(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-03
(54)【発明の名称】自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システムおよび方法
(51)【国際特許分類】
H02J 7/00 20060101AFI20241126BHJP
B60L 53/16 20190101ALI20241126BHJP
B60L 58/12 20190101ALI20241126BHJP
B60L 53/65 20190101ALI20241126BHJP
【FI】
H02J7/00 P
H02J7/00 303C
H02J7/00 X
B60L53/16
B60L58/12
B60L53/65
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024532895
(86)(22)【出願日】2022-11-24
(85)【翻訳文提出日】2024-05-31
(86)【国際出願番号】 KR2022018672
(87)【国際公開番号】W WO2023101311
(87)【国際公開日】2023-06-08
(31)【優先権主張番号】10-2021-0171981
(32)【優先日】2021-12-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】523461324
【氏名又は名称】エバ インク
【氏名又は名称原語表記】EVAR INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100083138
【氏名又は名称】相田 伸二
(74)【代理人】
【識別番号】100189625
【氏名又は名称】鄭 元基
(74)【代理人】
【識別番号】100196139
【氏名又は名称】相田 京子
(74)【代理人】
【識別番号】100199004
【氏名又は名称】服部 洋
(72)【発明者】
【氏名】イ フン
(72)【発明者】
【氏名】シン トンヒョク
(72)【発明者】
【氏名】キム キジェ
【テーマコード(参考)】
5G503
5H125
【Fターム(参考)】
5G503AA01
5G503AA04
5G503BA02
5G503BB01
5G503CA08
5G503CC08
5G503EA05
5G503FA06
5G503GD03
5G503GD06
5H125AA01
5H125AC12
5H125AC24
5H125BC21
5H125BC24
5H125CC06
5H125DD02
5H125EE27
5H125EE41
(57)【要約】
自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システムおよび方法が提供される。本発明の多様な実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システムは所定の地域内に固定配置される第1充電モジュールおよび前記所定の地域内に配置され、制御命令により移動動作を遂行する第2充電モジュールを含み、前記第1充電モジュールは、電気自動車と電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールを呼び出し、前記第2充電モジュールと電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールの電力を利用して前記電気自動車のバッテリーを充電する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の地域内に固定配置される第1充電モジュール;および
前記所定の地域内に配置され、制御命令により移動動作を遂行する第2充電モジュール;を含み、
前記第1充電モジュールは、
電気自動車と電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールを呼び出し、前記第2充電モジュールと電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールの電力を利用して前記電気自動車のバッテリーを充電する、
自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項2】
前記第1充電モジュールは、
前記電気自動車と電気的に連結される第1コネクタ;
前記第2充電モジュールと電気的に連結される第2コネクタ;
前記第1コネクタを通じて前記電気自動車と連結されることにより前記第2充電モジュールを呼び出す通信モジュール;
前記第2充電モジュールから電力の供給を受けて充電するバッテリー;および
前記バッテリーに貯蔵された電力を前記電気自動車に供給するパワーモジュール;を含み、
前記第2充電モジュールと電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールから供給される電力を利用して前記バッテリーを充電し、前記パワーモジュールを通じて前記バッテリーに充電された電力を前記電気自動車に供給する、請求項1に記載の自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項3】
前記第1充電モジュールは、
前記電気自動車と電気的に連結される第1コネクタ;
前記第2充電モジュールと電気的に連結される第2コネクタ;および
前記第1コネクタを通じて前記電気自動車と連結されることにより前記第2充電モジュールを呼び出す通信モジュール;を含み、
前記第2充電モジュールと電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールから供給される電力を前記電気自動車に伝達する、請求項1に記載の自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項4】
前記第1充電モジュールは、
前記電気自動車と連結されることにより使用者認証のための使用者インターフェース(User Interface、UI)を提供し、前記使用者インターフェースを通じて使用者認証手続きが完了することに応答して前記第2充電モジュールを呼び出す、請求項1に記載の自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項5】
前記第1充電モジュールは、
前記電気自動車と連結されることにより第1大きさの電力を前記電気自動車に供給するものの、前記第2充電モジュールと連結される場合、前記第2充電モジュールから供給される電力と前記第1大きさの電力を合算した第2大きさの電力を前記電気自動車に供給する、請求項1に記載の自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項6】
前記第1充電モジュールは、
前記電気自動車のバッテリーが完全充電されたかまたは前記電気自動車のバッテリー充電量に基づいて前記第1大きさの電力のみで予め設定された時間内に前記電気自動車のバッテリーの完全充電が可能であると判断される場合、前記第2充電モジュールとの連結を解除する、請求項5に記載の自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項7】
前記第1充電モジュールは、
前記電気自動車のバッテリーが完全充電された場合、前記第1大きさの電力を前記第2充電モジュールに供給して前記第2充電モジュールに備えられたバッテリーを充電する、請求項5に記載の自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項8】
前記第1充電モジュールは、
前記電気自動車のバッテリー充電量に基づいて算出された前記電気自動車の予想充電時間が予め設定された時間内に含まれる場合、前記予め設定された時間と前記算出された電気自動車の予想充電時間の差だけ前記第1大きさの電力を前記第2充電モジュールに供給して前記第2充電モジュールに備えられたバッテリーを充電する、請求項5に記載の自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項9】
前記第1充電モジュールは、
前記電気自動車と連結されていないかまたは予め連結された電気自動車のバッテリーが完全充電されたと判断される場合、複数の第2充電モジュールそれぞれに備えられたバッテリーの充電量をモニタリングするものの、前記複数の第2充電モジュールのうちバッテリーの充電量が予め設定された基準値未満であるいずれか一つの第2充電モジュールを呼び出し、
前記いずれか一つの第2充電モジュールと電気的に連結されることにより第1大きさの電力を前記いずれか一つの第2充電モジュールに供給して前記いずれか一つの第2充電モジュールに備えられたバッテリーを充電する、請求項1に記載の自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項10】
前記第2充電モジュールは、
バッテリーを含み、前記バッテリーの充電量が予め設定された基準値未満である場合、複数の第1充電モジュールとの近距離無線通信を通じて前記複数の第1充電モジュールのうち充電動作を遂行していないいずれか一つの第1充電モジュールを選択し、前記選択されたいずれか一つの第1充電モジュールに移動して電気的に連結され、前記いずれか一つの第1充電モジュールから電力の供給を受けて前記バッテリーを充電する、請求項1に記載の自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項11】
前記第1充電モジュールは、
前記電気自動車と連結されることにより第1大きさの電力を前記電気自動車に供給するものの、前記電気自動車のバッテリー充電量に基づいて前記電気自動車の予想充電時間を算出し、前記算出された予想充電時間が予め設定された時間内に含まれるかどうかにより前記第2充電モジュールの呼び出しの有無を決定する、請求項1に記載の自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システム。
【請求項12】
所定の地域内に固定配置される第1充電モジュールおよび前記所定の地域内に配置され、制御命令により移動動作を遂行する第2充電モジュールを含む電気自動車充電システムを利用して遂行される自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法において、
電気自動車と前記第1充電モジュールが電気的に連結される段階;
前記第1充電モジュールが前記第2充電モジュールを呼び出す段階;および
前記第1充電モジュールと前記第2充電モジュールが電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールの電力を利用して前記電気自動車のバッテリーを充電する段階を含む、
自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の多様な実施例は自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電気自動車(EV、Electric vehicle)は全世界的な緑色成長政策の基調とともに、各国政府および企業の関心と投資を受けている未来型融合技術である。これに伴い、自動車産業は従来のオイル基盤自動車から電気自動車に市場の需要中心軸が急速に変化している。
電気自動車の需要が増加するにつれて、電気自動車だけでなく電気自動車を円滑に使うためのインフラ構築(充電装置、電力供給網など)に対する技術、そして最近では多数の電気自動車を充電できる方法および技術が多く開発されている。
一般的に、従来の電気自動車充電システムの場合、地下駐車場のように車両を駐車できる空間の一部に電気自動車充電器を設けて置き、充電をしようとする人が電気自動車充電器が設けられた場所に駐車をして電気自動車を充電する形態で運営されている。
しかし、複雑な構造の駐車場では電気自動車充電器の位置を探すのが難しく、位置を知っているとしても使用可能な充電器を探すために駐車場を探し回る場合がよく発生することになる。
また、駐車場に設けられている電気自動車充電空間の場合、電気自動車の充電が完了した後にも引き続き駐車をする場合が多いので電気自動車充電装置の作動有無を通じて充電可能空間を案内する場合、他人の電気自動車が駐車しているため再び充電空間を探し回らなければならない問題点が発生し得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、前述された従来の電気自動車充電システムが有する問題点を解消することを目的とし、特定地点に固定配置される充電モジュールを通じて特定地点と隣接した位置に駐車している電気自動車を充電でき、移動可能な形態の充電モジュールを利用して駐車している位置に制約なく電気自動車を充電できるだけでなく、場合により固定配置される充電モジュールと移動可能な形態の充電モジュールを結合して高速充電が可能な、自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システムを提供することである。
本発明が解決しようとする課題は、以上で言及された課題に制限されず、言及されていないさらに他の課題は下記の記載から通常の技術者に明確に理解され得るであろう。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前述した課題を解決するための本発明の一実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システムは、所定の地域内に固定配置される第1充電モジュールおよび前記所定の地域内に配置され、制御命令により移動動作を遂行する第2充電モジュールを含み、前記第1充電モジュールは、電気自動車と電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールを呼び出し、前記第2充電モジュールと電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールの電力を利用して前記電気自動車のバッテリーを充電することができる。
多様な実施例で、前記第1充電モジュールは、前記電気自動車と電気的に連結される第1コネクタ、前記第2充電モジュールと電気的に連結される第2コネクタ、前記第1コネクタを通じて前記電気自動車と連結されることにより前記第2充電モジュールを呼び出す通信モジュール、前記第2充電モジュールから電力の供給を受けて充電するバッテリーおよび前記バッテリーに貯蔵された電力を前記電気自動車に供給するパワーモジュールを含み、前記第2充電モジュールと電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールから供給される電力を利用して前記バッテリーを充電し、前記パワーモジュールを通じて前記バッテリーに充電された電力を前記電気自動車に供給することができる。
多様な実施例で、前記第1充電モジュールは、前記電気自動車と電気的に連結される第1コネクタ、前記第2充電モジュールと電気的に連結される第2コネクタおよび前記第1コネクタを通じて前記電気自動車と連結されることにより前記第2充電モジュールを呼び出す通信モジュールを含み、前記第2充電モジュールと電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールから供給される電力を前記電気自動車に伝達することができる。
多様な実施例で、前記第1充電モジュールは、前記電気自動車と連結されることにより使用者認証のための使用者インターフェース(User Interface、UI)を提供し、前記使用者インターフェースを通じて使用者認証手続きが完了することに応答して前記第2充電モジュールを呼び出すことができる。
多様な実施例で、前記第1充電モジュールは、前記電気自動車と連結されることにより第1大きさの電力を前記電気自動車に供給するものの、前記第2充電モジュールと連結される場合、前記第2充電モジュールから供給される電力と前記第1大きさの電力を合算した第2大きさの電力を前記電気自動車に供給することができる。
多様な実施例で、前記第1充電モジュールは、前記電気自動車のバッテリーが完全充電されたかまたは前記電気自動車のバッテリー充電量に基づいて前記第1大きさの電力のみで予め設定された時間内に前記電気自動車のバッテリーの完全充電が可能であると判断される場合、前記第2充電モジュールとの連結を解除することができる。
多様な実施例で、前記第1充電モジュールは、前記電気自動車のバッテリーが完全充電された場合、前記第1大きさの電力を前記第2充電モジュールに供給して前記第2充電モジュールに備えられたバッテリーを充電することができる。
多様な実施例で、前記第1充電モジュールは、前記電気自動車のバッテリー充電量に基づいて算出された前記電気自動車の予想充電時間が予め設定された時間内に含まれる場合、前記予め設定された時間と前記算出された電気自動車の予想充電時間の差だけ前記第1大きさの電力を前記第2充電モジュールに供給して前記第2充電モジュールに備えられたバッテリーを充電することができる。
【0005】
多様な実施例で、前記第1充電モジュールは、前記電気自動車と連結されていないかまたは予め連結された電気自動車のバッテリーが完全充電されたと判断される場合、複数の第2充電モジュールそれぞれに備えられたバッテリーの充電量をモニタリングするものの、前記複数の第2充電モジュールのうちバッテリーの充電量が予め設定された基準値未満であるいずれか一つの第2充電モジュールを呼び出し、前記いずれか一つの第2充電モジュールと電気的に連結されることにより第1大きさの電力を前記いずれか一つの第2充電モジュールに供給して前記いずれか一つの第2充電モジュールに備えられたバッテリーを充電することができる。
多様な実施例で、前記第2充電モジュールは、バッテリーを含み、前記バッテリーの充電量が予め設定された基準値未満である場合、複数の第1充電モジュールとの近距離無線通信を通じて前記複数の第1充電モジュールのうち充電動作を遂行していないいずれか一つの第1充電モジュールを選択し、前記選択されたいずれか一つの第1充電モジュールに移動して電気的に連結され、前記いずれか一つの第1充電モジュールから電力の供給を受けて前記バッテリーを充電することができる。
多様な実施例で、前記第1充電モジュールは、前記電気自動車と連結されることにより第1大きさの電力を前記電気自動車に供給するものの、前記電気自動車のバッテリー充電量に基づいて前記電気自動車の予想充電時間を算出し、前記算出された予想充電時間が予め設定された時間内に含まれるかどうかにより前記第2充電モジュールの呼び出しの有無を決定することができる。
前述した課題を解決するための本発明の他の実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法は、所定の地域内に固定配置される第1充電モジュールおよび前記所定の地域内に配置され、制御命令により移動動作を遂行する第2充電モジュールを含む電気自動車充電システムを利用して遂行される自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法において、電気自動車と前記第1充電モジュールが電気的に連結される段階、前記第1充電モジュールが前記第2充電モジュールを呼び出す段階および前記第1充電モジュールと前記第2充電モジュールが電気的に連結されることにより前記第2充電モジュールの電力を利用して前記電気自動車のバッテリーを充電する段階を含むことができる。
本発明のその他の具体的な事項は詳細な説明および図面に含まれている。
【発明の効果】
【0006】
本発明の多様な実施例によると、特定地点に固定配置される充電モジュールを通じて特定地点と隣接した位置に駐車している電気自動車を充電でき、移動可能な形態の充電モジュールを利用して駐車している位置に制約なく電気自動車を充電できるだけでなく、場合により固定配置される充電モジュールと移動可能な形態の充電モジュールを結合して高速充電が可能であるという利点がある。
本発明の効果は以上で言及された効果に制限されず、言及されていないさらに他の効果は下記の記載から通常の技術者に明確に理解され得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明の一実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システムを図示した図面である。
【
図2】多様な実施例で、エネルギー貯蔵システム(Energy Storage System、ESS)形態の第1充電モジュールを図示した図面である。
【
図3】多様な実施例で、ダミー(Dummy)形態の第1充電モジュールを図示した図面である。
【
図4】多様な実施例で、自主的に低速充電動作が可能な形態の第1充電モジュールを図示した図面である。
【
図5】本発明の他の実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法のフローチャートである。
【
図6】本発明のさらに他の実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車の低速および高速充電方法のフローチャートである。
【
図7】本発明のさらに他の実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法を遂行するコンピューティング装置のハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施例を参照すると明確になるであろう。しかし、本発明は以下で開示される実施例に制限されるものではなく互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし本実施例は本発明の開示を完全なものとし、本発明が属する技術分野の通常の技術者に本発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。
本明細書で使われた用語は実施例を説明するためのものであり本発明を制限しようとするものではない。本明細書で、単数型は文面で特に言及しない限り複数型も含む。明細書で使われる「含む(comprises)」および/または「含む(comprising)」は言及された構成要素の他に一つ以上の他の構成要素の存在または追加を排除しない。明細書全体に亘って同じ図面符号は同じ構成要素を指し示し、「および/または」は言及された構成要素のそれぞれおよび一つ以上のすべての組み合わせを含む。たとえ「第1」、「第2」等が多様な構成要素を叙述するために使われるが、これら構成要素はこれら用語によって制限されないことは言うまでもない。これらの用語は、単に一つの構成要素を他の構成要素と区別するために使うものである。したがって、以下で言及される第1構成要素は本発明の技術的思想内で第2構成要素であってもよいのは言うまでもない。
他の定義がない限り、本明細書で使われるすべての用語(技術および科学的用語を含む)は本発明が属する技術分野の通常の技術者に共通して理解され得る意味で使われ得るであろう。また、一般的に使われる辞書に定義されている用語は明白に特に定義されていない限り理想的にまたは過度に解釈されない。
明細書で使われる「部」または「モジュール」という用語はソフトウェア、FPGAまたはASICのようなハードウェア構成要素を意味し、「部」または「モジュール」は何らかの役割を遂行する。しかし、「部」または「モジュール」はソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではない。「部」または「モジュール」はアドレッシングできる保存媒体にあるように構成され得、一つまたはそれ以上のプロセッサを再生させるように構成され得る。したがって、一例として「部」または「モジュール」はソフトウェア構成要素、客体指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素およびタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシーザー、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイおよび変数を含む。構成要素と「部」または「モジュール」内で提供される機能はさらに小さい数の構成要素および「部」または「モジュール」で結合されたり追加的な構成要素と「部」または「モジュール」にさらに分離され得る。
空間的に相対的な用語である「下(below)」、「下(beneath)」、「下部(lower)」、「上(above)」、「上部(upper)」などは、図面に図示されているように、一つの構成要素と他の構成要素との相関関係を容易に記述するために使われ得る。空間的に相対的な用語は図面に図示されている方向に加え、使用時または動作時に構成要素の互いに異なる方向を含む用語として理解されるべきである。例えば、図面に図示されている構成要素をひっくり返す場合、他の構成要素の「下(below)」または「下(beneath)」で記述された構成要素は他の構成要素の「上(above)」に置かれ得る。したがって、例示的な用語である「下」は下と上の方向をすべて含むことができる。構成要素は他の方向へも配向され得、これに伴い、空間的に相対的な用語は配向により解釈され得る。
本明細書で、コンピュータは少なくとも一つのプロセッサを含むすべての種類のハードウェア装置を意味するものであり、実施例により該当ハードウェア装置で動作するソフトウェア的構成も包括する意味として理解され得る。例えば、コンピュータはスマートフォン、タブレットPC、デスクトップ、ノートパソコンおよび各装置で駆動される使用者クライアントおよびアプリケーションをすべて含む意味として理解され得、また、これに制限されるものではない。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
本明細書で説明される各段階はコンピュータによって遂行されるものとして説明されるが、各段階の主体はこれに制限されるものではなく、実施例により各段階の少なくとも一部が互いに異なる装置で遂行されてもよい。
【0009】
図1は、本発明の一実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システムを図示した図面である。
図1を参照すると、本発明の一実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システムは第1充電モジュール100および第2充電モジュール200を含むことができる。
ここで、
図1に図示された自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電システムは一実施例に従ったものであり、その構成要素が
図1に図示された実施例に限定されるものではなく、必要に応じて付加、変更または削除され得る。
一実施例で、第1充電モジュール100は所定の地域内に固定配置され得る。例えば、第1充電モジュール100は地下駐車場に配置される柱20に固定される形態で設置され得る。しかし、これに限定されない。
多様な実施例で、第1充電モジュール100は電気自動車10と電気的に連結するために、一側に充電ガンの形態のコネクタ(例:
図3の第1コネクタ110)を含むことができ、充電ガンの形態のコネクタを通じて電気自動車10と電気的に連結され得る。しかし、これに限定されない。
また、第1充電モジュール100は他側にドッキングソケット(Docking socket)形態のコネクタ(例:
図3の第2コネクタ120)を含むことができ、ドッキングソケット形態のコネクタを通じて第2充電モジュール200と電気的に連結され得る。しかし、これに限定されない。
一実施例で、第2充電モジュール200は所定の地域内に配置され、制御命令により移動動作を遂行できる。例えば、第2充電モジュール200は別途の移動手段を含むことができ、外部から呼び出しが受信される場合、呼び出しが受信された位置を目的地点に設定し、移動手段を通じて現在の位置から目的地点までの経路を移動する移動動作を遂行できる。
多様な実施例で、第2充電モジュール200は第1充電モジュール100と連結されて第1充電モジュール100に電力を供給することができるが、これに限定されず、場合により電気自動車10と直接連結されて電気自動車10に直接電力を供給することができる。
ここで、第2充電モジュール200は内部に大容量バッテリーを具備し、パワーモジュールを通じてバッテリーに貯蔵された電力を外部に供給する移動式エネルギー貯蔵システム(Energy Storage System、ESS)モジュールであり得るが、これに限定されない。
また、ここで、第1充電モジュール100と第2充電モジュール200はそれぞれの構成要素を含むハウジングの形態や設置方法(例:固定式または移動式)上の差があるだけで同じ構成要素を含むことができるが、これに限定されない。以下、
図2~4を参照して、第1充電モジュール100の多様な形態について説明することにする。
【0010】
図2は、多様な実施例で、エネルギー貯蔵システム(Energy Storage System、ESS)形態の第1充電モジュールを図示した図面である。
図2を参照すると、第1実施例に係る第1充電モジュール100すなわち、ESS形態の第1充電モジュール100は第1コネクタ110、第2コネクタ120、通信モジュール130、バッテリー140、パワーモジュール150および制御モジュール160を含むことができる。しかし、これに限定されない。
一実施例で、第1コネクタ110は充電ガンの形態で具現され得、第1コネクタ110を通じて電気自動車10と電気的に連結され得る。しかし、これに限定されない。
一実施例で、第2コネクタ120はドッキングソケット(Docking Socket)形態で具現され得、第2コネクタ120を通じて第2充電モジュール200と電気的に連結され得る。ここで、第2コネクタはDCコンボの形態で形成され得るが、これに限定されない。
一実施例で、通信モジュール130は第2充電モジュール200を呼び出すことができる。例えば、通信モジュール130は第1コネクタ110を通じて電気自動車10と連結される場合、近距離無線通信方式(例:ブルートゥースなど)を通じて隣接した位置にある第2充電モジュール200を呼び出すことができる。ここで、通信モジュール130はSECC(Supply Equipment Communication Controller)であり得るが、これに限定されない。
一実施例で、バッテリー140は第1充電モジュール100内部に備えられる内蔵バッテリーであって、第2コネクタ120を通じて連結された第2充電モジュール200から供給される電力を貯蔵することができる。
一実施例で、パワーモジュール150は第2充電モジュール200から供給される電力を変換してバッテリー140に伝達でき、バッテリー140に貯蔵された電力を変換して電気自動車10に供給することができる。
一実施例で、制御モジュール160は第1充電モジュール100に含まれたそれぞれの構成要素(例:第1コネクタ110、第2コネクタ120、通信モジュール130、バッテリー140およびパワーモジュール150)の動作を制御する制御命令を出力することができる。例えば、制御モジュール160は第1コネクタ110を通じて電気自動車10との電気的連結が感知される場合、通信モジュール130を制御して第2充電モジュール200呼び出し信号を出力するようにすることができる。このために、第1充電モジュール100は別途の制御電源(例:12V電源)をさらに含むことができる。
すなわち、第1実施例に係る第1充電モジュール100は第2充電モジュール200と電気的に連結されることにより第2充電モジュール200から供給される電力を利用してバッテリー140を充電し、パワーモジュール150を通じてバッテリー140に充電された電力を電気自動車に供給する形態で具現され得る。
【0011】
図3は、多様な実施例で、ダミー(Dummy)形態の第1充電モジュールを図示した図面である。
図3を参照すると、第2実施例に係る第1充電モジュール100’すなわち、ダミー(Dummy)形態の第1充電モジュール100’は第1コネクタ110’、第2コネクタ120’、通信モジュール130’、バッテリー140’、パワーモジュール150’および制御モジュール160’を含むことができる。しかし、これに限定されない。
一実施例で、第1コネクタ110’は充電ガンの形態で具現され得、第1コネクタ110’を通じて電気自動車10と電気的に連結され得る。ここで、第2実施例に係る第1コネクタ110’は第1実施例に係る第1コネクタ110と同じ形態で具現され得るが、これに限定されない。
一実施例で、第2コネクタ120’はドッキングソケット(Docking Socket)形態で具現され得、第2コネクタ120’を通じて第2充電モジュール200と電気的に連結され得る。ここで、第2実施例に係る第2コネクタ120’は第1実施例に係る第2コネクタ120と同じ形態で具現され得るが、これに限定されない。
一実施例で、通信モジュール130’(例:SECC(Supply Equipment Communication Controller)は第2充電モジュール200を呼び出すことができる。ここで、第2実施例に係る通信モジュール130’は第1実施例に係る通信モジュール130と同じ形態で具現され得るが、これに限定されない。
一実施例で、制御モジュール160’は第1充電モジュール100’に含まれたそれぞれの構成要素(例:第1コネクタ110’、第2コネクタ120’および通信モジュール130’)の動作を制御する制御命令を出力することができる。ここで、第2実施例に係る制御モジュール160’は第1実施例に係る制御モジュール160と同じ形態で具現され得る。
すなわち、第2実施例に係る第1充電モジュール100’は第2充電モジュール200と電気的に連結されることにより第2充電モジュール200から供給される電力を電気自動車10に伝達する形態で具現され得る。
【0012】
図4は、多様な実施例で、自主的に低速充電動作が可能な形態の第1充電モジュールを図示した図面である。
図4を参照すると、第3実施例に係る第1充電モジュール100’’すなわち、低速充電動作が可能な形態の第1充電モジュール100’’は第1コネクタ110’’、第2コネクタ120’’、通信モジュール130’’、パワーモジュール150’’および制御モジュール160’’を含むことができる。しかし、これに限定されない。
一実施例で、第1コネクタ110’は充電ガンの形態で具現され得、第1コネクタ110’’を通じて電気自動車10と電気的に連結され得る。ここで、第3実施例に係る第1コネクタ110’’は第1実施例に係る第1コネクタ110と同じ形態で具現され得るが、これに限定されない。
一実施例で、第2コネクタ120’’はドッキングソケット(Docking Socket)形態で具現され得、第2コネクタ120’’を通じて第2充電モジュール200と電気的に連結され得る。ここで、第3実施例に係る第2コネクタ120’’は第1実施例に係る第2コネクタ120と同じ形態で具現され得るが、これに限定されない。
一実施例で、通信モジュール130’’(例:SECC(Supply Equipment Communication Controller)は第2充電モジュール200を呼び出すことができる。ここで、第3実施例に係る通信モジュール130’’は第1実施例に係る通信モジュール130と同じ形態で具現され得るが、これに限定されない。
一実施例で、パワーモジュール150’’は外部電力源300から供給される電力を変換して電気自動車10に供給することができる。例えば、パワーモジュール150’’は外部電力源300から供給される22kW AC 3相の電力の入力を受けることができ、22kW AC 3相の電力を20kW DCに変換して低速充電のための電力を電気自動車10に供給することができる。このために、パワーモジュール150’’はAC/DCコンバータを含むことができる。
また、パワーモジュール150’’は第2充電モジュール200から供給される電力と外部電力源300を通じて供給された電力を合算して高速充電のための電力を電気自動車10に供給することができる。
一実施例で、制御モジュール160’’は第1充電モジュール100’’に含まれたそれぞれの構成要素(例:第1コネクタ110’’、第2コネクタ120’’、通信モジュール130’’およびパワーモジュール150’’)の動作を制御する制御命令を出力することができる。ここで、第3実施例に係る制御モジュール160’’は第1実施例に係る制御モジュール160と同じ形態で具現され得る。
すなわち、第3実施例に係る第1充電モジュール100’’は電気自動車10と連結されることにより外部電力源300から供給される電力を変換して提供することによって、電気自動車10の低速充電を可能にし、第2充電モジュール200が連結されることにより外部電力源300から供給される電力と第2充電モジュール200から供給される電力を合算して提供することによって、電気自動車10の高速充電を可能にすることができる。
ここで、第1実施例に係る第1充電モジュール100、第2実施例に係る第1充電モジュール100’および第3実施例に係る第1充電モジュール100’’はそれぞれ互いに異なる構成要素を含むものとして説明しているが、これに限定されず、第1実施例に係る第1充電モジュール100、第2実施例に係る第1充電モジュール100’および第3実施例に係る第1充電モジュール100’’それぞれに含まれたすべての構成要素を含む一つの第1充電モジュールで具現され得、動作状態により特定構成要素のみを選択的に駆動する形態で具現され得る。例えば、第1充電モジュールをダミー形態で動作しようとする場合、第1コネクタ、第2コネクタ、通信モジュールおよび制御モジュールのみが動作するように制御でき、低速/高速充電形態で動作しようとする場合、第1コネクタ、第2コネクタ、通信モジュール、パワーモジュールおよび制御モジュールが動作するように制御することができる。以下、
図5および6を参照して、自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法について説明することにする。
【0013】
図5は、本発明の他の実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法のフローチャートである。
図5に図示された自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法は、コンピューティング装置400により遂行されるものとして説明している。ここで、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100および第2充電モジュール200それぞれの動作を制御するためにそれぞれの充電モジュール内に備えられる制御モジュール160を意味し得るが、これに限定されず、コンピューティング装置400は自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法を遂行するために第1充電モジュール100および第2充電モジュール200の外部に別途に備えられるコンピューティング用ハードウェア装置であり得る。
また、自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法は場合により、外部に別途に備えられるコンピューティング装置400と第1充電モジュール100および第2充電モジュール200の動作を制御するためにそれぞれのモジュール内に備えられる制御モジュール160を共に利用する形態で具現され得る。
また、
図5による自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法を遂行するのに先立ち、コンピューティング装置400は所定の地域内に備えられた複数の第1充電モジュール100および複数の第2充電モジュール200それぞれの使用現況および電力保有現況および電気自動車の充電が可能な場所に関する情報などを出力するUIを使用者端末または所定の地域内に備えられるディスプレイ装置に提供でき、これを通じて使用者がより容易で便利な自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法を利用できるように補助することができる。
図5を参照すると、S110段階で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100と電気自動車10の連結を感知することができる。例えば、電気自動車10を充電しようとする使用者が第1充電モジュール100の第1コネクタ110と電気自動車10のコネクタを連結することによって、第1充電モジュール100と電気自動車10を電気的に連結でき、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100と電気自動車10間の電気的連結状態を通じて第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたかどうかを判断することができる。
ここで、第1充電モジュール100は
図2に図示された第1実施例に係る第1充電モジュール100および
図3に図示された第2実施例に係る第1充電モジュール100’であり得るが、これに限定されない。
S120段階で、コンピューティング装置400はS110段階を経て第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたと判断される場合、第2充電モジュール200を呼び出すことができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたと判断される場合、他の第1充電モジュール100と連結されていない複数の第2充電モジュール200のうち最も隣接した位置にある第2充電モジュール200を最優先的に呼び出すことができる。
この時、コンピューティング装置400は電気自動車10のバッテリー充電量を考慮して呼び出す第2充電モジュール200をフィルタリング(例:電気自動車10のバッテリーを充電するほど十分な電力を供給し難い第2充電モジュール200をフィルタリング)することができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたと判断される場合、他の第1充電モジュール100と連結されていない複数の第2充電モジュール200のうちバッテリー充電量が最も大きい第2充電モジュール200を優先的に呼び出すことができる。しかし、これに限定されない。
【0014】
多様な実施例で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100の少なくとも一部の領域にディスプレイが備えられた形態である場合、第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたと判断されることによりディスプレイを通じて使用者認証のための使用者インターフェース(User Interface、UI)を提供でき、使用者がUIを通じて使用者認証手続きを遂行することに応答して第2充電モジュール200を呼び出すことができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100の少なくとも一部の領域にディスプレイが備えられていない形態である場合、ネットワークを通じて使用者端末と連結され得、使用者端末に使用者認証のためのUIを提供することができ、使用者がUIを通じて使用者認証手続きを遂行することに応答して第2充電モジュール200を呼び出すことができる。
ここで、使用者端末は携帯性と移動性が保障される無線通信装置であって、ナビゲーション、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(Code Division Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォン(Smartphone)、スマートパッド(Smartpad)、タブレットPC(Tablet PC)などのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができるが、これに限定されない。
また、ここで、ネットワークは複数の端末およびサーバーのようなそれぞれのノード相互間で情報交換が可能な連結構造を意味するものであり、このようなネットワークの一例としては近距離通信網(LAN:Local Area Network)、広域通信網(WAN:Wide Area Network)、インターネット(WWW:World Wide Web)、有線/無線データ通信網、電話網、有線/無線テレビ通信網などを含むことができる。また、無線データ通信網は3G、4G、5G、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、5GPP(5th Generation Partnership Project)、LTE(Long Term Evolution)、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)、ワイファイ(Wi-Fi)、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、RF(Radio Frequency)、ブルートゥース(Bluetooth)ネットワーク、NFC(Near-Field Communication)ネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどを含むことができるが、これに限定されない。
S130段階で、コンピューティング装置400はS120段階を経て呼び出された第2充電モジュール200が第1充電モジュール100と電気的に連結されることにより第2充電モジュール200の電力を利用して電気自動車10のバッテリー11を充電することができる。
【0015】
多様な実施例で、第1充電モジュール100がESS形態で具現される場合(例:
図2に図示された第1実施例に係る第1充電モジュール100)、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100の動作を制御して第2充電モジュール200から供給される電力を利用して第1充電モジュール100のバッテリー140を充電させることができ、パワーモジュール150を通じてバッテリー140に充電された電力を電気自動車10に供給することによって、電気自動車10のバッテリー11を充電することができる。
ここで、第1充電モジュール100がESS形態で具現される場合(例:
図2に図示された第1実施例に係る第1充電モジュール100)、S120段階を経て呼び出された第2充電モジュール200が第1充電モジュール100に連結される前まで予め充電されたバッテリー140を利用して電気自動車10に電力を供給することができる。
また、第1充電モジュール100がESS形態で具現されるとき(例:
図2に図示された第1実施例に係る第1充電モジュール100)、電気自動車10と連結されていない場合、予め充電されたバッテリー140を利用して第2充電モジュール200に余剰電力(例:7kW)を供給することによって、第2充電モジュール200のバッテリーを充電させることができる。
多様な実施例で、第1充電モジュール100がダミー形態で具現される場合(例:
図3に図示された第2実施例に係る第1充電モジュール100’)、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100’の動作を制御し、第2コネクタ120’を通じて第2充電モジュール200から供給される電力を第1コネクタ110’を通じて電気自動車10に伝達することによって、電気自動車10のバッテリー11を充電することができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100に備えられるディスプレイまたは使用者端末のディスプレイを通じて出力されるUIを通じて、充電中である電気自動車10に関する情報(例:車両の番号、充電状態、充電量および費用情報など)を提供することができる。
【0016】
図6は、本発明のさらに他の実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車の低速および高速充電方法のフローチャートである。
図6に図示された自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車の低速および高速充電方法は、コンピューティング装置400により遂行されるものとして説明している。ここで、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100および第2充電モジュール200それぞれの動作を制御するためにそれぞれの充電モジュール内に備えられる制御モジュール160を意味し得るが、これに限定されず、コンピューティング装置400は自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車の低速および高速充電方法を遂行するために第1充電モジュール100および第2充電モジュール200の外部に別途に備えられるコンピューティング用ハードウェア装置であり得る。
また、自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車の低速および高速充電方法は場合により、外部に別途に備えられるコンピューティング装置400と第1充電モジュール100および第2充電モジュール200の動作を制御するためにそれぞれのモジュール内に備えられる制御モジュールを共に利用する形態で具現され得る。
また、
図6による自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車の低速および高速充電方法を遂行するのに先立ち、コンピューティング装置400は所定の地域内に備えられた複数の第1充電モジュール100および複数の第2充電モジュール200それぞれの使用現況および電力保有現況および電気自動車の充電が可能な場所に関する情報などを出力するUIを使用者端末または所定の地域内に備えられるディスプレイ装置に提供でき、これを通じて使用者がより容易で便利な自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車の低速および高速充電方法を利用できるように補助することができる。
図6を参照すると、S210段階で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100と電気自動車10の連結を感知することができる。例えば、電気自動車10を充電しようとする使用者が第1充電モジュール100の第1コネクタ110と電気自動車10のコネクタを連結することによって、第1充電モジュール100と電気自動車10を電気的に連結でき、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100と電気自動車10間の電気的連結状態を通じて第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたかどうかを判断することができる。
ここで、第1充電モジュール100は
図4に図示された第3実施例に係る第1充電モジュール100’’であり得るが、これに限定されない。
S220段階で、コンピューティング装置400はS210段階を経て第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたと判断される場合、低速充電モードを動作して電気自動車10に第1大きさの電力を供給することができる。例えば、第1充電モジュール100は外部電力源300と連結され得、第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたと判断される場合、外部電力源300から供給されるAC電力(例:22kW AC 3相の電力)を第1大きさのDC電力に変換(例:20kW DC)して電気自動車10に供給することによって、20kW DC電力を利用して電気自動車10のバッテリー11を低速充電することができる。
また、コンピューティング装置400はS210段階を経て第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたと判断される場合、第2充電モジュール200を呼び出すことができる。
【0017】
多様な実施例で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたと判断される場合、他の第1充電モジュール100と連結されていない複数の第2充電モジュール200のうち最も隣接した位置にある第2充電モジュール200を最優先的に呼び出すことができる。
この時、コンピューティング装置400は電気自動車10のバッテリー充電量を考慮して呼び出す第2充電モジュール200をフィルタリング(例:電気自動車10のバッテリーを充電するほど十分な電力を供給し難い第2充電モジュール200をフィルタリング)することができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたと判断される場合、他の第1充電モジュール100と連結されていない複数の第2充電モジュール200のうちバッテリー充電量が最も大きい第2充電モジュール200を呼び出すことができる。しかし、これに限定されない。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100の少なくとも一部の領域にディスプレイが備えられた形態である場合、第1充電モジュール100と電気自動車10が連結されたと判断されることによりディスプレイを通じて使用者認証のための使用者インターフェース(User Interface、UI)を提供でき、使用者がUIを通じて使用者認証手続きを遂行することに応答して第2充電モジュール200を呼び出すことができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100の少なくとも一部の領域にディスプレイが備えられていない形態である場合、ネットワークを通じて使用者端末と連結され得、使用者端末に使用者認証のためのUIを提供することができ、使用者がUIを通じて使用者認証手続きを遂行することに応答して第2充電モジュール200を呼び出すことができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400はUIを通じて使用者から低速充電要請または高速充電要請を獲得することができ、使用者から低速充電要請を獲得する場合、第1充電モジュール100のみを利用して電気自動車10に電力を供給でき、高速充電要請を獲得する場合、第2充電モジュール200を呼び出すことによって、第1充電モジュール100と第2充電モジュール200の電力を電気自動車10に供給することができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は電気自動車10と第1充電モジュール100が連結されることにより第1充電モジュール100を通じて第1大きさの電力を電気自動車10に供給するものの、電気自動車10のバッテリー充電量に基づいて電気自動車10の予想充電時間を算出し、算出された予想充電時間が予め設定された時間内に含まれるかどうかにより第2充電モジュール200の呼び出しの有無を決定することができる。
【0018】
より具体的には、コンピューティング装置400は予め設定された時間が1時間であるとき、電気自動車10のバッテリー充電量に基づいて算出された予想充電時間(第1大きさの電力を電気自動車10に供給することによって電気自動車10のバッテリーが完全充電されるまで予想される充電時間)が1時間以内である場合には電気自動車10に対する充電方式を低速充電方式に決定でき、これに伴い、第2充電モジュール200を呼び出さず、第1充電モジュール100のみを利用して電気自動車10に電力を供給することができる。
一方、コンピューティング装置400は予め設定された時間が1時間であるとき、電気自動車10のバッテリー充電量に基づいて算出された予想充電時間(第1大きさの電力を電気自動車10に供給することによって電気自動車10のバッテリーが完全充電されるまで予想される充電時間)が1時間を超過する場合には電気自動車10に対する充電方式を高速充電方式に決定でき、これに伴い、第2充電モジュール200を呼び出して第1充電モジュール100と第2充電モジュール200を電力を電気自動車10に供給することができる。
ここで、予め設定された時間は使用者から入力される電気自動車10の充電期限または充電完了時間であり得る。例えば、使用者から入力される予め設定された時間は「電気自動車10に対する充電を開始した時点からN時間後」のように所定の期間を示す値であり得、「13時30分」のように特定時点を示す値であり得る。
多様な実施例で、第1充電モジュール100は二つの第1コネクタ110を含むことができ、二つの第1コネクタ110を通じてそれぞれ互いに異なる2台の電気自動車10が連結された場合(例えば、第1充電モジュール100が設置された柱を挟んで左右側に互いに異なる2台の電気自動車10が駐車して第1充電モジュール100と連結された場合)、コンピューティング装置400は第2充電モジュール200を呼び出して互いに異なる2台の電気自動車10それぞれに電力を供給することができる。この時、互いに異なる2台の電気自動車10それぞれには第1充電モジュール100の電力と第2充電モジュール200の電力が分散されて供給されるところ、低速充電方式でのみ電力を供給することができる。
S230段階で、コンピューティング装置400はS220段階を経て呼び出された第2充電モジュール200と第1充電モジュール100が電気的に連結されることにより高速充電モードを動作して電気自動車10に第1大きさの電力を供給することができる。例えば、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100の動作を制御し、外部電力源300から供給されたAC電力をDC電力に変換することによって生成された第1大きさのDC電力(例:20kW DC)と第2充電モジュール200から供給された電力(例:20kW DC)を合算することによって第2大きさの電力(例:40kW DC)を生成でき、生成された第2大きさの電力を電気自動車10に供給することによって、40kW DC電力を利用して電気自動車10のバッテリー11を高速充電することができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は第1充電モジュール100と連結された電気自動車10のバッテリー11が完全充電された場合、第2充電モジュール200との連結を解除するように第1充電モジュール100および第2充電モジュール200の動作を制御することによって、第2充電モジュール200が他の電気自動車10の充電のためにさらに他の第1充電モジュール100と連結されるようにすることができる。
【0019】
また、コンピューティング装置400は電気自動車10のバッテリー充電量に基づいて第1充電モジュール100が供給する第1大きさの電力のみで予め設定された時間内に電気自動車10のバッテリーの完全充電が可能であると判断される場合、第2充電モジュール200との連結を解除するように第1充電モジュール100および第2充電モジュール200の動作を制御することができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は電気自動車10のバッテリー11が完全充電された場合、第1大きさの電力を第2充電モジュール200に供給するように第1充電モジュール100の動作を制御することによって、第1充電モジュール100を通じて供給される外部電力源300の電力を利用して第2充電モジュール200に備えられたバッテリーを充電させることができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は電気自動車10のバッテリー充電量に基づいて算出された電気自動車10の予想充電時間が予め設定された時間内に含まれる場合、予め設定された時間と算出された電気自動車10の予想充電時間の差だけ第1大きさの電力を第2充電モジュール200に供給するように第1充電モジュール100を制御することによって、第1充電モジュール100を通じて供給される外部電力源300の電力を利用して第2充電モジュール200に備えられたバッテリーを充電させることができる。例えば、コンピューティング装置400は予め設定された時間が1時間であるとき電気自動車10の予想充電時間が40分である場合、予め設定された時間と予想充電時間の差である20分の間第1大きさの電力を第2充電モジュール200に供給するように第1充電モジュール100を制御することができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は使用者から予め設定された時間と電気自動車10のバッテリー充電量に基づいて算出された電気自動車10の予想充電時間の差が基準時間(例:5時間)を超過する場合、電気自動車10と連結された第1充電モジュール100を充電拠点として指定することができ、複数の第2充電モジュール200それぞれのバッテリー充電量が基準値未満に低下する場合、充電拠点として指定された第1充電モジュール100に移動および連結して充電拠点として指定された第1充電モジュール100を通じて外部電力源300の電力の供給を受けて充電するように制御することができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は特定の第1充電モジュール100が電気自動車10と連結されていないかまたは特定の第1充電モジュール100と予め連結された電気自動車10のバッテリーが完全充電されたと判断される場合、複数の第2充電モジュール200それぞれに備えられたバッテリーの充電量をモニタリングすることができ、複数の第2充電モジュール200のうちバッテリーの充電量が予め設定された基準値未満であるいずれか一つの第2充電モジュールを選択することができ、選択したいずれか一つの第2充電モジュール200を呼び出すように特定の第1充電モジュール100の動作を制御でき、特定の第1充電モジュール100の呼び出し動作により特定の第1充電モジュール100といずれか一つの第2充電モジュール200が連結される場合、第1大きさの電力がいずれか一つの第2充電モジュール200に供給されるように特定の第1充電モジュール100の動作を制御することによって、電気自動車10と連結されていないか予め連結された電気自動車10の充電が完全充電される場合、特定の第1充電モジュール100を通じて供給される外部電力源300の電力を利用してバッテリー充電量が低い第2充電モジュール200を充電させることができる。
多様な実施例で、コンピューティング装置400は特定第2充電モジュール200に備えられたバッテリーの充電量が予め設定された基準値未満になる場合、複数の第1充電モジュール100との近距離無線通信を通じて複数の第1充電モジュール100のうち充電動作を遂行していないいずれか一つの第1充電モジュール100を選択するように特定第2充電モジュール200の動作を制御でき、選択されたいずれか一つの第1充電モジュールに移動して電気的に連結するように特定第2充電モジュール200の動作を制御することによって、いずれか一つの第1充電モジュールを通じて外部電力源300から電力の供給を受けて特定第2充電モジュール200のバッテリーを充電させることができる。
【0020】
前述した自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法は図面に図示されたフローチャートを参照して説明した。簡単な説明のために自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法は一連のブロックで図示して説明したが、本発明は前記ブロックの順序に限定されず、いくつかのブロックは本明細書に図示され叙述されたものと異なる順序で遂行されるかまたは同時に遂行され得る。また、本明細書および図面に記載されていない新しいブロックが追加されたり、一部のブロックが削除または変更された状態で遂行され得る。以下、
図7を参照して、第1充電モジュール100および第2充電モジュール200の外部に備えられ、自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法および自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車の低速および高速充電方法を遂行するコンピューティング装置400のハードウェア構成について説明することにする。
図7は、本発明のさらに他の実施例に係る自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法を遂行するコンピューティング装置のハードウェア構成図である。
図7を参照すると、多様な実施例で、コンピューティング装置400は一つ以上のプロセッサ410、プロセッサ410によって遂行されるコンピュータプログラム451をロード(Load)するメモリ420、バス430、通信インターフェース440およびコンピュータプログラム451を保存するストレージ450を含むことができる。ここで、
図7には本発明の実施例と関連する構成要素のみ図示されている。したがって、本発明が属した技術分野の通常の技術者であれば
図7に図示された構成要素の他に他の汎用的な構成要素がさらに含まれ得ることが分かる。
プロセッサ410はコンピューティング装置400の各構成の全般的な動作を制御する。プロセッサ410はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processor Unit)、MCU(Micro Controller Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)または本発明の技術分野に広く知られている任意の形態のプロセッサを含んで構成され得る。
また、プロセッサ410は本発明の実施例に係る方法を実行するための少なくとも一つのアプリケーションまたはプログラムに対する演算を遂行でき、コンピューティング装置400は一つ以上のプロセッサを具備することができる。
多様な実施例で、プロセッサ410はプロセッサ410内部で処理される信号(またはデータ)を一時的および/または永久的に保存するラム(RAM:Random Access Memory、図示されず)およびロム(ROM:Read-Only Memory、図示されず)をさらに含むことができる。また、プロセッサ410はグラフィック処理部、ラムおよびロムのうち少なくとも一つを含むシステムオンチップ(SoC:system on chip)形態で具現され得る。
メモリ420は各種データ、命令および/または情報を保存する。メモリ420は本発明の多様な実施例に係る方法/動作を実行するためにストレージ450からコンピュータプログラム451をロードすることができる。メモリ420にコンピュータプログラム451がロードされると、プロセッサ410はコンピュータプログラム451を構成する一つ以上のインストラクションを実行することによって前記方法/動作を遂行できる。メモリ420はRAMのような揮発性メモリで具現され得るであろうが、本開示の技術的範囲はこれに限定されるものではない。
バス430はコンピューティング装置400の構成要素間の通信機能を提供する。バス430はアドレスバス(address Bus)、データバス(Data Bus)および制御バス(Control Bus)などの多様な形態のバスで具現され得る。
【0021】
通信インターフェース440はコンピューティング装置400の有線/無線インターネット通信を支援する。また、通信インターフェース440はインターネット通信以外の多様な通信方式を支援してもよい。このために、通信インターフェース440は本発明の技術分野に広く知られている通信モジュールを含んで構成され得る。いくつかの実施例で、通信インターフェース440は省略され得る。
ストレージ450はコンピュータプログラム451を非臨時的に保存することができる。コンピューティング装置400を通じて自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電プロセスを遂行する場合、ストレージ450は自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電プロセスを提供するために必要な各種情報を保存することができる。
ストレージ450はROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリなどのような不揮発性メモリ、ハードディスク、着脱型ディスク、または本発明が属する技術分野で広く知られている任意の形態のコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含んで構成され得る。
コンピュータプログラム451はメモリ420にロードされる時、プロセッサ410に本発明の多様な実施例に係る方法/動作を遂行するようにする一つ以上のインストラクションを含むことができる。すなわち、プロセッサ410は前記一つ以上のインストラクションを実行することによって、本発明の多様な実施例に係る前記方法/動作を遂行できる。
一実施例で、コンピュータプログラム451は所定の地域内に固定配置される第1充電モジュールおよび所定の地域内に配置され、制御命令により移動動作を遂行する第2充電モジュールを含む電気自動車充電システムを利用して遂行される自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法において、電気自動車と第1充電モジュールが電気的に連結される段階、第1充電モジュールが前記第2充電モジュールを呼び出す段階および第1充電モジュールと第2充電モジュールが電気的に連結されることにより第2充電モジュールの電力を利用して電気自動車のバッテリーを充電する段階を含む自律走行が可能な移動式充電モジュールを利用した電気自動車充電方法を遂行するようにする一つ以上のインストラクションを含むことができる。
本発明の実施例に関連して説明された方法またはアルゴリズムの段階はハードウェアで直接具現されたり、ハードウェアによって実行されるソフトウェアモジュールで具現されたり、またはこれらの結合によって具現され得る。ソフトウェアモジュールはRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、ハードディスク、着脱型ディスク、CD-ROM、または本発明が属する技術分野で広く知られている任意の形態のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に常駐してもよい。
【0022】
本発明の構成要素はハードウェアであるコンピュータと結合されて実行されるためにプログラム(またはアプリケーション)で具現されて媒体に保存され得る。本発明の構成要素はソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得、これと同様に、実施例はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組み合わせで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャバ(Java)、アセンブラ(assembler)などのようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は一つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで具現され得る。
以上、添付された図面を参照して本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野の通常の技術者は本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更することなく他の具体的な形態で実施され得ることが理解できるであろう。したがって、以上で記述した実施例はすべての面で例示的なものであり、制限的ではないものと理解されるべきである。
【国際調査報告】