的な3D照明パターンを生成するように光源を動的に制御することを含む照明方式を実現するよう動作可能である。
【0080】
更なる説明によれば、図8は、パーソナルケア装置の要素の選択の分解図を示す。この例におけるパーソナルケア装置は、電動歯ブラシである。ボックス64内の要素は、先に言及した装置本体18に含まれる要素である。装置本体は、この例では歯ブラシのハンドル部分を形成する。本体は、コントローラ20(図8では図示省略)を収容する本体ハウジングを有し、アタッチメントの振動を駆動するための作動手段を更に含んでいてもよい。本体は、複数の光源を含む、先に言及した照明モジュール30を更に有する。ボックス62内の要素は、アタッチメント16に含まれる要素であり、特に歯ブラシヘッドのステム部分を含む。
【0081】
この概念は、種々のパーソナルケア装置の広い範囲に適用可能である。適用の1つの有利な分野は、口腔ケア装置である。非限定的な例として、適切な用途は、電動歯ブラシ、流体ジェットを使用する電動フロス装置、歯のホワイトニング装置、又は任意の口腔光学処置装置内での使用を含む。この概念は、電動シェーバ、ヘアドライヤー、光皮膚処置装置など、他のパーソナルケア装置にも適用されることができる。
【0082】
上述したように、実施形態は、コントローラを利用する。コントローラは、必要とされる様々な機能を実行するために、ソフトウェア及び/又はハードウェアを用いて様々な態様で実現されることができる。プロセッサは、必要とされる機能を実行するためソフトウェア(例えばマイクロコード)を使ってプログラムされることができる1つ又は複数のマイクロプロセッサを採用するコントローラの一例である。しかしながら、コントローラは、実現するのにプロセッサを採用してもしなくてもよく、いくつかの機能を実行するための専用ハードウェアと、他の機能を実行するためのプロセッサ(例えば、1つ又は複数のプログラムされるマイクロプロセッサ及び関連回路)との組み合わせとして実現されてもよい。
【0083】
本願の様々な実施形態で採用され得るコントローラ要素の例は、以下に限定されるものではないが、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含む。
【0084】
様々な実現において、プロセッサ又はコントローラは、RAM、PROM、EPROM及びEEPROMなどの揮発性及び不揮発性コンピュータメモリなどの1つ又は複数の記憶媒体と関連付けられることができる。記憶媒体は、1つ又は複数のプロセッサ及び/又はコントローラで実行されるとき、必要とされる機能を実行する1つ又は複数のプログラムでエンコードされていてもよい。様々な記憶媒体は、プロセッサ若しくはコントローラ内に固定されていてよく、又はそこに格納される1つ若しくは複数のプログラムがプロセッサ若しくはコントローラにロードされることができるように、搬送可能であってもよい。
【0085】
開示された実施形態への変形は、図、開示及び添付の請求項の検討から、請求項に記載された発明を実施する当業者により理解及び実施されることができる。特許請求の範囲において、「有する」という語は、他の要素又はステップを除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数性を除外するものではない。
【0086】
1つのプロセッサ又は他のユニットが、特許請求の範囲に記載される複数の項目の機能を果たすことができる。
【0087】
ある手段が相互に異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。
【0088】
コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に、又はその一部として供給される光記憶媒体又はソリッドステート媒体などの適切な媒体に格納/配布されることができるが、インターネット又は他の有線若しくは無線通信システムを介してなど、他の形態で配布されることもできる。
【0089】
特許請求の範囲又は明細書において、「~よう適合」という用語が使用される場合、「~よう適合」という用語は「~よう構成される」という用語と同等であることが意図される点に留意されたい。
【0090】
特許請求の範囲に記載される任意の参照符号は、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
図1
図2
図3
図4a-4b】
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】