(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-03
(54)【発明の名称】エクステンデッドリアリティ用のデバイス相互運用性のためのシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
G06F 3/01 20060101AFI20241126BHJP
G09G 5/00 20060101ALI20241126BHJP
G09G 5/36 20060101ALI20241126BHJP
G06T 19/00 20110101ALI20241126BHJP
H04N 13/344 20180101ALI20241126BHJP
H04N 13/194 20180101ALI20241126BHJP
【FI】
G06F3/01 510
G09G5/00 555G
G09G5/00 510
G09G5/00 555D
G09G5/00 510V
G09G5/00 510X
G09G5/00 550C
G09G5/00 510H
G09G5/36 500
G09G5/00 510W
G09G5/00 520V
G09G5/00 520W
G06T19/00 600
H04N13/344
H04N13/194
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024525119
(86)(22)【出願日】2022-10-13
(85)【翻訳文提出日】2024-04-25
(86)【国際出願番号】 US2022078027
(87)【国際公開番号】W WO2023081573
(87)【国際公開日】2023-05-11
(32)【優先日】2021-11-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2022-04-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】507364838
【氏名又は名称】クアルコム,インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100163522
【氏名又は名称】黒田 晋平
(72)【発明者】
【氏名】スティーヴ・ルーカス
【テーマコード(参考)】
5B050
5C182
5E555
【Fターム(参考)】
5B050BA09
5B050CA07
5B050DA04
5B050DA05
5B050EA07
5B050EA12
5B050EA19
5B050FA06
5C182AA02
5C182AA03
5C182AA04
5C182AA12
5C182AA26
5C182AB02
5C182AB08
5C182AB14
5C182AB21
5C182AB25
5C182AB34
5C182AB35
5C182AC02
5C182AC03
5C182AC43
5C182AC46
5C182BA03
5C182BA04
5C182BA06
5C182BA14
5C182BA27
5C182BA28
5C182BA29
5C182BA46
5C182BA47
5C182BA55
5C182BA56
5C182BA66
5C182BA75
5C182BB02
5C182BB03
5C182BB04
5C182BB17
5C182BC01
5C182BC22
5C182BC25
5C182BC26
5C182BC45
5C182CA01
5C182CA02
5C182CA22
5C182CA33
5C182CA34
5C182CA37
5C182CB01
5C182CB13
5C182CB14
5C182CB32
5C182CB45
5C182CC14
5C182CC15
5C182CC24
5C182DA04
5C182DA14
5C182DA33
5C182DA42
5C182DA44
5C182DA52
5E555AA27
5E555AA41
5E555BA01
5E555BA04
5E555BA20
5E555BA38
5E555BA73
5E555BB01
5E555BB04
5E555BB20
5E555BB38
5E555BC01
5E555BC04
5E555BC07
5E555BE16
5E555BE17
5E555CA12
5E555CA42
5E555CB12
5E555DA08
5E555DA09
5E555DA11
5E555DB53
5E555DC05
5E555DC43
5E555FA00
(57)【要約】
エクステンデッドリアリティ(XR)用のデバイス相互運用性のためのシステム及び技法が説明されている。モバイルハンドセットなどの装置は、ソフトウェアアプリケーションを実行し、ソフトウェアアプリケーションを使用して、装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成する。装置は、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させる。装置は、ソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のコンテンツに基づいて、第1のコンテンツとは別個であり、かつヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して表示される第2のコンテンツを生成する。装置は、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して第2のコンテンツを表示させる。場合によっては、装置及びヘッドマウント装置は、両方とも同じユーザに関連付けられ、異なるデバイスタイプである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置であって、
少なくとも1つのメモリと、
前記少なくとも1つのメモリに結合された1つ又は複数のプロセッサであって、
ソフトウェアアプリケーションを使用して、前記装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成し、
前記装置の前記第1のディスプレイを使用して前記第1のコンテンツを表示させ、
前記ソフトウェアアプリケーションを使用して、前記第1のコンテンツに基づいて第2のコンテンツを生成し、前記第2のコンテンツが前記第1のコンテンツとは別個であり、
前記第2のコンテンツをヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、前記ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して前記第2のコンテンツを表示させる、
ように構成された、1つ又は複数のプロセッサと、
を備える、装置。
【請求項2】
前記装置及び前記ヘッドマウント装置が、両方ともユーザに関連付けられ、異なるデバイスタイプである、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記装置の前記第1のディスプレイ及び前記ヘッドマウント装置の前記第2のディスプレイが、異なるディスプレイタイプである、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記ヘッドマウント装置の前記第2のディスプレイが、光透過性ディスプレイ又は3次元ディスプレイのうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記第1のコンテンツが、第1の視点から表された要素の第1のビューを含み、前記第2のコンテンツが、第2の視点から表された前記要素の第2のビューを含み、前記第1の視点が前記第2の視点とは別個である、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記第1のコンテンツが、要素の2次元(2D)ビューを含み、前記第2のコンテンツが、前記要素の3次元(3D)ビューを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記第1のコンテンツが、要素の3次元(3D)ビューを含み、前記第2のコンテンツが、前記要素の2次元(2D)ビューを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記1つ又は複数のプロセッサが、
入力インターフェースを使用して1つ又は複数の入力を受信するように構成されており、前記第1のコンテンツを生成するために、前記1つ又は複数のプロセッサが、前記1つ又は複数の入力に基づいて前記第1のコンテンツを生成するように構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記1つ又は複数のプロセッサが、
入力インターフェースを使用して1つ又は複数の入力を受信するように構成されており、前記第2のコンテンツを生成するために、前記1つ又は複数のプロセッサが、前記1つ又は複数の入力に基づいて前記第2のコンテンツを生成するように構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記1つ又は複数のプロセッサが、結合解除状態から結合状態への遷移の指示を受信するように構成されており、前記装置が、前記結合状態で前記ヘッドマウント装置に結合され、前記装置が、前記結合解除状態で前記ヘッドマウント装置から結合解除され、
前記第2のコンテンツを前記ヘッドマウント装置に送信するために、前記1つ又は複数のプロセッサが、前記指示を受信したことに応じて、前記第2のコンテンツを前記ヘッドマウント装置に送信するように構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項11】
前記1つ又は複数のプロセッサが、
前記第2のコンテンツを前記ヘッドマウント装置に送信したことに応じて、結合状態から結合解除状態への遷移の指示を受信するように構成されており、前記装置が、前記結合状態で前記ヘッドマウント装置に結合され、前記装置が、前記結合解除状態で前記ヘッドマウント装置から結合解除され、前記第2のコンテンツを前記ヘッドマウント装置に送信するために、前記1つ又は複数のプロセッサが、前記指示を受信する前に前記第2のコンテンツを前記ヘッドマウント装置に送信するように構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項12】
前記1つ又は複数のプロセッサが、
コンテンツ切り替え入力を受信し、
前記コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、前記第1のディスプレイを使用して前記第2のコンテンツを表示させ、
前記コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、前記ヘッドマウント装置の前記第2のディスプレイによって表示される前記第1のコンテンツを前記ヘッドマウント装置に送信する、
ように構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項13】
前記第1のコンテンツが、前記ソフトウェアアプリケーションのソフトウェアアプリケーションタイプに関連付けられた第1のメディア要素の第1のビューを表し、前記第2のコンテンツが、前記ソフトウェアアプリケーションの前記ソフトウェアアプリケーションタイプに関連付けられた前記第1のメディア要素又は第2のメディア要素の第2のビューを表し、前記ソフトウェアアプリケーションタイプが、ビデオゲーム、メディアビューア、イラストレーションツール、メディアエディタ、ブラウザ、対話式環境、又は通信プラットフォームのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項14】
前記第1のコンテンツを表示するように構成された前記第1のディスプレイ
を更に備える、請求項1に記載の装置。
【請求項15】
前記第1のディスプレイが、タッチスクリーンディスプレイである、請求項1に記載の装置。
【請求項16】
前記装置が、モバイルハンドセット及びワイヤレス通信デバイスのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項17】
エクステンデッドリアリティ(XR)用のデバイス相互運用性の方法であって、
装置のソフトウェアアプリケーションを使用して、前記装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成することと、
前記装置の前記第1のディスプレイを使用して前記第1のコンテンツを表示させることと、
前記装置の前記ソフトウェアアプリケーションを使用して、前記第1のコンテンツに基づいて第2のコンテンツを生成することであって、前記第2のコンテンツが前記第1のコンテンツとは別個である、生成することと、
前記第2のコンテンツを前記装置からヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、前記ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して前記第2のコンテンツを表示させることと、
を含む、方法。
【請求項18】
前記装置及び前記ヘッドマウント装置が、両方ともユーザに関連付けられ、異なるデバイスタイプである、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記装置の前記第1のディスプレイ及び前記ヘッドマウント装置の前記第2のディスプレイが、異なるディスプレイタイプである、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記ヘッドマウント装置の前記第2のディスプレイが、光透過性ディスプレイ又は3次元ディスプレイのうちの少なくとも1つを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記第1のコンテンツが、要素の第1のビューを含み、前記第2のコンテンツが、前記要素の第2のビューを含み、前記第1のビューが前記第2のビューとは別個である、請求項17に記載の方法。
【請求項22】
前記第1のコンテンツが、要素の2次元(2D)ビューを含み、前記第2のコンテンツが、前記要素の3次元(3D)ビューを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項23】
前記第1のコンテンツが、要素の3次元(3D)ビューを含み、前記第2のコンテンツが、前記要素の2次元(2D)ビューを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項24】
入力インターフェースを使用して1つ又は複数の入力を受信することを更に含み、前記第1のコンテンツを生成することが、前記1つ又は複数の入力に基づく、請求項17に記載の方法。
【請求項25】
入力インターフェースを使用して1つ又は複数の入力を受信することを更に含み、前記第2のコンテンツを生成することが、前記1つ又は複数の入力に基づく、請求項17に記載の方法。
【請求項26】
結合解除状態から結合状態への遷移の指示を受信することを更に含み、前記装置が、前記結合状態で前記ヘッドマウント装置に結合され、前記装置が、前記結合解除状態で前記ヘッドマウント装置から結合解除され、前記第2のコンテンツを前記ヘッドマウント装置に送信することが、前記指示を受信したことに応じて実行される、請求項17に記載の方法。
【請求項27】
前記第2のコンテンツを前記ヘッドマウント装置に送信したことに応じて、結合状態から結合解除状態への遷移の指示を受信することを更に含み、前記装置が、前記結合状態で前記ヘッドマウント装置に結合され、前記装置が、前記結合解除状態で前記ヘッドマウント装置から結合解除され、前記第2のコンテンツを前記ヘッドマウント装置に送信することが、前記指示を受信する前に実行される、請求項17に記載の方法。
【請求項28】
コンテンツ切り替え入力を受信することと、
前記コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、前記装置の前記第1のディスプレイを使用して前記第2のコンテンツを表示させることと、
前記コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、前記ヘッドマウント装置の前記第2のディスプレイによって表示される前記第1のコンテンツを前記装置から前記ヘッドマウント装置に送信することと、
を更に含む、請求項17に記載の方法。
【請求項29】
前記第1のコンテンツが、前記ソフトウェアアプリケーションのソフトウェアアプリケーションタイプに関連付けられた第1のメディア要素の第1のビューを表し、前記第2のコンテンツが、前記ソフトウェアアプリケーションの前記ソフトウェアアプリケーションタイプに関連付けられた前記第1のメディア要素又は第2のメディア要素の第2のビューを表し、前記ソフトウェアアプリケーションタイプが、ビデオゲーム、メディアビューア、イラストレーションツール、メディアエディタ、ブラウザ、対話式環境、又は通信プラットフォームのうちの少なくとも1つを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項30】
前記方法が、前記装置によって実行され、前記装置が、前記第1のコンテンツを表示するように構成された前記第1のディスプレイを含む、請求項17に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、エクステンデッドリアリティ(XR)システムにおけるデバイス間の相互運用性に関する。より具体的には、本出願は、装置のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成し、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して表示される第2のコンテンツを生成及び送信する装置を使用するシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
エクステンデッドリアリティ(XR)デバイスは、例えば、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)又はモバイルハンドセットを通して、環境をユーザに表示するデバイスである。環境は、ユーザがいる現実世界の環境とは少なくとも部分的に異なる。ユーザは、一般に、例えば、HMD又は他のデバイスを傾けるか又は移動させることによって、環境のビューを対話式に変更することができる。仮想現実(VR)及び拡張現実(AR)は、XRの例である。いくつかの実施例では、コントローラ又は別の装置などの、XRデバイスと対話するか又はXRデバイスを拡張するデバイスはまた、XRデバイスと呼ばれることがある。
【発明の概要】
【0003】
いくつかの実施例では、装置(例えば、モバイルハンドセット、ウェアラブルデバイス、及び/又はXRデバイス)とヘッドマウント装置(例えば、ヘッドマウントディスプレイ、一対のスマートグラス、及び/又はXRデバイス)との間のエクステンデッドリアリティ(XR)用のデバイス相互運用性のためのシステム及び技法について説明する。装置は、ソフトウェアアプリケーションを実行する。装置は、ソフトウェアアプリケーションを使用して、装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成する。装置は、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させる。装置は、ソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のコンテンツに基づいて、第1のコンテンツとは別個である第2のコンテンツを生成する。第2のコンテンツは、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して表示されるように構成される。装置は、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して第2のコンテンツを表示させる。いくつかの実施例では、装置及びヘッドマウント装置は、異なるデバイスタイプである。例えば、例示的な実施例では、装置は、モバイルハンドセットであり、ヘッドマウント装置は、ヘッドマウントディスプレイである。いくつかの実施例では、装置の第1のディスプレイ及びヘッドマウント装置の第2のディスプレイは、異なるディスプレイタイプである。例えば、例示的な実施例では、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイは、環境からの光が第2のディスプレイを通過することを可能にする光透過性ディスプレイであるが、装置の第1のディスプレイは、光透過性ではない。いくつかの実施例では、装置及びヘッドマウント装置は、両方とも同じユーザに関連付けられる。例えば、装置及びヘッドマウント装置は、両方とも第1のコンテンツ及び第2のコンテンツがそれぞれのデバイスのそれぞれのディスプレイを使用して生成及び/又は表示される期間中に同じユーザによって使用され得る。
【0004】
少なくとも1つの実施例によれば、(例えば、仮想コンテンツデータ、1つ又は複数の画像などのデータを記憶するように構成された)メモリと、メモリに結合された(例えば、回路内に実装された)1つ又は複数のプロセッサとを含む、装置が提供される。1つ又は複数のプロセッサは、ソフトウェアアプリケーションを使用して、装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成し、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させ、ソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のコンテンツに基づいて第2のコンテンツを生成し、第2のコンテンツが第1のコンテンツとは別個であり、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、第2のコンテンツをヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して表示させる、ように構成され、及びそのようにすることができる。
【0005】
別の実施例では、エクステンデッドリアリティ(XR)用のデバイス相互運用性のための方法が提供される。方法は、装置のソフトウェアアプリケーションを使用して、装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成することと、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させることと、第1のXRシステムのソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のコンテンツに基づいて第2のコンテンツを生成することであって、第2のコンテンツが第1のコンテンツとは別個である、生成することと、第2のコンテンツを装置からヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して第2のコンテンツを表示させることと、を含む。
【0006】
別の実施例では、命令を記憶した装置の非一時的コンピュータ可読媒体が提供され、命令は、装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに、装置のソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成させ、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させ、装置のソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のコンテンツに基づいて第2のコンテンツを生成させ、第2のコンテンツが第1のコンテンツとは別個であり、第2のコンテンツを装置からヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、第2のコンテンツをヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して表示させる。
【0007】
別の実施例では、エクステンデッドリアリティ(XR)用のデバイス相互運用性のための装置が提供される。装置は、装置のソフトウェアアプリケーションを使用して、装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成する手段と、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させる手段と、装置のソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のコンテンツに基づいて第2のコンテンツを生成する手段であって、第2のコンテンツが第1のコンテンツとは別個である、手段と、第2のコンテンツを装置からヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、第2のコンテンツをヘッドマウント装置の第2のディスプレイによって表示させる手段と、を含む。
【0008】
いくつかの態様では、装置は、ウェアラブルデバイス、エクステンデッドリアリティデバイス(例えば、仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)デバイス、又は複合現実(mixed reality、MR)デバイス)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)デバイス、ワイヤレス通信デバイス、モバイルデバイス(例えば、携帯電話及び/若しくはモバイルハンドセット並びに/又はいわゆる「スマートフォン」又は他のモバイルデバイス)、カメラ、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバコンピュータ、車両若しくは車両のコンピューティングデバイス若しくは構成要素、別のデバイス、あるいはそれらの組み合わせであり、それらの一部であり、かつ/又はそれらを含む。いくつかの態様では、装置は、1つ又は複数の画像を捕捉するための1つのカメラ又は複数のカメラを含む。いくつかの態様では、装置は、1つ若しくは複数の画像、通知、及び/又は他の表示可能なデータを表示するためのディスプレイを更に含む。いくつかの態様では、上記で説明した装置は、1つ若しくは複数のセンサ(例えば、1つ若しくは複数のジャイロメータ、1つ若しくは複数の加速度計、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他のセンサなどの、1つ若しくは複数の慣性測定ユニット(inertial measurement units、IMUs)を含み得る。
【0009】
本概要では、特許請求される主題の主要な又は必須の特徴を特定することは意図されず、特許請求される主題の範囲を決定するために独立して使用されることも意図されない。本主題は、この特許の明細書全体、いずれか又は全ての図面、及び各請求項の適切な部分を参照することによって理解されるはずである。
【0010】
上記のことは、他の特徴および実施形態とともに、以下の明細書、特許請求の範囲、および添付図面を参照すると、より明らかになろう。
【0011】
本出願の例示的な実施形態について、以下の図面を参照して以下で詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】いくつかの実施例による、画像捕捉及び処理システムの例示的なアーキテクチャを示すブロック図である。
【
図2】いくつかの実施例による、ヘッドマウント装置に通信可能に結合され、ヘッドマウント装置用のコンテンツを生成する装置を有するエクステンデッドリアリティ(XR)システムの例示的なアーキテクチャを示すブロック図である。
【
図3A】いくつかの実施例による、エクステンデッドリアリティ(XR)システムの少なくとも一部として使用されるヘッドマウントディスプレイ(HMD)を示す斜視図である。
【
図3B】いくつかの実施例による、ユーザによって装着されている
図3Aのヘッドマウントディスプレイ(HMD)を示す斜視図である。
【
図4A】いくつかの実施例による、前向きカメラを含み、エクステンデッドリアリティ(XR)システムの少なくとも一部として使用され得るモバイルハンドセットの前面を示す斜視図である。
【
図4B】いくつかの実施例による、後向きカメラを含む、
図4Aのモバイルハンドセットの背面を示す斜視図である。
【
図5】いくつかの実施例による、第1のコンテンツを表示し、第2のコンテンツを表示するヘッドマウント装置に第2のコンテンツを送信する装置を示す概念図であり、第1のコンテンツ及び第2のコンテンツは、装置上で実行しているレシピアプリからのレシピに対応する。
【
図6】いくつかの実施例による、第1のコンテンツを表示し、第2のコンテンツを表示するヘッドマウント装置に第2のコンテンツを送信する装置を示す概念図であり、第1のコンテンツ及び第2のコンテンツは、装置上で実行しているメディアアセットビューアアプリからの少なくとも選択されたメディアアセットに対応する。
【
図7】いくつかの実施例による、第1のコンテンツを表示し、第2のコンテンツを表示するヘッドマウント装置に第2のコンテンツを送信する装置を示す概念図であり、第1のコンテンツ及び第2のコンテンツは、装置上で実行しているメディアアセットビューアアプリからのメディアアセットに対応する。
【
図8】いくつかの実施例による、第1のコンテンツを表示し、第2のコンテンツを表示するヘッドマウント装置に第2のコンテンツを送信する装置を示す概念図であり、第1のコンテンツ及び第2のコンテンツは、装置上で実行しているイラストレーションツールからのイラストレーションに対応する。
【
図9】いくつかの実施例による、第1のコンテンツを表示し、第2のコンテンツを表示するヘッドマウント装置に第2のコンテンツを送信する装置を示す概念図であり、第1のコンテンツ及び第2のコンテンツは、装置上で実行している車両レースを伴うビデオゲームからの環境に対応する。
【
図10】いくつかの実施例による、第1のコンテンツを表示し、第2のコンテンツを表示するヘッドマウント装置に第2のコンテンツを送信する装置を示す概念図であり、第1のコンテンツ及び第2のコンテンツは、装置上で実行しているバルーンの射撃を伴うビデオゲームからの環境に対応する。
【
図11】いくつかの実施例による、装置とヘッドマウント装置との間の相互運用性のためのプロセスを示すスイムレーン図である。
【
図12】いくつかの実施例による、エクステンデッドリアリティ(XR)用のデバイス相互運用性のためのプロセスを示すフロー図である。
【
図13】本明細書で説明するいくつかの態様を実装するためのコンピューティングシステムの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本開示の特定の態様及び実施形態が、以下で提供される。当業者に明らかになるように、これらの態様及び実施形態のうちのいくつかが独立して適用されてもよく、それらのうちのいくつかは組み合わせて適用されてもよい。以下の説明では、説明目的で、本出願の実施形態の完全な理解をもたらすために具体的な詳細が記載される。しかしながら、様々な実施形態がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることは明らかであろう。図及び説明は限定的であることが意図されていない。
【0014】
以下の説明は、例示的な実施形態を提供するにすぎず、本開示の範囲、適用可能性、又は構成を限定することを意図しない。むしろ、例示的な実施形態の以下の説明は、例示的な実施形態を実装することを可能にする説明を当業者に提供する。添付の特許請求の範囲に記載されるような本出願の趣旨及び範囲から逸脱することなく、要素の機能及び構成において様々な変更が加えられてよいことを理解されたい。
【0015】
カメラは、画像センサを使用して、光を受け入れるとともに静止画像又はビデオフレームなどの画像フレームを捕捉するデバイスである。「画像」、「画像フレーム」、及び「フレーム」という用語は、本明細書では互換的に使用される。カメラは、様々な画像捕捉及び画像処理設定を用いて構成され得る。異なる設定は、外観の異なる画像をもたらす。ISO、露光時間、開口サイズ、F/ストップ、シャッタ速度、焦点、及び利得などのいくつかのカメラ設定は、1つ又は複数の画像フレームの捕捉の前又はその間に決定されて適用される。例えば、設定又はパラメータは、1つ又は複数の画像フレームを捕捉するための画像センサに適用され得る。コントラスト、明るさ、飽和度、鮮明さ、レベル、曲線、又は色の変更などの他のカメラ設定は、1つ又は複数の画像フレームの後処理を構成し得る。例えば、設定又はパラメータは、画像センサによって捕捉された1つ又は複数の画像フレームを処理するためのプロセッサ(例えば、画像信号プロセッサ又はISP)に適用され得る。
【0016】
エクステンデッドリアリティ(XR)システム又はデバイスは、仮想コンテンツをユーザに提供することができ、及び/又はXR体験をユーザに提供するために、現実世界又は物理環境と(仮想コンテンツで構成された)仮想環境とを組み合わせることができる。現実世界環境は、人、車両、建物、テーブル、椅子、及び/又は他の現実世界若しくは物理オブジェクトなどの現実世界オブジェクト(物理オブジェクトとも呼ばれる)を含み得る。XRシステム又はデバイスは、異なるタイプのXR環境との対話を容易にすることができる(例えば、ユーザは、XRシステム又はデバイスを使用してXR環境と対話することができる)。XRシステムは、仮想現実(VR)環境との対話を容易にするVRシステム、拡張現実(AR)環境との対話を容易にするARシステム、複合現実(MR)環境との対話を容易にするMRシステム、及び/又は他のXRシステムを含み得る。XRシステム又はデバイスの例は、特に、ヘッドマウントディスプレイ(HMDs)、スマートグラスを含む。場合によっては、XRシステムは、ユーザが仮想コンテンツのアイテムと対話することを可能にするためにユーザの部分(例えば、ユーザの手及び/又は指先)を追跡することができる。
【0017】
エクステンデッドリアリティ(XR)デバイスは、例えば、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)又はモバイルハンドセットを通して、環境をユーザに表示するデバイスである。環境は、ユーザがいる現実世界の環境とは少なくとも部分的に異なる。ユーザは、一般に、例えば、HMD又は他のデバイスを傾けるか又は移動させることによって、環境のビューを対話式に変更することができる。仮想現実(VR)及び拡張現実(AR)は、XRの例である。コントローラなどの、XRデバイスと対話するか又はXRデバイスを拡張するデバイスはまた、XRデバイスと呼ばれることがある。
【0018】
いくつかの実施例では、装置(例えば、モバイルハンドセット、ウェアラブルデバイス、及び/又はXRデバイス)とヘッドマウント装置(例えば、ヘッドマウントディスプレイ、一対のスマートグラス、及び/又はXRデバイス)との間のエクステンデッドリアリティ(XR)用のデバイス相互運用性のためのシステム及び技法について説明する。装置は、ビデオゲーム、メディアビューア、イラストレーションツール、メディアエディタ、ブラウザ、対話式環境、通信プラットフォーム、又はそれらの組み合わせなどのソフトウェアアプリケーションを実行する。装置は、ソフトウェアアプリケーションを使用して、装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成する。装置は、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させる。装置は、ソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のコンテンツに基づいて、第1のコンテンツとは別個であり、かつヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して表示される第2のコンテンツを生成する。装置は、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイによって第2のコンテンツを表示させる。いくつかの実施例では、装置及びヘッドマウント装置は、異なるデバイスタイプである。例えば、例示的な実施例では、装置は、モバイルハンドセットであり、ヘッドマウント装置は、ヘッドマウントディスプレイである。いくつかの実施例では、装置の第1のディスプレイ及びヘッドマウント装置の第2のディスプレイは、異なるディスプレイタイプである。例えば、例示的な実施例では、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイは、環境からの光が第2のディスプレイを通過することを可能にする光透過性ディスプレイであるが、装置の第1のディスプレイは、光透過性ではない。いくつかの実施例では、装置及びヘッドマウント装置は、両方とも同じユーザに関連付けられる。例えば、装置及びヘッドマウント装置は、両方とも第1のコンテンツ及び第2のコンテンツがそれぞれのデバイスのそれぞれのディスプレイを使用して生成及び/又は表示される期間中に、同じユーザによって使用され得る。
【0019】
本明細書で説明するXR用のデバイス相互運用性のためのシステム及び技法は、従来のXR技術及びディスプレイ技術を上回る多数の技術的利点及び利益を提供する。例えば、本明細書で説明するXRデバイス相互運用性のためのシステム及び技法は、ヘッドマウント装置ではなく装置において第2のコンテンツを生成することによって、ヘッドマウント装置のバッテリ寿命を延ばし、ヘッドマウント装置のプロセッサ上の計算負荷を低減し、ヘッドマウント装置によって生成される熱を低減し、及び/又はヘッドマウント装置内の熱放散構成要素の必要性を低減することができる。加えて、本明細書で説明するXR用のデバイス相互運用性のためのシステム及び技法は、ヘッドマウント装置ではなく装置において第1のコンテンツと第2のコンテンツの両方を生成することによって、第1のコンテンツ及び第2のコンテンツ内の要素(単数又は複数)(例えば、共有要素又は他の要素)の表現(単数又は複数)が一致し、協調し、及び/又は同期される(例えば、時間的に同期される)ことを確実にすることができる。(例えば、装置のタッチスクリーン又はボタン又は他の入力インターフェースを通して)装置において受信された任意の入力は、入力が装置からヘッドマウント装置に転送されなければならないことに起因するいかなる遅延も伴うことなく、同時に第1のコンテンツ及び第2のコンテンツの両方に対する効果を直ちに生成することができ、デバイス相互運用性をより応答性にする。更に、本明細書で説明するXR用のデバイス相互運用性のためのシステム及び技法は、ヘッドマウント装置ではなく装置において第1のコンテンツ及び第2のコンテンツの両方を生成することによって、第1のコンテンツ及び第2のコンテンツを生成するための基礎として使用される機密情報(例えば、クレジットカード番号、バイオメトリックデータ)へのアクセスを装置のみがアクセス可能であるように(例えば、ヘッドマウント装置がアクセスできないように)制限し、かつそのような機密情報を潜在的に脆弱な有線又はワイヤレス接続を介して送信する必要性を制限又は排除することによって、セキュリティを改善することができる。このように、本明細書で説明するXR用のデバイス相互運用性のためのシステム及び技法は、従来のXR技術及び従来のディスプレイ技術よりも効率的であり、より正確であり、より同期され、より応答性が高く、より安全である。
【0020】
適用例の様々な態様が、図に関して説明される。
図1は、画像捕捉及び処理システム100のアーキテクチャを示すブロック図である。画像捕捉及び処理システム100は、場面の画像(例えば、場面110の画像)を捕捉して処理するために使用される様々な構成要素を含む。画像捕捉及び処理システム100は、スタンドアロン画像(又は写真)を捕捉することができ、かつ/又は、特定の順序で複数の画像(又はビデオフレーム)を含むビデオを捕捉することができる。システム100のレンズ115は、場面110に面し、場面110から光を受け入れる。レンズ115は、画像センサ130に向かって光を曲げる。レンズ115によって受けられた光は、1つ又は複数の制御機構120によって制御される開口を通過し、画像センサ130によって受けられる。
【0021】
1つ若しくは複数の制御機構120は、画像センサ130からの情報に基づいて、かつ/又は画像プロセッサ150からの情報に基づいて、露光、焦点、及び/又はズームを制御し得る。1つ又は複数の制御機構120は、複数の機構及び構成要素を含み得る。例えば、制御機構120は、1つ若しくは複数の露光制御機構125A、1つ若しくは複数の焦点制御機構125B、及び/又は1つ若しくは複数のズーム制御機構125Cを含み得る。1つ又は複数の制御機構120は、アナログ利得、フラッシュ、HDR、被写界深度、及び/又は他の画像捕捉特性を制御する制御機構などの、示されるもの以外の追加の制御機構を含んでもよい。
【0022】
制御機構120の焦点制御機構125Bは、焦点設定を取得することができる。いくつかの実施例では、焦点制御機構125Bは、メモリレジスタ内に焦点設定を記憶する。焦点設定に基づいて、焦点制御機構125Bは、画像センサ130の位置に対してレンズ115の位置を調整することができる。例えば、焦点設定に基づいて、焦点制御機構125Bは、モータ又はサーボを作動させることによって画像センサ130のより近く又は画像センサ130からより遠くにレンズ115を動かし、それによって、焦点を調整することができる。場合によっては、画像センサ130の各フォトダイオードの上方の1つ以上のマイクロレンズなどの追加のレンズがシステム100の中に含まれてよく、それらは各々、光がフォトダイオードに到達する前に、レンズ115から受けられる光を対応するフォトダイオードに向かって曲げる。焦点設定は、コントラスト検出自動焦点(contrast detection autofocus、CDAF)、位相検出自動焦点(PDAF)、又はそれらの何らかの組み合わせを介して決定されてよい。焦点設定は、制御機構120、画像センサ130、及び/又は画像プロセッサ150を使用して決定されてよい。焦点設定は、画像捕捉設定及び/又は画像処理設定と呼ばれることがある。
【0023】
制御機構120の露光制御機構125Aは、露光設定を取得することができる。場合によっては、露光制御機構125Aは、メモリレジスタ内に露光設定を記憶する。この露光設定に基づいて、露光制御機構125Aは、開口のサイズ(例えば、開口サイズ又はF/ストップ)、開口が開放されている持続時間(例えば、露光時間又はシャッタ速度)、画像センサ130の感度(例えば、ISO速度又はフィルム速度)、画像センサ130によって適用されるアナログ利得、又はそれらの任意の組み合わせを制御することができる。露光設定は、画像捕捉設定及び/又は画像処理設定と呼ばれることがある。
【0024】
制御機構120のズーム制御機構125Cは、ズーム設定を取得することができる。いくつかの実施例では、ズーム制御機構125Cは、メモリレジスタ内にズーム設定を記憶する。ズーム設定に基づいて、ズーム制御機構125Cは、レンズ115及び1つ又は複数の追加のレンズを含むレンズ要素の組立体(レンズ組立体)の焦点距離を制御することができる。例えば、ズーム制御機構125Cは、1つ又は複数のモータ又はサーボを作動させてレンズのうちの1つ又は複数を互いに対して移動させることによって、レンズ組立体の焦点距離を制御することができる。ズーム設定は、画像捕捉設定及び/又は画像処理設定と呼ばれることがある。いくつかの実施例では、レンズ組立体は、同焦点ズームレンズ又は可変焦点ズームレンズを含んでよい。いくつかの実施例では、レンズ組立体は、場面110から光を最初に受け入れる(場合によっては、レンズ115であり得る)集束レンズを含んでよく、次いで、光が画像センサ130に到達する前に、集束レンズ(例えば、レンズ115)と画像センサ130との間の無限焦点ズームシステムを光が通過する。場合によっては、無限焦点ズームシステムは、等しいか又は類似の焦点距離(例えば、閾値差内)の2つの正の(例えば、収束、凸)レンズを、それらの間の負の(例えば、発散、凹)レンズとともに含んでよい。場合によっては、ズーム制御機構125Cは、負のレンズ、及び正のレンズのうちの一方又は両方などの、無限焦点ズームシステムの中のレンズのうちの1つ又は複数を動かす。
【0025】
画像センサ130は、フォトダイオード又は他の感光素子の1つ以上のアレイを含む。各フォトダイオードは、画像センサ130によって生み出される画像の中の特定の画素に最終的には対応する光の量を測定する。場合によっては、異なるフォトダイオードは、異なるカラーフィルタによって覆われてよく、したがって、フォトダイオードを覆うフィルタの色に整合する光を測定してよい。例えば、ベイヤーカラーフィルタは、赤のカラーフィルタ、青のカラーフィルタ、及び緑のカラーフィルタを含み、画像の各画素は、赤のカラーフィルタで覆われる少なくとも1つのフォトダイオードからの赤い光のデータ、青のカラーフィルタで覆われる少なくとも1つのフォトダイオードからの青い光のデータ、及び緑のカラーフィルタで覆われる少なくとも1つのフォトダイオードからの緑色の光のデータに基づいて生成される。他のタイプの色フィルタは、赤色、青色、及び/又は緑色フィルタの代わりに、又はそれらに加えて、黄色、マゼンダ、及び/又はシアン(「エメラルド」とも呼ばれる)色フィルタを使用してよい。いくつかの画像センサは、カラーフィルタが完全になくてよく、代わりに、ピクセルアレイ全体にわたって(場合によっては、垂直方向に積層された)異なるフォトダイオードを使用してもよい。ピクセルアレイ全体にわたる異なるフォトダイオードは、異なるスペクトル感度曲線を有することができ、したがって、光の異なる波長に応答する。モノクロ画像センサも色フィルタがなくてよく、したがって、色深度もなくてよい。
【0026】
場合によっては、画像センサ130は、代替又は追加として、ある時間において、かつ/又はいくつかの角度から、いくつかのフォトダイオード又はいくつかのフォトダイオードの部分に光が到達するのを阻止する不透明なかつ/又は反射性のマスクを含んでよく、それは位相検出自動焦点(PDAF)のために使用されてよい。画像センサ130はまた、フォトダイオードによって出力されたアナログ信号を増幅するためのアナログゲイン増幅器、並びに/又は、フォトダイオードから出力された(及び/若しくはアナログゲイン増幅器によって増幅された)アナログ信号をデジタル信号に変換するためのアナログデジタル変換器(ADC)を含んでよい。場合によっては、その代わりに又は追加として、制御機構120のうちの1つ又は複数に関して論じるいくつかの構成要素又は機能が画像センサ130内に含まれてよい。画像センサ130は、電荷結合デバイス(charge-coupled device、CCD)センサ、電子増倍CCD(electron-multiplying CCD、EMCCD)センサ、アクティブ画素センサ(active-pixel sensor、APS)、相補型金属酸化物半導体(complimentary metal-oxide semiconductor、CMOS)、n型金属酸化物半導体(N-type metal-oxide-semiconductor、NMOS)、ハイブリッドCCD/CMOSセンサ(例えば、sCMOS)、又はそれらの何らかの他の組み合わせであってよい。
【0027】
画像プロセッサ150は、1つ若しくは複数の画像信号プロセッサ(image signal processors、ISPs)(ISP154を含む)、1つ若しくは複数のホストプロセッサ(ホストプロセッサ152を含む)、及び/又はコンピューティングシステム1300に関して論じる任意の他のタイプのプロセッサ1310のうちの1つ若しくは複数などの、1つ若しくは複数のプロセッサを含んでよい。ホストプロセッサ152は、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)及び/又は他のタイプのプロセッサであり得る。いくつかの実装形態では、画像プロセッサ150は、ホストプロセッサ152及びISP154を含む単一の集積回路又はチップ(例えば、システムオンチップ又はSoCと呼ばれる)である。場合によっては、チップは、1つ若しくは複数の入力/出力ポート(例えば、入力/出力(input/output、I/O)ポート156)、中央処理ユニット(central processing units、CPUs)、グラフィックス処理ユニット(graphics processing units、GPUs)、ブロードバンドモデム(例えば、3G、4G又はLTE、5Gなど)、メモリ、接続性構成要素(例えば、Bluetooth(商標)、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)など)、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の構成要素を含んでもよい。I/Oポート156は、インターインテグレーテッドサーキット2(Inter-Integrated Circuit 2、I2C)インターフェース、インターインテグレーテッドサーキット3(Inter-Integrated Circuit 3、I3C)インターフェース、シリアル周辺インターフェース(Serial Peripheral Interface、SPI)インターフェース、シリアル汎用入力/出力(General Purpose Input/Output、GPIO)インターフェース、モバイルインダストリプロセッサインターフェース(Mobile Industry Processor Interface、MIPI)(例えば、MIPI CSI-2物理(physical、PHY)層ポート若しくはインターフェースなど)、高度高性能バス(Advanced High-performance Bus、AHB)バス、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の入力/出力ポートなどの、1つ若しくは複数のプロトコル又は仕様による、任意の好適な入力/出力ポート又はインターフェースを含み得る。1つの例示的な例では、ホストプロセッサ152は、I2Cポートを使用して画像センサ130と通信することができ、ISP154は、MIPIポートを使用して画像センサ130と通信することができる。
【0028】
画像プロセッサ150は、デモザイク処理、色空間変換、画像フレームダウンサンプリング、画素補間、自動露光(automatic exposure、AE)制御、自動利得制御(automatic gain control、AGC)、CDAF、PDAF、自動ホワイトバランス、HDR画像を形成するための画像フレームの統合、画像認識、対象物認識、特徴認識、入力の受け入れ、出力の管理、メモリの管理、又はこれらの何らかの組み合わせなどの、いくつかのタスクを実施してもよい。画像プロセッサ150は、画像フレーム及び/又は処理された画像を、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)140及び/若しくは1320、読取り専用メモリ(read-only memory、ROM)145及び/若しくは1325、キャッシュ、メモリユニット、別の記憶デバイス、又はそれらの何らかの組み合わせに記憶することができる。
【0029】
様々な入力/出力(I/O)デバイス160が、画像プロセッサ150に接続されてよい。I/Oデバイス160は、ディスプレイスクリーン、キーボード、キーパッド、タッチスクリーン、トラックパッド、タッチ感知画面、プリンタ、任意の他の出力デバイス1335、任意の他の入力デバイス1345、又はそれらの何らかの組み合わせを含み得る。場合によっては、I/Oデバイス160の物理キーボード若しくはキーパッドを通じて、又はI/Oデバイス160のタッチスクリーンの仮想キーボード若しくはキーパッドを通じて、キャプションが画像処理デバイス105Bに入力されてもよい。I/O160は、システム100と1つ若しくは複数の周辺デバイスとの間の有線接続を可能にする、1つ若しくは複数のポート、ジャック、又は他のコネクタを含んでよく、システム100は、それを介して、1つ若しくは複数の周辺デバイスからデータを受信してよく、かつ/又は1つ若しくは複数の周辺デバイスへデータを送信してよい。I/O160は、システム100と1つ若しくは複数の周辺デバイスとの間のワイヤレス接続を可能にする、1つ若しくは複数のワイヤレストランシーバを含んでよく、システム100は、それを介して、1つ若しくは複数の周辺デバイスからデータを受信してよく、かつ/又は1つ若しくは複数の周辺デバイスへデータを送信してよい。周辺デバイスは、前に説明したタイプのI/Oデバイス160のうちのいずれかを含んでよく、ポート、ジャック、ワイヤレストランシーバ、又は他の有線及び/若しくはワイヤレスのコネクタに結合されると、それら自体がI/Oデバイス160と見なされてよい。
【0030】
場合によっては、画像捕捉及び処理システム100は、単一のデバイスであってもよい。場合によっては、画像捕捉及び処理システム100は、画像捕捉デバイス105A(例えば、カメラ)及び画像処理デバイス105B(例えば、カメラに結合されたコンピューティングデバイス)を含む、2つ以上の別々のデバイスであってもよい。いくつかの実装形態では、画像捕捉デバイス105A及び画像処理デバイス105Bは、例えば、1つ若しくは複数のワイヤ、ケーブル、若しくは他の電気的なコネクタを介して、かつ/又は1つ若しくは複数のワイヤレストランシーバを介してワイヤレスに、結合されてよい。いくつかの実装形態では、画像捕捉デバイス105A及び画像処理デバイス105Bは、互いから切り離されていてよい。
【0031】
図1に示すように、垂直の破線は、
図1の画像捕捉及び処理システム100を、画像捕捉デバイス105A及び画像処理デバイス105Bをそれぞれ表す2つの部分へと分割する。画像捕捉デバイス105Aは、レンズ115と、制御機構120と、画像センサ130とを含む。画像処理デバイス105Bは、画像プロセッサ150(ISP154及びホストプロセッサ152を含む)と、RAM140と、ROM145と、I/O160とを含む。場合によっては、ISP154及び/又はホストプロセッサ152などの、画像捕捉デバイス105Aに示すいくつかの構成要素は、画像捕捉デバイス105Aの中に含まれてよい。
【0032】
画像捕捉及び処理システム100は、モバイル若しくは固定の電話ハンドセット(例えば、スマートフォン、携帯電話など)、デスクトップコンピュータ、ラップトップ若しくはノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、セットトップボックス、テレビ、カメラ、ディスプレイデバイス、デジタルメディアプレーヤ、ビデオゲーミングコンソール、ビデオストリーミングデバイス、インターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)カメラ、又は任意の他の好適な電子デバイスなどの、電子デバイスを含み得る。いくつかの実施例では、画像捕捉及び処理システム100は、セルラーネットワーク通信、802.11 wi-fi通信、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)通信、又はこれらの何らかの組み合わせなどの、ワイヤレス通信のための1つ又は複数のワイヤレストランシーバを含み得る。いくつかの実装形態では、画像捕捉デバイス105A及び画像処理デバイス105Bは、異なるデバイスであり得る。例えば、画像捕捉デバイス105Aはカメラデバイスを含んでよく、画像処理デバイス105Bは、モバイルハンドセット、デスクトップコンピュータ、又は他のコンピューティングデバイスなどの、コンピューティングデバイスを含み得る。
【0033】
画像捕捉及び処理システム100はいくつかの構成要素を含むものとして示されるが、画像捕捉及び処理システム100は
図1に示すものより多数の構成要素を含み得ることを、当業者は諒解されよう。画像捕捉及び処理システム100の構成要素は、ソフトウェア、ハードウェア、又はソフトウェアとハードウェアの1つ又は複数の組み合わせを含み得る。例えば、いくつかの実装形態では、画像捕捉及び処理システム100の構成要素は、1つ若しくは複数のプログラマブル電子回路(例えば、マイクロプロセッサ、GPU、DSP、CPU、及び/又は他の適切な電子回路)を含み得る、電子回路若しくは他の電子ハードウェアを含んでよく、かつ/若しくはそれらを使用して実装されてよく、かつ/又は、本明細書において説明する様々な動作を実施するために、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組み合わせを含んでよく、かつ/若しくはそれらを使用して実装されてよい。ソフトウェア及び/又はファームウェアは、コンピュータ可読記憶媒体上に記憶され、画像捕捉及び処理システム100を実装する電子デバイスの1つ又は複数のプロセッサによって実行可能である、1つ又は複数の命令を含み得る。
【0034】
図2は、ヘッドマウント装置252に通信可能に結合され、ヘッドマウント装置用のコンテンツを生成する装置202を有するエクステンデッドリアリティ(XR)システム200の例示的なアーキテクチャを示すブロック図である。XRシステム200は、装置202とヘッドマウント装置252とを含む。装置202は、1つ又は複数のコンピューティングシステム1300の少なくとも一部(単数又は複数)を含み得る。ヘッドマウント装置252は、1つ又は複数のコンピューティングシステム1300の少なくとも一部(単数又は複数)を含み得る。(
図2に示されるような)例示的な実施例では、装置202は、モバイルハンドセット(例えば、モバイルハンドセット410)であり、ヘッドマウント装置252は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)(例えば、HMD310)である。第2の実施例では、装置202は、HMD(例えば、HMD310)であり、ヘッドマウント装置252は、モバイルハンドセット(例えば、モバイルハンドセット410)である。第3の実施例では、装置202は、モバイルハンドセット(例えば、モバイルハンドセット410)であり、ヘッドマウント装置252は、第2のモバイルハンドセット(例えば、モバイルハンドセット410)である。第4の実施例では、装置202は、HMD(例えば、HMD310)であり、ヘッドマウント装置252は、第2のHMD(例えば、HMD310)である。本明細書で使用されるヘッドマウント装置及びヘッドマウントデバイスという用語は、装置202、ヘッドマウント装置252、モバイルハンドセット204、HMD254、HMD310、モバイルハンドセット410、装置510、ヘッドマウント装置520、装置1105、ヘッドマウント装置1110、コンピューティングシステム1300、又はそれらの組み合わせに関して本明細書で図示及び/又は説明されるディスプレイ(単数若しくは複数)及び/又は他の要素を含み得る、眼鏡、コンタクトレンズ、単眼鏡、ゴーグル、ヘルメット、ヘッドバンド、及び/又は任意の他の形態のヘッドウェアを指すために使用され得る。
【0035】
装置202は、プロセッサ206を含む。プロセッサ206は、コンピューティングシステム1300のプロセッサ1310の一例であり得る。装置202は、記憶デバイス236を含む。記憶デバイス236は、キャッシュ1312、メモリ1315、ROM1320、RAM1325、記憶デバイス1330、非一時的コンピュータ可読記憶媒体、又はそれらの組み合わせの一例であり得る。ヘッドマウント装置252は、プロセッサ256を含む。プロセッサ256は、コンピューティングシステム1300のプロセッサ1310の一例であり得る。ヘッドマウント装置252は、記憶デバイス272を含む。記憶デバイス272は、キャッシュ1312、メモリ1315、ROM1320、RAM1325、記憶デバイス1330、非一時的コンピュータ可読記憶媒体、又はそれらの組み合わせの一例であり得る。
【0036】
装置202のプロセッサ206は、記憶デバイス236に記憶された命令を実行して、ソフトウェアアプリケーション208を実行することができる。ソフトウェアアプリケーション208のいくつかの実施例は、ブラウザ、レシピアプリ(例えば、レシピアプリ540)、メディアアセットビューアアプリ(例えば、メディアアセットビューアアプリ640)、イラストレーションツール(例えば、イラストレーションツール840)、ビデオゲーム(例えば、ビデオゲーム940、ビデオゲーム1040)、本明細書で説明する別のタイプのソフトウェアアプリケーション、又はそれらの組み合わせを含み得る。ソフトウェアアプリケーション208、及び/又はプロセッサ206を使用して実行する他のソフトウェアは、入力インタープリタ210、第1のコンテンツ生成器212、第2のコンテンツ生成器214、及び/又は表示フォーマットのための画像プロセッサ216を含み得る。ヘッドマウント装置252のプロセッサ256は、記憶デバイス272に記憶された命令を実行して、1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションを実行することができ、ソフトウェアアプリケーションは、入力インタープリタ257及び/又は表示フォーマットのための画像プロセッサ258を含み得る。
【0037】
装置202は、1つ又は複数のセンサ218を含む。ヘッドマウント装置252は、1つ又は複数のセンサ260を含む。センサ(単数若しくは複数)218及び/又はセンサ(単数若しくは複数)260には各々、1つ若しくは複数のカメラ、1つ若しくは複数の画像センサ、1つ若しくは複数のマイクロフォン、1つ若しくは複数の心拍数モニタ、1つ若しくは複数のオキシメータ、1つ若しくは複数のバイオメトリックセンサ、1つ若しくは複数の測位受信機、1つ若しくは複数の全地球的航法衛星システム(GNSS)受信機、1つ若しくは複数の慣性測定ユニット(IMUs)、1つ若しくは複数の加速度計、1つ若しくは複数のジャイロスコープ、1つ若しくは複数の気圧計、1つ若しくは複数の温度計、1つ若しくは複数の高度計、1つ若しくは複数の深度センサ、1つ若しくは複数の光検出及び測距(LIDAR)センサ、1つ若しくは複数の電波検出及び測距(RADAR)センサ、1つ若しくは複数の音響検出及び測距(SODAR)センサ、1つ若しくは複数の音響航法及び測距(SONAR)センサ、1つ若しくは複数の飛行時間(ToF)センサ、1つ若しくは複数の構造化光センサ、1つ若しくは複数の入力デバイス(単数若しくは複数)1345、本明細書で説明する1つ若しくは複数の他のセンサ、又はそれらの組み合わせを含み得る。装置202のセンサ(単数又は複数)218は、センサデータ226を捕捉し、センサデータ226を装置202の入力インタープリタ210に送信することができる。ヘッドマウント装置252のセンサ(単数又は複数)260は、センサデータ268を捕捉し、センサデータ268をヘッドマウント装置252の入力インタープリタ257に送信することができる。
【0038】
装置202は、1つ又は複数の入力インターフェース220を含む。ヘッドマウント装置252は、1つ又は複数の入力インターフェース262を含む。入力インターフェース(単数若しくは複数)220及び/又は入力インターフェース(単数若しくは複数)262には各々、(例えば、タッチスクリーン及び/若しくはトラックパッドの)1つ若しくは複数のタッチ感知面、1つ若しくは複数のボタン(例えば、タッチスクリーン上の物理ボタン若しくは仮想ボタン)、1つ若しくは複数のマウス、1つ若しくは複数のキーボード、1つ若しくは複数のキーパッド、1つ若しくは複数のマイクロフォン、1つ若しくは複数の入力デバイス(単数若しくは複数)1345、又はそれらの組み合わせを含み得る。装置202の入力インターフェース(単数又は複数)220は、入力データ228を捕捉し、入力データ228を装置202の入力インタープリタ210に送信することができる。ヘッドマウント装置252の入力インターフェース(単数又は複数)262は、入力データ270を捕捉し、入力データ270をヘッドマウント装置252の入力インタープリタ257に送信することができる。
【0039】
装置202の入力インタープリタ210は、センサデータ226及び/又は入力データ228内の要素を解析、解釈、変換、再フォーマット、及び/又は検出することができる。入力インタープリタ210は、センサデータ226及び/又は入力データ228に基づいて入力情報を生成することができ、入力情報を、ソフトウェアアプリケーション208の他の要素、例えば第1のコンテンツ生成器212、第2のコンテンツ生成器214、及び/又は表示フォーマットのための画像プロセッサ216に出力することができる。入力情報は、センサデータ226及び/又は入力データ228に基づいて入力インタープリタ210によって行われた様々な検出、識別、及び/又は決定を識別することができる。例えば、入力インタープリタ210は、センサデータ226の画像又は他の環境表現(例えば、深度データポイントクラウド)内のオブジェクト(単数若しくは複数)の表現(単数若しくは複数)(例えば、1つ若しくは複数の顔)を検出し、センサデータ226の姿勢データ(例えば、場所、加速度計、ジャイロスコープ、及び/若しくはIMUデータ)に基づいて装置202がどのように移動しているかを識別し、入力データ228からタッチ入力(単数若しくは複数)を受信した入力インターフェース(単数若しくは複数)220のタッチスクリーンの部分を識別し、又はそれらの組み合わせを行うことができる。いくつかの実施例では、入力インタープリタ210は、センサデータ226及び/又は入力データ228を使用して、ユーザの顔の表情、及び/又はユーザによって実行されるジェスチャを検出することができる。
【0040】
同様に、ヘッドマウント装置252の入力インタープリタ257は、センサデータ268及び/又は入力データ270内の要素を解析、解釈、変換、再フォーマット、及び/又は検出することができる。入力インタープリタ257は、センサデータ268及び/又は入力データ270に基づいて入力情報を生成することができ、入力情報を、表示フォーマットのための画像プロセッサ258などのプロセッサ256によって実行される他の要素に、及び/又は装置202のプロセッサ206に(例えば、ヘッドマウント装置252の送受信機(単数若しくは複数)266から装置202の送受信機(単数若しくは複数)224に送信することによって)出力することができる。入力情報は、入力インタープリタ270に関して上記で説明したデータのタイプのいずれかなどの、センサデータ268及び/又は入力データ257に基づいて入力インタープリタ210によって行われた様々な検出、識別、及び/又は決定を識別することができる。
【0041】
装置202は、第1のコンテンツ生成器212と第2のコンテンツ生成器214とを含む。第1のコンテンツ生成器212及び/又は第2のコンテンツ生成器214は、ソフトウェアアプリケーション208の一部であり得る。第1のコンテンツ生成器212は、装置202の出力デバイス(単数又は複数)222を使用して出力される第1のコンテンツ230を生成する。例えば、第1のコンテンツ230は、装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222の1つ若しくは複数のディスプレイを使用して出力されるビジュアルコンテンツ(例えば、1つ若しくは複数の画像及び/若しくはビデオ)、並びに/又は装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222の1つ若しくは複数のスピーカ及び/若しくは1つ若しくは複数のヘッドホンを使用して出力されるオーディオコンテンツ(例えば、1つ若しくは複数のサウンド、音楽クリップ、及び/若しくはオーディオクリップ)を含み得る。第2のコンテンツ生成器214は、(例えば、通信(単数又は複数)250を使用して)装置202からヘッドマウント装置252に送信され、ヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数又は複数)264を使用して出力される、第2のコンテンツ232を生成する。例えば、第2のコンテンツ232は、ヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数若しくは複数)264の1つ若しくは複数のディスプレイを使用して出力されるビジュアルコンテンツ(例えば、1つ若しくは複数の画像及び/若しくはビデオ)、並びに/又はヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数若しくは複数)264の1つ若しくは複数のスピーカ及び/若しくは1つ又は複数のヘッドホンを使用して出力されるオーディオコンテンツ(例えば、1つ若しくは複数のサウンド、音楽クリップ、及び/若しくはオーディオクリップ)を含み得る。
【0042】
いくつかの実施例では、第1のコンテンツ230及び/又は第2のコンテンツ232を生成するために、第1のコンテンツ生成器212及び/又は第2のコンテンツ生成器214は、要素(例えば、共有要素)の2つのそれぞれの表現を生成することができる。例えば、第1のコンテンツ生成器212は、要素の第1の表現(例えば、第1のビュー、第1の描写、第1の視点、第1の部分、第1の詳細レベル、第1の解像度、及び/又は第1のサイズ)を含むように第1のコンテンツ230を生成することができ、第2のコンテンツ生成器214は、要素の第2の表現(例えば、第2のビュー、第2の描写、第2の視点、第2の部分、第2の詳細レベル、第2の解像度、及び/又は第2のサイズ)を含むように第2のコンテンツ232を生成することができる。要素は、例えば、1つ若しくは複数の画像、1つ若しくは複数のビデオ、1つ若しくは複数の文字列(例えば、英数文字、数字、テキスト、ユニコード文字、記号、及び/若しくはアイコン)、1つ若しくは複数の2次元(2D)形状(例えば、円、楕円、正方形、長方形、三角形、他の多角形、1つ若しくは複数の丸みを帯びた角を有する丸みを帯びた多角形、それらの部分、若しくはそれらの組み合わせ)、1つ若しくは複数の3次元(3D)形状(例えば、球体、円筒、立方体、角錐、三角柱、直方体、四面体、他の多面体、1つ又は複数の丸みを帯びた縁及び/若しくは角を有する丸みを帯びた多面体、それらの部分、若しくはそれらの組み合わせ)、形状のテクスチャ、形状のバンプマッピング、照明効果、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの実施例では、要素は、環境の少なくとも一部を含んでもよい。環境は、現実世界環境、(例えば、ビデオゲーム若しくはVR環境における)仮想環境、及び/又は現実世界環境要素及び仮想環境要素を含む複合環境であってもよい。いくつかの実施例では、第1のコンテンツ230は、要素の2次元(2D)ビューを含み、第2のコンテンツ232は、要素の3次元(3D)ビューを含む。いくつかの実施例では、第1のコンテンツ230は、要素の3次元(3D)ビューを含み、第2のコンテンツ232は、要素の2次元(2D)ビューを含む。
【0043】
いくつかの実施例では、第1のコンテンツ230及び/又は第2のコンテンツ232を生成するために、第1のコンテンツ生成器212及び/又は第2のコンテンツ生成器214は、入力インタープリタ210からの入力情報、センサ(単数若しくは複数)218からのセンサデータ226、入力インターフェース(単数若しくは複数)220からの入力データ228、ヘッドマウント装置252の入力インタープリタ257からの入力情報(通信(単数若しくは複数)250を使用してヘッドマウント装置252から装置202に転送される)、ヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260からのセンサデータ268(通信(単数若しくは複数)250を使用してヘッドマウント装置252から装置202に転送される)、ヘッドマウント装置252の入力インターフェース(単数若しくは複数)262からの入力データ270(通信(単数若しくは複数)250を使用してヘッドマウント装置252から装置202に転送される)、又はそれらの組み合わせを使用することができる。例えば、第1のコンテンツ生成器212は、入力インタープリタ210からの入力情報、センサデータ226、及び/又は入力データ228に基づいて、装置202の姿勢(例えば、3D空間における場所、ピッチ、ロール、及び/又はヨー)を決定することができる。第1のコンテンツ生成器212は、装置202の決定された姿勢に基づく視点又は視野(FOV)からの1つ又は複数の要素(例えば、環境)のビューを含むように第1のコンテンツ230を生成することができる。同様に、第2のコンテンツ生成器214は、(例えば、通信(単数若しくは複数)250を使用して)ヘッドマウント装置252から装置202によって受信された、入力インタープリタ257からの入力情報、センサデータ268、及び/又は入力データ278に基づいて、ヘッドマウント装置252の姿勢(例えば、3D空間における場所、ピッチ、ロール、及び/又はヨー)を決定することができる。第2のコンテンツ生成器214は、ヘッドマウント装置252の決定された姿勢に基づく視点又は視野(FOV)からの1つ又は複数の要素(例えば、環境)のビューを含むように第2のコンテンツ232を生成することができる。
【0044】
いくつかの実施例では、第1のコンテンツ生成器212及び/又は第2のコンテンツ生成器214は、ソフトウェアアプリケーション208のソフトウェアアプリケーションタイプに基づいて、第1のコンテンツ230及び/又は第2のコンテンツ232を生成することができる。例えば、ソフトウェアアプリケーションタイプがビデオゲームである場合、第1のコンテンツ230及び/又は第2のコンテンツ232は、例えば、環境内の1つ又は複数のキャラクタ及び/又はアイテムとともに、ビデオゲームの環境を描写及び/又は含むことができる。ソフトウェアアプリケーションタイプがメディアアセットビューアアプリケーションである場合、第1のコンテンツ230及び/又は第2のコンテンツ232は、メディアアセットビューアアプリケーションを使用して閲覧及び/又は閲覧可能な様々なメディアアセットを描写及び/又は含むことができる。ソフトウェアアプリケーションタイプが(例えば、本、雑誌、新聞、レシピ、ブログ、及び/又はソーシャルメディア用の)読書アプリケーションである場合、第1のコンテンツ230及び/又は第2のコンテンツ232は、読書アプリケーションを使用して読むことができる様々な文字列を描写及び/又は含むことができる。ソフトウェアアプリケーションタイプが計算機アプリケーションである場合、第1のコンテンツ230及び/又は第2のコンテンツ232は、計算機アプリケーションを使用して計算及び/又は生成される様々な数字、変数、方程式、チャート、及び/又はグラフを描写及び/又は含むことができる。異なるタイプのソフトウェアアプリケーション208に関連付けられた異なるタイプの第1のコンテンツ230及び第2のコンテンツ232の例が、
図5~
図10に示されている。
【0045】
装置202は、1つ又は複数の出力デバイス222を含む。第1のコンテンツ230を生成したことに応じて、第1のコンテンツ生成器212は、第1のコンテンツ230が出力デバイス(単数又は複数)222によって出力され得るように、第1のコンテンツ230を装置202の出力デバイス(単数又は複数)222に転送することができる。出力デバイス(単数又は複数)222は、第1のコンテンツ230を受信し、第1のコンテンツ230を出力する。出力デバイス(単数又は複数)222は、例えば、1つ若しくは複数のディスプレイ、1つ若しくは複数のプロジェクタ、1つ若しくは複数のスピーカ、1つ若しくは複数のヘッドホン、1つ若しくは複数のヘッドセット、1つ若しくは複数の触覚フィードバックアクチュエータ、1つ若しくは複数の触覚フィードバックモータ、出力デバイス(単数若しくは複数)1335、本明細書で説明する別の出力デバイス、先に列挙された出力デバイスのうちの1つが装置202に結合され得る1つ若しくは複数のコネクタ(例えば、ポート、ジャック、ケーブル、ワイヤレス送受信機)、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの実施例では、出力デバイス(単数又は複数)222は、第1のコンテンツ230が出力デバイス(単数又は複数)222によって出力される前に1つ又は複数のバッファに一時的に記憶されるように、第1のコンテンツ生成器212が第1のコンテンツ230を送信することができる、1つ又は複数のバッファを含むことができる。例示的な実施例では、第1のコンテンツ230は、ビジュアルコンテンツが出力デバイス(単数又は複数)222の1つ又は複数のディスプレイ及び/又はプロジェクタによって出力(表示)される前にビジュアルコンテンツを表示バッファに一時的に記憶するために、第1のコンテンツ生成器212が表示バッファに送信することができるビジュアルコンテンツ(例えば、1つ又は複数の画像及び/又はビデオ)を含むことができる。別の実施例示的な実施例では、第1のコンテンツ230は、オーディオコンテンツが出力デバイス(単数又は複数)222の1つ又は複数のスピーカ、ヘッドホン、及び/又はヘッドセットによって出力(再生)される前にオーディオコンテンツをオーディオバッファに一時的に記憶するために、第1のコンテンツ生成器212がオーディオバッファに送信することができるオーディオコンテンツ(例えば、1つ又は複数のサウンド、音楽クリップ、及び/又はオーディオクリップ)を含むことができる。
【0046】
装置202は、1つ又は複数の送受信機224を含む。送受信機(単数又は複数)224は、受信機(単数若しくは複数)、送信機(単数若しくは複数)、送受信機(単数若しくは複数)、ケーブル(単数若しくは複数)、ワイヤ(単数若しくは複数)、ピン(単数若しくは複数)、ポート(単数若しくは複数)、プラグ(単数若しくは複数)、ジャック(単数若しくは複数)、コネクタ(単数若しくは複数)、又はそれらの組み合わせを含むことができる有線の、電気的な、及び/又は物理的な送受信機(単数若しくは複数)を含み得る。送受信機(単数又は複数)224は、受信機(単数若しくは複数)、送信機(単数若しくは複数)、送受信機(単数若しくは複数)、アンテナ(単数若しくは複数)、アンテナアレイ(単数若しくは複数)、コイル(単数若しくは複数)、又はそれらの組み合わせを含むことができるワイヤレス送受信機(単数又は複数)を含み得る。送受信機(単数又は複数)224は、ユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタ(単数若しくは複数)、ライトニングコネクタ(単数若しくは複数)、イーサネットコネクタ(単数若しくは複数)、Bluetooth(登録商標)送受信機(単数若しくは複数)、Bluetooth(登録商標)低エネルギー送受信機(単数若しくは複数)、近距離ワイヤレス通信(NFC)送受信機(単数若しくは複数)、Wi-Fi送受信機、Li-Fi送受信機(単数若しくは複数)、ローカルエリアネットワーク(LAN)送受信機(単数若しくは複数)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク送受信機(単数若しくは複数)、IEEE 802.11送受信機(単数若しくは複数)、IEEE 802.15送受信機(単数若しくは複数)、ワイドエリアネットワーク送受信機(単数若しくは複数)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)送受信機(単数若しくは複数)、ボディエリアネットワーク(BAN)送受信機(単数若しくは複数)、キャンパスエリアネットワーク(CAN)送受信機(単数若しくは複数)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)送受信機(単数若しくは複数)、ストレージエリアネットワーク(SAN)送受信機(単数若しくは複数)、エンタープライズプライベートネットワーク(EPN)送受信機(単数若しくは複数)、仮想プライベートネットワーク(VPN)送受信機(単数若しくは複数)、誘導送受信機(単数若しくは複数)、産業科学医療(ISM)バンド送受信機(単数若しくは複数)、ワイヤレス周波数(RF)送受信機(単数若しくは複数)、赤外線データ協会(IrDA)送受信機(単数若しくは複数)、赤外線(IR)送受信機(単数若しくは複数)、可視光通信(VLC)送受信機(単数若しくは複数)、通信インターフェース(単数若しくは複数)1340、又はそれらの組み合わせを含み得る。ヘッドマウント装置252はまた、1つ又は複数の送受信機266を含む。送受信機(単数又は複数)266は、送受信機(単数又は複数)224に関して上に列挙したタイプの送受信機(単数若しくは複数)、コネクタ、及び/又は通信インターフェースのうちのいずれかを含み得る。装置202及びヘッドマウント装置252は、装置202の送受信機(単数又は複数)224とヘッドマウント装置252の送受信機(単数又は複数)266との間で1つ又は複数の通信250を送信することによって通信することができる。いくつかの実施例では、通信(単数又は複数)250は、装置202の送受信機(単数又は複数)224からヘッドマウント装置252の送受信機(単数又は複数)266に送信される少なくとも1つの通信を含む。いくつかの実施例では、通信(単数又は複数)250は、ヘッドマウント装置252の送受信機(単数又は複数)266から装置202の送受信機(単数又は複数)224に送信される少なくとも1つの通信を含む。
【0047】
いくつかの実施例では、いったん第2のコンテンツ生成器214が第2のコンテンツ232を生成すると、第2のコンテンツ生成器214は、通信(単数又は複数)250を使用して装置202の送受信機(単数又は複数)224によってヘッドマウント装置252の送受信機(単数又は複数)266に送信される第2のコンテンツ232を、装置202の送受信機(単数又は複数)224に送信することができる。ヘッドマウント装置252は、装置202の送受信機(単数又は複数)224から、送受信機(単数又は複数)266を使用して通信(単数又は複数)250を受信することによって、第2のコンテンツ232を受信することができる。ヘッドマウント装置252は、装置202の出力デバイス(単数又は複数)222に関して説明した出力デバイスのタイプのいずれかを含むことができる出力デバイス(単数又は複数)264を含む。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置252の送受信機(単数又は複数)266を使用して第2のコンテンツ232を受信したことに応じて、ヘッドマウント装置252は、出力デバイス264を使用して出力される第2のコンテンツ232を、出力デバイス(単数若しくは複数)264に、及び/又は出力デバイス(単数若しくは複数)264に関連付けられた1つ又は複数のバッファに送信する。例示的な実施例では、第2のコンテンツ232は、ビジュアルコンテンツが出力デバイス(単数又は複数)264の1つ又は複数のディスプレイ及び/又はプロジェクタによって出力(表示)される前にビジュアルコンテンツを表示バッファに一時的に記憶するために、第2のコンテンツ生成器214が(例えば、通信(単数又は複数)250を介して)ヘッドマウント装置252の表示バッファに送信することができるビジュアルコンテンツ(例えば、1つ又は複数の画像及び/又はビデオ)を含むことができる。別の実施例示的な実施例では、第2のコンテンツ232は、オーディオコンテンツがヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数又は複数)264の1つ又は複数のスピーカ、ヘッドホン、及び/又はヘッドセットによって出力(再生)される前にオーディオコンテンツをオーディオバッファに一時的に記憶するために、第2のコンテンツ生成器214が(例えば、通信(単数又は複数)250を介して)ヘッドマウント装置252のオーディオバッファに送信することができるオーディオコンテンツ(例えば、1つ又は複数のサウンド、音楽クリップ、及び/又はオーディオクリップ)を含むことができる。
【0048】
いくつかの実施例では、いったん第2のコンテンツ生成器214が第2のコンテンツ232を生成すると、第2のコンテンツ生成器214は、第2のコンテンツ232を、表示フォーマットのための画像プロセッサ216に、及び/又は表示フォーマットのための画像プロセッサ258に送信することができる。表示フォーマットのための画像プロセッサ216及び/又は表示フォーマットのための画像プロセッサ258は、第2のコンテンツ232を処理、修正、フォーマット、再フォーマット、及び/又は更新して、処理された第2のコンテンツ234を生成することができる。処理された第2のコンテンツ234は、ヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数又は複数)264のうちの少なくともいくつかのタイプ、形状、及び/又はフォーマットに基づいて処理され得る。例えば、ヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数又は複数)264が、ヘッドマウント装置252の眼の各々にコンテンツを表示する立体視ディスプレイを(単数又は複数)含む場合、表示フォーマットのための画像プロセッサ216及び/又は表示フォーマットのための画像プロセッサ258は、処理された第2のコンテンツ234として、ヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数又は複数)264の立体視ディスプレイ(単数又は複数)に送信されて表示される第2のコンテンツ232に基づく2つの立体視画像を生成することができる。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数又は複数)264は、曲面ディスプレイ(単数又は複数)を含んでもよく、表示フォーマットのための画像プロセッサ216及び/又は表示フォーマットのための画像プロセッサ258は、ヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数又は複数)264の曲面ディスプレイ(単数又は複数)によって表示される処理された第2のコンテンツ232を送信する前に、曲面ディスプレイ(単数又は複数)の曲率に基づいて第2のコンテンツ232をワープ、歪曲、及び/又はスキューさせることによって、処理された第2のコンテンツ234を生成することができる。いくつかの実施例では、表示フォーマットのための画像プロセッサ216及び/又は表示フォーマットのための画像プロセッサ258は、ヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数又は複数)264に含まれる表示技術のタイプ、例えば、出力デバイス(単数又は複数)264のディスプレイがLCDディスプレイ、OLEDディスプレイ、ミニLEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、プロジェクタベースのディスプレイ、電子インクディスプレイ、レーザディスプレイ、本明細書で説明する別のタイプのディスプレイ、又はそれらの組み合わせであるかどうかに基づいて、最適な閲覧のために第2のコンテンツ232のビジュアルコンテンツのパラメータ(例えば、輝度、彩度、色空間、及び/又は色調)を修正することによって、処理された第2のコンテンツ232を生成することができる。いくつかの実施例では、表示フォーマットのための画像プロセッサ216及び/又は表示フォーマットのための画像プロセッサ258は、例えば、ヘッドマウント装置252の場所、ピッチ、ロール、及び/又はヨーを含む、ヘッドマウント装置252の姿勢(センサデータ268、入力データ270、入力インタープリタ257からの入力情報、又はそれらの組み合わせに基づいて決定される)に基づいて、第2のコンテンツ232のビジュアルコンテンツの視点及び/又は視野を修正することによって、処理された第2のコンテンツ232を生成することができる。
【0049】
装置202は、電力システム238を含む。いくつかの実施例では、電力システム238は、1つ若しくは複数のバッテリ、1つ若しくは複数の再充電可能バッテリ、1つ若しくは複数の交換可能バッテリ、1つ若しくは複数の燃料容器、1つ若しくは複数の燃料電池、1つ若しくは複数の発電機、又はそれらの組み合わせなどの、1つ又は複数の電力貯蔵要素を含むことができる。電力システム238は、プロセッサ(単数若しくは複数)206、記憶デバイス(単数若しくは複数)236、センサ(単数若しくは複数)218、入力インターフェース(単数若しくは複数)220、出力デバイス(単数若しくは複数)222、送受信機(単数若しくは複数)224、又はそれらの組み合わせを含む、装置202の構成要素のうちの少なくともいくつかに電力を供給することができる。いくつかの実施例では、電力システム238は、例えば、プラグ、ポート、コネクタ、誘導充電器、容量充電器、又はそれらの組み合わせを使用して、外部電源から電力を引き出すことができる。いくつかの実施例では、電力システム238は、例えば、プラグ、ポート、コネクタ、誘導充電器、容量充電器、又はそれらの組み合わせを使用して、外部電力受信デバイスに電力を供給することができる。
【0050】
ヘッドマウント装置252は、電力システム274を含む。いくつかの実施例では、電力システム274は、装置202の電力システム238に関して説明した電力貯蔵要素のタイプのいずれかの1つ又は複数の電力貯蔵要素を含むことができる。電力システム274は、プロセッサ(単数若しくは複数)256、記憶デバイス(単数若しくは複数)272、センサ(単数若しくは複数)260、入力インターフェース(単数若しくは複数)262、出力デバイス(単数若しくは複数)264、送受信機(単数若しくは複数)266、又はそれらの組み合わせを含む、ヘッドマウント装置252の構成要素のうちの少なくともいくつかに電力を供給することができる。いくつかの実施例では、電力システム274は、装置202の電力システム238に関して説明した外部電源のタイプのいずれかなどの外部電源から電力を引き出すことができる。いくつかの実施例では、電力システム274は、装置202の電力システム238に関して説明した外部電力受信デバイスのタイプのいずれかなどの外部電力受信デバイスに電力を供給することができる。
【0051】
いくつかの実施例では、装置202及びヘッドマウント装置252は、送受信機(単数又は複数)224と送受信機(単数又は複数)266とを(例えば、通信可能に、ワイヤレスに、物理的に、及び/又は電気的に)結合することによって、結合解除状態から結合状態に遷移することができる。いくつかの実施例では、装置202及びヘッドマウント装置252は、送受信機(単数又は複数)224を送受信機(単数又は複数)266から(例えば、通信可能に、ワイヤレスに、物理的に、及び/又は電気的に)結合解除することによって、結合状態から結合解除状態に遷移することができる。いくつかの実施例では、装置202及びヘッドマウント装置252は、装置202及びヘッドマウント装置252が、例えばワイヤ又はケーブルを使用して物理的に一緒に接続されているとき、結合状態にある。いくつかの実施例では、装置202及びヘッドマウント装置252は、装置202とヘッドマウント装置252とを結合することができるワイヤ又はケーブルが、装置202、ヘッドマウント装置252、又はその両方から抜かれているか、又はそうでなければ切断されているとき、結合解除状態にある。いくつかの実施例では、装置202及びヘッドマウント装置252は、装置202及びヘッドマウント装置252がワイヤレスに接続されているとき、例えば、装置202及びヘッドマウント装置252が送受信機(単数若しくは複数)224及び/又は送受信機(単数若しくは複数)266のワイヤレス通信範囲(単数又は複数)に基づいて互いのワイヤレス通信範囲内に位置しているとき、結合状態にある。いくつかの実施例では、装置202及びヘッドマウント装置252は、装置202及びヘッドマウント装置252がワイヤレスに接続されていないとき、例えば、装置202及びヘッドマウント装置252が互いに離れすぎていて互いのワイヤレス通信範囲内に位置しておらず、したがって、送受信機(単数若しくは複数)224及び/又は送受信機(単数若しくは複数)266のワイヤレス通信範囲(単数又は複数)に基づいて互いのワイヤレス通信範囲外にあるとき、結合解除状態にある。いくつかの実施例では、装置202及びヘッドマウント装置252は、送受信機(単数若しくは複数)224及び/又は送受信機(単数若しくは複数)266が無効にされているとき、結合解除状態にある。いくつかの実施例では、装置202及びヘッドマウント装置252は、送受信機(単数若しくは複数)224及び/又は送受信機(単数若しくは複数)266が有効にされているとき、結合状態にあり得る。
【0052】
図3Aは、エクステンデッドリアリティ(XR)システム200の少なくとも一部として使用されるヘッドマウントディスプレイ(HMD)310を示す斜視
図300である。HMD310は、例えば、拡張現実(AR)ヘッドセット、仮想現実(VR)ヘッドセット、複合現実(MR)ヘッドセット、エクステンデッドリアリティ(XR)ヘッドセット、又はそれらの何らかの組み合わせであってもよい。HMD310は、XRシステム200の少なくとも一部の一例であり得る。HMD310は、装置202の一例であり得る。HMD310は、ヘッドマウント装置252の一例であり得る。HMD310は、HMD310の前部に沿って第1のカメラ330A及び第2のカメラ330Bを含む。第1のカメラ330A及び第2のカメラ330Bは、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。HMD310は、ユーザの眼(単数又は複数)がディスプレイ(単数又は複数)340に面するときにユーザの眼(単数又は複数)に面する第3のカメラ330C及び第4のカメラ330Dを含む。第3のカメラ330C及び第4のカメラ330Dは、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。いくつかの実施例では、HMD310は、単一の画像センサを有する単一のカメラのみを有し得る。いくつかの実施例では、HMD310は、第1のカメラ330A、第2のカメラ330B、第3のカメラ330C、及び第4のカメラ330Dに加えて、1つ又は複数の追加のカメラを含んでもよい。いくつかの実施例では、HMD310は、第1のカメラ330A、第2のカメラ330B、第3のカメラ330C、及び第4のカメラ330Dに加えて、1つ又は複数の追加のセンサを含んでもよく、また、他のタイプのユーザに面するセンサ及び/又は環境に面するセンサを含んでもよい。そのような追加のセンサはまた、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。いくつかの実施例では、第1のカメラ330A、第2のカメラ330B、第3のカメラ330C、及び/又は第4のカメラ330Dの各々は、画像捕捉及び処理システム100、画像捕捉デバイス105A、画像処理デバイス105B、又はそれらの組み合わせの例であり得る。
【0053】
HMD310は、ユーザ320の頭部上に又はその周りにHMD310を装着しているユーザ320に見える1つ又は複数のディスプレイ340を含んでもよい。HMD310の1つ又は複数のディスプレイ340は、装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222のディスプレイ(単数若しくは複数)の、及び/又はヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数若しくは複数)264のディスプレイ(単数若しくは複数)の例であり得る。いくつかの実施例では、HMD310は、1つのディスプレイ340と2つのビューファインダとを含むことができる。2つのビューファインダは、ユーザ320の左眼用の左ビューファインダと、ユーザ320の右眼用の右ビューファインダとを含むことができる。左ビューファインダは、ユーザ320の左眼がディスプレイの左側を見るように向けることができる。右ビューファインダは、ユーザ320の左眼がディスプレイの右側を見るように向けることができる。いくつかの実施例では、HMD310は、ユーザ320の左眼にコンテンツを表示する左ディスプレイと、ユーザ320の右眼にコンテンツを表示する右ディスプレイとを含む、2つのディスプレイ340を含んでもよい。いくつかの実施例では、ディスプレイ(単数又は複数)340を使用して表示されるビジュアルコンテンツは、第1のコンテンツ生成器212によって生成された第1のコンテンツ230を含む。いくつかの実施例では、ディスプレイ(単数又は複数)340を使用して表示されるビジュアルコンテンツは、第2のコンテンツ生成器214によって生成された第2のコンテンツ232、表示フォーマットのために画像プロセッサ216によって処理された、処理された第2のコンテンツ234、及び/又は表示フォーマットのために画像プロセッサ258によって処理された、処理された第2のコンテンツ234を含む。いくつかの実施例では、HMD310の1つ又は複数のディスプレイ340は、1つ又は複数のデジタル「パススルー」ディスプレイを含むことができ、その場合、ディスプレイ(単数又は複数)340上に表示されるコンテンツは、第1のカメラ330A及び/又は第2のカメラ330Bによって捕捉された現実世界のビュー(単数若しくは複数)を含み、及び/又はそれに基づくことができる。いくつかの実施例では、1つ又は複数のディスプレイ340は、1つ又は複数の光学「シースルー」ディスプレイを含むことができ、その場合、現実世界環境からの光は、(例えば、透明、半透明、光受容性、光許容性、及び/又は光透過性であってもよい)1つ又は複数のディスプレイ340の少なくとも一部(単数又は複数)を通過して、ユーザの眼に到達することができる。
【0054】
HMD310は、HMD310のユーザの1つ又は複数の耳にオーディオを出力するスピーカ及び/又はヘッドホンとして機能することができる、1つ又は複数のイヤピース335を含んでもよい。
図3A及び
図3Bには1つのイヤピース335が示されているが、HMD310は、ユーザの各耳(左耳及び右耳)に1つのイヤピースを有する2つのイヤピースを含むことができることを理解されたい。1つ又は複数のイヤピース335は、装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222のオーディオ出力デバイス(単数若しくは複数)及び/又はヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数若しくは複数)264のオーディオ出力デバイス(単数若しくは複数)の例であり得る。いくつかの実施例では、HMD310はまた、1つ又は複数のマイクロフォン(図示せず)を含むことができる。1つ又は複数のマイクロフォンは、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。いくつかの実施例では、HMD310によって1つ又は複数のイヤピース335を通してユーザに出力されるオーディオは、1つ若しくは複数のマイクロフォンを使用して記録されたオーディオを含む、又はそれに基づくことができる。
【0055】
図3Bは、ユーザ320によって装着されている
図3Aのヘッドマウントディスプレイ(HMD)310を示す斜視
図350である。ユーザ320は、HMD310をユーザ320の頭部の上又はその周りに装着し、少なくとも部分的にユーザ320の眼の上に装着する。HMD310は、第1カメラ330A及び第2カメラ330Bを用いて画像をキャプチャすることができる。いくつかの実施例では、HMD310は、ディスプレイ(単数又は複数)340を使用して、ユーザ320の眼に向かって1つ又は複数の出力画像を表示する。いくつかの実施例では、出力画像は、第1のコンテンツ生成器212によって生成された第1のコンテンツ230、第2のコンテンツ生成器214によって生成された第2のコンテンツ232、表示フォーマットのために画像プロセッサ216によって処理された、処理された第2のコンテンツ234、及び/又は表示フォーマットのために画像プロセッサ258によって処理された、処理された第2のコンテンツ234を含むことができる。いくつかの実施例では、(例えば、第1のコンテンツ230、第2のコンテンツ232、及び/又は処理された第2のコンテンツ234の)出力画像は、例えば、仮想コンテンツがオーバーレイされた、第1のカメラ330A及び第2のカメラ330Bによって捕捉された画像に基づくことができる。出力画像は、場合によっては、仮想コンテンツがオーバーレイされた、及び/又は他の修正を伴う、環境の立体視ビューを提供することができる。例えば、HMD310は、第1のカメラ330Aによってキャプチャされた画像に基づく第1の表示画像を、ユーザ320の右眼に表示することができる。HMD310は、第2のカメラ330Bによってキャプチャされた画像に基づく第2の表示画像を、ユーザ320の左眼に表示することができる。例えば、HMD310は、第1のカメラ330A及び第2のカメラ330Bによって捕捉された画像の上にオーバーレイされた表示画像内に、オーバーレイされた仮想コンテンツを提供することができる。第3のカメラ330C及び第4のカメラ330Dは、ユーザがディスプレイ(単数又は複数)340によって表示された表示画像を見る前、見ている間、及び/又は見た後に、眼の画像を捕捉することができる。このようにして、第3のカメラ330C及び/又は第4のカメラ330Dからのセンサデータは、ユーザの眼(例えば、眼の位置、動き、反応、及び/若しくは反射)、ユーザの顔(例えば、顔の表情、発声)、並びに/又はユーザの他の部分(例えば、ジェスチャ)による仮想コンテンツへの反応を捕捉することができる。HMD310のイヤピース335は、ユーザ320の耳内に示されている。HMD310は、オーディオを、ユーザ320の一方の耳にあるイヤピース335を通して、及び/又はユーザ320の他方の耳にある(図示せず)HMD310の別のイヤピース(図示せず)を通して、ユーザ320の耳(単数又は複数)に出力することができる。
【0056】
図4Aは、前向きカメラ430A~430Bを含み、エクステンデッドリアリティ(XR)システム200の少なくとも一部として使用され得る、モバイルハンドセット410の前面420を示す斜視
図400である。モバイルハンドセット410は、XRシステム200の少なくとも一部の一例であり得る。モバイルハンドセット410は、装置202の一例であり得る。モバイルハンドセット410は、ヘッドマウント装置252の一例であり得る。モバイルハンドセット410は、例えば、携帯電話、衛星電話、ポータブルゲームコンソール、音楽プレーヤ、健康追跡デバイス、ウェアラブルデバイス、無線通信デバイス、ラップトップ、モバイルデバイス、本明細書に記載する任意の他のタイプのコンピューティングデバイス若しくはコンピューティングシステム、又はそれらの組み合わせであってもよい。
【0057】
モバイルハンドセット410の前面420は、ディスプレイ440を含む。モバイルハンドセット410の前面420は、第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bを含む。第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bは、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。いくつかの実施例では、第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bは、ビジュアルコンテンツがディスプレイ440上に表示されている間に、ユーザの眼(単数又は複数)を含むユーザに面することができる。ディスプレイ440は、装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222のディスプレイ及び/又はヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数若しくは複数)264のディスプレイの一例であり得る。ビジュアルコンテンツは、第1のコンテンツ生成器212によって生成された第1のコンテンツ230、第2のコンテンツ生成器214によって生成された第2のコンテンツ232、表示フォーマットのために画像プロセッサ216によって処理された、処理された第2のコンテンツ234、及び/又は表示フォーマットのために画像プロセッサ258によって処理された、処理された第2のコンテンツ234を含むことができる。
【0058】
第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bは、モバイルハンドセット410の前面420上のディスプレイ440の周りのベゼル内に示されている。いくつかの実施例では、第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bは、モバイルハンドセット410の前面420上のディスプレイ440から切り抜かれたノッチ又は切り欠きに配置することができる。いくつかの実施例では、第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bは、ディスプレイ440とモバイルハンドセット410の残りの部分との間に配置されたアンダーディスプレイカメラであってもよく、その結果、光は、第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bに到達する前にディスプレイ440の一部分を通過する。斜視
図400の第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bは、前向きカメラである。第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bは、モバイルハンドセット410の前面420の平面に垂直な方向を向いている。第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bは、モバイルハンドセット410の1つ又は複数のカメラのうちの2つであってもよい。第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bは、センサ405A及びセンサ405Bそれぞれであってもよい。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410の前面420は、単一のカメラのみを有することができる。
【0059】
いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410の前面420は、第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bに加えて、1つ又は複数の追加のカメラを含むことができる。1つ又は複数の追加のカメラはまた、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410の前面420は、第1のカメラ430A及び第2のカメラ430Bに加えて、1つ又は複数の追加のセンサを含むことができる。1つ又は複数の追加のセンサはまた、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。場合によっては、モバイルハンドセット410の前面420は、2つ以上のディスプレイ440を含む。モバイルハンドセット410の前面420の1つ又は複数のディスプレイ440は、装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222のディスプレイ(単数若しくは複数)及び/又はヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数若しくは複数)264のディスプレイ(単数若しくは複数)の例であり得る。例えば、1つ又は複数のディスプレイ440は、1つ又は複数のタッチスクリーンディスプレイを含むことができる。
【0060】
モバイルハンドセット410は、モバイルハンドセット410のユーザの1つ又は複数の耳にオーディオを出力することができる、1つ若しくは複数のスピーカ435A及び/又は他のオーディオ出力デバイス(例えば、イヤホン又はヘッドホン又はそれらへのコネクタ)を含んでもよい。1つのスピーカ435Aが
図4Aに示されているが、モバイルハンドセット410は、2つ以上のスピーカ及び/又は他のオーディオデバイスを含むことができることを理解されたい。1つ又は複数のスピーカ435Aは、装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222のオーディオ出力デバイス(単数若しくは複数)及び/又はヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数若しくは複数)264のオーディオ出力デバイス(単数若しくは複数)の例であり得る。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410はまた、1つ又は複数のマイクロフォン445を含むことができる。1つ又は複数のマイクロフォン445は、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410は、モバイルハンドセット410の前面420に沿って及び/又はそれに隣接して1つ又は複数のマイクロフォンを含むことができ、これらのマイクロフォンは、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ260(単数若しくは複数)の例である。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410によって1つ若しくは複数のスピーカ435A及び/又は他のオーディオ出力デバイスを通してユーザに出力されるオーディオは、1つ若しくは複数のマイクロフォンを使用して記録されたオーディオを含む、又はそれに基づくことができる。
【0061】
図4Bは、後向きカメラ430C~430Dを含む
図4Aのモバイルハンドセット410の背面460を示す斜視図である。モバイルハンドセット410は、モバイルハンドセット410の背面460上に第3のカメラ430C及び第4のカメラ430Dを含む。斜視
図450の第3のカメラ430C及び第4のカメラ430Dは、後ろ向きである。第3のカメラ430C及び第4のカメラ430Dは、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。第3のカメラ430C及び第4のカメラ430Dは、モバイルハンドセット410の背面460の平面に垂直な方向を向いている。
【0062】
第3のカメラ430C及び第4のカメラ430Dは、モバイルハンドセット410の1つ又は複数のカメラのうちの2つであってもよい。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410の背面460は、単一のカメラのみを有することができる。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410の背面460は、第3のカメラ430C及び第4のカメラ430Dに加えて、1つ又は複数の追加のカメラを含むことができる。1つ又は複数の追加のカメラはまた、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410の背面460は、第3のカメラ430C及び第4のカメラ430Dに加えて、1つ又は複数の追加のセンサを含むことができる。1つ又は複数の追加のセンサはまた、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。いくつかの実施例では、第1のカメラ430A、第2のカメラ430B、第3のカメラ430C、及び/又は第4のカメラ430Dは、画像捕捉及び処理システム100、画像捕捉デバイス105A、画像処理デバイス105B、又はそれらの組み合わせの例であり得る。
【0063】
モバイルハンドセット410は、モバイルハンドセット410のユーザの1つ又は複数の耳にオーディオを出力することができる、1つ若しくは複数のスピーカ435B及び/又は他のオーディオ出力デバイス(例えば、イヤホン又はヘッドホン又はそれらへのコネクタ)を含んでもよい。1つのスピーカ435Bが
図4Bに示されているが、モバイルハンドセット410は、2つ以上のスピーカ及び/又は他のオーディオデバイスを含むことができることを理解されたい。1つ又は複数のスピーカ435Bは、装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222のオーディオ出力デバイス(単数若しくは複数)及び/又はヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数若しくは複数)264のオーディオ出力デバイス(単数若しくは複数)の例であり得る。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410はまた、1つ又は複数のマイクロフォン(図示せず)を含むことができる。1つ又は複数のマイクロフォンは、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260の例であり得る。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410は、モバイルハンドセット410の背面460に沿って及び/又はそれに隣接して1つ又は複数のマイクロフォンを含むことができ、これらのマイクロフォンは、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218及び/又はヘッドマウント装置252のセンサ260(単数若しくは複数)の例である。いくつかの実施例では、モバイルハンドセット410によって1つ若しくは複数のスピーカ435B及び/又は他のオーディオ出力デバイスを通してユーザに出力されるオーディオは、1つ若しくは複数のマイクロフォンを使用して記録されたオーディオを含む、又はそれに基づくことができる。
【0064】
モバイルハンドセット410は、前面420上のディスプレイ440をパススルーディスプレイとして使用することができる。例えば、ディスプレイ440は、出力画像を表示することができる。出力画像は、第1のコンテンツ生成器212によって生成された第1のコンテンツ230、第2のコンテンツ生成器214によって生成された第2のコンテンツ232、表示フォーマットのために画像プロセッサ216によって処理された、処理された第2のコンテンツ234、及び/又は表示フォーマットのために画像プロセッサ258によって処理された、処理された第2のコンテンツ234を含むか、又はその一部であり得る。出力画像は、第3のカメラ430C及び/又は第4のカメラ430Dによって捕捉された画像に基づくことができ、例えば、仮想コンテンツがオーバーレイされている。第1のカメラ430A及び/又は第2のカメラ430Bは、ディスプレイ440上の仮想コンテンツを伴う出力画像の表示の前、その間、及び/又はその後に、ユーザの眼(及び/又はユーザの他の部分)の画像を捕捉することができる。このようにして、第1のカメラ430A及び/又は第2のカメラ430Bからのセンサデータは、ユーザの眼(及び/又はユーザの他の部分)による仮想コンテンツに対する反応を捕捉することができる。
【0065】
図5は、第1のコンテンツ530を表示し、第2のコンテンツ550を表示するヘッドマウント装置520に第2のコンテンツ550を送信する装置510を示す概念
図500であり、第1のコンテンツ530及び第2のコンテンツ550は、装置510上で実行しているレシピアプリ540からのレシピ545に対応する。装置510は、
図2のXRシステム200の装置202の一例である。装置510は、モバイルハンドセット515として示されている。モバイルハンドセット515は、モバイルハンドセット410の一例であり得る。ヘッドマウント装置520は、
図2のXRシステム200のヘッドマウント装置252の一例である。ヘッドマウント装置520は、ユーザ505によって装着されたHMD525として示されている。HMD525は、HMD310の一例であり得る。ユーザ505は、ユーザ320の一例であり得る。装置510は、ユーザ505の手であり得る、手によって保持されているものとして示されている。
【0066】
装置510は、装置202のソフトウェアアプリケーション208の一例である、レシピアプリ540を実行する。レシピアプリ540、及び/又は装置510の別の部分は、第1のコンテンツ530を生成する第1のコンテンツ生成器(例えば、第1のコンテンツ生成器212)を含む。第1のコンテンツ530は、第1のコンテンツ230の一例である。
図5では、第1のコンテンツ530は、レシピアプリ540からのレシピ545を含む。レシピ545は、チョコチップクッキーのレシピとして示されている。装置510は、装置510のディスプレイを使用して第1のコンテンツ230(レシピ545を含む)を表示しているものとして示されている。第1のコンテンツ230は、文字列(例えば、レシピ545のテキスト部分)、チョコチップクッキーの画像、及びチョコレートのバーの画像を含むものとして示されている。装置510のディスプレイは、装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222及び/又はモバイルハンドセット410のディスプレイ440のうちの1つの一例である。
【0067】
レシピアプリ540、及び/又は装置510の別の部分は、第2のコンテンツ550を生成する第2のコンテンツ生成器(例えば、第2のコンテンツ生成器214)を含む。いくつかの実施例では、レシピアプリ540、及び/又は装置510の別の部分は、ディスプレイ(単数若しくは複数)を使用して表示するために及び/又はヘッドマウント装置520の他の出力デバイス(単数若しくは複数)を使用して出力するために第2のコンテンツ550を処理することができる、表示フォーマットのための画像プロセッサ(例えば、表示フォーマットのための画像プロセッサ216)を含む。第2のコンテンツ550は、第2のコンテンツ232の、及び/又は処理された第2のコンテンツ234の一例であり得る。
【0068】
装置510は、ヘッドマウント装置520に送信560を送信し、ヘッドマウント装置520は、装置510から送信560を受信する。送信560は、第2のコンテンツ550を含む。送信560は、装置202の送受信機(単数又は複数)224の例であり得る、装置510の送受信機(単数又は複数)から送信され得る。送信560は、ヘッドマウント装置252の送受信機(単数又は複数)266の例であり得る、ヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)から受信され得る。送信560は、通信(単数又は複数)250の一例であり得る。送信560は、装置510からヘッドマウント装置520を指し示す矢印によって示されている。いくつかの実施例では、矢印は、装置510とヘッドマウント装置520とを一緒に物理的に、電気的に、及び/又は通信可能に結合するワイヤ又はケーブルの上を移動する送信560を表す。いくつかの実施例では、矢印は、装置510とヘッドマウント装置520とを一緒にワイヤレスに、及び/又は通信可能に結合するワイヤレス接続を介してワイヤレス信号として空気中を移動する送信560を表す。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520はまた、装置510からヘッドマウント装置520への送信560の送信の際に関与する同じ送受信機(単数又は複数)を使用して、装置510に情報を送信してもよい。例えば、ヘッドマウント装置520は、第2のコンテンツ550の送信560を要求し、及び/又は第2のコンテンツ550を伴う送信560の少なくとも一部の受信を確認する情報を、装置510に送信することができる。
【0069】
ヘッドマウント装置520は、装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222及び/又はHMD310のディスプレイ(単数若しくは複数)340の例であり得る、1つ又は複数のディスプレイを含む。ユーザ505は、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)を通して、(例えば、現実世界、仮想、拡張、及び/又は複合)環境の視野(FOV)580を見ることができる。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)は、FOV580内のコンテンツの少なくともサブセットを表示する。ヘッドマウント装置520は、ヘッドマウント装置520のディスプレイを使用して、FOV580内に第2のコンテンツ550の少なくとも一部を表示する。第2のコンテンツ550は、レシピアプリ540からのレシピ545の拡大ビュー555を含む。例えば、レシピ545の拡大ビュー555は、2つのパネルを含むものとして示されており、一方は、チョコチップクッキーの大きな画像を有し、他方は、文字列(例えば、レシピ545のテキスト部分)、チョコレートのバーの画像、及び卵の画像を有する。いくつかの実施例では、第2のコンテンツ550内のレシピ545の拡大ビュー555は、第1のコンテンツ530内に提示されるよりも多くのレシピ545を含み、例えば、卵の画像は、第2のコンテンツ550内に存在するが、第1のコンテンツ530からは欠けている。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520は、ディスプレイ(単数若しくは複数)を使用して表示するために及び/又はヘッドマウント装置520の他の出力デバイス(単数若しくは複数)を使用して出力するために第2のコンテンツ550を処理することができる、表示フォーマットのための画像プロセッサ(例えば、表示フォーマットのための画像プロセッサ258)を含む。
【0070】
ヘッドマウント装置520を使用するユーザ505への第2のコンテンツ550の表示は、装置510上に表示される第1のコンテンツ530内のレシピ545を見ているユーザ505に対して有用な技術的改善を提供することができる。いくつかの実施例では、レシピ545の拡大ビュー555は、第1のコンテンツ530内のレシピ545のビューよりもFOV580内で大きく現れてもよく、例えば、ユーザ505が視覚に問題がある場合、アクセス可能性を高めることによって拡大ビュー555をより有用なものにすることができる。いくつかの実施例では、レシピ545の拡大ビュー555により、たとえユーザ505が自分の頭部を回転させても、装置510がFOV580内にあるか否かにかかわらず、FOV580内に留まることができ、例えば、レシピ545のビューを依然として保持しながら、ユーザ505がキッチンを動き回ることを可能にする。いくつかの実施例では、レシピ545の拡大ビュー555は、第1のコンテンツ530内のレシピ545のビューと共通の1つ又は複数の要素(例えば、チョコチップクッキーの画像、チョコレートのバーの画像、及び/又は文字列の少なくとも一部)を含んでもよい。いくつかの実施例では、レシピ545の拡大ビュー555は、第1のコンテンツ530内のレシピ545のビューに現れない1つ又は複数の追加の要素(例えば、卵の画像及び/又は文字列の少なくとも一部)を含んでもよい。
【0071】
いくつかの実施例(図示せず)では、装置510は、代わりに、HMD310又はHMD525などのHMDであってもよく、例えば、ユーザ505以外の第2のユーザによって装着されてもよい。いくつかの実施例(図示せず)では、ヘッドマウント装置520は、代わりに、モバイルハンドセット410又はモバイルハンドセット515などのモバイルハンドセットであってもよく、ユーザ505によって、又はユーザ505以外の第2のユーザによって保持されてもよい。
【0072】
図6は、第1のコンテンツ630を表示し、第2のコンテンツ650を表示するヘッドマウント装置520に第2のコンテンツ650を送信する装置510を示す概念
図600であり、第1のコンテンツ630及び第2のコンテンツ650は、装置510上で実行しているメディアアセットビューアアプリケーション640からの少なくとも選択されたメディアアセット646に対応する。装置510は、装置202のソフトウェアアプリケーション208の一例である、メディアアセットビューアアプリケーション640を実行する。メディアアセットビューアアプリ640、及び/又は装置510の別の部分は、第1のコンテンツ630を生成する第1のコンテンツ生成器(例えば、第1のコンテンツ生成器212)を含む。第1のコンテンツ630は、第1のコンテンツ230の一例である。
【0073】
第1のコンテンツ630は、メディアアセットビューアアプリケーション640のメディアアセットビューアインターフェース645を含む。メディアアセットビューアインターフェース645は、ユーザ505が様々なメディアアセット657を閲覧及び/又はそこから選択することができるメニューインターフェースを含むものとして示されている。選択されたメディアアセット656の表現がメディアアセットビューアインターフェース645内に表示されるタッチスクリーンの位置において装置510にタッチ入力を提供することによって、メディアアセット657のうちの選択されたメディアアセット656を選択するために装置510のタッチスクリーンに触れているユーザの手が示されている。メディアアセット657は、3D形状を含むものとして示されている。メディアアセットビューアインターフェース645はまた、
図7の装置510によって表示されているものとして示されている。メディアアセット657は、それらの平坦な円形側面上に積層された2つの積層された円筒を描写するメディアアセット、2つの並んだ直方体を描写するメディアアセット、角錐を描写するメディアアセット、球体を描写するメディアアセット、その丸みを帯びた側面上に円筒を描写するメディアアセット、星形を描写するメディアアセット、八面体を描写するメディアアセット、及び円錐を描写するメディアアセットを含む。選択されたメディアアセット656は、
図6及び7に示されるように、メディアアセットビューアインターフェース645の右上角に現れる、2つの並んだ直方体を描写するメディアアセットである。
【0074】
メディアアセットビューアアプリケーション640、及び/又は装置510の別の部分は、第2のコンテンツ650を生成する第2のコンテンツ生成器(例えば、第2のコンテンツ生成器214)を含む。いくつかの実施例では、メディアアセットビューアアプリケーション640、及び/又は装置510の別の部分は、ディスプレイ(単数若しくは複数)を使用して表示するために及び/又はヘッドマウント装置520の他の出力デバイス(単数若しくは複数)を使用して出力するために第2のコンテンツ650を処理することができる、表示フォーマットのための画像プロセッサ(例えば、表示フォーマットのための画像プロセッサ216)を含む。第2のコンテンツ650は、第2のコンテンツ232の、及び/又は処理された第2のコンテンツ234の一例であり得る。
【0075】
装置510は、装置510の送受信機(単数又は複数)(例えば、送受信機224)からヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)(例えば、送受信機266(単数又は複数))に送信660を送信する。ヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)は、装置510の送受信機(単数又は複数)から送信660を受信する。送信660は、通信(単数又は複数)250の一例であり得る。送信660は、第2のコンテンツ650を含む。送信660は、
図5の送信560及び/又は
図2の通信(単数若しくは複数)250に関して説明したように送信及び受信され得る。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520はまた、例えば、第2のコンテンツ650の送信660を要求し、及び/又は第2のコンテンツ650を伴う送信660の少なくとも一部の受信を確認する情報を、装置510に送信することができる。
【0076】
ユーザ505は、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)を通して、(例えば、現実世界、仮想、拡張、及び/又は複合)環境の視野(FOV)680を見ることができる。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)は、FOV680内のコンテンツの少なくともサブセットを表示する。ヘッドマウント装置520は、ヘッドマウント装置520のディスプレイを使用して、FOV 680内に第2のコンテンツ650の少なくとも一部を表示する。第2のコンテンツ650は、メディアアセットビューアアプリケーション640のメディアアセットビューアインターフェース645からのメディアアセット657のうちの選択されたメディアアセット656の代替ビュー655を含む。選択されたメディアアセット656の代替ビュー655は、第1のコンテンツ630内の選択されたメディアアセット656の描写と比較して、異なる視点、角度、及び/又は配向からの選択されたメディアアセット656を描写するものとして示されている。例えば、選択されたメディアアセット656の代替ビュー655は、第1のコンテンツ630内の選択されたメディアアセット656の描写と比較して、垂直ヨー軸に沿って時計回りに約90度回転されるものとして示されている。選択されたメディアアセット656は、第1のコンテンツ630及び第2のコンテンツ650の両方に存在する要素であってもよい。いくつかの実施例では、第2のコンテンツ650内の選択されたメディアアセット656の描写は、例えば、サイズ、解像度、テクスチャ解像度、多角形の数、バンプマッピング忠実度、又はそれらの組み合わせに関して、第1のコンテンツ630内の選択されたメディアアセット656の描写より詳細であってもよい。
【0077】
図7は、第1のコンテンツ630を表示し、第2のコンテンツ750を表示するヘッドマウント装置520に第2のコンテンツ750を送信する装置510を示す概念
図700であり、第1のコンテンツ730及び第2のコンテンツ750は、装置510上で実行しているメディアアセットビューアアプリケーション740からのメディアアセット657に対応する。装置510は、装置202のソフトウェアアプリケーション208の一例である、
図6のメディアアセットビューアアプリケーション640を実行する。メディアアセットビューアアプリ640、及び/又は装置510の別の部分は、第1のコンテンツ630を生成する第1のコンテンツ生成器(例えば、第1のコンテンツ生成器212)を含む。第1のコンテンツ630は、第1のコンテンツ230の一例である。
図6の第1のコンテンツ630と同様に、
図7の第1のコンテンツ630は、メディアアセットビューアアプリケーション640からのメディアアセット657のメディアアセットビューアインターフェース645を含む。
【0078】
メディアアセットビューアアプリケーション640、及び/又は装置510の別の部分は、第2のコンテンツ750を生成する第2のコンテンツ生成器(例えば、第2のコンテンツ生成器214)を含む。いくつかの実施例では、メディアアセットビューアアプリケーション640、及び/又は装置510の別の部分は、ディスプレイ(単数若しくは複数)を使用して表示するために及び/又はヘッドマウント装置520の他の出力デバイス(単数若しくは複数)を使用して出力するために第2のコンテンツ750を処理することができる、表示フォーマットのための画像プロセッサ(例えば、表示フォーマットのための画像プロセッサ216)を含む。第2のコンテンツ750は、第2のコンテンツ232の、及び/又は処理された第2のコンテンツ234の一例であり得る。
【0079】
装置510は、装置510の送受信機(単数又は複数)(例えば、送受信機224)からヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)(例えば、送受信機266(単数又は複数))に送信760を送信する。ヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)は、装置510の送受信機(単数又は複数)から送信760を受信する。送信760は、通信(単数又は複数)250の一例であり得る。送信760は、第2のコンテンツ750を含む。送信760は、
図5の送信560、
図6の送信660、及び/又は
図2の通信(単数又は複数)250に関して説明したように送信及び受信され得る。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520はまた、例えば、第2のコンテンツ750の送信760を要求し、及び/又は第2のコンテンツ750を伴う送信760の少なくとも一部の受信を確認する情報を、装置510に送信することができる。
【0080】
ユーザ505は、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)を通して、(例えば、現実世界、仮想、拡張、及び/又は複合)環境の視野(FOV)780を見ることができる。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)は、FOV780内のコンテンツの少なくともサブセットを表示する。ヘッドマウント装置520は、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)を使用して、FOV780内に第2のコンテンツ750の少なくとも一部を表示する。第2のコンテンツ750は、メディアアセットビューアアプリケーション740のメディアアセットビューアインターフェース645からのメディアアセット657の組み合わせ755を含む。組み合わせ755は、一緒に積層されて組み合わせ755を形成する、第1のコンテンツ630内のメディアアセットビューアインターフェース645の一部として示されるメディアアセット657の全てを含むものとして示されている。例えば、球体、八面体、及び角錐は、長方形の角錐の上に積層され、長方形の角錐は、積層された円筒の上にそれらの平坦な側面で積層される。丸い側の円筒及び星形はまた、平坦な側面上の積層された円筒の上に積層される。2つの積層されたシリンダのうちの1つは、それらの平坦な側面上で円錐によってサポートされる。いくつかの実施例では、ユーザ505は、装置510及び/又はヘッドマウント装置520の入力インターフェース(単数又は複数)と対話して、組み合わせ755を操作して、例えば、組み合わせ755内の様々なメディアアセット657をブロックのように(例えば、互いに対して)移動させ、メディアアセット657を互いに対してサイズ変更し、メディアアセット657を互いに対して回転若しくは再配向させ、又はそれらの組み合わせを行うことができる。
【0081】
図8は、第1のコンテンツ830を表示し、第2のコンテンツ850を表示するヘッドマウント装置520に第2のコンテンツ850を送信する装置510を示す概念
図800であり、第1のコンテンツ830及び第2のコンテンツ850は、装置510上で実行しているイラストレーションツール840からのイラストレーション845に対応する。装置510は、装置202のソフトウェアアプリケーション208の一例であるイラストレーションツール840を実行する。イラストレーションツール840、及び/又は装置510の別の部分は、第1のコンテンツ830を生成する第1のコンテンツ生成器(例えば、第1のコンテンツ生成器212)を含む。第1のコンテンツ830は、第1のコンテンツ230の一例である。
【0082】
第1のコンテンツ830は、イラストレーションツール840のイラストレーション845を含む。イラストレーション845は、線を使用して描画された単語「Hi!」を含むものとして示されている。イラストレーション845の形状でタッチ入力を装置510に提供する(例えば、単語「Hi!」を綴る)ことによって、イラストレーションツール840を使用してイラストレーション845を描画するために、装置510のタッチスクリーンに触れているユーザの手が示されている。
【0083】
イラストレーションツール840、及び/又は装置510の別の部分は、第2のコンテンツ850を生成する第2のコンテンツ生成器(例えば、第2のコンテンツ生成器214)を含む。いくつかの実施例では、イラストレーションツール840、及び/又は装置510の別の部分は、ディスプレイ(単数若しくは複数)を使用して表示するために及び/又はヘッドマウント装置520の他の出力デバイス(単数若しくは複数)を使用して出力するために第2のコンテンツ850を処理することができる、表示フォーマットのための画像プロセッサ(例えば、表示フォーマットのための画像プロセッサ216)を含む。第2のコンテンツ850は、第2のコンテンツ232の、及び/又は処理された第2のコンテンツ234の一例であり得る。
【0084】
装置510は、装置510の送受信機(単数又は複数)(例えば、送受信機224)からヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)(例えば、送受信機266(単数又は複数))に送信860を送信する。ヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)は、装置510の送受信機(単数又は複数)から送信860を受信する。送信860は、通信(単数又は複数)250の一例であり得る。送信860は、第2のコンテンツ850を含む。送信860は、
図5の送信560、
図6の送信660、
図7の送信760、及び/又は
図2の通信(単数又は複数)250に関して説明したように送信及び受信され得る。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520はまた、例えば、第2のコンテンツ850の送信860を要求し、及び/又は第2のコンテンツ850を伴う送信860の少なくとも一部の受信を確認する情報を、装置510に送信することができる。
【0085】
ユーザ505は、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)を通して、(例えば、現実世界、仮想、拡張、及び/又は複合)環境の視野(FOV)880を見ることができる。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)は、イラストレーションツール840からのイラストレーション845の代替ビュー855を表示する。第2のコンテンツ850内のイラストレーション845の代替ビュー855は、第1のコンテンツ830内のイラストレーション845の描写に対してワープされ、歪められ、及び/又はスキューされて現れ、具体的には、例えば、ユーザ505がFOV880内で閲覧している環境により良く適合するように、水平方向に引き伸ばされて及び/又は垂直方向に短縮されて現れる。第2のコンテンツ850内のイラストレーション845の代替ビュー855はまた、例えば、ユーザ505がFOV880内で閲覧している環境により良く適合するように、
図8が示されている平面に対して垂直なロール軸を中心に時計回りに約30度回転されているように現れる。イラストレーション845は、第1のコンテンツ830及び第2のコンテンツ850の両方に存在する要素であってもよい。いくつかの実施例では、第2のコンテンツ850内のイラストレーション845の描写は、例えば、サイズ、解像度、テクスチャ解像度、多角形の数、バンプマッピング忠実度、又はそれらの組み合わせに関して、第1のコンテンツ830内のイラストレーション845の描写よりも詳細であってもよい。
【0086】
図9は、第1のコンテンツ930を表示し、第2のコンテンツ950を表示するヘッドマウント装置520に第2のコンテンツ950を送信する装置510を示す概念
図900であり、第1のコンテンツ930及び第2のコンテンツ950は、装置510上で実行している車両レースを伴うビデオゲーム940からの環境945に対応する。装置510は、装置202のソフトウェアアプリケーション208の一例であるビデオゲーム940を実行する。ビデオゲーム940、及び/又は装置510の別の部分は、第1のコンテンツ930を生成する第1のコンテンツ生成器(例えば、第1のコンテンツ生成器212)を含む。第1のコンテンツ930は、第1のコンテンツ230の一例である。
【0087】
第1のコンテンツ930は、ビデオゲーム940の環境945を含む。環境945は、レーシングゲームの環境945として示されており、パトカーのように見える、環境945内の第1の車の後方のビューを描写している。第1のコンテンツ930内の環境945のビュー内で、第2の車(パトカーではない)が、第1の車の前方及び右側に見える。第1のコンテンツ930はまた、環境945のビューの上に階層化された仮想ボタン(例えば、灰色の影付きとして示されている)を含み、これは、環境945の(第2の車を含む)特定の部分をいくらか見にくくする。特定の仮想ボタンを押すために装置510のタッチスクリーンに触れているユーザの2つの手が示されている。いくつかの実施例では、これらのタッチ入力は、ビデオゲーム940の環境945内の第1の車を制御する。
【0088】
ビデオゲーム940、及び/又は装置510の別の部分は、第2のコンテンツ950を生成する第2のコンテンツ生成器(例えば、第2のコンテンツ生成器214)を含む。いくつかの実施例では、ビデオゲーム940、及び/又は装置510の別の部分は、ディスプレイ(単数若しくは複数)を使用して表示するために及び/又はヘッドマウント装置520の他の出力デバイス(単数若しくは複数)を使用して出力するために第2のコンテンツ950を処理することができる、表示フォーマットのための画像プロセッサ(例えば、表示フォーマットのための画像プロセッサ216)を含む。第2のコンテンツ950は、第2のコンテンツ232の、及び/又は処理された第2のコンテンツ234の一例であり得る。
【0089】
装置510は、装置510の送受信機(単数又は複数)(例えば、送受信機224)からヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)(例えば、送受信機266(単数又は複数))に送信960を送信する。ヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)は、装置510の送受信機(単数又は複数)から送信960を受信する。送信960は、送信(単数又は複数)250の一例であり得る。送信960は、第2のコンテンツ950を含む。送信960は、
図5の送信560、
図6の送信660、
図7の送信760、
図8の送信860、及び/又は
図2の通信(単数又は複数)250に関して説明したように送信及び受信され得る。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520はまた、例えば、第2のコンテンツ950の送信960を要求し、及び/又は第2のコンテンツ950を伴う送信960の少なくとも一部の受信を確認する情報を、装置510に送信することができる。
【0090】
ユーザ505は、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)を通して、(例えば、現実世界、仮想、拡張、及び/又は複合)環境の視野(FOV)980を見ることができる。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)は、ビデオゲーム940からの環境945の代替ビュー955を表示する。第2のコンテンツ950内の環境945の代替ビュー955は、FOV980の右側に示される第1の代替ビューを含む。第1の代替ビューは、環境945内の道路のトップダウン鳥瞰図として示されており、第1の車及び第2の車が明確に示され、第2の車が第1の車の前方及び右側に見える。第2のコンテンツ950内の環境945の代替ビュー955は、FOV980の左側に示される第2の代替ビューを含む。第2の代替ビューは、両方の車の前及び両方の車の左側の視点からの環境945内の道路の斜視図として示されている。第1の車及び第2の車は、第2の代替ビュー内に明確に示されており、第2の車は、第1の車の前方及び右側に見える。道路及び2台の車などの環境945の少なくとも一部は、第1のコンテンツ930及び第2のコンテンツ950の両方に存在する要素(単数又は複数)であってもよい。いくつかの実施例では、第2のコンテンツ950内の環境945の描写は、例えば、第1の車の後方の環境の部分を描写することによって、第1のコンテンツ930内に欠けている環境945の要素を含み得る。
【0091】
図10は、第1のコンテンツ1030を表示し、第2のコンテンツ1050を表示するヘッドマウント装置520に第2のコンテンツ1050を送信する装置510を示す概念
図1000であり、第1のコンテンツ1030及び第2のコンテンツ1050は、装置510上で実行しているバルーンの射撃を伴うビデオゲーム1040からの環境1045に対応する。装置510は、装置202のソフトウェアアプリケーション208の一例であるビデオゲーム1040を実行する。ビデオゲーム1040、及び/又は装置510の別の部分は、第1のコンテンツ1030を生成する第1のコンテンツ生成器(例えば、第1のコンテンツ生成器212)を含む。第1のコンテンツ1030は、第1のコンテンツ230の一例である。
【0092】
第1のコンテンツ1030は、ビデオゲーム1040の環境1045を含む。環境1045は、バルーン射撃ゲームの環境1045として示されている。環境1045は、第1のコンテンツ1030内に3つのバルーン、すなわち第1のバルーン、第1のバルーンの下方の第2のバルーン、及び第2のバルーンの下方の第3のバルーンを含むものとして示されている。第1のコンテンツ1030に示されているように、第3のバルーンの表現が環境1045内に表示されているタッチスクリーンの位置において装置510にタッチ入力を提供することによって、環境1045内のバルーンのうちの第3のバルーンを指示するように、装置510のタッチスクリーンに触れているユーザの手が示されている。炎の流れは、環境1045内の第3のバルーンめがけて発射され、第3のバルーンに当たり、環境1045内の第3のバルーンの位置において爆発を引き起こすことが示されている。
【0093】
ビデオゲーム1040、及び/又は装置510の別の部分は、第2のコンテンツ1050を生成する第2のコンテンツ生成器(例えば、第2のコンテンツ生成器214)を含む。いくつかの実施例では、ビデオゲーム1040、及び/又は装置510の別の部分は、ディスプレイ(単数若しくは複数)を使用して表示するために及び/又はヘッドマウント装置520の他の出力デバイス(単数若しくは複数)を使用して出力するために第2のコンテンツ1050を処理することができる、表示フォーマットのための画像プロセッサ(例えば、表示フォーマットのための画像プロセッサ216)を含む。第2のコンテンツ1050は、第2のコンテンツ232の、及び/又は処理された第2のコンテンツ234の一例であり得る。
【0094】
装置510は、装置510の送受信機(単数又は複数)(例えば、送受信機224)からヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)(例えば、送受信機266)に送信1060を送信する。ヘッドマウント装置520の送受信機(単数又は複数)は、装置510の送受信機(単数又は複数)から送信1060を受信する。送信1060は、送信(単数又は複数)250の一例であり得る。送信1060は、第2のコンテンツ1050を含む。送信1060は、
図5の送信560、
図6の送信660、
図7の送信760、
図8の送信860、
図9の送信960、及び/又は
図2の通信(単数又は複数)250に関して説明したように送信及び受信され得る。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520はまた、例えば、第2のコンテンツ1050の送信1060を要求し、及び/又は第2のコンテンツ1050を伴う送信1060の少なくとも一部の受信を確認する情報を、装置510に送信することができる。
【0095】
ユーザ505は、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)を通して、(例えば、現実世界、仮想、拡張、及び/又は複合)環境の視野(FOV)1080を見ることができる。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520のディスプレイ(単数又は複数)は、ビデオゲーム1040からの環境1045の拡大ビュー1055を表示する。第2のコンテンツ1050内の環境1045の拡大ビュー1055は、第1のコンテンツ1030において可視である環境1045の一部、並びに例えば、第1のコンテンツ1030において可視である3つのバルーンの左側に更に2つのバルーン、及び第1のコンテンツ1030において可視である3つのバルーンの右側に更に2つのバルーンを含む、第1のコンテンツ1030において可視であったよりも多くの環境1045を描写する。ライフルは、第2のコンテンツ1050内で可視であり、炎の流れは、環境1045内の第3のバルーンめがけて発射され、第3のバルーンに当たり、環境1045内の第3のバルーンの位置において爆発を引き起こす。3つのバルーン、炎の流れ、及び爆発などの環境1045の少なくとも一部は、第1のコンテンツ1030及び第2のコンテンツ1050の両方に存在する要素(単数又は複数)であってもよい。
【0096】
いくつかの実施例では、ビデオゲーム1040内のライフルからの炎の流れは、上述して
図10に示されるように、第3のバルーンの位置を示す装置510のタッチスクリーンへのタッチ入力に基づいて、第3のバルーンに照準を合わせられてもよい。いくつかの実施例では、ビデオゲーム1040内のライフルからの炎の流れは、ヘッドマウント装置520の配向に基づいて照準を合わせられてもよい。例えば、ヘッドマウント装置520が
図5~
図10に示されるようなHMD525である場合、ユーザ505は、HMD525を装着しながら自分の頭部を回転させて、ビデオゲーム1040内のライフル銃からの炎を、ユーザ505の顔が面している、及び/若しくはヘッドマウント装置520の前部が向いている、又はそれらの組み合わせであるFOV1080内の一点に照準を合わせることができる。ヘッドマウント装置520がモバイルハンドセットである場合、ユーザ505は、ヘッドマウント装置520を保持しながら自分の手を移動させて、ビデオゲーム1040内のライフルからの炎を、ユーザ505の手が面している、及び/若しくはヘッドマウント装置520の後部が向いている、又はそれらの組み合わせであるFOV1080内の一点に照準を合わせることができる。
【0097】
図11は、装置1105とヘッドマウント装置1110との間の相互運用性のためのプロセス1100を示すスイムレーン図である。装置1105は、装置202及び/又は装置510の一例である。ヘッドマウント装置1110は、ヘッドマウント装置252及び/又はヘッドマウント装置520の一例である。装置1105は、モバイルハンドセット410及び/又はモバイルハンドセット515などのモバイルハンドセットとして示されている。いくつかの実施例(図示せず)では、装置1105は、HMD310及び/又はHMD525などのHMDであり得る。ヘッドマウント装置520は、HMD310及び/又はHMD525などのHMDとして示されている。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置520は、モバイルハンドセット410及び/又はモバイルハンドセット515などのモバイルハンドセットであり得る。
【0098】
動作1115において、装置1105は、ソフトウェアアプリケーションを実行する。動作1115のソフトウェアアプリケーションの例は、ソフトウェアアプリケーション208、レシピアプリ540、メディアアセットビューアアプリケーション640、イラストレーションツール840、ビデオゲーム940、ビデオゲーム1040、プロセス1200のソフトウェアアプリケーション、ブラウザ、本明細書で説明する別のソフトウェアアプリケーション、又はそれらの組み合わせを含む。動作1115の後に、動作1120、動作1125、動作1130、及び/又は動作1140が続いてもよい。
【0099】
動作1120において、装置1105は、センサデータ及び/又は入力データを受信する。例えば、動作1120のセンサデータ及び/又は入力データは、装置1105のセンサ(単数若しくは複数)218からのセンサデータ228、装置1105の入力インターフェース(単数若しくは複数)220からの入力データ228、装置1105の入力インタープリタ210からの入力情報、又はそれらの組み合わせを含み得る。動作1120の後に、動作1125、動作1130、及び/又は動作1140が続いてもよい。
【0100】
動作1125において、ヘッドマウント装置1110は、センサデータ及び/又は入力データを受信し、それら(センサデータ及び/又は入力データ)を装置1105に送信する。例えば、動作1125のセンサデータ及び/又は入力データは、ヘッドマウント装置1110のセンサ(単数若しくは複数)260からのセンサデータ268、ヘッドマウント装置1110の入力インターフェース(単数若しくは複数)262からの入力データ270、ヘッドマウント装置1110の入力インタープリタ257からの入力情報、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0101】
ヘッドマウント装置1110は、動作1125のセンサデータ及び/又は入力データを装置1105に送信することができ、装置1105は、有線通信(単数若しくは複数)及び/又はワイヤレス通信(単数若しくは複数)を使用して、それらを受信することができる。ヘッドマウント装置1110は、動作1125のセンサデータ及び/又は入力データを、ヘッドマウント装置1110の送受信機(単数若しくは複数)266から装置1105の送受信機(単数若しくは複数)224に送信することができる。装置1105は、動作1125のセンサデータ及び/又は入力データを、ヘッドマウント装置1110の送受信機(単数若しくは複数)266から、装置1105の送受信機(単数若しくは複数)224において受信することができる。ヘッドマウント装置1110は、動作1125のセンサデータ及び/又は入力データを装置1105に送信することができ、装置1105は、通信(単数若しくは複数)250を使用して、動作1125のセンサデータ及び/又は入力データを受信することができる。動作1125の後に、動作1120、動作1130、動作1140、動作1145、及び/又は動作1160が続いてもよい。
【0102】
動作1130において、装置1105は、ソフトウェアアプリケーションを使用して第1のコンテンツを生成する。例えば、装置1105は、第1のコンテンツ生成器212を使用して第1のコンテンツを生成することができる。第1の動作のコンテンツ1130の例は、第1のコンテンツ230、第1のコンテンツ530、第1のコンテンツ630、第1のコンテンツ830、第1のコンテンツ930、第1のコンテンツ1030、プロセス1200の第1のコンテンツ、又はそれらの何らかの組み合わせを含む。いくつかの実施例では、装置1105は、動作1120において装置1105から受信されたセンサデータ及び/若しくは入力データに基づいて、動作1125においてヘッドマウント装置1110から受信されたセンサデータ及び/若しくは入力データに基づいて、又はそれらの組み合わせに基づいて、動作1130において第1のコンテンツを生成することができる。動作1130の後に、動作1135及び/又は動作1140が続いてもよい。
【0103】
動作1135において、装置1105は、装置1105のディスプレイ(単数又は複数)に第1のコンテンツを表示させる。動作1135の装置1105のディスプレイ(単数又は複数)は、装置1105の出力デバイス(単数又は複数)222の一例であり得る。いくつかの実施例では、装置1105は、装置1105のディスプレイ(単数又は複数)に関連付けられた表示バッファに第1のコンテンツを記憶することによって、装置1105のディスプレイ(単数又は複数)に第1のコンテンツを表示させる。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、ビジュアルメディアの代わりに又はビジュアルメディアに加えて、ビジュアルメディア以外の他のタイプのメディアを含み、装置1105は、動作1135において、装置1105の出力デバイス(単数又は複数)に第1のコンテンツを出力させる。動作1135の後に、動作1140~1175のいずれかが続いてもよい。動作1135は、動作1140~1175のいずれかによって先行されてもよい。動作1135は、動作1140~1175のいずれかと同時に生じてもよい。
【0104】
動作1140において、装置1105は、ソフトウェアアプリケーションを使用して第2のコンテンツを生成する。例えば、装置1105は、第2のコンテンツ生成器214を使用して第2のコンテンツを生成することができる。第2の動作のコンテンツ1140の例は、第2のコンテンツ232、第2のコンテンツ550、第2のコンテンツ650、第2のコンテンツ850、第2のコンテンツ950、第2のコンテンツ1050、プロセス1200の第2のコンテンツ、又はそれらの何らかの組み合わせを含む。いくつかの実施例では、装置1105は、動作1120において装置1105から受信されたセンサデータ及び/若しくは入力データに基づいて、動作1125においてヘッドマウント装置1110から受信されたセンサデータ及び/若しくは入力データに基づいて、又はそれらの組み合わせに基づいて、動作1150において第2のコンテンツを生成することができる。動作1140の後に、動作1145及び/又は動作1150が続いてもよい。
【0105】
動作1145において、装置1105は、例えば、装置1105の表示フォーマットのための画像プロセッサ216を使用して、ヘッドマウント装置1110のディスプレイ(単数又は複数)上に表示するために第2のコンテンツを処理する。動作1145の処理を使用して処理された第2のコンテンツは、処理された第2のコンテンツ234の一例であり得る。動作1145の後に、動作1150が続いてもよい。
【0106】
動作1150において、装置1105は、ヘッドマウント装置1110のディスプレイ(単数又は複数)によって表示される第2のコンテンツをヘッドマウント装置1110に送信する。動作1155において、ヘッドマウント装置1110は、装置1105から第2のコンテンツを受信する。装置1105は、第2のコンテンツをヘッドマウント装置1110に送信することができ、ヘッドマウント装置1110は、有線通信(単数若しくは複数)及び/又はワイヤレス通信(単数若しくは複数)を使用して、第2のコンテンツを受信することができる。装置1105は、装置1105の送受信機(単数又は複数)224からヘッドマウント装置1110の送受信機(単数又は複数)266に第2のコンテンツを送信することができる。ヘッドマウント装置1110は、ヘッドマウント装置1110の送受信機(単数又は複数)266において、装置1105の送受信機(単数又は複数)224から第2のコンテンツを受信することができる。装置1105は、第2のコンテンツをヘッドマウント装置1110に送信することができ、ヘッドマウント装置1110は、通信(単数若しくは複数)250、送信(単数若しくは複数)560、送信(単数若しくは複数)660、送信(単数若しくは複数)760、送信(単数若しくは複数)760、送信(単数若しくは複数)860、送信(単数若しくは複数)960、送信(単数若しくは複数)1060、又はそれらの組み合わせを使用して、第2のコンテンツを受信することができる。動作1150の後に、動作1155が続いてもよい。動作1155の後に、動作1160及び/又は動作1165が続くことができる。
【0107】
動作1160において、装置1105は、例えば、ヘッドマウント装置1110の表示フォーマットのための画像プロセッサ258を使用して、ヘッドマウント装置1110のディスプレイ(単数又は複数)上に表示するために第2のコンテンツを処理する。動作1145の処理を使用して処理された第2のコンテンツは、処理された第2のコンテンツ234の一例であり得る。動作1160の後に、動作1165が続いてもよい。
【0108】
動作1165において、ヘッドマウント装置1110は、ヘッドマウント装置1110のディスプレイ(単数又は複数)に第2のコンテンツを表示させる。動作1165のヘッドマウント装置1110のディスプレイ(単数又は複数)は、装置1105の出力デバイス(単数又は複数)264の一例であり得る。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置1110は、ヘッドマウント装置1110のディスプレイ(単数又は複数)に関連付けられた表示バッファに第2のコンテンツを記憶することによって、ヘッドマウント装置1110のディスプレイ(単数又は複数)に第2のコンテンツを表示させる。いくつかの実施例では、第2のコンテンツは、ビジュアルメディアの代わりに又はビジュアルメディアに加えて、ビジュアルメディア以外の他のタイプのメディアを含み、ヘッドマウント装置1110は、動作1165において、ヘッドマウント装置1110の出力デバイス(単数又は複数)に第1のコンテンツを出力させる。動作1165の後に、動作1170が続いてもよい。
【0109】
動作1170において、ヘッドマウント装置1110は、装置1105に、第2のコンテンツがヘッドマウント装置1110のディスプレイ(単数又は複数)によって表示されたという確認を送信する。動作1175において、装置1105は、ヘッドマウント装置1110から、第2のコンテンツがヘッドマウント装置1110のディスプレイ(単数又は複数)によって表示されたという確認を受信する。ヘッドマウント装置1110は、装置1105に確認を送信することができ、装置1105は、有線通信(単数若しくは複数)及び/又はワイヤレス通信(単数若しくは複数)を使用して、確認を受信することができる。ヘッドマウント装置1110は、ヘッドマウント装置1110の送受信機(単数又は複数)266から装置1105の送受信機(単数又は複数)224に確認を送信することができる。装置1105は、装置1105の送受信機(単数又は複数)224において、ヘッドマウント装置1110の送受信機(単数又は複数)266から確認を受信することができる。ヘッドマウント装置1110は、装置1105に確認を送信することができ、装置1105は、通信(単数又は複数)250を使用して、確認を受信することができる。動作1170の後に、動作1175が続いてもよい。
【0110】
図12は、エクステンデッドリアリティ(XR)の相互運用性のためのプロセス1200を示すフロー図である。プロセス1200は、XRシステムによって実行されてもよい。いくつかの実施例では、XRシステムは、例えば、画像捕捉及び処理システム100、画像捕捉デバイス105A、画像処理デバイス105B、画像プロセッサ150、ISP154、ホストプロセッサ152、XRシステム200、装置202、ヘッドマウント装置252、プロセッサ206、プロセッサ256、HMD310、モバイルハンドセット410、装置510、ヘッドマウント装置520、装置1105、ヘッドマウント装置1110、コンピューティングシステム1300、プロセッサ1310、ワイヤレス通信デバイス、非一時的コンピュータ可読媒体から命令を読み取るプロセッサを有するシステム、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0111】
動作1205において、XRシステムは、装置のソフトウェアアプリケーションを使用して、装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成することができる。いくつかの実施例では、動作1205は、動作1115、動作1120、動作1125、動作1130、又はそれらの組み合わせを含み得る。装置の例は、画像捕捉及び処理システム100、画像捕捉デバイス105A、画像処理デバイス105B、画像プロセッサ150、ISP154、ホストプロセッサ152、XRシステム200、装置202、プロセッサ206、HMD310、モバイルハンドセット410、装置510、装置1105、コンピューティングシステム1300、プロセッサ1310、ワイヤレス通信デバイス、非一時的コンピュータ可読媒体から命令を読み取るプロセッサを有するシステム、又はそれらの組み合わせを含む。
【0112】
いくつかの実施例では、XRシステム(例えば、装置)は、第1のコンテンツ生成器212を使用して第1のコンテンツを生成することができる。ソフトウェアアプリケーションの例は、ソフトウェアアプリケーション208、レシピアプリ540、メディアアセットビューアアプリ640、イラストレーションツール840、ビデオゲーム940、ビデオゲーム1040、プロセス1200のソフトウェアアプリケーション、ブラウザ、対話式環境(例えば、「メタバース」)、通信プラットフォーム(例えば、テレビ会議及び/若しくはテレビ会議用)、本明細書に記載される別のソフトウェアアプリケーション若しくはソフトウェアアプリケーションタイプ、又はそれらの組み合わせを含む。第1のコンテンツの例は、第1のコンテンツ230、第1のコンテンツ530、第1のコンテンツ630、第1のコンテンツ830、第1のコンテンツ930、第1のコンテンツ1030、動作1130において生成された第1のコンテンツ、又はそれらの何らかの組み合わせを含む。
【0113】
いくつかの実施例では、XRシステム(例えば、装置)は、(例えば、装置及び/又はヘッドマウント装置の)入力インターフェースを使用して1つ又は複数の入力を受信することができる。動作1205において第1のコンテンツを生成するために、装置は、1つ又は複数の入力に基づいて第1のコンテンツを生成することができる。入力インターフェースは、プロセス1200を実行するXRシステムの装置の構成要素(単数若しくは複数)、動作1220で説明したヘッドマウント装置の構成要素(単数若しくは複数)、又はそれらの組み合わせを含み得る。入力インターフェースの例は、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218、装置202の入力インターフェース(単数若しくは複数)220、装置202の入力インタープリタ210、装置202の送受信機(単数若しくは複数)225、ヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260、ヘッドマウント装置252の入力インターフェース(単数若しくは複数)262、ヘッドマウント装置252の入力インタープリタ257、ヘッドマウント装置252の送受信機(単数若しくは複数)266、又はそれらの組み合わせを含む。1つ又は複数の入力の例は、センサデータ226、入力データ228、入力インタープリタ210によって出力された入力情報、送受信機(単数若しくは複数)224によって受信された通信(単数若しくは複数)250のうちの少なくとも1つ、ヘッドマウント装置252以外の別のデバイスから送受信機(単数若しくは複数)224によって受信された他の通信(単数若しくは複数)、センサデータ268、入力データ270、入力インタープリタ257によって出力された入力情報、送受信機(単数若しくは複数)266によって受信された通信(単数若しくは複数)250のうちの少なくとも1つ、装置202以外の別のデバイスから送受信機(単数若しくは複数)266によって受信された他の通信(単数若しくは複数)、送受信機(単数若しくは複数)266によって送信された通信(単数若しくは複数)250のうちの少なくとも1つ、又はそれらの組み合わせを含む。
【0114】
動作1210において、XRシステムは、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させることができる。いくつかの実施例では、動作1210は、動作1130、動作1135、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの実施例では、XRシステムの装置は、第1のコンテンツを表示するように構成された第1のディスプレイを含む。いくつかの実施例では、第1のディスプレイは、(例えば、モバイルハンドセット410のディスプレイ440のような)タッチスクリーンディスプレイである。
【0115】
装置の第1のディスプレイの例は、装置202の出力デバイス(単数若しくは複数)222、ヘッドマウント装置252の出力デバイス(単数若しくは複数)264、HMD310のディスプレイ(単数若しくは複数)340、モバイルハンドセット410のディスプレイ440、装置510のディスプレイ(単数若しくは複数)、モバイルハンドセット515のディスプレイ(単数若しくは複数)、HMD525のディスプレイ(単数若しくは複数)、装置1005のディスプレイ(単数若しくは複数)、又はそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施例では、動作1205及び/又は1210は、装置202又はその変形によって実行される。そのような例では、第1のディスプレイは、装置202の出力デバイス(単数又は複数)222のうちの1つ又は複数の一例であってもよい。
【0116】
いくつかの実施例では、XRシステムの装置は、表示バッファを含む。動作1210におけるように、第1のコンテンツを第1のディスプレイを使用して表示させることは、第1のコンテンツを装置の表示バッファに送信して装置の表示バッファに記憶させることを含むことができる。次いで、XRシステム(例えば、装置)は、装置の第1のディスプレイによって表示される第1のコンテンツを、装置の表示バッファから装置の第1のディスプレイに送信することができる。
【0117】
動作1215において、XRシステムは、装置のソフトウェアアプリケーションを使用して、第2のコンテンツを生成することができる。第2のコンテンツは、第1のコンテンツに基づく。第2のコンテンツは、第1のコンテンツとは別個である。いくつかの実施例では、動作1215は、動作1115、動作1120、動作1125、動作1140、動作1145、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの実施例では、XRシステム(例えば、装置)は、第1のコンテンツ生成器214を使用して第2のコンテンツを生成することができる。第2のコンテンツの例は、第2のコンテンツ232、第2のコンテンツ550、第2のコンテンツ650、第2のコンテンツ850、第2のコンテンツ950、第2のコンテンツ1050、動作1140において生成された第2のコンテンツ、又はそれらの何らかの組み合わせを含む。
【0118】
いくつかの実施例では、XRシステム(例えば、装置)は、装置の入力インターフェースを使用して1つ又は複数の入力を受信することができる。動作1215において第2のコンテンツを生成するために、XRシステム(例えば、装置)は、1つ又は複数の入力に基づいて第2のコンテンツを生成することができる。入力インターフェースは、プロセス1200を実行するXRシステムの構成要素(単数又は複数)、動作1220で説明したヘッドマウント装置の構成要素(単数若しくは複数)、又はそれらの組み合わせを含み得る。入力インターフェースの例は、装置202のセンサ(単数若しくは複数)218、第1のXRシステムの入力インターフェース(単数若しくは複数)220、装置202の入力インタープリタ210、装置202の送受信機(単数若しくは複数)225、ヘッドマウント装置252のセンサ(単数若しくは複数)260、ヘッドマウント装置252の入力インターフェース(単数若しくは複数)262、ヘッドマウント装置252の入力インタープリタ257、ヘッドマウント装置252の送受信機(単数若しくは複数)266、又はそれらの組み合わせを含む。1つ又は複数の入力の例は、センサデータ226、入力データ228、入力インタープリタ210によって出力された入力情報、送受信機(単数若しくは複数)224によって受信された通信(単数若しくは複数)250のうちの少なくとも1つ、ヘッドマウント装置252以外の別のデバイスから送受信機(単数若しくは複数)224によって受信された他の通信(単数若しくは複数)、センサデータ268、入力データ270、入力インタープリタ257によって出力された入力情報、送受信機(単数若しくは複数)266によって受信された通信(単数若しくは複数)250のうちの少なくとも1つ、装置202以外の別のデバイスから送受信機(単数若しくは複数)266によって受信された他の通信(単数若しくは複数)、送受信機(単数若しくは複数)266によって送信された通信(単数若しくは複数)250のうちの少なくとも1つ、又はそれらの組み合わせを含む。
【0119】
いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、要素の第1のビューを含み、第2のコンテンツは共有要素の第2のビューを含む。第1のビューは、第2のビューとは別個である。要素の例は、
図5のレシピ545の一部(例えば、チョコチップクッキー及びチョコレートバーの画像)、
図6の選択されたメディアアセット656、
図7のメディアアセット657、
図8のイラストレーション845、
図9の環境945、
図10の環境1045、又はそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、第1の視点から表される要素の第1のビューを含み、第2のコンテンツは、第2の視点から表される要素の第2のビューを含む。第1のビューは、第2のビューとは別個である。第1の視点は、第2の視点とは別個である。要素の例は、
図5のレシピ545の一部(例えば、チョコチップクッキー及びチョコレートバーの画像)、
図6の選択されたメディアアセット656、
図7のメディアアセット657、
図8のイラストレーション845、
図9の環境945、
図10の環境1045、又はそれらの組み合わせを含む。要素の異なるビュー及び/又は視点の例は、第2のコンテンツ550内のレシピ545の拡大ビュー555とは異なる第1のコンテンツ530内のレシピ545のビュー、第2のコンテンツ650内の選択されたメディアアセット656の代替ビュー655とは異なる第1のコンテンツ630内のメディアアセット657のメディアアセットビューアインターフェース645、第2のコンテンツ750内のメディアアセット657の組み合わせ755とは異なる第1のコンテンツ630内のメディアアセット657のメディアアセットビューアインターフェース645、第2のコンテンツ850内のイラストレーション845の代替ビュー855とは異なる第1のコンテンツ830内のイラストレーション845のビュー、第2のコンテンツ950内のビデオゲーム940の環境945の代替ビュー955とは異なる第1のコンテンツ930内のビデオゲーム940の環境945のビュー、及び第2のコンテンツ1050内のビデオゲーム1040の環境1045の拡大ビュー1055とは異なる第1のコンテンツ1030内のビデオゲーム1040の環境1045のビューを含む。
【0120】
いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、要素の2次元(2D)ビューを含み、第2のコンテンツは、要素の3次元(3D)ビューを含む。例えば、
図6~
図7では、(選択されたメディアアセット656を含む)メディアアセット657の各々の表現は、第1のコンテンツ630のメディアアセットビューアインターフェース645では2Dであり得るが、第2のコンテンツ650及び/又は第2のコンテンツ750では3Dであり得る。
図8では、イラストレーション845の表現は、第1のコンテンツ830のイラストレーションインターフェースでは2Dであり得、一方、第2のコンテンツ850では、イラストレーション845は、(例えば、3D表面上へのイラストレーション845の投影をシミュレートする)3D表面にマッピングされ得、したがって、イラストレーション845の3D表現であり得る。
図10では、バルーンの表現は、第1のコンテンツ1030では2Dであり得るが、第2のコンテンツ1050では、バルーンは3Dで現れ得る。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、要素の3次元(3D)ビューを含み、第2のコンテンツは、要素の2次元(2D)ビューを含む。
【0121】
動作1220において、XRシステムは、第2のコンテンツを装置からヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して第2のコンテンツを表示させることができる。いくつかの実施例では、動作1220は、動作1140、動作1145、動作1150、動作1155、動作1160、動作1165、動作1170、動作1175、又はそれらの組み合わせを含み得る。ヘッドマウント装置の例は、ヘッドマウント装置252、ヘッドマウント装置520、ヘッドマウント装置1110、又はそれらの組み合わせを含む。ヘッドマウント装置は、例えば、画像捕捉及び処理システム100、画像捕捉デバイス105A、画像処理デバイス105B、画像プロセッサ150、ISP154、ホストプロセッサ152、XRシステム200、ヘッドマウント装置252、HMD310、モバイルハンドセット410、ヘッドマウント装置520、ヘッドマウント装置1110、コンピューティングシステム1300、プロセッサ1310、ワイヤレス通信デバイス、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0122】
画像捕捉及び処理システム100、画像捕捉デバイス105A、画像処理デバイス105B、画像プロセッサ150、ISP154、ホストプロセッサ152、XRシステム200、装置202、ヘッドマウント装置252、プロセッサ206、プロセッサ256、HMD310、モバイルハンドセット410、装置510、ヘッドマウント装置520、装置1105、ヘッドマウント装置1110、コンピューティングシステム1300、プロセッサ1310、ワイヤレス通信デバイス、非一時的コンピュータ可読媒体から命令を読み取るプロセッサを有するシステム、又はそれらの組み合わせ。
【0123】
いくつかの実施例では、装置及びヘッドマウント装置は、両方ともユーザに関連付けられる。例えば、XRシステムが動作(単数又は複数)1205、1210、1215、1220、及び/又はプロセス1200に関して説明した任意の他の動作を実行する期間中に、装置及びヘッドマウント装置の両方がユーザによって使用されてもよい。ユーザの例は、画像捕捉及び処理システム100のユーザ、XRシステム200のユーザ、装置202及びヘッドマウント装置252のユーザ、モバイルハンドセット204及びヘッドマウント装置252のユーザ、HMD254のユーザ、HMD310のユーザ320、モバイルハンドセット410のユーザ、装置510及びヘッドマウント装置520のユーザ505、モバイルハンドセット515及びHMD525のユーザ505、装置1105及びヘッドマウント装置1110のユーザ、コンピューティングシステム1300のユーザ、又はそれらの組み合わせを含む。
【0124】
いくつかの実施例では、装置及びヘッドマウント装置は、異なるデバイスタイプ、デバイスカテゴリ、デバイス形状因子、又はそれらの組み合わせである。例えば、いくつかの実施例では、装置は、モバイルハンドセット(例えば、モバイルハンドセット204、モバイルハンドセット410、モバイルハンドセット515)であり、ヘッドマウント装置は、HMD(例えば、HMD254、HMD310、HMD525)である。いくつかの実施例では、装置及びヘッドマウント装置は、ユーザの身体の異なる部分を使用してユーザによって使用される。例えば、いくつかの実施例では、装置は、ユーザの1つ又は複数の手によって使用及び/又は装着され、ヘッドマウント装置は、ユーザの頭部によって使用及び/又は装着される。
【0125】
いくつかの実施例では、装置の第1のディスプレイ及びヘッドマウント装置の第2のディスプレイは、異なるディスプレイタイプ、ディスプレイカテゴリ、ディスプレイ形状因子、又はそれらの組み合わせである。例えば、いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイは、1つ又は複数の光透過性ディスプレイを含む。1つ又は複数の光透過性ディスプレイは、1つ又は複数の光学「シースルー」ディスプレイと呼ばれることがある。第2のディスプレイが1つ又は複数の光透過性ディスプレイを含む例では、現実世界環境からの光は、(例えば、透明、半透明、受光性、光許容性、及び/又は光透過性であり得る)第2のディスプレイの少なくとも一部(単数又は複数)を通過して、ユーザの眼に到達することができる。いくつかの実施例では、第2のコンテンツは、ユーザが環境を見るビューの少なくとも一部の上にオーバーレイされるように表示され得る。いくつかの実施例では、装置の第1のディスプレイは、任意の光透過性ディスプレイ又は光学的「シースルー」ディスプレイを欠いており、及び/又は含まず、光透過性ではない(例えば、第1のディスプレイは、遮光及び/又は不透明である)。いくつかの実施例では、装置の第1のディスプレイが、1つ又は複数の光透過性ディスプレイを含み、かつ少なくとも部分的に光透過性である一方で、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイが、光透過性ディスプレイを欠いており、かつ光透過性でないディスプレイを含むという点で、逆は真である。
【0126】
いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイは、1つ又は複数の立体ディスプレイなどの1つ又は複数の3次元(3D)ディスプレイを含む。3Dディスプレイは、ユーザが、例えば、高さ軸(Y軸)及び幅軸(X軸)に加えて、深度軸(Z軸)に沿った第2のコンテンツにおける知覚可能な差異を伴って、第2のコンテンツを3次元で閲覧することを可能にし得る。深度軸(Z軸)、高さ軸(Y軸)、及び幅軸(X軸)は、全て互いに対して垂直である。いくつかの実施例では、第2のディスプレイは、1つ又は複数の3Dディスプレイを含むが、装置の第1のディスプレイは、3Dディスプレイを欠いているか、又は3Dディスプレイを含まず、1つ又は複数の2Dディスプレイに限定される。2Dディスプレイ上に表示されると、第1のコンテンツは、高さ軸(Y軸)及び幅軸(X軸)に沿ってのみ知覚可能な差異を含む。いくつかの実施例では、装置の第1のディスプレイが、第1のコンテンツを3つの知覚可能な次元で表示するための1つ又は複数の3Dディスプレイを含む一方で、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイが、3Dディスプレイを欠いており、かつ第2のコンテンツを2つの知覚可能な次元で表示するための2Dディスプレイを含むという点で、逆は真である。
【0127】
いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置は、HMD310及び/又はHMD525などのHMDである。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置は、モバイルハンドセット410及び/又はモバイルハンドセット515などのモバイルハンドセットである。第2のコンテンツは、通信(単数若しくは複数)250、送信(単数若しくは複数)560、送信(単数若しくは複数)660、送信(単数若しくは複数)760、送信(単数若しくは複数)760、送信(単数若しくは複数)860、送信(単数若しくは複数)960、送信(単数若しくは複数)1060、又はそれらの組み合わせなどの1つ又は複数の通信を介してヘッドマウント装置に送信され得る。
【0128】
いくつかの実施例では、XRシステム(例えば、装置)は、第2のコンテンツをXRシステムの送受信機(単数又は複数)からヘッドマウント装置の送受信機(単数又は複数)に送信することによって、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に送信することができる。XRシステムは、XRシステムの送受信機(単数又は複数)を含み得る。ヘッドマウント装置は、ヘッドマウント装置の送受信機(単数又は複数)を含み得る。XRシステムの送受信機(単数又は複数)の例は、送受信機(単数若しくは複数)224及び/又は通信インターフェース1340を含む。ヘッドマウント装置の送受信機(単数又は複数)の例は、送受信機(単数若しくは複数)266及び/又は通信インターフェース1340を含む。
【0129】
いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置は、表示バッファを含む。動作1220におけるように、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して第2のコンテンツを表示させることは、第2のコンテンツをヘッドマウント装置の表示バッファに送信して表示バッファに記憶させることを含むことができる。次いで、ヘッドマウント装置は、第2のディスプレイによって表示される第2のコンテンツを、表示バッファから第2のディスプレイに送信することができる。
【0130】
いくつかの実施例では、XRシステム(例えば、装置)は、結合解除状態から結合状態への遷移の第1の指示を受信することができる。いくつかの実施例では、XRシステム(例えば、装置)は、結合状態から結合解除状態への遷移の第2の指示を受信することができる。装置は、結合状態でヘッドマウント装置に結合される(例えば、接続される)。装置は、結合解除状態でヘッドマウント装置から結合解除される(例えば、切り離される)。場合によっては、XRシステム(例えば、装置)は、結合解除状態から結合状態への遷移の第1の指示を受信したことに応じて、第2のコンテンツを装置からヘッドマウント装置に送信することができる。例えば、いったん装置とヘッドマウント装置とが結合されると、装置は、(動作1215におけるように)第2のコンテンツの生成を開始し、及び/又は(動作1220におけるように)ヘッドマウント装置への第2のコンテンツの送信を開始することができる。いくつかの実施例では、装置からヘッドマウント装置への第2のコンテンツの送信は、結合解除状態から結合状態への遷移の一部であり得る。結合解除状態から結合状態への遷移は、ユーザが結合状態に入りたいか、及び/又は結合解除状態から出たいかどうかに関するユーザへのクエリに答えるユーザインターフェース入力などのユーザインターフェース入力に基づいて開始され得る。いくつかの実施例では、XRシステム(例えば、装置)は、結合状態から結合解除状態への遷移の第2の指示を受信する前に、第2のコンテンツを装置からヘッドマウント装置に送信することができる。例えば、いったん装置とヘッドマウント装置とが結合解除されると、XRシステム(例えば、装置)は、(動作1215におけるように)第2のコンテンツの生成を停止し、及び/又は(動作1220におけるように)ヘッドマウント装置への第2のコンテンツを送信することを停止することができる。いくつかの実施例では、装置からヘッドマウント装置への第2のコンテンツの送信は、結合状態から結合解除状態への遷移の一部であり得る。結合状態から結合解除状態への遷移は、ユーザが結合状態を終了したいか、及び/又は結合解除状態に入りたいかどうかに関するユーザへのクエリに答えるユーザインターフェース入力などのユーザインターフェース入力に基づいて開始され得る。
【0131】
いくつかの実施例では、XRシステム(例えば、装置)は、コンテンツ切り替え入力を受信することができる。コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、XRシステム(例えば、装置)は、第1のディスプレイを使用して第2のコンテンツを表示させることができる。コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、装置は、ヘッドマウント装置への第2のコンテンツを送信することを停止することができる。コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、XRシステム(例えば、装置)は、ヘッドマウント装置に第2のコンテンツを表示することを停止させることができる。コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、XRシステム(例えば、装置)は、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイによって表示される第1のコンテンツを、装置からヘッドマウント装置に送信することができる。コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、XRシステム(例えば、装置)は、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させることを停止することができる。コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、XRシステム(例えば、装置)は、装置の第1のディスプレイに第1のコンテンツを表示することを停止させることができる。
【0132】
コンテンツ切り替え入力は、例えば、センサデータ226、入力データ228、入力インタープリタ210によって出力された入力情報、送受信機(単数若しくは複数)224によって受信された通信(単数若しくは複数)250のうちの少なくとも1つ、ヘッドマウント装置252以外の別のデバイスから送受信機(単数若しくは複数)224によって受信された他の通信(単数若しくは複数)、センサデータ268、入力データ270、入力インタープリタ257によって出力された入力情報、送受信機(単数若しくは複数)266によって受信された通信(単数若しくは複数)250のうちの少なくとも1つ、装置202以外の別のデバイスから送受信機(単数若しくは複数)266によって受信された他の通信(単数若しくは複数)、送受信機(単数若しくは複数)266によって送信された通信(単数若しくは複数)250のうちの少なくとも1つ、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0133】
いくつかの実施例では、ソフトウェアアプリケーションは、ビデオゲーム940及び/又はビデオゲーム1040などのビデオゲームである。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、ビデオゲーム内の環境の少なくとも第1の部分を描写し、第2のコンテンツは、ビデオゲーム内の環境の少なくとも第2の部分を描写する。第1の部分及び第2の部分は、互いに別個及び/又は異なっていてもよい。いくつかの実施例では、第2のコンテンツは、第2の部分、及び第1の部分の少なくとも一部を描写する。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、第1の部分、及び第2の部分の少なくとも一部を描写する。例えば、
図10では、環境1045内のバルーンのうちの3つのみが、第1のコンテンツ1030内で可視である。環境1045の第1の部分は、これらの3つのバルーンを含み得る。
図10では、7つのバルーンが、第2のコンテンツ1050内の環境1045の拡大ビュー1055内で可視である。環境1045の第2の部分は、4つの追加のバルーンを含み得る。この実施例では、第2のコンテンツ1050は、第1の部分と第2の部分との両方を描写している。
【0134】
いくつかの実施例では、ソフトウェアアプリケーションは、ビデオゲーム940及び/又はビデオゲーム1040などのビデオゲームである。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、第1の視点からのビデオゲーム内の環境の少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツは、第2の視点からのビデオゲーム内の環境の少なくとも第2のビューを描写する。第1のビュー及び第2のビューは、互いに別個及び/又は異なっていてもよい。第1の視点及び第2の視点は、互いに別個及び/又は異なっていてもよい。例えば、
図9では、第1のコンテンツ930は、第1の車の後方の第1の視点からの環境945の第1のビューを描写し、第2のコンテンツ950は、環境945の2つの代替ビュー955(第2のビュー(単数又は複数))を含み、すなわち、一方は、トップダウンの鳥瞰図からのビューであり、他方は、2台の車の前、左、及び上からの斜めの視点からのビューである。
【0135】
いくつかの実施例では、ソフトウェアアプリケーションは、メディアアセットビューアアプリケーション640などのメディアビューアである。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、メディアビューアを使用して閲覧される少なくとも第1のメディア要素を描写し、第2のコンテンツは、メディアビューアを使用して閲覧される少なくとも第2のメディア要素を描写する。第1のメディア要素及び第2のメディア要素は、互いに別個及び/又は異なっていてもよい。いくつかの実施例では、第2のコンテンツは、第2のメディア要素、及び第1のメディア要素の少なくとも一部を描写する。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、第1のメディア要素、及び第2のメディア要素の少なくとも一部を描写する。例えば、
図6のコンテキストでは、第2のメディア要素は、選択されたメディアアセット656とすることができ、第1のメディア要素は、メディアアセット657のうちの異なるメディアアセット(選択されたメディアアセット656以外)とすることができる。
図7のコンテキストでは、第1のメディア要素は、メディアアセット657のうちの第1のメディアアセットとすることができ、第2のメディア要素は、メディアアセット657のうちの第2のメディアアセットとすることができる。
【0136】
いくつかの実施例では、ソフトウェアアプリケーションは、メディアアセットビューアアプリケーション640などのメディアビューアである。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、メディアビューアを使用して閲覧されるメディア要素の少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツは、メディアビューアを使用して閲覧されるメディア要素の少なくとも第2のビューを描写する。第1のビュー及び第2のビューは、互いに別個及び/又は異なっていてもよい。メディア要素の例は、選択されたメディアアセット656であり、これは、
図6の第1のコンテンツ630及び第2のコンテンツ650の両方に現れるが、第1のコンテンツ630とは異なる第2のコンテンツ650内の視点から閲覧される。
図7のコンテキストでは、メディア要素は、例えば、第1のコンテンツ630と比較して第2のコンテンツ750内で異なって回転されて現れる、メディアアセット657の星形又は八面体メディアアセットであってもよい。
【0137】
いくつかの実施例では、ソフトウェアアプリケーションは、イラストレーションツール840などのイラストレーションツールである。第1のコンテンツは、イラストレーション845などの、イラストレーションツールを使用して示されたイラストレーションの少なくとも第1のビューを描写する。第2のコンテンツは、イラストレーションツールを使用して示されたイラストレーションの少なくとも第2のビューを描写する。第1のビュー及び第2のビューは、互いに別個及び/又は異なっていてもよい。例えば、
図8では、イラストレーション845は、第1のコンテンツ830内のイラストレーション845の外観と比較して、第2のコンテンツ850において垂直方向に縮小され、水平方向に延長され、及び/又は時計回りに回転されて現れる。
【0138】
いくつかの実施例では、ソフトウェアアプリケーションは、メディアエディタである。メディアエディタの例は、例えば、輝度、コントラスト、色彩度、利得、色合い、色相、又はそれらの何らかの組み合わせなどの画像処理プロパティを編集することによって、メディアアセット(単数又は複数)を編集及び/又は処理することができる、メディアビューア(例えば、メディアアセットビューアアプリケーション640)を含み得る。メディアエディタの例は、ユーザが画像又は他のメディアアセットを描画及び/又はそうでなければ編集することを可能にし得る、イラストレーションツール(例えば、イラストレーションツール840)を含んでもよい。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、メディアエディタを使用して編集されるメディア要素の少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツは、メディアエディタを使用して編集されるメディア要素の少なくとも第2のビューを描写する。
【0139】
いくつかの態様では、撮像システムは、ソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成する手段と、第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させる手段と、ソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のコンテンツに基づいて第2のコンテンツを生成する手段であって、第2のコンテンツが第1のコンテンツとは別個である、手段と、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイによって表示される第2のコンテンツを、ヘッドマウント装置に送信する手段と、を含み得る。
【0140】
いくつかの実施例では、第1のコンテンツを生成する手段は、XRシステム200、装置202、プロセッサ206、ソフトウェアアプリケーション208、第1のコンテンツ生成器212、HMD310、モバイルハンドセット410、装置510、モバイルハンドセット515、HMD525、装置1105、コンピューティングシステム1300、プロセッサ1310、又はそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施例では、第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させる手段は、装置202、プロセッサ206、ソフトウェアアプリケーション208、第1のコンテンツ生成器212、出力デバイス(単数又は複数)222、HMD310、モバイルハンドセット410、装置510、モバイルハンドセット515、HMD525、装置1105、コンピューティングシステム1300、プロセッサ1310、出力デバイス1335、メディアバッファ、又はそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施例では、第2のコンテンツを生成する手段は、XRシステム200、装置202、プロセッサ206、ソフトウェアアプリケーション208、第2のコンテンツ生成器214、表示フォーマットのための画像プロセッサ216、HMD310、モバイルハンドセット410、装置510、モバイルハンドセット515、HMD525、装置1105、コンピューティングシステム1300、プロセッサ1310、又はそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施例では、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイによって表示される第2のコンテンツを、ヘッドマウント装置に送信する手段は、XRシステム200、装置202、プロセッサ206、ソフトウェアアプリケーション208、第2のコンテンツ生成器214、表示フォーマットのための画像プロセッサ216、送受信機(単数若しくは複数)224、通信(単数若しくは複数)250、送受信機(単数若しくは複数)266、ヘッドマウント装置252、表示フォーマットのための画像プロセッサ258、出力デバイス(単数若しくは複数)264、HMD310、モバイルハンドセット410、装置510、ヘッドマウント装置520、モバイルハンドセット515、HMD525、送信(単数若しくは複数)560、送信(単数若しくは複数)660、送信(単数若しくは複数)760、送信(単数若しくは複数)760、送信(単数若しくは複数)860、送信(単数若しくは複数)960、送信(単数若しくは複数)1060、装置1105、ヘッドマウント装置1110、コンピューティングシステム1300、プロセッサ1310、出力デバイス1335、通信インターフェース1340、又はそれらの組み合わせを含む。
【0141】
いくつかの実施例では、本明細書で説明するプロセス(例えば、
図1のプロセス(単数又は複数)、
図2のプロセス(単数又は複数)、
図5のプロセス(単数又は複数)、
図6のプロセス(単数又は複数)、
図7のプロセス(単数又は複数)、
図8のプロセス(単数又は複数)、
図9のプロセス(単数又は複数)、
図10のプロセス(単数又は複数)、プロセス1100、プロセス1200、
図13のプロセス(単数又は複数)、及び/又は本明細書で説明する他のプロセス)は、コンピューティングデバイス又は装置によって実行され得る。いくつかの実施例では、本明細書で説明するプロセスは、画像捕捉及び処理システム100、画像捕捉デバイス105A、画像処理デバイス105B、画像プロセッサ150、ISP154、ホストプロセッサ152、XRシステム200、装置202、ヘッドマウント装置252、HMD310、モバイルハンドセット410、装置510、ヘッドマウント装置520、装置1105、ヘッドマウント装置1110、コンピューティングシステム1300、プロセッサ1310、又はそれらの組み合わせによって実行され得る。
【0142】
コンピューティングデバイスは、本明細書に記載されるプロセスプロセスを含む、本明細書に記載されるプロセスを実行するためのリソース能力を有する、モバイルデバイス(例えば、携帯電話)、デスクトップコンピューティングデバイス、タブレットコンピューティングデバイス、ウェアラブルデバイス(例えば、VRヘッドセット、ARヘッドセット、AR眼鏡、ネットワーク接続されたウォッチ若しくはスマートウォッチ、又は他のウェアラブルデバイス)、サーバコンピュータ、自律車両若しくは自律車両のコンピューティングデバイス、ロボットデバイス、テレビ、及び/又は任意の他のコンピューティングデバイスなどの、任意の好適なデバイスを含み得る。場合によっては、コンピューティングデバイス又は装置は、1つ又は複数の入力デバイス、1つ又は複数の出力デバイス、1つ又は複数のプロセッサ、1つ又は複数のマイクロプロセッサ、1つ又は複数のマイクロコンピュータ、1つ又は複数のカメラ、1つ又は複数のセンサ、及び/又は本明細書で説明するプロセスのステップを実行するように構成される他の構成要素(単数又は複数)などの、様々な構成要素を含み得る。いくつかの実施例では、コンピューティングデバイスは、ディスプレイ、データを通信及び/又は受信するように構成されたネットワークインターフェース、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の構成要素(単数又は複数)を含んでよい。ネットワークインターフェースは、インターネットプロトコル(IP)ベースのデータ若しくは他のタイプのデータを通信及び/又は受信するように構成され得る。
【0143】
コンピューティングデバイスの構成要素は、回路に実装され得る。例えば、構成要素は、1つ又は複数のプログラマブル電子回路(例えば、マイクロプロセッサ、グラフィックス処理ユニット(GPUs)、デジタル信号プロセッサ(DSPs)、中央処理ユニット(CPUs)、及び/又は他の好適な電子回路)を含み得る、電子回路若しくは他の電子ハードウェアを含むことができる、及び/若しくはそれらを使用して実装されることが可能であり、並びに/又は本明細書で説明する様々な動作を実行するために、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、若しくはそれらの任意の組み合わせを含むことができる、及び/若しくはそれらを使用して実装されることが可能である。
【0144】
本明細書で説明するプロセスは、論理フロー図、ブロック図、及び/又は概念図として示されており、その動作は、ハードウェア、コンピュータ命令、又はそれらの組み合わせで実施され得る動作のシーケンスを表す。コンピュータ命令のコンテキストでは、動作は、1つ又は複数のプロセッサによって実行されたとき、記載された動作を実行する、1つ又は複数のコンピュータ可読記憶媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令を表す。概して、コンピュータ実行可能命令は、特定の機能を実行するか又は特定のデータタイプを実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含む。動作が説明される順序は、限定として解釈されることを意図せず、任意の数の説明される動作は、プロセスを実装するために任意の順序で、及び/又は並列に組み合わせることができる。
【0145】
加えて、本明細書において説明されるプロセスは、実行可能命令を用いて構成された1つ又は複数のコンピュータシステムの制御下で実行されてもよく、1つ又は複数のプロセッサ上で、ハードウェアによって、又はそれらの組み合わせで、まとめて実行するコード(例えば、実行可能命令、1つ若しくは複数のコンピュータプログラム、又は1つ又は複数のアプリケーション)として実装されてもよい。上述のように、コードは、例えば、1つ又は複数のプロセッサによって実行可能な複数の命令を備えるコンピュータプログラムの形態で、コンピュータ可読記憶媒体又は機械可読記憶媒体上に記憶されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体又は機械可読記憶媒体は、非一時的であってもよい。
【0146】
図13は、本技術のいくつかの態様を実装するためのシステムの一例を示す図である。詳細には、
図13は、例えば、システムの構成要素が接続1305を使用して互いに通信している、内部コンピューティングシステム、リモートコンピューティングシステム、カメラ、又はそれらの任意の構成要素を構成する、任意のコンピューティングデバイスであり得るコンピューティングシステム1300の一例を示す。接続1305は、バスを使用した物理接続、又はチップセットアーキテクチャなどにおけるプロセッサ1310への直接接続であってよい。接続1305はまた、仮想接続、ネットワーク接続、又は論理接続であってもよい。
【0147】
いくつかの実施形態では、コンピューティングシステム1300は、本開示において説明する機能が、1つのデータセンター、複数のデータセンター、ピアネットワークなどに分散され得る分散型システムである。いくつかの実施形態では、説明するシステム構成要素の1つ又は複数は、構成要素の説明の対象である機能のうちのいくつか又は全てを各々実施するような多くの構成要素を表す。いくつかの実施形態では、構成要素は物理デバイス又は仮想デバイスとすることができる。
【0148】
例示的なシステム1300は、少なくとも1つの処理装置(CPU又はプロセッサ)1310と、読取り専用メモリ(ROM)1320及びランダムアクセスメモリ(RAM)1325などのシステムメモリ1315を含む様々なシステム構成要素をプロセッサ1310に結合する接続1305とを含む。コンピューティングシステム1300は、プロセッサ1310と直接接続されるか、プロセッサ1310に極めて近接しているか、又はプロセッサ1310の一部として統合される、高速メモリのキャッシュ1312を含み得る。
【0149】
プロセッサ1310は、任意の汎用プロセッサと、記憶デバイス1330内に記憶され、プロセッサ1310、並びにソフトウェア命令が実際のプロセッサ設計に組み込まれた専用プロセッサを制御するように構成された、サービス1332、1334、及び1336などのハードウェアサービス又はソフトウェアサービスとを含み得る。プロセッサ1310は基本的に、複数のコア又はプロセッサ、バス、メモリコントローラ、キャッシュなどを含む、完全に自己完結型のコンピューティングシステムであってもよい。マルチコアプロセッサは、対称であってもよく又は非対称であってもよい。
【0150】
ユーザ対話を可能にするために、コンピューティングシステム1300は、発話のためのマイクロフォン、ジェスチャ入力又はグラフィカル入力のためのタッチ感知画面、キーボード、マウス、モーション入力、発話などの、任意の数の入力機構を表すことができる、入力デバイス1345を含む。コンピューティングシステム1300は、いくつかの出力機構の1つ又は複数であり得る出力デバイス1335を含んでもよい。場合によっては、多モードのシステムは、コンピューティングシステム1300と通信するためにユーザが複数のタイプの入力/出力を提供することを可能にし得る。コンピューティングシステム1300は、一般に、ユーザ入力及びシステム出力を支配し管理することができる通信インターフェース1340を含み得る。通信インターフェースは、オーディオジャック/プラグ、マイクロフォンジャック/プラグ、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート/プラグ、Apple(登録商標)Lightning(登録商標)ポート/プラグ、Ethernetポート/プラグ、光ファイバーポート/プラグ、プロプライエタリ有線ポート/プラグ、BLUETOOTH(登録商標)ワイヤレス信号転送、BLUETOOTH(登録商標)低エネルギー(low energy、BLE)ワイヤレス信号転送、IBEACON(登録商標)ワイヤレス信号転送、無線周波識別(radio-frequency identification、RFID)ワイヤレス信号転送、近距離通信(near-field communications、NFC)ワイヤレス信号転送、専用短距離通信(dedicated short range communication、DSRC)ワイヤレス信号転送、802.11 Wi-Fiワイヤレス信号転送、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)信号転送、可視光通信(Visible Light Communication、VLC)、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、赤外線(infrared、IR)通信ワイヤレス信号転送、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network、PSTN)信号転送、統合サービスデジタルネットワーク(Integrated Services Digital Network、ISDN)信号転送、3G/4G/5G/LTEセルラーデータネットワークワイヤレス信号転送、アドホックネットワーク信号転送、電波信号転送、マイクロ波信号転送、赤外線信号転送、可視光信号転送、紫外光信号転送、電磁スペクトルに沿ったワイヤレス信号転送、又はそれらの何らかの組み合わせを利用するものを含む、有線及び/又はワイヤレスのトランシーバを使用する有線通信又はワイヤレス通信の受信及び/又は送信を実施し得るか、又は容易にし得る。通信インターフェース1340は、1つ又は複数の全地球航法衛星システム(Global Navigation Satellite System、GNSS)システムに関連する1つ又は複数の衛星からの1つ又は複数の信号の受信に基づいて、コンピューティングシステム1300の位置を決定するために使用される、1つ又は複数のGNSS受信機又はトランシーバを含んでもよい。GNSSシステムは、限定はしないが、米国の全地球測位システム(GPS)、ロシアの全地球航法衛星システム(Global Navigation Satellite System、GLONASS)、中国の北斗航法衛星システム(BeiDou Navigation Satellite system、BDS)、及び欧州のGalileo GNSSを含む。任意の特定のハードウェア配列で動作することに対して制約がなく、したがって、ここでの基本的な特徴は、それらが開発されるにつれて、改善されたハードウェア配列又はファームウェア配列のために容易に置き換えられてよい。
【0151】
記憶デバイス1330は、不揮発性のかつ/又は非一時的なかつ/又はコンピュータ可読のメモリデバイスであってもよく、磁気カセット、フラッシュメモリカード、固体メモリデバイス、デジタル多用途ディスク、カートリッジ、フロッピーディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、磁気ストリップ/ストライプ、任意の他の磁気記憶媒体、フラッシュメモリ、メモリスタメモリ、任意の他の固体メモリ、コンパクトディスク読取り専用メモリ(compact disc read only memory、CD-ROM)光ディスク、再書き込み可能コンパクトディスク(compact disc、CD)光ディスク、デジタルビデオディスク(digital video disk、DVD)光ディスク、ブルーレイディスク(blu-ray disc、BDD)光ディスク、ホログラフィック光ディスク、別の光媒体、セキュアデジタル(secure digital、SD)カード、マイクロセキュアデジタル(micro secure digital、microSD)カード、メモリスティック(登録商標)カード、スマートカードチップ、EMVチップ、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、ミニ/マイクロ/ナノ/ピコSIMカード、別の集積回路(integrated circuit、IC)チップ/カード、ランダムアクセスメモリ(RAM)、スタティックRAM(static RAM、SRAM)、ダイナミックRAM(dynamic RAM、DRAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(programmable read-only memory、PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(erasable programmable read-only memory、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、フラッシュEPROM(flashEPROM、FLASHEPROM)、キャッシュメモリ(L1/L2/L3/L4/L5/L#)、抵抗性ランダムアクセスメモリ(resistive random-access memory、RRAM/ReRAM)、位相変化メモリ(phase change memory、PCM)、スピン転送トルクRAM(spin transfer torque RAM、STT-RAM)、別のメモリチップ若しくはカートリッジ、及び/又はそれらの組み合わせなどの、コンピュータによってアクセス可能であるデータを記憶できるハードディスク又は他のタイプのコンピュータ可読媒体であってよい。
【0152】
記憶デバイス1330は、そのようなソフトウェアを定義するコードがプロセッサ1310によって実行されると、システムに機能を実施させる、ソフトウェアサービス、サーバ、サービスなどを含み得る。いくつかの実施形態では、特定の機能を実施するハードウェアサービスは、機能を実行するために、プロセッサ1310、接続1305、出力デバイス1335などの必要なハードウェア構成要素に関してコンピュータ可読媒体内に記憶された、ソフトウェア構成要素を含み得る。
【0153】
本明細書で使用する「コンピュータ可読媒体」という用語は、限定はしないが、携帯型又は非携帯型の記憶デバイス、光記憶デバイス、並びに命令及び/又はデータを記憶、格納、又は搬送することが可能な様々な他の媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、データが記憶され、かつワイヤレスで若しくは有線接続を介して伝搬する搬送波及び/又は一時的な電子信号を含まない、非一時的媒体を含んでもよい。非一時的媒体の例としては、限定はしないが、磁気ディスク若しくはテープ、コンパクトディスク(CD)若しくはデジタル多用途ディスク(DVD)などの光記憶媒体、フラッシュメモリ、メモリ、又はメモリデバイスが挙げられ得る。コンピュータ可読媒体は、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、又は命令、データ構造、若しくはプログラムステートメントの任意の組み合わせを表し得る、コンピュータ可読媒体上に記憶されたコード及び/又は機械実行可能命令を有してもよい。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、又はメモリコンテンツを渡すこと及び/又は受けることによって、別のコードセグメント又はハードウェア回路に結合されてもよい。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク伝送などを含む、任意の適切な手段を使用して渡され、転送され、又は伝送されてもよい。
【0154】
いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶デバイス、媒体、及びメモリは、ビットストリームなどを含むケーブル又はワイヤレス信号を含み得る。しかしながら、言及する場合、非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、エネルギー、キャリア信号、電磁波、及び信号自体などの媒体を明確に除外する。
【0155】
本明細書で提供する実施形態及び例の完全な理解を与えるために、上記の説明において具体的な詳細が提供されている。しかしながら、実施形態がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが当業者によって理解されよう。説明を分かりやすくするために、いくつかの事例では、本技術は、デバイス、デバイス構成要素、ソフトウェアの中で具現される方法におけるステップ若しくはルーチン、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを備える機能ブロックを含む、個々の機能ブロックを含むものとして提示されることがある。図中に示され、及び/又は本明細書で説明される構成要素以外の、追加の構成要素が使用されてもよい。例えば、不必要な詳細で実施形態を不明瞭にしないように、回路、システム、ネットワーク、プロセス、及び他の構成要素がブロック図の形態で構成要素として示されてもよい。他の事例では、実施形態を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている回路、プロセス、アルゴリズム、構造、及び技法は、不必要な詳細なしに示されてもよい。
【0156】
個々の実施形態は、フローチャート、フロー図、データフロー図、構造図、又はブロック図として示されるプロセス又は方法として上記で説明されてもよい。フローチャートは、動作を逐次プロセスとして説明することがあるが、動作の多くは並列に又は同時に実行することができる。加えて、動作の順序は並べ替えられてもよい。プロセスは、その動作が完了するときに終了するが、図に含まれていない追加のステップを有することができる。プロセスは、メソッド、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応してもよい。プロセスが関数に対応するとき、その終了は、その関数が呼出し関数又はメイン関数に戻ることに対応することができる。
【0157】
上記で説明した例によるプロセス及び方法は、コンピュータ可読媒体に記憶されているか、又はそうでなければコンピュータ可読媒体から入手可能なコンピュータ実行可能命令を使用して実装され得る。そのような命令は、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、若しくは処理デバイスにいくつかの機能若しくは機能の群を実施させるか、又は場合によっては、いくつかの機能若しくは機能の群を実施するように汎用コンピュータ、専用コンピュータ、若しくは処理デバイスを構成する、命令及びデータを含み得る。使用されるコンピュータリソースの部分は、ネットワークを介してアクセス可能であり得る。コンピュータ実行可能命令は、例えば、アセンブリ言語、ファームウェア、ソースコードなどの、バイナリ、中間フォーマット命令であってもよい。命令、使用される情報、及び/又は説明する例による方法の間に作成される情報を記憶するために使用されることがあるコンピュータ可読媒体の例としては、磁気又は光ディスク、フラッシュメモリ、不揮発性メモリを備えたUSBデバイス、ネットワーク接続された記憶デバイスなどが挙げられる。
【0158】
これらの開示に従ってプロセス及び方法を実施するデバイスは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができ、様々なフォームファクタのうちのいずれかをとることができる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、又はマイクロコードにおいて実装されるとき、必要なタスクを実行するためのプログラムコード又はコードセグメント(例えば、コンピュータプログラム製品)は、コンピュータ可読媒体又は機械可読媒体に記憶されてもよい。プロセッサ(単数又は複数)は、必要なタスクを実行してもよい。フォームファクタの典型的な例は、ラップトップ、スマートフォン、携帯電話、タブレットデバイス又は他の小スペース型パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、ラックマウントデバイス、スタンドアロンデバイスなどを含む。本明細書で説明した機能はまた、周辺装置又はアドインカードで具現化され得る。そのような機能はまた、更なる例として、異なるチップのうちの回路基板上、又は単一のデバイスにおいて実行する異なるプロセス上で実施され得る。
【0159】
命令、そのような命令を伝えるための媒体、命令を実行するためのコンピューティングリソース、及びそのようなコンピューティングリソースをサポートするための他の構造は、本開示で説明した機能を提供するための例示的な手段である。
【0160】
上記の説明では、本出願の態様はそれらの特定の実施形態を参照しながら説明されるが、本出願がそれらに限定されないことを当業者は認識されよう。したがって、本出願の例示的な実施形態が本明細書で詳細に説明されているが、本発明の概念が別のやり方で様々に具現及び採用され得ること、並びに従来技術によって限定される場合を除き、添付の特許請求の範囲がそのような変形を含むものと解釈されることが意図されることを理解されたい。上記で説明した本出願の様々な特徴及び態様は、個別に又は共同で使用され得る。更に、実施形態は、本明細書のより広い趣旨及び範囲から逸脱することなく、本明細書で説明されるもの以外の任意の数の環境及び適用例において利用することができる。したがって、本明細書及び図面は、限定的ではなく例示的と見なされるべきである。例示の目的のために、方法は特定の順序で説明された。代替実施形態では、方法は、説明された順序とは異なる順序で実行されてもよいことを理解されたい。
【0161】
本明細書において使用される、よりも小さい(「<」)及びよりも大きい(「>」)という記号又は用語は、本説明の範囲から逸脱することなく、それぞれ、以下(「≦」)及び以上(「≧」)という記号で置き換えられ得ることを、当業者は理解するであろう。
【0162】
構成要素が特定の動作を実行する「ように構成されている」ものとして説明される場合、そのような構成は、例えば、動作を実行するように電子回路若しくは他のハードウェアを設計することによって、動作を実行するようにプログラマブル電子回路(例えば、マイクロプロセッサ、又は他の適切な電子回路)をプログラムすることによって、又はそれらの任意の組み合わせで達成され得る。
【0163】
「に結合された」という句は、直接的若しくは間接的のいずれかで別の構成要素に物理的に接続されている任意の構成要素、及び/又は直接的若しくは間接的のいずれかで別の構成要素と通信している(例えば、有線接続若しくはワイヤレス接続及び/又は他の好適な通信インターフェースを介して他の構成要素に接続されている)任意の構成要素を指す。
【0164】
集合「のうちの少なくとも1つ」及び/又は集合のうちの「1つ以上」と記載する請求項の文言又は他の文言は、集合の1つのメンバー又は集合の(任意の組み合わせでの)複数のメンバーが請求項を満たすことを示す。例えば、「A及びBのうちの少なくとも1つ」と記載する請求項の文言は、A、B、又はA及びBを意味する。別の例では、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」と記載する請求項の文言は、A、B、C、又はA及びB、又はA及びC、又はB及びC、又はA及びB及びCを意味する。集合「のうちの少なくとも1つ」及び/又は集合のうちの「1つ又は複数」という文言は、集合の中で列挙される項目にその集合を限定しない。例えば、「A及びBのうちの少なくとも1つ」を記述する請求項の文言は、A、B、又はA及びBを意味することができ、加えて、A及びBの集合に列挙されていない項目を更に含むことができる。
【0165】
本明細書で開示する実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組み合わせとして実装され得る。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップについて、それらの機能に関して概略的に上記で説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるのか又はソフトウェアとして実装されるのかは、特定の適用例及びシステム全体に課される設計上の制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本出願の範囲から逸脱する原因として解釈されるべきではない。
【0166】
本明細書で説明される技法はまた、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせにおいて実装され得る。そのような技法は、汎用コンピュータ、ワイヤレス通信デバイスハンドセット、又はワイヤレス通信デバイスハンドセット及び他のデバイスにおける適用例を含む複数の用途を有する集積回路デバイスなどの、様々なデバイスのうちのいずれかにおいて実装されてもよい。モジュール又は構成要素として説明した任意の特徴は、集積ロジックデバイスの中で一緒に、又は個別であるが相互動作可能なロジックデバイスとして別々に実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、技法は、実行されると、上で説明された方法のうちの1つ以上を実施する命令を含むプログラムコードを備える、コンピュータ可読データ記憶媒体によって少なくとも部分的に実現されてよい。コンピュータ可読データ記憶媒体は、コンピュータプログラム製品の一部を形成してもよく、これはパッケージ材料を含んでもよい。コンピュータ可読媒体は、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)などのランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(non-volatile random access memory、NVRAM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気又は光データ記憶媒体などの、メモリ又はデータ記憶媒体を備えてもよい。技法は、追加又は代替として、命令又はデータ構造の形態でのプログラムコードを搬送又は通信し得る、かつコンピュータによってアクセスされ、読み取られ、及び/又は実行され得る、伝搬される信号又は波などの、コンピュータ可読通信媒体によって少なくとも部分的に実現されてもよい。
【0167】
プログラムコードは、1つ又は複数のデジタル信号プロセッサ(DSPs)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASICs)、フィールドプログラマブルロジックアレイ(FPGAs)、又は他の同等の集積論理回路若しくは個別論理回路などの1つ又は複数のプロセッサを含み得る、プロセッサによって実行されてもよい。そのようなプロセッサは、本開示に記載された技法のいずれかを実施するように構成されてもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよい代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンでもあってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は任意の他のそのような構成として実装されてもよい。したがって、本明細書で使用する「プロセッサ」という用語は、上記の構造、上記の構造の任意の組み合わせ、又は本明細書で説明した技法の実装に適した任意の他の構造若しくは装置のうちのいずれかを指すことがある。加えて、いくつかの態様では、本明細書で説明した機能性は、符号化及び復号のために構成された専用のソフトウェアモジュール若しくはハードウェアモジュール内に設けられてよく、又は複合ビデオエンコーダデコーダ(combined video encoder-decoder、CODEC)内に組み込まれてよい。
【0168】
本開示の例示的な態様は以下を含む。
【0169】
態様1.装置であって、少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのメモリに結合された1つ又は複数のプロセッサであって、ソフトウェアアプリケーションを使用して、装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成し、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させ、ソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のコンテンツに基づいて第2のコンテンツを生成し、第2のコンテンツが第1のコンテンツとは別個であり、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して第2のコンテンツを表示させる、ように構成された、1つ又は複数のプロセッサと、を備える、装置。
【0170】
態様2.装置の第1のディスプレイ及びヘッドマウント装置の第2のディスプレイが、異なるディスプレイタイプである、態様1に記載の装置。
【0171】
態様3.ヘッドマウント装置の第2のディスプレイが、光透過性ディスプレイ又は3次元ディスプレイのうちの少なくとも1つを含む、態様1又は2に記載の装置。
【0172】
態様4.第1のコンテンツが、第1の視点から表された要素の第1のビューを含み、第2のコンテンツが、第2の視点から表された要素の第2のビューを含み、第1の視点が第2の視点とは別個である、態様1~3のいずれかに記載の装置。
【0173】
態様5.第1のコンテンツが、要素の2次元(2D)ビューを含み、第2のコンテンツが、要素の3次元(3D)ビューを含む、態様1~4のいずれかに記載の装置。
【0174】
態様6.第1のコンテンツが、要素の3次元(3D)ビューを含み、第2のコンテンツが、要素の2次元(2D)ビューを含む、態様1~5のいずれかに記載の装置。
【0175】
態様7.1つ又は複数のプロセッサが、入力インターフェースを使用して1つ又は複数の入力を受信するように構成されており、第1のコンテンツを生成するために、1つ又は複数のプロセッサが、1つ又は複数の入力に基づいて第1のコンテンツを生成するように構成されている、態様1~6のいずれかに記載の装置。
【0176】
態様8.1つ又は複数のプロセッサが、入力インターフェースを使用して1つ又は複数の入力を受信するように構成されており、第2のコンテンツを生成するために、1つ又は複数のプロセッサが、1つ又は複数の入力に基づいて第2のコンテンツを生成するように構成されている、態様1~7のいずれかに記載の装置。
【0177】
態様9.1つ又は複数のプロセッサが、結合解除状態から結合状態への遷移の指示を受信するように構成されており、装置が、結合状態でヘッドマウント装置に結合され、装置が、結合解除状態でヘッドマウント装置から結合解除され、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に送信するために、1つ又は複数のプロセッサが、指示を受信したことに応じて、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に送信するように構成されている、態様1~8のいずれかに記載の装置。
【0178】
態様10.1つ又は複数のプロセッサが、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に送信したことに応じて、結合状態から結合解除状態への遷移の指示を受信するように構成されており、装置が、結合状態でヘッドマウント装置に結合され、装置が、結合解除状態でヘッドマウント装置から結合解除され、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に送信するために、1つ又は複数のプロセッサが、指示を受信する前に第2のコンテンツをヘッドマウント装置に送信するように構成されている、態様1~9のいずれかに記載の装置。
【0179】
態様11.1つ又は複数のプロセッサが、コンテンツ切り替え入力を受信し、コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、第1のディスプレイを使用して第2のコンテンツを表示させ、コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイによって表示される第1のコンテンツをヘッドマウント装置に送信する、ように構成されている、態様1~10のいずれかに記載の装置。
【0180】
態様12.第1のコンテンツが、ソフトウェアアプリケーションのソフトウェアアプリケーションタイプに関連付けられた第1のメディア要素の第1のビューを表し、第2のコンテンツが、ソフトウェアアプリケーションのソフトウェアアプリケーションタイプに関連付けられた第1のメディア要素又は第2のメディア要素の第2のビューを表し、ソフトウェアアプリケーションタイプが、ビデオゲーム、メディアビューア、イラストレーションツール、メディアエディタ、ブラウザ、対話式環境、又は通信プラットフォームのうちの少なくとも1つを含む、態様1~11のいずれかに記載の装置。
【0181】
態様13.ソフトウェアアプリケーションが、ビデオゲームであり、第1のコンテンツが、ビデオゲーム内の環境の少なくとも第1の部分を描写し、第2のコンテンツが、ビデオゲーム内の環境の少なくとも第2の部分を描写する、態様1~12のいずれかに記載の装置。
【0182】
態様14.ソフトウェアアプリケーションが、ビデオゲームであり、第1のコンテンツが、第1の視点からのビデオゲーム内の環境の少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツが、第2の視点からのビデオゲーム内の環境の少なくとも第2のビューを描写する、態様1~13のいずれかに記載の装置。
【0183】
態様15.ソフトウェアアプリケーションが、メディアビューアであり、第1のコンテンツが、メディアビューアを使用して閲覧される少なくとも第1のメディア要素を描写し、第2のコンテンツが、メディアビューアを使用して閲覧される少なくとも第2のメディア要素を描写する、態様1~14のいずれかに記載の装置。
【0184】
態様16.ソフトウェアアプリケーションが、メディアビューアであり、第1のコンテンツが、メディアビューアを使用して閲覧されるメディア要素の少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツが、メディアビューアを使用して閲覧されるメディア要素の少なくとも第2のビューを描写する、態様1~15のいずれかに記載の装置。
【0185】
態様17.ソフトウェアアプリケーションが、イラストレーションツールであり、第1のコンテンツが、イラストレーションツールを使用して図示されるイラストレーションの少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツが、イラストレーションツールを使用して図示されるイラストレーションの少なくとも第2のビューを描写する、態様1~16のいずれかに記載の装置。
【0186】
態様18.ソフトウェアアプリケーションが、メディアエディタであり、第1のコンテンツが、メディアエディタを使用して編集されるメディア要素の少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツが、メディアエディタを使用して編集されるメディア要素の少なくとも第2のビューを描写する、態様1~17のいずれかに記載の装置。
【0187】
態様19.第1のコンテンツを表示するように構成された第1のディスプレイを更に備える、態様1~18のいずれかに記載の装置。
【0188】
態様20.第1のディスプレイが、タッチスクリーンディスプレイである、態様1~19のいずれかに記載の装置。
【0189】
態様21.装置が、モバイルハンドセット及びワイヤレス通信デバイスのうちの少なくとも1つを含む、態様1~20のいずれかに記載の装置。
【0190】
態様22.ヘッドマウント装置が、ヘッドマウントディスプレイを含む、態様1~21のいずれかに記載の装置。
【0191】
態様23.装置及びヘッドマウント装置が、両方ともユーザに関連付けられ、異なるデバイスタイプである、態様1~22のいずれかに記載の装置。
【0192】
態様24.エクステンデッドリアリティ(XR)用のデバイス相互運用性の方法であって、装置のソフトウェアアプリケーションを使用して、装置の第1のディスプレイを使用して表示される第1のコンテンツを生成することと、装置の第1のディスプレイを使用して第1のコンテンツを表示させることと、装置のソフトウェアアプリケーションを使用して、第1のコンテンツに基づいて第2のコンテンツを生成することであって、第2のコンテンツが第1のコンテンツとは別個である、生成することと、第2のコンテンツを装置からヘッドマウント装置に少なくとも部分的に送信することによって、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイを使用して第2のコンテンツを表示させることと、を含む、方法。
【0193】
態様25.装置の第1のディスプレイ及びヘッドマウント装置の第2のディスプレイが、異なるディスプレイタイプである、態様24に記載の方法。
【0194】
態様26.ヘッドマウント装置の第2のディスプレイが、光透過性ディスプレイ又は3次元ディスプレイのうちの少なくとも1つを含む、態様24又は25に記載の方法。
【0195】
態様27.第1のコンテンツが、要素の第1のビューを含み、第2のコンテンツが、要素の第2のビューを含み、第1のビューが第2のビューとは別個である、態様24~26のいずれかに記載の方法。
【0196】
態様28.第1のコンテンツが、要素の2次元(2D)ビューを含み、第2のコンテンツが、要素の3次元(3D)ビューを含む、態様24~27のいずれかに記載の方法。
【0197】
態様29.第1のコンテンツが、要素の3次元(3D)ビューを含み、第2のコンテンツが、要素の2次元(2D)ビューを含む、態様24~28のいずれかに記載の方法。
【0198】
態様30.入力インターフェースを使用して1つ又は複数の入力を受信することを更に含み、第1のコンテンツを生成することが、1つ又は複数の入力に基づく、態様24~29のいずれかに記載の方法。
【0199】
態様31.入力インターフェースを使用して1つ又は複数の入力を受信することを更に含み、第2のコンテンツを生成することが、1つ又は複数の入力に基づく、態様24~30のいずれかに記載の方法。
【0200】
態様32.結合解除状態から結合状態への遷移の指示を受信することを更に含み、装置が、結合状態でヘッドマウント装置に結合され、装置が、結合解除状態でヘッドマウント装置から結合解除され、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に送信することが、指示を受信したことに応じて実行される、態様24~31のいずれかに記載の方法。
【0201】
態様33.第2のコンテンツをヘッドマウント装置に送信したことに応じて、結合状態から結合解除状態への遷移の指示を受信することを更に含み、装置が、結合状態でヘッドマウント装置に結合され、装置が、結合解除状態でヘッドマウント装置から結合解除され、第2のコンテンツをヘッドマウント装置に送信することが、指示を受信する前に実行される、態様24~32のいずれかに記載の方法。
【0202】
態様34.コンテンツ切り替え入力を受信することと、コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、装置の第1のディスプレイを使用して第2のコンテンツを表示させることと、コンテンツ切り替え入力の受信に応じて、ヘッドマウント装置の第2のディスプレイによって表示される第1のコンテンツを装置からヘッドマウント装置に送信することと、を更に含む、態様24~33のいずれかに記載の方法。
【0203】
態様35.第1のコンテンツが、ソフトウェアアプリケーションのソフトウェアアプリケーションタイプに関連付けられた第1のメディア要素の第1のビューを表し、第2のコンテンツが、ソフトウェアアプリケーションのソフトウェアアプリケーションタイプに関連付けられた第1のメディア要素又は第2のメディア要素の第2のビューを表し、ソフトウェアアプリケーションタイプが、ビデオゲーム、メディアビューア、イラストレーションツール、メディアエディタ、ブラウザ、対話式環境、又は通信プラットフォームのうちの少なくとも1つを含む、態様24~34のいずれかに記載の方法。
【0204】
態様36.ソフトウェアアプリケーションが、ビデオゲームであり、第1のコンテンツが、ビデオゲーム内の環境の少なくとも第1の部分を描写し、第2のコンテンツが、ビデオゲーム内の環境の少なくとも第2の部分を描写する、態様24~35のいずれかに記載の方法。
【0205】
態様37.ソフトウェアアプリケーションが、ビデオゲームであり、第1のコンテンツが、第1の視点からのビデオゲーム内の環境の少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツが、第2の視点からのビデオゲーム内の環境の少なくとも第2のビューを描写する、態様24~36のいずれかに記載の方法。
【0206】
態様38.ソフトウェアアプリケーションが、メディアビューアであり、第1のコンテンツが、メディアビューアを使用して閲覧される少なくとも第1のメディア要素を描写し、第2のコンテンツが、メディアビューアを使用して閲覧される少なくとも第2のメディア要素を描写する、態様24~37のいずれかに記載の方法。
【0207】
態様39.ソフトウェアアプリケーションが、メディアビューアであり、第1のコンテンツが、メディアビューアを使用して閲覧されるメディア要素の少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツが、メディアビューアを使用して閲覧されるメディア要素の少なくとも第2のビューを描写する、態様24~38のいずれかに記載の方法。
【0208】
態様40.ソフトウェアアプリケーションが、イラストレーションツールであり、第1のコンテンツが、イラストレーションツールを使用して図示されるイラストレーションの少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツが、イラストレーションツールを使用して図示されるイラストレーションの少なくとも第2のビューを描写する、態様24~39のいずれかに記載の方法。
【0209】
態様41.ソフトウェアアプリケーションが、メディアエディタであり、第1のコンテンツが、メディアエディタを使用して編集されるメディア要素の少なくとも第1のビューを描写し、第2のコンテンツが、メディアエディタを使用して編集されるメディア要素の少なくとも第2のビューを描写する、態様24~40のいずれかに記載の方法。
【0210】
態様42.方法が、装置によって実行され、装置が、第1のコンテンツを表示するように構成された第1のディスプレイを含む、態様24~41のいずれかに記載の方法。
【0211】
態様43.第1のディスプレイが、タッチスクリーンディスプレイである、態様24~42のいずれかに記載の方法。
【0212】
態様44.装置が、モバイルハンドセット及びワイヤレス通信デバイスのうちの少なくとも1つを含む、態様24~43のいずれかに記載の方法。
【0213】
態様45.ヘッドマウント装置が、ヘッドマウントディスプレイを含む、態様24~44のいずれかに記載の方法。
【0214】
態様46.装置及びヘッドマウント装置が、両方ともユーザに関連付けられ、異なるデバイスタイプである、態様24~45のいずれかに記載の方法。
【0215】
態様47.装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに態様1~46のいずれかに記載の動作を実行させる命令を記憶した、装置の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0216】
態様48.態様1~46のいずれかによる動作を実行する1つ又は複数の手段を含む、エクステンデッドリアリティ(XR)用のデバイス相互運用性のための装置。
【国際調査報告】