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特表2024-544482構成済みグラント物理アップリンク共有チャネル反復に関連付けられたサウンディング基準信号リソースインジケータ
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  • 特表-構成済みグラント物理アップリンク共有チャネル反復に関連付けられたサウンディング基準信号リソースインジケータ 図1
  • 特表-構成済みグラント物理アップリンク共有チャネル反復に関連付けられたサウンディング基準信号リソースインジケータ 図2
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  • 特表-構成済みグラント物理アップリンク共有チャネル反復に関連付けられたサウンディング基準信号リソースインジケータ 図6
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  • 特表-構成済みグラント物理アップリンク共有チャネル反復に関連付けられたサウンディング基準信号リソースインジケータ 図8
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-03
(54)【発明の名称】構成済みグラント物理アップリンク共有チャネル反復に関連付けられたサウンディング基準信号リソースインジケータ
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/115 20230101AFI20241126BHJP
   H04W 72/23 20230101ALI20241126BHJP
【FI】
H04W72/115
H04W72/23
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024525454
(86)(22)【出願日】2022-11-11
(85)【翻訳文提出日】2024-04-26
(86)【国際出願番号】 US2022079730
(87)【国際公開番号】W WO2023086948
(87)【国際公開日】2023-05-19
(31)【優先権主張番号】63/264,033
(32)【優先日】2021-11-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】18/054,389
(32)【優先日】2022-11-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
(71)【出願人】
【識別番号】507364838
【氏名又は名称】クアルコム,インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100163522
【弁理士】
【氏名又は名称】黒田 晋平
(72)【発明者】
【氏名】モスタファ・コシュネヴィサン
(72)【発明者】
【氏名】イタオ・チェン
(72)【発明者】
【氏名】シャオシア・ジャン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH27
(57)【要約】
本開示の様々な態様は、概して、ワイヤレス通信に関する。いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)は、構成済みグラント(CG)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのサウンディング基準信号(SRS)リソースインジケータを含み、少なくとも1つのリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信し得る。UEは、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定し得る。数多くの他の態様が提供される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合された少なくとも1つのメモリと、を備え、前記少なくとも1つのメモリが、コードを記憶しており、前記コードが、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、前記装置に、
構成済みグラント(CG)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのサウンディング基準信号(SRS)リソースインジケータを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、かつ前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信させ、
前記少なくとも1つのSRSリソースセットに少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、前記PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信させる、ように構成されている、装置。
【請求項2】
前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、ただ1つのSRSリソースインジケータを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、ただ1つのSRSリソースセットを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットであり、前記第1のSRSリソースセットは、前記ただ1つのSRSリソースセットが前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた前記第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のSRSリソースセットリストにリストされているコードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記第1のSRSリソースセットが、前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた前記ただ1つのSRSリソースセットである、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた前記第1のSRSリソースセットが、前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセット識別子(ID)値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含む、請求項3に記載の装置。
【請求項6】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットであり、前記第1のSRSリソースセットは、前記ただ1つのSRSリソースセットが前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のSRSリソースセットリストにリストされているコードブック又は非コードブックに設定された使用インジケータを有する、請求項2に記載の装置。
【請求項7】
前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた前記第1のSRSリソースセットが、前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた前記ただ1つのSRSリソースセットである、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた前記第1のSRSリソースセットが、前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセット識別子(ID)値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含む、請求項6に記載の装置。
【請求項9】
前記CG PUSCH構成が、インジケータビットを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、ただ1つのSRSリソースセットであり、前記ただ1つのSRSリソースセットは、
前記インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含む、又は
前記インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含む、請求項2に記載の装置。
【請求項10】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、SRSリソースセット識別子(ID)に関連付けられたSRSリソースセットであって、前記SRSリソースセットIDは、前記CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータが前記SRSリソースセットIDを示すことに少なくとも部分的に基づいて、前記ただ1つのSRSリソースセットに関連付けられている、SRSリソースセットである、請求項2に記載の装置。
【請求項11】
前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、第1のSRSリソースインジケータと第2のSRSリソースインジケータとを含み、前記PUSCH反復の少なくとも1つのセットが、第1のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第1のセットと、第2のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第2のセットと、を含み、前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のSRSリソースセットが、前記第1のSRSリソースセットリスト又は前記第2のSRSリソースセットリストのうちの前記少なくとも1つにリストされている、請求項1に記載の装置。
【請求項12】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、
前記第1のSRSリソースセットが前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含み、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有すること、及び
前記第2のSRSリソースセットが前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットを含み、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有すること、に少なくとも部分的に基づく、請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、前記第1のSRSリソースセットリストが前記第2のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づく、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、前記第1のSRSリソースセットリストが前記第1のSRSリソースセットのみをリストしていることに少なくとも部分的に基づく、請求項12に記載の装置。
【請求項15】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、
前記第1のSRSリソースセットが前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含み、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有すること、及び
前記第2のSRSリソースセットが前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットを含み、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有すること、に少なくとも部分的に基づく、請求項11に記載の装置。
【請求項16】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、前記第2のSRSリソースセットリストが前記第1のSRSリソースセットと前記第2のSRSリソースセットとをリストしていることに少なくとも部分的に基づく、請求項11に記載の装置。
【請求項17】
前記CG PUSCH構成が、インジケータビットを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、
前記第1のSRSリソースセットが、前記インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであること、又は
前記第1のSRSリソースセットが、前記インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであること、に少なくとも部分的に基づく、請求項11に記載の装置。
【請求項18】
前記CG PUSCH構成が、インジケータビットを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、
前記第2のSRSリソースセットが、前記インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットであること、又は
前記第2のSRSリソースセットが、前記インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットであること、に少なくとも部分的に基づく、請求項11に記載の装置。
【請求項19】
第1のSRSリソースセット識別子(ID)が前記第1のSRSリソースセットに対応し、第2のSRSリソースセットIDが前記第2のSRSリソースセットに対応し、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットIDに関連付けられた第1のSRSリソースセットと第2のSRSリソースセットIDに関連付けられた第2のSRSリソースセットとを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、前記CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータが前記第1のSRSリソースセットIDと前記第2のSRSリソースセットIDとを示すことに少なくとも部分的に基づいていることに少なくとも部分的に基づく、請求項11に記載の装置。
【請求項20】
ワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に結合された少なくとも1つのメモリと、を備え、前記少なくとも1つのメモリが、コードを記憶しており、前記コードが、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、前記装置に、
構成済みグラント(CG)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのサウンディング基準信号(SRS)リソースインジケータを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、かつ前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信させ、
前記少なくとも1つのリソースセットに少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、前記PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信させる、ように構成されている、装置。
【請求項21】
前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、ただ1つのSRSリソースインジケータを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、ただ1つのSRSリソースセットを含む、請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、第1のSRSリソースインジケータと第2のSRSリソースインジケータとを含み、前記PUSCH反復の少なくとも1つのセットが、第1のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第1のセットと、第2のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第2のセットと、を含み、前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のSRSリソースセットが、前記第1のSRSリソースセットリスト又は前記第2のSRSリソースセットリストのうちの前記少なくとも1つにリストされている、請求項20に記載の装置。
【請求項23】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、
前記第1のSRSリソースセットが前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含み、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有すること、及び
前記第2のSRSリソースセットが前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットを含み、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有すること、に少なくとも部分的に基づく、請求項22に記載の装置。
【請求項24】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、前記第2のSRSリソースセットリストが前記第1のSRSリソースセットと前記第2のSRSリソースセットとをリストしていることに少なくとも部分的に基づく、請求項22に記載の装置。
【請求項25】
装置によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
構成済みグラント(CG)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのサウンディング基準信号(SRS)リソースインジケータを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、かつ前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信することと、
前記少なくとも1つのSRSリソースセットに少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、前記PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信することと、を含む、方法。
【請求項26】
前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、ただ1つのSRSリソースインジケータを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、ただ1つのSRSリソースセットを含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、第1のSRSリソースインジケータと第2のSRSリソースインジケータとを含み、前記PUSCH反復の少なくとも1つのセットが、第1のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第1のセットと、第2のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第2のセットと、を含み、前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のSRSリソースセットが、前記第1のSRSリソースセットリスト又は前記第2のSRSリソースセットリストのうちの前記少なくとも1つにリストされている、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記少なくとも1つのSRSリソースセットは、
前記第1のSRSリソースセットが前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含み、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有すること、及び
前記第2のSRSリソースセットが前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットを含み、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有すること、に少なくとも部分的に基づく、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
装置によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
構成済みグラント(CG)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのサウンディング基準信号(SRS)リソースインジケータを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、かつ前記第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、前記第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信することと、
前記少なくとも1つのリソースセットに少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、前記PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信することと、を含む、方法。
【請求項30】
前記少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、ただ1つのSRSリソースインジケータを含み、前記少なくとも1つのSRSリソースセットが、ただ1つのSRSリソースセットを含む、請求項29に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本特許出願は、参照により本明細書に明確に組み込まれる、「SOUNDING REFERENCE SIGNAL RESOURCE INDICATORS ASSOCIATED WITH CONFIGURED GRANT PHYSICAL UPLINK SHARED CHANNEL REPETITION」と題する2021年11月12日に出願された米国特許仮出願第63/264,033号、及び「SOUNDING REFERENCE SIGNAL RESOURCE INDICATORS ASSOCIATED WITH CONFIGURED GRANT PHYSICAL UPLINK SHARED CHANNEL REPETITION」と題する2022年11月10日に出願された米国特許非仮出願第18/054,389号の優先権を主張する。
【0002】
本開示の態様は、概してワイヤレス通信に関し、具体的には、構成済みグラント物理アップリンク共有チャネル反復に関連付けられた基準信号インジケータをサウンディングするための技法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、及びブロードキャストなどの様々な遠隔通信サービスを提供するために、広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅又は送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システム、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)システム、周波数分割多元接続(frequency division multiple access、FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access、OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(single-carrier frequency division multiple access、SC-FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(time division synchronous code division multiple access、TD-SCDMA)システム、及びロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)が挙げられる。LTE/LTE-Advancedは、第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project、3GPP)によって公表されたUniversal Mobile Telecommunications System(Universal Mobile Telecommunications System,UMTS)モバイル規格に対する拡張のセットである。
【0004】
上記の多元接続技術は、異なるUEが都市、国家、地域、又は地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。5Gと呼ばれることがある新無線(New Radio、NR)は、3GPPによって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善することと、コストを下げることと、サービスを改善することと、新しいスペクトルを利用することと、ダウンリンク上でサイクリックプレフィックス(cyclic prefix、CP)を有する直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)(CP-OFDM)を使用し、アップリンク上でCP-OFDM又はシングルキャリア周波数分割多重(single-carrier frequency division multiplexing、SC-FDM)(離散フーリエ変換拡散OFDM(discrete Fourier transform spread OFDM、DFT-s-OFDM)としても知られている)を使用し、並びにビームフォーミング、多入力多出力(multiple-input multiple-output、MIMO)アンテナ技術、及びキャリアアグリゲーションをサポートする、他のオープン規格とより良く統合することとによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けているので、LTE、NR、及び他の無線アクセス技術における更なる改善は、有用なままである。
【0005】
いくつかの状況では、物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel、PUSCH)反復の1つ又は複数のセットは、1つ又は複数のサウンディング基準信号(sounding reference signal、SRS)リソースセットにそれぞれ関連付けられ得るが、UEは、どのSRSリソースセットがどのPUSCH反復のセットに関連付けられるべきかを決定する能力を有しないことがある。したがって、UEは、PUSCH反復の2つのセットのための送信パラメータを決定することができない可能性があり、結果として、PUSCH反復のセットのうちの1つ又は複数を送信することに失敗する可能性があるか、又はPUSCH反復のセットのうちの1つ又は複数を非効率的な方法で送信する可能性があり、ネットワーク性能に悪影響を及ぼす。
【発明の概要】
【0006】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ユーザ機器(user equipment、UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法に関する。方法は、構成済みグラント(configured grant、CG)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのサウンディング基準信号(SRS)リソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信することを含み得る。方法は、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定することを含み得る。方法は、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信することを含み得る。
【0007】
本明細書で説明されるいくつかの態様は、基地局によって実行されるワイヤレス通信の方法に関する。方法は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信することを含み得る。方法は、少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信することを含み得る。
【0008】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのUEに関する。ユーザ機器は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと通信可能に結合されており、プロセッサ可読コードを記憶する少なくとも1つのメモリと、を含み得る。プロセッサ可読コードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、ユーザ機器に、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信させるように構成され得る。プロセッサ可読コードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、ユーザ機器に、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定させるように構成され得る。プロセッサ可読コードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、ユーザ機器に、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信させるように構成され得る。
【0009】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための基地局に関する。基地局は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと通信可能に結合されており、プロセッサ可読コードを記憶する少なくとも1つのメモリと、を含み得る。プロセッサ可読コードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、基地局に、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信させるように構成され得る。プロセッサ可読コードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、基地局に、少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信させるように構成され得る。
【0010】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、UEによるワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体に関する。命令のセットは、UEの1つ又は複数のプロセッサによって実行されたときに、UEに、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信させ得る。命令のセットは、UEの1つ又は複数のプロセッサによって実行されたときに、UEに、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定させ得る。命令のセットは、UEの1つ又は複数のプロセッサによって実行されたときに、UEに、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信させ得る。
【0011】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、基地局によるワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体に関する。命令のセットは、基地局の1つ又は複数のプロセッサによって実行されたときに、基地局に、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信させ得る。命令のセットは、基地局の1つ又は複数のプロセッサによって実行されたときに、基地局に、少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信させ得る。
【0012】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置に関する。装置は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信するための手段を含み得る。装置は、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定するための手段を含み得る。装置は、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信するための手段を含み得る。
【0013】
本明細書に記載されるいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置に関する。装置は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信するための手段を含み得る。装置は、少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信するための手段を含み得る。
【0014】
態様は、概して、図面及び本明細書を参照しながら十分に説明し、図面及び本明細書によって示すような、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザ機器、基地局、ワイヤレス通信デバイス、又は処理システムを含む。
【0015】
上記は、以下の発明を実施するための形態がよりよく理解され得るように、本開示による例の特徴及び技術的利点をかなり広範に概説している。以降では、追加的な特徴及び利点が説明される。開示される構想及び具体的実施例は、本開示の同じ目的を遂行するように他の構造を修正又は設計するための基礎として、容易に利用することができる。そのような等価の構造は、添付の特許請求の範囲から逸脱するものではない。本明細書で開示される構想の特性である、それらの構成及び動作方法の双方が、以下の説明を添付の図に関連して検討することにより、関連する利点とともに、より良好に理解されるであろう。図のそれぞれは、例示及び説明の目的のために提供されており、特許請求の範囲の制限を定義するものとして提供されているのではない。
【0016】
本開示の上記で列挙された特徴を詳細に理解することができるように、そのいくつかが添付の図面に示される態様を参照することによって、上記で手短に要約された、より詳細な説明が得られる場合がある。しかしながら、その説明は他の等しく有効な態様を許容し得るので、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様だけを示しており、したがってその範囲を限定するものとみなされるべきではないことに留意されたい。異なる図面における同じ参照番号は、同じ要素又は同様の要素を識別し得る。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本開示による、ワイヤレスネットワークの一例を示す図である。
図2】本開示による、ワイヤレスネットワーク内でユーザ機器(UE)と通信している例示的な基地局を示す図である。
図3】本開示による、マルチ送信受信ポイント(multiple transmission reception point、マルチTRP又はmTRP)通信の一例を示す図である。
図4】本開示による、構成済みグラント(CG)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)反復に関連付けられたサウンディング基準信号(SRS)リソースインジケータに関連付けられた一例を示す図である。
図5】本開示による、例えばCG PUSCH反復に関連付けられたSRSリソースインジケータをサポートするUEによって実施される、例示的なプロセスを示すフローチャートである。
図6】本開示による、例えばCG PUSCH反復に関連付けられたSRSリソースインジケータをサポートする基地局によって実施される、例示的なプロセスを示すフローチャートである。
図7】本開示による、CG PUSCH反復に関連付けられたSRSリソースインジケータをサポートするワイヤレス通信のための例示的な装置の図である。
図8】本開示による、CG PUSCH反復に関連付けられたSRSリソースインジケータをサポートするワイヤレス通信のための例示的な装置の図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本開示の様々な態様が、添付の図面を参照して以下でより十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現されてよく、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造又は機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が充分かつ完全なものとなり、当業者に本開示の範囲を十分に伝えるために提供されている。本開示の範囲は、本開示の任意の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の任意の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する本開示の任意の態様を包含することが意図されていることを、当業者は理解されよう。例えば、本明細書に記載する任意の量の態様を使用して、装置が実装されてよく、又は方法が実践されてよい。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載する本開示の様々な態様に加えて、又はそれらの態様以外の、他の構造、機能性、又は構造及び機能性を使用して実践されるような装置又は方法を包含することが意図されている。本明細書で開示する本開示のいかなる態様も、請求項の1つ又は複数の要素によって具現され得る。
【0019】
次に、様々な装置及び技術を参照して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置及び技法は、以下の詳細な説明において説明され、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、又はアルゴリズムによって添付の図面に示される。これらの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、又はソフトウェアとして実装されるかは、具体的な適用例、及びシステム全体に課される設計上の制約に依存する。
【0020】
様々な態様は、概して、タイプ1の構成済みグラント(CG)PUSCH反復のための物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信パラメータを決定するための、無線リソース制御(radio resource control、RRC)の構成済みサウンディング基準信号(SRS)リソースインジケータの解釈に関する。いくつかの態様は、より具体的には、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含むCG PUSCH構成を受信することと、少なくとも1つのSRSリソースインジケータに少なくとも部分的に基づいてPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定することと、に関する。いくつかの態様では、UEは、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。いくつかの態様では、UEは、決定された少なくとも1つのSRSリソースセットのうちのどのSRSリソースが使用されるべきかを決定し得る。いくつかの態様では、UEは、決定された使用されるべきSRSリソースに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定し得る。
【0021】
本開示で説明される主題の特定の態様は、以下の潜在的な利点のうちの1つ又は複数を実現するために実装され得る。いくつかの例では、説明される技法は、1つ又は複数のSRSリソースセットに関連付けられた送信パラメータを使用して、PUSCH反復の少なくとも1つのセットの送信を容易にするために使用することができる。いくつかの例では、説明される技法は、マルチ送信受信ポイント(multiple transmission reception point、mTRP)タイプ1 CG PUSCH反復を容易にし、それによってネットワーク性能に良い影響を与えるために使用することができる。
【0022】
図1は、本開示による、ワイヤレスネットワークの一例を示す図である。ワイヤレスネットワーク100は、例の中でも、5G(例えば、NR)ネットワーク又は4G(例えば、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE))ネットワークの要素であってもよく、又はそれらを含んでもよい。ワイヤレスネットワーク100は、1つ又は複数の基地局110(BS110a、BS110b、BS110c、及びBS110dとして示される)、ユーザ機器(UE)120又は複数のUE120(UE120a、UE120b、UE120c、UE120d、及びUE120eとして示される)、又は他のネットワークエンティティを含んでよい。基地局110は、UE120と通信するエンティティである。基地局110(BSと呼ばれることがある)は、例えば、NR基地局、LTE基地局、ノードB、eNB(例えば、4Gにおける)、gNB(例えば、5Gにおける)、アクセスポイント、又は送信受信ポイント(transmission reception point、TRP)を含んでよい。各基地局110は、特定の地理的エリアに関する通信カバレージを提供することができる。第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project、3GPP)では、「セル」という用語は、この用語が使用される文脈に応じて、基地局110のカバレージエリア又はこのカバレージエリアにサービスする基地局サブシステムを指すことがある。
【0023】
基地局110は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、又は別のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービスに加入しているUE120による無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができ、サービスに加入しているUE120による無制限のアクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、自宅)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連付けを有するUE120(例えば、限定加入者グループ(closed subscriber group、CSG)内のUE120)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルに関する基地局110は、マクロ基地局と称される場合がある。ピコセルに関する基地局110は、ピコ基地局と称される場合がある。フェムトセルに関する基地局110は、フェムト基地局又は家庭内基地局と称される場合がある。
【0024】
ワイヤレスネットワーク100は、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、又は中継基地局など、異なるタイプの基地局110を含む異種ネットワークであり得る。これらの異なるタイプの基地局110は、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、又はワイヤレスネットワーク100の中の干渉に対する異なる影響を有することがある。例えば、マクロ基地局は、高い送信電力レベル(例えば、5~40ワット)を有し得るのに対して、ピコ基地局、フェムト基地局、及び中継基地局は、より低い送信電力レベル(例えば、0.1~2ワット)を有し得る。図1に示される例では、BS110aはマクロセル102aのためのマクロ基地局であってもよく、BS110bはピコセル102bのためのピコ基地局であってもよく、BS110cはフェムトセル102cのためのフェムト基地局であってもよい。基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルをサポートし得る。ネットワークコントローラ130が、基地局110のセットに結合されている、又は基地局110のセットと通信する場合があり、これらの基地局110に関する調整及び制御を提供することができる。ネットワークコントローラ130は、バックホール通信リンクを介して基地局110と通信することができる。基地局110は、ワイヤレス又は有線のバックホール通信リンクを介して、直接的又は間接的に、互いに通信することができる。
【0025】
いくつかの例では、セルは必ずしも固定である必要はなく、セルの地理的エリアはモバイルである基地局110(例えば、モバイル基地局)のロケーションに従って移動することがある。いくつかの例では、基地局110は、任意の好適なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、又は仮想ネットワークなど、様々なタイプのバックホールインターフェースを通じて、互いに又はワイヤレスネットワーク100内の1つ又は複数の他の基地局110又はネットワークノード(図示せず)に相互接続され得る。
【0026】
ワイヤレスネットワーク100は、1つ又は複数の中継局を含んでもよい。中継局とは、上流局(例えば、基地局110又はUE120)からデータの送信を受信し、データの送信を下流局(例えば、UE120又は基地局110)へ送ることができるエンティティである。中継局は、他のUE120のための送信を中継することができるUE120であってもよい。図1に示す例では、BS110d(例えば、中継基地局)は、BS110a(例えば、マクロ基地局)とUE120dとの間の通信を容易にするために、BS110a及びUE120dと通信し得る。通信を中継する基地局110は、中継局、中継基地局、又はリレーと呼ばれることがある。
【0027】
UE120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散している場合があり、各UE120は、固定又はモバイルである場合がある。UE120は、例えば、アクセス端末、端末、モバイル局、又は加入者ユニットを含んでよい。UE120は、セルラーフォン(例えば、スマートフォン)、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイス、生体デバイス、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートクロージング、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(例えば、スマートリング、スマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽デバイス、ビデオデバイス、又は衛星ラジオ)、車両構成要素又はセンサ、スマートメーター/センサ、産業用製造機器、全地球測位システムデバイス、又はワイヤレス媒体を介して通信するように構成された任意の他の好適なデバイスであってもよい。
【0028】
いくつかのUE120は、マシンタイプ通信(machine-type communication、MTC)UE、又は発展型若しくは拡張マシンタイプ通信(evolved or enhanced machine-type communication、eMTC)UEとみなされてもよい。MTC UE又はeMTC UEは、例えば、基地局、別のデバイス(例えば、リモートデバイス)、又は何らかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサ、メーター、モニタ、又はロケーションタグを含み得る。いくつかのUE120は、モノのインターネット(IoT)デバイスとみなされてよく、又はNB-IoT(狭帯域IoT)デバイスとして実装されてよい。いくつかのUE120は、顧客構内機器とみなされてもよい。UE120は、プロセッサ構成要素又はメモリ構成要素などの、UE120の構成要素を収容するハウジングの内部に含まれてもよい。いくつかの実施例では、プロセッサ構成要素及びメモリ構成要素は、互いに結合されてもよい。例えば、プロセッサ構成要素(例えば、1つ又は複数のプロセッサ)及びメモリ構成要素(例えば、メモリ)は、動作可能に結合され、通信可能に結合され、電子的に結合され、又は電気的に結合されてもよい。
【0029】
一般に、任意の量のワイヤレスネットワーク100が、所与の地理的エリアにおいて展開され得る。各ワイヤレスネットワーク100は、特定のRATをサポートしてもよく、1つ又は複数の周波数上で動作することができる。RATは、無線技術又はエアインターフェースと呼ばれることがある。周波数は、キャリア又は周波数チャネルと呼ばれることがある。異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、各周波数は、所与の地理的エリアにおいて単一のRATをサポートし得る。いくつかの場合、NRネットワーク又は5G RATネットワークを展開することができる。
【0030】
いくつかの例では、2つ以上のUE120(例えば、UE120a及びUE120eとして示されている)は、1つ又は複数のサイドリンクチャネルを使用して(例えば、互いと通信するための媒介として基地局110を使用せずに)直接通信し得る。例えば、UE120は、ピアツーピア(peer-to-peer、P2P)通信、デバイス間(device-to-device、D2D)通信、(例えば、車両間(device-to-device、V2V)プロトコル、ビークルツーインフラストラクチャ(vehicle-to-infrastructure、V2I)プロトコル、又は車歩間(vehicle-to-pedestrian、V2P)プロトコルを含んでもよい)ビークルツーエブリシング(vehicle-to-everything、V2X)プロトコル、又はメッシュネットワークを使用して通信してもよい。そのような例では、UE120は、スケジューリング動作、リソース選択動作、又は基地局110によって実施されるものとして本明細書の中の他の箇所で説明する他の動作を実施し得る。
【0031】
ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、周波数又は波長によって様々なクラス、帯域、又はチャネルに細分化され得る電磁スペクトルを使用して通信し得る。例えば、ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、1つ又は複数の動作帯域を使用して通信してもよい。5G NRでは、2つの初期動作帯域が、周波数範囲の呼称FR1(410MHz~7.125GHz)及びFR2(24.25GHz~52.6GHz)として特定されている。FR1の一部分は6GHzよりも高いが、FR1は、しばしば、様々な文書及び記事において(互換的に)「サブ6GHz」帯域と呼ばれることを理解されたい。同様の命名法上の問題がFR2に関連して生じることがあり、これは、国際電気通信連合(International Telecommunications Union、ITU)によって「ミリメートル波」帯域として特定される極高周波(extremely high frequency、EHF)帯域(30GHz~300GHz)とは異なるにもかかわらず、しばしば、文書及び論文において(互換的に)「ミリメートル波」帯域と呼ばれる。
【0032】
FR1とFR2との間の周波数は、しばしば、中間帯域周波数と呼ばれる。最近の5G NR研究では、これらの中間帯域周波数のための動作帯域を、周波数範囲指定FR3(7.125GHz~24.25GHz)として特定している。FR3内に収まる周波数帯域は、FR1特性又はFR2特性を継承してよく、したがって、FR1又はFR2の特徴を中間帯域周波数へ有効に拡張してよい。加えて、より高い周波数帯域が、52.6GHzを超えて5G NR動作を拡張するために現在探求されている。例えば、3つのより高い動作帯域が周波数範囲指定FR4a又はFR4-1(52.6GHz~71GHz)、FR4(52.6GHz~114.25GHz)、及びFR5(114.25GHz~300GHz)として特定されている。これらのより高い周波数帯域の各々は、EHF帯域内に入る。
【0033】
上記の例を念頭に置いて、別段に明記されていない限り、「サブ6GHz」という用語が、本明細書で使用される場合、6GHzに満たないことがあり得るか、FR1内であり得るか、又は中間帯域周波数を含み得る周波数を、広く表す場合があることを理解されたい。更に、別段に明記されていない限り、「ミリメートル波」という用語が、本明細書で使用される場合、中間帯域周波数を含み得るか、FR2、FR4、FR4-a若しくはFR4-1、又はFR5内にあり得るか、あるいはEHF帯域内にあり得る周波数を、広く表す場合があることを理解されたい。これらの動作帯域内に含まれる周波数(例えば、FR1、FR2、FR3、FR4、FR4-a、FR4-1、又はFR5)は修正される場合があり、本明細書で説明する技法はそれらの修正された周波数範囲に適用可能であることが企図される。
【0034】
いくつかの態様では、UE120は、通信マネージャ140を含んでもよい。本明細書の他の箇所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ140は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信し得、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定し得、かつPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信し得る。追加的に又は代替的に、通信マネージャ140は、本明細書に記載される1つ又は複数の他の動作を実施してもよい。
【0035】
いくつかの態様では、基地局110は、通信管理プログラム150を含んでもよい。本明細書の他の箇所でより詳細に説明されるように、通信マネージャ150は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信し得、かつ少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信し得る。追加的に又は代替的に、通信マネージャ150は、本明細書に記載される1つ又は複数の他の動作を実施してもよい。
【0036】
図2は、本開示による、ワイヤレスネットワーク内でUEと通信している例示的な基地局を示す図である。基地局は、図1の基地局110に対応し得る。同様に、UEは、図1のUE120に対応し得る。基地局110は、T個のアンテナ(T≧1)などの、アンテナ234a~234tのセットを装備することができる。UE120は、R個のアンテナ(R≧1)などのアンテナ252a~252rのセットを装備してもよい。
【0037】
基地局110において、送信プロセッサ220は、データソース212から、UE120(又は、UE120のセット)を対象とするデータを受信することができる。送信プロセッサ220は、UE120から受信された1つ又は複数のチャネル品質インジケータ(channel quality indicators、CQIs)に少なくとも部分的に基づいて、そのUE120用の1つ又は複数の変調及びコーディング方式(modulation and coding schemes、MCSs)を選択してもよい。基地局110は、UE120用に選択されたMCSに少なくとも部分的に基づいて、UE120用にデータを処理する(例えば、符号化及び変調する)ことができ、UE120に関するデータシンボルを提供することができる。送信プロセッサ220は、(例えば、半静的リソース区分情報(semi-static resource partitioning information、SRPI)のための)システム情報及び制御情報(例えば、CQI要求、グラント、又は上位レイヤシグナリング)を処理し、オーバーヘッドシンボル及び制御シンボルを提供し得る。送信プロセッサ220は、基準信号(例えば、セル固有基準信号(cell-specific reference signal、CRS)又は復調基準信号(demodulation reference signal、DMRS))及び同期信号(例えば、一次同期信号(primary synchronization signal、PSS)又は二次同期信号(secondary synchronization signal、SSS))のための基準シンボルを生成し得る。送信(transmit、TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、又は基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を実施し得、出力シンボルストリーム(例えば、T個の出力シンボルストリーム)のセットを、モデム232a~232tとして示される、モデム232(例えば、T個のモデム)の対応するセットに提供し得る。例えば、各出力シンボルストリームは、モデム232の変調器構成要素(MODとして示される)に提供されてもよい。各モデム232は、それぞれの変調器構成要素を使用して(例えば、OFDM用に)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各モデム232は、それぞれの変調器構成要素を更に使用して、出力サンプルストリームを処理(例えば、アナログにコンバート、増幅、フィルタ処理、又はアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。モデム232a~232tは、アンテナ234a~234tとして示される、アンテナ234(例えば、T個のアンテナ)の対応するセットを介して、ダウンリンク信号(例えば、T個のダウンリンク信号)のセットを送信し得る。
【0038】
UE120において、アンテナ252(アンテナ252a~252rとして示される)のセットは、ダウンリンク信号を基地局110又は他の基地局110から受信し得、受信信号(例えば、R個の受信信号)のセットを、モデム254a~254rとして示す、モデム254(例えば、R個のモデム)のセットに提供し得る。例えば、各受信信号は、モデム254の復調器構成要素(DEMODとして示される)に提供されてもよい。各モデム254は、それぞれの復調器構成要素を使用して受信信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、又はデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各モデム254は、復調器構成要素を使用して(例えば、OFDM用に)入力サンプルを更に処理して、受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、モデム254から受信シンボルを取得してもよく、該当する場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行してもよく、検出されたシンボルを提供してもよい。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調及び復号)し得、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に提供し得、復号された制御情報及びシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。「コントローラ/プロセッサ」という用語は、1つ又は複数のコントローラ、1つ又は複数のプロセッサ、又はそれらの組み合わせを指すことがある。チャネルプロセッサは、例の中でも、基準信号受信電力(reference signal received power、RSRP)パラメータ、受信信号強度インジケータ(received signal strength indicator、RSSI)パラメータ、基準信号受信品質(reference signal received quality、RSRQ)パラメータ、又はCQIパラメータを決定し得る。いくつかの例では、UE120の1つ又は複数の構成要素は、ハウジングに含まれてもよい。
【0039】
ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、及びメモリ292を含んでもよい。ネットワークコントローラ130は、例えば、コアネットワーク内の1つ又は複数のデバイスを含んでもよい。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294を介して、基地局110と通信することができる。
【0040】
1つ若しくは複数のアンテナ(例えば、アンテナ234a~234t又はアンテナ252a~252r)は、例の中でも、1つ若しくは複数のアンテナパネル、1つ若しくは複数のアンテナグループ、アンテナ素子の1つ若しくは複数のセット、又は1つ若しくは複数のアンテナアレイを含んでもよく、又はそれらの内部に含まれてもよい。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ素子のセット、又はアンテナアレイは、(単一のハウジング又は複数のハウジングの中に)1つ若しくは複数のアンテナ素子、共面アンテナ素子のセット、非共面アンテナ素子のセット、又は図2の1つ若しくは複数の構成要素など、1つ若しくは複数の送信若しくは受信構成要素に結合された1つ若しくは複数のアンテナ素子を含んでよい。
【0041】
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータ及びコントローラ/プロセッサ280からの(例えば、RSRP、RSSI、RSRQ、又はCQIを含む報告用の)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ264は、1つ又は複数の基準信号のための基準シンボルを生成することができる。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(例えば、DFT-s-OFDM又はCP-OFDM用に)モデム254によって更に処理され、基地局110に送信され得る。いくつかの実施例では、UE120のモデム254は、変調器及び復調器を含んでもよい。いくつかの実施例では、UE120は、送受信機を含む。トランシーバは、アンテナ252、モデム254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、又はTX MIMOプロセッサ266の任意の組み合わせを含んでよい。トランシーバは、プロセッサ(例えば、コントローラ/プロセッサ280)及びメモリ282によって、本明細書に記載される方法のいずれかの態様を実施するのに使われてよい。
【0042】
基地局110において、UE120又は他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、モデム232(例えば、モデム232の、DEMODとして示される、復調器構成要素)によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によって更に処理されて、UE120によって送られた復号されたデータ及び制御情報を取得し得る。受信プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供することができる。基地局110は、通信ユニット244を含み得るものであり、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130と通信することができる。基地局110は、ダウンリンク通信又はアップリンク通信のために1つ又は複数のUE120をスケジュールするためのスケジューラ246を含んでよい。いくつかの実施例では、基地局110のモデム232は、変調器及び復調器を含み得る。いくつかの実施例では、基地局110は、トランシーバを含む。トランシーバは、アンテナ234、モデム232、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、送信プロセッサ220、又はTX MIMOプロセッサ230の任意の組み合わせを含んでよい。トランシーバは、プロセッサ(例えば、コントローラ/プロセッサ240)及びメモリ242によって、本明細書に記載されるプロセスのいずれかの態様を実施するのに使われてよい。
【0043】
基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、又は、図2の任意の他の構成要素は、本明細書の他の箇所でより詳細に説明されるように、CG PUSCH反復に関連付けられたSRSインジケータに関連付けられた1つ又は複数の技法を実施し得る。例えば、基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、又は図2の任意の他の構成要素は、例えば、図5のプロセス500、図6のプロセス600、又は本明細書に記載される他のプロセスの動作を実施又は指示し得る。メモリ242及びメモリ282は、それぞれ、基地局110及びUE120に関する、データ及びプログラムコードを記憶することができる。いくつかの例では、メモリ242又はメモリ282は、ワイヤレス通信のための1つ又は複数の命令(例えば、コード又はプログラムコード)を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を含んでもよい。例えば、1つ又は複数の命令は、基地局110又はUE120の1つ又は複数のプロセッサによって(例えば、直接、あるいはコンパイル、変換、又は解釈の後に)実行されたとき、1つ又は複数のプロセッサ、UE120、又は基地局110に、例えば、図5のプロセス500、図6のプロセス600、又は本明細書に記載される他のプロセスの動作を実施又は指示させ得る。いくつかの例では、命令を実行することは、例の中でも、命令を稼働すること、命令を変換すること、命令をコンパイルすること、又は命令を解釈することを含み得る。
【0044】
いくつかの態様では、UEは、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信するための手段、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定するための手段、又はPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信するための手段を含む。本明細書に記載される動作をUEに実施させるための手段は、例えば、通信管理プログラム140、アンテナ252、モデム254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、コントローラ/プロセッサ280、又はメモリ282のうちの1つ又は複数を含んでもよい。
【0045】
いくつかの態様では、基地局は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信するための手段、又は少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信するための手段を含む。本明細書に記載される動作を基地局が実行する手段は、例えば、通信マネージャ150、送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、モデム232、アンテナ234、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、メモリ242、又はスケジューラ246のうちの1つ又は複数を含んでもよい。
【0046】
基地局110は、UE120によるSRS送信のためのリソースを割り当てるために、1つ又は複数のSRSリソースセットを用いてUE120を構成し得る。例えば、SRSリソースセットのための構成は、無線リソース制御(RRC)メッセージ(例えば、RRC構成メッセージ又はRRC再構成メッセージ)において示され得る。SRSリソースセットは、時間リソース又は周波数リソース(例えば、スロット、シンボル、リソースブロック、又は時間リソースの周期性)を含み得る、1つ又は複数のSRSリソースを含み得る。ダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)送信におけるSRSリソースインジケータ(SRS resource indicator、SRI)フィールドは、アップリンク送信のために使用されるべきSRSリソースを示すために使用され得る。SRIは、UEがアップリンク送信のために使用するためのアップリンク送信ランク及びプリコーダのセットを指示し得る。
【0047】
SRSリソースは、(例えば、時間周波数リソースにおいて)SRSが送信されるべき1つ又は複数のアンテナポートを含み得る。したがって、SRSリソースセットのための構成は、SRSが送信されるべきである1つ又は複数の時間周波数リソースを示し得、SRSがそれらの時間周波数リソースにおいて送信されるべきである1つ又は複数のアンテナポートを示し得る。いくつかの態様では、SRSリソースセットのための構成は、(例えば、SRS-ResourceSet情報要素において)SRSリソースセットのための使用事例を示し得る。例えば、SRSリソースセットは、アンテナ切り替え、コードブック、非コードブック、又はビーム管理の使用事例を有し得る。
【0048】
アンテナ切り替えSRSリソースセットは、アップリンクチャネルとダウンリンクチャネルとの間の相反性を有するダウンリンクCSIを示すために使用され得る。例えば、アップリンクチャネルとダウンリンクチャネルとの間に相反性がある場合、基地局110は、ダウンリンクCSIを取得するために(例えば、UE120と通信するために使用されるべきダウンリンクプリコーダを決定するために)、アンテナ切り替えSRS(例えば、アンテナ切り替えSRSリソースセットのリソースを使用して送信されるSRS)を使用してもよい。
【0049】
コードブックSRSリソースセットは、基地局110がUE120にアップリンクプリコーダを示すときに、アップリンクCSIを示すために使用され得る。例えば、基地局110が(例えば、プリコーダコードブックを使用して)アップリンクプリコーダをUE120に示すように構成されるとき、基地局110は、アップリンクCSIを取得するために(例えば、UE120に示され、基地局110と通信するためにUE120によって使用されるアップリンクプリコーダを決定するために)、コードブックSRS(例えば、コードブックSRSリソースセットのリソースを使用して送信されるSRS)を使用してもよい。いくつかの態様では、最大送信電力を有する仮想ポート(例えば、2つ以上のアンテナポートの組み合わせ)が、少なくともコードブックSRSのためにサポートされ得る。
【0050】
コードブックSRSリソースセットはまた、コードブックベースの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を容易にするために使用され得る。コードブックベースのPUSCH送信では、UEは、「使用」インジケータが「コードブック」に設定された、ただ1つのSRSリソースセットで構成され得る。コードブックベースのPUSCH送信では、セット内の最大4つのSRSリソースがUEのために構成され得る。各SRSリソースは、(例えば、パラメータnrofSRS-Portsを使用して)いくつかのポートを用いてRRC構成され得る。PUSCHをスケジューリングするDCI内のSRIフィールドは、1つのSRSリソースを示すことができる。示されたSRSリソースのために構成されたポートの数により、PUSCH送信のために使用されるアンテナポートの数が決定される。コードブックベースのPUSCH送信では、PUSCH送信は、示されたSRSリソースと同じ空間領域フィルタ(例えば、アップリンクビーム)を用いて送信される。スケジューリングされたPUSCHのための送信レイヤの数(ランク)及び送信プリコーディング行列インジケータ(transmitted precoding matrix indicator、TPMI)は、別個のDCIフィールドから決定される。
【0051】
非コードブックSRSリソースセットは、UE120がアップリンクプリコーダを選択するときに(例えば、基地局110がUE120によって使用されるべきアップリンクプリコーダを示した代わりに)、アップリンクCSIを示すために使用され得る。例えば、UE120がアップリンクプリコーダを選択するように構成されている場合、基地局110は、アップリンクCSIを取得するために、非コードブックSRS(例えば、非コードブックSRSリソースセットのリソースを使用して送信されるSRS)を使用してもよい。この場合、非コードブックSRSは、(例えば、基地局110に示され得る)UE120によって選択されたプリコーダを使用してプリコーディングされ得る。
【0052】
非コードブックSRSリソースセットはまた、非コードブックベースのPUSCH送信を容易にするためにも使用され得る。非コードブックベースのPUSCH送信では、UEは、「使用」インジケータが「非コードブック」に設定された、ただ1つのSRSリソースセットで構成され得る。非コードブックPUSCH送信では、セット内の最大4つのSRSリソースがUEのために構成され得る。各SRSリソースは、1つのポートを有する。PUSCH送信をスケジューリングするDCI内のSRIフィールドは、1つ又は複数のSRSリソースを示すことができる。示されたSRSリソースの数により、スケジューリングされたPUSCH送信のためのランクが決定され、PUSCH送信は、示されたSRSリソースと同じプリコーダ並びに同じ空間領域フィルタ(例えば、ビーム)を用いて送信される。
【0053】
場合によっては、ワイヤレス通信規格は、SRIシグナリングを容易にするために1つ又は複数のSRI指示テーブルを指定することができる。SRI指示テーブルは、SRIによって示されたSRSリソースの数に基づいてSRSリソースを識別するために、並びにSRIを送信するために使用されるビットの数を示すために使用することができる。例えば、ワイヤレス通信規格によれば、SRIを送信するために使用されるビットの数は、SRIテーブルに基づいて、[log(NSRS)]ビットとして計算することができ、ここで、使用インジケータはコードブックに設定され、NSRSは、SRSリソースセットリストによって構成されるSRSリソースセット内の構成済みSRSリソースの数である(例えば、上位層パラメータsrs-ResourceSetToAddModListによって表される)。表1は、NSRS=4である場合の、コードブックベースのPUSCH送信のためのSRIテーブルの一例を示す。
【0054】
【表1】
【0055】
場合によっては、ワイヤレス通信規格によれば、SRIを送信するために使用されるビットの数は、SRIテーブルに基づいて、
【数1】
【0056】
ビットとして計算することができ、ここで、使用インジケータは非コードブックを示し、Lmaxは、送信レイヤの最大数を示し、NSRSは、SRSリソースセットリストによって構成されるSRSリソースセット内の構成済みSRSリソースの数である(例えば、上位層パラメータsrs-ResourceSetToAddModListによって表される)。表2は、Lmax=4である場合の、非コードブックベースのPUSCH送信のためのSRIテーブルの一例を示す。
【0057】
【表2】
【0058】
上記で示されたように、DCI送信は、動的グラントPUSCH(dynamic grant PUSCH、DG-PUSCH)の場合のようにPUSCHがDCIによってスケジューリングされるとき、又はタイプ2 CG PUSCHの場合のようにDCIによってアクティブ化されるとき、コードブックベース又は非コードブックベースのPUSCHのためのSRIを送信するために使用され得る。しかしながら、タイプ1 CG PUSCHの場合、全てのパラメータは、RRC構成される(例えば、DCIにおいて示されない)。これらの場合におけるSRSリソースインジケータは、CG構成パラメータ(「rrc-ConfiguredUplinkGrant」)におけるそのCG構成の一部として構成され得る、RRCパラメータ「srs-ResourceIndicator」であり得る。このSRSリソースインジケータは、PUSCH送信に関連付けられた1つ又は複数のSRSリソースを決定し、これは、タイプ1 CG PUSCHのためのPUSCH送信のためのビーム、プリコーディング、及びPUSCHポートの数を決定する。このRRCパラメータ「srs-ResourceIndicator」は、指定されたSRIテーブル(例えば、上記の表1又は表2)に基づいて解釈することができる。解釈は、(DG-PUSCHの場合と同様に)SRSリソースセット内のSRSリソースの数だけでなく、コードブックベースのPUSCH対非コードブックベースのPUSCHに依存し得る。
【0059】
いくつかのワイヤレス通信規格は、PUSCHをスケジューリングするためのDCIフォーマット0_2を規定する。DCIフォーマット0_2の目的は、RRC構成に基づいて各DCIフィールドに必要とされるビットの数を減少させることによる、DCIサイズ低減である。(コードブック及び非コードブックの両方のための)SRSリソースセットは、DCIフォーマット0_2によってスケジューリングされるPUSCHのために別々に構成され得る。RRCパラメータsrs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2によって表されるSRSリソースセットリストは、(DCIフォーマット0_1のために使用されるsrs-ResourceSetToAddModListと同様に)DCIフォーマット0_2のために使用され得る。コードブックPUSCHの場合、「コードブック」に設定された使用を有するただ1つのSRSリソースセットがsrs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2内で構成され得る。非コードブックPUSCHの場合、「非コードブック」に設定された使用を有するただ1つのSRSリソースセットがsrs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2内で構成され得る。
【0060】
srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2のために、SRSリソースセット内のより少ない数のSRSリソース(N_(SRS,0_2))が構成され得、この結果として、より小さいSRIビット幅がもたらされ得る。DCIフォーマット0_2のためのSRSリソースセット内のN_(SRS,0_2)SRSリソースは、DCIフォーマット0_1のためのSRSリソースセット内の第1のN_(SRS,0_2)SRSリソースであり得る。このようにして、DCIフォーマット0_2に対して、DCIフォーマット0_1のために構成されたSRSリソースセット内のSRSリソースのサブセットを構成することができるので、UEの複雑さが増すのを防ぐことができる。
【0061】
図3は、本開示による、マルチTRP(mTRP)通信(マルチパネル通信と呼ばれることがある)の一例300を示す図である。図3に示すように、UE305は、複数のTRP310と通信し得る。いくつかの態様では、TRP310は、図1及び図2との関連で上述した基地局110であってよく、それを含んでよく、又はそれに含められてよい。例えば、異なるTRP310が、異なる基地局110に含められてよい。追加又は代替として、複数のTRP310が、単一の基地局110中に含められてよい。いくつかの態様では、基地局110は、(例えば、統合アクセス及びバックホール(integrated access and backhaul、IAB)ネットワークの)制御ユニット(control unit、CU)又は1つ若しくは複数の分散ユニット(distributed units、DUs)(例えば、1つ又は複数のTRP310)を含み得る。いくつかの場合には、TRP310は、セル、パネル、アンテナアレイ、又はアレイと呼ばれ得る。UE305は、図1及び図2との関連で上述したUE120であってよく、それを含んでよく、又はそれに含められてよい。
【0062】
いくつかの態様では、複数のTRP310が、異なる擬似コロケーション(quasi co-location、QCL)関係(例えば、異なる空間パラメータ、異なる送信構成インジケータ(transmission configuration indicator、TCI)状態、異なるプリコーディングパラメータ、異なるビームフォーミングパラメータ)を使用して、同じ送信時間間隔(transmission time interval、TTI)(例えば、スロット、ミニスロット、サブフレーム、又はシンボル)又は異なるTTI中に、通信(例えば、同じ通信又は異なる通信)を送信してよい。いくつかの態様では、TCI状態が、1つ又は複数のQCL関係を示すのに使われてよい。TRP310は、UE120にトラフィックを個別に(例えば、動的選択を使用して)又は一緒に(例えば、1つ又は複数の他のTRP310とのジョイント送信を使用して)サービスするように構成され得る。
【0063】
複数のTRP310(TRP A及びTRP Bとして示される)は、信頼性を改善するため、又はスループットを高めるために、協調して(例えば、多地点協調送信を使用して)同じUE305と通信してよい。異なるTRP310は、異なるQCL関係(例えば、異なるTCI状態)、異なるDMRSポート、又は(例えば、マルチレイヤ通信の)異なるレイヤを使用して、UE305と通信してよい。
【0064】
マルチTRP送信モードでは、1つ又は複数の物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channels、PDCCHs)が、複数の対応するPDSCHのためのダウンリンクデータ通信(例えば、PDSCHごとに1つのPDCCH)、又は複数の対応する物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channels、PUSCHs)のためのアップリンクデータ通信をスケジューリングするために使用され得る。この場合、例えば、第1のTRP310(TRP A)によって送信されるPDCCH315は、アップリンクデータをTRP A310に送信するための第1のPUSCH(PUSCH1)320と、アップリンクデータを第2のTRP310(TRP B)に送信するための第2のPUSCH(PUSCH2)325とをスケジューリングし得る。
【0065】
いくつかのワイヤレス通信規格では、PUSCH送信は、PUSCH反復として構成され得る。本明細書で使用されるとき、「反復」という用語は、初期通信を指すために使用され、初期通信の繰り返される送信を指すためにも使用される。例えば、UE305が4個の反復を送信するように構成される場合、UE305は、初期送信を送信し得、その初期送信の3個の繰り返される送信を送信し得る。したがって、各送信は(その送信が初期送信であるか又は再送信であるかにかかわらず)反復とみなされる。反復は、送信インスタンスと呼ばれることがある、送信機会において送信され得る。
【0066】
PUSCH反復は、時分割多重化(TDM)を使用して送信されるようにPDCCH315によって構成することができ、PUSCH反復は、異なる送信パラメータ(ビーム/空間関係、電力制御、プリコーディング)に対応する。場合によっては、単一のDCI送信(例えば、PDCCH315)によってスケジューリングされるPUSCH反復は、2つのセットに属することができ、各セットはそれ自体の送信パラメータを有する。PUSCH反復の2つのセットは、2つのSRSリソースセットに関連付けることができる。例えば、図3に示すように、PUSCH1 320は、PUSCH反復の第1のセットを指すことができ、PUSCH2 325は、PUSCH反復の第2のセットを指すことができる。UE305は、PUSCH送信パラメータの第1のセット(例えば、第1のビーム又は電力制御パラメータの第1のセット)を使用してPUSCH1反復をTRP A310に送信することができる。UE305は、PUSCH送信パラメータの第2のセット(例えば、第2のビーム又は電力制御パラメータの第2のセット)を使用して、PUSCH2反復をTRP B310に送信することができる。PUSCH反復の第1のセット(PUSCH1)は、第1のSRSリソースセットに関連付けることができ、PUSCH反復の第2のセット(PUSCH2)は、第2のSRSリソースセットに関連付けることができる。例えば、DCI送信は、2つの対応するSRIフィールドを使用して、2つのビーム及び電力制御パラメータの2つのセットを示すことができる。
【0067】
図3に示すように、UE305は、SRSリソースセットリストに基づいて、どのSRSリソースセットがPUSCH反復PUSCH1 320及びPUSCH2 325のそれぞれのセットに関連付けられるかを決定する。上記で示されたように、第1のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)330は、1つ又は複数のSRSリソースセットをリストすることができ、第2のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)335は、1つ又は複数のSRSリソースセットをリストすることができる。例えば、図示のように、第1のSRSリソースセットリスト330は、SRSリソースセットA340及びSRSリソースセットB345をリストすることができ、第2のSRSリソースセットリスト335は、SRSリソースセットC350及びSRSリソースセットD355をリストすることができる。SRSリソースセットA340は、例えば、SRSリソース0(「SRS R0」として示される)、SRSリソース1(「SRS R0」として示される)、及びSRSリソース2(「SRS R2」として示される)を含むことができる。SRSリソースセットB345は、例えば、SRSリソース3(「SRS R3」として示される)、SRSリソース4(「SRS R4」として示される)、及びSRSリソース5(「SRS R5」として示される)を含むことができる。上記で示されたように、第2のSRSリソースセットリスト335にリストされたSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリスト330にリストされたSRSリソースセットのサブセットであることができる。例えば、図示のように、SRSリソースセットC350は、SRSリソースセットA340のサブセットであることができ(ここで、SRSリソースセットCは、SRS R0及びSRS R1を含む)、SRSリソースセットD355は、SRSリソースセットB345のサブセットであり得る(ここで、SRSリソースセットD355は、SRS R3及びSRS R4を含む)。
【0068】
SRSリソースセットリストにリストされたどのSRSリソースセットがPUSCH反復の各セットに関連付けられるかを決定するために、より低いSRSリソースセット識別子(identifier、ID)値を有するSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセット(例えば、PUSCH1 320に関連付けられたSRSリソースセット)であり、より高いSRSリソースセットIDを有するSRSリソースセットは、第2のSRSリソースセット(例えば、PUSCH2 325に関連付けられたSRSリソースセット)である。場合によっては、2つのSRSリソースセットは、同じ数のSRSリソースを有することができる。使用されるべきSRSリソースは、SRSリソースインジケータに基づいて決定することができる。タイプ1 CG PUSCHの場合(例えば、送信されるDCIがない場合、又は送信されるDCI内にSRIフィールドがない場合)、ワイヤレス通信規格は、SRSリソースインジケータとして使用される2つのRRCパラメータを規定する。第1のSRSリソースインジケータsrs-ResourceIndicatorは、第1のSRSリソースセット(例えば、PUSCH1 320に関連付けられたSRSリソースセット)に関連付けることができ、第2のSRSリソースインジケータsrs-ResourceIndicator2は、第2のSRSリソースセット(例えば、PUSCH2 325に関連付けられたSRSリソースセット)に関連付けることができる。
【0069】
mTRP PUSCHのための2つの(第1及び第2の)SRSリソースセットは、DCIフォーマット0_1対DCIフォーマット0_2のために別個に定義され得、その両方が、RRCの構成されたCG PUSCHとともに使用され得る。3つの代替的な事例が起こり得る。
【0070】
第1の事例(「事例1」と称され得る)では、第1のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)及び第2のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)の各々に2つのSRSリソースセットが設定される。DCIフォーマット0_1及びDCIフォーマット0_2の両方は、mTRP PUSCH(他の例の中でも、異なるSRSリソースセット、異なるビーム、異なるプリコーダ、又は異なる電力制御に関連付けられたPUSCH反復)をスケジューリングすることができる。DCIフォーマット0_1及びDCIフォーマット0_2は両方とも、2つのSRIフィールドを有する。DCIフォーマット0_2のための第1のSRSリソースセットは、DCIフォーマット0_1のための第1のSRSリソースセットの第1のNSRS,0_2SRSリソースからなる。DCIフォーマット0_2のための第2のSRSリソースセットは、DCIフォーマット0_1のための第2のSRSリソースセットの第1のNSRS,0_2SRSリソースからなる。
【0071】
第2の事例(「事例2」と称され得る)では、第1のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)には1つのSRSリソースセットが設定されるが、第2のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)には2つのSRSリソースセットが設定される。DCIフォーマット0_2のみがmTRP PUSCHをスケジューリングすることができる。DCIフォーマット0_1は、1つのSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復のみをスケジュールすることができる。DCIフォーマット0_2は、2つのSRIフィールドを有し、DCIフォーマット0_1は、1つのSRIフィールドを有する。DCIフォーマット0_2のための第1のSRSリソースセットは、DCIフォーマット0_1のためのSRSリソースセットの第1のNSRS,0_2SRSリソースからなる。
【0072】
第3の事例(「事例3」と称され得る)では、第1のSRSリソースセットリスト(例えば、srs-ResourceSetToAddModList)には2つのSRSリソースセットが設定されるが、第2のSRSリソースセットリスト(srs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)には1つのSRSリソースセットが設定される。DCIフォーマット0_1のみがmTRP PUSCHをスケジューリングすることができる。DCIフォーマット0_2は、1つのSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復のみをスケジュールすることができる。DCIフォーマット0_1は、2つのSRIフィールドを有し、DCIフォーマット0_2は、1つのSRIフィールドを有する。DCIフォーマット0_2のためのSRSリソースセットは、DCIフォーマット0_1のための第1のSRSリソースセットの第1のNSRS,0_2SRSリソースからなる。
【0073】
タイプ1 CG PUSCHの場合、UE305は、それぞれ、第1及び第2のSRSリソースセット内のSRSリソースの数に基づいて、SRSリソースインジケータRRCパラメータ(例えば、srs-ResourceIndicator、及び構成される場合、srs-ResourceIndicator2)を解釈することに基づいて、PUSCH送信パラメータを識別することができる。しかしながら、PUSCH送信パラメータを識別するために、第1のSRSリソースセットリスト内のSRSリソースセット(例えば、DCIフォーマット0_1のために構成されたsrs-ResourceSetToAddModList)が使用されるべきか、又は第2のSRSリソースセット内のSRSリソースセット(例えば、DCIフォーマット0_2のために構成されたsrs-ResourceSetToAddModListDCI-0-2)が使用されるべきかは明確ではない。追加的に、第1及び第2のSRSリソースセット内のSRSリソースの数が同じであっても、DCIフォーマット0_2のためのSRSリソースセット内のSRSリソースの数は、DCIフォーマット0_1のためのSRSリソースセット内のSRSリソースの数よりも少なくてもよく、これは、タイプ1 CG PUSCHのための第1のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator)、及び構成される場合には、第2のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator2)の解釈に影響を及ぼし得る。
【0074】
例えば、タイプ1 CG PUSCHの場合、UEは、どのSRSリソースセットがPUSCH反復の第1のセット又はPUSCH反復の第2のセットに関連付けられるべきかを決定することができないことがある。いくつかの例では、タイプ1 CG PUSCHのために、第1のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator)のみが構成され得る(例えば、第2のSRSリソースインジケータは構成されない)。それらの状況では、全てのPUSCH反復は、第1のSRSリソースセットに関連付けられるが、どのSRSリソースセットが第1のSRSリソースセット(例えば、PUSCH反復の第1のセットに関連付けられたSRSリソースセット)とみなされるべきかをUEが決定する能力なしに、UEは、PUSCH反復のための送信パラメータを決定することができない可能性があり、結果として、PUSCH反復を送信することに失敗する可能性があるか、又はPUSCH反復を非効率的な方法で送信する可能性があり、ネットワーク性能に悪影響を及ぼす。
【0075】
他の例では、第1のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator)及び第2のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator2)の両方が、タイプ1 CG PUSCHのために構成される。これらの状況では、PUSCH反復の2つのセットが2つのSRSリソースセットにそれぞれ関連付けられるが、UEが、どのSRSリソースセットが第1のSRSリソースセット(例えば、PUSCH反復の第1のセットに関連付けられたSRSリソースセット)及び第2のSRSリソースセット(例えば、PUSCH反復の第2のセットに関連付けられたSRSリソースセット)とみなされるかを決定する能力なしに、UEは、PUSCH反復のための送信パラメータの2つのセットを決定することができない可能性があり、結果として、PUSCH反復のセットのうちの1つ若しくは複数を送信することに失敗する可能性があり、又はPUSCH反復のセットのうちの1つ若しくは複数を非効率的な方法で送信する可能性があり、ネットワーク性能に悪影響を及ぼす。
【0076】
様々な態様は、概して、タイプ1 CG PUSCH反復のためのPUSCH送信パラメータを決定するための、RRCの構成済みSRSリソースインジケータの解釈に関する。いくつかの態様は、より具体的には、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含むCG PUSCH構成を受信することと、少なくとも1つのSRSリソースインジケータに少なくとも部分的に基づいてPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定することと、に関する。いくつかの態様では、UEは、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。いくつかの態様では、UEは、決定された少なくとも1つのSRSリソースセットのうちのどのSRSリソースが使用されるべきかを決定し得る。いくつかの態様では、UEは、決定された使用されるべきSRSリソースに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定し得る。
【0077】
本開示で説明される主題の特定の態様は、以下の潜在的な利点のうちの1つ又は複数を実現するために実装され得る。いくつかの例では、説明される技法は、1つ又は複数のSRSリソースセットに関連付けられた送信パラメータを使用して、PUSCH反復の少なくとも1つのセットの送信を容易にするために使用することができる。いくつかの例では、説明される技法は、mTRPタイプ1 CG PUSCH反復を容易にし、それによってネットワーク性能に良い影響を与えるために使用することができる。
【0078】
図4は、本開示による、CG PUSCH反復に関連付けられたSRSリソースインジケータに関連付けられた一例400を示す図である。図4に示すように、UE405及び基地局410は互いと通信し得る。例えば、UE405は、図1及び図2に示されたUE120であってもよく、又はそれと同様であってもよい。基地局410は、図1及び図2に示された基地局110であってもよく、又はそれと同様であってもよい。
【0079】
第1の動作415において、SRS構成を、基地局410が送信し得、UE405が受信し得る。いくつかの態様では、基地局410は、SRS構成を含むRRCメッセージを送信することによって、SRS構成を送信し得る。SRS構成は、上記で説明したように、SRSリソースセットに編成され得る、1つ又は複数のSRSリソースを構成し得る。いくつかの態様では、図示のように、SRS構成は、SRSリソースセットリストに対応する指示420を含み得る。例えば、指示420は、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされたSRSリソースセットの数、又は第2のSRSリソースセットリスト430にリストされたSRSリソースセットの数の指示を含み得る。図示の例では、指示420は、第1のSRSリソースセットリスト425がSRSリソースセットA435及びSRSリソースセットB440をリストすることと、第2のSRSリソースセットリスト430がSRSリソースセットC445及びSRSリソースセットD450をリストすることとを示し得る。SRS構成はまた、リストされたSRSリソースセットに含まれる各SRSリソース(例えば、SRS R0、SRS R1、SRS R2、SRS R3、SRS R4、及びSRS R5)に対応する送信パラメータの少なくとも1つのセットの構成455を含み得る。いくつかの態様では、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットであり得る。
【0080】
第2の動作460において、CG PUSCH構成を、基地局410が送信し得、UE405が受信し得る。CG PUSCH構成は、(全てのPUSCH反復パラメータがRRCメッセージによって構成される)タイプ1 CG PUSCH構成であり得る。いくつかの態様では、基地局410は、SRS構成を含むRRCメッセージを送信することによって、CG PUSCH構成を送信し得る。いくつかの態様では、CG PUSCH構成は、PUSCH反復の第1のセットの構成465を含み得る。いくつかの態様では、構成465は、PUSCH反復の第1のセットが第1のSRSリソースセットに関連付けられていることを示し得る。CG PUSCH構成はまた、PUSCH反復の第2のセットの構成470を含み得る。構成470は、PUSCH反復の第2のセットが第2のSRSリソースセットに関連付けられていることを示し得る。
【0081】
CG PUSCH構成はまた、少なくとも1つのSRSリソースインジケータ475を含み得る。少なくとも1つのSRSリソースインジケータは、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられ得、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し得る。少なくとも1つのSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリスト425又は第2のSRSリソースセットリスト430のうちの少なくとも1つにリストされ得る。例えば、少なくとも1つのSRSリソースインジケータ475は、第1のSRSリソースセット(PUSCH反復の第1のセットに関連付けられたSRSリソースセット)のどのSRSリソースが使用されるべきかを指示する、第1のSRSリソースインジケータ(例えば、SRS-ResourceIndicator)を含み得る。少なくとも1つのSRSリソースインジケータ475は、第2のSRSリソースセット(PUSCH反復の第2のセットに関連付けられたSRSリソースセット)のどのSRSリソースが使用されるべきかを指示する、第2のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator2)を含み得る。
【0082】
第3の動作480において、UE405は、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定し得る。UE405は、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定し得る。いくつかの態様では、例えば、UE405は、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定し得る。UE405は、どの構成済みSRSリソースセットがそれぞれ第1又は第2のSRSリソースセットに対応するかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。図示の例では、UE405は、第1のSRSリソースセット(例えば、PUSCH反復の第1のセットに関連付けられたSRSリソースセット)がリソースセットAであること、及び第2のSRSリソースセット(例えば、PUSCH反復の第2のセットに関連付けられたSRSリソースセット)がリソースセットBであることを決定し得る。
【0083】
本明細書に記載される態様によれば、UE405は、ワイヤレス通信規格において規定された1つ又は複数のルールに従って少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。例えば、1つ又は複数のルールは、第1のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator)のみがタイプ1 CG PUSCHに設定される第1の場合、又は第1のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator)及び第2のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator2)がタイプ1 CG PUSCHに設定される第2の場合によって分類することができる。第1の事例では、全てのPUSCH反復が1つのSRSリソースセットに関連付けられ、第2の事例では、PUSCH反復の第1のセットが第1のSRSリソースセットに関連付けられ、PUSCH反復の第2のセットが第2のSRSリソースセットに関連付けられる。
【0084】
第1の事例では、少なくとも1つのSRSリソースインジケータ475は、1つのSRSリソースインジケータのみを含み得、少なくとも1つのSRSリソースセットは、ただ1つのSRSリソースセットを含み得る。いくつかの態様では、1つ又は複数のルールに従って、UE405は、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた第1のSRSリソースセット(例えば、SRSリソースセットA435)であって、ただ1つのSRSリソースセットが第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットであると決定し得る。いくつかの態様では、第1のSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた唯一のSRSリソースセットであり得る。いくつかの他の態様では、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた第1のSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセット識別子(ID)値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含み得る。例えば、SRSリソースセットA435に関連付けられたSRSリソースセットIDは、SRSリソースセットB440に関連付けられたSRSリソースセットIDよりも低い値を有し得る。
【0085】
いくつかの態様では、1つ又は複数のルールに従って、UE405は、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた第1のSRSリソースセット(例えば、SRSリソースセットC445)であって、ただ1つのSRSリソースセットが第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットであると決定し得る。いくつかの態様では、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた第1のSRSリソースセットは、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた唯一のSRSリソースセットであり得る。いくつかの他の態様では、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた第1のSRSリソースセットは、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセットID値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含み得る。
【0086】
いくつかの態様では、1つ又は複数のルールに従って、CG PUSCH構成は、インジケータビットを含み得、UE405は、少なくとも1つのSRSリソースセットがただ1つのSRSリソースセットであると決定し得、ただ1つのSRSリソースセットは、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた第1のSRSリソースセットを含む、又はインジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた第1のSRSリソースセットを含む。いくつかの態様では、UE405は、少なくとも1つのSRSリソースセットが、SRSリソースセットIDに関連付けられたSRSリソースセットであって、SRSリソースセットIDは、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータがSRSリソースセットIDを示すことに少なくとも部分的に基づいて、ただ1つのSRSリソースセットに関連付けられている、SRSリソースセットであると決定し得る。
【0087】
1つ又は複数のルールの分類について上で紹介した第2の事例において、少なくとも1つのSRSリソースインジケータ475は、第1のSRSリソースインジケータと第2のSRSリソースインジケータとを含み得る。PUSCH反復の少なくとも1つのセットは、第1のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第1のセットと第2のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第2のセットとを含み得、第1のSRSリソースセット及び第2のSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリスト425又は第2のSRSリソースセットリスト430のうちの少なくとも1つにリストされ得る。
【0088】
いくつかの態様では、1つ又は複数のルールに従って、UE405は、第1のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセット(例えば、SRSリソースセットA435)を含むと決定することと、第2のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセット(SRSリソースセットB 440)を含むと決定することと、に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。いくつかの態様では、UE405は、第1のSRSリソースセットリスト425が第2のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。いくつかの他の態様では、UE405は、第1のSRSリソースセットリスト425が第1のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。例えば、第1のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator)は、第1のSRSリソースセットリスト425内の第1のSRSリソースセットに関連付けられてもよく、第1のSRSリソースセットリスト425が第2のSRSリソースセットをリストしている場合、第2のSRSリソースインジケータ(例えば、srs-ResourceIndicator2)は、第1のSRSリソースセットリスト425内の第2のSRSリソースセットに関連付けられ得る。第1のSRSリソースセットリスト425がただ1つのSRSリソースセットをリストしている場合、第2のSRSリソースインジケータは、第2のSRSリソースセットリスト430内の第2のSRSリソースセットに関連付けられ得る。
【0089】
いくつかの態様では、1つ又は複数のルールに従って、第1及び第2のSRSリソースセットは、両方とも第1のSRSリソースセットリスト425からのものであってもよく、又は両方とも第2のSRSリソースセットリスト430からのものであってもよい。例えば、UE405は、第1のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むと決定することと、第2のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むと決定することと、に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。いくつかの他の態様では、UE405は、第2のSRSリソースセットリスト430が第1のSRSリソースセットと第2のSRSリソースセットとの両方をリストしていることに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。
【0090】
いくつかの他の態様では、CG PUSCH構成はインジケータビットを含み得、UE405は、第1のSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた第1のSRSリソースセットであると決定すること、又は第1のSRSリソースセットが、インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた第1のSRSリソースセットであると決定すること、に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。いくつかの態様では、CG PUSCH構成はインジケータビットを含み得、UE405は、第2のSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリスト425にリストされた第2のSRSリソースセットであると決定すること、又は第2のSRSリソースセットが、インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリスト430にリストされた第2のSRSリソースセットであると決定すること、に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。
【0091】
いくつかの態様では、第1のSRSリソースセットIDは、第1のSRSリソースセットに対応し得、第2のSRSリソースセットIDは、第2のSRSリソースセットに対応し得る。いくつかの態様では、1つ又は複数のルールに従って、UE405は、第1のSRSリソースセットIDに関連付けられた第1のSRSリソースセットと第2のSRSリソースセットIDに関連付けられた第2のSRSリソースセットとを含むように、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。いくつかの態様では、UE405は、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータが第1のSRSリソースセットIDと第2のSRSリソースセットIDとを示すことに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得る。
【0092】
第3の動作480はまた、少なくとも1つのSRSリソースインジケータ475が、PUSCH送信パラメータを決定するためにUE405が少なくとも1つのSRSリソースセットのどのSRSリソースを使用すべきかを示すと決定することを含み得る。いくつかの態様では、UE405は、ワイヤレス通信規格によって規定された1つ又は複数のSRIテーブル(例えば、上記の表1又は表2)に少なくとも部分的に基づいて、使用すべきSRSリソースを決定し得る。第3の動作480はまた、決定されたSRSリソースのSRS構成に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのPUSCH送信パラメータを決定することを含み得る。
【0093】
第4の動作485において、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを、UE405が送信し得、基地局410が受信し得る。UE405は、上述したように決定されたPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを使用して、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信し得る。例えば、いくつかの態様では、UE405は、PUSCH送信パラメータの第1のセットを使用してPUSCH反復の第1のセットを送信し、PUSCH送信パラメータの第2のセットを使用してPUSCH反復の第2のセットを送信し得る。
【0094】
図5は、本開示による、例えばUEによって実施される、例示的なプロセス500を示すフローチャートである。例示的なプロセス500は、UE(例えば、UE405)が、CG PUSCH反復に関連付けられたSRSリソースインジケータに関連付けられた動作を実施する一例である。
【0095】
図5に示すように、いくつかの態様では、プロセス500は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信すること(ブロック510)を含み得る。例えば、UEは(例えば、図7に示される通信マネージャ140又は受信構成要素702を使用することによって)、上述したように、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信し得る。
【0096】
図5に更に示すように、いくつかの態様では、プロセス500は、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定すること(ブロック520)を含み得る。例えば、UEは(例えば、図7に示される通信マネージャ140又は決定構成要素708を使用することによって)、上述したように、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定し得る。
【0097】
図5に更に示すように、いくつかの態様では、プロセス500は、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信すること(ブロック530)を含み得る。例えば、UEは(例えば、図7に示される通信マネージャ140又は送信構成要素704を使用することによって)、上述したように、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信し得る。
【0098】
プロセス500は、以下で、又は本明細書の中の他の箇所で説明する1つ又は複数の他のプロセスとの関連で説明する、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなど、追加の態様を含んでよい。
【0099】
第1の追加の態様では、少なくとも1つのSRSリソースインジケータは、1つのSRSリソースインジケータのみを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットは、ただ1つのSRSリソースセットを含む。
【0100】
第2の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、プロセス500は、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであって、ただ1つのSRSリソースセットが第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットであると決定することを含む。
【0101】
第3の追加の態様では、単独で、又は第2の態様と組み合わせて、第1のSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリストにリストされた唯一のSRSリソースセットである。
【0102】
第4の追加の態様では、単独で、又は第2~第3の態様のうちの1つ若しくは複数と組み合わせて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリストにリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセットID値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含む。
【0103】
第5の追加の態様では、単独で、又は第1~第4の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、プロセス500は、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであって、ただ1つのSRSリソースセットが第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットであると決定することを含む。
【0104】
第6の追加の態様では、単独で又は第5の態様と組み合わせて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットは、第2のSRSリソースセットリストにリストされた唯一のSRSリソースセットである。
【0105】
第7の追加の態様では、単独で、又は第5~第6の態様のうちの1つ若しくは複数と組み合わせて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットは、第2のSRSリソースセットリストにリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセットID値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含む。
【0106】
第8の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、CG PUSCH構成はインジケータビットを含み、プロセス500は、少なくとも1つのSRSリソースセットがただ1つのSRSリソースセットであると決定することを含み、ただ1つのSRSリソースセットは、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含む、又はインジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含む。
【0107】
第9の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、プロセス500は、少なくとも1つのSRSリソースセットが、SRSリソースセットIDに関連付けられたSRSリソースセットであって、SRSリソースセットIDは、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータがSRSリソースセットIDを示すことに少なくとも部分的に基づいて、ただ1つのSRSリソースセットに関連付けられている、SRSリソースセットであると決定することを含む。
【0108】
第10の追加の態様では、少なくとも1つのSRSリソースインジケータは、第1のSRSリソースインジケータと、第2のSRSリソースインジケータと、を含み、PUSCH反復の少なくとも1つのセットは、第1のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第1のセットと第2のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第2のセットとを含み、第1のSRSリソースセット及び第2のSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされている。
【0109】
第11の追加の態様では、単独で、又は第10の態様と組み合わせて、プロセス500は、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することは、第1のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むと決定することと、第2のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むと決定することと、を含む。
【0110】
第12の追加の態様では、単独で、又は第11の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することは、第1のSRSリソースセットリストが第2のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含む。
【0111】
第13の追加の態様では、単独で、又は第11の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することは、第1のSRSリソースセットリストが第1のSRSリソースセットのみをリストしていることに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含む。
【0112】
第14の追加の態様では、単独で、又は第10の態様と組み合わせて、プロセス500は、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することは、第1のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むと決定することと、第2のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むと決定することと、を含む。
【0113】
第15の追加の態様では、単独で、又は第10の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することは、第2のSRSリソースセットリストが、第1のSRSリソースセット及び第2のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含む。
【0114】
第16の追加の態様では、単独で、又は第10の態様と組み合わせて、CG PUSCH構成はインジケータビットを含み、プロセス500は、第1のSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであると決定すること、又は第1のSRSリソースセットが、インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであると決定することを含む。
【0115】
第17の追加の態様では、単独で、又は第10若しくは第16の態様のうちの1つ又は複数と組み合わせて、CG PUSCH構成はインジケータビットを含み、プロセス500は、第2のSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットであると決定すること、又は第2のSRSリソースセットが、インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットであると決定することを含む。
【0116】
第18の追加の態様では、単独で、又は第10の態様と組み合わせて、第1のSRSリソースセットIDは第1のSRSリソースセットに対応し、第2のSRSリソースセットIDは第2のSRSリソースセットに対応し、プロセス500は、第1のSRSリソースセットIDに関連付けられた第1のSRSリソースセットと第2のSRSリソースセットIDに関連付けられた第2のSRSリソースセットとを含むように少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することは、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータが第1のSRSリソースセットIDと第2のSRSリソースセットIDとを示すことに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含む。
【0117】
図5はプロセス500の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス500は、図5に示すものと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加的に又は代替的に、プロセス500のブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてもよい。
【0118】
図6は、本開示による、例えば基地局によって実施される、例示的なプロセス600を示すフローチャートである。例示的なプロセス600は、基地局(例えば、基地局410)が、CG PUSCH反復に関連付けられたSRSリソースインジケータに関連付けられた動作を実施する一例である。
【0119】
図6に示すように、いくつかの態様では、プロセス600は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信すること(ブロック610)を含み得る。例えば、基地局は(例えば、図8に示される通信マネージャ150又は送信構成要素804を使用することによって)、上述したように、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信し得る。
【0120】
図6に更に示すように、いくつかの態様では、プロセス600は、少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信すること(ブロック620)を含み得る。例えば、基地局は(例えば、図8に示される通信マネージャ150又は受信構成要素802を使用することによって)、上述したように、少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信し得る。
【0121】
プロセス600は、以下で、又は本明細書の中の他の箇所で説明する1つ又は複数の他のプロセスとの関連で説明する、任意の単一の態様又は態様の任意の組み合わせなど、追加の態様を含んでよい。
【0122】
第1の追加の態様では、少なくとも1つのSRSリソースインジケータは、1つのSRSリソースインジケータのみを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットは、ただ1つのSRSリソースセットを含む。
【0123】
第2の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであって、ただ1つのSRSリソースセットが第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットである。
【0124】
第3の追加の態様では、単独で、又は第2の態様と組み合わせて、第1のSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリストにリストされた唯一のSRSリソースセットである。
【0125】
第4の追加の態様では、単独で、又は第2~第3の態様のうちの1つ若しくは複数と組み合わせて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリストにリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセットID値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含む。
【0126】
第5の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットは、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであって、ただ1つのSRSリソースセットが第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットである。
【0127】
第6の追加の態様では、単独で又は第5の態様と組み合わせて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットは、第2のSRSリソースセットリストにリストされた唯一のSRSリソースセットである。
【0128】
第7の追加の態様では、単独で、又は第5~第6の態様のうちの1つ若しくは複数と組み合わせて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットは、第2のSRSリソースセットリストにリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセットID値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含む。
【0129】
第8の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、CG PUSCH構成はインジケータビットを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットは、ただ1つのSRSリソースセットであり、ただ1つのSRSリソースセットは、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含む、又はインジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含む。
【0130】
第9の追加の態様では、単独で、又は第1の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットは、SRSリソースセットIDに関連付けられたSRSリソースセットであって、SRSリソースセットIDは、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータがSRSリソースセットIDを示すことに少なくとも部分的に基づいて、ただ1つのSRSリソースセットに関連付けられている、SRSリソースセットである。
【0131】
第10の追加の態様では、少なくとも1つのSRSリソースインジケータは、第1のSRSリソースインジケータと、第2のSRSリソースインジケータと、を含み、PUSCH反復の少なくとも1つのセットは、第1のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第1のセットと第2のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第2のセットとを含み、第1のSRSリソースセット及び第2のSRSリソースセットは、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされている。
【0132】
第11の追加の態様では、単独で、又は第10の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、第1のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むこと、及び第2のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むこと、の決定を含む。
【0133】
第12の追加の態様では、単独で、又は第11の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、第1のSRSリソースセットリストが第2のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づく。
【0134】
第13の追加の態様では、単独で、又は第11の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、第1のSRSリソースセットリストが第1のSRSリソースセットのみをリストしていることに少なくとも部分的に基づく。
【0135】
第14の追加の態様では、単独で、又は第10の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、第1のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むことの決定、及び第2のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むことの決定を含む。
【0136】
第15の追加の態様では、単独で、又は第11の態様と組み合わせて、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、第2のSRSリソースセットリストが、第1のSRSリソースセット及び第2のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づく。
【0137】
第16の追加の態様では、単独で、又は第11の態様と組み合わせて、CG PUSCH構成はインジケータビットを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、第1のSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであるという決定、又は第1のSRSリソースセットが、インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであるという決定を含む。
【0138】
第17の追加の態様では、単独で、又は第11の態様と組み合わせて、CG PUSCH構成はインジケータビットを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、第2のSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットであるという決定、又は第2のSRSリソースセットが、インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットであるという決定を含む。
【0139】
第18の追加の態様では、単独で、又は第11の態様と組み合わせて、第1のSRSリソースセットIDは第1のSRSリソースセットに対応し、第2のSRSリソースセットIDは第2のSRSリソースセットに対応し、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、少なくとも1つのSRSリソースセットが第1のSRSリソースセットIDに関連付けられた第1のSRSリソースセットと第2のSRSリソースセットIDに関連付けられた第2のSRSリソースセットとを含むという決定を含み、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータが第1のSRSリソースセットIDと第2のSRSリソースセットIDとを示すことに少なくとも部分的に基づく。
【0140】
図6はプロセス600の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス600は、図6に示すものと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、又は異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加的に又は代替的に、プロセス600のブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてもよい。
【0141】
図7は、本開示による、ワイヤレス通信のための例示的な装置700の図である。装置700は、UEであってもよく、又はUEが、装置700を含んでもよい。いくつかの態様では、装置700は、(例えば、1つ又は複数のバスを介して)互いに通信中であり得る、受信構成要素702と、送信構成要素704と、通信マネージャ140とを含む。図示のように、装置700は、受信構成要素702及び送信構成要素704を使用して、別の装置706(UE、基地局、又は別のワイヤレス通信デバイスなど)と通信してもよい。
【0142】
いくつかの態様では、装置700は、図4との関連で本明細書で説明した1つ又は複数の動作を実施するように構成され得る。追加的に又は代替的に、装置700は、図5のプロセス500など、本明細書で説明した1つ又は複数のプロセスを実施するように構成され得る。いくつかの態様では、装置700は、図2に関して上述したUEの1つ又は複数の構成要素を含んでよい。
【0143】
受信構成要素702は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置706から受信し得る。受信構成要素702は、通信マネージャ140など、装置700の1つ又は複数の他の構成要素に、受信された通信を提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素702は、受信された通信において信号処理(例の中でも、フィルタリング、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリーブ、デマッピング、等化、干渉消去、又は復号など)を実施してもよく、1つ又は複数の他の構成要素に、処理された信号を提供してもよい。いくつかの態様では、受信構成要素702は、図2に関して上述したUEの、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0144】
送信構成要素704は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置706に送信し得る。いくつかの態様では、通信マネージャ140は、通信を生成し得、装置706への送信のために、送信構成要素704に、生成された通信を送信し得る。いくつかの態様では、送信構成要素704は、生成された通信に対して信号処理(他の例の中でも、フィルタリング、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、又は符号化など)を実施してもよく、処理された信号を装置706に送信してもよい。いくつかの態様では、送信構成要素704は、図2との関連で上述したUEの、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、送信構成要素704は、送受信機において受信構成要素702と併置することができる。
【0145】
通信マネージャ140は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を、受信し得、又は受信構成要素702に受信させ得る。通信マネージャ140は、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定し得る。通信マネージャ140は、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信し得るか、又は送信構成要素704に送信させ得る。いくつかの態様では、通信マネージャ140は、通信マネージャ140の1つ又は複数の構成要素によって実施されるものとして本明細書の他の場所で説明される1つ又は複数の動作を実施し得る。
【0146】
通信マネージャ140は、図2に関して上記で説明されたUEの、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、通信マネージャ140は、決定構成要素708など、構成要素のセットを含む。代替的に、構成要素のセットは、通信マネージャ140から分離し、別個であり得る。いくつかの態様では、構成要素のセットのうちの1つ又は複数の構成要素は、図2との関連で上述したUEの、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含んでもよく、それらの内部に実装されてもよい。追加的に又は代替的に、構成要素のセットのうちの1つ又は複数の構成要素は、メモリ内に記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてもよい。例えば、構成要素(又は、構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され、かつ構成要素の機能又は動作を実行するようにコントローラ又はプロセッサによって実行可能な、命令又はコードとして実装することができる。
【0147】
受信構成要素702は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信し得る。決定構成要素708は、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定し得る。送信構成要素704は、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信し得る。
【0148】
決定構成要素708は、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであって、ただ1つのSRSリソースセットが第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットであると決定し得る。
【0149】
決定構成要素708は、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであって、ただ1つのSRSリソースセットが第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットであると決定し得る。
【0150】
決定構成要素708は、少なくとも1つのSRSリソースセットが、SRSリソースセットIDに関連付けられたSRSリソースセットであって、SRSリソースセットIDは、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータがSRSリソースセットIDを示すことに少なくとも部分的に基づいて、ただ1つのSRSリソースセットに関連付けられている、SRSリソースセットであると決定し得る。
【0151】
決定構成要素708は、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することは、第1のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むと決定することと、第2のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むと決定することと、を含む。
【0152】
決定構成要素708は、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定し得、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することは、第1のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むと決定することと、第2のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むと決定することと、を含む。
【0153】
図7に示される構成要素の数及び配置は、一例として提供される。実際には、図7に示される構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、又は異なるように配置された構成要素があり得る。更に、図7に示される2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内に実装され得るか、又は図7に示される単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装され得る。追加的に又は代替的に、図7に示される(1つ又は複数の)構成要素のセットは、図7に示される構成要素の別のセットによって実施されるものとして説明する1つ又は複数の機能を実施し得る。
【0154】
図8は、本開示による、ワイヤレス通信のための例示的な装置800の図である。装置800は、基地局であってもよく、又は基地局が、装置800を含んでもよい。いくつかの態様では、装置800は、(例えば、1つ又は複数のバスを介して)互いに通信中であり得る、受信構成要素802と、送信構成要素804と、通信マネージャ150とを含む。図示のように、装置800は、受信構成要素802及び送信構成要素804を使用して、別の装置806(UE、基地局、又は別のワイヤレス通信デバイスなど)と通信してもよい。
【0155】
いくつかの態様では、装置800は、図4との関連で本明細書で説明した1つ又は複数の動作を実施するように構成され得る。追加的に又は代替的に、装置800は、図6のプロセス600など、本明細書で説明した1つ又は複数のプロセスを実行するように構成され得る。いくつかの態様では、装置800は、図2との関連で上述した基地局の1つ又は複数の構成要素を含んでよい。
【0156】
受信構成要素802は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置806から受信し得る。受信構成要素802は、通信マネージャ150など、装置800の1つ又は複数の他の構成要素に、受信された通信を提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素802は、受信された通信において信号処理(例の中でも、フィルタリング、増幅、復調、アナログデジタル変換、逆多重化、デインターリーブ、デマッピング、等化、干渉消去、又は復号など)を実行し得、1つ又は複数の他の構成要素に、処理された信号を提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素802は、図2に関して上述した基地局の、1つ若しくは複数のアンテナ、モデム、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0157】
送信構成要素804は、基準信号、制御情報、データ通信、又はそれらの組み合わせなどの通信を装置806に送信し得る。いくつかの態様では、通信マネージャ150は、通信を生成し得、装置806への送信のために、送信構成要素804に、生成された通信を送信し得る。いくつかの態様では、送信構成要素804は、生成された通信に対して信号処理(他の例の中でも、フィルタリング、増幅、変調、デジタルアナログ変換、多重化、インターリービング、マッピング、又は符号化など)を実施してもよく、処理された信号を装置806に送信してもよい。いくつかの態様では、送信構成要素804は、図2に関連して説明した基地局の、1つ又は複数のアンテナ、モデム、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、送信構成要素804は、送受信機において受信構成要素802と併置することができる。
【0158】
通信マネージャ150は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を、送信し得、又は送信構成要素804に送信させ得る。通信マネージャ150は、少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信し得、又は受信構成要素802に送信させ得る。いくつかの態様では、通信マネージャ150は、通信マネージャ150の1つ又は複数の構成要素によって実施されるものとして本明細書の他の場所で説明される1つ又は複数の動作を実施し得る。
【0159】
いくつかの態様では、通信マネージャ150は、図2との関連で上述した基地局の、コントローラ/プロセッサ、メモリ、スケジューラ、通信ユニット、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、通信マネージャ150の構成要素のセットのうちの1つ又は複数の構成要素は、図2との関連で上述した基地局の、コントローラ/プロセッサ、メモリ、スケジューラ、通信ユニット、若しくはそれらの組み合わせを含んでもよく、又はそれらの内部に実装されてもよい。追加的に又は代替的に、構成要素のセットのうちの1つ又は複数の構成要素は、メモリ内に記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてもよい。例えば、構成要素(又は、構成要素の一部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され、かつ構成要素の機能又は動作を実行するようにコントローラ又はプロセッサによって実行可能な、命令又はコードとして実装することができる。
【0160】
送信構成要素804は、CG PUSCH構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信し得る。受信構成要素802は、少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信し得る。
【0161】
図8に示される構成要素の数及び配置は、一例として提供される。実際には、図8に示される構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、又は異なるように配置された構成要素があり得る。更に、図8に示される2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内に実装され得るか、又は図8に示される単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装され得る。追加的に又は代替的に、図8に示される(1つ又は複数の)構成要素のセットは、図8に示される構成要素の別のセットによって実行されるものとして説明する1つ又は複数の機能を実行し得る。
【0162】
以下は、本開示のいくつかの態様の概要を提供する。
【0163】
態様1:ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、構成済みグラント(CG)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのサウンディング基準信号(SRS)リソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を受信することと、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットのためのPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットを決定することと、PUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを送信することと、を含む、方法。
【0164】
態様2:少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、ただ1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットが、ただ1つのSRSリソースセットを含む、態様1の方法。
【0165】
態様3:少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであって、ただ1つのSRSリソースセットが第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットであると決定することを更に含む、態様2の方法。
【0166】
態様4:第1のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた唯一のSRSリソースセットである、態様3の方法。
【0167】
態様5:第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセット識別子(ID)値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含む、態様3又は4のいずれかの方法。
【0168】
態様6:少なくとも1つのSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであって、ただ1つのSRSリソースセットが第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットであると決定することを更に含む、態様2~5のいずれかの方法。
【0169】
態様7:第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた唯一のSRSリソースセットである、態様6の方法。
【0170】
態様8:第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセット識別子(ID)値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含む、態様6又は7のいずれかの方法。
【0171】
態様9:CG PUSCH構成が、インジケータビットを含み、方法が、少なくとも1つのSRSリソースセットがただ1つのSRSリソースセットであると決定することを更に含み、ただ1つのSRSリソースセットは、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含む、又はインジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含む、態様2の方法。
【0172】
態様10:少なくとも1つのSRSリソースセットが、SRSリソースセット識別子(ID)に関連付けられたSRSリソースセットであって、SRSリソースセットIDは、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータがSRSリソースセットIDを示すことに少なくとも部分的に基づいて、ただ1つのSRSリソースセットに関連付けられている、SRSリソースセットであることを決定することを更に含む、態様2の方法。
【0173】
態様11:少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、第1のSRSリソースインジケータと、第2のSRSリソースインジケータと、を含み、PUSCH反復の少なくとも1つのセットが、第1のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第1のセットと第2のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第2のセットとを含み、第1のSRSリソースセット及び第2のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされている、態様1の方法。
【0174】
態様12:少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを更に含み、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することが、第1のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むと決定することと、第2のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むと決定することと、を含む、態様11の方法。
【0175】
態様13:少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することが、第1のSRSリソースセットリストが第2のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含む、態様12の方法。
【0176】
態様14:少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することが、第1のSRSリソースセットリストが第1のSRSリソースセットのみをリストしていることに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含む、態様12の方法。
【0177】
態様15:少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを更に含み、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することが、第1のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むと決定することと、第2のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むと決定することと、を含む、態様11の方法。
【0178】
態様16:少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することが、第2のSRSリソースセットリストが、第1のSRSリソースセット及び第2のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含む、態様11の方法。
【0179】
態様17:CG PUSCH構成が、インジケータビットを含み、方法は、第1のSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであると決定すること、又は第1のSRSリソースセットが、インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであると決定することを更に含む、態様11の方法。
【0180】
態様18:CG PUSCH構成が、インジケータビットを含み、方法は、第2のSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットであると決定すること、又は第2のSRSリソースセットが、インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットであると決定することを更に含む、態様11又は17のいずれかの方法。
【0181】
態様19:第1のSRSリソースセット識別子(ID)が第1のSRSリソースセットに対応し、第2のSRSリソースセットIDが第2のSRSリソースセットに対応し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットIDに関連付けられた第1のSRSリソースセットと第2のSRSリソースセットIDに関連付けられた第2のSRSリソースセットとを含むことを決定することを更に含み、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することは、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータが第1のSRSリソースセットIDと第2のSRSリソースセットIDとを示すことに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのSRSリソースセットを決定することを含む、態様11の方法。
【0182】
態様20:基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、構成済みグラント(CG)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)構成であって、PUSCH反復の少なくとも1つのセットに関連付けられた少なくとも1つのサウンディング基準信号(SRS)リソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、少なくとも1つのSRSリソースセットに対応する少なくとも1つのSRSリソースを示し、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされており、第2のSRSリソースセットリストにリストされた少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた対応するSRSリソースセットのサブセットである、CG PUSCH構成を送信することと、少なくとも1つのリソースセットの決定に少なくとも部分的に基づくPUSCH送信パラメータの少なくとも1つのセットに少なくとも部分的に基づいて、PUSCH反復の少なくとも1つのセットを受信することと、を含む、方法。
【0183】
態様21:少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、ただ1つのSRSリソースインジケータを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットが、ただ1つのSRSリソースセットを含む、態様20の方法。
【0184】
態様22:少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであって、ただ1つのSRSリソースセットが第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットである、態様21の方法。
【0185】
態様23:第1のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた唯一のSRSリソースセットである、態様22の方法。
【0186】
態様24:第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセット識別子(ID)値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含む、態様22又は23のいずれかの方法。
【0187】
態様25:少なくとも1つのSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであって、ただ1つのSRSリソースセットが第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含むことに少なくとも部分的に基づいて、コードブック若しくは非コードブックに設定された使用インジケータを有する、第1のSRSリソースセットである、態様21の方法。
【0188】
態様26:第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた唯一のSRSリソースセットである、態様25の方法。
【0189】
態様27:第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた任意の他のSRSリソースセットに関連付けられた任意の他のSRSリソースセット識別子(ID)値よりも低いSRSリソースセットID値を有するSRSリソースセットを含む、態様25又は26のいずれかの方法。
【0190】
態様28:CG PUSCH構成が、インジケータビットを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットがただ1つのSRSリソースセットであり、ただ1つのSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含む、又はインジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットを含む、態様21の方法。
【0191】
態様29:少なくとも1つのSRSリソースセットが、SRSリソースセット識別子(ID)に関連付けられたSRSリソースセットであって、SRSリソースセットIDは、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータがSRSリソースセットIDを示すことに少なくとも部分的に基づいて、ただ1つのSRSリソースセットに関連付けられている、SRSリソースセットである、態様21の方法。
【0192】
態様30:少なくとも1つのSRSリソースインジケータが、第1のSRSリソースインジケータと第2のSRSリソースインジケータとを含み、PUSCH反復の少なくとも1つのセットが、第1のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第1のセットと、第2のSRSリソースセットに関連付けられたPUSCH反復の第2のセットと、を含み、第1のSRSリソースセット及び第2のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリスト又は第2のSRSリソースセットリストのうちの少なくとも1つにリストされている、態様20の方法。
【0193】
態様31:少なくとも1つのSRSリソースセットの決定が、第1のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むこと、及び第2のSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むこと、の決定を含む、態様30の方法。
【0194】
態様32:少なくとも1つのSRSリソースセットの決定が、第1のSRSリソースセットリストが第2のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づく、態様31の方法。
【0195】
態様33:少なくとも1つのSRSリソースセットの決定が、第1のSRSリソースセットリストが第1のSRSリソースセットのみをリストしていることに少なくとも部分的に基づく、態様31の方法。
【0196】
態様34:少なくとも1つのSRSリソースセットの決定が、第1のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第1の使用インジケータを有する第1のSRSリソースセットを含むことの決定、及び第2のSRSリソースセットが、第2のSRSリソースセットリストにリストされた、コードブック若しくは非コードブックに設定された第2の使用インジケータを有する第2のSRSリソースセットを含むことの決定を含む、態様30の方法。
【0197】
態様35:少なくとも1つのSRSリソースセットの決定が、第2のSRSリソースセットリストが、第1のSRSリソースセット及び第2のSRSリソースセットをリストしていることに少なくとも部分的に基づく、態様30の方法。
【0198】
態様36:CG PUSCH構成が、インジケータビットを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定が、第1のSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであるという決定、又は第1のSRSリソースセットが、インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第1のSRSリソースセットであるという決定を含む、態様30の方法。
【0199】
態様37:CG PUSCH構成が、インジケータビットを含み、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定が、第2のSRSリソースセットが、インジケータビットが第1の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第1のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットであるという決定、又は第2のSRSリソースセットが、インジケータビットが第2の値を有することに少なくとも部分的に基づいて、第2のSRSリソースセットリストにリストされた第2のSRSリソースセットであるという決定を含む、態様30の方法。
【0200】
態様38:第1のSRSリソースセット識別子(ID)が第1のSRSリソースセットに対応し、第2のSRSリソースセットIDが第2のSRSリソースセットに対応し、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、少なくとも1つのSRSリソースセットが、第1のSRSリソースセットIDに関連付けられた第1のSRSリソースセットと第2のSRSリソースセットIDに関連付けられた第2のSRSリソースセットとを含むという決定を含み、少なくとも1つのSRSリソースセットの決定は、CG PUSCH構成のアップリンクグラントパラメータに関連付けられた明示的なインジケータが第1のSRSリソースセットIDと第2のSRSリソースセットIDとを示すことに少なくとも部分的に基づく、態様30の方法。
【0201】
態様39:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶され、装置に、態様1~19のうちの1つ又は複数に記載の方法を実施させるためにプロセッサによって実行可能である命令と、を備える、装置。
【0202】
態様40:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ又は複数のプロセッサと、を備え、1つ又は複数のプロセッサが、態様1~19のうちの1つ又は複数に記載の方法を実施するように構成されている、デバイス。
【0203】
態様41:態様1~19のうちの1つ又は複数に記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、ワイヤレス通信のための装置。
【0204】
態様42:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様1~19のうちの1つ又は複数に記載の方法を実施するためにプロセッサによって実行可能である命令を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0205】
態様43:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットが、1つ又は複数の命令を含み、1つ又は複数の命令が、デバイスの1つ又は複数のプロセッサによって実行されたときに、デバイスに、態様1~19のうちの1つ又は複数に記載の方法を実施させる、非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0206】
態様44:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶され、装置に、態様20~38のうちの1つ又は複数に記載の方法を実施させるためにプロセッサによって実行可能である命令と、を備える、装置。
【0207】
態様45:ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリと、メモリに結合された1つ又は複数のプロセッサと、を備え、1つ又は複数のプロセッサが、態様20~38のうちの1つ又は複数に記載の方法を実施するように構成されている、デバイス。
【0208】
態様46:態様20~38のうちの1つ又は複数に記載の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、ワイヤレス通信のための装置。
【0209】
態様47:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様20~38のうちの1つ又は複数に記載の方法を実施するためにプロセッサによって実行可能である命令を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0210】
態様48:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットが、1つ又は複数の命令を含み、1つ又は複数の命令が、デバイスの1つ又は複数のプロセッサによって実行されたときに、デバイスに、態様20~38のうちの1つ又は複数に記載の方法を実施させる、非一時的なコンピュータ可読媒体。
【0211】
上記の開示は、例示及び説明を提供するが、網羅的であること又は態様を開示された厳密な形態に限定することは意図されていない。修正及び変形を、上記の開示に照らし合わせて加えることができ、又は、諸態様の実践から獲得することもできる。
【0212】
本明細書で使用されるとき、「構成要素」という用語は、ハードウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせとして広く解釈されるものとする。「ソフトウェア」は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、又はそれ以外として呼ばれるかどうかにかかわらず、他の例の中でも、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、又は関数を意味するものと広く解釈されるものとする。本明細書で使用されるとき、「プロセッサ」は、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにおいて実装される。本明細書に記載されるシステム又は方法が、異なる形態のハードウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせにおいて実装され得ることは明らかであろう。これらのシステム又は方法を実装するために使用される実際の専用の制御ハードウェア又はソフトウェアコードは、態様を限定するものではない。したがって、当業者は、ソフトウェア及びハードウェアが本明細書での説明に少なくとも部分的に基づいて、システム又は方法を実装するように設計することができることを理解することになるので、システム又は方法の動作及び挙動は、特定のソフトウェアコードを参照することなく本明細書に記載される。
【0213】
本明細書で使用されるとき、「閾値を満たすこと」は、文脈に応じて、例の中でも、値が閾値よりも大きいこと、閾値以上であること、閾値よりも小さいこと、閾値以下であること、閾値に等しいこと、又は閾値に等しくないことを指す場合がある。
【0214】
特徴の特定の組み合わせが特許請求の範囲において記載されるか、又は本明細書で開示されても、それらの組み合わせは、様々な態様の開示を限定するものではない。これらの特徴の多くが、特許請求の範囲に具体的に列挙されず、又は本明細書で開示されない方法で、組み合わせられてもよい。様々な態様の開示は、請求項セット内のあらゆる他の請求項と組み合わせた各従属請求項を含む。本明細書で使用されるとき、項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。一例として、「a、b、又はcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a+b、a+c、b+c、及びa+b+c、並びに複数の同じ要素を有する任意の組み合わせ(例えば、a+a、a+a+a、a+a+b、a+a+c、a+b+b、a+c+c、b+b、b+b+b、b+b+c、c+c、及びc+c+c、又はa、b、及びcの任意の他の順序)を包含するものとする。
【0215】
本明細書で使用する要素、行為、又は命令はいずれも、そのように明示的に説明されない限り、重要又は必須として解釈されるべきではない。また、本明細書で使用されるとき、冠詞「a」及び「an」は、1つ又は複数の項目を含むものとし、「1つ又は複数の」と互換的に使用されることがある。更に、本明細書で使用されるとき、冠詞「the」は、冠詞「the」に関して言及される1つ又は複数の項目を含むものとし、「1つ又は複数の」と互換的に使用されてもよい。更に、本明細書で使用されるとき、「セット(set)」及び「グループ(group)」という用語は、1つ又は複数の項目を含むものとし、「1つ又は複数の」と互換的に使用されてもよい。1つのみの項目が意図されている場合、「1つのみ」という語句、又は同様の言葉が使用される。また、本明細書で使用されるとき、「有する(has)」、「有する(have)」、又は「有する(having)」などの用語及び類似の用語は、これらの用語が修正する要素を限定しないオープンエンド用語であるものとする(例えば、Aを「有する」要素はBも有し得る)。更には、「~に基づいて」という語句は、別段に明記されていない限り、「~に少なくとも部分的に基づいて」を意味することが意図されている。また、本明細書で使用されるとき、「又は(or)」という用語は、連続して使用されるときに包括的であるものであり、別段に明記されていない限り(例えば、「いずれか(either)」又は「のうちの1つのみ(only one of)」と組み合わせて使用される場合)「及び/又は(and/or)」と互換的に使用され得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】